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≪第96号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 2018/2/20〜





2/23(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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HMF

HMM 905281
¥2700→\2490
やはりロトのラヴェルは凄い。
 フランソワ=グザヴィエ・ロト
  「マ・メール・ロワ」と「クープランの墓」

  ラヴェル:
   (1)バレエ音楽「マ・メール・ロワ」(全12曲)
   (2)「シェエラザード」序曲
   (3)クープランの墓(4曲)
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
レ・シエクル
 やはりロトのラヴェルは凄い。全く新たな作品を聴くような「マ・メール・ロワ」と「クープランの墓」、ロトの魅力最大限発揮!!!

 録音:2016 年10 月31 日/フィルハーモニー・ド・パリ、11 月2 日/ロンドン、サウスバンク・センター、11 月4 日/シテ・ド・ラ・ミュジーク・ド・ソワソン(以上(1))、2017 年5 月20 日、9 月9、17 日/フィルハーモニー・ド・パリ(以上(2))、8 月13 日/ブローニュ=ビヤンクール、ラ・セーヌ(3)

 昨年のベストCD のひとつ「ダフニスとクロエ」からちょうど1 年、ロトが次なるラヴェルを披露してくれます。もちろん初演当時の楽器と奏法にこだわったもので、ファンなら待ちきれないリリースと申せましょう。
 ロトとレ・シエクルはストラヴィンスキー等で名を売りましたが、本当に相性の良さを示すのはラヴェルで、全作品が彼らの演奏で揃えばラヴェルのオーケストラの新しいスタンダードとなること間違いなしの大事業となるでしょう。
 今回選ばれた3 篇のうち、「マ・メール・ロワ」はピアノ連弾曲、「クープランの墓」はピアノ独奏曲として書かれ人気があり、さらに初期の「シェエラザード」序曲も連弾版がありますが、いずれもラヴェルが後に腕によりをかけてオーケストレーションして再創造しました。しかし流れ作業ではなく、「マ・メール・ロワ」は前奏曲、「糸車の踊り」と5 つの間奏曲を新たに書き足し、規模を倍にしました。
 反対に「クープランの墓」は、ピアノ的な構造のフーガとトッカータをはずして4 曲にしています。どちらもラヴェルとしては小さな編成ですが、彼の天才的管弦楽法を駆使した精巧さで、極彩色の音響世界を創り上げています。それを初演当時楽器の音色で聴くと、かえって今よりもすっきりとした新鮮な美しさに魅了されます。
 「シェエラザード」序曲はラヴェルの作品中ではあまり演奏されませんが、これもものものしいエキゾチシズムとは異なる清潔な響きとなり、印象一新。実は「ダフニスとクロエ」や「ボレロ」と直接つながる世界であることを認識させてくれます。
 今回もブックレットに弦楽器以外すべての使用楽器と制作年が明記され、貴重な資料となっています。ロトの演奏はますます精緻になり才気煥発。歴史的な意義はもちろんながら、切れの良いリズムとスペード感など驚くほど魅力的な演奏を繰り広げています。





CHANNEL CLASSICS



CCS 40118
(2CD/特別価格)
¥2700
フロリレジウム
 テレマン:音楽の練習帳


 トリオ・ソナタ ト短調 TWV 42:g5(オーボエ、ヴァイオリン、通奏低音)
 フルート・ソナタ ニ長調 TWV 41:D9(フルート、通奏低音)
 ヴァイオリン・ソナタ イ長調 TWV 41:A6(ヴァイオリン、通奏低音)
 トリオ・ソナタ ロ短調 TWV 42:h4(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音)
 オーボエ・ソナタ 変ロ長調 TWV 41:B6(オーボエ、通奏低音)
 トリオ・ソナタ ニ長調 TWV 42:D9(ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音)
 トリオ・ソナタ ハ短調 TWV 42:c2(リコーダー、オーボエ、通奏低音)
 トリオ・ソナタ ト長調 TWV 42:G6(ヴィオラ・ダ・ガンバ、オブリガート・チェンバロ、通奏低音)
 ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ホ短調 TWV 41:e5(ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音)
 トリオ・ソナタ イ長調 TWV 42:A6(フルート、オブリガート・チェンバロ、通奏低音)
 トリオ・ソナタ イ短調 TWV 42:a4(リコーダー、ヴァイオリン、通奏低音)
フロリレジウム
 〔アシュリー・ソロモン
  (バロック・フルート、リコーダー、ディレクター)、
  アレクサンドラ・ベラミー(バロック・オーボエ)、
  ボヤン・チチッチ(バロック・ヴァイオリン)、
  市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  ジェニファー・モーシズ(バロック・チェロ)、
  デイヴィッド・ミラー(アーチリュート、バロック・ギター)、
  パヴェウ・シヴチャク(チェンバロ)〕 
 "フロリレジウム"の新たなテレマン!様々な楽器による「音楽の練習帳」!

 ☆アシュリー・ソロモンが率いるイギリス有数の古楽アンサンブル、フロリレジウム!
 ☆十八番の「テレマン」新録音は、様々な編成によるソロ&トリオ・ソナタ集「音楽の練習帳」!
 ☆ボヤン・チチッチ、市瀬礼子、アレクサンドラ・ベラミーといった名手たちの名技が躍動する!

 1991年に結成されたイギリス有数の古楽アンサンブル、フロリレジウムのテレマン新録音!
 初期メンバーにはレイチェル・ポッジャーが在籍していたことでも知られるハイクオリティなアンサンブル、フロリレジウム。これまでも多くの名盤を生み出してきたフロリレジウムによる十八番のテレマン。
 新たな録音は、様々な楽器の組み合わせによるソロ・ソナタ&トリオ・ソナタによって構成される「音楽の練習帳」からの音楽。
 創始者でもありディレクター兼フルート奏者のアシュリー・ソロモンを始め、ボヤン・チチッチ、デイヴィッド・ミラー、市瀬礼子、アレクサンドラ・ベラミーなど古楽シーン最前線で活躍する一流の名手たちの妙技が、テレマンの華麗なソナタで躍動します。

 ※録音:2017年3月、ヴァールゼ教会(アムステルダム)




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DELPHIAN



DCD 34203
(2CD/特別価格)
¥3800→\3490
オクサナ・シェフチェンコ第2弾!
 ストラヴィンスキー:独奏ピアノのための音楽全集

  火の鳥(編曲:グイド・アゴスティ)/タンゴ/ラグタイム/
  子供のためのワルツ/4つの練習曲 Op.7/サーカス・ポルカ/
  5本の指で/ピアノ・ラグ・ミュージック/ピアノ・ソナタ/
  スケルツォ/ペトルーシュカからの3楽章/
  ドイツの行進曲の思い出/ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調/
  管楽器のための交響曲からの断章〜
   クロード・ドビュッシーの追憶に/
  セレナーデ イ長調
オクサナ・シェフチェンコ(ピアノ)
 スコットランド国際ピアノ・コンクール優勝!オクサナ・シェフチェンコ第2弾!

 2010年のスコットランド国際ピアノ・コンクールで見事優勝を果たした、1987年カザフスタン出身のニュースター、オクサナ・シェフチェンコ。ラヴェルとショスタコーヴィチをメインに、マスグレイヴの委嘱作を組み合わせた意欲的なプログラムのデビュー・アルバム(DCD 34061)が英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に選ばれるなど成功を収めたシェフチェンコのDelphian第2弾は、ストラヴィンスキーの独奏ピアノ作品全集という重厚なアルバムが登場!
 スコットランド国際ピアノ・コンクールの他にも数々のコンクールで優秀な成績を収めてきた期待のロシア系女流ピアニストが、ピアノ・ソナタから「火の鳥」や「ペトルーシュカ」まで、ストラヴィンスキーの華麗で技巧的なピアノをカラフルに彩ります。

 ◆オクサナ・シェフチェンコ 代表的な受賞歴
 2015年国際プレミオ・フランツ・リスト・コンクール第1位(イタリア)
 2013年チャペル・ピアノ・コンクール第1位&金メダル(イギリス)
 2012年シープドローヴ・ピアノ・コンクール第1位(イギリス)
 2009年フェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノ・コンクール第4位、国際批評家賞&ブゾーニ作品の解釈のための特別賞(イタリア)
 2016年シドニー国際ピアノ・コンクール第5位&室内楽賞(オーストラリア)
 2007年仙台国際音楽コンクール第3位(日本)
 2009年中国国際ピアノ・コンクール第3位(上海)



仙台国際音楽コンクールでの決勝。ブラームスのピアノ協奏曲第1番の映像。
がんばってます。
https://www.youtube.com/watch?v=m5Vjtt1v6Wk


 


オクサナ・シェフチェンコ、デビュー・アルバム

DCD 34061
\2400→\2190
オクサナ・シェフチェンコのデビュー・アルバム!
 ラヴェル:《鏡》より 悲しい鳥、道化師の朝の歌、鐘の谷
 ショスタコーヴィチ:
  24の前奏曲 Op.34より 第1番ハ長調、第2番イ短調、
  第5番ニ長調、第7番イ長調、第20番ハ短調、第24番ニ短調
 リスト(ブゾーニ校訂):
  モーツァルトの《フィガロの結婚》の主題による幻想曲
 モーツァルト:アレグロ変ロ長調 K.400
 ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガ 嬰ト短調
 マスグレイヴ:スナップショット
 ラヴェル:ラ・ヴァルス
オクサナ・シェフチェンコ(ピアノ)
 カザフスタンから羽ばたいたピアノの才女。オクサナ・シェフチェンコのデビュー・アルバム!

 2010年のスコットランド国際ピアノ・コンクールで見事優勝を果たした1987年、カザフスタン出身のニュースター、オクサナ・シェフチェンコのデビュー・アルバム!
 優雅でカラフルな音色とダイナミズムが持ち味のシェフチェンコは、2009年のブゾーニ国際ピアノ・コンクール、同年の上海国際ピアノ・コンクール、2007年の仙台国際ピアノ・コンクールでの入賞実績を持つ期待のロシア系女流ピアニストである。ラヴェルとショスタコーヴィチをメインに、マスグレイヴの委嘱作を組み合わせるなど、プログラムも魅力十分。

 2010年9月22日−23日の録音。




 


DCD 34208
¥2400
世界初録音となるミサ曲!
 ヒエロニムス・プレトリウス:
  ミサ曲 《誰かがわたしの主を取り去って》

  聖木曜日〜オルランド・ド・ラッスス:私の魂死ぬがごとく悲し/
  ヤーコプ・ハンドル(・ガルス):イェルサレムの娘らよ/
  聖金曜日〜ヒエロニムス・プレトリウス:おお, すべての人よ/
  ハン++ス・レーオ・ハスラー:神よ, 我が神よ/
  復活の主日〜ヒエロニムス・プレトリウス:
   誰かがわたしの主を取り去って、
   ミサ曲 《誰かがわたしの主を取り去って》/
  アンドレア・ガブリエリ:マリアは墓に立ち/
  ヒレロニムス・プレトリウス:良き牧者がよみがえりたまいぬ
シグロ・デ・オロ
パトリック・エイリーズ(指揮)
 ドイツ後期ルネサンス、ヒエロニムス・プレトリウス!世界初録音となるミサ曲!

 2014年にロンドンのスピタルフィールズ音楽祭でデビューした新世代をリードする合唱団、「スペイン黄金世紀」を意味する"シグロ・デ・オロ"のセカンド・アルバム。
 ハンブルクの聖ヤコビ教会でオルガニストを務めたドイツ・ルネサンスの重要な作曲家、ヒエロニムス・プレトリウスのミサ曲「誰かがわたしの主を取り去って」(ミサ・トゥレルント・ドミヌム・メウム)の世界初録音。
 シグロ・デ・オロの創設者&ディレクターであるパトリック・エイリーズは、スティーヴン・レイトンの下で聖歌隊員として研鑽を積み、現在ウォーギンガム合唱協会の音楽監督、モーリー・カレッジの指導者、コロス合唱団(Khoros Choir)の指揮者、オール・セインツ・パトニーの音楽監督、ウェスト・サセックス・ユース合唱団のディレクターなど多くのポストを兼ねる実力者。
 革新的なプログラム、卓越したパフォーマンス、ルネサンスと現代レパートリーの興味深い解釈で注目を集める若き合唱団、"シグロ・デ・オロ"にご注目ください。



 

DCD 34204
¥2400
ウィリアム・マンディ:宗教合唱作品集
 マンディ:
  祝福と神聖、マリアは聖なる乙女(世界初録音)、
  アレルヤ, あなたの神のみ母によってI(世界初録音)、
  シヴェ・ヴィジレム、
  アレルヤ, あなたの神のみ母によってII(世界初録音)、
  天の父の声は、われは若く
 シェパード、バード、マンディ:イスラエルの民エジプトを出て
エジンバラ・セント・メアリー大聖堂聖歌隊
ダンカン・ファーガソン(指揮)
 エジンバラ・セント・メアリー大聖堂聖歌隊、ウィリアム・マンディの音楽!

 ブルックナー(DCD 34071)やシェパード(DCD 34123)、ストラヴィンスキー(DCD 34164)など幅広いレパートリーの名盤を生み出してきたスコットランドの名門、エジンバラ・セント・メアリー大聖堂聖歌隊。
 ウェストミンスター寺院やセント・ポール大聖堂の聖歌隊員、チャペル・ロイヤルのジェントルマン(オルガニスト)を務めた16世紀イングランドの作曲家、ウィリアム・マンディの作品集。
 タリス・スコラーズやザ・シックスティーンも録音しているマンディの代表作「天の父の声は(Vox patris caelestis)」から、新たに再構築された「マリアは聖なる乙女(Maria virgo sanctissima)」(世界初録音)、そしてジョン・シェパード、ウィリアム・バード(トマス・バード?)、ウィリアム・マンディの共作による「イスラエルの民エジプトを出て(In exitu Israel)」まで、エリザベス朝のモテットの発展に不可欠な貢献を果たしたとされるウィリアム・マンディの宗教合唱作品を歌います。






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FONDAMENTA



FON 1401017
(CD+Bonus CD/
特別価格)
¥2500→\2290
ヴラディーミル・トロップ(ピアノ)
 ロシアン・リサイタル

  スクリャービン:
   幻想曲ロ短調 Op.28、夜想曲嬰ヘ短調 Op.5-1、
   マズルカ嬰ハ短調 Op.3-6、
   3つの小品 Op.45〔アルバムのページ、詩的幻想曲、前奏曲〕
  メトネル:
   3つの小品 Op.31 《第1即興曲》〔即興曲、葬送行進曲、おとぎ話〕
  ラフマニノフ:
   コレッリの主題による変奏曲ニ短調 Op.42、前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
ヴラディーミル・トロップ(ピアノ)
 フランスの高音質レーベル、Fondamenta、ヴラディーミル・トロップの2015年録音!

 ☆ロシアン・ピアニズムの巨匠、ヴラディーミル・トロップによるロシアン・リサイタル!

 1939年モスクワ生まれ、グネーシン音楽大学の名教師の一人として知られるロシアン・ピアニズムの巨匠、ヴラディーミル・トロップの2015年録音。ラフマニノフ協会の副会長、ロシア・スクリャービン協会の役員なども務めるトロップ。特に定評のあるロシア音楽から選ばれた、スクリャービン、メトネル、ラフマニノフの魅惑のリサイタル・プログラム。
 スクリャービンの夜想曲&マズルカ、ラフマニノフの前奏曲は、2017年10月の来日公演(ヤマハホール)でも披露された演目、またスクリャービンやメトネルはかつてレコード・アカデミー賞を受賞した1997年録音盤にも収録されていた、まさに十八番のレパートリーです。※録音:2015年1月28日−30日、サル・コロンヌ(パリ)

 ※このアルバムは、ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「Fidelity CD」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「Mobility CD」(収録内容は同一)の2枚のディスクが封入されています。

 一時期国内盤でリリースが相次いでかなりの人気を博していたトロップ。新譜というのはそうとう久しぶりのはず。
 

FON 1110009
(CD+Bonus CD)
¥2500
ロスチャイルドのヴァイオリン
 ヘブライの旋律(ヴァイオリン独奏)
 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ Op.134
 ヘブライの旋律(ピアノ独奏)
 ヴァインベルク:ヴァイオリン・ソナタ第5番 Op.53
 アブラハム・ゴルトファーデン:レーズンとアーモンド
 ジョージ・パールマン:ヘブライ語
 ジョゼフ・アクロン:ヘブライの旋律
ライオネル・シュミット(ヴァイオリン)
ジュリアン・ゲヌボー(ピアノ)
 ショスタコーヴィチとヘブライの旋律

 2009年から共演を続ける、ライオネル・シュミット、ジュリアン・ゲヌボーの二人のフランスの名手によるデュオ。チェーホフの小説「ロスチャイルドのヴァイオリン」にインスパイアされたアルバムは、ショスタコーヴィチとヴァインベルクのヴァイオリン・ソナタを、ヘブライ民謡、ゴルトファーデン、パルマン、アクロンの音楽と結びつけます。

 ※録音:2010年9月、アーセナル・コンサート・ホール(フランス)
 ※このアルバムは、ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「Fidelity CD」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「Mobility CD」(収録内容は同一)の2枚のディスクが封入されています。
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FON 1101007
(CD+Bonus CD)
¥2500→\2290
肉厚のゴージャス感
 フレデリック・ドリア=ニコラ(ピアノ)
 オデッセイ 〜 ベートーヴェン、リスト、ワーグナー

 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53 《ワルトシュタイン》
 リスト:
  オーベルマンの谷 S.160-6(巡礼の年第1年:スイスより)
 ワーグナー(リスト編):タンホイザー序曲 S.442
 バッハ(ブゾーニ編曲):アダージョ イ短調 BWV.564
フレデリック・ドリア=ニコラ(ピアノ)
 ドリア=ニコラの「ワルトシュタイン」!

 1998年サンクトペテルブルクのムラヴィンスキー・コンクールで優勝し、フランスのADAMI協会クラシカル・レヴォリューション賞やフランスのクラシック情報サイトResMusicaのアーティスト・オヴ・ジ・イヤー(2009)などを受賞、Fondamentaレーベルの創設者でもあるピアニスト、フレデリック・ドリア=ニコラ。
 ベートーヴェンの「ワルトシュタイン」を軸に、リストの「巡礼の年」からの音楽、ワーグナー=リストの「タンホイザー序曲」、バッハ=ブゾーニの「アダージョ」を組み合わせたプログラム。

 ※録音:2010年9月、アーセナル・コンサート・ホール(フランス)
 ※このアルバムは、ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「Fidelity CD」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「Mobility CD」(収録内容は同一)の2枚のディスクが封入されています。



 この人、いいですね・・・。
 なんかとっても素敵です。
 この肉厚のゴージャス感。
https://www.youtube.com/watch?v=Sha995swdZA






 

FON 0901003
¥2500
リスト・リサイタル
 リスト:
  愛の夢第3番 S.541/
  グノーの「ファウスト」からのワルツ S.407/
  灰色の雲 S.199/即興ワルツ S.213/
  ペトラルカのソネット第104番 S.161/
  コンソレーション第3番 S.172/
  モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」からの回想 S.418/
  超絶技巧練習曲第11番変ニ長調「夕べの調べ」 S.139-11/
  シューベルトの「12の歌曲」より 春の想い S.558-7
ジャン・ミュラー(ピアノ)
 ジャン・ミュラーのリスト・リサイタル!

 1979年ルクセンブルク生まれ、ルクセンブルク音楽院のピアノ科教授、ルクセンブルク室内管弦楽団の芸術監督を務めるジャン・ミュラーが弾いた、フランツ・リストのリサイタル・プログラム。
 ジャン・ミュラーの卓越したピアノ捌きとクリアな録音で、技巧的で恍惚的な表現が際立つリスト・アルバムです。

 ※録音:2008年7月10日−12日、ルクセンブルク・フィルハーモニー
 ☆日本語解説付き!




GUILD



GMCD 7810
¥2500
エレジー 〜
 イングリッシュ・ホルン(コーラングレ)のための音楽Vol.2

  ヴァルナー:エレジー/
  ミル:エレジー/
  ドレーゼケ:小組曲 Op.87/
  コッサルト:夜想曲 Op.8、夜曲 Op.23/2/
  フーバー:ロマンス/
  シーグリスト:ロマンス/
  ヒンデミット:イングリッシュ・ホルンのためのソナタ/
  シュタインメッツ:愛を奏でし牧神/
  マレチェク:夏の夕べ/
  ミーク:カント・リリコ、ダンツァ・コルティジャーナ
マルティン・フルティガー(イングリッシュホルン)
ペティア・ミーネワ(ピアノ)
 トーンハレ管の首席イングリッシュ・ホルン奏者!「ソロ楽器」イングリッシュ・ホルンのための作品集!

 19世紀初期のイタリアのオペラで用いられ、その後、ベルリオーズの「幻想交響曲」でその存在感を示した「イングリッシュホルン(コーラングレ)」。
 この「イングリッシュホルン(コーラングレ)」のために作曲された作品を集めるという好企画の第2弾の演奏は、前作に引き続き名手マルティン・フルティガー!
 2001年から2003年にかけてベルリン・フィルのオーケストラ・アカデミーで演奏したフルティガーは、2004年からはチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の首席イングリッシュ・ホルン奏者を務め、難関として知られるミュンヘン国際音楽コンクール入賞、ハレ・ヘンデル音楽祭での国際オーボエ・コンクール第1位などの受賞歴を持つ、世界有数のイングリッシュホルン(コーラングレ)のスペシャリストです。

 ※録音:2017年8月30日−9月1日、チューリッヒ放送スタジオ(スイス)



 


GMCD 7806
¥2500
フニクラス・トリプレックス 〜 再発見されたギャラント様式
 クサヴァー・ハッセル:トリオ・ソナタ集 Op.2
  (ソナタ第5番イ長調、ソナタ第6番ト長調、
   ソナタ第1番ト長調、ソナタ第3番ロ長調、
   ソナタ第4番変ホ長調、ソナタ第2番ハ長調)
 アグリコラ:6つのカンツォネッタ
 ルートヴィヒ・シュタイナー:
  3つの歌曲(Musicalisch-Italienischen Arien Crantzより)
アルカディア
ウルリケ・ホフバウアー(ソプラノ)
 18世紀スイスの知られざる秀作ソナタが蘇る。テオルボの名手、ダニエレ・カラミーティが参加!

 スイスの北西部、ポラントリュイの司教領の宮廷で音楽監督務めていたと伝わるフランツ・クサヴァー・ハッセル(1708−1757/ハッセ、ハッツェルという記述もある)が、1751年に作曲した「トリオ・ソナタ集 Op.2」。
 その名もその作品も現在ではほとんど知られていないクサヴァー・ハッセルだが、唯一の現存する作品とされる「トリオ・ソナタ集 Op.2」はギャラント様式の佳作であり、18世紀のスイスにおける、器楽、室内楽の発展を知ることのできる貴重なものです。
 この知られざるスイスの音楽を発掘したアルカディアは、バルトルト・クイケン門下のバロック・フルーティスト、クレア・ゲネヴァインらによって1998年に創設されたピリオド・アンサンブル。
 17世紀から19世紀初期のヨーロッパ各地の様々な作品をレパートリーをしており、このクサヴァー・ハッセルの「トリオ・ソナタ集 Op.2」には、テオルボ&アーチリュートの名手、ダニエレ・カミニーティが参加しています。

 ※録音:2016年11月21日−23日、改革派教会(アルレスハイム、スイス)




SIGNUM CLASSICS



SIGCD 526
¥2400
ライト・ディヴァイン 〜 トレブルとアンサンブルのためのバロック音楽
 ヘンデル(ベネット編):協奏曲ヘ長調 HWV.331
 ヘンデル:神の光の永遠の泉 HWV.74
 ヘンデル(ベネット編):トリオ・ソナタ第4番ト長調Op.5-4, HWV.399より パッサカリア
 ヘンデル:どんな情熱が音楽を盛り上げたり静めたりできないだろうか HWV.76
 ヘンデル(ベネット編):狩りにて(女猟師ディアナ) HWV.79
 アルビノーニ:新たな恐ろしい戦争が起こる(《ラ・スタティーラ》より)
 フィリップ・ヤコプ・リットラー:7声のチャッコーナ
 ラモー(オーレスキョル/ベネット編):リトルネッロ(《イポリートとアリシ》より
 ラモー:アバリスのエントリー(《レ・ボレアド》より)
 ラモー(オーレスキョル/ベネット編):悲しみの支度(《カストールとポリュックス》より)
 ラモー(ベネット編):バレエ・フィギュアとエール(《ゾロアストル》より)
 ラモー(オーレスキョル/ベネット編):嵐(《プラテー》より)
 ラモー:何が私を抑えているのか私は知らない(《ナイス》より)
 ラモー(ベネット編):シャコンヌ(《優雅なインドの国々》より)
   アクセル・リクヴィン(トレブル)、MINアンサンブル、
   マーク・ベネット(トランペット&芸術監督)、ラザール・ミレティッチ(アンサンブル・ディレクター)
 ノルウェーの天才ボーイ・ソプラノ、アクセル・リクヴィン第2弾!

 ☆2003年生まれのノルウェーのボーイ・ソプラノ、アクセル・リクヴィン第2弾!
 ☆ノルウェー有数の室内楽団、MINアンサンブルとコラボレーションしたバロック作品集!

 2003年生まれのノルウェーのボーイ・ソプラノ、アクセル・リクヴィン待望の第2弾が登場!
 アクセル・リクヴィンは、ノルウェー・ナショナル・オペラ&バレエの少年合唱団、オスロ大聖堂の少年聖歌隊で神童ぶりを発揮し、わずか12歳でナイジェル・ショート&エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団と共演しCDデビュー。2017年にはノルウェー・グラミー賞と呼ばれる「スペルマン賞」で「ニューカマー・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートしています。
 待望のセカンド・アルバムは、ノルウェー有数のプロ室内楽団の一つ、MINアンサンブルと共演したバロック音楽集。美しいボーイ・ソプラノの歌声で贈るヘンデルやラモーを中心としたトレブルとアンサンブルのための音楽は、ボーイ・ソプラノ・ファンにも古楽ファンにもオススメです。
 また、アクセル・リクヴィンは2017年の秋には声変わりを迎え、現在はバリトンのオペラ歌手として新たなキャリアを歩んでおり、このアルバムはボーイ・ソプラノとしてのアクセルの無垢な歌声を記録した貴重な録音となります。

 ※録音:2017年7月4日−7日、ヤール教会(ノルウェー)



 


SIGCD 528
(2CD/特別価格)
¥2400
フレットワーク
ジェンキンズ:4声のコンソート・ミュージック全集

 CD1:
  ファンタジア第1番/ファンタジア第2番/ファンタジア第3番/
  ファンタジア第4番/パヴァン ニ短調/ファンタジア第5番/
  ファンタジア第6番/ファンタジア第7番/ファンタジア第8番/
  ファンタジア第9番/
 CD2:
  ファンタジア第10番/ファンタジア第11番/
  ファンタジア第12番/ファンタジア第13番/
  ファンタジア第14番/パヴァン ホ短調/ファンタジア第15番/
  ファンタジア第16番/ファンタジア第17番/ファンタジア第
フレットワーク
 〔森川麻子(トレブル・ヴィオール)、
  市瀬礼子(テノール・ヴィオール)、
  サム・スタッドレン
   (テノール・ヴィオール/CD1)、
  エミリー・アシュトン
   (テノール・ヴィオール/CD2)、
  リチャード・ブースビー(バス・ヴィオール)〕
 フレットワーク新録音!ジョン・ジェンキンズのコンソート音楽!

