ASS-002
(2CD-R)
\2200→\1790 |
Jean Fournier ジャン・フルニエ (ヴァイオリン)
ラヴェル:ツィガーヌ
ジャン・フルネ指揮 パリ放送交響楽団
ラヴェル:「マ・メール・ロワ」より第2曲(Petit
Poucet)*
パガニーニ:「24の奇想曲」より第13番変ロ長調
(ピアノ)Jean Vigue*
78rpm Pathe(F) PDT60/1 - 1940年代初期パリ録音
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
レントより遅く (ワルツ)
(ピアノ) ピエール・カブデヴィユ
78rpm Pathe(F) PDT58/9 - 1940年代初期パリ録音
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調Kv.216
第5番イ長調Kv.219「トルコ風」
ミラン・ホルヴァート指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
33rpm Westminster (USA) WL5187 - 1950年代初期録音 |
ジャン・フルニエ (ヴァイオリン) |
ASS-003
\1390 |
バレンツェンの「熱情」
リスト:「巡礼の年」第3集よりエステ荘の噴水
ドビュッシー:「映像」第1集より水の反映 「版画」より雨の庭
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲(第1,2巻)*
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番へ短調「熱情」+
33rpm プライベート盤(10inch) XPM110
- 1950年代後期録音+
78rpm Gramophone DB5181/2 & DB11150/2
- 1941年*&1947年+ パリ録音 |
アリーヌ・ヴァン・バレンツェン (ピアノ) |
先日紹介したM-042もものすごい演奏で、それについて熱いコメントを書かなくては!・・・と思っているうちにもっととんでもない録音がやってきた。なんなんだ、この「熱情」は!
1897年にアメリカで生まれ、幼くしてパリへ移住したバレンツェン。
パリ音楽院に入学しロンらに学んだ後、わずか11歳でプルミエ・プリ(第1位)を取って卒業(同じく1位だったのがユーラ・ギュラー、そして2位がハスキルだった。なんという年だ。)。またウィーンでは巨匠レシェティツキにも学んだ。
その演奏はズバリ自由奔放。ムチャクチャ・・・の一歩手前。パリ音楽院で長らく教授活動をしていたというが、こんな人に教えられたら一体どういうことになるのか(こういうことになる、といういい例がシプリアン・カツァリスだったりする。なるほど。)。
これまでほとんどCD化されなかったのでその演奏を聴く機会は極めて限られていたが、ここでARDMOREがいきなり2枚も復刻盤を出してきた。
1枚目はTrianon というところから出ていたらしいファンにとっては幻の名盤(下記M-042)。
素敵な小品ばかりを集めたアルバムなのだが、このとびっきり個性的なピアノには正直面食らった。もう自由自在。自分の感性だけを信じて、あとは出たとこ勝負。しかしその感性がそうとうに研ぎ澄まされているんだろう・・・流れ出てくる音楽は清冽きわまりない。音符が漫画のように弾け飛ぶ。昔はやっぱりこういう人がいたんだ。
そして今回やってきたのがベートーヴェンの「熱情」を含むアルバム。
これが先ほどの盤以上に異常。とくに「熱情」終楽章の異常な追い込みは、戦前のギーゼキング(NAXOS
8.112063 \1100)、ポリーニの1986年ライヴ(FKM-10101CD-R\1390)に勝る・・・というか別次元。今まで聴いたこともないような異様な解釈。途中など指のもつれなのかそういう解釈なのか分からなくなる。3回くらい椅子から転げ落ちると思う。そして彼女は自分勝手に突き進んで自爆を遂げる。なんにしてもバレンツェン、おそるべき個性を持った怪物。聴いておいて損はない。 |
ベートーヴェンのソナタには、LP盤で同曲があるが別録音の可能性?1950年位の録音か?いずれにせよSP盤は凄い演奏だ!
水をテーマとしたプライベート盤にバレンツェンの演奏がA面に収録されている超お宝音源でこの盤でしかない稀少高額アイテム。(オリジナルプレスには高音での一部ヒズミ等があります・・・今回の復刻では多少の修正をしています。)(ARDMORE) |
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ASS-006
\1390 |
Henri Lewkowicz アンリ・レウコヴィツ (ヴァイオリン)
ヴィニャフスキ:華麗なるポロネーズ
シマノフスキ:神話(3つの詩)
ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
ストラヴィンスキー:ロシアの歌
パガニーニ:常動曲
ゴレスタン:ジンガレッラ
ラヴェル:子守歌
ミヨー:春
サラサーテ:バスク奇想曲
(全9曲) |
アンリ・レウコヴィツ (ヴァイオリン)
ぺドロ・ヴァレイベラ (ピアノ) |
33rpm (F)DECCA 173.766 - 1950年代中期録音
一部のマニアには知られている名演。存在すら忘れられたポーランドのソリストでフランス「エコール・ノルマル音楽院」にてJ.ティボー
、G.エネスコ、K.フレッシュ、などに学ぶ。
コレが唯一の「リサイタル」アルバム(12inch盤)。フランスのみの発売で、他はSP盤数枚とブルッフの協奏曲第1番より第2楽章のみ(テレフンケン盤)が存在するのみ。
D.エルリのようなキレのよさは絶品でフランス盤特有の高音域に痺れる復刻です。
メニューヒンばかり売れた時代に、初回プレス枚数も少なく今では可也高額に扱われるようになってしまった。(某都内の中古店でなんと、50万・・・それでも売れていた・・・!)感動の演奏!オリジナル盤(12inch)などなかなか手に入れる事はできないので是非今回体験して頂きたい一押し音源です。
裏ジャケにはオリジナル盤の縮小裏コピー(フランス語)を印刷しました。(ardmore) |
かつてPodiumのプライベートCD-Rでヴィエニアフスキとグラズノフのヴァイオリン協奏曲が出ていて、そのシャープな切れ味鋭いヴァイオリンに目を見張った。アンリ・レウコヴィツ。現在ではその名を知る人はほとんど皆無。ポーランド出身で上記のとおりフランス「エコール・ノルマル音楽院」にてそうそうたる教師に師事した。
ただレウコヴィッツ、かなりの名手だったらしいが、ほとんど録音を残さなかった。今回復刻のLPの他には、LPに1曲小品があるのみで、あとはSP盤が一枚あっただけでは、とARDMOREの親父は言っていた。しかも今回のLPもプレス枚数が非常に少なく、なかなかおめにかかれないらしい。その原盤LPを、ARDMOREの親父、想像を絶する値段で仕入れたらしい。金額を聞いたが、心臓に悪いから聞かないほうがいいと教えてくれなかった。
さっそくデモCD-Rが送られて来た。かつて聴いたコンチェルトを思い出させる知的でシャープな音色。ひとつひとつの旋律がくっきりと鮮やかに描かれていて、濁ったところや曇ったところがない。そしてまたフランスDECCAの繊細で硬質な音がレウコヴィッツのヴァイオリンを引き立てる。ARDMOREの親父が、フランスDECCAは高音に特徴があってそれを復刻するのが大変難しいが、今回は非常にうまくいった、と自慢していたが、その気持ちもわかろうという良質の復刻状態。
一癖も二癖もある小品ばかりで、聴いてまったりした気分になるとか癒されるとか血沸き肉踊るとかいうことは決してないが、この忘れ去られた名手をしのぶには十分すぎる内容。ARDMORE、いい仕事するじゃないか。 |

