アリアCD 新店舗へようこそ

新店舗トップページへ

お買い物の方法  

ページ内の商品チェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ




2年ぶり!
活動停止!在庫限り!
極上ヒストリカル・ライヴ録音レーベル
MEDICI MASTERS
1CD\2600→\2290
〜2/17(日)


 英国発のヒストリカルの雄“BBC LEGENDS”、“Royal Opera House Heritage Series”をその傘下に収めたMedicimediaが興したレーベルMEDICI MASTERS(メディチ・マスターズ)。
 ケルン放送交響楽団をはじめとする極上ライヴの宝庫WDRのアーカイヴより、蔵出し音源の数々を続々とリリースして大きな話題を呼んできた。
 しかしそのMEDICI MASTERS、ずっと新譜が出てこなくて「おかしーなー」と心配していたら・・・活動停止。
 親分的なBBC LEGENDSとともにレーベルとしての活動は終了したという。当然在庫は残りわずかだし、すでに入手不能のものもあるだろう。
 なので、もし気になるアイテムがあれば、MEDICI MASTERSに在庫があるうちに手に入れておいたほうがいい。

 入荷には1ヶ月ほどかかります。しつこいようですが現地完売の際はご容赦くださいませ。(一昨年開催したときに廃盤だったものも、ひょっとして入るかもしれないので、掲載を継続しております。)

Otto Klemperer conducts Bruckner & Strauss
MM 001
(1)ブルックナー:
 交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(ノヴァーク第2稿)
(2) R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」Op.20
クレンペラー指揮
ケルン放送響
 1917年から24年にかけてクレンペラーはケルンの音楽監督を務めているが、戦後ヨーロッパに戻って1950年代半ばにまたケルン放送響とともに数多くのすばらしい演奏を繰り広げた。ベートーヴェンの第4番と第5番(AN.2130)でも確かめられるように、この時期のクレンペラーの音楽は引き締まったフォルムが何よりの特徴。ブルックナーは過去に複数のレーベルから出ていた有名な演奏で、のちのフィルハーモニア管との録音と比較しても全体に4分半ほど短くテンポが速め。併録のドン・ファンも男性的で剛毅なアプローチが魅力。オリジナル・マスター・テープを使用。
録音:(1)1954年4月5日(2)1956年2月27日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)モノラル
Erich Kleiber conducts Beethoven
MM 002
(1)ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
(2)同:交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
エーリヒ・クライバー指揮
ケルン放送響
 いまとなっては息子カルロスの圧倒的名声に押されがちだが、生前はトスカニーニやクレンペラーらと肩を並べた巨匠エーリヒ・クライバー(1890-1956)。なかでもベートーヴェンとモーツァルトの演奏では、他をよせつけない絶大な存在感をみせていた。世を去る前年に行なわれた2大シンフォニーのライヴは、優れた内容からすでによく知られていたもの。このたびWDRのオリジナル・マスターからの復刻でこの年代としては驚異的な音質で蘇った。
録音:1955年4月4日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)モノラル
Erich Kleiber conducts Weber, Mozart & Tchaikovsky
MM 003
(1)ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
(2)モーツァルト:交響曲第33番変ロ長調KV.319
(3)チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
エーリヒ・クライバー指揮
ケルン放送響
 こちらも巨匠クライバーの至芸が存分に楽しめるアルバム。ユニークなパリ音楽院管との録音(53年・デッカ)でも知られる「悲愴」はIDISで出ていたものと同一。機能性抜群の放送オケを得てのライヴは、スタジオ盤とはまた違った内容となっているのも興味深いところ。初出のオイリアンテ序曲と、折り目正しい高潔なモーツァルトも聴きもの。すべてアーカイヴのオリジナル・マスターを使用。
録音:(1)1956年1月20日(2)1953年11月23日(3)1955年3月28日 ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)モノラル
Clara Haskil plays Mozart
MM 004
(1)モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第9番変ホ長調KV.271「ジュノーム」
(2)同:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調KV.459
(3)同:デュポールの主題による9つの変奏曲KV.573
クララ・ハスキル(P)
(1)オットー・アッカーマン指揮
(2)フェレンツ・フリッチャイ指揮
ケルン放送響
 ハスキルといえばモーツァルト。ライヴの閃きがたまらない魅力でファンをとりこにして放さない。ここで聴く演奏の数々はあまり有名なものばかりだが、協奏曲はようやくオリジナル・マスターから初めての復刻となる。これまでのものとは音質が著しく改善されているため大きく印象も異なり、改めて聴きなおす価値大いにアリ。
録音:(1)1954年6月11日(2)1952年5月30日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ) (3)1956年9月7日フランス、ブザンソン音楽祭(ライヴ)モノラル
Otto Klemperer conducts Beethoven, Brahms & Mahler
MM 005
(1)ベートーヴェン:「エグモント」序曲
(2)ブラームス:交響曲第1番ハ短調
(3)マーラー:亡き児を偲ぶ歌
ジョージ・ロンドン(Bs)
オットー・クレンペラー(指)
ケルン放送SO.
巨匠クレンペラーがもっとも意欲が漲っていた時期に行なわれたケルン放送響とのライヴ集。ブラームスはクナッパーツブッシュの演奏と信じて売られていた(いる)もので、ファンの間ではとりわけ有名だったもの。全編をつらぬくガッチリとした造詣がこたえられない魅力となっている。エグモントも辛口演奏の典型ともいえるきびしさが潔く、この上ない風格。さらに、同じくロンドンを迎えたNDR響との録音(55年)もある、師マーラー作の「亡き児」。これは“ロンドンの、という以上にまさしくクレンペラーの亡き児”。クレンペラーが振るとシンフォニックな響きで作品が満たされるから不思議。すべてWDRのオリジナル・マスター・テープよりのCD化で、驚くほど鮮明な音質で聴けるのが何よりのポイント。録音:(1)1955年5月28日(2)(3)1955年10月17日 ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)モノラル
Tullio Serafin conducts Overtures
MM 008
(1)ヴェルディ:「シチリア島の夕べの祈り」序曲
(2)同:「椿姫」第1幕への前奏曲
(3)同:「椿姫」第3幕への前奏曲
(4)同:「運命の力」序曲
(5)同:「ナブッコ」序曲
(6)同:「アイーダ」第1幕への前奏曲
(7)ベッリーニ:「ノルマ」序曲
(8)同:「ノルマ」第2幕への前奏曲
(9)ロッシーニ:「チェネレントラ(シンデレラ)」序曲
(10)ドニゼッティ:「シャモニーのリンダ」序曲
(11)同:「ドン・パスクァーレ」序曲
トゥリオ・セラフィン(指)
(1)(2)(3)(4)ロイヤル・フィル
(5)(6)(7)(9)(10)(11)フィルハーモニアO.