 ☆世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」新録音!
 ☆ジョン・ジェンキンズの"4声"のコンソート・ミュージック全集!

 2016年に設立30周年を迎えた世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」の新録音は、ジョン・ジェンキンズのコンソート・ミュージック。
 ジョン・ジェンキンズ(1592−1678)は、1580年から1650年に亘るイギリスのコンソート・ミュージック黄金時代を生き、ヴィオール作品の発展に大きな影響を与えた作曲家。
 極めて高い完成度でヴィオール・コンソートのための傑作を数多く遺したジェンキンズの作品のなかから、「4声」のための作品をすべて収録。
 森川麻子、市瀬礼子を始めとする世界的名手たちの演奏で、心地よい旋律と巧みな対位法による豊かな音楽の会話が生まれます。

 ※録音:2016年1月18日−20日、聖マグダラのマリア教会(シェアボーン、グロスタシャー、イギリス)



 

SIGCD 531
¥2400
R.ウィリアムズが歌う、英語版「冬の旅」!
 シューベルト:連作歌曲集 《冬の旅》 D.911
  (ジェレミー・サムズによる英語版)
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
クリストファー・グリン(ピアノ)
 ☆2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞した注目のバリトン、ロデリック・ウィリアムズ。
 ☆シューベルトの"英語版"歌曲プロジェクト、第1弾は「冬の旅」!

 2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務め、日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるイギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズ。
 歌曲、オペラ、宗教曲など数多の公演・録音に参加するロデリック・ウィリアムズの新たなレコーディング・プロジェクトは、シューベルトの3つの歌曲を英語に翻訳して歌うというユニークな企画で、第1弾は名作「冬の旅」の英語版です。
 翻訳はイギリスの指揮者、作編曲家、作家、作詞家、翻訳家として幅広く活躍するジェレミー・サムズによるもの。続編として「岩の上の羊飼い」、「美しき水車小屋の娘」を予定しています。

 ※録音:2017年2月13日−15日、聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)



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ECM(New Series)



4816802
\2500→\2290
1963年の交響曲第1番から2008年の交響曲第4番まで
 アルヴォ・ペルト:交響曲集

  アルヴォ・ペルト(1935- ):交響曲
   1-2) 第1番『ポリフォニック』、
   3-5) 第2番、
   6-8) 第3番、
   9-11) 第4番『ロサンゼルス』
トヌ・カリユステ(指揮)
ヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団
 それぞれが一つの世界を持つペルトの交響曲を聴き比べ
 アルヴォ・ペルトの全4曲の交響曲が、ペルトの最も信頼できる仲間の一人トヌ・カリユステの指揮、ヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で新たに録音されました。
 この偉大なエストニアの作曲家が以前書いていたように、各交響曲が夫々一つの世界を持っています。
 ペルトの磨き抜かれた様々な作曲技法で構築されたこれらの交響曲を年代順に聴いてゆくことで、私たち聴き手は彼の音楽的・精神的な変遷を辿っていくことができるのです。
 彼がヘイノ・エッレルの教え子だった時の1963年に書かれた交響曲第1番(『ポリフォニック』)と、彼が世界で最も幅広い音楽を手掛ける現代作曲家となった2008年に書かれた交響曲第4番(『ロサンゼルス』)にはなんと45年の隔たりがあります。

 【録音】2016年8月23-26日(1-5, 9-11)、2015年10月27-30日(6-8)、ポーランド、ヴロツワフ、ナショナル・フォーラム・オブ・ミュージック
  
4816781
\2500
《デュオ・ガッツァーナ〜ラヴェル、フランク、リゲティ、メシアン:作品集》
 1) ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ『遺作』、
 2-5) フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調FWV8、
 6) リゲティ:ヴァイオリンとピアノのための二重奏、
 7) メシアン:主題と変奏
デュオ・ガッツァーナ
 ナターシャ・ガッツァーナ(ヴァイオリン)
 ラファエラ・ガッツァーナ(ピアノ)
 姉妹デュオによるフランスとハンガリーの音楽
 姉妹デュオ、ナターシャとラファエラ・ガッツァーナの3枚目のECM録音の重要なテーマは発見する感覚です。
 多彩な感動を誘うヴァイオリンとピアノのためのフランス音楽が並ぶ当盤にはジェルジュ・リゲティの1946年の二重奏(クルターグに捧げられ、ハンガリーとルーマニアの民族音楽の影響を受けている)が収録されています。
 デュオ・ガッツァーナはセザール・フランクの1886年の壮大なイ長調ソナタ、そしてモーリス・ラヴェルがまだ22歳の時の1897年に書かれたソナタ『遺作』を演奏し、アルバムは『世の終わりのための四重奏曲』を予見させる作品、オリヴィエ・メシアンの1932年の『主題と変奏』で締めくくられます。
 マンフレート・アイヒャーのプロデュースにより、2017年3月にルガーノのオーディトリオ・ステリオ・モロで録音されました。

 【録音】2017年3月27-29日、ルガーノ、オーディトリオ・ステリオ・モロ
 

4811259
\2500
《LUKOMORIYE〜アレクサンドル・クナイフェル:作品集》
 アレクサンドル・クナイフェル(1943- ):
  1) O Comforter(Prayer to the Holy Spirit)、
  2) A mad tea-party(Royal version)、
  3) Bliss(アレクサンドル・プーシキンの詩による)、
  4) This Child、5) Confession、6) O Lord of All My Life、
  7) O Heavenly King、8) Lukomoriye
オレグ・マーロフ(ピアノ)(3-6, 8)、
タチアナ・メレンティエワ(ソプラノ)(2, 3, 8)、
ピョートル・ミグノフ(バス)(6, 8)、
ボリス・アバリアン(指揮)
レジェ・アルティス合唱団(1, 7)
 ロシアの作曲家クナイフェル、4枚目のアルバム
 サンクトペテルブルク在住の作曲家、アレクサンドル・クナイフェルのECM New Series 4枚目のアルバムは、宗教的な作品から宗教とは関わりのない作品まで、さまざまな刺激を受けながら回り道をして元に戻るという、おそらく今までで一番広範囲にわたる内容といえるかもしれません。
 レジェ・アルティス合唱団により感動的に演奏される2つの『Prayers to the Holy Spirit』を収録。
 タチアナ・メレンティエワが歌う、アレクサンドル・プーシキンの詩を基にした『Bliss』、そしてピョートル・ミグノフが歌う『O Lord of All My Life(A Poem and a Prayer)』ではこのロシアの偉大な詩人とシリアのエフレムを対照させています。
 2人の歌手の伴奏を務めるオレグ・マーロフには、4つの独奏ピアノ曲でもその詞を内面化しながら表現することが求められています。
 『A mad tea-party』はそのタイトル通りで、現実を超えたおとぎの国の雰囲気が広がります。『This Child』(『ルカによる福音書』に基づく)、『Confession』とアルバム・タイトルの作品『Lukomoriye』(ともにプーシキンによる)は明るく穏やかで、密やかに神秘的です。

 【録音】2012年2月、サンクトペテルブルク、スモーリヌイ聖堂




EDITION TASCHENPHILHARMONIE


タッシェン・フィルハーモニー特集はこちら



ETP010
(6CD)
\7000→\5990
タッシェン・フィルハーモニー
 ベートーヴェン:交響曲全集
ペーター・シュタンゲル(指揮)
タッシェン・フィルハーモニー
第九:
 アンドレア・ローレン・ブラウン(ソプラノ)
 ウルリケ・マロッタ(メゾ・ソプラノ)
 マルクス・シェーファー(テノール)
 ベルンハルト・シュプリングラー(バス)
 《史上最少のオーケストラ》タッシェン・フィルハーモニーのベートーヴェン交響曲全集。最初に7番がリリースされた際には大きな話題となった演奏が遂に全集盤で登場します。
 「ポケット・フィル」とも呼ばれるタッシェン・フィルは12名から20名の腕利き奏者たちによるアンサンブル。世界中から集まったメンバーの中には日本人のオーボエ奏者、町田秀樹さんも含まれます。
 彼らは「ベートーヴェンの交響曲」が後世の作曲家たちに与えた影響を探りながら、作品の存在意義と、ベートーヴェン自身の音楽語法を、最小限の音で表現していきます。
 大オーケストラでは成し得ない透明で繊細な響きと、奏者たちの妙技をじっくりお楽しみください。

  録音 2012-2017年
 


ETP008
\2700→\2490
タッシェン・フィルハーモニー
 ブルックナー:弦楽四重奏曲 ヘ長調 WAB112(管弦楽版)
 マーラー:交響曲 第10番 嬰ヘ短調-
  第1楽章 アンダンテ-アダージョ
ペーター・シュタンゲル(指揮)
タッシェン・フィルハーモニー
 ミュンヘンをベースに活躍しているタッシェン・フィルハーモニーは、1918年にシェーンベルクによって設立された「私的演奏家協会」をモデルとしており、最小限のメンバー(12人から20人)でベートーヴェンからマーラー、現代音楽まで演奏するというアンサンブルです。
 基本的にはシュタンゲル自身の編曲により「大編成の作品を小さくして」演奏していますが、今回のアルバムでは、ブルックナーの弦楽四重奏曲を管弦楽版にした拡大した版を取り上げ、全く新しいアプローチを聴かせます。
 一方、おなじみのコンパクトな編成で演奏されたマーラー第10番では、透明感溢れる清々しい響きが耳に残ります。

  録音 Munich, Germany 2013年11月10日 201年11月6日 ライヴ録音

  




BARYTON



BARYTON 2017/01
\2500
愛の戦い バリトン、ヴィオラ・ダモーレとヴィオラ・ダ・ガンバのための三重奏曲集
 ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
  ヴィオラ・ダモーレ、バリトンとヴィオラ・ダ・ガンバのための三重奏曲 ロ短調
   (原曲:バリトン、ヴィオラとチェロのための)Hob.XI:96(*)
  ヴィオラ・ダモーレ、バリトンとヴィオラ・ダ・ガンバのための三重奏曲 イ長調
   (原曲:バリトン、ヴィオラとチェロのための)Hob.XI:35(*)
 ルイージ・ボルギ(1745-1806):
   ヴィオラ・ダモーレとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ ニ長調
   (原曲:ヴィオラ・ダモーレとヴィオローネのための)
 ヨーゼフ・ハイドン:
   ヴィオラ・ダモーレ、バリトンとヴィオラ・ダ・ガンバのための三重奏曲 ニ長調
   (原曲:バリトン、ヴィオラとチェロのための)Hob.XI:23(*)
 フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルスト(1739-1796):
   ヴィオラ・ダモーレとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナティナ「La Paisanne」
 ルイージ・トマジーニ(1741-1808):
   ヴィオラ・ダモーレ、バリトンとヴィオラ・ダ・ガンバのための三重奏曲 ホ短調 (*)
ジャンニ・ラ・マルカ(バリトン [Baryton](*))
ラッファエーレ・ティゼオ(ヴィオラ・ダモーレ)
マルコ・オットーネ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

 録音:データ記載なし

 バリトン(Baryton)はバス・ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)に共鳴弦が張られたような形の楽器。ヨーゼフ・ハイドンが仕えたエスエルハージ侯爵が好んで弾いたため、ハイドンはバリトン、ヴィオラとチェロのための三重奏曲を多数書きました。ヴィオラ・ダ・モーレは現代のヴィオラのように肩に乗せて演奏するヴィオール系統の楽器で、共鳴弦が張られています。
 ジャンニ・ラ・マルカはチェロをマリオ・セントゥリオーネに、ヴィオラ・ダ・ガンバをパオロ・パンドルフォに師事。2012年に当レーベルを創設しアーティスティック&テクニカル・ディレクターを務めています。マルコ・オットーネはジャンニ・ラ・マルカ門下のヴィオラ・ガンバ奏者。ラッファエーレ・ティゼオはエンリコ・ガッティとキアラ・バンキーニにバロック・ヴァイオリンを師事。モード・アンティクォ(ピリオド楽器アンサンブル)のレギュラー・メンバーです。
 当盤では同系統に属する3つの楽器により親和性の高いアンサンブルが実現しています。
 フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルストとルイージ・トマジーニの収録作品については、この演奏形態が原曲通りか否か情報がなく不明です。





MUSICA VIVA


MV 119
\2600
メランコリア
ヘンデル(1685-1759):バス・アリア集
  オペラ「エツィオ」HWV 29 から Gia risonar d'intorno(*)
  オペラ「アリオダンテ」HWV 33 から
   Invida sorte avara(*) / Voli colla sua tromba(*)
  オペラ「リッカルド」HWV 23 から 序曲 / Nel mondo e nell'abisso(*)
  カンタータ「アチ、ガラテアとポリフェーモ」HWV 72 から
   Fra l'ombre e gl'orrori(*)
  弦楽と通奏低音のための合奏協奏曲ト長調 Op.6 No.1 HWV 319
  オペラ「オルランド」HWV 31 から
   Lascia amor e segui Marte(*) / 序曲 / O voi, del mio poter ministri eletti(*)
   Sorge infausta una procella(*)
  オペラ「エツィオ」HWV 29 から 序曲 / Nasce al bosco in rozza cuna(*)
アンドレア・マストローニ(バス(*))
アッカデーミア・デランヌンチアータ(管弦楽)
リッカルド・ドーニ(チェンバロ、指揮)

録音:2017年6月28-30日、旧アンヌンチアータ修道院、アッビアーテグラッソ、イタリア
   2017年9月23-25日、サン・ベルネルディーノ教会、アッビアーテグラッソ、イタリア

 アンドレア・マストローニはイタリアのミラノに生まれたバス歌手。クレモナのクラウディオ・モンテヴェルディ高等音楽学校にてクラリネットから声楽に転向。ヴィヴァルディ、ヘンデル等のバロック音楽、モーツァルト、ロッシーニのスペシャリストとして知られる他、ヴェルディ、プッチーニや現代オペラ、リートの分野にも進出し世界的に活躍の場を広げています。
 アッカデーミア(・ムジカーレ)・デランヌンチアータは2009年イタリア、ミラノ県アッビアーテグラッソに創設されたピリオド楽器オーケストラ。





<メジャー・レーベル>

イタリア・ユニバーサル



482 9479
(10CD)
\6000

ドラティの芸術
 ザ・ワールド・オブ・アンタル・ドラティ


CD 1-2
ドヴォルザーク:
 スラブ舞曲集 op. 46 & op. 72
 アメリカ組曲イ長調 op. 98b
  ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 チェコ組曲ニ長調 op. 39
 プラハ・ワルツ B99
 ポロネーズ B100
 ポルカ B114
 弦楽のための夜想曲ロ長調op. 40 B47
 スラブ狂詩曲 op. 45 no. 3 B86
  デトロイト交響楽団

CD 3
ドヴォルザーク:
 交響曲第7 & 8番
  ロンドン交響楽団

CD 4
ドヴォルザーク:
 交響曲第9番「新世界より」
  アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 チェロ協奏曲
  ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
  ロンドン交響楽団

CD 5
ドヴォルザーク:
 交響曲第9番「新世界より」
  ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
コダーイ:
 組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
  オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団

CD 6-7
コダーイ:
 組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
 ガランタ舞曲
 交響曲ハ長調「アルトゥール・トスカニーニの思い出に」
 ハンガリー民謡「孔雀」の主題による変奏曲
 マロシュセーク舞曲
 劇場序曲
 管弦楽の協奏曲
 夏の夕べ
  フィルハーモニア・フンガリカ

CD 8
スメタナ:
 連作交響詩「わが祖国」全曲
  アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

CD 9
スメタナ:
 連作交響詩「わが祖国」〜モルダウ
  ロンドン交響楽団
 歌劇「売られた花嫁」〜抜粋
  ミネアポリス交響楽団
エネスコ:
 ルーマニア狂詩曲第1番 op. 11
バルト−ク
 2つの肖像
  デトロイト交響楽団

CD 10
バルトーク:
 組曲「中国の不思議な役人」 op. 19
 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 Sz.106
  デトロイト交響楽団
アンタル・ドラティ(指揮)、
ロンドン交響楽団 他
クラムシェル・ボックス仕様、



<映像>

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C MAJOR(映像)



74 5104
(Blu-ray)
¥5800→\5390
絶対的ディーヴァ、マリア・カラスのドキュメンタリー映像
 ドキュメンタリー<音楽の奇跡のようなひと時>

  監督:ホルガー・プロイス
  インタビュー登場者:アントニオ・パッパーノ(指揮者)
  ローランド・ビリャソン(テノール歌手)
  ルーファス・ウェインライト(シンガーソングライター)
  クリスティーネ・オポライス(ソプラノ歌手)
  トーマス・ハンプソン(バリトン歌手)
  ウォルフガング・ヨープ(ファッションデザイナー)
  ユルゲン・ケスティング(音楽評論家、作家)
  アンナ・プロハスカ(ソプラノ歌手)
  ブライアン・マクマスター(音楽ディレクター)

 ボーナス:
  プッチーニ:歌劇≪トスカ≫第2幕

   演出:フランコ・ゼッフィレッリ
   マリア・カラス(トスカ)
   ティト・ゴッビ(スカルピア)
   レナート・チオーニ(カヴァラドッシ)
   ロバート・バウマン(スポレッタ)
   デニス・ウィックス(シャルローネ)
   コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
   カルロ・フェリーチェ・チラーリオ(指揮)
    収録:1964年2月9日(ライヴ)
KKC 9310
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥6018+税
74 5008
(DVD)
¥4000→\3690
KKC 9311
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4200+税
 真に舞台に生きた絶対的ディーヴァ、マリア・カラス、彼女の音楽の奇跡のようなひと時を綴ったドキュメンタリー映像

 (Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:PCM ステレオ、字幕:ドキュメンタリー(原語:英・独):仏韓日、オペラ(原語:伊):英独仏韓日、リージョン:All、総時間:97分(ドキュメンタリー52分+オペラ45分)
 (DVD)画面:16:9 Full HD、音声:PCM ステレオ、字幕:ドキュメンタリー(原語:英・独):仏韓日、オペラ(原語:伊):英独仏韓日、リージョン:All、総時間:97分(ドキュメンタリー52分+オペラ45分)

 不世出のプリマドンナ、マリア・カラス。1923 年にギリシャ系移民の両親のもとニューヨークで生まれ、本格的に歌手を目指すためにギリシャへと移住しアテネ音楽院で学ぶ。その後プロとしての活動をスタートさせ、その類まれなる才能を徐々に開花させます。
 1951 年にはスカラ座で『シチリア島の晩鐘』で大喝采を浴び、1952 年にはコヴェント・ガーデンに『ノルマ』でデビュー。ドラマティックな歌唱と演技、その美貌で瞬く間に全世界に知られるディーヴァとなったマリア・カラス。また一方で富豪オナシスとの恋愛など、彼女の波乱万丈な人生は人々の注目を集めました。
 このドキュメンタリー映像は、マリア・カラスが1964 年久々に舞台に復帰を果たした、コヴェント・ガーデンで行ったフランコ・ゼフィレッリ演出による『トスカ』の公演に焦点を当てて、それをとりまく当時の熱狂、彼女のスキャンダル、世間の評価などの報道映像を取り交ぜて、現代のオペラ関係者、歌手、評論家などのインタビューを収録した見応えのある内容です。
 インタビュー登場者としては、指揮者アントニオ・パッパーノ、オペラ歌手のローランド・ビリャソン、クリスティーネ・オポライス、トーマス・ハンプソン、アンナ・プロハスカ。そしてオペラ好きとして知られるロック歌手ルーファス・ウェインライト。デザイナーのウォルフガング・ヨープ。マリア・カラスの著書で有名なユルゲン・ケスティング。コヴェント・ガーデンのディレクターを務めていたブライアン・マクマスターらが語ります。
 またボーナス映像として、イタリアのオペラ指揮者、カルロ・フェリーチェ・チラーリオの指揮、演出は映画監督フランコ・ゼッフィレッリでおこなわれた1964 年の『トスカ』第2 幕の舞台映像。
 この『トスカ』は、直前の全曲上演とは別にBBC によるテレビ放送用のため第2 幕のみ上演されたというものです。






<LP>


韓国ワーナー(LP)


PWCL0001
(LP)
\6300
J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ第1番 BWV.1001-1002
 1-1. [Side A] ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001 アダージョ
 1-2. フーガ
 1-3. シチリア—ナ
 1-4. プレスと
 1-5. [Side B] ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調 BWV1002 アルマンド
 1-6.ドゥーブル
 1-7.クーラント
 1-8. ドゥーブル
 1-9.サラバンド
 1-10. ドゥーブル
 1-11. テンポ・ディ・ボレーア
 1-12. ドゥーブル
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)   
 録音:1955年 180グラム重量盤

 Recorded: 26-27.III.1955(ソナタ第1番); 27-30.IV.1955(パルティータ第1番), Abbey Road Studios, London
 Producer: Alan Melville
 Balance engineer: Laurie Bamber
 Original LP: Columbia 33CX 1286
 (P) 1955 & Remastered (P) 2011 Parlophone Records Limited. (C) 2017 Parlophone Records Limited, a Warner Music Group Company.
 

PWCL0002
(LP)
\6300
J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ第2番 BWV.1003-1004
 1-1. [Side A] ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV1003 グラーヴェ
 1-2. フーガ
 1-3. アンダンテ
 1-4. アレグロ
 1-5. [Side B] パルティ—タ第2番ニ短調BWV1004 アルマンド
 1-6 クーラント
 1-7. サラバンド
 1-8. ジーグ
 1-9. シャコンヌ
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
 録音:1954-55年 180グラム重量盤

 Recorded: 27-31.III, 1-2.IV.1955(ソナタ第2番); 24-26.VII.1954(パルティータ第2番), Abbey Road Studios, London
 Producer: Alec Robertson & Walter Legge(ソナタ第2番); Walter Jellinek(パルティータ第2番)
 Balance engineer: Laurie Bamber
 Original LP: Columbia 33CX 1287
 (P) 1955 & Remastered (P) 2011 Parlophone Records Limited. (C) 2017 Parlophone Records Limited, a Warner Music Group Company.
 

PWCL0003
(LP)
\6300
J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ第3番 BWV.1005-1006
 1-1. [Side A]ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV1005 アダージョ
 1-2. フーガ
 1-3. ラルゴ
 1-4. アレグロ・アッサイ
 1-5. [Side B]ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV1006 プレリュード
 1-6. ルール
 1-7. ガヴォットとロンド
 1-8. メヌエット 1 & 2
 1-9. ブーレ
 1-10.ジーグ
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
 録音:1954-55年 180グラム重量盤

 Recorded: 1.V, 1-3.VI.1954(ソナタ第3番); 15-18.V.1955(パルティータ第3番), Abbey Road Studios, London
 Producer: Walter Jellinek(ソナタ第3番); Geraint Jones, Alan Melville(パルティータ第3番)
 Balance engineer: Laurie Bamber
 Original LP: Columbia 33CX 1288
 (P) 1955 & Remastered (P) 2011 Parlophone Records Limited. (C) 2017 Parlophone Records Limited, a Warner Music Group Company.




FONDAMENTA(LP)


FONLP 1705001
(LP)
¥4000
スーク、ナヴァラ&アンチェルのブラームス。
 ブラームス:
  ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調 Op.102
ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン)
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)
カレル・アンチェル(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 スーク、ナヴァラ&アンチェルのブラームス。フェニックス・マスタリングによるLP盤が登場!

 20世紀の巨匠たち、ヨゼフ・スーク、アンドレ・ナヴァラ、カレル・アンチェルが、1963年にプラハの芸術の家で収録したブラームスのドッペル・コンチェルト。これまでにも様々な形でリリースされてきた同曲屈指の名演が、フランスの高音質レーベル「フォンダメンタ(Fondamenta)の新たなリマスタリングを施されてLP盤で登場します。フォンダメンタ・レーベルから発売されるアンドレ・ナヴァラのタイトルは、ナヴァラの子息が監修に加わっており、そのクォリティはヨーロッパ各地で高い評価を受けています。
 今回のリマスタリングには、Fondamentaがフランスのオーディオ・メーカー "Devialet(ドゥヴィアレ)"のテクノロジーを駆使して開発した、アナログ録音の正確な復刻を可能にする復元プロセス、"Phoenix Mastering(フェニックス・マスタリング)"が使用されています。

 ※録音:1963年9月30日−10月3日、芸術の家(プラハ、チェコ)
 ※ドイツ・プレス




SPECTRUM SOUND(LP)

LPSMBA 036
(LP)
¥9600
記念すべきリヒテルのパリ・デビューの貴重音源
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ヴィトルド・ロヴィツキ(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
 大注目盤。フランス国立視聴覚研究所音源提供、記念すべきリヒテルのパリ・デビューの貴重音源が日の目を見た!

 録音:1961年10月6日/シャイヨー宮(ライヴ)/180g 重量盤、完全限定プレス、モノラル

 まだソ連が「鉄のカーテン」の奥にあった頃、リヒテルというとてつもないピアニストがいると伝説が飛び交いました。1950 年代に東欧諸国でコンサートを行うと、その凄さが世界の音楽界の話題となり、1960 年ヘルシンキで西側にデビューします。その翌年10 月6 日にパリのシャイヨー宮で、ロヴィツキ指揮フランス国立放送管とブラームスのピアノ協奏曲第2 番を演奏してパリ・デビューを果しますが、なんとその音源をina(フランス国立視聴覚研究所)が保存していました。それがLP で日の目を見ます。
 リヒテルは当時46 歳。若々しい気迫と輝かしい技巧が新鮮。さらに相当気分も乗っていたようで神がかり的な名演となっています。テンポは早目で、あまりの集中力のためあっという間に終るほどの充実感。ロヴィツキ指揮のフランス国立放送管弦楽団も味わい深いサポートで伝説のコンサートを彩っています。当LP は全世界500 枚の完全限定プレスの180g 重量盤です。
 当音源はLP 先行発売。CD は年内発売を予定しております。そちらもご期待ください。
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LPSMBA 037
(LP +1CD)
¥9600→\8990
初回特典:同音源CD
 今後CD のみのリリース予定はないらしい・・・


テンシュテットが燃えに燃えたパリのプロコフィエフ!

 プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調Op.100
クラウス・テンシュテット(指揮)
フランス国立管弦楽団
 大注目盤。テンシュテットが燃えに燃えたパリのプロコフィエフ!

