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伝説のオルガニスト
ジャン=シャルル・アブリゼル特集
初紹介アルバムあり



 ジャン=シャルル・アブリゼルは1946年フランスのグランヴィラールに生まれ、オルガンを独学の後ストラスブール音楽院でピエール・ヴィダルに師事。1971年にベルフォール大聖堂のオルガニストに就任し2016年現在もその地位にあり、1971年から2007年まではベルフォール音楽院教授も務めました。

 歴史的オルガンに造詣が深いアブリゼルはオルガンの修復にも関わっており、一つ一つの楽器を知り尽くし音栓をみごとに活用した演奏は古楽系オルガニストの中でも別格の存在と認識されています。
 また、イル・セミナリオ・ムジカーレのオルガニストとしてジェラール・レーヌを支えてきたことも特筆すべきでしょう。

 バロック・ヴァイオリンにおけるエンリコ・ガッティと同様「過不足のない演奏でありながら類まれな魅力に溢れた音楽」を生み出すことのできるアブリゼルには、まさに「別格のオルガニスト」という形容がふさわしいと思います。

 2016年から「ベルフォール・オルガンと音楽の友の会」が制作した新譜がアブリゼル氏ご本人から代理店に供給されることとなり、このたびその第2作が発売されました。

 一般流通商品ではございませんので、お早目のご購入をお勧めします。




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2018.5.17初紹介
AOMB(AMIS DE L'ORGUE ET LA MUSIQUE DE BELFORT)


前回は「AMIS DE L'ORGUE ET LA MUSIQUE BELFORT」とご案内いたしましたが、他にも表記ぶれが見られるためレーベル名を略称の「AOMB」に変更いたします。
限定盤

AOMB 02017
\2700→\2490
おそらくヴァルドワやベルフォール近郊と日本でしか容易に入手できない貴重なアイテム
 ジャン=シャルル・アブリゼル(オルガン)
  オルガンのルネサンス ルネサンスとバロック黎明期、ヨーロッパの舞曲とポリフォニー


 ミヒャエル・プレトリウス(1571頃-1621、ドイツ):
  村のブランル [Bransle de villages]/クーラント [Courante]
  おお、祝福されし光、三位一体 [O lux beata trinitas]
 ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621、オランダ):
  おお、祝福されし光、三位一体 [O lux beata trinitas]
  エコー・ファンタジア [Echo Fantasia]
 ハインリヒ・イザーク(1450頃-1517;フランドル):
  インスブルックよ、さらば [Insbruck, I muss disc lassen]
 ハンス・ノイジードラー(1508頃-1653、ドイツ):ツォイナー舞曲 [Zeuner tanta]
 ティルマン・スザート(1500頃-1562頃、フランス):サルタレッロ [Saltarelle]
 ジローラモ・カヴァッツォーニ(1506/1512-1577以後、イタリア):
  「うちの亭主は男前でお人好し」によるカンツォン [Canzon sopra I le bel e bon]
 アントニオ・ヴァレンテ(1520頃-1581頃、イタリア):
  イントルチャのバッロ [Lo Ballo dell'Intorcia]
 タルクイニオ・メールラ(1590頃-1665、イタリア):
  半音階的イントナーツィオ [Intonatio cromatica]
 ガブリエル・コスト(確認できる活躍期:16世紀中盤、フランス):
  喜びの音楽 [Musique de Joye] (1550頃)から リチェルカーレ [Ricercar]
 クローダン・ド・セルミジ(1490頃-1562、フランス):
  花咲く日々に生きる限り [Tant que vivray]
 クレマン・ジャヌカン(1480/1485-1558頃、フランス):
  目を覚ませ、眠っている心よ [Reveillez vous, cueurs endormis]
 不詳:マリナー・ブック [Mulliner Book] (1560頃、イングランド)から
  La shy myze / La doune cella / La bounette
 ウィリアム・バード(1539/1543頃-1623、イングランド):ラ・ヴォルタ [La Volta]
 不詳(16世紀、イングランド;ヒュー・アストン(1485頃-1558)?):
  私のキャリー夫人のダンプ [My Lady Careys Dompe]
 フランシスコ・デ・ラ・トレ(1460頃-1504頃、スペイン):
  ラ・スパーニャ [La Spagna]
 不詳(16世紀、スペイン):私はあなたを・・・(歌) [Cancion Je Vous...]
 アントニオ・カレイラ(1520頃-1587頃、ポルトガル):歌(4声) [Cancao a 4]
 フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654、スペイン):
  モラレスの「戦い」によるティエント第6旋法
   [Tiento de 6o tono por fe fa ut sobre la batalla de Morales]
ジャン=シャルル・アブリゼル(オルガン)

 録音:2017年5月28日、サン=ジョゼフ教会、ヴァルドワ、フランス
 使用楽器:1973年、ディディエ・シャノン [Didier Chanon] 製(2016年、ペーター・マイアー修復)

