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CPO特価セール
1枚もの/2枚もの 43アイテム
〜7/7(火)午前9時


 ボックス中心と思われた今回のCPO特価セール、どどどっと2枚ものアルバムが対象となった。
 1枚ものも少し入っているが、その数43アイテム。大盤振る舞いである!



555038
(2CD)
\4200→\1990
カメラータ・ケルン
 ジャック=マルタン・オトテール(1674-1763):室内楽全集 第3集


【CD1】
 1.トラヴェルソと通奏低音のための組曲 Op.5-1 ト短調
 2.2本のトレブル・リコーダーのための第1組曲 Op.4
 3.ブーセ氏/オトテール:《Airs Ornez d‘Agremens》より
   トラヴェルソのための独奏曲
 4.リコーダー独奏のための「前奏曲の技巧」 Op.7より前奏曲
 5.ロベール・ヴァレンタイン(オトテール編曲):
   2台のヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ ホ短調
 6.リコーダーと通奏低音のための組曲/ソナタ Op.5-3 ヘ長調
【CD2】
 1.トラヴェルソと通奏低音のための組曲 Op.5-2 ハ短調
 2.リコーダー独奏のための「前奏曲の技巧」 Op.7より前奏曲
 3.2本のトレブル・リコーダーのための第2組曲 Op.6
 4.ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための組曲/ソナタ Op.5-4 ロ短調
 5.2本のトレブル・リコーダーのための第3組曲 Op.8
カメラータ・ケルン

 フランス・バロック期の作曲家オトテール。管楽器職人の家に生まれた彼は、優れたフルート奏者であるとともに、楽器の設計にも長けており、とりわけフラウト・トラヴェルソの発展に力を尽くした功績は大きく、当時の管楽器のレパートリーを飛躍的に広げたとされています。このアルバムは、cpoレーベルのオトテール:室内楽全集の最終巻となります。
 若い頃にイタリアに留学したオトテールは、イタリア様式とフランス様式を融合させた数多くの組曲を作曲、その中の何曲かは調性を置き換えながら、他の楽器でも演奏できるように書かれており、演奏の可能性が広がることで知られています。
 また「前奏曲の技巧」はそれぞれ、同じ調性を持つ組曲を演奏する際の導入として使えるように工夫されていたり、トラヴェルソのための独奏曲ではフランスの良く知られたメロディを使っていたりといろいろな試みがなされています。
 どの作品も「オトテール装飾」と呼ばれる華麗な装飾音符で彩られており、聴き手だけでなく演奏者も楽しめる曲集です。

録音 ドイツ放送 室内楽ホール 2013年1月/2012年4月/2015年3月


555095
(2CD)
\4200→\1990
クララ・ヴィークの異父弟
 ヴォルデマール・バルギール(1828-1897):弦楽四重奏曲と弦楽八重奏曲全集

【CD1】
 1.弦楽四重奏曲 第3番 イ短調 Op.15b
 2.弦楽四重奏曲 第4番 ニ短調 Op.47
【CD2】
 1.弦楽八重奏曲 ハ短調 Op.15a
 2.弦楽四重奏曲 第1番
 3.弦楽四重奏曲 第2番
オルフェウス弦楽四重奏団
【八重奏の客演】
佐藤 優芽(ヴァイオリン)
堀江 普(ヴァイオリン)
ユリア・レベッカ・アドラー(ヴィオラ)
エヴァ・フライターク(チェロ)

 近年再評価が高まるベルリン生まれの作曲家バルギール。その名前はほとんど知られていませんが、実は彼の母親マリアンネの前夫はフリードリヒ・ヴィークであり、この2人の間の娘がクララ・ヴィーク。従って、彼はクララの異父弟となります。
 彼は長年にわたり、ベルリン高等音楽学校作曲科の教授を務め、後進に作曲を教えるとともに、シューマンとショパン作品の校訂を手がけました。蒐集家としても知られ、彼の遺品の中には1500点を超える書簡や、切り抜きや論文、旅券など日常生活で集めたちらしなどがあり、これらは彼の生涯を研究するにあたり貴重な資料になっています。
 そんな几帳面な性格のバルギールの作品は、メロディよりも曲の構成が重要視されており、弦楽四重奏曲はベートーヴェンにも似た厳格さを備えています。

  録音:2013年3月1-3日 ベルリン・ジーメンス・ヴィラ・・・CD1 2016年4月29-30日、5月4-5日 ベルリン スタジオ・ブリッツ…CD2



555137
(2CD)
\4200→\1990
ロンドンでバッハの息子と大成功した
 カール・フリードリヒ・アーベル:交響曲集

【CD1】
 1.交響曲 変ロ長調 Op.1-1 WK 1
 2.交響曲 ハ長調 Op.1-2 WK 2
 3.交響曲 ニ長調 Op.1-3 WK 3
 4.交響曲 変ホ長調 Op.1-4 WK 4
 5.交響曲 ヘ長調 Op.1-5 WK 5
 6.交響曲 ト長調 Op.1-6 WK 6
【CD2】
 1.交響曲 ニ長調 Op.4-1 WK 7
 2.交響曲 変ロ長調 Op.4-2 WK 8
 3.交響曲 変ホ長調 Op.4-3 WK 9
 4.交響曲 ハ長調 Op.4-4 WK 10
 5.交響曲 ト長調 Op.4-5 WK 11
 6.交響曲 ニ長調 Op.4-6 WK 12 
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー

 18世紀に一度は衰退した楽器、ヴィオラ・ダ・ガンバにおける音楽史上最高の演奏家とされるカール・フリードリヒ・アーベル。当時開発されたばかりの楽器の演奏も難なくこなし、イングランドではバッハの息子、ヨハン・クリスティアンと当地初の「予約制定期演奏会」を開催し、自身の作品の他、この時代に作曲された他の作曲家の作品の人気普及にも一役買いました。
 アーベルの作品はコンパクトな形式と洗練された様式を持っていたため、8歳のモーツァルトがロンドンで彼の作品(作品番号7 第6曲)を筆写したスコアは、長らくモーツァルト作品として信じられていたほどです。
 この2枚組にはアーベルの作品番号1と4の交響曲を収録。どれも3楽章形式で書かれ、1セットは6曲となる規則正しい曲集ですが、作品の表情は様々で、第2楽章の美しさは格別です。


555184
(2CD)
\4200→\1990
カール・ライネッケ(1824-1910):弦楽四重奏曲集
 【CD1】
  1.弦楽四重奏曲 第2番 ヘ長調 Op.30
  2.弦楽四重奏曲 第4番 ニ長調 Op.211
  3.弦楽四重奏曲 第1番 変ホ長調 Op.16
 【CD2】
  1.弦楽四重奏曲 第5番 ト短調 Op.287
  2.弦楽四重奏曲 第3番 ハ長調 Op.132
ラインホルト四重奏団

 1824年に生まれ、86歳という長寿を得た作曲家ライネッケ。生涯に出版された曲だけでも300を超える多作家であり、作風は基本的にシューマンやブラームス風でありながらも、書かれた時代の様式を忠実に反映しています。
 彼の5曲の弦楽四重奏曲は、活動の初期から晩年までの時代をすべてカバーしており、ライネッケが追求した音楽がコンパクトに凝縮されています。
 ライネッケは音楽学者の父に影響されて、幼い頃からベートーヴェンやモーツァルト作品を研究していたといい、1846年に出版された第1番は古典的な端正さに若々しい情熱が融合された完成度の高いもの。以降、番号を追うに従いスタイルが熟成されていくのが手に取るようにわかることでしょう。古典派からロマン派の作品を得意とするラインホルト四重奏団の演奏です。

