クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ




ドイツの知られざる名曲
クルークハルト:交響曲第 3 番
そして指揮とオケはゴロー・ベルクとアンハルト・フィル

.
 アリアCDの会員の方は良くご存知のように、アリアCD店主は「知られざる名曲」とか「知られざる名演」とか「知られざる名演奏家」とかを発掘するのが大好きである。

 どういうわけか埋もれてしまっている魅力的なものに陽の目を浴びさせるのが大好きなのである。

 これは生まれつきのマイナー志向から来るものだからどうしようもない。
 でもそうした店主の趣味に付き合ってくれる方が多いこともよく知っている。

 さて、そんなわけで今日もまた店主はそうした「陰に隠れた名品」を探しているわけだが・・・・その・・・誤解を恐れずに言うと、室内楽作品やピアノ作品ではわりとそういった「隠れた名品」に出会うことは珍しくない。
 協奏曲でも案外難しくない。ヴァイオリン協奏曲やピアノ協奏曲には、ほんとにそういった佳作がたくさん眠っている。

 ただ・・・これが交響曲となるとそうはいかない。

 とたんにハードルが高くなるのである。
 もちろん紹介する会員の皆さんの耳もそうだが、なにより店主自身の耳が厳しい。
 そこそこ魅力的な作品を見つけても、そう易々と「これは大発見の傑作交響曲!」とは言えない。

 古典派の交響曲ならまだ「ハイドンの中期に負けない」とかいう称号は与えられるが、ロマン派のしかも中期後期の作品だと、そう簡単には褒められない。何かリミッターが掛かるのである。慎重になるのである。
 やはり「交響曲」と名がつく以上、音楽史の名だたる大作曲家の名を汚すような安易は褒めかたは慎まなければならない、と思う。

 とはいうものの、そんなことを言ってるといつまでたっても「珍しい良質の交響曲」を紹介する機会は得られない。

 ということで今回は、「大傑作!」とまではいかないけれど、「交響曲ファンなら結構楽しめる」、「思ったよりかなりいい」、というような作品をご紹介しましょうね。

 アウグスト・クルークハルト

 19世紀後半に活躍したドイツの作曲家、指揮者。
 1847年、ザクセンの一都市、バッハともゆかりのあるケーテンに生まれ、15 歳の時にデッサウに引っ越し、その翌年ピアニストとしてデビュー。
 作曲家として作品を発表する一方、20歳で指揮者としての活動も始める。
 若い頃はフランツ・リストに認められ、ワーグナーからも強く影響を受け、35歳で音楽監督に就任したデッサウの宮廷では「ニーベルングの指環」を指揮。
 ただその後はその派閥から離れ、どちらかというとシューベルト、シューマン寄りの作風を愛するようになり、伝統的な形式を遵守した音楽へと推移していく。

 なので彼の交響曲はいわゆる伝統的でロマンティックなドイツ・ロマン派の王道的作品。
 安心してその堅牢で正統派のドイツ交響曲を楽しめます。

 今回まずご紹介する第3番。
 実はその前のヴァイオリン協奏曲がとても美しいというので評判になった。
 で、確かにそのとおりで、そのヴァイオリン協奏曲は伝統的できっちりした作品。
 ブラボー。

 でも、たいていそういう場合、その後に来る交響曲はがくっとレベルが落ちたり退屈だったりする場合が多い・・・

 のだが、これは違った。

 クルークハルトの.交響曲第 3 番

 ドイツ的重厚さを保ちながら、耳から離れない優美なメロディーもあわせもつ。
 そうした抒情が薄っぺらにならないところにこの作曲家の交響曲作家としての確かな力量を見ることができる。

 なかなかどうして立派な、いやいや、立派過ぎる交響曲だった。

 
 そして続いて登場した交響曲第5番。
 これがまたかっこいい。劇的でダイナミック!

 第1,3楽章の冒頭だけですがどうぞ。かっこいいです。
.
http://www.jpc.de/mp3/076/0761203769322_01.mp3
http://www.jpc.de/mp3/076/0761203769322_03.mp3
.
 ただ・・・5楽章のすべてが魅力的というわけでないのがなんとももったいない。
 終楽章もがんばっているのだが、もう一段上の霊感がほしかった・・・。

 でも分かってほしい、そんな辛口が言いたくなるのは、惜しいからなのである。もう後一伸びですばらしい作品になるのに・・・という思いがつのってしまうからである。

 交響曲ファンにとって要チェックの作品であることは間違いないと思う。


(話、まだ続きます・・・下へどうぞ)
 

.


CPO
777465-2
\2900→¥2690
アウグスト・クルークハルト:
 1.ヴァイオリン協奏曲 Op.68 ニ長調
 2.交響曲第 3 番 Op.37 ニ長調
ミリアム・チョップ(ヴァイオリン)/
デッサウ・アンハルト・フィル
ゴロー・ベルク(指揮)

 木管五重奏曲やチェロ協奏曲などは、今までにも僅かに聴く機会があったが、このアルバムではヴァイオリン協奏曲と交響曲第3 番という珍しい曲が収録されている。




.

