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≪第92号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その8 2017年5月30日(火)〜





6/2(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



APARTE



AP 142
(CD)
\2600
Exiles〜亡命者たち
 1. ブロッホ:ヘブライ狂詩曲『シェロモ』
 2. コルンゴルト:チェロ協奏曲 ハ長調 op.37
 3. コルンゴルト:死の都op.12よりピエロのひとり歌
 4. プロコフィエフ:ヘブライの主題による序曲 op.34*
 5. ブロッホ:ユダヤ人の生活から(全3 曲)*
 6. ブロッホ:ウェディング・ダンス(伝統曲)*
 7. ハヴァ・アルバースタイン
  (b.1947/ポーランドに生まれイスラエルに移住した
   女性シンガーソングライター):
    幼いイザークに歌うサラの子守歌*
 8. Freilechs, Sim Shalom,
  Azoy Tantzmen in Odessa(伝承曲)
オフェリー・ガイヤール(チェロ)
モンテ・カルロフィルハーモニー管[1-3]
ジェームズ・ジャッド(指揮)[1-3]
ジルバ・オクテットのメンバー*

APLP 142
(2LP)
150g 重量盤
\5600
 ガイヤール最新盤。アメリカに亡命した作曲家たちの作品、高音質でも人気のAPARTEレーベル初のLPも同時発売!

 録音:2015年7月、2016年6月

 気品としなやかさを兼ね備えたフランスの女性チェロ奏者、オフェリー・ガイヤール。
 彼女の最新盤は、「亡命者たち」と題した1 枚。前作「アルヴォラーダ」(AP.104) でスペイン色豊かな世界へと私たちをいざなったガイヤール。
 本作では、アメリカに亡命した作曲家ブロッホ、コルンゴルト、プロコフィエフらの足跡をたどる旅路へと我々を誘います。祈り(「ユダヤ人の生活から」)、ヘブライの物語(シェロモ)、そして子守歌やウェディング・ダンス、宗教的な瞑想・・・。ユダヤの移民の文化や日常生活、様々な側面を反映した音楽を通して、アメリカの地から祖国に思いを馳せた作曲家たちの思いを代弁するかのような1 枚です。
 ガイヤールの親しみのある表情と、深く響く音色が心に沁みます。彼女の音色を堪能できるよう、アナログも発売されるとあって、注目盤です!




AUDITE


AU 97727
\2600
ジャック・ティボー・トリオ、
ミヨー、マルチヌーの弦楽三重奏曲

  ミヨー(1892-1974):
   (1)弦楽三重奏曲 Op.274
   (2)三重奏のためのソナチネ Op.221b
  マルチヌー(1890-1959):
   (3)弦楽三重奏曲第1 番 H 136
   (4)弦楽三重奏曲第2 番 H 238
ジャック・ティボー・トリオ
 【ブルクハルト・マイス(ヴァイオリン)、
  ハンナ・ストライボス(ヴィオラ)、
  ボグダン・ジアヌ(チェロ)】
 進化し続けるジャック・ティボー・トリオがミヨー、マルチヌーの弦楽三重奏曲全曲を録音!

 セッション録音:2017年3月27-29日/イエス・キリスト教会(ベルリン)/ディジパック仕様58’16”

 2014 年に結成20 周年を迎え、さらなる活躍をみせるジャック・ティボー・トリオ。1994 年の結成時より演奏機会が少ないながらも三重奏曲の重要なレパートリーを演奏・録音してきました。
 当ディスクでは20 世紀に活躍したミヨーとマルチヌー(マルティヌー)の作品に挑みました。
 フランス6 人組の中心人物ミヨーは、新古典派主義の作品の中にもロマンティックな傾向もみせる独特の香りをもつ多作曲家で、なかでも室内楽作品を多数残しました。
 ここに収録された2 篇はともに1940 年代の作品で、第2 次大戦を避け渡米したころに作曲されました。ミヨーらしいおしゃれな旋律が印象的です。
 一方、1890 年チェコに生まれ、1920 年代にパリにて現代音楽の新古典主義に傾倒し、1950 年代にアメリカに移住した作曲家マルチヌー。ミヨー同様あらゆる分野に多数の作品を残しましたが、ここに収録された2 篇もマルチヌーの個性を示した秀作です。雄弁な語り口と実に見事なアンサンブルを聴かせるジャック・ティボー・トリオ、渾身の新録音です!ジャン・クラ、レーガー、ドホナーニ、コダーイの弦楽三重奏曲集(AU 97534)、ベートーヴェンの弦楽三重奏曲全集(AU 23430)とあわせてお楽しみください。




HMF



HMX 2908748
\1800
※カタログ付き
特価&2017年カタログ付!!
 シューベルト:
  ・ピアノ三重奏曲 変ホ長調 op.100 D929
  ・ピアノ五重奏曲 イ長調「鱒」op.114 D667
トリオ・ヴァンダラー
クリストフ・ゴーゲ(Vla)
ステファーヌ・ロジェロ(Cb)
 トリオ・ヴァンダラーのシューベルトが特価カタログ付CD で登場!

 録音:2000年7月(三重奏)、2002年6月(鱒)/HMF2017 カタログ付

 トリオ・ヴァンダラーの、シューベルトの名演2 作をカップリングしてのカタログCD の登場。ピアノ三重奏曲の繊細な表情、「鱒」の活き活きとした表情はいつ聴いても見事です。2017 年ハルモニアムンディのカタログ付き限定盤です。
 

HMM 902282
\2700
シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ集
 ・ソナタ第21番 変ロ長調 D960
 ・ソナタ第13番 イ長調 op.120 D664
ハヴィエル・ペリアネス(ピアノ)
 ペリアネスが明るく照らしだすシューベルトの世界

 録音:2016年12月、マヌエル・デ・ファリャ・オーディトリウム(スペイン)

 スペインの俊英、ハヴィエル・ペリアネス最新盤。シューベルトのソナタ集です。
 ペリアネスのじめじめしていない音色が、純粋にシューベルトの広い世界を明るく照らしだします。
 第13 番D.664 は1819 年(1825 年の説も)、シューベルトが20 代前半に書いたものですが、愛らしい旋律、内声部まで書き込まれていて充実した秀作です。シューベルト最晩年の作品と並べることで、シューベルトの才能の深化がいかに早かったかということを思い知ると同時に、その旋律の純粋な美しさにあらためて感動をおぼえます。




SUPRAPHON



SU 4227
\2300→\2090
ヨゼフ・スーク・ピアノ四重奏団による
 ドヴォルザークとスーク

  (1)ドヴォルザーク(1841-1904):
   ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 Op.87 B.162(1889)
  (2)ヨゼフ・スーク(1874-1935):
   ピアノ四重奏曲 イ短調 Op.1(1891)
ヨゼフ・スーク・ピアノ四重奏団
 【ラディム・クレスタ(ヴァイオリン)、
  エヴァ・クレストヴァー(ヴィオラ)、
  ヴァーツラフ・ペトル(チェロ)、
  ヴァーツラフ・マーハ(ピアノ)】
 新進気鋭のヨゼフ・スーク・ピアノ四重奏団によるドヴォルザークとスーク!

 セッション録音:2016年11月26日、12月4&11日/プラハ音楽院/60’44”

 20 世紀初期のチェコを代表するドヴォルザークとスークのピアノ四重奏曲集。1885 年から1892 年までプラハ音楽院でドヴォルザークに学んだスークの記念すべき作品1 であるピアノ四重奏曲は17 歳の時の作品。国民主義の作風から出発したスークの原点を知ることのできる意欲作です。
 スークは1898 年に師であるドヴォルザークの娘オティーリエと結婚し、その後チェコ四重奏団(旧ボヘミア四重奏団)の第2 ヴァイオリン奏者をつとめ、その後1922 年からはプラハ音楽院で教鞭を執りました。一方、ドヴォルザークのピアノ四重奏曲第2 番は48 歳の時の作品。国民主義的傾向がさらに深められ、一連の傑作とともに充実した内容です。
 両者ともに弦楽器奏者出身のため、とりわけ優美な主旋律が魅力的です。チェコの新進気鋭の演奏者により結成されたヨゼフ・スーク・ピアノ四重奏団の演奏で、溌溂としたスークとドヴォルザークをお楽しみいただけます。





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CHANDOS



CHAN 10970
\2400→\2190
レーガー:クラリネット・ソナタ集
 クラリネット(ヴィオラ)・ソナタ 変ロ長調 Op.107*
 クラリネット・ソナタ 変イ長調 Op.49-1*
 クラリネット・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.49-2†
マイケル・コリンズ
 (クラリネット in B♭*/
  クラリネット in A†)
マイケル・マクヘイル(ピアノ)
 マイケル・コリンズの新レパートリー!レーガーのクラリネット・ソナタ登場!

 ☆現代最高のクラリネット奏者の一人、マイケル・コリンズ!
 ☆クラリネットの新たなレパートリーを探求して辿り着いた、マックス・レーガーのソナタ!

 ロンドン・シンフォニエッタやフィルハーモニア管弦楽団の首席奏者を歴任し、ナッシュ・アンサンブルのメンバーとしても活躍した現代最高のクラリネット奏者の一人、マイケル・コリンズ。
 デュオ・パートナーのマイケル・マクヘイルとともにクラリネットの新たなレパートリー探求に励み、楽器の可能性、表現の多様性を追究。ついにたどり着いたのが、ドイツの偉大な作曲家、マックス・レーガー(1873−1916)の3つのクラリネット・ソナタ。ブラームスからの影響を受けたこれらの叙情的なソナタは、荘厳なオルガン音楽とは対照的な、感情豊かで親しみやすい作品です。
 2017年3月の来日公演では、シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアの指揮&ソロ、シャーロット・ド・ロスチャイルドとの共演を披露してくれた名手、マイケル・コリンズの美音によるレーガー。
 管楽器、クラリネット関係者必聴!

 録音:2017年2月26日−28、ポットン・ホール(サフォーク)



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CHSA 5204
(5SACD HYBRID)
\9100→\6990
ヤルヴィ生誕80周年記念リリース第3弾!
 チャイコフスキー:バレエ音楽全集

 《眠りの森の美女》 Op.66*†
 《白鳥の湖》 Op.20*
 《くるみ割り人形》 Op.71
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)*
ロバート・デマイン(チェロ)†
 ネーメ・ヤルヴィ80歳記念リリース第3弾!チャイコフスキーの3大バレエ音楽(全曲)!

 ☆ネーメ・ヤルヴィ生誕80周年記念リリース第3弾!
 ☆ベルゲン・フィルと録音したチャイコフスキーの三大バレエ音楽全曲がセットになって登場!

 「シュトラウス・イン・サンクトペテルブルク(CHAN 10937)」、「ブゾーニ:管弦楽作品集(CHAN 241-57)」に続く、ネーメ・ヤルヴィの生誕80周年記念リリース第3弾。
 2012年から2014年にかけて発売され、その快活で優美な音楽が世界で絶賛されたチャイコフスキーのバレエ音楽集。SACD5枚分がセットになり「バレエ音楽全集」としてついに登場!
 英サンデー・タイムズ紙「アルバム・オヴ・ザ・ウィーク」(眠れる森の美女)、英BBCミュージック・マガジン「オーケストラル・チョイス」(白鳥の湖)、英メール・オン・サンデー紙「アルバム・オヴ・ザ・ウィーク」(くるみ割り人形)など、高い評価を得てきたネーメ・ヤルヴィのバレエ音楽集、SACDハイブリッド盤の豪華5枚組BOXです!

 録音:2012年6月18日−23日(眠れる森の美女)、2012年6月18日&12月3日−6日(白鳥の湖)、2013年12月9日−12日(くるみ割り人形)、グリーグ・ホール(ベルゲン、ノルウェー)



  

CHAN 10987
\2400
サクソフォン四重奏のための作品集
 サンジュレー:協奏的大四重奏曲 Op.79/
 ピエルネ:民謡風ロンドによる序奏と変奏/
 ボザ:アンダンテとスケルツォ/
 ギジェルモ・ラゴ(ヴィレム・ファン・メルヴィク):シウダーデス(都市)/
 ヒューゴ・ラインハルト:サクソフォン四重奏曲 ヘ短調/
 ギジェルモ・ラゴ(ヴィレム・ファン・メルヴィク):
  ワーズワース・ポエム(世界初録音)/
 ウィル・グレゴリー:ホー・ダウン
フェリオ・サクソフォン四重奏団 
 新進気鋭のサクソフォン・クヮルテット、CHANDOSからデビュー!

 ☆イギリスの新進気鋭サクソフォン四重奏団がChandosからデビュー!
 ☆ギジェルモ・ラゴの「ワーズワース・ポエム」は、2017年4月に初演されたばかりの新作!

 ロイヤル・オーヴァー=シーズ・リーグのアンサンブル・コンクール2015、フィルハーモニア管弦楽団&マーティン・ミュージカル・スカラーシップのアンサンブル賞2015、タンネル・トラスト賞2014/2015、パーク・レーン・グループ・アーティスト2015/2016など数々の賞を受賞し、セント・ジョンズ・スミス・スクエアのヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー2016/2017に見事選ばれたイギリスの新進気鋭のサクソフォン・クヮルテット、フェリオ・サクソフォン四重奏団の商業デビューCDがChandosから登場!
 サンジュレーやピエルネ、ボザらの名作から、21世紀の新作まで、サクソフォン四重奏のためのオリジナル作品を収録。
 中でも、フェリオ・サクソフォン四重奏団によって委嘱されたギジェルモ・ラゴ(オーレリア・サクソフォン四重奏団やオランダ管楽アンサンブルのメンバーとしても活動したサクソフォン奏者、ヴィレム・ファン・メルヴィクの作曲家としての名義)の「ワーズワース・ポエム」は、2017年4月にセント・ジョンズ・スミス・スクエアで初演されたばかりの作品です。

 録音:2017年2月23日−25日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)


CHANDOS CLASSICS


CHAN 10989X
\2100

エクスプローシヴ・クラシックス
様々なアーティスト
 ストラヴィンスキー:《火の鳥》より 「Infernal Dance」
  〔ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、ロンドン交響楽団〕
 プロコフィエフ:《ロメオとジュリエット》より 「Knights’ Dance」
  〔ドミトリー・キタエンコ(指揮)、デンマーク国立放送交響楽団〕
 ヴェルディ:《レクイエム》より 「Dies Irae」、「Tuba Mirum」
  〔リチャード・ヒコックス(指揮)、ロンドン交響楽団&合唱団〕
 ヤナーチェク:《シンフォニエッタ》より Allegretto
  〔エドワード・ガードナー(指揮)、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団〕
 ムソルグスキー:《展覧会の絵》より 「キエフの大門」
  〔ワレーリー・ポリャンスキー(指揮)、ロシア国立交響楽団〕
 ニールセン:《アラジン》より 「Oriental Festival March」
  〔ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、デンマーク国立放送交響楽団〕
 ワーグナー:《恋愛禁制》 序曲
  〔ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団〕
 グリーグ:《ペール・ギュント組曲》第1番より 「In the Hall of the Mountain King」
  〔ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、アルスター管弦楽団〕
 ホルスト:《惑星》より 「火星、戦争をもたらす者」
  〔アンドルー・デイヴィス(指揮)、BBCフィルハーモニック〕
 コープランド:市民のためのファンファーレ〔ジョン・ウィルソン(指揮)、BBCフィルハーモニック〕
 ハチャトゥリアン:《ガイーヌ》より 「剣の舞」
  〔ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団〕
 オルフ:《カルミナ・ブラーナ》より 「おお、運命の女神よ」
  〔リチャード・ヒコックス(指揮)、ロンドン交響楽団&合唱団〕
 ☆ヤルヴィ、キタエンコ、ヒコックス、ガードナー、ロジェヴェン、ポリャンスキー、ハンドリー、etc...
 ☆Chandos歴代の名指揮者たちの名演を集めた、オーケストラ・コンピレーション・アルバム!

 Chandosのクラシカル・コンピレーション・アルバム最新作は、「Explosive (破裂音)」がテーマ。40年近い歴史を誇るChandosの初期の名録音から近年の新録音まで、歴代の名指揮者たちによる爽快で壮麗なオーケストラ・サウンドを、高品質なシャンドス・サウンドでご堪能あれ!




MELODIYA



MEL1002497
\2400
アレクサンドル・チャイコフスキー(1946-):作品集
 ヴィオラ、独奏ピアノと管弦楽のための協奏曲第2番
 「シンプル・トーンによるエチュード」
 (ユーリ・バシュメットに捧げる)
  1.第1楽章:Andante
  2.第2楽章:Con moto
  3.第3楽章:Adagio, a tempo rubato
  4.第4楽章:Allegro ma non troppo‐第5楽章:Adagio
 2台ピアノと管弦楽のための協奏曲 op.70
  5.第1楽章:Allegro ma non troppo
  6.第2楽章:Andante
  7.第3楽章:Allegro
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)…1-4
クセニア・バシュメット(ピアノ)…1-4
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)…5-7
ダリア・チャイコフスカヤ(ピアノ)…5-7
マリス・ヤンソンス(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
 ボリス・チャイコフスキーの甥であるアレクサンドル・チャイコフスキー(ピョートル・イリイチとは血縁関係なし)。
 彼は現代ロシアで最も著名な作曲家の一人であり、ユーリ・バシュメットとの音楽的協力でも知られています。
 このアルバムには2曲の協奏曲を収録。1993年に初演された「シンプル・トーンによるエチュード」は、バシュメットに献呈された作品で、ロマン派、印象主義、ジャズ、ミニマリズム、ロックンロールに至るまでの様々な時代のイディオムが使われています。
 「2台のピアノと管弦楽のための協奏曲」はネイガウス門下のアレクサンドル・スロボジャニクと彼の息子のために書かれた作品。最初は独奏ピアノの協奏曲でしたが、初演の終了後に第2ピアノのパートが付け加えられたもので、このヴァージョンでの初演ではチャイコフスキーはこのパートを演奏したということです。
 2曲を指揮するのはマリス・ヤンソンス。以前もBR KLASSIKに「交響曲第4番」(900107)を録音するなど、アレクサンドル・チャイコフスキーを愛奏しており、この録音でも共感に満ちた素晴らしい演奏を披露しています。
 録音 2016年3月29日 ライヴ収録 Tchaikovsky Concert Hall
  Sound engineer-Pavel Lavrenenkov Recording engineer-Victor Osadchev Remastering-Elena Barykina
 

MEL1002487
\2400
ヴラディスラフ・ハンドギー:ピアノ・リサイタル
 1-3.モーツァルト:ピアノ・ソナタ ヘ長調 K332
 4.ショパン:マズルカ Op.6-1 嬰ヘ短調
 5.ショパン:マズルカ Op.6-2 嬰ハ短調
 6.ショパン:マズルカ Op.6-3 ホ長調
 7.ショパン:マズルカ Op.6-4 変ホ短調
 8.ショパン:夜想曲 変ホ長調 Op.55-2
 9.クライスラー=ラフマニノフ:愛の悲しみ
 10.ラフマニノフ:前奏曲 ニ長調 Op.23-4
 11.リスト:メフィスト・ワルツ 第1番 S514
  12-14.ヒナステラ:アルゼンチン舞曲 Op.2
ヴラディスラフ・ハンドギー(ピアノ)
 ベラルーシに生まれ、2014年、13歳の時にロシアのKULTUREテレビが主催した若手奏者のためのコンクール「Nutcracker」で160名の参加者を制して優勝、注目を浴びたヴラディスラフ・ハンドギー。
 2年間で著しく成長し、2016年、デニス・マツーエフが主宰した「グランド・ピアノ国際ピアノ・コンクール」において弱冠15歳で名誉賞を獲得、このアルバムを録音する権利を獲得しました。
 年齢を超えた音楽的成熟は他を圧倒するも、彼自身は「上達する方法は日々練習を重ねることのみ」をモットーにしているという勤勉さも持ち合わせています。

  録音 2016年10月 Recorded in Academy of Choral Art Sound engineer- Maria Soboleva Audio editing-Elena Sych
 

MEL1002474
\2400
チャイコフスキー(1840-1893):四季(弦楽五重奏とクラリネット版) セルゲイ・マザエフ五重奏団(QUEENtet)
【メンバー】
 アンナ・キム(第1ヴァイオリン)
 アンナ・パスコ(第2ヴァイオリン)
 アンナ・ジュラヴリョーワ(ヴィオラ)
 オルガ・デミーナ(チェロ)
 セルゲイ・ガイアー(コントラバス)
 セルゲイ・マザエフ(クラリネット)
アンドレイ・デミン(指揮)
 原曲はピアノ独奏曲であるチャイコフスキーの「四季」。精緻な情景描写による12の曲は、管弦楽や他の楽器のために編曲され様々な形で愛されています。
 ここでは、クラリネットと弦楽五重奏のための編曲が用いられており、名手マザエフのクラリネットを中心とした若手奏者たちはこのアルバムを録音する前に、何度もコンサートでこの曲集の抜粋版を演奏し、リスナーだけでなく評論家たちからも高い評価を受けるなど、周到な準備を重ねた上でアルバムをリリース。新鮮な響きは聴き手にも新たな喜びをもたらします。
 録音 2015年 モスクワ 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


APR



APR 6022
(2CD/特別価格)
\2500

レフ・プイシュノフ 〜 78回転録音全集&SAGA LP録音選集
レフ・プイシュノフ(ピアノ)
 J.S.バッハ(サン=サーンス編):カンタータ第29番 BWV.29より 序曲〔録音:1922年10月〕
 ベートーヴェン(サン=サーンス編):《アテネの廃墟》より 回教僧の合唱〔録音:1923年12月〕
 シューベルト(プイシュノフ編):《ロザムンデ》D.797より バレエ音楽第2番〔録音:1923年3月〕
 ショパン:練習曲第21番変ト長調 Op.25-9《蝶々》〔録音:1922年10月〕
 ショパン:練習曲第4番嬰ハ短調 Op.10-4〔録音:1922年10月〕
 リスト:小人の踊り S.145-2〔録音:1922年10月〕
 ドビュッシー:アラベスク第2番ト長調〔録音:1923年4月〕
 グラズノフ:ポルカ Op.42-2〔録音:1923年4月〕
 ラフマニノフ:ユモレスク ト長調 Op.10-5(1894年初稿版)〔録音:1923年12月〕
 プイシュノフ:雨が降る時〔録音:1922年10月〕
 プイシュノフ:小さなワルツ〔録音:1923年12月〕
 プイシュノフ:オルゴール〔録音:1923年12月〕
 シューベルト(プイシュノフ編):《ロザムンデ》D.797より バレエ音楽第2番〔録音:1926年5月〕
 シューベルト(ゴドフスキー編):楽興の時第3番ヘ短調 D.780-3,Op.94-3〔録音:1927年5月20日〕
 シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894,Op.78《幻想》〔録音:1928年3月〕
 シューベルト:即興曲変イ長調 D.935-2,Op.142-2〔録音:1928年3月〕
 リスト:森のささやき S.145-1〔録音:1929年2月〕
 リスト:小人の踊り S.145-2〔録音:1929年2月〕
 アルベニス(グノー編):タンゴ Op.165-2〔録音:1927年5月20日〕
 サン=サーンス(ゴドフスキー編):白鳥〔録音:1929年3月〕
 パデレフスキ:奇想曲 Op.14-3〔録音:1927年5月20日〕
 グラズノフ:ポルカ Op.42-2〔録音:1926年5月〕
 ラフマニノフ:前奏曲変ロ長調 Op.23-2〔録音:1927年5月20日〕
 ラフマニノフ:道化師嬰ヘ短調 Op.3-4〔録音:1927年5月20日〕
 グレインジャー:シェパーズ・ヘイ〔録音:1927年5月20日〕
 ショパン:練習曲第13番変イ長調 Op.25-1《エオリアン・ハープ》〔録音:1948年9月10日〕
 ショパン:練習曲第14番ヘ短調 Op.25-2〔録音:1948年9月10日〕
 ショパン:マズルカ第21番嬰ハ短調 Op.30-4〔録音:1948年9月10日〕
 ショパン:夜想曲第9番ロ長調 Op.32-1〔録音:1948年6月25日〕
 ショパン:ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1《華麗なる円舞曲》〔録音:1948年7月1日〕
 ショパン:夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2〔録音:1958年〕
 ショパン:子守歌変ニ長調 Op.57〔録音:1958年〕
 ショパン:舟歌嬰ヘ長調 Op.60〔録音:1958年〕
 ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66〔録音:1958年〕
 グラズノフ:主題と変奏 Op.72〔録音:1958年〕
 英国に亡命した20世紀ロシアの知られざる名ピアニスト。レフ・プイシュノフの貴重音源がAPRから復刻!

 20世紀前半、主にイギリスで活躍した知られざるロシアの伝説的ピアニスト、レフ・プイシュノフ(1891−1959)が、Columbia、HMV、Sagaに遺した貴重な録音の数々がAPRから復活!
 1891年にオデッサで生まれたプイシュノフは、サンクトペテルブルク音楽院で、シモン・バレルやマリア・ユーディナの師でもあるアネット・エシポフ=レシェティツキー(アンナ・エシポワ)にピアノを師事。その後、ロシア革命の勃発に伴い祖国から脱出し、ペルシャ、パリを経て、活躍の場となるロンドンにたどり着くなど、激動の時代を生き抜いた20世紀の名ピアニストです。
 プイシュノフの78回転録音の全曲収録は、名エンジニア、マーク・オーバート=ソーンがプロデューサー、リマスタリング・エンジニアを務めたこのAPR盤が初。最晩年の1958年に録音されたショパンとグラズノフの復刻も話題を集めることでしょう!
 また、エグゼクティヴ・プロデューサーのマイケル・スプリング自らが執筆したブックレット内の「The mystery of Pouishnoff’s Saga recordings」(英文)も要注目の内容です。




GLOSSA CABINET



GCD C80804
(2CD/特別価格)
\3200
J.S.バッハ:フルート作品集
 CD1(無伴奏フルート):
  無伴奏フルート・パルティータ イ短調 BWV.1013/
  無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV.1007/
  無伴奏チェロ組曲第2番ロ短調 BWV.1008/
  無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009/
 CD2(フルート&チェンバロ):
  ソナタ ニ短調 BWV.527/トリオ ニ短調 BWV.583/
  ソナタ ト長調 BWV.525/ソナタ ト短調 BWV.528/
  アリア ヘ長調 BWV.587/
  ソナタ ホ短調 BWV.526
   (BWV.1013を除く全編曲:
    ウィルベルト・ハーツェルツェット)
ウィルベルト・ハーツェルツェット
 (トラヴェルソ)
ジャック・オッホ(チェンバロ/CD2)
 Glossa Cabinet 2017!〜 スペインから届く古楽の愉しみ 〜
 ハーツェルツェットの大名盤「無伴奏フルート作品集」!

 ☆ハーツェルツェットを代表する名盤、「無伴奏フルート組曲」がGlossa Cabinetから登場!
 ☆ジャック・オッホと共演した「トリオ・ソナタ集」とセットになった2枚組!

 オランダが誇るトラヴェルソの偉大な名手、ウィルベルト・ハーツェルツェット。「無伴奏フルート・パルティータ(ソナタ)」と自身で編曲した「無伴奏チェロ組曲」からのフルート版を収録した名盤「無伴奏フルート作品集」と、ジャック・オッホと共演した「トリオ・ソナタ集」(こちらもすべて自身の編曲によるオルガン作品からのフルート版)が、セットになってGlossa Cabinetシリーズより登場!

 録音:1998年10月(CD1)&1998年12月(CD2)、スペイン



 


GCD C80203
\2100
スペイン・ルネサンスの世俗音楽
 ルイス・デ・ナルバエス、
 フアン・デル・エンシーナ、
 ディエゴ・オルティス、
 アロンソ・ムダーラ、
 作曲者不詳、他の作品
ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ、指揮)、
アンサンブル・ラ・ロマネスカ
 〔マルタ・アルマハーノ(ソプラノ)、
  パオロ・パンドルフォ
   (ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  フアン・カルロス・デ・ムルダー
   (ビウエラ、ギター)、
  ペドロ・エステバン(パーカッション)〕
 古楽の名手たちが再現する、スペイン黄金時代の世俗音楽!

