クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ


このラインナップを見れば誰でも絶句する。
衝撃的歴史的録音レーベル

ドイツMELO CLASSIC
特価セール!
1CD\2300→\1690/2CD\3500→\2490
~10/5(火)午前9時

 

 このラインナップを見れば誰でも絶句する。

 ドイツに本拠を置き、タイで製作している新しい歴史的録音レーベル、MELO CLASSIC。
 過去に発売されたことのないきわめて珍しい歴史的ライヴ録音をリリースする民間の非営利団体。

 登場するアーティストは、ヴァイオリンだけでも、グリュミオー、フェラス、シェリング、メニューイン、ヴァルガ、ブスタボ、ボベスコ、ソロヴィエフ、エリック・フリードマン、ベズロドニー、ジークフリート・ボリス、メルケル、コーガン、アンドラード、オークレール、ソリアノ、エーリヒ・レーン、シュナイダーハン、ボスコフスキー・・・まさに瞠目結舌、驚天動地。

 細かいこと言ってたらきりがないですが、ボスコフスキーのドヴォルザークやブスタボのブラームスのコンチェルト、アンドラードのフランクのソナタですよ・・・どうします・・???
 こんなすさまじい音源が日の目を見ないでじっと眠っていたなんて・・・。

 演奏はそれぞれのアーティストのファンにしてみれば感涙もの。
 レコード会社との契約上リリースされなかったレパートリーやレアな音源が聴けるのである。しかもライヴならではのすさまじい緊張感。とにかく生々しいことこの上ない。正直言うと編集なしのライヴだから結構ガタガタかな、と覚悟して聴いたのだが、MELO CLASSIC、おそらく演奏内容もきちんと吟味してリリースしていると思われる。店主が聴いた数枚はどれも「この人たち、やっぱりすごいわ」という極上演奏ばかりだった。

 そして音質もまともなものをきちんと選んでいるみたいで、「極上リマスタリング」とかいうことを期待しなければ十分すぎる水準。とてもいい状態で保管されていたのだろう。聴くのが苦痛、とかいうことはまったくなかった。(ちなみに当時のナレーションもそのまま収録されていることがあるのでびっくりされませんよう・・・。)




 すでに完売し始めたタイトルも出てき始めております。完売の際はご容赦を!!


 ※特記ないものは全てモノラル録音になります。




ピアノ編
ヴァイオリン編
チェロ編
クァルテット編
指揮者編





.

ピアニスト編


MC-1000
\1690
ギーゼキング
 グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op16
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op18
ヴァルター・ギーゼキング(P)
クルト・シュレーダー指揮
ヘッセン放送響
1951年10月13日、1953年7月20日
 

MC-1001
\1690
ヴィルヘルム・ケンプ
 モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397
 ラモー:3つの手
 F.クープラン:シテール島の鐘
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調 Op28「田園」
 シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 D894
ヴィルヘルム・ケンプ(P)
1955年7月12日、1960年2月11日
  

MC-1002
\1690
ハンス・リヒター=ハーザー
 モーツァルト:
  ピアノ・ソナタ第6番 ニ長調 K284
  同第15番 ヘ長調 K533
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第16番 ト長調 Op31-1
 ハイドン:ピアノ・ソナタ第59番 変ホ長調 HobⅩⅥ:49
ハンス・リヒター=ハーザー(P)
1950年12月30日、1959年10月7日
  

MC-1003
\1690
ジュリアス・カッチェン
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
 バラキレフ:イスラメイ Op18
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第6番 ニ長調 K284
 ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO80
 シューマン:トッカータ ハ長調 Op7
ジュリアス・カッチェン(P)
1960年1月13日、1962年9月20日
  

MC-1004
\1690
ステファン・アスケナーゼ
 ショパン:スケルツォ第4番 ホ長調 Oo54
 モーツァルト:
  ピアノ・ソナタ第16番 変ロ長調 K570
  同第5番 ト長調 K283
  同第8番 イ短調 K310
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調 Op27-1  
ステファン・アスケナーゼ(P)
1955年10月20日、1958年3月2日、1958年12月11日
  

MC-1005
\1690
モニク・ド・ラ・ブルショルリ
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op110
 ソレル:古風なソナタ
 ガレス:古風なソナタ
 ロドリゲス:古風なソナタ
 リスト:「葬送」(詩的で宗教的な調べ S173より)
 ショパン:
  夜想曲 変ホ長調 Op62-2
  子守歌 変ニ長調 Op57
 シューマン:謝肉祭 Op9 
モニク・ド・ラ・ブルショルリ(P)
1959年9月5日
 

MC-1006
\1690
モニク・アース
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K330
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op83
 ドビュッシー:映像第1集
 リスト:「軽やかさ」(3つの演奏会用練習曲 HS144より)
 F.クープラン:ティク・トク・ショク、神秘的な障壁
 ラモー:1つ目の巨人、ミューズ達の対話、鳥のさえずり
 ラヴェル:「フォルラーヌ」(クープランの墓より)
 ショパン:練習曲第4番 嬰ハ短調 Op10-4
モニク・アース(P)
1956年3月19日
 

MC-1007
\1690
バックハウス
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調 Op10-2
  同第12番 変イ長調 Op26
  同第14番 嬰ハ短調 Op27「月光」
 ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op34
ヴィルヘルム・バックハウス
アマデウス弦楽四重奏団
1953年5月19日、1953年8月14日
 

MC-1008
\1690
アレクサンダー・ブライロフスキー
 (ラジオ・アナウンス)
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
 ボロディン:スケルツォ 変イ長調
 ドビュッシー:水の反映(映像第1集より)
 ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op35「葬送」
アレクサンダー・ブライロフスキー(P)
1949年10月16日
 

M-1009
\1690
アレクサンドル・ウニンスキー
 モーツァルト:
  サルティの「小羊のごとく」
    による8つの変奏曲 K460/454a
 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 HS178
 ストラヴィンスキー:
  「ペトルーシュカ」からの3楽章
 ドビュッシー:
  「水の反映」(映像第1集より)
  前奏曲第2巻より
   第7曲「月の光がふりそそぐテラス」
   第12曲「花火」
 プロコフィエフ:
  ガヴォット Op32-3
  トッカータ Op11
アレクサンドル・ウニンスキー(P)
1959年1月5日、1962年2月15日
 

M-1010
\1690
アラウ
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 Op81a
 シューマン:幻想曲 ハ長調 Op17
 ドビュッシー:ピアノのために L95
 リスト:
  メフィスト・ワルツ第1番 HS514
  「小人の踊り」(2つの演奏会用練習曲 HS145より) 
クラウディオ・アラウ(P)
1959年1月8日

MC-1011
\1690
ブランカ・ムスリン
 ショパン:
  バラード第4番 ヘ短調 Op.52
  ボレロ Op.19
  マズルカ ハ長調 Op.24-2
  マズルカ ニ長調 Op.33-2
  マズルカ イ短調 Op.67-4
  ワルツ 変イ長調 Op.34-1
  ワルツ 変ニ長調 Op.70-3
  ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35
 ラヴェル:クープランの墓
ブランカ・ムスリン(P)
1950年7月17日、1952年10月15日

MC-1012
\1690
ユリアン・フォン・カーロイ
 リスト:
  ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 HS.124
  ピアノ協奏曲第2番 イ長調 HS.125
 ドビュッシー:
  前奏曲集第1巻より
   第8曲「亜麻色の髪の乙女」
   第9曲「とだえたセレナード」
  前奏曲集第2巻より
   第12曲「花火」
 ラヴェル:水の戯れ、夜のガスパール~オンディーヌ
 リスト:
  忘れられたワルツ HS.215
  パガニーニの主題による大練習曲 HS.141~
   第3曲「ラ・カンパネッラ」
ユリアン・フォン・カーロイ(P)
ヨハネス・シューラー指揮
ハインツカール・ヴァイゲル指揮
大ベルリン放送管
1943年3月18日、1943年5月17日、1944年10月8日

MC-1013
\1690
ローズル・シュミット
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19
 ウェーバー:コンツェルトシュトゥック ヘ短調 Op.79
 R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調 AV.85
ローズル・シュミット(P)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮
大ミュンヘン放送管
プラハ・ドイツ・フィル
バンベルク響
 
 

MC-1014
\1690
ジェルジ・シフラ
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第22番 ヘ長調 Op.54
 シューマン:
  ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
  トッカータ ハ長調 Op.7
 リスト:
  エステ荘の噴水(巡礼の年 第3年 HS.163より)
  即興的ワルツ HS.213
  小人の踊り(演奏会用練習曲 HS.145より)
  超絶技巧練習曲集 HS.139~第10曲
  ハンガリー狂詩曲第6番 変ニ長調 HS.139-10
ジェルジ・シフラ(P)
 
 

MC-1015
\1690
ヴィトルト・マルクジンスキー
 ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57
ヴィトルト・マルクジンスキー(P)
 
 

MC-1016
\1690
アニー・フィッシャー
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.332
 ヘンデル:シャコンヌ ト長調 HWV.435
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調 Op.78
 シューベルト:即興曲集 D.935~
  第1番 ヘ短調、第2番 変ニ長調、第3番ヘ長調
 バルトーク:15のハンガリー農民の歌 Sz.71
アニー・フィッシャー(P)
1957年 1959年
 

MC-1017
\1690
サンソン・フランソワ
 ショパン:
  バラード第4番 ヘ短調 Op.52、
  即興曲 第1番 変イ長調 Op.29、
  夜想曲第2番 変ホ長調 Op.9-2、
  ワルツ 変ニ長調 Op.70-3
  ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-3
  ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35(第2~4楽章のみ)
 リスト:夜鳴きうぐいす、ハンガリー狂詩曲第6番 変ニ長調 HS.244
 ドビュッシー:
  月の光(ベルガマスク組曲より)
  練習曲第11番(組み合わされたアルペジオのための)
  トッカータ(ピアノのための)
 ラヴェル:夜のガスパール~絞首台、スカルボ
サンソン・フランソワ
1953年、1954年

MC-1018
\1690
イヴォンヌ・ロリオ
 アルベニス:「イベリア」より
   「エル・プエルト」、「エリタニャ」、「アルメリア」、「ラヴァピエス」
 ラヴェル:夜のガスパール~オンディーヌ、絞首台
 シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
イヴォンヌ・ロリオ(P)
1950年 1952年 

MC-1019
\1690
タチアナ・ニコラーエワ
 J.S.バッハ:
  フランス組曲 第4番 変ホ長調 BWV.815
  トッカータ 嬰ヘ短調 BWV.910
  平均律クラヴィーア曲集 第1巻より
   前奏曲とフーガ第1番~第5番(BWV.846-850)
 ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガ Op.87より
  第14曲、第1曲、第3曲、第18曲
 アンコール:
  J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲~第18、19変奏
  スカルラッティ:ピアノ・ソナタ ハ長調 L.104
  プロコフィエフ:前奏曲 ハ長調 Op.12-7
  シューマン:間奏曲(ウィーンの謝肉祭の道化より)
タチアナ・ニコラーエワ(P)
1966年
 

MC-1020
\1690
アレクサンドル・ボロフスキー
 J.S.バッハ/リスト:幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542
 J.S.バッハ:フランス組曲第5番 ト長調 BWV.816
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101
 ブラームス:
  間奏曲 変ロ短調 Op.117-2/
  同 ハ長調 Op.119-3
 ショパン:
  バラード第2番 ヘ長調 Op.38
  練習曲 イ短調 Op.25-4
  同 嬰ト短調 Op.25-7、
  同 嬰 ハ短調 Op.10-4
 リスト:コンソレーション 第3番 変ニ長調 S.172
アレクサンドル・ボロフスキー(P)
1953年

MC-1021
\1690
アリーヌ・ヴァン・バレンツェン
 ラヴェル:ソナチネ
 ショパン:
  ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58
  練習曲 変イ長調 Op.25-1
  同 イ短調 Op.25-11
 ドビュッシー:
  前奏曲集第1巻より
   第2曲「帆」、第12曲「ミンストレル」、
  同 第2巻より
   第8曲「オンディーヌ」
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第14番 Op.27-2「月光」
  同 第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」
アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(P)
1954年-1959年

MC 1022
\2300→\1690
「ポルディ・ミルトナー」
 (1)シューベルト:幻想曲 ハ長調 「さすらい人」 Op.15,D760
 (2)ショパン:ピアノ・ソナタ第2番Op.35 「葬送」
 (3)リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
 (4)ドビュッシー:版画(パゴダ,グラナダの夕べ,雨の庭)
ポルディ・ミルトナー(ピアノ)
 ヒストリカル・ファン待望のMELOCLASSIC 新譜25 タイトル!新たに指揮者シリーズも開始!ムラヴィンスキー、コンドラシン、クーベリックなども登場!

 録音:(1)1950 年11 月28 日、バーデン=バーデン (2)1950 年12 月6 日、シュトゥットガルト (3)1955 年11 月15 日、フランクフルト (4)1958 年3 月18 日、ブレーメン/78'24

 ポルディ・ミルトナー(1913-2007)はオーストリア、ウィーン生まれのピアニスト。若くして高い名声を得た。第二次世界大戦を避け1942 年にアルゼンチンに移住、南北米を中心に活躍。戦後ヨーロッパでの活動も再開、老年になってからはフランクフルトやマインツの音楽院で教職についた。ブエノスアイレスで亡くなっている。長命したにもかかわらず録音は極めて少なく、この1950 年代のドイツの放送録音からのCD は貴重。
 

MC 1023
\2300→\1690
「フリードリヒ・ヴューラー」
 (1)ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106 「ハンマークラヴィーア」
 (2)シューベルト:幻想曲 ハ長調 「さすらい人」 Op.15, D760
 (3)ベートーヴェン:ヴラニツキーのロシア舞踏による12の変奏曲イ長調 WoO.71
フリードリヒ・ヴューラー(ピアノ)
 録音:(1)1952 年11 月17 日、シュトゥットガルト (2)(3)1954 年4 月5 日、シュトゥットガルト/72'52

 ヴューラー(1900-75)は、オーストリア、ウィーン生まれのピアニスト。1940 年代まではピアニストとしてロマン派から当時最先端の新ウィーン楽派などで広範に活動したが、戦後は教職が主になった。録音は多数残しているものの、CD 化されたものは多くはない。ドイツの放送局の録音によるベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」とシューベルトの「さすらい人」幻想曲は嬉しいCD 化である。
 

MC 1024
\2300→\1690
「モニク・アースVol.2」
 (1)シューマン:クライスレリアーナ Op.16(全8曲)
 (2)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K310
 (3)ドビュッシー:ピアノのために(前奏曲,サラバンド,トッカータ)
 (4)バッハ:パルティータ第2番 ハ短調 BWV.826
モニク・アース(ピアノ)
 録音:(1)1948 年11 月20 日、フランクフルト (2)1951 年6 月13 日、シュトゥットガルト (3)1951 年7 月1 日、シュトゥットガルト (4)1951 年10 月19 日、フランクフルト/78'13

 モニク・アース(1909-87)の40 代前半のドイツでの放送録音集。ドビュッシーで高名なアースは、独墺の音楽も好んで取り上げていたが、シューマン、モーツァルト、バッハなどの録音はあまり多くない。
 

