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≪第90号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その6 2016/12/20〜








12/23(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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ACCENT



ACC 24323
\2600→\2390
鬼才スホーンデルヴィルトによる
 モーツァルト協奏曲シリーズ第6弾!

  モーツァルト:
   ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K271「ジュノム」
   ピアノ協奏曲第11番ヘ長調K413
   ピアノ協奏曲第12番イ長調K414
アルテュール・スホーンデルヴィルト
 (フォルテピアノ、指揮)
クリストフォリ・アンサンブル
 ルイージ・デ・フィリッピ(ヴァイオリン)
 コラード・レポーレ(ヴァイオリン)
 マルテン・ボーケン(ヴィオラ)
 フランソワ・ミシェル(チェロ)
 シラールト・ケレイ(コントラバス)
 ヴィヴィアン・ベルグ(オーボエ)
 スン・キョン・リー=ブロンデル(オーボエ)
 ペドロ・ブランコ・ゴンザレス(ホルン)
 ハイロ・ヒメノ・ヴェセス(ホルン)
 異才スホーンデルヴィルトによるモーツァルト協奏曲シリーズ第6弾!楽曲に新鮮な響きを与える緻密な研究と解釈

 フォルテピアノ/1782年製アントン・ワルターのレプリカ
 69’57

 オランダのフォルテピアノ奏者、アルテュール・スホーンデルヴィルトによるモーツァルトのピアノ協奏曲シリーズ。従来の演奏とは一線を画した斬新なアプローチで聴かせ、音楽ファンを驚かせています。
 モーツァルトがザルツブルク時代に書いたピアノ協奏曲で最も人気のある第9 番。フランス人ピアニストのヴィクトワール・ジュノミに依頼され作曲されたと言われていることから「ジュノム」の愛称がつけられました。
 躍動感あふれる快活なスホーンデルヴィルトのピアノ独奏、そして1 パート一人のクリストフォリ・アンサンブルが見通し良く清々しい印象を与えます。
 モーツァルトはウィーン移住後に「予約演奏会」を主催。そこで曲を披露した後に楽譜を出版して生計を立てることを始めました。その予約演奏会の為に作曲したのがピアノ協奏曲第11,12,13 番です。
 モーツァルトがウィーンの聴衆に向けて「難しすぎず易しすぎず、音楽通はもちろん、そうでない人も満足できる曲」と語っている通り、格調高さと洗練された旋律が魅力の作品群です。
 スホーンデルヴィルトの繊細な弱音や微妙な音色のニュアンスの変化、豊かな楽想はモーツァルトの響きに新鮮さを与えています。



旧譜
スホーンデルヴィルトとクリストフォリ・アンサンブルのモーツァルト

ACC 24265
\2600
スホーンデルヴィルト
  モーツァルト第1弾!
モーツァルト:
 (1)ピアノ協奏曲第20番ニ短調K466
 (2)同21番ハ長調K467
アルテュール・スホーンデルヴィルト
 (フォルテピアノ、指揮)
クリストフォリ・アンサンブル
DDD、57’45”

 ベートーヴェンの「皇帝」で衝撃を与えたフォルテピアノのスホーンデルヴィルトとクリストフォリ・アンサンブルが、モーツァルトに挑戦しました。
 今回もオーケストラは各パート1奏者!しかし物凄い迫力で独奏に全くひけをとらぬどころか、聴く者を終始圧倒します。
 スホーンデルヴィルトの独奏も変幻自在、1782 年製アントン・ヴァルターのレプリカによるフォルテピアノはチェンバロを思わす銀色の音色が魅力です。もともとドラマティックな20 番協奏曲ながら、過去に類のない強烈さで迫ります。

Mozart: Piano Concertos Nos. 18 & 19
ACC 24278
\2600
スホーンデルヴィルト
  モーツァルト第2弾!

モーツァルト:
 ピアノ協奏曲
  第18番変ロ長調K456
  第19番ヘ長調K459
アルテュール・スホーンデルヴィルト
 (フォルテピアノ:
  アントン・ワルター、ウィーン1782年モデル、指揮)
クリストフォリ・アンサンブル
 異才スホーンデルヴィルトによるモーツァルト紛失パートを再現し当時の響きを追求

 録音:2012 年5 月14-17日アル=ケ=スナン王立製塩所、フランス/58’29

 オランダのフォルテピアノ奏者、アルテュール・スホーンデルヴィルトによるモーツァルト、ピアノ協奏曲シリーズ第2 弾。前作と同様にオケは極端に小規模な各パート1 人の編成とし、従来の演奏とは一線を画した斬新なアプローチで聴かせます。スホーンデルヴィルトが用いているフォルテピアノは1782 年製アントン・ワルターのレプリカで、軽快なタッチのチェンバロのような銀色の音色が魅力です。
 第19 番の協奏曲では、紛失したティンパニとトランペットのパートを再現し、当時の華やかさが蘇ります。そして第18 番では緻密で親密な美しい演奏を披露しています。


ACC 24289
\2600
スホーンデルヴルト
 モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.3

  ピアノ協奏曲第5番ニ長調KV175
   ・1773年ザルツブルク版:ハープシコード
   ・1782年ウィーン版:フォルテピアノ
  ソプラノのための演奏会用アリア集KV272
   (ザルツブルク1777)
アルテュール・スホーンデルヴルト
 (ハープシコード:ジュスティ1720 年頃/
  フォルテピアノ:シュペート&シュマール1770年、
   指揮)
クリストフォリ・アンサンブル
ヨハネット・ゾマー(S)
 異なるヴァージョン&楽器を用いたスホーンデルヴルトのモーツァルトの協奏曲集第3弾

 57’30

 オランダのフォルテピアノ奏者、アルテュール・スホーンデルヴィルトによるモーツァルト、ピアノ協奏曲シリーズ第3 弾。従来の演奏とは一線を画した斬新なアプローチで聴かせ、音楽ファンを驚かせています。
このアルバムは、ピアノ協奏曲第5 番KV175 の異なる2 ヴァージョンをハープシコードとフォルテピアノで録音しました。
 この作品はモーツァルト最初のオリジナルのピアノ協奏曲。1773 年にザルツブルクで作曲され、1782 年にはウィーンで演奏するために終楽章として新たに作曲したロンド(KV382)に差し替え改訂されています。
スホーンデルヴルトは、楽器制作技術の進歩も考慮に入れてこの2 つのヴァージョンを異なる楽器を用いて演奏しています。1773 年ザルツブルク版は、イタリアのハープシコードであるジュスティ製、1782 年ウィーン版はシュペート&シュマール製のフォルテピアノ。
 そして本アルバムの最後はソプラノにヨハネット・ゾマーを迎えソプラノのための演奏会用アリア集KV272 を収録しています。


ACC 24296
(CD)
\2600
スホーンデルヴィルト
 モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.4/

  ピアノ協奏曲第6番変ロ長調K238(2つの代替カデンツァを含む)
  ピアノ協奏曲第8番ハ長調K246
  テノールのためのアリア「運命は恋する者に」K209
  テノールのためのアリア「尊み崇めて」K210
アルテュール・スホーンデルヴィルト
 (フォルテピアノ、指揮)
クリストフォリ・アンサンブル
フランシスコ・フェルナンデス=ルエダ
 (テノール)
 スホーンデルヴィルトの研究の成果が結実したモーツァルト協奏曲

 使用楽器:シュペート&シュメール(1770年頃)/ ウィリアム・ユルゲンソンによるレプリカ
 録音:2014 年5 月2-4 日ノートルダム教会、ブザンソン、フランス/59’15

 古楽大国オランダが生んだ知性派フォルテピアノ奏者アルテュール・スホーンデルヴィルト。「1パート1人」という編成で衝撃を与えたベートーヴェンのピアノ協奏曲集、そして本作モーツァルトのピアノ協奏曲集、さらにはモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲を3 つの異なる時代楽器で演奏したアルバムなど、歴史的研究に裏付けされた斬新かつ刺激的な演奏で、聴くものの興味を引きつけてやみません。
 モーツァルトは、ザルツブルク時代の1776 年から1777 年にかけて4 曲の協奏曲を続けて作曲しました。ギャラント様式に傾倒していた時期だけに、優美な旋律が随所にあらわれてきます。第6 番ではじめて5 オクターヴを超える作品を書き、従来よりも大きな楽器を必要としました。またカデンツァはモーツァルトの協奏曲の中でも華の一つですが、スホーンデルヴィルトは2 つのカデンツァを収録しています。
 第8 番の協奏曲は、リュッツォウ伯爵夫人からの依頼で作曲され、生命力と美しさに溢れた作品です。スホーンデルヴィルトは、作曲された時代1770 年頃のシュペート&シュメールのフォルテピアノのレプリカを使用しています。繊細で優雅な響きが特徴的です。
 さらにこのアルバムには、テノール歌手のフランシスコ・フェルナンデス=ルエダをむかえて同時代に作曲されたアリアを2 曲収録しています。

ACC 24313
\2600
鬼才スホーンデルヴィルトによるモーツァルト協奏曲集第5弾
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第22番変ホ長調(ウィーン、1785)K482
  演奏会用アリア「どうしてあなたが忘れられよう…恐れることはない恋人よ」
   (ウィーン、1786)K505*
  ピアノ協奏曲第24番ハ短調(ウィーン、1786)K491
ヴァネッサ・ガルシア・シモン(ソプラノ)*
アルテュール・スホーンデルヴィルト
 (フォルテピアノ/1782年製アントン・ワルターのレプリカ、指揮)
クリストフォリ・アンサンブル
 65’52

 オランダのフォルテピアノ奏者、アルテュール・スホーンデルヴィルトによるモーツァルトのピアノ協奏曲シリーズ。従来の演奏とは一線を画した斬新なアプローチで聴かせ、音楽ファンを驚かせています。
 このアルバムには、貴族や裕福な市民たちに名簿を回覧して予約を募る「予約演奏会」のために作曲された2 つの協奏曲が収録されています。当時は《フィガロの結婚》の創作に集中していましたが、モーツァルトにとって大事な収入源となるコンサートであったため、作曲をする必要がありました。ピアノ協奏曲は「予約演奏会」の中心的なプログラムで、聴衆は作曲者自身の華麗なピアノ演奏に魅了されていました。
 第22 番は、はじめてクラリネットを用い、管楽器部隊が活躍する華やかな協奏曲。木管楽器の技巧的なパッセージが特徴的な第1 楽章、初演のアンコールにもなった抒情的な第2 楽章、軽快なロンドで開始され、クラリネットの甘美な旋律が印象的な中間部をもつ第3 楽章とモーツァルトの新しい試みが随所にちりばめられた作品。第24 番は、充実した管弦楽の大規模な編成と緊張感みなぎる傑作。大英図書館の王立音楽院が所有する自筆譜のピアノ・パートにはスケッチ風に加えられた箇所が残されていて、実際はモーツァルトが即興的に演奏されたと考えられています。
 スホーンデルヴィルトの緻密な研究とひらめきが、モーツァルトの豊かな即興性を存分に表現しています。
 そして協奏曲2 つの同時期に作曲された演奏会用アリア「どうしてあなたが忘れられよう…恐れることはない恋人よ」。当時ウィーンで活躍していたイギリスのソプラノ歌手ナンシー・ストーラスが帰国するにあたって開かれる演奏会のために書かれたと言われています。ストーラスは《フィガロの結婚》の初演でスザンナ役を務め、卓越した演技力と美貌でモーツァルトも大いに認めていた歌手だったようです。スペイン出身のソプラノ、ヴァネッサ・ガルシア・シモンがドラマティックな恋の物語をコケティッシュに歌います。



何度でも紹介します 超・問題作
スホーンデルヴルト&Ens.クリストフォリのベートーヴェン協奏曲シリーズ!

Alpha820
(国内盤・3 枚組)
\4800+税
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
 〜弦楽合奏7人&完全二管によるロプコヴィツ邸試演時編成で〜

ベートーヴェン:
 ①ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 op.15
 ②ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 op.19
 ③ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 op.37
 ④ピアノ協奏曲 第6番 ニ長調 op.61a
 ⑤ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 op.58
 ⑥ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 op.73
アルテュール・スホーンデルヴルト(fp)
アンサンブル・クリストフォリ(古楽器使用)
Alpha820
(輸入盤3CD)
\4290

 ついにBOX化! 稀代のフォルテピアノ奏者スホーンデルヴルトの名を不動のものにした、あの鮮烈な「完全2管だが、弦は7人」のロプコヴィツ邸編成によるベートーヴェン、ついに全てがワンセットで。

 その驚くべき企画の周到さ、その鮮烈な演奏結果によって幅広いリスナーの度肝を抜いてきた、古楽のメッカ・オランダきってのフォルテピアノ奏者スホーンデルヴルトによるベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲録音...第1弾初出からかなりの年数を経ているにもかかわらず、また最初の「皇帝+第4番」が久しくプレス切れになってもバックオーダー引きも切らず...といった状態だったところ、全巻そろってのBOX で登場は嬉しい限り。

 この企画が何より驚きなのは、その演奏編成...ベートーヴェン生前の演奏環境を徹底調査、使用するフォルテピアノが個々にこだわりありなのはもちろんのことですが、ここではなんと、ベートーヴェンの創意が最初に音として実をむすんだ場所、つまり公開初演前にパトロンのロプコヴィツ侯爵邸で行われていた試演会のときの演奏編成を徹底検証のうえ再現、その編成で全曲を演奏しているのです!

 ロプコヴィツ邸の大広間の大きさや想定される椅子の位置などから、ベートーヴェンの着想どおりの全パートの楽器を動員することはできるものの、弦楽器はほぼ各パートひとりずつ、ヴィオラとチェロのみ二人という異例の(室内楽編成というにはあまりに大きすぎる!)

 オーケストラがフォルテピアノと競い合っていたとのこと。当時のピアノはそもそも大劇場のようなところで響かせるような楽器としては作られておらず(この件に関してはベートーヴェンの門弟ツェルニーの証言もあります)、協奏曲もあくまで室内楽にできるだけ近い形で演奏するのが理想だったとのことで、この一見異例に見える演奏編成は非常に理にかなっていた——そのことを、スホーンデルヴルトと欧州古楽界の猛者たちが実地で、桁外れにすぐれた演奏で立証してくれたのが、この全曲録音だったのです!

 クレメンティの依頼でピアノ協奏曲に編み替えられたヴァイオリン協奏曲原曲の「第6番」やト長調の第4番では、室内楽的な曲作りがきれいに浮き上がるかたちに…そして第1ヴァイオリンの「独奏」の健闘ぶりに舌を巻く「皇帝」や第1番の強烈さは、まさにこれを知っていると知らないとでは「ほんとうのベートーヴェン」観が大きく変わってしまうのでは...といったインパクト!クラリネットのホープリッチ、18 世紀オーケストラのティンパニ奏者ファン・デル・ファルクやトラヴェルソのヒュンテラーなど、驚きのソリストが演奏陣を占めているのにも注目。




分売!

 いまだ売れ続ける超・問題作、「スホーンデルヴルト&Ens.クリストフォリのベートーヴェン協奏曲シリーズ」!

 ベートーヴェン時代のピアノ(フォルテピアノ)は音量が小さく、そのことは当初から作曲家たちも気づいていた。ベートーヴェンの弟子チェルニーも、ピアノ協奏曲は大きなホールで弾くべきではない、と考えていたくらいで、実際『皇帝』をはじめとするベートーヴェンのピアノ協奏曲でさえ、パトロンであるロプコヴィツ侯爵の私邸でプライヴェートな初演が行われたさいには、弦楽編成をぐっと絞り込んだオーケストラで聴かれていた…という前提のもと、当のロプコヴィツ侯邸の大広間を徹底検証、客席とのバランスや残響なども考慮したうえで「フル2管編成に対して、弦楽器は1・1・2・2・1程度」という驚愕の演奏編成を割り出したのが、2002 年に刊行されたS.ヴァインツィールの研究書『ベートーヴェンの協奏曲空間』。

 しかし学説というものは、それを納得させる具体例(この場合は「立派な演奏」)なくしては、ただの酒席の話題程度にしかならないもの——ヴァインツィールにとって何より幸いだったのは、オランダ出身の現代最高のフォルテピアノ奏者が、気の置けない演奏仲間である精鋭古楽奏者を集めてのEns.クリストフォリとともに、これをあざやかに例証する名演奏を打ち出してくれたことでした。

 番号の大きい協奏曲(つまり「皇帝&第4番」)から始め、「皇帝」の第一主題の勇壮さを第1ヴァイオリンたった1挺で描き出すという痛烈な演奏効果、作品そのものの室内楽的な美質をこれ以上ないくらいありありと示してみせた「第4番」で圧倒的な話題をさらったのが第1 集(Alpha079)。劇的な悲愴さを濃やかに表現しおおせた「第3番」や、現代ピアノでは物足りなさしか感じられなかった「第6番」(ヴァイオリン協奏曲のピアノ編曲)の本質的な美をはじめて教えてくれた名演が第2集(Alpha122)。そして喇叭とティンパニのない「第2番」や、壮大なスケール感で迫る「第1番」!
 ピアノはウィーン古典派の魂、モーツァルトも愛したヴァルター・モデル。

Alpha155
(国内盤、日本語解説付き)
\2940
踊れベートーヴェン!
 ベートーヴェン:
  1. ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
  2. ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
アルテュール・スホーンデルヴルト
Ens.クリストフォリ(古楽器使用)
 (fp/ヴァルター・モデル)
Alpha155
(輸入盤/日本語解説なし)
\2700

 第1番のラルゴで猫がワルツを踊りだす。
 びっくりする。
 この体験はしておいたほうがいい。
 その代わりこれを聴くとそれ以降どの演奏を聴いてもその場面が来るとワルツにならないかと期待するようになってしまうので要注意。


Alpha122
(国内盤、日本語解説付き)
\2940
ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品57
 ピアノ協奏曲 第6番 ニ長調 作品61a
  (ヴァイオリン協奏曲のピアノ協奏曲版)
アルテュール・スホーンデルヴルト(Fp)
Ens.クリストフォリ(古楽器使用)
ヴァルター1800年&フリッツ1810年頃)
Alpha122
(輸入盤/日本語解説なし)
\2700
 

Alpha079
(国内盤、日本語解説付き
¥2940
ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第4番・第5番「皇帝」
アルテュール・スホーンデルヴルト
(フォルテピアノ〜J.フリッツ製作、1810年頃)
アンサンブル・クリストフォリ(古楽器使用)
(コルラード・ボルシ(第1ヴァイオリン)、
ヴィルベルト・ハーゼルゼット(トラヴェルソ)、
ペーター・フランケンベルク(オーボエ)、
エリック・ホープリチ(クラリネット)、
マールテン・ファンデル・ケルク(ティンパニ) 他)
Alpha079
(輸入盤/日本語解説なし)
\2700






CAVI MUSIC


4260085533619
(3CD)
\6000
ルール・ピアノ・フェスティバルVol.35〜ライヴ録音2016
 CD1 (60’35)
  ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調Op.24
    クリストファー・パーク(ピアノ)
     録音:2016年5月22日、ボトロップ、室内楽ホール(ライヴ)
  レーガー:テレマンの主題による変奏曲とフーガ Op. 134
    ヨーゼフ・モーグ(ピアノ)
     録音:2016年6月14日、
      ヒュンクセ、シュロス・ガルトロプ、アルテ・レンタイ(ライヴ)
 CD2 (73’26)
  レーガー:5つの水彩画 Op.25
    アンナ・ツィブラエワ(ピアノ)
     録音:2016年5月26日、ボーフム美術館(ライヴ)
  レーガー:暖炉のそばの夢 op.143
    ヨーゼフ・モーグ(ピアノ)
     録音:2016年6月14日、
      ヒュンクセ、シュロス・ガルトロプ、アルテ・レンタイ(ライヴ)
  ブゾーニ:ソナティナ第2番
    ファビアン・ミュラー(ピアノ)
     録音:2016年6月9日、ホルツヴィッケーデ、ハウス・オフェルディック(ライヴ)
  J.S.バッハ(ブゾーニ編):
   無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータより「シャコンヌ」BWV1004
    ジーナ・アリス(ピアノ)
     録音:2016 年5 月10 日ツェヒェ= ホーラント、
      アルテ・ローンハレ、ボーフム=ヴァッテンシャイト(ライヴ)
  J.S.バッハ(ブゾーニ編):来たれ、異教徒の救い主よBWV659
    ヨーゼフ・モーグ(ピアノ)
     録音:2016年6月14日、
      ヒュンクセ、シュロス・ガルトロプ、アルテ・レンタイ(ライヴ)
 CD3 (78’39)
  ブラームス:4つのバラード集Op.10
    ジーナ・アリス(ピアノ)
     録音:2016年5月10日ツェヒェ=ホーラント、
     アルテ・ローンハレ、ボーフム=ヴァッテンシャイト(ライヴ)
  ブラームス:7つの幻想曲Op.116
    アンナ・ツイブレヴァ(ピアノ)
     録音:2016 年5月26日、ボーフム美術館(ライヴ)
  ブラームス:6つの小品Op.118
    ファビアン・ミュラー(ピアノ)
     録音:2016年6月9日、ホルツヴィッケーデ、ハウス・オフェルディック(ライヴ)
  ブラームス:ラプソディ第1番ロ短調Op.79
    ルイ・シュヴィッツゲーベル(ピアノ)
     録音:2016 年7月1日、メールス、室内楽ホール(ライヴ)
 若手ピアニストが集結する、ピアノ・ファンは見逃せない音楽祭。ルール・ピアノ・フェスティバル2016

 ドイツ屈指の工業地帯として知られている、ルール地方で毎年行われるこのピアノ・フェスティバル。世界のピアニストが定期的に集まる出会いの場です。第1回の開催セレモニーではポリーニが登場、すでに有名になった音楽家だけでなく、コンクール入賞者など豊かな才能を持った若手の登竜門にもなっています。 
 2016 年のルール・ピアノ・フェスティバルのメイン・テーマは、ブラームスのピアノ全作品を取り上げるということでした。そしてこのボックス・セットには、ブラームスのピアノ作品の一部と、2016 年のアニヴァーサリー・イヤーであったマッス・レーガー(没後100 年)とフェルッチョ・ブゾーニ(没後150 年)の2 人の作曲家の作品を収録しています。
 CD1 には、ブラームスのレーガーの主題に基づく変奏曲を収録。ブラームスの「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」を弾いたのは韓国系ドイツ人のクリストファー・パーク(1987 年生まれ)。エッシェンバッハやパーヴォ・ヤルヴィ、イオン・マリンなど世界有数の指揮者たちとヨーロッパ各地の音楽祭で共演しその実力を認められ、溌剌としたピアニズムと成熟した音楽性の両方を兼ね備えた注目の若手です。そして2015 年のグラモフォン・アワードで「Young Artist of the Year」に選出されたヨーゼフ・モーグは、レーガーの「テレマンの主題による変奏曲とフーガ」を演奏。複雑な構造をもつ作品を繊細なタッチ、そしてメリハリのある明晰な解釈で聴かせます。
 CD2 では、ロシアのアンナ・ツィブラエワ(1990 年生まれ)、ファビアン・ミュラー(1990 年生まれ)、ジーナ・アリス(1994 年生まれ)ら同フェスティヴァル・デビューのピアニストが登場。2013 年ブゾーニ国際ピアノコンクールで優勝したファビアン・ミュラーは、ソナティナ第2 番を演奏。拍子記号もなく、リズムも不定形、調性も曖昧、不安を感じさせる曲調ですが、ファビアン・ミュラーは幻想的で先進的な響きを引き出しています。
 CD3 には幼少期から様々なコンクールで注目されていたドイツのジーナ・アリスがブラームスの初期のピアノ独奏曲の中でも、人気の高い「4 つのバラード」、そして仏APARTE レーベルにも録音がありジュネーヴ国際音楽コンクール第2 位(1 位なし)、ヤング・コンサート・アーティスト国際オーディション第1 位の若手気鋭のピアニスト、ルイ・シュヴィッツゲーベルがブラームスのラプソディ第1 番を美しいタッチの流麗な演奏を披露しています。