 ジャン=シャルル・アブリゼルの活動の本拠地であるベルフォールの北隣にあるヴァルドワ(Valdoie)は、彼が自宅を構える町。
 このCDはヴァルドワのサン=ジョゼフ(聖ヨゼフ)教会のオルガンの修復完了を記念して制作されたもの。
 小型のオルガンの数少ないストップ(音栓)を駆使し、ルネサンスから初期バロックにかけてのヨーロッパ各地の様々なタイプの作品を弾き分けるテクニックはアブリゼルならでは。
 おそらくヴァルドワやベルフォール近郊と日本でしか容易に入手できない貴重なアイテムです。

 ※外装に規格品番表示がございません。ご了承ください。







フランス東部、スイス国境に近い都市ベルフォールの「オルガンと音楽の友の会」の自主制作盤。
限定盤

AOMB 01015
\2500
ベルフォール大聖堂の歴史的オルガン
 ミシェル・コレット(1707-1795):マニフィカト第5旋法(1750)
   プラン・ジュ/デュオ/トランペットのバス/ミュセット/タンブラン/グラン・ジュ
 J・S・バッハ(1685-1750):
  トッカータとフーガ ニ短調 BWV565/汝を飾れ、おお、愛する魂よ BWV654
 ジェルヴェ=フランソワ・クープラン(1759-1826):オフェルトリウム
 モーツァルト(1756-1791):自動オルガンのためのアンダンテ ヘ長調 K.616
 ヨハン・クリストフ・ハインリヒ・リンク(1770-1846):
   アダージョ ヘ長調/アダージョ ト長調
 アレクサンドル・ピエール・フランソワ・ボエリー(1785-1858):
  アンダンティーノ/ラルゲット
 ルイ・ジャメ・アルフレッド・ルフェビュール=ヴェリー(1817-1869):コムニオ ヘ長調
 ブラームス(1833-1897):11のコラール前奏曲 Op.122 から
   わが心の切なる願い(No.9)/わが心の切なる願い(No.10)
 フランク(1822-1890):英雄的楽曲(英雄的小品)
ジャン=シャルル・アブリゼル(オルガン)

録音:2014年10月8-9日、聖クリストフ大聖堂、ベルフォール、フランス
使用楽器:1749年、ジャン=バティスト・ヴァルトリン製(1848年、ジョゼプ・カリネ改修/
        1971年、シュヴェンケル改修/2012年、ペーター・マイアー修復)

 ジャン=シャルル・アブリゼルが1971年以来オルガニストを務めているベルフォール大聖堂(聖クリストフ大聖堂)。
 改修を重ねた堂内の歴史的パイプオルガンはバロックからロマン派まで対応可能な名作として知られています。「別格のオルガニスト」アブリゼルにとってこのオルガンは40年以上にわたって弾き続けてきた、体の一部のようなものでしょう。
 巨匠が弾き慣れたレパートリーの自由自在の演奏を楽しむことができる一枚です。

外装に規格品番表示がございません。ご了承ください。






MUSIQUE ET MEMOIRE


フランスのバロック音楽祭「ミュジーク・エ・メモワール」の自主制作レーベル。
限定盤

MMP 2012-13
\2500
セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1627):オルガン作品集
  ティエント第8旋法、de la sol re による
  バホ第1旋法/ティエント・デ・ファルサス第4旋法
  パンジェ・リングァ「パンジェ・リングァの女王」
  パンジェ・リングァ「モレ・イスパノ」(単旋律聖歌の和声付け)
  パンジェ・リングァ、ce sol fa ut による/バホ第1旋法
  サルヴェ・デ・リェノ第1旋法/サルヴェ第1旋法、de la sol re による
  作品第1旋法、サルヴェのパソによる/作品第8旋法、アルト、エンサラダ
  作品第1旋法/ティエント・デ・ファルサス第4旋法
  ティエント第4旋法「大ティエント」/2つのバホ第8旋法
  セクロールムによるディスクルソ、ファルサス第6旋法
  作品第8旋法、ge sol re ut による/レヒストロ・バイホ第1旋法
  戦いのティエント第8旋法
ジャン=シャルル・アブリゼル(オルガン)

録音:2012年10月18-20日、聖救世主教会、サルバティエラ・デ・エスカ、サラゴサ県、
     スペイン
使用楽器:1684年、フアン・アペセチェア製
        (2006年、クラウディオ・ライノルター&クリスティーネ・フェッター修復)

 セバスティアン・アギレラ・デ・エレディアはスペインのサラゴサに生まれたオルガン奏者・作曲家。ウエスカ大聖堂のオルガン奏者を経て1603年サラゴサ大聖堂の首席オルガン奏者に就任し亡くなるまで務めました。

 スペイン・ルネサンスからバロック音楽への過渡期においてオルガンの機能の革新に合わせリズム・和声・音色の対比を作品に盛り込んだ彼は、アントニオ・デ・カベソン(1510-1566)とフランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1656)をつなぐ存在と認識されています。

