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≪第96号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その3 2018/2/27〜






3/2(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


CLAVES



50 1807
¥2700
ヘルガ・ヴァーラディ(チェンバロ)
 ミクロコスモスをチェンバロで演奏

   「バルトークとバロック」
ヘルガ・ヴァーラディ(チェンバロ)
 1.-3. ベーラ・バルトーク(1881-1945):ミクロコスモス BB105 Sz.107より
  【第122番「同時または交互に響く和音」、第125番「舟遊び」、第116番「歌」】
 4.-5.ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685-1750):
  前奏曲とフーガ ハ短調 BWV847〜平均律クラヴィーア曲集第1巻 第2番
 6.-9.バルトーク:ミクロコスモス BB105 Sz.107より
  【第79番「J.S.Bを讃えて」、第117番「ブーレ」、
   第145a番「半音階のインヴェンション」、第145b 番「半音階のインヴェンション」】
 10.-16.フランソワ・クープラン(1668-1733):クラヴサン曲集第3巻 第18組曲
 17.-25. バルトーク:ミクロコスモス BB105 Sz.107より
  【第139番「びっくり箱」、第85番「分散和音」、第86番「2つの長調の5音階」、
   第87番「変奏曲」、第120番「3和音」、第126番「拍子の変化」、
   第128番「田園舞曲」、第130番「田舎の冗談話」、第138番「バッグパイプの曲」】
 26.ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ ホ長調 K.162
 27.-32. バルトーク:ミクロコスモス BB105 Sz.107より
  【第140番「自由な変奏」、第149番「ブルガリアン・リズムによる6つの舞曲より第2番」、
   第150番「ブルガリアン・リズムによる6つの舞曲より第3番」、
   第151番「ブルガリアン・リズムによる6つの舞曲より第4 番」、
   第153番「ブルガリアン・リズムによる6つの舞曲より第6番」、第146番「オスティナート」】
 ミクロコスモスをチェンバロで演奏!俊英ヴァーラディがバルトークとバロックの作品を交互に収録。

 56’50”、ディジパック仕様

 ブダペストで研鑽を積んだチェンバロ奏者、ヘルガ・ヴァーラディがバルトークのミクロコスモス(抜粋)とバッハ、クープラン、スカルラッティの作品を収録しました。
 小宇宙という意味の「ミクロコスモス」は第6 巻153 曲から成り、初歩から高度な技巧までのピアノの練習課程を含み、また近代音楽の特異な音組織への習熟も意図しているバルトークの傑作のひとつです。ヴァーラディは第3 巻から第6 巻の中から22 曲を抜粋しました。
 バルトークをはさみバッハ、クープラン、スカルラッティが収録されており、まるでひとつの組曲のように構成しております。
 なお、バルトークの次男ペーテル(ミクロコスモス第1 & 2 巻を献呈されている)は、ヴァーラディのこの精緻な演奏に感銘を受けているとのことです。




LSO LIVE

LSO 0816
(3SACD HYBRID+
1Blu-Ray Audio)
特別価格¥4800
ゲルギエフ&LSOによるラフマニノフがお買い得価格ボックスに!
 ゲルギエフ& LSO ラフマニノフ・ボックス

 [disc1]
  ・ラフマニノフ:交響曲第1番ニ短調Op.13【録音:2015 年2月19日】
  ・ラフマニノフ:交響的舞曲Op.45(1940) 【録音:2009年5月7 & 8日】
 [disc2]
  ・ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27( 完全全曲版)
    【録音:2008 年9月20 & 21日】
  ・バラキレフ:交響詩「ロシア」【録音:2014 年11月11 & 13日】
 [disc3]
  ・ラフマニノフ:交響曲第3番イ短調Op. 44
    【録音:2014 年11月11 & 13日】
  ・バラキレフ:交響詩「タマーラ」【録音:2015 年2月19日】
 [Blu-Ray Audio]
  ラフマニノフ:交響曲第1-3番、交響的舞曲
  バラキレフ:交響曲「ロシア」「タマーラ」の順に収録
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
ロンドン交響楽団
 従来のハイブリッド盤+ブルーレイ・オーディオも!!

 収録場所:ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
 [SACD]STEREO、5.1 マルチチャンネル、※ disc1 のみ5.0 マルチチャンネル
 [Blu-Ray Audio]5.1 DTS-HD MA 24bit / 192kHz、2.0 DTS-HD MA 24bit / 192kHz

 ゲルギエフがLSO を指揮してのラフマニノフが、お買い得価格ボックスで登場!しかも、ブルーレイ・オーディオつきというから見逃せません。

 【交響曲第1番】
 本作はラフマニノフの野心作でしたが、1897 年に行われた初演が未曾有の大失敗に終わり、ラフマニノフは重いノイローゼとなり作品は封印されました。今日録音はかなりあるものの、交響曲第2 番などと比べ甘いメロディもなく、尖った作品のイメージがあります。しかしゲルギエフの演奏は、初めて聴くかのように新鮮。全体にいびつな感じはなく、むしろラフマニノフならではのしなやかで繊細なフレージングが息づいています。

 【交響的舞曲】
 ラフマニノフ一流の哀愁と抒情を漂わせたメロディと、リズミカルな要素とがうまくブレンドされた「交響的舞曲」は、病と望郷の念で憔悴のなか持てる精魂を振り絞って回顧するかのように「第1 交響曲」や「晩祷」といった自作の引用も特徴的なラフマニノフ最後の作品。

 【交響曲第2番】
 ゲルギエフは、ラフマニノフの第2 交響曲を1993 年にもうひとつの手兵マリインスキー劇場管とセッション録音しています。このときも当コンビ初のラフマニノフの交響曲録音でしたが、以来15 年ぶりの、第2 交響曲録音となりました。ピアノ曲そのままに、ラフマニノフが思いのたけを込めた甘美なメロディが聴く人の心を強く締めつける第2 交響曲。完全全曲版による演奏です。

 【バラキレフ:交響詩「ロシア」】
 本作はバラキレフ自作の「ロシアの主題による序曲第2 番」を作曲者自身が改訂したもので、ヴォルガ河流域を調査して収集した3 つの民謡(ゆったりした婚礼の歌とふたつの輪舞)をもとに、作中では素材として自在に扱われています。民俗色ゆたかな親しみやすい内容で、こちらも雰囲気満点の演奏が楽しめます。

 【交響曲第3番】
 ラフマニノフがロシアを遠く離れ、およそ20 年近くを経た1935 年から36 年にかけて亡命先のルツェルンで書き上げた交響曲第3 番は、切々と迫る抒情と熱くたぎる激情にあふれ、抑えることのできない祖国への思いが色濃く投影された作品。ラフマニノフのトレードマークともいえるグレゴリオ聖歌「怒りの日」が効果的に使われ、交響的舞曲との相関も指摘されるフィナーレもやはりゲルギエフのうまさが全面に出た場面といえるでしょう。

 【バラキレフ:交響詩「タマーラ」】
 ゲルギエフの故郷カフカスの音楽素材を用い、リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」を先取りするようなオリエンタリズムの世界を描いています。バラキレフ独特のボルテージの高さがゲルギエフにぴったり。めくるめく極彩色の絵巻として楽しめます。







SUPRAPHON


SU 4238
¥2300
「モラヴィア二重唱曲全集」
 ・モラヴィア二重唱曲集 Op.38 B.69
  【1. はかない望み/2.りんごの実/3. 花冠/4. 悲しみ/
   5. 兵士の生活(B.62)/6. 我が家の屋根の上で燕が(B.118)】
 ・モラヴィア二重唱曲集 Op.20 B.50
  【1. 運命づけられた者/2. 別れ/3. 貧困/4.若者は土を耕す】
 ・モラヴィア二重唱曲集 Op.32 B.60 & B.62
  【1. お前のもとへ逃げて行こう/2. 小鳥よ飛んで行け/
   3.もし大鎌が鋭く磨かれていたら/4.仲良く別れよう/
   5.スラヴィコフの小さな畑/6.もみじの木にいる鳩/
   7.小川と涙/8.はにかみ屋の娘/9.指環/10.若草よ緑にもえよ/
   11.とらわれた花嫁/12. 慰め/13.野ばら】
シモナ・シャツロヴァー(ソプラノ)
マルケータ・ククロヴァー(アルト)
ペトル・ネコラネク(テノール)
ヴォイチェヒ・スプルニー
 (ピアノ;Bosendorfer ウィーン1879)
 ドヴォルザークが弾いたベーゼンドルファーで録音。美しく香るドヴォルザークのモラヴィア二重唱曲全集

 セッション録音:2017 年6 月3-8 日/アントン・ドヴォルザーク博物館(プラハ)/52’20”

 ドヴォルザークの作品の中でも美しく香るモラヴィア二重唱曲集。
 モラヴィアの古い民謡に基づくこの歌曲集は、ブラームスの目にとまり名声をえるきっかけとなった作品です。
 注目はドヴォルザークが所有していた1879 年製のベーゼンドルファーを用いての録音ということです。自国の作曲家の録音に力を注いでいるスプラフォン・レーベルだからこそ実現した貴重な録音と言えましょう。
 チェコが誇る名唱シャツロヴァー、ククロヴァー、ネコラネクが丁寧に歌い上げます。





WERGO



WER 7333
¥2500
合唱の理想郷 〜ハインツ・ホリガー(1939-)合唱作品集
 (1)Shir Shavur (2004)
  ダヴィド・ロケアの12の詩に基づくブロークン・ソング
   〜混声合唱とソリストのための
 (2)Psalm(1971)〜16の独唱者のための
 (3)holle himmel (2011/12)
  カート・マルティの詩に基づくモテット
   〜混声合唱と任意のパーカッションのための
 (4)Rosa Loui (2006/07)
  ベルン方言によるカート・マルティの4つの詩〜混声合唱のための
 (5)Utopie Chorklang(2004)〜3群の12人からなる合唱団のための
 ※(1)(3)(4)(5)世界初録音
マルクス・クリード((1)〜(4)指揮)
ハインツ・ホリガー((5)指揮)
SWR ヴォーカルアンサンブル
 押し寄せる声の波。超絶技巧が織りなす多層のテクスチュア!

 録音:(1)2007 年7 月2-5 日、(2)2015 年10 月20-21 日、(3)2015 年3 月20-21 日・10 月20-21 日、(4)2010 年11 月17 日、(5)2006 年2 月9 日/75’26’’

 世界屈指のオーボエ奏者にして高名な作曲家でもあるホリガーのア・カペラ合唱作品集です。
 驚くほど緻密な書法と繊細なことばの扱いによって複雑にうねる音楽は、まるで打ち寄せる大波のよう。自由自在に声を操り、大オーケストラに劣らぬ、あるいはそれ以上の音響を造り上げています。「ShirShavur」はヘブライ語とオランダ語が使われ、左右に分かれたパートが複雑に呼び交わし、ステレオ効果抜群。「Utopie Chorklang」は12 人からなる合唱グループが3 つあり、グループごとに別々のピッチが求められます。
 第2 グループが楽譜通り歌い、第1 グループは記譜より1/3 音高く、第3 グループは1/3 音低く歌うというような大変な作品。3 分足らずの作品ですが非常に濃い内容で、様々な歌唱法で震えわななき、にじみ広がっていくサウンドが圧巻です。
 指揮のマルクス・クリードはケンブリッジのキングズ・カレッジ出身で合唱のスペシャリスト。SWR の合唱団もべらぼうに巧く、ホリガーの精緻な音楽が完璧に鳴り響いています。合唱芸術ここに極まれり、といった名演奏です。







SIGNUM CLASSICS

SIGCD 536
¥2400
マクリーシュ&ガブリエリ・コンソート!
 ローズ・マニフィカト〜聖母マリアへ捧げるイギリスの聖歌
ガブリエリ・コンソート
ポール・マクリーシュ(指揮)
 ケネス・レイトン:オヴ・ア・ローズ・イズ・オール・マイ・ソング/
 トマス・タリス:主のみ母の奇跡を見よ/
 ピーター・ウォーロック:4月の霧のように/
 ロバート・ホワイト:マニフィカト/
 ジェームズ・マクミラン:めでたし海の星(アヴェ・マリス・ステラ)/
 ジョン・シェパード:めでたし海の星(アヴェ・マリス・ステラ)/
 オワイン・パーク:めでたし海の星(アヴェ・マリス・ステラ)/
 ロバート・ウィルキンソン:ようこそ天の女王(サルヴェ・レジナ)/
 ハーバート・ハウエルズ:ようこそ天の女王(サルヴェ・レジナ)/
 ジョナサン・レイン:かくも麗しいバラはない/
 マシュー・マーティン:ローズ・マニフィカト
 マクリーシュ&ガブリエリ・コンソート!聖母マリアへ捧げるイギリスの聖歌集!

 ☆古楽界の鬼才ポール・マクリーシュとガブリエリ・コンソートによる新たなイギリスの聖歌集!
 ☆ルネサンスから現代まで、「バラ」をテーマに聖母マリアへと捧げられた音楽を歌う。

 古楽界の鬼才ポール・マクリーシュとガブリエリ・コンソートの代名詞となった"大編成"「オラトリオ」と対を成すもう1つのプロジェクトである"小編成"「合唱作品集」。
 イングランド・ルネサンスのタリスやホワイト、シェパードから、20世紀のマクミラン、ハウエルズ、レイトン、ウォーロック、そしてマシュー・マーティン(b.1976)やオワイン・パーク(b.1993)といったイギリスの若き作曲家まで。聖母マリアの象徴であるバラ(Rose)をテーマに、聖母マリアへと捧げられたイギリスの数世紀にわたる広範なコレクションを探求します。

 ※録音:2017年6月12日−14日、ロムジー修道院(イギリス)



 

SIGCD 529
¥2400
ヴィブラフォンとピアノのための二重奏曲集
 ルイス・ライト:
  ファイア&フロウ/運命の女神/
  アン・アブセンス・オヴ・ハート/
  小野小町/東京'81/サティ/キンタマーニ
ルイス・ライト(ヴィブラフォン)
キット・ダウンズ(ピアノ)
 ヴィブラフォン界のライジング・スター、ルイス・ライトがデビュー!

 ☆イギリスの鬼才ジャズ・ピアニスト、キット・ダウンズをフィーチャー!
 ☆ルイス・ライト自作自演のヴィブラフォン作品集!

 イギリスのヴィブラフォン奏者、作曲家、ドラマー、ルイス・ライトのデビュー・レコーディング。イギリスの鬼才ジャズ・ピアニスト、キット・ダウンズをフィーチャーした、全曲自作のヴィブラフォンとピアノのためのデュエット集。
 ヴィブラフォン奏者として、2016年に「Downbeat International Critics Poll」の『ライジング・スター』にノミネートし、「Parliamentary Jazz Awards 2016」では『Ensemble of the Year』を受賞した才気溢れるヴィブラフォン奏者にご注目あれ。ヴィブラフォン愛好家、パーカッション関係者要チェックです。





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OMM



OMM0127
\2400→\2190
シモーヌ・ディナースタイン(p)
 CIRCLE: PIANO CONCERTOS BY BACH & GLASS

  J.S.バッハ:ピアノ協奏曲 第7番 ト短調 BWV1058.
  フイリップ・グラス:ピアノ協奏曲第3番(世界初録音)
シモーヌ・ディナースタイン(p)
A FAR CRY(ボストンの室内オーケストラ)

 シモーヌ・ディナースタインが、OMMレーベルから、世界初録音となるフィリップ・グラスのピアノ協奏曲第3番を録音。



シモーヌ・ディナースタイン

★マンハッタン音楽学校でソロモン・ミコウスキーに、ジュリアード音楽院でピーター・ゼルキンに学ぶ。またロンドンでは名ピアニストアルトゥール・シュナーベルの弟子、マリア・クリチオに学ぶ。
★1996年からピアティゴルスキー財団の主催によって介護施設や学校などで演奏会を行う。ルイジアナ国立刑務所内のアヴォイレス矯正センターで演奏した初のクラシカル・アーティストとなる。
★2005年、ニューヨーク、カーネギー・ホール・ワイル・リサイタル・ホールにおけるセルフ・プロデュースによるソロ・リサイタルでバッハ「ゴルトベルク変奏曲」を弾いて大きな注目を集める。
★2007年に発売した同曲のアルバムがテラークより発売され、発売後1週間でビルボード・クラシカル・チャートで第1位を獲得。
★同盤はニューヨーク・タイムズ紙、ロサンジェルズ・タイムズ紙、ニューヨーカー紙で「2007年のベスト・アルバム」に選定。
★2007年、ベルリン・フィルハーモニーでベルリン・デビュー・リサイタル。
★その模様を収めた2008年発売のセカンド・アルバム「ベルリン・コンサート」もクラシカル・アルバム・チャートで第1位を獲得。
★2010年、ソニー・クラシカルと専属契約を結び、6月、第1弾のバッハ・アルバムをベルリンで録音。9月、初来日を果たし、東京でバッハの「ゴルトベルク変奏曲」とクラヴィーア協奏曲第1番を演奏。

オフィシャル・ホームページ http://www.simonedinnerstein.com/


旧譜
シモーヌ・ディナースタイン

8869781742-2
\2600→\2390
Bach/ A Strange Beauty
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):
 1.コラール「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639[ブゾーニ編]
 2.クラヴィーア協奏曲第5番ヘ短調BWV1056

 3.コラール「たしかにその時は来れり」BWV307[ケンプ編]
 4.イギリス組曲第3番ト短調BWV808
 5.クラヴィーア協奏曲第1番ニ短調BWV1052

 6.コラール「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147[ヘス編]
シモーヌ・ディナースタイン(ピアノ)
2,5. ベルリン国立歌劇場室内管弦楽団
[録音]2010年6月12日〜14日、ベルリン、ルンドフンクツェントゥルム、第1ホール(1-6)
 彼女の濃密で個性的なバッハ解釈が静かな感動を呼び起こす!!
 2007年、デビュー盤「バッハ:ゴルトベルク変奏曲」でいきなりビルボード・クラシカル・チャートNo.1となった美貌女流ピアニスト、シモーヌ・ディナースタイン。その濃密で個性的な演奏は欧米で静かな感動を呼び、熱心なフォロワーを生んでいる。
 ソニー・クラシカル移籍第1弾となる当オリジナル・アルバムのタイトルは『Bach: A Strange Beauty』。哲学者フランシス・ベーコンが「美」について記した「究極の美しさには、どこかに奇妙なところがあるものだ」に由来するこのタイトルは、まさにディナースタインにとってのバッハ像「バッハは表面的にみると厳格な様式で書かれているように思えるのですが、実のところバッハは常にその形式から逸脱しようとしているのです」と一致する。
 バレンボイムのもとで充実の極みにあるベルリン国立歌劇場の精鋭メンバーとともに奏でる協奏曲2曲に、イギリス組曲第3番とコラール前奏曲3曲が絶妙に組み合わされたカップリングはディナースタインならではの個性的なもの。
 ライナーノーツにはディナースタインのインタビューを掲載。
 

8869798943-2
\2600→\2390
シモーヌ・ディナースタイン, SONY 第2弾
1.バッハ:パルティータ第2番ハ短調BWV826
2.シューベルト:4つの即興曲D.899/作品90
3.バッハ:パルティータ第1番変ロ長調BWV825
シモーヌ・ディナースタイン(ピアノ)
 ソニー・クラシカル移籍第1弾となったバッハ・アルバム「Bach: A Strange Beauty」に続くニュー・アルバムは、ディナースタインのトレードマークでもあるバッハのパルティータ2曲に、シューベルトの4つの即興曲を組み合わせたもの。バッハとシューベルトの音楽に非常にはっきりした共通点を感じているディナースタインはこう語っています。

