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≪第89号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その10 2016/11/8〜







11/11(金)紹介新譜(1)
マイナー・レーベル新譜


ARTE VERUM

ARV 014
\2600→\2390
バーバラ・ヘンドリックスのうたう深遠なるマーラー
 マーラー:
  ・さすらう若人の歌(シェーンベルク編)
   〔1. 恋人の婚礼の時 2.朝の野を歩けば
    3. 僕の胸の中には燃える剣が 4.恋人の青い目〕
  ・リュッケルトの歌
   〔1. 私は仄かな香りを吸い込んだ
    2. 美しさゆえに愛するのなら 3. 私の歌を覗き見しないで
    4.私はこの世に捨てられて 5. 真夜中に〕
  ・「別れ」(1908) (シェーンベルク編)(「大地の歌」より)
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
スウェーデン室内アンサンブル
ルーヴェ・デルヴィンイェル(ピアノ、指揮)
 録音:2010&2013年

 ヘンドリックスが歌うマーラーの登場。ヘンドリックスは、バーンスタイン指揮で1987 年にマーラーの交響曲第2 番を、そして1979 年(メータ)、1992 年(サロネン)と交響曲第4 番を録音しています。
 演奏会でも40 年以上に渡って取り上げてきていますが、歌曲の録音は意外にもこれが初登場となります。1948 年生まれのヘンドリックス、60 歳を過ぎてからの録音になりますが、彼女の歌声は、独特の愛らしさはそのままに、深遠なる表情を湛えたものへと深化していることを感じる演奏。
 公私にわたりパートナーであるデルヴィンウェルの指揮もピアノも、ヘンドリックスの歌の表情にぴたりと寄り添い、濃密なマーラーの世界が広がっています。




EVIDENCE


EVCD 018
\2600
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲集
 ・エレジー
 ・弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 op.122
 ・弦楽四重奏曲第8番 ハ短調 op.110
 ・弦楽四重奏曲第5番 変ロ長調 op.92
ドビュッシー弦楽四重奏団
 ドビュッシー弦楽四重奏団、圧巻のショスタコーヴィチの登場

 録音:2015年9月

 1990 年に結成されたドビュッシー弦楽四重奏団は、ショスタコーヴィチの演奏のスペシャリストとして活動を続けています。
 Arion レーベルからショスタコーヴィチの全集をリリースしていますが、2015 年のショスタコーヴィチ新録音の登場。第1 番よりも前に書かれたエレジーは、ムツェンスク群のマクベス夫人の第3 幕のカテリーナのアリアの編曲。ベートーヴェン弦楽四重奏団の第2 ヴァイオリン奏者で有人だったヴァシリー・シリンスキーの死にささげられた第11 番、DSCH の音列に支配された第8 番、スターリン時代の最後に書かれた第5 番と、充実の作品が並びます。ベテランのドビュッシー弦楽四重奏団が、エネルギーと高い集中力、そして明晰な演奏で聴かせます。




LA DOLCE VOLTA



LDV 29
\2600→\2390
Reminiscences追憶
 フォーレ: 1.エレジー 2. 夢のあとに
 3. サン=サーンス:白鳥
 4-7. フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
  (作曲者本人が認めた、ジュール・デルサール編曲によるチェロ版)
 8-11. ウジェーヌ・イザイ(1858-1931):無伴奏チェロ・ソナタ
 フォーレ:12. ゆりかご 13. シシリエンヌ 作品78
 14. サン=サーンス:セレナード
  (『チェロとピアノのための組曲 作品16』より)
 15. アンリ・デュパルク 旅へのいざない(チェロ&ピアノ版)
カミーユ・トマ(チェロ)
ジュリアン・リベール(ピアノ)
 イザイの無伴奏チェロ・ソナタを収録

 チェロ/ガリヤーノ「シャトー・パップ・クレマン」(1788年)
 録音:2016年5月/日本語解説つき

 フランス/ベルギー出身の若きチェロ奏者、カミーユ・トマの新譜。プログラムのテーマは「追憶」。フランクのソナタを核に、フランクがソナタを贈った相手であるイザイの無伴奏チェロ・ソナタ、さらにはトマの愛奏曲を集めた魅惑のプログラムでの登場です。
 トマは、2014 年、ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジークの新人賞にノミネート。欧州放送連合コンクールで第1 位を獲得しています。「ピリスの秘蔵っ子」でもあるピアノのジュリアン・リベールもベルギー出身。二人の息の合ったアンサンブルで聴く、フランクのゆったりとした歌い方と、なめらかな音色が魅力です。






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MAGGIO LIVE



MAGGIO 012
\2300→\2090
円熟のメータによる神業の「シェエラザード」
 (1)リムスキー=コルサコフ:シェエラザードOp.35
 (2)同:スペイン奇想曲Op.34
 (3)ムソルグスキー(リムスキー=コルサコフ編):
   歌劇「ホヴァンシチナ」前奏曲
 (4)ボロディン:歌劇「イーゴリ公」〜だったん人の踊り
ズービン・メータ(指揮)
フィレンツェ五月音楽祭管&合唱団
 録音:2010年12月11日①、1994年10月1日②‐④/フィレンツェ・コムナーレ劇場(ライヴ)/77’ 14”

 メータはリムスキー=コルサコフの「シェエラザード」を1974 年にロサンゼルス・フィルと、87 年にイスラエル・フィルと録音し、いずれも名盤の誉れ高いものですが、彼が1985 年以来音楽監督を務めるフィレンツェ五月音楽祭管弦楽団との新録音が加わりました。
 メータならではのゴージャスで色彩豊かな音楽はそのままながら、円熟の深みが増し、音楽の語り口の巧さに脱帽させられます。
 さらに嬉しいのが20 年以上前の演奏ながらリムスキー=コルサコフの「スペイン奇想曲」、「ホヴァンシチナ」前奏曲、「だったん人の踊り」も入っていること。「ホヴァンシチナ」はムソルグスキー、「だったん人の踊り」はボロディンの作ですが、リムスキー=コルサコフが完成させ、オーケストレーションを施した版を用いているため、リムスキー=コルサコフの極彩色なオーケストラの世界を満喫できます。
 意外にもメータの「だったん人の踊り」は初めて。合唱付きで、メータならではのエキゾチックでゴージャスな響きをたっぷりお楽しみいただけます。




PREISER RECORDS

PRCD 91305
\2400
「Open Minded」
 1. スティーヴン・メリロ:Godspeed!
 2. ラロ・シフリン/プッチーニ:mission@turan.imp
 3. モートン・ローリゼン:O Magnum Mysterium
 4. サラサーテ:カルメン幻想曲
 5. ジョン・パウエル:How to train your dragon
 6. ジョン・ウィリアムズ:Superman March
 7. エルトン・ジョン:Don't let the sun go down
ヨハネス・カフカ(指揮)
ウィーン・ブラス・コネクション
マリー=クリスティーネ・クレットナー(ヴァイオリン)
ヴィンセント・シャーマッハー(テノール)
 迫力のブラス・サウンド!エンターテイメント性に富んだプログラム。

 58’51’’

 金管奏者17 人、打楽器奏者3 人、そして指揮者のヨハネス・カフカからなるブラス・アンサンブル「ウィーン・ブラス・コネクション」。PREISER レーベル第2 弾となるアルバムが登場します。
 ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フォルクスオーパー、モーツァルテウム管弦楽団といった名門で活躍する名手たちのアンサンブルを堪能ください。
 ヴァイオリンと歌、ふたりのゲスト・ソロにも注目。あえてオーケストラ・パートをブラスバンドが演奏しヴァイオリンと火花を散らす『カルメン幻想曲』、「ミッション・インポッシブルのテーマ」で始まりいつしか「誰も寝てはならぬ」の絶唱につながる『mission@turan.imp』など、あっと驚くアレンジも。
 

PRCD 90831
\2400
「Variations」
 1. デ・メイ:カンティクルス
 2. ブルックナー:キリストは従順であられた
 3. フェルヘルスト:悪魔のワルツ
 4. ポッパー:3つのチェロのためのレクイエム
 5. クリング:象と蚊
 6. ヴォーン=ウィリアムズ:
  チューバ協奏曲ヘ短調より 第2楽章 ロマンツァ
 7. マッサイノ:8声のカンツォーナ
 8. ロッシーニ:「セヴィリアの理髪師」序曲
 9. プライアー:スコットランドの釣鐘草
 10. フェルヘルスト:日本に捧ぐ歌
ミヒャエル・リーヌス・ボック(トロンボーン)
ザビーネ・ワルター(フルート)
ザ・グレート8(トロンボーン八重奏)
ヴォルフガング・フィスターミューラー(トロンボーン)
アンナ・パノヴァ(ピアノ)
PRCD 91831から番号変更

 「このアルバムは、途方もない喜びだ」 By ベン・ヴァン・ダイク。トロンボーン愛好家必聴!

 60’03’’

 1985 年ウィーン生まれのトロンボーン奏者、ミヒャエル・リーヌス・ボックのソロ・アルバム。彼は2013 年にノアゴーのトロンボーン協奏曲でウィーン・フィルと共演するなど、現在活躍中の若き名手です。ソロによる素晴らしい演奏はもちろん、自ら参加するフルート・ピアノとのトリオや、トロンボーン八重奏団としての演奏も収録しており、高い技術の他、信頼ある仲間とのアンサンブルも楽しめます。
 東日本大震災を受けて作られたフェルヘルストの『日本に捧ぐ歌』はネットで話題になりさまざまな楽器で演奏されていますが、もともとはトロンボーンの作品。素朴で美しい旋律がトロンボーン合奏で支え合うように歌われる名品です。
 

PRCD 91329
(2CD)
\4800
ブルックナーゆかりの地、ザンクト・フローリアンの少年合唱団
 「EDELweiss?」

 [CD1]
  ≪サウンド・オブ・ミュージック より≫
   1. エーデルワイス(ソロ)/2. ドレミの歌/
   3. ひとりぼっちの羊飼い/4. エーデルワイス(合唱)
  ≪宗教音楽≫
   5. メンデルスゾーン:詩篇第100篇/
   6. ブルックナー:アヴェ・マリア/
   7. モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス/
   8. ウィリアム・ゴメス:アヴェ・マリア/
   9. マーク・ヘイズ:私のちいさな光
  ≪オペラ、オペレッタ≫
   10. ビゼー:ハバネラ(カルメン)/
   11. レハール:ヴォルガの歌(ロシアの皇太子)/
   12. オッフェンバック:バルカローレ(ホフマン物語)/
   13. ロッシーニ:猫の二重唱
  ≪男声アンサンブル≫
   14. ロッホ・ローモンド/
   15. Bert Reisfeld:Mein kleiner gruner Kaktus/
   16. ゲイリー・ジュールズ:Mad World
  ≪民謡≫
   17. Im Wald und auf der Heide/
   18. Heissa, Kathreinerle/19. Fein sein, beinander bleiben
  ≪ワルツ、ポルカ、マーチ≫
   20. J.シュトラウス2 世:ウィーンの森の物語/
   21. J.シュトラウス2 世:美しく青きドナウ/
   22. J.シュトラウス2 世:トリッチ・トラッチ・ポルカ/
   23. J.シュトラウス1 世:ラデツキー行進曲
 [CD2]
  ≪アロイス・ミュールバッハーのソロ≫
   1. モーツァルト:夕べの想い KV 523/
   2. モーツァルト:すみれ KV 476/
   3. シューベルト:音楽に寄せて Op.88-4/
   4. シューベルト:アヴェ・マリア Op.52-6/
   5. R.シュトラウス:あなたは私の心の王冠 Op.21-2/
   6. R.シュトラウス:黄昏の夢 Op.29-1/
   7. R.シュトラウス:夜 Op.10-3/
   8. R.シュトラウス:明日! Op.27-4/
   9. R.シュトラウス:献呈 Op.10-1/
   10. ブルックナー:アヴェ・マリア/
   11. ヘンデル:オンブラ・マイ・フ/
   12. ヘンデル:私を泣かせてください
  ≪二重唱≫
   13. ドリーブ:アヴェ・マリス・ステッラ/
   14. ロイド=ウェバー:ピエ・イエズ
  ≪サイモン・ベルンハルトのソロ≫
   15. シューベルト:野ばら/16. シューベルト:ます/
   17. モーツァルト:春への憧れ/
   18. ベルンハルト・フリース:子守歌
  ≪独唱と男声四重唱≫
   19. シューベルト:セレナード D920
  ≪アロイス・ミュールバッハーの名録音≫
   20. プッチーニ:誰も寝てはならぬ
聖フロリアン少年合唱団
アロイス・ミュールバッハー(カウンターテナー)
サイモン・ベルンハルト(ボーイソプラノ)
フランツ・ファルンベルガー(指揮、ピアノ)
 美しく無垢な声の魔力。人気少年合唱団による珠玉の2 枚組アルバム!

 70’58’’、67’51’’

 ブルックナーゆかりの地、ザンクト・フローリアンの少年合唱団。ウィーン少年合唱団に匹敵する人気を持った合唱団による2 枚組アルバムです。
 幅広いジャンルからの選曲で、ファンの多いアロイス・ミュールバッハーのソロもたっぷり収録。美しく無垢な声の魔力に翻弄されます。「男声」と表記したもの以外はボーイソプラノ、カウンターテナーの歌唱。
 

PRCD 91318
\2400
Chris Beer「Lion In The Sun」
 1. Lion/2. Sunshine/3. Werner/4. I wonder/
 5. Bumpy road/6. Der Alternatiefseetaucher/
 7. Fudi frei/8. Muse/9. Right on!/
 10. The Pumpkin Song/11. Sunny Boy Blue/
 12. You caress my soul/13. Raindrops/
 14. 21st century Camel
 〜PREISER ポップス・アルバムのご案内〜

 60’03’’

 ボーカル、ギター、ベース、グロッケンシュピール、シンセサイザーからレコーディング、プログラミングまでこなすChris Beer のアルバム。




CENTAUR



CRC 3450/51/52/53
(4CD/特別価格)
\7200→\6590
ラウテンヴェルクによるバッハの平均律クラヴィーア曲集!
 J.S.バッハ:
  平均律クラヴィーア曲集 BWV.846−893(全曲)
ジョン・ポール
 (ラウテンヴェルク)
 J.S.バッハが好んでいたと伝わる今では珍しい鍵盤楽器「ラウテンヴェルク(Lautenwerck)」。「リュート・チェンバロ」とも呼ばれる「ラウテンヴェルク」の演奏による「平均律クラヴィーア曲集」の全曲録音という貴重かつユニークな逸品!
 アメリカの名工アンデン・フーベンが1998年に製作したラウテンヴェルクを奏でるジョン・ポールは、チェンバロ、クラヴィコード、そしてラウテンヴェルクのスペシャリストとして知られるイギリス出身の名手。
 "金属弦"に代わり張られている"ガット弦"から響くラウテンヴェルク特有の音色。一味も二味も違う「平均律クラヴィーア曲集」にご注目下さい!

 2012年−2014年の録音。






 ラウテンヴェルクは、バロック時代に特有の鍵盤楽器。
 リュート・チェンバロという別名からも分かるように、本体の外見はチェンバロそのものだが、 通常のチェンバロで用いられる金属弦に代わってリュートで用いられるガット弦が張られており、チェンバロよりも柔らかな音色を持っている(また一説によると、リュートの本体に鍵盤を付け、それで弦を弾く楽器だったとも伝えられる)。

 大バッハはこの楽器を好んでおり、遺産目録によると2台のラウテンヴェルクを所有していた。
 バッハのリュートのための組曲のうち《組曲 ホ短調》BMW.996は、筆写譜によると、「ラウテンヴェルクで aufs Lautenwerck」演奏するために作曲されたらしい。

 当時の楽器で現存するものはなく、20世紀になって史料をもとに復元が試みられるようになった。

 


CRC 3430
\2400→\2190
ルベルの舞踏組曲とソナタ集
 ルベル:第3組曲(1705)
 ソナタ第8番(1713)
 第1組曲(1705)
 ソナタ第9番(1713)
 第2組曲
エコ・デラーニマ
 〔ジェーン・ジョンソン
   (バロック・ヴァイオリン)、
  ブレント・ヴィシック
   (ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  ピーター・マーシャル
   (ハープシコード)〕
 「四大元素」や「舞曲さまざま」が有名なフランス・バロックの大家ジャン=フェリ・ルベル(1666−1747)の"舞踏組曲"と"ソナタ"集。バロック・ヴァイオリンのジェーン・ジョンソンは、ターフェルムジークやフィルハーモニア・バロックなどでも活躍した実力派。

 2010年7月の録音。





ルベルといえばやはり「四大元素」

ミドリ・ザイラー&ベルリン古楽アカデミー
 「四大元素&四季」!その凄みと迫力


 ミドリ・ザイラー、その衝撃的な「四大元素&四季」!

https://www.youtube.com/watch?v=nKYH61rQ66w&feature=related


仏HM
HMC 902061
1CD¥2700
  (1)ルベル:四大元素
  (2)ヴィヴァルディ:四季
ミドリ・ザイラー(Vnソロ)、
ベルリン古楽アカデミー

録音:2009年9月(ベルリン、テルデックス・スタジオ)

 生々しい「感触」「手触り」に満ちたルベルとヴィヴァルディ。
 好評だったダンスとのコラボレーション・ステージのDVD(HMD 9909026、発売中)の音楽のみを2009年9月に新たに録音したもの。冒頭の「カオス」の不況和音は、耳と心にざらざらとした感触を与えますが、決して不快ではないところが、さすがベルリン古楽アカデミー。一気に世界に引き込まれます。
 ヴィヴァルディの「四季」も、「夏」の嵐も、弦楽器の弓が弦にひっかかる感触、ミドリ・ザイラーのソロは、まるでロックかと思うような印象。アンサンブルが刻むリズムも、単に激しいだけでなく、打ち付ける雨粒、足元からずぶぬれになるような錯覚をおぼえるようです。美しい風景画ではなく、どこまでもリアルな感触の「四季」をご堪能ください。


 

CRC 3479
\2400
リスト:超絶技巧練習曲集 S.139(全曲) セバスティアン・ディ・ビン(ピアノ)
 セバスティアン・ディ・ビン(1981−)は、イタリア、ウディネ出身のピアニスト。イタリア国内のピアノ・コンクールでの多くの受賞歴を持ち、アメリカのサン・ホセ国際ピアノ・コンクールでは第1位に輝くなど、将来を期待されているイタリアの若手ピアニストの1人である。

 2014年の録音。
 

CRC 3488
\2400
ピアソラ・ヒア・アンド・ナウ
 ピアソラ:
  無言のミロンガ/タングアンゴ/私は移民/
  レのミロンガ/ブエノスアイレスの四季/
  Everybody took it for granted/忘却/
  アレグロ・タンガービレ/
  ボーナス・トラック 〜
   チキリン・デ・バチン*、
   チェ・タンゴ・チェ*、フローラの戯れ
ナンシー・ロルダン(ピアノ)
ホセ・クエト(ヴァイオリン)
ガブリエラ・カバジェロ(ヴォーカル)*
 ヴァイオリン&ピアノ・デュオのためのピアソラ作品集。25年以上に渡り、デンバー・センター・シアター・カンパニーで活躍した女優、シンガー、ナレーターのガブリエラ・カバジェロのゲスト参加もポイント。

 2000年−2015年の録音。
 
CRC 3418
\2400
センチメンタル・ソングによる華麗なる変奏曲 ヴィヴァン・モンゴメリー(フォルテピアノ)
パメラ・デラル(メゾ・ソプラノ)
 ファーガソン:WILL ye gang o'er the lee-rigg/
 レイナグル:The Lee Rigg/
 ヘインズ・ベイリー:Oh, No, We Never Mention Her!/
 ジャイルズ:"O No We Never Mention Her"による序奏と変奏/
 カー編曲:Come Christians, Join to Sing/
 フィリップ・ハインリヒ:スペインの讃歌と変奏/
 ムーア&スティーヴンソン:A Lady/
 フィル:Hail Columbia/
 作曲者不詳:Hail Columbia/
 ムーア&スティーヴンソン:The Last Rose of Summer/
 ベラック:The Last Rose of Summer/
 フォスター:Oh! Susanna/
 ハンター:Oh! Susanna/
 ビショップ:Home, Sweet Home/
 作曲者不詳:Sweet Home Polka
 「夏の千草」や「埴生の宿」など、アメリカ南北戦争前から愛され続けてきた名旋律を、フォルテピアノの音色とメゾ・ソプラノの歌声で。ヴィヴィアン・モンゴメリーは、シンシナティ大学音楽院での指導歴を持つアメリカの古楽系鍵盤奏者。

 2010年1月の録音。




CRD



CRD 3523
(CD-R)
\2100→\1890
チリンギリアン弦楽四重奏団&井上裕子
 モーツァルト:弦楽五重奏曲集 Vol.3
  弦楽五重奏曲第5番ニ長調 K.593
  弦楽五重奏曲第6番変ホ長調 K.614
  弦楽五重奏曲楽章イ短調 K.Anh.79(515c)
  弦楽五重奏曲第5番ニ長調 K.593
   (オルタナティヴ・フィナーレ)
チリンギリアン弦楽四重奏団
井上祐子(ヴィオラ)
 チリンギリアン弦楽四重奏団とイギリスを拠点に活動を行うヴィオラ奏者の井上裕子によるモーツァルトの弦楽五重奏曲集が完結。「第1番、第3番」(CRD 3521)、「第2番、第4番」(CRD 3522)に続く最終巻では「第5番、第6番」を収録。

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/DiamondSilver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 


CRD 3509
(CD-R)
【旧譜】
\2100→\1890
ヘイミッシュ・ミルン(ピアノ)
 メトネル:ピアノ作品集Vol.6

  忘れられた調べ第2集 Op.39
  2つのおとぎ話 Op.48
  エチュード ハ短調
  私はあなたを愛した Op.32-4(ミルン編)
  ソナタ・ミナチオーザ Op.53-2
ヘイミッシュ・ミルン(ピアノ)
 英国が誇るメトネル演奏と研究の権威、ヘイミッシュ・ミルンがCRDに打ち立てた金字塔。メトネルのピアノ作品集第6巻!

 1998年の録音。
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CRD 3507
(CD-R)
【旧譜】
\2100
英国の大聖堂における古典音楽
 タイ:西風のミサより サンクトゥス、ベネディクトス/
 タヴァナー:西風のミサより グローリア/
 タリス:安息日が過ぎて/
 バード:おお、光よ、祝福されし三位一体よ/
 トムキンズ:歓呼せよ/ギボンズ:おお、ともに手を打ち鳴らせ/
 クロフト:朗らかなる楽の音とともに神は昇りたまえり/
 ボイス:主は王なり/グリーン:神は地上を訪れたもう/
 セバスティアン・ウェズリー:父なる神に祝福あれ/
 スタンフォード:主はわが羊飼いなり
オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊
エドワード・ヒギンボトム(指揮)
 1379年から現在まで続く長い伝統を誇る名門、オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊が歌うイギリスの合唱作品集。

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




ENCELADE


ECL 1501
\2500
バッサーノ:管楽器のためのリチェルカーレ集 ラ・ギルド・デ・メルスネール
  〔サンドリーヌ・デュペ(ヴァイオリン)、
  エルサ・フランク(リコーダー、バッサネッロ、ドゥルシアン)、
  フランソワ・ラザレヴィチ(トラヴェルソ)、
  ジェレミー・パパセルジオ(ボンバルダ、ドゥルシアン、リコーダー)、
  マルク・ヴォルフ(アーチリュート)、
  カロリーナ・ヘルツィヒ(ハープ、チェンバロ)、
  ジャン=リュク・オー(オルガン、チェンバロ)、
  アドリアン・マビール(コルネット、指揮)〕
 ラ・ギルド・デ・メルスネールは、フランスの若きコルネット(ツィンク)奏者、アドリアン・マビールが創設した、16世紀〜17世紀の音楽を専門とするピリオド楽器アンサンブル。
 16世紀後半のヴェネツィアでコルネットの名手として活躍したジョヴァンニ・バッサーノ(ca.1558−ca.1617)のリチェルカーレ集は、コルネット(ツィンク)やリコーダー、トラヴェルソ、そしてドゥルシアンやバッサネッロ、ボンバルダなどの様々な管楽器が躍動。イタリア・ルネサンスの華やかでリリカルな古楽器の音色が満載、古楽器ファン必聴です!

 録音:2015年4月15日−18日、フランス




ET’CETERA



KTC 1537
\2500→\2290
サラ・カプースチン(ヴァイオリン)
 ポイント・カウンター・ポイント 〜
 バルトーク、フルマー、バッハ:無伴奏ヴァイオリン作品集

  バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
  デイヴィッド・フルマー:サイレンズ
  J.S.バッハ:
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005
サラ・カプースチン(ヴァイオリン)
 サラ・カプースチン、バッハ、バルトーク、フルマーの無伴奏作品!

 アメリカ、ミルウォーキー出身、ドイツのマルクノイキルヒェン国際器楽コンクールで優勝し、南米アメリカからヨーロッパ、アジア、オーストラリアで活躍するヴァイオリニスト、サラ・カプースチン。
 注目の新譜は、大バッハとバルトーク、2つの偉大な無伴奏ヴァイオリン作品に、アメリカの若き作曲家デイヴィッド・フルマーがサラ・カプースチンのために書いた新作を収録した、無伴奏ヴァイオリンのための作品集。

 録音:2016年春、オランダ



Olive Music
KTC1904
(4CD)\4800
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 サラ・カプースチン(ヴァイオリン)
ジャネット・ケケック(P)
ひっそり発売されているサラの知られざるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集。





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NIMBUS ALLIANCE



NI 6333
(CD-R)
\2400→\2190
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
 シューベルト:ピアノ・ソナタ集Vol.3

  ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調 D.568
  ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
 フェルツマンのシューベルト第3弾!初期と後期の2つのピアノ・ソナタ!!

