
M&A 1150
\2400→\1890 |
ショパン:
12の練習曲Op.10,
12の練習曲Op.25,
3つの新しい練習曲 |
ジョン・コウリ(P) |
録音:1999年11月22日デジタル録音
作曲当時のフォルテピアノを使用して、その頃の演奏を正確に再現しようとするジョン・コウリ。この世界ではカリスマ的な人気を誇っている。
M&Aからリリースされたコウリのショパン「エチュード」は1832年製ブロードウッド社製ピアノを用い、その演奏はネットで騒然。賛否両論の嵐。しかし熱狂的なファンは多く、コウリの演奏を聴いてから「今の演奏の方が実は間違っているのでは?」と考える方も出てきている。
実際聴いてそのあまりの異常な演奏に唖然呆然。ショパンは当時こんなスタイルで演奏されていたのか??
使用楽器は完璧な保存状態の1832年製ブロードウッド社グランド・ピアノ。賛否両論・・・というより受け付けない人は全く受け付けないかもしれない。時々別の曲に聴こえる。というかコウリ、ほんとに激しいお方・・・。 |

M&A 1151
\2400→\1890 |
ヴィオラ編曲による名作集
フランク:ヴィオラ・ソナタ
ミヨー:ヴィオラ・ソナタ
ブロッホ:瞑想と葬列
バビット:ヴィオラとピアノのための音楽 |
ザスラフ・デュオ
(ベルナルド・ザスラフ(Va),
ナオミ・ザスラフ(P)) |
ベルナルド・ザスラフは、フェルメールSQ,ファインアーツSQ,スタンフォードSQでも活躍した名手。ヴィオラ・ファンは必携の名演集。ジュリアード音楽院出身の夫人とのいきもぴったり。ステレオ |

M&A 1152
\2400→\1890 |
闘牛士の詩のための嘆き(9曲),チャナの物語り(6曲) |
ハイラ・プリットマン(S)
ミリアム・アブラモウィッシュ(Ms)
デイヴィッド・デル・トレディチ |

M&A 1155
\2400→\1890 |
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 |
ブルーノ・ワルター指揮
NYP.
フランシス・イーンド(S)
マーサ・リプトン(A)
デイヴィッド・ロイド(T)
マック・ハレル(B)
ウェストミンスターCo. |
録音:1949年4月(第1〜3楽章),1953年3月(第4楽章) |

M&A 1157
\2400→\1890 |
ブゾーニ:
バッハの主題による変奏曲,
アルペッジョのための前奏曲と練習曲,無窮動,
トリル練習曲,トロンコン:6つの前奏曲とフーガ |
カルロ・グランテ(P) |

M&A 1162
\2400→\1890 |
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」,
ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 Op.7 |
ミケランジェリ(P)
ジャン・マルティノン指揮
フランス国立放送管 |
録音:1970年 |

M&A 1163
\2400→\1890 |
ブゾーニ:ピアノ協奏曲(男声合唱を伴う) |
イッセルシュテット指揮
北ドイツ放送響
グンナー・ヨハンセン(P) |
協奏曲という形式を完璧に逸脱した、ブゾーニによる怪作。何と68分という演奏時間で、並みのピアニストなら尻込みして当然。ヨハンセンは、エゴン・ペトリの高弟、即ちブゾーニの孫弟子ということになる。イッセルシュテットの指揮も魅力であることは言うまでもない。ヨハンセン協会協力によるリリース。録音は北ドイツ放送の顔、フリードリヒ・シュナップ博士。1956年1月15,16日の録音 モノラル |

M&A 1165
\2400→\1890 |
フンメル:24の大練習曲他 |
ジョン・コウリ(P)
デジタル録音 |

M&A 1166
\2400→\1890 |
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 |
シューリヒト指揮
フランス国立放送響
シュターダー(S)
マルティ(CA)
クメント(T)
レーフス(Bs) |
1954年9月12日モントルー音楽祭ライヴ |

M&A 1167
\2400→\1890 |
オスカー・フリード/ シュトラウス:アルプス交響曲
ウェーバー:「オベロン」序曲
フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」幻想曲
ワーグナー:「ファウスト」序曲 |
オスカー・フリード指揮
シュターツカペレ・ベルリン |
ゲルト・フィッシャーによるSP復刻。今やマーラーの高弟(「復活」の初演者)としてしか認識されていない名指揮者オスカー・フリードの貴重な演奏群。SP時代から果敢に大曲の録音に取組み、「復活」をはじめとし、当盤の「アルプス交響曲」などを遺している。DGへのSP録音 |

M&A 1174
\2400→\1890 |
リスト:ピアノ協奏曲第2番(1943/9/5、ライヴ)
シューマン:ピアノ協奏曲(1951/3/18、ライヴ)
ウェーバー:小協奏曲(1947/12/20、ライヴ) |
クラウディオ・アラウ(P)
ミトロプーロス指揮
NYP
デ・サバタ指揮
NYP
クライバー指揮
NBC |
マッジ・ペインによる復刻。壮年期のアメリカにおけるライヴ録音ということもあり、後年の落ち着き払った威厳とは異なる熱気と迫力に圧倒される。共演する指揮者も熱い人ばかり。モノラル |

