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人気急上昇、いまやフランス最大手レーベルのひとつに
超特価セール!

仏ALPHA アルファ
その2
1CD\2700→\1590

〜3/23(火)午前9時



 まだ若いレーベルだったのだが、しゃれたジャケット(基本的にすべてデジパック)、デンマークBKを用いた優秀録音、古楽中心のレパートリーの中にサックス四重奏を入れたり、しれっと大スターを取り込んだり、クルレンツィスやエリック・ル・サージュを大スターにしたりするなどあっというまに世界的なレーベルに成長した。
 レコ芸の新譜批評で熱心に紹介され、高評価を多数得てきたことから日本でも急に知名度が上がってきた。

 しかしこのレーベル、代理店の意向から日本語解説付きの仕様販売になっていたため非常に高い印象があった。

 それがここへきてようやく輸入盤が流通するようになったのだが、それにあわせて大型超特価セールが開催されたというわけである。


 今回は「その2」。
 1CDが¥1590(一部ちょっと高いものもある)。

 ただ、現地で完売しているものも現れているようなのでその際はご容赦ください。


 (日本語解説は一切ありません。)



Schumann - Piano Works & Chamber Music X
Alpha166
\2700→\1590
シューマン:ピアノ曲・室内楽作品集 Vol.10〜
 1. ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44
 2. ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47
エリック・ル・サージュ(p/1875年製スタインウェイ)
ゴルダン・ニコリッチ、
樫本大進(vn)
リズ・ベルトー(va)
フランソワ・サルク(vc)

 ここにご案内する「第10集」は、シューマンの室内楽でも最も重要な2曲といっても過言ではない、「室内楽の年」の代表作たるピアノ五重奏曲とピアノ四重奏曲。いわば、室内楽作品の大本命。師匠ヴィークにその娘クララとの恋路を阻まれ、苦難の日々を送っていた頃はピアノ曲ばかり書いていたシューマンですが、1840 年に晴れてクララと結婚してからは、1840 年に歌曲、1841 年に大規模管弦楽曲、そして1842 年には室内楽…とこれまで手がけたことのなかったジャンルに挑戦、次々と傑作をものにしてゆきました。「室内楽の年」に弦楽四重奏曲を3曲書いたあとに彼が相次いで完成させたのは、それまで殆ど前例のなかった演奏編成、ピアノと弦楽四重奏ないし弦楽三重奏による作品。その両者がどちらも音楽史に残る傑作になったのですから、驚くべき才能の開花というほかありません。
 本盤でル・サージュは19 世紀製のスタインウェイの玄妙な音色を操り、気鋭のソリストたちとこれまで同様の(いや、それ以上に?)鮮烈なみずみずしさと絶妙の客観的理知性を兼ねそなえた濃密・充実の解釈をくりひろげてゆくのですが、注目すべきはその「気鋭のソリストたち」の顔ぶれ。同シリーズで高雅なロマン情緒をふりまいてきた名手ニコリッチ、先日来日したばかりの若き俊英サルクや躍進中のベルトーといった面子に混じって、五重奏曲ではなんと、ベルリン・フィルのコンサートマスター就任へ向けての活躍が話題となった名手、樫本大進の名が!
 えもいわれぬ高揚感で盛り上がり、稀有のバランスで織り上げられてゆく音響世界のインテンスさは、こうした豪奢な演奏陣の顔ぶれに負うところも大きいのでしょう。両作品の新たな決定的解釈となるであろう強力アルバム。



Alpha169
(2枚組)
\4400→\1990
シューマン:ピアノ曲・室内楽作品集Vol.11(最終巻)
 子供の情景、謝肉祭、生涯最後の作品...

ローベルト・シューマン(1810〜1856):
 .▲戰奪以兪婉 op.1
 ▲肇奪ータ op.7
 子供の情景 op.15
 ぅ戞璽函璽凜Д鵑亮臑蠅砲茲詈兪婉WoO 31(ローベルト・ミュンスター校訂)
 ゼ嫺祭 op.9
 三つのロマンツェ op.28
 Д▲薀戰好 op.18
 ┘▲襯丱爐離據璽検20 の小品集)op.124
 花の曲 op.19
 七つのフゲッタ op.126
 主題と変奏 WoO 24(シューマン最後の作品)
エリック・ル・サージュ
(ピアノ/スタインウェイ)


 「子供の情景」、「謝肉祭」、「トッカータ」、「アラベスク」...シューマン最初の出版作品である「アベッグ変奏曲」からライン川に飛び込む直前の“最後の作品”まで、これひとつで計り知れない充実度を誇るセットに!

 シューマン生誕200 周年にあたる2010 年、いくつものリリースが相次ぐ中で特に充実したリリースを続けてくれたのが、このエリック・ル・サージュの全集シリーズ。
 今年後半には第9巻(Alpha158)でやおら19 世紀製のヴィンテージ・スタインウェイと古楽奏者クリストフ・コワンの参加が見られたほか、待望の日本発売からまだ間もない第10巻(Alpha166)ではベルリン・フィル新首席となった樫本大進(vn)まで登場するなど、「ピアノ曲・室内楽作品集」というシリーズタイトルの「室内楽」の部分で素晴しいリリースが相次ぎました。そしていよいよ第11巻、最終巻の登場です。

 最終巻ということで「あれ、まだ収録されてなかった?」と思う落穂ひろい的曲目ばかりが集まるのかと思いきやとんでもない!見れば見るほど「満を持して」感の強い、よりすぐられた選曲のアルバム。

 ル・サージュとAlpha の製作陣は、この最終巻に照準を合わせて入念にシリーズ構成を考えてきたに違いありません。
 ということで大本命は、シューマンの代名詞的最重要有名作ともいうべき『子供の情景』と、クララを意識するようになる前のふたつの重要作品『謝肉祭』に『アベッグ変奏曲』。

 とくに後者はシューマンが生まれて初めて楽譜出版した記念すべき「作品1」でもありますが、このアルバムをひときわ感慨深いものにしているのは、CD 1 をこの「作品1」ではじめ、CD 2 の最後が、心に病を抱えたシューマンがライン川に飛び込むほんの僅か前、作曲家として最後に残した作品である「主題と変奏」を置いていること。
 このシリーズの解説執筆をずっと手がけてきたフランス随一のシューマン研究家ブリジット・フランソワ・サッペイ教授も、今回のライナー解説文に「アルファからオメガまで」と象徴的なタイトルを付しています。

 作曲家の心に巣食い、少しずつ大きくなっていったものは、何だったのでしょう――そしてこの作曲家が最後まで失わなかったものは? そんなことを考えさせてやまない謎めいた音楽内容です。

 他にも1977 年にようやく楽譜校訂されて世に出た「ベートーヴェンの主題による変奏曲」が収録されているのも気になるところ(このル・サージュのシリーズでは、各巻必ず何かしら意外なトラックがあったものでした。ドビュッシー編曲による足鍵盤付ピアノ作品や、ホルンと二つのチェロを伴う異色の変奏曲や...)。
 また忘れがたい印象を残してやまないのは、これまた超有名曲であるはずなのに極度に新鮮な響きで甦る「アラベスク」!そして作曲者への共感と適度な客観性の相半ばするル・サージュの解釈は、どちらも隠れファンの多い名品「トッカータ」や「花の曲」の魅力もしみじみ美しく引き出します。
 「シューマンを知るならこの1点」と言っても過言ではない、堂々の1作です。



Alpha180
\2700→\1590
バンジャマン・アラール(チェンバロ)
J.S.バッハ:イタリア協奏曲とフランス序曲

 〜『鍵盤練習曲集 第2巻』〜
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685〜1750):
 『鍵盤練習曲集 第2巻〜2段鍵盤チェンバロのための』
  1) イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
  2) フランス序曲 ロ短調 BWV831
バンジャマン・アラール(チェンバロ)

「古楽先進国随一のレーベル」Alphaのバッハ盤は、これまで外れたことがありません。
ましてや、いま最もアツいチェンバロ奏者の傑作録音となれば...最初の1音から桁外れの風格。落ち着いた風情からゆっくり描きあげられる、途方もないスケール感...!