 「この2人の作曲家の器楽曲は、力強い『語り』や『歌』の要素を内包しています。ちょうど言葉のない『声』が、歌詞のない『メロディ』を紡ぎ出しているような。バッハとシューベルトの作品のメロディ・ラインは流れるようで、豊かな表情を持ち、まさに話しているような細かな抑揚が付けられているのです。ある瞬間に突然しゃべりだすんではないかとさえ思うくらいのね。言葉がしゃべられているかのように響くのです」

 前回のバッハ・アルバムは哲学者フランシス・ベーコンの言葉を引用したタイトルでしたが、今回のアルバムは、イギリスの詩人、フィリップ・ラーキン (1922〜1985)の「The Trees木々」という詩の中の、「The tress are coming into leaf/Like something almost being said木々は葉になる/まるで言葉がしゃべられているかのように」から取られています。
 バッハとシューベルトの傑作とされるピアノ曲に、ディナースタインが彼女ならではの個性的なあたたかみのある「声」をもたらした名演です。[録音]2011年(セッション/デジタル)
 

8888379597-2
\2600→\2390
シモーヌ・ディナースタイン(ピアノ)
 ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):
  インヴェンションとシンフォニア BWV772-801

 インヴェンション
  BWV 772-786第1番ハ長調 BWV 772第2番 ハ短調
  BWV 773第3番 ニ長調 BWV 774第4番 ニ短調 BWV 775第5番 変ホ長調
  BWV 776第6番 ホ長調 BWV 777第7番 ホ短調 BWV 778第8番 ヘ長調
  BWV 779第9番 ヘ短調 BWV 780第10番 ト長調 BWV 781第11番 ト短調
  BWV 782第12番 イ長調 BWV 783第13番 イ短調 BWV 784第14番 変ロ長調
  BWV 785第15番 ロ短調 BWV 786シンフォニア BWV 787-801第1番 ハ長調
  BWV 787第2番 ハ短調 BWV 788第3番 ニ長調 BWV 789第4番 ニ短調
  BWV 790第5番 変ホ長調 BWV 791第6番 ホ長調 BWV 792第7番 ホ短調
  BWV 793第8番 ヘ長調 BWV 794第9番 ヘ短調 BWV 795第10番 ト長調
  BWV 796第11番 ト短調 BWV 797第12番 イ長調 BWV 798第13番 イ短調
  BWV 799第14番 変ロ長調 BWV 800第15番 ロ短調 BWV 801
シモーヌ・ディナースタイン(ピアノ)
 シモーヌ・ディナースタイン、ソニー・クラシカルへのバッハ第2弾登場!
 2007年、自主制作したデビュー盤「ゴールドベルク変奏曲」がいきなりビルボード・クラシカル・チャートのトップになりセンセーショナルな注目を浴び、アメリカ屈指のバッハ・ピアニストとしての素晴らしさがクローズアップされたシモーヌ・ディナースタインの新たなバッハ・アルバムが登場します。2010年にソニー・クラシカルに移籍し、デビュー盤のバッハ・アルバム以降これまで4枚のアルバムを発表していますが、第2弾は、ピアノ学習者ならば必ず勉強する「インヴェンション(2声)とシンフォニア(3声)」(全曲)の新録音です。
 これら15曲は、バッハが鍵盤楽器の習熟のために書いた練習曲とされていますが、無味乾燥さとは無縁の、創意と工夫に満ちた作品群です。これらの驚くほど豊かな表情と美しい音色を引き出す手腕は、まさに「ディナースタイン・マジック」。グールドやP.ゼルキン、シフなど、ピアノによるこの曲集の過去の名盤は多々ありますが、このディナースタイン盤もそれらに伍して作品の多彩な魅力を伝える名盤群の一翼を担うアルバムとして聴き継がれていく充実の演奏です。

 [録音]2012年6月6日〜7日、ニューヨーク、アメリカン・アカデミー・オブ・アーツ・アンド・レターズ(インヴェンション)、2013年7月24日&25日、ニューヨーク、パーチャス・カレッジ、パフォーミング・アーツ・センター(シンフォニア)[1903年製ハンブルク・スタインウェイを使用]

8887503245-2
\2600→\2390
シモーヌ・ディナースタイン /ブロードウェイ・ラファイエット〜
 ラヴェル、ラッサー、ガーシュウィン:ピアノのための協奏曲集

 ①ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
 ②フィリップ・ラッサー:
   ピアノ協奏曲「The Circle and the Child」[世界初録音]
 ③ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー[演奏]
シモーヌ・ディナースタイン(ピアノ)、
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)
ライプツィヒMDR交響楽団

 「ゴルトベルク変奏曲」を始めとしたJ.S.バッハの作品を堂々と演奏するかと思えば、シンガー・ソングライター、ティフト・メリットとコラボレーションしたクロスオーバーアルバムで独自の世界を表現し、また新しいファンを増やしたピアニスト、シモーヌ・ディナースタインの新アルバムは、クリスチャン・ヤルヴィ率いるライプツィヒMDR交響楽団と共演したガーシュウィンとラヴェル、そしてラッサーのピアノ協奏曲集という、これまた驚きのアルバムです。

 このアルバムのコンセプトは、フランスとアメリカという大西洋を横断する2つの国の音楽の共通点と影響を探るというもの。

 ガーシュウィンは1920年代に実際にパリを訪れ、この国の印象を音楽に記しました。そして「ラプソディー・イン・ブルー」とラヴェルの「ピアノ協奏曲ト長調」には、リズムなど多くの点で共通項を備えています。
 アルバム・タイトルの「ブロードウェイ・ラファイエット」は、ジャケット写真が示しているようにニューヨーク地下鉄のブロードウェイ・ラファイエット駅のことですが、そもそもアメリカの独立戦争で活躍したフランスのラファイエット将軍に由来する地名でもあるので、アメリカとフランスとの歴史的関連性を示す符号としてアルバム・コンセプトを示すものでもあります。
 フィリップ・ラッサーはフランス人の母とアメリカ人の父を持つアメリカ在住の作曲家で、ディナースタインとは以前からの親友。テラークからリリースされた2008年のベルリン・コンサートでもラッサーの「バッハの主題による12の変奏曲」を弾いています。
 このピアノ協奏曲は2012年にディナースタインのために書かれた作品で、「バッハを尊敬している」というラッサーらしく、バッハのコラールが引用された清廉で美しい作品となっています。現在の彼女の姿だけでなく、現在のアメリカの音楽を真摯に捉えた1枚です。

 [録音]2014年7月、ライプツィヒ、MDRオーケストラザール(デジタル:セッション)
 http://www.sonymusic.co.jp/artist/simonedinnerstein/profile/





8898538244-2
\2600→\2390
ディナースタインもすごいが、まさかキューバのオケとは
 シモーヌ・ディナースタイン / モーツァルト・イン・ハバナ

  モーツァルト:
   1) ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467,
   2) ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
シモーヌ・ディナースタイン(ピアノ)
ホセ・アントニオ・メンデス・パドロン(指揮)
ハバナ・リセウム・オーケストラ

 まあ、変わった人だとは思ったが、まさかキューバのオケとは。
 時代が大きく動いてる。




 「ゴルトベルク変奏曲」を始めとしたJ.S.バッハの作品を堂々と演奏するかと思えば、シンガー・ソングライター、ティフト・メリットとコラボレーションしたクロスオーバーアルバムで独自の世界を表現し、また新しいファンを増やしたピアニスト、シモーヌ・ディナースタインの、ハバナのリセウム・オーケストラと共演したモーツァルトのピアノ協奏曲2曲。
 アメリカとキューバ両国の政治的関係の解消以来、アメリカとキューバのミュージシャンとの間で初めてクラシック音楽のコラボレーションが行われました。
 ハバナに拠点を置く、若いメンバーによるこのハナバ・リセウム・オーケストラは、きちんとした楽器を揃えるのも困難という状況に日々直面し、弦が切れにくくするために、調律をA=336に下げるなどの工夫を強いられています。この録音のためには通常のA=440が採用されています。
 シモーネ・ディナースタインとキューバとの直接的な関係は、彼女の師でありハバナ出身のピアニスト、ソロモン・ミコウスキーが、2014年ハバナでの音楽フェスティバルを発足させ、彼女を演奏に招待したことでした。
 2年後、彼女はフェスティバルに戻り、今度はハバナ・リセウム・オーケストラとのモーツァルト協奏曲を演奏しました。 彼女はその時、オーケストラの使用楽器に問題はあったものの、その思慮深い感性と官能的な美しさを感じ、録音を決意しました。ディナースタインとオーケストラとが一体となった、素晴らしく自然なモーツァルトを演奏しています。

  【録音】2016年6月28-30日、キューバ、ハバナ、Oratorio San Felipe Neri






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PIANO CLASSICS



PCL 10129
\2000

ショパンを愛するルトコフスキ〜
1847年製プレイエル使用
 Chopin on Pleyel ショパン:ピアノ曲集

 バラード第1番Op.23、
 マズルカ第15番Op.24-2、第17番Op.24-4、
 同第5番Op.7-1、第49番Op.68-2、
 練習曲第5番Op.10-5「黒鍵」、夜想曲第14番Op.48-2、
 幻想即興曲Op.66、スケルツォ第1番Op.20、
 夜想曲第8番Op.27-2、ポロネーズ第9番Op.71-2、
 ワルツ第6番Op.64-1「小犬」
フベルト・ルトコフスキ(pf)
 1847年製プレイエルを使用
 
 NAXOS やCD ACCORDでショパンのお弟子さんの作品を録音していたフベルト・ルトコフスキ。(CD ACCROD盤は廃盤)
 今回PIANO CLASSICS ようやくのショパン・アルバム。

このアルバムのピアノがルトコフスキだった。
フィルチュの珍しい作品も

「ショパンの弟子たち」
NAXOS 8.572344 1CD\1100


 聴きたかった。ショパンの弟子たちの作品。
 ショパンは決して徒党を組もうとしなかったから、弟子を引き連れて「ショパン党」を作ったりはしなかった。弟子はいたが、ほとんどが「くいぶち」で、真剣に自分の後継者を育てようとは考えていなかった。
 とはいえ、ショパンにピアノを学んだ弟子たちの作品を聴くことは、当時の音楽界の「何か」、そしてなによりショパンについての「何か」を知る大きな手がかりになることは間違いない。
 ということでここで登場するのは4人の弟子。ミクーリ、テレフセン、フィルチ、グートマン。
 ショパンより9 歳年下のミクーリは、「ショパンのピアノ奏法の継承者」と言われているが、第1 番のポロネーズで見られる和声はかなり独特で、また先進的。洗練されているとは言い難いかもしれないが、今、こうして聴いてみるとかなり面白い。
 ノルウェイのピアニスト、テレフセンは2 年半待ってショパンに弟子入りを許されたという人。その後パリで大勢し、確固たる地位を築いた。
 グートマンはショパンとは違い、大柄で力強い人だったそうで、ショパンは彼に「スケルツォ第3 番」を献呈している(男性で作品を献呈されたのは彼1人)。ショパンが心から信頼を寄せていた人物の一人。


 そして店主が一番聴きたかったのが・・・カルル・フィルチ。
 ショパンはこの少年に自分と全く同じ感性を本能的に見出しており、「これほど私のことを理解できるとは・・・。私は何ひとつ教えることはない。」と語った。当時ショパンの教えを受けることは極めて難しい状況だったにもかかわらず、ショパンはフィルチに対しては週3回レッスンを施した。フィルチはその後ショパンの期待通りヨーロッパの大都市でピアニストとして大成功を収めるが・・・15歳の若さでこの世を去る。



 彼の即興曲第1 番は、ショパンそのものを彷彿させる繊細な作品で、せめてあと20 年生きていれば、ピアノ界の歴史を塗り替えていたかもしれないと思わせる。


8.572344
\1800

ショパンの弟子たち

 《ミクーリ(1819-1897)》:
  1.2 つのポロネーズ Op.8 より第1 番ト短調/
  2-5.10 のピアノ小品集Op.24 より
  <ルーマニア風/練習曲/カンティレーナ/即興曲>/
  6.2 つのポロネーズ Op.8 より第2番変イ長調/
 《テレフセン(1823-1874)》:
  7.ワルツ変ニ長調 Op.27/8.即興曲ト長調 Op.38/
  9.小さな物乞い Op.23/10-13.4 つのマズルカ Op.3/
 《フィルチ(1830-1845)》:
  14.即興曲第 1番変ト長調 /
  15.マズルカ変ホ長調 Op.3-3/
  16.ヴェネツィアの別れ/17.舟歌変ト長調/
  18.言葉のないロマンス/
  19.即興曲第 2 番 変ロ短調/
 《グートマン(1819-1882)》:
  20.夜想曲変イ長調 Op.8-1/
  21.鳥たちの目覚め、牧歌 Op.44/22.ボレロ Op.35
フベルト・ルトコフスキ(ピアノ)
優れたピアニストが、そのまま優れた教師であるとは決して言えませんが、ショパンは「本当に素晴らしい才能を持った者」に自らの音楽を伝えていたようです。





PCL 10138
\2000
リスト:ピアノ曲集
 バッハの名による幻想曲とフーガ、
 4つの忘れられたワルツ、
 巡礼の年第3年より「エステ荘の噴水」、
 メフィスト・ワルツ第1番、バラード第1番、
 バッハのカンタータ
  「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」とロ短調ミサ曲の
  「十字架につけられ」の通奏低音による変奏曲、別れ
タイラー・ヘイ(pf)


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTO


ALC 1335
\1200
モーツァルト(1756-1791):
  交響曲第32番 ト長調 K.318
  交響曲第35番 ニ長調 K.385
  交響曲第36番 ハ長調「リンツ」K.425
  交響曲第38番 ニ長調「プラハ」K.504
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・ベーム(指揮)
録音:1961-1962年 原盤:Deutsche Grammophon
 

ALC 1355
\1200
シマノフスキ(1882-1937):
  ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op.35(1916)(*)
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ニ短調 Op.9(1901)(+)
ヒンデミット(1895-1963):ヴァイオリン協奏曲(1939)(#)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団(*)
クルト・ザンデルリング(指揮(*))
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ(+))
ロンドン交響楽団(#)
パウル・ヒンデミット(指揮(#))
初出、原盤:
 1961年、Artia Recording Corporation(*)/1956年、Columbia(+)/1962年、Decca(#)
 

ALC 1358
\1200
ブルックナー(1824-1896):
  交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
   (1878年稿ノヴァーク版/フィナーレ:1880年稿)

ロンドン交響楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)

録音:2011年6月、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤:LSO Live
 

ALC 1365
\1200
モーツァルト(1756-1791):レクイエム ニ短調 K.626
 (ジュスマイヤー版)
マリー・アーネット(ソプラノ)
アンナ・ステファニー(メゾソプラノ)
アンドルー・ケネディ(テノール)
ダレン・ジェフリー(バス)
ロンドン交響合唱団&交響楽団
コリン・デイヴィス(指揮)
録音:2007年9、10月、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤:LSO Live
 

ALC 1366
\1200
ショスタコーヴィチ(1906-1975):交響曲第11番「1905年」 ロンドン交響楽団
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)
録音:2002年3月、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤:LSO Live
  

ALC 1393
\1200
【新装再発売】
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ作品集
  夜想曲ヘ長調 Op.10 No.1/ワルツ=スケルツォ イ短調 Op.7
  ユモレスク ト長調 Op.10 No.2/奇想曲変ロ長調 Op.19 No.5
  悲しい歌 Op.40 No.2/ワルツ変イ長調 Op.40 No.8
  ロマンス ヘ短調 Op.5/ロマンス ヘ長調 Op.51 No.5
  少しショパン風に Op.72 No.15/いたずらっ子 Op.72 No.12
  夕べの夢想 Op.19 No.1/メヌエット=スケルツォーソ Op.51 No.3
  サロンのワルツ Op.51 No.1/瞑想 Op.72 No.5
  「四季」Op.37 bis から
   五月、白夜/六月、舟歌/十一月、トロイカ/一月、炉端で
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1983年 原盤:Melodiya 前出:Alto, ALC 1093
 

ALC 1602
(2CD)
\2100
ヴェルディ(1813-1901):レクイエム クリスティン・ブルーワー(ソプラノ)
カレン・カーギル(メゾソプラノ)
スチュアート・ネイル(テノール)
ジョン・レリア(バス)
ロンドン交響合唱団&交響楽団
コリン・デイヴィス(指揮)
録音:2009年1月、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤:LSO Live



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PROFIL



PH 17015
(12CD)
¥5700→\5290
ファン狂喜の発見!!
 フリッツ・ヴンダーリッヒの芸術
  リヒター、ベームのバッハ「受難曲」にヴンダーリッヒが登場!

 Disc 1 & 2 66’55 + 70’ 58”
  J.S.バッハ:ヨハネ受難曲BWV245
    ピーター・ピアーズ(エヴェンゲリスト;テノール)、ホルスト・ギュンター(イエス;バリトン)、
    フリーデリケ・ザイラー(ソプラノ)、マルガ・ヘフゲン(アルト)、
    フリッツ・ヴンダーリッヒ(テノール)、キート・エンゲン(バス)、
    カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ合唱団、
    ミュンヘン・バッハ管弦楽団、アンスバッハ週間管弦楽団
    録音:1957年7月31日/聖グンベルト教会(ライヴ)
 Disc 3 & 4 63’ 43” + 66’ 51”
  J.S.バッハ:ヨハネ受難曲BWV245
    フリッツ・ヴンダーリッヒ(エヴェンゲリスト;テノール)、ホルスト・ギュンター(イエス;バリトン)、
    アグネス・ギーベル(ソプラノ)、マルガ・ヘフゲン(アルト)、
    ハンス=ヨアヒム・ロッチュ(テノール)、ハインツ・レーフス(バス)、
    テオドル・エーゲル(指揮)フライブルク・バッハ合唱団、南西ドイツ放送管弦楽団
    録音:1958 年2月23日/フライブルク・シュタットハレ(ライヴ)
 Disc 5 & 6 & 7 64’ 32” + 68’ 58” + 67’ 26”
  J.S.バッハ:マタイ受難曲BWV244
    ピーター・ピアーズ(エヴェンゲリスト;テノール)、ホルスト・ギュンター(イエス;バリトン)、
    フリーデリケ・ザイラー(ソプラノ)、マルガ・ヘフゲン(アルト)、
    フリッツ・ヴンダーリッヒ(テノール)、キート・エンゲン(バス)、
    カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ合唱団、
    ミュンヘン・バッハ管弦楽団、アンスバッハ週間管弦楽団
    録音:1957年7月24日/聖グンベルト教会(ライヴ)
 Disc 8 & 9 73’ 56” + 79’ 54”
  J.S.バッハ:マタイ受難曲BWV244
    フリッツ・ヴンダーリッヒ(エヴェンゲリスト;テノール)、オットー・ヴィーナー(イエス;バリトン)、
    ヴィルマ・リップ(ソプラノ)、クリスタ・ルートヴィヒ(アルト)、
    ヴァルター・ペリー、ヴォルフガング・シェレンベルガー、ペーター・ヴィムベルガー、
    ロベルト・シュプリンガー、オットー・ビンダー(バス)
    カール・ベーム(指揮)ウィーン楽友協会合唱団、ウィーン少年合唱団、ウィーン交響楽団
    録音:1962 年4月18, 19日/ウィーン・ムジークフェラインザール(ライヴ)
 Disc 10 & 11 63’ 28” + 69’ 26”
  ヘンデル:メサイアHWV56
    ティラ・ブリーム(ソプラノ)、マルガレーテ・ベンス(アルト)、
    フリッツ・ヴンダーリッヒ(テノール)、オットー・フォン・ロール(バス)
    ハインツ・メンデ(指揮)シュトゥットガルト・フィル、南西ドイツ放送交響楽団
    録音:1959 年3月20日/シュトゥットガルト・リーダーハレ(ライヴ)
 Disc 12 66’ 37”
  ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」
    フランツィスカ・ヴァハマン(ソプラノ)、マルガレーテ・ベンス(アルト)、
    フリッツ・ヴンダーリッヒ(テノール)、オットー・フォン・ロール(バス)
    イサイ・ディーゼンハウス(指揮)シュトゥットガルト・フィル、グリシュカト声楽団
    録音:1955 年7月/シュトゥットガルト(ライヴ)
 カール・リヒター、ベームの受難曲にヴンダーリッヒが登場!ファン狂喜の発見!!