M&A 1183
\2400→\1890 |
アドルフ・ブッシュ/
バッハ:
ヴァイオリン協奏曲BWV1041(1943年3月26日)、
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(1942年2月8日フリッツ・ブッシュ指揮ニューヨークフィル)、
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ロマンス2曲(ウォーレンシュタイン指揮WOR放送響) |
アドルフ・ブッシュ(Vn)
ブッシュ・チェンバープレイヤーズ |
巨匠アドルフ・ブッシュの戦時中のライヴ。久々登場のベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲は、兄弟の競演。その真摯なヴァイオリン演奏には自然と頭が下がる。モノラル |

M&A 1185
\2400→\1890 |
オスカー・フリード/
リスト:交響詩「マゼッパ」
(ベルリン国立歌劇場管、1925年機械式録音)、
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(ベルリン国立歌劇場管 1924年機械式録音)、
リスト:交響詩「マゼッパ」
(ベルリンフィル 1928年電気式録音) |
オスカー・フリード指揮 |
いまや完璧に忘れらた存在の大物指揮者、オスカー・フリード。ポリドール企画による大指揮者によるベートーヴェン:交響曲全集では、第2番と「英雄」を担当。機械式録音ゆえに頼りない音だが、さすが立派な構えは感じ取ることが出来る。モノラル |

M&ACD1190
\2400→\1890 |
全てステレオ
(1)ヤコブ・アヴシャロモフ:THE TAKING OF
T’UNG KUAN
(2)チャイコフスキー:交響曲第5番
(3)スメタナ:交響詩「我が祖国」よりタボール |
(1)(2)ストコフスキー指揮
デトロイト響
(3)クーべリック指揮
マーキュリー響(シカゴ響) |
M&Aならではの好企画。ストコフスキーがデトロイト交響楽団初客演(1952年)にあたって、米国の伝説的なサウンドエンジニア、バート・ホワイト氏(EVERESTのエンジニアでもある)を招き行った記念碑的ステレオ・ライヴ録音。特に18番にして世紀の奇演の呼び声高い、チャイコフスキーの第5交響曲が全曲のこされているのが嬉しい限り。そして、フィルアップが何とクーべリックによる「我が祖国」の“タボール”。これはマーキュリーによるスタジオ・セッションにホワイト氏が参加し実験的にステレオ録音していたもので、表記上の制約でマーキュリー交響楽団となっておりますが紛れもないシカゴ響による演奏で迫力満点。最晩年の東京公演を髣髴とさせる大熱演。肝心の音質はなかなかのもので「トスカニーニ・ファイナル・コンサート」と同程度とのこと。マーク・オバートソン復刻。(1)(2)1952年11月20日マソニック・ホールライヴ (3)1952年12月6日オーケストラ・ホール・シカゴ スタジオ・セッション |

M&ACD1196
\2400→\1890 |
シューマン:ピアノ五重奏曲作品44、
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲作品81 |
アルトゥール・シュナーベル(P)
プロ・アルテSQ |
1934年のHMV録音 良好なSPからの復刻。EMIからの正規ライセンス盤 |

M&A CD1197
\2400→\1890 |
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
(1941年2月2日ライヴ)
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(1948年10月24日ライヴ) |
ヨゼフ・シゲティ(Vn)
ワルター指揮(1)
ミトロプーロス指揮(2)
ニューヨーク・フィル |
シゲティ+ワルターという夢の組み合わせによるメンデルスゾーン。時には音色が濁ったり、汚くなることも辞さない容赦のない追い込みが感激もの。過激なロマン主義といった趣きで、ワルターの雄大なバックも最高。ブラームスはかつてでたことのある演奏だが、別音源。ミトロプーロスの深い呼吸の中でシゲティの真摯なアプローチが闊達に響く。いずれも名手マーストンによる復刻で、音質も当時としては極上。 |

M&ACD 1200
\2400→\1890 |
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第30番(1954年6月20日)、
ディアベルリの主題による33の変奏曲(1954年6月18日) |
ルドルフ・ゼルキン(P) |
プラド音楽祭ライヴ 1954。まさに頑固一徹の職人気質で一生を送った名ピアニストルドルフ・ゼルキン。その辛口なピアニズムは、ベートーヴェン、ブラームスの晦渋な側面を見事にあぶりだして高い評価を得ている。当演奏は、盟友カザルスの創設したプラド音楽祭におけるライヴ録音で、ゼルキンの全盛期。ベートーヴェン晩年の深遠な音楽世界がゼルキンによって解放される。かっと熱くなる巨匠なので、ライヴ録音こそ本領発揮と言えるだろう。天才エンジニア、キット・ヒッギンソンによる名復刻。 |

M&A 1207
\2400→\1890 |
クレンペラー/
ブラームス:ハイドン変奏曲、
シューベルト:交響曲第4番、
シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲル |
クレンペラー指揮
コンセルトヘボウ管 |
いずれもクレンペラーが得意としていた曲ばかりであり、さらにコンセルトヘボウ管との共演というところにもそそられる。アンドリュー・ローズによる丁寧な音質修復がなされており聴く環境は万全といった状態。1957年2月7日 モノラル |

