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≪第93号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2017/8/8〜






8/11(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



AMBRONAY


AMY 049
\2700
アララト山〜フランス=アルメニア、音楽の対話
 [アルメニア] 作曲者不詳:
  Aravod lousso、Adana i voghpe、Mogats chouguen、
  Alakyaz et kheng'i dzar、Sird im sasani、Daroni、
  Gregoire De Narek: Havoun, havoun、Horovel 、
  Tzernakhagh、Al Ayloughes、Khorourt khorin、
  Tamzara、Karoun a、Khio khio
 [フランス]
  Don Adami、Tierce Estampie Royale、
  Melodies du troubadour armenien Sayat-Nova、
  Madres amargadas et La mujer de Moxe
カンティクム・ノヴム
エマニュエル・バルドン
 13世紀のアルメニアとフランスの音楽の対話

 録音:2016年10月

 13世紀頃、フランスとアルメニアの間でもたれた音楽的対話を再現するもの。当時のアルメニアとフランスの音楽が交互に組まれたプログラムは、日本の我々が聴いても郷愁を誘う不思議な空気に満ちています。







APARTE



AP 156
\2600
SOAVE E VIRTUOSO(愛らしさとヴィルトゥオーゾ)
 タルティーニ:
  フラント・トラヴェルソのための協奏曲 ト長調 Gimo 294、
  ニ長調 Gimo291、ト長調 Gimo293
 サンマルティーニ:
  ソプラノ・リコーダーのための協奏曲 ヘ長調
 ヴィヴァルディ:
  リコーダーのための協奏曲 ハ短調 RV 441、
  ソプラノ・リコーダーのための協奏曲 ト長調 RV 443
アレクシス・コセンコ(リコーダー)
レザンバサデュール
 イタリア・バロックの超絶技巧のリコーダー

 録音:2017年1月

 バロック時代のリコーダー作品集。レ・ザンバッサデュールのリーダーでフルート奏者でもあるアレクシス・コッセンコが、タルティーニやヴィヴァルディによる、アクロバティックともいえる超絶技巧のリコーダーパートを披露。
 レザンバサデュールは2010 年フルートおよびリコーダーの名手アレクシス・コセンコによって設立された器楽アンサンブル。ドレスデンの音楽を取り上げたシリーズなども発表しており、演奏・プログラミングの両面で意欲的に活動を展開しています。


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ルクレールのコンチェルトを「吹き振り」してます。
https://youtu.be/Nr_BNPIWZ3Q





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HMF



HMM 902296
\2700→\2490
ベルトラン・キュイエ(指揮)
 A Fancy〜英国のエアとテューンに基づくファンタジー(17世紀)

 ・マシュー・ロック(c.1621/23-1677):
  カーテン・テューン/金星の降順(Psyche)
 ・パーセル(1659-1695):
  序曲;第2の音楽;第1幕のテューン(The Virtuous Wife Z.611より)
  ホーンパイプ(妖精の女王Z.629 より)
  おお、孤独よ!(シアター・オブ・ミュージックより)
  Twas within a furlong of Edinboro’ town(TheMock Marriage Z.605)
  Ah me! To many deaths decreed(Regulus Z.586)
  See, even Night herself is here( TheFairy Queen Z.629)
  シンフォニー(アーサー王)
 ・ジョヴァンニ・バッティスタ・ドラジ(c.1640-1708):
  夢の神よ、あなたはどこに!
  私は無駄にため息をつかなければならないのか?
 ・ジェイムズ・ハート(1647-1718):(テンペストより)
ベルトラン・キュイエ(指揮)
カラヴァンセライル
レイチェル・レドモンド(ソプラノ)
 17世紀ロンドンの劇場の音楽

 録音:2016年11月25-27日

 17 世紀ロンドンの劇場の音楽集。1978 年ナント生まれのチェンバロの名手、ベルトラン・キュイエ、ハルモニアムンディ初登場盤となります。
 キュイエはクリストフ・ルセ、ピエール・アンタイらに師事したほか、ホルンも学んでおり、古楽アンサンブルのメンバーとして、またソリストとして活躍しています。
 スコットランドの歌姫レイチェル・レドモンドの美しい歌声が、雰囲気を一層盛り上げています。






ベルトラン・キュイエ(チェンバロ)
こんなアルバムもありました
イギリス・ルネサンスの巨匠達のアンソロジー

MIRARE
MIR 137
\2800
「トムキンズ氏の《価値のレッスンLessons of Worthe》」
 〜バード、ブル、トムキンズ、タイスのチェンバロ音楽

  イ調の作品
   ジョン・ブル:半音階的パヴァン、半音階的ガリアード
   トムキンズ:奉献唱
  ト調の作品
   不詳(トマス・トムキンズ?):ロビン・フッド
   バード:
    ウィリアム・ピーター卿のパヴァン
    ウィリアム・ピーター卿のガリアード
   タリス:あなたは幸いな方
   トムキンズ:初心者のための「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラで」
  二調の作品
   ブル:イン・ノミネ
   トムキンズ:グラウンド MB40
   ブル:ファンタジア MB11
ベルトラン・キュイエ(チェンバロ)
フランス古楽界のサラブレッド、ベルトラン・キュイエ

録音:2010 年10 月28-31 日、クセイ城/ステレオ、58’16”

 ベルトラン・キュイエは1978 年ナント生まれ。チェンバロ奏者の母ジョスリンに手ほどきを受け、その後ルセとピエール・アンタイに学びました。
 ニケ指揮コンセール・スピリチュエル、クリスティ指揮レザール・フロリサンとオペラで共演するほか、レ・バス・レウニー、ラ・レヴーズの通奏低音奏者兼ソリストとしても活躍するフランス古楽界の期待のサラブレッドです。
 
 今回のアルバムはイギリス・ルネサンスの作曲家トムキンズによる同時代の巨匠達と自作からなるアンソロジー。
 この曲集にはトムキンズ自身による収録曲への評価がコメントとして遺されており、彼と当時の音楽界の「価値観」をうかがい知ることができる貴重な資料でもあります。
 キュイエは三台のチェンバロの世界・・・まろやかで憂いのあるイングリッシュ(イ調の作品:トラック1-3)、開放的なイタリアン(ト調の作品:トラック4-8)、オルガンとチェンバロによる音色と対位法の絡みが楽しいクラヴィオルガン(ニ調の作品)・・・を鮮やかな技巧で描き分け、アルバム全体をあたかも物語のように聴かせ、その手腕には才能のきらめきが実感できます。





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PENTATONE

PTC 5186597
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ユロフスキが手兵ベルリン放送響とツァラトゥストラを録音!
 (1)R.シュトラウス(1864-1949):
   交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 Op.30
 (2)マーラー(1860-1911):
   交響詩「葬礼」【交響曲第2番ハ短調「復活」の第1楽章初稿】
 (3)マーラー:
   交響的前奏曲 ハ短調
    【アルブレヒト・ギュルシンク校訂版】
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
ベルリン放送交響楽団
ライナー・ヴォルターズ
 (コンサートマスター)
トビアス・ベルント(オルガン)
 実に感動的!世界が注目するユロフスキが手兵ベルリン放送響とツァラトゥストラを録音!

 録音:2016年6月/ベルリン放送局本館【ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)】/マルチチャンネル、DSD、64’46”、輸入盤・日本語帯付/(1)32’53”、(2)22’49”、(3)8’54”

 SACD ハイブリッド盤。
 世界が注目する指揮者のひとりウラディーミル・ユロフスキ。数多くのディスクがリリースされる中、PENTATONE レーベル通算6 枚目(うちベルリン放送交響楽団との共演は2 枚目)となる期待の新録音は、R. シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」、マーラーの交響詩「葬礼」と交響的前奏曲です!
 1972 年モスクワ生まれのユロフスキは、1990 年18 歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレスデンおよびベルリンで研鑽をつみ、95 年ウェクスフォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの「5 月の夜」の演奏で世界的に注目されました。
 翌年にはレコーディングを開始し、2007 年より首席指揮者に就任したロンドン・フィルをはじめ、ロシア・ナショナル管弦楽団と自国ロシアの作品を数多く録音をのこし、2017/18 シーズンからはベルリン放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、当盤ではその最新録音を聴くことができます。
 当ディスクではR. シュトラウスと得意のマーラーを収録。緊迫感と情熱に満ちた「ツァラトゥストラはかく語りき」、エイジ・オヴ・エンライトゥンメント管とも録音のある交響詩「葬礼」(交響曲第2 番ハ短調「復活」の第1 楽章の前身である初稿版)、そして交響的前奏曲(偽作説もあり)とこだわりのプログラムに挑んでおります。マーラーの作品に並々ならぬ思い入れのあるユロフスキの演奏に期待が高まります。
 録音は2016 年6 月にベルリン放送局本館(ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)で行われましたが、オルガン・パートのみ、ベルリンの聖マティアス教会で収録され、ミキシングされているのも注目です。





前作、ベルリン放送交響楽団とのシュニトケ


PTC 5186485
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ロシア音楽とドイツ音楽の魅力的融合
 鬼才ユロフスキ魂のシュニトケ

  シュニトケ:交響曲第3番
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
ベルリン放送交響楽団
 録音:2014 年7 月/ベルリン放送局本館/52’ 16”

 SACD ハイブリッド盤。
 久々にシュニトケの大作の新録音が登場します。それも1972 年生まれの俊英ウラディーミル・ユロフスキが1981 年作の交響曲第3 番を手掛けた注目盤。
 シュニトケの交響曲第3 番はクルト・マズアの委嘱で作曲、1981 年11 月にマズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管により初演されました。52分の間、バッハ、ヘンデル、モーツァルトから新ウィーン楽派、ヴァイルからシュトックハウゼン、ヘンツェに至る30 人以上の作曲家の音素材を引用し、独墺音楽史を映し出しているため「ドイツ交響曲」の異名を持ちます。これまでロジェストヴェンスキーとソ連文化省管のメロディア盤、エリ・クラスとストックホルム・フィルのBIS 盤がありましたが、ドイツで育ったロシア人ウラディーミル・ユロフスキがベルリン放送響を指揮した当盤こそ理想的演奏陣と申せましょう。
 シュニトケならではの不安な心理やブラック・ユーモアをユロフスキ流の集中力と鋭敏な感性で描写、あっぱれな名演となっています。
 録音は2014 年7 月にベルリン放送局本館 (Haus des Rundfunks RBB) で行われましたが、オルガン・パートのみ、ベルリンの聖マティアス教会で収録され、ミキシングされているのも注目です。






ET’CETERA



KTC 1593
\2500
タスミン・リトル&ズヴェーデン、
 ロビン・デ・ラーフのヴァイオリン協奏曲!

  ロビン・デ・ラーフ:
   ヴァイオリン協奏曲*
   交響曲第1番《タングルウッド物語》
タスミン・リトル(ヴァイオリン)*
ヤープ・ファン・ズヴェーデン(指揮)
マルクス・ステンツ(指揮/交響曲第3楽章)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
 ☆タスミン・リトルが弾く、現代オランダのヴァイオリン協奏曲!
 ☆指揮はオランダの名匠、ヤープ・ファン・ズヴェーデン!

 Et'ceteraのダッチ・コンポーザー・シリーズから、タスミン・リトルとヤープ・ファン・ズヴェーデンが登場!
 数々の知られざるレパートリー、とりわけ協奏曲録音で高い評価を得るタスミン・リトルが弾くのは、現代オランダのリーディング・コンポーザーの1人、ロビン・デ・ラーフ(b.1968)のヴァイオリン協奏曲。
 デ・ラーフはロッテルダム音楽院作曲科の教授を務め、2000年にはタングルウッド音楽センター(タングルウッド音楽祭の講習会)のシニア・コンポジション・フェローに招聘され、それをきっかけに、ボストン交響楽団とのパートナーシップを始めとする北米での活躍を拡げています。
 ハーグ・レジデンティ管、オランダ放送フィル、ダラス響、ロイヤル・フランダース・フィル、ホンコン・フィルなどの首席指揮者、音楽監督等を歴任し、2018年シーズンからはニューヨーク・フィルへの音楽監督就任が決まっているオランダの名匠、ヤープ・ファン・ズヴェーデンの指揮にも注目!





これは交響曲第1番第2楽章。えらい大オーケストラによる演奏・・・静止画ですが。
https://youtu.be/ruFdFVd9wtc


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KTC 9005
(3CD/特別価格)
期間限定特価
\3200→\2990
Et'cetera創立35周年記念リリース!テレマン没後250周年記念BOX!
 3つのテレマン名盤がお得なセットに

 テレマン:
  トリオ・ソナタ、無伴奏ファンタジア、協奏曲集
ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(チェロ/CD1)、
ラ・プリマヴェーラ(CD2)、
イル・ガルデリーノ(CD3)
  CD1:
   無伴奏チェロのための12のファンタジア
    (原曲:無伴奏ヴァイオリンのための/編曲:グリュツバッハ)、
   ソナタ ニ長調
    (原曲:無伴奏ヴィオラダ・ガンバのための/編曲:スパノゲ)
  CD2:
   トリオ・ソナタ集〜トリオ・ソナタ変ロ長調 TWV42:B4(リコーダー、チェンバロと通奏低音)、
   トリオ・ソナタ イ短調 TWV42:a4(ヴァイオリン、リコーダーと通奏低音)、
   トリオ・ソナタ ト長調 TWV42:G6(ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロと通奏低音)、
   トリオ・ソナタ イ短調 TWV42:a6(リコーダー、オーボエと通奏低音)、
   トリオ・ソナタ ヘ長調 TWV42:F3(ヴィオラ・ダ・ガンバ、リコーダーと通奏低音)、
   トリオ・ソナタ へ短調TWV:f2(リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音)、
   協奏曲イ短調TWV43:a3(リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音)
  CD3:
   管楽器のための協奏曲集 〜 協奏曲 TWV 52:e1
    (リコーダー、トラヴェルソ、弦楽と通奏低音)、
   協奏曲 TWV 52:e3(トラヴェルソ、ヴァイオリン、弦楽と通奏低音)、
   協奏曲 TWV 52:a1(リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽と通奏低音)、
   協奏曲 TWV 51:f1(トラヴェルソ、弦楽と通奏低音)、
   七重奏曲 TWV 44:43(3本のオーボエ、3本のヴァイオリンと通奏低音のための)

 ☆Et'cetera創立35周年とテレマン没後250周年を記念したスペシャルBOX!
 ☆3つのテレマンの名盤がお得なセットになって登場!

 堀米ゆず子との共演でも知られるベルギーの女流チェリスト、ヴィヴィアーヌ・スパノゲが弾く、「無伴奏"チェロ"のためのファンタジア」(ヴァイオリン版からのトランスクリプション)。
 オランダのピリオド楽器アンサンブル "ラ・プリマヴェーラ"による「トリオ・ソナタ集」。
 そして、マルセル・ポンセール(ob)やペーター・ファン・ヘイヘン(rec)、寺神戸亮(vn)、ヤン・デ・ヴィネ(fl)、シャレフ・アド=エル(cemb)、ルネ・シファー(vc)ら一流古楽奏者たちが参加する "イル・ガルデリーノ" による協奏曲集です。

 ※録音:2005年4月(CD1)、2005年11月(CD2)、2003年9月(CD3)



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TACTUS



TC 480101
\2500→\2290
様々な貴重な鍵盤楽器で弾く
 1500年代フロットラ(世俗歌曲)の編曲集!

  アンドレア・アンティーコ編纂:
   フロットラの鍵盤楽器用編曲集(1517)
マリア・ルイーザ・バルダッサーリ
 (スピネッタ、クラヴィコード、
  クラヴィシンバルム、
  チェンバロ、オルガン)

 アンドレア・アンティーコ(1470/1480−1540 ca.)は、初期イタリア・ルネサンスの彫版師、出版家、作曲家。アンティーコが1517年に出版した「フロットラの鍵盤楽器用編曲集」は、15世紀〜16世紀のイタリアで流行した世俗歌曲「フロットラ」を、当時流行していたリュートではなく鍵盤楽器のために編曲したもので、イタリアで最初に印刷された鍵盤曲集とも言われています(原題は「オルガン」ですが、表紙にはチェンバロが描かれており、鍵盤楽器一般のことを指すようです)。
 オルガン、チェンバロ奏者のマリア・ルイーザ・バルダッサーリが、スピネッタやクラヴィコード、クラヴィシンバルムなどを含む様々な歴史的楽器で、アンティーコのタブラチュア譜を演奏します。

 ※録音:2015年2月&6月




こんなアルバムもありました。
ご参考までにどうぞ。なんというか・・・愛らしくて優雅で、痛快です。


NAXOS
8.572983
\1800

大胆な私の欲望:16世紀イタリアの鍵盤音楽集

 アンドレア・アンティーコによるフロットラ集

  1.トロンボンチーノ:大胆な私の欲望/
  2.トロンボンチーノ:美しき処女/
  3.ぼろを掴んで手を抜く-
   かわいい鳥-かごが壊れて牛が困っている(ヴェニス写本)/
  4.作者不詳:私の愛しい人、あなたの美しい瞳を征服しよう/
  5.マルケット:あなたが知るなら残酷は逃げる/
  6.トロンボンチーノ:彼女はこれ以上私のものになることはない/
  7.お嬢さん、私の粉ふるいを貸してあげよう/
   わが恋人の小舟は夜に漕ぎ出す/
   ベルナルドはまっすぐ立っていられない/
  8.愛は時に私の希望の栄えである/
  9.甘き怒り、甘き軽蔑/
  10.愛は私に何をする/
  11.トゥルディオン-尖った塔で愛を歌う-サルッツォの侯爵/
  12.キューピッドはブナの木の下で眠っていた/
  13.愛の美しい炎/14.私はその日に死んだ彼である/
  15.援助は快適/
  16.忙しい家政婦-かわいいフランス娘-チューブにさわって/
  17.この谷には愛も平和も残ってない/
  18.わが嘆きを聞け、天国よ/
  19.わが生涯が終わったと聞いて、彼女は何というだろう/
  20.偉大なる母-私はミラノの伯爵だ/
  21.私は痛みの涙で顔を浸す/
  22.あなたに我が物になって欲しい/
  23.そう、あなたは私の残して去っていく/
  24.もう一度彼女をよく見よう/
  25.ロンバードの女の子-ベルドリンの甘き心/
  26.天も地も沈黙している/
  27.あなたが私を殺しても、私は死ぬことはない/
  28.愛しき人、もし愛の残り火がはじけたら/
  29.私が僧侶になったら彼女はどうする?/
  30.人生の糸はとても弱い/
  31.馬はバリアルドに乗り-
     ガチョウの踊り-
     私の靴どめはボローニャから来る/
  32.太陽が大地を暖めても、彼女は私の愛を疑う/
  33.私は考えながら陽気に歌った
グレン・ウィルソン(ハープシコード)
録音 2014年6月 シチリア モンレアル

 イタリアで印刷された最古の楽譜といわれる、アンドレア・アンティーコ(1480頃-1538以降)が編纂した鍵盤音楽集です。
 当時のイタリアではペトルッチが楽譜印刷の占有権を有していましたが、メディチ教皇の方針により、ペトルッチからアンティーコに移したのです。
 彼はもともとペトルッチのライバルであり、1517年に印刷されたこの曲集は、ペトルッチの開発した活版印刷ではなく、古来からの木版印刷によるものでした。この技法は美しさを追求することはできるのですが、残念ながら正確さには欠けるため、現在の譜面に直して演奏するまでには、多くの研究が必要でした。
 現在、アンティコの印刷のコピーは2部だけが残存しており(当時は失敗したものは全てくずになってしまった)、これを復元するだけでも大変な作業だったようです。
 あのクリストファー・ホグウッドもこの曲集を現代譜に書き直すなど、この曲集に興味を抱いていますが、この録音はグレン・ウィルソン自身が監修した版を用い、全ての曲の録音を行っています。

 


TC 871803
\2500
レスピーギ:オルガン作品全集
 3つの前奏曲/アリア/前奏曲 ニ短調/
 エレヴァショーネ/5つの前奏曲/
 アンダンテ/オルガンのための前奏曲/
 組曲 ト長調*
アンドレア・マシナンティ(オルガン)
ピエランジェロ・ペルッキ(指揮)*
ウーディネ・アカデミア・シンフォニカの弦楽器奏者*

 レスピーギの知られざるオルガン作品集。ボローニャ音楽院でオルガンとグレゴリオ聖歌を教えるアンドレア・マシナンティは、Tactusではマルコ・エンリコ・ボッシの体系的な録音(現在第12巻まで発売)に精力を注いでいるオルガニスト。
 レスピーギの出版譜の校訂も行うなどレスピーギの専門家としても知られており、2002年にもレスピーギの「オルガン作品全集」(TC 871802)を発売しています。
 このアルバムではそこから新しく「オルガンのための前奏曲(1916)」を加え、オルガンと弦楽オーケストラのための「組曲 ト長調」を再録音しています。

 ※録音:2001年3月&2015年2月
 

TC 950390
(2CD)
\5000
ディエゴ・コンティ:弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲第1番/弦楽四重奏曲第2番/
 弦楽四重奏曲第3番/弦楽四重奏曲第4番/
 弦楽四重奏曲第5番/弦楽四重奏曲第6番
オフィチーナ・ムジカーレ

 ディエゴ・コンティ(b.1958)は、ザルツブルク・モーツァルテウム大学でシャーンドル・ヴェーグに学び、カメラータ・ザルツブルクを始めとする多くのオーケストラで演奏、現在はロッシーニ音楽院でヴァイオリンの教授も務めるヴァイオリニスト。2003年からは作曲家としての活動も拡げ、室内楽、オーケストラ、歌曲から劇場や映画のための音楽まで幅広い作品を書き、欧米やオーストラリアで演奏、出版されています。
 2007年〜2012年にかけて書かれた6つの弦楽四重奏曲はこれが世界初録音。

 ※録音:2015年10月、イタリア
 


TC 591304
(CD + Bonus DVD/
PAL/特別価格)
\2500
マリーニ:マドリガーレとシンフォニア集 Op.2 ファビオ・ミッサッジャ(ヴァイオリン&指揮)
イ・ムジカーリ・アッフェッティ
ワルター・テストリン(指揮)
ロッソ・ポルポラ・アンサンブル

 ヴァイオリン演奏の技術に大きく貢献したことで17世紀前半の重要なヴァイオリニスト&作曲家とされるビアージョ・マリーニ(1594−1663)。ピリオド楽器アンサンブル "イ・ムジカーリ・アッフェッティ"と、ヴォーカル・アンサンブル "ロッソ・ポルポラ"で、器楽演奏によるシンフォニアと1声から5声までの歌手によって歌われるマドリガーレが交互に配置されているマリーニの「マドリガーレとシンフォニア集 Op.2」を演奏します。
 ボーナスDVDには、演奏者のコメントや演奏風景を収録。
 ※ボーナスDVDはPAL方式のため、PAL方式対応の再生機器のみで試聴可能です。予めご了承ください。

 ※録音:2016年7月、ヴェネツィア




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 ビアージョ・マリーニ、ブレシア出身。
 1615年からヴェネツィアでクラウディオ・モンテヴェルディが楽長を務めていたサン・マルコ寺院楽団のヴァイオリニストとなった。

 1620年にブレシアに戻り、1621年にはパルマ公国でファルネーゼ家の宮廷音楽家となった。
 その後1623年からノイブルク・アン・デア・ドナウのプファルツ=ノイブルク公ヴォルフガング・ヴィルヘルムに1649年まで仕えた。
 その間、1624年にブリュッセルを、1631年から1632年にミラノとベルガモを、1640年と1644年から1645年にかけてデュッセルドルフを訪れている。
 1649年にミラノの聖マリア・デッラ・スカーラ教会の楽長となり、1652年にフェラーラに渡り、1654年にミラノに戻った。
 1655年か1656年のいずれかにヴィチェンツァに移り、最期はヴェネツィアで迎えた。

 バロック初期の器楽曲の重要な作曲家とみなされていて、ヴァイオリン演奏に技術革新をもたらし、重音奏法やスコルダトゥーラを開発した。
 またはじめて楽譜にトレモロの指示を書き残した。その17世紀における影響力の大きさは、同時代のドイツのハインリヒ・シュッツと比肩される。


/////////////////

 アンドルー・マンゼが残したマリーニ「ロマネスカ」。
 この演奏が入ったマリーニ室内楽作品集のアルバムは、現在レギュラー盤も再発廉価盤も廃盤。
 何とかもう一度出してほしい・・・
https://youtu.be/68kknaL6wS0






<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRIFFIN


GCCD 4083
\2000
クラークス・オブ・オクセンフォード デビュー・オリジナルズ
 ビザンチン聖歌(7世紀、聖ソフロニイの祝文):Pro tis genniseos
 不詳(14世紀イングランド):Angelus ad Virginem
 不詳(15世紀イングランド):Nowell, Tydynges trew
 不詳(チェスターの修道女たちの歌):Qui creavit coelom
 不詳(15世紀イングランド):Nowel, owt of your slepe
 不詳(15世紀イングランド):Nova, nova, Ave fit ex Eva
 トマス・ライト(確認できる活躍期:1550頃):Nesciens Mater
 リチャード・ピゴット(1485頃-1549):Quid petis, O Fili?
 不詳(16世紀ヨーロッパ大陸):I come from Heaven high to tell
 不詳(16世紀ヨーロッパ大陸):Gaudete, gaudete, Christus est natus
 ジョン・タヴァナー(1490頃-1545):Dum Transisset Sabbatum(*)
 ジョン・シェパード(1515頃-1559):Christ our Paschal Lamb(*)
 ロバート・ホワイト(1538-1574):Regina coeli(*)
 不詳(16世紀ヨーロッパ大陸):Quem Pastores Laudavere
 ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):Make we joy now in this fest
 レノックス・バークリー(1903-1989):Sweet was the song the Virgin sang
 ピーター・ラシーン・フリッカー(1920-1990):A Babe is born(1962)
クラークス・オブ・オクセンフォード(合唱)
デイヴィッド・ウルスタン(指揮)

録音:1966年以前(*未詳) 初出:Abbey, ABY 603、1966年(*未詳)

 イギリスの音楽学者・合唱指揮者デイヴィッド・ウルスタン(1937-2017)の追悼企画として、彼が1961年に創設した合唱団クラークス・オブ・オクセンフォードのデビューLP『Christmas Music』を初CD化。(*)はLPには収録されていなかった音源で詳細は未判明です。
 デイヴィッド・ウルスタンはテューダー王朝期(15世紀終盤〜17世紀初頭)のイングランド教会音楽を記譜より短3度高く歌う、高声部に少年ではなく成人女性を動員する、声量を抑制する等の独自路線を提唱し賛否両論を巻き起こしました。
 クラークス・オブ・オクセンフォードは1970年代に全盛期を迎え、その頃にはピーター・フィリップス(タリス・スコラーズ創設者)、ハリー・クリストファーズ(シックスティーン創設者)、フィリップ・ケイヴ(マニフィカト創設者)、サリー・ダンクリー(前述3団体で中心的に活躍)他そうそうたるメンバーを擁していました。
 1960年代のウルスタン&クラークス・オブ・オクセンフォードの演奏を聴くことができる当盤は、イギリスにおけるアーリー・ヴォーカル・ミュージックの解釈史を知る上でも貴重と言えるでしょう。
 また、20世紀のイギリスの作曲家ウォルトン、バークリー、フリッカーの作品の録音を彼らが残していたことも意外で、興味深いものがあります。



<メジャー・レーベル>
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DG



4796901
\2300→\2090
《ローランド・ビリャソン&イルダール・アブドラザコフ〜DUETS》
 1)ビゼー:歌劇「真珠採り」〜聖なる神殿の奥深く (ナディール&ズルガ)
 2)ボーイト:歌劇「メフィストフェレ」〜私は全てを否定する
 3)ボーイト:歌劇「メフィストフェレ」〜
   カオスの奇妙な息子だな(ファウスト&メフィストフェレ)
 4)ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクワーレ」〜
   おまえの頑固さは −奥さんをもらうですって?
 5)ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクワーレ」〜
   甘く清らかな夢よ、さらば(エルネスト&ドン・パスクワーレ)
 6)ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」〜気合だ! きっと神様が特別に
 7)ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」〜つまり、その(ネモリーノ&ドゥルカマーラ)
 8)ヴェルディ:歌劇「シモン・ボッカネグラ」〜ちょうど良い具合に
 9)ヴェルディ:歌劇「シモン・ボッカネグラ」〜
   わしのところに来なさい 君たちを祝福しよう(フィエスコ&ガブリエーレ)
 10)グノー:歌劇「ファウスト」〜だが、神よ
 11)グノー:歌劇「ファウスト」〜
   私はここにおります!あなたはなぜ驚くのか?(メフィストフェレス&ファウスト)
 12)ビゼー:歌劇「カルメン」〜エスカミーリョだ(エスカミーリョ&ホセ)
 13)グラナダ(ララ)
 14)黒い瞳(F.ヘルマン)
ローランド・ビリャソン(テノール)、
イルダール・アブドラザコフ(バス・バリトン)
モントリオール交響楽団
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン

 現代最高のテノール&バス・バリトンによる声の饗宴!
 ローランド・ビリャソン(テノール)とイルダール・アブドラザコフ(バス・バリトン)の声の魅力をとことん堪能できる二重唱を集めたアルバム。
 ビリャソンとアブドラザコフは2009年、METの「ランメルモールのルチア」で初共演して意気投合。今回はそれ以来の待望の共演盤となります。
 今年アブドラザコフはザルツブルク音楽祭でドニゼッティ:歌劇「ルクレツィア・ボルジア」に出演、ビリャソンはバルトリとリサイタルをザルツブルク音楽祭で行います。
 そしてビリャソンとアブドラザコフは11/15〜12/14まで ドイツ、ロシア、パリ、ウィーンにて全7公演で共演する予定です。

  【録音】2016年11月 モントリオール
 
4828283
(2CD)
\2400

《EXPO 1》 2CD版


CD1
 1. Richter: Vladimir's Blues (Piano: Max Richter)
 2. Johannsson: Flight From The City (Piano, Electronics: Johann Johannsson,
  Violin: Yuki Numata Resnick, Tarn Travers, Viola: Ben Russell, Cello: Clarice Jensen)
 3. Wanderlust (Joep Beving)
 4. Glass: No. 5 [Etudes] (Piano: Vikingur Olafsson)
 5. Vivaldi/Richter: Spring 0
   [Recomposed By Max Richter: Vivaldi, The Four Seasons]
  (Keyboards: Max Richter, Konzerthaus Kammerorchester Berlin, Conductor: Andre de Ridder)
 6. Vivaldi/Richter: Spring 1 [Recomposed By Max Richter: Vivaldi, The Four Seasons]
  (Keyboards: Max Richter, Violin: Daniel Hope,
   Konzerthaus Kammerorchester Berlin, Conductor: Andre de Ridder)
 7.Hauschka: Clock Winder (Violin: Hilary Hahn, Prepared Piano: Hauschka)
 8.Cage: In A Landscape (Piano: Francesco Tristano)
 9.Dalur - Island Songs V (Olafur Arnalds, Brasstrio Mosfellsdals)
 10.Helbig: Am Abend
  (Programming: Sven Helbig, Faure Quartett,
   MDR Leipzig Radio Symphony, Conductor: Kristjan Jarvi)
 11.Richter: Mercy (Violin: Hilary Hahn, Piano: Cory Smythe)
 12.Baranowski: Musica Universalis
  (Violin: Daniel Hope, Violin: Chie Peters, Piano: Jacques Ammon,
   Chamber Orchestra: Deutsches Kammerorchester Berlin)
 13.Letters Of A Traveller (Olafur Arnalds, Alice Sara Ott)
14.Portrait Gallery (Luke Howard)

CD2
 1.Rolling (Roedelius, Arnold Kasar)
 2.Written On The Sky (Piano: Max Richter)
 3.Marmont Overture - Excerpt (Chilly Gonzales, Jarvis Cocker)
 4.Ricordi (Tale Of Us)
 5.Valsa (Rui Massena)
 6.Einaudi: Divenire (Violin: Mari Samuelsen, Cello: Hakon Samuelsen,
  Royal Liverpool Philharmonic Orchestra, Conductor: Clark Rundell)
 7.Enhco: Eclipse (Piano: Thomas Enhco, Marimba: Vassilena Serafimova)
 8.Reich: Duet (Violin: Daniel Hope, Violin: Simos Papanas, Chamber Orchestra: Kammerorchester Basel)
 9.Greenwood: 3. HW / Hope Of New Fields [Suite From "There Will Be Blood"]
   (Copenhagen Phil, Conductor: Andre de Ridder)
 10.Parry: VI French Guitars [Interruptions (Heart And Breath Nonet)](YMusic)
 11.Johannsson: Good Night, Day (Electronics: Johann Johannsson,
 Cello: Hildur Gudnadottir, Air Lyndhurst String Orchestra, Conductor: Anthony Weeden)
 12.Helbig: Schlaflied (Programming: Sven Helbig, Faure Quartett, MDR Leipzig Radio