(8)ミラノ・スカラ座O.
来年2008年に生誕130年と没後40年を同時に向かえるセラフィン(1878?1968)。スカラ座をはじめメトなど世界の歌劇場で活躍し、歌手の力量を引き出す手腕に長けてたいへん信頼の厚かったイタリアの名匠。こうして彼の独壇場であったイタリア・オペラからの有名序曲を収めたアルバムを聴き、改めて気付かされるのは無類のセンスのよさ。いきいきと名旋律に生命が吹き込まれ、勢いと流れるようなドラマ作りが見事。このたびEMIより正規ライセンスを受けてのCD化。今後medici mastersではWDRのアーカイヴ音源発掘と並行して、他社が所有する商業録音から忘れがたい名演奏をもリリースしてゆくとのこと。録音:(1)(2)(3)(4)1959年2月19日ロンドン、キングズウェイ・ホール (5)(6)1959年2月27日 (7)(9)(10)(11)1961年4月16日ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ (8)1960年9月5-12日ミラノ、スカラ座 ステレオ
Amadeus Quartet play Beethoven & Mozart
MM 007
(1)モーツァルト:弦楽四重奏曲第18番イ長調KV.464
(2)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第12番変ホ長調Op.127
アマデウス四重奏団
1987年ヴィオラのシドロフの死によって、メンバーの交替を経験することなく40年に及ぶ活動の幕を降ろした英国の名門アマデウス・カルテット。数多くの録音を残した彼らもライヴとなると貴重。ここに収録された内容は、同時期のライヴを収めたANDANTE盤(AN.2160)中のそれぞれ、モーツァルトがシューベルトの「死と乙女」と、ベートーヴェンがハイドンのハ長調と同日に演奏されたもの。1948年の華々しいウィグモア・ホール・デビューからまだ10年足らず、アーカイヴのオリジナル・マスターによる生々しい音質が、溌剌としてみずみずしい表現をみせる彼らの姿を刻銘に伝えている。録音:(1)1956年2月3日(2)1956年2月2日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)モノラル
Robert Casadesus plays Mozart & Weber
MM 010
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調KV.491
(2)同:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調KV.595
(3)ウェーバー:コンツェルトシュテュック ヘ短調Op.79
ロベール・カサドシュ(P)
(1)(2)ジョージ・セル(指)
(3)ロマーヌス・フーベルトゥス(指)
ケルン放送SO.
WDRアーカイヴからの正規音源復刻で完全初出。シックで清潔なスタイルが持ち味のカサドシュによるモーツァルト。奇しくも名手のピアノではこれと同一のカップリングで、第24番をミトロプーロス(56年)、第27番をシューリヒト(61年)という個性派の大物指揮者とのライヴ(ともにウィーン・フィル。ORFEOR.536001)も聴くことができるが、ここでのパートナーはスタジオ盤(61年&62年)と同じくかの“アンサンブルの鬼”セル。このライヴを経てあの不滅の名盤が誕生することになるわけだが、まさに夢の再現とでもいうべき顔合わせから生み出される音楽はあくまで清潔無垢。いまのわたしたちにモーツァルトの理想形を教えてくれます。ほかに初出レパートリーとなるウェーバーを収録。録音:(1)1960年6月27日(2)1958年9月8日(3)1954年3月3日 ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)モノラル
Dmitri Mitropoulos conducts Mendelssohn & Couperin
MM 014
(1)メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調Op.56「スコットランド」
(2)同:交響曲第5番ニ長調Op.107「宗教改革」
(3)クープラン / ミヨー編:序奏とアレグロOp.220
 (※クープランのクラヴサン組曲「サルタンの妃」断章による)
ドミトリ・ミトロプーロス(指)
ケルン放送SO.
すべてWDRアーカイヴの正規マスターからの復刻。巨匠ミトロプーロスがケルン放送響を振ったメンデルスゾーンは、かねてよりマニアの間では有名だったもの。メンデルスゾーンは巨匠が好んで取り上げた作曲家で、ニューヨーク・フィルとのスタジオ録音(1952年)のほか、ベルリン・フィルとの世を去る60年のザルツブルク・ライヴ(ORFEOR.488981)における「スコットランド」がこれまでにも知られています。
Mediciご自慢の極上の音質でよみがえったことにより、融通無碍なるスタイルとオケの熱い意気込みもかつてないほどリアルに伝わってくる。また、正規初出レパートリーのミヨー編曲作も貴重。なお、ミトロプーロスによる録音はほかにもWDRにシュトラウス、マーラー、ベルリオーズ、ドビュッシーなどが残されており、順次リリースしてゆくとのこと。録音:(1)1960年10月24日(2)1957年7月19日(3)1954年7月16日 ケルン、WDRフンクハウス、第1ホールモノラル
Erich Kleiber conducts Mozart
MM 011
モーツァルト:
 (1)交響曲第39番変ホ長調KV.543
 (2)オーボエ協奏曲ハ長調KV.314
 (3)4つのドイツ舞曲
 (4)交響曲第36番ハ長調KV.425「リンツ」
 (5)[ボーナストラック]クライバー、交響曲第39番のリハーサル
エーリヒ・クライバー(指)
(2)ローター・ファーバー(Ob)
(1)(2)(3)(5)ケルン放送SO.
(4)シュトゥットガルト放送SO.