 MONO

 Profile レーベル名物の12 枚組Box にヴンダーリッヒ登場。それもドイツ・リートではなく大規模な宗教作品を中心とした内容のうえ、大半は一般流通していない珍しい音源を大盤振舞い。
 フリッツ・ヴンダーリッヒはドイツを代表するリリック・テノールでしたが、不慮の事故により36 歳で夭折しました。それゆえ残された録音はあまり多くありませんが、ドイツ・リートなどは今日でもベスト盤のひとつに数えられる素晴らしさとなっています。
 このBox には2 種の「ヨハネ受難曲」と「マタイ受難曲」が収められていますが、よく知られるDecca のミュンヒンガー盤などではないうえ、2 種とも違う役を歌っているのも注目。
 カール・リヒター指揮の両曲ではテノール独唱を務め、エヴァンゲリスト役は作曲家ブリテンの相方だったピーター・ピアーズの名唱を堪能できます。
 一方エーゲル指揮の「ヨハネ」とベーム指揮の「マタイ」ではエヴァンゲリスト役を務め、とてつもない存在感に圧倒されます。ことに「マタイ」のエヴァンゲリスト役は唯一の録音なのも貴重です。
 リヒターとヴンダーリッヒによる2 大受難曲は世にも尊い宝ですが、ベームの「マタイ」が興味津々。今日の主流であるピリオド奏法とは別世界のドイツ精神を表す熱さで、非常に感動的。ウィーン少年合唱団の天上の響も絶品。わずか半世紀前の演奏とは思えぬ世界がかえって新鮮です。
 これだけ収めて驚きの価格。基本的に限定生産ゆえ、お買い逃しなく!




<映像>

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LSO LIVE(映像)



LSO 3042
(1DVD+1Blu-Ray)
¥3600→\3290
2016年
 ラトル&LSO、ブルックナー8番、
  カップリングはメシアン!ピアノはエマール!

  (1)メシアン:天国の色彩(天の都市の色彩)
  (2)ブルックナー:交響曲第8番(1939年ハース版)
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ロンドン交響楽団
ピエール=ロラン・エマール(ピアノ/ (1))
 ラトル&LSO によるブルックナー8番、カップリングはラトルの真骨頂、メシアン!ピアノはエマール!!

 収録:2016 年4 月、バービカン・ホール(ロンドン)/ライヴ/STEREO、24bit 48kHz PCM、リージョン:all、1h44’

 2018 年9 月の来日をひかえ、ますます注目度が高まっているラトル& LSO。最新盤は、2016 年4 月に行われた演奏会のライヴ映像です。
 曲目は、メシアンの「天国の色彩」(ピアノはエマール)とブルックナー8 番、という組み合わせ。まだ音楽監督就任前の時期ではありますが、既にラトルとLSOが強いきずなで結ばれていることを感じさせる演奏となっております。
 メシアンとブルックナーは、二人とも敬虔なカトリックであるという点で共通しています。
 メシアンの「天国の色彩(天の都市の色彩)」は、ピアノと管打楽器によって、タイトルにもある天の都市をめざす、極彩色の衣をまとった巡礼者たちの行列を思わせる音世界の作品。管楽器による美しいコラールがエマールのピアノによってさらにきらきらと彩られ、さらにクラリネットや打楽器が加わります。聴き手はこのメシアンによる極彩色のいわばカテドラルのような音楽によって耳をひらかれます。
 そして、休憩をはさんで演奏された、劇的な対比を成すブルックナーの壮大な交響曲第8 番の世界、異なる大聖堂へといざなわれます。
 ブルックナーでは、LSO のメンバーは、フォルテとフォルティシモの区別も明確、そして絶美のピアニッシモまでラトルの音楽を完璧に表現。
 ラトルによるブルックナーの明晰な解釈と、LSO の底力を実感する内容です。

















3/1(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



ALIA VOX



AVSA 9926
(SACD HYBRID)
¥3200
「新しい音楽〜国々のハーモニー 1500-1700 年」
(MUSICA NOVA/ THE HARMONY OF NATIONS 1500-1700)

 [1500 年 ヴェネツィアの舞曲]
  ・作曲者不詳:ニ調のパヴァーヌ-伝統的なガイヤルド、トデスコ、サルタレッロ
 [1540 年 ムジカ・ノヴァ]
  ・ヒエロニムス・パラボスコ:リチェルカーレ第14番「ダ・パーチェム」
 [1589 年 リチェルカーレ&カプリッチョ]
  ・ジョヴァンニ・バッティスタ・グリッロ:カプリッチョ第5番
  ・アンドレア・ガブリエーリ:リチェルカーレ第7番
 [1612 年 エリザベス朝&ジャコバンのコンソート・ミュージック]
  ・ジョン・ダウランド:涙のパヴァーヌ、デンマーク王のガイヤルド
  ・オルランド・ギボンズ:イン・ノミネ(4声)
  ・ウィリアム・ブレード:スコットランドの舞曲
 [1621 年 Ludi Music(i 音楽の道)]
  ・サミュエル・シャイト:パドヴァ5番、悲しみのクーラント、アルマンド16番、戦いのガイヤルド21番
 [1644 年 CORONA MELODICA]
  ・ビアジョ・マリーニ:パッサカリア(4声)
 [1673 年 LA CETRA]
  ・ジョヴァンニ・レグレンツィ:4つのヴィオラ・ダ・ガンバによるソナタ第7番
 [1680 年 ルイ14 世の宮廷のヴィオール・コンセール]
  ・シャルパンティエ:4つのヴィオールのためのコンセール(H.545)
 [1680-1700 年 イベリアのフォリア&舞曲]
  ・ペドロ・デ・アラウホ:第1旋法によるコンソナンシアス
  ・ペドロ・デ・サン・ロレンツォ:フォリア
  ・ホアン・カバニリェス:イタリア風コレンテ
ジョルディ・サヴァール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エスペリオンXXI
 〔フィリップ・ピエルロ、
  セルジ・カサデムント、
  ロレンツ・ドゥフトシュミット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/
  グザヴィエ・プエルタス(ヴァイオリン)/
  グザビエ・ディアス=ラトーレ、
  エンリケ・ソリニス(テオルボ、ギター)/
  ペドロ・エステヴァン(打楽器)〕  
 サヴァール最新盤。16-17 世紀末のヴィオール・コンソートの傑作選!

 古楽界の鬼才、ジョルディ・サヴァール最新盤は、ヴィオールのみ、またはヴィオールを中心とするアンサンブルによる、1500-1700 年のコンソート・ミュージック集。
 ロンドン、ヴェネツィア、ローマ、ヴェルサイユ、マドリードなど、ヨーロッパで隆盛を誇った宮廷では、すぐれたコンソート音楽(当時「新しい音楽」と呼ばれることも)が多数生みだされました。
 このアルバムで、サヴァールが一躍有名となったヴィオラ・ダ・ガンバの音楽の魅力をあらためて知るとともに、その音楽の多様性におどろかされる1 枚となっています。
 サヴァールは、2018 年11 月に来日が予定されており、ますます目が離せません。



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CAVI MUSIC

4260085533930
¥2700→\2490
現在最も注目すべき女流奏者
 アンティエ・ヴァイトハースによるチャイコフスキーの協奏曲

 チャイコフスキー:
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
  弦楽四重奏曲第3 番変ホ短調Op.30
   (アンティエ・ヴァイトハース&
    ケーティ・シュトイリによる弦楽オーケストラ編曲版)
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
カメラータ・ベルン
KKC 5847
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3000+税
 録音:2017年10月、ベルン、イッティゲン(スイス)/76’55

 ヴァイトハース率いるカメラータ・ベルンによるチャイコフスキー。アルカント・カルテットの第1 ヴァイオリンを務めるヴァイトハース。現在、1962 年に設立された伝統ある弦楽アンサンブルグループ、カメラータ・ベルンのリーダー兼ソリストも務めています。
 両コンビの録音は、ベートーヴェンの弦楽編曲版(4260085532261)、ブラームスのヴァイオリン協奏曲(4260085533435/KKC.5680)に続く3 作目です。
 ヴァイオリンが華やかに活躍するチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。聴く者をあっという間に音楽に引き込み、哀愁に満ちた旋律、躍動感あふれるリズム、そして華麗なテクニックなどヴァイオリンの魅力を余すところなく堪能できる作品です。
 安定感と豊かな音量でカルテットやアンサンブルの起点となるヴァイトハースですが、ここでは端正で凛とした佇まいのなかに円熟した深みのある演奏を聴かせます。
 特に第2 楽章ではロシア風のエレジーを感じさせる音楽を披露しています。カップリングには、弦楽四重奏曲第3 番の弦楽オーケストラ版。チャイコフスキーは1876 年、チェコのヴァイオリニスト、フェルディナンド・ラウブの死を悼んで弦楽四重奏曲第3 番を作曲。ラウヴはチャイコフスキーの弦楽四重奏第1 & 2 番の初演にも携わった関係で、この3 番を彼に献呈しています。
 カメラータ・ベルンでコントラバスを担当するケーティ・シュトイリとヴァイトハースによる編曲は、第1 〜 3 楽章までの悲哀に満ちた音楽を引き立て、希望を感じさせるフィナーレに向かって厚みのある豊かな響きが魅力的です。

 来日予定
 日程:2018年5 月12 日(土)14:00開演
 演奏者:東京交響楽団 齋藤友香理(指揮) アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
 曲目:メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
    ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 op.26
    チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
 

KKC 5848
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3000+税
※輸入盤発売済
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
 バッハ&イザイVol.3

 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調BWV1005
 イザイ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第6番作品27
  (マヌエル・キロガに献呈)
 イザイ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第4番作品27
  (クライスラーに献呈)
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調BWV1002
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
 録音:2016年3月、ケルン/[CAVI] 4260085533817、輸入盤・日本語帯・解説付
 ヴァイオリン:シュテファン=ペーター・グライナー製

 現代最高の弦楽四重奏団といわれるアルカント・カルテットの第1 ヴァイオリンを務めるアンティエ・ヴァイトハース。抜群の安定感と表現力、そして豊かな音量と音色でカルテットの起点となっています。CAvi レーベルからはソロやアンサンブルなどを含めてこれまで20 枚ほどのCD を発売しています。
どのアルバムも冷静な曲作りと、ここ一番では大胆にも聴かせ、聴くものを魅了させてきました。本作は一挺のヴァイオリンによる和声や対位法の可能性を追求した名作J.S. バッハとイザイの無伴奏を組み合わせたアルバム三部作の第3 弾となります。
 バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3 番は、全6 曲中3 曲を占めるソナタの中で最もスケールの大きい音楽です。特に聖霊降臨祭の古いコラール《来たれ、聖霊よ、主なる神よ》の旋律が使われている第2 楽章フーガは、バッハが残したフーガの中で最大級の長さだと言われています。ヴァイトハースの研ぎ澄まされた集中力で見事に壮大な音楽を作り上げています。そしてアルバムの最後に収録されているバッハのパルティータ1 番。ヴァイトハースの格調高い演奏で、4 つの舞曲がうまくまとめあげられています。
 バッハに挟まれている2 つのイザイのソナタ。6 曲はすべて、それぞれ異なるヴァイオリニストに献呈され、この第6 番はスペイン出身のマヌエル・キロガに捧げられています。そのためハバネラ風のリズムが用いられ、輝かしく華やかな楽曲となっています。そして古典的な形式の端正な作品第4 番はイザイの親友クライスラーに献呈されています。ヴァイトハースの愛用する現代の名器シュテファン=ペーター・グライナー製のヴァイオリンで、しなやかに、一音一音厳選した密度の高い演奏を聴かせてくれます。




CONTINUO CLASSICS


CC777 726
¥2400
古代のメダル
 (1)ルクレール:トリオ・ソナタOp.13の2
 (2)ボワデッフル:セレナーデOp.85
 (3)キュイ:5 つの小品Op.56
 (4)ゴーベール:古代のメダル
 (5)イベール:2 つの間奏曲
 (6)ラボー:アンダンテとスケルツェットOp.8
トリオ・スリーズ
 【杉山ゆうこ(フルート)、
  ルッジェロ・カプラニコ(ヴァイオリン)、
  ラファエル・エプステイン(ピアノ)】
 フルート、ヴァイオリン、ピアノの三重奏曲を集めた好企画!

 録音:2017 年6 月19-20 日/ムードン/50’ 52”、日本語解説付き

 フルート、ヴァイオリン、ピアノの三重奏は低音楽器を欠くため意外にレパートリーが少ないものの、隠れた名品があります。今年没後百年にあたるロシア五人組のキュイをはじめ、名フルート奏者ゴーベール、フランスのイベールやラボーなどがオシャレで美しいオリジナル作品を残していました。トリオ・スリーズ(さくらんぼ)はフランス、イタリア、日本の音楽家で結成された珍しいアンサンブル。演奏活動のかたわらそれぞれ教育家でもあり、高水準の演奏を聴かせてくれます。




EVIDENCE


EVCD 048
¥2600
22歳の期待の新人、ガスパリアン・デビュー
 (1)ラフマニノフ:音の絵Op.39(全9曲)
 (2)スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19
 (3)同:3つの練習曲Op.65
 (4)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番ニ短調Op.14
ジャン= ポール・ガスパリアン(ピアノ)
 録音:2017 年7 月17 日-20 日/オテル・ド・アンデュストリ(パリ)/74’ 26”

 ジャン=ポール・ガスパリアンは1995 年パリ生まれ。アルメニアとセルビアの血を引き、パリ音楽院ではジャック・ルヴィエやミシェル・ベロフに師事、さらにクレール・デゼールやチッコリーニ、ダルベルトの薫陶を受けた期待の若手。
 ガスパリアンのデビュー盤はロシアの難曲を集めたアルバム。テクニックも正確で、若々しくナイーヴな音楽性を味わえ要注目です。



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MIRARE

MIR 348
¥2700→\2490
アラベスク〜エル= バシャ自作自演アルバム
 かくも美しく乙女チックなピアノ曲

 (1)3つの東洋的小品
   【祭礼舞曲/エジプトの歌による変奏曲/バッカス】
 (2)子供の世界
   【子守歌第2番/童謡/森の小兵隊の夢/
   クリスマス・ツリーの前で/子供らしさ/思春期】
 (3)前奏曲と歌
   【アンダルシア前奏曲/アンダルシアの歌/
    東洋前奏曲/レバノンの歌/葬送前奏曲/
    マリー、または子供の死/ロマンス第2番】
 (4)10のロマンティックな小品
   【モデラート・カンタービレ/儚いワルツ/
    シューマンを讃えて/カンツォネッタ/蝶々/
    メストI/メストII/コラール/デュオ/間奏曲】
 (5)若者の作品
   【子守歌第1番/悲しい歌/砂漠の騎士/愛の歌/前奏曲】
 (6)ショパン/エル= バシャ:ワルツもしくはマズルカ(遺作)
アブデル・ラーマン・エル= バシャ(ピアノ)
 あのエル= バシャがかくも美しく乙女チックなピアノ曲を作っていた!

 録音:2017 年7 月/フラジェ(ブリュッセル)/77’ 00”

 フォルジュルネ音楽祭でもおなじみのアブデル・ラーマン・エル= バシャ。彼は作曲家でもあり、ピアノ曲が多数あります。その自作自演アルバムの登場。
 エル= バシャはレバノン人ですが、彼のピアノ曲はアラブ的でも現代的でもなく、ラヴェルやダマーズを思わす近代フランス的で繊細な美しさに満ちています。
 もちろん「エジプトの歌による変奏曲」や「レバノンの歌」など彼の出自をうかがわせるものもありますが、いずれもほのかなエキゾチシズムで魅力的。楽譜も入手可能なので、子供の新しい教材にもぴったりです。
 
MIR 402
(2CD)
¥2400
ラ・フォル・ジュルネ・ド・ナント音楽祭2018 公式CD
 ‘モンド・ヌーヴォー 新しい世界へ〜VERS UN MONDE NOUVEAU’

  ・ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」第4楽章(Allegro con fuoco)/
    ユーリ・テミルカーノフ(指揮)、サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー管弦楽団
  ・パブロ・カザルス:鳥の歌/レ・ヴィオロンセル・フランセ(チェロ・アンサンブル)
  ・ホアキン・ロドリーゴ:アランフェス協奏曲より第2楽章(Adagio)/
    ホアン・マヌエル・カニサレス(ギター)、ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)、
    シンフォニア・ヴァルソヴィア
  ・カール・マリア・フォン・ヴェーバー:
   クラリネットとピアノのための協奏的第二重奏曲 op.48より第2楽章(Andante con moto)/
    ラファエル・セヴェール(クラリネット)、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)
  ・シューベルト:さすらい人 D489/フランソワ・サルク(チェロ)、クレール=マリ・ル・ゲ(ピアノ)
  ・ショパン:ピアノ協奏曲第2 番 ヘ短調 op.21より第2楽章(Larghetto)/
    ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)、ジョン・ネルソン(指揮)、パリ室内管弦楽団
  ・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4 番 ト短調 op.40より第2楽章(ラルゴ)/
    ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)、ドミトリー・リス(指揮)、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
  ・ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 op.96「アメリカ」より第3楽章(Molto vivace)/
   モディリアーニ弦楽四重奏曲
  ・ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43より(抜粋)/
    ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)、ドミトリー・リス(指揮)、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
  ・ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 op.47より第3楽章(Largo)/
    ユーリ・テミルカーノフ(指揮)、サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー管弦楽団
 [CD2]
  ・D.スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.27/アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
  ・ヘンデル:組曲 ト短調 HWV 432よりサラバンド/アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
  ・ベートーヴェン:バガテル ト長調 op.126-1/アンドレイ・コロベイニコフ(ピアノ)
  ・ショパン:マズルカ イ短調 op.17-4/イド・バル=シャイ(ピアノ)
  ・ショパン:マズルカ ロ短調 op.33-4/イド・バル=シャイ(ピアノ)
  ・ショパン:ノクターン 嬰ハ短調(遺作)/ルイス・フェルナンド・ペレス(ピアノ)
  ・ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 op.61/アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)
  ・シューベルト:さすらい人(リスト編)/ブリジット・エンゲラー(ピアノ)
  ・シューマン:森の情景 op.82より「気味の悪い場所」/ダヴィッド・カドゥシュ(ピアノ)
  ・リスト:オーベルマンの谷/マタン・ポラト(ピアノ)
  ・ラフマニノフ:練習曲「音の絵」より変ホ短調 op.39-5/クレール=マリ・ル・ゲ(ピアノ)
  ・プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番「戦争ソナタ」 op.83より第3楽章/ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)
 2018 年にナントで行われたラ・フォル・ジュルネ音楽祭公式CD、ラ・フォル・ジュルネTOKYO出演予定アーティスト音源も多数収録!

 録音:2005-2016 年

 2005 年から毎年5 月に日本で開催されているラ・フォル・ジュルネ・ジャポン音楽祭。2018 年からは「ラ・フォル・ジュルネTOKYO」と名前を新たにし、2005 年からの会場である有楽町の東京国際フォーラム、そして池袋の地で開催されます。
 今回のテーマは、‘モンド・ヌーヴォー 新しい世界へ’。日本開催に先駆けて2 月にナントで行われたラ・フォル・ジュルネ・ド・ナントと同じテーマです。
 このナントの公式CD が、日本でも発売されます。来日が予定されているアーティストの音源も多数収録されており、音楽祭の予習ディスクとしても、もちろんMIRARE が誇る一流アーティストの名演集としてもお楽しみ頂ける2 枚組となっております。




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ONYX



ONYX 4188
¥2500→\2290
トルコの大企業ボルサン・ホールディングスの私設オーケストラ
 ボルサン・イスタンブール・フィル
  俊英サッシャ・ゲッツェルの幻想交響曲!
 ホープ&レーピンはターネジの新作で共演!

