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ALBA特価セール
その1
1CD/1SACD¥2300→¥1990
〜12/8(日)


 ONDINEやかつて一世を風靡したFINLANDIA(ほぼ消滅)が有名なわりに、フィンランドの音楽レーベルはそう多くない。
 そうした中でこのALBAは地味ながらも存在感を示す稀有なフィンランド・レーベル。

 カタログはご覧のとおりONDINEのように派手さはない。
 お国ものの室内楽や古楽作品がメインである。
 ただ、いま上り調子のエストニアの指揮者アルヴォ・ヴォルメルをいち早く発掘し、トゥビンの交響曲全集とマデトヤの管弦楽作品を録音させたのはまさに慧眼。
 さらに奇才ヤンネ・メルタネン、そして実力派ピアニスト、リスト・ラウリアラ、トランペットのヨウコ・ハルヤンネ、アンサンブルのバッタリアもいまやALBAを超えて世界的名声を勝ち得つつある。

 ただ案外有名なわりには入りづらい側面もあり、廃盤になるのが早いと言う性格もある。早めに手に入れたほうがよいレーベルであることに変わりはない。



<リスト・ラウリアラ>

J.S. バッハ:6つのパルティータ BWV 825 - 830(ラウリアラ)

ABCD101
2CD 
J・S・バッハ:パルティータ BWV825-830   リスト・ラウリアラ (ピアノ)
ABCD103 J・S・バッハ:ゴルトベルク変奏曲   リスト・ラウリアラ (ピアノ)
ABCD109 シューベルト:
 ピアノソナタ第21番

 3つのピアノの小品 D946
リスト・ラウリアラ (ピアノ)
ABCD 168 シューベルト(リスト編):歌曲集
 糸を紡ぐグレトーヒェン/魔王/おやすみ/かじかみ/菩提樹/
 郵便馬車/宿屋/勇気/ます/愛の便り/水の上で歌う/セレナード/
 さすらい/水車屋と小川/狩人/嫌な色/どこへ/いらだち
リスト・ラウリアラ(Pf)
意外と録音に恵まれないリスト編曲のシューベルト歌曲。1949年生まれのピアニスト、ラウリアラの豪腕が冴える演奏が聴きもの。

ブロッホ:コンチェルト・グロッソ第1番, 第2番/ブゾーニ:ピアノ協奏曲 ニ短調/子守歌(ラウリアラ)
ABCD 234

ブロッホ:
 ピアノと弦楽オーケストラのための合奏協奏曲第1番、
 弦楽オーケストラと弦楽四重奏のための合奏協奏曲第2番
ブゾーニ:
 ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲 ニ短調 作品17
 弦楽オーケストラのための悲歌第7番子守歌(イリヤ・ホフマン編)
リスト・ラウリアラ(P)
ダニール・ライスキン(指)
聖ミケル弦楽オーケストラ(ミッケリ市管弦楽団)
ブロッホ後期の傑作、バッハの音楽を思わせる合奏協奏曲第2番。ピアノのヴィルトゥオーゾ、ブゾーニが12歳で作曲した協奏曲。「ポーランド弦楽オーケストラ作品集(ABCD173)」の聖ミケル弦楽オーケストラ(ミッケリ市管弦楽団)とフィンランドのピアニスト、リスト・ラウリアラ(1949-)の共演。バッハ、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスを主なレパートリーとするラウリアラはシベリウス・アカデミー出身。バッハのゴルトベルク変奏曲 (ABCD103)、シューベルトの変ロ長調ソナタ(ABCD109)を録音している。録音:2006年1月2日-5日 ミカエリ 制作:ラウラ・ヘイキンヘイモ、録音:マッティ・ヘイノネン
ABCD 151 J.S.バッハ:フーガの技法 リスト・ラウリアラ(Pf)
1949年生まれのフィンランドの中堅ラウリアラがピアノで挑んだ「フーガの技法」。
ABCD133 ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲 リスト・ラウリアラ (ピアノ)


<ヤンネ・メルタネン>

サティ:ピアノ名曲集(3つのジムノペデイ/5つのグノシエンヌ/他)(メルタネン)
ABCD115

サティ :ピアノ作品集
 3つのジムノペディ、ジュ・トゥ・ヴ (あなたが欲しい)
 3つのグノシエンヌ 、グノシエンヌ第4番
 グノシエンヌ第5番、ピカデリー
 壁掛けとしての前奏曲、最後から二番目の思想
 冷たい小品
 いやな気取り屋の3つのワルツ、貧しい者の夢
ヤンネ・メルタネン (ピアノ)

コッコネン:ピアノ作品集
ABCD127

ヨーナス・コッコネン:ピアノ作品集
 5つのバガテル、レリジョーゾ
 ソナティナ、2つの小前奏曲
 「ピエラヴェシ」組曲
 即興曲
ヤンネ・メルタネン (ピアノ)
Chopin Nocturnes Volume 1
ABCD 160
ショパン:ノクターン集
 3つのノクターンOp.9&Op.15/
 2つのノクターンOp.27&Op.32 
メルタネン(P)
 全然知りませんでした。ヤンネ・メルタネン。フィンランドの若手ピアニストで、ALBAからショパンを出していて、結構人気なんですって。
 顔を見たら、長髪に無精ひげ、吸い込まれそうな美しい瞳に、きりりとした眉、の超イケメン。ベルマンとバシキロフの門下で、ショパン弾きとして母国では有名だとか。
 で、実際にABCD 160を聴いてみた。
 うわ。
 その鋭利で清冽な演奏。まるで氷の鍵盤を弾いているかのような!ハチャメチャな個性的演奏ではないが、ポゴレリッチとかに通じる狂気的な冷たさを感じる。
 とにかく触ると切れそうなクールな演奏。ときおりおそろしく繊細で神経質で、目の前で壊れそうな瞬間がある。
 ものすごい才能。

ショパン:夜想曲集 2(メルタネン)
ABCD 190

ショパン:ノクターン集
 ト短調 Op.37の1/ト長調 Op.37の2/
 ハ短調 Op48の1/嬰ヘ短調 Op48の2/
 ヘ短調 Op55の1/変ホ長調 Op55の2/
 ロ長調 Op62の1/ホ長調 Op62の2/
 ホ短調(遺作)/嬰ハ短調(遺作)/ハ短調(遺作)
ヤンネ・メルタネン(Pf)
1967年生まれのフィンランドのピアニスト、メルタネンによるショパンの第2弾。甘口のショパンにお嘆きの方々にオススメの超辛口演奏。ショパンのノクターンの怖さがよくわかる。録音:2003年8月4-7日 ミッケリ、ミカエリ・コンサート&コングレス・ホール/マルッティ・タルヴェラ・ホール

ショパン:ピアノ協奏曲第1番, 第2番(メルタネン/コイヴラ)
ABCD 247

ショパン:
 ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21、
 ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
ヤンネ・メルタネン(P)
ハンヌ・コイヴラ(指)
ヨエンスー市管
 そんなメルタネンの、今度はいよいよ協奏曲。指揮はコイヴラでオケはヨエンスー市立管。コイヴラは北欧ものCDではときおり顔を出す。店主お奨めのNAXOSのベストセラー、ラウタヴァーラの交響曲第7番「光の天使」の指揮がこの人だった。
 さて、メルタネン、協奏曲ではどう出る?またまたすごい人に出会った。

ショパン:ピアノ作品集(メルタネン)
ABCD 138

ショパン:作品集
 ノクターンOp.9の1/ノクターンOp.72の1/カンタービレ/
 マズルカOp.67の2、Op.7の1〜3,Op.68の1〜2,
      Op.67の4,Op.30の2〜3,Op.63の2/
 前奏曲「雨だれ」/練習曲Op.10の1,Op.25の12/
 3つの新練習曲第3番
ヤンネ・メルタネン(pf)
1967年生まれのメルタネンはロック歌手風の顔立ちのフィンランドの若手。ベルマンとバシキロフの門下で、ショパン弾きとして母国では有名。
何故か短調のゆっくりした曲を中心に集めている。



<ヨウコ・ハルヤンネ>

HARJANNE, Jouko: Trumpet Experience
ABCD108

ハルヤンネ/トランペット
 ユッカ・リンコラ:トランペット協奏曲第2番
 レオニード・バシュマコフ:ピッコロトランペット協奏曲
 パウル・ヒンデミット:トランペット、バスーンと弦楽合奏のための協奏曲
 エーロン・コープランド:静かな都会
ヨウコ・ハルヤンネ (トランペット) 
サトゥ・アラ (コールアングレ)
エルッキ・スオマライネン (バスーン) 
スピリトゥス・フォルティス室内管弦楽団
ヨルマ・パヌラ (指揮)

