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≪第89号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その6 2016/10/11〜







10/14(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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ACCENTUS MUSIC



ACC 30388CD
\2500→\2290
若手実力派の一人リープライヒ
 20世紀ポーランド音楽シリーズ第3弾
  チェロはゴーチエ・カプソン

 (1)シマノフスキ:演奏会用序曲Op.12
 (2)ルトスワフスキ:チェロ協奏曲 (1969/70)
 (3)同:交響曲第4番 (1988/92)
ゴーチエ・カプソン(チェロ)(2)
アレクサンダー・リープライヒ(指揮)
ポーランド国立放送交響楽団
 充実のリープライヒとポーランド国立放送響の20世紀ポーランド音楽シリーズ第3弾

 録音:2016年1月27-29日、6月28-30日/カトヴィツェ音楽アカデミー・カロル・シマノフスキ音楽ホール/59’ 33”

 アレクサンダー・リープライヒの20 世紀ポーランド音楽シリーズ第3 弾はルトスワフスキとシマノフスキ。シマノフスキの演奏会用序曲は1904 年、22 歳の作で初のオーケストラ曲。その後何度も改訂されましたが、リヒャルト・シュトラウスの影響が濃く、シマノフスキ特有のひんやりとした美感には欠けるものの、エネルギッシュで聴き応え満点。
 ルトスワフスキのチェロ協奏曲は1970 年の作で、ロストロポーヴィチの希望で書かれました。現代的な作風ながら、チェロ独奏がオーケストラという権力に立ち向かい、攻撃される様を魔術のように描きます。
 ゴーチエ・カプソンが超絶的テクニックで大太刀まわりを演じます。最晩年の交響曲第4 番は不思議な透明感と枯淡の境地を味わえます。



リープライヒのポーランド音楽第1巻、第2巻

ACC 30332CD
\2500→\2290
快刀乱麻、リープライヒのポーランド音楽
 (1)ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲 (1954)
 (2)シマノフスキ(フィテルベルク編):カスプロヴィチの詩による3つの断章OP.5
エヴァ・ポドレシュ(コントラルト)
アレクサンダー・リープライヒ(指揮)
ポーランド国立放送交響楽団
 録音:2014 年6 月25-28 日/カトヴィツェ音楽アカデミー・カロル・シマノフスキ音楽ホール/46’56”

 今もっとも注目される指揮者のひとりアレクサンダー・リープライヒ。1968 年レーゲンスブルク生まれ、アバドとギーレンの薫陶を受け、NHK 交響楽団や紀尾井シンフォニエッタにも客演しています。2012 年からは、外国人としては初めてポーランド国立放送交響楽団の首席指揮者兼音楽監督を務めるなど、動向が気になる存在となっています。
 当アルバムはルトスワフスキとシマノフスキという20 世紀ポーランド音楽史の2 大巨頭の作品を収録。どちらも初期作品ですが、両者の個性は明瞭に現れています。
 ルトスワフスキの「管弦楽のための協奏曲」は3 つの楽章から成り、バルトークの同名作品の影響を感じさせます。ポーランドのオーケストラゆえ、民族色を自然に表出しているのはさすが。リープライヒのスピード感あふれる演奏も快適です。
 シマノフスキ作品は、もともとピアノ伴奏だったものを朋友の指揮者フィテルベルクが極彩色のオーケストレーションを施したもの。宗教的な詩に基づきながらも、シマノフスキ初期のワーグナーやリヒャルト・シュトラウス風退廃の世界にゾクゾクさせられます。ポドレシュはキャスリーン・フェリアを思わすコントラストで妖しさをより深めています

ACC 30349CD
\2500→\2290
注目のリープライヒ指揮&ポーランド国立放送響
 20世紀ポーランド音楽シリーズ第2弾

  (1)シマノフスキ:交響曲第2番変ロ長調Op.19
  (2)ルトスワフスキ:管弦楽のための書 (1968)
  (3)同:葬送音楽 (1958)
アレクサンダー・リープライヒ(指揮)
ポーランド国立放送交響楽団
 録音:2015年6 月30 日、8 月26/27 日/カトヴィツェ音楽アカデミー・カロル・シマノフスキ音楽ホール/64’ 50”

 今もっとも注目される指揮者のひとりアレクサンダー・リープライヒ。1968 年レーゲンスブルク生まれ、アバドとギーレンの薫陶を受け、2015 年12月には大阪フィルにも客演します。
 2012 年から外国人としては初めてポーランド国立放送交響楽団の首席指揮者兼音楽監督を務め、20 世紀ポーランド音楽のシリーズを開始しました。
 このシリーズは、ルトスワフスキの管弦楽曲をメインに、その他20 世紀ポーランド作曲家を組み合わせることとなっていて、タンスマンやヴァインベルクのように国外へ出た人々もとりあげるなど、ポーランド音楽ファン垂涎の企画となっています。
 第2 弾はルトスワフスキとシマノフスキの充実作が収められています。どちらも比較的初期の作品ですが、自己の作風が確立される直前の魅力を味わうことができます。
 シマノフスキの交響曲第2 番は1909 年の作で、ワーグナーとリヒャルト・シュトラウスの影響が濃い複雑な作曲技法によりながらも、シマノフスキならではのナルシズムが横溢する甘美な世界が広がります。リープライヒはリヒャルト・シュトラウス風な退廃美を巧みに表現していて絶品。
 ルトスワフスキの「管弦楽のための書」は1968 年の作で、ドイツのハーゲン市の委嘱で書かれました。弦楽器のグリッサンドによる異様な音響に始まり、最後は崩壊へと向かうメッセージ性が読み取れます。
 1958 年の葬送音楽はバルトークの死を悼んで書かれた弦楽オーケストラの作品。十二音技法により、独特な暗い響きはワイダやカヴァレロヴィチのモノクロ映画を思わせます。



 [アレクサンダー・リープライヒ]


 1968年レーゲンスブルク生まれ。
 レーゲンスブルク大学でロマンス語と音楽学を学ぶかたわら、17歳で設立したレーゲンスブルク室内合唱団を自ら指揮。その後ミュンヘン音楽大学で指揮法と声楽を学んだ。1996年コンドラシン指揮者コンクール入賞後、オランダ放送フィルでエド・デ・ワールトの助手を務め、アムステルダム・コンセルトヘボウで行われたコンサートで急遽ワールトの代役としてブルックナーの交響曲第5番を指揮、評論家・聴衆の双方から絶賛されました。
 以来、ロイヤル・アムステルダム・コンセルトヘボウ管、ベルギー国立管、BBC響、スコットランド室内管、ドイツ・カンマーフィルなどに客演。2005年7月初めにはミュンヘン・フィルにデビュー、オデオン広場で行われた市の野外コンサート・シリーズを指揮して華々しい喝采を浴びました。続いて2006年7月にはミュンヘン・フィルの定期公演に3回登場しました。

 日本デビューは2006年9月、紀尾井シンフォニエッタ東京の定期演奏会で、モーツァルト、ブラームスを指揮、誠実で繊細な音楽作りは高い評価を得ました。
 2008年7月大阪フィルハーモニー交響楽団定期演奏会にも登場。2007年初めにはザルツブルク・モーツァルテウム管にデビュー、今後ますますの活躍が期待されている指揮者です。


 ロッシーニの練習風景。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=zdPN-dPk-Qg

 まじめでハンサムな紳士という感じです。
 覇気ある若々しい演奏がちょっと聴けます。




アレクサンダー・リープライヒ、SONYの旧譜

SONYでは比較的ポピュラーな選曲でファンを喜ばせてくれてます。

8876548231-2
\2600→\2390
リープライヒ指揮、ヌリア・リアル(ソプラノ)
 モーツァルト:
  『レクイエム ニ短調K.626』
  『アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618』
ヌリア・リアル(Sp),
マリー=クロード・シャピュイ(Ms),
クリストフ・プレガルディエン(T),
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(Bs),
バイエルン放送合唱団,
ミュンヘン室内管弦楽団,
アレクサンダー・リープライヒ(指揮)

 気鋭のアレクサンダー・リープライヒと彼が首席指揮者をつとめるミュンヘン室内管弦楽団のソニークラシカル第2弾となる、モーツァルト「レクイエム」の注目すべき新録音の登場です。
 2011年の「ロッシーニ:序曲集」に続く、このモーツァルト「レクイエム」の新録音においても、古楽奏法を取り入れながら温かみを感じさせるものに仕上げています。
 特にヌリア・リアルの絶品極まる美しいソプラノの歌唱。ヴェテラン、プレガルディエンの緊張感あふれる歌唱。そしてバイエルン放送合唱団の澄んだコーラスによる魅力など、純粋な器楽と声の融合によって、特別な「祈り」を感じさせてくれる音楽を聴くことができるでしょう。

 【録音】2012年12月20〜22日, ミュンヘン、ヘルクレスザール(デジタル:セッション)

8869777141-2
\2600→\2390
リープライヒ(指揮)&ミュンヘン室内管弦楽団
 ロッシーニ:序曲集

 『歌劇「絹のはしご」序曲』『歌劇「ブルスキーノ氏」序曲』
 『歌劇「幸福な錯覚」序曲』『歌劇「アルジェのイタリア女」序曲』
 『歌劇「イタリアのトルコ人」序曲』『歌劇「マティルダ・シャブラン」序曲』
 『歌劇「セヴィリャの理髪師」序曲』
 『歌劇「ウィリアム・テル(グリエルモ・テル)」序曲』
アレクサンダー・リープライヒ(指揮)
ミュンヘン室内管弦楽団

 ECM,DG,CHANDOSからCDを発売し、モダン楽器ながら古楽奏法を取り入れた演奏で、バロックから現代音楽まで純粋な音色で新鮮な感動を贈り続けているアレクサンダー・リープライヒの最新録音は、あえてロッシーニの演奏となります。
 ロッシーニの序曲集のピリオド楽器での演奏は、ノーリントンとグッドマンの演奏しかなく、古楽奏法を取り入れた演奏はほとんど無いようですので、ロッシーニの楽しみと純粋な音の融合によって、新鮮な音楽を聴くことができるでしょう。

[録音] 2010年6月30日〜7月3日 ミュンヘン・ヘラクレスザール (デジタル:セッション)

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8887505229-2
\2600→\2390
アレクサンダー・リープライヒ/メンデルスゾーン
 メンデルスゾーン:
   付随音楽『夏の夜の夢』Op.61,
   交響曲第4番イ長調Op.90『イタリア』
アレクサンダー・リープライヒ(指揮)
ミュンヘン室内管弦楽団

 2006年にミュンヘン室内管弦楽団の音楽監督および首席指揮者に就任し、ピリオド奏法を積極的に取り入れた演奏で、バロックから現代音楽まで純粋な音色で新鮮な感動を届けてくれている指揮者アレクサンダー・リープライヒ。ミュンヘンでもっともエキサイティングな指揮者の一人であり、次世代を担う旗手として好意的に迎えられています。
 リープライヒの就任以来ミュンヘン室内管は、他の追随を許さない音色と画期的なプログラミングで数々の受賞に輝くと同時に、ミュンヘンのみならず欧米一円に広く認められ、主要な音楽祭やコンサートホールでの演奏を重ねています。
 紀尾井シンフォニエッタをはじめN響や大阪フィルなど日本各地のオーケストラへの客演にも積極的で、日本にもファンが多いリープライヒのソニー・クラシカルからの3枚目となる最新録音は、メンデルスゾーンの有名作品2曲をカップリング。人口に膾炙したこの2曲をどのように料理するか、彼の力量を見ることができるアルバムといえましょう。
 リープライヒならではの完成度が高くエキサイティングな演奏は、メンデルスゾーンの作品の魅力を私たちに明確に伝えてくれるものといえるでしょう。

 【録音】2014年10月, ミュンヘン、昇天教会(デジタル:セッション)






ALBA


ABCD 394
(2CD)
\4400
ファゴット奏者兼、
 作曲家のハッリ・アハマスの室内オペラ

  ハッリ・アハマス(1957-):
   室内オペラ《蛇の指輪》(2008)
ウッラ・ライスキオ(メッツォソプラノ)
イルッカ・ラーソネン(語り)
ツァグロス・アンサンブル
ミッコ・ラーサッカ(クラリネット)
ユハ・ラウロネン(打楽器)
ミンナ・コスキミエス
 (ピアノ、チェレスタ、
  チェンバロ、ハーモニウム)
レーナ・サーレンパー(ハープ)
キリル・テレンティエフ(ヴァイオリン)
アヌ・アイラス(ヴィオラ)
アンテロ・マンニネン(チェロ)
 サンポ・ラッシラ(コントラバス)
ペトリ・コムライネン(指揮)
 ラハティ交響楽団の首席ファゴット奏者兼、作曲家のハッリ・アハマスの室内オペラ

 録音:2015年6月1日-4日 カレヴィ・アホ・ホール(ラハティ、フィンランド)/95’41

 ハッリ・アハマスは、フィンランドの作曲家。ラハティ交響楽団の首席ファゴット奏者も務めています。作曲はシベリウス・アカデミーのエングルンドとラウタヴァーラに学びました。自由調性から、さらに半音階的なスタイルで作曲。第2 番の交響曲が、2004 年の国際ウーノ・クラミ作曲コンペティションの第2 位に選ばれました。
 《蛇の指輪》は、彼の2 作目の室内オペラ。メッツォソプラノのウッラ・ライスキオが見つけてきたティッタマリ・マルッティネンの詩作『蛇の指輪』を、ライスキオ、演出家イルッカ・ラーソネン、アハマスの三人で台本にまとめ、2 幕の作品に作り上げています。
 「十五世紀、下ブルグントのベアタ・リヨネーズは、定められていた男のもとにいやいや嫁いでいく。婚礼の日、かつて恋に落ちた男性が披露宴の場にいることに気づく。『誓います』の言葉は、新郎ではなく、彼女が心を捧げただひとりの男に向けられる。最初の子を疫病で失くしたものの、多くの子に恵まれる。子供たちが成長すると彼女は若き日に恋した男のとこに戻っていく……。
 ベアタは、家庭生活よりも薬草の世界に夢中になっている。心の均衡を支えているのは、薬草と薬効を目録にまとめること。司教たちの警告も無視、病を癒すという薬草ケーキを近所の人々のために作りつづける。夫と家事には不満。ベアタの作った薬草のペーストを食べた夫が死に、彼女は呪いにも魔法にもかからない女になっていた。ベアタが老衰で死ぬ。葬儀に集まった人々が皮肉をこめて語る。『わたしたち近所のものは、彼女のことは、いいことしか言わない』」。
 《蛇の指輪》は、メッツォソプラノが物語のなりゆきを語り、歌うスタイルを採り、チェロとコントラバスの演奏する「プロローグ」の主題など、いくつかの主題と示導動機により音楽が進められます。2008 年夏、カヤーニ詩週間で初演。「リベラル思考、理想主義、実験願望」をキーワードに活動をつづける室内アンサンブル、ツァグロスを、初演と同じペトリ・コムライネンが指揮しました。
 


ABCD 398
(SACD HYBRID)
\2300→\2090
『ゲートウェイ』
 J.S.バッハ/リスト編:
  幻想曲とフーガ ト短調(BWV542)S.463
 シューベルト:4つの即興曲 D.899(Op.90)
 リスト:ピアノソナタ ロ短調 S.178
リスト=マッティ・マリン(ピアノ)
 ピアノ音楽の楽しみに聴き手を誘うリスト=マッティ・マリン

 録音:2014年9月24日-25日 クーサーホール(クーサンコスキ、フィンランド)/5.0 multichannel/stereo、75’51

 フィンランドのピアニスト。リスト=マッティ・マリン(1976-)は、シベリウス・アカデミーの博士課程で「ピアノ・トランスクリプション」を研究し、その一環として録音したチェルニー、タールベルク、J.S. バッハ、ベートーヴェン、リストたちの作品による『ピアノ・トランスクリプションの芸術』(ABCD240)でCD デビュー。2010 年に博士号を取得しています。

 ワーグナー作品のトランスクリプションを演奏した『魔の炎(Magic Fire)』(ABCD353)につづく Alba レーベル第6 作『ゲートウェイ(Gateways)』。
 J.S. バッハの音楽の本質とピアノの響き、技巧を完全に把握していたリストが、原曲の重量感を尊重し「バロックオルガンではなく大型のロマンティック・オルガン」のために編曲した《幻想曲とフーガ ト短調》。
 シューベルトの《即興曲》は「第1番ハ短調が単音の旋律による『暗い響き』の変奏曲、テンポの速い無窮動ワルツの性格をもつ第2 番変ホ長調、無言歌』の第3 番変ト長調は、オーストリアの民俗舞曲レントラーを思わせるリズムのフレーズも現れる第4 番変イ長調」。「シューベルトの《さすらい人幻想曲》とヴェーバーのピアノと管弦楽のための《コンツェルトシュテュック》から大きな影響を受けた」(マリン)リストの《ソナタ ロ短調》。ピアノ音楽の楽しみに聴き手を誘うような「独創的な始まり(ゲートウェイ)」をもつ作品によるプログラムが組まれています。

 アルバムは「私たちがみな通らねばならない門(gate)に歩みを進める前に、できあがったマスターテープを聴くことのできた父ヨウニ・マリン」の思い出に捧げられました。



リスト:交響詩集第1&2集
 オーギュスト・ストラーダルによる独奏ピアノ編曲版

TOCCATA
TOCC-0035
\2200
リスト(1811-1886):交響詩集第 1 集
 オーギュスト・ストラーダル(1860-1930)による独奏ピアノ編曲版

  1.交響詩「前奏曲」/
  2.交響詩「英雄の嘆き」/
  3.交響詩「理想」
リスト=マッティ・マリン(ピアノ)

 リストの13 ある交響詩は、作曲家自身によって2 台ピアノ用に編曲された版が存在しますが、こちらは彼の弟子であったストラーダルがピアノ独奏用に編曲したものです。ストラーダルはチェコのピアニストで、リストの他にブルックナーにも師事したことがあります彼の名前はリストの生涯にも度々登場し、彼自身もリストの晩年の夜想曲「夢の中に」を献呈されています。腕の立つピアニストでもあり、バッハ、ヘンデル、ブクステフーデ、そしてリストの作品を数多く編曲したようですが、その楽譜のほとんどは散逸してしまい、全貌はわかりにくくなってしまっているようです。彼の編曲は、それが管弦楽作品であろうとも、原曲の音符を全てピアノで演奏するというコンセプトに基づいたもの。当然音も厚くなり、技巧的にも困難を極めることとなります。この革命的な作品を実際に耳で聴く喜びをぜひ味わってみてください。

録音 2007 年11 月29 日-12 月1 日フィンランドクーサンコスキ、クーサー・ホール

TOCCATA
TOCC-92
\2200
フランツ・リスト:交響詩集 第2集
 〜オーギュスト・ストラーダルによる独奏ピアノ編曲版

  1.交響詩「オルフェウス」/
  2.交響詩「タッソ,悲哀と勝利」/
  3.交響詩「ハンガリー」/
  4.交響詩「ハムレット」 ※全て初録音
リスト=マッティ・マリン(ピアノ)
録音 2012年8月6-7日 フィンランド クーサンコスキ、クーサー・ホール

 第1集(TOCC0035)に続く、ピアノ編曲で聴くリスト(1811-1886)作曲「交響詩」の第2集です。極めて濃い物語性を持つリストの交響詩は全部で13曲あり、作曲家自身も2台ピアノ用に編曲した版を作っていますが、こちらのストラーダル(1860-1930)による編曲は、オーケストラの多彩な響きをピアノ独奏曲として完璧に置き換えることに成功したものです。
 もちろん求められている技巧は超人的なものですが、ここで演奏しているマッティ・マリンはテクニック、音楽性ともども申し分なく、この見事な音の建築物を極上の状態で聴き手に提示しています。

 

NCD 53
(SACD HYBRID)
\2300
『デイシス』
 ヴィッレ・マトヴェイェフ(1986-): 喜ばしき光 *
 ヘンリ・ソッカ(1989-):
  復活祭夜のための2つの歌(2013)
   【復活祭のコンタキオン、復活祭のイコス】
 ラウリ・マンテュサーリ(1982-): 復活祭のスティケロン
 ヘイッキ・ハットネン(1984-):神聖なる神よ(2013)
 ペッカ・ヤルカネン(1945-):デイシス **
クリュソストモス室内合唱団
ミッコ・シドロフ(指揮)
リーサ・シヒヴォネン(ソプラノ)*
トゥーリ・リンデベリ(ソプラノ)**
エリサベト・ペトサロ(アルト)**
ヤルモ・レヘトラ(テノール)**
テッポ・ランペラ(バス)**
 「四旬斎」のための作品集

 録音:2016年1月30日-31日、5月21日-22日 リーヒマキロ要塞教会(リーヒマキ、フィンランド)/5.0 multichannel/stereo、64’56

 四世紀のコンスタンディヌーポリ(コンスタンティノープル)大司教の名をとったクリュソストモス室内合唱団は、2003 年、指揮者でもあるシドロフが自作の《パニヒダ》(NCD30)を初演するためクオピオに創設されました。
 結成以来、彼らは、正教会のテクストによる新しい表現を探るため、フィンランドの作曲家に新作を委嘱。キリストの姿を描いた正教会伝統のイコン「デイシス」をタイトルとする第4 作のアルバムには、復活祭を準備する「四旬斎」のために委嘱、初演した4 つの作品が収められました。フィンランドの音楽シーンで注目される音楽家のひとり、チェロ協奏曲と《アド・アストラ》(ABCD364)を作曲、指揮者としても活動するヴィッレ・マトヴェイェフの《喜ばしき光》。タンペレ在住、現代の技法から伝統的な和声まで、多彩なスタイルで作曲するヘンリ・ソッカが、和声的な音楽によって「復活祭」の喜びのメッセージを伝える〈コンタキオン(コンダク)〉と〈イコス〉。シベリウス・アカデミーで学び、タンペレ正教会の音楽監督を務めるヘイッキ・ハットネンがビザンティン聖歌に基づいて作曲した《神聖なる神よ》。トゥルクの作曲家、現代の語法による《復活祭のスティケロン》を書いたラウリ・マンテュサーリもアカデミーの出身です。
 作曲家、音楽学者、大学講師として長い経歴をもつペッカ・ヤルカネンの《デイシス》は、5 部に分かれる作品。2013 年、諸聖人の日にヘルシンキのウスペンスキー大聖堂で初演されました。ジャケットのアートワークには、コンスタンティノープルのハギア・ソフィア大聖堂の壁に描かれた十三世紀の「デイシス」があしらわれています。




AURORA


ACD 5087
\2600
『光の消ゆる前に』
 ヘンリク・オーデゴール(1955-): 男声合唱のための音楽
  恋人よ、さあ、立って * 光の消ゆる前に **
  頌歌 VIIb:心に湧き出る美しい言葉 †
  頌歌 VIIIb:
   アンティフォナ「ギルボアの山々」とマニフィカト †
  頌歌 VIb:バビロンの流れのほとりに座り †
エストニア国立男声合唱団(RAM)*/**
ミック・ユレオヤ(指揮)*/**
ヴォックス・クラマンティス **/†
ヤーン=エイク・トゥルヴェ(指揮)†
マディス・メツァマルト(打楽器)**
ヴァンボラ・クリグル(打楽器)**
 予測できない音を響かせるヘンリク・オーデゴールの男声合唱

 録音:2015年1月14日、19日-20日、27日 エストニア・コンサートホール(タリン、エストニア)/67’46

 ヘンリク・オーデゴールは、1995 年、オスロ生まれ。バストロンボーンと教会音楽を学んだ後、ノルウェー音楽アカデミーのラッセ・トーレセンとユトレヒト音楽院のトリスタン・ケウリスの下で作曲法を学び、パリ音楽院でグレゴリオ聖歌を修めました。
 テレマルクのサウヘラで教会音楽家と聖歌隊指揮者を務め、現在はサウヘラの湖畔の民俗音楽に囲まれた環境で作曲活動を行っています。
 「オーデゴールの声楽音楽には歴史の重みが感じられる。グレゴリオ伝統の声は、現代の新しい音楽語法と出会い、有機的に一体化しながらも、斬新かつ予測できない音を響かせる。われわれの西洋の声楽伝統の深みから聞こえる声は、この『今日』の作曲家のきわめて精妙な表現によって、ろ過される」(作曲家ギスレ・クヴェルンドク)。アルバム『光の消ゆる前に』には、そうしたオーデゴールの音楽の特質を示す、男声合唱のための宗教作品が5 曲、収められました。
 最初に歌われる《恋人よ、さあ、立って》は、アルバム中で唯一グレゴリオ聖歌と関連のない作品です。『旧約聖書』の『雅歌』から採った「北風よ、目覚めよ」「友よ食べよ、友よ飲め」「『恋人よ、美しい人よ、さあ、立って出ておいで』」といったテクストが、口笛、笑い声、叫び声をまじえた、「官能の歌」として英語で歌われます。
 《光の消ゆる前に》は、修道院の一日の終わり、「終祷」の音楽です。〈詩篇4 番〉〈詩篇134 番〉〈詩篇94 番〉〈主よ、今こそあなたは〉〈主の祈り〉〈めでたし元后(サルヴェ・レジナ)〉……。男声による教会聖歌隊(スコラ・カントルム)を男声合唱がサポートするスタイルで作曲され、男声合唱の部分は通常の記譜法、聖歌隊の部分はネウマ譜で書かれています。この作品には、彼の音楽で特徴的な「対比」が、即興の要素と伝統の素材の対立という姿で示され、ふたりの打楽器奏者も音楽に参加しています。
 「男声による教会聖歌隊」のための「頌歌」は、オーデゴールが、近年、積極的に手がけているシリーズ。《頌歌 VIIIb:アンティフォナ「ギルボアの山々」とマニフィカト》は、『サムエル記下』第1 章、サウルとヨナタンの戦死を知ったダビデが歌う哀悼の歌「ダビデの弓の歌」による「アンティフォナ」と『ルカによる福音書』の「マリアの賛歌」で構成した作品です。
 1944 年創設のエストニア国立男声合唱団(RAM)は、シベリウスやグリーグ作品の録音を通じて国際的にも知られるアンサンブル。エストニアのミック・ユレオヤが、2011 年/2012 年のシーズンから首席指揮者と芸術監督を務めています。彼がメンバーとして歌ったことのある、ヴォックス・クラマンティスは、1996 年の創設。指揮者のヤーン=エイク・トゥルヴェは、パリ国立高等音楽院で学び、グレゴリオ聖歌指揮のディプロマを取得しています。



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CHALLENGE CLASSICS



CC 72689
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、
 最初の形はこうだった!

  (1)ショスタコーヴィチ:
   ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調Op.129
  (2)チャイコフスキー:
   ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35(オリジナル版)
リナス・ロス(ヴァイオリン)
トーマス・ザンデルリンク(指揮)
ロンドン交響楽団
 Multi-ch、SURROUND、74’ 25”

 SACD Hybrid 盤。
 ヴァインベルクの全ヴァイオリン作品や、ショスタコーヴィチの未完のヴァイオリン・ソナタの録音で注目されるリナス・ロスがまたも刺激的なアルバムをリリース。ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第2 番は名作第1 番に比べると圧倒的に演奏される機会が少なく、大歓迎の新録音。ダヴィド・オイストラフのために作曲され、ショスタコーヴィチ後期の作品のなかでも近代色が強く興味津々です。

 さらに興味津々なのがチャイコフスキーの名作ヴァイオリン協奏曲のオリジナル版。この作品はレオポルト・アウアーから「演奏不能」として献呈を拒否され、チャイコフスキー本人も含めてカットや修正が行われたため、本当のオリジナルがどのような形なのかわからない状態と言うことができます。ここでは最初の形に戻しての世界初録音。第2 楽章が終始弱音器の指定があったり、フレージングが違ったりと興味津々です。

 リナス・ロスは1977 年ドイツのラーベンスブルク生まれ。2006 年EMI よりCD デビュー。以後同世代のヴァイオリン奏者の中でも、歴史に埋もれた作曲家や珍品の演奏で注目を集めています。ザハール・ブロンやアッカルドに師事し、2012 年からはアウグスブルクの大学の「レオポルト・モーツァルト・センター」で教授を務めています。1703 年製のストラヴディヴァリ「Dancla」を使用。
    


CC 72070
\2000→\1890
※再発売
バッハが自作をピアノ4 手用に編曲したらこうなっていただろう
 バッハによるバッハ Vol.2(レーガーによるピアノ・デュオ編曲集)

 (1)ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV1047
 (2)管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068
 (3)トッカータとフーガ ニ短調BWV565
 (4)ブランデンブルク協奏曲第5番変ロ長調BWV1051
ウィネケ・ヨルダンス&
 レオ・ファン・ドゥセラール
  (ピアノ・デュオ)
 絶美の「アリア」、レーガー・イヤーで注目のバッハ作品編曲集

 録音:1998年6月15-17日/ドープスヘズインデ教会(ハーレム、オランダ)/57’ 59”

 1990 年代末のリイシューですが、レーガー・イヤー(没後100 年)にふさわしいアルバム。

 レーガーは大バッハの多くの作品を様々な形態に編曲していますが、ブランデンブルク協奏曲と管弦楽組曲は全曲ピアノ4 手連弾があります。いずれも原曲に忠実ながら、バッハ特有のポリフォニックな綾を4 つの手に振り分けているため、演奏が極めて難しいものとなっています。
 しかしレーガーの書いた通りに再現できれば、驚愕の効果を発揮するように書かれています。レーガーはバッハの精神を忠実に受け継いでいるため、バッハ本人がピアノ4 手編曲をしたらこうなっていただろうと思わせる見事さです。
 ここではブランデンブルク協奏曲の第2 番と6 番、さらに人気作管弦楽組曲第3 番がとりあげられています。管弦楽組曲第3 番の「アリア」の編曲はオシャレで凛とした気品に満ちた魅力作。
 さらに嬉しいのは、オルガンの名曲中の名曲「トッカータとフーガ」の連弾版も収録されていること。ピアノ独奏編曲には出せないオルガン的な壮麗さに言葉を失います。
 レオ・ファン・ドゥセラールはベルリン高等音楽大学のオルガン科教授を務めるベテラン。ウィネケ・ヨルダンスとともにアムステルダムのスウェーリンク音楽院を1981 年に卒業の際にピアノ・デュオを演奏して以来のパートナー。オルガンの響きを知り尽くした演奏家ならではの説得力です。



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HMF

HAF 8902276
\2700→\2490
グザヴィエ・ドゥ・メストレ(ハープ)
 クリスティ(指揮)&レザール・フロリサン
  LA HARPE REINE〜王妃のハープ〜 マリー・アントワネットの宮廷の音楽

  ・ジャン=バティスト・クルムフォルツ(1747-1790):
   ハープ協奏曲 第5番 op.7 変ロ長調(1778)
  ・ハイドン:交響曲第85番「王妃」Hob.I:85 (1785)
  ・ヨハン・ダヴィド・ヘルマン(1760?-1846):
   ハープとオーケストラのための協奏曲第1番 op.9 ヘ長調
    (1785-1789)
  ・グルック:「精霊の踊り」〜
   オルフェオとエウリディーチェより(編曲:メストレ)
グザヴィエ・ドゥ・メストレ(ハープ)
ウィリアム・クリスティ(指揮)
レザール・フロリサン
 メストレ&クリスティの共演、マリー・アントワネットにまつわる豪華アルバムの登場!

