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名演奏家貴重ライヴCD-Rシリーズ
LIVE SUPREME
1CD−R\1090



 ひさびさの名演奏家CD-Rレーベル’LIVE SUPREME’。

 ただリスト・アップされているものの中で既に廃盤のものもあるとのこと。入荷には1ヶ月かかるのでご了承ください。
 <ご注意ください>
 音飛びやノイズなどについてはメーカーが把握しているものはコメントするようにしていますが、それ以外の場合でも発生する可能性があります。
 基本的に「再生不能」や明らかな「製作ミス」以外に関しては交換・返品をお受けできないのですが、どうか熱心なマニア向け商品ということでご了承くださいませ。
 CD-Rは通常のCDとは違いレーザー光線で情報を記録するメディアで、再生方法・保存方法はCDとまったく同じです。ただ光には弱いのでお気をつけください。また、水に濡れると表面の印刷が落ちることがあるのでご注意ください。



LSU1001−2
(3CD-R) 
\3270
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 ブレンデル(P)
デニス・ラッセル・デイヴィス指揮
ベルリンフィル
1983年9月ベルリン芸術週間ライヴ。現代ピアノ演奏の最高峰、ブレンデル。その精神的、レパートリーの支柱ともいえるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集が見事に揃った。巨匠は各地で短期間の全曲演奏を行っており、それぞれ、その時の最善の姿を観客に提示しているが、この83年ライヴもひとつのピークともいえる大熱演で、近年ともすれば思索に耽りがちなピアニズムを聞かせるブレンデルだが、20年前の当時は真っ向勝負で清清しい。そして、特筆すべきはデニス・ラッセル・デイヴィスの指揮で、「皇帝」の追いまくるような統率振り、緘徐楽章における、しっとりした味わいなど、まったく不満を感じない。ベルリンフィルもカラヤン時代のゴージャス、豪胆なサウンドを存分に魅せる。音質は極上とはいえず、ぼこぼこしたノイズも散見されるが、一般鑑賞には差し支えないレベル。
LSU1002−2
廃盤の可能性あり
グルダ:コンチェルト・フォー・マイセルフ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
グルダ(指揮とP)
北ドイツ放送交響楽団
1993年5月の録音。グルダが晩年に最も活躍した時期の名演。音色はどこまでも美しい。そして技術的にも最高潮だった。
(NDRの自主制作盤で入手できる可能性もあり)
LSU1003−2 シューマン:ヴァイオリン協奏曲、交響曲第3番「ライン」 ヤノフスキ指揮
ベルリン放送響
トーマス・ツェートマイヤー(Vn)
2002年11月27日の録音。この人も真面目指揮者。徹底したトレーニングで、フランス放送フィルをパリ一番のアンサンブルに仕上げた功績も凄い。シューマンのヴァイオリン協奏曲は叙情の香り豊かな名曲だがディスクは極めて少ない。癖のない名手ツェートマイヤーの最新演奏は歓迎されよう。
LSU1004−2 チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 ホーネック指揮
ベルリン放送SO
アイヒホルンの跡を継いでブルックナー:交響曲全集を完成したホーネック。今では実力指揮者として、様々なオーケストラから引っ張りだこらしい。1998年10月。
LSU1005−2 ハイドン:交響曲第104番「ロンドン」
エルガー:エニグマ変奏曲
コリン・デイヴィス指揮
バイエルン放送響
1990年代の録音。安定した実力ゆえに却ってアピールに欠けるのか、いまいち評価の定まらない巨匠、コリン・デイヴィスの十八番。モーツァルト同様にハイドンも素晴らしい。上品このうえない。そしてお得意のエルガーもうまく退屈さを隠し、品格と柔らか味に見るべきところが多い名演。
LSU1006−2 ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
ドビュッシー:夜想曲
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
ツェンダー指揮
南西ドイツ放送響
ルアナ・デ・ヴォル(Ms)
2002年9月13日ルツェルンでの録音。ギーレンが遅いテンポと叙情性を醸し出してきたのに対し、今もまったく雰囲気などに目もくれない冷淡な演奏を敢えて心掛けているかのような巨匠ツェンダー。冷蔵庫の中で作曲していると陰口を叩かれるのが分かるウルトラ・ドライ演奏。
LSU1007−2 マーラー:交響曲第9番 ヘルヴィッヒ指揮
ザールブリュッケン放送響
2002年3月の録音。カナダでの活躍はドイツ音楽の権威、イングランドでも、そのように目されていた巨匠ヘルヴィッヒ。ディスクの少なさは遺憾ともしがたく、わが国では本領を知られぬまま、既に70歳を越してしまった。今からでも遅くはない。こういう名演に触れてほしい。
LSU1008−2
(2CD−R)
\2180
ベルリオーズ:レクイエム デ・ブルゴス指揮
北ドイツ放送響&同合唱団
G.Arristo(T)
1988年8月28日の録音。巨匠デ・ブルゴスは、広範なレパートリーを持ち、世界各国のオーケストラに常時客演。こういうことが評価と全く繋がらず、却って希少価値を減じて軽んじられさえもする好例。元々解釈の水準は非常に高い人なので、円熟の極みとも言える昨今の演奏は非の打ち所はない。
LSU1009 レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」、「ローマの松」 デ・ブルゴス指揮
北ドイツ放送響
ステファン・ワーグナー(Vn)
2002年12月14日の録音。デ・ブルゴスの最新盤。巨匠の名に恥じない名解釈を見せるが、過小評価されているのは惜しい。真のコスモポリタンに拍手。
モーツァルト:セレナータ・ノットゥルナ, ショスタコーヴィッチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 を含めての2枚組告知だったが上記内容の1枚ものに変更となった。
LSU1010 ベートーヴェン:交響曲第7番 テンシュテット指揮
ミネソタ管弦楽団
1989年11月の録音。巨匠テンシュテットのアメリカ録音。ビッグファイヴばかりでなく、この辺のオケとの共演というのも食指をそそられる。比較的遅いテンポが採用され、厳格に刻むリズムは普段の激情型演奏とは一味違う。ふつふつと湧き上がるようなパワーが途切れない。音質は各所に傷があるが抜群の演奏。
LSU1011 バルトーク:管弦楽のための協奏曲 クーベリック指揮
ボストン交響楽団
1973年1月28日の録音。クーベリックはこの曲をボストン響とスタジオ録音しているが、当然の如く別人のような燃焼度の高い名演。ところどころ、即興的なテンポアップがあり、これが見事に決まったり、そうでない場合もあるが人間味溢れる演奏は聴いていて清清しいばかり。音質はこもりがちだが一般鑑賞に不足なし。
LSU1012 マーラー:交響曲第1番「巨人」 クーベリック指揮
ロンドン交響楽団
1975年9月の録音。序奏から爆発したくてうずうずしながらもそれに耐えて、決め所でド迫力になる凄い演奏。第2楽章の快活な音楽表現、金管はもはや野性の雄叫び。第3楽章のメランコリックな味わいも素晴らしい。そして驚愕の終楽章!ヒスノイズが続くが音自体はしっかりしているとのこと。
LSU 1013 スメタナ:連作交響詩「我が祖国」 クーベリック指揮
シカゴ響
1983年10月27日、ステレオ録音。クーベリックのテーマ曲ともいえそうな「我が祖国」。演奏のいずれもが感動的なものばかりだ。シカゴ響とは、マーキュリーに録音があるがモノラルだった。当ライヴは、巨匠の第一回引退直前、シカゴ響の献身的な協力を得て、艶やかで、大胆な変化も散見される素晴らしいライヴ。日本ライヴ同様、前半で休憩をとっている。胸に迫る演奏。音質は多少の揺れがあるが、そこそこ良好。
