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≪第97号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その4 2018/5/8〜


5/11(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


AUDITE



AU 23434
(2CD)
¥4200
J.S.バッハ(1685-1750):
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ

  BWV1001-1006
   Disc 1(62’42”)
    (1)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番
     ト短調 BWV1001(14’13”)
    (2)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番
     ロ短調 BWV1002(25’54”)
    (3)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
     イ短調 BWV1003(22’06”)
   Disc2(66’20”)
    (4)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番
     ニ短調 BWV1004(27’55”)
    (5)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番
     ハ長調 BWV1005(21’18”)
    (6)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番
     ホ長調 BWV1006(16’37”)
クリストフ・シッケダンツ(ヴァイオリン)
 しなやかで流麗なバッハ。名手シッケダンツがついに無伴奏全曲を録音!

 セッション録音:2014 年3 月17-19 日、2015 年5 月14-15 日、2016 年7 月26-27 日/スタジオP4 ザール3、フンクハウス・ナレーパシュトラッセ・ベルリン/Disc 1 62’42”、Disc 2 66’20”、ディジパック仕様

 ナチスの台頭によって「退廃芸術」と弾圧をうけ、アメリカに逃れたエルンスト・クルシェネク(1900-1991)のヴァイオリン作品集(AU 95666)でも注目を集めたドイツ中堅のヴァイオリニスト、クリストフ・シッケダンツがバッハの無伴奏全曲に挑みました。
 1969 年ダルムシュタット生まれのシッケダンツはフライブルクにてイエルク・ホフマンに、ベルリン芸術大学にてウヴェ・マルティン・ハイベルクにそれぞれ師事し研鑽を積みました。現在はハンブルク音楽大学の教授、ならびに母校ベルリン芸術大学の教授をつとめる一方、ソリストまたヨハネス・クライスラー・トリオとしても活躍しております。
 しなやかで流麗な音色が魅力のシッケダンツが奏でるバッハは全体的に速めのテンポ設定。長年丹念に弾き続けてきたこの名作を見事な技巧と多彩で生き生きとした表現で聴かせてくれます。



 

AU 97737
¥2600
SEVEN
 (1)始まり(6’45”)/(2)平静1(0’35”)/
 (3)天と地(5’23”)/(4)平静2(0’38”)/
 (5)海の中道(12’57”)/(6)平静3(0’31”)/
 (7)陸、海、植物そして動物(10’45”)/
 (8)平静4(0’41”)/(9)太陽、月そして星(11’26”)/
 (10)平静5(0’40”)/(11)人(7’59”)/
 (12)平静6(0’38”)/(12)静けさ(5’03”)
ハンスイェルク・フィンク(トロンボーン)
エルマー・レーネン(オルガン)
 優秀録音。教会に響き渡るトロンボーンとオルガンによる即興的な響き、フィンク&レーネン共作第2弾は創造された神話「SEVEN」

 セッション録音:2018 年4 月16-17 日/聖マリエン教会(ケーヴェラー)/64’02”、ディジパック仕様

 前作レクイエム(AU 92660)でも話題を集めたトロンボーン奏者ハンスイェルク・フィンクとオルガン奏者エルマー・レーネンによる共作第2 弾は「SEVEN」です。創造された神話をもとにした7 つの断片では彼らが生み出した世界が広がり、トロンボーンとオルガンが生み出す奇跡のサウンドを聴くことができます。ジャズ的要素もふんだんに取り入れた当作品は刺激的な響きも特徴です。
 教会の響きを非常に効果的に用いた録音で、トロンボーンもオルガンのコンソール横で演奏し、その音はまるで天から舞い降りてくるような空気感に富んでいます。このような素晴らしい録音ができるのも長年教会での録音に携わり、数々の優秀録音をリリースしてきたaudite の社主ベッケンホーフ氏がなせる妙技と言えましょう。





CLAVES



50 1801/02
(1CD+1DVD[PAL])
¥2700
『バロック・スウィング Vol.3』
 (1)ヴィヴァルディ(1678-1741):
  協奏曲集『和声と創意への試み』 Op.8-3から
   協奏曲集『四季』より「秋」 RV-293
 (2)チャール・ドゥ・プレシス(1977-):「Waltz Sum More」
 (3)プレシス:「Pay With Samba」
 (4)J.S.バッハ(1685-1750):
  2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
 (5)バッハ&フレンズ・ジャズ組曲
  【I.「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」/
   II.Take the A Train(ビリー・ストレイホーン)/
   III.「御身がともにあるならば」/
   IV.Billie’s Bounce(チャーリー・パーカー)/
   V.「メヌエット」〜
    アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集より/
   VI.「ミュゼット」〜
    アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集より/
   VII.Spain(チック・コリア)】
チャール・ドゥ・プレシス・トリオ
 【Charl du Plessis(ピアノ)、
  Werner Spies(ベース)、
  Hugo Radyn(ドラム)】
 軽妙なスウィング感が心地よいピアノ・トリオ!バロック音楽がおしゃれにスィングする!Charl du Plessis Trioによる『バロック・スウィング』第3弾!スイスの教会での白熱ライヴ

 ライヴ録音:2016 年7 月24 日/聖ジョルジュ教会(エルネン)/DDD、76’’47”

 南アフリカ出身のチャール・ドゥ・プレシスにより2006 年に結成されたチャール・ドゥ・プレシス・トリオ。
 Claves レーベルからリリースされている『バロック・スウィング』の第3 弾は2016 年7 月24 日、スイスのエルネンで開かれた音楽祭のライヴ収録です。
 このピアノ・トリオはクラシックからロック、レゲエ、サルサに至るまでいわゆるクロスオーバーの音楽を得意とする文字通り“ジャンルの垣根を越えた”アーティストとして年間130 ものライヴを行っている実力派です。
 コンセプトは『バロック・スウィング』の名の通り、バロック時代の作品とジャズの名作をあわせた充実の内容で、今回はヴィヴァルディの「秋」、プレシスの自作2 曲、バッハのドッペルコンチェルト、そしてバッハとジャズの名曲によって構成されたジャズ組曲が演奏されました。バロックの名曲とジャズの名作がおしゃれにスウィングします。『バロック・スウィング Vol.2』(50 1609)も好評発売中です(『バロック・スウィング Vol.1』は配信限定のリリースです)。
 特典DVD には当ライヴについてチャール・ドゥ・プレシスが語るシーン、ドッペルコンチェルトおよびバッハ&フレンズ・ジャズ組曲のライヴ映像、そしてスイスのエルネン音楽祭の一部映像が収録されております。
 ※特典DVD はPAL 方式のため、日本市場向けのNTSC 方式のDVD プレーヤーでは再生できません。PAL 再生可能なプレーヤーまたPC などでお楽しみいただけます。







HMF



HMM 902310
¥2700
パブロ・エラス=カサドとフィルハーモニア管によるドビュッシー!
 ドビュッシー:
  ・牧神の午後への前奏曲
  ・『聖セバスティアンの殉教
   (ガブリエーレ・ダヌンツィオの5幕の
    神秘劇のための劇音楽)』の交響的断章
   (「百合の園」「第一幕の法悦の踊りとフィナーレ」
    「受難」「よき羊飼い」)
  ・海
フィルハーモニア管弦楽団
パブロ・エラス=カサド(指揮)
 ドビュッシー没後100 年リリース。
 注目の顔合わせ!パブロ・エラス=カサドとフィルハーモニア管によるドビュッシー!まさに絵画のような色彩感

 録音:2018 年1 月、ヘンリー・ウッド・ホール&ロイヤル・フェスティヴァル・ホール

 ハルモニア・ムンディによるドビュッシー没後100 年リリース。パブロ・エラス=カサドとフィルハーモニア管による演奏です。
 英国のフィルハーモニア管は1945 年に創立、2008 年より、エサ=ペッカ・サロネンが首席指揮者&アーティスティック・アドヴァイザーを務めており、その充実した演奏ぶりは世界が知るところです。
 名手ぞろいのフィルハーモニア管による「牧神」は文字通りめくるめく世界。様々な楽器が奏でる旋律に身をゆだねているうち、あっという間に終わってしまうまさに夢のような演奏です。
 「聖セバスティアンの殉教」は、ドビュッシーの音楽語法の様々な要素が総決算的に濃密に詰まっている作品と言われますが、神秘性たっぷりで、ドビュッシーが築きあげた和声と色彩の宮殿が目の前に立ち上ってくるようです。
 「海」もまさに圧巻。エラス=カサドの大きなフレーズ感と前進感が心地よいテンポは、色彩の中を駆け抜けるような、まさに絵画的な世界。フィルハーモニア管の面々の巧さにも改めて感心させられます。ドビュッシー没後100 年リリースを名乗るにふさわしい素晴らしい演奏です。
 ドビュッシーの「聖セバスティアンの殉教」は、もともとは当時のセレブ的詩人、ガブリエーレ・ダヌンツィオが書いた4000 行から成る聖史劇の詩のための付随音楽。その物語は、異教徒たちによって、火あぶりの刑に処されそうになっている双子の兄弟を見たセバスティアン(のちの聖人セバスティアン(セバスティアヌス))が、キリスト教に目覚め、不思議な力を得、様々な奇跡を起こすが、最後は自らも処刑されてしまうというもの。
 実際にすべての詩を朗読しながら上演すると4 時間以上もかかる大作ですが、その中でドビュッシーの音楽は一時間弱分ほどしかないことから、今日では完全版で演奏されることはほとんどなく、このように四曲の抜粋から成る交響的断章か、音楽部分を抜粋して演奏されています。
 ドビュッシーがこの作品の作曲の契約書にサインをしたのは1910 年12 月、詩が書き上がる予定日は翌11 年3 月、そして初演は5 月、とすべてがギリギリの状態の中での契約でした。
 このような明らかに困難と思われる仕事を引き受けたのは、当時のドビュッシーの経済状態の困難さがあったから、とされています。初演までのスケジュール、そして初演に際しても様々な困難がありましたが、しかし、そんな状況での初演で、ドビュッシーは、自分が構想に描いていたような魅惑の和声の宮殿が彼の目の前に現れ涙した、という記録が残っています。この作品が、彼の芸術的発展における特別な存在であることは間違いないでしょう。



 


HMM 902400
(3CD)
特別価格¥4390
カザルス弦楽四重奏団
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 vol.1
 ≪インヴェンション(発明)≫

  [CD1] 弦楽四重奏曲
   第1番 ヘ長調 op.18-1、第3番 ニ長調 op.18-3、
   第4番 ハ短調 op.18-4
  [CD2]
   ピアノ・ソナタ第9番 ヘ長調 op.14-1
    (ベートーヴェン自身による弦楽四重奏編曲版)、
    弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調 op.59-1
    (ラズモフスキー第1番)
  [CD3] 弦楽四重奏曲
   第12番 変ホ長調 op.127、第16番 ヘ長調 op.135
カザルス弦楽四重奏団
 〔ヴェラ・マルティネス・メーナー(Vn)、
  アベル・トマス・レアルプ(Vn)、
  ジョナサン・ブラウン(Vla)、
  アルノー・トマス・レアルプ(Vc)〕
 結成20 年 カザルス弦楽四重奏団、あたたかくも高貴な親密なアンサンブルによるベートーヴェン

 録音:2015 年9 月7-10 日、2016 年2 月1-2 日、2017 年10 月13-14 日/テルデックス・スタジオ・ベルリン

 1997 年に結成されたカザルス弦楽四重奏団による、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集の第1 弾。2020 年ベートーヴェン生誕250 周年に向けての全集シリーズが始動しました。
 第1 弾となる当ボックスは「インヴェンション」と題し、第1 番、そして最後の第16 番が収録されているほか、ピアノ・ソナタのベートーヴェン自身による弦楽四重奏編曲版も収録されているという興味深いプログラミングです。
 作品18 から次の四重奏曲第7 番(ラズモフスキー)を作曲するまでには6 年という歳月が流れておりますが、ベートーヴェンはその間にも充実の作品を書いており、音楽語法はより豊かなものになっています。さらに、最後の弦楽四重奏曲もあわせて聴くことにより、ベートーヴェンの語法の変化を感じることができます。
 メンバーのジョナサン・ブラウンは「弦楽四重奏は、家族のように、そのメンバーたちにはわかるボキャブラリーがある。他のメンバーがこのフレーズの後にちょっと長めに息を入れたい、とか、他のメンバーが16 小節先のところでニュアンスを変えたい、と思っていることが、いつもシグナルのように発信されていて、メンバーたちは常にそれをキャッチしながら音楽を進めている。弦楽四重奏で演奏するということは、自分の音楽ビジョンを明確に発信するとともに、他の3 人の考えももらさずキャッチしなければならない」と語っています。カザルス弦楽四重奏団のまるで家族のようなアンサンブルが展開する、あたたかくも高貴なベートーヴェン、続編がたのしみです。

 サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン カザルス弦楽四重奏団
 ベートーヴェン・サイクル<ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲>演奏会(全6回)
 サントリーホール(ブルーローズ)
 6 月7 日(木)19:00開演
 6 月8 日(金)19:00開演
 6 月9 日(土)13:00 開演/19:00開演
 6 月10 日(日)13:00 開演/19:00開演
 


HMM 902304
¥2700
エルサレム弦楽四重奏団によるドビュッシー&ラヴェル!
 ・ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 op.10
 ・ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調 op.35
エルサレム弦楽四重奏団
 〔アレクサンドル・パヴロフスキー(Vn)、
  セルゲイ・ブレスラー(Vn)、
  オリ・カム(Vla)、
  キリル・ズロトニコフ(Vc)〕
 ドビュッシー没後100 年リリース。エルサレム弦楽四重奏団によるドビュッシー&ラヴェル!ふくよかな響き弦の魅力満喫

 録音:2017 年4 月18-22 日、オーストリア

 1993 年に創立され、1996 年にデビューしたエルサレム弦楽四重奏団。結成20 余年を数える、もはやベテランの存在です。2015 年6 月には久々の来日公演も行っています。
 彼らの最新盤は、ドビュッシー没後100 年にちなみ、ドビュッシー唯一の弦楽四重奏曲、そしてラヴェルの弦楽四重奏というカップリング。ドビュッシーは冒頭から4 人だけで演奏しているとは思えないような豊かな響き。ピッツィカートの楽章も、弦の魅力満喫。エルサレム弦楽四重奏団のメンバー間に流れるあたたかな空気感までもがとらえられた優秀録音も注目です。



 

HMM 902368
¥2700
J.S.バッハ:カンタータ集
 ・「いと尊きイエス、わが憧れよ」BWV 32
 ・「試練に耐えうる人は幸いなり」BWV 57
 ・「われは行きて汝をこがれ求む」BWV 49
ゾフィー・カルトホイザー(ソプラノ)
ミヒャエル・ヴォッレ(バス)
RIAS 室内合唱団
ベルリン古楽アカデミー
ラファエル・アルパーマン(オルガン&指揮)
 第一線で活躍する二人の歌手によるバッハの対話カンタータ集。管弦楽はベルリン古楽アカデミー!

 録音:2017 年10 月、テルデックス・スタジオ・ベルリン

 対話のカンタータ集。ソプラノは魂、バスはイエスとなり、魂とイエスの心の交流を描くものです。ソプラノのカルトホイザーはベルギー出身、現代最高のモーツァルト歌いとして名を成しているほか、バロック・オペラから歌曲まで幅広く活躍し、そのまっすぐな歌声で世界を魅了しています。
 カルトホイザーによる歌唱は聴き手の共感を自然に呼び起こすもので、悩める場面や喜びの場面での自然な表情が魅力的です。
 バスのミヒャエル・ヴォッレは、ドイツ出身で、モーツァルトで活躍するほか、チャイコフスキーやヴェルディのオペラでも引っ張りだこの万能選手です。
 49 番の第1 曲目はシンフォニアで、チェンバロ協奏曲ホ長調(BWV 1053)の第3 楽章を転用したもの。オルガンがソロを務めますが、非常に喜ばしい雰囲気です。
 当盤で指揮およびオルガンを務めるアルパーマンは、1982 年のベルリン古楽アカデミー設立以来演奏している傍ら、アバド指揮ベルリン・フィルとバッハの協奏曲を共演するなど、第一級の鍵盤奏者として、そして近年は指揮者としても活躍しています。バッハが、このような感動的な楽曲を毎週の礼拝のために生み出していたとは、とあらためて驚嘆させられる充実の作品集です。





MUSO



MU 024
¥2600
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ集
 ・ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト長調 op.13
 ・ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ長調 op.8
 ・ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調 op.45
ヴィネタ・サレイカ
 (ヴァイオリン/
  ストラディヴァリウス
   (1863年製))
アマンディーヌ・サヴァリ(ピアノ)
 新生アルテミス・カルテットの第1ヴァイオリン奏者、ヴィネタ・サレイカによるグリーグ!
 昔の第1ヴァイオリンのナタリア・プリシェペンコじゃないです。

 録音:2017 年8 月14-17 日、ブリュッセル/65’47

 ラトヴィア出身のヴァイオリン奏者、ヴィネタ・サレイカによるグリーグのヴァイオリン・ソナタ集。アルテミス・カルテットで第1 ヴァイオリンを務めています。サレイカはパリ国立高等音楽院でジェラール・プーレに師事しているほか、デュメイらにも師事しています。2009 年のエリザベート国際コンクールで入賞したのち、様々なオーケストラと共演。ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー(現アントワープ交響楽団)で首席コンサートミストレスを務め、ほかにもトリオ・ダリで演奏活動を展開しています。2006 年以降、フランスのピアニスト、アマンディーヌ・サヴァリと共演を重ねています。アマンディーヌ・サヴァリもトリオ・ダリで室内楽奏者として活躍する傍ら、オーケストラとも共演、また、来日もしています。
 グリーグのヴァイオリン・ソナタは彼の生涯を色濃く反映しています。第1 番は1865 年にデンマークで書かれており、旋律のピュアな美しさが魅力。歌に溢れています。第2 番は2 年後、ちょうど彼がノルウェーに戻って結婚した時に書かれており、愛と踊りの気分に満ちた幸せな作品となっております。第3 番はそれから20 年を経て書かれていますが、民族色よりも和声などに新たな可能性の模索が見られる作品となっており、2 作とは一線を画すものとなっています。

 アルテミス・カルテット来日公演
 6 月8 日(金)紀尾井ホール
 6 月10 日(日)兵庫県立芸術文化センター(小)





NAIVE


V 5138
(2CD)
特別価格¥1200
「狂気のヴィヴァルディ」
 ヴィヴァルディ:
  ・ヴァイオリン協奏曲「四季」より
  ・歌劇『怒れるオルランド』より
  ・グローリア ニ長調 RV589より
  ・2つのマンドリンのための協奏曲 ト長調 RV532より
  ・モテット「正しい怒りの激しさに」RV626より
  ・弦楽のための協奏曲 ト短調 RV156より
  ・歌劇『試練の中の真実』RV 739より
  ・オラトリオ「勝利のユディータ」R 644より
  ・ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV208 「モグール」より
  ・歌劇『オリンピアーデ』RV725より
  ・室内協奏曲 ト短調 RV103より
  ・歌劇『グリゼルダ』RV 718より
  ・歌劇『ティート・マンリオ』RV 738より
  ・『主は言われた』RV 594より
   他
様々な演奏者
 ヴィヴァルディ・エディションの聴きどころが満載

 ナイーブのヴィヴァルディ・エディションから、様々な楽章を抜粋し、「狂気のヴィヴァルディ」と題したコンピレーション。豪華演奏者陣による演奏の数々、タイトルが示すとおり、烈しい曲想のものが中心で、たのしめます。




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OPMC CLASSICS



OPMC 013
¥2600
モンテカルロ・フィル音楽監督兼芸術監督、
 山田和樹がついに登場!幻想交響曲!!

  ベルリオーズ:
   (1)幻想交響曲 Op.14
   (2)夢とカプリッチョ Op.8
山田和樹(指揮)
リザ・ケロブ(ヴァイオリン(1))
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:2017 年5 月16、19 日/モナコ/58’35’’

 モンテカルロ・フィルの自主レーベル「OPMC クラシックス」は2010 年にスタートし、当時の音楽監督クライツベルクの演奏をリリースしていました。
 しかし2011 年にクライツベルクが急死し音楽監督不在の時期が続き、レーベルとしての活動も縮小していたのですが、2016 年に山田和樹が新たに音楽監督兼芸術監督に就任、ついにオーケストラの録音が再開されました。
 山田和樹第1 弾アルバムとなるのがこのベルリオーズ。指揮者とオーケストラの良好な関係が織りなすハイレベルな演奏がお聴き頂けます。
 大胆で手の込んだ管弦楽法にあふれた『幻想交響曲』は現在のモンテカルロ・フィルの力量をおおいに知らしめてくれます。すべての楽器が色彩豊かで繊細。明瞭でありながら柔らかさもあり、前半の美しさから引き込まれます。録音も分離が良く、細やかにさまざまな音が重なってくるのがしっかり聴こえます。第2 楽章のハープの掛け合いも左右に分かれていて面白いです。
 後半の盛り上がりも見事。クレッシェンドやアクセントを丁寧にこなしながら、大きな流れで勢いを増していき力強いクライマックスへ突き進みます。
 『夢とカプリッチョ』は独奏ヴァイオリンがまさに夢のような美しい歌を紡ぐ協奏作品。ソロを弾く女性ヴァイオリニスト、リザ・ケロブはモンテカルロ・フィルのメンバーであり、クライツベルクの前任であるヤノフスキの時代からソリストを務めている名手で、しなやかな美音に魅せられます。







PENTATONE



PTC 5186723
(SACD HYBRID)
¥2700
アナ・デ・ラ・ヴェガ、モーツァルトとミスリヴェチェクの協奏曲
 (1)-(3)モーツァルト(1756-1791):
   フルート協奏曲第2番 ニ長調 K.314
    (I.7’41”+ II.6’20”+III.5’16” = 19’17”)
 (4)-(6)モーツァルト:フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313
    (I.8’38”+ II.9’31”+III.7’16” = 25’25”)
 (7)-(9)ミスリヴェチェク(1737-1781):フルート協奏曲 ニ長調
    (I .6’33”+ II.7’41”+ III.3’59”= 18’13”)
アナ・デ・ラ・ヴェガ(フルート)
イギリス室内管弦楽団
ステファニー・ゴンリー(リーダー)
 注目のフルート奏者、アナ・デ・ラ・ヴェガがモーツァルトとミスリヴェチェクの協奏曲を録音!