巨匠真骨頂のモーツァルトばかりを集めたエーリヒ・クライバー第3弾。デッカ盤でも知られる第39番とドイツ舞曲に加えて、正規初出となる協奏曲、第36番とリハーサルを含めたすべてが、まるで別物かのような著しく改善された音質で登場します。ケルン放送響とのライヴは作曲者が生誕200年を迎えた1956年、アニヴァーサリー・イヤーに合わせて巨匠が行なったもの。そして、その年を目前に控えたニュー・イヤー・イヴのシュトゥットガルト放送響とのライヴ。いずれもクライバーの芸風の肝、格調の高さとあふれる愉悦が半世紀の時を経ても色褪せぬ魅力です。36番をのぞいてWDRアーカイヴからの正規復刻。録音:(1)(2)(3)(5)1956年1月20日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ) (4)1955年12月31日シュトゥットガルトモノラル
Shura Cherkassky plays Beethoven & Shostakovich
MM 013
(1)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.16
(2)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35
(3)チェイシンズ:3つの中国風小品
(4)プーランク:トッカータ
(5)ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ
(6)ベートーヴェン:バガテル ト短調Op.119-1
シューラ・チェルカスキー(P)
(2)ハロルド・ジャクソン(Trp)
(1)(2)ヘルベルト・メンゲス(指)
フィルハーモニアO.
EMI音源の正規ライセンスによる復刻ですべて初CD化。伝説のヴィルトゥオーゾ、ホフマンの直弟子チェルカスキーは19世紀の流れを汲む異色のピアニスト。まず、ロシアのふたりによるコンチェルトは絶頂期のもの。録音された54年はプロコが亡くなった翌年、ショスタコもまだ存命中で現役バリバリの頃。ともに作曲家が生きた同時代音楽の記録としてたいへん興味深いもの。ホロヴィッツとも親交があったピアニストで作曲家のチェイシンズ(1903-87)。かれもまたホフマンの弟子であったためチャルカスキーとは同門にあたる。これら併録の小品を含めてすべて、同じ演奏をふたつとしない自発性を信条とするところと濃厚なロマンチシズムとに、まさに師ゆずりの特徴がよく顕れている。なお、ポール・ベイリーのリマスタリングで音質も格段に向上しているのもポイント。録音:(1)1954年11月15 & 16日、1955年4月5日(2)1954年11月16日ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ (3)1956年3月22日(4)(6)1956年3月21日(5)1955年8月10日ロンドン、アビー・ロード第3スタジオモノラル
Sir Eugene Goossens conducts Mussorgsky & Rimsky Korsakov
MM 009
(1)R=コルサコフ:序曲「ロシアの復活祭」
(2)スクリャービン:交響曲第4番「法悦の詩」
(3)バラキレフ / カゼッラ編:イスラメイ
(4)ムソルグスキー / ラヴェル編:組曲「展覧会の絵」
サー・ユージン・グーセンス(指)
(1)(2)(3)フィルハーモニアO.
(4)ロイヤル・フィルハーモニックO.
EMI音源のライセンス復刻。超難曲「春の祭典」の英国初演を手がけたグーセンス(1893-1962)はロンドンに生まれた名指揮者、作曲家。同名で同じく指揮者であった父も含めて音楽家の家系に生まれた彼は、おもに1950年代にRCA、EMI最後にEverest(今は亡き長岡鉄男氏推薦の優秀録音、アンティルの「コロボリー」が有名)へ数多くの録音を行ったが、現在ではその大半が入手不可のまま。このたびすべて初CD化となるロシア・プログラムは、同時代の難解なスコアを自分のものにする天賦の才を持ち合わせていた彼の手腕を如実に示すもの。なかでもカゼッラ編曲のイスラメイ。近代管弦楽法が駆使された華麗なサウンドは、まるでラヴェルを聴いているみたい。リマスタリングも大成功でポール・ベイリーが担当している。録音:(1)1956年2月13日(2)1956年2月13 & 14日(3)1956年2月8日(4)1957年9月26 & 28日 ロンドン、キングズウェイ・ホールステレオ
Thomas Schippers conducts Prokofiev & Vivaldi
MM 012
(1)プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調Op.100
(2)ロッシーニ:「コリントの包囲」序曲
(3)ヴィヴァルディ:シンフォニア ロ短調「聖なる墓に」RV.169
(4)フランチェスコ・ドゥランテ:弦楽のための協奏曲第5番イ長調
(5)サリエリ:歌劇「タラール(またはオルムスの王、アクスル)」序曲
トマス・シッパース(指)
(1)フィルハーモニアO.
(2)ロンドンSO.
(3)(4)(5)アレッサンドロ・スカルラッティO.
EMIの正規ライセンスによる復刻。20世紀が生んだアメリカの名指揮者シッパース(1930-1977)が世を去ってことしで早くも30年。彼は1950年にメノッティのオペラ「領事」(ブロードウェイで8ヶ月のロングランを記録)を振って一躍スターダムに駆け上がり、1955年にはスカラ座にデビュー。1959年にはバーンスタインとともにニューヨーク・フィル初のモスクワ公演に同行。1963年にはバイロイトでマイスタージンガーを指揮、1968年にはコヴェントガーデンにもデビュー。1970年、まさにこれからという時期に惜しくも肺ガンで亡くなった。短い経歴ゆえ録音そのものも多いとはいえず、すぐに米コロムビアの専属となったためEMIのものはさらにレア。没後100周年記念のスカラ座ライヴ(69年)も記憶に残るロッシーニは既出のスタジオ全曲録音からのもの。ほかはすべて初CD化となる。おもにオペラでの業績が目立ちますが、レッグ録音のプロコフィエフにおける音楽運びなど非凡な才能のなによりの証しといえるだろう。現状ではオペラはまだしもオケがほとんど全滅というさみしい状況のため、これは全力で駆け抜けた彼を偲ぶにまたとないリリースといえます。リマスタリング担当はポール・ベイリー。録音:(1)1957年5月11-14日ロンドン、キングズウェイ・ホール (2)1974年7月30-31日&8月1-28日ロンドン、トゥーティング、オール・セインツ・チャーチ (3)(4)(5)1955年7月ナポリ ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)(1)(2)ステレオ モノラル
Carl Schuricht conducts Bruckner & Haydn
MM 016
(1)ブルックナー:交響曲第3番ニ短調(1890年版)
(2)ハイドン:交響曲第86番ニ長調Hob.-86
カール・シューリヒト(指)
(1)ウィーン・フィル
(2)シュトゥットガルト放送SO.