LSU 1014
(2CD−R)
\2180
ヘンデル合奏協奏曲ト短調
ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエム
ラヴェル:クープランの墓
ルーセル:交響曲第3番
クーベリック指揮
シカゴ響
1983年11月3日、ステレオ録音。巨匠クーベリックとシカゴ響、魅力の組み合わせ。豪快なだけでなく繊細な色合いも見事に表出する名コンビ。ラヴェルの巧妙さは意外とも思えるほど。そしてレパートリーの広さも尋常ではなかった巨匠のルーセルが聴けるのも嬉しい。
LSU 1015
廃盤
ブラームス:交響曲第4番 コンヴィチュニー指揮
ベルリン国立歌劇場管
1960年、モノラル録音。コンヴィチュニーは意外と録音に恵まれなかった指揮者であり、特にブラームスの交響曲は第1番しかない。第4番は初出ではないが濃厚な弦楽器の表現、どっしりと重いテンポ。そして音質の良さは特筆すべきものがある。
LSU 1016
(2CD−R)
\2180
ホロヴィッツ・イン・ベルリン 1986
 スカルラッティ:ソナタロ短調33、ソナタホ長調23、ソナタホ長調224
 ラフマニノフ:前奏曲ト長調作品32−5、前奏曲嬰ト短調作品32−12
 スクリアビン:練習曲嬰ハ短調作品2−1、練習曲嬰ニ短調作品8−12
 シューマン:クライスレリアーナ
 リスト:ウィーンの夜会、ペトラルカのソネット
 ショパン:マヅルカイ短調作品17−4、マヅルカへ短調作品7−3
 ポロネーズ第6番変イ短調作品53−6
 シューマン:子供の情景よりトロイメライ
 リスト:忘れられたワルツ
ホロヴィッツ(P)
1986年5月18日、ベルリンフィルハーモニー大ホールでの録音。ご存知ホロヴィッツ最後の大規模なツアーとなった一連の公演から。高名なモスクワ公演の一ヵ月後のライヴ。明るい雰囲気のベルリン・フィルハーモニーもホロヴィッツの陰影豊かな狂気の音色に包まれて一種異常な空気を生み出している。ピアノに最も重要なのは音色、という至上命題が何よりも優先されている。
LSU 1017 ホロヴィッツ・イン・ハンブルク 1987
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番 〜第3楽章 ラスト5分
 リスト:ウィーンの夜会
 シューマン:子供の情景
 ショパン:
  マヅルカロ短調作品33−4、ポロネーズ第6番嬰イ短調作品53−6
 シューベルト:楽興の時第3番へ短調
 モシュコフスキ:火花
ホロヴィッツ(P)
1987年6月21日、ムジークハレ、ハンブルクでの録音。ホロヴィッツ最後の公開演奏となったこれまた凄いライヴ。ベルリン・ライヴと聴き比べると、伝統的シューボックス型ホールとワインヤード式ホールにおけるホロヴィッツの音色の違いが楽しい。演奏も締まった感じがすばらしく、両方お求めになることが最良の選択となろう。
LSU 1018−2
(3CD)
\3270
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲 ベーム指揮
フランス国立放送響
ビルギット・ニルソン(イゾルデ)
ルス・ヘッセ(ブラガエンヌ)
ジョン・ヴィッカーズ(トリスタン)
ワルター・ヴェリー(クルヴェナル)
ベングト・ルングレン(マルケ王)
ニューフィルハーモニア合唱団 
1973年7月7日のステレオ録音。かの有名なオランジュ音楽祭野外公演のライヴ。劣悪な条件とは思えないほど録音は鮮明で、何よりもベームのベスト・フォームを示した熱気溢れる統率ぶりが凄い。出来そのものはバイロイトを越えるのでは?と思わせるほどの名演。フランス国立放送響もベームの求める音を出し切っており、ニルソン、ヴィッカーズ、ヴェリーという大歌手ともども燃焼度は随一。
LSU 1019−2
廃盤の可能性あり
ショスタコーヴィッチ:交響曲第15番 ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送響
1972年11月のステレオ録音。ショスタコーヴィッチの最高傑作にして最後の交響曲。近年ショスタコーヴィッチの名解釈者として評価の高いケーゲル指揮による衝撃的名演。第3楽章以降の深みはちょっと他では考えられない。音質も極上。
LSU 1020−2 ドヴォルザーク:交響曲第7番 ロベルト・アバド指揮
北ドイツ放送響 
2001年5月のステレオ録音。もはやクラウディオの甥などという呼び名も必要ないロベルトの最新ライヴ。北ドイツ放送響には、巨匠ザンンデルリンクの代役として初登場以来毎年招かれるようになった。それだけ信任厚く、ブラームス風のほの暗い交響曲に音色もぴったり。
LSU 1021−2 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」
マズア指揮
ベルリン・フィル
1996年10月23日の録音。マズアというと顔をしかめる方も多いが、ここではベルリンフィルの妙技に助けられて快活で新鮮な演奏となっているところが素晴らしい。
LSU 1022−2 ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
ショスタコーヴィッチ:交響曲第5番
ヤンソンス指揮
ベルリン・フィル
2002年12月9日の録音。今やベルリンフィルにとって、最重要の指揮者ともいえるヤンソンス。癖のない音楽は万人向け。レパートリーの広さもこの名門オケには嬉しいのだろう。ガリガリ、バリバリと正反対の美麗ショスタコ。
LSU 1024−2
(2CD−R)
\2180
ストラヴィンスキー:遊戯
バルトーク:ピアノ協奏曲第2番
ラヴェル:クープランの墓
ヴァレーズ:アメリカ
ブーレーズ指揮
ベルリン・フィル
レイフ・オヴェ・アンズネス(P)
2003年1月30日の録音。ブーレーズらしいプログラムビルディング。いずれも様々なオケで取り上げた得意曲ばかり。いずれも明快なベルリンフィルの反応が素晴らしい。「クープランの墓」など順応性には驚くばかり。
LSU1025−2
(2CD−R)
\2180
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
ブラームス:交響曲第2番
メッツマッハー指揮
ハンブルク・フィル
2003年2月2日の録音。交響曲指揮にも絶対の自信を見せるメッツマッハーのブラームス、バルトーク。不況のあおりを受け、CDも出なくなり気の毒。本人はティーレマンあたりに凄いライヴァル意識を燃やしているとのこと。
LSU1026−2 マーラー:交響曲第1番「巨人」 ルイジ指揮
ライプツィヒ放送響
2000年3月17日の録音。着々と進むルイジのマーラー・ツィクルス。整合性ある指揮ぶりだから、構造的に弱い「巨人」をどうさばくかは聞き物。
LSU1027−2
(2CD−R)
\2180
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番/交響曲第3番「英雄」 ノリントン指揮
シュトウットガルト放送響
ブフビンダー(P)
2002年12月30日の録音。絶頂期を迎えているノリントン。不釣合いと思われた当オケともコンビネーションはばっちり。ライヴならではの熱気もふんだんに散りばめられており爽快。
LSU1028−2 ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲
シューマン:交響曲第3番「ライン」
ノット指揮
北ドイツ放送響
ツェートマイヤー(Vn)
今や楽壇の寵児となったノットのシンフォニックレパートリー。この人も不況のあおりを受け、新譜のない人ゆえライヴの登場は歓迎されよう。効率よい場面運びが素晴らしい。
LSU1029−2 ハルトマン:交響曲第1番
ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」第2組曲
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ルイジ指揮
ライプツィヒ放送響