 セッション録音:2016 年9 月/ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)/PCM HI-RES、マルチチャンネル、62’ 58”、輸入盤・日本語帯付

 SACD ハイブリッド盤。
 “傑出した才能”(ウィグモアホール)、“真の芸術家”(カドガンホール)、“ファースト・クラス”(ベルリン・フィルハーモニー)と各演奏会で絶賛されている注目のフルート奏者、アナ・デ・ラ・ヴェガがモーツァルトとミスリヴェチェクの協奏曲を録音しました。
 イギリス人とアルゼンチン人の両親の間にオーストラリアで生まれたヴェガはシドニー大学でマーガレット・クロフォードに師事。その後パリにてレイモンド・ギオの最後の弟子として研鑽を積みました。
 イギリス室内管弦楽団とは2010 年以来度々共演しており、当ディスクにも収録されている忘れられし名曲ミスリヴェチェクのフルート協奏曲の演奏はBBC ラジオにて生放送され話題となりました。この度満を持してセッション録音されました。
 チェコの作曲家、ヨゼフ・ミスリヴェチェク(1737-1781)は自国の教会でヴァイオリニストを務めるなどし、その後はヴェネツィアに赴き、オペラの作曲をジョヴァンニ・ペシェッティに学びました。
 最初のオペラ〈メデア〉は1764 年に上演され、大好評を博すなど、作曲家としての才能を開花させました。チェコの音楽性とイタリアの影響を融合することで独自の作曲様式を生み出したミスリヴェチェクの作品はウィーン古典派の巨匠たちの先駆けとなり、軽快な声部書法と旋律面での豊かな創意によって特にイタリアで圧倒的な成功をおさめました。このフルート協奏曲も華やかな旋律が魅力の作品です。
 モーツァルトのフルート協奏曲2 篇とあわせてお楽しみください。







PROFIL(キング・インターナショナル)



KKC 4143
¥2700
Wings〜渡辺克也
 (1)ライヒャ:オーボエ五重奏曲ヘ長調 Op. 107
 (2)クルーセル:ディヴェルティメントOp.9
 (3)クロンマー:オーボエ四重奏曲ハ長調
 (4)ヨハン・クリスチャン・バッハ:オーボエ四重奏曲変ロ長調
 (5)武満徹/中原達彦編:翼
渡辺克也(オーボエ)
クライディ・サハチ、
 ステーファノ・ロ・レ(ヴァイオリン)
シモニーデ・ブラコーニ(ヴィオラ)
サンドロ・ラッフランキーニ(チェロ)
 世界の渡辺克也、第6 弾はミラノ・スカラ座のトップ奏者たちと室内楽

 録音:2017 年11 月7-9 日/イエス・キリスト教会(ベルリン)/DDD、71’ 55”、[Profil] PH.18006、輸入盤・日本語帯・解説付

 ドイツを本拠に活躍する渡辺克也のアルバム第6 弾は、オーボエと弦楽による室内楽。古典派作品4 篇をミラノ・スカラ座管弦楽団のトップ奏者たちと端正かつ美麗な演奏を繰り広げます。いずれの作品も美しい歌にあふれていますが、スカラ座のメンバーによる雰囲気あるバックもあいまり、オペラのアリアを聴いているようです。アンコールに武満徹の名歌「翼」をオーボエと弦楽四重奏で詩情豊かに奏でます。




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RCO LIVE



RCO 18004
(SACD HYBRID)
¥2600
ガッティ&RCOのマラ4が登場
 マーラー:交響曲第4番ト長調

 I. Bedachtig. Nicht eilen - Recht gemachlich(17:15)
 II. In gemachlicher Bewegung. Ohne Hast(10:21)
 III. Ruhevoll (poco adagio)(20:48)
 IV. Sehr behaglich(9:31)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ダニエレ・ガッティ(指揮)
ユリア・クライター(ソプラノ)
KKC 5898
(SACD HYBRID)
〔国内仕様盤〕
¥3000+税
 ガッティ&RCOのマラ4が登場。2017年来日公演直前のライヴ録音!

 録音:2017年11月8、9日コンセルトヘボウ・アムステルダム(ライヴ)/【RCO 18004】Stereo/Multi-ch、57’ 55

 2016 年、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の第7 代目首席指揮者に就任したダニエレ・ガッティによるマーラー・チクルス第2 弾。2017 年11月には就任後初の来日公演が行われ、日本の聴衆を沸かせました。
 今回の演目は、前作「復活」に続くいわゆる≪角笛三部作≫のひとつで、来日公演でも演奏された交響曲第4 番。
 録音は来日直前の11 月8,9 日のライヴです。いわずと知れたコンセルトヘボウ管弦楽団のマーラーの伝統。マーラー自身が指揮をし、深い関係にあったコンセルトヘボウ管にはマーラー演奏の特別な伝統があり、世界有数のコンサートホールである本拠地で行われるこのマーラー・チクルスには大きな期待が寄せられます。
 来日公演でも披露したガッティの繊細な感性と確かな構築力はもちろんのこと、息をのむようなピアニッシモから、壮麗でダイナミックなサウンドまで、卓越した音楽表現を存分に発揮する手腕には脱帽です。
 ガッティの確信に満ちた指揮振り、さらにそれを受容するオケの技量はさすが。第4 楽章のソリストは、日本公演では体調不良でキャンセルとなったソプラノ、ユリア・クライターが出演。楽曲の印象を支える重要な部分でもありますが、「天上の生活」をクライターの澄んだ美しい声で高らかに聴かせます。
 *初回生産限定ハードカバー仕様






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HYPERION



CDA 68188
¥2400→¥2190
スティーヴン・オズボーンの新たなラフマニノフ!
 練習曲「音の絵」全曲!

  ラフマニノフ:練習曲集《音の絵》Op.33&Op.39(全曲)
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
 ☆スコットランドの俊英、スティーヴン・オズボーン。
 ☆定評あるラフマニノフ、第3弾は「音の絵」全曲!

 1991年のクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝、1997年のニューヨーク・ナウンバーグ国際ピアノ・コンクール優勝を果たし、ピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)を代表するピアニストの一人として活躍する、スコットランドの俊英、スティーヴン・オズボーン。
 BBCミュージックやグラモフォン各誌「特選盤」、サンデー・タイムズやデイリー・テレグラフ各紙の「CD of the Week」に選ばれた「24の前奏曲(CDA 67700)」や、レコード芸術特選盤を獲得した「ピアノ・ソナタ第2番(PCDA 67936)」に続くオズボーンのラフマニノフ。1911年に作曲された8つ「音の絵」Op.33(第4番はOp.39-6に転用)と、1916-17年に作曲された9つの「音の絵」 Op.39の全曲盤が登場。
 高度な技巧と同時に深い解釈や多彩な表現力が求められるラフマニノフの「音の絵」を、オズボーンの高い知性と卓越したピアニズムで描き出します。

 ※録音:2017年8月9日−11日、殉教者聖シラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)



 

CDA 68263
¥2400
王女と熊
 R.シュトラウス:二重コンチェルティーノ TrV293*
 ベートーヴェン:三重奏曲変ホ長調 Op.38†
 グリンカ:悲愴三重奏曲ニ短調†
サラ・ワッツ(クラリネット)
ローレンス・パーキンス(ファゴット)
マーティン・ロスコー(ピアノ)†
シャーン・エドワーズ(指揮)*
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団*
 R.シュトラウス、ベートーヴェン、グリンカ!"クラリネット"と"ファゴット"のための作品!

 ☆クラリネット(王女)とファゴット(熊)が織りなす不思議な空間。
 ☆R.シュトラウス、ベートーヴェン、グリンカの「クラリネットとファゴット」のための作品集。

 リヒャルト・シュトラウスの最後の器楽作品である二重コンチェルティーノ(デュエット・コンチェルティーノ)は、ハープと弦楽オーケストラを伴うクラリネットとファゴットのための協奏的作品。ウィーン・フィルの首席ファゴット奏者を務めたフーゴー・ブルクハウザーに献呈されており、シュトラウスからブルクハウザーへの手紙には、クラリネットを王女(プリンセス)に、ファゴットを熊に例えた小話が書かれていたといいます。
 1974年から2017年まで長きにわたりマンチェスター・カメラータの首席ファゴット奏者を務め、ソリストとしても多くの名演・名録音を残すローレンス・パーキンスが、この「王女と熊」のアイディアを元に、ベートーヴェンとグリンカの「クラリネット、ファゴットとピアノ」による三重奏曲をカップリングし1つのアルバムとして完成させました。王女役のクラリネットは、ロンドンの王立音楽アカデミー、オランダのロッテルダム音楽院で研鑽を積んだイギリスの女流奏者、サラ・ワッツが担当。ベートーヴェンとグリンカの三重奏曲では名手マーティン・ロスコーがピアノを担い、クラリネット(王女)とファゴット(熊)が織りなす不思議でユニークな空間を演出します。

 ※録音:2014年7月7日−8日(ベートーヴェン&グリンカ)&2015年3月11日、ヘンリー・ウッド・ホール(グラスゴー)
 
CDA 68228
¥2400
百合と薔薇 〜
 中世後期イギリスの聖母マリア崇拝の音楽
バンショワ・コンソート
アンドルー・カークマン(指揮)
  ジョン(?)・クック:Stella celi extirpavit/
  聖歌:めでたし聖なるみ母よ/
  ウォルター・フライ:キリエ「So ys emprentid」、ミサ・フロス・レガリスより グローリア/
  ギヨーム・ル・ルージュ:Stella celi extirpavit/
  ジョン・ベディンガム:Superno nunc emittitur/
  ジョン・ダンスタブル:アヴェ・マリス・ステラ/
  フライ:ミサ・フロス・レガリスより クレド/
  トマス(?)・ダメット:めでたし楽園の扉/
  ダンスタブル:ガウデ・ヴィルゴ・サルタータ/
  ベディンガムorフライ:聖なるマリア, 不幸な者を助け/
  フライ:ミサ・フロス・レガリスより サンクトゥス/
  ジョン(?)・フォーラー:オー・クアム・グロリフィカ/
  フォレスト:Qualis est dilectus/
  ダンスタブル:聖なるマリア, 不幸な者を助け/
  作者不詳:エッサイの若枝より:聖歌:母のなかの母/
  ジョン・プラマー:キリストの母の母アンナ/
  フライ:ミサ・フロス・レガリスより アニュス・デイ
 バンショワ・コンソート新録音!15世紀イギリス、聖母マリアのための音楽

 ☆15世紀音楽のスペシャリスト、バンショワ・コンソート。

 アンドルー・カークマンにより1995年に結成され、15世紀のフランスとイギリス、ブルゴーニュ楽派の音楽を主なレパートリーとする男声ヴォーカル・アンサンブル、バンショワ・コンソート。
 ヘンリー6世の戴冠やアジャンクールの戦いなどにまつわる百年戦争と王室の音楽を歌った「百年戦争の音楽(CDA 68170)」に続くバンショワ・コンソートのニュー・レコーディングは、聖母マリアのための宗教音楽集。
 ブックレットには、大英博物館、ノッティンガム市博物館、フィラデルフィア博物館などに所蔵されているアラバスター(雪花石膏)のマリア像写真が掲載され、音楽と石(美術)によって表現されてきた15世紀イギリスの聖母マリア崇拝の芸術を辿ります。

 ※録音:2017年5月7日−9日、アスコット小修道院(バークシャー)



 
CDA 68196
¥2400
マクミラン:弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲第1番 《11月の春の幻影》
 弦楽四重奏曲第2番 《なぜ今夜は違う?》
 弦楽四重奏曲第3番
ロイヤル弦楽四重奏団
 ロイヤル弦楽四重奏団の新機軸、マクミラン登場!

 ☆近代ポーランド音楽のスペシャリスト、ロイヤル弦楽四重奏団の創立20周年記念盤!
 ☆新たな録音レパートリー、ジェームズ・マクミラン登場!

 ロイヤル弦楽四重奏団は1998年にワルシャワのショパン音楽大学で設立され、2006年にロイヤル・フィルハーモニック協会の室内楽賞にノミネート、2012年からクィーンズ大学ベルファストのクヮルテット・イン・レジデンスを務めるポーランドの弦楽四重奏団。ハイペリオン(Hyperion)から、シマノフスキ&ルジツキ(CDA 67684)、グレツキ(CDA 67812)、ペンデレツキ&ルトスワフスキ(CDA 67943)、シマンスキ&ムィキェティン(CDA 68085)と、近代ポーランドの弦楽四重奏を続けざまに録音し、知られざるポーランド音楽の普及に重要な役割を果たしてきたロイヤル弦楽四重奏団が新たなレコーディング・レパートリーとして取り上げるのは、現代スコットランドのリーディング・コンポーザー、ジェームズ・マクミラン(b.1959)の3つの弦楽四重奏曲集。
 2018年に創立20周年を迎えるロイヤル弦楽四重奏団が、卓越したテクニックとダイナミックな音楽性で、ジェームズ・マクミランの新たな名盤を創り上げます。

 ※録音:2017年7月13日−15日、ポットン・ホール(サフォーク)







COL LEGNO


COL20440
\2700
Franui
Standchen der Dinge

 1.Creampuffs from Vienna(F.J.ハイドンより)
 2.セレナード(シューベルトより)
 3.しぼめる花(シューベルトより)
 4.Schreibt die Ortsbauerin
 5.月に寄せるさすらい人の歌(シューベルトより)
 6.Der Umkehrende
 7.Es wandelt was wir schauen(ベルクより)
 8.Die Meere - Geht es immer so weiter?(ブラームスより)
 9.Husch Pfusch Tusch(シューベルトより)
 10.Da unten im Tale(ブラームスより)
 11.No. 24 Leiermann(feat. Bertl Mutter)(シューベルトより)
 12.Kompassmesse: ER(Air)(シューベルトより)
 13.Kompassmesse: Reise nach Jerusalem
 14.Lied von denen die alles schon wissen
 15.Wunderhorntanz
 16.Kehr ein bei mir(read by Sven-Eric Bechtolf)
 17.Du bist die Ruh(feat. Nikolaus Habjan)(シューベルトより)
 18.When I consider(feat. Karsten Riedel)
 19.Moderation: Beugungen(feat. Wolfgang Mitterer)
 20.Adam & Eva
 21.Ich bin der Welt abhanden gekommen(マーラーより)
 22.In die Dunkelheit
フラヌイ(アンサンブル)
【メンバー】
ヨハネス・エダー(クラリネット、バス・クラリネット)
アンドレアス・フエチュ(テューバ)
ロメド・ホーフガルトナー(ソプラノ&アルト・サクソフォン、クラリネット)
マルクス・クラレー(コントラバス、アコーディオン)
アンゲリカ・ライナー(ハープ、チター、歌)
ベッティーナ・ライナー(ダルシマー、歌)
マルクス・ライナー(トランペット、歌)
アンドレアス・シェット(トランペット、歌 、モジュレーション)
マルティン・ゼンフター(ヴァルヴ・トロンボーン、歌)
ニコライ・トンコヴィチ(ヴァイオリン) 他
 1993年から活動を始め、2018年に結成25周年を迎えるアンサンブル「フラヌイ」。アンサンブル名はオーストリアの南、標高2300mの牧草地に因んでいます。
 彼らが演奏するのは、古典的な曲から未発表の新作まで様々であり、そのどれにも手の込んだ編曲が施されており、基本的に管楽器と民族楽器、歌のコンビネーションで演奏されます。
 このアルバムではハイドン、シューベルト、マーラー、ベルクと言ったウィーンの伝統を感じさせる作曲家の作品とオリジナルが並べられていますが賑やかなシューベルトの即興曲、寂寥感漂うマーラーと、曲によって全く味わいが違うところが面白い1枚です。
 

COL30006
\2500
Catch-Pop String-Strong
 1.Gyere ide babe
 2.Phil´s Tune
 3.Srela sam se s njim
 4.9/8
 5.Courante
 6.SkaTango
 7.Oj golube
 8.The Highland Set
 9.Seerauber-Jenny
 10.Kur hana del
 11.Blues & Oranges
 12.Karussell
 ボーナス・トラック
  13.Turbofolkqueen or Slavica the Cleaning Maid
キャッチ=ポップ ストリング=ストロング(アンサンブル)
【メンバー】
イェレナ・ポプルツァン(ヴィオラ、歌)
リナ・カチナリ(チェロ、歌)
 2009年にウィーンのジャズ・クラブでデビューしたデュオ「キャッチ=ポップ ストリング=ストロング」。セルビア出身の歌手、ヴィオラ奏者ポプルツァンとチェリスト、リナ・カチナリの2人が、バッハ、ヴァイル作品のアレンジからトラディショナル、オリジナルまで多彩な曲をノリノリで演奏しています。
 

COL30009
\2500
Catch-Pop String-Strong II
 1.Bold
 2.YO*DL 05:11 Share
 3.PA TY!
 4.How many times I’ve heard this song
 5.Die guten Menschen
 6.The Docks
 7.CatchAFonk
 8.Ganzer Kerl, halber Kerl
 9.Hohenluft
 10.Nostalgjia
 11.Lebensadern
 12.Playground
 13.La Lega
 14.N’sabah
キャッチ=ポップ ストリング=ストロング(アンサンブル)
【メンバー】
 リナ・カチナリ(チェロ、歌)
 イェレナ・ポプルツァン(ヴィオラ、歌)
 セルビア、コソボ出身の2人の演奏家による「キャッチ=ポップ ストリング=ストロング」のアルバム第2集。
 第1集よりも更にパワー・アップした彼女たちの演奏を、ヨーロッパの各紙が“刺激的”“驚異”などの言葉で大絶賛。
 このアルバムはほとんどオリジナル作品で構成されており、彼女たちの個性が際立つ1枚です。「新しい風」を探求する彼女たちの個性が際立ちます。 
 

COL40002
(2SACD Hybrid)
\4800
LES ESPACES
ELECTROACIUSTIQUES
 LES ESPACES ELECTROACIUSTIQUES
 5.1サラウンドとステレオによる電子音楽名作集

【SACD1】
 1.ヴァレーズ(1883-1965):Poe?me e?lectronique(1958)
 2.リゲティ(1923-2006):グリッサンディ(1957)
 3.リゲティ:アルティクラティオン(1958)
 4.マデルナ(1920-1973):Musica su due dimensioni(1958)
 5.ベリオ(1925-2003):ディフェレンセス(1958-1959)
 6.ベリオ:ヴィサージュ(1961)
【SACD2】
 1.ラッヘンマン(1935-):スツェナリオ(1965)
 2.ハーヴェイ(1939-2012):Mortuos Plango, Vivos Voco(1980)
 3.ブーレーズ(1925-2016):Dialogue de l’ombre double(1985)
 4.ファーニホウ(1943-):Mnemosyne(1986)
様々な演奏家
 1950年代後半のアナログ・スタジオ初期段階から1980年代のデジタル技術への移行まで、ほぼ30年間に渡る「電子音楽」の発展を辿る2枚組。
 電子だけではなく、アコースティックな楽器の音や、テープ再生音も含まれており、その多彩な響きを再現するために、全てはSACDフォーマットの高音質で収録されています。
 このプロジェクトはチューリヒ大学のサウンド技術研究所(ICST)を始めとした数多くの教育機関の協力で実現しました。
 

COL40409
\2700
CYCLUS
サミー・ムーサ(1984-):作品集

 1.4 Etudes - I
 2.4 Etudes - II Polarlicht
 3.L’autre fre?re: Oper in 3 Kapiteln: Pre?lude
 4.ピアノ独奏のための「A? l’assaut des jardins」
 5.弦楽四重奏曲
 6.室内協奏曲
 7.Cyclus ツィクルス
 8.4 Etudes - III Gegenschein
 9.4 Etudes - IV Zodiakallicht
サミー・ムーサ(指揮)…1.2.6
ウィーン放送交響楽団…1.2.6
ケント・ナガノ(指揮)…7.8.9
ベルリン=ドイツ交響楽団…7.8.9

