<グッディーズ・オリジナル>
ダイレクト・トランスファー CD-R
その7 最新新譜
1CD-R\1500
グッディーズ・オリジナル・ダイレクト・トランスファーCD-R。予想通りのすごい反響。その生々しさはやはりただものではなかった。
グッディーズは東京にあるクラシック専門のCDショップなのだが、ここが自社製作しているSPレコードの復刻CD-Rの評判がすこぶる良い。東京在住のお客様からときどき「グッディ-ズのCD-R扱わないんですか?いいですよ。」と言われるてきた。
ということで「グッディーズ・オリジナル
ダイレクト・トランスファー CD-Rシリーズ。」
ご覧のように誰もが知る名盤中の名盤から、知る人ぞ知るレアな演奏家の貴重録音まで、実に多彩。お手持ちの復刻版との比較を楽しんでもよし、ようやくの再会にむねをときめかしてもよし。
なお編集を一切行っていないため、盤が変わる間には空白が入る。これこそがSPの醍醐味か。
これ以前の旧譜はこちらをどうぞ。
その1 その2 その3 その4 その5 その6
|
2024/3 新譜
2024/2 新譜
2024/1 新譜
2023/12 新譜
2023/11 新譜
2023/10 新譜
2023/9 新譜(2)
2023/9 新譜
2023/8 新譜
2023/6 新譜
2023/5 新譜
2023/4 新譜
78CDR-3902
¥1500
|
「ジャック・ティボー機械式(電気以前)の録音集」
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 作品 2-8(ヴェラチーニ=サルモン編)
HMV DB801(Cc5352-1 & Cc5353-2)
(Recorded 13 November 1924, Hayes,
England)
「大洪水」前奏曲 作品45(サン=サーンス)(キズあり)
HMV DA620(A 29546-2)(Recorded 26 February
1924, Camden, U.S.A.)
小舟にて-「小組曲」より(ドビュッシー)(キズあり)
HMV DA620(A 29545-2)(Recorded 26 February
1924, Camden, U.S.A.)
セレニテ 作品45-5(ヴュータン)
Victrola 66064(Bb979-2)(Recoreded 6 February
1922, Hayes, England)
スラヴ舞曲第2番ト短調作品46-2(ドヴォルザーク=クライスラー編)
HMV 5-7956(Bb978-3)(Recorded 6 February
1922, Hayes, England)
楽興の時第3番ヘ長調 作品94-3(シューベルト)
カプリス第18番ヘ長調「小さなカプリス」(ローデ=ティボー編)
HMV 5-7955(Bb 982-2)(Recoreded 7 February
1922, Hayes, England)
タンブーラン(ラモー=クライスラー編)
サルタレッロ(ヴィニャフスキ=ティボー編)
HMV 5-7953(Bb 983-1)(Recoreded 7 February
1922, Hayes, England) |
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
ハロルド・クラックストン
(ピアノ)(トラック1&2)
他はピアニスト名不詳 |
ジャック・ティボー(1880-1953)は20世紀前半に活躍したフランスのヴァイオリン奏者。ボルドー出身。1893年からパリ音楽院でマルタン・マルシック(1848-1924)に師事し、1896年に一等賞を得た。生活のためにカフェのコンセール・ルージュで弾いていたところ、指揮者のエドゥアール・コロンヌ(1838-1910)に見いだされ楽員に採用された。その時ティボーの親友で後にパリ音楽院の教授になったジュール・ブーシュリ(1877-1962)もコロンヌ・オーケストラの楽員になった。ここには1922年のHMVでの録音と1924年のアメリカVICTORへの録音と1924年ティボー機械式録音最後のヴェラチーニが入っている。すべて超稀少SPレコード。
復刻には「音のエジソン」SPレコード専用MC型カートリッジの上級モデル〔ゼロSP
78rpm〕(3mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。
|
|
78CDR-3903
¥1500
|
アルトゥーロ・トスカニーニ、モーツァルトの交響曲第40番
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550 |
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBC交響楽団 |
1938年3月7日&1939年2月27日ニューヨーク、NBC放送8Hスタジオ録音 英HMV
DB 3790/2(米VICTOR 15733/5と同一録音)
アルトゥーロ・トスカニーニ(1887-1967)はイタリアのパルマ生まれ。最初チェロを学んだ。1888年南米への演奏旅行中に指揮者の代役をつとめ、それを機に指揮者に転向した。1898-1908年ミラノ・スカラ座音楽監督、1908-1915年ニューヨーク・メロポリタン歌劇場音楽監督、1926-1936年ニューヨーク・フィル音楽監督を歴任した。1930-1931年バイロイト音楽祭に出演、1934-1937年ザルツブルク音楽祭に出演した。1937年ムッソリーニの独裁政権に反対してアメリカに亡命、一旦引退を表明したが、NBC交響楽団が創立されて復帰し、途中一年間の空白(1943年)があったが、1954年まで常任指揮者をつとめた。
