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ムチャクチャかっこいいのである。
レスピーギ:劇的交響曲


 レスピーギが好きで、機会があるとその精緻なヴァイオリン曲を楽しんでいる。
 この作曲家の真髄は繊細で内面的な室内楽にあると思うし、だからこそ「ヴェリズモへの離反」としての立場が主張できうると。

 でも一般的にはこの人は相変わらず「ローマ三部作」の作曲家として知られる。
 ド派手で華麗で凄まじい管弦楽作品の達人と。

 それがイヤでこれまではこの人の室内楽作品ばかりを薦めてきたが、「ローマ三部作」以外のド派手な管弦楽作品を紹介すればもっと簡単に「レスピーギが「ローマ三部作」だけの人ではない」と証明できるかもしれない。

 ということで今回紹介するのは「劇的交響曲」という作品。

 なにしろ「劇的」と名がつくのであるから劇的である。
 当然ド派手で華麗で凄まじい。

 作曲されたのは1913年から1914年にかけて。
 ベルリンでピアニストをしながら勉強した後イタリアに帰国し、ようやくローマでサンタ・チェチーリア音楽院作曲科教授の任に就いた頃。

 レスピーギはこれまでの見聞・知識・経験を生かし、名門音楽院の作曲科教授にふさわしい壮大で緻密で完成度の高い「交響曲」を創り上げようとしたのだ。

 それがこの「劇的交響曲」なわけである。

 全部で3楽章。時間にしてなんと1時間。大交響曲である。レスピーギの意気込みも分かろうというもの。 

 しかし実は・・・、全編大ロマンで誰も飽きることのないとてつもない大傑作・・・とは言わない。
 第1楽章、第2楽章は、若干気宇壮大過ぎてどこか遠くに行ってしまっているような気配もある。

 正直に言おう。
 すごいのはラスト。
 ラスト3分。

 ここはどうか近所迷惑を顧みずに大音量にしてほしい。

 ムチャクチャかっこいいのである。
 こんなかっこいいラストの交響曲、これ以外にはない。

 ハリウッド映画とかちゃちなオペラなどまったく問題外。
 ベートーヴェンもマーラーも裸足で逃げ出してしまいそうな超大型大団円。
 この音楽史上に残るような壮大なラストのためにこれまでの1時間はあったと思うだろう。
 聴いた者は意味もなく意気軒昂となり、アドレナリンが噴出し、また明日から戦ってやるぞと力がみなぎること間違いない。


 このときレスピーギ35歳。
 交響詩《ローマの噴水》初演の3年前、サンタ・チェチーリア音楽院院長就任の10年前のことである。
 


 いままでいろいろな録音が出てきたが、ようやくラストを思いっきりはしたなく盛り上げてくれる演奏が登場した。
 サンパウロ生まれのブラジルの指揮者ジョン・ネシリングとリエージュ・フィル。
 もとのサンパウロ交響楽団との演奏ならもっとすごかっただろうが、喧嘩別れしてしまったみたいなので仕方がない。というかリエージュ・フィルなら不足はない。
 ここまでたっぷりとラストを聴かせてくれるのはやはり熱い南米の血によると思う。
 ありがとう、ネシュリング。




 ちなみに一緒に入っている「ベルファゴール」はキリスト教における七つの大罪に比肩する悪魔の一柱。「怠惰」「好色」を司る悪魔で女性の心に性的で不道徳な心を芽生えさせる力を持つという。
 一般には牛の尾にねじれた二本の角、顎には髭を蓄えた醜悪な姿をしているといわれ、



今回のジャケットがこんな↓ふうなのは、この悪魔を描いているためと思われる。

 歌劇「ベルファゴール」はレスピーギがサンタ・チェチーリア音楽院の院長に就任した翌年に作られた、時間にして2時間に及ぶ作品。
 オペラは作ってないと思われているレスピーギの大作オペラである。

 全曲が演奏されることはまれだが、序曲は軽妙かと思えば一転重厚。起伏激しくて楽しめる。
 ラストの華麗&爽快さはやはり「ローマ三部作」の人・・・。



BIS SA 2210
(SACD HYBRID)
\2700
ジョン・ネシリング(指揮)
 レスピーギの劇的交響曲

 レスピーギ:
  (1)劇的交響曲(1913-14)
  (2)歌劇「ベルファゴール」序曲(1924)
ジョン・ネシリング(指揮)
リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団
 ネシリングによるエネルギー大爆発の演奏!レスピーギの劇的交響曲と歌劇「ベルファゴール」序曲

 セッション録音:2015年4月/フィルハーモニーホール(リエージュ)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、70’03”

 SACD ハイブリッド盤。
 ジョン・ネシリング指揮リエージュ・フィルによるレスピーギの管弦楽作品集。最新盤は劇的交響曲と歌劇「ベルファゴール」序曲が収録されました。1914 年に完成した劇的交響曲は演奏時間1 時間ほどの3 楽章構成の大曲。
 冒頭のティンパニの連打から強烈なインパクトをあたえ、そのテーマがリズムのパターンとして幾度も登場する重厚なオーケストレーションが魅力的な作品です。
 歌劇「ベルファゴール」序曲も冒頭からエネルギーが大爆発。レスピーギらしいキャッチーな旋律が印象的です。
 ベルギーのオーケストラでありながらフランスを思わせる華やかなサウンドが魅力のリエージュ・フィルですが、ネシリングの熱いタクトで一層華々しい演奏を展開しております。