 録音 Groser Lindensaal, Markkleeberg 2017年2月13-16日…CD1 2018年11月9-12日…CD2
 


555194
(2CD)
\4500→\2490
アントン・ウルシュプルフ(1850-1907):作品集
【CD1】ピアノ協奏曲 変ホ長調 Op.9
【CD2】交響曲 変ホ長調 Op.14
 世界初録音
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)…CD1
ゲオルク・フリッチュ(指揮)…CD1
マルクス・ボッシュ(指揮)…CD2
北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団

 1850年フランクフルトに生まれたウルシュプルフは、フランツ・リストの直系弟子であるイグナーツ・ラハナーとヨアヒム・ラフに師事、ワイマール楽派の流れを汲む作品を多く残した作曲家。クララ・シューマンとブラームスとも親交があり、またフランクフルトにラフが創立した音楽学校で教師として働き、教育者としても多大なる功績を遺しました。
 作曲家としてはピアノ独奏曲から大管弦楽曲、2つのオペラ、室内楽、合唱作品など数多くの作品を発表、また亡くなる年にはグレゴリオ聖歌の復元にも携わっています。
 生前は後期ロマン派の提唱者として国際的に認められていましたが、没後はすぐに忘れられてしまいました。21世紀になってようやく、オペラ「全ての物事において最も不可能なこと」やピアノ曲などの一部の作品が演奏、録音され注目を集めましたが、このアルバムに収録されたピアノ協奏曲と、交響曲は世界初録音となります。
 ピアノ協奏曲は、リスト作品と同じ変ホ長調で書かれていますが、その作風はかなり違い、どちらかというとシューマンを思わせる重厚な響きを持っています。また交響曲はベートーヴェン風であり、ドイツの伝統を受け継いだ知られざる名作です。



555292
(2CD)
\4200→\1990
チャイコフスキー(1840-1893):弦楽四重奏曲集&弦楽六重奏曲
【CD1】
 1-4.弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調 Op.11
 5-8.弦楽四重奏曲 第2番 ヘ長調 Op.22
 9.弦楽四重奏曲 断章 変ロ長調
【CD2】
 1-4.弦楽四重奏曲 第3番 変ホ短調 Op.30
 5-8.弦楽六重奏曲 ニ短調「フィレンツェの思い出」Op.70
ダネル四重奏団
【メンバー】
マルク・ダネル(ヴァイオリン)
ジル・ミレ(ヴァイオリン)
ヴラド・ボグダナス(ヴィオラ)
ヨーヴァン・マルコヴィチ(チェロ)

ウラディーミル・ブカチ(ヴィオラ)…5-8
ペトル・プラウゼ(チェロ)…5-8

 チャイコフスキーの華麗な交響曲やバレエなどに隠れ、ひっそりと位置する室内楽作品。存在自体は地味でありながら、チャイコフスキーの個性が溢れる抒情的な雰囲気を持っています。
 3曲ある弦楽四重奏曲は、どれもモスクワ音楽院で教師を務めていた30代の頃に書かれたもので、とりわけ1871年に書かれた第1番の第2楽章は独立した「アンダンテ・カンタービレ」の名前で親しまれる名曲。
 第2番は1873年頃の作品。1か月ほどの短期間で完成されており、チャイコフスキー自身も大層気に入っていたとされています。
 1875年に書かれた第3番は、彼の良き理解者で、弦楽四重奏曲第1番、第2番の初演者でもあったヴァイオリニスト、フェルディナント・ラウプの訃報に接しての作品。チャイコフスキーの心からの哀悼の意が込められた大作です。
 1楽章のみの変ロ長調の弦楽四重奏曲は学生時代の秀作、六重奏曲「フィレンツェの思い出」は晩年の1890年の作品で、対位法が駆使された重厚な響きを持つ充実作です。第2楽章のピツィカートに乗って歌われる旋律や、ロシア民謡風の第3楽章の主題など、多彩な要素が組み合わされ全曲を形成しています。

 録音 2014.2015年 Deutschlandfunk Kammermusiksaal
  

777963
(2CD)
\4600→\2490
ヤロミール・ヴァインベルガー(1896-1967):歌劇《ヴァレンシュタイン》
 6場の音楽悲劇
ヴァレンシュタイン…ローマン・トレーケル(バリトン)
テクラ…マルティナ・ヴェルシェンバッハ(メゾ・ソプラノ)
ラルフ・ルーカス(バス)
ダニエル・キルヒ(テノール)
ダグマール・シェレンベルガー(ソプラノ)
ローマン・サドニーク(テノール) 他
コルネリウス・マイスター(指揮)
ウィーン・ジングアカデミー
ウィーン放送交響楽団

 チェコ、プラハに生まれ、プラハ音楽院で学んだ後、20歳の時にライプツィヒ音楽院に留学。マックス・レーガーに作曲を学んだヴァインベルガー(ヴァインベルゲルとも)。
 ナチスに追われアメリカに亡命、しかし成功を収めることはなく最期は自ら命を絶った悲劇の作曲家です。代表作《バクパイプ吹きシュヴァンダ》や「“大きな栗の木の下で”による変奏曲とフーガ」など100作以上の作品を残していますが、この歌劇《ヴァレンシュタイ》は1938年に初演された後は忘れ去られていました。
 三十年戦争期に活躍した実在の人物ヴァレンシュタインをモデルにしたシラーの戯曲を台本としたこの作品、軍楽隊やハープシコードも含む大管弦楽をバックに、様々な様式の音楽が展開されていきます。気鋭の指揮者コルネリウス・マイスターによる秘曲復活です。
 

777653
(2CD)
\4800→\2490
レズニチェク(1860-1945):
 《ガソリン》-陽気で幻想的な音楽劇 2幕
ヨハンナ・ストイコヴィチ(ソプラノ)
カールステン・ジュス(テノール)
コウタ・レセネン(バス)
ヤン・ギイビー(ソプラノ)
アンドレアス・キントシュー(バリトン)
フランク・ベールマン(指揮)
ケムニッツ歌劇場合唱団
ロベルト・シューマン・フィルハーモニー管弦楽団

 チェコ貴族の末裔としてオーストリア帝国に生まれたレズニチェク(マーラーと同じ年生まれ)。グラーツで法学と音楽を学び、ライプツィヒ音楽院で音楽の勉強を続けた後、各地で指揮者として活躍。プラハの楽長を務めてから、1902年にベルリンに定住。1909年からはベルリン・コーミッシェ・オーパーの首席指揮者に就任し、リヒャルト・シュトラウスと親交を結びました。彼の作品はマーラーやワインガルトナーら、同時代の指揮者たちによって初演されましたが、この1929年に作曲された《ベンジン=ガソリン》は全く演奏されることなく、2010年にケムニッツ歌劇場での上演が世界初演となりました。原作は17世紀の劇作家デ・ラ・バルカの作品ですが、ここでは物語を飛行船「ツェッペリン号」に起きる出来事に置き換えながらも、古代神話のエッセンスを取り入れた面白いものとしています。赤道直下で燃料不足を起こした飛行船「ツェッペリン号」。神秘的な島に不時着した「ツェッペリン号」は果たして…。

 


777920
(2CD)
\5400→\1990
リヒャルト・シュトラウス:歌劇「火の危機」Op.50
 1幕 エルンスト・フォン・ヴォルツォーゲン台本
マルクス・アイヒェ(バリトン)/
ラース・ヴォルト(バス)/
ジモーネ・シュナイダー(ソプラノ)/
ヴィルヘルム・シュヴィングハマー(バス) 他/
バイエルン放送合唱団/
ゲルトナープラッツ劇場児童合唱団/
ミュンヘン放送管弦楽団/
ウルフ・シルマー(指揮)