いわずと知れた「小規模レーベルの革命的存在」、フランスのAlpha から、またしても「ほとんど説明不要」の超・強力盤がお目見えいたします。

フランスは1990年代以降、ヨーロッパ随一の古楽先進国として独特の古楽シーンを切り開き、いつしか(日本でいう『レコード芸術』と同じ存在である)影響力の強い音盤批評誌『Diapason』の月間推薦の大半が古楽新譜だった...などということも珍しくない、つまり裏を返せばそれだけ「古楽にうるさい土壌」を育んできた国。だからこそ、この国の古楽シーンで揉まれて世に出てきた俊才には、遠く離れた日本の私たちの心をも強く揺さぶってやまないスーパープレイヤーが少なくありません。

しかしそのなかでも、フランスよりも古楽発掘史の長い隣国ベルギーでも高く評価されている名手、古楽奏者の登竜門であるブリュッヘ(ブリュージュ)古楽コンクールでの入賞経験から5、6年で世界レヴェルの知名度を築き上げてきた天才チェンバロ奏者、バンジャマン・アラールの存在感はやはり特別といっても過言ではないでしょう。

満を持してAlpha レーベルからバッハ録音を最初にリリースしたのが2009 年。この『オルガン独奏のためのトリオ・ソナタ集』に続く翌年の『六つのパルティータ(鍵盤練習曲集第1 巻)』とともに、軒並み『レコード芸術』特選に輝き続けている彼が、前作につづくバッハ生前の出版譜シリーズ第2 弾をリリースしてくれたのです!

その仕上がりの素晴しさは、もはやCD をかけて1音目からすぐに明らか...アラールはいつも基本的にゆったりめのテンポ設定で(スピーディでアクロバティックなセンスを誇る昨今のチェンバリストたちのあいだでは少数派?)、作品の味わいをじわりと浮かび上がらせるのが得意なのですが、ここでも「Alpha の音」を作ってきた天才技師ユーグ・デショーの絶妙な自然派録音がその感性をくまなく捉え、名工アンスニー・サイディ製作によるドイツ18 世紀型のチェンバロから立ちのぼる凛とした美音の温もりは、バッハが織り上げた対位法の綾を、和声の豊かさを、その情感の多彩さを、ひとつひとつ確かめるように、じっくり隅々まで描き出し、とてつもなくスケールの大きな鑑賞体験へと私たちを連れてゆくのです!

収録されている 『鍵盤練習曲集』(クラヴィーア練習曲集)は、晩年のバッハが自らの鍵盤作法の集大成を記録して世に出そうと試みた出版譜シリーズ第2 弾で(第1 弾は「六つのパルティータ」、第4 弾は「ゴルトベルク変奏曲」)、チェンバロの2段鍵盤で「弱音」と「強音」の対比を打ち出しながら、オーケストラの響きを模倣し、協奏曲や管弦楽組曲をチェンバロひとつで描ききってみせた2大作が収録されている曲集。

通常の演奏時間では余白ができるので、他の佳品も収録してある盤は少なくありませんが、このアラール盤は遅めのテンポ設定もあり、潔くこの「第2 巻」所収の2曲のみの録音。しかしその高潔な一貫性こそが本盤の素晴しさなのだ、と、聴き終えたとき誰もが思うはず。本盤の2曲がもたらす鑑賞体験はそれほどまでに深く、途方もないのです。



Alpha194
\2700→\1590
アレクセイ・リュビモフ(フォルテピアノ)
 ベートーヴェン:三つのピアノ・ソナタ
  〜月光、ヴァルトシュタイン、テンペスト〜

ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770〜1827):
 1.ピアノ・ソナタ第14 番 嬰ハ短調 op.27-2「月光」
 2.ピアノ・ソナタ第21 番 変ホ長調op.53「ヴァルトシュタイン」
 3.ピアノ・ソナタ第17 番 ニ短調op.31-2「テンペスト」
アレクセイ・リュビモフ(フォルテピアノ)
使用楽器:パリのエラール1802年製作モデル
(再現製作:クリストファー・クラーク、2011年)
 20世紀ロシア・ピアニズムの行き着いた先に、最先端の古楽器研究があった――現代最高峰の異才アレクセイ・リュビモフが、Alphaの「知」と「洗練」にたどりついた瞬間。充実解説、比類ない自然派録音を背景に、選び抜かれた「“月光”の年のエラール」で紡ぎ出される、至高の銘解釈。

 東西冷戦終結後からErato やWarner といった“西側”のレーベルで入念なアルバム作りを続けてきた末、数年前からフランスの小規模レーベルZig-Zag Territoires で丹念に新録音を世に送り出し続けてきたロシアの異才、アレクセイ・リュビモフ。リヒテルやギレリス、ルプーらと同じく往年の名匠ゲンリヒ・ネイガウスに師事、その後はソ連時代からシュニトケ、シルヴェストロフ、グバイドゥーリナ...といった前衛作曲家たちと相次いで仕事をしながら、モスクワ・バロック・カルテットの鍵盤奏者として早くからチェンバロも演奏しつづけてきた彼が、冷戦終結後まっさきに手がけるようになったのが、旧東側では演奏可能な残存例などまず望むべくもなかった「本物の古楽器」、「モーツァルトやベートーヴェンが知っていた18〜19 世紀当時のピアノ(フォルテピアノ)」の探索でした。時には理想の楽器を求めるあまり、録音契約から何年ものあいだプロジェクトに着手できない...ということさえあったほど、リュビモフの演奏楽器にたいする執着は強く、ただでさえどんな楽器でも(そう――現代ピアノも含め!)とてつもない求心力を誇る演奏解釈を聴かせる彼が、そのようなこだわりを貫いた末に磨きあげていった古楽器演奏の素晴しさが、Zig-Zag Territoires レーベルからリリースされた何枚かのアルバムでたっぷり味わえるようになったのはまさに、演奏史上に残る記念碑的出来事と言えるかもしれません(Erato やWarner など大資本レーベルで録音していた時代には、こうした「納得がゆくまで待つ」ということが完全にはできなかったはず)。

 そのリュビモフの新譜が、ほかでもない、フランス小規模レーベルの至宝ともいうべきAlpha から新譜を出すとは、なんという素晴しい時代が来たのでしょう――録音技師はZig-Zag Territores 時代から彼のフォルテピアノ録音を一貫して手がけてきた信頼できるパートナー、フランク・ジャフレ。解説には音楽学者、哲学者、音楽博物館シテ・ド・ラ・ミュジークのキュレーター、復元楽器製作者クリストファー・クラーク...といった錚々たる面々が文章を寄せており、まるで洋書画集のような極上Digipack ジャケットの美しさ、テーマに合わせて選ばれた同時代のジャケット絵画の美質など、演奏の良さを引き立てるあらゆる仕掛けがなされている点はまさに、Alpha レーベルならではのこだわり。

 軸になるのは「月光」――このソナタが1802 年に書かれたさい、ウィーン型とは違うフランス最先端のエラール・ピアノがすでに世に現れていたことをふまえ、まさに同じ年に製作され現存している楽器をもとに作られた精巧な復元楽器(復元楽器は必ずしも「オリジナルに勝ちえない模造」ではなく、「ベートーヴェンがふれた時と同じく“出来たての楽器”」でもあるわけです)で奏でられる三つの傑作ソナタ...『月光』と 『ヴァルトシュタイン』は15 年ほど前にErato でも録音していたということは、当時果たし切れなかった何かが今回の録音に示されている...ということと考えてよさそうです。



Alpha203
\2700→\1990
ちょっと高い
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番・第2番 他
 1. ピアノ、トランペットと弦楽合奏のための協奏曲(ピアノ協奏曲第1番)op.35
 2. ピアノ協奏曲(第2番)op.102
 3. 2台のピアノのための小協奏曲 op.94
 4. 2台のピアノのためのタランテッラ
アンナ・ヴィニツカヤ(p)
クレメラータ・バルティカ
1) トビアス・ヴィルナー(tp)
2) オメール・メイア・ヴェルバー指揮
  ドレスデン・シュターツカペレ団員(管楽セクション)
3)-4) イヴァン・ルーディン(p)

 話題すぎる面子が勢ぞろい…で、Alphaレーベルに!
 クレメラータ&ロシア・ピアニズム&俊才指揮者!
 ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲は、2012年になぜか4枚もの超・注目盤が同時期リリースされて以来、何かと話題の新譜が勢いづいて出てくる曲目になっているようですが…
 なんと!昨年から続々と大物演奏家の参入が相次ぐAlphaレーベルからも、思いがけない顔ぶれでの新譜が登場します。

 そのアピール・ポイント、5つ!