  ターネジ:
   2本のヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲
    《シャドウ・ウォーカー》(世界初録音)
  ベルリオーズ:幻想交響曲
ヴァディム・レーピン(ヴァイオリン)
ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)
サッシャ・ゲッツェル(指揮)
ボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団
 2017年に作曲されたマーク・アンソニー・ターネジ(1960−)の最新作、「2本のヴァイオリンのための協奏曲《シャドウ・ウォーカー》」のソリストとしてダニエル・ホープがオニックス(ONYX)に初登場!
 もう1人のソリストはロシアの名ヴァイオリニスト、ヴァディム・レーピンが務め、共演の指揮者、オーケストラは、サッシャ・ゲッツェルとボルサン・イスタンブール・フィルという豪華な陣容によるムジークフェライン・ザールのライヴ・レコーディング!
 2017年10月19日にイスタンブールで世界初演で大喝采を浴び、エッセン、リュブリャナ、ウィーン、チューリッヒで立て続けに演奏されたターネジの新作「シャドウ・ウォーカー」は、イギリスのアーティスト、マーク・ウォリンガーに献呈された25分ほどの作品。きわめてよく溶け合うホープとレーピンのヴァイオリンのサウンドと、それぞれのキャラクターから生まれた相乗効果に期待が高まります。
 また、プログラムの後半に演奏されたベルリオーズの「幻想交響曲」にも要注目!このムジークフェライン・ザールでのライヴは、リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」やレスピーギの「シバの女王ベルキス」の素晴らしい演奏を聴かせてくれたサッシャ・ゲッツェルとボルサン・インスタンブール・フィルの新たな看板となるに違いありません。

 ※録音(ライヴ):2017年10月23日、ムジークフェライン・ザール(ウィーン、オーストリア)




 サッシャ・ゲッツェル(1970年 - )は、オーストリア・ウィーン生まれの指揮者。

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のヴァイオリン奏者として入団・活躍後、指揮者に転向し、ズービン・メータ、リッカルド・ムーティ、小澤征爾に師事、また、シベリウス音楽院でヨルマ・パヌラに師事した。
 その後、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団、ベルリン交響楽団、NHK交響楽団、バーミンガム市交響楽団、北ドイツ放送交響楽団などに客演。
 オペラでは、ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フォルクスオーパーにも出演を果たしている。
 現在、ボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督・首席指揮者、クオピオ交響楽団首席指揮者に就任している。
 また、2013年4月1日から2017年3月まで神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者を務めた。


「シェエラザード」振ってます。
https://www.youtube.com/watch?v=yx69rjtQbvE




強烈!怪演!
ゲッツェル&ボルサン・イスタンブール・フィル



 明治維新後急速な発展を遂げた日本を思わせるトルコの躍進ぶり。それは当然文化面でも現れる。
 今の日本の企業で私設オーケストラを立ち上げる気概のあるところはほとんどないが、トルコは違う。世界に自分たちを認めさせるために文化面でも急成長を遂げようとしているのだ。その一翼を担っているのがこの大企業ボルサン・ホールディングスの私設オーケストラボルサン・イスタンブール・フィル
 金があれば何でもできるとはいわないが、ある程度の金をかけるという熱意があれば、それが演奏に現れるのも当然。「これがトルコか!」とその激しい勢いと怪演ぶりに驚嘆させられるすさまじいアルバムが続く彼らの爆演、目を離せない。



ONYX 4124
¥2500→\2290
強烈濃厚、楽章間には即興演奏も・・・
 ゲッツェル&ボルサン・イスタンブール・フィル

  《シェエラザード》とロシア&トルコ作品集!

  リムスキー=コルサコフ:交響組曲 《シェエラザード》 Op.35
  バラキレフ(リャプノフ編):東洋風幻想曲 《イスラメイ》
  イッポリトフ=イワノフ:組曲 《コーカサスの風景》 より
   第2曲「村にて」、第4曲「酋長の行列」
  エルキン:舞踏組曲 《キョチェケ》
サッシャ・ゲッツェル(指揮)
ボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管
 サッシャ・ゲッツェル第3弾!
 神奈川フィルの首席客演指揮者!サッシャ・ゲッツェルとトルコのオーケストラが贈る強烈濃厚なプログラム!

 ウィーン・フィルのヴァイオリン奏者から指揮者に転身したオーストリアの熱きマエストロ、サッシャ・ゲッツェル。イスタンブールを本拠地とするトルコの大企業ボルサン・ホールディングスのオーケストラ、ボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団。
 ゲッツェル&ボルサン・イスタンブール・フィルの組み合わせによるアルバム第3弾は、リムスキー=コルサコフの名組曲 《シェエラザード》!楽章間には驚きの即興演奏が入り、エスニック感満載。

 《シェエラザード》とともに録音されたのは、ロシア五人組のリーダー、ミリィ・バラキレフ(1837−1910)作、リャプノフがオーケストレーションを施したオリエンタルな幻想曲 《イスラメイ》。ミハイル・イッポリトフ=イワノフ(1859−1935)の人気作 《コーカサスの風景》より、特に有名な「酋長の行列」を含む2曲。そして、近現代トルコを代表する作曲家ウルヴィ・ジェマル・エルキン(1906−1972)の、トルコの舞曲による組曲 《キョチェケ(Kocekce)》という濃厚なプログラム。

 サッシャ・ゲッツェルは、神奈川フィルハーモニー管弦楽団とは2007年の初共演後2013年から首席客演指揮者となり、以降毎年の来日公演を果たし、日本での知名度と評価を確立している。
 レスピーギの《シバの女王》、バルトークの《中国の不思議な役人》に続く第3弾も、ゲッツェルの強烈な個性と才能が発揮されることでしょう。
ONYX 4048
¥2500→\2290
トルコの巨大企業の私設オケ
レスピーギ:バレエ組曲《シバの女王ベルキス》
ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
フローラン・シュミット:サロメの悲劇
サッシャ・ゲッツェル(指揮)、
ボルサン・イスタンブール・
 フィルハーモニー管弦楽団
 やはり異国風味満載の「ベルキス」が聴きもの。演奏者がすっかり「その気」になって大暴れしている。坊主頭でムキムキのプロレスラーがダンスを踊っているような演奏。この難曲をこれだけ豪快にやってくれれば満足です。

 2010年の欧州文化首都に選ばれたイスタンブールを本拠地とするトルコの大企業ボルサン・ホールディングスのオーケストラ、ボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団。
 一時期壊滅的な経済危機に陥りながらその後奇跡的に復興を遂げてきたトルコ。そのトルコを代表する巨大企業ボルサン・ホールディングス。そんなトルコの一大企業の私設オケが中途半端な技量のはずがない。おそらくはヨーロッパの名だたるオケと肩を並べる、いや、それらの存在をも脅かすようなオケにするために創設されたのではないか?
 そんな彼らのデビュー・アルバムがこれ。
 いきなり取り上げてきたのが、日本でも根強い人気を誇るレスピーギの「シバの女王ベルキス」、フローラン・シュミットの「サロメの悲劇」というエキゾチックな2作品に、ヒンデミットの「ウェーバーの主題による交響的変容」。
 まさに泣く子も黙る大胆強烈なプログラム。
 そしてボルサン・イスタンブール・フィルの指揮台に立つのは、ウィーン・フィルのヴァイオリン奏者から指揮者に転身したオーストリアの熱きマエストロ、サッシャ・ゲッツェル。そうとうな金を積んで引っ張ってきたのではないか。でもどういう状況であれ、PMFオーケストラ、東京交響楽団、神奈川フィルとの共演で聴衆を沸かせた激しくエネルギッシュなゲッツェルのタクト捌きはこのプログラムにピッタリ。

2009年5月24日−29日、イスタンブール・イスティンエ(トルコ)での録音。
 
Music From The Machine Age
ONYX 4086
¥2500→\2290
怪演再び!
 大企業ボルサン・ホールディングスの私設オーケストラ

  ゲッツェル&ボルサン・イスタンブール・フィル
マシーン・エイジからの音楽
 バルトーク:組曲《中国の不思議な役人》
 ホルスト:歌劇《どこまでも馬鹿な男》からのバレエ音楽
 ラヴェル:管弦楽のための舞踏詩《ラ・ヴァルス》
 プロコフィエフ:スキタイ組曲
 シュールホフ:バレエ音楽《オジェラーラ》より
サッシャ・ゲッツェル(指揮)
ボルサン・イスタンブール・
 フィルハーモニー管弦楽団
 ゲッツェルの大胆強烈プログラム第2弾!バルトーク!ラヴェル!プロコフィエフ!

 レスピーギの「シバの女王ベルキス」、フローラン・シュミットの「サロメの悲劇」、ヒンデミットの「ウェーバーの主題による交響的変容」というエキゾチックで大胆強烈なプログラムを炸裂させてくれたサッシャ・ゲッツェルとボルサン・イスタンブール・フィル。
 オニックス第2弾は前作以上にインパクト絶大!発展した機械を未来の象徴として掲げた両大戦間の時代"マシーン・エイジ(機械の時代)"のバレエ音楽集!
 ウィーン・フィルのヴァイオリン奏者から指揮者へと転身し、熱すぎるバトンテクニックとハイレベルの音楽創りで聴衆を魅了してきたサッシャ・ゲッツェルが、トルコのオーケストラ、ボルサン・イスタンブール・フィルを率いてバルトークの「中国の不思議な役人」やラヴェルの「ラ・ヴァルス」など、国もスタイルも全く異なる5作品に総力を挙げて挑む!サッシャ・ゲッツェル、今回も完全燃焼!






<国内盤> 

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オクタヴィア・レコード


OVCL-00658
(SACD Hybrid)
\3200+税
ノット&東響/
 ストラヴィンスキー:

  バレエ音楽 「春の祭典」
 シェーンベルク:
  浄められた夜 作品4 (弦楽オーケストラ版)
ジョナサン・ノット(指揮)
東京交響楽団
 究極の静と動の世界!
 ピュア・ワンポイント・レコーディングよって描き出される極上のオーケストレーション!
 各方面から絶賛され続けているノット&東響の最新盤は、現代音楽史にも重要な傑作、「春の祭典」と「浄められた夜」です。現代音楽を最も得意とするノットの才気が爆発。「春の祭典」では圧倒的なエネルギーと揺るぎなき精密さを披露し、聴くものを興奮の坩堝へと引きずり込むかのようです。極美のロマンティシズムが壮麗に奏でられる「浄められた夜」と対比されたプログラミングはこのコンビならでは。
 また、当録音ではDSD5.6MHzによるピュア・ワンポイント・レコーディングを採用。超高解像度のサウンドによって、ライブの熱気や空気感共々克明に収められています。
 驚異的な演奏、録音をぜひお聴き下さい。

  2017年7月22日 ミューザ川崎シンフォニーホール にてライヴ収録
 

OVCL-00662
(SACD Hybrid)
\3200+税
飯森範親(指揮)&日本センチュリー交響
 <ハイドン交響曲集Vol.3>

 ハイドン:
  交響曲 第96番 ニ長調 Hob.I: 96 「奇蹟」
  交響曲 第18番 ト長調 Hob.I: 18
  交響曲 第99番 変ホ長調 Hob.I: 99
  交響曲 第30番 ハ長調 Hob.I: 30 「アレルヤ」
飯森範親(指揮)
日本センチュリー交響楽団
 日本センチュリー交響楽団と首席指揮者飯森範親との一大プロジェクト!
 精緻に奏でられた気品あるハイドン交響曲集!
 フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏する一大プロジェクト「ハイドンマラソン」は、音楽業界に新たな旋風を巻き起こしています。当盤は公演第3回と第4回のライヴ・レコーディング盤となります。
 日本センチュリー響と、2014年に首席指揮者に迎えられた飯森は、幾度の公演を重ねるなかで、信頼関係を築いてきました。精緻な構築、細部まで行き渡る感性で、こだわりぬいた演奏を聴かせています。気品にあふれたサウンドは、まさに彼らの真骨頂です。

 2015年11月20日(Sym.30&99)、2016年2月26日(Sym.18&96) いずみホール にてライヴ収録
 

OVCL-00661
(SACD Hybrid)
\3200+税
鈴木理恵子(ヴァイオリン)&若林顕(ピアノ)
 レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 P110
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 パラディス:シチリアーノ 変ホ長調
 リリ・ブーランジェ:夜想曲 ヘ長調
 フォーレ:子守歌 ニ長調 作品16
鈴木理恵子(ヴァイオリン)
若林顕(ピアノ)
 抒情あふれるメロディを、艶やかな音色で紡ぐ名デュオ。
 鈴木理恵子と若林顕によるデュオは、息の合ったアンサンブルが高く評価されていますが、その「粋」の感じ入られる1枚が登場しました。
 レスピーギとフランクのロマン派の大曲では、華やかで流麗なヴァイオリンに光輝を放つようなピアノが寄り添い、このデュオの真価が十全に発揮されています。また、それらに続く3曲は、ヴァイオリンの美しさが耳目を集める小品揃い。盲目の女性作曲家パラディスの「シチリアーノ」では磨かれた美しさが、夭逝の天才リリ・ブーランジェの代表作「夜想曲」では洗練された憂愁の表情が印象的です。そのリリを娘のように愛したフォーレの「子守歌」が、ひときわ気持をこめ抜いて歌われアルバムは幕を閉じます。
 この2人の創りだす音楽には、歌があり、ドラマがあり、その豊かな起伏が、聴き手に深い陰影を伴って迫ってくるのです。

  2018年1月16-18日 相模湖交流センター にて収録




<映像>


BEL AIR(映像)


BAC147
(DVD)
\5300
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):歌劇《金鶏》3幕(1909) ドドン王…パヴロ・フンカ(バス)
グヴィドン王子…アレクセイ・ドルゴフ(テノール)
アフロン王子…コンスタンティン・シュシャコフ(バリトン)
ポルカン大臣…アレクサンドル・ヴァシリエフ(バス)
女官長アメールファ…アグネス・ツィヴィエルコ(アルト)
星占い師…アレクサドル・クラヴェツ(テノール)
シェマハの女王…ヴェネラ・ジマディエーヴァ(ソプラノ)
金鶏…シェヴァ・テホヴァル(歌)/サラ・デマルテ(ダンサー)

アラン・アルティノグリュ(指揮)
モネ劇場管弦楽団&合唱団
ローラン・ペリー(演出&衣装)
バーバラ・デ・リンブルク(装置)
ヨエル・アダム(照明)
リオネル・ホーヘ(振付)
ジャン=ジャック・デルモッテ(衣装デザイン協力)
ミリアム・ホイヤー(映像ディレクター)

BAC447
(Blu−ray)
\5800
 日本語字幕あり
 架空の国の王ドドンは、ふがいない2人の王子の存在と、何事にも反対する大臣ポルカンとの諍いのためか、最近、国を支配することに疲れてしまいました。しかし外国からの侵攻の気配に心を痛めたドドン王、ついには怪しげな星占い師の言葉を信じ、国の采配を全て「金鶏」のお告げに従って進めることにしましたが・・・。
 プーシキンの原作をもとにした、リムスキー=コルサコフの最後の歌劇《金鶏》は、明らかに当時の帝政ロシアを批判した風刺的なストーリーであったために初演が許可されず、紆余曲折を経てソロドヴニコフ劇場で初演された時には、すでにリムスキー=コルサコフはこの世を去っていました。2016年、モネ劇場で上演された《金鶏》では、演出家ローラン・ペリーが作品の持つ現代性と劇的な想像力を強調、不気味で不条理な物語の根底にある「普遍的な人間性」を探っています。物語の鍵を握る金鶏はダンサーによって踊られることで、強い存在感が発揮されました。
 アラン・アルティノグリュは1975年生まれの注目の指揮者。ロシア作品にも強い親和性を示し、オーケストラからカラフルな響きを引き出し、歌手たちの歌唱を引き立てています。

 収録 2016年12月 モネ劇場 HD収録
 収録時間:118分 音声:ロシア語歌唱      ステレオ2.0/DD5.1(DVD)      ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)  字幕:日本語・英語・フランス語・ドイツ語・オランダ語・スペイン語・イタリア語・韓国語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク Blu-ray・・・2層 50GB 1080i  High Definition
 

BAC149
(DVD)
\4200
イングマール・ベルイマン-振付師の目を通して
 フレデリック・スタッティンによる映像(2016)


イングマール・ベルイマン Jr,マリー=ルイーズ・シド=シルヴァンダー
プロデューサー…フレデリック・スタッティン(ノルディスク・ドラマ&ドキュメンター)

音楽…ブルックナー:交響曲 第1番 ハ短調

【出演】
◎Some thoughts on Bergman and dance ベルイマンとダンスへの想い
振付&ダンス…アレクサンダー・エクマン
スクリプト…アレクサンダー・エクマン/イングマール・ベルイマン Jr.
音楽…ショパン:夜想曲 第2番 変ホ長調

◎A Pre-Study
振付&ダンス…ポントゥス・リドベルイ
音楽…ステファン・レヴィン
声…スティナ・エクブラッド
グルーム…イサベレ・ルンドベルイ
ドラマツゥルギー…エイドリアン・シルヴァー
ホルセ・スヴィエ

◎Samband - Band - Saraband
振付…ペル・イスベルイ
ダンサーたち…ナージャ・セルラップ&オスカー・サロモンソン
音楽:J.S.バッハ:チェロ組曲(チェロ独奏:トルレイフ・テデーン)

◎Onapers
振付…ヨアキム・シュテフェンソン
ダンサーたち…ナターリエ・ノルドクィスト&ジェニー・ニルソン
音楽…ステファン・レヴィン
BAC449
(Blu−ray)
\4200
 日本語字幕あり
 イングマール・ベルイマン:生誕100年記念映像
 2017年「Golden Prague国際映画祭」で特別賞,受賞
 イングマール・ベルイマン(1918-2007)は20世紀スウェーデンを代表する映画監督、脚本家、舞台演出家。
 「野いちご」や「冬の光」など名作映画を撮影しただけでなく、1950年代にはマルメ歌劇場の監督を務め、オペラの演出などにも携わり、洗練された作品を上演したことでも知られています。
スウェーデン最大の島“ゴトランド”の北にあるフォーロー島。ここにあるベルイマンの自宅にやってきた、現代スウェーデンにおける最も確信的な4人の振付師たち。ここで彼らは強いインスピレーションを得て、新たな作品を作り上げます。収録された4つの作品はどれも手の動きや、瞼のこまやかな動きに至るまで全てに心配りがされており、ベルイマンの詩的で豊かな感情表現を継承しています。

 収録時間:51分(本編)/39分(ボーナス) 音声:スウェーデン語      ステレオ2.0/DD5.1(DVD)      ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)   字幕:日本語・英語・フランス語・韓国語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク Blu-ray・・・2層 50GB 1080i  High Definition




EURO ARTS(映像)


20 97044
(Blu-ray)
¥5000
※演劇作品です
シディ・ラルビ・シェルカウイ、
 『バベルBabel 7.16 (Words)』ライヴ映像

  『バベルBabel 7.16 (Words)』
出演:エミリオス・アラポグル/ マガリ・キャスターズ/
 ナヴァラ“ニク”チャウダリ/ サンドラ・デルガディジョ/
 フランシス・ドゥシャルム/
 ジョン・フリップ・ファルストレーム/
 レイフ・フェデリーコ・フィルンハーバー/
 ダリル・E・ウッズ/ ダミアン・フルニエ/
 ベン・フューリー/ アリアシュカ・ヒルサム/
 ウルリカ・キン・スウェンソン/ 上月一臣/
 ピアー・リーチ/ ジョセファ・マドキ/
 クリスティーン・ルブテ/ ネモ・ウーグフーデ/
 ジェイムス・オハラ/ ヘルダー・シーブラ/
 モハメド・ツカブリ/ マイオン・ファン・デル・ショット/
 ジェイムス・ヴ・アン・ファム
20 97048
(DVD)
¥3500
※演劇作品です
 鬼才振付家シディ・ラルビ・シェルカウイ、2016年アヴィニョン演劇祭で上演された衝撃の舞台『バベルBabel 7.16 (Words)』ライヴ映像