 ☆ホセ・ミゲル・モレーノの初期の名盤の1つ。スペイン・ルネサンスの「世俗音楽」を生き生きと再現した好企画盤!

 Glossaの共同設立者でもあるモレーノ兄弟の兄、バロック・ギタリストのホセ・ミゲル・モレーノが率いる「アンサンブル・ラ・ロマネスカ」。
 15世紀〜16世紀のスペイン黄金時代の世俗音楽を、ホセ・ミゲル・モレーノやマルタ・アルマハーノ、パオロ・パンドルフォといった古楽界の一流アーティストたちが生き生きと再現します。

 録音:1995年3月、スペイン
 


GCD C80911
\2100
モンテヴェルディに影響を与えたマドリガーレの大家!
 ジャッケス・デ・ヴェルト:マドリガーレ集
ラ・ヴェネクシアーナ、
クラウディオ・カヴィーナ(指揮)
 ☆モンテヴェルディに影響を与えたフランドルの作曲家、ジャッケス・デ・ヴェルトのマドリガーレ集!

 鬼才クラウディオ・カヴィーナ率いる、ラテン系ヴォーカル・アンサンブルの最高峰ラ・ヴェネクシアーナ。
 ジャッケス・デ・ヴェルトは、マントヴァやフェラーラの宮廷で活躍したフランドルの作曲家。マドリガーレの大家であり、その様式と技法はモンテヴェルディの「第二作法」へも多大な影響を与えたとされています。

 録音:2002年4月、イタリア
 


GCD C80023
\2100
私に答えよ 〜 ナポリ・バロックの典礼音楽
 ガエターノ・ヴェネツィアーノ、
 ニコラ・ファーゴ、
 フランチェスコ・プロヴェンツァーレ、
 ガエターノ・グレコ、作曲者不詳の作品
カペラ・ナポリターナ
アントニオ・フローリオ(指揮)
アントネッラ・イッポリト(ソプラノ)
ジェーン・ホートン(ソプラノ)
ダニエラ・デル・モナコ(アルト)
 ナポリの初期バロック音楽の重要な録音が復活!

 ☆ナポリ・バロックのスペシャリスト、アントニオ・フローリオ、初期の重要録音!

 歴史に埋もれた知られざるイタリア、ナポリのバロック音楽を追い求め続けるアントニオ・フローリオと、フローリオ率いるピリオド・アンサンブル、"カペラ・ナポリターナ"(録音当時名称は、"カペラ・デッラ・ピエタ・デ・トゥルキーニ")。
 ナポリ初期バロックの典礼音楽を、3つのセクション(死者のための典礼、聖体祭、降誕祭〔クリスマス〕)にわけて収録。ナポリ・バロックのスペシャリストたちによる、飽くなき探究心と徹底した時代考証によって実現した、貴重な録音です。

 録音:1990年11月&1993年5月、ナポリ
 


GCD C80022
\2100
17世紀ラテン・アメリカの音楽
 ディエゴ・ホセ・デ・サラサール、
 ディエゴ・フェルナンデス、
 フアン・イダルゴ、フアン・デ・アラウホ、
 フランシスコ・デ・ペニャローサ、
 ガスパール・フェルナンデス、
 エルナンド・フランコ、他の作品
アンサンブル・エリマ
ガブリエル・ガリード(指揮)
 ガブリエリ・ガリーノが復興する、17世紀南米の音楽!

 ☆アルゼンチン出身の古楽系ソプラノ、マリア・クリスティーナ・キールが歌う南米バロック!

 アルゼンチン出身の指揮者であり、イタリア・バロック、そしてラテン・アメリカのバロック音楽の再発見と蘇演の第一人者として活躍するガブリエリ・ガリードと、アンサンブル・エリマ。
 アルゼンチンの古楽系ソプラノ、マリア・クリスティーナ・キールとガブリエル・ガリードとの初期のコラボレーション・アルバムは、「コンキスタドール(スペインによる南米征服)」後にラテン・アメリカで作られていった、スペインやポルトガルの影響を多分に含む音楽たち。

 録音:1991年2月、イタリア
 


GCD C80701
\2100
フィドルと打楽器のための中世の音楽
 作曲者不詳の作品
  (大英図書館 MS. Add. 29987より)
シンフォニエ
 〔スティーヴィー・ウィシャート
  (中世のフィドル、ハーディ・ガーディ)、
  ジム・デンリー(打楽器)、
  ペドロ・エステバン(打楽器)〕
 14世紀イタリアの器楽作品を忠実に再現!

 ☆フィドルとハーディ・ガーディの専門家、スティーヴィー・ウィシャートが、中世の音楽を忠実に、そして新鮮な表現で再現!

 中世のフィドル(ヴァイオリン)とハーディ・ガーディの専門家、スティーヴィー・ウィシャート(現在は現代音楽、電子音楽の分野でも活躍)が率いるアンサンブル "シンフォニエ"のGlossa初期のアルバム。
 大英図書館所蔵の手稿譜(MS. Add. 29987)からフィドルと打楽器のための音楽を収録。14世紀イタリアの器楽を忠実に、そして新鮮な解釈で再現します。

 録音:1996年7月、スペイン




キング・インターナショナル


N 響85周年記念シリーズ新マスタリング&UHQCD 発売第2 弾

 新マスタリングを施し、見違えるような音質となり話題のNHK 交響楽団シリーズの第2 弾。UHQCD でますますNHK 交響楽団の凄さ、共演ソリストの神業をご堪能できます。
 *もとの音源が古いため、テープ劣化によるお聴き苦しい箇所がございます。予めご了承下さい。
 UHQCDとは
 マスターの音質を極限まで再現するUHQCD(Ultimate Hi Quality CD)。
 新製法の微細ピット転写技術と反射膜に特殊合金を採用することで、従来の高音質ディスクよりさらにマスターに忠実な音を再現した究極のCD をお届けします。
 ※全てのCD プレイヤーでお楽しみいただけます。

KKC 2028/30
(3CD)
\4300
サヴァリッシュ/ブラームス:交響曲全集
 Disc1
  (1)第1番ハ短調Op.68
  (2)第2番ニ長調Op.73(第1楽章)
 Disc2
  (1)第2番ニ長調Op.73(第2-4楽章)
  (2)第3番ヘ長調Op.90
 Disc3
  (1)悲劇的序曲Op.81
  (2)第4番ホ短調Op.98
ヴォルグガング・サヴァリッシュ(指揮)
NHK交響楽団
 N 響85周年記念シリーズ新マスタリング&UHQCD 発売第2 弾
 新マスタリングを施し、見違えるような音質となり話題のNHK 交響楽団シリーズの第2 弾。UHQCD でますますNHK 交響楽団の凄さ、共演ソリストの神業をご堪能できます。
 *もとの音源が古いため、テープ劣化によるお聴き苦しい箇所がございます。予めご了承下さい。

 収録:Disc1:1973年6 月23 日NHKホール(1)、71 年5 月8 日東京厚生年金会館(2)(ライヴ)、Disc2:1971年5 月8 日東京厚生年金会館(1)、72 年4月19日東京文化会館(2)(ライヴ)、Disc3:1972年4 月19日東京文化会館(1)、75 年4 月23日NHKホール(2)(ライヴ)/STEREO、日本語帯・解説付/★2011年12月発売
 

KKC 2053/55
(3CD)
\4300
ホルスト・シュタイン/ベートーヴェン:交響曲
 Dics1
  交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
 Disc2
  交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
  交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
 Disc3
  交響曲第7番イ長調Op.92
ホルスト・シュタイン(指揮)
NHK交響楽団
 1985年11月6日/NHKホール(CD1)、92年4月26日(CD2)/サントリーホール、89年2月3日/NHKホール(CD3)/STEREO、日本語帯・解説付/★2012年5月発売
 

KKC 2015/6
(2CD)
\3000
ヴァント/シューベルト、ブルックナー:交響曲
 Disc1
  シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944《ザ・グレイト》
 Disc2
  ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(1890年版)
ギュンター・ヴァント(指揮)
NHK交響楽団
 収録:1979年11月9日 NHKホール(Disc1)、1983年12月15日 NHKホール(Disc2)/STEREO、日本語帯・解説付/★2011年10月発売。レコード芸術誌特選
 

KKC 2013/4
(2CD)
\3000
ピエール・デルヴォー/
 モーツァルト、ヘンデル、サン=サーンス、他

 Disc1
  (1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
  (2)ヘンデル:
   ハープシコード組曲第7番ト短調HWV.432〜パッサカリア
  (3)サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調Op.78《オルガン付き》
 Disc2
  (1)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
  (2)同:夜想曲より《雲》/《祭》
  (3)デュカス:魔法使いの弟子
  (4)ラヴェル:道化師の朝の歌
  (5)同:ボレロ
ピエール・デルヴォー(指揮)
NHK 交響楽団
Disc1
 エリック・ハイドシェック(ピアノ)
 アンドレ・イゾワール(オルガン)
 収録:1978年11月8日、11月15日 NHKホール(Disc1)、1978年11月17日 NHKホール(Disc2)/STEREO、日本語帯・解説付/★2011年10月発売。レコード芸術誌推薦
 

KKC 2026/7
(2CD)
\3000
マタチッチ/
 ウェーバー、ワーグナー、ストラヴィンスキー、他

 Disc1
  (1)ウェーバー:《魔弾の射手》序曲
  (2)ワーグナー:《リエンツィ》序曲
  (3)同:《さまよえるオランダ人》序曲
  (4)同:《タンホイザー》序曲
  (5)同:《ニュルンベルクのマイスタージンガー》前奏曲
 Disc2
  (1)ヤナーチェク:シンフォニエッタ
  (2)コダーイ:組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
  (3)ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1945年版)
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
NHK交響楽団
 収録:Disc1:1969 年5 月27日(1)、73 年12 月27 日(3)-(5)、75 年12 月4 日(2) 東京文化会館、NHKホール(ライヴ)、Disc2:1973年12 月5、14 日 NHKホール(ライヴ)/STEREO、日本語帯・解説付/★2011年12月発売。レコード芸術誌特
 

KKC 2037/8
(2CD)
\3000
ノイマン/
 スメタナ:交響詩/ドヴォルザーク:スラヴ舞曲

  Disc1
   スメタナ:交響詩「わが祖国」(全6曲)
  Disc2
   ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1集、第2集(全曲)
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
NHK 交響楽団
 収録:Disc1:1978年12 月13 日(ライヴ)、Disc2:1990 年11 月9 日 NHKホール(ライヴ)/STEREO、日本語帯・解説付/★2011年12月発売。レコード芸術誌準特選
 

KKC 2060/1
(2CD)
\3600
プレヴィン/モーツァルト:
 Disc1
  (1)歌劇「フィガロの結婚」序曲
  (2)ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
  (3)交響曲第39番変ホ長調K.543
 Disc2
  (1)アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525
  (2)交響曲第40番ト短調K.550
  (3)交響曲第38番ニ長調「プラハ」K.504
アンドレ・プレヴィン(ピアノと指揮)
NHK 交響楽団
 1998年5月9日(CD1)、95年10月19日(CD2(1)(2))、99年5月28日(CD2(3))/NHKホール/STEREO、日本語帯・解説付/★2012年12月発売。レコード芸術誌推薦
 

KKC 2088/9
(2CD)
\2600
シューマン、ベートーヴェン、モーツァルト:ピアノ協奏曲
 Disc1
  (1)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
  (2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
 Disc2
  (3)モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482
アニー・フィッシャー(ピアノ)
リストフ・ペリック(1)
ミルディアス・カリーディス(2)
フェルディナント・ライトナー(3)(指揮)
NHK交響楽団
 録音:1985年10月18日(1)、1987年10月16日(2)、1983年6月22日(3)/NHKホール(ライヴ)/STEREO、日本語帯・解説付/★2014年3月発売
 

KKC 2011/2
(2CD)
\3000
ホルスト・シュタイン/
 ワーグナー、ハチャトリアン、リムスキー=コルサコフ
ホルスト・シュタイン(指揮)
NHK交響楽団
 Disc1
  ワーグナー:
   (1)《神々の黄昏》よりジークフリートのラインの旅/(2)同 葬送行進曲/
   (3)《ジークフリート》より森のささやき/(4)《ローエングリン》より 第1幕への前奏曲/
   (5)同第3幕への前奏曲/(6)《リエンツィ》序曲/
   (7)《トリスタンとイゾルデ》よりイゾルデの愛の死
 Disc2
  (1)ハチャトリアン:組曲《仮面舞踏会》
  (2)リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》Op.35
 収録:1973年2月5日、1975年2月21日、2月26日 東京文化会館(Disc1)、1990年2月2日 NHKホール(Disc2)/STEREO、日本語帯・解説付/★2011年10月発売。レコード芸術誌準特選
 

KKC 2081/2
(2CD)
\3000
カイルベルト/
 ハイドン、モーツァルト、ブルックナー:交響曲

 Disc1
  (1)ハイドン:交響曲第94番ト長調「驚愕」
  (2)モーツァルト:
   交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551
 Disc2
  ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
ヨゼフ・カイルベルト(指揮)
NHK 交響楽団
 録音:1968年5月14日、21日、22日/東京文化会館大ホール/STEREO、日本語帯・解説付/★2013年11月発売
 

KKC 2022/3
(2CD)
\3000
ベートーヴェン、ブラームス:ピアノ協奏曲、他
 Disc1
  (1)ベートーヴェン:
    ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
  (2)J.S.バッハ(ジロティ編):前奏曲ロ短調
 Disc2
  ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
エミール・ギレリス(ピアノ)
ヴァルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
NHK交響楽団
ブルーノ・レオナルド・ゲルバー(ピアノ)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
NHK交響楽団
 収録:1978年4月19日 NHKホール(ライヴ)、収録:1980年4月9日 NHKホール(ライヴ)/STEREO、日本語帯・解説付/★2011年12月発売。レコード芸術誌準特選
 

KKC 2033/4
(2CD)
\3000
ホルスト・シュタイン/
 シベリウス:交響曲、他

  Disc1
   (1)交響曲第2番ニ長調Op.43
   (2)トゥオネラの白鳥Op.22の2
  Disc2
   (1)フィンランディアOp.26
   (2)交響曲第1 番ホ短調Op.39
   (3)交響曲第7 番ハ長調Op.105
ホルスト・シュタイン(指揮)
NHK交響楽団
 収録:Disc1:1975年2 月26 日(1)、81年2 月6 日(2) 東京文化会館(ライヴ)、Disc2:1987年11 月18 日(3)、90年2 月8 日(1)(2) NHKホール(ライヴ)/STEREO、日本語帯・解説付/★2011年12月発売
 

KKC 2085
\2500
モーツァルト、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲
 (1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
 (2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」Op.73
ウィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
アレクサンダー・ルンプフ(1)
外山雄三(2)(指揮)
NHK交響楽団
 録音:1965年6月8日(1)、1967年11月3日(2)/東京文化会館(ライヴ)/STEREO、日本語帯・解説付/★2014年3月発売



 

MELODIYA


MEL1002331
(2CD)
\3200
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):歌劇《金鶏》
 3幕 プロローグとエピローグ
  アレクサンドル・プーシキン原作
  ウラディーミル・ベリスキー台本
ドドン王…アレクセイ・コロリョフ(バス)
グヴィドン王子…ユーリ・イェルニコフ(テノール)
アフロン王子…アレクサンドル・ポリャコフ(バリトン)
ポルカン大臣…レオニード・ティトロフ(バス)
アメールファ…アントニーナ・クレシェヴァ(アルト)
星占い師…ゲンナジ・ピシチャエフ(テノール)
シェマハの女王…クララ・カディンスカヤ(ソプラノ)
金鶏…ニーナ・ポリャコヴァ(ソプラノ) 他
モスクワ放送交響楽団&合唱団
アレクセイ・コヴァリョフ(指揮)
エフゲニー・アクーロフ(指揮)
 1906年から1907年にかけてリムスキー=コルサコフが作曲した歌劇《金鶏》は、プーシキンのおとぎ話風の原作をもとに、彼の友人ベリスキーが台本を書いたもの。
 その風刺的な内容は、ロシア政府を徹底的に皮肉っており、そのままでは上演が認められなかったため、やむを得ずに台詞を変更、ようやく1909年の初演にこぎつけました。
 しかし、リムスキー=コルサコフはすでにこの世を去っており、実際の演奏を耳にすることはできませんでした。

 物語の内容は‐
  外敵侵攻に対して、手も足も出ないドドン王のもとに現れた星占い師。彼が献上した金の鶏の言葉「全ては寝転んで治めよ」を信じてしまったドドン王と、愚かな国王に治められた国の末路は悲惨なものとなりました。
 ドドン王の軍隊は全滅、二人の王子も死んでしまいます。王はシェマハの女王に骨抜きにされ、最後は女王の言葉によって、ドドン王は金鶏に倒されてしまうのです。そしてエピローグに登場する星占い師によって「全ては幻」とする強引な幕切れとなります。

 1940年代から1960年代にかけて、AllUnionラジオとTelevisionのソリスト、合唱団によってこの曲を含む数多くの歌劇が録音されたのですが、これらの偉業はソビエトのリスナーにはほとんど知られることはなかったのは不思議なことです。
 この録音は1962年にコヴァリョフが一部を録音し、1968年にアクーロフが残りの部分を録音しています。
  録音 1962年 再録音 1968年




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MUSO


エリザベート王妃国際音楽コンクール ヴァイオリン部門の記録!



MU 018
\2600→\2390
ギドン・クレーメル/
 1967年エリザベート王妃国際音楽コンクールヴァイオリン部門第3位入賞
ギドン・クレーメル
 (ヴァイオリン)
  ・シューマン:幻想曲 ハ長調 op.131
    1967年5月25日(ファイナル・ライヴ)/
     マリナ・ボンダレンコ(ピアノ)
  ・ショーソン:詩曲 op.25
    1967年6月5日(受賞者コンサート・ライヴ)/
     RTBグランド交響楽団、ダニエル・シュテルンフェルド(指揮)
  ・エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 op.61
    1967年5月25日(ファイナル・ライヴ)/
     ベルギー国立管弦楽団、ルネ・デュフォッセ(指揮)
 伝説の年、1967年 クレーメルの貴重な記録

 1947 年生まれのクレーメル、20 歳の時のコンクールの貴重なライヴ音源の登場。
 前年にコンクール出場が決まったときからファイナルで演奏しようと決めたほど、思い入れのあったエルガーのヴァイオリン協奏曲は「当時20 歳だった自分にとって特別に重要だったあらゆる感情と失望に根ざした私自身のロマン的なスピリットをすべて注ぎ込んだ」と語る完璧にして迫真の出来栄え。にも拘わらず第3 位という結果に終わったことは大きな「失望」であり、「私の一番表現したいことが理解されなかった、受け入れられなかった、と感じた」と述べています(ライナーノートより/邦訳なし)。
 オイストラフ、メニューイン、フランチェスカッティ、シゲティ、グリュミオー、ギンゴールドといった錚々たる巨匠達が審査員に名を連ねた1967 年の優勝者はフィリップ・ヒルシュホーンでした。
 この演奏で第3 位とは、とあらためてこの年のレヴェルの高さに思いを馳せる、色々な意味で貴重な1 枚です。コンクールの結果が出た後に行われた受賞者コンサートでのショーソンの「詩曲」は神がかったような演奏です。
 


MU 020
\2600→\2390
堀米ゆず子/
 1980年エリザベート王妃国際音楽コンクールヴァイオリン部門第1位
堀米ゆず子(ヴァイオリン)
  ・イザイ:ソナタ op.27-2
    1980年5月15日(セミ・ファイナル・ライヴ、ブリュッセル国立音楽院)
  ・W.A.モーツァルト:ロンド ハ長調 KV373
    1980年5月15日(セミ・ファイナル・ライヴ、ブリュッセル国立音楽院))/
     ジャン=クロード・ファンデン・アインデン(ピアノ)
  ・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1 番「雨の歌」ト長調 op.78
    1980年5月30日(ファイナル・ライヴ、ブリュッセル・ファインアーツ・センター)/
     ジャン=クロード・ファンデン・アインデン(ピアノ)
  ・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
    1980年5月30日(ファイナル・ライヴ、ブリュッセル・ファインアーツ・センター)/
     ジョルジュ・オクトルス(指揮)
     ベルギー国立管弦楽団
 世界が堀米を認めた瞬間

 堀米ゆず子が優勝したのは1980 年。ファイナルの結果発表で最初に名前を呼ばれた堀米は、自分が優勝したとは最初はわからなかったけれども、熱狂した聴衆や審査員の笑顔で、自分が優勝したと次第に理解したといいます。
 この上なく明晰で決然とした、集中しきったイザイは見事。ブラームスでのやわらかさは、コンクールということを忘れて聴衆が聞き入っていることが感じられるもの。
 シベリウスの協奏曲でも、冒頭からピンと張りつめた空気が心地よい演奏。世界が堀米を認めた瞬間のすべてがここにとらえられています。
 


MU 019
\2600→\2390
エディト・フォルケルト/
 1971年エリザベート王妃国際音楽コンクールヴァイオリン部門第5位
エディト・フォルケルト
 (ヴァイオリン)
  ・ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 op.77
    1971年5月22日(ファイナル・ライヴ)/
     RTBグランド交響楽団、ルネ・デュフォッセ(指揮)
  ・バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2 番 Sz.112
    1971年6月2日(受賞者コンサート・ライヴ)/
     ベルギー国立管弦楽団、ミヒャエル・ギーレン(指揮)
 ベルギー出身の女性ヴァイオリン奏者フォルケルトの貴重な記録

 ベルギーの女性ヴァイオリン奏者、エディト・フォルケルト(1949-1992)21 歳の時のコンクールの記録。
 この年の第1 位はミリアム・フリードで、20 回目となるコンクール史上初の女性優勝者でした。第3 位には藤原浜雄、さらに第12 位にザハール・ブロンが名を連ねています。
 フォルケルトは、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1 番を、初演したオイストラフが審査員にいる前で、しかもオーケストラとの時間も十分ではない2 度のみのリハーサルの後に弾くという難しい状況の中素晴らしい演奏をし、見事第5 位をかちとりました。
 受賞者コンサートでは、この数か月前に録音をしたバルトークの作品をギーレンの明晰かつ詩的な指揮で見事に演奏しています。
 フォルケルトは1980 年半ばから病に苦しみ、1992 年7 月2 日に亡くなりました。素晴らしいベルギー出身の奏者のコンクールの貴重な記録の登場となりました。





エディス・フォルケルト(エディト・ボルカアート)のヴィヴァルディ

PAVANE
ADW727
\2600
アントニオ・ヴィヴァルディ
 (1)ヴァイオリン協奏曲 ト短調 Op. 12, No. 1, RV 317
 (2)4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調 Op. 3, No. 10, RV 580
 (3)ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op. 3, No. 6, RV 356
 (4)2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 Op. 3, No. 8, RV 522
(1)(3)(4)エディト・フォルケルト (ヴァイオリン)
   Paul Malfait (ヴァイオリン)

(2)デニス・ギリス - Denise Gillis (ヴァイオリン)
  P. van Hecke (ヴァイオリン)
  Paul Malfait (ヴァイオリン)
  Marcel Lequeux (ヴァイオリン)
  Willy Jacobs (ヴァイオリン)

ベルギー室内管
ジョルジュ・マース (指揮)

 現在ほとんど活動していないPAVANEからリリースされていたフォルケルトのヴィヴァルディ。
 端正で流麗な演奏。
 すでに廃盤商品で、残るは海外在庫のみ。お早めに。


 音は悪いがここで少し聴ける。

https://youtu.be/r-wjDuPf_yk









<国内盤> 


ARCO DIVA


UP0189
(国内仕様盤)
\2900+税
夢のあとに
 〜チェロとギターが奏でる歌〜

 フォーレ:1. 夢のあとに
 ヴィヴァルディ
  2. チェロ・ソナタ第5番ホ短調 RV40
 チャイコフスキー
  2. 感傷的なワルツ 作品51第6番
 ファリャ
  3. スペイン民謡組曲(7つのスペイン民より6つの歌を編曲)
 ラヴェル
  4. ハバネラ形式の小曲
 シューベルト
  5. アルッペジョーネ・ソナタイ短調 D.821
 カザルス:6. 鳥の歌
ペトル・ノウゾフスキー(チェロ)
ミリアム・ロドリゲス・ブリューロヴァ(ギター)
 それぞれが世界的に活躍し、チェコを代表する傑出した演奏家である、ペトル・ノウゾフスキー(チェロ)とミリアム・ロドリゲス・ブリューロヴァ(ギター)がクラシック音楽の有名な歌曲、器楽曲をギターとチェロという興味深い楽器の組み合わせで取り上げたアルバム。チェロとギターの組み合わせは心地よいサウンドを作り出し、天上に導かれるような無言歌を奏でます。
 まるで歌うように繊細に弦を弾くチェロと素朴に爪弾くギターのコンビネーションの相性のよさは、新たなレパートリーを発見しながら更なる高みを目指して進んでいきます。
 

UP0191
(国内仕様盤)
\2900+税
La Busqueda ラ・ブスケダ
 〜探求〜

  アグスティン・バリオス
   1.すべての祈り
   2.情熱のマズルカ
  3. 「パラグァイ舞曲」 第1番
  4. 悲しみのショーロ
  5. みつばち
  6. 古いメダル
  7. 森に夢見る
  ミゲル・リョベート(リョベット)
   8. ロマンサ
   9-14.「カタルーニャ民謡集」より
    ・クリスマス・イブ(凍える12月)
    ・盗賊の歌
    ・先生
    ・聖母の御子
    ・アメリアの遺言
    ・糸を紡ぐ娘
  15. ソルの主題による変奏曲 作品15
ミハル・スヴォボダ(ギター)
 チェコ出身の若きギター奏者、スヴォボダが挑む近代クラシックギター界の2大巨匠作曲家のリョベート(バルセロナ)とバリオス(パラグアイ)の作品集。
 それぞれの出身地であるカタルーニャ地方とパラグアイの民謡等を基にした有名な曲の数々はギター愛好家にはおなじみのもの。
 若き感性がまさにタイトル通りに探求していく様はこの分野のレパートリーに新たな風をもたらします。




CALLIOPE


CAL1742
(国内仕様盤)
\2900+税
ユダヤの歌と愛の歌
 ソフィア・ファルコヴィッチ:
  1. シム・シャロム
 伝承歌:
  2. ウネタネ・コトフ/ ケヴァコラット/ ベロシュ・ハシャナ
 モーリス・ラヴェル(1875-1937):
  3. メイヤルケ・マイン・スーン
 モーリス・ラヴェル:
  4. カディッシュ
 リディア・カレンダレヴァ(1982-)アリン・オプレア:
  5. ヴォカリーゼ
 スュザンヌ・アイク・ヴァントゥーラによる詠唱の復元による
  6. 歌の中の歌(シル・ハシリム)
 伝承歌:
  7. 海の歌(シラット・ハヤム)
 ニコライ・リムスキー・コルサコフ(1844-1908):
  8. ヘブライの歌
 ガブリエル・フォーレ(1845-1924):
  9. 夢のあとに
 ジョルジュ・ビゼー:
  10. ハバネラ
 ジョルジュ・ビゼー:
  11. セギディーリャ
 デイヴィット・ゼハヴィ(1910-1977):
  12. エリ・エリ
 レオン・アルガツィ(1890-1971):
  13. ヒネ・マ・トヴ
 伝承歌:
  14. ム・アダブル
ソフィア・ファルコヴィッチ(メゾソプラノ)
イルミナシオン室内オーケストラ
ガブリエル・ブルゴアン(指揮)
 フランスで女性としては初めてユダヤ教のカントールとなったメゾソプラノのソフィア・ファルコヴィッチが、オーケストラと伴に送る愛の歌。
 ビゼー、フォーレ、ラヴェル、リムスキー=コルサコフといったクラシックの作曲家によるユダヤ典礼文の曲とともに伝統的な伝承歌もふくんだ興味深いアルバムです。
 .