ASS-007
\1390 |
シェリングはここまですごかった!!
Henryk Szeryng ヘンリク・シェリング (ヴァイオリン)〜最初期録音
ヴィニャフスキ:スケルツォ・タランテラ
チャイコフスキー:感情的なワルツ
ドヴォルザーク:スラブ舞曲第2番
コルサコフ:熊蜂の飛行
ノヴァチェク:常動曲
ロカテルリ:ラビリンス
モンポウ:子供の情景
ヴァーレ:前奏曲第15番
ガーシュイン:前奏曲
ロロン:メキシコ舞曲
ファリャ:ムーアの織物、ホタ
(全12曲)
(F)PACIFIC 7inch盤(90.019)&10inchテストプレス盤(LDP-M50-B)
- 1950年代録音 |
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ヘンリク・シェリング (ヴァイオリン)
マドレーヌ・ベルトリエ (ピアノ) |
シェリングを聴いていると、ときどき不思議な感覚に捕らわれることがある。
普通シェリングというと、バッハの演奏に代表されるような精神的な深さ、人道主義的で社会奉仕的なヒューマニズム、高潔な気高さ、端正で奥ゆかしい誠実さ・・・そんな形容が頭に浮かぶ。
何せちょっとカタブツなイメージ。厳格とか崇高とかいうのではないのだが、親しみ易い大学教授とでも言おうか。
とにかく彼の青年時代までのプロフィールがすごい。祖国ポーランドではフーベルマンに、ドイツではカール・フレッシュに、フランスではティボーの助言を受けつつガブリエル・ブイヨンに学んだというのである。さらにナディア・ブーランジェに作曲を個人的に学び(大学は首席で卒業したらしい)、ソルボンヌ大学では哲学と美学を修め、友人たちは彼は芸術家ではなく学者になると思っていたという。
つまり人並みはずれた広い教養と深い精神性に裏付けられた実直な演奏家。それでもってあんなバッハやあんなモーツァルトを残したのだから、そういうイメージが付いて回るのは当たり前である。
・・・なのだが。
ときおり、どうもそのイメージが崩れるときがある。
ラロやハチャトゥリアンを爽快に美音たっぷりに歌ったかと思えば、第2の祖国の名作ポンセのヴァイオリン協奏曲を高らかに歌い切る。羽目を外すというわけではないのだが、ときおり、日頃のシェリングのイメージと相反するような、空を駆けていく明朗爽快な演奏に出会うのである。・・・どうもシェリング、ただのカタブツのセンセイじゃ終わらない匂いがする。
そんなとき、ARDMOREから強烈な新譜が来た。
シェリングの最初期の録音集。小品集である。
これが・・・そう、これがまさに反・シェリング的なものすごい演奏だった。
先ほども言ったが決して羽目を外すことはない。しかし、ここにいるのはハイフェッツすらのけぞるスーパー・ヴィルトゥオーゾ。超絶技巧の難曲を前に、まさしく「空を駆ける」がごとく縦横無尽。自由奔放で情熱的。「くまばち」なんてあんまりすごすぎて笑いが止まらなくなる。
若いときのシェリングはここまですごかったのか。
シェリングは実は40年代にメキシコに移住し音楽院の教授となり、一度ヴァイオリニストとして「半・引退」する。それが本格的に復活するのは1950年代半ば。シェリングのすごさを偶然知ったルービンシュタインが熱烈に復帰を懇願、ミュンシュとモントゥーのたっての願いもあって、しぶしぶシェリングは舞台に復帰するのである。それ以降の活躍はもちろんご存知のとおり。・・・つまりシェリングがレコード業界に現れたのは、実はもう40歳に近いときだった。そしてその時点で、彼はたぐいまれな演奏技術と音楽性を持っていた。我々が知っているのはそれ以降のシェリングである。
しかし、・・・今回ARDMOREで登場したこの録音。
異様なまでの「躁状態」。
大家たちに担ぎ出されて復帰した50年代後半の演奏とはその性格が明らかに違う。
