クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ




在庫超特価セール
戦中最末期、1944年9月8日
クナッパーツブッシュ&ベルリン・フィル
ブルックナー:交響曲第4番
ARCHIPEL ARPCD 0044 (1CD)\1400→¥890



 1944年9月8日。
 このときクナはバーデンバーデンにいた。静養である。ナチスの命令で国外に出ることが赦されなかったのでここを選んだ。
 ベルリン・フィルもまたバーデンバーデンにいた。疎開していたのである。
 そんな両者がそのとき録音したのが今回のブルックナー。


 時代は第2次世界大戦末期。

 1944年6月、連合国側はノルマンディー作戦に成功、8月にはパリ解放。7月にはヒトラーの暗殺未遂事件も起きている。
 すでにベルリン・フィルハーモニー楽堂は空襲で焼け落ちており、ドイツのほとんどの劇場が閉鎖されていた。
 混乱する政治情勢の中、ドイツが夕闇に向かって突っ走っているのは誰の目にも明らかだったろう。
 4ヵ月後にはフルトヴェングラーはスイスに亡命、あのカラヤンでさえ身の危険を感じてイタリアに逃れることになる。

 クナにしても、これから自分がどういう状況に追い込まれるのか、そしてドイツがこれからどうなるのか、その行く末はなんとなく分かっていたと思う。
 事実クナはこの1944年の9月9日以降、ベルリンやウィーンなどの公演をすべてキャンセル。その後、彼の消息はつかめなくなる。
 つまりこれが戦中最末期の演奏ということである。


 クナが次に表舞台に登場するのは戦争の終わった1945年8月17日。
 しかしご存知のようにそのあとすぐに彼はナチ協力者の烙印を押され、また指揮棒を取り上げられる。
 クナが非ナチ化裁判から完全復活するのは1947年の1月。ベルリン・フィルに登場するのは実に1950年のこととなる。

 そんなふうになることを、クナはこの時点でなんとなく察していたのではないか。
 そう思わせる、尋常でない演奏。


 これまでいやというほどいろいろなところからリリーズされてきた音源で、TAHRAやPREISERなどからも実績がある名演中の名演だが、音質に関していうならこのARCHIPEL盤に軍配が上がる。
 

 今回は恐るべき超特価でのセール。
 在庫は10枚近くあるが価格が価格なのでどうぞお早めに。


Bruckner: Symphony No. 4 in Eb Major 'Romantic'
ARPCD 0044
\1400→¥890
ブルックナー:交響曲第4番 クナッパーツブッシュ指揮
ベルリン・フィル
1944年9月8日録音。
オリジナル放送音源テープから。











翌日9月9日の、地獄のようなブラームス交響曲第3番
アリア・レーベル第12弾


上記ブルックナーとこのブラームスを聞けば、戦中最後のクナッパーツブッシュの心情を追いかけることができるわけである。

AR 0012
1CD-R\1700
ブラームス:交響曲第3番 ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
原盤:12inch Melodiya D06429/30(OCT5289-56) モノラル


録音:1944年9月9日、バーデンバーデン


 これはレクイエムか・・・。
 この曲に彼はどんな思いを込めたのか。
 クナッパーツブッシュとベルリン・フィルによる1944年9月9日のブラームス交響曲第3番。
 クナ、戦時中最後の演奏である。


 アリア・レーベルは、何度もいうように「名曲の名演を気軽に確実に手に取ってもらうために」設立された。そういう意味でアリア・レーベルで取り上げられる音源は、初めての方でも安心して聴ける王道的演奏が基本となる。
 しかし今回は違う。
 これは初めての方にお奨めできるオーソドックス演奏ではない。録音史でも類を見ない異様な演奏である。
 ただ、クナッパーツブッシュという偉大な指揮者を取り上げるにあたって、この演奏を紹介しないわけにはいかない。だからもし幸いにして(皮肉でなく)まだこの曲を聴いたことがない方がいたら、まずはオーソドックスな演奏を100回ほど聴いて、そのあとこの録音に触れてほしい。
 きっと恐るべき体験をすることになる。


 クナとベルリン・フィルのブラームス交響曲第3番といえば、拙著でも紹介した1950年の異常演奏がある。
 その破天荒でハチャメチャな演奏はクラシック・ファンには有名で、冒頭から最後の最後まで抱腹絶倒。そんじょそこらのエンタテインメントじゃ太刀打ちできない衝撃的バラエティ。毀誉褒貶は当たり前。人によっては地べたにCDをたたきつけて怒るかもしれない。
 そんなショッキングな1950年の録音だが、しかしその演奏はどこか天国的で、どういうわけか無条件で笑いが赦されるような雰囲気があった。
 
 だが1944年9月9日、この日のブラームス交響曲第3番は違う。

 その息詰まる緊張感と焦燥感、そして何より胸にこみ上げてくる哀切の思い。
 異様な解釈は例によって随所で現れるのだが、しかしまったく笑えない。そういうことを許さないただならぬ雰囲気が全篇を覆っているのである。
 この演奏は、クナにとってドイツへのレクイエム、そして音楽に対する別れの歌だったのか。

 嘘だと思うのならこの第3楽章を聴いてみてほしい。
 こんな演奏はちょっとありえない。


(クナッパーツブッシュのブラームス交響曲第3番の録音)
戦中 1942.2 ベルリン・フィル ベルリン
1944.9.9 ベルリン・フィル バーデンバーデン 当録音
戦後 1950.11 ベルリン・フィル ベルリン
1955.7.26 ウィーン・フィル ザルツブルグ
1956.11.4 ドレスデン国立歌劇場管 ドレスデン
1962.5.14 ケルン放送響 ケルン
1963.11.15 シュトゥットガルト放送響 シュトゥットガルト

 

 「キーン」という金属音がする。第1楽章ではわりと目立つ。Melodiya盤の特徴ということなので73年プレス盤も引っ張り出して聴いてみたが同じだった。
 この音をどこまで消すかARDMOREと散々協議したが、臨場感を優先してほとんど剥き身のままでいくことにした。


 フォーマットはCD-R。ケースは薄型で、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。
 針音や歪みなどのオリジナル・ノイズがありますがご了承ください。




ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2018 ARIA−CD.All rights reserved.08