復刻には「音のエジソン」SPレコード専用MC型カートリッジの上級モデル〔ゼロSP
78rpm〕(3mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。
|
|
78CDR-3904
¥1500
|
ルービンシュタイン、ハイフェッツ、フォイアマン、
シューベルトのピアノ三重奏曲第1番
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番作品99 |
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
エマヌエル・フォイアマン(チェロ) |
米 VICTOR 11-8394/7 1939年9月13日ニューヨーク録音
この名人3人のトリオは「百万ドル・トリオ」と呼ばれた。ピアノのアルトゥール・ルービンシュタイン(1887-1982)はポーランド出身。20世紀を代表するピアニストの一人。前半生をヨーロッパで、後半生はアメリカで活躍した。演奏家キャリアは80年以上。ヴァイオリンのヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)はウクライナ生まれ。3歳でヴァイオリン教師レオポルド・アウアー(1845-1930)に師事し、第1次世界大戦(1914-1918)中に一家でアメリカに渡り、1925年にアメリカの市民権を得た。その後大ヴァイオリニストとして君臨した。チェロのエマヌエル・フォイアマン(1902-1942)はウクライナのコロミア生まれ。ライプツィヒの音楽院で名教授ユリウス・クリンゲル(1859-1933)に師事した。ナチスを逃れて一時スイスに居を構えたが1938年アメリカに移住した。フィラデルフィアのカーチス音楽院で教える一方、上記の二人とのトリオで活躍したが、1942年に40歳の若さでニューヨークで死去した。このトリオの「大公トリオ」(78CDR-3865)も出ている。
復刻には「音のエジソン」SPレコード専用MC型カートリッジの上級モデル〔ゼロSP
78rpm〕(3mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。
|
2023/3 新譜
2023/2 新譜
2023/1 新譜
グッディーズより
●SPレコード本来の音を追求したダイレクト・トランスファー
CD-R
SPレコードの真の音は残念ながら、これまで市販された復刻CDではなかなか聴くことができません。それはSPレコードの音ミゾに刻まれた音声信号を拾い出すプロセスで、重要な情報が失われているからです。このCD-Rシリーズは復刻プロセスを最短にしてSPレコードのありのままをお届けするダイレクト・トランスファーです。LPとは比較にならない強大な音響勢力を持つSPレコードのために、専用のカスタムメイド真空管式フォノイコライザをの使用しています。またノイズ除去と共に失われる音楽情報に最も気を配り、一切のノイズリダクションを排除してあります。従来のSP復刻CDよりノイズの量は多くなりますが、ノイズの奥に演奏者の確かな息づかいが聴き取れます。プレスCDより音の鮮度の点で優位と判断し、CD-Rを採用しました。
収録はSPレコード3枚から5枚の初発売時のアルバム単位を基本としています。また、録音時に原盤に混入したノイズが大きく再生されることもございますが、一切修正をしておりません。ケースには録音データ(オリジナル・レコード番号、マトリクス番号、テイク、録音年月日等)を記載してありますが、曲目解説はありません。ジャケット等の仕様は簡素なものです。
|
■ご注意
編集作業を一切行っておりませんので、曲はつながっていません。1トラックはSP盤片面分となります。
トラック間の空白部分は統一されていません。
リードアウト部分の短い盤は、終わりの部分のノイズが入る場合があります。
一部のCDプレーヤーにおいて、ディスクの最終トラックの音楽が終了した後で無音部分が終了する際に、デジタル信号が切れることによるノイズが発生する場合がございますが、ご了承下さい。
最近の復刻には「音のエジソン」SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu1
DSD録音機が使用されている
|
78CDR-3893
¥1500
|
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
J.S.バッハのチェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV1052の原曲
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 BWV1052 |
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
フリッツ・シュティードリー指揮
ニュー・フレンズ・オブ・ミュージック管弦楽団 |
米 COLUMBIA 11379/81-D 1940年4月24日ニューヨーク、リーダークランツ・ホール録音
J.S.バッハのチェンバロ協奏曲第1番ニ短調
BWV1052の原曲。ヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はハンガリーのブダペスト生まれ。ブダペスト音楽院でイェノ・フバイ(1850-1937)に師事した。1905年、13歳でベルリン・デビュー、大ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907)に認められた。1917年から24年にスイスのジュネーヴ音楽院で教え、1940年にアメリカに移住した。指揮者のフリッツ・シュティードリー(1883-1968)はウィーン生まれ。ウィーン大学で法学を学んでいた時、グスタフ・マーラー(1860-1911)に楽才を見いだされマーラーの助手としてウィーン宮廷歌劇場より任命された。1933年ヒトラーへの反撥からドイツを去り、1934年から37年までレニングラード・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者をつとめた。1937年にアメリカに移住し、ニューヨークのニュー・フレンズ・オブ・ミュージック管弦楽団の指揮者になった。