シューリヒト没後40周年の2007年、medici MASTERSが取り上げるのは晩年EMIに遺したウィーン・フィルとのブルックナー。生涯を通じてブルックナー指揮者として鳴らした巨匠にとって意外なことに第3番だけはこれが唯一の録音にして、コンサートで振った記録も残っていないレパートリー。これまでにも本家EMIから、またPreiserからもCD化されており、演奏についてはいまさら余計な説明を加える必要はありませんが、なんといってもポイントは新リマスタリングでブラッシュアップされ大幅に向上したその音質。まだこの時期ローカル色をとどめた金管になまめかしい弦と、ウィーン・フィル独特の響きがたまらない魅力。カップリングのハイドンはhansslerの「カール・シューリヒト・コレクション1950?1966」(93.140)に、ボーナス盤としてマーラーの「復活」と収録されていたものとおなじ。単独では初の登場となります。第86番は60年フィレンツェ、62年ルツェルンと頻繁に実演で取り上げていて、1961年の北ドイツ放送響との別録音というのも出ていました。ブルックナーはEMI音源の、ハイドンはSWRアーカイヴよりのそれぞれ正規ライセンスを得ての復刻。録音:(1)1965年12月2?4日ウィーン、ムジークフェラインザール(2)1954年5月20日シュトゥッガルト(ライヴ)(1)ステレオ(2)モノラル
Tchaikovsky - Paul Kletzki & David Oistrakh
MM 018
チャイコフスキー:
 (1)交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
 (2)ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
パウル・クレツキ(指)
(1) フィルハーモニアO.
(2) ストックホルム・フェスティヴァルO.
ポーランド生まれの指揮者&作曲家クレツキによるチャイコフスキー・アルバム。オイストラフ独奏の協奏曲は、名手の数ある同曲録音ではコンヴィチュニー盤(54年 / PH.05011)とオーマンディ盤(59年)との間に位置するものでこのたび初出。ここでもクレツキのダイナミックな指揮のもと、柔に剛にいつもながらの圧倒的な存在感をみせつけます。クレツキの代表的録音とされる「悲愴」はEMIからの正規ライセンス復刻。CD化以来20年以上も廃盤だったが、このたびリマスタリングの効果が抜群で、とても半世紀近くも前のものとは思えぬクオリティの高さに驚かされる。録音:(1)1960年4月11?12日ロンドン、アビー・ロード・スタジオ(2)1955年9月28日スウェーデン、ストックホルム音楽祭(1)ステレオ(2)モノラル
Sir Adrian Boult conduct Beethoven & Mozart
MM 019
(1)ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
(2)モーツァルト:交響曲第41番ハ長調KV.551「ジュピター」
サー・エイドリアン・ボールト(指)
ロンドン・フィルハーモニックO.
ライプツィヒ音楽院でニキシュとレーガーに師事した英国の指揮者ボールト。ドイツ音楽を得意とした巨匠による2大名曲は、すみずみまで生気があふれこの上ない風格からはいままでCD化が見送られていたのが不思議としかいいようのない立派な内容。また、両曲ともヴァイオリン両翼配置によりステレオ感も申し分なく、当時のパーカー&ビショップが携わった屈指の名録音としてアナログ時代よりマニアには知られていたもの。medici MASTERSによる優秀な復刻で大いに歓迎されるところとなるだろう。録音:(1)1977年4月17日&5月10、15日(2)1974年9月23日&10月 ロンドン、アビー・ロード・スタジオステレオ
Otto Klemperer conducts Beethoven
MM 015
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調Op.123 アンネリース・クッパー(S)
ジークリンデ・ワーグナー(A)
ルドルフ・ショック(T)
ヨゼフ・グラインドル(Bs)
ハンス・バッヘム(Org)
ハンブルク北西ドイツ放送Cho.
ケルン放送Cho.
オットー・クレンペラー(指)ケルン放送SO.
あまりに巨大で格調の高い音楽が聴き手の心をとらえて離さないクレンペラーのベートーヴェン。なかでもミサ・ソレムニスは、ウィーン響とのVox盤(1951年3月)やフィルハーモニア管とのライヴ(1963年 / Testament)のほか、1965年10月ニュー・フィルとのスタジオ盤にとどめをさすといわれる究極の一曲。ケルン放送響とのライヴは、以前より複数のレーベルから出ていた有名な演奏でようやく正規リリースの運びとなりました。WDRのアーカイヴに残されたオリジナル・マスターからトランスファーされた音質は格段に向上しており、とくに合唱のすばらしさを完璧にとらえている。ブルックナーの「ロマンティック」(MM.001)、ブラームスの1番(MM.005)とともに、クレンペラーが指揮者として心身ともに絶頂にあった時期のかけがえのない記録といえるでしょう。録音:1955年6月6日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)モノラル
Stravinsky & Bartok - Ferenc Fricsay & Arthur Grumiaux
MM 020
(1)ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ調
(2)バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント
(3)ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」
フェレンツ・フリッチャイ(指)ケルン放送SO.(2)アルテュール・グリュミオー(Vn)
WDRアーカイヴ蔵出し音源によるハンガリーの名指揮者フリッチャイのリリースが盛ん。すでにauditeからはコルトーとのシューマン&チャイ5、「カルメン」のハイライト、ハイドンの交響曲が案内されていますが、medici MASTERSからもストラヴィンスキーのライヴ集が登場。「春の祭典」はスタジオ録音に先行することおよそ半年ほど、いっぽう師直伝のバルトークはスタジオ録音(いずれもオケは当時の手兵ベルリンRIAS響)ののち一ヶ月以内に行なわれたもので完全初出。ともに白血病を発病する以前、鋭利なリズムとダイナミックなスタイルを色濃く反映しています。また、グリュミオーとの協奏曲はフリッチャイにとって現状では唯一の録音で正規初出。すべてオリジナル・マスター・テープ使用により驚異の高音質。録音:(1)1951年7月8日ドイツ、レックリングスハウゼン(ルール音楽祭)(2)1953年5月4日(3)1953年10月5日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)モノラル
Walter Gieseking plays Beethoven, Debussy & Schumann
MM 017
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
(2)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
(3)ドビュッシー:レントよりおそく
(4)同:舞曲(スティリー風のタランテラ)
(5)ラヴェル:水の戯れ
(6)バッハ:パルティータ第1番変ロ長調BWV.825
ワルター・ギーゼキング(P)
(1)ヨゼフ・カイルベルト(指)
(2)ギュンター・ヴァント(指)
ケルン放送SO.

