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≪第89号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その3 2016/9/20〜






9/23(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


GLOSSA



GCD 923510
\2500→\2290
イグナシオ・プレーゴが弾く「ゴルトベルク」!
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
イグナシオ・プレーゴ(チェンバロ)
 スペインの若き新時代の名手!イグナシオ・プレーゴが弾く「ゴルトベルク」!

 イグナシオ・プレーゴは、2012年ウェストフィールド国際チェンバロ・コンクールで優勝し、エル・モンド紙によって「クラシック・シーンでもっとも多彩で突出したスペインのミュージシャン」と評されるスペインの若きチェンバリスト。
 ハリー・ビケット、モニカ・ハジェット、鈴木雅明、ジョルディ・サバールら古楽界の巨匠たちと共演し、ヨーロッパはもちろん、日本や中国、南北アメリカを含む世界中で演奏。
 Glossaでは、ホセチュ・オブレゴン&ラ・リティラータのファルコニエーリ(GCD 923101)で共演しており、待望のソロ・デビューは堂々のバッハです。
 ファミ・アルカイ、ホセチュ・オブレゴンらと並び、時代を担うスペインの名手、イグナシオ・プレーゴがクリスティアン・ファーター1738年製のチェンバロ(レプリカ)で弾く「ゴルトベルク変奏曲」にご期待ください!

 録音:2015年7月、スペイン




バッハのパルティータ弾いてます。
https://youtu.be/-VFHhfexMcU


 

GCD P32112
\2500
ジャン・アネル:キプロスの晩課 〜
 マロン派とビザンチンの聖歌、モテット、プレインチャント
グランドラヴォア
ビョルン・シュメルツァー(指揮)
 グランドラヴォア最新作!知られざるキプロスの晩課が蘇る!

 古楽大国ベルギーの音楽学者であり、民族音楽の権威としても高名なビョルン・シュメルツァーが率いる、アントワープの多国籍古楽精鋭集団グランドラヴォア。
 前作、ギョーム・ド・マショーの傑作「ノートルダム・ミサ(GCDP 32110)」でも大きな話題を呼んだシュメルツァー&グランドラヴォアの新録音は、14世紀フランスの作曲家、ジャン・アネル(c.1380−c.1436)の音楽。
 カンブレー大聖堂の音楽家、ギョーム・デュファイの教師、キプロスのリュジニャン宮廷の学長などと務めたとされるジャン・アネル。
 「キプロス写本」と呼ばれるトリノ国立大学図書館の貴重な写本(Turin J.II.9)から発見された美しいモテットに、マロン派の聖歌、ビザンチン聖歌、プレインチャント(単旋律聖歌)を組み合わせ、シュメルツァーの時代考証と楽曲研究が作り上げた「キプロスの晩課(Cypriot Vespers)」。
 女声1名と男声8名で歌われるグランドラヴォアの完璧な歌唱はもちろん、地中海に浮かびながらヨーロッパ、フランスの文化が栄えたキプロスの知られざる貴重な晩課にも注目です。

 録音:2015年12月17日−20日、ベルギー



 

GCD 922515
\2500
ペトルス・ヴィルヘルミ・デ・グルデンツ 〜
 15世紀中央ヨーロッパの音楽

  ペトルス・ヴィルヘルミ、
  ニコラウス・デ・ラドム、
  ヨハネス・トゥーロー、他の作品
ラ・モッラ
コリーナ・マルティ&ミハウ・ゴンドコ(ディレクター)
 バーゼル・スコラ・カントルム・シリーズ!「ラ・モッラ」が描く、15世紀中欧の音楽!

 古楽教育、古楽研究の総本山として知られるスイスの古楽専門音楽大学、バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)。Glossaとバーゼル・スコラ・カントルムのコラボレーション企画 "Glossa SCB Series"の最新作は、2000年にベルギーでデビューを果たした、バーゼルを拠点とする声楽と器楽の古楽アンサンブル、「ラ・モッラ」がGlossa初登場。
 現在のポーランドで生まれ、ボヘミアやシレジア地方で活躍した作曲家、ペトルス・ヴィルヘルミ・デ・グルデンツ(1392−?)に焦点をあて、ニコラウス・デ・ラドム(fl. eary 15th century)やヨハネス・トゥーロー(fl.c.1460)、作曲者不詳の作品を含む、15世紀中央ヨーロッパの音楽。
 西山まりえとのデュオでも知られるスイスの鍵盤楽器&リコーダー奏者コリーナ・マルティと、ポーランドのリュート奏者ミハウ・ゴンドコが共同芸術監督を務めるラ・モッラの精緻なアンサンブルで描きます。

 録音:2016年1月26日−30日、ドイツ







NAXOS


8.573539
\1100
トゥリーナ:ピアノ作品集 第12集
 1.私の小さなコーナーへの思い出 Op.14 (1914)/
 2-3.売られた猫 Op.32(1925)
  〈第1曲:Allegrovivace/第2曲:Moderatocasi andantino〉/
 4-5.クリスマス Op.16(1916)〈第1場/第2場〉/
 6-8.頭蓋骨のキリスト Op.30 (1923-1924)
  〈序曲:パーティ/アロンソ・カリージョの独り言/
   アロンソとロぺ、二人の聞に〉
ホルディ・マソ(ピアノ)
録音2015年10月3-4日 スペイン ヤフレ,アウディトリウム

 1882年セビリアに生まれたピアニス卜、作曲家トゥリーナ(1882-1949)。20世紀スペインを代表する音楽家の一人であり、スペインの民族音楽を取り入れた作風で管弦楽から舞台音楽、室内楽、器楽曲、歌曲までと多彩な作品を数多く書き上げました。
 10年以上の長きに渡って継続中のホルディ・マソによるトゥリーナのピアノ作品全集は、このアルバムを含め、あと2枚で完結となりますが、ここに収録されている作品はどれもちょっと不可解なもので、当アルバムに解説を寄せている批評家フスト・ロメロも「最初は理解不能だった」と告白しているほどです。
 冒頭の「私の小さなコーナーへの思い出」もタイトルからしてよくわかりませんが、実はこの曲、トゥリーナの気晴らしとして作られた「色々な作品からのオマージュ」なのです。自筆のスコアには、彼の友人や小さな個人的な出来事にまつわる数多くの注意事項が、イタリック体で書き込まれているという、エルガーの「工ニグマ」のような作品と言えばよいのかもしれません。
 他の3つの作品は、どれも彼が敬愛していたスペインの詩人グスタボ・アドルフォ・ベッケル(1836-1870)の詩からインスピレーションを受けて書かれており、ベッケルが描こうとした愛の歓喜や苦悩、孤独などが、丁寧に音楽に移し変えられています。例えば「頭蓋骨のキリスト像」は一人の女性を巡って「頭蓋骨のキリスト像」の前で決闘を始めようとしたアロンソとロぺ。しかし銅像の不思議な力で決闘を回避できたという結末の極めて描写的であり、楽しい作品です。
  

8.573591
\1100
期待の新進演奏家シリーズ/アルメン・ドネイアン ギター・リサイタル
 1.ヨハン・ドゥベツ(1828-1891):ハンガリーの主題による幻想曲/
 2.ルイジ・レニャーニ(1790-1877):幻想曲 Op.19/
 3.アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):パッサカリア/
 4.フランシスコ・タルレガ(1852-1909):椿姫の主題による幻想曲/
 5-7.ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):ソナタ
  〈第1楽章:Lento/第2楽章:Andante/第3楽章:Allegro vivo〉/
 8-9.レオ・ブローウェル(1939-):オリシャたちの儀式
 〈第1番:冒頭‐呪文/第2番:黒き女神たちの踊り〉/
 10.ヴィラ=ロボス(1887-1959):練習曲 第1番/
 11.ヴィラ=ロボス:練習曲 第12番
アルメン・ドネイアン(ギター)
録音 2016年3月3-6日 カナダ オンタリオ、聖ジョン・クリソストム教会

 1989年生まれのフランスのギタリスト、アルメン・ドネイアンは6歳からギターを始め、最初はアレクサンドル・ジェラール、ダニエル・ラヴィアールに師事、パリ地方音楽院に入学してからはラモン・デ・エレッラの下で学び、2008年に1等賞を獲得しました。その後も数々の名教師に学び、ソロ、室内楽の研績を積み、また数多くの国際コンクールでも良い成績を収めています。
 2012年にはイギリスの「アイヴァー・メイランツ国際コンクール」で第1位、2014年にはイタリアの「ステファノ・ストラータ・コンクール」で第二位と聴衆賞を獲得、そして2015年にはギター・コンクールの最高峰「GFA(GITAR FOUNDATION OF AMERICA)国際ギター・コンクール」で銀メダルを受賞、今後の活躍が嘱望されています。
 そんなドネイアンの多彩な才能が感じられるこのアルバム、選ばれた作品はハンガリー、ポーランド、イタリア、スペイン、キューバ、ブラジルと多岐に渡ります。ハンガリー民謡、フラメンコ、タンゴ・・・様々な雰囲気を纏った作品は、どれも高い技術と音楽性を要するものばかり。
  

8.573669
\1100
期待の新進演奏家シリーズ/ロヴシャン・マメドクリエフ ギター・リサイタル
 1-5.ウィリアム・ウォルトン(1902-1983): 5つのバガテル
  〈A11egro‐快適な速さで/Lento‐緩やかに/
   Alla cubana‐キューバ風に/
   Sempre espressivo‐常に表情豊かに/Con slancio‐力強く〉/
 6.ロドリーゴ(1901-1999):ヘネラリーフェのほとり/
 7.ロドリーゴ:小麦畑で/
 8.J.S.バッハ(1685-1750):
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004-
   シャコンヌ(R.マメドクリエフ編)/
 9.ジョン・ウィリアムス(1932-):ロンド/
 10-12.ニキタ・コシュキン(1956-):ソナタ第2番
  〈第1楽章:AIlegro moderato/
   第2楽章:Adagio‐con moto/第3楽章:Allegro〉
ロヴシャン・マメドクリ工フ(ギター)
録音 2016年1月7-10日 カナダ オンタリオ州ニューマーケット 聖ジョン・クリソストム教会

 1986年、アゼルバイジャンで生まれたマメドクリエフは既にNAXOSレーベルから2013年にアルバムをリリースしています。その時は、2012年のGFA国際ギター・コンクールで第1位を獲得した記念リリースとしてでしたが、今回は同じく国際ギター・コンクールの名門である「ミケーレ・ピッタールガ国際コンクール」での2015年優勝記念のアルバムです。
 前作でも多彩なレパートリーを披露していたマメドクリエフですが、今作では、自身でギター用に編曲したバッハの“シャコンヌ"を中心に、現代作品を散りばめた聴き応えのあるプログラムを創り上げています。
 ウォルトンの華麗なバガテル、ロドリーゴの持情的な2つの作品、映画音楽作曲家ジョン・ウィリアムス(ギタリストではない)の初のギターのための作品「ロンド」、自らも優れたギタリストであるコシュキンの技巧的なソナ夕、マメドクリエフの文句ない技術と無限の可能性を感じさせる1枚です。

 【既発リサイタル集】 8.573179
  

8.573701
\1100
ゴルトムント弦楽四重奏団 〜ハイドン:弦楽四重奏曲集
 1-5.弦楽四重奏曲 第1番 変ロ長調「狩り」 Op.1-No.1 Hob.III:1
  〈第1楽章:Presto/第2楽章:Minuet/第3楽章:Adagio/
   第4楽章:Minuet/第5楽章:Finale:Presto〉/
 6-9.弦楽四重奏曲 第29番 卜長調「ごきげんいかが」Op.33 No.5 Hob:III:41
  〈第1楽章:Vivace assai/第2楽章:Largo e cantabile/
   第3楽章:Scherzo:Allegro/第4楽章:Finale:Allegretto〉/
 10-13.弦楽四重奏曲 第66番 卜長調「ロプコヴィッツ」Op.77 No.1 Hob:III:81
  〈第1楽章:AIlegro moderato/第2楽章:Adagio/
   第3楽章:Menuetto:Presto/第4楽章:Finale:Presto
ゴルトムント弦楽四重奏団
〈メンバー:
 フローリアン・シェッツ(第1ヴァイオリン)/
 ピンカス・アド(第2ヴァイオリン)/
 クリストフ・ヴァンドリー(ヴィオラ)/
 ラファエル・パラ卜ーレ(チェロ)〉
録音 2016年4月18-21日 ドイツ イスマニング ガブリエル教会

 2015年「バイエルン・ヤング・アーテイス卜賞」を獲得、“現在ヨーロッパで最もエキサイティングな弦楽四重奏団”と評されているゴル卜ムント弦楽四重奏団によるハイドン(1732-1809)の一連の弦楽四重奏曲。2009年に結成されたゴルトムント弦楽四重奏団は、マドリッドの室内楽国際研究所でゲルハル卜・シュルツとギュター・ピヒラーに師事、数々のマスタークラスで研鑽を積み、ミュンヘン、プリンツレゲンテン劇場でデビューを飾って以来、世界中のコンサー卜・ホールで演奏を行っています。
 すでにクリストフ・ポッペンやアラベラ・美歩・シュタインバッハーら数多くのアーテイス卜と共演を行い、各地の音楽祭にも出演が予定されており、今後の活躍に期待が集まっています。
 このアルバムでは、ハイドンの初期、中期、後期の3曲の演奏を収録。各々の様式を踏まえた上で繰り広げられる、小気味よく若々しい演奏です。
 


8.660144
(2CD)
\2200
まるでワーグナ一!
 グラナドス:歌劇《カルメル派のマリア》

 3幕 マックス・ブラガド=ダルマンによる比較校訂版
〈CD1〉1-16:第1幕/
〈CD2〉1-13.第2幕/14-24.第3幕
カルメル派のマリア…ディアナ・ヴェネローゼ(ソプラノ)/
コンセプシオン:マリアの母...ラリサ・コステェク(メゾ・ソプラノ)/
フエンサンタ…シルビア・バスケス(ソプラノ)/
ペンチョ...ヘスス・スアステ(バリトン)/
ハビエル...ダンテ・アルカーラ(テノール)/
ドミンゴ:ハビエルの父…ジアンフランコ・モン卜レソル(バリトン)/
ドン・フルゲンチオ…デヴィッド・カリー(テノール)/
ペプソ…アルベルト・アッラバル(バリトン)/
ミガーロ…スチュワー卜・ケンプスター(バス)/
アン卜ン…リッカルド・ミラベッリ(テノール)/
ロクェ…アレックス・アシュワースバリトン)/
アンドレス…ニコラス・シャーラット(テノール)/
フエルターノ(歌手)…ヴィチェンチ・エステーベ(テノール)/
ウェックスフォード・フェスティヴァル・オペラ・コーラス/
ベラルーシ・ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団/
マックス・ブラガド=ダルマン(指揮)
録音 2003年10月23.26.29日 ウェックスフォード音楽祭 アイルランド ウェックスフォード、シアター・ロイヤル

 水不足に悩む村に住む貧しい農民ペンチョと、彼のライバルの裕福なハビエル。この2人がペンチョの恋人であるマリアを巡って三角関係になり、周囲の人々を巻き込みながら諍いを引き起こします。
 グラナドス(1867-1916)の舞台作品の中で、最初に成功を収めたのがこの《カルメル派のマリア》です。資料によっては"サルスエラ"にも分類されるこの歌劇は、1898年に初演され絶賛されました。
 しかしその翌年、バルセロナのティボリ劇場で上演された時は聴衆から猛反発を受け、そのまま劇場のレパートリーから消え、いつしか作品そのものが忘れられてしまい、このブラガド=ダルマンが蘇演するまでは上演の機会はほとんどありませんでした。
 とはいえ、初演当時の批評家たちは、まるでワーグナ一作品のような重厚な響きと精微なオーケストレーション、抒情的な旋律を讃え、また、当時の女王マリア・クリスティナはグラナドスに勲章を授けたほど。一聴に値する力作です。
 

8.660361
(2CD)
\2200
マイール:歌劇「愛は反対されることなく」 2幕のオペラ・ジョコーサ
ジュゼッペ・マリア・フォッパ台本
〈CD1〉
 1.シンフォニア/2-20.第1幕/
〈CD2〉
 1-13.第2幕 ※世界初録音
アルガンテ…ジュリオ・アルヴィーゼ・カセッリ(バス)/
エルネスト…リチャード・レッシュ(テノール)/
エルミーラ/ゼフィリーナ…モニカ・リヒテネッガー(ソプラノ)/
ポリカルポ…フィリップ・ガイザー(パス)/
ジェルミーナ…ローラ・ファイク(ソプラノ)/
マルトレッロ…ヨーゼフ・ツヴィンク(パス)/
イース卜・ウエス卜・ヨーロッパ祝祭管弦楽団(テオーナ・グッバ=チヘイゼ・・・コンサー卜マスター)/
フランツ・ハウク(ハープシコード&指揮)
録音 2011年5月8-12日 ドイツ ノイブルク・アン・デア・ドナウ コングレガツィオーンザール

 娘ジェルミーナの幸せな結婚を望むポリカルポ、息子エルネストの結婚相手を探すアルガンテ、ジェルミーナとアルガンテが結婚すれば話は早いのですが、しかし両家の思惑通りにはいきません。その鍵を握るのがポリカルポの家政婦であるゼフェリーナ。彼女は以前エルネストと何かがあったようなのです。さて、このお話の結末は…
 マイール(1763-1845)の歌劇「愛は反対されることなく」は、1810年2月24日、ヴェネツィアのサン・モイゼ劇場で初演されました。その2日後の26日には第2回目の上演があり、当時の名歌手たちがこの上演に花を添えたのです。
 この劇場はヴェネツィアの貴族ジュスティアーニが代々受け継ぐ私設の劇場で、18歳のロッシーニも作曲家としてのデビューを飾ったのがこの劇場でした。
 当時のイタリアではすでに1幕物のファルサの流行は廃れており、このマイールの作品も2幕構成になっています。当時、この劇場への入場料はとても高価でしたが、謝肉祭の時期にはこぞってこの劇場に出かけ、オペラを見るのが貴族たちの楽しみだったのです。
 劇場は資金不足めために1818年に閉鎖されてしまいましたが、この作品にまつわる幾つかの資料は残されており、この復活上演にも大きく役立ったことは言うまでもありません。




ACTE PREALABLE


AP 0364
\2500
ガブリエル・カチマレク(1986-):
  ミサ 1050(ポーランドのキリスト教受容1050年記念作品;2016)
イザベッラ・タラシュク=アンジェイェフスカ(メゾソプラノ)
トマシュ・ラチキェヴィチ(カウンターテナー)
ユゼフ・ビェガンスキ(ボーイソプラノ)
カンタンティ合唱団
ミハウ・セルギュシュ・ミェルゼイェフスキ(合唱指揮)
シンフォニエッタ・ポローニア
チョン・チャウ(指揮)

 録音:2016年5月14日、ポズナン・ミェチスワフ・カルウォヴィチ中高等音楽学校コンサートホール、ポズナン、ポーランド
 事実上の初代ポーランド王とされるミェシュコ1世(935?-992;在位960頃-992)がカトリックの洗礼を受けた996年、その1050周年を記念するミサ曲。世界初録音。
 ガブリエル・カチマレクはポーランドのポズナンに生まれた作曲家。舞台音楽・映画音楽の分野でも活躍しています。

 


AP 0365
\2500→\2290
アレクサンデル・ミハウォフスキ(1851-1938):ピアノ作品集 Vol.1
  子守歌 Op.1/
  ショパンの即興曲 Op.29 による練習曲 Op.2/アルバムの綴り Op.3
  ガヴォット Op.4/マズルカ Op.5/マズルカ Op.6/マズルカ Op.7
  メヌエット Op.8/前奏曲 Op.9/ロマンス Op.10/悲しいワルツ Op.11
  メロディー Op.12/華麗なワルツ Op.13/前奏曲 Op.14
アルトゥール・シミホ(ピアノ)
録音:2016年5月28-29日、オプス・ディソヌス・スタジオ、ブラジル

 アレクサンデル・ミハウォフスキはウクライナのカムヤーネツィ=ポジーリスキーに生まれたポーランドのピアニスト・作曲家・音楽教育者。
 1867年よりライプツィヒ音楽院でイグナツ・モシェレス(1794-1870)、テオドール・コッチウス(1824-1897)にピアノを、カール・ライネッケ(1824-1910)に作曲を師事。1869年にベルリンでカール・タウジヒ(1841-1871)に師事し1870年ワルシャワに移り終生の本拠としました。
 ミハウォフスキは当時最高のショパン弾きと称えられ、また門下からはヴァンダ・ランドフスカ(1879-1959)、イェジ・ジュラフレフ(1886-1980)、ゲンリフ・ネイガウス(1888-1964)、ミッシャ・レヴィツキ(1898-1941)、ヴィラディーミル・ソフロニツキ(1901-1961)、ヴワディスワフ・シュピルマン(1911-2000)らを輩出しました。作曲家としては37の楽曲と2つの編曲を残しています。全収録曲が世界初録音。
 アルトゥール・シミホ(1982年生まれ)はブラジルのピアニスト。レコーディング・スタジオを所有しており、当録音のエンジニアリング、解説書の執筆も自身で行っています。




MEMBRAN

18世紀のドイツ王室の音楽集



234255
(20CD)
\6800→\6190

Disc. 1 バーデン=ヴュルテンベルク州ドナウエッシンゲン
 アンドレアス・スパート(1790-1876):九重奏曲
 ヨーゼフ・フィアラ(un 1754-1816):オーボエ四重奏曲
  ゲアノート・シュマルフス(Obe)
  コンソルティウム・クラシクム
Disc. 2 バーデン=ヴュルテンベルク州ドナウエッシンゲン
 コンラディン・クロイツァー(1780-1849):
  五重奏曲、クラリネット四重奏曲
   ディーター・クレッカー(Cla)
   コンソルティウム・クラシクム
Disc. 3 トゥルン・ウント・タクシス家
 フランツ・クサヴァー・ポコルニー(1729-1794):
  2つのホルンと2つのフルートと弦楽のための協奏曲ヘ長調、フルート協奏曲ニ長調
 カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):
  ヴァイオリンとオーボエとクラリネットのための協奏曲変ロ長調
   ヘルマン・バウマン、クリストフ・ケーラー(Hrn)/
   フランス・ヴェスター(Flu)/ヤープ・シュレーダー(Vln)
   ピエール・フェイト(Obe)ディーター・クレッカー(Cla)
   ヤープ・シュレーダー指揮、コンチェルト・アムステルダム
Disc. 4 トゥルン・ウント・タクシス家
 フランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812):
  クラリネット協奏曲変ロ長調
 テオドール・フォン・シャハト(1748-1823):
  クラリネット協奏曲変ロ長調
   ディーター・クレッカー(Cla)
   ヤープ・シュレーダー指揮、
   コンチェルト・アムステルダム
Disc. 5 エッティンゲン=ヴァラーシュタイン
 アントニオ・ロゼッティ(1750-1792):ホルン協奏曲ヘ長調
 ヨーゼフ・ライヒャ(1746-1795):チェロ協奏曲ト長調
  ヘルマン・バウマン(Hrn)/アンナー・ビルスマ(Vc)
  ヤープ・シュレーダー指揮、コンチェルト・アムステルダム
Disc. 6 エッティンゲン=ヴァラーシュタイン
 ヨハネス・アンドレアス・アニオン(1763-1825):
  ホルン四重奏曲ヘ長調、フルート四重奏曲Op.84
 ヨハン・ゲオルグ・ニスレ(1731-1788):七重奏曲変イ長調
  ヘルマン・バウマン(Hrn)/フランス・ヴェスター(Flu)
  コンソルティウム・クラシクム
Disc. 7 ヴュルツブルク
 フリードリヒ・ヴィット(1771-1837):五重奏曲Op.6
  コンソルティウム・クラシクム
 ヨーゼフ・キュフナー(1776-1856):三重奏曲Op.21
  ディーター・クレッカー(Cla)
  ユルゲン・クスマウル(Vla)ロルフ・ホック(Guitar)
 ヨゼフ・フレーリッヒ(1780-1862):セレナーデ ニ長調
  フランス・ヴェスター(Flu)ディーター・クレッカー(Cla)
  ユルゲン・クスマウル(Vla)アンナー・ビルスマ(Vc)
Disc. 8 ヴュルツブルク
 フリードリヒ・ヴィット(1771-1837):
  2つのホルンのための協奏曲
   ヘルマン・バウマン、マヒール・カカル(Hrn)
   ヤープ・シュレーダー指揮、コンチェルト・アムステルダム
 フリードリヒ・ヴィット:交響曲イ長調
  マルク・アンドレーエ指揮、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
Disc. 9 ニュルンベルク
 ヨハン・マトイス・レフロート(1705-1731):
  ハープシコードとヴァイオリンのための協奏曲ニ長調
   アンネケ・ウィッテンボッシュ(Harpsichord)
   ヤープ・シュレーダー(Vln)
 ヨハン・マトイス・レフロート:
  ヴィオラダガンバとハープシコードのためのソナタ
   ヴェロニカ・ハンペ(Viola da gamba)
   アンネケ・ウィッテンボッシュ(Harpsichord)
 ヨハン・クリストフ・フォーゲル(1758-1788):
  クラリネット四重奏曲変ロ長調
   ディーター・クレッカー(Cla)コンソルティウム・クラシクム
Disc. 10 ニュルンベルク
 ヨハン・ゲオルク・ハインリヒ・バックオーフェン(1768-1830):協奏交響曲Op.10
  ディーター・クレッカー、ワルデマール・ヴァンデル(Cla)
  ヤープ・シュレーダー指揮、コンチェルト・アムステルダム
 バックオーフェン:クラリネット五重奏曲変ロ長調
  ディーター・クレッカー(Cla)コンソルティウム・クラシクム
Disc. 11 アウクスブルク
 レオポルト・モーツァルト(1719-1787):
  2つのホルンのための協奏曲変ホ長調
   ヘルマン・バウマン、マヒール・カカル(Hrn)
   ヤープ・シュレーダー指揮、コンチェルト・アムステルダム
 L.モーツァルト:
   交響曲「シンフォニア・ダ・カメラ」、「シフォニア・ブルレスカ」、狩りの交響曲
    ヘルマン・バウマン、クリストフ・ケーラー、
    マヒール・カカル、ジャン=ピエール・ルプティ(Hrn)
    ヤープ・シュレーダー指揮、コンチェルト・アムステルダム
Disc. 12 アウクスブルク
 フランツ・ビューラー(1760-1824):
  グランドソナタ変ホ長調
   コンソルティウム・クラシクム
 フリードリヒ・ハルトマン・グラーフ(1727-1795):
  フルート四重奏曲第2番、第3番
   フランス・ヴェスター(Flu)ヤープ・シュレーダー(Vln)
   ヴィール・ペータース(Vla)アンナー・ビルスマ(Vc)
Disc. 13 ミュンヘン
 モーツァルト:ディヴェルティメントK.196f、K.196e
 ダンツィ:六重奏曲変ホ長調
  コンソルティウム・クラシクム
Disc. 14 ミュンヘン
 ダンツィ:ファゴット協奏曲ヘ長調、協奏交響曲変ロ長調
  ディーター・クレッカー(Cla)カール・オットー・ハルトマン(Fgt)
  ヤープ・シュレーダー指揮、コンチェルト・アムステルダム
Disc. 15 16世紀バイエルン
 オルランド・ディ・ラッソ(1532-1594)の作品より
  コンラート・ルーラント指揮、カペラ・アンティクァ・ミュンヘン
Disc. 16 16世紀バイエルン
 ヨハネス・デ・フォッサ(ca.1540-1603)、
 ルートヴィヒ・ダーザー(ca.1525-1603)、
 イーヴォ・デ・ヴェント(ca.1543/45-1575)、
 ヤコブ・レイネル(vor 1560-1606)、
 バルドゥイン・ホーヨウル(1547/8-1594)、
 レオンハルト・レヒナー(ca.1553-1606)、
 ルートヴィヒ・ゼンフル(ca.1486-1543)、
 アントン・ゴスウィン(ca.1546-1594)の作品より
  コンラート・ルーラント指揮、カペラ・アンティクァ・ミュンヘン
Disc. 17
 ペーター・ヴィンター(1754-1825):協奏交響曲Op.20
  ライナー・クスマウル(Vln)ユルゲン・クスマウル(Vc)
  ゲアノート・シュマルフス(Obe)ディーター・クレッカー(Cla)
  カール・オットー・ハルトマン(Fgt)アンナー・ビルスマ(Vc)
   マルク・アンドレーエ指揮、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 ペーター・ヴィンター:協奏交響曲変ロ長調
  ヤープ・シュレーダー(Vln)ディーター・クレッカー(Cla)
  ヴェルナー・マイエンドルフ(Hrn)カール・オットー・ハルトマン(Fgt)
  ヤープ・シュレーダー指揮、コンチェルト・アムステルダム
Disc. 18
 ペーター・ヴィンター(1754-1825):
  六重奏曲Op.10、八重奏曲変ホ長調
   コンソルティウム・クラシクム
Disc. 19
 ヨーゼフ・ラインベルガー:九重奏曲Op.139
  ダンツィ四重奏団、マールテン・カレス(Obe)
  ピート・ホーニング(Cla)
  アドリアーン・ヴァン・ヴォウデンベルク(Hrn)ブライアン・ポラード(Fgt)
Disc. 20
 カール・カンナビヒ(1769-1805):
  協奏的ディヴェルティメント ヘ長調
   ヤープ・シュレーダー(Vln、指揮)ジャック・ハルトマン(Vln)
    コンチェルト・アムステルダム
 フランツ・ラハナー(1803-1890):九重奏曲ヘ長調
  ダンツィ四重奏団、マールテン・カレス(Obe)
  ピート・ホーニング(Cla)
  アドリアーン・ヴァン・ヴォウデンベルク(Hrn)ブライアン・ポラード(Fgt)