フォーレ/ドビュッシー/ショパン/アルヴェーン/グルック:トランペット・リサイタル(ハルヤンネ)
ABCD 243

ロマンティック・トランペット
 フォーレ:パヴァーヌ、
 ドビュッシー:月の光、
 ショパン:前奏曲 変ニ長調 作品28-15「雨だれ」
 アルヴェーン:エレジー、
 グルック:精霊の踊り、
 ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」〜第1楽章
 シューベルト:セレナード、
 ヘンデル:ラルゴ、
 モーツァルト:
  「魔笛」 K620<パミーナのアリア>、
  ミサ曲 ハ短調 K427/417a<ラウダムス・テ>
 ナポリ民謡:光さす窓辺、
 ヴェルディ:行け、わが思いよ、黄金の翼に乗って
 マルチェッロ:アダージョ、
 ペルゴレージ:ニーナ、
 カッチーニ:アヴェ・マリア
ヨウコ・ハルヤンネ(Tp)
カリ・ハンニネン(P)
ヨウコ・ハルヤンネ。ノルウェーのアントンセン、スウェーデンのハーデンベルガー、デンマークのケティル・リステンセンとともに北欧を代表するトランペットのエリート。フィンランド放送交響楽団の首席奏者。スイスの楽器スパーダを愛用している。親しまれ、愛されているロマンティックな小品を集めたアルバム。"行け、わが思いよ、黄金の翼に乗って"。ピアニストのカリ・ハンニネンは、みずからもテューバとトランペットを演奏。金管楽器奏者との共演を楽しんでいる。2007年1月、5日をかけてフィンランドのクーサンコスキで録音された。



<マデトヤ:管弦楽作品全集>

マデトヤ:管弦楽作品集 1
ABCD132

レーヴィ・マデトヤ:管弦楽作品全集 第1集
 交響曲第2番 作品35
 「ポホヤの人々」組曲 作品52
 オペラ「ユハ」作品74 − 悲劇のエピソード
 急流くだり
オウル交響楽団 
アルヴォ・ヴォルメル (指揮)
ABCD144 レーヴィ・マデトヤ:管弦楽作品全集 第2集
 交響曲第1番 ヘ長調 作品29 
 演奏会用序曲
 田園組曲
 田舎の情景
オウル交響楽団 
アルヴォ・ヴォルメル (指揮)

マデトヤ:管弦楽作品集 3
ABCD 156

レーヴィ・マデトヤ:管弦楽作品全集 第3集
 マデトヤ:バレエ組曲「オコン・フオコ」op58(全6曲)、
 交響組曲op4(全4曲)*、舟歌op67の2*
アルヴォ・ヴォルメル(指)
オウル交響楽団
Albaレーベルが力を入れるレーヴィ・マデトヤ管弦楽曲シリーズ第3弾。1930年作のバレエ音楽「オコン・フオコ」は日本を舞台とする「ジャポニズム音楽」で、このへんてこなタイトルは西洋人にとって最も日本語に聞こえる響きを適当に付けただけとのこと。シベリウスの弟子だったマデトヤの作風は師ゆずりのロマンティックなもので、透明かつ爽やか。北欧音楽ファンに超オススメ。*世界初録音
ABCD 162 レーヴィ・マデトヤ:管弦楽作品全集 第4集
 交響曲第3番/コメディ序曲/舞踏の光景/劇音楽「対局」組曲
ヴォルメル指揮
オウルSO
シベリウス好きなら絶対気に入ること間違いなしのマデトヤ。このシリーズには多くの世界初録音が含まれ、期待大。
ABCD 211 レーヴィ・マデトヤ:管弦楽作品全集 第5集
 演奏会序曲〈クッレルヴォ〉作品15、
 ヴァイナモイネンの種蒔き 作品46、
 小組曲 作品12、歌曲集〈秋〉 作品68、
 バレエパントマイム〈オコン・フオコ〉組曲第2番作品58
     (アルヴォ・ヴォルメル 編)
トゥオマス・カタヤラ(T)
キルシ・ティーホネン(S)
トゥーラ・フレイヴィク(Va)
アルヴォ・ヴォルメル指揮
オウル交響楽団 
フィンランド風の悲しみと憂い、フランス風の優雅と洗練。マデトヤの音楽には、大きくふたつの性格がある。〈クッレルヴォ〉の嘆き、牧歌、情熱、絶望。同じく叙事詩「カレヴァラ」に基づく〈ヴァイナモイネンの種蒔き〉。夫人のオネルヴァの詩による歌曲集〈秋〉。これらの曲はフィンランド的性格が色濃く反映した作品。〈小組曲〉 (ワルツ、民謡、スケルツィーノ) は、〈ピアノのための6つの小品〉から3曲を選び管弦楽曲とした作品。〈オコン・フオコ〉 には、作曲者自身がバレエパントマイム全曲 (ABCD184) から編んだ組曲 (ABCD156) があり、第2番は指揮者のヴォルメルが新たに編纂した。オーケストレーションには手を加えず、音楽的まとまりを重視した選曲を行っている (全曲版と同じ録音)。ネオクラシシズムとモダニズムにオリエンタルな香り。マデトヤの代表作が約21分の作品にまとめられた。それにしても、〈クッレルヴォ〉。カッコいい音楽!録音:1998年(クッレルヴォ)、2002年8月26日-29日(オコン・フオコ)、2004年8月17日-19日 オウル音楽センター、マデトヤホール
マデトヤ:パレエ・パントマイム「オコン・フオコ」(ユントゥネン/カタヤラ/ヴォルメル)
ABCD 184
マデトヤ:バレエ・パントマイム「オコン・フオコ」Op.58 ヘレナ・ユントゥネン (S)
トゥオマス・カタヤラ (T)
オウル室内Cho
アルヴォ・ヴォルメル指揮
オウル交響楽団
レーヴィ・マデトヤ (1887-1947) の問題作「オコン・フオコ」全曲版が登場。1927年のバレエ・パントマイム用の日本を題材としたジャポニスム音楽で、シベリウスの流れをくむマデトヤらしさが全く感じられない奇怪な作品。内容は、日本の人形師オコン・フオコ(これはヨーロッパ人が感じる日本語的な語感だそう)が作った人形・ウメガワとの和製コッペリアといった内容で、最後に錯乱したオコン・フオコが自害して幕切れとなる。筋・音楽ともに私たち日本人にはとても奇妙に感じられる世界。これまで組曲の録音はあったが、全曲版は世界初録音。全部で35のトラックに分かれ、77分近い音楽を楽しめる。



<トゥビン:交響曲全集>

トゥビン:交響曲集 - 第1集 (第2番/第5番)
ABCD141

エドゥアルド・トゥビン:交響曲全集 第1集
 交響曲第2番 「伝説的」
 交響曲第5番
エストニア国立交響楽団 
アルヴォ・ヴォルメル (指揮)
ABCD147 エドゥアルド・トゥビン:交響曲全集 第2集
 交響曲第3番 「英雄的」
 交響曲第6番
エストニア国立交響楽団 
アルヴォ・ヴォルメル(指揮)
BISでヤルヴィが積極的に録音したことで世界的に名が知られるようになったエストニア最大の作曲家エドゥアルド・トゥビン(1905〜1982)。彼の母国エストニアのオーケストラによる演奏。北欧的清新さをたたえた第3番と、ルンバやボレロのリズムが現れる6番がカップリングされている。

トゥビン:交響曲集 - 第3集 (第4番/第7番)
ABCD 155

エドゥアルド・トゥビン:交響曲全集 第3集
 第4番「叙情」
 第7番
ヴォルメル指揮
エストニア国立SO
故国エストニアの団体による新録音。トゥビンの交響曲の中でも人気の4番が期待できる。
ABCD 163 エドゥアルド・トゥビン:交響曲全集 第3集
 交響曲第8番(1966)
 交響曲第1番ハ短調(1934)
アルヴォ・ヴォルメル指揮
エストニア国立SO.
トゥビンの母国エストニアのオーケストラによる交響曲全集の第4弾。お国物ならではの説得力に満ちている。

トゥビン:バレエ音楽「クラット(家霊)」/シンフォニエッタ
ABCD 195
(2CD)

エドゥアルド・トゥビン (1905-1982):
 バレエ「クラット(家霊)」 ETW111
 エストニアの主題による
  シンフォニエッタ ETW11 (管弦楽のための)
エストニア国立交響楽団
エストニア・フィルハーモニック室内合唱団女声合唱団
イリス・オヤ(Ms)
アルヴォ・ヴォルメル指揮
〈クラット〉はトゥビンの唯一のバレエ。 “クラット”は、エストニア民謡に登場する悪鬼。いろいろな材料を集めて作った人型が、主人が悪魔に魂を売り渡すと、それとひきかえに命を得て、宝物を運んでくる。村の宴。悪魔に魂を売った者たちの祭り、オーロラ。村娘と牧童の踊り。クラットの復讐。さまざまな情景が、エストニア民謡と舞曲も取り入れた音楽により、活き活きと描かれる。交響曲とならぶ、トゥビンの代表作。組曲は、ネーメ・ヤルヴィ指揮バンベルク交響楽団の録音 (BIS 306) があるが、全曲の商用録音は、これが初めて。組曲と全曲をくらべると、まるで別の作品のようにも聞こえる。バレエ全曲というのは、音楽だけ取り出すと退屈になりがち。しかし、〈クラット〉には、全曲を一気に聴かせてしまうような圧倒的なパワーがある。エストニア国立交響楽団とアルヴォ・ヴォルメルは、トゥビンの全交響曲を録音したコンビ。録音:2003年1月25日-26日、5月5日 (クラット)、2003年11月21日エストニア・コンサートホール