  実はお客様がこのヴァントとの共演のときの裏話を教えてくださった。

 この演奏のために、空港に降り立ったギーゼキング。手違いからか誰も彼を迎えに来ず、一人でホテルに向かったギーゼキングはかなりご立腹。
 そこに翌日のプローベの打ち合わせにヴァントがやってきた。しかしギーゼキングはかなり怒っていて、「どのようなテンポにしましょうか?」というヴァントの慇懃な質問に対しても、「明日になってみないとわからん!」とけんもほろろ。
 そして翌日のプローベ。
 ギーゼキングの速いテンポについていけないヴァントは、恐る恐るギーゼキングに「少々テンポが速くないでしょうか?」と問いかけると、「なに?! 速いだと!……」。何かぶつぶつ言いながらも、しぶしぶヴァントの伴奏に合わせた。
 そして本番。
 プローベと違って、ギーゼキングのテンポは速くなるばかり(このCDでも特に第3楽章の最後の2分あたりはかなりアッチェレしており、ヴァントが必死になってついていっているのが分かります)。
 終演後。
 舞台の袖に立っていたヴァントの肩に、巨漢ギーゼキングのこれまた大きな手が乗っかり、「上手くいっただろ」。決して大柄ではない若きヴァントの恐怖や、いかばかりだったかと(苦笑)。

 いやはや、あのヴァントも30代ではそんな目に遭っていた。その後ケルンの帝王となり良くも悪くもケルンを牛耳ったヴァントも、まだケルンに赴いて数年。20歳近く年上のギーゼキングの前ではただの小僧だったのか。まあそういう経験を踏んで偉くなっていくわけだ。
 そういうことでここでは当然ギーゼキングが主役。上記のとおりシューマンの終楽章ラスト1分は大暴れ。鎖5本ぐらいでは、とてもつないでおけそうにない。鍵盤上のプロメテウス。
 ・・・昔から言っているが、EMIでの一見「即物的」なおとなしい演奏ばかり聴いている人はギーゼキングを「繊細でデリケートな・・・」とかいうが、ギーゼキングの本性は全然違うと思う。戦前の荒れ狂ったようなベートーヴェンを聴けば、誰もがこの人は激情派の狂ったようなピアニストだと思うはず。
 ・・・で、この演奏もその期待に応えてくれる。
 「テンポが速い」と茶々を入れたヴァントに見せ付けるように、その剛速球スピードは止まらない。指揮もオケも必死の必死でくらいつき、会場は極度の激情と緊張状態だったはず。これほど激しいラストを迎えるシューマンは聴いたことがない。あのコルトーですら、ラストに関してはここまで無茶はしてなかった。おそるべきギーゼキング。まあ長生きはしないよな。
 実際5年後にはもうこの世にはいない。
 話はそれるが、彼のフランスものは確かにいい。しかしこういうハチャメチャな人が弾くラヴェルであり、ドビュッシーだから面白い。ただの優等生がかしこまって弾いていたんじゃなく、こういう暴れはっちゃくが「即物主義」的な鎧をまとって弾いていたから、一連のフランスものやモーツァルトが生命感をもったのである。
 ところがこの暴れはっちゃくがさらにその2年後にケルンでカイルベルトと共演したベートーヴェンの4番。・・・これがまたこっちの意に反した演奏ですごかった。まあこの曲でひどい暴れようはないとは思ったが、あのフー・ツォンやハンゼンをも凌ぐような天国的な演奏。この第2楽章を聴いてほしい。ベームはいうまでもなく、ガリエラ、カラヤンとの有名な演奏を含めても、ここまで思索的で沈潜した趣きは感じさせなかった。何かに埋没してそこから出てこられなくなったかのような迷宮と黙想の音楽。バックでオーケストラは鳴っているのだが、まるでソロを聴いているような、誰も寄せつけないおそろしほど孤立した音楽。
 ギーゼキングには、確かにこうしたおそろしくナイーヴで瞑想的な部分もある。
 ・・・この男、やはり怪物である。(「それでもクラシックは死なない!」より)
今もってドビュッシーとラヴェル、モーツァルトの演奏で別格ともいえる扱いを受けるドイツの名ピアニスト、ギーゼキング。レパートリーはたいへん幅広く、ここに聴く2つの協奏曲もベートーヴェンがこののちのガリエラ盤(55年)を含めて4種、シューマンではフルトヴェングラー指揮による42年ライヴなど2種の別演奏を数えます。晩年を迎えたライヴはともにかねてより知られていた内容とはいえ、気になる音質がこれまでとは比較を超えた次元のすばらしさで演奏の印象さえ変えてしまうほど。いっぽう、余白のリサイタル・パートはナチへの戦争協力を問われてからの演奏禁止が明けた1948年のもので初出と思われます。いっそうの傾倒を深めていたドビュッシーとラヴェルが聴けるのは幸い。ベートーヴェンとシューマンがWDR、スウェーデン放送のアーカイヴの正規音源よりの復刻。録音:(1)1953年9月14日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ) (2)1951年1月8日エッセン(ライヴ) (3)(4)(5)(6)1948年10月23日スウェーデン、ストックホルム・コンサート・ホールモノラル
2008年2月リリース全5タイトル。WDRアーカイヴからはクレンペラーのブルックナー8番、グルダのベートーヴェン・ライヴ。EMIライセンス・シリーズはガリエラのレスピーギ、レビンのパガニーニ&ヴィエニャフスキ。さらにスペインの名匠アルヘンタのお国ものとこのたびも多彩なラインナップ。
Otto Klemperer conducts Bruckner
MM 021
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 クレンペラー(指)
ケルン放送SO.