MC 1025
\2300→\1690
「ラザール・レヴィ」
 (1)ラモー:ミューズたちの対話
 (2)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K330
 (3)フランク(バウアー編):前奏、フーガと変奏 Op.18
 (4)モンポウ:内なる印象
  (哀歌1,哀歌2,哀歌3,哀歌4,悲しい鳥,
   小舟,子守歌,秘めごと,ジプシー)
 (5)モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K452
 (6)フランク:交響的変奏曲
 (7)フォーレ:月の光 Op.46-2
ラザール・レヴィ(ピアノ)
(5)ピエール・ピエルロ(Ob)
 ユリス・ドレクリューズ(Cl)
 ジルベール・クールシエ(Hr)
 フェルナン・ウーブラドー(Fg)
(6)トニ・オーバン(指揮)
 フランス国立管
(7)ジョルジュ・ジュアット(T)
 録音:(1)1963 年10 月23 日、ローザンヌ (2)(3)1955 年3 月20 日、ワルシャワ (4)1951年6 月3 日、ローザンヌ (5)1950 年2 月12日、パリ (6)1958 年3 月6 日、パリ (7)1950年2 月12 日、パリ/75'33

 名ピアノ教師として知られるラザール・レヴィ(1882-1964)は近年録音の発掘が進み演奏家としても再評価された。このCD ではソロの他、指揮者としても知られるフェルナン・ウーブラドーらと共演したモーツァルトの室内楽や、1930 年代に欧州で大活躍したテノールで、古澤淑子がパリで聞いて感激したというジョルジュ・ジュアット(1892-1969)の伴奏など、貴重な録音が含まれている。
 

MC 1026
\2300→\1690
「マリアン・フィラー」
 (1)ショパン:
  バラード第1番 ト短調 Op.23/バラード第2番 ヘ長調 Op.38/
  ポロネーズ 変ロ長調 Op.71-2/舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
 (2)ショパン:
  スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31/即興曲第1番 変イ長調 Op.29
 (3)ショパン:前奏曲集 Op.28
  (第1番 ハ長調 Op.28-1/第2番 イ短調 Op.28-2/第3番 ト長調Op.28-3/
   第4番 ホ短調 Op.28-4/第5番 ニ長調 Op.28-5/第6番 ロ短調 Op.28-6/
   第7番 イ長調 Op.28-7/第8番 嬰ヘ短調Op.28-8/第9番 ホ長調 Op.28-9/
   第10番 嬰ハ短調 Op.28-10/第11番 ロ長調 Op.28-11/
   第12番 嬰ト短調 Op.28-12)
 (4)ブラームス:間奏曲集
  (変ロ長調 Op.76-4/イ長調 Op.118-2/ハ長調 Op.119-3)
マリアン・フィラー(ピアノ)
 録音:(1)1949 年9 月19 日、シュトゥットガルト (2)1952 年7 月8 日、フランクフルト (3)1952 年7 月10 日、フランクフルト (4)1952 年7 月9 日、フランクフルト/67'51

 マリアン・フィラー(1917-2012)はポーランド、ワルシャワ生まれのピアニスト(男性ピアニスト)。ユダヤ系だったため第二次世界大戦中は収容所に送られ、瀕死の状態で生き延びた。戦後、ピアノを学び直してドイツで活動を本格化させるも、ほどなくして米国に移住、94 歳と長命したが、戦後は長く教職に就いており、残された録音は少ない。祖国の偉大な作曲家ショパンの曲を中心としたこのCD はフィラー再発見の重要な資料である。
 

MC 1027
\2300→\1690
「サンソン・フランソワVol.2」
 (1)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83
 (2)ショパン:ピアノ・ソナタ第2 番 変ロ短調 Op.35「葬送」
 (3)ドビュッシー:ベルガマスク組曲(前奏曲,メヌエット,月の光,パスピエ)
 (4)メンデルスゾーン:
  無言歌 ロ短調 Op.67-5「羊飼いの嘆きの歌」
  無言歌 イ短調 Op.62-5 「ヴェネツィアのゴンドラの歌第3番」
 (5)ショパン:夜想曲第15番 ヘ短調 Op.55-1
 (6)ドビュッシー:
  前奏曲集第1巻―「沈める寺」,「パックの踊り」
  前奏曲集第2巻―「花火」
サンソン・フランソワ(ピアノ)
 録音:(1)-(5)1960 年5 月3 日、エットリンゲン (6)1962 年4 月3 日、パリ/73'16

 サンソン・フランソワ(1924-1970)の1960 年5 月3 日、ドイツのエットリンゲン(バーデン=バーデンの近郊)での演奏会のライヴ録音が中心になっている。
 

MC 1028
\2300→\1690
「レリア・グソー」
 (1)リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124
 (2)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15
 (3)フォーレ:主題と変奏 嬰ハ短調 Op.7
レリア・グソー(ピアノ)
(1)ピエール・デルヴォー(指揮)
(2)マニュエル・ロザンタール(指揮)
(1)(2)フランス国立放送管弦楽団
 録音:(1)1953 年11 月5 日 (2)1955 年1 月24日 (3)1959 年3 月24 日、何れもパリ/78'46

 レリア・グソー(1909-97)はパリ生まれのピアニスト。ラザール・レヴィの門下生で、1937 年のショパン国際ピアノ・コンクールで第12 位入賞。人気は高かったが、録音は極めて少ない。戦後は長くパリ高等音楽院などで教え、アンヌ・ケフェレックをはじめ多数の著名なピアニストを育てている。彼女のまとまったCD はこれが初めてかもしれない。協奏曲2 曲はいずれもライヴ録音。
 なおGousseau はしばしばグッソーとカナ表記されるが、Rousseau がルッソーではなくルソーなのと同じで、促音を用いない表記が正しい。
 

MC 1029
\2300→\1690
「エリー・ナイ」
 (1)シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44
 (2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調 K.450
 (3)シューベルト:ドイツ舞曲集 D783(14曲)
エリー・ナイ(ピアノ)
(1)ホフマン四重奏団:
 【ノルベルト・ホフマン(第1Vn)、
  ヴィルヘルム・マルテンス(第2Vn)、
  フリッツ・ラウア-(Va)、
  ハンス・アドマイト(Vc)】
(2)エルンスト・シュラーダー(指揮)
 ベルリン・ドイツ歌劇場室内管弦楽団
 録音:(1)1944 年3 月14 日、ブレスラウ (2)1944 年10 月19 日、ベルリン (3)1944 年12 月1 日、ベルリン/ 67'56

 エリー・ナイ(1882-1968)は1930、1940 年代のドイツで極めて高く評価されたピアニストで、特にベートーヴェン弾きとして名を馳せた。しかし第二次世界大戦中にナチに関わったことで、戦後の活動は限定的になった。このCD には1944 年、ナイ60 代前半の全盛期の録音が3 種集められている。
 

MC 1030
(2CD)
\3500→\2490
「ヴィルヘルム・バックハウスVol.2」
 (1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
  (第6番Op.10-2/第7番Op.10-3/第14番Op.27-2「月光」)
 (2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
  (第3番Op.2-3/第21番Op.53「ワルトシュタイン」/
   第29番Op.106「ハンマークラヴィーア」)
 (3)シューベルト:即興曲 変ロ長調 D935-3,Op.142-3
 (4)ブラームス:ワルツ集
  (第1番 ロ長調 Op.39-1、第2番 ホ長調Op.39-2、
   第6番 嬰ハ長調 Op.39-6)
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
 録音:(1)1959 年9 月15 日、ブザンソン (2)(3)1953 年12 月12 日、ルートヴィヒスブルク (4)1959 年12 月2 日、シュトゥットガルト/146'03

 御存知、鍵盤の獅子王、ヴィルヘルム・バックハウスの二つのベートーヴェン演奏会のライヴ録音を収録。風格と活気が同居した実に見事なベートーヴェンを聞かせてくれる。
 

MC 1031
\2300→\1690
「ヤコブ・ギンペル」
 (1)リスト:ハンガリー狂詩曲第12番 嬰ハ短調
 (2)ショパン:
  アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22/
  即興曲 嬰ヘ長調 Op.36/練習曲 イ短調 Op.25-11「木枯らし」/
  マズルカOp.50-2/マズルカOp.63-3/スケルツォ ロ短調 Op.20
 (3)スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番 Op.53
 (4)ショパン:スケルツォ 変ロ短調 Op.31
 (5)メンデルスゾーン:無言歌 嬰ヘ短調 Op.67-2 「失われた幻想」
ヤコブ・ギンペル(ピアノ)
 録音:(1)-(3)1956 年2 月22日、シュトゥットガルト (4)(5)1961 年10 月6 日、フランクフルト/69'24

 ヤコブ・ギンペル(1906-89)は、当時のガリツィア・ロドメリア王国(オーストリア=ハンガリー帝国の支配下にあった)の首都レンベルク(現ウクライナのリヴィウ)に生まれたポーランド系のピアニスト。5 歳下の弟ブロニスワフ・ギンペルは高名なヴァイオリニスト。1920、1930 年代にはヨーロッパで幅広い人気を得たが、第二次世界大戦を避けて1938 年に米国に移住、ロサンゼルスに腰を据えた。1971 年から1986 年までカリフォルニア州立大学ノースリッジ校の教授を務めた。得意としていたショパンが中心。
 

MC 1032
\2300→\1690
「ルドルフ・フィルクスニー」
 (1)モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.396/K.385f
 (2)シューマン:ダヴィット同盟舞曲集 Op.6(全18曲)
 (3)シューベルト:3つの小品 D.946
 (4)シューマン:子供の情景 Op.15(全13曲)
ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ)
 録音:(1)1957 年9 月28 日、ルートヴィヒスブルク (2)1960 年1 月28 日 (3)1961 年12 月14 日 (4)1964 年10 月31 日 (2)-(4)バーデン=バーデン/73'22

 ルドルフ・フィルクスニー(1912-1994)は、当時のオーストリア=ハンガリー帝国のナパイェドラ(現在はチェコ東部)の生まれ。第二次世界大戦を避けて米国に亡命、巨匠として大きな尊敬を受けた。1960年前後の録音が集められており、いずれも得意の曲ばかり。
 

MC 1033
\2300→\1690
「シューラ・チェルカスキー」
 (1)ハイドン:ピアノ・ソナタ ホ短調 Hob.XVI/34
 (2)ショパン:
  バラード ト短調 Op.23、即興曲 変ト長調 Op.51、
  幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66、スケルツォ ロ短調 Op.20
 (3)チャジンズ:3つの中国の小品 Op.5
 (4)プーランク:3つの小品~トッカータ
 (5)ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
シューラ・チェルカスキー(ピアノ)
 録音:(1)-(3)1958 年2 月27 日、ブレーメン (4)1952 年2 月1 日、ブレーメン (5)1954 年3 月23 日、ヴィラ・ベルク/74'55

 シューラ・チェルカスキー(1909-95)は、ロシア帝国のオデッサ(現在はウクライナ領)の生まれだが、ロシア革命の勃発により幼くして米国に移住、ヨゼフ・ホフマンに学んでいる。1961 年に英国、ロンドンに移住。最晩年には何度も来日して日本でも大きな人気を博した。ここには1950 年代のドイツの放送録音が収録されている。
.


 MC 1034
(9CD+1DVD
4枚価格)
\8000→\6990

「モニク・デ・ラ・ブリュショルリ生誕100周年記念録音集」
モニク・デ・ラ・ブリュショルリ(ピアノ)
CD1(69:43)
 (1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
  (サン=サーンスによるカデンツァを使用)
 (2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73 「皇帝」
(1)アンドレ・クリュイタンス(指揮)
 パリ音楽院管弦楽団
 1943年5月14日,
  パリ VOXによるスタジオ録音(未刊行)
(2)レオポルト・ルートヴィヒ(指揮)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 1948年6月20日,ベルリン
  (ベルリン放送によるライブ録音)
CD2(67:48)
 (1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
 (2)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調Op.30
(1)ヨーゼフ・デュンヴァルト(指揮)
 ヴュルテンベルク国立管弦楽団
 1946年5月7日,シュトゥットガルト
  (南ドイツ放送による放送用スタジオ録音)
(2)エルネスト・アンセルメ(指揮)ボストン交響楽団
 1951年12月14日,ボストン(ライヴ録音)
CD3(72:54)
 (1)ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21
 (2)サン=サーンス:
  ピアノ協奏曲第5番 ヘ長調 Op.103「エジプト風」
 (3)フランク:交響的変奏曲 嬰ヘ短調
(1)イオネル・ペルレア(指揮)コロンヌ管弦楽団
 1955年10月4日,
  パリ VOXによるスタジオ録音(未刊行)
(2)イオシフ・コンタ(指揮)ルーマニア国立放送管弦楽団
 1966年12月16日,ブカレスト
  (ルーマニア放送によるライヴ録音)
(3)エミル・シモン(指揮)
 クルジュ・フィルハーモニー交響楽団
  (現トランシルヴァニア国立フィルハーモニー管弦楽団)
 1966年12月18日,クルジュ
  (ルーマニア放送によるライヴ録音)

CD4(76:28)
 (1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
 (2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
 (3)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K.545
 (4)D.スカルラッティ(タウジヒ/フィリップ編):
  ソナタ ニ短調 K.9/ソナタ ホ長調 K.20
 (5)ハイドン:ピアノ・ソナタ ホ短調 Hob.XVI:34