資料ではこの録音は50年代初めということになっているが、その頃すでにシェリングはお話したようにメキシコに移住していた。なぜそんなときにこの録音を出したのか。・・・本当はこの録音はもっと前だったのではないか?ひょっとしたら40年代後半とか・・・まさか大戦直後とか・・・。この録音、シェリング「最初期録音」どころか、突出して早い時期に収録されたような気がする・・・。
とにかくこの演奏には、「音楽」することに喜びと快感を覚えるようなそんな若き情熱のたぎりを感じる。
PACIFICというレーベルからリリースしたらしいが、その頃の詳しい事情はよく分かっていない。ちょっとしたもめごととかもあったと聞く。何かの契約に縛られて昔の録音を仕方なく出したとか・・・とうこともあるかもしれない。
ただ、ここで我々はなんにしてもスーパー・ヴィルトゥオーゾ、ヘンリク・シェリングの驚天動地の演奏を聴くことができる。
これを聴けばあなたのシェリング観もひっくり返る。復刻状況も極めて、極めて良好。おそるべきアルバムに出会ってしまった。
<追記>
「パシフィック盤ともめた理由」についてARDMOREの親父が調査してきてくれた。
実は・・・これらの録音・・・テスト録音だったらしい・・・。それをシェリングの了解なしで発売してしまったパシフィックにシェリングは激怒、お蔵入りか発売延期を主張したらしいのである。だがパシフィックは強引に正式契約なしで発売、流通させてしまった。
シェリングはこの録音の何が気に入らなかったのか?あまりのヴィルトゥーゾ的内容に嫌気が差したのか。店主も驚嘆した非・シェリング的内容が、本人には納得行かなかったのか。
ちなみに後に発売された10inchオデオン盤「リサイタル集」は正規録音らしい。 |
好評シェリングの初期録音リサイタル集で今回はパシフィック盤の全てを復刻。
今回は珍しい10inchテストプレス盤を使用(6曲目と7曲目に一部連続するノイズが混入します)。
あと1枚、パシフィック幻の7inch盤も存在する。(曲目は同じです)(ARDMORE)
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ASS-010
\1390 |
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)/「メキシコとスペインの音楽」
ホセ・ロロン:「3つのメキシコ先住民の踊り」より
マキロン:子守歌
アルフテル:パストラーレ
ポンス:ソナタ・ブレーヴェ エストレリータ
ラモン・セラートス:オクターヴのための練習曲
ファリャ:「はかなき人生」よりスペイン舞曲 スペイン民謡組曲
アルベニス:タンゴ
サラサーテ:アンダルシアのロマンス サパテアード
(全11曲)
(F) 12inch ODEON ODX129 - 1950年代初期録音 |
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ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
タッソー・ヤノプーロ (ピアノ) |
オデオン盤のバッハの無伴奏(MS-24)とパシフィック盤のリサイタル集(ASS-007)に次ぐ、好評シェリングのヴァイオリン・アルバムがまた発売!
これまた高額レア物「メキシコとスペインの音楽」。あとはオデオン盤の10inch盤を残すのみ。いずれアードモアより発売予定かも!?
シェリング絶頂期の録音を堪能して頂けます。(ARDMORE) |
シェリング第2の故郷メキシコ。シェリングとメキシコ・・・どうしても相容れない雰囲気だったのだが、このなんとも愛情たっぷりのアルバムを聴いて、シェリングのメキシコに対する思いというのがわかったような気がした。この録音はまだシェリングがルービンシュタインに懇願されて復帰する前。つまりまだ大メジャー・アーティストになる前。聴いていただけるとわかると思うが、なんとなく気軽に、感性の赴くままに弾いているのである。後年のシェリングとはまた別の、自由な雰囲気が楽しめる。 |

