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この5枚を聴いておけば
バッハの子供&孫のすごさが分かる、語れる



 バッハは子だくさんだった。
 最初のマリアとの結婚によって7人、2度目のアンナとの結婚によって13人の子供が生まれた。
 合計20人。
 しかしその半数は生まれて間もなく亡くなり、結局6人の息子と4人の娘が成人した。
  6人の息子のうちプロの音楽家として活動したのは4人。

 とくにいまでもその作品が聞かれるのは2人。
 まあ一般的にはこの二人の名前だけを覚えておけばとりあえず大丈夫。

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次男
C・P・Eバッハ
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714〜88)

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末っ子
J・C・バッハ
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735〜82)

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 この二人は、生前に関していうと、父親よりも有名であり、当時バッハというと、この二人のことをさしていた。
 いまでは忘れられかけているが、最近また復興の兆しがある。
 とくにカール・フィリップは生誕300周年ということでわりと盛り上がった。



カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ 

 さて、そのカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ、前期古典派の代表的作曲家とされていて、ハイドンやモーツァルトやベートーヴェンに大きな影響を与えたが、その作風は「疾風怒濤」で「多感様式」、つまり聴いてわくわくどきどきする新しいタイプの音楽。

 この人がよく「前期古典派」の代表者と言われて、「???」と思う人も多いと思うが、それは決してまやかしなどではないのである。

 ここで紹介したいのはソナタ イ短調。
 哀愁漂う、美しくも気高い作品。
 モーツァルトやベートーヴェンにやがて訪れるあの「天からの才能」を、早くもこの時点でたっぷり味わうことができる。

 そして何よりこうした新しい形のロマンティックな音楽はそれまでほとんど存在しなかった。

 とくにこの曲は1759年の作曲。大バッハの死後まだ10年も経ってない。
 まさに新しい時代の先駆けであり、ある種革命的な作品といえるかもしれない。

 この人の才能を知りたければ、これを聴けば間違いない。

ソナタ イ短調




FUGA LIBERA
FUG536
\2700
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714〜88):
 『音楽通・愛好家諸氏のためのソナタ集』より

  1. カンタービレ(ソナタ第3番Wq.55より)
  2. ロンド 第1番 Wq.58
  3. ファンタジア ヘ長調 Wq.59
  4. ファンタジア 変ロ長調 Wq.61
  5. ロンド 第1番 ハ長調 Wq.56
 6. ソナタ イ短調
 7. 自由なファンタジア 嬰ヘ短調 Wq.67
 8. ジルバーマン殿のピアノに別れを告げて Wq.66
ジョスリーヌ・キュイエ(クラヴィコード)
C.G.フーベルト1785年製楽器のコピー/C.G.フリーデリツィ1773年製楽器のコピー
 
 中に2曲、とんでもない名曲が入っている。

 最初にそれを言ってしまうと推理小説の犯人を先に言ってしまうようなもので恐縮だが、ソナタ第3番のカンタービレ、そしてこのアルバムの中核をなすソナタ イ短調。
 哀愁漂う、美しくも気高い作品。
 モーツァルトやベートーヴェンにやがて訪れるあの「天からの才能」を、早くもこの時点でたっぷり味わうことができる。
 そして何よりこうした「激情的」でロマンティックな音楽はそれまでほとんど存在しなかった(とくにソナタ イ短調は1759年の作曲。大バッハの死後まだ10年も経ってない)。まさに新しい時代の先駆であり、ある種革命的な作品といえるかもしれない。

 そんな痛切な曲をまた、クラヴィコードのキュイエが、抜群の繊細さで、まるで詩を語るかのような演奏で聴かせてくれる。
 この2曲が聴きたくて、何度このアルバムをかけたことか。



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ヨハン・クリスティアン・バッハ 

 そしてヨハン・クリスティアン・バッハ

 彼には音楽史に残る大きなエピソードがある・・・

 ロンドン時代に、父レオポルトとロンドンにやってきた幼いモーツァルト少年と仲良くなるのである。
 一緒にクラヴィーアを弾いたり、作曲の手ほどきをしたりした。
 少年の頃のモーツァルトはヨハン・クリスティアンから大きな影響を受け、生涯尊敬していた。
 毒舌で知られるモーツァルトだが、ヨハン・クリスティアンに対する悪口だけは聞いたことがない。

 ずっと後、ヨハン・クリスティアンが亡くなったときモーツァルトは、「音楽界にとって大きな損失」と言っている。

 そのヨハン・クリスティアンのピアノ曲はまるでモーツァルト。
 
 いや、というかこの曲に関してはモーツァルトより斬新な部分もある。
 ときは1770年代。天才。

 すでにJ.S.バッハの時代ではない。

 ソナタ ハ短調 作品17-2


 これを聴けばこの人のすごさが分かる。



NAXOS
8.570361
\1800
ヨハン・クリスティアン・バッハ:6 つの鍵盤ソナタ集 Op.17
 ソナタ ト長調 Op.17 No.1
 ソナタ ハ短調 Op.17 No.2
 ソナタ 変ホ長調 Op.17 No.3
 ソナタ ト長調 Op.17 No.4
 ソナタ イ長調 Op.17 No.5
 ソナタ 変ロ長調 Op.17 No.6
アルベルト・ノセ(ピアノ)