1990年代から2000年代の録音。才能溢れるルイジによる、ルイジで聴きたい曲がずらりと並んだ。あからさまな現代音楽としての魅力を今に伝えるハルトマン、往年のミュンシュを思わせる豪快、華麗な「ダフニス」、深々とした叙情を感じる「未完成」など好演奏が満載。
LSU1030−2 プーランク:二台のピアノのための協奏曲
オネゲル:交響曲第3番「典礼風」
パッパーノ指揮
バイエルン放送響
ラベック姉妹
2002年4月14日の録音。オペラ界の寵児ゆえにシンフォニーレパートリーの録音に未だ恵まれないパッパーノの最新ライヴ。結構能天気風の音楽作りが面白い。オネゲルは深刻な作品だが、あまりそういうところに拘らないところも却って特異である。
LSU 1033-2 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」第3幕 アバド指揮
ベルリン・フィル
ヘプナー
ポラスキ
リポヴシェク
サルミネン
1998年11月29日の録音。成功裏に終わった演奏会形式での上演から。2001年にも演奏したが、キャストはこちらの方が上かもしれない。ポラスキの人を食ったような軽い歌い方は通常なら妙に映るが、アバドの作る音楽は本来こういう志向なのだろう。サルミネンのマルケ王の存在感もまた無類である。
LSU 1034-2 モーツァルト:交響曲第34番
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
ギーレン指揮
フランクフルト博物館協会管
1983年10月の録音。ノイズが散見されるが、ギーレンの珍しいモーツァルトが聴けるのは嬉しい。冷たい印象は全くなく、オーソドックスな造形に緻密なリズム感覚が生きた好演となっている。
LSU 1035 シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」(1968)
プロコフィエフ:交響曲第1番「古典」(1967)
リゲティ:ロンターノ(1970)
ブール指揮
南西ドイツ放送響
ブールらしい名曲を集めた好企画。力まぬ音楽作りと透明な音色は実に独特。軽快なテンポも親しみやすく、亡くなったばかりだが、ますます尊敬を集めるであろう。
LSU 1036
(2CD−R)
\2180
シューベルト:交響曲第6番
シューマン:チェロ協奏曲
レーガー:ヒラーの主題による変奏曲
レーグナー指揮
ベルリン放送響
ラズロ・メスゼ(Vc)
1973年4月の録音。鬼才レーグナー死して既に数年。奇矯な表現を取る人ではなく、細心の注意を払って曲を面白く聴かせる天才だった。当盤も渋い曲を並べているがどれもちょっと狂った特徴がある点で共通している。
LSU 1037 ハイドン:交響曲第88番「V字」/同第86番 ラトル指揮
オーケストラ・エイジ・オヴ・エンライテンメント
1998年10月、ベルリンでの録音。巨匠ラトルがベルリンにて開いた古楽器オケによるハイドン・プロ。シーケンスはモダン・オケと同様であるところがラトル調。もちろん清清しい名演であることに変わりはない。
LSU 1038 モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番
ラヴェル:スペイン狂詩曲/道化師の朝の歌/パヴァーヌ/ボレロ
バレンボイム(指揮&P)
ベルリン・フィル
2003年2月6日のライヴ録音。もはや共演する際の定番とも言える引き振りモーツァルト。何と美しい音色であろうか、真珠を転がすなどという陳腐な例えが恥ずかしいくらいの美演。そしてなぜかラヴェルの名作をズラリ。名技性云々よりも迫力満点のベルリンフィルだ、バレンボイムはかなりメロディを遊ばせている。
LSU 1039 ベートーヴェン:交響曲第2番/同第7番 ツェンダー指揮
南西ドイツ放送響
2002年5月、2001年の録音。冷蔵庫で作曲すると揶揄されるウルトラ・クールな作風。力みの全くない古典音楽解釈はそれだけで個性的だったが。最新演奏ゆえに結構熱気のこもった正統派解釈で素晴らしい仕上がり。
LSU 1040
(2CD-R)
\2180
ドビュッシー:牧神の午後の前奏曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
シューベルト:交響曲第9(8)番「ザ・グレート」
ツェンダー指揮
南西ドイツ放送響
2003年1月28日、フライブルクでの録音。これまた好企画。脈絡のないプログラミングがさすがツェンダー。しかし、「ザ・グレート」では意外にも叙情に傾斜する部分が垣間見ることできて面白い。ひょっとしたら正統派巨匠の名乗りをあげるつもりなのか!
LSU 1041 マーラー:交響曲第7番「夜の歌」 ギーレン指揮
南西ドイツ放送響
2002年の録音。円熟の極みで扇動者から押しも押されもせぬ「ドイツ語圏の巨匠」に上り詰めたギーレン。テンポも心持遅くなり、じわじわとした味わいもあり正に敵なし。
LSU 1043-2
(2CD−R)
\2180
ブラームス:交響曲第4番/同第2番 ドホナーニ指揮
北ドイツ放送響 
2003年2月24日の録音。エッシェンバッハの後任として北ドイツ放送響に赴任するドホナーニ、最新ライヴ。テンシュテット、エッシェンバッハ、という奇人路線とヴァント、ブロムシュテット、のような真面目路線の二種類がほぼ交互に首席を務める名門オケ。かなり遅めのテンポだが歌い過ぎにならない硬派のブラームス。
LSU 1044-2 ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
イッセルシュテット指揮
北ドイツ放送響
1960年代と、1970年4月、キールでの録音。剛直そのものの「レオノーレ」、そして構成の見事なメンデルスゾーン。広範なレパートリー全てが十八番だった巨匠イッセルシュテットの名盤登場。
LSU 1045 ラヴェル:ピアノ協奏曲*(2002/8)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番+(1974)
アルゲリッチ(P)
アバド指揮*
グスタフ・マーラー・ユーゲント管*
アツモン指揮+
北ドイツ放送響+
鍵盤の女王、アルゲリッチ。ライヴで燃えに燃えるピアニスト。情熱的なアプローチと、攻撃的テクニックは健在。最新録音と若き日の名演を収録。
LSU 1046 シベリウス:タピオラ
ラヴェル:ダフニスとクロエ第二組曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
フォンク指揮
ケルン放送響
ラルス・フォクト(P)
1990年代の録音。現在ワシントン・ナショナル響の首席指揮者であるフォンクのケルン放送響時代のライヴ。ベルティーニの後任として期待されたが短い在任に終わった。正しいトレーニングでアンサンブルをまとめる力は並々ならぬものがある。どれも傾聴に値する佳演。
LSU 1047 モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番*(2001/10)
ベートーヴェン:交響曲第4番+(2003/2)
シューベルト:「ロザムンデ」よりの音楽+(2003/2)
ムストネン(P)*
ウルフ指揮*
フランクフルト放送響*
ムストネン指揮+
ドイチェ・カンマーフィル+
名ピアニスト,ムストネンの玲瓏たるモーツァルトと、近年意欲を見せている指揮者としての活動を知る好企画。特に交響曲は、快速、暴力的アタックがクライバーを思わせるに充分で、出発の門出にふさわしい仕上がりを見せている。
LSU 1048
廃盤
ショスタコーヴィッチ:交響曲第7番「レニングラード」 ゲルギエフ指揮
北ドイツ放送響
2000年6月のライヴ録音。わが国でも演奏した大規模戦争交響曲「レニングラード」北ドイツ放送響の馬力と名技をぞんぶんに駆使した歴史的名演。スケール極大、迫力満点のゲルギ節が全開。
LSU 1049 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
マーラー:交響曲第10番よりアダージョ
エッシェンバッハ指揮