<バッタリア>

イタリアの初期バロック合奏曲集
ABCD112

バッタリア − イタリア初期バロック作品集
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ブオナメンテ
 ダリオ・カステッロ 、 マウリツィオ・カッツァーティ
 ジョヴァンニ・パオロ・チーマ、 アルカンジェロ・コレッリ
 アンドレア・ファルコニエリ、 ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ
 ジロラーモ・フレスコバルディ、 ジョヴァンニ・バッティスタ・レグレンツィ
 ビアジオ・マリーニ、 タルクイニオ・メルーラ
 サラモーネ・ロッシ、 フランチェスコ・トゥリーニ
 マルコ・ウッチェリーニ の作品
バッタリア

テレマン:音楽の練習帳 1 (バッターリア)
ABCD 180
(2CD)

テレマン:音楽の練習帳第1集
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ヘ長調,
 リコーダー、オーボエと
  通奏低音のためのトリオ・ソナタ ハ短調,
 フラウト・トラベルソと通奏低音のためのソナタ ニ長調,
 ヴィオラ・ダ・ガンバ、オブリガート・チェンバロと
  通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト長調,
 ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ イ短調,
 ヴァイオリン、オーボエと
  通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト短調,
 リコーダーと通奏低音のためのソナタ ニ短調,
 フラウト・トラベルソ、チェンバロと
  通奏低音のためのトリオ・ソナタ イ長調,
 オーボエと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調,
 リコーダー、ヴァイオリンと
  通奏低音のためのトリオ・ソナタ イ短調,
 チェンバロのための組曲ハ長調,
 フラウト・トラベルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバと
  通奏低音のためのトリオ・ソナタ ロ短調
バッタリア
〔シルッカ=リーサ・カーキネン(Vn)
ミカ・スイフコネン (Gamb)
ミッコ・ペルコラ(Gamb)
エーロ・パルヴィアイネン(アーチリュート)
ヤス・モイシィオ(Ob)
カティ・ブージー(Bfl)
ペトラ・アミノフ(Bfl)
アンナマリ・ポルホ(Cemb)
アーポ・ハッキネン(Cemb)〕
録音:2002-2004年
Telemann - Essercizii Musici
ABCD 181
(2CD)
テレマン:音楽の練習帳第2集
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ イ長調,
 リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバと
  通奏低音のためのトリオ・ソナタ ヘ長調,
 フラウト・トラベルソと通奏低音のためのソナタ ト長調,
 リコーダー、チェンバロと
  通奏低音のためのトリオ・ソナタ 変ロ長調,
 ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ホ短調,
 フラウト・トラベルソ、ヴァイオリンと
  通奏低音のためのトリオ・ソナタ ホ長調,
 リコーダーと通奏低音のためのソナタ ハ長調,
 ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと
  通奏低音のためのトリオ・ソナタ ニ長調,
 オーボエと通奏低音のためのソナタ ホ短調,
 フラウト・トラベルソ、オーボエと
  通奏低音のためのトリオ・ソナタ ニ短調,
 チェンバロのための組曲 ヘ長調,
 オーボエ、チェンバロと
  通奏低音のためのトリオ・ソナタ 変ホ長調
バッタリア
1740年に出版されたこの曲集は、おそらく1720年代から、家庭での音楽教育の目的で作り続けられたものをまとめたようだ。しかしそこは人気作曲家テレマン、練習をしながら楽器の特性を把握しかつ楽器に惚れ込むことができるような音楽。ことにリコーダー曲は非常に人気がある。バッタリアは1989年創立のヘルシンキを拠点とした古楽団体。世界的な名手が多数在籍。録音:2002-2004年



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キュロネン:交響曲第1番/アコーディオン協奏曲 Op. 60 /交響詩「リヒテンタール(光の谷)」/合奏協奏曲 Op. 65 (ランタネン/サンクトペテルブルク国立アカデミック・カペッラ響/チェルヌシェンコ)
ABCD 256

ティモ=ユハニ・キュロネン(1955-):弦楽作品集
 交響曲第1番 作品8、アコーディオン協奏曲第1番 作品60、
 交響詩《リヒテンタール(光の谷)》 作品43 、
 合奏協奏曲 作品65
アレクサンドル・チェルヌシェンコ(指)
サンクトペテルブルク国立アカデミック・カペッラ交響楽団
マッティ・ランタネン(アコーディオン)
 ティモ=ユハニ・キュロネンはフィンランド生まれ。スウェーデンでアコーディオン演奏を学び、1976年、奨学金を得てロシアに留学。グネーシン音楽学校でアコーディオンと管弦楽指揮法と教師のディプロマを取得した後、チャイコフスキー音楽院に進んで作曲を学んだ。作曲家仲間のカレヴィ・アホは、キュロネンの音楽がショスタコーヴィチとプロコフィエフが確立したロシアの伝統に大きく根ざしていることを指摘している。モスクワで過ごした学生時代の想いをまとめた交響曲第1番。ラテンアメリカ音楽への関心を反映した《アコーディオン協奏曲第1番》。ドイツ、バーデン・バーデンのシュヴァルツヴァルト (黒い森) の谷、リヒテンタールにあるブラームス・ハウスでインスピレーションを授かった交響詩《リヒテンタール》。ヴァイオリン、フルート、マリンバのソロと管弦楽のための《合奏協奏曲》。"ロシアの香りをもったフィンランド人作曲家" キュロネンの代表的管弦楽作品を集めた "ポートレート" アルバムは、2007年4月6日にグリンカホールで開かれたコンサートのリハーサル期間中に録音が行われました。
 録音:2007年3月28日-4月5日 グリンカホール (サンクトペテルブルク)]

J.S. バッハ:オルガン小曲集 - 待降節とクリスマスのコラール(カントゥス・メルクリアリス)
ABCD 248

J.S.バッハ:オルガン小曲集〜待降節とクリスマスのコラール
 いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV659/
 いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV599/
 神よ、その慈悲により、または神の子来たれり BWV600/
 神のひとり子なる主イエス BWV601/
 全能の神をたたえん (BWV602) (ヘッセン伯モーリツ編)/
 ベツレヘムに生まれし幼な子BWV603/
 イエス・キリストよ、汝はたたえられよ BWV604/
 かくも喜びに満てる日 BWV605/
 わが魂は主をあがめ BWV648/
 わが魂は主をあがめ BWV733/
 高き天より、われは来たり BWV606/
 天使の群れ、天より来たれり BWV607(ミヒャエル・プレトーリウス編)/
 甘き喜びのうちに BWV608/
 汝らキリスト者よ、こぞりて主をたたえよ BWV609/
 イエス、わが喜び BWV610/われらキリストをたたえまつる BWV611/
 われらキリスト者、今ぞ喜びにあふれ BWV612/
 高き天より、われは来たり BWV700
カリ・ヴオラ(Org)
ハンヌ・ヴオレラ(指)
カントゥス・メルクリアリス、
トゥルク・フィルハーモニック管弦楽団員
録音:2007年1月14日-15日 ナーンタリ修道院教会 (ナーンタリ、フィンランド)

クラミ:ヴァイオリン協奏曲/弦楽オーケストラのための組曲/セレナード・ジョワイユーズ/「人形劇」からの情景(キュミ・シンフォニエッタ/ロボデニューク)
ABCD 235