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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APR



APR 6021
(2CD/特別価格)
\2500→\2290
エリック・テン=ベルク 〜
 エレクトローラ&ドイツ・グラモフォン録音全集
エリック・テン=ベルク(ピアノ)
ハンス・ロスバウト(指揮)*
南西ドイツ放送交響楽団*
 ヘンデル:組曲第4番ホ短調〔録音:1940年11月〕
 J.S.バッハ/ブゾーニ:シャコンヌ〔録音:1938年8月24日〕
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101〔録音:1939年2月〕
 シューマン:ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22〔録音:1939年9月〕
 ショパン:夜想曲第17番ロ長調 Op.62-1〔録音:1940年秋〕
 レーガー:シルエット Op.53より 第2番、第6番〔録音:1939年2月〕
 ベートーヴェン:7つのバガテル Op.33より
  第1番変ホ長調、第4番イ長調〔録音:1942年6月27日〕
 レーガー:テレマンの主題による変奏曲とフーガ Op.134
  〔録音:1951年12月5日、6日&8日〕
 レーガー:ピアノ協奏曲ヘ短調 Op.114
  〔ステレオ録音/録音:1958年4月29日−30日〕*
 ドイツ音楽の達人エリック・テン=ベルク!エレクトローラ&DGG録音全集がAPRから登場!

 フルトヴェングラー&ベルリン・フィルとの共演や、フルトヴェングラーの自作「交響的協奏曲」のソリストとしてもその名を知られる20世紀ドイツのピアニスト、エリック・テン=ベルク(1916−1982)。
 ドイツ音楽、そしてマックス・レーガー(1873−1916)のスペシャリストとして歴史に名を刻みながらも、その功績と優れたピニアズムを本格的に知る機会に恵まれてこなかったが、名エンジニア、マーク・オーバート=ソーンのリマスタリングにより、1938年〜1958年の録音が復刻!
 ベートーヴェンやシューマン、ショパンはもちろんのこと、テン=ベルクが遺したレーガーの全ての録音(あのピアノ協奏曲ヘ短調を含む!)が、テン=ベルクとレーガー、2つのアニヴァーサリーを祝います!

 ※録音:1938年−1958年/※プロデューサー&リマスタリング・エンジニア:マーク・オーバート=ソーン


<メジャー・レーベル>

DECCA



482 4476
(7CD)
\4600→\4190
録音時期の違う同曲も収録
《ブレンデル 〜 モーツァルト:ピアノ・ソナタ集》

モーツァルト:
【CD1】
 1) ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」,
 2) ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333, 3) アダージョ ロ短調 K.540,
 4) ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310/
【CD2】
 1)ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457,
 2) 幻想曲 ハ短調 K.475,
 3) デュポールの主題による変奏曲K.573,
 4) ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282/
【CD3】
 1) ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457, 2) 幻想曲 ハ短調 K.475,
 2) ロンド イ短調 K.511, 3) ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調 K.533&494/
【CD4】
 1) ロンド イ短調 K.511, 2) ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」,
 3) ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調 K.570, 4) ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330/
【CD5】
 1) ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332, 2) ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333,
 3) ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457, 4) アダージョ ロ短調 K.540/
【CD6】
 1) ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調 K.533&494, 2) 幻想曲 二短調 K.397,
 3) ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310, 4) ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K.311/
【CD7】
 1) ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281, 2) ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282,
 3) ピアノ・ソナタ第18番ニ長調 K.576, 4) 幻想曲 ハ短調 K.396(断章),
 5) ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調 K.533&494
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)
 録音時期の違う同曲も夫々収録されたブレンデルの至高のモーツァルト
 ドイツ・オーストリア系の作品を得意としたブレンデル。彼の演奏による正統派のモーツァルト:ピアノ・ソロ作品を集成した7枚組。
 モーツァルトの音楽は単純にみえながら、その解釈は難しく、演奏者に至高のテクニックを要求します。中低域の澄んだ響きを創りだすペダリング、微妙なテンポの動かし方、繊細なアーティキュレーションとフレージングなど、考え抜かれた演奏で、ブレンデルはモーツァルという天才の奥深さをここで実証しています。
 録音時期の違う同曲を収録しており、ブレンデルのその時代時代の解釈の違いも垣間見ることができる興味の尽きないセットです。
 【録音】1975〜2000年
 


482 4454
(10CD)
\7000→\6390
《リッカルド・シャイー 〜 ブルックナー:交響曲全集》
ブルックナー:
【CD1】
 序曲ト短調, 交響曲第0番ニ短調 (1869年ノヴァーク版)/
【CD2】
 交響曲第1番 ハ短調(1891年ウィーン版)/
【CD3】
 交響曲第2番 ハ短調(1877年ハース版)/
【CD4】
 交響曲第3番 ニ短調「ワーグナー」(1889年ノヴァーク版)/
【CD5】
 交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」(1886年ノヴァーク版)/
【CD6】
 交響曲第5番 変ロ長調(1878年原典版)/
【CD7】
 交響曲第6番 イ長調(1881年原典版)/
【CD8】
 交響曲第7番 ホ長調(1885年ノヴァーク版)/
【CD9】
 交響曲第8番 ハ短調(1890年ノヴァーク版)/
【CD10】
 交響曲第9番 ニ短調(1894年ノヴァーク版)
リッカルド・シャイー(指揮)/
ベルリン放送交響楽団(CD1,2,4,8)/
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(CD:3,5,6,7,9,10)
 2つの名門オーケストラによる、豊かな表情に彩られたブルックナー
 指揮者リッカルド・シャイーは、2004年までロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者を務め、2005年からドイツのライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスターとなり、歴史ある古豪オーケストラに再度輝きを与えました。そして2016年からはルツェルン祝祭管弦楽団の音楽監督、2017年からはミラノ・スカラ座の音楽総監督に就任することとなっています。
 この1984〜1999年に、2つのオーケストラによって録音された「ブルックナー:交響曲全集」は、シャイーがスコアを丁寧に再現するというだけでなく、美しいメロディライン、絶妙にコントロールされた金管楽器群が至福のハーモニーを醸し出し、圧倒的な高揚感が感じられる演奏です。

 【録音】1984〜1999年





<国内盤> 

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ALPHA



Alpha248
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4300+税
ベルチャ四重奏団
ブラームス:弦楽四重奏曲(全3曲)&ピアノ五重奏曲

 仝抗攣予伝婉 第1番 ハ短調 op.51-1
 弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 op.51-2
 8抗攣予伝婉 第3番 変ロ長調 op.67
 ぅ團▲慮渊伝婉 ヘ短調 op.34
ティル・フェルナー(p)
ベルチャ四重奏団
 コリーナ・ベルチャ(vn1)
 アクセル・シャシェル(vn2)
 クシシュトフ・ホジェルスキ(va)
 アントワーヌ・ルデルラン(vc)

 ますます勢いづくAlphaの新契約系大物プレイヤー、ベルチャSQにティル・フェルナー! ブラームス新録音。
 一昨年半ばくらいからの新体制で勢いづくAlphaには、ジョン・エリオット・ガーディナーを皮切りにアンナ・ヴィニツカヤ、エマニュエル・クリヴィヌ、インマゼール、ヴェロニク・ジャンス…と続々大物が参入、先日ご案内した新譜2枚でもアンナ・プロハスカ(!)やリナルド・アレッサンドリーニ(!!)など、これまでの同レーベルの選択とはやや趣の違う、そして歓迎するほかない痛快な顔ぶれが出そろってきています。
 昨年の新譜からAlphaに移行した現代最高峰のカルテット、ベルチャSQの最新録音には、なんと!40代半ばのヴェテランとなり、ERATOからECMに軸足を移して以来ますます風格のでてきた才人ティル・フェルナーがゲストに!
 この顔ぶれで聴く、どこまでも深くありながら中期ブラームスならではの燃え立つロマンが脈々と感じられるピアノ五重奏曲の、なんという痛快な名演!
 そして今回は2枚組、意外にも全曲録音がそう次々とは出てきてくれないブラームスの、全3曲ある弦楽四重奏曲をしかと網羅!
 鮮烈さと聴き深め甲斐ある解釈の確かさの併存(これぞ、ベルチャSQの神髄!)はますます冴えわたり、本当に損をさせないセットです!





新時代の到来を感じさせたベルチャ四重奏団のシューベルトの名盤
このシューベルトを初めて聴いたときの衝撃は忘れられない。
なんだかいやに安くなってるのでよろしければ今のうちに。
Schubert - String Quintet
EMI
CDS 9670252
(2CD)
\3400→\2390
ベルチャ四重奏団/シューベルト:弦楽五重奏曲、死と乙女
 弦楽五重奏曲*
 弦楽四重奏曲第15番ト長調D.887
 弦楽四重奏曲第14番D.810「死と乙女」
ベルチャ四重奏団
*ヴァレンティン・エルベン(チェロ)
 存在感を増すベルチャQのシューベルト。しかも元ABQのエルベンと共演。
 ベルチャQにとって2作目のシューベルト、傑作として知られる五重奏曲の組み合わせ。
 録音:2009年6月*、2008年5月 ポットン・ホール、サフォーク州ブリリアント・ボックス 12Pブックレット


  

Alpha262
(8CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\8000+税
ZZTでのベートーヴェン、Alphaから再発売
 ベルチャ四重奏団
  ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集

 弦楽四重奏曲 第1〜16番
 弦楽四重奏のための大フーガ
ベルチャ四重奏団
 コリーナ・ベルチャ(vn1)
 アクセル・シャシェル(vn2)
 クシシュトフ・ホジェルスキ(va)
 アントワーヌ・ルデルラン(vc)

 もはや「21世紀の定盤全曲録音」と言っても過言ではないはず。
 ZZTでのベートーヴェン、Alphaから再登場!
 Alpha創業者ジャン=ポール・コンベが、2002年頃「いま一番気になるレーベル」として意識しまくっていたのが、同じフランスンのZig-Zag Territoires。2014年に屋号を畳み、過去タイトルは現在庫が切れ次第続々廃盤になっているのですが、やはり特別に話題となったものは短時間のうちに品切れになってしまったようで、ベルチャSQがメジャーレーベルを脱して初めてZig-Zag Territoiresで録音したベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲録音も、いつのまにか入手不可になっておりました。
 アルテミスSQを追うようにして、久しく新しい全曲録音が見られなかったこの難攻不落の企画を敢行、4枚ずつのセットで2度に分けてリリースされるや全世界で圧倒的な評価をわがものにし、日本でも2分冊がともに『レコード芸術』特選に輝いた決定的銘盤、こうして再び流通するようになったことはまさに、快挙というほうかありません!
 日本流通版ではもちろん日本語解説も添付、ベートーヴェンのどこまでも奥深く仕掛けの多い響きを、彼らがどのように精緻に「いま」に甦らせてみせたかは、やはり一度しっかりきいていただくほかないのかもしれませんが、1曲でも聴いたが最後、全曲すべて彼らの解釈で接したくなること間違いなし――
  仕様変更に際して少しだけお求めやすくなっておりますので、どうぞその点もお見逃しなく...!



ZIGZAGでの輸入盤
メーカー完売ながら海外倉庫に在庫発見
ベルチャ四重奏団の金字塔

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集BOX

ZIG ZAG
ZZT344
(8 枚組)
\7600→\5990
海外在庫限り

ベルチャ四重奏団
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集BOX


ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1685〜1750):
 1.弦楽四重奏曲全集(全16 曲)
 2.弦楽四重奏のための「大フーガ」
ベルチャ四重奏団
コリーナ・ベルチャ(vn1)
アクセル・シャヘル(vn2)
クシシュトフ・ホジェルスキ(va)
アントワーヌ・ルデルラン(vc)

「レコ芸」特選を連発、上下2分巻でリリースされ大好評を博した新時代の決定的録音、BOX仕様でリリース!

 この種のアイテムはなくなると二度と入手付加になるのでどうぞお早目に確保のほどを...

 EMIからZig-Zag Territoiresへ移籍、冴えわたる至芸ぱこういうBOX が早々に出てくるというのは考え物な時代なのか、それとも純粋にありがたいことだと考えるべきか――ソナタに比して意外に全曲録音プロジェクトがめったに出てこない、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲をすべて収め、各4枚組の上下2分巻(ZZT315・ZZT321)でリリースされたベルチャ四重奏団の偉業は、2013 年、どちらの巻も相次いで『レコード芸術』誌で特選に輝いたばかり。

 ベートーヴェンにとって、弦楽四重奏曲という分野は交響曲と同じく最初の作品を世に送り出すまでさんざん試行錯誤をくりかえし、最後の作品群はピアノ・ソナタよりも後まで(そしてもちろん、第9交響曲の後までも)作曲を続けていたという、まさに入魂のジャンル。
 初期作品(作品18の6曲)には磨き抜かれたセンスと堅固な形式感覚のみごとな調和があり、ドラマあふれる「傑作の森」時代に書かれた3曲の「ラズモフスキー四重奏曲」(第7〜9番)や「ハープ」「セリオーゾ」の異名をもつ第10番・第11番など充実至極の中期名品をへて、晩年に書かれた5曲はどれひとつとっても桁外れの深みと広がりをもつ小宇宙のごとき世界を体現している...これがピアノ・ソナタなら演奏者ひとりの探求の道で全曲録音へとむすびつきますし、交響曲であればオーケストラ単位のプロジェクトとして企画成立しやすいのでしょうが、弦楽四重奏団となるとやはり、個々の力量と解釈が高ければ高いほど、ベートーヴェン全曲録音には敷居が高くなるのか、この10〜20年でも驚くほどプロジェクトが少ないもの(アルテミス、ミケランジェロ、そしてこのベルチャ…)。しかし名曲であればあるほど「古の決定的録音」だけでなく、できるだけ多くの、新旧両世代の録音を聴き確かめ、その深みをさらに知りたくなるというもの――

 ルーマニアから来たベルチャSQ の4人が届けてくれた新録音は、鮮烈なみずみずしさと勢いがありながら同時に底知れぬ深みをもえぐり出してみせ、何度聴き確かめてもその深みを隅々までとても知り尽くせない、そういう侮りようのない魅力がひしひし伝わってくる「本物」だからこそ、世界一耳が肥えている部類に入る日本のクラシック・ファンの方々にも支持されているのだと思います。




 

GRAMOLA


GRAML99112
(国内仕様盤)
\2900+税
『憧れ』〜歌でたどるバロック音楽の流れ〜
 1. ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス (1600-1679):
  「スタバト・マーテル」
 2. テオドール・シュヴァルツコプフ (1659-1732):
  ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏のための「シャコンヌ」
 3. スタニスワフ・シルヴェステル・シャジニスキ(1670-1713):
  アンティファナ「アヴェ・マリア」
 4. フランチェスコ・カヴァッリ (1602-1676):
  オペラ『カリスト』より「輝く月よ」
 5. スタニスワフ・シルヴェステル・シャジニスキ:
  「2つのヴァイオリンのためのソナタ」
 6. スタニスワフ・シルヴェステル・シャジニスキ:
  モテット「イェーズ・スペス・メア」
 7. ジョヴァンニ・バッティスタ・ボンチーニ(1670-1747):
  オペラ『セルセ』より 「オンブラ・マイ・フ」
 8. クラウディオ・モンテヴェルディ (1567-1643):
  「苦しみはとても甘く」
 9. ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー (1620-1680):
  「ヴァリエーション・ソナタ」
 10. ヤン・ディスマス・ゼレンカ (1679-1745):
  「クリステ・エレイソン」 ZWV29
 11. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750):
  「憐み給え、わが神よ」 、『マタイ受難曲』BWV244より
パンドルフィス・コンソート(古楽器アンサンブル)
ニコラス・スパノス(カウンターテノール)
 モンテヴェルディからバッハまで約1世紀に渡ってバロック音楽の歴史を探るアルバム。様式が著しく発展した期間にも関わらず共通したバスのオスティナート(低音の反復音型)や楽器パートと憂鬱な心に訴えかけるほどに明瞭な声楽パートの繊細な絡みあい。モンテヴェルディやバッハの他に、あまり取り上げられることのない作曲家の作品を取り上げた大変魅力的なアルバムです。
 フェリーチェ・サンチェス、バッティスタ・ボンチーニ、ゼレンカ、シュヴァルツコプフ、シシャジニスキ、シュメルツァー、カヴァッリの作品を収録。




RAMEE


RAM1502
(国内仕様盤)
\2900+税
ヨハン・クリストフ・ペプーシュ(1667-1752):
 2幕のマスク(仮面劇)「ヴィーナスとアドニス」

クララ・ヘンドリック(ヴィーナス)
フィリッパ・ハイド(アドニス)
リチャード・エドガー=ウィルソン(マルス)
ロバート・ローソン(指揮)
ティクル=フィドル・ジェントルメン音楽協会
(古楽器オーケストラ)
 1715年3月12日にロンドンの王立劇場で初演されたペプーシュの英語のマスク(仮面劇)『ヴィーナスとアドニス』。ドイツ出身でイギリスに帰化したヘンデルの先輩ともいえるこの作曲家の作品は、現在一部のリコーダー作品のみが愛好家に知られるのみですが、当時イギリスでも主流であったボノンチーニや、スカルラッティのイタリアオペラに影響を受け、“いかにして英語で歌うか”をこのマスクで実現した人気作曲家でありました。
 当時のロンドンでの劇場での熾烈な争いの中で、ペプーシュはこの作品のために最上級の指揮者と器楽奏者、そして最も人気のあった二人の歌い手イタリアのマルガリータ・デ・レピーネを男性役のアドニスとして、コントラルトのジェーン・バービアーをヴィーナスとして雇いました。結果、今までの英語の作品ではありえなかったイタリアの音楽の輝きと力強さを持ち、劇的な英語のレチタティーヴォで満ちています。
 これは間違いなくのちのヘンデルのマスク『エイシスとガラテア』に続くものであり、この世界初録音の『ヴィーナスとアドニス』は英語のオペラの歴史を我々にみせてくれるものとなります。
 リコーダー作品が有名なペプーシュですがそれだけではありません。イギリス、ヨーロッパで活躍する若手古楽歌手達が共演、ローソン率いる器楽集団の歯切れのよい演奏も売りどころです。




CHANDOS(国内仕様盤)


PCHAN 10767
\2857+税
※国内仕様盤

ナイジェル・ヘス:吹奏楽作品集Vol.2
 組曲《ニュー・ロンドン・ピクチャーズ》
  〔新しいロンドンの風景〕(世界初録音)
 映画《ラヴェンダーの咲く庭で》より テーマ(吹奏楽版世界初録音)
 バレエ音楽《ロッホナガーのおじいさん》より
  ロッホナガー組曲(世界初録音)
 演奏会用序曲《モンクの行進》(吹奏楽版世界初録音)
 組曲《シェイクスピア・ピクチャーズ》(吹奏楽版世界初録音)
 クリスマス序曲(吹奏楽版世界初録音)

ナイジェル・ヘス(指揮)
ロイヤル・エア・フォース・
 セントラル・バンド
 大人気のニュー・ロンドン・ピクチャーズ!ナイジェル・ヘス吹奏楽作品Vol.2、日本語解説書付き国内仕様盤!!

 イギリスではテレビ、劇場、映画音楽の作曲家として多忙を極め、日本では吹奏楽作品「イーストコーストの風景(イーストコースト・ピクチャーズ)」の作曲家として高い知名度を誇るナイジェル・ヘス(1953−)。
 「イーストコーストの風景」を収録した「ウィンズ・オヴ・パワー」(CHAN 9764)に続く、ヘスの吹奏楽作品集の続編「ニュー・ロンドン・ピクチャーズ」。
 チャールズ皇太子が書いた絵本「ロッホナガーのおじいさん」を題材とした「ロッホナガー組曲」や、「シェイクスピア・ピクチャーズ」など、日本国内で根強い人気を誇るヘスの注目作が満載!吹奏楽関係者、必聴必携の人気タイトルが満を持して日本語解説書付きで登場です!

 ※録音:2012年9月24日−28日、RAFミュージック・スタジオ(ロンドン)




RESONUS(国内仕様盤)


ORES 10147
(2CD/特別価格)
\4000+税
※国内仕様盤

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
 無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV.1007
 無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009
 無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV.1011
 無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV.1008
 無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV.1010
 無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV.1012

デイヴィッド・ワトキン
 (バロック・チェロ)
 英2大音楽賞で2冠の歴史的快挙を達成!!イギリスの名手デイヴィッド・ワトキンが演奏するバッハの無伴奏チェロ組曲!!
 英グラモフォン賞古楽器部門賞受賞!英BBCミュージック・マガジン賞器楽部門賞受賞!