 録音:2016 年6月27,28日、ヴェルサイユ宮殿王立歌劇場(ライヴ)

 LES ARTS FLORISSANTS & WILLIAM CHRISTIE シリーズの新譜は、なんとハープのメストレをゲストに迎えての1 枚。タイトルに「王妃のハープ」とあるように、マリー・アントワネット (1755-1793)と、彼女が愛した楽器、ハープの楽曲をおさめた内容です。2016 年6 月に行われた演奏会のライヴ録音。
 1 曲目の作曲家クルムフォルツは、ボヘミア出身の作曲家でありハープ奏者。楽器製作者とともに、ハープの改造や奏法に取り組み、それまでになかったハープのための作品を残しています。
 クルムフォルツが対位法を師事したのが、作曲家ハイドン。マリー・アントワネットが気に入っていたとされる交響曲第85 番を収録しています。クリスティによるシンフォニーの録音ということで、注目のプログラムといえましょう。
 荘重なアダージョを経て軽快なヴィヴァーチェとなる第1 楽章から、楽器間のアンサンブルも十分にたのしめる演奏。終楽章の最後まで、快活さと典雅さを感じさせる演奏です。
 ドイツ人のヨハン・ダヴィド・ヘルマンは、アントワネットのピアノ教師で、作曲家。自身はハープ奏者ではありませんでしたが、3 つのピアノ・ソナタ、3つのピアノ協奏曲のほか、3 つのハープ協奏曲をのこしています。このハープ協奏曲はすべてルイ14 世の妹(ハープ奏者)、つまりアントワネットの義妹にささげられています。今日ハープ奏者にも知られざる存在の作品ですが、モーツァルトのフルートとハープのための協奏曲と同様、ハープ奏者ではない作曲家によるハープ作品、ということでも重要な作品です。
 演奏会でアンコールとして演奏されたグルックの「精霊の踊り」は、メストレ自身の編曲によるハープ独奏版。メストレの歌心に胸を打たれるトラックです。






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SIMAX



PSC 1334
\2600→\2390
「真のノルウェー」派
 ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン(1888-1974):
 室内楽作品集

  ピアノ四重奏曲 ハ長調 Op.26(1947-48)*
  ヴァイオリンソナタ Op.3(1913)*
  『大いなる平和』への劇付随音楽(1925)
   (2つのヴァイオリン、チェロとピアノのための)
    【第1幕への前奏曲、
     第2幕への前奏曲「インディアンの愛の歌」、
     第3幕への前奏曲「インディアン戦士の行進」、 
     第4幕への前奏曲 第5幕への前奏曲「太陽の歌」】
  フルート五重奏曲 Op.35(1967)
フラガリア・ヴェスカ
トール・ヨハン・ボーエン(ヴァイオリン)*
アリソン・レイナー(ヴァイオリン)
ベネディクト・ロワイエ(ヴィオラ)
オレリエンヌ・ブローネ(チェロ)
セシーリエ・ヘッセルベルグ・ローケン(フルート)
吉田早苗(ピアノ)
 「真のノルウェー」派のひとりモンラード・ヨハンセンの室内楽作品集

 録音:2015年7月17日-18日、27日-30日 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)/73’04

 グリーグ後のノルウェーで「偉大なるエドヴァルド」とは異なる音楽語法と表現をとりながら「真のノルウェー」を示す、独自の道を探った作曲家のひとり、モンラード・ヨハンセンの室内楽作品。

 作曲家アルフ・フールムからドビュッシーとラヴェルの音楽を教えられた翌年、1913 年の冬から秋にかけて作曲された3 楽章のヴァイオリンソナタは、〈アレグロ・クワジ・アンダンテ〉の音楽に、彼が生まれ育ったノルランドへの想いが反映されていると言われます。

 アメリカ原住民のモホーク族の戦士ハイアワサを題材にしたフルダ・ガルボルグ抒情劇『大いなる平和』のための付随音楽は、「インディアンの愛の歌」「インディアン戦士の行進」「太陽の歌」の副題をもつ3 曲をはじめとする5 つの前奏曲から構成された作品です。

 モンラード・ヨハンセンが、第二次世界大戦後、ドイツの占領に協力したクヴィスリングの国民連合の党員だったことから、収容所で「贖罪の日々」を送っていたころ、ヘンデルやバッハやベートーヴェンの音楽と音楽理論の研究に没頭するかたわら作曲した《ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための四重奏曲》は〈アレグロ・ヴィヴァーチェ〉〈アンダンテ・ソステヌート〉〈プレスト・ノン・トロッポ〉〈ヴィヴァーチェ〉の4 楽章。
 二十世紀ノルウェーの室内楽作品の「隠れた宝石」ともみなされている作品です。

 《フルート、2 つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための五重奏曲》は、彼がかつて設立に尽力し初代事務局長を務めたノルウェー作曲家協会の50 周年記念の作品です。
 〈グラーヴェ〉〈アレグレット・スケルツァンド−ヴィヴァーチェ〉、「パッサカリア」による〈ラルゴ〉。このあと弦楽四重奏曲で作曲家人生に終止符を打つことになる彼が、さらに深い音楽表現の追求を止めなかったことを示す作品です。


 フラガリア・ヴェスカは、2006 年、トール・ヨハン・ボーエンが中心となって結成されました。バロックから現代まで、さまざまな時代と様式の作品を「当時の様式」に沿った楽器で演奏、作品によって楽器編成を変えるスタイルのアンサンブルです。
 オーストラリアのレイナー、フランスのロワイエとブローネ、ノルウェーのヘッセルベルグ・ローケン。
 ピアノの吉田早苗は、バラット=ドゥーエ音楽学校でイジー・フリンカ、スタヴァンゲル大学でホーコン・アウストボーに師事。ソリスト、室内楽奏者、伴奏者としての経験を積みました。

 録音セッションは、響きの良さで知られるオスロのソフィエンベルグ教会で行われ、ベテランのアクセルベルグがエンジニアリングを担当しました。ノルウェー国立図書館所蔵の手稿譜による『大いなる平和』の音楽と、ボーエンが作曲者のスケッチを参照しながら校訂、編集した《ピアノ四重奏曲》は初録音です。


 で、ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン、どんな作風かというと・・・ヴァイオリン・ソナタの映像を見つけました。
 CDとはもちろん演奏家は違いますが雰囲気は分かるかと。
https://youtu.be/8ma-l6sGVdk


 そして貴重な管弦楽曲集のアルバムがこちら。
 グリーグとは違ったノルウェー・ロマンという感じでしょうか。



ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン
管弦楽曲集

SIMAX
PSC 3119
\2800
ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン(1888-1974):
 (1)交響詩〈牧神 (Pan)〉Op.22(1939)
  交響的変奏曲とフーガOp.23
 (2)ピアノ組曲第1番《ノルランの情景》》Op.5(1919)
  中世の2枚の肖像画Op.8(1922)
  ピアノ組曲第2番《グブランスダーレンから》Op.9(1922)
  ピアノ組曲第3番《プリラール=グリ》Op.12(1924)
(1)カシュテン・アネルセン指揮
ベルゲン・フィル
(2)イェンス・ハーラル・ブラトリ




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AVIE



AV 2347
\2500→\2290

重度の大火傷から生還
 不屈の天才ハーデリッヒ

 フランク&シューマン:ヴァイオリン・ソナタ集
 プレヴィン:タンゴ、ソング&ダンス
 シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105
 クルターク:3つの断章 Op.14e
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
オーガスティン・ハーデリッヒ(ヴァイオリン)
ジョイス・ヤン(ピアノ)
 オーガスティン・ハーデリッヒ!フランクのヴァイオリン・ソナタ!

 今、若い世代でもっとも急速に注目を浴びているアーティストの一人、オーガスティン・ハーデリッヒ。生死の境をさまよう大やけどから奇跡の生還を果たし、世界を舞台に活躍を続けるドイツのヴァイオリニスト。近年は毎年来日公演も行っており、2016年はマックス・ポンマー指揮、日本センチュリー交響楽団との共演でバルトークのコンチェルトを披露。
 新録音は、フランク&シューマンという19世紀の名ソナタに、アンドレ・プレヴィン、ジェルジュ・クルターグといった20世紀の作品をカップリング。不屈の天才オーガスティン・ハーデリッヒが、ヴァン・クライバーン・コンクール最年少メダリスト、ジョイス・ヤンとのコンビで贈る華麗なるリサイタルです。

 録音:2015年6月11日−14日、パフォーミング・アーツ・センター(ニューヨーク州立大学パーチェス校)




 安っぽいお涙頂戴のコピーに乗せられるもんか、と店主などはすぐに思ってしまう。
 しかし、その回復への道のりは、想像を絶するものだったらしい。
 それを考えると、今の彼の音楽への思いの強さというものが、常人とかけ離れていると考えても確かにおかしくはない・・・。

 これまでに数多くの若手音楽家たちのレコーディングを全世界に向けて送り出してきたアヴィー(Avie)レーベルが、"レーベル創設以来、史上最大の若手アーティスト"と激賞する奇跡のヴァイオリニスト、オーガスティン・ハーデリッヒ。
 1984年、ドイツ人の両親のもとイタリアで生まれたハーデリッヒは、マスカーニ音楽学校を優秀な成績で卒業するなど天才奏者として将来を嘱望されていたが、1999年に不慮の事件に巻き込まれてしまう。
 全身の60%にも及ぶ重度の大火傷を負ってしまったのである。
 しかし生死の境をさまよいながら、20回を超える手術を受け、その後の想像を絶する厳しいリハビリに耐え抜いたハーデリッヒは、不死鳥の如く甦り再びヴァイオリンを手にすることになった。
 あえて呼ぼうではないか、奇跡のヴァイオリニストと。おそらく、今もさまざまな後遺症や心の痛みに耐えながらの日々が続いているのではないか。
 だがヴァイオリンを手に音楽の舞台へカムバックを果たしたハーデリッヒは、2006年にインディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールを見事制覇。また優れた器楽奏者にのみ与えられるアメリカの栄誉ある"エイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラント"を授与されるなど、完全復活を遂げ巨匠への道を確実に歩み始めた。
 生きる喜び、音楽の喜びを感じさせてくれるハーデリッヒのヴァイオリンには、「まるで音楽の神々が宿っている」と言われる。


旧譜
店主にはときおりそのヴァイオリオンが魂の叫びにも聴こえる・・・
ハーデリッヒのシベリウス
AV 2276
\2500→\2290

不屈の天才ハーデリッヒ
 アデス&シベリウス:ヴァイオリン協奏曲集

  アデス:ヴァイオリン協奏曲 《同心軌道》
  シベリウス:
   ヴァイオリン協奏曲Op.47、ユーモレスク ニ長調 Op.87-2、
   ユーモレスク ト短調 Op.89-2、ユーモレスク 変ホ長調 Op.89-3

オーガスティン・ハーデリッヒ(ヴァイオリン)
ハンヌ・リントゥ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィル
※録音:2013年6月21日−24日、ザ・フライアリー(リヴァプール)

 このシベリウスはすごい。
 初めハーデリッヒと知らずに聴いていたのだが、音程の徹底的な正確さと、「鳴き」部分の異様な高揚感に背筋が寒くなった覚えがある。

いまさらピアソラ・・・私も最初はそう思ってました・・・
泣きます。

AV 2280
\2500→\2290
ヴァイオリン&ギター!タンゴの歴史
 ピアソラ:タンゴの歴史
 ファリャ:スペイン民謡集
 パガニーニ:協奏的ソナタ、モーゼ幻想曲
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
オーガスティン・ハーデリッヒ(ヴァイオリン)
パブロ・サインツ・ビジェガス(ギター)

そして代表作となったメンデルスゾーン

AV 2323
\2500→\2290
不屈の天才ハーデリッヒのメンデルスゾーン
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
 バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz112
オーガスティン・ハーデリッヒ(ヴァイオリン)
ミゲル・ハース=ベドヤ(指揮)
ノルウェー放送管弦楽団


 ※録音:2014年6月10日−14日、ノルウェー放送協会コンサート・ホール(オスロ)




 


AV 2366
(2CD/特別価格)
\3800→\3490
チャールズ・オーウェン(ピアノ)
 J.S.バッハ:6つのパルティータ BWV.825-830
チャールズ・オーウェン(ピアノ)
 ユーディ・メニューイン・スクールで音楽を学び、イギリス王立音楽院でイリーナ・ザリツカヤに師事。1995年にスコットランド国際ピアノ・コンクールでシルバー・メダルを獲得し、国際的に活躍するイギリスのピアニスト、チャールズ・オーウェン。
 2つのフォーレ作品集(AV 2133、AV 2240)に続くAvie第3弾は、2016年のロンドン・ピアノ・フェスティヴァル(8月)でも披露された、バッハの「6つのパルティータ」。

 録音:2015年12月17日−19日、2016年4月16日−17日&6月4日−5日、メニューイン・ホール



チャールズ・オーウェン、2つのフォーレ

AV 2133
\2500
チャールズ・オーウェン(ピアノ)
 フォーレ:夜想曲全集 ――

  夜想曲第1番変ホ短調Op.33-1/同第2番ロ長調Op.33-2/
  同第3番変イ長調Op.33-3/同第4番変ホ長調Op.36/
  同第5番変ロ長調Op.37/同第6番変ニ長調Op.63/
  同第7番嬰ハ短調Op.74/同第8番変ニ長調Op.84-8/
  同第9番ロ短調Op.97/同第10番ホ短調Op.99/
  同第11番嬰ヘ短調Op.104-1/
  同第12番ホ短調Op.107/同第13番ロ短調Op.119
チャールズ・オーウェン(ピアノ)

 ユーディ・メニューイン・スクールで音楽を学び始めたチャールズ・オーウェンは、イギリス王立音楽院でイリーナ・ザリツカヤに師事。
 1995年にはスコットランド国際ピアノ・コンクールでシルバー・メダルを獲得し、バービカン・センターやウィグモア・ホール、リンカーン・センター、カーネギー・ホール、ムジークフェラインなどへのデビューを果たした今後が有望視されるイギリスのピアニストである。

AV 2240
\2500
チャールズ・オーウェン(ピアノ)
 フォーレ:舟歌全集

  舟歌第1番イ短調/第2番ト長調Op.41/第3番変ト長調Op.42/
  第4番変イ長調Op.44/第5番嬰ヘ短調Op.66/第6番変ホ長調Op.70/
  第7番ニ短調Op.90/第8番変ニ長調Op.96/第9番イ短調Op.101/
  第10番イ短調Op.104-2/第11番ト短調Op.105/
  第12番変ホ長調Op.106bis/第13番ハ長調Op.116/3つのロマンスOp.17
チャールズ・オーウェン(ピアノ)

 「夜想曲全集」(AV 2133)で世界有数のフォーレ弾きであることを証明したチャールズ・オーウェンが贈るフォーレの「舟歌全集」。
 メニューイン・スクール出身のオーウェンが弾くフォーレの舟歌は、1880年から1921年までの世紀をまたぐ約40年間にわたって作曲されており、作曲家人生の円熟期から最晩年までが表現されたフォーレ自身の歴史でもある。
 イギリスのフォーレ弾きが描く「舟歌」の旋律美、リズム、ニュアンスの妙に接していただきたい。

 


AV 2367
\2500→\2290
2度のグラミー賞受賞、実力者トッド・レヴィ
 20世紀のクラリネット作品集

 フィンジ:5つのバガテル
 バーンスタイン:クラリネット・ソナタ
 バルトーク:ルーマニア民俗舞曲集 Sz.56(Szekely&Berkes編)
 ドビュッシー:第1狂詩曲
 ラヴェル:ハバネラ形式の小曲
 リビー・ラーセン:
  クラリネットとギターのための《ブルー・サード・ピース》
 ベーラ・コヴァーチ:
  Sholem-alekhem, rov Feidman!、
  マニュエル・デ・ファリャのオマージュ
 パキート・ディリベラ:
  ベネズエラのワルツ、
  無伴奏クラリネットのための《レクオーナへのトリビュート》、
  コントラダンサ
トッド・レヴィ(クラリネット)
ジーニー・ユー(ピアノ)
レネ・イスキエルド(ギター)
エレーナ・アベンド(ピアノ)
 2度のグラミー賞受賞という実績を持ち、ミルウォーキー交響楽団やサンタフェ・オペラの主席クラリネット奏者をつとめる実力者トッド・レヴィ。ラヴェルやドビュッシーの名作から、ラテン、キューバ、ジプシー、クレズマー、ブルース、ジャズなど様々な語法を取り入れた20世紀のクラリネット作品をアメリカの名手が吹きこなします。魔法のようなテクニックとカラフルな表情は、クラリネット&管楽器関係者要注目!

 録音:2006年、2009年、2011年、2016年


トッド・レヴィ
 ブラームス&シューマン

AV 2098
\2500
トッド・レヴィ
 ブラームス:
  クラリネット・ソナタ第1番へ短調Op.120-1、
  同第2番変ホ長調Op.120-2
 シューマン:3つのロマンスOp.94、幻想小曲集Op.73
トッド・レヴィ(Cl)、
エレーナ・アーベント(P)

 1998年の11月にはホワイトハウスで当時の大統領であるクリントン夫妻を前にガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルーの演奏を行っている。アメリカのトップ7に匹敵する実力を持つと言われるミルウォーキー交響楽団(トロンボーンには神田めぐみ氏が在籍中)の主席奏者としてだけでなく、室内楽奏者やソリストとしても目覚しい活躍を見せるレヴィ。
 基本に忠実ながら緩やかなテンポで懐の深さ、音楽性の高さを存分に聴かせてくれるブラームス&シューマンは非常に充実した内容。




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COLLEGIUM



COLCD 139
\2500→\2290
ラッターの"レクイエム"2016年新録音!
 2016年の最新作"ヴィジョンズ"

  ラッター:
   ヴァイオリン独奏、弦楽オーケストラ、
    ハープと合唱のための《ヴィジョンズ》*/
   レクイエム(2016年新録音/オーケストラ伴奏版)+
ジョン・ラッター(指揮)*/+
ケンブリッジ・シンガーズ*/+
アウローラ・オーケストラ*/+
アリス・ハルステッド(ソプラノ)+
カーソン・レオン(ヴァイオリン)*
テンプル教会少年合唱団*
 ラッターの"レクイエム"2016年新録音!2016年の最新作"ヴィジョンズ"も収録!

 日本でも絶大な人気を誇るイギリスを代表する英国合唱の巨匠ジョン・ラッター(1945−)。ラッターの自主レーベル「Collegium(コレギウム)」の最新盤は合唱関係者必聴!
 代表作「レクイエム」の新録音と、2016年の新作「ヴィジョンズ」の2作品!!
 1986年の初録音から30年という長い歳月を経て、遂に実現したラッターとケンブリッジ・シンガーズによる「レクイエム」の新録音。新世代のケンブリッジ・シンガーズのハーモニー、ラッター自身の新しい解釈は話題となること間違い無し。
 今回が世界初録音となる2016年の新作「ヴィジョンズ」は、ヴァイオリン独奏、弦楽オーケストラ、そして合唱(高声部)のための4楽章形式の大作。由緒あるテンプル教会の少年合唱団、カナダの天才ヴァイオリニスト、カーステン・レオンの参加など、初録音に相応しい充実のアーティスト陣も魅力。来る11月には楽譜(Oxford University Press)の発売も予定されており、日本での演奏機会も増えるであろう要注目作です。

 ※録音:2016年7月16日−17日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)




RAUMKLANG



RK 3601
\2600→\2390
フランチェスコ・カヴァッリのレクイエム!
 カヴァッリ:レクイエム
 グランディ:
  神よ我が祈りを(5声)
  主よ、われ御身に依り頼みたり(2声)
  おお、よきイエスよ(5声)
  主よ、聞きとどけたまえ(2声)
  我が竪琴は悲しみに(5声)
  主よ、平和を与えたまえ(2声)
アンサンブル・ポリハルモニーク
アレクサンダー・シュナイダー
 (カウンタテナー&ディレクター)
 フランチェスコ・カヴァッリのレクイエム!17世紀ヴェネツィアの教会音楽を優秀録音で。

 バロック・オペラが花開き、多くのオペラ作曲家たちが活躍した17世紀のヴェネツィア。30曲を超えるオペラを作曲したバロック時代のイタリアにおける大作曲家、ピエトロ・フランチェスコ・カヴァッリ(1602−1676)の教会音楽家としての姿に光をあてる好企画。
 ヴェネツィア、サン・マルコ寺院の楽長を務めるなど、教会音楽と密接に結び付いた音楽人生を歩みながらも、オペラ作曲家としての功績がクローズアップされることの多いカヴァッリの秀作「レクイエム」の魅力を、
 ドイツを中心に活躍する古楽アンサンブル、アンサンブル・ポリハルモニークの荘厳なハーモニーが紐解いてゆく。ラウムクラング(Raumklang)・レーベルの高音質もポイントです。

 ※録音:2015年9月6日−7日、グルムバッハ教会(ザクセン、ドイツ)






ECM


4812794
\2500
《メレディス・モンク:On Behalf Of Nature》
 メレディス・モンク:On Behalf Of Nature
メレディス・モンク&声楽アンサンブル
[Sidney Chen,
Ellen Fisher, Katie Geissinger,
Meredith Monk, Bruce Rameker,
Allison Sniffin (voices)],
Bohdan Hilash (woodwinds),
John Hollenbeck (percussion),
Allison Sniffin (piano, keyboard, violin, French horn),
Laura Sherman (harp)
 メレディス・モンクのさらなる斬新で挑発的な音楽
 60年もの間、ヴォーカリスト、作曲家メレディス・モンクは自身のスタイルを追求してきました。ECMレコードと関係が深く「ECM New Series」が始動する以前から、彼女はECMからアルバムをリリースしてきたレーベルを代表するアーティストの一人でもあります。
 彼女は言語を超越した、言葉にならない根源的な声に常にこだわり続けてきました。
 今回のアルバムは“On Behalf of Nature(自然の代わりとして)”と題して、人の声や楽器の音色を時には単独で、時に混ぜ合わせ、複雑かつ透明な音の景色を生み、神秘的で新しい響きを作り出しています。
 ホーレンベックのパーカッションはリズミカルであるだけでなく、旋律を歌う役割を持ち、ヒリアシュの木管と、スナイフィンのヴァイオリンは風のように流麗に歌います。
 またモンクも含む6人のヴォーカリストは低い声でつぶやいたり、聖歌をうたったりと、言葉を越えた言語で奇妙なコミュニケーションを取ります。アルバムのほとんどの作品がこのような歌と音のタペストリーから成る、これまでのモンクの作品とは一味違った斬新で挑発的な音楽です。

  【録音】2015年6月, ニューヨーク、アヴァター・スタジオ
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4812908
(11CD)
\16000→\15290

《アンドラーシュ・シフ〜ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集》


 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
【CD1】
 1) 第1番 ヘ短調 作品2-1,
 2) 第2番 イ長調 作品2-2,
 3) 第3番 ハ長調 作品2-3/
【CD2】
 第4番 変ホ長調 作品7/
【CD3】
 1) 第5番 ハ短調 作品10-1,
 2) 第6番 ヘ長調 作品10-2,
 3) 第7番 ニ長調 作品10-3,
 4) 第8番 ハ短調 作品13「悲愴」/
【CD4】
 1) 第19番 ト短調 作品49-1,
 2) 第20番 ト長調 作品49-2,
 3) 第9番 ホ長調 作品14-1,
 4) 第10番 ト長調 作品14-2,
 5) 第11番 変ロ長調 作品22/
【CD5】
 1) 第12番 変イ長調 作品26,
 2) 第13番 変ホ長調 作品27-1,
 3) 第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」,
 4) 第15番 ニ長調 作品28「田園」/
【CD6】
 1) 第16番 ト長調 作品31-1,
 2) 第17番 ニ短調 作品31-2「テンペスト」,
 3) 第18番 変ホ長調 作品31-3/
【CD7】
 1) 第21番 ハ長調 作品53「ワルトシュタイン」,
 2) アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調WoO.57/
【CD8】
 1) 第22番 ヘ長調 作品54,  
 2) 第23番 ヘ短調 作品57「熱情」,
 3) 第24番 嬰ヘ長調 作品78,
 4) 第25番 ト長調 作品79,
 5) 第26番 変ホ長調 作品81a「告別」/
【CD9】
 1) 第27番 ホ短調 作品90,
 2) 第28番 イ長調 作品101,
 3) 第29番 変ロ長調 作品106「ハンマークラヴィーア」/
【CD10】
 1) 第30番 ホ長調 作品109,
 2) 第31番 変イ長調 作品110,
 3) 第32番 ハ短調 作品111/

【CD11】アンコール
 1) シューベルト:3つのピアノ曲第1番D.946,
 2) シューベルト:アレグレット ハ短調D.915,
 3) モーツァルト:ジーグ ト短調K.574,
 4) ハイドン:ピアノ・ソナタ第44番ト短調 Hob.XVI:44,
 5) シューベルト:ハンガリー風のメロディ ロ短調 D. 817,
 6) ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調WoO.57,
 7) J.S.バッハ:パルティータ 第1番変ロ長調BWV.825 より メヌエットとジーグ,
 8) J.S.バッハ:前奏曲とフーガ 変ロ短調BWV.867
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)

 世界中からの絶賛を浴びた演奏録音が、全集としてセット化
 アンドラーシュ・シフによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音は2004年から開始。このシリーズは約2年間をかけて一貫してライヴで収録されており、細部にわたり脈動に満ちた瑞々しいピアノの音色が際立った美しい出来栄えとなっています。
 シフはライヴの利点について「聴衆の存在があってこそ、ビビットなパフォーマンスが可能となる」と語っています。
 15の異なる都市でのコンサートを経た後に、チューリヒ・トーンハレで行われたライヴを収録しており、ほどよい緊張感に円熟味を絡めた最上のテイクが選ばれています。
 プロデューサー、アイヒャーとの深い信頼関係が築き上げた至高の全集です。

 全集最後のアルバム[CD11]は、各コンサートでアンコールとして演奏されたものを収録したものです。

 【録音】2004〜2006年, チューリヒ・トーンハレでのライヴ
 


4814474
\2500→\2290
《アンドラーシュ・シフ 〜 ベートーヴェン公演のアンコール録音集》
 1) シューベルト:3つのピアノ曲第1番D.946,
 2) シューベルト:アレグレット ハ短調D.915,
 3) モーツァルト:ジーグ ト短調K.574,
 4) ハイドン:ピアノ・ソナタ第44番ト短調 Hob.XVI:44,
 5) シューベルト:ハンガリー風のメロディ ロ短調 D. 817,
 6) ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調WoO.57,
 7) J.S.バッハ:パルティータ 第1番変ロ長調BWV.825 より メヌエットとジーグ,
 8) J.S.バッハ:前奏曲とフーガ 変ロ短調BWV.867
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)

 ベートーヴェン全集録音のアンコールとして演奏された未発表録音。上記全集のCD11にあたる。
 アンドラーシュ・シフによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音は2004年から開始。このシリーズは、約2年間をかけて一貫してライヴ収録されており、細部にわたり脈動に満ちた瑞々しいピアノの音色が際立った美しい出来栄えとなっています。
 実は、その各コンサートでアンコールが演奏されており、それも録音されていました。それらの演奏が1枚のアルバムにまとまって今回初登場となりました。
 いずれもシフが得意とするシューベルト、ハイドン、バッハ、そしてベートーヴェンらの小品ですが、シフの繊細なタッチと流麗なフレージングによって至福の輝きを放つ演奏が聴かれます。

 【録音】2004〜2006年, チューリヒ・トーンハレでのライヴ




PIANO CLASSICS



PCLM 0111
(6CD)
\3200→\2890
ゲニューシャス、ガヴリリュク、ルガンスキー、ギンジン
 ラフマニノフ:ピアノ曲全集

Disc. 1
 練習曲集「音の絵」
  ズラータ・チェチエヴァ(pf)
Disc. 2
 前奏曲集
  ルーカス・ゲニューシャス(pf)
Disc. 3
 ショパンの主題による変奏曲、
 ピアノソナタ第1番
  ズラータ・チェチエヴァ(pf)
Disc. 4
 楽興の時
  アレクサンダー・ガヴリリュク(pf)
 ピアノソナタ第2番、
 コレルリの主題による変奏曲
   ニコライ・ルガンスキー(pf)
Disc. 5
 幻想的小曲集、トランスクリプション集
  アレクサンドル・ギンジン(pf)
Disc. 6
 初期の作品集
   エリザ・トメリーニ(pf)

 ゲニューシャス、ガヴリリュク、ルガンスキー、ギンジン、と若手超実力派が顔をそろえたPIANO CLASSICSのラフマニノフ全集。

 あまり名前を聞かないチェチエヴァが実はPIANO CLASSICSイチオシだったりする。
 日本ではまだ無名だがヨーロッパではすでに幅広く活躍しているチェチエヴァ。 
 ここで彼女の華麗な演奏が少し聴ける。

https://youtu.be/ZrnMAOyCkj0





 そしてもうひとりトメリーニ。
 チェチエヴァとはタイプが違うが、以前Vermeerからリリースされたラフマニノフのアルバムはヨーロッパの音楽誌で絶賛されていた。
 ここで少し。

https://youtu.be/l_uogcIUB4I





<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTO


ALC 1315
\1200
ラフマニノフ(1873-1943):
  徹夜祷 [晩祷] (メゾソプラノ、テノール独唱と混声合唱のための)Op.37
イリーナ・アルヒーポヴァ(メゾソプラノ)
ヴィクトル・ルミャンツェフ(テノール)
ソヴィエト国立文化省室内合唱団
ヴァレリー・ポリャンスキー(指揮)
録音:1988年、スモレンスク大聖堂、スモレンスク、ロシア、ソヴィエト、ADD
原盤:Melodiya (C)1988, Gramzapis (P)2002, CDK Music
 .