復刻には「音のエジソン」SPレコード専用MC型カートリッジの上級モデル〔ゼロSP
78rpm〕(3mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。
|
|
78CDR-3894
¥1500
|
レナー弦楽四重奏団
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調作品135 |
レナー弦楽四重奏団
イェノ・レナー(第1ヴァイオリン)
ヨーゼフ・スミロヴィッツ(第2ヴァイオリン)
シャーンドル・ロート(ヴィオラ)
イムレ・ハルトマン(チェロ) |
英 COLUMBIA L 1918/20 1926年11月29日ロンドン、ウィグモア・ホール録音
レナー弦楽四重奏団は1918年にハンガリーのブダペストで結成された。メンバー全員がブダペスト音楽院出身。リーダーのイェネ・レナー(1894-1948)、第2ヴァイオリンのヨーゼフ・スミロヴィッツとヴィオラのシャーンドル・ロートがイェネ・フバイ(1858-1937)の弟子、チェロのイムレ・ハルトマンがダヴィド・ポッパー(1843-1913)に師事した。4人はブダペスト・オペラの楽員だったが、1918年のハンガリー革命を機に弦楽四重奏団を結成した。2年に渡って田舎の村にこもって練習を積んだ後、1920年にウィーンでデビューした。そこに居合わせた作曲家のラヴェル(1875-1937)が演奏に感動し、彼らをパリに招いた。
公演はセンセーショナルな成功を収めた。その後1922年にロンドン、1929年にアメリカにデビューした。1927年のベートーヴェン没後100年を記念して16曲の弦楽四重奏曲中11曲(SPレコード40枚)をイギリス・コロンビアに録音した。
復刻には「音のエジソン」SPレコード専用MC型カートリッジの上級モデル〔ゼロSP
78rpm〕(3mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。
|
|
78CDR-3895
¥1500
|
リカルド・ビネスの芸術 |
リカルド・ビネス(ピアノ) |
(1)グラナダ(アルベニス)
Fr. COLUMBIA LFX 73b (WLX 1416-1) (Recorded
17 June 1930, Paris)
(2)a.メリーゴーランドのオルガン
b. 軽業師のポルカ(マヌエル・ブランカフォルト)
Fr. COLUMBIA LFX 73a (WLX 1146-1) (Recorded
4 November 1929, Paris)
(3)グラナダの夕べ(ドビュッシー)
Fr. COLUMBIA D 15245b (WLX 1150) (Recorded
7 November 1929, Paris)
(4)朱色の塔 (アルベニス)
Fr. COLUMBIA D 15245a (WLX 1147) (Recorded
4 November 1929, Paris)
(5)ムルシアの庭園で(トゥリーナ)
Fr. COLUMBIA LF 12a (WL 1888) (Recorded
13 November 1929, Paris)
(6)ミラマール(トゥリーナ)
Fr. COLUMBIA LF 12b (WL 1889) (Recorded
13 November 1929, Paris)
(7)オリエンタル(アルベニス)
Fr. COLUMBIA LF 42a (WL 2330-1) (Recorded
6 June 1930, Paris)
(8)セギディーリャ(アルベニス)
Fr. COLUMBIA LF 42b (WL 2331-1) (Recorded
6 June 1930, Paris)
(9)アルベニスのタンゴ
U.K. HMV DA 4885a (OLA 1208-1) (Recorded
22 July 1936, Paris)
(10)スペインのセレナーデ(アルベニス)
U.K. HMV DA 4885b (OLA 1209-1) (Recorded
22 July 1936, Paris) |
リカルド・ビネス(1875-1943)はスペインのピアニスト。その昔フランス語読みでヴィーニェスと呼ばれていた。1885年にバルセロナ音楽院に入学し、1887年にピアノ賞を受賞、その後パリに移住し、パリ音楽院でシャルル・ウィルフリッド・ド・ベリオにピアノを、作曲と和声をバンジャマン・ゴダールとアルベール・ラヴィニャックに師事した。1895年サル・プレイエルでデビュー。その後、ロシア、ヨーロッパと南米諸国にツアー、1931年から1935年までアルゼンチンに住み、1936年にパリに戻った。レパートリーは古典作品に加えて、フランス、スペイン、ロシアの作曲家のピアノ曲をレコード録音し、SPレコード時代から人気があった。あらえびす著「名曲決定盤」にも登場していた。
復刻には「音のエジソン」 SPレコード専用MC型カートリッジの上級モデル〔ゼロSP
78rpm〕(3mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。
|
2022/11・12 新譜
2022/10 新譜
2022/9 新譜
|