 ★来日でも大いに沸かせた、ドイツを中心に活躍するロシア・ピアニズム新世代の超実力派アンナ・ヴィニツカヤ(第1番はなんとヴィニツカヤの弾き振り)

 ★近年サイトウ・キネン・オーケストラに闘病中だった小澤征爾の代役として登場、日本でも大いに注目度を高めたイスラエルの俊才オメール・メイア・ヴェルバー

 ★ギドン・クレーメルが結成した「あの」世界随一の異能集団クレメラータ・バルティカ

 ★第2番では名門ドレスデン・シュターツカペレの面々による管楽セクションも参加

 ★第1番のトランペットはドレスデンの首席ヴィルナー

 幼年期からショスタコーヴィチの小品を弾いて育ち、7歳でこの大家の協奏曲をライヴ演奏したというヴィニツカヤは、両協奏曲および2台ピアノのための充実2作ですがすがしいまでのテクニックを披露。
 隅々まで深い愛を感じる音作りで、並居る名盤を脅かす痛快な演奏結果をはじき出してみせています。




Alpha204
\2700→\1990
ちょっと高い
モーツァルト:フルート四重奏曲全集
 1. フルート四重奏曲 第1番 ニ長調KV285
 2. フルート四重奏曲 第2番 ト長調KV285a
 3. フルート四重奏曲 第3番 ハ長調KV285b
 4. フルート四重奏曲 第4番 イ長調KV298
ジュリエット・ユレル(fl)
ヴォーチェ四重奏団
´▲札轡襦Ε襦璽咼鵝vn)
ぅ汽蕁Ε瀬筌鵝vn)
ギヨーム・ベッケル(va)
リディア・シェリー(vc)
 静かに世代交代が進むフルートの世界。ロッテルダム・フィルの世界的名手+気鋭SQで、フランスの粋を!
 モーツァルトはフルートが苦手だった?とはよく言われる話ですが、そのモーツァルトの書いたフルートのための作品がもし駄作ばかりだったのであれば、これほど多くの新録音が定期的に出てくることなどまず、なかったでしょう。
 とくに、マンハイム滞在いらい青年期のモーツァルトが手がけた4曲のフルート四重奏曲にいたっては、それこそ全曲録音の名盤もあまた――
 かのランパル御大にいたっては何回か別録音を発売してきたほど、近年でも現代楽器・古楽器を問わず、名手は必ずこれを録音するといっても過言ではない作品ですが、ここでAlphaレーベルから新たに登場するのは、近年ラ・フォル・ジュルネなどでの単独来日が大いに増えてきたフランスの名手ジュリエット・ユレルによる録音!
 ゲルギエフ時代初期からのロッテルダム・フィル首席奏者で、ユニークな黒塗りフルートから流れ出す「はなしことば」のような自然な吹奏、まろやかな美音はまさにモーツァルトの室内楽にぴったり!
 トラヴェルソ風といってもよいかもしれません。Naiveへの録音などで徐々に名をあげてきたフランス新世代のヴォーチェSQも、彼女を一員としての四重奏を絶妙の共感力で織り上げてゆく...これもまた見逃しがたい新譜、さすがAlphaの演奏者選定眼にはブレがありませんね!




Alpha205
\2700→\1590
クリヴィヌ指揮&ルクセンブルク・フィル
 バルトーク:ヴァイオリン協奏曲、
        管弦楽のための協奏曲

   ヴァイオリン協奏曲 第2番 Sz.112/BB117(1938)
   管弦楽のための協奏曲 Sz.116/BB123(1944)
エマニュエル・クリヴィヌ指揮
ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
.謄妊・パパヴラミ(vn)
 フランスの高雅さが、バルトークに独特の風采を――
 東と西の思いがけぬ交錯.パパヴラミの弦も冴えわたる!
 2006年にルクセンブルク・フィルの音楽監督に就任して以来、これまでにもましてフランス近代ものの録音に力を入れてきたエマニュエル・クリヴィヌ――しかしこのフランス人指揮者、実はポーランド系・ロシア系の血をひく名匠だからでしょうか、時にエキゾチックな“東”の気配を感じさせる音作りでゾクゾクさせてくれるな…と思ったら、やおら次の新譜はバルトーク!よく見れば秀逸古楽レーベルAlphaからの登場というのもドキドキしますが、何より演奏に漂う独特の魅力がたまりません!質実剛健なバルト―クも捨てがたいところ、曲のキレの部分はそのまま、パワーやボリューム感の部分がえもいわれぬ情や色彩感で埋め尽くされている感じで、さながら東欧のソーセージの脂っこさをワインビネガーや香草使いで独特の味わいにもっていった、パリの異国系ビストロのフュージョン料理のような趣きに...
 しかも協奏曲のソロは、アルバニアからパリに来てフランス楽壇の最前線をひた走る名手テディ・パパヴラミ!きりりと引き締まった音の冴えにも独特の男性的な色香を漂わせた、この名手ならではの音使いはなんとバルトークの音楽に合っているのでしょう...!
 かたやメンゲルベルク指揮コンセルトヘボウ管、かたやクーセヴィツキー指揮ボストン響が初演した「国際派のバルトーク」。この妙演で、じっくり味わい尽くしたいところです!










Alpha208
\2700→\1590
五嶋みどり、ケラスも!
 エトヴェシュ:3つの新しい協奏曲

 .凜.ぅリン協奏曲第2番「DoReMi」(2012)
 ▲船Д躪臍婉奏曲(2010-11)
 スピーキング・ドラムズ(2012-13)
ペーテル・エトヴェシュ指揮
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
仝淌茲澆匹蝓ヴァイオリン)
▲献礇=ギアン・ケラス(チェロ)
マルティン・グル―ビンガー
            (打楽器)

 いま聴くべき作曲家=指揮者を、驚くべき演奏陣で!
 その顔ぶれこそ、聴き深めたくなる作品への信頼の証ペーテル・エトヴェシュという作曲家=指揮者の名は、海外インターネットラジオや欧州での公演プログラムに目を光らせている方々にはとくにすっかりおなじみではないでしょうか。
 ダルムシュタットでシュトックハウゼンのもと研鑽を重ね、1980年代には創設者ブーレーズから音楽監督の座を任されたアンサンブル・アンテルコンタンポランで無数の名演を続けて一躍、現代作品の指揮者としても注目されるように。やがて管弦楽シーンのみならずオペラの世界でも世界各地から熱いまなざしを浴び、グラインドボーン、リヨン、バイエルン州立歌劇場…と最重要劇場での委嘱作初演も相次いでいます。
 演奏現場というものを、自分の創作とふかく結びついたものと考えるエトヴェシュは、初演者たちとも人間的に知遇を得てからでなくては新曲作曲も考えられない...と語る人。その21世紀に入ってからの快進撃は、ごらんのとおりの驚くべき演奏陣との緊密なコラボレーションなくしては考えられなかったと言ってよいのではないでしょうか?
 名門フランス放送フィルの指揮台に自ら立っての確かな録音で、21世紀に入ってからのエトヴェシュの真髄を自作自演のオーケストラで聴ける喜び…!