北ドイツ放送響
ピエール・ローラン・エマール(P)
2003年3月の録音。いまや大人気で引っ張りだこのエマールと古豪指揮者もかくやと思わせる立派なベートーヴェン解釈者エッシェンバッハとの夢の共演。そして、絶美ともいえる、未完の大作より、マーラー:交響曲第10番アダージョ。
LSU 1050 モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番
チャイコフスキー:交響曲第5番
キタエンコ指揮
北ドイツ放送響
ルドルフ・ブフビンダー(P)
2003年4月の録音。ディスクに恵まれぬ鬼才キタエンコの最新ライヴ。ロシア巨匠指揮者の演奏スタイルとは異なる、ドイツ型鬼才ゆえにその活動が伝わらないのはもどかしい。この名演は鶴首していた逸品だ。正統派ブフビンダーの清潔なモーツァルトも聴かせる。
LSU 1051-2 シューマン:詩人の恋、交響曲第4番 バレンボイム(指揮&P)
シュターツカペレ・ベルリン
トーマス・クヴァストホフ
2003年3月16日の録音。その深深とした叙情が素晴らしいクヴァストホフとバレンボイムのピアノによる極め付けの「詩人の恋」と交響曲第4番。これぞシューマンと呼べるドイツ・ロマン濃厚な名演が揃った。
LSU 1052-2 ショスタコーヴィッチ:交響曲第10番 インバル指揮
ベルリン交響楽団
2003年3月11日の録音。絶好調の新コンビ、インバル+ベルリン響。インバルは元来さほど上手くないオケを締め上げて精緻なアンサンブルを作り出す天才だけに期待も大きく、それに見事に応えている。要はやる気ということに証明。第3楽章以降が圧倒的。
LSU 1053-2
(2CD-R)
\2180
ドビュッシー:牧神の午後の前奏曲
ショーソン:愛の詩
ラヴェル:歌曲集「シェエラザード」
ドビュッシー:交響詩「海」
ティーレマン指揮
ミュンヘン・フィル
イヴォンヌ・ネフ
2002年3月13日、ルツェルン音楽祭での録音。懐古趣味的ドイツ音楽解釈で名を馳せるティーレマンだが、フランス音楽といえどもこってり濃厚な味わいが独特だ。ミュンヘンフィルの輝かしいサウンドを得てチェリビダッケとは全く逆の風情で聴かせる名演。
LSU 1054-2
(2CD-R)
\2180
メンデルスゾーン:歌劇「帰国」序曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番
ブラームス:交響曲第2番
ツェンダー指揮
南西ドイツ放送響
アンドレアス・ヘフリガー(P)
2000年4月19日の録音。まず目を引くのが「帰国」序曲。ディスクばかりか演奏も極めてまれな名作。ツェンダーも加齢とともに、ロマン傾向を演奏に示しており、モーツァルト、ブラームスも今までとはちょっと違って大人の演奏。
LSU 1055-2 シェーンベルク:室内交響曲第1,2番 ブーレーズ指揮
ウィーン・フィル
2003年1月25日の録音。こういう組み合わせで、こういう曲を聴きたかった!という好企画。新ウィーン楽派といいながらもウィーンフィルはこのグループの音楽をさほど演奏していない。それほど得意でもない。しかし、ブーレーズの締め上げで、何とも爽快な仕上がりで聴かせる。
LSU 1056-2 モーツァルト:
 「皇帝ティトスの慈悲」序曲、ピアノ協奏曲第27番、
 アダージョとフーガ(ポリーニによるアンコール)
ブーレーズ指揮
ウィーン・フィル
マウリツィオ・ポリーニ(P)
2003年1月25日の録音。ブーレーズのモーツァルトが聴ける!その上共演はポリーニ!必携盤の登場。演奏会で取上げた曲は少なくともスコアリーディングは徹底しているブーレーズゆえに啓蒙的な演奏。完璧なポリーニとの完璧比べも聴きもの。
LSU 1057-2 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲*
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番+
ツェートマイヤー(Vn)
ツェンダー指揮*
南西ドイツ放送響*
シャローン指揮+
シュトウットガルト放送響+
1998年、1989年のライヴ録音。その素直な音楽性が時として生真面目な印象を与えるのか、実力に比して世評はそれほど高くないのは残念。しかし、ツェンダーとのベートーヴェンに見せる堂々とした音楽作りは、往年の巨匠もかくやと思わせるほどの内容充実。
LSU 1058-2 ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 フリューベック・デ・ブルゴス指揮
バイエルン放送響
1993年のライヴ録音。その実力に比して過小評価され過ぎているデ・ブルゴスのベートーヴェン。ドイツ音楽の牙城バイエルン放送響との共演でその正統的なベートーヴェン解釈が始めて明らかにされている。
LSU 1059-2
(4CD−R)
\4360
ゲルギエフ&ドミンゴ/
 ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルジファル」全曲
ゲルギエフ指揮
メトロポリタン歌劇場管
ヴィオレタ・ウルマナ(クンドリー)
プラシド・ドミンゴ(パルジファル)
ファルク・シュトラクマン(アモフォルタス)
ニコライ・プティリン(キングゾル)
ルネ・ラペ(グルネマンツ)
2003年4月12日のライヴ録音。ドミンゴのドイツ音楽、特にワーグナー歌唱についての評価は芳しくないが、このライヴを聴けば、もはやその技術を超えた存在感に圧倒されるだろう。傾倒ぶりが、いよいよ実体を伴って表れた。そして、ゲルギエフのワーグナーの見事さ。この人も憧れを具現化する音楽作りだけに、異常な遅いテンポはクナッパーツブッシュを思わせる。第3幕の黙示録的な表現は、まさに超常現象のようだ。
LSU 1060-2 アイヴズ:「ロバート・ブラウニング」序曲(1960年代)
ドヴォルザーク:交響曲第7番(1969/11/14日ライヴ)
クーベリック指揮
バイエルン放送響 
ついに登場!クーベリックのドヴォ7・ライヴ!!細かく聴いていくと、常に新鮮な表現を心がけるかのような即興風のパウゼも散見され、さすがの芸に納得。思い入れたっぷりの歌わせ方などやはり偉大さに、どこまでも頭が下がる。
LSU 1061-2
(2CD−R)
\2180
アバド/BPO音楽監督退任特別コンサート
 ブラームス:運命の歌
 マーラー:リュッケルトの詩による五つの歌
 ショスタコーヴィッチ:「リア王」
アバド指揮
ベルリン・フィル
ワルトラウト・マイヤー(Ms)
エレーナ・ツィドコヴァ(Ms)
アナトリ・コチェルガ(Bs)
スウェーデン放送合唱団
エリック・エリクソン室内合唱団
2002年4月25日のライヴ。退任コンサートに選ぶ曲目がいかにもアバドらしい。「英雄」やブルックナー第7など、いろいろありそうなものだが、すべて声楽を伴う曲で「リア王」など聴衆も馴染みない曲に違いない。しかしアバドの虚心坦懐の指揮振りは精緻をきわめさすがとうならせるだけの内容を伴っている。
LSU 1063-2 ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」序曲
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番
ラヴェル:
 パヴァーヌ/高雅にして感傷的なワルツ/ラ・ヴァルス
メルシエ指揮
ザールブリュッケン放送響
ジャン・イヴ・ティボーテ(P)
2001年6月17日の録音。鬼才という呼び名ながらディスクは少ないメルシエ。奇妙な遅いテンポで驚かされることもあるが、情緒纏綿。パヴァーヌは殊に美しい。そして特筆したいのはザールブリュッケン放送響の音色の美しさ。人数はそれほど多くないが透明で実にきれい。
LSU 1064-2 マーラー:交響曲第5番 ゲルギエフ指揮
ロッテルダム・フィル
2001年1月2日のライヴ。大袈裟、下品の謗りも意に介さず、大胆演奏を繰り広げる巨匠ゲルギエフ。聞きたいレパートリーの音盤にはなかなか恵まれないが、ついにマラ5登場!テンシュテット、バーンスタイン以来最高のキツイ一発!!