 振付: シディ・ラルビ・シェルカウイ、ダミアン・ジャレ/舞台装置: アントニー・ゴームリー/
 音楽:阿部一成、パトリツィア・ボヴィ、マハブーブ・ハーン、サッタル・ハーン、ガブリエル・ミラクル、吉井 盛悟/
 ミュージック・アドヴァイザー:ファレティン・ヤーキン/ドラマトゥルギー:ルー・コープ/
 台本:ルー・コープ、ヴィラヤヌル・ラマチャンドラン、ニコレ・クラウス、カルティカ・ナイール/
 衣装:アレクサンドラ・ギルバート/照明:ウルス・シェーネバウム、アダム・カレ
 収録:2016 年7 月、アヴィニョン演劇祭、ライヴ
 (Blu-ray)画面:Full HD 16:9、音声:PCM ステレオ、言語:英、字幕:英独仏、リージョン:All、110分
 (DVD)画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、言語:英、字幕:英独仏、リージョン:All、110分

 俳優・森山未來も出演し、日本で上演された舞台「テヅカ TeZukA」や「プルートゥ PLUTO」でも大きな話題となった、革新的な表現で世界の演劇・ダンスシーンに衝撃を与え続けている振付家シディ・ラルビ・シェルカウイ。
 この映像は、2014 年に日本でも上演されたシェルカウイの代表作『バベル(Words)』を元に再構築され、2016 年世界最大級の演劇の祭典「アヴィニョン演劇祭」の野外劇場で行われた『バベルBabel 7.16 (Words)』のライヴ映像です。

 『バベル(Words)』の内容は、旧約聖書の創世記11 章に登場する巨大な塔「バベルの塔」の話しが元になっています。ノアの大洪水の後、バビロンの地域に住んだ人類は、頂が天に達するほどの高い塔を建てようとしたが、この試みが神の怒りをかったことにより罰として人間の言語をバラバラにさせられた。互いに言葉が通じなくなったことにより、塔の建設は中断、その結果人間は多様な言語をもつようになり各地へと散らばって行った。というもの。シェルカウイは、人類の技術進歩による傲慢さと、異なる言語間のミスコミュニケーションを独特の世界観で描いています。
 7.16 の意味は、7+16=23( 出演者数)、7+1+6=14(14 国籍) → 1+4=5(5 大陸/ 人体の5 パーツ) ということ。民族、地域、様々な言語、国家のアイデン ティティといった問題が、鋭く、時にはユーモラスに多国籍なダンサーとミュージシャンらによって提示されていきます。
 世界文化賞の彫刻部門受賞したこともあるアントニー・ゴームリーによる5 大陸をあらわす大きな舞台装置が、パフォーマーたちに よって次々とフォーメーションを変え、領土、陣地、自室、など、見えない境界線を現れ出ます。混沌とした現代の世界情勢に一石を投じる内容となっています。






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NAXOS(映像)



2.110368
(DVD)
\2700→\2490
ヘニング・クラッゲルード
 モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン協奏曲 第3番-第5番 他

 1.オープニング
 2.ヴァイオリン協奏曲 第3番の紹介
 ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K216
  3.第1楽章:Allegro
  4.第2楽章:Adagio
  5.第3楽章:Rondeau:Allegro
 6.ヴァイオリン協奏曲 第4番の紹介
 ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K218
  7.第1楽章:Allegro
  8.第2楽章:Andante cantabile
  9.第3楽章:Rondeau: Andante grazioso-Allegro ma non troppo
 10.ヴァイオリン協奏曲 第5番の紹介
 ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K219
  11.第1楽章:Allegro aperto
  12.第2楽章:Adagio
  13.第3楽章:Rondeau:Tempo di Menuetto
 14.アダージョ ホ長調の紹介
 15.アダージョ ホ長調 K261
 ボーナス:バックステージより
※カデンツァはすべてヘニング・クラッゲルード作
ヘニング・クラッゲルード(ヴァイオリン)
ノルウェー室内管弦楽団
 このアルバムに収録された3曲のヴァイオリン協奏曲は、どれも19歳の若き天才モーツァルトの作品ですが、古今の数多いヴァイオリン協奏曲と比較しても全く遜色のない出来栄えを誇っています。
 感情溢れる第2楽章の美しさで知られる「第3番」、ザルツブルクの宮廷ヴァイオリニスト、アントニオ・ブルネッテイのために書かれたとされる「第4番」、18世紀のヨーロッパで大流行していた“トルコ趣味”が取り入れられた「第5番」は、どれもエレガントで洗練されています。
 オスロ生まれのヴァイオリニスト、クラッゲルードは、各々の曲の紹介を加えながら丁寧にかつ流麗に演奏。才能ある作曲家でもあるクラッゲルードらしく、カデンツァは全て自作というところにも、彼の強いモーツァルト愛が感じられます。

 収録 2015年1月29日 ライヴ Akershus Castle Church (Slottskirke),Oslo, Norway 収録時間:97'33" 音声:ステレオ2.0/DD5.1 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク





先日発売のCDはこちら!!

8.573513
\1100
ようやくの王道路線!ヘニング・クラッゲルード
 モーツァルト:ヴァオリン協奏曲 第3番・第4番・第5番

 1-3.ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K216
 4-6.ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K218
 7-9.ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K219
  ※1.2.4.5.7.8…カデンツァ:ヘンニング・クラッゲルード作曲
ヘンニング・クラッゲルード(ヴァイオリン)/
ノルウェー室内管弦楽団
録音 2015年1月27-29日 ノルウェー オスロ,アケルフス城教会

 ノルウェーに現れたヴァイオリン界の俊英、ヘンニング・クラッゲルード。
 2003年録音のシンディングとシベリウスのヴァイオリン協奏曲で鮮烈な印象を残す彼は、それ以降もシンディングやグリーグなどの北欧ヴァイオリン作品や、イザイ、シュポアといった高い技術を要求される作品を次々とリリースし、国際的な評価を受けています。
 また作曲家、編曲家としても才能を発揮、そして最近はクラシックだけに留まらず、ジャズ・アーティストとコラボしたりとマルチな活躍をみせています。
 そんなクラッゲルードが今回取り組んだのはモーツァルト(1756-1791)の3つの協奏曲。
 彼のヴァイオリン協奏曲の中で最初に成功したと言われる第3番、勇壮な主題で知られる第4番、終楽章にトルコ風の楽想が用いられているため「トルコ風」と呼ばれる第5番と、どれも人気の高い作品です。どの作品にもカデンツァが置かれていて、奏者の腕の見せ所となっていますが、クラッゲルードはもちろん自作を演奏。変幻自在な彼の楽想の迸りをぜひ聞いてみてください。



*****

 ああ、こうしてクラッゲルードのモーツァルトのコンチェルトが聴けるとは!
 こんな王道コンチェルトは絶対やってくれないと思っていたのに・・・
 やっぱり長生きはするものだ・・・


クラッゲルードのモーツァルトにはこの名盤があった

8.572258
¥1600
ヘンニング・クラッゲルード!
モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調k563
 1-6.ディヴェルティメント変ホ長調 k563
  <第1楽章アレグロ/第2楽章アダージョ/
   第3楽章メヌエット/第4楽章アンダンテ/
   第5楽章メヌエット/第6楽章ロンド>/
 7.弦楽三重奏曲ト長調 K.anh.66(K562e) — アレグロ(断章)
ヘンニング・クラッゲルード(ヴァイオリン)/
ラーシュ・アネルス・トムテル(ヴィオラ)/
クリストフ・リヒター(チェロ)

モーツァルト(1756-1791)32歳の時に作曲されたディヴェルティメント変ホ長調は、高い音楽性と流麗な曲想を持つにも拘わらず、なぜかあまり聴かれることがありません。そもそもディヴェルティメントは自由な形式を持つ楽しい曲であるはずなのに、この作品は恐ろしいまでの精緻な作曲技法が施されており、各楽器の演奏技術も高いものが要求され、ちょっとやそこらで演奏できるようなものではありません。それだけに、聴き手も大いなる喜びと緊張感を同時に味わうこととなる、まことにもって「一筋縄ではいかない」作品なのです。モーツァルトのフリーメーソン仲間であり、よくお金を借りていた友人プーフベルクの依頼であったことや、変ホ長調という調性、また「三」重奏であるということ(3はフリーメーソンにとって重要な数字)から、フリーメーソンのための曲とも言われています。




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2.110353
(DVD)
\2700→\2490

クラッゲルード・プレイズ・クライスラー

 1.オープニング
 2.愛の悲しみ
 3.「本日のコンサートにようこそ」
 4.軍隊行進曲
 5.道化役者
 6.「12歳の時に」
 7.オーカッサンとニコレット
 8.「クライスラーが最終的に彼のキャリアを始めたのは」
 9.ルイ13世のシャンソンとパヴァーヌ
 10.L.クープランの様式によるラ・プレシューズ
 11.プロヴァンス風の朝の歌
 12.「クライスラーは広い範囲で成功を収めました」
 13.メヌエットのテンポで
 14.前奏曲とアレグロ
 15.「クライスラーが管理した理由の一つは」
 16.羊飼いのマドリガル
 17.「クライスラーが4歳だった時」
 18.兵士の行進曲
 19.「クライスラーはいくつもの違うタイプの音楽を作曲しました」
 20.エピソード
 21.シンコペーション
 22.「シシリエンヌとリゴードンは有名な作品です」
 23.シシリエンヌとミュゼット
 24.シシリエンヌとリゴードン
 25.「クライスラーはハリエットと結婚しました」
 26.アンダンティーノ
 27.プレギエラ-祈り
 28.「私たちはプログラムの終わりに近づいています」
 29.ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
 30.美しきロスマリン
 31.「ありがとうございました」
 32.スケルツォ
 33.愛の悲しみ(アンコール)
 34.クレジット
ニルス・トーレ・ルスによる編曲
ペーター・ヴォルフによる編曲…10.24.30.32
ヘニング・クラッゲルード(ヴァイオリン)
オスロ・カメラータ
 オスロ生まれのヴァイオリニスト、クラッゲルード。作曲家、編曲家として、またジャズ・アーティストとのコラボも聴かせるマルチなアーティストです。このコンサートでは、普段使っているグァルネリではなく、銘器「クライスラー・ベルゴンツィ」(1740年頃制作)を用いての登場。このヴァイオリンはもともとクライスラーが所持していた楽器で、クラッゲルードは強い共感と親しみを持って愛すべき小品を演奏しています。
 また、曲間には彼自身のナレーションで、クライスラーの生涯と作風、そして「なぜクライスラーは自作を過去の作品と詐称したか」などの興味深い事象を紹介することで、クライスラーへの理解を深めることに成功しています。

  収録 2011年11月1日 the‘Old Lodge’, Oslo, Norway 収録時間:100'47" 音声:ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク




何度でもご紹介します。
ヘンニング・クラッゲルードのシベリウス!

(かれこれ12年も前のコメントから・・・)

 NAXOSは毎月、3ヵ月後くらいにリリースされるCDのハイライトを収録したサンプルCDを送ってくる。
 流し聴きして、印象に残ったものはチェックする。
 わずか2、3分とはいえ、すごい演奏、すごい音楽というのはさすがにピピンとくる。しかし聴いた瞬間のけぞって、泡吹きそうになり、いきなり代理店に電話して未発売のCDを無理やりドイツから取り寄せてもらったのは今回が初めてである。

 ヘンニング・クラッゲルードというヴァイオリニストのシベリウスのヴァイオリン協奏曲。

 すごい。
 ほんとにすごい。

 この曲には数々の名演があり、最近ではCD−Rで紹介したブスタボやクレーメル、トゥルバン、CDならムター、ヘンデル、フリード、イグナティウス、ウィックスと恐るべき名演がひしめく。ちょっとやそっとの演奏ではなかなかそのすさまじい集団に入り込むことはできない。
 ところが・・・。

 ヘンニング・クラッゲルード。1973年オスロ生まれ。いかにも北欧系の美青年である。
 ウィックスなどに師事したあと、1992年にデビュー。地元で活動しながらいくつかの賞を取りつつ、1998年にカーネギー・ホール・デビュー。2000年には北欧系のオケと数多く共演、翌年には全世界各地で公演している。協奏曲ではベルグルンド、ザンデルリンク、ヤンソンス、ドミトリエフ、I・フィッシャー、ラザレフ、室内楽ではアンズネス、アルゲリッチ、カプコン、コヴァセヴィチ、モルク、ウィスペルヴェイなど超一流と共演してきた。

 クラッゲルードといえば、3、4年前に同じNAXOSから「ノルウェー・ヴァイオリン名曲集」というアルバムをリリースして、ベストセラーになった記憶がある。が、それ以来とくに名前は聞かなかったような気がする。そのアルバムはノルウェーの知られざる美しいヴァイオリン作品を集めたもので、北欧ファンばかりでなく一般ファンからも大いに受け容れられた。
 そのアルバムはまさにクラッゲルードのためのアルバム。
 超・超絶技巧となるシンディングの作品もすごいのだが、ブルやハルヴォルセン、スヴェンセンたちの作品に抒情と憂愁と激しい情熱をこんなにも心込めて音楽に注ぎ込めることができたのは、まさにクラッゲルードだったからこそ。美しい作品にも注目が集まったが、やはりクラッゲルードのヴァイオリンに話題が集中した。

 ・・・だが、20代半ばの青年らしい清潔で若々しさに満ちた素敵な演奏ではあったが、そこに人生を変えさせるようなおそるべき魔性は存在しなかった。

 しかし、あれから6年。
 クラッゲルードが放った最新作は、まさしく魔性というにふさわしい特別ななにかをまとっていた。


 ・・・今回のシベリウス。技巧は完璧。

 しかしそんなことはどうでもいい。このヴァイオリニストの放つ強烈、且つ甘美なエネルギーに魅せられたのである。
 ヴィオラ・ソリストとしても活躍しているからなのか、ヴァイオリンとは思えないような野太い音。一音一音に込めるずっしりとした思いのようなものが伝わってくる。それは早いパッセージでも同じで、決して安直に弾き流さない。
 ジェラール・プーレも同じように一音一音を大事に弾くが、プーレが軽快なのに対してクラッゲルードは重い。
 グルベルトも同じように一音一音を大事に弾くが、グルベルトが殺気立っているのに対してクラッゲルードはもっと颯爽としている。

 そのずば抜けた存在感は単なるマッチョな太さや、根暗な鈍重さからくるものではない。なんだかスケールのでかさを感じさせる安心感。男が惚れる男気のようなものか?
 とにかくかっこいいのである。
 こんなにも重厚で颯爽としていて、そしてセクシーなシベリウスは初めて。
 この曲は男には弾けない、となんとなく思っていたが(クレーメルのライヴCD-Rやトゥルバンの演奏があってもなお)、今回完全に撤回する。 
 あのベストセラー・アルバム「ノルウェー・ヴァイオリン名曲集」から6年。クラッゲルードは音楽を愛する気持ちはそのままに、ひとまわりもふたまわりも大きくなって、男らしくなって我々の元に返ってきたのである。


 ちなみに続くシンディングがまた美しく切ない作品。シベリウスやメンデルスゾーン、ブルッフなど古今の名作をひっくるめたような作品だが、もちろん独立した作品としても十分な傑作。なんとなく聴いたことがあると思って誰の演奏で聴いたんだろうとカタログを見たら、完全な錯覚だった・・・・なんと競合盤は1枚もなかった。ひょっとしたら初CD化なのか?クラッゲルードのヴァイオリンはここでももちろん縦横無尽。この無名の名作を華麗に美しく仕立て上げる。




naxos
8.557266
\1600
クラッゲルードのシベリウス
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
        2つのセレナードから第2番
 シンディング:ヴァイオリン協奏曲
         ロマンス
ヘンニング・クラッゲルード(vn)
ビャーテ・エングスト指揮
ボーンマス響
今回はクラッゲルードの特集なのでエングストの指揮のことはあまり書かなかったが、このひとのツボを得たサポートも見事。




ジェラード・シュワルツ(指揮) オールスター・オーケストラ


 「オールスター・オーケストラ」は30以上のアメリカのオーケストラから選抜された奏者たちが、ジェラード・シュワルツの下で様々な音楽を演奏するというプロジェクト。
 定番の有名曲から、アメリカの作曲家による新作の世界初演まで、あらゆる曲を完璧に演奏することで知られています。
 ニューヨーク、マンハッタンセンターのグランドボールルームで、19台のカメラを駆使してハイヴィジョン撮影が行われるという彼らの演奏会「サミット」は1年に1回開催され、21世紀のシンフォニック・エクスペリエンスとして記録されています。


2.110350
(DVD)
\2700→\2490
【プログラム5:音楽に見る絆】
 1.ブラームス(1833-1897):大学祝典序曲 ハ短調 Op.80
 2.シューマン(1810-1856):交響曲 第3番 変ホ長調「ライン」Op.97
【プログラム6:現代に息づく芸術】
 1.ダニエルプール:ピアノ協奏曲 第4番「英雄の旅」-第3楽章
 2.サミュエル・ジョーンズ:チェロ協奏曲
 3.ヨーゼフ・シュワントナー:ヴァイオリンのための独白「詩人の時」

ワン・シャイン(ピアノ)…1
ジュリアン・シュワルツ(チェロ)…2
イェフゲニー・クティク(ヴァイオリン)…3
ジェラード・シュワルツ(指揮)
オールスター・オーケストラ
 プログラム5では、ロベルト・シューマンとブラームスの関係を、シューマンの妻クララの存在を通して探求します。クララは自ら優れたピアニストであると同時に、夫と若き友人それぞれに強いインスピレーションを与え、いくつもの優れた作品が生まれました。
 プログラム6は、現代における「協奏曲」の誕生までのプロセスが描かれています。アメリカの3人の作曲家と、優れた若手ソリストのインタビューも収録されています。
  収録 2012年8月 ライヴ the Grand Ballroom, Manhattan Center, New York 収録時間:本編114分 音声:ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク
 


2.110351
(DVD)
\2700→\2490
【プログラム7:音楽の心への衝撃】
 1.チャイコフスキー(1840-1893):交響曲 第4番
 2.ディヴィッド・ストック(1939-2015):Blast!
【プログラム8:マーラー:愛、悲しみ、そして超越】
 1.マーラー(1860-1911):歌曲集「若き日の歌」(抜粋)
  ナンシー・モルツビー(メゾ・ソプラノ)
 2.マーラー:交響曲 第2番 ハ短調「復活」-第1楽章
 3.オーガスタ・リード・トーマス(1964-):Of Paradise and Light 楽園と光
 4.バーナード・ランズ(1934-):Adieu さようなら
ジェラード・シュワルツ(指揮)
オールスター・オーケストラ
 プログラム7は、チャイコフスキーの「交響曲第4番」を通して、彼の激動の人生を探ります。また、ストックの「Blast!」は「交響曲第4番」の印象的なファンファーレにインスパイアされた小品です。
 プログラム8はマーラーの情熱について。リュッケルトの詩による歌曲では、愛と自然が描かれ、「交響曲第2番」では、彼が終生取りつかれていた「死への概念」が表現されています。
 これらの主題は、トーマスの「楽園と光」、ランズの「さようなら」でも聞き取ることができます。

  収録 2012年8月 ライヴ the Grand Ballroom, Manhattan Center, New York 収録時間:本編114分 音声:ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク




VAI(映像)



VAIDVD 4601
(DVD)
¥5300
DIVAS ON POINTE
 マイヤ・プリセツカヤ
  ビゼー/シチェドリン:カルメン組曲(振付:アロンソ)よりカルメンの入場
 マリア・トールチーフ
  メンデルスゾーン:スコットランド交響曲(振付:バランシン)よりアダージョ
 アリシア・アロンソ
  チェイコフスキー:白鳥の湖(振付:プティパ)より 黒鳥のパ・ド・ドゥ
 デイム・マーゴ・フォンテイン
  チャイコフスキー:眠れる森の美女(振付:アロンソ)より オーロラの入場&ローズ・アダージョ
 ヴィオレット・ヴェルディ
  チャイコフスキー:ロメオとジュリエット(振付:リファール)より 抜粋
 ガリーナ・ウラノワ
  プロコフィエフ:ロメオとジュリエット(振付:ラヴロフスキー)より バルコニーの情景
 エカテリーナ・マクシーモワ
  プロコフィエフ:ロメオとジュリエット(振付:ラヴロフスキー)より ジュリエットの部屋
  ハチャトゥリアン:スパルタクス(振付:グリゴロヴィチ)より アダージョ
 ライサ・ストルチコワ
  プロコフィエフ:キージェ中尉(振付:タラソワ&ラパウリ)より レディー・イン・ウェイティング
 イリーナ・コルパコワ
  グラズノフ:ライモンダ(振付:プティパ)より第1幕第2場
 ナジェージダ・パーヴロヴァ
  ミンクス:ドン・キホーテ(振付:プティパ)より キトリのヴァリアシオン&バシリとキトリの踊り
 ニーナ・アナニアシヴィリ
  ミンクス:ドン・キホーテ(振付:プティパ)より 第4幕グラン・パドゥドゥ
 ボーナス:
  アレクサンドラ・ダニロワ
   オッフェンバック:パリの喜び より 
 世界的プリマの伝説的映像集

 画面:4:3,B&W/Color,NTSC、音声:MONO/STEREO、リージョン:All、76分

 1954 年から1992 年の世界的プリマの伝説的映像を集めたDVD。20 世紀を代表する偉大なバレリーナ、ロシアのマイヤ・プリセツカヤ。ジョージ・バランシンのミューズであり3 番目の妻でもあったアメリカのマリア・トールチーフ。キューバが誇るバレエ・ダンサーで、90 歳を超えた今も後進の指導に情熱を傾けるアリシア・アロンソ。
 現代イギリス・バレエの発展に大きな影響を与えたデイム・マーゴ・フォンテインは、彼女最大の当たり役「眠れる森の美女」のオーロラ姫の映像が収録されています。
 パリ・オペラ座バレエの芸術監督も務めたヴィオレット・ヴェルディ。ロシア・バレエ界の人間国宝、ガリーナ・ウラノワ。ボリショイ・バレエのトップバレリーナだったエカテリーナ・マクシーモワとライサ・ストルチコワ。ABT のバレエ・ミストレスを務めたイリーナ・コルパコワ。可憐な姿で人々魅了したナジェージダ・パーヴロヴァ。2017 年には日本最後のクラシック・ガラを行った世紀のプリマでジョージア国立バレエ団 芸術監督も務めるニーナ・アナニアシヴィリ。バレエ・リュスのメンバーであったアレクサンドラ・ダニロワの「パリの喜び」もボーナスとして収録されています。














2/28(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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LSO LIVE-COLIN CURRIE RECORDS



CCR 0001
¥2000→\1890
「ドラミング」!
 ライヒ自らが「ベストの録音」と絶賛!

  スティーヴ・ライヒ:ドラミング(1971)
コリン・カリー・グループ
 〔コリン・カリー、ジョージ・バートン、
  アントワーヌ・ブデヴィ、
  リチャード・ベンヤフィールド、
  アダム・クリフォード、オーウェン・ガンネル、
  キャサリーン・リング、
  アドリアン・スピレット、サム・ウォルトン〕
ロウランド・サザーランド(ピッコロ)
シナジー・ヴォーカルズ
 〔ミカエラ・ハスラム、
  ヒザー・ケアンクロス(口笛も担当)〕
 コリン・カリーのレーベル、コリン・カリー・レコーズ、始動!第1 弾は世界を驚嘆させた完成度、「ドラミング」!ライヒが「ベストの録音」と太鼓判を押す驚異の名演!

 録音:2017 年5 月8 日、ロンドン、倉庫にて(24bit 96kHz PCM)

 ライヒも認める世界的パーカッション奏者、コリン・カリーが自身のレーベルを立ち上げました。その名もコリン・カリー・レコーズ。
 第1 弾は2012年12 月の来日公演でも日本を沸かせたライヒの屈指の人気曲にして大作の「ドラミング」!来日時と同じ、「コリン・カリー・グループ」と「シナジー・ヴォーカルズ」による録音です。
 コリン・カリー・グループは、2006 年BBC プロムスからライヒの70 歳を祝うイベントの企画を任されたカリーが、「ドラミング」を演奏するために、俊英奏者たちによって結成したアンサンブル。この新録音をライヒは「ベストの録音」と評しているとあって、なんとも注目です。シナジー・ヴォーカルズも、ライヒの信頼厚い声楽アンサンブル。主にアンプリファイされる作品のためのユニークなアンサンブルで、美しいハーモニーはもちろんのこと、正確無比なリズム感も高く評価されています。
 「ドラミング」は1971年に作曲され、9人の打楽器奏者と2人の歌い手、そしてピッコロ奏者によって奏される作品。ライヒのトレードマークでもあるフェーズ(それぞれの奏者が定型の旋律やリズム・パターンを奏で、それらが少しずつずれていくことによって独特の効果が生まれる)による作品です。4 つの一連の部分に分けられ、第1 部はボンゴ、第2 はマリンバ、そして第3 はグロッケンシュピールがそれぞれ主体となり、そして第4 部では全員が混然となって作品のクライマックスを迎えます。それぞれの定型リズムはいたってシンプルなのに、それらが混然一体となった時に生まれる新しい音世界は何度聴いても圧倒的。コリン・カリー・グループとシナジー・ヴォーカルズによる妙技と、正確無比のリズムが生みだす独自の迫力をおたのしみください。

 ≪コリン・カリー≫
 1976 年エディンバラ生まれ。2000 年ロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ・ヤングアーティスト賞受賞。圧倒的なパーカッショニズムで世界を魅了しています。ソリストとしてコンセルトヘボウ管、フィラデルフィア管、ロサンゼルス・フィル、ロンドン響、フィルハーモニア管などとの共演多数のほか、リサイタルや室内楽でも活躍しています。さらに、ライヒ、カーター、アンドリーセン、マクミラン、ラウタヴァーラ、アホ、ターネイジらの作品の初演を手がけています。オリヴァー・ナッセン作品をエマールと共演したCD や、バルトークの2 台のピアノと打楽器のためのソナタ(ギイ、ティベルギアンと共演)など、リリースも多数ですが、このたび自身のレーベルを発足させました。
 ≪コリン・カリー・レコーズについて≫
 コリン・カリー・レコーズは、アンサンブル、そしてソロの主要なパーカッションのためのアンサンブルをリリースしていく予定で、第1 弾は、コリン・カリーが一躍世界に認められるところとなった「ドラミング」での満を持しての登場。クラウド・ファンディングを用いて資金を調達し実現したこのレコーディングを、ライヒは「これまでのドラミングの録音の中で、確実に、ベストのものになるだろう」と絶賛しています。
 特にこの20 年ほどの間に生み出された新しい音楽の数は豊かで、パーカッションの世界は限りなく広がった、とカリーはコメントしています。今後はカーター、クセナキス、シュトックハウゼン、細川俊夫、マントヴァーニらのリリースが予定されているとのことで、非常に楽しみなレーベルの誕生となりました。LSO Live が世界的にディストリビューションを行います。







DSO LIVE


DSOLIVE009
\2300
REJOICE-ダラス交響楽団のブラス&パーカッションセクションとオルガンによるクリスマス
 1.スネデカー(1966-):クリスマス・ファンファーレ
 2.ブルクハルト:リジョイス
 3.伝承曲:もろびとこぞりて(A.ディオレンツォ編)
 4.アルボー(1520-1595):ディンドン空高く(L.ヘンダーソン編)
 5.グレインジャー(1882-1961):
  サセックスの仮装行列によるクリスマス・キャロル(M.アレン編)
 6.ホルスト(1874-1934):クリスマスの日(M.アレン編)
 7.伝承曲:この素敵な香りは何?(P.スネデカー編)
 8.グルーバー(1787-1863):きよしこの夜(R.エルカー編)
 9.メル・トーメ(1925-1999)/ロバート・ウェルズ(1922-1998):
  暖炉では栗の実が焼け(D.ハンソン編)
 10.作者不詳:クリスマスの響き(A.ディオレンツォ編)
 11.伝承曲:フム、フム、フム(W.ベリー編)
 12.伝承曲:世の人忘れるな(W.ベリー編)
 13.伝承曲:明日は私が踊りましょう(R.ブルクハルト編)
 14.伝承曲:クリスマスの12日(A.カズディン編)
 15.メンデルスゾーン(1809-1847):
   カンタータ「祝典歌」-第2曲「天には栄え」(ディオレンツォ編)
 16.ホルスト:わびしき真冬に(P.スネデカー編)
 17.伝承曲:まぶねにやすけく(P.スネデカー編)
 18.ウェイド(1711-1786):神の御子は今宵しも(P.スネデカー編)
 19.ラフマニノフ(1873-1943):徹夜祷 Op.37-生神童貞女や慶べよ(D.ボースヴォルド編)
マリー・プレストン(オルガン…Lay Family Concert Organ)
ローレンス・ロー(指揮)
ダラス交響楽団ブラス、パーカッション
 2013年の12月から始まった、ダラス交響楽団の「クリスマス・コンサート」。ダラス交響楽団のブラス・セクションとパーカッション、そして壮麗な響きを放つオルガン“Lay Family Concert Organ”が伝統的なキャロルや、クリスマスの「お気に入りの曲」を次々と演奏。荘厳な雰囲気の曲や、ジャズ風のアレンジを効かせた曲まで、楽しい作品が詰まった1枚です。

 録音 2013年12月/2014年12月/2015年12月




DYNAMIC



CDS-7802
(2CD)
\3600
※DVD同時発売
マイヤベーア(1791-1864):歌劇《アンジュのマルガリータ》
 2幕のメロドラマ
 フェリーチェ・ロマーニ(台本)
 パオロ A.ロッシーニ&
  ペーター・カイザーによるクリティカル・エディション
アンジュのマルガリータ…ジュリア・デ・ブラシス(ソプラノ)
エドアルド…アルカンジェロ・カルボッティ(テノール)
ラヴァレンヌ伯爵…アントン・ロシツキー(テノール)
イサウラ…ガイア・ペトローネ(メゾ・ソプラノ)
リッカルド:グロウチェスター伯爵…バスティアン・トーマス・コール(バス)
カルロ・ベルモンテ…ローレンス・メイクル(バリトン)
ミケーレ・ガマウッテ…マルコ・フィリッポ・ロマーノ(バリトン)
ゲルトルーデ…エレナ・テレシェンコ(ソプラノ) 他
ファビオ・ルイージ(指揮)
イタリア国際管弦楽団
ピアチェンツァ市劇場合唱団
 1820年ミラノ・スカラ座で初演されたマイヤベーア4作目の歌劇《アンジュのマルガリータ》。イギリス中世に起きた「薔薇戦争」をモティーフに架空のキャラクターを取り込んだこの作品は大成功を収めました。
 しかし1854年にロンドンで再演されてからは、完全に忘れられてしまい。ようやく2017年、第43回イトリアの谷音楽祭の「ロンドン週間」で復活蘇演され、人々は激しく大胆な物語に固唾を呑みました。
 亡命してきたラヴァレンヌ伯と愛し合うヘンリー6世の未亡人マルガリータ、ラヴァレンヌ伯の妻イサウラ。この3人の駆け引きをファビオ・ルイージ指揮するオーケストラの華やかな響きが引き立てています。

  録音 2017年7.8月 イタリア マルティナ・フランカ 第43回イトリアの谷音楽祭
 

CDS-7800
\2300
ジョヴァンニ・ソッリマ:4つのストリングス
 1.フェデリコII-da“Viaggio in Italia”(2000)
 2.Zobeide(2000)
 3.ソネットとロンド I(2007)
 4.ソネットとロンド II(2007)
 5.ソネットとロンド III(2007)
 6.ソネットとロンド IV(2007)
 7.ソネットとロンド V(2007)
 8.ソネットとロンド VI(2007)
 9.L'isola Ferdinandea-da“Viaggio in Italia”(2000)
 10.Cretto-da“Viaggio in Italia”(2000)
 11.L'ortolano-da“Viaggio in Italia”(2000)
 12.Africa-I(1994)…世界初録音
 13.Africa-II(1994)
…世界初録音
 14.Africa-III(1994)
…世界初録音
アルケミア四重奏団
 現代イタリアの作曲家ジョヴァンニ・ソッリマの弦楽四重奏曲集。名手ヤニグロにチェロを学んだソッリマはチェリストとして活躍する傍ら、ミニマル・ミュージックやロック、ジャズなど様々な音楽素材を用いた独自の作風を持つ作品も数多く発表しています。
 この弦楽四重奏曲集も、バッハやダウランドと言った古風な作品に現代的要素を融合させた即興的で自由な音楽です。
 なかでも1994年に書かれた「アフリカ」はこの演奏が世界初演であり、ソッリマ自身が絶賛するダイナミックで官能的な演奏が繰り広げられています。

  録音 Clab Studios-Fpggia Italy 2016年7月.8月…1-11 2017年2月…12-14
. 


CDS-7805
\2300→\2090
CINEMA
 ピアノで聴く映画音楽史


 J.S.ザメニク(1872-1953):Sam Fox Moving Picture Musicより(1913)
 …世界初録音
  1.第3集-コメディ・シーン
  2.第3集-庭の愛の情景
  3.第3集-激しく劇的な情景
  4.第1集-インディアンの音楽
  5.第3集-さようならの音楽
 6.サティ(1866-1925):バレエ音楽《ルラーシュ(本日休演)》(ピアノ編)(1924)
 7-9.ミヨー(1892-1974):3つのワルツ Op.128c(1933)
 オーリック(1899-1983):3つの小品(1934)
…世界初録音
  10.第1番:レントラー
  11.第2番:エレジー
  12.第3番:パックの手紙-無言歌
 13.オネゲル(1892-1955):ショパンの思い出(1945)
 14.ヘンツェ(1926-2012):アン・プチ・フレーズ(1984)
 15.フランコ・マンニーノ(1924-):イノセント(1976)
 マヌエル・デ・シーカ(1949-):フィルム・ディ・パパの3つの映像より(1999)
  …世界初録音
  16.アマンティ-テーマ
  17.ウナ・ブレーヴェ・ヴァカンツァ-テーマ
  18.悲しみの青春-テーマ
  19.オスカー・ピーターソン(1925-2007):ボギー!俺も男だ-ブルース(1972)

 グルーシン(1934-):ザ・ファーム/法律事務所(1993)
  20.メイン・タイトル
  21.ミッチ・アンド・アビー
  22.メンフィス・ストンプ
  23.ブルース:愛と信頼の終わり
  24.ザ・プラン
  25.How Could You Lose Me?-エンド・タイトル
ルイージ・パロンビ(ピアノ)
 19世紀の終わりに、フランスのリュミエール兄弟によって映画装置「シネマトグラフ・リュミエール」が発明された時にはまだ音声は付いておらず、人々は映像と音楽を結び付けることに関心を抱くようになりました。
 最初の頃の映画館ではピアノやオーケストラが別に音楽を演奏していましたが、1920年代にトーキーが発明されてから「映画音楽」というジャンルが生まれ、ハリウッドを中心に一大勢力として発展していきます。
 このアルバムでは、初期の映画のための音楽が少しずつ発展していく様子がパロンビのピアノ独奏のみで表現されています。

  録音 2017年7月 Studio Milano Music Zone, Italy
 

CDS-7804
\2300
The Spirit of Sound
ハープとパーカッションのための作品集

 1.クラウディオ・スカンナヴィーニ(1959-):アルゴリズム
 2-6.グイド・ファッキン(1946-):Wu Shin-マントラ組曲(2016年、新ヴァージョン)
 7-18.フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936):12のスペインの民衆歌
       (P.ボニオーロ&G.ファッキンによるハープとパーカッション編)
 19-21.アヴェディス・ナザリアン(1928-):3つのアルメニア舞曲集(2016)
       (P.ボニオーロ&G.ファッキンによるハープとパーカッション編)
アヴァロカイト・デュオ
【メンバー】
グィド・ファッキン(パーカッション)
パトリツィア・ボニオーロ(ハープ)
 “ハープとパーカッション”という珍しい組み合わせから生まれる熱気溢れる音楽集。作品はどれも20世紀以降に書かれたものですが、どこか民族音楽を思わせる懐かしさも持っています。
 曲によっては2人が編曲することで、多彩なパーカッションの響きと、ハープの独特な音色が調和。極めてユニークで魅力的な世界が生まています。

  録音 2016年11月 Badla Pokesine Italy
 

CDS-7809
\2300
SMILE
 フレデリク・ドゥヴレーズ(1929-):ベンヴェヌータ組曲…編曲版世界初録音
  1.Dream 夢
  2.Habanera ハヴァネラ
  3.Waltz ワルツ
  4.Tango タンゴ
 ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡より
  (E.デシンペライアによるコントラバスとピアノ編)
  5.第1番:ムーア人の織物
  6.第5番:ナナ
  7.第7番:ポロ
  8.第3番:アストゥーリアス地方の歌
  9.第6番:カンシオン
  10.第4番:ホタ
 ドゥヴレーズ:4つのフランドルの歌
…世界初録音
  11.第1番:Ter nagedachtenis
  12.第2番:La harpe
  13.第3番:Heldengraven
  14.第4番:Eenzaamheid
 15-20.バルトーク(1881-1945):ルーマニア民俗舞曲 BB 68より
  (E.デシンペライアによるコントラバスとピアノ編)
 ガーシュウィン・セレクション(エリク・デシンペライアによる編曲)

  …編曲版世界初録音

  21.アイ・ゴット・リズム
  22.サマータイム
  23.リザ
  24.ベス、君は今も僕のもの
  25.スワンダフル
 26.チャップリン(1889-1977):モダン・タイムズ-スマイル
  (E.デシンペライアによるコントラバスとピアノ編)
  
…編曲版世界初録音
ダヴィド・デシンペライア(コントラバス)
エリク・デシンペライア(ピアノ)
 コントラバスとピアノのデュオによる近現代の作品集。第一次世界大戦の恐怖を描いたドゥブレーズの作品を中心に、ファリャやバルトーク、デシンペライア自身が編曲したガーシュウインの名曲など多彩な作品が並んでいます。
 アルバム・タイトルとなった「スマイル」はチャップリンの映画「モダン・タイムズ」のラスト“絶望した少女をチャーリーが元気付ける場面”で奏される有名な曲。この曲を最後に置くことで、アルバム全体にも希望がもたらされています。