ALC 1316
\1200
スヴェトラーノフ(指揮)
 交響曲史上最も美しい作品
  カリンニコフ(1866-1901):交響曲第1番ト短調(*)
  ボロディン(1833-1887):交響曲第1番変ホ長調(+)
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1975年(*)、1983年(+)、ADD 原盤:Melodiya 前出:Regis, RRC 1351(*)
(C)1975, 1983, Gramzapis (P)2002, CDK Music


 15年ほど前の原稿から。いまでもスヴェトラーノフのカリンニコフの交響曲第1番のアルバムを手に入れたときの感動は忘れられない。

「 スヴェトラーノフ・ファン、カリンニコフ・ファン、ロシア・ファン、シンフォニー・ファン、多くの方が探していた演奏である。ロシアものを重点的に置いているショップでは、カウンターに「スヴェトラーノフのカリンニコフの1番は現在入手不能です」という看板まで立ってある。アリアCDも今まで何回ご注文をお受けしてお断りしてきたことか。

 交響曲史上最も美しい作品としてこの4、5年で急激に人気が急上昇したカリンニコフの1番。ほとばしるような抒情美と甘美で切ない憂い、異国風の華麗さ、そして涙なしでは聴けないラストの高揚感。評論家の平林氏は「交響曲読本」で、「この交響曲が葬り去られるくらいならプロコフィエフ、R・コルサコフ、バラキレフ、グラズノフ、ミヤスコフスキの全部をなげうってもいい」、とまで絶賛している。確かにこの交響曲を聴いたか聴いていないかはその人のクラシック音楽の視聴人生に大きな差をもたらすかもしれない。

 この曲、一部では昔から人気があり、OLYMPIAのドゥダロヴァ盤は以前から売れていたが、7、8年前にスヴェトラーノフがN響で取り上げてから一気にブームとなった。その後ナクソスやシャンドス、アルテノヴァがリリース、さらに昔のトスカニーニ、ゴロヴァノフなどの歴史的録音も復活してライブラリはそれなりに充実するようになった。

 しかしその中に他の演奏と全く次元を異にする画期的な演奏が存在した。

 それがスヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響の’75年録音。
 スヴェトラーノフにとって最もいい時期だったのか、その響きは厚く濃厚。たっぷりしたロマンでたかだかと歌い上げ、終楽章に入ってからの興奮度はちょっと文章で伝えられるものではない。
 レコ芸の6月号でスヴェトラーノフのすごいホームページを作っている林浩史さんの記事が紹介されていたが、その方が「胸がいっぱいになり涙が止まらなくなる」と言ったのは少しも過剰な表現ではない。後のN響との演奏も素晴らしいものだったが、それすらこのアルバムを聴いた人には「全然もの足りない」とされる。とにかくそれくらい圧倒的、絶対的な演奏なのである。

 しかし。その肝心のCDが手に入らなかった。
 何回か出直しになったのだがこの4、5年の間はまったく入手不可能。ただロシア国内では出ていたらしく、かろうじて前出の林さんが自力でロシアから引っ張ってきたということがレコ芸の記事に載っていたけれど、おそらく大変な苦労だったと思われる。
 今回ご紹介したのはそんなアルバムなのである。」
 

ALC 1320
\1200
サリヴァン(1842-1900):「パイナップル・ポール」&オペレッタ序曲集
  バレエ「パイナップル・ポール」
   (チャールズ・マッケラス(1925-2010)編曲、オーケストラのための)(*)
  オペレッタ「ミカド」序曲(オーケストラのための)
  オペレッタ「近衛騎兵隊」序曲(オーケストラのための)
  オペレッタ「ペンザンスの海賊」序曲(オーケストラのための)
  オペレッタ「軍艦ピナフォア」序曲(オーケストラのための)
  オペレッタ「アイオランシ」序曲(オーケストラのための)
ロンドン交響楽団(*)
チャールズ・マッケラス(指揮(*))
プロ・アルテ管弦楽団(*以外)
マルコム・サージェント(指揮(*以外))
録音:1959-1962年 原盤:HMV
 

ALC 1322
\1200
平和の光景−修道士の道 グレゴリオ聖歌集
 グレゴリオ聖歌:
  The Great Bell / Tibi Dixit Cor Meum / Laetatus Sum / Suscipe
  Veni Creator Spiritus / Where charity and love are found
  Inclitos Christi / Benedictus Deus / Ave Maris Stella
  The Reading from the Rule of St Benedict and the Confession
  The Psalms of Compline / The Hymn at Nightfall / The Verse
  Nunc Dimittis / Litany, Prayer and Blessing / Hymn to the Virgin Mary
  Scriptural Meditation / Quinque Prudentes Virgines
  De Lamentatione Jeremiae Prophetae / Christus Factus Est / Te Deum
  Miserere Mei / Regem Cui / Ego Sum / In Paradisum - Chorus Angelorum
  Suscipe / Urbs Jerusalem Beata
アンプルフォース修道院の修道士たち
ベンジャミン・オサリヴァン師(合唱指揮)
ローレンス・マクタッガート師(オルガン)
録音:1994-1995年 原盤:Vanguard (ClassicFM)
ライセンサー:Vanguard Classics / Entertainment One
 

ALC 1324
\1200
ブルー・タンゴ ベリー・ベスト・オブ・ルロイ・アンダーソン
 ルロイ・アンダーソン(1908-1975):オーケストラのための作品集
  そりすべり/ブルー・タンゴ/舞踏会の美女/トランペット吹きの子守歌
  ブリンク・プランク・プランク/サラバンド/ワルツィング・キャット
  セレナータ/プロムナード/サンドペーパー・バレエ/タイプライター
  シンコペイテッド・クロック/チキン・リール/馬と馬車/ベルの歌
  ジャズ・ピチカート/ジャズ・レガート/サテンを着た少女/忘れられし夢
  フィドル・ファドル/ペニー・ホイッスル・ソング/トランペット吹きの休日
  クリスマス・フェスティヴァル序曲(ボーナストラック)
イアン・サザーランド・コンサート・オーケストラ
イアン・サザーランド(指揮)
録音:1983-1988年 音源:初出
 

ALC 1328
\1200
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op.134(*)
  ヴィオラとピアノのためのソナタ Op.147(+)
オレグ・カガン(ヴァイオリン(*))
ユーリー・バシュメット(ヴィオラ(+))
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1985年、DDD(*)/1982年、ADD(+)
原盤:Melodiya (C)1995, Gramzapis / CDK Music 前出:Regis, RRC 1128
 


ALC 1338
\1200
リュート音楽の黄金時代
 ロバート・ジョンソン(1582頃-1633):2つのアルマン(リュートのための)
 ジョン・ジョンソン(1540頃-1595?):ファンタジア(リュートのための)
 フランシス・カッティング(1550頃-1596):ウォルシンガム(リュートのための)
 ジョン・ダウランド(1563-1626):ミニャルダ(ガイヤルド、リュートのための)
 フランシス・カッティング:アルマン(リュートのための)
 フィリップ・ロセター(1568-1623):ガイヤルド(リュートのための)
 フランシス・カッティング:グリーンスリーヴズ(リュートのための)
 ジョン・ダウランド:ダニエル・バチェラーのガイヤルドによるガイヤルド(リュートのための)
 トマス・モーリー(1557-1603頃):パヴァーヌ(リュートのための)
 ロバート・ジョンソン:御者の口笛(リュートのための)
 バルーク・バルマン(確認できる活躍期:1600年頃):パヴァーヌ(リュートのための)
 ダニエル・バチェラー(1572-1619):閣下のアルマン(リュートのための)
 アントニー・ホルボーン(1545頃-1602?):パヴァーヌ(リュートのための)
 ジョン・ダウランド:戦いのガイヤルド(デンマーク王のガイヤルド、リュートのための)
 アントニー・ホルボーン:ガイヤルド(リュートのための)
 ジョン・ダウランド:リュートのための作品集
  エリザベス女王のガイヤルド/涙のパヴァーヌ/ホワイト夫人に事無し
  ヴォー夫人のジグ/オルランドは眠る/ファンタジア/メランコリー・ガイヤルド
  ハンスドン夫人のパフ/常にダウランド、常に嘆く/無題の曲
  サー・ヘンリー・アンプトンの葬送/失われし望みのファンシー
ジュリアン・ブリーム(リュート)
録音:1962年、ADD 原盤:RCA / EMI




AQUARIUS


AQVR 394-2
(2CD)
\3000
ビゼー(1838-1875):オペラ「真珠採り」(ロシア語版) セルゲイ・レメシェフ(テノール:ナディール)
ナジェジダ・カザンツェヴァ(ソプラノ:レイラ)
ヴラディーミル・ザハロフ(バリトン:ズルガ)
トロフィーム・アントネンコ(バス:ヌーラバッド)
モスクワ放送合唱団&管弦楽団
オニシム・ブロン(指揮)
録音:1950年、モノラル
  

AQVR 396-2
(2CD)
\3000
オーベール(1782-1871):オペラ「フラ・ディアボロ」(ロシア語版) セルゲイ・レメシェフ(テノール:フラ・ディアボロ)
パーヴェル・ヴォロヴォフ(バリトン:コックバーン卿)
エレーナ・グリボヴァ(メゾソプラノ:パメラ夫人)
アンドレイ・ソコロフ(テノール:ロレンツォ)
レオニート・マスロフ(バス:マテオ)
ニーナ・グセリニコヴァ(ソプラノ:ツェルリーネ)
ユーリー・フィーリン(テノール:ベッポ)
イーゴリ・ミハイロフ(バス:ジャコモ)
イヴァン・イオノフ(バス:農夫)
ニコライ・ロスリャコフ(バス:フランチェスコ) 他
ボリショイ劇場合唱団
レフ・サッヴァ、イヴァン・リズヴェンコ(合唱指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団
ローマン・アルターエフ(ブラスバンドの場面の指揮)
ボリス・ハイキン(指揮)
録音:1955年3月29日、ライヴ、ボリショイ劇場、モスクワ、ロシア、ソヴィエト、モノラル
 

AQVR 397-2
\2200
ワーグナー(1813-1883):
 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(ロシア語版、抜粋)
ボリス・ドブリン(バスバリトン:ハンス・ザックス)
ナジェジダ・スホヴィツィナ(ソプラノ:エヴァ)
メチスラフ・シチャヴィンスキー(テノール:ヴァルター)
ヴラディーミル・ザハロフ(バリトン:ベックメッサー)
アレクセイ・コロリョフ(バス:ファイト・ポーグナー)
タマーラ・アンチポヴァ(メゾソプラノ:マグダレーネ)
ヴラディーミル・ツァルスキー(テノール:ダーヴィト)
モスクワ放送合唱団&管弦楽団
サムイル・サモスート(指揮)
録音:1952年12月3日、放送、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト、モノラル
  

AQVR 398-2
(2CD)
\3000
チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「エフゲニー・オネーギン」 イヴァン・アレクセーエフ(バリトン:オネーギン)
イヴァン・コズロフスキー(テノール:レンスキー)
オリガ・カシェヴァロヴァ(ソプラノ:タチアナ)
リュドミーラ・グルーディナ(アルト:オリガ)
ソフィア・プレオブラジェンスカヤ(メゾソプラノ;乳母)
ニコライ・コンスタンチノフ(バス:グリョーミン)
アンナ・マニコフスカヤ(メゾソプラノ:ラーリナ)
ニコライ・グリシャコフ(テノール:トリケ) 他
キーロフ劇場合唱団&管弦楽団
ボリス・ハイキン(指揮)

録音:1951年5月8日、放送、キーロフ劇場、レニングラード、ロシア、ソヴィエト、モノラル

  

AQVR 263-2
\2200
【旧譜】
セルゲイ・ミガイ ロシア・ロマンス集
 A・グリリョフ:言い訳/君とあなた
 グリンカ:
  告白/夜の西風/私は忘れられるだろうか
  あなたは帰って来ない(デュエット)(*)/悲歌(同)(*)/私を許して(同)(*)
 ブラーホフ:窓の外の木陰にちらりと
 チトーフ:モルフェウスに/お守り/あなたの告白/山頂
 ランゲル:遺言
 ドミトリーエフ:悲歌(私の魂は萎えて)
 ダルゴムイシスキー:狂おしいほどにあなたに会いたくて(デュエット)(*)
 セーロフ:天国のように、あなた瞳は輝く
 リムスキー=コルサコフ:
  暗い森ではナイチンゲールも声を立てず/夜/
  私の声をあなたのために/私は信じ、愛する
 グレチャニノフ:夢想(デュエット)(*)
 バラキレフ:夢/あなたの声が聞こえる/謎めいた冷たい仮面の下から
 スヴィリドフ:森は深紅の衣を落とす/イジョリに近づき
セルゲイ・ミガイ(バリトン)
ゲオルギー・ネレップ(テノール(*))
N・ヴァリテル(ピアノ)
録音:1946、1947、1948、1950年 発売:2006年
 

AQVR 266-2
\2200
【旧譜】
セルゲイ・ミガイ オペラ・アリア&歌曲集
 グノー:「ファウスト」から ヴァランタンのカヴァティーナ(第1幕)(*)
 チャイコフスキー:
  「マゼッパ」から マゼッパのアリオーソ(第1幕)(*)/同(第2幕)
  「エフゲニー・オネーギン」から オネーギンのアリア(第1幕)
  「スペードの女王」から エレツキーのレチタティーヴォとアリア(第2幕)
  「イオランタ」から ロベルトのアリオーソ
 リムスキー=コルサコフ:
  「雪娘」から ミズギールのアリオーソ(第3幕)
  「皇帝の花嫁」から グリャズノイのアリア(第1幕)
  「クリスマス・イヴ」から ゴローヴァとソローハの場面(第2幕)(M)
 ボロディン:「イーゴリ公」から イーゴリのアリア(第2幕)
 ワーグナー:「タンホイザー」から ヴォルフラムのロマンス(第3幕)(+)
 イタリアの歌:ぼくらの間に何が起ったのか(#)/舟歌(#)
 フレンニコフ:ナイチンゲールがばらに歌いかけるように(#)
 ボゴスロフスキー:モスクワへの手紙(**)
 プロコフィエフ:黄金色のウクライナ(**)
 ダルゴムイシスキー:婚礼(++)
 グリリョフ:若くかわいい年頃(S/++)
 グリンカ:メーリ(++)
 タネーエフ:バッカスの歌(T/++)
 グラズノフ:おお、歌よ(T/++)
 グリーグ:夢(++)/単調な歌(++)
セルゲイ・ミガイ(バリトン)
ニーナ・クラーギナ(メゾソプラノ(M))
ナターリア・ロジェストヴェンスカヤ(ソプラノ(S))
ゲオルギー・ネレップ(テノール(T))
オニシム・ブロン(指揮(*))
アレクサンドル・オルロフ(指揮(+))
ニコライ・ゴロヴァーノフ(指揮(無印))
V・ウリリフ(ピアノ(#))
S・ストゥチェフスキー(ピアノ(**))
N・ヴァリテル(ピアノ(++))

録音:1937、1939、1947、1948、1951、1952年 発売:2006年
原曲がロシア語でない楽曲もロシア語訳版による歌唱です。




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MEMBRAN



ヴァイオリンの巨人たち


 まさに百花繚乱。
 オイストラフ、スターン、メニューイン、シゲティ、ハイフェッツ、クライスラー、ミルシテイン、シェリング、ヌヴー、イダ・ヘンデル、フランチェスカッティ、マイケル・レビン、フェラス、コーガン、グリュミオー、シュナイダーハン、タシュナー・・・

 この1ボックスあれば、とりあえずいつでも大巨匠ヴァイオリニストに会える。
 MEMBRAN、案外音は悪くない。そしてこういう寄せ集め的ボックスは、ときにすごく役に立つことがある。
 値段で売り込むのはあまり好きではないが、この価格でこれだけの名演奏家のこれだけの名演がすぐに取り出せるのはやはりありがたいと思う。



MEMBRAN 600332
(10CD)
\2100→\1890

ヴァイオリンの巨人たち


Disc. 1
 ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
  ダヴィッド・オイストラフ(Vln)
  アラム・ハチャトゥリアン指揮、ソビエト国立フィルハーモニー管弦楽団

 カバレフスキー:ヴァイオリン協奏曲Op.48
  ダヴィッド・オイストラフ(Vln)
  ドミトリ・カバレフスキー指揮、ソビエト国立交響楽団

 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
  ダヴィッド・オイストラフ(Vln)
  ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮、ロンドン交響楽団
   1954年録音

Disc. 2
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲Op.35
  アイザック・スターン(Vln)
  ロリン・マゼール指揮、ルツェルン祝祭管弦楽団
   1958年ライヴ録音

 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲Op.47
  アイザック・スターン(Vln)
  トーマス・ビーチャム指揮、ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団
   1954年録音

Disc. 3
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲Op.64
  ユーディ・メニューイン(Vln)
  ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
   1952年録音

 メンデルスゾーン:ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲ニ短調
  ユーディ・メニューイン(Vln)RCAビクター弦楽合奏団
   1952年録音

 ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
  ヨゼフ・シゲティ(Vln)
  ディミトリス・ミトロプーロス指揮、NBC交響楽団
   1945年ライヴ録音

Disc. 4
 コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲Op.35
  ヤッシャ・ハイフェッツ(Vln)
  アルフレッド・ウォーレンステイン指揮、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団
   1953年録音

 ラロ:スペイン交響曲Op.21
  ヤッシャ・ハイフェッツ(Vln)
  ウィリアム・スタインバーグ指揮、RCAビクター交響楽団
   1947年録音

 ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番
  ヤッシャ・ハイフェッツ(Vln)
  アイズラー・ソロモン指揮、RCAビクター交響楽団
   1951年録音

 クライスラー:ヴィヴァルディの様式による協奏曲
  フリッツ・クライスラー(Vln)
  ドナルド・ヴォーヒーズ指揮、RCAビクター弦楽合奏団
   1945年録音

Disc. 5
 ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲Op.53
  ナタン・ミルシテイン(Vln)
  アンタル・ドラティ指揮、ミネアポリス交響楽団
   1951年録音

 グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲Op.82
  ナタン・ミルシテイン(Vln)
  アイズラー・ソロモン指揮、RCAビクター交響楽団
   1949年録音

 ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番
  ヘンリク・シェリング(Vln)
  ハンス・ロスバウト指揮、南西ドイツ放送交響楽団
   1955年録音

Disc. 6
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲Op.77
  ジネット・ヌヴー(Vln)
  ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮、北西ドイツ放送交響楽団
   1948年ライヴ録音

 シューマン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
  ヘンリク・シェリング(Vln)
  ハンス・ロスバウト指揮、南西ドイツ放送交響楽団
   1957年録音

Disc. 7
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
  イダ・ヘンデル(Vln)
  ラファエル・クーベリック指揮、フィルハーモニア管弦楽団
   1948年録音

 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV.1004、第3番BWV.1006
 ジノ・フランチェスカッティ(Vln)
  1950年、1952年録音

Disc. 8
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
  マイケル・レビン(Vln)
  ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮、フィルハーモニア管弦楽団
   1955年録音

 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番
  ユーディ・メニューイン(Vln)
  アナトール・フィストゥラーリ指揮、フィルハーモニア管弦楽団
   1952年録音

 ラヴェル:ツィガーヌ
  クリスチャン・フェラス(Vln)
  ジョルジュ・セバスティアン指揮、ベルギー国立管弦楽団
   1953年録音

Disc. 9
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番K.216
  レオニード・コーガン(Vln)
  オットー・アッカーマン指揮、フィルハーモニア管弦楽団
   1957年録音

 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番K.218
  アルテュール・グリュミオー(Vln)
  エルネスト・ブール指揮、南西ドイツ放送交響楽団
   1959年録音

 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番K.219
  ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vln)
  フェルディナント・ライトナー指揮、ウィーン交響楽団
   1952年録音

Disc. 10
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲Op.61
  ゲルハルト・タシュナー(Vln)
  ゲオルグ・ショルティ指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   1952年録音

 フォルトナー:ヴァイオリン協奏曲
  ゲルハルト・タシュナー(Vln)
  ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   1949年ライヴ録音



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SPECTRUM SOUND



CDSMBA 018
(2CD)
\4000→\3690
フランス国立視聴覚研究所音源提供
 スペクトラム・サウンドのベルアーム・シリーズ
ベルナール・ミシュラン(チェロ)
ベルナール・ミシュラン(チェロ)秘蔵音源

 Disc 1
  ・エックレス:チェロ・ソナタ ト短調、
  ・フランクール:チェロ・ソナタ ホ長調
  ・シューマン:幻想小曲集 Op.12
    タッソ・ヤノポーロ(ピアノ)/録音:1962年11月28日/パリ(モノラル)
  ・サン=サーンス:チェロ・ソナタ第1番 ハ短調 Op.32
    タッソ・ヤノポーロ(ピアノ)/録音:1962年10月17日/パリ(モノラル)
  ・ペルゴレージ:チェロ・ソナタ第1番 ト長調
    アンヌ・カペー(ピアノ)/録音:1976年12月21日/パリ(ステレオ)
 Disc 2
  ・ファリャ:スペイン民謡組曲
    アンヌ・カペー(ピアノ)/録音:1976年12月21日/パリ(ステレオ)
  ・プロコフィエフ:行進曲(チェロ独奏)
    録音:1977年3月23日/パリ(ステレオ)
  ・ブレヴァル:チェロ・ソナタ ト長調
    タッソ・ヤノポーロ(ピアノ)/録音:1962年10月24日/パリ(モノラル)
  ・ドビュッシー:チェロ・ソナタ、・グラナドス:間奏曲
  ・プロコフィエフ:行進曲、
  ・ウェーバー:ロンド
  ・メンデルスゾーン:無言歌 Op.109
    タッソ・ヤノポーロ(ピアノ)/録音:1962年11月28日/パリ(モノラル)
  ・フォーレ:エレジー Op.24
   ジェルメーヌ・ドゥヴェーズ(ピアノ)/録音:1961年7月5日/パリ(モノラル)

 世界初ディスク化、優美な音色が魅力のベルナール・ミシュランのina秘蔵音源

 日本語解説付

 パリ音楽院出身のフランスのチェリストのベルナール・ミシュラン(1915-2003)。フランスのエスプリ香る、魅惑的な音色の持ち主ミシュランの世界初ディスク化の音源がスペクトラム・サウンドからリリースされます。
 実に優美なミシュランの音色で聴く、1961 年から1977 年の貴重な録音をお楽しみください。
 伴奏のタッソ・ヤノポーロはジャック・ティボーをはじめ巨匠から厚い信頼を得ていたピアニストですが、ミシュランとの相性も抜群です。平林直哉氏による日本語解説付。

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 アンドレ・レヴィ、アンリース・シュミット・ドゥ・ヌヴー、アンリ・オネゲルなど、ここへきて復活の兆しがある往年の名チェリストの録音。
 今回はフランスのエスプリ香る魅惑的な音色の持ち主で優美な演奏を聴かせてくれるベルナール・ミシュランの秘蔵音源。



<国内盤> 


PAN CLASSICS

PC10369
(2CD)
(国内仕様盤)
\4300+税
ニコラ・ポルポラ(1686-1768):
 『オルランド』(アンジェリカ)

 ルドヴィーコ・アリオスト「狂気のオルランド」より
 ファン・バウティスタ・オテーロによる4編版
ファン・バウティスタ・オテーロ(音楽監督)
オルランド:ロベール・エクスペー(CT)
メドーロ:オルガ・ピタルク (Sop.)
アンジェリカ:ベツァベ・アース(Sop.)
レアル・コンパーニャ・オペラ・デ・カマラ(古楽器)
 18世紀の音楽界でヘンデルやハッセのライバルとして同時代に活躍し、ウィーンではハイドンの師でもあったナポリ出身のニコラ・ポルポラ。
 その大人気作曲家が、当時その他たくさんの作曲家によってオペラ化されたルドヴィーコ・アリオスト「狂気のオルランド」を題材としたオペラをファン・バウティスタ・オテーロが編纂。
 ファン・バウティスタ・オテーロ指揮率いる古楽器集団レアル・コンパーニャ・オペラ・デ・カマラとソリストたちが奇想天外な物語をスリリングな躍動感溢れる演奏できかせます。
  (K617レーベル再発の国内仕様盤)




Studio N.A.T


NAT16111
\2700+税
笛吹の女
 G. Ph. テレマン:ソナタ ト長調 TWV41: G9
 菅原明朗:笛吹き女
 清水慶彦:バロック・フルートのための《プラーナ》(委嘱作品)
 J. S. バッハ:ソナタ ト短調 BWV1020(C. P. E. バッハ:H542.5)
 P. ペレッツァーニ:天使の影
永野伶実(フルート)

 バロックと現代音楽、時代の音を奏でた一枚
 バロック音楽をバロック・フルートで、近代以降の音楽を現代のフルートで。
 当時の演奏法をふまえ、その時代の音楽を、その時代の音色でのびやかに奏でる意欲的なCD。バッハ、テレマンから、バロック・フルートのための新作や、気鋭の作曲家ペレッツァーニに至る、フルート音楽の歴史と眺望をお聴きください。(清水慶彦(作曲家))

 永野伶実 Remi NAGANO(フルート):
  京都市立芸術大学音楽学部卒業。 同大学院修士課程音楽研究科修了。
  在学中、大学院からの派遣留学生としてブレーメン芸術大学で研鑽を積む。
  2012年より再び渡独し、ブレーメン芸術大学音楽学部修士課程に入学。2015年最優秀を得て修了。
  第8回大阪国際音楽コンクール入賞。 第12回KOBE国際音楽コンクール奨励賞。 ブレーメン芸術大学主催管楽器コンクール第2位。
第28回かながわ音楽コンクール入選。 第15回クーラウ国際フルートコンクール、セミファイナリスト。第28回国際古楽コンクール〈山梨〉ファイナリスト。
  ヨハン・ヨアヒム・ヘスポス氏の主催するデルメンホルスト現代音楽祭45周年記念演奏会にて、ジンウォグ・ユン氏のフルート独奏曲を初演。現地メディアにて絶賛される。
  これまでにフルートを、大嶋義実、瀬尾和紀、長山慶子、酒井秀明、ハリー・シュタレフェルト、ヘレン・ブロッドソー、ベッティーナ・ヴィルドの各氏に、 バロック・フルートを太田里子、マルテン・ロート、前田りり子の各氏に師事。
  2013/14年度ドイツ政府より奨学金を授与。
  2015年4月に帰国し、現代音楽と古楽を中心に活動を行っている。 京都妖怪音楽協会会員(砂かけ婆)。
 

NAT16261
\2700+税
「Ailes d’amour」
 リスト:
  ペトラルカの3つのソネット
  エステ荘の噴水
  愛の夢 第3番
 プロコフィエフ:ピアノ組曲『ロメオとジュリエット』からの10 の小品 作品75
井尻 愛紗(Pf)

Liszt & Prokofiev..恋に落ちた2人のピアニスト、音が綴る愛の物語
イタリアの詩人・ペトラルカと、英国の劇作家・シェークスピアが残した物語には、「永遠の愛」を音で綴るリストとプロコフィエフという2人のピアニストがいた。
シェークスピア没後400年記念! カーネギー・ホール・デビューを控え“感受性に満ちた鮮明な演奏、優れた創造力を持つアーティスト” と絶賛された井尻愛紗、待望の『ロメオとジュリエット』


井尻 愛紗 Aisa IJIRI  (Pf):
 7歳にして、京都府民ホール・アルティで開催されたピアノコンサートシリーズに招かれ、ベートーヴェンのピアノソナタを披露し一躍注目を集めた。14歳で、ワルシャワ・フィルハーモニー・ホールにてCapella Cracoviensis とピアノコンチェルトを共演。陸上選手としてのピリオドを打った15歳の時、ストックホルムのコンサートハウスにてリサイタル・デビューを飾った。2004年、日本人として初めてスウェーデン政府より全奨学金を授与され、ストックホルム王立音楽大学を卒業。2005年ギルドホール音楽大学演奏科修士号、2007年英国王立音楽大学アーティスト・ディプロマ(国家演奏家資格)並びに、最優秀賞を取得。2009年、滋賀県文化奨励賞を受賞。2010年、スタインウェイ・アーティスト認定。同年、東京オペラシティーにてデビューリサイタルを開催、" 感受性に満ちた鮮明な演奏、優れた創造力を持つアーティスト" と絶賛された。2011年、NATプロデュースによるピアノソロ・アルバム『Pilgrimage−ピアノと歩む巡礼の旅』をリリース。また、ロンドンの St.Martin-in-the-Fields で開催されるリサイタル・シリーズでは、注目の世界の若手ピアニスト "Pianist of the World 2011" に選ばれた。2014年、European Commission (欧州委員会) より、英国代表文化大使に推薦。 これまでに、ウィンブルドン国際音楽祭、Three Choirs Festival、Lichfield Festival、Abbotsholme Arts Society、バース国際音楽祭、リーズ国際コンサートシーズン、ショパン国際ピアノフェスティバル in ドゥシニキ、ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラの本拠地であるカドガン・ホール、FairfieldHalls、シャルドニアン劇場、St.George's Bristol、Kolarac Great Hall (ベオグラード)、Teatro Carlo Felice (ジェノバ)、いずみホール他、世界一流の国際音楽祭やコンサートホールより招待を受け、ピアノソロリサイタルまた室内楽コンサートを開催、好評を博した。ソリストとしては、大阪センチュリー交響楽団(指揮: 川瀬賢太郎 / 指揮: ケン・シェ)、オーケストラ・ムジカ・チェレステ(指揮: 篠崎靖男)、Orion Symphony Orchestra (指揮: Toby Purser)、Cranbrook Symphony Orchestra、Bushey Symphony Orchestra (指揮: George Vass) 他と共演。その演奏は、英国放送協会BBCテレビ、BBC Radio 3、マルタテレビPBS、セルビア国営テレビRTSでも放送されている。
 現代音楽の世界初演の舞台も数多く、Brighton Japan Festival '13 にて世界初演した Llywelyn ap Myrddin のピアノ曲は英国放送協会BBC Radio3ブロードキャストで人気を集め、WW Recordsプロデュースの斬新なシングル『SAKURA』『WW 2.0』『PRELUDES』をリリースしている。
 2016年、Steinway & Sons社が開発した最新ピアノ・iPadで制御された自動演奏システム "SPIRIO" のレコーディング・アーティストとして契約、また東京国際ピアノ協会(TIPA) の芸術監督に就任。新アルバム『Ailes d'amour - 愛の翼 -』のリリースコンサートは、紀尾井ホール(東京) と St. John SmithSquare (ロンドン) にて開催。2017年、ニューヨークにてカーネギー・ホール・デビュー!