WDRアーカイヴからの復刻。スタジオ盤では大胆なカットも辞さなかったクレンペラーのブル8だが、ケルン放送響との57年のライヴではノーカットで演奏。にもかかわらず全曲で72分弱と快速テンポを採用、心身ともに壮健だった時期ならではの充実ぶりが聴き取れる。正規マスター使用のため、これまでとは比較にならない高音質で味わえるのがなによりのポイントといえるだろう。録音:1957年6月7日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)モノラル
Friedrich Gulda plays Beethoven
MM 024
ベートーヴェン:
 (1)ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
 (2)ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
 (3)ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101
フリードリヒ・グルダ(P)
マリオ・ロッシ(指)
ケルン放送SO.
すべてWDRアーカイヴからの復刻。鬼才グルダのベートーヴェンでは協奏曲、ソナタともに60年代に行ったステレオ録音があまりにも有名だが、ここでは即興性満点のライヴというのがこのうえない魅力。さきごろリリースされた第1&第4協奏曲の53年ライヴ(ORFEOR.745071)に共通する、グルダがまだ20代後半、感性のほとばしりが聴けるたいへん貴重な内容。録音:(1)1957年2月25日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)(2)(3)1957年2月22日ケルン、WDRフンクハウス、第2ホール(ライヴ)モノラル
Alceo Galliera conducts Respighi & Rossini
MM 022
(1)レスピーギ:交響詩「ローマの松」
(2)レスピーギ:組曲「ブラジルの印象」
(3)ロッシーニ / レスピーギ編:風変わりな店
アルチェオ・ガリエラ(指)
フィルハーモニアO.
EMIより正規ライセンス復刻。アルチュオ・ガリエラ(1910-1996)は、1950年代初めから60年代にかけてオペラやオーケストラ、コンチェルトの伴奏にいたるまで、EMIに膨大なカタログを遺したイタリアの名指揮者。すべて初CD化となるレスピーギとロッシーニは、ポール・ベイリーのリマスタリングも素晴らしく、めくるめく色彩感がいまによみがえりました。録音:(1)1957年1月22日(2)1955年3月18〜21日(3)1959年5月28〜29日以上、ロンドン、キングズウェイ・ホールステレオ(1)(3) モノラル(2)
Michael Rabin plays Paganini, Saint-Saens & Sarasate
MM 023
(1)ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調Op.22
(2)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.6
(3)パガニーニ:常動曲Op.11
(4)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
(5)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20
(6)ディニク:ホラ・スタッカート
マイケル・レビン(Vn)
(1)(2)サー・ユージン・グーセンス(指)
フィルハーモニアO.
(3)(4)(5)(6)フェリックス・スラットキン(指)
ハリウッド・ボウルSO.
ロンドン・フィルハーモニックO.
EMIの正規ライセンス復刻。事故により36歳の若さで急逝したヴァイオリニスト、マイケル・レビン(1936〜1972)。甘美で官能的な音色はまさに天性のもので、ごく限られた録音がいまも心あるファンの間で大切に聴きつがれています。かれの遺産として真っ先に挙がるツィゴイネルワイゼンほか、このアルバムにはすでにCD化されたものも含まれるが、最新マスタリングで格段に音質が向上しており、あらためて聴きなおす価値は少なくない。まさに酔いしれるという形容がピッタリのヴァイオリン演奏。リマスタリングはポール・ベイリーが担当。録音:(1)(2)1960年5月14日ロンドン、アビー・ロード・第1スタジオ (3)(4)(5)(6)1959年9月10〜11日ハリウッド、サミュエル・ゴールドウィン・スタジオステレオ
Ataulfo Argenta conducts Breton & Falla
MM 025
ファリャ:
 (1)バレエ「恋は魔術師」組曲
 (2)交響的印象「スペインの庭の夜」
 (3)歌劇「はかなき人生」より
  序奏、第1幕サルーのアリア“笑うものたち万歳!”
 (4)バレエ「三角帽子」より、
  近所の人たちの踊り、粉屋の踊り、終幕の踊り
[ボーナス・トラック]
ブルトン:
 (5)「アンダルシアの情景」よりポロ・ジターノ
 (6)「アンダルシアの情景」よりサパテアード
(1)(3)テレサ・ベルガンサ(Ms)
(2)ゴンサロ・ソリアーノ(P)
アタウルフォ・アルヘンタ(指)
(1)(2)(3)(4)フランス国立放送O.
(5)グラン・オルケスタ・シンフォニカ(大交響楽団)
スペインを代表する指揮者アルヘンタが急逝して2008年でちょうど50年。亡くなる前年パリでのライヴは、地元サルスエラやスペインものに抜群の手腕をみせた彼のきわめつけの演目をそろえた内容となっている。いずれもドキドキさせる魔力をはらんでいるが、なかでも若き日の名花ベルガンサが登場するナンバーはうれしい聴きもの。これらは以前より知られていたものだが、このたびマスタリングを担当したトニー・フォークナーにより著しい音質改善が施されている。ボーナスとして収められたスペインの作曲家トマス・ブレトン(1850〜1923)のみステレオ。録音:(1)〜(4)1957年2月21日パリ(ライヴ)(5)1956〜57年マドリード モノラル ステレオ(※ボーナスのみ)
Leopold Stokowski conducts Prokofiev, Franck & Ravel
MM 026
(1)ラヴェル:「ジャンヌの扇」のためのファンファーレ
(2)フランク:交響曲ニ短調
(3)プロコフィエフ:カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」Op.78
レオポルド・ストコフスキー(指)
ヒルヴェルスム・オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
(3)ゾフィー・ヴァン・サンテ(Ms)、
オランダ放送合唱団
起伏の大きな表現で聴かせるフランクと、持ち前のドラマ作りのうまさが冴え渡るプロコとすべてがファンにはかねてより知られる内容。なにもかもテンションがけた違いで、どんなオケも手中に収めてしまうストコフスキー・マジックが炸裂。ただ、演奏効果を狙う編曲魔ストコフスキーにしては例外的に、ここではすべてストレートな形で演奏されている。プロコフィエフのみ正規初CD化、当日のコンサートを完全な形で収録。このたびヒルヴェルスムのAVRO提供のオリジナル・マスターを使用し、リマスタリング・エンジニアにはCalaのレオポルド・ストコフスキー協会盤でもおなじみのパスカル・バーンを起用。大幅な音質改善が施されています。録音:1970年8月22日ロッテルダム、ドーレン ステレオ
Pierre Fournier plays Beethoven, Dvorak & Elgar
MM 028
(1)エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85
(2)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
(3)ベートーヴェン:「魔笛」の主題による12の変奏曲ヘ長調Op.66
ピエール・フルニエ(Vc)
(1)ハンス・ロスバウト(指)
ケルン放送SO.