(1)ジャン・フルネ(指揮)
  フランス国立放送管弦楽団
 1956年12月17日,パリ(RTFによるライヴ録音)
(2)アールパード・ゲーレツ(指揮)ローザンヌ室内管弦楽団
 1963年3月7日,ローザンヌ
  (スイス・ロマンド放送による放送用スタジオ録音)
(3)1952年12月14日、ミュンヘン
 バイエルン放送による放送用スタジオ録音
(4)1950年10月,パリ NIXAによるスタジオ録音
(5)1947年10月22日,ロンドン HMVによるスタジオ録音
CD5(61:31)
 (1)バッハ:ピアノ協奏曲 ニ短調 BWV1052
 (2)バッハ:オルガン協奏曲 ニ短調 BWV596(ピアノ演奏)
 (3)フィリップ:
  バッハのコラール「イエスよ、あなたの四肢となった人たちを」
  (カンタータ「神の子が現れた」BWV40第8曲)
   に基づくピアノ編曲
 (4)バルバストル:ロマンス ハ長調
 (5)ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:35
 (6)クレメンティ:ピアノ・ソナタ ニ長調 Op.26-3
(1)ヨーゼフ・デュンヴァルト(指揮)
 ヴュルテンベルク国立管弦楽団
 1948年5月16日、シュトゥットガルト
  (南ドイツ放送による放送用スタジオ録音)
(2)1946年6月24日,ベルリン
 (ベルリン放送による放送用スタジオ録音)
(3)1965年11月19日、ハム(家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(4)(5)1961年5月19日,ミュンヘン
 (家族所蔵の音源 スタジオ録音)
(6)1965年2月2日,ヘーヒスト
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
CD6(73:17)
 (1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13 「悲愴」
 (2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
 (3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
 (4)ベートーヴェン:エコセーズ 変ホ長調 WoO 83
 (5)シューベルト(フィリップ編):
  36の独創的な舞曲 Op.9 D.365―第19番,第20番
 (6)シューベルト:
  感傷的なワルツ D.779 Op.50および
   高雅なワルツ集 D.969 Op.77からの自由な抜粋
 (7)メンデルスゾーン:ロンド・カプリチョーソ ホ長調 Op.14
 (8)メンデルスゾーン:無言歌 イ長調 Op.62-6 「春の歌」
 (9)メンデルスゾーン:無言歌 ハ長調 Op.67-4 「紡ぎ歌」
 (10)ブラームス:ワルツ第2番 ホ長調 Op.39-2
 (11)ブラームス:ワルツ第6番 嬰ハ長調 Op.39-6
(1)1961年5月19日,ミュンヘン
 (家族所蔵の音源 スタジオ録音)
(2)1965年11月22日,カールスルーエ
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(3)1965年2月2日,ヘーヒスト
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(4)1965年11月19日,ハム(家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(5)1947年5月22日,ロンドン(HMVによるスタジオ録音)
(6)1965年11月19日,ハム(家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(7)1954年11月21日,リューベック
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(8)1965年11月22日,カールスルーエ
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(9)1959年,ドイツ(家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(10)(11)1950年11月14日,ミュンヘン
 (バイエルン放送による放送用スタジオ録音)
CD7(79:03)
 (1)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
 (2)ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
 (3)ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
 (4)ショパン:バラード ヘ短調 Op.52
 (5)ショパン:
  ワルツ イ短調 Op.34-2/
  ワルツ 変ニ長調 Op.64-1 「小犬のワルツ」/
  ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2/ワルツ ロ短調 Op.69-2/
  ワルツ 変ト長調 Op.70-1/
  ワルツ 変ニ長調 Op.70-3/ワルツ ホ短調
 (6)ショパン:ワルツ 変イ長調 Op.42
 (7)ショパン:
  マズルカ ヘ短調 Op.7-3/マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3
(1)1965年2月2日,ヘーヒスト
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(2)1952年12月14日,ミュンヘン
 (バイエルン放送による放送用スタジオ録音)
(3)1955年10月4日,
 パリ VOXによるスタジオ録音(未刊行)
(4)1965年11月22日,カールスルーエ
 (家族所蔵の音源ライヴ録音)
(5)1956年4月28日,ハンブルク
 (北ドイツ放送による放送用スタジオ録音)
(6)1954年11月21日,リューベック
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(7)1962年2月6日,ミュンヘン
 (家族所蔵の音源 スタジオ録音)
CD8(71:40)
 (1)シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18
 (2)シューマン:ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.11
 (3)シューマン:謝肉祭 Op.9 (スフィンクスを除く20曲)
 (4)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番 イ短調 Op.28
 (5)プロコフィエフ:トッカータ ハ長調 Op.11
 (6)ファリャ:火祭りの踊り
(1)1965年11月22日,カールスルーエ
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(2)1966年12月8日,ブカレスト
 (ルーマニア放送によるライヴ録音)
(3)1965年1月13日,パリ
 (RTFによる放送用スタジオ録音)
(4)-(6)1965年11月19日,ハム
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
CD9(77:35)
 (1)イベール:小さな白いロバ
 (2)ダカン:かっこう
 (3)ヴィラ=ロボス:道化人形
 (4)サン=サーンス:トッカータ Op.111-6
 (5)シマノフスキ:変奏曲 Op.3
 (6)バルトーク:民謡による3つのロンド Sz.84―第1番
 (7)ショスタコーヴィチ: 
  バレエ「黄金時代」からのポルカOp.22b-3
 (8)ドビュッシー:
  雨の庭/亜麻色の髪の乙女/レントより遅く
 (9)ドビュッシー:沈める寺
 (10)ヴァリアー:トッカータ
 (11)デュティユー:ピアノ・ソナタ
 (12)アンドレ・ペイレーニュによる
  ブリュショルリへのインタビュー
 (13)ヴィルヘルム・ケンプによるブリュショルリの思い出
 (14)オイゲン・ヨッフムによるブリュショルリの思い出
(1)1948年6月16日,ベルリン
 (ベルリン放送による放送用スタジオ録音)
(2)1948年6月24日,ベルリン
 (ベルリン放送による放送用スタジオ録音)
(3)1948年6月16日,ベルリン
 (ベルリン放送による放送用スタジオ録音)
(4)1951年11月17日,ミュンヘン
 (バイエルン放送による放送用スタジオ録音)
(5)1952年12月14日,ミュンヘン
 (バイエルン放送による放送用スタジオ録音)
(6)1954年11月21日,リューベック
 (家族所蔵の音源 ライヴ録音)
(7)1961年5月19日,ミュンヘン
 (家族所蔵の音源 スタジオ録音)
(8)1966年12月8日,ブカレスト
 (ルーマニア放送によるライヴ録音)
(9)(10)1966年12月18日,クルジュ
 (ルーマニア放送によるライヴ録音)
  ※ブリュショルリの最後の演奏会のライヴ録音
(11)1950年頃,パリ(家族所蔵の音源 スタジオ録音)
(12)1972年11月2日,パリ
 (家族所蔵の音源 放送用スタジオ録音)
(13)(14)1973年5月19日,ミュンヘン
 (バイエルン放送による放送用スタジオ録音)
ボーナスDVD(32:25)
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
アンドレ・ヴァンデルノート(指揮)
RTFフィルハーモニー管弦楽団
1963年2月16日,パリ (RTFによる放送用スタジオ収録)
(リージョン・コード:0、NTSC、4:3、LPCM MONO)
 事故に巻き込まれるほんの数時間前の演奏も収録モニク・デ・ラ・ブリュショルリ 生誕100周年記念録音集!

 録音:1943-1966 年、650m + DVD 32'25

 フランスの名ピアニスト、モニク・デ・ラ・ブリュショルリ(1915―1972)の生誕100周年を記念して、meloclassicが素晴らしい録音集を刊行した。
 ブリュショルリはパリに生まれ、幼くして目覚しい楽才を発揮し、1930年代後半から精力的に活躍、大変な人気を誇った。しかし1966年12月18日、ルーマニアでの楽旅の移動中に交通事故に遭い、51歳で引退。残された商業録音が少なかったことから幻の名ピアニストとして生前から伝説的存在だった。近年、再評価が進んでいる。
 今回meloclassicが発売する650分もの録音集には、いくつかの商業録音(未刊行録音を含む)や放送局の録音に加え、ブリュショルリの家族が保管していた秘蔵音源も多数含まれており、初出音源が非常に多い。その中には彼女が事故に巻き込まれるほんの数時間前の演奏も含まれている。
 もちろん演奏そのものもたいへんに素晴らしく、活気に満ちていながら気品も高いというブリュショルリの稀有な特徴が幅広い曲で発揮されているのを実感できる。
 さらにチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番というお宝映像や、インタビュー、ケンプとヨッフムの回想も貴重だ。ブリュショルリの娘、ディアヌ・デ・ラ・ブリュショルリの解説(仏語およびその英語訳)も、家族だからこその情報が含まれている。ブリュショルリに興味がある人はもちろん、広くピアノを愛する人に聞いてほしい内容である。



.


MC 1035
\2300→\1690
「アンドレ・チャイコフスキ」
 (1)ハイドン:変奏曲を伴ったアンダンテ ヘ短調Hob.XVII:6
 (2)ハイドン:ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:49
 (3)モーツァルト:
  ピアノ・ソナタ第15番(旧第18番)ヘ長調 K.533/494
 (4)シューマン:交響的練習曲 Op.13
 (5)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番イ短調Op.28
アンドレ・チャイコフスキ(ピアノ)
 (1)-(3)1964 年4 月10 日 ハンブルク 北ドイツ放送による放送用スタジオ録音 (4)1963 年3 月26 日 シュトゥットガルト 南ドイツ放送による放送用スタジオ録音 (5)1962 年1 月20 日 バーデン=バーデン 南西ドイツ放送による放送用スタジオ録音/77'20

 近年ではむしろ作曲家としての名前の方をよく耳にするアンドレ・チャイコフスキ(1935-1982)。この名前は西欧向けの芸名で、本名はロベルト・アンジェイ・クラウトハメルというワルシャワ生まれのポーランド人。幼い頃に第二次世界大戦が始まると、ユダヤ系であることを隠すため、アンジェイ・チャイコフスキ Andrzej Czaikowski と名を騙った。
 第二次世界大戦後、ピアノの勉強を再開、パリ音楽院で名教師ラザール=レヴィに学ぶ。稀に見る高水準だったことで伝説的な1955 年のショパン・コンクー(第1 位がアダム・ハラシェヴィチ、第2 位がウラディーミル・アシュケナージ、第3 位がフー・ツォン)で第8 位を獲得、以降パリさらにロンドンを拠点に活躍したが、大腸がんのため46 歳で亡くなった。
 商業録音はいろいろあったが、CD になっているものは少なく、この20 代後半のドイツの放送録音は貴重だ。
 


MC 1036
\2300→\1690
「イソ・エリンソン」
 (1)リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
 (2)ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」
 (3)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
イソ・エリンソン(ピアノ)
 (1)1955 年9 月5 日、(2)(3)1959 年2 月14 日 (1)-(3)ハンブルク 北ドイツ放送による放送用スタジオ録音、74'37

 イソ・エリンソン(1907-1964 Iso はIsaac の愛称)は、ロシア帝国時代のベラルーシのマヒリョウ(モギリョフ)生まれ。母はアントン・ルビンシテインの弟子だったという。
 レニングラード音楽院で名教師として知られるフェリックス・ブルーメンフェルト(シモン・バレルやウラディーミル・ホロヴィッツの師匠)に学んだ後、1920 年代末にはロンドンやベルリンで大きな人気を得た。
 1930 年代に英国籍を取得、ヨーロッパや米国で精力的な演奏活動を繰り広げていた。しかし1964年、ロンドンでの演奏会で休憩中に急死した。エリンソンは実力、人気とも高いピアニストだったが、どういうわけか商業録音が極めて少なく、まさに幻の名ピアニストだった。
 このCD にはエリンソンの50 歳前後のリストとショパンのピアノ・ソナタの録音が収録されている。
 


MC 1037
(2CD)
\3500→\2490
「ジャクリーヌ・エマール」
 (1)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第9番 ニ長調 K.311
 (2)ラヴェル:夜のガスパール
 (3)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332
 (4)ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」
 (5)フォーレ:
  夜想曲第1番 変ホ短調 Op.33-1、舟歌第2番 ト長調 Op.41
 (6)ブラームス:
  間奏曲 ロ短調 Op.119-1、バラード ト短調 Op.118-3
 (7)ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調Op.57「熱情」
 (8)シューマン:クライスレリアーナ Op.16
 (9)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第5番 ト長調 K.283
ジャクリーヌ・エマール(ピアノ)
 (1)1958 年10 月23 日 ケルン 西ドイツ放送による放送用スタジオ録音 (2)1961 年6 月16 日 ハノーファー 北ドイツ放送による放送用スタジオ録音
 (3)(4)1962 年2 月10 日 パリ 放送用スタジオ録音 家族所有の音源 (5)1964 年3 月12 日 フランクフルト ヘッセン放送による放送用スタジオ録音
 (6)(7)1967 年1 月28 日 パリ 放送用スタジオ録音 家族所有の音源 (8)1969 年6 月21 日、(9)1972 年2 月26 日 (8)(9)パリ ライヴ録音 家族所有の音源/158'14

 女性ピアニストが好きなピアノファンは絶対逃せないCD2 枚。
 ジャクリーヌ・エマール(1922-2008)は南仏ニース生まれのピアニスト。パリ音楽院卒の母ブランシュによって3 歳からピアノを習い始め、生地で10 歳で演奏会デビュー。第二次世界大戦が終結するとすぐパリに移り、イーヴ・ナットに学ぶ。事実上引退する1980 年代まで独奏に室内楽に広く活躍したにもかかわらず、彼女の録音は少なく、独奏の録音はさらに少なかった。
 そこにこの2CD が登場。ようやく彼女の高い実力を耳にできることになった。
 いずれもエマールの素晴らしく魅力的な演奏をしっかり伝えてくれるものばかり。ことに1972 年のモーツァルトのト長調のピアノ・ソナタは、ライヴのステレオ録音ということもあって、エマールの類稀な美質がしっかり捕らえられた絶品。
 


MC 1038
\2300→\1690
「アルトゥール・ルービンシュタイン」
 バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ ニ短調
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」
 シューマン:「謝肉祭」 Op.9
 ミヨー:ブラジルの郷愁 Op.67
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
 1948 年10 月13 日 パリ フランス放送によるライヴ録音、74'11

 20 世紀最大のピアニストの一人、アルトゥール・ルービンシュタイン(1887―1982)が1948 年10 月13日、パリのサル・プレイエルで催したリサイタルのライヴ録音。
 ルービンシュタインは61 歳だったが、89歳まで現役だったルービンシュタインにしてはまだ若い時期、驚くほど覇気に満ちた演奏で、ことに極めて個性的なワルトシュタイン・ソナタには驚くしかない。大ピアニストの真の姿が伝わってくる。
 


MC 1039
\2300→\1690
「エディト・ファルナディ」
 リスト:
  (1)バラード第2番 ロ短調
  (2)スペイン狂詩曲
  (3)3つの演奏会用練習曲第2番 ヘ短調 「軽やかさ」
  (4)パガニーニによる大練習曲
  (5)ヴェルディの「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ
  (6)ワーグナーの「タンホイザー」の客人の入場
エディト・ファルナディ(ピアノ)
 (1)-(3)1957 年5 月2 日 シュトゥットガルト近郊ウンターテュルクハイム (4)1961 年3 月15 日シュトゥットガルト
 (5)(6)1968 年5 月7 日シュトゥットガルト (1)-(6)シュトゥットガルト 南ドイツ放送による放送用スタジオ録音/71'37

 このCD はリスト・マニアはぜひ買うべきだろう。エディト・ファルナディ(1921―1973)はハンガリーのブダペスト生まれのピアニスト。天才少女として知られ、7 歳でリスト音楽院に入学、ベラ・バルトークに学んだ。第二次世界大戦後の1945 年にウィーンに移住してから国際的な名声を獲得。ことに1950 年代の米国のWestminster 社への一連の録音は極めて高い評価を得た。だがその後の録音は非常に少ない。
 1963 年から亡くなるまでグラーツ音楽アカデミーで教職に就いていたが、晩年は長く癌で闘病していたという。
 彼女の高度なテクニックと情熱に満ち、けれど悪魔的というよりは気高い意志を感じるリストは極めて魅力的だ。1968 年録音の2 曲はステレオ録音。


 店主が大騒ぎしているファルナディの未知の音源が登場。
 ファルナディについてはこちらでどうぞ・・・



 


MC 1040
\2300→\1690
「アニェル・ブンダヴォエト」
 (1)ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲 変ニ長調 Op.38
 (2)サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.22
 (3)フランク:前奏曲、コラールとフーガ
アニェル・ブンダヴォエト(ピアノ)
(1)ウジェーヌ・ビゴ(指揮)
 パリ交響楽団
(2)ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
 スイス・ロマンド管弦楽団
 (1)1954 年7 月7 日 パリ フランス・ラジオ・テレビ放送による放送用スタジオ録音 (2)1976 年 ジュネーヴ スイス・ロマンド放送によるライヴ録音 (3)1955 年12 月31 日 パリ フランス・ラジオ・テレビ放送による放送用スタジオ録音/76'33

 アニェル・ブンダヴォエト(1922-2015)は、フランス中部、ピュイ=ド=ドーム県のアンベールに生まれたピアニスト。彼女の父方の源流はベルギーのヘントにあり、Bundervoet という姓はヘント近辺では珍しくない。そのためフランスにおいてもBundervoet は外来姓とみなされ語尾のt を発音するのが普通である。
 7 歳からマルセイユ音楽院で学んだ後、パリ音楽院でラザール・レヴィの指導を受ける。第二次世界大戦後、ブンダヴォエトは華々しく活躍し、1950 年代にはレコード用の録音もしている。
 しかしリューマチを患ったことと、1956 年に離婚して子育てのための安定した生活が必要だったことで早くに演奏会活動を縮小し、長年ヴェルサイユ音楽院の教授を務めた。そのため92 歳まで長命したにもかかわらずごく一部のピアノマニアしか知らない伝説のピアニストになってしまった。
 このCD ではなんといっても名匠ヴォルフガング・サヴァリッシュと競演したサン=サーンスのピアノ協奏曲第2 番のライヴ録音が聞きものだ。情熱的なブンダヴォエトと理知的なサヴァリッシュは始めこそ今ひとつかみ合っていないが、第3 楽章のタランテラではブンダヴォエトがサヴァリッシュを熱気の渦に巻き込んでしまい、鳥肌が立つような名演を繰り広げている(残念ながらモノラルだが音質は悪くない)。伝説のピアニストの真髄がついに聞けるCD だ。
 