 録音:1977年10月12日/サル・プレイエル(ライヴ)/180g 重量盤、完全限定プレス、ステレオ、初回特典CD : 16bit 44.1kHz

 旧東独で育ったテンシュテットはプロコフィエフの交響曲第5 番を得意とし、1977 年12 月1-2 日にミュンヘンで行われたバイエルン放響との壮絶な演奏が残されていますが、その2 ヵ月前に同曲をフランス国立管弦楽団と披露しています。
 これはミュンヘン以上の凄さだったと伝えられていますが、何と音源がina(フランス国立視聴覚研究所)に残っていました。
 第2 次世界大戦勝利を祝って書かれたとされる作品で、明朗な演奏が多いなかテンシュテットはどす黒く渦巻く感情と暴力的な迫力で、プロコフィエフが背後に隠した恐ろしさを白日もとに晒しているかのようです。当LP は全世界500 枚の完全限定プレスの180g 重量盤です。

 LP 発売ですが、初回のみ特典として同じ音源のCD が付きます。
 テンシュテット・ファンは見逃すことのできないリリースです。
 今後CD のみのリリース予定はございません。
















2/22(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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ACT MUSIC

ACT 9864
¥2400→\2190
名手シュミットとホフマイアー
 まさかのヴァイオリンとチューバ!
 Stradihumpa
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
アンドレアス・マルティン・ホフマイアー(チューバ)
 (1)ゲオルク・ブラインシュミット:ミニチュア(4’23”)
 (2)-(3)イェルク・ドゥーダ:二重奏曲 Op.5-5
  【I.アレグロ・コン・モート(2’20”)+II.アレグロ・カプリチオーソ(4’30”)=6’50”】
 (4)フローリアン・ウィライトナー:1 + 1= 3〜美の抽象化(9’46”)
 (5)ゲオルク・ブラインシュミット:Schnabulescu Bandini (7’25”)
 (6)ヘンリク・ヴィエニャフスキ:エチュード・カプリース第1番 ト短調 Op.18(4’04”)
 (7)-(9)クリストフ・ディーンツ:ランデ・コンチェルティーノ
  【I.Der wankende Traktorfahrer (3’37”)+II.Am Abend dann(5’09”)+
   III.Beim Fernsehen(1’58”)=10’44”】
 (10)ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(ヨハン・ハルヴォセン編):パッサカリア(6’04”)
 (11)-(12)ヤン・クーツィール:Unterkagner Landler第4番(0’50”)+第5番(2’43”)=3’33”
 (13)ジョアン・ボスコ:Latin Lover (2’28”)
 (14)アントニオ・バッジーニ:妖精の踊り Op.25(5’15”)
  編曲:(6)(14)ベンヤミン・シュミット&アンドレアス・マルティン・ホフマイアー
 これはすごい!名手シュミットとホフマイアーがヴァイオリンとチューバのためのデュオ作品を録音。「パッサカリア」「妖精の踊り」など超絶技巧のオンパレード!

 録音:2017 年6 月16 日、8 月3 & 4 日/バウマン・スタジオ、シュタイナキルヒェン・アム・フォルスト(オーストリア)/ディジパック仕様

 ヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミットとチューバ奏者、アンドレアス・マルティン・ホフマイアー。ともにエコー・クラシック賞を受賞歴のある二人の名手が共演したヴァイオリンとチューバのためのデュオ作品集がECM につぐヨーロッパ屈指のジャズ・レーベルACT MUSIC からリリースされます!

 シュミットといえばバッハ、ブラームス、メンデルスゾーンといった王道レパートリーからヴォルフ=フェラーリなど演奏機会の少ない作品も積極的に取り組んできました。またジャズ・ヴァイオリンのステファン・グラッペリに捧げたアルバムをリリースするなど、ジャンルにとらわれない多岐に渡る音楽活動で注目されています。一方、現代最高のチューバ奏者ホフマイアーはジョン・ウィリアムズのチューバ協奏曲を録音するなど、ソリストとして確固たる地位を確立している数少ないチューバ奏者です。
 当ディスクでは二人のために書かれた作品を含むデュオ作品を中心にヴィエニャフスキのエチュード・カプリース第1 番、ハルヴォルセン作曲によるヘンデルのパッサカリアも収録しました。ともに二つの楽器が対等な技術を求められる弦楽器が原曲の両作品をチューバで演奏していることに驚かされます。とても人間業とは思えないほど超絶技巧のオンパレードですが、彼らの音楽は溌剌とし輝きを持った演奏を聴かせてくれます。最後に収録されたバッジーニの妖精の踊りではヴァイオリン・パートと伴奏パートを交互に演奏する興味深い編曲も披露しており、現代最高の演奏者だからこそ表現のできる唯一無二の世界が広がります。




APARTE



AP 170
¥2600
F.クープラン(1668-1733):クラヴサン曲集第3巻より
 ・第13組曲
  〔1. ゆりの花ひらく 2. 葦 3. 胸飾りのリボン
   4.フランス人気質、またはドミノ(仮面舞踏会の頭巾)
    純潔- はじらい- 情熱- 希望- 誠実-忍耐-恋やつれ- 媚-
    年老いた伊達男と時代後れの守銭奴- 気のよいかっこう-
    無言の嫉妬- 狂乱〕
 ・第18組曲
  〔1.ヴェルヌイユの女 2.ヴェルヌイユの娘 3.修道女モニク
   4.騒がしさ 5.感動 6.ティク-トク-ショク 7.片足の不自由な元気者〕
 ・クラヴサン曲集第1 巻より第3組曲 ハ短調より第11曲「お気に入り」
ブランディーヌ・ヴェルレ
 (チェンバロ)
 F.クープラン生誕350 年、ブランディーヌ・ヴェルレによる最新録音の登場

 チェンバロ/ルッカース1636年モデル、1985年アンソニー・サイディ&フレデリク・バルによる複製
 録音:2017年5月

 フランスが生んだ根強い人気の名クラヴサン奏者ブランディーヌ・ヴェルレ、F. クープランの登場。
 ヴェルレのF. クープランといえば、1976-80 年にかけて全曲録音されたアストレの名盤(近年XRCD 化(JMXR.24510・廃盤) もされ話題となりました)が有名ですが、今回、ルッカース・モデルの銘器コピーを奏でての新録音となりました。
 1942年生まれという彼女、75歳での録音となった当盤は、全体として自然で力みのない音楽運び。「騒がしさ」や「ティク・トク・ショク」でも、浮足立つことのないテンポで聴かせます。
 F. クープランの音楽に込められた様々な表情をもらさず織り込んでいるようで、まさに巨匠の風格といえます。ヴェルレはライナーノートに「作曲家」と題した文章を寄せており(フランス語のみ)、こちらも興味深いものがあります。




EVIDENCE


EVCD 046
¥2600
若手によるみずみずしい感性が光るシューベルト
 シューベルト:
  ・ピアノ五重奏曲「ます」イ長調 op.114(D667)*
  ・幻想曲 ハ長調 op.159(D.934)
ギョーム・シレム(ヴァイオリン)
ナタナエル・グーアン
 (ピアノ/ベヒシュタイン)
マリー・シレム(ヴィオラ)*
アストリジ・シラノシアン(チェロ)*
エミリー・ルグラン(コントラバス)*
 録音:2017年3月14-18日

 2011 年のラ・フォル・ジュルネ音楽祭で来日もしているギョーム・シレムと、リスト作品集(MIR 354)で圧倒的な超絶技巧を披露したナタナエル・グーアンとのデュオの登場。二人はスウェーデン国際デュオ・コンクールで第1 位を獲得しています。 「幻想曲」で聴かせるヴァイオリンの息の長い歌と、ピアノの軽やかな響きに引き込まれます。
 「ます」では実にみずみずしい感性が光り、ふたりの多様性に感じ入る1 枚です。グーアンは、2018 年ラ・フォル・ジュルネ音楽祭で来日予定で、期待が高まります。



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HMF



HAF 8905293
(2CD)
¥3800→\3490
最新録音!クリスティによる絶美のロ短調!
 J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV 232
ウィリアム・クリスティ(指揮、チェンバロ)
レザール・フロリサン(合唱、管弦楽)
キャスリーン・ワトソン(ソプラノ)
ティム・ミード(カウンターテナー)
レイノー・ファン・メヘレン(テノール)
アンドレ・モルシュ(バス)
 やわらかで軽やか溢れでる音楽への悦び、クリスティによる絶美のロ短調!

 録音:2016 年9 月、フィルハーモニー(パリ)、ライヴ録音(拍手は収録されていません)/105’03”

 クリスティが遂に、バッハの最後の完成作であるロ短調ミサ曲を録音しました! 2016/17 シーズンにヨーロッパで行われた「ロ短調ミサ」のツアーは大成功を収めましたが、この演奏は2016 年9 月にパリのフィルハーモニーで行われた演奏会のライヴです。
 クリスティの母はニューヨークの教会の聖歌隊指揮者だったそうで、1950 年代の終わりに、彼女が聖歌隊を指揮してロ短調ミサ曲の2 曲を演奏していたのを聴いて以来、ロ短調ミサはクリスティの中で特別な存在であったといいます(クリスティは1944 年生まれ)。冒頭の「キリエ」から、なめらかに丸みを帯びた合唱で、クリスティの真骨頂が発揮された絶美の演奏で、引き込まれます。また、自身鍵盤楽器の名手でもあるクリスティは、第2 曲の「キリストよ、憐れみたまえ」のソプラノとアルトの二重唱をはじめ、9 つの楽曲ではチェンバロ(通奏低音)に専念し、事実上指揮者不在となっています。これにより、クリスティが配した、適切な人数の合唱とオーケストラのメンバー、そして独唱者たちによって、より親密なアンサンブルが醸成されています。また、自身ライナーノートでも書いていますが(日本語訳なし)、全体として軽やかな速めのテンポで演奏されています。「Cum Sancto Spiritu」などの超絶技巧の楽曲でも、合唱もオーケストラも実に軽やかに輝かしく演奏しており、クリスティ率いる音楽家たちのきわめて高い完成度に圧倒されます。独唱者たちののびやかな歌唱も印象的。バスの独唱(「Quoniam」)でのホルンとファゴットの名人芸も注目ですし、ソプラノ・アリア(Laudamus te)ではヒロ・クロサキのヴァイオリン・ソロが聴けるのもまた嬉しいところです。「カトリック、プロテスタントという宗派を超えて、自らのキリスト教信仰の普遍形としてこのミサを書きあげた」バッハ(クリストフ・ヴォルフ/ライナーノートより(日本語訳なし)。厳格なミサ、というよりも、このミサ曲にバッハが込めた、人間というものへの肯定が前面に打ち出された、音楽の悦びに満ちたたぐいまれなる名演となっています。




ROMEO RECORDS


RON 7321
¥2300
「ヴォヤージュ(旅)」
 ラヴェル:5つのギリシャ民謡
  (花嫁の目覚め/向こうの、あの教会に向かって/
   俺と比べられるような伊達男なんて/
   ランティスク摘み女たちの歌/すっかり陽気に!)
 ブリテン:
  サリー・ガーデンズ/トネリコの林/
  彼らは木々をとても高く育て/耕す少年/夜霧の露/
  夏の最後の薔薇/オリヴァー・グロムウェル
 ブラジル民謡:
  小さな家/モディーニャ/壊れたヴィオラ(小型ギター)/
  18世紀の詩人の歌/オキニンバ/星と新月/新しい機械!
 バルトーク:
  干し草作り/花嫁の元で/ラコダロムル/結婚式/
  子守歌/若者たちの踊り
 イェヘズケル・ブラウン:3つのセファルディのロマンス
  (眠れ/それはラケルだった/モレニカ)
 オブラドルス:2つのスペイン民謡
  (この上なく素晴らしい髪から/クロ・ドゥルセのクプレ)
アイエレット・アモツ=アヴラムソン(メッゾソプラノ)
ジョナサン・ザク(ピアノ)
 72'09

 『旅』と題されたCD。ラヴェルやバルトークの民謡を元にした歌曲や伝承歌を収録している。
 アイエレット・アモッツ=アヴラムソンはイスラエル出身のメッゾソプラノ。バロック音楽から現代音楽まで幅広く活躍している。
 伴奏のジョナサン・ザクとはブラームス、マーラー、ベルクの歌曲集(7288)でも共演していた。
 

RON 7323
¥2300
「Sounds of Transcendence」
 グリフィス:
  ピアノ・ソナタ A.85/クビライ・ハンの喜びの城 A.72
 スクリャービン:
  ワルツ 変イ長調 Op.38/たよりなさ Op.51-1/
  謎 Op.52-2/ピアノ・ソナタ第7番 Op.64 「白ミサ」
  炎に向かって Op.72/
 フランク:前奏曲、コラールとフーガ FVW21
リード・テツロフ(ピアノ)
 録音:2017年3月15,22,24日、72'08

 米国の若いピアニスト、リード・テツロフの本格的CDデビュー。リード・テツロフは1992年、ミネソタ州ミネアポリスの生まれ。これまで様々なコンクールで受賞を果たしている。
 このCDはセンター・フォー・ミュージカル・エクセレンス(CME)の援助で作られたもの。
 紙製の収納を使用。




STRADIVARIUS


STR 37089
¥2300
「日本からの24のプレリュード/内本久美(ピアノ)」
 (1)鶴見幸代:すもうピアノ太鼓
 (2)鈴木純明:砧への前奏曲
 (3)斉木由美:モルフォゲネシスIII
 (4)田村文生:存在の恐怖I
 (5)渋谷由香:円窓からの眺め
 (6)木下正道:海の手IV
 (7)星谷丈生:羊飼いのやみ
 (8)伊藤弘之:天使の梯子
 (9)渡辺俊哉:葉脈
 (10)鷹羽弘晃:波の間に間に
 (11)池田拓実:Grayscale-Shades of Gray
 (12)成本理香:987枚のプレート
 (13)水野みか子:夏庭に星が降る
 (14)北爪裕道:壊れた機械の小さなエチュード
 (15)稲森安太己:3声のシンフォニア
 (16)山根明季子:トゥインクルトゥインクル
 (17)川上統:大紫
 (18)福井とも子:歩く人は歩かない踊る人は踊らない
 (19)鈴木治行:偏心輪
 (20)山内雅弘:Perspective
 (21)川島素晴:前奏曲第1番「卵割」
 (22)山本裕之:紐育舞曲への前奏曲
 (23)森田泰之進:音/輪VI
 (24)徳永崇:プレリュード
内本久美(ピアノ)
 若手からベテランまで24人の日本の作曲家によるピアノ小品集

 録音:2016年9月15-16日SMCレコーズ・バロック・ホール、イヴレーア,62’38

 日本の現代音楽界で活躍中の若手からベテランまで24人の作曲家によるピアノ小品集。
 ほぼ全ての作品はピアニストの内本久美が委嘱し、イタリアで録音した。
 内本は原智恵子、深沢亮子氏らに師事し、渡伊。ラザール・ベルマン、アレクサンダー・ロンクイッヒに学んだ。ヨーロッパの現代音楽を多くレパートリーに持ち、ミラノ・スカラ座をはじめとする劇場でのコンサート及びヴェネツィア・ビエンナーレ、ハッダースフィールド現代音楽祭など世界各地の現代音楽祭からの招聘を受けてコンサートツアーを続ける。アンサンブル・イカルス(イタリア)のソロ・ピアニストに迎えられ、20年以上活動を共にして現在に至る。
 
STR 37084
¥2300
「RUZIR」〜17世紀の人気のアリアと舞曲の鍵盤楽器への編曲集
 俗謡:《バラベン》
 G.B.フェリーニ(1601-1674):パルティーテ
 作者不詳(18世紀):マントヴァの舞曲
 俗謡:《ルジール》
 B.ストラーチェ(1683-1707):ルジエロ奇想曲
 G.フレスコバルディ(1583-1643):ルジエロ奇想曲
 N.レベーグ(1631-1702):クリスマス《処女のメイド》
 バード:女王のアルマン
 俗謡:ベルガマスカ
 S.シャイト(1587-1654):ベルガマスカ
 フレスコバルディ:ベルガマスカ
 ほか全16トラック
ファビアナ・チャンピ(Org)
ファビオ・トリコーミ(Vn, Fl, Perc)
 録音:2012年8月ボローニャ、ステファノ・トリニータ教会、60:41

 17世紀初頭から古典派が登場する前の18世紀なかばまでの音楽をいわゆるバロック音楽と呼ぶわけですが、言うまでもなくヴィヴァルディやバッハだけがバロック音楽ではありません。
 およそ120年続いたこの時代には様々な音楽上の試みや異種格闘のような音楽上の遊びが行われました。このディスクには音楽史の表街道からこぼれ落ちたような、そうした珠玉の小品たちが集められています。
 オルガン、フルート、ヴァイオリン、打楽器によるバイタリティあふれる野性的な音楽にはいまだ中世ルネサンスの残り香が漂い、バロック音楽がある日突然誕生したわけではなく、ルネサンスの流れの中から次第にその形を整えていったことを教えてくれます。
 オルガンのチャンピはロンドン王立音楽院に学びガイ・ボヴェットらに師事、現在イタリアで最も活動している鍵盤奏者のひとり。それ以外の楽器を全てこなしているトリコーミは民族音楽の研究者でもあり、中世ルネサンス音楽を得意としているマルチ・インストゥルメンタリスト。
 

STR 37094
¥2300
「神秘と詩」
 〜ファビオ・メンゴッツィ(b.1980):作品集

  神秘/リヴォ・デヒ・チェネーレ/スパーク/
  ナウタ/ラヌス/表影/夢IV/アーティフェクス/
  夜の倉庫/ヴィリデ/時代/センプティテルナ・ルオタ/
  夜の彗星/スフィンクス/霊感/チェルレオ・ヴァガレ/
  アナンケ/沈黙の憧れ(全18曲)
ファビオ・メンゴッツィ(Pf)
 録音:2017年8月,74:39

 ファビオ・メンゴッツィはアルド・チッコリーニにピアノを、作曲をアジオ・コルギに師事しコンポーザー・ピアニストとしての活動を開始。
 ここに収められた18曲の性格的小品はいずれも新ロマン主義あるいはポスト・ミニマルともいうべきスタイルで書かれている。曲によってはジョージ・ウィンストンのようなヒーリング系であったり、フィリップ・グラスの音楽にイタリア風カンタービレの要素を加えたようなものであったり、はたまたショパンのノクターンを思わせる音楽であったりと肩ひじを張らずに楽しめる内容となっている。




TUDOR

TUDOR 7200
¥2400
※ドイツ語ナレーション版発売済
音楽劇「ブレーメンの音楽隊」
ベルリン・フィル金管アンサンブルと台本作家の日本語ナレーション!

 (1)シャーンドル・バローグ(b.1958):ブレーメンの音楽隊(日本語ナレーション版)
  (台本:クラウス・ヴァレンドルフ)
 (2)ショスタコーヴィチ(ドラーゲ&アンドレセン編):舞台管弦楽のための組曲より
  (マーチ、ワルツ第2番、小ポルカ、ダンス第1番)
  シャーンドル・バローグ(指揮)
   ベルリン・フィルハーモニー金管アンサンブル:
    【ガボール・タルコヴィ(Trp)、タマーシュ・ヴェレンツェイ(Trp)、
     ゲオルク・ヒルザー(Trp)、ギヨーム・ジェル(Trp)、マルティン・クレッツァー(Trp)
     サラ・ウィリス(Hr)、リストハルト・ゲスリンク(Trb)、オラフ・オット(Trb)、
     トーマス・ライエンデッカー(Trb)、イェスパー・ブスク・ソレンセン(Trb)、
     シュテファン・シュルツ(Trb)、アレクサンダー・フォン・プットカーマー(Tuba)】
    (1)クラウス・ヴァレンドルフ(朗読・日本語)
    エルネー・ウェセリー(アコーディオン)、タマシュ・ホルヴァート(G)
    フランツ・シンドルベック(ドラム・セット)、ヤン・シュリヒテ(Perc)
 キレキレのベルリン・フィル金管アンサンブルと台本作家ご本人(ドイツ人)の日本語ナレーションが絶妙!音楽劇「ブレーメンの音楽隊」

 録音:2009年3月、2012年2月、日本語解説・台本付き、36:00/11:11/(日本語オビ・解説付き)

 グリム兄弟作のメルヘン作品の中でも「ヘンゼルとグレーテル」に次ぐ著名作品が「ブレーメンの音楽隊です」。クラウス・ヴァレンドルフとシャーンドル・バローグの音楽バージョンはこの興味深い物語を格別お茶目に、かつ今日的に語ります。
5人の主人公(登場動物たち)が話す受難の出来事はセルゲイ・プロコフィエフの作品「ピーターと狼」と同じく、例えばロバの鳴き声は二本のトランペットが、犬は金重なホルンのソロが、猫の愚痴はピッコロトランペットが、そしてトロンボーンは雄鶏の雄叫び、と様々な楽器で表現されます。
 この作品はベルリン・フィルの教育プログラムの一環であるファミリーコンサートのために作られました。ファミリーコンサートはベルリン・フィルの数あるシリーズの中でも大事なハイライトです。このコンサートでは、アドリヴのような場面に即座に反応する子供達が特別な雰囲気を作ります。そしてショスタコーヴィチの「舞台管弦楽のための組曲」くらい、この高揚したサーカス小屋のような雰囲気に合う音楽はありません。子供達のためだけじゃありません、どうぞお楽しみください。
 シャーンドル・バローグはハンガリー出身のバス・トロンボーン奏者でハンガリー放送響、ブダペスト祝祭管などで活動する傍ら、ブラスのための作編曲を数多く手がけている。「ブレーメンの音楽隊」はバローグのオリジナル作品で有名な童話に基づく音楽劇。8曲からなる組曲の合間に朗読が入るが、このアルバムでは台本のヴァレンドルフ自ら日本語版に挑戦!。ちょっと拙いですが、温かみのある語り口です。ショスタコーヴィチの組曲はかつて「ジャズ組曲第2番」として知れられていた作品から4曲選んで金管アンサンブルのために新たに編曲してまとめたもの。

<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


PRAGA DIGITALS


PRD 250353
(2CD)
¥3800
リヒテル・プレイズ・シューベルト
 Disc 1
  (1)ピアノ・ソナタ第9番ロ長調Op.147 D.575
  (2)ピアノ・ソナタ第11 番ヘ短調D.625
  (3)ピアノ・ソナタ第14番イ短調Op.143 D.784
  (4)アレグレット ハ短調D.915
 Disc 2
  (5)ピアノ・ソナタ第18 番ト長調Op.78 D.984
  (6)ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D.985
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 リヒテルのシューベルト、入手困難音源多数!

 録音:1965年4月15日/カーネギーホール(1)、1978年7月23日/ヘルクレス・ザール(2)、1979年2月6日/東京文化会館(3)、1962年10月23日/フィレンツェ、テアトロ・コムナーレ(4)、1978年5月3日/モスクワ(5)、1972年4月/ザルツブルク(6)(すべてライヴ)/Stereo、77’ 15”、76’ 16”

 リヒテルのシューベルトはどれも神業の評価で多数のディスクがありますが、ここではJVC や個人所蔵音源など今日入手困難なものを集めた好企画。充実のひとときを堪能できます。
 

PRD 250392
(2CD)
¥3800
リヒテル・プレイズ・スクリャービン スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
(12)エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
 ソヴィエト国立交響楽団
 Disc 1
  (1)練習曲嬰ハ短調Op.2の1、(2)練習曲Op.8〜第5 番/第11番、
  (3)前奏曲Op.11〜第2番/第3番/第5番/第9番/第10番/第11番/
   第12番/第15番/第16番/第17番/第18番/第24番、
  (4)前奏曲ハ長調Op.13の1、(5)ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19、
  (6)マズルカ ホ短調Op.25の3、(7)幻想曲ロ短調Op.28、(8)4つの前奏曲Op.37、
  (9)前奏曲Op.39〜第3番/第4番、(10)詩曲Op.52の1、(11)交響曲第5番「プロメテウス」Op.60
 Disc 2
  (12)練習曲Op.42〜第2番/第3番/第4番/第5番/第6番/第8番、
  (13)ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ長調Op.53、(14)前奏曲Op59の2、
  (15)ポエム=ノクチュルヌOp.61、(16)ピアノ・ソナタ第6 番Op.62、
  (17)ピアノ・ソナタ第7 番「白ミサ」Op.64、(18)3つの練習曲Op.65、
  (19)ピアノ・ソナタ第9番「黒ミサ」Op.68、(20)焔に向ってOp.72、
  (21)2つの舞曲Op.73、(22)前奏曲Op.74の4
 リヒテルのスクリャービンを存分に味わえる2 枚

 録音:1952年1月14日(1)(2)(12)(18)(21)、4月4日(6)、1955年6月20日(16)、1964年12月30日(17)/モスクワ、1972年9月24日/プラハ(5)(13)、1972年10月27日/ワルシャワ(3)(4)(8)(9)(10)(19)(22) 、1988年4月12日/モスクワ(11)、1992年10月28日/ニーメヘン(7)(14)(15)(20)(すべてライヴ)/Mono、Stereo、81’ 01”、81’ 44”

 リヒテルが得意としたスクリャービンを2 枚に収めたアルバムで、ほぼすべてのレパートリーを聴くことができます。盤と演奏は素晴らしいものの、意味不明な録音データ等、若干の問題がございます。予めご了承ください。
 

PRD 250404
¥2900
ギレリスのピアニズムを堪能できるロシア作品集
 (1)スクリャービン:5つの前奏曲Op.74
 (2)同:練習曲嬰ハ短調Op.2の1
 (3)ストラヴィンスキー(作曲者& サーント編):
  ペトルーシュカからの5章
 (4)同(作曲者編):
  バレエ音楽「ミューズを率いるアポロ」〜アダージョ
 (5)プロコフィエフ:トッカータOp.11
 (6)同:つかの間の幻影Op.22〜第1, 3, 5, 7, 8, 10, 11, 17番
 (7)同(作曲者編):「3つのオレンジへの恋」Op.33〜行進曲
 (8)ハチャトゥリヤン:ピアノ・ソナタ変ホ長調
 (9)バラキレフ:イスラメイ
エミール・ギレリス(ピアノ)
 録音:1984年1月26日(1)、1977年12月24日(2)、1962年4月9日(3)、1959年1月22日(4)、1954年10月3日(5)、1967年10月18日(6)、1967年10月18日(7)、1963年3月15日(8)、1950年3月3日(9)/モスクワ(ライヴ)/Mono、Stereo、76’ 15”

 ギレリスはベートーヴェン演奏が特に人気ですが、彼の「鋼鉄のピアニズム」は母国ロシアの作品に最も向いていると申せましょう。ここではロシアと旧ソ連の魅力的なピアノ曲が集められています。大半が恐るべき技巧の要求される難曲で、プロコフィエフのトッカータやバラキレフのイスラメイは、さすがギレリスと惚れぼれするような名演です。またストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」は、ストラヴィンスキー本人による3 章にテオドル・サーントーによる2 篇を加えた5 章版。さらにハチャトゥリヤンの「ピアノ・ソナタ」はギレリスに献呈され、彼が世界初演を行った大作。出版譜とは異なる初版であるのも貴重です。
 

PRD 250403
¥2900
超豪華演奏家によるウェーバー序曲集
 ウェーバー:
  (1)舞踏への勧誘Op.65(オリジナル・ピアノ版)
  (2)舞踏への勧誘Op.65(ベルリオーズ編曲)
  (3)歌劇「ペーター・シュモル」序曲
  (4)歌劇「アブ・ハッサン」序曲
  (5)序曲「聖霊の支配者」Op.27
  (6)祝典序曲Op.59
  (7)歌劇「魔弾の射手」序曲
  (8)劇音楽「プレチオーザ」序曲
  (9)歌劇「オイリアンテ」序曲
  (10)歌劇「オベロン」序曲
ジャン=フランソワ・エッセール(ピアノ)(1)
カレル・アンチェル(指揮)
 チェコ・フィル(2)
ヘルマン・シェルヘン(指揮)
 パリ・オペラ座管弦楽団(3)(4)(8)(10)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
 フィルハーモニア管弦楽団(5)(6)
オットー・クレンペラー(指揮)
 フィルハーモニア管弦楽団(7)(9)(10)
 録音:2007年11月19日/パリ(1)、1964年12月/プラハ(2)、1958年7月(5)(6)、1960年5月(7)(10)、1960年9月(9)/ロンドン、1959年5月(3)(4)(8)/パリ/Stereo、78’ 57”

 ウェーバーの作品は魅力的なメロディと華やかな活気に満ちたものが多いわりに、演奏や録音にあまり恵まれていません。
 ここでは彼の代表的な器楽曲を10 篇お楽しみいただけます。
 「舞踏への勧誘」はオリジナルのピアノ版をエッセール、ベルリオーズによるオーケストラ版をアンチェル& チェコ・フィルの演奏でお楽しみいただけます。
 序曲集もシェルヘン、サヴァリッシュ、クレンペラーと超豪華な演奏陣によるのも嬉しい限りです。
 

PRD 250346
¥2900
意外にないシャブリエ作品集!
 シャブリエ:
  (1)狂詩曲「スペイン」
  (2)田園組曲(全4曲)
  (3)歌劇「いやいやながらの王様」〜スラヴ舞曲
  (4)ブレー・ファンタスク(ピアノ版)
  (5)ブレー・ファンタスク(オーケストラ版)
  (6)10の絵画風小品
ポール・パレー(指揮)
 デトロイト交響楽団(1)(2)(3)(5)
ジャン=ジョエル・バルビエ
 (ピアノ)(4)(6)
 録音:1960年11月/デトロイト(1)(2)(3)(5)、1965年/シャンゼリゼ劇場(4)(6)/Stereo、81’ 37”

 シャブリエの代表作を集めた嬉しい一枚。人気作「スペイン」や「田園組曲」などをポール・パレーの洗練された演奏で聴くことができます。さらに「田園組曲」のオリジナル「10 の絵画風小品」、オーケストラ版と併録されている「ブレー・ファンタスク」のピアノ版は名手バルビエの粋な解釈にひたれます。
 

PRD 250385
¥2900
ロッシーニ:弦楽ソナタ
 (1)第1番ト長調/(2)第2番イ短調/
 (3)第3番ハ長調/(4)第4番変ロ長調/
 (5)第5番変ホ長調/(6)第6番ト長調
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
アカデミー室内管弦楽団
 つややかな弦の響きに見せられる80 分。

 録音:1966年6月(1)(3)(5)(6)、1968年1月(2)(4)/Stereo、81’ 05”

 ロッシーニの弦楽ソナタは少年時代の作ながら、美しいメロディとはつらつとした生気で人気となっています。マリナーとアカデミー室内管によるアーゴ音源を使用。つややかな響きに魅せられます。



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ROMEO RECORDS



RON 7324/5
(2CD)
¥4600→\4190
「ナディア・ライゼンバーグ ハイドン録音集 1955‐1958」
 ハイドン:
  カプリッチョ ト長調
  アリエッタと変奏曲 イ長調
  幻想曲(カプリッチョ) ハ長調
  アリエッタと変奏曲 変ホ長調
  主題と変奏曲 ハ長調
  アンダンテ・ヴァリエ ヘ長調
  ピアノ・ソナタ ト長調 Hob.XVI:6(旧第13番)
  ピアノ・ソナタ 変イ長調 Hob.XVI-43(旧第35番)
  ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI-37(旧第50番)
  ピアノ・ソナタ ホ短調 Hob.XVI-34(旧第53番)
  ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI-50(旧第60番)
  ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI-52(第62番)
ナディア・ライゼンバーグ(ピアノ)
 ナディア・ライゼンバーグのハイドン、1955-1958Westminster録音集!