(2)ジョージ・セル(指)
ケルン放送SO.
(3)フランツ・ホレチェク(P)
すべてWDRアーカイヴからの正規音源復刻で完全初出。フルニエのドヴォコンといえば、同年6月、やはり同じセルとの顔合わせによるスタジオ録音がこの名曲にとどめをさすものとして広く知られています。そして、そのスタジオ盤の再現というべき5ヶ月後に行われた注目のライヴも、スタジオ盤の内容から考えておおいに期待が持てるところ。また、これはセルの数少ないライヴ録音としても貴重。名手にとって3種目となるエルガーも、チェリストあがりのウォーレンスタインが指揮を務めたベルリン・フィル盤(66年)とはだいぶ印象のちがう仕上がりに。こちらは現代作品のスペシャリストとしても名を馳せた知匠ロスバウトの指揮に注目。怜悧なアプローチのもと“チェロのプリンス”と呼ばれた節度と気品あるフルニエのソロがいっそう際立つ。さらに、このほかではケンプとのライヴで知られる「魔笛」変奏曲も、うれしいおまけです。録音:(1)1955年3月7日(2)1962年11月16日以上ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)(3)1957年4月6日ケルン、WDRフンクハウス、第2ホールモノラル
Artur Rubinstein plays Beethoven, Beethoven & Chopin
MM 029
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
(2)ブラームス:間奏曲変ロ短調Op.117-2
(3)シューマン:謝肉祭Op.9
(4)ショパン:バラード第1番ト短調Op.23
(5)同:練習曲ホ短調Op.25-5
(6)リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調
(7)[アンコール]
 ヴィラ=ロボス:「赤ちゃんの一族」より道化人形
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
WDRアーカイヴによる正規復刻で完全初出。20世紀を代表するピアニスト、ルービンシュタインは自身と母国ポーランドが味わった戦争の痛ましい記憶から、1914年を最後にドイツでは決して演奏することはなかった。けれども、ドイツとの国境沿いにあるオランダの古都ナイメーヘンで行われたこのリサイタルには、ドイツからも多くのファンが詰め掛け歴史的に重要な出来事としていまも記憶されています。そのことのみならず、プログラムとしても目を引くのは、ルービンシュタインが‘とても自分には弾けない’と公言してついに商業録音を残さなかった「ショパンのエチュード」がわずか一曲とはいえ、取り上げられていること。かくいう巨匠も同曲だけは特別であったようで、1958年11月ロンドンBBCスタジオでの放送用録音(BBCL.4216)の演奏も残されている。もちろんシューマン、そしてかれに献呈されたアンコールのヴィラ=ロボスまでいずれもわすれがたいもの。録音:1963年4月20日オランダ、ナイメーヘン(ライヴ)モノラル
Otto Klemperer plays Wagner & Bruckner
MM 030
(1)ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
(2)ワーグナー:
 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
オットー・クレンペラー(指)
(1)バイエルン放送交響楽団
(2)トリノRAI交響楽団
第4番(MM.001)、第8番(MM.021)につづいて、クレンペラーによるブルックナーがmedici MASTERSに登場。バイエルン放送響との第7番は現状確認される5種のうちもっとも古く、演奏時間も1960年のフィルハーモニア盤65分に対し、4年前の当演奏は58分と全楽章を通じてかなりの快速テンポを採用しているのがその特徴。アーカイヴのマスターから起こした驚異的な音質はこれまでのリリースで実証ずみですが、このたびも期待を裏切らない出来栄え。さらにこちらも正規初出となるカップリングのワーグナー。巨匠がもっとも充実していたといわれる1954年から1958年までの5年間にはさまれたライヴは、よりオケの条件のよい後年の録音にはない、限られたこの時期ならではの充実ぶりも聴きどころとなっています。ブルックナーがバイエルン放送、ワーグナーがRAIの正規音源からの復刻。録音:(1)1956年4月12日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)(2)1956年12月17日トリノ、RAIトリノ・オーディトリアム(ライヴ)モノラル
Otto Klemperer conducts Beethoven
MM 031
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱付」

=ボーナス・トラック=
クレンペラーによる、ベートーヴェン「第九」の第4 楽章リハーサル
マリア・シュターダー(S)
グレース・ホフマン(Ms)
ヴァルデマール・クメント(T)
ハンス・ホッター(Br)
ケルン放送合唱団
オットー・クレンペラー(指)
ケルン放送交響楽団
WDRの正規音源からの復刻。クレンペラーといえばベートーヴェンにとどめを刺すのはまず疑いのないところだが、ケルン放送響とは1954年2月の「エロイカ」、1954年10月の第4番(以上ANDANTE)、1955年5月の第8番(TAHRA)の録音が知られている。正規初CD化となる1958年1月の第9番は、クレンペラー美学の真骨頂ともいえる対位法処理、その雄渾きわまりない造形の打ち出しで、ファンの間ではかねてより高い評価を得ていたもの。ソリストも充実していて、なかでもクメントとホッターは前年に行われたフィルハーモニア管とのスタジオ盤と同一のキャスト。当レーベルにおける一連のリリースで実証済みだが、驚異的な高音質でよみがえったことはなによりの朗報といえるでしょう。録音:1958年1月6日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホールモノラル
Robert Casadesus plays Mozart, Beethoven & Ravel
MM 032
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調KV.488
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
(3)ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲ニ長調
ロベール・カサドシュ(P)
ケルン放送交響楽団
(1)ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム(指)
(2)クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)
(3)ヘルマン・シェルヘン(指)