 旧ソ連での活動禁止と事実上の追放、アメリカへの移住という激動を生き抜いてきた孤高のピアニスト、ウラディミール・フェルツマン。
 ピアノ・ソナタ後期3部作の1つ「第19番」と初期の「第7番」の2曲を演奏。フェルツマンの独創的で深みのあるピアニズムが、優雅に奥深い世界を描く。

 2015年3月25日の録音。
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/DiamondSilver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。







ウラディミール・フェルツマン、
 シューベルト:ピアノ作品集Vol.1・2

NI 6297
(CD-R)
\2400→\2190
ウラディミール・フェルツマン、
 シューベルト:ピアノ作品集Vol.1
  ピアノ・ソナタ第4番イ短調D.537, Op.164
  アダージョ ホ長調D.612
  2つのスケルツォD.593
  ピアノ・ソナタ第18番ト長調D.894, Op.78 《幻想》
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
 

 旧ソ連での音楽活動禁止、アメリカへの亡命、レーベルの移籍など、幾多の試練を乗り越えた孤高の天才ピアニスト、ウラディミール・フェルツマン。バッハの主要鍵盤作品の録音、ロマン派から近現代まで、幅広いレパートリーを誇り、独自のアプローチで聴衆を魅了してきたウラディミール・フェルツマンがシューベルトのピアノ作品集に着手!
 シューベルトの第1集では、「アダージョ」、「2つのスケルッツォ」と第4番と第18番の「ピアノ・ソナタ」を収録。
 美しい主題が特徴的な「ピアノ・ソナタ第4番」、「幻想ソナタ」とも呼ばれる「ピアノ・ソナタ第18番」では曲の重みと軽さを優雅に奥深い世界を描く。

 2013年6月14日−17日の録音。
 ※Nimbus Allianceは高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

NI 6298
(CD-R)
\2400→\2190
フェルツマン/シューベルト:ピアノ・ソナタ集Vol.2
 ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664
 12のグラーツのワルツ D.924
 ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
 孤高の天才、フェルツマンのシューベルトVol.2!

 旧ソ連での活動禁止と事実上の追放、アメリカへの移住という激動を生き抜いてきた孤高のピアニスト、ウラディミール・フェルツマン。
 最後のピアノ・ソナタ「第21番」を含むシューベルトの第2巻では、孤高の天才の独創的で深みのあるピアニズムが、作品の深層へと迫ってゆく。

 2013年6月の録音。 

 


NI 6334
(CD-R)
\2400→\2190
スタンフォード・レガシー
 スタンフォード(ワーナー編):ヴィオラ・ソナタ Op.129
  (原曲:クラリネット・ソナタ)
 クラーク:ヴィオラ・ソナタ
 アイアランド(アウトラム編):ヴィオラ・ソナタ
マーティン・アウトラム(ヴィオラ)
ジュリアン・ロルトン(ピアノ)
 グスターヴ・ホルスト、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ、アーサー・ブリスなど名立たる有名作曲家たちの師であるスタンフォード。当タイトルでは門下生であるレベッカ・クラークとジョン・アイアランド、スタンフォードのヴィオラ・ソナタをイギリスのヴィオリスト、マーティン・アウトラムが演奏する。

 2015年7月21日−23日の録音。
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/DiamondSilver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




SONAMUSICA


SONA 1609
\2500
サンクトゥム・デシデリウム
 ディートリヒ・ブクステフーデ:
  カンタータ《鹿の谷川を慕いあえぐがごとく》 BuxWV.92
 ヨハン・フィリップ・フェルチュ:Aus der Tieffen
 ヨハン・カスパール・ケルル:トリオ・ソナタ
 ヨハン・フィリップ・クリーガー:
  Herr, auf dich trau ich、主は我が牧者
 ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー:
  ラ・ベッラ・パストーラ
ピーテル・デ・モール
 (テノール、
  アーティスティック・リーダー)
ムーサ・ジョヴィス
 1989年生まれのオランダの若きテノール、ピーテル・デ・ムールと彼が主宰するアンサンブル、ムーサ・ジョヴィスによる17世紀ドイツの宗教作品集。

 録音:2015年6月26日−28日、ベルギー




ALBANY


TROY 1643
\2300
「マイケル・トーキー(1961-):3つのマンハッタン橋」
 (1)3つのマンハッタン橋〜ピアノと管弦楽のための
  (ジョージ・ワシントン橋/クイーンズボロ橋/
    ブルックリン橋)
 (2)冬物語〜チェロとオーケストラのための
デヴィッド・アラン・ミラー(指揮)
アルバニー交響楽団
(1)ジョイス・ヤン(Pf)
(2)ジュリー・アルバース(Vc)
 人気現代作曲家マイケル・トーキーのロマンティックな協奏曲集!

 録音:2014年、2015年 [57’24]

 アメリカの人気現代音楽作曲家マイケル・トーキー。イーストマン音楽学校でジョゼフ・シュワントナーとクリストファー・ラウズに師事。ポスト・ミニマリズムの作曲家としても有名なトーキーですが、このアルバムでは旋律が極めて調性的で美しくロマンティックな作品。
 「3 つのマンハッタン橋」はピアノ協奏曲で、“ジョージ・ワシントン橋”“クイーンズボロ橋”“ブルックリン橋”の3 楽章形式。ラヴェル、ラフマニノフ、ガーシュウィンを意識して作曲したと語るその音楽は本当にロマン薫るよう。「冬物語」は5 楽章形式のチェロ協奏曲。冬の寒さから春の訪れまで表現豊かに描いています。
 

TROY 1644
\2300
「ピース・オブ・ジーニアス」
 〜ルーカス・フォス(1922-2009)作品集

  (1)「タッシ」〜
   クラリネット、ピアノ、弦楽四重奏団のための
  (2)「ソロ・オブザーヴド」
  (3)「エコイ」〜
   クラリネット、チェロ、ピアノ、
    パーカッション、テープレコーダーのための
ニューヨーク・ニュー・ミュージック・
 アンサンブル:
  【(1)(3)
    ジーン・コッパールッド(Cl)、
   (1)-(3)
    スティーヴン・ゴスリング(Pf)、
   (1)リンダ・クアン(Vn)、
   (1)ロイス・マルティン(Va)、
   (1)-(3)
    クリストファー・フィンケル(Vc)】
(1)デボラ・ウォン(Vn)
(2)デヴィッド・ブルーム
 (エレクトリックOrg)
(3)ダニエル・ドラックマン(Perc)
 名アンサンブル「タッシ」のための「タッシ」新録音を含むルーカス・フォス:室内楽作品集!

 録音:2015年 [62’17]

 アメリカの現代音楽に影響を与えたルーカス・フォスの室内楽作品集。ドイツ・ベルリン出身で、ナチスを逃れてアメリカに移住したピアニスト、作曲家。86 年に作曲されたピーター・ゼルキン率いる伝説のアンサンブル「タッシ」のための作品「タッシ」から始まり、82 年作「ソロ・オブザーヴド」、61 年〜63 年にかけて作曲された「エコイ」という順に収録。
 この3 つの作品はフォスの幅広い音楽性とスタイルの変化が体感できる。
 

TROY 1642
\2300
ミリアン・コンティ(Pf)
 「子供の世界」〜子供にまつわるピアノ作品集

 プーランク:村人たち(子供のための小品)
 モンポウ:子供の情景
 シフリン:ジャックの子守歌
 トゥリーナ:子供らしさ第2集Op.56
 ハチャトゥリアン:少年時代の画集第1巻
 クレストン:ポニー・ロンド
 グアスタヴィーノ:10の前奏曲
 シューマン:子供の情景Op.15
ミリアン・コンティ(Pf)
 シューマンからハチャトゥリアン、ラロ・シフリンまで!子供にまつわるピアノ作品集!

 録音:2016年5月&6月[77’31]

 子供にまつわる可愛らしいピアノ曲を集めたアルバム。シューマンの「子供の情景」は広く知られている作品ですが、プーランクやハチャトゥリアンなど作曲家は知っていても、名曲の影に隠れた知られざる作品ばかり。
 アメリカのテレビ・ドラマ『スパイ大作戦』や映画『ダーティー・ハリー』の音楽などを手掛けた巨匠作曲家ラロ・シフリンが作曲したピアノ曲「ジャックの子守歌」は世界初録音。どれもが興味深くて、ピアノのレパートリーにぴったりな小品です。
 

TROY 1629
\2300
「ハープの庭」
 〜ゲイリー・ショッカー(1959-):ハープ作品集

  (1)霧を越えて/(2)夏の朝:夏の午後/
  (3)ハープの庭/(4)桜/(5)幻想/
  (6)ラブレター/(7)9月の朝/(8)キメラ
エミリー・ミッチェル(Hrp)
(1)(2)(4)(5)(7)(8)
 ゲイリー・ショッカー(Fl)
(2)キルステン・ドクター(Va)
(4)ダニエル・ギルバート(Cl)
(4)カヴァーニ弦楽四重奏団
(6)ジェームス・プウ(Trb)
(7)フランク・ローゼンヴァイン(Ob)
 録音:2011年 [56’11]

 アメリカ出身のフルート奏者兼作曲家として活躍するゲイリー・ショッカー。フルート作品も多数残しています。
 今作はハープ奏者エミリー・ミッチェルを迎えてハープ作品を録音。ショッカー自身がフルートで参加した作品も多く、ハープとフルートの優しくも爽やかな音色が融合し、美しい作品ばかり。しなやかに紡がれるハープの新しいレパートリーとして注目のアルバムです。
 

TROY 1637
\2300
「隠された光」 マイアミ大学男声グリー・クラブ
ジェレミー・D・ジョーンズ(指揮)
 マイケル・エンゲルハート(1974-):歓べ!/
 ダグラス・ペウ(1980-):優しく導く神よ*/
 ジェフリー・T・ホーヴァス(1980-):私の世界観の中にいる悪魔*/
 ティモシー・C・タカシュ(1978-):ざらざらした動物*/
 ブライアン・シュミット(1980-):ルクス・エテルナ/
 A.R.ラフマーン(1957-)(E.シュペリー編):ウェディング・カッワーリー/
 アンソニー・J・マリオーネ(1978-):夜、包み隠された夜*/
 ボブ・チルコット(1955-):男を殺す5 つの方法/
 レジナルド・ウンタシェア(1956-):不動光/
 アビー・ベティニス(1980-):エイブラハム・リンカーンは真夜中に歩く*/
 リチャード・ブシャール(1960-):献呈/
 ロン・ジェファーズ(1943-):私は歌った/
 ジョナサン・コーム(1977-):人々のための歌
 録音:2015年5月 [58’58] *印:世界初録音

 21 世紀に作曲された男声合唱のための作品を集めたアルバム。革新的で幅広いレンジで歌われる芸術的でエモーショナルな歌の数々。5 曲は世界初録音。
 

TROY 1638
\2300
ジェローム・カーン(1885-1945):
 ミュージカル・コメディー「サリー」
エマ・グリムズリー(ソプラノ)
アレックス・コーソン(テノール)
ブライアン・エルセッサー(バリトン)
アダム・カンネディ(バリトン)、他
ジェラルド・ステイチェン(指揮)
ライト・オペラ・オブ・ニューヨーク
 録音:2016年5月シアター80、ニューヨーク [66’26] 世界初録音

 「煙が目に染みる」など数々のスタンダード・ナンバーの生みだした偉大な作曲家ジェローム・カーンが音楽を手掛けたミュージカル「サリー」。ガイ・ボルトン原作の無一文から幸せを手に入れた“シンデレラ”ミュージカル・コメディーで、20 世紀初頭のブロードウェイでは、ウィーンのオペレッタや、イギリスで作られたミュージカル・コメディーが盛んに上演されており、主演のマリリン・ミラーが歌う「ルック・フォー・ザ・シルヴァー・ライニング」は当時大ヒットしました。
 1920 年にブロードウェイで上演されてから長い時を経て、今回世界初録音となります。
 

TROY 1639/40
(2CD)
\4600
「要約すると」〜
 チャールズ・ベスター(1924-2016):後期室内楽作品集

  (1)アルト・サキソフォンと打楽器のための組曲
  (2)13のブラックバードの見方
  (3)管楽六重奏のための“JB”組曲
  (4)チェロ・ソナタ
  (5)時間とその場所
  (6)秋のアン
  (7)様々な愛の歌
  (8)成長のための童謡
(1)リン・クロック(アルトSax)
(1)エドゥアルド・レアンドロ(Perc)
(2)(4)(5)(6)(8)
 エステラ・オレフスキー(Pf)
(2)(5)パウリーナ・スターク(語り、S)
(3)ストニー・ブルック・
 コンテンポラリー・プレイヤーズ
(4)アストリッド・シュヴィーン(Vc)
(6)ジョン・ハンフリー(T)
(7)ナイジェル・コックス(Pf)
(8)ダナ・ヴァルガ(S)
 録音:2015年 [45’09/59’23]

 2016 年に惜しくも亡くなったアメリカの現代音楽作曲家チャールズ・ベスター。イエール大学でパウル・ヒンデミットに学び、ジュリアード音楽院でヴィンセント・パーシケッティとピーター・メニンに師事。12 音技法を用いた作風が特徴です。
 90 歳を記念して、後期に作られた室内楽作品を2 枚組に収めたアルバム。
 

TROY 1641
\2300
「生き生きとした空想」
 〜ゲイリー・スマート(1943-):室内作品集

  (1)プレイヤー(祈る人)/
  (2)生き生きとした空想/(3)子供の遊び/
  (4)マンデラ/(5)空想ソナタ
(1)(3)(4)ガイ・イエフダ(Cl)
(2)サイモン・シャオ(Vn)
(2)ニック・カリー(Vc)
(2)(4)(5)ゲイリー・スマート(Pf)
(3)マイケル・ボヴェンツィ(Sax)
(5)マイケル・テイラー(ヴィブラフォン)
 アメリカの現代音楽作曲家ゲイリー・スマート。アメリカーナを意識した作風で、即興ジャズやリズムなど様々な音楽から影響を受けた多様性を感じさせる作品です。
今作ではクラリネット作品やピアノ三重奏、ヴィブラフォン作品などの室内楽作品を集めたものです。
 

TROY 1645
\2300
「デリシャス・ナンバーズ」〜
 グレッグ・スミス(1936-2016):声楽と楽器のための作品集

  (1)ピーター・クインス・アット・ザ・クラヴィーア
  (2)ヴァイオリン、声楽、ピアノのための二重ソナタ
  (3)舞い降りた天使
アイリーン・クラーク(S)
トーマス・シュミット(Pf)
(2)アリ・ストレイスフェルド(Vn)
(3)エヴァン・ジポリン(Cl)
 [69’51]

 アメリカの現代音楽作曲家兼指揮者として活動し、UCLA でレオナルド・ステインとルーカス・フォスに師事。1955 年グレッグ・スミス・シンガーズを創立。ストコフスキー指揮アメリカ交響楽団が録音したアイヴズ作品集に参加するなど、現代音楽を得意とした合唱団として名を馳せました。
アメリカ合唱界で有名な指導者だったグレッグ・スミスによる声楽と器楽のための作品を集めたアルバムです。詩人ウォーレス・スティーブンス、ロバート・ヘリック、ジョン・ミルトンの詩に曲を付けています。アメリカ現代歌曲の重要な作品です。
 

TROY 1648
\2300
「レーガー:クラリネットとピアノのための作品全集」
 クラリネット・ソナタ 変ロ長調 Op.107
 クラリネット・ソナタ 変イ長調 Op.49-1
 クラリネット・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.49-2
 アルバムの1ページ WoO II/13
 アルバムの1ページ WoO II/12
デイヴィッド・オドム(Cl)
ジェレミー・サモレスキー(Pf)
 録音:2016年6月12−14日 ジョージア州クレイトン郡モロー[76'00]

 マックス・レーガー(1873—1916)のクラリネット・ソナタは深いロマンティシズムが映える作品で、ここ20 年ほどで大きく人気が高まりCD も多数発売されるようになった。このCD では、米国南部で活躍する若いクラリネット奏者、デイヴィッド・オドムが滑らかな美音で演奏、レーガー独特の渋さを押さえ滑らかな美しさを引き立てている。




ODRADEK RECORDSD


ODRCD 328
\2400
ヤナーチェク(ブレスニック編):「草陰の小道で」第1集
 ティペット:ザ・ブルー・ギター
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:組曲 Op.133
スコット・ボーグ(ギター)
 オーストラリアの若手スコット・ボーグがヤナーチェクの「草陰の小道で」をギターで弾く!

 録音:2008年7月12-20日 アメリカ合衆国,マサチューセッツ州,ブルックライン [72'28] ※日本語解説つき

 注目はヤナーチェクのピアノ組曲、「草陰の小道で」を米国の作曲家、マーティン・ブレスニックがギター用に編曲したもの。原曲とはまた少し異なった味わいが良い。
 20 世紀英国を代表する作曲家の一人、マイケル・ティペット(1905-1998)による珍しいギター曲、ザ・ブルー・ギターは、名ギタリスト、ジュリアン・ブリーム(1933-)のために作曲、1983 年にブリームによって初演された。
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895—1968)は、イタリア生まれで米国に移住した作曲家。米国ではハリウッドでの映画音楽で有名だったが、今日ではもっぱらギターへの作品で知られている。
 組曲 Op.133 は米国時代の1947 年の作品。即興的なプレルーディオ、情感豊かなモルト・モデラート、そしてジプシー風に激しく燃え上がるカプリッチョと、聞き応えのある名曲である。
 スコット・ボーグはオーストラリア出身の若手ギタリスト。7 歳からギターを始め、すぐに才能を開花させた。現在は米国在住。
 

ODRCD 322
\2400
「ヒルデガルドのセクエンティア集」
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:
  愛(カリタス)/おお聖エウカリ様/
  アヴェ・マリア/おおこの上なく光輝く宝よ/
  おお真紅の血潮よ/だが悪魔は/おお教会よ/愛
 ライス(b.1962):
  ヒルデガルドのセクエンティア集(8曲)
メディヴァ:
 【アン・アレン(リコーダー,ショーム)
  アンナ・ダニレフスカヤ(フィドル)
  アンナ・ミクラシェヴィチ(ソプラノ)
  コリナ・マルティ
   (リコーダー,クラヴィシンバルム,
    打楽器)
  マリー・ブーニシエン(中世ハープ)
  ジルケ・グヴェンドリン・シュルツェ
   (リコーダー,ショーム)
  サトウ・ユキエ(メッゾソプラノ)】
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの作品とそれに基づく作品集

 録音:2014年12月1-4日 スイス,メーリン、64'52、※日本語解説つき

 12 世紀に活躍した作曲家、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの作品と、それに基づいた英国の作曲家、ヒュー・コリンズ・ライス(1962-)の「ヒルデガルドのセクエンティア集」を収録。
 演奏するメディヴァは中世音楽を中心に様々な音楽を手がける女性ばかりのアンサンブル。




QUERSTAND



VKJK 1616
\2000→\1890
ユリアーネ・ラーケの最新盤!
 「ブランデンブルクの黄金時代」

 ブレイド:組曲 ト長調
 ツァンギウス:天の国にいる私たちの父よ
 プレトリウス:パドゥアーナとガッリアルド第1番 ニ短調
 シュテッフケン:組曲 ニ短調
 ヤジェンプスキ:
  ラ・ベルリネーザ,ラ・ケーニクスベルガ
 ルポ:ファンタジア
 ローヴェ:コラント ニ短調
 ロック:組曲第5番 ニ短調
 ドルッケンミュラー:組曲第2番 ト長調
 シェルレ:組曲 ト短調
 クラーデンタラー:組曲第1番 ニ短調
アンサンブル・アルト・デコー:
 【ユリアーネ・ラーケ
   (指揮,ディスカントガンベ,
    バスガンベ)、
  マクシミリアン・エールハルト
   (バロックハープ)、
  フラウケ・ヘス(バスガンベ)、
  イレーネ・クライン
   (アルトガンベ,バスガンベ)、
  ハンス=マルティン・メッケル
   (アルトガンベ,
    テノールブロックフレーテ,
    バスブロックフレーテ,アルトガンベ)、
  ユーリア・ヴェトー
   (ディスカントガンベ,
    アルトガンベ,バスガンベ)】
 ユリアーネ・ラーケの最新盤!ベルリンのガンバ作品集!

 録音:2016 年2 月15-18 日ベルリン、67'30

 16世紀から17世紀にかけてベルリンと縁のあった作曲家のヴィオラ・ダ・ガンバ作品を集めている。
 ウィリアム・ブレイド(1560-1630)、ニコラウス・ツァンギウス(1570-1619)、トマス・ルポ(1571-1627)、ヴァルター・ローヴェ(1584頃-1671)、アンブロジウス・シェルレ(ローヴェと同時代)、アダム・ヤジェンプスキ(1590頃-1649)、バルトロモイス・プレトリウス( 1590頃—1623 ) 、ディートリヒ・シュテッフケン( 1600 頃-1673 ) 、マティウ・ロック(1621-1677)、ゲオルク・ヴォルフガング・ドルッケンミュラー(1628-1675)、ヒエロニムス・クラーデンタラー(1637-1700)。
 リーダーのユリアーネ・ラーケはブレーメンおよびデン・ハーグで学んだヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。様々な古楽団体に数多く参加している名手。





ユリアーネ・ラーケ、小さな教会で。
https://youtu.be/O3Il0l2Zd30

 

VKJK 1611
(2CD)
\4000
ライヴ録音!
 ハイドン:オラトリオ「天地創造」
ユーリア・ゾフィー・ヴァーグナー(ソプラノ)
ロタール・オディニウス(テノール)
アンドレアス・シャイブナー(バリトン)
ミヒャエル・シェーンハイト(指揮)
メルゼブルガー・ホフムジーク
 (ピリオド楽器使用)
コレギウム・ヴォカーレ・ライプツィヒ
シュロスカペレ・ザールフェルト室内合唱団
 録音:2015年9月11、12日 メルゼブルク [96'52] DDD

 ライプツィヒ近郊の町、メルゼブルクの大聖堂で行われたハイドンのオラトリオ「天地創造」のライヴ録音。指揮のミヒャエル・シェーンハイトはザールフェルト生まれでライプツィヒに学んだオルガニスト。1986 年からライプツィヒのゲヴァントハウスのオルガニストとして活躍する一方、メルゼブルクを拠点に指揮活動も活発に行っている。地方都市での演奏ながらこの「天地創造」はかなり水準が高いものだ。
 メルゼブルガー・ホフムジークは1998 年創立のピリオド楽器使用オーケストラで、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団員も参加している。シェーンハイトの指揮はピリオド楽器を生かした透明さを持ちつつライプツィヒ的な穏やかな温かさも兼ね備えたもの。しかも長年率いてきたオーケストラと合唱がシェーンハイトの音楽にピタリと従っており、シンフォニックなハイドンからは得られない親密な愉悦がある。
 3人のソリストには、若手のソプラノ、中堅のテノール、ベテランのバリトンが配され、これも見事成功している。ジャケットデザインが妙にカラフルだが、中身は実に立派な演奏だ。
 

VKJK 1615
\2000
「黄金の国の歌」〜
 東欧ユダヤ人の民衆歌やユダヤ系の作曲家の歌

  ゲビルティヒ:
   楽しめ、子どもたちよ,子ども時代,
   黄金の国の歌,モイシェレ、私の友よ/
  ワルシャウスキ:粉挽きの涙/
  ローゼンフェルト:私の憩いの場所/
  伝承歌:
   ヒナギク、ジャガイモ、
   他の娘と行ってはいけない、昨日は過ぎ去った/
  ゴルドン:強い酒/ツェイラ:夜/
  マンガー:道の途中に木が立っていた/
  伝承歌:輪に加わりなさい
ルートヴィヒ・ベーム(指揮)
ライプツィガー・シナゴーガルコール
アニャ・ペヒェ(ソプラノ)
ズザンネ・ラングナー(アルト)
ファルク・ホフマン(テノール)
トーマス・シュトライペルト(バスバリトン)
ヘンリク・ホッホシルト(ヴァイオリン)
クラウス=ペーター・ネーベルング
 (コントラバス)
ウルリヒ・フォーゲル(ピアノ)
 録音:2016年4、5月 ライプツィヒ、56'10

 東欧ユダヤ人の民衆歌やユダヤ系の作曲家の歌を集めたCD。モルデカイ・ゲビルティヒ(1877-1942)はオーストリア=ハンガリー二重帝国の支配下にあるクラクフ大公国(現在はポーランド領)に生まれた。1930 年代にヒット曲を連発し人気作曲家となるが、1942 年6 月、ナチがクラクフのユダヤ人を強制移送する(映画「シンドラーのリスト」に描かれた事件)際に亡くなった。いずれの曲も心に染みるものばかりである。
 ライプツィガー・シナゴーガルコールは1962 年創立の半世紀以上の歴史ある合唱団。
 

VKJK 1622
\2000
ラインベルガー:歌曲集 クレメンス・モルゲンターラー(バスバリトン)
ベルンハルト・レンツィコフスキ(ピアノ)
 ああ、さまよい人よ! Op.3-1/もし二人が Op.3-3/海が激しく波立っているOp.3-4/
 私は谷と森の中をさ迷うOp.3-5/過ぎ去って Op.3-6/夜の歌 Op.3-7/民謡 Op.4-2/
 私は木々の下をさ迷う Op.4-3/夏の蜘蛛の糸 Op.4-4/トラウン湖で Op.22-1/
 夜の花 Op.22-2/秋の歌 Op.26-1/春に Op.26-2/赤毛の馬が私の宝物 Op.26-3/
 冬に夢見る Op.26-4/風の精 Op.26-5/庭で Op.26-7/彼女の家の前で Op.41-5/
 嵐の中で Op.41-7/かつて緑の森で夢見た Op.57-1/ばらをまどろまさせてOp.57-2/
 澄み切った空のひばり Op.57-3/浜辺で Op.136-2/満ち潮 Op.136-3/
 戦慄 Op.136-5/アマーリエ Op.136-7/人気のない水車小屋 Op.136-8/
 憧れ Op.136-9/失われた Op.136-10/取り戻す Op.136-12
 録音:2014年2月3-7日、フェルトキルヒ,オーストリア、78'03、DDD

 19 世紀後半のドイツで絶大な人気を誇ったヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839—1901)の歌曲集。ブラームスにも通じる渋いドイツ・ロマン色の濃い作風で、ドイツリートのファンには歓迎されるだろう。世界初録音も多数含まれる。
 クレメンス・モルゲンターラーはヴュルツブルク近郊ヴェルトハイム生まれのバスバリトン。歌曲と宗教曲で活躍している。2010 年からオーストリア、フェルトキルヒのフォアアールベルク州立音楽院の教授を務めており、そこでの録音。
 

VKJK 1623
\2000
「高き天より」〜
 バッハ:クリスマス・オルガン作品集

  さあ,来なさい異邦人の救世主よ BWV659/
  起きなさい!裁きの時が来たBWV440/
  私の魂は主を崇めるBWV733/
  おとろえた心よ、元気を出せBWV454/
  パストラーレ ヘ長調 BWV590/
  私はあなたに喜ぶ BWV465/
  クリスマスの歌「高い天から私たちはここに来た」に基づくカノン風変奏曲BWV769/
  ああいとしいイエス様 BWV493/
  高みにおられる神だけに栄光がありますように BWV711/
  ここであなたの馬糟のそばに立ち BWV469/
  前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 547
ヤン・カツシュケ(オルガン)
ブリッタ・シュヴァルツ(アルト)  
 録音:2016年3月4−6日、5月9日 ドレスデン、66'05

 バッハのオルガン作品からクリスマスに関わるものを集めている。
 ヤン・カツシュケは2005 年からドレスデンのルター派ディアコニッセンハウス(奉仕女性の館)教会のカントールを務めている。教会のオルガンは1972 年製の中規模なもので、素朴な音色が魅力である。
 

VKJK 1627
\2000
「宗教的合唱曲集」
 レーガー:3つのモテット Op.110
  (私の息は弱っている/
   ああ、主よ、私を罰しないでください/
   ああ死よ、あなたはなんと厳しいことでしょう)
 バッハ:
  来てください、イエスよ、来てください BWV229
 ニステット:不滅のバッハ
  (バッハの「来なさい、甘い死よ」BWV478 に基づく)
フロリアン・ヘルガート(指揮)
MDR放送合唱団
 録音:2016年4月5-9日 ライプツィヒ、54'31、DDD

 ドイツの若手指揮者、フロリアン・ヘルガートが、ライプツィヒのMDR 放送合唱団を指揮したCD。
 2016 年はマックス・レーガー(1873-1916)没後100 周年で、宗教的合唱曲集 Op.110 をメインに据えている。1909-1912 年に書かれた3 曲のモテットで、いずれも無伴奏。最初の2 曲は8 パートから成る重厚さと静けさが素晴らしい。
 クヌート・ニステット(1915—2014)はノルウェイの作曲家、合唱指揮者(ニューステット、ニーステッドなどとも表記される)。「不滅のバッハ」は、バッハの「来なさい、甘い死よ」 BWV478 に基づいた作品。




STRADIVARIUS


STR 37062
\2300
「2人のセレナーデ」
 ヴィリー・ブルクハルト(1900-1955):セレナーデOp.71-3
 エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):花の分類
 アストル・ピアソラ(1921-1992):カフェ1930
 ジャック・イベール(1890-1962):間奏曲
 フランチェスコ・モリーノ(1768-1847):ノットゥルノOp.37
 フランコ・マルゴーラ(1908-1992):4つのエピソード
 ダニエレ・ザネットヴィチ(1950-):5つのポピュラーな子守歌
 フェルディナンド・カルッリ(1770-1841):セレナータOp.109-6
ルイーザ・セッロ(フルート)
カーラ・ミネン(ギター)
 元ミラノ・スカラ座管のフルート奏者ルイーザ・セッロ、ギターとの珠玉のアンサンブル!