CAL1744
(国内仕様盤)
\2900+税
ステファーヌ・ブレ、さらなる新譜
 シューマンの謝肉祭

 シューマン:
 1-21. 謝肉祭 作品9
  22-29. クライスレリアーナ 作品16
 ジョルジュ・ビゼー=ホロヴィッツ編:
  30 カルメン幻想曲
 モデスト・ムソルグスキー:
  31. エチュード 作品72第6番
 フランツ・リスト=ホロヴィッツ編:
  32. ラコッツィ行進曲
ステファーヌ・ブレ(ピアノ)

 エリック・サティ(CAL1631)、ラフマニノフ、ムソルグスキー、スクリャービンを取り上げたロシア作品(CAL1636)、モーツアルト、ベートーヴェンのウィーン古典派(CAL1635)と様々なスタイルのアルバムをカリオープレーベルよりリリースしてきたステファーヌ・ブレが次のアルバムで取り上げたのはシューマン。
 初期の2大傑作「謝肉祭」と「クライスレリアーナ」は思いを寄せたそれぞれ違う女性を思い作曲されたピアノ音楽です。
 シューマンの物語風な幻想的な音の世界を、色彩豊かにまるで絵本のページをめくるように語り掛けてくるような確実で想像力豊かなブレのピアノが描き出します。
 ホロヴィッツ編によるボーナストラックつき。




 フランスからアメリカに渡り、名手バイロン・ジャニス門下で超絶技巧に磨きをかけ、1989年にリリースしたリスト作品集(デビュー録音)が点の辛いことで有名なフランスのDiapason誌で早々と1989年最高の1枚に選ばれた男。

 作曲家ブクレシリェフも、指揮者ジュリーニもその技量と痛快な音楽性に舌を巻き、とある批評家からは「彼が弾くのは単なるピアノじゃない、音楽そのものがそこにある」とまで絶賛されたという男。

 異才ステファーヌ・ブレ。

 しかしそれほどの腕を誇りながらもピアニストとして生きてゆく道は選ばず、1990年代からしばらく作曲家としての活動に専念。
 そして長きにわたる沈黙を破ってリリースしたサティ盤はすぐに廃盤。

 圧倒的に腕のたつピアニストであるにもかかわらず、まるで幻のように、その演奏を聞くことはできなかった。

 そのステファーヌ・ブレの久々の新譜が登場したのが昨年。CALLIOPEのロシア音楽。


CAL1636
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
異才ステファーヌ・ブレ
 ロシアのピアノ芸術、19世紀から20世紀へ

 ムソルグスキー:
  〜閥福崚戸会の絵」
 スクリャービン:
  ∩袷婉 op.22-3 N習曲 op.2-1
  の習曲 op.8-12
 ラフマニノフ:
  コ擽修了 第3番 op.16-3 ζ 第4番 op.16-4
  Я袷婉 op.23-7 練習曲「音の絵」op.39-1
  リムスキー=コルサコフの「熊蜂の飛行」
 ストラヴィンスキー:
  練習曲 op.7-4
ステファーヌ・ブレ(ピアノ)

 バイロン・ジャニス門下→リスト弾きとしての世界的成功→作曲に専念→活動再開・・・・この圧倒的ピアニズム!
 INDESENS!レーベルがCalliopeの権利を引き取ったときから、プロデューサーがこのピアニストの録音に言及していたといいますから、満を持しての登場と言えましょう。
 ジャケットの風格ただよう印象を裏切らない、隅々まで磨き抜かれた名演に注目。



 さらに続いて登場したのがモーツァルト&ベートーヴェン。


CAL1635
(国内仕様盤)
\2900+税
こんなピアニストがいたか・・・ステファーヌ・ブレ
 モーツァルト:
  ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330
  幻想曲 ニ短調 K.397
  アダージョ ロ短調 K. 540
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 『月光』作品27-2
 モーツァルト:トルコ行進曲
ステファーヌ・ブレ(ピアノ)


 先日特集でショパンのアルバムを紹介したブレ、モーツァルトとベートーヴェンが登場した。



 モーツァルトとベートーヴェンが交差する時、まさにその瞬間。
 オペラ「魔笛」を作り出した作曲家モーツァルトが幻想的な世界を描いた「幻想曲 ニ短調」は、まるでのちのベートーヴェンの「月光」ソナタを予感させるような音の広がり。
それぞれの幻想的な世界が重なり合う、まるで合わせ鏡を見ているような作品集です。
 フランスの人気雑誌「マリアンヌ」誌上で「鍵盤の王様」と評されたブレの繊細で自由自在な表現力を持つテクニックをもって二人の作曲家の幻想を描き出します。
「トルコ行進曲」として単独で親しまれるピアノソナタ第11番の第3楽章も収録。







 ただ、それと同時に、店主はこの男の、かつてリリースされはずのショパンを探していた。


 ・・・というのもこの演奏を聞かされていたから。

https://youtu.be/6K6bHOuxats

 こんなショパン・・・。
 こんな演奏をする人がこの世にいたのか・・・


 そしてようやくフランスで手に入れたのが今回のノクターン。
 
  一緒にこの音楽を分かち合いたい人どうぞ。


SAPHIR LVC1074
(2CD-R)
\3200
ショパン:19のノクターン ステファーヌ・ブレ(ピアノ)
SAPHIRライセンスによるCD-Rです。


 ノクターンもひとつ、映像を見つけました。
https://youtu.be/8JSa123muSY
.






INDESENS!


INDE094
(国内仕様盤)
\2900+税
マニフィカ金管五重奏団
 〜華麗なる幻想曲〜

 ビゼー:「カルメン幻想曲」
  1. 序曲
  2. セビリアの城壁
  3. 占いの歌
  4. お前が投げたこの花を
  5. 闘牛士の歌
 アルバン:
  6. 華麗なる幻想曲
 レイノー:
  7. イルダ
 アルバン:
  8. チロルの歌による変奏曲
 ヘンデル:
  9. 調子のよい鍛冶屋による変奏曲
 アルバン:
  10. アクテオンによる幻想曲と変奏曲
 プティ:
  11. 水滴
 ロッシーニ:
  12. ソナタ第3番による変奏曲
 アヴァルト:
  13. サン・リョレンツ
マニフィカ金管五重奏団
 1985年に結成されて以来様々なコンクールでの受賞歴、国内外の音楽祭等での演奏経験を誇るフランスのブラス集団、マニフィカ五重奏団による華やかなアレンジによる有名な曲の数々。
 時に即興や変奏を含む自由な演奏の人の音は、特にコルネットの名手であったアルバンの作品を中心にブラスファンのレパートリーとして人気の曲の数々です。
 

INDE096
(国内仕様盤)
\2900+税
ブラームス作品集
 〜サクソフォンでブラームスを〜

 1〜4.クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 作品120
 5〜7.チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 作品38
 8〜10.クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調 作品 120
ニコラ・アルセニジェヴィク(サクソフォン)
フランソワーズ・ビュッフェ(ピアノ)
 パリ音楽院に学び、数々のコンクールにおいて受賞歴を誇る、若きサクソフォン奏者ニコラ・アルセニジェヴィクと経験豊富なピアニスト、フランソワーズ・ビュッフェが新しいブラームスを奏でます。
 ブラームスの時代に開発されたサクソフォンですが、ブラームス自身はこの楽器のために作曲はしていません。金管楽器でありながら、弦楽器や木管楽器の音色を作り出すこの楽器を十二分に引き出し、チェロとクラリネットのソナタをまるでサクソフォンのために書かれたかのように演奏する妙は若きアルセニジェヴィクの才能によるものでしょう。
 ブラームスがサクソフォンについてどのような印象をもっていたかは謎ですが、もしこの演奏を聴いていたならば何かが変わったかもしれません。
 サックス学習者にも有効なレパートリーです。




ALM/コジマ録音


ALCD-7211
¥2800+税
なかにしあかね歌曲作品集〜歌が生まれる
 [1] ● 風の旅 (富弘美術館テーマソング) 星野富弘 詩
 [2] ● ケヤキ        まど・みちお 詩
 [3] ● 小鳥たち        まど・みちお 詩
 [4] ● 沈丁花によせて    宮川澄子 詩
 [5] ● 鳥の宅配便屋さん   星野富弘 詩
 [6] ● 青梅         星野富弘 詩
 [7] ● ん〜          島田陽子 詩
 [8] ◯ 二十歳になるあなたに 三宅武治 詩
 [9] ◯ ふゆのさくら     新川和江 詩
 [10] ● 愛されている     星野富弘 詩
 [11] ● の葉        星野富弘 詩
 [12] ● ばら         星野富弘 詩
 [13] ●◯ 歌が生まれる    なかにしあかね 詩
 ◯みずかみかずよの詩による歌曲集『光』
  [14] ケヤキの新芽
  [15] バラ
  [16] 雨上がり
  [17] くちなしのはな
  [18] イエライシャン
  [19] さいごのばん
◯佐竹由美(ソプラノ)
●辻裕久(テノール)
 なかにしあかね(作曲・ピアノ)
〈録音〉横浜市栄区民文化センターリリスホール 2016年8月15-17日
 合唱界、歌曲伴奏ピアニストなどにおいて、あたたかく自由な独自の世界観とともに活躍を広げるなかにしあかね、初の歌曲作品アルバムが登場。
 学生時代の作品から近年の作品、富弘美術館テーマソング「風の旅」まで、なかにしが生み出してきた多彩な作品群が、ソプラノとテノールの色彩豊かな声にのってのびやかに羽ばたく。

 佐竹由美  Naomi SATAKE ◆ソプラノ
  東京藝術大学音楽学部声楽科及び同大学院音楽研究科博士課程修了。A.コープランド「エミリー・ディキンソンの12の詩」にて博士号取得。ロータリー国際親善奨学生として渡伊。第53回日本音楽コンクール、バッハ国際音楽コンクール等受賞多数。その確かな技術に支えられた透明感のある美声と洗練された歌唱が最大の魅力で常に高い評価を得る。2009年文化庁芸術家在外研修員(ニューヨーク)。現在、国立音楽大学・愛知県立芸術大学講師。二期会会員。

 辻 裕久 Hirohisa TSUJI ◆テノール
  東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院修了。英国王立音楽院大学院演奏家養成コース修了。オペラ、オラトリオやカンタータ、古楽のソリストとして国内外で活躍を続けている。第32回フランシスコ・ヴィニアス国際声楽コンクール(西)第3位並びに最優秀オラトリオ・リート歌手特別賞受賞ほか、受賞多数。英国歌曲のスペシャリストとして数々のCDをリリース、レコード芸術特選盤・朝日新聞、毎日新聞・音楽現代推薦盤などに選ばれている。現在、玉川大学芸術学部教授・フェリス女学院大学大学院非常勤講師。

 なかにしあかね Akane NAKANISHI ◆作曲・ピアノ
  東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ大学院にて作曲修士号、キングスカレッジ大学院にて作曲博士号を修める。作曲を中西覚、佐藤眞、南弘明、サー・ハリソン・バートウィスル各氏に、声楽伴奏法を、故ジェフリー・パーソンズ氏に師事。第66回日本音楽コンクール作曲部門第1位及び安田賞受賞、国際フランツ・シューベルト作曲コンクール入賞ほか入賞、入選多数。2005年度文化庁芸術家在外研修員(ロンドン)。現在、宮城学院女子大学教授。
 

ALCD-7212
¥2800+税
J.S.バッハ:インヴェンション・シンフォニア
 インヴェンション Inventionen
  [1] 第1曲 ハ長調 BWV772
  [2] 第2曲 ハ短調 BWV773
  [3] 第3曲 ニ長調 BWV774
  [4] 第4曲 ニ短調 BWV775
  [5] 第5曲 変ホ長調 BWV776
  [6] 第6曲 ホ長調 BWV777
  [7] 第7曲 ホ短調 BWV778
  [8] 第8曲 ヘ長調 BWV779
  [9] 第9曲 ヘ短調 BWV780
  [10] 第10曲 ト長調 BWV781
  [11] 第11曲 ト短調 BWV782
  [12] 第12曲 イ長調 BWV783
  [13] 第13曲 イ短調 BWV784
  [14] 第14曲 変ロ長調 BWV785
  [15] 第15曲 ロ短調 BWV786
 シンフォニア Sinfonien
  [16] 第1曲 ハ長調 BWV787
  [17] 第2曲 ハ短調 BWV788
  [18] 第3曲 ニ長調 BWV789
  [19] 第4曲 ニ短調 BWV790
  [20] 第5曲 変ホ長調 BWV791
  [21] 第6曲 ホ長調 BWV792
  [22] 第7曲 ホ短調 BWV793
  [23] 第8曲 ヘ長調 BWV794
  [24] 第9曲 ヘ短調 BWV795
  [25] 第10曲 ト長調 BWV796
  [26] 第11曲 ト短調 BWV797
  [27] 第12曲 イ長調 BWV798
  [28] 第13曲 イ短調 BWV799
  [29] 第14曲 変ロ長調 BWV800
  [30] 第15曲 ロ短調 BWV801
中井正子(ピアノ)
〈録音〉富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ 2016年12月16日
 フランス音楽の第一人者・中井正子による、初のバッハ・アルバム。中井は、《インヴェンション》と《シンフォニア》に関して、バッハがどのような方法で演奏と作曲技法の手引きを意図したかを詳説した楽譜をすでに出版しており、この演奏はその実践盤でもある。教育的作品かつ理論的作品として書かれた名曲が、その見事な実現としてのみならず、みずみずしい音楽として聴き手を魅了する。

 中井 正子
  東京藝術大学附属高校在学中、パリ国立高等音楽院に留学。ピアノ科を審査員全員一致の1等賞首席で卒業。第3課程研究科を経て、ジュネーヴ国際音楽コンクール第3位銀賞、ロン・ティボー国際音楽コンクールのフランス音楽特別賞他を受賞。
 ドビュッシーピアノ作品全曲演奏、ラヴェルピアノ作品全曲演奏、ショパンシリーズ、シューマンシリーズ等、国内外でのリサイタルを始め多数のオーケストラと共演。TVやラジオ放送等の出演他、レクチャーコンサート等多数の演奏活動を行う傍ら東京藝術大学ピアノ科では後進の指導にもあたっている。
 CD「ドビュッシー ピアノ作品全集」I〜V、「ラヴェル ピアノ作品全集」、「ショパン バラード&即興曲」、「ショパン ピアノ・ソナタと幻想ポロネーズ他」、「シューマン 謝肉祭/クライスレリアーナ/シューベルトの主題による変奏曲」(ALM RECORDS)が出ており、「ドビュッシー ピアノ作品全集」全12巻、「ラヴェル ピアノ作品集」5巻、「ショパン 名曲選集26」全3巻、「バッハ インヴェンション」「バッハ シンフォニア」(ショパン・ハンナ刊)、「ハノン」(音楽之友社)など多数の楽譜校訂をてがける。 著書「パリの香り・夢みるピアノ」(ショパン刊)、「ドビュッシーと歩くパリ」「ドビュッシー ピアノ全作品演奏ハンドブック」(アルテスパブリッシング刊)がある。
  http://park10.wakwak.com/~nakaimasako/
 


ALCD-9171
¥2800+税
山根弥生子(ピアノ)
 フランスのエスプリ Vol.2

 C.ドビュッシー:
  [1] 喜びの島 
  [2] 仮面 
  ピアノのために 
   [3] 前奏曲 
   [4] サラバンド 
   [5] トッカータ 
 V.ダンディ
  [6] フランスの古い輪舞の歌による幻想曲 作品99 
 C.フランク:
  前奏曲、コラールとフーガ 
   [7] 前奏曲
   [8] コラール
   [9] フーガ
 E. シャブリエ:『絵画的小品集』より
   [10] 第10番 スケルツォ・ワルツ
   [11] 第6番 牧歌
 G. フォーレ:
   [12] 即興曲第2番 作品31
   [13] 夜想曲第1番 作品33-1
山根弥生子(ピアノ)
〈録音〉府中の森芸術劇場 ウィーンホール 2012年10月23日、2013年11月5-6日、2014年10月2-3日、2015年9月17-18日
 日本人初のベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音の完結と長年の演奏活動に対し、2014年にミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞した山根弥生子。父・山根銀二が研究していたベートーヴェンを筆頭に、数々の名盤を生み出してきた山根弥生子が、満を持してフランスの作曲家による作品群の録音を開始。今回はその第2弾となる。洗練されたタッチと色彩感で、5人の作曲家のエスプリを見事に描き分ける。

 山根 弥生子(ピアノ):
  パリ国立音楽院でラザール・レヴィに師事。1953年プルミエ・プリを得てピアノ科卒業。その後チューリッヒ、ベルリン、モスクワでそれぞれマックス・エッガー、ヘルムート・ロロフ、ヤコブ・フリエールのもとで研鑽。1958年マリア・カナルス国際コンクール第一位。1960年日本でデビュー以来、国内外で絶え間なく演奏活動を続けて今日にいたる。
 1970年と77年には東京でベートーヴェンの全32曲のピアノ・ソナタ連続演奏会を開き高い評価を得る。海外の演奏はフランス、イタリア、スイス、ドイツ、チェコ、スロヴァキア、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア、ユーゴスラヴィア、ロシア、中国に及ぶ。
 レパートリーは古典、ロマン派から現代に及び、特に海外では日本の作品の演奏にも力を入れ、牧野由多可の《ピアノ協奏曲第2番》、《浄瑠璃幻想》、宍戸睦郎の《ピアノ協奏曲第2番》等を世界初演した他、松平頼則の《主題と変奏》も演奏している。国内のほとんどの主要オーケストラと共演し、国外でも多くの大都市のオーケストラ、旧レニングラードフィル(指揮アルヴィド・ヤンソンス)、ベルリン交響楽団(指揮クルト・ザンデルリング)、ゲヴァントハウス管弦楽団(指揮ヴァーツラフ・ノイマン)、ドレスデン・フィル(指揮クルト・マズア)等と共演。協奏曲のレパートリーは40数曲に及ぶ。1975年度福山賞受賞。2013年、日本人初のベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音を完結。2014年、第26回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(独奏・独唱部門賞)受賞。
 

ALCD-113
¥2800+税
ヴィブラフォンのあるところ
 [1] 薮田翔一:Billow 2 (2015)
 [2] C.ジェズアルド(白藤淳一 編曲) :Luci serene e chiare (1596/2016)
 [3] 渡辺俊哉:Music for Vibraphone (2014/2016)
 [4] 横島浩:華麗対位法 -2 by Marenzio (2015)
 [5] 湯浅譲二:ヴァイブ・ローカス (2015)
 [6] 川上統:Wolverine (2014)
 [7] 福井とも子:color song -anti vibrant- (2014)
 [8] 木下正道:海の手 (2016) 
 [9] 権代敦彦:光のヴァイブレーション (2016)
 [10] M.マレ(會田瑞樹 編曲):夢見る人 (1701/2016)
會田瑞樹(ヴィブラフォン)
 〈録音〉三鷹市芸術文化センター 2016年12月13-14日
 躍動し、疾走する、打音。気鋭の若手パーカッショニスト・會田瑞樹がその感性で奏でる、今、そして未来。精鋭の作曲家たちと共に創造する渾身のヴィブラフォン・ソロアルバム。

 會田 瑞樹:
  打楽器奏者。1988年宮城県仙台市生まれ。幼少よりヴァイオリンを照井勢子氏に師事。その後12歳より打楽器を始め、仙台フィルハーモニー管弦楽団打楽器奏者佐々木祥氏との出会いにより、本格的に打楽器を学び始める。同時期にマリンバを星律子氏に師事。その後、有賀誠門、藤本隆文両氏に師事し、武蔵野音楽大学ヴィルトゥオーソ学科打楽器専攻卒業、同大学院修士課程修了。吉原すみれ、神谷百子の両氏に師事。
 大学3年時に日本現代音楽協会主催第九回現代音楽演奏コンクール「競楽宗廚砲いて第2位入賞。大学4年時には、サントリーホールレインボウ21における武蔵野音楽大学企画「打楽器音楽、その創造と継承」の公演にて、総合プロデューサーをつとめるとともに演奏も行い、サントリーホールにおいてデビューを飾った。2011年に打楽器奏者・高橋美智子氏より長年女史が使い続けてきたDeagan社ヴィブラフォンを譲り受け、それをきっかけにヴィブラフォンの魅力の更なる開拓を求めて、2012年に初となるヴィブラフォンソロリサイタルを開催し、その後4度にわたるシリーズとを開催。同年、八村義夫の生涯を独自の視点で辿った「八村義夫の世界」を東京文化会館において開催。2014年NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」へ出演。デビューアルバム「with...」(ALM RECORDS)は、朝日新聞夕刊推薦盤、『音楽の友』12月号推薦盤に選ばれる。「想いの一途さが如何なく発揮され、内なる歌にあふれたアルバム」(諸石幸生氏)、「個性的な7人の邦人作品を並べ、それぞれの持ち味をフルに生かした演奏。これは日本人だからこそ生み出せた音の世界。」(金澤正剛氏)等の絶賛を受ける。 
 2014年11月には多岐にわたる音楽活動を背景に第4回世田谷区芸術アワード“飛翔”音楽部門を受賞。受賞記念公演として、會田自身にも大きな影響を与え続ける作曲家末吉保雄氏の大規模な個展「末吉保雄作品個展―内に秘めたる声を求めて―」を世田谷成城ホールで開催。2015年は初となる熊本、鹿児島へのツアーを敢行し、鹿児島においてはヴィブラフォンのマスタークラスを開催。地元新聞等に取り上げられるなど、大きな話題となった。2015年12月17日東京文化会館小ホールで開催されたパーカッションリサイタルにおいて會田のために作曲された作品は100作品を迎えた。
 2016年開催のリサイタルは『音楽の友』2016年7月号レビュー欄において「強い集中力と自己投入、極めて俊敏な身体能力が會田の演奏から強く感じられる。様々な個性と主張を持つ作品を、適確に奏し分ける柔軟な感性も素晴らしい。」(國土潤一氏)と高い評価を受けた。
 更に、音楽評論家悠雅彦氏は自身のホームページに次のように會田瑞樹を紹介した。「……空間を切り裂く硬質の斬れ味鋭いパッセージの空中乱舞が、聴く者を惹きつけて放さない。その集中力たるや聴いているこちらの神経にすら強く響いてくるほどで、次の瞬間発せられた音の、そこに込められた會田の純粋でひたむきな思いが聴く者の心を打つときの快感に、私は久しぶりに酔った。フォルテからピアニッシモにいたる彼の音の表情には繕いがいっさいない。彼がいったい何種類のマレットを用意しているかは知らないが、次から次へと繰り出すさまざまな種類のマレットが意味するのは、作曲家が注文する尋常ならざる音への會田の真摯なプレイヤーとしての答え以外の何ものでもないだろう。その上、ペダルを自在に操作することによって、彼のヴァイブ奏法の表現幅は幾重にも広がり、さらに硬軟さまざまなマレットを駆使した繊細かつシャープな表現力がキャンバスを切り裂くように運動するスリルを堪能した。」(悠雅彦氏〜JAZZTOKYO ホームページより)
 2016年12月にはNHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」において會田の演奏を一時間に渡って特集した「打楽器百花繚乱 Percussion Extraordinaire -Mizuki Aita-」が全国にわたって放送された。打楽器音楽の更なる魅力の追究をテーマに、意欲的な活動を継続して行っている。
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ALCD-1166
¥2800+税
桐山建志
  ピリオド楽器とモダン楽器による二つの《クロイツェル・ソナタ》

 ベートーヴェン (1770-1827):
 ●ピリオド楽器による
 クラヴィーアとヴァイオリンのためのソナタ 第9番 イ長調《クロイツェル》 Op.47
  [1] Adagio sostenuto 〜 Presto
  [2] Andante con variazion
  [3] Finale. Presto
 
  ピリオドヴァイオリン:
    沢辺稔 東京 1991年(モデル:J.ガルネリ “デル・ジェス” クレモナ 1740年)
   フォルテピアノ:
    ポール・マクナルティ チェコ 2002年 FF〜c4(モデル:アントン・ヴァルター 1800年頃)
 ●モダン楽器による
   クラヴィーアとヴァイオリンのためのソナタ 第9番 イ長調《クロイツェル》 Op.47
    [4] Adagio sostenuto 〜 Presto
    [5] Andante con variazion
    [6] Finale. Presto
     モダンヴァイオリン:ジュセッペ・フィオリーニ ローマ 1925年
     モダンピアノ:スタインウェイ D-274
桐山建志(ピリオドヴァイオリン/モダンヴァイオリン)
小林道夫(フォルテピアノ) [1]- [3]
江川智沙穂(モダンピアノ) [4] -[6]
〈録音〉三芳町文化会館(コピスみよし) 2016年8月24-26日 [1]- [3] 2016年3月10-11日 [4]- [6]

 桐山建志と二人の共演者が弾く、ピリオド楽器とモダン楽器による二つのベートーヴェン《クロイツェル・ソナタ》。桐山は楽器が変わっても演奏の中身は同じというタイプではなく、音楽の芯のところは変わらないものの、共演者によってテンポや細部の表現が随分異なり、そこがまたこのディスクの大きな魅力となっている。
 

ALCD-3110
 ¥2800+税
ビリティスの歌
 C.ドビュッシー:ビリティスの歌(6つの古代墓碑銘)
  [1] I. 夏の風の神、パンの加護を祈るために
  [2] II. 無名の墓のために 
  [3] III. 夜が幸いであるために
  [4] IV. カスタネットを持つ舞姫のために
  [5] V. エジプト女のために 
  [6] VI. 朝の雨に感謝するために
  [7] G.フォーレ:夢のあとに 作品7-1
  [8] G.フォーレ:無言歌 作品17-3
 J.フランセ:5つの小二重奏曲
  [9] I. 前奏曲 プレスト 
  [10] II. 牧歌 モデラート
  [11] III. カンツォネッタ ヴィヴァーチェ
  [12] IV. 夢 アンダンティーノ 
  [13] V. ロンド アレグリッシモ
  [14] M.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 [15] C.ドビュッシー:月の光(組曲「ベルガマスク」より)
 C.ドビュッシー:フルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタ
  [16] I. 牧歌 レント、ドルチェ・ルバート
  [17] II. 間奏曲 テンポ・ディ・ミヌエット
  [18] III. 終曲 アレグロ・モデラート・マ・リゾルート

◆使用楽器
 Flute: Wm. S. Haynes (18K Gold) 製造番号49600
 Harpe: Horngacher (Empire) 製造番号849
 Alto: Labeled G. B. Guadagnini
野勢 善樹(フルート)
長谷川朋子(ハープ)
大野かおる(ヴィオラ) [16]- [18]
〈録音〉五反田文化センター 2016年8月31日、9月1日、11月17日
 フレンチ・スクールで研鑽を積み、以降、現代音楽をも視野に入れる中で積極的な活動を展開してきた野勢善樹、会心のオールフランス・アルバム。
 薫り立つ、フランスの耽美――憧れ、そして思い出。
  .