M&A 1208
\2400→\1890 |
ドビュッシー:管弦楽のための映像、
ラヴェル:クープランの墓、
ルーセル:バッカスとアリアンヌ第2組曲(NBC響、1954年3月28日)、
ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲(NYP、1949年1月2日) |
ミュンシュ指揮
NBC交響楽団、
ニューヨークフィル |
巨匠シャルル・ミュンシュとNBC響唯一の共演は、オケの妙技と相まって、名演の誉れ高いもの。ボーナストラックとしてニューヨークフィルとの「ダフニス」第2組曲が入っているのも嬉しい限り。 |

M&A 4643
\2400→\1890 |
モーツァルト:ピアノと弦楽のための四重奏曲K.493
(1951年4月ワシントン、ピアノ:カーゾン)、
シューマン:ピアノと弦楽のための五重奏曲作品44
(1951年4月ワシントン、ピアノ:カーゾン)、
モーツァルト:ピアノと弦楽のための四重奏曲K.478
(1943年5月ワシントン、ピアノ:アラウ) |
ブタペストSQ |
やはり要になるカーゾンのピアノが光る。モーツァルトとシューマンのナイーヴな傑作が巨匠の手によりこぼれるような詩情で心に迫る。モノラル |

M&A 4937
\2400→\1890 |
ジョン・ケージ:プリペアド・ピアノのためのソナタと間奏曲 |
ジュリー・スタインバーグ(プリペアド・ピアノ) |

M&A 3008
\2400→\1890 |
トスカニーニ・ファイナル・コンサート
ワーグナー:
「ローエングリン」第1幕前奏曲、「ジークフリート」森の囁き、
ジークフリードのラインへの旅、
「タンホイザー」序曲とバッカナーレ(修復されてます)
「マイスタージンガー」第1幕前奏曲 |
トスカニーニ指揮
NBC響 |
録音:1954年4月4日 ステレオ
音楽ファンで、この冒頭の「ローエングリン」を聴いて、無感情でいられる人がいるだろうか。
1954年4月3日。トスカニーニ生涯最後のコンサートのライヴである。
あのすさまじい音楽活動を送った大指揮者の最後のコンサート。出てくる一音一音にまるで何者かが宿っているかのような、そんな特別な演奏会。トスカニーニは前日のリハーサルで記憶障害を起こし「これが俺の最後のリハーサルか!」と茫然自失の体で会場を後にした。NBC交響楽団の団員はおそらくこれがトスカニーニとの最後の演奏会になるであろうと予期していただろう。そしてトスカニーニが指揮活動を止めれば自分たちのオケが自動的に消滅することも悟っていただろう。そして誰よりトスカニーニ自身がこの演奏会が自分の引退公演になると知っていたに違いない。そんな異常な状態での演奏会。
音楽自体としてはもちろん傷もある。・・・事故は4曲目の「タンホイザー」の序曲とバッカナーレで起きた。冒頭からアインザッツが乱れるなど、尋常でない形で始まっていることがその事故を予測させる。・・・トスカニーニは数分後リハ同様記憶を喪失し、指揮台の上で立ち尽くす。オーケストラは混乱し、そこで音楽はしばらく中断したという(しなかったという説もある)。放送室にいたカンテッリは、最悪の状態を予測し、機械の故障と称して放送を取りやめブラームスの1番のテープを流したという。しかしトスカニーニはすぐに復活し、再び演奏を開始した。
そしてトスカニーニはまさに鉄の意志で最後まで振り終える。復活してからの音楽の何と生き生きとたくましいことか!
そして団員に促されるように最後の「マイスタージンガー」を振る。それが彼の最後だった。ほとんど意識のなかったトスカニーニは曲が終わりきらないうちに指揮棒を下ろし、指揮台を離れようとして指揮棒を落としてしまう。 ・・・トスカニーニも終わったあと「何がなんだかわからない、夢の中で指揮をしているような思いがした」と語った。
正確にはその後ヴェルディ録音の一部録り直しのために指揮台に立っているが、このコンサートこそがトスカニーニの最後の勇姿だった。
気絶寸前のトスカニーニとは裏腹に、その音楽はなんと瑞々しく生命力にあふれていることだろう。その立ち上るような生の強さが音楽を通じて伝わってくるとき、同時に言いようのない寂しさ、悲しさが湧き上がってくる。
|

M&A 0289
\2400→\1890 |
ブラームス:ドイツ・レクイエム |
フルトヴェングラー指揮
ストックホルムフィル、
ケルステン・リンドベルイ・トルリンド(S)、
ベルンハルト・ゼネルステット(Br)他 |
フルトヴェングラーの「ドイツ・レクイエム」の中で最も音質が優れているストックホルムライヴ。名エンジニア、アンドリュー・ローズの手によってさらなる音質改善。秋の夜長に一人しみじみ聴くにはピッタリの名曲。1949年11月19日 |