ウーノ・クラミ:
 ヴァイオリン協奏曲 作品32、

 弦楽オーケストラのための組曲、
 愉快なセレナード、人形芝居の場面、序曲、
 中国の商人、バレエ「眠りの森の美女」、勇ましい将軍
ペッカ・カウッピネン(Vn)
ドミートリー・スロボデニューク(指)
キュミ・シンフォニエッタ
 ウーノ・クラミ(1900-1961)の代表作のひとつ、ヴァイオリン協奏曲をメインとする作品集。この協奏曲は1943年に作曲、ストックホルムで初演された。翌年、スコアが紛失したため、クラミが記憶を頼りに再び作曲にとりかかり、1954年に新版が完成したという経緯がある。その後、スウェーデン放送局のライブラリーで初稿が発見されたものの、新たなアイデアを入れた新版が決定稿となった。オルガンのための「詩編11番」に基づく楽章をもつ「弦楽オーケストラのための組曲」、曲名どおりの「愉快なセレナード」、ラヴェルの「マ・メール・ロワ」を思わせる小組曲「人形芝居の場面」。クラミの管弦楽作品の代表的なアルバムになりそう。ソロを弾くペッカ・カウッピネンはヘルシンキ・フィルハーモニックのコンサートマスター。ソロを担当したアルバムには、タピオ・トゥオメラ指揮エッセン・フォルクヴァング室内管弦楽団と共演したシベリウスの組曲とユモレスクの録音があります。キュミ・シンフォニエッタはフィンランドを代表する室内オーケストラのひとつ。指揮者のドミートリー・スロボデニュークはロシア生まれ。シベリウス・アカデミーでセーゲルスタム、パヌラ、アルミラに指揮法を学び、スカンディナヴィア諸国とイギリスを中心に活躍している。
 録音:2005年12月9日-13日 クーサーホール (クーサンコスキ、フィンランド)

ショパン:エチュード集(全曲)(カウッピ)
ABCD 249

ショパン:
 練習曲集 作品10、作品25、3つの新しい練習曲
アンネ・カウッピ(P)
アンネ・カウッピ(1962-)は、シベリウス・アカデミーを卒業後、ジュリアード音楽院でアニア・ドーフマンとアデーレ・マーカスの下で postgraduate diploma を取得。フィンランドを中心に演奏活動を行っている。録音:2006年-2007年 セッロ・ホール (エスポー、フィンランド)

カルク=エーレルト:オルガン作品集(マキネン)
ABCD 250
(SACD hybrid)

大聖堂の窓〜ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):オルガン作品集
 交響的カンツォーネ第2番ハ短調 作品85-2、
 グレゴリア聖歌による6つの小品「大聖堂の窓」 作品106、
 メンデルスゾーンの「厳格な変奏曲 ニ短調 作品54」の
  主題による15の変奏曲*世界初録音、
 交響的コラール<いざ憩え、すべての地よ> 作品87-3
  (声、ヴァイオリン独奏とオルガンのための)
マルック・マキネン(Org: タンペレ大聖堂のアルバニス・ユルヴァ・オルガン (1907年))
アヌ・ホスティッカ(S)
ペトリ・タピオ・マットソン(Vn)
 ジークフリート・カルク=エーレルトは、20世紀初頭に活躍したドイツ、オーベルンドルフ・アム・ネッカーの生まれの作曲家。ライプツィヒ音楽院でオルガンとピアノのほか、ザロモン・ヤーダスゾーンとカール・ライネッケに作曲を学びました。グリーグと親交があり、初期の作品にその影響がみられるとされる。作曲家としての評価の定まっていないカルク=エーレルトと彼の作品について演奏者のマルック・マキネンがブックレットに丁寧なノーツを寄せている (英語、フィンランド語)。タンペレ大聖堂のアルバニス・ユルヴァ・オルガンはオーケストラを模倣したとされるロマンティックな響きに特色があり、レーガーやカルク=エーレルトの音楽に似合っていそう。
 録音:2004年6月7日-10日 タンペレ大聖堂 (タンペレ、フィンランド)5.0 surround/stereo

ウェーベルン:6つのバガテル/ヴオリ:灰色のフクロウ/プーマラ:アポストロフィ/ハーパネン/手紙(ツァグロス)
ABCD 239
(SACD Hybrid)

アンサンブル・ツァグロス
アントン・ヴェーベルン:弦楽四重奏のための6つのバガテル 作品9
ハッリ・ヴオリ:灰色のフクロウ(2005)
ヴェリ=マッティ・プーマラ:アポストロフィー(2005)
ペルットゥ・ハーパネン:手紙(2006)
ハッリ・アハマス:単純な物語(2006)
アイヤ・プールティネン:Meteo (2006)
アントン・ヴェーベルン:
 弦楽四重奏のための6つのバガテル 作品9(リミックス)(SACDトラックのみ)
アンサンブル・ツァグロス
 シベリウス・アカデミーのオーケストラで演奏していたプレーヤー15人が構成する室内アンサンブル、ツァグロス Zagros。<リベラル思考、理想主義、実験願望>をキーワードに、今日の音楽を主なレパートリーとしている。それぞれのミュージシャンが芸術監督。ツァグロスにとって初めてのポートレートアルバム。ヴェーベルンの「6つのバガテル」の曲間に現代フィンランドの作曲家5人の作品が演奏される構成がとられている。マルチチャンネルステレオ

ツェルニー/タールベルク/J.S. バッハ/ベートーヴェン/スティーヴンソン/ホイットール/リスト:ピアノ編曲集(リスト=マッティ・マリン)
ABCD 240

ピアノ・トランスクリプションの芸術
 カール・チェルニー:
  フィガロのさまざまな主題による華麗なる幻想曲 作品493
 シギスムント・タールベルク:
  ラクリモーザ 作品70(モーツァルト「レクイエム」 K626 による)
 J・S・バッハ:協奏曲 ト短調 BWV975
  (ヴィヴァルディ「ヴァイオリン協奏曲 ト短調」 RV316a)
 ベートーヴェン:
  バレエ「プロメテウスの創造物」 作品43 (抜粋)
 ロナルド・スティーヴンソン:
  ピーター・グライムズ幻想曲(ブリテン「ピーター・グライムズ」による)
 アレックス・フリーマン:
  雪(マシュー・ホイットール:合唱曲「雪」による)
 リスト:ハンガリー・ラプソディ第19番 ニ短調
  (アーブラーニの「優雅なチャールダーシュ」による)
リスト=マッティ・マリン(P)
 トランスクリプション-深みのある音楽と上っ面だけの音楽、価値ある音楽と価値のない音楽、保守的な音楽と急進的な音楽、ユーモラスな音楽とシリアスな音楽。作曲者と演奏者のふたつの顔をもつヴィルトゥオーゾたちが何を考えたか? 2003年、ヴァイマールで行われたフランツ・リスト・ピアノコンペティション第3位。フィンランドのピアニスト、リスト=マッティ・マリンは現在、シベリウス・アカデミー博士課程で「ピアノ・トランスクリプション」の演奏と論文に取り組んでいる。その研究の一環として、このアルバムが録音された。「知的に組まれたプログラムが投げつけるさまざまな難題をマリンは、いとも平然とこなしていく。チェルニーの「フィガロ幻想曲」の恋の楽しさも、ロナルド・スティーヴンソンがブリテンの「ピーター・グライムズ」を8分に要約した音楽の暗いドラマも彼はしっかり理解している」 (評:マーティン・アンダーソン <Finnish Music Quarterly>2007/ 3)
 録音:2006年9月22日-24日 クーサーホール(フィンランド) 制作:リスト=マッティ・マリン  録音:マッティ・ヘイノネン、アルト・ハッキネン

ムストネン:ギター・ソナタ/ラウタヴァーラ:ギター作品全集(エスケリネン)
ABCD 241

ギターとフルート
オッリ・ムストネン:ギターソナタ「イェヘキン・イーヴァナ」(2004)
ラウタヴァーラ:
 ユニコーンのセレナード、ユニコーンのモノローグ、
 パルティータ、フルートとギターのためのソナタ
ラウタヴァーラ/イゥモ・エスケリネン編:Vari_tude(1974)
イスモ・エスケリネン(G)
ペトリ・アランコ(Fl)
 フィンランドを代表するギタリスト。イスモ・イスケリネンは1989年、最年少で参加した国際コンペティション、スカンディナヴィア・ギターフェスティヴァルで優勝。若い世代のトッププレーヤーとして一躍注目されるようになった。「The Magic Circle」(ABCD 153)、マヌエル・ポンセのギター曲集(ABCD 185)、「The Seventh Sense」(ABCD 213) に次ぐソロアルバム。ラウタヴァーラがギターのために書いた全作品と、ピアニストとして名高いオッリ・ムストネンがイスケリネンのために書いたソナタ「イェヘキン・イーヴァナ」を演奏している。ユニコーン(一角獣) の「セレナード」と「モノローグ」はヨーゼフ・ホレチェクからの委嘱作。ヴァイオリンのための「Vari_tude」は、イスケリネン自身がギターのために編曲した。
C.P.E. バッハ:鍵盤作品集(ギター編)(クメラ)
ABCD 244
C・P・E・バッハ:ギターのためのトランスクリプション
 ソナタ 嬰ハ短調 Wq55/3 、
 6つの特徴的な小品-優柔不断な人Wq117/31、
 日々の移ろいWq117/32、恋煩い Wq117/30
 気まぐれWq117/33、カロリーヌWq117/39、ポロネーズ Wq117/17
 ソナタ ホ短調Wq 54/3、ソナタ ホ長調Wq 48/3 -アダージョ、
 ソナタ ホ長調Wq 62/3、ロンド ロ長調Wq 58/1
ペトリ・クメラ(G)
 ペトリ・クメラはヘルシンキ音楽院でフアン・アントニオ・ムロに師事した後、フランツ・ハラースのクラスで学んだニュルンベルク=アウグスブルクの音楽大学を2000年、最優等で卒業。スカンディナヴィア・ギターフェスティヴァルで第1位を獲得した。ノルドグレンのギター作品を集めた「魅せられた音」(ABCD 218) に次ぐアルバム。C・P・E・バッハのキーボード曲をクメラ自身がギターのために編曲して演奏しています。このアルバムでクメラが弾いている楽器はヘルマン・ハウザー I & II。反応のよさ、歌、温かい音色、ピアニッシモの繊細な響き、音の多彩なニュアンス。クメラにとって特別な楽器となった。