エマヌエーレ・トルクァティ(ピアノ)
アルミーダ弦楽四重奏団…5
 カナダ、モントリオール出身のサミー・ムーサ。モントリオール大学で作曲を学び、チェコに留学、フィンランドではマグヌス・リンドベルイにも学んでいます。
 最近は指揮も始め、自作だけでなく様々な作品を演奏し好評を得ています。彼の作品はどれもエネルギッシュで、時には暴力的な響きを帯びています。
 このアルバムではウィーン放送交響楽団とケント・ナガノが指揮するベルリン=ドイツ交響楽団が彼の作品を演奏、注目度の高さが伺えます。
  録音 2013-2014年
 

COL40410
\2700
Tuniche
シモーネ・モヴィオ(1978-):作品集

 1.Di fragili incanti (2006)
 2.Incanto III (2012)
 3.… come spirali … (2008)
 4.サクソフォン四重奏のための「Zahir V 」(2011?2012)
アンドレアス・エベルレ(指揮)…1-3
クラングフォルム・ウィーン(アンサンブル)…1-3
シグマ・プロジェクト(サクソフォン四重奏団)…4
 イタリアで学び、IRCAM(Institut de Recherche et Coordination Acoustique/Musique=フランス国立音響音楽研究所)を始め、数々の機関で作品を認められた作曲家モヴィオの作品集。
 アルバムタイトルの「Tuniche」はイタリア語で「シンプルな衣服=チュニック」を表す言葉ですが、モヴィオは言葉にたくさんの意味を持たせ、自身の思考を多層的に表現しています。緻密なアンサンブルによる緊張感に満ちた音楽です。
  録音 2014年
 

COL40411
\2700
It may be all an illusion おそらく全てが幻
ブリギッタ・ムンテンドルフ(1982-):作品集

 1.Sweetheart, Goodbye! 愛しい人よ さようなら (2012)
 2.shivers on speed スピードを揺さぶる(2013)
 3.reinhoren 聴いて(2010)
 4.durchhoren 聴く(2011)
 5.Missing T (2013)
ニコラ・グリュンデル(歌)…1
マリアーノ・キアッチアリーニ(指揮)…1.3
アンサンブル・モデルン…1
マヌエル・ナウリ(指揮)…2
アンサンブル・ムジクファブリック…2
アンサンブル・ガレージ…3
キャレファクス・リード五重奏団…4
ヴィンバリー・カツィボーニ(指揮)
IEMAアンサンブル…5
 ドイツ、オーストリアの女性作曲家ムンテンドルフ。クシシュトフ・メイヤー、レベッカ・サンダース、ヨハネス・シェルホルンらに学び、大学在学中に10人のメンバーで構成された「アンサンブル・ガレージ」を設立し、数々の現代音楽祭に出演しています。
 彼女の作品はどれも古い慣習に倣うことなく、常に新しい形式を探求しており、彼女が愛する演劇との関連も強く、トラック1では音と語りが見事に融合した世界が広がっています。音が蠢く不思議な世界を味わってください。
  録音 2013-2014年
 

COL40412
\2700
Multiplicidad 多重に
ルイス・コデラ・プーツォ(1981-):作品集

 1.aproximacion a lo indivisible (2013)
 2-4.kaolinite [Al2 Si2 O5(OH)4] quartet (2012)
 5-7.multiplicidad y relacion (2011)
 8-14.oscillation ou interstice (2013)
 15.Π (2014)
サラ・マリア・サン(声)…1
クレメンス・ハイル(指揮)…1
マリアーノ・キアッチアリーニ(指揮)…2-4
アンサンブル・モデルン…1.2-4
アンサンブル・ラヒェルヒェ…5-7
ハビエル・ハーゲン(声)…8-14
ウルリケ・マイヤー=シュポーン(バス・リコーダー)…8-14
ルイス・コデラ・プーツォ:シンセサイザー&エレクトロニック(ライヴ)…15
 電子音を含め、様々な音素材を縦横無尽に使い、劇的な音楽を創り出す作曲家ルイス・コデラ・プーツォ。このアルバムには2011年から2014年までの5つの作品が収録されています。
 「私の音楽は劇的に変化し、それぞれが異なる視点により作られているので、5曲全てを別々に聞いてほしい」との彼の言葉通り、どの曲も特徴的な様相を備えています。
  録音 2013-2014年
 

COL40413
\2800
Monoliths
マーク・バーデン(1980-):作品集

 1.a tearing of vision (2012)
 2.Chamber (2006/2007)
 3.Alam [Schmerz] (2011)
 4.flesh|veil (2012)
 5.die Haut Anderer (2008)
 6-10.Monoliths I ?V (2014)
コルネウス・マイスター(指揮)…1
アンサンブル・アンテルコンタンポラン…1
マーク・バーデン(声)…2
シュテファン・マイアー(声)…2
マックス・マレイ(声)…2
アンドレアス・エーベルレ(指揮)…3.4
クラングフォルム・ウィーン(アンサンブル)…3.4
ニコラス・ホッジス(ピアノ…オプション映像にて)…5
新ムジク・ベルリン室内アンサンブル…6-10
 1980年、クリーヴランド生まれの作曲家マーク・バーデンの作品集。“演奏不能”なスコアを現代音楽を称することを嫌うバーデンは、音を物理的な現象として表現することを探求しており、「聴衆が体でサウンドを受け止め、筋肉と呼吸で空気の振動を捉えることでミュージシャンと一体になる」ライヴ演奏を望んでいます。
 このアルバムでは数多くのミュージシャンが彼のスコアを実際に音にすることで、バーデンの望みを具体的に表現しています。
  録音 2013-2015年
 

COL40414
\2700
folklich
ビルケ J.ベルテルスマイアー(1981-):作品集

 1.GIROMANiACO (2013/2015)
 2.弦楽四重奏とグラスのための「hineidunke」 (2012)
 3.四重奏小品(2008)
 4.folklich (2012)
 5.フルート・ソロのための「WhirliGigue」(2012)
 6-7.8手と2台ピアノのためのAmorette I und II (2014/2015)
 8.Zimzum (2015)
ジョナサン・シュトックハマー(指揮)…1.4
アンサンブル・モデルン…1.4
ビルケ J.ベルテルスマイアー(グラス)…2
アルミーダ弦楽四重奏団…2.3
イヴァンナ・テルネイ(フルート)…5
ビルケ J.ベルテルスマイアー(ピアノ)…6.7
ルーカス・マリア・クーン(ピアノ)…6.7
ユリアン・リーム(ピアノ)…6.7
パウル・リヴィニウス(ピアノ)…6.7
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)…8
バンベルク交響楽団…8
 2015年のジーメンス音楽賞を受賞したドイツの女性作曲家ベルテルスマイアーの作品集。最近の「癒し系」現代音楽やミニマル・ミュージックに反抗するかのような、複雑で賑やかな響きを愛する彼女、その作品は意外性に富み、聴衆が大音量に驚くことも稀ではありません。
 このアルバムではエッシェンバッハを始めとした錚々たる演奏家が集結、彼女自身もピアノ演奏で参加しています。
  録音 2015年





EOS


 「Eos Guitar Quartet」はスイスの4人のギタリストによって1985年に結成され、30年以上に渡りファンを魅了し続けているギター四重奏団。
 クラシック、ジャズ、ロック、アヴァンギャルド、フラメンコなどジャンルを超えたレパートリーを持つだけでなく、4人全てがアレンジャー、作曲家として新曲を探求、日々進化するアンサンブルです。
 長らく、マルセル・エーゲ、マーティン・ピルクトル、ダヴィッド・ザウター、ミヒャエル・ヴィンクラーの4人で活動してきましたが、2013年にピルクトルは退団、フリオ・アスカーノが新メンバーに加わりました。
 この「EOS」レーベルでは、4人のアンサンブル作品だけでなく、各々のアルバムもリリースされています。

EOS2342001
\2300
ミヒャエル・ヴィンクラー:midlife
 1.More Bowmore
 2.Hey Joe, Don't Stop Sir Duke And Layla Smoking
  On The Water And Listen To J.S. On Radio Gaga, T'il Here Comes The Sun
 3.Ip In Bali
 4.Immer Wieder Ananas
 5.Microblues
 6.Esos Dias Tristes
 Shortstories
  7.Omas Garten
  8.Amors Herzschlag
  9.Der Lautenspieler
  10.Nasses Brot
  11.Samuel's Sleeplessness
  12.Im Auge Des Zyklon
ミヒャエル・ヴィンクラー(ギター)
 1962年、チューリヒ生まれの作曲家、ギタリスト、ミヒャエル・ヴィンクラー。12歳の時にロック・ミュージシャンとしての活動を始めながら、チューリッヒ音楽院とベルン芸術大学で学び、作曲家としても知られるようになります。
 1996年にはJ.S.バッハ作品のCDを録音し、クラシックの演奏家としても名を馳せました。1985年から活動する「EOSギター四重奏団」のメンバーとして活躍するヴィンクラー、このソロアルバム「midlife」にはクラシック、ジャズ、ワールドミュージックのジャンルを超えた親しみ深くユニークな作品が収録されています。
 

EOS2342002
\2300
Fantasies Brillantes
華麗なる幻想曲集

 プホール(1957-):ブエノス・アイレス組曲より(フルートとギター編)
  1.第1曲:ポンペイヤ
  2.第2曲:パレルモ
 3.ボルヌ(1840-1920):ビゼーの「カルメン」による華麗な幻想曲(フルートとギター編)
 4-5.ラヴィ・シャンカール(1920-2012):魅惑の夜明け(フルートとギター編)
 6-8.ルイジ・レニャーニ(1790-1877):協奏的二重奏曲 Op.23
 9.ベリナティ(1950-):Pulo do gato
 10.ベリナティ:ジョンゴ
 プホール:ブエノス・アイレス組曲より
  11.第3曲:サン・テルモ
  12.第4曲:ミクロセント
シルヴィー・ダンブリーネ(フルート)
マルセル・エーゲ(ギター)
 ナントで生まれたフルーティスト、シルヴィー・ダンブリーネ。パリ国立音楽院を経て、名手オーレル・ニコレに師事。以降、チューリヒ・バロック・アンサンブルやチューリヒ歌劇場管弦楽団を始め、様々なアンサンブルで演奏活動を続けてきた人です。
 一方、ギターのエーゲは「EOSギター四重奏団」のメンバー。ブリュッセルで生まれ、チューリヒで学びながら、フラメンコ・ギターの演奏にも活発に取り組んできました。
 その2人によるこのアルバムは、スペイン出身の名ギタリスト、プホールやレニャーニなどの多彩な作品を収録。とりわけラヴィ・シャンカールの「魅惑の夜明け」でのオリエンタルな響きは秀逸です。
 

EOS2342003
\2300
Imagine del cuor
 1.作者不詳:Ricciulina
 2.作者不詳:Li ffigliole
 3.作者不詳:Si tu nenna
 4.作者不詳:Vulumbrella
 5.作者不詳:Vurria addeventare suricillo
 6.作者不詳:In galera Ii panettieri
 7.作者不詳:Le spingole frangese
 8.D.スカルラッティ(1685-1757):ソナタ ホ短調 K292/L24/P223
 9.作者不詳:Vuria ca fosse ciaola
 10.D.スカルラッティ:ソナタ イ長調 K208
 11.D.スカルラッティ:ソナタ イ長調 K209
 12.ヴィンチ(1690-1730):So Ii ssorbe e le nespole amare
 13.作者不詳:Mmare e nata na Scarola
 14.作者不詳:Canto delle lavandaie
 15.作者不詳:Palummella
イ・カンティムバンキ(アンサンブル)
【メンバー】
 レティツィア・フィオレンツァ(歌)
 ダヴィッド・ザウター(ギター)
 16世紀から18世紀の「ナポリの歌」、中世の「ヴィラネッラ」、そしてドメニコ・スカルラッティのソナタを取り混ぜた即興的なアルバム。
 20年近くに渡り、イタリア南部の民族音楽を研究してきたという“イ・カンティムバンキ”の2人によると、これらの美しいメロディに彩られた数々の歌は、実は欲望と孤独に満ちた極めて人間的な歌詞を持っているといい、彼らは実に深い共感を持って演奏しています。
 ダヴィッド・ザウターは「EOSギター四重奏団」のメンバーです。
 

EOS2342004
\2300
EOS Guitar Quartet
 1-3.ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲 ト長調 RV532
  (D.ザウターによるギター編)
 4.ボッケリーニ(1743-1805):
   ギター五重奏曲第4番 ニ長調 G.448 第3楽章 ファンダンゴ
     (M.ピルクトルによるギター四重奏編)
 5.ロッシーニ(1792-1868):
  歌劇《セヴィリアの理髪師》-序曲(D.ザウターによるギター編)
 6-9.ストラヴィンスキー(1882-1971):組曲 第2番
 10-13.ファルカシュ(1905-2000):
  ピコラ・ムジカ協奏曲(P.ライエルによるギター編)
 14.エーゲ:カンパニジェロス
EOSギター四重奏団
 1991年リリースのアルバム。「クラシック寄り」の作品が選ばれており、ヴィヴァルディでは折り目正しい演奏が繰り広げられています。
 しかし、彼らの本領発揮は近代作品。ストラヴィンスキーやファルカシュなどでの自在な音の交錯が聴きものです。
 メンバーの一人、エーゲの作品「カンパニジェロス」(アンダルシアの聖歌によるフラメンコ)は力強く即興的。アンサンブルの魅力が最大に引き出されています。
 

EOS2342005
\2300
Danza Ritual
 ビゼー(1838-1875):カルメン組曲 第1番より
  (D.ザウター、M.ウィンクラーによるギター四重奏編) (抜粋)
  1.第2曲:アラゴネーズ
  2.第3曲:間奏曲
  3.第4曲:セキディーリャ
 4.ビゼー:カルメン組曲 第2番-第6曲:ジプシーの踊り
   (M.エーゲによるギター四重奏編)
 5-17.ファリャ(1876-1946):バレエ音楽「恋は魔術師」
   (M.エーゲによるギター四重奏編)
 18.サン=サーンス(1835-1921):死の舞踏 Op.40
   (D.ザウターによるギター四重奏編)
 19.ピアソラ(1921-1992):4人でタンゴ
   (M.ピルクトルによるギター四重奏編)
EOSギター四重奏団
 こちらはビゼー、ファリャのおなじみの作品が聴ける1枚。《カルメン》ほどギターで演奏するにふさわしい曲はないでしょう。熱いリズムがはじけます。
 ファリャは一層情熱的。こちらも素晴らしい出来です。
 サン=サーンスは少々肌合いが違いますが、こちらも熱狂的であることには負けていません。骸骨たちの不気味な踊りが克明に表現され、聴き手は思わず手に汗を握ることでしょう。
 最後のピアソラも聴きもの。ギター・カルテットの醍醐味を存分に楽しめます。
 

EOS2342006
\2300
CHRISTMAS WORLD COLLECTION
世界のクリスマス音楽集
 1.Koppangen:Sweden, P. Moraeus
 2.Il est ne le divin enfant:France
 3.Les anges dans nos campagnes:France
 4.Minuit Chretien:France
 5.Dormi, dormi, bel bambin:Italy
 6.O Santissima:Italy
 7.Fum, fum, fum:Spain
 8.Die Glorie:Uruguay, C.A.Irigary
 9.シューベルト:Ave Maria: Germany
 10.Maria durch ein Dornwald ging: Germany
 11.グルーバー:きよしこの夜 Austria
 12.Ich steh an deiner Krippen hier: Germany
 13.グノー:アヴェ・マリア  France
 14.J.S.バッハ:アリア BWV1068 Germany
 15.Bog sie rodzi: Poland
 16.Ziw ziw kuriilkaa: Russia
 17.Lulajze, Jezuniu: Poland
 18.J.F.ウェイド:Adeste Fideles: England
 19.The first Noel:England
 20.Away in a manger: England
 21.Jingle Bells: America, J.L.Pierpont
ハイケ・シュタッドマン(メゾ・ソプラノ)
ミヒャエル・ヴィンクラー(ギター)
 北欧から南米まで、様々な地域のクリスマス音楽を集めた1枚。家族と静かに過ごす夜、友達と賑やかに過ごす夜、祈りを捧げる夜。それぞれの聖夜のために、ギターと10か国語で歌われるクリスマス・キャロルをお贈りします。
 ハイケ・シュタッドマンはスイス育ちのメゾ・ソプラノ。世界各国の歌劇場で活躍しています。
 

EOS2342007
\2300
La Santa Allegrezza
 1.Canto alla Madonna di Montevergine (Campania)
 2.La Santa Allegrezza (Campania)
 3.ダウランド(1563-1626):Melancholy Galliard
 4.ダウランド:アルマンド
 5.Novena die Natale(Sicilia)
 6.I cantastorie ciechi a Palermo (Sicilia)-A nascita di Gesu-I tri rre
 7.Ninna nunarella (Sicilia)
 8.Pizzica (Puglia)
 9.Viaggio a Betlemme (Lombardia)
 10.J.S.バッハ(1685-1750):ガヴォット 1&2 BWV995
 11.O Sanctissima (Sicilia)
 12.マンゴーレ(1885-1944):El ultimo tremolo - Una limosnita por el amor de Dios
 13.Tammurriata (Campania)
 14.Canto alla Madonna dell'Arco (Campania)
イ・カンティムバンキ(アンサンブル)
【メンバー】
 レティツィア・フィオレンツァ(歌)
 ダヴィッド・ザウター(ギター)
 シンプルなイタリア民謡と、ダウランド、バッハなどのドイツ作品を組み合わせたクリスマスにまつわる1枚。
 聖母マリアと御子をめぐる人々の喜びが表現されており、レティツィア・フィオレンツァの心に染み入る素朴な歌声が物語を彩っています。
 

EOS2342008
\2300
20th Anniversary+
 1.プホール(1957-):ナランハ・ウルバノス
 2.カミロ(1954-):組曲−第2曲「10のタンゴ」(ギター四重奏編)
 3.ブローウェル(1939-):Los caminos del viento
 4.アサド(1952-):アルボラーダ・トロピカル
 5.ジスモンチ(1947-):カラーテ(ギター四重奏編)
 6.ムースピール(1965-):EOS
 7.フリス(1949-):Fair
 8.タウナー(1940-):Dawn to Dusk
 9.レノン(1950-):At the Sound of Light
 10.マクローリン(1942-):ライトハウス
 11.バウマン(1954-):ボレアの滞在
 12.ドラン(1949-):Eos and Tithonos
 13.ファーヴル(1937-):Notos
 14.グルンツ(1932-):Eos-Long Johns-Color Red
 15.トゥルクマニ(1964-):Eos-Ares
 16.フォレンヴァイダー:愛の歌(M.ヴィンクラーによるギター四重奏編)
 17.ディアンス(1955-)Seul a seuls
 18.ロドリゲス(1964-):Danza del amanecer
 19.パコ・デ・ルシア(1947-2014):Cositas Buenas(M.ウィンクラーによるギター四重奏編)
 20.スターン(1953-):チェック・ワン
 21.ヴィニツキー:ロシア幻想
EOSギター四重奏団
 「EOSギター四重奏団」結成20年の記念としてリリースされたアルバム。
 「20人の異なる作曲家による20の小品」を演奏するというプロジェクトでしたが、最終的には21の作品が集まったため「+」が付いたのだそうです。
 どの曲も2〜3分を超えることなく、コンパクトにまとめられており、どれもが個性的で新しい響きに溢れています。
 

EOS2342009
\2300
ミヒャエル・ヴィンクラー:J.S.バッハ(1685-1750)を弾く
 1-5.ギター組曲 ハ短調 BWV997
 6-8.前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998(ギター編)
 9-16.無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009(ギター編)
ミヒャエル・ヴィンクラー(ギター)
 ギタリスト、ヴィンクラーの名を一躍高めたアルバム。あまり演奏される機会のないBWV997と前奏曲でのリズムの処理が難しいことで知られるBWV998での名演が高く評価されました。
 ヴィンクラーの特質でもあるクラシック、ロックの両面からアプローチしたバッハは自由で即興的。伸びやかなフレーズにセンスの良さが感じられます。
  録音 1996年 Concert Hall of Rudolf Steiner School, Wetzikon, Switzerland
 

EOS23420010
\2300
Metamorfosi
 1.作者不詳:Il Mattacino
 2.作者不詳:Vurria ca fosse ciaola
 3.作者不詳:Vurria addeventare
 4.シモーネ(1933-):La Gatta Cenerentola: Canzone della zingara
 5.作者不詳:Vurria addeventare pesce d'oro
 6.作者不詳:La guerriera
 7.ジュリアーニ(1791-1829):ヘンデルの主題による変奏曲 Op.107
 8.作者不詳:La finta monachella
 9.ジュリアーニ:「スペインのフォリア」による変奏曲 Op.45
 10.作者不詳:Lu cardillo
 11.作者不詳:Lu cardillo
 12.作者不詳:タランテッラ・オ・レ・オ・レ
 13.作者不詳:Vurria addeventare suricillo
 14.マリオ(1884-1961):Tammurriata nera

全てD.ザウターによる声楽とギター編
イ・カンティムバンキ(アンサンブル)
【メンバー】
 レティツィア・フィオレンツァ(歌)
 ダヴィッド・ザウター(ギター)
 日々変化する世界。この現実世界から少しだけ目を背けて、内なる世界へと足を踏み入れたい時に聴きたいイ・カンティムバンキのアルバム。
 フィオレンツァの歌は、男女間のもつれた関係や、怠惰で世俗的な事象を瞬時に鮮やかな世界へと塗り替えます。また、時折挟まれるザウターが弾くジュリアーニの作品が、聴き手を現実世界へと引き戻します。
 揺れ動く感情に身を任せる1枚です。
 