 録音:1955-1958年WESTMINSTER社による録音 148'30

 Romeo Recordsの人気シリーズ、ナディア・ライゼンバーグの復刻、今回は1955年から1958年にかけて米国のWestminster社に録音されたハイドンの録音集。
 ナディア・ライゼンバーグ(1904-1983)は、リトアニアの首都ヴィリニュス出身でサンクト・ペテルブルグで学ぶも、ロシア革命を避けて米国に移住、カーティス音楽院でヨーゼフ・ホフマンに学んだ。またライゼンバーグの実妹はテレミン奏者として有名なクララ・ロックモア。
 このCDで聞けるライゼンバーグのハイドンには師匠ホフマンの影響が顕著に窺える。録音はモノラルながら悪くない。



ナディア・ライゼンバーグ旧譜

RON 7309/10
(2CD 1枚価格)
\2300→\2090
生誕110 周年記念CD
 「ナディア・ライゼンバーグ、ロシア・ピアノ曲集」

 チャイコフスキー:12の小品 Op.40
  (練習曲 ト長調/悲しい歌 ト短調/葬送行進曲 ハ短調/
   マズルカハ長調/マズルカ ニ長調/無言歌 イ短調/
   村にて ト短調/ワルツ 変イ長調/ワルツ 嬰ヘ短調/
   ロシア舞曲/スケルツォ ニ短調/とぎれた夢)
  ロマンス ヘ短調 Op.5/二つの小品 Op.10(夜想曲/ユモレスク)/
  ハプサールの思い出 Op.2(城の廃墟/スケルツォ/無言歌)
 ラフマニノフ:
  V.R.のポルカ/ワルツ イ長調 Op.10-2/舟歌 ト短調 Op.10-3/
  ロマンス ヘ短調 Op.10-6/マズルカ 変ニ長調 Op.10-7/
  幻想的小曲集 Op.3
   (悲歌/前奏曲 嬰ハ短調/調べ/ポリシネル/セレナード)
 カバレフスキー:24 の前奏曲 Op.38
ナディア・ライゼンバーグ(ピアノ)
 ナディア・ライゼンバーグ生誕110 周年記念CD、WESTMINSTER復刻のロシア作品集

 録音:1950 年代半ば、モノラル(WESTMINSTER 音源)、157'26

 ナディア・ライゼンバーグ(1904-1983)は、リトアニアの首都ヴィリニュス出身のピアニスト。サンクトペテルブルグで学んだ後、ロシア革命を避けて米国に移住。カーティス音楽院でヨゼフ・ホフマンに学んだ。たいへん優秀なピアニストだったが、1950 年代にロシアの作曲家の作品をいくつか録音した後は録音に縁がなく、生前から幻のピアニストになっていた。
 この2 枚組のCD は昨年のライゼンバーグ生誕110 年を記念しての企画。1950 年代半ばに米国のWESTMINSTER に録音したチャイコフスキー、ラフマニノフ、カバレフスキーの曲集が集められている。いずれもテープからの復刻で、1950 年代半ばのモノラル録音としては標準的な音質である。
 ライゼンバーグの音楽は品の良さが魅力で、しっとりとした情感が豊かなもので、いずれの曲もたいへん素晴らしい。カバレフスキーの24 の前奏曲は作曲されてからまだ10 年ほどで、おそらく西側での初録音と思われる。


BRIDGE
BCD 9276
(4CD 3枚価格)
\6900→¥6290
ナディア・ライゼンバーグ(ピアノ)
 「ショパン:夜想曲全集、マズルカ全集、ピアノ・ソナタ第3番」

 ①夜想曲全集【Op.9(3曲)/Op.15(3曲)/
  Op.27(2曲)/Op.32(2曲)/Op.37(2曲)/
  Op.48(2曲)/Op.55(2曲)/
  Op.62(2曲)/Op.72-1/嬰ハ短調】
 ②舟歌 嬰ヘ長調 Op.60/
 ③子守歌 変ニ長調 Op.57/
 ④協奏曲のアレグロ イ長調Op.46/
 ⑤ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調Op.58/
 ⑥マズルカ全集【Op.6(4曲)/Op.7(5曲)/
  Op.17(4曲)/Op.24(4曲)/Op.30(4曲)/
  Op.33(4曲)/Op.41(4曲)/Op.50(3曲)/
  Op.56(3曲)/ Op.59(3曲)/Op.63(3曲)/
  Op.67(4曲)/Op.68(4曲)/イ短調 「ノートル・タン」/
  イ短調 「エミール・ガイヤール」/変ロ長調/
  ニ長調/ハ長調/ト長調/ニ長調】
ナディア・ライゼンバーグ(ピアノ)

 テルミン演奏家として有名なクララ・ロックモアの姉でもあるピアニスト、ナディア・ライゼンバーグ(1904-1983)は、リトアニアの首都ヴィリニュス出身。ザンクト・ペテルブルグに移り、ここで音楽の勉強を始める。ロシア革命を避けて米国に移住、1922年にピアニストとしてデビュー。1930年からカーティス音楽院でヨゼフ・ホフマンに学んだ。その後は、ピアニストとして、またピアノ教師として大きな活躍をした。戦後、教職に重点を置いたため、残された録音は決して多くない。これは1955年から1957年にかけてのスタジオ録音による夜想曲とマズルカの全集に1947年ライヴ録音のピアノ・ソナタ第3番を収めたセットである。彼女の明晰で、かつ詩情に溢れたショパンを味わえる。

①〜④⑥録音:1955-57年(原盤:ウェストミンスター) ⑤録音:1947年11月21日、カーネギー・ホール、ライヴ録音MONO、5h00m40s



<メジャー・レーベル>

DG

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《クリスタ・ルートヴィヒ・エディション》


4798707
(12CD)
\8000→\7590
 多才で魅力あふれるメッゾ・ソプラノ、クリスタ・ルートヴィヒの90歳を祝う12枚組限定BOX
 今年3月18日にクリスタ・ルートヴィヒが90歳の誕生日を迎えることを祝して、彼女がDG、Decca、Philipsに残した珠玉の録音を集大成しました。ベーム、カラヤン、バーンスタインなどの綺羅星のごとき指揮者たちとの共演によるオペラ、宗教作品なども数多く含まれています。オペラ、オラトリオ、歌曲録音からカラヤンとの伝説的な《蝶々夫人》のスズキ役を含むオペラまで幅広いレパートリーが収められています。
 ベームとのモーツァルト、カラヤンとのマーラー、バーンスタインとのバーンスタイン、ショルティとのワーグナーなどバッハからワーグナーまでを網羅し、彼女の輝かしいキャリアを俯瞰することのできるエディションといえましょう。
 インターナショナル・リリースとしては初となる彼女の機知に富んだ親しみやすいインタヴュー録音(ドイツ語)も収録されています。
 そのインタヴューの中でルートヴィヒは彼女のキャリアの中で数多くの共演を果たしたバーンスタインやカラヤンについて語っています。
 60ページのブックレットにはその英語抄訳も含まれます。
《クリスタ・ルートヴィヒ・エディション》

《CD 1》
 J.S.バッハ:
  クリスマス・オラトリオBWV248より
   1) 第3曲:今ぞ、こよなく尊きわが花嫁、2) 第4曲:備えせよ、シオンよ、心からなる愛もて、
   3) 第19曲:眠りたまえ、わが尊びまつる者、安けき憩いを楽しみ、
   4) 第31曲:わが心よ、この幸なる奇蹟をば、
 マタイ受難曲BWV244より
  5) 第9曲:愛する救い主よ、6) 第10曲:懺悔と後悔の思いは、
  7) 第36曲:ああ、私のイエス様は行ってしまわれた、8) 第47曲:憐れんでください、私の神よ、
  9) 第60曲:神よ、憐れんでください、10) 第61曲:私の頬の涙が、
  11) 第69曲:ああゴルゴダよ、12) 第70曲:見よ、イエスに手を差し伸べて、
 ミサ曲ロ短調BWV232より
  13) グローリア:われら主をほめ、14) グローリア:父の右に座したもう主よ、
  15) アニュス・デイ:世の罪を除きたもう神の子羊よ
  【演奏】カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団(1-4)、
  ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(5-15)
   【録音】1965年、ミュンヘン(1-4)、1972年(5-12)、1973年(13-15)、ベルリン /

《CD 2》
 モーツァルト:
  歌劇『フィガロの結婚』K.492より
   1) 恋とはどんなものかしら、2) 自分で自分が分らない、3) 早く開けて、開けて、
  歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』K.588より
   4) ねえ見て、妹よ、5) 風は穏やかに、6) どこかへお行き!、7) この心をあなたに捧げます、
 ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より
  8) 何という妄想! 何という甲斐のないお腹立ちでしょう!、9) おお降りてきてくれ、愛の夜よ、
 R.シュトラウス:歌劇『ばらの騎士』Op.59、
  10) とうとう行ってしまった、11) ああ、また来たのね、12) でも、時は不思議なもの、
  13) これから教会へ行くわ、14) Engagement an die Wiener Staatsoper*、15) Prazisionsfanatismus*、16) “Tristan” in Bayreuth*
  【演奏】カール・ベーム(指揮)
  ウィーン交響楽団(1-3)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(4-7, 10-13)、バイロイト祝祭管弦楽団(8, 9)
  【録音】1956年(1-3)、1955年(4-7)、ウィーン、1966年、バイロイト(8, 9)、1969年、ザルツブルク(10-13)/

《CD 3》
 1) ブラームス:アルト・ラプソディOp.53、
 2) ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』Op.72より「非道の者よ! どこへ急いでいくのか?、
 ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』より
  3)Altgewohntes Gerausch raunt meinem Ohr die Ferne、
  4) Seit er von dir geschieden Schlacht nicht mehr schickte uns Wotan、5) Da sann ich nach
  【演奏】
   カール・ベーム(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1)、
   ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
   ウィーン国立歌劇場管弦楽団(2)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(3-5)
  【録音】1976年(1)、1962年(2)、ウィーン、1969年、ベルリン(3-5)/

《CD 4》
 マーラー:
  『亡き子をしのぶ歌』より
   1) 今、太陽は輝き昇る、
   2) 今や私はよくわかる、なぜそう暗いまなざしなのか、3) お前のお母さんが戸口から入ってくる時、
   4) ふと私は考える、子供たちは少し出かけただけなのだと、5) こんな天候、こんな嵐の時に、
 交響曲『大地の歌』より
  6) 第2楽章:秋に寂しき者、7) 第4楽章:美について、8) 第6楽章:告別
   【演奏】ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1974年(1-5)、1973年(6-8)、ベルリン /

《CD 5》
 マーラー:『リュッケルト歌曲集』Op.44より
  1) 私はこの世に捨てられて、2) 美しさゆえに愛するのなら、
  3) 私の歌をのぞき見しないで、4) 私は仄かな香りを吸い込んだ、5) 真夜中に、
 6) ヴェルディ:『レクイエム』より「絶えざる光を」、
 7) プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より「軍艦です……桜の枝を揺さぶって」、
 8) ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』より「Reverenza!」、
 R.シュトラウス:歌劇『影のない女』より
  9) Barak, mein Mann、10) Nun will ich jubeln、
  11) Die Mutter, das erste “Karajan-Opfer”? *、12) Karajans Charisma und Asthetik*
  【演奏】ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1-6)、
   ウィーン国立歌劇場管弦楽団(7, 9, 10)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(8)
  【録音】1974年(1-5)、1972年(6)、ベルリン、1974年(7)、1980年(8)、1964年(9, 10)、ウィーン /

《CD 6》
 マーラー:
  交響曲第2番ハ短調『復活』より
   1)第4楽章:原光(ライヴ)、 2) 第5楽章「おお、信じるのだ、わが心よ」、
 3) 交響曲第3番ニ短調より第4楽章「おお、人間よ! 注意して聴け」、
 4) バーンスタイン:交響曲第1番『エレミア』より第3楽章:哀歌、
 5) 交響組曲『波止場』より愛のテーマ、
 ミュージカル『キャンディード』より
  6) I Am Easily Assimilated、7) We Are Women、8) What’s The Use、
  9) “Meine Marschallin”*、10) Mahler ? Religiositat*、11) Leben in extremis*
   【演奏】レナード・バーンスタイン(指揮)
   ニューヨーク・フィルハーモニック(1-3)、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(4, 5)、ロンドン交響楽団(6-8)
   【録音】1987年、ニューヨーク(1-3)、1977年、ベルリン(4)、1981年、テルアヴィヴ(5)、1989年、ロンドン(6-8)/

《CD 7》
 ワーグナー:
  楽劇『ヴァルキューレ』より
   1) Der alte Sturm, die alte Muh、2) So ist es denn aus mit den ewigen Gottern、
   3) Nichts lerntest du、4) Was verlangst du?、
 楽劇『神々の黄昏』より5) Altgewohntes Gerausch raunt meinem Ohr in die Ferne、
   6) Hore mit Sinn, was ich dir sage、7) Welch banger Traume Maren、
  舞台神聖祝典劇『パルジファル』より
   8) Komm, holder Knabe!、9) Ich sah das kind an seiner Mutter Brust、
  楽劇『ヴァルキューレ』より10) Der alte Sturm, die alte Muh、11) So ist es denn ausmit den ewigen Gottern −Heraus sagt
   【演奏】サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1-9)、
    ジェイムズ・レヴァイン(指揮)メトロポリタン歌劇場管弦楽団(10, 11)
   【録音】1965年(1-4)、1964年(5-7)、ウィーン、不明(8, 9)、1987年、ニューヨーク(10, 11)/

《CD 8》
 ペルゴレージ:『スターバト・マーテル』より
  1) 第4曲:尊き御子の苦しみを、2) 第7曲:愛の泉なる御母よ、3) 第10曲:われにキリストの死を負わしめ、
 4) ヘンデル:歌劇『エジプトのジューリオ・チェーザレ』より「Nur weinen lernte ich」、
 5) ベルリオーズ:劇的交響曲『ロメオとジュリエット』Op.17よりストローフ1:「忘れようがない、はじめての熱狂よ」、
 6) フランク:夜想曲、
 7) ドビュッシー:抒情劇『ペレアスとメリザンド』より「Voici ce qu’il ecrit a son frere」、
 8) ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』より「Zitti…Re dell’abisso」、
 9) ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』より「Son la vecchia Madelon」、
 プッチーニ:歌劇『修道女アンジェリカ』より
  10) Il principe Gualtiero vostro padre、11) Nel silenzio di quei raccoglimenti、
 フンパーディンク:歌劇『ヘンゼルとグレーテル』より
  12) Halt!、13) Der Teig ist gar, wir konnen voran machen、
 R.シュトラウス:歌劇『エレクトラ』Op.58より
  14) Was willst du? Seht doch dort!、15) Die Gotter! bist doch selber eine Gottin、16) Ich will nichts horen!、
 バルトーク:歌劇『青ひげ公の城』Op.11より
  17) 第三の扉、18) 第五の扉、
 19) オルフ:『時の終わりの劇』より「Pater peccavi」
  【演奏】ロリン・マゼール(指揮)ベルリン放送交響楽団(1-3)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(5)、
  フェルディナント・ライトナー(指揮)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(4)、
  ダニエル・バレンボイム(指揮)パリ管弦楽団(6)、
  クラウディオ・アバド(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(7)、
  サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団(8)、
  リッカルド・シャイー(指揮)ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団(9)、
  リチャード・ボニング(指揮)ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団(10, 11)、
  コリン・デイヴィス(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン(12, 13)、小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団(14-16)、
  イシュトヴァン・ケルテス(指揮)ロンドン交響楽団(17, 18)、
   ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ケルンWDR交響楽団(19)
  【録音】1966年、ベルリン(1-3)、1966年(4)、1973年(19)、ドイツ、1972年(5)、1991年(7)、ウィーン、1976年、パリ(6)、
  1982年(8, 9)、1978年(10, 11)、1965年(17, 18)、ロンドン、1992年、ドレスデン(12, 13)、1988年、ボストン(14-16)/

《CD 9》
 シューベルト:
  1) 糸を紡ぐグレートヒェンOp.2, D118、2) 死と乙女Op.7 No.3, D531、3) 笑いと涙Op.59 No.4, D777、
  4) 若い尼僧Op.43 No.1, D828、5) トゥーレの王Op.5 No.5, D367、
  6) ミニョンの歌「ただ憧れを知る者だけが」Op.62 No.4, D877-4、7) 春の想いOp.20 No.2, D686、
  8) 春の小川Op.109 No.1, D361、9) ばらOp.73, D745、10) ドナウからOp.21 No.1, D553、
  11) 少女の嘆きOp.58 No.3, D191、12) 夕映えにD799、
  13) 劇音楽『キプロスの女王ロザムンデ』より「満月は輝き(ロマンツェ)」、
  14) 夜鶯に寄せてOp.98 No.1, D497、15) アヴェ・マリアOp.52 No.6, D839
   【演奏】アーウィン・ゲイジ(ピアノ)【録音】1973年、ウィーン /

《CD 10》
 シューベルト:
  1) 憂いOp.22 No.2, D772、2) ミニョンの歌D321、3) あこがれOp.39, D636、
  4) それらがここにいたことはOp.59 No.2, D775、5) 第2番:語らずともよいOp.62, D877、
  6) もうしばらくこのままの姿にOp.62 No.3, D877-3、7) セレナーデD920、8) 小人Op.22 No.1, D771、
  9) ベルタの夜の歌D653、10) あけぼのを讃えるリラD273、11) 愛D210、12) 乙女D652、
  13) 月に寄せてD296、14) アン・ライルの歌Op.85 No.1, D830
   【演奏】アーウィン・ゲイジ(ピアノ)【録音】1974年、ウィーン /

《CD 11》
 シューベルト:歌曲集『冬の旅』Op.89 D911全曲
  1) おやすみ、2) 風見の旗、3) 凍った涙、4) 氷結、5) 菩提樹、6) 溢れる涙、7) 川の上で、8) 回想、9) 鬼火、
  10) 休息、11) 春の夢、12) 孤独、13) 郵便馬車、14) 霜おく頭、15) 鳥、16) 最後の希望、17) 村にて、
  18) 嵐の朝、19) まぼろし、20) 道しるべ、21) 宿屋、22) 勇気、23) 三つの太陽、24) 辻音楽師
   【演奏】ジェイムズ・レヴァイン(ピアノ)【録音】1986年、ウィーン /

《CD 12》
 シューマン:歌曲集『リーダークライス』Op.39より
  1) 森の対話、2) 静けさ、3) 月の夜、4) 美しき異郷、5) 悲しみ、6) 森の中で、
 ヴォルフ:
  7)ミニョンの歌Ⅰ「語れと命じないで」、8) ミニョンの歌Ⅱ「ただ憧れを知る者だけが」、
  9) ミニョンの歌Ⅲ「このままでいさせて」、10) ミニョンの歌「君よ知るや南の国」、
 『イタリア歌曲集』より
   11) Auch kleine Dinge、12) Mir ward gesagt、13) Wer rief dich denn?、14) Du denkst mit einem Fadchen、
   15) Wie lange schon、16) Nein, junger Herr、17) Mein Liebster ist so klein、18) Ihr jungen Leute、
   19) Wir haben beide lange Zeit geschwiegen、20) Mein Liebster singt、21) Man sagt mir、
   22) Ich esse nun mein Brot、23) Mein Liebster hat zur Tische、24) Ich liess mir sagen、25) Du sogst mir、
   26) Wohl kenn’ich euren Stand、27) Wie soll ich frohlich sein、28) Was soll der Zorn、29) Wenn du, mein Liebster、
   30) Gesegnet sei das Grun、31) O war’ dein Haus durchsichtig、32) Schweig einmal still、
   33) Verschling der Abgrund meines Liebsten Hutte、34) Ich hab’ in Penna
   【演奏】エリック・ヴェルバ(1-10)、ダニエル・バレンボイム(11-34)(ピアノ)
   【録音】1968年、ウィーン(1-10)、1975年、パリ(11-34)

  【演奏】クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ / ナレーション*)




DECCA

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《クラウディオ・アラウ〜デッカ録音全集》

4832984
(80CD)
\35000→\32990



 巨匠アラウの録音を80枚組BOXに集大成

 ●クラウディオ・アラウがフィリップスとアメリカ・デッカに行った全録音に、ドイツ・グラモフォンにレナード・バーンスタインと行ったベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番のライヴ録音を加えた80枚組BOX限定盤です。
 ●アラウは非常に深い解釈で、モーツァルト、ブラームス、シューマン、リスト、ショパン、そして特にベートーヴェンの演奏で絶賛される卓越したピアニストのひとりです。
 ●指揮者サー・コリン・デイヴィス、ベルナルト・ハイティンク、レナード・バーンスタイン、ヴァイオリニストのヘンリク・シェリング、アルテュール・グリュミオー、チェリストのヤーノシュ・シュタルケルとの共演も収録しています。
 ●アラウへの未発表の2つのインタビューも収録。1つは1964年のコンセルトヘボウ管弦楽団とベルナルト・ハイティンクとのオリジナルLP発売時に行われたもので、ベートーヴェンの協奏曲について、もう1つは1970年にベートーヴェンのソナタについて語っています。
 ●180ページのブックレットには、レコーディング・プロデューサーのジェレミー・ヘイズ氏による新規エッセー、フィリップス/デッカ所蔵の貴重な未発表写真が掲載されています。
 ●美麗パッケージ。

 「クラウディオ・アラウは切に、一心に音楽の誠実さを信じていたので、どんなレベルにおいても妥協することを最も嫌う模範となる音楽家でした」(ダニエル・バレンボイム)


《クラウディオ・アラウ〜デッカ録音全集》


ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ


《CD 1》1) 第1番、2) 第2番、3) 第3番【録音】1964年、アムステルダム /

《CD 2》1) 第4番、2) 第5番【録音】1964年、アムステルダム /

《CD 3》1) 第6番、2) 第7番、3) 第8番『悲愴』、4) 第9番
【録音】1964年(1, 2)、1963年(3)、1966年(4)、アムステルダム /

《CD 4》1) 第10番、2) 第11番、3) 第12番
【録音】1966年(1)、1962年(2, 3)、アムステルダム /

《CD 5》1) 第13番、2) 第14番『月光』、3) 第15番『田園』
【録音】1962年、アムステルダム /

《CD 6》1) 第16番、2) 第17番『テンペスト』、3) 第18番『狩』
【録音】1966年(1)、1965年(2, 3)、アムステルダム /

《CD 7》1) 第19番、2) 第20番、3) 第21番『ワルトシュタイン』、4) 第22番、5) 第23番『熱情』
【録音】1966年(1, 2)、1963年(3)、1965年(4, 5)、アムステルダム /

《CD 8》1) 第24番『テレーゼ』、2) 第25番、3) 第26番『告別』、4) 第27番
【録音】1965年(1)、1966年(2-4)、アムステルダム /

《CD 9》1) 第28番、2) 第29番『ハンマークラヴィーア』
【録音】1965年(1)、1963年(2)、アムステルダム /

《CD 10》1) 第30番、2) 第31番、3) 第32番
【録音】1965年、アムステルダム /

《CD 11》
1) エロイカ変奏曲Op.35、2) 創作主題による32の変奏曲、
3) 創作主題による6つの変奏曲Op.34、4) ロンド ト長調Op.51
【録音】1968年、ベルリン(1-3)、1963年、アムステルダム(4)/