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HMF(キング・インターナショナル)



HMSA 5018/19
(2SACD シングルレイヤー)
\9990
※アンコールプレス
期間限定再プレス!
 SACD シングルレイヤー
で原音に迫る
 イザベル・ファウストの「バッハ:無伴奏」

  J.S.バッハ:
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ
    BWV 1001-1006(全曲)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)

 来日記念アンコール・プレス、完全限定生産
 SACD シングルレイヤーで原音に迫るイザベル・ファウストの「バッハ:無伴奏」

 使用楽器:1704 年製ストラディヴァリ “スリーピング・ビューティー”
 収録:2009 年9 月、2011 年8 月& 9 月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/ステレオ

 瞬く間に完売した、イザベル・ファウストの「バッハの無伴奏」SACD シングルレイヤー盤。完売のたびにお問合わせ殺到の超人気タイトルを、お客様の熱い要望にお応えして、このたび期間限定再プレス致します。
 レーベルとの契約に基づく完全限定生産品となりますので、この機会にぜひお求めください。
 アルバム・デビュー以来10 年あまりの時を重ねて、当代きっての人気と実力を誇るファウストが取り組んだ「バッハの無伴奏」全曲録音を日本国内独自企画でSACD 化。
 直筆譜を丹念に読み込み、ストラディヴァリウス製作の「スリーピング・ビューティー」の神々しいまでに崇高な音色ときわめて高度なテクニックとを駆使して、ファウストが深く鋭く切り込む姿を捉えた名録音を、24 bit / 96 kHz 収録オリジナル・マスター使用によるDSD マスタリングで、銘器本来のみずみずしい質感と、空間いっぱいに拡がる自然な空気感、アーティストのこまやかな息づかいまで再現しました。

 ※これらのディスクはSACD対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCDプレーヤーでは再生することができません。

 バッハ無伴奏ヴァイオリン・リサイタル
 2017/3/2(木)19:00 電気文化会館
 2017/3/4(土)15:00 三鷹市芸術文化センター
 2017/3/4(土)17:30 三鷹市芸術文化センター

















10/13(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ATMA CLASSIQUE


ACD2 2727
\2100
アリオン・バロック・オーケストラによる
 マニフィカト初稿と第2稿

  J.S.バッハ:マニフィカト ニ長調 BWV243
  クーナウ:カンタータ「なんと美しく輝く暁の星」
アリオン・バロック・オーケストラ
アレクサンダー・ヴァイマン(指揮、オルガン)
ヨハンナ・ヴィンケル(ソプラノ)
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)
ジェームズ・レイン(カウンターテナー)
ザカリー・ワイルダー(テノール)
マシュー・ブルック(バスバリトン)
 アリオン・バロック・オーケストラによるマニフィカト初稿と第2稿両方を収録

 大天使ガブリエルによって受胎告知されたマリアが「私の魂は主をあがめ, 私の霊は救い主なる神を讃えます」と喜びのうちに神を讃美した,という「新約聖書」ルカ伝第1 章第46 〜 55 節に記された「マリアの賛歌」に付けられたのがこのマニフィカトです。朗らかな合唱、壮麗で美しい独唱のアリア、輝かしいトランペット、オーボエ・ダモーレとソプラノの掛け合いなど全体を通して喜びに満ちた楽曲。
 初稿はクリスマス晩課のために作られ、4 曲の挿入曲があり調性は変ホ長調で書かれていました。第2 稿ではニ長調に改訂され、挿入曲は除かれクリスマスのみならず、復活祭や聖霊降臨祭の晩課にも使われるようになりました。
 ここでは、通常演奏されている第2 稿に加え、削除された第1 稿の4 曲も収録されています。カップリングには、バッハが務めたライプツィヒ・トーマスカントルの前任者であり、バッハが影響を受けたというクーナウのカンタータ「なんと美しく輝く暁の星」を収録。クリスマスを彩る華やかなアルバムとなりました。
 1981 年に創設されたカナダを代表する古楽オーケストラ、アリオン・バロック・オーケストラ。35 年間に渡りあまり知られていない楽曲の発掘、初演、録音などを積極的に行っています。
 

ACD2 2751
\2100
ジャン・パピノー=クーチュア
 新発見の曲を含む弦楽四重奏曲集

  ジャン・パピノー=クーチュア(1916-2000)
   弦楽四重奏曲第1番(1953)、第2番(1967)、
   第3番(1996)、第4番(遺作)
  三重奏曲「スラーノ」(1975)
モリナーリ弦楽四重奏団
 モントリオールを代表する現代作曲家ジャン・パピノー=クーチュア新発見の曲を含む弦楽四重奏曲集

 2016 年に生誕100 年を迎えたカナダの作曲家ジャン・パピノー=クーチュアによる4 つの弦楽四重奏曲。この録音のきっかけは、2016 年春にカナダ音楽センターのケベック支局に勤務していた、彼の娘、ナディア・パピノー=クーチュアが未完の弦楽四重奏曲第4 番のいくつかの手稿譜を発見したことでした。ジャン・パピノー=クーチュアは1945 年からモントリオール音楽院で教鞭をとり、その他にも地元の音楽教育に大きな貢献をしました。
ATMA CLASSIQUE は彼の功績に経緯を評し、この企画を進めることを決定しました。パピノー=クーチュアの音楽は、新古典主義から徐々に進化し、ポリモードとポリトーナルを駆使した無調音階を用いたスタイル。
 1997 年に結成されたモリナーリSQ。カナダを代表する団体で、現代音楽をレパートリーの中心としています。完璧な技術と鋭敏な感性で、輝くような演奏を繰り広げています。
 

ACD2 2742
\2100
バロック・クリスマス協奏曲集
 ミシェル=リシャール・ドラランド:ノエルのサンフォニー
 シャルパンティエ:器楽合奏のためのノエル
 ジュゼッペ・サンマルティーニ:
  合奏協奏曲ト短調Op.5-6「クリスマス協奏曲」
 ジュゼッペ・トレッリ:
  合奏協奏曲ト短調Op.8-6「クリスマス協奏曲」
 ヨハン・クリストフ・ペツ:パストラーレ協奏曲ヘ長調
 コレッリ:合奏協奏曲ト短調Op.6-8「クリスマス協奏曲」
レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
ベルナール・ラバディ(指揮)
 バロック時代のクリスマス合奏協奏曲名曲集

 カナダのモントリオールに本拠を置くバロック・オーケストラ、レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワによるバロックのクリスマス協奏曲集。
 F. クープランとほぼ同時期にフランスで活躍した作曲家ミシェル=リシャール・ドラランド。フランス盛期バロック音楽を代表する作曲家マルカントワーヌ・シャルパンティエ。イタリアの前古典派音楽の作曲家ジュゼッペ・サンマルティーニ。イタリア盛期バロック音楽の作曲家ジュゼッペ・トレッリ。2016 年没後300 年を迎えた忘れ去られたドイツ宮廷音楽家ヨハン・クリストフ・ペツ。そしてバロックのクリスマス協奏曲の代表作ともいえるコレッリの合奏協奏曲第8 番「クリスマス協奏曲」と名曲と秘曲が並んだ、クリスマスの雰囲気を盛り上げてくれる1 枚です。
 「DORIAN」レーベルからの再発音源。



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CAPRICCIO



C7210
(4CD)
\4200→\3790

ヴラダー、進化していた・・・
 ヴラダー指揮&ピアノ、
  ヴァイオリンはファン・クーレン
   ベートーヴェン:協奏曲全集

〈CD1〉
 1-3.ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15/
 4-6.ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.19/
〈CD2〉
 1-3.ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37/
 4-6.ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58/
〈CD3〉
 1-3.ピアノ協奏曲 変ホ長調「皇帝」Op.73/
 4-6.ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲
   「三重協奏曲」ハ長調 Op.56/
〈CD4〉
 1-3.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61/
 4.ヴァイオリンのためのロマンス 第2番 ヘ長調 Op.50/
 5.ヴァイオリンのためのロマンス 第1番 ト長調 Op.40
イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)…CD2:4-6、CD3/
ユリアン・シュテッケル(チェロ)…CD2:4-6/
シュテファン・ヴラダー(ピアノ&指揮)/
ウィーン室内管弦楽団
録音 2015年12月21-23日、2016年2月8-13日 ウィーン シンクロン・ステージ

 最近は指揮者としても活動が目覚しい、オーストリア出身のピアニスト、シュテファン・ヴラダーによる「ベートーヴェン:協奏曲集」。
 こちらは彼がピアノと指揮を担当するだけでなく、ピアノ以外の協奏曲は純粋な指揮者として、現在、首席を務める《ウィーン室内管弦楽団》を統率。自身が心底納得できるベートーヴェン(1770-1827)を作り上げています。
 ヴァイオリンを演奏しているのはイザベル・ファン・クーレンで、彼女もヴラダーの指揮を大絶賛。「ベートーヴェンを演奏するためには、スタミナだけでなく、素晴らしいヴィジョンを持つ必要がありますが、ヴラダーはそれを完璧に持ち合わせています」と語っています。
 チェロのシュテッケルを迎えた「三重協奏曲」での3台の楽器が醸し出す魅力的なサウンドも聴き所です
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C5286
(2CD)
\2600→\2390
ショルンスハイムの新録音ゴールドベルク
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲/ブクステフーデ:ラ・カプリチョーザ

〈CD1〉
 1-6.ブクステフーデ:アリア「ラ・カプリチョーザ」による32の変奏曲 ト長調 BuxWV250/
 7-22.J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988/
〈CD2〉
 1-16.J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988(続き)
クリスティーネ・ショルンスハイム(チェンバロ)
 録音 2016年2月15-18日 ドイツ バーデン,ミュールハイム マルティン教会

 グスタフ・レオンハルト、トン・コープマン、アンドレアス・シュタイアー等、古楽界における名手たちの薫陶を受けたクリスティーネ・ショルンスハイムによる「ゴルトベルク変奏曲」の新録音が登場。研究者としても名高い彼女は、作品に関して深い洞察を持ち、演奏の際は、楽器選定に至るまで全てに強い拘りを持っていることで知られています。
 彼女は「ゴルトベルク変奏曲」を1994年にも録音していますが、今回の2016年の録音は、全体的に旧録音よりもゆったりとしたテンポ設定がなされており、冒頭のアリアを聴き比べてみても、その表現の違いに驚くはずです。
 同時収録のブクステフーデは、当時流行していたメロディに変幻自在な変奏が施された長大な曲。ショルンスハイムの卓越した技術を存分に味わえます。
 

C5275
\2600
レーガー:管弦楽伴奏歌曲集
 1.6つのリート Op.35-4 ライラック/
 2.8つのリート Op.43-5 子守歌/
 3.5つの歌 Op.37-3 とてもうれしい/
 4.16の歌 Op.62-11 敬虔/
 5.アンナ・リッターの6つの詩 Op.31-5 私の夢/
 6.4つのリート Op.97-1 村
〈M.レーガーによる管弦楽伴奏編歌曲集〉
 7.グリーグ:心の歌 Op.5-3 君を愛す/
 8.グリーグ:5つの歌 Op.70-1 エロス/
 9.ブラームス:5つのリート Op.94-4 サッフォー風頌歌/
 10.ブラームス:4つのリート Op.96-2 われらはさまよい歩いた/
 11.ブラームス:5つのリート Op.105-4 教会墓地にて/
 12.ブラームス:6つのリート Op.85-6 森の静けさの中で/
 13.ブラームス:5つのリート Op.105-2 私の眠りはますます浅くなり/
 14.ブラームス:6つのリート Op.86-2 野の寂しさ/
 15.ヴォルフ:アイヒェンドルフ詩集 第1曲 友/
 16.ヴォルフ:アイヒェンドルフ詩集 第4曲 セレナード/
 17.ヴォルフ:イタリア歌曲集 第17曲 おまえの恋人をこがれ死なせる気なら/
 18.ヴォルフ:イタリア歌曲集 第33曲 ぼくが死んだら、体を花で一杯に覆ってくれ/
 19.シューベルト:月に寄せて D296/
 20.シューベルト:竪琴弾きの歌 I Op.12-1 D478/
 21.シューベルト:竪琴弾きの歌 III Op.12-3 D480/
 22.シューベルト:竪琴弾きの歌 II Op.12-2 D479/
 23.シューベルト:プロメテウス D674/
 24.シューベルト:魔王 Op.1 D328
パウル・アルミン・エーデルマン(バリトン)…1.3.5.11.15.16.17.18.23./
シュテファニー・イラーニ(メゾ・ソプラノ)…2.4.6.9.13.19./
ライナー・トロスト(テノール)…7.8.10.12.14.20.21.22.24./
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団/
グレゴール・ビュール(指揮)
録音 2016年3月21-23日 ドイツ ルートヴィヒスハーフェン,フィルハーモニー
 ドイツの伝統を汲む管弦楽作品と重厚なオルガン作品で知られるマックス・レーガー (1873-1916)。
 2016年はレーガーの没後100年にあたり、リリースされる数多くのアルバムは「知られざるレーガー作品」に光をあてたものが多く、この歌曲集もそのような1枚です。
 前半の6曲は彼の自作で、清々しく愛らしい曲調の作品が集められています。
 後半はレーガーが他の作曲家のピアノ伴奏歌曲を管弦楽伴奏に編曲した曲集で、グリーグ、ブラームス、ヴォルフ、シューベルトの4人の作品が、どれもレーガーらしい重厚なハーモニーと対位法を駆使した華やかな雰囲気を得て、斬新な作品へと生まれ変っています。
 エデルマン、イラーニ、トロスト。この3人の名歌手がそれぞれ最もふさわしい歌を担当、曲の魅力を存分に引き出すことに成功しました。
 


C5281
(3CD)
\3300→\2990

最初の未来主義の作曲家
 アルトゥール・ルリエ:ピアノ作品集


〈CD1〉
 1-5.5つの前奏曲断章 Op.1(1908-1910)/
 6-7.2つの版画(1910)/
 8-9.2つのマズルカ Op.7(1911-1912)/
 10-13.4つの詩曲 Op.10(1912-1913)/
 14-15.2つの詩曲 Op.8(1912)/
 16-22.仮面劇(誘惑) Op.13(1913)/
〈CD2〉
 1.メヌエット(グルックによる)(1914)/
 2-6.Syntheses-合成 Op.16(1914)/
 7-9.大気のかたち(1915)/
 10-14.Dvevnoj uzor-議事録(1915)/
 15-22.子供部屋のピアノ(1917)/23.ソナチネ(1917)/
 24.アップマン-煙のスケッチ(1917)/
 25.ナシュ・マシュ(われらの行進曲)/
 26.トッカータ(1924)/27.ワルツ(1926)/
〈CD3〉
 1-4.「ファ」による小組曲(1926)/5.ジーグ(1927)/
 6.行進曲(1927)/7.夜想曲(1928)/8.間奏曲(1928)/
 9.ヤギの子守歌(1936)/10.フェニックス公園の夜想曲(1938)/
 11-22.女性の死の過ち
モーリッツ・エルンスト(ピアノ)/
オスカール・アンスル(ナレーション)…CD2:25,CD3:11-21
録音 2013年4月2-4日 ベルリン スタジオ・ゲルトナーシュトラーセ, 2016年3月21-24日 RBB 第3ホール

 ロシアで生まれ、1920年代まではソ連楽壇の指導的作曲家の一人として活躍。しかしロシア革命を経て、国政について賛同できなくなり、ベルリンに出張した際、そのまま亡命してしまったという作曲家アルトゥール・ルリエ(1891-1966)。当然の事ながらソ連では彼の作品の演奏、出版は禁止され、その存在は抹殺されてしまいましたが、ソ連時代の友人とは連絡を取っていたようで、パリ在住時に旧友からストラヴィンスキーを紹介され熱烈な擁護者となりました。
 ルリエはストラヴィンスキーの作品に関する論文を執筆、また管弦楽作品のピアノ版を作成するなど、その紹介に大いに尽力したのですが、紹介してくれた旧友と諍いを起こし、それが元でストラヴィンスキーとも疎遠になり、1931年以降はお互いの交流も止めてしまったということです。
 ルリエ自身の作品は当時の前衛に位置する作風を持ち、同時代の詩人や画家の作品からインスパイアされていたり、時にはストラヴィンスキーの作品にも似ていたりと、多彩な様相を呈しています。しかし四半世紀に渡りこれらの作品は封印されていて、再評価が始まったのはつい最近のこと。この3枚組はルリエの作品の入門にも成り得る充実した作品集です。



  

MELODIYA


MEL1002357
\2400
クリスマス・ベル
 1-12.ブリテン(1913-1976):キャロルの祭典 Op.28
  〈入堂/主の降誕を歓迎!/そのようなバラはない/
   あの幼児が/子守り歌/四月の露のように/この赤子が/
   間奏曲/凍りつく冬の夜に/春のキャロル/神に感謝/退堂〉/
 13.フランク(1822-1890):天使の糧/
 14.モーツァルト(1756-1791):アレルヤ K165/
 15.リンダ・スペヴェセック(1945-):歓びのアレルヤ/
 16.ヴァヴィロフ(1925-1973):カッチーニのアヴェ・マリア/
 17.トワノ・アルボ(ジュアン・タブロ)(1520-1595):ディン・ドン!空高く/
 18.ウィ・ウィシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス/
 19.ルイジ・デンツァ(1846-1922):フニクリ・フニクラ/
 20.ピアポント(1822-1893):ジングル・ベル/
 21.グルーバー(1787-1863):きよしこの夜
アナスタシア・レオノーヴァ(ソプラノ)…5.10/
エレオノーラ・グヴォジコーヴァ(アルト)…4.9.10/
アンナ・アグラトーヴァ(ソプラノ)…14.16/
マクシム・パステル(テノール)…13.19/
マリア・クルシェフスカヤ(ハープ)…1-12/
マルガリータ・ペトロシアン(ピアノ)…13-21/
ボリショイ劇場児童合唱団/
ユリア・モルチャノーヴァ(芸術監督&合唱指揮)
 録音 2009年 Sound engineer V. Koptsov
 ボリショイ劇場児童合唱団と、現代ロシアが誇るソリストたちが結集したクリスマス・アルバム。100年ほど前に設立された由緒あるこの児童合唱団は、オペラやバレエなど多数の公演に参加する他、独自のコンサートを行っています。また卒業生たちはオペラ・ハウスやクラシック界だけでなく、他ジャンルでも活躍するなど、圧倒的な存在感を放っています。
 指揮者、芸術監督を務めるユリア・モルチャノーヴァはモスクワ音楽院でボリス・クリコフに師事、卒業後、2004年から合唱団の指導に当たっています。
 このアルバムで最も注目されるのは、ブリテンの「キャロルの祭典」でしょう。ハープの調べと清冽な子供たちの声のハーモニーは、聴き手の心を沸き立たせます。
 


MEL1002419
(2CD)
\3200→\2890
聖職者であり、神学者であり、歴史学者であり、作曲家
 イラリオン府主教(アルフェエフ)(1966-):宗教作品集

〈CD1〉
 1-4.スターバト・マーテル-ソプラノ、合唱と管弦楽のための
 1-9.上昇の歌-詩篇による合唱と管弦楽のための交響曲
  〈第1楽章:深き淵より-詩篇129番/第2楽章:上昇の歌-詩篇120番/
   第3楽章:バビロンの川にて-詩篇136番/
   第4楽章:主の名を賞賛せよ/第5楽章:アレルヤ-詩篇148番-150番〉
〈CD2〉
 1-28.クリスマス・オラトリオ-
     独唱、少年合唱、混声合唱と管弦楽のための
ヒブラ・ゲルズマーワ(ソプラノ)/
ニコライ・ディデンコ(バス)/
ビクトル・シロフスキー(バリトン)/
ポポフ・アカデミー・オブ・コラール・アート合唱団/
モスクワ・スヴェシニコフ・コラール・カレッジ少年合唱団/
ロシア国立フィルハーモニー管弦楽団/
ウラディーミル・スピヴァコフ(指揮)
 録音 2011年6月 モスクワ・インターナショナル・ハウス・オブ・ミュージック・スタジオ

 ロシア正教会の府主教。聖職者であり、神学者であり、歴史学者であり、作曲家であるというイラリオン(1966- 修道誓願前の姓:アルフェエフ)の作曲家としての作品集。
 モスクワに生まれ、ヴァイオリン、ピアノ、作曲を学び、2年間の兵役を終えた後、1987年1月にヴィリニュスの聖神修道院で修道士になり、その年の8月には司祭に叙聖されたという優れた人で、現在ではロシア正教の要職に就いています。
 作曲家の作品のほとんどは宗教曲で、無伴奏の正教会の奉神礼のための曲や、このアルバムで聴くことのできるオーケストラを用いた演奏会用の大規模な作品など、時には前衛的な響きも用いた、どれもが意欲的な作品です。
 この2011年の録音は、ヴァイオリニストとしても知られるスピヴァコフが指揮を担当、少年合唱団を含む壮麗な合唱と、世界的に高名なソリストたちを迎えて繰り広げられた感動的な演奏です。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


CAPRICCIO


【アンコール・シリーズ】


C8005
\2000
マリナー&アカデミー室内管
 チャイコフスキー:交響曲 第6番「悲愴」他

  1-4.交響曲 第6番 ロ短調「悲愴」Op.74/
  5.祝典序曲「1812年」Op.49
アカデミー室内管弦楽団/
ネヴィル・マリナー(指揮)
 録音 1990年5月28-30日…1-4, 1990年3月17日…5 ロンドン 聖ジュード教会

 2016年10月2日、92年の生涯を閉じた名指揮者ネヴィル・マリナー。亡くなる直前まで闊達な演奏を繰り広げていただけに、その訃報は音楽界を瞬時に駆け巡りました。
 この「悲愴」は1990年の録音で、当時シュトゥットガルト放送交響楽団の音楽監督を辞し、カダケス管弦楽団の首席客演指揮者に就任した頃の演奏です。
 イギリス音楽に深い洞察力を示したマリナーですが、このチャイコフスキー(1840-1893)も得意のレパートリー。たっぷりとした響きと歯切れの良い音運びが持ち味です。序曲「1812年」の品の良いクライマックスも聴き所です。
 

C8002
\2000
コープマン/フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブックより
 1.ピッキ(1572-1643):トッカータ/
 2.ギボンズ(1583-1625):パヴァーナ/
 3.モーリー(1557-1602):ファンシー/
 4.ジョン・ブル(1563-1628):ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ/
 5.ファーナビー(1563-1640):トイ「アップ・テイルズ・オール」/
 6.バード(1540-1623):パヴァーナ/
 7.バード:ガイヤルダ/
 8.ピーター・フィリップス(1561-1628):カッチーニによる「アマリッリ」/
 9.パドゥアーナ・ドロローザ・トレグ/
 10.ガイヤルダ・ドロローザ/
 11.作者不詳:パキントンの報酬/
 12.バード:ファンタジア
トム・コープマン(チェンバロ)
 録音 1986年12月 オランダ ユトレヒト Maria minor C10211の移行盤

 イングランドのエリザベス朝からジェームズ一世時代(ルネサンス末期から初期バロック期)に編纂されたとされる資料集「フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック」には、当時活躍していた作曲家の作品が300曲以上収録されています。
 当時の慣例で楽器の種類は特定されていないものの、この時代の鍵盤楽器ならどれを使用しても演奏可能であり、奏者によってヴァージナル、クラヴィコード、オルガンなどの様々な楽器が選択されています。
 コープマンはチェンバロを選択し、これらの音楽に自由な装飾を施して、独自の世界を見せています。
 

C8003
\2000
ギュトラー(指揮)
 ヨハン・ミヒャエル・ハイドン:セレナード ニ長調(Perger 87)
ローラン・シュトラウマー(ヴァイオリン)/
ヤン・フォーグラー(チェロ)/
ヴェルナー・タスト(フルート)/
エーリッヒ・マルクヴァルト(ホルン)/
ゲルハルト・エシュバッハ(トロンボーン)/
ザクセン・ヴィルトゥオーゾ/
ルートヴィヒ・ギュトラー(指揮)
録音 1987年10-11月 ドレスデン ルカ教会

 ドイツのトランペット奏者&指揮者ルートヴィヒ・ギュトラー率いるザクセン・ヴィルトゥオーゾ(ヴィルトゥオージ・ザクソニエ)によるミヒャエル・ハイドン(1737-1806)のセレナード。
 ソリストたちも活躍する合奏協奏曲風の長大な作品で、楽章ごとに各楽器の見せ場があり、聴き応えもたっぷりです。
 シュターツカペレ・ドレスデンのメンバーたちによる深みのある音色が持ち味のこの演奏は、1980年代のバロック演奏の基準とも称されます。



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MELODIYA



MEL1002386
(2CD)
\3200→\2890
若きシフの足跡を辿る貴重な2枚組
 アンドラーシュ・シフ
  1974年第5回チャイコフスキー国際コンクール ライヴ録音

〈CD1〉
 1.ラフマニノフ(1873-1943):練習曲「音の絵」Op.33-7 変ホ長調
 2.リスト(1811-1886):演奏会用練習曲 第2番 ヘ短調 S144
 3.ショスタコーヴィチ(1906-1975):前奏曲とフーガ 変ニ長調 Op.87-15
 4.ブラームス(1833-1897):ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
 5.アレクサンドル・ピルモフ:ピアノのためのスケルツォ(1974)
 6.チャイコフスキー(1840-1893):自作主題による変奏曲 ヘ長調 Op.19-6
 7.プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ 第3番 イ短調
〈CD2〉
 1-3.チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23
 4-6.ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 Op.15
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
モスクワ放送交響楽団…CD2
ドミトリー・キタエンコ(指揮)…CD2
録音 1974年

 1953年ハンガリー生まれのアンドラーシュ・シフは、コンクールで技巧を競うよりことよりも、類い稀な音楽性を大切にしている傑出したピアニストとして知られています。
 しかし、若い頃は国策としてコンクールに参加することを求められ、1974年に開催された「第5回チャイコフスキー国際コンクール」と、その翌年のリーズ国際コンクールに参加します。彼はその時、一位こそ獲得できなかったものの、チャイコフスキー4位、リーズ3位と輝かしい結果を残し、世界的に注目を浴びる足がかりをつかみました。
 このアルバムはシフのチャイコフスキー・コンクールでの記録です。21歳の彼は、ラフマニノフ、リスト、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチと様々な作品を、そしてファイナルでは2曲の協奏曲を演奏していますが、残念ながら審査員たちの評価は割れてしまい、最終的には第4位に留まってしまいました。しかし、この結果が彼にとって最初の重要な成功と国際的な名声をもたらしたことは間違いありません。やはりチャイコフスキー・コンクールに参加したことは、彼のキャリアにとって重要なことだったのです。
 このコンクールでのシフの演奏を聴いたソ連の音楽評論家レオニード・ガッケルは、その時の感想を

 「コンクールでの最初の音から、その賞賛すべき力でシフは私を魅了しました。何と言うタッチでしょう!まるで炎を帯びたかのようにエネルギーを蓄えた指から生まれる演奏は、創造の精神における究極の活動です」