EOS23420011
\2300
Distancias
 1.アスカーノ:Distancias
 2.アスカーノ:Los girasoles
 3.マイオ:アパラーダ(J.アスカーノ編)
 4.ヴェヒンガー(1961-):12月(J.アスカーノ編)
 5.アスカーノ:Luz de abril
 6.アスカーノ:K.ローゼンウィンケルの主題によるオルビタシオーネス
 7.アスカーノ:Zurichenas
 8.シネシ(1960-):シエロ・アビエルト
 9.マキャンドレス(1947-)スペインの星(J.アスカーノ編)
 10.ボグダノヴィチ(1955-):ポリメトリック・スタディ IV
 11.ボグダノヴィチ:ポリメトリック・スタディ V
フリオ・アスカーノ(ギター)
 2014年に「EOSギター四重奏団」に加入した新しいメンバー、フリオ・アスカーノのソロ・アルバム。ヨーロッパでの即興演奏や、現代音楽祭のプロジェクト、南米、アジア、アメリカを含む国際的な演奏活動など、様々な活躍を収束した1枚です。
 彼はアルゼンチン、マル・デル・プラタでギターを学び、ピノ・マローネに師事。ジャズと即興をレパートリーに加えたことで、創り出す音楽は一層多彩になりました。
 ここでは自身の作品や、同世代の作曲家の作品の編曲版など、彼自身がお気に入りの音楽を奏でています。
  録音 2014年8月8日,10月10日
 

EOS23420012
\2300
EOSギター四重奏団 ヴィンタートゥール・ライヴ
 1-6.ブローウェル(1939-)/ジスモンチ(1947-):ジスモンチアーナ
 7-9.タウナー(1940-):コンフルーエンス
EOSギター四重奏団

レオ・ブローウェル(指揮)
ヴィンタートゥーア・ムジークコレギウム
 スイス、ヴィンタートゥールで開催された「EOSギター四重奏団」のコンサート・ライヴ。
 長年に渡り、国交が途絶えていたアメリカとキューバ。永世中立国であるスイスのアーティストである「EOSギター四重奏団」は、そのキューバのブローウェルと、アメリカのタウナーに作品を依頼し“音楽的な外交”を実現することに成功しました。
 作曲家、演奏家、聴衆、全てが感謝の心を抱いた素晴らしいコンサートです。
  2014年3月27日 ライヴ録音 Stadthaus Winterthur Konzertsaal, Winterthur, Switzerland




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NORTHERN FLOWERS



NF/PMA 99130
\2200
こういうのが聴きたかった!!
 濃密なロシアン・ロマンティシズム
  ロシア・ロマン派作曲家によるヴァイオリンとピアノのための音楽

 グリンカ(1804-1857):
  ヴィオラとピアノのためのソナタ ニ短調(ヴァイオリンとピアノのための版)(*)
 グリンカ/ヴァシリー・サフォノフ(1852-1918)編曲
  ピアノのためのマズルカ ホ短調(ヴァイオリンとピアノのための版)
 グリエール(1875-1956):ヴァイオリンとピアノのためのロマンスロ短調 Op.3
 キュイ(1835-1918):
  ヴァイオリンとピアノのための2つの楽曲 Op.24 から スペイン風に(No.1)(+)
 グラズノフ(1865-1936):瞑想(ヴァイオリンとピアノのための)Op.32
 ヴィクトル・コセンコ(1896-1938):ヴァイオリンとピアノのための2つの楽曲 Op.4(#)
 ルビンシテイン(1829-1894):
  ヴィオラとピアノのためのソナタ ヘ短調 Op.49 から
   アンダンテ(第2楽章;ヴァイオリンとピアノのための版)(*)
  サンクトペテルブルクの夜会(ピアノのための6つの楽曲)Op.44 から
   ロマンス(No.1;ヴァイオリンとピアノのための版)
 ルビンシテイン/レオポルト・アウアー(1845-1930)編曲:
  ピアノのための2つのメロディー Op.3 から
   へ調のメロディー(No.1;ヴァイオリンとピアノのための編曲版)
 グラズノフ(1865-1936)/コンスタンチン・ロディオノフ編曲:
  ピアノのためのソナティナ(ヴァイオリンとピアノのための版)(+)
  バレエ「ライモンダ」から グランデ・アダージョ(ヴァイオリンとピアノのための版)
宇田川杰子(ヴァイオリン)
アレクサンドル・パンフィロフ(ピアノ)

 録音:2017年9月25-26日、セント・サイラス教会、ロンドン、イギリス

 (*)作曲者自身の編曲版による世界初録音。(+)世界初録音。(#)世界初CD録音。
 長らくロンドンを本拠に活躍している日本のヴァイオリニスト、宇田川杰子(うががわひでこ)とロシアのピアニスト、アレクサンドル・パンフィロフが歌い上げる濃密なロシアン・ロマンティシズム。

  

NF/PMA 99124
\2200
ユーリー・ファリク(1936-2009):
  弦楽四重奏曲第3番(1974)(*)
  弦楽四重奏曲第4番(1976)(+)
  弦楽四重奏曲第5番(1978)(#)
  弦楽四重奏曲第6番(1984)(**)
タネーエフ弦楽四重奏団
 ヴラディーミル・オフチャレク、グリゴリー・ルツキー(ヴァイオリン)
 ヴィサリオン・ソロヴィヨフ(ヴィオラ) ヨシフ・レヴィンゾン

 録音:1978年(*)、1981年(+)、1985年(#)、1986年(**)、 レニングラード・レコーディング・スタジオ、レニングラード、ロシア、ソヴィエト
 原盤:Melodiya
 「西側」で流通したことのない音源の初CD化。
 ユーリー・ファリクはオデッサ(ウクライナ)に生まれたロシアの作曲家・指揮者。レニングラード音楽院でボリス・アラポフ(1905-1992)に作曲を師事。サンクトペテルブルク音楽院教授を務めました。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTO


ALC 1360
\1200
ラフマニノフ(1873-1943):
  交響曲第1番ニ短調 Op.13
  交響詩「死の島」Op.29

ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)

録音:1966年 ADD 原盤:Melodiya ライセンサー:CDK Music 前出:Regis, RRC 1247
 

ALC 1367
\1200
シマノフスキ(1882-1937):
  交響曲第2番 変ロ長調 Op.19(#)
  スターバト・マーテル(独唱、合唱と管弦楽のための)(*)
  交響曲第4番(ピアノと管弦楽のための協奏的交響曲)Op.60(+)
サリー・マシューズ(ソプラノ(*))
エカテリーナ・グバノヴァ(メゾソプラノ(*))
トビー・スペンス(テノール(*))
コスタス・スモリギナス(バス(*))
ロンドン交響合唱団(*)
デニス・マツーエフ(ピアノ(+))
ロンドン交響楽団
ヴァレリー・ゲルギエフ(指揮)
録音:2012、2013年、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤、ライセンサー、前出:LSO Live, LSO 0731(#) / LSO 0739(*/+)
 

ALC 1368
\1200
ベートーヴェン(1770-1827):
  ミサ ハ長調(独唱、合唱と管弦楽のための)Op.86(*)
  交響曲第9番 ニ短調「合唱」(独唱、合唱と管弦楽のための)Op.125 から
   第4楽章「歓喜の歌」(+)
サリー・マシューズ(ソプラノ(*))
サラ・ミンガルド(アルト(*))
ジョン・マーク・エインズリー(テノール(*))
アラステア・マイルズ(バス(*))
トワイラ・ロビンソン(ソプラノ(+))
カレン・カーギル(アルト(+))
ジョン・マクマスター(テノール(+))
ジェラルド・フィンリー(バス(+))
ロンドン交響合唱団&交響楽団
コリン・デイヴィス(指揮(*))
ベルナルト・ハイティンク(指揮(+))
録音:2006年、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤、ライセンサー、前出:LSO Live, LSO 0594(*) / LSO 0592(+)
 

ALC 1372
\1200
スッペ:序曲集 & フランスの序曲集
 スッペ(1819-1895):
  オペレッタ「美しきガラテラ」序曲
  オペレッタ「スペードの女王」序曲
  オペレッタ「軽騎兵」序曲
  オペレッタ「詩人と農夫」序曲
  オペレッタ「ウィーンの朝・昼・晩」序曲
  オペレッタ「詩人と農夫」序曲
  オペレッタ「ボッカッチョ」序曲
 オーベール(1782-1871):
  オペラ「青銅の馬」序曲
  オペラ「フラ・ディアボロ」序曲
 エロルド(1791-1833):オペラ「ザンパ」序曲(*)
 ベルリオーズ(1803-1869):序曲「謝肉祭」
デトロイト交響楽団
ポール・パレー(指揮)
録音:1959-1960年(*以外)/1962年(*) ADD 原盤:Mercury
 

ALC 1375
\1200
ベートーヴェン(1770-1827):
  交響曲第5番 ハ短調 Op.67
  交響曲第7番 イ長調 Op.92
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1962年、イエス・キリスト教会、ベルリン、(旧西)ドイツ
原盤:Deutsche Grammophon
 

ALC 1389
\1200
シベリウス(1865-1957):
  交響曲第4番 イ短調 Op.63(*)
  交響曲第7番 ハ長調 Op.105(+)
ロンドン交響楽団
コリン・デイヴィス(指揮)
録音:2003年(+)、2008年(*)、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤、ライセンサー、前出:LSO Live, LSO 0101(*) / LSO 0051(+)
 

ALC 2029
(2CD)
\2200
ブリテン(1913-1976):戦争レクイエム(独唱、合唱と管弦楽のための) サビーナ・ツヴィラク(ソプラノ)
イアン・ボストリッジ(テノール)
サイモン・キーンリーサイド(バリトン)
エルタム・カレッジ合唱団(少年合唱)
ロンドン交響合唱団&交響楽団
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
録音:2011年、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤、ライセンサー、前出:LSO Live, LSO 0719
 

ALC 4004
(4CD)
\3600

フランスのピアノの印象
 ドビュッシー、フォーレ、ラヴェル、サティ

  [CD 1]
 ドビュッシー(1862-1918):
  ベルガマスク組曲(ピアノのための)から 月の光
  子供の領分(ピアノのための組曲)/アラベスク第1番
  ピアノのための前奏曲集第1巻 から
   アナカプリの丘/亜麻色の髪の乙女/途絶えたセレナード/沈める寺/ミンストレル
  ピアノのための前奏曲集第2巻 から 奇人ラヴィーヌ将軍
  版画(ピアノのための)/映像(ピアノのための)/喜びの島(ピアノのための)

マルティノ・ティリモ(ピアノ)

録音:1988-1991年 初出:IMP 前出:ALC 1634


  [CD 2]
 フォーレ(1845-1924):
  ピアノのための夜想曲第1番 変ホ短調 Op.33 No.1
  ピアノのための即興曲第2番 ヘ短調 Op.31
  ピアノのための舟歌第1番 イ短調 Op.26
  ピアノのための夜想曲第6番 変ニ長調 Op.65
  ピアノのための舟歌第11番 ト短調 Op.105
  ピアノのための舟歌第6番 変ホ長調 Op.70
  ピアノのための舟歌第7番 ニ短調 Op.90
  ピアノのための舟歌第2番 ト短調 Op.41
  ピアノのための舟歌第5番 嬰ヘ短調 Op.66
  ピアノのための夜想曲第4番 変ホ長調 Op.36
  ピアノのための舟歌第4番 変イ長調 Op.44
  ピアノのための舟歌第12番 変ホ長調 Op.106
  ピアノのためのヴァルス=カプリス第4番 変イ長調 Op.62

キャサリン・ストット(ピアノ)

録音:1986、1988年 原盤:Conifer 前出:ALC 1280


  [CD 3]
 ラヴェル(1875-1937):
  クープランの墓(ピアノのための)
  ピアノのためのソナティネ
  亡き王女のためのパヴァーヌ(ピアノのための)
  夜のガスパール(ピアノのための)

キャサリン・ストット(ピアノ)

録音:1991年 原盤:Conifer 前出:ALC 1279


  [CD 4]
 サティ(1866-1925):
  3つのジムノペディ(ピアノのための)/メドゥーサの罠(ピアノのための)
  太った木の人形のスケッチとからかい(ピアノのための)/金の粉(ピアノのための)
  あらゆる意味にでっち上げられた数章(ピアノのための)/星たちの息子(ピアノのための)
  ピカデリー(ピアノのための)/壁紙としての前奏曲(ピアノのための)
  犬のためのぶよぶよとした本当の前奏曲(ピアノのための)
  ジュ・トゥ・ヴー(ピアノのための)/官僚的ソナティネ(ピアノのための)
  冷たい小品(逃げ出させる歌)(ピアノのための)/スポーツと気晴らし(ピアノのための)
  ヴェクサシオン(ピアノのための)

ピーター・ディッキンソン(ピアノ)

録音:1990年 原盤:Conifer 前出:ALC 1276

既発売盤のセット化。




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AUDITE



AU 95604
¥2400
フリッチャイによる色彩感に満ちたR. シュトラウスの作品4篇!
 R.シュトラウス(1864-1949):
  (1)ブルレスク ニ短調 TrV 145(20’06”)
  (2)オーボエ協奏曲 ニ長調 TrV 292(24’20”)
  (3)二重コンチェルティーノ ヘ長調 TrV 293(16’13”)
  (4)交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
   Op.28 TrV 171(14’21”)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
RIAS 交響楽団
(1)マルグリット・ウェーバー(ピアノ)
(2)レオン・グーセンス(オーボエ)
(3)ハインリヒ・ゴイザー(クラリネット)
(4)ウィリー・フーグマン(ファゴット)
 これはすごい!フリッチャイによる色彩感に満ちたR. シュトラウスの作品4 篇!

 録音:(1)1955 年5 月31 日/ミュンヘン音楽大学(ライヴ)、(2)1949 年9 月30 日、(3)1953 年4 月20 日/イエス・キリスト教会(セッション)、(4)1952 年2 月11 日/ティタニア=パラスト(ライヴ)/モノラル、75’ 07”、ディジパック仕様

 独audite レーベルの社主にしてトーンマイスターのルトガー・ベッケンホーフ氏が手がけるオリジナル・マスター(1st マスター・リリース)からの上質な復刻で人気のドイチュラントラジオ・クルトゥーア・シリーズ。
 その中でも最も力を注いで復刻を続けているフェレンツ・フリッチャイ指揮、RIAS 交響楽団の録音からR. シュトラウスの作品を集めたディスクが登場します。ベッケンホーフ氏が丁寧に採録したことにより驚くべき音質で聴くことができます。
 リスト音楽院でバルトーク、コダーイに師事し15 歳で指揮者デビューした天才フィリッチャイは、48 歳という若さで世を去るまで円熟をみせました。
 レパートリーはベートーヴェン、モーツァルトから師バルトークの作品まで多くの協奏曲を含む管弦楽作品を得意とし、しなやかでスケールの大きな演奏が魅力です。
 しかし、後期ロマン主義音楽の極点に達したR. シュトラウスの管弦楽曲の演奏はほとんどなく、ここに集められた録音は非常に貴重といえます。
 独奏楽器を伴う管弦楽曲も得意としたフリッチャイが振るR. シュトラウスは色彩感に満ち、フリッチャイらしい純粋さと美しさをもった世界が広がります。




<国内盤> 


パウ・レーベル



PAU-8002
¥2800円(税込)
「風ぐるま2」—時代を超えて音楽の輪を回す—
 鳥のカタコト 島のコトカタ /
  詩:時里二郎 曲:高橋悠治
   《納戸の夢 あるいは 夢のもつれ》
    1)前奏(0:57)
    2)プロローグ(4:32)
    3)1(3:05)
    4)朝子の日記 その1(2:19)
    5)2(1:32)
    6)朝子の日記 その2(2:02)
    7)3(1:22)
    8)4(2:12)
    9)朝子の日記 その3(2:48)
    10)5(2:13)
    11)朝子の日記 その4(2:34)
    12)6(3:30)
    13)7(4:14)
    14)8(2:55)
    15)9(3:00)
   《鳥のカタコト 島のコトカタ》
    16)じょのうた 序の歌(2:02)
    17)名井島の猫(6:08)
    18)いぬたにほうと(2:44)
    19)鳥のかたこと 島のことかた(6:34)
    20)にいさんのこさえた人形(3:45)
    21)ないしまの(2:43)
風ぐるま:
 【波多野睦美(声)、
  栃尾克樹(バリトンサックス)、
  高橋悠治(ピアノ)】
 高橋悠治・波多野睦美・栃尾克樹のトリオ「風ぐるま」第2弾!時里二郎の詩と高橋悠治の作曲による1枚!

 録音:2017年9月19-20日五反田文化センター T.T.64:41

 「詩について」 時里二郎
 『納戸の夢 あるいは 夢のもつれ』は、波多野睦美さんから依頼を受けて書いたもの。
 人の夢を住処としている猫が棲みはじめたのは、幼い時に母に死なれた男の夢のなか。母の思い出の残る納戸の薄闇のなかで、猫と男は出会い、やがてひあれあっていく、という物語に、亡き母の日記が織り込まれています。朗唱と歌と語りをとおして、言葉の魅力が味わえればという思いで書きました。
 『鳥のカタコト 島のコトカタ』は、いくつもの島々が、みどりの卵のように浮かぶ瀬戸内海の島のひとつ「名井島」が舞台。そこは用済みになった人形やアンドロイドが余生を送るサナトリウムの島。人に最も近い彼や彼女たちの言葉をモチーフにした作品を書き継いでいます。人形たちの聞き覚えた遊び歌や、かわいがってくれた人たちの思い出、壊れたアンドロイド詩人の詩など、様々な言葉によるコラージュです。
 「音楽について」 高橋悠治
 『納戸の夢 あるいは 夢のもつれ』は、声とピアノとギリシャのブズーキのための「影の反オペラ」として2010年に作曲。2016年にブズーキのパートをバリトンサックスに書き換えた。全体に潜在するオルフェウス神話をモンテヴェルディのオペラ『オルフェオ』からの引用で、亡き母の日記の朗読のバックにはドビュッシーの『ペレアスとメリザンド』の塔の場面のメリザンドの歌の引用で、さらにサブタイトル「夢のもつれ」に対応して、シューマンの『幻想小曲集』Op.12からの引用を散りばめる。どれも原型を留めないほど変容した、引用のコラージュ。
 『鳥のカタコト 島のコトカタ』は、声とバリトンサックスとピアノのための2016年に作曲。中心も安定した低音もなく、浮かびさまよう、語るでもなく、歌うでもなく、揺らめく声と、楽器の線が交錯する、薄い織物であり、見捨てられた島の、物語のないバラッドの断片の集まり。











5/10(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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AUDITE



AU 21454
(8SACD HYBRID)
¥10000→\8990

一度味わってみてほしい・・・確かに音がすごい
 クレモナ四重奏団
  ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集


 Disc 1(67’52”)
  (1)弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調Op.18-6(24’08”)
  (2)弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調「セリオーソ」Op.95(20’01”)
  (3)弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調Op.135(23’35”)
 Disc 2(69’42”)
  (4)弦楽四重奏曲第8番 ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー第2 番」(34’23”)
  (5)弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 Op.127(35’14”)
 Disc 3(78’39”)
  (6)弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 Op.18-4(24’05”)
  (7)「大フーガ」 変ロ長調 Op.133(15’13”)
  (8)弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調 Op.59-1(39’13”)
 Disc 4(67’45”)
  (9)弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 Op.18-1(28’48”)
  (10)弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op.131(38’55”)
 Disc 5(80’47”)
  (11)弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.29(35’06”)
  (12)弦楽四重奏曲第15番 イ短調 Op.132(45’24”)
 Disc 6(70’44”)
  (13)弦楽四重奏第5番 イ長調 Op.18-5(27’44”)
  (14)弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 Op.130(42’57”)
 Disc 7(56’05”)
  (15)弦楽四重奏第2番 ト長調 Op.18-2(24’34”)
  (16)弦楽四重奏曲第9番 ハ長調 Op.59-3「ラズモフスキー第3番」(31’28”)
 Disc 8(56’27”)
  (17)弦楽四重奏第3番 ニ長調 Op.18-3(25’41”)
  (18)弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op.74「ハープ」(30’41”)
   クレモナ四重奏団
   クリスティアーノ・グアルコ(第1ヴァイオリン)
    【使用楽器;
     (1)-(8)グァルネリ・デル・ジェス(1733)/
     (9)-(12)(15)-(18)ニコロ・アマティ(1640)/
     (13)(14)ジョヴァンニ・バティスタ・グァダニーニ(1776)】
   パオロ・アンドレオーニ(第2ヴァイオリン)
    【使用楽器;(1)-(5)(7)ジョヴァンニ・バティスタ・グァダニーニ(1752)/
     (6)(8)サルヴァトーレ・スカリア(2012)/(9)-(18)アントニオ・テストーレ(1750)】
   シモーネ・グラマーリャ(ヴィオラ)
    【使用楽器;(1)-(3)製作者不詳(1680頃)〜ピエモンテ学校所蔵/
     (4)(5)(7)ピエトロ・ガルジーニ(2012)/(6)(8)アルベルト・ジョルダーノ(1995)/
     (9)(10)アンサルド・ポッジ(1952)/(11)-(18)ジョアキーノ・トラッツィ(1680-1720)】
   ジョヴァンニ・スカリオーネ(チェロ)
    【使用楽器;(1)-(10)マリノ・カピッチオーニ(1974)/(11)-(18)ニコラ・アマティ(1712)】
   (11)ローレンス・ダットン(第2ヴィオラ)【使用楽器;サミュエル・ジグムントヴィッツ(2003)】
 SACDハイブリッド盤のままでセット化!のびやかなで優美な美音が魅力のイタリアのクレモナ四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集!