 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)生誕150年の記念年にあたる2014年は、各地で彼の歌劇が盛んに演奏されました。その中には、この「火の危機」のような珍しい作品も含まれています。
 この彼の2番目の歌劇「火の危機」は1901年の作品で、全編ミュンヘンの方言で歌われる「メルヘン・オペラ」です。全曲が演奏されることはほとんどなく、「愛の場面」のみが知られていますが、なかなか美しいメロディが溢れる興味深い歌劇です。とはいえ、もともと皮肉屋であるシュトラウスのこと、この作品にも色々な風刺が仕掛けられています。
 魔法使いクンラートは、町の人々にからかわれたことで、仕返しをするためにミュンヘン中の火と灯りを消してしまうという粗筋ですが、火が消える時に聞こえてくる音楽は、ワーグナーやシュトラウス自身のメロディ。そう、偉大なるワーグナーを阻害した町であり、シュトラウスもミュンヘンでは冷たくされていたのでした。作品の中でこっそり仕返しをしたシュトラウスの気合いをぜひ楽しんでみてください。


777950
(2CD)
\4800→\2890
マーラーがヨハン・シュトラウス2世に作曲依頼した未完のバレエ音楽!
 ヨハン・シュトラウス2世(1825-1899):
  バレエ音楽「灰かぶり姫(シンデレラ)」全曲
エルンスト・タイス(指揮)
ウィーン放送交響楽団

 1899年、当時ウィーン宮廷歌劇場の音楽監督を務めていたマーラーは、劇場で上演するために、人気絶頂を誇っていた“ワルツ王”ヨハン・シュトラウス2世にバレエ音楽の作曲を委嘱します。
 ワルツ王は時すでに73歳に達しており、すでに自身の生涯の終りを予感していたようでしたが(その前年に書かれた「ライムントの調べ」にも、懐古的な部分が認められます)、シュトラウスは力を振り絞り、依頼されたバレエ「灰かぶり姫」に着手しました。そして予感の通り彼は6月3日にこの世を去り、作品は未完のまま残されたのです。
 シュトラウスの手による部分は第1幕と第3幕の半分ほどであり、これを完成させたのはシュトラウスより少し後の世代に活躍した指揮者ヨーゼフ・バイヤー(1852-1913)でした。
 しかしマーラーは完成された作品を「これはシュトラウスのものではない」と断言し、ウィーンでの上演を拒否。そのため初演は1901年にベルリン王立歌劇場で行われています。
 バイヤーとシュトラウスは仲が良かったためか、自然な流れで音楽が作られており、全曲通して聴いても全く違和感はありません。

  録音 2014年8月20-29日 Grosser Sendesaal, ORF Funkhaus


 J・シュトラウス2世、最晩年はこのバレエ音楽もそうだが交響詩などにも手をつけていたらしい。
 彼があと10年長生きしてくれていたら、とてつもない管弦楽曲の傑作が生まれていた可能性がある。

777114-2
(2CD)
\5200→¥1990
クリスティアン・シンディング:ヴァイオリンと管弦楽のための作品集
<CD1>
 1.ヴァイオリン協奏曲第 3 番 Op.119/
 2.伝説 Op.46/3.ロマンス Op.100/
<CD2>
 1.ヴァイオリン協奏曲第 1 番Op.45/
 2.ヴァイオリン協奏曲第 2 番 Op.60/
 3.組曲 Op.10/4.宵の明星 Op.120
アンドレイ・ビエロフ(ヴァイオリン)/
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー/
フランク・ベールマン(指揮)

最近、人気急上昇のノルウェーの作曲家、シンディング(1856-1941)のヴァイオリンと管弦楽のための作品全集です。自国で絶大なる人気を得たグリーグとは違い、ドイツに留学し、後期ロマン派の影響を強く受け、その作品にも濃厚なロマンの香りが漂う彼の作品は、どちらかというと、ノルウェー以外の国・・・とりわけドイツでの評価が高く(彼自身も生涯のほとんどをドイツで過ごした)、今では却って中途半端さだけが目立ってしまう人ですが、勇壮で流麗な交響曲や、ヴァイオリン曲などが紹介されるに従って、曲の持つ美しさに気が付いた人が多いのかもしれません。若きヴァイオリニスト、ビエロフの情緒豊かな演奏でじっくりお聴きください。

777222-2
(2CD)
\5200→\1990
ヘンデル(1685-1759):エジプトのイスラエル人
 メンデルスゾーンによる1833 年版
モニカ・フリマー(S)/
ヴェロニカ・ヴィンター(S)/
ハイケ・グレツィンガー(Ms)/
ハンス・イェルク・マンメル(T)/
エッケハルト・エーベレ(B-Br)/
グレゴール・フィンケ(B)/
ライニッシェ・カントライ/
ダス・クライネ・コンツェルト/
ヘルマン・マックス

ヘンデルの作品をメンデルスゾーンが改編したという、まさに2009 年にふさわしいこの「エジプトのイスラエル人」。バロック音楽を精力的に研究していたメンデルスゾーンは、J.S.バッハの作品の復興者として名高いのですが、このヘンデルの「エジプトの〜」も、彼がロンドンでスコアを発見し、指揮者として活躍していた1833 年5 月26 日にデュッセルドルフで演奏、以降幾度も再演し評価を高めた作品です。長らく発売の待たれていた録音です。

777137-2
(2CD)
\5200→\1990
M.ハイドン(1737-1806):交響曲集
 交響曲 第 14,17,19,24,29,33,40,41 番/
 交響曲ヘ長調,3 つの行進曲
ドイツ・カンマーアカデミー/
フランク・ベールマン(指揮)/
ヨハネス・ゴリツキ(指揮)

 cpo の偉業である「ミヒャエル・ハイドン交響曲集」の完結編です。モーツァルトが序奏を書きくわえたために、彼の37 番の交響曲として一時期認識されていたのは実はミヒャエル・ハイドンの作品であったことは周知の事実です。それほどまでに才能に溢れていた彼の作品がこうして全て聴けるようになったのは大いなる喜びと言えるでしょう。彼の作品は今まで41 曲とされていましたが。失われたと思われた「交響曲ヘ長調」を発見。じっくりと準備してこの録音を企画したものです。高度に想像的で実験的、ユーモアに富んだ音楽。若きモーツァルトがこれらの交響曲から学びとったものも数知れません。

777406-2
(2CD)
\5400→\1990
J.シュトラウス2 世(1825-1899):
 オペレッタ「女王のレースのハンカチーフ」全3 幕
ナージャ・ステファノフ(Ms)/
ジェシカ・グラッテ(S)/
エリケ・コットマイール(S)/
ラルフ・サイモン(T)/マルクス・リスケ(T)/
ハリー・ブラッハマン(Br)/
グリット・グナウク(Ms)/
ドレスデン・オペレッタ管弦楽団&合唱団/
エルンスト・タイス(指揮)

ヨハン・シュトラウスの第7 番目のオペラであるこの作品は、いつもの如く、夢のように甘く、素敵な音楽に満ち溢れています。1935 年にミュンヘンのゲルトナープラッツ劇場で上演、その時は大好評でしたが、以降忘れられてしまい全く上演されることはありませんでした(この中で用いられている旋律による「南国のバラ」のみは誰にでも愛される名曲として知られています) 。そんなこの作品、2006 年にドイツのコーブルク劇場で、演奏会形式ではありますが実に71 年ぶりに演奏され好事家の話題をさらいました。ここではJ。シュトラウス全集のクリティカル・エディションに基づいた版で演奏されています。