ASS-013
(2CD-R)
\2200→\1790 |
アリス・へクシュ (ピアノ)
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第21番ハ長調Kv.467 第22番変ホ長調Kv.482
8つの変奏曲Kv.460
幻想曲Kv.397
ピアノ・ソナタ第4番より「メヌエット」Kv.282
ピアノ・ソナタ第11番より「トルコ行進曲」Kv.331
(全6曲)
(F) Philips A00777R,A00244L,S06068R 1950年代中期録音 |
アリス・へクシュ (ピアノ)
ベルンハルト・パウムガルトナー指揮
ウィーン交響楽団 |
彼女のモーツァルト録音はこれだけ?古風な響きが意外といい・・・カデンツァも自作で魅力的です。 |

ASS-015
\1390 |
Irma Kolassi / イルマ・コラッシ(メゾ・ソプラノ)
フォーレ&デュパルクの歌曲集
フォーレ:幻影Op.113(4曲) 沈黙の贈物Op.92
デュパルク:前世
フィレンツェのセレナーデ
フィディレ
ローズモンドの屋敷
旅へのいざない
(全10曲)
(F)10inch LUMEN LD2-406 - 1950年代中期パリ録音MONO |
イルマ・コラッシ(メゾ・ソプラノ)
ジャクリーヌ・ボノー (ピアノ) |

ASS-016
\1390 |
Szymon Goldberg / シモン・ゴールドベルク (ヴァイオリン)
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV.1042
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲ハ長調
(UK)12inch Parlophone PMA1007 - 1948年1947年録音MONO |
シモン・ゴールドベルク (ヴァイオリン)
ワルター・ジュスキント指揮
フィルハーモニア管 |
モーツァルト:アダージョ(ヴァイオリン協奏曲第5番より)
78rpm Telefunken 1234 - 1932年ベルリン録音MONO |
パウル・クレツキ指揮
ベルリンフィル |

ASS-018
\1390 |
Roger Bourdin / ロジェ・ブルダン (フルート)
モーツァルト:フルート四重奏曲(全4曲)
(F)12inch Le Club Francais du Disque229
- 1950年代後期録音MONO |
ロジェ・ブルダン(フルート)
ジョルジュ・アレ(ヴァイオリン)
コレット・ルカン(ヴィオラ)
ジャック・ヴィデルケル(チェロ)
Kv.285はケラー四重奏団のメンバー
エーリッヒ・ケラー(ヴァイオリン)
フランツ・シェッスル(ヴィオラ)
マックス・ブラウン(チェロ) |
1923年フランス生まれのフルート奏者、ロジェ・ブルダン。
パリ音楽院ではモイーズのクラスをプルミエ・プリで卒業、わずか17歳でラムルー管弦楽団の首席フルート奏者となった。 |

ASS022
\1390 |
Robert Veyron-Lacroix / ロベール・ヴェイロン=ラクロワ
(ピアノ)
モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番ト短調Kv.478
第2番変ホ長調Kv.493
(F)12inch BAM LD057 - 1950年代中期録音MONO |
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(ピアノ)
パスキエ三重奏団
ジャン・パスキエ(ヴァイオリン)
ピエール・パスキエ(ヴィオラ)
エティエンヌ・パスキエ(チェロ) |

ASS025
\1390 |
Henryk Szeryng / へンリク・シェリング (ヴァイオリン)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
マヌエル・ポンセ:ヴァイオリン協奏曲*
(12inch Odeon ODX109 - 1953年パリMONO録音)
(10inch Melodiya D9471 - 1961年MONO録音)* |
ヘンリク・シェリング (ヴァイオリン)
ジャック・ティボー指揮
パリ音楽院管弦楽団
ボリス・ハイキン指揮*
ソ連国立交響楽団* |