 マックス・リヒター、ヨハン・ヨハンソンからランバートまでをヒラリー・ハーン、ダニエル・ホープ他の磨き抜かれた美音で贈る!
 現代人の心に優しく寄り添う音のサプリメント
 今日のミュージックシーンのみならず様々なアート・シーンをリードするポストクラシカルのコンポーザーたちによる美しき作品を最善のバランスで集めたこの企画盤。
 万華鏡のような透明感あふれる音が交差し、それぞれの曲から輝く光のように放射され、聴き手の心を静かに満たします。
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《ボストン交響楽団/ドイツ・グラモフォン録音全集》


4797718
(57CD)
\23000
\21990

《ボストン交響楽団/ドイツ・グラモフォン録音全集》


《CD 1》
 1) ドビュッシー:夜想曲、
 ラヴェル:2) ダフニスとクロエ、3) 亡き王女のためのパヴァーヌ、
 4) スクリャービン:法悦の詩
  【演奏】クラウディオ・アバド(指揮) 【録音】1970年(1-3)、1971年(4) /

《CD 2》
 チャイコフスキー:交響曲第1番『冬の日の幻想』
  【演奏】マイケル・ティルソン・トーマス(指揮) 【録音】1970年 /

《CD 3》
 1) R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りきOp.30、
 2) ホルスト:惑星Op.32
  【演奏】ウィリアム・スタインバーグ(指揮)
    【録音】1971年(1)、1970年(2) /

《CD 4》
 1) ラッグルズ:太陽を踏む者、
 2) W.シューマン:ヴァイオリン協奏曲、3) ピストン:交響曲第2番
  【演奏】ポール・ズーコフスキー(ヴァイオリン)(2)、マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
   【録音】1970年 /

《CD 5》
 ドビュッシー:1) 映像、2) 牧神の午後への前奏曲、
 3) チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』
  【演奏】マイケル・ティルソン・トーマス(1, 2)、クラウディオ・アバド(3)(指揮)
  【録音】1971年 /

《CD 6》
 スメタナ:わが祖国
  【演奏】ラファエル・クーベリック(指揮) 【録音】1971年 /

《CD 7》
 ストラヴィンスキー:1) 春の祭典、2) 星の王、
 ヒンデミット:3) 交響曲『画家マティス』、4) 弦楽と金管のための協奏音楽Op.50
  【演奏】マイケル・ティルソン・トーマス(1, 2)、ウィリアム・スタインバーグ(3, 4)(指揮)
   【録音】1972年(1, 2)、1971年(3, 4) /

《CD 8》
 1) モーツァルト:交響曲第41番『ジュピター』、
 2) シューベルト:交響曲第8番『未完成』
  【演奏】オイゲン・ヨッフム(指揮) 【録音】1973年 /

《CD 9》
 ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
  【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1973年 /

《CD 10》
 ベートーヴェン:
  1) 交響曲第5番『運命』、2) ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
   【演奏】クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)(2)、ラファエル・クーベリック(1)、小澤征爾(2)(指揮)
   【録音】1973年 /

《CD 11-12》
 ベルリオーズ:ファウストの劫罰Op.24
  【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1973年 /

《CD 13》
 ラヴェル:
  1) ボレロ、2) 海原の小舟、3) 古風なメヌエット、
  4) 道化師の朝の歌、5) 亡き王女のためのパヴァーヌ、6) ラ・ヴァルス
   【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1974年(1, 3-6)、1975年(2) /

《CD 14》
 ラヴェル:1) クープランの墓、2) マ・メール・ロワ、3) スペイン狂詩曲
  【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1974年 /

《CD 15》
 ラヴェル:1) ダフニスとクロエ、2) 高雅で感傷的なワルツ
  【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1974年(1)、1975年(2) /

《CD 16》
 バルトーク:1) 中国の不思議な役人、2) 管弦楽のための協奏曲
  【演奏】小澤征爾(1)、ラファエル・クーベリック(2)(指揮)
  【録音】1975年(1)、1973年(2) /

《CD 17》
 1) グラズノフ:吟遊詩人の歌Op.71、
 2) ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番Op.126、
 3) デ・ファリャ:三角帽子
  【演奏】ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)(1, 2)、
  テレサ・ベルガンサ(メッゾ・ソプラノ)(3)、小澤征爾(指揮)
   【録音】1975年(1, 2)、1976年(3) /

《CD 18-19》
 ベルリオーズ:ロメオとジュリエットOp.17
  【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1975年 /

《CD 20》
 アイヴズ:
  1) ニュー・イングランドの3つの場所、2) 交響曲第4番、3) 宵闇のセントラル・パーク
   【演奏】マイケル・ティルソン・トーマス(1)、小澤征爾(2, 3)
    【録音】1970年(1)、1976年(2, 3) /

《CD 21》
 チャイコフスキー:交響曲第5番
  【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1977年 /

《CD 22》
 ブラームス:交響曲第1番
  【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1977年 /

《CD 23》
 レスピーギ:1) ローマの松、2) ローマの祭り、3) ローマの噴水
  【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1977年 /

《CD 24》
 レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア
  1) 第1組曲、2) 第2組曲、3) 第3組曲
   【演奏】小澤征爾(指揮)【録音】1978年(1, 2)、1975年、1978年(3) /

《CD 25》
 リスト:ファウスト交響曲S.108
  【演奏】レナード・バーンスタイン(指揮) 【録音】1976年 /

《CD 26》
 1) リムスキー=コルサコフ:シェエラザードOp.35、
 2) バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽Sz.106
  【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1977年(1)、1976年(2) /

《CD 27》
 マーラー:交響曲第1番
  【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1977年 /

《CD 28》
 1) ベルク:ヴァイオリン協奏曲『ある天使の思い出に』、
 2) ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ調
  【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)、小澤征爾(指揮) 【録音】1978年 /

《CD 29-30》
 白鳥の湖Op,20 【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1978年 /

《CD 31》
 モーツァルト:1) クラリネット協奏曲、2) ファゴット協奏曲、
 武満徹:3) カトレーン、4) 鳥は星形の庭に降りる
  【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1978年(1, 2, 4)、1977年(3) /

《CD 32》
 フォーレ:
  1) ペレアスとメリザンドOp.80、2) 夢のあとにOp.71 No.1、
  3) パヴァーヌOp.50、4) エレジーOp.24、5) 組曲『ドリー』Op.56
   【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1986年 /

《CD 33-34》
 プロコフィエフ:ロメオとジュリエットOp.64
  【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1986年 /

《CD 35》
 リスト:ピアノ協奏曲1) 第1番S.124、2) 第2番S.125、3) 死の舞踏S.525
  【演奏】クリスチャン・ツィメルマン(ピアノ)、小澤征爾(指揮)
   【録音】1987年 /

《CD 36》
 1) シャブリエ:狂詩曲『スペイン』、
 2) グノー:歌劇『ファウスト』よりバレエ音楽、
 3) トマ:歌劇『ミニョン』序曲、
 4) オッフェンバック/ロザンタール編: バレエ音楽『パリの喜び』(抜粋)
  【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1986年(1, 2)、1987年(3, 4) /

《CD 37》
 プーランク:1) グローリア、2) スターバト・マーテル
  【演奏】キャスリーン・バトル(ソプラノ)、小澤征爾(指揮) 【録音】1987年 /

《CD 38》
 1) バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番、2) モレ:夢に
  【演奏】アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)、小澤征爾(指揮) 【録音】1991年 /

《CD 39》(レナード・バーンスタイン/最後の演奏会)
 1) ブリテン:歌劇『ピーター・グライムズ』より「4つの海の間奏曲」、
 2) ベートーヴェン:交響曲第7番
  【演奏】レナード・バーンスタイン(指揮) 【録音】1990年(ライヴ) /

《CD 40》
 プーランク:1) 協奏曲ト短調、2) 田園のコンセール、
 3) グバイドゥーリナ:オッフェルトリウム
  【演奏】サイモン・プレストル(オルガン)(1)、
  トレヴァー・ピノック(チェンバロ)(2)、ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)(3)、
  小澤征爾(1, 2)、シャルル・デュトワ(3)(指揮)
   【録音】1991年(1, 2)(ライヴ)、1988年(3) /

《CD 41》
 メンデルスゾーン:真夏の夜の夢Op.21、Op61
  【演奏】キャスリーン・バトル(ソプラノ)、
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メッゾ・ソプラノ)、
  ジュディ・デンチ(ナレーション)、小澤征爾(指揮) 【録音】1992年 /

《CD 42-43》
 チャイコフスキー:くるみ割り人形Op.71
  【演奏】小澤征爾(指揮)【録音】1990年 /

《CD 44》
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲1) 第1番、2) 第2番
  【演奏】クリスチャン・ツィメルマン(ピアノ)、小澤征爾(指揮)
   【録音】1997年(1)、2000年(2) /

《CD 45》
 J.ウィリアムズ:
  1) 木の歌、2) ヴァイオリン協奏曲、3) 『シンドラーのリスト』より3つの小品
   【演奏】ギル・シャハム(ヴァイオリン)、ジョン・ウィリアムズ(指揮)
   【録音】2000年(1)、1999年(2, 3) /

《CD 46》
 プレヴィン:1) ヴァイオリン協奏曲『アンネ=ゾフィー』、2) 二重協奏曲
  【演奏】アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)、ロマン・パトコロ(コントラバス)(2)、
  アンドレ・プレヴィン(指揮) /

《CD 47》
 1) ショスタコーヴィチ:
    歌劇『ムツェンスク郡のマクベス夫人』より「パッサカリア」、
    2) 交響曲第10番
     【演奏】アンドリス・ネルソンス(指揮) 【録音】2015年(ライヴ) /

《CD 48-49》
 ショスタコーヴィチ:
  交響曲1) 第9番、2) 第5番、
  3) 組曲『ハムレット』Op.32a(抜粋)、4) 交響曲第8番
   【演奏】アンドリス・ネルソンス(指揮)
    【録音】2015年(1, 2)(ライヴ)、2016年(3, 4)(ライヴ)/

《CD 50》
 ショスタコーヴィチ:交響曲第6番
  【演奏】アンドリス・ネルソンス 【録音】2017年(ライヴ)* /

《CD 51》
 ドビュッシー:
  1) 牧神の午後への前奏曲、2) ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト短調、
  3) チェロとピアノのためのソナタ ニ短調、
  4) フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
  5) ソロ・フルートのためのシランクス
   【演奏】ジョゼフ・シルヴァースタイン(ヴァイオリン)(2)、
    マイケル・ティルソン・トーマス(ピアノ)(2, 3)、ジュールズ・エスキン(チェロ)(3)、
    ドリオット・アンソニー・ドワイヤー(フルート)(4, 5)、
    バートン・ファイン(ヴィオラ)(4)、アン・ホブソン(4)、ボストン交響楽団アンサンブル /

《CD 52》
 1) カーター:フルート、オーボエ、チェロとチェンバロのためのソナタ、
 2) アイヴズ:ヴァイオリン、クラリネットとピアノのためのラルゴ、
 3) Q.ポーター:オーボエと弦楽のための五重奏曲、
 4) ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第2番
  【演奏】ボストン交響楽団アンサンブル
   【録音】1970年(1-3)、1971年(4)** /

《CD 53》
 ストラヴィンスキー:1) 兵士の物語、2) 七重奏曲
  【演奏】サー・ジョン・ギールグッド(ナレーション)(1)、
  トム・コートネイ、ロン・ムーディ(語り手)(1)、ボストン交響楽団アンサンブル
  【録音】1975年(1)、1974年(2) /

《CD 54》
 J.シュトラウス2世:ワルツ集
  【演奏】ボストン交響楽団アンサンブル 【録音】1977年、1974年 /
《CD 55》
 1) シェーンベルク:室内交響曲第1番、
 2) ベルク:室内協奏曲よりアダージョ
   【演奏】ボストン交響楽団アンサンブル 【録音】1978年 /

《CD 56》
 シェーンベルク:
  1) 組曲Op.29、2) ヴァイオリンとピアノのための幻想曲Op.47
   【演奏】ボストン交響楽団アンサンブル 【録音】1979年(1)、1978年(2)** /

《CD 57》
 1) ブラームス:交響曲第2番、
 2) ロッシーニ:『セミラーミデ』序曲、
 3) パガニーニ:常動曲Op.11
  【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1975年(1)、1976年(2)、1978年(3)*

*初発売
**初CD化
【演奏】ボストン交響楽団

 名指揮者たちによるボストン響のDG録音すべてを収録した57枚組BOX
 半世紀にわたるボストン交響楽団とDGとの関わりの中から生み出されたディスコグラフィーには、小澤征爾、レナード・バーンスタイン、クラウディオ・アバドといったレーベルを代表する名指揮者たちが名を連ね、その録音はまさしく後世に残すべき貴重な「遺産」といえましょう。
 今回そのすべてがCD57枚のBOXセットにまとめられました。既発売のものだけでなく、アンドリス・ネルソンスによるショスタコーヴィチの交響曲第6番、小澤征爾のいくつかの録音など今回初発売となる音源、また初CD化となるものも含まれています。


<国内盤> 

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ALPHA



Alpha241
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
バッハの家庭での音楽会を彷彿とさせる1枚
 アンドレアス・シュタイアー、そしてディールティーンスもさらりと登場!

バッハ 私生活のなかの音楽

 ①前奏曲 ニ長調 BWV936
 ②カンタータ第158番「歓喜よ汝とともにあれ」(全)
 ③わたしを忘れないでくださいSL36・SL44
 ④レチタティーヴォとアリア「安らいであれ、疲れた両目よ」〜カンタータ第82番
 ⑤来たれ甘き死よSL59
 ⑥サラバンド 〜『無伴奏チェロ組曲』第5番
 ⑦アリア「ようこそ!とわたしは言うだろう」〜カンタータ第27番
 ⑧あなたに満足と静けさが SL45
 ⑨クラント 〜『無伴奏チェロ組曲』第5番
 ⑩アリア「来たれ、わがイエス」〜教会カンタータ第21番
 ⑪コラール「ああ我らとともに、主イエス・キリスト」〜カンタータ第6番
 ⑫カンタービレ・マ・ウン・ポーコ・アダージョ 〜ソナタ BWV1019a
 ⑬コラール「もはや何も失われない」〜カンタータ第92番
 ⑭前奏曲「ただ神のみを愛する者は」BWV691
 ⑮アリア「荒れ狂う強風のなか」 〜カンタータ第92番
 ⑯アリア「か弱き小さな声さえも」 〜カンタータ第36番
 ⑰レチタティーヴォとアリア「わたしにはあなたが」 〜カンタータ第49番
アンドレアス・シュタイアー(cmb)

ペトラ・ミュレヤンス(バロックvn)
ルール・ディールティーンス(バロックvc)
アンナ・ルチア・リヒター(S)
ゲオルク・ニークル(Br)

 名匠シュタイアーAlphaに!信頼ある音楽仲間たちと
 まさにバッハ一族の家庭音楽を彷彿させる演目…!

 稀代の古楽レーベルとして、欧州を中心に絶大な信頼が寄せられているAlphaレーベル…近年の演奏陣の充実ぶりには目をみはるものがありますが、今度はついに!DHMやArchiv、さらにharmonia mundi franceでも数多くの名盤を刻んできたチェンバロとフォルテピアノの大御所、アンドレアス・シュタイアーが!!
 しかもいま改めて新しいバッハ・アルバムというのですから、古楽ファンのみならずとも注目せずにはおれないはず!

 その演目が実に凝っているのです。
 「バッハ私生活」との原題どおり、そこにはライプツィヒ聖トマス教会の聖歌隊監督をしながら、家族にも音楽を教え、日常でも音楽を大切にしたルターのごとき暮らしを営んでいたバッハの家庭での音楽会を彷彿とさせるような演目…

 そして4人の共演者はさりげなく超ソリスト級の面子ばかりで、才人ディールティーンスの無伴奏組曲楽章の新録音がしれっと聴けるにも興奮。

 フライブルク・バロックo.のミュレヤンスとシュタイアーの絡みも極上、歌手ふたりとカンタータの抜粋が室内編成でも存在感を発揮することを全編通じて教えてくれる選曲も抜群です。

 さすがAlpha!なバッハ盤ですね。
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Alpha369
(3CD)
\4800+税
集めたり、CD3枚分
 レイハ:室内楽作品集

 ①弦楽四重奏曲 ホ長調 作品95-1
 ②弦楽五重奏曲 ヘ長調 作品92-1
 ③ピアノ・ソナタ ホ長調
 ④練習曲「異名同音」
 ⑤アンダンテ・マエストーゾ
 ⑥『魔笛』の主題によるピアノ・ソナタ(変奏曲)ヘ長調
 ⑦フーガ第9番「和声の環」
 ⑧グルックの主題による変奏曲 作品87
 ⑨ピアノ三重奏曲 ニ短調 作品101-2
 ⑩チェロ三重奏曲 〜三つのチェロのための
①②ジラール四重奏団
②タンギー・パリゾ(va2)
③④⑤ジョスカン・オタル、
⑥ヴィクトリア・ヴァシリェンコ、
 ⑦⑧ジョルジェ・ラデフスキ(p)
⑨トリオ・メディチ
⑩ヨーン・ハンビン、カツペル・ノヴァク、
     ジュスティーヌ・メトラル(vc)

 あの木管五重奏曲の大家、実はベルリオーズの師匠。 弦やピアノの名品の仕上がりに驚くこと必至の3枚組!

 ベルリオーズの師匠にして、ボン宮廷でのベートーヴェンの同僚…プラハ生まれのチェコ人ながらドイツ語圏での活躍も長く、ナポレオン戦争の頃パリに渡り、以後は稀代の対位法の大家として、またセンスあふれる室内楽の作曲家として、着実な人生を歩んだ名匠レイハ。
 彼の名は、おもに木管五重奏曲という分野をはじめて本格的に発展させた大御所として、アマチュア管楽器奏者たちのあいだでは広く知られているのではないでしょうか。
 しかし彼自身はヴァイオリン奏者——本盤では、近年少しずつ録音物も出つつある弦楽四重奏曲、当時まさにパリこそが発展の拠点だったピアノのための音楽、そしてピアノ三重奏曲やチェロ三重奏曲(!)…と、思いがけない室内楽曲が続々!
 ラロやヴュータンの協奏曲全集で実績をあげてきたベルギーのエリザベート音楽院プロジェクト、最新作はまず間違いなく「自信ありき」でこの企画なのだと思います。
 Alphaのクオリティにも期待の持てる3枚組…美麗ジャケットとあわせ、お見逃しなく!




な、な、な、だ・・・レイハ、ブームなのか?
先日案内のピアノ作品集


CHAN 10950
\2400→\2190
再発見のライシャ(レイハ) Vol.1 〜
 アントワーヌ・ライシャ(アントン・ライヒャ):ピアノ作品集

  ハーモニー("Practische Beispiele"より第20番)
  グランド・ソナタ ハ長調
  カプリッチョ("Practische Beispiele"より第7番)
  モーツァルトの主題によるソナタ ヘ長調
  単独の和音によるファンタジー("Practische Beispiele"より第4番)
  練習曲 ホ短調 Op.79-1
イヴァン・イリッチ(ピアノ)
 デュシャーブルの高弟イヴァン・イリッチ!
 ベートーヴェンの友人、"ライシャ(レイハ)"のピアノ作品再発見!

 ☆フランスの伝説的名手フランソワ=ルネ・デュシャーブルの門弟、イヴァン・イリッチ!
 ☆ベートーヴェンと同世代の友人であったチェコの作曲家、アントワーヌ・ライシャ(アントニーン・レイハ)のピアノ作品を再興!

 セルビア系アメリカ人でパリ音楽院を優秀な成績で卒業、現在パリを拠点に活躍するエリート・ピアニスト、イヴァン・イリッチがシャンドス・アーティストに参加! フランスの伝説的名手フランソワ=ルネ・デュシャーブルの門弟であり、ゴドフスキーやフェルドマンの録音によって国際的に評価されるイリッチがChandosとの録音に選んだのは、ベートーヴェンと同年の生まれであり生涯にわたっての友人でもあったアントワーヌ・ライシャ(1770ー1836)のピアノ作品集。
 チェコ出身、ドイツとフランスで活躍したライシャ(チェコ語ではアントニーン・レイハ)は、現代では木管五重奏のためのレパートリーの貢献で知られていますが、その作品の大部分は録音されていない多数のピアノ独奏作品でした。
 フランス国立図書館に所蔵されていたライシャの写本は最近になってようやく出版されはじめており、このアルバムに収録される作品はすべて世界初録音となります。

 ※録音:2017年3月7日ー10日、スタジオ・アンセルメ(ジェノヴァ、スイス)





アントワーヌ・ライシャ(アントニーン・レイハ)って誰?

 アントニーン・レイハ(Antonin Rejcha , 1770年2月26日 - 1836年5月28日)は、チェコ出身の作曲家、音楽理論家。
 フランス及びドイツでの活動が長かったことから、フランス名アントワーヌ・ライシャ(またはレイシャ、レシャ、Antoine Reicha)、ドイツ名アントン・ライヒャ(Anton Reicha)でも知られる。

 24曲の木管五重奏曲をはじめとする管楽器のための作品を多数残し、この分野での開拓者となった。
音楽教育面ではパリ音楽院の作曲科教授として、フランツ・リスト、エクトル・ベルリオーズ、シャルル・グノー、セザール・フランクらを育てた。
 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンとは同年生まれで、友人でもある。






1770年プラハ生まれ。
10歳のときに孤児となり、ドイツでチェロ奏者で作曲家でもあった叔父ヨーゼフ・ライヒャに引き取られ、ニュルンベルク近郊に移る。
1785年、レイハはケルン選帝侯マクシミリアンの宮廷楽団のフルート奏者としてボンに移る。同じ楽団でヴィオラ奏者だったベートーヴェンと知り合ったのは、このときである。
      叔父ヨーゼフが指揮するケルン歌劇場管弦楽団に加わる。このころにはドイツ語だけでなくフランス語も習得していたという。
1789年、ベートーヴェンとともにボン大学に入学。しかし、フランス革命軍によってボンが占領され、宮廷楽団は解体されたためにハンブルクに移り、ピアノ及び作曲の教師となる。
1801年、ウイーンに移り、ベートーヴェンと再会。フランツ・ヨーゼフ・ハイドンに師事、マンハイム楽派やグルック、モーツァルトなどの影響を受ける。
1808年、パリに移る。このとき38歳。
1817年、パリ音楽院の作曲科の教授になる。
1829年、フランスに帰化。
1835年、学士院の会員に選ばれる。
1836年、亡くなる








ARCANA



Mer-A436
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ジョスカン・デ・プレの最大級のライヴァル、
 コンペール「ガレアッツォ公のミサ」
     〜ミラノ公のための音楽さまざま

 ◆コンペール『ガレアッツォ公のミサ』:
   ①入祭唱に代えて ②栄光の祈りに代えて
   ③信仰告白に代えて ④奉献唱に代えて ⑤感謝の祈りに代えて
   ⑥聖体奉挙の祈りに代えて ⑦平和の祈りに代えて
   ⑧ミサの終わりに代えて ⑨めでたしマリアさま
 ◆ヴェールベッケ:
   ⑩おとめマリアよ ⑪めでたし、曙の星よ
   ⑫救世主の母なるかた、ごきげんよう ⑬神に値する母なるかた
 ◆アグリコーラ:
   ⑭ごきげんよう、女主人たる聖マリア
   ⑮いとも麗しきは ⑯追放された男 ⑰ごきげんよう、いとも麗しき皇后
 ◆マルティーニ:⑱常によろしく ⑲ラ・マルティネッラ
 ◆リューベック:
   ⑳第100ソナタ (21)或るソナタのさまざまな楽想
   (22)第6ソナタ
     ※曲順は⑳⑩⑪⑭①②⑱③⑲④⑮⑤⑥⑯⑦⑫⑰⑧⑨(21)⑬(22)
パオロ・ダ・コル指揮
Ens.オデカトン、ラ・レヴェルディ、
       ラ・ピファレスカ、
Ens.ピアン・エ・フォルテ
          (古楽器使用)

 ジョスカンの同時代人にして最大級のライヴァル、
 録音少なきコンペールに、俊才陣が真正面から!

 ロワゼ・コンペール!忘れられてはならない巨匠でありながら、彼ほど同世代の大物ジョスカン・デプレの存在の影に隠れてしまった才人はいないかもしれません。
 ルネサンス多声音楽の本では必ず名のあがるフランス=フランドル楽派の大立者で、ジョスカンがイタリア各地をまたにかけ、イザークがフィレンツェのメディチ家にとりたてられていた15世紀末にあって、彼は北イタリア屈指の要所ミラノのスフォルツァ家に仕え、その宮廷の豊かな芸術活動を音楽面から支えました。
 ここでは同じ頃ミラノにいたヴェールベッケやマルティーニらの作品も交え、同時期のフランドル楽派でも異色とも言われるアグリコーラの曲まで収録、豪奢なルネサンス金管編成まで導入して、ア・カペラで終わらないルネサンス声楽芸術の多様かつ壮麗な響きを「いま」に生々しく甦らせようという企図が充分すぎるほどに伝わってくる内容——「教皇マルチェルスのミサ」の歴史的解釈でも知られるイタリアの古楽声楽集団と、見れば見るほど豪華な顔ぶれの器楽隊にも瞠目!
 見逃せないルネサンス盤なのです。




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 ロイゼ・コンペール (Loyset Compere, 1445年頃〜1518年8月16日)は16世紀初頭のフランスの作曲家。
 ジョスカン・デ・プレの同世代人のうち、モテットやシャンソンの最も重要な作曲家の一人で、軽快なイタリア・ルネサンス音楽の様式をフランスに最初にもたらした一人でもある。

 コンペールが作曲した、風変わりな形式のいくつかのモテットは、時に自由モテットと呼ばれ、当時のイタリア歌曲の軽やかな気品を、ネーデルラント楽派の対位法に結び付けている。
 コンペールの世俗歌曲のテクストの選択は、実にきわどく、意味深長である。たとえば別々の原文をまぜこぜにした《 Sile fagor》は、聖母マリアへの哀願と、バッコスに捧げる酒宴の小唄の組み合わせにほかならない。
 そしてシャンソンはコンペールの特徴を最もよく表した作品で、ルネサンス音楽の多くの研究家によって、彼の最も得意の作品と見なされている。


 コンペールの「アヴェ・マリア」。
https://youtu.be/ACgPe-EHRd4

 

Mer-A437
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ナポリの古典派 聖週間の嘆きの歌
 〜フェーオから、ふたりのマンナへ〜

 ◆ジェンナーロ・マンナ:
   ①聖木曜日のための第3の哀歌 ②栄光あれ
 ◆フランチェスコ・フェーオ:
   ③独唱カンタータ「内なる火」
 ◆ガエターノ・マンナ:
   ④聖木曜日のための第2の哀歌
   ※曲順は①③④②
エマヌエーレ・カルディ指揮
Ens.タレンティ・ヴルカニーチ
           (古楽器使用)
シルヴィア・フリガート(ソプラノ)

 知る人ぞ知る旋律美の極致・ナポリ楽派は古典派も絶好調…
 名曲揃いの聖週間音楽にまたも未知の曲!

 聖週間とは、キリスト教でクリスマスと並ぶ最も重要な祭日のひとつである復活祭の前、イエスの死について思いを巡らせる期間のこと。かつては劇場は閉鎖され、かわりに宗教音楽が大いに演奏される時期として知られていました。
 ドイツではバッハの受難曲、フランスなら「ルソン・ド・テネブル」と呼ばれる静謐な祈りが、まさにこの時期のために書かれていた音楽の好例…カトリック信仰の深いイタリア南部のナポリでも、フランスの例に似た、旧約聖書の「イェレミア哀歌」にもとづく自省的な詩をうたう習慣がありました。
 しかし、そこはオペラの本場ナポリ…劇場での仕事のない名歌手たちが、実に艶やかな(しかし歌詞はあくまで自省的な)魅力あふれるアリアを盛り込んだ哀歌をたっぷり愉しませていた…古典派時代、旋律美というものが極限まで追い求められた頃にもその伝統の続いていたことが、南イタリアの古楽を得意とする演奏陣で確かに伝えられる新録音が!

 G.レーヌ独唱のヨンメッリ盤(Virgin)と同じ路線をゆく、18世紀末へ至るユニークな音楽世界…忘れがたい1枚になりそう!


<LP>


DG(LP)

4828491
(LP)
\3700
《EXPO 1》 1LP版
 1. Richter: Vladimir's Blues (Piano: Max Richter)
 2. Helbig: Am Abend (Programming: Sven Helbig, Faure Quartett,
  MDR Leipzig Radio Symphony, Conductor: Kristjan Jarvi)
 3.Baranowski: Musica Universalis (Violin: Daniel Hope, Violin: Chie Peters,
  Piano: Jacques Ammon, Chamber Orchestra: Deutsches Kammerorchester Berlin)
 4.Johannsson: Good Night, Day (Electronics: Johann Johannsson,
  Cello: Hildur Gudnadottir, Air Lyndhurst String Orchestra, Conductor: Anthony   Weeden)
 5.Portrait Gallery (Luke Howard)
 6.Marmont Overture - Excerpt (Chilly Gonzales, Jarvis Cocker)
 7.Dalur - Island Songs V (Olafur Arnalds, Brasstrio Mosfellsdals)
 8.Greenwood: 3. HW / Hope Of New Fields [Suite From "There Will Be Blood"]
 (Copenhagen Phil, Conductor: Andre de Ridder)
 9.Rolling (Roedelius, Arnold Kasar)
 10. Signals (Lambert)
 11. 432(Joep Beving)
 12. Johannsson: Flight From The City
  (Piano, Electronics: Johann Johannsson, Violin: Yuki Numata Resnick
   Violin: Tarn Travers, Viola: Ben Russell, Cello: Clarice Jensen)
 13. Glass: No. 9 [Etudes] (Piano: Vikingur Olafsson)
 14.Richter: Mercy (Violin: Hilary Hahn, Piano: Cory Smythe)
 マックス・リヒター、ヨハン・ヨハンソンからランバートまでをヒラリー・ハーン、ダニエル・ホープ他の磨き抜かれた美音で贈る!
 現代人の心に優しく寄り添う音のサプリメント
 今日のミュージックシーンのみならず様々なアート・シーンをリードするポストクラシカルのコンポーザーたちによる美しき作品を最善のバランスで集めたこの企画盤。
 万華鏡のような透明感あふれる音が交差し、それぞれの曲から輝く光のように放射され、聴き手の心を静かに満たします。














8/10(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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CHALLENGE CLASSICS



CC 72758
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
クイケン・ファミリーが奏でる宿命のト短調!
 古楽器演奏最高峰

   モーツァルト:
   ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 K.493
   ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 K.478
クイケン・ピアノ四重奏団
 [ヴェロニカ・クイケン
   (フォルテピアノ)、
  シギスヴァルト・クイケン
   (ヴァイオリン)、
  サラ・クイケン(ヴィオラ)、
  ミシェル・ブーランジェ(チェロ)]
 録音:2016年9月5-7日/ベルギー、ペータース教会/66’34’’、DSD、Multi-ch / Stereo

 クイケン3 兄弟のひとりとして知られるシギスヴァルト・クイケンとその娘ヴェロニカ&サラ、そしてクイケン・ファミリーとシューベルトの弦楽五重奏曲で共演したブーランジェによるカルテットが奏でる極上のモーツァルト!