777606
(2CD)
\2800→\1990
イグナツ・ヨーゼフ・プレイエル:協奏交響曲集
<CD1>
 1.フルート、オーボエ、ホルン、ファゴットと管弦楽のための協奏交響曲 ヘ長調(B115)/
 2.オーボエ、ファゴットと管弦楽のための協奏交響曲 変ロ長調(B112/1289)/
<CD2>
 1.フルート、オーボエ、ファゴット、2台のヴァイオリン、
  ヴィオラ、チェロ、コントラバスと管弦楽のたけの協奏交響曲 ヘ長調(B113)/
 2.ファゴット協奏曲 変ロ長調(B107)
ハンノ・デンナーベック(ファゴット)/
ギャビー・パス=ファン・リエット(フルート)/
アン・アンゲラー(オーボエ)/
ヴォルフガンク・ヴィフラー(ホルン)/
ミラ・ゲオルギエワ(ヴァイオリン)/
マイケル・サルム(ヴァイオリン)/
グンター・トイフェル(ヴィオラ)/
マヌエル・フィッシャー=ディースカウ(チェロ)/
コンスタンツェ・ブレンナー(コントラバス)/
シュトゥットガルト放送交響楽団/
ヨハネス・メースス(指揮)

 オーストリアに生まれ、若い頃はヨーゼフ・ハイドンに学び、その後フランスに移住。この地で結婚し音楽家として活躍したプレイエル(1757-1831)。しかし、1791年にフランス革命の余波を受け、教会での演奏会が廃止されたため、職探しのためにロンドンにわたります。そこで成功し財を成した彼は、再度パリに戻り、今度は音楽出版社の仕事を始めます。39年間出版業に就き、4000作品を出版した後、今度は何とピアノ制作会社を立ち上げたというのですから驚きです。
 そんなプレイエル。その作品は、企業家としてはアクティヴであった彼らしくなく、とても穏健なものでした。ここではファゴットを含む協奏交響曲と協奏曲を収録。彼のセンス良い楽器の用法と、モーツァルトにも似た典雅な音楽を楽しむことができます。



777607
(2CD)
\5400→\1990
ザーロモン・ヤーダスゾーン:交響曲 第1番-第4番
 1.交響曲 第1番 ハ長調 Op.24/
 2.交響曲 第2番 イ長調 Op.28/
 3.交響曲 第3番 ニ短調 Op.50/
 4.交響曲 第4番 ハ短調 Op.101/
 5.ヴァイオリンと管弦楽のためのカヴァティーナ Op.69/
 6.チェロと管弦楽のためのカヴァティーナ Op.120
クラウディナ・シュルツ=ブロニエフスカ(ヴァイオリン)…5/
トーマス・ジョルジ(チェロ)…6/
フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団/
ハワード・グリフィス(指揮)

 ドイツの作曲家、ピアニスト、そして音楽教師であったヤーダスゾーン(1831-1902)。もちろん現在で彼の名前はほとんど知られていません。
 もともとユダヤの家系に生まれたため、ライプツィヒ音楽院を卒業するも、職を得るのに苦労し、40歳になってようやく母校で職を得てピアノや作曲を教えるようになったという彼ですが、音楽教師としての才能に恵まれていて、数多くの作曲家を世に送り出しました。
 その中にはレズニチェク、シンディングやジークフリート・カルク=エーレルト、なたディーリアスやアルベニスなど錚々たる名前を発見することができます。
 そんなヤーダスゾーン自身の作品は、ここで聴けるように確固たる作風を確立しているのですが、どうしても19世紀末から起こった「ユダヤ人排斥」の流れのせいで演奏される機会を逸してしまい、そのうち忘れられてしまったのです。
 しかしながら、しばしば比較されるカール・ライネッケの作品と比べても全く遜色のないこれらの作品には、限りない魅力が漂っています。もっと知られてもよい作曲家といえるでしょう。


777624-2
(2CD)
\4400→\1990
フォーグラー弦楽四重奏団
 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲集第1集

<CD1>
 1.弦楽四重奏曲第12番ヘ長調「アメリカ」Op.96/
 2.弦楽四重奏のための「糸杉」B.152/
 3.2台のヴァイオリンとチェロ、ハルモニウムのための「バガテル」Op.47/
<CD2>
 1.弦楽四重奏曲第9番ニ短調 Op.34/
 2.弦楽四重奏曲第10番変ホ長調Op.51
フォーグラー弦楽四重奏団/
オリヴァー・トリエンドル(ハルモニウム)

 ドヴォルザーク(1841-1904)は、生涯に14曲の番号付きの弦楽四重奏曲と、歌曲から編曲した「糸杉」などの、幾つかの番号なしの作品を残しています。しかし実際によく演奏されるのは第8番以降の7曲であり、初期の作品は通常耳にする機会がないのではないでしょうか(言うまでもなく第12番の「アメリカ」はドヴォルザークの代表作のひとつです)。
 先人の影響など、どうしても没個性と言われてしまいますが、しかしながら、じっくり聴いてみると、数多くのものを発見できる興味深いレパートリーであることは間違いありません。1985年に当時の東ベルリンで設立されたフォーグラー四重奏団による確かな演奏です。


777658-2
(2CD)
\5200→\1990
ドミトリー・カバレフスキー:ピアノと管弦楽のための作品全集
〈CD1〉
 1.ピアノ協奏曲第1番イ短調 Op.9/2.ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.23/
〈CD2〉
 1.ピアノ協奏曲第3番ハ長調Op.50/
 2.シューベルト(カバレフスキー編):
  幻想曲ヘ短調D.940/
  3.歌曲「学生時代」の主題による狂詩曲Op.75/
  4.ピアノ協奏曲第4番「プラハ」Op.99
ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)/
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団/
アラン・フランシス(指揮)

 ロシアの作曲家カバレフスキー(1904-1987)は、ショスタコーヴィチとほぼ同世代の人ですが、彼は当時のソヴィエト政府とうまく折り合いをつけたため、例の「ジダーノフ批判」もうまくかわし、生涯ソ連の音楽界の重鎮として数多くの名誉を受けた人です。
 彼の一番の功績は、青少年向け、児童向けの作品を多く書いたことで、あの有名な「運動会の音楽」である“道化師のギャロップ”も彼の作品です。そのため、平易で大衆的な作風と誤解されがちですが、キャッチーなメロディと明確な構成は、聴いていて心地よいものであることは確かです。ここでは彼が生涯に渡って書いたピアノ協奏曲を全て収録。ラフマニノフやショスタコーヴィチの影響が感じられる第1番から、独自の作風を切り開いた第2番、彼が力を注いだ「青少年育成のための音楽」である第3番、スネアドラムが炸裂する第4番と、あのギレリスの伝説的爆演で知られる「シューベルトの幻想曲、カバレフスキー編」、そしていかにもカバレフスキーらしい「狂詩曲」。コルスティックの超真面目な演奏が曲の真価を引き出しています。
 録音 2010年3月22-26日,10月4-8日Groser Sendesaal, NDR Hannover,


777901
(2CD)
\5400→\1990
リヒャルト・シュトラウス:歌劇「インテルメッツォ」Op.72
 2幕(作曲家自身の台本による)
ジモーネ・シュナイダー(ソプラノ)/
マルクス・アイヒェ(バリトン)/
ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ) 他/
ミュンヘン放送管弦楽団/
ウルフ・シルマー(指揮)

 シュトラウス(1864-1949)の歌劇「インテルメッツォ」は、彼の他の作品に比べると上演機会も少なく、また録音もほとんどないことで知られるオペラです。この理由の一つは、歌劇の内容があまりにもシュトラウスのプライヴェート寄りのお話であり、「いったい誰が作曲家と妻の諍いの場面を劇場で見たいんだ」と思ってしまう人が多いから(笑)ではなく、内容に追従するために歌詞と台詞が膨大になってしまって、これを正確なドイツ語で歌に載せることがとても困難であるというのが、恐らく真の理由でしょう。そうは言うものの、この巧妙に仕組まれた楽しいお話と、よくできた形式(タイトルのインテルメッツォというのは間奏曲という意味で、これは「家庭内のちょっとした出来事」を表すのと、もう一つはオペラの情景の全てが小粋な「間奏曲」で繋がれているのです!)は、ぜひとも新しい演奏で味わってみたいと、全てのシュトラウス・ファンが願っていたことでした。
 この演奏は2011年のガルミッシュ=パルテンキルヘンで開催されたリヒャルト・シュトラウス音楽祭のハイライト(音楽監督:ブリギット・ファスベンダー)を飾るコンサートで、ウルフ・シルマーのタクトに載せて、その美しく軽妙な音楽が絶妙に演奏されています。クリスティーネを演じるのはジモーネ・シュナイダー。往年のルチア・ポップを凌ぐ名唱を聴かせています。