Alpha209
\2700→\1590
ベルチャ四重奏団、チェロに“巨匠”メネセスを迎え
 〜新ウィーン楽派と弦楽四重奏〜

  1.ヴェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章
    (ラングザマー・ザッツ)
  2.ヴェーベルン:弦楽四重奏のための五つの楽章
  3.ベルク:叙情組曲
  4.シェーンベルク:浄夜
    (弦楽六重奏のための初演版)
ベルチャ四重奏団:
 コリーナ・ベルチャ、
 アクセル・シャハー(vn)
 クシシュトフ・ホジェウスキ(va)
 アントワーヌ・ルデルラン(vc)
ぅ縫灰蕁Ε棔璽漫va)、
 アントニオ・メネセス(vc)

 現代最前線の正統派カルテットもAlpha参入!しかもチェロに“巨匠”メネセスを迎え、初演版「浄夜」まで!
 まだ音源未着ですが、とんでもない名演奏家たちが続々Alphaに参入中のところ、今度はなんと!EMIで数々の名盤をリリースしたのちZig-Zag Territoiresに電撃移籍、とてつもない求心力のベートーヴェン弦楽四重奏曲全集を世に問い、その存在感をいやおうなしに世界の音楽界に印象づけたルーマニアの異才集団ベルチャSQが!
 演目がまた奮っていて、一見したところ新ウィーン楽派のめんどうな3人の作品ばかりかと思いきや、さにあらず――そう、単独曲でファンも多いヴェーベルン最初期の佳品「緩徐楽章(ラングザマー・ザッツ)」に始まり、独特の退廃的浪漫がうつくしいベルクの圧倒的名品「叙情組曲」の弦楽四重奏版、そしてシェーンベルク初期の、あの晩期ロマン派のむせかえるような息吹にあふれた「浄夜」初演時の弦楽六重奏版...と、明らかに耳なじみのよい選曲がめだつ好感度大のプログラムになっているのです(もちろん、ヴェーベルンの「五つの楽章」によって、新ウィーン楽派の真骨頂を示すことも忘れていません)。
 しかも六重奏編成の客演には、なんとフランス国立管の名手ボーヌのかたわら、近年ますます存在感を強めつつある大御所チェロ奏者メネセスが!

 世が世ならメジャーレーベルから出たであろう注目盤、お見逃しなく!

 




ALPHA214
\2700→\1590
モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番 ハ長調 K515
ブラームス:弦楽五重奏曲第2番 ト長調 Op.111
ヴォーチェ弦楽四重奏団
 セシル・ルーバン(ヴァイオリン)
 サラ・ダイヤン(ヴァイオリン)
 ギヨーム・ベケール(ヴィオラ)
 リディア・シェリー(チェロ)
リズ・ベルトー(ヴィオラ)
 数々のコンクールの受賞歴を誇り、近年活躍めざましいヴォーチェ弦楽四重奏団が、ヴィオラのベルトーを迎え弦楽五重奏曲で自らの結成10周年を祝います。
 一世紀近くも離れて作曲されたこの二つの弦楽五重奏曲ですが、それぞれの作曲家の人生の全盛期に書かれたといっても過言ではないこの名曲に、演奏者たちは数々の共通点を見つけ出し重ね合わせます。
 2013-2014年のシーズンのヨーロッパ・コンサート・ホール協会?ライジングスター”に選ばれ、乗りに乗っているヴォーチェ弦楽四重奏団の一枚です。



Alpha223
\2700→\1590
マリー=エリーザベト・ヘッカー(チェロ)
 ブラームス:チェロとピアノのためのソナタ(全2曲)

  1.チェロとピアノのためのソナタ 第1番 ホ短調 Op.38(1862)
  2.チェロとピアノのためのソナタ 第2番 ヘ長調 Op.99(1886)
マリー=エリーザベト・ヘッカー(チェロ)
マルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)

 欧州でのソリスト室内楽の最前線をゆく名手たち!
 曲者ふたり、愛の結実がみせるロマン派室内楽の粋…
 チェロとピアノのための二重奏曲。ベートーヴェンの傑作群に次いで最も演奏される機会の多いこのブラームスの2曲、いまさら新録音で何を聴くのか...?と思わずにおれないにもかかわらず、つい手が伸びてしまうのがチェロ愛好・室内楽愛好のファンの偽らざる心理ではないでしょうか。
 しかも、あのフランスにおける「小規模レーベルの革新」と言われた名門Alphaレーベルから、よりによってドイツ語圏屈指の二人が満を持してのデュオ・アルバムを世に送り出したとあっては...!
 ヘレヴェッヘ指揮フランダース・フィルとの協奏曲録音など思わぬ活躍がますます続くヘルムヒェンもさることながら、ここでの主役は彼と生涯のパートナーとなった俊才チェロ奏者ヘッカー!
 ヘルムヒェン同様、カルト的人気を誇る才人クリスティアン・テツラフ(vn)らの室内楽仲間で(本盤の2人も、トッパンホール15周年で5月に来日予定)、いわば室内楽こそ真の得意領域。しかし両者ともさまざまな演奏家とこの2曲を弾いてきたにもかかわらず、「次の瞬間どう弾くか」が肌で判るのはこの共演のときだけ、とのこと――驚くべき共感と一体感で綴られるブラームスの魅力、ぜひじっくり聴き極めていただきたいAlpha新譜!

 注目はもちろんマリー=エリーザベト・ヘッカー。
 第8回ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクールにて、史上はじめて第1位と2つの特別賞を同時に勝ち取った人。
 1987年、ツヴィカウ生まれ。ペーター・ブルンズ、ハインリヒ・シフに師事。12歳でドイツの「ユーゲント・ムジツィールト」に優勝。
 夫であるマーティン・ヘルムヘンとリサイタルを開催。

 



ヘレヴェッヘ指揮のハイドンのライヴが観られます。
https://youtu.be/PulffEOx1W4



 .


Alpha236
\2700→\1590
クリヴィヌ指揮&ルクセンブルク・ フィル
 R.シュトラウス&ツェムリンスキー

 リヒャルト・シュトラウス:
  1. 交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』(1895)
 ツェムリンスキー:
  2. 『人魚姫』〜アンデルセンの童話による全3楽章の幻想曲(1903)
エマニュエル・クリヴィヌ指揮
ルクセンブルク・
 フィルハーモニー管弦楽団

 フランス近代作品に絶対的な適性をみせるクリヴィヌがドイツ語圏の晩期ロマン派に潜む耽美と色彩、艶やかに

 多芸をもって鳴る21世紀随一の俊才、ロシア系フランス人エマニュエル・クリヴィヌーー昨今ではTimpaniやZig-ZagTerritoiresで数々のフランス近代作品の名盤を刻んできたと思いきや、圧倒的な古楽器演奏への適性をベートーヴェン交響曲全集で示してみせる...他でもモーツァルトをはじめ古典派作品の解釈でも絶妙なセンスを発揮してきた、そんな名匠クリヴィヌが、耽美なるドイツ語圏の「世紀末芸術」の世界へと手を伸ばしてくれたなど、ドキドキするような話ではありませんか!
 しかも、躍動感あふれる音楽的物語絵巻『ティル〜』をアルバム冒頭に置きながら、本盤での注目作はあくまでツェムリンスキー。芸術家たちとの交友で知られる才女アルマ・シントラーに深く心酔しながらも、彼女のマーラーとの結婚で深く傷つき、傷心のうちに綴られたと言われる『人魚姫』は、初演時から大きな成功をおさめずにおきませんでしたが、ややあって曲はツェムリンスキー自身が自作カタログから外しており、再発見されたのは僅か数十年前。EMIのコンロン盤を凌駕する存在となるか、いずれにせよクリヴィヌのたぐいまれな音色的色彩感や構成力がどれほどこれらの作品に合致しているかと思うにつけ、日本での評価が今から楽しみでなりません。どうぞご期待を!