ピースパネン:光/カヤヌス:組曲 ヘ長調/ヒンデミット:葬送音楽/クーシスト:ディヴェルティメント(ペッカリネン)
ABCD 242

タピオラ・ユース・ストリングズ
ロベルト・カヤヌス:弦楽のための組曲 ヘ長調
ヒンデミット: ヴィオラと弦楽オーケストラのための「葬送音楽」
イルカ・クーシスト:ディヴェルティメント
パシ・ピースパネン:
 バリトンと弦楽オーケストラのための「4つの歌」-
  割れた花瓶、森の墓、夜の犬、光
ウーノ・クラミ:弦楽オーケストラのための組曲
ヘイッキ・ペッカリネン(指)
タピオラ・ユース・ストリングズ
レイヨ・ムスタカッリオ(B)
ウッラ・ソインネ(Va)
 テーマは "光"。"まじめな顔の作曲家が屈託のない表情を見せた" イルッカ・クーシストのディヴェルティント。色あせていく恋心、大切に育まれた愛、暗闇の恐怖、太陽の光……フィンランドの4つの詩をテクストとするピースパネの歌曲集。起伏の激しい感情の動きをみせる、クラミの組曲。イギリス国王ジョージ五世の訃報を知ったヒンデミットが書いた、悲しくノスタルジックな気分の〈葬送音楽〉。指揮者として高名だったカヤヌスのロマンティックな伝統に根ざした〈弦楽のための組曲〉 は、これが初録音。エスポー音楽学校の室内オーケストラのひとつ、タピオラ・ユース・ストリングズ。指揮者のヘイッキ・ペッカリネンはチェロと弦楽オーケストラのクラスの責任者を務めている。

リンコラ:クラリネット五重奏曲/風/秋の協奏曲(ニスカネン/ラップランド室内管/ストルゴーズ)
ABCD 246

ユッカ・リンコラ:室内アンサンブルのための作品集
 クラリネット五重奏曲、
 弦楽アンサンブルのための風、
 木管五重奏と弦楽五重奏のための秋の協奏曲
ペッカ・ニスカネン(Cl)
ラッセ・ヨアメツ(Vn)
ヨン・ストゥールゴールズ(指)
ラップランド室内管弦楽団員
 ロマンティックな色合いをもった新古典的なスタイルの協奏曲や劇場のための音楽など多くの作品が人気。ジャズミュージシャンからキャリアをスタートさせた作曲家、ユッカ・リンコラの "小さなアンサンブル" のための作品集。古典的傾向のクラリネット五重奏曲。木管五重奏と弦楽五重奏が "結婚"。アンサンブルそれぞれの色彩が巧みに使われ、清澄な響きの音楽となった「秋の協奏曲」 は、「迷宮」「九月」「オクトブルー」の3楽章からなる約30分の大作。ヨン・ストゥールゴールズが芸術監督を務めるラップランド室内管弦楽団はヨーロッパの最北に位置する プロ・オーケストラ。フィンランドでもっとも多様な音楽を手がけるオーケストラのひとつ。

PETRI NIEMINEN ENSEMBLE: Night Walk / Werthers 1, 2, and 3 / Solaris / Last Year's Fall
ABCD 238

ペトリ・ニエミネン・アンサンブル
Jazz Night Walk
Werther 1: Ed 73/06
 Night Walk、(ナイトウォーク)、
 Tears of Mary(マリアの涙)、
 Sole Song(ただひとつの歌)、
Solaris(ソラリス)、Silence is a room Astor Lounge(アスター・ラウンジ)
Werther 2: Charlotte
Werther 3:
 Father Last year`s fall (去年の秋)、
 Kalamazoo Highway (カラマズー・ハイウェイ)
ペトリ・ニエミネン・アンサンブル
【ペトリ・ニエミネン(サクソフォーン、クラリネット、アルトフルート)
ヨウニ・ヨロネン(P)
ヴィッレ・ラウハラ(ベース)
イッペ・カトカ (ドラムズ)
アヌ・コムシ(Vo)
ヴェリ=ペッカ・ニエミ (Tp)
ペトリ・イッケラ (バンドネオン)
ハッリ・レヘティネン(ヴィブラフォーン)】
ソプラノ歌手、アヌ・コムシが3つの曲に参加。フィルムミュージック、ポップス・オールディーズ、新しいタンゴ、現代のコンサートミュージック。さまざまな音楽から影響を受けた自由な色彩のジャズを展開。

J.S. バッハ:前奏曲とフーガ ニ長調/高橋悠治:水牛のように/ビュスイユ:アルボリス I 「命の木」(ヴァユリネン)
ABCD 220

ミカ・ヴァユリネン(アコーディオン)
J・S・バッハ/ミカ・ヴァユリネン編:
 前奏曲とフーガ ニ長調BWV532、
 イエス わが喜びBWV147より、
 おお主なる神 われを憐れみたまえBWV721
高橋悠治:水牛のように(1985)
J・S・バッハ/ブゾーニ/ミカ・ヴァユリネン編:
 いざ来たれ異教徒の救い主よBWV659、
 シャコンヌ ニ短調 BWV1004
パトリク・ビュスイユ:アルボリス I 《命の木》(1980 rev.2004)
グバイドゥーリナ:深き淵より(1978)
ミカ・ヴァユリネン(アコーディオン)
 来日公演ではその圧倒的なテクニックと音楽に向う真摯な姿勢が聴衆の心を掴んだミカ・ヴァユリネン(1967-)。アコーディオンによる「ゴルトベルク変奏曲」(ABCD191)では世界中から多くの賛辞が寄せられた。「低い声、高い声。速いパッセージとゆったりしたパッセージ。どの音符でも彼の芸術的手腕は輝きを放っている。ミカ・ヴァユリネンにとって難しすぎるということは何もなさそうだ」 ("Accordions Worldwid")。高橋悠治、グバイドゥーリナ。エコール・ド・ロマンでクラシカルアコーディオンと作曲を教えるパトリク・ビュスイユ(1956-) の「アルボリス I 《命の木》」。オリジナル作品とバッハ作品の編曲をならべた興味あるプログラムが組まれている。アコーディオンの表現力を無限に広げた前代未聞のアコーディオン奏者ミカ・ヴァユリネン。一聴の価値あり!

ティエンスー:マインド/ムード/枠/魔力(ゲルスペツ/タンペレ・フィル/マルッキ)
ABCD 224

ユッカ・ティエンスー(1948-):
 アルマ III《粋》(1998) (交響楽団とサンプラーのための)、
 ピアノ協奏曲《Mind》(2000) (小管弦楽のためのステレオ音楽)、
 アルマ II《魔力》(1996) (交響楽団とサンプラーのための)
ユハニ・ラーゲルスペツ(P)
スサンネ・マルッキ(指)
タンペレ・フィルハーモニック管
 「コンサート・レパートリーを増やすことを作曲家の義務だと考えて作品を書くのではない。われわれの時代では、どの作品をとっても、ひとつひとつが創造される確かな理由を持っていなければならない」と語るユッカ・ティエンスー(1948-)。音楽の新しい可能性を絶えず探り、さまざまな試みを行っている。1990年代ティエンスーのもっとも充実した内容をもち、単独で演奏される「アルマ」三部作。もっとも抒情的で静謐な《魔力》、ダイナミックな《粋》。平均律の調律ではなく、内部奏法による色彩も使われるピアノ協奏曲。大地-反射、空気-戯れ、水-夢、火-情熱。それぞれ2つの言葉からなるタイトルが4つの楽章の内容を示している。

バルトーク:狂詩曲第1番/ジャナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ/ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調/シュールホフ:ヴァイオリンソナタ第2番(シルヴァイ)
ABCD 227