旧譜
ネシュリングによるレスピーギ「ローマ三部作」

 「レスピーギは「ローマ三部作」だけじゃない」と言っておきながらこれを紹介しちゃいかんだろ、というのはあるが、ネシュリングとサンパウロ響の貴重なレスピーギ録音(ネシュリングはこのあと楽団トップとけんかしてやめてしまう)。
 やっぱりすごいので紹介しておきます・・・

Respighi: Roman Trilogy
BIS SA 1720
(SACD HYBRID)
\2700
レスピーギ:
 (1)ローマの噴水 (2)ローマの松 (3)ローマの祭
ジョン・ネシュリング(指)
サンパウロ交響楽団
63’41”SACD ハイブリッド盤。
録音 2008年2月


<S-0429さんのコメントから>

 SACDでローマ三部作を楽しみたい、というだけで購入したんですが...いや、良かった!
 サンパウロってどこ?オケを聴く醍醐味とも言えるローマ三部作なのに、大丈夫かいな?という不安を見事に払拭してくれました。
 まず、録音はやっぱり良い!凄い、色々な音が聞こえる。
 が、演奏も素晴らしい!ブラジルのオケ&指揮者とあっては、バティスのようなネアカな音楽かと思いきや、意外や意外、大変色彩感にあふれた演奏!素晴らしい好演!
 それでいて金管の迫力も十分。個人的に、ラテン系の明るく抜けの良いHrが好印象。ハイレベルですよ、ホンマに。良い意味で期待を裏切ってくれた1枚。





旧譜
GENUIN イローナ・テン=ベルク
レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集



 で、レスピーギといえばその淡いヴァイオリン曲。
 そのすり寄ってこないクールな響きがたまらない。

 とくに気に入っているのは「レスピーギが編曲したバロックのヴァイオリン・ソナタ集」・・・
 確かに「リュートのための古風な舞曲とアリア」のような甘く美しい曲は入っていないのだが、とてもいい。

 バロック作品は、概して名旋律がある曲は少なく、放っておくとスルスル流れて終わり、というようなことが多い。
 今回レスピーギが編曲したのも大体においてそう。

 そんなすごい名曲は入ってない。
 なのだけれど、端整で気品あるこれらの作品が、堂々とした現代作品として美しく蘇って響いてくるとなぜか「名旋律」はないのに心が動かされる。

 腰を落ち着けて「さあ、聴くぞー!」というのではなく、ちょっと時間があるとき聴くにはピッタリだなあと思って、結局このアルバムばかり何度も聴いてきた。
 何度聴いても妙にベタベタと卑近にならないからいやにならない。
 水のように流れていって、でもさりげなく親しい。 




1枚聴くなら第2巻GEN87094。
このさりげなさ。
こういうところに作曲家の真の才能が表れるような気がする。

いずれも入手困難につき海外から直輸入します。
Respighi - The Complete Works for Violin and Piano Volume 1
GENUIN
GEN 86063
¥2800
レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 第1集
 ヴァイオリン・ソナタ ロ短調
 5つの小品6つの小品
イローナ・テン=ベルク(Vn)
ミヒャエル・シェーファー(Pf)

 レスピーギの器楽作品にも脚光が当たってきたとは言うものの、ヴァイオリン作品だけのCDは珍しい。
 ヴァイオリン・ソナタは1916年から1917年にかけての作品。同時期の「ローマの泉」とは異なり、内省的な美しさに満ちた音楽で、ことに第2楽章の面々たる情緒は素晴らしい。
 二つの小品集はいずれもまだレスピーギが20代の頃の佳曲である。
Respighi - The Complete Works for Violin and Piano Volume 2
GENUIN
GEN87094
¥2800
レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 第2集
  バロックのヴァイオリン・ソナタ編曲集

   ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
   ポルポラ:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調
   ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調、イ短調、第6番、第8番
イローナ・テン=ベルク(Vn)
ミヒャエル・シェーファー(Pf)
録音:2007年4月4−5日

 レスピーギは大管弦楽による華麗な作品で知られているが、一方で「リュートのための古風な舞曲とアリア」のようなバロックの作品の編曲でも知られるように、20世紀初頭に忘れられていたバロック音楽の復興に尽力した。
 これらのヴァイオリン・ソナタの編曲もその一環として行われ、通奏低音(チェロやファゴット等とチェンバロなどの鍵盤楽器)の伴奏をヴァイオリンとピアノに振り分けている。
 そうして出来上がった作品はまるでロマン派のソナタのような響きになるという興味深いものになっている。
Respighi - The Complete Works for Violin and Piano Volume 3
GENUIN
GEN 89116
¥2800
レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 第3集
 レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調/
 タルティーニ(レスピーギ編):ヴァイオリン・ソナタ ホ長調/
 タルティーニ(レスピーギ編):牧歌/
 ロカテッリ(レスピーギ編):ヴァイオリン・ソナタ第6番
イローナ・テン=ベルク(Vn)
ミヒャエル・シェーファー(P)

 レスピーギのヴァイオリンとピアノのための作品全集第3集は、まだ学生だった1897年作曲のヴァイオリン・ソナタと、バロック・ヴァイオリン曲の編曲を収録。
 ことにヴァイオリン・ソナタは、レスピーギの出発点を示す作品として重要である。

 録音:2008年5月13,14日,ミュンヘン、DDD、73'50






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