Alpha230
\2700→\1590
アレクセイ・リュビモフ
サティ、ストラヴィンスキー、100年前のピアノ

 ◆ストラヴィンスキー:
  .團▲龍奏曲「ダンバートン・オークス」
  (作曲者自身による2台のピアノのための編曲版)
  ■佳罎離團▲里里燭瓩龍奏曲
 ◆サティ:
   ソクラテス 〜プラトン著の対話録にもとづく管弦楽のための演劇
    (ジョン・ケージによる2台のピアノのための編曲版)
   ぅ轡優沺 繊慄榮休演』のための幕間音楽
     (ダリユス・ミヨーによる連弾編曲版、プリペアード・ピアノによる)
アレクセイ・リュビモフ、スラヴァ・ポプルーギン(ピアノ)
 使用楽器:
  A:パリのプレイエル1920年製
  B:パリのガヴォー1906年製
  C:ベルリンのベヒシュタイン 1909年製(プリペア:A.リュビモフ)
 ロシア屈指の異才リュビモフの歴史的ピアノ、新譜はストラヴィンスキー!
 ゾクゾクするほど桁違いな最上質フランス古楽器もので世界的に注目を集めてきたのち、大物奏者が続々参入してきた昨今のAlphaならではの痛快新譜!

 歴史的ピアノでの近代作品、なんとストラヴィンスキーとサティです!
 しかも弾き手はほかでもない、Zig-ZagTerritoiresでの数々の新名盤とともに独特の存在感をますます強めつつある「ロシア・ピアニズム直系の歴史的ピアノのプロフェッショナル」アレクセイ・リュビモフ!
 新たなるデュオ・パートナーには躍進めざましい俊才ポプルーギン、彼らが弾く3種のピアノはみな、20世紀初頭のベル=エポックから「狂乱の時代」にかけてのパリを彩った歴史的銘器!

 ベルリンのベヒシュタインも、ドビュッシーをはじめ多くのフランス人音楽家たちが偏愛したことで知られる楽器です。
 しかも大胆きわまりないことに、その歴史的銘器を(古楽器修復の専門家たるクリス・マーヌとの連携のもと)リュビモフ自らプリペアし、独特の歴史的チープ・サウンド(!)で奏でてみせたサティ「シネマ」編曲版の面白さ!
 しかしやはり真打ちはストラヴィンスキーの2作の協奏曲...どちらも1音めから明らかに「世界が違う」超・上質の、シャネルやラリックの感じた空気そのままのような時代感をまとった音楽がたまりません。



Alpha232
\2700→\1590
ルトスワフスキ:
 ヾ標抗擇里燭瓩龍奏曲(1950)
 ⊂組曲(1954)
 8魘繕 第4番(1988/92)
クシシュトフ・ウルバンスキ指揮
北ドイツ放送交響楽団

 躍進めざましいウルバンスキの若々しくも精緻なタクトあればこそ、ルトスワフスキの魅力は鮮明に伝わる!
 その名を随所で見かけはじめてから、おそらくまだ数年…東京交響楽団での活躍ぶりもすっかり板につき、「彗星のごとく」との売り文句がなんら不自然ではなく納得できてしまう、ポーランドの超大物新星指揮者ウルバンスキにも目をつけていたとは、新生Alpha、さすがではありませんか!
 しかもそのレーベルデビュー盤として、彼の同国人であるルトスワフスキの、それも初期と後期の代表的な傑作を選んでみせるというのが、また憎いところ。
 シマノフスキやタンスマンの後を受けるかたちでフランス音楽からも大きな影響を受けながら、あくまでポスト=バルトーク世代のクラシカルな伝統のなかで生きる「東側」の作曲家として活躍、そして冷戦後の新古典主義的世情のなか、同じポーランドのグレツキを横目に書きあげられた精緻かつ堅固な第4交響曲…かたや、初期の出世作ともいえる「管弦楽のための協奏曲」。
 ほぼ同時代人であるショスタコーヴィチやデュティユーなどにも通じる古典的作風と現代性の併存のなかで、このルトスワフスキの古典美を、ウルバンスキはなんとあざやかに引き出してみせることでしょう!
 ヴァント御大との共演でも知られたNDR響の新時代を意識させる、21世紀型の「20世紀の古典再訪」。



Alpha246
\2700→\1590
モーツァルト:弦楽四重奏曲第16・19番、ディヴェルティメント第1番
 1. 弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調 KV428
 2. ディヴェルティメント ニ長調 KV136
 3. 弦楽四重奏曲 第19番 ハ長調 KV465「不協和音」
ヴァン・カイック四重奏団
 ニコラ・ヴァン・カイック(vn1)
 シルヴァン・フォーヴル=ビュル(vn2)
 グレゴワール・ヴェッキオーニ(va)
 フランソワ・ロバン(vc)

 続々と新世代が登場するカルテット界、Alphaの目のつけどころに感服!
 現代楽器で、このモーツァルト...!弦楽四重奏―−年を追うごと確実に新たな才能があらわれる世界。21世紀型の気鋭集団も次から次へと現れ、とくにフランス語圏は魅力的なグループが多く活況なように思います。
 アルデオSQやヴォーチェSQなどもそうですが、古楽シーンを中心にフランスで「小規模レーベルの革命」と呼ばれたカリスマ的レーベルAlphaが新たに鳴り物入りで紹介するヴァン・カイック四重奏団は、古楽器使用でなく現代楽器でモーツァルトに正面から向き合い、ドキドキするほどのパフォーマンスをあげてみせる、先が楽しみすぎる才人集団!
 「弦16本で奏でるオペラ」と題からして面白いのですが、スタイリッシュに様式感をふまえながらも鼻息荒く、スリリングな丁々発止のやり取りをリスクぎりぎりまで攻めてみせる演奏スタイルはあらためて刺激的!
 選曲も彼らの持ち味を3通りに示してくれる充実度で、不思議な浮遊感と熾烈な勢いのバランスが魅力の第16番、センスのよい上品さがきわだつ初期のディヴェルティメント、そしてシンフォニックな充実度満点の「不協和音」...と、どれから聴きはじめても興奮必至!
 さすがAlphaレーベル、目の付けどころに唸らされる新発見の1枚!お見逃しなく。

 


Alpha250
\2700→\1990
ちょっと高い

アンナ・プロハスカ、ALPHAに!
 バックはアントニーニ指揮&イル・ジャルディーノ・アルモニコ

蛇と炎 〜クレオパトラとディドーネ、
      女たちの絶望とバロック・オペラ〜

 パーセル:
   悒瀬ぅ鼻爾肇ぅ法璽▲后戞曾曲とアリア(3曲)
  ◆慷点困僚王』〜シャコンヌ
 グラウプナー:『ディード、カルタゴの女王』〜アリア(4曲)
 サルトリオ:ぁ悒┘献廛箸離献紂璽螢・チェーザレ』〜アリア(2曲)
 ロック:ァ悒謄鵐撻好函戞噌臍婉福複俺福
 カストロヴィッラーリ:Α悒レオパトラ』〜アリア
 ヘンデル:А悒┘献廛箸離献紂璽螢・チェーザレ』〜アリア
 ハッセ:─惻里討蕕譴織妊ドーネ』〜アリア・『マルカントニオとクレオパトラ』〜アリア
 カステッロ:『先進様式によるコンチェルタンテ形式のソナタ集』〜4声の第15ソナタ
 カヴァッリ:『ディドーネ』〜アリア
 L.ロッシ:パッサカーリャ(『ボーアン写本』(1660年頃)より)
アンナ・プロハスカ(ソプラノ)
ジョヴァンニ・アントニーニ指揮
イル・ジャルディーノ・アルモニコ
               (古楽器使用)
ステーファノ・バルネスキ、
マルコ・ビアンキ(vn)
パオロ・ベスキ(vc)他

 DGではプロモ映像でも暴れまわった名歌手、Alphaに!
 さりげなく注目作曲家続々、バックは何と"イル・ジャル"!

 一昨年くらいからガーディナー、"イル・ジャル”、ベルチャSQ、ヴィニツカヤ、ヴェロニク・ジャンス…と、これまでメジャーレーベルで活躍してきた大物アーティストが続々Alphaから新譜を出すようになってきていますが、まさかDeutsche Grammophonで異彩を放つプロモ映像とともに注目盤をリリースしつづけてきた桁外れの大物歌手・アンナ・プロハスカが突如現れようとは!!

 今年はつくづくAlphaサプライズが続く年ではありませんか!