777967
(2CD)
\4400→\1990
ルートヴィヒ・トゥイレ(テュイユ):室内楽作品集
<CD1>
 1.チェロ・ソナタ Op.22/
 2.ピアノ三重奏曲 作品番号なし/
<CD2>
 1.ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ短調 Op.1/
 2.ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ホ短調 Op.30
マルク・ゴトーニ(ヴァイオリン)/
ウルリヒ・アイヒェナウアー(ヴィオラ)/
ペーター・ヘル(チェロ)/
フランク=インモ・ツィヒナー(ピアノ)

 リヒャルト・シュトラウスの友人として知られるドイツの作曲家トゥイレ(1861-1907)。最近、彼の作品の評価も高まりつつあるようです。
 彼の作品のほとんどは室内楽曲であり、そのどれもが地味ながら美しい味わいを有しています。作風は幾分保守的であり、それが却って聴き手の耳を捉えることとなっています。
 この2枚組でも、そんなトゥイレの魅力に溢れた作品を楽しむことができます。ベートーヴェンの流れを汲んだチェロ・ソナタと美しいピアノ三重奏曲(かなりリヒャルト・シュトラウスの面影がある)、1880年に書かれた古典的な佇まいを持つヴァイオリン・ソナタ第1番と、1904年に出版された、少しだけ先鋭的な響きもあるヴァイオリン・ソナタ第2番。
 この2曲からは確実に時代の変遷が感じられます。聴けば聴くほどに味わいの深まる音楽といえるでしょう。




 ルートヴィヒ・ヴィルヘルム・アンドレアス・マリア・トゥイレ(Ludwig Wilhelm Andreas Maria Thuille, 1861年 -1907年)はオーストリア出身のドイツの音楽教育家・作曲家。
 テュイレの表記もあるが、本来はフランス系のユグノーの家系でテュイユと読む。
 ブラウンフェルスやシリングスらと共に、若き日のR.シュトラウスやプフィッツナーもその一員とされた「ミュンヘン楽派」の代表者とされる。

 幼児期に両親を喪い、おじを頼ってオーストリアに出る。インスブルックで学問を修め、1877年に終世の友リヒャルト・シュトラウスと知り合う。
 その後ミュンヘンでヨーゼフ・ラインベルガーらに作曲を師事。その後ミュンヘン音楽アカデミーの楽理科ならびに作曲科の教授に就任し、数多くの門弟を育成した。

 トゥイレは室内楽に献身した多作な作曲家であり、こんにちではピアノと管楽器のための《六重奏曲》作品6(1886〜1888年)や《チェロ・ソナタ》作品22の作曲家として辛うじて知られているにすぎないが、《交響曲ヘ長調》や《ピアノ協奏曲》のような大作のほか、数々のリートや、3つの歌劇も作曲している。
 このうち最初の《トイアーダンク Theuerdank[2]》(1897年完成)は、1897年に、バイエルン王国摂政主催の歌劇作曲コンクールにおいて、ツェムリンスキー作曲の《ザレマ》を抑えて首席に輝いた。











555158
(2SACD Hybrid)
\6000→\2990
コンチェルト・コペンハーゲン&モルテンセン
 バッハ・シリーズ
J.S.バッハ(1685-1750):ブランデンブルク協奏曲 第1番-第6番
ラース・ウルリク・モルテンセン
(チェンバロ&音楽監督)
コンチェルト・コペンハーゲン(古楽器使用)

 コンチェルト・コペンハーゲンとモルテンセンによるバッハ・シリーズ。これまでにリリースされた「ロ短調ミサ」は早めのテンポと優美に溶け合った少人数の合唱から生まれる闊達な演奏が、また協奏曲でも常に生き生きとした響きをもたらすアンサンブルが高く評価されています。
 最新作は人気の高いブランデンブルク協奏曲。6曲の協奏曲はおのおのが独立した作品ですが、楽器編成もまちまちであり、作曲された動機や作曲過程も明確にはわかっていません。
 総譜はずっと眠っていましたが、1850年にバッハ作品の全てを刊行する目的で設立されたバッハ協会によって、まとめて出版されて以来、バッハの代表作として親しまれています。
 奏者たちの高い技術に支えられたコンチェルト・コペンハーゲンの渋く落ち着いた音色に溶け合うモルテンセンのチェンバロの響きが魅力的です。
 SACD(ハイブリッド)盤。素晴らしい音質で録音されています。

  録音 2017年2月6-11日 Eslov kyrka, Sweden


555040
(2SACD Hybrid)
\6000→\2490
「偉大な中世の巨匠に比肩しうる芸術家」
アンリ・ミュレ(1878-1967):オルガン作品全集

 1.オルガンのための10の小品「ビザンチン風のスケッチ」
 2.宗教的瞑想
 3.アンジェラス
 4.小オッフェルトリウム
 5.Sortie douce
 6.祈り
 7.葬送のオッフェルトリウム
 8.聖ロザリオ祭日のための奉献唱
 9.Carillon-Sortie
フリードヘルム・フランメ(オルガン)
St.Muhleisen-Orgel in der Stiftskirche
St.Anastasius und St.Innocentius zu Bad Gandersheim

 パリ、モンマルトルのサクレ・クール寺院のすぐ近くで生まれた作曲家アンリ・ミュレ。寺院で働く父の助手としてハルモニウムの演奏を始め、パリ音楽院ではアレクサンドル・ギルマンとシャルル=マリー・ヴィドールに師事。その卓越した技巧は学生時代から賞賛を得ていました。
 その後はルイ・ニデルメイエールの音楽学校やスコラ・カントルムの教授も務め、後進の指導にあたりましたが、作曲に身を費やしたのはほんの15年ほどとされています。その間に数多くの作品を書いたとされますが、そのほとんどは焼却されてしまい、残されたのは、オルガン曲を中心に、何曲かのオーケストラ作品と声楽曲のみであるため、現在ではほとんど忘れられた存在です。しかし、このアルバムで聴くことのできる彼の代表作「「ビザンチン風のスケッチ」を始めとしたオルガン作品は、ワーグナー的な和声とドビュッシーを思わせる変幻自在な旋律に満ち溢れた魅力的な音楽で、彼の後輩トゥルヌミールが述べたように「偉大な中世の巨匠に比肩しうる芸術家である」ことを実証しています。

 録音 2015年5月1-2日、8月21-22日
 
777527-2
(SACD Hybrid)
\2800→\1590
W.F.バッハ(1710-1784):オルガン作品全集
 1.幻想曲(Falck 19)/
 2.8 つのフーガ(Falck 31, 1-8)/
 3.7 つのコラール前奏曲(Falck 38, 1-4)/
 4.フーガ(Falck 37)/5.フーガ(Falck 33)/
 6.フーガ(Falck 32)/
 7.7 つのコラール前奏曲(Falck 38, 5-7)/
 8.幻想曲(Falck 15)
フリードヘルム・フランメ(オルガン)
ドイツアレクザンドリ・アインベックムエンスター教会、ヒッレブラント・オルガン

 2010 年はヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの生誕300 年の記念年でした。彼はJ.S.バッハの長男として生まれたものの、あまりにも溺愛され過ぎて、その才能を存分に発揮することができなかったと言われています。某大な数の作品を残しましたが、生前は人気が低かったためか出版されることもほとんどなく、またその作風も統一性がないことで知られていましたが、最近では逆に、その自由さが人気を呼んでいるという不思議な人でもあります。このアルバムでは、そんな彼のオルガン曲を全て収録。生きていた時代からは取り残されようとも、天才は健在だったという証明です。名オルガニスト、フランメの演奏で。