 録音:1991年[52’53]

 ガッツェローニなどに師事し、ミラノ・スカラ座管でフルート奏者を務め、1987 年よりトリエステ音楽院の教授として後進の指導にあたっているイタリアのフルーティスト、ルイーザ・セッロ。ローザンヌ大学でダゴベルト・リナレスに師事し、世界的に活躍したギタリスト、カーラ・ミネンのデュオ・アルバム。優しく繊細な音色のフルートと、温かみのある音色と色彩感豊かな表現で聴かせるギターによる珠玉のアンサンブル。
 ピアソラやヴィラ=ロボスといった南米の作曲家からイタリアの古典派まで幅広い時代の作品をセレクトしています。人気上昇中のフルートとギターのデュオ・レパートリーとしても注目。
 


STR 37044
\2300→\2090
偽作?
 モーツァルト:
  J.S.バッハによる6つの前奏曲とフーガ KV 404a
リアーナ・モスカ(ヴァイオリン)
ジャンニ・デ・ローサ(ヴィオラ)
マルチェッロ・スカンデッリ(チェロ)
 珍しいモーツァルトのバッハによる室内楽!

 録音:2014年、2015年、52’43

 モーツァルト自作のアダージョ(プレリュード)と編曲したJ.S.バッハとW.F.バッハのフーガを組み合わせた作品“バッハによる6 つの前奏曲とフーガ”。近年は偽作とされる説が強い。とはいえ偉大な作曲家の美しい響きと、落ち着いた音楽に癒される1 枚。
 ヴァイオリンは、イル・ジャルディーノ・アルモニコのメンバーとしても知られるリアーナ・モスカ。

リアーナ・モスカ

三重奏、美しいです。
https://youtu.be/gK87WETeNLY


 

STR 37039
\2300
「クラウス・フーバー(1924-):フルート作品集」
 (1)生と死は裏表ではなく/(2)インタルシミレ/
 (3)禁欲/(4)フルーティストに尋ねよ/
 (5)私は空の中で迷う/
 (6)悲歌〜私の心は引き裂かれ/
 (7)私たちの影の時代/(8)無限の気Ⅰ
 (9)悲歌〜私の心は引き裂かれ
ジャン=リュック・ムネ(Fl)
(3)(5)クラウス・フーバー(語り)
(1)(9)キャロライン・デルメ
 (テオルボ)
(1)マジッド・エル=ブシュラ(C-T)
(7)ヴェロニク・ゲスキエール(Hrp)
(7)ピエール=アンリ・シュエレブ
 (Vaダモーレ)
 録音:2001年&2014年、65’48

 2009 年、エルンスト・フォン・ジーメンス賞とザルツブルク音楽賞受賞したスイスの現代音楽作曲家の巨匠クラウス・フーバー。
 このアルバムは彼のフルート作品を集めたアルバムで、フーバー自身も「語り」として参加している。無調の旋律が展開されフルートの音色を多彩に活かしながら独創性溢れる作品を作り上げています。
 

STR 37051
(2CD)
\4600
ジェミニアーニ(1687-1762):
 ハープシコードのための小品集第2巻(1762)
フランチェスコ・バローニ
 (Cemb&Org)
 録音:2014年、52’17/54’39

 フランチェスコ・ジェミニアーニはイタリア後期バロック音楽の作曲家。バッハやヘンデルの2 歳年下。ヴァイオリニストとしても活躍し、ヴァイオリン作品も多数残しています。
 イタリア・バロックを代表する作曲家コレッリやヴィヴァルディなどの影に隠れがちですが、素晴らしい作品ばかりです。この珍しいハープシコード作品は深い憂愁と楽曲の力強さを感じさせます。素朴でいながら、エネルギッシュで聴く人を引き付ける魅力に溢れています。
 
STR 37053
\2300
「ダニエル・ギーシ(1984-):地理学」
 (1)太陽に最も近い星(2011-12)〜女声とアンサンブルのための
 (2)iCi(エコー)(2010)〜エレクトロニクスのための
 (3)アブロード(2010-11)〜
  女声とアンサンブル、エレクトロニクスのための
 (4)コンチェルティーノ(2011)〜15楽器のための
サンドロ・ゴルリ(指揮)
ディヴェルティメント・アンサンブル
ラウラ・カトラーニ(ソプラノ)
 録音:2015年4月 [68’17]

 1984 年生まれのイタリア出身の作曲家。ミラノ・ビコッカ大学で数学を学び成績優秀で卒業。さらにベルガモにあるドニゼッティ音楽学校でアルベルト・コッラ、ステファーノ・ジェルヴァゾーニに作曲を学び、こちらも成績優秀で卒業という異色の経歴。2009 年〜2010 年にかけてベルリン芸術アカデミーのコンポーザー・イン・レジデンスを務め、様々な委嘱作品も手掛けています。
 このアルバムは、女声とエレクトリニクスと室内アンサンブルのための作品集。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


MAGGIO LIVE



MAGGIO 013
(2CD)
\3800→\3490
ボリス・クリストフの存在感たっぷりのセネカ
 モンテヴェルディ:「ポッペアの戴冠」
クラウディア・パラダ(ソプラノ/ポッペア)
ミルト・ピッキ(テノール/ネローネ)
ミレッラ・パルット
 (メゾソプラノ/オッターヴィア)
レナート・チェーザリ(バリトン/オットーネ)
ボリス・クリストフ(バス/セネカ)
カルロ・フランキ(指揮)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、合唱団
 録音:1966年11月27日、フィレンツェ・コムナーレ劇場(ライヴ)MONO/MONO

 1966 年の音楽祭での「ポッペアの戴冠」のライヴ録音。なんといっても注目は伝説のバス、ボリス・クリストフが参加していること。哲学者セネカ役をこれ以上ない重厚感で歌っています。
 今のような古楽演奏が盛んになる前の演奏ですが、古い音源ながらも当時の人々がおぼえた感動を追体験できる貴重な音源といえましょう。


















11/10(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



AMBRONAY


AMY 307
\2700
「新しいヨーロッパ」
 ホアン・デ・カストロ:Entre dos alamos verdes/
 マヌエル・コレア:Dime Pedro, por tu vida/
 エティエンヌ・ムリニエ:Orillas del claro Tajo/
 作曲者不詳:Entre dos alamos verdes/
 フランシスコ・ゲレーロSicut cervus/
 作曲者不詳:Deus in adiutorium meum/
 作曲者不詳:Laudate Dominum/
 コレッリ:トリオ・ソナタ第4番 op.2/
 B.ド・ハヴェシュタット:Duamtumn vil/
 D.ツィポリ:Zuipaki/Chapie Zuichupa/
 作曲者不詳:Tonada El Diamante/
 作曲者不詳:Lanchas para Baylar/
 クスコの伝統音楽Siwar situy/
 作曲者不詳:Cachuas al Nacimiento de Nuestro Senor Jesucristo/
 フローベルガー:Phantasia supra Ut-Re-Mi-Fa-Sol-La, FbWV 201 (Extract)/
 作曲者不詳:Y technepa Sacramento/
 フランコ:Santa Maria in ilhuicac/
 Pinheiro: Laetatus sum/
 作曲者不詳:Sao qui turo/
 ホアン・グティエレス・デ・パディラ:A la xacara, xacarilla
セコンダ・プラクティカ 
 17 世紀前後、黄金期スペイン植民地の音楽

 録音:2016年4月

 16 世紀から17 世紀にかけて、スペインやポルトガルは多くの土地を植民地化しました。当時のスペイン・ポルトガルの音楽、そして植民地に伝わっていた音楽、両者が融合して生まれた新しい音楽を収録したのがこの1 枚。
 どこか懐かしい素朴な歌や、敬虔な宗教的作品など、珠玉の楽曲を楽しむことができます。




APARTE


AP 141
(2CD)
\3500
C.P.E.バッハ(1714-1788):作品集
 [CD1](AP.080)
  (1)チェロ協奏曲 イ短調 Wq.170(H.432)
  (2)シンフォニア第5番 ロ短調 Wq.182(H.661)
  (3)チェロ協奏曲 イ長調 Wq.172(H.439)
  (4)トリオ・ソナタ「多血質と憂鬱質(Sanguineus&Melancholicus)」
   (2つのヴァイオリンと通奏低音のための)ハ短調 Wq.161 (H.579)
 [CD2](AP.140)
  ・シンフォニア第3番 ハ長調Wq.182/3(H.659)
  ・チェロ協奏曲第2番 変ロ長調Wq.171(H.436)
  ・シンフォニア ホ短調Wq.178(H.653)
    ソナタ ニ長調Wq.137(H.559)
  ・ピッコロ・チェロとチェンバロのためのソナタ Wq.137(H.559)
  ・チェンバロ協奏曲 ニ短調Wq.17(H.420)
プルチネッラ・オーケストラ
フランチェスコ・コルティ
 (フォルテピアノ)
[CD1]
 オフェリー・ガイヤール
  (チェロ、指揮)
 (4)ティボー・ノアリ(ヴァイオリン)
 
[CD2]
 オフェリー・ガイヤール
  (ピッコロ・チェロ、指揮)
 ガイヤールのC.P.E. バッハが2 枚組でお買い得価格に

 [CD1]チェロ/フランチェスコ・ゴフリラー1737年製
 フォルテピアノ[使用楽器:(1)-(3)Johann Andreas Stein(1785)/(4)Franz Baumbach(Vienne,1790)] 
 [CD2]チェロ/フランチェスコ・ゴフリラー1737年製、フォルテピアノ/F.ブランシェ1733年製、フランツ・バウムバッハ1780年製
 録音:[CD1]2013年9月17-19日、12月19日/パリ、ボン・セクール教会 [CD2]2015年9月7-10日パリ

 気品としなやかさを兼ね備えたフランスの女性チェロ奏者、オフェリー・ガイヤール。1998 年ライプツィヒ国際バッハ・コンクール第3 位、また自ら創設したアンサンブル・アマリリスを率いて国際コンクールで優勝しており、モダンからバロックまで、幅広く活躍しています。フルニエ、トルトゥリエら、フランス・チェロ楽派の正当な継承者ともいえる存在。彼女のC.P.E. バッハの録音が2 枚組お買い得価格で登場。
 [CD1] は2014 年のディアパソン・ドール・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。バロックから古典への重要な橋渡し役であったC.P.E バッハ。
 新しい時代を切り開く勢いが感じられる作品を、ガイヤール率いる力強くも気品あふれる演奏でたのしめるセットです。
 

AP 128
\2600
「VENEZIA 1700」
 ・トレッリ(1658-1709):
  ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Gie T 60*世界初録音
 ・ボンポルティ(1672-1749):
  ヴァイオリンと通奏低音のためのインヴェンション op.10-6(1712)
 ・カルダーラ(1670-1736):
  2つのヴァイオリンと通奏低音のためのシャコンヌ 変ロ長調(1699)
 ・ダッラバーコ(1675-1742):
  ヴァイオリン・ソナタ ト短調 op.4-12(1716)
 ・ヴィヴァルディ(1678-1741):ソナタ 変ロ長調 RV759
 ・カルダーラ:
  2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調 op.2-7(1699)
 ・アルビノーニ(1671-1751):ソナタ ト短調
 ・ヴィヴァルディ:ソナタ ニ短調「ラ・フォリア」op.1-12(1705)
レ・ザクサン(Les Accents)
 【ティボー・ノアリ(ヴァイオリン)、
  クレール・ソットヴィア(ヴァイオリン)、
  エリサ・ジョグラー(チェロ)、
  マチュー・デュプイ(チェンバロ)、
  ロマン・ファリク
   (テオルボ、バロック・ギター)】
 17世紀バロック・ヴァイオリンの粋バッハの無伴奏ヴァイオリン作品にも引けを取らない深遠なる世界

 録音:2015年9,10月

 ミンコフスキ率いるレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル- グルノーブルのソロ・ヴァイオリン奏者のティボー・ノアリ率いるアンサンブルによる、17 〜18 世紀のヴァイオリン音楽集。
 ヴェネツィアに生まれ、ヴェネツィアで活躍したタルティーニは、200 ほどのヴァイオリン・ソナタを作曲しました。その後、ヴィヴァルディは80 ほどのソナタを作曲し、さらに、後のピゼンデル、ルクレールらにも影響を与えています。 ヴェネツィアから派生したヴァイオリンの音楽をたどる1 枚。いずれも通奏低音を伴う作品ですが、バッハの無伴奏ヴァイオリン作品にも劣らぬ深遠なる世界をたたえた名曲がならびます。
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AP 131
\2600→\2390
ピオーも参加の注目アルバム
 ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
 
 ハイドンのパリ交響曲チクルス

 ・アンリ=ジョゼフ・リジェル(1741-1799):
  交響曲第4番 ハ短調 op.12
 ・ジュゼッペ・サルティ(1729-1802):
  lo d’amore, oh Dio! Mi moro〜
   「見捨てられたディドーネ」よりセレーナのアリア*
 ・J.C.バッハ(1735-1782):
  Semplicetto, ancor non sai〜
   「エンディミオーネ」よりディアーナのアリア
 ・J.ハイドン(1732-1809):
  交響曲第85番「王妃」変ロ長調 Hob I:85
ジュリアン・ショヴァン(指揮)
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
 録音:2016年3月 * 世界初録音

 ハイドンのパリ交響曲(第82-87 番)を録音するプロジェクトの第1 弾。当時の演奏会習慣に則り、交響曲をメインに据え、様々な編成の楽曲でプログラムが構成されています。
 1 曲目のリジェルの交響曲は管楽器の活躍も印象的な、ドラマティックな作品。2 曲収録のソプラノ・アリアでは、サンドリーヌ・ピオーが客演しています。ハイドンの「王妃」では快活なテンポで、きざむ弦のリズムが小気味よい演奏です。
 ル・コンセール・ド・ラ・ローグは2015 年、ヴァイオリン奏者のジュリアン・ショヴァンによって設立されました。この名称は、1783 年に設立され、ハイドンの「パリ交響曲」もこの団体のために書かれたコンセール・ド・ラ・ローグ・オランピックにちなんでいます。
 この団体は、マリー=アントワネット下のチュイルリー宮でレジデント・オーケストラを務めた、フランス、そしておそらくヨーロッパ随一の楽団でした。メンバーはほぼ全員フリーメイソンによって構成され、名称のLoge もフリーメイソンのLodges に因んでいます。
 ショヴァンはOlympic という文言を団体名に使うことをオリンピック委員会から禁止されたため、2016 年から名称をル・コンセール・ド・ラ・ローグとして活動を続けています。



リジェルの珍しい作品集・・・ここは弦楽四重奏曲

atma
ACD2 2348
\2500
リジェル:6つの対話的四重奏集 Op.10
 第1番 ト短調,第2番 ニ長調,第3番 変ロ長調,
 第4番 ト長調,第5番 ホ短調,第6番 イ短調
フランツ・ヨゼフ四重奏団(ピリオド楽器使用)
〔オリヴィエ・ブロー(Vn),
ジャック=アンドレ・ウール(Vn),
ヘレネ・プルフ(Va),
マルセル・サン=シール(Vc)〕

 アンリ=ジョゼフ・リジェル(1741-1799)は、名前を見てピンと来た方もおられるかもしれないが、本来、南ドイツのヴェルトハイムという町に生まれたドイツ人。
 1767年にパリに移住し、ここで後半生を過ごし、亡くなっている。
 6つの対話的四重奏集は、1773年に出版された、彼の代表的作品集。
 ハイドンより一世代後の人だけに、ドイツで確立した弦楽四重奏の手法をしっかり身につけ、その上でパリ好みの作風となっている。フランツ・ヨゼフ四重奏団は、モントリオールを拠点とする時代楽器の弦楽四重奏団体。颯爽としたスタイルで楽しめる。




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EVIL PENGUIN RECORDS



EPRC 0022
\2500→\2290
ウィスペルウェイ、シューベルト&ブラームス
 デュオ全曲シリーズ第3弾!

  ・ブラームス:ソナタ イ長調 op.100
    (原曲:ヴァイオリン・ソナタ)
  ・シューベルト:ソナタ イ長調 D574、Op.post.162
    (原曲:ヴァイオリン・ソナタ)
  ・ブラームス:チェロ・ソナタ ヘ長調 op.99
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)
 力強さと精巧さを兼ね備えたオランダの名チェロ奏者ウィスペルウェイ。シューベルトとブラームスのデュオ(室内楽)の全曲録音プロジェクト、第3弾の登場です。
 ブラームスのチェロ・ソナタop.99 とヴァイオリン・ソナタop.100 は、ブラームスが最も幸せな時を過ごした1886 年夏、トゥーン湖での日々に書かれました。
 イ長調のヴァイオリン・ソナタop.100 はチェロで聴いてもたぐいまれなる名曲であることを実感。ヘ長調のソナタop.99 も、アーティキュレーションやハーモニーが際だたせられた、ウィルペルウェイならではの演奏といえるでしょう。
 ジャコメッティの精巧かつ重厚なピアノがウィスペルウェイのブラームス観をより深いものにしています。シューベルト作品もウィスペルウェイのヴィルトゥオジティとふくよかながらも甘すぎない歌いまわしが絶妙にマッチした演奏となっています。






第1弾&第2弾

EPRC 018
\2500→\2290
ウィスペルウェイ/ジャコメッティ
 ブラームスとシューベルトのデュオ全曲録音プロジェクト始動!

   シューベルト:ファンタジー ハ長調 D 934
   レーガー:
    3つの無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 op.131c-1よりアダージョ
   ブラームス:ソナタ 変ホ長調 op.120-2
    (原曲:クラリネット・ソナタ第2 番の作曲者自身によるヴィオラ編曲版)
   レーガー:3つの無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 op.131c-2よりラルゴ
   シューベルト:ソナティナ第3番 ト短調 D 408(原曲:ヴァイオリンとピアノ)
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)
 録音:2014年10月、2015年2月/ベルギー、メヘレン、セレンディピトゥス・スタジオ
 チェロ/1760 年ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ、弓/1710 年ロンバウツ・バロック弓
 ピアノ/モダン・スタインウェイ

 ウィスペルウェイ、新譜の登場。シューベルトとブラームスの、デュオ(室内楽)をすべて録音(全部で5 枚のCD になる予定)するという注目プロジェクトの第1 弾です。
 シューベルトのファンタジー ハ長調や、シューベルトのソナティナに至っては約20 年ぶりの再録音となりますが、名曲クラリネット・ソナタ第2 番のヴィオラ版に基づくものなど、今回新たに収録するものも含みます。
 ピアニストには長年共演を重ねている名手ジャコメッティを迎え、まさに万全の態勢で臨んだプロジェクトといえるでしょう。レーガーの無伴奏が挿入されているというのも興味深いところです。
 ブラームスとシューベルトへの愛とその作品への深い洞察に満ちており、感情が生々しく伝わってくるよう。ウィスペルウェイの充実ぶりを実感します。

EPRC 0021
¥2500→\2290
ウィスペルウェイ、
 シューベルト&ブラームスデュオ全曲シリーズ第2弾!

  ・シューベルト:「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲 D.802, op.160
   (原曲:フルートとピアノ)
  ・ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 op.38
  ・シューベルト:ソナチネ イ短調 D.385, op.137-2
   (原曲:ヴァイオリンとピアノ)
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)
 チェロ:J.B.Guadagnini (1760, Parma)/ピアノ:Steinway & Sons grand model D 598853
 録音:2015年2、8月

 力強さと精巧さを兼ね備えたオランダの名チェロ奏者ウィスペルウェイ、新譜の登場。シューベルトとブラームスの、デュオ(室内楽)をすべて録音(全部で5 枚のCD になる予定)するという注目プロジェクトの第2 弾です。
 「しぼめる花」はもともとフルート作品で、チェロでの録音は世界初。悲しくも美しい旋律はチェロで奏でても実にしっくりきます。シューベルトのソナチネも、さまようようなハーモニーと転調が印象的で、同時にリリシズム、そしてドラマに満ちた作品ですが、ウィスペルウェイの雄弁な語り口と、ジャコメッティの精巧なピアノで聴くアンサンブルは実に見事です。
 ブラームスのソナタは、冒頭からさすがの出来栄え。終楽章のバッハの「フーガの技法」に基づいたフーガはウィスペルウェイの真骨頂、迫力ある堅固な建造物が目の前に現れます。ウィスペルウェイの芸術がますます深まっていることに感じ入る1枚です。







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PHILHARMONIA REC



PHR 0107
\2400→\2190
リーズ・ドゥ・ラ・サールとフィルハーモニア・チューリッヒのメンバー
 ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲

  ピアノ三重奏曲第1番ト短調
  ピアノ三重奏曲第2番変ロ短調
リーズ・ドゥ・ラ・サール(ピアノ)
バルトゥオミ・ニジョウ(ヴァイオリン)
クラウディス・ヘルマン(チェロ)
 リーズ・ドゥ・ラ・サールとフィルハーモニア・チューリッヒのメンバーによるラフマニノフの悲しみの三重奏曲

 録音:2016年1月、チューリッヒ、SRFスタジオ/63’57

 2012/2013 シーズンより音楽総監督に就任したファビオ・ルイージの下、さらなる進化を遂げているフィルハーモニア・チューリッヒ。2015 年に立ち上げた自主レーベル, フィルハーモニア・レコードからも次々と録音が発表されています。
 本作は、2013 年から2015 年までアーティスト・イン・レジデンスを務めたフランス出身のピアニスト、リーズ・ドゥ・ラ・サールとフィルハーモニア・チューリッヒのコンサートマスターのバルトゥオミ・ニジョウとソロ・チェロ奏者のクラウディス・ヘルマンの3 人によるラフマニノフのピアノ三重奏曲。
 リーズ・ドゥ・ラ・サールはフィルハーモニア・チューリッヒとのラフマニノフの5 つの協奏曲のディスクを発売しており(PHR-0104)、彼女のラフマニノフに対する深い愛情と真摯な音楽性は実証済です。
 ラフマニノフの2 つのピアノ三重奏曲は「悲しみの三重奏曲」と呼ばれ、ラフマニノフ若き日の魅力的な作品です。第1 番は、モスクワ音楽院の学生だった1892 年に作曲されています。チャイコフスキーの「偉大な芸術家の想い出」に影響を受けており、15 分未満の単一楽章の短い作品ですが、豊かな抒情性と哀愁漂う旋律が心に染みわたります。
 一方第2 番は、チャイコフスキーの悲報を受けて1983 年12 月に完成。チャイコフスキーの死を悼む厳粛な冒頭に始まり、第1 番よりも内容的にも形式としても充実した音楽。特にピアノは多彩な音色と高度な技巧が求められ、非常に聴き応えがあります。
 ヴァイオリンとチェロの流麗な語り口はさすがオケのメンバー同士、ヴァイオリンとチェロの音色がまろやかに溶け合い、そこにリーズ・ドゥ・ラ・サールの凛としたピアノが絡み合い、ラフマニノフの甘美な香りが沸き立つ見事な演奏を聴かせてくれます。






リーズ・ドゥ・ラ・サール旧譜
NAIVEなので入手できるのは時間の問題


 ただのカワイ子ちゃんだと思っているとガブっと食いつかれる。
 1988年生まれの美貌と才能に恵まれたピアニスト、リーズ・ドゥ・ラ・サール。13才から国外コンサートに招かれているとか、既に数々のコンクールで一等を獲得しているとか、そんなことは二の次。とにかくこれらのCDで聞ける演奏にただただ驚くばかり。その鮮烈な感性、圧倒的な技巧、豊かな表現力・・・まさに才能の塊。「フランスの至宝」と呼ばれるのは分かるような気がする。