 演目はごらんのとおり、かなり幅広い時代に渡る作曲家たちを続々網羅…しながら、彼女の常どおりテーマ性・メッセージ性がはっきり打ち出されたプログラム。
 「蛇」は絶世の美女たるエジプトの女王クレオパトラの死に際にまつわる、「炎」はカルタゴの女王ディドン(英ダイドー、伊ディドーネ)の末路を暗示する単語のようで、彼女たち二人の女王を扱ったオペラに焦点をあて、17〜18世紀のさまざまな音楽様式を概観するプロジェクトになっています。

 そして、その意欲的な試みを幾倍にも面白くしてくれるのが...イタリアの異能古楽プレイヤー集団イル・ジャルディーノ・アルモニコとあっては、もう注目するしかなありません!
 DGでの快進撃を受けて堂々Alpha登場、秋もこのレーベルから目が離せません!



Alpha255
\2700→\1590
インマゼール、いまとなっては意外なバロック作品!
 悪魔か、天使か 〜18世紀、フランスと
     イタリアの凄腕弦楽器奏者たち〜

 .蹈テッリ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ短調 Op.6-12
 ▲襯レール:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調 Op.9-8
 A.フォルクレ(J-B.フォルクレ編/鍵盤独奏版):
    第5組曲より〔ラモー/ギニョン/レオン/ボワソン〕
 ぅ織襯謄ーニ:
   ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調 「悪魔のトリル」
ヨス・ファン・インマゼール
  (cmb/ベルリンのミートケ1714年モデル)
シュシャーヌ・シラノシアン
  (vn/ナポリのジュゼッペ&
  アントニオ・ガリアーノ1795年製作オリジナル)
 さすがインマゼール、チェンバロも人選も絶妙で興奮!
 解説はMAKのR,ゲーベル!スリルと陶酔、比類なく…

 インマゼール、今秋の新譜は意外な変化球!ピリオド系楽団アニマ・エテルナ・ブリュッヘとともに、また折々リリースする室内楽盤でも、ラヴェル、オルフ、ヤナーチェク…と20世紀に踏み込んだところで「当時の楽器と奏法」に立ち返り、突き抜けた音楽性によって独特の説得力あふれる演奏解釈をくりひろげてきた彼ですが、そうした時代考証型の演奏に説得力と深い魅力が出てくるのはやはり、彼がもともと若い頃バロック畑出身だったからこそ!

 数年前のプーランク盤以来(!)久々にチェンバロに向かい、それこそバロック作品の録音は20年ぶりほどではないでしょうか?しかしステージでの折々の演奏が示してきたように、チェンバロ奏者インマゼールの惚れ惚れするような音楽性は健在どころか、たったひとりで通奏低音をこなして十全すぎる味わいを演出…やはり規格外の音楽家だったのです!

 しかも共演者が全然負けてない!ムジカ・アンティクヮ・ケルンのゲーベル門下から世界に羽ばたく異能のガット弦奏者シラノシアン女史、悪魔と呼ばれたバロック弦芸術家たちのセンス抜群な世界を、何とスリル満点な即興性をもって描き上げてゆくことか!
 バロックがいかに悪魔的世界か、ひりひり痛感する新録音!



Alpha539
\2700→\1590
全20人編成、ギターや打楽器も導入(!)
 ベルリオーズの『幻想交響曲』
  〜ラバンディエによる室内合奏版〜

 『幻想交響曲 ある芸術家の生涯の一挿話』
  アルテュール・ラバンディエによる室内合奏版
マクシム・パスカル指揮
アンサンブル・ル・バルコン

 ただの「室内楽編曲」ではない!
 新境地ベルリオーズ、Alphaが満を持して音盤化。

 20世紀末から21世紀初頭にかけては、幾人かの現代音楽家たちがこの作曲家の重要な管弦楽作品を新たな視点から室内楽編成に編曲、思いがけない成果をあげてきたものですが、ここではベルリオーズによる初演時にも時代に風穴をあけた象徴的傑作『幻想交響曲』を全編、各楽器ひとりずつの室内編成で「編曲」というより「翻案」に近い再構成で聴かせるのです――

 指揮者マクシム・パスカル率いるル・バルコンは全20人編成、ギターや打楽器も導入(!)それがまったく不自然でない新時代型のサウンド作りの、なんという面白さ!
 玄人筋の音楽ファンなら「Alphaレーベルが音盤化の企画に乗った」というその一事から、このただならぬ瞠目盤の魅力を嗅ぎつけるはず…注目です!



******

 ナ、ナ、ナ、なんなんだ・・・これは。
 まさしく新世代の「幻想交響曲」!ジャズかロックか・・・いややはりクラシックか。びっくり。
https://youtu.be/ZhM_plKYAcY
 .

「初演の響き」を再現 
ハーゼルベック & ウィーン・アカデミー管
リサウンド・ベートーヴェン・チクルス


alpha470
\2700→\1590
ハーゼルベック & ウィーン・アカデミー管/
  ベートーヴェン・チクルス第1弾(RE-SOUND BEETHOVEN)


  ベートーヴェン:交響曲第1・2番
   1. 交響曲 第1番 ハ長調 op.35
   2. 交響曲 第2番 ニ長調 op.36
マルティン・ハーゼルベック指揮
ウィーン・アカデミー管弦楽団
 (古楽器使用)

 
 Alphaレーベルに、レザール・フロリサンやイル・ジャルディーノ・アルモニコなど古楽シーン最大級のアーティストが続々参入しているのはご存知のとおり。しかし今度はなんと、リストの管弦楽曲をすべて「初演会場と同じ音響条件&初演時楽団の員数とその楽器を徹底完全再現」して録音に臨み話題を呼んだオーストリアの鬼才、M.ハーゼルベック&ウィーン・アカデミーo.が!
 それも今度はベートーヴェンの交響曲を、初演時会場と編成を強く意識して全曲録音。

 Alphaでは、すでにフォルテピアノの名手スホーンデルヴルトがロプコヴィツ邸の大広間の検証からはじき出した試演時の演奏編成を再現し、異様な音響条件のなかで絶妙の名演を展開してみせたピアノ協奏曲の全曲録音(Box版Alpha820)がありますが、これはその路線をさらに突き詰めた企画。

 ベートーヴェンの交響曲が初演された六つの会場のうち四つは現存・検証可能とのことで、その音響条件に見合ったウィーンの宮殿をみつけ、そこでライヴ(つまり、観客がいたときの音響条件で!)録音するという徹底ぶり...弦8/7/5/4/3の当時流編成でくりだされる超・緊密なサウンドは、深く聴き究めるに足る充実度..!



Alpha472
(2CD)
\4600→\1590
ハーゼルベック指揮&ウィーン・アカデミー管
 RE-SOUND BEETHOVEN -Vol.3-

 ベートーヴェン『エグモント』(全)&序曲『献堂式』

【CD I】
 〃猊嫂鏖山據悒┘哀皀鵐函Op.84(ドイツ語原語版)
  ⊇曲『献堂式』Op.124
【CD II】
 〃猊嫂鏖山據悒┘哀皀鵐函Op.84 (英訳版)
 ⊇曲『献堂式』Op.124
マルティン・ハーゼルベック指揮
ウィーン・アカデミー管弦楽団
            (古楽器使用)
ベルナルダ・ボブロ(ソプラノ独唱)
【CD I】
 ヘルベルト・フェッティンガー(語り)
【CD II】
 ジョン・マルコヴィッチ(語り)
 ベートーヴェンとその時代の人々が聴いた「初めての驚き」は、交響曲以外も…大好評シリーズ思わぬ選曲!ウィーン拠点という地の利を生かし、たんに世界各地の凄腕古楽器奏者たちを集めた精鋭古楽器集団が熟考と研鑽のかぎりをつくしてベートーヴェンの真髄に迫る…というだけでなく、各作品をそれぞれ、できるかぎり作曲家が初演した演奏会場で録音、その音響環境までも検証してゆこうとする異才マルティン・ハーゼルベックの「ベートーヴェン全曲録音」シリーズ“RE-SOUND BEETHOVEN”。
 第1弾が最初の交響曲2編だったので交響曲全集かと思いきや、第2弾で思いがけず「ウェリントンの勝利(戦争交響曲)」も併録、そしてこの第3弾が交響曲ではなく劇付随音楽『エグモント』の全曲版…とくれば、がぜん今後の選曲にも期待が持てるというほかありません!
 折々ゲーテによる演劇台本の朗読を交えての本盤、オーストリアの名優フェッティンガーはアン・デア・ウィーン劇場での『フィデリオ』にも出演した人ですが、2枚目のCDに収録されている同内容の英語版ではなんと『シェルタリング・スカイ』『マルコヴィッチの穴』他で知られる名優ジョン・マルコヴィッチが!
 第8と第9の間に書かれた併録の序曲『献堂式』(ベートーヴェン最後の管弦楽作品!)が初演されたさいオープンしたヨーゼフシュタット劇場が今回の録音会場。劇音楽の序曲から、リズムのしなやかさにはっとさせられる、聴き深めずにはおれない名演です!