 セッション録音:(1)-(5)2012 年9月3-5日、(6)-(8)2012年6月3-5日、(9)(10)2014年3月12-15日、⑪⑫ (11)(12)2014 年11月24-27日、(13)-(18)2015年11月27-30日/ポイリーノ(イタリア)/PCM 96 kHz / 24bit、5.0 Surround sound、548分

 今やイタリアを代表するクァルテット、クレモナ四重奏団。2012 年から2015 年にかけて録音してきたベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲録音がこの度セットで登場します。
 分売時と同じSACD ハイブリッド盤でのリリースです!

 イタリア四重奏団のファルーリ、アルバン・ベルク四重奏団のバイエルレの両氏に師事した2000 年結成のクレモナ四重奏団は、イタリアの伝統受け継ぐ若手実力派で世界から注目を集めております。イタリアらしい明るく非常にクリアな発音が魅力の一つで、個々の音色が見事に溶け合った驚くべきアンサンブルを聴かせてくれます。作品によって表情を見事に変え、優美な音色に加えて抜群の音程感で現代最高の呼び声高い四重奏団といえます。
 このベートーヴェンの録音では各集高い評価を集めましたが、中でも第7 & 8 集は2018 年ICMA 賞(国際クラシック音楽賞)の室内楽部門を受賞するなど注目を集めました。

 当全集では作品に合わせて使用楽器を変えているところにも注目で、音色の違いを楽しむこともできます。第1 ヴァイオリンのクリスティアーノ・グアルコが奏でるグァルネリ、アマティ、グァダニーニの名器の優美な音色は絶品の一言に尽きます。
 また大フーガの録音にて使用したヴィオラは1980 年生まれのピエトロ・ガルジーニ制作によるものです。ガルジーニは若い頃からマウロ・スカルタベッリの工房で弦楽器作りに親しむようになり、その後、ルイジ・エルコレやガブリエーレ・ナターリに師事した若手職人です。

 2008 年3 月には『フォルムと音楽:ヴァイオリンのメカニズム』と題した論文により、フィレンツェ大学建築学修士号を取得。その後は修復や専門技術の分野で活躍し、特に過去の巨匠たちの傑作の複製の製造と、修復を仕事の二つの柱としているようです。名器と現代の新進気鋭の職人が制作した最新の優れた楽器も積極的に使用しています。

 現代の楽器も歴史的な楽器と同様に素晴らしいことを証明するかのような魂のこもった演奏を聴くことができます。

 audite レーベルの社主にしてトーン・マイスターのルトガー・ベッケンホーフ氏による高品位の録音をお楽しみいただけます。

 クレモナ四重奏団は2018 年7 月に来日し、ベートーヴェンを演奏予定です!






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CLAVES



50 1610/11
(2CD)
¥5000

マルゴワールとコルシ、それぞれが率いるアンサンブルによる、
 バロックと古典派の狭間


  CD 1
   (1)ガスパール・フリッツ(1716-1783):
     交響曲 ト長調 Op.6-3
   (2)フリッツ:交響曲ト短調 Op.6-6
   (3)フリードリヒ・シュヴィンドル(1737-1786):
     交響曲 変ホ長調 Op.10-3
   (4)シュヴィンドル:交響曲 ハ長調 Op.10-1

  CD 2
   (5)ニコラ・シェレル(1747-1821):
     ソナタ「管弦楽の中で」 ニ長調 Op.8
   (6)シェレル:
     ピアノフォルテとヴァイオリンのためのソナタ へ長調 Op.4
   (7)シェレル:
     チェロとピアノフォルテのためのソナタ 変ロ短調 Op.5
   (8)シュヴィンドル:
     ヴァイオリンとチェロのためのデュオ 変ロ長調 Op.6
   (9)フリッツ:
     ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調 Op.3
(1)-(4)フローレンス・マルゴワール(ヴァイオリン&指揮)、
 ジュネーヴHEM バロック管弦楽団
(5)-(9)パオロ・コルシ(ピアノフォルテ)
 ル・アルモニーチェ・スフェーレ
 18世紀ジュネーヴの華やぎ2 人のスペシャリスト、マルゴワールとコルシ、それぞれが率いるアンサンブルによる、バロックと古典派の狭間

 セッション録音:2016 年5 & 6 月/ディジパック仕様

 17、18 世紀のジュネーヴは芸術の都でした。ヨーロッパの主要な街道が交差する地理も影響し、様々な国の芸術家が集まっては交流して、最先端の文化が花開いていました。
 音楽は貴族のサロンから市民のコンサートホールに場を移し、芸術の需要と供給が高まって、演奏家や舞踏家、楽器製作者の活動が活発な、まさに芸術の黄金期を迎えていました。
 当ディスクには当時の貴重な資料から再現された、ジュネーヴに関連する3 人の作曲家の交響曲、室内楽集です。ジュネーヴの音楽家で最も有名と言われるフリッツ、ジュネーヴ音楽界に一族で貢献し現代再注目されているシェレル、アムステルダム出身でジュネーヴに長く滞在したシュヴィンドルの3 人の作品が、当時のジュネーヴ音楽界の華やぎを伝えます。
 演奏はバロックと古典派のスペシャリストとして第一線で活躍する指揮・ヴァイオリンのフローランス・マルゴワールが率いるジュネーヴHEM バロック管弦楽団と、世界的ソリストから信頼を集めるチェンバロ・ピアノフォルテ・オルガン奏者のパオロ・コルシが代表を務める室内楽団ル・アルモニーチェ・スフェーレ。バロックと古典派の中間に位置する端正で華のある響きが魅力的な作品集です。
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50 1727
¥2700

才女!
 プラメナ・ニキタソヴァ(ヴァイオリン)

バロック盛期の知られざるヴィルトゥオーソ・ヴァイオリン音楽

 (1)ハインリヒ・リツカウ:
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ*
 (2)フィリップ・フリードリヒ・ベドデッカー:
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ短調
 (3)ハインリヒ・デーベル:ソナタ ホ短調*
 (4)ハインリヒ・デーベル:ジーグ 3 イ長調*
 (5)ヨハン・ヤコブ・ワルター:
  ソナタ17番 ニ短調「2つのヴァイオリンで1つの競争」*
 (6)ヨハン・カスパール・ケルル:トッカータ テルツァ ホ調
 (7)ハインリヒ・デーベル:ジーグ 2 イ長調*
 (8)ハインリヒ・ビーバー:
  独奏ヴァイオリンのための前奏曲*とパッサカリア ト短調
   「 守護天使のパッサカリア」*
 (9)ゲオルグ・ムッファト:
  独奏ヴァイオリンのためのソナタ ニ長調
 * =世界初録音
プラメナ・ニキタソヴァ(ヴァイオリン)
ジュリアン・ベーア(テオルボ)
マティアス・ミュラー(ヴィオローネ)
イェルク=アンドレアス・ベッティヒャー(ハープシコード)
 バロック盛期の知られざるヴィルトゥオーソ・ヴァイオリン音楽、貴重な世界初録音多数

 セッション録音:2016 年10 月/フランシスカン教会(ウィーン)/ディジパック仕様

 ヴァイオリンの技巧を存分に聴かせる作品は、パガニーニやサラサーテの作品を始め数多く残され、いつの時代も音楽界で脚光を浴びています。
 このCD がお送りするのは、バロック盛期の17 世紀に主にドイツ語圏で生まれたヴァイオリンのためのヴィルトゥオジティ溢れる作品群です。
 演奏者のプラメナ・ニキタソヴァはブルガリア出身のヴァイオリニスト。古楽を中心とした活躍が目覚ましく、これまでも数々のCD が高評価を受けています。
 彼女が用いている、モダン楽器よりも下に楽器を構える17 世紀の特殊な奏法により、収録曲が演奏されていた当時に宮廷で響いていたであろう音の響き方を堪能できます。
 なかなか演奏されることのない作曲家も多く、貴重な世界初録音も多数収録されています。
 歌心と華やかさが詰まった、知られざるバロックのヴィルトゥオーソ・ヴァイオリンの世界を存分に味わうことができる一枚です。




プラメナ・ニキタソヴァ
PAN CLASSICSの秀逸なアルバム


PC10268
\2800
プラメナ・ニキタソヴァ(バロックvn)
 ズッカーリ:ヴァイオリンのためのソナタ集
 〜1747年ミラノ、古典派前夜のイタリアで〜

  ①アダージョ 第10番 ニ短調(1760)
  ②ソナタ 第8番 変ロ長調(1747)
  ③アダージョ 第7番 ホ短調(1760)
  ④ソナタ 第3番 ホ長調(1747)
  ⑤ソナタ 第10番 イ短調(1747)
  ⑥アダージョ 第11番 ハ短調(1760)
  ⑦ソナタ 第6番 ト長調(1747)
プラメナ・ニキタソヴァ(バロックvn)
マヤ・アムライン(バロックvc)
イェルク=アンドレアス・ベッティヒャー(チェンバロ)

 タルティーニの同時代人に、思わぬ名匠が!
 ミラノの俊才ズッカーリ、古典派前夜の旋律美を堪能18世紀のイタリア・ヴァイオリン音楽で、とくに名品が多いのはやはりバロック後期…古典派を遠く先に見据えた1740〜60年代は、いうなればバロックというよりロココ、前古典派の頃。
 ラモー、タルティーニ、少し遅れてL.モーツァルト(天才少年の父でヴァイオリン音楽の大家)…などが現れるところ、ペルゴレージやガルッピなどと同世代の名匠ズッカーリは、ひとしきりロンドンで稼いだあと帰郷、イタリアにおける交響曲発展の拠点のひとつミラノで、G.B.サンマルティーニ指揮する楽団の首席奏者として活躍した、筋金入りの音楽史上の名匠!
 そのソナタがまた、コレッリ以来の古典的形式美を踏まえつつも、ロココ情緒ともいうべき叙情たっぷりの旋律美がそこかしこ、欧州古楽界の拠点バーゼルで学んだ名手ニキタソヴァの濃密なバロック・ヴァイオリン演奏がその魅力を幾倍にも引き立てたやみません。
 モーツァルト4歳の年、かつての活躍地ロンドンで満を持して出版されたヴァイオリン教本からのアダージョ3曲も絶品…お見逃しなく!




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 ズッカーリはクレモナ近郊のカサルマッジョーレに生まれ、ガスパロ・ヴィスコンティに師事した。
 ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニの協力者としても知られる。
 そのまっすぐな抒情は聴く者の心をとても素直にしてくれる。

 で、ヴァイオリンを弾いているプラメナ・ニキタソヴァという人が実はなかなかの才人。
 CDがたくさん出ているというわけではないのだけど、PAN CLASSICSからもう1枚出ていて、これも瀟洒で優雅な素晴らしい逸品。

 ガスパール・フリッツ:1756年のソナタ集
 
 これがズッカーリと同じ感性の作品。

 プラメナ・ニキタソヴァは、時代から取り残されたちょっと素敵な作品を紹介するのが好きな人なのだろう。



プラメナ・ニキタソヴァ(バロック・ヴァイオリン)
ガスパール・フリッツ:1756年のソナタ集


PC10295
\2800
ガスパール・フリッツ (1716-1783):1756年のソナタ集
  〜ヴァイオリン音楽、古典派時代へ〜


ガスパール・フリッツ - Gaspard Fritz:
 ヴァイオリン独奏と低音伴奏のための
     ソナタ集 作品3(1756年パリ刊)
 ①ソナタ第1番 ニ長調
 ②ソナタ第2番 イ長調
 ③ソナタ第3番 ハ長調
 ④ソナタ第4番 変ホ長調
 ⑤ソナタ第5番 変ロ長調
プラメナ・ニキタソヴァ(バロック・ヴァイオリン)
イェルク=アンドレアス・ベッティヒャー(フォルテピアノ)
マヤ・アムライン(バロック・チェロ)

 ジュネーヴ生まれ、国際派。フランスとドイツの間でユニークな個性を培った、古典派前夜の異能の人!

 1756年。
 モーツァルトの生年、ヘンデルとD.スカルラッティが亡くなる少し前、タルティーニやラモーに風格が出てきて、若きハイドンが交響曲をもう少しで書きはじめる頃。
 オペラの世界はナポリ楽派全盛期…
 つまり、ドイツ中心で音楽史を眺めていると「なんとなくわかりにくい過渡期」。

 その頃どんな音楽が奏でられていたか?というと、実は思いがけない宝が続々見つかるのも、この1750年代の特徴。

 J.シュターミッツらがマンハイムで独自の交響曲芸術を育んだとすれば、その人気を大きく伸ばしたのは大都市パリ。そしてこの街の管弦楽団や楽譜出版社の功績、・・・そしてここに紹介されているフリッツも、パリのルクレール出版社から出たこの曲集にあらわれているとおり、知らしめるに足る才能を誇った異才だった!



 ガスパール・フリッツ (1716-1783)。


 ジュネーヴで生まれ、トリノの宮廷ではルクレールらを育てた名匠ソミスに師事、再びジュネーヴに戻り活躍をみせた彼のソナタは後期バロック〜ロココ式の全3楽章でありながら、ソナタ部分の充実度はモーツァルト後期かと思う曲も..

 重音その他の技巧も痛快、古楽教育の中心地バーゼルの駿才と名教師が紡ぎ出すその音像は清らかさと興奮のはざま、1750年代という意外な時代への関心をひときわき立てるに違いありません。






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HMF
祝!ハルモニア・ムンディ・レーベル60 周年
限定ボックス2 種、特別価格で同時リリース!



 祝!ハルモニア・ムンディ・レーベル60 周年
 60 年の歴史をもつレーベルの選りすぐり名盤の楽曲を集めた限定ボックス2 種、特別価格で同時リリース!
 2 巻でトータル34CD、約50 時間

 ハルモニア・ムンディは、1958 年に産声を上げました。それから60 年にわたり、実に何千もの録音を世に出してきました。そのクオリティの高さと独自性、そしてアーティストとの深い結びつきは今なお他の追随を許しません。
 このたび、60 年を記念し、これまでのハルモニア・ムンディの歩みを振り返る内容のボックスが発売されます。2 つのボックスで、60 年の歴史が30 年ずつに分けられてプログラムが組まれています。
 
 1 つ目のボックスは、≪革命の時代≫と題し、レーベルが生まれてから30 年間を振り返るもので、サン=ミシェル=ド・プロヴァンスの高地でレーベル黎明期を支えたアーティストたちによる、古楽へのあくなき探求を中心に収録されております。レーベル創設者、故ベルナール・クータツの妻で元ミュージック・ディレクターおよびプロダクション・ディレクターを務めた、エヴァ・クータツ氏のインタビューが掲載されています(日本語訳あり)。

 2 つ目のボックスでは、≪ファミリー・スピリット≫と題し、1988 年から現在までを振り返ります。「アティス」や「マタイ受難曲」での成功の後、レーベル黎明期を支えたアーティストたちの精神を受け継ぐ次世代の音楽家たちの演奏を中心に構成されています。こちらには、現在ハルモニア・ムンディ・レーベルでプロダクション・ディレクターを務めるクリスティアン・ジラルダン氏のコメントが寄せられています(日本語訳あり)。
 なお、いずれの巻も、曲目解説や歌詞テキストは掲載されておりません。



HMX 2908904
(16CD)
¥6400

ハルモニア・ムンディ60周年記念ボックス1
≪1958-1988≫ 革命の時代


 I.オルガンへの情熱
  [CD1]
  スペイン/トルヒーリョのオルガン〜サン=マルタン教会の作者不明のオルガン(18世紀初頭)
   「カール5世の宮廷での音楽」
    1. ( 作曲者不詳):Te matrem Dei laudamus
    2. フランシスコ・ソト・デ・ランガ(1534-1619):Tiento
    3. ニコラ・ゴンベール(c.1500-1556):「Fabordon llano y fabordon glosado」
    4. フランシスコ・ソト・デ・ランガ:Tiento
    5. ジョスカン・デプレ(c.1450-1521):キリエ
    6. ジョスカン・デプレ:Tres, 3 声の作品
    7. 作曲者不詳:ヴィリャンシーコ「Jesuvristo hombre y dios」
    8. 作曲者不詳:賛歌「Sacris Solemnis」
    9. 作曲者不詳:カンシオン「Je vous…」
    10. トマス・クレキリオン(c.1505-1557):カンシオン「Pour ung plaisir」
    11. クレマン・ジャヌカン(c.1495-c.1560):カンシオン「Reveillez-vous coeurs endormis」
    12. フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654):Tiento de medio registro de tiple de 4° tono
    13. フランシスコ・コレア・デ・アラウホ:Tiento de medio registro de baxon de 6° tono
      フランシス・シャプレ(オルガン)/録音:1966 年4月
  「フェリペ2世の宮廷の音楽」
   アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
    14. 三つの輝かしい光/15. 第1旋法によるティエント/
    16. 第1旋法によるマニフィカト/17. 第2旋法によるティエント/
    18. サクロルム・アーメンに基づく第1旋法による第4節/19. 我らのマリア/
    20. アヴェ・マリアの星に基づく三つのディフェレンシア/
    21. 「不幸が私をおそい」によるティエント/22. 第1旋法に基づくティエント/
    23. ドゥルス・メモワール(ヘルナンド・デ・カベソンに捧げられた?)
     フランシス・シャプレ(オルガン)/録音:1966 年4月
  【フランス】
   マロセーヌのオルガン/オルガン:シャルル・ボワスリン(1712年製)
   ゲオルク・ムッファト:(c.1653-1704):
    24. トッカータ第10番 ニ長調/25. トッカータ第2番 ト短調/26. トッカータ第9番 ホ短調/
    27. トッカータ第3番 イ短調/28. トッカータ第5番 ハ長調/29. トッカータ第1番 ニ短調
     ルネ・サオルジャン(オルガン)/録音:1973 年7月
  [CD2]
   イタリア ブレシアのオルガン〜サン・ジュゼッペ教会のグランツィアディオ・アンテニャーティ(1581年製)
    フレスコバルディ(1583-1643):フランス風カンツォーネ
     1. 第5番 ラ・ベルロフォント/2. 第6番 ラ・ペゼンティ/3. 第7番 タルディーティ/
     4. 第9番 ラ・クエリーナ/5. Ricercare Decimo/6. カンツォーネ第1番(1626)
      ルネ・サオルジャン(オルガン)/録音:1967 年3月
      バスティアのオルガン 聖マリア教会聖堂、セラッシのオルガン(1844年製)
    フレスコバルディ:
     7. バス・オブリガートつきのリチェルカーレ/8. 聖餐式のためのトッカータ/
     9. カンツォーネ「ラ・ロヴェッタ」第1番/10. ベルガマスク
      ルネ・サオルジャン(オルガン)/録音:1963 年8月
   ドイツ トレベルのキリスト教会のオルガン
   ヨハン・ゲオルク・シュタイン父のオルガン(1777 年製)
    パッヘルベル:
     11. トッカータ ハ長調/12. シャコンヌ ヘ短調/
     13. パルティータ「目覚めよ、わが心よ」/14. リチェルカール ハ短調/
     15. パルティータ「神の御業はすべて善きことなり」/16. ファンタジア ト短調
      ヘルムート・ヴィンター(オルガン)/録音:1965 年2月

  [CD3]
   II . 古代の発見
    1-10「 古代ギリシアの音楽」
     〔序奏- 「オレステース」のスタシモン- コントラポリノポリスの器楽曲断片-
      デルポイのアポロン讃歌I - テクメッサの嘆き- パピルス- ウィーン29825-
      太陽神への讃歌-ミューズ(ムーサ)への讃歌- ネメシスへの讃歌-
      パピルス・ミシガン-アエナオイ・ネフェライ(不断に流れる霊)〕
       アトリウム・ムジケー古楽合唱団、グレゴリオ・パニアグワ(指揮)
       録音:1978 年6月
    11-13. ゴール(ガリア)のアレルヤ
       イーゴル・レズニコフ(声)/録音:1979 年12月
    14-17. グレゴリオ聖歌(キリストのエルサレム入城)
     Gloria laus、Cum audisset、Collegerunt pontifices、Popule meus
      アルフレッド・デラー(カウンターテナー)、デラー・コンソート
      録音:1971 年
    18-20. 7-8 世紀のローマ教会の聖歌
     アレルヤ(O Pimenon ton Israhil)、入祭唱(Resurrexi)、アレルヤ(Epi si Kyrie)
      アンサンブル・オルガヌム、マルセル・ペレス(指揮)/録音:1985 年8月