ショスタコーヴィチ、リスト、プロコフィエフ
重量級ピアノ協奏曲集
Shostakovich: Piano Concerto No. 1 in C minor for piano, trumpet & strings, Op. 35, etc.
V 5053
\2600
(1)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
(2)リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
(3)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番変ニ長調op.10
リーズ・ドゥ・ラ・サール(P)
ローレンス・フォスター指揮
グルベンキアン管
ガボル・ボルドツキ(Tp)(1)
 シンプルな響きの中にリーズの感性がきらりと光る名演。華々しいピアノのパッセージのものすごい迫力には圧倒されるのみ。
 正統派でありながらここまでガッチリ聴かせ切るこの天才少女の腕には本当に脱帽。

ショパン:バラード&ピアノ協奏曲第 2 番
Chopin: Ballades & Piano Concerto No. 2
V 5215
\2600
ショパン:
 バラード(全 4 曲)、ピアノ協奏曲第 2 番

  バラード
   第1番 ト短調 op.23
   第2番 ヘ長調 op.38
   第3番 変イ長調 op.47
   第4番 ヘ短調 op.52
  ピアノ協奏曲 第 2 番 ヘ短調 op.21
リーズ・ドゥ・ラ・サール(ピアノ)
ファビオ・ルイージ(指揮)
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

ファビオ・ルイージも激賞。 表現に深みを増した美しきピアニスト リーズ・ドゥ・ラ・サールのショパン。熱くうねり轟くショパン。
録音:協奏曲 -2009 年 9 月( ライヴ )/バラード -2010 年 2 月( スタジオ録音 )




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PHR 0106
\2400→\2190
ファビオ・ルイージ&フィルハーモニア・チューリッヒ
 リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」

  第1曲:海とシンドバッドの船(10’35)
  第2曲:カランダール王子の物語(12’53)
  第3曲:若い王子と王女(10’52)
  第4曲:バグダッドの祭り、海、青銅の騎士のある岩にての難破(13’20)
フィルハーモニア・チューリッヒ
ファビオ・ルイージ(指揮)
バルトゥオミ・ニジョウ(ヴァイオリン)
 ルイージの緻密に計算された華麗で優美な「シェエラザード」

 録音:2016年7月、チューリッヒ歌劇場(ライヴ)/47’42

 ファビオ・ルイージ率いるフィルハーモニア・チューリッヒによるリムスキー=コルサコフの交響組曲「シェエラザード」。
 千夜一夜物語を元にしたリムスキー=コルサコフの代表的なオーケストラ作品である「シェエラザード」は、数あるコンサート・レパートリーの中でも指折りの華麗なサウンドを誇る傑作として多くの指揮者が取り上げてきた楽曲。
 リムスキー= コルサコフの管弦楽書法の巧みさ、王妃シェエラザードの語る物語の色彩豊かな描写、それらをルイージはオペラ指揮者としての手腕をいかんなく発揮し、流麗な旋律線を追求しつつも全体の輪郭は明確に、そしてシャーリアール王とシェエラザードの感情の変化を緻密に描き、そして夢幻的で魅力あふれる演奏を繰り広げています。
 ヴァイオリン・ソロを務めるのは、フィルハーモニア・チューリッヒのコンサートマスター、バルトゥオミ・ニジョウ。官能的というよりは、清粋で洗練された音色でエレガントにシェエラザードのテーマを聴かせます。






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HYPERION

CDA 68136
\2400→\2190
ゲルハルトの「アンコールズ」第2弾!
 ロストロポーヴィチ・アンコールズ
アルバン・ゲルハルト(チェロ)
マルクス・ベッカー(ピアノ)
 ロストロポーヴィチ:ユモレスク Op.5/
 プロコフィエフ:アダージョ Op.97bis(バレエ 《シンデレラ》より)/
 シンディング:プレスト(組曲 Op.10より/原曲:ヴァイオリンとピアノ)/
 ラフマニノフ:東洋風舞曲 Op.2-2/
 ストラヴィンスキー:パ・ド・ドゥ(ディヴェルティメントより/
  原曲:ヴァイオリンとピアノ/ストラヴィンスキー&ドゥシュキン編/ロストロポーヴィチ改作)/
 プロコフィエフ:行進曲(歌劇 《3つのオレンジへの恋》より/ロストロポーヴィチ編)/
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14/
 ドビュッシー:月の光(ベルガマスク組曲より/
 ロストロポーヴィチ編)/
 スクリャービン:練習曲変ロ短調 Op.8-11(ピアティゴルスキー編)/
 プロコフィエフ:ワルツ − コーダ(バレエ 《シンデレラ》より/ロストロポーヴィチ編)/
 ストラヴィンスキー:ロシアの娘の歌(歌劇 《マヴラ》より/ディミトリ・マルケヴィチ編)/
 ポッパー:妖精の踊り Op.39/
 ドビュッシー:夜想曲とスケルツォ/
 ショパン:練習曲第19番嬰ハ短調 Op.25-7(グラズノフ編)/
 ドビュッシー:ミンストレル(前奏曲集第1巻より/ロストロポーヴィチ編)/
 ラヴェル:ハバネラ形式の小品/
 ロストロポーヴィチ:モデラート(チェロ独奏)
 ゲルハルトの「アンコールズ」第2弾!ロストロポーヴィチが愛した作品集!

 ドイツ・チェロ界の新皇帝アルバン・ゲルハルト! カザルスが愛した珠玉の小品を収録し人気を博した「カザルス・アンコールズ(CDA 67831)」に続く「アンコールズ」第2弾は、20世紀のもっとも偉大なチェリスト、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチへのオマージュ・アルバム。
 ロストロポーヴィチ自身の作品を最初と最後に配置し、ロストロポーヴィチによるトランスクリプション作品を含めたチェロのための珠玉の小品集。
 21世紀の名チェリスト、アルバン・ゲルハルトが偉大なるロストロポーヴィチへの敬意を込めて贈ります。

 録音:2015年9月25日−27日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト、モンマス)





ゲルハルトのアンコールズ 第1弾!
敬愛する巨匠カザルスへのオマージュ


 ドイツ系チェリスト最大の大器、アルバン・ゲルハルトの、珠玉の小品を集めた"カザルス・アンコールズ"!
 「B級C級の演奏で珍品を録音することは、レパートリー的になんの貢献も残さない」という強い信念と、作品を理解するために全て暗譜で演奏するというこだわりを持つゲルハルト。
 ゲルハルトにとってのカザルスとは初めて憧れた"特別なチェリスト"であり、この"カザルス・アンコールズ"は、カザルスへのオマージュ・アルバムなのである。
 21世紀の名チェリスト、アルバン・ゲルハルトの快活で才気みなぎるチェロによって新たな息吹を吹き込まれるカザルスの愛した小品たち。
 時には優美に、また時には熱く激しく。豊かな感情がストレートに表現された"カザルス・アンコールズ"には、音楽を愛するゲルハルトの情熱が宿る ——。


CDA 67831
\2400→¥2190
カザルス・アンコールズ
 ポッパー:村の歌Op.62-2/ドビュッシー:メヌエット/
 ゴダール:ジョスランの子守歌/
 ズガンバーティ:ナポリのセレナーデOp.24-2/
 ラッセン:君の青い瞳で/ショパン:夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2/
 フォーレ:夢のあとにOp.7-1/ポッパー:マズルカ ト短調Op.11-3/
 ワーグナー:夕星の歌/ポッパー:ヴィトーOp.54-5/
 エルガー:愛の挨拶Op.12/ボッケリーニ:アレグロ・モデラート/
 ファリャ:子守歌/マクダウェル:ロマンスOp.35/
 グラナドス:アンダルーサOp.37-5/
 クライスラー:ルイ13世のシャンソンとパヴァーヌ/
 ショパン:前奏曲第15番変ニ長調Op.28-15《雨だれ》/
 サン=サーンス:白鳥、アレグロ・アパッショナート ロ短調Op.43/
 カザルス:鳥の歌
アルバン・ゲルハルト(チェロ)
セシル・リカド(ピアノ)
※録音:2010年6月25日−27日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス)



<HYPERION 旧譜 隠れたベストセラー>
アルバン・ゲルハルト
ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ


CDA 67544
¥2400
ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ第1集
 エルネ・ドホナーニ(1877−1960):
  協奏的小品ニ長調Op.12
 エネスコ:
  チェロと管弦楽のための《協奏交響曲》変ロ短調Op.8
 オイゲン・ダルベール(1864−1932):
  チェロ協奏曲ハ長調Op.20
アルバン・ゲルハルト(Vc)
カルロス・カルマー指揮
BBCスコティッシュ響

 ロング・セラーとして根強い人気を持つHyperionの『ロマンティック・コンチェルト』シリーズに『ピアノ』、『ヴァイオリン』に続く新シリーズ『チェロ』がスタート!
 期待の第1集ではハンガリーの名匠ドホナーニ、ルーマニア音楽界を代表するエネスコ、グラスゴー出身のダルベールの3人によるチェロと管弦楽のための作品を収録。ドイツの若手チェロ奏者であるアルバン・ゲルハルトはソリストとしてのデビューがベルリン・フィルとの共演であったという脅威の経歴の持ち主。シカゴ響、ゲヴァントハウス管などの名門オーケストラとの共演も数多く、レコーディングも活発に行っている。2005年9月にはサンフランシスコ響、10月にはフィラデルフィア管との初共演も控えており、ゲルハルト自身のホームページのスケジュールには2006年6月までのコンサート、レコーディング予定がギッシリと詰まっているなど多忙を極める期待のチェリストである!

CDA 67583
¥2400
ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ第2集
 ロベルト・フォルクマン(1815−1883):
  チェロ協奏曲イ短調Op.33/
 アルベルト・ディートリヒ(1829−1908):チェロ協奏曲ト短調Op.32/
 フリードリヒ・ゲルンスハイム(1839−1916):
  チェロ協奏曲ホ短調Op.78/
 シューマン(1810−1856):チェロ協奏曲イ短調Op.129
アルバン・ゲルハルト(Vc)、
ハンヌ・リントゥ(指揮)、
ベルリン放送響

 「ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ第1集」(CDA 67544)、「ショスタコーヴィチ&シュニトケ作品集」(CDA 67534)の2タイトルで桁違いのスケールの演奏を披露するなど、アムラン&ヒューイットと比肩するハイペリオンのトップ・アーティストとしての実力を証明したドイツのチェロ奏者アルバン・ゲルハルト。
 ハイペリオンの中でも特に絶大な反響を得ている「ロマンティック・シリーズ」の最新作となる「ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ第2集」では、現在ゲルハルトが最も重要で中心的レパートリーとして取り組んでいる十八番シューマンのチェロ協奏曲を含む4作品が登場!ブラームスの友人であり、同僚でもあった4人の中で現在も頻繁に名前が登場するのはシューマンだが、フォルクマンやディートリヒ、ゲルンスハイムの3人も19世紀ドイツ・ロマン派の作曲家として成功を収めている。ゲルハルトは来る2007年4月14日〜16日にベルリンのフィルハーモニーにおいてティーレマン&ベルリン・フィルとシューマンのチェロ協奏曲で共演することが決定!芸術監督サイモン・ラトルの強い要望によって実現したプログラミングとコンサートなだけにその期待度は半端ではない。ロマンティシズムに満ちあふれる甲乙付けがたい4つ のチェロ協奏曲。ドイツ系チェリスト最大の大器ゲルハルトが奏でる至高の芸術は聴き手の心に新たなる風を吹き込むことだろう!(シューマンを除く3作品は世界初録音。)





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CDA 68154
\2400→\2190
クラシカル・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.4 〜
 コジェルフ:ピアノ協奏曲集

  ピアノ協奏曲第1番ヘ長調
  ピアノ協奏曲第5番変ホ長調
  ピアノ協奏曲第6番ハ長調
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
 クラシカル・ピアノ・コンチェルト第4弾、レオポルト・コジェルフのピアノ協奏曲!

 ハイペリオンの大人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト(RPC)」シリーズから派生した、古典派のピアノ協奏曲を発掘していく"クラシカル・ピアノ・コンチェルト(CPC)" シリーズ。
 第4弾は、1780年代のウィーンで活躍したモーツァルトと同世代の作曲家、レオポルト・コジェルフ(1747−1818)のピアノ協奏曲集。ピアニスト、音楽教師、出版業者と多彩な才能を持ち、モーツァルトの死後に宮廷作曲家も務めたコジェルフ。
 当時のヨーロッパでは高い評価を得ながらも、モーツァルトの影に隠れ現在では忘れ去られてしまっているコジェルフの優美なるピアノ協奏曲を、名手ハワード・シェリーが現代に蘇らせます。
 また、Chandosの「モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ」でも、コジェルフを含む同時代の作品を多数録音してきたロンドン・モーツァルト・プレーヤーズの溌剌とした演奏もポイントです。

 録音:2015年12月10日−11日、殉教者聖サイラス教会(ロンドン)





これを第1弾で出すか・・・音楽史上最低最悪の男
ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク
CDA 68027
\2400

クラシカル・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第1弾
 音楽史上最低最悪の男
  ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(ドゥセック)

 ドゥシーク(1760-1812):ピアノ協奏曲集

   ピアノ協奏曲ト長調 Op.1-3, C.4
   ピアノ協奏曲ハ長調 Op.29, C.125
   ピアノ協奏曲変ホ長調 Op.70, C.238

ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)
アルスター管弦楽団
 古典派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行う "クラシカル・ピアノ・コンチェルト(CPC)" シリーズ。
 名前からも分かる通り、ハイペリオンの大人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト(RPC)」の姉妹シリーズであり、第1弾はRPCシリーズでもおなじみのピアニスト、ハワード・シェリーが弾く、ドゥシーク(ドゥセック)のピアノ協奏曲。

 ロシアのエカテリーナ2世、フランスのマリー・アントワネットにその才覚を愛されながらも、陰謀、革命によりイギリスへと逃れ、その後はジャン=バティスト・クルムフォルツの妻との駆け落ち、ソフィア・ジュスティーナ・コッリとの再婚、義父と共同設立した楽譜出版社の倒産、ドイツへの逃亡、晩年の凋落など、まるでドラマのような人生を送ったボヘミアの作曲家、ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(1760−1812)。
 「ソナチネ・アルバム」への収録で知られ、イギリスのピアノ製作者ジョン・ブロードウッドと親交を結び「英国式アクション」の発展に関わり、コンサートではピアノを横向きに置くスタイルを確立など、ドゥシークが音楽史に刻んだ功績も非常に大きい。

 1783年以前に作曲されたト長調協奏曲。1795年に作曲されたハ長調協奏曲。1810年に作曲されたホ長調協奏曲。18世紀後期から19世紀初期にかけての変遷も伺えるドゥシークの3曲のピアノ協奏曲。
 古典派といっても、後のショパンやメンデルスゾーンなどロマン派ピアノ作品への先駆けとなったドゥシークの作品は古典派ピアノ作品ファンにはもちろん、ロマン派ファンやRPCファンにもお勧め。

 ※録音:2013年9月3日−5日、アルスター・ホール(ベルファスト/アイルランド)



 音楽史上最低最悪の男の一人、ドゥシークのピアノ曲全集。こちらの特集もどうぞ。
http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=87/87new03#21

第2弾は、ダニエル・シュタイベルト!

CDA 68104
\2400

クラシカル・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.2 〜
 シュタイベルト:ピアノ協奏曲第3番/第5番/第7番

  ピアノ協奏曲第3番ホ長調 《嵐》 Op.33
  ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 《狩り》 Op.64
  ピアノ協奏曲第7番ホ短調 《軍隊風大協奏曲》

ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)
アルスター管弦楽団
 クラシカル・ピアノ・コンチェルト、第2弾は、ダニエル・シュタイベルト!

 ハイペリオンの大人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト(RPC)」シリーズから派生した、古典派のピアノ協奏曲を発掘していく"クラシカル・ピアノ・コンチェルト(CPC)" シリーズ。待望の第2弾は、ドイツ生まれ、パリやイギリスで活躍し、後年はサンクトペテルブルクで過ごした作曲家&ピアニスト、ダニエル・シュタイベルト(1765−1823)のピアノ協奏曲集。
 シュタイベルトは8つのピアノ協奏曲を含む多くのピアノ作品を残しており、ここでは、「嵐」を模したロンドで人気を博したピアノ協奏曲第3番 《嵐》や、2つのオーケストラによるピアノ協奏曲第7番 《軍隊風大協奏曲》など、シュタイベルトを代表する作品を収録。
 ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズでもお馴染みの名匠ハワード・シェリーが、歴史に埋もれたシュタイベルトの魅力を掘り起こしてゆく。

 ※録音:2014年11月18日−20日、アルスター・ホール(ベルファスト/アイルランド)

第3弾は、モーツァルトと名がつくこの男
CDA 68126
\2400
クラシカル・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.3 〜
 F.X.モーツァルト&クレメンティ:ピアノ協奏曲集

  F.X.モーツァルト:
   ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.14、
   ピアノ協奏曲第2番変ホ長調 Op.25
  クレメンティ:ピアノ協奏曲ハ長調
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)
ザンクト・ガレン交響楽団
 クラシカル・ピアノ・コンチェルト第3弾、F.X.モーツァルト&クレメンティ!

 ハイペリオンの大人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト(RPC)」シリーズから派生した、古典派のピアノ協奏曲を発掘していく"クラシカル・ピアノ・コンチェルト(CPC)" シリーズ。
 第1弾ドゥシーク(CDA 68027)、第2弾シュタイベルト(CDA 68104)と好調にスタートした期待の新シリーズ第3弾は、大モーツァルトの末子、フランツ・クサヴァー・モーツァルトとムツィオ・クレメンティのピアノ協奏曲。
 Chandosには6巻にわたるモーツァルトのピアノ協奏曲集を録音し、Hyperionではクレメンティのピアノ・ソナタ全集(全6巻)も録音しているハワード・シェリーならではの深い解釈が期待できる。

 録音:2015年2月9日−12日、ザンクト・ガレン・トーンハレ(スイス)










LYRITA



SRCD.356
(CD-R)
\2500→\2290
フランシス・ショー(1942−):ピアノ協奏曲集
 ピアノ協奏曲第1番
 ピアノ協奏曲第2番
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
フランシス・ショー(指揮)
スロヴァキア国立交響楽団
 フランシス・ショー(1942−)はペトラッシ、L・バークリー、ゲールの門下生であり、代表作には、メニューインからの委嘱作品「弦楽のためのディヴェルティメント」などがある現代イギリスの作曲家。
 約25年振りに2014年に改訂が施された「ピアノ協奏曲第1番」を含む2つのピアノ協奏曲を、知られざる英国音楽のスペシャリスト、マーティン・ジョーンズが繰り広げる。

 2014年11月の録音。
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

SRCD.357
(CD-R)
\2500
ベルナルド・ファン・ディーレン
 5人の独唱、混声合唱とオーケストラのための代表作

  ファン・ディーレン:
   交響曲第1番 Op.6*
   Introit to Topers' Tropes
   エレジー+
ウィリアム・ボートン(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団&合唱団
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)+
レベッカ・エヴァンス(ソプラノ)*
キャスリン・ウィン=ロジャーズ(アルト)*
ネイサン・ヴェイル(テノール)*
モーガン・ピアーズ(バリトン)*
デイヴィッド・ソアー(バス)*
 生地であるオランダからイギリスへと活躍の場を移し、特にロンドンの音楽サークルでその名を知られた19世紀後半〜20世紀前半の作曲家、ベルナルド・ファン・ディーレン(1887−1936)。
 中国語の歌詞を持つことから「中国交響曲」とも呼ばれる「交響曲第1番」は、5人の独唱、混声合唱とオーケストラのための書かれた初期の代表作。

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



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NIMBUS



NI 5942
(CD-R)
\2400→\2190
クライスラー、ツェムリンスキー、シュールホフ
 弦楽四重奏曲のための作品集

  クライスラー:弦楽四重奏曲イ短調
  ツェムリンスキー:弦楽四重奏曲ホ短調
  シュールホフ:弦楽四重奏のための5つの小品
ウィーン・アルティス・カルテット
 〔ペーター・シューマイヤー
  (第1ヴァイオリン)、
  ヨハネス・マイスル(第2ヴァイオリン)、
  ヘルベルト・ケファー(ヴィオラ)、
  オットマール・ミュラー(チェロ)〕
 "ウィーン"というキーワードで繋がる3人の作曲家たち、クライスラー、ツェムリンスキー、シュールホフの弦楽四重奏曲のための作品集。
 1921年に作曲された「弦楽四重奏曲イ短調」は、クライスラー唯一の弦楽四重奏曲。
 ウィーン・アルティス・カルテットは、1980年にウィーン国立音楽大学の生徒たちによって結成されたオーストリアを代表する弦楽四重奏団。

 2014年12月の録音。
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


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NIMBUS ALLIANCE



NI 6335
(CD-R)
\2400→\2190
名手エマ・ジョンソン、新録音!
 クラリネット・ゴーズ・トゥ・タウン
エマ・ジョンソン(クラリネット)
ジョン・レネハン(ピアノ)
ポール・クラーヴィス(パーカッション)
カルドゥッチ弦楽四重奏団
 ピアソラ:リベルタンゴ/
 ガーシュウィン(エマ・ジョンソン編):ウォーキング・ザ・ドッグ/
 テンプルトン(エマ・ジョンソン編):バッハ・ゴーズ・トゥ・タウン/
 アブレウ(ジョンソン、レネハン&クラーヴィス編):ティコ・ティコ・ノ・フバー/
 ジョプリン(ジョンソン、レネハン&クラーヴィス編):メイプル・リーフ・ラグ/
 モンティ(エマ・ジョンソン編):チャルダッシュ/
 ラフマニノフ(エマ・ジョンソン編):ヴォカリーズ/
 ラヴェル:ハバネラ形式の小品/
 ドビュッシー(エマ・ジョンソン編):ゴリウォーグのケークウォーク/
 シメオン:Grand Boubousse/
 ブテイユ&ウィンフリー:チャイナ・ボーイ/
 ロイド・ウェッバー:フレンシャム・ポンド/
 ドヴォルザーク(エマ・ジョンソン編):インディアンの嘆き/
 伝承曲(ジョンソン、レネハン&クラーヴィス編):セント・ジェームス病院/
 ブッセ&ジョンソン&ミュラー:ワン・ワン・ブルース/
 シドニー&スミス&ウィーラー:アラビアの酋長/
 レイトン&クリーマー:君去りしのち/
 ベシェ:プティ・フルール/バーンスタイン:リフス/
 コープランド:シンプル・ギフト/
 ショパン(エマ・ジョンソン編):夜想曲 Op.37-1/
 エルガー:カント・ポポラーレ/
 ジャンピエリ:ヴェニスの謝肉祭/
 ブラームス(エマ・ジョンソン編):子守歌 Op.49-4
 名手エマ・ジョンソン!魅惑のパーティ・ピース集!

 英国が世界に誇るクラリネットの女王エマ・ジョンソンの「クラリネット・ゴーズ・トゥ・タウン」は、ブラジルから中国、クラシックからジャズへと旅する、国もスタイルもバラエティに富んだパーティー・ピース集!
 国、スタイル、時代の垣根を越えたプログラムで、エマ・ジョンソンがその変幻自在のスタイルを存分に披露してくれています。クラリネット関係者要注目!