MC 1041
(2CD)
\3500→\2490
「ハリウッド・ボウルでのワルター・ギーゼキング」
 (1)シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op 54
 (2)ラヴェル:海原の小舟,オンディーヌ,道化師の朝の歌
 (3)R.シュトラウス(ギーゼキング編):セレナーデ Op 17-2
 (4)ドビュッシー:月の光
 (5)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op 18
 (6)シューベルト:即興曲第3番 変ロ長調 D 935、即興曲第4番 変イ長調 D 899
 (7)メンデルスゾーン:ロンド・カプリッチョーソ Op 14
 (8)D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K 9
 (9)メンデルスゾーン:無言歌 ホ長調 Op 19-1
 (10)グリーグ・ピアノ協奏曲 イ短調 Op 16
 (11)カステルヌオーヴォ=テデスコ:糸杉 Op 17
 (12)スコット:ハスの国(桃源郷) Op 47-1
 (13)ドビュッシー:
  アラベスク第1番,アラベスク第2番,ゴリウォーグのケークウォーク
 (14)グリーグ:トロールの行進 Op 54-3
ワルター・ギーゼキング(ピアノ)
(1)エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
 ロサンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団
(5)(10)アイズラー・ソロモン(指揮)
 ロサンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団

 録音:(1)-(4)1955年8月23日、(5)-(9)1956年8月16日、(10)-(14)1956年8月23日 何れもロサンジェルス ライヴ録音 (158'34)

 ワルター・ギーゼキング(1895-1956)が、米国、ロサンジェルスのハリウッド・ボウルで行った野外演奏会でのライヴ録音。すべて世界初出と思われる。
 ことに1956年8月23日のグリーグのピアノ協奏曲は、スタジオ録音とはかなり異なった、聴衆を前にして燃えるギーゼキングのかなり激しい演奏に驚かされる。一方1955年8月23日のシューマンの協奏曲はエーリヒ・ラインスドルフの理知的な音楽性にピタリとあった密度の濃い演奏。
 さらにギーゼキングが得意としながら戦後の録音が発掘されなかったラフマニノフのピアノ協奏曲第2番がありがたい(ただしオーケストラが不鮮明)。独奏小品はいずれもギーゼキングの十八番ばかりだが、カステルヌオーヴォ=テデスコとスコット、そしてもしかしたらグリーグのトロールの行進は、ギーゼキングの演奏としては初めて世に出たものかもしれない。音質は1950年代半ばの米国のライヴ録音の標準というところ。

 

MC 1042
(2CD)
\3500→\2490
「ヴィルヘルム・ケンプ フランスでのリサイタル 1959-1967」
 (1)ヘンデル(ケンプ編):シャコンヌ ト長調 HWV 435
 (2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 Op 31-3
 (3)ブラームス:6つの小品 Op.118
 (4)ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ Op.22
 (5)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101
 (6)ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
 (7)シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
 (8)シューマン:謝肉祭 Op.9
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)

 録音:(1)-(4)1959年7月10日 フランス,ディヴォンヌ=レ=バン ライヴ録音、(5)1967年9月13日 フランス,ブザンソン、(6)(7)1959年7月16日 フランス,プラド ライヴ録音、(8)1967年9月13日 フランス,ブザンソン ライヴ録音 (157'42)

 ヴィルヘルム・ケンプ(1895―1991)の概ね60代のフランスでのライヴ録音。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ2曲に、シューマンの幻想曲と謝肉祭、ブラームスのヘンデル変奏曲などなど、充実した内容だ。
 曲の核へと突っ込んでいくようなケンプの演奏は、ライヴ録音の方がずっと本領を発揮しているように思われる。

 

MC 1043
(2CD)
\3500→\2490
「エディト・ピヒト=アクセンフェルト ドイツ放送局録音 1952-1956年」
 (1)ハイドン:ピアノ・ソナタ 嬰ハ短調 Hob XVI:36
 (2)ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2-3
  ピアノ・ソナタ第22番 ヘ長調 Op.54
 (3)ブラームス:8つのピアノ小品 Op.76
 (4)ショパン:
   2つの夜想曲,4つのマズルカOp.68,
   ポロネーズ 変ホ短調Op.26-2
  シューマン:フモレスケ 変ロ長調 Op.20
 (5)ショパン:12の練習曲 Op.10
エディト・ピヒト=アクセンフェルト
 (ピアノ)

 録音:(1)1956年4月24日、(2)1952年6月19日、(3)1954年10月18日、(4)1953年8月3日、(1)-(4)西ドイツ,フランクフルト 放送用スタジオ録音、(5)1953年5月28日 西ドイツ,シュトゥットガルト 放送用スタジオ録音/157'50

 エディト・ピヒト=アクセンフェルト(1914-2001)は、日本ではバッハのチェンバロ奏者として知られているだろうが、彼女はピアノ奏者としても素晴らしく卓越した名手だった。
 このCD2枚には、1950年代のドイツでの彼女の放送録音からハイドン、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、ブラームスを収録している。ことにベートーヴェンのソナタ第3番は、20世紀半ばの演奏とは信じられないくらい新鮮な演奏で、第22番ともども、重厚なベートーヴェンが蔓延る時代に何十年も時代を先取りしたような演奏に感嘆させられる。
 また彼女は1937年のショパン・コンクールで6位入賞しているが、ショパンの録音はごく僅か。まだ壮年期の練習曲の演奏はたいへん貴重なだけでなく、バッハ弾きピヒト=アクセンフェルトとは異なった情熱的ピアニストの顔が垣間見られる。

 

MC 1044
(2CD)
\3500→\2490
「レーヌ・ジャノリ フランスでのリサイタル 1962-66年」
 (1)バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3
  シューベルト:即興曲 変イ長調 D899
  リスト:ハンガリー狂詩曲第9番 HS 244/9
 (2)シューマン:ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.11
 (3)バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ ニ短調 BWV1004
  シューベルト:ピアノ・ソナタ イ長調 D664
  ブラームス:ラプソディ ト短調 Op.79-2
  ショパン:24の前奏曲 Op.28
  D.スカルラッティ:ソナタ ハ長調 K159
レーヌ・ジャノリ(ピアノ)

 録音:(1)1962年12月19日 フランス,パリ 放送用スタジオ録音、(2)1962年7月24日 フランス,ディエップ ライヴ録音、(3)1966年2月28日 フランス,パリ ライヴ録音 (157'51)

 フランスのピアニスト、レーヌ・ジャノリ(1915-1979)は今でも根強い人気を誇るピアニスト。パリに生まれパリで亡くなった生粋のパリジェンヌである彼女は、アルフレード・コルトーの高弟としても知れており、知性と情熱と詩情をバランスよく兼ね備えたピアニストだ。
 彼女はモーツァルトやシューマンのピアノ作品の網羅的録音を残した一方で、他の作曲家の録音は多くはない。したがってこの2CDに収録されたバッハ、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスはいずれも貴重なものだ。そしてことにショパンの24の前奏曲は、パリの洗練を持ちつつ動的な情熱が垣間見える、ジャノリの本領が発揮された演奏だ。

 

MC 1045
\2300→\1690
「サンソン・フランソワ サル・プレイエルでのリサイタル 1965年」
 シューマン:交響的練習曲 Op.13
 ショパン:マズルカ 変ニ長調 Op.33-3
 ショパン:マズルカ ヘ短調 Op.63-2
 ショパン:バラード 変イ長調 Op.47
 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 HS178
 リスト:「ドン・ジョヴァンニ」の回想 HS418
 ショパン:練習曲 変ト長調 Op.25
サンソン・フランソワ(ピアノ)

 録音:1965年1月19日 フランス,パリ ライヴ録音、79'18

 酒と煙草と音楽を愛した強烈な個性の名ピアニスト、サンソン・フランソワ(1924-1970)が、1965年1月19日にパリのサル・プレイエルで行ったリサイタルのライヴ録音。
 目玉はリストの力作、ピアノ・ソナタ。フランソワは意外なことにリストの録音そのものが多くなく、彼の弾くピアノ・ソナタはこれが初かもしれない。
 フランソワらしくリストの型破りな音楽がさらに自在に操られ、実に魅力的。一方シューマンの交響的練習曲では、シューマンの幻想的ロマンティシズムとフランソワの自由な感性がピタリとあった素晴らしい演奏。その他の小品もフランソワならではの魅力が詰まっている。

 

MC 1046
\2300→\1690
「ジョルジュ・シフラ ブザンソンでのリサイタル 1961年」
 ベートーヴェン:英国国歌による7つの変奏曲 ハ長調 WoO78
 シューマン:ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.11、トッカータ ハ長調 Op.7
 ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49、ポロネーズ 変イ長調 Op.53
 リスト:
  超絶技巧練習曲第5番変ロ長調「鬼火」、
  ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調
ジョルジュ・シフラ(ピアノ)

 録音:1961年9月16日 フランス,ブザンソン(ライヴ録音) 75'12

 カリスマ的人気を誇ったハンガリー出身のピアニスト、ジョルジュ・シフラ(1921―1994)。
 このCDは1961年9月16日にブザンソンで行われたリサイタルのライヴ録音。シフラといえば超絶技巧なのだが、ここではまず冒頭のベートーヴェンの変奏曲のキリリと引き締まった演奏が素晴らしい。
 シフラを腕達者なピアニストとしてしか認識していない人は驚嘆することだろう。そして演出の巧いショパン、そして無比無双のリスト2曲。ライヴに燃えるシフラの凄さがここに詰まっている。

 

MC 1047
\2300→\1690
「コンラート・ハンゼン ベートーヴェンのピアノ・ソナタを弾く」
 ベートーヴェン:
  (1)ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53 「ワルトシュタイン」
  (2)ピアノ・ソナタ第25番 ト長調 Op.79
  (3)ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
  (4)ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
コンラート・ハンゼン(ピアノ)

 録音:(1)1952年11月26日 西ドイツ,フランクフルト 放送用スタジオ録音、(2)(4)1956年9月22日 西ドイツ、シュトゥットガルト,ウンターテュルクハイム、(3)1963年7月19日 西ドイツ,フランクフルト 放送用スタジオ録音 (147'39)

 エドウィン・フィッシャーの高弟で師と同様ベートーヴェンで高い評価を得たドイツのピアニスト、コンラート・ハンゼン(1906-2002)は、21世紀まで長命したにもかかわらず、後半生は長らく教職に専念していたため録音が極めて少なく、ことにベートーヴェンのピアノ・ソナタが僅かしか残されていなかった。
 今回、ドイツの放送録音から4つの録音(おそらくずべて初出)がCD1枚となったのは実にありがたい。いずれもドイツの伝統を誠実に受け継いだ無骨で味わい深いベートーヴェン。昔気質のベートーヴェンが好きなら絶対に逃せないCDだ。

 

MC 1048
\2300→\1690
「ローズル・シュミット、ドイツでの放送録音集 1940-1951年」
 (1)シューマン:ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.11
 (2)シューマン:ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 Op.22
 (3)モーツァルト:
  ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310
  ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 「トルコ行進曲付き」 K.331
ローズル・シュミット(ピアノ)

 録音:(1)1950年11月4日 西ドイツ,ミュンヘン 放送用スタジオ録音、(2)1951年1月21日 西ドイツ,ミュンヘン 放送用スタジオ録音、(3)1940年10月5日 ドイツ,シュトゥットガルト 放送用スタジオ録音 (77'42)

 MC 1013に続くローズル・シュミットの録音集。ローズル・シュミット(1911-1978)はミュンヘン生まれのピアニスト(ローズルはロジーナの愛称)。歴史的激戦として知られる1938年のウジェーヌ・イザイ・コンクールのピアノ部門で第9位入賞(第1位はエミール・ギレリス、第7位にアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ、第10位にモニク・ド・ラ・ブリュショルリ)。
 政治的にもクリーンだったシュミットは戦後ドイツの大ピアニストになっておかしくなかったのだが、彼女は若い才能を育てることの方に強い関心を持ち、1948年から亡くなる前年までミュンヘン音楽院で指導に当たった。
 そのため残された録音はとても少ない。このCDには、1950年頃のシューマンのピアノ・ソナタ2曲と、1940年のモーツァルトのピアノ・ソナタ2曲が収録されている。
 20世紀半ばのドイツにありながら、情緒に流されず構成をキチッと捉えた背筋の伸びた演奏をしているところに、後年の名教師の姿が浮かぶような演奏である。
 


MC 1049
(2CD)
¥3500→\2490
「4人の伝説的ソ連のピアニスト
  東ドイツで行った録音 1953-1960」
 ニーナ・エメリヤノヴァ(ピアノ)
 タチアナ・ゴルドファルブ(ピアノ)
 レフ・オボーリン(ピアノ)
 タチアナ・ニコラーエワ(ピアノ)

 (1)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30
   ニーナ・エメリヤノヴァ(ピアノ)
   ヘルマン・アーベントロート(指揮)ベルリン放送交響楽団
   1953年11月15日 東ベルリン 放送用スタジオ録音
 (2)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
   タチアナ・ゴルドファルブ(ピアノ)
   フランツ・コンヴィチュニー(指揮)ベルリン放送交響楽団
   1955年4月21日 東ベルリン 放送用スタジオ録音
 (3)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 Op.73 変ホ長調 「皇帝」
   レフ・オボーリン(ピアノ)
   ヘルベルト・ケーゲル(指揮)ベルリン放送交響楽団
   1960年10月23日 東ベルリン 放送用スタジオ録音
 (4)モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482
   タチアナ・ニコラーエワ(ピアノ)
   オトマール・スウィトナー(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン
   1960年10月30日 ドレスデン 放送用スタジオ録音

 ソ連のピアニスト好きのみならずピアノが好きな人たちに全員にたまらない2CD。
 モスクワ音楽院の門下生である4人のピアニストが東ドイツで行った録音が収録されている。
 
 圧巻はニーナ・エメリヤノヴァ(1912―1998)。彼女は、1915年生まれのスヴャトスラフ・リヒテル、1916年生まれのエミール・ギレリスと並んでソ連の1910年代生まれのピアニストを代表する一人だが、極めて卓越したピアニストでありながら国際的活躍をせず、録音もほとんど知られておらず、専ら名教師(母校モスクワ音楽院の教授を長年務めた)としてばかり知られていた。
 したがってこのベルリンでのラフマニノフのピアノ協奏曲第3番の録音は大変貴重。ややピアノの遠い録音でも彼女の高度な技術と女性的な情熱溢れる強い表現意欲が良く伝わってくる。伴奏が巨匠ヘルマン・アーベントロートというのがまた凄い。

 タチアナ・ゴルドファルブ(1914―1964)も強烈だ。ウクライナのオデッサ生まれ。モスクワでゲンリフ・ネイガウスに学び大きな影響を受けた。1937年のショパン・コンクールで第9位入賞。
 しかし程なくして第二次世界大戦が勃発。戦後も西側に出ることはなかった。1958年からジョージア(グルジア)のトビリシ音楽院で指導にあたり、さらに49歳の若さで亡くなってしまったため、幻の名ピアニストになってしまった。
 この1955年のチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番は実にスリリング。これぞソ連のピアニストと言うべき強靭なゴルドファルブのピアノが、じっくり腰を据えたフランツ・コンヴィチュニー指揮のオーケストラと何度もぶつかり合う。こうした競争タイプの協奏曲も実に楽しい。そしてこの録音を聞くだけでゴルドファルブの名前は確実に頭に刻み込まれるだろう。
 
 レフ・オボーリンとタチアナ・ニコラーエワについては多くを語る必要はないだろう。
 オボーリンがヘルベルト・ケーゲルと共演したベートーヴェンの皇帝協奏曲、ニコラーエワがオトマール・スウィトナー指揮のシュターツカペレ・ドレスデンと共演したモーツァルトのピアノ協奏曲第22番は、どちらもそれぞれだけで大きな話題にとなるお宝音源だ。
 