  [CD4]
   III . ルネッサンスからバロックへ
    1-6. マレンツィオ:5声のマドリガーレ(1595年、第7巻より)
     ・「つれないアマリッリ」、「親愛なる森よ」、「Questi vaghi concenti」
      アンサンブル・クレマン・ジャヌカン、ドミニク・ヴィス(指揮)
      録音:1989 年4月
    7-8. マレンツィオ:6声のマドリガーレ
     ・「Come inanti de l’alba」、「Del cibo onde il signor」
      コンチェルト・ヴォカーレ、ルネ・ヤーコプス(指揮)/録音:1981 年8月
    9. カッチーニ(1551-1618):アマリッリうるわし
    10. ボットリガーリ(1531-1612):Mi parto
    11. モンテヴェルディ:「横になりなさい、ポッペア」(ポッペアの戴冠より)
    12. モンテヴェルディ:「あなたはかつて私のものだった」(戦いと愛のマドリガル集より)
      ルネ・ヤーコプス(カウンターテナー)、コンラート・ユングヘーネル(リュート)
      録音:1985 年6月
    13-19. ジェズアルド(1560-1613):5声のマドリガーレ
     〔第3巻より第3, 8, 9, 10曲/第4巻より第1, 11, 18曲〕
      レザール・フロリサン、ウィリアム・クリスティ(指揮)/録音:1987 年7月
    20. モンテヴェルディ:タンクレディとクロリンダの戦い(マドリガーレ集第8巻より)
      クレマンシック・コンソート、ルネ・クレマンシック/録音:1975 年12月

 IV . バロック・レボリューション
   [CD5]
    1-6. ダウランド:リュート歌曲
     〔「Come again, sweet love」、「I saw my lady weep」、「Orlando sleepeth」、
      「Shall I sue?」、「In darkness let me dwell」、「Come, heavy Sleep」〕
      アルフレッド・デラー(カウンターテナー)、ロバート・スペンサー(リュート)
      録音:1977 年9月
    7-14. パーセル:歌劇『アーサー王』より序曲、第1幕第2場、第2幕、第3幕第2場
      デラー・コンソート、キングズ・ミュージック、アルフレッド・デラー
      録音:1978 年10月
  [CD6]
    1-9. パーセル:歌劇『アーサー王』より第4幕第2番、第5幕第2場
      デラー・コンソート、キングズ・ミュージック、アルフレッド・デラー
      録音:1978 年10月
    10-13. パーセル:歌曲
     〔「Retired from any mortal’s sight」、「Music for a while(嘆きの歌)」、
      「Since from my dear Astrea’s sight」、「O Solitude」〕
       アルフレッド・デラー(カウンターテナー)、ヴィーラント・クイケン(バス・ヴィオール)、
       ウィリアム・クリスティ(チェンバロ)、ロバート・エリオット(オルガン)、
       ジェーン・ライアン(バス・ヴィオール)/録音:1979 年3月
  [CD7]
    1-13. シュッツ:小宗教的コンツェルト(クライネ・ガイストリッヒェ・コンチェルト)
     〔Habe deine Lust an dem Herren SWV 311 (S, A)/O Jesu nomen dulce SWV 308 (A)/
      Wohl dem, der nicht wandelt SWV 290 (S, A)/Eile, mich, Gott, zu erretten SWV 282 (S)/
      Was betrubst du dich, meine Seele SWV 353 (S, A) */Herr unser Herrscher SWV 343 (S) */
      Wie ein Rubin SWV 357 (S, A) */O susser, o freundlicher SWV 285 (S)/
      Was hast du verwirket SWV 307 (A) /Bone Jesu SWV 313 (S, A)/
      Bringt her dem Herrn SWV 283 (A)/Ihr Heiligen lobsinget SWV 288 (SA)/
      Herzlich lieb hab ich dich o Herr SWV 348 (A) *〕
       コンチェルト・ヴォカーレ〔セバスティアン・ヘンニヒ(ソプラノ)、
        ルネ・ヤーコプス(アルト)、ウィリアム・クリスティ(オルガン)、
        クリストフ・コワン(チェロ)、コンラート・ユングヘーネル(アーチリュート)、
        ミホコ・キムラ、シュタース・スヴィエルストラ(ヴァイオリン)〕
       録音:1982 年4月30-5月2日
    14-19. シュッツ:ムジカーリッシェ・エクセクヴィーエンop.7
     〔モテット「それほどに神はこの世を愛されました」SWV380、
      モテット「今よりのち主にあって死ぬ者は幸いです」SWV 391、
      モテット「わたしはキリストのもとに去ります」SWV 379、
      小宗教的コンチェルト 作品9より「わたしは復活である」SWV 324、
      小宗教的コンチェルト 作品8より「おお、愛する主なる神」SWV 287、
      モテット「天は神の栄光を物語り」SWV 386〕
       ラ・シャペル・ロワイヤル、フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)/録音:1987 年1月
  [CD8]
    1-12. J.S. バッハ:マニフィカト BWV 243
      バーバラ・シュリック、アニェス・メロン(ソプラノ)、ジェラール・レーヌ(アルト)、
      ハワード・クルック(テノール)、ペーター・コーイ(バス)、ラ・シャペル・ロワイヤル、
      コレギウム・ヴォカーレ・ゲント、フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
      録音:1990 年1月
    13. J.S. バッハ:マタイ受難曲よりアリア「神よ、憐れみたまえ」
      ルネ・ヤーコプス(アルト/カウンターテナー)
      シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ、フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
      録音:1984 年9月
    14-25. ペルゴレージ:スターバト・マーテル
      コンチェルト・ヴォカーレ〔セバスティアン・ヘンニヒ(ソプラノ)、ルネ・ヤーコプス(アルト)、
      ディルク・フェルミューレン(ヴァイオリン)、シュタース・スヴィエルストラ(ヴァイオリン)、
      ルツ・ヘスリング(アルト)、リヒテ・ファン・デル・メーア(チェロ)、
      アンソニー・ウッドロウ(ヴァイオリン)、ヨハン・フユス(オルガン)〕
      録音:1983 年4月
  [CD9]
    1-14. ピエトロ・アントニオ・チェスティ(1623-1669):歌劇「オロンテア」(抜粋)
     〔3幕のオペラ/台本:ジャチント・アンドレア・チコニーニ〕
      ルネ・ヤーコプス(指揮)、コンチェルト・ヴォカーレ、
      フィロソフィア:アンドレア・ビアバウム(メゾ・ソプラノ)、
      アモーレ、ティブリーノ:チェッティーナ・カーデロ(ソプラノ)、
      オロンテア:ヘルガ・ミューラー・モリナーリ(メゾ・ソプラノ)、
      クレオンテ:グレゴリー・ラインハルト(バス)、ほか
      録音:1982 年8月
  [CD10]
    1-16. ジャン=バティスト・リュリ(1621-1687):アティス(抜粋)
     〔フィリップ・キノーの台本による5幕のオペラ〕
      ギ・ド・メイ( テノール/アティス)、ギユメット・ロランス(メゾ・ソプラノ/シベレ)、
      アニェス・メロン(ソプラノ/メリッス) ジャン=フランソワ・ガルデイユ(バリトン/セレヌス) ほか
      ウィリアム・クリスティ(指揮)レザール・フロリサン/録音:1987 年1月
    17-25. ジャン=バティスト・リュリ(1621-1687):町人貴族(モリエールによる戯曲)
      ロンドン・オーボエ・バンド、マリー=アンジュ・プチ(パーカッション)、
      ポール・グッドウィン/録音:1994 年1月
  [CD11]
    1. ジャック・ダニカン・フィリドール(1657-1708):ティンパニ行進曲
      マリー=アンジュ・プチ/録音:1988 年10月
    2-11. マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):テ・デウム H.146
      レザール・フロリサン、ウィリアム・クリスティ(指揮)
      録音:1988 年10月
    12-16. ミシェル=シリャール・ド・ラランド(1657-1726):
     王の夕餐のためのサンフォニーより第12組曲(抜粋)
      ラ・サンフォニー・ドゥ・マレ、ユーゴ・レーヌ(指揮)/録音:1990 年7月
    17-32. ラモー:優雅なインドの国々(作曲者自身による、エアとダンスのクラヴサン編曲)
      ケネス・ギルバート(チェンバロ/ドンゼラーグ(1716))/録音:1979 年5月

 V . スコアを見る新鮮な眼
  [CD12]
    1-7. モーツァルト:教会ソナタ
     〔変ロ長調 KV212、変ホ長調 KV67、変ロ長調 KV68、ヘ長調 KV145、
      ヘ長調 KV224、ヘ長調 KV244、ハ長調 KV336〕
       ロンドン・バロック/録音:1984 年3月
    8-11. ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調「英雄」(リストによるピアノ編曲版)
       ジョルジュ・プルーデルマシェール(ピアノ)/録音:1985 年9月
  [CD13]
    1-3. ヨーハン・ショーベルト(c.1635-1767):ピアノ四重奏曲 ヘ短調 op.7-2
      ルッチャーノ・スグリッツィ(Pf)、キアラ・バンキーニ(Vn)、
      ヴェノニク・メジャン(Vn)、フィリップ・ボスバッハ(Vc)/録音:1988 年10月
    4-7. ショーソン:コンセール op.21
      レジス・パスキエ(Vn)、ジャン=クロード・ペヌティエ(Pf)、
      ジュヌヴィエーヴ・シモノ(Vn)、ロラン・ドガレイユ(Vn)、
      ブリュノ・パスキエ(Vla)、ロラン・ピドゥー(Vc)/録音:1983 年11月
    8-13. ヴィクトル・ユゴーの詩による歌曲】
     〔グノー:セレナード/ビゼー:ギター/ドリーブ:エグローグ/
      フランク:もし男の子なら/フォーレ:蝶と花〕
      フェリシティ・ロット(ソプラノ)、グラハム・ジョンソン(ピアノ)/録音:1984 年10月
  [CD14]
    1-7. フォーレ:レクイエム(1893 年版)
      アニェス・メロン(ソプラノ)、ペーター・コーイ(バリトン)、サン=ルイ児童合唱団、
      アンサンブル・ムジク・オブリク、ラ・シャペル・ロワイヤル、フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
      録音:1988 年9月
    8-11. ブラームス:2 つのモテット op.29、2 つのモテットop.74
      ラ・シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
      フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)/録音:1983 年4月

 VI . 20世紀
  [CD15]
    1-4. シェーンベルク:
     5つのピアノ曲 op.23/組曲 op.25/3つのピアノ曲 op.11/6つの小さなピアノ曲 op.19
       クロード・エルフェ(ピアノ)/録音:1969 年
     ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):ラボリントゥス2 (1963/65)
      5. 第1部/6. 第2部
       クリスティアーネ・ルグラン、ジャネット・ボーコモン(ソプラノ)、
       クロディーヌ・ミュニエ(コントラルト)、エドアルド・サングイネティ(話者)、
       アンサンブル・ミュジク・ヴィヴァント、コラール・エクスペリメンタール、
       ルチアーノ・ベリオ(指揮)/録音:1969 年

 VII. 世界への窓
  [CD16]
    1. イランの音楽(6 拍子の即興)
      ジャムシド・シェミラーニ(ザルブ)(録音:1976 年8月)
    アラブ=アンダルシアの音楽
     2. ムサッダル- サナア/3. ムシャルヤ-トゥシア-サナア
      グレゴリオ・パニアグワ(指揮)、アトリウム・ムジケー古楽合奏団/録音:1976 年10月
    4-6. ビザンツ聖歌
     〔Chant de Communion de la Liturgie de Jeudi Saint(Iqbalni-l-yawm)/
      L'Apostikhon de l'Office de Mercredi Sain(t Ya rabbi)/
      14e Antienne de l'Office de Vendredi Sain(t Alyawma-’Ulliga)〕
    マリー=キーロウズ修道女
      録音:1989 年6月
    7-9. コルシカ島の聖歌〔U primu fiore/Lettera a Mamma/Ponte novu〕
      マルセル・ペレス(指揮)、エ・ヴォーチェ・ディ・ウ・クムネ/録音:1986 年11月
    10-13. 古楽療法「タランテラ」
     〔ナーナ・アンダルーサ(アンダルシアの子守歌)/
      アンティドトゥム・タラントゥレー(毒グモの解毒剤)/コレア(舞曲)/
      ナポリのタランテラ;フリギア旋法〜
       ブクステフーデの固執低音によるナポリのタランテラによるリトルネロ〜
        われは喜ぶ:詩篇第121番〕
       グレゴリオ・パニアグワ(指揮)、アトリウム・ムジケー古楽合奏団
       録音:1976 年10月
    14-17. スペインのフォリア
     〔生命の泉〜天使的早発性痴呆の〜ソファミレドによる/途方もなき~ 微小なる栄光の〜ガラスの/
      通俗的なる/ 人々に知られざる〜そこはかとなく やわらかき/
      天界的忍耐の〜偽装的逃亡および凱旋の車〕
       グレゴリオ・パニアグワ(指揮)、アトリウム・ムジケー古楽合奏団/録音:1980 年6月
HMX 2908920
(18CD)
¥6400

ハルモニア・ムンディ60周年記念ボックス2
 ≪1988-2018 ≫ ファミリー・スピリット


 I . アルフレッド・デラーの後継者たち
  [CD1]
   =アンドレアス・ショル=
    1-9. ヴィヴァルディ:スターバト・マーテル RV 621
      アンドレアス・ショル(カウンターテナー)、アンサンブル415、
      キアラ・バンキーニ/録音:1995 年6月
   =ドミニク・ヴィス=
    10. カヴァッリ:歌劇『ジャゾーネ』より アリア「Voli il tempo, se sa」(第1幕第7場、デルファ)
    11-12. カヴァッリ:歌劇『カリスト』より
     「美しい妖精よ」(第1幕第13場)、
     「ついにあれほどかたくなな」(第2幕第3場)(森の住人サティリーノ)
    13-14. ヘンデル:歌劇『アグリッピナ』より
     「Volo pronto e lieto il core」(第2幕第5場)、
     「Sperero, poiche mel dice」(第2幕第16場)(ナルキソス)
      ドミニク・ヴィス(カウンターテナー)、ベルリン古楽アカデミー、ルネ・ヤーコプス(指揮)
      録音:1988 年5月(10)、1994 年8月22-29日(11-12)、2010 年7月(13-14)
   =ロレンス・ザゾ=
    15. ヘンデル:歌劇『フラーヴィオ』よりアリア「Rompo i lacci」(第2幕第6場)
    16. ヘンデル:歌劇『ジューリオ・チェーザレ』よりアリア「Va tacito」(第1幕第9場)
      ロレンス・ザゾ(カウンターテナー)、ラ・ヌオヴァ・ムジカ、ダヴィッド・ベイツ(指揮)
      録音:2014 年1月
   =ベジュン・メータ=
    17. ヘンデル:歌劇『ラダミスト』よりアリア「Ombra cara di mia sposa」(第2幕第2場)
    18-19. ヘンデル:歌劇『ロデリンダ』より
     「Fra tempeste funeste」、「Con rauco mormorio」(第2幕第4,5場)
    20. ヘンデル:歌劇『ソザルメ』より二重唱「Per le porte del tormento」(第2幕第8場)
      ベジュン・メータ(カウンターテナー)、フライブルク・バロック・オーケストラ、
      ルネ・ヤーコプス(指揮)/録音:2010 年3月

 II . ルネ・ヤーコプスによるオペラ叙事詩
  [CD2]
    1. エミリオ・デ・カヴァリエーリ(c.1550-1602):
     音楽劇「魂と肉体の劇」(1600)より、第3幕第9場、合唱(フェスタ)
      ベルリン国立歌劇場合唱,フランク・マルコヴィッチ(合唱指揮),
      コンチェルト・ヴォカーレ、ベルリン古楽アカデミー,ルネ・ヤーコプス(指揮) 
      録音:2014 年5月
    2. モンテヴェルディ:歌劇『ポッペアの戴冠』よりオッターヴィアのアリア「さらば、ローマ」
      ジェニファー・ラーモア(メゾ・ソプラノ)、コンチェルト・ヴォカーレ
      録音:1990 年1月28-2月7日
    3-4. モンテヴェルディ:歌劇『オルフェオ』より「天のばらよ」、妖精の合唱
      ローレンス・デール(テノール)、エフラト・ベン=ヌン(ソプラノ)
      コンチェルト・ヴォカーレ/録音:1995 年1月
    5. カヴァッリ:『カリスト』より「Piante ombrose」
      マリア・バーヨ(ソプラノ)、コンチェルト・ヴォカーレ/録音:1994 年8月
    6. カルダーラ:オラトリオ「キリストの足下のマッダレーナ」よりアリア
      マリア・クリスティーナ・キール(ソプラノ)
      バーゼオル音楽院管弦楽団、キアラ・バンキーニ(コンサートミストレス)
      録音:1995 年1月
    7. カイザー:「クロイソス」よりエルミーラのアリア「Ihr stummen Fische seid dem gleich」
      ドロテア・レシュマン(ソプラノ)、ベルリン古楽アカデミー/録音:2000 年3月
    8. J.S. バッハ:クリスマス・オラトリオよりアリア「シオンよ、愛をこめて準備せよ」
      アンドレアス・ショル(カウンターテナー)、ベルリン古楽アカデミー/録音:1997 年1月
    9. J.S. バッハ:マタイ受難曲よりアリア「憐れみたまえ」
      ベルナルダ・フィンク(アルト)、ベルリン古楽アカデミー/録音:2012 年9月
    10. ヘンデル:「フラーヴィオ」より「私を忘れないで」
      クリスティーナ・ヘグマン(ソプラノ)、ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ)
      アンサンブル415、キアラ・バンキーニ/録音:1989 年10月
    11. ヘンデル:「ジューリオ・チェーザレ」よりセストのアリア
      マリアンヌ・ロルホルム(ソプラノ)、コンチェルト・ケルン/録音:1991 年6-7月
    12. ヘンデル:「リナルド」よりアルミーダのアリア「Furie terribili」
      アレックス・ペンダ(ソプラノ)、フライブルク・バロック・オーケストラ
      録音:2002 年8月
    13. ヘンデル:「アグリッピナ」よりアリア「私の心はあなたのもの」
      アレックス・ペンダ(ソプラノ)、ベルリン古楽アカデミー/録音:2010 年7月
    14. ハイドン:「天地創造」より「間もなく大地のふところが開き」
      ヨハネス・ヴァイサー(バス)、RIAS 室内合唱団、フライブルク・バロック・オーケストラ
      録音:2009 年1月
    15. モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より「ハートをあなたに差し上げます」
      ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ)、マルセル・ボーネ(バス)
      ケルン室内合唱団、コンチェルト・ケルン/録音:1998 年
    16. モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より「お手をどうぞ」
      ヨハネス・ヴァイサー(バリトン)、イム・スンヘ(ソプラノ)
      フライブルク・バロック・オーケストラ/録音:2006 年11月
    17. モーツァルト:歌劇『魔笛』より「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」
      アンナ=クリスティーナ・カーッポラ(ソプラノ)、ベルリン古楽アカデミー
      録音:2009 年10-11月
    18. モーツァルト:後宮からの誘拐より「喜びの涙が流れるとき」
      マキシミリアン・シュミット(テノール)、ベルリン古楽アカデミー/録音:2014 年9月

 III . バーゼルの女性たち
  [CD3]
    1-5 独唱のためのモテット
     〔モンテヴェルディ:Confitebor、Currite Populi、O quam pulchra es、Venite, Videte/
      マリーニ:第3 旋法のシンフォニア〕
       マリア・クリスティーナ・キール(ソプラノ)、コンチェルト・ソアーヴェ
       ジャン=マルク・エメ/録音:1998 年9-10月
     ヴィヴァルディ:3 声の室内ソナタ集op.1より
    6. 第12 番「ラ・フォリア」op.1-12 ニ短調 RV63
    7-10. ソナタop.1-8 ニ短調
      アンサンブル415、キアラ・バンキーニ、ヴェロニク・メジャン(ヴァイオリン)、
      カティ・ゴール(チェロ)、イェスパー・クリステンセン(チェンバロ)
      録音:1991 年1月
    11-13. ヴィヴァルディ:「オリンピアーデ」からシンフォニア ハ長調 RV 725
     〔アレグロ-アンダンテ-アレグロ〕
    14-16. ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 RV 282(オリジナル版)
    17-19. スコルダトゥーラ調弦されたヴァイオリンの協奏曲 ロ短調 RV 391
      リ・インコーニティ、アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン)/録音:2014 年11月

 IV . 新時代の鍵盤ヴィルトゥオーゾ
  [CD4]
   =クリストフ・ルセ=
    1-6. F.クープラン:クラヴサン曲集第3巻より第4組曲
      クリストフ・ルセ、ブランディーヌ・ランヌ(チェンバロ)/録音:1992 年11月
   =リチャード・エガー=
    7-11. J.S. バッハ:フランス組曲第1番 ニ短調 BWV 812
      リチャード・エガー(チェンバロ)/録音:2015 年8月
   =ディエゴ・アレス=
    12-17. アントニオ・ソレル:
     プレリュード第3番 ハ長調、ソナタ第1番 ハ長調、ソナタ第2番 ハ長調、
     ソナタ第17番 イ短調、ソナタ第18番 イ短調、ソナタ第40番 ニ短調
       ディエゴ・アレス(チェンバロ)/録音:2015 年3月
   =クリスティアン・ベザイデンホウト=
    18-20. モーツァルト:ピアノ・ソナタ KV 333、変ロ長調
      クリステァン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)/録音:2011 年5月
  [CD5]
   =アンドレアス・シュタイアー=
    1-34. ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲 op.120
      アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)/録音:2010 年9月
   =アレクサンドル・メルニコフ=
    35-38. ブラームス:ピアノ・ソナタ第2 番 嬰ヘ短調
      アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ/ベーゼンドルファー1875 年)
      録音:2010 年5月