ALCD-9172
¥2800+税
まるで命を削り取ったような
 佐々木冬彦作品集(After 2011) 愛について

 佐々木冬彦:
  [1] 悲歌〜ハープのための (2012)
  [2] 光の道〜ハープのための (2016)
  [3] 哀歌〜ヴァイオリンとハープのための (2011)
  [4] 愛について〜ヴァイオリンとハープのための(2014)
  [5] その橋は天へと続く〜笙、ヴィオラ、ハープおよび箜篌のための(2015)
佐々木冬彦(ハープ[1]- [5]・箜篌 [5]) 
宮野陽子(ヴァイオリン) [3]- [4]
市坪俊彦(ヴィオラ) [5]
伊藤えり(笙) [5]
 〈録音〉君津市民文化ホール 2017年1月28・30日


 剥き出しの音楽なのである。

 以前リリースされていた佐々木氏の音楽とは、明らかに違う。

 以前の佐々木氏の音楽は、クリスチャンらしいといっていいのか、優しく天国的で柔らかかった。

 しかし今回のアルバムに収録されていたのは、厳しく、激しく、苦しく、まるで命を削り取ったような音楽。

 何が起きたのか・・・、ブックレットを開いて初めて知った。



 これはブックレットからの、氏の言葉の抜粋である。


 「光の道〜ハープのための」


  しかし、もう演奏活動は今後それほど長くは出来ないだろうと悟り、自作自演のための最後のハープ独奏曲が欲しくなって、この曲を書いた。

  私にハープを演奏する能力を与えてくださったのは神である。そしてそれを奪うのも同じ神である。主は与え、奪い給う。神は私に光の道を示してくださるであろう。その希望を抱いて五線紙に向かった。

  この曲は鬱の症状がひどい衰弱時に書いたので、楽曲としてはもしかしたらどこか弱い音楽になっているかもしれない。しかし私にとっては、おそらく自分のための最後の曲になるであろう大切な1曲である。


 愛について〜ヴァイオリンとハープのための


  これを書いて私は命を絶つつもりだった。

  しかしこの曲全体で私が表現したかったものは「愛」だった。

  この曲を書き上げた後、死の危険はあったが、キリストに守られて今も私は生きている。鬱病による自殺思念は根強く残っているが、今はこの曲を妻のヴァイオリンと演奏することが何よりの幸せである。だんだん目が見えなくなってきている。あとどのくらいこの曲を妻と演奏できるだろうか。


 その橋は天へと続く〜笙、ヴィオラ、ハープおよび箜篌のための


  この曲を弾きながら、そのままこの世から消えるように天国に入れたら・・・・。ついそんな風に願ってしまうが、生きていかなければならない。


 左眼の硝子体の濁りによる演奏困難、そして鬱病とパニック障害。
 さらに自身の音楽の本質を変えてしまった東日本大震災に対する思い。

 全5曲、41分。
 そのすべてに佐々木氏の「愛」と「生」と「死」についての思いが込められていて、聴いていて嗚咽が漏れそうになる瞬間が何度も訪れる。



 嘆き、悲しみ、憐れみ、そしてその背後に確かに存在する、愛と光。魂のカタルシスをもたらす、奇跡の一枚。

 ハープ・箜篌奏者、作曲家である佐々木冬彦の、東日本大震災以後の作品を収めたアルバム。
 自身の人生、震災による被害が投影された音の一つ一つには、いのちをめぐるあらゆる辛苦とその浄化への心からの祈りが聴こえてくる。
 やがて天に昇華され浄化される魂の、むきだしの叫びと慰めが、背後にこの上なく美しく流れるメロディとともに、謳い上げられる。



 ハープ・箜篌奏者、作曲家である佐々木冬彦の、東日本大震災以後の作品を収めたアルバム。
 自身の人生、震災による被害が投影された音の一つ一つには、いのちをめぐるあらゆる辛苦とその浄化への心からの祈りが聴こえてくる。
 やがて天に昇華され浄化される魂の、むきだしの叫びと慰めが、背後にこの上なく美しく流れるメロディとともに、謳い上げられる。


 佐々木冬彦 :
  1987年東京藝術大学音楽学部卒業、1990年同大学院修士課程修了。在学中、作曲を松村禎三、黛敏郎他の各氏に、ハープを篠崎史子氏に師事。
 現在は作曲家として、またハープ奏者としてソロ、アンサンブル、オーケストラなどで幅広く活躍中。また復元された古代アジアの大型ハープ「箜篌」(くご/原物は奈良正倉院収蔵)の演奏家の第一人者としても国内や海外での公演、音楽祭、録音等に数多く出演している。
 1992年アメリカ「アスペン音楽祭」、1998年香港「アジア音楽祭」および「循環するシルクロード」中国公演、2002年スイス「第8回世界ハープ・コングレス」「ジュネーヴの夏音楽祭」、2003年フランス「東西の出会い」(パリ日本文化会館)、2004年アメリカ「ミュージック・フロム・ジャパン30周年記念公演」(ニューヨーク・カーネギーホール、ワシントンDC・ケネディセンター他)等に出演。2012年2月にニューヨークで開いたリサイタル「箜篌の響き」(MFJ2012公演)はNYタイムズ紙に高く評価された。
 そこで初演された福島県飯舘村に捧げられた委嘱作「ひとであるあかしとして」は朝日新聞のコラムで「時空を超えた曲」と絶賛された。
 1990年〜1993年、白根桃源郷ハープ・フェスティバル音楽監督。1995年福井ハープ音楽賞第2回国際作曲コンクール優秀作曲賞受賞。

 主なCDは、ハープ・ソロ・アルバムに「主よ、人の望みの喜びよ」(1996)、「祈り・音楽・海」(1999)、「RESURRECTION WITH YOU」(2009)。
 「甦る古代の響き〜箜篌」(1999 ALM Records)はレコード芸術誌特選盤に選ばれた。



 宮野陽子 (ヴァイオリン):
  東京藝術大学附属音楽高校、東京藝術大学音楽学部卒業。在学中、安宅賞を受賞。1988年、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者として渡欧。オランダ在住中、オランダ・アルクマール音楽祭に参加。室内オーケストラ、室内楽などの活動も行う。
 1996年帰国。後進の指導のかたわら、ソロ、室内楽、オーケストラや弦楽アンサンブルのコンサートミストレスとして演奏活動を行っている。
 天満敦子、原田幸一郎、角道かほる、ウラディーミル・デュフェック、ジグムント・ニッセルらに師事。現在、東邦音楽大学教授。

 市坪俊彦 (ヴィオラ):
  東京藝術大学附属音楽高校、東京藝術大学を経て同大学院修了。在学中安宅賞を受賞。現在は定期的なリサイタル開催のほか、澤クヮルテット、紀尾井ホール室内管弦楽団、東京クライスアンサンブルのメンバーをつとめる。
また国内主要オーケストラに客演首席奏者として度々招かれるほか、ソロ、室内楽、オーケストラの分野で幅広い活動を行っている。
 近年は南西ドイツフィルとの共演や、イタリア・クープラ音楽祭への参加等、活動の幅を広げている。
 現在、東京藝術大学准教授、沖縄県立芸術大学、桐朋芸術短期大学非常勤講師。

 伊藤えり(笙):
  東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。多忠麿、芝祐靖、多忠輝、松井北斗、宮田まゆみの各氏に師事。1986年より東京楽所に参加、「芸術祭祝典〜武満徹・もうひとつの世界」(国立劇場、天皇皇后両陛下ご観覧)、「東京の夏音楽祭・舞楽法会」(サントリーホール)などに出演。
 2009年、チャリティーのためのCD「祈りの海へ・・・」をリリース、ソロ活動を本格的に開始。以後、和洋楽器のみならず中国の琵琶や笙、ヴォーカル、二胡、書、墨絵パーフォーマンス、朗読、現代美術やパントマイムなど、ジャンルを問わず、様々な形で共演を重ねている。




佐々木冬彦の貴重な旧譜


 売れたから良いアルバムだというつもりはない。
 しかし長い時間をかけて多くの人に受け入れられてきたアルバムには、必ず何かがある。
 
 日本の男性ハーピストとして活躍している佐々木冬彦氏がリリースしてきた3枚のアルバム。500枚売れれば大ヒットというクラシック・アルバムにあって、これら3枚のアルバムはこれまで総計20000枚を超えるベストセラーを築いてきたという。
 聴いていただければお分かりいただけると思うが、どのアルバムもクリスチャンの佐々木氏の「祈り」を込めた内容。
 静かで、厳かで、でも優しい。

 そう、もうひとつ付け加えておきたい。
 アリアCDの配送スタッフたちがこれらのCDを気に入って、「このCDをかけると能率が上がる気がする」といったのは単なる偶然ではないと思う。


 人の心を温かく穏やかに包んでくれる、そんなアルバム集。

 すでに現在の佐々木がこのアルバムの心境にないことは分かっているのだが・・・しかしこの音楽はこの音楽で、間違いなく優しく温かい。


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佐々木冬彦

 1965年岩手県生まれ。1987年東京芸術大学音楽学部卒業、1990年同大学院修士課程修了。
 在学中、作曲を南弘明、佐藤真、松村禎三、黛敏郎の各氏に、ハープを篠崎史子氏に師事。
 現在は作曲家として、またハープ奏者として、ソロ、アンサンブル、オーケストラなどで幅広く活躍中。
 また、復元された古代アジアの大型ハープ 「 箜篌 」 ( くご/原物は奈良正倉院収蔵 )の演奏家の一人者として、国内や海外での公演、音楽祭、録音等に数多く出演している。
 1992年アメリカ 「 アスペン音楽祭 」、1998年香港 「 アジア音楽祭 」 及び 「 循環するシルクロード 」 中国公演、
 2002年スイス 「 第 8 回世界ハープ・コングレス 」 「 ジュネーヴの夏音楽祭 」、
 2003年フランス 「 東西の出会い 」 ( パリ日本文化会館 )、
 2004年アメリカ 「 ミュージック・フロム・ジャパン 30 周年記念公演 」( ニューヨーク・カーネギーホール、ワシントン DC ・ケネディセンター他 )等に出演。
 2012年にニューヨークで開いたリサイタル「箜篌の響き」(MFJ2012)はNYタイムズ紙に大きく取り上げられ高く評価された。
 また、作曲家としても、2003年開館した門司港・海峡ドラマ・シップの 「 海峡アトリウム 」、2004年浜名湖花博の主催者庭園 「 ほほえみの庭 」 の作曲他を担当。
 1990年 〜 93年、白根桃源郷ハープ・フェスティバル音楽監督。
 1995年福井ハープ音楽賞第2回国際作曲コンクール優秀作曲賞受賞。
 1992年〜1999年、文化学院芸術専門学校講師。
 クリスチャン音楽家としても教派を越えて、これまで全国各地の 600 以上の教会でチャペルコンサートに出演。
 現在、日本キリスト改革派・ 松戸小金原教会 長老。
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主よ、人の望みの喜びよ

1CD\2500+税

1st Album 「 主よ、人の望みの喜びよ 」

1. J.S. バッハ 「 プレリュード 」
2. J.S. バッハ 「 ブレー 」
3. ベートーヴェン 「 月光 」
4. トェルニエ 「 朝に 」
5. サティ 「 ジムノペディ I 」
6. 大江光 「 悲しみの第 3 番 」
7. 大江光 「 子供のメヌエット 」
8. モーツァルト 「 トルコ行進曲 」
9. グランジャニー 「 秋 」
10. サルツェード 「 夜の歌 」
11. ドッビュッシー 「 月の光 」
12. マクスウェル 「 引き潮 」
13. 佐々木冬彦 「 恋歌 」
14. 佐々木冬彦 「 キリストの降誕 」
15. 賛美歌 68 番 「 父なる御神に 」
16. 賛美歌 301 番 「 山辺に向かいて 」
17. 賛美歌 II 167 番 「 われも救いし ( アメイジング・グレイス ) 」
18. J.S. バッハ 「 主よ、人の望みの喜びよ 」
 
ハープ: 佐々木冬彦
パイプオルガン: 森淳子 ( 18 )
.
 1stアルバム。
 1ポイント・マイク、1曲ほぼ1テイクで、きわめてライヴに近いノリで録音された。
 1万枚をはるかに超えるセールスを記録したというから、メジャー、マイナーを問わずクラシック・アルバムとしては驚異である。
 20年前の録音ということでご本人は「若気の至り」とコメントしているが、若さゆえの率直さ、けなげさ、純粋さを感じる透明感あふれるアルバム。
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祈り・音楽・海
1CD\2500+税

2nd Album 「 祈り・音楽・海 」

1. ブラームス 「 間奏曲 変ホ長調 作品 117−1 」
2. ブラームス 「 間奏曲 ロ長調 作品 117−2 」
3. ブラームス 「 間奏曲 ホ長調 作品 116−4 」
4. ブラームス 「 間奏曲 イ長調 作品 118−2 」
5. 賛美歌 312 番 「 いつくしみ深き友なるイエスは 」
6. J. レノン & P. マッカートニー 「 HERE,THERE AND EVERYWHERE 」
7. J. レノン & P. マッカートニー 「 HEY JUDE 」
8. J. レノン & P. マッカートニー 「 YESTERDAY 」
9. 聖歌 521 番 「 キリストには変えられません 」
10. 尾崎豊 「 I LOVE YOU 」
11. 佐々木冬彦 「 祈り・音楽・海 」
12. 佐々木冬彦 「 DONA NOBIS PASEM( 我らに平安を与えたまえ ) 」
 
ハープ: 佐々木冬彦
パイプオルガン: 筒井淳子 ( 11,12 )、 
ピアノ: 陰山理香 ( 11 )
.
 2nd Album。
 最初のブラームスが深い海に沈みこんでいくような名演。
 その後は賛美歌や聖歌を含みつつ、ビートルズや尾崎など、ポピュラーな選曲でより多くの人に気に入られる内容。ハープの音色が心地いい。
 アレンジと演奏が抜群なので陳腐になってないのでご安心を。案外こういうところで音楽家の本質が出てきたりする。
 「 HERE,THERE AND EVERYWHERE 」などは、作曲家でもある佐々木氏だけにそのアレンジは「変奏曲」的で、温かくも重みのあるクラシカル作品になっていたりする。
 一転、11曲目はパイプ・オルガン、ピアノとの共演となる、まるでオーケストラ曲を聴いているかのような重厚で深い大作「 祈り・音楽・海」。
 そして最後は佐々木氏らしい瞑想的で穏やかな作品で幕を閉じる。
.
.

RESURRECTION WITH YOU
1CD\2500+税

3rd Album 「 RESURRECTION WITH YOU 」

1. 佐々木冬彦 「 命の泉 」
2. シューマン 「 トロイメライ 」
3. 佐々木冬彦 「 黙想曲 」
4. ドビュッシー 「 亜麻色の髪の乙女 」
5. グラナドス 「 アンダルーザ 」
 
佐々木冬彦  
   「 RESURRECTION WITH YOU 」
6.  . 春・儚い夢
7.  . 夏・すべては過ぎ去ってゆく
8.   . 秋・間奏曲
9.   . 冬・孤独・受難曲
10. . 終曲・復活、目覚めるときは君も一緒だ
 
11. 佐々木冬彦 編 「 アメイジング・グレイス 」
12. 佐々木冬彦 編 「 山辺に向かいて 」
13. 佐々木冬彦 編 「 主にのみ十字架を 」
14. グランジャニー 「 アリア 」 ( 佐々木冬彦 編 )
15. 佐々木冬彦 「 子守唄 」
 
ハープ: 佐々木冬彦、
ヴァイオリン: 宮野陽子 ( 11 〜 15 )
.
 3rd Album。
 作曲家佐々木冬彦氏を前面に押し出したアルバム。とくに中盤を占める大作「RESURRECTION WITH YOU 」は8年がかりの労作。
 また後半の5曲はヴァイオリンとの共演で、より多彩で深みある世界を見せてくれる。
 共演のヴァイオリンは奥様。
.






HYPERION(国内仕様盤)


PCDA 67306
\2857+税
J.S.バッハ:イタリア協奏曲
 イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
 カプリッチョ 変ロ長調 BWV.992
  「最愛の兄の旅立ちにあたって」
 カプリッチョ ホ長調 BWV.993
  「ヨハン・クリストフ・バッハをたたえて」
 「クラヴィーア練習曲第3部」より
  4つのデュエット BWV.802-805
 フランス風序曲(パルティータ) ロ長調 BWV.831
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)
 アンジェラ・ヒューイット来日公演大盛況!「イタリア協奏曲」来日記念新装再発売!

 「当代最高のバッハ弾き」と称されるピアニスト、アンジェラ・ヒューイット。ヒューイットが弾いたバッハの名盤の1つ、「イタリア協奏曲」を中心に、「2つのカプリッチョ」、「フランス風序曲」などを収録したアルバムの国内仕様盤を、来日公演を記念して新装再発売いたします!

 録音:2000年10月4日−7日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

 ☆グラモフォン・エディターズ・チョイスをはじめ、数多くの賞を受賞!
 ☆「2つのカプリッチョ」は、5月29日に行われた来日公演の演奏曲目!
 ☆2017年9月にも来日ツアー「バッハ・オデッセイ」の続きを予定!

  9月13日(水) & 9月14日(木) 紀尾井ホール
  プログラム:J.S.バッハ:パルティータ全曲、他




<映像>

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C MAJOR(映像)



74 0304
(Blu-ray)
\5000→\4590
グラフェネッグ音楽祭10周年記念コンサート
 佐渡 裕&トーンキュンストラー管の第9

 クリスティアン・ヨスト(1963-):9人のブラス・プレイヤーのためのファンファーレ
  (グラフェネッグ音楽祭委嘱作品・世界初演)
 ベートーヴェン:「コリオラン」序曲op.62
 クリスティアン・ヨスト:「希望に寄せて」〜声楽とオーケストラのための
  [ベートーヴェンの同名の歌曲「希望に寄せて」op.94を基に]
  (グラフェネッグ音楽祭及びフィルハーモニー・ルクセンブルク、
   ルクセンブルク・フィル、ベルリン放送響共同委嘱作品)
 ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調op.125
佐渡 裕(指揮)、
トーンキュンストラー管弦楽団、
EUユース管弦楽団、
ウィーン楽友協会合唱団(合唱指揮:ヨハネス・プリンツ)、
カミッラ・ニールント(ソプラノ)、
エレナ・ツィトコーワ(メゾソプラノ)、
クラウス・フロリアン・フォークト(テノール)、
ルネ・パーペ(バス)
KKC 9232
(Blu-ray)
〔国内仕様盤〕
\5000+税
74 0208
(DVD)
\3500→\3190
KKC 9233
(DVD)
〔国内仕様盤〕
\4000+税
 グラフェネッグ音楽祭10 周年記念コンサート、佐渡裕が最高の布陣で挑んだ「第9」

 収録:2016年8月19日、グラフェネッグ音楽祭(ライヴ)/映像監督:カリーナ・フィビヒ
 (Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.0、字幕:英仏西中韓日(原語:独)、105分
 (DVD)画面:16:9 NTSC、音声:PCM ステレオ、DTS5.0、字幕:英仏西中韓日(原語:独)、105分

 ウィーン郊外で毎夏に行われる野外音楽祭「グラフェネック音楽祭」は2016 年10 周年を迎えました。トーンキュンストラー管弦楽団の本拠地のザンクト・ペルテンで行われるグラフェネック国際音楽祭は、ピアニストのルドルフ・ブッフビンダーが音楽監督を務め、トーンキュンストラー管弦楽団がレジデント・オーケストラで参加、2015 年からは同楽団の音楽監督に就任した佐渡裕も登場しています。
 この映像は2016 年8 月に行われた音楽祭10 周年を記念するコンサートのライヴ映像。その記念すべきコンサートを佐渡裕率いるトーンキュンストラー管弦楽団が華々しく飾りました。コンサートのテーマは、「自由と友愛の精神」。まさにベートーヴェンの交響曲第9 番を象徴するもの。EU ユース管弦楽団の卒業生24 名、新国立劇場での「サロメ」の好演が記憶に新しいカミッラ・ニールント、同じく日本で高い人気を誇るメゾ、エレナ・ツィトコーワ、世界的ヘルデン・テノールのクラウス・フロリアン・フォークト、類まれなる表現力が魅力のバス、ルネ・パーペら現在最高峰の豪華ソリスト陣、そして世界屈指の実力を誇るコーラス、ウィーン楽友協会合唱団が登場。佐渡裕といえば「第9」と連想するほど定着していますが、今回もこれまで彼が培った手腕が発揮され、圧倒的な熱量と迫力で全演奏者をまとめあげ、夏の野外音楽祭にふさわしい興奮と感動を与えてくれます。
 また音楽祭のレジデンス作曲家であるクリスティアン・ヨストの新作も披露されました。まず音楽祭委嘱作品のファンファーレで開幕し、メイン・プログラム「第9」の前には、ベートーヴェンの歌曲「希望に寄せて」をベースに作曲されたオーケストラと声楽のためn作品が世界初演されました。




















6/1(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


CAVI


4260085533572
\2700
ウストヴォリスカヤ:ピアノ・ソナタ全集
 第1番 (1947)/第2番 (1949)/
 第3番 (1952)/第4番 (1957)/
 第5番 (1986)/第6番 (1988)
アントニー・バリシェフスキー(ピアノ)
 ウストヴォリスカヤ独自の世界を、若き俊英バリシェフスキーが芸術的に再現

 録音:2016年2月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/76’ 13”

 ガリーナ・ウストヴォリスカヤ(1919-2006) はショスタコーヴィチ門下の女性作曲家。旧ソ連にありながら、調性も小節線も持たない前衛的な作風を展開させた異色の存在でした。
 ウストヴォリスカヤは生涯に6 篇のピアノ・ソナタを作曲しましたが、いずれも個性的。第1 番はショスタコーヴィチに師事している時期の作。師の影響を感じさせます。第5 番と6 番は後期の作で、どちらも狭い音程のトーンクラスターに終始し、鐘の音を思わせます。「20世紀末のムソルグスキー」ともいうべき作風が興味津々です。

 アントニー・バリシェフスキーは1988 年生まれのウクライナのピアニスト。生地で学んだ後、パリのエコール・ノルマルで研鑽を重ねた。2014 年に行われたアルトゥール・ルビンシュタイン国際コンクールで優勝、直後に来日公演も行っています。CAvi レーベルではムソルグスキー& スクリャービンのアルバムに次ぐ第2 弾。
 ウストヴォリスカヤのピアノ・ソナタはこれまでもいくつか録音がありますが、フレッシュな感性が光り、ようやく作品の魅力に肉薄するものが現れたと申せましょう。




PENTATONE

PENTATONE OXINGALE Series



PTC 5186659
(SACD HYBRID)
\2700
「ミーティング・オブ・ザ・スピリッツ」〜
 マット・ハイモヴィッツ&ウッチェロ
マット・ハイモヴィッツ&ウッチェロ(チェロ)
(1)ジョン・マクラフリン(エレキ・ギター)
(3)(5)マット・ウィルソン(ドラム)
 ヤン・ヤルチック(キーボード)
  (1)ジョン・マクラフリン(1942-)(マハヴィシュヌ・オーケストラ):Open Country Joy(5’57”)
  (2)マイルス・デイヴィス(1926-1991):Half Nelson(3’24”)
  (3)オーネット・コールマン(1930-2015):W. R. U(. 3’36”)
  (4)ジョン・ルイス(1920-2001)(モダン・ジャズ・カルテット):ブルース イ短調(6’59”)
  (5)ジョン・マクラフリン(マハヴィシュヌ・オーケストラ):Meeting of the Spirits(8’29”)
  (6)ビリー・ストレイホーン(1915-1967):Blood Count (6’38”)
  (7)デイヴィッド・サンフォード(1963-):Triptych(5’24”)
  (8)ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):Liza(2’37”)
  (9)チャールズ・ミンガス(1922-1979):Haitian Fight Song(7’57”)
 マイルス・デイヴィス、ジョン・マクラフリン・・・異次元の才能の持ち主ハイモヴィッツがジャズの巨匠の作品に挑む!!

 編曲:デイヴィッド・サンフォード
 録音:(1)-(4)(6)-(9)2010年7月18日/ニューヨーク、(5)2010年7月24-26&28日/マギル大学(モントリオール)/マルチチャンネル、DSD、5.0 Surround sound、51’01”

 SACD ハイブリッド盤。
 PENTATONE レーベルとカナダのOxingale Records レーベルとの共同企画"PENTATONE OXINGALE Series"。当ディスクはマット・ハイモヴィッツ率いるチェロ・アンサンブル“ウッチェロ” との共演で、名だたるジャズの巨匠の作品に挑戦。マイルス・デイヴィス、ジョン・マクラフリン、デイヴィッド・サンフォードなどが残した名作をハイモヴィッツによる豊かな解釈で新たな扉を開きます。
 特に注目と言えるのがジャズ・ロックギタリスト、ジョン・マクラフリン作曲の「Open Country Joy」。なんとマクラフリン本人との共演を果たしております!ジャンルの垣根を越えた鬼才チェリスト、マット・ハイモヴィッツだからこそ実現できた夢のようなアルバムです。
 1970 年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988 年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。
 その後、1999 年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series" より積極的なリリースが続く世界的チェリストです。



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NAXOS



8.573777
\1100
ヴィラ=ロボス(1887-1959):交響曲第8番、第9番、第11番
 交響曲 第8番(1950)
 交響曲 第9番(1952)
 交響曲 第11番(1955)
サンパウロ交響楽団
イザーク・カラブチェフスキー(指揮)

 生涯に12曲の交響曲を書いたヴィラ=ロボス。自由な作風を求めた彼と「新古典派」の様式は必ずしも親和性の高いものではなく、1910年代に書かれた交響曲第1番や第2番は、まだまだ後期ロマン派の影響が強く、実験的要素の高いものでしたが、1940年代から50年代に書かれた第6番以降の交響曲では、ブラジルの民族音楽をふんだんに取り入れた独自の作風を確立させることに成功、世界大戦中の不穏な空気も取り込んだ激しい作品を次々と書き上げました。
 ちょうどその頃の北アメリカの主要な都市のオーケストラは、行政的な援助を受け、芸術的な発展を見せていた時期で、ラテンアメリカ最大の作曲家として広範に認められていたヴィラ=ロボスの作品も盛んに演奏され、これらの交響曲は、コンサートで高い人気を博していました。
 しかし、聴衆の好みは「ブラジル風バッハ」などに移り、彼の交響曲は次第に演奏頻度が減少。21世紀になってようやく「交響曲作曲家」としてのヴィラ=ロボスが再評価され始めています。

  録音 2015年2月10-13日…8番 2016年2月16-19日…9番 2016年2月23-26日…11番 the Sala Sao Paulo, Brazil Total Playing Time:73'43"
 


8.573617
\1100
エル=コーリー(1957-):嵐 他
 1.演奏会序曲「嵐」Op.93(2013)
 2.交響詩 第6番「空間の断片」Op.87-(2011)
 夜想の詩 Op.80(3つの楽章)Op.80(2009)
  3.Lento con meditazione-
  4.Cadence orchestrale:drammatico con forza-
  5.Misterioso
 6.愛の歌-抒情詩 Op.44(1987)
アリアーヌ・ドーゲ(ソプラノ)…6
ヴィセンス・プラッツ(フルート)…3-5
パリ管弦楽団…1.3-5
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)…1
エイヴィン・グルベルグ=イェンセン(指揮)…3-5
フランス国立管弦楽団…2
ダニエレ・ガッティ(指揮)…2
コロンヌ管弦楽団…6
デヴィッド・コールマン(指揮)…6

 レバノン出身の作曲家エル=コーリーは、自身の作品の中にしばしばレバノンの風景を描き出します。
 演奏会序曲「嵐」には、混沌とした自然現象や、雷の閃光、劇的な嵐などが巧みに音楽に取り入れられていますが、決してベルリオーズやリヒャルト・シュトラウスのような物理的な風景ではなく、エル=コーリーが少年時代から感じていた嵐の時の心理的恐怖が反映されています。
 この作品はパリ管弦楽団の委嘱によって書かれ、2013年シーズンのオープニング・コンサートでパーヴォ・ヤルヴィによって初演されました。交響詩「空間の断片」は、ダニエレ・ガッティとフランス国立管弦楽団による“ベートーヴェン交響曲全曲演奏会”のための現代作品委嘱作。ベートーヴェンと同じ楽器編成で作曲することが求められ、この曲は第2番と第6番の間に演奏されました。
 ピエール・ランパル没後10年の記念に書かれた「夜想の詩」、リヒャルト・シュトラウスの「四つの最後の歌」をモデルに書かれた「愛の歌」と、この1枚で多才な作曲家エル=コーリーの様々な作品を聴くことができます。

  録音 Salle Pleyel, Paris, France 2013年9月12日…1  2010年6月9日…3-5 2000年10月9日…6 Theatre des Champs-Elysees, Paris 2012年11月5日…2 Total Playing Time:52'06"
  