 



MC 1050
(2CD)
¥3500→\2490

「ハンス・リヒター=ハーザー
  ドイツでのピアノ・リサイタル 1948-1970」
ハンス・リヒター=ハーザー(ピアノ)
 ウェーバー:ピアノ・ソナタ第2番 変イ長調 Op 39
   1953年7月20日 シュトゥットガルト 放送用スタジオ録音
 ハイドン:アリエッタと20のヴァリエーション イ長調 Hob.XVII:2
 ショパン:演奏会用アレグロ イ長調 Op.46
   1953年5月18日 ハンブルク 放送用スタジオ録音
 ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op 5
   1954年11月5日 フランクフルト・アム・マイン
 ベートーヴェン:幻想曲 ト短調 Op.77/リスト:6つの慰め
   1960年1月20日 ハンブルク 放送用スタジオ録音
 モーツァルト:ロンド イ短調K.511/
 ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォーリ ヘ長調WoO57/シューマン:交響的練習曲Op.13
   1970年12月4日 ハンブルク 放送用スタジオ録音
 ドビュッシー:喜びの島
   1958年11月14日 ハンブルク 放送用スタジオ録音
 ドビュッシー:2つのアラベスク
   1960年2月25日 バーデン=バーデン 放送用スタジオ録音
 スクリャービン:ピアノ・ソナタ第10番 Op 70
   1957年10月14日 フランクフルト・アム・マイン 放送用スタジオ録音
 スクリャービン:悪魔的詩曲 Op.36
   1948年12月15日 フランクフルト・アム・マイン 放送用スタジオ録音

 155'55

 ドレスデン生まれの名ピアニスト、ハンス・リヒター=ハーザー(1912―1980)はベートーヴェン弾きとして名高く、残された録音もベートーヴェンがとても多く、これにブラームスが続く。
 しかし彼のレパートリーは独墺系に留まるものではなく、もっとたくさんの作曲家を聞きたいというファンの願いは強かった。
 このCDでは、ウェーバーの素敵なピアノ・ソナタ第2番、シューマンの交響的練習曲、ショパン、リスト、ドビュッシー、そしてスクリャービンも収められ、この名ピアニストに広く接することができる。
 もちろんブラームスのピアノ・ソナタ第3番は極めつけ。
 
 


MC 1051
(2CD)
¥3500→\2490
「ステファン・アスケナーゼ
  ドイツでのピアノ・リサイタル 1952-1968」
ステファン・アスケナーゼ(ピアノ)
 ショパン:12の練習曲 Op.10
   1959年12月1日 フランクフルト・アム・マイン 放送用スタジオ録音
 ショパン:夜想曲集
  (夜想曲 変ロ短調Op.9-1/夜想曲 変ホ長調Op.9-2/夜想曲 ロ長調Op.9-3/
   夜想曲 ヘ長調Op.15-1/夜想曲 ト短調Op.15-3/夜想曲 ロ長調Op.32-1/
   夜想曲 変イ長調Op.32-2/夜想曲 ト短調Op.37-1/夜想曲 嬰ヘ短調Op.48-2)
    1962年2月2日 ハンブルク 放送用スタジオ録音
 ショパン:ポロネーズ 嬰ヘ短調 Op.44
   1952年4月26日
 ショパン:ワルツ集
  (変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」/嬰ハ短調Op.64-2/ワルツ変イ長調Op.34-1 「華麗なる円舞曲」)
 シューマン:クライスレリアーナ Op.16
   1955年9月9日 ハンブルク 放送用スタジオ録音
 ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ/ソレール:ソナタ 嬰ヘ長調 R90,嬰ハ短調 R21
   1968年5月5日 ベルリン 放送用スタジオ録音

 157'30

 ステファン・アスケナーゼ(1896-1985)は、当時オーストリア=ハンガリー帝国領だったレンベルク(現在のウクライナのリヴィウ)生まれのピアニスト。
 レンベルクは元々ポーランド王国の都市でポーランド文化も色濃く残っており、アスケナーゼはポーランド生まれのショパンを敬愛しショパン弾きとして一世を風靡した。一方で彼は帝国の首都ウィーンで学んだことでオーストリアのピアニストの性格も強く、ポーランドのピアニストのように祖国愛を前に出したショパンでも、フランスのピアニストのように華麗なショパンでもなく、しっとりとした情感に満ちた深みのあるショパンを奏でた。
 二度の世界大戦に巻き込まれたため最も活躍したのは1950年代で、この頃DGが彼を起用して集中的にショパンを録音した。
 しかし99歳で亡くなる頃には知る人ぞ知るピアニストになってしまった。
 
 この2CDには全盛期のアスケナーゼのショパンがたっぷり収録されている。練習曲 Op.10は昨今のショパン演奏からすると地味に感じられるかもしれないが、落ち着き払った上品な味わいが素晴らしい。
 夜想曲はまさに月夜のロマンティシズム。そうしたアスケナーゼの特色は、おそらく商業録音では残さなかったラヴェルの高雅で感傷的なワルツでなお一層顕著。明るく色彩的なラヴェルの音楽が夜の光に照らされたように妖しく光っている。
 
 


MC 1052
(2CD)
¥3500→\2490
「伝説的フランスのピアニスト」
 マドレヌ・ド・ヴァルマレート(ピアノ)
 
モニク・アース(ピアノ) 

 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op.22
   マドレヌ・ド・ヴァルマレート(ピアノ)、アンドレ・オードリ(指揮)フランス交響楽団
   1959年7月11日 マルセイユ ライヴ録音
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271 「ジュナミ(ジュノム)」
   マドレヌ・ド・ヴァルマレート(ピアノ)
   エリック・ポール・ステクル(指揮)RTFフィルハーモニー管弦楽団
   1962年8月20日 パリ ライヴ録音
 フランク:交響的変奏曲
   モニク・アース(ピアノ)、アントン・ケルシェス(指揮)アムステルダム芸術月間管弦楽団
   1964年1月5日 アムステルダム ライヴ録音
 モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 K.478/ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 K.493
   モクニ・アース(ピアノ)、
   パスキエ三重奏団
    【ジャン・パスキエ(Vn)、ピエール・パスキエ(Va)、エティエンヌ・パスキエ(Vc)】
 モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調K.452
   モクニ・アース(ピアノ)、フリッツ・フィッシャー(Ob)、ヴァルター・トリープスコルン(Cl)、
   ヴェルナー・ビュットナー(Hr)、ヘルベルト・アントン(Fg)
   1956年7月2日 ルートヴィヒスブルク ライヴ録音
 ラモー:ガヴォットと6つのドゥーブル/クープラン:神秘の障壁,ティク・トク・ショク
   モニク・アース(ピアノ)

 1950年5月13日 シュトゥットガルト 放送用スタジオ録音(150'24)

 フランスのピアニスト、マドレヌ・ド・ヴァルマレート(1899-1999)とモニク・アース(1909-1987)の1960年前後の録音を収録。特にド・ヴァルマレートの録音が貴重。
 
 ヴァルマレートはパリ近郊モントルイユの生まれ。1907年(つまり8歳くらい)からパリ音楽院で徹底した英才教育を受け、1911年にはイシドール・フィリップの門下生となる。
 1913年には音楽院の一等賞を受けている。両大戦間には国際的に華々しく活躍していた。第二次世界大戦中はフランス国内に留まらざるを得なかったし、第二次世界大戦後はエコール・ノルマルやグルノーブル音楽院などで教職に就いたとはいえ、あまりにも録音が少なく幻の中の幻のピアニストだった。
 ちなみに彼女はマルセイユに住み、100歳の誕生日を迎えた5日後に亡くなった。粋で洒落たサン=サーンスのピアノ協奏曲第2番も素晴らしいが、ド・ヴァルマレートの美質はモーツァルトのジュナミ協奏曲の方がよく表れている。これほどに柔らかく夢見心地のモーツァルトのピアノは他にない。

 モニク・アースは、パリ生まれでラザール・レヴィ門下の名高いピアニスト。ERATO録音のドビュッシートラヴェルの網羅的な録音は今日でも名盤として親しまれている。
 フランス音楽を得意とする一方、アースはモーツァルトも素晴らしく、Meloclassicから発売された過去のCD(MC 1006,MC 1024)でも洗練されたモーツァルトを聞かせてくれたが、室内楽の録音は珍しい。パスキエ三重奏団と共演したピアノ四重奏曲は今一つ冴えない録音にもかかわらずパリ流モーツァルトの洗練美を堪能できる。
 そして彼女がおそらく商業録音を残さなかったフランクの交響的変奏曲も貴重。
 
 


MC 1053
(2CD)
¥3500→\2490
「ヴィルヘルム・ケンプ
 フランスでのピアノ・リサイタル1955―1961」
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
 ヘンデル:調子の良い鍛冶屋/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109/
 シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D.664/リスト:詩的で宗教的な調べ~葬送/
 リスト;巡礼の年第3年~エステ荘の噴水/ブラームス:幻想曲集 Op.116
   1955年9月2日 ブザンソン ライヴ録音
 ヘンデル:シャコンヌ ト長調 HWV.435
 バッハ(ケンプ編):シチリアーノ(フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV.1031から)
 バッハ(ケンプ編):目を覚ませと声が私たちを呼ぶ
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 Op.31-3
 ブラームス:ロマンツェヘ長調Op.118-5,間奏曲変ロ短調Op.117-2,間奏曲ハ長調Op.119-3
 シューマン:交響的練習曲 Op.13
   1961年7月21日 フランス,サン・マロ ライヴ録音

 157'26

 20世紀ドイツの偉大なピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプ(1895―1991)がフランスで行ったリサイタル2種のライヴ録音(ただし拍手はまったく入っていない)。
 ブザンソンでの録音ではやはりベートーヴェンのOp.109が当然のことながら大家の見事な演奏。
 しかしここで一番の驚きなのはリスト。ケンプはリストをいくらか商業録音で残しているが、「エステ荘の噴水」はこれまでなかったのではないだろうか。きらめく水の戯れを美しいモノクロ映像で撮影したようなドイツ的幻想味の色濃い演奏は大変魅力的。
 サン・マロでの録音はほぼ全部ドイツもの。ひたすらケンプの得意な曲が続く至福の時間が味わえる。
 なおどちらも冒頭に短い放送アナウンスが収録されている。
 
 
 


MC 1054
¥2300→\1690
「アンドール・フォルデス
  ドイツでのピアノ・リサイタル 1950-1968」
アンドール・フォルデス(ピアノ)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第25番 ト長調 Op.79
   1950年10月26日 フランクフルト・アム・マイン 放送用スタジオ録音
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14-1
 シューマン:トッカータ ハ長調 Op.7
   1952年10月20日 フランクフルト・アム・マイン 放送用スタジオ録音
 ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO.80
 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
 ドビュッシー:2つのアラベスク,レントより遅く
   1968年4月3日 ブレーメン 放送用スタジオ録音

 74'37

 アンドール・フォルデスのベートーヴェンを中心とした録音を集めている。
 アンドール・フォルデス(1913-1992)はハンガリー、ブダペスト生まれのピアニスト(姓は本来はoにウムラウトが付いてフェルデシュと読む)。
 若くして成功を収め、欧州楽旅に出ていたところで第二次世界大戦が勃発、米国に移り1948年には市民権も得た。
 しかし戦後の活動は欧州ことにドイツが中心である。1950年代初頭の録音では、いかにもハンガリー系らしく気合の入った前へ前へと進む快演を披露している。
 1968年の録音になると、明快さはそのままに音楽に深みがグッと増している。フォルデスの弾くドビュッシーは珍しいだろう。
 ドビュッシーにありがちな曖昧模糊とした雰囲気を一掃したキッパリサッパリした演奏で、まるで解像度が上がったようなドビュッシー。
 これもたいへん面白い。
 
 


MC 1055
¥2300→\1690
「ポルディ・ミルトナー
  ドイツでのピアノ・リサイタル 1955-1959」
ポルディ・ミルトナー(ピアノ)
 ショパン:ワルツ 変ニ長調 Op.70-3,ワルツ 変イ長調 Op.42
 リスト(ローゼンタール編):スペイン狂詩曲
 ローゼンタール:ウィーンの謝肉祭
 スメタナ:ポルカ第3番 イ短調,ポルカ第3番 ヘ長調
 スクリャービン:練習曲 変ニ長調 Op.8-10,練習曲 嬰ニ短調 Op.8-12
 プロコフィエフ:悪魔的暗示 Op.4-4
   1955年12月9日 ハンブルク 放送用スタジオ録音
 リスト:オベールの「ポルティチの物言わぬ娘」のタランテッラによるブラーヴラ風タランッテラ
 フランク:前奏曲、フーガと変奏 Op.18
 プーランク:ナポリ組曲
   1959年11月19日 ハンブルク 放送用スタジオ録音
 ドビュッシー:映像第1集
   1955年12月8日 ブレーメン 放送用スタジオ録音

 (79'37)

 Meloclassicによるポルディ・ミルトナー(1913―2007)の第2弾(第1集 MC 1022)。
 ポルディ・ミルトナー(ポルディはレオポルディーネの愛称)はウィーンの生まれ。14歳の時のデビュー公演がチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番だったというのだから驚きだ。
 天才少女として名を馳せ、十代から華々しい活躍を成したが、ナチによるオーストリア併合の際にユダヤ人音楽家たちとの関係の深さが問題視され亡命を余儀なくされた。最終的にアルゼンチンに移住。
 戦後はヨーロッパでの活動も再開しているが、華々しい活躍はできなかった。フランクフルト音楽大学やマインツ大学で教職に就きながら、長く現役を続けたものの、残された録音は片手で収まる程度。Meloclassicが発掘するまで忘れ去られていた。
 ミルトナーはウィーン音楽院でモーリツ・ローゼンタールの夫人ヘドヴィヒに学んでおり、19世紀風の自由に印象を羽ばたかせるピアノ演奏を受け継いでいる。テンポの変動の激しい伸縮自在な演奏が音楽に生命力を吹き込んでいる。
 簡易収納紙ケースを使用。
 
 ※ケース裏面の曲目で、悪魔的暗示 Op.4-4 の作曲家がスクリャービンと間違って表記されています。(代理店)
 
 


MC 1056
¥2300→\1690
「ジョン・オグドン
 ルートヴィヒスブルクでのリサイタル 1967」

 バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」
 ショパン:12の練習曲 Op.25
ジョン・オグドン(ピアノ)

 録音:1967年7月8日 ドイツ,ルートヴィヒスブルク ライヴ録音 (79'45)

 英国のピアニスト、ジョン・オグドン(1937―1989)は、1962年の第2回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門で第1位をウラディミール・アシュケナージと共に受賞し、それに続いて1960年代から1970年代初頭にかけてヴィルトゥオーソ・ピアニストとして目覚ましい活躍をしたピアニストである。
 しかしその後心身の不調に陥り、さらには52歳で亡くなってしまったことで、彼の本領を示した録音は多くない。
 この1967年のルートヴィヒスブルクでのライヴ録音(ただし拍手はまったく含まれない)ではオグドンならではの豪快さと知的さが融合した音楽が楽しめる。
 このCDでは、オグドンが商業録音を残さなかったショパンのOp.25の練習曲が貴重。
 ベートーヴェンのハンマークラヴィーア・ソナタはRCA録音のちょうど2か月前のもの。モノラルながら音質はまずまず良好。
 
 


MC 1057
¥2300→\1690
「ヤーラ・ベルネッテ
 ドイツでのピアノ・リサイタル 1961-1971」

 バッハ:パルティータ第2番 ハ短調 BWV.826
   1961年1月4日 ハンブルク 放送用スタジオ録音
 モーツァルト:幻想曲 ハ短調 KV 396
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
   1962年1月24日 ハンブルク 放送用スタジオ録音
 シューマン:蝶々 Op.2/
 ヴィラ=ロボス:ショーロス第5番,道化人形,カボークロの伝説
 グァリニエリ:黒人の踊り
   1964年2月25日 シュトゥットガルト 放送用スタジオ録音
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番 イ短調 Op.28
   1971年10月6日 フランクフルト・アム・マイン 放送用スタジオ録音
ヤーラ・ベルネッテ(ピアノ)

 (79'02)

 ヤーラ・ベルネッテ(1920-2002)のたいへん貴重な録音集。
 ヤーラ・ベルネッテは米国ボストンの生まれ。本名はヤーラ・バーネット・エプスタイン。
 彼女の叔父ホセ・クリアスはブラジルに移住したロシア生まれのユダヤ人で、リストの弟子マルティン・クラウス(クラウディオ・アラウの師匠としても知られる)に学んだ。
 クリアスは姪の才能を見抜き英才教育を施した。その甲斐あってベルネッテは天才少女として名を馳せ、十代から合衆国とブラジルで人気を博した。
 1955年、パリで欧州デビュー、以降活躍の場をドイツを中心とした欧州とブラジルに移す。ドイツでも彼女は人気でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会で何度か協奏曲を演奏している。その後1972年から1992年までハンブルク音楽院で指導に当たり、ブラジルに戻った。
 ヤーラ・ベルネッテが残した録音は僅かだが、数年前に1969年にDGに録音したラフマニノフの前奏曲集が復活してピアノ・マニアを喜ばせた。
 このCDには1960年代前半、ベルネッテ40代前半の充実した演奏が収められている。高い技術力を持ちながらそれを誇示するのではなく、バランスの良い音楽を作るタイプのピアニストで、味わい深い演奏が聴ける。
  
 







.