"怒号の1920年代"
 バルトーク:ヴァイオリンとピアノのためのラプソディ第1番 Sz86
 ヤナーチェク:ヴァイオリンソナタ(1921)
 ラヴェル:ヴァイオリンソナタ ト長調
 エルヴィン・シュルホフ:ヴァイオリンソナタ第2番(1927)
レカ・シルヴァイ(Vn)
クリストフ・ベルナー(P)
 ヴィヴァルディの「四季」に3つの"Between Seasons"を組み合わせたヘルシンキ・ストリングズのアルバム"7 Seasons"でソロを弾いたレカ・シルヴァイ。"怒号の1920年代" を代表するヴァイオリンとピアノの作品を録音した。
ヤラヴァ:風の中で/ピアノ、フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲/幻想曲第1番, 第2番(トゥッリアゴ/レヘティネン/アンゲルヴォ)
ABCD 232
ペルッティ・ヤラヴァ:弦楽オーケストラのための作品集
 ピアノ、フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲(2001)、
 弦楽オーケストラのための幻想曲第1番《ため息のように》(1999)
 弦楽オーケストラのための幻想曲第2番《表面》(2002)
 弦楽オーケストラのための-風の中で (2003)
トゥオマス・トゥッリアゴ(P)
イラリ・レヘティネン(Fl)
タンペレ・ロー
アリ・アンゲルヴォ(指)
 ペルッティ・ヤラヴァは、クラシカルの分野で作曲を始める前はジャズミュージシャンとして活動していた。ジャズとクラシカルを区別。ジャンルをクロスオーバーさせないところは、同じようにジャズ出身のフィンランドの作曲家、ユッカ・リンコラと共通している。モダニズムの色彩が表れた2つの幻想曲、エネルギッシュで新古典的な協奏曲。ヤラヴァがもっとも活発に作曲を行った時期の作品集。演奏するタンペレ・ローは、主に現代の作品を紹介するため、タンペレ・フィルハーモニックの若い音楽家たちが核になって結成したアンサンブル。国内の音楽祭に参加しながら、タンペレとヘルシンキでは定期的にコンサートを開催している。録音:2005年11月26日-27日 タンペレ音楽院 制作:ペルッティ・ヤラヴァ、録音:カリ・カッリオラハティ、タンペレ音楽院の学生たち

メシアン:幼な子イエスにそそぐ20の眼差し(カルッカイネン)
ABCD 226
(2CD)

メシアン:幼子イエスにそそぐ20のまなざし(1944) ヤーナ・カルッカイネン(P)
 2008年生誕100年を迎えたオリヴィエ・メシアンが書いた20世紀ピアノ音楽を代表する傑作をフィンランドのピアニスト、ヤーナ・カルッカイネン(1960-) が録音しました。シベリウス・アカデミー、リムスキー=コルサコフ音楽院 (サンクトペテルブルク)、ウィーン音楽大学で学び、リゲティのピアノ協奏曲など、"同時代の音楽" をレパートリーにコンサート活動を行っている。ピエール・ブーレーズの「Sur Incises」やキンモ・ハコラの「エチュード」は彼女が初演している。代表的録音はメリライネン(1930-2004) のピアノ作品集 (ABCD 106)。パリとフィンランドで演奏した「幼子イエスにそそぐ20のまなざし」は、彼女のもっとも新しいレパートリーのひとつ。

デュプレ/ガルドーニ/ギユー/メルケル/レーガー/ラインベルガー/サン=サーンス/シュトックマイアー:チェロ作品集(ボガーニ)
ABCD 230

チェロとオルガンのためのロマンティック・デュオ
 マルセル・デュプレ(1886-1971):
  チェロとオルガンのためのソナタ イ短調 作品60
 ヨーゼフ・ラインベルガー(1839-1901):
  6つの小品 作品150[夕べの歌、エレジー、田園詩]
 ソルト・ガルドーニ(1946-):ハンガリーのコラールによる変奏曲
 ルネ・ギユー(1903-1958):アダージョ〜J.S.バッハへのオマージュ
 カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):祈り 作品158
 グスタフ・メルケル(1827-1885):礼拝 作品114
 マックス・レーガー(1873-1916):
  ヴァイオリンとオルガンのための組曲より アリア 作品103a-3
 ヴォルフガング・シュトックマイアー(1931-):
  リストの「十字架への道」の主題による変奏曲(1981-82) 
ティボル・ボガーニ(Vc)
アーグネス・ザースカリスキ(Org)
 チェロの倍音とオルガンの倍音。そこから生まれる調和が多くの音楽家の心をとらえてきた。ロマンティックでネオクラシカルなパリのオルガニスト、マルセル・デュプレ。ハンガリーに生まれ、ドイツでオルガニスト、作曲家として活躍するソルト・ガルドーニ。ヴェルサイユ・ノートルダム教会のオルガニスト、ルネ・ギユー。19世紀ドイツを代表するヴィルトゥオーゾ、グスタフ・メルケル。サン=サーンスは、聖セヴラン教会のオルガニストに指名された感謝のしるしとして〈祈り〉を作曲。ヴァイオリンとオルガンのために書いた抒情曲をチェロとオルガンのために編曲したラインベルガーとマックス・レーガー。シュトックマイアーは、リストの〈十字架への道〉に主題を求め、イエス・キリストの苦難と死の神秘に想いを寄せる。ハンガリーのふたりのプレーヤーにより鮮やかに奏でられる。録音:2006年3月9日-11日 聖ミカエル教会 (トゥルク、フィンランド)

ファーゲルルンド/ハンニカイネン/カイパイネン/キルピネン/コルテカンガス:声楽リサイタル(コムシ)
ABCD 231

詩人エイノ・レイノ〜北欧歌曲集
エルッキ・メラルティン(1875-1937):森の中を楽しく歩く
オスカル・メリカント(1868-1924):
 リンゴの花、夏の夕べのおだやかな風、娘は花の上を歩き
カイヤ・サーリアホ(1952-):
 あなたを見つめる、ああ、心よ、夕べの祈り
イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955):弔いの歌、平安
ユルキ・リンヤマ(1962-):夏「夜が明けると娘が」
トイヴォ・クーラ(1883-1918):朝の歌、マリアの歌
リク・ニエミ(1967-):ランプの灯が消えていく
ヨウニ・カイパイネン(1956-):平安、幸運は胸のうちに
オッリ・コルテカンガス(1955-):スキーヤーの歌
アヌ・コムシ(1967-):僕らは霧の中を歩く
ペール・ヘンリク・ノルドグレン(1944-):彼らはみな死んではいない
セバスチャン・ファーゲルルンド(1972-):北極光
ユルヨ・キルピネン(1892-1959):夕べに
アヌ・コムシ(S)
ピア・ヴァッリ(P)
 20世紀前期フィンランドの作曲家たちは、詩人エイノ・レイノ(1878-1926) の詩にさまざまに曲を書いてきた。踊りのリズムをつけてもらうために生まれた美しい響きをもつ抒情の詩。現代の作曲家たちはレイノの詩に何を感じ、何を読みとるのでしょうか。レイノの詩を愛するソプラノ歌手、アヌ・コムシは、現代フィンランドの作曲家たちに新しい歌の作曲を委嘱。新しい音感覚をもった現代作曲家たちにも、ロマンティックな歌曲の伝統はしっかり受け継がれていることが証明された作品となっている。アヌ・コムシとピア・ヴァッリにより2001年のムジカ・ノーヴァ・ヘルシンキのコンサートで初演された新曲と、フィンランドの人たちに愛されてきた歌がひとつのアルバムのなかで美しい調和を見せている。録音:2002年10月26日-27日、2006年4月1日 (フィンランド)

リンコラ:ホテル・アストリア(ラハティ市立劇場管/合唱団/ペイッポ)
ABCD 236

ユッカ・リンコラ(1955-):ミュージカル「ホテル・アストリア」 マルッティ・ペイッポ指揮
ラハティ市立劇場管・合唱団
ピルヨ・アイットンマキ、
ニナ・タピオ、
アリ=マッティ・ヘードマン、
パーヴォ・ホンキマキ、
ヤリ・レッパネン、
カリ・マッティラ
 現代のブダペスト。ホテル・アストリアのカフェで男と女が出逢う。ドイツ人警察官トムと博物館に務めるヘレナ。舞台は変わり第二次世界大戦時、ドイツ占領下のブダペスト。ホテル・アストリアの玄関から入ってくるナチの将校たち。裏口では、極秘のメッセージがレジスタンスの手に渡される。恋に落ちたアンナとヘルマン……。詩人ユッカ・イトコネンの台本に、ジャズ・ミュージシャンからスタートしたユッカ・リンコラが音楽を書きました。《アカシアの木立ち》のもの悲しくノスタルジックな歌からミュージカルは始まる。ピルヨ・アイットンマキ、ニナ・タピオ、アリ=マッティ・ヘードマン。フィンランドで上演された「レ・ミゼラブル」「アスペクツ・オブ・ラブ」「グリース」などで主役を歌った歌手と俳優たちです。フィンランドのミュージカル!録音:2005年 オリマッティラ・インスティテュート (ラハティ、フィンランド) [制作:ティピ・トゥオヴィネン/録音:ペッカ・ミッコラ/歌詞:フィンランド語]