8.559821
\1100
マルク・ノヴァコフスキ:作品集
 弦楽四重奏曲 第1番「赦しの歌」(2010)
  1.第1楽章:Unmoved Movement
  2.第2楽章:…So Soon to Leave
 3.独奏ヴァイオリンとエレクロニクスのための「Blood, Forgotten」(2005)
 4.弦楽四重奏曲 第2番「祖父の歌」(ヘンリク・グレツキの思い出に)(2011)
 5.子守歌:おお、眠れ、私のために眠れ(2012)
エミリー・オンドラチェク=ペテルソン(独奏ヴァイオリン)…3
ヴォクサーレ弦楽四重奏団
【メンバー】
 エミリー・オンドラチェク=ペテルソン(第1ヴァイオリン)
 ガリーナ・ズダノーヴァ(第2ヴァイオリン)
 エリック・クリスティアン・ペテルソン(ヴィオラ)
 アドリアン・ダウロフ(チェロ)

 過去3世紀に渡って、ポーランドの人々は酷い迫害を受けて来ました。20世紀になってもそれは変わらず、第二次世界大戦における残虐行為、半世紀も続いた共産主義の支配…しかし彼らは屈することなく、悲劇の後にもたくさんの美しい芸術を生み出しています。
 ポーランド系アメリカ人作曲家ノヴァコフスキはもともとポーランドのホロコースト犠牲者のための音楽を書き、これらの事実を広く知らしめるための活動を行っていた人で、アルバム・タイトルの「Blood, Forgotten 」にも戦争の恐ろしさがありありと描かれています。
 その後、彼は2008年の夏、クラクフのサマーアカデミーで大作曲家ヘンリク・グレツキと会い、彼の生涯に大きな感銘を受けました。
 アメリカに戻ったノヴァコフスキはすぐさま弦楽四重奏曲第1番「赦しの歌」を書き上げます。そして2010年、グレツキの訃報を受け取ったノヴァコフスキは自身の弦楽四重奏曲第2番「祖父の歌」をグレツキの思い出に捧げました。
 最後に置かれた「子守歌」は希望と新しい命への想いが描かれています。

  録音 2013年2月3,4日  Dekelboum Concert Hall, University of Maryland,Maryland, United States Total Playing Time:55'34″
 


8.559822
\1100
ランドル・トンプソン(1899-1984):交響曲 第2番 他
 交響曲 第2番 ホ短調(1931)
  1.第1楽章:Allegro
  2.第2楽章:Largo
  3.第3楽章:Vivace
  4.第4楽章:Andante moderato
サミュエル・アダムズ(1985-):Drift and Providence 漂流と摂理(2012)
  5.第1楽章:波止場
  6.第2楽章:漂流 I
  7.第3楽章:ディビサレロ
  8.第4楽章:漂流 II
  9.第5楽章:摂理
サミュエル・バーバー(1910-1981):交響曲 第1番 Op.9
 10.第1楽章:Allegro ma non troppo-
 11.第2楽章:Allegro molto-
 12.第3楽章:Andante tranquillo
ナショナル・オーケストラ・インスティトゥート・フィルハーモニック
ジェームズ・ロス(指揮)
サミュエル・アダムズ(エレクトロニクス)…5-9

 アメリカの名門メリーランド大学。ここにあるクラリス・スイス・パフォーミング・アーツ・センターでは毎年6月、世界中から優秀な奏者たちが集結し素晴らしい演奏を繰り広げます。
 2016年のコンサートに選ばれたのはアメリカを代表する3人の作曲家の作品集。合唱音楽で知られるトンプソンの"ジャズのイディオム"を用いた雄大な交響曲、「太平洋の記録をデジタル化し、様々な手段を用いて音で模倣した」というサミュエル・アダムズのエレクトロニックな曲(作曲家自身も参加)、26歳のバーバーが書いた野心的な交響曲。3曲それぞれ、作曲された年代は多岐に渡っており、アメリカ音楽の幅広さを存分に味わわせてくれます。

 録音 2016年6月9-11日  Elsie & Marvin Dekelboum Concert Hall,The Clarice Smith Performing Arts Center, University of Maryland, USA, Total Playing Time:69'52"
 


8.570620
\1100
チン・ウェンチェン(1966-):作品集
 1-3.ヴァイオリン協奏曲「山のふもとに」(2012)
 4-6.チェロ協奏曲「夜明け」(2008)
 7.ソーナー(チャルメラ)協奏曲「Calling for Phoenix」(1996/2010)
  世界初録音
ファン・モンラ(ヴァイオリン)…1-3
チン・リーウェイ(チェロ)…4-6
チャン・ツェンユエン(ソーナー)…7
ウィーン放送交響楽団
ゴットフリート・ラプル(指揮)

 モンゴルのオルドスで生まれ、北京で活躍する作曲家チン・ウェンチェンの作品集。若い頃から民族音楽の研究に勤しみ、上海音楽院で作曲を学んだ後、1998年から2001年にかけてドイツのエッセンに留学、現在は中国中央音楽院の教授を務める傍ら、数多くの作品を発表。「中国で最も影響力のある作曲家」の一人です。
 このアルバムには彼の3つの協奏曲を収録。上海音楽院の創立85周年のために作曲されたヴァイオリン協奏曲は、中国の山間部に住む人々の民謡を取り入れたエネルギッシュな作品。
 チェロ協奏曲は中国の現代詩人、海子(Hai zi)の詩に基づいた描写的な曲。最後は中国の伝統楽器ソーナー(チャルメラ)のための協奏曲の鄙びた音色で締めくくられます。

  録音 2016年3月7-14日 Grose Sendesaal, ORF Funkhaus, Vienna, Austria Total Playing Time:64'42"
 

8.573780
\1100
THOUGHTS OBSERVED
 1-16.シューマン(1810-1856):詩人の恋 Op.48
 17.デュパルク(1848-1933):旅へのいざない
 ドビュッシー(1862-1918):
  18.美しき夕暮れ
  19.ロマンス
  20.星の夜
  21.マンドリン
 22.レイナルド・アーン(1874-1947):クロイスに
 プーランク(1899-1963):動物説話集
  23.らくだ
  24.チベットの山羊
  25.イナゴ
  26.イルカ
  27.ザリガニ
  28.コイ
 29.あなたはもう書かないの?
 30.平和への祈り
ヤニフ・ドール(カウンターテナー)
ダン・ドイチュ(ピアノ)

 迫害され故郷を追われた少数民族セファルディの血を引くカウンターテナー歌手、ヤニフ・ドール。前作「流浪と情熱の歌」では、彼の祖先たちが伝えてきた音楽を取り上げ、はるかな土地への望郷の念や憧れをじっくりと歌い上げましたが、今作ではシューマンの「詩人の恋」を始めとした作曲家、および詩人たちの逡巡の心が込められた作品をじっくり歌い上げています。
 躊躇いがちな若者の心に潜む官能や憧れを見事に描き出した「詩人の恋」、妖しく夢幻的なデュパルクの「旅へのいざない」、美しいパンヴィルの詩に付けられたドビュッシーの「星の夜」、エデンの地に思いを馳せたヴィオーの詩によるアーンの「クロイスに」。プーランク初の歌曲集である「動物説話集」では、皮肉たっぷりのアポリネールの歌詞も、カウンターテナーの柔らかい声によって歌われることで、幻想的な雰囲気を獲得しています。

 録音 2014年12月29日-2015年1月3日 Teldex Studio Berlin, Germany Total Playing Time:53'02"
 


8.573465
\1100
フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803):フルート協奏曲集 第3集
 フルート協奏曲 第9番 ホ短調
 フルート協奏曲 第10番 ニ長調
 フルート協奏曲 第11番 ロ短調
 フルート協奏曲 第12番 イ長調
パトリック・ガロワ(フルート)
スウェーデン室内管弦楽団

 モーツァルトと同時代、18世紀フランスの作曲家ドヴィエンヌ。優れたフルート奏者として活躍する傍ら、ファゴットも演奏、作曲家としては最初に「歌劇作曲家」として名声を獲得、またフランス防衛軍軍楽隊が運営する音楽学校でも指導者として後進の指導に当たりました。1794年にはワンキー・フルートのための教則本「フルート演奏の理論と実践」を著したことで、パリ音楽院の教授も務めています。このフルート協奏曲集第3集にはドヴィエンヌの晩年の作品が収録されており、なかでも最高傑作とされる第10番が聴きものです。
 フルートの奏でる美しいパッセージはもちろんのこと、それまであまり使用されなかった高音や、フルート・パートと同じ旋律をオーボエで奏することなど斬新なオーケストレーションが見られる意欲的な作品です。

 録音 2015年1月15-17日 Orebro Concert Hall, Orebro, Sweden Total Playing Time:67'40"
 

8.573682
\1100
メシアン(1908-1992):栄光の御体 他
 栄光の御体-復活の7つの短い幻影(1939)
  1.栄光の御体の精密さ
  2.水の恩恵
  3.香りの天使
  4.死と生の戦い
  5.栄光の御体の力と俊敏さ
  6.栄光の御体の歓びと光
  7.聖三位一体の神秘
 聖霊降臨祭のミサ(1949-1950)
  8.入場-炎の言葉たち
  9.奉献文-目に見えるものと目に見えないもの
  10.聖別-知恵の恵み
  11.聖体拝領-鳥たちと源泉
  12.退場-精霊の風
トム・ウィンペニー(オルガン)

 20世紀の作曲家の中で、メシアンの存在は唯一無比であり、その独特な音楽語法は、次世代の作曲家たちに大きな影響を与えています。敬虔なカトリックへの傾倒、ほのかに漂う東洋的な響き、そして何より鳥の声を始めとした自然界の音への愛着。これらは活動の初期から変わることなく、メシアンの音楽の特徴といえるものです。
 このアルバムに収録されている2曲のオルガン作品のうち、「栄光の御体」はメシアン自身のお気に入りの作品であり、曲の中には、聖書の中の“三位一体”を象徴する数字が隠されているなど、あらゆる表現で“死との戦いと歓喜”が描かれています。
 その10年後の「聖霊降臨祭のミサ」は、彼が若い頃にサント=トリニテ教会で行った即興演奏をもとに書き上げたとされた作品。即興的なフレーズと、古代ギリシャのリズム、彼が愛した鳥の声がふんだんに用いられた色彩的で神秘的な曲です。

 録音 2016年7月21.22日 Hildesheim Cathedral, Germany メイン・オルガン Total Playing Time:71'30"
 


8.573761
\1100
チェロとギターのための音楽集
 南アメリカと東ヨーロッパより
 ドゥージャン・ボグダノヴィッチ(1955-):4つの内なる小品(1997)
  1.祈り
  2.動き
  3.ダヴィデのハープ
  4.チャント
 ハイメ・ミルテンバウム・ゼナモン(1953-):Reflexoes 反射(1986)
  5.Fluido 流れるように
  6.Doloroso 痛みを持って
  7.Vivissimo 活気を持って
 8.セルジオ・アサド(1952-):ジョビニアーナ 第4番(2002)
 アタナス・ウルクズノフ(1970-):タンゾロジア(2000)
  9.Contempotango
  10.Valse-Slave
  11.Bulgarian Rock
 エドウィン・グェバラ(1977-):チェロとギターのための幻想曲(2015)
  12.Providence
  13.Gracia
  14.Cantalar

12-14…世界初録音
デュオ・ヴィラ=ロボス
【メンバー】
チェチーリア・パルマ(チェロ)
エドウィン・グェバラ(ギター)

 近年、多くの作曲家が新しい響きを得るため様々な探求を行っています。ここで聴けるのは南米と東ヨーロッパの作曲家たちによるギターとチェロのアンサンブル。
 この珍しい組み合わせからは、技術的な困難はあるものの、極めて野心的な響きが生まれます。ユーゴスラビアの作曲家ボグダノヴィチの印象的な「4つの内なる小品」を始め、セルジオ・アサドやエドウィン・グェバラの躍動するリズムが魅力的な曲、ブルガリアの作曲家ウルクズノフの民族舞曲を取り入れた「タンゾロジア」、ラパス生まれのゼナモンによるギターのアルペジョが美しい「Reflexoes」。2つの楽器が生み出す親密な調べをお楽しみください。

 録音 2016年1月21-23日 Sala de Conciertos de la Biblioteca Luis Angel Arango del Banco de la Republica de Colombia, Total Playing Time:55'53"
 

8.573765
\1100
DREAM WEAVING
 ニュージーランドのギター作品集 第2集

  ブルース・ペイン(1963-):
   1.フィンチディーン(2007)
   2.DREAM WEAVING(2011)…世界初録音
   3.サークル・ダンス(2012)
…世界初録音
  バルトーク(1881-1945)(D.ファルカー編)
…世界初録音
   4-14.子供のために(1908-1909)
  15.デヴィッド・ファークワー(1928-2007):ミュゼット(1951)
…世界初録音
  16-19.ジョン・エルムズリー(1952-):独奏ギターのための組曲(1995)
…世界初録音
  20-24.ファークワー:5つの情景
  25.ジョン・リンマー(1939-):Hauturu-風の憩いはどこに(ヘルビッヒ編)
グンター・ヘルビッヒ(ギター)

 ブラジルで生まれ、ポルトガルとドイツで育ったギタリスト、グンター・ヘルビッヒ。ブラジルの官能、ポルトガルの情熱、ドイツの知性、これら様々に異なる文化、言語の影響を受けた表現力豊かなギタリストです。
 彼は1989年にはニュージーランドに移住し、世界的な活躍をしています。この「ニュージーランドのギター音楽集 第2集」は探求心に燃えるヘルビッヒ独自の選曲によるもので、ニュージーランドの作曲家ファークワーが編曲したバルトークの「子供のために」など、第1集(8.572185)よりも更に珍しい作品が並びます。ヘルビッヒ自身の編曲によるリンマーの「Hauturu」は、ニュージーランドの美しい島ハウトゥールの風景を描いた曲。ヘルビッヒ自身の思い入れもたっぷりです。

 録音 2016年8月-9月 The Music Production Company, Wellington, New Zealand Total Playing Time:64'39"
 

8.573590
\1100
ドメニコ・スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ集 第19集
 1.ソナタ 変ロ長調 K442/L319/P229
 2.ソナタ ト短調 K476/L340/P427
 3.ソナタ ト長調 K240/L.Supp29/P368
 4.ソナタ ト短調 K373/L98/P158
 5.ソナタ ト長調 K391/L79/P364
 6.ソナタ 変ロ長調 K411/L69/P351
 7.ソナタ へ長調 K482/L435/P356
 8.ソナタ ハ長調 K327/L152/P399
 9.ソナタ ハ長調 K486/L455/P515
 10.ソナタ ト長調 K432/L288/P288
 11.ソナタ ハ長調 K399/L274/P458
 12.ソナタ イ長調 K222/L309/P236
 13.ソナタ イ長調 K499/L193/P477
 14.ソナタ ニ長調 K353/L313/P40
 15.ソナタ イ長調 K286/L394/P410
 16.ソナタ ニ短調 K294/L67/P470
 17.ソナタ ニ長調 K359/L448/P425
 18.ソナタ ロ短調 K497/L146/P357
 19.ソナタ ロ長調 K244/L348/P298
 20.ソナタ ホ短調 K292/L24/P223
 21.ソナタ ト長調 K454/L184/P423
ゴラン・フィリペツ(ピアノ)

 初期のナポリ楽派において、オペラの発展に力を尽くしたアレッサンドロ・スカルラッティを父に持つドメニコ・スカルラッティ。スペイン王室に仕えた彼は、バルバラ王女のために555曲の練習曲=ソナタを作曲、この多彩な曲集は基本的にチェンバロの演奏技術を高めるためのものですが、現代のピアノで演奏すると、また違った魅力が開花することでも知られ、ホロヴィッツやリパッティら、20世紀のピアニストたちがそれぞれに好きな曲を選び、思い思いの演奏を繰り広げています。
 ソナタといっても基本的に単一楽章で、2分から4分程度に凝縮された音楽はどれも独自の魅力を放っています。
 リストの「パガニーニ練習曲:初稿版」で卓越した技巧を披露したフィリペツの演奏です。

  録音 2016年2月1-2日 Campus Fichtenhain, Krefeld, Germany Total Playing Time:66'12"
 

8.573797
\1100
期待の新進演奏家シリーズ/ザビエル・ジャラ(ギター)
 ダウランド(1563-1626):
  1.ファンシー P5
  2.幻想曲 P71
  3.ファンシー P73
 クープラン(1668-1733):
  4.神秘的なバリケード
 カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
  5.世紀を渡る変奏曲 Op.71
 アラン・ロースソーン(1905-1971):
  6.エレジー(J.ブリームによる編集、完成版)
 セルジオ・アサド(1952-):
  7.組曲「夏の庭」より 第19番「夢」
 ジェレミー D.コリンズ(1976-):
  8.エレジー
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:
  9.ゴヤによるカプリチョス 第18番:理性の眠りは怪物を産む
 ボグダノヴィチ(1955-):
  10.神秘的な生息地
  11-14.ソナタ 第3番
ザビエル・ジャラ(ギター)

 2016年、若手ギタリストの登竜門である「GFA(GUITAR FOUNDATION OF AMERICA)国際ギターコンクールで優勝したザビエル・ジャラのリサイタル・アルバム。アメリカ、ミネソタ州に生まれ12歳よりギターを始め、2011年にGFAが主催する「高校ギターコンクール」で第1位を獲得した他、すでに数多くのコンクールの優勝経験を持つ彼は、2015年には東京国際ギターコンクールでも優勝、すでに日本国内でツアーを開催したという、ギター好きにはお馴染みの奏者です。
 ギターだけでなくリュートも演奏するというジャラ、このGFA国際コンクールにおける優勝記念リリース・アルバムでは、彼の持つ確かな技術に加え、ドラマティックな音楽性、レパートリーの広さとダウランドへの愛も存分に味わえます。

  録音 2017年1月5-7日 St John Chrysostom Church, Newmarket, Ontario, Canada Total Playing Time:66'57"
 

8.579007
\1100
アレハンドロ・ロマン(1971-):室内楽作品集
 1.Epoje エポエ
 フランス風の3つの絵(トリオ・ソナタ) Op.9d
  2.第1楽章:Confrontacion
  3.第2楽章:Contemplacion
  4.第3楽章:Conclusion
 Diegesis Op.52
  5.I. Lamento-II.Mutacion-III.Vision
  6.IV.Oda-V.Caos-VI.Anagnoris (Finale)
 Zootropias Op.45
  7.Chacona
  8.Obstinacion
  9.En circulos
  10.Tras la ventana
  11.Soledades
  12.Sous la pluie
 バルトークへのオマージュ Op.10b
  13.Coral-Scherzo-Fuga
  14.Rondo-Solos-Humoresque
 15.夜想曲 Op.54
   世界初録音
ホセ・ミゲル・ゴメス(チェロ)…1
ホアン・カルロス・ガルバーヨ(ピアノ)…1.15
ユスト・サンツ(クラリネット)…13.14
マルタ・クネッル(メゾ・ソプラノ)…15
チェチーリア・ベルコヴィッチ(ヴィオラ)…15
トリオ・アルボス…2-14
【メンバー】
 チェチーリア・ベルコヴィッチ(ヴァイオリン)
 ホセ・ミゲル・ゴメス(チェロ)
 ホアン・カルロス・ガルバーヨ(ピアノ)

 スペインで活躍する作曲家アレハンドロ・ロマンの作品集。その作品はジャズとポピュラー音楽の両方の影響を受けており、このアルバムの作品にもその特徴が良く表れています。
 古代ギリシア語"エポケー(停止、保留などの意味を持つ言葉)"に由来する「エポエ」は印象派風の柔らかく流麗な旋律を持つ曲。「フランス風の3つの絵」はドビュッシーへのオマージュであり、作曲家の美に対する意識を音にした作品です。
 やはり古代ギリシャの言葉からインスパイアされた「Diegesis」、無限に動く図形を表現した「Zootropias」、など抽象的な言葉を巧みに音にした美しい音楽集です。

  録音 2016年6月4.5日  the Auditorio Manuel de Falla, Real Conservatorio Superior de Musica, Madrid Total Plyaing Time:71'34"
 


8.573704
\1100
エミール・ソーレ:24のエチュード・カプリース 第1集
 1.第1番:ハ長調
 2.第2番:イ短調
 3.第3番:ヘ長調
 4.第4番:ニ短調
 5.第5番:変ロ長調
 6.第6番:ト短調
 7.第7番:変ホ長調
ナズリン・ラシドヴァ(ヴァイオリン)

 フランス生まれのヴァイオリニスト、作曲家エミール・ソーレ。幼い頃から神童として知られ、ストラスブール音楽院ではオーギュスト・ド・ベリオに師事。ヨーロッパ中で演奏活動を行い20歳の時にはアメリカにもデビューするなど才能を発揮、リストやサラサーテに並ぶ「19世紀の最も偉大な音楽家」と讃えられました。
 ソーレは演奏家として優れていただけでなく、ヴァイオリンのために数多くの作品を作曲し、その中にはパガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番のためのカデンツァも含まれています。
 この練習曲は、彼の優秀な弟子マジョリー・ヘイワードに捧げられた多彩な技巧を駆使した曲集です。

  録音 2016年7月11.12.25日 Holy Trinity Church, Weston, Hertfordshire Total Playing Time:61'20"
 

8.660401
(2CD)
\2200
ロッシーニ(1792-1868):歌劇《ブルゴーニュのアデライーデ》2幕
ジョヴァンニ・シュミット(台本)
CD1.
 1-21…第1幕
CD2.
 1-11…第2幕
オットーネ…マルガリータ・グリツコーヴァ(メゾ・ソプラノ)
アデライーデ…エカテリーナ・サドフニコーヴァ(ソプラノ)
ベレンガリオ…バウルザン・アンデルザノフ(バス・バリトン)
エウリーチェ…ミリアム・ズビエータ(ソプラノ)
アデルベルト…ゲオルギー・ヴラッド(テノール)
イロルド…渡辺 康(テノール)
エルネスト…コルネリウス・レーヴェンベルク(バリトン)
ポズナン・カメラータ・バッハ合唱団(合唱指揮…アニア・ミハラク)
ヴィルトゥオージ・ブルネンシス(芸術監督…カレル・ミターシュ)
ルチアーノ・アコセッラ(指揮)
ロセッラ・フラカロス(ミュージック・アシスタント)
ミケーレ・デリア(フォルテピアノ)

 迫害者ベレンガリオによって毒殺されたイタリア王ロタール。その未亡人アデライーデは、ベレンガリオの息子アデルベルトとの政略結婚を迫られています。しかし彼女はそれを拒否。カノッサの要塞に避難しますが、ベレンガリオによって城を包囲されてしまいます。ベレンガリオは要塞の城にオットーネ大帝(ドイツの皇帝)を招待しますが、実はカノッサの知事イロルドが秘密裡に大帝に助力を依頼してあったため、オットーネはアデライーデらを開放し、恋におちたオットーネとアデライーデはめでたく結婚するというハッピーエンドを迎えます。

 西暦950年頃のイタリアを舞台にしたこの歌劇は、かなり政治色が強い内容ですが、ロッシーニは抒情的、かつ快活な音楽でうまく覆い隠し、愛が勝利するドラマへと変貌させています。
 1817年12月27日にローマのアルゼンティーナ劇場で初演された際は大好評でしたが、すっかり演目から消えてしまったこの作品、21世紀になってようやく復刻され、いくつかの演奏で楽しむことができるようになりました。
 この演奏は主役の3人はもちろん、カノッサの知事イロルド役のテノール、渡辺康のつややかな歌声も聴きものです。

  録音 2014年7月19.23.25日 Trinkhalle, Bad Wildbad, Germany Total Playing Time:122'43"


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


PENTATONE


RQR (Remastered Quad Recordings) series


PTC 5186247
(SACD HYBRID)
\2400
ボストン交響楽団の名演!
 クーベリック、小澤征爾によるバルトーク

  ベーラ・バルトーク(1881-1945):
   (1)管弦楽のための協奏曲Sz.116
   (2)弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 Sz106
(1)ラファエル・クーベリック(指揮)
(2)小澤征爾(指揮)
 ボストン交響楽団
 ボストン交響楽団の名演!クーベリック、小澤征爾によるバルトークがRQRシリーズよりSACDハイブリッド盤で登場!

 セッション録音:(1)1973年11月、(2)1976年11月/シンフォニー・ホール(ボストン)(リマスタリング:2017年、ポリヒムニア・インターナショナル)/マルチチャンネル、DSD、69’53”

 SACD ハイブリッド盤。

 小澤征爾とラファエル・クーベリックがボストン交響楽団と録音したバルトークの管弦楽のための協奏曲(クーベリック指揮、1973 年録音)と、弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽(小澤征爾指揮、1976 年録音)がPENTATONE のRQR シリーズに登場します。
 管弦楽のための協奏曲はクーセヴィツキー夫人の追悼、クーセヴィツキー生誕70 周年、そしてボストン交響楽団指揮者就任20 周年記念のために1943 年に作曲、翌1944 年にボストンで初演されたバルトーク最晩年の傑作。
 初演をつとめたボストン響が作曲されてから30 周年となる1973 年にクーベリック指揮で演奏したこの録音は、1975 年のグラミー賞を受賞した名盤としても知られております。
 一方、1973 年よりボストン交響楽団の音楽監督となった小澤征爾が、1976 年に録音した弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽も躍動的な感性に溢れる演奏で、生命力を感じる快演を披露しております。
 リマスタリングはPENTATONE レーベルが誇るオランダのポリヒムニア・インターナショナルが担当しており、万全のリマスタリングと言えましょう。




PRAGA DIGITALS


PRDDSD 350125
(SACD HYBRID)
\2900
人気のプラハSACD 復刻シリーズ、
 フルトヴェングラー第7弾はブルックナー

  ブルックナー:
   (1)交響曲第9番ニ短調(ハース版)
   (2)交響曲第7番ホ長調〜第2楽章アダージョ
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィル
 録音:1944年10月7日(1)、1942年4月7日(2)/ベルリン(ライヴ)/MONO、Bi-Channel Stereo、79’ 56”

 SACD ハイブリッド盤。限定盤。
 メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。フルトヴェングラーの名盤SACD 化第7 弾はブルックナー。
 交響曲第9 番は、宇野功芳氏によれば「常軌を逸したアッチェレランド、官能的な弦のヴィブラート、不透明なひびき、どれをとってもドイツ・ロマン派的であり、決してロマン派的でないブルックナーの音楽との間にずれを生じている」とされます。それがSACD リマスタリングにより生々しく蘇りました。
 第7 番のアダージョは1942 年のもので、フルトヴェングラーの同曲としては最も古い記録。3 種ある後年の録音とくらべテンポが遅く、「たおやかさや深みの点で優れている」と宇野氏は述べられています。これも音質向上。フルトヴェングラー・ファン必携の一枚と申せましょう。
 

PRD 250372
(2CD)
\3800
ベートーヴェン:
 チェロとピアノのための作品全集
パブロ・カザルス(チェロ)
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
  Disc 1
   チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5の1 /第2番ト短調Op.5の2/
   モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」による7の変奏曲WoO46/
   モーツァルトの「魔笛」の「女か娘か」による12の変奏曲Op.66
  Disc 2
   チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69/第4番ハ長調Op.102の1/第5番ニ長調Op.102の2/
   ヘンデルの「マカベアのユダ」の「見よ勇者は帰る」による12の変奏曲WoO.45
 神棚に置きたくなる名演。カザルス&ゼルキンのベートーヴェン

 録音:1952-53/パラデス/Stereo、80’ 35”、81’ 30”

 ベートーヴェンのチェロ・ソナタの決定的名盤とされるカザルスとゼルキンによる録音の登場です。
 すべてフィリップス音源で、アレクサンドラ・エヴラールがリマスタリング。鮮明な音質に生まれ変わりました。















5/31(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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ARTE DELL’ARCO JAPAN



ADJ 052
\2700→\2490
鈴木秀美(指揮)&オーケストラ・リベラ・クラシカ
 ベートーヴェン:交響曲第7番

 (1)ハイドン:交響曲第90番 ハ長調 Hob.I:90
 (2)ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92
鈴木秀美(指揮)
オーケストラ・リベラ・クラシカ
 なんと色彩感豊かな響き!鈴木秀美率いるOLCとの臨場感満載のハイドン90番と実に感動的なベト7!!!