ヴァイオリニスト編


MC 2000
\1690
グリュミオー&ハスキル/ストラスブール・リサイタル1956
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
  K454、 K376、 K304、 K526
グリュミオー(Vn)
ハスキル(P)
1956年6月19日、ストラスブールでのライヴ 
 

MC 2001
\1690
クリスチャン・フェラス/フランクフルト放送録音
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003
  同第3番 ハ長調 BWV.1005
 タルティーニ:悪魔のトリル
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ K.526
クリスチャン・フェラス(Vn)
ピエール・バルビゼ(P)
1956年2月29日、1957年4月12日、1960年2月3日
  

MC 2002
\1690
シェリング/フランクフルト放送録音
 シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ K526
 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第3番
シェリング(Vn)
ヴォルフガング・ルドルフ(P)
ハインツ・シュレーター(P)
ギュンター・ルートヴィヒ(P)
1955年5月17日、1957年4月15日、1959年5月19日
 

MC 2003
\1690
メニューイン/アスコーナ・リサイタル1952
 タルティーニ:悪魔のトリル
 フランク・ヴァイオリン・ソナタ
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 BWV1006
 サン=サーンス:
  ハバネラ、序奏とロンド・カプリツィオーソ
メニューイン(Vn)
マルセル・ガゼル(P)
 

MC 2004
\1690
ティボール・ヴァルガ/フランクフルト放送録音
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン協奏曲、ロマンス第2番
 バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 
ティボール・ヴァルガ(Vn)
ヴィンフリート・ツィリヒ指揮
ヘッセン放送響
1949年10月19日、1950年1月30日、1951年6月13日
 

MC 2005
\1690
ギラ・ブスタボ
 パガニーニ/ヴィルヘルミ編:
  ヴァイオリン協奏曲第1番
 サン=サーンス:
  序奏とカプリチョーソ
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ギラ・ブスタボ(Vn)
ロベルト・ヘーガー指揮
ミュンヘン放送管
オトマール・ヌッシオ指揮
スイス・イタリア語放送管
1959年1月28日、1963年2月12日
 

MC 2006
\1690
ローラ・ボベスコ/シュトゥットガルト放送録音
 サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 K219
ローラ・ボベスコ(Vn)
ハンス・ミュラー=クライ指揮
シュトゥットガルト放送響
1961年7月4日、1962年5月20日
 

MC 2007
\1690
廃盤
ミリアム・ソロヴィエフ&ジュリアス・カッチェン/パリ・スタジオ107
 J.S.バッハ:
  シャコンヌ
   (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004より)
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ K304
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 
ミリアム・ソロヴィエフ(Vn)
ジュリアス・カッチェン(P)
1963年1月13日
 

MC 2008
\1690
エリック・フリードマン/パリ・シャンゼリゼ劇場録音
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番*
 ラロ:スペイン交響曲+
エリック・フリードマン(Vn)
プレートル指揮
フランス国立管*
パリ音楽院管+
1964年1月13日、1964年3月1日
 

MC 2009
\1690
イーゴリ・ベズロドニー/東ベルリン放送録音
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K218
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
イーゴリ・ベズロドニー(Vn)
クルト・マズア指揮
ジェルジ・レヘル指揮
1960年1月16日、1963年1月12日
 

MC 2010
\1690
ジークフリート・ボリス/ベルリン放送録音
 ドヴォルザーク:
  ソナチネ Op100
  3つのロマンティックな小品 Op75
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調「春」
 シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 D574
ジークフリート・ボリス(Vn)
ミヒャエル・ラウハイゼン(P)
1943年2月4日、1944年4月13日、1944年5月20日
 

MC 2011
\1690
アンリ・メルケル/フランス放送録音
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
 J.S.バッハ:
  ガヴォットとロンドー
   (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV1006より)
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ロ短調
アンリ・メルケル(Vn)
1953年12月10日、1958年12月15日
 

MC 2012
\1690
レオニード・コーガン/ボルドー・ライヴ
 ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ホ長調 HWV370
 ブラームス:スケルツォ(F.A.E.ソナタより)
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 BWV1005
 ファリャ/コハニスキ編:スペイン民謡組曲
 ラヴェル:ツィガーヌ
 ドビュッシー/ハイフェッツ編:
  美しい夕暮れ
 サラサーテ:ザパテアード
レオニード・コーガン(Vn)
ナウム・ワルテル(P)
1964年5月25日
 

MC 2013
\1690
ジャニーヌ・アンドラード/フランス放送録音
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 Op13
 シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第3番 D408
ジャニーヌ・アンドラード(Vn)
ニコール・ロレ・ド・キャステル(P)
タッソ・ヤノプーロ(P)
1958年12月2日、1960年4月11日、1960年9月20日
 

MC 2014
\1690
オークレール/フランス放送録音
 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
 バルトーク:ラプソディ第1番
 テレマン:組曲 ト長調
 ストラヴィンスキー:デュオ・コンチェルタンテ
 シューベルト:幻想曲 ハ長調 D934
ミシェル・オークレール(Vn)
ジャクリーヌ・ボノー(P)
ジャン・クロード・アンブロジーニ(P)
ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P)
1958年11月25日、1960年9月23日、1967年4月10日
 

MC 2015
\1690
ドゥニーズ・ソリアノ/フランス放送録音
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K526
 サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番
 アーン:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調
 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
ドゥニーズ・ソリアノ(Vn)
ジャンヌ=マリー・ダルレ(P)
1958年9月20日、1958年12月29日、1959年2月28日、1960年1月8日
 

MC 2016
\1690
フランスのヴァイオリニストたち
 ・ジャンヌ・ゴーティエ
  ラヴェル:ツィガーヌ
   ハンス・ロスバウト指揮
   フランクフルト国家放送協会管
     1937年
 ・ルネ・ベネデッティ
   パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
    ウジェーヌ・ビゴー指揮
    コンセール・ラムルー管
     1941年
 ・ルネ・シェメー
   ラロ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op12
   ニコール・ロレ(P)
    1947年
 ・ジャック・ティボー
  ルクレール/クライスラー編:
   タンブーラン
  モーツァルト:ロンド(ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K378より)
  サン=サーンス:ハバネラ
   1953年
 ・ミゲル・カンデラ
  パガニーニ:
   ロッシーニの「タンクレディ」の
    アリア「こんなに胸さわぎが」による序奏と変奏曲
     シモーヌ・グア(P)
      1955年
 

MC 2017
\1690
エーリヒ・レーン/
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
  1942年
 ベートーヴェン:ロマンス第2番
  1942年
 ヴィヴァルディ:3つのヴァイオリンのための協奏曲 RV551
  1942年
 シューベルト:ヴァイオリンと弦楽のためのロンド イ長調 D438
  1943年
 ベートーヴェン:ロンド ト長調 WoO41
  1944年
エーリヒ・レーン(Vn)
ハンス・シュタインコップフ指揮
大ベルリン放送管
ベルリン・フィル室内楽協会
ルドルフ・シュルツ(Vn)
ゲオルク・ニーシュテット(Vn)
ミヒャエル・ラウハイゼン(P)
 

MC 2018
\1690
伝説のドイツのヴァイオリニストたち1938-1944
 ・ジョコンダ・デ・ヴィート
  パガニーニ/クライスラー編:
   カプリス第13番
    グスタフ・ベック(P)
     1938年
 ・ルッジェーロ・リッチ
  J.S.バッハ:シャコンヌ
   (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV1004より)
  サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
  マッテゾン:アリア
   1938年
 ・リリア・ダルボーレ
  サンマルティーニ:愛の歌
  コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ第12番「ラ・フォリア」
  タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調
   1939年
 ・ティボル・フォン・ビストリツキー
  ヴェラチーニ:ラルゴ
  パガニーニ:華麗なるロンド
  サラサーテ:ナバラのホタ Op.22
   1942年
 ・諏訪根自子
  R.シュトラウス:朝
  ファリャ/コハニスキ編:ホタ
   1943-44年
 

MC 2019
\1690
シュナイダーハン/
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K219
シュナイダーハン(Vn)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮
ベルリン・ドイツ歌劇場管
ボスコフスキー/
 ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op53
ボスコフスキー(Vn)
ハンス・ヴァイスバッハ指揮
ウィーン響
1943年4月7日、1944年4月7日

MC 2020
\2300→\1690
「ブロニスラフ・ギンペル」
 (1)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82
 (2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
 (3)ゴルトマルク:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op.28
ブロニスラフ・ギンペル(ヴァイオリン)
(1)ハンス・ミュラー=クレイ(指揮)
 南ドイツ放送響
(2)ゲオルク・ショルティ(指揮)
 南ドイツ放送響
(3)アンリ・ペンシス(指揮)
 アンリ・ペンシス管弦楽団
 録音:(1)1956 年10 月2 日シュトゥットガルト (2)1957年9 月12 日シュトゥットガルト (3)1951 年12 月27日ルクセンブルグ/79'35

 ブロニスラフ(ブロニスワフ)・ギンペル(1911-79)は当時のガリツィア・ロドメリア王国(オーストリア=※ブロニスラフ(ブロニスワフ)・ギンペル(1911-79)は当時のガリツィア・ロドメリア王国(オーストリア=スト。ピアニストのヤコブ・ギンペル(1906-89)は兄。14 歳でゴルトマルクのヴァイオリン協奏曲を演奏するほどの神童振りで名を馳せた。第二次世界大戦を避けて米国に移住。戦後に国際的な活動を再開、録音も少なくない。メンデルスゾーンの協奏曲では若き日のゲオルク・ショルティが指揮を執っている。
 

MC 2021
\2300→\1690
「ジャニーヌ・アンドラード」
 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番Op.30-2
 (2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.12-3
 (3)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番K.454
 (4)ルーセル:ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.28
ジャニーヌ・アンドラード(ヴァイオリン)
(1)ジェルメーヌ・ルルー(ピアノ)
(2)(3)ハンス・アルトマン(ピアノ)
(4)ニコル・ロレ・ド・カステル(ピアノ)
 録音:(1)1957 年2 月16 日、ハンブルク (2)(3)1960 年6 月24 日、エトリンゲン (4)1955 年3 月17 日パリ/78'34

 アンドラード(1918-97)は、フランス、ブザンソン生まれのヴァイオリニスト。第二次世界大戦後に広く活躍したが、50 代で病気引退してしまい録音があまり多くは残されておらず、これらの録音は貴重である。
 

MC 2022
(CD + CD-ROM)
\3500→\2490
「ジョルジュ・エネスコ」
 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番
 (2)ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 Op.20
 (3)ラヴェル:
  ハープ、フルート、クラリネットと弦楽四重奏のための導入とアレグロ
   +インタビュー(20種CD-ROM)
ジョルジュ・エネスコ(ヴァイオリン)
(1)ジョルジュ・ド・ロスネ(ピアノ)
(2)(3)ジョルジュ・アレ(Vn)
 ガストン・マルケジーニ(Vc)
 アンリ・モロー(Cb)
 ガストン・クリュネル(Fl)
 ユリス・ドレクリューズ(Cl)
 フェルナン・ウーブラドゥ(Fg)
 ジャン・ドヴミ(Hr)
 ピエール・ジャメ(Hrp)
 録音:(1)1948 年6 月17 日、パリ (2)(3)1951 年3 月1日、パリ/73'54(CD)

 偉大なヴァイオリニスト、ジョルジュ・エネスコ(ジョルジェ・エネスク 1881-1955)のたいへん貴重な録音。独奏のベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第7 番はもちろん、パリの名手たちとの七重奏曲やラヴェルの導入とアレグロでもエネスコならではの魅惑的な音が聞いて取れる。2 枚目はCD-ROM で、1952 年のエネスコのインタビュー計5 時間30 分がMP3 で収録されている。こちらはPC かMP3 対応のプレイヤーで再生できる。
 

MC 2023
(2CD)
\3500→\2490
「ローラ・ボベスコVol.2」
 (1)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ
  (第28番 ホ短調 K.304/第24番 ハ長調 K.296/
   第40番 変ロ長調 K.454/第42番 イ長調 K.526)
 (2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ
  (第3番 変ホ長調 Op.12-3/第7番 ハ短調 Op.30-2/
   第9 番 イ長調 Op.47「クロイツェル」)
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
ジャック・ジャンティ(ピアノ)
 録音:(1)1958 年7 月4 日、ルートヴィヒスブルク (2)1958 年7 月6 日、ルートヴィヒスブルク/150'06

 日本でも人気の高いルーマニア出身でベルギーを拠点に活躍したヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコの、1958 年7 月、ルートヴィヒスブルクでのモーツァルトとベートーヴェンのリサイタルを収録。
 

MC 2024
\2300→\1690
「ドヴィ・エルリー」
 タルティーニ:牧歌 イ長調 B.A16,Op.1-13
 バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30-2
 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20
 ファリャ(クライスラー編):スペイン舞曲
ドヴィ・エルリー(ヴァイオリン)
モーリス・ビュロー(ピアノ)
 録音:1952 年12 月15 日、パリ、78'59

 ドヴィ・エルリー(1928-2012)はフランス、パリ生まれのヴァイオリニスト。1955 年にロン=ティボー国際コンクールのヴァイオリン部門で優勝し、人気、実力とも高かったが、録音が少なく、早くから幻のヴァイオリニスト状態だった。このCD には24 歳の時のリサイタルが収録されている。
 

MC 2025
(2CD)
\3500→\2490
「ポール・マカノヴィツキー」
 (1)ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30-2、第10番 ト長調 Op.96
 (2)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 Op.105
 (3)ストラヴィンスキー:ヴァイオリンとピアノのための協奏二重奏曲
 (4)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78
 (5)シェーンベルク:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 Op.47
 (6)モーツァルト:アルバネーゼの「泉のほとりで」による変奏曲K.360
 (7)ストラヴィンスキー:黄金のリンゴをもった王女たちの踊り
 (8)モンドンヴィル:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調
ポール・マカノヴィツキー(ヴァイオリン)
(1)-(6)ノエル・リー(Pf)
(7)(8)ジャージー・ヴァイタス(Pf)
 録音:(1)-(3)1961 年6 月23 日、エトリンゲン (4)-(6)1963 年3 月29 日、ブルッフザール (7)(8)1940 年代末、米国/125'40

 ポール・マカノヴィツキー(1920-98)は、スウェーデン、ストックホルム生まれのロシア系のヴァイオリニスト。まだ十歳にもならない1929 年にパリでデビュー、神童と騒がれた。1942 年に米国の軍務に志願。戦後はそのまま米国を拠点に活躍した。ジュリアード音楽院などで教職にも就いた。録音は非常に少なく、CD もごく僅かだったので、この2 枚組は待望のもの。
.