すべてWDRアーカイヴからの正規音源復刻。現状ではカサドシュにとってモーツァルトが3種目、「皇帝」とラヴェルが5種目となるもので、いずれも正規初出という注目の内容。多くの共演を通じて作曲者より薫陶を授かったラヴェルに、輝かしくデリケートな表情にも事欠かない「皇帝」。そして、すでにセルとの第24番、第27番(MM.010)でもみせたように、絶品というほかないモーツァルト。‘フランスのエスプリ’という表現がカサドシュほどぴったりなピアニストもいないだろう。それぞれ個性的な指揮者との顔合わせがまた演奏内容を引き立てている。録音:(1)1956年3月7日(2)1965年1月29日(3)1957年3月11日以上ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール モノラル
Georges Cziffra plays Chopin & Liszt
MM 033
ショパン:
 (1)幻想曲ヘ短調Op.49
 (2)スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
 (3)ワルツ第1番変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」
 (4)ワルツ第4番ヘ長調Op.34-3「華麗なる円舞曲」
 (5)即興曲第3番変ト長調Op.51
 (6)バラード第4番ヘ短調Op.52
 (7)ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」
リスト:
 (8)スペイン狂詩曲S.254
 (9)ポロネーズ第2番ホ長調S.223
 (10)半音階的大ギャロップS.219
 (11)ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調S.244
ジョルジュ・シフラ(P)
ことし2009年に歿後15周年を迎えるハンガリーの名ピアニスト、ジョルジュ・シフラ(1921−1994)。ここではともにかれの代表的なレパートリーながら、ひたすら華麗にして凄絶なリストと、センシティヴに歌いこまれたショパンという、ある意味で対極をなすプログラムを楽しめる。とくに、リストは聴き手を引きずり込む悪魔的名演。アルバム最後からの3曲では、そのスピード感、急激な跳躍をものともしないテクニックを目の当たりにされるはず。リスト再来とあだ名され、超絶の代名詞的存在としていまなおファンを魅了し続けるシフラを偲ぶに格好の内容となっている。録音:1964年4月23日東京モノラル
Ataulfo Argenta conducts Zarzuela and Spanish Orchestra Music
MM 034
(1)チャピ:「人騒がせな娘」前奏曲
(2)ソウトゥリョ:「キスの言い伝え」前奏曲
(3)チュエカ:「大通り」序奏
(4)ルナ:「ユダヤの子」前奏曲
(5)ブレトン:アルハンブラにて
(6)同:演奏会用ボレロ
(7)グリーディ:10のバスクの旋律
(8)グラナドス:「ゴイェスカス」間奏曲
(9)アルベニス:ナバーラ
(10)トゥリーナ:交響詩「ロシーオの行列」
(11)同:闘牛士の祈り
アタウルフォ・アルヘンタ(指)
(1)(5)(6)グラン・オルケスタ・シンフォニカ(大交響楽団)
(2)-(4)(8)-(11)スペイン国立管弦楽団
ファリャ(MM.025)につぐ、スペインの名匠アルヘンタによるお国もの。あふれる生命感と極彩色のサウンドは相変わらずで、このたびはパブロ・ルナ(1880−1942)、トマス・ブレトン(1850−1923)、フェデリコ・チュエカ(1846−1908)など、いずれもサルスエラのナンバーが並んでいるのが目を引く。Deccaに残したベルリオーズやチャイコフスキーなどの爆演が根強い人気のアルヘンタだが、ここでの作品もまた情熱的な演奏にかけては相通じるものがある。録音:1954-1957年マドリード モノラル(1) ステレオ(他)
Dmitri Mitropoulos conducts Strauss
MM 035
R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」Op.35
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30
アルヴィン・バウアー(Vc)、
パウル・シュレーアー(Va)
ディミトリ・ミトロプーロス(指)
ケルン放送交響楽団
WDRアーカイヴからの正規音源復刻。メンデルスゾーンの「スコットランド」&「宗教改革」(MM.014)に次ぐミトロプーロス第2弾は、かれが世を去る前年に行なったシュトラウスの放送用スタジオ・ライヴ。録音の存在は知られていましたが、驚異的なクオリティでついにその全貌が明らかになりました。マーラーのスペシャリストとして記憶されるミトロプーロスはシュトラウスも得意としており、ここでの内容はその絢爛たる色彩感と力強い音楽運びでファンをとりこにするのは必至とおもわれます。ちなみに当日のオール・シュトラウス・プログラムでは、アストリッド・ヴァルナイの独唱で楽劇「エレクトラ」よりモノローグも演奏されています。録音:1959年9月7日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(モノラル)モノラル
Otto Klemperer conducts Beethoven & Mozart
MM 037
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
 録音:1958年4月17日
  ストックホルム・コンサートハウス(ライヴ・ステレオ)
オットー・クレンペラー(指)
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
モーツァルト:交響曲第29番イ長調KV 201
 録音:1956年4月15日
  ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ・モノラル)
オットー・クレンペラー(指)
バイエルン放送交響楽団
かつてない驚異的な高音質でよみがえったことから、いまやmedici MASTERSの大看板となりつつあるクレンペラーのライヴ録音。このたび登場する「エロイカ」は、1947年以来となるロイヤル・ストックホルム・フィルとのライヴ。巨匠が心身ともに充実していた時期のものだけに、あざやかな対位法処理や雄渾な造形の打ち出しといった、クレンペラー美学の真骨頂ともいえる演奏が期待されるところです。なお、ライヴということもあり、スケルツォとフィナーレが速めのほかは、1959年10月のフィルハーモニアとのセッション録音と基本的にテンポ設定は概ね同じとなっています。カップリングのモーツァルトは、既出のブルックナーの第7交響曲(MM.030)と同日におこなわれたもので、「エロイカ」同様に冷静かつバランスのとれたアプローチが特徴といえるでしょう。リマスタリング担当はトニー・フォークナー。ステレオ モノラル






ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD 新店舗トップページへ



Copyright(C) 2010 ARIA−CD.All rights reserved.