 ウィリアム・プリースの弟子であり、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティック、エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団、そしてスコットランド室内管弦楽団の首席チェロ奏者を歴任してきた名手、デイヴィッド・ワトキン。
 病によりデイヴィッド・ワトキンのチェリストとしての活動の集大成、最後の録音となったバッハの「無伴奏チェロ組曲」は、権威ある英グラモフォン賞古楽器部門賞受賞、BBCミュージック・マガジン賞器楽部門賞受賞の2冠を達成した21世紀の新名盤である!
 クレモナのアントニオ・ルジェリ(1670年頃製作)のチェロと、アントニオ&ヒエロニムス・アマティ(1600年頃)のチェロ(第6番)で、深遠なるバッハの世界を奏でてゆく。世界が激賞したワトキンのバッハにご期待ください。

 ※録音:2013年3月26日、6月19日、6月21日−22日&12月10日−12日、ロビン・チャペル(エジンバラ)




キング・インターナショナル(国内仕様盤)

KKC 5662
\3000+税
※輸入盤発売済
シューマン:交響作品全集第4巻
 ヴァイオリン協奏曲WoO1
 ピアノ協奏曲イ短調作品54
ハインツ・ホリガー(指揮)
ケルンWDR交響楽団
パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
デーネシュ・ヴァーリョン(ピアノ)
 飛ぶ鳥を落とす勢いのコパチンスカヤがホリガーのシューマン・シリーズに登場

 録音:2015 年2月9〜11日(WoO1)、2015 年3月4〜7日(Op.54)、ケルン・フィルハーモニー(ドイツ)/[AUDITE] AU.97717、64’00、輸入盤・日本語帯・解説付

 ドイツ、アウディーテ・レーベルより進行中のハインツ・ホリガー指揮、ケルンWDR 響によるシューマンの交響曲および、協奏曲、序曲も含めた管弦楽曲を全曲録音するシリーズ。注目の第4 弾は鬼才パトリツィア・コパチンスカヤを迎えてのヴァイオリン協奏曲とハンガリーを代表する名手デーネシュ・ヴァーリョンによるピアノ協奏曲。
 シューマンのヴァイオリン協奏曲は、晩年の1853 年の作。当時のヴァイオリンの名手、ヨーゼフ・ヨアヒムとの出会いがこの作品を生みだしました。完成の翌年にシューマンが療養所に入ったことなどからしばらく日の目を見ないままになっていましたが、1907 年にヨアヒムが所蔵していた楽譜がベルリン図書館に売却され、1937 年には初演および出版のはこびとなりました。ホリガー率いるケルンWDR 響とともに一期一会が生み出すコパチンスカヤのチャーミングかつスリリングな演奏で、新たな魅力を見つけることができるでしょう。
 カップリングはシューマンの代表作ピアノ協奏曲でホリガーがソリストに指名したのは1968 年ハンガリーが生まれのデーネシュ・ヴァーリョン。これまでにホリガーとの共演も多く厚い信頼のもと協奏曲録音が実現しました。母国ハンガリーの作曲家はもちろんのこと、シューマンの作品にも造詣が深いヴァーリョンはまさに適役。
  
KKC 5663
\3000+税
※輸入盤発売済
シューマン:交響作品全集第5巻
 ピアノと管弦楽のための序奏と演奏会用アレグロ
  ニ短調 作品134
 ヴァイオリンのための幻想曲 ハ長調 作品131
 ピアノと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック 作品92
 4つのホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック 作品86
ハインツ・ホリガー(指揮)
ケルンWDR交響楽団
パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
アレクサンダー・ロンクヴィヒ(ピアノ)
パウル・ファン・ゼルム、
 ルートヴィヒ・ラスト、
 ライナー・ユルキエヴィツ、
 ヨアヒム・ペルトル(ホルン)
 録音:2015 年2月9-11日(Op.131),2015 年2月19-21日(Op.134,92),2015 年3月4-7日(Op.86) ケルン・フィルハーモニー(ドイツ)/[AUDITE] AU.97718、67’33、輸入盤・日本語帯・解説付

 ドイツ、アウディーテ・レーベルより進行中のホリガー指揮、ケルンWDR 響によるシューマンの交響曲および、協奏曲、序曲も含めた管弦楽曲を全曲録音するシリーズ。
 第5 弾は独奏楽器が伴う協奏的管弦楽曲集で、ピアノと管絃楽のための序奏と協奏的アレグロ、ヴァイオリンのための幻想曲、序奏とアレグロ・アパッショナート、そして4 本のホルンと管弦楽のための小協奏曲が収録されました。
 演奏機会が少ない作品も含まれますがコパチンスカヤなど魅力的な演奏者がソロをつとめており、注目せずにはいられない内容となっております。
 
KKC 5660/61
(2SACD HYBRID)
\4000+税
※輸入盤発売済
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)
 DISC1 (81’02)
  ピアノ協奏曲第4番変ロ長調Op.53
  ピアノ協奏曲第5番ト長調Op.55
  交響曲第4番ハ長調(1947年版)Op.112
 DISC2(77’22)
  交響曲第6番変ホ短調Op.111
  交響曲第7番嬰ハ短調Op.131「青春」
アレクセイ・ヴォロディン(ピアノ/Op.53)
セルゲイ・ババヤン(ピアノ/Op.55)
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
マリインスキー劇場管弦楽団
 録音:2015 年4月6-9日(Op.47,Op.111)、2012 年4月25日(Op.131,Op.55)、2015 年9月13日(Op.53) マリインスキー・コンサート・ホール(ライヴ)/[MARIINKY] MAR 0577、輸入盤・日本語帯・解説付

 ゲルギエフは、2004 年5 月にロンドン交響楽団と全交響曲をライヴ録音していますが、約10 年を経て再挑戦。いずれも得意曲なうえ、今回は手兵マリインスキー劇場管であることもあり、演奏は極めて自然かつ熱く、著しい円熟がうかがえます。
 ムラヴィンスキーの決定的名演で知られる6 番も、ゲルギエフならではの流儀でプロコフィエフの心の闇を表現。驚くべきは第1 ヴァイオリンが完璧に揃い、あたかも巨大なヴァイオリン1 本で弾いているかのように聴こえること。ゲルギエフの統率力が光ります。プロコフィエフ最後の交響曲にあたる第7 番も、これまであるどの演奏よりも骨太で聴き応え満点。フィナーレのやんちゃぶりは35 年前に作られた「古典交響曲」を思わせ、プロコフィエフの作風が基本的に変わっていないことを認識させてくれる凄さです。
 新シリーズの魅力は、ピアノ協奏曲も収録されていること。ラヴェルの協奏曲のエピソードで有名なパウル・ヴィトゲンシュタインの依頼で1931 年に作曲された第4 番は、技術的にも内容的にもヴィトゲンシュタインの手に負えなかった難曲。ゲルギエフお気に入りの1977 年生まれのアレクセイ・ヴォロディンが、活気あふれる快演を繰り広げていて、プロコフィエフのピアノ協奏曲のなかでは弾かれることの少ないものの、非常に魅力的な作品であることを再認識させてくれます。
 もうひとつの第5 番は1932 年の作で、プロコフィエフ自身が独奏を務めた初演の際に、指揮を担ったのは何とフルトヴェングラーでした。この作品も曲芸なみの難技巧が要求され、演奏機会も多いとは言えません。アルメニアの名手セルゲイ・ババヤンが超絶技巧を発揮、すさまじい効果をあげています。

<映像>


HMF(映像)


HMD 9859051
(1Blu-Ray+1DVD)
特別価格\3200
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):
 歌劇「ダルダニュス」(1739 年初演版)

  台本:
   シャルル=アントワーヌ・ルクレル・
    ドゥ・ラ・ブリュエール
  【ボーナス映像(Blu-Ray のみに収録)】
   リハーサル風景、演奏者へのインタビュー
カリーナ・ゴヴァン(S/ヴィーナス)
ガエレ・アルケス(S/ イフィス)
ライノー・ファン・メヘレン(T/ ダルダニュス)
フロリアン・センペイ(Br/ アンテノール)
ナウエル・ディ・ピエロ(Bs/ テュセル、イスメノル)
キャスリーン・ワトソン
 (S/ アムール、羊飼いの娘、ベローネ、夢)
エティエンヌ・バゾラ(Br/ 羊飼い)
ヴィルジル・アンスリー(Bs/ 夢)
ギョーム・グティエーレ(T/ 夢)
ラファエル・ピション(指揮)
管弦楽:アンサンブル・ピグマリオン
 ラモー「ダルダニュス」大評判の上演が映像で登場!

 演出:ミシェル・フォー、装飾:エマニュエル・シャルル/衣装:ダヴィド・ベルグ、振付:クリストファー・ウィリアムズ
 収録:2015年4月、ボルドー国立歌劇場 グラン・テアトル
 Blu-Ray 画面:16:9、音声:DTS5.1, PCM ステレオ、リージョン:All、3h33’ (ボーナス映像つき)
 DVD NTSC、画面:NTSC 16:9、音声:DTS 5.1、リージョン:All、3h12’24(ボーナス映像はつきません)
 字幕:英・独・仏(フランス語上演)

 ラモーの「ダルダニュス」のライヴ映像の登場。魔術や怪物が登場する、演出もみものの舞台は、大評判となりました。
 演出を手がけたのは、キャンディのようにカラフルな舞台づくりでも定評のあるミシェル・フォー。フランス・バロック界の新たな旗手、ピション率いるアンサンブル・ピグマリオンと気鋭の歌手たちによる大評判となった上演の記録です。
 1739 年の「ダルダニュス」は、ラモーのオペラ作品の重要な分岐点を示します。1733 年のイポリートとアリシ、1734 年のサムソン、1735 年の優雅なインドの国々、そして1737 年のカストールとポリュックスにつづく、抒情悲劇(トラジェディ・リリック)となる本作は、1739 年11 月に初演されました。ダルダニュスを立て続けに発表しました。同年5 月に発表されたオペラ・バレ「ヘベの祭典」は大成功に終わりましたが、「ダルダニュス」はまずまずの評判ではあったものの、28 回の上演で打ち切られる、という結果となりました。当時経験浅かった若手のライター、ブリュエールの手による台本も、この評価の一因でした。以降、ラモーは抒情喜劇や英雄的牧歌劇、そしてバレ音楽に注力し、ふたたび抒情悲劇の新作を発表したのは1756 年の「ゾロアストル」を待つこととなります。
 1738 年に完成、39 年に初演されたリブレットの内容は、次のとおり==フリギアの王テュセルの娘、イフィス姫は、敵であるダルダニュスと恋に落ちます。王は、家臣のアンテノールにダルダニュスを倒したら、娘と結婚してよいと宣言します。イフィス姫はダルダニュスとの思いを遂げるため、魔法使いのイスメノルに相談します。実はこのイスメノルはダルダニュスが魔法の力で化けた姿。ダルダニュスはイフィス姫の思いに喜び、その場で真の姿を現します。ほどなくしてダルダニュスはアンテノールにとらえられます。アンテノールが勝利を宣言した時、怪物が現れ、アンテノールはとらえられてしまいます。ダルダニュスはヴィーナスの力で怪物を倒し、アンテノールを助けだします。最後はヴィーナスがイフィス姫の父テュセルを説得し、イフィス姫とダルダニュスはめでたく結ばれる==というもの。魔術や怪物がやや多い、などの問題を指摘されましたが、この題材を気に入っていたラモーは、初演から4 年半後の1744 年、リブレットと音楽を一新したかたちで改訂版を発表、名誉挽回を果たしたのでした。
 ピション率いるピグマリオンによるこの上演は、基本的には1739 年の魔術や怪物が活躍する初演版に基づいていますが、ところどころ44 年改訂版のエッセンスも取り込んで、ラモーが新たに書いた充実の楽曲も楽しめるという、一石二鳥の内容となっています。どの歌い手も現在活躍している若手たち、cさらに指揮のピション自身もこれからのフランス・バロック界を背負う逸材、というだけあって、若いエネルギーにも満ちた、楽しい充実した上演を存分に楽しめる内容です。魔法使いのいでたちなど衣装・演出も存分に他のしめる内容です。

 ※リハーサル風景、演奏者へのインタビューが収められたボーナス映像は、ブルーレイ盤のみに収録されています。

















9/22(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


HMF

HMC 902246
\2700→\2490
スペイン音楽の神髄を聴く1枚
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
  ・7つのスペイン民謡
  ・恋は魔術師(ピアノ組曲)
 フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936):
  古いスペインの歌
エストレッラ・モレンテ(歌)
ハビエル・ペリアネス(ピアノ)
 録音:2015年12月/DDD、69’25

 スペインのピアニスト、ペリアネスによるファリャ、そしてガルシア・ロルカの登場。歌うのはエストレッラ・モレンテ。2006 年公開のスペイン映画「ボルベール(帰郷)」では主演女優ペネロペ・クルスが歌うシーンの吹き替えも行った歌手です。
 ファリャ、そしてガルシア・ロルカの音楽には、スペインの音楽の歴史が詰まっています。この二人の作曲家に不可欠なのが、フランメンコの歌手。ファリャに「恋は魔術師」を書くよう勧めたのも、スペイン史上重要な、フランメンコ歌手にしてダンサーのパストラ・インペリオでした。タイトルの「Encuentro(出会い)」の通り、二人のアーティストはこの録音で初めて出会いました。その邂逅を歓迎したい1 枚です。「7 つのスペイン民謡」もガルシア・ロルカの古いスペインの歌も、心にストレートに響いてきます。「火祭りの踊り」のペリアネスのソロも、血が騒ぐような演奏。スペイン音楽の神髄を聴く1 枚です。
 
HMU 807638
(2SACD HYBRID)
\5200
マシュー・シェパードにささげる
 クレイグ・ヘッラ・ジョンソン(b.1962):
  コンシダリング・マシュー・シェパード
クレイグ・ヘッラ・ジョンソン(指揮)
コンスピラーレ
 録音:2016年3月3日/1h45’26

 マシュー・シェパードは、1998 年、21 歳の時、同性愛者だからという理由でリンチ殺人の被害者となったアメリカの大学生。この事件は社会に大きな影響を与え、様々な社会的問題提起のきっかけとなりました。
 この事件に大きな衝撃を受けたクレイグ・ヘッラ・ジョンソンが、マシューのために書いた作品を収録したもの。追悼の思いを込めたミサを核に、マシューの事件への考察などの意味を込めたプロローグやエピローグから構成されています。
 愛、人の命について様々に考えさせられる内容です。コンスピラーレの名人たちによる演奏が、胸に刺さります。




LSO LIVE



LSO 0792
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
LSO弦楽アンサンブル第3弾!
 ・エルガー:序奏とアレグロ
 ・ヴォーン・ウィリアムズ:ファンタジア
 ・ブリテン:フランク・ブリッジの主題による変奏曲
SO弦楽アンサンブル
ロマン・シモヴィチ(リーダー)
 ロンドン響の誇る弦楽セクション、LSO 弦楽アンサンブルのLSO Live レーベル第3 弾の登場。
 英国作曲家エルガーに始まり、ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテンと、英国作曲家の作品が並んだプログラムです。LSO にとって自家薬籠中の作品といえる「序奏とアレグロ」は、まるでLSO 弦楽アンサンブルのために書かれたかのような綿密かつ濃厚な演奏。
 ヴォーン・ウィリアムズのファンタジアは、トマス・タリスの主題にもとづいており、高貴な世界をたのしめます。
 そして20 世紀の弦楽アンサンブル作品の金字塔のひとつともいえるブリテンの変奏曲は、高度なアンサンブル、超絶技巧のソロが魅力。LSO弦楽セクションの実力が遺憾なく発揮されたアルバムとなっています。




DELOS



DE 3517
\2400→\2190
2015年10月の録音
 復活したホロストフスキー 〜 戦争、平和、愛、悲しみを歌う

 1) プロコフィエフ:歌劇『戦争と平和』より「Svetlaje vesenneje nebo」,
 2) チャイコフスキー:歌劇『マゼッパ』より「おお、マリヤ、マリヤ!」,
 3) チャイコフスキー:歌劇『イオランタ』より
  「Kto mozhet sravnit'sia s Matil'doi moe」,
 4-5) チャイコフスキー:歌劇『スペードの女王』より
  「Odnazhdy v Versale au jeu de la Reine」「Yesli b milye devitsy」,
 6) アントン・ルビンシテイン:歌劇『デーモン』より第6場
ディミトリー・ホロストフスキー(バリトン),
コンスタンティン・オルベリアン(指揮)
ロシア国立交響楽団,
アスミク・グリゴリアン(ソプラノ),
イリーナ・シシュコヴァ(メゾ・ソプラノ),
ミハイル・グズホフ(バス),
イゴール・モロゾフ(バリトン),
ワジム・ヴォルコフ(カウンターテナー)
 病から復活したホロストフスキーの圧倒的な輝き
 昨年6月「重い病で療養中」と報じられたバリトン歌手ホロストフスキーですが、難手術を乗り越え見事に復帰を果たしました。
 このアルバムは2015年10月の録音ですから《カムバック直後》の録音となります。プログラムは、プロコフィエフ、チャイコフスキー、ルビンシテインの4つのロシア・オペラから5曲が選ばれており、中でもルビンシテインの「悪魔」はあまり聴く機会のない珍しい作品です。
 アスミク・グリゴリアン(ソプラノ)、イーゴリ・モロゾフ(バリトン)といったロシアの若手歌手たちも共演し、見事な歌声を聞かせています。そして、一層深みと艶を増 したホロストフスキーの声は、他を圧倒する輝きを放っています。彼の良き理解者であるオルベリアンの指揮するロシア連邦国立交響楽団の重厚な響きも聴きものです。
 

DE 3521
\2400
《Mother of Light 〜 聖母へのアルメニアの歌と賛歌》
 1) Pourvarov Tapor (Censer procession) ,
 2) Baghdasar Tbir (1683-1768): Zartir Nazeli (Arise,Graceful One) ,
 3) Anonymous (medieval): Khngi Dzarin (Frankincense Tree) ,
 4) Ara Bartevian (1902-1986): Mayr Yev Gouys (Immaculate Mother) ,
 5) Hampartsoum Limondjian (1768-1839): Hamemad Kez (Incomparable One) ,
 6) Anonymous (medieval): Varaneem (Burdened with Sins) ,
 7) Anonymous (medieval):
   Avedis Kez Mariyam (Good Tidings to You, Mary) ,
 8) St) Gregory of Nareg (951- 1003):
  Aghers ar Diramayr (Plea to Mother of God)* ,
 9) St.Gregory of Nareg: Diramayrn (Mother of the Lord),
 10) Anonymous (medieval): Badjar yev Sgizpn (Cause and Origin) ,
 11) Movses Khorenatsi (410-490):
  Zandjareli Looso Mayr (Mother of Light) ,
 12) Movses Khorenatsi: Sharaganner (Sharagans from Holy Week) ,
 13) Gomidas Vartabed (1869-1935):
  Asdvadzadzin Yergnayin (Divine Mother of God) ,
 14) Anonymous (medieval): Zgousoutyount Ko (O Pure God Bearer) ,
 15) St.Nerses Shnorhali (1102-1173): Aysor Joghovyal (The Saints Are Gathered) ,
 16) Vartan Areveltsi (1198-1271): Antaram Dzaghig (Eternal Flower) ,
 17) Anonymous (18th-19th century): Panin Hor (Word of the Father) ,
 18) Anonymous (18th-19th century):
   Oor es Mayr Im (Where Are You, My Mother?)
  【編曲】セリョージ・クラジアン
イザベル・ベイラクダリアン(ソプラノ),
アニ・アズナヴォーリアン(チェロ),
アンナ・ハムレ(指揮)
コーロ・ヴォックス・エテルナ、他 /
 「ロード・オブ・リング 二つの塔」の挿入歌で注目を集めたイザベル・ベイラクダリアンによる聖歌
 アルメニアのソプラノ歌手イザベル・ベイラクダリアン。1974年生まれの彼女は2000年にオペラリア国際コンクールで最優秀賞を受賞し、以降着々と大歌手への道を歩んでいます。
 彼女の名前が決定的に知れ渡ったのは2002年に制作された映画「ロード・オブ・リング 二つの塔」の挿入歌《夕星姫》での幻想的な歌唱でした。
 以降、バロックから現代まで様々な役を歌い、またクラシック以外の分野でも活躍する彼女。今作では故郷オアルメニアの聖歌をじっくりと歌い上げます。
 アルバム制作には彼女の夫クラジアンがアレンジを務め、弟がパーカッションを奏し、2人の姉妹もヴォーカルとして参加するという、極めて親密な世界が作り上げられています。
 

DE 3493
\2400
《マイケル・マクグリン, ジェイムズ・マクミランのミサ曲》
 1) マイケル・マクグリン:ケルティック・ミサ,
 2) ジェイムズ・マクミラン:ミサ曲
ロバート・テイラー(指揮)
テイラー・フェスティヴァル合唱団
 ケルトのルーツを反映した2つのミサ曲
 1964年生まれの現代アイルランドの作曲家マクグリンと、スコットランド出身のマクミラン。
 このアルバムには2人の「ケルトのルーツ」を反映した2つのミサ曲が収録されています。マクグリンの「ミサ」はラテン語とゲール語のテキストが用いられ、静けさの中にも独特の雰囲気が横溢するユニークな作品です。
 マクミランの作品は、英語のテキストが用いられており、やはり民謡風なメロディが多用されながらも、静謐さの中に深い苦悩が感じ取れる彼らしい作品となっています。アメリカの合唱音楽の権威、ロバート・テイラー率いる“テイラー・フェスティヴァル合唱団”による鮮烈なハーモニーが、聴き手に癒しと感動を届けます。
 

DE 3515
\2400
《ローレンス・ブラウンリー 〜 ベルカント・アリア集》
 ドニゼッティ:
  1) 歌劇『リータ』より「私は陽気だ」,
  2) 歌劇『ファヴォリータ』より「王の愛妾?…やさしい魂よ」,
  3-4) 歌劇『ドン・パスクァーレ』より「なんという優しさ」「誰も知らないところへ」,
  5) 歌劇『ドン・セバスティアン』より「Seul sur la terre」,
 ベッリーニ:6-7) 歌劇『清教徒』より「いとしい乙女よ」「Son salvo」,
 ドニゼッティ:
  8-9) 歌劇『愛の妙薬』より「なんと彼女は美しい」「人知れぬ涙」,
  10-11) 歌劇『連隊の娘』より
    「マリーのそばにいるために」「ああ!友よ、何とめでたい日だ!」
ローレンス・ブラウンリー(テノール),
コンスタンティン・オルベリアン(指揮)
カウナス市交響楽団
 グラミー・ノミネー歌手ローレンス・ブラウンリーの刺激的なベルカント
 世界有数のベルカント・テノール、ローレンス・ブラウンリーの最新盤。前作「ロッシーニ・アリア集」はグラミー賞にノミネートされるなど高い評価を受けましたが、今作ではドニゼッティとベッリーニのアリアにチャレンジ。「愛の妙薬」の“人知れぬ涙”といった有名曲から、「リータ」や「ドン・セバスティアン」などあまり知られていない作品まで、彼のお気に入り作品を上手く取り入れた刺激的な1枚となっています。彼の驚異的な声(特に安定した高音)を支えるのはおなじみオルベリアン。彼が率いるカウナル市交響楽団は歌に負けず劣らず雄弁な音楽を奏でています。
 

DE 3482
\2400
《ステファノ・セッコ 〜 Crescendo (オペラ・アリア集)
 プッチーニ:
  1) 歌劇『トスカ』より「星は光りぬ」,
  2) 歌劇『ボエーム』より「冷たい手」,
  3) 歌劇『蝶々夫人』より「さようなら愛の家よ」,
 ヴェルディ:
  4) 歌劇『仮面舞踏会』より
   「たぶん彼女は家に着いて」,
  5) 歌劇『十字軍のロンバルディア人』より「私の喜びを」,
 6) ビゼー:歌劇『カルメン』より「花の歌」,
 7) アレヴィ:歌劇『ユダヤの女』より「ラシェルよ、主の恵みにより」,
 ドニゼッティ:
  8) 歌劇『愛の妙薬』より「人知れぬ涙」,
  9) 歌劇『ランメルモールのルチア』より「やがてこの世に別れを告げよう」,
 10) ボーイト:歌劇『メフィストフェレ』より「最後のときがやってきた」,
 11) グノー:歌劇『ファウスト』より「この清らかな住まい」,
 ヴェルディ:
  12) 歌劇『リゴレット』より「女心の歌」,
  13) 歌劇『ルイザ・ミラー』より「ああ!自分の目を信じずにいることができたら!」,
  14-15) 歌劇『トロヴァトーレ』より「ああ、美しい人」「見よ、恐ろしい炎を」
ステファノ・セッコ(テノール),
コンスタンティン・オルベリアン(指揮)
カウナス市交響楽団
 ベルカント&ヴェリズモ・オペラにも対応し素晴しきテノール
 「美しい声とフレーズを兼ね備え、彼の繊細な表現伝達は魔法のようだ」と高名な評論家ジャック・バックリーにも絶賛された1973年ミラノ生まれのテノール歌手、ステファノ・セッコ。
 このイタリア・フランス・アリア集がDELOSレーベルへのデビュー・アルバムとなります。
 明快な声と発声、そして劇的な表現力は、ベルカント・オペラだけでなくヴェリズモ・オペラのスタイルにも対応し、どの役でも見事に歌いこなします。甘く美しい声は得意のヴェルディだけでなく、フランスオペラにも抜群の相性をみせます。

 【録音】2014年12月, リトアニア、カナウス・フィルハーモニック
 

DE 3516
\2400
《CREATION プレイズ・ベートーヴェン、シュニトケ、バスケス》
 1) シュニトケ(ミハイル・クルティク編):古典様式による組曲,
 2) ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 変ロ長調Op.11「街の歌」,
 3) オクタヴィオ・バスケス:オーボエとファゴットのためのトリプティック,
 4) シュニトケ(ミハイル・クルティク編):
  古典様式による組曲(詩の語り無しヴァージョン)
プーランク・トリオ
[ヴラディーミル・ランデ(オーボエ),
ブライアン・ヤング(ファゴット),
イリーナ・キャプラン(ピアノ)],
リア・パープラ(語り)
 オーボエ、ファゴット、ピアノというユニークな編成による妙技
 オーボエ、ファゴット、ピアノというユニークな編成の「プーランク・トリオ」。もともとはその名前通りプーランクの三重奏曲を演奏するために2003年に組織されたアメリカのアンサンブルですが、現在では様々な作品をこの編成のために編曲、演奏し、高い評価を受けています。
 彼らのDELOSレーベルへのデビューとなるこのアルバムは、まるで古典派の作品を思わせるシュニトケの「古典様式による組曲」で幕を開けます。
 この作品はもともとソ連時代の映画「歯科医の冒険」のサウンドトラックからの改編作であり、バロック期の音楽を模倣しているのが特徴。ヴァイオリンとピアノで奏されるのが本来ですが、ここでは詩の朗読を伴う一連の組曲として扱われ、素晴らしい効果をあげています。
 ベートーヴェンの“街の歌”での安定した響き、そしてスペインの作曲家バスケスの情熱的で闊達なリズムが楽しい三部作を経て、最後はシュニトケの「詩」を伴わない組曲がもう一度奏されて、不思議な余韻を残すという構成になっています。
 【録音】2015年4月, Sono Luminus Studios
 

DE 3519
\2400
《ミラン・ミリサヴリェヴィッチ 〜 ソナタ=ソング》
 1) J.S.バッハ(A. タメスティによるヴィオラ編):
  シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004より),
 2) ペンデレツキ:ヴィオラのためのサラバンド,
 3) エリオット・カーター:フィグメント IV,
 4) ジョン・ハービソン:ヴィオラ・ソナタ,
 5) ハチャトゥリアン:無伴奏ヴィオラ・ソナタ「歌」,
 6) ブリテン:悲歌,
 7) ヴァレンティン・シルヴェストロフ:ラクリモーサ
ミラン・ミリサヴリェヴィッチ(ヴィオラ)
 “…非常に想像力に富む演奏、素晴らしく洗練されたトーン”
 現在、メトロポリタン歌劇場の首席ヴィオラ奏者を務めるミリサヴリェヴィッチのリサイタル・アルバム。
 冒頭に置かれたバッハの「シャコンヌ」を除くと、他はペンデレツキ、カーター、ハービソン、ハチャトゥリアン、ブリテン、シルヴェストロフの近現代作品であり、彼がどれほどまでに自身の技巧と表現に自信を抱いているのかがわかる、ある意味挑戦的な1枚といえるでしょう。
 まるで魔法のように美しく豊かなミリサヴェリェヴィッチのヴィオラの音色に魅了されるはずです。 【録音】2014年6月, SUNY Purchase Recital Hall,



<国内盤> 


SONARE


SONARE 1031
\2400+税
梯剛之/ピアノ・リサイタル 2016
 モーツァルト:
  (1)ピアノ・ソナタ第5番 ト長調 K.283
  (2)ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」
 ベートーヴェン:
  (3)ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」
  (4)ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
梯剛之(ピアノ)
 トルコ行進曲、実に20 年ぶりの再録音。感情に訴える梯剛之のベートーヴェンとモーツァルト!