MC 2026
(2CD)
\3500→\2490
入手困難
「ワンダ・ルッザート」
 (1)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
 (2)グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調Op.45
 (3)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
 (4)シューベルト:ヴァイオリン・ソナティーネ ト短調D408
 (5)ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.12-2
 (6)フバイ:ロマンティックなソナタ ニ長調Op.22
 (7)R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調Op.18
ワンダ・ルッザート(ヴァイオリン)
ハンス・プリーグニツ(ピアノ)
 (1)1955 年2 月5 日 (2)(3)1955 年11 月9 日 (4)(5)1956 年10 月15 日 (6)1960 年2 月10 日 (7)1960 年2 月11 日
 (1)-(5)シュトゥットガルト近郊ウンターテュルクハイム (6)(7)シュトゥットガルト (1)-(7)南ドイツ放送による放送用スタジオ録音/147'39

 melo classic の秘蔵音源の中でも特にお宝度が高いもの。
 ワンダ・ルッザート(1919-2002)は北イタリア、スイスとの国境に近いヴァレーゼの生まれ。少女の時から天才ヴァイオリニストと騒がれた。1932年、ウィーンで伝説的なヴァイオリン・コンクールが催され、第1 位にジョコンダ・デ・ヴィート、第2 位にリカルド・オドノポソフ、第3 位にジークフリート・ボリスなどが入る中、僅か13 歳のルッザートが12 歳のジネット・ヌヴー(二人は同年の5 ヶ月違い)と共に第4 位を獲得して大いに話題となった。この時の審査員の一人が偉大なヴァイオリニスト、イェネー・フバイで、ルッザートは晩年のフバイの弟子になった。
 第二次世界大戦が終わるとルッザートは欧米で幅広く活躍し、1964 年には来日もしているほど。しかし彼女はまだ50 代の頃に早々に引退してしまった。残念なことに彼女はレコード用の商業録音を一つも残していない。ルッザートは生前から完全に幻のヴァイオリニストになってしまった。
 したがってこのCD に収録された録音はどれも極めて重要である。ルッザートのヴァイオリンは、インテリジェンスな品の良さ(彼女はミラノの裕福な一族の出)とフバイ仕込の深い音楽性が見事に融合したもので、非常に魅力的だ。
 ベートーヴェンやブラームスのソナタも通を唸らせる素晴らしい演奏だが、なんといっても師匠フバイのロマンティックなソナタが「こんな名曲があったのか!」と思わせるほどの絶品。ハンス・プリーグニツの伴奏も特筆すべき腕前。
 


MC 2027
\2300→\1690
「ティボール・ヴァルガ」
 (1)ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 HWV371
 (2)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
 (3)ディートリヒ,シューマン,ブラームス:
  F.A.E.ソナタ―第2楽章 間奏曲(シューマン),
  第3楽章 スケルツォ(ブラームス)
 (4)クライスラー:
  タルティーニ様式によるコレッリの主題による変奏曲
 (5)ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調Op.12-1
 (6)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調Op.108
ティボール・ヴァルガ(ヴァイオリン)
(1)(2)ハインツ・シュレーター(ピアノ)
(3)(4)フーベルト・ギーゼン(ピアノ)
(5)(6)ベルンハルト・エーベルト(ピアノ)
 (1)(2)1949 年9 月22 日 (3)(4)1959 年2 月16 日 (1)-(4)シュトゥットガルト 南ドイツ放送による放送用スタジオ録音 (5)(6)1960 年3 月18 日 ハンブルク 北ドイツ放送による放送用スタジオ録音/76'38

 ティボール・ヴァルガ(1921-2003)は、ハンガリーのジェール(ブダペストとウィーンの中間辺りの都市)に生まれたヴァイオリニスト。10 歳でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を弾くというたいへんな神童で、イェネー・フバイの招きでブダペストのフランツ・リスト音楽院に入学。第二次世界大戦後は西側に移り、国際的に活躍してたいへんな人気を博した。
 しかしその後は徐々に指揮者、教育者に比重を置くようになり、21 世紀まで生き長らえたわりには録音はあまり多く残していない。それでも1990 年代に1960、1970 年代の録音がまとまってCD になった時はかなりの評判になった。
 このCD の中ではドビュッシーのヴァイオリン・ソナタがクールな近代美の奥に激しく燃え上がる熱を感じさせる名演。
 


MC 2028
\2300→\1690
「ジョルジュ・エネスコ」
 (1)バッハ:
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調 BWV.1015
  ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 BWV.1017
 (2)シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D803
ジョルジュ・エネスコ(ヴァイオリン)
(1)セリニ・シャイエ=リシェ(ピアノ)
(2)ユリス・ドレクリューズ(クラリネット)
 フェルナン・ウーブラドゥ(ファゴット)
 ジャン・ドヴェミ(ホルン)
 ジョルジュ・エネスコ(ヴァイオリン)
 ジョルジュ・アレス(ヴァイオリン)
 ガストン・マルケジーニ(チェロ)
 アンリ・モロー(コントラバス)
 (1)1951 年1 月4 日 パリ (2)1951 年3 月1 日 (1)(2)フランス・ラジオ・テレビ放送による放送用スタジオ録音/75'26

 20世紀前半の偉大なヴァイオリニスト、ジョルジュ・エネスコ(1881-1955)の69 歳の時の録音。エネスコがバッハを演奏した録音はそれだけで貴重だ。
 バッハを敬愛したエネスコならではの格調高くかつ訴えかけの強い演奏。後半のシューベルトの八重奏曲は、MC 2022 に収録されていたベートーヴェンの七重奏曲と同じ日の演奏。1948 年から1978 年までパリ音楽院の教授を務めた名クラリネット奏者、ユリス・ドレクリューズ(1907-1995)、指揮者としても高名なバソニスト、フェルナン・ウーブラドゥ(1903-1986)、伝説的ホルン奏者ジャン・ドヴェミ(1898-1969)など、共演者がたいへんに豪華。
 


MC 2029
\2300→\1690
「グィラ・ブスターボ」
 (1)サン=サーンス:ハバネラ ホ長調 Op.83
 (2)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調Op.26
 (3)シベリウス: ヴァイオリン協奏曲 ニ短調Op.47
 (4)クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
グィラ・ブスターボ(ヴァイオリン)
(1)ヴェルナー・シュミット=ベルッケ
  (指揮)
 ミュンヘン放送管弦楽団
(2)トーマス・ウンガー(指揮)
 NDR ハノーファー放送管
(3)ジャン・フルネ(指揮)
 スイス・イタリア語放送管
(4)ハンス・アルトマン(ピアノ)
 (1)1959 年1 月19 日 ミュンヘン バイエルン放送による放送用スタジオ録音 (2)1964 年5 月29 日 ハノーファー 北ドイツ放送によるライヴ録音 (3)1965 年5 月19 日 ルガーノ スイス・ラジオ・テレヴィジョンによるライヴ録音 (4)1958 年12 月6 日 ミュンヘン バイエルン放送による放送用スタジオ録音/79'44

 グィラ・ブスターボ(1919-2002)は、米国、ウィスコンシン州のマニトワックに生まれ。音楽一家だったため僅か2 歳でヴァイオリンを習い始め、すぐ天才少女として名を馳せ、15 歳になる頃にはニューヨークでも人気を博す。
 やがてヨーロッパに進出すると、シベリウスからは自身の協奏曲の演奏を誉められ、ヴォルフ=フェラーリからはヴァイオリン協奏曲を献呈された。また大指揮者たちと頻繁に共演しており、たとえば1943 年5 月にヴィレム・メンゲルベルク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団との共演で演奏したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のライヴ録音は有名。
 しかしナチの時代にドイツを中心としたヨーロッパで活躍したたため、第二次世界大戦後、ナチへの協力の嫌疑で米軍に捕らえられてしまい、疑いが晴れても祖国での演奏の場からは締め出されてしまった。そのため戦後もヨーロッパで活動し、1964 年から1970 年はインスブルック音楽院で教職に就いた。過酷な人生から不安定になり早期に第一線を退いた。
 このCD には、1959、1964、1965 年のドイツとスイスの放送録音を収録。ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1 番はブスターボの得意中の得意曲で、メンゲルベルクやフルトヴェングラーの指揮で演奏している。シベリウスのヴァイオリン協奏曲は前述の通り作曲者のお墨付きの腕前で、しかも伴奏指揮がジャン・フルネというのが貴重。
 ※シベリウスの第1 楽章に録音時のものと思われる目立つ雑音があります。
 


MC 2030
\2300→\1690
「ミリアム・ソロヴィエフ」
 (1)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調Op.13
 (2)プロコフィエフ:
  ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調Op.94a
 (3)タルティーニ:
  ヴァイオリン・ソナタ ト短調B.g10 「棄てられたディドーネ」
 (4)ブロッホ:ヘブライ組曲
 (5)ラヴェル:ハバネラ形式の小品 ト短調
 (6)バルトーク(セーケイ編):6つのルーマニア民謡
ミリアム・ソロヴィエフ(ヴァイオリン)
ヤン・ナテルマン(ピアノ)
 (1)(2)1961 年2 月28 日 ハノーファー 北ドイツ放送による放送用スタジオ録音 (4)-(6)1960 年1 月18 日 ハノーファー北ドイツ放送による放送用スタジオ録音/79'01

 ミリアム・ソロヴィエフ(1921-2004)は米国、サンフランシスコ生まれのヴァイオリニスト。名前の通りロシア系。名ヴァイオリン教師ルイス・パーシンガーの元で学び、十代で成功を収める。
 第二次世界大戦後に本格的にヨーロッパに進出するも、1950 年代にはパリで教職に就き、演奏活動を縮小してしまう。商業録音はほとんど無いに等しく、かろうじてリムスキー=コルサコフ「シェエラザード」(マリオ・ロッシ指揮、Vanguard 録音)のヴァイオリン独奏があるくらいだ。
 このCD に収録されているのは1960、1961年の北ドイツ放送の録音。ソロヴィエフはやや線の細い気品ある美音の持ち主で、また弱音の使い方が巧く、聞いていてうっとりするような魅力に満ちている。モノラルながらいずれも録音も悪くない。


 


MC 2031
(2CD)
\3500→\2490
「ピーナ・カルミレッリ」
 (1)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 (2)シューベルト:
  ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D934
 (3)シューベルト:ロンド ロ短調 D895
 (4)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
 (5)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78
 (6)モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ第27番(第35番) ト長調 K.379
 (7)モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調 K.454
 (8)ピッツェッティ:3つの歌
ピーナ・カルミレッリ(ヴァイオリン)
(1)(2)フリードリヒ・ヴィルヘルム・
 シュヌア(ピアノ)
(3)(4)ローター・ブロダック(ピアノ)
(5)ローター・ブロダック(ピアノ)
(6)マリア・ベルクマン(ピアノ)
(7)(8)ローター・ブロダック(ピアノ)
 (1)(2)1966 年1 月10 日 ハノーファー (3)(4)1967 年1 月20 日 ハノーファー (5)1967 年4 月7 日 エッティンゲン (6)1968 年10 月28 日 バーデン=バーデン (7)(8)1969 年3 月3 日ハノーファー
 (1)-(4)(7)(8)北ドイツ放送による放送用スタジオ録音 (5)南ドイツ放送によるライブ録音 (6)南ドイツ放送による放送用スタジオ録音/158'12

 ピーナ・カルミレッリ(1914-1993)は1970 年代から1980 年代にかけてのイ・ムジチのトップだったことで有名で、また夫のアルトゥーロ・ボヌッチと共に創設したボッケリーニ五重奏団でも知られている。
  しかし単独のヴァイオリニストとしてカルミレッリは意外なくらい録音も少ない。このCDには1960年代後半のドイツの放送録音が収録されており、ことに彼女の弾く独墺のヴァイオリン・ソナタが多数聞けるのが嬉しい。
 端整かつ流麗という二つの要素を備えたカルミレッリのヴァイオリンの魅力が堪能できる。1968 年と1969 年の録音はステレオ録音。
 


MC 2032
\2300→\1690
「ポール・マカノヴィツキ」
 (1)ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
 (2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
 (3)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第24番ハ長調K.296
 (4)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ポール・マカノヴィツキ(ヴァイオリン)
ノエル・リー(ピアノ)
 (1)(2)1961 年5 月3 日 ハンブルク (3)(4)1963 年2 月13 日 ハンブルク (1)-(4)北ドイツ放送による放送用スタジオ録音、76'19

 ポール・マカノヴィツキ(1920-1998)は、スウェーデンのストックホルムにロシア人の両親の下生まれた。名教師として知られるイヴァン・ガラミアンに学び、十代でヨーロッパ各地で人気を博し、1937 年にニューヨークで米国デビュー。ヴァイオリニストとして順調に成長していたが、第二次世界大戦では米軍に志願、戦闘機が撃墜されかろうじて脱出、ルーマニアで捕虜生活を送るという波乱を経験している。
 戦後は米国に移住し活動を再開。今日ではマカノウィツキは名ヴァイオリン教師としての方が知られているだろう。ジュリアード音楽院などから多数の教え子を世に送り出している。melo classic では既にMC 2025 の2CD が話題になっていた。マカノヴィツキはレコード用商業録音も少なくないが、マイナーレーベルへの録音よりもこの1961、1963 年の北ドイツ放送の録音の方が遥かに真の実力を発揮している。ことにフォーレのソナタは知情のバランスが実に見事。作曲家としても知られるノエル・リー(1924-2013)の伴奏も一流。
 


MC 2033
(2CD)
\3500→\2490
「マックス・ロスタル」
 (1)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調Op.78
 (2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調Op.100
 (3)ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第7 番 ハ短調 Op.30-2
 (4)ベートーヴェンヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調Op.30-1
 (5)ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 Op.12-3
 (6)モーツァルト:
  アダージョ ホ長調 K.261,ロンドハ長調 K.373
 (7)パガニーニ:24の奇想曲~20番 ニ長調
 (8)バッハ:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 BWV.1023
 (9)ビーバー:
  無伴奏ヴァイオリンのためのパッサカリア ト短調
マックス・ロスタル(ヴァイオリン)
(1)マリア・ベルクマン(ピアノ)
(2)(3)ハインツ・シュレーター(ピアノ)
(4)ハインツ・シュレーター(ピアノ)
(5)イルゼ・フォン・アルペンハイム(ピアノ)
(6)(7)オイゲン・フーバー(ピアノ)
(8)(9)ローター・ブロッダック(ピアノ)
 (1)1956 年2 月4 日 バーデン=バーデン 南ドイツ放送による放送用スタジオ録音 (2)(3)1961 年3 月10 日 ハノーファー 北ドイツ放送による放送用スタジオ録音 (4)1961 年2 月3 日 ベルン (5)1965 年6 月3 日 ベルン (6)(7)1958 年1 月11 日 ベルン (8)(9)1958 年7 月10 日 エッティンゲン 南ドイツ放送によるライヴ録音/153'50 (4)-(7)ベルン放送による放送用スタジオ録音