777593
(SACD-Hybrid)
\2800→\1590
指揮はハーゼルベック!オケはザールブリュッケン!
 ジョゼフ・ジョンゲン:オルガンと管弦楽のための作品集

  1.オルガンと管弦楽のための「協奏交響曲」 Op.81/
  2.管弦楽のための「パッサカリアとジーグ」 Op.90/
  3.オルガン独奏のための「英雄ソナタ」Op.94
クリスティアン・シュミット
(ルクセンブルク・フィルハーモニー,
カール・シューケ=オルガン)/
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団/
マルティン・ハーゼルベック(指揮)

 ベルギーのオルガニスト、作曲家ジョゼフ・ジョンゲン(1873-1953)。
 数多くの作品を書き残していますが、知名度があまりなく録音の数も多くありません。
 とは言え、幸運にも録音されている一部の曲が熱狂的なファンを獲得している作曲家でもあります。

 このアルバムでは彼の本領発揮ともいえる3つのオルガン作品を収録。
 7歳でリエージュ音楽院に入学したジョンゲンは、16年間の研鑽の間に、フーガ、ピアノ、オルガンを会得し、13歳から作曲を始めます。1897年にはローマ大賞を獲得し、イタリア、ドイツ、フランスに研修旅行に出かけ、帰国後にはリエージュ大学で和声と対位法の教授に就任します。戦争に巻き込まれ大変な思いをしますが、幸運にもベルギーに戻ることができ、戦後の音楽界の復旧に力を注ぎました。

 そんなジョンゲンの作品は、極めてシンフォニックであり、オルガン作品はしばしば彼の先輩であるフランクの作品とも比較されます。
 対位法とハーモニーを駆使した彼の作品は常に壮麗で、オーケストラとの共演でも、独奏でも楽器の性能を極限まで引き出すことに成功しています。

*************************

 一部には高い人気を誇るジョンゲンだが管弦楽作品のアルバムは少ない。
 しかも今回の指揮はハーゼルベック!オケはザールブリュッケン!
 これまで接したことのないジョンゲンの新たな魅力に触れることができるか?

777656-2
(SACD-Hybrid)
\2800→\1690
オルフ編曲モンテヴェルディ!
 クラウディオ・モンテヴェルディ&カール・オルフ:

 1.オルフェウス(1940 年第 3 稿)/
 2.メゾ・ソプラノと管弦楽のための「アリアドネの嘆き」(1940 年第 2 稿)
ヤニナ・ベヒレ(メゾ・ソプラノ)/
ミヒャエラ・ゼリンガー(メゾ・ソプラノ)/
カイ・シュティーフェルマン(バリトン)/
トレク・ナズミ(バス)/
オルフェウス・コア・ミュンヘン/
ミュンヘン放送管弦楽団/
ウルフ・シルマー(指揮)

 あの誰もが知ってる「カルミナ・ブラーナ」の作曲家、カール・オルフ(1894-1982)はモンテヴェルディ(1567-1643)を精力的に研究し、知られざる作品をいくつも世に出した功労者でもあるのです。1920 年代に舞踊教師のドロテー・ギュンターとともにミュンヘンに「ギュンター・シューレ(体育、音楽、舞踊を教える学校)」を設立し、そこで教えていたオルフは、音楽学者クルト・ザックスの提案に従い、モンティヴェルディの劇作品を発見、管弦楽部分に補筆を加え、その舞台を復活させました。オルフ自身も、彼の語法を偉大なるバロック作曲家の作品の中に見出し、その素晴らしき邂逅は大きな実を結ぶことになったのです。


777705
(2SACD-Hybrid)
\5600→\1990
シャルル=マリー・ウィドール:オルガン交響曲集 Op.13
 1.オルガン交響曲 ハ短調 Op.13-1 /
 2.オルガン交響曲 ニ長調 Op.13-2/
 3.オルガン交響曲 ホ短調 Op.13-3/
 4.オルガン交響曲 ヘ短調 Op.13-4
クリスティアン・シュミット
(ルーアン,サントゥーアン教会 カヴァイエ-オルガン)

 1890年に名オルガン制作者アリスティド・カヴァイエ=コルが建立した素晴らしいオルガンの響きをSACDの高音質でたっぷりとお楽しみいただけます。
 ウィドール(1844-1937)はフランスを代表するオルガン奏者、作曲家の一人で、彼の父親もリヨンの教会オルガニストを務めるなど、幼いころからオルガンに熟知した人でした。25歳の若さで、カヴァイエ=コルの推薦によりサン・シュルピス教会の終身オルガニストに就任し、64年間この職を全うし、数多くのオルガン作品を残しました。
 この「オルガン交響曲」は管弦楽を使わずに、シンフォニックな響きを創り出すという曲であり、壮麗な響きを心行くまで堪能できることでしょう。


777719
(SACD-Hybrid)
\2800→\1690
ロベルト・シューマン:交響的作品集
 1.序曲,スケルツォとフィナーレ Op.52/
 2.序曲「マンフレッド」Op.115/
 3.序曲「ジュリアス・シーザー」Op.128/
 4.序曲「ヘルマンとドロテーア」Op.136/
 5.交響曲 ト短調「ツヴィッカウ」
  (M.ヴェントによるクリティカル・エディション…初録音)
ロベルト・シューマン・フィルハーモニー/
フランク・ベールマン(指揮)

 素晴らしい録音で聴くシューマン(1810-1856)のシリーズ第2弾です。以前交響曲全集(777365-2)できびきびとした演奏を聴かせたベールマン。今回は序曲集と、珍しい「ツヴィッカウ交響曲」の録音です。序曲は割合聴く機会もありますが、こちらの「ツヴィッカウ交響曲」は若きシューマンによる未完の作品で、1832年に着手され、ひとまず第1楽章を作曲初演、とは言え全く評判にならず、改訂を繰り返しながら第2楽章を書き終えるも、結局そのままお蔵入りになってしまったというもので、録音も数えるほかありません。
 このベールマンの演奏はマティアス・ヴェントによる校訂版を用いたもので、ゆったりとした序奏も削除することなくシューマンが構想した最初の形を見せてくれるものです。この作品の失敗後、シューマンはピアノ曲に力を注ぐことになるのです。



777037-2
(SACD Hyrbid)
\2800→\1590
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」 Op.8/1-4(ドレスデン版)
ジョヴァンニ・アントニオ・グイード(1675-1728):
 「四季」によるスケルツォ・アルモニコ Op.3
フェデリコ・グリエルモ(ヴァイオリン、指揮)
ラルテ・デラルコ
録音2001年9月18-20日
リコーダー、オーボエ、ファゴット、ホルンといった管楽器リが加わったドレスデン版。コーダーが大活躍する。ヴィヴァルディ本人の手によるものではないらしい。
ラルテ・デラルコはいつものように颯爽と飛ばしている。

777078-2
(SACD Hyrbid)
\2800→\1590
アンナ・マリアのための6つのヴァイオリン協奏曲 
ヴィヴァルディ:
 ヴァイオリン協奏曲ロ短調 RV.387
 ヴァイオリン協奏曲イ長調 RV.343
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV.229
 ヴァイオリン協奏曲イ長調 RV.349
 ヴァイオリン協奏曲ニ短調 RV.248
 ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 RV.366『木炭』
フェデリコ・グリエルモ(ヴァイオリン、指揮)
ラルテ・デラルコ
録音時期:2002年11月26-28日