FIRST HAND RECORDS


FHR 42
\2100
「冗談で」〜コミック・アート・ソングス ジュリア・コーガン(ソプラノ)
タイソン・ディートン(ピアノ)
 1. ホイビー:蛇/
 2. ブラームス:甲斐なきセレナーデ Op.84-4/
 3. モーツァルト:老婆 KV517/
 4. モーツァルト:魔法使い KV472/
 5. ロザンタル:イギリスの鼠/
 6. パーセル:What Can We Poor Females Do? Z429/
 7. ブリッジ:So Perverse H.61/
 8. ボルコム:アモール/
 9. アブルケル:L'Inconstante/
 10. ヴォルフ:私はペンナに一人恋人を持っている/
 11. ヴォルフ:私のかわいい恋人/
 12. ボルコム:George/
 13. アブルケル:ジュテーム/
 14. プーランク:ヴィオロン/
 15. ゴールディン:Lomir Singen/
 16. ドビュッシー:操り人形/
 17. バーンスタイン:ピッコラ・セレナータ/
 18. ラヴェル:草の上で/
 19. シューベルト:男なんてみな悪者 D.866-3/
 20. ヴォルフ:駄目よ、若いお方/
 21. サティ:青銅の像/
 22. アブルケル:L'Archet/
 23. サン=サーンス:死の舞踏/
 24. ビゼー:てんとう虫 Op.20-16/
 25. ガーシュイン:Blah, Blah, Blah
 コミカルに綴るバロックから現代までの洒落た歌曲集

 64’21’’

 古くはバロック時代の作曲家パーセルから、現代アメリカの作曲家ボルコムまで、カラフルで華やかな、そしてちょっぴり冗談めかした楽しい歌曲を集めたアルバム。
 コロラトゥーラの芸術に彩られた技巧的な楽曲たちを見事に歌い上げるジュリア・コーガンの歌唱にも注目です。モーツァルトの『老婆』では実際に老婆の声を模してコミカルに歌うなど、随所に遊び心もたっぷり。
 

FHR 51
\2100
「フランクリン・エフェクト」 エレクトリック・ヴォイス・シアター
 1. フランシス・M・リンチ:Minerva Scientifica Soundscape I (Franklin Mix 1)/
 2. シェリル・フランシズ・ホード:Photo 51/
 3. リン・プロウマン:K-Ras/
 4. シャーリー・トンプソン:Life Sequences/
 5. ケイト・ウィートリー:Theories of Quantum Gravity/
 6. フランシス・M・リンチ:Minerva Scientifica Soundscape II (Franklin Mix 2)/
 7. フランシス・M・リンチ:Golden Hand/
 8. ケイト・ウィートリー:The brain is wider than the sky/
 9. フランシス・M・リンチ:Swallowtail/
 10. フランシス・M・リンチ:DNA: Rosalind Franklin/
 11. フランシス・M・リンチ:Minerva Scientifica Soundscape III
  (The Franklin Effect at King's)
 DNA の構造を声のパフォーマンスで表現?

 47’34’’

 DNA の研究などで知られるイギリスの女性科学者ロザリンド・フランクリン(1920-1958)に焦点を当てた、声のための前衛作品集。
 作曲家もすべて女性で、歌・音・言葉が隔たり無く発せられ形なき形を作る幻想的な作品が並びます。1985 年よりイギリス、ヨーロッパ、日本などでパフォーマンスを行っている声楽家& ステージ・デザイナーの集団、「エレクトリック・ヴォイス・シアター」による刺激的なプロジェクトです。




ANALEKTA


旧譜紹介

AN 28762
【旧譜】
\2500
アルガマニヤンが奏でる
 ラフマニノフ&リストのピアノ・ソナタ集

  ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36
  リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178

ナレ・アルガマニヤン
 (ピアノ/YAMAHA CF-III-S)

 その実力と才能を認めた内田光子から、2012年の夏に行われたマールボロ音楽祭に招待されるなど、世界的に活躍するアルメニア出身の才女ナレ・アルガマニヤンが奏でるラフマニノフ&リストのピアノ・ソナタ集。
 2008年モントリオール国際音楽コンクール優勝を記念して製作されたAnalekta時代の名盤。今作ではYAMAHA CF-III-Sを使用。

 2009年の録音。

 

AN 29834
【旧譜】
\2500

ピリオド・オーケストラによるモーツァルト
 交響曲第40番と第41番

  モーツァルト:
   交響曲第40番ト短調 K.550
   交響曲第41番ハ長調 K.551《ジュピター》

ブルーノ・ヴァイル(指揮)
ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
 北米カナダが誇る老舗ピリオド・オーケストラによるモーツァルトの交響曲第40番と第41番を収録したアルバム。
 名匠ブルーノ・ヴァイルとターフェルムジーク・バロック管弦楽団は、ドイツの権威あるクラシック・レコード賞として知られるエコー賞を受賞するなど輝かしい実績を誇る名コンビ。

 2006年の録音。
 

AN 29912
【旧譜】
\2500
ヴィヴァルディとバロック・ジプシーズ
 作曲者不詳:ウフロフスカ・コレクション1730からのジプシー小品集
 ヴィヴァルディ:
  リコーダーと弦楽、通奏低音のための協奏曲変ロ長調 RV.375
  2本のフルートと弦楽、通奏低音のための協奏曲ハ長調 RV.533
  リコーダーと弦楽、通奏低音のための協奏曲ト短調 Op.10-2, RV.104
  2本のリコーダーと2本のヴァイオリン、通奏低音のための協奏曲ハ長調 P.81
アンサンブル・カプリス
マティアス・マウテ(指揮) 
 名匠マティアス・マウテ率いるアンサンブル・カプリスによるヴィヴァルディの作品集。ロマの音楽によるテンポや強弱の変化が白熱した演奏となっている。作曲家としても活躍するマウテのアレンジも必聴。

  2007年の録音。

 

AN 29966
【旧譜】
\2500
フランチェスカ・カッチーニ:カンツォネッタ集 シャノン・メルセル(ソプラノ)
シルヴァン・バージェロン
 (テオルボ、バロック・ギター)
アマンダ・キースマート(チェロ)
リュック・ボーセジュール
 (チェンバロ、オルガン)
 シャノン・メルセルのAnalektaからのアルバム第6弾は、17世紀イタリアの女流音楽家フランチェスカ・カッチーニが遺したカンツォネッタ集。
 メルセルの澄み切った歌声を支えるのは、バッハのペダル・チェンバロによる作品集で好評を博したカナダを代表する名チェンバリスト、リュック・ボーセジュール。

 2009年の録音。




CHAMPS HILL RECORDS

CHRCD 118
\2500→\2290
バッハ・トゥ・ザ・フューチャー Vol.2
 エイドリアン・サットン:アルペッジアーレ・ヴァリエーションズ
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.27-3 《バラード》
 サリー・ビーミッシュ:イントラーダとフーガ
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
 マクスウェル・デイヴィス:無伴奏ヴァイオリンのためのソナティナ Op.334
 ストラヴィンスキー:無伴奏ヴァイオリンのためのエレジー
 シベリウス:幸せな音楽家 JS70
フェネラ・ハンフリーズ(ヴァイオリン) 
 バッハ・トゥ・ザ・フューチャーVol.2!衝撃の無伴奏プロジェクト第2弾!

 ドイツ・カンマーアカデミーのコンサートマスターとしても活躍する女流ヴァイオリニスト、フェネラ・ハンフリーズの無伴奏プロジェクト「バッハ・トゥ・ザ・フューチャー(Bach2The Future)」第2弾が登場!
 「バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」から現在へと続く「無伴奏作品」の系譜を紡いでいくというユニークで独創的なプロジェクト。第2弾では、引き続きバッハとイザイの無伴奏ソナタ、ストラヴィンスキーとシベリウスの無伴奏作品、そして新たな3人のイギリスの作曲家による委嘱新作の組み合わせ。
 新時代の女流ヴァイオリニストが華麗な技巧で贈る、注目の無伴奏アルバムです!

 録音:2015年9月29日−30日&10月19日−21日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)





フェネラ・ハンフリーズ(ヴァイオリン)
バッハ・トゥ・ザ・フューチャー Vol.1

CHRCD 102
\2500→\2290
フェネラ・ハンフリーズ(ヴァイオリン)
 バッハ・トゥ・ザ・フューチャー Vol.1

 J.S.バッハ:パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
 フランシズ=ホード:組曲第1番
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.27
 クロース:オークニー・ドリーミング
 ビーバー:パッサカリア
 ヘラウェル:バルコニーの情景
 スコット:マルハナバチ
フェネラ・ハンフリーズ(ヴァイオリン)
 バッハ・トゥ・ザ・フューチャーVol.1!フェネラ・ハンフリーズの無伴奏プロジェクト!

 ドイツ・カンマーアカデミーのコンサートマスターとしても活躍する女流ヴァイオリニスト、フェネラ・ハンフリーズの無伴奏プロジェクト「バッハ・トゥ・ザ・フューチャー(Bach2The Future)」の第1弾!
 「バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」から現在へと続く「無伴奏作品」の系譜を紡いでいくというユニークで独創的なプロジェクト。
 第1弾では、バッハ、イザイ、ビーバー、スコットに、イギリスの3曲の委嘱新作を組み合わせている。また1人、要注目の女流ヴァイオリニストが華麗に、そして圧巻の演奏で登場です!


 


どこかのサロンで演奏しているラヴェルです。なかなかの大家と見ました。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=aQEIGN9s_UY



 

CHRCD 116
\2500
ベター・エンジェルズ 〜 オーボエのための作品集
 R・シュトラウス:オーボエ協奏曲ニ長調
 バーバー:カンツォネッタ Op.48 posth.、夏の音楽 Op.31*
 ヤナーチェク:青春 JW VII/10*
 リチャード・ブラックフォード:
  ザ・ベター・エンジェルズ・オヴ・アワー・ネイチャー
エミリー・ペイルソープ(オーボエ)
マーティン・ブラビンズ(指揮)
BBC交響楽団
BBC交響楽団のソロイストたち*
 1989年のジレット国際オーボエ・コンクールの優勝者、エミリー・ペイルソープのコンチェルト・アルバム第2弾は、オーボエ作品の名作、リヒャルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲と、2012年にリチャード・ブラックフォードへ委嘱したオーボエと弦楽のための協奏曲「ザ・ベター・エンジェルズ・オヴ・アワー・ネイチャー(The Better Angels of our Nature)」を収録。
 ロンドン・コンコード・アンサンブルを始め、夫のフルート奏者ダニエル・ペイルソープ(ロンドン・コンコード・アンサンブルの創設メンバー、BBC交響楽団の首席奏者)との共演でも活躍するエミリー・ペイルソープの高い技巧と艶やかな音色が存分に発揮された、オーボエ・アルバムです。ダブル・リード関係者要注目!

 録音:2015年1月、&10月、BBCマイダ・ヴェール・スタジオ
 .


CHRCD 122
\2500→\2290
ついに全集完結!
レントヘン:弦楽三重奏曲全集 Vol.4

 弦楽三重奏曲第13番イ長調
 弦楽三重奏曲第14番ハ短調
 弦楽三重奏曲第15番ハ短調
 弦楽三重奏曲第16番嬰ハ長調
レンドヴァイ弦楽三重奏団
 〔ナディア・ヴィーゼンベーク
   (ヴァイオリン)、
  イルヴァリ・シリアクス
   (ヴィオラ)、
  マリー・マクラウド(チェロ)〕
 ユリウス・レントヘンの弦楽三重奏曲、ついに全集完結!

 19世紀から20世紀にかけて隆盛を誇ったオランダの音楽一族、レントヘン家を代表する大音楽家ユリウス・レントヘン(1855−1932)。
 イギリスの女流弦楽器奏者たちによって結成されたアンサンブル、レンドヴァイ弦楽三重奏団が進めてきた「レントヘン:弦楽三重奏曲全集」の録音は、ハーグのオランダ音楽研究所に保管されていた手書きの未出版譜を発見したことによりスタートした歴史的プロジェクト。オランダの伝統的な舞曲や旋律が多用されているといった特徴を持つこの曲集も、第13番〜第16番を収録した第4集でついに全集完結!

 録音:2015年6月17日−19日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)



第1巻のプロモーション映像。第2番の終楽章でしょうか。
https://youtu.be/JMrUXfjEjnk



レンドヴァイ弦楽三重奏団
レントヘン:弦楽三重奏曲全集Vol.1〜3
CHRCD 068
\2500→\2290
レントヘン:弦楽三重奏曲全集Vol.1
 弦楽三重奏曲第1番ニ長調 Op.76
 弦楽三重奏曲第2番イ短調《ドヴォルザーク》
 弦楽三重奏曲第3番ホ短調
 弦楽三重奏曲第4番ニ長調《ワルツ組曲》
レンドヴァイ弦楽三重奏団
 〔ナディア・ヴィーゼンベーク(ヴァイオリン)、
  イルヴァリ・シリアクス(ヴィオラ)、
  マリー・マクラウド(チェロ)〕
 オランダ・ロマンティシズム!レントヘンの弦楽三重奏曲!

 19世紀から20世紀前半にかけてオランダで隆盛を誇った音楽一族レントヘン家。
 レントヘン家を代表する音楽家であり、当時のオランダ・ロマンティシズムの体現者でもあったユリウス・レントヘン(1855−1932)の「弦楽三重奏曲全集」のリリースがスタート!
 2007年からレントヘンの「ピアノ三重奏曲」に取り組んでいるレンドヴァイ弦楽三重奏団は、ハーグのオランダ音楽研究所(Netherlands Music Institute)に保管されていた約15曲の手書きの未出版楽譜を発見し、今回の全集録音を決意したという。
 オランダ・ロマンティシズムが息づくレントヘンの「弦楽三重奏曲」の知られざる魅力を、近年評価を高めているレンドヴァイ弦楽三重奏団の丁寧な演奏で。

 ※録音:2013年3月20日−22日、ミュージック・ルーム、チャンプス・ヒル(ウェスト・サセックス、イギリス)

CHRCD 087
\2500→\2290
レントヘン:弦楽三重奏曲全集 Vol.2
 弦楽三重奏曲第5番
 弦楽三重奏曲第6番
 弦楽三重奏曲第7番
 弦楽三重奏曲第8番
レンドヴァイ弦楽三重奏団
 ※録音:2013年10月9日−11日、ミュージック・ルーム、チャンプス・ヒル(ウェスト・サセックス、イギリス)

CHRCD 101
\2500→\2290
レントヘン:弦楽三重奏曲集 Vol.3
 弦楽三重奏曲第9番変イ長調
 弦楽三重奏曲第10番ヘ短調
 弦楽三重奏曲第11番ト短調
 弦楽三重奏曲第12番イ長調
レンドヴァイ弦楽三重奏団
 〔ナディア・ヴィーゼンベーク(ヴァイオリン)、
  イルヴァリ・シリアクス(ヴィオラ)、
  マリー・マクラウド(チェロ)〕
 オランダのロマンティシズム。レントヘンのトリオ集Vol.3!

 19世紀から20世紀にかけて隆盛を誇ったオランダの音楽一族、レントヘン家を代表する大音楽家ユリウス・レントヘン(1855−1932)。
 ハーグのオランダ音楽研究所に保管されていた約15曲の手書きの未出版譜を発見したことによりスタートした「弦楽三重奏曲」のレコーディング・プロジェクト第3弾!レンドヴァイ弦楽三重奏団が、オランダのロマンティシズムをドラマティックに奏でてゆく。

 2014年3月19日−21日の録音。


 .
CHRCD 105
\2500→\2290
メンデルスゾーン、ヘンゼル、
スタンデイル・ベネット:
 チェロ・ソナタ集

  メンデルスゾーン:
   チェロ・ソナタ第1番変ロ長調 Op.45
  ファニー・ヘンゼル:
   ファンタジア ト短調、カプリッチョ 変イ長調
  スタンデイル・ベネット:
   チェロとピアノのための二重奏ソナタ イ長調Op.32
  メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番ニ長調 Op.58
アリス・ニアリー(チェロ)
ベンジャミン・フリース(ピアノ)
 グールド・ピアノ・トリオのメンバー、アリス・ニアリーとベンジャミン・フリースによるチェロ・ソナタ集。
 フェリックス・メンデルスゾーンとその姉、ファニー・ヘンゼル(ファニー・メンデルスゾーン)の作品、そしてイギリス・ロマン派、ウィリアム・スタンデイル・ベネットの二重奏曲(二重奏ソナタ)を組み合わせた意欲的なプログラム。

 録音:2014年11月3日−5日、&10月、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)



*****

ウィリアム・スタンデイル・ベネットって誰?

 スタンデイル・ベネット(Sir William Sterndale Bennett, 1816年4月13日 - 1875年2月1日)はメンデルスゾーンとシューマンから称賛を受け、イギリスのロマン派最大の作曲家と称される。

 今回は珍しいベネットのチェロ・ソナタが収録されている。
 美しく優雅な作品。
 メンデルスゾーンが彼のことを絶賛したのもわかる。




 下記で紹介しているベネットの「ピアノ協奏曲(第1番 ニ短調 Op.1)」はウィリアム4世とアデレード王妃の御前で演奏された名曲。
 1833年6月にロンドンで再度の公演が行われたときはメンデルスゾーンが聴いていて、ベネットをデュセルドルフのライン音楽祭に招待した。
 そこでベネットが「あなたの弟子にしてもらえるだろうか」と問うたところ、メンデルスゾーンは「いやいや、君には私の友になってもらわないと。」と答えたという。




LYRITAからリリースされている
ピアノ協奏曲と交響曲
Sterndale Bennett: Piano Concerto No. 1 in D minor, Op. 1, etc.
LYRITA
SRCD 204
\2500→\2290
ウィリアム・スタンデイル・ベネット(1816−1875):
 ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.1/
 同第3番ハ短調Op.9/
 奇想曲Op.22
マルコム・ビンズ(P)、
ニコラス・ブレイスウェイト指揮、
ロンドン・フィル
ドイツとイギリスに足跡を残したスタンデイル・ベネット。ピアノ協奏曲第3番と奇想曲はベネットの作品の中でも突出した評価を受けている代表作である。
Sterndale Bennett: Piano Concerto No. 2 in E flat, etc.
LYRITA
SRCD 205
\2500→\2290
ウィリアム・スタンデイル・ベネット:
 ピアノ協奏曲第2番変ホ長調Op.4/
 同第5番へ短調/
 アダージョ
マルコム・ビンズ(P)、
ニコラス・ブレイスウェイト指揮、
フィルハーモニア管
W・S・ベネットはシューマンからも称賛され、オックスフォード大学から博士号を贈られ、ナイトの叙勲を受けるなどその功績は大きく認められている。
Sterndale Bennett - Overtures
LYRITA
SRCD 206
\2500→\2290
ウィリアム・スタンデイル・ベネット(1816−1875):
 序曲《5月の女王》/
 序曲《木の妖精》/
 交響曲ト短調Op.43/
 序曲《水の精》/
 序曲《パリジーナ》
ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)、
ロンドン・フィル、
フィルハーモニア管
ウィリアム・スタンデイル・ベネットのアルバムもこれで3枚目。メンデルスゾーンから影響を受けシューマンからは作品を絶賛されるなど、イギリスとドイツで才能を発揮したベネット。この管弦楽作品集では代表作との呼び声が高い「交響曲ト短調」と4つの序曲を聴くことができる。 世界初出。


 

CHRCD 103
\2500
ソネット 〜
 ブリテン、ブラームス、リスト、パリー、シューベルト:歌曲集

 シューベルト:
  ソネット第3作 D.630、ソネット第1作 D.628、宝掘り人の願い D.761/
 ブラームス:あるソネット Op.14-4/
 リスト:3つのペトラルカのソネット/
 ウィリアム・エイキン:君を夏の一日と比べてみようか/
 パリー:
  もう泣かないで、さようなら, きみは私のものにするには貴重すぎる、ブライト・スター/
 ヴォーン=ウィリアムズ:静かな昼さがり/
 デイヴィッド・バウアーマン:しっかりと目を閉じたとき/
 アンドレ・カプレ:かくも甘き矢は/
 アンリ・ソーゲ:夢の中であなたを見る/
 ブリテン:仰向けに寝転んで、ミケランジェロの7つのソネット
ベン・ジョンソン(テノール)
グレアム・ジョンソン(ピアノ) 
 HyperionやSignum Classicsの歌曲レコーディングで実力を発揮してきたテノール、ベン・ジョンソン。若手オペラ歌手の登竜門、BBCカーディフ・シンガー・オブ・ザ・ワールド2013で聴衆賞を受賞した若きイギリスのテノールが、名盤奏者グレアム・ジョンソンとともに、イギリス、フランス、ドイツのソネット集を歌う。

 録音:2014年8月18日−20日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)




CRD


CRD 3506
(CD-R)
【旧譜】
\2100
イアン・ファウンテンのベートーヴェン!
 ベートーヴェン:
  ディアベッリ変奏曲
  創作主題による32の変奏曲
イアン・ファウンテン(ピアノ)
 ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール優勝者!イアン・ファウンテンのベートーヴェン!

 アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールで優勝を果たしたイアン・ファウンテン。名チェリスト、ダーヴィド・ゲリンガスとのデュオで知られているファウンテンのソロ・アルバムはベートーヴェンの変奏曲集。

 録音:1996年8月、ブリストル(イングランド)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CRD 3504
(CD-R)
【旧譜】
\2100
パーセル:ヴァース・アンセム集 オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊
バンド・オヴ・インストゥルメンツ
エドワード・ヒギンボトム(指揮)
 1379年から現在まで続く長い伝統を誇る名門、オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊が歌うパーセルのヴァース・アンセム集。指揮は1976年から音楽監督を務めているエドワード・ヒギンボトム。

 録音:1995年9月、ニュー・カレッジ教会(オックスフォード)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CRD 3503
(CD-R)
【旧譜】
\2100
ダンツィのファゴットと弦楽器のための3つの四重奏曲
 ダンツィ:
  ファゴットと弦楽のための3つの四重奏曲 Op.40
ロバート・トンプソン(ファゴット)
ロジャー・クール(ヴァイオリン)
デイヴィッド・カーティス(ヴィオラ)
ジョン・トッド(チェロ)
 木管アンサンブルの作曲家としてよく知られているフランツ・ダンツィのファゴットと弦楽器のための3つの四重奏曲。

 録音:1995年7月10−12日、オックスフォードシャー(イングランド)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CRD 3502
(CD-R)
【旧譜】
\2100
エンデリオン弦楽四重奏団のチャイコフスキー
 チャイコフスキー:
  弦楽六重奏曲 ニ短調 Op.70《フィレンツェの思い出》
  弦楽四重奏曲第3番 変ホ短調 Op.30、4つの初期の小品
エンデリオン弦楽四重奏団
ティム・ボールトン(ヴィオラ)
ロバート・コーエン(チェロ)
 1979年に結成され、世界最高峰の弦楽四重奏団として知られているエンデリオン弦楽四重奏団のチャイコフスキー。

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CRD 3501
(CD-R)
【旧譜】
\2100
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲
 弦楽四重奏曲
  第1番 ニ長調 Op.11
  第2番 ヘ長調 Op.22
  変ロ長調
エンデリオン弦楽四重奏団
 当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




SIGNUM CLASSICS


SIGCD 481
\2400
バード&ブリテン
 バード:おお主よ、御身のしもべエリザベスが/
 ブリテン:聖コルンバ讃歌/
 バード:今こそ汝は行かしめたもう/
 ブリテン:神をたたえよ/
 バード:アヴェ・ヴェルム・コルプス、聖なる讃美のうちに/
 ブリテン:聖ペテロ讃歌/
 バード:もろもろの国よ、主をほめ讃えよ/
 ブリテン:アンティフォン/
 バード:女王のアルマン/
 ブリテン:ミサ・ブレヴィス/
 バード:われらはいかに主の歌を歌わん/
 ブリテン:テ・デウム ハ長調
ケンブリッジ・ジーザス・カレッジ合唱団
マーク・ウィリアムズ(指揮)
 英国の名門カレッジ合唱団、新譜2タイトル!

 カトリック教徒という共通点を持つ2人のイギリス人作曲家、ルネサンス時代のウィリアム・バードと20世紀のベンジャミン・ブリテン。数世紀の時を越えて、バードとブリテンの祈りの音楽が、ケンブリッジ大学の名門合唱団のハーモニーによって、荘厳なる祈りのストーリーを紡ぐ。
 1496年に創設され長い歴史と伝統を持つケンブリッジ大学のジーザス・カレッジ。カレッジ・クワイアーとチャペル・クワイアーの合同による合唱団が、母国イギリスの2人の偉大な音楽家の芸術を歌う。

 2016年6月27日−30日の録音。



 

SIGCD 475
\2400
新たな天 〜 合唱作品集
 マクミラン:アルファとオメガ/
 ハリス:主なる神よ、われらを連れ去りたまえ/
 デュブラ:天使が立った/
 ベイントン:新しい天と新しい地を見た/
 ヤング:7つのトランペット/
 ハリス:天は美し/
 ハウエルズ:天から響くのを聞いた/
 レイトン:アレルヤ、アーメン/クック:大成功を収め/
 ラッター:光の創造主への讃歌/
 マクミラン:主なる神よ、われらを連れ去りたまえ/
 ガルヴァーニ:もうひとりの御使いが/
 マクドウォール:私は私の救い主が生きていることを知っている/
 ジャクソン:見よ、私はすぐに来る/
 ベドナル:第7の天使
オックスフォード・
 クイーンズ・カレッジ合唱団
オーウェン・リース(指揮)
 OAEやブルック・ストリート・バンドと共演を重ねるなど、活躍の場を広げているオックスフォード・クイーンズ・カレッジ合唱団。
 「啓示(レヴェレーション)」をコンセプトとするプログラムには、クイーンズ・カレッジに在籍していた3人の作曲家、フィリップ・クック、トビー・ヤング、マルコ・ガルヴァーニの委嘱作品を収録。

 2016年1月4日−6日の録音。





<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


LEBHAFT(CD−R)

 アインザッツレコードが企画・制作のCD-Rをフォーマットとしたレーベルです。
ザンデンオーディオシステム社製「LCR型フォノイコライザ」を使用し、各レーベルに適応したイコライザカーブで再生しています。

LBCDR 1010
(CD−R)
\2400
ジョコンダ・デ・ヴィート/バッハ&モーツァルト
 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番*
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vln)
ラファエル・クーベリック指揮、
ロンドン交響楽団
ロイヤル・フィル*
 イタリアの女流ヴァイオリニスト、ジョコンダ・デ・ヴィート(1907-1994)は、少女期にあらゆる賞を総なめにするも演奏活動を本格化せず、卒業後も母校パリ音楽院に留まって更なる研鑽を積む。
 そしてついに1942年に本格デビューを飾るも1962年に引退してしまう。実質20年という短い演奏活動の中で録音されたこの2曲の協奏曲は伝説のヴァイオリニストの至芸として燦然と輝く。
 録音:1959年(ステレオ録音) 原盤:英EMI ASD429


<メジャー・レーベル>

DG



482 7626
(8CD+DVD)
\6000→\5490
《グレース・バンブリーの芸術》
《CD1-2》
 ヘンデル:オラトリオ『エジプトのイスラエル人』(全曲)〜
  グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ), ダーレ・ブラックバーン(テノール),
  コルレーン・ビショフ(ソプラノ), ドン・ワッツ(バス), 他,
  ユタ大学混声合唱団, ユタ交響楽団, モーリス・アブラヴァネル(指揮)
   [録音]1957年/
《CD3-4》
 ヘンデル:オラトリオ『ユダス・マカベウス』(全曲)〜
  グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ), マルティナ・アローヨ(ソプラノ),
  ジョン・マッカラム(テノール), ドン・ワッツ(バス), 他,
  ユタ大学混声合唱団, ユタ交響楽団, モーリス・アブラヴァネル(指揮)
   [録音]1958年/
《CD5》
 1-2) ヘンデル:オラトリオ『メサイア』より「見よ、おとめがみごもって」「彼は侮られて」〜
  グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ)
  エイドリアン・ボールト(指揮)ロンドン交響楽団
   [録音]1962年,
 3-4) グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』より
  「エウリディーチェを失って」「神よ、どうしたというのでしょう」,
 5) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「ママも知るとおり」,
 6-8) ビゼー:歌劇『カルメン』より
  「恋は野の鳥(ハバネラ)」「セビリャの砦近く(セギディーリャ)」
  「何度やっても同じこと(カルタの歌)」,
 9) グノー:歌劇『サッフォー』より「不滅のリラよ」,
 10) サン=サーンス:歌劇『サムソンとデリラ』より「あなたの声に心は開く」,
 11) チャイコフスキー:歌劇『オルレアンの少女(ジャンヌ・ダルク」』より
  「さようなら、故郷の丘や畑よ」〜
   グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ)
   ヤーノシュ・クルカ(指揮)ベルリン放送交響楽団
    [録音]1962年,
 12-15)ファリャ:『恋は魔術師』より
  「悩ましい愛の歌」「火祭りの踊り」「きつね火の歌」「朝の鐘」〜
   グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ)
   ロリン・マゼール(指揮)ベルリン放送交響楽団
    [録音]1965年,
 16-19) ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』より
  「茂る数限りない樅の木の下」「美しい庭に」
  「お慈悲を! おゆるしを! 犯した罪に苦しむ女を!」「ああ、死の贈り物よ」〜
   グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ)
   ゲオルク・ショルティ(指揮)コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
    [録音]1965年/
《CD6》
 1) ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』より「地獄の王よ」,
 2-3) ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』より「おお、むごい運命よ」「世のむなしさを知る神」,
 4-5) ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』より「炎は燃えて」「彼女は足枷を課せられ」,
 6) ヴェルディ:歌劇『アイーダ』より「勝ちて帰れ」,
 7-9) ヴェルディ:歌劇『マクベス』より
  「この勝利の日に…さあ、早く来て」「日の光が薄らいで」
  「消えてしまえ、いまわしい染みよ」,
 10-12) ワーグナー:歌劇『タンホイザー』より
  「いとしい人よ、こちらへおいで」「いつでも私の歌だけが」「行っておしまい、むごい人よ」,
 13) ブラームス:『調べのように私を通り抜ける』Op.105-1,
 14) ブラームス:『サッフォー風の頌歌』Op.94-4,
 15) ブラームス:『エオリアンハープに寄せて』Op.19-5,
 16) ブラームス:『おお涼しい森よ』Op.72-3,
 17) ブラームス:『昔の恋』Op.72-1,
 18) ブラームス:『別れ』Op.14-5 〜
  グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ),
  ヤーノシュ・クルカ(指揮)ベルリン放送交響楽団,
  ハンス・レーヴライン(指揮)ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団,
  ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)バイロイト祝祭管弦楽団,
  エリック・ヴェルバ(ピアノ), セバスティアン・ペシュコ(ピアノ)
    [録音]1962-1965年/
【CD7】
 シューベルト:
  1) 音楽に寄せて D.547, 2) 若い尼 D.828, 3) 万霊節の日のための連梼 D.343,
  4) 憩いなき愛 D.138, 5) 影法師 D.957-13, 6) 冥府への旅 D.526,
  7) さすらい人 D.493, 8) 夜と夢 D.827, 9) 解消 D.807, 10) 鱒 D.550,
 ブラームス:
  11-18) ジプシーの歌 Op. 103(抜粋8曲), 19) 死、それは清々しい夜 Op.96-1,
  20) 甲斐なきセレナーデ Op.84-4, 21) リスト:それは素晴らしいこと S.314,
 ヴォルフ:
  22) ヴァイラの歌, 23) 眠るみどり児イエス, 24) アナクレオンの墓, 25) ひめごと,
 R.シュトラウス:
  26) 献呈 Op.10-1, 27) ダリア Op.10-4, 28) あこがれ Op.32-2, 29) セレナード Op.17-2 〜
   グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ)エリック・ヴェルバ(ピアノ)
   セバスティアン・ペシュコ(ピアノ)
    [録音]1962-1963年/
【CD8】《フィーチャリング・ディオンヌ・ワーウィック》
 1) Just Like A Woman, 2) Sometimes When We Touch, 3) When I Fall In Love,
 4) We Had This Time, 5) Smile, 6) Will You Still Love Me Tomorrow, 7) Everytime,
 8) Wee Small Hours Of The Morning, 9) Was It A Dream, 10) My Way 〜
  グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ)[録音]1995年/
【DVD】
 ビゼー:歌劇『カルメン』全曲 〜
  グレース・バンブリー(カルメン), ジョン・ヴィッカーズ(ドン・ホセ),
  フスティーノ・ディアス(エスカミーリョ), ミレッラ・フレーニ(ミカエラ),
  オリヴェラ・ミリャコヴィッチ(フラスキータ), ユリア・ハマリ(メルセデス), 他,
  ウィーン国立歌劇場合唱団, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
  ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮, 芸術監督), [収録]1967年
 独特の哀調を帯びた歌唱で絶賛をあびたグレース・バンブリー80歳記念
 米国のメゾ・ソプラノ歌手。ミズーリ州セント・ルイスに生まれ、大学卒業後、ロッテ・レーマンについて声楽の勉強を本格的に始め、奨学金を得てヨーロッパに留学。1960年パリ・オペラ座でビゼーの「カルメン」等を歌ってデビューし、大成功を収めました。1961年、黒人歌手として始めてバイロイト音楽祭で「タンホイザー」のヴェーヌスを歌い絶賛をあび、1962年にパリ・オペラ座の日本公演に参加して初来日。その後ザルツブルク音楽祭、メトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座等で活躍。1967年、ザルツブルグ音楽祭中の祝祭劇場にて収録されたカラヤン(指揮&芸術監督)による映画版「カルメン」でも素晴らしい歌唱を聴かせています。
 声量も豊かで艶のある輝かしい声質の持ち主として、世紀のメゾ・ソプラノとして活躍したバンブリー80歳を記念して、DGに録音したものを集大成しています(「エジプトのイスラエル人」は初CD化)。
 ディオンヌ・ワーウィックを歌ったポピュラー・アルバム(ポリドール盤)も収録。全て新リマスターが行われています。
 ボーナスDVDとして、1967年のカラヤン指揮&監督による「カルメン」の映像も収録されています。48ページのブックレットには、Bjorn Woll氏によるインタビュー(欧文のみ)と写真などを掲載予定。
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479 6909
(25CD)
\12000→\10990
《ピエール・フルニエ〜DG, Decca, Philips録音全集》
【CD1】
 1) ラロ:チェロ協奏曲ニ短調,
 2) サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33,
 3) ブロッホ:〜ジャン・マルティノン(指揮)ラムルー管弦楽団(録音:1960年),
 4) ブロッホ:シェロモ〜
  アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(録音:1966年)/
【CD2】
 ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調Op.56〜
  ゲザ・アンダ(ピアノ) ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
  フェレンツ・フリッチャイ(指揮)ベルリン放送交響楽団(録音:1960年)/
【CD3】
 R.シュトラウス:ドン・キホーテOp.35〜
  ジュスト・カッポーネ(ヴィオラ)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(録音:1965年)/
【CD4】
 1) ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104〜
  ジョージ・セル(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(録音:1961年),
 2) エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85〜
  アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(録音:1966年)/
【CD5】
 1) ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ホ短調R.40,
 2) クープラン:演奏会用小品集,
 3) C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲イ長調Wq172,
 4) ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調G482〜
  ルドルフ・バウムガルトナー(指揮)ルツェルン音楽祭弦楽合奏団(録音:1961, 1963年)/
【CD6】
 ハイドン:1) チェロ協奏曲第1番ハ長調, 2) チェロ協奏曲第2番ニ長調〜
  ルドルフ・バウムガルトナー(指揮)ルツェルン音楽祭弦楽合奏団(録音:1967, 1964年),
 ストラヴィンスキー:3) イタリア組曲, 4) ロシアの歌〜エルネスト・ルッツ(ピアノ)(録音:1965年)/
【CD7-10】
 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 全11曲〜
  ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ) ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
  カール・ライスター(クラリネット)(第4番)(録音:1969, 1970年)
【CD11-12】
 ベートーヴェン:
  1-5) チェロ・ソナタ第1-5番,
  6) 『マカベウスのユダ』の主題による12の変奏曲 WoO45,
  7) 『魔笛』の主題による7つの変奏曲 WoO46,
  8) 『魔笛』の主題による12の変奏曲 Op.66〜
   フリードリヒ・グルダ(ピアノ)(録音:1959年)/
【CD13-14】
 ベートーヴェン:
  1-5) チェロ・ソナタ第1-5番,
  6) 『マカベウスのユダ』の主題による12の変奏曲 WoO45,
  7) 『魔笛』の主題による7つの変奏曲 WoO46,
  8) 『魔笛』の主題による12の変奏曲 Op.66〜
   ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)(録音:1965年)/
【CD15】
 ブラームス:
  1) チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38,
  2) チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99〜ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ)(録音:1965年),
 3) フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(チェロ編曲版)〜
  ジャン・フォンダ(ピアノ)(録音:1971年)/
【CD16】
 1) シューベルト:アルペジョーネ・ソナタイ短調D.821,
 2) メンデルスゾーン:協奏的変奏曲Op.17,
 3) シューマン:幻想小曲集Op.73,
 4) シューマン:民謡による5つの小品Op.102,
 5) ショパン:チェロ・ソナタ ト短調Op.65〜ジャン・フォンダ(ピアノ)(録音:1967, 1971年)/
【CD17】
 1) フランクール:ソナタ ホ長調〜アダージョ・カンタービレ(トローウェル編曲),
 2) ハイドン:ソナタハ長調〜メヌエット(ピアッティ編曲),
 3) ウェーバー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.10-3〜
  ラルゲット(クライスラー編曲),
 4) ウェーバー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.10-3〜
  ロンド(ピアティゴルスキー編曲),
 5) ショパン:夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2(フルニエ編曲),
 6) リムスキー=コルサコフ:『金鶏』〜「太陽への讃歌」(クライスラー編曲),
 7) リムスキー=コルサコフ:『サルタン皇帝の物語』〜「熊蜂の飛行」(ストライマー編曲),
 8) シューマン:アダージョとアレグロ変イ長調(グリュツマッハー編曲),
 9) バッハ=グノー:アヴェ・マリア,
 10) チャイコフスキー感傷的なワルツOp.51-6,
 11) ブラームス:野の寂しさOp.86-2,
 12) ポッパー:妖精の踊りOp.39,
 13) ドヴォルザーク:ロンド ト短調Op.94,
 14) サン=サーンス:白鳥,
 15) パガニーニ:ロッシーニ『エジプトのモーゼ』による幻想曲(シルヴァ編曲),
 16) チャイコフスキー:奇想的小品 ロ短調 Op.62〜
   ラマール・クラウソン(ピアノ)(録音:1969年)/
【CD18-19】
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1-6番BWV.1007-1012(録音:1960-1961年)/
【CD20】
 1) ハイドン:チェロ第2番ニ長調〜
  カール・ミュンヒンガー(指揮)シュトゥットガルト室内管弦楽団(録音:1953年),
 2) ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調〜
  ラファエル・クーベリック(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(録音:1954年)/
【CD21】
 R.シュトラウス:ドン・キホーテOp.35〜
  エルンスト・モラヴェッツ(ヴィオラ)
  クレメンス・クラウス(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(録音:1953年)/
【CD22】
 1) ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調G.482,
 2) ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ホ短調R.40,
 3) クープラン:演奏会用小品集〜
  ルドルフ・バウムガルトナー(指揮)ルツェルン音楽祭弦楽合奏団(録音:1952年),
 4) J.S.バッハ:われ心よりこがれ望む,
 5) ブロッホ:ニグン,
 6) クライスラー:クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ,
 7) ドビュッシー:美しき夕暮れ,
 8) フォーレ:糸を紡ぐ女,
 9) ガーシュウィン:『3つの前奏曲』より第2曲Andante con moto e poco rubato,
 10) ホアキン・ニン:グラナディーナ〜
  アーネスト・ラッシュ(ピアノ)(録音:1952年)/
【CD23】
 ブラームス:
  1) チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38,
  2) チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99〜
   ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)(録音:1955年),
 3) J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番ト長調BWV.1027〜
  アーネスト・ラッシュ(ピアノ)(録音:1952年)/
【CD24】
 ブラームス:
  1) チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38,
  2) チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99〜
     ジャン・フォンダ(ピアノ)(録音:1984年)/
【CD25】
 1) ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.78(チェロ編曲版),
 2) グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調Op.36〜
   ジャン・フォンダ(ピアノ)(録音:1984年)、
ピエール・フルニエ(チェロ)
 フルニエの、気品のある容貌と格調の高い表現
 端正かつ気品あふれる表現で「チェロの貴公子」と評されたフランス最高の名チェリスト、ピエール・フルニエ。わが国でも多くのファンに親しまれ、現在でも根強い人気を持ち続けており、限りない美音と常に音楽的な高貴さに溢れた、品位の高い演奏です。
 彼のDG(Archiv), Decca, Philipsへの録音を全て収録した限定ボックスです。
 各ディスクは、オリジナルジャケット・デザインによる紙ジャケットに封入。64ページのブックレットには書き下ろしライナーノーツ(欧文のみ)とレアな写真などが掲載される予定です。




DECCA



483 1486
(2CD+Blu-ray-Audio)
\4000→\3690
《レオンタイン・プライス, カラヤン 〜 プッチーニ:トスカ》
 プッチーニ:歌劇『トスカ』(全曲)
レオンタイン・プライス(トスカ),
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(マリオ・カヴァラドッシ),
ジュゼッペ・タデイ(スカルピア男爵),
カルロ・カーヴァ(アンジェロッティ),
フェルナンド・コレナ(堂守),
ピエロ・デ・パルマ(スポレッタ)、他,
ウィーン国立歌劇場合唱団,
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 最新リマスター&Blu-ray-Audioディスクも同梱

 20世紀を代表するプリマ、レオンティン・プライスとモナコと並ぶイタリア・オペラ黄金時代のテノール、ステーファノという夢の顔合わせによる名盤。Deccaエンジニア、Paschal Byrne氏による24bit/96kHzリマスタリングが施され、さらにBlu-ray-Audioディスクも同梱いたしました。英語・ドイツ語・フランス語の歌詞対訳付きブックレット型ケース仕様。

 【録音】1962年9月 ウィーン、ゾフィエンザール(ステレオ:セッション)
 


483 1490
(2CD+Blu-ray-Audio)
\4000→\3690
《レオンタイン・プライス, ショルティ 〜 ヴェルディ:アイーダ》
 ヴェルディ:歌劇「アイーダ」(全曲)
レオンタイン・プライス(アイーダ),
ジョン・ヴィッカーズ(ラダメス),
リタ・ゴール(アムネリス),
ロバート・メリル(アモナズロ),
ジョルジオ・トッツィ(ランフィス)、他,
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団,
ゲオルク・ショルティ(指揮)
 最新リマスター&Blu-ray-Audioディスクも同梱
 ショルティの率直な表現がドラマの悲劇性を浮かびあがらせた『アイーダ』。ゴールやメリルが巧みな歌唱で脇を固めているのも聴きどころです。
 Deccaエンジニア、Paschal Byrne氏による24bit/96kHzリマスタリングが施され、さらにBlu-ray-Audioディスクも同梱いたしました。英語・ドイツ語・フランス語の歌詞対訳付きブックレット型ケース仕様。

 【録音】1961年7月, ローマ歌劇場(ステレオ:セッション)