 ライヴ録音:2016年6月4日/東京文化会館(小ホール)/73’ 38”

 近年ますますの充実の音楽を聴かせてくれる梯剛之。SONARE レーベルからリリースが続いておりますが、当盤は2016 年6 月に東京文化会館に行われたピアノ・リサイタルのライヴ録音です。
 収録曲はモーツァルトのピアノ・ソナタ第5 番と第11 番「トルコ行進曲付き」、そしてベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8 番「悲愴」と第31 番という魅力的な作品が並びます。モーツァルトの2 作品は1995 年のセッション録音以来、満を持して20 年ぶりの再録音となります。
 近年、梯の音色はさらに多彩となり、細部まで神経の行き届いた美しいタッチは聴き手の心を奪います。きめ細やかな強弱や煌めくタッチはさらに磨きがかかり、現在の梯の充実ぶりをうかがえる演奏を聴くことができます。


















9/21(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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DANACORD



DACOCD 775
\2600→\2390
次に来るか、マルク・スーストロ
 ビゼー:管弦楽作品集
  交響曲ハ長調
  《カルメン》組曲第1番
  《アルルの女》組曲第1番
  《アルルの女》組曲第2番
マルク・スーストロ(指揮)
オーフス交響楽団
 スーストロ&オーフス響!ビゼーの交響曲&組曲!

 デンマーク、オーフス市のオーケストラ、オーフス交響楽団と、2015年8月よりオーフス響の首席指揮者の任に就いたフランスの指揮者マルク・スーストロが描くジョルジュ・ビゼーの管弦楽作品集。
 代表作「カルメン」、「アルルの女」の組曲に加え、ビゼーが17歳のときに書き上げた習作、「交響曲ハ長調」を収録。フランス音楽のスペシャリストとして長いキャリアを誇るマルク・スーストロが振る、色彩豊かなビゼーの交響曲と組曲集です。

 録音:2016年6月6日−10日、オーフス・シンフォニー・ホール(デンマーク)



**********

 来るか、スーストロ。
 その名は前から聞いていたが、最近とみに知名度が上昇してきているマルク・スーストロ。

 


 マルク・スーストロ(1949年 - ) は、フランス、リヨン生まれの指揮者。

 20歳で地元の音楽院でトロンボーンとピアノを学んだあと、パリ音楽院でマニュエル・ロザンタルに指揮法を学んだ。
 1974年にロンドン交響楽団のアンドレ・プレヴィンのアシスタントを務め、1975年のブザンソン国際音楽祭の指揮者コンクールで優勝。
 1976年から1994年までロワール・フィルハーモニー管弦楽団、1995年から2003年までボン・ベートーヴェン管弦楽団、1996年から2006年までブラバント管弦楽団のそれぞれの首席指揮者を歴任。
 2011年からマルメ交響楽団の首席指揮者、2015年8月よりオーフス響の首席指揮者。

 最近ではTIMPANIからゴーベールの管弦楽曲集をリリースしてフランス・ファンを歓喜させ、NAXOSからサン=サーンス交響曲全集をリリースして交響曲ファンを驚喜させた。

 じきにドイツ製の大作交響曲の傑作録音を放って一気に大巨匠に名乗りを上げるという道筋が見えるようである。


スーストロのNaxosでのサン=サーンス交響曲全集

8.573138
\1500
サン=サーンス:交響曲集 第1集 交響曲 第1番&交響曲 第2番 他
 1-4.交響曲 第1番 変ホ長調 Op.2(1853)
  <1.第1楽章:アダージョ-アレグロ/
   第2楽章:行進曲-スケルツォ:アレグレット・スケルツァンド/
   第3楽章:アダージョ-/第4楽章:アレグロ・マエストーソ>/
 5-8.交響曲 第2番 イ短調 Op.55(1859)/
 9.交響詩「ファエトン」Op.39(1873)
マルメ交響楽団/
マルク・スーストロ(指揮)
録音 2013年8月19-23日 スウェーデン,マルメ・コンサート・ホール

 「NAXOSのカタログにはどんな曲でもあるんでしょう?」と尋ねられることもしばしばですが、実はそうでもありません。サン=サーンスの交響曲も全集がありそうで、ありませんでした。
 そこでこの第1集を皮切りに、全集を録音してしまおうという企画が始動しました(とは言え、サン=サーンスは番号のついた交響曲は3曲しか書いておらず、あとは番号なしの1曲と、交響曲「ローマ」、未完の2曲があるだけです)。
 交響曲第1番は18歳の作品ですが、モーツァルト、メンデルスゾーンを凌ぐ神童であった彼だけあって、この完成度の高さには驚くばかりです。
 第2番はその6年後の作品ですが、作曲技法も格段の進歩が感じられる意欲作となっています。シューマン風の重厚さも感じられる興味深い音楽です。
 交響詩「ファエトン」はギリシャ神話を題材とする作品ですが、当時のフランスの困難な状況・・・普仏戦争でのナポレオン3世敗北による第三共和制の混乱・・・を反映した、悲しさと重厚さを併せ持つ重厚な音楽です。

8.573139
\1500
サン=サーンス:交響曲集 第2集 交響曲 第3番&交響曲 イ長調 他
 1-4.交響曲 第3番 ハ短調 「オルガン付き」Op.78(1886)
 5-8.交響曲 イ長調(1850頃)
 9.交響詩「オンファールの糸車」Op.31
カール・アダム・ランドステレム(オルガン)/
マルメ交響楽団/
マルク・スーストロ(指揮)
録音 2013年8月26-30日 スウェーデン,マルメ・コンサート・ホール

 サン=サーンス(1835-1921)が「この曲には私が注ぎ込める全てを注ぎ込んだ」と語ったほどに気合の入った交響曲第3番。随所で活躍するオルガンばかりが目立ちますが、実に精緻な管弦楽法と、これまた活躍するピアノの使い方も見事なものです。4楽章形式に見えますが、実は2部に分かれた2つの楽章から出来ています。あの華麗なオルガンの導入で有名な箇所は第4楽章ではなく、第2部の後半なのです。この曲は、彼の友人であったフランツ・リストの影響も垣間見られ、また曲自体も初演直後に亡くなったリストに捧げられてもいます。人気曲たる貫禄に満ちた作品です。
 それに比べ、「イ長調交響曲」はサン=サーーンス15歳頃の作品で、早熟の天才だった彼とはいえ、まだ独自の個性は開ききっておらず、モーツァルトやシューベルトの香りが漂う、初々しさ満開のチャーミングな曲です。「オンファールの糸車」も前述の通り、フランツ・リストとの交流から生まれた曲で、女王オンファールの下で奴隷として働くヘラクレスの目を通して、美しい女王の姿を音で描いた作品です。スーストロとマルメ交響楽団は見通しの良い響きと壮麗な音色を持ち味とした颯爽たるサン=サーンスを表出しています。

8.573140
\1500
結構名曲なんです
 サン=サーンス:交響曲集 Vol.3
  交響曲 ヘ長調「首都ローマ」他

 1-4.交響曲 ヘ長調「首都ローマ」(1856)
  <第1楽章:ラルゴ-アレグロ-ラルゴ-アレグロ/
   第2楽章:モルト・ヴィヴァーチェ-ピウ・プレスト-プレスティッシモ/
   第3楽章:モデラート,アッサイ・セリオーソ/
   第4楽章:
    ポコ・アレグレット-メノ・モッソ-リステッソ・テンポ-
    アンダンテ・コン・モート>/
 5.交響詩「ヘラクレスの青年時代」 Op.50(1877)/
 6.死の舞踏 Op.40(1874)
マリカ・フェルツコー
(マルメ響コンサート・マスター:ヴァイオリン・ソロ)…6/
マルメ交響楽団/
マルク・スーストロ(指揮)
録音 2013年8月29-30日 スウェーデン マルメ・コンサート・ホール

 1856年、21歳のサン=サーンス(1835-1921)はへ長調の交響曲を書き上げました。これはボルドー・ソシエテ・サン・セシルが主催したコンクールのための作品です。なぜ「首都ローマ」というタイトルを彼が選択したのかは不明ですが、コンクールのルールが「匿名で応募すること」であり彼はそれを遵守、見事に賞を勝ち得たのです。
 コンクールを意識して書かれたせいか、かなり堅固な形式を取っていて、最終楽章はまるでブラームスの交響曲第4番を先取りするかのようなパッサカリア風の変奏曲となっていたりと、実験的な要素も垣間見えます。
 しかしこの作品は彼の生きている間は出版されることなく、またサン=サーンス自身も、次の作品である第2番の方を重要視したせいか、こちらの作品はすっかり影が薄くなってしまったのです。
 そんな隠れた名作をこの機会に。他には彼の最も有名な作品「死の舞踏」と劇的な内容を持つ「ヘラクレスの青年時代」を収録。





TACTUS



TC 870001
\2500→\2290
天才ピアニスト、アンドレア・バケッティがTactusに登場!
 ファーノ&オミッツォーロ:
  チェロとピアノ、ピアノ独奏のための作品集

   ファーノ:
    チェロ・ソナタ ニ短調、チェロとピアノのための2つの小品
   オミッツォーロ:ソナタ・ブレーヴェ
   ファーノ:ピアノ独奏のための《追憶》
ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)
アンドレア・バケッティ(ピアノ)
 バケッティとフィリッピーニの強力デュオ!20世紀イタリア、ファーノのチェロ・ソナタ!
 ジェノア出身の天才ピアニスト、アンドレア・バケッティがTactusに登場!

 師であるマルトゥッチのイタリア的な作風を受け継ぎ、ドイツではブゾーニの影響を受けたグイド・アルベルト・ファーノ(1875−1961)と、1969年のエリザベート王妃国際コンクール作曲部門3位を受賞したシルヴィオ・オミッツォーロ(1905−1991)。
 ブルーノ・カニーノ、マリーナ・シルブと共に結成したミラノ三重奏団のメンバーであり、ローマ・サンタチェチーリア音楽院教授の教授としても高名な名手ロッコ・フィリッピーニと、バッハの快演が記憶に新しい、イタリア、ジェノヴァ出身の天才ピアニスト、アンドレア・バケッティの強力デュオが、オペラ後の20世紀イタリアで活躍した2人の作曲家の秀作を奏でる。

 2011年−2013年の録音。



 

TC 621801
\2500
レイナ:
 2声、3声、4声、または5声のための
  《アルモニア・エックレシアスティコ》
コンツェントゥス・ヴォクム
ミケランジェロ・ガブリエッリ(指揮)
 フランシスコ会の修道士でもあり、ミラノなど北イタリアの様々な教会でオルガニストとして活躍したとされるシスト・レイナ(1619/23−1664)。
 1653年にミラノで出版された宗教声楽作品集「アルモニア・エックレシアスティコ」は、ゴンザーガ家のルイジア・マリアーナに捧げられている。コンツェントゥス・ヴォクムは、コモ音楽院のルネサンス、バロックのスペシャリストたちで結成される声楽アンサンブル。

 2013年2月の録音
 

TC 580002
\2500
ルネサンス、バロック時代のアッフェッティ・ムジカーリ
 (音楽の情感)
イン・タベルネ・ムジカ
 ディ・フォッジア:Santi la bell'istoria/
 デル・ビアド:Guggi fuggi/
 ファルコニエリ:Begl'occhi lucenti/
 作曲者不詳:Ciaccona、Cecona/
 ディ・フォッジャ:Sy vos pretendeys/
 サンチェス:Usurpato tiranno/
 フレスコバルディ:Canzon Seconda a due canti/
 デ・ペルージャ:Sta pur ben nostro bel fusto/
 サンチェス:Accenti queruli/
 カレスターニ:Damigella tutta bella/
 作曲者不詳:Monicha/
 メールラ:Folle e ben chi si crede/
 ポセンティ:De' miei preghi tutt'altera/
 ファルコニエリ:O bellissimi capelli/
 マイネリオ:Schiarazzula marazzula/
 モンテヴェルディ:Si dolce e il tormento/
 メールラ:Sentiere una canzonetta
 ルネサンス時代から初期バロック時代にかけてイタリアで演奏されたシャコンヌ、パッサカリア、カンツォネッタ、そしてヴィラネルなどの様々な様式が備えた"音楽の情感"を伝えてくれるプログラム。

 2014年5月の録音。
 

TC 510391
(2CD)
\5000
カヴァッツォーニ:オルガン作品全集
 オルガン作品集第1巻
 オルガン作品集第2巻
イヴァーナ・ヴァロッティ(オルガン)
 マントヴァを中心に活躍し、同地の聖バルバラ教会のオルガニストを務めるなど、16世紀イタリアのオルガン、器楽音楽の発展に寄与した作曲家、ジローラモ・カヴァッツォーニ(1506/12?−1577)のオルガン作品全集。

 2013年6月の録音。



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バーゼル交響楽団(Sinfonieorchester Basel) (SOLO MUSICA) 



SOB11
\2300→\2090
イーゴリ・ストラヴィンスキー:バレエ音楽《ペトルーシュカ》(1911年原典版)
 オリジナル管弦楽版&ピアノ4手連弾版

《管弦楽版(1911年原典版)》
  録音 2015年8月25-27日 バーゼル シュタットカジノ
バーゼル交響楽団
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
《ピアノ4手連弾版》
  録音 2016年4月22-24日 リンツ ムジークテアター
デニス・ラッセル・デイヴィス(ピアノ)
滑川真希(ピアノ)

 《ペトルーシュカ》はもともとはピアノ協奏曲として構想された作品であり、1911年にバレエ・リュスのためにバレエ音楽に仕立て直した際も、ピアノの見せ場が多く取られていました。
 1914年にはアルトゥール・ルービンシュタインの依頼により《ペトルーシュカからの3楽章》が作られていますが、ストラヴィンスキー(1882-1971)は、オーケストラの総譜を作成する際に平行して"4手ピアノ版"も作成していました。
 こちらは、リハーサル用、もしくは研究用として用いられていましたが、最近はその技術的難易度の高さが愛されるようになり、しばしばコンサート・ホールでの演奏機会も増えてきました。
 2014年にリリースされた《春の祭典》(SOB06)、2016年の《火の鳥》(SOB10)に続き、ストラヴィンスキーの《ペトルーシュカ》を管弦楽版と4手連弾版との比較で楽しめる好企画盤。
 今回も管弦楽版をD.R.ディヴィスが指揮するバーゼル交響楽団、「4手連弾版」をD.R.ディヴィスと彼の妻、滑川真希が演奏しています。



オケ版&ピアノ4手版
ストラヴィンスキー:
春の祭典、「火の鳥」

SOB06
\2300→\2090
バーゼル響によるオケ版
 デニス・ラッセル・デイヴィス&滑川真希によるピアノ4手版

ストラヴィンスキー:

 1-2.春の祭典-オーケストラ版/
 3-4.春の祭典-ピアノ4手版
バーゼル交響楽団…1-2/
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮…1-2)&(ピアノ…3-4)/
滑川真希(ピアノ…3-4)
録音 2013年10月28-30日 バーゼル カジノ
 偉大なるストラヴィンスキー(1882-1971)の「春の祭典」。1913年にバレエ・リュスで初演され激しい賛否両論を巻き起こしたことでも知られます。
 この演奏はまずディヴィスの指揮するオーケストラで、この破壊的な曲を聴いていただき、その後に同じくデイヴィスと日本の現代音楽のスペシャリスト、滑川さんによる4手版をお楽しみいただくという趣向です。
 どんな形態で演奏されようとも、この曲の凄さは際立っています。

SOB10
(2CD)
\3100→\2790
 バーゼル響によるオケ版
 デニス・ラッセル・デイヴィス&滑川真希によるピアノ4手版
  ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」


<CD1 バレエ音楽「火の鳥」全曲 (原典版)>
<CD2>バレエ音楽「火の鳥」全曲(D.R.デイヴィスによる2台ピアノ編)
バーゼル交響楽団/
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)…CD1/
デニス・ラッセル・デイヴィス(ピアノ)/
滑川真希(ピアノ)…CD2
録音 2014年8月22-25日 バーゼル シュタットカジノ…CD1, 2015年8月12-14日 リンツ劇場 オーケストララウム…CD2

 2014年にリリースされた"春の祭典"(SOB06)に続き、ストラヴィンスキーの"火の鳥"を管弦楽版と2台ピアノ版との比較を楽しめる企画盤。
 今回も管弦楽版をD.R.デイヴィスが指揮するバーゼル交響楽団、「2台ピアノ版」をD.R.デイヴィスと彼の妻、滑川真希が演奏しています。
 ストラヴィンスキーの3つのバレエ作品の中で、"火の鳥"は、他の2曲("春の祭典"、"ペトルーシュカ")と違い、作曲家による4手版が残されていません。
 そのため、D.R.デイヴィスは自分で4手版をアレンジするために、バーゼルのパウル・ザッハー財団に保管されているピアノ・ソロの譜面を参照、新たなヴァージョンを作り上げました。
 D.R.デイヴィスの斬新な解釈に基づく演奏はもちろんのこと、2つの版の聴き比べも非常に興味深いものとなっています。




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SOLO MUSICA



SM229
\2300→\2090
Entdeckung eines Romantikers−ロマン派の発見 第1集
アンリ・マルトー(1874-1934)/マックス・レーガー(1874-1934):作品集

 1.マルトー:子守歌 Op.2-1/
 2.マルトー:アンダンティーノ イ短調 Op.2-3/
 3.マルトー:シャコンヌ Op.8/
 4.レーガー:2つの小品 Op.79e‐1 奇想曲 ロ短調/
 5.レーガー:2つの小品 Op.79e‐2 小さなロマンス ニ長調/
 6.レーガー:組曲 イ短調 Op.103a‐3 アリア/
 7-14.マルトー:8つの歌 Op.10
  〈アグネス/涙のしずく/愛が来た/わが魂の庭/
   愛の歌/太陽の歌/夢/秋〉/
 15-19.マルトー:パルティータ Op.42-1
  〈第1曲:前奏曲とフーガ/第2曲:クーラント/
   第3曲:葬送行進曲/第4曲:メヌエット/第5曲:ジグ〉
ハンス・カラフース(ヴァイオリン)…1.2.7-14./
ギッティ・ピルナー(ピアノ)…1.2.4-6/
ハリオルフ・シュリヒティヒ(ヴィオラ)…3.15-19/
関谷由美(ピアノ)…3/
ライナー・ギンツェル(チェロ)…4-6.7-14/
ジュリー・カウフマン(ソプラノ)…7-14./
イ・リ(ヴァイオリン)…7-14/
ユルゲン・ウェーバー(ヴィオラ)…7-14/
アンドレア・リーバークネヒト(フルート)…15-19
録音 2008年7月27日…1.2.6.7-14, 2007年1月8日…3, 2007年7月14日…4.5, 2007年10月12日…15-19 ドイツ、ミュンヘン

 フランスの、音楽を愛する家庭に生まれたアンリ・マルトー。幼い頃からヴァイオリンを学び、10歳の時にはハンス・リヒターの指揮するウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と共演、公式デビューを果たした神童でした。
 14歳の時には同じくリヒターとの共演でロンドン・デビュー、その4年後にはパリ音楽院のプルミエ・プリを獲得、マスネから大絶賛されて作品も献呈されます。
 多くの作曲家たちと交流を持ち、活発な演奏活動を行いながら、教育にも力を注ぎ、ヨーゼフ・ヨアヒムの後継者として数多くの弟子を育てます。
 しかし第一次世界大戦が勃発、スイスとドイツの関係が悪化し、彼は逮捕、抑留されてしまい、結局は親しくしていた王族がいたスウェーデンに渡り、この地に帰化します。
 このシリーズでは、素晴らしい功績を残したにも拘わらず、録音も作品の演奏もほとんどないというマルトーが少しずつ紹介されます。

 この第1集では彼の歌曲と、ヴァイオリン曲、そしてなぜかレーガー作品が含まれています。これは、前述の通り、多くの作曲家と交流を持っていたマルトーが、当時周囲から煙たがられていたというレーガーとも仲が良く、しばしば彼の作品を演奏、紹介していたというエピソードに基づくものです。
 ブックレットに掲載された、2人が仲良く写っている写真からも彼らのやりとりが聞こえてくるかのようです。興味深いシリーズの始動です。
 

SM239
\2300
ジャネット・ペリー(ソプラノ) 〜ドイツとフランスの歌曲を歌う
 1.モーツァルト(1756-1791):寂しい森の中で K308/
 2.モーツァルト:鳥よ、年ごとに K307/
 3.モーツァルト:すみれ K476/
 4.モーツァルト:夕べの想い K523/
 5-8.リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):歌曲集「おとめの花」Op.22 TeV153
  〈矢車菊/けしの花/きづた/すいれん〉/
 9.リスト(1811-1886):汝マールリングの鐘 S328/R621/
 10.リスト:それは素晴らしいこと S314/R590/
 11.リスト:おお、夢に来ませ S282/R569b/
 12.フォーレ(1845-1924):愛の歌 Op.27-1/
 13.フォーレ:月の光/
 14.フォーレ:私たちの愛 Op.23-2/
 15.デュパルク:旅への誘い/
 16.デュパルク:ため息/
 17.マイアベーア(1791-1864):アヘンツェルのアマリリス/
 18.デュパルク:フィデレ/
 19.ドビュッシー(1862-1918):アリエルのロマンス/
 20.ドビュッシー:ロマンス/
 21.ドビュッシー:ピエロ/
 22.ドビュッシー:操り人形/
 23.フォーレ:棄てられた花 Op.39-2
ジャネット・ペリー(ソプラノ)/
ジャン・ルメール(ピアノ)
録音日不明 US ヴァージニア リーズバーグ Arsenal, Metz, France and Opera Dog Studio, ライブ収録

 1947年、アメリカのミネアポリスで、音楽家の両親の下に生まれたジャネット・ペリー。2歳の時のクリスマス・プレゼントに「モーツァルト・ワンダーボーイ」という絵本をプレゼントされた彼女は、すぐさま主人公のモーツァルトとナンネルに魅了されたと言います。そして成長するに従い、母親の伴奏で歌曲やアリアを歌い、ますますモーツァルトの音楽の素晴らしさに目覚めたペリーは、音楽を志し、ピアノ、ヴァイオリン、バレエ、演劇、歌のレッスンに励みました。
 11歳の時にセントポールの市民オペラで「オズの魔法使い」の子役としてデビューした後、カーティス音楽院に入学、在学中からヨーロッパの主要な歌劇場に出演し、スープレッド・ソプラノとして活躍しました。
 晩年のカラヤンとは、ベートーヴェンの「第9」やブルックナーの「テ・デウム」モーツァルトの「ミサ曲ハ短調」で共演、クーベリックとも同じ「ミサ曲ハ短調」の映像収録があります。
 古楽作品も得意ですが、何よりクライバーの「こうもり」映像版での艶やかなアデーレは彼女の最も素晴らしい映像の一つです。
 このリサイタルは、長年共演を続けているジャン・ルメールの伴奏に乗って、彼女の滋味溢れる歌声で、愛唱曲が次々と歌われます。
 

SM246
(2CD)
\3200
イスラム・マナフォフ 〜ショパンを弾く
〈CD1〉
 1.バラード 第1番 ト短調 Op.23/2.バラード 第2番 ヘ長調 Op.38/
 3.バラード 第3番 変イ長調 Op.47/4.バラード 第4番 ヘ短調 Op.52
〈CD2〉
 1.スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20/
 2.スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31/
 3.スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 Op.39/
 4.スケルツォ 第3番 ホ長調 Op.54/
 5.夜想曲 嬰ハ短調 遺作
イスラム・マナフォフ(ピアノ)
 アゼルバイジャンの首都バクーで生まれたピアニスト、イスラム・マナフォフは1977年からバクー音楽大学で学び、在学中の1979年に"アゼルバイジャン・ヤング・ピアニスト・コンクール"で第1位を獲得、一躍注目を浴びました。
 17歳の時にはトビリシの人気指揮者ニヤジ・タジゼードの指揮でラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を演奏、アゼルバイジャン共和国の「人民芸術家」として認定され、演奏、作曲活動と、バクー音楽大学の教授として活躍しています。
 このファースト・アルバムとなるショパンの作品集での彼の演奏は、普段誰もが思い浮かべる柔和なショパンの姿を覆すほどの、荒々しさが強調された新鮮な解釈が魅力的です。



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SWR MUSIC



SWR19009CD
\2500→\2290
もうガランチャの旦那とは言わせない!
 カレル・マーク・チチョン
 
ドヴォルザーク:交響曲全集 第3集

 1-3.交響曲 第3番 変ホ長調 Op.10
 4-7.交響曲 第4番 ニ短調 Op.13
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・
 ドイツ放送フィルハーモニー管/
カレル・マーク・チチョン(指揮)
録音 2015年3月16-19日 ザールブリュッケン コングレスハレ…1-3/2015年6月1-3日, 2015年6月5日…4-7

 ニューヨーク・タイムズで「天才的な指揮者」として紹介され、現在世界中で活躍している指揮者カレル・マーク・チチョン。
 彼によるドヴォルザーク交響曲の最新巻は、普段あまり耳にする機会のない第3番と第4番の組み合わせです。結婚を間近に控えた1873年に書かれた第3番は、当時心酔していたワーグナーのメロディが引用されていることで知られる明るく堂々とした交響曲。その翌年に書かれた第4番もやはりワーグナーの雰囲気が感じられる部分が多く、若きドヴォルザークの足跡が見事に刻まれた力作です。
 そんなドヴォルザークの若さ溢れるエキサイティングな精神を、チチョンはは鋭い洞察力を活かし、精細に満ちた色彩的な作品として描き出しています。



 カレル・マーク・チチョン(指揮):
  1971 年ロンドンで生まれ、ジブラルタルで育つ。ロンドン王立音楽院で学び、ジュゼッペ・シノーポリ、ワレリー・ゲルギエフのアシスタントを務めた。2003 年から定期的にイギリス室内管弦楽団へ客演。2004 年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に招かれてザルツブルクの国際オーケストラ協会でのコンサートを指揮、その公演の大成功により、2005 年、2006 年にも再び同演奏会を指揮している。2006 〜 2009 年グラーツ交響楽団の首席指揮者、2009 〜 2012 年ラトヴィア国立交響楽団の首席指揮者と芸術監督を歴任した。
 2011 年9 月にザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者に就任。ザールブリュッケンでのポストに加え、オペラ指揮者としても活躍。ウィーン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、バイエルン国立歌劇場、ローマ歌劇場、ボローニャ市立歌劇場、マドリード王立歌劇場、バルセロナのリセウ大劇場に定期的に登場し、モンセラート・カバリエ、ホセ・カレーラス、ホセ・クーラ、エディタ・グルベローヴァ、ヨナス・カウフマン、ラモン・ヴァルガスといった一流アーティスト達と共演している。【情報提:パシフィック・コンサート・マネジメント】



 チチョン:ドヴォルザーク交響曲全集 既発リリース

93 330
\2500→\2290
ドヴォルザーク:交響曲全集 Vo.1
 (1)交響曲第1番 ハ短調「ズロニツェの鐘」 Op.3(47’07”)
  【I.11’57”+II.12’38”+III.9’00”+IV.13’14”】
 (2)ラプソディ Op.14(17’34”)
ザールブリュッケン=カイザースラウテルン・ドイツ放送フィル管
カレル・マーク・チチョン(指揮)
 今、世界が注目するカレル・マーク・チチョンが手兵、ザールブリュッケン=カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルとドヴォルザークの交響曲全曲録音を始動!