.


Alpha474
(2CD)
\4600→\1590
ハーゼルベック指揮&ウィーン・アカデミー管
 〜Re-SOUND BEETHOVEN Vol.4〜


  ベートーヴェン:
   仝魘繕 第3番 変ホ長調 op.55「英雄」
   ⊆圭伝婉 変ホ長調 op.20
マルティン・ハーゼルベック指揮
ウィーン・アカデミー管弦楽団(古楽器使用)
▲ぅ螢◆Ε灰蹈襦vn)
ラファエル・ハントシュー(va)
レオンハルト・バルトゥセク(vc)
ヴァルター・バッハケーニヒ(cb)
ペーター・ラープル(cl)
カタリン・ゼベッラ(fg)
ヘルマン・エープナー(hr)
 
 ついに「英雄」!
 初演時の響きを初演会場で再現するハーゼルベック企画、ロプコヴィツ邸大広間へ!

 ベートーヴェンの交響曲を、たんに当時の楽器と演奏法、オーケストラ規模で再現するだけでなく、歴史的ドキュメントを丹念に探りながら、それぞれの作品の初演会場を突き止め、それらが初めてこの世に響いたときのサウンドを再現しようとする――ウィーンを拠点に活躍している「地の利」を生かした異才指揮者マルティン・ハーゼルベック率いる古楽器集団ウィーン・アカデミーの探求、ついに『英雄』にたどりつきました!

 ベートーヴェンのパトロンとして有名なロプコヴィツ侯爵の私邸の大広間(現在はオーストリア演劇博物館の一部)を使い、かつて「傑作の森」の数々がプライベート試演されてきたこの会場の響きで「英雄」の原風景に迫ってみせる――音楽学者ヴァインツィール(このプロジェクトのブレーンでもあります)による研究のもと、弦楽編成は7人だけだったとする説もありつつ、ここでは4/4/2/2/2と限りなく絞った、しかしバランスも申し分ない編成がとられています。
 そして今回の併録としては交響曲第1番と同時に初演された七重奏曲をCD2に収録―-個々の古楽器の響きもさることながら、明らかにウィーン的な何かを感じさせる独特のテンポ感、これぞ理想的なウィーン古典派の解釈!と実感すること必至…


https://youtu.be/3n0JIuX9fZA?list=PLpsL9gxP_PeZFmouiGCwQBKrwkamHSbCB

 この不思議なカメラワークでずっと見せるとは。ALPHAというレーベルも変わってる。






Alpha471
\2700→\1590
NCAの好企画、ALPHAで継続!
 マルティン・ハーゼルベック指揮&ウィーン・アカデミー管

  リスト:
シューベルト作品管弦楽編曲
   ゝ鎧里旅埒紛
     (『二つの個性的な行進曲』D.888より)
   ∩鯀行進曲(『六つの大行進曲』D819/op.40より)
   ハンガリー風行進曲(『ハンガリー風ディヴェルティスマン』D818/op.54より)
    『さすらい人幻想曲』D760/op.15〜 ピアノと管弦楽のための

  〜リスト自身による作品〜
   テ鵑弔料鯀頌歌 S.112(死者たち/夜)
   ιにはためく王の旗 〜十字架讃歌 S.185 (世界初録音)
マルティン・ハーゼルベック指揮
ウィーン・アカデミー管弦楽団
           (古楽器使用)
ゴットリープ・ヴァリシュ
 (フォルテピアノ/
   J.B.シュトライヒャー1851年製オリジナル)

 NCAでの名企画に、なんとAlphaでさらなる続編が!!
 管弦楽家リストを、当時の楽器・奏法・音響環境で...

 ロト&レ・シエクル、クルレンツィス&ムジカエテルナ、あるいはインマゼール、ヘレヴェッヘら巨匠勢…時代考証型の演奏で後期ロマン派以降の音楽に迫ろうとするオーケストラや指揮者が増えつつある近年ですが、使用楽器への徹底したこだわりだけでなく、オーケストラの規模や演奏会場の音響環境にまで意識を向けて活動しているハーゼルベック&ウィーン・アカデミー管の快進撃は、19世紀半ばにオーケストラ音楽の概念を静かに塗り替えていったひとりであるリスト作品の演奏解釈において、地に足の着いたポテンシャルの高い演奏を通じ、圧倒的な成果をあげました。
 シューベルト作品の編曲、とくに「さすらい人幻想曲」の驚くべき協奏的編曲を中軸に据えたこの新録音で、「交響詩以外」のリストの音世界へと迫ります。
 演奏会場は、リストが音楽監督として指揮をしていたヴァイマール宮廷楽団と同じ員数、その演奏会場だった宮廷劇場と同じ音響環境にあわせたというライディング(リストの生地!)のリスト・センター音楽堂での収録。


Alpha603
\2700→\1590
フォーレ:ピアノ連弾のための作品、
 フルートのための作品、ピアノ三重奏曲
  〜ピアノを伴う室内楽曲 Vol.4〜

ガブリエル・フォーレ(1845〜1924):
 .疋蝓 op.56 〜ピアノ連弾のための
 ▲泪好とベルガマスクop.112 〜ピアノ連弾のための
 バイロイトの追憶 〜ピアノ連弾のための
 ぅ侫襦璽箸肇團▲里里燭瓩慮諺朸 op.79*
 ゥ侫襦璽箸肇團▲里里燭瓩硫歛蠑品*
 Ε轡轡螢┘鵐 op.78〜フルートとピアノによる*
  ピアノ三重奏曲op.120***
 夢のあと 〜チェロとピアノによる**
 シシリエンヌop.78〜チェロとピアノによる **
エリック・ル・サージュ、
アレクサンドル・タロー(ピアノ)
エマニュエル・パユ(フルート)*
フランソワ・サルク(チェロ)**
ピエール・コロンベ(ヴァイオリン)&
ラファエル・メルラン(チェロ)***
 待望の大好評シリーズ第4弾は、なんとアレクサンドル・タローが連弾パートナー!!
 フォーレ演奏史にかくじつに残るであろう「ドリー」他の連弾作品の新録音もさることながらパユのフルートやサルクのチェロまで。晩期の傑作トリオの収録も嬉しく、今回も解説充実度大!見過ごせない新譜が続くAlpha ですが、古楽器録音(また近日新録音をご案内予定!)もさることながら、やはり最近ではエリック・ル・サージュの活躍ぶりが目立つところ――
 シリーズ既存3作は一昨年からのリリースで相次いで大好評、このフランス随一のピアニストが、知性あふれる作品解釈と、同じフランス人としての限りない共感を注ぎ込んで録音しつづけるフォーレ室内楽曲集、最新リリースが登場いたします!まだサンプル未着ながら、なにしろ嬉しいのはその演奏陣――今回のテーマはおもに「連弾」「フルート」「ピアノ三重奏曲」なのですが、最初の連弾作品群にはなんと、harmonia mundi france やVirgin に名盤あまた、フランス近代作品とその直系の祖先であるフランス・バロック作品のピアノ解釈で絶大な支持を集めるアレクサンドル・タローが共演!ただ繊細なだけではない、フォーレの緻密で多角的な側面をかいまみせる「ドリー」や「マスクとベルガマスク」などをはじめ、若き日のワーグナーへの傾倒ぶりをしめす「バイロイトの追憶」など、じっくり向き合いたい傑作がこの現代フランス最高峰の俊才たちのピアニズムで聴けるというのだけでも、本盤は充分以上に価値があるというものです。
 フルート作品は、フォーレが同時代の名手タファネルとの出会いから書くようになった音楽――名曲「シシリエンヌ」の、あの印象的なピアノ・パートをル・サージュほどの大物が弾くというのも陶然となるような話ではありますが、フルート・パートには長年の朋友であるパユが参加...というのもドキドキするような贅沢な話ではありませんか。
 そのほかにも近年活躍めざましいフランソワ・サルクによるチェロ小品も、フォーレが晩年の衰えゆく肉体に抗いながら見出した新境地の結実である傑作「ピアノ三重奏曲」も、ル・サージュの的確な解釈でどう再現されてゆくのかが楽しみでなりません。