  と記しています。

 若きシフの足跡を辿る貴重な2枚組です。
 


MEL1002460
(6CD)
\13500→\12990
ユーディ・メニューイン:生誕100年アニヴァーサリー・エディション
 〈CD1〉
  1-4.フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ長調 FWV8/
  5-7.ドビュッシー(1862-1918):ヴァイオリン・ソナタ ト短調 L140/
  8.ブロッホ(1880-1959):組曲「バール・シェム」-第2楽章 ニーグン/
  9.バルトーク(1881-1945):ルーマニア民族舞曲(Z.セーケイ編)
   レフ・オボーリン(ピアノ)…1-7/アブラム・マカロフ(ピアノ)…8.9
   録音 1945年11月16日…1-4.8.9, 1945年11月17日…5-7 モスクワ
    Sound engineer - T. Badeyan / Remastering - E. Barykina
〈CD2〉
 1.サン=サーンス(1835-1921):序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28/
 2.ノヴァチェク(1866-1900):常動曲 Op.5-4/
 3.サラサーテ(1844-1908):ツィゴイネルワイゼン Op.20/
 4.ドヴォルザーク(1841-1904):スラブ舞曲 第10番 Op.72-2/
 5.ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(A.ハルトマン編)/
 6.J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004-シャコンヌ
   アブラム・マカロフ(ピアノ)…1-5
    録音 1945年11月16日…1, 1945年11月17日…2-5, 1945年11月18日…6 モスクワ
     Sound engineer - T. Badeyan / Remastering - N. Radugina
〈CD3〉
 1.J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番 ト短調 BWV1001-アダージョ/
 2.J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006-プレリュード/
 3.J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006-ガヴォットとロンド/
 4.ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調「クロイツェル・ソナタ」Op.47-第3楽章/
 5-8.ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第10番 ト長調 Op.96
  ヘプツィバ・メニューイン(ピアノ)…4-8
   録音 1962年 モスクワ…1, 1962年10月16日 モスクワ…2.3,
      1962年11月15日 モスクワ音楽院 大ホール…4-8
      Sound engineers: I. Veprintsev (1-4), T. Badeyan (5-8) / Remastering - N. Radugina
〈CD4〉
 1-3.バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 Sz75/BB84/
 4.モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K526-第3楽章/
 5.モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K481-第2楽章
   ヘプツィバ・メニューイン(ピアノ)
    録音 1962年11月15日 モスクワ音楽院 大ホール
     Sound engineer - T. Badeyan / Remastering - N. Radugina
〈CD5〉
 1.J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV1041-第1楽章/
 2-4.J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV1042/
 5-7.J.S.バッハ:オーボエ協奏曲 ニ短調 BWV1060R/
 8-10.モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 イ長調 K219
  エフゲニー・ネパロ(オーボエ)…5-7/モスクワ室内管弦楽団/ルドルフ・バルシャイ(指揮)
  録音 1962年10月26日…1.8-10, 1962年11月21日…2-4, 1962年11月15日…5-7 モスクワ
   Sound engineer - I. Veprintsev / Remastering - E. Barykina
〈CD6〉
 1-4.ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 Op.108/
 5-7.ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
  ヘプツィバ・メニューイン(ピアノ)…1-4/ソヴィエト国立交響楽団/
  エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)…5-7
   録音 1962年 モスクワ音楽院 大ホール
    Sound engineer - I. Veprintsev / Remastering - V. Obodzinskaya
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)

 2016年はユーディ(イェフディ)・メニューイン生誕100年の記念年です。
 Melodiyaレーベルでは“20世紀の最も偉大なヴァイオリニスト”であった彼を記念して、歴史的録音のセットをリリースします。
 ベラルーシ出身のユダヤ人哲学者を父に持ち、4歳からヴァイオリンを始めたメニューインは、すぐさま神童振りを発揮し、7歳で初コンサートを開催、13歳の時にはベルリンでコンサートを行うなど、世界的に注目されました。第二次世界対戦中は慰問活動を積極的に行い、バルトークへ援助をしたり、戦後にはフルトヴェングラーと共演したりと活発な活動を行います。
 1951年にはアメリカの親善大使として日本に初来日、以来、大の親日家になったことでも知られ、日本でも馴染み深い演奏家の一人です。ロシア(当時のソヴィエト)にも何回も訪問し、数多くの演奏家たちとも交流、とりわけ1962年には大規模なツアーを組み、この時には彼の妹ヘプツィバがアンサンブル・メンバーに加わるなど興味深いコンサートを繰り広げました。
 CD1と2には1945年にソ連のピアニストと共演したリサイタル、CD3と4はヘプツィバとのデュオ、そしてCD5と6はオーケストラとの共演を中心に収録したこのBOXは、1951年の初来日の際にも会場の全ての人を熱狂させたという“天才メニューイン”の姿を彷彿させる絶頂期の演奏が詰まっています。



<メジャー・レーベル>

SONY


8898535143-2
(2CD)
\3200
ラヴィニア・マイヤー/ザ・グラス・エフェクト
 (ハープで奏でるフィリップ・グラスと影響を受けた音楽家の作品集)
 <CD1>
  1) フィリップ・グラス:エチュード第1, 2, 5, 8, 9, 12, 16, 17, 18, 20番,
 <CD2>
  2) フィリップ・グラス:コヤニスカッツィ,
  3) ブライス・デスナー;ハープのための組曲,
  4) ニコ・マーリー:クワイエット・ミュージック,
  5) ニコ・マーリー:ハドソン・サイクル,
  6) オーラヴル・アルナルズ:エルラズ・ワルツ,
  7) オーラヴル・アルナルズ:トゥモロー・ソング,
  8) ニルス・フラーム:アンブル,
  9) ニルス・フラーム:In the Sky and on the Ground,
  10) エリス・ルドウィック・レオン:ナイト・ループス,
  11) フィリップ・グラス:リフト・オフ
    (ラヴィニア・マイヤーとアルトゥール・アントワーヌによる
     コヤニスカッツィのアレンジメント)
ラヴィニア・マイヤー(ハープ)
 [フィリップ・グラス80歳記念リリース]

 オランダのハーピスト、ラヴィニア・マイヤーのニューアルバムは、ミニマル・ミュージックの巨匠フィリップ・グラスの80歳を記念して、グラスと彼に触発された音楽をハープで演奏したものです。
 常にハープのための新たな音楽を探し求めているラヴィニアとフィリップ・グラスとの邂逅は2011年のこと。
 グラスはアムステルダムのコンサートにラヴィニアを招き、ラヴィニアはそこでグラスの「メタモーフォシス」を演奏しました。「あなたこそ今晩の特別な輝きだった」とラヴィニアの演奏に魅了されたグラスのイニシアチヴで制作され、ラヴィニアの名を一躍高めたのがオール・グラスのアルバム「メタモーフォシス/ジ・アワーズ」でした。
 今回の新録音「ザ・グラス・エフェクト」は、グラスの80歳(1月31日)を記念して制作され、ラヴィニアとグラスとの新たなコラボレーションを記録した2枚組。DISC1には、グラスの「ピアノのためのエチュード」からハープ用に編曲した10曲を収録したもので、グラスとの密接なコミュニケーションから生み出された、いわば作曲者お墨付きの編曲といえるでしょう。
 DISC2にはグラスの音楽に影響を受けた作曲家たちの作品のほか、グラスの「コヤニスカッツィ」と、その新たに編曲である「リフト・オフ」を収録、隅々までライヒへのオマージュに溢れたアルバムにし上がっています。
 ラヴィニア・マイヤー1983年韓国生まれ。オランダの家庭に迎えられた彼女は、彼女自身の大きな目標であるハープのソロ楽器としての定着を目指し、ソリストとしてオランダを拠点にヨーロッパ、アメリカ、アジアで活躍。オランダ音楽賞受賞など様々な方面で絶賛され、2009年にはチャンネル・クラシックスのジャレッド・サックスに認められ4枚のアルバムを発売し、どれもがハープの可能性を深く追求したアルバムとして高く評価されました。
 純クラシックからフィリップ・グラスなどの現代音楽まで幅広いレパートリーで高い評価を得ています。

  【録音】2016年7月, オランダ、アイントホーフェン・ムジークヘボウ
 


8898536964-2
\2500→\2290
ソーニャ・ヨンチェヴァ, カリーヌ・デエー/
 ペルゴレージ:スターバト・マーテル

  1) ペルゴレージ:『スターバト・マーテル』,
  2) マンチーニ:『ソナタ第14番ト短調』,
  3) ドゥランテ:『合奏協奏曲第1番ヘ短調』
ソーニャ・ヨンチェヴァ(ソプラノ),
カリーヌ・デエー(コントラルト),
アンサンブル・アマリリス(ピリオド楽器アンサンブル)

 2015年にソニー・クラシカルと専属契約を結び、今欧米で最も熱い注目を浴びているブルガリアの新星ソプラノ、ソーニャ・ヨンチェヴァのニューアルバム。
 英国の権威ある『ガーディアン』紙が「彼女こそ現在進行形のスター!」と絶賛を惜しまないことからもその人気と実力がうかがえましょう。
 2010年のドミンゴ主宰による「オペラリア」コンクールで優勝して一躍注目を浴び、2013年のパリ・オペラ座での「ランメルモールのルチア」での圧倒的な成功を経て、2014年にはネトレプコの代役で「ファウスト」(マルグリート)をロンドン、ウィーン、バーデン=バーデンで歌い、まさにその名を世界的なものにしました。
 現在世界の主要オペラハウスが彼女に門戸を開くのみならず、スティングやエルヴィス・コステロとの共演などジャンルを超えたコラボレーションも積極的におこなっています。
 このアルバムは、ヨンチェヴァが登場した《ペルゴレージ:スターバト・マーテル》のライヴを収録したものです。フランス内外の劇場でひっぱりだこのカリーヌ・デエー、魅惑の古楽アンサンブル集団「アンサンブル・アマリリス」との共演で、その憂いに満ちた歌声、そして深い悲しみが表現された美しき「純」が表現されています。

 【録音】2016年6月27日, パリ、シャンゼリゼ劇場でのライヴ
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8898537212-2
\2500→\2290
ヤン・フォーグラー, アイヴォー・ボルトン/
 シューマン:チェロ協奏曲, 交響曲第2番

  シューマン:
   1) チェロ協奏曲 イ短調Op.129,
   2) 交響曲第2番ハ長調Op.61
ヤン・フォーグラー(チェロ:1),
アイヴォー・ボルトン(指揮)
ドレスデン祝祭管弦楽団
 (ピリオド楽器使用)

 オリジナル楽器によるシューマンのオーケストラ曲の注目すべきアルバムの登場です。
 ドイツ気鋭のチェリスト、ヤン・フォーグラー2度目のシューマン「チェロ協奏曲」は、何と、新鋭ピリオド・オーケストラ、ドレスデン祝祭管弦楽団との共演です。19歳にしてドレスデン歌劇場管弦楽団の首席チェリストとなり、現在世界中でソリストとして活躍しているフォーグラーは、ここではガット弦を使用し、シューマンの内奥に迫ります。
 カップリングは同じシューマンの交響曲第2番で、チェロ協奏曲とともにシューマンのドレスデン時代の所産。シューマンの4曲の中でも最も規模が大きくかつ内面的な名作です。
 ドレスデン祝祭管弦楽団は、歴史的なドレスデンの宮廷管弦楽団を範にヨーロッパでも有数のピリオド楽器奏者によって、2012年のドレスデン音楽祭(毎年5月〜6月にかけて開催)のために創設されました。時代楽器やガット弦を使用し、バロックからR.シュトラウスにいたる幅広いレパートリーの歴史的背景に応じて変化する全く新しいサウンドを生み出すサンサンブルとして注目を浴びています)。
 首席指揮者は、バイエルン州立歌劇場やザルツブルク音楽祭でのバロック・オペラ上演で知られ、ピリオド楽器演奏に造詣が深いイギリスの名匠アイヴォー・ボルトンです。
 なお当アルバムはライヴ録音ではなく、優れた音響効果で知られるルカ教会でのセッション録音です。

 【録音】2016年5月, ドレスデン、聖ルカ教会
 

8898535200-2
\2500
ティム・クリップハウス/リファレンシング・ザ・シーズンズ
 (ティム・クリップハウス編曲版『ヴィヴァルディ:四季』)
 ティム・クリップハウス:
  ヴィヴァルディの協奏曲集『四季』によるリファレンス【演奏】
ティム・クリップハウス(ヴァイオリン),
ナイジェル・クラーク(ギター),
ロイ・パーシー(ベース),
ピーター・マーティンス(指揮),
ステレンボッシュ大学カメラータ

 ステファン・グラッペリを受け継ぐヴァイオリンの名手、ティム・クリップハウス。彼は、オランダ出身の新鋭ヴァイオリニストであり、すでに「アコースティック界の最も創造的でエキサイティングでエンターテイニングなヴァイオリニスト」と評されています。
 ヨーロッパ最大のジャズ・ヴァイオリン・ワークショップ「グラッペリ・キャンプ」の設立者でもあります。2012年にロックの名曲をジャンゴスタイルで演奏した「Rock Django」、2007年に「Tim Kliphuis and the Clearwater HotClub」、2005年にソロ名義の「ザ・グラッペリ・トリビュート」、2007年と2008年にトリオ名義、2005年にアンジェロ・ドゥバールとの共作ライヴ盤など多作。
 著作にCD付き教則本「ヴァイオリンをスウィングさせたジャズ・プレイヤー ステファン・グラッペリ ジプシー・ジャズ・ヴァイオリン」などもあります。このアルバムでは、ヴィヴァルディの協奏曲集『四季』を、彼独自にマヌーシュ・スウィング風にアレンジしたもの。様々な演奏、アレンジがある中、新しい「四季」の代表盤となる演奏です。

 【録音】2016年6月, ステレンボッシュ大学、エンドラー・ホール
 


8898533145-2
(2CD)
\3200→\2890
ヴィンツバッハ少年合唱団/バッハ:クリスマス・オラトリオ(全曲)
 J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248(全曲)
ユッタ・ベーネルト(ソプラノ),
レベッカ・マーティン(メゾ・ソプラノ),
マルクス・シェーファー(テノール),
トーマス・ラスケ(バス),
ヴィンツバッハ少年合唱団,
ドイツ・カンマー=ヴィルトゥオーゼン・ベルリン,
カール=フリードリヒ・ベリンガー(指揮:第1〜3部),
マルティン・レーマン(指揮:第4〜6部)

 バッハの名カンタータなどを美しい歌声でドイツの数ある少年合唱団の中でも、その正確な音程と一糸乱れぬ完成度の高さをもつ、1946年に設立されたドイツの名門少年合唱団「ヴィンツバッハ少年合唱団」。
 これまでソニー・クラシカルへは、カール=フリードリヒ・ベリンガー(2012年まで常任指揮者)の指揮で、バッハ:カンタータ集、モーツァルト「レクイエム」、シューベルト「ミサ曲第5番」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」などを録音しています。
 当アルバムは、以前分売されていたクリスマス・オラトリオ2枚をセット化したもので、前半後半と音楽監督が変更になっていますが、同じ独奏者、オーケストラが集められ、万全の体制で演奏されています。
 キリストの誕生、そして神への感謝に包まれた優しい曲想が聴く者の心を慰めるものです。

 【録音】2011年(第1〜3部), 2015年(第4〜6部)
  

8898537000-2
\2500
カルロ・ボッカドーロ / キャデラック・ムーン
 カルロ・ボッカドーロ:
  1) 『ヴァイオリンと弦楽のための「キャデラック・ムーン」』,
  2) 『フルートと管弦楽のための協奏曲』,
  3) 『室内オーケストラのためのモリアーナ』,
  4) 『クラリネットと管弦楽のための協奏曲』,
  5) 『チェロ, ピアノ, 弦楽のための「グレタ・ガルボの眼」』
パオラ・フレ(フルート),
志村 彩(チェロ),
ファブリツィオ・メローニ(クラリネット),
アンドレア・レバウデンゴ(ピアノ),
ピエルカルロ・サッコ(ヴァイオリン),
ミラノ・ポメリッジ・ムジカーリ管弦楽団,
カルロ・ボッカドーロ(指揮)

 カルロ・ボッカドーロ(1963-)は、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で作曲を学び、特にシンフォニックな作品、室内楽作品、演劇やミュージカルとのコラボレーションで高い評価を得ている作曲家。
 ルイ・アンドリーセンらとのユネスコのための作品を共作し、近年では、ミラノ・スカラ座フィル、フィレンツェ五月音楽祭、ローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団、シャイー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のための委託作品も手がけているほか、ジャズとのコラボレーションも行なうなどジャンルを超えた音楽活動を展開しています。
 このアルバムは、ボッカドーロが、1998〜2015年に作曲をした協奏的作品が収録されています。クラリネット独奏には、ミラノ・スカラ座管弦楽団首席奏者であるファブリツィオ・メローニが参加しています。

 【録音】2015年11月, ミラノ, ダルヴェルメ劇場

<LP>


EURODISC(LP)


8898536220-1
(6LP)
\14000

スヴャトスラフ・リヒテル/J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集(全曲)(アナログ盤)
 平均律クラヴィーア曲集 第1巻
<LP1>
 A1. 前奏曲とフーガ第1番ハ長調BWV846
 A2. 前奏曲とフーガ 第2番ハ短調BVW847
 A3. 前奏曲とフーガ 第3番嬰ハ長調BWV848
 A4. 前奏曲とフーガ第4番嬰ハ短調BWV849
 A5. 前奏曲とフーガ 第5番ニ長調BWV850
 B1. 前奏曲とフーガ 第6番ニ短調BWV851
 B2. 前奏曲とフーガ第7番変ホ長調BWV852
 B3. 前奏曲とフーガ 第8番変ホ短調BWV853
 B4. 前奏曲とフーガ 第9番ホ長調BWV854
<LP2>
 A1. 前奏曲とフーガ 第10番ホ短調BWV855
 A2. 前奏曲とフーガ  第11番ヘ長調BWV856
 A3. 前奏曲とフーガ 第12番ヘ短調BWV857
 A4. 前奏曲とフーガ 第13番嬰へ長調 BWV858
 A5. 前奏曲とフーガ 第14番嬰へ短調 BWV859
 B1. 前奏曲とフーガ 第15番ト長調 BWV860
 B2. 前奏曲とフーガ 第16番ト短調 BWV861
 B3. 前奏曲とフーガ 第17番変イ長調 BWV862
 B4. 前奏曲とフーガ 第18番嬰ト短調 BWV863
 B5. 前奏曲とフーガ 第19番イ長調 BWV864
 B6. 前奏曲とフーガ 第21番変ロ長調 BWV866
<LP3>
 A1. 前奏曲とフーガ 第22番変ロ短調 BWV867
 A2. 前奏曲とフーガ 第23番ロ長調 BWV868
 A3. 前奏曲とフーガ 第23番ロ長調 BWV868
 A4. 前奏曲とフーガ 第24番ロ短調 BWV869
平均律クラヴィーア曲集 第2巻
 B1. 前奏曲とフーガ第1番 ハ長調BWV870
 B2. 前奏曲とフーガ第2番 ハ短調BWV871
 B3. 前奏曲とフーガ第3番 嬰ハ長調BWV872
 B4. 前奏曲とフーガ第4番 嬰ハ短調BWV873
 B5. 前奏曲とフーガ第5番 ニ長調BWV874
<LP4>
 A1. 前奏曲とフーガ第6番 ニ短調BWV875
 A2. 前奏曲とフーガ第7番 変ホ長調BWV876
 A3. 前奏曲とフーガ第8番 変ホ短調BWV877
 A4. 前奏曲とフーガ第9番 ホ長調BWV878
 B1. 前奏曲とフーガ第10番 ホ短調BWV879
 B2. 前奏曲とフーガ第11番 ヘ長調BWV880
 B3. 前奏曲とフーガ第12番 ヘ短調BWV881
 B4. 前奏曲とフーガ第13番 嬰ヘ長調BWV882
<LP5>
 A1. 前奏曲とフーガ第14番ヘ短調BWV883
 A2. 前奏曲とフーガ第15番ト長調短調BWV884
 A3. 前奏曲とフーガ第16番ト短調BWV885
 B1. 前奏曲とフーガ第17番変イ長調BWV886
 B2. 前奏曲とフーガ第18番嬰ト短調BWV887
<LP6>
 A1. 前奏曲とフーガ第19番イ長調BWV888
 A2. 前奏曲とフーガ第20番イ短調BWV889
 A3. 前奏曲とフーガ第21番変ロ長調BWV890
 B1. 前奏曲とフーガ第22番変ロ短調BWV891
 B2. 前奏曲とフーガ第23番ロ長調BWV892
 B3. 前奏曲とフーガ第24番ロ短調BWV893
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 リヒテルによる「平均律」全曲唯一のスタジオ録音

 ■20世紀最大のピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテル(1915.3.20-1997.8.1)が残した録音は、スタジオ録音のみならずライヴ録音も含めると膨大な量に上りますが、その中でも最も重要な録音がこのバッハの「平均律」全曲であるといっても過言ではありません。1970年から1973年にかけて3年がかりで録音されたこの全曲盤は、ピアノによる「平均律」の決定盤として不動の評価を得てきました。レパートリーを集中的に取り上げるという傾向があったリヒテルは、バッハの「平均律」の場合、1969年1月になってレニングラードで第1巻の全曲演奏(2日間に分けて12曲ずつ弾く)を行ない、以後1年を通じてパリ、モスクワ、トリノ、トゥール、ロカルノ、そしてイギリス各地のツアーなどで取り上げています。録音は翌1970年7月にザルツブルクで10日間の集中的なセッションを組んで行われました。第2巻を演奏会で取り上げたのは1973年の3月になってからで、ウィーンを皮切りに、ブダペスト、トゥルク、ヘルシンキ、パリ、メスレイ、インスブルック、アンスバッハなどで集中的に取り上げられています。
 「第2巻」の録音はその前年1972年8月から「第1巻」と同じくザルツブルクのセッションで開始され、初めて演奏会で取り上げる直前に持たれたセッションで完成されました。録音を手掛けたのはドイツ・オイロディスクのフリッツ・ガンス(プロデューサー) 、ホルスト・リントナー(エンジニア)で、LP時代初期からドイツ・エレクトローラで幾多の名盤を生み出してきた名コンビです。
 ■リヒテルによる「平均律」では、1962年録音の5曲の抜粋があるほか(ドイツ・グラモフォン)、1969年4月のモスクワでの「第1巻」全曲、1973年のブダペストでの「第2巻」抜粋、1973年7月のインスブルックでの全曲ライヴが残されていますが、当アルバムはリヒテルにとって唯一の「平均律」全曲のスタジオ録音となるものです。
 ■この有名な録音は、オイロディスク(西ドイツ)のほか、世界各地でシャン・デュ・モンド(フランス)、EMIおよびオリンピア(イギリス)、ミュージカル・ヘリテイジ・ソサエティ(アメリカ)、エテルナ(東独)、リコルディ(イタリア)など多様なレーベルから発売されていることでも知られています。日本でも新世界レコードから1972年と1974年に第1巻・第2巻に分けて発売され、さらに日本ビクターのメロディア・レーベルから発売されました。
 また2002年と2012年にはBMGジャパンおよびソニー・ミュージックジャパンのイニシアチヴでオイロディスクのオリジナル音源から新たなリマスタリングが行なわれています。
 ■今回のLP化に当たっては、2009年にドイツ・ソニーでソノプレスのエンジニア高橋幸夫氏によってリマスターされた音源(このリマスター音源は国内盤では未紹介)をもとに、ベルリン・フィル・レーベルのLP制作などを手掛けるドイツ有数の製造会社「オプティマル・メディア」による180グラム重量盤プレスが採用され、LP6枚12面に余裕を持ってカッティングされています。
 ■初出ドイツ・オイロディスク盤LPのオリジナル・ジャケット・デザイン使用

 [録音]1970年7月21日〜31日、ザルツブルク、クレスハイム宮およびエリーザベト教会(第1巻)、1972年8月29日〜9月6日、ザルツブルク、クレスハイム宮および1973年2月24日〜3月8日、ウィーン、ポリヒムニア・スタジオ(第2巻)
 [オリジナル・レコーディング]
  プロデューサー:フリッツ・ガンス
  ミュージカル・スーパーヴァイザー:オスカー・ヴァルデック
  エンジニア:ホルスト・リントナー
 [オリジナル・マスター・トランスファー&デジタル・リマスタリング]
  高橋幸夫(ドイツ・ソノプレス社)


<国内盤> 


GRAMOLA


GRML99118
(国内仕様盤)
\2900+税
ヨハン・ハインリッヒ・フォスの詩による歌曲集
 レーヴェ (1796.1869)
  1.Minnelied
 C. Ph. E. バッハ (1714.1788)
  2.Die Schlummernde 34.Trinklied fur Freie
 シュルツ (1747.1800)
  3.Aufforderung 4.Im Grunen
  5.Pfingstreihen 23Mailied eines Madchens
  24.Der Freier 26.eujahrslied
 ライヒャルト (1752.1814)
  6.Der Verschlossene 7.Der Sanger
  32.Landliche Stille 33.Die Einsame
 クンツェン (1761.1817)
  8.Jaapt nich so sehr
 ヴェーバー(1786.1826)
  9.Minnelied 35.eigen
 メンデルスゾーン=ヘンゼル (1805.1847)
  16.Der Rosenkranz
 シュテルケル (1750.1817)
  10.Abendgesang zweier Freundinnen
  11.Herbstgelag 18.Der Ruhesitz
  19.Hausliche Lust
 シューベルト (1797.1828)
  12.Seufzer 13.An die Nachtigall
  14.Der Liebende
 メンデルスゾーン (1809.1847)
  15.Morgenlied 21Frage
  22.Abendlied 30.Scheidend 31.Im Grunen
 ツェルター (1758.1832)
  17.Die Bewegung 36.Die Braut am Gestade
 ツムシュテーク(1760.1802)
  20.Minnelied 25.An den Genius der Menschlichkeit
 ネーゲリ (1773.1836)
  27.Haingesang 1
 ブラームス (1833.1897)
  28.Die Schale der Vergessenheit
  (Holty, Vos-Uberarbeitung)
  29.An die Nachtigall (Holty, Vos-Uberarbeitung)
ウルフ・ベシュトライン(バリトン)
サッシャ・エル・モウイッシィ(ピアノ)
 ギリシャ・ローマの古典文学、特にはホメーロスの作品をドイツ語に翻訳したことで知られる詩人、ヨハン・ハインリッヒ・フォス(1751-1826)の詞による歌曲を取り上げたアルバムです。
 フォスの作品は同時期のたくさんの作曲家に取り上げられて歌曲になりました。シューベルトやメンデルスゾーンの他に、あまり聴くことのできない作曲家の作品も含んだ興味深いラインナップです。 
 

GRML99116
(国内仕様盤)
\2900+税
『人類最後の日々』
 〜第一世界大戦時のウィーン〜

 カール・クライス(1874.1936)
  Das technoromantische Abenteuer
  (from/aus: .Die Fackel“)
  In dieser grosen Zeit (from/aus: .Die Fackel“)
  ’s gibt nur¬an Durchhalter! (from/aus: .Die Fackel“)
 パウル・ユオン(1872.1940)
  Osterreichisches Reiterlied
 フランツ・レハール(1870.1948)
  Reiterlied 1914
 ラルフ・ベナツキー(1884.1957)
  Drausen in Schonbrunn
 ロベルト・シュトルツ(1880.1975)
  Der Honvedhusar op. 185¬
 カール・ミヒャエル・ツィーラー(1843.1922)
  Kommt heran! (Kriegslied)
 エミール・ホフライター(1872.1938)
  In Gottes Namen op. 39/1
   (from/aus: Kriegslieder 1914.1915)
  Neuosterreichs Bluttaufe op. 40/1
   (from/aus: Kriegslieder 1914.1915)
  Unser Kaiser im Gebet op. 41/3
   (from/aus: Kriegslieder 1914.1915)
  Tod in Ahren op. 41/5
   (from/aus: Kriegslieder 1914.1915)
  Osterreichisches Reiterlied op. 41/4
   (from/aus: Kriegslieder 1914.1915)
  Reiterlied op. 40/5
   (from/aus: Kriegslieder 1914.1915)
ソンゴール・サント (バリトン)
カリン・ヴァグナー (ピアノ)
フランツ・シュー (朗読)
 戦争への熱狂、暴力的な愛国心。経済的にも様々な文化や日々の生活も目まぐるしい表情の変化をみせた第一次世界大戦の初期の軍歌とも言える音楽を取り上げます。
 シュトルツ、レハール、ホフライター、ツィーラー等のオペレッタや伝統的なウィーンの歌は、戦争への熱狂やウィーンの音楽や文化に対する状況を歌で顕著に表しました。
 そのような世情に早くから批判を投げかけていたオーストリアの著名な作家カール・クラウスの大作「人類最後の日々」を現代の人気作家で批評家のフランツ・シューによる朗読で収録し、ドイツ語の響きを堪能できるアルバムです。
 

GRML99100
(国内仕様盤)
\2900+税
『オーストリアのフルート』
 〜フルートとギターのための作品集〜

 ツェザール・ブレスゲン(1913.1988)
  五つの小品
   1 I Ruhig
   2  II Fliesend
   3 III Gehend
   4 IV Wiegend. Rascher
   5 V Gehende Viertel
 マウロ・ジュリアーニ(1781.1829)
  Grand Duo concertant in A major op. 85
   6 I Allegro moderato
   7 II Andante molto sostenuto
   8 III Scherzo: Vivace
   9 IV Allegretto espressivo
 アルフレート・ウール(1909.1992)
  10 Scherzo Capriccioso from/aus .Drei Stucke“
 ヤン・トゥルーラー(1928.2007)
  Sonata semplice op. 18
   11 I Allegretto con umore
   12 II Andante 2:59
   13 III Allegro scherzoso
 レオンハルト・フォン / デ・カル(1767.1815)
  Serenade in D major / D-Dur op. 19
   14 I Adagio. Allegro
   15 II Adagio
   16 III Menuetto. Trio
   17 IV Rondo
エリザベート・メスト(フルート)
マロジェ・ブルチッチ(ギター)
 19世紀から20世紀のオーストリアで生まれたフルートとギターのための作品集。
 アルプスから吹いてくる爽やかの風のように軽く甘い、ギターとフルートの調べを堪能できるアルバムです。ギターとフルートの相性は素晴らしくマッチし、フルート好きに意外な楽しみを与えてくれるアルバムです。



 

INDESENS!