  録音 2016年7月4日,8月5-6日 Royal Conservatory of Brussels Concert Hall, Belgium




PALADINO MUSIC



PMR-86
\2600
ヨーゼフ・メルク(1795-1852):独奏チェロのための20の練習曲集 Op.11
 1.第1番:ハ長調
 2.第2番:ハ長調
 3.第3番:イ短調
 4.第4番:ト長調
 5.第5番:ホ短調
 6.第6番:ニ長調
 7.第7番:変ロ長調
 8.第8番:ハ短調
 9.第9番:変ロ長調
 10.第10番:ト短調
 11.第11番:ハ短調
 12.第12番:ニ長調
 13.第13番:ロ短調
 14.第14番:嬰ヘ短調
 15.第15番:イ長調
 16.第16番:ホ長調&嬰ヘ短調
 17.第17番:ロ長調
 18.第18番:嬰ハ短調
 19.第19番:嬰ヘ長調
 20.第20番:変ニ長調
マルティン・ルンメル(チェロ)
 19世紀前半のオーストリアで、最も影響力の強いチェリストであったヨーゼフ・メルク。彼はウィーンで生まれ、最初はギターとヴァイオリンを学んでいましたが、15歳の時にイヌに左手を噛まれたことが原因で、ヴァイオリンからチェロに転向。瞬く間に才能を開花させました。
 シューベルトやショパンとも交友を持つなど、当時の音楽界で高い知名度を誇り、技巧的なチェロのための作品を数多く残しています。オペラのメロディをアレンジした作品が知られていますが、この練習曲はチェロを演奏するために必須とされる技術を習得しながら、音楽性も養える優れた教本として知られており、ルンメルもこの曲集を単なる練習曲ではなく「芸術性の高い小品集」として演奏しています。
 以前Musicaphonレーベルから発売されていたアルバムの移行盤です。

  録音 2008年
 

PMR-90
\2600
J.S.バッハ(1685-1750):ヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードのためのソナタ集
 1.ハープシコードのためのアダージョ BWV1005(原曲:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ ハ長調より)
 ヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードのためのソナタ ト長調 BWV1027
  2.第1楽章:Adagio
  3.第2楽章:Allegro ma non tanto
  4.第3楽章:Andante
  5.第4楽章:Allegro moderato
 ヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードのためのソナタ ニ長調 BWV1028
  6.第1楽章:Adagio
  7.第2楽章:Allegro
  8.第3楽章:Andante
  9.第4楽章:Allegro
 ハープシコードのためのソナタ ニ短調 BWV1003(原曲:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ イ短調)
  10.第1楽章:Adagio
  11.第2楽章:Fuga
  12.第3楽章:Andante
  13.第4楽章:Allegro
 ヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードのためのソナタ ト短調 BWV1029
  14.第1楽章:Vivace
  15.第2楽章:Adagio
  16.第3楽章:Allegro
ローラ・ヴォーガン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジェームズ・ティブルズ(ハープシコード)
 オーストラリア出身のガンバ奏者、ローラ・ヴォーガンと、ニュージーランドの古楽奏者ジェームズ・ティブルズのコンビによるJ.S.バッハのガンバ・ソナタ集。
 BWV1027からBWV1029の3曲は、バッハ自身の手による作品も含め、様々な他の楽器のために編曲されているという経緯もあり、ティブルズはこのアルバムのために2曲の「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ」をハープシコード用に編曲したものを演奏。バッハのトランスクリプションに敬意を捧げています。

 録音 2017年1月23-25日 Music Theatre, School of Music, University of Auckland Auckland, New Zealand


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2181
¥2500
オイストラフ&クリュイタンスの定番、
 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲

  ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
フランス国立放送局管弦楽団
 2 トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ。オイストラフ&クリュイタンスの定番。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲

 セッション録音:1958 年11 月8-10 日/サル・ワグラム(パリ)/使用音源:Private archive(2 トラック、38 センチ、オープンリール・テープ)/ステレオ

 ■制作者より
 ステレオ初期、フランス・コロンビアがベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の、初めてのステレオ録音に巨匠ダヴィド・オイストラフを得たことは幸運でした。バックを務めるのはクリュイタンスとフランス国立、当時としては望みうる最上の選択、これも敏腕プロデューサー、レッグのおかげでしょう。音質はいつものように、テープの情報を最忠実に復刻しています。また、表紙の写真ほか、解説書の内容も、録音当時を偲ばせる資料を掲載しています。(平林直哉)



<映像>


DYNAMIC(映像)



DYNDVD37802
(2DVD)
\4100
※CD同時発売
マイヤベーア(1791-1864):歌劇《アンジュのマルガリータ》
 2幕のメロドラマ
 フェリーチェ・ロマーニ(台本)
 パオロ A.ロッシーニ&
  ペーター・カイザーによるクリティカル・エディション
アンジュのマルガリータ…ジュリア・デ・ブラシス(ソプラノ)
エドアルド…アルカンジェロ・カルボッティ(テノール)
ラヴァレンヌ伯爵…アントン・ロシツキー(テノール)
イサウラ…ガイア・ペトローネ(メゾ・ソプラノ)
リッカルド:グロウチェスター伯爵…バスティアン・トーマス・コール(バス)
カルロ・ベルモンテ…ローレンス・メイクル(バリトン)
ミケーレ・ガマウッテ…マルコ・フィリッポ・ロマーノ(バリトン)
ゲルトルーデ…エレナ・テレシェンコ(ソプラノ) 他
ファビオ・ルイージ(指揮)
イタリア国際管弦楽団
ピアチェンツァ市劇場合唱団

アレッサンドロ・タレヴィ(演出)
マドリーン・ボイド(装置・衣装)
ジュゼッペ・カラブロ(照明)
リッカルド・オリヴィエール(振付)
 1820年ミラノ・スカラ座で初演されたマイヤベーア4作目の歌劇《アンジュのマルガリータ》。19世紀フランスで流行していた“史実を取り入れた壮大な物語”の流れを汲んでおり、イギリス中世に起きた「薔薇戦争」をモティーフに架空のキャラクターを取り込んだこの作品も大成功を収めました。
 瞬く間にイタリア、フランス、ドイツをはじめとしたヨーロッパの各地で演奏されましたが、1826年に作成されたフランス語版は、マイヤベーア自身の他の作品から音楽が追加された“大規模な改訂版”であったためかほとんど話題になることはなくそのまま失墜。1854年にロンドンで再演された際には元のイタリア語版に戻されましたが、人気が回復することはありませんでした。
 およそ150年眠っていたこの歌劇がようやく2017年、第43回イトリアの谷音楽祭の「ロンドン週間」で復活蘇演され、人々は激しく大胆な物語に固唾を呑みました。
 亡命してきたラヴァレンヌ伯と愛し合うヘンリー6世の未亡人マルガリータ、ラヴァレンヌ伯の妻イサウラ。この3人の駆け引きをファビオ・ルイージ指揮するオーケストラの華やかな響きと、アレッサンドロ・タレヴィの現代的な演出が引き立てています。

 収録 2017年7.8月 イタリア マルティナ・フランカ 第43回イトリアの谷音楽祭 収録時間:本編160分 音声:イタリア語 ステレオ2.0/DD5.1 字幕:イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク



.

VAI(映像)



VAIDVD 4595
(DVD)
¥4700→\4290
世紀を代表するヴァイオリン奏者たちの貴重な映像集
 ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト Vol.1

 クリスチャン・フェラス
  メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調より第1楽章(12’17)
 ユーディ・メニューイン
  パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調より第2楽章(4’48)
 ナタン・ミルシテイン
  バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調BWV1006より前奏曲(3’20)
 ヘンリク・シェリング
  バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV1001よりフーガ(6‘03)
 スターン・トリオ
  ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1-3より第4楽章(5‘51)
 ミッシャ・エルマン
  クライスラー:美しきロスマリン
 マイケル・レビン
  クライスラー:中国の太鼓
 ダヴィッド・オイストラフ
  ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108より第1楽章(8‘45)
    画面:4:3,B&W/Color,NTSC、音声:MONO/STEREO、リージョン:All、60分


VAIDVD 4598
(DVD)
¥4700→\4290
世紀を代表するヴァイオリン奏者たちの貴重な映像集
 ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト Vol.2

 イダ・ヘンデル
  サラサーテ:カルメン幻想曲Op.25より序奏(3‘20)
 ダヴィッド・オイストラフ
  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調より第1楽章(7‘46)
 アイザック・スターン
  ブラームス:F.A.E.ソナタWoO Post.2より第3楽章(5‘20)
 ヘンリク・シェリング
  ブラームス:ハンガリー舞曲第17番(3‘50)
 グァルネリ・カルテット
  ベートーヴェン:弦楽四重奏曲ヘ短調Op.95「セリオーソ」より第3楽章(4‘40)
 ルッジェーロ・リッチ
  チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調より第3楽章(8‘45)
 アーロン・ローザンド
  フランク:ヴァイオリン・ソナタイ長調より第4楽章(5‘58)
 ヨゼフ・スーク
  ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタJW7/7より第3,4楽章(5‘58)
 ヨゼフ・シゲティ
  フバイ:チャールダーシュの情景第3番(6‘30)
 ジノ・フランチェスカッティ
  サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20(7‘05)
    画面:4:3,B&W/Color,NTSC、音声:MONO/STEREO、リージョン:All、60分
 世紀を代表するヴァイオリン奏者たちの貴重な映像集

 世紀を代表するヴァイオリン奏者たちの貴重な映像集2 タイトル。美しい音色で魅了したフランスの名ヴァイオリニスト、クリスチャン・フェラス。強靭な技巧をもつユーディ・メニューイン。高度なテクニックと品格漂う音色のナタン・ミルシテイン。高潔な音楽性を持つヘンリク・シェリング。スターン、ローズ、イストミンによる鉄壁のトリオ、スターン・トリオ。甘美な演奏で人々を魅了したロシアのミッシャ・エルマン。神童として一世を風靡したマイケル・レビン。20 世紀ロシアを代表するヴァイオリニスト、ダヴィッド・オイストラフ。「生ける伝説」イダ・ヘンデル。日本にもなじみのある20 世紀屈指の奏者アイザック・スターン。現代屈指の四重奏団グァルネリ・カルテット。輝かしいテクニックで天才ヴァイオリニストとして10 歳で注目され、晩年まで第一線で活躍したルッジェーロ・リッチ。教育者としても功績を残したアーロン・ローザンド。チェコの名ヴァイオリニスト、ヨゼフ・スーク。華麗な技巧と深い音楽性のハンガリー出身の名ヴァイオリニスト、ヨゼフ・シゲティ。
 錚々たるヴァイオリニストたちの至芸を堪能できます。

















2/27(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


CAVI MUSIC



4260085533831
¥2700
2010 年ミュンヘン国際コンクール第一位
 プジェミスル・ヴォイタ、3種のホルンを吹き分ける!
プジェミスル・ヴォイタ(ホルン)
トビアス・コッホ(ピアノ)

 ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調Op.17
   使用楽器:ナチュラルホルン(A.クルトワ、パリ、1833 年)
        フォルテピアノ(C.グラーフNo. 654、ウィーン、1821/2年)
 シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
 シューマン:幻想小曲集Op.73 (ヴォイタ編)
 シューマン:3つのロマンスOp.94 (ヴォイタ編)
   使用楽器:F 管ホルン(ダニエル・フックス、ウィーン、19世紀末)(Op.70)
        F/Bダブルホルン(アレキサンダーホルン、マインツ、2012 年)(Op.73&94)
        フォルテピアノ(ピエール・エラールNo.14845、パリ、1839年)
 ギーゼルヘル・クレーベ(1925-2009):ベートーヴェンの月光ソナタによる変容Op.95
   使用楽器:F/Bダブルホルン(アレキサンダーホルン、マインツ、2012 年)
        コンサートグランドピアノ(スタインウェイNo.D-521670、ハンブルク、1992年)
 実力派ホルン奏者プジェミスル・ヴォイタが3種のホルンを吹き分ける!

 録音:2015 年1 月ケルン、WDR、クラウス・フォン・ビスマルク・ホール/66’04

 プジェミスル・ヴォイタは、2010 年ミュンヘン国際コンクールにて第一位、聴衆賞、新作演奏賞、オーケストラからの特別賞を総なめにした実力派のホルン奏者。
 伴奏は時代楽器の名手としてこだわりのプログラムを毎回聴かせてくれるピアニスト、トビアス・コッホ。
 今回も、ピアノ、ホルンともに曲ごとに楽器を持ち替えたこだわりの演奏で収録されています。

 まずはベートーヴェンのホルン・ソナタ。当時の名手プント(シュティッヒ)のために書かれた作品。ホルンはヴァルヴのついていないナチュラルホルンが使われていた時代です。この録音でも1833 年製のフランス、A. クルトワの楽器を使用しています。
 続いてシューマン。「アダージョとアレグロ」は、当時まだ普及していなかったヴァルヴホルンのために書かれた作品。19 世紀末、ウィーンのダニエル・フックスのF 管ホルンを使用しても録音。ヴァルヴがないと難しかった半音を用い、楽器の音域を目一杯に使う高い技巧が要求される楽曲で、現代でもホルン奏者にとって重要なレパートリーのひとつとなっています。
 またヴォイタ自身がホルン用に編曲したシューマン2 作品は、ホルンは現代楽器を用いて、ピアノはエラールを使っての録音。
 最後にはベートーヴェンからはじまったホルンの旅を締めくくるに相応しい楽曲、ドイツの作曲家ギーゼルヘル・クレーベの「ベートーヴェンの月光ソナタによる変容」を収録。各楽器を巧みに使いこなし、深い作曲家への理解、当時の奏法、そしてそれを現代へと継承するヴォイタの見事な演奏に脱帽です。さらにトビアス・コッホの好サポートにより、作品の理解が一層深まる1 枚となっています。




PERFECT NOISE

PN 1703
¥2700
ヘンデルとその周辺の音楽家たち ブノワ・ローラン(バロック・オーボエ)
テアトロ・デル・モンド
 ジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750):
  オーボエと通奏低音のためのソナタ第2番 ト長調*
 ジャン=バティスト・ルイエ(1680-1730):レッスン第3番ト短調〜ホーンパイプ
 ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747):チェロと通奏低音のソナタ イ短調
 ヘンデル:オラトリオ「ソロモン」〜Haste haste to the cedar
 ウィリアム・バベル(1690-1723):オーボエと通奏低音のためのソナタ第2番ハ短調*
 ヘンデル:組曲 ホ短調HWV438
 アンドレア・カポラーレ(?):チェロと通奏低音のためのソナタ第5番
 ウィレム・デ・フェッシュ(1687-1761):イギリスの歌〜ポリー
 ピエトロ・カストルッチ(1729-1759):オーボエと通奏低音のためのソナタ第5 番ト長調
 ジョン・エルンスト・ガリアルド(1680 頃-1747):
  チェロと通奏低音のためのソナタ第3番ヘ長調
 ウィレム・デ・フェッシュ:イギリスの歌〜ある歌
 トーマス・ヴィンセント(1720-1783):オーボエと通奏低音のソナタ第1番ニ長調*
 ジャコベ・バセヴィ・チェルヴェット(1690-1783):ソナタ第6番
  * 世界初録音
 現代のバロック・オーボエの名手ブノワ・ローランによるヘンデルとその周辺の音楽家たちの作品を録音

 録音:2016 年

 ベルギー出身のバロック・オーボエ奏者のブノワ・ローランとモンテヴェルディのスペシャリストとしても知られている古楽アンサンブル、テアトロ・デル・モンドのアルバム。ヘンデルと同時代に生きた作曲家たちの作品を収録しています。
 ジュゼッペ・サンマルティーニは、ミラノからロンドンに渡りオーボエ奏者として華々しい活躍をし、のちに作曲家としても活躍、ヘンデルとの親交がありました。そしてベルギー出身の作曲家ジャン=バティスト・ルイエ。管楽器や鍵盤楽器の作品を多く残しており、自身も木管奏者としてロンドンで活躍。同名の従兄弟が地元ヘントで作曲家として活動していたので、自らロンドンのルイエと呼んでいたといいます。
 ヘンデルとライバル関係にあったジョヴァンニ・ボノンチーニ。ヘンデルと友人関係にありオルガン名手でもあったウィリアム・バベル。オランダ出身で晩年はイギリスを活動拠点としヘンデルのオーケストラでも演奏したウィレム・デ・フェッシュ。同じくヘンデルのオーケストラで20 年余りコンサートマスターを務めたローマ生まれのヴァイオリンの名手ピエトロ・カストルッチ。など、いずれも故郷から離れてロンドンで成功を収めた音楽家たちです。



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CPO


555204
\2700
ヨハン・セバスティアーニ(1622-1683):マタイ受難曲 コリン・バルツァー(テノール)
クリスティアン・イムラー(バス・バリトン)
イーナ・ジードラツェク(ソプラノ)
ネイサン・メドレイ(カウンターテナー)
ジョナサン・ウッディ(バス・バリトン)
ポール・オデット(指揮)
スティーヴン・スタッブズ(指揮)
ボストン古楽音楽祭声楽アンサンブル
 ヨハン・セバスティアーニはドイツ・バロック時代の作曲家。ワイマールで生まれ、1650年頃にケーニヒスベルクに赴き活動を始め、1661年に大聖堂のカントール職に就きます。その2年後には宮廷楽長に任命され、亡くなるまでその職にあり、宗教曲を含む多数の作品を残しました。
 彼の作品の中で最も知られているのがこの「マタイ受難曲」であり、曲自体は1663年以前に書かれたようですが、1672年に再演され高い評価を受けました。
 彼は「オラトリオ受難曲(それまでは無伴奏であった受難曲に器楽を導入し、イタリア風のレチタティーヴォやコンチェルタート様式によって楽曲を構成する方式)」の最初期の作曲家の一人であり、また壮麗な合唱を組み込んだことでも知られています。
2015年にグラミー賞を受賞したポール・オデットとスティーヴン・スタッブズの指揮によるボストン古楽音楽祭声楽アンサンブルの素晴らしい演奏で。
 


555030
\2100
アルノルト・クルーク(1849-1904):室内楽作品集
 1.弦楽六重奏曲 Op.68
 2.ピアノ四重奏曲 Op.16
リノス・アンサンブル
 ハンブルクで生まれ、父親からピアノの手ほどきを受けたというクルーク。1868年からライプツィヒ音楽院に在籍し、カール・ライネッケの指導を受けた後、シュテルン音楽院でエドゥアルト・フランクに師事、そのままピアノ教師として後進の指導にあたり、1881年にはアルノルト・クルーク合唱協会を設立するなど、音楽教師、合唱指揮者として素晴らしい活躍をしました。
 その傍ら、彼はメンデルスゾーンやブラームスと言ったドイツ伝統の作風を汲む重厚な作品を書きましたが、残念ながらその作品はほとんど知られることはありませんでした。
 このアルバムに収録されている「弦楽六重奏曲」だけは、ドレスデン音楽院よりアルフレート・シュテルツナー賞を受賞、その時に審査員を務めていたフェリックス・ドレーゼケに絶賛されたという作品です。
 

555168
\2100
オルフェウス-17世紀の歌、アリアとマドリガル集
【収録された作曲家】
 ロバート・ジョンソン
 アントニオ・ドラーギ
 モーリス・グリーン
 ウィリアム・バード
 ガブリエル・フォクトレンダー
 ヤコボ・ペーリ
 ヨハン・エラスムス・キンダーマン
 フランチェスコ・ラジ
 クラウディオ・モンテヴェルディ
 ルイジ・ロッシ
 トーマス・カンピオン
 ヘンリー・パーセル
 ドメニコ・ベッリ
 ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ
 アンワーヌ・フランシスク
 ヨハン・シュテフェンス
ユリアン・プレガルディエン(テノール)
テアトロ・デル・モンド
アンドレアス・キュッペルス(指揮)
17世紀初頭、楽器伴奏による初期のバロック独唱曲は、それまで主流であったルネサンス期の多声合唱作品との共存を始めました。これは、もちろん音楽の形態は違えども、表現の多様性を求めてのことであったとされています。タイトルに付された「オルフェウス」とはギリシャ神話に登場する詩人、音楽家であり、彼が弾くリラの音色に全ての動物、草花が魅了されたと言われ、17世紀終わりのイギリスでは「オルフェウス・ブリタニクス」という歌曲集が出版されるほど、その名前は音楽と一体化していました。このアルバムでは現代の名歌手ユリアン・プレガルディエンがオルフェウスを讃え、イギリス、ドイツ、イタリアの歌曲を歌い、キュッペルスが指揮するテアトロ・デル・モンドが、様々な舞曲で曲間を繋いでいくという趣向です。
 