 ジャン=シャルル・アブリゼルから「スペインの歴史的楽器を弾いてスペインのオルガン音楽を録音した」と聞いたときはその意外さに驚きましたが、スペイン古楽のオルガン演奏につきまとっていたある種の野暮ったさとは無縁のあくまで明快な演奏を聴いて、やはり彼は楽器と音楽を自分のものにする力が他のオルガン奏者をはるかに超えている、との思いを新たにさせられます。

 


LEO


ジャン=シャルル・アブリゼルの自主制作レーベル。
限定盤

LEO 09008
\2500
フランソワ・クープラン(1668-1733):修道院のためのミサ
  イントロイトゥス: Gaudeamus omnes in Domino(#)
  キリエ(*/+)/グローリア(*/+)
  グラドゥアーレ: Propter veritatem et mansuctudinem(#)
  2声のモテット: 来たりて主に歓呼せよ[Venite exultemus Domino](S/S/*)
  オフェルトリウム(*)/サンクトゥス(*/+)
  エレヴァツィオーネ(*)/ベネディクトゥス(+)
  モテット(2声と通奏低音のための):
   おお、言い難き神秘[O misterium ineffabile](S/B/*)
  アニュス・デイ(*/+)/コムニオ: Optimam patrem elegit(#)
  王のための祈り(モテット、2声と通奏低音のための):
   主よ、王を助けたまえ[Domine salvum fac regem](S/B/*)
  イテ・ミサ・エスト(*/+)
  聖体の秘跡のモテット(3声と通奏低音のための):
   大いなる秘跡[Tantum ergo sacramentum](S/S/B/*)

出典:ギヨーム・ガブリエル・ニヴェール(1632頃-1714):ミサ第6旋法(1658)から(+)
    ロベール・バラール:ベネディクト会修道女の聖歌集(1664)から(#)

ジャン=シャルル・アブリゼル(オルガン(*))
イザベル・ファロ(ソプラノ(S))
ユリア・ヴィシュニエフスキー(ソプラノ(S))
ジュゼプ・カブレ(バリトン(B)、先唱および指揮(+/#))
ラ・コンパニー・ムジカーレ(+/#)
 イザベル・ファロ、イヴェット・ゴンザレス、
シェリル・シュイレ(ソプラノ)
 ベルティル・ド・スワルト、
ナタリー・グイダ、
フランソワーズ・エル(メゾソプラノ)

録音:2008年9月16-18日、スール[Seurre](フランス、コート=ドール)、聖マルタン教会
使用楽器:1699年、ジュリアン・トリビュオ[Julien Tribuot]製
      (1991年、ベルナール・オーベルタン修復)


 「教区のためのミサ」とともに「2つのミサから成るオルガン曲集」(1690)に収められた「修道院のためのミサ」(オルガン・ミサ)を、出版当時の修道院ミサの形式に沿って再現した興味深いプログラム。(+)(#)は単旋律聖歌の斉唱。(#)のロベール・バラールは同名のリュート奏者・作曲家(1575頃-1650以後)とは別人。モテットにおけるソプラノ二名の担当分けについては表示がなく、不明です。

 「修道院のためのミサ」はアブリゼルにとって再録音となりますが、旧録音(HARMONIC RECORDD、廃盤)は声楽を伴っておらず、ミサの再現性の点ではこの録音こそが彼の幻の名盤「教区のためのミサ」(HARMONIC RECORDD、廃盤)と対を成すアルバムと言えます。

 (*/+)はクープランが作曲したオルガン曲と単旋律聖歌が交互に演奏されます。プログラム構成はバリトン独唱と指揮を担当しているジュゼプ・カブレ。

 彼は前述の「教区のためのミサ」にもアンサンブル・オルガヌムのメンバーとして参加して先唱者も務めていました。小さくまとまった演奏になりがちな「修道院のためのミサ」を中心にここまで聴かせることができるアブリゼルとカブレの知性と実力には驚嘆させられます。

 また、これほどすばらしいCDが演奏家のプライヴェート・レーベルから発売され、運良くホームページにたどり着けなければその存在を知ることができないという事実にも、いろいろな意味で感慨深いものがあります。

 

ILD

限定盤

ILD 642235
\2500
ジャン=フランソワ・ダンドリュー(1682-1738):ノエルとマニフィカト
  声高らかに歌おう/若い娘/ポワトゥのノエル/われらに告げよ、マリア
  マニフィカト第1旋法/陽気な羊飼いたちはどこへ(オフェルトリウム)
  ぼくらは歩く、歩く、陽気に/サントンジュのノエル/マニフィカト第2旋法
  おお、息子らよ、娘らよ/果てしなく願うあなたがた
  教会に従うキリスト教徒(オフェルトリウム)
ジャン=シャルル・アブリゼル(オルガン)

録音:2004年6月10-11日、ドンジェルマン(フランス)、聖モーリス教会
使用楽器:1720年、シャルル・カシェ製(1994年、ディディエ・シャノン修復)

 パリで活躍したオルガニスト・作曲家ダンドリューによるクリスマスのためのオルガン作品集。同時代に製作されたオルガンをアブリゼルが雰囲気豊かに演奏しています。クリスマス向けCDとしてももちろんおすすめです。









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