 セッション録音:(1)2014 年2 月4-6 日、(2)2014 年4 月17&18 日/ザールブリュッケン、コングレスハレ/DDD、64’53”

 ニューヨーク・タイムズ紙に「天才的な指揮者」と絶賛され、世界から注目を集めているカレル・マーク・チチョンが、2011 年9 月に首席指揮者に就任したザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団とドヴォルザークの交響曲全曲録音を開始しました!
 記念すべき第1 弾には交響曲第1 番とラプソディを収録しました。非常に情熱的で豊かな音楽性が魅力のチチョンですが、当演奏も彼の持ち味が存分にあらわれており、全体的に歯切れがよくボルテージの高い演奏は聴き手に高揚感をあたえます。期待大のシリーズ開始と言えましょう!
 1865 年に作曲された交響曲第1 番はドヴォルザークの20 代半ばの作品で、「ズロニツェの鐘」と題されています。このズロニツェは、プラハから西に80 キロほどのところにある町で、ドヴォルザークが4 年間程暮らし、そこで音楽理論などはじめて音楽を学んだ場所です。記念すべき交響曲第1 番にこうした懐かしさや思い出からドヴォルザーク自らがその題名を与えました。すでにドヴォルザークの個性と民族性をうかがえる躍動感あふれる作品です。


93 344
\2500→\2290
ドヴォルザーク:交響曲全集 Vo.2
 (1)交響曲第5番
 (2)序曲『自然の中で』 Op.91
 (3)スケルツォ・カプリチオーソ Op.66
ザールブリュッケン=カイザースラウテルン・ドイツ放送フィル管
カレル・マーク・チチョン(指揮)

 ジムロック社の策略で、最初第3番として1888年に出版されたというこの交響曲第5番。作曲が完成していたのは、それよりも以前の1875年で、そろそろ彼自身の個性が曲に現れてきたころの充実した作風を持っています。ブラームスとの関連を指摘される「第6番」よりも、更に牧歌的な雰囲気に満たされたこの曲は、いかにも楽しげな第1楽章で幕を開けます。一転重苦しい雰囲気に包まれた第2楽章、その2楽章の雰囲気を引き継ぎながらも溌剌とした第3楽章を経て、荘厳な序奏(イ短調)を持つ終楽章へとなだれ込みます。ここがまさにドヴォルザーク(1841-1904)の真骨頂です。
 この曲を指揮するのは、イギリスの指揮者カレル・マーク・チコン(シチョン)。情熱的なテンペラメントが全ての聴き手を魅了しています。彼はロンドン王立音楽院で学び、シノーポリとゲルギエフのアシスタントを経て、2011年9月にザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任、現在に至っています。ドヴォルザークの音楽の素晴らしさを再認識させるシリーズです。


 

SWR19017CD
\2500
Polska 〜ポーランドの歌
 1-6.シマノフスキ(1882-1937): 6つのクルピエ地方の歌
  〈ねえ、私の雄牛たちよ/ノックをしているのは誰?/
  イエス・キリストを称えたまえ/馬に、鞭打ち走らせろ/
  着飾りなさい、恋人よ/楽士さん、ワルツを演奏してください〉/
 7.ペンデレツキ(1933-): 来たり給え、創造主なる聖霊よ/
 8.ローマン・ハウベンシュ卜ック=ラマティ(1919-1994):マドリガル/
 9.ペンデレツキ:天使への賛美歌/
 10-14.グレツキ(1933-2010): 5つのクルピエ地方の歌 Op.75
  〈ねえ、丘を降りてきて、丘を降りてきた/
   なんて暗い、暗い夜/
   昨日は最愛の人だった、でも今日は違う/
   私は卜ルンから来た農夫/嵐が来る、雨が降りそう〉/
 15-17.ルトスワフスキ(1913-1994):戦士の主題による10のポーランド民謡(抜粋)
  〈第1番:クラクフのそばの黒い野原/
   第7番:ジャック、どこから来たの?/
   第6番:私はカンボクの茂みを破壊してしまった〉
中曽和歌子(ソプラノ)…1.2.3.6/
ヴィープケ・ヴィグハルト(アルト1)…3/
キルストン・ドローペ(ソプラノ)…8/
アレクサンドル・ユデンコフ(テノール)…1.3.4.5.6/
ザビーネ・チンチェル(アルト2)…3/
ユディ卜・ヒルガー(アルト3)…8/
シュトゥットガルト南西放送声楽アンサンブル/
マーカス・クリード(指揮)
録音 2015年6月16-19日、2015年6月24.25日 シュトゥットガルトSWR放送スタジオ
Tonmeister | Artistic Director Thomas Angelkorte / Toningenieur | Sound Engineer Volker Neumann

 マーカス・クリードによる音楽で巡る旅の最新巻は激動の歴史を辿ったポーランドの合唱作品集。ポーランドは10世紀に国家として認知され領土を拡大するも、18世紀になって4度に渡り国土を隣国によって分割され、一旦は消滅します。
 第1次世界大戦後、1918年に独立しましたが、第二次世界大戦時に再びナチスとソビエトによって分割。1952年に人民共和国として国家主権を復活、1989年の民主化によって共和国となり、ようやく今の形になりました。そんなポーランド、芸術面では非常に多くの実りをもたらしています。1956年に初めて開催された「ワルシャワの秋」音楽祭で、初めてこの国の音楽に触れた聴衆は、その驚異的な可能性に驚きを隠せませんでした。
 このアルバムでは、近現代ポーランドを代表する作曲家たちの合唱作品を聞く事ができます。

 【マーカス・クリードの合唱シリーズ】
  アメリ力…93.306 ロシア…93.317 イタリア…93.329 イギリス…93.342




(DVD−ROM)

REFERENCE RECORDINGS(DVD−ROM)


【HRxシリーズ続々発売】

 リファレンス・レコーディングスは、スペクトラルの設計者であり、HDCD の発明者でもあるキース・ジョンソン博士が30 年以上もチーフ・エンジニアを務めている高音質レーベル。
 そのRR がまたまた驚異の音質体験を教えてくれるフォーマットが『HRx』です。
 『HRx』は、パソコンとオーディオインターフェースを使用したPC オーディオやデジタル・ストリーム(DS)機器に対応するために、176.4kHz/24bit の圧縮しないWAV データを記録したDVD-Rのこと。密度の濃い音質、臨場感、楽器の音の生々しさ、音空間をそのまま美しく再生できる驚異の音質。弦はさらにしなやかに、金管はより煌びやかに鮮明に聴くことが出来ます。
 通常のCD、SACD、DVD プレイヤーでは再生できませんが、『HRx』のハイサンプリング音源を是非体験してください。
RR 136HRX
(DVD-ROM)
\5600
リファレンス・レコーディングス、
 サン=サーンスの「オルガン付き」

  サン=サーンス:
   序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28
   ミューズと詩人たち Op.132
   交響曲第3番「オルガン付き」
ヤン・クライビル(オルガン)
ノア・ゲラー(ヴァイオリン)
マーク・ギブス(チェロ)
マイケル・スターン(指揮)
カンザスシティ交響楽団
 録音:2013 年6月、カウフマン・センターフォー・ザ・パフォーミング・アーツ、ヘルツベルク・ホール/176.4kHz/24bit

 アメリカの老舗高音質レーベルである、リファレンス・レコーディングスが、遂にサン=サーンスの「オルガン付き」を録音しました。
 名盤ひしめくサン=サーンスの交響曲第3 番は、オーディオ効果抜群の作品であるため、名録音、高音質という点でも注目される楽曲です。 
 録音に使われたホールは、最近リファレンス・レコーディングスが積極的に録音しているカンザスシティ交響楽団の本拠地でもあるカウフマン・センターフォー・ザ・パフォーミング・アーツ。2011 年9 月にオープンした新しいホールで、1800 席規模のプロセニアム形式のステージを持つ劇場と、1600 席規模のクラシック用コンサートホールの2つのホールを持った大型複合文化施設。この建築の構造エンジニアリングに対しアメリカのコンサルタント技術者協会から「グランド・コンセプター賞」が授与されるなど、このエリアは近年、カンザスシティで急速に発展している文化芸術の発信地として注目されています。パイプオルガンは、ホールの壁と一体化し、同様のアーチを形成しており、自然な音の広がりを演出します。巨大な編成と壮大な響きをもつ「オルガン付き」には非常に適したホールと言えるでしょう。マイケル・スターン率いるカンザスシティ響も、ホールの壮麗な響きに負けない、弦楽器の美しさ、管楽器の華やかさ、オルガンのフィナーレへ続く迫力は、爽快感があります。 
 カップリングとしては、ヴァイオリンが華々しく活躍する「序奏とロンド・カプリチオーソ」、チェロとヴァイオリンの二重協奏曲「ミューズと詩人たち」が収録され、華やかな演奏効果を期待できるサン=サーンスの作品を楽しむことができます。
 ※通常のCD、SACD、DVD プレイヤーでは再生できません。
 
RR 137HRX
(DVD-ROM)
\5600
ワイン・ダーク・シー
 ダン・ウェルチャー(1948-):SPUMANTE
 ドナルド・グラントハム(1947-):JAI ETE AU BAL
 フランク・ティケリ(1958-):クラリネット協奏曲
  【RHAPSODY FOR GEORGE/ SONG FOR AARON/
   RIFFS FOR LENNY】*
 ジョン・マッキー(1973-):
  WINE DARK SEA(吹奏楽のための交響曲)
ジェリー・ジャンキン(指揮)
テキサス大学ウィンド・アンサンブル
ネイサン・ウィリアムズ
 (クラリネット)*
 176.4kHz/24bit

 テキサス大学ウィンド・アンサンブルによるアルバム。1973 年フィラデルフィア生まれの作曲家ジョン・マッキーの「WINE DARK SEA」が世界初録音されています。
 本作品はテキサス大学ウィンド・アンサンブル創立100 周年記念として委嘱されました。ジョン・マッキーは、クリーヴランド音楽院でコリリアーノ、ジュリアード音楽院でドナルド・エルブに師事したアメリカの若手。特に吹奏楽曲では人気があり、日本で初演された「翡翠」をはじめ広く演奏されています。
 ※通常のCD、SACD、DVD プレイヤーでは再生できません。
 

RR 131HRX
(DVD-ROM)
\5600
ビゼーのオーケストラ作品集
 ビゼー:
  交響曲ハ長調
  「子供の遊び」Op.22
  半音階的変奏曲(ワインガルトナー編)
サンフランシスコ・バレエ管弦楽団
マーティン・ウェスト(指揮)
 176.4kHz/24bit

 マーティン・ウェスト指揮、サンフランシスコ・バレエ管によるビゼーのオーケストラ作品集。
 1855 年に作曲された交響曲ハ長調は、ビゼーが17 歳の時の作品で生前は一度も演奏されず、80 年後の1935 年にワインガルトナー指揮によってようやく初演されました。
 また1961 年にバランシン振付で「シンフォニー・インC」として、このサンフランシスコ・バレエで初上演された所縁のある作品です。シンプルでエレガントな響きが特徴のサンフランシスコ・バレエ管にあった、南欧の明るく楽しい雰囲気をもつ作品で美しいメロディーが印象的に登場します。
 「子供の遊び」はビゼーがピアノ連弾用に作曲した曲集で、全12 曲から5 曲を選んで小組曲として管弦楽のために編曲しています。ここでは、残りの7 曲をハーシー・ケイとロイ・ダグラスが編曲した版を使用して、全12 曲のオーケストラ・ヴァージョンで初録音しました。そしてビゼーがピアノ独奏曲として作曲した「演奏会用半音階変奏曲」を大指揮者ワインガルトナーが編曲したダイナミックな作品「半音階的変奏曲」も収録されています。
 ※通常のCD、SACD、DVD プレイヤーでは再生できません。
 
RR 132HRX
(DVD-ROM)
\5600
マイケル・スターン率いるカンザスシティ交響楽
 ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
 プロコフィエフ:組曲「3つのオレンジへの恋」
 バルトーク:「中国の不思議な役人」組曲
マイケル・スターン(指揮)
カンザスシティ交響楽団
 録音:2012年2月5-11日ヘルツベルク・ホール、カウフマン・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ/176.4kHz/24bit
 プロデューサー:デイヴィット・フロスト/エンジニア:キース・O・ジョンソン

 カンザスシティのダウンタウン南の端、アートギャラリーが立ち並ぶ、この街でも最もアーティスティックと言われるクロスロード・アート・ディストリクトに隣接する小高い丘の上に2011 年9 月にオープンしたカウフマン・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ。1800 席規模のプロセニアム形式のステージを持つ劇場と、1600 席規模のクラシック用コンサートホールの2つのホールを持った大型複合文化施設です。クラシック用のコンサートホール(ヘルツベルク・ホール)は音響にも大変こだわっており、オーケストラの豊かな響きを十分に堪能することができます。この新しいホールを本拠地とするのがマイケル・スターン率いるカンザスシティ交響楽団。
 収録されているのは、ヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容。この作品は交響曲「画家マティス」と並んでヒン デミットの作品の中では最もよく演奏される曲。1943 年にアメリカで作曲され、ヒンデミット独自の和声理論に基づく 協和音と不協和音の交差が印象的な作品です。
 そしてプロコフィエフの組曲「3 つのオレンジへの恋」。この作品は1921 年にシカゴで上演されたオペラからの6 曲を抜粋した作曲者自身の編曲による組曲版。
 オペラはイタリアの劇作家カルロ・ゴッツィが書いた童話に基づく作品。魔女に呪いをかけられた王子が、3 つのオレンジを求めて砂漠に行き、オレンジの一つからあらわれた王女と結婚する、という話で、プロコフィエフらしい遊び心と叙情が感じられる個性的な音楽をマイケル・スターンの新鮮な表現で聴かせてくれます。 最後にバルトークの「中国の不思議な役人」組曲。荒々しく不協和な響きが全体を支配する「一幕もののパントマイム」と題された合唱が入るバレエ音楽が全曲のため、20 分ほどに短縮された組曲版が比較的よく演奏されます。豊麗さと力強いダイナミズムみなぎる演奏で締めくくられています。
 ※通常のCD、SACD、DVD プレイヤーでは再生できません。
 
RR 133HRX
(DVD-ROM)
\5600
オルガン・ポリクローム〜フランスのオルガン作品集
 ヴィドール:交響曲第6番よりアレグロ
 シュミット:前奏曲ト短調Op.11
 アラン:アグニ・ヤヴィシュタのための2つの舞曲
 ボネ:演奏会用練習曲
 デュリュフレ:スケルツォOp.2
 デュプレ:前奏曲とフーガ ト短調Op.7-3
 フランク:英雄的小品
 ギルマン:カプリース Op.20-3
 ヴィエルヌ:幻想的小品Op.51
 ジグー:グランクール・ディアローグ
ヤン・クライビル(オルガン)
 録音:2011 年カウフマン・センターフォー・ザ・パフォーミング・アーツ、ヘルツベルク・ホール、カサヴァン製オルガン作品3875使用/176.4kHz/24bit

 数々の優秀録音を有しているレーベル、リファレンス・レコーディングスからまた一つ名録音が誕生しました。
 このアルバムはフランス作曲家によるオルガンの名作を収録しています。オルガンの持つ魅力を全て紹介するような作品群で、音楽的にはもちろん音響的にも興味深い選曲です。珍しいシュミットの前奏曲ト短調も収録されています。演奏者はヤン・クライビル。彼女はカンザスシティのカウフマン・センターのオルガニストなどアメリカ中西部を中心に活動しています。パイプオルガンのように重低音を奏でる楽器を再生する場合は強力なサブウーファーは必須。グラミー賞受賞経験のあるエンジニア、キース・ジョンソンの驚異的な録音は、すべてのオルガン・ファンとオーディオ愛好家に喜ばれることでしょう。
 ※通常のCD、SACD、DVD プレイヤーでは再生できません。
 
RR 134HRX
(DVD-ROM)
\5600
ピアノとオーケストラのための踊り
 ピエルネ:ファンタジー・バレエOp.6
 リッカルド・カストロ(エレーラ):ヴァルス・カプリッチョOp.1
 ショパン:クラコヴィアクOp.14
 サン=サーンス:カプリス・ワルツ「ウェディング・ケーキ」Op.76
 ウェーバー/リスト:ポロネーズ・ブリラントOp.72
 ゴットシャルク/ケイ:グランド・タランテラOp.67
 チャールズ・ウェイクフィールド・カドマン:
  マルディグラのダークダンサー(ピアノと管弦楽のための幻想曲)
ジョエル・ファン(ピアノ)
クリシュトフ・シャナール(指揮)
ノースウェスト・シンフォニエッタ
 録音:2013年8月20-23日ラガークイスト・コンサート・ホール,レコーディング・エンジニア:キース・O・ジョンソン/176.4kHz/24bit

 アメリカで人気の技巧派ピアニスト、ジョエル・ファン。ヨーヨー・マのシルクロード・アンサンブルのメンバーとして参加、またカーネギーホール、ケネディーセンターでの公演、さらにアメリカの情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」、「レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン」など国民的な番組に出演し知名度をあげています。今回は、ピエルネ、カストロ、ショパン、サン=サーンス、ウェーバー、ゴットシャルク、カドマンの7 人の作曲家による、舞踏をテーマとしたピアノとオーケストラの作品を集めたもの。 
 ピエルネは、ドビュッシーより1 歳年下の作曲家で、作曲家としてはドビュッシーの影に隠れてしまっていますが、彼は指揮者として同時代の作曲家たちの作品を積極的に演奏するなど大きな功績をあげています。
 ピアノとオーケストラのための「ファンタジー・バレエ」はピエルネが21 歳の頃の作品ですが、巧みな和声感覚と美しい旋律、熟達したオーケストレーションが発揮されています。
 ポーランドのクラクフ地方の民族舞踏の旋律が使われているショパンの「クラコヴィアク」。そしてサン=サーンスの「ウェディング・ケーキ」。友人の結婚式のために作曲され、華やかなアルペジオとオケとピアノの優雅な掛け合いが美しい作品です。
 ※通常のCD、SACD、DVD プレイヤーでは再生できません。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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SWR MUSIC



SWR19022CD
(5CD)
\4700→\4290
ミヒャエル・ギーレン・エディション 第3集
 ブラームス:交響曲全集・管弦楽作品・協奏曲集 初出音源アリ


〈CD1〉
1.悲劇的序曲 ニ短調 Op.81
交響曲 第1番 ハ短調 Op.68
 2.第1楽章: Un poco sostenuto - Allegro
 3.第2楽章: Andante sostenuto
 4.第3楽章: Un poco allegretto e grazioso
 5.第4楽章: Finale. Adagio - Piu andante - Allegro non troppo, ma con brio
  バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団
  録音 バーデン・バーデン ハンス・ロストバウト・スタジオ スタジオ録音
   1995年12月14日…1
   1995年5月17日…2-5

〈CD2〉
交響曲 第2番 ニ長調 Op.73
 1.第1楽章: Allegro non troppo
 2.第2楽章: Adagio non troppo
 3.第3楽章: Allegretto grazioso (quasi andantino)
 4.第4楽章: Allegro con spirito
ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
 5.主題:聖アン卜ニウスのコラール
 6.第1変奏: Pocopiu animato
 7.第2変奏: Piu vivace
 8.第3変奏: Con moto
 9.第4変奏: Andante con moto
 10.第5変奏: Vivace
 11.第6変奏: Vivace
 12.第7変奏: Grazioso
 13.第8変奏: Presto non troppo
 14.終曲: Andante
  バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団
   録音
   2005年5月25-31日 フライブルク・コンツェル卜ハウス スタジオ録音…1-4
   1996年1月16日 バーデン・バーデン ハンス・ロスバウ卜・スタジオ スタジオ録音…5-14

〈CD3〉
交響曲 第3番 ヘ長調 Op.90
 1.第1楽章: Allegro con brio
 2.第2楽章: Andante
 3.第3楽章: Poco allegretto
 4.第4楽章: Allegro
交響曲 第4番 ホ短調 Op.98
 5.第1楽章: Allegro non troppo
 6.第2楽章: Andante moderato
 7.第3楽章: Allegro giocoso - Poco meno presto
 8.第4楽章: Allegro energico e passionato - Piu Allegro
  バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団
  録音 バーデン・バーデン ハンス・ロスバウ卜・スタジオ スタジオ録音
  1993年5月3.4日…1-4
  1989年4月28日-5月3日…5-8

〈CD4〉
ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 Op.15【初出音源】
 1.第1楽章: Maestoso
 2.第2楽章: Adagio
 3.第3楽章: Rondo. Allegro non troppo
4.運命の歌 Op.54【初出音源】
 ゲルハル卜・オピッツ(ピアノ)…1-3
 ケルン放送合唱団…4
 バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団
 録音
 1991年5月2日 バーデン・バーデンハンス・ロスバウト・スタジオ スタジオ録音…1-3
 2005年12月7.8日 フライブルク・コンツェル卜ハウス スタジオ録音…4

〈CD5〉
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102
 1.第1楽章: Allegro
 2.第2楽章: Andante
 3.第3楽章: Vivace non troppo
ピアノ四重奏曲 第1番 卜短調 Op.25 (A.シェーンベルクによる管弦楽編)
 4.第1楽章: Allegro
 5.第2楽章: Intermezzo. Allegro ma non troppo
 6.第3楽章: Andante con moto
 7.第4楽章: Rondo alla Zingarese. Presto
  マーク・キャプラン(ヴァイオリン)…1-3
  ダヴィド・ゲリンガス(チェロ)…1-3
  バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団
   録音 バーデン・バーデン ハンス・ロスバウト・スタジオ スタジオ録音
   1989年5月3日…1-3
   1991年4月3日…4-7

 ミヒャエル・ギーレン・エディション第3集はブラームスの交響曲全集と管弦楽作品、協奏曲集。この中には、2曲の初出となる1991年録音の「ピアノ協奏曲 第1番」(ピアノはゲルハル卜・オピッツ)と、2005年録音の「運命の歌」を含んでいます。
 既に高い評価を受けている4曲の交響曲は、1989年から2005年までと録音年代は広範囲に渡っていますが、その解釈は常に変わることなく、理想的な重厚さと渋さを備えた、すみずみまで見通しの良い演奏です。
 シェーンベルクが管弦楽用に編曲したピアノ四重奏曲は、アンサンブルの精緻さを壊すことなく管弦楽へと置き換えたもので、ギーレンならではの妥協のない鋭い響きが楽しめます。
 2曲の協奏曲もソリス卜の選定から文句ないもので、ドイツ音楽の権威オピッツの演奏する、まるでピアノもオーケス卜ラの一部になったかのようなピアノ協奏曲、オーケストラと対話をしながらも、緊密な楽器同士のやりとりが見事なキャプランとゲリンガスの二重協奏曲。そしてこちらも初出となる「運命の歌」での厳粛ながらも、バランスの取れた清冽なアンサンプル。
 ギーレンとバーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団の強い信頼関係から生まれた極上のブラームスです。
  


SWR19018CD
(2CD)
\2100→\1890
オリジナルSWRテープ・リマスター 1948-1949
ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
ベートーヴェン&ブラームス:ヴァイオリン協奏曲集


〈CD1〉
ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
 1.第1楽章: Allegro non troppo…力デンツァ:ヨーゼフ・ヨアヒム
 2.第2楽章: Adagio
 3.第3楽章: Allegro giocoso, ma non troppo vivace

ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
 1.第1楽章: Allegro ma non troppo
 2.第2楽章: Larghetto
 3.第3楽章: Rondo. Allegro
  
ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
フランス国立放送管弦楽団
ロジェ・デゾルミエール(指揮)
バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団
ハンス・ロスバウト(指揮)
   