M&A 1178
\2400→\1890 |
アンリ・メルケル(Vn)/1930-1935歴史的録音集
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番(1935年録音)
ラロ:スペイン交響曲(1932年録音)他 |
アンリ・メルケル(Vn)
ピエロ・コッポラ指揮
パドルー管 |
アンリ・メルケル(1897-1969)はフランコ・ベルギー楽派で生粋のフランス人ヴァイオリニスト。戦後を席巻した骨太超絶技巧派とは一線を画した情緒纏綿のムーディな名手として知られている。これら演奏はメルケルの代表的演奏であり、オーパス蔵レーベルも復刻しているが、M&Aの素直な復刻(フィリップ・デヴェルー氏担当)に期待も深まる。 |
M&A 1189
\2400→\1890 |
ゴドフスキー・エディション Vol.5
ロマン派音楽をゴドフスキーが編曲
ウェーバー:ロンド、舞踏への誘い、
シューベルト:
ロザムンデより舞曲D.797、楽興の時D.780、
ショパン=ゴドフスキー編:
コンサート・パラフレーズ集
ワルツ作品64-1, 64-3, 69-1,
70-2,3 他 |
カルロ・グランデ(P) |
好評のカルロ・グランデ「ゴドフスキー・エディション」第5集の登場。こういう企画は完成してこそ価値のあるものだが、マニアにはそれを見守るという楽しみもあろうかと思う。デジタル |

M&A 1198
\2400→\1890 |
ウェーバー:「オイリアンテ」序曲(ベルリンフィル1928年録音)、
ベートーヴェン:交響曲第2番
(シュターツカペレ・ベルリン1925年録音)、
リスト:交響詩「前奏曲」(ベルリンフィル1928年録音)、
ストラヴィンスキー:火の鳥(シュターツカペレ・ベルリン1925年録音) |
オスカー・フリード指揮 |
モノラル
今ではマーラーの「復活」初演者としてしか認識されていない往年の名指揮者オスカー・フリードだが、近年は色々なレーベルから復刻が進み、それらの音質がなかなか悪くない為に理解も深まっている。当盤では、レパートリーが広く大曲の録音に果敢に挑んだ巨匠の名演が収録されている。
|
M&A 1210
\2400→\1890 |
ボリス・ゴルツ:ピアノソロ作品全集
スケルツォホ短調、24の前奏曲 |
セルゲイ・ポドベドフ(P) |
スクリアビン、ラフマニノフの伝統を受け継ぐロマンティック・コンポーザーボリス・ゴルツのピアノソロ作品全集。世界初録音 ステレオ |

M&A 1212
\2400→\1890 |
ブルックナー:交響曲第9番、
ワーグナー:ジークフリート牧歌(1957年2月10日ライヴ) |
ワルター指揮
ニューヨークフィル |
全世界初出。ワルターのブル9の1957年ライヴ。やはりライヴのワルターならではのアクティヴな演奏で、59年のコロンビア響とのスタジオ盤とは様相が異なります。テンポを頻々と動かし、緩急をつけるやり方は、一昔前なら「ブルックナーには禁忌」と眉をひそめられたかもしれませんが、多用な演奏を受容できる現代ではむしろ超個性的な演奏で、ワルターが上品、温厚なだけではないことの証左と申せましょう。音質も決して悪くないです。<モノ> |
M&A 1217
\2400→\1890 |
ロマン・ヴラド:
十二音練習曲、ショパン後期のマヅルカによる変奏曲、
夢見る夢「変奏による変奏曲」、
空は空っぽ |
カルロ・グランテ(P)、
シノーポリ指揮
聖チェチリア音楽院菅(空は空っぽのみ) |
イタリア作曲界の長老、ロマン・ヴラドの作品集。十二音音楽を駆使する前衛。過激なシノーポリも取り上げただけに刺激的です。1997年のデジタル録音 |
M&A 1226
\2400→\1890 |
バッハ:フーガの技法(コントラプンクトゥス1〜3)、
クープラン:前奏曲ニ短調、
バッハ:フーガの技法(コントラプンクトゥス4、5)、
フレスコバルディ:カプリッチョ、
ガブリエリ:フーガ、
フレスコバルディ:カプリッチョ、
バッハ:フーガの技法(コントラプンクトゥス8、9、11)、
フローベルガー:リチェルカーレ5 |
コリン・ティルニー(CEM) |
バッハとその先駆者達と名づけられたアルバム。「フーガの技法」の合間にそれら先駆者の作品を挟むという凝った選曲です。音質も良好で。使用されたハープシコードは、18世紀制のフィレンツェ、クリストフォリ工房の作品と推測されます。2008年5月録音 |
M&A 1222
\2400→\1890 |
ゴドフスキー・エディション番外編
モーツァルト:
2台ピアノ協奏曲第10番
(第2ピアノ:バルバラ・パンザレラ)、
ピアノ協奏曲第14番、
ピアノ協奏曲第23番 |
カルロ・グランテ(P)
ベルンハルト・ジーバー指揮
ローマ聖チェチリア管 |
ゴドフスキーのカデンツァによるモーツァルトのピアノ協奏曲!M&Aの隠れたヒット作品、ゴドフスキー・エディションの番外編です。ローマの名門サンタ・チェチリア管の弦楽器はやはり美しく、快活なモーツァルトを実感できます。 |
M&A 1224
\2400→\1890 |
ロシアン・ロマンティックピアノ音楽集
ボルトコヴィッツ:ピアノ・ソナタ第2番、
メトネル:瞑想、妖精、
リャードフ:前奏曲変ニ長調、前奏曲ロ短調、
スクリャービン:九つの幻想曲、
レビコフ:「クリスマス・ツリー」より、嗅ぎタバコ入れ、
クライスラー=ラフマニノフ:愛の挨拶、愛の悲しみ、
リャプノフ:レスギンカ |
ナデージャ・ヴラエヴア(P) |
これも継続しているロシアン・ロマンティック。技術だけでなく美貌も兼ね備えたナデージャの美しい横顔も魅力です。 |