<映像>


C MAJOR



73 9908
(DVD)
\4000→\3690
オペラ・ガラ〜ハイライツ・オブ・ザ・オペラ
 モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲
 モーツァルト:「フィガロの結婚」より
  “早くおいで、美しい喜びよ”(スザンナ)
 グノー:「ロミオとジュリエット」より
  “私は夢に生きたい”(ジュリエットのワルツ)
 ベートーヴェン:「フィデリオ」より“私があなたと結ばれ”
 ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」より
  “幸せでいるための秘密”(乾杯の歌)
 ヴェルディ:「イエルサレム」より“おお、私の神よ”(合唱)
 ロッシーニ:
  「タンクレディ」よりレチタティーヴォ
  “偉大な神様!ああ、守ってあげてください”と
    アメナイーデのアリア“恭しく崇める正義の神様”
 ヴェルディ:「ドン・カルロ」より
  “私に最後の日が来ました〜私は死ぬでしょう”
 ヴェルディ:「ドン・カルロ」より“呪わしき美貌”
 ヴェルディ:「ルイザ・ミラー」より“静寂の夜”
 ドリーブ:「ラクメ」より“ジャスミンとばらの”(花の二重唱)
 モーツァルト:アリア「あなたは今は忠実ね」
 ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」より
  “天使のように美しい娘”(マラテスタのアリア)
 オッフェンバック:「ホフマン物語」より
  “森の小鳥はあこがれを歌う”(オランピアのアリア)
 ロッシーニ:「セビリアの理髪師」より“私は町の何でも屋”
 エルネスト・デ・クルティス:“忘れな草”
 ヨハン・シュトラウスII:「こうもり」より
  “私は客を招待するのが好きだ”
ロベルト・デ・ビアージョ(テノール)
インゲボルグ・ギレボ(メゾソプラノ)
ロビン・ヨハンセン(ソプラノ)
ジモーネ・ケルメス(ソプラノ)
ダヴィデ・ルチアーノ(バリトン)
ユリア・ノヴィコヴァ(ソプラノ)
マリーナ・プルデンスカヤ(メゾソプラノ)
キアラ・スケラート(ソプラノ)
シュテファン・ブルニエ(指揮)
ベートーヴェン・オーケストラ・ボン
ボン歌劇場合唱団
 ケルメス、デ・ビアージョ、ヨハンセンら注目の歌手が登場したドイツ・エイズ財団主催のオペラ・ガラ

 収録:2016年5月21日、ボン・オペラ・ハウス(ライヴ)/画面:16:9、音声:DTS5.0、PCM ステレオ、字幕なし、89分

 ドイツ・エイズ財団が主催する第5 回オペラ・ガラ。2016 年5 月21 日にボンのオペラ・ハウスで行われたライヴ映像です。
 鮮やかなコロラトゥーラの技巧でも有名なドイツのソプラノ、ジモーネ・ケルメスやフルート奏者から転身したシチリア、カターニャ出身のテノール、ロベルト・デ・ビアージョ、そしてリリック・ソプラノとして特にバロックから古典期のオペラで活躍しているアメリカのソプラノ歌手、ロビン・ヨハンセンなど今注目歌手たちが勢ぞろいした特別なオペラ・ガラ。


















12/22(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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EVIDENCE



EVCD 027
(2CD)
\4000→\3690
ジャン=クロード・カサドシュ指揮&リール国立管
 パリのテロ直後の録音、痛切な祈りに満ちた「復活」

  マーラー:交響曲第2番「復活」
ジャン=クロード・カサドシュ(指揮)
リール国立管弦楽団
 2015年11月のパリのテロ直後の録音、痛切な祈りに満ちた「復活」

 録音:2015年11月/84’00

 ジャン=クロード・カサドシュ(b.1935) と彼のオーケストラ、リール国立管弦楽団によるマーラーの復活の登場。カサドシュはピアニストのロベール・カサドシュの甥にあたり、ピエール・デルヴォー、ブーレーズらに指揮を師事した巨匠。
 この録音は、2015 年11 月13 日のパリで起こったテロ事件の直後に行われたとあって、非常に重々しい空気が漂う第1 楽章に始まり、終楽章での救済はまさに「復活」を思わせます。痛切な祈りのこもった力演です。



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HMF

HMC 902220
\2700→\2490
エラス=カサド&手兵セントルークス管、
 チャイコフスキーの登場

  チャイコフスキー:
   交響曲第1番「 冬の日の幻想」ト短調 op.13
   幻想序曲「テンペスト」op.18
パブロ・エラス=カサド(指揮)
セントルークス管弦楽団
 録音:2014年11月7日、2015年10月30-31日、DiMennaセンター、ニューヨーク

 HMF レーベルでの、FBO とのメンデルスゾーン・プロジェクト、およびシューマン・プロジェクトでも高く評価されている指揮者エラス=カサド。オペラでの活躍もあり、世界が注目する若手の一人です。そんなエラス=カサドが現在首席指揮者を務めるセントルークス管弦楽団とのチャイコフスキーの登場です。
 セントルークス管弦楽団は1974 年からの歴史をもつ室内管弦楽団。近年では、音楽監督としてノリントン(1990-94)、マッケラス(1998-2001)、ドナルド・ラニクルズ(2001-2007)らが歴任、エラス=カサドは4 代目の首席指揮者です。2011 年に楽団の首席指揮者に4 年の契約で就任、契約は更新され、2017 年の9 月まで、その関係はつづきます。
 交響曲第1 番はチャイコフスキー最初期の作品。全曲を通してあらわれる民謡風旋律をエラス=カサドは熱っぽく響かせています。
 カップリングは、海を舞台とした劇的な「テンペスト」。メック夫人もこの作品を聴いてチャイコフスキーを支援するようになったというこのドラマティックな作品にちりばめられた抒情的旋律の一つ一つを、エラス=カサドはたっぷりと歌わせています。
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HMF
〜[Resonances] music&monuments シリーズ〜


 仏ハルモニア・ムンディのこうしたブックレット系特別装丁アルバムはすごい。
 採算度外視のヨーロッパ貴族的企画。
 CDというよりすでに豪華装丁書籍。
 もちろん限定盤で、たいていすぐに完売する。
 誰かへのプレゼント用としても最適だが、自分が行ったことのある地方のアイテムだったら、何より自分へのプレゼントになると思う。

 ときに「所有すること」に意味のあるアルバムというのが存在するのである。



 ハルモニアムンディがお届けする、世界の名所旧跡にゆかりのある作品をあつめたシリーズ。美しい写真、作品当時の主な出来事などを記した年表やその場所のイラスト地図などもついた充実のブックレットは、英語とフランス語版で1 冊ずつ入っているという豪華さ。
 歴史、世界の様々な場所に思いを馳せながら、美しい音楽(廃盤のものも含まれます)に浸れるシリーズとなっております。
限定盤
HMX 2908546
(2CD)
\3200→\2890
「サン・マルコ寺院&ヴェネツィア」ルネッサンス&バロック
 [CD1]
  (1)G.ガブリエーリ(c.1553/56-1612):
   オルガンを含む合奏によるソナタとカンツォーナ集
  (2)ハンス・レオ・ハスラー(1562-1612):
   ミサ「マリアは言われた」
 [CD2]
  (1)G.ガブリエーリ:
   主よ、ききたまえ(Exaudi me Domine)16声
  (2)モンテヴェルディ:
   聖マリアのための夕べの祈り(抜粋)
  (3)倫理的宗教的森(抜粋)
  (4)クラウディオ・メルロ(1533-1604):トッカータ
  (5)モンテヴェルディ:
   アリアンナの嘆きより聖母マリアの悲しみ
[CD1]
 (1)コンチェルト・パラティーノ、
  ブルース・ディッキー
 (2)アンサンブル・ヴォーカル・ヨーロピアン、
  ヘレヴェッヘ(指揮)
[CD2]
 (1)パウル・ファン・ネーヴェル(指揮)、
  ウエルガス・アンサンブル
 (2)ルネ・ヤーコプス(指揮)、
  コンチェルト・ヴォカーレ
 (3)ウィリアム・クリスティ(指揮)、
  レザール・フロリサン
 (4)(5)マリー・クリスティーナ・キール
   (ソプラノ)、
  コンチェルト・ソアーヴェ、
  ジャン=マルク・エメ(指揮)
 華やかなヴェネツィア

 録音:1986-2005年/2h09’

 「サン・マルコ寺院&ヴェネツィア」ルネッサンス&バロックと題した2 枚組。当時の音楽の聖地、サン・マルコ寺院で鳴り響いた音楽を集めており、美しい宗教作品の響きに魅了されます。
 
限定盤
HMX 2908548
(2CD)
\3200→\2890
修道院の聖歌〜中世の聖歌、およびポリフォニー
 [CD1]
  (1)ミラノ、ベネヴェント、ローマ、
   古代ローマの教会でうたわれた聖歌
  (2)グレゴリオ聖歌
  (3)シトー会の聖歌
 [CD2]
 ローマ時代
  (1)西暦1000年:
   この世の終わりのためのミサ曲〜
    キリスト昇天のための中世の単旋聖歌とポリフォニー
  (2)巡礼〜聖ヨハネの奇跡
  (3)修道院の歌、リモージュとアキテーヌの聖歌
[CD1]
 アンサンブル・オルガヌム、
 マルセル・ペレス(指揮)
 デラー・コンソート、
 アルフレート・デラー(指揮)
[CD2]
 (1)(2)アノニマス4
 (3)シアター・オブ・ヴォイセズ、
  ポール・ヒリヤー(指揮)
 厳粛なる聖歌の世界

 録音:1971-2009年

 中世から13 世紀頃にかけて、各地の重要な修道院で歌われていた聖歌などをあつめたセット。単旋律聖歌から、ポリフォニーまで、濃密な祈りの音楽がつづきます。
 
限定盤
HMX 2908550
(2CD)
\3200→\2890
ロワール川の城々〜ルネッサンスの宮廷音楽
 [CD1]
  戦争と王宮の晩餐
 [CD2]
  ラブレーの楽しい宴〜
   16世紀前半のシャンソンと器楽音楽
[CD1]
 ジェレミー・バーロウ(指揮)
 ザ・ブロードサイド・バンド、
 アンサンブル・クレマン・ジャヌカン&
  ドミニク・ヴィス
[CD2]
 アンサンブル・クレマン・ジャヌカン&
  ドミニク・ヴィス
 フランス・ルネッサンスの音楽

 録音:1984-1994年

 ヴィス&アンサンブル・クレマン・ジャヌカンの名盤、ラブレーの楽しい宴などを含む、ルネッサンスの宮廷音楽を集めたセット。
 
限定盤
HMX 2908552
(2CD)
\3200→\2890
ウェストミンスター寺院の音楽と音楽家たち〜
 タリスからブリテンまで

  [CD1]
   ロバート・ホワイト(c.1538-1574)、
   ロバート・パーソンズ(c.153-1570)、
   オルランド・ギボンズ(1583-1625)、
   クリストファー・ギボンズ(1615-1676)、
   パーセル(1659-1695)らの作品
  [CD2]
   ヴォーン=ウィリアムズ(1872-1958):
    天上からの真実、神に祝福された息子
   ブリテン:聖と俗ほか
[CD1]
 スティレ・アンティコ、
 マギーガン、
 ヘレヴェッヘ他
[CD2]
 RIAS室内合唱団、
 マルクス・クリード(指揮)
 ほか
 イギリスの栄光

 録音:1992-2012年

 イギリスで戴冠式が行われるウェストミンスター寺院は英国の音楽の一大聖地。何世紀にもわたって、英国のオルガン奏者、歌手、作曲家たちはこの寺院とかかわりを持っていました。ギボンズからブリテンまで、5 世紀にわたる音楽が、寺院の回廊から本堂までのツアーを導いてくれるようです。
 
限定盤
HMX 2908554
(2CD)
\3200→\2890
「アルハンブラをたずねて」中世から20世紀までのグラナダ
 [CD1] 異種族混合の象徴
  ・アラブ=アンダルシアの音楽より/アトリウム・ムジケー&パニアグワ
  ・スペインのセファルディの音楽より/アリア・ムジカ&ミゲル・サンチェス
  ・アルフォンソ賢王のための音楽/ザ・デュファイ・コレクティヴ
  ・カンシオンとエンサラーダ/アンサンブル・クレマン・ジャヌカン、ドミニク・ヴィス
  ・ハカラス!/アンドルー・ローレンス・キング
 [CD2] 建築の夢
  ・ドビュッシー:「グラナダの夕べ」「ヴィーノの門」/アラン・プラネス
  ・トゥリーナ:5つのジプシーの踊りop.55/アルベルト・ギノヴァール
  ・ファリャ:歌曲/ベルナルダ・フィンク、アンソニー・シピリ
  ・ファリャ:アンダルーサ、夜想曲/ペリアネス(ピアノ)
  ・ファリャ:はかなき人生/ポンス、グラナダ市管弦楽団
  ・ファリャ:スペインの庭の夜/ペリアネス、ポンス、BBC 交響楽団
 アルハンブラ宮殿に思いを馳せる2枚

 録音:1976-2011年

 グラナダは歴史的に重要な都市であるだけでなく、そのとりわけ有名なアルハンブラ宮殿や庭園は、西洋の多くの作曲家を魅了、音楽の題材とされてきました。異国情緒たっぷりな作品をお楽しみ頂けます。
 
限定盤
HMX 2908556
(2CD)
\3200→\2890
サンスーシ宮殿の音楽〜フリードリヒ大王の宮廷
 [CD1]
  ・グラウン(1703-1771):序曲とアレグロ/ベルリン古楽アカデミー
  ・フリードリヒ大王(1712-1786):フルートと通奏低音のためのソナタ/
     ベルリン古楽アカデミー、クリストフ・フントゲブルツ(Fl)、
     アンティエ・シュロック(Fl)、ラファエル・アルパーマン(チェンバロ)
  ・C.P.E.バッハ:チェンバロ、弦と通奏低音のためのコンチェルト Wq20 ハ長調、
   交響曲変ホ長調 Wq179/
     ベルリン古楽アカデミー
 [CD2]
  ・J.S.バッハ:音楽の捧げもの/
     モロニー(Cem)、スィー(Fl)、ハロウェイ(Vn)、リンデン(Vc)、クック(Cem)
 サンスーシ宮殿ゆかりの音楽

 録音:[CD1]2000-2011 年 [CD2]1987年

 フリードリヒ大王(2 世)は音楽を愛したことでも知られていますが、その居城であったサンスーシ宮殿にまつわる音楽を集めた2 枚。
 
限定盤
HMX 2908558
(2CD)
\3200→\2890
ウィーン古典派逍遥
 [CD1] ウィーンの歴史的風景
  ・モーツァルト:「魔笛」より(抜粋)/ヤーコプス
  ・ハイドン:「天地創造」より(抜粋)/ヤーコプス
  ・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番(全曲)/
     ポール・ルイス(ピアノ)、ビエロフラーヴェク指揮、BBC 響
 [CD2] サロンと家庭音楽
  ・モーツァルト:
   グルックの『メッカの巡礼』の「愚かな民が思うには」による10の変奏曲 ト長調 K455/
     アンドレアス・シュタイアー
  ・モーツァルト弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K465「不協和音」/カザルス弦楽四重奏団
  ・ベートーヴェン:遥かなる恋人にop.98/ヘンシェル、シェーファー
  ・シューベルト:踊りD826、人生の喜びD609/
     ペーターセン、フォンドゥング、ギューラ、ヤルノット、クリストフ・ベルナー
  ・シューベルト:月に寄す、野ばら/ギューラ、ベルナー
  ・シューベルト:ますD550/ゲルネ、アンドレアス・ヘフリガー
 音楽の都ウィーンの音楽

 録音:2002-2013年

 音楽の聖地、ウィーン。ウィーンで生まれ、ウィーンで活躍した作曲家たちの作品を集めました。
 
限定盤
HMX 2908560
(2CD)
\3200→\2890
「パリ」ドビュッシー、ラヴェル、サン=サーンス、サティ
 [CD1] 旧と新
  ・ドビュッシー:ラモー讃、ルーブルの思い出、金色の魚/アラン・プラネス(ピアノ)
  ・ラヴェル:古風なメヌエット、ソナチネ/アレクサンドル・タロー(ピアノ)
  ・ショーソン:詩曲/
     イザベル・ファウスト(Vn)、ベルリン・ドイツ響、マルコ・レトーニャ(指揮)
  ・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲/
     フィリップ・ベルノー(フルート)、アリアーヌ・ジャコブ(ピアノ)
  ・ラヴェル:シェエラザードより「魔法の笛」/
     ベルナルダ・フィンク、ベルリン・ドイツ響、ケント・ナガノ
  ・サティ:グノシエンヌ第3番/アレクサンドル・タロー( ピアノ)
  ・アーン:私の詩に翼があったなら/
     コンスタンティン・ヴォルフ(バス=バリトン)、トルング・サム(ピアノ)
  ・サティ:シテール島への船出/ファウスト、タロー
 [CD2] 想像とモダニズム
  ・ドビュッシー:「もう森へは行かない」/アラン・プラネス
  ・サティ:シネマ/タロー&ル・サージュ
  ・サン=サーンス:ギーズ公の暗殺/アンサンブル・ミュジク・オブリク
  ・クルト・ヴァイル:セーヌ哀歌/ファスベンダー(Ms)、コルド・ガーベン(Pf)
  ・マックス・ボネ:夢のための小さなワルツ/カリン・キュストナー(アコーディオン)
  ・プーランク:パリへの旅、モンパルナス、ホテル/
     カルトホイザー(S)、ウジェーヌ・アスティ(Pf)
  ・サティ:彫刻再発見/ゲリエ(Trp)、タロー(Pf)
  ・サティ:エンパイア劇場の歌姫/ジュリエット、タロー(Pf)
  ・メサジェ:恋人は二人/ドゥラヴォー(Ms)、イヴ・プリン(Pf)
 パリの薫り

 録音:1997-2013年

 音楽の都、パリ。フランスの作曲家、そしてパリにあこがれた海外の作曲家の作品を集めた2 枚。現在入手困難なファウストのショーソン:詩曲が入っているのも見逃せません。




GLOSSA



GCD 923511
(2CD/特別価格)
\3800→\3490
カルロ・イパタ&アウセル・ムジチ!
 Glossa第2弾ヘンデルの「カトーネ」!

  ヘンデル:歌劇《カトーネ》
アウセル・ムジチ、カルロ・イパタ(指揮)
ソニア・プリナ(カトーネ/アルト)
リッカルド・ナヴァーロ(チェーザレ/バリトン)
ロベルタ・インヴェルニッツィ(エミリア/ソプラノ)
クリスティーナ・ハンマシュトレム
 (アルバーチェ/メゾ・ソプラノ)
ルチア・チリッロ(マルツィア/メゾ・ソプラノ)
 ソニア・プリナの好演が反響を呼んだハレ・ヘンデル音楽祭2016ライヴ!

 バロック・フルート奏者カルロ・イパタが1997年に創設し、イタリア屈指の古楽アンサンブルとしての地位を確立したアウセル・ムジチ。
 ガスパリーニの大作「バヤゼット」(GCD 923504)の録音でも話題を呼んだアウセル・ムジチのGlossa録音第2弾は、レオ、ハッセ、ヴィヴァルディ、ヴィンチ、ポルポラ、そしてヘンデル自身の作品を含む様々なアリアが用いられたパスティッチョ形式のオペラ、「カートネ」。
 ソニア・プリナやロベルタ・インヴェルニッツィなどの名歌手陣の参加もポイント。カルロ・イパタとアウセル・ムジチによるイタリア・バロック・オペラ探究にご注目ください。

 録音:2016年5月27日−28日、ウルリヒ教会コンサートホール(ハレ・ヘンデル音楽祭2016ライヴ/ドイツ)







NEOS

NEOS 11611/12
(2SACD HYBRID)
\4800
「ドナウエッシンゲン音楽祭2015」
 (1)ジョージ・フリードリヒ・ハース(b.1953):
  8つのトロンボーンのための八重奏曲(2015)
 (2)ヨハネス・ボリス・ボロウスキ(b.1979):
  《シラク》(2014/15)〜管弦楽のための
 (3)シュテファン・プリンス(b.1979):
  《ミラー・ボックス・エクステンション》
   (2014/15)〜
    ライヴ・エレクトロニクス、
    ライヴ・ヴィデオ、アンサンブルのための
 (4)マーク・アンドレ(b.1964):
  《…uber》(2015)〜
   クラリネットと管弦楽、
    ライヴ・エレクトロニクスのための
 (5)フランチェスコ・フィリデイ(b.1973):
  《バッハ殺害》(2015)〜管弦楽のための
 (6)ヨアフ・パソフスキ(b.1980):
  《プルスス・アルテルナンス(交互脈)》(2015)〜
   管弦楽のための
(1)トロンボーン・ユニット・
 ハノーファー
(2)(4)-(6)
 SWR バーデンバーデン=
  フライブルク交響楽団
(2)ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
(3)ナダール・アンサンブル
(4)イェルク・ヴィトマン(Cl)
(4)(5)フランソワ=グザヴィエ・ロト
 (指揮)
(4)SWR エクスペリメンタル・スタジオ
(6)ペーテル・エトヴェシュ&
 グレゴル・マイアホファー(指揮)
 お待たせしました!現代音楽の祭典ドナウエッシンゲン音楽祭2015!