 ライヴ録音:2015年10月17日/上野学園石橋メモリアルホール/DDD、ライヴ、72’ 33”
 (1)I.10’13” +II.7’28” +III.6’03” +IV.7’15” = 30’59”、(2)I.14’39”+II.8’34” +III.8’52” +IV.9’20”= 41’25”

 鈴木秀美率いるオーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)、期待の最新アルバムは第36 回定期演奏会のライヴ録音で、ハイドンの交響曲第90 番とベートーヴェンの交響曲第7 番がリリースされます!
 臨場感満載のハイドンの第90 番と贅肉をそぎ落としこの上なく躍動するベートーヴェンの第7 番。折り目正しくも溌溂とした解釈で清潔感あふれるこの上なく美しい響きが展開されます。さらに磨きがかかったOLC の色彩感豊かな白熱のライヴをお楽しみください。
 「現代のものと材質も構造も大きく異なるオリジナルの管楽器、そしてガット弦とクラシック時代の弓、それらの総合が醸し出すハーモニーはよく溶け合い、色彩感に溢れている。」(鈴木秀美〜ライナーノーツより)

 オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC):
  オリジナル楽器で古典派音楽を専門に演奏するオーケストラ。世界的チェロ奏者、鈴木秀美が主宰・音楽監督をつとめ、2002 年5 月に旗揚げ公演を開催。ソリスト・レベルのアーティスト三十数名が国内外から集結、表現力の高さと楽曲への斬新なアプローチが話題になっている。


 演奏会情報
 オーケストラ・リベラ・クラシカ 第39回定期演奏会
 ■ 2017年6月24日(土) 15時開演 三鷹市芸術文化センター 風のホール
   メユール:歌劇「ストラトニーケ」序曲
   ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61(佐藤俊介(ヴァイオリン))
   ハイドン:交響曲第94番ト長調Hob.I:94「驚愕」




PENTATONE


PTC 5186541
(SACD HYBRID)
\2700
ゴードン・ゲッティ(1933-):オペラ「カンタヴィルの亡霊」
 第1場:ひいおじいさん、ここには本当に亡霊がいるの?
 第2場:親愛なるオーティス家の皆さん
 第3場:パパ、急いで!鍵を持ってきて!
 第4場:閣下、その鎖に油をさされた方がいいですよ。
 第5場:ライジング・サン社の潤滑油!
 第6場:私は失望を認めざるを得ない。
 第7場:調子が悪いのではないですか?
 第8場:忍びない!プロ意識を講釈されるなんて!
 第9場:ばあ!/第10場:汚い!/第11場:無題
 第12場:大失敗!不面目!/第13場:また鎧に血痕がない。
 第14場:亡霊が荷物をまとめるのを聞いた
 第15場:バーバラ!バーバラ!誰か聞こえる?
 第16場:ハイラム、彼女は家の中のどこにもいない。
 第17場:彼女はここにはいない。
 第18場:
  ありがとう、アムネー夫人。みんなベッドに行きなさい。
 第19場:
  親愛なるオーティスさん、再び私を入れてくれてありがとう。
 第20場:それから屋敷は全て静かになった
アレクサンドラ・ハットン
 (ヴァージニア/ソプラノ)
ヤン・ブルークハイゼン
 (オーティス夫人/メゾソプラノ)
デニズ・ヴェルンリ
 (双子1,少年1,声1/メゾソプラノ)
レイチェル・マリー・ハウゲ
 (双子2,少年2,声2/メゾソプラノ)
ティモシー・オリヴァー
 (セシル・チェシャー公爵/テノール)
ジョナサン・ミチエ
 (ハイラム・オーティス/バリトン)
アヌーシャ・ゴレソルキ
 (カンタヴィル卿/バリトン)
マシュー・トレヴィーニョ
 (亡霊(サイモン卿)/バス)
マティアス・フォレムニー(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 オペラ界へ新風を吹き込むゴードン・ゲッティ2 作目のオペラ!オペラ界へ新風を吹き込むゴードン・ゲッティ2 作目のオペラ!オスカー・ワイルドのコミカルな短編を原作とした「カンタヴィルの亡霊」待望の初演!!

 ライヴ録音:2015年6月/ライプツィヒ歌劇場/DSD、5.0 Surround sound、62’08”

 SACD ハイブリッド盤。オスカー・ワイルドの短編を原作としたゴードン・ゲッティのオペラ「カンタヴィルの亡霊」。「アッシャー家の崩壊」に次ぐゲッティ注目の2 作目のオペラが初演されました。
 舞台はイギリス、亡霊が出ると名高い屋敷。亡霊は新しい住人であるアメリカ大使オーティス一家を怖がらせようと奮闘しますが、現実主義的なオーティス一家には恐ろしい装いや高笑いも使い物になりません。すっかり自信をなくす亡霊に優しさを持って接したのは、ただ1 人亡霊をからかわなかったオーティス家の娘ヴァージニア。彼女の優しさが亡霊の成仏を助け、亡霊は無事に神に許されて眠りにつきます。
 ワイルドの童話の中では異色であるコミカルさの中にも、彼の一貫したテーマである慈悲や信心が感じられる逸作です。
 演奏は国際的に活躍する歌手勢と、マティアス・フォレムニーが指揮するゲヴァントハウス管弦楽団。伝統あるオペラという形態に新しい可能性を求めるゲッティの試みは、ペンタトーンのアメリカン・オペラ・シリーズのコンセプトにピタリと合うものでした。
 西洋での長い歴史の中で育くまれたオペラがアメリカでどのように再発見され、発展していくのか、現在進行形の活気ある模索の一例をここにお聴きいただくことができます。
 


PTC 5186678
(2SACD HYBRID)
\5200
1729年ヴェニスの謝肉祭での上演オペラよりアリア集 アン・ハレンバーグ(メゾソプラノ)
ステファノ・モンタナーリ
 (バロック・ヴァイオリン・指揮)
イル・ポモドーロ
 Disc 1
  (1)ジェミニアーノ・ジャコメッリ(1692-1740):『ジャングィール』より「美しいものを聞くこと」*
  (2)-(5)ジュゼッペ・マリア・オルランディーニ(1676-1760):
   『アデライーデ』より「いつも復讐されないわけではない」*、
   「愛しい花婿よ…私の目のなんと美しいことか」*、「海の子供、小舟」*、
   「さらなる美しさと喜びを見る」*
  (6)ジェミニアーノ・ジャコメッリ(1692-1740):
   『ジャングィール』より「行きなさい、我が最愛の人のところへ」*
 Disc 2
  (1)(2)トマゾ・アルビノーニ(1671-1751):
   『フィランドロ』より「贈り物の中に受け取ったあなたの心」*、「あなたが見た花の芽吹き」*
  (3)-(5)ニコラ・ポルポラ(1686-1768):
   『認められたセミラーミデ』より「牧人よ、もし4月に戻るなら」*、
   「幾千もの怒りへの餌食」、「Bel piacer seria d’un core」*
  (6)(7)レオナルド・レーオ(1694-1744):
   『ウティカのカトーネ』より「時には風に苛まれ」*、「親愛の影、崇拝の影」*
  (8)レオナルド・ヴィンチ(1690-1730):
   『見捨てられたアルミーダ』より「波の中で変わる船」*
   * 世界初録音
 世界初録音多数!1729年ヴェネチア・カーニバルで上演された華麗なるバロック・オペラのアリア集、18世紀ヴェネチアの熱狂が今ここに蘇る!

 セッション録音:2016年9月/ヴィラ・サン・フェルモ(ロニーゴ)/DSD、5.0 Surround sound、Disc 1 59’20”、Disc 2 70’36”

 SACD ハイブリッド盤。

 1729 年のヴェネチア・カーニバルで上演された華麗なバロック・オペラのアリア集。
 1729 年カーニバルにおけるヴェネチアのオペラハウスは、伝説のカストラート歌手ファリネッリをはじめとする華やかな歌手勢が、時代の寵児である作曲家たちのオペラで華やかな超絶技巧を繰り広げ、熱狂に包まれていました。
 ファリネッリが驚異的なテクニックを魅せたポルポラの「セミラーミデ」、ファリネッリのライバルであったファウスティーナ・ボルドーリが喝采を浴びたオルランディーニの「アデライーデ」など、再発見された作品の数々が世界初録音されています。
 演奏は、正統な古楽器演奏でのオペラに特化したイタリアのバロックアンサンブル「イル・ポモドーロ」。指揮者としてのみならずバロック・ヴァイオリン奏者としても名高い逸材ステファノ・モンタナーリがタクトを取ります。メゾソプラノのアン・ハレンバーグは2016 年に自身のCD「アグリッピナ」でインターナショナル・オペラ・アワードを受賞した注目の歌手です。1729 年ヴェネチアの熱狂が、時空を超えてここに詰まっています。






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R−RESONANCE

RRSC 20002
(SACD HYBRID)
\2900→\2690
ライナー・キュッヒル&福田進一
 2 大巨匠が夢の饗宴!ヴァイオリンとギターが織りなす極上の世界
 「デュオ・コンチェルタンテ」

  (1)パガニーニ:協奏風ソナタ イ長調 M.S.2
  (2)ジュリアーニ: 協奏風二重奏曲 ホ短調 Op.25
  (3)ジュリアーニ: 協奏風大二重奏曲 イ長調 Op.85
  (4)パガニーニ:ヴァイオリンとギターのためのカンタービレ
ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)
福田進一(ギター)
 ライナー・キュッヒル&福田進一、2 大巨匠が夢の饗宴!ヴァイオリンとギターが織りなす極上の世界。SACD ハイブリッド盤によるリリース!

 セッション録音:2016年11月9-11日/プラザウエスト さくらホール/DDD
 ライナーノート:グレアム・ウェイド(書き下ろし/訳・福田進一)

 SACD ハイブリッド盤。

 ライナー・キュッヒルと福田進一という2 大巨匠が夢の饗宴を果たしました!
 2016 年、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第1 コンサートマスターを退任し、さらに活動の幅を広げたライナー・キュッヒル。2017 年からはNHK 交響楽団の客演コンサートマスターへの就任も決定し、日本における演奏の機会もますます増え続ける状況にあります。
 一方の福田進一は、国内外を問わず演奏会や国際コンクールの審査などで八面六臂の活躍をつづけ、自身のCD アルバムもすでに90 枚近くに及ぶ文字どおり日本ギター界を代表する巨匠です。
 ヴァイオリンとギター、二人のヴィルトゥオーゾが出会い、演奏曲目に選んだのは難曲として知られる作品ばかり。キュッヒルと福田、二人が発揮した超絶技巧と緩徐楽章における詩情あふれる歌心の交歓は、圧倒的な名演を生み出しました。
 今回の録音で福田進一が演奏した楽器は19 世紀にイタリアで製作されたGaetano Guadanini II(1829/Itaria-Turin)、雅なサウンドながら足腰がしっかりしたアクセントを持つ楽器です。一方のキュッヒルもGabriel Lembock(1857/Austria-Wien) を使用、まさに、ジュリアーニやパガニーニが活躍した19 世紀の空気感が蘇ります。
 レコーディング・エンジニアは、数々の名録音で定評のある深田晃氏が担当、今回も瑞々しく透明感に溢れながら音の芯がしっかりしたサウンド作りをしています。音質の良さを充分堪能していただくために、SACD ハイブリット盤でのリリースです!また、ライナーノートは、ジュリアン・ブリームの伝記などで知られるイギリスの音楽評論家、グレアム・ウェイド氏の書き下ろし、読み物としても興味深い内容となっています。

 ライナー・キュッヒル&福田進一 デュオ・コンチェルタンテ演奏ツアー予定(2017年)
   8 月 6日 (日) 15:00 開演 静岡音楽館AOI
   8 月10日(木) 14:00 開演 軽井沢大賀ホール
  11月12日(日) 14:00 開演 浦安音楽ホール
 
 




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MD+G



937-20066
(SACD Hybrid)
\3100→\2890
ブルニエ(指揮)&ボン・ベートーヴェン管
 《R.シュトラウス:祝典前奏曲/シュミット:交響曲第2番》

  1) R.シュトラウス:祝典前奏曲、
  2-4) シュミット:交響曲第2番
ボン・ベートーヴェン管弦楽団、
ステファン・ブルニエ(指揮)

 同じ年に作曲された、ウィーンの薫り高い2曲
 フランツ・シュミットは“ウィーンで最も音楽的な人間”――これはグスタフ・マーラーが彼と違って今日ほとんど忘れられている、自分の仲間について語った言葉です。
 指揮者のステファン・ブルニエはこの後期ロマン派の巨匠を再発見し、このアルバムでボン・ベートーヴェン管弦楽団の強靭な力を得て、シュミットの交響曲第2番、そしてカップリングにはウィーン・コンツェルトハウスのオープニングのために同じ年に作曲されたリヒャルト・シュトラウスの『祝典前奏曲』を収録しています。

 【録音】2016年5月13、14日 ボン、ベートーヴェン・ホール(ライヴ)
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942-20176
(SACD Hybrid)
\3100→\2890
《ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク:ピアノ三重奏曲第1番・第2番》
 ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):
  1-4) ピアノ三重奏曲第1番Op.24、
  5-8) ピアノ三重奏曲第2番Op.36
ウィーン・ピアノ・トリオ
 (ヴァイオリン=デイヴィッド・マッキャロル/
 チェロ=マティアス・グレドラー/
 ピアノ=シュテファン・メンドル)

 ウィーン・ピアノ・トリオによる新しいヘルツォーゲンベルク
 ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルクはグラーツに生まれ、ウィーンで法学と音楽を学びました。
 当初はワーグナー作品に傾倒し、ワーグナー的な大作を書いて将来を約束される成功を収めた後、一時は創造と存在の危機を体験。その後、ブラームスの熱心な崇拝者となり、その危機から立ち直ります。
 ここに収められたピアノ三重奏曲はヘンツォーゲンベルクがブラームスに目を転じて救われたのちに、自身の個性を追い求めた結果生まれた作品です。魅力的な音の融合をウィーン・ピアノ・トリオの洗練された演奏でお楽しみ下さい。
 “眠れる美女の100年の眠り”を経たヘルツォーゲンベルクの音楽の評価に新たな一面が加わることでしょう。

  【録音】2016年12月1−3日 ドイツ、マリエンミュンスター




ヘルツォーゲンベルク
ヴァイオリン協奏曲と交響曲2題

777280-2
\2600
ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):
 1.ヴァイオリン協奏曲イ長調 WoO4/
 2.大管弦楽のための交響曲「オデュセウス」Op.16
ウルフ・ヴァーリン(ヴァイオリン)/
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・
 ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団/
フランク・ベールマン(指揮)

 ブラームスの友人として知られる作曲家、ヘルツォーゲンベルクですが、最近ようやく彼の作品が音楽ファンの間に浸透して来たようです。とはいえ、どちらかというと室内楽作品ばかりに光が当てられていましたが、このヴァイオリン協奏曲と交響詩という規模の大きなものは、交響曲集(777122-2)と並んで、この作曲家の知られざる一面を発掘するのに大きく役立つはずです。
 交響詩「オデュッセイア」はブラームスと親交を深める以前の作品で、リストやワーグナーの影響を強く受けた堂々たる作品です。
 かたや、ヴァイオリン協奏曲は1889 年の作品で、イタリア地中海の明るさを帯びた美しいメロディに彩られています。

777122-2
\2600
ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):
 交響曲第1番/交響曲第2番 ※全曲世界初録音
フランク・ベールマン指揮
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管

 全曲世界初録音。
 ヘルツォーゲンベルクは、オーストリアの作曲家・指揮者。貴族でもあった。
 ワーグナー、バッハに心酔した後、ブラームスの崇拝者となる。ブラームスから多くの影響を受け、いくつかの書簡のやり取りも残されており両者は交友関係を結んだとされるが、辛口のブラームスはヘルツォーゲンベルクの作品をあまり認めなかったという話もある。彼は7つの交響曲を残していて、今回の第1番と第2番は世界初録音となる。その知名度と作品への理解はまだまだ低いものの、同時代の才能を知るきっかけとして、2つの交響曲は必聴。ドイツ・ロマン派における到達点のひとつだと言えるだろう。


 


930-20076
(SACD Hybrid)
\3100
《ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集&交響曲第9番『新世界より』》
 ドヴォルザーク:
  1-8) スラヴ舞曲集Op.46(arr. Albert von Doenhoff)、
  9-12) 交響曲第9番ホ短調Op.95『新世界より』
トレンクナー&シュパイデル・ピアノ・デュオ

 4手ピアノで描くドヴォルザークの世界
 ドヴォルザークの交響曲第9番はクラシック音楽における空前の大ヒット作品のひとつです。この録音には同じくポピュラーな『スラヴ舞曲集』第1集も収録されています。
 トレンクナー&シュパイデル・ピアノ・デュオは4手ピアノのための編曲版で、これらの曲がどれほど秀逸であるか、人々を魅了するリズミカルな活気に満ちているかを改めて証明します。
 大オーケストラの持つ心地よく贅沢な音をそぎ落とすことで、ボヘミア民族色を特徴とするモチーフに見られるドヴォルザークの陽気な性格がさらに輝きを増しています。

 【録音】2016年12月4−6日 ドイツ、マリエンミュンスター
 

903-20096
(SACD Hybrid)
\3100
《エンリケ・グラナドス〜詩的なギター》
 エンリケ・グラナドス(1867-1916):
  1-9) スペイン舞曲集Op.37、
  10) ゴヤの美女(『昔風のスペイン歌曲集』から)、
  11) マハの流し目(『昔風のスペイン歌曲集』から)、
  12) 8つの詩的なワルツ集
ステファン・マーチオンダ(ギター)

 ギターで味わうグラナドスの詩心
 エンリケ・グラナドスは生涯にわたって詩情あふれるピアノ演奏で高く評価されましたが、彼の作曲もまた同様に詩的センスに溢れています。
 ステファン・マーチオンダはこれらの作品の中から自ら選曲し、この作曲家の生誕150周年に敬意を表して新たな録音を行いました。
 彼自身のギター編曲はスペインの伝統におけるグラナドスのルーツを解明する糸口となっています。

【録音】2016年11月28-30日 ドイツ、マリエンミュンスター
 

917-20106
(SACD Hybrid)
\3100
《サミュエル・バーバー:オルガン作品集》
 サミュエル・バーバー(1910-1981):
  1) ロングウッド庭園へ、2-4) 3つのコラール前奏曲、
  5) パルティータ「ああ主よ、あなたの怒りで私を裁かないでください」機
  6) パルティータ「ああ主よ、あなたの怒りで私を裁かないでください」供
  7) 前奏曲とフーガ ロ短調、8-11) カリヨンのための組曲、
  12) 新しいオルガンのためのコラール、
  13) 弦楽のためのアダージョOp.11、
  14) 「素晴らしい愛」による変奏曲Op.34、
  15) 「きよしこの夜」の主題によるコラール前奏曲
    (『クリスマスに』Op.37から)
ルドルフ・インニヒ(オルガン)
 Schuke Organ Hellig-Kreuz-Kirche Detmold

 ルドルフ・インニヒがオルガン曲で究めるバーバーの世界
 サミュエル・バーバーは神童として作曲のキャリアをスタートされました。9歳で音楽家になることを意識し、1年後最初のオペラを、少なくとも第1幕を書き上げました。
 初めはオルガニストとして活動し、後に他の領域にも関心が向かっていきましたが、オルガン曲の作曲は彼の全作品を通していたるところに見られます。
 ルドルフ・インニヒによるこれらの作品の全録音から、バーバーが作曲家としていかに満ち足りた豊かな生涯を築いていったかを興味深く俯瞰する事ができます。

  【録音】2016年10月13−14日 デトモルト 聖十字架教会



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NAXOS



8.559844
\1100
スラットキン&デトロイト交響楽団
 コープランド(1900-1990):
  交響曲 第3番/3つのラテン・アメリカ・スケッチ

  交響曲 第3番(1946)
   1.第1楽章:Molto moderato, with simple expression
   2.第2楽章:Allegro molto
   3.第3楽章:Andantino quasi allegretto
   4.第4楽章:Molto deliberato(freely, at first)
  3つのラテン・アメリカ・スケッチ(1971)
   5.第1番:エストリビッリョ
   6.第2番:メキシコの風景
   7.第3番:ハリースコの踊り
デトロイト交響楽団
レナード・スラットキン(指揮)
 第二次世界大戦が終わる一年前の1944年に着手され、その2年後に初演された「交響曲第3番」。コープランドはこの曲を「戦時期の作品、正確には当時のアメリカの華麗な精神を反映させたもの」と呼び、曲の中で「個人の反省と集団の戦いがあってこそ、初めて幸福感を得ることができる」と示唆しています。
 素朴な抒情性を感じさせる第1楽章、打楽器が活躍する活力に満ちた第2楽章、瞑想的な楽想と舞曲が渾然一体となった第3楽章。第4楽章にはよく知られた「市民のためのファンファーレ」の輝かしいフレーズも登場します。
 コープランドより一世代前のアイヴズは、交響曲の中で郷愁を呼び起こすために賛美歌を取り込みましたが、コープランドは“征服なしの勝利”を表現するために賛美歌を用い、これが曲の終わりで絶大な効果を上げています。
 「3つのラテン・アメリカ・スケッチ」は、カルロス・チャベスと訪れたナイトクラブ“エル・サロン・メヒコ”で着想を得た作品。伝統的なメロディを斬新なオーケストレーションで飾っています。

  録音:2015年10月23-25日…1-4 2013年10月10-12日…5-7 Orchestra Hall at the Max M.and Marjorie S. Fisher Music Center, Detroit, USA Total Playing Time:55'18"

 


 デトロイトは全米有数の自動車産業都市。

 自動車メーカービッグ3と呼ばれるゼネラルモータース、フォード、そしてクライスラーの本拠地があったというものすごい街。

 ・・・しかし60年代には黒人の暴動が起こり、富裕層や白人たちが街を離れ、70年代に入っては日本から優秀な車がどんどん入ってくるようになり、さらに長引く不況、そして追い打ちをかけるようにあのリーマンショック。
 ついにゼネラル・モーターズは破綻し国有となり、クライスラーはイタリアのフィアットの子会社となってしまう。
 
 そうなるとお膝元のデトロイトも安泰というわけには行かない。2013年、ついにデトロイトの街は財政破綻する。負債総額は実に2兆円。

 全米一治安の悪い街として知られるようになり、最大180万人近かった人口が、いまはなんと70万人にまで減り、中心街はゴーストタウンと化し、1ドルで家が売られているという。

 デトロイトの市の発表している統計では 子供の6割が貧困生活を強いられており、市民の半分が読み書きもできず、警官が通報を受けて現場に到着するまで、人手不足のために1時間かかるという。

 さあそうなってくるとそのデトロイトで活動しているデトロイト交響楽団も厳しい状況に追い込まれる。これまで少なくとも3回、楽団の存続の危機があったと言われているが、2000年代に入ってからも楽団員によるストライキが頻繁に行われ、2011年には6カ月間のストライキを断行したという。


  しかしそんなデトロイトに明るい兆しが見えてきたのはこの数年。他業種の進出などもあり経済状況は回復しつつあり、失業率も減少、ゼネラルモーターズの国有化も終了。 
 またデトロイト交響楽団のほうも、楽団の新しい試みや、新任の音楽監督レナード・スラトキンの尽力もあって、以前は6割程度しか埋まらなかった客席が、今は9割以上と満席に近い状況という。 

 一時期は厳しい状況だったかもしれないけれど、さまざまな苦難を乗り越えて今まさに復活しようとしている。



 さて、そんなスラトキンとデトロイト交響楽団の新作がコープランドの交響曲第3番。
 2017年の来日公演曲目でもある。

 このコープランドの交響曲第3番。
 アメリカを代表する最高峰の大作曲家となったコープランドが、偉大なるクラシック音楽の大作として作り上げた作品。

 全部で4楽章、45分ほどの堂々たる大作。

 華やかで壮麗な内容は聴きごたえがあり、めくるめくようなオーケストレーションに聞き惚れているうちにあっというまに第3楽章になる。
 第3楽章は非常に瞑想的な内省的な音楽で逆にびっくりするかもしれないが、その第3楽章から切れ目なしに第4楽章に入っていく。

 その第4楽章が・・・

 この曲、作曲を始めたのが第2次世界大戦中で、アメリカの国威発揚という目的もあったのか、第4楽章の冒頭部分に、あの有名な『市民のためのファンファーレ』をほとんどそのまま組み入れている。

 これがこの曲一番の聴きどころといっていい。

 これほど輝かしいクラシック音楽というのはそうそうあるものではない。

 
 結局、コープランドはこれ以降交響曲を作らなかった。
 なので、この曲はコープランドのクラシック王道作品の代表作となっている。

 そしてその後多くのアメリカ人作曲家が交響曲を作ったが、この曲以上の世界的名声を勝ち得た作品を作ることはできていない。
 
 つまりこの曲は、アメリカ交響曲史上最高の作品であると同時に、アメリカの栄光の象徴でもあるのだ。






DUX


DUX 1339
\2400
シェドルツェのヨアヒム・ヴァーグナー・オルガン Vol.3
J・S・バッハ(1685-1750):
  トリオ・ソナタ集(オルガン、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための編曲版)
   第1番変ホ長調 BWV 525/第2番ハ短調 BWV 526/第3番ニ短調 BWV 527
   第4番ホ短調 BWV 528/第5番ハ長調 BWV 529/第6番ト長調 BWV 530
マレク・トポロフスキ(オルガン)
マーク・コードル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マレク・オボンスカ(チェンバロ)
 


DUX 1368
(1CD + DVD PAL)
\2400

宇宙に耳を傾ける
ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2010):
  交響曲第2番「コペルニクス党」
   (ソプラノ、バリトン、合唱と管弦楽のための)Op.31(1972)

ヨアンナ・ヴォシ(ソプラノ)
マリュシュ・ゴドレフスキ(バリトン)
シロンスク・フィルハーモニー合唱団
ヤロスワフ・ヴォラニン(合唱指揮)
シロンスク・フィルハーモニー管弦楽団
ミロスワフ・ヤツェク・ブワシュチク(指揮)


ミコワイ・グレツキ(1971-):
  小神秘劇「放射する輝き」[Radiating Brightness]
   (ソプラノと弦楽合奏のための;2012)

アガタ・ズベル(ソプラノ)
シロンスク室内管弦楽団
ロベルト・カバラ(指揮)

 グレツキ父子の作品の演奏をライヴ録音。
 世界中で発売されミリオンセラーとなった代表作、交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」は、ヘンリク・ミコワイ・グレツキの作品。
 「放射する輝き」は英語題からの直訳であり定訳ではございません。
 DVDの再生にはPAL方式対応プレーヤーが必要です。
 

DUX 1229
\2400
【未案内旧譜】
イグナーツ・ヨーゼフ・リッター・フォン・ザイフリート(1776-1841):
  ミサ・ソレムニス ロ短調(独唱、合唱と管弦楽のための)(*)
  来たれ聖霊(合唱と管弦楽のための)
  マリアは昇天せり(合唱と管弦楽のためのグラドゥアーレ)
  アヴェ・マリア(合唱と管弦楽のためのオフェルトリウム)
ユスティナ・ステンピェン(ソプラノ(*))
エヴァ・ミクルスカ(アルト(*))
クシシュトフ・マホフスキ(テノール(*))
クシシュトフ・マトゥシャク(バス(*))
プシェミシル大司教区合唱団マニフィカト
ジェシュフ大学音楽学部合唱団
ジェシュフ・アルトゥル・マラフスキ・フィルハーモニー管弦楽団
ミェチスワフ・グニャディ(指揮)




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ABC CLASSICS



4814532
(2CD)
\4000→\3790
2015年7月
 ラトル&オーストラリア・ワールド・オーケストラ
  ブルックナー:交響曲第8番
サイモン・ラトル指揮
オーストラリア・ワールド・オーケストラ
2015年7月、シドニー・オペラ・ハウス

 5月にラトルがベルリン・フィルでこの交響曲第8番を初めて取り上げて話題になったが、今から2年前、オーストラリア・ワールド・オーケストラともこの曲を演奏していた。

 オーストラリア、シドニーを拠点に2012年に設立された「オーストラリア・ワールド・オーケストラ(AWO)」は、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、シカゴ響、フィラデルフィア管、ゲヴァントハウス管、シンガポール響、SWR響など、世界各国のオーケストラで活躍する精鋭達が集った、まさにワールドワイドでビッグなオーケストラ。

 前作のメータの2枚組に続いての登場となる。


メータ&オーストラリア・ワールド・オーケストラ
ABC
481 0847
(2CD/特別価格)
\4000→\3790
ABC Classicsにズービン・メータ登場!
 しかも《春の祭典》 & 《巨人》!