M&A 1231
\2400→\1890
\1890 |
ブルックナー:交響曲第7番(1924年録音)、
ワグナー:
「オランダ人」糸紡ぎの合唱(1927年録音)、
「ローエングリン」婚礼の合唱(1927年録音)、
「タンホイザー」入場の行進曲(1927年録音)、
「タンホイザー」巡礼の合唱(1927年録音)、
ウェーバー:「魔弾の射手」狩人の喜びは(1927年録音)、
マスカーニ:
「カヴァレリア・ルスティカーナ」レジーナ・コエリ(1927年録音) |
オスカー・フリード指揮
シュターツカペレ・ベルリン |
オスカー・フリードといえば、マーラーやシュトラウスの大規模オーケストラ曲を続々録音したことで知られた戦前の大指揮者。とはいえ完全に忘れられた存在です。当盤の「ブル7」の機械式録音なんかを鑑賞する人はよほどのマニアでありましょう。M&Aはこうして商売度外視で文化事業としてCDをムキになって作ります。生産数も少ないM&A故に廃盤になったらまず聴けない珍品演奏です。全てDGへのスタジオ録音。おまけにフリードのディスコグラフィまで付いています。 |
M&A 1234
\2400→\1890 |
リスト:
ピアノ・ソナタロ短調、ダンテを読みて、
ハンガリー狂詩曲第12番、13番、第8番 |
ミュコラ・スーク(P) |
名手として知られるミュコラ・スーク。このプログラミングはバレンボイムがメトロポリタン歌劇場で行ったリサイタルに酷似していますが腕が鳴っております。ダンテを読みての深遠さは筆舌に尽くしがたいものがあります。<デジタル> |
M&A 1228
<デジタル>
\2400→\1890 |
ラフマニノフ:
13の前奏曲、コレッリの主題による変奏曲、
「死の島」(ピアノ版) |
カルロ・グランテ(P) |
2009年デジタル録音 M&A新録音の主力アーティストともいえる名手グランテのラフマニノフ。聴きものは、「死の島」ピアノ版でしょう。華麗なメロディが楽しめます。 |
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若きグルダ、弾き振りによるベートーヴェン協奏曲集!
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第1番
ハ長調 Op.15
(2)ピアノ協奏曲第4番
ト長調 Op.58
(3)バガテル ト長調 Op.126-1
(4)バガテル ト短調 Op.126-2
(5)バガテル 変ホ長調
Op.126-3
(6)バガテル ト長調 Op.126-5 |
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フリードリヒ・グルダ(ピアノ,指揮)
(1)(2)ウィーン交響楽団 |
録音:(1)(2)1953年1月22日、ウィーン (3)(4)1956年4月19日、サンパウロ (5)1959年2月9日、ベルガモ (6)1956年4月10日、キト/78'40
フリードリヒ・グルダ(1930-2000)の生誕80年を記念して発売されたものの弊社未案内だったCD。2曲の協奏曲は、ウィーン交響楽団を振り弾きしたコンツェルトハウスでの演奏会のライヴ録音。22歳のグルダは、戦後復興間もないウィーンの聴衆に素晴らしく新鮮に写ったであろうことが録音から感じられる。6つのバガテルからの4曲は、様々な都市でのもの。 |
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「ブルーノ・ワルター/NBC交響楽団1939年ライヴ」
ワーグナー:《ファウスト》序曲
ワーグナー:ジークフリート牧歌
マーラー:交響曲第1番《巨人》 |
ブルーノ・ワルター指揮
NBC交響楽団 |
最新リマスタリングによるワルター2タイトル!
録音:1939年4月8日(モノラル)
マスタリング:アーロン・Z・スナイダー(2010年)
ワルターはトスカニーニの招きで度々NBC響の指揮台に立っているが、このライヴがNBC響との最後の客演となった。2010年最新マスタリングによるリリース。 |
M&ACD 1245
\2400→\1890
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「1821年から2008年に書かれた即興曲の至宝」
ヴォジーシェク(1791-1825):即興曲Op.7
リスト(1811-1886):夜想曲-即興曲
キュイ(1835-1918):即興曲-奇想曲
バラキレフ:ショパンの2つの前奏曲の主題による即興曲
ムソルグスキー:情熱的な即興曲
R.コルサコフ:即興曲0p.11-1、前奏曲-即興曲Op.38-1
モシュコフスキ:幻想曲-即興曲Op.6
ドヴォルザーク(1841-1904):即興曲ニ短調
フォーレ(1845-1924):即興曲Op.25-1
ブルーメンフェルト(1863-1931):即興曲Op.28
ゴドフスキー(1870-1938):即興曲変ホ短調(*)
ババジャニアン(1921-1983):即興曲ロ短調
プーランク(1899-1963):5つの即興曲
N.マザラ(b.1977):即興曲(*)
A.ヴォラジ(b.1974):即興曲(*)
A.ビバロ(1922-2008):タンゴ-即興曲(*) |
マルガリタ・グレボフ(ピアノ) |
才色兼備のピアニストによる新録音!180年間の即興曲集成!
録音:2008-2009年(*印は世界初録音)