 若きモーツァルトに多大な影響を与えたと言われるJ・C・バッハ(1735-1782)は、鍵盤奏者としても革新的で、従来のチェンバロよりも新しいフォルテ・ピアノに興味を抱いた最初の人として知られている。
 作風もどことなくロマン派を先取りしていてちょっとひねった曲を聴きたい方にはぴったりの1 枚。
 2005 年、スペインのサンタンデール国際コンクールのピアノ部門で金賞を受賞した期待の若手ピアニスト、ノセによる演奏。


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 で、カール・フィリップ・エマヌエルとヨハン・クリスティアンだけ覚えておけばいい、と言ったが、実は長男も相当な才能の持ち主だった。

 J.S.バッハが最も愛し、高く評価して「あれは私の心にかなったせがれだ。」とまで言ったらしい。

 それが長男のヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ

ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ 

 J.S.バッハはフリーデマンのために幾つもの作品を書いており、フリーデマンはお父さんの寵愛を一身に受けていた

 でもその溺愛ゆえに、フリーデマンはわがままで、怠惰で、軟弱で猜疑心が強いというねじまがった根性の持ち主となる。

 ハレの宮廷音楽家となったが、ある大きな祝典で、父親の作品を自分の作品として発表、それがばれてしまってから凋落の人生をたどる。
 とくに父親の死後は守ってくれる人もなく、荒んだ生活の末、結局ベルリンで野垂れ死にする。

 晩年はお金がなかったため父親の楽譜を売り歩いて生計を立てたというから、音楽史的に見ると最高に罰当たりな奴といっていい。

 父、J.S.バッハから引き継がれた最高のDNAを食いつぶした放蕩息子。
 将来を期待されながら、自堕落の末に孤独を抱きしめながらのたれ死んだ男。

 しかしJ.S.バッハがもっとも愛し、唯一認めたというこの男。
 ただもののはずがない。

 ・・・ということでことあるごとにこの男の音楽を聴いてきたのだが、どうもその才能をビビビと感じさせてくれるアルバムに出会えなかった。

 ところがついに出会った。
 それがこれ。
 ときおりぎょっとするような瞬間が訪れる。

 12のポロネーズから第1番


 このスイング感、まるでジャズ。この男やっぱり天才だった。
 この曲を聴いてからこの人の悪口が書けなくなった。


W.F. バッハ:鍵盤作品集 1 (ヒル)
NAXOS
8.557966
\1800

W.F.バッハ:鍵盤作品集 第1 集
 12 のポロネーズ F.12/
 鍵盤のためのソナタ ニ長調 F.3/幻想曲 イ短調 F.23
ロバート・ヒル(フォルテピアノ)

 大バッハが唯一認めたと言われる長男フリーデマン(1710-1784)。あまりにも多くの天分とインスピレーションを受け継いだせいか、その音楽活動は当時の因習に受け入れられず最後は貧困と無理解の内に世を去ったといわれています。ここで聴ける「12 のポロネーズ」をはじめとした一連の作品にもその特色は強く現れており、半音階的な和声進行はしばしば聴き手を驚かせるものです。ロバート・ヒルの丁寧な演奏で。



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 で、ここまで3人の息子を紹介した。
 普通バッハの息子の話だと、大体ここで終わりである。

 でもさっき「バッハの息子は4人が音楽家になった」と言った・・・

 たしかにカール・フィリップ・エマヌエル、ヨハン・クリスティアン、そしてヴィルヘルム・フリーデマンまで覚えておけば問題ない・・・

 でも最後の一人がやっぱり気になる。

 最後の一人・・・

 ヨハン・クリストフ・フリードリッヒ・バッハ

 1732年生まれだからハイドンと同い年。

 フリーデマンは、「ヨハン・クリストフ・フリードリッヒは兄弟のうちでもっともクラヴィーア演奏に優れ、父のクラヴィーア曲を達者に演奏した」と言っている。

 彼はビュッケブルクというところの宮廷でチェンバロ奏者として雇われ、のちにコンサートマスターにまでなっているから、まあまあがんばってはいたと言っていい。

ヨハン・クリストフ・フリードリッヒ・バッハ

 しかし、評論家には、「大バッハには息子が3人いる。ヨハン・クリスティアン、カール・フィリップ・エマヌエル、そしてヴィルヘルム・フリーデマンだ。ビュッケブルクに4人目がいるらしいが私は大バッハの息子の中に数えたくない。」とか、「ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハの作品は、必ずしも他の兄弟と同じような歴史的意義が認められるわけではない。」とか言われてきた。