 V . 古典再訪
  [CD6-7]
    ハイドン:『四季』
      マルリス・ペーターゼン(ソプラノ;ハンネ)、ウェルナー・ギューラ(テノール;ルーカス)、
      ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン;シモン)、フライブルク・バロック・オーケストラ、
      RIAS室内合唱団、ルネ・ヤーコプス(指揮)/録音:2003 年8月
  [CD8]
   ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 op.123
      ブリジット・レンメルト(メゾ・ソプラノ) 、ローザ・マニヨン(ソプラノ) 、
      ジェームズ・テイラー(テノール) 、コルネリウス・ハウプトマン( バス) 、
      シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ、シャンゼリゼ管弦楽団、
      フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)/録音:1995 年2月
  [CD9]
    1-3. ハイドン:チェロ協奏曲 ハ長調 Hob.VIIb:1
      ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)、フライブルク・バロック・オーケストラ、
      ペトラ・ミュレヤンス/録音:2003 年3月
    4-6. モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 イ長調 KV 414
      クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)
      フライブルク・バロック・オーケストア、ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
      録音:2014 年11月
    7-9. モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 KV 622
      ロレンツォ・コッポラ(クラリネット)、フライブルク・バロック・オーケストラ、
      ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ/録音:2007 年5月

 
VI . フランス・チェロ楽派
  [CD10]
    1-3. オッフェンバック(1819-1880):2つのチェロのための組曲より第1番 op.54
      ロラン・ピドゥ、エティエンヌ・ペクラル(チェロ)/録音:1979 年12月
    4-9. J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第1 番 ト長調 BWV 1007
      ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)/録音:2007 年3月
    10-12. デュティユー:ザッハーの名による3つのストローフ
      エマニュエル・ベルトラン(チェロ)/録音:1999 年7月
    13-15. シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ
      ブリュノ・フィリップ(チェロ)、タンギー・ド・ヴィリアンクール(ピアノ)
      録音:2017 年4月

 VII . 新しいロマン派
  [CD11]
    1-3. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
      イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、フライブルク・バロック・オーケストラ、
      パブロ・エラス=カサド(指揮)/録音:2017 年3月
    4-5. メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲 イ短調 MWV 02
      クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)、
      フライブルク・バロック・オーケストラ、ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
      録音:2010 年4月
    6-9. メンデルスゾーン:交響曲第4 番「イタリア」op.90
      フライブルク・バロック・オーケストラ、パブロ・エラス=カサド(指揮)
      録音:2015 年3月

 VIII . HIPへの潮流
  [CD12]
    1-8. ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」より第2、第3組曲
      フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)、レ・シエクル、アンサンブル・エデス
      録音:2016 年
    9-20. ラヴェル:バレエ音楽「マ・メール・ロワ」(全12曲)
      フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)、レ・シエクル/録音:2016 年

 IX . スター三人組・・・スター・トリオ
  [CD13]
    1-4. シューマン:ピアノ三重奏曲第2番 ヘ長調 op.80
    5-7. シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
      アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)、イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、
      ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)/録音:2014 年
    8-11. ブラームス:ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 op.101
      トリオ・ヴァンダラー
       〔ジャン=マルク・フィリップス=ヴァイジャベディアン(ヴァイオリン)、
        ラファエル・ピドゥ(チェロ)、ヴァンサン・コック(ピアノ)〕
      録音:2005 年9月

 X . リートの巨匠たち
  [CD14]
    1-5. シューベルト:冬の旅 D911 より〔おやすみ/風見の旗/凍った涙/氷結/菩提樹〕
      ヴェルナー・ギューラ(テノール)、クリストフ・ベルナー(フォルテピアノ)
      録音:2009 年10月
    6-14. シューマン:リーダークライスop.24
      マーク・パドモア(テノール)、クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)
      録音:2010 年6月
    15-20. ヴォルフ:歌曲
     〔ミニヨンの歌(ゲーテ)[ 私に語れとなど命じないで/ただ憧れを知る人だけが/
      大人になるまでこのままに]/ねずみとりのおまじない(メーリケ)/
      捨てられた女中さん(メーリケ)/ニクセのビンゼフース(メーリケ)〕
       ゾフィー・カルトホイザー(ソプラノ)、ユージン・アスティ(ピアノ)
       録音:2015 年10月
    21-28. アイスラー:厳粛な歌
    29-31. シューベルト:魔王D328、若者と死D545、セレナーデD889
      マティアス・ゲルネ(バリトン)、アンサンブル・レゾナンツ(21-28)、
      アンドレアス・ヘフリガー(ピアノ/29)、ヘルムート・ドイチュ(ピアノ/30)、
      アレクサンダー・シュマルツ(ピアノ/31)
      録音:2012 年9月(21-28)、2012 年1月(29)、2008 年1月(30)、2010 年2月(31)

 XI. 新しい探求者
  [CD15]
    1. ロッシーニ:一滴の涙
      アンサンブル・エクスプロラシオン、ヤン・フェアミューレン(ピアノ(エラール))、
      ロエル・ディールティエンス(チェロ&指揮)/録音:2003 年10月
    2-5.
     ドニゼッティ:歌劇『連隊の娘』よりマリーのアリア「さようなら」、
      歌劇『ラ・ファヴォリータ』よりレオノーレのアリア「私のフェルナンド」/
     ベッリーニ:歌劇『ノルマ』よりアリア「清らかな女神よ」/
     ヴュータン:無伴奏ヴィオラのためのカプリッチョ ハ短調op.55
      アントワーヌ・タメスティ(ヴィオラ)、セドリック・ティベルギアン(ピアノ/2-4)
      録音:2015 年10月
    6-21. ファリャ:恋は魔術師1914 年版
      リウレ劇場管弦楽団、ジョセプ・ポンス(指揮)/録音:1990 年11月
    22-25. Holy Manna Brethren, we have met to worship/Abbeville Come, Holy Spirit, come/
     Wondrous Love (What wondrous love is this!)/Sweet Hour of Prayer
       アノニマス4/録音:2003 年5月
 [CD16]
    1. ショパン:子守歌 op.57/2. ドビュッシー:月の光/
    3. ショパン:練習曲 変イ長調 op.25-1/
    4. ドビュッシー:練習曲第11番「組み合わされたアルペジオのために」/
    5. ショパン:バラード第4番 ヘ短調 op.52
      ハヴィエル・ペリアネス(ピアノ)/録音:2012 年11月
   ガーシュウィン:
    6. 私の彼氏/7. 魅惑のリズム/8. サマータイム/
    9. ガーシュウィン(グローフェ編):ラプソディ・イン・ブルー(オリジナル・ジャズバンド版1924)
      リンカーン・マヨーガ(ピアノ)、スティーヴン・リッチマン(指揮)、
      ハーモニー・アンサンブル・ニューヨーク/録音:2004, 2006, 2007 年
    10-12. スティーヴ・ライヒ:Double Sextet (2007)
      アンサンブル・シグナル、ブラッド・ラブマン(指揮)/録音:2011 年

 XII. ニュー・ジェネレーション
  [CD17]
    1-11. 「夜のコンセール・ロワイヤル〜
     4部または4夜からなる「夜の王のバレ」1653 年2月23日、
      王によって踊られた「夜の王のバレ」に基づく」より第1部「夜」
       セバスティアン・ドセ(指揮) アンサンブル・コレスポンダンス
       録音:2015 年2月
    12-20. A Fancy〜英国のエアとテューンに基づくファンタジー(17世紀)
     〔マシュー・ロック:カーテン・テューン、Lilk/
      パーセル:序曲、第2 の音楽(TheVirtuous Wife Z.611 より)、
      ホーンパイプ(妖精の女王Z.629 より)、I see, she flies me、おお孤独よ!/
     ドラジ:夢の神よ、あなたはどこに!
       ベルトラン・キュイエ(指揮)、カラヴァンセライル、レイチェル・レドモンド(ソプラノ)/
       録音:2016 年11月
    21-29. ラインの娘〜シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナー
     [モルペウスの娘]
      ワーグナー:ライン川の河底に(女声合唱、ハープ、4つのホルン、2本のコントラバス),
      シューマン:子守歌Op.78-4(女声四重唱とハープ)*,
      ブラームス:私は角笛を苦しみの谷で鳴らすOp.41-1(4つのホルン) 
     [人魚] シューマン:ロマンス第1集Op.69-5「海の女神」,
      シューベルト:詩篇23番「主はわが飼い主」D.706(女声とハープ),
      シューマン:ロマンス第2集Op.91-6「海の中で」 
    [セレナーデ]ワーグナー:ジークフリート〜ジークフリートの鐘(ホルン・ソロ),
     ブラームス:女声合唱のための13のカノンOp.113-5「かたい決意」,
     シューベルト:セレナーデD.920(メゾ・ソプラノ、女声合唱)
     *ヴィンセント・マナック編曲
      アンサンブル・ピグマリオン、ラファエル・ピション(指揮)、
      ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ)/録音:2015 年7月

 XIII. あらゆるスタイルを弾きこなす巨匠たち
  [CD18]
    1-2. ハイドン:弦楽四重奏曲 変ロ長調 op.33-4, Hob.III:40
    3-14. クルターク: 12のミクロリュード op.13「アンドラーシュ・ミハーイに捧ぐ」
      カザルス四重奏団【アベル・トマス・レアルプ(Vn)、ヴェラ・マルティネス・メネル(Vn)、
       ジョナサン・ブラウン(Vla)、アルノー・トマス・レアルプ(Vc)】
      録音:2009 年5月
    15-16. J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト短調 BWV 1001よりアダージョ、フーガ
    17-18. バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Sz117よりテンポ・ディ・チャコーナ、フーガ
      イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)/録音:2011 年9月(15-16)、1996 年6月(17-18)
    19-20. ショスタコーヴィチ:プレリュードとフーガ第1番 ハ長調
    21-23. ショパン:練習曲op.10-1 ハ長調、10-2 イ短調、10-3 ホ長調
      アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)/録音:2008 年5月(19-20)、2016&2017 年(21-23)
    24-26. F.クープラン:神秘的なバリケード(第6組曲より)/
     ティク・トク・ショック(第18組曲より)/クープラン(第21組曲より)
    27. サティ:シネマ
      アレクサンドル・タロー(ピアノ)、エリク・ル・サージュ(ピアノ(27))
      録音:2006 年7月(24-26)、2008 年5月(27)





PENTATONE



PTC 5186634
(SACD HYBRID)
¥2700
エミリ・ディキンソンの詩による歌曲集。
 アーロン・コープランド(1900-1990):
  エミリ・ディキンソンの8つの詩(1948/1950)(19’59”)
   1. 自然、最も優しい母/2. ラッパのように風が来て/
   3. 世界は埃ぽく感じる/4. 心よ、彼のことは忘れましょう。/
   5. 愛しい3月、お入りください!/6. 眠りは/
   7. 天国に行くこと!/8. 二輪戦車
 ジェイク・へギー(1961-):
  毎日、より新しく(2014)(11’47”)
   9. 静けさ/10. 私はだれでもない!あなたは誰?/
   11. 名声/12. 私が常に愛しているもの/
   13. おやすみなさい
 ゴードン・ゲッティ(1933-):
  ディキンソンの4つの歌(2008)(6’49”)
   14. 雪花石膏の部屋で安らかに/
   15. 鳥が道をやって来た/16. 斜めに差し込む光/
   17. 私は死のために止まれなかったので
 マイケル・ティルソン・トーマス(1944-):
  エミリ・ディキンソンによる詩 セレクション(2001)(13’22”)
   18. 趣ある時の流れを下り/19. 聖書/20. 名声/
   21. 大地は様々な調べを持つ/22. 私から全てを奪い去って
リサ・デラン(ソプラノ)
ローレンス・フォスター(指揮)
マルセイユ・フィルハーモニー管弦楽団
 アメリカが誇る異色の詩人、エミリ・ディキンソンの詩による歌曲集。ソプラノのリサ・デランとローレンス・フォスター率いるマルセイユ・フィルの共演で聴く、コープランド、ヘギー、ゲッティ、ティルソン・トーマスの叙情溢れる作品。

 セッション録音:2017 年6 月、7 月/マルセイユ/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、52’ 10”、輸入盤・日本語帯付

 SACD ハイブリッド盤。
 1700 篇以上の詩を残しつつ、ほとんど作品を発表することなく無名のまま56 年の生涯を閉じた19 世紀アメリカの詩人、エミリ・ディキンソン。死後、大量の作品が発見され、その型破りな作風と豊かな叙情により、ホイットマンと並んでアメリカが生んだ偉大な詩人として評されるようになりました。このディスクはそんなディキンソンの詩によるオーケストラ伴奏の歌曲集です。
 アメリカを代表する作曲家、アーロン・コープランドと、現在アメリカの作曲界を牽引する3 人の作曲家、ジェイク・ヘギー、ゴードン・ゲッティ、マイケル・ティルソン・トーマスが、それぞれにディキンソンの世界を描きます。コープランド以外の作品は本録音のために管弦楽編曲されています。
 演奏は、世界中の主要なホールや音楽祭で活躍するソプラノ、リサ・デランと、ローレンス・フォスターの指揮によるマルセイユ・フィルハーモニー管弦楽団。光を放つような歌声が魅力的です。
 誰にも知られずに膨大な数の試作を続けたディキンソンの生き様は、人間にとっての創作、芸術の意味を改めて考えさせられます。そんなディキンソンの世界に、4 人の作曲家の耳を通して浸ってみてはいかがでしょうか。







PIERRE VERANY


PV 717011
¥2500
イタリアの作曲家ジャコベッティの哀歌集!
 ピエトロ・アミーコ・ジャコベッティ(1558-1616):
  ラメンタツィオーニ(哀歌集)
アンサンブル・スカンディクス(男声合唱)
 16〜17世紀のイタリアの作曲家ジャコベッティの哀歌集!

 録音:2016年4月 フランス サン=リジエ、DDD、51'22

 ピエトロ・アミーコ・ジャコベッティ(1558‐1616)は16世紀末から17世紀初めにかけて活躍したイタリアの作曲家。
 残された情報が極めて乏しいが、1589年から1601年までリバトランソーネという小さな町の教会を拠点にしていたと推測されている。
 このラメンタツィオーニは1601年にヴェネツィアで書かれたもので、11曲からなる5声の作品で、後期ルネサンス様式が色濃い。
 アンサンブル・スカンディクスは2001年結成の男声古楽合唱団。南フランスミディ=ピレネーを拠点にしている。
 .


PV 730114
¥1800
ポール・クエンツのモダン楽器流ヴィヴァルディ宗教曲!
 ヴィヴァルディ:
  幸いなるかな RV597
  エルサレムよ、主をほめたたえよ RV609
  主が私の主に言った RV594
ポール・クエンツ(指揮)
ポール・クエンツ管弦楽団&合唱団
クリスティーナ・ファーレンカンプ(S)
マリー=ノエル・クロス(S)
バルバラ・デッカー(A)
パトリック・ガレ(T)
フィリップ・ラングショー(B)
 録音:2003年、DDD 63'25

 フランスの指揮者、ポール・クエンツによるヴィヴァルディの宗教曲3曲。
 モダン楽器によるライヴ録音で、合唱を含め近年のピリオド演奏のヴィヴァルディとはだいぶ異なる流儀だが、クエンツならではの大らかな温かさに溢れている。





 ポール・クエンツ(ケンツとの表記もあり)は今年85 歳になるフランスの指揮者。パリ音楽院で作曲をノエル・ギャロンほかに、指揮をウジェーヌ・ビゴーに師事した。
 1951 年より自分の名前を冠した管弦楽団を設立しバロックから古典派の作品を最も得意としたがロマン派の作品も時折り取り上げている。
 当Pierre Verany に多くの録音があり、その中にはオルフ「カルミナ・ブラーナ」、ジョリヴェ「時の矢」があり、彼と同世代の現代音楽にも意欲をみせた。
 今日ではあまり聴かれなくなったフランスのエスプリを感じさせる品格あるモーツァルト。2001 年ライヴ。


ポール・クエンツ、PIERRE VERANY 旧譜
現地完売の際はご容赦を・・・

PV730111
(ミッドプライス)
\1800
今年87 歳になるフランスの重鎮指揮者ポール・クエンツ!
 2001年ライヴ、どこまでも上品なモーツァルトの交響曲!

 W.A.モーツァルト:
  交響曲第40番ト短調K.550
  交響曲第41番ハ長調K.551
ポール・クエンツ(指揮)
ポール・クエンツ管弦楽団

 懐かしい指揮者ポール・クエンツ!どこまでも上品なモーツァルトの交響曲!

 録音:2001 年(ライヴ)


PV 730113
\1800
フランスの重鎮指揮者
 ポール・クエンツ、2002 年のライヴ録音

 プッチーニ:
  ミサ曲(グローリア・ミサ)
  菊(弦楽合奏版)
ポール・クエンツ(指揮)
ポール・クエンツ管弦楽団
 および合唱団
パトリック・ギャレ(テノール)
ティエリ・ド・グロマー(バス)
 懐かしい指揮者ポール・クエンツ、プッチーニの「ミサ曲」「菊」

 録音:2002 年(ライヴ)、51'28、DDD

 プッチーニのミサ曲(しばしばグローリア・ミサ、メッサ・ディ・グローリア MESSA DI GLORIA と呼ばれる)は、1880 年、プッチーニが21 歳の時の作品(クレドはさらに2 年前に書いたもの)。同年7 月12 日に生地ルッカで初演されたが、長らく埋もれたままで、1950 年代になってから存在が広まった。手堅く作曲した中にもプッチーニらしい艶やかな美観があちこちに映えている。一部の素材が後に「エドガール」や「マノン・レスコー」に転用されたことでも知られている。
 最後に付け加えられた「菊」は1890 年作曲の弦楽四重奏曲。ここでは弦楽合奏で演奏している。


 ポール・クエンツはパリ音楽院で学び、1951 年に自身の室内管弦楽団を創設、長く活躍した。
 この録音の詳細は不明だが、2002 年のライヴ録音とのこと。



ポール・クエンツの名盤再プレス
PV 730051
(2CD)
【再プレス】
\3600
バッハ:ヨハネ受難曲 ポール・クエンツ指揮
ポール・クエンツ管弦楽団&合唱団
バーバラ・シュリック(S)
インゲボルク・モスト(A)
A.スティーヴンソン(T、福音史家)
エイドリアン・ブランド(T)
フィリップ・ラングショー(B、キリスト)
名盤ポール・クエンツ指揮のバッハとロッシーニ、再プレスができました
PV 730102
(2CD)
【再プレス】
\3600
ロッシーニ:
 (1)小ミサ・ソレニムス
 (2)弦楽のためのソナタ第1番 ト長調
 (3)弦楽のためのソナタ第3番 ハ長調
ポール・クエンツ(指揮)
(1)ポール・クエンツ合唱団
(2)(3)ポール・クエンツ管弦楽団
(1)バーバラ・シュリック(S)
クリスタ・メンケ(A)
パトリック・ガレ(T)
フィリップ・ラングショー(B)
アニェス・ポステク&
 ロマーノ・パッロッティーニ(2台P)
シャンタル・ペリエ=ライェク(ハルモニウム)
DDD/ADD







POLYMNIE



POL 302135
¥2100
ダヴィッド・ワルターと小山莉絵の強力タッグ!
 ベートーヴェンのピアノ・トリオ

  ベートーヴェン(ワルター編):三重奏曲 変ロ長調
   (原曲:ピアノ三重奏曲第4番 Op.11)
  ブルッフ(ワルター編):8つ小品 Op.83
ワルター三重奏団:
 【ダヴィッド・ワルター
   (Ob,Obダモーレ,コールアングレ)
  小山莉絵(Fg)
  フレデリック・ラガルド(Pf)】
 名手ダヴィッド・ワルターと小山莉絵の強力タッグ!ベートーヴェンのピアノ・トリオをオーボエとファゴットで!