 クイケン・ファミリーは少し前にモーツァルトのピアノ協奏曲の室内楽版(CC-72752)を録音したばかり。オリジナルの室内楽作品を収録したこのディスクも要注目。もちろんピアノも弦も古楽器を使用。かそけき音の美しさと、アンサンブルの巧さからくる表現の深まりは他の追随を許しません。
 1785 年と1786 年に書かれた2 つのピアノ四重奏曲。もともと3 曲からなるセットを予定していたものの、第1 番の音楽的内容の厳しさに出版社が難色を示したこともあり結局2 曲しか作曲されず、その後この編成の曲が書かれることはありませんでした。
 時代の流行よりも自身の音楽を優先させた作品であり、一聴すればその完成度の高さがうかがえる名作と言えます。モーツァルト宿命の調性「ト短調」で決然と始まる第1 楽章、優美にゆったりと語り合う第2 楽章、長調に転じ愉悦のロンドを繰り広げる第3 楽章からなる第1 番が特におすすめです。






クイケン・ファミリーのモーツァルト/ピアノ協奏曲


CC 72752
(SACD HYBRID)
\2600→\2490
クイケン・ファミリーが
 モーツァルトのピアノ協奏曲を録音

  モーツァルト:
   (1)ピアノ協奏曲第11番ヘ長調 K.413/387a
   (2)ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415/387b
   (3)ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414/385p
    (すべて作曲家編曲による室内楽版)
マリー・クイケン((1)フォルテピアノ)
ヴェロニカ・クイケン
  ((2)(3)フォルテピアノ)
【ラ・プティット・バンド】
 シギスヴァルト・クイケン
  (第1ヴァイオリン)
 サラ・クイケン(第2ヴァイオリン)
 マーレーン・ティアース(ヴィオラ)
 エリーズ・クリスティアンス
  (コントラバス)
 クイケン・ファミリーがモーツァルトのピアノ協奏曲を録音。しかも作曲家編曲の室内楽版!

 使用ピアノ:クロード・ケルコム1978年製作による、アンドレアス・シュタイン製フォルテピアノ(ca.1785)のレプリカ
 録音:2016年5月15-17日/74’34’’、Stereo / Multi-ch

 1782 年に書かれ、モーツァルト自身がソロを弾いたとされる3 曲のピアノ協奏曲。管弦楽伴奏による通常版の他、作曲家本人が編曲した弦楽四重奏伴奏による室内楽版が残されています。
 クイケンはこの弦楽四重奏伴奏版を用い、かつチェロ・パートをコントラバスに変更して演奏。もともと室内楽のために書かれたピアノ三重奏、ピアノ四重奏のような作品ではチェロは独立した楽句も多く奏でますが、この作品でチェロ・パートとして書かれた音符は、オーケストラ書法からの置き換えゆえに本質的にバス声部であり、ピアノの左手とユニゾンで重なることも多いため、コントラバスで演奏した方が良い効果を生むという考えによっています。
 フォルテピアノを奏でるマリー・クイケンとヴェロニカ・クイケン、及び第2 ヴァイオリンを務めるサラ・クイケンはシギスヴァルトの娘で、マリーはソプラノ歌手としても活躍しています。またヴィオラのマーレーン・ティアースはシギスヴァルトの奥さん。古楽器ピアノの繊細で愛らしい響きもさることながら、クイケン・ファミリーの自然で美しいアンサンブルがおおいに魅力的。少しメンバーは違いますがクイケン四重奏団のモーツァルト演奏が好きな方にも勿論お勧めできる1 枚です。



 

CC 72764
\2500
「Kinship」
 (1)J.S.バッハ:前奏曲 ハ短調 BWV999
 (2)ラインケン:ソナタ ト長調
 (3)J.S.バッハ:
  カプリッチョ 変ロ長調『最愛の兄の旅立ちに寄せて』 BWV992、
  平均律クラヴィーア曲集第2巻より ト長調BWV884
 (4)W.F.バッハ/J.S.バッハ:前奏曲 ハ長調BWV924a
  (W.F.バッハのためのクラヴィーア小曲集より)
 (5)W.F.バッハ:幻想曲イ短調 F.23、ポロネーズ ホ短調
 (6)C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ第1番 イ短調 H.30 Wq49
 (7)ミューテル:ソナタ第1番 ヘ長調
シグルン・ステファン(クラヴィコード)
 バッハ以前・バッハ以後をクラヴィコードで奏でる貴重盤!

 使用楽器:(1)-(3)Clavichord after Johann Heinrich Silbermann, Strasbourg, 1775, built by Sander Ruys, A=415 Hz、(4)-(7)Clavichord after Christian Gottfried Friederici, Gera, October 1765, built by Martin Kather, A=392 Hz
 録音:2017年1月3-6日/ドイツ、ライン・ルール、Campneuf-Studios/72’44’’

 J.S. バッハと息子たち、またJ.S. バッハに大きな影響を与えた作曲家ラインケン、そしてJ.S. バッハの最後の弟子ミューテルの鍵盤作品を集めて構成したアルバムです。
 演奏にクラヴィコードを使用しているのが特徴で、強弱の付けられる楽器のため『最愛の兄の旅立ちに寄せて』のフーガなど立体的にいきいきと奏でられています。
 また息子たちやミューテルの新時代を思わせる音楽の斬新さもより際立っており、とりわけミューテルのソナタ第2 楽章の不気味な半音階はクラヴィコードならではの効果が炸裂していてドキッとさせられます。
 ミューテルは録音が少ないものの曲にハズレなしと言われる作曲家であり、この盤も古楽ファンにとって要チェックの1 枚です。
 鍵盤楽器の中でも特に繊細で、微妙なタッチが深遠なニュアンスを生み出す扱いの難しい楽器クラヴィコード。この楽器が近年のお気に入りだというシグルン・ステファンによる心のこもった演奏でお聴きください。シグルン・ステファンはJ.S. バッハと同じアイゼナハ生まれで、ロバート・ヒルやボブ・ファン・アスペレンといった名手にチェンバロを学びました。




CENTAUR


CRC 3557
\2400
アウト・オヴ・ディス・ワールド
 フェリス:パリの影
 P.M.デュボア:ウサギとカメ
 ゴトコフスキー:悲壮変奏曲
 マスランカ:アウト・オヴ・ディス・ワールド*
 ボザ:前奏曲とディヴェルティメント

コリー・バーンフィールド(サクソフォン)
クリスタ・ウォレス=ボアズ(ピアノ)
ポール・ヨーク(チェロ)*

 セルマー・パリのサクソフォン・アーティストとして活躍するコリー・バーンフィールド。このアルバムのために自ら作曲を依頼した 《パリの影》 をはじめとした作品は、バーンフィールドの卓越されたテクニックと暖かく表現力に富んだサウンドを存分に堪能できる。

 録音:2016年6月、ミリセント・アンド・ノーマン・スティーフラー・リサイタル・ホール、インディアナ大学サウスイースト校
 使用楽器:セルマー・シリーズIII・ゴールドプレート/使用マウスピース:S-90 180
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CRC 3542
\2400
YouTubeでは累計300万再生
 ミシェル・マクガヴァン(フルート)
  フォーリング・リーヴス


 ミシェル・マクガヴァン:
  ノクターン/タイムレスネス/ダイアリーズ/
  メモリーズ/サマー・デイズ/ウィンターズ・ビューティー/
  ラ・ノッテ/パスウェイズ/エンド・オヴ・ザ・ロード/
  パヴァーヌ/フォーリング・リーヴス/サンライズ
ミシェル・マクガヴァン(フルート)、他
 ☆MVがYouTubeで累計300万再生超!

 作曲家、アレンジャー、ミュージック・ビデオ製作などマルチに活躍しているフルート奏者、ミシェル・マクガヴァンのデビュー・アルバムは、クラシック、ジャズ、ロック、ニューエイジ、ポップなど幅広いジャンルを織り交ぜた自作自演盤。マクガヴァンが作成したミュージック・ビデオ(作編曲も演奏も自分)は、YouTubeでは累計300万再生を超え、メキシコ、イリノイ、ロサンゼルスなどの国際映画祭で「Best Music Video」賞を受賞している。

 録音:2016年2月8日&29日、グルーヴマスター・スタジオ(シカゴ)





 ということでいろいろ動画集めてみました。
 今回のCDと同じバージョンがどうか分かりませんが、同じバージョンだとしたら、これはクラシックじゃない・・・。
 でもつい見ちゃいました。

「ノクターン」。これとかほとんど映画。むっちゃカッコいい。異世界の話。
https://youtu.be/HTNNhKn-bK8


「フォーリング・リーヴス」。一瞬ドキッとする瞬間がありますが、大丈夫です、着てます。
https://youtu.be/-hX0HJk5Ou4


「パヴァーヌ」。ちょっと「マッド・マックス」っぽい。
https://youtu.be/ktHWtejSO3g


「ラ・ノッテ」。ジャパニーズ・アニメを意識してます。
https://youtu.be/VbZwA5kL9Tw


 

CRC 3509
\2400
タイガー・ダンス
 ボーボ:エコーズ/ソウザ:ハンナのワルツ/
 トマス:リフティング・スピリッツ/トレヴィーノ:2+1/
 タイソン:ロスト・マウンテン・サンライズ/
 スミス:タイガー・ダンス/ホール:. . .アセンズ・ザ・スカイ/
 マッケニー:C:M/トマス:ウォッチャー・オヴ・ザ・スカイズ/
 ソウザ:リメバリング・ベレン/
 マロット(J. ゲインズによるマリンバ編):主の祈り
ジュリア・ゲインズ(マリンバ)
 パーカション最大の専門組織Percussive Arts Society(PAS)のメンバーとして20年以上も活動してきたジュリア・ゲインズの初ソロ・レコーディング・アルバム。

 録音:2014年&2015年、ホワイトモア・リサイタル・ホール、ミズーリ大学コロンビア校音楽部(ミズーリ州、アメリカ)
 

CRC 3516
\2400
アメリカのピアニスト、ジョンアンドルー・スロミンスキ
 シューマン:子供の情景 Op.15
 ショパン:
  練習曲第12番ハ短調 Op.10-12 《革命》、
  練習曲第8番ヘ長調 Op.10-8、
  練習曲第27番変イ長調 Op. posth. No.2、
  練習曲第19番嬰ハ短調 Op.25-7、
  練習曲第24番ハ短調 Op.25-12 《大洋》、
  4つのマズルカ Op.17
 フランク:前奏曲、コラールとフーガ
ジョンアンドルー・スロミンスキ(ピアノ)
 アメリカのピアニスト、ジョンアンドルー・スロミンスキ。 エレガントで洗練された演奏スタイルは作曲家や批評家からも賞賛されており、2012年からは、イーストマン音楽院で後進の指導にあたるなど教育者としても活躍している。

 録音:2015年8月3日ー4日、ハッチ・ホール、イーストマン音楽院(ニューヨーク、アメリカ)
 

CRC 3541
\2400
ディアモルファ 〜 サクソフォンとパーカッションのための作品集
 D.マクスウェル:セヴン・ヒルズ, オウ/
 C.バーンズ:ルーレッツ/
 A.ウィリアムズ:子供の遊び/
 J.ヘリオット:I stood on the shore and looked up at the birds/
 A.S.カプラン:You Don't Need Eyes to See/
 R.S.トンプソン:メッタ
ベント・フリークエンシー・
 デュオ・プロジェクト
  〔ジャン・ベリー・ベイカー
    (サクソフォン)、
   スチュアート・ゲーバー
    (パーカッション)〕
 グラモフォン誌において、「今日の現代音楽においてもっとも輝かしいアンサンブルの一つ」として称賛されている「ベント・フリークエンシー」のメンバー、ジャン・ベリー・ベイカー(サクソフォン)とスチュアート・ゲーバー(パーカッション)によるデュオ・アルバム。これまでにアメリカ、ヨーロッパの各地で30以上の公演を行っている。

 録音:2013年ー2015年、カーラ・スタジオ、ジョージア州立大学(アトランタ、アメリカ)




CORO



COR 16153
\2500
ミエルチェフスキ:教会音楽集
 ミサ・オ・グロリオザ・ドミナ(ミサ曲《おお、栄光の聖母よ》)/
 ミサ・セルヴィエンシアナ/神よ、あなたの御名にかけて/
 祝福と光栄と/来たれ、主よ/喜べ神の御母/
 神を喜びたたえよ/大地、海、空/
 2声のカンツォーナ第1番/2声のカンツォーナ第3番
ザ・シックスティーン
イーモン・ドゥーガン(指揮)
 ザ・シックスティーンのポーランド・バロック第5巻!17世紀ポーランドの巨匠ミエルチェフスキの芸術!

 ☆ ザ・シックスティーンのポーランド・バロック第5巻!
 ☆ マルチン・ミエルチェフスキは、17世紀のポーランドを代表する音楽家の1人。
 ☆ ハリー・クリストファーズの後継者と目されているイーモン・ドゥーガンの手腕が冴え渡ります!

 ザ・シックスティーンとアソシエイト・コンダクター、イーモン・ドゥーガンのコンビによる"バロック時代のポーランド"における宗教合唱作品の探究の旅。
 シリーズ第5弾は、ワルシャワ王室礼拝堂で活躍し、ペンキェルと共に当時のポーランド楽壇を牽引した作曲家の1人であるマルチン・ミエルチェフスキ(d.1651)の教会音楽集!
 ワルシャワの王室礼拝堂の音楽家、ポーランド国王ヴワディスワフ4世の弟であるカロル・フェルディナンド・ヴァザの宮廷楽長として活躍するなど、その存在感を示したミエルチェフスキ。
 コンチェルタート様式を積極的に用いたミエルチェフスキは、イタリア、ヴェネツィア楽派の伝統を受け継ぐと同時に、「ミサ・オ・グロリオザ・ドミナ(ミサ曲《おお、栄光の聖母よ》)」に代表されるように、ポーランドの民謡、旋律を自らの作品に採り入れたことでも知られています。
 イタリアからの色濃い影響を感じさせる17世紀ポーランド、ミエルチェフスキの芸術の全貌が、ハリー・クリストファーズの後継者と目されるイーモン・ドゥーガンのタクトと、ザ・シックスティーンのハーモニーで明らかとなります。

 ※録音:2016年11月21日−24日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)







GHA RECORDS

GHA 126.071
\2500
コルプス 〜 ギター三重奏のための作品集
 トゥリーナ:
  饗宴(幻想的舞曲集より)、熱狂(幻想的舞曲集より)
 ファリャ:はるかな踊り(スペインの庭の夜より)、歌
 アルベニス:
  セビーリャの聖体祭(組曲 《イベリア》 第1巻より)、
  エボカシオン(組曲 《イベリア》 第1巻より)
 トゥリーナ:夢想(幻想的舞曲集より)
 グラナドス:スペイン奇想曲 Op.39
 トゥリーナ:闘牛士の祈り Op.34
  (全編曲:アルキ・ギター三重奏団)
アルキ・ギター三重奏団
 トゥリーナ、ファリャ、アルベニス、グラナドス!スペイン名曲のギター・トリオ版!

 ベルギーのモンス王立音楽院でオダイル・アサドに学んだメンバーにより2008年に結成したアルキ・ギター三重奏団のセカンド・アルバム。
 ホアキン・トゥリーナ、マヌエル・デ・ファリャ、イサーク・アルベニス、エンリケ・グラナドスといったスペインの重要作曲家たちによる作品(ピアノ曲や管弦楽曲)を、6弦、8弦、10弦の3本のギターによるトリオ編成にアレンジ!

 ※録音:ベルギー
 

GHA 126.068
\2500
バルカン・ミューズ
 デューシャン・ボグダノヴィチ:6つのバルカンの小品
 アタナス・ウルクズノフ:ソナタ第1番
 ミロスラフ・タディチ:マケドニアの少女、ウォーク・ダンス
 ヴォイスラフ・イヴァノヴィチ:ソナタ(世界初録音)
 デューシャン・ボグダノヴィチ:
  幻想曲(モーリス・オアナへのオマージュ)(世界初録音)
 ボリス・パパンドプロ:3つの舞曲
 アポストロス・パラスケヴァス:チェイス・ダンス
ゾーラン・ドゥキッチ(ギター)
 ゾーラン・ドゥキッチは、ザグレブとケルンで学び、グラナダやパルマ・デ・マヨルカの「セゴビア国際ギター・コンクール」を含む多数のコンクールで優勝、現在はハーグとバルセロナの音楽院で教鞭を執るクロアチアのヴィルトゥオーゾ・ギタリスト。「バルカン・ミューズ」は、母国クロアチアを含む、セルビア、ブルガリア、旧ユーゴスラビア、ギリシャなどバルカン半島の現代のコンポーザー・ギタリストたちの作品集。イヴァノヴィチの「ソナタ」とボグダノヴィチの「幻想曲」は、ゾーラン・ドゥキッチに献呈されており、このアルバムが世界初録音。

 ※録音:2013年11月、ブリュッセル
 

GHA 126.067
\2500
ジスモンチアーナ
 レオ・ブローウェル:トッカータ、ルンバとキューバの風景
 エグベルト・ジスモンチ/レオ・ブローウェル:
  水とワイン、バイオン・マランドロ
 ブローウェル:
  ルンバとキューバの風景(エレクトリック・ヴァージョン)
 ジスモンチ/ブローウェル:フレーヴォ、情熱の声で
 ブローウェル:
  「空、空気、そして微笑み」、ジスモンチのカデンツァ
  (*=ギター編曲:ルチオ・マタラッツォ)
ギタート・クヮルテット
 世界でもっとも独創的なギター・アンサンブルの1つとして絶賛されるイタリアのギター四重奏団、ギタート・クヮルテット(GuitArt Quartet)。
 イタリアの名ヴォーカリスト、アントネッラ・ルッジェーロとの共演でも知られるGuitArt Quartetは、キューバのレオ・ブローウェルとブラジルのエグベルト・ジスモンチ、二人の南米の作曲家に情熱を燃やしており、このアルバムでもブローウェルの作品やジスモンチの名曲のギター・アレンジを収録。
 

GHA 126.069
\2500
セルジオ&オダイル・アサド、パキート・デリベラ/
 ダンス・フロム・ザ・ニュー・ワールド

  1. Um a Zero / 2. Alfonsina y el Mar / 3. Afro /
  4. Malambo / 5. Vete de Mi / 6. La Conga de Media Noche /
  7. Dizzyness / 8. Nos e o Rio / 9. Aquarela do Brasil /
  10. El Chocio / 11. Trialogo / 12. Danza Paraguaya /
  13. Drume Negrita
セルジオ・アサド(g)
オダイル・アサド(g)
パキート・デリベラ(cl)
 ラテン・ジャズの大御所、パキート・デリベラ、アサド兄弟と共演!

 ベルギーのギター専門レーベル、GHA Recordsの取り扱いを開始いたします。
 グラミー賞受賞歴も誇るラテン・ジャズの大御所クラリネット&サクソフォン奏者、パキート・デリベラ。セルジオ・アサドとオダイル・アサドによる当代最高のギター・デュオ「アサド兄弟」との豪華共演によるラテン・プログラム。
 3人は2003年にアムステルダムで行われたヨーヨー・マの「オブリガード・ブラジル・プロジェクト」で出会い、このアルバムのレコーディングが実現。
 クラリネットとギター2台という編成のためにセルジオ・アサドが編曲した、ラテンのよく知られたナンバーから知られざる作品まで。巨匠たちのさすがのテクニックで、ラテンの生きたリズムと陰影を見事に表現しています。
 


 

GHA 126.533
\2500
カロリーナ・アサド/ケレーラス・ド・ブラジル
 1. Querelas do Brasil / 2. Planeta agua /
 3. Passaredo / 4. Capitao / 5. Estrela da terra /
 6. Lua de Paris / 7. Ai, no coracao / 8. Voce, voce
カロリーナ・アサド(vo)
 アサド・ファミリーの歌姫、カロリーナ・アサド!

 アサド兄弟のオダイン・アサドを父に持つブラジルのシンガー、カロリーナ・アサド。ブラジルのリズムに対する先天的な感覚を備え、カラフルで豊かな表現力を内包するカロリーナが、MPBの名曲にジャズやブルースの味付けを加えて巧みに歌います。アンサンブルには、いとこのクラリッシ・アサド(セルジオ・アサドの娘)も参加。




LAWO CLASSICS


LWC 1128
\2500
戦場 〜 トロンボーンとオルガンのための音楽
 スティーグ・ヌールハーゲン:黒色火薬(2002)
 アルネ・ローヴェルト・オールセン:幻想曲(1999)
 ラーシュ=トマス・ホルム:戦いの地のファンファーレ(2005/14)
 ヨン・ラウクヴィーク:アラベスク(2010)
 ペトル・エベン:2つの呪文(1988)
 オールセン:イントラーダ(2005)、ミサ(2003)
オムストリット・デュオ
 〔マリウス・ヘスビ(トロンボーン)、
  アンデシュ・アイステン・ダール(オルガン)〕
 王立ノルウェー海軍音楽隊のトロンボーン奏者、トロンボーンとオルガンのデュオ!

 王立ノルウェー海軍音楽隊のトロンボーン奏者であり、オスロ・フィルやベルゲン・フィル、トロンハイム交響楽団などのソリストも務めるマリウス・ヘスビ(1976−)と、ブラゲルネス教会のカントルを務め、ソリスト、室内楽奏者としても活動するアンデシュ・アイステン・ダール(1976−)の「オムストリット・デュオ Omstridt Duo(『論争』デュオ)」。『戦場』と題したアルバムでは、彼らのレパートリーの核となっているペトル・エベンの《2つの呪文》と彼らのために作曲された作品が合わせて演奏されます。
 クラリネット奏者のスティーグ・ヌールハーゲン(1966−)の「爆発的」に始まる《黒色火薬》。指揮者でもあるラーシュ=トマス・ホルム(1981−)が作曲した力強い「サウンドの大聖堂」《戦いの地のファンファーレ》。オルガニスト、ヨン・ラウクヴィーク(1952−)がジャズとブルースからインスピレーションを得て作曲した《アラベスク》。
 アルネ・ローヴェルト・オールセン(1949−)は3曲。快活な気分の《イントラーダ》、風格があり変化に富んだ《幻想曲》。〈キリエ〉〈グローリア〉〈クレド〉〈サンクトゥス〉〈アニュス・デイ〉から構成され、広大な宇宙を思い描く《ミサ》は、オムストリット・デュオが、オスロ大聖堂、ロシアのアルハンゲリスク・フェスティヴァル、作曲者がオルガニストを務めるトンスベルグ大聖堂でも演奏した作品です。

 ※録音:2015年11月23日−25日&2016年2月22日−24日、ブラゲルネス教会(ドランメン、ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
 

LWC 1127
\2500
ノルウェーのフルート
 エドヴァルド・フリフレート・ブレイン:
  フルート小協奏曲 Op.10(1959)
 ヨハン・クヴァンダール:
  フルートと弦楽のための協奏曲 Op.22(1963)
 エギル・ホーヴラン:
  フルートと弦楽のための組曲 Op.31(1959)
 フィン・モッテンセン:
  フルート・ソロのためのソナタ Op.6(1953)
トム・オッタル・アンドレーアセン(フルート)
ノルウェー放送管弦楽団
インガル・ベルグビ(指揮)
 トム・オッタル・アンドレーアセン(1963−)は、ノルウェー国立歌劇場とノルウェー放送のオーケストラを経て、現在オスロ・フィルの副首席フルート奏者とノルウェー室内管の首席フルート奏者を兼任。初のソロ・アルバム『ノルウェーのフルート』には、多様な個性とスタイルの作曲家たちが作品を発表しノルウェー音楽界が活気を呈していた1953年から1963年にかけての10年間の作品を収録。
 フリフレート・ブレイン(1924−1976)は、おおらかなメロディが特徴的な《外海へむけて》で知られ、《フルート小協奏曲》は、第2楽章「ラルゲット」が彼の書いたもっとも美しい音楽のひとつ。クヴァンダール(1919−1999)の《フルート協奏曲》はネオクラシカルな作品で、20世紀ノルウェーを代表するフルート協奏曲のひとつ。
 エギル・ホーヴラン(1924−2013)は、20世紀ノルウェーを代表する作曲家のひとり。《フルートと弦楽のための組曲》は1959年に作曲、アルフ・アンデシェンとフィルハーモニック協会(現オスロ・フィル)の共演で翌年初演。
 フィン・モッテンセン(1922−1983)の《ソナタ》はアンデシェンが初演した作品です。

 ※録音:2014年12月8日−12日、NRK(ノルウェー放送)ラジオ・コンサートホール(オスロ)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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MEMBRAN



600408
(10CD)
\2100

ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)名演奏集




Disc. 1〜Disc. 3
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲
 1957年〜1959年録音

コダーイ:チェロソナタOp.8
 1957年録音

コレッリ:ソナタ ニ短調
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲Op.3
マリリン・マイヤー(pf)


Disc. 4
チェロ・リサイタル
J.S.バッハ:G線上のアリア
クライスラー:アレグレット〜ボッケリーニの手法による
サン=サーンス:アレグロ・アパッショナートOp.43
ドビュッシー(フェイヤール編):前奏曲集第1巻〜第8曲
ショパン(ポッパー編):夜想曲Op.9-2
ポッパー:ハンガリア狂詩曲
J.S.バッハ(クランユ編):ピアノ協奏曲第5番BWV1056より第2楽章
シューベルト(カサド編):アレグレット・グラツィオーソ
シューベルト(ベッカー編):楽興の時D.780-3
ムソルグスキー(ストウチェウスキー編):歌劇「ソロチンスクの市場」よりゴパック
シューマン(パラシェコ編):子供の情景よりトロイメライ
ドビュッシー(グールト編):小組曲よりメヌエット
チェレプニン:頌歌
パガニーニ(クライスラー編):カプリース第13番
ジェラルド・ムーア(pf)
 1958年録音


Disc. 5
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲Op.104
フォーレ:エレジー
ワルター・ジェスキント指揮、フィルハーモニア管弦楽団
 1956年録音

モーツァルト:ホルン協奏曲第3番
(シャーンドル・フィッシャーによるチェロ編曲版)
マクシミリアン・ピルツァー指揮、キャッスル・ヒル祝祭管弦楽団


Disc. 6
ハイドン:チェロ協奏曲ニ長調Hob.VIIb/2
ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調G.482
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮、フィルハーモニア管弦楽団
 1958年録音


Disc. 7
ファリャ:スペイン民謡組曲
トローパ:ファンダンギーリョ
ファリャ:火祭りの踊り
グラナドス:ゴイェスカスより間奏曲、祈り
アルベニス:マラゲーニャ
カサド:愛の言葉、緑の悪魔の踊り

ブラームス:二重協奏曲Op.102
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vln)
フェレンツ・フリッチャイ指揮、ベルリン放送交響楽団


Disc. 8
シューマン:チェロ協奏曲Op.129
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮、フィルハーモニア管弦楽団
 1957年録音


Disc. 9、Disc. 10
ベートーヴェン:チェロソナタ全集
ジェルジ・シェベック(pf)
 1959年録音
  .


600409
(10CD)
\2100

ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)名演奏集




Disc. 1
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲Op.61
ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム指揮、RIAS交響楽団
 1954年ライヴ録音

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲Op.64
マルコム・サージェント指揮、ロンドン交響楽団
 1951年録音


Disc. 2
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲Op.77
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、トリノRAI交響楽団
 1952年ライヴ録音

ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第9番「クロイツェル」
ティート・アプレア(pf)
 1955年録音


Disc. 3
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲Op.35
マリオ・ロッシ指揮、RAI国立交響楽団
 1954年録音

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲Op.77
オイゲン・ヨッフム指揮、バイエルン放送交響楽団
 1956年録音


Disc. 4
ブラームス:ヴァイオリンソナタ全集
エトヴィン・フィッシャー、ティート・アプレア(pf)
 1954年、1956年録音

ベートーヴェン:ロマンス第2番
アルベルト・エレーデ指揮、フィルハーモニア管弦楽団
 1948年録音


Disc. 5
ブラームス:二重協奏曲Op.102
アマデオ・バルドヴィーノ(Vc)ルドルフ・シュワルツ指揮、フィルハーモニア管弦楽団
 1952年録音

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番BWV.1003
 1959年録音


Disc. 6
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番K.216
ラファエル・クーベリック指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 1959年録音

ヘンデル:ヴァイオリンソナタ ニ長調HWV371
マコッジ・トゥッリオ(pf)
 1959年録音

ヘンデル:トリオソナタOp.5-2
ユーディ・メニューイン(Vln)ジョージ・マルコム(Harpsichord)
 1953年録音

ヘンデル:トリオソナタOp.2-8
パーセル:トリオソナタ ヘ長調
イェフディ・メニューイン(Vln)
ジョン・シャインボーン(Vc)
レイモンド・レッパード(Harpsichord)
 1955年録音


Disc. 7
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲BWV.1042
ラファエル・クーベリック指揮、ロンドン交響楽団
 1959年録音

J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV.1043
ユーディ・メニューイン(Vln)
アンソニー・バーナード指揮、フィルハーモニア管弦楽団
 1953年録音

J.S.バッハ:シャコンヌBWV.1004
 1957年録音


Disc. 8
ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲第22番イ短調
ヴィットリオ・グイ指揮、グラインドボーン祝祭管弦楽団
 1953年録音

ヴィオッティ:ヴァイオリン二重奏曲ト長調
ユーディ・メニューイン(Vln)
 1955年録音

ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
ミヒャエル・ラウハイゼン(pf)
 1951年録音

ヴィターリ(レスピーギ編):シャコンヌ ト短調
アルベルト・エレーデ指揮、フィルハーモニア管弦楽団
 1948年録音


Disc. 9
フランク:ヴァイオリンソナタ イ長調
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第7番
ティート・アプレア(pf)
 1955年、1956年録音

シュポア:ヴァイオリン二重奏曲ト短調Op.67
ユーディ・メニューイン(Vln)
 1955年録音


Disc. 10
コレッリ:ヴァイオリンソナタOp.5から第12番「ラ・フォリア」
アントニオ・ベルトラーミ(pf)
 1954年録音

ルクレール:ヴァイオリンソナタOp.5から第6番
トゥリオ・マコーギ(pf)
 1959年録音

ヘンデル:ヴァイオリンソナタOp.4-1
ジョージ・マルコム(Harpsichord)
 1951年録音

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番BWV.1004
 1947年、1950年録音




NORTHERN FLOWERS



NF/PMA 99122
\2200
ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ(1919-2006):室内楽作品集
  ピアノ・ソナタ第1番(1947)(*)
  2つのオーボエ、4つのヴァイオリン、ティンパニとピアノのための八重奏曲(1949-1950)(+)
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1952)(#)
  ピアノとチェロのための大二重奏曲(1959)(**)
オレク・マーロフ(ピアノ(*/**))
アレクサンドル・コソヤン、ハニャフィ・チナカーエフ(オーボエ(+))
アレクサンドル・スタンク、アルカディー・リスコヴィチ、
アブラモ・ドゥコール、フョードル・サーコフ(ヴァイオリン(+))
ヴァレリー・ズナメンスキー(ティンパニ(+))
マリア・カランダショヴァ(ピアノ(+/#))
ミハイル・ヴァイマン(ヴァイオリン(#))
オレク・ストルプネル(チェロ(**))

録音:1961年(#)、1976年(+)、1985年8月(*/**)、カペラ・コンサートホール、レニングラード、ロシア、 ソヴィエト ADD

ショスタコーヴィチ門下のウストヴォーリスカヤ(ウストヴォルスカヤ)が未だ「知られざる作曲家」だった時代の録音。





QUARTZ


QTZ 2110
\2500
トリビュート・トゥ・バルトーク・フロム・ウェールズ
 2声または3声の無伴奏パートソング集
 3つの村の情景
セシリア・ヴァイダ(指揮)
英国王立ウェールズ音楽大学のソリスト
ジャネット・マッソッキ(ピアノ)

 バルトークの生誕100周年記念として1981年に録音された、すべて英語で歌われるバルトークの合唱作品集という貴重な録音がQuartzより登場。
 ハンガリー出身の音楽家セシリア・ヴァイダ(1923−2009)は、リスト音楽院ではゾルターン・コダーイに学び、その後ハンガリーの合唱界や楽壇で活躍。セシリア・ヴァイダが創設し監督を務める英国王立ウェールズ音楽大学(ロイヤル・ウェルシュ・カレッジ・オブ・ミュージック・アンド・ドラマ)の生徒たちによる合唱団で毎年コンサートを行っており、このCDはスクール合唱団やカレッジ・アンサンブル、大人のアマチュア合唱団などがバルトークへのアプローチに役立つよう作られています。

 録音:1981年




<国内盤>


ALPHA



Alpha365
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
オリガ・パシチェンコ(フォルテピアノ)
ベートーヴェン ウィーンのC.グラーフ工房オリジナル銘器による
  〜熱情・告別・ヴァルトシュタイン〜

 ①ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 op.53 「ヴァルトシュタイン」
 ②ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 op.57 「熱情」
 ③ピアノ・ソナタ 第26番 変ホ長調 op.81a 「告別」
オリガ・パシチェンコ(フォルテピアノ)
 使用楽器:ウィーンのC.グラーフ
        1824年製オリジナル

 ベートーヴェンが最後にたどりついた銘器グラーフ。
 リュビモフ門下の異才、さえわたる感性で「当時の音」へAlphaというレーベルと古楽・古楽器界隈との相性の良さは、運営陣が創設時とすっかり変わった今でもまったく変わっておらず、創設者の企図とは違う方向性ながらますます深まっている面もあるようです。
 フォルテピアノ関連の音盤も昔から多かったところ、この領域を早くから四半世紀以上突き詰めてきたロシア・ピアニズムの異端児アレクセイ・リュビモフの門下にも学んだ俊才パシチェンコの快進撃は、運営新体制になって間もなくリリースされたベートーヴェン異色の変奏曲集でもしかと印象づけられたところ——
 その彼女が何と、今度は楽聖の作品のなかでも超・王道の3曲を、ほかでもない、作曲家が最後に所有していた楽器と同じウィーンのC.グラーフ工房によるオリジナルの銘器で刻んでくれました!
 確かな作品分析と的確な楽器選択がパシチェンコの活動の軸にあるとすれば、それはまさしく師リュビモフが徹底してきたこと。そのうえで振り切った解釈も聴かせる、個性なくしては音楽家たりえなかった19世紀を彷彿させる名盤がまたひとつ増えるのが、楽しみでなりません!
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Alpha367
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
Ens.アルカンジェロ
 ブクステフーデのトリオ・ソナタ!
  七つのソナタ op.1

 ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ集 op.1(1694)
  ①ソナタ 第1番 ヘ長調 BuxWV252
  ②ソナタ 第2番 ト長調 BuxWV253
  ③ソナタ 第3番 イ短調 BuxWV254
  ④ソナタ 第4番 変ロ長調 BuxWV255
  ⑤ソナタ 第5番 ハ長調 BuxWV256
  ⑥ソナタ 第6番 ニ短調 BuxWV257
  ⑦ソナタ 第7番 ホ短調 BuxWV258
Ens.アルカンジェロ
          (古楽器使用)
ソフィー・ジェント(バロック・ヴァイオリン)
ジョナサン・マンソン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジョナサン・コーエン(チェンバロ)
トーマス・ダンフォード(リュート)

 ドイツ17世紀末、ブクステフーデはオルガンだけでなくAlphaの優秀録音で俊才の名演、じっくりお愉しみを!
 Alphaの過去カタログを見渡してみると、17世紀音楽には地域を問わず広くカヴァーしつづけ、ドイツ音楽でも折々すてきな名盤が出てきたことに気づかされます(意外なところでは、シュッツがまったく見つからないという謎の欠如もありつつ…)。
 とくにブクステフーデはカフェ・ツィマーマンの面々も加わったスティルス・ファンタスティクスの名盤以来なにかと痛快なトラックが出ていますが、この北ドイツ随一のオルガン音楽家が同時に室内楽でも妙なる成果を上げていたことを示すソナタ集を堂々、体系的な録音で世に問うてくれたとは何とも嬉しい限り!