 確かに息子たちの中ではもっとも平凡な人生で、音楽の新しい流れに乗り切れず、やや寂しい晩年であったといわれている。

 でもそんなヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハの作品、なかなかCDになってない。

 そんななか、探してきた。
 ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハのフルートの曲。

 ちょっと聞いてみたいのでは?結構悪くない。

フルートとチェンバロのためのソナタニ短調


The Bach Family - Flute Sonatas
ACCENT
ACC 24216
\2700
大バッハの息子たちが作曲したフルート・ソナタ集
 W.F.バッハ:
  フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調BR WFB B 17
 J.C.バッハ:
  フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ヘ長調 H 597
 バッハ(?):
  フルートと通奏低音のためのソナタ ヘ短調
 ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ:
  フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ニ短調 HW VIII/3 Nr.1

 W.F.バッハ:
  フルートと通奏低音のためのソナタ ヘ長調 BR WFB B18
 J.C.バッハ:
 フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ニ長調 Op.16/1,W B10
バルトルド・クイケン(フルート・トラヴェルソ)
使用楽器:A.ヴィーマール1990年製(アウグスト・グレンザー1750年モデル)
エーヴァルト・デメイエル(Cemb)
使用楽器:アウグスト・ボンツァ2003年製(ヘンリー・ヘムシュ1736年モデル) 録音:2008年10月



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 ということで、音楽家になったバッハの4人の息子について見てきた。

 で、じつは最後に紹介したヨハン・クリストフ・フリードリッヒ・バッハには息子がいて、この人がバッハ一族の最後の音楽家となった。
 バッハには何人か孫がいたが、音楽家になったのは一人だけ。

 それがヴィルヘルム・フリードリヒ・エルンスト・バッハ

 1759年生まれ。モーツァルトの3つ下。

 プロイセン国王フリードリヒ・ヴィルヘルム2世(フリードリヒ大王の甥)にベルリンに招かれ、王室の宮廷楽長となったというからなかなかのもの。

 しかしそれ以外にあまりエピソードは残されてない。
 1843年84歳のときににライプツィヒで催されたJ.S.バッハの記念碑の除幕式に参列したが、彼がバッハの孫だとは参列者の誰も知らなかったという、そんなエピソードがあるにはある。

 ただふと思いついた。
 フリードリヒ・ヴィルヘルム2世にベルリンに招かれ、王室の宮廷楽長となった・・・ということは、1780年代にベルリンで活躍していたことになる。

 で、ベートーヴェンがドイツを旅行して、ベルリンにも立ち寄って、そこでものすごい演奏を王様の前で披露してご褒美をもらったというエピソード・・・これが1780年代。
 ということはそのときヴィルヘルム・フリードリヒ・エルンストもベルリンにいたはず。
 だからベートーヴェンに会っていたはずなのである。
 
 そう思って調べたら・・・やっぱりいた!
 そして・・・そこでベートーヴェンのすごい演奏を聴いてショックを受けて、それ以来人前でピアノを弾かなくなったらしい・・・。

 変なエピソードを発掘してしまった。

ヴィルヘルム・フリードリヒ・エルンスト・バッハ


 ヴィルヘルム・フリードリヒ・エルンスト、1845年まで生きて、86歳でなくなる。
 チャイコフスキーやドヴォルザークが生まれたときにはまだ生きていたわけである。

 でもこの人の作品の録音は極めて少ない。
 しかしオルガン曲が1曲録音されている。
 これが結構ユニーク。
 オルガン曲だが宗教曲ではないと思われる。

 音楽史史上最大の音楽一族、その最後の音楽。
 バッハの末裔、ヴィルヘルム・フリードリヒ・エルンストの作品である。

オルガンのためのトッカータ



BRILLIANT
BRL94483
\1800
バッハ・ファミリーによるオルガン曲集

 ハインリヒ・バッハ:コラール『われを憐れみたまえ、主なる神よ』
 ヨハン・クリストフ・バッハ:プレリュードとフーガ 変イ長調
 ヨハン・ミヒャエル・バッハ:コラール『終りの時に 進みゆくわれを』
 ヨハン・ベルンハルト・バッハ:パルティータ『平和の君、イエス』
 ヨハン・ローレンツ・バッハ:フーガ ニ長調
 ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ:フーガ ハ短調
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:ロンド ト長調
 ヨハン・エルンスト・バッハ:幻想曲とフーガ ヘ長調
 ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ:プレリュード ホ短調
 ヨハン・クリスティアン・バッハ:バッハの名によるフーガ
 ヴィルヘルム・フリードリヒ・エルンスト・バッハ:トッカータ ハ長調
セルジオ・ミリテロ(オルガン)
2012年8月
BRILLIANT、すぐに廃盤になるので要注意。



 というところで、この5枚を聴いておけば、バッハの子供&孫についてはとりあえず攻略できる。







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