 録音:2017年3月オールネー音楽院、フランス,57'43

 モラゲス木管五重奏団のオーボエ奏者、ダヴィッド・ワルターたちによる、オーボエ、ファゴット、ピアノの三重奏曲集だが、日本人にとってはファゴット奏者小山莉絵が参加していることでも注目されるだろう。
 シュトゥットガルトの生まれでドイツを中心にソリストとして活躍。既にGENUINからCD2枚が発売され(GEN 13288「ファゴット協奏曲集」,GEN 15334「ベートーヴェン、モーツァルト:ソナタ、他」)、素晴らしく卓越した技巧と音楽性は知られている。フレデリック・ラガルドは小山が2007年に東京で演奏会を催した際に伴奏を務めていた。
 ここに収録されているベートーヴェンの三重奏曲はピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調 Op.11をワルターが編曲したもの。
 ブルッフの8つ小品は本来はクラリネット、ヴィオラ、ピアノのための三重奏曲集だが、ここではオーボエ類、ファゴット、ピアノで演奏されている。
 

POL 503134
¥2100
「メーヌ公爵夫人のために」
 ニコラ・ベルニエ(1664-1734):「メデ」
 ジャン=ジョゼフ・ムレ(1682-1738):
  コンセール・ド・シャンブル
 トマス=ルイ・ブルジョワ(1676-1730):「アリアーヌ」
アンサンブル・ラ・フランセーズ:
 【マリー・ラマンデ(S)
  オード・レスティエンヌ(Fl)
  大野しほ(Vn)
  ジャン=バプティスト・ヴァルフェ(Vc)
  郡司和也(Cemb)】
 日本人が2人も参加!アンサンブル・ラ・フランセーズのベルニエ、ムレ、ブルジョワ、18世紀フランス作品集!

 録音:2017年10月リヨン,54'59

 メーヌ公爵夫人のためにと題された、18世紀初頭のフランスの作曲家、ベルニエ(1664-1734)、ムレ(1682-1738)、ブルジョワ(1676-1730)の作品を収録したCD。ベルニエはマルカントワーヌ・シャルパンティエの後任としてシテ島のサント・シャペルの楽長を務めた人物。生前はかなり人気が高かった。ムレはアヴイニョン生まれのヴァイオリニストで、パリではオペラでも活躍した。
 ブルジョワはベルギーノフォンテーヌ=レヴェク生まれでパリで歌手として活躍した。「メデ」と「アリアーヌ」はソプラノ独唱のソロ・カンタータで、小規模なオペラの趣がある。
 アンサンブル・ラ・フランセーズは2013年結成の若いバロック・アンサンブル。名称はクープランの組曲集「諸国の人々」の最初の組曲に由来している。日本人が二人参加。
 大野しほはオーヴェルニュ出身でシカゴで森悠子に学び、その縁で長岡京室内アンサンブルに参加したこともある。郡司和也は2010年のブルージュ国際古楽コンクールのチェンバロ部門で1位なしの第2位を受賞。





TRITON



TRI 331210
¥2100
「ギターの中の悪魔たち」
 ビゼー:「カルメン」〜アラゴネーズ,セギディーリャ
 ルクレール:ウヴェルチュール Op.13-3
 ディアンス:オ・トリオ・マジコ
 ドビュッシー:月の光,パスピエ
 サン=サーンス:死の舞踊
 ミヨー:ブラジレイラ
 ベルナール・ピリス(1951-):リューン
トリオ・アルボラーダ:
 【ジェローム・グルジベック(G)
  マチュー・デュトリア(G)
  エティエンヌ・カンデラ(G)】
 「カルメン」「月の光」〜ギター・トリオによるフランス音楽名曲集!

 録音:2016年9月、48'29

 ギター三重奏によるバロックから近代までのフランス音楽。
 トリオ・アルボラーダは2005年結成のフランスのギター三重奏団(同名の団体が他にもあるので注意)。いずれの曲もギター3本による洗練された音楽になっている。
 ベルナール・ピリス(1951-)のリューンは、トールキンの「中つ国」に現れる架空の東方地域のこと。













5/9(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


MD+G



903-20676
(2SACD Hybrid)
\5000
《マヌエル・フィッシャー=ディースカウ〜ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集》
 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ
《CD 1》
 1) 第1番ヘ長調Op.5 No.1、2) 第2番ト短調Op.5 No.2 /
《CD 2》
 1) 第3番長調Op.69、2) 第4番ハ長調Op.102 No.1、
 3) 第5番ニ長調Op.102 No.2
マヌエル・フィッシャー=ディースカウ(チェロ)、
コニー・シー(ピアノ)

 それぞれの作曲時期を浮き彫りにするベートーヴェンの作品の新たな録音
 ベートーヴェンのチェロとピアノのためのソナタは、全5曲すべてで一つの宇宙を形作り、この巨匠の3つの作曲時期をはっきり示しています。
 この作曲家の生涯を見渡した時、この5曲の関係がそれぞれの独立した作品グループを驚くほど浮き彫りにしています。初期のOp.5の2曲は、ウィーンの生き生きとした影響を受けて演奏することを楽しむ「激しく野性的な若さ」を私たちに示してくれます。
 Op.69はベートーヴェンの集中力が保たれた「中期」に作曲された主要作品です。そしてベートーヴェンの謎めいた、しばしば手強い後期の作品はこのOp.102の2つの作品から始まっています。
 マヌエル・フィッシャー=ディースカウとコニー・シーがこのツィクルスに全身全霊を注いで、輝かしい技巧から格調高い表現まで、また構造的な明晰さからとてつもなく豪華な音響までを最良の形でこのSACDの中で実現しています。
 


903-20696
(SACD Hybrid)
\3100
《ジョン・ファヌーカン/エリザヴェータ・ブルーミナ〜
 フリード:クラリネット・ソナタ集》

  グレゴリー・フリード(1915-2012):
   クラリネット・ソナタ
    1) 第1番Op.53、2) 第2番Op.62 No.2、3) 第3番Op.75
ジョン・ファヌーカン(クラリネット)、
エリザヴェータ・ブルーミナ(ピアノ)

 20〜21世紀のロシア音楽に貢献したフリードの室内楽作品集
 ロシアの作曲家グレゴリー・フリードの政治的、道徳的野心にあふれたオペラは、ロシア以外にもフリードの名前を広めました。彼の室内楽作品はあまり知られていませんでしたが、ジョン・ファヌーカンとエリザヴェータ・ブルーミナがクラリネット・ソナタのこの初録音で実証しているように、そこには新しい発見があります。音楽の機知、音色の美しさ、そして調性の表現方法と楽器の使用法におけるヴィルトゥオジティにより、その時代の第一人者との交流に刺激を受けたフリードの才能が明らかにされています。
 シュニトケ、グバイドゥーリナ、デニソフ、そしてカンチェッリは当時の圧政的なソヴィエトにあった室内楽というこの文化的な安らぎの場で自分たちの作品を演奏し、ショスタコーヴィチ、ギレリス、バシュメットそしてリヒテルといった現在と未来の世界的スターたちがゲストに呼ばれました。そしてフリードは音楽だけでなく、後に画家、作家としても活躍しました。
 このアルバムで美しいクラリネットを聴かせてくれるエリザヴェータ・ブルーミナは知られざる20世紀、21世紀の音楽を特に好み、フランセ、プーランク、プレヴィンによる作品の三重奏の録音でエコー・クラシック賞を受賞しています。
 


948-20716
(SACD Hybrid)
\3100
《ベロリナ・アンサンブル〜バウスネルン:室内楽作品集第2集》
ヴァルデマール・フォン・バウスネルン(1866-1931):
 1) 五重奏曲ヘ長調
  (ピアノ、ヴァイオリン、クラリネット、ホルンとチェロのための)、
 2) 8つの室内歌曲
  (ソプラノ、弦楽四重奏団、フルートとクラリネットのための)、
 3) 弦楽三重奏曲ホ短調(ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための)
マリア・ベングトソン(ソプラノ)(2)
ベロリナ・アンサンブル
Franziska Dallmann(フルート)(2)、
Friederike Roth(クラリネット)(1, 2)、
Maciej Baranowski(ホルン)(1)、
David Gorol(ヴァイオリン)(1-3)、
Isabelle Bania(ヴァイオリン)(2, 3)、
Dorian Wetzel(ヴィオラ)(2, 3)、
Johannes  Dworatzek(チェロ)(1)、
Jule Hinrichten(チェロ)(2, 3)、
Viller Valbonesi(ピアノ)(1)

 ソプラノ歌手ベングトソンによる室内歌曲も収録
 ベロリナ・アンサンブルはヴァルデマール・フォン・バウスネルンの音楽を発見しセンセーショナルな成功を収めました。バウスネルンの音楽は独特な機知が特徴で、豊かな想像力と精緻な作曲技法を兼ね備えています。
 今回、ベロリナは五重奏曲と三重奏曲の間にソプラノのマリア・ベングトソンを迎えて伝統的なフランス、ドイツ、イタリアのメロディに心地良い歌唱を聴かせてくれます。
 トランシルヴァニアで育ったバウスネルンは、早い時期からハンガリー周辺の民族音楽への関心を持っていました。新ドイツ楽派の影響を受け、ブラームスの伝統の中ベルリンで学び、非常に独特な音楽スタイルを得ることになりました。
 ここではベロリナ・アンサンブルが完璧に本領を発揮し、発見の喜びに心を動かされて生き生きとした演奏を繰り広げています。まるでこれらの作品が彼らの十八番の曲目であったかのように自然に作品の魅力を伝えています。
 


603-2872
\2400
《デニス・ラッセル・デイヴィス〜トゥイレ/プーランク:六重奏曲》
 1) ルートヴィヒ・トゥイレ(1861-1907):
  ピアノと木管五重奏のための六重奏曲変ロ長調Op.6、
 2) フランシス・プーランク(1899-1963):
  ピアノと木管五重奏のための六重奏曲(1932-39)
デニス・ラッセル・デイヴィス(ピアノ)、
シュトゥットガルト木管五重奏団

 20世紀の二人の作曲家によるピアノと木管楽器による六重奏曲
 オーストリア出身のルートヴィヒ・トゥイレはまだ若かった頃、友人のリヒャルト・シュトラウスとともに、アレクサンダー・リッターと出会いました。
 リッターはロシア生まれのドイツの作曲家で、リストの熱心な信奉者でありワーグナーの友人でもありました。自身の音楽の本質を追い求めていたトゥイレにとってリッターとの出会いは貴重な体験であったに違いありません。
 トゥイレの作曲には新ドイツ楽派の影響が見られます。トゥイレの六重奏曲はブラームスのピアノ協奏曲第2番を思わせる、かなり伝統的な形式を見せていますが、対照的にプーランクは常に自然さ、音楽的機知、即興性を備えた作曲家で、事実この時期の伝統的な感覚を学ぼうとしたことはほとんどありません。そのため彼の六重奏曲の構成は全体的により強い印象を与えています。



<国内盤> 


コウベレックス


KRS 5239-40
(2CD)
¥3564(税込)
松田康子ピアノリサイタル
 Disc 1
  C.P.E.バッハ:
   専門家と愛好家のための6つのソナタから
    ウオットケン55-4 イ長調
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ 第2番 イ長調 Op.2-2
 Disc 2
  シューベルト:
   ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D959
松田康子(ピアノ)
 〜古典派の魂がここにある〜ミュンヘン生活45年を経て 松田康子 待望の国内レコーディング。3つのイ長調ソナタを演奏したリサイタルのライヴ録音

 録音:2017年12月10日伊丹 アイフォニックホール(伊丹市)
 ライヴ録音:Disc1 :38分16秒、Disc2: 42分24秒/録音:コウベレックス/発売元:studio marina

 松田康子 プロフィール
 京都生まれ。13歳で大阪フィルハーモニー交響楽団と共演。京都市立堀川高校音楽科から東京芸術大学、同大学大学院に学ぶ。伊奈和子、土肥みゆき、田村宏、永井進、園田高弘の各氏に師事。
 73年渡独。ミュンヘン音大でローズル・シュミットに師事。国家芸術家試験に最優秀賞で合格。78年ヴィット-リオ・グイ室内音楽コンクール入賞。84年セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘンフィルに招かれラヴェル「ピアノ協奏曲」で共演、急激に活動を開始する。88年・90年・94年・96年ベルリン・フィルハーモニーホールでのモーツァルト・ピアノ協奏曲ツィクルス(コンラート・ラッテ指揮)。著名指揮者との共演は若杉弘指揮ミュンヘンフィル、マルク・アンドレ指揮のハイドン・オーケストラ 他にペーター・マーク、カール・エステルライヒャー、デヴィッド・シャローン、ユッカ・ペッカ・サラステ、ユベール・スダーン、ゲオルク・シュムーエ、朝比奈隆、小泉和裕など。室内楽にも積極的に取り組んでおり、バイエルン放送交響楽団コンサートマスターのフロリアン・ゾーンライトナー、州立歌劇場管弦楽団元首席チェロ奏者ペーター・ヴェットケ、バイエルン放送交響楽団元首席フルーティストのアンドラーシュ・アドリアンらとしばしば舞台を共にしている。またブゾーニ、カサ・グランデ、ポルト、ポッツォーリ、サンレモ、アンドーラ、ピネロロなどの国際ピアノコンクール、トリオ・デ・トリエステ室内楽、ヴィットーリオ・グイといった室内楽コンクールの審査員を務める。2001年にはミャンマー文化庁と日本大使館の招待を受け、首都ヤンゴンでリサイタルを開いた。2005年から京都市立芸術大学助教授として活動。2009年再びドイツに戻り、ミュンヘン音楽大学教授として後進の指導にあたり退官後はヨーロッパ各地での演奏会、および国際コンクールでの審査員として音の探検を続けている。2016年日本で10年ぶりとなるリサイタルを伊丹アイフォニックホールにて開催。ショパンのバラード全曲を中心としたプログラムで満席のファンを魅了した。CDは2017年のリサイタルでの録音。





ミッテンヴァルト


MTWD 99065
¥3000+税
「菅原明朗 器楽作品集」
 菅原明朗(明治30年〜昭和63年、1897-1988):
  「白鳳之歌」〜ピアノのための(昭和6〜8年)
    (1)第1曲「臈纈」(1931)[4:33]
    (2)第2曲「和琴」(1931)[3:47]
    (3)第3曲「水煙」(1933)[6:15]
  「三つの断章」〜無伴奏ヴァイオリンのための(昭和51年、1976)
   (4) I. Lento [3:33]
   (5) II. Vivace [3:39]
   (6) II. Moderato [4:59]
  (7)「バラード」〜ヴァイオリンとピアノのための〜(昭和52年、1977)
  無伴奏セロ・ソナタ(昭和37年、1962)
   (8)第1楽章 Allegro Moderato [5:48]
   (9)第2楽章 Lento [4:53]
   (10)第3楽章 Allegro [7:33]
  (アンコール)
   「ブルゴーニュ」〜3つのピアノ小品〜より(昭和44年、1969)
    (11) I. Vezelay [3:41]
(1)-(3)(7)(11)
 澤田まゆみ(ピアノ)
(4)-(7)
 印田千裕(ヴァイオリン)
(8)-(10)
 印田陽介(チェロ)
 瑞々しく、神々しい祈りの音。生誕120年を経て甦る色彩豊かな音楽(西耕一)

 録音:2017年10月16日豊洲シビックセンターホール、 TT[63:28]

 菅原明朗(作曲家、教育家)
 1897年(明治30年)3月20日兵庫県明石市生まれ、1988年(昭和63年)4月2日東京没。
 京都第二中学校在学中、小畠賢八郎にソルフェージュとホルンを師事。1914年上京し、川端画学校に入学して、藤島武二に師事して洋画を学ぶ。このころ大田黒元雄、堀内敬三、大沼哲らと知り合う。1915年に最初のピアノ作品が大田黒元雄のサロンで演奏される。1919年奈良に移り住み、音楽の勉学に励む。1921年同志社大学で音楽指導、神学部で音楽文化史を講義。1926年オルケストラ・シンフォニカ・タケヰの指揮者に就任。1930年帝国音楽学校作曲科主任教授。新交響楽団(現NHK交響楽団)を指揮するようになる。作曲分野では純音楽、映画音楽、さらには西洋音楽を日本音楽に取り込み、伝統音楽を再生させる試みもおこない、戦後の洋楽の作曲家たちにも大きな影響を与えた。また永井荷風との共作、友情の物語は有名。加えて生涯に500を超える執筆活動のほか、指揮活動をおこない、敗戦直後までプーランク、ミヨー、サティ、オネゲル、フローラン・シュミット、日本の作曲家、自作などの作品の初演を旺盛におこなう。戦争直後は生活に苦労しながらも創作に励み、特に1970年代以降、70歳を超えてから100を超える作品を創作している。未だ演奏されていない、大作を含む数多くの作品が残っている。幅広い知識と教養を持った人物であった。













5/8(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


<国内盤> 

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オクタヴィア・レコード



OVCL-00660
\2500+税
鈴木 秀美 &オーケストラ・ニッポニカ
 芥川 也寸志:
  交響曲 第1番
  交響三章
オーケストラ・ニッポニカ
鈴木 秀美 (指揮)
 オーケストラ・ニッポニカ 注目の新譜
 その名を冠に掲げる、芥川也寸志の交響曲集
 オーケストラ・ニッポニカ(正式名:芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカ)の新作は、文字通りその名を冠に掲げる芥川也寸志の若き日の秀作2品。出世作として知られる「交響三章」、プロコフィエフや交友のあったショスタコーヴィチの影響も垣間見える「交響曲第1番」。
 近年指揮者としても精力的に活動する鈴木秀美を迎えたライヴ収録で、文豪龍之介を父に持ち、来年没後30年を迎えるこの作曲家へのオマージュあふれるアルバムとなっています。

  2012年4月30日東京・第一生命ホール(交響曲第1番)、2017年7月30日東京・紀尾井ホール(交響三章)にてライヴ収録
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OVCL-00663
(SACD Hybrid)
\3200+税
上岡敏之&新日本フィル
 レーガー:ベックリンによる4つの音詩 作品128
 ニールセン:序曲「ヘリオス」 作品17 FS32
 ツェムリンスキー:交響詩 「人魚姫」
上岡敏之(指揮)
新日本フィルハーモニー交響楽団

 オーケストラで奏でる叶わぬ恋の物語。
 甘美で哀愁漂うロマンティックな音楽は、上岡&新日本フィルの十八番ともいえるほど、その豊かな色彩とウィットを効かせた演奏に評価が高まっています。
 当盤では、彼らの魅力が存分にお楽しみいただける楽曲を集めました。
 アンデルセンの童話を元に作曲された「人魚姫」と、ニールセンの序曲「ヘリオス」は、デンマーク外交関係樹立150周年を記念した演奏会(2017年10月)から収録。コペンハーゲン・フィルの首席指揮者でもある上岡が導くファンタジックな世界を、新日本フィルは見事に表現しています。
 そして、2017年11月の熱狂的ライヴから、マックス・レーガーの隠れた名作「ベックリンによる4つの音詩」。絵画から生まれた音楽が表情豊かに描かれます。
 音楽監督・上岡敏之と新日本フィルによる一期一会の快演です。

  2017年10月14日サントリーホール15日横浜みなとみらいホール (ニールセン、ツェムリンスキー)、11月10-11日すみだトリフォニーホール (レーガー) にてライヴ収録
 


OVCL-00664
(2CD)
\3500+税
J.S.バッハ:
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト短調 BWV 1001
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第1番 ロ短調 BWV 1002
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 BWV 1003
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV 1004
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV 1005
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV 1006
小林 美恵 (ヴァイオリン)
 ロン=ティボー国際コンクールのヴァイオリン部門にて初の日本人覇者、小林美恵の渾身の無伴奏アルバム
 1990年ロン=ティボー国際コンクールのヴァイオリン部門にて初の日本人覇者となった小林美恵。最近では自らプロデュースするコンサート・シリーズにおいて、その音楽性の高さが好評を博すなど、精力的な活動も注目されています。
 待望の新録音では、DSD 5.6MHzによる透明感のある響きが無伴奏の音楽に一層の磨きをかけ、バッハの真髄を入念なセッション・レコーディングで完成させた、アーティスト渾身のアルバムとなりました。

 2017年8月24-25日、11月21-22日、2018年1月31、2月1日 神奈川・相模湖交流センター にて収録
 

OVCL-00669
(SACD Hybrid)
\3200+税
西江辰郎のEXTON第1弾CD
 サン=サーンス:幻想曲 作品124
 ルニエ:アンダンテ・レリジオーソ、スケルツォ・ファンタジー
 グルック:精霊の踊り (歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》より)
 マスネ:タイスの瞑想曲 (歌劇《タイス》より)
 ピアソラ:タンゴの歴史より
  Bordel 1900
  Caf? 1930
  Nightclub 1960
 J.S.バッハ:ソナタ ト短調 BWV1020 (伝C.P.E.バッハH.542.5)
 ファリャ:スペイン民謡組曲より
  Jota
  Nana (Berceuse)
  Canci?n
  Polo
 アーン:クロリスに
西江 辰郎(ヴァイオリン)
津野田 圭(ハープ)
 《高音質 DSD 5.6MHzレコーディング》
 澄んだ響きで奏でる究極の美。
 新日本フィルのコンサートマスターとして、またソロ・室内楽でも活躍を広げる西江辰郎のEXTON第1弾CD。ハーピスト津野田圭とともに、ファンタジックな表現を目指したアルバムを、ここに完成させました。
 収録曲は、自身の選曲によるバラエティ豊かな楽曲。ヴァイオリンとハープのためのオリジナル作品では、それぞれの楽器の特性を活かしながら、存分に音楽を歌い上げています。
 一方、ピアソラの「タンゴの歴史」やファリャの「スペイン民謡組曲」における多彩な音色で、この楽器の組合せならではの魅力をお楽しみいただけるでしょう。
 DSD5.6MHzレコーディングによる、立体的かつ純度の高い、清澄な響きをご堪能ください。

 2017年7月21-23日 神奈川・相模湖交流センター にて収録




















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