 ヘレヴェッヘの楽団や日本のミト・デラルコの一員としての活躍でも知られる俊才S.ジェントが、ドイツ・バロック愛たっぷり、いずれ劣らぬ凄腕3人と録音…ブクステフーデのソナタ集はヴァイオリンとガンバを同時に主役格で扱う17世紀ドイツ風の様式を、明快なイタリア様式とかけあわせた北方独特の音使いが特徴的。
 解説訳とともに、あらためて聴き深めたい隠れ重要演目なのです。




ARCANA


Mer-A433
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
テレマンのソナタと、6種類のリコーダー
 リコーダーと通奏低音のための六つのソナタ
  ①ソナタ ト短調 TWV41:g3
  ②ソナタ ハ長調 TWV41:A5
  ③ソナタ ロ短調 TWV41:h5
  ④ソナタ ヘ長調 TWV41:F3
  ⑤ソナタ ホ短調 TWV41:e11
  ⑥ソナタ ニ短調 TWV41:d4
ロレンツォ・カヴァサンティ
          (各種リコーダー)
Ens.トリプラ・コンコルディア
           (古楽器使用)
セルジオ・チョメイ(cmb)
カロリーヌ・ブルスマ(vc)

 リコーダーに深い愛を注いだテレマン、記念年にふさわしい「満を持して」の大御所からの贈り物!
 つい先だっても4月に関西方面で来日公演をいくつか行い、その変わらぬ闊達ぶりを印象づけたイタリア古楽器シーンの大ヴェテラン、リコーダーの巨星カヴァサンティ…四半世紀にわたって同じ面子で確かな名演を紡ぎ続けてきた、2人の通奏低音奏者とのアンサンブル・トリプラ・コンコルディアで、その深まりゆく音楽性と古楽知見を十全に注ぎ込んだテレマン新録音が登場します!
 すでにArcanaレーベルとはヴィヴァルディ作品の録音でも秘かな名盤をリリースしていた彼ら、今回も前作と同じく、曲ごとに使用楽器を使い分けてみせる凝りよう…モデルはデンナー、ブレッサン、ステインズビーと名工続々、素材もさまざま。
 Arcanaならではの、直接音を活かした自然派録音でこそ聴きたいところ!1730年前後、テレマン芸術の粋が凝縮された後期作品を中心に6曲を厳選、作曲家歿後250年を記念すべくカヴァサンティのテレマン愛が凝縮された選曲の妙にも興味津々。
 解説訳付、聴き手も深く親しめば親しむほど沼に嵌り込む、リコーダー音楽の奥深さを感じる1枚になりそうです。
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Mer-A435
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
シモーネ・ヴァッレロトンダ
 「おかしなアルファベット」
  〜イタリア初期バロックの撥弦音楽と新しい記譜法〜

  ◆フォスカリーニ:
     トッカータ、ガリアルダ、
     パッサカーリャ、フィレンツェのアリア
  ◆カプスベルガー:
     ステッサニア、パッサカーリャ、
     カプスベルガー風、コルレンテ第7番、コラシオーネ風
  ◆ピッチニーニ:
     半音階式トッカータ、フランスの歌
     「アレマンナ」によるパルティータと第6コルレンテ
  ◆A.M.バルトロッティ、F.コルベッタ、A.カルボンキ
     S.デ・ムルシア、F.ヴァルダンブリーニ作の
        フォリア、パッサカーリャなど(7曲)
シモーネ・ヴァッレロトンダ
 (テオルボ、バロックギター、キタラ・バッテンテ)
Ens.イ・バッシフォンディ(古楽器使用)
ジュゼプ・マリア・マルヒ・ドゥラン(コラシオーネ)
ガブリエーレ・ミラークレ(打楽器)

 鮮烈な求心力を誇る古楽撥弦奏者、満を持して
 同郷の17世紀へ——録音少なき重要ジャンル!

 バロック撥弦楽器界隈は、日本でも意外にアマチュア奏者人口の層の厚さもさることながら、こと音盤関連となると、古楽ファンを越えて録音物に需要がありつつも突き抜けた名盤はそうそう出てこない…という悩ましいジャンル。

 なにしろ20世紀末に刻まれたH.スミスやP.オデットの名盤のいくつかが、いまだに決定盤となったまま後続録音が出てこない重要演目も多々あるほど…

 そんな現況に驚くべきメスを入れてくれそうな新世代の台頭ぶりを、欧州随一の古楽レーベルArcanaが明敏に察知!

 R.ミナージやA.デ・マルキら古楽界随一のイタリア系才人たちの名盤で通奏低音を支えるS.ヴァッレロトンダの腕前は、おそらくほんの1、2トラック聴いただけで忘れられなくなるほどでしょう——
 その彼が、意外に新録音の出ないモンテヴェルディと同時代のテオルボ&バロックギター音楽を縦横無尽に解き明かしてくれる、民俗楽器や打楽器まで盛り込んだユニークな1枚!







GRAMOLA


GRML99137
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
はるかな地への憧れ
 〜シューベルト、クルシェネク、マーラーの歌曲〜

 クルシェネク(クレーネク):
  1. モチーフ(「オーストリアのアルプスからの旅日記」より)
 シューベルト:
  2. 春に
 クルシェネク:
  3. 雨降り(「オーストリアのアルプスからの旅日記」より)
 シューベルト:
  4. 春への想い
 マーラー:
  5. 朝の野を歩けば(「さすらう若者の歌」より)
 シューベルト:
  6. はるかな地への憧れ/7. 橋の上で
 マーラー:
  8. 恋人の婚礼の時(「さすらう若者の歌」より)
 シューベルト:
  9. さすらい人 / 10. 月に寄せるさすらい人の歌/ 11. ミューズの子
 クルシェネク:
  12〜14.我らののワイン/天候/アルプスの住人
   (「オーストリアのアルプスからの旅日記」より)
 シューベルト:
  15. ノルマンの歌
 マーラー:
  16. 僕の胸の中には燃える剣が(「さすらう若者の歌」より)
 クルシェネク:
  17. エピローグ(「オーストリアのアルプスからの旅日記」より)
 マーラー:
  18. 2つの青い眼(「さすらう若者の歌」より)
エルヴィン・ベラコヴィッチュ(バリトン)
クリストフ・ベルナー(ピアノ)

 ドイツ語圏で18世紀後半から急激に発達した芸術歌曲というジャンルは当時の世界的な音楽の発展という意味とともに、ブルジョワ文化の出現も関わり今も尚人気のジャンルとなりました。
 このアルバムではウィーン少年合唱団ソリストからウィーン国立音楽に学び、数々のコンクールで受賞歴のあるバリトンの豊かな響きで3人の作曲家の歌曲は憧れから逃避、希望と絶声楽曲 Gramola 望など劇的で内面的な心情を歌った歌曲を収録しています。
 

GRML99146
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ショパン・ワルツ作品集(全17曲)
 1)第1番 変ホ長調 作品18《華麗なる大円舞曲》
 2)第2番 変イ長調 作品34の1《華麗なる円舞曲》
 3)第3番 イ短調 作品34の2《華麗なる円舞曲》
 4)第4番 へ長調 作品34の3《華麗なる円舞曲》
 5)第5番 変イ長調 作品42《大円舞曲》
 6)第6番 変ニ長調 作品64の1《小犬のワルツ》
 7)第7番 嬰ハ短調 作品64の2
 8)第8番 変イ長調 作品64の3
 9)第9番 変イ長調 作品69の1《別れのワルツ》
 10)第10番 ロ短調 作品69の2
 11)第11番 変ト長調 作品70の1
 12)第12番 へ短調作品70の2
 13)第13番 変ニ長調 作品70の3
 14)第14番 ホ短調 遺作
 15)第15番 ホ長調 遺作
 16)第16番 変イ長調 遺作
 17)第17番 変ホ長調 遺作
マルティン・イヴァノフ(ピアノ)

 19世紀前半に新たなワルツという分野を確立したピアノの詩人、ショパン。オーケストラとは対照的なショパン独自の楽器ピアノを使って舞踏会ではなくコンサートで鑑賞するワルツを作り上げました。
 幼少期より国際コンクールで高い評価を受け、特にウィーン国立音楽大学に学んだ、ブガリア出身の若きイヴァノフがデビューアルバムに選んだのは得意とするショパンのワルツ集。
 華やかで感傷的なワルツの数々を心からのテクニックで聴かせます。ポピュラーな「華麗なる大円舞曲」、「子犬のワルツ」、「別れのワルツ」、「遺作」等、人気のワルツを全て収録。



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INDESENS!



INDE098
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ラシェル・コリー・ダルバ(ヴァイオリン)
 ルクーとR.シュトラウス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ

  ◆R.シュトラウス:
    ①ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ニ長調 op.18
    ②歌曲「つた」(コリー・ダルバ&シャモレル編)
  ◆ルクー:
    ③ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調
    ④歌曲「墓前にて」
         (コリー・ダルバ&シャモレル編)
     ※曲順は①③④②
ラシェル・コリー・ダルバ(ヴァイオリン)
クリスティアン・シャモレル(ピアノ)

 ルクーのソナタは、やはりフランス語圏の演奏家で!
 スイスの俊才陣、ドイツ語圏のそばで、艶やかに…
 モーツァルトやシューベルトより、否、26で歿したペルゴレージよりも早く亡くなり、フランス語圏ベルギーが最も輝いていた19世紀末の文化シーンに独特の存在感を放ちつづけてきたギヨーム・ルクー。
 彼のヴァイオリンのためのソナタは、かつてグリュミオーやボベスコ、フェラスといったベルギーやフランスの、つまりフランス語圏の名ヴァイオリン奏者たちがめいめい名盤を刻み、折々フランクやフォーレの傑作と並び称されてきた逸品…しかし当時フランス語圏の作曲家がソナタを書くということは、即、ドイツ音楽への憧憬を意味していたと言っても過言ではありません。
 Warnerで数々の名盤を刻んできたフランス語圏スイスの逸材コリー・ダルバが、同時代のドイツ語圏から生まれた隠れ名品・R.シュトラウスのソナタとこの曲を録音してくれたとは、なんと嬉しいことでしょう!
 同郷の気鋭ソリスト・C.シャモレルの存在感確かなピアノとともに、骨太にして濃密なニュアンス溢れる彼女の音色と解釈にふかく耽溺したい…フランス随一の管楽器系レーベルIndesens!、弦奏者への慧眼もさすがです!




コリー・ダルバ、APARTE旧譜から


AP 102
\2600
世紀末
 (1)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 (2)ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲
 (3)同:間奏曲〜「愛と海の歌」より
レイチェル・コリー・ダルバ(Vn)
クリスチャン・シャモレル(Pf)
シカゴ・スペクトラムQ
 人気のスイス人ヴァイオリニストがフランクに挑戦

 録音:2014 年5 月30 日- 6 月1 日/ルール・ブルー(ラ・ショー=ド=フォン)/68’ 51”

 2012 年に初来日公演を行い話題となったスイスの女流ヴァイオリニスト、レイチェル・コリー・ダルバ。
 かつてワーナーからイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集をはじめ3 枚のアルバムをリリースしていましたが、今回はアパルテ・レーベル。
 「世紀末」と銘打ち、フランクとその弟子ショーソンの名作に挑戦していますが、どちらも彼女が敬愛してやまないイザイのために書かれたもの。
 さらにフランクのソナタはプルーストの「失われし時を求めて」に登場する架空の「ヴァントゥイユのソナタ」として解釈しているのも興味津々。ダルバ本人書き下ろしの解説も読みごたえ満点です。
 赤く染めた長髪と真っ赤なルージュ、シースルー衣裳に皮ジャンを羽織った姿はロック歌手のようなカッコ良さ。独特のフレージングで両作品を解釈し、ショーソンの痛切なまでの表現が感動的です。ダルバの好パートナー、ピアノのクリスチャン・シャモレルも輝かしい技巧を披露しています。

コリー・ダルバ、WARNER旧譜から
サン=サーンスのコンチェルト3番はなかなか熱いです!

Warner Classics
256-4683855
¥3000
海外直輸入
レイチェル・コリー・ダルバ
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲
レイチェル・コリー・ダルバ(Vn)
 レイチェル・コリー・ダルバのメジャー・デビュー盤。この録音では、1727製ストラディバリを使用。
 NHK交響楽団との共演、という恵まれた日本デビューを飾ったレイチェル・コリー・ダルバ。まだ見知らぬ新人の登場に、シニカルに見ていた観客たちを驚愕させたのが、アンコールに演奏した 「イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」 の5番だった。もちろん、その演奏はリサイタル (武蔵野市民会館小ホール) に来場した観客たちを魅了。2010年の輸入盤リリースやヨーロッパ各地での評価により、クラシック音楽業界で静かにその名を広めていた演奏家の鮮烈な日本デビューの瞬間だった。
 繊細ながらも、堂々と、説得力あふれる演奏・・・。これがレイチェル・コリー・ダルバの演奏の魅力だ。録音やコンサートにあたり、「自分が納得し、噛み砕くことができた楽曲」 を選び、またそのために多くの時間を費やしているという。まさにここに聴くヴァイリンのレパートリーの中でも難曲中の難曲と言われるイザイの無伴奏は、逸材の登場に慣れている日本のクラシック・ファンの度肝を抜くに値する演奏だ。(ワーナー)

2564 671814
\2600
レイチェル・コリー・ダルバ
 フランスの作曲家による名曲集

  サンサーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
  イザイ:子守歌Op.20
  ショーソン:詩曲Op.25
  ラヴェル:ツィガ−ヌ
  イザイ(ダルバ編):管弦楽のための子どもの夢Op.14
レイチェル・コリー・ダルバ(Vln)
ジャン=ジャック・カントロフ指揮、
ビエンヌ交響楽団/
ジョン・アクセルロッド指揮、
ロワール・フィルハーモニー管弦楽団

 サン=サーンス、ショーソン、ラヴェルというフランスにおけるロマン派から印象派にいたる時代を駆け抜けた作曲家に加え、レイチェル・コリー・ダルバがデビュー・アルバムにも選んだイザイ (パリへの留学経験あり) が書いたヴァイオリンとオーケストラのための作品を集めた、セカンド・アルバム。
 N響の指揮をとったジョン・アクセルロッド、そしてフランスのヴァイオリン界第一人者でもあるジャン=ジャック・カントロフ指揮によるオーケストラとの臨場感あふれる対話も聴きもの。




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PASSACAILLE



PSC1030
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
名手シャビエル・ディアス=ラトレ
 リュートによるビーバー「パッサカリア」
  花泥棒のように 〜リュートで奏でるバロック無伴奏曲〜

 ①ビーバー:
   無伴奏ヴァイオリンのためのパッサカーリャ(『ロザリオのソナタ集』より)
 ②バッハ:
   リュート組曲 ト短調 BWV995
    (無伴奏チェロ組曲 第5番)
 ③テレマン:
   フルートまたはヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調 TWV40:14
 ④ヴェストホフ:
   無伴奏ヴァイオリンのための組曲 第1番 イ短調
    ※いずれもリュート独奏による演奏
シャビエル・ディアス=ラトレ
       (バロック・リュート)

 薔薇はいつしか盗み取られ、なんと艶やかな音楽に…
 超・多忙な古楽界随一の名手、おどろくべき編曲集!

 「編曲」と書いてしまうと、少し筋違いかもしれません。なにしろバロック期の音楽は本来、弾ける楽器であれば何を使ってもよく、結果的に筋違いではない音楽性ゆたかな演奏になれば誰も気に留めなかったのですから…!
 そう改めて追認させてくれる稀有のアルバム、しかも意外にソロ盤の出てこないリュート、そして演奏者が欧州古楽界でもとくに多忙をきわめ、気づけば数々の名盤の通奏低音にさりげなく名を連ねている、巨匠サヴァールの名優たるカタルーニャ出身の百戦錬磨の手練・シャビエル・ディアス=ラトレ…となれば、これはもうじっくり聴き惚れるしかありません。
 彼のソロでの妙技はYoutubeにも数々動画がありますが、自ら古楽器奏者でもある主宰者が運営するPassacailleレーベルからの音盤化でこんな稀有の企画が実現するとは...
 ジャケットの美麗さもさることながら、テレマンの無伴奏ファンタジアやバッハの無伴奏曲に影響を与えたヴェストホフの音楽なども、リュートでは独特の味わいに。静かな夜のひととき、じっくり傾聴しつつ杯を傾けたい1枚です。


//////

 観ますか?観たらほしくなっちゃいますよ・・・。

 ディアス=ラトレ、リュートによるビーバー「パッサカリア」
 すごいです。
https://youtu.be/zLdHAGy8tSY




 


PSC1031
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ディエゴ・ファゾリス指揮
 イリバレンとトレンス
  〜スペイン18世紀、ロココから古典派へ〜

 ◆イリバレン:
  ①アリア「勇敢なる怒りに燃えて」(1751)
  ②カンタータ「リラの調べを整えて」(1740)
  ③クリスマスのカンタータ「旅籠は雪にまみれ」(1742)
  ④カンタータ「大地は喜びに湧き」(1742)
 ◆トレンス:
  ⑤ビリャンシーコ「星に導かれて」(1789)
  ⑥ビリャンシーコ「至高なる主」(1773)
  ⑦ビリャンシーコ「おお、無敵の護り手」(1783)
   ※曲順は①②③⑤⑥⑦④
ディエゴ・ファゾリス指揮
セビーリャ・バロック・オーケストラ
                (古楽器使用)
マリア・エスパダ(ソプラノ)
ホセ・エルナンデス(カウンターテナー)

 スカルラッティとボッケリーニを育てた18世紀スペインその真髄を名匠ファゾリス&セビーリャの才人集団と!
 スペイン18世紀、といってもピンとこないかと思いきや、良く考えれば世紀前半には555曲の鍵盤ソナタで知られるスカルラッティが、そして世紀後半にはチェロの名手ボッケリーニが活躍したり、ハイドンに作曲依頼が舞い込んだ『十字架上の七つの言葉』が初演されたり…と、実は意外に音楽活動が濃厚に深められていたことが、知れば知るほどわかってくるもの——

 そんな18世紀スペイン音楽の活況をじっくり教えてくれる新録音が、古楽シーン最前線の指揮者とアンサンブルの共演で届きます!

 独唱ベースの音楽を集めたアルバムですが、オーケストラはばっちり古楽器使用。日本では体系的に紹介されていないものの、スペイン古楽界の活況は今やサヴァール御大のカタルーニャ地方にとどまらず、アンダルシア随一の文化拠点セビーリャの古楽バンドにごらんのとおり、地中海系古楽の名盤数多な巨匠ファゾリスが客演したり…
 もちろん解説訳付、クリスマス曲も含みつつ、暑い季節に南国を想うにも絶好な1枚となりそうです!




カメラータ・トウキョウ

CMCD-28352
\2800+税
クロッシングA・I〜野平一郎&西村朗/管弦楽作品集
 野平一郎:管弦楽のための「時の歪み」(2016)
  [西村朗委嘱作品・世界初演]
 西村朗:液状管弦楽のための協奏曲(2016)
  [野平一郎委嘱作品・世界初演]
 野平一郎&西村朗:ピアノ協奏曲「クロッシングA・I」(2016)
  [サントリー芸術財団委嘱作品・世界初演]
野平一郎(ピアノ)
東京都交響楽団
杉山洋一(指揮)

 サントリー芸術財団主催の『作曲家の個展』は、日本の優れた作曲家に焦点をあてたコンサート・シリーズとして、わが国の音楽創作活動の発展に寄与してきました。
 2016年、新シリーズとなった『作曲家の個展Ⅱ』の初回を飾ったのは、野平一郎と西村朗。相互委嘱による新作初演に続き、ピアノ協奏曲「クロッシングA・I」では、一方が作曲したソロに他方がオーケストラのパートを作曲するという前代未聞のコラボレーションが繰り広げられました。
 実力者・杉山洋一指揮/東京都響による画期的な世界初演のライヴ録音をお届けします。

 録音:2016年10月/東京(ライヴ録音)

<映像>


OPUS ARTE(映像)


OA1241BD
(3DVD)
\5100
OABD7220BD
(3Blu-ray)
\5800
トゥールーズ・キャピトル劇場カデル・ベラルビによる3つのバレエ
1.《海賊》
 【音楽】
  アドルフ・アダン、アントン・アレンスキー、
  デイヴィッド・コールマン、エドゥアルド・ラロ、
  ジュール・マスネ、ジャン・シベリウス
デイヴィッド・コールマン(指揮)
トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
奴隷の娘…マリア・グティエレス
海賊…ダヴィット・ガルスティアンスルタン…渡邊峻郁
スルタンの愛人…ジュリエット・テラン
海賊の仲間…デミアン・ヴァルガス

 19世紀の古典バレエを大胆に書き換えたベラルビの手腕が生きるバレエ。プティバ版は3幕だったものを2幕にし、美しい奴隷の娘と海賊の悲恋の物語が生き生きと表現されています。
 グティエレスとガルスティアンの生き生きとした踊りを彩る音楽は、オリジナルのアダンの他、シベリウス、マスネ、指揮者コールマンの作品が加えられており、こちらも聴きどころ。
2.《美女と野獣》
 【音楽】
  ルイ=クロード・ダカン、
  ヨーゼフ・ハイドン
  ジェルジ・リゲティ、
  モーリス・ラヴェル
野獣…渡邊峻郁
美女…ジュリー・ロリア
 表面的な醜さを拒絶する心が、真の愛に気づくまでの心理的なドラマを鋭く描き出したこの物語は、シンプルでありながらも見事なセットと衣装、そしてバロックから近代に至るまでの音楽(特にリゲティの作品が効果的に使われています)を組み合わせ、印象的な舞踏によって表現されています。
 ここで主役の野獣を踊るのは、日本のエース渡邊峻郁(わたなべたかふみ)氏。2011年に異例の2段階昇格でソリストになった期待のダンサーです。
3.《死せる王妃》
 【音楽】チャイコフスキー
コーエン・ケッセルス(指揮)
トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
フェランテ王…アートム・マクサコフ
イネス・デ・カストロ…マリア・グティエレス
ドン・ペドロ…ダヴィット・ガルスティアン
ナヴァレ王の娘…ジュリエッテ・テリン
 2011年にトゥールーズ・キャピトル・バレエのために製作されたバレエ《死せる女王》は、14世紀に実在した女王イネス・デ・カストロを巡る物語です。
 ポルトガルの王子ドン・ペドロとその恋人イネス・デ・カストロ、ドン・ペドロの父フェランテ王。この3人の確執と悲劇的な結末が夢幻的に描かれています。
 特典映像…キャスト・ギャラリー
 収録時間:100分(海賊)、105分(美女と野獣)、110分(死せる王妃)音声:ステレオ2.0/DDS5.1(DVD) ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)字幕:なし画面:16:9REGION All(Code:0)
 DVD…片面2層ディスクBlu-ray・・・ニ層 50GB 1080i High Definition














8/9(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


HAENSSLER



HC 16021
\2600
ハッツォプロスが、ケンプへの敬愛をこめて
 ベートーヴェン、バッハを録音!

  ベートーヴェン:
   (1)ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
   (2)ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
  J.S.バッハ:
   (3)「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV659a(ケンプ編曲版)
   (4)「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147(ケンプ編曲版)
   (5)トッカータ ニ長調 BWV912
パヴロス・ハッツォプロス
 (ピアノ)

 ケンプ編曲版のバッハ作品も収録!名手ハッツォプロスが、ケンプへの敬愛をこめてベートーヴェン、バッハを録音!

 録音:2015年12月28-30日/シュトゥットガルト音楽演劇大学/62’42”

 ドイツの名手パヴロス・ハッツォプロス、久々のリリースとなるヘンスラー・レーベル第3 弾は、ベートーヴェンとバッハに挑戦!「熱情」「月光」ソナタではハッツォプロスの情感豊かな演奏に驚かされます。また、バッハはヴィルヘルム・ケンプのピアノ編曲版の2 篇とトッカータを収録。「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV659 はブゾーニの編曲版、「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147 はヘス編曲版が有名ですが、ハッツォプロスはケンプ版で演奏。オルガンも演奏したケンプならではの編曲で、オルガンのストップを意識した音色の変化を重音やオクターヴなど音の厚みで表現しており編曲者ケンプの個性があらわれた興味深い編曲作品です。ケンプが得意とした作品をハッツォプロスが敬愛を込めて奏でます。
 ギリシャ系移民の両親のもと1964 年にシュトゥットガルト近郊に生まれたパヴロス・ハッツォプロスは3 歳よりピアノをはじめ10 歳でソロ・リサイタルを開いた逸材。ドイツ正統派と言える確かなピアニズムです。ヘンスラー・レーベルからシューベルト、ショパンのアルバムをリリースしております。
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HC 16065
(2CD)
\4100→\3790
ARTE NOVA レーベルのベストセラー名盤、復活!!
 知性派ミヒャエル・リシェの「20世紀のピアノ協奏曲集」
ミヒャエル・リシェ(ピアノ)
 Disc 1(68’39”)
  ・シュルホフ(1894-1942):協奏曲 Op.43〜ピアノと小オーケストラのための(1923)
    ガンサー・シュラー(指揮)、ケルンWDR交響楽団
    録音:1993 年12月15-17日/フィルハーモニー、ケルン
  ・コープランド(1900-1990):ピアノ協奏曲(1926)
    スティーヴン・スローン(指揮)、ケルンWDR 交響楽団
    録音:1995 年9月/フィルハーモニー、ケルン
  ・オネゲル(1892-1955):ピアノ協奏曲(1924)
    スティーヴン・スローン(指揮)、ケルンWDR 交響楽団
    録音:1995 年9月/フィルハーモニー、ケルン
  ・ラヴェル(1875-1937):ピアノ協奏曲 ト長調(1930)
    イスラエル・イノン(指揮)、ケルンWDR 交響楽団
    録音:1999年9月/フィルハーモニー、ケルン
 Disc 2(65’42”)
  ・アンタイル(1900-1959):ピアノ協奏曲第1 番(1922)
    クリストフ・ポッペン(指揮)、バンベルク交響楽団
    録音:2001年10月/ハンブルク
  ・アンタイル:ジャズ交響曲〜ピアノとオーケストラのための(1927)
    ウェイン・マーシャル(指揮)、ベルリン放送交響楽団
    録音:2002年12月/イエス・キリスト教会(ベルリン)
  ・ガーシュウィン(1898-1937):ピアノ協奏曲 ヘ調
    ウェイン・マーシャル(指揮)、ベルリン放送交響楽団
    録音:2003年2月/イエス・キリスト教会(ベルリン)
 ガーシュウィン、コープランド、ラヴェル・・・実力派ピアニスト、リシェが変幻自在に奏でる20 世紀のピアノ協奏曲集!

 Disc 1 68’39”、Disc 2 65’42”

 リシェが挑んだ「20 世紀のピアノ協奏曲集」はかつてARTE NOVA レーベルからリリースされていた名盤で、ヘンスラー・レーベルから再登場です。
 ドイツの知性派ピアニスト、ミヒャエル・リシェはヘンスラー・レーベルからC.P.E. バッハのピアノ協奏曲集を、またProfil レーベルからはモーツァルトのピアノ協奏曲第20 番をリシェ自作を含む様々な作曲家のカデンツァを録音するなど、こだわりをもったピアニストとしても知られております。この20世紀のピアノ協奏曲集にはシュルホフ、コープランド、オネゲル、ラヴェル、アンタイル、ガーシュウィンと実に多彩な作曲家の作品が揃いました。
 アメリカのアンタイルは未来派的、ジャズの手法を用いて実験的な作品も多く残した作曲家です。また、チェコのシュルホフは19 世紀のピアニスト、J. シュルホフの甥の子。ナチス政権下に作品は退廃芸術の烙印を押され、シュルホフもチェコ併合後逮捕され、ヴェルツブルク収容所で病死した悲劇の作曲家です。1990 年代に再評価が急速に進み、リシェもピアノと小オーケストラのための協奏曲を録音しました。




これがいまでも話題になるアルバム
10種のカデンツァ饗宴!
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
PROFIL PH 09006 (SACD Hybrid) \2500


 純ドイツ風ピアニズムが味のミヒャエル・リッシェ。

 今回はミルコ・ケレメン門下の作曲家でもある彼が、自作のカデンツァでモーツァルトのピアノ協奏曲第20番を披露。
 そしてさらに自作以外でも、第1楽章では有名なベートーヴェンのものからブラームス、ブゾ−ニ、フンメル各種カデンツァを聴かせてくれる。
 さらに第3楽章では自作、そしてベートーヴェン、ブゾーニ、クララ・シューマンのカデンツァのほかに、モーツァルトの令息フランツ・クサヴァー作が入っているのも注目。


PH 09006
(SACD Hybrid)
\2500
ミヒャエル・リッシェ (Pf)
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466


 第1楽章カデンツァ;
   リッシェ、ブゾーニ、ブラームス、フンメル、ベートーヴェン
 第3楽章カデンツァ;
   リッシェ、ブゾーニ、クララ・シューマン、
   フランツ・クサヴァー・モーツァルト、ベートーヴェン
ミヒャエル・リッシェ (Pf)
ハワード・グリフィス(指)
ケルンWDR交響楽団
マルチチャンネル ステレオ





そしてこのシリーズも注目!
ミヒャエル・リシェ(P)
C.P.E.バッハプロジェクト

HAENSSLER
98 639
\2400
C. P. E. バッハ:ピアノ協奏曲集
  ニ短調Wq.23 (1748)
  ハ長調Wq.112-1〜ピアノ独奏のための (1765)
  ハ短調Wq.31 (1753)
ミヒャエル・リシェ(P)
ライプツィヒ室内管弦楽団
モッテン・シュルト=イェンセン(指揮)

録音:2010 年6 月16 日(Wq. 112-1), 2010 年10 月21 日(Wq. 23), 2010 年10 月22 日(Wq. 31)MDR ライプツィヒ/DDD、ステレオ、61’49”

 当時絶大な人気を誇り、同時代のハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンらがみな高く評価していたC. P. E. バッハはたいへんな多作家でしたが、クラヴィーア作品は長いキャリアのなかで常に中心であり続けたジャンルであり、少なくとも53 にもおよぶ鍵盤楽器のためのオリジナルの協奏曲を作曲しています。
 記念すべき第1 弾リリースには、そのクラヴィーア協奏曲2 曲と、「コンチェルト」と題されたクラヴィーア独奏曲を収めています。
 C. P. E. バッハの鍵盤作品は現代の演奏家たちを強く魅了してやまないようで、これまでにもシュタイアー、シュパーニらが意欲的なアルバムを発表しているように、新録音も増える傾向にあります。
 過去にシュルホフやアンタイルの忘れられた作品に光を当て、また、さまざまなカデンツァを詰め込んだモーツァルトの「ピアノ協奏曲第20 番」のアルバムなどで注目を集めてきたリシェは、バッハに対しても同様の情熱と意気込みで取り組みをみせていますが、ここで使用楽器にチェンバロではなく、ピアノというのも注目されるところです。
 なお、カデンツァについて、独奏ピアノのためのハ長調作品では第1、第2 楽章ともリシェの作、ハ短調作品の第2 楽章では作曲者自身によるものが採用されています。

 ミヒャエル・リシェ…ドイツのレファークーゼン生まれのピアニスト。デュッセルドルフで、ミルコ・ケレメンに作曲を、マックス・マルティン・シュタインにピアノを師事したのち、ウィーンでルドルフ・ブッフビンダーに師事。また、ルドルフ・ゼルキンとピエール・ブーレーズから決定的な刺激を受ける。
 1970 年より演奏活動を開始。これまで共演した指揮者には、シルヴァン・カンブルラン、ユーリ・シモノフらがおり、ケルンWDR 交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、BBC交響楽団といったオーケストラと共演、ヨーロッパ、イスラエル、アメリカ、中国ツアーに帯同している。
 2007 年にデッサウで開催されたクルト・ヴァイル国際音楽祭のレジデンス・アーティストとなる。2001 年3 月ロンドンでシュルホフとアンタイルのピアノ協奏曲を初演。近現代作品の分野で活躍するのと並行して、バッハ、ベートーヴェン、ドビュッシー、ラヴェルの作品で高い評価を獲得する。現在、ケルン音楽大学ピアノ科で教鞭を取る。
HAENSSLER
98 653
\2400
C.P.E.バッハプロジェクト、第2弾!
 知性派リシェ再び!