ASS033
\1390 |
Trio Pasquier / パスキエ三重奏団
モーツァルト:
オーボエ四重奏曲へ長調Kv.370
ピアノ三重奏曲ニ短調Kv.442より(Tempo
di Minuetto)*
ピアノ三重奏曲第4番ホ長調Kv.542*
12inch BAM LD065 - 1950年代後期MONO録音 |
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(ピアノ)*
ピエール・ピエルロ(オーボエ)
パスキエ三重奏団
(ヴァイオリン)ジャン・パスキエ*
(ヴィオラ)ピエール・パスキエ
(チェロ)エティエンヌ・パスキエ* |
ASS 037
\1390 |
Miriam Solovieff / ミリアム・ソロヴィエフ (ヴァイオリン)
ラロ:ヴァイオリン協奏曲第1番へ長調Op.20
シューベルト:ロンド イ長調D.438
(12inch Concert Hall CHS1143 / 1950年代中期MONO録音) |
ミリアム・ソロヴィエフ (ヴァイオリン)
ヘンリー・スウォボダ指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団 |
1952年のクナとパリ音楽院管演奏会記録によると、彼女とブラームスのヴァイオリン協奏曲を演奏したとあるので、これは可也期待してしまう今回の復刻CD-R盤。LP音源ではブラームスのヴァイオリン・ソナタ(全3曲)他数枚ある位です。(ardmore) |

ASS 039
\1390 |
Michel Debost / ミシェル・デボスト (フルート)
モーツァルト:フルート四重奏曲(全4曲)
12inch Vega C30A311 - 1950年代後期MONO録音 |
ミシェル・デボスト (フルート)
パレナン四重奏団のメンバー
ジャック・パレナン(ヴァイオリン)
ミシェル・ウォーレス(ヴィオラ)
ピエール・ぺナソゥ(チェロ) |
パリ管弦楽団の首席フルート奏者だったミシェル・デボストのモーツァルト。 |

ASS-047
\1390 |
ラヴェル:ピアノ三重奏曲
弦楽四重奏曲 *
12inch Le Club Francais du Disque 32 -
1950年代中期録音MONO |
(ピアノ)クロード・エルフェ
(ヴァイオリン)ドゥヴィ・エルリ
(チェロ)ロジェ・アルバン
シャンパイユ四重奏団 *
(第1ヴァイオリン)ジャン・シャンパイユ
(第2ヴァイオリン)ジョルジュ・バルボン
(ヴィオラ)モーリス・フッソン
(チェロ)マヌエル・レカセンス |
シャンパイユ四重奏団のラヴェルは数年前にACCORD
でCD化されたがほとんど話題に上らないうちにあっという間に廃盤になった(61735-2)。知る人ぞ知る同曲の名演。
「カルヴェ四重奏団の第1ヴァイオリンのジョゼフ・カルヴェ氏が去ったあと、第2ヴァイオリンのジャン・シャンパイユ氏が再結成したこの四重奏団は、録音こそわずかしか残していませんが、その実力は先輩格のカルヴェ、ブイヨン四重奏団にまったく引けを取らぬものです。とくにこのラヴェルの新録音に関しては、各楽章ごとの自然で確信に満ちたテンポや、前カルテット譲りの鋭敏な音感に加えて、アゴーギグ、ポルタメントをやや控えた品格の高さが仄かにエロスをも漂わせ、この四重奏団の楽曲への強い共感と解釈へのただならぬ自信を感じさせます。個人的には、レーヴェングート四重奏団のDG録音と並び立つ名演と思っています。(「クラシック名盤この1枚」高橋新人氏)」
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ASS-048
\1390 |
ルーマニア放送弦楽四重奏団
ラヴェル:弦楽四重奏曲へ長調
10inch roumania electrecord MTS13/14
-
1950年代後期録音MONO |
ルーマニア放送弦楽四重奏団
(第1ヴァイオリン)ミルセア・ネグレスコ
(第2ヴァイオリン)イジドール・ヴェヒスラー
(ヴィオラ)マルセル・グロス
(チェロ)イオン・フォティノ |
マニアには驚愕の高額ルーマニア盤。 |
ASS-049
\1390 |
パスキエ・トリオ
ベートーヴェン:
弦楽三重奏曲第2番ト長調Op.9-1
弦楽三重奏のためのセレナーデニ長調Op.8
12inch Pacific LDA D220 - 1950年代後期録音MONO |
パスキエ・トリオ
ジャン・パスキエ (ヴァイオリン)
ピエール・パスキエ (ヴィオラ)
エティエンヌ・パスキエ (チェロ) |
いまも熱烈なファンに支持されるパスキエ・トリオの貴重な3つのアルバムが登場。今回はかなりARDMOREも盤収集に苦心したと思われる。 |
ASS-050
\1390 |
パスキエ・トリオ
ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
ルーセル:
フルート三重奏曲へ長調Op.40
弦楽三重奏曲イ短調Op.58
10inch Erato DP43-1 - 1950年代後期録音MONO |
リュセット・デカーヴ (ピアノ)
ジャン=ピエール・ランパル (フルート)
パスキエ・トリオ |
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ASS-051
\1390 |
パスキエ・トリオ
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調Op.15
10inch Columbia FC1057 - 1950年代中期録音MONO |
マルグリット・ロン (ピアノ)
パスキエ・トリオ |
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ASS-052
\1390 |
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
べートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調Op.23
同第6番イ長調Op.30-1
12inch Westminster WL5164 |
ジャン・フルニエ (ヴァイオリン)
ジネット・ドワイヤン (ピアノ) |