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲


《CD 12》1) 第1番、2) 第2番【演奏】ベルナルト・ハイティンク(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
【録音】1964年、アムステルダム /

《CD 13》1) 第3番、2) 第4番【演奏】ベルナルト・ハイティンク(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
【録音】1964年、アムステルダム /

《CD 14》1) ピアノ協奏曲第5番『皇帝』、2) 三重協奏曲
【演奏】ベルナルト・ハイティンク(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1)、
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)、ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)、
エリアフ・インバル(指揮)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(2)
【録音】1964年、アムステルダム(1)、1970年、ロンドン(2)/


ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ


《CD 15》1) 第1番、2) 第2番、3) 第4番【演奏】アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
【録音】1975年(1)、1976年(2, 3)、アムステルダム /

《CD 16》
1) 第5番『春』、2) 第7番、3) 第8番
【演奏】アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
【録音】1975年(1)、1976年(2, 3)、アムステルダム /


ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ


《CD 17》1) 第1番、2) 第2番、3) 第3番
【録音】1988年、ドイツ、ノイマルクト(1)、1990年(2)、1986年(3)、ラ・ショードフォン /

《CD 18》1) 第4番、2) 第5番、3) 第6番
【録音】1985年(1)、1986年(2)、ラ・ショードフォン、1988年、ドイツ、ノイマルクト(3)/

《CD 19》1) 第7番、2) 第8番『悲愴』、3) 第9番、4) 第10番
【録音】1985年(1)、1986年(2)、1989年(3, 4)、ラ・ショードフォン /

《CD 20》1) 第11番、2) 第12番、3) 第13番
【録音】1988年、ラ・ショードフォン(1)、1989年(2)、1984年(3)、ニューヨーク /

《CD 21》1) 第15番『田園』、2) 第16番、3) 第17番『テンペスト』
【録音】1989年、ニューヨーク(1)、1990年(2)、1987年(3)、ラ・ショードフォン /

《CD 22》
ピアノ・ソナタ
1) 第18番『狩』、2) 第19番、3) 第20番、
4) アンダンテ・ファヴォリWoO57、5) 32の変奏曲ハ短調WoO80
【録音】1988年(1)、1989年(2, 3)、1984年(4)、1985年(5)、ラ・ショードフォン /

ピアノ・ソナタ
《CD 23》1) 第21番『ワルトシュタイン』、2) 第22番、3) 第23番『熱情』
【録音】1984年(1)、1990年(2)、ラ・ショードフォン、1984年、ニューヨーク(3)/

《CD 24》1) 第24番『テレーゼ』、2) 第25番、3) 第26番『告別』、4) 第27番、5) 第28番
【録音】1990年(1, 2)、1989年(4, 5)、ラ・ショードフォン、1984年、ニューヨーク(3)/

《CD 25》1) 第30番、2) 第31番、3) 第32番
【録音】1983年、アムステルダム(1)、1987年(2)、1985年(3)、ラ・ショードフォン/

《CD 26》ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲Op.120
【録音】1985年、ラ・ショードフォン /


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲


《CD 27》1) 第1番、2) 第2番
【演奏】サー・コリン・デイヴィス(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】1987年、ドレスデン /

《CD 28》
1) 第3番、2) 第4番
【演奏】サー・コリン・デイヴィス(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】1987年(1)、1984年(2)、ドレスデン /

《CD 29》第5番『皇帝』
【演奏】サー・コリン・デイヴィス(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】1984年、ドレスデン /



モーツァルト:


《CD 30》ピアノ・ソナタ1) 第1番、2) 第2番、3) 第3番、4) ロンドK.485
【録音】1988年、ラ・ショードフォン(1-3)、1984年、ミュンヘン(4)/

ピアノ・ソナタ
《CD 31》1) 第4番、2) 第5番、3) 第6番
【録音】1985年(1, 2)1987年(3)、ラ・ショードフォン /

《CD 32》1) 第7番、2) 第8番、3) 第9番
【録音】1986年、ラ・ショードフォン(1, 3)、1984年、ミュンヘン(2)/

《CD 33》ピアノ・ソナタ1) 第10番、2) 第11番、3) アダージョK.540
【録音】1984年、ミュンヘン(1)、1986年、ラ・ショードフォン(2)、1983年、アムステルダム(3)/
ピアノ・ソナタ

《CD 34》
1) 第12番、2) 第13番【録音】1985年、ラ・ショードフォン /

《CD 35》1) 第15番、2) 第16番、3) 第17番
【録音】1987年(1)、1985年(2)、ラ・ショードフォン、1983年、アムステルダム(3)/

《CD 36》
1) ピアノ・ソナタ第18番、2) 幻想曲K.475、3) ピアノ・ソナタ第14番、4) 幻想曲K.397、5) ロンドK.511
【録音】1983年、アムステルダム(1)1973年、ベルリン(2-5)、/



シューベルト:ピアノ・ソナタ

《CD 37》1) 第13番、2) 第18番
【録音】1980年(1)、1990年(2)、ラ・ショードフォン /

《CD 38》1) 第19番、2) 第20番
【録音】1978年、アムステルダム(1)、1982年、ラ・ショードフォン(2)/

《CD 39》第21番【録音】1980年、ラ・ショードフォン /

《CD 40》4つの即興曲1) Op.90、2) Op.142
【録音】1978年、アムステルダム(1)、1991年、1990年、ラ・ショードフォン(2)/

《CD 41》1) 3つのピアノ曲D946、2) 楽興の時D780、3) アレグレットD915
【録音】1990年、ラ・ショードフォン(1, 2)、1978年、アムステルダム(3)/



ショパン:


《CD 42》
1) 24の前奏曲Op.28、前奏曲2) 第25番Op.45、3) 第24番Op.posth、4) 4つの即興曲
【録音】1973年、アムステルダム(1-3)、1980年、ラ・ショードフォン(4)/

《CD 43》ワルツ集【録音】1979年、1980年 /

《CD 44》1)4つのバラード、2) 舟歌Op.60、3) 幻想曲Op.49
【録音】1977年(1, 3)、1980年(2)/

《CD 45》1) 4つのスケルツォ、2) ポロネーズOp.61
【録音】1984年、ミュンヘン /

夜想曲
《CD 46》第1−11番【録音】1978年、アムステルダム /
《CD 47》第12−21番【録音】1978年、アムステルダム /

《CD 48》ピアノ協奏曲第1・2番
【演奏】エリアフ・インバル(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1970年、ロンドン /

《CD 49》
1)『ドン・ジョヴァンニ』の「お手をどうぞ」による変奏曲、
2) ポーランド民謡による幻想曲、3) 演奏会用ロンド『クラコヴィアク』、
4) アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22
【録音】1972年(1, 4)、1970年(2)、1971年、ロンドン(3)/



シューマン:


《CD 50》
1) アベッグ変奏曲、2) 蝶々Op.2、3) 幻想曲Op.17、4) 夜曲Op.23
【録音】1970年(1)、1971年(4)、ベルリン、1974年(2)、1966年(3)、アムステルダム /

《CD 51》1) 謝肉祭Op.9、2) ピアノ・ソナタ第1番Op.11、3) 幻想小曲集Op.111
【録音】1966年(1)、1967年(2)、1968年(3)、アムステルダム /

《CD 52》1) 幻想小曲集Op.12、2) 交響的練習曲Op.13、3) アラベスクハ長調Op.18
【録音】1972年(1)、1970年(2)、ベルリン、1967年、アムステルダム(3)/

《CD 53》1) 子供の情景Op.15、2) クライスレリアーナOp.16、3) 森の情景Op.82
【録音】1974年、アムステルダム(1)、1972年、ベルリン(2)、ザルツブルク(3)/

《CD 54》1) ダヴィッド同盟舞曲集Op.6、2) 花の曲Op.19、3) フモレスケOp.20
【録音】1971年、ベルリン(1)、1976年(2)、1968年(3)、アムステルダム /

《CD 55》1) ノヴェレッテOp.21、2) ピアノ・ソナタ第2番Op.22
【録音】1972年&1973年、ロッテルダム&ベルリン(1)、1972年、ベルリン(2)/

《CD 56》
1) ウィーンの謝肉祭の道化Op.26、2) 3つのロマンスOp.28、3) ピアノ協奏曲イ短調Op.54
【演奏】サー・コリン・デイヴィス(指揮)ボストン交響楽団(3)
【録音】1967年(1)、1976年(2)、アムステルダム、1980年、ボストン(3)/



リスト:


《CD 57》1) ソナタ ロ短調S.178、ピアノ協奏曲2) 第1番、3) 第2番
【演奏】サー・コリン・デイヴィス(指揮)ロンドン交響楽団(2, 3)
【録音】1970年、ベルリン(1)、1979年、ロンドン(2, 3)/

《CD 58》超絶技巧練習曲S.139
【録音】1976年、アムステルダム /

《CD 59》
1) 忘れられたワルツ第1番S.215 No.1、
2) ショパンによる6つのポーランドの歌S.480、
『詩的で宗教的な調べ』S.173より3) 葬送曲、4) 孤独の中の神の祝福、5) バラード第2番S.171
【録音】1969年、オランダ(1, 5)、1982年(2, 3)、1970年、ベルリン(4)/

《CD 60》
1) 愛の夢第3番S.541 No.3、
2) ヴェルディの歌劇による演奏会用パラフレーズS.434・S.432・S.433・S.431・S.436・S.435・S.438、
3) メフィスト・ワルツ第1番S.110 No.2
【録音】1985年、ラ・ショードフォン(1)、1971年、ロッテルダム(2)、1989年、ニューヨーク(3)/

《CD 61》
1) 2つの演奏会用練習曲S.145、2) 3つの演奏会用練習曲S.144、
3) ピアノ・ソナタ ロ短調S.178
【録音】
1970年、ベルリン(1)、
1976年&1974年、ロッテルダム&アムステルダム(2)、
1985年、ラ・ショードフォン(3)/
巡礼の年

《CD 62》
1) 第3年S.163より「エステ荘の噴水」、
2) 第1年:スイスS.160より「オーベルマンの谷」、
第2年:イタリアS.161より3) ダンテを読んで:ソナタ風幻想曲、
4) ペトラルカのソネット104番、5) ペトラルカのソネット123番、
6) 第1年:スイスS.160より「ウィリアム・テルの聖堂」
【録音】1969年、ドイツ(1, 2)、オランダ(4, 5)、1962年(3)、1989年、ニューヨーク(6)/


ブラームス:

《CD 63》
1) 4つのバラードOp.10、2) ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24、
3) パガニーニの主題による変奏曲Op.35
【録音】1978年(1, 2)、1974年、アムステルダム(3)/

《CD 64》ピアノ・ソナタ1) 第2番、2) 第3番、3) スケルツォOp.4
【録音】1973年(1)、1971年、オランダ(2, 3)/
ピアノ協奏曲

《CD 65》
第1番
【演奏】ベルナルト・ハイティンク(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
【録音】1969年、アムステルダム /

《CD 66》
第2番【演奏】ベルナルト・ハイティンク(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
【録音】1969年、アムステルダム /



《CD 67》
チャイコフスキー:1) ピアノ協奏曲第1番Op.23、
2) グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16
【演奏】サー・コリン・デイヴィス(指揮)ボストン交響楽団
【録音】1979年(1)、1980年(2)、ボストン /

《CD 68》
1) グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16 、
2) シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
【演奏】クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
【録音】1963年、アムステルダム /




ドビュッシー:
《CD 69》1) 前奏曲集第1巻、2) 映像第2集、3)『版画』より「塔」「グラナダの夕べ」「雨の庭」
【録音】1979年、ラ・ショードフォン(1)、1979年(2)、1980年(3)/

《CD 70》1) 前奏曲集第2巻、2) 映像第2集
【録音】1979年、ラ・ショードフォン /

《CD 71》
1) ベルガマスク組曲、2) 『ピアノのために』より「サラバンド」、
3) レントより遅く、4) ロマンティックなワルツ
【録音】1991年、ラ・ショードフォン /



J.S.バッハ:パルティータ
《CD 72》1) 第2番BWV826、2) 第1番BWV825
【録音】1991年、ラ・ショードフォン /
《CD 73》1) 第5番BWV829、2) 第3番BWV827
【録音】1991年、ラ・ショードフォン /



《CD 74》
1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番『熱情』、
2) リスト:バラード第2番、
3) ショパン:スケルツォ第1番
【録音】1983年、ミュンヘン /

ベートーヴェン:
《CD 75》1) ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲Op.120、2) エロイカ変奏曲Op.35
【録音】1952年、ニューヨーク /
ピアノ・ソナタ
《CD 76》1) 第29番『ハンマークラヴィーア』、2) 第8番『悲愴』
【録音】1954年、ニューヨーク /

《CD 77》
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ1) 第14番『月光』、2) 第23番『熱情』、3) 第26番『告別』、
4) ショパン:幻想曲Op.49
【録音】1954年、ニューヨーク /

《CD 78》ショパン:1) 4つのスケルツォ、2) 4つのバラード
【録音】1953年、ニューヨーク /


《CD 79》
ショパン:1) 4つの即興曲、2) 舟歌Op.60、
3) バラキレフ:イスラメイ、
クラウディオ・アラウの2つのインタビュー:
4)「ベートーヴェンの協奏曲について」、
5)「ベートーヴェンのソナタについて」
【録音】1953年、ニューヨーク(1, 2)、1928年(3)、1964年(4)、1970年(5)/


《CD 80》ベートーヴェン:1) 『レオノーレ』序曲第3番、2) ピアノ協奏曲第4番
【演奏】レナード・バーンスタイン(指揮)バイエルン放送交響楽団
【録音】1976年、ミュンヘン(ライヴ)




<国内盤> 


EDITION HST


HST-114
¥3000+税
J.B.ヴァンハル(1739 -1813);
 交響曲集第23巻Bryan C28 B8

  (1)ヴァンハル:交響曲変ロ長調Bryan B8
   〜伝ヴァンハル;F.X.Koerzlケルツル作
  (2)ヴァンハル:交響曲ハ長調Bryan C28
  (3)ディッタース:交響曲ト長調Grave G6
  (4)ディッタース:交響曲ト長調Grave G7
  (5)ディッタース:交響曲ニ長調Grave D8
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子(ヴァイオリン)
 ヴァンハル:交響曲集第23巻 〜全曲・世界初録音!〜F.X.ケルツル、本CDにて作曲家デビュー!?

 録音: 2017年11月8日、埼玉・三芳町センターホール にてライヴ収録 ※全曲世界初録音!

 チェコ・ドクシー宮と作曲家ケルツル
 ヴァルトシュタイン候Count Emanuel Philipp von Waldstein (1731- 75) は、ちょうどハイドンが仕えたエステルハージ候のように音楽好きで、彼が治めていた時代1760- 70年代前半には宮廷楽団が整備された。そこへケルツルも雇われ、当時ヴィーンで流行っていたヴァンハル、ディッタース、オルドニュスらの写筆譜が収集され演奏され、また時には自作の交響曲も実演したのであろう。ケルツル作の30を超える交響曲も保管されている。
 ※都合により第21,22巻は後日発売予定となりました。
 
HST-105
【再発売】
¥2593+税
ヴァンハル(1734 -1813);
 交響曲集第20巻Bryan d2 f1 a1

  (1)交響曲ヘ短調Bryan f1 (プラハ版) (1773-74?)
  (2)交響曲イ短調Bryan a1 (1773-74?)
  (3)交響曲ニ短調Bryan d2 (1773-74?)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子(Vn)
 ヴァンハル:交響曲集第20巻 ヴァルトシュタイン・ドクシーコレクション写譜から

 録音: 2016年1月15日、東京・オペラシティ近江楽堂 にてライヴ収録 ※①世界初録音

 18世紀中のヴァンハル・コレクターの一つ、チェコ、ヴァルトシュタイン・ドクシー宮のコレクションから短調交響曲3曲を収録。ヴァルトシュタイン伯爵は、ちょうどハイドンのエステルハージ候のように当時の音楽芸術の重要なパトロンであった。
 独レーゲンスブルクにも同曲集の写筆譜が伝承されているが、地理的な優位性か、プラハ版の方が自筆譜に近い精度の高い写譜となっている。



<LP>


SPECTRUM SOUND(LP)


LPSMAC 004
(LP)
¥8400
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
 ([A 面:第1 楽章、B 面:第2、3 楽章])
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
パウル・クレツキ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
 スペクトラムサウンドよりLP 復刻!誉れ高きマルツィのブラームスのヴァイオリン協奏曲。

 録音:1954年2月15-17日/キングスウェイ・ホール(ロンドン)/180g 重量盤、完全限定プレス、モノラル、24bit/192kHz Direct digital transfer from the original LP
 使用音源:24bit/192kHz Digital Transfer & Remastering from the original U.K. EMI Columbia 33CX 1165 grooved blue/gold label 1st pressing LP

 スペクトラム・サウンド・レーベルが保有する貴重なコレクションから見事なリマスタリングで復刻をしているLP のシリーズ。「ヴァイオリンの魅惑の女王」と形容されたヨハンナ・マルツィがEMI に録音したブラームスのヴァイオリン協奏曲がスペクトラムサウンドの丁寧な復刻でオリジナルのLP 初期盤を用いてLP 復刻されました。活動期間の短かったマルツィは商業録音も少なく、そのどれもが貴重な録音ですが、このブラームスは彼女の代表盤のひとつに数えられ、心を震わせる力強さと濁りのない音色で聴き手を魅了します。
 当LP は全世界500 セットの完全限定プレスの180 グラム重量盤(東洋化成プレス)で、ジャケット表にシルバーナンバリングされております。

 

LPSMAC 005
(LP)
¥8400
ユリウス・ベッキが奏でるチェロ小品集
 [A 面]
  (1)ヘンデル:ラルゴ
  (2)J.S.バッハ-グノー:アヴェ・マリア
  (3)J.S.バッハ:アリア
  (4)ルイ・ド・ケ=デルヴロワ:訴え
  (5)ヴィヴァルディ:ラルゴ
  (6)ガイヤール:サラバンド
  (7)ハイドン:アンダンテ
 [B 面]
  (8)モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
  (9)ベートーヴェン:アダージョ
  (10)シューベルト:アヴェ・マリア
  (11)シューマン:トロイメライ
  (12)シューマン:夕べの歌
  (13)フランク:天使の糧
ユリウス・ベッキ(チェロ)
ハンス・フォーレンヴァイダー(オルガン)
 スペクトラムサウンドよりLP 復刻!教会に響き渡るチェロとオルガンの音色、ユリウス・ベッキが奏でるチェロ小品集

 セッション録音:1964年4月/グロスミュンスター教会、チューリヒ(スイス)/180g 重量盤、完全限定プレス、ステレオ、24bit/192kHz Digital Transfer &Remastering from the original Switzerland
 使用音源:24bit/192kHz Digital Transfer & Remastering from the original Switzerland COLUMBIA Turicaphon STEREO pressing ZPX 10006 1st pressing LP

 スペクトラム・サウンド・レーベルが保有する非常に貴重なレコード・コレクションから見事なリマスタリングを続けている好企画。
 当盤はチェリスト、ユリウス・ベッキがハンス・フォーレンヴァイダーのオルガン伴奏でクラシックの名作を録音したものをオリジナルのLP 初期盤を用いてLP 復刻されました。濃厚な音色が魅力のベッキですが、録音の少なさゆえ大変貴重なレア盤として中古市場で取引されています。
 教会に響き渡るチェロとオルガンの音色をとらえた録音で重厚感に満ちております。
 当LP は全世界500 セットの完全限定プレスの180 グラム重量盤(東洋化成プレス)で、ジャケット裏にシルバーナンバリングされております。
















2/21(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


APARTE



AP 164
(2CD)
¥3500
ルセ&レ・タラン・リリク
 リュリ(1632-1687):アルセスト(またはアルシードの勝利)(1674年)
  〔フィリップ・キノー(1635-1688)台本による音楽悲劇〕
   アルセスト/栄光:ユディト・ファン・ヴァンロイ(ソプラノ)
   アルシード/エドウィン・クロスリー=メルセル(バス=バリトン)
   アドメート、第2 のトリトン:エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(テノール)
   セフィーズ、チュイルリーのニンフ、プロセルピーネ:アンブロワジーヌ・ブレ(メゾ・ソプラノ)
   リコメード、シャロン:ダグラス・ウィリアムズ(バス=バリトン)
   クレアント、ストラートン、プルトン、エオレ:エティエンヌ・バゾラ(バリトン)
   マルヌのニンフ、テティス、ディアーヌ、セーヌのニンフ、ニンフ:ベネディクト・タウラン(ソプラノ)
   影、アレクトン、アポロン:ルシア・マルティン・カルトン(ソプラノ)
   第1のトリトン、プルトーの使者:エンゲランド・デ・ヒス(テノール)
   クリストフ・ルセ(指揮、チェンバロ)/
   レ・タラン・リリク/ナミュール室内合唱団
 鬼才ルセ、フランス・バロック・オペラ最新盤!発表当時から成功をおさめた「アルセスト」

 録音:2017 年7 月13,15,16 日、サル・ガヴォー(パリ)

 フランス・バロック界の大御所クリストフ・ルセ率いるレ・タラン・リリク。ラモー:「ツァイス」(2014 年7 月録音、AP 109)、リュリ:「アルミード」(2015年12 月録音、AP 135)、ラモー:ピグマリオン(2017 年1 月録音、AP 155)につづくバロック・オペラ最新盤はリュリのアルセスト。リュリと作家キノーによる音楽悲劇「カドミュスとエルミオーヌ」に続く第二作目の音楽悲劇です。
 1674 年1月19日にパリの王立音楽アカデミーで初演され、国王と宮廷の人々は高く評価されましたが、当時権力を持ち始めていたリュリに嫉妬して、音楽家たちはこの作品の評判を落とそうとしました。にも関わらず1674 年7 月にも祝賀行事の一環としてこの作品が上演され、その後もフランス各都市で上演されるなど、成功をおさめました。コーラスの用いられ方が非常に効果的で、物語を見事に進行していきます。様々なシーンを描写するオーケストラ音楽も、どれも簡潔にして充実しています。

 【あらすじ】
  舞台はチュイルリー宮と庭園。アドメート王とアルセストの婚礼。アルセストに恋をしているアルシード以外は皆結婚を祝っている。そこへ隣国のリコメード王が登場し、戦いがおこり、アドメート王は瀕死の傷を負い、王のために自らの命をささげ出すものが現れれば、王の死は避けられるという。誰も死のうとしないのを見てアルセストは、自らを生贄に捧げる。
 アルシードが、アルセストと自分が結ばれてもよいのであれば、アルセストを取り戻すと約束し、黄泉の国へと向かう。黄泉の国でアルシードはプルトーを説得し、アルセストを取り戻し、現世に帰る。命を取り戻したアルセストはしかし、アドメート王を慕い続けるのを見て、アルシードは身を引き、アドメート王とアルセストはあらためて結婚をし、ミューズたちは結婚とアルシードの勝利をたたえて、幕となる。



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AUDITE



AU 23440
(2CD)
¥4200→\3790
マルク・コッペイ(チェロ)
 ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
マルク・コッペイ(チェロ)
ペーター・ラウル(ピアノ)
 Disc 1
  ・チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 Op.5-1(24’09”)
  ・ヘンデル『ユダ・マカベア』〜「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO.45(12’06”)
  ・チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.5-2(27’03”)
  ・モーツァルト『魔笛』〜「娘か女か」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66(9’45”)
 Disc 2
  ・チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69(26’27”)
  ・モーツァルト『魔笛』〜「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46(9’45”)
  ・チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102-1(14’47”)
  ・チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op.102-2(20’52”)
 一夜の白熱ライヴ!実力派チェリスト、コッペイがベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集を録音!

 ライヴ録音:2017 年11 月3 日/サンクトペテルブルク・フィルハーモニア(小ホール)/PCM、96kHz 24bit、Disc 1 73’07”、Disc 2 71’57”

 丁寧な音楽づくりで定評のある実力派チェリスト、マルク・コッペイがベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集をライヴ収録しました。コッペイはストラスブール生まれ。パリ国立高等音楽院で学んだ後、18 歳でJ.S. バッハ国際コンクールにおいて優勝し一躍世界から注目を集めることになりました。その後のキャリアは華々しく、ソリストとしてはインバル、クリヴィヌ、ギルバート、佐渡裕などの指揮者と共演。室内楽奏者としてのキャリアも充実しており、ピリス、ベロフ、デュメイ、ムローヴァ、パユなどから厚い信頼を得ております。またイザイ弦楽四重奏団(1995 年から2000 年)のメンバーとして数多くの録音を残しております。
 現在はパリの国立高等音楽院で教鞭を執るほか、ザグレブ・ソロイスツ合奏団の芸術監督として活躍の幅をさらに広げており、手兵と共演したハイドン& C.P.E バッハのチェロ協奏曲集(AU 97716)では高い評価を得ました。そして、キリル・カラビツ指揮、ベルリン・ドイツ交響楽団とのドヴォルザークのチェロ協奏曲(AU 97734)では堂々たる演奏で注目を集めました。
 ペーター・ラウルとの共演で収録したこのベートーヴェンではどの作品でも息の合った掛けあいに聴き入ってしまいます。優美に歌い上げるコッペイと表情豊かに演奏するラウルのピアノ、それぞれが絶妙の表情で演奏しております。コッペイの自信作がここに完成しました!演奏はもちろんのこと、auditeの社主にしてトーンマイスターのルトガー・ベッケンホーフ氏による録音は、演奏の空気感・迫力が伝わる最上の録音といえましょう。





先日告知の新譜
AU 97734
\2600→\2390
マルク・コッペイがついにドヴォコンを収録!
 ブロッホのヘブライ狂詩曲「ソロモン」も熱演!

  (1)ブロッホ(1880-1959):
   ヘブライ狂詩曲「ソロモン」〜
    チェロとオーケストラのための(22’33”)
  (2)ドヴォルザーク(1841-1904):
   森の静けさ B.182(6’20”)
  (3)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
   (I.14’59”+II.11’52”+III.12’42”=39’33”)
マルク・コッペイ(チェロ)
キリル・カラビツ(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団
 注目盤。俊英カラビツとの共演。実力派マルク・コッペイがついにドヴォコンを収録!ブロッホのヘブライ狂詩曲「ソロモン」も熱演!!

 チェロ;ゴフリラー(1711年製)
 セッション録音:2016年8月29日-9月1日/ベルリン/ディジパック仕様、68’30”

 硬派なチェリスト、マルク・コッペイがついにドヴォルザークのチェロ協奏曲を収録しました。共演はキリル・カラビツ指揮、ベルリン・ドイツ交響楽団です!