 2016年2月の録音。
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



 

SAYDISC


CDSDL 442
(CD-R)
\2500
アウェイク・アンド・ジョイン・ザ・チアフル・クワイアー 〜
 18〜19世紀の讃歌とキャロル集
マッディ・プリオール&カーニヴァル・バンド
メルストック・バンド&クワイアー
 フィドルやセルパン、ボックスウッドのクラリネット、様々な打楽器が、ヴォーカル・アンサンブルと共に繰り広げる18〜19世紀の伝承曲集。

 1986年〜1990年の録音。
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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LYRITA(ITTER BROADCAST COLLECTION)



REAM.1130
(CD-R)
\2500→\2290
「Itter Broadcast Collection」アセテート盤からの復刻
 ハンフリー・サール(1915−1983):
  交響曲第3番 Op.36《ヴェネツィア》*
   (BBC放送日:1971年7月12日)
  交響曲第5番 Op.43+
   (BBC放送日:1966年3月12日)
  ゾディアック変奏曲 Op.53**
   (BBC放送日:1970年7月7日)
  迷宮 Op.56++
   (BBC放送日:1971年11月23日)
ジョン・プリッチャード(指揮)*、
BBC交響楽団*、
ローレンス・レナード(指揮)+、
ハレ管弦楽団+、
ローレンス・フォスター(指揮)**、
オーケストラ・ノヴァ・オヴ・ロンドン**、
ルイ・フレモー(指揮)++、
バーミンガム市交響楽団++
 「Itter Broadcast Collection」は、リリタ(Lyrita)の創設者リチャード・イッターが所有していたBBCの放送録音を収録したテープ、アセテート盤からの復刻によるシリーズ。
 「サール番号(S)」に代表されるリストの研究者として高名なハンフリー・サール(1915−1983)。アイアランド、ウェーベルンに師事し、イギリスにおける十二音技法の先駆者的存在でもあるサールの作曲家としての功績を知ることのできる貴重な作品集である。

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



<メジャー・レーベル>
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DG



4796297
\2300→\2090
《ドゥダメル&ウィーン・フィル/展覧会の絵》
 ムソルグスキー/ラヴェル:組曲《展覧会の絵》
 ムソルグスキー/R=コルサコフ:交響詩《はげ山の一夜》
 チャイコフスキー:バレエ《白鳥の湖》から ワルツ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:グスターボ・ドゥダメル
 21世紀のクラシック界をリードする若きカリスマ、ドゥダメルとクラシックの牙城ウィーン・フィルによるロシア作品集!
 2017年のウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサートを振る予定のドゥダメル。
 ニューイヤー・コンサートに先駆けて、DGレーベルからウィーン・フィルを振ったロシア作品集をリリース!
 ラヴェルによるオーケストレーションによってカラフルな色彩をまとって人気作品となった《展覧会の絵》、Rコルサコフの洗練されたオーケストレーションで魔物たちの大騒ぎの荒々しさを見事に描いた《はげ山の一夜》。チャイコフスキーの《白鳥の湖》からのワルツを収録。
 【録音】2016年4月 ウィーン
 

4796834
(2CD)
\3600
収録曲目はムター自身が選曲
 《Mutterissimo 〜 アンネ=ゾフィー・ムターの芸術》

【Disc1】
 1) コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲〜第1楽章,
 2) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲〜第2楽章,
 3) ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲〜第3楽章,
 4) ベートーヴェン:ヴァイオリンのためのロマンス第2番,
 5) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲〜第3楽章,
 6) シューマン:ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲,
 7) ブラームス:ヴァイオリン協奏曲〜第3楽章,
 8) ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲〜アリアII /
【Disc2】
 1) ブラームス:ハンガリー舞曲第1番,
 2) クライスラー:美しきロスマリン,
 3) ラヴェル:ツィガーヌ,
 4) シューベルト:12のバガテル Op. 13〜第9番 蜜蜂,
 5) ヴィエニャフスキ:伝説曲,
 6) シベリウス : ユモレスク第1番,
 7) メンデルスゾーン:春の歌,
 8) ドヴォルザーク:マズレック,
 9) フォーレ:子守歌,
 10) ドビュッシー:月の光,
 11) アーサー・ベンジャミン:ジャマイカ・ルンバ,
 12) ガーシュウィン:なんでもそうとは限らない,
 13) ブラームス:ハンガリー舞曲第7番,
 14-17) プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番(全曲),
 18) J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番〜アリア
アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)
アンドレ・プレヴィン(ピアノ)(CD2:7、12)、
ランバート・オーキス(ピアノ)(CD2:1,2,4,10,11、13-17)
プレヴィン指揮
ロンドン交響楽団(CD1:1-2)、
ホーネック指揮
ベルリン・フィル(CD1:3、CD2:8)、
マズア指揮
ニューヨーク・フィル(CD1:4-7)
ザッハー指揮
フィルハーモニア管(CD1:8)、
レヴァイン指揮
ウィーン・フィル(CD2:3,5,9)、
プレヴィン指揮
シュターツカペレ・ドレスデン(CD2:6)
トロンハイム・ソロイスツ(CD2:18)

 ヴァイオリン界の女王、ムターがファンと共に作り上げたベスト盤。
 ドイツのバーデン州ラインフェルデンに生まれ、1976年のルツェルン国際音楽祭で世界デビューを飾った後、ヘルベルト・フォン・カラヤンの指揮でザルツブルク聖霊降臨音楽祭にソリストとして出演。以来、ヴァイオリン界の第一線で美しく精力的な活動を続けてきました。
 技巧顕示に陥らず、豊富な引き出しからきわめて多彩な音楽を創り上げています。

 当盤は彼女のデビュー40年を記念したベスト&ベストで、収録曲目はムター自身が選曲し、ジャケットカヴァーはコンペを実施し、数多くの作品の中からムターが選出しています。

  【録音】1988〜2013年


 カラヤンとの録音はない・・・
 


4796580
(22CD)
\11000→\9990
《ダヴィッド・オイストラフ〜DG, Decca, Philips & Westminster 録音全集》
【CD1】
 J.S.バッハ:
  1) ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041,
  2) ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042 〜
   ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン&指揮)ウィーン交響楽団 [録音]1962年,
  3) 2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043 〜
   ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
   イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン),
   ユージン・グーセンス(指揮)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団[録音]1961年/
【CD2-3】
 J.S.バッハ:
  ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲)BWV.1014-1019 〜
   ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン) ハンス・ピシュナー(チェンバロ)
   [録音]1961, 1963, 1966年/
【CD4】
 1) J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043,
 2) ベートーヴェン:ヴァイオリンのためのロマンス第1&2番,
 3) ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調Op.3-8 〜
   ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン),
   ユージン・グーセンス(指揮)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団[録音]1961年/
【CD5】
 1) ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.77,
 2) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.77 〜
   ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
   フランツ・コンヴィチュニー(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン[録音]1954年/
【CD6】
 1) J.S.バッハ:トリオ・ソナタ ハ長調BWV.1037,
 2) ヘンデル:トリオ・ソナタ ト短調Op.2-6,
 3) ベンダ:トリオ・ソナタ ホ長調,
 4) タルティーニ:トリオ・ソナタ ヘ長調,
 5) ヴィエニャフスキ:エチュード・カプリース第2, 5, 4番,
 6) サラサーテ:ナバーラOp.33 〜
   ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン),
   ヴラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ:2,3), ハンス・ピシュナー(チェンバロ:1, 4),
   フランツ・コンヴィチュニー(指揮)
   ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(6)[録音]1957年/
【CD7】
 1) メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64 〜
   ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
   キリル・コンドラシン(指揮)ソビエト国立交響楽団[録音]1949年,
 2) ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26 〜
   イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)
   ダヴィド・オイストラフ(指揮)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団[録音]1961年,
 3) グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82
   キリル・コンドラシン(指揮)ソビエト国立交響楽団[録音]1948年/
【CD8】
 1) プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19,
 2) ショーソン:詩曲 Op.25,
 3) ラヴェル:ツィガーヌ 〜
   ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
   キリル・コンドラシン(指揮)ソビエト国立交響楽団[録音]1953, 1948年,
 4) グラズノフ:マズルカ・オベレク ニ長調 〜
   ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
   ガヴリイル・ユージン(指揮)モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団[録音]1948年,
 5) カバレフスキー:ヴァイオリン協奏曲ハ長調Op.48 〜
   ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
   ドミトリー・カバレフスキー(指揮)ソビエト国立交響楽団[録音]1949年/
【CD9】
 1) イザイ:悲劇的詩曲Op.12,
 2) ヴィエニャフスキ:エチュード・カプリース第5番,
 3) サラサーテ:スペイン舞曲,
 4) クライスラー:ラ・ヒターナ,
 5) ヴィエニャフスキ:レゲンデ,
 6) ヴュータン:ロマンス第2&3番Op.7-2&3
 7) パガニーニ:ロッシーニの「モーゼ」の主題による変奏曲 〜
   ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)ヴラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ)
  [録音]1949, 1952年/
【CD10】
 1) ショパン:ピアノ三重奏曲ト短調Op.8,
 2) ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調M.67 〜
  ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
  レフ・オボーリン(ピアノ)スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
   [録音]1950, 1952年/
【CD11】
 1) ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調Op.90「ドゥムキー」,
 2) スメタナ:ピアノ三重奏曲ト短調Op.15 〜
  ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
  ヴラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ)[録音]1950年/
【CD12】
 ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲第2番ニ短調Op.9 〜
  ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
  レフ・オボーリン(ピアノ)スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
   [録音]1958年/
【CD13】
 1) ハイドン:ピアノ三重奏曲ハ長調Hob.XV:27,
 2) タネーエフ:ピアノ三重奏曲ニ長調Op.22 〜
  ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
  レフ・オボーリン(ピアノ)スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
   [録音]1950, 1952年/
【CD14】
 1) プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調Op.80,
 2) ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ〜
  ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)フリーダ・バウエル(ピアノ)
   [録音]1969, 1966年/
【CD15】
 モーツァルト:
  1) 協奏交響曲変ホ長調K.364,
  2) ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲ト長調K.423 〜
   イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)ダヴィド・オイストラフ(ヴィオラ),
   キリル・コンドラシン(指揮)モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
    [録音]1963年/
【CD16】
 1) ブルッフ:スコットランド幻想曲 Op.46,
 2) ヒンデミット:ヴァイオリン協奏曲 〜
  ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
  ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指揮:1) パウル・ヒンデミット(指揮:2)ロンドン交響楽団[録音]1962年/
【CD17-20】
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集(全10曲)〜
  ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)レフ・オボーリン(ピアノ)[録音]1962年/
【CD21】
 1) ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調,
 2) モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207 〜
  ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
  ベルナルト・ハイティンク(指揮)ラムルー管弦楽団[録音]1963年/
【CD22】
 1) ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調,
 2) プロコフィエフ:5つのメロディ,
 3) ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調,
 4) イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番「バラード」〜
  ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)フリーダ・バウエル(ピアノ)[録音]1966年

 スケール大きく真摯かつ雄弁な名演奏を収録
 20世紀を代表するヴァイオリニストの一人、ダヴィッド・オイストラフ(1908〜1974)は、旧ソ連の至宝として東側だけでなく西側にも赴いて演奏旅行を行いました。
 行く先々でレコード録音やラジオ放送を行い、膨大な数の音源を残しました。DG, Decca, Philips & Westminster/Melodiya への録音すべてを収録いたしました。
 これまでの新しいリマスター音源を使用しつつ、Westminster音源(CD12-14)は新規リマスターをおこなっております。各ディスクは、オリジナル・ジャケット・デザインを使用した紙ジャケットに収納。72ページのブックレットには、多くの音楽評論などの執筆家ジュリアン・ヘイロック氏による、オイストラフのテクニックを中心とした書き下ろしライナーノーツ、ギドン・クレーメル氏による回想録、多くのレアな写真などが掲載される予定です(英語、ドイツ語。フランス語のみ)。

 ボックスの大きさは、13cm x 13.8cm x 8.8cm。



<LP>


DG(LP)

4796867
(LP)
\3700
《ブラームス:ピアノ協奏曲第1番》
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
クリスチャン・ツィメルマン(ピアノ),
サイモン・ラトル(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
 ツィメルマンとラトルとの雄弁な名演が、アナログLP盤で限定発売
 従来のピアノ協奏曲とは一線を画した「ピアノ付き交響曲」といった趣の、気宇広大ともいえるスケールのブラームスのピアノ協奏曲第1番。
 抑制された沈鬱感が横溢する晦渋さを湛えたこの作品で、ツィメルマンは透明で明るい音色と強靭なテクニックを駆使した、きわめて雄弁で風格に満ちた演奏を聴かせています。
 ラトル指揮するベルリン・フィルハーモニーの重厚な演奏も聴きものです。2006年度レコード・アカデミー大賞銅賞受賞盤。この名演が、アナログLP盤で限定発売です。
  【録音】2003年12月、ベルリン、スコアリング・ステージ
 
4796868
(2LP)
\4800
《ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1&2番》
ラフマニノフ:
 1) ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 Op.1,
 2) ピアノ協奏曲第2番 ハ短調Op.18
クリスチャン・ツィメルマン(ピアノ),
小澤征爾(指揮)
ボストン交響楽団
 ツィメルマンと小澤征爾との陰影を浮き出させた名演が、アナログLP盤で限定発売
 モスクワ音楽院の卒業試験のために書かれ、後年改作を施して決定稿が完成した第1番。近代的なピアノ技法や力強いダイナミズムに豊かな抒情性を加味し、音色の陰影や変化の綾を織り成しながら雄大なスケールで展開する第2番。
 ツィメルマンが透明な音色と強靭なテクニックを駆使した名演奏を聴かせ、小澤征爾がボストン交響楽団の能力をフルに発揮させて好サポートを繰り広げています。
 第42回(2004年度)レコード・アカデミー大賞銀賞〈協奏曲部門〉受賞盤。この名演が、アナログLP盤で限定発売です。
 【録音】1997年12月(1), 2000年12月(2), ボストン、シンフォニー・ホール
 
4796871
(2LP)
\4800
《ショパン:ピアノ協奏曲第1&2番》
 ショパン:
  1) ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調Op.11,
  2) ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調Op.21
クリスチャン・ツィメルマン(ピアノ&指揮)
ポーランド祝祭管弦楽団
 ツィメルマンの弾きぶりによる奇跡的な名演が、アナログLP盤で限定発売
 ショパン没後150年を機に、優秀な若手奏者を選抜してツィメルマン自らが組織したポーランド祝祭管弦楽団と綿密なリハーサルを繰り返した後に行われた演奏旅行の途次に録音されたピアノ協奏曲。
 細部にまでツィメルマンの意思が徹底され、全身全霊を傾けることで実現した奇跡的名演です。この名演が、アナログLP盤で限定発売です。
 【録音】1999年8月, トリノ, Auditorium Giovanni Agnelli,























11/9(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



ACTES SUD

ASM 26
\2600→\2390
ロトとレ・シエクルがピリオド楽器でリゲティに挑戦!
 リゲティ:
  (1)6つのバガテル(1953)〜木管五重奏のための
  (2)室内協奏曲(1970)
  (3)10の小品(1968) 〜木管五重奏のための
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
レ・シエクル
 驚愕!なんとロトとレ・シエクルがピリオド楽器でリゲティに挑戦!

 録音:2016年4月12-14日/メジャン礼拝堂(アルル)、シテ・ド・ラ・ミュジーク(パリ)(すべてライヴ)/DDD、44’ 01”

 毎回思いもよらぬ企画で、音楽ファンの度肝を抜く奇才指揮者フランソワ=グザヴィエ・ロト。今回は何とリゲティをとりあげました。
 1923 年に生まれ、2006 年に歿したリゲティは、今年が歿後10 年のまさに現代作曲家。それをピリオド楽器集団のレ・シエクルで演奏するというのが常人には思いつかない発想です。
 収められた3 篇のうち2 つは木管五重奏のための室内楽曲。このジャンルで重要なレパートリーとなっていますが、ピリオド楽器による演奏はもちろん初めて。レ・シエクルのメンバーであるマリオン・ラランクール(フルート)、エレーヌ・ムロ(オーボエ)、クリスティアン・ラボリ(クラリネット)、ミカエル・ロラン(バソン)、ピエール・ルジェリ(ホルン)の五重奏ですが、まず木管楽器の音色の違いに驚かされます。ことにバソンとホルンは、今や絶滅寸前の19 世紀的なフレンチ・サウンドを聴かせ、同曲の印象ががらりと変わります。
 さらに興味津々なのが、ロトの指揮する「室内協奏曲」。13 人の奏者のための作品で、各奏者の力量とアンサンブルの難しさで知られます。
 リゲティならではの猟奇的な音楽が繰り広げますが、パステル画のような明るい音色でとっつきにくさや難解さは皆無。むしろあっと言う間の18 分を味わえます。
 これを聴かずにリゲティは語れません。ロトとレ・シエクルの企画力と実力の脱帽。目が離せません。
 


ASM 28
\2600→\2390
ピエール・アンタイ、上村かおり・・・スペス・ノストラ
 シェイクスピア時代のコンソート・ミュージック


 オスバート・パースリー:5 声のイン・ノミネ
 ウィリアム・バード::4 声のイン・ノミネ
 同:6 声のファンタジア
 パースリー:スペス・ノストラ(我らの望み)
 作者不詳:6 声のイン・ノミネ
 クリストファー・タイ:5 声のイン・ノミネ
 エルウェイ・ベヴェン:ブロウニング
 ロバート・パーソンズ:デラコート
 バード:パヴァンとガリヤード
 パースリー:4声のイン・ノミネ
 バード:3声のファンタジア
 タイ:おお、祝福されし三位一体
 ピックフォース:5声のイン・ノミネ
 ニコラス・ストロジャーズ:5 声のイン・ノミネ
 バード:天使はやさしい言葉もて
 同:4 声のファンタジア
  おお、祝福されし三位一体
 ヘンリー・ストニングス:ミゼレーレ
 ベヴェン:5 声のイン・ノミネ
 タイ:5 声のイン・ノミネ
 バード:光なり日なるキリスト
スペス・ノストラ
 【上村かおり
   (トレブル・ヴィオール)、
  ジェローム・アンタイ
   (トレブル&テノール・ヴィオール)、
  カトリーヌ・アルヌー
   (テノール・ヴィオール)、
  エマニュエル・バラサ、
  ジュリアン・レオナール、
  アリクス・ヴェルジエ
   (バス・ヴィオール)】
 ルネサンス期にタイム・スリップしたようなリッチなひととき

 録音:2015年6月1-4日/ベシーヌ・ローマ教会/DDD、69’ 17”

 イギリス王ヘンリー8 世が、1540 年にイタリアから6 人のヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者を連れ帰ったことにより、王宮のコンソート・ミュージックが始まりました。
 1543 年に生まれたウィリアム・バードは声楽曲やヴァージナル曲も多数残していますが、まずはイギリス伝統のコンソート・ミュージックの訓練を受けました。
 当時のヴィオール合奏曲でもっとも重要なタイプが「イン・ノミネ」と呼ばれるもので、グレゴリオ聖歌起源の単旋律を弾くものから始まり、豊かな発展をとげました。ここではバードとその同時代人たちによる様々な「イン・ノミネ」を堪能できます。
 ピエール・アンタイの兄ジェロームと、日本を代表するガンバ奏者、上村かおり率いる「スペス・ノストラ」が古雅な美しさにかげる世界を作り上げています。




ANTARCTICA


ANTAR 003
\2500
「La Muse et La Mise (ミューズと身なり)」 レッドヘリング・バロック・アンサンブル
 ・F.クープラン:
   ショワジのミュゼット(第3巻、第4組曲)、タヴェルニのミュゼット(第3巻、第5組曲)
 ・シャルル・デュパール:コンセール用クラヴサン組曲第4番
 ・作曲者不詳:「私が作曲したシャンソン」より
   ブリュネット、またはやさしい小さなエア(1703 年作曲)
 ・F.クープラン:女流画家(第2巻、第8組曲)、パッサカイユ(第2巻、第8組曲)
 ・リュリ:「Se que me muero de amor」(町人貴族より)
 ・F.クープラン:王宮のコンセール第4組曲
  〔プレリュード、アルマンド、フランス風クーラント、
   イタリア風クーラント、サラバンド、リゴードン、ロンドー〕
 ・F.ブヴァール:「Chantez charmants oyseaux」
 ・F. クープラン:パピヨン(第2組曲より)
 ・リュリ:「Je languis nuit et jour」(町人貴族より)
 ・F. クープラン:レ・シルヴァン(森の精たち)(第1組曲より)
 ・モンテクレール:「La bergere」(カンタータ第3巻より)
 ・F.クープラン:
  輝かしい女、またはボンタン夫人/
  生まれながらのあでやかさ(第2巻、第11組曲より)
 F. クープランのクラヴサン曲をアンサンブルで

 F. クープラン、およびシャルル・デュパールのクラヴサン曲集の楽曲をバロック・アンサンブルに編曲したもの、およびリュリのオペラからの抜粋などで構成された興味深いプログラム。
 クープランのクラヴサン曲集のそれぞれの楽曲の個性がより際だち、より魅力的に響きます。レッドヘリング・バロック・アンサンブルは、リコーダー奏者のパトリック・デネッカーによって設立されたアンサンブル。作品によって編成も変わる、変幻自在のアンサンブルです。
 

ANTAR 002
\2500
「For Aces」(エースたちのために) Four Aces(4人のエース)
 ・ハリー・サクシオーニ:Ouverture
 ・アダム・クラーク: Three Memories
  〔Letters from Zedelghem/ Murmurs on a Rooftop/ Scene through a Looking Glass〕
 ・ヌッチョ・ダンジェロ:Nelle Regioni del Sogno: Introduzione - Danza/Tema e Contrappunti
 ・メンノ・ブッゲンフート&インティ・デ・メート:Droplet
 ・パトリック・ルー: Aqua Cenas
 ・ネイク・クハール:
  Four Aces Suite: Ace of Diamonds/Ace of Spades/Ace of Hearts/ Ace of Clubs
 ・ヨハンネス・メーラー:The Dream of Kaillash
 ・アラン・セルホースト:
  Tokyo: From Narito Airport to Tokyo station/Garden of Pureness/The City/
  Homonji Temple/From Tokyo Station to Haneda Airport
 ・クラリス・アサド:D.A.N.Z.A
 4 人の精鋭ギター奏者によるアンサンブル

 録音:2016年

 「Four Aces(4 人のエース)」は、ドイツのイーザーローンで開催されたギター・シンポジウムで出会った4 人のベルギー出身のクラシック・ギター奏者たちによって結成されたアンサンブル。
 このアルバムでは、すべて彼らのために書かれた作品を演奏しています。




APARTE


AP 115
\2600
ベルノルド&セイソン、名手が奏でるモーツァルト
 モーツァルト:
  ・フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K299
   【カデンツァ:マリウス・フロトホイス】
  ・フルート協奏曲 ト長調 K313
   【カデンツァ:マクサンス・ラルー(第1楽章)、
    フィリップ・ベルノルド(第2楽章)、
    ジャン=ピエール・ランパル(第3楽章)】
  ・アンダンテ ハ長調 K315(285e)
   【カデンツァ:フィリップ・ベルノルド】
フィリップ・ベルノルド(フルート&指揮)
エマニュエル・セイソン(ハープ)
パリ室内管弦楽団
 (オルケストル・ド・シャンブル・ド・パリ)
 ベルノルド&セイソン、名手が奏でる愉悦の極みのモーツァルト

 録音:2015年7月7,10日

 フランスのフルートの名手、フィリップ・ベルノルドによるモーツァルトの協奏曲集の登場。フルートとハープの協奏曲では、同じくフランスの若手ハープ奏者で、現在はメトロポリタン歌劇場で首席ハープ奏者を務めるエマニュエル・セイソンが参加しています。
 ベルノルドはもともとはリヨン国立歌劇場のフルート奏者としてキャリアをスタートさせました。モーツァルトのフルート協奏曲はオペラ・アリアを思わせるような部分もあり、ベルノルドのヴィルトゥオジティと音楽性が遺憾なく発揮されています。ハープのセイソンのヴィルトゥオジティが、名曲に花を添えています。カデンツァもベルノルド自身によるものも収録されており、こちらも注目です。
 ベルノルドは来日も多く、日本でもマスタークラスなどでもおなじみのフルートの名手ですが、指揮に関しても、シャルル・ミュンシュ(および兄のフリッツ・ミュンシュ(ミュンヒ))に師事したルネ・マターに師事しています。
 1994 年に「Les Virtuoses de l’ Opera de Lyon(リヨン・オペラのヴィルトゥオーゾたち)」を結成、その指揮者としても活動を開始し、指揮者としてもヨーロッパの様々なオーケストラ、さらにアンサンブル金沢などと共演、近年指揮者としての活動にも力が入っています。
 

AP 132
\2600
サン=サーンス(1835-1921):歌曲集
 ・ペルシアの歌(全6曲)
 ・ロンサールの5つの詩(全5曲)
 ・古い歌(全3曲)
 ・赤い灰op.146(全10曲)
タシス・クリストヤンニス(バリトン)
ジェフ・コーエン(ピアノ)
 フランス歌曲の粋サン=サーンスの歌曲集

 録音:2016年3月

 サン=サーンスは、5 歳半から死の年の5 月(1921 年12 月没)に至るまで、150 曲以上の歌曲を作曲しました。
 そのうち歌曲集として作曲されたのが4 作で、すべてがここに収録されています。
 メロディの美しさ、ピアノの洒脱さなど、フランス歌曲の粋がここにあるといっても過言ではないでしょう。ギリシャ出身のバリトン、クリストヤンニスが明晰なフランス語で各曲を知的に歌い上げています。




PENTATONE



PTC 5186591
(SACD HYBRID)
【再発売】
\2700→\2490
フィッシャー「ロシアン・コンチェルト集」が
 ジャケット一新で再登場!

  (1)ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
  (2)プロコフィエフ:
   ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19
  (3)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82
ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)
ヤコフ・クライツベルク(指揮)
ロシア・ナショナル管弦楽団
 ユリア・フィッシャーの衝撃のデビュー盤、「ロシアン・コンチェルト集」がジャケット一新で再登場!

 セッション録音:2004年5月12,13日/DZZ第5スタジオ(モスクワ)/DSD、マルチチャンネル、マルチチャンネル

 SACD ハイブリッド盤。
 ユリア・フィッシャーの衝撃のデビュー盤、ハチャトゥリアン、プロコフィエフそして、グラズノフのヴァイオリン協奏曲集がジャケット一新で再登場します。
 録音当時21 歳だったユリア・フィッシャーですが、既に独自のスタイルを確立しており、彼女の最大の魅力と言える情熱的で表情豊かな演奏を披露しております。
 冒頭のハチャトゥリアン。一度聴いたらその旋律が耳に残る第1 楽章の提示部から凄まじい存在感を示し、圧倒的なテクニックで雄大に演奏します。第2 楽章の歌謡的で抒情的な主題ではフィッシャーの美音が冴えわたり、聴き手の心を鷲掴みにします。そして、民族舞踏を想わせる無窮動とも言える終楽章は超ド級の名演で、終結部の強烈な同音連続によって豪快に終わります。
 次に収録されたプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1 番では、「夢みるような」と作曲者自身が述べた第1 主題を絶妙な歌い回しで弾きはじめ、緩- 急- 緩と配列された全3 楽章構成の中で、非常に豊かな表現力を披露しております。
 そしてグラズノフは、終始フィッシャーの美音が冴えわたります。ヴァイオリンの様々な奏法を用い、高度な技術が要求されるこの協奏曲ですが、余裕すら感じさせる演奏には脱帽です!
  (再発売にともない旧盤PTC 5186059 は廃盤となります。)
 
PTC 5186592
(SACD HYBRID)
【再発売】
\2700→\2490
フィッシャーのブラームス協奏曲アルバムが
 ジャケット一新で再登場!

  ブラームス:
   (1)ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
   (2)ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ(2))
オランダ・フィルハーモニック管弦楽団
ヤコフ・クライツベルク(指揮)
 才色兼備ユリア・フィッシャーのブラームス協奏曲アルバムがジャケット一新で再登場!

 セッション録音:(1)2006年12月、(2)2005年12月/ヤクルト・ホール(アムステルダム)/DSD、マルチチャンネル、72’ 59”

 SACD ハイブリッド盤。
 2016 年10 月に12 年ぶりの来日公演を果たし大きな話題となったユリア・フィッシャー。PENTATONE レーベルに録音したブラームスのヴァイオリン協奏曲とヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲のアルバムがこのたび、ジャケット一新で再登場致します。
 ミュンヘン生まれのユリア・フィッシャーは、3 歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能を開花させヴァイオリン、ピアノそれぞれで国際的なコンクールに複数回優勝しているという逸材。その後順調にキャリアを重ね、PENTATONE レーベルからのデビュー盤となったロシアン・アルバム(PTC 5186591)で、一躍世界のひのき舞台に躍り出ました。
 確かな技術と情熱的な語り口が魅力のフィッシャーですが、このブラームスでも彼女の才が光ります。独特な緊張感と推進力溢れる明朗なフィッシャーのブラームスは、彼女の特質すべき才能がなせる妙技と言えましょう。
  (再発売にともない旧盤PTC 5186066 は廃盤となります。)




BMC


BMC CD226
(2CD)
\4600
話題の作曲家エトヴェシュの近作オペラ世界初録音!
 ペーター・エトヴェシュ(b.1944):
  「パラダイス・リローデッド(リリス)」
   〜12場からなる歌劇
    (台本:アルベルト・オステルマイアー)
グレゴリー・ヴァイダ(指揮)
ハンガリー放送交響楽団
アンネッテ・シェーンミュラー(リリス)
ホルガー・ファルク(ルシファー)
エリック・ストクロッサ(アダム)
レベッカ・ネルセン(エヴァ)
ゲルノット・ハインリヒ(天使A)
アンドレアス・ヤンコヴィッチ(天使B)
ミヒャエル・ヴァーグナー(天使C)、ほか
 昨年度レコード・アカデミー賞現代音楽部門受賞で話題の作曲家エトヴェシュの近作オペラ世界初録音!