INDE085
(国内仕様盤)
\2900+税
『パーカッションの芸術」
 モーリス・ラヴェル
  1 - Pavane de la Belle au bois dormant
  2 - Laideronnet te, imperatrice des pagodes
  3 - Les entretiens de la Belle et la Bete
 クロード・ドビュッシー
  4 - Arabesque n°1
  5 - Arabesque n°2
 エリック・サミュ
  6 - Bras A Achille
 ジャン・マリー・マシャド
  7 - Pistacos Spices
 パブロ・デ・サラサーテ
  8 - Zapateado
 フランク・トルティエ
  9 - 22 Juillet 16 h
 マティアス・シュミット
  10 - Ghanaia
 ジョージ・ガーシュイン
  11 - I Loves You Porgy
 アストル・ピアソラ
  12 - Oblivion
ジャン-フランソワ・デュレズ
 (ヴィブラフォン、マリンバ)
リシャール・ガリアーノ(アコーディオン)
 ヴィブラフォンやマリンバで、クラシックや現代音楽にとどまらず、ジャズの領域まで幅広くカヴァーしたアルバム。幻想的なヴィブラフォンの音色でラヴェルやドビュッシーの色彩豊かな音楽にはじまり、様々な楽器と共に様々な音の世界を聴かせてくれます。
 耳になじんだ有名な曲や、耳新しい曲それぞれがパーカッションによって繋がり、楽器の更なる可能性を感じさせてくれるアルバムです。天上の音楽からジャズバーの雰囲気まで。
 

INDE088
(国内仕様盤)
\2900+税
トランペット室内楽曲作品集
 カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
  1-4. 七重奏曲ホ長調作品65
     (トランペット、2Vn, Va, Vc, CB, Pf)
 ジョルジュ・エネスク(1881-1955):
  5. トランペットとピアノのための「伝説」
 フランシス・プーランク(1899-1963):
  6-8. ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタ(1922) 作品33
 エリック・サティ(1866-1925):
  9. 猿の王様を目覚めさせるためのファンファーレ
 フランソワ・ローべ(1933-2003):
  10-13. トランペットとピアノのための「気分」
 イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):
  14. 新しい劇場のためのファンファーレ
 アンドレ・シュプリッチ(1962-):
  15-18. トランペットとピアノのための「雑多な組曲」
          世界初録音
 アンリ・トマジ(1901-1971):
  19-21. 3つのトランペットのための組曲
 ピエール・ガべーユ(1930-):
  22-24. トランペット、ホルン、トロンボーンとピアノのための「レクリエーション」
フレデリック・メラルディ(トランペット)
エリック・オービエ(トランペット)19-21
アレクサンドル・バティ(トランペット)19-21
ステファン・グルヴァ(トランペット)9,14
フランシス・オーヴァル(ホルン)
ミクロス・シェーン(ピアノ)10-13、15-18、22-24
ローラン・ワグシャル(ピアノ)1-4
パリ管弦楽団ソロイスツ(1-4) 他
 フランスの名門パリ管弦楽団主席トランペット奏者メヤルディによるトランペットのための珠玉の室内楽曲作品集。
 トランペットの輝かしい響きから、叙情的、ユーモラスな作品までを、そのテクニックで歌いあげます。
 2005年にメヤルディのために作曲されたシュプリッチの「雑多な組曲」は世界初録音で必聴。バックを努める演奏陣も豪華。




RICERCAR



MRIC370
(国内仕様盤)
\2900+税
オルランド・ディ・ラッソ(1532-1594):
 カンティクム・カンティコルム
  〜官能と信仰のはざま〜

  1 彼の口づけを
  2 私の庭に来て
  3 完璧な美しさ
  4 私の心を奪ったあなた
  5 立て、私の美しい人
  6 なんと美しい人
  7 おいで、私の愛しい人よ
  8 お聴きなさい、かわいい人よ
  9 「別れのときは」によるマニフィカート
  10-14 「スザンナはある日」によるミサ曲
   キリエ
   グロリア
   クレド
   サンクトゥス
   アニュス・デイ
ナミュール室内合唱団
アンサンブル・クレマチス(1-9)
 ルネサンスの絶頂期、当時の大人気作曲家オルランド・ディ・ラッソはたびたび世俗音楽に流れる感情的な内容をからめて絡めて宗教作品をつくりました。
 官能と神聖の交わり...。ラッソの最も知られた世俗曲「スザンナはある日」をもとにつくられたパロディ・ミサ曲と、チプリアーノ・デ・ローレのマドリガル「別れのときは」のパロディ・マニフィカートの2つの宗教曲とともに、旧約聖書の中の官能的な一書「ソロモンの歌」のような花嫁と花婿の恋の騒ぎを描いた8つのラテン語のカンティクルを収録しました。



















10/12(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


AUDITE



AU 97697
\2600→\2390
リアナ・グルジヤ、ストラヴィンスキーを録音!
 ストラヴィンスキー:
  (1)ロシアの歌
  (2)ロシアの踊り〜「ペトルーシュカからの3楽章」より
  (3)ディヴェルティメント
  (4)イタリア組曲
  (5)ブルレスケ
  (6)タンゴ
  (7)ヴァイオリン協奏曲 ニ調
リアナ・グルジヤ(ヴァイオリン)
(1)-(6)カティア・スカナヴィ(ピアノ)
(7)ジョルト・ナジ(指揮)
 ザールブリュッケン・
  カイザースラウテルン・
   ドイツ放送フィルハーモニー
    管弦楽団
 リアナ・グルジヤ、満を持してストラヴィンスキーを録音!

 セッション録音:2015年10月12-17日/SWRスタジオ(カイザースラウテルン)/ディジパック仕様、77’24”

 ロシア生まれのヴァイオリニスト、リアナ・グルジヤがストラヴィンスキー・アルバムを録音しました。
 グルジヤは6 歳のときに神童としてモスクワ・テレビにて紹介され話題となり、9 歳のときにはオーケストラとの共演で輝かしいデビューを果たしました。その後、若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールをはじめとした数々のコンクールに出場し、華々しい成績をおさめました。
 幅広いレパートリーをもつグルジヤですが母国ロシアの作品は格別。ことにストラヴィンスキーは最も得意とし、最重要レパートリーとして演奏してきました。どことなくくすんだ音で哀愁に満ちた演奏の「ロシアの歌」「ブルレスケ」、切れ味と絶妙なテンポ感がやみつきになる「ロシアの踊り」「タンゴ」、さらに「ディヴェルティメント」「イタリア組曲」そしてヴァイオリン協奏曲というストラヴィンスキーの代表作を説得力抜群の演奏を聴かせてくれます。実に多彩な表現を駆使したグルジヤの演奏で聴くストラヴィンスキーは絶品の一言に尽きます!



ラフマニノフの「ヴォカリーズ」でも聴いてみましょう。
https://youtu.be/AINNV3tIthQ


 ジャケットでみるより清楚なイメージの人です。



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PENTATONE



PTC 5186594
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ヨハネス・モーザー、ペンタトーン・レーベル第2弾
 ロシアン・アルバム

  (1)プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
  (2)ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
  (3)ラフマニノフ:ヴォカリーズ
  (4)プロコフィエフ:
   アダージョ Op.97bis〜チェロとピアノのための
  (5)スクリャービン:ロマンス
ヨハネス・モーザー(チェロ)
アンドレイ・コロベイニコフ(ピアノ)
 実力派チェリスト、ヨハネス・モーザー、ペンタトーン・レーベル第2弾はロシアン・アルバム、共演はコロベイニコフ!

 セッション録音:2016年3月、4月/オランダ放送音楽センターMCO5スタジオ/マルチチャンネル、DSD、72’07”

 SACD ハイブリッド盤。
 世界的チェリストのヨハネス・モーザー。PENTATONE レーベル注目の第1 弾としてリリースされたドヴォルザーク&ラロの協奏曲アルバム(PTC 5186488 / KKC 5651)に続く、期待の第2 弾はロシアン・アルバム(プロコフィエフ、ラフマニノフ、スクリャービン)です。
 ロストロポーヴィチの協力を得て作曲されたプロコフィエフのチェロ・ソナタは、チェロの暖かな歌唱、豊かな色彩、そして名人芸的な技術を要する晩年の傑作のひとつ。
 一方、ラフマニノフのチェロ・ソナタは、1901 年の春にピアノ協奏曲第2 番を完成した直後に着手され、同年夏に完成した作品。最高傑作のピアノ協奏曲を書きあげた後で、創作力が充実していた頃にあたり、チェロの美しい旋律とラフマニノフらしいピアノ・パートの活躍が印象的なソナタです。
 共演は1986 年ロシア生まれのアンドレイ・コロベイニコフです。モスクワ音楽院でディエフに師事し、2004 年に行われた第3 回スクリャービン国際ピアノ・コンクールで優勝した実力派で、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭にも度々登場し、日本のファンにもおなじみのピアニストです。ピアニストの作曲したこれらの作品は、“伴奏” という域を超えた技術を要しますが、流石!コロベイニコフと言える実に見事な演奏を披露しております。




前作のプロモ・ビデオ。かなり凝ってます。
https://youtu.be/8yrQmmdnW6w



PENTATONE デビュー・アルバム
ヨハネス・モーザー/ドヴォルザーク:チェロ協
奏曲
 伴奏はフルシャ!!
  カップリングのラロも感動的
PTC 5186488
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ヨハネス・モーザー/ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
 伴奏はフルシャ!!
  カップリングのラロも感動的

  (1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
   (I.14'50" +II.11'26"+III.12'28"= TT.38'44")
  (2)ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調
   (I.13'04" +II.5'54"+III.7'37"= TT.26'35")
ヨハネス・モーザー
 (チェロ;
  1694年製グァルネリウス)
ヤクブ・フルシャ(指揮)
プラハ・フィルハーモニア
 大注目盤。ヨハネス・モーザーがペンタトーンと専属契約!!!
 フルシャ、プラハ・フィルハーモニアによる好サポートのもと遂にドヴォルザークを録音!!カップリングのラロも感動的。

 セッション録音:2015 年1 月/プラハ/65’33”

 SACD ハイブリッド盤。
 世界的チェリストのヨハネス・モーザーがオランダ、PENTATONE レーベルと専属契約しました!
 注目の第1 弾は待望のドヴォルザークと2014 年の来日公演でも話題となったラロの協奏曲です。定期的に来日しているモーザーは日本でもファンが多く、硬派にして明快な演奏は高く評価されております。
 モーザーの十八番であるドヴォルザークは、キャリアを十分に積んで録音してくれたことに感謝したくなるほどの出来栄えで実に濃密な演奏を披露しております。同世代の実力派ヤクブ・フルシャと1994年にイルジー・ビエロフラーヴェクによって創設されたプラハ・フィルハーモニアとの好サポートによりドヴォルザークの神髄にせまる名演を聴かせてくれます。
 ラロのチェロ協奏曲も聞きものです。ラロの代表作といえばヴァイオリンのスペイン交響曲ですが、チェロ協奏曲もスペイン交響曲と同様にスペインの民族音楽の要素を取り入れており、民族的香気、管弦楽法の美しさが際立った傑作と言えます。弦楽器奏者の経験をもったラロらしい技巧的なパッセージが随所にあらわれ、軽快な歯切れの良さと迫力に満ちた演奏効果の大きいこの作品をモーザーは愛奏しており、2014 年5 月、NHK 交響楽団の定期演奏会での熱演は話題となりました。30 代半ばのモーザーですが既に風格漂う演奏は感動せずにはいられません。


 ヨハネス・モーザー(チェロ)
 1979 年ミュンヘン生まれ。8 歳からチェロを学び、1997 年からダヴィド・ゲリンガスに師事、2002 年チャイコフスキー・コンクールで最高位を受賞しました。
 これまでに数多くの名門オーケストラ、名指揮者と共演し世界中に活躍の幅を広げる実力派で、バロックから現代まで豊富なレパートリーの持ち主で客観的なスタンスから巧みに難曲を弾きこなすスタイルが評判のチェリストです。
 愛器1694 年製のグァルネリウスから奏でられる音色は奥深い響きと情熱に満ちており、その演奏は聴き手を虜にしてしまいます。その卓越した演奏技術と高い表現力に、今後さらに期待されるチェリストと言えましょう。




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CPO



555062
(8CD)
\8000→\7490
レーガー:ヴァイオリンとピアノのための作品全集&チェロ・ソナタ全集
〈CD1…999452〉
 1-3.ヴァイオリン・ソナタ 第5番 嬰へ短調 Op.84(1905)/
 4-7.ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ短調 Op.1(1890)/
〈CD2…999643〉
 1-4.ヴァイオリン・ソナタ 第9番 ハ短調 Op.139(1915)/
 5-7.古風な様式による組曲 Op.93(1906)/
 8-10.3つのコンポジション Op.79d(1904)/
〈CD3…999725〉
 1-4.クラリネット・ソナタ 変ロ長調 OP.107(作曲家によるヴァイオリン編)(1909)/
 5-7.ヴァイオリン・ソナタ 第6番 ニ短調 Op.103b-1(1909)/
 8.小奇想曲 ト短調(1902)/9.ロマンス ト短調(1902)/
〈CD4…999857〉
 1-4.ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ハ長調 Op.72(1903)/
 5-8.ヴァイオリン・ソナタ 第7番 イ長調 Op.103-2(1909)/
 9.タランテラ ト短調(1902頃)/10.アルバムの小品 変ホ長調(1902頃)/
〈CD5…777296〉
 1-4.ヴァイオリン・ソナタ 第8番 ホ長調 Op.122/
 5-10.組曲 Op.103a/
〈CD6…777445〉
 1-4.ヴァイオリン・ソナタ 第3番 イ長調 Op.41/
 5-8.ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.3/
 9.アルバムの小品 Op.87-1/10.ロマンス ホ短調 Op.87-2/
〈CD7…999394〉
 1-3.チェロ・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.5(1892)/
 4-7.チェロ・ソナタ 第4番 イ短調 Op.116(1910)/
〈CD8〉
 1-4.チェロ・ソナタ 第3番 ヘ長調 Op.78(1904)/
 5-8.チェロ・ソナタ 第2番 ト短調 Op.28(1898)/
 9-10.奇想曲 Op.79e(1904)/4.奇想曲 イ短調(1901)
〈CD1-6〉
ウルフ・ヴァリン(ヴァイオリン)/
ローラント・ペンティネン(ピアノ)/
〈CD7-8〉
ライムント・コルップ(チェロ)/
ルドルフ・マイスター(ピアノ)

 2016年はレーガー没後100年の記念年ということで様々なアルバムが発売されていますが、こちらはcpoレーベルの2種のシリーズ、ヴァイオリンとピアノのための作品全集と、チェロ・ソナタ全集を併せてBOX化しました。
 バッハの伝統を継承する数多くのオルガン作品で知られるレーガーですが、ヴァイオリン作品ではより自由な作風が用いられており、時には聴衆や評論家を揶揄するようなフレーズが用いられていたり、また時には敬愛するブルックナーやグリーグの影響も散見される興味深い書法が見られたりと、レーガーの興味深い一面を知ることができます。
 一方チェロ・ソナタはブラームスを思わせる重厚な響きに満ちた美しい曲。作曲年代にはかなりの開きがありますが、どれも落ち着いた雰囲気を持っています。
 レーガー作品を積極的に演奏しているヴァリン、コルップの風格ある演奏は、レーガー入門に最適です。
 

777654
(2CD)\4800
オットー・ニコライ:歌劇《追放された男》全3幕 ハンス・クリストフ・ベーゲマン(バリトン)/
ベルンハルト・ベルヒトルド(テノール)/
ユリア・バウアー(ソプラノ)/
コウタ・レセネン(バス)/
ウーヴェ・シュティッケルト(テノール)/
ティーナ・ペンティネン(メゾ・ソプラノ)/
アンドレ・リーマー(テノール) 他/
ケムニッツ歌劇場合唱団/
ロベルト・シューマン・フィルハーモニー/
フランク・ベールマン(指揮)

 ドイツに生まれたオットー・ニコライは幼い頃から楽才を示しましたが、厳格な父親による「神童としての売り出し」に耐え切れず、16歳の時に親元を離れ、ベルリンに赴くことになります。
 最初は教会音楽を中心に学び、プロイセン大使館付きのオルガニストになりますが、オペラ作曲家を志し、ケルントナートーア劇場の楽長に就任、その後は1842年3月にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の前身である宮廷楽団員の自主演奏団体「フィルハーモニー・アカデミー」による最初の演奏会を催し、主にベートーヴェン作品を演奏して、ウィーンの音楽生活向上に貢献しました。
 そんなニコライ、現在では《ウィンザーの陽気な女房たち》の作曲家としてのみ知られていますが、他にも重要な作品を残しています。この《追放された男》はもともと1841年初演の「Il proscritto」というタイトルのイタリア語で書かれた作品ですが、3年後にドイツ語による改訂がなされ、ウィーンで上演されました。
 その後、ニコライはこの作品を再度改訂し、およそ半分を書き直し、亡くなる年の1849年に第3版をベルリンで上演しています。物語は1461年のイギリス。領主の夫が死んだと信じているレオノーレは、エドモンドと再婚の意思を固めますが、結婚式の前日に夫アーサーが戻るという悲劇が描かれます。
 ウェーバーの《魔弾の射手》からの影響が強く感じられる作品で、このケムニッツの舞台では1844年のウィーン版が採択されています。
 

555059
(2CD)\4800
ヨーゼフ・ベーア:喜歌劇《ポーランドの婚礼》前奏曲と3幕 マルティナ・リュピング(ソプラノ)/
ズザンネ・ベルンハルト(ソプラノ)/
フローレンス・ルソー(メゾ・ソプラノ)/
ニコライ・シューコフ(テノール)/
ミヒャエル・クプファー=ラデツキー(バリトン)/
マティアス・ハウスマン(バリトン)/
ベルンハルト・シュピングラー(バス・バリトン)/
フリーデマン・レーリッヒ(バス)/
アレクサンダー・キエチャル(バス) 他/
ゲルトナープラッツ州立劇場合唱団/
ミュンヘン放送管弦楽団/
ウルフ・シルマー(指揮)
録音 2015年11月21-22日 ミュンヘン プリンツレーゲンテン劇場

 1908年、現ウクライナ、リヴィウ州近郊の町チョドロウの裕福な銀行家に生まれたベーアは、10代から作曲を初め、音楽の道を志すのですが、父との約束を守り、リヴィウ大学では法律を専攻、最終試験に合格したとして、音楽と舞台芸術を学ぶ許可を得ます。
 彼には素晴らしい楽才があったため、直接ヨーゼフ・マルクスのマスター・クラスに直接入ることが出来、父も音楽の道に進むことを許し、晴れてウィーンで活動を始めます。
 まずは作曲家としてウィーンのバレエ団に参加、ツアーではオーストリアをはじめ、中東まで足を伸ばし見聞を広めました。この時の成果はバレエ「シラーズの王子」として高く評価されます。
 そんな彼の第2作に当たるのがこの《ポーランドの婚礼》です。1937年にチューリヒで初演されたこの喜歌劇は大評判を得て、瞬く間に8言語に翻訳され、ヨーロッパ中で演奏されることとなります。しかし、ユダヤの血を引いていためベーアはナチスに迫害され、その作品の上演も禁止されてしまいますが、この作品は北欧などで細々と上演され、その名声を保っていました。
 ジャズ、民族音楽、レハール風の美しいメロディなど様々な要素が盛り込まれた見事な作品を、ウルフ・シルマー率いるミュンヘン放送管弦楽団と選び抜かれたソリストたちによる演奏で。
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777827
\2700→\2490
モーツァルトに勝った男?
 世界初録音
  イグナーツ・フォン・ベーケ:ピアノ協奏曲集

 1.ピアノ協奏曲 ヘ長調 BEEV108/
 2.ピアノ協奏曲 ニ長調 BEEV100/
 3.ピアノ協奏曲 ニ長調-第2楽章「アンダンテ」BEEV102
ナターシャ・ヴェリコヴィッチ(ピアノ)/
バイエルン室内管弦楽団・バート・ブリュッケナウ/
ヨハネス・メーズス(指揮)
録音 2013年2月13-15日 ノイマルクト/オーバープファルツ Festsaal des Reitstadels

 ドイツで生まれた作曲家イグナーツ・フォン・ベーケ(1733-1803)の世界初録音となるピアノ協奏曲集。
 現在ではほとんど名前も知られていないベーケですが、彼が活躍していた当時は、素晴らしいピアニストとして、また独創的な作品の作曲家として知られていました。若い頃“七年戦争”で戦いに参戦し、終戦後の1775年にはミュンヘンで19歳のモーツァルトに出会い、ピアノ演奏の腕を競ったことでも知られています。
 この時は多くの評論家たちはベーケの演奏の方が優れていると判断されたほどに、彼の名声は轟いていたのです。バロック期から古典への過渡期に生まれた華麗な協奏曲は、聴き手にも大きな発見をもたらすことでしょう。このアルバムには彼の初期の作品を収録、以降シリーズ化が予定されています。
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777636
\2700→\2490
コックニーのワーグナー
 ジョセフ・ホルブルック:交響詩集 第2集

 1.管弦楽のための変奏曲「オールド・ラング・サイン(蛍の光)」Op.60/
 2.ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調「バッタ」Op.59/
 3.管弦楽のための詩曲 第1番「大鴉」Op.25
ユディト・インゴルフソン(ヴァイオリン)/
フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団/
ハワード・グリフィス(指揮)
 録音 2013年1月15-18日,2014年2月6-7日 フランクフルト “カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ”コンサート・ホール

 イングランド生まれの作曲家ホルブルック(1878-1958)による交響詩集の第2集。これで彼の全交響詩が録音されたことになります。
 第1集(777442)でも独特の作風による音楽を聴くことができましたが、第2集には彼の名声を高めることとなった「大鴉」を始め、更にユニークな作品が目白押しとなっています。
 12歳でピアニストとしてデビューしたホルブルックは、英国王立音楽院で学ぶうちに作曲家を目指し、22歳の時にエドガー・アラン・ポーの影響を受けた「大鴉」を発表、この作品で優れた作曲家として注目を浴びました。しかし、ワーグナー風の重厚さと長さを持つ彼の作品は、牧歌的な音楽が主流であったイギリス楽壇から受け入れられることがなく、次第に彼の作品は見向きもされなくなり、一部の熱狂的なファンを残して、いつの日にか忘れ去られてしまうことになるのです。しかし、ここに収録された「アイルランド民謡による変奏曲」(日本でもお馴染みのメロディ)や、唯一のヴァイオリン協奏曲「バッタ」は極めて親しみ易い旋律を持った、ウィットに富んだ音楽。イギリス音楽の本流とは違う濃密な作品群として最近人気を博しています。




ジョセフ・ホルブルック:交響詩集 第1集

777442-2
\2700
ホルブルック(1878-1958):交響詩集
 劇的序曲「アモンティラド」Op.123/
 オーケストラのための詩曲第 2 番「ヴァイキング」Op.32/
 「三匹の盲目のねずみ」による交響的変奏曲 Op.37-1/
 オーケストラのための詩曲第 3 番「ウラルメ」Op.35
フランクフルト・ブランデンブルク州立オーケストラ
ハワード・グリフィス(指揮)




 ホルブルック、マーラーっぽくてかっこいい。
 ウイキペディアではこんなに大きな記事で紹介されている。
 CDはあまり多くない。


ホルブルックのヴァイオリン作品集
明朗で聴きやすい
ホルブルック:ヴァイオリン協奏曲「グラスホッパー」/ヴァイオリン・ソナタ第1番/ホルン三重奏曲(ピーコック/スティーヴンソン/M. スミス)
NAXOS
8.572649
\1500
ホルブルック:ヴァイオリン協奏曲「バッタ」他
 1-4.ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ) 第1番 Op.6a/
 5-7.ホルン三重奏曲 ニ長調 Op.28(原典版)/
 8-10.ヴァイオリン協奏曲「バッタ」(ヴァイオリン・ソナタ 第2番)Op.59/
 11.メゾチント集 Op.55-第2番 恍惚(ヴァイオリンとピアノ編) ※全て世界初録音
マーク・スミス(ホルン)…5-7/
ケレンツァ・ピーコック(ヴァイオリン)/
ロバート・スティーヴンソン(ピアノ)

 イギリス、クロイドン生まれの作曲家ホルブルック(1878-1958)のヴァイオリン作品集です。彼は12歳でピアニストとしてデビュー、その後指揮活動を続けながら、作曲家としての道を志し、22歳の時に交響詩「大鴉」を発表。次々と大作をものにし、ついには「コックニーのワーグナー」と呼ばれるほどの同時代の作曲家の中でも先進的な位置を獲得したのでした。しかし、第一次大戦後も後期ロマン派の作風を捨てることなく、また、常に大作の上演・・・ワーグナー風の連作・・・を夢みていたため、結局は時流に乗れずに、次第に忘れられてしまったのです。とはいえ、彼の器楽曲はもっと気楽で明るく魅力的なものであり、民謡風の主題をもつ素朴なものです。アルバム・タイトルになっているヴァイオリン協奏曲「バッタ」は彼自身が、協奏曲版とソナタ版(こちらの方の最終楽章が若干平易に書かれている)の2つのヴァージョンで出版していますが、この録音では難しい方の協奏曲版を用いています。

聴いたことはないけれど、交響曲もある。よさそう。

DUTTON
CDLX 7251
\2200
ジョセフ・ホルブルック(1878-1958):
 窪みと振り子(幻想曲)Op.126(1926)(+/#)
 チェロ協奏曲「カンブリア紀」Op.103(1936)
 交響曲第4番ロ短調「シューベルトへのオマージュ」Op.95(1928)(+)
 パンドラ(1920)(#)
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ(*))
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(+)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(#)
ジョージ・ヴァス(指揮)
録音:2010年4月6日、リヴァプール、フライアリー(+)。2010年5月3日、グラスゴー、ヘンリー・ウッド・ホール、RSNOセンター(#)。世界初録音。

 

777959
(2SACD-Hybrid)
\5600
北ドイツのバロック・オルガン作品集 第14集
 ヤーコプ・プレトリウス(1586-1651)/
 ヤーコプ・コルトカンプ(1615頃-1664/65)/
 パウル・ジーフェルト(1586-1666)/オルガン作品全集

〈CD1〉
 1.ヤーコプ・プレトリウス:前奏曲 ハ長調/
 2.プレトリウス:われらキリストをたたえまつる/
 3.プレトリウス:Grates nunc omnes reddamus/
 4.プレトリウス:主なる神よ、われら汝をたたえん/
 5.プレトリウス:マニフィカート・ゲルマニケ/
 6.プレトリウス:前奏曲 ニ短調/
 7.プレトリウス:天にましますわれらが父よ/
 8.プレトリウス:全ての人から顔を背け/
 9.プレトリウス:前奏曲 ヘ長調/
 10.プレトリウス:如何なる辛苦が我らを襲えども/
 11.プレトリウス:アダムの罪によりすべてそこなわれぬ/
 12.ヤコブ・コルトカンプ:主なる神よ、われら汝をたたえん/
〈CD2〉
 1.パウル・ジーフェルト:ベネディカム・ドミヌム/
 2.ジーフェルト:幻想曲 第1番 ト短調/
 3.ジーフェルト:幻想曲 第2番 ニ短調/
 4.ジーフェルト:幻想曲 第3番 ト短調/
 5.ジーフェルト:幻想曲 第4番 ホ短調/
 6.ジーフェルト:ベツレヘムで生まれた子供/
 7.ジーフェルト:幻想曲 第5番 ホ短調/
 8.ジーフェルト:幻想曲 第6番 ヘ長調/
 9.ジーフェルト:幻想曲 第7番 ヘ長調/
 10.ジーフェルト:幻想曲 第8番 ハ長調/
 11.ジーフェルト:パドゥア/
 12.ジーフェルト:幻想曲 第9番 ト長調/
 13.ジーフェルト:幻想曲 第10番 ト長調/
 14.ジーフェルト:幻想曲 第11番 ト長調/
 15.ジーフェルト:幻想曲 第12番 ト長調/
 16.ジーフェルト:変奏曲 第13番 イ短調/
 17.ジーフェルト:いざ来ませ、異邦人の救い主よ
フリードヘルム・フランメ(オルガン)
ラングヴァルデン 聖ローレンス教会 クレーガー/フスオルガン…CD1,
シェンハーゲン マルティン・ルター教会 マイヤーオルガン…CD2
録音 2010年7月2-3日…CD1, 2010年7月16-17日…CD2

 cpoレーベルの“北ドイツのバロック・オルガン作品集”は、この第14集が最後から2番目のアルバムとなります。
 今回は偉大なる作曲家ヒエロニムスを父に持つヤーコプ・プレトリウスの作品と、シャイデマンに教えを受けたジーフェルトの作品、そしてコルトカンプの作品1曲を収録しています。
 プレトリウスは優れたオルガニストであり、特別な指使いの方式を開発し、それはオルガン奏者が非常にリラックスした姿勢をとることを可能にしたものと言われます。また1633年から1636年にはヴェックマンを教え、強い影響を与えたことでも知られます。
 ジーフェルトはポーランドのグダニスクで生まれ、オルガニストを志し、スウェーリンクに教えを請うため、21歳の時にアムステルダムにやってきます。そこでメルヒオール・シルトとともに学び、オルガニストとなりましたが、生来の気性の激しさのため各地で騒動を起こし、なかなか一つの地に落ち着くことはなかったようです。その作品には師であるスウェーリンクの影響が感じられます。
 コルトカンプの作品はこれ1曲が残されているのみですが、北ドイツのオルガンを語る上では決して外せない重要な作品です。
 フランメは2台のオルガンを弾き分け、作品の特徴を存分に活かしています。
 

555065
\2100
ジャコモ・マイアベーア:宗教合唱作品集
 1.ハレルヤ /2.詩篇 第91番/3.カンティクエ/
 4.パーテル・ノステル/5.7つの宗教的歌曲/6.モーツァルトに
ライニッシェ・カントライ/
ヘルマン・マックス(指揮)
録音 2012年10月5-7日 ドルマーゲン,聖マルティヌス教会