 コッペイはストラスブール生まれ。パリ国立高等音楽院で学んだ後、18 歳でJ.S. バッハ国際コンクールにおいて優勝し一躍世界から注目を集めることになりました。
 その後のキャリアは華々しく、ソリストとしてはインバル、クリヴィヌ、ギルバート、佐渡裕などの指揮者と共演。室内楽奏者としてのキャリアも充実しており、ピリス、ベロフ、デュメイ、ムローヴァ、パユなどから厚い信頼を得ております。またイザイ弦楽四重奏団(1995 年から2000 年)のメンバーとして数多くの録音を残しております。現在はパリの国立高等音楽院で教鞭を執るほか、ザグレブ・ソロイスツ合奏団の芸術監督として活躍の幅をさらに広げており、手兵と共演したハイドン& C.P.E バッハのチェロ協奏曲集(AU 97716)では高い評価を得ております。
 ユダヤ民族主義の立場を強調した作曲家、ブロッホ(1880-1959)のヘブライ狂詩曲「ソロモン」は、標題的にソロモン(古代ユダヤ王国最盛期の王)を扱ったものではなく、ユダヤの象徴として題名を選んだ作品です。
 ブロッホの代表作「ニーグン」と並び、ユダヤ民族主義が最も強烈に発揮された当作品は非常に印象的な旋律をチェロが奏で、オーケストラと壮大な世界を作り上げます。
 満を持しての録音となったドヴォコン。「ドヴォルザークのチェロ協奏曲を録音するのが夢だった」と語るコッペイは理想の共演者、録音環境で最高のコンディションで実現することができました。
 一音一音、端正で伸びやかに奏でる愛器ゴフリラーの音色に聴き惚れてしまいます。カラビツの好サポートのもと、現在の充実ぶりをうかがい知ることのできるコッペイの熱演をお楽しみください。

マルク・コッペイ キリル・カラビツ




 マルク・コッペイはシュタルケル門下で腕を磨いたのちイザイSQで活躍。今やジャン=ギアン・ケラスやオフェリー・ガイヤール、アンヌ・ガスティネルらと並ぶ、フランス・チェロ界の新世代を盛り上げるスーパースターのひとり。
 その、派手さのない渋い演奏がマニアから絶賛されている。






マルク・コッペイ
デュボワの協奏曲集なんて粋なアルバムを出していた


 密かにリリースされていたデュボワの協奏曲集。
 デュボワはフランス音楽界の王道中の王道の人なのだが、その作風はフランスのロマン派とも近代とも違う、独特の味わいなのである。
 この人、「ラヴェル事件」の責任を負ってパリ音楽院の院長職を辞任したという話ばかりがクローズアップされるが、音楽家としての才能も相当なものだと思う。
 ここで活躍するのがコッペイ。地味にひたむきにこの作曲家の美感を余すところなく表現していて潔い。


MIRARE
MIR 141
\2600
洗練美を追求した協奏曲集、フランスの名手マルク・コッペイの至芸にも注目
 テオドール・デュボワ(1837-1924): 協奏曲集

  チェロと管弦楽のためのファンタジー・シュトック
  チェロ、ピアノと管弦楽のためのコンチェルタンテ組曲
  ピアノと管弦楽のためのコンチェルト・カプリチオーソ
  死者のための追悼〜悲しい歌
  チェロと管弦楽のためのアンダンテ・カンタービレ
マルク・コペイ
 (Vc:マッテオ・ゴフリラー1711)
ジャン=フランソワ・エッセール(P&指)
ポワトゥ・シャラント管弦楽団
録音:2010 年10 月/62’45

 フランスの作曲家テオドール・デュボワはシャンパーニュ地方の小さな村ロスネーに生まれ。パリ音楽院でトマに師事し、恩師の死後1896 年から1905 年までパリ音楽院の院長を務めます。
 作曲家としては多作であり、宗教曲、オペラ、バレエ、オラトリオ、器楽曲、管弦楽曲、協奏曲、室内楽など多岐にわたっています。また「対位法とフーガ」「和声法、理論と実践」など音楽理論家としても著書を残しています。デュボワの作風は19 世紀フランス音楽の伝統を受け継ぎ、優雅さと洗練された響き、明快でバランスのとれた構成を基本としています。このアルバムでは、その豊かな音楽性で近年注目を集めているデュボワのチェロとピアノを中心とした協奏曲集。美しハーモニーとソリストに効果的な技巧を要求する作品で聴く者を惹きつけます。
 演奏はあのロストロポーヴィチにも認められた現代屈指のチェリスト、フランスの名手マルク・コペイ(マルク・コッペイ)とジャン=フランソワ・エッセール率いるポワトゥ=シャラント管。マルク・コペイの技巧はもちろん、豊かな感性と説得力のある演奏で、エモーショナルなデュボワの魅力を存分に表現しています。




 そしてAEONから発売されているバッハの無伴奏と、ブラームスの「雨の歌」のチェロ版の2つも、
この人の実直さを示すすばらしいアルバム。

バッハはここで少し聴けます。いいです。

https://youtu.be/-W_6fI2oOt0
 
Bach, J S: Cello Suites Nos. 1-6, BWV1007-1012
AE 0316
(2CD)
\3990
マルク・コッペイ
 J. S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
マルク・コッペイ
(Vc;ゴーフレード・カッパ1697年製)
名器カッパの柔らかな響きが実に絶妙で、とても美しい音色。
さすが、シュタルケルの秘蔵弟子あって心を掴んでくる。
これは大変な録音で、無伴奏の新たな名盤と言えるだろう。
解説をとると、ライプニッツの言葉が飛び込み、ちょっと知的なデジパック仕様。
Brahms: Cello Sonatas
AE 0867
\2790
ブラームス:チェロ・ソナタ
 1.チェロ・ソナタ 第1番
 2.チェロとピアノのためのソナタ ニ長調 『雨の歌』(作曲者自身の編曲)
 3.チェロ・ソナタ 第2番
マルク・コッペイ(チェロ)
ピョートル・ラウル(ピアノ)
ヴァイオリンとは違った渋い趣を感じさせてくれる「雨の歌」。





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MIRARE

MIR 340
¥2700→\2490
ベレゾフスキーの最新盤。
 指揮者なしでブラームスとストラヴィンスキーの協奏曲
  しかもライヴ!

 (1)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
 (2)ストラヴィンスキー:ピアノと管楽オーケストラのための協奏曲
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
スヴェトラーノフ記念ロシア国立交響楽団
 お待たせしましたベレゾフスキーの最新盤。なんと指揮者なしで協奏曲ライヴ!

 録音:2017 年4 月8 日/モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)/60’ 00”

 ベレゾフスキー待望の最新盤は昨年4 月にモスクワで行われた協奏曲のライヴ。ブラームスの1 番とストラヴィンスキーで、オーケストラはロシア国立交響楽団。しかし現在音楽監督を務めるユロフスキは登場せず、なんと指揮者なし。
 古典派あるいはショスタコーヴィチのピアノ協奏曲は指揮者なしで演奏されることもありますが、「ピアノ付きの交響曲」と称され、第1 楽章はオーケストラだけの長い提示部を持つブラームスの第1 番と複雑な変拍子の続くストラヴィンスキー作品ゆえ不安をおぼえはするものの、さすがロシア国立響、堂々たる演奏を繰り広げています。
 ベレゾフスキーは聴衆を前にしたライヴで燃えるタイプで、その方がはるかに神業を発揮しますが、ここでも驚くべき演奏をモスクワ音楽院大ホールのコンサートで行っています。
 ベレゾフスキーは指揮者が自分の個性で支配する協奏曲よりも、彼が大将になって仲間とアンサンブルを楽しむことを好む傾向があり、この2 篇も室内楽のように解釈したかったと述べています。
 もちろん開始やトゥッティの部分は事実上ベレゾフスキーが指揮していますが、もともとロシアには革命直後の1922 年に「ペルシムファンス」という指揮者なしのオーケストラが存在し、プロコフィエフのピアノ協奏曲などを作曲者と演奏するなど伝統がありました。
 ロシア国立響はかつてモスクワでトップの実力を誇っていた団体だけに、指揮者なしでも精密なアンサンブルと、ストラヴィンスキーでの各奏者の妙技が何の不足もなく実現しています。
 ベレゾフスキーのピアノはますます円熟味を深め、ブラームスはたっぷりとした音量、重厚な解釈が非常に感動的。彼初となるストラヴィンスキーはまるでコンチェルト・グロッソ。切れ味抜群で、まさにストラヴィンスキーならではのダイナミックな世界を描いています。



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CORO



COR 16160
¥2400→\2190
ザ・シックスティーン
 モンテヴェルディ:4声のミサ曲と詩篇歌集 Vol.2

 主は言われたII SV.192
 われ喜びに満てりI SV.198
 4声のミサ曲 SV.190
 もろもろの国よ、主を讃めたたえよ SV.197a
 われ主に感謝せんI SV.193
 イェルサレムよ、主を讃めたたえよII SV.203
 主が家を建てたまわずばII SV.201
 カヴァッリ:サルヴェ・レジナ
 ピッチニーニ:チャッコーナ ト長調
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指揮)
 ザ・シックスティーンのモンテヴェルディ!4声のミサ曲と詩篇曲集(1650)第2巻!

 「倫理的、宗教的な森」や「聖母マリアの夕べの祈り」の名演によりザ・シックスティーン&ハリー・クリストファーズの代名詞、重要レパートリーの1つとして定着している「モンテヴェルディ」。
 作曲者の死後の1950年にヴェネツィアの出版社ヴィンチェンティによって出版された「4声のミサ曲と詩篇歌集」は、サンマルコ寺院の楽長時代に作曲された傑作を含む、モンテヴェルディの最高傑作の1つと称されています。
 この「第2集」には、モンテヴェルディの現存する3つのミサ曲の中の1つである「4声のミサ曲(1650)」や、ザ・シックスティーンが世界に誇るソプラノの2枚看板、エリン・マナハン・トーマスとグレース・デイヴィッドソンを含む6重唱による「われ喜びに満てりI SV.198」などを収録。
 ザ・シックスティーンがその極上のハーモニーで歌う、モンテヴェルディの宗教音楽の最高峰の1つ「4声のミサ曲と詩篇歌集」。ここに堂々の完成です!

 ※録音:2015年11月5日−12日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)







MD+G



922-20626
(SACD Hybrid)
\3100
《マリア・ベングトソン〜R.シュトラウス:歌曲集》
R.シュトラウス:歌曲集
 1) 春よOp.37 No.5、2) わが子にOp.37 No.3、
 3) ペニヒでOp.36 No.2、4) 私の父は言いましたOp.36 No.3、
 5) ばらの花輪Op.36 No.1、6) 明日の朝Op.27 No.4、
 7) 単調さOp.69 No.3、8) 万霊節Op.10 No.8、
 9) ツェツィーリエOp.27 No.2、10) あおいAV304、
 11) ひそやかな誘いOp.27 No.3、12) 夜Op.10 No.3、
 13) 何もなくOp.10 No.2、14) セレナーデOp.17、
 15) 黄昏の夢Op.29 No.1、16) ときめく心Op.29 No.2、
 17) 夜の逍遥Op.29 No.3、18) 悪天候Op.69 No.5、
 19) 私は恋を抱いてOp.32 No.1、
 20) どうしたら本当の恋人を見分けられるのだろうOp.67 No.1、
 21) おはよう、今日は聖バレンタインの日Op.67 No.2、
 22) 彼女は布もかけずに棺台に乗せられOp.67 No.3、
 23) 憩え、わが心Op.27 No.1
マリア・ベングトソン(ソプラノ)、
サラ・ティスマン(ピアノ)
 ベングトソンが自ら選曲、R.シュトラウスのソプラノ歌手のための作品集
 リヒャルト・シュトラウスは生涯で200曲以上の歌曲を作曲しましたが、最も多いものが女性の高音、ソプラノのためのものでした。ソプラノ歌手からは繰り返し刺激を受け、私生活でも歌手のポーリーヌ・ド・アナと結婚しました。
 このことはR.シュトラウスがこの素晴らしい芸術と密接な関係にあったことの証明でもあります。マリア・ベングトソンがR.シュトラウスのすべての創作期から選んだ曲で、シュトラウスの作曲の多才ぶりをあらためて確認することができます。
 また、ピアノ・パートナーのサラ・ティスマンは、単なる伴奏をはるかに超える繊細な演奏を披露しています。
 

903-20496
(SACD Hybrid)
\3100
《ロバート・オベライグナー〜ブラームス:クラリネット作品集》
ブラームス:
 1) クラリネット・ソナタ第1番へ短調Op.120 No.1、
 2) クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調Op.120 No.2、
 3) クラリネット三重奏曲イ短調Op.114
ロバート・オベライグナー(クラリネット)、
ミヒャエル・シェヒ(ピアノ)、
ノルベルト・アンガー(チェロ)(3)
 ブラームスを再び作曲へと導いたクラリネットの魅力が主役
 ヨハネス・ブラームスは57歳の時に一度作曲を断念しようと決心しましたが、その後マイニンゲン宮廷楽団のクラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトに出会い、その演奏にすっかり魅了されました。そして再び創作意欲を取り戻し、次々に傑作が生みだされました。
 ここでは2つのクラリネット・ソナタと、同様に素晴らしいクラリネット三重奏曲を、ロバート・オベライグナーのクラリネット、ミヒャエル・シェヒのピアノ、そしてノルベルト・アンガーのチェロによる演奏で、初めてハイレゾ、3DサウンドのSACDで聴くことができます。
 

906-20486
(SACD Hybrid)
\3100
《バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ3〜
 フリードリヒ・ヴィルヘルム・マルクル:オルガン作品集Vol.2》

 フリードリヒ・ヴィルヘルム・マルクル(1816-1887):オルガン作品集Vol.2
  1) 後奏曲第1番ロ短調、2) トリオOp.124-1、
  3) トリオOp.124-2、4) 後奏曲Op.62-4、
  5-16) コラールOp.123 Heft 1 Nr.1-12、17) トリオOp.124-5、
  18) アンダンテ、19) 後奏曲Op.62-5、20-22) ソナタOp.56
アンジェイ・シャデイコ
 (シュトラールズント、聖ニコライ教会の
  1841年製ブッフホルツ・オルガン)
 歴史あるオルガンの音色で作曲当時に思いを馳せる
 フリードリヒ・ヴィルヘルム・マルクル(1816-1887)は音楽を学び始めた幼少の頃から神童として名をはせ、弱冠20歳でダンツィヒ(現ポーランドのグダニスク)にある聖メアリー教会の首席オルガニストに就任しました。
 その当時ダンツィヒの音楽文化は完全に衰退していましたが、その後の半世紀にわたるマルクルの音楽家としての活動がその興隆に大きく寄与しました。バルト諸国のこの精力的な作曲家が自身とダンツィヒの教え子のために作曲した作品を採り上げたこのアンジェイ・シャデイコの2枚目のCDは、これまで実際に知られていなかった音楽の歴史の一幕に再び光を当てます。
 マルクルは若いから自信に溢れていたという事実が、ベルリン旅行の際に書いた記録で明らかにされています。彼はロルツィングを批判し、ワーグナーを才能ある作曲家と評価していました。また、ブラームスに多大な影響を与えていて、その影響はオルガンの作曲だけにとどまらず、『ドイツ・レクイエム』にも及んでいました。
 マルクルのオルガン曲の多くは、実用的な演奏目的か自身のオルガンの教え子のために作曲され、聖メアリー協会のオルガンのロマンティックな音色で奏でられました。アンジェイ・シャデイコはそのダンツィヒの楽器の代わりとなる優れたオルガンをシュトラールズントでみつけました。それが聖ニコライ教会の1841年製ブッフホルツ・オルガンで、今回の録音で演奏されています。このオルガンは第二次世界大戦で完全に破壊されましたが、その後専門家の技術により復元されました。
 


903-20636
(SACD Hybrid)
\3100
《クリスティアン・オイラー〜アンリ・ヴュータン:ヴィオラとピアノのための作品集》
アンリ・ヴュータン(1820-1881):
 1) ヴィオラとピアノのためのソナタ変ロ長調Op.36、
 2) 無伴奏ヴィオラためのカプリッチョOp.posth.、
 3) ヴィオラとピアノのためのソナタ(未完)Op.posth.、
 4) ヴィオラとピアノのためのエレジーOp.30、
 5) ヴィオラとピアノのための練習曲
クリスティアン・オイラー(ヴィオラ)、
パウル・リヴィニウス(ピアノ)
 ヴィオラ・ファン必聴!この楽器を愛した作曲家による傑作集
 アンリ・ヴュータン(1820-1881)は、ヴァイオリンに関しては次から次と成功を収め、ロベルト・シューマンからはニコロ・パガニーニにたとえられました。
 しかし、ヴュータンが密かに好んでいたのはヴィオラで、その楽器のために最も美しい作品を作っています。クリスティアン・オイラーとパウル・リヴィニウスはイギリスのヴィオラ音楽やパウル・ヒンデミットの作品を主に録音してきましたが、このヴュータン録音は熱心なヴィオラ・ファンを喜ばせること間違いなし。
 カンタービレな演奏スタイルはフランコ=ベルギー楽派の特徴とされますが、それがヴュータンに多大な影響を与え、彼の弟子であるイザイが残したヴィオラのための作品にもその傾向が顕著に現れています。
 


613-20552
\2400
《アンドレアス・サイデル〜ウストヴォーリスカヤ:ヴァイオリン&ピアノ作品集》
 ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ(1919-2006):
  1) ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1952)、
  2) ピアノ・ソナタ第5番(1986)、
  3) ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲(1964)
アンドレアス・サイデル(ヴァイオリン)、
シュテッフェン・シュライエルマッハー(ピアノ)
 抵抗できない音楽の魅力が迫る、ロシア現代音楽の女性作曲家によるアルバム
 ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ(1919-2006)はショスタコーヴィチに師事した、ロシアの女性作曲家です。
 これは暴力的な力と自然な力を持っている音楽です。聴き手は、ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスター、アンドレアス・サイデルとシュテッフェン・シュライエルマッハーによるこのCDの3つの作品が心に入り込む力に全く抵抗することができないでしょう。
 ガリーナ・ウストヴォーリスカヤの作品において、聴く楽しさ、そして演奏する楽しさはすべての分析を超えたものとなっており、これらの曲は魔法の魅力を醸し出しています。



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NAXOS



8.573839
\1200
ジョアン・ファレッタ(指揮)
 ワーグナー(1813-1883):楽劇《ニーベルングの指輪》-管弦楽作品集

 1.楽劇《ラインの黄金》-
   第4場「ヴァルハラ城への神々の入城」(H.ツンベ編)
 2.楽劇《ヴァルキューレ》-
   第3幕「ヴァルキューレの騎行」(W.フッツヘンラウター編)
 3.楽劇《ヴァルキューレ》-
   第3幕「ヴォータンの告別と魔の炎の音楽」(W.フッツヘンラウター編)
 4.楽劇《ジークフリート》-
   第2幕「森のささやき」(H.ツンペ編)
 5.楽劇《神々の黄昏》-
   プロローグ「ジークフリートのラインの旅」(E.フンパーディンク編)
 6.楽劇《神々の黄昏》-
   第3幕「ジークフリートの死と葬送の音楽」(L.シュタストニー編)
 7.楽劇《神々の黄昏》-
   第3幕「ブリュンヒルデの自己犠牲の情景」
ジョアン・ファレッタ(指揮)
バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団
 ワーグナーがおよそ26年の年月をかけて作曲した大作《ニーベルングの指環》。北欧神話を下敷きとした四部作で全曲を通して演奏すると15時間を要する長大な作品です。
 そのため、しばしば行われるのが、楽劇の中のオーケストラ部分だけを取り出して演奏する方法で、後世の作曲家たちが各々聴きどころをまとめて編曲、歌がなくても物語を堪能することが可能になっています。
 このアルバムで堂々たる演奏を聴かせるのは、現在最も注目されている女性指揮者の一人、ジョアン・ファレッタ。大編成のスコアを朗々と鳴らし、ワーグナーの求める音とドラマを明確に表現しています。

  録音 2017年5月5.8日 Kleinhans Music Hall, Buffalo, NY, USA Total Playing Time:64'06"

ジョアン・ファレッタ
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8.573534
(2CD)
\2400
マリン・オルソップ(指揮)
 プロコフィエフ:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」全曲 Op.64
(1935-36/1939改訂)

【CD1】
 1-21.第1幕
 22-27.第2幕
【CD2】
 1-9.第2幕(続き)
 10-23.第3幕
 24-25.第4幕
マリン・オルソップ(指揮)
ボルティモア交響楽団
 シェイクスピアの最も有名な戯曲「ロメオとジュリエット」。この物語にインスパイアされた音楽は数多くありますが、中でも最も高い人気を誇るのがプロコフィエフのバレエ音楽でしょう。
 シェイクスピア学者、演出家ラドロフ、ギリシャ劇の権威ピオトロフスキー、振付師ラブロフスキーらの協力を得て最初に完成させた台本は、当時の慣習「死者は踊ることができない」に基づいて「ジュリエットが死ぬ前にロメオが到着、ハッピーエンド」を迎えるというものでした。
 しかし、それでは物語の本質を伝えることができないと考えたプロコフィエフは再度人々と相談の上、結末を悲劇に変更。現在の形になりました。
 演奏会組曲の形で上演されることも多いのですが、全曲を通して聴くとプロコフィエフの意図がしっかり伝わります。
 指揮は、ウィーン放送交響楽団の次期首席指揮者就任が決定したマリン・オルソップ。プロコフィエフの交響曲全集を補完する2枚組です。

  録音 2015年10月11-18日 Joseph Meyerhoff Symphony Hall, Baltimore, MD, USA Total Playing Time:144'14"

マリン・オルソップ
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8.573569
\1200
瀬尾和紀(フルート)
 ベートーヴェン(1770-1827):フルートのための作品集 第1集
 3つの二重奏曲 第1番 ハ長調 WoO27-1
  (瀬尾和紀によるフルートとファゴット編)
   1.第1楽章:Allegro commodo
   2.第2楽章:Larghetto sostenuto
   3.第3楽章:Rondo: Allegretto
 3つの二重奏曲 第2番 ヘ長調 WoO27-2
  (瀬尾和紀によるフルートとファゴット編)
   4.第1楽章:Allegro affettuoso
   5.第2楽章:Aria: Larghetto
   6.第3楽章:Rondo: Allegretto moderato
 3つの二重奏曲 第3番 変ロ長調 WoO27-3
  (瀬尾和紀によるフルートとファゴット編)
   7.第1楽章:Allegro sostenuto
   8.第2楽章:Aria con variazioni: Andantino con moto-Allegro assai
 9-10.二重奏曲-アレグロとメヌエット ト長調 WoO26
 11-16.フルート、ヴァイオリンとチェロのためのセレナード ニ長調 Op.25
瀬尾和紀(フルート)
パトリック・ガロワ(フルート)…9-10
児玉光生(ファゴット)…1-8
瀬崎明日香(ヴァイオリン)…11-16
小峰航一(ヴィオラ)…11-16
 ベートーヴェン初期の作品の中でも取分けシンプルに書かれた器楽作品。
 瑞々しく明るく快活なベートーヴェンも悪くありませんか?(瀬尾和紀)

 ベートーヴェンの二重奏曲は、おそらく創作活動の最初期に作曲されたと考えられています。もともとはクラリネットとファゴットのために書かれていますが、様々な楽器に置き換えられることも多く、このアルバムではフルートとファゴットが実にのどかな世界を描き出しています。
 Woo26の二重奏曲は1792年の作品。流麗な旋律が特徴的なアレグロ、軽やかなメヌエットと短いながらも充実した内容を持つ小品です。
 1796年に作曲された「セレナード」はフルートとヴァイオリン、ヴィオラという珍しい編成による7楽章からなる作品。各楽器の対話が楽しい明朗な美しさを持っています。日本を代表するフルーティスト瀬尾は演奏だけでなく、編曲も行い、作品の魅力を丁寧に伝えています。

 録音:2016年7月8-9日 三重県文化会館 大ホール…1-8 2015年12月22日.2016年8月14日 三重県文化会館 大ホール…11-16 2016年10月1日 Auditorium du Conservatoire de Musique, Aulnay-sous-Bois, France…9-10 Total Playing Time:72'36"
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8.573722
\1200
カラーエフ(1918-1981):交響曲 第1番/ヴァイオリン協奏曲
 交響曲 第1番 ロ短調(1943)
  1.第1楽章:Molto sostenuto. Allegro
  2.第2楽章:Lento moderato
 ヴァイオリン協奏曲(1967)
  3.第1楽章:Allegro moderato
  4.第2楽章:Andante
  5.第3楽章:Allegro
ヤンナ・ガンデルマン(ヴァイオリン)…3-5
ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮)
キエフ・ヴィルトゥオージ交響楽団
 20世紀、アゼルバイジャンで活躍した作曲家カラーエフ。表情力豊かな彼の作品は、次世代の作曲家たちにもインスピレーションを与え、結果的にアゼルバイジャン音楽の発展に大きく寄与することになりました。
 1943年に作曲された「交響曲第1番」はカラーエフの代表作の一つ。オーケストラの楽器の性能を存分に生かし、時には荒々しく、時には郷愁に満ちたハーモニーが聞こえるなど、民謡風のメロディが有機的に発展するエネルギーに満ちた作品です。
 もう1曲の「ヴァイオリン協奏曲」は1967年の作品。1961年に初めてアメリカを訪れたカラーエフはストラヴィンスキーに出会い、強い影響を受けました。そのため1964年に作曲された「交響曲 第3番」やこのヴァイオリン協奏曲では打楽器が縦横無尽に活躍するなど、作風が劇的に変化。強烈なヴァイオリンのパッセージ、表現豊かな木管セクションなど至るところに新古典派音楽の作風が強く感じられるモダンな作品になっています。
 ヤブロンスキーはこれまでにも交響曲第3番(8.570720)やバレエ音楽(8.573122)の2枚のカラーエフ作品をNAXOSからリリースしています。

  録音 2016年9月10-15日 NRCU Recording House, Kiev, Ukraine Total Playing Time:54'43"
 


8.559807
\1200
ドアティ(1954-):協奏曲集
 Trail of Tears 涙の道(2010)…世界初録音
 フルートと室内オーケストラのための
  1.where the wind blew free 風の吹いたところ
  2.incantation 呪文
  3.sun dance 太陽のダンス
 Dreamachine 夢の機械(2014)
…世界初録音
 独奏パーカッションとオーケストラのための
  4.Da Vinci’s Wings  ダヴィンチの風
  5.Rube Goldberg’s Variations ルーベ・ゴルトベルク変奏曲
  6.Electric Eel 電気ウナギ
  7.Vulcan's Forge ヴァルカンの鍛冶
 Reflections on the Mississippi ミシシッピ川の反映(2013)
 テューバとオーケストラのための
  8.Mist 霧
  9.Fury 怒り
  10.Prayer 祈り
  11.Steamboat 蒸気船
エイミー・ポーター(フルート)…1-3
エヴェリン・グレニー(パーカッション)…4-7
キャロル・ジャンツッチ(テューバ)…8-11
ディヴィッド・アラン・ミラー(指揮)
アルバニー交響楽団
 世界中が注目するグラミー賞受賞作曲家、ドアティの最新アルバムは3曲の協奏曲集。それぞれフルート、パーカッション、テューバを独奏楽器に据え、独自の音楽を展開していきます。
 「涙の跡」と題されたフルート協奏曲は、19世紀に故郷を追われたネイティヴ・アメリカンたちの嘆きと希望を描いた曲。最終楽章は激しいダンスで明るい希望が示唆されています。
 2014年、ケルンで初演された「夢の機械」は中世から続く人間と機械の関係が描かれており、多彩なパーカッションを駆使した創造力豊かな音楽が展開します。
 ここでソロを務めているのは名手グレニー。ドアティ自身も驚くほど素晴らしい演奏です。テューバのための「ミシシッピ川の反映」は、ドアティの子供時代に体験した、家族旅行での思い出を元にした協奏曲。流域の野生動物や、川に渦巻く霧の風景など、様々な事象が幻想的に表現されています。ソリストはフィラデルフィア管弦楽団の首席奏者ジャンツッチが務めています。