 録音: 2015 年((2)(6)10 月16 日、(1)(3)10 月17 日、(4)(5)10 月18 日)ライヴ
 Time:(1)[19:50]、(2)[24:55]、(3)[32:42]、(4)[38:10]、(5)[20:50]、(6)[12:12] ※全曲世界初録音

 そもそもの発端から数えると実に90 年以上の歴史を持つドナウエッシンゲン音楽祭。戦後はヨーロッパ前衛音楽の牙城(?) としてその名を轟かせてきました。
 その後、前衛楽派の求心力が衰え、音楽の潮流が細分化された今日においても硬派なゲンダイ・オンガクの重要な発信源として毎年多くのファンを集めています。
 近年は優秀な若手が台頭してきており、このアルバムでも40 代、30 代の作曲家の作品が大半を占めています。バッハの音楽が引用されたかと思うと強烈な打撃音で否定されてしまう、題名そのままの《バッハを殺します》(フィリディ)やミニマリズムのヨーロッパ的受容のひとつの在り方ともいうべき《プルスス・アルテルナンス(交互脈)》(パゾフスキ)など、若手作曲家のユニークな作品が目立ちます。
 
NEOS 11521
(SACD HYBRID)
\2400
「クロッシング・ザ・ボーダー」
 〜ペーター・ルジツカ(b.1948):作品集

  (1)「・・・私はより多くの事を外から得る以上に、
   自分でアイディアを見つけることは出来ません・・・」
    (2012)
    (...je weiter ich komme um so mehr finde
     ich mich unfahig,die idee wiederzugeben...)
  (2)「・・・歌を強打する」(1985)〜
   パウル・ツェランの詩「時の屋敷」
    によるバリトンと室内アンサンブルのための
  (3)「・・・限度を越えて」(2010)〜
   チェロと室内アンサンブルのための協奏曲
  (4)弦楽四重奏曲第5番《秋》(2004)
(1)-(3)ヨハネス・カリツケ(指揮)
 オーストリア現代音楽アンサンブル
  (oenm)
(2)ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
(3)ペーター・ジーグル(Vc)
(4)oenm 弦楽四重奏団
 録音:2015-16 年/Total time:[70:13]

 ドイツの重鎮ペーター・ルジツカのアンサンブルのために書かれた近作を集成。ルジツカはハンブルグでヘンツェとハンス・オッテに作曲を師事した。
 作品はゲルト・アルブレヒト、アシュケナージ、リッカルド・シャイーらクラシックを主なレパートリーとする音楽家によって好んで取り上げられている。
 作風はポスト・セリー以後の音色、音群をいかに操作して新奇な音響を作り出すかという方向に関心が向けられており、ツェランの詩による《歌を強打する》では言葉の韻や音色が楽器と等しく扱われ緊密な密度の高い空間が展開する。
 
NEOS 11602
\2400
ヨハネス・X・シャフトナー(b.1985):
 室内アンサンブルのための作品集

  (1)交響的エッセイ(2008-16)〜
    室内アンサンブルのための
  (2)エア/サミュエルエアロフォンに(2013)〜
    大管楽アンサンブルのための
  (3)4つの風の絵(2013)〜
    ソプラノと室内アンサンブルのための
  (4)インヴェンションIII「石蹴り」(2013)〜
    打楽器ソロのための
  (5)インヴェンションIV
   「カノン(ヨハンナ・M・バイヤーに捧げる)」(2016) 〜
    打楽器とピアノ五重奏のための
  (6)インヴェンションV「バッテリー」(2016)〜
    打楽器と管楽奏者のための
  (7)上昇(2010)〜
    バリトンと室内アンサンブルのための
マルクス・エルスナー(指揮)
アンサンブル・ツァイトシュプルング
(3)テレーゼ・ヴィンセント(Sop)
(7)ペーター・シェーネ(Br)
 録音:2016 年 [71:19]

 シャフトナーは29 歳になるミュンヘン出身の若手作曲家、指揮者。この世代になると、いわゆる20 世紀後半を席捲した前衛音楽はもはや金科玉条のごとく崇め奉るものではなくなり、その他の音楽(クラシック、ポップスなど)と等価値になり、表現内容により自分の表現として自由に混ぜ合わせられるようになっている。
 彼の音楽では調性、周期的リズム、ストリート・ミュージック風の音楽が独自の手法で巧みに取り入れられ、個性的な作品となっている。
 (2)のサミュエルエアロフォンとは管楽器のロング・トーンを長く続かせるための補助装置で、シュトラウスのアルプス交響曲で使用を推奨されている。
 
NEOS 11604
(SACD HYBRID)
\2400
ホルスト・ローゼ(b.1943):
 ヒエロニムス・ボッシュ3部作

  (1)《7つの大罪》(1989)
  (2)《最後の4つの出来事》(1996/97)
  (3)《用心せよ、所有者が見ている》(2011/12)
(1)-(3)
 クリストフ・マリア・モースマン(Org)
(2)
 ロベルト・フンガー=ビューラー(声)
(2)(3)
 アルド・ブリッツィ(指揮)
 バンベルク交響楽団
 録音:(1)(3)2016年、(2)1997年 [61:05]

 ホルスト・ローゼはヘルムート・エデル、ベルトルト・フンメルに作曲を師事した。ガルシカ・ロルカの詩による声楽作品、数々のダンスのための実験的作品を発表し、作品はバンベルク響、バイエルン放送より委嘱、演奏されている。
 作風は現代ドイツの作曲界にありがちな極端な前衛主義には傾かず、神話、伝説にインスピレーションを得た幻想的なもの。
 このアルバムではルネサンス期のオランダの画家で奇怪で超現実的な画風で知られるヒエロニムス・ボッシュ(ボス)の絵画にインスパイアされた3 つの作品を収録。オルガンと管弦楽、打楽器により鮮やかで壮麗な音の叙事詩を作り上げる大作「最後の4 つの出来事」が聴きもの。
 
NEOS 11617
\2400
「トリオ・トランスミッター/カメラ・オブスキュラ」
 (1)フローリアン・ベルグマン
  (Florian Bergmann,b.1984):
  《ノッツ》(2014)
   〜バス・クラリネット、ヴァイオリン、
    ピアノ、サンプラーのための
 (2)マルクス・ヴェットシュタイン
  (Markus Wettstein,b.1963):
  《フェンスター》(2014)
   〜バス・クラリネット、ヴィオラ、ピアノのための
 (3)ヌリア・ヌニェス・イエロ
  (Maria nunez Hierro,b.1980):
  《トレフプンクト》(2013)
   〜バス・クラリネット、ヴィオラ、ピアノ、
    2つのレコード・プレーヤーのための
 (4)ハンナ・ハルトマン(Hanna Hartmann, b.1961):
  《アプリコット》(2015)
   〜バス・クラリネット、ヴァイオリン、ピアノのための
 (5)ベネディクト・ビンデヴァルト
  (Benedikt Bindewald,b.1981):
  《起動中のCCTV》(2014)
   〜バス・クラリネット、ヴァイオリン、
    ピアノ、双眼鏡のための
トリオ・トランスミッター:
 【フローリアン・ベルグマン(バスCl)
  ベネディクト・ビンデヴァルト(Vn,Va)、
  アルバ・ゲンティリ=テデシ(Pf)】
(1)ジョナサン・シェラッテ&
  リリ・ウィロウ(声)、
 サラ・サヴィエト&
  ブノワ・ピトル(声)、
 ゲオルグ・ボチョフ(C-T)
 録音:2015 年、[46:30]

 トリオ・トランスミッターは作曲家フローリアン・ベルグマン、ベネディクト・ビンデヴァルト、アルバ・ゲンティリ=テデスチの3 人によって結成された実験音楽のアンサンブル。
 このディスクでは若手から中堅世代の作曲家に作品を委嘱し演奏している。作曲家の国籍はドイツのみならずスペイン、スウェーデン、スイス、イタリアと様々。また音楽キャリアもジャズ出身者ありとアカデミックな現代音楽とは違った自由でユニークな作品が並んでいる。
 なかでもひたすらピアノの内部をカリカリと鳴らし続ける(おそらくは小さな扇風機をピアノ線に触れさせて鳴らしていると思われる)ハルトマンの《アプリコット》、五線紙に音符で絵を描いて(こういうアイディアは他にも例はあるが)それを演奏するナンセンスなビンデヴァルトの《起動中のCCTV》が聴きもの。



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TUDOR



TUDOR 7196
(SACD HYBRID)
\2400→\2190
バンベルク交響楽団新音楽監督ヤクブ・フルシャ就任記念!
 スメタナ「我が祖国」全曲!日本語解説付き!
ヤクブ・フルシャ(指揮)
バンベルク交響楽団
 バンベルク交響楽団新音楽監督ヤクブ・フルシャ就任記念!スメタナ「我が祖国」全曲!日本語解説付き!

 録音:2015年9月7、8日,2016年3月21-23日 バンベルク, 81'11

 2016 年9 月、チェコの有望な若手指揮者、ヤクブ・フルシャがドイツの名門オーケストラ、バンベルク交響楽団の首席指揮者に就任。そしてこの期待の組み合わせの初録音として、チェコ音楽の金字塔、スメタナの「わが祖国」全曲がSACD hybrid で発売された。
 東京都交響楽団の首席客演指揮者として日本でもお馴染みのフルシャは、まだ30代半ばだがチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の常任客演指揮者にも任じられており、21 世紀のチェコのクラシック音楽界を背負って立つ才能として大きな期待が寄せられている。
 この録音はその期待に答えた素晴らしい演奏だ。チェコ人が持つ「わが祖国」への熱い思いが湧き上がりつつも、現代的な知性で楽譜の隅々にまで配慮を行き届かせた演奏である。
 そして前身がプラハのドイツ人オーケストラであるバンベルク交響楽団が、フルシャの素晴らしい音楽にドイツのオーケストラの充実した音を加えている。
 始まったばかりのフルシャとバンベルク交響楽団の時代だが、就任前のこの録音から既に素晴らしい一時代が築かれることが予見できるようだ。

 定評あるTUDOR のSACD hybrid の優秀録音、SURROUND SOUND 5.1。


<LP>


SPECTRUM SOUND(LP)


LPSMBA 011
(LP)
\9600
世界初LP化!オークレールの貴重な録音がLPで登場!
 ・バルトーク:ラプソディ第1番 Sz.87
 ・バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
   ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)、ジャン=クロード・アンブロジーニ(ピアノ)
   セッション録音:1968年7月5日/シャンゼリゼ劇場(モノラル)
 ・サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調 Op.61
   ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)、ロジェ・アルバン(指揮)、
   ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団
   ライヴ録音:1970年6月27日/ストラスブール(ステレオ)
 日本語解説付/24bit/192kHz、Direct digital transfer、from the original Master tapes

 驚きのリリースを続けているスペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズから、1968 年に収録されたバルトークのラプソディとルーマニア民俗舞曲、そして、オークレールの最後の演奏会となった1970 年のサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3 番の初LP が登場します。いずれもかつて正規録音なだけに非常に貴重な録音と言えます。全体の見通しの良さと安定した技巧をあわせもったオークレールの凄みを改めて感じることのできる充実の内容です。平林直哉氏による日本語解説付きです。



<映像>


ARTHAUS(映像)



109318
(6DVD)
\8000→\7490
チャイコフスキー・サイクル
チャイコフスキー(1840-1893):
【DVD1】・・・102121
 1.交響曲 第1番 ト短調「冬の日の幻想」Op.13
 2.幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ Op.32
 3.ロココの主題による変奏曲 Op.33
  アントニオ・メネセス(チェロ)・・・3
【DVD2】・・・102123
 1.交響曲 第2番 ハ短調「小ロシア」Op.17
 2.歌劇《エウゲニ・オネーギン》より
  序曲 手紙の場
  オネーギンのアリア『あなたは私に手紙をくれた、否定しないで』
  ワルツ
  オネーギンのアリア『これがあのタチアーナなのか?』
  ポロネーズ
  終幕の情景タチアーナ・・・
   リディア・シェルニク(ソプラノ)・・・2
   オネーギン・・・アレクサンドル・ネナドフスキー(バリトン)・・・2
【DVD3】・・・102139
 1.交響曲 第3番 ニ長調「ポーランド」Op.29
 2.バレエ「白鳥の湖」(抜粋)
 3.ピアノと管弦楽のための「演奏会用幻想曲」Op.56
  ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)・・・3
【DVD4】・・・102127
 1.交響曲 第4番 ヘ短調 Op.36
 2.祝祭序曲「1812年」Op.49
 3.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
  ヴィクトル・トレチャコフ(ヴァイオリン)・・・3
【DVD5】・・・102129
 1.交響曲 第5番 ホ短調 Op.64
 2.序曲 ヘ長調
 3.ピアノ協奏曲 第2番 ト長調 Op.44
  ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)・・・3
【DVD6】・・・102145
 1.交響曲 第6番 ロ短調「悲愴」Op.74
 2.弦楽のためのセレナード ハ長調 Op.48
 3.ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23
  ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)・・・3
モスクワ放送交響楽団
ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮)
 今やロシアの頂点に立つ名指揮者ウラディーミル・フェドセーエフ(1932-)と、彼の手兵モスクワ放送交響楽団による1991年のライヴ収録によるチャイコフスキーの作品集。
 交響曲全曲をはじめ、ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲など、チャイコフスキーの主要な作品が演奏されています。
 フェドセーエフの巧みな指揮によって生み出される瑞々しく美しい交響曲はもちろんのこと、プレトニョフらソリストたちの見事な演奏が融合した協奏曲など、チャイコフスキーの音楽の持つ叙情性だけでなく、ロシア音楽の雄大さを知る素晴らしいBOXです。
 1991年 フランクフルト、アルテ・オーパー ライヴ収録イェフダ・フィックラー(プロデュース)ロドニー・グリーンバーグ(映像ディレクター)
収録時間:626分 音声:ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1 字幕:なし 画面:4:3REGION All(Code:0)DVD・・・片面2層ディスク×6

 


109315
(DVD)
\4100→\3790
ニューイヤーコンサート 2002年
小澤征爾

 第1部
  ・オープニング
  ・ヨハン・シュトラウス2世:行進曲『乾杯!』
  ・ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ『カーニヴァルの使者』
  ・ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ『おしゃべり女』
  ・ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ『芸術家の生活』
  ・ヨハン・シュトラウスI世:ポルカ・フランセーズ『お気に入りのアンネン・ポルカ』
  ・ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル『前へ!』
 第2部
  ・ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇『こうもり』序曲
  ・ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ『腕を組みながら』
  ・ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『水彩画』
  ・ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ『とんぼ』
  ・ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル『おしゃべりなかわいい口』
  ・ヨハン・シュトラウス2世:『常動曲』
  ・ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:『悪魔の踊り』
  ・ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・フランセーズ『エリーゼ・ポルカ』
  ・ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ『ウィーン気質』
  ・ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・シュネル『チク・タク・ポルカ』
アンコール
 ・ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル『飛んで』
 ・ウィーン・フィル団員と小澤征爾による新年の挨拶
 ・ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ『美しく青きドナウ』
 ・ヨハン・シュトラウス1世:『ラデツキー行進曲』
ボーナス映像
 ・小澤征爾:ピクチャー・ギャラリー
 ・ウィーン国立歌劇場バレエによるダンス・シーン
 ・スペイン乗馬学校の演技
 ・「機械は踊る」
 ・2002年ウィーン-芸術と喜び
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
小澤征爾(指揮)
 日本人指揮者として初めてニューイヤー・コンサートの指揮台に立った小澤征爾の記念すべき映像。
 このコンサートは世界中に生中継され、日本はもちろんのこと、50ヵ国以上の人々が甘い旋律に胸を躍らせたました。
 この時の演奏を収録したCDは100万枚以上、映像も10万枚以上のセールスを記録。まさに国民的英雄として賞賛された一夜の映像です。
 ボーナス映像では、ダンス・シーンなどを収録。この年のシーズンからウィーン国立歌劇場音楽監督に就任したマエストロ小澤の勇姿をご覧ください。
 2002年1月1日 ウィーン楽友協会大ホール ライヴ収録ブライアン・ラージ(映像ディレクター)
 


109317
(DVD)
\4100→\3790
フィッシャー=ディースカウ&ブレンデル
 シューベルト(1797-1828):「冬の旅」全曲


【ボーナス映像】
 フィッシャー=ディースカウとブレンデル、演奏会前のリハーサル風景
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
アルフレード・ブレンデル(ピアノ)
 シューベルトが死の前年に作曲した「冬の旅」は、ドイツの詩人ヴィルヘルム・ミュラーの詩による24曲からなる連作歌曲集。その高い音楽性と詩の持つ深遠な内容は、あらゆるドイツ歌曲の中でも最高のものであり、この曲を歌うことはリート歌手にとって試金石となるものです。
 ドイツの名バリトン、フィッシャー=ディースカウ(1925-2012)も、生涯を通じてシューベルトの一連の歌曲を大切なレパートリーにしており、中でも「冬の旅」はコンサート・ホール、音楽祭、ラジオ放送で何度も歌い、また何種類かの録音も残しています。
 1979年1月にベルリンの放送局「Sender Freies Berlin」で収録されたこの演奏は、ベートーヴェン、シューベルトのピアノ曲の権威である名手アルフレード・ブレンデルが共演したことで話題になりました。
 1980年代にも度々共演を重ねた2人ですが、この映像は、ボーナスとして収録されているリハーサル映像も含め、初期の彼らの音楽的対話を知るための貴重な記録です。

 1979年 ベルリン ジーメンスヴィラ ライヴ収録
 収録時間:73分+56分(ボーナス映像)音声:ステレオ2.0 ドイツ語歌唱 字幕:英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語 画面:4:3REGION All(Code:0)DVD…片面2層ディスク


















12/21(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


BIS



BIS SA 2238
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ハオチェン・チャン、BISレーベルより本格的デビュー!
 1.-13.シューマン:子供の情景 Op.15(18’34”)
 14.リスト:バラード第2番 ロ短調 S.171(13’52”)
 15.-16.ヤナーチェク:
   ピアノ・ソナタ 変ホ長調「1905年10月1日、街頭にて」
   (13’55”)
 17.-19.ブラームス:3つの間奏曲 Op.117(17’56”)
ハオチェン・チャン
 (ピアノ;Steinway D)
 世界的巨匠が激賞するハオチェン・チャン。BISレーベルより遂に本格的デビュー!

 セッション録音:2016年2月/ノイマルクト/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、65’46”

 SACD ハイブリッド盤。
 世界が注目する中国出身のピアニスト、ハオチェン・チャンがBIS レーベルより本格的デビュー・ディスクをリリース致します。「まるで巨匠の様な演奏だ!」と激賞した故ロリン・マゼールをはじめ、巨匠をもうならせるハオチェン・チャンは、繊細な叙情性と聴衆を魅了する力強さをあわせもつ、若手随一のピアニストです。
 注目の選曲はシューマンの子供の情景にはじまり、リストのバラード第2 番、ヤナーチェクのピアノ・ソナタ第1 番「1905 年10 月1 日、街頭にて」、そしてブラームスの3 つの間奏曲という充実の構成。テクニックを前面に押し出すピアニスト若手が多い中、ハオチェン・チャンは既に成熟した音楽を紡ぎだしております。ヤナーチェクのピアノ・ソナタは、チェコ人のための大学創設を請願したデモに参加して殺された労働者を悼む作品で、10 月1 日はその日付です。3 楽章の作品でしたが、紛失により2 楽章の作品として残されました。詩的な表現力と卓越したハオチェン・チャンならではのこの選曲は若手にして既に成熟した音楽性の証明と言え、2015 年6 月の来日公演でも披露し絶賛されております。無限の可能性を感じさせる大型新人の演奏をお楽しみください。

 ハオチェン・チャン(ピアノ)
 2009 年、第13 回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて史上最年少優勝して以来、若き中国出身のピアニスト。アメリカ、ヨーロッパ、アジアでその深く繊細な音楽性と大胆な想像力、そして目を見張るほどのテクニックで聴衆を魅了しています。
 2005 年、カーティス音楽院において、ゲイリー・グラフマンに師事。2010/11 シーズンにフォートワースで行われたクライバーン・コンサート・シリーズでは、ダラス・モーニング・ニュース紙及びフォート・ワース・スター・テレグラム紙で絶賛され、セレブリティシリーズ後援によるボストン・デビューでもボストン・フェニックス紙の2010 年、クラシック・コンサート年間トップ10 にランクインしたほどの逸材です。ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールのライヴ録音を収録したディスク(HMU 907506 / ハルモニアムンディ・フランス)は、批評家の称賛を浴びました。
 

BIS SA 2137
(SACD HYBRID)
\2700
ブラームス:ピアノ独奏曲全集 Vol.4
 (1)パガニーニの主題による変奏曲 Op.35より第1部
 (2)バラード集 Op.10
  【I.ニ短調「エドワード」/II.ニ長調/
   III.ロ短調/IV.ロ長調】
 (3)2つの狂詩曲 Op.79【I.ロ短調/II.ト短調】
 (4)4つの小品 Op.119
  【I.間奏曲 ロ短調/II.間奏曲 ホ短調/
   III. 間奏曲 ハ長調/IV. 狂詩曲 変ホ長調】
 (5)パガニーニの主題による変奏曲 Op.35より第2部
ジョナサン・プロウライト
 (ピアノ/Steinway D274)
 優しさと力強さを兼ね備えたピアニスト、プロウライトによる硬派なブラームス第4弾!

 セッション録音:2016年1月/ポットン・ホール(サクスンダム)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、82’08”

 SACD ハイブリッド盤。「優しさと力強さを兼ね備えたピアニスト」と称されるイギリスの名手、ジョナサン・プロウライト。BIS レーベルで遂行中のブラームスのピアノ独奏曲全集、期待の第4 弾はパガニーニの主題による変奏曲を主軸にバラード集、2 つの狂詩曲、4 つの小品が収録されました。情緒の深みに加えてブラームスらしい威厳に満ちたパガニーニの主題による変奏曲は超絶技巧を要求されますが、プロウライトは卓越した技術と研ぎ澄まされた感性で表現しております。
 当シリーズはこれまでに第1 集(ブラームス:ピアノ・ソナタ第3 番、ヘンデルの主題による変奏曲(BIS SA 2047))、第2 集(ブラームス:ピアノ・ソナタ第2 番、創作主題による変奏曲、3 つの間奏曲、スケルツォ 変ホ短調(BIS SA 2117))、第3 集(ハンガリーの歌の主題による変奏曲、8 つの小品、ワルツ集、6 つの小品(BIS SA 2127))がリリースされております。
 


BIS SA 1943
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
 ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集Vol.15

 (1)ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲
  (ディアベッリ変奏曲) ハ長調 Op.120(48’26”)
 (2)6つの国歌による変奏曲 Op.105(18’18”)
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
 鬼才ブラウティハムのベートーヴェン第15 弾はディアベッリ変奏曲!