C.P.E.バッハ:鍵盤協奏曲集
 (1)ニ短調Wq.17
 (2)ハ短調Wq.43-4
 (3)ホ長調Wq.14
ミヒャエル・リシェ(ピアノ)
モッテン・シュルト=イェンセン(指揮)
ライプツィヒ室内管弦楽団
 溌剌とした鍵盤協奏曲集

 録音:(1)(3)2012 年7 月9-10 日、(2)2012 年4 月28 日、MDR スタジオ(シュトットガルト)/56’39”

 MDR とhanssler が共同制作している話題のプロジェクト、C.P.E. バッハシリーズから第2 弾がリリースされました!フリードリヒ大王の宮廷で活躍し、“ベルリンの大バッハ” として当時絶大な人気を誇ったことで知られるC.P.E. バッハ。近年はシュタイアーやシュパーニ、中野振一郎などをはじめとする演奏家たちの活動によって、他のバッハ一族と共に再評価の動きが非常に高まっている注目の作曲家でもあります。今回収録されているのは、1770 年代に作られた3 曲の鍵盤協奏曲。強弱のコントラスト鮮やかな旋律美、目まぐるしく変転していく曲調、刺激的なリズム…J.S.バッハともハイドンとも似て非なる、C.P.E. バッハならではの刺激的な音楽世界をたっぷりと堪能できます。
 第1 弾(98 639)に引き続き、演奏は知性派ピアニストのミヒャエル・リシェ&シュルト=イェンセン率いるライプツィヒ室内管。毅然とした演奏で、C.P.E. バッハの鮮烈な音世界をセンセーショナルに聴かせてくれます。リシェといえば、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第20 番」の様々なカデンツァを同時収録したアルバムが一躍話題となるなど、近々は近現代レパートリーだけでなく古典派の演奏でも注目を集めるピアニスト。今回も明晰で理知的な演奏で、オーケストラと絶妙なアンサンブルを作り上げています。今回、カデンツァは全てC.P.E. バッハ自作のものを使用。






WERGO



WER 7346
\2500
ドイツの重鎮作曲家リームの若き日と近年の作品を聴き比べ
  ヴォルフガング・リーム(1952-):
  (1)Geste zu Vedova 〜弦楽四重奏のための(2015)
  (2)弦楽四重奏曲 ト調(1966)
  (3)弦楽四重奏曲(1968)
  (4)エピローグ 〜弦楽五重奏のための(2012/2013)
ミンゲット弦楽四重奏団
イェンス=ペーター・マインツ
 ((4)チェロ)
 録音:2015年3月6-8日、2016年1月14-16日/47’04’’

 早熟の天才であり多作家としても知られるリーム。彼はわずか11 歳の時に作曲を始めました。このCD には14 歳の時に書かれた『弦楽四重奏曲 ト調』から2015 年の作品『Geste zu Vedova』まで、4 曲の弦楽作品を収録しています。
 『弦楽四重奏曲 ト調』ははっきりした主題提示に始まり、ハイドンの影響を受けていた初期ベートーヴェンの作品に近いものを感じます。2 年後の1968 年に書かれた『弦楽四重奏曲』も似た作風です。
 時は流れ、2013 年に書かれた『エピローグ』はシューベルトのロマンティシズムを彷彿とさせるゆったりとした弦楽五重奏曲。無調の和声が薄い膜として持続される中、次第に強烈なピッチカートの応酬が始まります。『Geste zu Vedova』はヴェネツィアの前衛画家エミリオ・ヴェドヴァへのオマージュで、けばけばしいパーカッシヴな作風が特徴的です。
 

WER 7365
(2CD)
\3200
カノンに魅せられた作曲家の挑戦
 ブリス・ポゼ(1965-):
  [CD1]
   3つのカノン 〜ピアノのための(1989)
   5つのカノン 〜ピアノのための(1990-2002)
   7つのカノン 〜ピアノのための(2010)
   9つのカノン 〜ピアノのための(2004-2010)
  [CD2]
   Perspectivae sintagma I( カノン) 〜
    ピアノとライヴ・エレクトロニクスのための(1997)
ニコラス・ハッジス(ピアノ)
ベンジャミン・レヴィ
 (ライヴ・エレクトロニクス)
 録音:2016年8月16-19日/[CD1]66’03’’、[CD2]23’07’’

 1965 年フランス生まれの作曲家ポゼによるピアノためのカノン集。すべて世界初録音です。作曲技術の最高峰であるカノンの神秘的な美しさに魅せられたポゼが、ルネサンスの多声声楽曲の大家オケゲムが創り上げたような「技法と美の統一」を1 台のピアノ上で試みます。
 『9 つのカノン』では楽器の限界に挑み、ピアニストに「ペダルの超絶技巧」を要求します。ソステヌートペダルを駆使し、クラスターが鳴り響いたかと思えば亡霊のような響きが残り、新しい音が加わり、といった具合。また、伝統的なカノン書法を最も根本的に取り入れたという『Perspectivaesintagma I』(それでも古典的なカノンにはほとんど聴こえない?)は、同時にライヴ・エレクトロニクスを取り入れており、「譜面の厳格性」と「音の演出性」の両方に光を当て、互いの相違を提示しつつ生かすという作品です。
 

WER 2073
\2500
マウリツィオ・スクイッランテ:
 歌劇『ダイダロスの翼』
エマヌエラ・ヌケッティ(アルト:運命)
フィリップ・ブラウン
 (テノール:アポロン)
ダヴィッド・ハウトン(ミノス)
アレッサンドロ・カルミニャーニ
 (カウンターテナー:ペルディクス)
 電子音楽最先端の現場から生まれたオペラ

 台本:ダヴィッド・ハウトン&ファビオ・スクイッランテ
 74’40’’

 ZKM エレクトロニック・シリーズ。ZKM(カールスルーエ・アンド・メディア・センター)は現代アート、メディアアートの研究所兼美術館です。このアルバムでは最先端の電子音響制作技術を用いたオペラ上演の録音がお楽しみ頂けます。神話の世界を歌う生身の声楽家の歌声と、ミュージック・コンクレートの巧妙な融合が何よりの特徴。ピッチのある音とノイズの混合物によって人間の内なる声を描きます。



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DANACORD



DACOCD 789
\2600→\2390

ピアノ・ヴィルトゥオーゾの大名行列、変態技巧派の甲子園、天才ピアニストたちの華麗なる狂演
 2016年フーズム城音楽祭ライヴ 〜 稀少ピアノ作品集


 シャミナード:森の精 Op.60〔ヨハン・ブランシャール〕/
 フォーレ:舟歌第8番 Op.96、カサドシュ:前奏曲 Op.5-2、
 アナトーリー・アレクサンドロフ:幻影 Op.21-2、ロイプケ:スケルツォ ニ短調、
 ワーグナー(ブラッサン編):魔の炎の音楽(《ワルキューレ》より)
  〔セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン〕/
 リスト:夜の賛歌、メトネル:夕べの歌 Op.38-6〔ズラータ・チョチエヴァ〕/
 ラフマニノフ(ワイルド編):乙女よ, もう歌わないでおくれ Op.4-4、夏の夜 Op.14-5
  〔マーティン・ジョーンズ〕/
 モニューシュコ(フリードマン編):春 Op.28-1、パデレフスキ:夜想曲 Op.16-4
  〔フベルト・ルトコフスキ〕/
 キルヒナー:夜景 Op.25-2、夜景 Op.25-6〔フロリアン・ノアック〕/
 レーガー:暖炉のそばの夢 Op.143-12、スカルラッティ(タウジヒ編):パストラーレ
  〔ヨーゼフ・モーグ〕/
 モーツァルト(ブゾーニ編):《魔笛》 序曲〔デュオ・グラウ&シューマッハー〕/
 ブラームス:ハンガリー舞曲第11番(4手連弾)〔デュオ・メルシエ&カツァリス〕/
 ブリテン:組曲 《休日の日記》 Op.5より 第2曲「帆走」、第3曲「遊園地」
  〔アルテョム・ヤスィンスキイ〕/
 ロジャー・サシェヴェレル・クック:前奏曲 Op.33-7、
 ロジャース&ハマースタイン(ハフ編):私のお気に入り〔サイモン・キャラハン〕

   ヨハン・ブランシャール(ピアノ)、セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(ピアノ)、
   ズラータ・チョチエヴァ(ピアノ)、マーティン・ジョーンズ(ピアノ)、
   フベルト・ルトコフスキ(ピアノ)、フロリアン・ノアック(ピアノ)、
   ヨーゼフ・モーグ(ピアノ)、アンドレアス・グラウ&ゲッツ・シューマッハー(ピアノ・デュオ)、
   エレーヌ・メルシエ&シプリアン・カツァリス(ピアノ・デュオ)、
   アルテョム・ヤスィンスキイ(ピアノ)、サイモン・キャラハン(ピアノ)
 フーズム城音楽祭ライヴ2016!カツァリス&メルシエの連弾!

 北海に面した北ドイツの小さな港町、フーズムを舞台として1987年から毎年開催されているピアノのためのレア・レパートリーの祭典「フーズム城音楽祭」。
 ピアノ・ファン必携の人気シリーズ、2016年度盤のポイントは、シプリアン・カツァリス&エレーヌ・メルシエの4手連弾によるブラームスのハンガリー舞曲! また、2003年エリザベート王妃国際コンクールで優勝したドイツのセヴェリン・フォン・エッカードシュタインはシリーズ初登場で5曲を収録。そのうち「フォーレ:舟歌第8番」と「ロイプケ:スケルツォ ニ短調」は、2016年の来日公演でも披露された演目です。
 その他、英グラモフォン賞2015で「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞したヨーゼフ・モーグや、第5回仙台国際音楽コンクール・ピアノ部門第3位を受賞したアルテョム・ヤスィンスキイなど、期待の若手アーティストが多数参加。
 ヨハン・ブランシャールによるシャミナード、フベルト・ルトコフスキによるポーランド音楽、サイモン・キャラハンによるロジャー・サシェヴェレル・クックなど、それぞれの十八番レパートリーを披露しています。
 スティーヴン・ハフ編曲による「私のお気に入り」(ミュージカル 《サウンド・オブ・ミュージック》より)にも注目!

 録音:2016年8月19日−27日




DUX


DUX 0984
\2400
DEDICATION・献呈
 シューマン:3つのロマンスOp.28より第2曲、幻想曲Op.17/
 リスト:愛の夢、ピアノソナタ ロ短調/
 シューマン(リスト編):献呈Op.25-1 S.566
アンドレイ・オソキンズ(pf)
 

DUX 1127
\2400
ピアノによる映画音楽名曲集
 モリコーネ:「海の上のピアニスト」より
  「モーツァルト再来」「ノクターン・ウィズ・ノームーン」
  「愛を奏でて」「ダニーのブルース」/
 坂本龍一:「シェルタリング・スカイ」のテーマ/
 モリコーネ:「めぐり逢い」のテーマ/
 エンヤ:「ロード・オブ・ザ・リング」よりメイ・イット・ビー/
 ジョン・ウィリアムズ:「シンドラーのリスト」のテーマ/
 ヴォイチェフ・キラル:「Bilans kwartalny」のテーマ/
 アンジェイ・クリレヴィチ(1932-):「Lalka」のテーマ/
 キラル:「Rodzina Polanieckich」のテーマ/
 ヴァルデマル・カザネツキ:「Noce i dnie」よりワルツ/
 カーター・バーウェル:「トワイライト〜初恋」よりベラの子守歌/
 リチャード・ロジャース:マイ・ファニー・ヴァレンタイン/
 クシシュトフ・コメダ:「ローズマリーの赤ちゃん」からテーマ/
 ヘンデル:「カストラート」より「泣かせてください」/
 クラウス・オガーマン:ワルツ/
 ハンス・ジマー:「インセプション」のテーマ/
 ビル・エヴァンス:マキシン
マクシム・ジェミンスキ(pf)
 

DUX 1286
\2400
シモン・ラクス(1901-1983):弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲第3番「ポーランド民謡の主題による」、
 第4番、第5番
メッセージズ弦楽四重奏団
 

DUX 1312
\2400
ベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲Op.120
リュウ・ジェジュン(1970-):ピアノのための組曲
ホ・ウォンスク(pf)
 

DUX 1336
\2400
ファンタシア・イベリカ
 マチェイ・スタシェフスキ(1984-):インボカシオン
 アントン・ガルシア・アブリル(1933-):ギターのための2つの歌
 カルロス・スリナッチ(1915-1997):ギターのためのソナティナ
 フアン・マネン(1883-1971):ギターのための幻想ソナタOp.A-22
 スタシェフスキ:ギターのための「アルカサル」
 フェルナンド・ロペス=グラサ:ギターのためのソナティナ
 レヒノ・サインス・デ・ラ・マサ(1896-1981):ギターのための「ソレア」
 スタシェフスキ:ギターのための「ソニトゥス・ノクティス」
マチェイ・スタシェフスキ(Guitar)
 

DUX 1337
\2400
2台のチェンバロのための作品集
 J.S.バッハ:2台のチェンバロのための協奏曲BWV.1061
 W.F.バッハ:2台のチェンバロのためのソナタ ヘ長調F.10
 モーツァルト:2台のチェンバロのためのソナタK.448 (375a)
エルジビェタ・ステファンスカ、
加藤まり子(Cemb)
 

DUX 1378
\2400
ヴァイオリン独奏曲集
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番BWV.1003
 イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番Op.27-2
 アレクサンダー・ラソン(1951-)無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番
クシュシュトフ・ラソン(Vln)
 

DUX 1379
\2400
マルチン・ドゥトカ(1974-):鯨の歯 マルチン・ドゥトカ(プリペアードピアノ)


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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WEITBLICK



SSS 0208
\2300→\2090
ミケランジェリの完全初出音源!
 「ミケランジェリ、1972年11月2日ベルン・リサイタル」

  スカルラッティ:ソナタハ短調K.11、ソナタイ長調K.322
  シューマン:「謝肉祭」、「ウィーンの謝肉祭の道化」
  グリーグの抒情小曲集作品68より「ゆりかごの歌」
アルトゥーロ・ベネデッティ・
 ミケランジェリ(ピアノ)
 またも大発見!ミケランジェリの完全初出音源!1972 年11 月2 日ベルン・リサイタル・ステレオ録音!!

 録音:1972 年11 月2 日、スイス・ベルン放送スタジオ6(ライヴ・ステレオ録音)

 このリサイタルはプライヴェート盤も含めて一切ソフト化されたことがありません。技術優秀なスイス放送による蔵出し音源。1972年というミケランジェリ全盛期。超絶技巧と表現力の多様さ、迫力を堪能できるアルバムの登場です。
 スカルラッティのソナタハ短調K.11並びにソナタイ長調K.322はミケランジェリお得意のレパートリーです。しかしライヴ録音となるとモノラルや劣悪音質の物が多く、この煌くような艶やかさを誇る名演の登場は歓迎されましょう。特に憂いを含んだイ長調には、心打たれること必至。
 
 ミケランジェリと言えばシューマンに最も適性を示したピアニストですが、「謝肉祭」、「ウィーンの謝肉祭の道化」が見事な録音で聴くことができるのも朗報です。「謝肉祭」は1973年の東京ライヴが絶美の演奏として広くしられておりますが、その一年前のライヴもかなり印象的。物語性を意識した上で、激情的な心情吐露を見せる独自の表現に感動します。音が消えゆく箇所の美しさはいつもの通り。「ウィーンの謝肉祭の道化」も超絶技巧がこれ見よがしでなく、さりげない程なのがミケランジェリの芸の高貴さの象徴です。
 さらにミケランジェリを愛する方に捧げたいのが、アンコールであるグリーグの抒情小曲集より「ゆりかごの歌」。当リサイタルの9 日後に、チェリビダッケ指揮シュトウットガルト放送響とグリーグの協奏曲を共演した際にもアンコールとして演奏。演奏の見事さは伝説ですが、如何にせんARLECCHINOレーベルはモノラルな上に音が悪すぎました。他2種のスタジオ録音も1940 年代の古い演奏ばかりなので、当盤の名演は涙物です。
 素朴な田舎の情緒よりも官能的ともいえる色気が妖しく光る危険な演奏です。
 ジャケット写真は初来日時に辻修氏が撮影した貴重な物です。


<メジャー・レーベル>
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DECCA

 限定盤
《ショルティ&シカゴ交響楽団/デッカ録音全集》

4831375
(108CD)
\37000→\35990
 

《ショルティ&シカゴ交響楽団/デッカ録音全集》



《CD 1》
 マーラー:1) 交響曲第5番、2) 歌曲集『子供の不思議な角笛』から
  withイヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ) 【録音】1970年 /

《CD 2-3》
 マーラー:1) 交響曲第6番、2) さすらう若人の歌
  withイヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ) 【録音】1970年 /

《CD 4》
 マーラー:交響曲第7番 【録音】1971年 /

《CD 5》
 マーラー:交響曲第8番『千人の交響曲』 
  withヘザー・ハーパー(ソプラノ)、ルチア・ポップ(ソプラノ)、
  アーリーン・オジェー(ソプラノ)、イヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ)、
  ヘレン・ワッツ(アルト)、ルネ・コロ(テノール)、ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)、
  マルッティ・タルヴェラ(バス)、ウィーン少年合唱団、
  ウィーン楽友協会合唱団、ウィーン国立歌劇場合唱団 【録音】1971年 /

《CD 6-8》
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲
  1) 第1番、2) 第2番、3) 第3番、4) 第4番、5) 第5番『皇帝』 
   withヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
【録音】1972年(1, 2, 4)、1971年(3, 5) /

《CD 9-11》
 ベートーヴェン:
  交響曲1) 第1番、2) 第2番、3) 第3番『英雄』、4) 『エグモント』序曲、
  5) 『コリオラン』序曲、交響曲6) 第4番、7) 第5番
   【録音】1974年(1, 2, 5, 6)、1973年(3, 7)、1972年(4) /

《CD 12-13》
 ベートーヴェン:1) 交響曲第6番、2) 『レオノーレ』序曲第3番、交響曲3) 第7番、4) 第8番
  【録音】1974年(1, 3)、1972年(2)、1973年(4) /

《CD 14-15》
 1) ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
  withピラール・ローレンガー(ソプラノ)、イヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ)、
  スチュアート・バロウズ(テノール)、マルッティ・タルヴェラ(バス)、シカゴ交響合唱団、
 2) ウィリアム・マンによるサー・ゲオルク・ショルティへのインタビュー 【録音】1972年(1)、1975年(2) /

《CD 16》
 ベルリオーズ:1) 幻想交響曲、2) 序曲『宗教裁判官』、
 3) ロッシーニ:『セビリアの理髪師』—序曲、
 4) J.S.バッハ:組曲第3番、5) スーザ:星条旗よ永遠なれ、
 6) スタッフォード・スミス:アメリカ国歌『星条旗』、
 7) ダウンズ:がんばれ、シカゴ・ベアーズ
  【録音】1972年(1, 3)、1974年(2, 4)、1986年(5-7) /

《CD 17》
 マーラー:大地の歌 withイヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ)、ルネ・コロ(テノール) 
  【録音】1972年 /

《CD 18》
 エルガー:1) エニグマ変奏曲、2) 演奏会用序曲『コケイン』
  【録音】1974年(1)、1976年(2) /


《CD 19》
 ストラヴィンスキー:春の祭典 【録音】1974年 /

《CD 20》
 1) ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲、
 2) シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲
  【録音】1977年(1)、1975年(2) /

《CD 21》
 R.シュトラウス:
  1) ツァラトゥストラはかく語りき、
  2) ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら、3) ドン・ファン
   【録音】1975年(1, 2)、1972年(3) /

《CD 22》
 1) チャイコフスキー:交響曲第5番、
 2) ウェーバー:『オベロン』序曲 【録音】1975年(1)、1974年(2) /

《CD 23》
 ドビュッシー:1) 牧神の午後への前奏曲、2) 海、3) ボレロ 【録音】1976年 /

《CD 24》
 チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』 【録音】1976年 /

《CD 25-26》
 ワーグナー:さまよえるオランダ人
  withノーマン・ベイリー(バス)、ジャニス・マーティン(ソプラノ)、
  ルネ・コロ(テノール)、マルッティ・タルヴェラ(バス)、ヴェルナー・クレン(テノール)、シカゴ交響合唱団
   【録音】1976年 /

《CD 27》
 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス 
  withルチア・ポップ(ソプラノ)、イヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ)、
   マロリー・ウォーカー(テノール)、グウィン・ハウエル(バス)、シカゴ交響合唱団
   【録音】1977年 /

《CD 28》
 ワーグナー:序曲と前奏曲集 【録音】1972年−1977年 /

《CD 29》
 ブラームス:1) 交響曲第3番、2) 大学祝典序曲 【録音】1978年 /

《CD 30》
 ブラームス:交響曲第4番 【録音】1978年 /

《CD 31》
 ブラームス:ドイツ・レクイエム withキリ・テ・カナワ(ソプラノ)、ベルント・ヴァイクル(バリトン)、シカゴ交響合唱団
  【録音】1978年 /

《CD 32》
 ヴェルディ:聖歌四篇 withシカゴ交響合唱団 【録音】1978年 /

《CD 33-34》
 ベートーヴェン:フィデリオ 
  withヒルデガルト・ベーレンス(ソプラノ)、ペーター・ホフマン(テノール)、
  ハンス・ゾーティン(バス)、テオ・アダム(バス・バリトン)、シカゴ交響合唱団
   【録音】1979年 /

《CD 35》
 ブラームス:交響曲第1番 【録音】1979年 /

《CD 36》
 ブラームス:1) 交響曲第2番、2) 悲劇的序曲
   【録音】1979年(1)、1978年(2) /

《CD 37》
 ブルックナー:交響曲第6番 【録音】1979年 /

《CD 38》
 ブルックナー:交響曲第5番 【録音】1980年 /

《CD 39》
 マーラー:交響曲第2番『復活』 
  withイソベル・ブキャナン(ソプラノ)、ミラ・ザーカイ(アルト)、シカゴ交響合唱団
   【録音】1980年 /

《CD 40》
 1) ムソルグスキー:展覧会の絵、2) ラヴェル:クープランの墓 【録音】1980年 /

《CD 41》
 デル・トレディチ:最後のアリス withバーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ) 【録音】1980年 /

《CD 42》
 バルトーク:1) 管弦楽のための協奏曲、2) 舞踏組曲 【録音】1981年 /

《CD 43-44》
 ベルリオーズ:ファウストの劫罰 
  withフレデリカ・フォン・シュターデ(メッゾ・ソプラノ)、ケネス・リーゲル(テノール)、
  ジョゼ・ヴァン・ダム(バス)、マルコム・キング(バス)、シカゴ交響合唱団 【録音】1981年 /

《CD 45》
 ブルックナー:交響曲第4番『ロマンティック』 【録音】1981年 /

《CD 46-47》
 ハイドン:天地創造 
  withノーマ・バロウズ(ソプラノ)、リュディガー・ヴォーラーズ(テノール)、
  ジェイムズ・モリス(バス)、シルヴィア・グリーンバーグ(ソプラノ)、ジークムント・ニムスゲルン(バス)
  【録音】1981年 /

《CD 48-49》
 マーラー:交響曲第3番 
  withヘルガ・デルネシュ(ソプラノ)、グレン・エリン少年合唱団、シカゴ交響女声合唱団
  【録音】1982年 /《CD 50》マーラー:交響曲第9番 【録音】1982年 /

《CD 51》
 モーツァルト:交響曲1) 第38番、2) 第39番 【録音】1982年 /

《CD 52》
 プロコフィエフ:1) ロメオとジュリエット(抜粋)、2) 交響曲第1番『古典』 【録音】1982年 /

《CD 53》
 1) ベルグ:ヴァイオリン協奏曲、2) バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番 
  withチョン・キョンファ(ヴァイオリン)
   【録音】1983年 /

《CD 54》
 ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』 【録音】1983年 /

《CD 55》
 マーラー:交響曲第1番『巨人』 【録音】1983年 /

《CD 56》
 マーラー:交響曲第4番 【録音】1983年 /

《CD 57-58》
 ヘンデル:メサイア
   withキリ・テ・カナワ(ソプラノ)、アンヌ・イェヴァング(アルト)、
   キース・ルイス(テノール)、グウィン・ハウエル(バス)、シカゴ交響合唱団 【録音】1984年 /

《CD 59-60》
 シェーンベルク:モーゼとアロン 
  withフランツ・マツーラ(バス・バリトン)、フィリップ・ラングリッジ(テノール)、
   オーゲ・ハウグランド(バス)、バーバラ・ボニー(ソプラノ)、
   シカゴ交響合唱団、グレン・エリン少年合唱団員 【録音】1984年 /

《CD 61》
 チャイコフスキー:交響曲第4番 【録音】1984年 /

《CD 62》
 ブルックナー:交響曲第9番 【録音】1985年 /

《CD 63》
 1) チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、
 2) ドホナーニ:童謡主題による変奏曲 withアンドラーシュ・シフ(ピアノ)
   【録音】1985年 /

《CD 64》
 メンデルスゾーン:
  交響曲1) 第3番『スコットランド』、2) 第4番『イタリア』 【録音】1985年 /

《CD 65》
 ベートーヴェン:交響曲1) 第5番『運命』、2) 第4番
  【録音】1986年(1)、1987年(2) /

《CD 66》
 ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』 
  withジェシー・ノーマン(ソプラノ)、ラインヒルト・ルンケル(アルト)、
  ロベルト・シュンク(テノール)、ハンス・ゾーティン(バス) 【録音】1986年 /

《CD 67》
 ブルックナー:交響曲第7番 【録音】1986年 /

《CD 68》
 リスト:ファウスト交響曲 【録音】1986年 /

《CD 69》
 チャイコフスキー:
  1) 大序曲『1812年』、2) 幻想序曲『ロメオとジュリエット』、3) 組曲『くるみ割り人形』
   【録音】1986年 /

《CD 70-72》
 J.S.バッハ:マタイ受難曲 
  withキリ・テ・カナワ(ソプラノ)、アンネ・ソフィー・ フォン・オッター(アルト)
  ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(テノール)、オラフ・ベーア(バス)、
  アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、トム・クラウゼ(バス)、シカゴ交響合唱団 【録音】1987年 /

《CD 73》
 ベートーヴェン:
  1) 交響曲第6番『田園』、2) 『レオノーレ』序曲第3番 【録音】1988年 /

《CD 74》
 ベートーヴェン:交響曲1) 第7番、2) 第8番 【録音】1988年 /

《CD 75》
 チャイコフスキー:1) 交響曲第5番、2) 組曲『白鳥の湖』
  【録音】1987年(1)、1988年(2) /

《CD 76》
 バルトーク:
  1) 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽、2) ディヴェルティメント、
  3) 『中国の不思議な役人』組曲
   【録音】1989年(1)、1990年(2, 3) /

《CD 77》
 ベートーヴェン:交響曲1) 第1番、2) 第2番
  【録音】1989年(1)、1990年(2) /

《CD 78》
 ベートーヴェン:1) 交響曲第3番『英雄』、2) 『エグモント』序曲 【録音】1989年 /

《CD 79》
 ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 【録音】1989年 /

《CD 80》
 ヴェルディ:合唱曲集 withシカゴ交響合唱団 【録音】1989年 /

《CD 81-82》
 J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 
  withフェリシティ・ロット(ソプラノ)、アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)、
  ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(テノール)、ウィリアム・シメル(バリトン)、
  グウィン・ハウエル(バス・バリトン)、シカゴ交響合唱団 【録音】1990年(ライヴ) /

《CD 83》
 ブルックナー:交響曲第8番 【録音】1990年(ライヴ)/

《CD 84》
 マーラー:交響曲第5番 【録音】1990年(ライヴ) /

《CD 85》
 ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 【録音】1990年(ライヴ) /

《CD 86》
 ブルックナー:交響曲第2番 【録音】1991年 /

《CD 87》
 ドビュッシー:1) 夜想曲、2) 海、3) 牧神の午後への前奏曲
  【録音】1990年(1, 3)、1991年(2)(3:ライヴ) /

《CD 88-89》
 ヴェルディ:オテロ 
  withキリ・テ・カナワ(ソプラノ)、ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)、
  アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、レオ・ヌッチ(バリトン)、シカゴ交響合唱団
  【録音】1991年 /

《CD 90》
 1) ベルリオーズ:幻想交響曲、2) リスト:交響詩『前奏曲』 【録音】1992年(ライヴ) /

《CD 91》
 ブルックナー:交響曲第3番 【録音】1992年 /

《CD 92-93》
 ハイドン:オラトリオ『四季』 
  withルート・ツィーザク(ソプラノ)、ウーヴェ・ハイルマン(テノール)、
  ルネ・パーペ(バス)、シカゴ交響合唱団 【録音】1992年(ライヴ) /

《CD 94-95》
 ハイドン:オラトリオ『天地創造』 
  withルート・ツィーザク(ソプラノ)、ヘルベルト・リッペルト(テノール)、
  アントン・シャリンガー(バリトン)、ルネ・パーペ(バス)、シカゴ交響合唱団 【録音】1993年 /

《CD 96》
 ハンガリー曲集 【録音】1993年(ライヴ)/

《CD 97》
 ストラヴィンスキー:1) ペトルーシュカ、2) カルタ遊び 【録音】1993年 /

《CD 98》
 ブルックナー:交響曲第0番 【録音】1995年(ライヴ) /

《CD 99》
 ブルックナー:交響曲第1番 【録音】1995年 /

《CD 100》
 ショスタコーヴィチ:交響曲第13番『バビ・ヤール』 
  withセルゲイ・アレクサーシキン(バス)、アンソニー・ホプキンス(朗読)、シカゴ交響男声合唱団
  【録音】1995年 /

《CD 101-104》
 ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー
   withジョゼ・ヴァン・ダム(バリトン)、アラン・オピー(バス)、
  ルネ・パーペ(バス)、ベン・ヘップナー(テノール)、カリタ・マッティラ(ソプラノ)、シカゴ交響合唱団
  【録音】1995年(ライヴ) /