オケゲム:合唱作品集(エストニア宗教的民俗コラール)(ヘイナヴァンケル/コラル)
ABCD 237

エストニア宗教的民俗コラールとオケゲムのミサ曲 マルゴ・コラル(T、指)
ヘイナヴァンケル
 キリスト教黎明期のエストニアで書かれた宗教的民謡とコラールはエストニア音楽のルーツのひとつ。ルター派賛美歌集を主なテクストとする作者不詳の歌が、口伝により受け継がれてきた。このアルバムでは7曲が、即興を交えた編曲により歌われる。伝承のコラールの合間にオケゲム(c.1410-1497) のミサ曲の4章をはさみ、最後に歌うのが〈天地創造〉。キリスト教が伝わる以前に作られた歌。マルゴ・コラルが音楽監督を務めるヘイナヴァンケルは、古い教会音楽をレパートリーとするエストニアのヴォーカルアンサンブル。高度の技巧を求められる曲を立体感のある音楽として聞かせる。グループ名の元になったのは、ネーデルランドの画家、ヒエロニムス・ボス(1450?-1516) の代表作のひとつ、「干し草車」。俗世を押しつぶす大きな干し草車。祈りを捧げる天使と二枚舌の悪魔。そばで奏でられる美しい音楽。ボスの寓意的絵画の今日性と、ヘイナヴァンケルの時を超えた音楽表現には共通するところがありそう。録音:2002年-2006年 フィンランド、デンマーク、ドイツの教会 [制作:オレヴ・ポル/録音:マルゴ・コラル]

Organ Recital: Lehtola, Jan - BACH, J.S. / WIDOR, C.-M. / REGER, M. (Historical Organs and Composers, Vol. 1)
ABCD 233
(SACD Hybrid)

J.S.バッハ:オルガン編曲集
 シャコンヌ(ミッデルシュルテ編曲)、前奏曲とフーガ変ロ短調、
 前奏曲イ短調、前奏曲ト短調(オスカル・メリカント編曲)、
 半音階的幻想曲とフーガ(レーガー編曲)、
 バッハの思い出(ヴィドール編曲)
ヤン・レヘトラ(Org)
 フィンランドの歴史的な楽器を紹介するシリーズ。ヘルシンキ音楽院を設立しシベリウスなどフィンランドの優秀な音楽家を育てたヴェゲリウスにより設計、ヘルシンキから東へ150キロほどに位置するクーサンコスキという町にある教会の歴史的なオルガンを使った編曲集。注目は編曲陣の面々。自身もオルガンの達人であったミッデルシュルテのシャコンヌ、シベリウスと同時代に活躍したフィンランドの国民から愛されていた作曲家オスカル・メリカントによる珍しい編曲、レーガーによる濃厚な編曲、オルガン一家で育ちとりわけバッハに傾倒していたヴィドールなど考え抜かれたレパートリーが収録されている。使用楽器:クーサンコスキ教会(ヴェゲリウス、1933年製)録音:2006年6月

ポホヨラ:子供のためのオペラ「アラビアうさぎ」(カントラ/キルヤラ/パルダニウス/スメリウス=リンドブルム)
ABCD 228

セッポ・ポホヨラ(1965-):
 子供のためのオペラ〈アラビアうさぎ〉
パイヴィ・カントラ(S)
パイヴィ・キルヤラ(Cl)
テルヒ・パルダニウス(Vn)
エヴェリーナ・スメリウス=リンドブルム(P)
 劇作家、作詞家として劇場やテレビやラジオなどのメディアでも活躍する作家、シニッカ・ノポラ と作曲家セッポ・ポホヨラ(1965-) が子供のための室内オペラを書いた。スウェーデンや日本でも作品が紹介されたグラフィックデザイナー、ヴィルピ・タルヴィティエのイラストレーションによる絵本に入ったCD。録音:2006年4月12-13日 セッロ・ホール、エスポー (フィンランド)

クレーク:レクイエム/ムジカ・サクラ(エストニア国立オペラ合唱団/交響楽団/ヴォルメル)
ABCD 229

キリルス・クレーク(1889-1962):
 レクイエム ハ短調 (1927)

  (テノール、混声合唱と管弦楽のための)
 ムジカ・サクラ (宗教音楽) (1943) (管弦楽のための)
 詩篇137番「バビロンの流れのほとりに座り」 
 詩篇121番「目を上げて、わたしは山々を仰ぐ」
 おお乙女、神の聖母よ 
 詩篇141番「主よ、わたしはあなたを呼びます」
 詩篇104番「わたしの魂よ、主をたたえよ」
 いかに幸いなことか
アルヴォ・ヴォルメル指揮
エストニア国立オペラ合唱団・交響楽団
マティ・トゥリ(T)
ピレト・アイドゥロ(Org)
エッレルヘイン少女合唱団
 キリルス・クレーク(1889-1962) はエストニアの作曲家、音楽教師。サンクトペテルブルク音楽院でヤーセプス・ヴィートリス、ニコライ・チェレプニンらに作曲法と音楽理論を学んだ。エストニア民謡の収集に努めたことで知られ、彼が集めた民謡は5,500曲以上。700曲を超す民謡編曲と500曲を超すコラール編曲の他、自作の素材に使われている。〈レクイエム ハ短調〉はクレークの代表作。エストニアで最初に書かれたレクイエム。ラテン語の典礼文をエストニア語に翻訳したテクストが歌われ、民謡のメロディとハーモニーが効果的に使われていることから、〈エストニア・レクイエム〉とも呼ばれる。アルヴォ・ヴォルメルは、エドヴァルド・トゥビンの交響曲全集 (Alba) を録音したエストニアの指揮者。1989年、クレーク生誕100年を記念して〈レクイエム〉が演奏された際には、指揮者を務めた。
 録音:2005年10月13日-14日 パルヌ・コンサートホール (エストニア)

サン=サーンス:前奏曲とフーガ Opp. 99, 109 /幻想曲 Opp. 101, 157 (レヘトラ)
ABCD 225
(SACD Hybrid)

サン=サーンス:オルガン作品集
 3つの前奏曲とフーガ作品99、幻想曲変ホ長調、
 幻想曲変ニ長調作品101、幻想曲ハ長調作品157、
 3つの前奏曲とフーガ作品109
ヤン・レヘトラ(Org)(マンッタ教会のJ・L・ファン・デン・フーヴェル・オルガンを使用)
 交響曲ニ短調のセザール・フランク、オルガン交響曲に名作を残したヴィドール。ふたりの“交響作家”と同時代にオルガニストとして活躍しながら、作曲家サン=サーンスは、幻想曲、前奏曲とフーガといった比較的小さな作品を得意にしていた。ヤン・レヘトラ(1972-)の弾くJ・L・ファン・デン・フーヴェル・オルガンは、低域を受け持つペダルの数が4。小規模の楽器から生まれる音色と響きがサン=サーンスの上品な音楽に似合う。
 録音:2005年8月31日マンッタ教会(フィンランド)

リンヤマ:晩祷(フィンランド放送室内合唱団/セーデルストレム)
ABCD 204

ユルキ・リンヤマ(1962-):ヴェスペレ-晩祷(2003)
 (バリトン、混声合唱と室内アンサンブルのための)
ユハ・コティライネン(Br)
エーリク=オーロフ・セーデルストレム指揮
フィンランド放送室内合唱団
ツァグロス(弦楽アンサンブル)
アキ・ヴィルタネン(Per)
エレ・リエヴォネン(ハープシコード)
 伝統を意識してはいるが伝統主義者ではない。ユルキ・リンヤマ(1962-)は、特定のスタイルにこだわることなく、みずからの道を求めて歩む作曲家。音楽は人間性の表現。つねに彼は偉大なもの、高貴なものを目指す。「マリアの賛歌(マニフィカト)」を中心に置き、主に感謝し、主を賛美する4つの詩編(111番、112番、113番、117番)、「主の祈り」。〈ヴェスペレ(晩祷)〉は、グレゴリオ聖歌も素材に、静かな祈りと祝いの気分にみちた大作。エスポー旧教会で行われた初演をライヴ録音。フィンランド放送との共同制作によるアルバム。録音:2003年11月8日エスポー旧教会(ライヴ)

ビューストレム:ヴァイオリン・ソナタ集 Op. 1 (シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク)
ABCD 221