 セッション録音:2015年8月/エステローケル教会(スウェーデン)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、67’34”

 SACD ハイブリッド盤。
 鬼才フォルテピアノ奏者ロナルド・ブラウティハムによるベートーヴェンのピアノ独奏曲全曲シリーズの第15 弾のテーマは「変奏曲」。収録作品はディアベッリ変奏曲 Op.120 と6 つの国歌による変奏曲 Op.105 です。33 もの変奏からなる長大な作品であるベートーヴェンの晩年の傑作、ディアベッリ変奏曲ですがブラウティハムのきらめくタッチと情感豊かな演奏で、48 分半ほどの演奏はあっという間に感じられます。
 楽器は1822 年代製作のレプリカでポール・マクナルティ製作によるフォルテピアノを使用しております。マクナルティ製作の楽器を使用して演奏・録音していることについてブラウティハムは「マクナルティは古い楽器を研究して、それを新しく作り出してくれるという点だけでなく、彼の製作したレプリカを演奏していると、演奏解釈の面でもなんか新しいインスピレーションを得ることができる」と語っており、ブラウティハムがイメージする新しくも最善の状態の楽器を使用することで、ごく自然な雰囲気を作り出していることがわかります。

 ロナルド・ブラウティハム 来日公演情報
 2017年2月4日(土)14:00 開演 兵庫県立芸術文化センター(小ホール)
 2017年2月5日(日)14:00 開演 宗次ホール
 2017年2月7日(火)19:00 開演 トッパンホール
 


BIS SA 2230
(SACD HYBRID
+DVD)
\2700→\2490
リンドベルイによるペッテションの交響曲最新は第14番
 アラン・ペッテション(1911-80):交響曲第14番(1978)
 ・特典DVD 「The Song of Life」
  (1987年制作:スウェーデン・テレビ)
   【ペッテションについてのドキュメンタリー】
クリスチャン・リンドベルイ(指揮)
ノールショピング交響楽団
 特典DVD(ドキュメンタリー)付き!リンドベルイによるペッテションの交響曲最新録音は第14番

 セッション録音:2016年1月/ルイス・デ・ギア・コンサートホール(ノールショピング)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、52’38”、特典DVD 付(118 分)

 SACD ハイブリッド盤。現代スウェーデンの作曲家アラン・ペッテション(1911-1980)の交響曲シリーズ最新盤は第14 番です。晩年、病魔に襲われながらも交響曲を中心に精力的に作曲したペッテション。1978 年には第14 番、15 番のふたつの交響曲を完成させております。
 ペッテションの生い立ち、生活環境から彼から生み出される音楽は暴力的で、まるで暗黒に突き落とされたような、聴いているだけで寒気がするような旋律が多くふくまれます。この第14 番もペッテションの心の中の叫びや苦しみを感じさせるパッセージが随所に現れます。
 特典DVD にはスウェーデン・テレビが1987 年に制作したペッテションの貴重なドキュメンタリー映像が収録されております(字幕:英語)。リンドベルイの熱意と強い希望により、この貴重なドキュメンタリーが特典として付けられることが実現しました。




PSALMUS


PSAL 024
\2500
グレゴリオ聖歌の原点に迫る
 グレゴリオ聖歌の大オッフェルトリウム集 Vol.2
レ・シャントレ・デュ・トロネ
ダミアン・ポワブロー(指揮)
 グレゴリオ聖歌のなかでももっとも古く、あまり知られていない傑作「大オッフェルトリウム集(Les Grands Offertoires)」の第2巻。
 鮮やかなコントラスト、豊かで自由な表現によるグレゴリオ聖歌を歌うのは、フランスのグレゴリオ聖歌歌手、ダミアン・ポワブローと、ル・トロネ修道院で毎週日曜日にグレゴリオ聖歌を歌っている聖歌隊、レ・シャントレ・デュ・トロネ。
 

PSAL 010
\2500
〔旧譜〕
グレゴリオ聖歌の大オッフェルトリウム集 Vol.1 レ・シャントレ・デュ・トロネ
ダミアン・ポワブロー(指揮)
 グレゴリオ聖歌のなかでももっとも古く、あまり知られていない傑作「大オッフェルトリウム集(Les Grands Offertoires)」の第1巻。

 録音:2009年7月、フランス
 

PSAL 012
\2500
〔旧譜〕
ジョゼフ・ミシェル:ルソン・ド・テネブレ
 ミシェル:
  ルソン・ド・テネブレ第1番−第3番、
  ミゼレーレ
 ラモー:組曲イ短調より
ムンド・コルデ
 〔エルヴェ・ラミー(テノール)、
  ユゲット・グレミー=ショーリャック
   (チェンバロ)、
  斎藤由香(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  ミシェル・ソヴェ(ヴァイオリン)、
  ソフィー・イワムラ(ヴァイオリン)〕
 ラモーと同世代のフランス・バロックの作曲家、合唱指揮者、音楽教師のジョゼフ・ミシェル(1679−1736)。火災によって多くの作品が紛失しているためミシェルの代表作となっているルソン・ド・テネブレを、エルヴェ・ラミーが歌う。
 スコット・ロスの師でもあるフランス古楽界の大御所ユゲット・グレミー=ショーリャックが弾くラモーの組曲が曲間に収録されている。

 録音:2010年5月、パリ
 

PSAL 011
\2500
〔旧譜〕
ピエール・セルトン:
 ミサ曲《めでたし、いとど聖なるマリア》
ヴォクス・カントリス
ジャン=クリストフ・カンドウ(指揮)
 パリ、サント=シャペルの聖歌隊長を務め、シャンソンの発展に寄与したフランス・ルネサンスの音楽家、ピエール・セルトン(1510−1572)のミサ曲「めでたし、いとど聖なるマリア」(ミサ・アヴェ・サンクティッシマ・マリア)を、フランスのヴォーカル・アンサンブル、"ヴォクス・カントリス"の美しい歌声で。

 録音:2010年9月、フランス
 

PSAL 009
(2CD)
\5000
〔旧譜〕
アンドレ・レゾンの2つのオルガン・ミサ。
 アンドレ・レゾン:
  第3旋法によるオルガン・ミサ
  第8旋法によるオルガン・ミサ
ジャン=パトリス・ブロス(オルガン)
ヴォクス・カントリス
 フランスのオルガン楽派の発展に重要な功績を残したとされるフランス・バロックのオルガニスト&作曲家、アンドレ・レゾンの2つのオルガン・ミサ。

 録音:2009年5月、7月&10月、フランス
 

PSAL 008
\2500
〔旧譜〕
C.P.E.バッハ:聖歌集
 朝の歌/詩篇第19篇/聖体の日に/詩篇第88篇/
 クリスマスの歌/詩篇第25篇/願い/新年の歌/
 春/神の慈しみ/驕りに逆らって/
 プロイセン・ソナタ第4番ハ短調/最後の審判の日/
 ゲッセマネのイエス/夕暮れの問い/夕べの歌/他
アンサンブル・プレシピタシオン
 〔エルヴェ・ラミー(テノール)、
  セバスティアン・アマデュー
   (チェンバロ)〕
 フィリップ・ヘレヴェッヘとの共演などで知られるフランスのテノール、エルヴェ・ラミーが歌うC.P.E.バッハの珍しい宗教的歌曲集。

 録音:2009年4月




CEDILLE


CDR90000167
\2400
ドーヴァー弦楽四重奏団・プレイズ・モーツァルト
 モーツァルト(1756-1791):
  1-4.弦楽四重奏曲 第22番 変ロ長調「プロシャ王 第2番」K589
  5-8.弦楽四重奏曲 第23番 ヘ長調「プロシャ王 第3番」K590
  9-12.弦楽五重奏曲 第2番 ハ短調 K406(516b)
ドーヴァー弦楽四重奏団
マイケル・トゥリー(ヴィオラ)・・・9-12
 カーティス音楽院の学生たちによって2008年に結成されたドーヴァー弦楽四重奏団は、2013年の「バンフ国際弦楽四重奏コンクール」、2015年の「クリーヴランド・クァルテット・アワード」など数多くの賞を獲得し、北米を中心に世界的な活動を行っています。
 先頃は長い歴史を持つノースウェスタン大学所属のビーネン音楽院のアンサンブル・イン・レジデンス”にも任命され、ますますその活躍が期待されています。
 このアルバムは彼らによるモーツァルトの最後の2曲の弦楽四重奏曲と、長年グァルネリ弦楽四重奏団のメンバーとして活躍、カーティス音楽院で彼らを指導した名手マイケル・トゥリーを迎えた弦楽五重奏曲を収録。
 しなやかで流麗な演奏からは、次代を担うカルテットとしての飛躍が期待されます。
 録音 2015年12月8-10日Miriam & Robert Gould Rehearsal Hall, Curtis Institute of Music
 

CDR90000168
\2400
ミーシャ・ズプコ:室内楽作品集
 1.Rising
 2.Fallen
 3.From Twilight
 4.Eclipse
 5.Nebula
 灰色の影
  6.第1番:影
  7.第2番:波
  8.第3番:氷
  9.第4番:引き金
 10.ラヴ・オブセッション
リー・サンミー(ヴァイオリン)
ウェンデイ・ワーナー(チェロ)
ミーシャ・ズプコ(ピアノ)
 アメリカ在住のピアニスト、作曲家ミーシャ・ズプコの独創的で幻想的な作品集。
 このアルバムのタイトルにもなったトラック4の「Eclipse-日食」は、宇宙空間に浮かぶ2つの天体をヴァイオリンとチェロで表現した曲で、2つのメロディが融合し、軌道を描きながら不思議な輝きを発していきます。
 ルカ福音書に記された“イエスの昇天”を描いた「Rising-上昇」、それとは対照的な性格を持つガルシア・ロルカの詩に基づく「Fallen-下降」、あらかじめ録音してあるエレクトリック・チェロの音色が交錯する「ラヴ・オブセッション」と、どの作品も興味深いものです。世界初録音
 録音Nichols Concert Hall at the Music Institute of Chicago2014年9月1日・・・1.102014年1月6-7日・・・22015年2月22-23日・・・6-92015年3月31日-4月1日・・・6-9Fay and Daniel Levin Performance Studio at WFMTChicago2015年6月17-19日・・・3-5



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Steinway&sons



STN-S30071
(2CD)
\4200→\3790
アンドリュー・ランジェル(ピアノ)
 ショパン(1810-1849):マズルカ全集

CD1.
 1.第1番 嬰ヘ短調 Op.6-1
 2.第2番 嬰ハ短調 Op.6-2
 3.第3番 ホ長調 Op.6-3
 4.第4番 変ホ短調 Op.6-4
 5.第5番 変ロ長調 Op.7-1
 6.第6番 イ短調 Op.7-2
 7.第7番 ヘ短調 Op.7-3
 8.第8番 変イ長調 Op.7-4
 9.第9番 ハ長調 Op.7-5
 10.第10番 変ロ長調 Op.17-1
 11.第11番 ホ短調 Op.17-2
 12.第12番 変イ長調 Op.17-3
 13.第13番 イ短調 Op.17-4
 14.第14番 ト短調 Op.24-1
 15.第15番 ハ長調 Op.24-2
 16.第16番 変イ長調 Op.24-3
 17.第17番 変ロ短調 Op.24-4
 18.第18番 ハ短調 Op.30-1
 19.第19番 ロ短調 Op.30-2
 20.第20番 変ニ長調 Op.30-3
 21.第21番 嬰ハ短調 Op.30-4
 22.第22番 嬰ト短調 Op.33-1
 23.第23番 ニ長調 Op.33-2
 24.第24番 ハ長調 Op.33-3
 25.第25番 ロ短調 Op.33-4
 26.第27番 ホ短調 Op.41-1
 27.第28番 ロ長調 Op.41-2
 28.第29番 変イ長調 Op.41-3
 29.第26番 嬰ハ短調 Op.41-4
 30.第49番 ヘ短調 Op.68-4
CD2.
 1.第30番 ト長調 Op.50-1
 2.第31番 変イ長調 Op.50-2
 3.第32番 嬰ハ短調 Op.50-3
 4.第33番 ロ長調 Op.56-1
 5.第34番 ハ長調 Op.56-2
 6.第35番 ハ短調 Op.56-3
 7.第36番 イ短調 Op.59-1
 8.第37番 変イ長調 Op.59-2
 9.第38番 嬰ヘ短調 Op.59-3
 10.第39番 ロ長調 Op.63-1
 11.第40番 ヘ短調 Op.63-2
 12.第41番 嬰ハ短調 Op.63-3
 13.第50番 イ短調 Op.posth "Notretemps"
 14.第51番 イ短調 Op.posth "A EmileGaillard"
 15.第60番 ニ長調 Op.posth
 16.第56番 変ロ長調 Op.posth
 17.第55番 ト短調 Op.posth
 18.第42番 ト長調 Op.67-1
 19.第43番 ト短調 Op.67-2
 20.第44番 ハ長調 Op.67-3
 21.第45番 イ短調 Op.67-4
 22.第59番 変ロ長調 Op.posth
 23.第62番 変イ長調 Op.posth
 24.第61番 ハ長調 Op.posth
 25.第46番 ハ長調 Op.68-1
 26.第47番 イ短調 Op.68-2
 27.第48番 ヘ長調 Op.68-3
 28.第49番 ヘ短調 Op.68-4(エキエルによる編曲)
アンドリュー・ランジェル(ピアノ)

 ショパンの全作品の中でも彼の“祖国愛”が最も強く表出されているのが、このポーランドの民族舞曲から生まれたマズルカ集です。
 作品番号があるものが49曲(うち1曲は未完)、番号なしが9曲、ショパンのほぼ生涯を通じて書かれたこれらの作品は、斬新な転調や和声など、彼の作品の中でもとりわけ実験的な要素が高いものです。
 演奏する際は「3拍子の2拍目、もしくは3拍目を強調する」と言う独特な奏法が必要で、同じ3拍子でもウィンナ・ワルツとは全く違う雰囲気が醸しだされます。アメリカのピアニスト、ランジェルはバッハ、ベートーヴェン作品の演奏で知られる人。1990年代に手の故障で一時活動を中断していましたが、その7年後に復帰。リハビリの間に心酔したというショパンの作品には、強い思い入れを持っており、このマズルカ全曲でも、メロディラインの歌わせ方や、緊迫したリズムの強調と言った彼ならではの表現を追及した個性的な演奏を聴くことができます。

 録音 2000年4月、2001年7月、2002年10月Gardner Museum.Boston MA




 
旧譜
異様な演奏なのだが説得力がある・・・
ショック受けるかもしれません
天才アンドリュー・ランゲル

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番 - 第32番/ディアベリ変奏曲/バガテル集 Op. 126 (ランゲル)
STNS-30007
(3CD)
\4200

アンドリュー・ランゲル(ピアノ)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28-32番他

<CD1>
 1-4.ピアノ・ソナタ第28番変イ長調Op.101/
 5-8.ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106/
<CD2>
 1-3.ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109/
 4-6.ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110/
 7-8.ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111/
<CD3>
 1-34.ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲ハ長調 Op.120/
 35-40.6つのバガテルOp.126
アンドリュー・ランゲル(ピアノ)
 かなり個性的なんですが、キワモノで片付けられない強い説得力があるんです。
 聴いておいたほうがいいでしょう、アンドリュー・ランゲル。


 名手ランゲルによるベートーヴェンの最後の5つのソナタ集。曲によって全く違う表情を見せる彼のピアノが見事です。
 ハンマークラヴィーアでは華やかな響きを極めつつ、第31番ではまるで晩秋の澄み切った空を思わせるかのような、ウエットな響きを紡ぎだすランゲルの演奏を聴くと、従来のスタインウェイの音色に抱いているイメージが変わってしまうかもしれません。
 「ディアベリのワルツによる変奏曲」はランゲルが得意としている曲で、このある意味“粘着系”とも言える徹底的な主題の展開を、彼は見事に追跡かつ解析することに成功しています。6つのバガテルも聴きものです。
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STNS-30038
\2100
ベートーヴェンの衝撃再び・・・
 アンドリュー・ランゲル、新譜はショパン!
  ショパン:ピアノ作品集

 1.ポロネーズ 第7番 変イ長調「幻想」Op.61/
 2.夜想曲 第16番 変ホ長調 Op.55-2/3.ボレロ Op.19/
 4.3つの新しいエチュード Op.posth-第1番 ヘ短調/
 5.バラード 第1番 ト短調 Op.23/
 6.前奏曲 第25番 嬰ハ短調 Op.45/
 7.バラード 第3番 変イ長調 Op.47/
 8.夜想曲 第18番 ホ長調 Op.62-2/
 9.バラード 第4番 ヘ短調 Op.52
アンドリュー・ランゲル(ピアノ)
録音 2013年7月 Shalin Liu Performance Center in Rockport, Massachusetts, United States

 バッハとベートーヴェン、そしてショパン(1810-1849)の権威であるアメリカのピアニスト、アンドリュー・ランゲルの個性的すぎるショパンアルバムです。
 彼は一時期、手の負傷で演奏会から退いていましたが、7年間のリハビリの末に見事復活しましたが、その時に心酔したのが、バッハとベートーヴェン、そしてショパンのマズルカだったのだそうです。これらは既に録音し終え、少しずつ他の作品の演奏にも取り掛かっているというランゲルが次に選んだのが、このショパンの小品集でした。
 STEINWAYの豊かな音色を存分に生かし、そこに幻想的な味付けが施されたこのショパン。
 最初のポロネーズから、ものすごい気迫が伝わって来ます。一見取りとめのないかに見える夜想曲第16番での変幻自在な風情、3曲のバラードでの息をのむような展開など、一音たりとも聞き逃せない迫真のショパンです。

 


STNS-30065
\2300→\2090
リスト:オペラと歌曲からのピアノ独奏編曲集
 1.グノーの歌劇「ファウスト」からのワルツ S407/R166
 2.ヴェルディ - 歌劇「アイーダ」から神前の踊りと終幕の二重唱 S436/R269
 3.6つのポーランドの歌 S480 第2番:春(原作:ショパンの歌曲)
 4.6つのポーランドの歌 S480 第5番:わが喜び(原作:ショパンの歌曲)
 5.ワーグナー - 楽劇「トリスタンとイゾルデ」から「イゾルデの愛の死」 S447/R280
 6.クララ・シューマン「なぜ 他の人にたずねるのですか」 S569/R257 No.8
 7.クララ・シューマン「私はあなたの瞳に」 S569/R257 No.9
 8.クララ・シューマン「そこここの秘密のささやき」S569/R257 No.10
 9.シューマン:「ミルテの花」-献呈 S566/R253
 10.死の舞踏 S525/R188
ガボール・ファルカシュ(ピアノ)
 1981年、ハンガリー生まれの超絶技巧ピアニスト、ガボール・ファルカシュ。ハンガリー国立リスト音楽院を卒業し、2009年にワイマールで開催された“第6回フランツ・リスト国際ピアノコンクール”で優勝。以降数多くのコンクールに入賞し、2012年にはリスト賞も受賞、現在はリスト音楽院で後進の指導にあたっています。
 先頃亡くなったゾルタン・コチシュからも高く評価されていたファルカシュ、2015年には「カーネギー世界オーディション」で優勝、リサイタルの権利も勝ち取った俊英です。
 このアルバムでは得意のリスト作品を10曲演奏。もともとは声楽曲であったり、オペラからの一場面の音楽をリストが華麗に編曲したこれらの曲は、ピアニストの技術を明らかにするとともに、表現力の高さも要求される難曲揃いです。
 ファルカシュはどの曲も淀みなく演奏しています。例えばシューマンの「献呈」(トラック9)での柔らかく爽やかな響きと、「死の舞踏」(トラック10)での激しい打鍵などの表現力の違いに耳を傾けてみてください。

 録音 2016年3月7-9日Steinway Hall,New York City,



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


TAHRA(ALTUS)



TALT 011/6
(6CD)
\13400→\12290
ヨッフム&コンセルトヘボウ円熟の壮絶ステレオ・ライヴ!
 ブルックナー:
  [CD1] 交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』WAB 104
  [CD2] 交響曲第5番変ロ長調 WAB 105(第1・2楽章)
  [CD3] 交響曲第5番変ロ長調 WAB 105(第3・4楽章)
  [CD4] 交響曲第6番イ長調 WAB 106
  [CD5] 交響曲第7番ホ長調 WAB 107
  [CD6] 交響曲第8番ハ短調 WAB 108
オイゲン・ヨッフム(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管
 黄金に輝く金管、ベルベットのごとき弦。ヨッフム&コンセルトヘボウ円熟の壮絶ステレオ・ライヴ!
 ターラ・レーベルの名盤が新リマスタリングで復活。解説書にはヨッフム執筆のブルックナー論を貴重な新訳で掲載!

 録音:1975年1月16日(第4番)、1986年12月4日(第5番)、1980年11月2日(第6番)、1970年3月15日(第7番)、1984年9月26日(第8番)/アムステルダム、コンセルトヘボウ/ステレオ、日本語帯・解説付

 コンセルトヘボウの美しい響きに満たされ展開される理想的なブルックナー。味わいと迫力が見事に融合した、今や失われた美しいブルックナー演奏がよみがえります。
 5 番は有名なフィリップス盤と比べ、ヨッフム翁最晩年の記録だけあってよりスケール感があり、ターラ・レーベルの中でも特に愛された名盤でした。
 6 番はコンセルトヘボウ管も自薦の名演で、第2 楽章など無類の味があります。7 番は70 年の録音で晩年の東京ライヴとは別もので、力強さと雄渾さが素晴らしいです。
 4 番は語り口のうまさにぐいぐいと引き込まれます。8 番も圧倒的なコーダが忘れがたい見事な大演奏。
 どの曲も放送録音ということを考えても優秀な音質です。今回新たにリマスタリングを施し、CD6 枚組集成として復刻いたしました。愛蔵盤として永くお聴き頂けるセットとなりましょう。
 解説書も充実、ヨッフム翁の有名な論文「ブルックナーの交響曲の解釈のために」を新訳(河原融氏訳)で収録しています。この論文はヨッフムがブルックナーについてわかりやすく語ったもので、曲の頂点はどこか?といった議論から5 番の金管増強の件に関する考察など、ブルックナーを聴く上で興味深く参考になる話題が満載です。
 これまで不十分な訳でしか読めなかった文章でもあり、細かな注釈まで完備したこの新訳は大変貴重なものと言えます。





<国内盤> 


キング・インターナショナル(国内仕様盤)

KKC 5691/92
(2CD)
\4500+税
※輸入盤発売済
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲(全曲)
 [CD1]
  ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調K207
  ロンド 変ロ長調K269(261a)
  ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K211
  ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K216 a
 [CD2]
  ロンド ハ長調 K373
  ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K218
  アダージョ ホ長調 K261
  ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K219
 【※カデンツァ/すべてアンドレアス・シュタイアー作】
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ 
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)
 イザベル・ファウストがモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を録音!カデンツァは鍵盤楽器奏者のアンドレアス・シュタイアー!

 ヴァイオリン/ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」(ガット弦使用)
 録音:2015 年3月21-23日、2016 年2月4-8日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/[HMF] HMC.902230、輸入盤・日本語帯・解説付

 イザベル・ファウストのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲、全曲での登場。管弦楽はイル・ジャルディーノ・アルモニコ、さらに、カデンツァは鍵盤楽器奏者のアンドレアス・シュタイアーの筆によるもの。
 近年ますます充実著しいファウスト。その音色はますます輝かしさとやわらかさを増し、音楽の深化もとどまるところを知りません。直近のシューマン・プロジェクトでも、作品に対する既成概念を払拭するような素晴らしいシューマンのヴァイオリン協奏曲を聴かせてくれました。このモーツァルトでも、シューマン録音と同様、愛器スリーピング・ビューティにガット弦を張って録音に臨んでいます。アレグロ楽章でのファウストならではのまっすぐな音色、緩徐楽章でのえもいわれぬ弱音の美しさ。刻々と変化する魅力の表情。そして管弦楽とのアンサンブルの妙!ファウストの音色と、イル・ジャルディーノ・アルモニコのとろみがありつつエッジの効いた音色が実によく合っています。弦の美しさが最高の状態でとらえられた録音も見事。すべてが想像を越えた素晴らしさです。
 ファウストは、シュタイアーがピアノ協奏曲で素晴らしいカデンツァを自作で演奏していることに注目し、シュタイアーにヴァイオリン協奏曲のカデンツァを作ってほしいと依頼したということ。シュタイアーは、最初は依頼に躊躇したものの、最後は覚悟を決めて引き受けたそう。様々な研究を重ねた上でのシュタイアーのカデンツァ、こちらも大注目です。

 〜イザベル・ファウスト 2017 年前半来日予定〜
 ファウスト、ケラス、メルニコフ共演コンサート
  2/23(木)19:00 東京文化会館
  2/24(金)19:00 王子ホール
  2/26(日)14:00 神奈川県立音楽堂
  2/28(火)19:00 いずみホール(大阪)
 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル
  3/2(木)19:00 電気文化会館
  3/4(土)15:00/17:30 三鷹市芸術文化センター
 
KKC 5702
(SACD HYBRID)
\3000+税
※輸入盤発売済
プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調Op.100 マリス・ヤンソンス(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 録音:2014 年9月17-19、21日/アムステルダム・コンセルトヘボウ(ライヴ)/[RCO LIVE] RCO.16002、輸入盤・日本語帯・解説付

 ヤンソンスは1987 年10 月にレニングラード・フィルと当交響曲をライヴ録音していますが、17 年を経て再挑戦。前回はムラヴィンスキー在任中のレニングラード・フィルだったこともあり、アンサンブルは驚異的なもののヤンソンスらしさはあまり感じられませんでした。今回は手兵ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団で、巧さは互角なうえヤンソンスの円熟ぶりもあいまって魔術的な演奏が実現しました。
 プロコフィエフの交響曲第5 番は、第2 次世界大戦末に作曲され、1945 年1 月13 日の戦勝祝賀コンサートで初演されました。プロコフィエフにとり、創作面でも評価の面でも最後の輝きを示した作品で、この後彼は健康面での問題に加え、1948 年のジダーノフ批判で糾弾されたことが作品に影を帯びるようになります。
 ヤンソンスの解釈は巨大で、極めて豪華。しかしスケルツォ楽章やフィナーレで示す奇妙な屈折感が、プロコフィエフの複雑な性格を表しているようで目から鱗が落ちます。
 この録音は2015 年に発売された13 枚組BOX (RCO 15002) に含まれていましたが、今回はSACD ハイブリッド盤となり単独でリリース。大音響の迫力もさることながら、プロコフィエフ独特の明快なオーケストラ・サウンドがすみずみまで鳴りきり、たっぷり味わえます。
 第59 回グラミー賞「オーケストラ演奏賞」部門ノミネート・アルバム
 
KKC 5693
\3000+税
※輸入盤発売済
LA HARPE REINE〜王妃のハープ〜
 マリー・アントワネットの宮廷の音楽

  ジャン=バティスト・クルムフォルツ(1747-1790):
   ハープ協奏曲 第5番 op.7 変ロ長調(1778)
  ハイドン:交響曲第85番「王妃」Hob.I:85 (1785)
  ヨハン・ダヴィド・ヘルマン(1760?-1846):
   ハープとオーケストラのための協奏曲
    第1番 op.9 ヘ長調(1785-1789)
  グルック:
   「精霊の踊り」〜オルフェオとエウリディーチェより
    (編曲:メストレ)
グザヴィエ・ドゥ・メストレ(ハープ)
ウィリアム・クリスティ(指揮)
レザール・フロリサン
 メストレ&クリスティの共演、マリー・アントワネットにまつわる豪華アルバムの登場!