ヴィヴァルディはヴェネツィアのピエタ女子養育院の音楽学校で教えていましたが彼の生徒の中でとくに優秀だったヴァイオリン奏者がアンナ・マリアでした。
ヴィヴァルディはアンナ・マリアのためにいくつかの協奏曲を残しています。このアルバムではそのなかから美しい6曲をチョイス。当時の演奏会を思わせるグリエルモの鮮烈なヴァイオリンです。

777104-2
(SACD Hybrid)
\2800→\1590
アイプラー(1765-1846):
 交響曲第1番/交響曲第2番/序曲
ミヒャエル・ホフシュテッター指揮
ジュネーヴ室内管
モーツァルトと親しかったアイブラー。
1 7 9 0年代後半に作曲された2つの交響曲は、ウィーン古典派を形成してハイドンやモーツァルトの後継者的役割を果たす存在。

チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5 . 0 c h)、2 c hステレオ、C Dスタンダード・ステレオ



777784
(SACD-Hybrid)
\2800→\1690
ベラ・バルトーク:作品集
 1.交響詩「コシュート」sz21/
 2.管弦楽のための協奏曲 sz116/
 3.ルーマニア民謡舞曲集
ウィーン放送交響楽団/
コルネリウス・マイスター(指揮)

 バルトーク(1881-1945)の交響詩「コシュート」は、19世紀のハンガリーに実在した政治家コシュート・ラヨシュ(1802-1894)を讃えて作曲した交響詩。コシュートは1848年に勃発した革命「諸国民の春」で、ハンガリーの独立運動を指導した英雄であり、その革命は成功したわけではなかったのですが、ハンガリーでは大変な偉人として大切にされている人です。
 革命の一連の動きを音で描いており、22歳の若きバリトークが情熱を込めて書いた力作で、当時のオーストリア国歌が効果的に使われています。1980年生まれの若き指揮者コルネリウス・マイスターが鮮烈な演奏をしています。


777851
(2SACD-Hybrid)
\5600→\2990
J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232 マリア・ケオハネ(ソプラノ)/
ジョアン・ラン(ソプラノ)/
アレックス・ポッター(カウンター・テナー)/
ヤン・コボウ(テノール)/
ピーター・ハーヴェイ(バス)/
エルス・トルプ(ソプラノ)/
ハンナ・カッペリン(ソプラノ) 他/
コンチェルト・コペンハーゲン/
ラルス・ウルリク・モーテンセン(指揮)

 北欧のオーケストラの特徴とも言える透明なハーモニーを最大に生かした「ロ短調」ミサの登場です。
 デンマーク出身の名手モーテンセンは、鍵盤奏者、指揮者として優れた活動をしていますが、今回の「ロ短調ミサ」曲では、合唱、オーケストラ全てを統括し、生き生きとした素晴らしい音楽を導き出しています。
 1981年にアメリカの指揮者ジョシュア・リフキンが確立した「バッハ作品の合唱部分のほとんどはソロの声のために書かれたであろう」の理論を継承しながらも、モーテンセンはその理論に更に考察を加え、オーケストラのサイズもバッハ(1685-1750)の時代に合わせた小さなアンサンブルにすること(26人)で、各々のパートに顕かなコントラストを付けています。
 そしてSACDのフォーマットで録音することで、曲のすみずみまでを見通すことが可能になり、この偉大なる作品を改めて味わうことが可能になったのです。
777384-2
(SACD Hybrid)
\2800→\1690
ブラームス(1833-1897):オルガン作品全集
 1.フーガ 変イ短調/2.前奏曲とフーガ イ短調/
 3.前奏曲とフーガ ト短調/
 4.コラール前奏曲とフーガ「おお嘆き、おお心の苦しみ」/
 5.11 のコラール前奏曲
アンネ・ホルシュ(オルガン)

 長きに渡る歴史を誇る聖ルパート教会は2 回の戦災をも免れた貴重な建物として知られている。ここのロマンティック・オルガンは宝石のような音色に華麗さが加味された極めて独特な音色が特徴です。ブラームスのオルガン曲は彼の全作品の中ではあまり脚光を浴びることのないジャンルですが、若きオルガニスト、ホルシュの溌剌とした音楽性を得てこれらの作品の素晴らしさを丁寧にあぶり出すことに成功した。もちろん素晴らしい録音を最大限に生かしたSACD の豊かな音色にも注目です。

777302-2
(SACD ハイブリッド)
\2800→\1690
ヴェラチーニ(1690-1768):序曲と協奏曲集第 1 集
 1.序曲第 2 番ヘ長調/2.序曲第 4 番ト短調/
 3.ソナタ第 6 番イ短調/
 4.ソナタ第 7 番イ長調/5.ヴァイオリン協奏曲イ長調
ラルテ・デラルコ(オリジナル楽器使用)/
フェデリコ・グリエルモ(ヴァイオリン&指揮)

 フィレンチェの薬剤師の息子として生まれたヴェラチーニは、なかなか血気盛んな人だったらしく、ある時歌手たちとの論争に巻き込まれ何と3 階席から飛び降り、その時のケガが元で一生足が不自由になってしまったほどでした。そのせいか「頭がおかしい奴"capo pazzo" 」とあだ名されたりもしましたが、彼自身がヴァイオリンの名手だったこともあり、その作品は非常に聴き応えのあるものとなっています。彼はイタリアだけでなくドレスデンやロンドンでも活躍し、ヴァイオリンを演奏したり自作の歌劇を発表したりと充実した人生を送ったようです。そんな彼の作品を名手フェデリコ・グリエルモとラルテ・デラルコの自由自在な演奏でお楽しみください。CPO レーベルでは久しぶりとなるSACD ハイブリッドの高音質録音も魅力的です。
777295-2
(SACD Hybrid)
\2800→\1690
レスピーギ(1879-1936):管弦楽作品集
 1.バレエ「風変りな店」全曲/2.組曲「鳥」
パレルモ・マッシモ大劇場交響楽団/
マルツィオ・コンティ(指揮)

 レスピーギの楽しい管弦楽作品を2 つ。「風変りな店」は、ロッシーニの「老いのいたずら」からの幾つかの曲をレスピーギが管弦楽曲に編曲したもの。ディアギレフのロシア・バレエ団からの依頼を受け1919 年に初演されたもので、内容は南仏ニースを舞台にした物語。おもちゃ店の店主が様々な客や人形とのやりとりをコミカルに描いたもので、ロッシーニの楽しさが存分に表現された素晴らしい作品です。かたや「鳥」はラモーやパスクィーニ、その他作者不明のクサブラン曲を管弦楽曲へと編曲したもの。「リュートのための古い歌と舞曲」と同じく、レスピーギの音楽史への興味が伺われる作品です。コンティの指揮は躍動感たっぷりで、レスピーギの色彩豊かな管弦楽法を存分に表現したものです。また、この録音はSACD ハイブリッドの特性を生かしたもので、素晴らしい臨場感を味わうことができるでしょう。

777287-2
(2SACD Hybrid)
\5600→\1990
マリピエーロ:ピアノ協奏曲全集
CD1
 ピアノ協奏曲第1 番〜第3 番
CD2
 ピアノ協奏曲第4 番〜第6 番/主題と変奏
サンドラ・イーヴォ・バルトリ(P)、
ミケーレ・カルッリ(指揮)、
ザールブリュッケン放送響

 ピッツェッティ、カセッラとともに近代イタリア復古主義の旗手として知られるマリピエーロは、モンテヴェルディ、ヴィヴァルディの研究家としても有名。しかしその作品はイタリア的な流麗さよりも憂鬱で気難しさが目立つものが多く決して耳なじみの良い曲ばかりではない。とは言え、初期の作品は印象派の影響も多分に受けているのでドビュッシーが好きな人なら必ずはまること間違いなし。このアルバムは今までに全集としての録音がほとんどなかったピアノ協奏曲全集で、マリピエーロの作風の変遷を見渡すことができる貴重な録音といえるだろう。