Alpha606
\2700→\1590
〜バロック時代と、ヴィルトゥオーゾ・ピアニズムの時代
 リュリ、ラモー、バッハ、ゴドフスキー、ラフマニノフ...〜

 ◆ジャン=フィリップ・ラモー(1683〜1764):
  〜袷婉 イ短調
 ◆ラモー/レオポルド・ゴドフスキー(1870〜1938)編:
  ▲瓮魅┘奪 サラバンド ぅ螢粥璽疋
 ◆ジャン=バティスト・リュリ(1632〜1687):
  ゥ▲襯泪鵐 Εラント
 ◆リュリ/ゴドフスキー編 :
  Д汽薀丱鵐 ┘献
 ◆ジャン=バティスト・レイエ(1680〜1730)/
   ゴドフスキー編: ジグ
 ◆ドメーニコ・スカルラッティ(1685〜1757):
  ソナタ ロ短調 K.87 ソナタ ホ長調 K.162
 ◆スカルラッティ/カール・タウジヒ(1841〜1871)編:
  パストラーレ カプリッチョ
 ◆ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685〜1750):
  組曲 イ短調BWV818a
 ◆バッハ/セルゲイ・ラフマニノフ(1873〜1943)編:
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 変ホ長調BWV1006より
  前奏曲 哀ヴォット 吋献
セルゲイ・カスプロフ(ピアノ)
 ロシアの凄腕ピアニストが、自分で弾きながら音楽史を考えてみた。

 ゴドフスキーやラフマニノフら超絶技巧の晩期ロマン派作品をあざやかに弾きこなすだけの腕前を持っていながら、彼がこのAlpha デビュー盤で選んだ企画はなんと、バロック作品を現代ピアノでの演奏向けに校訂・編曲した作品の数々を、オリジナルのバロック曲とともに演奏してゆく...というもの。しかしその選曲も、独奏者セルゲイ・カスプロフの経歴を少し振り返ってみれば「なるほど!」と納得――なんと、彼はモスクワ音楽院でもとくにアレクセイ・リュビモフのクラスで大きな刺激を受けて育った人だったのです!
 「現代ピアノをいちばん弾いているから自分はピアニストなのだと思う」と標榜しながらも、彼はチェンバロやフォルテピアノ、オルガンなど他の(時代の)鍵盤楽器も弾きこなす人――古楽器奏者としての意識で、現代ピアノ奏法には無批判にのめり込まない、というのが彼の面白いところで、そのうえで彼はバロック作品と向き合い、今から100 年前の、チェンバロやフォルテピアノなどの「古楽器」が新たに注目されるよりもはるか昔の世界で、バッハやスカルラッティ、あるいはラモーなどのバロック鍵盤作品がどう「現代ピアノで」「誠実に」演奏再現されていったのか?を探ってゆくのです。
 アルバム最後にラフマニノフ編曲でのゴージャスなピアノによる「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ」第3番を置いているところからもわかるとおり、カスプロフのタッチの正確さと指まわりの敏捷さは突き抜けた域にあるのですが、彼はそこに甘んじて派手な演奏効果をねらわないのが、すごいところ...
 ショパンのエチュードを2曲組み合わせて超絶技巧の難曲をつくったりする異才ゴドフスキーがピアノ譜として校訂を手がけたバロック作品の楽譜をみつけてきて、実はそれらが決して技巧の披瀝に走った編曲にはなっていないこと、彼ら20 世紀の、即興演奏を盛り込まなくては名手とみなされなかった時代のピアニストとしての、ひたすら誠実な楽譜校訂になっていたことを明らかにしてみせたり。
 大半の作曲家はオリジナルの楽譜で弾いたものと、ゴドフスキーやタウジヒ、ラフマニノフら19〜20 世紀の一流ピアニストが楽譜を校訂したものを並べて演奏しており、その点も興趣がつきません。この若き曲者名手へのインタビューが解説になっていて、これがまたいろいろ示唆的で実に面白い...ロシア人としての西欧音楽との距離感、バロックと晩期ロマン派の意外な相性、興趣の尽きない話題の連続!



Alpha607
\2700→\1590
エリック・ル・サージュ(ピアノ)
ベートーヴェン 最後の三つのソナタ
 〜ピアノ・ソナタ第30・31・32 番〜

  1. ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109
  2. ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110
  3. ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111
エリック・ル・サージュ(ピアノ)

 2014年後半の瞠目新譜!
 シューマン→フォーレと「かゆいところ」を突いてきたエリック・ル・サージュが、今度はベートーヴェンに、それも最後のソナタから録音しはじめる...来日公演ファンも、必聴!

 それは20 世紀末のこと、フランスに何度目かの古楽旋風が吹き荒れていたころ――フランスに古楽系インディペンデントとして誕生したAlpha レーベルは、そのフェティッシュかつ抜かりのない音盤制作哲学によって意識の高い音盤ファンを魅了、またたくまのうちに欧州中で話題をふりまき「小規模レーベルの革新」とまで言われるようになりました。日本でも2006 年に『エスクァイア』誌がそのブームの秘訣を大きくとりあげています。
 古楽ブームが21 世紀初頭にまで続く重要な足がかりをつくった彼らはしかし、同じ2006 年のうちに思いがけない冒険へと乗り出しました――ほぼ古楽器録音専門でやってきた彼らが突如、フランスでもとくにきわだった活躍をみせていた「現代ピアノの」弾き手を、それも、まさしく現代楽器のスタインウェイによる演奏をフィーチャーし、シューマンのピアノ曲とピアノを使った室内楽の全曲録音へと乗り出したのです!
 日本でも「管楽器の王国フランス」を強く印象づける管楽合奏グループ、レ・ヴァン・フランセのピアニストとして広く知られていた俊英、エリック・ル・サージュとともに...やがて時は過ぎ2010 年、彼らは11 タイトルにおよぶシューマン全集に次ぐプロジェクトとして、フランス随一の作曲家フォーレに着目、やはり同じようにピアノを用いた室内楽作品と連弾作品をすべてとりあげるという、これもまたCD アルバム5タイトルにわたる企画に着手、これは昨年末にリリースされ『レコード芸術』誌でも準特選に輝いた、ベルリン・フィル首席の樫本大進とのデュオによるヴァイオリン・ソナタ集(Alpha604)をもって締めくくられています(彼らは来年2 月、フォーレのソナタを含むフランスもののプログラムをひっさげてデュオで来日予定)。

 この10 年ほどのあいだに、ル・サージュの音楽性にはますます磨きがかかり、度重なるレ・ヴァン・フランセの来日時にもしばしば単独リサイタルを敢行、ベートーヴェンやシューマンなどドイツものを中心とした演目で話題を呼びつづけてきました。そして2014年のいま、彼らが新たに録音企画に臨むのが――なんと、ベートーヴェン最後の三つのソナタとは!
 ル・サージュは近年の来日公演でもたびたびベートーヴェン作品をプログラムにとりあげ(とくに、今年6 月のリサイタルではまさにソナタ第30 番がプログラムに組み込まれていました)、ドイツ=オーストリア系作品の解釈への適性はシューマンの録音とともにシーンに織り込み済みのところ、ますますの注目を集める企画となりそうです







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