即興曲(アンプロンプチュ)とは自由な形式で作曲された性格的小品のことで、歴史上、最初にこの題がつけられたのはこのアルバムの冒頭にも収録されているヴォジーシェクの即興曲である。その後、様々な作曲家がこのタイトルのもと自由奔放にイマジネーションの翼を拡げた。このアルバムには有名なシューベルト、ショパンの即興曲こそ収録されてはいないが、古今東西の即興曲が入っており、どれもこれも初めて聴くような作品だが、まるで宝箱を開けたような珠玉の名品がひしめいている。グレボフのピアノがこれまたぶっ飛んで素晴らしい。彼女はサンクト・ペテルスブルク出身の若手で2002年にピーボディ音楽院を卒業したばかり。アリシア・デ・ラローチャを思わせる輝かしい音色、粒の揃ったタッチ。若いピアニストだが、今後メジャーな場に出てくることは間違いない。
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「パウル・バドゥラ=スコダ ショパンを弾く」
ショパン:
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58/
マズルカ 嬰ハ短調Op.63-3/
マズルカ イ短調
Op.68-2/
マズルカ 嬰ハ短調 Op.30-4/
練習曲 変イ長調
Op.25-1/
幻想曲 ヘ短調 Op.49/
ポロネーズ 変イ長調 Op.61
「幻想ポロネーズ」 |
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ) |
バドゥラ=スコダの1970年代録音のショパン
録音:1971、1972、1975年
ウィーンの名ピアニスト、バドゥラ=スコダ(1927-)が1970年代に録音したショパンの録音を集め
たもの。バドゥラ=スコダは1950年代のWESTMINSTER録音でショパンのOp.10とOp.25の練習曲、2
つのピアノ協奏曲を録音していたが、その後の録音は少ないので、これらは貴重な録音である。 |
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バドゥラ=スコダのモーツァルト初出!
シュタインとの25番、初CD化セルとの22番!
「バドゥラ=スコダ・プレイズ・モーツァルト:ピアノ協奏曲」
(1)ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503
(2)ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482 |
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
(1)ホルスト・シュタイン(指揮)
ウィーン・フィルハーモー管弦楽団
(2)ジョージ・セル(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 |
(1)録音:1978年6月15日、(2)録音:1959年12月19&20日
(ウィーン・フィル、ORFとの共同製作)
ADD、65:59
バドゥラ=スコダが中堅ところとして元気だった1978年、ホルスト・シュタイン&ウィーン・フィルとの録音が初出となります。またカップリングとして初CD化のセル&コンセルトヘボウの22番も収録。こちらはまだ気鋭のピアニストとして売り出し中の1959年の録音です。 |
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カルロ・グランテ
「ゴドフスキー・エディション第7集」〜
ゴドフスキーによるトランスクリプション集
アルベニス:トリアーナ/アルベニス:タンゴ
ニ長調 Op.165-2/
ビゼー:「アルルの女」〜アダージョ/ベーム:夜のように静かに/
クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ/
サン=サーンス:白鳥/R.シュトラウス:セレナーデ
Op.17-2/
ヨハン・シュトラウスによる交響的変容
(芸術家の生活、「こうもり」、ワイン・女・歌) |
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カルロ・グランテ(ピアノ) |
ピアノ・ファン必聴!デジタル録音によるゴドフスキー編曲集!
録音:ウィーン,パドヴァ、DDD、65'37
カルロ・グランテによるゴドフスキー・エディション、新刊の第8集は有名作曲家のトランスクリプション集。いずれも超絶技巧曲に仕立てられている。グランテは単にバリバリ弾きまくるタイプではなく、美感にも十分な配慮があり、ベームの夜のように静かにのようなしっとりとした曲でも情感の豊かさで秀でている。 |
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カルロ・グランテ(P)
「ドビュッシーへのオマージュ」
ドビュッシー:
映像第1集(水の反映,ラモーを讃えて,運動)
映像第2集
(葉ずえを渡る鐘の音,そして月は荒寺に落ちる,金色の魚)
版画(パゴダ,グラナダの夕暮れ,雨の庭)
アラベスク第1番 ホ長調
グランテ:ドビュッシー=パスティーシュ
カゼッラ:クラウディオ・ドビュッシー風に
デュカス:牧神のはるかな嘆き
ピアーナ:牧神の映像 |
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カルロ・グランテ
(ピアノ1924年
ベーゼンドルファー・インペリアル) |
名手カルロ・グランテの2012 年最新録音!ドビュッシーとドビュッシーを讃える作品集!
録音:2012年2月、ウィーン、DDD、67'02