  ストラヴィンスキー:バレエ音楽 《春の祭典》
  マーラー:交響曲第1番ニ長調 《巨人》
ズービン・メータ(指揮)
オーストラリア・ワールド・オーケストラ
 ズービン・メータと精鋭オーケストラ!


 世界的巨匠ズービン・メータが2013年にAWOを振った、ストラヴィンスキーの「春の祭典」&マーラーの交響曲第1番「巨人」がABC Classicsから発売!
 「巨人」は、いわゆる「花の章付き」となる、オリジナル5楽章版。得意のレパートリーで貫禄のタクト裁きを見せるメータと、世界の精鋭オーケストラが描くストラヴィンスキー&マーラー。オーケストラ・ファン注目のアルバム!
















5/30(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



2L



2L 137SABD
(Blu-ray disc Audio +
SACD HYBRID
[5.1 surround/stereo])
\4300

『相互作用』ヴァーレン-ストラヴィンスキー-ルトスワフスキ
 ファッテイン・ヴァーレン(1887-1952):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op.3
 ストラヴィンスキー:協奏的二重奏曲(1931-32)(ヴァイオリンとピアノのための)
 ルトスワフスキ:パルティータ(1984)(ヴァイオリンとピアノのための)

ボルド・モンセン(ヴァイオリン)
グンナル・フラグスタ(ピアノ)
 Auro-3D、Dolby Atmosの立体音響で聴く三人の作曲家がインスピレーションを求めた「過去」に焦点を当てたプログラム

 録音:2016年1月 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
 制作・バランスエンジニアリング:モッテン・リンドベルグ/録音:ビアトリス・ヨハンネセン
 [DXD(24bit/352.8kHz)録音]
 [Blu-ray: 5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz), 2.0 LPCM(24bit/192kHz), 9.1 Auro-3D, 9.1 Dolby At-mos, mShuttle: MP3+ MQA, Region ABC]
 [SACD DXD(5.1 surround 2.8224 Mbit/s/ch, 2.0 stereo 2.8224 Mbit/s/ch)/CD 2.0 stereo(16 bit/44.1 kHz)]

 オスロのバラット=ドゥーエ音楽学校で学び、ソロ・ヴァイオリニスト、アンサンブルのリーダー、教師として活動するボルド・モンセン(1978-)。ノルウェー音楽アカデミーで学び、バラット=ドゥーエ音楽学校の伴奏ピアニストを務めながら母校で准教授として教えるグンナル・フラグスタ。1999 年の秋からデュオ活動を始めたふたりが、2L のモッテン・リンドベルグのプロデュースで録音したアルバム。
 ノルウェーの作曲家、ナショナル・ロマンティシズムの流れに逆らい、わが道を進んだ後期ロマンディシズムと表現主義のファッテイン・ヴァーレンに始まり、「ネオクラシカル期」のストラヴィンスキーを通り、さらに「モダニスティック」な様式のルトスワフスキ至る。
 ヴァーレンはJ・S・バッハの「厳格な」対位法、ストラヴィンスキーはヴェルギリウスの古い詩作、ルトスワフスキはバロック音楽と、三人の作曲家がインスピレーションを求めた「過去」と彼らの個性が出会い、その「相互作用」から生まれた作品によるプログラムが組まれています。

 [5.1 DTS-HD MA, 9.1 Auro-3D, 11.1 Dolby Atoms と 2.0 LPCM の音声を収録した Pure Audio Blu-ray ディスクと、SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu-ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクは通常のCD プレーヤーでも再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクは Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応のPC をお使いください。]






ヴァーレンの弦楽四重奏曲集


2L 089SABD
(SACD HYBRID[5.1 surround/stereo]
+
Pure Audio Blu-ray)
\4300
ファッテイン・ヴァーレン(1887-1952):
 弦楽四重奏のための作品集

  弦楽四重奏曲第1番 Op.10 (1928-29)、
  弦楽四重奏曲第2番 Op.13 (1930-31)、
  弦楽四重奏曲 Op.0 (1909)
  ゲーテの3つの詩Op.6 (1925-27)
   (ライフ・ハルヴォシェンによるソプラノと
    弦楽四重奏のための版) *
    【シャクンタラー/ 百合のように白く/ ズライカ】
ハンサ四重奏団
 【オースタ・ヨルゲンセン(第1Vn)
  ヒラリー・フォスター(第2Vn)
  ヘルガ・ステーン(Va)
  ヴァルテル・ハイム(Vc)】
ヒルデ・ハーラルセン・スヴェーン(S) *
 ノルウェーの不運な作曲家ファッテイン・ヴァーレン知られざる名作を2Lの高音質録音で聴く

 録音:2011 年2 月 ストゥーレトヴァイト教会 ( ベルゲン、ノルウェー)[ 制作:ヨルン・シメンスタ 録音:ビーアトリス・ヨハンネセン] [DXD (24bit/352.8kHz) 録音]

 ファッテイン・ヴァーレンは20 世紀ノルウェーでもっとも重要な作曲家のひとりです。しかし、後期ロマンティシズムの作風から出発したものの、調性を限界いっぱいまで広げ、その初演がノルウェー音楽史上最大のスキャンダルのひとつとされる1921 年の《アヴェ・マリア》 (Op.4) を最後に「調性」から離れ、シェーンベルク、ベルク、ヴェーベルンに倣った音楽語法による作曲に移ったため、同時代の他の作曲家たちの陰に隠れてしまい、多くの作品は彼の死後になって初演されるという不運に見舞われました。

 ヴァーレンの作品番号の付けられた2 曲の弦楽四重奏曲は、「自分の表現に必要な」音楽語法に移ってからの作品です。1929 年に完成した弦楽四重奏曲第1 番は、古典的形式とヴァーレンの言う「不協和ポリフォニー」を組み合わせて作曲されています。作曲のモデルとしたJ・S・バッハの対位法を思わせる主題の展開の見られる〈モデラート〉、「歌曲」のような〈アダージョ〉、リズムを際立たせた〈スケルツォ〉、主要主題が繰りかえし現れる〈ロンド〉の4 楽章。第2 番の弦楽四重奏曲も第1 番と同様の語法で書かれています。最初の楽章はアンダンテ・コン・モートの〈フーガ〉。「フーガ」から音楽を始めるという発想について、ヴァーレンの伝記を書いたオラヴ・グルヴィンが記しています。「ある夜、オスロのホンノルブリッガ埠頭に彼がひとりで立っていた時、透明な水面に映る星の姿に気づいた。星は煌めき、穏やかに波打つ水面とともに動く」。〈テンポ・ディ・メヌエット、グラツィオーゾ〉の第2楽章、アレグロ・アッサイの〈フィナーレ〉。「星の夜」から生まれた作品の雰囲気は、地球を離れた宇宙を感じさせるとも言われます。作品番号をもたない1909 年の弦楽四重奏曲は、この作品がマックス・ブルッフに認められたおかげでベルリン音楽大学への入学を許可されたという、記念の曲です。歌曲集の《ゲーテの3 つの詩》は、長調と短調の調性から離れた後の作品です。ソプラノとピアノのために書かれた作品をライフ・ハルヴォシェンが弦楽四重奏共演用に編曲し、弦楽四重奏曲第1 番を初演したコンサートで演奏しています。

 ハンサ四重奏団は、ハンザ同盟の時代から栄えた町、ベルゲンのフィルハーモニック管弦楽団のプレーヤーにより1987 年に創設。ヴァーレンの伝記を書いた音楽学者のビャルネ・コットセンとともにヴァーレン作品を紹介するプロジェクトを発足させ、2L のこのアルバムの録音が実現しました。

 録音は2 Lらしい臨場感溢れるサウンドで、オーディオ装置の存在を忘れさせる、素晴らしい録音です。

 24bit/352.8kHz DXD 録音。5.1 DTS-HD MA (24bit/192kHz) と 2.0 LPCM (24bit/192kHz) の Pure Audio Bluray ディスクと SACD ハイブリッドディスク (5.1 surround/stereo) のセットです。
 Pure Audio Blu-ray ディスクには、インデックスを除き、映像は収録されていません。
 CDや DVD のプレーヤーでは再生できないので、Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応の PC で再生してください。






PERFECT NOISE

PN 1701
\2700
シュタイングレーバー&ゼーネ社のピアノ
ハイドン:ピアノ・ソナタ全集Vol.1

 第2番ハ長調Hob.XVI:7
 第1番ト長調Hob.XVI:8
 第35番ハ長調Hob.XVI:35
 第49番嬰ハ短調Hob.XVI:36
 第50番ニ長調Hob.XVI:37
 第59番変ホ長調Hob.XVI:49
エルンスト・モリッツ(ピアノ)
 録音:2015年スタイングレーバー室内楽ホール、バイロイト/79’01

 ワーグナーの聖地バイロイトに工房を置くピアノ製作所シュタイングレーバー&ゼーネ 社のピアノを使って録音するシリーズ。
 1986 年生まれのドイツのピアニスト、エルンスト・モリッツによるハイドンのピアノ・ソナタ集の録音が開始されます。エルンスト・モリッツは幼少期から卓越したピアノの才能を示し、また音楽学も学び幾つかの賞を受賞しています。ピアノだけではなく、ハープシコード、チェンバロも学びバロックから現代ものまで弾きこなす非常に多彩なアーティストです。
 このハイドンへのアプローチも、研究を重ねたモリッツならではの知的な演奏を聴かせてくれます。




 シュタイングレーバー&ゼーネ ピアノフォルテファブリックの歴史は1820年代に始まります。あの「バイロイト音楽祭」のバイロイトの街で1852年に創業されました。
 初期の贔屓客は、リヒャルト・ワーグナーやフランツ・リスト、最近ではダニエル・バレンボイム。さらにラ・ロック・ダンテロン音楽祭、ウィーンのコンツェルトハウス、ミュンヘンのプリンツレゲンテン劇場、サンフランシスコのゲテイー・ホールといったコンサートホールなど。
 シュタイングレーバー&ゼーネのピアノは、非常に厳格な職人技術に則り、100%バイロイトの工房で製作されています。そのため、伝統的なピアノ製作の範囲を超えたデザイナーピースや、技術的な音響効果を可能にしています。







WERGO



WER 7354
\2500
原田敬子の作品集第2弾!さまざまな編成による新感覚のデュオ
 原田敬子:
  zero hour 〜アルト/バスフルートと箏のための(2005/08/10)
  the 5th season 〜
   ギターとアコーディオンのための(2008-2012)
  midstream+ 〜
   トロンボーンとアコーディオンのための(2004/2008)
  in 〜バスフルートとピアノのための(2000)
  third ear deaf II-b’ 〜
   フルートとアコーディオンのための(2003)
  devil fire tarantella - devil fire tango 〜
   アコーディオンとピアノのための(2014-2016)
カリン・レヴァイン(各種フルート)
マイク・スヴォボダ(トロンボーン)
ユルゲン・リュック(ギター)
シュテファン・フッソング
 (アコーディオン)
菊地奈緒子(十三絃箏、十七絃箏)
廻 由美子(ピアノ)
 録音:2016年4月4-8日/ドイツ・ブレーメン放送局スタジオ/63’18’’

 2014 年に発売された作品集(WER-6786 / KKC-5404)がレコード芸術特選盤に選ばれた原田敬子のWERGO レーベル第2 弾アルバム。
 前作に引き続きアコーディオンとピアノでフッソングと廻由美子が参加しているほか、フルート、トロンボーン、箏、ギターと多彩な楽器が登場。さまざまな組み合わせの二重奏曲が並びます。切り詰めた緊張感を保ちながら、呼吸と身振りでもって間を読みあいじっくりと音楽を紡ぐような構成が特徴的。
 アルバムタイトルにもなっている「midstream+」はトロンボーンとアコーディオンという、音量差の大きな楽器による普通ではありそうもない編成のデュオ。しかし空気を通して音を出すという共通点もあり、両者の奏でる音が極めて近い感性で溶け込みあい、その中で互いの特徴も活かしつつ、興味の尽きない音世界を作り上げます。何の楽器がいくつ鳴っているのか、ということもあまり気にならないような新しさです。
 WERGO のホームページで作曲家自身による日本語の楽曲解説などを見ることが出来ます。(https://en.schott-music.com/shop/356879)

 ≪原田敬子≫
 1990 年代半ばより「演奏家の演奏に際する内的状況」に着目し、主に音楽的身振り、時間構造、音楽的テンションにおける独自の作曲語法を追求している。作品は国内外の主要な音楽祭やアンサンブル、管弦楽団やソリストの指名により委嘱され、世界各地で初演・再演されている。日本音楽コンクール第1 位、安田賞、Eナカミチ賞、山口県知事賞、芥川作曲賞、中島健蔵音楽賞、尾高賞ほかを受賞。国内外で異分野とのコラボレーション多数。
創作活動のほか教育現場にも携わり、現在 東京音楽大学(准教授)、東京藝術大学で作曲を担当、また8 〜 18 歳の子供たちには、桐朋学園大学附属音楽教室(松本市)と静岡音楽館で、毎年計70 名以上の作曲体験クラスをもっている。
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WER 6960
(3CD)
\4000→\3690
ジュリアード弦楽四重奏団、90年代の名盤
 ヒンデミット:弦楽四重奏曲全集

 [CD1] 第1番ハ長調 Op.2、第4番 Op.22、第7番 変ホ調
 [CD2] 第2番 Op.10、第6番 変ホ調
 [CD3] 第3番 Op.16、第5番 Op.32
ジュリアード弦楽四重奏団
ロバート・マン(第1ヴァイオリン)
ジョエル・スミルノフ(第2ヴァイオリン)
サミュエル・ローズ(ヴィオラ)
ジョエル・クロスニック(チェロ)
 疾走感と力強さが魅力!ジュリアードQ のヒンデミットが全集化

 録音:[CD1] 1997年3月8-10日(第1番・第7番)、1995年4月15・17・18日(第4番)、74’51’’/[CD2] 1996年6月14-16日、55’32’’/[CD3] 1995年4月15・17・18日、58’16’’

 冴えわたる技巧と高い合奏能力を武器とするアメリカの名カルテット、ジュリアード弦楽四重奏団によるヒンデミットの弦楽四重奏曲録音がお求めやすい価格でセット化再発売。単発では廃盤になっているものもあり、嬉しいリリースです。
 バルトークなど近現代音楽も得意とするカルテットゆえに、演奏は申し分ありません。
 ハイドンやベートーヴェン、或いはバッハを思わせる彫琢された4 声体でありながら、メカニックでカサカサした独特の語り口や和声感がいかにもヒンデミットな四重奏。またヴィオラ弾きでもあったヒンデミットだけあって、内声の対位法的な充実ぶりが目を引きます。
 ジュリアード弦楽四重奏団はこういう音楽にもめっぽう強く、疾走感と力強さを兼ね備えた演奏を展開しています。未来的でドライなサウンドがクセになる、20 世紀ドイツ音楽の面白さを世に伝えるWERGO ならではの名盤です!




弦楽四重奏曲(全7曲)


第1番ハ長調 op.2 (1915年) 後期ロマン派の雰囲気を継承した調性感たっぷりの耳に優しい音楽。
第2番ヘ短調 op.10 (1918年) 彼の戦争経験が暗く影を落とした作品です。
もちろん先人の影響は受けているものの、音楽はもっと簡潔であり、また、多くのことを語っています。
驚くほど抒情的な第2楽章の変奏曲は、何かのパロディなのでしょうか。
ヒンデミットが所属したことで名高いアマールsqは、この曲を演奏するために生まれた。
第3番 op.16 (1920年) わずか2日間で書いたとされ、ドナウエッシンゲン音楽祭で華々しい成功を収めた作品。
こちらは若々しいエネルギーに満ちた情熱的な音楽で、彼の室内楽の中でも最高傑作のひとつです。
第4番 op.22 (1921年) かなり先進的で、激しさも抱いています。
第5番 op.32 (1923年) 不協和音と厳格な対位法が同居する洗練された作品で、終楽章のパッサカリアでの主題が発展していく様をぜひお聴きください。
第6番変ホ調 (1943年) まさに彼の創作の頂点をなす作品で、以前の作品からの引用と、緊密な展開が楽しめると同時に、若干わかりやすい和声に終始している面も注目です。
第7番変ホ調 (1945年) エール大学で「実用音楽」論を唱えていた時、アマチュアのチェリストであった彼の妻や、学生が弾くことも考慮して書かれた作品で、こちらは更に聴きやすさを増した音楽が特徴です。





<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


MEMBRAN



MEMBRAN 600407
(12CD)
\2100
ワーグナー:ニーベルングの指環
Disc. 1〜Disc. 2
 ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」
  ハンス・ホッター(Br)
  ゲルハルト・シュトルツェ(Ten)
  エーリッヒ・ヴィッテ(Ten)
  ヘルマン・ウーデ(Bs)
  グスタフ・ナイトリンガー(Br)、他
   1953年7月ライヴ録音
Disc. 3〜Disc. 5
 ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
  ラモン・ヴィナイ(Ten)
  レジーナ・レズニック(Sop)
  ヨーゼフ・グラインドル(Bs)
  ハンス・ホッター(Br)
  イラ・マラニウク(Alt)
  マルタ・メードル(Sop)、他
   1953年7月ライヴ録音
Disc. 6〜Disc. 8
 ワーグナー:楽劇「ジークフリート」
  ヴォルフガング・ヴィントガッセン(Ten)
  パウル・クエン(Ten)
  ハンス・ホッター(Br)
  マルタ・メードル(Sop)、他
   1953年7月ライヴ録音
Disc. 9〜Disc. 12
 ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」
  ヴォルフガング・ヴィントガッセン(Ten)
  ヘルマン・ウーデ(Bs)
  ヨーゼフ・グラインドル(Bs)
  マルタ・メードル(Sop)
  ナタリー・ヒンシュ=グレンダール(MSop)、他
   1953年7月ライヴ録音
ヨーゼフ・カイルベルト指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、
バイロイト祝祭合唱団
 


MEMBRAN 600368
(10CD)
\2100

ヨハンナ・マルツィ(Vn):名演奏集

Disc. 1
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲第8番Op.30
 モーツァルト:ヴァイオリンソナタK.376
  ジャン・アントニエッティ(pf)
  1952年録音
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番K.216
  ハンス・ミュラー=クライ指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団
   1962年録音

Disc. 2
 ドヴァルザーク:ヴァイオリン協奏曲Op.53
  フェレンツ・フリッチャイ指揮、ベルリン・ドイツ交響楽団
   1953年録音
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲Op.64
  ハンス・ミュラー=クライ指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団
   1959年録音

Disc. 3
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲Op.77
  パウル・クレツキ指揮、フィルハーモニア管弦楽団
   1954年録音
 シマノフスキ:夜想曲とタランテラOp.28
  ジャン・アントニエッティ(pf)
   1951年録音

Disc. 4〜Disc. 6
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ全曲
  1955年録音

Disc. 7
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲Op.64
 ベートーヴェン:ロマンス第1番、第2番
  パウル・クレツキ指揮、フィルハーモニー管弦楽団
   1955年録音
 ラヴェル:フォーレの名による子守歌、ハバネラ形式の小品
  ジャン・アントニエッティ(pf)
   1951年録音

Disc. 8
 シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのロンドD.895
 シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲D.934
 ファリャ:スペイン舞曲「はかなき人生」
 ミヨー:ブラジルの郷愁「イパネマ」
  ジャン・アントニエッティ(pf)
   1955年、1951年録音

Disc. 9
 シューベルト:ヴァイオリンソナタ第3番D.408、イ長調D.574
  ジャン・アントニエッティ(pf)
   1955年録音
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番K.218
  オイゲン・ヨッフム指揮、バイエルン放送室内管弦楽団
   1955年録音

Disc. 10
 シューベルト:ヴァイオリンソナタ第1番D.384、第2番D.385
  ジャン・アントニエッティ(pf)
   1955年録音
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番K.218
  ハンス・ミュラー=クライ指揮、
  シュトゥットガルト放送交響楽団
   1956年録音
ヨハンナ・マルツィ(Vln)
 .


MEMBRAN 600403
(10CD)
\2100

モーラ・リンパニー(p):名演奏集


Disc. 1
 グリーグ:ピアノ協奏曲Op.16
  ハーバート・メンゲス指揮、フィルハーモニア管弦楽団
   1959年録音
 シューマン:ピアノ協奏曲Op.54
  コンスタンティン・シルヴェストリロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
   1959年録音

Disc. 2
 メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番
  ラファエル・クーベリック指揮、フィルハーモニア管弦楽団
 メンデルスゾーン:華麗なロンドOp.29
  ハーバート・メンゲス指揮、ロンドン交響楽団
 トゥリーナ:交響的狂詩曲
  ワルター・ジュスキント指揮、フィルハーモニア管弦楽団
 リトロフ:スケルツォ
  1952年録音

Disc. 3
 ショパン:夜想曲第1番〜第10番、幻想即興曲
 リスト:巡礼の年第3年より「エステ荘の噴水」
  1961年、1952年、1947年録音

Disc. 4
 ショパン:夜想曲第11番〜第19番
  1961年録音

Disc. 5
 ショパン:ワルツ第1番〜第14番
  1959年録音

Disc. 6
 ラフマニノフ:10の前奏曲Op.23、13の前奏曲Op.32
  1951年録音

Disc. 7
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
  アンソニー・コリンズ指揮、ロンドン新交響楽団
   1952年録音
 リスト:ポロネーズ第2番
  1949年録音

Disc. 8
 ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲第1番
  アナトール・フィストゥラーリ指揮、ロンドン・フィルハーモニー交響楽団
   1959年録音
 ドビュッシー:ベルガマスク組曲
  1951年録音
 リスト:超絶技巧練習曲より「鬼火」
  1949年録音

Disc. 9
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番
  ジャン・マルティノン指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
   1951年録音
 ショパン:24の前奏曲
  1956年録音

Disc. 10
 フランク:交響的変奏曲
  ワルター・ジュスキント指揮、フィルハーモニア管弦楽団
 シューマン:交響的練習曲
 ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲
  1952年録音
モーラ・リンパニー(p)

 人気も知名度もあるのにセットものはあまりみたことがなかったリンパニー(というか最近は単発CDすらあまり見かけなかった)。
 リンパニーの活動は1940-50年代に一度ピークを迎え、その後私生活の問題からかあまりその名を聞かなくなったが、最晩年の1980年代以降にもう一度花を咲かせた。
 1992年に来日しNHKホールでモーツァルトのピアノ協奏曲 第21番を披露したときは彼女のファンが大挙して押しかけ、彼女の演奏が終わるとぞろぞろ席を立ったことを今でも覚えている。
 
 今回のセットは彼女の1940/50/60年代の録音。
 有名なハチャトゥリアンやラフマニノフ、ショパンを収録している。
 これが彼女のすべてではないが、ずっと手に入りにくかったものがこれだけ一気に聴けるというのはありがたい。

*****



 デイム・モーラ・リンパニー(1915年8月18日 - 2005年3月28日)はイギリスの女性ピアニスト。
 父親は第一次世界大戦に参戦した将校。母親からピアノの手ほどきを受ける。ベルギーの修道会附属女学校に通うが、その地で楽才を認められ、リエージュで音楽を学び、奨学金を得てロンドンの王立音楽アカデミーに入学する。

 指揮者ベイジル・キャメロンのオーディションを受け、12歳で演奏会デビューを果たす。
 ロンドンで、クララ・シューマン門下のマティルデ・ヴェルネに、ウィーンでパウル・ヴァインガルテンについて研鑽を重ねる。
 1938年にウィグモア・ホールでロンドン・デビューを果たし、1938年にブリュッセルのイザイ国際コンクールで2位に入賞(1位はギレリスだった)。
 第二次世界大戦までのイギリスで最も人気のあるピアニストのひとりとなった。1940年にアラム・ハチャトゥリアンのピアノ協奏曲の英国初演を行う。

 1944年にコリン・デフリーズと結婚するが1950年に離婚。
 1951年には、アメリカのテレビ局経営者のベネット・コーンと結婚して渡米するも、流産を2度、死産を1度経験し、1961年に離婚した。
 政治家でアマチュア指揮者のエドワード・ヒースと親しく、リンパニーは結婚できたらよかったのにと語っていたが、ヒースは独身主義者であった。

 戦後はさらに有名になり、欧米各地やカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、インドで演奏活動を行なった。
 1970年に乳房切除を受けて乳癌を克服した後、ひときわ有名になった。
 1979年にチャールズ皇太子のため御前演奏を行い、同年CBEに、1992年にデイムに列せられた。長年モナコやフランスに暮らし、フランスで臨終を迎えた。


 リンパニーはロシア音楽を愛しており、ハチャトゥリアンのほかにラフマニノフやプロコフィエフを好んで演奏した。
 とりわけラフマニノフに関しては、ラフマニノフ本人が彼女の演奏を聴き大絶賛しており、世界初の前奏曲全曲録音を成し遂げるなど十八番のレパートリーであった。






<メジャー・レーベル>

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SONY



8898543138-2
\2600→\2390
「未完成」交響曲の完成版・世界初録音
 鬼才ヴェンツァーゴ、バーゼル室内管/

  シューベルト:交響曲第8番(第7番)ロ短調D.759「未完成」
   (全4楽章/ヴェンツァーゴ補筆完成版)
マリオ・ヴェンツァーゴ(指揮)
バーゼル室内管弦楽団

 5つのオーケストラを振り分けて完成させたユニークな「ブルックナー:交響曲全集」で大きな話題となったスイスの鬼才指揮者マリオ・ヴェンツァーゴが、古楽から現代まで演奏スタイルを自在に変化させるスーパー・チェンバーオーケストラ、バーゼル室内管弦楽団との初顔合わせで成し遂げた、シューベルト「未完成」交響曲の完成版・世界初録音の登場です。

 『詩を読むだけで、たちまちのうちにそれにピッタリのメロディが頭に浮かび、ペンから迸り出るのだった』(ジョージ・グローヴ、1883年)とされるほどの天与のメロディ・メーカーだったシューベルトですが、交響曲の作曲ではそうはいかず、完成した4楽章性の交響曲7曲のほかに、未完の断片を数多く残しています。

 「未完成交響曲」として知られる交響曲第8番(第7番)ロ短調も、完成した最初の2つの楽章の他には断片的なスケッチが残されているだけです。
 スケッチは第3楽章のトリオまで問題なく進んでいたため、シューベルトが作曲を放棄した真の理由はわかっていません。この交響曲は、1823年にグラーツ楽友協会から名誉会員の称号を授けられた返礼にシューベルトが同協会のアンゼルム・ヒュッテンブレンナーに贈ったものとされていますが、ヴェンツァーゴはライナーノーツの中で、そもそも未完の作品を贈呈することは非礼であるため、完成していた最初の2つの楽章だけを贈ったと考えるのは不自然であることを指摘し、また後続の2つの楽章の出来をヒュッテンブレンナーに批判されたため(あるいはそれらの出来が悪いと自分で判断して)本格的な作曲を断念したという説や、梅毒に感染し弱ったシューベルトが作曲を続けられなかったという思い込み(実際その後亡くなるまでの5年間で数多くの傑作を生み出しています)も、事実無根と退けています。

 ヴェンツァーゴの説は、1823年にアン・デア・ウィーン劇場からヘルミーネ・フォン・シェジーの戯曲『キプロスの女王ロザムンデ』のための劇音楽を依頼された際に、舞台上演まで時間がなかったため(初演時に序曲として、『アルフォンソとエストレッタ』のそれを転用したように)、この交響曲の第4楽章の音楽を転用するべく急遽グラーツのヒュッテンブレンナーに楽譜の返還を求め、ヒュッテンブレンナーはスケルツォの2ページ目以降を作曲者に戻したが、それ以来楽譜は行方不明となった――というものです。

 この交響曲を補筆完成させようとする試みは、イギリスの学者ブライアン・ニューボールドやジェラルド・エイブラハム、アメリカの学者ウィリアム・キャラガン、ロシアの作曲家アントン・サフローノフらによるものなど複数行なわれてきました。
 ヴェンツァーゴ自身も2007年録音のジョアン・ファレッタ指揮バッファロー・フィル盤で、ニューボールドと共同で補筆完成版に手を染めています。

 そうした場合作曲年代や編成が酷似していることから「ロザムンデ」の音楽(間奏曲第1番)が使われることが多かったのですが、ヴェンツァーゴもこの新しい補筆完成版で、「ロザムンデ」とこの交響曲の編成が同じことや、ロ短調という調性(「ロザムンデ」の第1曲・第2曲も同じ)という点を根拠に「もともと交響曲の第4楽章がロザムンデに転用された」という観点に立って、当時のシューベルトの交響曲の様式と理論的な調性関係を考慮し、「ロザムンデ」間奏曲第1番から素材を採って第4楽章を完成させています。

 また第3楽章は、主部については残された冒頭部分のオーケストレーションとスケッチをもとに肉付けし、トリオはやはり残されたスケッチをもとに「ロザムンデ」からの音楽(間奏曲第1番からの音楽素材で第4楽章の構成に使わなかったもの、および第6曲)を交えて、2つのトリオを持つスケルツォとして拡大構成されています。
 第4楽章のコーダの前に、第1楽章の主題を短く再現させているのはヴェンツァーゴによる独特のアイデアです。

 「この交響曲の最初の2つの楽章は『急-緩』であって、従来の演奏に見られる『緩-緩』ではない」とするヴェンツァーゴは、第1・第2楽章を合わせて22分23秒というごく早めのテンポを設定し、自説を実証しています(全曲の演奏時間は約43分)。

 ピリオド奏法にも精通したバーゼル室内管弦楽団は、ヴァイオリンを左右に分けた両翼配置、ヴィブラートを抑制した弦楽パート、粒立ちの良いクラシカル・ティンパニを採用、生き生きとした透明感のある演奏を成し遂げており、ヴェンツァーゴとともにこの交響曲の「脱神話化」「古典化」を図るかのようです。

 【録音】2017年3月, バーゼル、シュタットカジノ内音楽ホール






鬼才ヴェンツァーゴの原点
すでにメーカー完売の奇跡的名演


 鬼才天才ヴェンツァーゴの原点ともいうべき17年前の録音。ブルックナーでようやく世間に知られるようになったが、いやいやそのずっと前からこの人はぶっ飛んでいた。
 残念ながらNovalisがすでに活動停止状況のため、一般の市場在庫はすでに完売。残るは海外在庫のみである。できるだけお早めに。
 


(15年前のコメントから)
 カシオリ目当てで聴いたアルバム(NOV150 163)の交響曲第4番。これがなんとも強烈な演奏だった!