LSU 1065-2
(2CD−R)
\2180
ラヴェル:クープランの墓
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ブーレーズ指揮
ベルリン・フィル
ピリス(P)
2003年5月1日、リスボン・ライヴ。緻密で豪胆。精緻なアンサンブルは一糸乱れず。互いに熱してくる様子が手に取るように分かる。ロマンティックな表現が意外なモーツァルト。「オケ・コン」では、怒れるブーレーズが復活。この進撃は圧倒的。
LSU 1066-2 ブラームス:交響曲第3番 ハーディング指揮
ドイチェ・カンマ―フィルハーモニー・ブレーメン
2003年9月の録音。いわゆる次代を担うとされる「有能若手指揮者」の問題点を如実に表した演奏。卓越したバトンテクニックと高度な教育で終わることを恐れているかのような、クナッパーツブッシュを思わせる奇矯な演奏となっている。しかし、鋭敏な室内オーケストラに荷がかちすぎているんではないか、いやいやこれこそ個性の発露なのだ、など議論百出すること間違いない演奏。
LSU 1067-2 ブラームス:交響曲第4番 ハーディング指揮
ドイチェ・カンマ―フィルハーモニー・ブレーメン
2002年9月の録音。これまた問題作。郷愁を前面に出しているのかと思えば、時としてはヴァントのような強烈なスケルツォは前衛的でもあろう。ハーディングはますます掴み所が無い。
LSU 1068-2 ブラームス:交響曲第4番 ノリントン指揮
シュトゥットガルト放送響
2002年の録音。最近好調な巨匠ノリントンの話題作。古楽器で演奏できるもっとも新しい作品=ブラームスと言われたのも今は昔。その嚆矢ノリントンは今や演奏スタイルとしての権威ではなく演奏解釈の権威として声望を一身に集める。ますます見事な最新作。
LSU 1069-2 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ムローヴァ(Vn)
アダム・フィッシャー指揮
ケルン放送響
1990年代の録音。冷たい風貌にマッチした冷ややかな演奏が多いムローヴァだが、近年は温かみというかヒューマンな香に満ちている。
LSU 1070-2 ゴルドシュミット:チェロ協奏曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
スクロヴァチェフスキ指揮
ベルリン・ドイツ響
ダヴィド・ゲリンガス(Vc)
2003年5月3日の録音。並外れた実力者スクロヴァチェフスキだが、残念なことに優秀オケとの共演が少ない。ここにドイツでも有数の名門オケ、ベルリン・ドイツ響(旧西ベルリン放送響)との最新録音が登場!!ゴルドシュミットの豪奢なサウンドにも痺れるが、まさに歴史的名演といえるのが、ショスタコーヴィチの第10番。
LSU 1071-2 スクリャービン:法悦の詩
リスト:ピアノ協奏曲第1番*
マーラー:交響曲第10番「アダージョ」
ギーレン指揮
北ドイツ放送響
チェルカスキー(P)*
1976年11月ハンブルクでの録音。過激派ギーレンがもっとも過激だったころのライヴ。やはり、マーラーに止めを刺すのだろうか。北ドイツ放送響の骨太なサウンドを存分に生かし、抉りに抉る。ヴィルトゥオーゾ、チェルカスキーとのリストも聴かせる。前衛リストを意図的に表した名演。チェルカスキーの古風な音楽作りも実に懐かしい。
LSU 1072-2 ストラヴィンスキー:三楽章の交響曲
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
クリスチャン・ヤルヴィ指揮
ベルリン放送響
ダニエル・ホープ(Vn)
ヤルヴィ・ファミリーの隠し玉。クリスチャンの最新録音。親父さん同様、温かみのある音楽作りである。伴奏もなかなか上手いし、今後が楽しみな名指揮者だ。
LSU 1073-2 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ソコロフ(P)
ムハイ・タン指揮
ハノーヴァー北ドイツ放送フィル
1993年名手グレゴリー・ソコロフの一筋縄ではいかない音楽性が存分に発揮された濃厚なライヴ。しつこいくらいの表情付けが実に面白い。伴奏のタンもど迫力のティンパニなど故意にやっているとしか思えぬ荒々しく粗暴な音楽で応える。
LSU 1074-2
廃盤の可能性あり
ホルスト:組曲「惑星」 ノリントン指揮
シュトウットガルト放送響
2001年の録音。この演奏も凄い。リズムの与え方が異様でノリントンが一皮向けてアーノンクールにも迫ろうかという奇人演奏家であることを証明したライヴ。
LSU 1075-2 ブラームス:
 ヴァイオリン協奏曲、交響曲第2番
ハーディング指揮
ドイチェ・カンマー・フィルハーモニー・ブレーメン
ワジム・レピン(Vn)
冒頭から懐かしいサウンドで驚かされる。小編成ながら分厚い響きが作れるハーディングは意外や回顧趣味があるのではなかろうか。そしてブラ2もオーソドックスな音楽で巨匠風の落ち着きで終始している。音の塊のようなフィナーレも中々結構。
LSU 1076-2
(2CD-R)
\2180
シベリウス:交響詩「タピオラ」/ヴァイオリン協奏曲*
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
ギーレン指揮
ベルリン交響楽団
レーピン(Vn)*
2003年4月27日の録音。今や押しも押されもしない巨匠。ギーレンの指揮は全てが聞き逃せない高みに到達している。インバルを首席に迎え意気が上がるベルリン響。ギーレンは首席客演指揮者だけに気心も知れた間柄。ゴツゴツとした味わい、ドイツ正統派の風格も漂う圧倒的な「運命」が凄い。
LSU 1077-2 ブルックナー:交響曲第7番 ブロムシュテット指揮
北ドイツ放送響
1998年1月9日の録音。チェリビダッケの華やかな演奏や、ヴァント晩年の厳しいばかりでなく豊かな広がりを持った音楽に比べると、ブロムシュテットのブル7は、あまりにも硬質でストイックに過ぎるかもしれない。しかし、一切の誇張がない清潔な音楽表現には好感が持てるし、スケルツォ以降のリズムの軽快さは全く見事。
LSU 1078-2
(2CD-R)
\2180
モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」
マーラー:交響曲第4番
バルシャイ指揮
ルクセンブルク・フィル
マドレーヌ・ベンダー(S)
2003年5月16日の録音。バルシャイも聞き逃せない巨匠の一人。レパートリーは広いはずだがディスクに恵まれていない。溜飲が下がるようなモーツァルトとマラ4の登場。精緻極まりないモザイクのような美演。
LSU 1079-2 シューベルト/ウェーベルン:
ブルックナー:交響曲第6番
カンブレラン指揮
南西ドイツ放送響
2001年、2002年の録音。ブルックナーの奇矯な響きは一体何なんだ?妙に神格化したり、その音楽を絶対視することなく解剖するカンブレランの指揮ぶりは過激と言われたギーレンを超える。ギーレンの根底には母国語音楽のルールが厳然と存在していた。ひょろひょろと軽薄に鳴る金管、突然のストップなど不気味なブルックナー解釈者の登場。
LSU 1080-2 ベルク:三つの管弦楽曲、初期の七つの歌