《CD 105》
 ムソルグスキー:
  1) 『ホヴァンシチナ』—前奏曲、2) 死の歌と踊り、
 3) ショスタコーヴィチ:交響曲第15番 withセルゲイ・アレクサーシキン(バス) 【録音】1997年 /
《CD 106》
 ストラヴィンスキー:
  1) 3楽章の交響曲、2) 交響曲ハ調、3) 詩篇交響曲
   【録音】1993年(1)、1997年(2, 3)/

《CD 107》
 ティペット:1) 交響曲第4番、2) ビザンティウム、3) チャールズ皇太子の誕生日のための組曲
  【録音】1979年(1)、1991年(2)1981年(3) /

《CD 108》
 ヴェルディ:レクイエム 
  withレオンティン・プライス(ソプラノ)、ジャネット・ベイカー(メッゾ・ソプラノ)、
  ヴェリアーノ・ルケッティ(テノール)、ジョゼ・ヴァン・ダム(バス)、シカゴ交響合唱団
  【録音】1977年

 ショルティ没後20周年、シカゴ響結成125周年記念 108枚組CDボックス・セット
 
 半世紀にわたりデッカの重要なアーティストであり続けたゲオルグ・ショルティ。シカゴ交響楽団との演奏は世界における最も有名な指揮者とオーケストラのパートナーシップと高く評価され、グラミー賞も数多く受賞しました。
 ショルティは生涯にわたりグラミー賞を33回受賞しましたが、そのうち24回はシカゴ交響楽団とともに受賞しました。この豪華な108枚組のCDボックス・セットは、ショルティの没後20周年とシカゴ交響楽団の結成125周年を併せて記念しての発売となります。
 1970年3月にシカゴのメディナ・テンプルで行われたマーラーの第5交響曲の初期録音から、1997年3月にシカゴのオーケストラ・ホールで行われたショスタコーヴィチの交響曲第15番まで、ショルティとシカゴ響の録音すべてが収められています。
 豪華な200ページに及ぶハードカバーの解説書(英語、ドイツ語)付き。その内容はショルティ夫人による序文、新しい回顧録(メッゾ・ソプラノのイヴォンヌ・ミントンと司会者で作家のハンフリー・バートンによる)、ショルティの楽譜とショルティとシカゴ響のパンフレットの複製付き。

 サー・ゲオルグ・ショルティは20世紀に最も活躍した指揮者の一人で、ヨーロッパ、アメリカの音楽文化をリードしてきました。ピアノ、作曲、指揮をバルトーク、ドホナーニ、コダーイに学び、ピアニストとしてコンサート・デビューを果たしました。1937年にはザルツブルク音楽祭でトスカニーニの助手を務めました。最初のデッカへのレコーディングは1947年、デッカの特別なアーティストとして半世紀にわたり250を超える膨大な録音を残し、そのうちの45はオペラの全曲です。ショルティのシカゴ響との注目すべきパートナーシップは1954年に始まり、その時ショルティはラヴィニア音楽祭で初めてこのオーケストラを指揮しました。
 1956年リリック・オペラで客演のためにシカゴに戻り、1965年12月9日シカゴ、オーケストラ・ホールでデビューを果たしました。彼の音楽監督としての最初のコンサートは1969年9月でした。
 ショルティは22年間(1969年‐1991年)、音楽監督を務め、その後桂冠指揮者として7年間(1991年‐1997年)、死の直前までその活動を続けました。1971年に最初のツアーをスタートさせ、世界中にこのオーケストラの存在を広めた功績を忘れることはできません。
 ショルティの幅広いレパートリーには、ヘンデルの『メサイア』、ハイドンの『創造』、ベルリオーズの『ファウストの劫罰』、リストの『ファウスト交響曲』、そしてまたショスタコーヴィチの『モーゼとアロン』のような20世紀の傑作なども見られます。シカゴ響とともに新しい作品に取り組み、現代作曲家を擁護し、マルティヌーのヴァイオリン協奏曲第1番、デル・トレディチの『最後のアリス』、ティペットの交響曲第4番と『ビザンティウム』、ルトスワフスキの交響曲第3番などの初演も行いました。 





<国内盤> 


マイスター・ミュージック



MM-4013
\3000+税
川田 知子 (ヴァイオリン)
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータBWV1001-1003

 ソナタ第1番ト短調BWV 1001
 パルティータ第1番 ロ短調 BWV 1002
 ソナタ第2番 イ短調BWV 1003
川田 知子 (ヴァイオリン)
 バッハの壮大な世界を、4本の弦で如何に表すか
 ソリストとしてはもとより、コンサートミストレス、室内楽や後進の指導など多方面で活躍し、ますます充実をみせる川田知子、満を持しての「無伴奏」です。
 音の響きの美しさで定評のある川田にして、「様々な響きがあるこのバッハの壮大な作品を、4本の弦で如何に表現するかに心を砕いた」という。
 


MM-4014
\2800+税
チャールダーシュ/赤坂 達三(クラリネット)
 A. メサジェ:コンクールの独奏曲
 L. カユザック:カンティレーヌ
 P. カミュ:バディヌリ
 E. ボザ:ブコリック
 A. テンプルトン:ポケット・サイズ・ソナタ 第2番 より *
 C. ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
 C. ドビュッシー:アラベスク 第1番
 C. ドビュッシー:クラリネットとピアノのための第1狂詩曲
 G. ピエルネ:カンツォネッタ作品19
 B. バルトーク:チーク地方の3つの民謡
 L. ヴェイネル:2つの楽章*
 ブルウ 変ロ長調(民謡舞踏)*
 チャールダーシュ イ長調(民謡舞踏)
 C. サン=サーンス:ロマンス 作品37
赤坂 達三 クラリネット
寺島 陸也 ピアノ
斎藤 順 コントラバス*
 技巧と洒脱さ、デビュー・アルバムにして既に熟達した名手の風貌
 パリ国立高等音楽院を1位で卒業。1987年パリ国際音楽コンクール第1位、91年トゥーロン国際音楽コンクール第3位など、輝かしい経歴で帰国。その後まもなくの本レコーディングは、人気奏者の当時を伝える貴重な記録ともいえます。
 今回、各作品の調性に合わせ、より細かなリマスター作業を施し、18年振りのリニューアル・リリースとなりました。



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レグルス



LIU‐1012/3
(2CD)
\4000+税
ルース・スレンチェンスカの芸術Ⅶ
 −2013年12月 台北ライヴ・レコーデイング− 
CD-1
 モーツアルト:ピアノ・ソナタ 第17番 変ロ長調 K.570
 ラフマニノフ:13の前奏曲 作品32より第5曲 ト長調
 ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53「ヴァルトシュタイン」
CD-2
 バーバー:夜想曲(ジョン・フィールドを讃えて) 作品33
 シューマン:交響的練習曲 作品13
[アンコール]
 シューマン:歌曲集「ミルテの花」作品25より
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第12番 変イ長調 作品26*
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第3番 イ短調 作品28*           
ルース・スレンチェンスカ(ピアノ)
 89歳の巨匠、さらなる極みへ!
 録音:台北東呉大学松怡廰ホール
 CD1,CD2- 2013年12月20日ライヴ録音/CD2*-2014年1月9日

 ●89歳のルース・スレンチェンスカが日本の友人の娘の結婚式のために用意した演奏が台北で、驚異のライブ録音となって結実。
  ピアニズムの頂点を極め続ける巨匠の足跡。
 ●2009年6月録音の前作「ブラームス:ピアノ作品集」より4年半ぶりの録音。90歳を前にして、なおも不屈の精進で進化し続けるルース・スレンチェンスカの第7弾。
 ●コンサート・ライブ録音に3週間後に同ホールで録音された2曲を収録。


 1925年にアメリカで生まれ、ヨーゼフ・ホフマンやパデレフスキをはじめとする名ピアニストたちから絶賛された伝説のピアニスト、スレンチェンスカ。
 ラフマニノフは「知りうる限り最も才能のある人」と激賞、ニューヨーク・タイムズは「モーツァルト以来もっとも特筆すべき神童」と彼女のことを評したという。シュナーベル、コルトー、バックハウスにも師事したという彼女は、ホロヴィッツとも互いに尊敬し合う仲だった。ホロヴィッツがリタイヤ時代に彼女のリストを聴いて再び演奏活動を開始したというのは有名なエピソード。
 海外では数多くのテレビ番組やリーダーズ・ダイジェスト、ライフなどで紹介され、2冊の著書はロングセラーとなった彼女だが、日本ではほとんど知られることなく来た。彼女が録音活動復帰を果たしたIVORYのアルバムも、一部のファンには熱狂的に支持されたが一般に知られることはなかった。
 そんな彼女の日本の初コンサートの模様を収録したCDが数年前発売され、マスコミでも取り上げられて大きな衝撃と感動を呼んだ。
 宣伝文句でなく、その純粋で型にはまらない自由な音楽には本当に驚かされた。まるでどこかの無人島かどこかに住んでいたかのような、独特で純粋無垢な音楽。しかも強烈な説得力。



ルース・スレンチェンスカ(P)
ベストセラー第1-6弾

LIU‐1001/2
(2CD)
¥4200
『ルース・スレンチェンスカの芸術 Ⅰ』 〜日本初ライヴ2003
CD1
 ブラームス:ラプソディー第1番op.79
 ショスタコーヴィチ:
  24の前奏曲とフーガop.87〜第5番前奏曲とフーガ
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番op.10-3
 ラフマニノフ:
  ひなぎく/13の前奏曲op.13〜第1番/同第5番/同第12番/
  10の前奏曲op.23-2
 アンコール
  シューマン:「子供の情景」op.15〜第1曲「見知らぬ国より」
  ショパン:ワルツ第7番嬰ハ短調op.64-2
  ショパン:ワルツ第6番変ニ長調op.64-1「小犬のワルツ」
CD2
 ショパン:24の前奏曲全曲
 シューーマン:
  歌曲集「ミルテの花」op.25より
   第1曲「献呈」(リスト編曲ピアノ版)
ルース・スレンチェンスカ(P)
[1926年 スタインウェイ使用]
CD1:2003年11月5日、8日 劉生容記念館(Liu Mifune Art Ensemble)、岡山市
CD2:2003年11月7日 岡山シンフォニー・ホール

 彼女の熱心なファンである岡山の歯科医師三船文彰という人が彼女を日本に招いたのは昨年11月。そして行なわれた彼女にとって初めての日本公演。ホームページで見たが、そのときの公演は多くの人に感動と衝撃を与えたらしい。今回のアルバムは、このときの3日間の演奏会をCD2枚に収録したものである。実際その型にはまらない、自由且つ豊かな音楽性には驚かされた。
LIU‐1003/4
(2CD)
\4200
ルース・スレンチェンスカの芸術 Ⅱ』 〜日本ライヴ2004
CD1
 シューマン:
  ロマンス作品28-2/謝肉祭 作品9
CD2
 コープランド:ミッドサマー・ノクターン
 バルトーク:6つのルーマニア民俗舞曲 Sz.56
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第3番K.281
 ショパン:
  エチュード第19番作品25-7/同第24番作品25-12
  [アンコール]
   ショパン:
    ノクターン第2番作品9-2エチュード第8番作品10-8、
    同第9番作品10-9、同第5番作品10-5「黒鍵」
ルース・スレンチェンスカ(P)
[1926年 スタインウェイを使用]
録音:2004年7月17日、19日 劉生容記念館(Liu Mifune Art Ensemble)岡山市
LIU‐1005/6
(2CD)
\4200
『ルース・スレンチェンスカの芸術 Ⅲ』 〜日本ライヴ2004
CD1
 ショパン:
  ノクターン第1番作品9-1/
  スケルツォ第1番作品20
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番K.332 
CD2
 ショパン:ワルツ第8番作品64-3
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第9番K.310
 ショパン:
  即興曲第2番作品/
  ピアノ・ソナタ第2番作品35「葬送」
  [アンコール]
   ショパン:
    エチュード第13番作品25-1「牧童」、
    同第3番作品10-3「別れの曲」
ルース・スレンチェンスカ(P)
[1926年 スタインウェイを使用]

 78歳にして日本において実質的なデビューを果たした「ルース・スレンチェンスカの芸術 Ⅰ」は我が国の音楽ファンに衝撃を与えた。今回は今年7月に岡山市の劉生容記念館にて行われた2つのプログラムによる4回のコンサートを2枚組2タイトルに収録。80歳にしてこれだけ盛り沢山なプログラムをこなすとは驚異的だが、70年以上にも及ぶ演奏家としての蓄積を考えれば当然のことかもしれない。来年1月に再々来日して岡山市でコンサートを行うが、これが最後のコンサートになるそうだ。

録音:2004年7月21日、22日 劉生容記念館(Liu Mifune Art Ensemble)岡山市
LIU‐1007/8
(2CD)
\4200
ルース・スレンチェンスカ女史/ラスト・コンサート
『ルース・スレンチェンスカの芸術 Ⅳ』〜


 ラスト・ショパン・リサイタル
CD1
 (1)プロコフィエフ:
  バレエ「シンデレラ」から10の小品 op.10より
   春の精 、夏の精、秋の精、冬の精
 (2)ショパン:スケルツォ 全4曲
CD2
 (1)ショパン:バラード 全4曲
 (2)[アンコール]
   ショパン:ワルツ第14番、
   リスト:パガニーニによる大練習曲より第4番「アルペジオ」
ルース・スレンチェンスカ(P)

 1926年 スタインウェイを使用 録音:2005年1月31日 岡山シンフォニー・ホール
2005年。彼女は生涯最後のコンサートの地を日本に選んだ。当初は最後のコンサートを締めくくるに相応しいオール・ショパンのプログラムを予定していたが、プロコフィエフの愛らしい小品が加わる。常に自身のより深い音楽を追求する飽くなき求道心をもった女史らしい選曲といえるだろう。これは一番最後のアンコールにリストの「パガニーニによる大練習曲」を取り上げたことからも言える。
 20世紀から21世紀にわたる世界最高のピアニストのひとりが、最後に日本を愛してくれたことを心から喜びたい。
LIU 1009
\3045
ルース・スレンチェンスカの芸術 Ⅴ〜クララ・シューマンに捧ぐ!
 シューマン:
  ロマンス嬰ヘ長調〜3つのロマンス 作品28より第2曲
  「きみにささぐ」〜歌曲集「ミルテの花」作品25より第1曲(リスト編曲) 
 ブラームス:
  ワルツ集 作品39、3つの間奏曲 作品117、
  ハンガリー舞曲集より第1番&第7番
 クララ・シューマン:ラルゲット〜
  「4つの束の間の小品」作品15より第1曲
 ウェーバー:ロンド〜ピアノ・ソナタ 第1番ハ長調 作品24より第4楽章
ルース・スレンチェンスカ(ピアノ:1877年製グロトリアン・スタインヴェッグ)

 20世紀最後の巨匠ルース・スレンチェンスカ、クララ・シューマンのピアノを弾く!130年の時空を超えてよみがえったブラームスとシューマン夫妻の幸福な語らい!

録音:2007年11月12日、15日 岡山・劉生容記念館

 スレンチェンスカ、前回2005年の来日公演をもってコンサートを終止した。これで彼女の卓越したピアノ音楽を聴くことはできないと多くのファンが嘆いた。
 ところがあれから3年。コンサートはだめでも、セッション録音でスレンチェンスカが蘇った。
 2007年、数奇な運命を経て、日本で新しい命を与えられたクララ・シューマン愛用のグロトリアン・スタインヴェッグ(No.3306 1877年製)。その由緒あるピアノからルース・スレンチェンスカが呼び寄せたクララ、ロベルト・シューマンとヨハネス・ブラームスの魂の声。
 2005年の驚異のラスト・コンサートから2年、82歳の幻の巨匠ルース・スレンチェンスカが極めたピアニズムの豊饒な楽園。

LIU‐1010/11
(2CD)
\4200
ルース・スレンチェンスカの芸術Ⅵ−ブラームス/ピアノ曲集−
CD-1
 8つのピアノ小品 0p.76/2つのラプソディ op.79/
 7つの幻想曲 op.116
CD-2
 3つの間奏曲 0p.117/
 6つのピアノ小品 0p.118/4つのピアノ小品 op.119
ルース・スレンチェンスカ(ピアノ:1926年製スタインウェイ)

 前作にも「3つの間奏曲Op.117」が収録されていますが、今回は1926年製スタインウェイによる新録音です。ちなみに前作は1877年製グロトリアン・スタインヴェッグですので演奏の違いとともにピアノの違いも楽しめます。
録音:2009年6月12日〜14日 岡山・劉生容記念館


  ラスト・コンサートから4年、そして2007年11月録音の前作より1年半ぶりの録音。80歳半ばを前にして、なおも不屈の精進で進化し続けるルース・スレンチェンスカの第6弾。

 

RGCD‐1039
\2500+税
<ジョスカン・デ・プレ/ミサ曲全集 第6集>
 歌謡ミサ〜ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲全集 第6集 
  ミサ《ラミ・ボーディション》
  ミサ《ビスケーの娘》
ヴォーカル・アンサンブル カペラ
音楽監督:花井 哲郎

 レオナルド・ダ・ヴィンチと同時代に活躍し、マルティン・ルターも絶賛したルネサンスを代表する天才作曲家が残した19曲のミサ曲全集
 録音:2012年11月12日-16日 北の大地美術館(中札内村、北海道)

 ●本格的な中世・ルネサンス専門のヴォーカル・アンサンブル カペラの第10弾。
 ●素朴な歌謡から紡ぎ出される豊穣にして崇高な音世界!天才ジョスカンの手にかかると単純な素材も、たわいない恋の歌も、気高いミサ曲に生まれ変わる。その魅力を余すところなく、細部に到るまで丁寧に歌い上げた、円熟のヴォーカル・アンサンブルによる好演。
 ●2021年のジョスカン没後500年を記念する企画。今後残り3枚をリリース、全曲録音完成を目指します。



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ヴァデメクム



VMMM1602
\2500(税込)
ヴァハン・マルディロシアンのブラームス作品集国内盤!
 弦楽六重奏曲第1番の第2楽章ピアノ版も収録!

  ブラームス:
   ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調作品5
   4つのバラード 作品10
   主題と変奏曲 ニ短調
    (弦楽六重奏曲第1番作品18の第2楽章;ピアノ版)
ヴァハン・マルディロシアン
 (ピアノ)
 2005 年 仏 Intrada より発売されていたヴァハン・マルディロシアンのブラームス作品集の国内盤発売!
 有名な弦楽六重奏曲第1番の第2楽章ピアノ版も収録!

 録音:2005 年5 月26-28 日、IRCAM(パリ)、72:06

 ヴァハン・マルディロシアンのヴァデメクム・レーベル2 枚目になるこのアルバムには、二十歳前半のブラームスのピアノ曲の傑作が収められています。ピアノ・ソナタ第3 番へ短調はフランツ・リストの革新的な一楽章ソナタロ短調と同時期に作曲されたもので、リストのソナタと共にピアノ音楽史上に燦然と輝く優れたものです。作曲家としてブラームスはわずか二十歳にしピアノ・ソナタを完結させ二度と再びこのジャンルに戻ることはありませんでした。堂々としてパッショネットなブラームスの名曲の魅力をヴァハン・マルディロシアンがヴィルティオシティー溢れるピアニズムで複雑なテクスチャーの隅々まで謳いあげています。一方4曲のバラードではブラームスの作曲の特徴である「詩と音楽」が融合されたブラームスらしい歌に満ちた音楽が展開されています。自身の弦楽六重奏曲、第1 番の第2楽章をピアノ・ソロに編曲した主題と変奏曲は簡潔ながらも後み偉大な変奏曲を書くことになるブラームスの才能の萌芽が十分感じ取れる作品です。


 ヴァハン・マルディロシアン(ピアノ、指揮、作曲)
 アルメニア、エレヴァン生まれ。幼少よりピアノの勉強および作曲を始める。旧ソ連邦で数々のコンサートを行い、その後はパリ音楽院でジャック・ルヴィエに師事し1996 年にピアノのプルミェ・プリ獲得。その非凡な才能をフランスの著名な現代作曲家、エリック・タンギーとヴァイオリンの巨匠、イヴリー・ギトリスに見いだされ楽壇デビュー。タンギーからはピアノ・ソナタ第2番を献呈されCD も録音。ル・モンド紙が「驚くべきピアニスト!」の見出しでその才能を絶賛。ギトリスとは最も信頼出来るピアニストとして10 年以上にわたり共演し、毎年のように日本で演奏を行う。指揮者としても優れた才能を示し、現在はフランス、ノルマンディーのカーン市交響楽団の常任指揮者・音楽監督を務める。パリを拠点にフランス国立管弦楽団、プラハ放送管弦楽団などをはじめヨーロッパ各地の有名なオーケストラで客演し、日本ではNHK 交響楽団などを指揮する。ピアノ・ソロ、室内楽、歌曲の伴奏と多忙な音楽活動を展開している。作曲家としても「アルメニア作品集」のCDの中で自らの作品を演奏している。現在迄にリリースしたCD は10 枚以上。



ヴァハン・マルディロシアンのベートーヴェン


VMMM1601
\2500(税込)
ヴァハン・マルディロシアン、フランスで発売された
 好評のベートーヴェンが国内盤として登場!

  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2 『月光』
   ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28『田園』
   ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op.31-2『テンペスト』
ヴァハン・マルディロシアン(ピアノ)
 N響も指揮したヴァハン・マルディロシアン、フランスで発売され好評のベートーヴェンが国内盤として登場!

 録音:2009 年8 月22、23 日、サンボネ劇場, ブールジュ(Maestria Records)、70:03

 2009 年 仏 Maestria Records より発売されておりましたヴァハン・マルディロシアンのベートーヴェン・アルバム「Neuvieme Vague」より日本国内盤として「月光」「田園」「テンペスト」を発売!
 ベートーヴェンは同時代のハイドン、モーツァルト、クレメンティ、デュセック、ヴォルフルなどと相互に刺激、影響を受けながら生涯に32 曲のピアノ・ソナタを遺しました。その作曲の道程は一言で言えば改革と革新の連続で、一曲ごとに新たなピアノ・ソナタを創造していったといっても決して過言では無いでしょう。このCD に収録されている1801 年から1802 年のこの時期は、『悲愴ソナタ』以降に新たなる道を求めて意欲的に創作活動を続けていた時期で、悪化する難聴により聴覚を失うという絶望の中で有名なハイリゲンシュタットの遺書を書いた時期とも重なっています。
 このようなベートーヴェンの多彩な世界が広がるピアノ・ソナタを演奏するのは決して容易なことでありませんが、それに挑んだのがアルメニア出身でフランス在住のヴァハン・マルディロシアンです。
 ピアニストしてはヘンデル、バッハから現代曲に至るまで膨大なレパートリーを有し、同時に作曲も指揮もこなすという本来あるべき音楽活動を展開しているヴァハン。指揮者、ピアニストとしてヨーロッパ各地を転々とする多忙な日々の中で、新たな解釈のヒントを求め譜読み没頭する彼は、常に最新の原点版と過去の様々な解釈版との比較に余念がありません。日頃の彼との対話の中でも中心を占めるのは過去の名演奏や解釈版のこと。筆者私蔵の膨大な量の初版譜や種々の解釈版の閲覧を求められ、その都度尽きることのない創造的な話が膨らみますが、そんなヴァハンのモットーは本来あるべき音楽の姿を楽譜を通じて再現すること。最もシンプルで同時に最も困難な営み。これこそが音楽のエネルギーを我々が生きている現代という時空間に解き放つことでしょう。(Itaru Haba)




 ・・・おっと・・・いいじゃないですか・・・。
バッハ: 協奏曲 ニ短調BWV974 からアダージョ

https://youtu.be/84qlcINxQ9g


 ※ヴァハン・マルディロシアン(ピアノ、指揮、作曲):
  アルメニア、エレヴァン生まれ。幼少よりピアノの勉強および作曲を始める。旧ソ連邦で数々のコンサートを行い、その後はパリ音楽院でジャック・ルヴィエに師事し1996 年にピアノのプルミェ・プリ獲得。その非凡な才能をフランスの著名な現代作曲家、エリック・タンギーとヴァイオリンの巨匠、イヴリー・ギトリスに見いだされ楽壇デビュー。
 タンギーからはピアノ・ソナタ第2番を献呈されCD も録音。ル・モンド紙が「驚くべきピアニスト!」の見出しでその才能を絶賛。
 ギトリスとは最も信頼出来るピアニストとして10 年以上にわたり共演し、毎年のように日本で演奏を行う。
 指揮者としても優れた才能を示し、現在はフランス、ノルマンディーのカーン市交響楽団の常任指揮者・音楽監督を務める。パリを拠点にフランス国立管弦楽団、プラハ放送管弦楽団などをはじめヨーロッパ各地の有名なオーケストラで客演し、日本ではNHK 交響楽団などを指揮する。
 ピアノ・ソロ、室内楽、歌曲の伴奏と多忙な音楽活動を展開している。作曲家としても「アルメニア作品集」のCD の中で自らの作品を演奏している。現在迄にリリースしたCD は10 枚以上。


*****


 さて、その鬼才マルディロシアン、実は10年前にご紹介したこのアルバムを製作していた。
 当時世間ではまったく話題にならなかったにもかかわらず、アリアCDでは大ヒット。
 この愛すべきアルバムでも、マルディロシアンの才能が遺憾なく発揮されていたわけである。

 ということで当時のコメントをそのままご紹介しておきましょう。

 廃盤みたいなので海外の在庫を取り寄せます。在庫があるうちに。



10年前にアリアCDではヒットした
ヴァハン・マルディロシアン
アルメニア音楽集


 久々、1日に何回もかけたくなって、翌日も聴くのが楽しみ、というようなCDに出会えた。

 内容は、いまさら紹介する必要もない、一目瞭然のアルメニア作品集。
 ヴァイオリンとチェロとピアノが、自由に編成を変えて1曲1曲思い入れたっぷりに聴かせてくれる。

 ・・・そうか、これまでアルメニア音楽といえば大音響で爆裂的なものばかり好んで聴いてきたから、こうした編成で聴くととても新鮮に感じたわけだ・・・。
 まあ、おまけに店主は辺境異端クラシック・マニアだからその心を刺激しないわけがない。

 ・・・とはいうもののこのエスニックでロマンティックな世界はどんな人にもお奨め。
 サロン風だから軽く聴いてもいいし、でも選曲も編曲もとても奥が深いので真剣に聴いてもいい。
 というのも、ハチャトゥリアンの名曲を随所で挟み込んでそれを主役のように思わせながら、天国的に美しいコミタスの作品や、ババジャニアンの本格派ピアノ・トリオや、前衛手法と民族的素材をミックスさせた幻想的なガスパロフの作品や、現代的でカッコいいマルディロシアンの作品など、実は「ハチャトゥリアン以外の作品」に比重がかけられている。

 マニアックなふりをして、その実ポピュラーそうで、でもほんとのほんとは本格的なアルバムだったりする。

 ちなみに「剣の舞」はハイフェッツの編曲とマルディロシアンの2種類が収録されている。


WARNER
2564 64341
\3000
廃盤のため海外直輸入
アルメニア
 ハチャトゥリアン:
  剣の舞、アイシェの踊り(ガイーヌより)、
  ノクターン(仮面舞踏会より)、
  エギナのヴァリエーションとバッカス祭(スパルタクスより)
 コミタス(1869-1935):チャント
 バーバジャニアン(1921-1983):ピアノ・トリオ
 ガスパロフ(1961-):
  アルメニアン・ラプソディー、ヴァリャベディアン・ラプソディー
 マルディロッシアン:2台のピアノのためのノクターン、他"
ジャン=マルク・フィリップス=ヴァリャベディアン(Vn)
グザヴィエ・フィリップス(Vc)
ワハン・マルディロシアン(P)






<映像>


OPUS ARTE(映像)

OA1239D
(DVD)
\4100
ベルリオーズ(1803-1869):歌劇《ベアトリスとベネディクト》2幕
 シェイクスピアの戯曲『空騒ぎ』(原作)
 ベルリオーズ(台本)
 2016年 グラインドボーン音楽祭
ベアトリス…ステファニー・ドゥストラック(ソプラノ)
ベネディクト…ポール・アップルビー(テノール)
クラウディオ…フィリップ・スライ(バス・バリトン)
エロー…ゾフィー・カルトホイザー(ソプラノ)
ソマローネ…ライオネル・ローテ(バス)
ドン・ペドロ…フレデリック・カトン(バス)
ユルシュール…カテリーナ・ブラディック(メゾ・ソプラノ)
アントネッロ・マナコルダ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 (コンサート・マスター…ヴェセリン・ゲレフ)

OABD7219D
(Blu-ray)
\5100

 「ベアトリスとは絶対結婚しない」と誓った男ベネディクト、彼に恋するも素直になれない女ベアトリス。本当はお互い好きなのに意地を張ってしまってケンカをする2人。周囲の人々は2人を結び付けようと躍起になり「2人にはそれぞれ別に好きな人がいる」と噂を流します…
 1860年の夏、バーデン=バーデン音楽祭の主催者ベナツェから「短いオペラ」の作曲を依頼されたベルリオーズは、30歳の頃に着想し、そのままになっていたシェイクスピアの「空騒ぎ」のオペラ化を進めることにしました。
 完成までに1年半を要したこの作品には、晩年のベルリオーズが至った諦観や虚無といった心が反映されています。この上演では、登場人物たちが身に着けている1950年代の衣装が、どれも灰色でデザインされており、軽妙なやりとりの中にも強い孤独感が透けてみえるような仕掛けになっています。
 収録時間:118分+11分      (ボーナス映像…ベアトリスとベネディクト-再発見された名作) 音声:ステレオ2.0/DD5.1(DVD) ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)    イタリア語歌唱
 字幕:英語・フランス語・ドイツ語・韓国語・日本語画面:16:9REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i High Definition
 

OA1232D
(DVD)
\3500
※演劇の映像です
シェークスピア:《リア王》
 ロイヤル・シェークスピア・カンバニー
リア王…アントニー・シャー
リーガン…ケリー・ウィリアムズ
ゴネリル…ニア・グウィンコーディリア…ナタリー・シンプソン
エドマンド…パーパ・エシエードゥ
エドガー…オリヴァー・ジョンストン
グロスター伯…デイビット・トロートン
コーンウォール公…ジェームス・クライド
ケント伯…アントニー・バーンズ
オズワルド…バイロン・モンダール
オールバニ公…クラランス・スミス
道化…グラハム・ターナー
OABD7203D
(Blu-ray)
\4500
※演劇の映像です

 シェイクスピアの“四大悲劇”の一つ《リア王》。口のうまい2人の姉娘、ゴネリルとリーガンの甘い言葉を信じ、真実を語る末娘コーディリアを国外追放。結果、信じていた姉娘たちに裏切られ末娘も失ってしまったリア王の物語。あまりの凄惨な結末のため、17世紀から19世紀前半頃まではハッピーエンド版に変更されて上演されていましたが、19世紀後半からは原作通りに上演されるのが慣習となっています。
 1982年にロイヤル・シェークスピア・カンバニーで道化を演じた名優アントニー・シャー。この上演では主役のリア王を堂々と演じています。
  収録時間:181分音声:ステレオ2.0/DD5.1(DVD) ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
  字幕:英語画面:16:9REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスクBlu-ray・・・ニ層 50GB 1080i High Definition














8/8(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

HAENSSLER



HC 17013
(4CD)
\3400
シトコヴェツキー/パッパーノ、リフシッツとの共演
 「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集BOX」再登場

 [CD1] 69'36"
  ・ヴァイオリン・ソナタ イ長調KV 305(293d)
  ・ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調KV 380(374f)
  ・ヴァイオリン・ソナタ ホ短調KV 304(300c)
  ・ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調KV 454
 [CD2] 76'42"
  ・ヴァイオリン・ソナタ ト長調KV 301(293a)
  ・ヴァイオリン・ソナタ ニ長調KV 306(300l)
  ・ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調KV 376(374d)
  ・ヴァイオリン・ソナタ イ長調KV 526
 [CD3)] 71'54"
  ・ヴァイオリン・ソナタ ハ長調KV 303(293c)
  ・ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調KV 377(374e)
  ・ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調KV 378(317d)
  ・ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調KV 481
 [CD4] 75'49"
  ・ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調KV 302(293b)
  ・ヴァイオリン・ソナタ ト長調KV 379(373a)
  ・ヴァイオリン・ソナタ ハ長調KV 403(385c)
  ・ヴァイオリン・ソナタ ハ長調KV 296
  ・ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調KV 547
ドミトリー・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)
[CD1]
 アントニオ・パッパーノ(ピアノ)
[CD2-4]
 コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)
 パッパーノ、リフシッツとの共演!!シトコヴェツキーのモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ選集がさらにお求め安くなり再登場!!