録音 1948年4月25日 バーデン・バーデン クアハウス、 1949年9月25日 バーデン・バーデン クアハウス

 フランスの女性ヴァイオリニスト、ジネット・ヌヴー(1919-1949)。フリッツ・クライスラー、ジャック・ティボーと並ぶ才能の持ち主で、将来を嘱望されていましたが、わずか30歳で飛行事故で非業の死を遂げます。
 彼女は音楽一家に生まれ、7歳でブルッフの協奏曲第1番を演奏しパリ音楽院に入学、11歳で首席卒業と、幼い頃から抜群の才能を発揮しました。
 そして1931年、ウィーンのコンクールに参加した際、カール・フレッシュの目に留まり、13歳でベルリンに留学。4年間に渡り師の教えを受け、1935年にはヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで第1位を獲得します(この時の第2位はオイス卜ラフでした)。
 その後、第二次世界大戦の間は活動を中断するも、ヨーロッパ全土のみならず、南北アメリ力、オーストラリアまで演奏旅行を行い、1949年にはイギリスのエディンバラ国際フェスティバルに出演するなど、洋々たる未来が開けていたのです。
 しかしその年の10月27日、彼女の乗ったエールフランス機はサンミゲル島の山中に墜落、以降彼女のライヴ演奏を聞く事は永遠に不可能となってしまいました。
 このブラームスとベートーヴェンは早すぎる晩年の演奏ですが、そんな悲劇は微塵も感じさせない力強さに溢れたものです。
 ジャケットにはこれまでに発表されたことのない若きヌヴーの秘蔵写真と、彼女が師カール・フレッシュに宛てて書いた手書きのメモがデザインされています。



<映像>


BEL AIR(映像)



BAC131
(DVD)
\5300→\4890
ベルリン国立バレエ団
 チャイコフスキー:バレエ《眠りの森の美女》

 プロローグ付三幕のバレエ
 作曲:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
 台本:ナチョ・ドゥアト(イワン・フセヴォロシュスキー原案)
オーロラ姫:ヤーナ・サレンコ
デジレ王子:マリアン・ヴァルター
カラボス:リシャット・ユルバリソフ
リラの精:サラ・メシュトロヴィチ
フロレスタン王:ミヒャエル・バンツハフ
女王:ベトリス・クノップ
ベルリン国立バレエ団
ベルリン・ドイツオペラ管弦楽団
指揮:ロベルト・ライマー
振付&舞台監督:ナチョ・ドゥアト
装置/舞台衣装:アンゲリーナ・アトラギッチ
照明:ブラッド・フィールズ
プロデューサー:フランソワ・デュプラ
TV/ビデオ監督:アンディ・ゾンマー
BAC431
(Blu-ray Disc)
\5800→\5390
ベルリン・ドイツオペラにおけるHD収録 2015年9月 収録時間:120分 音声: 〈DVD〉ステレオ2.0/DD5.1 〈BD〉ステレオ2.0/DTS HD master Audio5.1 字幕:なし 画面:16:9
〈DVD〉REGION All(Code:0) 〈BD〉REGION:A,B,C
<DVD>片面ニ層ディスク 〈BD〉単層25GB 1080i High Definition

 スペインのバレエ・ダンサー&振付師、ナチョ・ドゥアトの洗練された演出によるチャイコフスキーの普及の名作《眠りの森の美女》。クラシック・バレエの中でも最も有名なこの作品は、もともとシャルル・ペローのおとぎ話に着想を得て書かれたもので、美しいオーロラ姫を巡って、邪悪な妖精カラボスと、善を司るリラの精の葛藤を描くために、チャイコフスキーは2時間を越える音楽を書いていいます。プロローグでは姫に呪いがかけられることになる前兆が示され、第1幕ではそれが現実となりオーロラ姫は長い眠りに就きます。100年間も眠り続けた姫は、第2幕に登場する若い王子のキスによってようやく目覚め、第3幕で2人の盛大な婚礼の宴が催されます。様々な登場人物が入れ替わり立ち替わり現れる第3幕での華麗な踊りは注目の的です。
 処女作《ジャルディ・タンカート》のような前衛的な演出を得意とするドゥアトが、古典的な作品にどのように取り組むかに注目が集まったこのプロダクション。彼はチャイコフスキーの音楽に敬意を払いつつ、斬新な風も取り込むことで、ステージに春の空気をもたらします。ダンサーたちが身につける衣装も一見伝統的な雰囲気を纏っていますが、実は細部に至るまで計算され尽くされ、舞台装置の豪華さも、他を圧倒する美しさを有します。オーロラ姫を踊るヤーナ・サレンコはベルリン国立バレエ団を代表するプリマ・バレリーナ。多くのコンクールを制し、2007年からファースト・ソリストとして団を支えています。美しい舞台姿は必見。

【ベルリン国立バレエ団…既発リリース】チャイコフスキー:バレエ《眠りの森の美女》
 DVD…BAC125 Blu-ray…BAC425
 

BAC130
(DVD)
\5300
マリエッラ・デヴィーア
 ドニゼッティ:歌劇《ロベルト・デヴェリュー》

 三幕の悲劇
 台本:サルヴァトーレ・カンマラーノ
 原作:ジャック=フランソワ・アンスロ「イングランド女王エリザベスの悲劇(1829)」
 ウェールズ・ナショナル・オペラ(カーディフ)制作
イングランド女王エリザベス:マリエッラ・デヴィーア
ノッティンガム公爵:マルコ・カリア
ノッティンガム公爵夫人サラ:シルヴィア・トロ・サンタフェ
エセックス伯爵ロベルト・デヴェリュー:グレゴリー・クンデ
ウイリアム・セシル男爵 フアン・アントニオ・サナブリア
ウォルター・ローリー卿:アンドレア・マストローニ
マドリード王立劇場管弦楽団&合唱団
合唱指揮:アンドレス・マスペロ
指揮:ブルーノ・カンパネッラ
舞台監督:アレッサンドロ・タレヴィ
装置&衣装:マドゥレーヌ・ボイド
照明:マシュー・ハスキンス
振付:マキシン・ブラハム
TV監督:ステファーヌ・ルバール
BAC430
(Blu-ray Disc)
\5800
マドリード王立劇場 2015年10月 収録時間:137分 音声:〈DVD〉ステレオ2.0/DD5.1 〈BD〉ステレオ2.0/DTS HD master Audio5.1 字幕:イタリア語,フランス語,英語,ドイツ語,韓国語 画面:16:9 REGION All(Code:0)
〈DVD〉片面ニ層ディスク 〈BD〉二層50GB 1080i High Definition

 エリザベス女王の最も愛する側近ロベルト・デヴェリューは現在反逆罪に問われています。彼の元恋人で今はロベルトの友人、ノッティンガム公爵夫人であるサラは、女王から特別にロベルトとの謁見許可を取り付け、彼が逃亡を企てていることを知ります。ノッティンガム公爵の必死の弁護もむなしく、ロベルトには死刑判決が下されますが、まだ望みを捨てていない公爵は女王に対して反対を唱えます。しかし公爵の目に留まったのはロベルトが持っていた1枚のショール。それは彼の妻サラのものであり、公爵はサラとロベルトの不貞を確信し、反対を取り下げ、女王は死刑判決書にサインをしてしまいます・・・。本当は死刑判決を下したくない女王。様々な気持ちに揺れる公爵、潔白を唱えるサラ、名誉ある死を望むロベルト、真実が明らかになった時はすでに遅し。ロベルトの刑は執行された後でした。
 ドニゼッティの「女王三部作」はテューダー朝とその女性たちを主役とした歌劇です。この三部作の最後を飾る《ロベルト・デヴェリュー》は1837年に作曲されました。タイトルこそ男性名が付けられていますが、実質の主人公はイングランド女王であるエリザベッタ(エリザベス1世)。エセックス伯ロベルト・デヴェリュー(ロバート・デヴァルー)は女王が愛する寵臣であり、実在の人物です。
 このオペラの真髄は第3幕。全てが終わって絶望にかられる女王の姿にあります。とびきりの歌唱力を求められる上、美も威厳も全てかなぐり捨てて狂乱にむせぶ姿を晒さなくてはいけない難しい役を世紀の名ソプラノ、マリエッラ・デヴィーアは凄まじいまでの迫力を持って演じています。シンプルかつモダンな衣装、美しい照明、その全てが登場人物が描き出す「凄惨なる美」を説得力あるものにしています。
 

BAC134
(DVD)
\5300
マウリシオ・ソテロ:《エル・プブリコ》
 スペイン語の歌劇 - プロローグと5つの情景
 マドリード国立劇場(世界初演)
 作曲:マウリシオ・ソテロ
 台本:アンドレス・イバニェス
 原作(戯曲):フェデリコ・ガルシア・ロルカ
監督(エンリケ)/ブドウの葉/ホセ・アントニオ・ロペス
第1の男(ゴンサロ)/鐘/赤い裸体:トマス・タツル
第1の馬:アルカンヘル
第2の馬:ヘスース・メンデス
第3の馬:ルベン・オルモ
第2の男/第1の白馬/百人隊長 ホセプ・ミケル・ラモン
第3の男/黒馬/羊飼:アントニオ・ロサノ
エレン/淑女 ガン=ブリット・バークミン
皇帝/魔法使い:エリン・ケイヴス
フリエット/少年:イザベラ・ガウディ
召使/ナース:ホセ・サン・アントニオ
二人の学生:ハロルド・マノ
道化の衣装と影:ハイザム・ファトヘ
踊子の衣装と影:レオナルド・クレマスキ
パジャマと影:カルロス・ローダス
二人の妖精:ダニエル・コーネ/サムエル・エシャルドール
クラングフォルム・ウィーン
王立劇場合唱団
指揮:パブロ・エラス=カサド
打楽器:アグスティン・ディアスセラ
ギター独奏:カニサレス
合唱指揮:アンドレス・マスペーロ
舞台監督:ロベルト・カストロ
装置:アレクサンダー・ポルツィン
衣装デザイン:ウォチェック・ジェジェツ
照明:ウアス・シェーネバウム
振付:ダレル・グランド・モールトリー
TV監督・編集:ジェレミー・クヴィリエ
BAC534
(Blu-ray Disc)
\5800
マドリード王立劇場 2015年3月 収録時間:142分 音声:〈DVD〉ステレオ2.0/DD5.1 〈BD〉ステレオ2.0/DTS HD master Audio5.1 字幕:スペイン語,フランス語,ドイツ語,韓国語 画面:16:9 REGION All(Code:0) 〈DVD〉片面ニ層ディスク 〈BD〉単層25GB 1080i High Definition

 マドリードのテアトル・レアル(王立劇場)で初演されたこの《エル・プブリコ》はフェデリコ・ガルシア・ロルカの戯曲に基づく挑発的な作品です。
 タイトルの「エル・プブリコ」とは視聴者の意味であり、1929年にロルカがニューヨークに短期留学していた頃に着想されたと言われています。その翌年に大方のテキストが書き上げられたこの作品は、当時は禁じられていた「あからさまな同性愛者」エンリケが主人公に据えられています(これはロルカ自身がモデルであるとされています)彼は長い間「友人」ゴンサロと関係を続けていますが、普段は同性愛を否定する立場を取り、表向きにはエレンという妻もいます。彼はゴンサロと会うときだけは自分自身でいられるのですが、様々な人々と関わりを持つにつれて、ついにはカミングアウトを決意するのですが・・・
 ロルカ作品の中でも最も難解で神秘的といわれる戯曲「エル・プブリコ」は、同性愛の問題をとりあげつつ、根底にはブルジョアに対する反抗の叫びが隠されています。
 これを元に、アンドレス・イバニェスが台本を制作、スペインを代表する現代作曲家マウリシオ・ソテロが曲を付けた歌劇《エル・プブリコ》は、7人の歌手が歌う官能的な歌だけでなく、フラメンコもふんだんに使われるため、優れたダンサーの起用も必須とされています。
 そのため、登場人物には歌手に混じって、アルカンヘル、ヘスース・メンデス、ルベン・オルモ、カニサレスという、フラメンコの著名なアーティストたちの名前も見えます。青と白を基調にした美しい舞台も必見。名作《血の婚礼》を凌駕する名作の誕生です。















9/20(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ANALEKTA



AN 28772-3
(2CD/特別価格)
\3800→\3490
エーネス、Analektaのバッハ「無伴奏」新装発売!
J.S.バッハ:
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)

  ソナタ第1番ト短調 BWV.1001
  パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002
  ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
  パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
  ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005
  パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
 カナダの天才ジェームズ・エーネス、バッハの無伴奏ヴァイオリン全曲!

 「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受けているカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。
 現在はエーネス・クヮルテットの第1ヴァイオリン、シアトル・チェンバー・ミュージック・ソサエティの芸術監督を務め、イギリスのChandosやOnyxからもソロ録音を発売し続けているエーネスが、カナダのAnalekta(アナレクタ)に録音した、バッハの無伴奏ソナタ&パルティータが新装発売!
 エーネスが1999年から2000年にかけて、愛器1715年製のストラディヴァリウス"Marsick(マルシック)"で弾いたヴァイオリニストの聖典。2001年にはカナダのジュノー賞(Best Classical Album Solo)を受賞、2002年にはカンヌ・クラシカル・アウォードでヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤーを受賞し、長く名盤として君臨する名録音です。

 録音:1999年11月−2000年6月日、サントーギュスタン教会(ケベック)







CENTAUR


CRC 3419/3420
(2CD)
\4800
台湾の女流ヴァイオリニスト、
 ヴァイオリン独奏の名曲を弾く!!

  J.S.バッハ:
   無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
ワンチ・ホアン(ヴァイオリン)
 ワンチ・ホワンは、アメリカのジュリアード音楽院、インディアナ大学でヴァイオリンを学び、ボルチモア交響楽団との共演でソロ・デビューを果たした台湾の女流ヴァイオリニスト。台湾からアメリカへと渡り、その音楽性を深めたワンチ・ホワンが弾くヴァイオリン独奏の名曲、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータを弾く。

  2013年6月4日ー5日、7月15日の録音。
 

CRC 3423
\2400
ラテン・アメリカのデュオ作品集
 グアスタビーノ:プレセンシア第7番《ロジータ・イグレシア》
 ウガルテ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
 ボルコム:
  グレイスフル・ゴースト・ラグ・コンサート・ヴァリエーション
 ポンセ:小さな星
 ピアソラ:アヴェ・マリア、天使のミロンガ、リベルタンゴ

マーク・シュッぺナー(ヴァイオリン)
オスカー・マッキオーニ(ピアノ)

 ラテンアメリカの作曲家たちのヴァイオリンとピアノのデュオ作品集。ピアソラは有名曲の「天使のミロンガ」と「リベルタンゴ」、「アヴェ・マリア」を収録。中でも必聴なのは、カルロス・グアスタビーノ(1912−2000)の「プレセンシア第7番」はロマンティックで美しいメロディを楽しむことが出来る。

 2013年の録音。
 

CRC 3422
\2400
クラリネットとイングリッシュ・ホルン〜デュオ・デル・ソル、
 珍しい組み合わせのデュオの為に作曲されたユニークな作品

  ローブ:マドリガレッティ
  ハーマン:舞踏組曲、舞踏組曲第2番
  ハニー:T−ゼロ
  アルグエージョ:ソング・フォー・アス
  グレゴリオ:4つの小品
  リンプル:4つのカノン
デュオ・デル・ソル
 クラリネットとイングリッシュ・ホルンという珍しい組み合わせのデュオ・デル・ソルが、この珍しい組み合わせのデュオの為に作曲されたユニークな作品を演奏。

 2013年、2014年の録音。
 

CRC 3425
\2400
エリック・ルミューの自作自演集
 ルミュー:
  ティ・アモ1/捧げもの1/
  ヴォル・ド・ニュイ/ラバンドン/
  パトリックの主題(オーケストラ版)/
  パトリックの主題(独奏)/ボサ/
  捧げもの2/ティ・アモ2/他
エリック・ルミュー
 (クラシカル・ギター、
  エレクトリック・ギター、
  電子音楽、打楽器、
  ピアノ、声)、他
 作曲家、ギタリスト、詩人として多彩な才能を発揮しているカナダのアーティスト、エリック・ルミューの自作自演集。
 ギターから電子音楽、打楽器、ピアノと様々な楽器を駆使しクラシカルからモダンまでを幅広く表現。「パトリックの主題」ではルミューの美しい旋律とクラシカル・ギターの音色を堪能できる。

 2004年−2013年の録音。
 


CRC 3427
\2400→\2190
ソフィア・アグラノヴィチによるシューベルトとショパン
 シューベルト:
  幻想曲ハ長調 D.760,Op.15《さすらい人》
 ショパン:
  バラード第1番ト短調 Op.23、
  バラード第2番ヘ長調 Op.38、
  バラード第3番変イ長調 Op.47、
  バラード第4番ヘ短調 Op.52
ソフィア・アグラノヴィチ(ピアノ)
 ウクライナ出身、スタインウェイ・アーティストとして北米を中心に世界で活動するピアニスト、ソフィア・アグラノヴィチによるシューベルトとショパン。高度な技術を要求される「さすらい人」と「バラード」全曲をスタインウェイで披露。

 2014年9月4日の録音。




ショパンのバラード1番。聴かせてくれます。
https://youtu.be/tqJQnVWWNIc




QUINTONE



Q 10002
【旧譜】
\2500→\2290
ブルックナー&ロット:弦楽四重奏曲集
 ブルックナー:弦楽四重奏曲 ハ短調
 ハンス・ロット:弦楽四重奏曲 ハ短調
イスラエル弦楽四重奏団
 イスラエル弦楽四重奏団、ブルックナー&ハンス・ロット!

 ブルックナーの作品における割合のほとんどは交響曲が占めていますが、少数であるものの、室内楽や宗教曲にも素晴らしい作品があることはご存知の通りです。とは言え、室内楽で知られているのは、あのいかにもブルックナーらしい「弦楽五重奏曲」であり、こちらの四重奏曲は耳にする機会もありません。何といっても、こちらは習作で、その上、彼が没して10年を経てから発見されたもの。本当に知る人ぞ、と言った幻の作品です。かたやハンス・ロットは「マーラーのライバル」であり「夭逝の作曲家」として知られる人。これまでも、いくつかの作品を聴くことができますが、この弦楽四重奏曲からも才能の発露が感じられます。

 イスラエル弦楽四重奏団は1957年にイスラエル・フィルのメンバーによって結成されたイスラエルを代表するアンサンブル。ブルックナーの弦楽四重奏曲、そしてブルックナーの弟子であるオーストリアの作曲家、ハンス・ロット(1858−1884)の弦楽四重奏曲をカップリング。

 録音:2008年9月、オランダ
 

Q 10005
【旧譜】
\2500
ブラームス:歌曲集
 9つの歌 Op.32
 5つの歌 Op.72
 6つの歌 Op.86
 5つの歌 Op.106
マールテン・コニングスベルガー(バリトン)
ケルヴィン・グラウト
 ブラームスはその生涯に200曲ほどの歌曲を作曲し、ロマン派の歌曲レパートリーに重要な貢献を果たしました。内容も、陽気な民謡調の曲から、メランコリックでロマンティックな曲まで広範囲にわたり、その感情のスペクトルの美しさは例えようもありません。内省的な性格だったブラームスは、マーラーやヴォルフのように、直截的な「甘美なる死への憧れ」を描くことはあまりなかったのですが、やはりこの時代を支配する雰囲気からは逃れることは不可能だったようで、Op.86の歌曲集などは、まさに後期ロマン派の音楽そのものと言ってもよいでしょう。コーニンフスベルハーの歌唱は知的であり、ブラームスの渋さを伝えるには最適なのではないでしょうか。

 録音:2008年9月、オランダ
 

Q 10001
【旧譜】
\2500
ツァハウ:クリスマス・カンタータ
 わが心は主をあがめ
 主よ、われ汝だけをもち得るなら
 私とともに主をたたえよ
 わが魂よ、主をほめたたえよ
ルドガー・レミー(指揮、チェンバロ)
コンスタンツェ・バッケス(ソプラノ)
アカデミア・アムステルダム
カペラ・フリジエ
 ヘンデルの最初の音楽教師として知られる17世紀ドイツの音楽家フリードリヒ・ヴィルヘルム・ツァハウ(1663−1712)のクリスマス・カンタータ集。

 録音:2009年 8月31ー9月2、オランダ
 

Q 10004
【旧譜】
\2500
シモンズ・コンダクツ・シモンズ
 マライン・シモンズ:
  Kwahkaazuhの伝説
  ファイヴ
  バス・コンティニュー
マライン・シモンズ(指揮)
シモンズ・アンサンブル
 シモンズ・アンサンブルの創設者であり、指揮を務めるオランダの若手作曲家(指揮者、ヴァイオリニスト)、マライン・シモンズ(b.1982)の自作自演集。

 録音:2010年3月、オランダ
 

Q 09002
【旧譜】
\2500
ダーン・マンネケ:ラ・メロディ・パサジェール
 ARC III
 シメオンの讃美歌
 ラ・メロディ・パサジェール
 J.S.バッハの「4つのコラール前奏曲 − オルゲルビュヒライン」
  (弦楽四重奏版)
 パスカルの賛美歌
ファン・ディングステー四重奏団
マライン・シモンズ(ヴァイオリン)
ハンス・レーンダース(指揮)
ストゥディウム・コラール、他
 ブラバント音楽院でオルガンと作曲を学び、アムステルダム音楽院では現代音楽と作曲の教授を長らく務め、200以上の作品を残すオランダの作曲家、ダーン・マンネケ(b.1939)の作品集。

 録音:2008年9月、オランダ




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NAXOS



8.573536
\1100
マーラー=シェーンベルク編曲:室内楽版《大地の歌》《さすらう若人の歌》
 1-4.さすらう若人の歌(1896/1920)
  〈恋人の婚礼の時/朝の野を歩けば/
   僕の胸の中には燃える剣が/恋人の青い目〉/
 5-10.大地の歌(1808-09/編曲年不明)
  〈第1楽章:大地の哀愁に寄せる酒の歌/
   第2楽章:秋に寂しき者/第3楽章:青春について/
   第4楽章:美について/第5楽章:春に酔える者/
   第6楽章:告別〉
スーザン・プラッツ(メゾ・ソプラノ)…6.8.10/
チャールズ・レイド(テノール)…5.7.9/
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)…1-4/
アタッカ四重奏団/
ヴァージニア・アーツ・フェスティヴァル・チェンバー・プレイヤーズ/
ジョアン・ファレッタ(指揮)
録音 2015年5月6日 USA ノーフォーク ヴァージニア・アーツ・フェスティヴァル、Robin Hixon Theater, Clay and Jay Barr Education Center

 1918年の秋、シェーンベルクはウィーンで「私的演奏協会」を立ち上げました。それは当時の“現代音楽”を人々にきちんと広めることを目的とし、入念なリハーサルを行い、工夫を凝らしたプログラムを週1回演奏するというもの。
 ここでは立ち上げの翌年から1921年、インフレのために活動停止を余儀なくされるまでの3年間に、117回のコンサー卜が行われ、154もの作品が演奏されたのです。ただし、交響曲や管弦楽などの大規模な編成を必要とする曲は、資金面などの様々な理由でそのままの形ではなく、シェーンベルクと彼の弟子たちによって、小さな編成に編曲が施されて演奏されました。
 このアルバムに収録された2つの作品はどちらもシェーンベルク自身の編曲によるもの。若きシェーンベルクが敬愛していたマーラーの作品が瑞々しく、また透明感溢れるアンサンブルに生まれ変っています。
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8.573565
\1100
「戦争三部作」シリーズ第1作
ミェチスワフ・ヴァインベルク:交響曲 第17番「記憶」他

 1-5.管弦楽のための組曲(1950)
  〈第1曲:ロマンス/第2曲:ユーモレスク/
   第3曲:ワルツ/第4曲:ポルカ/第5曲:ギャロップ〉/
 6-9.交響曲第17番「記憶J Op.137(1982-1984)
  〈第1楽章:Adagio sostenuto/第2楽章:Allegro molto/
   第3楽章:Allegro moderato,pesante/第4楽章:Andante〉
     ※1-5…世界初録音
シベリア国立交響楽団(クラスノヤルスク)/
ウラディーミル・ランデ(指揮)
録音 2015年7月7-14日 ロシア クラスノヤルスク・フィルハーモニック大ホール

 1982年から84年にかけて作曲されたヴァインベルク(1919-1996)の交響曲第17番は「戦争三部作」と呼ばれるシリーズの第1作目にあたります。タイトルはロシアの女性詩人アンナ・アフマー卜ヴァの詩から採られており、スコアには彼女の詩が掲載されていますが、作曲者は具体的な説明をしていません。

 わが祖国、あなたは力と自由を取り戻した
 しかし、人々の記憶の宝庫には
 焼けてしまった戦争の年月が常に残っている

 戦争によって親兄弟全てを失ったヴァインベルクの静かな悲しみと怒りが、どの楽章にも強く滲み出た、説明不要の力作です。

 かたや「組曲」は、スターリンの支配が終わろうとする1950年頃に書かれた作品ですが、この当時のヴァインベルクは映画音楽やサーカスの音楽で身を立てており、この曲もそんな中の一つだと推測されます。
 1951年に出版されましたが、正式な演奏の記録は見当たらず、恐らくこの録音も世界初だと思われます。ショスタコーヴィチの《ジャズ組曲》を思わせる軽妙な旋律は、錯綜した時代をそのまま表現しています。




既発 5タイトル!
ヴァインベルク:交響曲シリーズ
WEINBERG, M.: Symphony No. 6 / Rhapsody on Moldavian Themes (Glinka Choral College Boys' Choir, St. Petersburg State Symphony, Lande)
8.572779
ヴァインベルク:交響曲第6番、他
 1.モルダヴィアの主題によるラプソディOp.47-1(1949)/
 2-6.交響曲第6番Op.79(1963)
グリンカ・コラール・カレッジ少年合唱団…3.5.6/
サンクトペテルブルク交響楽団/
ウラディーミル・ランデ(指揮)

 ポーランドに生まれ、ショスタコーヴィチの友人としても知られる20世紀の最大の作曲家の一人、ヴァインベルク(1919-1996)の2つの作品です。1949年、彼が30歳の時に作曲した「モルダヴィアの主題によるラプソディ」は物憂い風情を湛えた前半部と、興奮の坩堝と化した後半部のコントラストが見事です。民謡を多用したこの「親しみやすい」作品は、当時の社会情勢の求めで書いた曲であり、必ずしも彼の本意が表出されているとはいえませんが、人々の賞賛を集めたことは間違いありません。1949年11月30日にアレクサンドル・ガウク指揮、モスクワ放送交響楽団によって初演されました。交響曲第6番は、児童合唱を用いる描写的な音楽で、初演を聴いたショスタコーヴィチが大絶賛したと言います。確かにショスタコの一連の作品を上回るほどの凶暴性を持つスケルツォはロシア好きでなくとも、一聴の価値ありです。