ゴドフスキーの網羅的録音で知られるイタリアのピアニスト、カルロ・グランテがドビュッシーの映像や版画などを、1924年に製作されたベーゼンドルファー・インペリアル(パウル・バドゥラ=スコダ夫妻からの提供)を用いて弾いている。しっとりとした情感を大切にしたドビュッシーで、ともすると色彩美には知りがちなドビュッシーとは一線を画した優れた演奏である。またこのCDには、ドビュッシーを讃える、カゼッラ、デュカス、ロベルト・ピアーナの最新作、そしてグランテ自身によるパスティーシュが聞けるのも楽しい。
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M&A 1186
\2400→\1890 |
バッハ(ロマン・ブラド編):
我らが悩みの極みにあるとき、
ブゾーニ:対位法的幻想曲、
ロマン・ヴラド:オプス・トリプレックス |
カルロ・グランテ(P) |
カルロ・グランテのバッハ絡みピアノ作品集。ロマン・ヴラドは、1919年生まれ。映画音楽(“トスカニーニ”など)も手がける才人。ステレオ |
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「フローベルガー:チェンバロ作品集」
フローベルガー(1616-67):ウィーン写本第2巻より
(組曲第1番 イ短調/ファンタジア第5番/
組曲第2番 ニ短調/トッカータ第3番/
組曲第3番 ト長調/カンツォン第2番/トッカータ第4番/
組曲第4番 ヘ長調/ファンタジア第2番/
組曲第5番 ハ長調/組曲第6番
ト長調)/
ウィーン写本第2巻より
「ローマ王フェルディナンド4世の悲しき死に捧げる哀歌」 |
コリン・ティルニー(チェンバロ) |
大ベテラン、コリン・ティルニーのフローベルガー新録音!
録音: 2010 年6 月15-18日、カナダ、ブリティッシュコロンビア、68'45
ARCHIVやL’Oiseaux Lyre 始め様々なレーベルに録音をしている大ベテランのバロック鍵盤楽器奏者、コリン・ティルニー(b.1933)によるフローベルガー集。ティルニーらしい派手さを廃したじっくりした味わいの音楽が素晴らしい。1976
年、ユベール・ベダール製作のリュッカースのコピー楽器を使用。 |
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「亡命者(EXIL/EXILE)」〜2大陸で活躍した作曲家達の音楽
(1)コルンゴルド:4つのワルツ/
(2)ツァイスル:8つのピアノ小品「11月」/
(3)トッホ:
スケルツォ ロ短調Op.11/プロファイル第3番Op.68/
ブルレスケ「ジョングルール」/
(4)シェーンベルク:6つの小品Op.19/
(5)カステルヌオーヴォ=テデスコ:
9月の空Op.1/航行者Op.13/ファンダンゴ |
エリック・ル・ヴァン(ピアノ) |
録音:2009年2月2-4日、バイエルン放送、ミュンヘン、DDD、68:18
コルンゴルト、ツァイスル、トッホ、シェーンベルク、カステルヌオーヴォ=テデスコ。戦争などの理由により、ヨーロッパからアメリカに亡命せざるを得なかったユダヤ系作曲家達によるアメリカ時代に作曲されたレアなピアノ作品集。どの曲も総じて聴きやすく、特にコルンゴルトやカステルヌオーヴォ=テデスコの曲には爛熟した魅力がたっぷりと感じられる。シェーンベルクの曲は世界初録音である。ル・ヴァンの演奏は、切れ味のよい技巧と豊かな情感を兼ね備えており、見事。 |
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ワーグナー:「ワルキューレ」第2幕
(※最後、放送時間枠に間に合わないアナウンス入り) |
キルステン・フラグスタート(S,ブリュンヒルデ)
フリードリヒ・ショル(Br,ヴォータン)
ラウリツ・メルヒオール(T,ジークムント)
ロッテ・レーマン(S,ジークリンデ)
エマヌエル・リスト(B,フンディング)
キャスリン・マイスル(MS,フリッカ)
フリッツ・ライナー指揮
サンフランシスコ歌劇場管弦楽団 |
伝説的なライナーの「ワルキューレ」第2幕!しかし放送時間が・・・
録音:1936年11月13日、サンフランシスコ、AAD、74'28
第2 幕だけながら豪華キャストによる「ワルキューレ」として有名なライヴ録音がM&Aから復活。サンフランシスコ歌劇場は1923
年に開場した若い歌劇場だったが、ヨーロッパのスター歌手を多数集めて人気を博していた。1935
年に初めて《指環》を上演、1936
年に3 作を再演した。11
月13 日の金曜日の「ワルキューレ」の第2
幕をNBC
放送が中継、その貴重な録音である。
フラグスタート、レーマン、ショル、メルヒオールと、いずれも20
世紀のワーグナー史に欠かせない大歌手が一堂に会したというだけでも驚きで、しかも指揮がライナーというのはもはや奇跡の一夜と言えるだろう。残念なことに放送時間枠にギリギリで収まらず、申し訳なさそうなアナウンスが被ってしまっているが、他公演の録音で補修せずそのまま収録している。
1999 年にM&ACD-1048 で発売されていたものだが、今回は新たに発見されたNBCの複写盤からウォード・マーストンとアーロン・Z.スナイダーが修復した音源を使用している。
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ベートーヴェン、交響曲選集から新リマスター盤の分売!
ベートーヴェン:
交響曲第9番二短調Op.125「合唱」 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ティラ・ブリーム(S)
エリーザベト・ヘンゲン(A)
ペーター・アンダース(T)