 録音:2016 年6月27,28日、ヴェルサイユ宮殿王立歌劇場(ライヴ)/[HMF] HAF.8902276、輸入盤・日本語帯・解説付

 LES ARTS FLORISSANTS & WILLIAM CHRISTIE シリーズの新譜は、なんとハープのメストレをゲストに迎えての1 枚。タイトルに「王妃のハープ」とあるように、マリー・アントワネット( 1755-1793)と、彼女が愛した楽器、ハープの楽曲をおさめた内容です。2016 年6 月に行われた演奏会のライヴ録音。
 1 曲目の作曲家クルムフォルツは、ボヘミア出身の作曲家でありハープ奏者。楽器製作者とともに、ハープの改造や奏法に取り組み、それまでになかったハープのための作品を残しています。
 クルムフォルツが対位法を師事したのが、作曲家ハイドン。マリー・アントワネットが気に入っていたとされる交響曲第85番を収録しています。クリスティによるシンフォニーの録音ということで、注目のプログラムといえましょう。荘重なアダージョを経て軽快なヴィヴァーチェとなる第1 楽章から、楽器間のアンサンブルも十分にたのしめる演奏。終楽章の最後まで、快活さと典雅さを感じさせる演奏です。
 ドイツ人のヨハン・ダヴィド・ヘルマンは、アントワネットのピアノ教師で、作曲家。自身はハープ奏者ではありませんでしたが、3 つのピアノ・ソナタ、3 つのピアノ協奏曲のほか、3 つのハープ協奏曲をのこしています。このハープ協奏曲はすべてルイ14 世の妹(ハープ奏者)、つまりアントワネットの義妹にささげられています。今日ハープ奏者にも知られざる存在の作品ですが、モーツァルトのフルートとハープのための協奏曲と同様、ハープ奏者ではない作曲家によるハープ作品、ということでも重要な作品です。
 演奏会でアンコールとして演奏されたグルックの「精霊の踊り」は、メストレ自身の編曲によるハープ独奏版。メストレの歌心に胸を打たれるトラックです。
 
KKC 5698/99
(Blu-ray Disc Audio
+ SACD HYBRID)
\4286+税
※輸入盤発売済
『投影と熟考』
 ブリテン:
  フランク・ブリッジの主題による変奏曲Op.10(1937)
 ヴォーン・ウィリアムズ:
  トマス・タリスの主題による幻想曲(1910 rev.1919)
 ストラヴィンスキー:
  ミューズをつかさどるアポロ(1927-28 rev.1947)
トロンハイム・ソロイスツ
オイヴィン・ギムセ(芸術監督)
ゲイル・インゲ・ロツベルグ
 (客演コンサートマスター)
 トロンハイム・ソロイスツ最新アルバム。ドルビー・アトモス、Auro-3D、そしてBDオーディオの3つの技術により繭のように包まれた試聴空間を作り上げる

 録音:2015 年6月、8月 セルビュ教会(セルビュ、ノルウェー)/[2L] 2L.125SABD、輸入盤・日本語帯・解説付
 制作・バランスエンジニアリング:モッテン・リンドベルグ/録音エンジニアリング:ビアトリス・ヨハンネセン
 編集:モッテン・リンドベルグ、オイヴィン・ギムセ、ゲイル・インゲ・ロツベルグ
 [DXD(24bit/352.8kHz)録音][Blu-ray: 5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz), Dolby Atmos(48kHz), 9.1 Auro-3D(96kHz),2.0 LPCM (24bit/192kHz), mShuttle MP3 + MQA Region AB][SACD hybrid(5.1 surround DSD/2.0 stereo DSD)]

 1988 年に創設されたトロンハイム・ソロイスツの最新録音盤『投影と熟考』。本アルバムは、第59 回グラミー賞の小アンサンブル演奏部門とサラウンド・サウンド部門にノミネートされており、彼らは今回で同賞8 回目のノミネートとなります。本作は「素材として使った他の作曲家の主題に自分の個性を投影する、あるいは、主題から『聞こえる』ものを熟考し、新しいメッセージや音として提示する」をテーマに制作されました。
 ベンジャミン・ブリテンの《フランク・ブリッジの主題による変奏曲》は、師ブリッジの《3 つの牧歌》の〈アレグレット・ポコ・レント〉の旋律を主題に、ブリッジの性格が反映されたとされる〈アダージョ〉と〈古典的ブレ〉と〈フーガ〉、「ロッシーニまがい」の〈イタリア風アリア〉、多調の〈ウィンナワルツ〉など、10 の変奏とした作品。16 世紀のタリスがカンタベリー大主教マシュー・パーカーのために書いた「詩編」のフリギア旋法の旋律を素材に使い、2 群の弦楽オーケストラのために作曲されたヴォーン・ウィリアムズの《トマス・タリスの主題による幻想曲》。アメリカ議会図書館の委嘱を受け、ギリシャ神話を題材に作曲した、バレエの伝統に沿った構成をとりつつ、外面的な効果を排する「白いバレエ(白に白を)」の創造をめざしたとされるストラヴィンスキーの《ミューズをつかさどるアポロ》。作曲家は彼らの生きた世界を映し出し、現代の演奏家はわれわれの時代をありのままに写し出す……オマージュ、夢と幻想、新しい解釈。作曲者の強い個性が反映された3 つの作品によるプログラムです。アルバムの制作は 2L のモッテン・リンドベルグが担当、12 世紀に建てられたセルビュ市の教会で録音セッションが行われました。

 [Pure Audio Blu-ray ディスクと SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu-ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクはSACD ブレーヤーとCD プレーヤーで再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクはCD やDVD のプレーヤーでは再生できないので、Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応のPC をお使いください]
 
KKC 5700/01
(Blu-ray Disc Audio
+ SACD HYBRID)
\4286+税
※輸入盤発売済
『ヨーロッパ巡り』 ノルディック・ブラスアンサンブル
 組曲《ヨーロッパ巡り》
 フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654):モラーレスのバッタリア
 クリストバル・デ・モラーレス(c.1500-1553): 慈悲深き主イエスよ
 ミヒャエル・プレトーリウス(1571-1621): 組曲《テルプシコーレ》
 カルロ・ジェズアルド(c.1560-1613): 私の心は死ぬほど悲しい
 モーウンス・ペーザセン(c.1585-1623)/ジョン・ダウランド(1563-1626):
  クリスチャン四世の宮廷の音楽
 クリストバル・デ・モラーレス(c.1500-1553): 死の悲しみが私を取り囲み
 ティールマン・スザート(c.1500-c.1564): 戦いのパヴァーヌ
 マテオ・フレチャ(c.1481-1553): 早口のおしゃべり
 アントニー・ホルボーン(c.1547-1602): 《ホルボーン組曲》
 カルロ・ジェズアルド(c.1560-1613):わが愛しの人よ
 アンドレ=ダニカン・フィリドール(c.1647-1730): ルイ十三世の宮廷の音楽
 クロード・ル・ジュヌ(1528/30-1600): 春がめぐり来て
 アドリアーノ・バンキエリ(1568-1634):ラ・バッタリア(戦い)
 ティールマン・スザート(c.1500-c.1564):スザート組曲
 管楽器アンサンブルでルネサンス時代の音楽を俯瞰する

 録音:2014 年8月 ヤール教会(ベールム、ノルウェー)/[2L] 2L.128SABD、輸入盤・日本語帯・解説付
 制作・バランスエンジニアリング・編集:ヨルン・シメンスタ/録音エンジニアリング:ビアトリス・ヨハンネセン
 ミクシング・マスタリング:モッテン・リンドベルグ

 ルネサンスの始まりは一般に14 世紀中期とされています。中世後期のヨーロッパは、戦争、疫病の発生、政治の激変、時には他文化との血なまぐさい衝突を経験し、ローマ帝国時代から引き継がれてきた社会構造と思考様式は決定的に引き裂かれてしまいました。そして、黒死病の灰の中から根本的な変化を遂げた社会が出現したころ、芸術、建築、哲学に変革をもたらす「ルネサンス」の運動がイタリアに生まれました。ノルディック・ブラスアンサンブルの『ヨーロッパ巡り』は、歴史をたどると14 世紀オスマン帝国の歩兵軍団イェニチェリの音楽隊メフテルに行き着くという「管楽器」のアンサンブルによって、ルネサンス時代の音楽を俯瞰するアルバムとして企画されました。
 最初に演奏されるのは、スペインに生まれ、イタリアで活動したバルトロメオ・ラモス・デ・パレーハとフランシスコ・デ・ラ・トレの曲、ドイツのヨハン・ヴェックの曲、作者不詳の17 世紀の曲で構成する組曲《ヨーロッパ巡り》。プレトーリウスの舞曲集《テルプシコーレ》の音楽、デンマーク王室に仕えたジョン・ダウランドとデンマークのモーウンス・ペーザセンの曲による《クリスチャン四世の宮廷の音楽》、アンドレ=ダニカン・フィリドールが作曲したルイ十三世の宮廷のための音楽による組曲とつづき、最後がパンキエリの《ラ・バッタリア(戦い)》とスザートの組曲。ルネサンス発祥のフィレンツェ、フランス、イングランド、ドイツ、スペインの音楽を中心とするプログラムです。
 ノルディックアンサンブルは1993 年に創設されました。オスロ、ベルゲン、ストックホルムのフィルハーモニック、ヨーテボリ交響楽団など北欧のオーケストラに所属し、「一緒に室内楽をやりたい」というプレーヤーたちの集まりです。メンバーは、トランペット4 人、ホルン1 人、トロンボーン4 人、テューバ/ チンバッソ1 人、打楽器/ ティンパニ1 人。ルネサンスから「われらの時代」まで、広いレパートリーをもち、年に2 回程度集まっては、コンサートとツアーを楽しんでいます。『ヨーロッパ巡り』の音楽は、このアンサンブルのトランペット奏者ふたり、ハンス・ペッテル・スタングネスとスティアン・オーレスキョルが手がけた編曲で演奏されます。録音セッションの会場は、オスロに近いベールムのヤール教会。2L レーベルを創設した共同経営者のひとり、ヨルン・シメンスタが制作と編集を担当しました。

 [Pure Audio Blu-ray ディスクと SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu-ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクはSACD ブレーヤーとCD プレーヤーで再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクはCD やDVD のプレーヤーでは再生できないので、Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応のPC をお使いください]



















第90号
12/20(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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CHALLENGE CLASSICS



CC 72748
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
情熱と軽やかさを兼ね備えた独特の巧さ!
 名女流フェルシュトマンによるメンコン

  メンデルスゾーン:
   (1)ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
   (2)弦楽八重奏曲変ホ長調 Op.20
リザ・フェルシュトマン(ヴァイオリン)
(1)キース・ベイクルス(指揮)
 アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
(2)イタマール・ゾルマン、
 エリナ・ヴァハラ、
 コリーナ・ベルチャ(ヴァイオリン)
クシシュトフ・ホジェルスキー、
 マルク・デモン(ヴィオラ)
セバスティアン・クリンガー、
 アントワーヌ・ルデルラン(チェロ)
 録音:(1)2016年6月13、14日/コンセルトヘボウ・デ・フェリーニヒング(スタジオ録音)、(2)2016年7月28日/マンデレザール(ライヴ録音)/Stereo / Multi-ch、58’19’’

 1979 年オランダ生まれのリザ・フェルシュトマンはステージ上での情熱的なパフォーマンスや興味深いプログラミングで人気を博す女流ヴァイオリニスト。2006 年にはオランダで最も権威ある『オランダ音楽賞』を受賞しています。
 既に数々のCD をリリースしている彼女が、ここへ来て超名曲であるメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲に挑みました。
 フェルシュトマンのヴァイオリンは非常にニュアンス豊かな語り口で、かつ良い意味で脱力した軽やかさを兼ね備えています。メンデルスゾーンの協奏曲に対しても無理に構えることなく自分の方法論で自然に取り組んでおり、手際良くすいすいと進みながらも繊細な魅力を大いに炸裂させる独特の巧さが光っています。
 カップリングの弦楽八重奏曲はベルチャ四重奏団のメンバーらと組んだライヴ演奏で、名手たちの切れ味鋭いアンサンブルに耳を奪われます。



 詩人であり俳優であるラムゼイ・ナスルの目の前で「シャコンヌ」を弾くフェルシュトマン。
 結構衝撃的なパフォーマンスです。

https://youtu.be/m_GJBDQegYk



 

CC 72745
(SACD HYBRID)
\2600
29歳の俊英、ソロ・デビュー。
 ロマン派ホルンの名作を吹く!

  (1)ブラームス:ホルン・トリオ Op.40
  (2)シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
  (3)シューベルト:流れの上で D.943
  (4)ピルス:ソナタ形式による3 つの小品
ロブ・ファン・デ・ラール
 (フレンチホルン)
トーマス・ベイヤー(ピアノ)
マシュー・ファン・ベーレン
 ((1)ヴァイオリン)
カリン・ストローボス
 ((3)メゾソプラノ)
 録音:2016年6月4、5、11、12日/ベルギー、モル、ギャラクシー・スタジオ/Stereo / Multi-ch、72’31’’

 ロブ・ファン・デ・ラールはヘルマン・ユーリセンやヴォルフガング・ヴラダーに学んだ1987 年オランダ生まれのホルン奏者。アーネム・フィル首席、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団首席の他、ロイヤル・コンセルトヘボウやロッテルダム・フィル、ヨーロッパ室内管、ソウル・フィルなど多くのオーケストラで客演首席として演奏、ハイティンク、ヤンソンス、アーノンクールらとの共演経験を持ち、ソリストとしても活躍しています。その若き才能が鮮やかに刻まれた、ホルンの魅力たっぷりのソロ・デビュー・アルバムが登場しました。
 シューベルトの『流れの上で』は珍しいホルンのオブリガート付き歌曲。歌とは別のメロディをホルンが終始吹き続け、大変美しい効果を上げます。歌
 カール・ピルス(1902-1979)はブラス奏者には有名な作曲家で、各管楽器のコンチェルトやブラス・アンサンブルの作品を書いています。作風は師であるフランツ・シュミットを思わせるもの。R. シュトラウスにも近いロマン派音楽です。



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CENTAUR



CRC 3493/94/95/96
(4CD/特別価格)
\7200→\6590
歴史的偉業
 17,18世紀ヴァイオリン音楽を愛する人に
  ヨハン・ヤコプ・ヴァルター
   代表作「ケリュスの園」全曲
ショーン・ヤン=シャン・ワン
 (バロック・ヴァイオリン)
マシュー・ダースト
 (チェンバロ、オルガン)
バレット・シルズ
 (バロック・チェロ)
 

 ザクセン選帝侯に宮廷首席ヴァイオリニストとして仕えたヨハン・ヤーコプ・ヴァルター(1650−1717)の代表作、ヴァイオリンと通奏低音のための「ケリュスの園」の全曲。
 アメリカやアジア、ヨーロッパで活躍をするヴァイオリニスト、ショーン・ヤン=シャン・ワンを中心とするピリオド楽器のトリオの偉業。

 2012年、2013年の録音。


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 おお、ひさしぶりにヨハン・ヤコプ・ヴァルターのアルバムが。

 ・・・と思ったら彼の代表作「ケリュスの園」全曲ではないか!
 
 いつか出たzigzagの名盤や、下記ARS PRODUKTIONの名盤でその音楽に魅了された方もいるかもしれない。
 しかしその代表作「ケリュスの園」28曲の全曲はこれまで聴いたことがなかった。

 流れてくるのは17世紀後半のヨーロッパでひっそりしっかり受け継がれていた流麗洒脱なヴァイオリン音楽。
 そこには、イタリア・ヴァイオリン音楽の技巧的な華やかさも、ちょっとおすましの優雅さもあれば、チェコから流れてきた朴訥なメロディーもあれば、ドイツの崇高で神秘的な味わいも、逆に下町的諧謔性も全部ある。

 きわめてコスモポリタンな音楽なのである。

 同時代のビーバーやヴェストホフ、ニコラ・マッテイスなどとのいい意味での類似性を楽しんでもいいし、ヴァルター独特の品のよい娯楽性を楽しんでもいいと思う。
 なんにしてもCD4枚分、たっぷりとヨハン・ヤコプ・ヴァルターのヴァイオリンを堪能できる。

 これは偉業だと思う。



ヴァルターの旧譜
ARS PRODUKTIONの1枚

ARS PRODUKTION
ARS 38126
(SACD Hybrid)
\2700
ヴァルター、ヴェストホフ、J・S・バッハ:ヴァイオリンのための音楽
 ヨハン・ヤコプ・ヴァルター(1650-1717):「ケリュスの園」[Hortus Chelicus]から
   ソナタ第2番イ長調(*)/ソナティナ形式のアリア第14番ト短調(*)
 ヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフ(1656-1705):
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第2番イ短調(*)
  無伴奏ヴァイオリン組曲第5番ニ短調
 J・S・バッハ(1685-1750):
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004
ウタ・パーペ(ヴァイオリン)
クラウス・マーダー(テオルボ(*))
オラーフ・ライマース(チェロ(*))
ヴォルフ=エッカルト・ディートリヒ(チェンバロ(*))

録音:2012年7月11-15日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

 ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・ビーバー(1644-1704)とともに17世紀ドイツにおける最も重要なコンポーザー・ヴァイオリニストに挙げられるJ・J・ヴァルターとヴェストホフの作品、そして「シャコンヌ」を含むJ・S・バッハのパルティータ第2番というたいへん意欲的なプログラム。

 ヨハン・ヤコプ・ヴァルターはエルフルト近郊のヴィッテルダに生まれ、フィレンツェのメディチ家コージモ3世のオーケストラのヴァイオリニスト、ドレスデン宮廷楽団のコンサートマスター、マインツ選帝侯宮廷の「イタリア人」書記官を務めました。

 ヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフはドレスデンに生まれ、ハインリヒ・シュッツ(1585-1672)に師事、ドレスデン宮廷楽団員、ヴァイマール宮廷の秘書、室内楽奏者、フランス語・イタリア語教師を務めました。


 ウタ・パーペはマインツの音楽一家に生まれたドイツのヴァイオリン奏者。モダーン・ヴァイオリン奏者として活躍するうちにピリオド楽器に興味を抱き、ブレーメン古楽アカデミーでトーマス・アルベルトに師事、2004年にバロック・ヴァイオリンのディプロマを取得しました。2001年よりビーレフェルト・フィルハーモニー管弦楽団に在団(2012年現在)しながら数々のバロック・アンサンブルに参加、またマスタークラスにおけるモダーンとピリオド両方のヴァイオリン講師として活躍しています。


 

CRC 3497
\2400
ベートーヴェン:民謡と変奏曲集
 25のスコットランド民謡 Op.108より
  《ジェミーはやさしい若者だった》、
  《インヴァネスのかわいい娘》、《日暮れ》/
 ヘンデルのオラトリオ 《ユダス・マカベウス》 の
  「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 WoO.45/
 《ルール・ブリタニア》 による変奏曲 WoO.79/
 26のウェールズ民謡 WoO.155より
  《モナの美しい娘たち》、
  《エオリアン・ハープに寄せて》、《クルイドの谷》/
 イギリス国歌による変奏曲 WoO.78/主題と6つの変奏曲より/
 25のアイルランド民謡 WoO.152より
  《私たちは輪を作ろう》、《ダーモットとシェラー》/
 20のアイルランド民謡 WoO.153より
  《私のすべてはパトリックのもの》/
 12のアイルランド民謡 WoO.154より《小人の妖精たち》
リンダ・ツァツァニス(ソプラノ)
イングリッド・マシューズ(ヴァイオリン)
ネイサン・ウィテカー(チェロ)
バイロン・シェンクマン(フォルテピアノ)
 1989年のアーウィン・ボドキー国際コンクールの古楽部門で優勝を果たした女流ヴァイオリニスト、イングリッド・マシューズが参加するベートーヴェンの「民謡と変奏曲集」。日本では表彰式のBGMでも馴染みのある、ヘンデルの「見よ勇者は帰る」の変奏曲も収録。ヴァイオリンとチェロ、フォルテピアノはベートーヴェンの生きた時代に現存した、18世紀の楽器を使用した貴重な録音。

 2013年8月27日−30日の録音。
 使用楽器:ジョセフ・カークマン1799年製(フォルテピアノ)、ヘンドリック・ヤコブス1703年製(ヴァイオリン)、ジョン・ベッツ1790年頃製(チェロ)
 

CRC 3442
\2400
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.7
 ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調 Hob.XV-2
 ピアノ三重奏曲第16番ニ長調 Hob.XV-16
 ピアノ三重奏曲第5番ト長調 Hob.XV-5
 ピアノ三重奏曲第31番変ホ短調 Hob.XV-31
メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ
 ワシントン・ポストやファンファーレ・マガジンなどで、高評価を獲得しているハイドンのピアノ三重奏曲集の第7弾。
 メンデルスゾーン・ピアノ・トリオは、1997年に結成されたイギリス、ウクライナ、台湾の音楽家たちによる多国籍アンサンブルである。

 2014年5月25日−27日の録音。
 
CRC 3456
\2400
モーメンツ・オブ・アライヴァル
 ルーサノヴァ:モーメンツ・オブ・アライヴァル
 マクイラン:詩人の詩、ロング・グッバイ
 ウィリアムズ:InEquities in a Society
 クォリオティン:セレスティアル・ナイツ
 バーンズ:ヴォヤージュ
プラハ放送交響楽団
ジュリアス・P・ウィリアムズ(指揮)、他
 アメリカ出身のコンポーザー=コンダクターのジュリアス・P・ウィリアムズは、アメリカ国内を中心に活躍し、1998よりバークリー音楽大学の教授として後進の育成にも力を入れている。
 当タイトルでは、ウィリアムズの自作自演を含む現代の作曲家たちの作品を披露している。

 2014年5月−6月の録音。




FRA BERNARDO


FB 1615566
(2CD/特別価格)
【旧譜】
\3800
ミリアム・フォイエルジンガーが歌う
 ヘンデルの「アレクサンダーの饗宴」!