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
エッシェンバッハ指揮
北ドイツ放送響
ミシェル・デ・ヤング(S)
2003年6月16日の録音。NDRとも最終コーナーに入ったエッシェンバッハ。このポストで名実ともに個性派巨匠の一人に名乗りを上げたことになる。いずれもオケ、指揮者ともに素晴らしい演奏。
LSU 1081-2 ベルク:ヴァイオリン協奏曲 ローランド・グロイター(Vn)
エッシェンバッハ指揮
北ドイツ放送響
ギドン・クレーメル(Vn)
ブロムシュテット指揮
北ドイツ放送響
1998年1月9日(グロイター)、2003年4月28日(クレーメル)の録音。北ドイツ放送響コンサートマスターの重責を長きに渡って務めるグロイターのベルク。知性的で緻密。こういう優れたコンマスを持っているだけでも信頼に値するオケだ。そして鬼才クレーメル+エッシェンバッハのコンビによる作為に満ちたベルク。もちろん面白いことこの上ない。
LSU 1082-2 ショスタコーヴィッチ:交響曲第14番「死者の歌」 ヤノフスキ指揮
ベルリン放送響
ゲルネ(Bs)
イソコフスキ(S)
2003年5月19日の録音。一箇所に腰を落ち着けてじっくりと仕事を進めるタイプの名匠ヤノフスキ。今は、名門旧東ベルリンの放送響の指揮者として端倪すべからざる良い演奏を聞かせている。アンサンブルを纏める力に長けた人だけに実に引き締まった音楽だ。数少ない「死者の歌」ディスクとしても極めて貴重。
LSU 1083-2 チャイコフスキー:「ロミオとジュリエット」
プロコフィエフ:交響曲第5番
サラステ指揮
ケルン放送響
2002年4月の録音。サラステも芸術が充実しているのにディスクに恵まれていない気の毒な指揮者だ。何もレパートリーはシベリウスに限らず幅広い。オーケストラ音楽を聴く醍醐味である音色のブレンドに魅力満載。特に作曲技術の高度な作品に威力を発揮している。充実のケルン放送響のサウンドも重厚かつ鋭敏で素晴らしい。プロコフィエフの破壊的迫力に脱帽。
LSU 1084-2
(2CD-R)
\2180
ハイドン:オラトリオ「天地創造」 アーノンクール指揮
コンツェントゥス・ムジクム・ウィーン
アルノルト・シェーンベルク合唱団
ドロテア・レシュマン(S)
ヘルベルト・リッパート(T)
クリスチャン・ゲルへイハー(Br)
2003年3月、ウィーンでのライヴ録音。今まさに充実の極み。巨匠アーノンクールの辺りを払うかのような威容。隅々までアーノンクールの音色で埋め尽くされ、特有のギクシャクした音楽運びも今では風格すら感じさせる。
LSU 1085-2 ストラヴィンスキー:スケルツォ・ファンタスティック
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ショスタコーヴィッチ:交響曲第1番
ベルティーニ指揮
ベルリン・ドイツ響
2003年5月28日の録音。ショスタコーヴィッチは名匠ベルティーニ会心の名演。リリカルかつシニカルな曲調を面白く捌いている。ベルティーニもいよいよ全ての演奏会が聞き逃せない巨匠に名乗りを上げている模様。
LSU 1086-2 ブルックナー:交響曲第5番 インバル指揮
ベルリン交響楽団
2003年5月30日の録音。全集録音をハイペースで進めたためか、その後ディスクに少々恵まれていない巨匠インバル。今や円熟の極みで厳しい練習、信念を持った個性的解釈で圧倒的演奏を展開している。弱体といわれたベルリン響を締め上げて、ザンデルリンク以降の黄金時代を築きつつあることは間違いない。ゆっくりめのテンポ、豪快なパウゼ、豊かな広がりは朝比奈カラーさえも併呑した巨大なブル5となっている。
LSU 1087-2 ヤナーチェク:シンフォニエッタ
マルティヌー:ヴァイオリン協奏曲第1番
テンシュテット指揮
北ドイツ放送響
ヨゼフ・スーク(Vn)
1977年11月14日、1980年5月3日の録音。シンフォニエッタはテンシュテット好みの馬力演奏だ。スークの懐かしい音色とも十分マッチしているのがマルティヌーで、濃厚なローカリズム溢れる異色の名演。
LSU 1088-2 ベートーヴェン:
 大フーガ、交響曲第3番「英雄」 
ドホナーニ指揮
北ドイツ放送響
2003年7月13日の録音。真面目系巨匠の一人ドホナーニと新しいお相手北ドイツ放送響、という真面目オケ。しかもベートーヴェンというお互いが最も得意とするレパートリーだけに危なげない。艶やかさがここ20年で増してきたNDRの弦楽器が美しい。
LSU 1089-2
廃盤
ベルリオーズ:幻想交響曲 ノリントン指揮
シュトウットガルト放送響
2003年7月4日、シュトウットガルトでの録音。ノリントンがロンドン・クラシカル・プレイヤーズと「幻想」を録音したのはすでに15年前。ノリントンはドイツ・モダン楽器オケの名門シュトウットガルト放送響のシェフとして以前にも増して充実したそして解釈の深まった演奏を展開している。ここに聴く幻想も単にノリントンの新しい演奏ではない。探求者から真に自己表現のできる芸術家に深化した姿がある。
LSU 1090-2 ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 フェドセーエフ指揮
モスクワ放送響
2000年代の録音。今やウィーン響首席、そしてバンベルク響との密接な関係など、ドイツ語圏での活躍が目覚しいフェドセーエフだが、ドイツ音楽の録音となると数少ない。ベートーヴェンの交響曲の中でも難物、「田園」を巨匠はマーラーからリヒャルト・シュトラウスに連なるロマン音楽の萌芽として捉えている模様。
LSU 1091-2 シベリウス:ポヒョオラの娘
プロコフィエフ:交響曲第2番
ゲルギエフ指揮
キーロフ管
2003年7月3日ミッケリ音楽祭、フィンランドでの録音。巨匠ゲルギエフが今年情熱を持って各地で連続演奏会を展開しているプロコフィエフ。第2交響曲は、極めて演奏機会が少なく、わが国でもほとんど上演されない。ファンファーレ的な挑発で始まり緊張の途切れること無い名曲。
LSU 1092-2
(2CD-R)
\2180
ハイドン:オラトリオ「天地創造」 ティーレマン指揮
ベルリン・ドイツ・オペラ管
クラウディア・バラインスキー(S)
クリストフ・プルガルディアン(T)
ラインハルト・ハーゲン(Bs)
2003年7月3日、ベルリン・ドイツ歌劇場での録音。ティーレマンのスケールの大きさを物語る恐ろしい名演。時には粗雑な音楽作りでやたらと構えが大きい場合がある巨匠だが、規模の大きい作品と風格の必要な名曲では見事にハマルことがある。前時代の巨匠を思わせるカリスマ性がある。
LSU 1093-2 ブラームス:交響曲第1番 ヘルビッヒ指揮
ザールブリュッケン放送響
2002年11月の録音。英語圏ではガンサー・ハービックとして親しまれ、そのドイツ音楽解釈の見事さはつとに知られる。わが国ではとかく軽視される傾向にある巨匠だが、70歳を超えたヘルビッヒはまさに正統派マエストロの最右翼で、あと数年もすれば「最後の巨匠」などともてはやされること必定。
LSU 1094-2 マーラー:交響曲第1番 ヘルビッヒ指揮
ザールブリュッケン放送響
2003年3月の録音。マーラーをブルックナーの延長、もしくはブルックナーと同列の古典派の最後として捉えたかのような珍しい演奏。実はこういう演奏が50年前までは主流だった!?