777221-2
(2SACD Hybrid)
\5600→\1990
リース:オラトリオ「イスラエルの王」 ネレ・グラムス/ゲルヒルド・ロンバーガー/
エヴァ・ヴォラック/マルクス・シェーファー
ハリー・ファン・デル・カンプ/マレク・ジェプカ/カイ・フローリアン・ビショフ
ヘルマン・マックス(指揮)
ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コンツェルト

 ベートーヴェンの弟子として知られるフェルディナント・リースの珍しい声楽作品。18 歳の時にリースはベートーヴェンの下で学ぶためにウィーンへ旅立ちました。当時ベートーヴェンは「オリーヴ山上のキリスト」を仕上げていた頃でリースも楽譜のコピーなどを手伝ったと推測されている。リースは4 年間をウィーンで過ごしたが、この経験は後の彼の作曲活動に多大なる影響を与えたことだろう。このオラトリオはリースの後期の作品で、素晴らしい合唱と劇的なアリア、素晴らしい音楽で当時大成功を収めたもの。
777176-2
(SACD Hyrbid)
\2800→\1690
テレマン(1681-1767):隊長の音楽 1724 年
 1.オラトリオ「主によりて喜べ」/
 2.セレナータ「愛しい人の傍にいる時は静かな幸せ」
マグダレーナ・ポドコシェルナ(ソプラノ)/
アントレアス・ポスト(テノール)/
マティアス・フィーヴェク(バリトン)/
エッケハルト・アベーレ(バス−バリトン)/
テレマニッシェス・コレギウム・ミヒャエルシュタイン/
ルドガー・レイミー(指揮)


 1618 年、神聖ローマ皇帝から三度目の自由都市の特権を与えられていたハンブルクは帝国陸軍からの保護を受けることができず、自ら防衛体制を組織しなくてはいけませんでした。市民による自警団は57 人の隊長により保持され、人々は彼らに対して祝祭の宴会を設ける形でその感謝の意を表したという。この時のために書かれたオラトリオは、テレマンの全作品の中でも重要な位置を占めているものです。




777671
(SACD-Hybrid)
\2800→\1690
マンゼ指揮!
 店主の愛するラーシュ=エリク・ラーション
  管弦楽作品集 第1集

  1.交響曲 第1番 ニ長調 Op.2/
  2.シェークスピアのための4つのヴィネット/3.組曲「冬物語」Op.18/
  4.管弦楽のための音楽 Op.40/
  5.小管弦楽のための牧歌/6.小管弦楽のための抒情幻想曲 Op.54
ヘルシンボリ交響楽団/
アンドリュー・マンゼ(指揮)

 現代スウェーデンの代表的作曲家として知られるエリク=ラーション(1908-1986)。とは言え、彼の作品は決して前衛そのものではなく、時として十二音の様式を用いたものの、どちらかというと後期ロマン派色が強いものでした。特にここで聴ける初期の「交響曲第1番」はシベリウスを思わせる牧歌的で美しい音楽です。
 ニ長調という調性にもよるのか、大いなる自然を賛美しているかのような重厚かつ若々しい第1楽章から、その熱き心がひしひしと伝わってくるかのようです。
 彼は作品によって作風を使い分けていたようで、1966年に作曲された「抒情組曲」でも、描かれている風景は変わることなくひたすら悠然とした美しさを保っています。
 マンゼとヘルシンボリ交響楽団のチームワークの良さは、ブラームスで証明済。ここでも美しい弦の調べに重点を置いた見事なアンサンブルを聴くことができます。


777673
(SACD Hybrid)
\2800→\1790
ラーシュ=エーリク・ラーション(1908-1986):管弦楽作品集 第3集
 1-4.交響曲 第3番 ハ短調 Op.34
 5-7.3つの管弦楽のための小品 Op.49
 8.弦楽オーケストラのためのアダージョ Op.48
 9.Musica permutation 音楽の順列 Op.66
アンドリュー・マンゼ(指揮)
ヘルシンボリ交響楽団

 アンドリュー・マンゼが指揮するヘルシンボリ交響楽団による「ラーシュ=エーリク・ラーション:管弦楽作品集」の完結編。
 このアルバムでは「交響曲第3番」を中心とした4曲が収録されています。第二次世界大戦が終わった1945年に作曲された交響曲第3番は、第2番で一旦外された調性記号が復活するなど、わかりやすい表現が保たれていますが(ラーションは初演後すぐに作品を撤回し、終楽章のみに改訂を施し演奏会用序曲第3番としています)戦争の不安が反映されているのか、第1楽章から荒々しい楽想に満たされています。
 他に、半音階的なハーモニーが独自の美しさを放つ「弦楽オーケストラのためのアダージョ」や「3つの管弦楽のための小品」、ユニークな「音楽の順列」を収録。弦楽器を美しく鳴らすことで定評のあるマンゼの持ち味が最大限に生かされた見事な演奏を楽しめます。

 録音 スウェーデン ヘルシンボリ、コンサート・ホール 2011年8月16-18…1-4 2011年9月20-22日…5-9
777173-2
(2SACD Hybrid)
\5200→\1990
ハイドン(1732-1809):弦楽四重奏曲集 全6 曲 Op.20 ペレグリーニ四重奏団

 この作品は俗に「太陽四重奏」と呼ばれますが、その理由は、ある出版社の楽譜の表紙に太陽が描かれていただけで内容には全く関係ないというのが本当のところのようだ。従来のディヴェルティメントの様式から、一歩進んだ独自の形式の構築を目指し意欲的な作品を書くことを目論んだハイドンでしたが、あまりにも気負い過ぎて以降10年近く弦楽四重奏を書くのは止めてしまったのでした。そのくらい気合の入った作品。ここで演奏しているペレグリーニ四重奏団は、1989 年に結成された中堅の団体で、幅広いレパートリーを誇る名手たち。



777237-2
(SACD Hybrid)
\2800→\1690
ハウゼッガー(1872-1948):自然交響曲 WDR ケルン放送合唱団
WDR ケルン交響楽団
アリ・ラシライネン(指揮)

 ブルックナーのハース版交響曲を積極的に指揮したことでも知られるハウゼッカーは自身も多くの作品を書いている。
 この曲は終楽章に合唱を伴う規模の大きなもの。こういう曲の多くの前例のように、苦難の時を経て大いなる創造への讃歌が朗々と歌われる。
 マーラー、ブルックナーなどの好きな人にはたまらない作品と言えるだろう。
 北欧物のオーソリティ、ラシライネンの悠然流麗な音作りが冴えている。もちろん録音は超優秀。
777443-2
(SACD Hybrid)
\2800→\1690
ヴィドール(1844-1937):
 オルガンとオーケストラのための作品集
  1.オルガンとオーケストラのための交響曲 Op.42/
  2.オルガンとオーケストラのためのシンフォニア・サクラ Op.81
クリスティアン・シュミット(オルガン)…バンベルク・コンサート・ホールのオルガン/
バンベルク交響楽団/
シュテファン・ソルヨム(指揮)

 「オルガンのための交響曲」がよく知られているヴィドールですが、彼は「オルガンと管弦楽のための作品」もいくつか残しています。父がオルガニスト、祖父がオルガン建造職人という、まさに「オルガニストになるために生まれてきた」と言っても過言ではないヴィドールは、迷うことなくその生涯をオルガンのために捧げたと言えるでしょう。パリのサン・シュルピス教会で65 年間オルガニストを務める傍ら、パリ音楽院でオルガンと作曲の指導にあたり、マルセル・デュプレなど才能ある音楽家を多数育てあげました。ここに収録された2 つの作品は、まさに天上の響きを有した壮麗なもの。簡潔な書法と、あえて複雑さを避けた対位法は、曲に清冽な響きをもたらしています。SACD ハイブリッド盤の特製をいかした、余裕のある音響は、この豊かな響きを余すことなく捉えることにも成功しました。



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