 オペラ作曲家として知られるマイアベーア(1791-1864)の珍しい宗教合唱作品の初録音盤の登場。
 演奏しているのはドイツの合唱作品の権威、ヘルマン・マックスとライニッシェ・カントライで、ブックレットもヘルマン・マックス自身によるものです。
 ユダヤの血をひきながらも、イタリア歌劇に強く魅了されたマイアベーアは《悪魔のロベール》など多くの歌劇を発表しましたが、この宗教的な作品は派手さを追求するのではなく、自身の信仰に基づいた真摯な宗教観が反映された、素朴な雰囲気を備えたものです。
 ヘルマン・マックスはマイアベーアの手紙を研究した上で、これらの作品を深く考察し、魅力的な演奏へと反映させています。
 

555066
\2100
ハインリヒ・フィンク:宗教作品集
 1.ミサ・スパー・アヴェ・プレクラーラ/
 2.第8旋法のマニフィカート/
 3.モテット「聖霊来たり給え」/
 4.モテット「おお、主なるイエズス・キリスト」/
 5.ドイツ語の歌「Hab's ie getan」/
 6.ドイツ語の歌「Ich stund an einem Morgen」
ジョスカン・カペラ/
マイノルフ・ブリューザー(指揮)

 15世紀から16世紀にかけて、ポーランドのワルシャワ王国宮廷楽団員を務め、後に楽長に昇進したとされるドイツ生まれの作曲家、ハインリヒ・フィンク(1444/45-1527)の宗教作品集。
 彼の出生については、あまり分かっていませんが、作品に関しては、彼の甥の息子であるヘルマン・フィンクが出版した「Practica Musica」をはじめとした様々な曲集に掲載されており、その足跡を辿ることが可能です。
 1480年代からその名声が知れ渡り、前述の通りポーランドで活躍、一旦はハンガリーの宮廷で職を得るも、またポーランドに戻り、1509年、ヴュルテンベルクのウルリク伯の誘いでシュトゥットガルトに赴くまでこの地で活動を行います。シュトゥットガルトでも宮廷楽長を務め、ウルリク伯から高額な年俸を受け取ったとされています。
 このアンサンブルは1514年に解散され、その後はウィーンに移り、亡くなるまでこの地で活動していました。フィンクは数多くの声楽曲を残しましたが、このアルバムでは「聖母マリアの被昇天のための素晴らしきミサ」を中心に、2曲のモテットとマニフィカート、そして2曲の世俗歌曲を聴くことができます。
 世俗歌曲では彼の知られざる側面を知ることができるでしょう。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTUS(LP)


TALTLP 007/16
(10LP)
\49800+税
ヨッフム&アムステルダム・コンセルトヘボウ管
 ブルックナー:交響曲集成(第4、5、6、7、8番)
オイゲン・ヨッフム(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管
  ブルックナー:
   LP 1&2(TALTLP-007第1,2楽章、TALTLP-008 第3,4楽章)
    (1)交響曲第4 番 変ホ長調
   LP 3&4(TALTLP-009第1,2楽章、TALTLP-010 第3,4楽章)
    (2)交響曲第5 番 変ロ長調
   LP 5&6(TALTLP-011第1,2楽章、TALTLP-012 第3,4楽章)
    (3)交響曲第6番 イ長調
   LP 7&8(TALTLP-013第1,2楽章、TALTLP-014 第3,4楽章)
    (4)交響曲第7番 ホ長調
   LP 9&10(TALTLP-015第1,2楽章、TALTLP-016 第3,4楽章)
    (5)交響曲第8番 ハ短調
 名盤、初LP 化で復活!新マスタリング!オイゲン・ヨッフム&コンセルトヘボウ ステレオ・ライヴによるブルックナー交響曲選集(4〜8 番)
 「黄金に輝く金管、ベルベットのごとき弦」と評されたコンセルトヘボウ管とヨッフム円熟の壮絶ステレオ・ライヴ。これがヨッフム翁のブルックナーの結論!高音質で初のLP 化になる!」

 録音:(1)1975 年1月16日、(2)1986 年12月4日、(3)1980 年11月2日、(4)1970 年3月15日、(5)1984 年9月26日/コンセルトヘボウ、アムステルダム/240セット完全限定盤、ステレオ

 コンセルトヘボウの美しい響の中で展開される理想的なブルックナー集成。味わいと迫力が見事に融合した、今や失われた美しいブルックナーがよみがえります。
 5 番は有名なフィリップス盤と比べ、ヨッフム翁最晩年の記録だけあってよりスケール感があり、CD 時代より評価が高く人気盤でありました。
 6 番はコンセルトヘボウ管も自薦の名演で、第2 楽章など無類の味があります。7 番が70 年の録音で晩年の東京ライヴとは別もの。力強さと雄渾さが素晴らしい。
 4 番は語り口のうまさにぐいぐい引き込まれます。8 番は圧倒的なコーダが素晴らしい演奏です。どの曲も放送録音ということを考えても優秀な音質です。新マスタリングでアナログマスターテープを作製の上、LP 化いたしました。
 また解説書も充実していて、ヨッフム翁の有名な論文「ブルックナーの交響曲の解釈のために」が新訳(河原融氏訳)で収録。この論文はヨッフムがブルックナーについてわかりやすく語ったもので、曲の頂点はどこか?といった議論から5 番の金管増強の件に関する考察など、ブルックナーを聴く上で興味深く参考になる話題が満載です。


<メジャー・レーベル>
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オーストラリアELOQUENCE



482 4765
\1200
《18世紀のシェイクスピア歌曲集》
 1) ウェルドン:さあ持って行け、この唇をどこへでも,
 2) トーマス・チルコット:聞け聞けひばり,
 3) スミス:Flower of this purple dye,
 4) アーン:来たれ、死よ,
 5)フック:柳の歌, 6) 吹けよ、吹け、冬の風よ,
 7) アーン:緑の森の木の下で,
 8)リンリー:今や飢えたライオンがうなり,
 9) スミス:溜息なさるな、淑女の方々,
 10) スミス:二枚舌のまだら蛇たち,
 11) リンリー・ザ・ヤンガー:O bid your faithful Ariel fly,
 12) ハイドン:彼女は決して恋心を語らなかった,
 13) グリーン:オルフェウスがリュートをとれば,
 14) アーン:Thou softly flowing Avon,
エイプリル・カンテロ(ソプラノ),
レイモンド・レパード(指揮, チェンバロ),
イギリス室内管弦楽団,
 シェイクスピアの没後400年記念、初CD化
 2016年はイギリスの文豪シェイクスピアの没後400年の記念年です。音楽界でも数多くのシェイクスピアにまつわる作品がリリースされていますが、このアルバムは1960年に録音され、当時も話題を呼んだ素晴らしいアルバムの初CD復刻となります。現代でも数多くの芸術家がシェイクスピアの優れた詩からインスピレーションを受け、素晴らしい作品を創り上げています。
 このアルバムでは、シェイクスピアの同時代を生きた作曲家トマス・モーリーから、録音当時の最先端に位置したブリテンに至る多くの作曲家によるシンプルで美しい作品を聴くことができます。
 詩と曲が見事に融合し、美しい英語の響きを堪能させてくれるこれらの歌曲は、フルートのオブリガードや、フル・オーケストラの伴奏で変幻自在な姿を見せています。

 【録音】1960年12月, ロンドン、Conway Hall
 


482 2033
\1200
クリスティーヌ・ワレフスカ(チェロ),
 《サン=サーンス:チェロと管弦楽のための作品集》

 サン=サーンス:
  1) チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.33,
  2) チェロ協奏曲第2番ニ短調Op.119,
  3) チェロと管弦楽のための組曲Op.16,
  4) チェロと管弦楽のためのアレグロ・アパッショナート ロ短調
クリスティーヌ・ワレフスカ(チェロ),
エリアフ・インバル(指揮)
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団,

 クリスティーヌ・ワレフスカの迸る情熱と溢れる歌心
 ロサンジェルス出身の女性チェリスト、クリスティーヌ・ワレフスカ(1948-)は、13歳でワシントン・ナショナル交響楽団のコンサートでデビュー、16歳でパリ国立高等音楽院に留学、モーリス・マレシャルに師事、チェロと室内楽でアメリカ人として初の一等賞を獲得しました。また幼い頃、アルゼンチン出身の名チェリスト、エニオ・ボロニーニから指導を受けたことが彼女に強い影響を及ぼしました。
 ボロニーニの自筆譜も継承するなど様々な点で注目され、一時はジャクリーヌ・デュプレを凌ぐ名声を得ていたことでも知られています。
 このアルバムは、彼女による一連のPHILIPSレーベルへの録音のなかの1枚で、1974年にリリースされた時には、サン=サーンス:チェロ協奏曲の世界初の全集として注目されたものです。迸る情熱と溢れる歌心が感じられる名演です。

 【録音】1973年11月, モンテカルロ、サル・アルカザール



ワレフスカ最新録音!
CHRISTINE WALEVSKA
LM 206
\2600
ワレフスカ最新録音!
「チェロの女神〜クリスティーヌ・ワレフスカ」

 (1)グラナドス(カサド編):「ゴイェスカス」より間奏曲(第20番)/
 (2)ボロニーニ:セレナータ・デル・エコー/(3)ペルゴレージ:ニーナ/
 (4)ブラガート:ミロンタン/(5)ボロニーニ:アダージョ/
 (6)ボロニーニ:チェロの祈り/
 (7)ボロニーニ:セレナータ・デル・ガウチョ/
 (8)ショパン(ピアティゴルスキー編):夜想曲 嬰ハ短調/
 (9)ボロニーニ:バスクの祭り/
 (10)チャイコフスキー:ただ憧れを知る者だけが/
 (11)グローフェ:クリスティーヌ/(12)グルック:「オルフェオ」よりメロディ/
 (13)ピアソラ(ブラガート編):アディオス・ノニーノ/
 (14)ラヴェル:ハバネラ形式の小品/
 (15)ショパン(ワレフスカ編):夜想曲 変ホ長調Op.9-2(第2番)/
 (16)リスト(ワレフスカ編):愛の夢/(17)ボロニーニ:アヴェ・マリア
クリスティーヌ・ワレフスカ(チェロ)
福原彰美(ピアノ)
 チェロの女王と呼ばれているクリスティーヌ・ワレフスカの最新CD発売!

 録音:2014 年6 月、ポラック・ホール、モントリオール,カナダ

 このCD はワレフスカの恩師であるアルゼンチンの巨匠チェリスト、エニオ・ボロニーニ(Ennio Bolognini,1893-1979)が生前、彼女にだけ、演奏を許可した6曲が収められた貴重なCD です。
 またアメリカの著名なピアニストであり、「グランド・キャニオン」で有名な作曲家ファーディ・グローフェ(1892-1972)が彼女のための作曲した「Christine」も収められており、他のチェリストの演奏ではかなえられない特別な内容になっています。
 ワレフスカ自らアレンジしたショパンのノクターンや、リストの名曲など、聴き逃す事の出来ない内容で、最高のチェロの技巧のみならず、彼女らしい心温まる演奏は聴く人を幽玄と至福の世界へと導きます。共演は新進気鋭の日本人ピアニストの福原彰美。



 クリスティーヌ・ワレフスカ:

 ロサンゼルスで生まれ、父親からチェロの手ほどきを受け、10 歳の時に、巨匠チェリスト、エニオ・ボロニーニの前で演奏し、ボロニーニ夫人が「この小さな女の子は将来素晴らしいチェリストになるわね」というとボロニーニは「彼女はすでに素晴らしいチェリストだ」と絶賛しました。13 歳でアメリカ楽壇にデビューし、16 歳でフランスのパリ音楽院へ留学しM.マレシャルに師事(後にフルニエの下でも学んだ)。アメリカ人として初のチェロと室内楽で1等賞を取り卒業した後、ヨーロッパ、南北アメリカで数々の演奏活動を行う。21 歳の時にフィリップス・レーベルからシューマンの協奏曲などをリリース。
 日本では1974 年、2010 年、2012 年と来日コンサートを行う。2014 年台湾でもコンサートを行う。現在もアルゼンチン、スイス、イタリア、オーストリア、米国などでコンサートを行い、チリのインターナショナル・チェロ・コンペティションの審査委員長を務める。

 


482 3444
\1200
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
 《ストラヴィンスキー:春の祭典, ペトルーシュカ》

 ストラヴィンスキー:
  1) バレエ音楽『春の祭典』(1921年版),
  2) バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1911年版)
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)/
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1)/
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団,
トーマス・ライナ(ピアノ)(2)、
 フェイズ4によるラインスドルフの優秀録音盤
 何度も何度も繰り返し復刻される往年の名演。1963年にデッカ・アメリカが開発した「20chマルチ録音を4トラックに収録する」というフェイズ4ステレオによる録音は、鮮明で奥行きのある素晴らしい音質で話題となったもので、このラインスドルフの「春の祭典」もオーディオ・チェック用に使用されるほどの高音質録音も話題となりました。もちろんオーソドックスな解釈による演奏は素晴らしいものです。
 また「ペトルーシュカ」でピアノを担当しているトーマス・ライナは1928年ブダペスト生まれ。ストラヴィンスキーのピアノ曲全集をリリースするほど、作品に精通しているピアニストです。
 【録音】1973年12月(1), 1970年6月(2), ロンドン、キングズウェイ・ホール
 


480 7206
(3CD)
\3000
カイルベルトの名盤
 《R.シュトラウス:影のない女》

  R.シュトラウス:『影のない女』(全曲)
ジェス・トーマス(テノール:皇帝),
イングリート・ビョーナー(ソプラノ:皇后),
マルタ・メードル(メゾ・ソプラノ:乳母),
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン:バラク),
インゲ・ボルク(ソプラノ:バラクの妻),
ハンス・ホッター(バス:伝令), 他,
バイエルン国立歌劇場管弦楽団と合唱団,
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)
 カイルベルトの名盤が、Eloquenceから復活
 20世紀に書かれたオペラの中でも、とりわけ大規模な編成と複雑な内容を持つこの「影のない女」は、様々な節目の年に取り上げられることが多い作品としても知られています。
 この1963年11月/12月のカイルベルトの演奏は、第二次世界大戦で破壊されたバイエルン国立歌劇場の再建記念として上演されたもので、慣例のカットがあるものの、当時最高の名声を誇った歌手の顔ぶれを見るだけでも胸が高鳴るはず。
 カイルベルトの指揮は堅実かつ悠然たるもので、リヒャルト・シュトラウスの精緻でたっぷりとした響きを存分に味わわせてくれます。21世紀の今でも、その輝きは全く失われることはありません。
 【録音】1963年11〜12月、ミュンヘン、バイエルン国立歌劇場
 

482 6455
(3CD)
\3000
《トマ:歌劇「ハムレット」》
 トマ:歌劇『ハムレット』(全曲)
シェリル・ミルンズ(アムレ),
ジョーン・サザーランド(オフェリ),
ジェームス・モリス(クロード),
バーバラ・コンラッド(ジェルトリュード),
エスタ・ウィンベルイ(ラエルト),
ジョン・トムリンソン(前王の亡霊), 他,
ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団と合唱団,
リチャード・ボニング(指揮),
 サザーランド&ボニングによる素晴らしき名演
 オーストラリア出身の名ソプラノ、サザーランドは21歳で歌手デビューした後、再度ロンドンの王立音楽大学で学び、26歳でロイヤル・オペラ・ハウスにデビューしています(その時は“魔笛”の第一の侍女役)。そして夫となるリチャード・ボニングと出会い、彼が意欲を燃やしていたベルカント・オペラに魅せられ、これらの役を極めていくのです。
 1959年に歌ったドニゼッティの「ルチア」は大成功を収め、見せ場となる“狂乱の場”での迫真の歌唱は並ぶ者のないほどの素晴らしさを誇りました。
 そんなサザーランドですが、さすがに1970年代には声の変容にともなって歌う役も変化し、1990年の「こうもり」ゲスト出演を最後に舞台から引退したのです。
 この1983年の「ハムレット」は、彼女の最後の録音の中の一つで、“狂乱の場”では美しい高音域を保持しながらも、落ち着いた響きも併せ持つ彼女の声が存分に楽しめます。
  【演奏】1983年4月, ロンドン、キングズウェイ・ホール
 


480 6579
(2CD)
\1800
ショルティが振る「ギリシャ悲劇」
《ストラヴィンスキー:エディプス王, コダーイ:ハーリ・ヤーノシュ, R.シュトラウス:エレクトラより》

 1) ストラヴィンスキー:オペラ・オラトリオ『エディプス王』(全曲)
   [録音]1976年3月, ロンドン、キングズウェイ・ホール
ピーター・ピアーズ(エディプス),
ケルスティン・マイヤー(ヨカスタ),
ドナルド・マッキンタイア(クレオン),
スタッフォード・ディーン(ティレシアス),
ライランド・デイヴィス(羊飼い),
ベンジャミン・ラクソン(使者),
アレック・マッコウェン(語り),
ジョン・オールディス合唱団,
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団,
ゲオルグ・ショルティ(指揮)
 2) コダーイ『ハーリ・ヤーノシュ』組曲
  [録音]1949年5月, ミュンヘン /
ゲオルグ・ショルティ(指揮)
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
 3) R.シュトラウス;歌劇『エレクトラ』Op.58(抜粋)
  [録音]1952年8月、ミュンヘン
クリステル・ゴルツ(エレクトラ),
フェルディナント・フランツ(オレスト),
バイエルン国立歌劇場管弦楽団,
ゲオルグ・ショルティ(指揮)

 ショルティによる阿鼻叫喚の世界
 ショルティが振る「ギリシャ悲劇」を元にした2つの作品を中心にコンパイルした興味深い2枚組。
 ストラヴィンスキーの「エディプス王」は運命と神託によって、自身の父を殺害する息子の物語、エレクトラは実父を母に殺害され、その復讐を遂げる物語で、どちらも血生臭いストーリーが激しい音楽と共に展開していくものです。
 ショルティはこのような作品を演奏することにかけて天才的な手腕を持っており、ここでも、これ以上ないほどの阿鼻叫喚の世界を楽しむことができます。
 また「エレクトラ」のタイトル・ロールはクリステル・ゴルツ。鬼気迫る歌唱が全てを凌駕します。楽しい「ハーリ・ヤーノシュ」も聴きものです。
 


482 4951
\1200
アシュケナージ(指揮)/フィルハーモニア管
《ベートーヴェン:交響曲第5&7番》

 ベートーヴェン:
  1) 交響曲第5番ハ短調Op.67,
  2) 交響曲第7番イ長調Op.92
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
 壮大さの中に軽やかさを内包したアシュケナージの演奏
 18歳の時に「ショパン国際ピアノコンクール」(1955年)で2位を獲得したアシュケナージは、その後順当にキャリアを重ね、世界的なピアニストに成長するとともに、1970年頃からは指揮者としてもその才能を発揮します。
 このフィルハーモニア管弦楽団とのベートーヴェンは、彼が得意とするロシア音楽とはまた違う、壮大さの中に軽やかさを内包した演奏が話題となったもの。誇張のない清冽な表現は2000年以降の演奏とはまた違う味わいを有しています。
  【録音】1981年3月(1), 1983年10月(2), ロンドン、キングズウェイ・ホール
 

442 9098
\1200
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)/《ロマンティック歌曲集》
 1) デンツァ:あの人を愛するのが怖い
 2) パンセロン:ゆかしい角笛の音,
 3) クロイツァー:水車,
 4) ニコライ:涙,
 5) プロッホ:アルプスのホルン,
 6) シュクロウプ:谷間よ、なぜ静か,
 7) ドニゼッティ:不幸な恋,
 8) ラハナー:質問,
 9) キュッヘン:小さな鳥,
 10) ラハナー:女の愛と生涯,
 11) マスネ:閉じた目,
 12) ベルリオーズ:ブルターニュの若き牧人,
 13) ラハナー:秋、そして春への憧れ,
 14) マスネ:祝福された愛
ジョーン・サザーランド(ソプラノ),
バリー・タックウェル(ホルン),
リチャード・ボニング(ピアノ)
 サザーランドの愛情に満ちた歌唱による美しきメロディ
 サザーランドの最後の録音集の中の1枚。なんとも愛情に満ちたこの歌曲集は、聴き手を心から幸せにするものです。
 サザーランドと彼女の最高の伴侶であるボニング、そして同じくオーストラリア出身の名ホルン奏者タックウェル。この3人の魅力的な共演による知られざる作品を含む極上の1枚です。
 【録音】1987年10月,



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SONY



8898537158-2
(2CD)
\3000→\2690
ブッフビンダー/メータ&ウィーン・フィル
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番・第2番

 ブラームス:
  1.ピアノ協奏曲第1番ニ短調作品15
  2.ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品83[演奏]
ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ

 熱い躍動感と深い洞察力・・・ウィーンの巨匠によるブラームスの総決算登場。
 ■ウィーン伝統のピアニズムを現代に受け継ぐ巨匠、ルドルフ・ブッフビンダーによる待望の協奏曲の新譜は、彼が最も得意とする三大Bの一角をなすブラームスの2曲のピアノ協奏曲。しかも共演がズービン・メータ指揮のウィーン・フィルというまさに黄金のコンビです。
 ■ブッフビンダーはブラームスのピアノ協奏曲の自筆譜を所有するほど作品に入れ込んでおり、1998/99年 にはアーノンクール/コンセルトヘボウ管、2009年にはメータ/イスラエル・フィルともライヴ録音していますが、今回は2015年3月にウィーンで行われた演奏会のライヴで、この時ブッフビンダーはこれらの大曲2曲を一晩で弾くという凄技を成し遂げました。その演奏は「ブラームスがこれほど完璧に響くのは滅多にない」「ブッフビンダーのマイルストーン」(ウィーン・クーリエ紙)と絶賛され、ブッフビンダー自身も「ようやく満足のいくブラームスになった」と語るほどの出来栄え。細部まで熱い躍動感に満ち、しかも巨匠らしい深い洞察力を感じさせる決定的な演奏の登場です。
 ■ブッフビンダーにとっては、モーツァルトの協奏曲集(映像のみ)、ベートーヴェンの協奏曲全曲(映像とCD)に続くウィーン・フィルとのビッグ・プロジェクトとなります。1972年のデビュー(アバド指揮のモーツァルトのピアノ協奏曲第27番)以来、長年にわたって培ってきた両者の信頼の厚さを示すかけがえのない演奏といえるでしょう。

 [録音] 2015年3月7日〜10日、ウィーン、ムジークフェランザールでのライヴ・レコーディング
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8898536935-2
\2500→\2290
マルティン・シュタットフェルト/ショパン+
 ショパン:練習曲集Op.10 & 25(全12曲),
 マルティン・シュタットフェルト:即興1-10
マルティン・シュタットフェルト(ピアノ)
 使用ピアノ:シュタイングレーバー

 ドイツの新星ピアニスト、シュタットフェルトがショパンを録音!
 グールドと同じ『ゴールトベルグ変奏曲』の自主録音で、センセーショナルなデビューを果たしたドイツ気鋭のピアニスト、マルティン・シュタットフェルト。
 約1年ぶりの最新作は、今年7月に録音したばかりのショパンのエチュード。
 バッハで絶賛を浴びたて以来、モーツァルト、ベートーヴェン、シューマン等ジャーマン・レパートリーを中心にアルバムを発表してきたシュタットフェルトにとってこれが初のショパン・アルバムとなる。
 練習曲を順番に演奏しながら途中にシュタットフェルト自作による10の即興を数曲ごとに挿入しているのに注目だ。この大胆なアイディアにより、ショパンの全体の流れを一旦途切れさせ、大きなエモーションを浮き上がらせることに成功している。
  シュタットフェルトは1980年10月19日、ドイツのコブレンツ生まれ。6歳でピアノを始め、9歳で初のリサイタルを開いている。1997年ルビンシテイン・ピアノ・コンクールで優勝。2001年にはブゾーニ国際ピアノ・コンクールで入賞、2002年国際バッハ・コンクールに最年少かつドイツ人として初優勝を果たし、センセーションを巻き起こした。2006年にはザルツブルク音楽祭でもリサイタル・デビューを果たす。

 【録音】2016年7月, ベルリン、イエス=キリスト教会



<国内盤> 

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国内ユニバーサル



UCCD-1443
\3000+税
どうなるのか?
 新垣 隆:
  交響曲《連祷(れんとう) - Litany -》

 ピアノ協奏曲《新生》
 流るる翠碧
新垣 隆(指揮&P)
東京室内管弦楽団

 この作品は一体何を引き起こすのか。引き起こさないのか。
 一連の騒ぎに巻き込まれた人間として見届けたい。



 「私はあらためてもう一度オーケストラ曲を書かなければならないと思った。私自身の意思として、私自身の名に於いて。」
 大きな悲しみ、絶望から小さな、だが確かな希望へ。新垣 隆の《祈りのシンフォニー》堂々完成。

 ゴーストライター騒動から2年半の歳月を経て、この夏、作曲家・新垣 隆の新作交響曲が完成する。
 交響曲 第1番《HIROSHIMA》から実に13年ぶりの交響曲となる本作品に、作曲家としての全精力を注ぎ、音楽に真摯に向き合う。新垣 隆はこの作品で新たな作曲家人生をスタートさせる。2016年8月15日、広島にて世界初演。

  2016年9月15日、福島市音楽堂でのライヴ録音




<映像>

 

SONY(映像)

8898533297-9
(Blu−ray)
\5200
Live from LincolnCenter presents NewYork Rhapsody
 1.Rhapsody in Blue (Lang Lang)
 2.Introduction (Lang Lang & Kurt Elling)
 3. New York Minute (Lang Lang & Kurt Elling)
 4. Introduction (Rufus Wainwright)
 5. New York Morning (Lang Lang & Rufus Wainwright)
 6. Introduction (Lang Lang)
 7. Story of Our Town (From "Our Town")
 8. Introduction (Suzanne Vega, Lisa Fischer & Lang Lang)
 9. Somewhere (Dirty Blvd.) (Suzanne Vega, Lisa Fischer & Lang Lang)
 10. Introduction (Lindsey Stirling)
 11. Main Theme (From "Spider-Man") (Lang Lang & Lindsey Stirling)
 12. Introduction (Lang Lang)
 13. New York Medley (Lang Lang)
 14. Introduction (Regina Spektor & Jerry Douglas)
 15. Moon River (From "Breakfast at Tiffanys")
   (Regina Spektor, Lang Lang & Jerry Douglas)
 16. Introduction (Sean Jones)
 17. Tonight (From "West Side Story") (Lang Lang & Sean Jones)
 18. Introduction (Andra Day)
 19. Empire State Of Mind (Lang Lang &Andra Day)
 20. Introduction
   (Kurt Elling, Regina Spektor, Andra Day, Lindsey Stirling & Lang Lang)
 21. In Evening Air (Lang Lang)
 22. Credits (Prelude I. Allegro ben ritmato e deciso From "3 Preludes")
ラン・ラン(P)
8898533296-9
(DVD)
\4500
 ラン・ランからニューヨークへ綴る、音楽による情熱的なラブレター!
 世界的ピアニスト、ラン・ランの最新作「ニューヨーク・ラプソディ」は、音楽が無限の広がりに満ちた街、音楽という音楽が交じり合うるつぼであるニューヨークへと綴られたラン・ランからのラブレター。
 アルバム・リリースに合わせ、デビッド・ライ・プロデュースのNYリンカーン・センターでのコンサートを映像商品化。
 話題のアンドラ・デイからスザンヌ・ヴェガ、リサ・フィッシャー、リンジー・スターリングなどのビッグ・ネームまで多彩なゲストが参加。
 アルバムをプロデュースするのはジョニ・ミッチェル、ハービー・ハンコック、マデリン・ペルーなどを手掛け、グラミー賞を数多く受賞している名プロデューサー、ラリー・クライン。
 ラン・ランのジャンルを超越した活躍はとどまるところを知らない。





















10/11(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜




CAVI MUSIC


4260085533602
\2700
グニラ・シュッスマン難易度の高い変奏曲を
 力強く表情豊かに弾く

  グリーグ:
   ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラードOp.24
 メンデルスゾーン:厳格な変奏曲Op.54
 ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
グニラ・シュッスマン(ピアノ)
 スウェーデン出身のピアニスト、グニラ・シュッスマン難易度の高い変奏曲を力強く、そして表情豊かに弾く

 スウェーデン出身のピアニスト、グニラ・シュッスマンによる変奏曲集。
 ここに収録されている楽曲はどれも大変な技巧を要する大曲。ノルウェーの民謡「北国の農民」の旋律を基にして書かれたグリーグの「バラード」は、ドラマティックな展開、ロマンティシズム溢れる旋律が魅力。集中力と構成力を必要とする規模の大きな作品ですが、シュッスマンの多彩なタッチにより全体の見通しに優れた演奏が展開されています。
 メンデルスゾーンの「厳格な変奏曲」は、ボンのベートーヴェン記念像の建立資金のためウイーンの出版社メケッティが企画したピアノ曲集「ベートーヴェン・アルバム」のために作曲され、主題と17 の変奏とコーダからなります。様々なテクニックが用いられ弾き手にも高度な技術を要します。
 シュッスマンの演奏は、テクニックはもちろんのこと豊かな表現力、熟考された音色は見事。ブラームスの「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」は、若き日の代表作。ヘンデルのクラヴィーア組曲第2 巻(HWV434) の第1 曲「エア」からとられた旋律を用いた主題、そして25 の変奏を経てフーガへたどり着く構成。シュッスマンのブラームスの心情を映し出す充実した音楽性、力強く勢いがある演奏を聴かせてくれます。




PERFECT NOISE


PN 1601
\2700
高い集中力から生み出される崇高なゴルトベルク
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
アレクサンドル・プリャーエフ(チェンバロ)
 使用楽器:フォルカー・プラッテ、レムシャイト2012年製(ミヒャエル・ミートケ1710年)
 録音:2014年10月31〜11月4日

 1962 年サンクトペテルブルグ( 旧レニングラード) 生まれのチェンバロ奏者アレクサンドル・プリャーエフによるゴルトベルク変奏曲。きっちりと落ち着いた演奏で、正確な速度感覚でテンポの過度なゆらぎはなく、高い集中力を感じさせます。バッハの音楽をシンプルに崇高に聴き手に届ける真摯な演奏を聴かせます。
 彼はモスクワ音楽院でピアノをウラディーミル・ナタンソンに師事。その後、西ヨーロッパに渡り、レオンハルト、インマゼール、ケティル・ハウグサントらレッスンを受け、スヴェーリンク音楽院でアンネケ・アウテンボシュ、スタンリー・ホッホランドに師事。現在はドイツを拠点に演奏活動を行い、鈴木秀美、ドロテー・オベルリンガー、ヒレ・パール、セルジオ・アッツォリーニなど古楽界を代表する面々と共演を重ねています。ケルン音楽大学で教鞭をとっています。




NIMBUS ALLIANCE


NI 6330JP
(SONY DADCプレス盤/
日本向け限定生産)
\2400

花は咲く 〜 オーケストラ伴奏の日本歌曲集

 1. 山田耕筰:赤とんぼ/
 2. 中田喜直:霧と話した/
 3. 平井康三郎:平城山/
 4. 山田耕筰:あわて床屋/
 5. 團伊玖磨:はる/
 6−9. 山田耕筰:風に寄せてうたへる春の歌/
 10. 近衛秀麿:ちんちん千鳥/
 11. 中田喜直:さくら横ちょう/
 12. 菅野よう子:花は咲く/
 13. 中田喜直:夏の思い出/
 14. 山田耕筰:からたちの花/
 15. 中田喜直:たんぽぽ/
 16. 山田耕筰:城ケ島の雨/
 17. 中田喜直:たあんき ぽーんき/
 18. 中田喜直:秋風よ/
 19. 小林秀雄:落葉松

※オーケストレーション:
 デイヴィッド・マシューズ(2, 3, 5, 10, 11, 15, 17, 18)、
 柿沼唯(1, 6−9, 16)、
 スチュアート・カルヴァト(4, 12, 13, 14, 19)
シャーロット・ド・ロスチャイルド(ソプラノ)
マイケル・コリンズ(指揮)
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
 シャーロット・ド・ロスチャイルドが歌う"花は咲く"。新しい編曲によるオーケストラ伴奏の日本歌曲集!
 SONY DADCプレス盤日本向け限定生産!日本語解説、日本語歌詞&日本語曲目表記オビ付き!