CPO
777693
\2900→\2690
アウグスト・クルークハルト:
 1.交響曲 第5番 ハ短調 Op.71/
 2.演奏会序曲「春の時に」Op.30/
 3.祝典序曲 変ホ長調 Op.78
アンハルト・フィルハーモニー管弦楽団/
アントニー・ヘルムス(指揮)

 「ピアノ五重奏曲」など一部の曲に、特定のファンをもつ作曲家クルークハルト(1847-1902)。
 彼はケーテンで生まれ、10歳からピアノと作曲を学び始めます。15歳の頃に家族とともにデッサウに移住。やがてピアニストとしてデビューを飾りました。作曲活動も進めており、20歳になる前には自作を発表するなど順風満帆な音楽家人生をスタートさせました。
 指揮者としても才能を発揮、ワーグナーの「指環」を上演するほどの活躍ぶりを見せた人です。
 彼の第3交響曲はすでにcpoからリリースされており(777465-2)、こちらはブラームスを思わせる明るさに満ちていましたが、この第5交響曲は調性的にもベートーヴェンを思わせる劇的なもの。1892年、彼がデッサウの指揮者として活動25年を迎えた年に書かれた曲です。






 で、話はまだ続く。

 今回紹介したクルークハルトの交響曲第 3 番・・・実は演奏がゴロー・ベルク指揮のアンハルト・フィルなのである。

 覚えてらっしゃる方もおられると思うが、2001年に絶世の美女ラッパライネンが全裸で「サロメ」を歌って日本中のオペラ・ファンを衝撃と陶酔の坩堝へ叩き込んだ、あのときの指揮者とオケである。
 だがただ単にセンセーショナルなだけではない。
 CDがほとんどないため、日本では無名だが、このオケの歴史は長い。

 母体であるアンハルト歌劇場は200年前に創設され、当時ベルリンの歌劇場と並ぶドイツ・オペラの中心だったという。シューマンはドイツの代表的劇場として絶賛し、ワーグナーは「バイロイト劇場」創設に当たって当劇場の演出スタッフを招き、またバイロイトのオケはザクセン=アンハルト・フィルのメンバーが主要な位置を占めた。

 20世紀に入ってからもクナッパーツブッシュやクルト・ワイルが楽長を務め、1938年、この劇場はナチスの全面的バックアップにより大改装され、そのプルミエ公演にはヒトラーとゲッペルスが出席した。・・・が、それが災いして第2次世界大戦では爆撃にさらされ劇場は激しく痛み、終戦後東ドイツになってからは政策上の理由もあって急に話題に上らなってしまった。

 しかし東西統一によりようやく再び日の目を見ることになる。
 あのフェルゼンシュタインの息子ワルターが総監督、名指揮者ヘリベルト・バイセルがアンハルト・フィルの音楽監督に就任。
 華々しい話題は提供しないものの、ドイツの深く長い伝統を受け継ぎながら、気がつけばほかにない個性的な音を勝ち得ていた。

 そして現在このオケを率いるゴロー・ベルク。
 2001年の《サロメ》では、実は指揮のゴロー・ベルクの的確重厚な指揮ぶりも密かに評価されていた。

 そしてその後本当にひっそりといくつかの注目アルバムがリリースされ、いまでは辺境オケ・ファンにとっては見逃せない存在となりつつある。
 今回のクルークハルトは、ゴロー・ベルクにとって同じデッサウつながりの作曲家。(余談ながらヴァイオリニスト、チョップもこのヴァイオリン協奏曲の大ファンとのことで今回の録音が実現したという。)

 このアルバムを聴いた方は、なにげにドイツのすばらしい指揮者とオケの演奏を耳にすることになっていた訳である。


 さて、ということでその隠れたドイツの名指揮者ゴロー・ベルクと名オーケストラ、アンハルト・フィルの名盤もご紹介しておきましょうね。
.



 .


ゴロー・ベルクとアンハルト・フィルのアルバムから

 CDの存在どころかその名前すらまったく知られていなかった指揮者ゴロー・ベルクとアンハルト・フィルのアルバム2枚。どちらも超ポピュラー作品。しかもレーゼルも登場する。
 ゴロー・ベルクのような、ドイツの伝統オケをしっかりと掌握した指揮者が現れてきているのは時代の流れか。安直にメジャーに流れない傾向は世界的なものなのだろう。
 こうした演奏家、こうしたアルバムこそ注目していきたい。

 残念ながらどちらも国内代理店がなくなってしまったドイツのレーベル。それも悲しい話である。


THOROFON
¥3000
海外在庫限り
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22
ドヴォルザーク:交響曲第9番《新世界》
フランツ・フォーラヴァー(P)
ゴロー・ベルク指揮
デッサウ・アンハルト・フィル

 ここ最近日本でも知名度が少しずつ上がってきたゴロー・ベルク&アンハルト・フィルの新世界。
 落ちついたテンポでしっかりとドヴォルザークを聴かせてくれる。
 サン=サーンスでピアノを弾くのはThorofonへシューマンのピアノ作品全集を録音したフォーラヴァー。

ANTES
\3500
海外在庫限り
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
ヤーン・ラーツ(1932−):交響曲第5番
ペーター・レーゼル(P)
ゴロー・ベルク指揮
デッサウ・アンハルト・フィル

 旧東ドイツの名匠レーゼルの新録音がひっそりとマイナー・レーベルからリリースされていた。
 しかも曲は彼が得意とするブラームス。十八番ともいえるブラームスを北ドイツの名門デッサウ・アンハルト・フィルと期待の共演。
 カップリングのラーツの交響曲第5番はジャズのリズムと旋律を採り入れた五楽章からなる作品。
 








ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2014 ARIA−CD.All rights reserved.08