ASS-053
\1390 |
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.21-1
同第10番長調Op.96
12inch Westminster WL5176 |

ASS-054
\1390 |
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調Op.12-3
同第5番へ長調Op.24「春」
12inch Westminster WL5247 |

ASS-055
\1390 |
べートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.12-2
同第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
12inch Westminster WL5275 |

ASS-056
\1390 |
べートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調Op.30-2
同第8番ト長調Op.30-3
12inch Westminster WL5292 |
全て(1950年代初期録音MONO)
1911年生まれ、ピエール・フルニエの弟であり、ジネット・ドアイヤンの夫であるところのジャン・フルニエのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集。ティボーに学び、バドゥラ=スコダ、ヤニグロとトリオを結成。今回の録音のように夫人との共演も多かった。ただこれまでベートーヴェンの「大公」は聴いたことがあったと思うのだが、このソナタ全集は聴く機会がなかった。一体どんな演奏なのだろう・・・。
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ASS-061
\1390 |
仮面カップル〜「ヴァイオリン・リサイタル集」
プロヴォスト:間奏曲
ポンセ:エストレリータ
ウィンターニッツ:踊る操り人形
ホイバーガー:真夜中の鐘
ヴェチェイ:悲しみのワルツ
ブランディ:オールド・リフレーン
エルガー:愛の挨拶
トセリ:セレナーデ
ゲンス:スケルツォ
ヴィエニャフスキ:奇想的ワルツ
(他全14曲)
10inch Philips (Holland) S06072R &
S06024R -
1950年代後期録音MONO |
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ロマノ・ルバート?(ジャケ表記)
実は、ナップ・デ・クリィン (ヴァイオリン)
ビアンカ・リトゥルノ?(ジャケ表記)
実は、アリス・へクシュ (ピアノ) |
謎の偽名カップル・・・知る人ぞ知る噂の演奏!あと一枚オランダ盤に録音がある。ジャケ裏にはルバートに変装したクリィンの姿が掲載されているので正体があきらかになる。全てオランダのみのオリジナル盤で再発はされていない。(ARDMORE)
ジャケットがかわいい。 |

ASS-062
\1390 |
「6人のピアニスト」
ラモー:タンブーラン
モーツァルト:メヌエット
シューマン:アラべスク
べートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
ショパン:練習曲Op.25より第4番、第12番
リスト:エステ荘の噴水
フォーレ:夜想曲第4番Op.36
ドビュッシー:水の反映
ラヴェル:水の戯れ
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」より断片
12inch Club National du Disque CND8 -
1950年代後期シャルランによる録音MONO |
Pierre Maillard-Verger / ピエール・マイヤール=ヴェルジェ
Claude Helffer / クロード・エルフェ
Bernard Ringeissen / べルナール・ランジュサン
Jean Laforge / ジャン・ラフォルジュ
Babeth Leonet / バべト・レオネ
Jean-Paul Sevilla / ジャン=ポール・セヴィリャ
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また不思議なアルバムを見つけてきたな・・・。 |
ASS-064
(2CD-R)
\2200→\1790 |
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)
第1番へ長調BWV.1046 |
(ヴァイオリン) シモン・ゴールドベルク (オーボエ)
グスタフ・クレン
78rpm Brunswick 90302/4 - 1933年録音MONO |
アロイス・メリヒャル指揮
ベルリン・フィルハーモ二ー管弦楽団 |
第2番へ長調BWV.1047 |
(ヴァイオリン) シモン・ゴールドベルク
(チェロ) ハンス・ボッタームント
(トランぺット) パウル・スポーリ
(フルート) アルベルト・ハルツァー
(オーボエ) グスタフ・クレン
78rpm Polydor 27293/4 - 1932年録音MONO |
第4番ト長調BWV.1049 |
(ヴァイオリン) シモン・ゴールドベルク
(フルート) アルベルト・ハルツァー & ハインツ・ブライデン
78rpm Brunswick 90246/8 - 1933年録音MONO |
第5番二長調BWV.1050 |
(ヴァイオリン) ジークフリート・ボリース
(フルート) フリードリヒ・トーマス
(チェンバロ) フランツ・ルップ
78rpm Polydor 15073/6 - 1934年11月録音MONO |
第6番変ロ長調BWV.1051 |
(ヴィオラ) ラインハルト・ウォルフ & クルト・オーバーレンダー
(チェロ) ウォルフラム・クレーバー 他
78rpm Polydor 15066/7 - 1933年録音MONO |
第3番ト長調BWV.1048 |
ウィルへルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
78rpm Polydor 95417/8 - 1930年録音MONO |
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フルヴェンの第3番以外はあまり知られていない、ベルリンフィル当時のソリスト達。 |