 世界中にその歌声を響かせるソプラノ歌手であり、イギリスの歴史ある名門ロスチャイルド家の長女でもあるシャーロット・ド・ロスチャイルドは、ザルツブルク音楽学校、英国王立音楽大学、同大学院を卒業し、音楽の才を発揮。18ヶ国語の歌をレパートリーとするなど、世界各地で音楽活動を行っている。
 「日本人以上に日本の心を歌う」と称されたシャーロット・ド・ロスチャイルドが実現させた長年の夢「オーケストラ伴奏の日本歌曲集」は、デイヴィッド・マシューズなど3人の作曲たちによる新しい編曲が用いられており、「花は咲く」をはじめとする日本歌曲の詩と旋律の美しさをさらに引き立てている。
 日本歌曲の新しい編曲の魅力を余すことなく引き出している名匠マイケル・コリンズ&シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアの演奏も特筆もの。新たな編曲を通じて、今ここに美しき日本歌曲の花が咲く。

 ※録音:2016年2月13日−15日、モンマス(イギリス)
 
 ※「NI 6330JP」はSONY DADCプレスによる、日本向けの限定生産盤となります。海外で発売される「NI 6330」品番の商品はCD-R盤です。予めご了承ください。






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CELESTIAL HARMONIES



14333
(2CD)
\4600→\4190
コチシュ&ハンガリー国立フィル、
 シャーンドル・ファルヴァイとの
  ブラームス:ピアノ協奏曲第1番とリストの管弦楽作品!

   CD1)
    ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
   CD2)
    リスト:3つの葬送的頌歌 S.112
ゾルターン・コチシュ(指揮)
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団
シャーンドル・ファルヴァイ(ピアノ)【CD1】
 
 コチシュ&ハンガリー国立フィル最新盤!元リスト音楽院学長シャーンドル・ファルヴァイとのブラームス:ピアノ協奏曲第1番とリストの珍しい管弦楽作品!

 録音:2016年6月13-17日、2016年7月20日フェニックス・スタジオ、ディオーシュド、ハンガリー CD1:50’38/CD2:30’21

 ハンガリーを代表するピアニストとして、近年では指揮者としても活躍しているゾルターン・コチシュ、最新録音!
 2016 年の6 月と7 月に録音されたこのアルバムは、1997年より音楽総監督に就任したハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団とのブラームスとリスト。
 ブラームスの“ピアノ協奏曲第1 番”では、コチシュとほぼ同年代に活躍したハンガリー音楽界の重鎮シャーンドル・ファルヴァイをピアノに迎えて、甘さは一切感じさせないヒンヤリとした美しさを湛えたキレキレのブラームスを聴かせます。
 しっかりとしたタッチで開放的なピアノの音色。コチシュも手兵オケときめ細やかに音楽を作っていく。まさに実直なブラームス演奏!
 ファルヴァイはリスト音楽院ピアノ科主任教授を経て、1997 年から2004 年までリスト音楽院院長を務めました。CD2 にはハンガリー出身のフランツ・リストの管弦楽曲“3つの葬送頌歌”を収録。





ではひさしぶりにこのアルバムをご紹介しましょう・・・

リスト:ピアノ協奏曲第1,2番
コチシュ&イヴァン・フィッシャー/ブダペスト祝祭管
HUNGAROTON HCD 3136 1CD¥3300→¥2990



 この曲にこんな名演があったとは。

 今まで何回か書いたが、リストのこれらのコンチェルトは弾く方は極めて大変みたいだが、聴いてるほうは炭酸飲料水のようにスカッと飲んで「はい、終わり」的な、きわめて後に残らない作品。
 サーカス芸人が「ほら、いきますよー」と大見得切ってジャジャーンとやって、「おー、すごいー、パチパチパチ」というような。

 だから、精神的にかなりリストに近いものがあったかもしれない大道芸人シフラにしても、豪腕リヒテルにしても、爆弾娘アルゲリッチにしても、爆裂院長先生セレブリャコフにしても、演奏はそりゃもうものすごいが、聴き終った後は何も残らない。

 それは悪口ではない。そういう曲なのだから。
 逆にこの曲にちょっと文学的な匂いや哲学的な深遠さを求めるような演奏に出会うとかえって辟易してしまう。

 この曲は、そんな人間の葛藤とか、蝶よ花よの文学的ロマンとかを求める曲ではなく、ただひたすらリストの華やかな天地がひっくり返るようなサーカスを楽しめばいい。

 そう思っていた。

 しかし・・・違ったのである。

 そんな曲ではなかった。

 この曲は当時のヨーロッパの社会情勢を反映させた、極めて革命的・激情的な精神に裏打ちされたおそるべき作品だった。

 それを思い知らしめてくれたのがこのコチシュ&I・フィッシャーの演奏。
 ハンガリーの誇る二人の大演奏家によるリストである。

 かける前は、「案外この曲にお国もの演奏家の録音ってなかったな」、というくらいにしか考えていなかったのだが、始まった途端、頭が真っ白になった。
 冒頭から超重量級。
 そこには軽いサーカス的要素は皆無。かといって妙に深刻ぶったり賢人ぶったりする様もない。すべてが真正面で真剣で、なのに他の並み居る名演とは違う匂いがする。

 なんでもかんでも「お国もの」と片付けるのが嫌いである。
 第一リストはハンガリー出身とはいえ、血の多くはオーストリア・ドイツであり、活躍したのはフランスであり、ドイツであり、イタリア。それをむりやりハンガリー人の演奏を引っ張り出して「やっぱり同郷人による演奏は素晴らしい!」などとこじつけるのはどうかと思う。

 ・・・しかし、そうとしか考えられない。この演奏。

 フランス人でもドイツ人でも、もちろんロシア人でも南米の人でも築き上げることができなかった、この充実感と達成感。
 コチシュとフィッシャー、そしてオケのみんながリストに抱く尊敬と共感と愛情。それらが、これまでサーカス曲だと思われてきたこの曲のイメージをがらりと変えてしまった。

 この演奏は、この曲の真の姿を歌い上げることに成功した唯一の例ではないか?
 当時ヨーロッパに充満していた革命の士気と勇気、焦燥と悲哀、そして夢見る者への永遠の希望を歌った壮絶な凱歌として歌うことができた唯一の。


 ただ、どうしたわけか、このCD、現在日本には輸出されていないらしい。
 だからこれは特別ルートによる輸入となる。なぜ門外不出なのだ?こんなすばらしい演奏が埋もれたままになってしまうとは。

 余談ながらさらに詳しく調べていたら、なんと大昔国内盤で、しかもPHILIPSから発売されていた。そのあたりが輸出禁止の背景か?もちろん今はそれも廃盤。
 そしてさらに当時の批評を調べたら、レコ芸月評では宇野功芳氏と高橋昭氏がともに絶賛、特選になっていた。

 当然といえば当然である。 



HUNGAROTON
HCD 3136
\3300\2990
リスト:ピアノ協奏曲第1,2番
ドホナーニ:童謡の主題による変奏曲
ゾルターン・コチシュ (ピアノ)
ブダペスト祝祭管弦楽団
イヴァン・フィッシャー (指揮)







1001NOTES



1001NOTES 09
\2500→\2290
ガスパール・ドゥアンヌ(ピアノ)
 ファンタジー/ピアノのための幻想曲集

 J・S・バッハ(1685-1750):半音階的幻想曲とフーガ(クラヴィーアのための)BWV903
 モーツァルト(1756-1791):ピアノのための幻想曲ニ短調 K.397
 シューマン(1810-1856):ピアノのための幻想曲 Op.17
 ハイドン(1732-1809):ピアノのための幻想曲ハ長調 Hob.XVII:4
 ショパン(1810-1849):ピアノのための幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
 スクリャービン(1872-1915):ピアノのための幻想曲ロ短調 Op.28
ガスパール・ドゥアンヌ(ピアノ)

 フランスのピアニスト、ガスパール・ドゥアンヌ(1987年生まれ)は5歳の時に名ピアニストである祖母カトリーヌ・コラール(1947-1993)の教えを受け、パリ音楽院でブルーノ・リグットとドニ・パスカルに、ザルツブルクのモーツァルテウムでジャック・ルヴィエに師事。




 ショパンをどうぞ。
https://youtu.be/yV3TQ8QkW20



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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AUDITE



AU 21425
(6CD)
\6400→\5990
アマデウス四重奏団
 RIASレコーディング第5集〜ロマンティシズム


 CD 1(63’10”)
  ブラームス:
   (1)弦楽四重奏曲第1番 ハ短調 Op.51-1
   (2)弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 Op.67
 CD 2(70’04”)
  ブラームス:
   (3)ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34
   (4)クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115
 CD 3(66’26”)
   (5)ブラームス:弦楽五重奏曲第2番 ト長調 Op.111
   (6)ブルックナー:弦楽五重奏曲 ヘ長調 WAB.112
 CD 4(57’41”)
   (7)シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44
   (8)シューマン:弦楽四重奏曲第3番 イ長調 Op.41-3
 CD 5(51’36”)
   (9)メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調 Op.12
   (10)メンデルスゾーン:
    弦楽四重奏の4つの小品 Op.81よりIII.カプリッチョ
   (11)ヴェルディ:弦楽四重奏曲 ホ短調
 CD 6(66’55”)
   (12)ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81
   (13)グリーグ:弦楽四重曲 ト短調 Op.27
アマデウス四重奏団
 【ノーバート・ブレイニン
   (第1ヴァイオリン)、
   ジークムント・ニッセル
   (第2ヴァイオリン)、
  ピーター・シドロフ
   (ヴィオラ)、
  マーティン・ロヴェット
   (チェロ)】
(5)(6)セシル・アロノヴィッツ(ヴィオラ)
(4)ハインリヒ・ゴイザー(クラリネット)
(3)(7)(12)コンラート・ハンゼン(ピアノ)

 全て初ディスク化!アマデウス四重奏団のRIAS初出音源集第5弾は“ロマンティシズム”シューマン、グリーグなど超貴重音源多数!

 録音:(7)1950年10月31日、(3)(12)1950年11月1日、(4)1951年4月24日、(10)1952年5月25日、(5)1953年9月19日、(13)1953年12月4日、(2)(6)1957年11月29日、(8)1962年2月11日、(11)1962年11月26日、(9)1969年11月18日/ジーメンスヴィラ、ランクヴィッツ(ベルリン)(1)1950年10月30日/RIASフンクハウス、7スタジオ(ベルリン)

 高音質復刻で評判を呼ぶドイツaudite レーベルからリリースされているRIAS 音源によるアマデウス四重奏団の初出音源集。
 「ロマンティシズム」と題された第5 弾にはブラームス、メンデルスゾーン、ドヴォルザーク、ブルックナー、ヴェルディ、そして、ディスコグラフィとして非常に貴重なシューマンとグリーグが収録されております。
 RIAS 音源による当シリーズは1950 年から1969 年にかけて収録されたもので、アマデウス四重奏団の意欲と新鮮な解釈に満ちており、とりわけ当団の魅力である優美な演奏は結成初期からのものだということがわかります。
 また、演奏の素晴らしさもさることながら、audite レーベルの見事な復刻にも注目で、非常に鮮明な音質で蘇りました。
 なお、これらRIAS 盤は録音の際に各楽章編集なしのワンテイクで収録したとのことですので、セッション録音でありながらライヴさながらの気迫に満ちた演奏となっております。


<メジャー・レーベル>
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WARNER



9029594416
(2CD)
\3200→\2890
チョン・キョンファ、新録音!!
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲
   BWV.1001-1006
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
2016年2月24-26日、4月3-5日、5月30日〜6月1日イギリスでの録音


 チョン・キョンファが完全復活を遂げた、というのは最近のリサイタルに行かれた方の多くから聞いてはいた。
 しかしこういう形で我々の前に現れてくれるとは。

 ワーナークラシックスと専属契約を果たし、15年ぶりにスタジオに復帰、そして放った新契約第1作がバッハの無伴奏全曲となったわけである。

 10年前、指の怪我のため(ほかの原因という噂もあった)演奏活動を中断していた彼女が5年ほど前から演奏活動を再開。その後少しずつではあるが着実にその活動の場を広げていた。

 こうしてまた第一線に戻ってきてくれたことを心から感謝し、喜びたい。


 「長年にわたる休止を終えて、エキサイティングな企画シリーズ録音のために録音スタジオに戻ったことをとても喜びとしてお知らせしたいと思います。その最初は、記念碑的な作品であるJ.S.バッハの無伴奏ソナタ&パルティータ。私の音楽の旅における尽きることのない探求の対象です。(EMIとの契約期間に長期間私のプロデューサーであった)スティーヴン・ジョンズと再び仕事をする機会を得たことは大変素晴らしく、ワーナー・ファミリーの一員として歓迎されていると感じています。」
(チョン・キョンファ)







<国内盤> 

 

PAN CLASSICS



PC10348
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ウィリアム・ベイブル(バベル William Babell ):六つの協奏曲 作品3(1726頃)
 〜英国のリコーダー協奏曲、室内編成で〜

  『七声のための協奏曲集』作品3(1726年頃ロンドン刊)
 〜ジョン・ウォルシュの出版譜にもとづく
         アンドレーア・フリッジ校訂・復元版〜
 ゞ奏曲 第1番 ニ長調
 協奏曲 第2番 ニ長調
 6奏曲 第3番 ホ短調
 ざ奏曲 第4番 イ長調
 ィ契爾離轡鵐侫ニア(チェンバロ協奏曲)イ長調(1715〜20頃)
 Χ奏曲 第5番 ヘ長調
 Ф奏曲 第6番 ヘ長調
アンナ・シュテークマン(リコーダー)
使用楽器:
 ステインズビーJr.のモデルによる
 ソプラノおよびアルト・リコーダー(4種)/
 デンナーのモデルによるアルト・リコーダー
アンドレーア・フリッジ(cmb)指揮
アンサンブル・オデュセー(古楽器使用)

 バロック期、リコーダーを最も愛した英国人たち――
 とびきり愛らしい協奏曲、俊才勢が味あわせる真の魅力リコーダーという楽器に限りない愛情を注いだのは、ヘンデルが活躍していた頃の英国人でした。
 なにしろ(アマチュア人口がとくに多かった楽器である)ヴァイオリン向けの音楽までリコーダー用に編曲され、飛ぶように楽譜が売れたとか。そしてこの国は当時、協奏曲という新しい作曲様式にいちはやく関心が寄せられた場所でもありました。
 続々イタリアから富をもとめてやってくる音楽家たちを横目に、最新のイタリア様式をあざやかに自家薬籠中のものとし、卓越したセンスでイタリア式の協奏曲を続々と書きはじめたのは、ドイツ語圏やフランスよりも英国の作曲家たちの方が早かったそう…そうした状況下でこそ、このアルバムの傑作群は生まれ得た――

 本盤の協奏曲群の書き手はウィリアム・ベイブル、自身は鍵盤奏者でありながら、リコーダーのための名品の数々で今もアマチュア演奏家には無縁でない名前。超絶技巧なしにも変幻自在の音世界をあみだす第一級のセンスはしかし、こうしたかたちでCD1枚でじっくり堪能できる機会は稀有!
 多国籍古楽器集団オデュセーの深い作品愛を感じる演奏は、当時流儀の各パートひとりずつによる室内編成!バッハやヘンデルよりも早く書かれたチェンバロ協奏曲含め、充実解説と共に発見の喜びを堪能できます!




ちょうど昨年リリースされたCPOのイギリス・バロックのリコーダー協奏曲集
もちろんWilliam Babell の曲も入っている。

777885
\2700
ヴィルトゥオーゾ・リコーダーIII イギリス・バロックのリコーダー協奏曲集
 1.ロバート・ウッドコック(1690-1728):リコーダー協奏曲 第2番/
 2.ウッドコック:リコーダー協奏曲 第4番/
 3.ウッドコック:リコーダー協奏曲 第5番/
 4.ウッドコック:リコーダー協奏曲 第8番/
 5.ウッドコック:リコーダー協奏曲 第6番からガヴォット/
 6.ジョン・バーストン(1685頃-1740):
  リコーダー協奏曲 第3番 ト長調/
 7.ウィリアム・バベル(1690頃-1723):リコーダー協奏曲 Op.3-3 ホ短調/
 8.バベル:リコーダー協奏曲 Op.3-6 ヘ長調/
 9.バベル:リコーダー協奏曲 第2番 ニ長調/
 10.シャルル・デュパール(1667-1740):フルート協奏曲 イ短調/
 11.デュパール:ヴァイオリンとオーボエ、弦楽、通奏低音のための協奏曲 イ長調
フランクフルト・カペラ・アカデミア/
ミヒャエル・シュナイダー(指揮・リコーダー)
 第1集(777534)…ドイツのバロック、第2集(777316)…イタリアのバロックに続く、ヴィルトゥオーゾ・リコーダーの第3集は、お待ちかね「イギリスのバロック」作品集です。作曲家の名前にはほとんど馴染みがありませんが、ここで聞ける作品のなんと生き生きしたこと!
 明らかに、当時強い影響力を誇ったヘンデルの影響も見られますが、ウッドコックの作品は独奏的であり、優雅で想像力豊かなものです。
 協奏曲と言っても、現在のような3楽章(もしくは4楽章)形式ではなく、A-B-Aの三部形式の曲があったり、編成の小さなものがあったりと、ヴァラエティに富んでいます。曲によってはヴィヴァルディを思わせるものもあり、とても興味深いものです。
 今回もシュナイダーの見事な演奏が光ります。

 


PC10352
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ヨンメッリ 欧州に愛されたナポリ楽派
 〜カウンターテナーによるアリアさまざま〜

 ニコロ・ヨンメッリ:
  _侶燹悒丱ぅ礇璽奪董戞1753年トリノ初演)より
  歌劇『ティートの慈悲』
            (1753年シュトゥットガルト初演)より
  ぁ慍罎蕕主イェス・キリストの受難』
            (1749年ローマ初演)より
  カンタータ『聖処女の誕生』(1750年ローマ初演)より
  Γ垣爾離轡鵐侫ニア(ミラノの音楽院図書館より)
  А慇賛緲貌の哀歌』(1751年頃ローマ初演)より
  ┣侶燹慍鯤された女奴隷』
           (1768年ルートヴィコスゴ゙ルク初演)より
  歌劇『ペローペ』(1755年シュトゥットガルト初演)より
   ※曲順は´↓5ΝЛき┃
フィリッポ・ミナッチア(C-T)
ハビエル・ウリセス・イリャン指揮
アンサンブル・ネレイダス(古楽器使用)

 古典派前夜、ヨンメッリの至芸を知らないなんて――音楽史上の超人気作曲家、俊才たちの頼れる名演で。ヨンメッリ、現代におけるなんと不遇な天才!

 C.P.E.バッハとグルックと同じ1714年生まれのこのナポリ楽派の大家は、生前とにかく敏腕作曲家として欧州中で広く愛され、故郷ナポリとまったく対等な音楽拠点でもあったローマやヴェネツィアでも大活躍、さらにドイツ語圏以北でも広く人気を誇った凄腕…
 しかしドイツの音楽学がベースになっているいまの音楽史では、バロックと古典派のあいだに活躍した作曲家たちは知名度が軒並み低くなってしまうのが常。ファジョーリやジャルスキーらを中心としたカウンターテナー文化の興隆の流れで、このあたりの作曲家たちに注目が集まるとすれば、それは絶好の機会!そうした観点からか、このアルバムではスペイン随一の古楽勢をバックに、近年ますます欧州で注目されつつあるイタリアの異才ミナッチアの変幻自在の美声があざやかに、このラテン的なる光と影を、そしてマリー・アントワネットや数々の哲学者たちが生きた18世紀半ばならではの繊細かつ憂愁うつくしき音楽美を、エッジの効いた古楽器楽団をバックにみずみずしく蘇らせてくれています。
 解説充実訳付・訳詩付、教会音楽の美品も多数含む、スキのない絶品ヨンメッリ・アルバムなのです!




ニコロ・ヨンメッリ(1714年 - 1774年)

 ヨンメッリ、なんとなくバロック全盛期の頃の作曲家と思っていたが、その活躍期はグルックやモーツァルトとも重なることから、初期古典派と考えたほうがいいらしい。

 ヨンメッリは1714年、ナポリ近郊のアヴェルサに生まれた。

 彼はナポリで、フランチェスコ・フェーオ、フランチェスコ・マンチーニ、レオナルド・レーオらに音楽教育を受ける。
 彼の最初のオペラ、『あやまちの愛 L'errore amoroso』は1737年にナポリで偽名を用いて発表され、大成功を収め、彼の名はイタリア中に知れ渡ったという。

 ヴェネツィアで活動した後にローマに移り、そこでモーツァルトの重要な師となるジョヴァンニ・マルティーニと出会っている。

 ヨンメッリはその後、1753年にシュトゥットガルトでヴュルテンブルク伯カール=ユーゲン付きの宮廷楽長となった。
 この期間に彼の最大の成功と、彼の最高傑作と見なされる作品の作曲が見られる。 作品の多くは、シュトゥットガルト郊外のルートヴィヒスブルクにある伯の個人劇場で上演された。

 またモーツァルトと彼の父親が1763年にルートヴィヒスブルクを通りがかり、この作曲家に出会っている(モーツァルト7歳)。

 ヨンメッリは1768年にナポリに戻ったが、この時期には彼の得意とするオペラ・セリアよりもオペラ・ブッファの方が有名になっており、そのため彼の最後の作品はあまり好評ではなかった。
 彼は1771年に脳梗塞を発症して体の一部が麻痺するが、その後も作曲活動を続け、3年後にナポリで没した。




 


PC10351
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4300+税
最大で1パートふたり
 ヘンデル:オラトリオ「メサイア(救世主)」HWV56(全)
ミリアム・フォイアージンガー(S)
ゴラヴィオ・ゴェルリ=ザグデッティ(C-T)
ディーノ・リュティ(T)
ライティス・グリガリス(Br)
ダニエラ・ドルチ(cmb/org)指揮
Ens.ムジカ・フィオリータ(古楽器使用)
ジャン=フランソワ・マドゥーフ、
 ヘンリー・モデルラク(無孔ナチュラルtp)他

 理想的なまでに削り込んだ、極小編成の緊密さ!
 欧州古楽の粋「何をいまさら『メサイア』新録音がひとつ?」とあきれる人のために、『メサイア』の新譜というものは現れる。

 何をいまさら、は専門家たちのあいだでも常識、そこをあえて諸々の調整を重ねてまで録音に臨む(そしてレーベルが手を貸す)のは、あえて新たに世に問う意義を確信していればこそ!

 そう実感せずにおれない新録音が、このドイツ最前線で活躍する凄腕たちによる『メサイア』なのです。
 ハレ・ヘンデル・エディション最新校訂の原典版楽譜をもとに、楽譜を徹底的に読み込み、彼らがたどりついた結果は「極小編成でのメサイア」。合唱も合奏も、通奏低音以外は「最大で1パートふたり」、ほぼ室内楽のような、つまり18世紀にはごく当たり前だった小規模編成で、祝祭の場よりも人間味あるドラマとしての『メサイア』演奏を体現してゆく…その圧倒的な演奏効果! 楽想ひとつひとつが触感確かに、「なぜそう書かれていたのか」を鮮烈な説得力とともに伝えてくれる、これはこういう音楽だったのか!と作品観をくつがえされる演奏像…そんな驚きすら「もう充分」という聴き手さえ、一聴して顔色が変わるのでは?と思わせるインパクト!

 演奏者解説も充実(訳付)、名手マドゥーフによる指孔なしの本格金管も、テオルボ2挺と鍵盤2台を含む充実通奏低音も、効果満点…本当に見逃せない最新録音です!!
 

PC10347
(国内仕様盤)
\2900+税
〜ハプスブルクの女性作曲家〜
 カミラ・デ・ロッシ:
  オラトリオ「聖アレッシオ」(全2幕)
   (1710年 ウィーン)
アレッシオ:グラハム・プシー(CT)
花嫁:ローザ・ドミンゲス(Sp)
母親:アグニエスカ・コヴァルチク(Sp)
父親:ウィリアム・ロンバルディ(Ten)
ムジカ・フィオリータ(古楽器)
指揮:ダニエラ・ドルチ
 ウィーンの宮廷は音楽を愛し、様々な催しの際には必ずオペラや音楽を奏でており、宗教的行事の際には宗教的題材にもとづいたオペラともいえるオラトリオが演奏されました。
 ダニエラ・ドルチ率いるムジカ・フィオリータが緻密な研究と経験にもとづいた演奏で、当時の女流作家の音楽を再現。



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PASSACAILLE



PSC1020
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
BREATHTAKING
 ブルース・ディッキ―vsハナ・ブラジコヴァー
       木管コルネットと歌声の饗宴!

  〜イタリア・バロック 綾なす技巧と歌心〜

 カッツァーティ:‥靴旅長 淵譽検璽福Ε船Д蝓
 コルラディーニ:花々を散りばめよ
 ディンディア:
  いとしい人がわたしに言った
  い△覆燭鮓ると、わたしの魂は疼く
 パレストリーナ:
  イい箸靴た佑わたしに言った(器楽版)
 サンチェス:Δつて、あなたを愛したこともあった
 マリーニ:第2ソナタ
 メールラ:┐錣燭靴糧は黒い
 カリッシミ:尊き生まれのかた
 ツパキ:わたしの肌は黒い(ギリシャ語)
 バッサーニ:
  オラトリオ『死は落胆す』より三つのアリア
  3声と通奏低音のための第1ソナタ
 スカルラッティ:歌劇『エミレーノ』より三つのアリア
ブルース・ディッキ―(木管コルネット)
ハナ・ブラジコヴァー(ソプラノ)
ヴェロニカ・スクプリク、
カテリーネ・アグリブート(vn)
ミーネケ・ファン・デル・フェルデン(vg)
クリス・フェルヘルスト(cmb/org)
ヤコブ・リンドベルイ(テオルボ)

 天才ディッキーの存在感+名歌手の美声、注目必至!
 ドイツ語でツィンクとも呼ばれる木管コルネット…本来16〜17世紀に全盛期を迎え、モンテヴェルディをはじめとする作曲家たちに愛されていたにもかかわらず、あまりに演奏が難しすぎるため、20世紀もかなり後になってからようやく復権を果たしえた古楽器。この楽器の現代における最初のスタープレイヤーといえば、誰よりもまず異才集団コンチェルト・パラティーノの中軸、ブルース・ディッキーをおいてほかにいないでしょう!
 濱田芳通その他の世界的プレイヤーたちの師匠でもあるバーゼルの米国人、そのいかんなき名演はライヴでも音盤でも数多く、日本の古楽ファンたちにとっては神のような存在!

 そのディッキーが、近年バッハ・コレギウム・ジャパンへの客演で来日機会も増えたチェコ随一の名歌手ブラジコヴァーと、一歩も譲りあわない待ったなしの絶妙共演版を刻んだとは!そのうえ通奏低音には名手リンドベルイをはじめ大御所続々…イタリア音楽の歴史を概観できるプログラムのなかに、さりげなくペルト風のしなやかネオ古楽も1曲。超絶技巧だけがコルネットの魅力ではない、歌声に最も近いと言われた美音のカンティレーナをしみじみ味わえる名演です。

 解説充実全訳付、作曲様式の多彩さも痛快――まさに原題どおり「息をのむ」1枚!





















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