 録音:2014年1月ハンガリー放送スタジオ22, Total time:CD1[56:31] CD2[37:46]

 この《パラダイス・リローデッド》(副題リリス)は2010 年にエトヴェシュがバイエルン国立歌劇場の委嘱で作曲した歌劇《悪魔の悲劇》のリバージョンである。
 台本はドイツ気鋭の若手作家アルベルト・オステルマイアー。内容は登場人物の名前からも察せられる通り、旧約聖書のアダムとイヴにまつわる失楽園の物語。アダムとイヴ、天使と悪魔が入り乱れ善と悪、光と影の対決が無調、現代音楽の諸技法と調性、伝統的なクラシカルな技法が渾然一体となって描かれる。
 現代音楽特有の緊張した響きが中心であるものの、オペラ・ファンの期待にも充分応えるべく美しい場面、歌唱も数多く用意されておりヒット作「三人姉妹」以来、いまや当代一のオペラ作曲家となったエトヴェシュの面目躍如の秀作。




BRIDGE



BCD 9474
\2300→\2090
レヴァイン&ボストン交響楽団
 ウォリネンの交響曲第8番&ピアノ協奏曲第4番!
 チャールズ・ウォリネン(b.1938):
  (1) 交響曲第8番「神学上の見解」(2005-06)
  (2)ピアノ協奏曲第4番(2003)
ジェームズ・レヴァイン(指揮)
ボストン交響楽団
(2)ピーター・ゼルキン(Pf)
 巨匠ジェームズ・レヴァイン&ボストン交響楽団登場!ウォリネンの交響曲第8番&ピアノ協奏曲第4番!

 録音:(1)2007年2月15-17日、(2)2005年3月24-26,28日ボストン、Total time:[59:39]

 小澤征爾の後を継いで2004 年よりボストン響の音楽監督に就任したレヴァインはとりわけ現代音楽の演奏、普及に積極的に取り組み、2011 年にそのポストを退くまで実に12 作品の世界初演を行った。
 このディスクではアメリカ東海岸を代表するウォリネンの10 年ほど前の大作を2 曲収録している。ウォリネンはニューヨーク出身。アメリカで独自の発展を遂げた12 音技法のひとつの考え方であるピッチクラスセット理論を基礎とした作曲を行っている。交響曲第8 番は無調音楽特有の厳しい表情の中に時折り見せるクリスタルのように澄み切った抒情が魅力的。ボストン響の見事なアンサンブル、各奏者の妙技、名人芸が聴きどころ。
 武満徹とも親交の深かったピーター・ゼルキンをソリストに配したピアノ協奏曲は円熟期を迎えたゼルキンの枯淡とは程遠い切れ味の鋭いヴィルトゥオーゾぶりに驚嘆。いずれもボストン・シンフォニー・ホールで数日間、念入りに行われたセッション録音。2016 年下半期の現代音楽部門要注目ディスク。


 と言われてもいきなり聞くのは怖いよ、という方のために、ピアノ協奏曲第3番。

https://youtu.be/_liiGxY1dPw

やっぱり怖いかも?


BCD 9469
\2300
「影と光」〜ルーミー・エクスペリエンス
 ジョヴァンニ・ソッリマ(1962-):ラメンタティオ
 エヴァン・ジポリン(1959-):ハニー・フロム・アラスト
 シリシュ・コルデ(1945):ジョイ
 佐藤聰明(1947-):歪んだ時の鳥たちII
 趙季平(チャオ・チーピン)(1945-):草原の夏
 Ljova(レヴ・ズービン)(1978-):影と光
デュオ・ジャラル:
 【キャサリン・ロックウッド
   (ヴィオラ)、
  ユーシフ・シェロニック
   (様々な打楽器)】
 Total time: [60’12]

 13 世紀ペルシャ語文学史上最大の神秘主義詩人ジャラール・ウッディーン・ルーミーにインスパイアされた作品をヴィオラとカホン、バウロン、カシシ、ヴィブラフォン、ウドゥ、カンジーラ、ジャンベなどの打楽器による演奏。
 深く心に響く音色、デュオ・ジャラルが委嘱した2 作品(ジポリン、Ljova)はルーミーの詩を基に作曲。時代も国も言語も超越した、聴くだけで癒されるパワーを感じさせる。
 

BCD 9471
\2300
「トランスフォーメーション」〜現代テューバ作品
 (1)ガンサー・シュラー(1925-2015):
  バス・テューバ協奏曲第2番
 (2)カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007):
  ハーモニーエン
 (3)ダナ・ウィルソン(b.1946):
  テューバと吹奏楽のための協奏曲
 (4)デイヴィッド・ラング(b.1957):《君は経験した?》
  〜エレクトリック・テューバと語り、室内管弦楽のための
アーロン・ティンダル(Tuba)
(1)(4)ジェフリー・マイヤー(指揮)
(1)イサカ・カレッジ交響楽団
(4)イサカ・カレッジ室内管弦楽団
(3)スティーヴン・ピーターソン(指揮)
イサカ・カレッジ・ウィンド・サンサンブル
(4)スティーブン・スタッキー(語り)
 録音:2013-2015年/Total time:[71:45]




MSR



MS 1619
\2300→\2090
ジャスミン・アラカワ
 「クラヴィーア・アーベント」

 (1)ハイドン:ピアノ・ソナタ 変ホ長調Hob.XVI:52
 (2)シューマン:幻想曲Op.17
 (3)スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番Op.23
ジャスミン・アラカワ(ピアノ)
 アメリカで活躍する日本人ジャスミン・アラカワのデビュー盤!

 Total time:[68’22]

 アメリカを中心に、世界各地で演奏活動を行っているジャスミン・アラカワ。東京芸術大学を卒業し、インディアナ大学ジェイコブズ音楽院で、ナディア・ブーランジェの弟子だったエミール・ナウモフに師事。現在サウス・アラバマ大学の准教授を務めています。
 シューマンの傑作のひとつ「幻想曲」では、作品を見つめる慈愛のまなざしと豊かな情感が柔らかなタッチからあふれ出す。
 スクリャービンの「ピアノ・ソナタ第3 番」は劇的でロマンティックなメロディを芯のある音色で情熱的に奏でています。

 

https://youtu.be/zGgpItOK28c

ジャワ組曲弾いてます。

 

MS 1614
\2300
「バーバラ・ハーバックの音楽Vol.11」〜管弦楽作品集III
 交響曲第7番「おお、開拓者よ!」
 交響曲第8番「緋文字」
 交響曲第9番「神聖な交響曲」
 交響曲第10番「ファーガソンのための交響曲」
デヴィッド・アンガス(指揮)
ロンドン・フィル
 マルチな才能を発揮する女流作曲家ハーバックの交響曲集

 録音:2015 年10 月24 日〜26 日[62’54]

 アメリカの現代音楽作曲家バーバラ・ハーバック。マルチな活躍をしており、作曲の他、オルガニスト、チェンバロ奏者(ソレールのソナタ全集全120 曲も録音!MS1300)としても活躍している。
 作品は交響楽、歌劇、ミュージカル、TV、映画のための音楽と幅広い分野に携わっている。女性作曲家らしい繊細さと、アメリカのよき伝統を感じさせる抒情的なものばかり。ポピュラー的な要素も多く親しみやすい。今作は世界初録音となる交響曲を4 曲。第7 番は20 世紀初期のアメリカを代表する女流作家ウィラ・キャザーの代表作「おお、開拓者よ!」をハーバックがオペラ化し、その楽曲を交響曲に改作したもの。
 第8 番は小説家ナサニエル・ホーソーンの代表作「緋文字」にインスピレーションを得た作品など、華やかでストーリー性があり、映画音楽のような聴きやすいメロディで、多彩な魅力に溢れています。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


BRIDGE



BCD 9470
\2300→\2090
「バール・セノフスキー・イン・コンサート
 at ブリュッセル万国博覧会1958」

  ラヴェル:ハバネラ形式の小品
  バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
  ラフマニノフ:ヴォカリーズ
  イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op. 27より第6番
  クレストン:ヴァイオリンとピアノのための組曲Op.19
  ヴィエニャフスキ:ポロネーズ大二重奏曲Op.8
  J.S.バッハ:シャコンヌ
  ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番より第3楽章
  ブラームス:ハンガリー舞曲第7番
バール・セノフスキー(Vn)
マリー・ルイーズ・バスティンズ(Pf)
 ファン垂涎!アメリカの偉大なヴァイオリニスト、バール・セノフスキーの秘蔵音源!

 録音:1958 年10 月6 日ベルギー [59’51]

 まさに秘蔵音源!ファン垂涎!1926 年アメリカ生まれの偉大なヴァイオリニスト、バール・セノフスキー。1955 年のエリザベト王妃国際コンクールのヴァイオリン部門でアメリカ人として初めて優勝。
 ユリアン・シトコヴェツキーやピエール・ドゥカンらを押えての1位だったというからすごい。これまでまったく無名だった。
 このアルバムはその3 年後の1958 年、第二次世界大戦後初めての大きな国際博覧会となったベルギーで開催されたブリュッセル万国博覧会で行われたコンサートの貴重な録音です。





<メジャー・レーベル>
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SONY



8898534284-2
(2CD)
〔デラックス盤〕
\3200→\2890
ソニー・クラシカル移籍第一弾
 ナタリー・デセイ/ピクチャー・オブ・アメリカ

【CD1】
 1. On a Clear Day / 2. I Feel Pretty / 3. I'm a Fool to Want You /
 4. Send in the Clowns / 5. Detour Ahead /
 6. Something's Coming / 7. Autour deminuit /
 8. I Keep Going Back to Joe's & My Solitude /
 9. A Place That You Want to Call Home /
 10. Two Lonely People /
 11. There's No Business Like Show Business
【CD2】 ※デラックス盤のみ収録
 1. Ground Swell / 2. Girl at Sewing Machine /
 3. Compartment C, Car 293 / 4. Nighthawks /
 5. South Carolina Morning / 6. House by the Railroad/
 7. People in the Sun / 8. Roofs of Washington Square /
 9. Adagio, Op. 13 (Barber)
ナタリー・デセイ(ヴォーカル[CD1]、朗読[CD2])、
クレール・ジボー(指揮)
パリ・モーツァルト・オーケストラ、
ピエール・バウサエ(ベース)、
フランソワ・レゾー(ドラム)
8898538628-2
\2500→\2290

 ソニー・クラシカル移籍第一弾
 圧倒的な歌唱力と美貌で世界を魅了するソプラノ歌手、ナタリー・デセイのソニー・クラシカル移籍第一弾アルバム。
 1992年に母国フランスのオペラ・バスティーユにて『ホフマン物語』でデビューして以来、スカラ座、ロイヤル・オペラ・ハウス、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場といった名だたるオペラ・ハウスに登場し、高い評価を得てきました。
 一方でミシェル・ルグランとのコラボレーションに象徴されるように、クラシックの枠を超えて、ジャズ、ミュージカル、シャンソンなど、ジャンルを超越したレパートリーを誇り、あらゆるジャンルのファンをも魅了できる表現力こそ、ナタリー・デセイが他と一線を画す所以ともいえます。ソニー・クラシカル移籍第一弾となる今作は、『ピクチャー・オブ・アメリカ』と題し、彼女のマルチなパフォーマンスを堪能できる内容となっています。CD1には、もはやスタンダードとなったアメリカを代表するジャズやミュージカルの名曲を歌ったもの。
 2枚組デラックス盤にのみ収録されるCD2は、今作のタイトルが示す通り、アメリカの画家エドワード・ホッパーによる著名な風景画にインスパイアされた楽曲(いずれもグラシアーヌ・フィンジ作)をバックに、フランスの詩人クロード・エステバンの詩を朗読しており、バーバーのアダージョが最後に演奏されています。いずれもナタリー・デセイの飽くなき音楽的表現の探求における最新の試みを具現化したもので、歌唱ではデセイのより深く親密な表現をご堪能いただけることでしょう。
 
 デセイはこのアルバムについて次のように語っています。
  『クレール・ジボーと再び録音が出来るなんで、何と嬉しいことでしょう。彼女は、20年前にオペラ歌手としてのスタートを切った私の初めてのモーツァルトの伴奏をかってでてくれたのです。このアルバムの発端はホッパーの絵で、それがクロード・エステバンに詩才をひらめかせ、グラシアーヌ・フィンジに繊細な音楽を書かせたのです。そして私はホッパーの10枚の絵に呼応する10曲の歌を選び、優れた5人のアレンジャーにパリ・モーツァルト・オーケストラで演奏できるようにオーケストレーションを依頼しました。これによって、クラシック音楽、ジャズそしてミュージカルというジャンルの間の橋渡しが出来たのです。私も、聴き手の皆さんにささやくような新たな歌い方を心がけました。小さな野獣のような、より親密で深みのある私の声をお聴きいただけると思います。』
 
 今作に続き、2017年春にはシューベルトの歌曲集をリリースすることが発表されています。
 ナタリー・デセイの輝かしいキャリアに、新たな一幕が加わることになる待望の移籍といえましょう。

 なおデセイは来年4月に来日公演を行う予定です(東京公演は4月19日、東京オペラシティ、招聘元:ジャパンアーツ)。

  【録音】2016年9月、パリ、スタジオ・フェルベール(CD1)、2015年11月、パリ、サル・コロンヌ(CD2)




DHM



8898533228-2
(3CD)
\3200→\2890
エールハルト(指揮)&ラルテ・デル・モンド
 サリエリ:歌劇「焼きもち焼きの学校」(全曲)
[世界初録音]
  歌唱:イタリア語
エミリアーノ・ダグアンノ(テノール:伯爵),
フランチェスカ・ロンバルディ・マッズーリ(ソプラノ:伯爵夫人),
フェデリコ・サッキ(バス:バジリオ),
ロベルタ・マメーリ(ソプラノ:エルネスティーナ),
フローリアン・ゲッツ(バリトン:ルマーカ),
ミレーナ・ストルティ(メゾ・ソプラノ:カルロッタ),
パトリック・フォーゲル(テノール:中尉),
ラルテ・デル・モンド(ピリオド楽器オーケストラ),
ヴェルナー・エールハルト(指揮)

 アントニオ・サリエリ(1750-1825)の歌劇「焼きもち焼きの学校」は、貴族、ブルジョア階級と労働者階級の艶かしい陰謀、三つの異なる社会階級間の愛の誘惑と嫉妬と挑発が含まれたオペラ・ブッファです。
 1778年ヴェネツィアで世界初演をきっかけに、ロンドン、ドレスデン、ウィーン、プラハ、パリからヨーロッパ各地、遠くはサンクトペテルブルクの歌劇場で上演され、10年以上もヒットを続けた当時最もポピュラーなオペラ・ブッファの一つでした。ゲーテも「このオペラは、観客の大のお気に入りだが、それは正しいことだ。ここには驚くほど豊かで多様な音楽が含まれており、物語は非常に洗練された手腕で描かれている。私はアリアが歌われるごとに大いに心を動かされた」と書き残しているほどです。これほどまでに人気を博したオペラでしたが、間もなく忘れ去られ上演が途絶えてしまいました。
 様々な作品の復活再演を手掛けてきたヴェルナー・エールハルトとラルテ・デル・モンドが、この音楽史の宝とでもいうべき傑作を21世紀に蘇らせ、その全曲上演の模様が世界初録音として登場します。
 この傑作オペラに込められたサリエリの卓越した音楽的・劇場的センスによって、嫉妬にかられる登場人物が巻き起こす騒動が絶妙に描き出されています。200ページブックレット・リブレット付(イタリア語、ドイツ語、英語のみ)

 【録音】2015年12月20日、ドイツ、レーヴァークーゼン、Bayer Erholungshaus(ライヴ) 




<国内盤> 


KOKORO RECORDS

KKR-010
\2778+税
「野澤徹也によるコリーン・シュムコー三味線作品集」
 (1)-(4)《風舞千尋〜The Ethereal Wind Dance》
  第一楽章「森閑の奥 〜Untouched Forest」
  第二楽章「天狗のステップ 〜Tengu Step」
  第三楽章「流れる雲に 〜Clouds Flow By」
  第四楽章「嵐の向こう側 〜After the Storm」
 (5)《Terra’s Mirroe: The Spirituality of Celestial Beings》
 (6)《蒙古の馬〜Mongolian Takhi》
 (7)《The Dance of Threads 〜糸の舞》
 (8)-(10)《When the Waves Crash 〜波濤の飛沫:三味線協奏曲》
  第一楽章「Gion Temple Sings 〜祇園精舎の鐘の聲」
  第二楽章「Spring’s Night Dream 〜唯春の夜の夢の如し」
  第三楽章「Dust Upon the Wind 〜偏に風の前の塵に同じ」
野澤徹也(三味線)
大友美由奈(三味線)
澤田由香(篠笛・能管)
阿部大輔(尺八)
本間豊堂(尺八)
大上茜(琵琶)
野澤佐保子(箏)
吉澤延隆(箏)
松村エリナ(箏)
五十嵐恵(十七絃)
古川玄一郎(打楽器)
冨田慎平(小鼓・打楽器)
 日本の伝統音楽の楽器を使った作品を多数作曲している米国シカゴ出身の作曲家コリーン・シュムコーによる、宇宙や 大自然、物語などをモチーフとした三味線作品集。
 コリーン・シュムコーは自身、三味線を野澤徹也に師事しその他ほとんどの和楽器を実際に演奏し習うことによって自分の身体に音を吸収してきた。
 和楽器の体験とアメリカ人の内面が見事に一致した三味線作品集。

 ※野澤徹也(三味線)
  三絃を西潟昭子氏に師事。現代邦楽研究所研究科修了。洗足学園音楽大学、現代邦楽研究所三味線講師。
  受賞歴は2005 年 東京邦楽コンクール第一位、他多数。NHK テレビ、NHK-FM 等に出演。
  3枚組ソロCD『三味線独奏曲集』(TY サポート受賞作品)をはじめ、計14 枚のCD をリリース。




<映像>

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SONY(映像)



8898537164-9
(Blu−ray)
\5200→\4790
2016年6月、トリノでのライヴ最新映像
 ヨナス・カウフマン/DOLCE VITA

[1]トリノ・テアトロ・カリニャートでのリサイタル・ライヴ(2016年6月)(約60分)
 1. カルーソー
 2. 情熱
 3. もっと静かに話して[ゴッドファーザー愛のテーマ]
 4. 帰れソレントへ
 5. 禁じられた音楽
 6. 世界でただ一人君を愛す
 7. 光さす窓
 8. ツバメは古巣へ
 9. 歌
 10. カタリィ、カタリィ(つれない心)
 11. こんな風に生きたい
 12. 朝の歌
[2]TVドキュメンタリー「私のイタリア」(約60分)
 【出演】ヨナス・カウフマン
 【共同制作】ベル・エア・メディア、ZDF、ソニー・クラシカル
 【制作】アンカ=モニカ・パンデレア、フランソワ・デュプラ
 【映像監督】アンディ・ゾンマー
 【字幕】英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語
ヨナス・カウフマン(テノール)
ヨッヘン・リーダー指揮
RAIトリノ国立交響楽団
8898537163-9
(DVD)
\4500→\4290

 イタリアの「うた」の真髄がここに・・・「キング・オブ・テノール」最新映像登場!
 ドイツ人でありながら、ヴェルディ、プッチーニなどのイタリア・オペラの第一人者でもあるカウフマンは、幼少時からイタリアを訪れ、その文化や風景に大きなインスピレーションを得て育ちました。イタリアはいわばカウフマンにとって、「歌への愛」を育んでくれた第2の故郷であり、その思いが、美しいメロディを生み出した「イタリアの歌」の伝統へのオマージュとなって制作された「DOLCE VITA(国内盤タイトルは「帰れソレントヘ〜イタリアの歌」)。
 当DVDは、今年6月にトリノで行われたソロ・リサイタルの模様で、その最新アルバムから12曲が選ばれています。豪壮華麗なテアトロ・カリニャートを舞台に、満場の聴衆の前で熱い歌を披露するカウフマンの姿が余すところなく捉えられています。
 カウフマンは、このように語っています。
 「イタリア人は歌が大好きです。街中でも、仕事に行く途中でも、いつも歌っています。男たちが仕事をしながら歌うのは、自分の感情を外に表現したいからです。音楽は微笑みを与えるだけのものではありません。時には、問題を抱えて悩んでいるのは自分だけじゃないと思わせてくれます。その気持ちを、ぴったりの言葉で歌として表現することで、何とかやっていけると感じるわけです。ここに収められたのは、そうしたさまざまな人間の感情が込められたイタリアの歌です。イタリア人は、どんな悲しみの中にあっても、そこにちょっとした砂糖の甘さを見つけることができるのです。」
 TVドキュメンタリー「私のイタリア」では、自分にとって第2の故郷であるイタリア各地を巡り、イタリアの歴史や文化に思いを馳せるカウフマンのドキュメンタリー映像です。

  【録音】2016年6月、トリノ、テアトロ・カリニャートでのライヴ・レコーディング 



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EURO ARTS(映像)



20 97018
(11DVD)
\7000→\6490
アメリカの5大オーケストラの輝かしい響きを堪能できる11枚組DVD セット
 グレイト・アメリカン・オーケストラ

   ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、クリーヴランド管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団
 DVD1(110分)
  ブーレーズ:ノタシオンⅠ〜Ⅳ/ドビュッシー:「海」〜管弦楽のための3つの交響的素描/
  ファリャ:三角帽子/ボーナス:バレンボイムとブーレーズの対話
    シカゴ交響楽団 ダニエル・バレンボイム(指揮) エリザベート・マトス(メゾ・ソプラノ)
    収録:2000 年4月25-27日 ケルン、フィルハーモニー(ライヴ) 映像監督:ハンス・ハドゥッラ
 DVD2(95分)
  ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73、交響曲第4 番ホ短調Op.98
  ボーナス:タングルウッドのバーンスタイン
    ボストン交響楽団 レナード・バーンスタイン(指揮)
    収録:1972 年8月、タングルウッド(ライヴ) 映像監督:ロバート・イングランダー
 DVD3(83分)
  リスト:ファウスト交響曲
    ボストン交響楽団  レナード・バーンスタイン(指揮) ケネス・リーゲル(テノール)
    タングルウッド祝祭合唱団 ジョン・オリヴァー(合唱指揮)
    収録:1976 年7月26日 ボストン、シンフォニー・ホール(ライヴ)
    映像監督:ハンフリー・バートン
 DVD4(91分)
  ベルク:ルル組曲(抜粋)
  ドビュッシー:ボードレールの5つの詩より「噴水」、フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード
  ストラヴィンスキー:火の鳥
    シカゴ交響楽団 ピエール・ブーレーズ(指揮) クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)
    収録:2000 年4月25-26日、ケルン、フィルハーモニー(ライヴ)
    映像監督:ダヴァース・ヤノーシュ
 DVD5(159分)
  バーンスタイン:「キャンディード」序曲/ビゼー:「アルルの女」組曲第2 番よりファランドール/
  ドヴォルザーク:交響曲第9 番「新世界より」/ガーシュウィン:パリのアメリカ人/
  ワーグナー:「ローエングリン」より第3幕への前奏曲/ボーナス:平壌のアメリカ人
    ニューヨーク・フィルハーモニック ロリン・マゼール(指揮)
    収録:2008 年2月26日 平壌、東平壌大劇場 映像監督:ミヒャエル・ベイヤー
 DVD6(91分)
  グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲/ヘンデル:オーマンディ編:協奏曲ニ長調/
  リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」/R.シュトラウス:「ばらの騎士」組曲/
  ヴォルフ=フェラーリ:歌劇「スザンナの秘密」序曲
    フィラデルフィア管弦楽団 ユージン・オーマンディ(指揮) ノーマン・キャロル(指揮)
    収録:1978 年6月30日-7月1日、1977年6月24-26日(ヘンデル)、
     フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(ライヴ)
    映像監督:カーク・ブラウニング
 DVD7(89分)
  チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35/ムソルグスキー:展覧会の絵
    フィラデルフィア管弦楽団 ユージン・オーマンディ(指揮) イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
    収録:1978 年(ムソルグスキー)、1979 年(チャイコフスキー)
    フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(ライヴ)
    映像監督:カーク・ブラウニング
 DVD8(81分)
  ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲(1919版)/ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27
    フィラデルフィア管弦楽団 ユージン・オーマンディ(指揮)
    収録:1977年(ストラヴィンスキー)、
     1979年(ラフマニノフ)フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(ライヴ)
    映像監督:カーク・ブラウニング
 DVD9(81分)
  ホルスト:惑星/ドビュッシー:「海」〜管弦楽のための3 つの交響的素描
    フィラデルフィア管弦楽団 ユージン・オーマンディ(指揮)
    フィラデルフィア・メンデルスゾーン・クラブ女声合唱 マリー・ザッツマン(合唱指揮)
    収録:1977年6月24-26日 フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(ライヴ)
    映像監督:カーク・ブラウニング
 DVD10(105分)
  ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調/シューベルト:交響曲第6番ハ長調、交響曲第8番ロ短調「未完成」
  ボーナス:ショルティによる楽曲解説
    シカゴ交響楽団 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
    収録:1978年9月5日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール、ライヴ(ベートーヴェン)、
     1979 年12月5,6日 シカゴ、オーケストラ・ホール、ライヴ(シューベルト)
    映像監督:ハンフリー・バートン
 DVD11(82分)
  ブルックナー:交響曲第9番ニ短調/ボーナス:ウェルザー=メストの楽曲解説
    クリーヴランド管弦楽団 フランツ・ウェルザー=メスト(指揮)
    収録:2007 年10月31日 ウィーン、楽友協会大ホール(ライヴ)
    映像監督:フェリックス・ブライザッハ
 
 画面:16:9 NTSC (DVD1,4,5,11)、4:3 NTSC(DVD2,3,6,7,8,9,10)、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、字幕:英独仏、リージョン:All、収録時間:18時間

 アメリカの5 大オーケストラ、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、クリーヴランド管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団の演奏をまとめたDVD ボックスが発売となります。指揮者も、オーマンディ、バーンスタイン、ショルティ、ブーレーズ、マゼール、バレンボイム、ウェルザー=メストといった錚々たる顔ぶれが登場します。さらにソリスト陣も豪華で、往年のフィラデルフィア管のコンマスを務めたノーマン・キャロル、ポルトガルの歌姫エリザベート・マトス、アメリカの名テノール、ケネス・リーゲル、20 世紀を代表するヴァイオリニストの一人、イツァーク・パールマン、そして多彩な声で魅了するドイツのソプラノ、クリスティーネ・シェーファーの名が連なります。オーケストラを聴く醍醐味ここに極まれりといった黄金のアメリカン・サウンドを堪能することができる内容です。





















11/8(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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APARTE



AP 130
\2600→\2390
ルセ&レ・タラン・リリク最新盤
  F.クープランの名曲
新発見カンタータの世界初録音も収録
 F.クープラン:
  ・カンタータ「バッカスに慰められるアリアーヌ」
   (世界初録音)
  ・リュリ讃
  ・パルナッソス山、またはコレッリ讃
レ・タラン・リリク
クリストフ・ルセ(指揮&チェンバロ)
ステファヌ・ドゥグー(バリトン/カンタータ)
クリストフ・コワン(ヴィオール/カンタータ)
ローラ・モニカ・プスティルニウ
 (リュート/カンタータ)
 ルセ&レ・タラン・リリク最新盤。F.クープランの名曲、リュリ讃、コレッリ讃、ルセが発見したカンタータ「バッカスに慰められるアリアーヌ」世界初録音!