ASS-065
\1390 |
モーリス・ジャンドロン
〜「チェロ小品集」
リムスキー=コルサコフ:歌劇「サルタン皇帝の物語」〜
熊蜂の飛行
サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」〜白鳥
シューマン:「子供の情景」〜トロイメライ
ヘンデル:ラルゴ
ポッパー:セレナーデ
ドヴォルザーク:ユモレスク第7番
フィッツェンハーゲン:常動曲
モシュコフスキー:ギターレ
バッハ:コラールBWV.639
(全10曲) |
10inch Philips G05 420R - 1950年代後期録音MONO |
(チェロ) モーリス・ジャンドロン
(ピアノ) ピーター・ガリオン |
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ASS-069
\1390 |
ラヴェル:弦楽四重奏曲へ長調
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調
12inch (F) Pacific LDP-F48 - 1950年代初期録音MONO |
パレナン四重奏団 |

ASS-075
\1390 |
ファリャ:7つのスペイン民謡
7inch Ducretet Thomson LPP8640 -
1950年代中期録音MONO |
(S) アンパリート・ぺリス
(P) ジェルメーヌ・ティッサン=ヴァランタン |
ファリャ:
協奏曲(チェンバロ、フルート、オーボェ、クラリネット、
ヴァイオリンとチェロのための)
歌曲「プシュケー」(フランス語)
ドビュッシーのオマージュ
コルドバのソネット
10inch Ducretet Thomson 260C 088 -
1950年代後期録音MONO |
(S) ピエロット・アラリー
(S) マリア・カレスカ
(G) ミルドレッド・クラリー
(Cemb) フランク・ベルグ
(Fl) ジャン=ピエール・ランパル
(Ob) ピエール・ピエルロ
(Cl) ジャック・ランスロー
(Vn) ロベール・ジャンドル
(Vc) ロべール・べックス
(Hp) ザビーヌ・二コレスコ
ピエール・ジャメ五重奏団 |
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ASS-082
\1390 |
アレクサンドル・セリエ (ピアノ)
バッハ:フランス組曲第6番ホ長調BWV.817
ハイドン:ソナタ二長調
ベートーヴェン:「11のバガテル」Op.119より(3曲)
ウェーバー:常動曲(ピアノ・ソナタOp.24より)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調Kv.331「トルコ行進曲付き」
シューマン:「飛翔」Op.12-2 「なぜ?」Op.12-3
ブラームス:狂詩曲ト短調Op.79−2 |
12inch Club National du Disque CND48 -
1950年代中期録音MONO |
アレクサンドル・セリエ (ピアノ) |
先日リリースされてピアノ・ファンを歓喜の渦に巻き込んだアレクサンドル・セリエ、その50年代のソロ録音が登場。以前グリーンドアからも復刻されたもの。
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ASS-085
\1390 |
アリーヌ・ヴァン・バレンツェン
べートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.「悲愴」 ++
同 第14番嬰ハ短調Op.27−2「月光」
++ *
10inch HMV FBLP1032 - 1950年代初期録音MONO
++
78rpm (F)HMV DB11165/6 - 1947年録音MONO * |
(ピアノ)アリーヌ・ヴァン・バレンツェン |
「熱情」(ASS-003)と合わせるとなんとバレンツェンのベートーヴェン3大ソナタが揃ってしまう、ということになる。
「熱情」ほどムチャはやっていないが、「月光」終楽章の完全に自分の世界に浸りきった没入型演奏は、まさにこの人の真骨頂。
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ASS-087
\1390 |
マグダ・タリアフェロ
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番へ長調Op.103「エジプト風」
ジャン・フルネ指揮 コンセール・ラムルー管弦楽団
10inch Philips N00664R - 1953年録音MONO
ショパン:
華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22
ワルツ第5番変イ長調Op.42 |
マグダ・タリアフェロ (ピアノ) |
ジグムント・ディガット
ショパン:
子守歌Op.57
マズルカ第2番Op.6−2 第23番Op.33−2
ノクターン第7番Op.27−1
10inch Ducretet-Thomson LP 8737 - 1950年代録音MONO |
ジグムント・ディガット (ピアノ) |
先日、同じARDMOREのジャンヌ=マリー・ダルレによるサン=サーンスのピアノ協奏曲全集(FOURES-6)を絶賛する際に、評論家の谷戸基岩氏の「これを凌駕できるのはタリアフェロの5番だけ。」というコメントを紹介した。
そのタリアフェロの5番である・・・。