555037
\2700
ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649-1725):
 Musicalischer Seelen-Friede-音楽による魂の平和
5曲の宗教的コンチェルト集(1697年 ニュルンベルク)

 1.Ruhmet den Herrn(詩篇 第22番)
 2.Ach Herr, wie ist meiner Feinde soviel(詩篇第3番)
 3.4声のソナタ
 4.Herr, warum trittest du so ferne(詩篇第10番)
 5.Meine Seele harret nur auf Gott(詩篇第62番)
 6.Fortunae ne crede
クラウス・メルテンス(バス・バリトン)
ハンブルク・ラーツムジーク
ジモーネ・エッケルト(指揮)
 ニュルンベルクに生まれ、シュッツに音楽を学び、コペンハーゲンに移住。ペーター教会のオルガニストをはじめ、コペンハーゲンの主要な教会でオルガニストとして活躍した後は、バイロイトの辺境伯クリスティアン・エルンストの宮廷楽長に就任。
 しかしクリーガーが作曲家としての真価を発揮したのは、1677年に当時のヴァイセンフェルス公国で職を得た後のこと。1680年には宮廷楽長として数多くの宗教曲やオペラを作曲、ドイツのバロック様式をリードするまでになりました。
 また若きヘンデルの才能を見出した人としても知られています。
 この「音楽による魂の平和」は1690年に作曲されたクリーガーの代表作の一つであり、ドイツ語による詩篇の歌唱の間にに器楽曲が挿入されるという曲集。
 指揮者のエッケルトはこの曲を得意としており、以前、ドロテー・ミールズを独唱者としたアルバムをリリースしていましたが、今作では名バス・バリトン、クラウス・メルテンスを起用。柔軟な解釈による美しい音楽を聴くことができます。
 


777733
\2700
名手競演
 アントン・エーベルル(1765-1807)2台、4手によるピアノ作品

 1.2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 変ロ長調 Op.45
 2.4手のためのピアノ・ソナタ 第1番 ハ長調 Op.7-1
 3.4手のためのピアノ・ソナタ 第2番 ヘ長調 Op.7-2
パオロ・ジャコメッティ(フォルテピアノ)
福田理子(フォルテピアノ)
ミヒャエル・アレクサンダー・ウィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー
 少年時代よりモーツァルトに才能を認められていたというエーベルル。彼の音楽はハイドンをはじめ、ウィーンの人々の多くに好意的に迎えられ、一時期にはベートーヴェンよりも名声を獲得していたとも言われています。
 残された作品も数多く、そのどれもが多彩な楽器の響きを駆使した明るい雰囲気を持っています。このアルバムでは2台ピアノのための協奏曲と、連弾のためのソナタを2曲収録。
 楽器の性能を存分に生かしたこれらの作品は、モーツァルトの作品にも似た華やかさを持ち、エーベルル自身もコンサートツアーでしばしば演奏したと言われています。
 福田理子は東京に生まれ、オランダでフォルテピアノを学んだベテラン。18世紀から19世紀の作品を得意としています。
 


777577
\2700
ヨハン・ネポムク・ダーフィト(1895-1977):交響曲集 第2集
 1.交響曲 第2番 Op.20
 2.交響曲 第4番 Op.39
ヨハネス・ヴィルトナー(指揮)
ウィーン放送交響楽団
 既発売の第1集(777741)で、その独特な音楽語法を聴かせたオーストリアの作曲家ダーフィトの交響曲集第2集。ダーフィトの本職は音楽教師であり、作品はごく僅かしか残されていません。
 しかし、シェーンベルク譲りの和声法と、ブルックナーを思わせる厳格な対位法が混在する現代的な曲調を持つ作品は、とても魅力的であるとともに、交響曲第6番では第3楽章に「ウィンナ・ワルツ」が置かれるなど、ウィーン音楽の伝統もしっかり継承しています。
 第2集には第2番と第4番の交響曲を収録。どこかエレガントな風情を持つ曲を、ワルツの名演で知られるヴィルトナーが指揮しています。


ヨハン・ネポムク・ダーフィト:交響曲集 第1集

777741
\2700
ヨハン・ネポムク・ダーフィト:交響曲集
 1.交響曲 第1番 イ短調 Op.18(1936)/
 2.交響曲 第6番 Op.46(1954)
ウィーン放送交響楽団/
ヨハネス・ヴィルトナー(指揮)

 オーストリアの近代作曲家ダーフィト(1895-1977)。とは言え彼はどちらかというとラッヘンマンやツェヒリンらに作曲を指導した「名教師」として知られており、作曲家としてはごく僅かな合唱曲や器楽曲が聴かれるばかりです。
 元々は地元の聖歌隊員として活躍し、20代の終わりには小学校の教師を務めていましたが、同じ時期にウィーン大学でヨーゼフ・マルクスに作曲を学び、シェーンベルクとも個人的な接触を持っていたといいます。その後も小学校教師を続けながら合唱団を組織、ここでの演奏のために多くの宗教的な作品を書きました。
 このアルバムではそんな彼が書いた交響曲を2曲収録しています。シェーンベルク譲りの和声法とブルックナーを思わせる厳格な対位法、これらが縒り合さった難解なれど表現力豊かな音楽です。


 


555090
\2700
ツェルニー/ブルッフ:4手、2台ピアノのための協奏曲集
 1.ツェルニー(1791-1857):4手ピアノとオーケストラのための協奏曲 Op.157
 2.ブルッフ(1838-1920):2台ピアノのための幻想曲 Op.11
 3.ブルッフ:2台ピアノとオーケストラのための協奏曲 変イ短調 Op.88a
ジェノヴァ&ディミトリー・ピアノ・デュオ
ヨルダン・カムツァロフ(指揮)
ジェネシス管弦楽団…1
ブルガリア国立放送交響楽団…2.3
 2017年のエコー賞を受賞したピアノ・デュオ「ジェノヴァ&ディミトリー」の最新アルバム。
 今回はツェルニーとブルッフという異色の組み合わせです。古典派とロマン派の架け橋であり、ベートーヴェンの良き弟子としても知られるツェルニーの典雅な作品、かたや旋律美で知られるロマン派の巨匠ブルッフの作品。全く性格の違う2人の作品を、彼らは完璧に演奏。各々の作品の持つ魅力と美しさを引き出しています。
 ブルガリア出身の指揮者カムツァロフの指揮も聴きものです。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALTUS


最新リマスタリングで音質一新、ターラの名盤が復活


TALT 031
¥2800→\2590
イッセルシュテット流儀。
 本質を射抜くマーラー『巨人』!

  マーラー:交響曲第1番ニ長調『巨人』
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
北ドイツ放送交響楽団
 悠然と、ただそこに在る。これぞイッセルシュテット流儀。こけおどし無し、本質を射抜くマーラー『巨人』!最新リマスタリングで音質一新、ターラの名盤が復活

 録音:1969 年1 月6 日/ハンブルク、ムジークハレ(ライヴ、ステレオ)/国内プレス、ステレオ、日本語帯・解説付

 イッセルシュテットが主兵・北ドイツ放送響を振ったターラ・レーベルの名盤をリマスタリング復刻。音質一新で世に問う稀代の名演です。
 ドイツ流儀の硬派な音造りでじっくりと築きあげた『巨人』。楽譜をひたすらに音にしていくことに集中した演奏で、悠々たる足取りと高精度のアンサンブルが魅力。第2 楽章などかなり遅いテンポで驚きますが、緊張感が高く音に張りがあり凄い集中力です。
 第3 楽章の節回しも感情の噴出とは程遠い純音楽的アプローチで美しい佇まい。フィナーレは破綻なく均整の取れた演奏で大きなクライマックスを作っており、終わってみると動かしようのない巨大山脈のような音楽が見えてきます。
 イッセルシュテットは1945 年から26 年間、北ドイツ放送響の初代首席指揮者を務めこのオーケストラを鍛え上げました。オーケストラ創設時には自ら大戦直後の捕虜収容所を回り演奏家を集めてもいます。
 両者の関係は切っても切れないもので、熱い信頼関係に裏打ちされた堅実な演奏が魅力です。
 


TALT 032
¥2800→\2590
自然体で美しい、イッセルシュテット流マーラー。
 マーラー:交響曲第4番ト長調
ルース・マーグレット・プッツ(ソプラノ)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
北ドイツ放送交響楽団
 自然体で美しい、イッセルシュテット流マーラー。心地よい音楽のながれに身を任せたい名演!最新リマスタリングで音質一新、ターラの名盤が復活

 録音:1966 年1 月9・10 日/ハンブルク、ムジークハレ(ライヴ、モノラル)/国内プレス、モノラル、日本語帯・解説付

 イッセルシュテットが主兵・北ドイツ放送響を振ったターラ・レーベルの名盤をリマスタリング復刻。音質一新で世に問う稀代の名演です。
 ドイツ流儀の硬派な音造りが音楽本来の美質を浮き彫りにしたマーラー4 番。イッセルシュテットならではの落ち着いたテンポ感が印象的。弦楽のしなやかな動きは自然体で美しく、この曲の持つ牧歌的な雰囲気をたたえています。
 第3 楽章でじっくりと変奏を重ね盛り上げていく展開も無駄な力みがなく絶妙の語り口。フィナーレのプッツの歌は穏やかで天国的。音楽の流れにしっかりと動きがありつつも心地よい世界が広がります。
 イッセルシュテットは1945 年から26 年間、北ドイツ放送響の初代首席指揮者を務めこのオーケストラを鍛え上げました。オーケストラ創設時には自ら大戦直後の捕虜収容所を回り演奏家を集めてもいます。
 両者の関係は切っても切れないもので、熱い信頼関係に裏打ちされた堅実な演奏が魅力です。

 ≪ ALTUS の「TAHRA 復活シリーズ」について≫
 「TAHRA(ターラ)」はルネ・トレミヌ氏と、その夫人ミリアム・シェルヘン女史が立ち上げたフランスのレーベルです。ミリアム夫人は指揮者ヘルマン・シェルヘンの娘であり、大指揮者たちとの家族ぐるみのつながりも強い人物。1992 年に初のCD をリリース、その後も精力的に活動を続けますが、2014 年に主宰者トレミヌ氏が惜しくも急逝。レーベルは活動縮小を余儀なくされ、現在多くのタイトルが入手困難の状態にあります。歴史的音源を正規かつオリジナルの形で音盤化することを特徴とし、ヒストリカル・ファンに大いに愛されたレーベルでした。
 そんなTAHRA の残した遺産の素晴らしさを世に問うべく、国内レーベル「ALTUS(アルトゥス)」はミリアム夫人の承認のもと正式に音源のライセンスを受けた上で、新たなリマスタリングを施し発売するターラ復活シリーズを進めています。
 ここに聴ける音は貴重なTAHRA オリジナルに基づくもので、他レーベルの同演奏とは一味もふた味も違う、なまなましい音像がお聴き頂けることと思います。





<映像>

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HMF(映像)



HMD 9909056
(1Blu-Ray
+1DVD(NTSC))
¥3500→\3190

鬼才ピション率いるピグマリオン
 ルイ14世の葬儀

  1. 作曲者不詳:Subvenite Sancti Dei (聖歌)
  2. ジャン・コラン(16??-1694?):デ・プロフンディス
  3. 作曲者不詳:Libera me Domine(聖歌)
 [王を運ぶための行進]
  4. アンドレ・ダニカン・フィリドール(1652?-1730):
   Marche pour les Ponpes funebres des ceremonies
    extraordinaires
 [サン=ドニ 厳格なる葬儀/死者のミサ]
  5. ミシェル=リシャール・ド・ラランド(1657-1726):
   デ・プログンディス
 [許し&地下納骨堂への安置]
  6. 作曲者不詳:Subvenite Sacti Dei (聖歌)
  7. ルイ・シェイン(1637-1694):Ne recorderis
  8. Qui Lazarum resuscitasti (聖歌)
  9. ルイ・シェイン:Dirige Domine
  10. シャルル・デルファー(1598-1661):ピエ・イエズ
  11: 作曲者不詳:In paradisum(聖歌)
 [最後の別れ& 賛歌]
  12. ド・ラランド:La Grande piece royale(S161)
   ( 王の夜食のための第5サンフォニー組曲より)
 [1周忌]
  13. 14. ド・ラランド:怒りの日
   〔Dies irae, dies illa / Juste judex ulrionis〕
ラファエル・ピション(指揮)
ピグマリオン(管弦楽・合唱)
ソプラノ:セリーヌ・シェーン
メゾ・ソプラノ:
 ルシル・リシャルドー
アルト(カンターテナー):
 サミュエル・ボーデン
テノール:マルク・モワヨン
バス:クリスティアン・イムラー
 鬼才ピション率いるピグマリオン、ルイ14世の葬儀を再現

 〔演出:ステファヌ・ヴェリテ、照明:ベルトラン・クデルク〕
 収録:2015 年11 月3,4 日、ヴェルサイユ宮殿内王立礼拝堂
 Blu-Ray:PCM STEREO 2.0、Format 16/9、Region all/DVD(NTSC):PCM STEREO 2.0、Region all

 17,18 世紀の音楽作品を、当時の歴史と資料などに具に当たって独創的な視点から再構築、そして軽やかな演奏で私たちをたのしませてくれるピション率いるピグマリオン。「太陽王」ルイ14 世の葬儀の音楽を再現した舞台のライヴ映像の登場です。
 1715 年9 月1 日の朝、「太陽王」とも称され72年の長きにわたってフランスを支配したルイ14 世が亡くなりました。人々は歌い踊り、酒を飲み、お祝いの火を焚き、棺を見ると唾棄して侮辱したと言われていますが、それでも宮廷はしきたりに則り、死者への賛辞、そしてきたる王の交代のための厳粛な葬儀を行いました。
 ルイ14 世の亡骸は、内臓を除き防腐処理をされた後に第一の棺に納められ、次いで第2 のオーク材の棺に納められ、立派な祭壇にまつられました。1 週間ほどの間、王に仕えた音楽家たちによってミサが演奏されたといいます。
 9 月9 日の夕刻以降に、サン=ドニの地に8 頭の馬による馬車で運ばれ埋葬されました。その後も特別な礼拝やミサが仕立てられました。
 このピション率いるピグマリオンによる一連の葬儀の再構築を試みた舞台は、王立礼拝堂でおこなわれ、簡易な演出と照明も施され、ルイ14 世の死後300 年の年に上演されました。
 王室が絶頂期を誇った時期の音楽の魅力にあらためて感じ入るとともに、ピション率いるピグマリオンの、力みのなく軽やかな演奏に聴き入り、礼拝堂の美しさにも魅了される稀有な映像となっております。

<LP>


ALTUS(LP)


ALTLP 131/2
(2LP)
¥13600+税
ミュンシュ& パリ管 デビュー・コンサート
 [LP1-A]ドビュッシー:交響詩『海』全曲
 [LP1-B]ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14 第1楽章
 [LP2-A]ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14 第2・3楽章
 [LP2-B]ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14 第4・5楽章
シャルル・ミュンシュ(指揮)
パリ管弦楽団
 スタジオ録音を凌駕する大迫力!!ミュンシュ&パリ管弦楽団、発足記念初日演奏会が「幻想」3面の新カッティングでよみがえる!

 録音:1967年11月14日/パリ、シャンゼリゼ劇場(ライヴ、ステレオ)/音源提供:国立フランス視聴覚研究所/国内プレス、完全限定生産盤、ステレオ、日本語帯・解説付

 『大爆発、驚天動地、未曾有、空前絶後−こうした言葉をいくつ並べてもこの演奏の凄さを言い表すのに十分ではない・・・』音楽評論家 平林直哉
 1967 年11 月14 日パリ、シャンゼリゼ劇場。ド・ゴール政権の文化大臣アンドレ・マルローの肝煎りで誕生したパリ管弦楽団、その目的は『フランスの音楽的威信を輝かすこと』でした。
 当盤は発足記念演奏会初日のライヴを収めたもので、前述の言葉どおりの輝かしく恐るべき名演。驚異的な迫力はスタジオ録音を凌駕しています。以前にALTLP-019 として発売しましたがこちらはすでに完売・廃盤となっており、復活やさらなる音質向上のご要望も多かったため、今回新たなリマスタリングによるリリースを行います。
 メインの『幻想交響曲』は3 面を使用し、たっぷりと贅沢にカッティング。丁寧なリマスタリングとカッティングにより現在望みうる最良の音質を獲得しました。愛好家必携のアナログです。
 

ALTLP 133/4
(2LP)
¥13600+税
テンシュテット&ウィーン・フィル、一期一会の大演奏会
 [LP1-A]
  ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調『英雄』Op.55 第1楽章
 [LP1-B]
  ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調『英雄』Op.55 第2楽章
 [LP2-A]
  ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調『英雄』Op.55 第3・4楽章
 [LP2-B]マーラー:交響曲 第10番より アダージョ
クラウス・テンシュテット(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 大戦艦の巨砲の如き「英雄」とマーラーの恐るべき震撼。巨星テンシュテットとウィーン・フィルの一期一会。絶後の大演奏会!

 録音:1982年8月29日 /ザルツブルク、祝祭劇場(オーストリア放送協会によるライヴ録音、ステレオ)/国内プレス、完全限定生産盤、ステレオ、日本語帯・解説付

 テンシュテットが生涯ただ一度ウィーン・フィルを振った空前絶後の大演奏会ライヴを初LP 化。当LP用の最新リマスタリングにより音質も十全。ベートーヴェンの『英雄』は音楽の展開と共にどんどんと白熱、気付けば強烈な世界へと驀進していきます。
 テンシュテット宿命の作曲家・マーラーの第10 番もウィーン・フィルから最高の響きを引き出しつつ魂の震える超熱演を披露。特別な演奏会を大興奮と共に楽しめること請け合いです。ブックレット所収のシカゴ響総裁ヘンリー・フォーゲル氏による解説も熱がこもっていて読み応えあり。
 

ALTLP 135/6
(2LP)
¥13600+税
誰にも真似の出来ないシューリヒトの名人芸をとくと味わう!
 [LP1-A]
  シューマン:交響曲第2番 ハ長調 Op.61 第1・2楽章
 [LP1-B]
  シューマン:交響曲第2番 ハ長調 Op.61 第3・4楽章
 [LP2-A]
  ハイドン:交響曲第104番 ニ長調『ロンドン』 第1〜3楽章
 [LP2-B]
  ハイドン:交響曲第104番 ニ長調『ロンドン』 第4楽章
  シュテルツェル:4つの合奏体のための合奏協奏曲 ニ長調
カール・シューリヒト(指揮)
フランス国立管弦楽団
 誰にも真似の出来ないシューリヒトの名人芸をとくと味わう!かつてのエラート盤を超える鮮明な音質で待望のLP化。

 録音:1955年秋(シューマン、ハイドン)、1959年9月17日(シュテルツェル)/モントルー音楽祭でのライヴ録音(モノラル)/国内プレス、完全限定生産盤、モノラル、日本語帯・解説付

 最新リマスタリングを施しLP 化。シューマンとハイドンはかつてのエラート盤を超える音質を目指しました。シューリヒトの個性あふれる無二の名演を最良の音質でお楽しみ頂けます。
 シューマンの2 番は随所での驚くべきテンポ操作がとにかく強烈。オーケストラがこれに見事に反応しているのもまた驚きです。霊気漂う第3 楽章は必聴。
 ハイドンの『ロンドン』も独特の個性にあふれ、第1 楽章主部の主題が第2 楽章よりも緩やかに奏でられるなど面白い解釈がみられます。ヘンデル的祝祭感と暗い音調が混じり合う秘曲シュテルツェルは初LP 化!






















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