  ヘンデル:アレクサンダーの饗宴 HWV.75
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
ダニエル・ヨハンセン(テノール)
マティアス・ヘルム(バリトン)
ベンヤミン・ラック(指揮)
フェルトキルヒ室内合唱団
コンチェルト・ステラ・マトゥティナ
 ジョン・ドライデン(1631−1700)が書いた聖セシリアを讃えるオードに、ヘンデルが音楽を書いた「アレクサンダーの饗宴」。
 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスやイングリッシュ・コンサート、オルフェオ・バロック管弦楽団など、世界有数のバロック・アンサンブルで活躍してきたメンバーたちによって2005年に創設されたオーストリアのピリオド・オーケストラ、"コンチェルト・ステラ・マトゥティナ"による2015年のライヴ録音。若き古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガーやバリトンのマティアス・ヘルムなど、オーストリアの有力歌手陣の参加もポイント。

 録音:2015年1月5日、Montforthaus Feldkirch(オーストリア)
 

FB 1611782
【旧譜】
\2500
多感様式 〜
 C.P.E.バッハ、クヴァンツ、キルンベルガー、ベンダ:
  フルート・ソナタ集

   キルンベルガー:フルート・ソナタ ト長調
   クヴァンツ:
    フルート・ソナタ ト長調 Nr.273, QV I:109
   C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ イ短調 Wq 128
   フランツ・ベンダ:フルート・ソナタ イ短調
   クヴァンツ:アダージョ ハ長調
    (「フラウト・トラヴェルソの演奏試論
     〔1752〕」より)
   C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ ニ長調 Wq 131
リンデ・ブルンマイア=トゥッツ(フラウト・トラヴェルソ)
ラース・ウルリク・モーテンセン(チェンバロ)
 これまでBCJや18世紀オーケストラ、フライブルク・バロック・オーケストラなどと共演してきたオーストリア出身のフラウト・トラヴェルソ奏者、リンデ・ブルンマイア=トゥッツ。コンチェルト・コペンハーゲンの指揮も務めるデンマークを代表するチェンバリスト、ラース・ウルリク・モーテンセン。J.S.バッハのフルート・ソナタ集でも共演したこのデュオによる新録音は、C.P.E.バッハを始めとする18世紀ドイツの「多感様式」の作曲家たちによるソナタ集。

 録音:2015年10月27日−29日、オーストリア
 

FB 1609113
【旧譜】
\2500
フローベルガー氏の旅
 フローベルガー:
  トッカータ イ短調 FbWV 101/組曲第29番イ短調/
  ローマ皇帝フェルディナンド4世の悲しき死に捧げる哀歌
   (組曲第6番より)/
  パルティータ第6番《Auff die Mayerin》FbWV 606/
  パルティータ第2番ニ短調 FbWV 602/
  ファンタジア第8番/
  トッカータ第19番ニ短調 FbWV 119/
  カンツォン第5番 FbWV 305/
  ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラによる
   ファンタジア FbWV 201
ヴォルフガング・グリュクサム
 (チェンバロ、オルガン)
 J.S.バッハが登場する前の17世紀ドイツで活躍し、イタリア、フランス、ドイツの様式を採り入れるなど鍵盤音楽の発展に大きな足跡を残したヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616−1667)。
 近年再評価が進んでおり、特に生誕400周年となる2016年に改めて注目を浴びたフローベルガーの華麗なる鍵盤楽器作品を、ヒロ・クロサキとの録音でも知られるオーストリアのチェンバリスト、ヴォルフガング・グリュクサムが弾く。

 録音:2016年2月&3月、オーストリア
 使用楽器: チェンバロ - Willem Kroesbergen, Utrecht 1981、オルガン - Johann Wockherl, 1642(ウィーン、フランチスカン教会)
 
FB 1303072
【旧譜】
\2500
ダウランド:ラクリメ、または7つの涙 ガンベ・ディ・レーニョ
 ガンベ・ディ・レーニョは、アンサンブル・アウローラやエウローパ・ガランテ、ヴェニス・バロック・オーケストラ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、アンサンブル・ゼフィロなど、世界有数の古楽アンサンブル、オーケストラで活躍してきた名手たちによるヴィオール・コンソート。
 

FB 1305182
【旧譜】
\2500
イタリア! 〜 17世紀イタリア・スタイルの鍵盤音楽
 ロッシ:トッカータ第7番
 ランディーノ:ガリアルダ第2番
 フレスコバルディ:パッサカリアによるパルティータ
 ピッキ:トデスカ、パッサメッツォ
 フローベルガー:パルティータ第2番
 ランディーノ:ガリアルダ第1番
 ストラーチェ:チャコーナ
 ケルル:トッカータ第1番、カンツォーナ第1番
 作曲者不詳(17世紀):アルペッジョ前奏曲
 パスクィーニ:フォリアによるパルティー
 カプスベルガー:Giunto il sole in Occidente
 フローベルガー:トッカータ
 ゲオルク・ムファット:パッサカリア
アンヌ・マリー・ドラゴシッツ
 (スピネット、チェンバロ)
 イタリアからヨーロッパ全土を魅了した、実に多様で多彩な17世紀の鍵盤音楽集を、ヴォルフガング・グリュクサムやトン・コープマンに学んだチェンバリストが弾く。
 

FB 1211132
【旧譜】
\2500
ウン・ソロ・カミーノ 〜
 ラテン・アメリカのハープ音楽
リンカーン・アルマーダ
 (パラグアイ・ハープ)
エバンヘリナ・マスカルディ
 (バロック・ギター)
 パラグアイ出身のハープ奏者、リンカーン・アルマーダがパラグアイ・ハープ(アルパ・パラグァージャ)を弾いた、20世紀ラテン・アメリカのハープ音楽。2曲で、アルゼンチン出身のバロック・ギタリスト、エバンヘリナ・マスカルディが参加。
 
FB 1210192
【旧譜】
\2500
ベネデット・マルチェッロ:デュエット・ダ・カメラ
 Piagarmi non puo il cor/ソナタ第3番/
 O fortunato quel fiumicello/
 Col pensiero vi bacio/ソナタ第6番/
 Vaghe calme d’amor/
 Ahi quanto e fiero e doloroso passo/
 ソナタ第2番/Ah che non puo piu vivere/
 Al cielo occhi simili ben siete
シルヴィア・フリガート(ソプラノ)
サラ・ミンガルド(アルト)
ガンベ・ディ・レーニョ
 シルヴィア・フリガートとサラ・ミンガルドが歌う、ベネデット・マルチェッロの「二重唱曲(デュエット・ダ・カメラ)」と、ヴィオール・コンソート"ガンベ・ディ・レーニョ"による「ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ」を収録。


<メジャー・レーベル>

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RCA



8898539176-2
\2500→\2290
お待たせしました輸入盤発売!
 パーヴォ・ヤルヴィ&NHK交響楽団第1弾
R.シュトラウス:交響詩チクルス[1]

 リヒャルト・シュトラウス:
  1. 交響詩 「ドン・ファン」 作品20
  2. 交響詩 「英雄の生涯」 作品40
篠崎史紀(ヴァイオリン・ソロ)
NHK交響楽団
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
 大オーケストラを駆使して描き出される極彩色の音世界。パーヴォ・ヤルヴィとNHK交響楽団による録音プロジェクト第1弾として各紙誌で絶賛された「R.シュトラウス:英雄の生涯&ドン・ファン」がついに海外リリースされることになりました。

 2017年2月28日から3月7日にかけて、パーヴォとN響は彼らにとって初のヨーロッパ・ツアーを行ないます。
 ベルリン・フィルハーモニーを皮切りに、パリ、アムステルダム、ロンドンなど主要都市を巡り、マーラーの交響曲第6番とショスタコーヴィチの交響曲第10番という難曲をメインにプログラミングしたこの重要なツアーに合わせる形でのリリースです。
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ、オトマール・スウィトナー、ホルスト・シュタインら20世紀を代表する独墺の名匠を通じてN響に刻み込まれてきたドイツ本流の演奏伝統・重厚なソノリティ、そして現在のN響が獲得している「アメリカのメジャー・オーケストラに匹敵するほどの」(パーヴォ・ヤルヴィ言)卓越した機能美や色彩感。その全てをフルに生かすことのできるレパートリーとして選ばれたのが、20世紀を代表するオーケストラ曲、リヒャルト・シュトラウスの交響詩チクルス。
 「あらゆるものを音楽で描写することが出来る」と豪語するほどオーケストラの楽器の特性を知り尽くしていた才人・R.シュトラウスが残した交響詩は、19世紀末に音色・音量・演奏様式など様々な点で大きく発展した近代オーケストラの特徴を掴み、その機能を極限まで生かすように作曲されているのが大きな特徴です。
 4管編成を基本とし時にはオルガンやハープをも含む巨大なオーケストラを駆使して描き出される極彩色の音世界こそが、R.シュトラウスの交響詩の魅力です。
 さまざまなオーケストラと幅広いレパートリーを録音として残してきたパーヴォ・ヤルヴィですが、R.シュトラウスの交響詩はこのN響とのプロジェクトまで1曲も録音がありませんでした(シュトラウス作品では、ドイツ・カンマーフィルと「町人貴族」「二重小協奏曲」を録音していたのみ)。
 N響という理想的なパートナーを得たことで、ようやくR.シュトラウスの交響詩の録音を決断したパーヴォの心意気が演奏に刻み込まれています。
 当アルバムはシュトラウス自身の戯画化とも思える「英雄の生涯」と理想の女性を求めての彷徨を描く「ドン・ファン」の2曲。卓越した指揮者としての演奏活動を開始していた20代のシュトラウスは、並行してオーケストラ曲の作曲に積極的に取り組みました。
 「新しい思想は新しい形式を求めなければならない——詩的着想がまさに形式的要素となっているリストの交響的作品の基本原理が、これからは私自身の交響的作品の指導原理となったのである」とシュトラウス自身が回想する通り、交響詩というフォーマットで作曲家としての技量を発揮し始めました。
 その初期の傑作が「ドン・ファン」であり、その交響詩時代の掉尾を飾るのが「英雄の生涯」で、いずれもシュトラウスの交響詩の代表的作品としてよく知られています。
 いずれも2015年2月のサントリーホールでの定期公演Bプログラムでのライヴ・レコーディング。満場の聴衆を前に、パーヴォの緻密なかつ大胆な解釈のもと、対抗配置にしたN響の持つ底力と凄みが発揮された演奏は、シュトラウス作品の本質を鋭く突き、「筋肉質で瞬発力に富むヤルヴィの指揮にオーケストラも率直に反応し、生命力あふれる白熱の名演が生まれた」と絶賛を受けました。
 空前のコンビの実力を遺憾なく発揮した名演は、世界の聴衆をも魅了するに違いありません。

 ■N響はまさにシュトラウスに相応しいオーケストラですーーパーヴォ・ヤルヴィ
 N響との録音プロジェクトを考え始めた時、最初に頭に浮かんだのは、N響の持つサウンドや伝統でした。N響は非常にドイツ的なオーケストラです。真に偉大なドイツの巨匠たちとの共演で培ってきたドイツ本流の演奏伝統があります。
 私も、これまで客演した時に、N響がロマン派の大曲への親和性を持っていることを痛感していました。ですからN響とリヒャルト・シュトラウスのオーケストラ曲を録音することは、ごく自然で、しかも論理的な決断だったわけです。
 最初から私の中ではこのプロジェクトに大きな期待がありました。そして演奏を終え、編集済みのマスターを聴いた今、何のためらいもなく言えるのは、私の期待をはるかに上回る成果を得られたということです。
 N響は規律正しく、技巧も申し分なく、準備万端。輝きのあるサウンドを持ち、技術面でも完璧です。アンサンブルの緊密さ、お互いに聴きあう協調性、磨き抜かれたサウンドそして何よりも素晴らしいのはあらゆる要素が非常に高度なレヴェルで達成されていることです。音楽への深い愛情を持ち、既成概念にとらわれず、新しいことへのチャレンジを恐れないオーケストラ。たちまちのうちに、私たちは「一つのチーム」だと感じることができました。これは音楽づくりの上で非常に大切なことなのです。私はこれまでさまざまなオーケストラと日本を訪れ、それぞれの特徴を生かせる作品を集中的に取り上げてきました。シュトラウスの作品がその中にほとんどなかったのは、これらを演奏するのに最適のオーケストラを探していたからです。その意味でN響はまさにシュトラウスに相応しいオーケストラだと、私は思います。(パーヴォ・ヤルヴィ)

  [録音]2015年2月18日&19日、サントリーホールでの第1804回 定期公演 Bプログラムでのライヴ・レコーディング/DSDレコーディング
 


8887506144-2
\2500→\2290
シー・シャン・ウォン /ショパン & ベートーヴェン
 1) ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11(室内楽版),
 2) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58(室内楽版)
シー・シャン・ウォン(ピアノ),
ジェモー四重奏団,
シモン・マルチニャク(コントラバス)

 若手ピアニスト、シー・シャン・ウォン(ファン・シュヤン)のニューアルバムです。
 1979年オランダ生まれ。スイスでブルーノ・カニーノらに学び、12歳でオランダ放送管弦楽団と共演しデビュー。ロマンティックな曲を得意としていますが、初期古典派から現代音楽までの幅広いレパートリーは高い評価を受けており、2002年からはチューリヒ芸術大学で教鞭をとっています。
 Decca(ドイツ語圏ローカル版)にはモーツァルトからドビュッシーにいたる5枚のソロ・アルバムなど、様々なレーベルに20枚以上のアルバムを発売し、高い評価を得ています。
 近年ではSony Classical への「Piano Movie Lounge」と題された2枚のアルバムがヨーロッパ中で話題となり。ベストセラーにもなっています。
 このアルバムは、2003年に結成されバーゼルに拠点を置くジェモー四重奏団らとの、室内楽版による名協奏曲2曲(しかもベートーヴェンの方は作品の初演直後にアレンジされ、ベートーヴェン自身が承認されたとされる版を使用)。彼らの若々しく力強さと深い音楽性、それでいてしっとりとした風情と重厚さを兼ね備えた感覚は、聴衆の心をつかむ音楽づくりにより、次世代のアンサンブル演奏を聴くことができましょう。

 【録音】2013年7月, チューリヒ、スイス放送協会スタジオ(デジタル:セッション)



<国内盤> 


Studio N.A.T


NAT16271
\2700+税
ショパン:
 即興曲 第1番/第2番/第3番
 幻想即興曲
 《春》( 歌曲集《ポーランドの歌》より)
 ノクターン 第4番/第5番/第6番/第7番/第8番/第15 番/第16 番
 子守歌
ゴウ芽里沙(Melissa Gore) (Pf)
 ピアノの詩人ショパンから「歌」をテーマに、孤独や哀愁、慰め、希望、そして愛、溢れ出す心の詩(うた)を、ピアノで奏でる名曲集。
 “想像力あふれる解釈と洗練されたニュアンスで豊かに表現するピアニスト”ゴウ芽里沙の奏でる、ショパン。



ゴウ芽里沙 Melissa Gore (Pf):
 英国人の父と日本人の母のもと、鹿児島市に生まれる。14 歳で単身、英国ユーディ・メニューイン音楽院に留学。その後ベルリン芸術大学・同大学院にて学び、2012 年ディプロム課程修了、2016 年ドイツ国家演奏家資格取得。在学中にベルリン芸術大学にてピアノ伴奏助手(非常勤講師)を務める。ユーディ・メニューイン財団「Live Music Now」、ヒンデミット財団奨学生。これまでに下園たか子、桃坂寛子、牧野サオリ、アレキサンドラ・アンドリエフスキー、ルース・ナイ、パスカル・ドゥヴァイヨン、村田理夏子の各氏に師事。歌曲伴奏をアクセル・バウニ、エリック・シュナイダーの各氏に師事。
 英国ユーディ・メニューイン音楽院では故クラウディオ・アラウのアシスタントであったルース・ナイ氏に師事し、在学中にソロ・室内楽奏者としてウィグモア・ホール、ロイヤル・フェスティバル・ホールなどにて演奏。また、メニューイン・ホール開館の際にはオープニング・ガラ・コンサートに選抜され出演。2008 年アルトゥール・シュナーベルコンクール最高位(第2位)受賞、ベルリン芸術大学より推薦されスタインウェイハウス・ベルリンにてリサイタルを開催。2010 年霧島国際音楽祭賞受賞。2013 年エピナル国際ピアノコンクール第3位受賞。第39 回鹿児島市春の新人賞受賞。室内楽・歌曲伴奏にも積極的に取り組んでおり、2013 年ベルリン「パウラ・サロモン・リンドベルグ歌曲コンクール」にて、満場一致でベスト・ピアニスト賞を受賞。2015 年にはデュオ・パートナーのメゾソプラノ歌手Kimberley Boettger-Soller と第9回グラーツ「フランツ・シューベルトと現代音楽国際コンクール」にて第1 位受賞。
 これまでにソリストとしてクラクフ室内管弦楽団、大山平一郎指揮・鹿児島交響楽団、ジャック・メルシエ指揮・ロレーヌ国立管弦楽団と共演。ベルリン・フランス大聖堂、ベルリン楽器博物館などにおいて定期的にソロ・リサイタルを行うほか、イタリア、トリノでの歌曲リサイタル・シリーズ「シューベルティアーデ」への例年出演や、ベルリン旧国立美術館での歌曲リサイタル、ヴュルツブルグ・モーツァルト音楽祭出演など、リート・デュオとしてもヨーロッパ各地にて演奏を行っている。
 2016 年より拠点を東京に移し、草津夏季国際音楽アカデミー&フェスティバルにてアシスタント・ピアニスト(通訳)を務めるなど、多岐にわたる活動を行っている。






<映像>


VAI(映像)



VAIDVD 4594
(DVD)
\4700→\4290
最高のソプラノ歌手たち
 ビルギット・ニルソン
  プッチーニ「トゥーランドット」より“この宮殿の中で”(1967)
 アイリーン・ファーレル
  ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」より“イゾルデの愛の死”(1959)
 レナータ・テバルディ
  プッチーニ「蝶々夫人」より“ある晴れた日に”、“名誉のために死なん”(1961)
 ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス
  プッチーニ「ボエーム」より“私の名はミミ”、“ああ、麗しの乙女”(1960)
  ブライアン・サリヴァン(テノール)
 レナータ・スコット
  プッチーニ「ジャンニ・スキッキ」より“私のお父さん”(1991)
 ビヴァリー・シルズ
  ドニゼッティ「連隊の娘」より“フランス万歳”[英語歌唱](1974)
 ロバータ・ピータース
  ロッシーニ「セビリアの理髪師」より“今の歌声は”(1962)
 モンセラート・カバリェ
  ベルリーニ「ノルマ」より“清らかな女神”(1971)
 リーザ・デラ・カーザ
  グノー「ファウスト」より第5幕(1963)
   ニコライ・ゲッダ(テノール) チェーザレ・シエピ(バス)
 ジョーン・サザーランド
  トマ「ハムレット」より狂乱の場(1961)/ヴェルディ「オテロ」より柳の歌(1961)
 アンナ・モッフォ
  ヴェルディ「トラヴィアータ」第1幕(1962)
 ミレッラ・フレーニ
  ヴェルディ「ドン・カルロ」より“世のむなしさを知る神”(1985)
 レオンタイン・プライス
  ヴェルディ「アイーダ」より“勝ちて帰れ”(1966)
  ヴェルディ「運命の力」より“神よ平和を与えたまえ”(1967)
 世紀の名ソプラノたちの貴重な映像集

 画面:4:3  B&W、音声:モノ/ステレオ、字幕:英語、リージョン:All、100 分

 20 世紀を彩った偉大なソプラノ歌手の貴重な映像集。オーストラリアの名ソプラノ、ジョーン・サザーランドが1961 年にアメリカのテレビ・デビューの際に歌った「ハムレット」と「オテロ」のアリアを収録。
 今回のリリースのためにリマスターされ、カラー映像となって初登場します。
 


VAIDVD 4589
(DVD)
\4700→\4290
テノールの巨人たち
 ユッシ・ビョルリング
  プッチーニ「ボエーム」より第1幕(1956)/レナータ・テバルディ(ソプラノ)
 ジュゼッペ・ディ・ステファノ
  マスネ「マノン」よりサン・シュルピスにて(1963)/テレサ・ストラータス(ソプラノ)
 リチャード・タッカー
  ヴェルディ「運命の力」より“最期の願い”(1965)/ロバート・メリル(バリトン)
 リチャード・タッカー
  レオンカヴァッロ「道化師」より第2幕(1965)/リュシーン・アマラ(ソプラノ)
 フランコ・コレッリ
  プッチーニ「トスカ」より“星も光りぬ”(1962)/リーザ・デラ・カーサ(ソプラノ)
 フランコ・コレッリ
  ヴェルディ「仮面舞踏会」より“私はお前のそばにいるぞ”(1964)
   レジーヌ・クレスパン(ソプラノ)
 ジョン・ヴィッカーズ
  ヴェルディ「アイーダ」より“あなたの運命を左右する”(1964)
   ジュリエッタ・シミオナート(メゾソプラノ)
 ジェームス・マクラッケ
  ヴェルディ「オテロ」より“そして今は!…そして永遠にさらば,神聖な思い出よ”(1964)
   ロバート・メリル(バリトン)
 ニコライ・ゲッダ
  グノー「ファウスト」より第5 幕(1960)
   リュシーン・アマラ(ソプラノ)ジェローム・ハインス(バス)
 20 世紀最も重要なテノール歌手たちの名映像集

 画面:4:3  B&W、音声:モノ/ステレオ、字幕:英語、リージョン:All、94 分

 20 世紀を代表するテノール歌手たちによるライヴ・テレビ・プログラム映像集。世紀の名テノール。ニコライ・ゲッダとリュシーン・アマラ、ジェローム・ハインスによる三重唱は初出映像です。


















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