 セッション録音:[CD1]2006年2月5日、6日/サフォーク・ポットンホール(イギリス)/293’00
 [CD2]2007年7月5-7日/ハイデルベルク、トンスタジオ・ヴァン・ゲースト / ザントハウゼン、クララ・ヴィーク・オーディトリアム
 [CD3]2008年2月8-10日/ハイデルベルク、トンスタジオ・ヴァン・ゲースト / ザントハウゼン、クララ・ヴィーク・オーディトリアム
 [CD4]2009年7月5-8日/ハイデルベルク、トンスタジオ・ヴァン・ゲースト / ザントハウゼン、クララ・ヴィーク・オーディトリアム

 モーツァルト歿後25 年の2006 年にスタートした、シトコヴェツキーによるヴァイオリン・ソナタ選集BOX がジャケット一新でさらにお求め安くなり再登場!
 コレペティトール上がりの実力派指揮者パッパーノと、個性と知性のピアニスト、リフシッツとの共演という実に豪華な内容。
 モーツァルトのヴァイオリン・ソナタは「ヴァイオリンつきのピアノ・ソナタ」ともよく云われるように、その意味で大家シトコヴェツキーとパッパーノ、リフシッツとの顔合わせはまことに的を射たキャスティングと言えましょう。



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ONDINE



ODE-1299
(2CD)
\2400→\2190
名手テツラフ、3度目の「無伴奏」登場!
 J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ

【CD1】
 ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
 パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
 ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003
【CD2】
 パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
 ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
 パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)

 名手テツラフ、3度目の「無伴奏」登場!
 1966年、ドイツ生まれのヴァイオリニスト、クリスティアン・テツラフ。バッハやブラームスなどの古典的な作品はもちろん、リゲティやショスタコーヴィチといった近現代の作品までレパートリーは広く、高度なテクニックを駆使した独自の洗練された解釈は“聴きなれた作品に新たな命を与えるヴァイオリニスト”として高く評価されています。

 テツラフにとって「無伴奏」の録音は3回目となります。
 第1回目は1993年、2回目は2005年、そして2016年とほぼ10年に一度「無伴奏」を録音している彼において、この作品は、演奏家としての原点に立ち返る重要なもの。
 今回の録音に対しても、テツラフは譜面をもう一度じっくり読み込むことで新しい発見を得るとともに、バッハと幾分親密になれたと、ブックレット(英文)の解説の中で語っています。

 この新録音、驚くほどに自然な呼吸と共に美しい音色が次々と紡がれています。絶妙な間の取り方は、まさに「バッハとの対話」。
 現在のテツラフの姿を映し出す素晴らしい演奏です。自然な響きが捉えられた録音も聴きどころです。

  録音 2016年10月22-25日 Sendesaal Bremen

Ondineレーベル:テツラフ名演集
 ODE-1284 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
 ODE-1279 ドヴォルザーク/スーク:作品集
 ODE-1239 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 第1番&第2番
 ODE-1205 シューマン:ヴァイオリン・ソナタ集
   テツラフといえばこういうちょっと秀才優等生系のイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、すっかり違うタイプになってます。



おすすめ、テツラフの最近のアルバム


ODE-1279
(SACD-Hybrid)
\2400
テツラフ(ヴァイオリン)
 ストゥールゴールズ指揮&ヘルシンキ・フィル
スーク&ドヴォルザーク:ヴァイオリン作品集

 1.ヨゼフ・スーク(1874-1935):幻想曲 ト短調 Op.24/
 2-4.ドヴォルザーク(1841-1904):
  ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53
  <第1 楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ/
   第2 楽章:アダージョ・マ・ノン・トロッポ/
   第3 楽章:アレグロ・ジョコーソ、マ・ノン・トロッポ>/
 5.ドヴォルザーク:ロマンス ヘ短調 Op.11
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)/
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団/
ジョン・ストゥールゴールズ(指揮)
 録音 2015 年9 月29 日-10 月2 日 フィンランド ヘルシンキ・ミュージック・センター

 名手クリスティアン・テツラフのONDINE レーベルへの7 枚目となるこのアルバムは、東欧の2 人の作曲家の作品集です。メインとなるのはドヴォルザークの協奏曲。冒頭の印象的な旋律が特徴的なこの作品ですが、ヴァイオリンパートの熱い旋律は聴きもの。
 第2 楽章の訴えかけるような切なさ、舞曲である第3 楽章の優美さなど、上手い演奏家の手で奏されると、例えようもない魅力を放つ作品なのです。
 スークの幻想曲は、まさに「スラブ舞曲」そのもののフレーズが様々な形で展開されていく緊迫感に満ちた作品で、変幻自在な楽想に驚かされるのではないでしょうか。
 最後に置かれたドヴォルザークの「ロマンス」はもともと弦楽四重奏曲第5 番の第2 楽章で、憂鬱でやるせない雰囲気がなんとも美しい作品です。
 テツラフとストロゥールゴーズはこれらの作品の東欧的情緒を余すことなく汲み上げ、見事な絵画のように目の前にみせてくれるのです。



ODE-1284
\2400
テツラフ&ラルス・フォークト
 ブラームス:3つのヴァイオリン・ソナタ集

  ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op.78
  ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.100
  ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 Op.108
  スケルツォ(F.A.E.ソナタより) WoO2
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)/
ラルス・フォークト(ピアノ)

 数々の賞を受賞している名手テツラフと、日本でも人気の高いピアニスト、ラルス・フォークトの共演によるブラームスの3つのヴァイオリン・ソナタ集。
 これまでにモーツァルトやシューマンのソナタ、テツラフの妹でチェリストのターニャを加えたブラームスのピアノ三重奏曲などがリリースされていますが、今回のブラームスはまさに「満を持して」の登場で、数多くの名盤がひしめくヴァイオリン・ソナタの中でも、強い存在感を放つ1枚となることでしょう。
 ブックレットには作品についてのテツラフとフォークトの対話が掲載されており(英語、ドイツ語のみ)これを見るだけでも、彼らのブラームスに寄せる思いの強さが伝わってきます。

  録音 2015年8月24-26日 ブレーメン ゼンデザール




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Ediciones Singulares



ES1028
(3CD)
\5700→\5390
無名のダヴィッドの作品
 ロト指揮&レ・シエクル、ニケ指揮&ブラッセルズ・フィルの豪華演奏

ファリシアン・ダヴィッド
 19世紀フランスの異国趣味と、芸術音楽
  〜管弦楽曲、室内楽、歌曲、合唱曲…〜

《CD I》
 管弦楽を伴う頌歌「クリストフ・コロン」(コロンブス)
《CD II》
 ①『ブラジルの真珠』序曲 ②最後の審判
 ③交響曲 第3番 ④六つのモテトゥス
《CD III》
 ①七つの歌曲
  〔モリバト/エオリーヌ/慈愛の声/
    エジプトの女/死者たちの日/ドイツのライン河畔〕
    ②ピアノ三重奏曲 第1番
    ③六つのピアノ作品〔夕暮れ/アラビのファンタジア/
《CD I》
フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮
レ・シエクル(古楽器使用)
《CD II》
エルヴェ・ニケ指揮
ブラッセルズ・フィルハーモニック
フランダース放送合唱団
《CD III》
デュオ・コントラスト
 〔シリル・デュボワ(T)、
 トリスタン・ラエス(p)〕
ジョナス・ヴィトー、
ダヴィド・ヴィオリ(p)
パスカル・モンロン(vn)
ポリーヌ・ビュエ(vc)
フランソワ・サン=ティヴ(org)他

 異国趣味の作曲家ダヴィッド、1840〜50年代のフランス音楽の至芸を、豪奢演奏陣で味わい尽くす!
 20世紀楽壇にF.シュミットが独仏ふたりいるように、19世紀にもF.Davidという作曲家が独仏それぞれひとりずつ(双方とも1810年生まれ!!)どちらも確かな実績を残した人物として歴史に名を刻んでいます。
 メンデルスゾーンの友人たるヴァイオリンのF.ダーヴィトのかたわら、フランスのファリシアン・ダヴィッドはカンタータ『砂漠』やピアノ曲集『オリエントのそよ風』など、当時のフランス人たちが愛してやまなかった東洋風異国情緒を音楽の世界で体現し絶大な人気を誇った名匠!その異国系の作品もほどよく盛り込みながら、さすがEdiciones Singularesの充実企画、ここではめったに聴けない交響曲をニケの指揮(!)で、そして大航海時代にまつわる巨大カンタータを…話題騒然の古楽器集団レ・シエクルを率いるF-X.ロトの指揮で聴けてしまうという圧巻の内容!
 さらに、聴く機会の少ないピアノ三重奏曲やモテトゥス(合唱曲)集まで収録、演奏陣選択にもいっさい妥協なし。
 例によって仏英2カ国語の充実解説には図版満載、もちろん限定発売仕様ですので、どうぞお早目に確保のほどを!



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


PENTATONE


PTC 5186248
(SACD HYBRID)
\2400

クーベリックの名盤、ベートーヴェン交響曲第1& 4番
 ベートーヴェン(1770-1827):
  (1)交響曲第1番 ハ長調 Op.21
  (2)交響曲第4番 変ロ長調 Op.60

ラファエル・クーベリック(指揮)
(1)ロンドン交響楽団
(2)イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団

 クーベリックの名盤、ベートーヴェン交響曲第1 & 4 番がPENTATONE のリマスタリング・シリーズからリリース!

 録音:(1)1974年6月/ブレント・タウン・ホール(ロンドン)/I.9’13”+II.8’11”+III.4’02”+ IV.5’47”=27’13”、(2)1975年9月/ヘルクレスザール(ミュンヘン)/I.12’03”+II.9’56”+III.6’06”+IV.6’42”=34’47”
 リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル/マルチチャンネル、DSD、62’ 00”、輸入盤・日本語帯付

 SACD ハイブリッド盤。
 チェコが生んだ巨匠ラファエル・クーベリック(1914-1996)が1971 年から75 年にかけて録音したベートーヴェンの交響曲全集。全9 作品を、それぞれオーケストラを変えて録音したユニークな企画としても有名な録音です。
 当ディスクにはクーベリック60 代を迎えたときに録音したベートーヴェンの交響曲第1 番(ロンドン響/ 1974 年録音)と第4 番(イスラエル・フィル/ 1975 年録音)を収録。PENTATONE のリマスタリング・シリーズからの注目のリリースです。
 第1 番では瑞々しい響きを情感豊かに表現し、ロンドン響の力量を最大限引き出したエネルギッシュな演奏です(両端楽章の呈示部は反復実施しております)。
 一方、イスラエル・フィルとの第4 番はとりわけ弦楽パートの美しさがあらわれた演奏。雄大に広がる豊かな響きが魅力です。両オーケストラの特色を導き出して演奏するクーベリックの確かな力量を再認識させられる名演です!
 今回のリマスタリングもオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998 年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社)が担当。オリジナル・マスターテープからの丁寧な復刻で見事なサウンドでよみがえりました。ヴァイオリン両翼型配置にも注目の立体的な演奏をお楽しみください。


<メジャー・レーベル>
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SONY


8898540406-2
(75CD)
\23000→\21990

ルドルフ・ゼルキン/
 コンプリート・コロンビア・アルバム・コレクション


【CD1】
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15〜
  フリッツ・ライナー(指揮)ピッツバーグ交響楽団
 [録音]1946年2月2日、ピッツバーグ、シリア・モスク


【CD2】
 1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」、
  [録音]1941年9月3日&1942年4月30日、ニューヨーク、リーダークランツ・ホール
 2) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」、
  [録音]1945年6月5日、ニューヨーク、コロンビア・スタジオ


【CD3】
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」〜
  ブルーノ・ワルター(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
  [録音]1941年12月22日、ニューヨーク、リーダークランツ・ホール


【CD4】
 1) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」〜
  アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
   [録音]1941年12月12日、ニューヨーク、リーダークランツ・ホール
 2) シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44〜 ブッシュ四重奏団
   [録音]1942年5月22日、ニューヨーク、リーダークランツ・ホール


【CD5】
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83〜
  ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
   [録音]1945年3月15日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック


【CD6】
 シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54〜
  ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
   [録音]1946年1月21日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック


【CD7】
 1) ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 ニ長調 Op.70「幽霊」〜
   アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン) ヘルマン・ブッシュ(チェロ)
    [録音]1947年12月15日 & 1948年1月7日、マールボロ
 2) ベートーヴェン:幻想曲 ト短調 Op.77
 3) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調 Op.78
 4) メンデルスゾーン:無言歌 Op.62-1「5月のそよ風」
  [録音]1947年12月1日、ニューヨーク、コロンビア・スタジオ


【CD8】
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」〜
  ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
   [録音]1950年11月19日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック


【CD9】
 1) J.S.バッハ:チェロ・ソナタ第3番 ト短調 BWV.1029
 2) J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903a
 3) J.S.バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
  〜 パブロ・カザルス(チェロ:1)、パウル・バウムガルトナー(ピアノ:1)
    [録音]1950年6月1-11日、プラード、サン=ピエール教会
 4) J.S.バッハ:カプリッチョ 変ロ長調「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV .992
    [録音]1957年4月5日、プエルトリコ大学
 5) J.S.バッハ:トッカータ ホ短調 BWV.914
    [録音]1942年5月1日、ニューヨーク、リーダークランツ・ホール


【CD10】
 1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
    〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
    [録音]1946年1月21日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック
 2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482
   〜 パブロ・カザルス(指揮)ペルピニャン音楽祭管弦楽団
    [録音]1951年7月26日、ペルピニャン市劇場


【CD11】
 1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
   [録音]1951年5月28-30日、バーモント州、ブラトルボロ
 2) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調Op.81a「告別」
   [録音]1951年5月1日 & 1951年5月28-30日、バーモント州、ブラトルボロ
 3) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
   [録音]1947年7月24 & 29日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ


【CD12】
 1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」
   [録音]1952年9月8-10日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
 2) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
   [録音]1952年7月22日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ


【CD13】 1) シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 Op.100 D.929
 2) ブラームス:ピアノ三重奏曲 ハ長調 Op.87
  〜 アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン) ヘルマン・ブッシュ(チェロ)
   [録音]1951年10月10-11日 、バーモント州、ブラトルボロ


【CD14】
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
  〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
   [録音]1953年3月22日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック


【CD15】
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15
   〜 ジョージ・セル(指揮) クリーヴランド管弦楽団
    [録音]1952年11月30日、クリーヴランド、セヴェランスホール


【CD16】
 1) モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K.452
 2) ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op.16
  〜 アンソニー・ギグリオッティ(クラリネット)、ジョン・デ・ランシー(オーボエ)、
   メイソン・ジョーンズ(ホルン)、ソル・シェーンバッハ(ファゴット)
    [録音]1953年9月22日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ


【CD17】
1) ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
2) ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
〜 パブロ・カザルス(チェロ)
[録音]1953年5月17, 19, 20日、プラード音楽祭


【CD18】
1) ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
2) ベートーヴェン:『魔笛』の主題による7つの変奏曲変ホ長調 WoO.46
3) ベートーヴェン:『魔笛』の主題による12の変奏曲ヘ長調 Op.66
4) ベートーヴェン:ヘンデルの『マカベウスのユダ』の主題による変奏曲 WoO.45
 〜 パブロ・カザルス(チェロ)
[録音]1951年7-8月、ペルピニャン


【CD19】
1) ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
2) ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
 〜 パブロ・カザルス(チェロ)
[録音]1953年5月18, 19, 20日、プラード音楽祭


【CD20】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
 〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1954年2月14日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック


【CD21】
1) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
 〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1955年3月11日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック
2) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1954年2月14日 & 1955年4月24日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック


【CD22】
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1956年3月11日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック


【CD23】
1) シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1956年3月11日 & 12月19日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック

2) R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調 Op.11
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1955年3月11日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック


【CD24】
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467
〜 アレクサンダー・シュナイダー(指揮)コロンビア交響楽団
[録音]1955年11月8日 & 12月19日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595
〜 アレクサンダー・シュナイダー(指揮)コロンビア交響楽団
[録音]1955年11月11日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ


【CD25】
1) シューベルト:楽興の時 D.780 Op.94
[録音]1952年12月8日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
2) シューベルト:ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 D.840
[録音]1955年3月23, 24日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ


【CD26】
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453
〜 ジョージ・セル(指揮)コロンビア交響楽団
[録音]1955年11月20, 21日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番 ハ長調 K.503
〜 ジョージ・セル(指揮)コロンビア交響楽団
[録音]1955年11月20, 21日 & 1953年4月16日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ、クリーヴランド、セヴェランスホール


【CD27】
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュノーム」
2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414
〜 アレクサンダー・シュナイダー(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団
[録音]1956年8月29, 30日、マールボロ


【CD28】
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲 Op.120
[録音]1957年9月3-5日、マールボロ
【CD29】
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第16番 ニ長調 K.451
3) モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 K.382
〜 アレクサンダー・シュナイダー(指揮)コロンビア交響楽団
[録音]1955年11月9, 10, 14日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ


【CD30】
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第11番 ヘ長調 K.413
〜 アレクサンダー・シュナイダー(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団
[録音]1957年8月27, 28日、マールボロ

【CD31】
1) メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番 ト短調 Op.25
2) メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 Op.40
〜 ユージン・オーマンディ(指揮) フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1957年12月19日, 1959年11月8日、フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル


【CD32】
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1960年3月4日、フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

【CD33】
レーガー:ピアノ協奏曲 ヘ短調 Op.114
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1959年3月30日、フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル


【CD34】
1) ブラームス:ホルン三重奏曲 変ホ長調 Op.40
〜 マイロン・ブルーム(ホルン) マイケル・ツリー(ヴァイオリン)
[録音]1960年8月22-24日、マールボロ
2) シューベルト: 流れにて Op. 119, D. 943
〜 ベニータ・ヴァレンテ(ソプラノ) マイロン・ブルーム(ホルン)
[録音]1960年8月22-24日、マールボロ


【CD35】
1) ブラームス:愛の歌 Op.52
〜 ベニータ・ヴァレンテ(ソプラノ)、マーリーナ・クレインマン(アルト)、
ウェイン・コナー(テノール)、マルシアル・サンゲール(バス)
[録音]1960年8月19, 22日、マールボロ
2) シューベルト:岩の上の羊飼い D.965
〜 ベニータ・ヴァレンテ(ソプラノ) ハロルド・ライト(クラリネット)
[録音]1960年8月16、17、22日、マールボロ


【CD36】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」
〜 レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音]1962年5月1日、マンハッタン・センター


【CD37】
1) バルトーク:ピアノ協奏曲第1番
〜 ジョージ・セル(指揮)コロンビア交響楽団
[録音]1962年4月20-21日、クリーヴランド、セヴェランスホール
2) プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第4番 変ロ長調Op.53
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1958年3月30日、フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル



【CD38】
1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
2) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」
3) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
4) メンデルスゾーン:無言歌「5月のそよ風」Op.62-1
5) メンデルスゾーン:無言歌「紡ぎ歌」Op.67-4
[録音]1962年12月8-15日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ


【CD39】
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 K.459
2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
〜 ジョージ・セル(指揮)コロンビア交響楽団
[録音]1961年4月26-28日、クリーヴランド、セヴェランスホール


【CD40】
ベートーヴェン:三重協奏曲 ハ長調 Op.56
〜 ハイメ・ラレード(ヴァイオリン)、レスリー・パーナス(チェロ)、
〜 アレクサンダー・シュナイダー(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団
[録音]1962年5月23日、マールボロ


【CD41】
1) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
〜 レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音]1962年1月20日、マンハッタン・センター
2) ベートーヴェン:合唱幻想曲 Op.80
[録音]1962年5月1日、マンハッタン・センター


【CD42】
1) ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34
2) シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44
〜 ブダペスト弦楽四重奏団
[録音]1963年9月8-11日、ギルフォード


【CD43】
1) シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
2) シューマン:序奏とアレグロ・アパッショナート ト長調 Op.92
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1964年3月17日、フィラデルフィア、タウンホール


【CD44】
1) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
〜 アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮) NBC交響楽団
[録音]1944年11月26日、ニューヨーク、NBCスタジオ8-H
2) シューベルト:万霊節の日のための連祷 D. 343
3) ヘンデル:『エジプトのイスラエル人』より「ああ感謝せん」
〜 フルダ・ラシャンスカ(ソプラノ)、ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)、エマヌエル・フォイアマン(チェロ)
[録音]1939年1月14日、ニューヨーク、RCA第2スタジオ


【CD45】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1962年1月28日、フィラデルフィア、タウンホール


【CD46】
1) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1965年1月14日 & 3月24日、フィラデルフィア、タウンホール
2) ベートーヴェン:11のバガテル Op.119
[録音]1966年2月16, 18日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ


【CD47】
 1) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19〜
  ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
   [録音]1965年1月13日、フィラデルフィア、タウンホール
 2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595〜
  ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団[録音]1962年1月28日、フィラデルフィア、タウンホール


【CD48】
 1) J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV.1063〜
  アレクサンダー・シュナイダー(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団[録音]1964年7月7日、マールボロ
 2) J.S.バッハ:3台のピアノ協奏曲第2番 ハ長調 BWV.1064〜
  ミエチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)、ピーター・ゼルキン(ピアノ)、
  アレクサンダー・シュナイダー(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団[録音]1964年7月13日、マールボロ
 3) モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調 K.365〜
  ピーター・ゼルキン(ピアノ) アレクサンダー・シュナイダー(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団
  [録音]1962年10月3日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ


【CD49】
 シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959
 [録音]1966年2月16, 18日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ


【CD50】
 1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449
 2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453〜
  アレクサンダー・シュナイダー(指揮)コロンビア交響楽団
  [録音]1962年10月8, 9日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ


【CD51】
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1961年12月10日、フィラデルフィア、タウンホール


【CD52】
1) J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV.1046
2) J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第4番 ト長調 BWV.1049
3) J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV.1050
〜 パブロ・カザルス(指揮) マールボロ祝祭管弦楽団 
(ルドルフ・ゼルキンは第5番の鍵盤パートと第4番のコンティヌオをピアノで弾いています。)
[録音]1964年7月6-9, 11, 12日、マールボロ


【CD53】
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83
〜 ジョージ・セル(指揮)クリーヴランド管弦楽団
[録音]1966年1月20-21日、クリーヴランド、セヴェランスホール


【CD54】
シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 D.667『ます』
 〜 ハイメ・ラレード(ヴァイオリン)、フィリップ・ネーゲル(ヴィオラ)、
  レスリー・パーナス(チェロ)、ジュリアス・レヴァイン(コントラバス)
[録音]1967年8月15日、マールボロ


【CD55】
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15
〜 ジョージ・セル(指揮)クリーヴランド管弦楽団
[録音]1968年4月19-20日、クリーヴランド、セヴェランスホール


【CD56】
1) メンデルスゾーン:華麗なカプリッチョ ロ短調 Op.22
2) シューマン:序奏と協奏的アレグロ Op.134
3) R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調 Op.11
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1967年4月4日(1)、1968年4月10日(2)、1966年2月3日(3)、フィラデルフィア、タウンホール


【CD57】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』
[録音]1969年12月8-10日、1970年12月14-15日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

【CD58】
1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101
2) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
[録音]1970年10月14-15日(1)、1971年1月12日(2)、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ


【CD59】
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414
〜 アレクサンダー・シュナイダー(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団
[録音]1962年10月4日、マールボロ
2) モーツァルト:ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調 K.502
〜 ハイメ・ラレード(ヴァイオリン)、マドリーヌ・ファーリー(チェロ)
[録音]1968年7月11-12日、マールボロ

【CD60】
1) レーガー:ヴァイオリン・ソナタ第9番 Op.139
〜 ピーナ・カルミレッリ(ヴァイオリン)、ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
[録音]1972年8月12日、マールボロ
2) レーガー:チェロ・ソナタ第4番 Op.116
〜 ミッシャ・シュナイダー(チェロ)、ピーター・ゼルキン(ピアノ)
[録音]1963年9月10日、マールボロ

【CD61】
1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 Op.22
2) ベートーヴェン:幻想曲 ト短調 Op.77
3) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ短調 Op.78
[録音]1970年10月14-15日(1)、1970年10月15日(2)、
 1973年4月28日&6月18日(3)、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

【CD62】
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
[録音]1975年9月24-25日、マールボロ

【CD63】
1) J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ホ短調 BWV.1016,
2) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op.30-3
〜 アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
[録音]1943年4月27日、ワシントンD.C、アメリカ議会図書館
3) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12
〜 アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
[録音]1951年10月12日、ブラトルボロ

【CD64】
1) シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 Op.105
2) シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 Op.121
〜 アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
[録音]1946年12月10日(1)、1943年4月27日(2)、ワシントンD.C、アメリカ議会図書館
3) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96
〜 アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
[録音]1951年10月13日、ブラトルボロ

【CD65】
1) ハイドン:ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:49
2) モーツァルト:ピアノのためのロンド イ短調 K.511
3) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 Op.81a『告別』
[録音]1977年12月14-15日、カーネギー・ホール

【CD66】
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
[録音]1977年12月14-15日、カーネギー・ホール

【CD67】
1) ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
2) ブラームス:4つの小品 Op.119
[録音]1979年1月(1)、1979年5月25-26日(2)、ギルフォード

【CD68】
シューベルト:4つの即興曲 D.935
[録音]1979年1月、ギルフォード

【CD69】
1) レーガー:バッハの主題による変奏曲とフーガ Op.81
[録音]1984年6月19-20日、トロイ・ミュージック・ホール
2) ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:50
[録音]1985年4月14日、1985年10月4日、ギルフォード
3) J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 より アリア
4) J.S.バッハ:14のカノン BWV.1087
[録音]1976年7月23日、マールボロ

【CD70】
1) ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第4番 変ロ長調『街の歌』
〜 リチャード・ストルツマン(クラリネット)、アラン・ムニエ(チェロ)
[録音]1974年7月21日、マールボロ
2) ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op.16
 〜 リチャード・ストルツマン(クラリネット)、ルドルフ・ヴルブスキー(オーボエ)、
 アレクサンダー・ヘラー(ファゴット)、ロバート・ラッチ(ホルン)、
[録音]1974年8月14、18日、マールボロ
3) ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第11番ト長調 Op. 121a『カカドゥ変奏曲』
〜 堀米ゆず子(ヴァイオリン)、ピーター・ウィリー(チェロ)
[録音]1983年7月23日、マールボロ

【CD71】
1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2-1
2) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調 Op.10-2
3) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op.26
[録音]1970年10月7, 14, 15日(1-2)、1970年12月8日(2)、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

【CD72】
1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調 Op.27-1『幻想曲風ソナタ』
2) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第16番 ト長調 Op.31-1
[録音]1970年12月7日(1)、1970年12月8日(2)、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
3) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53『ワルトシュタイン』
[録音]1975年9月24-26日、ギルフォード

【CD73】
1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
[録音]1976年6月8日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
2) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
[録音]1960年8月25-26日、マールボロ
3) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
[録音]1967年3月15-16日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

【CD74】
1) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
〜 アレクサンダー・シュナイダー(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団
[録音]1974年7月7日、マールボロ
2) ベートーヴェン:合唱幻想曲 Op.80
〜 ピーター・ゼルキン(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団&合唱団
[録音]1981年8月9日、マールボロ

【CD75】
1) ショパン:24の前奏曲 Op.28
2) メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ Op.35-1
[録音]1976年6月7-8日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
 20世紀ピアノ演奏史に聳え立つ巨人、ルドルフ・ゼルキンがCBS〜ソニー・クラシカル(およびRCA)に残した、全録音を世界で初めて集大成。

 ■息子ピーターが全面協力。CD75枚に刻み込まれた巨匠の足跡20世紀を代表する巨匠ピアニストの一人、ルドルフ・ゼルキン(1903-1911)。協奏曲・ソロ・室内楽を包含する幅広いレパートリーを持つ卓越したピアニストとしてだけでなく、カーティス音楽院やマールボロ音楽祭での教育者として数多くのピアニストを育てた活動も合わせると、20世紀アメリカの音楽史に残されたその巨大な足跡にもかかわらず、不思議なことに(生誕100年の2003年に仏ソニークラシカルで発売されたアンソロジーは別として)その録音の全貌が振りかえられることがこれまでありませんでした。今回の75枚組はそうしたルドルフ・ゼルキンのピアノを敬愛する全音楽ファンの渇を癒すであろう決定盤で、ゼルキンが1941年から1985年まで44年にわたってコロンビア・レコード〜ソニー・クラシカルに残した全録音を初めて集大成した、文字通り記念碑的なセットといえるでしょう。発売に当たっては今年70歳を迎える息子ピーター・ゼルキンが全面的に協力し、別冊解説書に一文を寄せています。
 
 ■「同じ演奏は一つもない」〜再録音を繰り返した苦闘の歴史ルドルフ・ゼルキンのディスコグラフィの特徴は、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスを要にした独襖レパートリーがメインであることですが、生前本人が「演奏は2度と同じものはありません。だから一人のアーティストによる同じ曲の録音でも、複数のレコードが発売されていていいと思います」と語っている通り、同一曲の再録音が多いことがあげられるでしょう。まさにカラヤンのように、録音技術の進化に伴って同じレパートリーを繰り返し録音し直しており(たとえば当ボックスには、ブラームスのピアノ協奏曲第1番が4種類[46年ライナー、52年セル、61年オーマンディ、68年セル]、ベートーヴェンの「皇帝」は3種類[41年ワルター、50年オーマンディ、62年バーンスタイン]の録音が収められています)、そうした複数の録音を比較することで、常に作品を検討し直し、その本質に迫ろうとするゼルキンの姿を辿ることができるのも、このボックスならではの面白味といえるでしょう。
 
 ■最新リマスターでこれまで以上に鮮明に聴きとれる不滅のピアニズムリマスターについては、デジタル・リマスターが複数ある場合は最新のものが用いられていますが、45曲が今回のボックスのために新規に24ビット/96kHzでトランスファー/リミックス/リマスターされた音源です。そのうち13曲が世界初CD化、15曲が原盤保有会社からの正規CD化となります。中でも、これまであまり網羅的にCD化されてこなかったSP〜モノラル期のコロンビア録音が、市販のSP/LP盤からの音取りではなく、ソニー・ミュージック・アーカイヴに保管されているSPの金属原盤や状態の良いアナログ・マスターを使って復刻されるのは朗報で、SPや初期LP盤の硬い音が払拭され、30代〜40代の血気盛んなゼルキンの演奏の本質をよりはっきりと聴きとることが可能となりました。
 
 ■全75枚はほぼLPでの発売順に並べられ、オリジナルLP/CDのジャケット・デザインを使用した紙ジャケットに封入されています。基本的にはオリジナルLPのカップリングが踏襲されていますが、一部収録曲が加えられている場合があります。ジャケットのスキャンのクオリティの高さは、これまでのアルバム・コレクションのシリーズで証明済みですし、CDレーベルにも初出時のLPのレーベル・デザインが用いられており、雰囲気のある仕上がりとなっています。基本的に最新のリマスター音源が使用されていますが、新規リマスター分に関しては、ディスク音源、アナログ・テープ音源とも、定評あるアンドレアス・マイヤーとベルリンのb-sharpスタジオのマルティン・キストナーらが分担して最善を期しています。168ページのオールカラー別冊解説書には、息子ピーター・ゼルキンの一文のほか、ドイツのユルゲン・ケスティングが文章を寄せており、発売日、各ディスクのマトリックス番号など詳細な録音データを含むトラックリストがジャケット写真とともに掲載されているほか、作曲家ごとのディスコグラフィもあって検索に便利です。


 各ディスクの収録概要
 
 ■DISC1〜30:血気盛んな30代〜40代の演奏を刻み込んだSP〜モノラル録音
  1941年9月3日に録音されたベートーヴェンの「月光」ソナタ(録音の完成は翌年4月)、12月のアドルフ・ブッシュとのベートーヴェン「クロイツェル」、ワルター指揮ニューヨーク・フィルとの共演になる「皇帝」をもってゼルキンのコロンビアへの録音が開始されました。協奏曲ではオーマンディ指揮フィラデルフィア管とベートーヴェン全曲、シューマン(2種)、ブラームスの第2番、ライナー指揮ピッツバーグ響とブラームス第1番、セル指揮クリーヴランド管とブラームス第1番を録音し、さらにセル、オーマンディ、シュナイダー、カザルスと多士済々の指揮者との共演になるモーツァルトの協奏曲の録音がスタートしています。室内楽ではアドルフ・ブッシュ、ブッシュ四重奏団、フィラデルフィア木管五重奏団との共演が記録され、中でもカザルスとのベートーヴェンのチェロ作品全曲録音はモノラル期の偉業の一つでした。ソロではやはりベートーヴェンのソナタ(第8番・第14番・第21番・第23番・第26番・第30番)が目立ちます。