LSU 1095-2 ハイドン:交響曲第104番「ロンドン」
ブラームス:交響曲第3番
ギーレン指揮
南西ドイツ放送響 
1990年代の録音と思われるとのこと。ギーレンはこうでなくちゃ!と思わせるギクシャクした演奏。最近はヒューマンな温かみすら音楽に漂い、正統派ドイツ巨匠になってしまったかのようだが、ブラームス第3番の悲鳴のようなトランペットの咆哮。ハイドンのガシャガシャした騒々しさなど「前衛」の枕詞が必要だったギーレンらしさが色濃く残っている。
LSU 1096-2 マーラー:交響曲第4番 マゼール指揮
ベルリン放送響=ベルリン・ドイツ響
アグネス・ギーベル(S)
1969年10月16日の録音。マゼールは、この曲を数年後にコンサート・ホールレーベルに録音している。この時期のマゼールらしい才気煥発。他人と違うことをやる熱意に満ちた名演だったが、この演奏も聴くものの度肝を抜く超名演だ。どこまでも奇矯なシンフォニーであることを強調している。歌曲の集大成どころか、「大地の歌」の超然とした風情すら予言させる見識溢れる演奏。
LSU 1097-2 モーツァルト:交響曲第25番/同第39番  マゼール指揮
バイエルン放送響
1990年代、2000年代の録音。マゼールのモーツァルト。大家らしい味わいに溢れている。時として過剰な表現も、無味乾燥な優等生演奏のアンチテーゼとして楽しく聴かれる。モーツァルトというと、聞き手も演奏家も「自然に」という言葉に囚われすぎているのではないか、とも思わせる名演。
LSU 1099-2
廃盤の可能性あり
フルトヴェングラー:交響曲第3番 カイルベルト指揮
ベルリン・フィル
1956年3月の世界初演ライヴ、モノラル録音。フルトヴェングラーの第3交響曲がなぜ人気がないのか?それはフルトヴェングラー自身の録音がないからに他ならない。ドイツがっしり演奏の大家、カイルベルトによる極めつけの演奏がここに登場。構成の弱さが演奏によって見事に補われている。
LSU 1100-2 R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ムソルグスキー=ラヴェル:展覧会の絵
ケルテス指揮
ベルリン放送響
ヴァン・クライバーン(P) 
1961年9月、モノラル録音。ベルリン芸術週間のライヴ。やはりクライバーンの演奏が凄い。迫力というのか、売れっ子のインパクトというのは強烈。ケルテスは意外や録音に恵まれていない人だが、引き締まった造型はショルティを髣髴とさせて好調。
LSU 1101-2 フランク:交響曲ニ短調 ロンバール指揮
ルガノ放送響
2003年6月の録音。ロンバールの演奏は、細かい部分も工夫が行き届いており素晴らしい。音色はどこまでも艶やか。所々怒鳴ったりして、オケを煽ってこの荘重な盛り上がりを見せている。
LSU1102−2 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
ブラームス:交響曲第1番
イッセルシュテット指揮
ベルリンフィル 
レオン・シュピーラー(ヴァイオリン)
1972年10月7日ステレオ
イッセルシュテットは堂々たる恰幅の演奏を繰広げる巨匠ですが、残念ながら録音に恵まれておりません。北ドイツ放送響とも重要レパートリーの半分も録音できていないと思われます。
北ドイツ放送響とのブラームス全集は、名演の呼声高いものですが、復刻されているものはオリジナルからは程遠い劣悪音質です。
これは、最晩年にベルリンフィル客演時に成し遂げた名演。揺るがぬ自信に満ちたテンポ設定。気の遠くなるような深深としたティンパニの打ちこみなど、フルトヴェングラー時代を思い出させるベルリンフィルの鳴りっぷりです。
音質も良好で、前半レパートリーのプロコフィエフは名手レオン・シュピーラーにとって、コンサートマスターとして最後の演奏となりました。
LSU 1103-2 ベルリオーズ:歌曲集「夏の夜」
ボロディン:交響曲第2番
スメターチェク指揮
北ドイツ放送響
ジャニス・マーティン
1970年代、ステレオ録音。巨匠スメターチェクは、わが国では宇野功芳氏が特に推奨し、来日公演の凄さを事あるごとに伝えている。録音に恵まれていないことで、その芸術性は正しく伝わっていないが、「我が祖国」、「プロコフィエフ:交響曲」などは決定版の誉れ高いもの。ボロディンの名曲、第2交響曲はスプラフォンに録音があり、素晴らしい演奏だが、ここではドイツの名門北ドイツ放送響との共演で泣かせる。マタチッチを思わせる豪放なドライヴとポルタメントを随所に多用し色気を出し、ゲネラル・パウゼの絶妙さなど手練の指揮ぶり。音質も十分。「夏の夜」は意外なレパートリーだが、艶やかな音色と繊細な構成も感動的。こちらはヒスノイズが多め。
LSU 1104-2 ブルックナー:交響曲第8番 ヘルヴィッヒ指揮
シュトウットガルト放送響
この演奏を宇野功芳氏が聴いたら「シューリヒト以上にシューリヒト調」と表現するのではないだろうか。ドイツがっしり路線と違い、速めのテンポと拘泥しないさっぱりしたメロディ運びは実に清清しい。それのみならず、この曲の中核が後半二楽章ではなく、第2楽章と読んだ入念な仕上げもまことに結構。
LSU 1105-2 ブラームス:
 二重協奏曲、交響曲第2番、ハンガリー舞曲
ユロフスキ指揮
ベルリン放送響
ユリア・フィッシャー(Vn)
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
2003年7月26日のライヴ。昇竜の勢い、ユロフスキのブラームス。オペラの指揮に長じ、パリ・オペラにも常連。このブラームスは実に緻密でスケール雄大。それでいてリズム重視の非の打ち所のない「らしい」ブラームス。
LSU 1106-2 ショスタコーヴィッチ:交響曲第5番 ノット指揮
バンベルク交響楽団
2003年6月のライヴ。先鋭指揮者のトップ、鬼才ノットに相応しいレパートリー。一見、相反する組み合わせのコンビ。バンベルク響が必死でノットに食いついていく。しかし聞きモノは第三楽章の深みある音色。パチパチ・ノイズが散見される。
LSU 1107-2 チャイコフスキー:交響曲第4番
シューベルト:ロザムンデの音楽
イヴァン・フィッシャー指揮
ブタペスト祝祭管
2003年7月の録音。真面目、緻密型名指揮者として名乗りをあげるイヴァン・フィッシャーの真価がここに明らか。オーケストラ・トレーナーとしての能力も抜群。チャイコフスキーの堂々とした、腰の据わった表現にはかなりの通をも唸らせる内容がある。
LSU 1108-2 バルトーク:不思議な中国人
プロコフィエフ:交響曲第1番
イヴァン・フィッシャー指揮
ブタペスト祝祭管
2003年7月の録音。こういう曲でも手腕に死角はない。瑞々しい音楽性には心打たれる。そしてブタペスト祝祭管の名技性にも脱帽。