 録音 :2015年5月17日 EMPAC, Rensselaer Polytechnic Institute, Troy, New York…1-3 2016年4月18日 EMPAC, Rensselaer Polytechnic Institute, Troy, New York…4-7 2015年2月22日 Troy Savings Bank Music Hall,Troy, New York, USA…8-11 Total Playing Time:78'20"
 


8.559837
\1200
ホヴァネス(1911-2000):吹奏楽のための組曲/10月の山 他
 1.タポール 第1番,吹奏楽のための行進曲(1948)
 2.海中の山(1984)…世界初録音
 3-5.民謡の旋律による3つのインプロヴィゼーション(1952)
…世界初録音
 6.星が輝く夜の幻影(1985)
 7-11.10月の山
 12.イェレヴァンの賛歌(1969)
 13.アルダラスの瞑想曲(作曲年不詳)
…世界初録音
 14.アニの遺跡「アニの嘆き、千の教会の街」(1972)
 15.燃える家への序曲(1962)
…世界初録音
 16-21.吹奏楽のための組曲(1948)
セントラル・ワシントン大学・ウィンド・アンサンブル
ラリー・グッキン(指揮)…1.16-21
キース・ブライオン(指揮)…3-5.12
マーク・グッデンバーガー(指揮)…7-11
 アラン・ホヴァネスはアメリカで生まれましたが、父親はアルメニア系、母親はスコットランド系とルーツは広範囲に渡っています。また若い頃にフィンランドに旅行しシベリウスと親交を結び、舞踊家ウダイ・シャンカールからはインド音楽の洗礼を受け、1年間日本に留学した際には和楽器を学ぶなど、旺盛な好奇心の持ち主であり、これは彼の作風にも大きく影響しています。
 このアルバムには世界初録音を含むホヴァネスの吹奏楽作品が収録されており、ここでも様々な作風を聴くことができます。彼の交響曲第23番「アニ」とテーマを同じにする中世アルメニアの首都の陥落を「アニの嘆き」、日本風の旋律が聴こえる「燃える家への序曲」など、エキゾチックな雰囲気を持つ作品が並びます。
 スーザの演奏でおなじみのキース・ブライオンをはじめとした3人の指揮者による演奏です。

  録音 2014年4月10.11.12日  McIntyre Music Building Concert Hall, Central Washington University, Ellensburg, Washington, USA Total Playing Time:58'01"
 

8.573674
\1200
メキシコのギター音楽
セシリオ・ペレラ(ギター)

 1.エルネスト・ヘルナンデス・ルナゴメス(1974-):
  シエナ、アンドリュー・ヨークへのオマージュ(C.ペレラに捧げる)
 2-4.フリオ・セサール・オリバ(1947-):ユカタンの印象(C.ペレラに捧げる)
 5.伝承:ラ・イロロナ(J.C.オリバ編)
 6-8.ホルヘ・リッター(1957-):3つの小品
 9.ペレラ(1983-):マリーナ
 10-12.オリバ:ソナタ・パラ-時の終わり(C.ペレラに捧げる)
 13.アルフレード・タマヨ(1880-1957):Sueno 夢(狂った心を夢見ていた)(C.ペレラ編)
 14.カトバート・コルドバ(1963-):マビ
 15.ファン・エルゲラ(1933-):ポートレート
 16.ヘラルド・タメス(1948-):アイレス・ド・ソン
セシリオ・ペレラ(ギター)
 常に進化を遂げる現代のメキシコにおけるギター音楽シーン。この国では作曲家=ギタリストたちの交流が活発であり、彼らは新しいレパートリーの探求に熱心に取り組み、メキシコの伝統音楽をベースに刺激的で複雑なリズムと技術を融合させた生命力に満ちた新作を次々と生み出しています。
 このアルバムで紹介されているのはどれも最近の作品。現代的な表情を持つ曲や、ポンセを思わせる抒情的な曲まで多彩な作品が並びますが、この中の何曲かは演奏者ペレラのために書かれており、作曲家同志の結束の強さも伺えます。
 ペレラ自身が作曲したロマンティックな作品も聴きものです。

  録音 2017年1月19-21日 St. John Chrysostom Church, Newmarket, Ontario, Canada Total Playing Time:75'26"
 

8.573806
\1200
ブゾーニ(1866-1924):ピアノ作品全集 第10集
 1-3.J.S.バッハ(1685-1750):
   幻想曲、アダージョとフーガ BWV906/BWV968 B37(F.ブゾーニ編)
 4.モーツァルト(1756-1791):
   ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調-第2楽章 B84(F.ブゾーニ編)
 J.B.クラーマー(1771-1858):8つの練習曲 B53(F.ブゾーニ編)
  5.第1番:ハ短調
  6.第2番:変ロ長調
  7.第3番:ニ長調「鐘」
  8.第4番:ニ長調「Allegro di bravura」
  9.第5番:ハ長調「繰り返し」
  10.第6番:イ長調
  11.第7番:ト長調「スケルツァンド」
  12.第8番:変イ長調「終曲」
 ブラームス(1833-1897):オルガンのためのコラール前奏曲 Op.122 B50(F.ブゾーニ編)
  13.第4番:わが心の切なる喜び
  14.第5番:おお愛する魂よ、汝を飾れ
  15.第8番:一輪の薔薇が咲いて
  16.第9番:わが心の切なる願い
  17.第10番:わが心の切なる願い
  18.第11番:おお世よ、私は汝を去らねばならない
 19.リスト(1811-1886):
  メフィスト・ワルツ 第1番「村の居酒屋での踊り」S110-2 B61(F.ブゾーニ編)
ヴォルフ・ハーデン(ピアノ)
 イタリアに生まれ12歳でピアニストとしてデビュー、神童として活躍しながら、10代で数多くのピアノ曲を作曲したブゾーニ。しかし、彼の音楽の本質はイタリアとドイツの融合であり、この頃の自作の完成度については否定的だったといわれています。
 20代の彼は古典の作品を学び、わが物にするために、バッハやブラームスなど数多くの作品をピアノ曲に編曲し、コンサートでも積極的に演奏しました。
 なかでもバッハ作品の編曲は、対位法を学ぶために有効であり、後年のブゾーニ作品の特徴とも言える「複雑な旋律が入り組んで曲を形作る」作風もこの頃に確立されました。
 モーツァルト作品からはシンプルな美しさを見出し、ブラームスのコラールからは、ルター派の讃美歌を学び、クラーマーの練習曲からは「ピアノ奏法」の可能性を発見、後に書き上げた「ピアノ演奏法」の足掛かりとなりました。
 10代の頃に出会ったリストからは強烈な印象を受け、彼の数多くのピアノ作品の校訂を行いましたが、このアルバムに収録された「メフィスト・ワルツ」は、ピアノ版ではなく、オーケストラ版をピアノ曲へと改変したという珍しい作品です。

 録音 2017年5月23-24日 Wyastone Concert Hall, Monmouth, UK Total Playing Time:74'16"
 

8.573843
\1200
ソーレ(1852-1920):24のエチュード・カプリース Op.64 第2集
 1.エチュード・カプリース 第8番 ハ短調
 2.エチュード・カプリース 第9番 変イ長調
 3.エチュード・カプリース 第10番 ヘ短調
 4.エチュード・カプリース 第11番 変ニ長調
 5.エチュード・カプリース 第12番 変ロ長調
 6.エチュード・カプリース 第13番 変ト長調
世界初録音
ナズリン・ラシドヴァ(ヴァイオリン…1685年頃 ストラディヴァリ「ソーレ」)
 フランス生まれのヴァイオリニスト、作曲家エミール・ソーレによるヴァイオリンのための練習曲「エチュード・カプリース」の第2集。
 オーギュスト・ド・ベリオに師事し、ヴァイオリンの才能を開花させたソーレは、彼と同時代の音楽家たちの中でも「屈指の才能の持ち主」と讃えられました。この練習曲は、弟子のマジョリー・ヘイワードに捧げられており、ヴァイオリン演奏の限界を探求するために書かれています。
 それぞれの曲は10分程度の長さを持ち“カプリース=奇想曲”の名の通り、曲調は変幻自在に変化。単なる練習曲ではなく、コンサート・ピースとしての貫禄を備えています。
 ラシドヴァが演奏するのは「ソーレ」の名を冠したストラディヴァリウスで、美しく輝かしい響きが聴きものです。

  録音 2017年4月10.19.20日 Holy Trinity Church, Weston, Hertfordshire, UK Total Playing Time:64'16"
   8.573704…第1集 第1番-第7番
 

8.573836
\1200
ベッティネッリ(1913-2004):室内楽作品集
 1.2台のギターのためのディヴェルティメント(1982)
 2.フルートとギターのための二重奏音楽(1982)
 声とギターのための抒情的二重奏(1977)…世界初録音
  3.Autunno 秋
  4.Il tempo 時間
 5.ヴァイオリンとピアノのためのインプロヴィゼーション(1968)
 ヴィオラとピアノのための2つの楽章(1977)
…世界初録音
  6.Lento
  7.Allegro deciso, Calmo-Ancora piu calmo,Tempo I Allegro
 ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲(1991)
  8.Mosso 速く
  9.Calmo 穏やかに
  10.Veloce 急速に
  11.Allegro 快速に
マヌエラ・カスター(メゾ・ソプラノ)…3.4
パオラ・ドゥシオ(フルート)…2

デュオ・ペルジーニ-ピアネッツォーラ…5-7
【メンバー】
アンドレア・ペルギーニ(ピアノ)…5
ジアンパッティスタ・ピアネッゾーラ(ヴァイオリン)…5,(ヴィオラ)…6-7

ディエゴ・ミラネーゼ(ギター)…1
ダヴィデ・フィッコ(ギター)…1-4

トリオ・ベッティネッリ…8-11
【メンバー】
ハリア・キュサーノ(ヴァイオリン)
ヤコポ・デイ・トンノ(チェロ)
ダリオ・キュサーノ(ピアノ)
 イタリア、ミラノに生まれた作曲家ベッティネッリ。同年代のダッラピッコラやペトラッシほどの知名度は獲得できなかったものの、「オペラの地」で育まれた鋭い感覚から、数多くの声楽作品をはじめ、独特の調性感を持つ7曲の交響曲や管弦楽曲を残しました。
 20世紀初頭、イタリアで発展した「器楽曲のイディオム」に則って書かれた室内楽作品も多岐に渡り、弦楽四重奏曲や、あらゆる楽器を組み合わせた二重奏曲、声楽を組み合わせた曲など、楽器の持つ可能性の探求に余念がありませんでした。
 とりわけ、ギターを用いた曲はすばらしく、このアルバムに収録されている「声とギターのための抒情的二重奏」で囁くように響くギターの音色は、歌の言葉を完全に引き立てています。

  録音 2014年5月12日Chiesa della Beata Vergine Maria del Monte Carmelo al Colletto, Roletto, Turin, Italy 2014年9月6.13日,2015年3月28日 the Piano Showroom, Yamaha Music Europe Total Playing Time:60'09"
 

8.573823
\1200
マルティヌー(1890-1959):歌曲集 第5集
 歌曲集「新しいアンソロジー(民謡集)」H288(1942)
  1.Bohata mila 裕福な恋人
  2.Opusteny mily 拒絶された恋人
  3.Touha 憧れ
  4.Zviedava dievca 不思議な少女
  5.Vesela dievca 陽気な少女
  6.Smutny mily 悲しい恋人
  7.Prosba 懇願
  8.Vysoka veza 高い塔
 チェコ民謡による4つの歌曲 H282bis(1940)
  9.Konicky na ouhore 休耕田の岩
  10.Ztraceny pantoflicek 私が失くした小さな靴
  11.Pisen nabozna 宗教的な歌
  12.Pozvani 招待
 アポリネールの詩による3つの歌曲 H197(1930)
  13.La blanche neige 白い雪
  14.Adieu 告別
  15.Saltimbanques 曲芸師
 16.Z detstvi 少年時代より H51(1912)
 童謡による4つの子供の歌 H225(1932)
  17.Ajne, zvajne, traje 1.2.3
  18.Vrku, vrku カッコウ
  19.Vstala, vstala 彼女は立った、立った
  20.Ma to hlavu jako kocka ネコのような頭を持っている
 21.Koleda milostna 愛のキャロル H259(1937)
 22.Opustena mila 拒絶された娘 H67(1912)
 23.Jaskova zpevanka ヤシェクの歌 H37(1911)…世界初録音
 24.Mluv ke mne dal 将来を語って H66(1912)
…世界初録音
 民謡のテキストによる2つのバラード H228(1932)
  25.Putovali hudci 旅するヴァイオリン弾き
  26.Sirota 孤児
 27.Ty pises mi 私に書いてください H48(1912)
…世界初録音
 28.Prani mamince 母の最高の願い H279bis
 2つの歌曲 H213(1932)
  29.Chory podzim 弱々しい秋
  30.Kvet broskvi 桃の花
 クリスマスの3つの歌 H184bis(1929)
  31.Kvocna めんどり
  32.Kure ひな鶏
  33.Kotatko 子猫
 34.ヴォカリーズ H188(1929)
ヤナ・フロチョーヴァ(イェネ・ワリンゲローヴァ)(メゾ・ソプラノ)
ジョルジオ・コウクル(ピアノ)
 生涯に数多くの作品を残したマルティヌー。彼はインタビューの中で「作曲していない時には、歌曲を書いていた」と語っていました。
 ここでの「作曲」というのは大規模で複雑なオーケストラ作品を書くことであり、歌曲を書くことは彼にとっての休息であったようです。そのせいか、七割以上はチェコ語で書かれた「個人的独白」である膨大な数の歌曲は「重要でない」という理由で、マルティヌーの死後何年間も無視されていました。
 しかし、フロチョーヴァ(ワリンゲローヴァから改名)とコウクルは、全曲演奏すると6時間を超えるマルティヌーの全ての歌曲に挑み、7年間で全曲録音を完成(このアルバムが完結編となります)。2人の素晴らしい演奏も功を奏し、これらの歌曲がようやく見直され始めています。

 録音 2017年7月17日 Conservatorio della Svizzera Italiana, Lugano, Switzerland Total Playing Time:55'44"
 

8.559829
\1200
Statements
アメリカ現代合唱曲集

 1.デイヴィッド・ラング(1957-):statement to the court 裁判所への声明(2010)…世界初録音
 2.テッド・ハーン(1982-):コンセント(2014)
 ハンナ・ラッシュ(1981-):レクイエム
…世界初録音
  3.Requiem aeternam レクイエム・エテルナム
  4.Kyrie eleison 憐れみ給え
  5.Dies irae 怒りの日
  6.Sanctus 聖なるかな
  7.Agnus Dei 神の子羊
  8.Psalm: De profundis clamavi 詩篇:深き淵より
  9.Lux aeterna 永遠の光
  10.Libera me 解き放ちたまえ
エリック・ブレナー(カウンターテナー)…5.7.10
リディア・コンシルヴィオ(コーラングレ)…7
ハンナ・ラッシュ(ハープ)…7

イェール・フィルハーモニア…1.3-10
イェール・コーラル・アーティスト
ジェフリー・ドウマ(指揮)
 イェール・コーラル・アーティストはイェール音楽学校とアメリカ全土の主要歌手で構成された「イェール・グリー・クラブ」によって設立されたプロの合唱団。世界で最も革新的な合唱団を目指し、意欲的に活動しています。
 このアルバムではイェール出身の3人の現代作曲家の作品を収録。「バング・オン・ア・カン」の設立者として知られるデイヴィッド・ラングの社会派問題を扱った「statement to the court」、異なる宗教の対立と融和を描いたテッド・ハーンの「コンセント」、ラテン語から英語に翻訳したテキストを用いたハンナ・ラッシュの「レクイエム」。現代アメリカの抱える問題意識をあぶり出したこの3曲を素晴らしいハーモニーでお聴きください。

 録音 2016年9月24.25.26日 St. Mary's Church, 2016年10月15日 St. Joseph’s Church, New Haven, CT, USA Total Playing Time:58'08"



<国内盤> 

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molto fine



MF-20109
\2800+税
《長岡京室内アンサンブル〜
 チャイコフスキー:弦楽セレナード、グリーグ:組曲『ホルベアの時代から』》

  グリーグ:組曲「ホルベアの時代」(ホルベルク組曲)Op.40
  チャイコフスキー:弦楽セレナード 作品48 ハ長調
  グリーグ:2つの悲しい旋律 Op.34*
  (傷ついた心 /最後の春 )
長岡京室内アンサンブル
 録音:東京文化会館小ホール 2016年11月7日 IMAホール(光ヶ丘 東京都練馬区) 2003年1月11日*

 創立20周年記念 長岡京サウンドここに極まれり!
 原点はフランスで体験した能の舞
 15年ぶりに録音したチャイコフスキー「弦楽セレナード」

 2017年に創立20周年を迎えた長岡京室内アンサンブルのCD第9弾は、グリークの「ホルベアの時代より」(ホルベルク組曲)とチャイコフスキーの弦楽セレナードです。
 長岡京室内アンサンブルの一番の特色は、視覚によらず耳をすまし、全身の感覚を研ぎ澄まして聴き合いながらアンサンブルを行なっていることでしょう。これは音楽監督の森 悠子が当時リヨン国立高等音楽院の助教授時代にリヨンとパリでの以下の体験が原点となっています。
 録音は2017年に行われた東京公演の折に東京文化会館小ホールで行われました。チャイコフスキーの弦楽セレナードは2001年以来15年ぶりの2回目の録音です。
 また、エクストラ・トラックのグリーク「2つの悲しい旋律」は、2003年に東京・光が丘IMAホールで収録されています。13年の隔たりがあっても他では置き換えられない不変の響き、メンバーが変わっても生き生きとした鮮度の高い響きが受け継がれていることがわかります。

 振り付け観世栄夫の「トゥーランドット」のオペラ公演があった。オーケストラ・ピットから見たその舞台はその後の私の人生を変えるほどの衝撃的なものだった。それは 割竹がアーチになった舞台装置で、竹の向こうから差し込む謎めいた幻想的な光の中、観世栄夫さんの振付のバレエは演ずるのはフランス人なのだが、日本の能から生み出されたような動き、体の中心、丹田に力のこもった見事なものだった。
 その後、観世さんがパリでワークショップをなさるのを知り、見に行った。ポール クローデルの「女と影」を若いお弟子さんと面を付けないで舞われた。二人の舞は互いに見るわけでも無いのに、寸分の違いも無く、文字通り陰のごとく舞っておられた。これが日本人の感じる「気」、 気配を聴く! これこそが私の目指これこそが私の目指す音楽表現だ、と悟ったのだ。
 長岡京室内アンサンブル20年に思う「耳を澄ませば 心が通じる」(森 悠子)より

 「自在」
 たとえ目を合わせていなくても高い次元で息の合った演奏を行う能力を身に着けている。
 CDを聴けばその呼吸の揃い方が半端ではないことにすぐ気付く。
                            ライナーノーツより 山之内 正















2/20(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


MIRARE

MIR 370
¥2700
アンタイ兄弟による極上!
J.S.バッハ:フルート・ソナタ集

 ・フルート・ソナタ ホ長調 BWV 1035
 ・フルート・ソナタ ロ短調 BWV 1030
 ・フルート・ソナタ ホ短調 BWV 1034
 ・パルティータ(無伴奏)イ短調 BWV 1013
 ・フルート・ソナタ イ長調 BWV 1032
マルク・アンタイ
 (フルート/ルドルフ・トゥッツ(2013年)
  ロッテンブルク・モデル)
ピエール・アンタイ(チェンバロ)
 アンタイ兄弟による極上! らくらくとしたバッハ

 録音:2016年9月19-23日、ハーレム(オランダ)

  ピエール・アンタイとマルク・アンタイ兄弟による、バッハのフルート・ソナタ集というなんともぜいたくなCD の登場です。
 ピエール・アンタイ(1964 年生まれ)は来日も多い名手で、アルトゥール・ハース、そしてグスタフ・レオンハルトに師事しています。J.S. バッハの音楽はもちろんのこと、エリザベス朝の音楽、フランス・バロック、スカルラッティなど、それぞれのスタイルの作品を切り口鮮やかに聴かせる名手です。
マルク・アンタイは1986 年にベルギー王立音楽院を首席で卒業、バルトルド・クイケンに師事しました。コンセール・デ・ナシオンやシャペル・ロワイヤルなど、古楽シーンを牽引したオーケストラで首席奏者を務め、来日も多い名手です。
 アンタイ兄弟は非常にリラックスした空気感の中、広く親しまれた美しい旋律に満ちたこれらの作品の魅力をあらためて聴き手に提示しています。無伴奏の作品も、マルク・アンタイのあたたかみのある音楽が炸裂。2 大名手による、極上、らくらくとした、余裕の表情のバッハの登場です。
 
MIR 332
¥2700
リチェルカール・コンソート
 ハンナ・モリソン(ソプラノ)
J.S.バッハ:カンタータ集

 ・カンタータ第75番「乏しき者は食らいて飽くことを得」BWV 75
 ・カンタータ第22番「イエス十二弟子を召寄せて」BWV 22
 ・カンタータ第127番「主イエス・キリスト、真の人にして神よ」
リチェルカール・コンソート
フィリップ・ピエルロ(指揮)
ハンナ・モリソン(ソプラノ)
カルロス・メーナ(アルト)
ハンス=イェルク・マンメル(テノール)
マティアス・ヴィーヴェク(バス)
 リチェルカール・コンソート、バッハの充実カンタータ3 曲を収録

 録音:2016年5月

 とにかく美しく流れる演奏が持ち味のリチェルカール・コンソートによるバッハのカンタータ集の登場。
 バッハがライプツィヒでトーマス・カントル正式就任後の礼拝で初めて披露したカンタータ第75 番と、トーマス・カントル採用試験に際して演奏された第22 番、そしてヨハネ受難曲の改訂稿上演を控えた時期に作られた第127 番、という充実作の組み合わせです。
 器楽陣の、流麗にして芯のある美しい響きに心奪われ、独唱者たちのしっとりとした歌声に魅了されます。





・・・ハンナ・モリソン


 ハンナ・モリソンはバッハ・コレギウム・ジャパンとバッハ《マタイ受難曲》で共演、また一時期店主がやたらとお奨めしていた「パンタグリュエル」のアルバムでご紹介していたので覚えている方も多いかと。

 その透き通るような歌声(と容姿)には感動すら覚える。

 最近ではガーディナーと共演、 BBC プロムスやザルツブルク音楽祭に登場、さらにゲヴァントハウス管弦楽団と共演。
 ガーディナーの「復活祭オラトリオ」にも登場していた。

 今回のアルバム、内容から察するに彼女の本領発揮といえるかもしれない。


ハンナ・モリソン 「パンタグリュエル」のジャケット・・・惜しくも廃盤


SDG 719
\2600→\2390
ガーディナー(指)&モンテヴェルディ合唱団 復活祭オラトリオ
 ソプラノはハンナ・モリソン

  J.S.バッハ:
   ・哀悼行事のカンタータ第106番「神の時こそいと良き時」BWV106
   ・復活祭オラトリオBWV249
ハンナ・モリソン(S)
メグ・ブレイグル(A)
ニコラス・ムルロイ(T)
ペーター・ハーヴェイ(B)
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
モンテヴェルディ合唱団
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ

 録音:2013 年6 月ロンドン/60’15

発売当時のコメントより

 店主が前々からしつこくプッシュしているハンナ・モリソン・・・ガーディナーと共演しているとは聞いていたが、ついにCDで登場。
 店主の勝手は推測だが、「パンタグリュエル」で活動しているときから本格的ソプラノ歌手としての飛躍を夢見て精進し、ようやくそのチャンスを掴んだ、ということなのだろう。

 





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R−RESONANCE

RRSC 20004
(SACD HYBRID)
¥2900→\2690
青柳いづみこを企画・監修・演奏に迎え・・・
 ドビュッシー没後100年記念企画
  《クロード・ドビュッシーの墓》
青柳いづみこ(ピアノ)、
西本夏生(ピアノ)、
福田美樹子(ソプラノ)
   1.モーリス・ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
  楽譜集【クロード・ドビュッシーの墓】(1920)
   2.ポール・デュカ:牧神の遥かな嘆き
   3.フローラン・シュミット:そして牧神は月あかりの麦畑に肘をついて横たわる
   4.イーゴリ・ストラヴィンスキー:管楽器のためのサンフォニーの断章〜ドビュッシーの思い出に
   5.アルベール・ルーセル:ミューズたちのもてなし
   6.ジャン・フランチェスコ・マリピエロ:讃歌
   7.ベーラ・バルトーク:無題〜ソステヌート、ルバート
   8.ユージン・グーセンス:無題〜モルト・モデラート・コン・エスプレッシオーネ
   9.マヌエル・デ・ファリャ:讃歌〜ギターのための
   10.エリック・サティ:30年間の麗しい友情の思い出に
  【ドビュッシーを讃えて】
   11.アルフレード・カゼッラ:ドビュッシー風に〜準備中の劇のための間奏曲
   12.エリック・サティ:牧歌〜ドビュッシーへ <最後から二番目の思想> 第1曲
   13.ゾルタン・コダーイ:墓碑銘 <七つのピアノ小品> 作品11第4曲
   14.ジェルメーヌ・タイユフェール:ドビュッシーを讃えて
   15.マニュエル・ロザンタル:ドビュッシーを讃えて <六つのカプリース> 第5曲
  【『音楽新潮』ドビュッシー特集号の楽譜】(1935)
   16.詩:前田鉄之助、曲:清瀬保二:ドビュッシーに捧ぐる頌歌*
   17.石田一郎:ドビュッシーを讃えて
   18.荻原利次:ドビュッシーを讃えて*
   19.クロード・ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
  *世界初録音
 ドビュッシー研究の第一人者、青柳いづみこを企画・監修・演奏に迎えた大注目盤!