あのダルレを凌駕するというタリアフェロの5番。カザルス、コルトー、アルベニス、ファリャ、アーンに愛され、20世紀最高の女流奏者と言われたタリアフェロの・・・伝説的演奏。
これがまあ、やっぱりすごい。かっこいい。並み居る男たちの名演と比べても、格段に男前。見得の切り方にすごみがある。下でも書いたが、世界で彼女だけが持ちうる独特の舞踏感覚。間合い。リズム。
多くの同時代人を魅了し、録音から半世紀、ずっと多くの未来人を魅了してきたのも当然といえば当然の、これぞまさに名演。
しかしこのアルバムの主役は、実はタリアフェロだけじゃなかった。とんでもない演奏がそのあとに続く。
ジグムント・ディガット。
1894年生まれのポーランドのピアニスト。今ではその名を知る人はほとんどいないが、ルービンシュタインと並ぶパデレスキーの愛弟子だった。
しかしルービンシュタインと比べるのが悲しいほどにその録音は少ない。今回登場した4曲と、あと数曲残されているだけ。
が・・・このショパンがすごい。
なんともデリケートでナイーヴ。まるでパリのサロンでショパンが弾いているかのような、そんな思いにさせてくれる美しく透き通った演奏。白い陶器でできた像のような、鍵盤の上をなぞる青白い指が見えるような、こんな優美な演奏があったとは。
この人、ただものじゃない。
ひとつお願いがあります。
タリアフェロが終わったとき、一度演奏を止めてほしいんです。そしてちょっとコーヒーでも飲んで、それから・・・心が落ち着いてから、ディガットを聴いてほしいんです。
二人の演奏は混じってはいけないから。
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ASS-090
\1390 |
ジャンヌ=マリー・ダルレ&パスカル四重奏団
フランク:ピアノ五重奏曲へ短調
12inch Pathe DTX 123 - 1950年代初期録音MONO |
(ピアノ) ジャンヌ=マリー・ダルレ
パスカル四重奏団
ジャック・デュモン&
モーリス・クリュー (Vn)
レオン・パスカル(Vla)
ロバート・サレス (Vc) |
古き佳き時代のパリを思わせるエレガントで繊細な演奏を聴かせてくれるマリー・ダルレ。室内楽のイメージはあまりなかったのだが、パスカルSQとのフランクが登場。
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ASS-092
\1390 |
リリエンヌ・ガル二エ (ヴァイオリン)
デルヴァンクール:
ヴァイオリン・ソナタ
未完の弦楽四重奏曲
12inch Club National du Disque CND3
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1953年録音MONO |
リリエンヌ・ガル二エ(ヴァイオリン)
ジャン=ポール・セヴィーラ (ピアノ)
パレナン四重奏団 |
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リリエンヌ・ガル二エ・・・。
また未知のヴァイオリニストを連れてきた。
ほとんど資料はないのだが、RCAのLIVING DTAGEなどに録音が残っているようなので、1950年当時はそこそこ名の知れた名手だったのだろう。レパートリーはバッハ、パガニーニ、ヴィエニアフスキー、ラヴェルといったところ。ARDMORE、今回はClub
National du Disqueから出ていた2つのアルバムを復刻してきた。デルヴァンクールの1枚は、アール・デコを代表するフランスの画家ポール・コランのジャケットということもあって、マニアには有名なアルバムらしい。
クロード・デルヴァンクール(Claude Delvincourt)は1888年パリ生まれの
フランスのピアニスト・作曲家。パリ音楽院の院長だったが、レジスタンス活動に参加したためゲシュタポの脅迫を受け辞職に追い込まれた人。 ガルニエはそのデルヴァンクールのヴァイオリン・ソナタを弾いている。土俗的な感性と近代的な感性を両立させたなかなかの力作。 |
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ASS-093
\1390 |
(ピアノ)マグダ・タリアフェロ
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化芝居「幻想的情景」Op.26
フォーレ:即興曲第2番
モーツァルト:トルコ行進曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番二長調Kv.537
「戴冠式」 *
78rpm Pathe PAT19/21 (1934年録音)
78rpm Ultraphone P75908/9 (1930年代後期録音)
78rpm DECCA TF141/4 (1930年録音)* |
(ピアノ)マグダ・タリアフェロ
レイナルド・アーン指揮
コンセール・パドゥルー管弦楽団 * |
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先発売の(ASS-008)フォーレとトルコ行進曲と重複しますが、今回新たにリマスタリングしました。(ARDMORE)
タリアフェロに美しいピアノ協奏曲を献呈し、指揮までして録音を残したアーン。ここで聴けるのは自作ではなくモーツァルトの「戴冠式」。
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