LSU 1109-2 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲*
ストラヴィンスキー:「春の祭典」
サロネン指揮
スウェーデン放送響
クレーメル(Vn)*
2003年8月の録音。シベリウスは疑いなくクレーメルのベストフォーム。冷たい感触の細い音色と超人的な技巧が生身の人間とは思えない。とかく、最近は諧謔に堕しがちなクレーメルの真剣勝負は聞いていてまことに心地よい。そして「春の祭典」のエネルギッシュかつ細密な分析は名指揮者の重要な一角をしめつつあるサロネンならではだろう。
LSU 1110-2
(2CD−R)
\2180
ラヴェル:クープランの墓
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」*
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」
ギルバート指揮
マーラー室内管
アンズネス(P)*
2003年8月の録音。いわゆる若手指揮者の中でも、豪快さと思い切りの良さが抜きん出ているギルバートのライヴ。不況ゆえに正式録音はほとんどない若き名匠。コンサート・プログラムとしては理想的とも言える選曲でその真髄にふれることができる。アーノンクール張りにドガジャガしている。
LSU 1111-2 モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」
マカール指揮
チェコ・フィル
2003年8月の録音。このプログラムは晩年のクーベリックが同じくチェコフィルを指揮したものと一緒。どきっとするくらいだが、当然ながら表現様式は大いに異なる。よく整理された解釈で度肝を抜くような過剰表現はないが、実にチェコフィルの美感をわきまえている。
LSU 1112-2 リドホルム:管弦楽のためのリトルネル
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕前奏曲
チェリビダッケ指揮
スウェーデン放送響
1970年11月、アムステルダムでの録音。音質はステレオ録音ながら混線なのか、シャリシャリとした持続するノイズがかなり気になる。スウェーデン時代のチェリビダッケは妥当なテンポ設定で時としてフルトヴェングラーを思わせる加速も頻出する。ちらちら顔を出す後年のスタイルとの葛藤も面白い。当アルバムの価値は計り知れないが、今までチェリビダッケのリドホルムが聴けるなんて誰が想像できたであろうか。そして絶美の「牧神」、後年のスタイルを予期させる「名歌手」前奏曲の気の遠くなるような広がりも見事。
LSU 1113-2 プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」より
 アンコール集
  プロコフィエフ:「スキタイ組曲」より夜の精の踊り
  ファリャ:「三角帽子」より粉屋の踊り
  エック:大オーケストラによるラモーのフランス組曲より「つむじ風」
  ストラヴィンスキー:組曲第2番より「ギャロップ」
チェリビダッケ指揮
スウェーデン放送響
1970年11月、アムステルダムでの録音。音質はステレオ録音ながら混線なのか、シャリシャリとした持続するノイズがかなり気になる。識者は、チェリビダッケの小品の妙を称えるが、アンコール曲目にその値打ちが集中する。ファリャの豪快、プロコフィエフ、ストラヴィンスキーにおける皮肉たっぷりの諧謔。ラモーのクラヴサン曲をモチーフにオケに書き換えたエックの珍品など、アンコールなのに凝った選曲は伊達じゃない。
LSU 1114-2 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ブフビンダー(P)
ヴィオッティ指揮
ウィーン響
2003年8月の録音。近年評価が鰻上りのブフビンダー最新ライヴ。硬派の中の硬派。一点一画疎かにしない頑健かつ誠実なピアニズムにうっとり。理想的ともいえる様式美。ブラームスにぴったりな表現様式。
LSU 1115-2 メシアン:キリストの昇天
オネゲル:交響曲第3番
ヴィオッティ指揮
ウィーン響
2003年8月の録音。ヴィオッティならではのプログラム。これは面白い。特にオネゲルは得意とする指揮者が少ないだけに期待に背かない。ミュンシュを思わせるざわざわした騒々しさがある。才気煥発、機を見るに敏な秀才指揮者らしい音楽。
LSU 1116-2 ヤナーチェク:序曲「嫉妬」
マルティヌー:ピアノ協奏曲第4番「呪文」
スーク:幻想的スケルツォ
ヤナーチェク:タラス・ブーリバ
マッケラス指揮
チェコ・フィル
エミール・ライヒナー(P)
2003年5月22日、プラハの春音楽祭での録音。チェコフィルにとっての大本命。マッケラスとのコンビネーションは抜群。チェコ音楽の大家としての存在感を誇る名演中の名演。殊更民族色を強調しない点、真の名作としてこれらの作品を愛している訳で、まことに好ましい解釈ばかり。
LSU 1117-2 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ヤノフスキ指揮
オスロ・フィル
ヒラリー・ハーン(Vn)
2002年の録音。いつの間に能力を上げたのか、オスロフィルの妙技にうっとり。「英雄」はシューリヒト調の颯爽たる演奏。重厚さよりも軽快さに傾注した快演。ドイツ音楽の正統的かつ個性的解釈者としてヤノフスキは重要な一人となった。ハーンの凄腕を得たメンデルスゾーンも結構。多少のチリチリノイズはありとのこと。
LSU 1118-2
(2CD-R)
\2180
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」 ムーティ指揮
スカラ座管
レオノーラ:ワルトラウト・マイヤー
フロレスタン:ロバート・ディーン・スミス
ピツァロ:エィケ・ヴィルム・シュルテ
ロッコ:ハンス・チャンマー
マルツェリーネ:エヴァ・リンド 他
2003年3月28日、スカラ座での録音。不況の影響をもろに被ったオペラの巨匠ムーティ。製作コストのかかるオペラ録音はメーカーから敬遠され、最円熟期の至芸が記録されないのは惜しい。ここではえっと思うようなフィデリオ。交響曲では不満は隠せなかったが、さすがオペラともなると、水を得た魚のような切れ味鋭いリズム感、合唱の扱いの上手さ、カバレッタ調のドライヴが光る。序曲はクレンペラーもかくやと思わせる重厚なテンポ。歌手は、インターナショナル・キャストでドイツ型演奏ファンの郷愁を満たすものではないが、こういう演奏も実に面白い。



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