8.572873
\1100
ヴァインベルク:交響曲 第8番「ポーランドの花」Op.83 (1964) ※世界初録音
 1.第1楽章:春の突風/2.第2楽章:バルティの子どもたち/
 3.第3楽章:古いコテージの前に/
 4.第4楽章:ここには果樹園があった/
 5.第5楽章:ニワトコの実/
 6.第6楽章:レッスン/7.第7楽章:ワルシャワの犬/
 8.第8楽章:母/9.第9楽章:正義/
 10.第10楽章:ヴィスワ川の流れ
ラファウ・バルトミンスキー(テノール)…2.3.7.10/
マグダレーナ・ドブロヴォルスカ(ソプラノ)…4/
エヴァ・マルシエク(A)…4/
ワルシャワ・フィルハーモニー管&合唱団/
アントニ・ヴィト(指揮)
録音 2011年6月13-16日 ワルシャワ・フィルハーモニー・ホール

 NAXOSレーベルが精力的にリリースを行っている作曲家の一人であるヴァインベルク(1919-1996)。とりわけ交響曲の録音においては、名指揮者ヴィトの存在が大きいことは間違いありません。さて、この第8番の交響曲は大規模な管弦楽と声楽を必要をするもので、同時に彼における「極めて個人的な独白」が表出される作品でもあります。ポーランドの過去と危うい未来を鑑みて書かれたジュリアン・トゥイム(1894-1953)の叙事詩「ポーランドの花」をテキストにして書かれたこの作品は、戦争の空しさと残酷さ、そして、現代社会にも通じる不安に満ちた社会情勢を描き出した力作であり、最終楽章での微かな希望へと繋がる音楽こそ、当時の彼が求めていたものであることは間違いないでしょう。

8.573085
\1100
ヴァインベルク:交響曲 第12番「D.ショスタコーヴィチへの思い出に」 他
 1-4.交響曲 第12番「D.ショスタコーヴィチへの思い出に」Op.114(1976)/
 5-12.「黄金の鍵」からバレエ組曲 第4番 Op.55d(1954-1955)
  <ブラッティーノと鍵の踊り/エレジー/アルテモンの踊り/
   クリケットの踊り/ネコとキツネの踊り/
   洒落たネズミの踊り/レッスン/追求>
サンクトペテルブルク交響楽団
ウラディーミル・ランデ(指揮)
録音 2012年6月10-13日…1-4, 2012年7月6-7日…5-12 サンクトペテルブルク 聖カテリーナ・ルター派教会,ペテルブルク・レコーディング・スタジオ

 NAXOSの大好評シリーズ、ヴァインベルク(1919-1996)の作品集です。今作は「ショスタコーヴィチの思い出に」と題された交響曲第12番と、シニカルなバレエ組曲「黄金の鍵」の2つの作品を収録しています。すでに知られている通り、ヴァインベルクとショスタコーヴィチは親友であり、その作品にもショスタコーヴィチの影響は強く顕れています。
 この第12番を作曲した当時のヴァインベルクは、過去14年間にいくつかの交響曲を書いたものの、それらは合唱付きであったり、室内オーケストラのためであったりと、フルオーケストラのための曲は書いていませんでした。この作品で再び大編成の純管弦楽のための作品に着手したのは、やはり何といっても1975年のショスタコーヴィチの死が引き金になったことは間違いありません。曲想も先人の作品に良く似たもので、曲全体に重苦しい雰囲気が横溢し、全ての楽器が親友の死を悼むかのように鳴り響きます。かたや、楽しげなバレエ音楽ですが、こちらもショスタコーヴィチの潮流を汲む風刺的な作品。様々な作品のコラージュなど意味ありげな音楽です。

8.573190
\1100
ヴァインベルク:交響曲 第18番&トランペット協奏曲
 1-3.トランペット協奏曲 Op.94(1966-1967)
  <第1楽章:エチュード/第2楽章:エピソード/
   第3楽章:ファンファーレ>/
 4-7.交響曲 第18番「戦争、これより残酷な言葉はない」Op.138(1982-1984)
  <第1楽章:Adagio. Allegro-/
   第2楽章:彼は大地に埋葬された/
   第3楽章:私の小さなベリー、あなたは私の心の痛みを知らない/
   第4楽章:戦争、これより残酷な言葉はない>
アンドリュー・バリオ(トランペット)…1-3/
サンクトペテルブルク室内合唱団…5-7/
タティアナ・ペレヴヤズキナ(ソプラノ)…5-7/
エカテリーナ・シクノヴァ(アルト)…5-7/
ウラディーミル・ドブロホウスキー(テノール)…5-7/
ザハール・シクノフ(バリトン)…5-7/
サンクトペテルブルク交響楽団/
ウラディーミル・ランデ(指揮)
録音 2010年1月9-11日…1-3, 2012年12月29-30日,2013年1月9-11日…4-7 ロシア サンクトペテルブルク,聖カタリナ・ルター派教会 レコーディング・スタジオ

 ヴァインベルク(1919-1996)の晩年の最も重要なプロジェクトの中に「第二次世界大戦を振り返る」というものがあります。これで生まれたのがは、交響曲第17番「記憶」と、この第18番、そして第19番「輝かしき五月」という3つの交響曲です。この第18番も、タイトル通りの反戦意識に彩られたもので、ソ連の詩人、セルゲイ・オルロフとアレクサンドル・トアルドフスキーの詩、そして民謡に由来するテキストが用いられた、声楽付きの一種のオラトリオとなっています。
 各々の詩は強い悲しみと怒りを孕み、全ての人に大いなる問題を突きつけます。ただ、いつものように、ここでも決してヴァインベルクは聴き手を冷たく突き放すことはなく、どこか希望が持てる音楽となっているところに救いがあるのかもしれません。トランペット協奏曲はもっと早い時期に書かれたもので、初演は名手ティモフェイ・ドクシチェルと、キリル・コンドラシンが指揮するモスクワ・フィルによって1968年1月6日に行われました。
 この当時心酔していたショスタコーヴィチの影響が強く感じられる冷笑やグロテスクなパッセージが至るところに散りばめられた興味深い作品で、ヴァインベルク入門としても、オススメできる逸品です。
Weinberg: Symphony No. 19 ‘Bright May’ & The Banners of Peace
8.572752
ミェチスワフ・ヴァインベルク:交響曲第19番「輝く五月」Op.142 他
 1-3.交響曲第19番「輝しき五月」Op.142(1985)/
 4.交響詩「平和のバナー」Op.143(1985)
サンクトペテルブルク交響楽団/
ウラディーミル・ランデ
録音 2011年4月28-30日サンクトペテルブルク聖カテリーナ・ルーテル教会,ペテルブルク・レコーディング・スタジオ

 近現代の作曲家としては珍しく、ヴァインベルク(1919-1996)は生涯に26曲の交響曲(番号なし、室内交響曲も含む)を残すほど、この形式に愛着を持っていました。
 この第19番の「輝かしき5月」は、その前に書かれた第17番と第18番とともに「戦争三部作」と言われ、歴史の暗黒部を経て平和を願う彼の思想が反映されたものとして評価されています。
 これらはロシアの女性詩人アンナ・アフマートヴァの詩「勝利」に基づく作品ですが、純粋に喜びの心情を歌い上げているわけではなく、心の底には重苦しい不安を抱えている点では、ショスタコーヴィチのシニカルな作品にも似ていると言えるでしょう。重苦しい第1楽章、思いがけないほどに美しい第2楽章、一見平和のうちに終わるかに見える終楽章、とその喜びの感情は、まるでガラス細工のような脆さを孕んでいます。「表向きの顔」とも言える「平和のバナー」もまた然り。

 

8.559792
\1100
ダニエルプール:孤独の歌・戦争の歌
 1-6.孤独の歌(2002)
  〈第1 番:プロローグ/第2 番:血と月/第3 番:酒を飲む歌/
   第4 番:雲がある/第5 番:再臨/第6 番:エピローグ〉/
 7-11.戦争の歌(2008)
  〈第1 番:本日は同士たちも静かに/
   第2 番:白く輝く美しい月よ、見下ろしておくれ/
   第3 番:和解/第4番:私の下の振るえとよろめきの年/
   第5 番:畑から上がっておいでよ、お父さん〉/
 12.素晴らしい都市に向けて(1992) ※1-11…世界初録音
トーマス・ハンプソン(バリトン)…1-11/
ナッシュヴィル交響楽団/
ジャン力ルロ・ゲレーロ(指揮)
録音 2015 年3 月12-14 日…1-11, 2015 年11 月20-21 日…12 ナュシュヴィルシャーマーホーン・シンフォニー・センタ一、ローラ・ターナー・コンサー卜・ホール
 幾度季節が巡ろうとも、人々の記憶から失われることのない事項の一つに「9.11」があります。ニューヨークで活躍する現代作曲家ダニエルプール(1956-)は、自作の「アメリカン・レクイエム」の初演のために、9 月11 日の朝、演奏会場であるピークスキルの“コープランド・ハウス=コープランドが所有していた家”でスコアのチェックを行っていました。
 その時マンハッタンの出版社から電話が来て、同時多発テ口の勃発を知ったダニエルプールは、その事件と「アメリ力ン・レクイエム」との関連性に震憾したのです。もともと「アメリカン・レクイエム」は20 世紀を通じて異なる戦争で戦った60 人以上の退役軍人たちのインタビューから生まれた作品であり、ソリストには卜ーマス・ハンプソンが起用されていました。そこでダニエルプールは、今度は9.11 を含む、世界中で起きる悲惨な戦いの犠牲者たちのために、同じく卜ーマス・ハンプソンが歌うことを想定した2 つの新たな歌曲集を創り上げました。一つはウィリアム・バ卜ラー・イェーツの詩を用いた「孤独の歌」、もう一つはウォル卜・ホイッ卜マンの詩を用いた「戦争の歌」です。そして、1992 年に作曲された「素晴らしい都市に向けて」はまだその事件を知らなかったニューヨークの肖像画です。
 


8.573067
\1100
ティアンワ・ヤン:スペインを弾く
ラロ:スペイン交響曲/マネン:コンシェルト・エスパニョール
 1-5.ラロ:スペイン交響曲Op.21(1875)
  〈第1 楽章:AIlegro non troppo/
   第2 楽章:スケルツァンド:Allegro molto/
   第3 楽章:間奏曲:Allegretto non troppo/
   第4 楽章:Andante/第5 楽章:ロンド:Allegro〉/
 6-8.ホアン(フアン)・マネン:
   ヴァイオリン協奏曲第1 番《コンシェルト・エスパニョール》Op.A-7
    (1898/1935 頃改編)
     〈第1 楽章:Allegretto ben moderato/
      第2 楽章:哀歌 Adagio ma non troppo/
      第3 楽章:Allegro molt〉
ティアンワ・ヤン(楊天塙 ヴァイオリン)/
バルセロナ交響楽団&
カタロニア国立管弦楽団/
ダレル・アン(指揮)
録音 2015 年6 月25-27 日 スペイン バルセロナ パブロ・カザルス・ホール

 NAXOS が注目するヴァイオリニス卜、ティアンワ・ヤンによる2 曲の“スペイン風"協奏曲集。ラロ(1823-1892)の「スペイン交響曲」は彼の代表作であり、誰もが知っている名作です。
 かたやマネン(1883-1971)の協奏曲は、全くと言ってよいほどに知られていない秘曲。しかし、どちらの作品も華やかで技巧的なパッセージと情熱的なリズムに満たされており、サラサーテの演奏で絶賛されているヤンの熱い演奏は、2 つの作品の「スペイン魂」を見事に表出しています。
 ラロの「スペイン交響曲」は1874 年、サラサーテのために書かれた作品で、タイトルこそ「交響曲」とされているものの、実質的には協奏曲。以前は第3 楽章がカッ卜される傾向にありましたが、最近では5 楽章を通して演奏することが多く、ここでも全5 楽章を聞く事ができます。
 ホアン・マネンはバルセ口ナ出身のヴァイオリニス卜、作曲家。彼が活躍していた20 世紀の始めにはサラサーテやパブロ・カザルスと並ぶ人気を博していた人です。この協奏曲は彼の初期の作品で、若々しいフレーズと、変化に富む楽想が次々と現れる優美な協奏曲です。

 ヤンのヴァイオリンの名技だけでなく、バックのバルセロナ交響楽団を振るダレル・アンの統率カにも注目の1 枚です。



 サラサーテに比肩する存在だった
  フアン・マネン!!



 フアン・マネン (1883年3月14日 - 1971年6月26日)はスペインのヴァイオリニスト、作曲家。バルセロナ出身。

 幼時より音楽の才能を示し、ヴァイオリニストとしてドイツで同国人のパブロ・デ・サラサーテと比較されるほどの成功を収める。
 メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲のいやに達者な録音が残っている。これは当時そうとう愛されたはず。

https://youtu.be/Rsmqxrfbm2g

 作曲家としてもスペインだけでなくドイツで注目を集めた。

 録音は悪いが「歌 Op.A-8 No.1」はこんな音楽。

https://youtu.be/NyijLMm6ux0

 作品にはオペラ『ナポリのジョヴァンナ』(1903)、『松明の踊り』(1909)、交響詩『新カタルーニャ』、ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリンとピアノのための組曲、ギターのための「幻想ソナタ」Op.22などがあるが、現在その録音は多いとはいえない。
 サラサーテとは違った洗練された都会的な感性。

 もっと聴かれて然るべき作曲家の一人。




LA MA DE GUIDO
フアン・マネン・コレクション

LMG 2120
\2500→\2290
フアン・マネン(1883-1971):ヴァイオリンとピアノのための作品集 Vol.1
  イベリア舞曲第2番 Op.A-25/バラード Op.A-20
  スペイン小組曲 Op.A-3/
  歌 Op.A-8 No.1/
  練習曲 Op.A-8 No.2
  イベリア舞曲第3番「カタラユ」Op.A-36/愛のロマンス Op.A-48
カリナ・マツタ(ヴァイオリン)
ダニエル・ブランク(ピアノ)

録音:2012年、カン・ロチ・イ・トレス音楽堂、サンタ・クロマ・デ・グラメネト、スペイン

 フアン・マネン(カタルーニャ語ではジュアン・マネン)はバルセロナに生まれたヴァイオリン奏者・作曲家。ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとしてドイツで成功を収め、パブロ・サラサーテに比肩する存在と称されました。

 カリナ・マツタは2002年にワルシャワのフリデリク・ショパン音楽大学を卒業したポーランドのヴァイオリン奏者。


LMG 2128
\2500→\2290
フアン・マネン(1883-1971):協奏曲集
  ヴァイオリン、弦楽合奏とハープのための(室内)協奏曲第2番 Op.A-24(*)
  オーボエ協奏曲 Op.A-39(+)
カイ・グルースティーン(ヴァイオリン(*))
エドゥアルト・マルティネス(オーボエ(+))
室内管弦楽団タラサ48
シャビエ・プチ(指揮)
録音:時期の記載なし、市立コンサートホール、タラサ、カタルーニャ州、スペイン

 カイ・グルースティーンはカナダのヴァイオリニスト。2003年以来2015年現在バルセロナのリセウ大劇場交響楽団コンサートマスターを務めており、2003年にはリセウ大劇場室内管弦楽団を創設、またカタルーニャ高等音楽学校教授に就任しました。

LMG 2138
\2500→\2290

フアン・マネン(1883-1971):ヴァイオリンとピアノのための作品集 Vol.2

  ヴァイオリンとピアノのための奇想曲第1番 Op.A-14
  ヴァイオリンとピアノのための哀歌(スペイン協奏曲)Op.A-7
  ヴァイオリンとピアノのための悲歌 Op.25
  ヴァイオリンとピアノのための奇想曲第2番 Op.A-15
  ヴァイオリンとピアノのためのロマンティカ Op.7
  ヴァイオリンとピアノのためのホタ「アラゴン」Op.33 No.1
  ヴァイオリンとピアノのための奇想曲第3番(カタラン)Op.A-33
  ヴァイオリンとピアノのための神秘的なロマンス Op.A-46
  ヴァイオリンとピアノのための間奏曲 Op.A-40
  ヴァイオリンとピアノのためのイベリア舞曲第1番 Op.A-25
カリナ・マツタ(ヴァイオリン)
ダニエル・ブランク(ピアノ)
録音:2015年1月、2016年3月、アリシア・デ・ラローチャ・ホール(Sala 4)、
     アウディトリ、バルセロナ、カタルーニャ、スペイン




フアン・マネンの演奏もある・・・

IDIS 6385
\3000
入手困難につき海外直輸入

サラサーテ/フアン・マネン/マヌエル・キロガ!


 サラサーテ:
  (1)ツィゴイネルワイゼンOp.20 モデラート (2)バスク奇想曲Op.24
  (3)序奏とカプリース ホタOp.41 (4)序奏とタランテッラ Op.43
  (5)ミラマールOp.42 (6)ハバネラ
  (7)スペイン舞曲集 Op. 23 - サパテアード
 ショパン:(8)夜想曲第2番変ホ長調 Op. 9
 バッハ:(9)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 プレリュード
(1)-(9)パブロ・デ・サラサーテ(ヴァイオリン)
 ベートーヴェン:(10)ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op. 61 第2楽章 ラルゲット
 サラサーテ:(11)ホタ・アラゴネーサ Op. 27
(10)(11)フアン・マネン(ヴァイオリン)
 サラサーテ:(12)ミラマールOp.42
 ヴィエニャフスキ:(13)モスクワの思い出 Op. 6
 バッツィー二:(14)妖精の踊り Op.25
 サラサーテ:
  (15)スペイン舞曲集 Op. 22 第2番 ホタ・ナバーラ
  (16)スペイン舞曲集 Op. 22 第1番 アンダルシアのロマンス
 ウェーバー:
  (17)ヴァイオリンソナタ第1番へ長調 Op. 10 第2楽章 ロマンツァ ラルゲット
 シューマン:(18)12のピアノ小品 Op. 85 第12曲 夕べの歌
 サラサーテ:
  (19)序奏とタランテッラ Op. 43 (20)ホタ・アラゴネーサ Op. 27
(12)-(20)マヌエル・キロガ(ヴァイオリン)

 録音:(1)-(9)1904年/(10)(11)1922年/(12)-(15)1912年/(16)-(20)1928年/73’34

 サラサーテ本人の自作自演による「ツィゴイネルワイゼン」ほか、スペインの名ヴァイオリニスト、フアン・マネンとマヌエル・キロガによる個性的で貴重な演奏集。



 


8.573354
\1100
ラヴェル:バレエ音楽《マ・メール・ロワ》/
フランス10 人の作曲家たちによる共作: バレエ音楽《ジャンヌの扇》

 1-7.ラヴェル:バレエ音楽《マ・メール・ロワ》(1912)
  〈前奏曲/第1 場:紡車の踊りと情景/
  第2 場:眠れる森の美女のパヴァーヌ/
  第3 場:美女と野獣の対話/第4 場:親指小僧/
  第5 場:パゴダの女王レドロネット/終曲:要請の園〉/
 8-17.バレエ音楽《ジャンヌの扇》(1927)
  〈ラヴェル:ファンファーレ/
   ピエール=オクターヴ・フェルー(1900-1936):行進曲/
   ジャック・イベール(1890-1962):ワルツ/
   ロマン=マニュエル(1891-1966):キャナリー/
   マルセル・ドラノワ(1898-1962):ブーレ/
   アルベルト・ルーセル(1869-1937):サラバンド/
   ダリウス・ミヨー(1892-1974):ポルカ/
   フランシス・プーランク(1899-1963):パストゥレイユ/
   ジョルジュ・オーリック(1899-1983):ロンド/
   フローラン・シュミット(1870-1958):慈善バザーのワルツ〉
ロワール国立管弦楽団/
ジョン・アクセルロッド(指揮)
録音 2012 年7 月、10 月 フランス ナント、Centre du Congres
 ラヴェル(1875-1937)のバレエ音楽《マ・メール・ロワ》。このタイトルはイギリスを中心に発祥した伝承童話「マザー・グース」のフランス語読みで、ラヴェルの友人の子供たちのために最初はピアノ連弾曲として作曲されました。
 ラヴェルは後に芸術劇場の支配人であったジャック・ルーシェの依頼により、この組曲をバレエ版に編曲。その際は曲順を入れ替え、また、前奏曲、間奏曲などいくつかの曲を付け加え、ラヴェルらしい色彩豊かなオーケストレーションを施し、実に見事な作品として生まれ変わらせました。

 とは言え、このアルバムで注目したいのは「ジャンヌの扇」。こちらは当時のサロン主宰者、マダム・ジャンヌ・デュボストの依頼作品で、当時フランスで活躍していた10 人の作曲家たちが、彼女の扇の片面に収まるほどの短い曲を書き、これをつなぎ合わせた作品です。
 この組曲は1928 年にロジェ・デゾルミエールの指揮によって私的に初演、その際にはジャンヌが運営するバレエ学校の子供たちが、マリー・ローランサンの衣装を着けて踊ったのだそうです。その翌年にはオペラ座で一般公開されました。その時の主役は10 歳のタマラ・トゥマノワで、彼女は以降、パリのバレエ界のみならず、映画界でも活躍、世界的な知名度を得たことでも知られています。
 10 人の作曲家の作品はとても個性豊かで、時にはストラヴィンスキーの影響も感じさせる楽しい曲が揃っています。
 


8.555533
\1100
シュポア:120 年の音楽の歴史を振り返る大胆な交響曲
 1-4.交響曲 第3 番 ハ短調 Op.78(1828)
 〈第1 楽章:Andante grave -Allegro/第2 楽章:Largetto/
  第3 楽章:Scherzo-Trio/第4 楽章:Finale-Allegro〉/
 5-8.交響曲 第6 番 ト長調 Op.116(1839)…
  4 つの異なる期間の作風による歴史的交響曲
  〈第1 楽章:バッハからヘンデルの時代(1720) Largo grave -Allegro moderato/
   第2 楽章:ハイドンからモーツァルトの時代(1780) Largetto/
   第3 楽章:ベー卜ーヴェンの時代(1810) Scherzo/
   第4 楽章:最も新しい時代(1840) Allegro vivace〉
スロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団/
アルフレート・ヴァルター(指揮)
 録音 1991 年11 月12-16 日 チェコ コシツェ芸術の家 MARCO POLO 8.223439 より移行盤
 モーツァルトやベートーヴェンの正統的な後継者として認識されていたドイツの作曲家シュポア(1784-1859)。もともとは優れたヴァイオリニス卜として活動を始めた彼、最初のうちは先輩たちから強い影響を受けた作品を書いていましたが、1828年に発表した第3 番の交響曲では、自信に満ちた堂々たる作風を見ることができます。
 これは、その前に発表された何曲かのヴァイオリン協奏曲と、2 つの交響曲の初演が成功したことが大きな要因でしょう。以降、彼の作品には様々な創意工夫が見られ、1839 年の交響曲第6 番では、120 年の音楽の歴史を振り返るという大胆な試みをしています。
 バロックの後期から、この交響曲が書かれた“時代”を4 つに分け、それぞれの年代の作風で作られた楽章で構成されたこの交響曲、ベートーヴェンの時代におけるティンパニのチューニング問題なども含め、たくさんの興味深い事項も内包しています。
 時代の特徴を知り尽くした上で、若干の批判も込めて書き上げられた力作です。
 

8.559803
\1100
フェイルーズ:ツァブルの書 ナジュラ・サイード(1974-) のリブレットによる
 1-6.パート1
  〈予言/ここには力がない/時折ひびわれが遠くにあり/
  そして今、その前に急いで見えたもの/主はそれらを嘲笑う/
  恐怖で主に仕え〉/
 7-16.パート2
  〈あなたのろうそくはほとんど外に/
   私は子供たちを遊ばせようとした、しかし彼らはしなかった/
   私たちには全てが必要だ、特に子供たちには/
   私たちは飢えていることを伝えることができますか?/
   そうです、子供たち。これは芸術の力です/感激です!/
   シェルターの破壊/ああ主よ、我が祈りを聞きたまえ/
   主は見下す/初めにあなたは礎を築いた〉
     ※世界初録音
ダン・コークウェル(テノール)/
マイケル・ケリー(バリトン)/
インディアナポリス児童合唱団/
インディアナポリス・シンフォニック合唱団/
インディアナポリス交響楽団/
エリック・スターク(指揮)
録音 2015 年4 月24 日 USA インディアナポリス、ヒルバート・サークル劇場
 1985 年生まれのモハメド・フェイルース(1985-)はアメリカを中心に、世界的に注目されている若手の作曲家。7 歳の時にオスカー・ワイルドに心酔し、いくつもの歌曲を作曲するなど、早いうちからその才能が認められていました。
 ニューイングランド音楽院、カーティス音楽院で学び、ガンサー・シュラー、ハリムエル・ダブー、ジョルジ・リゲティ、ジョン・ハイスなど錆々たる顔ぶれの人々から様々な手法を学んでいます。
 「私はテキス卜に取り憑かれている」と雑誌のインタビューで答えた彼、やはりその作品は声楽を含むものが多く、用いられたテキス卜は古典から現代まで幅広いものをカバーしています。
 この《ツァブル(詩篇のアラビア語)の書》は国際的に活躍する女優、作家ナジュラ・サイードによって書かれた作品で、戦争によって引き起こされる悲劇、とりわけ子供たちの状況が切々と歌われます。絶望的な状況下では祈る他ない弱い存在にも、最後は希望がもたらされるのが唯ーの救いです。
 