 ■DISC31〜56:ステレオ録音の開始と充実した1960年代の名演
  協奏曲ではメンデルスゾーン(第1番・第2番・華麗なるカプリッチョ)、レーガー、バルトーク(第1番)、プロコフィエフ(第4番)が新しくレパートリーに加わり、モーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームスでは再録音(しかもブラームスはステレオでも2回ずつ録音)が続きます。1951年に創設されたマールボロ音楽祭での成果では、カザルスとのブランデンブルク協奏曲第5番(時代錯誤といわれようが圧倒的に雄弁な第1楽章のカデンツァが聴きもの)、ホルショフスキや息子ピーターと共演したバッハとモーツァルトの複協奏曲、シューベルト「ます」、ブラームス「愛の歌」やホルン三重奏曲などが生み出されています。ヨーロッパ時代から共演を重ねてきた盟友ブダペスト四重奏団とはブラームスとシューマンのピアノ五重奏曲の名演が残されています。ソロではシューベルトの遺作のうち第20番D.959の歴史的名盤が光っています。ブッシュ直伝のレーガー作品では、上述の大作ピアノ協奏曲のほか、1973年の作曲者生誕100年を記念して発売されたピーナ・カルミレッリとの共演になるヴァイオリン・ソナタ(初CD化/日本未発売、カップリングはミッシャ・シュナイダー&ピーター・ゼルキンによるチェロ・ソナタ)が含まれています。またモノラル録音ながら、ゼルキン唯一のRCA発売音源として、トスカニーニ/NBC響との1944年のベートーヴェン第4番のほか、ソプラノのフルダ・ラシャンスカの伴奏でミッシャ・エルマン、エマニュエル・フォイアマンと共演したシューベルトの歌曲「万霊節の日のための連祷」と ヘンデル『エジプトのイスラエル人』のアリア(1939年のSP録音)という貴重な録音が収録されています(DISC44)。

 ■DISC57〜69:圧倒的な深まりを見せる傑作ぞろいの1970年代のソロ録音
  1970年代に入ると、協奏曲録音は途絶え、ソロの比重が高まります。ライフワークのベートーヴェンのソナタでは、ベートーヴェンの生誕200年となった1970年から73年にかけて大作「ハンマークラヴィーア」の歴史的名演のほか第11番・第24番・第28番・第31番が録音されています。1975年にはシューベルト最後のソナタ第21番変ロ長調D.960が録音されました。このシューベルトの変ロ長調ソナタは、2年後の1977年、75歳を記念するカーネギー・ホールのリサイタルでも取り上げられ、全米にTV中継されたその演奏会の全貌は、ゼルキンとしては珍しくライヴ盤として発売されました。マールボロの自宅で収録されたブラームスの間奏曲とヘンデル変奏曲、シューベルトの即興曲集に聴く音楽の深まりは圧倒的。コロンビアでの録音活動の掉尾を飾るのは、1984/85年に録音され、ゼルキンにとってコロンビアでの唯一のデジタル録音となったレーガーのバッハ変奏曲とハイドンのソナタ第50番でした。なおDISC63とDISC64のアドルフ・ブッシュとの共演はワシントンの国会図書館ホールでのリサイタルの放送用ライヴ録音から1975年にOdysseyレーベルで初めて発売されたものです。録音時期としては古いものですが発売が1975年ということでここに含まれています。

 ■DISC70〜75:ゼルキン没後に発売されたさまざまな音源
  人一倍自らの演奏についての判断に厳しかったゼルキンゆえに、いったん彼が録音を完成させながらも発売を見送った演奏が残されていました。1994年にCD3枚組で発売されたベートーヴェンの9曲のソナタはその最も重要な存在で、息子ピーターの全面的賛同を得て発売されました。2005年に初発売されたゼルキン唯一のショパン録音となった「24の前奏曲」、メンデルスゾーンの「前奏曲とフーガ」も同様で、さらにマールボロ音楽祭でのライヴ録音からは、毎年音楽祭最終日に演奏されるベートーヴェンの「合唱幻想曲」(息子ピーター指揮)のほか、室内楽(ストツルマンや堀米ゆず子との共演)、協奏曲(シュナイダー指揮のベートーヴェン第4番)なども音楽祭の創立40周年・50周年を記念して日の目を見た音源です。

 ■ピーター・ゼルキン、父ルドルフを語る(2017年)
 父がコロンビアに録音していた時期は、1947年に生まれた私がちょうど大きくなっていった時期と重なっているのです。
彼はヨーロッパではHMVにSPでの録音を行ない、いくつかの素晴らしい録音を残しています。ソロもいくつかありますが、その大部分は私の祖父でもあるアドルフ・ブッシュとの二重奏、三重奏、四重奏などの室内楽です。これらの多くは感興豊かで素晴らしい演奏揃いです。コロンビアへの録音は1940年代から始まるのですが、私は、父の友人で後にコロンビアの社長にもなったゴッダード・リーバーソンが、SPにつきものの5分おきの中断なしに1曲全部ないしは複数の楽章を聴き通せるLP(=長時間)レコードについて、熱弁をふるっていたのを今でも覚えています。
父がコロンビアに残した最初期の録音はとても好きです。私はこれらを聴きながら大きくなったようなものだからです。フリッツ・ライナー指揮ピッツバーグ交響楽団とのブラームスの第1番、ブルーノ・ワルター指揮ニューヨーク・フィルハーモニックとのベートーヴェン「皇帝」、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第21番「ワルトシュタイン」、第26番「告別」、第30番などですね。私が大きくなるにつれ、レコードも増えてきました。自宅で父がこれらの作品を練習し、演奏会で弾くのを聴いているうちに、しばらくしてレコードになったのです。ある日父にお昼ができたことを告げに行くと、ちょうどシュトラウスの「ブルレスケ」の最後の部分で、私が部屋に入るとちょうど最後のページ、弦楽器によるピッチカートの部分でした。そして父は曲の最後のティンパニの低いDの音を私に任せてくれたのです。これはとても楽しかった!レコードではオーマンディ指揮フィラデルフィア管との共演でしたが、シューマンのピアノ協奏曲とのカップリングで、ボウルに盛られたオレンジの絵がジャケットに使われていました。1950年代〜60年代の父のレコードの多くはたくさんの方に愛されていましたし、今でも大切に聴き継がれています。私もそのことを多くの方々から直接聞きました。オーマンディとのベートーヴェン、ブラームス、メンデルスゾーンなどの協奏曲は、今耳にしてもとても美しい演奏です。「サーシャ」(アレクサンダーの愛称)・シュナイダーが指揮するマールボロ音楽祭のオーケストラと音楽祭のダイニング・ホールで録音したモーツァルトのピアノ協奏曲もそうです。マールボロ音楽祭の黎明期、そこでの音楽作りは実に新鮮なものでした。
オーマンディ指揮フィラデルフィア管とのプロコフィエフの第4番、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管とのバルトークの第1番の録音では、私が譜めくりをしました。それだけでなくピアノでオーケストラ・パートを弾いて父の練習に付き合ったのです。これらのコロンビアへの録音からは、父の演奏の高いクオリティを聴きとることが出来ます。父はよくこう言っていたことを思い出しますーーある曲を徹底的に学び、真面目に練習を重ねた後、実際に演奏会で弾く時には、全てを忘れてしまうんだ、と。音楽に情熱的に取り組んだ父は作品や作曲者についてあらゆることを調べていました。ここには演奏家としてのエゴは微塵もなかったのですが、出来上がった演奏は無個性どころか、父らしいエネルギーと特徴に溢れたものでした。これらの録音でお聴きになれるのは、直接的で、推進力に富み、ダイナミックで集中力に溢れ、革新的で迷いのない演奏のお手本ばかりです。様式感を備えつつも作品をあるがままに、命を吹き込んで聴き手に届ける演奏です。
父の録音がこうして一つのボックスにまとめられ、再び世に出ることは何とありがたいことか。何度聴いても聴き飽きることなく、楽しむことが出来る演奏ばかりなのです。(ピーター・アドルフ・ゼルキン)[ライナーノーツに掲載された文章からの翻訳です。]

■初回生産限定盤 75CD
■仕様:
 ・各CDはアメリカ盤初出オリジナルLPのデザインによる紙ジャケットに収納
 ・詳細な録音データを含むトラックリスト、ディスコグラフィ、未発表写真を掲載したオールカラー全168ページのハードカヴァー別冊解説書付き
 ・収納用クラムシェル・ボックス
  サイズ: 横 23.7cm x 縦 13.7 cm x 高さ 13.5 cm
  重量:4.3キロ
 ・収録時間:63時間18分50秒






<国内盤> 

 

ALPHA



Alpha368
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
オットボーニ枢機卿と、
 イタリア後期バロックのチェロ音楽さまざま

 ◆ボーニ:①ソナタ ハ長調 op.1-8 ②ソナタ ト短調op.1-9
 ◆アマデイ:③ソナタ ニ短調 WD896/10
 ◆ヘイム:④ソナタ 第1番 イ短調&ホ短調
 ◆ペローニ:⑤ソナタ 第1番 イ長調 ⑥ソナタ 第2番 ニ長調
 ◆コスタンツィ:⑦シンフォニア ニ長調WD551
 ◆ボノンチーニ:⑧ソナタ イ短調
 ◆ルリエ:⑨アリア「あなたに求める愛は」(二つのチェロと通奏低音のための編曲版)
マルコ・チェッカート(バロック・チェロ)
Ens.アカデミア・オットボーニ
            (古楽器使用)
アンナ・フォンターナ(cmb)
レベッカ・フェルリ(vc)
フランチェスコ・ロマーノ(テオルボ、バロックギター)

 どんどん明かされる「チェロの歴史のはじまりかた」!
 解説は懸田貴嗣氏。今度はローマとヴェネツィア周辺21世紀の古楽界の快挙のひとつが、続々と開拓されるバロック・チェロのレパートリーと、この楽器がどのように弾かれ/聴かれてきたかについての知見の広がり——
 古楽方面での実績で知られるAlphaレーベルもそのムーヴメントをしかと追い、フランスの俊才ブリュノ・コクセによる名盤群がフレスコバルディからボッケリーニに至る足跡をさまざまに検証してきたところ、今度は本場イタリアから、多忙な俊才チェッカートによる痛快な1枚が!
 これまで初期チェロ音楽といえばナポリ方面からの展開か、モデナやボローニャなど北イタリア諸都市で活躍した名匠の音楽が重点的に掘り起こされていたところ、ここではコレッリの通奏低音を支えた…ともいえる1700年前後のローマ楽派に注目。知られざる才人たちの名品を通じて中低音をしなやかに聴かせるプログラムや選曲眼も秀逸!
 日本語解説は、この種の初期チェロ音楽の実演に実績多きバッハ・コレギウム・ジャパンの名手・懸田貴嗣氏が書きおろし…Alphaの名に恥じない1枚です !
 

Alpha281
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ヴィヴァルディ「四季」、花鳥風月の協奏曲と笛さまざま
 〜リコーダー、トラヴェルソ、バグパイプ〜
 ①協奏曲 ヘ長調「海の嵐」op.10-1/RV 433*
 ②協奏曲 ニ長調「ごしきひわ」op.10-3/RV 428
 ③協奏曲 ハ長調「春」op.8-1/RV 269.
                 (シェドヴィル編)
 ④協奏曲 ト短調「夏」op.8-2/RV 315
 ⑤協奏曲 ヘ長調「秋」op.8-3/RV 293
 ⑥協奏曲 ヘ短調「冬」op.8-4/RV 297
 ⑦協奏曲 ト短調「夜」op.10-2/RV 439*
  無印:バロックフルート独奏 *:リコーダー独奏 .ミュゼット独奏
フランソワ・ラザレヴィチ(リコーダー、
  フラウト・トラヴェルソ(=バロックフルート)、
  宮廷式ミュゼット(=小型バグパイプ))
レ・ミュジシャン・ド・
    サン・ジュリアン(古楽器使用)

 フランス古楽界の思わぬ申し子、民俗音楽にも長けた才人ラザレヴィチが繰り出す、異色の「四季」像とは?
 カフェ・ツィマーマンのバッハ録音やル・ポエム・アルモニークの一連のフランス&イタリア17世紀ものなど、古楽&古楽器演奏の領域に確かな実績ありのフランス発カリスマ的レーベルAlphaですが、実は意外にも録音していないバロック界隈の名曲は少なからず。
 ヘンデルがまったくないのは有名なところですが、はからずもヴィヴァルディも手薄…というより、このレーベルは本当に面白いと思える企画しか世に送り出さないからなのでしょう、そしてその条件を満たして余りある『四季』の録音を世に問うてみせるのは、民俗系バグパイプの演奏でも充実した実績をもつ異能のバロックフルート奏者=音楽学者フランソワ・ラザレヴィチ!
 バロック以前ならではな民俗音楽すれすれの独特の境地を探ってきたアルバムの末に、18世紀パリの牧歌趣味のなかから生まれたシェドヴィル版「春」を出発点に、他の3曲もフルート協奏曲に編曲、リコーダーも交えつつ作品像の真髄を18世紀流に解き明かしてゆくという本格派の古楽盤なのです!
 充実解説日本語訳付。外装の美麗さもAlphaならではです!
  


Alpha296
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
1995年生まれ。フィリッポ・ゴリーニ(ピアノ)
 ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲

 ディアベッリの主題による33の変奏 ハ長調
    (通称『ディアベッリ変奏曲』) 作品120
フィリッポ・ゴリーニ(ピアノ)

 あのカリスマ的レーベルAlphaが、この若き俊才をいま支持する意義が十分すぎるほど伝わる躍動的名演!
 ちょっとこれには驚きました!これぞT.クルレンツィスやカフェ・ツィマーマン、B.アラールら若き才人たちを見出してきたAlphaならではの快挙だと思います——

 奏者フィリッポ・ゴリーニはイタリア出身、2015年にベートーヴェンの生誕地ボンで開催されたテレコム=ベートーヴェン・コンクールでの優勝が世界的注目のきっかけとなった、話題騒然のこの異才・・・なんと1995年生まれ。つまり20歳そこそこでのベートーヴェン解釈が玄人筋を瞠目させているわけですが、一聴してみてその意味がすぐにわかると思います。
 いたずらに余計な才人の録音物など世に出さないAlpha、そんな若者が刻んだベートーヴェン最後のピアノ独奏大作・ディアベッリ変奏曲での、もう天性の勘というほかないほど精緻に傑作の機微をぴたりとさぐり当ててゆく解釈の妙…
 圧倒的な指まわりなど、もはや言及するのも失礼なほど「当たり前」にそなわったうえで、初めての録音から楽聖のこの大作をかくもじっくり聴かせる才人…

 只者ではありません、お見逃しなく!



 まだ少年の面影。


数年前のショパンのエチュードから聴いていただきましょう。
https://youtu.be/QGOu0JUDImM






ARCANA



Mer-A434
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
『ボーアン写本』と、
   フランス・クラヴサン楽派の名匠たち

 ◆L.クープラン:
  ①プレリュード ヘ長調 ②ブランロシェ氏のトンボー
  ③組曲 ト短調
 ◆シャンボニエール:
  ④組曲 ヘ長調 ⑤組曲 ハ長調
 ◆ダングルベール:
  ⑥ガヤルドの形式をとる荘重なサラバンド
 ◆フローベルガー:⑦トッカータ イ短調
 ◆メザンジョー:⑧サラバンド
 ◆ピネル:⑨サラバンド
ジューリア・ヌーティ(チェンバロ)
 使用楽器:パリのルイ・ドゥニ1658年製の
                オリジナル楽器

 17世紀フランスの貴重な現存楽器から、えもいわれぬ豊饒な響きが…重要作曲家たちを網羅した出色の1枚ボーアン写本…その名に聞き覚えのある方は、フランス・バロックのクラヴサン(チェンバロ)音楽が好きな方なはず。

 17世紀半ば、フランス・クラヴサン音楽がリュートの音楽語法から独自のスタイルへと進化しつつあった時代の名品を多々集めたこの手書き楽譜。
 成立時期は18世紀にも入ろうかという時代にもかかわらず、書きつけられている音楽はなぜか17世紀半ばのものばかりという、謎めいた重要曲集でもあります。

 現存譜がほとんどないルイ・クープラン(大クープランの伯父)の作品が多数収録されていることでも有名なこの手書き曲集から、ルイを見出したシャンボニエール、その後継者ダングルベール、旅する名手フローベルガーら重要作曲家たちをことごとく網羅。さらにピネルやメザンジョーらリュート音楽家たちの作品の鍵盤編曲も交え、17世紀中盤のパリで作られた貴重なオリジナル古楽器で当時の響きそのままに精妙な演奏を聴かせる才人ヌーティに脱帽です!

 詳細解説日本語訳付。注目の古楽盤です!



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GRAMOLA



GRML99147
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
 〜バドゥラ=スコダ 1965年&1971年、二つの歴史的音源〜

  ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
   ①1965年3月29日、ニューヨーク・カーネギーホールにおけるライヴ収録
   ②1971年10月、ウィーン、コンツェルトハウス「モーツァルトの間」における収録
パウル・バドゥラ=スコダ(p)
 使用楽器:①スタインウェイDモデル
        ②ベーゼンドルファー275

 さすがはウィーンの顔Gramollllaレーベル…思わぬ発掘音源は、この巨匠の意外な愛奏曲を2通りに!

 音楽の都ウィーンを拠点に活躍、稀代のモーツァルト解釈者として演奏指南書も執.、19世紀以前の巨匠たちへの限りない愛慕から古い時代のフォルテピアノ奏法にも親しみ、今や古楽器・現代楽器の両面においてウィーン随一のピアノ演奏解釈の伝統を脈々と伝える、唯一無二のピアニスト・・・パウル・バドゥラ=スコダといえば、人は誰しもモーツァルトやシューベルトなどを連想するでしょうが、Gramolaレーベルは近年、そんな巨匠若き日の思わぬレパートリーの音源を続々と発掘中。
 なんと今回は(さきのヴィルトゥオーゾ系協奏曲集GRML99130に続き)超絶技巧の天才リストの異色作・ロ短調ソナタ!明晰な楽曲分析なくしては弾けないこの大作、意外とバドゥラ=スコダの演奏歴を彩ってきた名品でもあり、本盤ではカーネギーホールでの伝説的満席ライヴ(詳細は解説に)のみならずコンツェルトハウスでも録音が。
 双方6年の差しかないのに、解釈の印象は大きく違い、それはピアノの違いだけではとうてい説明し切れないほど!聴き深める意義ある復刻音源です。お見逃しなく!



若き日のバドゥラ=スコダ
  ボールト、ロジンスキー、スワロフスキーとの協奏曲録音3選!



GRML99130
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
若き日のバドゥラ=スコダ
 名匠たちとの協奏曲録音3選!
  ボールト、ロジンスキー、スワロフスキー

 チャイコフスキー:
   ①ピアノ協奏曲 第1番 ロ短調op.23
     《録音》1956年、ロンドン
 リムスキー=コルサコフ:
   ②ピアノ協奏曲 嬰ハ短調 op.30
     《録音》1955年、ロンドン
 リスト:
   ③ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 S.124
     《録音》1959年12月、グラスゴー
パウル・バドゥラ=スコダ(p)
①エイドリアン・ボールト指揮
②アルトゥール・ロジンスキ指揮
①②フィルハーモニック・プロムナード管弦楽団
(=ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団)
③ハンス・スワロフスキー指揮
スコットランド国立管弦楽団
(スコティッシュ・ナショナル管弦楽団)

 すがすがしいほどの才気!磨き抜かれた音の妙味!
 まさに「三羽烏」と注目された頃の若き巨匠、圧巻!

 楽都ウィーンから世界に羽ばたき、音楽大国オーストリア随一の名匠として、20世紀後半以来さまざまな名演を紡ぐのみならず、多くの門弟も育て、古典派ピアノ作品解釈の世界で大きな存在感を今なお放ち続けるパウル・バドゥラ=スコダ。21世紀の今も静かに録音活動を続けてもいるところ、この名匠と深いつながりをもつ、ウィーン中心部に本拠を構える1934年創業のレコード店が母体のレーベルGramolaから、バドゥラ=スコダがコンクールに続々登場、まさに世界から注目されつつあった時期の驚くべきコンチェルト録音が続々と…。
 今とは大きく違う、すがすがしいほど瑞々しく才気あふれるピアニズムを発散させていながら、その全体としての確かな解釈設計は間違いなくバドゥラ=スコダそのもの!

 21世紀のいまあらためて聴き深めるに値するこれらの音源が、いずれもレコード先進国・ラジオ先進国の英国で制作されているもの注目されるところでしょう(それでいながら、ロジンスキやスワロフスキーら大陸側の巨匠が指揮台にいるのも20世紀半ばならでは)。
 録音時の思い出なども本人が解説に寄稿(訳付)、その点でも好企画!ライヴならではの躍動感も、しっかりした音質での復刻も頼もしい1枚。




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HITASURA



HSP003
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4300+税
すでに大家、フレデリク・ハース(チェンバロ)
 調号(♯・♭)を少しずつ増減してゆく曲順
  バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 (全)

   『平均律クラヴィーア曲集』第2巻 BWV870-893
フレデリク・ハース(チェンバロ)
 使用楽器:パリのエムシュ1751年製作のオリジナル楽器

 出る新譜ごと、必ず注目度大!
 才人ハースの3作目は満を持しての『平均律II』…
 曲順にも一案ありの精妙盤

 最初はまずバッハの協奏曲集(HSP001)。聴きなれていたはずの傑作の隅々にまで改めて注意を向けずにはおかない異色の傑作録音で静かな話題を呼びました。
 次いで3枚組という思わぬ編成でのスカルラッティ作品集(HSP002)。

 いずれも『レコード芸術』特選に輝いたHitasuraレーベルの仕掛人たるチェンバロ奏者フレデリク・ハースは、さらなる3作目に『平均律』の第2巻という大作を選びました。
 大昔から親しんできたこの傑作の壮大さに畏怖の念を抱き続けながら、ハースはこれら24曲48楽章からなる大作を、思わぬ曲順に並べ替えて録音してみせています。
 つまりショパンの『前奏曲集』と同じように、調号(♯・♭)を少しずつ増減してゆく、和音の五度圏をたどる曲順ですべての調をへめぐるという発想…
 「曲順をかえたとたん、解釈はがらりと変わる」と語る本人のロングインタビューも全訳付、そこまで読んでこそ!の内容ですが、Alpha出身のカリスマ技師ユーグ・デショーが手がけた精妙自然派録音、18世紀製銘器での妙演が充分聴きごたえある逸品なのは、いうまでもありません!


 


バッハのゴールドベルクを弾いたフェスティヴァルでのドキュメンタリー風映像。かっこいいです・・・
https://youtu.be/qQFFUEZUrVQ




現在すでに海外在庫限りとなっているゴールドベルク
他の人の演奏を聞いたことがないのか、というような斬新な解釈に満ちてます。


LA DOLCE VOLTA
LDV 01
\3500
海外在庫限り
フレデリク・アース(Cem)
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
フレデリク・アース(Cem)
清澄かつ堅実!名手アースによるゴルトベルク変奏曲

録音:2010 年10 月18-19 日、ロンシンヌ城(ベルギー)【使用楽器:1751 年エムシュ製チェンバロ】 77' 08

 ヨーロッパ古楽界注目のチェンバロ奏者、フレデリク・アースによるゴルトベルク変奏曲。かのインマゼールも認めたアースの演奏は、安定感抜群の質実剛健な演奏。一音一音粒の立った明瞭な音の運びと理性的な演奏でJ.S. バッハが作り上げた密な音楽世界を見事に表現しています。
 不眠症を治すために作曲されたという逸話も残されるゴルトベルク変奏曲ですが、シンプルながらも奥深い音楽の数々には思わず眠りも忘れてじっくりと聴き入ってしまいます。アースが使用するエムシュのチェンバロは、かのクリストフ・ルセも愛用するフランスの名器!J.S. バッハの音楽を奏するにもふさわしい、澄んだ艶やかさと気品あふれる極上の響きを堪能できます。
 フレデリク・アースはベルギー出身のチェンバリスト。J.S. バッハだけでなく、ラモーやクープランなどのフランス・バロックも得意とし、静謐で落ち着きのある演奏でヨーロッパを中心に高い評価を得ています。





ミラ・グロデアヌとのバッハ
完璧なバランス、尽きることのない創造性・・・。


AMY 009
(2CD)
\4400
海外在庫限り
J.S.バッハ:
 オブリガート・チェンバロと
  ヴァイオリンのための6つのソナタBWV1014-1019
ミラ・グロデアヌ(Vn)、
フレデリク・アース(Cem)【使用楽器:1604年Groblicz(Vn)、1751年Hemsch(CEM)】

 クイケン、マンゼ、サヴァール・・・錚々たる顔ぶれが揃って認めるルーマニア出身の名手グロデアヌと、スコット・ロスの愛弟子にして、ヘレヴェッヘ指揮のカンタータでは通奏低音をつとめ、インマゼールも太鼓判を押す1968年ベルギー出身のフレデリク・アース。
 二人の出会いは音楽を愛する者にとって格別なものとなった。
 完璧なバランス、尽きることのない創造性・・・。
 バッハの書いた、静寂から生まれ静寂に戻る哲学的な音楽の中にもふとした喜びや輝き、生命力が漲った名演奏の登場。


ミラ・グロデアヌ(Vn)





『レコード芸術』特選
ミラ・グロデアヌ、アンサンブル・オーゾニアとのバッハ協奏曲

 ミラ・グロデアヌ、アンサンブル・オーゾニアとのバッハ協奏曲。

 ハースの独創鍵盤楽器のための協奏曲と、グロデアヌのヴァイオリン協奏曲を2曲ずつ交互に組み合わせるという選曲。

 「バッハの着想とスタイルをもう少し東寄り(東洋寄り)に修正したかった」というハースの言葉は意味深い。

 「独特の音色感と節回しをふりまくヴァイオリンは、各パート1名の厚みのない線の積み重ねによって築かれた見通しのよいアンサンブルの中で異物としてふるまい、危ういバランスの中でどうにか音楽を成立させている風情があるのが興味深い」(レコード芸術 相場ひろ氏)




HSP001
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
フレデリク・ハース
 バッハ:
  チェンバロのための協奏曲、ヴァイオリンのための協奏曲
       BWV1041・1042・1052・1053

 ①チェンバロ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV1052
 ②ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042
 ③チェンバロ協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1053
 ④ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041
フレデリク・ハース
 (チェンバロ独奏・指揮)
ミラ・グロデアヌ(ヴァイオリン独奏)
アンサンブル・オーゾニア
 (古楽器使用)

 ベルギーとフランスを渡りゆく元Alphaアーティスト、満を持しての自主レーベル…深い洗練、このバッハ!
 フレデリク・ハース(フランス語話者ゆえ「アース」の表記もありつつ、本人希望はH読み)という古楽鍵盤奏者をご存知の方は、じっくり本物を見極めてきた古楽音盤ファンか、Alphaレーベルに熱心なエールを送り続けてきた方とお見受けします。

 そのハースが今年ついに自主レーベルを発足させ、繊細きわまる音楽美意識をジャケットからライナー、演奏内容にいたるまで徹底的に追い求めるように!

 日本語でつけたレーベル名にもその思いは集約されていますが、さっそく王道ど真ん中の曲目を1パートひとりずつで録音した本盤、もう慈しまずにはおれない、隅々まで洗練のきわみというほかない内容で仰天!
 解説訳付発売は企画者自身のたっての希望で、ここに日本発売が実現。

 録音技師はAlpha初期盤を支えたユーグ・デショー...カフェ・ツィマーマンなどとも大きく違う、まさに「洗練」の一言がため息とともに漏れる逸品です!





フレデリク・ハースの特集でした。






RICERCAR


MRIC383
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン
 修道女がみた幻影と音楽の世界

  ①おおイェルサレム、黄金の都
  ②おお、あなたは神々しい光に照らされ ③キリエ
  ④おお、なんと驚くべき神の予見
  ⑤〔器楽合奏〕報われるのは、後から来たる者
  ⑥ウルスラの血から声が ⑦おお、注目されたる者たちよ
  ⑧今こそ歓呼して ⑨花は、山の只中で
  ⑩おお祝福されたる嬰児 ⑪めでたしマリアさま、命をもたらすかた
  ⑫〔器楽合奏〕慈愛はあふれんばかりに
  ⑬神よ、慈しみをください、人々に
  ⑭美徳の規律(おお神よ、あなたは何者なのですか)
  ⑮詩編第8編(主よ、わたしたちの主よ)
ティブルティナ・アンサンブル
          (中世女声集団)
ハナ・ブラジコヴァー、
バルボラ・カバートコヴァー(中世ハープ)
マルギット・ユーベラッカー(ドゥルセ・メロス)

 中世音楽の粋、ヒルデガルトの小宇宙を解説付で!
 しかもヘレヴェッヘのPhiiiで活躍した「あの才人集団」…中世音楽は、作曲家無名の時代——才能とは神に授けられたもので、自分の力ではない、と無記名の芸術作品が多数制作されていた…と言われることも多いのですが、あにはあらんや。
 吟遊詩人や高名な聖職者音楽家が、周囲からの崇敬の念もあって「名を残す」結果になることも決して少なくありませんでした。
 ドイツの偉大な修道女ヒルデガルト・フォン・ビンゲンもそのひとり…幻視によって霊感を得たという彼女の教会音楽作品は、ノートルダム楽派の全盛期よりもさらに古い、西欧芸術音楽の最初期の至芸に数えられる存在にほかなりません。
 近年ますます注目されながら解説付の国内仕様盤などめったに出ないところ、なんとヘレヴェッヘの自主制作レーベルPhiから『聖母マリアのカンティガ集』を世に問うたH.ブラジコヴァー他3人の才人を中心に、思わぬ画期的な新録音が!
 修道女の暮らしをイメージした女声だけの室内合唱がこのうえなく美しく異界感をさそう、聴き深めるに足る充実内容—−歌詞訳も含めてじっくりヒルデガルトの小宇宙に浸れる1枚、これは見過せません!
 

MRIC386
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
14世紀の音楽家たちのように
 〜アルス・スブティリオル的思考による古楽演奏の愉しみ〜

  ①ハシバミの調べ
  ②これほど苦しい別れがあるだろうか(作者不詳)
  ③はかなく
  ④「香をたく者は、煙によって」によるインタブ(ソラージュ原曲)
  ⑤わたしは香をたく者、人を煙にまく(アスプロワ)
  ⑥飛び散る
  ⑦バジリスクは、生まれつき(ソラージュ)
  ⑧太陽のそばに(マッテオ・ダ・ペルージャ原曲)
  ⑨蒸発 ⑩香をたく者は、煙によって人を煙たがる(ソラージュ)
  ⑪なにもかも、コンパスで測るかのごとく(コルディエ)
  ⑫匂いたつ
  ⑬輝く光の筋が、太陽の馬車のゆく道を(チコーニア)
アンサンブル・サントネー
          (古楽器使用)

 Alpha白ジャケット系がお好きな方、超朗報!! このジャンル越境風の中世音楽再現、すぐクセになります!こういう突き抜けた中世系アルバムが折々に出てくるから全く侮れません、欧州古楽界!
 アンサンブル・サントネーはフランス語圏とドイツ語圏をまたにかけて活躍するエロディ・ヴィーマーを中心に、バロック以降の古楽器演奏でも活躍するシラールド・ヘレイやオリ・ハルメリン、中世からルネサンス〜バロック初期にかけて実績の多いユッラ・フォン・ランズベルクらが集う精鋭古楽器集団。中世末期のアルス・ノーヴァ全盛期、フランスとイタリア北部を中心に花開いた、複雑精緻な音楽理論をものともしない知的集団の音楽=アルス・スブティリオルの名品群を、当時のパリで活躍していた謎の知識人集団「けむたきエンCercle des Fumeux」に光をあてつつ演奏再現してゆくにあたって、彼らは折々、環境音すれすれの古楽器即興風トラックを詩的にはさんでゆくのです!
 何が記され残ってきたのか、何が記され得ず再現しなくてはならないことだったのか——中世音楽の最も複雑な領域で、誰が聴いても心そそられる洒脱な才気にみちた名演!解説・歌詞訳付でお届けいたします。


















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