 録音:2015年12月、2016年7月

 クリストフ・ルセとレ・タラン・リリクによるF. クープランの珠玉の名曲リュリ讃、コレッリ讃の登場。しかも、F. クープランの新発見カンタータの世界初録音も収録されているという大注目新譜です。

「 バッカスに慰められるアリアーヌ」は、ルセがF. クープランの論文を準備しているときに発見したカンタータ。F. クープランの作品リスト(1716 年出版)に載っているものの楽譜が残されていない作品として研究者の間では知られた存在でした(この楽譜は出版されず、当時楽譜が必要な人はオンデマンドで写しを入手していた)。
 この楽譜がクープランの作品であると結論づけた理由として、ルセは、
  ①ルイ・アレクサンドル(トゥールーズ公/ルイ14 世とモンテスパン侯爵夫人の間に生まれた子供)の所蔵品の中にあったこと(F. クープランは、彼の音楽教師であった)
  ②通奏低音の数字でクープランは9 の代わりに2 を用いることや、他の一連の作品で見受けられる様々な和声の特徴が共通していること、の2 点を挙げています。
 他にもクラヴサン曲集の楽曲との主題の類似などが見られることから、この作品はF. クープランのものであると確信を持ったといいます。
 ルセは、「長く眠っていた楽曲が名曲であるという夢を抱きがちだが、この作品が出版されなかったのは、クープラン自身、この曲を出版してもそこまでもうからない(出版には経費がかかる)と判断したから(抄訳)」とライナーノートで述べていますが、貴重な録音の登場は歓迎すべきといえるでしょう。
 F. クープランの『コレッリ讃』と『リュリ讃』は、両作品とも各楽章に表題が付けられており、『コレッリ讃』では音楽の神が住まうパルナッソス山にコレッリが導かれる様子が描かれ、『リュリ讃』では、コレッリに続いてパルナッソス山へ登ったリュリが、そこで出会ったコレッリと共に演奏を行う、という物語になっています。
 フランスでは、「トンボー」というジャンルで、先人の肖像画的な音楽を作るという伝統がありましたが、このクープランの『リュリ讃』『コレッリ讃』は、それぞれの作曲家のスタイルに厳密に従っているわけではなく、また、その規模などから、音楽史上でも特殊な作品として輝きを放っています。レ・タラン・リリクの精鋭たちによるアンサンブルを、ルセのどこか色気のあるチェンバロがしっとりとまとめあげています。




ARTE DELLA’ARCO JAPAN



ADJ 051
\2700→\2490
ラ・フォンテヴェルデによるモンテヴェルディ
 モンテヴェルディ:マドリガーレ集第3巻(1592)

 1. 若い草木は/2. ああ、なんと苦しいことか!/
 3. フィッリが月桂樹の木陰で/4. ああ僕の愛しい魂の人よ/
 5.どうか私の心臓を引き裂いて/
 6. 流れゆく小川の上の緑の木の上に/7.もしも激しい熱情によって/
 8. 残酷な人よ、私と別れられる安堵とともに去っていって/
 9. ああ残忍な戦士よ、あなたはそこで負傷して/
 10. 彼女が意識を取り戻すと、辺り一面は見渡すかぎり/
 11. おお春よ、一年のうちの青春期よ/12.このうえなく不実な顔よ/
 13. 愛する人よ、僕が君を愛してないだって?/
 14. かつて僕の命だった目よ/15. 僕は苦しみと悩みと怒りのなかを/
 16. ああ、純潔で美しいクロリンダの体の亡骸は/
 17. 愛する遺骸よ、もしまだ獣たちの餌食になっていないなら/
 18. 愛しい瞳よ/19「. 安らかに」ティルシはため息をつきながら/
 20.ティルシの顔には彼女の死が刻印され、こう言った
ラ・フォンテヴェルデ
 【鈴木美登里・染谷熱子・
   星川美保子(ソプラノ)、
  布施奈緒子(メゾ・ソプラノ)、
  上杉清仁(カウンター・テナー)、
  谷口洋介・中嶋克彦(テノール)、
  浦野智行・小笠原美敬(バス)】
上尾直毅(チェンバロ)
 なんと美しい声楽アンサンブル。ますますの充実をみせるラ・フォンテヴェルデによるマドリガーレ集第3 巻!

 セッション録音:2013年5月20-22日、2013年10月7-9日、2014年9月21-23日、2015年3月2日、2016年3月15-17日、2016年5月15-18日/秩父ミューズパーク音楽堂(録音:櫻井卓)/DDD、66’48”

 鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデによるモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音の「マドリガーレ集第3 巻」がリリースされます。
 日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたライフワークが今ここに巻を追って響きとなります!
 モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家です。しかし彼がライフワークとしていたのは、16 世紀から17 世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレでした。1587 年に出版されたマドリガーレ第1 巻から1638 年の第8 巻に至るまで、彼は実に半世紀もの年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けました。
 第3 巻が出版されたのは1592 年。第2 巻(ADJ 048)においても既に当時としては新しい試みがなされていますが、第3 巻ではそれが更に顕著になっています。ますますの充実をみせるラ・フォンテヴェルデによる美しい歌声をご堪能ください。




AURIS SUBTILIS


ASF 5077
\2500
「Di Musik klingt asoj schejn!」
 1. The Klezmer’s Freilach/2. Sholem-alekhem, Rov Feidman!/
 3. Dos Pintele Yid/4. Ballad for a Klezmer/
 5. Shpil-she mir a Lidele/Hevenu Shalom Alechem/
 6. Kolomeike/7. That Feeling Freilach/
 8. The Destiny of Doina/9. Moyshele mayn Fraynd/
 10. Sammys Freylachs/11. Ajde Jano/
 12. On Sabbath Day/A Night in the Garden of Eden/
 13. Halicha L’kesariya/Dance of Joy/
 14. Prayer for Peace
  (ボーナストラック)J.Jolles - arr.Karl-Heinz Georgi/
Anja Bachmann
 (クラリネット、歌、オーボエ)
Kerstin Guzy(ヴァイオリン)
Hans-Richard Ludewig
 (アコーディオン)
Michael Winkler(パーカッション)
Tino Scholz(ベース)
Kerstin Georgi(ハープ)
 録音:2016年4月/57’57’’

 クラリネットとオーボエを吹きこなすAnja Bachmann はサクソフォンも堪能なマルチ・プレーヤー。高度な技術と細やかなアレンジで聴かせるタンゴ・アルバム。




CAVI MUSIC


4260085533671
\2700
オベロン・トリオ結成10周年、原点を振り返る意欲的な選曲
 メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第2番Op.66ハ短調
 シャルレロッテ・ブレイ:
  ピアノ三重奏のための幻想曲「狂気の笑顔」
 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲ニ長調Op.70-1「幽霊」
 メンデルスゾーン:
  真夏の夜の夢よりスケルツォ(マンソール・ホセイニ編曲)
オベロン・トリオ
ヘーニャ・ゼムラー
 (ヴァイオリン)
ロウフェン・シルマー(チェロ)
ヨナタン・アネル(ピアノ)
 オベロン・トリオ結成10周年、原点を振り返る意欲的な選曲

 2006 年結成の若いピアノ三重奏団、オベロン・トリオ。ドイツを中心にヨーロッパで活躍する期待の若手。アルバン・ベルク四重奏団、アルテミス四重奏団に師事。ベンジャミン・ユスポフやイェルク・ヴィトマンら現代作曲家と協力して作品に取り組むことを積極的に行っています。C.P.E. バッハやハイドンの初期の作品などピアノ・トリオの名作はもちろん、あまり知られていないような秘曲にも注目し演奏しています。
 彼らは楽曲を深く読み込み、フレージング、ヴィヴラートなどピリオド奏法を取り入れた、意欲的な演奏を聴かせてくれます。
 今回のアルバムは、オベロン・トリオ結成10 周年およびシェイクスピア没後400 年を祝して企画され、メンデルスゾーン、ベートーヴェン、そして若手現代作曲家シャルレロッテ・ブレイの作品を収録。トリオ結成のきっかけはメンデルスゾーンの楽曲を演奏するためでした。それにちなみ、トリオ名は「真夏の夜の夢」の妖精の王オベロンから取り、いつまでの柔軟な姿勢で音楽に取り組むことを信条としています。今回の選曲も彼ら原点を表すかのような意欲的な内容となっています。ピアノ三重奏のための幻想曲「狂気の笑顔」を作曲したのは、イギリスの女流作曲家シャルロッテ・ブレイ(1982-)。4 年前にトリオのピアニスト、ヨナタン・アネルがコンサート会場で出会ったのが交流のはじまり。この楽曲は「真夏の夜の夢」の物語を軸に、独特の色彩感で描かれています。
 


4260085533695
\2700→\2490
名手マルクス・ベッカー
 ハイドン:ピアノ・ソナタ集

 ソナタ第33番ハ短調Hob.XVI:20
 ソナタ第34番ホ短調Hob.XVI:34
 ソナタ第43番変ホ長調Hob.XVI:28
 ソナタ第31番変イ長調Hob.XVI:46
 ソナタ第23番ヘ長調Hob.XVI:23
マルクス・ベッカー(ピアノ)
 品格漂うマルクス・ベッカーによるハイドンのピアノ・ソナタ集

 マルクス・ベッカーによるハイドンのピアノ・ソナタ集。爽快なテンポと粒が揃った美しい旋律、磨き抜かれた音色で奏でられます。心地よく速いパッセージを弾き、高音部と低音部の陰影を付けた推進力のある演奏。
 特に名曲ソナタ第34 番では、右手と左手の対比が見事で、馴染みの旋律を新鮮に刻んでいきます。ハイドンの真髄に迫るアプローチはハイドンの高い品格が感じられます。
 マルクス・ベッカーは1963 年生まれ。名教師カール=ハインツ・ケマーリング、およびアルフレッド・ブレンデルに師事。1987 年、ブラームス国際コンクール(ハンブルク)で第1 位を獲得。世界各地の音楽祭に招待される。1993 年、ハノーファー音楽大学の教授に就任。CD はハイペリオン、CPO などから数十枚リリースしている。




COVIELLO CLASSICS


COV 91615
\2600
アンデルセンの童話2作品をタルクマンが生き生きと描く
 アンドレアス・N・タルクマン(1956-):
  「エンドウ豆の上に寝たお姫さま」
  「ふんころがし」(ドイツ語)
ユーリ・テツラフ(ナレーター)
ルーベン・ガザリアン(指揮)
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団
シュトゥットガルト国立歌劇場児童合唱団
 アンドレアス・N・タルクマン作曲によるアンデルセンの童話をもとにした劇「エンドウ豆の上に寝たお姫さま」と「ふんころがし」の2 作品を収録したアルバム。アンデルセンが、子供の心を豊かに育むために初めから純粋な童話にタルクマンの遊び心が見事に調和したクリスマスのプレゼントにぴったりな可愛いアルバムに仕上がりました。




HMF

HMC 905274
\2700→\2490
ペルトの重要作品カノン・ポカヤネン
 アルヴォ・ペルト(b.1935):
  カノン・ポカヤネン(悔恨のカノン)
カペラ・アムステルダム
ダニエル・ロイス(指揮)
 録音:2015年9月

 ペルトの記念碑的作品「カノン・ポカヤネン」の登場。ペルトはラテン語や英訳の詩に多く付曲していますが、この「カノン・ポカヤネン」はロシア正教の言葉に付曲されています。
 ケルンの大聖堂の750 周年を記念して委嘱された本作は、1997 年に完成、1998 年3 月17 日に大聖堂で初演されました。悔恨は、教会では神の前に進む際に欠くことのできない要素。全篇にわたってニ短調で書かれており、張りつめた緊張感は、聴き手を悔恨の世界にいざないます。1970 年代初期に正教会に入信、単声聖歌やグレゴリオ聖歌、中世の音楽、バロック音楽に傾倒したペルト。ここでもキャッチーな旋律は一切ありませんが、静かに動く各声部が織りなすハーモニーと言葉の重なり合いはえもいわれぬ透明感のある美しさです。




PREISER RECORDS


PRCD 91312
\2400
ウィーンで出会った作曲家とピアニストによるアルバム
 ティモシー・ホーダー:
  (1)トリプティク/(2)アーバン組曲/
  (3)7つのリフレクション/
  (4)二相の対位法 第3番/(5)2つのロマンス/
  (6)熱情ソナタ 第4番/(7)エピローグ
フレデリック・ブルーム(ピアノ)
 録音:2016年2月24・25日/72’58’’

 ともにアメリカで生まれ、ウィーンで出会った作曲家とピアニストによるアルバム。ニューエイジ風の楽曲。
 
PRCD 91302
(2CD)
\4800
ボーナスCD 〜 Old & New Stuff 2000-2015 ゲオルク・ブラインシュミット(コントラバス)
 [CD1]
  1. Musette#4 (Brein’s Cafe)/2. Rasende Gnome (Pago Libre)/
  3. Over (Megablast/Cesar Sampson/Flip Philipp/Georg Breinschmid)/
  4. Mack the Knife (Zipflo Weinrich Group)/5. Vorstadtmelodie (Brein’s Cafe)/
  6. 5/4 (Duo Klak)/7. Invitation (Flip Philipp Trio)/
  8. Air (Daniel Hope/Georg Breinschmid)/9. Homesick (Christian Muthspiel Trio)/
  10. L’Importante (Windi Gruber/Klaus Dickbauer/Georg Breinschmid)/
  11. Foix Ding (Brein’s Cafe)/
  12. Los Mariachis (Hommage to Mingus/Georg Breinschmid Sextett)
 [CD2]
  1. Cloud Thoughts (Go Blow)/2. Wat Ju No (Zehnder Kraah)/
  3. Tour Retour (Matthias Schorn)/4. Kopanitsa (Brein’s Folkies)/
  5. Perpetual Love’s Joy (Benjamin Schmid/Bireli Lagrene/Georg Breinschmid)/
  6. Amigo de Infancia (Mauve)/
  7. The Dry Cleaner from Des Moines (Agnes Heginger/Georg Breinschmid)/
  8. Komisches Wienerlied (Ensemble Amarcord)/9. Freefacher (Pago Libre)/
  10. Tema Nuovo (Mauve)/11. Es muss ein Wunderbares sein (Brein’s Cafe)/
  12. Goodbye Pork Pie Hat (Agnes Heginger/Georg Breinschmid)
 録音:2001〜2015年/CD1: 78’40’’、CD2: 77’40’’

 元ウィーン・フィルのコントラバス奏者で、現在はジャズ・ベーシストとして活躍しているゲオルク・ブラインシュミットのジャズ演奏を集めた2 枚組。「air」は「G 線上のアリア」が原曲。
 

PRCD 91314
\2400
クラリネット四重奏によるジャズテイストあふれるアルバム
 1. Gershwin: Rhapsody in Blue
 2. Hodl: Cuvee 1995
 3. Goodman, Razaf: Stompin’ at the Savoy
 4. Hudson, Mills: Moonglow
 5. Kornberger: Kings’ Club Suite 〜Evan’s Lounge
 6. Kornberger: Kings’ Club Suite 〜Igor’s Dream
 7. Kornberger: Kings’ Club Suite 〜Kings’ Club
 8. Goodman: Seven Come Eleven
 9. Pee Wee King, Stewart: Tennesee Waltz
 10. Secunda, Jacobs: Bey mir bist du sheyn
 11. Sauter: Clarinet a la King
 12. Hodl: Hommage to Aaron
 13. Miller: Moonlight Serenade
 14. Copland: Concerto for clarinet, Part 1
 15. Stone, Bonime: Let’s Dance
ウィーン・クラリネット・コネクション
 (ヘルムート・ヘードゥル、
  ルーペルト・ファンクハウザー、
  フーベルト・ザルムホーファー、
  ヴォルフガング・コルンベルガー)
 77’45’’

 クラリネット四重奏によるジャズテイストあふれるアルバム。目いっぱい洒落た「ラプソディ・イン・ブルー」、ストラヴィンスキーの「エボニー協奏曲」にインスパイアされ書かれた「Kings’ Club Suite」などを収録。




BNL


BNL 112983
\2600
J・S・バッハ(1685-1750):
 クラヴィーアのための作品集(オルガンによる演奏)

  幻想曲イ短調 BWV922/2つの主題による幻想曲ト短調 BWV917
  トッカータ ニ短調 BWV913/幻想曲ハ短調 BWV919
  幻想曲とフーガ イ短調 BWV904/トッカータ ト長調 BWV916
  ロンドによる幻想曲ハ短調 BWV918/トッカータ ト短調 BWV915
  幻想曲とフーガ ハ短調 BWV906
ジャン=セバスティアン・バルドン(オルガン)

録音:時期未詳、サン=マクシマン王立修道院教会、サン=マクシマン=ラ=サント=ボーム、フランス
使用楽器:1772-1775年、ジャン=エスプリ・イスナール製
 現代ではチェンバロやピアノで演奏されることが多い作品を教会オルガンで演奏。
 ジャン=セバスティアン・バルドン(1972年生まれ)はエクサンプロヴァンス音楽院、ブローニュ=ビヤンクール地方音楽院で学んだフランスのピアニスト・オルガニスト。2015年現在ギャップ国立音楽学校教授およびオーバーニュ市立音楽院教員。




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LIGIA DIGITAL



LIDI 0301309
\2500→\2290
ソナドーリの芸術 16世紀ヴァイオリン属アンサンブルのための音楽
 ファブリティオ・カローゾ(1526/1527頃-1605頃または1620):
  Celeste Giglio(バレット、6声)
 オルランドゥス・ラッスス(1530/1532-1594):
  S'io esca vivo(6声)/Las voles vous(4声)【動画】
 トマ・クレキヨン(1505頃-1557):Sine tenez [Si me tenez] (6声)
 ジャケス・デ・ヴェルト(1535-1596):Adesto dolori meo(6声)【動画】
 不詳:Basela un tratto - El Fransosin(4声)
 アドリアン・ヴィラールト(1490頃-1562):
  Joyssance vous donneray(5声)【動画】
 不詳:Passomezo la doulce avec la reprinse(4声)
 オルランドゥス・ラッスス:Ave Regina coelorum(3声)
 ジョスカン・デプレ(1455頃-1521):
  Pater noster - Ave Maria(6声)【動画】
 オルランドゥス・ラッスス:Tu sai madonna mia(4声)
 ヴィンチェンツォ・ルッフォ(1508頃-1587):
  Martin minoit so portiau au marche(3声)
 オルランドゥス・ラッスス:La cortesia(4声)
 不詳:La gamba(4声)
 アドリアン・ヴィラールト:Petite cammusette(6声)
 ジョスカン・デプレ:Petite camuseete(6声)
 不詳:Quatre Branles - Fagot(4声)
 クロード・ジェルヴェーズ(確認できる活躍期:1550頃):
  Pavane Le bon vouloir(6声)
 オルランドゥス・ラッスス:
  Beatus vir(2声)/In te Domine speravi - Quaniam fortitudo me(6声)
 ニコラ・ゴンベール(1495頃-1560頃):Tous les regretz(6声)
アンサンブル・レ・ソナドーリ【動画】
 ベアトリス・リノン(ソプラノ・ヴァイオリン、エクシランド・ヴァイオリン)
 オディール・エドゥアール(ヴァイオリン、アルト・ヴァイオリン)
 ニコラ・サンサルラ(コントラルト・ヴァイオリン)
 アラン・ジェルブロー(テナー・ヴァイオリン)
 サラ・ファン・アウデンホーフェ(バセット・ヴァイオリン)
 エルヴェ・ドゥシー(バス・ヴァイオリン)
 録音:2016年1月18-20日、ラ・シテ・ドゥ・ラ・ヴォワ、ヴェズレー、フランス

 16世紀、ヴェネツィアに3〜6つのヴァイオリン属の楽器からなる専門の合奏団が現れ、彼らは「ソナドーリ・ヌオーヴォ」 [Sonadori nuovo] (新しい楽器の奏者たち)と呼ばれました。ソナドーリ・ヌオーヴォは北イタリア各地の宮廷に進出し、さらにオルランドゥス・ラッススが活躍していたバイエルン公の宮廷にも及びました。

 当録音に用いられた楽器は7種類で、高音域から順にエクシランド(G3-D4-A4)、ソプラノ(G2-D3-A3-D4、現在のヴァイオリンの前身)、アルト(C2-G2-D3-A3、ヴィオラの前身)、コントラルト(C2-G2-D3-A3、肩掛け)、テナー(F1-C2-G2-D3-G3、縦に構える)、バセット(C1-G1-D2-A2-D3、小型のバス・ヴァイオリン)、バス(B1-F1-C1-G1-D2、チェロの前身)。エクシランド、コントラルト、テナー、バセットは後継楽器を持つことなく音楽史から消え去りました。
 20世紀後半からヴィオル属やコルネット&サックバットの合奏が古楽運動により復興する一方、ルネサンス・ヴァイオリン属の合奏はほとんど顧みられることがありませんでした。しかし、フランスのチェロ奏者アラン・ジェルヴロがブリュッセル(ベルギー)でアンサンブル・レ・ソナドーリを立ち上げ、2013年よりその復興に乗り出しました。
 ジェルヴロとオディール・エドゥアール(キアーラ・バンキーニ、エンリコ・ガッティ他に師事)はアンサンブル・アウローラのメンバーとして名盤「17〜18世紀イタリアのヴァイオリン芸術(Vol.2)」(Symphoniaレーベル、現Glossaレーベル)でエンリコ・ガッティと共演した、既にヴェテラン格の古楽演奏家。レ・ソナドーリの今後の活躍が大いに期待されます。
 上記作曲者の生没年等はブックレットに記載の情報に拠ります。



 

LIDI 0202256
(3CD)
\3900
【旧譜】
ジャン・ジル(1668-1705):教会音楽作品集
  テ・デウム(神なる御身をわれらは称えん) [Te Deum] (#)
  われは神なる御身を愛さん [Diligam te Domine] (モテット)(+)
  レクイエム [Requiem](*)
  聖水曜日のためのエレミヤ哀歌
   [Lamentation pour le Mercredi Saint au soir](+)
  聖木曜日のためのエレミヤ哀歌
   [Lamentation pour le Jeudi Saint au soir](+)
  聖金曜日のためのエレミヤ哀歌
   [Lamentation pour le Vendredi Saint au soir](+)
  ミサ ニ長調 [Messe en re majeur](#)
  歌え、ヨルダンの民よ [Cantate Jordanis Incolae] (モテット)(*)
アンヌ・マグエ(ソプラノ:デシュ声部)
ヴァンサン・リエーヴル=ピカール(テノール:オート=コントル声部)
ブルーノ・ボテルフ(テノール:タイユ声部)
ジャン=フランソワ・ノヴェッリ(テノール)
アラン・ビュエ(バリトン:バス=タイユ声部)
レゼルマン室内合唱団
ジョセル・シュービエット(合唱指揮)
レ・パッション(オーケストラ)
ジャン=マルク・アンドリュー(指揮)
録音:2008年8月、サン=ジャン=バティスト礼拝堂、トゥールーズ、フランス(*)
    2009年10月(+)、2012年5月(#)、サン=ピエール・デ・シャルトルー教会、トゥールーズ、
     フランス(+/#)
 

LIDI 0202307
\2500
【前回新譜】
中世の女性たち
 不詳:
  Letemur hodie(*) / Verbum bonum et suave(*)
  Concupivit rex decorem tuum(*) / O gloriosa Dei genitrix virgo(+)
  Virgines caste(*) / Agmina milicie celestis omnia(+) / Vox in Rama(*)
 ベッツィ・ジョラス(1926-):Lamentations
 不詳:
  O monialis concio Burgensis(+) / Jhesu pie patris unice(+)
  Alleluia - Veni electa mea(*) / Salve regina glorie(+)
  Recordare virgo mater(*) / Recordare virgo mater(+)
  Alleluia Ave paradisi vernans lilium(*) / Res est admirabilis(*)
  Candida virginitas(*) / Jam nubes - Jam novum - Solem(+)
  Qui de Dieu vieut oir parler(*) / Ex illustri nata prosapia(+)
 (*)「ブルターニュのアリエノールのグラデュアル」から
 (+)「ラス・ウエルガス写本」から
クム・ユビロ(女声声楽アンサンブル)
 アンジェリーク・グルーテル、
 サラ・リチャーズ、
 ローランス・エスキュー、
 クレール・ジョフロワ=ドゥショーム(歌)
 カトリーヌ・ラヴェンヌ(歌、指揮)
録音:2015年11月、フォントヴロー修道院、フォントヴロー=ラベ、フランス

 「ブルターニュのアリエノールのグラデュアル」(別称「フォントヴローのグラデュアル」、1250-1260頃パリで編纂)および「ラス・ウエルガス写本」(14世紀初頭、スペインの都市ブルゴスのラス・ウエルガス女子修道院で編纂)に収められた女声用の聖歌から成るプログラム。ベッツィ・ジョラスはミヨーとメシアンに師事したフランスの作曲家。声楽書法の研究家でもあります。

 ■アンサンブル・メンバーと録音情報を追加しました。

 