8.573325
\1100
心からまっすぐに 〜シャンソニエ・コルディフォルム - ハート形のシャンソン集
 1.作者不詳:
  L'autre jour, par ung matin - 別の目、その朝/
 2.作者不詳:
  Helas, n’aray je jamais mieulx - アラス、私には進歩が見られませんか/
 3.作者不詳:
  Terriblement suis fortunee - 私はずっとひどく不幸だ/
 4.エーヌ・ヴァン・ギゼゲム(1445 頃-1476/1497):
  De tous biens plaine est ma maistresse - 私の恋人は常にすばらしい/
 5.ジル・バンショワ(1400頃-1460):
  Comme femme desconfortee - 運のない女性のように/
 6.ヴィンチェネット (1430 頃-1479 以前):
  Fortune,par ta cruaulte - 運命よ、あなたは残酷だ/
 7.作者不詳:
  Adieu vous dy l’espoir de ma jonesse -
   私はあなたに別れを告げる、私の青春は希望だ/
 8.ヨハネス・テインク卜ーリス (1430 頃/35-1511):
  Le souvenir - 思い出/
 9.作者不詳:
  Ben losa Dio se sum vergine e pura -
  主は私は純粋な小間使いだと知っている/
 10.作者不詳:Chiara fontana de belli costumi- 宮廷美神の澄んだ泉/
 11.ロバー卜・モートン(1430 頃-1483):
  N'aray je jamais mieulx que j'ay -
   私にはまだ多くの改善がみえないですか?/
 12.ギョーム・デュファイ(1397-1474):
  Dona gentile he bella come l'oro -
   高貴な女性、彼女はまた黄金のように素敵だ/
 13.ティンクトーリス:De tous biens playne - 全ての品質/
 14.作者不詳: O pelegrina, o luce, oclara stella - ああすばらしい、光、輝く星/
 15.ヨハネス・オケヘム(1410 頃-1497):
  Ma bouche rit et ma pensee pleure- 私の口は笑い、私の心は泣く/
 16.作者不詳:
  Ma bouche plaint les pleurs de ma pensee-
   私の口は私の思考の哀しみを嘆く/
 17.作者不詳:La gratia de vos, donsella-ご夫人、あなたの優雅さ/
 18.作者不詳:Comme ung homme desconforte -意気消沈した男のように/
 19.作者不詳:Perla mya cara, o dolce amore-私の愛する真珠、ああ、甘き愛
アンサンブル・レオネス
〈メンバー:
 エルス・ヤンセンス=ファンムンスター(ヴォーカル)/
 ライティス・グリガリス(ヴォーカル)/
 マティアス・スペッリー(ヴォーカル)/
 エリザベス・ラムゼイ(ヴィオラ・ダルコ)/
 パプティス卜・ロメイ(ヴィエール、リラ・ダ・ブラチオ)/
 マルク・レオン=アンサンブル・ディレクター/
 ヴィオラ・ダルコ、ギターン(小型リュート、プレクトラム・リュー卜)〉
録音 2014 年10 月6-9 日 スイス ビンニンゲン、ハイリッヒ・クロイツ教会
 15 世紀の中頃に編纂された43 曲の世俗歌曲が集められたこの写本、なぜかハートの形をしているということで知られています。
 この写本を作ったのはJean de Montchenu ジャン・ド・モンシュヌという名前の司祭で、彼がいたずらっぽく「自堕落な、全ての悪意に満ちた曲集」と呼んだこの写本は、ハート型の美しい原稿がベルベットで覆われた実に精巧な装丁で、開くと両面に装飾が凝らされた譜面が現れるという仕組みになっています。
 曲を書いたのは、ほとんどが無名の人々ですが、中にはデュファイやオケヘム、ジル・バンショワなどの名前も確認されます。実際の音楽はエレガントなメロディだったり、ハイテンションの曲だったりとこちらも変幻自在。この時代の音楽好きにはたまりません。ルネサンス音楽のオーソリティ、アンサンブル・レオネスのこまやかな演奏です。
  

8.573409
\1100
21 世紀のスペイン・ギター作品集 第2 集
 1-5.レオナルド・バラダ(1933-):
  カプリチョス 第11 番:グラナドスの抽象化(2014)
  〈スペイン舞曲 第6 番/スペイン舞曲 第
 5 番/スペイン舞曲 第2 番/スペイン舞曲 第3 番/スペイン舞曲 第10 番〉/
 6.ヘスス・卜レス(1965-):6.lnteriores-内面/
 7-9.マルク・ロペス・ゴドーイ(1965-):秋のエレジー(2012)
  〈日没時のムクドリの飛翔/夕方の雨/風に舞う葉〉/
 10-11.アントン・ガルシア・アブリル (1933-):2 つのカンタレス
  〈白い春/風の道を通って〉/
 12.ルイ・デ・パブロ(1930-):象牙の塔(2013)/
 13-16.エドゥアルド・ソウトゥーリョ(1968-):
  私は弦の下にあなたを捉える(2013)/
 17-19.ヤコボ・ドゥラン=ロリガ(1958-):アポン 21(2012)
  〈クーラン卜/シャコンヌ/ジーグ〉/
 20-22.ベネット・カサブランカス(1933-):
  ギターのための3 つの小品(2011)
  〈動きを持って/とても緩やかに/動きを持って〉/
 23.ホアン・マヌエル・ルイス(1968-):オリオン(2010)
  ※1O.11 を除いて、全て世界初録音
アダム・レヴィン(ギター)
録音 2014 年11 月21-24 日 カナダ オンタリオ、聖ジョン・クリソス卜ム教会
 全4 集からなる「21 世紀のスペイン・ギター作品集」シリーズの第2 集。前作と同じく、数々の受賞経験を持つギタリスト、アダム・レヴィンの演奏です。
 1936 年から1975 年に渡って独裁体制を維持していたフランコ政権下、芸術家たちは圧政に苦しめられていましたが、フランコ政権終焉後からは、その遅れを取り戻すべく、スペインの音楽界は目覚しい復興を遂げます。
 このシリーズでは、そんな苦難の時期を乗り越えた21 世紀のスペインのギター作品を聴くことができます。どれも見事なもので、冒頭のバラダの「グラナドスへのオマージュ」は、まさにスペインのギター音楽の輝かしい歴史が感じられるものと言えるでしょう。
 バラダの才能ある学生の一人、カタロニアのロペス・ゴドーイの描写的な「秋のエレジー」、ヘスス・卜レスのモノローグ、NAXOS ではすでにおなじみの作曲家カサブランカスの「3 つの小品」など、アルバムのほとんどが世界初録音。
 【既発売】第 1 集…8.573024
 


8.573525
\1100
エルヴィン・シュルホフ:室内楽作品集
 1-4.弦楽六重奏曲 Op.45 (1924)
  〈第1楽章:Allegrorisoluto/第2楽章:Tranquillo(Andante)/
   第3楽章:ブルレスカ:Allegro molto con spirito/
   第4楽章:Molto adagio〉/
 5-8.ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番
  〈第1楽章:Allegro impetuoso/第2楽章:Andante/
   第3楽章:ブルレスカ:Allegretto/第4楽章:Finale:Allegro risoluto〉/
 9-12.ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲(1925)
  〈第1楽章:Moderato/第2楽章:Zingaresca -ジプシー風に/
   第3楽章:Andantino/第4楽章:Moderato〉/
 13-17. 5つのジャズ・エチュード(1926)
  〈チャールストン(ゼズ・コンフリーに)/ブルース(ポール・ホワイトマンに)/
   シャンソン(ロパート・シュトルツに)/
   タンゴ(エドゥアルド・キュネッケに)/
   トッカータ‐ゼズ・コンフリーの「鍵盤上の子猫」による
    (アルフレッド・バレーゼルに)〉
スペクトラム・コンサーツ・ベルリン
〈メンバー:
 ポリス・ブロフツイン(第1ヴァイオリン…1-4)、(ヴァイオリン…5-8)/
 ヴァレリー・ソコロフ(第2ヴァイオリン…1-4)、(ヴァイオリン…9-12)/
 フィリップ・デュークス(第1ヴィオラ)…1-4/
 マキシム・リサノフ(第2ヴィオラ)…1-4/
 イェンス・ベーター・マインツ(第1チェロ…1-4) (チェロ…9-12)/
 トルレイフ・テデーン(第2チェロ)…1-4/
 エルダー・ネボルシン(ピアノ)…5-8、13-17〉/
フランク S.ドッジ(芸術監督)
録音 2016年1月4-6日 ドイツ ベルリン・フィルハーモニー室内楽ホール

 プラハ生まれの天才、エルヴィン・シュルホフ(1894-1942)。第二次世界大戦時は「退廃音楽」の作曲家として排斥されながらも、戦後はその作品が再評価され、ここ数十年でますます人気を獲得しています。
 彼はその生涯において様々な作風を取り入れた作品を多数残し、その中には実験的な作品や、ジャズ風味の作品まで多種多様なものが含まれています。
 このアルバムには、彼がベルリンで華やかに活躍していた1924年から1927年までの作品を収録。アルバン・ベルクに宛てて書いた手紙の中で「リズミカルな中毒性を持つ作品」と語った「5つのジャズ・エチュード」や、バルトーク、コダーイ、そしてドビュッシーの作品にも似た「ヴァイオリン・ソナタ」と「二重奏」、暴力的な音が昨裂するキュビスムの影響を受けた「六重奏」の4作を、近現代作品を得意とするスペクトラム・コンサーツ・ベルリンが見事に演奏しています。



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MAGUELONE MUSIC



MAG358.410
\2800→\2590
レイナルド・アーン (1874-1947):
 ヴァイオリン協奏曲
ロレーヌ・フィルハーモニー管弦楽団
フェルナンド・クァトロッキ (指揮)
ドニ・クラヴィエ (ヴァイオリン)
 ロマンス イ長調
 夜想曲 変ホ長調
 ヴァイオリン・ソナタ ハ長調
ドニ・クラヴィエ (ヴァイオリン)
ディミトリス・サログルー (ピアノ)
全てライヴ録音

 ほとんど活動していないと思っていた仏MAGUELONE MUSIC。お国ものの洒落た作品を素朴なパッケージで発売していた。
 そのMAGUELONE MUSICの最大のベストセラーとなった作曲家レイナルド・アーンのシリーズから、とくに人気の高かったヴァイオリン作品がひとつにまとまって再発売。
 90年代末の録音とは思えない妙にこもった音質も情緒と思えば愛着が生まれる。





 1875年ヴェネズエラのカラカスに生まれ、天才少年作曲家と騒がれマスネに寵愛されたレイナルド・アーン

 プルースト、サラ・ベルナールとも親交をもち、類いまれなバリトンだった彼は当時の一流社交界でも花形だった。おもにヴェルレーヌの詩につけられた甘美な歌曲集は、今日でも多くの人に愛されている。
 しかし彼の室内楽曲や協奏曲はその存在すらほとんど知られていなかった。

 そんなアーンの知られざる作品の録音に着手したのがMAGUELONE MUSIC。
 その甘美で哀愁に満ちた音楽に魅了された方は多かったと思う。



MAGUELONE MUSICのアーン・シリーズ
廃盤も出てきている。

MAG 111106
\2500
レイナルド・アーン:ヴァイオリン協奏曲/ピアノ協奏曲
            ハンガリー組曲〜ヴァイオリン、ピアノ、打楽器と弦楽合奏のための
ドニ・クラヴィエ(Vn)
アンジェリーヌ・ポンドペール(P)
フェルナンド・クァットロッキ指揮
ロレーヌ・フィル

 アーンというと歌曲ばかりが有名だが、器楽曲にも魅力的な作品が多い。ピアノ協奏曲の緩徐楽章など古いフランス映画を見るような大人の哀愁に満ちている。
 世界初録音のヴァイオリン協奏曲も絶美のメロディーに溢れ、こんな綺麗な音楽を今まで知らずにいたことがもったいなく思える。
 ヴァイオリン協奏曲は今回の新譜MAG358.410と同じ。
廃盤
MAG 111107
レイナルド・アーン:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調/ロマンス イ長調
            夜想曲/ピアノ五重奏曲
D.サログル(P)
ドニ・クラヴィエ弦楽五重奏団
これまた絶美の世界。おしゃれで流麗なメロディが爽やかに歌われるソナタは、フランクやフォーレの名作より輝きに満ちている。
廃盤
MAG 111108
アーン歌曲集第1巻
 レイナルド・アーン:気分を害される刷り物/翼のない愛/ああ、鳩の翼に
             5つの小唄/9つの見つけられた歌/メドューサ/椿姫
ディディエ・アンリ(Br)
カトリーヌ・デューン(Sp)
ステファーヌ・プティジャン(P)
ラプラントの名盤以後、やっと優れたアーンの歌曲集が出現。自身美しいバリトンで歌ったというアーンの真骨頂で、芸術歌曲ながらシャンソンのような洒脱さにあふれてる。

MAG 111109
\2500
アーン:歌曲集Vol.2
 ラテン礼賛(全10曲)/白鳥/無神論者/不実/
 捧げ物/恋される人/夜想曲/ブドウ収穫期の3日/
 泉/牢獄から/星のない夜は/最後の希望/
 わが青春/水面に/しおれた花/最高の贈物/
 セラフィン/田舎の墓地/捧げ物/口づけして以来
ディディエ・アンリ (Br)
ステファーヌ・プティジャン (Pf)
アンサンブル・ヴォーカル・フランセ
マゲローヌ・レーベルのアーン・シリーズ第4弾は、歌曲集第2巻。当シリーズは毎回すこぶる評判が良く、アーン作品の録音を待たれている方々の多さに驚かされる。アーンの作品中でも、やはり量・質ともに傑作と呼べるのは歌曲。ベル・エポックの雰囲気に満ちた繊細にして粋、甘美なメロディの連続に酔わされる。

MAG 111117
\2500
レイナルド・アーン:室内楽作品集
 (1)ピアノ四重奏曲 
 (2)第1ワルツ集(全11曲)〜ピアノ独奏
 (3)チェロ協奏曲(未完)〜チェロとピアノ
 (4) ソリロークとフォルラーヌ〜ヴィオラとピアノ
 (5)ヴェネツィア(ピドゥー編によるチェロ六重奏版)
ガブリエル・ピアノ・クァルテット
〔金子陽子(Pf)
 ギヨーム・プレス(Vn)
 ヴァンサン・オカント(Va)
 ジェローム・パンジュ(Vn)〕
(5)ローラン・ピドゥー六重奏団

 室内楽作品集。
 ピアノ四重奏曲を始めとしてほとんど世界初録音という貴重なアルバム。しかも甘美なメロディとおしゃれなセンスに彩られた作品ばかり。ことにアーンの最後の作品であるワルツ第9番「木の葉」、チェロ協奏曲、ヴィオラ曲「ソリローク」などは気絶するほどの美しさ。これまでのシリーズでアーンの虜になった人にはまたとないアルバムといえる。
 さらに演奏は、Lyrinxレーベルからショーソン&ルクー、フォーレのピアノ四重奏曲のCDを出して、いずれもレコ芸特選を得たガブリエル・ピアノ・クァルテット。パリ仕込みの演奏陣はこの上ない典雅さを見せる。




アーンだけのアルバムというのがなかなかない中で
極めて珍しいアーン管弦楽作品集
やっぱりTIMPANIである

TIMPANI
1C1231
\2400
レイナルド・アーン:エステ家のベアトリーチェの舞踏会
 1-7.バレエ音楽「エステ家のベアトリーチェの舞踏会」/
 8-10.プロヴァンス協奏曲/
 11-13.セレナーデ/
 14-19.祭りの夜へのディヴェルスマン
   ※11-19…初録音
ジュリアン・ヴェルン(フルート)/
フランソワ・ルモワンヌ(クラリネット)/
フランク・シボルド(ファゴット)/
ジュリアン・デスプランケ(コルネット)/
アンサンブル・イニシウム/
サヴォア地方管弦楽団/
ニコラス・シャルヴァン(指揮)
録音 2014年10月

 もともとはベネズエラの生まれで、父はドイツ系ユダヤ人、母はスペインのバスク人であった作曲家レイナルド・アーン(1874-1947)。3歳の時にフランスに移住し、マスネ、サン=サーンスに師事し、わずか15歳で「私の詩に翼があったなら」を作曲。将来を多いに嘱望され、その後は1912年にフランスに帰化し、再びベネズエラに戻ることはなく、フランス人として一生を終えました。
 多くの作品を書きましたが、現在知られているのは、もっぱら20歳になる前の作品であり、このアルバムに収録されたような管弦楽作品や室内楽はほとんど聞かれることがありません。
 とりわけ管楽四重奏によるセレナーデと、異国的な風情を持つ「祭りの夜へのディヴェルスマン」は世界初録音となります。




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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PROFIL



PH07053
(2CD)
\3600→\3390

シュターツカペレ・ドレスデン・エディション Volume 35/
 ジュゼッペ・シノーポリ


 ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
  シュターツカペレ・ドレスデン
  ジュゼッペ・シノーポリ (指揮)
   録音: 22 September 1998, Semperoper Dresden, Germany

 R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」
  カイ・フォーグラー (ヴァイオリン)
  シュターツカペレ・ドレスデン
  ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)
   録音: 10-11 January 2001, Semperoper Dresden, Germany

 ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲
  シュターツカペレ・ドレスデン
  ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)
   録音: 27 October 1998, Semperoper Dresden, Germany

 リスト:交響詩「オルフェウス」
  シュターツカペレ・ドレスデン
  ジュゼッペ・シノーポリ (指揮)
   録音: 27 October 1998, Semperoper Dresden, Germany

 シノーポリ:
  ヴェニスの書のために〜第2曲 C.ポルタへのオマージュ
   シュターツカペレ・ドレスデン
   ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)
    録音: 20 December 1994, Semperoper Dresden, Germany

  愛のトンボー
   ペーター・ブルーンス (チェロ)
   シュターツカペレ・ドレスデン
   シルヴァン・カンブルラン (指揮)
    録音: 5-6 March 2004, Semperoper Dresden, Germany

  歌劇「ルー・サロメ」交響的断章
   シュターツカペレ・ドレスデン
   ペーター・ルジツカ (指揮)
    録音: 6 October 2001, Semperoper Dresden, Germany

  シューマン:交響曲第4番(1851年改訂版)
   シュターツカペレ・ドレスデン
   ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)
    録音: 30 August 1993, Semperoper Dresden, Germany


 シノーポリが指揮台で倒れてからもう15年。
 彼の貴重な録音を発売してきたPROFILがこの記念年に2枚組のアルバムをリリース。
 ドイツもの、自作(他の指揮者による演奏含む)、最後にシューマンの交響曲第4番。
 そして注目は亡くなる3ヶ月前の「英雄の生涯」。


PROFIL
シノーポリ&シュターツカペレ・ドレスデン・シリーズ

PH 07004
(2CD)
\4600→\3990
(1)マーラー:交響曲第9番ニ長調
(2)R.シュトラウス:交響詩「死と変容」Op.24
シノーポリ指揮
ドレスデン・シュターツカペレ

 シノーポリ。「アイーダ」演奏中に倒れて、そのまま亡くなったのはもう十数年前。

 ここに収められた交響詩「死と変容」は、そのわずか3ヶ月前の録音。1992年以来首席指揮者を務めたドレスデン国立歌劇場管とのライヴである。リヒャルトのオペラや「英雄の生涯」「アルプス交響曲」など主要な管弦楽作品を録音している当コンビだが、「死と変容」はこの顔合わせでは初めて。死を予感させるような官能的なリヒャルト。

 そしてマーラーの9番。これはフィルハーモニア管とのスタジオ録音の3年後。93年録音との端的な違いの顕れとしては、第1楽章がおよそ5分、アダージョも2分半と、すべての楽章の演奏時間が拡大した結果、全曲が10分近くも長くなっている

  [シュターツカペレ・ドレスデン / 97年ライヴ].32’51”+.16’54”+.14’12”+.28’18”(※実測値)
  [フィルハーモニアO. / 93年].28’05”+.15’08”+.13’14”+.25’50”


録音:(1)1997年4月6-8日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ) (2)2001年1月10、11日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)

PH 07047
\2400
マーラー:交響曲第4番ト長調
[ボーナストラック]
 シノーポリの肉声によるマーラー第4交響曲についてのコメンタリー
ユリアーネ・バンゼ(S)
シノーポリ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

 あまりに官能的で陶酔的な美をきわめた97年ライヴの第9番(PH.07004)が大反響を呼んだシノーポリ&ドレスデンによるマーラー。
 なんと、これからさらに2年後の第4番ライヴというとんでもない代物がまたしてもProfilより登場。
 ここでもやはり9番のときと同じく、フィルハーモニア管盤(91年)と比較して両端楽章でそれぞれ2分ほど演奏時間が長くなっているのが目立った特徴。なかでもフィナーレはじっさいの時間以上に、出だしから極端に遅く感じられる。

 ここでソリストに起用されたのはマーラー歌いとしてすでにキャリアも豊富なバンゼ。ブーレーズ盤とはガラリと変わって、停止するかのように息の長いフレージングをシノーポリの意図を汲んで完璧に歌い尽くしている。そうかと思えばシノーポリは第1楽章の主題が回帰するところでは一転、急加速。交替してソプラノの甘美なメロディが登場するとまたもやグッとテンポを落としてくる。このあたり、極端なテンポ・ルバートを基調としたシノーポリ美学の真髄といえるだろう。


「音楽というものはいつだって人間がどういう状態であるかを表しています。音楽は人間的ななにかをつたえ、作曲家が自分を取り巻く世界にどのようにかかわっているかの証しです。そして、わたしが届けようとしているのは、そのようなメッセージです。つまり、聴衆に変化のプロセスを誘発するような、思考するための音楽的なかてです。自分のために良い演奏をすることが正しいすべてではありません。〜イントネーション、アンサンブルの演奏、アーティキュレーション〜音楽がなにかをわたしに語りかけるとき、わたしは考えなくてはならない。そして、わたしはそのためにあらゆるすべてを惜しみません、たとえ身体的にわたしに犠牲を払わせるとしても…。」〜ジュゼッペ・シノーポリ


 この言葉のとおりに「アイーダ」の本公演中に心臓発作で倒れ、まさに音楽に殉じたシノーポリの美学が凝縮されたマーラー演奏にかけがえのない一枚がまたひとつ加わった。

録音:1999年ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)

=シノーポリのマーラー4番 トラック・タイム比較=
[バンゼ(S)・シュターツカペレ・ドレスデン / 99年ライヴ].18'07+.10'16+.21'54+.11'12(※実測値)
[グルベローヴァ(S)・フィルハーモニアO. / 91年].16'17+.10'07+.21'52+.9'03







<国内盤>


OTTAVA RECORDS R-RESONANCE


RRSC 20001
\2500+税
優美なる時 ―フランス歌曲集― 浜田理恵(ソプラノ)
三ッ石潤司(ピアノ)
 ・フォーレ:祈りながら、川のほとりで、夢のあとに
 ・ドビュッシー:
  「忘れられた小唄」
   【やるせない夢見心地/私の心に雨が降る/
    木々の影/木馬/グリーン/憂鬱】
  「ビリティスの歌」
   【パンの笛/髪/ナイアードの墓】
  「雅な宴 第1集」
   【ひそやかに/あやつり人形/月の光】
 ・ラヴェル:「クレマン・マロの2つのエピグラム」
  【雪を投げつけてきたアンヌ/スピネットを弾くアンヌ/糸車の歌】
 ・プーランク「歌の調べ」
   【ロマン主義風の歌/田舎風の歌/荘重な歌/快活な歌】
 ・カントルーブ「オーヴェルニュの歌 第1集」
   【バイレロ/そちらのリムーザンには】
 ・ビゼー:歌劇「カルメン」より“ミカエラのアリア”
 ・マスネ:歌劇「タイス」より“鏡のアリア”
 フランスを本拠地として活躍する世界的なソプラノ歌手、浜田理恵。フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、プーランクなどフランス歌曲の粋を集めた待望の新録音をリリース!

 セッション録音:2016年2月24-26日/フィリアホール(青葉台)/日本語歌詞対訳付

 パリ市立シャトレー劇場に於ける鮮烈なオペラ・デビュー以降、国立バスティーユ歌劇場、リヨン国立歌劇場などフランスを中心に活躍する世界的なソプラノ歌手、浜田理恵。ピエール・ブーレーズ率いるアンサンブル・アンテルコンタンポランと共に行ったヨーロッパ・ツアーの掉尾を飾るザルツブルク音楽祭のステージは聴衆を熱狂させました。
 近年は日本での活動も増え、プッチーニの歌劇「トゥーランドット」全曲(バッティストーニ指揮)におけるリューの感動的な名唱は記憶に新しいところです。2016 年2 月に行われた今回のレコーディングは、マスネ、ビゼー、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、カントループ、プーランクなど、フランス歌曲の多彩なレパートリーを集めました。本文32 ページを擁する解説書には、フランス文学者・土屋良二氏の監修による全曲の歌詞と対訳を併載しました。

 浜田理恵(ソプラノ):
  東京芸術大学及び同大学院終了。歌を児島百代、中村浩子、イザベル・ガルシザンズの各氏に、フランス歌曲をアンリエット・ピュイグ= ロジェ、イレーヌ・アイトフの各氏に師事。フランス留学後パリ市立シャトレー劇場でオペラ・デビュー、パリ国立バスティーユ歌劇場にチョン・ミュンフンの指揮オネゲル「火刑台上のジャンヌダルク」でデビュー後、「カルメン」ミカエラ役を始めとして活躍、リヨン国立歌劇場では「ラ・ボエーム」ミミを歌う。
 またトゥールーズ、アヴィニョン、トゥ一ル 、サンテティエンヌ、等フランス各地の歌劇場で「蝶々夫人」タイトルロール、「トゥラーランドット」リュー、「ファウスト」マルグリット、「ドン・ジョバンニ」ドンナエルヴィラ、「ティトの慈悲」ヴィテッリアを歌う。
 またコンサートではブーレーズの指揮でザルツブルク音楽祭においてダルバヴィ作品を独唱、プラハの春音楽祭ではフルニリエ指揮でマスネを歌う。
 日本においてはフルネ指揮東京都交響楽団「愛と海のうた」「シェラザード」デュトワ指揮NHK 交響楽団「火刑台上のジャンヌダルク」を始めバッティストーニ指揮東京フィルハーモニー「トゥーランドット」や新国立歌劇場「トゥーランドット」「カルメン」「ホフマン物語」若杉宏指揮びわ湖ホール「ドンカルロ」「ジョヴァンナダルコ」沼尻竜典指揮「ラ・ボエーム」兵庫県立芸術文化センター佐渡裕指揮「蝶々夫人」等に出演。パリ国際声楽コンクールのオペラ部門第一位入賞、出光音楽賞受賞。



















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