ルドルフ・ヴァツケ(B)
ブルーノ・キッテル合唱団 |
録音:1942年3月22/24日ライヴ(アーロン・Z・スナイダーによる2012年新リマスター)
フルトヴェングラーによる数ある第9
の中でも最も壮絶と言われる1942
年3 月のライヴ。過去数限りなく再発売されているが、当盤はアーロン・Z・スナイダーによる2012年の新たなリマスターで、大変聴き易い音に仕上がっている。尚、2013
年6 月に同じくMUSIC&ARTS
から発売されている4
枚組のフルトヴェングラーによるベートーヴェン:交響曲選集(M&ACD4049)に収録されているものと同じ演奏、リマスター。第9
のみ聴きたい方にはこちらを。
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「さまよえる影/フランソワ・クープランの最後の作品集」
フランソワ・クープラン(1668-1733):
前奏曲第7番/第25オルドル(全6曲)
第24オルドル(全曲より6曲抜粋)/
第26オルドル(全6曲)/前奏曲第6番
第27オルドル(全4曲) |
キャスリーン・ロバーツ・パール(Cemb) |
ベテラン・チェンバリスト、キャスリーン・ロバーツ・パールのフランソワ・クープラン最後の作品集
録音:2013 年8 月
オルドルとはここでは一種の小品集または組曲というほどの意味でクープランの主要な仕事であるクラヴサンのための曲集の事である。
ここに収められた作品はクラヴサン作品集の最後にあたる第4
集の中のさらに最後の4 曲であり、晩年のクープランの集大成ともいえる内容。キャスリーン・ロバーツ・パールはロサンジェルス出身のチェンバリストでKOCH
からクープラン作品集、Dorian
からジャック・デュフリー作品集とバッハの平均律クラヴィーア全曲とフランス組曲をそれぞれリリースしており、いずれも高い評価を得ている。
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カルロ・グランテ(ピアノ)
「リスト、芸術と文学」
ダンテを読んでーソナタ風幻想曲
ペトラルカのソネット第47番、第104番、第123番
メフィスト・ワルツ(ブゾーニ編:管弦楽版をピアノ・ソロに編曲)
死の舞踏(ピアノ・ソロ版) |
カルロ・グランテ(ピアノ) |
現代のヴィルトゥオーゾ、カルロ・グランテのリスト
録音:2012年1月(ウィーン),66’45
注目のピアニスト!イタリアの知る人ぞ知る名手カルロ・グランテ。あの難曲ゴドフスキーの“ショパンの練習曲による53
の練習曲”を演奏&録音し、アムランやシチェルバコフと並び称されるヴィルトゥオーゾ・ピアニストの1人です。
今作も技巧的なリストの名曲をダイナミックなピアニズムと難曲と感じさせない柔らかさのある表現を聴かせます。「ダンテを読んで」では重厚な響きも弱音のセンシティブな音色も明瞭。タッチが多彩です。ブックレットはグランテ本人による詳細な解説も収録されています(英語)。
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カルロ・グランテ(ピアノ)
「モーリス・ラヴェル:ピアノ作品集」
(1)鏡
(蛾/悲しげな鳥たち/海原の小舟/
道化師の朝の歌/鐘の谷)
(2)亡き王女のためのパヴァーヌ
(3)夜のガスパール
(オンディーヌ/絞首台/スカルボ) |
カルロ・グランテ(ピアノ) |
超絶技巧でならすカルロ・グランテ洗練されたラヴェルのピアノ作品集!
録音:2013年12月グランツィング・スタジオ、ウィーン/58’05
使用楽器:ベーゼンドルファー・インペリアル(バドゥラ=スコダ提供)
ゴドフスキーの「ショパンの練習曲に基づく53
の練習曲」(全曲)、ソラブジの「100
の超絶技巧練習曲」(抜粋)といった超絶技巧レパートリーを得意とする、イタリアの技巧派ピアニスト、カルロ・グランテによるラヴェル作品集。
グランテはMUSIC&ARTS レーベルに継続的に録音を続けおり、スカラルラッティから現代作品まで幅広いレパートリーを録音しています。
明るめのタッチで、美しく洗練された響きが魅力のグランテ。このラヴェルもその魅力たっぷりに、キリッと明快な表現で演奏されています。
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バッハ:フルート・ソナタ集
フルートとチェンバロのためのソナタ
ロ短調
BWV1030
フルートとチェンバロのためのソナタ
イ長調
BWV1032
フルートとチェンバロのためのソナタ
変ホ長調
BWV1031(疑作)
フルートとチェンバロのためのソナタ
ト短調
BWV1020(疑作)
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スティーヴン・シュルツ(バロックFl)
ジョリ・ヴィニクール(Cemb) |
スティーヴン・シュルツのバッハ:フルート・ソナタ集!
録音?: 2016年8月10-13日 カリフォルニア州マリン郡、55'18
MUSIC & ARTSからバッハのピリオド楽器演奏の最新録音。フルートとチェンバロのためのソナタを4曲収録。
スティーヴン・シュルツは米国を代表するバロック・フルート奏者であるのみならず、1986年創設の古楽アンサンブル、アメリカン・バロックのリーダーでもある。ここでの演奏も素晴らしく完成度が高い。
ジョリ・ヴィニクールはシカゴ生まれのチェンバロ奏者。パリに留学して、ヨーロッパの様々な古楽団体で通奏低音を受け持った。近年は指揮活動も盛んで、2016年にはヘンデルの「アグリッピーナ」を指揮している。 |