トマス・ビューストレム(1772-1839):
 3つのヴァイオリンソナタ作品1(c.1797)
  ソナタ第1番変ロ長調、
  ソナタ第2番ト短調、ソナタ第3番変ホ長調
シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(Vn)
トゥイヤ・ハッキラ(Fp)
 トマス・ビューストレム(1772-1839)はロシア皇帝とスウェーデン国王に士官として仕えながら、作曲と演奏をたしなんだアマチュア音楽家。フィンランドの音楽が古典からロマンティシズムに変わる時代に名を残した。「オブリガート・ヴァイオリンとクラヴサンまたはピアノのための3つのソナタ」として出版された3曲は彼の代表作。バッタリアのメンバー、シルッカ=リーサ・カーキネン・ピルクのヴァイオリン。トゥイヤ・ハッキラ(1959-)のフォルテピアノはチャーミングで美しい演奏で聴かせてくれる。録音:2005年1月31日-2月2日 クーサンコスキ・ホール

Vocal Music (Medieval) - AUBERTIN D'AIRAINES / THIBAUT DE CHAMPAGNE / JAQUE DE CAMBRAI / ADAM DE LA HALLE / GUILLAUME DE BETHUNE (Oliphant)
ABCD 222

汚れなき歓び 〜
 中世吟遊詩人の歌う宗教歌集

  人は神の母を崇めねばならぬ(作者不詳)、
  大いなる愛により歌を歌おう(作者不詳)
  オベルタン・デレーヌ(13世紀):
   わが心の思い出、
  ティボー・ド・シャンパーニュ(1201-1253):
   悪しき樹に花は咲かず
  良き主は私を牢につないだ(作者不詳)、
  ああ友よ、かくも長くわれを異国に(作者不詳)
  優しき聖母マリア(作者不詳)、
  心に輝く太陽はわが歓び(作者不詳)、
  ティボー・ド・シャンパーニュ(1201-1253):
   神はペリカンのように、
  真実を語れば(作者不詳)、
  ある夏の朝、私が眠っていると(作者不詳)、
  ジャック・ド・カンブレ(13世紀):新しい歌を歌おう
  アダン・ド・ラ・アル(c.1240-c.1286):
   栄光の聖母マリア、
  ギョーム・ド・ベチューヌ(13世紀):
   わたしの従う愛ゆえに咎められ
  以前は泣きごとを知りませんでした(作者不詳)
オリファントウリ・コルホネン(歌、ダルシマー)
エイラ・カールソン (フィドル、歌)
レイフ・カールソン(リュート、サーズ・リュート、シンフォニア、鐘、口琴、二重皮太鼓)
ヤネク・オッレル(ソプラノリコーダー、テナーリコーダー、縦笛、ダブルフルート、ヒュンメルヒェン、ボンバルド)
 「中世モノフォニー音楽の創造性豊かな録音」 (アーリーミュージック・レビュー) (「十字軍の歌」 (ABCD152)、「世紀を超えて響く美しい調べ」 (ガース・ブリュレのシャンソン集 (ABCD182)。フィンランドの中世音楽アンサンブル、オリファントの即興性豊かで色彩的な音楽作りは、聴衆と批評家の両方を魅了してきた。第3作では、“愛” を主なテーマとする宗教歌が歌われ、中世への新たな旅へ誘ってくれる。録音:2005年9月26日-28日 ナーンタリ修道院教会 (フィンランド)

ディアベッリ:フォルテピアノとギターのためのソナタ全集
ABCD 142

アントン・ディアベッリ(1781-1858):
 ピアノとギターのためのソナティナとソナタ全集

  ソナティナ作品68、ソナティナ作品70、ソナタ作品71、
  華麗な大ソナタ作品102 (オリジナル版)
ミクローシュ・シュパーニ(Fp)
イルッカ・ヴィルタ(G)
楽器:K・グラーフ(1827年)(Fp)
ファブリカトーレ(1818年) のコピー(ヴィルタ (1997) 製作) (G)
 ベートーヴェンが変奏曲の主題に使ったメロディを書いたことで音楽史に名を残すディアベッリ。ザルツブルクに生まれ、ウィーンに移ってからは、ギターとピアノの教師、作曲家、楽譜出版者として活躍した。和声やダイナミックスの新しいスタイルは古典からロマンティシズムに移る時代を反映していると言われる。ミクローシュ・シュパーニは、BIS レーベルでC・P・E・バッハのキーボード協奏曲とソロ曲の全曲録音を進めているハンガリーの奏者。イルッカ・ヴィルタはシベリウス・アカデミー出身。ジュリアーニ (ABCD124) とグラニャーニ (ABCD149) の室内楽曲を Alba に録音していた。1996年からデュオ活動を行い、このアルバムは、ロッシーニ、メルツ、フンメルの作品集 (HCD31935) につづく録音。〈華麗な大ソナタ〉はオリジナル譜を使って演奏している。現在一般に用いられる版とは、かなりの相違がある。確かな技術と温もりのある演奏。
 録音:1998年5月9日-10日 オウル音楽センター、トゥリンドベリホール

FINLAND LERCHE: Ganesha / Saalina / Patanjali / Jasmiinikukat
ABCD 210
(SACD Hybrid)

ガネーシャ サーリナ ハヌマン ブッダ 私は行った
母なる国を讃えよ 讃歌 彼女の靴にシャンペンを
穫り入れ パタンジャリ ジャスミンの花
クリヤ
[サラティ・チャテルイェー(Vo)
ペーテル・レルケ(G)
グルファム・サブリ(タブラ)
パウリーナ・レルケ(アコーディオン、カンテレ、ヴォーカル、エレキヴァイオリン)
ミッコ・カークリニエミ(ドラムズ)]
 グループ名 "Kriya (クリヤ)" はサンスクリット語で“行動”。ヒンドゥーでは、生命力によって精神をコントロールする“クリヤ”は、創造主 (神) に近づく、もっとも容易で効果的、科学的な道とされている。ペーテル・レルケがインド伝承の詩に作曲した〈ガネーシャ〉は長鼻・象面の知恵の神、ガネーシャの賛歌。彼女は破壊神シヴァとパールヴァティーの子です。インド伝承歌をアレンジした〈ハヌマン〉は、猿の神。〈ジャスミンの花〉はオリジナルのラブソング。「夜の暗がりに輝く優美なジャスミンの花のように、上衣と帯に残るあなたの香りと温もり……」。フィンランドとインドが出逢い、ふしぎな雰囲気を醸し出す音楽が生まれた。
 録音:2004年11月 カッリオ=クニンカラ・スタジオ(ヤルヴェンパー)

モーツァルト:セレナード第10番「グラン・パルティータ」
ABCD 219

ユッカ・ラウタサロ指揮
 シベリウス・アカデミーのピリオド楽器奏者たち

モーツァルト:
 セレナード第10番 変ロ長調 K361/370a 《グラン・パルティータ》
ユッカ・ラウタサロ指揮
六階管弦楽団
 リハーサルを行う教室にちなみ命名された六階管弦楽団は、シベリウス・アカデミーのピリオド楽器奏者たちが集まったグループ。初期イタリア・バロックの作品などを Alba に録音しているグループ、バッタリアのメンバーも参加。六階管弦楽団の演奏は、ヴィヴァルディの協奏曲集 (Alba ABCD158)、フェルリングのヴァイオリン協奏曲などを集めた「フィンランドの古典時代」 (Ondine ODE971-2) などの録音を通じて、フィンランド国内だけでなく広くヨーロッパで知られています。モーツァルトが管楽器のために書いた傑作、《グラン・パルティータ》。六階管弦楽団の名を聞くだけで、楽興にみちた響きが耳に届いてきそう。

PART: Fratres / VASKS: The Sonata of Loneliness / TAKEMITSU: In the Woods
ABCD 213

第七の感覚 〜ギターのための作品集
 アルヴォ・ペルト(1935-):
 フラトレス (ギター、弦楽オーケストラと打楽器のための)
 ペーテリス・ヴァスクス(1946-):孤独のソナタ
 ルカ・フランチェスコーニ(1956-):ギター独奏のための朝の歌
 三木稔(1930-)(レオ・ブロウウェル 編曲):箏のためのバラード第2番《若い芽》
 武満徹(1930-1996):森のなかで ? ギターのための3つの小品
 レオ・ブロウウェル(1939-):武満徹追悼のHIKA(悲歌)
イスモ・エスケリネン(G)
ユハ・カンガス指揮
オストロボスニア室内管
 イスモ・エスケリネンがラップランド室内管弦楽団と共演したマヌエル・ポンセ作品集 (ABCD185) は、ヘルシンキ・サノマト紙の選ぶ2003年最優秀レコードを受賞した。トップ・ヴィルトゥオーゾ、トップ・アーティストと評され、現在、フィンランドを代表するギタリストのひとりに数えられる。新しいアルバムでは、2005年10月、紀尾井シンフォニエッタに客演したユハ・カンガスが指揮するオストロボスニア室内管も共演。いくつかのバージョンで知られるペルトの〈フラトレス〉のほか、ソロ曲も含め、新たなレパートリーに挑戦している。



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