 とにかく聴いていておもしろい!
 生き生きとしていてロマンティックで、あざとくない個性を随所で発揮してくれている。聴かれた何人かのお客様からも「すごい」と聞かされていたが、実際すごかった。・・・そしてレコ芸でも絶賛。こんなマイナー・レーベルなのにいきなりトップの特選になってしまった。
 小石氏は「アゴーギグも個性的だが、シューマンの歌謡性と結ばれており、きわめて説得力が強い。」、続く宇野氏はさらに絶賛、「思わずうまい!と叫んだほどで、こんな斬新な解釈は初めてだ。」、また幻想曲についても「オーケストラの伴奏がいつも意味深くものを言っており、フォルテのひびきは彫りが深く、これ以上考えられないほどだ」と最大級の賛辞。

 実際聴いてみればそれがまったく偽りのない両氏の感想であったと納得されると思う。

 そしてそのすごさの要因が、すべてこのマリオ・ヴェンツァーゴの特異なる才能によるものであるということも理解していただけるはず。(フレッシュで反応性の高いバーゼル響もすごいけど)
 そのマリオ・ヴェンツァーゴ。偉人・怪人スワロフスキーに指揮を学び、CDではMUSIKSZENE SCHWEIZ やコルレーニョで現代音楽を振っていた。しかしこのシューマンでの個性と知性と安定感を兼ね備えた音楽性というのは、ちょっとただものではない。個性の枯渇といわれる現代に、ひょっとしたらとんでもない男が現れたかもしれない。


NOVALIS
NOV150 163 
\3200
メーカー完売
海外在庫限り
シューマン:
 (1)序曲、スケルツォと終曲ホ長調Op.52/
 (2)ピアノと管弦楽のための幻想曲イ短調/
 (3)交響曲第4 番ニ短調
ジャンルカ・カシオーリ(P)
マリオ・ヴェンツァーゴ
(ヴェンザーゴ)指揮
バーゼル交響楽団
(2)は世界初録音。これは現在聴かれるピアノ協奏曲Op.54第1楽章の前身に相当するもの。
カシオーリとヴェンツァーゴがこの録音にあたりオリジナルスコアから再現している。


 

8898544432-2
(2CD)
\2600
ベスト・オブ・テレマン
 ゲオルク・フィリップ・テレマン:
 1) 組曲「ドン・キホーテのブルレスケ」TWV55:G10 より 序曲 〜
  フライブルク・バロックオーケストラ,
 2) 四重奏曲 ニ長調 TWV 44:1 〜
  コンチェルト・メランテ,
 3) リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバのための協奏曲 イ短調TWV 52:a1 〜
  ヒレ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ),
  ハン・トル(リコーダー), フライブルク・バロックオーケストラ,
 4) 3台のヴァイオリンのための協奏曲 ヘ長調TWV 53:F1 〜
  コレギウム・アウレウム,
 5) 序曲(組曲)ニ長調 TWV 55:D6 より クーラントとドゥーブル 〜
  ヨハネス・コッホ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) コレギウム・アウレウム,
 6) ヴィオラ協奏曲 ト長調 TWV 51:G9 〜
  ニルス・メンケマイアー(ヴィオラ)
  カンマーアカデミー・ポツダム,
 7) 歌劇『寛容なソクラテス』TWV 21:9 より「私は希望を慰めています」 〜
  ヌリア・リアル(ソプラノ) バーゼル室内管弦楽団,
 8) Mein Vergnugen wird sich fugen TVWV 20:18 〜
  ドロテー・ミールズ(ソプラノ) オルフェオ・バロックオーケストラ,
 9) 『エマとエーギンハルト』TWV 21:25 序曲より協奏曲 〜
  ユリア・シュレーダー(ヴァイオリン) バーゼル室内管弦楽団,
 10) 序曲(組曲)ニ長調 TWV 55:D23 より 序曲とファンファーレ 〜
  ミヒャエル・シュナイダー(指揮)ラ・スタジオーネ,
 11) ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 TWV 51:D10 より第2楽章 〜
  ミヒ・ガイック(ヴァイオリン) オルフェオ・バロックオーケストラ,
 12) トランペット協奏曲 ニ長調 TWV 51:D7 〜
  ガボール・ボルドツキ(トランペット) シンフォニア・ヴァルソヴィア,
 13) 4声の協奏曲 ト長調 TWV 43:G13 〜 コンチェルト・メランテ,
 14) リコーダーとファゴットのための協奏曲 ヘ長調 TWV 52:F1 〜
  ドロテー・オベルリンガー(リコーダー) クラバヤシ・マキコ(ファゴット)
  アンサンブル1700,
 15) カンタータ『イーノ』 TWV 20:41 より「私の誉め歌の調べに」〜
   アナ・マリア・ラヴィン(ソプラノ)
   ミヒャエル・シュナイダー(指揮)ラ・スタジオーネ,
 16) 『オンファール』TVWV 21:14より「Die Liebe sieget alle Zeit」〜
   ドロテー・ミールズ(ソプラノ) オルフェオ・バロックオーケストラ,
 17) カンタータ『Sey tausenmahl willkommen』TWV.13:9a より
   「Auf! Wunschet Jerusalem Gluck」 〜
    ロビン・ヨハンセン(ソプラノ)コンチェルト・メランテ,

 ドイツのマクデブルグに生まれ、バッハ、ヘンデルとともに活躍した後期バロック音楽を代表する作曲家ゲオルク・フィリップ・テレマン。テレマンはほとんどの楽器に精通しており、その作品の質の高さによって生前はバッハやヘンデルを凌ぐ人気がありました。
 その膨大な作曲した作品はいまだ研究中により、まだまだ発掘されています。2017年はテレマン没後250年ということで、今作はそれを記念し、テレマンらしい作品を収録した2枚組ベスト盤です。
 ドイツ・ハルモニア・ムンディからのピリオド楽器による演奏、Sony Classical からのモダン楽器による高水準な演奏でまとめられています。
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8898543902-2
\2600→\2390
この人は誰か
 エツィオ・ボッソ/ザ・ヴェニス・コンサート


 1) J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV.1048,
 2) エツィオ・ボッソ:
   ヴァイオリン、弦楽、ティンパニのための協奏曲第1番「Esoconcerto」,
 3) メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調Op.90「イタリア」
エツィオ・ボッソ(指揮)
フェニーチェ劇場管弦楽団

 作曲家・指揮者・ピアニストとしてマルチな活動を行なっているイタリアの音楽家、エツィオ・ボッソのソニー・クラシカルとの専属契約第1弾となるアルバムです。
 昨年10月に行なわれたこのフェニーチェ劇場管弦楽団でのコンサートは、バッハのブランデンブルク協奏曲第3番とメンデルスゾーン「イタリア」というクラシック名曲の間に自作曲を入れ、自らのクラシック音楽のルーツへと立ち戻ったプログラムで、規格にはまりすぎた堅苦しいクラシックから脱却し、情熱的、人間的(ボッツォの言葉では「文化と自然」)な素晴らしい音楽が表現されています。
 
 ■エツィオ・ボッソ バイオグラフィトリノ生まれ。兄の音楽好きから影響を受け、16歳でソリストとしてフランス・デビューし、その後ウィーン音楽アカデミーで作曲と指揮を学ぶ。折衷主義、多様性、そして寛大さは、彼の芸術的なキャリアの特徴であり、作曲家や演奏家、指揮者、室内楽アンサンブルのメンバーとして、あらゆるコラボレーションを行っている。ロンドン、シドニー、ニューヨーク、トリノなど、世界の主要音楽としてその音楽性は高く評価されている。
 彼のバレエ音楽は、ウィーン国立歌劇場、ロイヤル・オペラハウス、ニューヨーク・シティ・バレエ団、シャトレ劇場、サンフランシスコ・バレエ、ボリショイ劇場などで著名な振付家によって上演され、映画のサントラの作曲も手がけている。
 2011年に筋萎縮性側索硬化症が発症してなおも、精力的に音楽活動を続けているボッツォにとって2016年は、イタリアで最も成功した音楽家と評価された年であり、10万人以上の聴衆がコンサートに訪れ、彼に敬意を表した。

  【録音】2016年10月17日、ヴェネツィア、フェニーチェ劇場でのライヴ


*******

 天下のSONYからメンデルスゾーンの「イタリア」で指揮デビューする人がいたら、当然どんな人か調べる。
 
 エツィオ・ボッソ・・・誰なんだ・・・

 調べると自作オリジナル・ピアノ曲とかを弾いている。かなりぶっ飛んだ人か。

 

 ・・・と思ったらちょっと様子が違う。



 ボッソ・・・筋萎縮性側索硬化症だったのだ・・・。
 スティーヴン・ホーキングと同じ。

 それでもなおステージに立ち、観客の前で演奏をし、あえてインタビューも受ける。
https://youtu.be/vr2iFw57OHY

 痛々しくもある。

 しかしそのオリジナル曲は美しかった。

  [ The 12th room ] というアルバムのなかの「Following a bird」という曲。

 いくらでも批判はできると思う。
 お涙ちょうだいはクラシック・ファンは「S氏」の事件でもう懲り懲りと。

 それはそうだとは思うが・・・しかし・・・この曲は美しかった。

https://youtu.be/AHe6AzhRa3o


 そしてこれはショパンの作品28-6。

https://www.youtube.com/watch?v=txEhCPYEJrg


 このアルバムには、自作の曲とショパンとバッハ、そしてグルック、ケージなどが織り込まれている。

 どうしてこれまで日本では紹介されていなかったのだろう。



SONY
54047924
\2800
海外直輸入

Ezio Bosso 12th Room

Ezio Bosso: Following a Bird (Unconditioned) "Out of the Room"
Frederic Chopin: Preludio Op. 28 No. 6 "The Burned Room"
Johann Sebastian Bach: Stanza BWV 855a "The Children's Room"
Frederic Chopin: Preludio Op. 28 No. 20 "The Dark Room"
Johann Sebastian Bach: Stanza No. 2 "The Breakfast Room" BWV 773
Frederic Chopin: Preludio Op. 28 No. 4 "The Pain Room"
Johann Sebastian Bach: Preludio No. 1 dal Clavicembalo ben Temperato BWV 846 "The Building Room"
Ezio Bosso: Split, Postcards from Far Away "The Tea Room"
Christoph Willibald Gluck: Una melodia di Gluck "The Therapy Room"
John Cage: In a Landscape "The Smallest Room"
Ezio Bosso: Missing a Part "The Waiting Room G"
Ezio Bosso: Emily's Room "Sweet and Bitter"
Ezio Bosso: Split, Postcards from Far Away
Ezio Bosso: Sonata No. 1 in G Minor "The 12th Room" for Solo Piano

エツィオ・ボッソ(P)


 そしてこれが今回のザ・ヴェニス・コンサートのプロモーション・ビデオ。

http://video.repubblica.it/spettacoli-e-cultura/il-ritorno-alla-direzione-d-orchestra-di-ezio-bosso-dopo-7-anni-di-malattia/276839/277429?refresh_ce

 いろいろと考えさせられる。






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DHM



8898541945-2
\2600→\2390
ラルパ・フェスタンテ/素晴らしき調和〜
 シュッツに師事した作曲家による17世紀の器楽作品集

  1) クレメンス・ティーメ:5声の組曲 ロ長調,
  2) クレメンス・ティーメ:5声のソナタ ニ短調,
  3) クレメンス・ティーメ:5声のソナタ ホ短調,
  4) ヨハン・ヴィルヘルム・フルヒハイム:3声のソナタ ホ短調,
  5) ヨハン・ヴィルヘルム・フルヒハイム:5声の組曲 ロ短調,
  6) ヨハン・フィーアダンク:3声の組曲第2番 ニ短調,
  7) ヨハン・フィーアダンク:2つのヴァイオリンのためのソナタ ニ短調,
  8) ヨハン・ヤーコプ・レーヴェ:5声の組曲第3番 ト短調,
  9) ヨハン・ヤーコプ・レーヴェ:2声のカンツォーナ第5番,
  10) ダヴィト・ポール:4声の「ベルヴィルの聖書」,
  11) ダヴィト・ポール:5声のソナタ ハ長調
ラルパ・フェスタンテ、
クリストフ・ヘッセ(コンサートマスター/ディレクター)

 1983年創設のドイツのピリオド楽器アンサンブル、ラルパ・フェスタンテの新録音は、シュッツに師事した4人の作曲家による17世紀ドイツ・バロック器楽作品を集めた好企画盤です。

 ドイツにおける初期バロック音楽の最も重要な作曲家ハインリヒ・シュッツ(1582-1672)は、ドレスデンの宮廷付きの音楽家としての55年間に数多くの作品を生み出しましたが、彼はまたオーケストラや合唱団の指導を通じて、次世代の音楽家を育て、彼らは北ヨーロッパ各地の宮廷や教会で活躍したことが知られています。

 クレメンス・ティーメ(1631-1668)は11歳の時に、ドレスデン宮廷の聖歌隊にボーイソプラノとして入隊。1663年にはドレスデン宮廷楽団のコンサートマスターの職を得ています。
 生涯に100曲以上の作品を作曲したとされていますが、現存するのは18曲のみ。

 ティーメの同僚でやはりドレスデンでコンサートマスターをつとめたヨハン・ヴィルヘルム・フルヒハイム(1635?-1682)の作品もそのほとんどが失われていますが、彼の作曲作品として現在に伝えられているヴァイオリン・ソナタや合奏作品は、1700年頃の重要な作品とされています。

 ヨハン・フィーアダンク(1605?-1646)は1615年にドレスデンの宮廷聖歌隊員となってシュッツに師事し、ヴァイオリンとツィンク奏者となりました。宮廷の財政が悪化する状況の中、1625年にシュッツの推薦でウィーンへ留学もしています。

 ヨハン・ヤコブ・レーヴェ(1629-1703)はウィーン出身で、1652年からシュッツに師事し、1655年にシュッツの推薦でヴォルフェンビュッテル侯の宮廷楽長に就任。1663年から1665年までザクセン=ツァイツ公の宮廷楽長を務めた後、1682年にリューネブルクの聖ニコライ教会のオルガニストを務めました。

 ダヴィト・ポール(1624-1695)はカッセルを経て、1653年からはシュレスヴィヒ=ホルスタイン・ゴットルフ宮廷の音楽家となりました。ここに収録された作曲家の作品は、シュッツのイタリア様式をさらに発展させ、斬新な楽器法を用いています。


 ラルパ・フェスタンテの小編成による演奏では、美しく伸びのあるヴァイオリン、ヴィオラが映え、その彼らを支えるチェロ、コントラバス、チェンバロの通奏低音の抜群のリズム感と色彩的な音色が伴い、各バートが見事な楽器の魅力をたっぷり表現しています。

 【録音】2015年2月, ドイツ、ニーダーエックネン、福音教会



この異色盤のオケもアルパ・フェスタンテでした!


ACCENT
ACC 24320
\2600
異才アントン・シュテック
 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲オリジナル版!
  ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
   (オリジナル版)
 フランツ・アレクサンダー・ペッシンガー(1767-1827):
  ヴァイオリン協奏曲ト長調Op.9
アントン・シュテック(ヴァイオリン)*
アルパ・フェスタンテ*
マシュー・ホールズ(指揮)
 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲オリジナル版!古楽器の名手アントン・シュテックが世界初録音!

 *ピリオド楽器使用
 録音:2016年5月、ミュールハイム、マルティン教会/62’01

 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、現在ではメンデルスゾーン、チャイコフスキー、ブラームスのヴァイオリン協奏曲と並ぶ人気の作品ですが、1806 年の初演当時は聴衆からの反応はかなり冷やかなものであったと言われています。
 この曲が受け入れられるようになるのは、初演から40 年たった1844 年のメンデルスゾーン指揮ヨーゼフ・ヨアヒム独奏によるロンドン初演でありました。この時ベートーヴェンは、初演時の評価が影響してか、ヴァイオリン・ソロ・パートを改訂しており、これが現在耳にする版となっています。
 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の自筆稿は、作曲の時期やフランツ・クレメントのソロ・パート部分の関わりなど、これまで様々な推測がされてきましたが、作曲に使用したインクなどの研究で作曲過程が明らかになってきています。そして、この度古楽器の名手アントン・シュテックが、初稿版を録音することになりました。
 さらにシュテックはこのアルバムで、ベートーヴェンの友人で、ウィーンのヴァイオリニスト兼編曲家のフランツ・アレクサンダー・ペッシンガーのヴァイオリン協奏曲も世界初録音しています。
 ペッシンガーの作品は、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の1 年前に書かれたもの。また、ペッシンガーはベートーヴェンの協奏曲のソロ・パートの改訂にも関わったと言われています。






アントン・シュテックがモリークのヴァイオリン協奏曲を弾いていたこのアルバムも・・・やっぱりアルパ・フェスタンテ

で、これがなかなか素敵なイカす曲なんです。
パガニーニやヴィエニアフスキーとも似てますが、シューマンのほうが近いところも・・・あ、ドイツ生まれなんですね・・・


ACCENT
ACC 24247
\2600
アントン・シュテック(Vn)
 ベルンハルト・モーリック(モリーク):

  (1)ヴァイオリン協奏曲第3番ニ短調Op.10
  (2)ヴァイオリン協奏曲第6番ホ短調Op.30
アントン・シュテック(Vn)
クリストフ・シュペリング(指)
ラルパ・フェスタンテ
 
 DDD

 ベルンハルト・モーリック(1802-1869) はドイツのヴァイオリニストで作曲家。
 シュポーアの弟子でヴィルトゥオーゾとして活躍しました。ヴァイオリン協奏曲を6曲残していますが今日聴く機会がなく、待望の録音登場となります。
 ベルリオーズと同世代ですが、作風は師シュポーア風の古典派寄りで、すっきり爽やか。自身が名手だったこともあり、非常に技巧的な作品となっています。

 独奏のシュテックはコンチェルト・ケルンのコンサートマスターを務め、さらにピリオド楽器によるシュバンツィSQ のメンバーとしてラ・フォルジュルネ音楽祭でも来日した実力派。
 今回も古楽器を用い、バックにも古楽器合奏団ラルパ・フェスタンテを配し、この忘れられた宝石を蘇らせています。




そしてラルパ・フェスタンテが贈るモーツァルト:レクィエム
ところがこの合唱が宝石のように美しいんです・・・


NCA60159
(SACD Hybrid)
\2800
モーツァルト:レクィエム(R.レヴィン補筆版)
 〜モーツァルトが『レクィエム』で目指した音楽とは...?

  モーツァルト(1756〜1791):
   死者のためのミサ曲(レクィエム)ニ短調 KV626
    〜ロバート・レヴィン補筆版
ラルフ・オットー指揮
マインツ・バッハ合唱団、
Ens.ラルパ・フェスタンテ(古楽器使用)
ユリア・クライター(S)
ゲルヒルト・ロンベルガー(A)
ダニエル・ザーンス(T)
クラウス・メルテンス(Bs)

 このモーツァルト『レクィエム』の録音も、演奏陣が日本で知られていないというだけの理由からか今ひとつ注目度が高まらないままだった1枚でした。

 天才最後の未完の傑作「レクィエム」、モーツァルト作品研究の権威であり、かつてはホグウッドやガーディナーとともに数多くのピアノ協奏曲の古楽器録音を残し、来日時にも観客から主題旋律をつのって古典派流儀で即興演奏をくりひろげる…といったことまでやってのけるユニークな音楽学者、ロヴィート・レヴィンによる補筆版ぼ彼は広く通用している、モーツァルトの門弟ジュスマイヤーが補筆したヴァージョンにみられる様式的な齟齬などを整理し、あくまで1791 年のモーツァルトが考えていたような教会音楽のあり方をふまえたうえで、いわばジュスマイヤー修正版というような独自のヴァージョンを提案してみせたのでした。

 「涙の日」に配されたフーガ楽章は、その最たる例――しかし、なにしろ古典派流儀で即興演奏ができるということは、つまり古典派のスタイルと心で作曲ができる、ということでもあり、その意味でレヴィンはいわば、ジュスマイヤーと並んで立ちうる補筆者でもあったと言えるのです。

 アメリカの古楽団体や合唱団がいちはやく着目しただけでなく、近年は欧州勢もこのヴァージョンを意識的に取り上げるところが増えつつあるようですが、ここでは大戦直後から西ドイツの合唱界で確かな歴史を築いてきたマインツ・バッハ合唱団と、教会音楽に通じたその指揮者ラルフ・オットーを中心に、古楽器演奏の世界で着実にその存在感を強めてきたラルパ・フェスタンテの共演を得て、ゲストにも大御所古楽歌手でもあるバスのクラウス・メルテンスはじめ名歌手が揃う...という素晴しい布陣で、モーツァルト作品の精髄をありありと伝える血の通った作品解釈をぞんぶんに味わえる名演に仕上がっているのが頼もしい限り!

 教会でのDSD 名録音も雰囲気抜群なSACD ハイブリッド仕様――あらためてじっくり向き合いたい1枚、お見逃しく!




<国内盤> 


HYPERION(国内仕様盤)

PCDA 68143
(2CD/特別価格)
\2857(税抜)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.3
 ヴァイオリン・ソナタ第32番変ロ長調 K.454
 ヴァイオリン・ソナタ第12番ト長調 K.27
 ヴァイオリン・ソナタ第17番ハ長調 K.296
 ヴァイオリン・ソナタ第36番ヘ長調 K.547
 ヴァイオリン・ソナタ第16番変ロ長調 K.31
 ヴァイオリン・ソナタ第23番ニ長調 K.306
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
セドリック・ティベルギアン(ピアノ)
 アリーナ・イブラギモヴァ国内仕様盤!モーツァルトのソナタ全集第3弾!

 音楽の神ミューズに愛されたヴァイオリニスト、21世紀ロシアの名手アリーナ・イブラギモヴァ。2015年から2016年にかけての来日公演でも全曲演奏会が行われたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集。
 よく知られた名作から若きモーツァルトが書いた初期のソナタまでをバランスよく組み合わせるというコンセプトで各巻が選曲されており、第3巻は2015年10月3日の王子ホール「全曲演奏会第3回」で演奏されたプログラム。
 愛器アンセルモ・ベッロシオ1775年頃製作のヴァイオリンを携えたアリーナ・イブラギモヴァが、朋友セドリック・ティベルギアンと奏でる麗しく清新なるモーツァルト。2017年にも、コンチェルトやティベルギアンとのデュオで複数来日公演を予定しているアリーナ・イブラギモヴァの大活躍は止まりません!

 録音:2015年5月26日−28日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)

 ☆2017年来日公演予定
  10月12日(木) 電気文化会館(愛知)/10月17日(火) 王子ホール(東京)/10月20日(金)&10月21日(土) ザ・シンフォニーホール(大阪)/10月24日(火) サントリーホール(東京)







<映像>

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SONY(映像)



8898540358-9
(Blu-ray)
\5100→\4790
ドミンゴ75歳のマクベス
 ヴェルディ:歌劇「マクベス」(全曲)
プラシド・ドミンゴ(バリトン/マクベス),
エカテリーナ・セメンチュク(ソプラノ/マクベス夫人),
イルデブランド・ダルカンジェロ(バス/バンコー),
ジョシュア・ゲレーロ(テノール/マクダフ),
ジョス・ウィーラー(テノール/マルコム),
サマー・ハッサン(ソプラノ/侍女),
テオ・ホフマン(バス/医師), 他,
ロサンゼルス・オペラ管弦楽団&合唱団,
ジェームズ・コンロン(指揮)
【演出】ダルコ・トレズニヤック
8898540357-9
(DVD)
\4500→\4190

 ドミンゴ75歳にして出演したマクベスの絶唱!ロマンス、ドラマ、感動に満ちたオペラ。
 しかし、シェイクスピアの『マクベス』は、甘い恋愛などとは程遠い、興味深くも残忍な物語。魔女の予言に惑わされた野心家夫妻の行く手にたれ込める暗雲、若きヴェルディが敬愛するシェイクスピアに初めて取り組んだ衝撃作です。
 この作品が昨年ロサンゼルスのドロシー・チャンドラー・パヴィリオン内にある歌劇場で上演された折に、世界屈指のオペラ歌手プラシド・ドミンゴがマクベスを演じました。
 共演するのは、ロシアのメゾ・ソプラノ歌姫、エカテリーナ・セメンチュク。王位への野望が狂気へとつながるこの破滅の物語には、策謀に長けたマクベス夫人が登場します。その役を野心に満ちたしびれる歌声で見事に演じています。
 権力欲の強い妻にけしかけられたマクベスは、王を殺して王座につきますが、結局、疑心暗鬼と恐怖で心の安定を失い、暴君と化してしまいます。
 フロイト以前に書かれたこの作品は、有形無形の罪悪感を戯曲化したものです。描かれる権力への痛烈な批判は、時代を超えて高い評価を得ています。
 これまでドミンゴはテノールのマクダフ役を数多く演じてきましたが、ここではバリトンのマクベス役で、これまで長年知り尽くしたこの作品を75歳とは思えないほどに演じきっています。

 【収録】2016年10月8 & 13日, ロサンゼルス・オペラでのライヴ【歌唱】イタリア語


















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