 セッション録音:2017 年12 月26、27、28 日/五反田文化センター 音楽ホール/解説:青柳いづみこ、沼辺信一、歌詞対訳付き/日本語帯・解説付、歌詞対訳付

 SACD ハイブリッド盤。ドビュッシー研究の第一人者、青柳いづみこを企画・監修・演奏に迎え、ドビュッシー没後100 年を記念して新たに録音・制作した画期的なアルバムの登場です!
 1920 年、フランスの音楽雑誌『リヴュ・ミュジカル』はドビュッシー追悼号を発行しました。これには、別冊として『クロード・ドビュッシーの墓』と題された楽譜集が添付されましたが、そこに掲載されたのはストラヴィンスキー、サティ、バルトーク、デュカなど、フランス内外の錚々たる顔ぶれの作曲家たちでした。一方、1935 年に日本の音楽雑誌『音楽新潮』は、1928 年に続いて2 度目のドビュッシー特集号を刊行します。ここには、清瀬保二をはじめとする3 人の日本人作曲家たちがドビュッシーに捧げた曲が掲載されました。
 今回、アールレゾナンス・レーベルからSACD ハイブリッド盤でリリースされる『クロード・ドビュッシーの墓』は、『リヴュ・ミュジカル』掲載の楽譜集から、ラヴェルのヴァイオリンとチェロの二重奏作品を除く全9 曲、『音楽新潮』からの邦人作品3 曲のほか、カゼッラ、コダーイ、サティ、タイユフェール、ロザンタルがドビュッシーに捧げた作品、さらに、ピアノ連弾によるラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」とドビュッシーの「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」を収録しました。
 演奏は青柳いづみこの他、ゲストに新進気鋭のピアニスト・西本夏生、フランス歌曲を中心に活躍する福田美樹子を迎え、ドビュッシー没後100 年記念企画に相応しいバラエティーに富んだ内容となっています。
 24 ページに及ぶブックレットには青柳いづみこ自身による監修の言葉を掲載、また、20 世紀芸術史の研究家・沼辺信一による6,500 字を超える解説は、各々の作品に込められたドビュッシーへのオマージュの源泉を解き明かし、アルバムを聴く楽しみが一層深まります。

 コンサート情報
 クロード・ドビュッシー没後100 年 命日前日メモリアル・コンサート
 3 月24 日(土) 14:00 &19:00 開演 浜離宮朝日ホール




CENTAUR


CRC 3543
¥2400
ソロ・バッハ
 J.S.バッハ:パルティータ BWV.1013
 C.P.E.バッハ:無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132
 J.S.バッハ:
  組曲第1番ト長調 BWV.1007より プレリュード&クーラント、
  組曲第3番ハ長調 BWV.1009より クーラント&アレグロ・アッサイ、
  パルティータ ニ短調 BWV.1004より アルマンド、
  組曲第6番ニ長調 BWV.1012より サラバンド
リタ・ダルカンジェロ(フルート)
 HPACの首席を務めたイタリアのフルーティストの"ソロ・バッハ"!

 大バッハとC.P.E.バッハの音楽をフルート1本で奏でるリタ・ダルカンジェロは、ペスカーラ音楽院、マンチェスターのRNCMで学び、マンハイム音楽大学では、ジャン=ミシェル・タンギーに師事した女流フルーティスト。
 佐渡裕が音楽監督を務める兵庫県立芸術文化センター管弦楽団(HPAC)の首席奏者として活躍し、大阪フィルハーモニー管弦楽団の客演首席指揮者を務めた経歴を持つなど、日本とも縁の深いアーティストです。

 ※録音:2016年5月17日−18日、イエス・キリスト教会(ベルリン、ドイツ)
 

CRC 3579
¥2400
モーツァルト:フルートのために編曲されたソナタ集
 ソナタ第1番変ホ長調 K.452
  (ルートヴィヒ・ヴェンツェル・ラフニト編曲)
 ソナタ第2番ト短調 K.478
  (ルートヴィヒ・ヴェンツェル・ラフニト編曲)
 ソナタ第3番変ホ長調 K.498
  (ルートヴィヒ・ヴェンツェル・ラフニト編曲)
 ソナタ ホ短調 K.304(ヨアフ・タルミ編曲)
エレッラ・タルミ(フルート)
トメル・レフ(ピアノ)
ヨアフ・タルミ(ピアノ)
 モーツァルトの「魔笛」をフランス語ヴァージョンの「イシスの神秘」へと改訂したルートヴィヒ・ヴェンツェル・ラフニト(1748−1820)の編曲による3つのフルート・ソナタと、イスラエルは指揮者ヨアフ・タルミの編曲によるK.304のフルート・ヴァージョンをカップリング。
 エレッラ・タルミはイスラエル出身の女流フルート奏者。ジュリアード音楽院で研鑽を積んだ後、イスラエル室内管弦楽団やルイヴィル管弦楽団で活躍した経歴の持ち主です。
 「K.304」は、夫君のヨアフ・タルミとの共演です。

 ※録音:2006年&1994年(K.304)、テル・アヴィヴ、エルサレム(イスラエル)
 

CRC 3548
¥2400
ボワモルティエ:ソナタ、カンタータ&組曲集
 トリオ ホ短調 Op.37-2
 カンタータ《イクシオン》
 組曲ト長調 Op.59-2
 組曲イ長調 Op.35-6
 イタリア語のアリア
 ソナタ ロ短調 Op.44-2
アルカナム・アンサンブル
 器楽曲から声楽曲、オペラ・バレなど幅広いジャンルを作曲したフランス・バロックの大作曲家、ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689−1755)。
 最初のフリーランスの作曲家としても有名なボワモルティエの作曲技法の妙を、フィラデルフィアのピリオド・アンサンブルの好演で。

 ※録音:2014年1月、テキサス(アメリカ)
 

CRC 3555
¥2400
ブロトンス:フルート作品全集Vol.2
 エッセンチエ・ヴィタエ Op.80
 ヴィルトゥス Op.53
 主題、変奏とコーダ
 木管三重奏のための組曲 Op.16bis
 サックス=ウィンド・クィンテット Op.15
 終わり無く Op.13
 エンファシス Op.9
ロベルト・アルバレス(フルート)
アウディ・ゴー(オーボエ)
ラルフ・エマヌエル・リム(クラリネット)
アラン・カルティク(ホルン)
ベアトリス・リン(ピアノ)、他
 バルセロナ音楽院でフルートを学んだスペインのコンポーザー=フルーティスト、サルバドール・ブロトンス(1959−)のフルート作品全集の第2巻には、フルートを伴う7つのアンサンブル曲を収録。
 フルートのロベルト・アルバレスはスペイン北西部のアストゥリアス出身。2007年7月からはシンガポール交響楽団の首席奏者を務めており、2012年にはベスト・シンガポール・クラシカル・アルバム・オヴ・ザ・イヤーを受賞している実力派です。

 ※録音:2015年11月、シンガポール
 

CRC 3593
¥2400
真夜中の会話 〜 ピアノ・デュオのための音楽
 シューベルト:軍隊行進曲第1番ニ長調 D.733
 ラヴェル:組曲《マ・メール・ロワ》
 プーランク:4手のためのピアノ・ソナタ FP.8
 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ホ短調 Op.72-2
 ピアソラ:天使の死、天使のミロンガ、リベルタンゴ
 ラフマニノフ:6つの小品 Op.11
 ストラヴィンスキー:《ペトルーシュカ》より ロシアの踊り
ゲバラ&セレソワ・ピアノ・デュオ
 メキシコのピアニスト、シトラリ・ゲバラとブルガリアのピアニスト、スラヴィナ・セレソワが2008年に結成したピアノ・デュオのデビュー・アルバム。
 ラヴェルの「マ・メール・ロワ」やプーランクの「4手のためのソナタ」など、ピアノ・デュオのための王道レパートリーを披露してくれます。

 ※録音:2015年−2016年、ニューヨーク(アメリカ)




Dorian SonoLuminus

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未案内アイテム



DSL-92109
(6CD)
\5500→\5090
エドゥアルド・マータ(指揮)&ダラス交響楽団/名演集
 【CD1】
  1-4.プロコフィエフ(1891-1953):スキタイ組曲「アラとロリー」Op.20
  5-18.ストラヴィンスキー(1882-1971):バレエ音楽「春の祭典」
   録音 1991年
 【CD2】
  1-4.ショスタコーヴィチ(1906-1975):交響曲 第7番 ハ長調「レニングラード」Op.60
  録音 1991年
 【CD3】
  1-7.プロコフィエフ:カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」Op.78
  8-12.ショスタコーヴィチ:交響曲 第9番 変ホ長調 Op.70
   録音 1992年
 【CD4】
  1.バーンスタイン(1918-1990):交響組曲「波止場」
  2.ロイ・ハリス(1898-1979):交響曲 第3番
  3-10.コープランド(1900-1990):バレエ音楽「ビリー・ザ・キッド」組曲
   録音 1991年
 【CD5】
  1-3.ショーソン(1855-1899):交響曲 変ロ長調 Op.20
  4-6.イベール(1890-1962):寄港地
  7-12.イベール:ディヴェルティスマン
   録音 1993年
 【CD6】
  1-4.レスピーギ(1879-1936):交響詩「ローマの祭り」
  5-7.レスピーギ:ブラジルの印象
  8-11.レスピーギ:交響詩「ローマの松」
   録音 1993年
エドゥアルド・マータ(指揮)
ダラス交響楽団
 メキシコ出身の指揮者エドゥアルド・マータ(1942-1995)。1977年から1993年までダラス交響楽団の音楽監督に就任し、オーケストラの性能を高めたことで知られています。
 このBOXはオーケストラとの最後の3年間に演奏された様々な作品の録音集で、得意としていたショスタコーヴィチやレスピーギなどダイナミック路線だけでなく、ショーソンやイベールと言ったフランス音楽も含まれており、持ち味である「洗練された音楽」が繰り広げられています。
 


DSL-90914
(6CD)
\5500→\5090
Latin America Alive
エドゥアルド・マータ(指揮)シモン・ボリバル交響楽団

【CD1】
 1-3.アントニオ・エステベス(1916-1988):カンタータ・クリオージャ
  イドベル・アルバレス(テノール)
  ウィリアム・アルバラド(バリトン)
  スコラ・カントルム・デ・カラカス
  オルフェオン・ウニベルシタリオ・シモン・ボリバル
 4.ヴィラ=ロボス(1887-1959):ショーロ 第10番「心模様」
【CD2】
 1-5.シルベストレ・レブエルタス(1899-1940):レデス
 6-8.オルボン(1925-1991):コンチェルト・グロッソ
 9.レブエルタス:センセマヤ
 10-12.ヒナステラ(1916-1983):パンペアーナ 第3番「田園交響曲」Op.24
【CD3】
 1-3.オルボン:3つのシンフォニック・バージョン
 4-7.ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第2番「カイピラの小さな汽車」
 8.エステベス(1916-1988):平原の真昼
 9.チャベス(1899-1978):交響曲 第2番「インディアナ交響曲」
【CD4】
 1-14.マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):歌劇「儚い人生」
【CD5】
 ファリャ:作品集
  1-13.バレエ音楽「恋は魔術師」
  14-20.7つのスペイン民謡(L.ベリオ編)
  21-25.讃歌集
  26-28.バレエ音楽「三角帽子」組曲第2番
【CD6】
 1.ヴィラ=ロボス:バレエ音楽「ウィラプルー」
 2-4.チャベス:組曲「馬力」
 5-8.ヒナステラ:バレエ音楽「エスタンシア」より組曲 Op.8
エドゥアルド・マータ(指揮)
ベネズエラ・シモン・ボリバル交響楽団
 メキシコ出身の指揮者エドゥアルド・マータ(1942-1995)。同じ年のエンリケ・バティスとともに“中南米音楽のスペシャリスト”として活躍していましたが、飛行機事故により、52歳の若さで突然この世を去ってしまいました。
 1965年から指揮者として活動を始め、1972年に渡米。この録音は良く知られるダラス交響楽団との共演ではなく、シモン・ボリバル交響楽団との共演による演奏で、録音当時、音質の良さでも知られたアルバムです。
 録音 1990年代
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DSL-90908
(8CD)
\6000→\5590

エイムズ・ピアノ四重奏団完全録音集 1989-2000



 エイムズ四重奏団はアイオワ州立大学の音楽部の卒業生によって結成されたオリジナルのピアノ四重奏団。
 1976年の結成以来四半世紀以上の活動歴を誇る、世界でも貴重な常設ピアノ四重奏団。そのときの録音のときのためだけに集まったメンバーではないことから完成度の高い、極めて練れた音楽が聴ける。

 DORIANで堅実に優れた録音を残していて、この調子で世界中のピアノ四重奏曲を録音してほしいと思っていたところでのメーカー活動中止・・・ところがDORIAN Sono Luminus レーベルからボックスで復活!
 この完成度で(そしてこの価格で・・・)これだけの音楽史を彩るピアノ四重奏団の代表的作品が一気に聴ける機会はなかなかないと思う。



単売時のジャケット写真
Dvorak-The Two Piano Quartets 【CD1】
 1-3.ドヴォルザーク(1841-1904):ピアノ四重奏曲 第1番 ニ長調 Op.23
 4-7.ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 Op.87
エイムズ・ピアノ四重奏団
Faure: The Two Piano Quartets 【CD2】
 1-4.フォーレ(1845-1924):ピアノ四重奏曲 第1番 ハ短調 Op.15
 5-8.フォーレ:ピアノ四重奏曲 第2番 ト短調 Op.45
同曲の録音でも1,2を争う人気演奏だった。
R. シュトラウス:ピアノ四重奏曲 Op. 13/ヴィドール:ピアノ四重奏曲 Op. 66 (エイムズ・ピアノ四重奏団) 【CD3】
 1-4.リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.13
 5-8.ヴィドール(1844-1937):ピアノ四重奏曲 イ短調 Op.66
ヴィドールのピアノ三重奏曲は音楽史に残るおそるべき傑作だが(NAXOS 8.555416 でどうぞ)、ここではピアノ四重奏曲が聴ける。
第2楽章アダージョはまるで夜空満点の星のような美しい曲。寡黙な中に奥深い愛情を感じさせる作品。
Piano Quartets of Schumann & Brahms 【CD4】
 1-4.シューマン(1810-1856):ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.47
 5-8.ブラームス(1833-1897):ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 Op.25
Piano Quartets of Brahms 【CD5】
 1-4.ブラームス:ピアノ四重奏曲 第2番 イ長調 Op.26
 5-8.ブラームス:ピアノ四重奏曲 第3番 ハ短調 Op.60
The Russian Piano Quartet 【CD6】
 1-3.パウル・ユオン(1872-1940):ピアノ四重奏曲 第1番 ニ短調「狂詩曲」Op.37
 4-6.タネーエフ(1856-1915):ピアノ四重奏曲 ホ長調 Op.20
 7.ボロディン(1833-1887):歌劇「イーゴリ公」- ポーロヴェツ人の娘たちの踊り
  (編曲:G.ウィルケン)
ロシアのピアノ四重奏曲を集めた珍しいCD。
ユオンはスイス&ドイツ系ロシア人作曲家で、タニェエフに学び、終始ロマンティックなスタイルで交響曲や室内楽に佳作を残した。
ボロディン《だったん人の踊り》のピアノ四重奏版は聴きもの。
The Ames Piano Quartet Performs Czech Piano Quartets 【CD7】
 1-3.スーク(1874-1935):ピアノ四重奏曲 イ短調 Op.1
 4-6.ノヴァーク(1870-1949):ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.7
 7-9.マルティヌー(1890-1959):ピアノ四重奏曲 第1番
エイムズ・ピアノ四重奏団がそのレパートリーをどんどん深化させていって、これから彼らは何を見つけ出してくるんだろうとワクワクさせてくれていたが、これまたチェコの有名作曲家3人の知られざる傑作を録音。
チェコらしい劇的で甘く、ちょっと沈鬱な作品集。
スークはメルヘンチック、ノヴァークは田舎的な華やかさ、マルティヌーはクールでカッコいい。
【CD8】
 1-4.ショーソン(1855-1899):ピアノ四重奏曲 イ長調 Op.30
 5-8.サン=サーンス(1835-1921):ピアノ四重奏曲 変ロ長調 Op.41

 1976年に結成された「エイムズ・ピアノ四重奏団」。創立メンバーは全てアイオワ州立大学の教員であり、ロマン派から近現代の作品まで幅広いレパートリーを持ち、アメリカをはじめ全世界で演奏活動を行い、録音にも積極的に携わったことで知られています。
 2012年の春、ピアニストのディヴィッドとヴァイオリニストのダーリントンの引退に伴い、30年以上に渡る四重奏団の歴史に幕を下ろしました。
 このBOXは彼らのDORIANレーベル録音の集大成です。




NAXOS


未案内アイテム


8.503241
(3CD)
\2700
バロックの悲歌集
【CD1】8.553318
 1.グレゴリオ聖歌:Lamentations of the Prophet Jeremiah
 2.モンテヴェルディ(1567-1643):Pianto della Madonna sopra il Lamento d'Arianna
 3.サンチェス(1600-1679):Cantada sopra il Passacaglio
 4.ロッシ(1598-1653):Lamento di Mustafa e Bajazet
 5.ストロッツィ(1616-1677):Le tre Grazie a Venere
 6.ロッシ:Hor ch'in notturna pace
  録音 1995年2月
   Music Room of Palazzo Magnagutti, Sermide, Italy
【CD2】8.553319
 1.モンテヴェルディ:Lamento della Ninfa ニンファの嘆き
 2.バッサーニ(1650-1716):Il musico svogliato
 3.ロッシ:Lamento di Zaida mora
 4.フォンタナ(1610-1695):Lamento dell'impotente
 5.ロッシ:Ingordo human desio
 6.ストロッツィ:Merce di voi
 7.作者不詳:Lamento del castrato カストラートの嘆き
 8.マルチェッロ(1686-1739):Lamento del castrati カストラートたちの嘆き
 録音 1995年6月6-11日
  Music Room of Palazzo Magnagutti, Sermide, Italy
【CD3】8.223320
 1.モンテヴェルディ:
  Lamento d'Arianna
  アリアンナの嘆き「かぐわしき唇よ、なんという甘美さで」
 2.ジラーモ(1619-1630):狂った婦人の嘆き
 3.ストロッツィ:Lamento del Marchese Cinq-Mars
 4.カリッシミ:女王マリア・ストゥアルダの哀歌
 5.チェスティ(1623-1669):Lamento della Madre Ebrea
 6.ロッシ:Lamento della Regina de Svezia
  録音 1995年9月
   Music Room of Palazzo Magnagutti, Sermide, Italy
セルジオ・ヴァルトロ(指揮)
サン・ペトロニオ・カペラ・ムジカーレ・ソロイスツ
 バロック時代の悲歌=ラメント集。
 激しい感情表出を伴うテキスト、甘く官能的な歌。これらが聴き手の心に鮮烈なメッセージを届けます。
 サンチェスの単純な下降音階の上に繰り広げられる「嘆き」。バロック・オペラの終幕近くで歌われる凄絶な悲しみの感情を歌うアリア。
 中でもCD3のトラック1に収録されたモンテヴェルディの「アリアンナの嘆き」は良く知られています。
 また、オラトリオの大家として有名なカリッシミのラメントにおける壮絶なまでの緊張感は見事というよりありません。
  

8.503255
(3CD)
\2700
ボッケリーニ(1743-1805):ギター五重奏曲集
 【CD1】8.550551
  1-4.ギター五重奏曲 第1番 ニ短調 G.445
  5-7.ギター五重奏曲 第2番 ホ長調 G.446
  8-11.ギター五重奏曲 第3番 変ロ長調 G.447
   録音 1991年7月28-31日 Unitarian Church, Budapest
 【CD2】8.550552
  1-3.ギター五重奏曲 第4番 ニ長調 G.448
  4-8.ギター五重奏曲 第5番 ニ長調 G.449
  9-12.ギター五重奏曲 第6番 ト長調 G.450
   録音 1991年8月1-4日 Unitarian Church, Budapest
 【CD3】8.550731
  1-4.ギター五重奏曲 第9番 ハ長調
   「マドリードの夜警隊の行進」G.453
  5-8.ギター五重奏曲 第7番 ホ短調 G.451
  9-12.弦楽五重奏曲 ホ長調 Op.11-5 G.275
   録音 1992年8月17-21日 Unitarian Church, Budapest
ゾルターン・トコシュ(ギター)…CD1,2,3:1-8
ジェルジ・エーデル(チェロ)…CD3:9-12
ダニュビウス・クァルテット
 マドリードの有力な音楽愛好家・ギター演奏者であったベナベン伯夫人のために作られたギター五重奏曲。
 当時の華やかなスペイン王朝をしのばせるギターの音色をハンガリーのギター奏者トコシュの演奏でお楽しみ下さい。
 1曲だけ収録された弦楽五重奏曲G.275は第3楽章が「ボッケリーニのメヌエット」として知られるあの超有名曲です。
  

8.503202
(3CD)
\2100
フィリップ・グラスBOX
 Of Beauty and Light −美と光に

【CD1】8.559325
 1.光
 2-7.交響曲 第4番「ヒーローズ」
  マリン・オルソップ(指揮) /ボーンマス交響楽団
   録音 2006年5月16-17日
    Concert Hall, Lighthouse, Poole, UK
【CD2】8.559202
 1-4.交響曲 第3番
 5-7.交響曲 第2番
  マリン・オルソップ(指揮)/ボーンマス交響楽団
   録音 2003年7月20-21日
    Concert Hall, Lighthouse, Poole, UK
【CD3】8.554568
 1-4.カンパニー
 5-7.ヴァイオリン協奏曲
 8-9.歌劇《アクナーテン》-前奏曲と舞曲
  アデル・アンソニー(ヴァイオリン)…5-7
  湯浅卓雄(指揮)/アルスター管弦楽団
   録音 1999年5月19-21日 Ulster Hall,
    Belfast, Northern Ireland
 ミニマル・ミュージックの分野にとどまらず、現代音楽全般で最もポピュラリティを獲得しているフィリップ・グラスの作品集。
 交響曲第4番は、ロック界の超大物デヴィッド・ボウイがベルリンの壁近くの恋人たちの姿に着想を得て作り上げたと言うアルバム「ヒーローズ」を、振付家トワイラ・サープの薦めもありクラシック化した話題作。
 交響曲はマリン・オルソップの指揮による演奏。他にもミニマル・ミュージックの形式を取り入れたヴァイオリン協奏曲や「カンパニー」など話題作が収録されています。
  

8.506017
(6CD)
\5200
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):交響曲全集
 【CD1】8.557059
 1-4.交響曲 第1番「海の交響曲」
  ジョアン・ロジャース(ソプラノ)
  クリストファー・モルトマン(バリトン)
  ポール・ダニエル(指揮)
  ボーンマス交響楽団&合唱団
   録音
    2002年1月8-10日 Poole Arts Centre, UK
【CD2】8.550734
  1-4.交響曲 第2番「ロンドン交響曲」
  5.すずめばち-序曲
   ケース・バケルス(指揮)/ボーンマス交響楽団
    録音
     1993年4月5.6日 Concert Hall of Poole Arts Centre
【CD3】8.550733
 1-4.交響曲 第3番「田園交響曲」
 5-8.交響曲 第6番 ホ短調
  ブレンダン・オブライエン(ヴァイオリン)…1-4
  パトリシア・ロザリオ(ソプラノ)…1-4
  ケース・バケルス(指揮)/ボーンマス交響楽団
   録音
    1992年11月12日
     Concert Hall of Poole Arts Centre, Bournemouth…1-4
    1993年11月12日
     The Winter Gardens, Bournemouth…5-8
【CD4】8.557276
 1-4.交響曲 第4番 ヘ短調
 5.ノーフォーク狂詩曲 第1番 ホ短調
 6-11.組曲「野の花」
  スチュアート・グリーン(ヴィオラ)…5
  ポール・シルバーソーン(ヴィオラ)…6-11
  ポール・ダニエル(指揮)
  ボーンマス交響合唱団…6-11
  ボーンマス交響楽団
  録音
   2003年3月6-7日 The Concert Hall, Lighthouse, Poole
【CD5】8.550738
  1-4.交響曲 第5番 ニ長調
  5-8.交響曲 第9番 ホ短調
   ケース・バケルス(指揮)/ボーンマス交響楽団
    録音 1996年9月7-13日 Wessex Hall.Poole Arts Centre,Dorset
【CD6】8.550737
 1-5.交響曲 第7番「南極交響曲」
 6-9.交響曲 第8番 ニ短調
 10-14.「南極交響曲」各楽章に引用された文章の朗読
  クリストファー・ダウィー(オルガン)…1-5
  リンダ・ラッセル(ソプラノ)…1-5
  ウェインフリート・シンガーズ…1-5
  デイヴィッド・トムソン(朗読)…10-14
  ケース・バケルス(指揮)
  ボーンマス交響楽団
   録音
    1996年9月6.7日 Wessex Hall,
     Poole Arts Centre,Dorset
 20世紀イギリス音楽を代表する作曲家のひとりで、幅広いジャンルに多くの作品を残したヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集。
 合唱を伴う「海」や美しい「田園交響曲」はもとより、激しい曲想が全体を支配した「交響曲第4番」、彼が手掛けた映画「南極のスコット」のサウンドトラックを再構成した壮大な組曲でもある「南極交響曲」など、多彩な作品をお楽しみいただけます。
 

8.505239
(5CD)
\3500
エッセンシャル・ジョン・タヴナー
 【CD1】…8.554388
  1-7.The Protecting Veil-奇跡のヴェール
  In Alium-イン・アリウム
   8.セクション A
   9.セクション B
   10.セクション C
   11.セクション D
    マリア・クリーゲル(チェロ)…1-7
    アイリーン・ハリス(ソプラノ)…8-11
    湯浅卓雄(指揮)
    アルスター管弦楽団
     録音 1998年3月17.19日 Ulster Hall, Belfast, Northern Ireland
 【CD2】…8.570442 ピアノ曲集
  1.Zodiacs
  2.Ypakoe
  3.Palin
  4.Mandoodles
  5.Pratirupa (version for piano)
  6.In Memory of Two Cats
   ラルフ・ファン・ラート(ピアノ)
    録音 2007年3月7-8日 Potton Hall, Suffolk, UK
【CD3】…8.572168 声楽曲集
  1-10.聖母マリアより
  11.誕生日の眠り
  12.おお、動ずることなく
  13.出生
  14.マリアへの賛歌
  15.おお、汝の温和な光
  16.天使
   シュテファン・ベルキエタ(バリトン)…15
   ジェイムズ・マクヴィニー(オルガン)…1-10
   サイモン・トーマス・ジェイコブス(オルガン)…16
   ティモシー・ブラウン(指揮)
   ケンブリッジ・クレア・カレッジ聖歌隊
    録音 2008年7月6-8日 Norwich Cathedral, England
【CD4】…8.557826 
 1-14.エルサレムのための悲歌
  アンガラード・グリュフィッド・ジョーンズ(ソプラノ)
  ピーター・クロフォード(カウンター・テナー)
  クワイア・オブ・ロンドン
  クワイア・オブ・ロンドン管弦楽団
  ジェレミー・サマリー(指揮)
   録音 2005年3月30.31日 All Hallows,Gospel Oak,London UK
【CD5】…8.555256
 1.神はわれらとともに
 2.アテネのための歌
 3.神の子羊
 4.虎
 5-6.マニフィカトとヌンク・ディミティス
 7.埋葬式のイコス
 8-9.神の母への2つの賛歌
 10.愛はようこそといった
 11.眠っていた者のように
 12.主の祈り
 13.聖なるもの
  ティム・ヒュー(チェロ)…13
  クリストファー・ロビンソン(指揮)
  ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊
   録音 2000年7月11-13日 St John's College Chapel, Cambridge
 メシアンやシュトックハウゼンと同じく、生涯神秘主義を貫いた作曲家ジョン・タヴナー。ロシア正教やイスラム教から強い影響を受けた他、また16世紀イングランドの作曲家、ジョン・タヴァナーとも関連があると自称。
 その作品には絶大な「癒し効果」があるとされ、空前のブームを巻き起こしたこともあります。
 このBOXでは代表作「奇跡のヴェール」からピアノ曲まで、タヴナーをすみずみまで味わうことができます。




















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