LIDI 0103311
\2500
【前回新譜】
シューベルト 闇と光
 シューベルト(1797-1828):
  ピアノのための即興曲変ト長調 D.899 (Op.90) No.3
  ピアノのための即興曲変ホ長調 D.899 (Op.90) No.2
  楽興の時(ピアノのための)第6番変イ長調 D.780 No.6
  スケルツォ変ロ長調 D.593 No.1/スケルツォ変ニ長調 D.593 No.2
  メヌエット ニ長調 D.41 No.12/ウィーン風ドイツ舞曲第6番 D.128 No.6
  ワルツ D.145 (Op.18) No.6/メヌエット イ長調 D.334
  メヌエット ホ長調 D.335/ワルツ変イ長調 D.365 (Op.9) No.1
  悲しみのワルツ変イ長調 D.365 (Op.9) No.2
  ワルツ変イ長調 D.365 (Op.9) No.3/ワルツ変イ長調 D.365 (Op.9) No.6
  高雅なワルツ ヘ長調 D.969 (Op.77) No.10
  レントラー イ短調 D.366 No.3/感傷的なワルツ イ長調 D.779 No.13
  レントラー ニ長調 D.783 (Op.33) No.2
  レントラー イ短調 D.783 (Op.33) No.10
  レントラー ニ長調 D.790 (Op.171) No.3
  高雅なワルツ イ短調 D.969 (Op.77) No.9
ローラン・マルタン(ピアノ)
録音:2015年10月、ミニム修道院、ミラボー、ボールガール=レヴック、フランス

 ローラン・マルタンは1945年フランスのリヨンに生まれたピアニスト。当レーベルへの録音の数々はいずれも高く評価されています。

■録音情報を追加しました。





SYRIUS


SYR 141469
\2600
リスト(1811-1886):ピアノ・ソナタ ロ短調
アウグスト・ストラダル(1860-1930):
 リストの「キリスト」による幻想曲(ジャン・デュベ校訂)
ジャン・デュベ(ピアノ)

録音:2014年9月、ストゥディオ・アクースティク、パッサヴァン、フランス

 アウグスト・ストラダルはチェコのピアニスト・編曲家・音楽教師。ブルックナーの交響曲、リストの交響詩、J・S・バッハの協奏曲やオルガン曲他、数多くの楽曲をピアノ独奏用に編曲したことで知られ、またリストのピアノ作品の名解釈者でもありました。
 ジャン・デュベは1981年カナダに生まれたフランスのピアニスト。ニース地方音楽院を10歳で卒業した後パリ音楽院のジャック・ルヴィエのクラスを14歳で卒業。その後ジャクリーヌ・ロバン、ジョン・オコナーに師事。2002年第6回ユトレヒトのフランツ・リスト国際ピアノ・コンクール優勝、それに伴い2005年 NaxosレーベルからCDデビュー。その後は Syriusレーベルの主要ピアニストとして録音を重ねています。

 

SYR 141478
\2600
ドニゼッティとヴェルディのオペラ・アリアによるオーボエとピアノのための音楽
 マイケル・ウィリアム・バルフェ(1808-1870)/L・クレムケ編曲:
  マリブランのお気に入りのアリア(オーボエとピアノのための)
 ジュール・エルマン(1830-1911):
  ヴェルディの「トロヴァトーレ」によるオーボエとピアノのための華麗な幻想曲 Op.87
 スタニスラス・ヴェルースト(1814-1863):
  ドニゼッティの「ルクレツィア・ボルジア」によるオーボエとピアノのための幻想曲 Op.27
 ジュール・エルマン:
  ヴェルディの「リゴレット」の回想 Op.79(オーボエとピアノのための)
 スタニスラス・ヴェルースト:
  ヴェルディの「海賊」によるオーボエとピアノのための幻想曲と変奏曲 Op.54
 アンリ・ブロド(1799-1839):
  ドニゼッティの「ランメルモールのルチア」によるオーボエとピアノのための幻想曲 Op.57
 スタニスラス・ヴェルースト:
  ドニゼッティの「シャモニーのリンダ」によるオーボエとピアノのためのディヴェルティメント Op.60
ジャック・ヴァンドヴィル(オーボエ)
ジャン=ミシェル・ルシャール(オルガン)
 

SYR 141470
\2600
【旧譜 再入荷】
フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737):7つのナポリのソナタ
  12のソナタ(1724)から
   第8番ト短調/第1番ニ短調/第2番ホ短調/第5番ニ長調
   第4番イ短調/第12番ト長調/第7番ハ長調

ジャック・ヴァンドヴィル(オーボエ)
ジャン=ミシェル・ルシャール(オルガン)

録音:2015年7月、サン=シプリアン修道院、サン=シプリアン、ペリゴール、ドルドーニュ県、フランス
使用楽器(オルガン):17世紀、不詳作者(トゥールーズ派と推定)製(1982年、ゲルハルト・グレンツィング修復)
 フランチェスコ・マンチーニはイタリアのナポリに生まれた作曲家・オルガン奏者。ナポリのピエタ・デイ・トゥルキーニ音楽院でフランチェスコ・プロヴェンツァーレ(1624-1704)他に師事し、ナポリ王宮の礼拝堂オルガニストおよび宮廷楽長、サンタ・マリア・ディ・ロレート音楽院長等を務めました。
 生涯に29のオペラ、200を超えるカンカータを書いたマンチーニですが、現在では主に器楽作品で知られており、特にリコーダー、チェロと通奏低音のための12のソナタ(ロンドンで出版)が頻繁に演奏されています。
 当盤ではその中から7曲が選ばれ、オーボエとオルガンで演奏されています。ジャック・ヴァンドヴィルは1930年パリに生まれたフランスのオーボエ界の大御所。録音時点で84歳! 長年のデュオ・パートナーであるフランスのオルガン奏者ジャン=ミシェル・ルシャールとの息もぴったりです。



<映像>


EURO ARTS(映像)


20 53728
(20DVD)
\13600
ヴァルトビューネBOX(20DVD)
 DVD1 ヴァルトビューネ2016〜チェコ・ナイト
  スメタナ:《我が祖国》より《モルダウ》
  ドヴォルザーク:
   ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53、交響曲第6番ニ長調、スラヴ舞曲Op.46-8ト短調
  パウル・リンケ:ベルリンの風
    ヤニック・ネゼ=セガン(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    リサ・バティアシヴィリ(ヴァイオリン)
    収録:2016 年6 月26 日 ヴァルトビューネ、ベルリン(ライヴ)/映像監督:ヘニング・カステン

 DVD2 ヴァルトビューネ2015〜ハリウッド映画音楽集(ライト、カメラ、アクション!)
  アルフレッド・ニューマン:20世紀フォックス・ファンファーレ
  ブロニスラウ・ケイパー:映画「戦艦バウンティ」〜序曲
  デイヴィッド・ラクシン:映画「ローラ殺人事件」〜テーマ曲「ローラ」
  ジェローム・モロス:映画「大いなる西部」〜テーマ曲
  コルンゴルト:映画「ロビン・フッドの冒険」〜シンフォニック・ポートレート
  スコット・ブラッドリー:映画「トムとジェリー」
  ミクロス・ローザ:映画「ベン・ハー」組曲〜序曲、戦車の行進
  ジョン・ウィリアムズ:映画「レイダース/失われたアーク」〜レイダース・マーチ
  ジョン・ウィリアムズ:映画「E.T.」〜フライング・テーマ
  ジョン・ウィリアムズ:映画「スター・ウォーズ」〜メイン・タイトル
  パウル・リンケ:ベルリンの風
    サー・サイモン・ラトル(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    収録:2015 年6月28日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:ヘニング・カステン

 DVD3 ヴァルトビューネ2011〜フェリーニ、ジャズ・アンド・コー
  ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番/ニーノ・ロータ:組曲『道』/
  レスピーギ:交響詩『ローマの噴水』/
  レスピーギ:交響詩『ローマの松』/
  ショスタコーヴィチ:歌劇『ムツェンスクのマクベス夫人』組曲〜アレグレット/
  レスピーギ:バレエ組曲『シバの女王ベルキス』〜戦いの踊り/
  パウル・リンケ:ベルリンの風
    リッカルド・シャイー(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
    収録:2011 年8月23日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:ヘニング・カステン

 DVD4 ヴァルトビューネ2010〜ルネ・フレミングの夕べ
  ムソルグスキー/リムスキー・コルサコフ編:交響詩『禿山の一夜』/
  ドヴォルザーク:歌劇『ルサルカ』Op.114より「月に寄せる歌」*/
  ハチャトゥリアン:バレエ音楽『スパルタクス』より「アダージョ」/
  R.シュトラウス:歌劇『カプリッチョ』Op.85より「最後の場」*/
  ワーグナー:歌劇『リエンツィ』序曲/
  コルンゴルト:歌劇『死の都』より「わたしに残されたしあわせ」*/
  R.シュトラウス:歌曲集Op.10より「献身」*/エルガー:愛のあいさつ/
  プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「さようなら」*/
  プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「氷のような姫君の心も」*/
  プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』より「わたしのおとうさん」*/
  レオンカヴァッロ:歌劇『ボエーム』より「ミュゼットはみずみずしい唇に美しい歌を」*/
  レオンカヴァッロ:歌劇『ボエーム』より「ミミ・ピンソンは金髪娘」*/
  チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』/
  ディニーク:ホラ・スタカート/パウル・リンケ:ベルリンの風
    イオン・マリン(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ルネ・フレミング(ソプラノ)
    収録:2010 年6月27日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:ヘニング・カステン

 DVD5 ヴァルトビューネ2009〜ロシアン・リズム
  チャイコフスキー:バレエ『くるみ割り人形』Op.71〜「序曲」「クリスマス・ツリー」「行進曲」/
  ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3 番ニ短調Op.30/
  ストラヴィンスキー: バレエ『春の祭典』
  チャイコフスキー: バレエ『くるみ割り人形』Op.71〜「パ・ド・ドゥ」/
  パウル・リンケ:ベルリンの風
    サー・サイモン・ラトル( 指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 イエフィム・ブロンフマン(ピアノ)
    収録:2009 年6月21日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:ヘニング・カステン

 DVD6 ヴァルトビューネ2007〜ラプソディーズ
  シャブリエ:狂詩曲《スペイン》/ディーリアス:イギリス的狂詩曲《ブリッグの定期市》/
  ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲/
  ドヴォルザーク:スラヴ狂詩曲第1番/
  ドビュッシー:クラリネットと管弦楽のためのラプソディ第1番/
  エネスク:ルーマニア狂詩曲第1番/
  プロコフィエフ:《3つのオレンジへの恋》より抜粋/
  パウル・リンケ:ベルリンの風
    サー・サイモン・ラトル( 指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    スティーヴン・ハフ(ピアノ)ヴェンツェル・フックス(クラリネット)
    収録:2007 年ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:ハンス・フルシャー

 DVD7 ヴァルトビューネ2006〜オリエンタル・ナイト
  モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」序曲/
  ニールセン:「アラジン」Op.34より「祝祭行進曲」、「黒人の踊り」/
  リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」/
  グリーグ:「ペール・ギュント」組曲より
   第1組曲Op.46「アニトラの踊り」、第2組曲Op.55「ソルヴェイグの歌」「アラビアの踊り」/
  マスネ:タイスの瞑想曲/サン=サーンス:序奏とロンド=カプリチオーソOp.28/
  ユリウス・フチーク:フローレンティナー行進曲Op.214/
  パウル・リンケ:ベルリンの風
    ネーメ・ヤルヴィ(指揮) ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン) 
    マリータ・ソルベリィ(ソプラノ) インゲビョルグ・コスモ(メゾソプラノ)
    収録:2006 年6月18日、ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:アンドレアス・モレル

 DVD8 ヴァルトビューネ2005〜フレンチ・ナイト
  ベルリオーズ:序曲《ローマの謝肉祭》/
  ドビュッシー:《牧神の午後への前奏曲》/
  デュカス:交響的スケルツォ《魔法使いの弟子》/
  プーランク:2 台ピアノのための協奏曲/
  サン・サーンス:《動物の謝肉祭》(2台ピアノと管弦楽版)/
  ラヴェル:《ボレロ》/
  サティ:ジムノペディ第1番/
  ラヴェル:《ダフニスとクロエ》より<全員の踊り>/
  パウル・リンケ:ベルリンの風
    サー・サイモン・ラトル( 指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    カティア&マリエル・ラベック(ピアノ)
    収録:2005 年6月ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:ボブ・コールズ

 DVD9 ヴァルトビューネ2003〜ガーシュウィン・ナイト
  ガーシュウィン:
   パリのアメリカ人/ラプソディ・イン・ブルー(マーカス・ロバーツ編曲)/
   ピアノ協奏曲ヘ調( マーカス・ロバーツ編曲)/
  マーカス・ロバーツ:コール・アフター・ミッドナイト/
  ガーシュウィン:ストライク・アップ・ザ・バンド(ドン・ローズ編曲)/アイ・ガット・リズム/
  パウル・リンケ:ベルリンの風/
    小澤征爾(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    マーカス・ロバーツ・トリオ【マーカス・ロバーツ(ピアノ)
     ローランド・ゲリン(ベース) ジェイソン・マルサリス(ドラムス)】 
    収録:2003 年6月29日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:アンドレアス・モレル

 DVD10 ヴァルトビューネ2002〜アンコール名曲の夕べ
  モニューシコ:『ハルカ』より「マズルカ」/
  ヴィエニアフスキー:ポロネーズ Op.4/
  チャイコフスキー:メロディ(『なつかしい土地の思い出』Op.42-3)、ワルツ・スケルツォ(ハ長調)Op.34/
  チャピ:『人騒がせな娘』より「序曲」/
  キム:エレジー/
  ロンビュー:シャンペン・ギャロップ/
  外山 雄三:バレエ組曲『幽玄』より「天人の踊り」/
  シベリウス:「悲しいワルツ」(付随音楽『死』Op.44より)/
  エルガー:「野生の熊」(『子供の魔法の杖』第2 組曲Op.1b)/
  ワーグナー:『ローエングリン』より「第3幕への前奏曲」/
  クライスラー:中国の太鼓*/
  ガルデル(編曲:ジョン・ウィリアムズ):タンゴ「首の差で」(映画「セント・オブ・ウーマン」より)*/
  パガニーニ:ヴェネツィアの謝肉祭 Op.10*/
  ツィーラー:ウィーンの市民 Op.419/
  マスカーニ:『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲/
  ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 ハ長調 Op.72-7/
  チャイコフスキー:『くるみ割り人形』よりパ・ド・ドゥ/
  ビゼー:『アルルの女』第2 組曲より「ファランドール」/
  マスネ:『ル・シッド』よりアラゴネーサ&ナヴァレーサ/
  パウル・リンケ:ベルリンの風
    マリス・ヤンソンス(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヴァディム・レーピン(ヴァイオリン) 
    収録:2002 年6月23日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:ボブ・コールズ

 DVD11 ヴァルトビューネ2001〜スペイン・ナイト
  ビベス:サルスエラ「フランシスキータ夫人」〜ファンダンゴ/
  サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20、カルメン幻想曲 Op.25/
  シャブリエ:狂詩曲「スペイン」/J.シュトラウスII世:スペイン行進曲 Op.433/
  モレノ・トローバ:サルスエラ「マルチェネラ」〜ペテネラ/
  リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 Op.34/
  セラーノ:サルスエラ「石竹の花」〜ロマンサ/モンカーヨ:ウアパンゴ/
  ルナ:サルスエラ「ユダヤの子」〜スペインの歌/パウル・リンケ:ベルリンの風/
    プラシド・ドミンゴ(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    サラ・チャン(ヴァイオリン) アナ・マリア・マルティネス(ソプラノ) 
    収録:2001 年7月1日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:ハンス・フルシャー

 DVD12 ヴァルトビューネ2000〜リズムと踊りの夕べ
  バンテュ:ヒー・ガット・リズム(ジョージ・ガーシュウィンをたたえて)/
  ラヴェル:ラ・ヴァルス、「ダフニスとクロエ」第2組曲/
  松下功:和太鼓協奏曲「飛天遊」/
  林英哲:「宴」/
  チャオ・チーピン(趙 季平):管弦楽のための組曲「さらば、わが愛(覇王別姫)」/
  ガーシュウィン:
   「淑女よ善良なれ」〜魅惑のリズム、私の愛する人、
   「ア・ダムセル・イン・ディストレス」〜うまくやれたら、
   「オー・ケイ」〜サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー、
   「ポーギーとベス」〜サマータイム、「ガール・クレージー」〜アイ・ガット・リズム/
  パウル・リンケ:ベルリンの風
    ケント・ナガノ(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 児玉麻里(ピアノ)
    児玉桃(ピアノ) 林英哲(和太鼓) スーザン・グレアム(メゾソプラノ) 
    収録:2000 年6月25日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:ボブ・コールズ

 DVD13 ヴァルトビューネ1999〜ロマンティック・オペラの夕べ
  R.シュトラウス:
   交響詩「ドン・ファン」/
   3つのオーケストラ伴奏付き歌曲「 ひそやかな誘い」「 献呈」「 ツェツーリエ」/
   交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」/歌劇「ばらの騎士」 〜ワルツ/
  ワーグナー:
   歌劇「ローエングリン」 〜第3幕への前奏曲/歌劇「ローエングリン」 〜はるかな国に/
   楽劇「トリスタンとイゾルデ」 〜前奏曲と愛の死/
   楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 〜ワルターの優勝の歌/
   歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 〜第1幕への前奏曲/
   R.シュトラウス: 歌劇「ばらの騎士」 〜さびしさに胸を装う/
   ワーグナー: 楽劇「ワルキューレ」 〜ワルキューレの騎行/
  パウル・リンケ:ベルリンの風
    ジェイムズ・レヴァイン(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ベン・ヘップナー(テノール)
    収録:1999 年6月ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:ボブ・コールズ

 DVD14 ヴァルトビューネ1998〜ラテン・アメリカ・ナイト
  ラヴェル:《ボレロ》/ビゼー:《カルメン》組曲第1番/
  ロドリーゴ:アランフェス協奏曲/
  アグスティン・ナリオス=マンゴレ:《最後の歌》/
  ヒナステラ:バレエ音楽《エスタンシア》より<マランボ>/
  レクオーナ:《マラガの女》/
  サルガン:《ドン・アグスティン・バルディ》/
  ピアソラ:《アディオス・ノニーノ》/
  カルロス・ガルデル:《想いの届く日》/
  ロドリーゴ:《デカリシモ》/
  マリアーノ・モレス:《エル・フィルレーテ》/
  パウル・リンケ:ベルリンの風
    ダニエル・バレンボイム(指揮、ピアノ)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    収録:1998 年6月21日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:ボブ・コールズ

 DVD15 ヴァルトビューネ1997〜サンクト・ペテルブルク・ナイト/
  グリンカ:歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲/
  チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1 番変ロ短調 op.23〜第1楽章、バレエ『白鳥の湖』〜ワルツ/
  ショパン:小犬のワルツ/
  ムソルグスキー:
   歌劇『ホヴァーンシチナ』〜前奏曲『モスクワ川の夜明け』/
   歌劇『ソロチンスクの定期市』〜陽気な若者たちのゴパーク/
  リムスキー=コルサコフ:くまんばちの飛行/
  スペイン奇想曲/
  プロコフィエフ:バレエ『ロミオとジュリエット』〜タイボルトの死/
  パウル・リンケ:ベルリンの風
    ズービン・メータ(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
    ベルリン放送合唱団  ゲルト・ミュラー=ローレンツ( 合唱指揮)
    収録:1997 年6月ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:ボブ・コールズ

 DVD16 ヴァルトビューネ1996〜イタリアン・ナイト
  ヴェルディ:
   歌劇『ナブッコ』序曲/歌劇『ナブッコ』より“行け、わが思いよ、金色の翼に乗って”/
   歌劇『ドン・カルロ』より“彼れ!王子!我らの胸に友情を”/歌劇『運命の力』序曲/
   歌劇『仮面舞踏会』より“永久に君を失えば”/歌劇『オテロ』より“喜びの炎よ”/
   歌劇『オテロ』より“無慈悲な神の命ずるままに”/歌劇『オテロ』より“すでに夜もふけた”/
   歌劇『アイーダ』より“凱旋行進曲〜エジプトとイシスの神に栄光あれ”/
   歌劇『シチリア島の夕べの祈り』序曲/
  ロッシーニ:
   歌劇『ウィリアム・テル』序曲/歌劇『セビリアの理髪師』序曲/
  ベッリーニ:
   歌劇『カプレーティとモンテッキ』より“私はこうして晴れの衣装を期せられ...ああ、いくたびか”/
   パウル・リンケ:ベルリンの風
    クラウディオ・アバド(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)  セルゲイ・ラーリン(テノール) ブリン・ターフェル(バリトン)
    収録:1996 年6月月ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:ボブ・コールズ

 DVD17 ヴァルトビューネ1995〜アメリカン・ナイト
  バーンスタイン:《キャンディード》序曲/ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー/
  バーンスタイン:《前奏曲、フーガとリフ》/
  ガーシュウィン:《ポーギーとベス》より抜粋
   俺らはないものだらけ/ ベス、お前は俺のものだ/ なんでもそうとは限らない/
   サマータイム/ ニューヨーク行きの船が出る/ おかえり、ポーギー/
   ベスよ、お前はどこに?/ ベスは行ってしまった/ おお主よ、私は祈りの道を/
  やさしき伴侶に/アイ・ガット・リズム/パウル・リンケ:ベルリンの風
    サー・サイモン・ラトル(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ウェイン・マーシャル(ピアノ)
    収録:1995 年6月ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:ブライアン・ラージ

 DVD18 ヴァルトビューネ1994〜ナイト・オブ・ダンス・アンド・ラプソディ
  スッペ: 歌劇「軽騎兵」序曲/
  シューベルト:幻想曲ハ長調「さすらい人幻想曲」/
  エネスク:ルーマニア狂詩曲第1番イ長調/
  スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲/
  リスト:ハンガリー狂詩曲第2 番/
  J. シュトラウス:ポルカ「雷鳴と電光」/
  パウル・リンケ:ベルリンの風
    マリス・ヤンソンス(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ミハエル・ルディ(ピアノ)
    収録:1994 年6月19日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:ブライアン・ラージ

 DVD19 ヴァルトビューネ1993〜ロシアン・ナイト
  ニコライ・リムスキー=コルサコフ: 序曲『ロシアの復活祭』Op.36/
  チャイコフスキー: 組曲『くるみ割り人形』Op.71a/
  ボロディン: 歌劇『イーゴリ公』〜ポロヴェッツ人の踊り/
  ストラヴィンスキー: バレエ組曲『火の鳥』〜カスチェイ王の凶暴な踊り/ 子守歌 / 終曲/
  チャイコフスキー: 序曲『1812 年』Op.49/
  ハチャトリアン: バレエ『ガイ-ヌ』〜剣の舞/
  チャイコフスキー: 弦楽セレナード ハ長調Op.48〜ワルツ/
  J.シュトラウス:ラデツキー行進曲Op.228/
  パウル・リンケ:ベルリンの風
    小澤征爾(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    収録:1993 年6月21日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:ブライアン・ラージ

 DVD20 ヴァルトビューネ1992〜フレンチ・ナイト
  ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」/
  ラヴェル:左手のための協奏曲/
  ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲/
  ビゼー:『カルメン』組曲より<前奏曲>/
  ラヴェル:ボレロ/オッフェンバック:ホフマンの舟歌/
  ビゼー:組曲『アルルの女』第2 番より<ファランドール>/
  J.シュトラウス:ラデツキー行進曲/
  パウル・リンケ:ベルリンの風
    ジョルジュ・プレートル(指揮)  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 レオン・フライシャー(ピアノ)
    収録:1992 年6月ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)/映像監督:ブライアン・ラージ
 ヴァルトビューネ20 枚組DVDボックス1992 年〜2016 年の25 年間から20 のコンサートを収録

  画面:16:9 NTSC (DVD1-12),4:3 NTSV(DVD13-20)、音声:PCM ステレオ、DD5.1、S5.1、
リージョン:ALL、総収録時間:35時間、字幕:英独仏、サイズ:12,7 x 12,7 x 12,7 cm (WxDxH)

 ベルリン・フィルが毎年シーズンの最後に野外で行うヴァルトビューネ・コンサート。毎年6 月の最終日曜日に行われ、野外コンサートならではのリラックスした会場の雰囲気の中、至福の音楽を楽しめるコンサートです。
ヴァルトビューネは、古代ギリシャの円形劇場をモデルに、1936 年のベルリン・オリンピックに合わせて造られた建造物の一つ。当初はディートリヒ・エッカートビューネという名称で、オリンピックでは器械体操などの競技が行われました。
 オープンエアのコンサートながら、聴衆により良い音を届けていることにも定評があり、ベルリン郊外の森に広がる開放的な場所で行われるコンサートは、ベルリンっ子だけではなく世界中から集まってきます。このDVD ボックスは、EURO ARTS が初めてヴァルトビューネ・コンサートを収録した1992 年から2016 年までの25 年間から20 のコンサートを収録しています。毎夏を待ちに待って詰めかけた25,000 人の聴衆の興奮と熱狂も一入といったところで、大満足の表情が画面からも伝わってきます。
 EURO ARTS の社長ベルント・ヘルターラー氏は25 年間の思い出をこう振り返っています。「ヴァルトビューネで毎年経験する楽しい雰囲気は忘れがたく、一度も見逃したくないと願っています。我々は幸運だったことに1992 年に収録し始めて、たった一度雨に降られただけで、その他は天候の心配もなく素晴らしい映像を収録することができました。その一回もシャイーが登場した2011 年のことで、ショスタコーヴィチの「ジャズ組曲第2 番」が雨の中で披露され、とても印象的なコンサートとなったのは言うまでもないでしょう。また小澤征爾が1993 年の初登場から10 年ぶりの出演となった2003 年のコンサートも記憶に残っています。そして1995 年のサー・サイモンも「アメリカン・ナイト」と1997 年メータ&バレンボイムの「サンクト・ペテルブルク・ホワイト・ナイト」では魔法にかかったような体験をしました。」
アバド、バレンボイム、シャイー、ドミンゴ、ネーメ・ヤルヴィ、レヴァイン、イオン・マリン、メータ、ケント・ナガノ、ネゼ=セガン、小澤征爾、プレートル、ラトルと錚々たる指揮者たちと世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルが繰り広げるヴァルトビューネ・コンサートBOX を是非お楽しみください。

 * 片面2 層ディスクのため、ご利用の機種によりレイヤー切り替えポイント時にて一瞬画像が停止する場合があります。予めご了承ください。























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