 マックス・ロスタル(1905-1991)は、オーストリア=ハンガリー帝国のテシェン(現在のポーランドのチェシン)生まれのヴァイオリニスト。ウィーンでアルノルト・ロゼ、ベルリンでカール・フレッシュに学ぶ。ユダヤ系だったためナチの台頭を嫌い1934 年に英国に移住。戦後はヴァイオリニストとして活躍しながら、ケルンやベルンで長く教職に就き、名教師としても知られた。今日では亡くなった年から始まったマックス・ロスタル国際コンクール(ヴァイオリンとヴィオラ)にその名を残している。
 ロスタルはベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの研究でも知られており、このCD で聞ける3 曲は彼のベートーヴェンへの愛の実証でもある。いずれもキリリとした明快な演奏で、しかも熱が入っている。物凄い集中力が感じられるバッハとビーバーも聞きものだ。
 1965 年録音のベートーヴェンのソナタ第3 番はステレオ録音。
 

MC 2034
(2CD)
\3500→\2490
「エリック・フリードマン フランスでのライヴ録音集 1965-1968年」
 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.61
 (2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64
 (3)ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
  ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
  ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 L148
  ベートーヴェン:ロマンス ヘ長調Op.50
  カステルヌオーヴォ=テデスコ:海のささやき
  パガニーニ:無窮動 Op.11
  ワックスマン:カルメン・ファンタジー
  バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 BWV1001~フーガ
エリック・フリードマン(ヴァイオリン)
(1)ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
 ORTFフィルハーモニー管弦楽団
(2)セルジュ・ボド(指揮)
 ORTFフィルハーモニー管弦楽団
(3)ジョセフ・シーガー(ピアノ)

 録音:(1)1965年9月12日 フランス,ブザンソン ライヴ録音、(2)1966年2月25日 フランス,パリ ライヴ録音、(3)1968年3月5日 フランス,パリ ライヴ録音 (141'28)

 エリック・フリードマン(1939―2004)は米国、ニュージャージー州ニューアーク生まれのヴァイオリニスト。6歳でジュリアード音楽院に入学するという神童で、ナタン・ミルシテインとヤッシャ・ハイフェッツから個人レッスンを受けていた。特にハイフェッツはフリードマンを可愛がり、1961年のバッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲の録音で彼を第2ヴァイオリンに取り立てている。
 1966年のチャイコフスキー国際コンクールで第6位に入賞。国際的に大活躍をしていたが、脂が乗り切るというところの1986年、テキサス州のハイウェイで自動車事故で腕を負傷、演奏活動を断念して教職に転進した。
 この2CDには1960年代半ば、彼の20代後半の録音が集められている。高度に安定した技巧と自身に満ちた演奏は実に快い。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲では若き日のヴォルフガング・サヴァリッシュが伴奏指揮を受け持っている。
 
 

MC 2035
\2300→\1690
「ヨハンナ・マルツィ スイスでの放送録音集 1947-1969年」
 (1)バルトーク:ルーマニア民族舞踊曲集 Sz 56, BB 68
  スーク:ヴァイオリンとピアノのための4つの小品 Op.17
  ラヴェル:ハバネラ形式の小品
  ガードニー:ロンド・カプリッチョーソ
  ディニク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート
 (2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218~第3楽章(ピアノ伴奏)
 (3)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
(1)ドリス・ロシオ(ピアノ)
(3)ルドヴィート・ライテル(指揮)
 ベロミュンスター放送管弦楽団
 ((2)は不明)

 ヨハンナ・マルツィの初CDレパートリー!ブルッフの協奏曲など!

 録音:(1)1947年3月17日 スイス,ジュネーヴ 放送用スタジオ録音/(2)1947年10月1日 スイス,ジュネーヴ ジュネーヴ国際音楽コンクールでのライヴ/(3)1969年10月19日 スイス,チューリヒ 放送用スタジオ録音、60'56(モノラル)

 マルツィのブルッフがついに聞ける。20世紀後半の女性ヴァイオリニストの中でも特に人気が高いヨハンナ・マルツィ(1924-1979)。ルーマニア最西部のティミショアラに生まれ。10歳でブダペストに移り、高名なイェネ・フバイに学んだ。マルツィは1950年代半ばまで活発に演奏活動をし、録音も多数残されたのだが、その後活動を著しく縮小し、1979年に亡くなる前に既に伝説的存在になっていた。
 このCDの目玉は1969年10月にチューリヒで放送用に演奏されたブルッフの協奏曲第1番。マルツィの演奏するブルッフの録音はこれが初めてだろう。45歳の誕生日の一週間前のマルツィは、まだまだ現役で活躍できる腕前だ。1947年の録音は古めかしいものの、マイクが楽器に近く生々しさが感じられる。マルツィの演奏として初めてでるガードニーのロンド・カプリッチョーソやディニクのホラ・スタッカートも含め、いずれも20代のマルツィの勢いが存分に楽しめる演奏だ。

 

MC 2036
\2300→\1690
「ローラ・ボベスコ 放送録音集」
 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
 (2)バッハ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV1041
 (3)ヴィターリ(ゲンティ編):シャコンヌ(管弦楽伴奏版)
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
ハンス・ミュラー=クライ(指揮)
シュトゥットガルト南ドイツ放送交響楽団
 ボベスコのベートーヴェン&バッハ:ヴァイオリン協奏曲!

 録音:(1)1960年6月10日、(2)(3)1957年7月5日 西ドイツ,シュトゥットガルト 放送用スタジオ録音(モノラル)、71'18

 ローラ・ボベスコ(1921-2003)は、ルーマニア生まれで後半生をベルギーを拠点として活躍したヴァイオリニスト。彼女の奏でるヴァイオリンには貴婦人のような優雅さが漂い、熱狂的なマニアがいる。
 1980年に初来日するとその素晴らしさが大きな話題となり、突如としてボベスコ・ブームが巻き起こった。
 このCDにはシュトゥットガルトでの放送用録音からベートーヴェンとバッハの協奏曲とヴィターリが収録されている。ことにベートーヴェンが素晴らしい。ボベスコの優美なヴァイオリンの調べは伸びやかに聞く者を包み幸福感を覚えさせる。モノラルながら録音も良い。
 meloclassicのすべてのCDに言えることだが、モノラル音源にステレオ・プレゼンスを付け加えるような余計な加工をすることなく、録音本来の音をそのままCDにしているのもありがたい。バッハとヴィターリも秀演。


MC 2037
\2300→\1690
「オッシ・レナルディ カーネギー・ホールでのライヴ録音集」
 (1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
 (2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
 (3)エルンスト(1814-1865):ヴァイオリン協奏曲 嬰ヘ短調 Op.23
オッシ・レナルディ(ヴァイオリン)
(1)(2)レオン・バージン(指揮)
 ナショナル・オーケストラル・アソシエイション
(3)エルノ・ラペー(指揮)
 ラジオ・シティ交響楽団

 録音:(1)1939年1月23日、(2)1945年4月15日 (1)(2)カーネギー・ホール,ニューヨーク ライヴ録音
(3)1941年9月28日シティ・ラジオ・ミュージック・ホール ライヴ録音、76'23

 オッシ・レナルディ(1920-1953)はウィーン生まれのヴァイオリニスト。本名はオスカー・ライスだが、それをイタリア風に崩した芸名を用いた(したがって米国のラジオ放送でもイタリア語風にオッシ・レナルディと発音している)。
 音楽的環境のない家庭だったにもかかわらず、幸運にもヴァイオリンのレッスンを受けるや、瞬く間に才能を発揮し、9歳でムジークフェラインザールで初舞台を踏む。ナチの台頭から米国に移住し、第二次世界大戦中から戦後へと人気を博した。さらなる飛躍が期待されたのだが、1953年12月3日、交通事故で悲劇的な死を迎えた。33歳という若さだった。
 このためレナルディの録音はとても少なく、ことに協奏曲はDECCA録音のブラームスしかなかった。
 今回、meloclassicがチャイコフスキー、ブラームス、エルンストの3曲の協奏曲の音源を発掘、レナルディの実像に一歩近付くことができるようになった。
 卓越した技術にウィーン生まれならではの甘い美しさがバランスよく融合した演奏はとても魅力的で、改めて早世が惜しまれる。音質は芳しくないものの、いずれも貴重。
 ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト(1814-1865)はパガニーニの後継者と讃えられた19世紀半ばのヴァイオリニスト。
 
 

MC 2038
\2300→\1690
「歴史的なフランスのヴァイオリニストたち」
 ジャニーヌ・アンドラード&ジャンヌ・ゴーティエ

 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
 (2)バッハ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調BWV1042
 (3)ショーソン:詩曲 Op.25
(1)ジャニーヌ・アンドラード(ヴァイオリン)
 (1)フランツ・コンヴィチュニー(指揮)
  ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

(2)(3)ジャンヌ・ゴーティエ(ヴァイオリン)
 (2)ハンス・ロスバウト(指揮)
  バーデン=バーデン南西ドイツ放送管弦楽団
(3)ハンス・ロスバウト(指揮)
 フランクフルト国営放送管弦楽団

 録音:(1)1959年11月8日 西ドイツ,シュトゥットガルト ライヴ録音、(2)1951年1月28日 西ドイツ,バーデン=バーデン 放送用スタジオ録音、(3)1937年6月22日 ドイツ,フランクフルト ライヴ録音 (74'43)

 フランスのヴァイオリニストの貴重な録音を収録。

 ジャニーヌ・アンドラード(1918-1997)はフランス、ブザンソン生まれのヴァイオリニスト。1歳下のジネット・ヌヴーとパリ音楽院の同級生で、二人は音楽院で同じ1位を得た。第二次世界大戦後に国際的に演奏活動を広げ、1954年秋には来日もしている。
 丹精に弾き込むヴァイオリニストで派手さはないが味わい深い。1972年に深刻な卒中に倒れ、亡くなるまで療養生活を送った。1950、60年代に活躍したわりには録音は少ない。
 ドイツの巨匠フランツ・コンヴィチュニーが手兵ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を指揮して伴奏したこのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、アンドラードの数少ない録音の中でも特に重要なものだ。
 
 ジャンヌ・ゴーティエ(1898-1974)はパリ近郊アニエール生まれのヴァイオリニスト。天才少女として名を馳せ、パリ音楽院で学んだ後、両大戦間に高い人気を得た。
 しかし1939年にオーストラリアへの楽旅の途中で第二次世界大戦に巻き込まれ帰国できず、オーストラリアに5年以上も留まり、1945年にようやく帰国すると両親も兄弟も亡くなっていたという悲劇に遭う。
 残された録音は非常に少なく、バッハもショーソンも貴重なもの。
  
 

MC 2039
(2CD)
\3500→\2490
「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の伝説的コンサートマスターたち」
 (1)シュポア:ヴァイオリン協奏曲第9番 ニ短調 Op.55
 (2)スーク:ウン・ポコ・トリステ Op.17-3、ブルレスカ Op.17-4
  クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ=カプリーチェ Op.6
  サン=サーンス:ハバネラ Op.83
  ブロッホ:ニーグン第2番
フーゴ・コルベルク(ヴァイオリン)
 (3)サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調 Op,61
 (4)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82
 (5)ラロ:スペイン交響曲 Op.21
 (6)プニャーニ:ラルゴ・エスプレッシーヴォ
  ドビュッシー(ハルトマン編):亜麻色の髪の乙女
  ヴィエニャフスキ:伝説 Op.17
 (7)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 L148
ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン)
(1)(2)フーゴ・コルベルク(ヴァイオリン)
 (1)カール・シューリヒト(指揮)
  南ドイツ放送交響楽団
  (2)フーベルト・ギーゼン(ピアノ)


(3)-(7)ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン)
 (3)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
   北ドイツ放送交響楽団
 (4)マリオ・ロッシ(指揮)
   ケルンWDR交響楽団
 (5)ルドルフ・ミヒ(指揮)
   ザールラント放送交響楽団
 (6)クルト・ヘルリンガー(ピアノ)
 (7)ヴァルター・カンパー(ピアノ)

 録音:(1I)1958年4月11日シュトゥットガルト 放送用スタジオ録音、(2)1956年12月6日シュトゥットガルト,ウンターテュルクハイム、(3)1965年10月20日,ハノーファー ライヴ録音、(4)1962年2月19日,ケルン 放送用スタジオ録音、(5)1964年3月23日,ザールブリュッケン 放送用スタジオ録音、(6)1952年10月11日,ケルン 放送用スタジオ録音、(7)1959年12月10日放送用スタジオ録音、(151'06)

 ベルリン・フィルでコンサートマスターを務めた二人のヴァイオリニストの録音を収録。
 フーゴ・コルベルク(1898-1979)は、ポーランドのワルシャワ生まれのヴァイオリニスト。7歳でスペイン国王アルフォンソ13世の前で演奏。ドイツ国籍を得た後、1934年にシモン・ゴルトベルクの後任としてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの指揮の下で活躍した。しかし当時の妻がユダヤ人だったことから1939年に米国に移り、ピッツバーグ交響楽団、クリーブランド管弦楽団、メトロポリタン歌劇場、ニューヨークシティ・オペラ、シカゴリリック劇場のコンサートマスターを歴任。
 1958年、ヘルベルト・フォン・カラヤン時代になったベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに復帰し、定年まで勤め上げた。コルベルクの独奏の録音はほとんど無いに等しかったところに、カール・シューリヒトとの共演が世に出るとは嬉しい。

 ミシェル・シュヴァルベ(1919-2012)は、カラヤン全盛期のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターとして名高い。彼もポーランド(ラドム)の生まれだが、1932年にパリに学びに移り、名前もフランス語風になっている。ユダヤ系だったため第二次世界大戦中はスイスに逃れ、スイス・ロマンド管弦楽団のコンサートマスターを務める。
 1957年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任、1986年までの長きに渡って務め上げた。経歴のわりにフランス音楽の録音が少ないシュヴァルベだが、洗練された美しさの際立つラロ、ハンス・シュミット=イッセルシュテットと共演のサン=サーンス、ドビュッシーと彼の本領発揮の演奏が聞け、さらにグラズノフの協奏曲、祖国の偉大なヴィエニャフスキなど、とても盛りだくさんだ。



MC 2040
(2CD)
¥3500→\2490
「ヨーゼフ・シゲティ
 フランスでのリサイタル 1956-1958」
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
 モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.378/
  ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K.304/ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.379
   ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
    1956年7月17日 フランス,プラド ライヴ録音
 ジェイムズ・ファセットとのインタビュー 1954年12月26日 ニューヨーク
 ハワード・ネルソンとのインタビュー 1955年11月11日 ケンブリッジ
 シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 D384/
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.78/ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタ ホ長調/
 ストラヴィンスキー:協奏二重奏曲/ウェーベルン:4つの小品 Op7
   ナウム・スルスニ(ピアノ)
    1958年4月27日 フランス,アニエール・シュル・オワーズ ライヴ録音
 
(148'09)

 大ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・シゲティ(1892―1973)の2種のライヴ録音を収録。1956年のプラドでの演奏会の会場はサン・ピエール教会で、夏のプラド音楽祭での演奏会と思われる。
 モーツァルトのヴァイオリン・ソナタが3曲、しかも伴奏はミェチスワフ・ホルショフスキ。まさにシゲティらしい味わいの気迫の篭った演奏。
 拍手は収録されていないが楽章間では聴衆の物音が聞こえ、またK.304の前にシゲティが調弦する様子も収録されている。

 1958年のアニエール・シュル・オワーズ(パリから北へ40Kmほど)の有名なロワイモヨン修道院でのライヴ録音は、シューベルトとブラームスというドイツ・ロマン派のヴァイオリン・ソナタに加え、後半はヒンデミット、ストラヴィンスキー、ウェーベルンという意欲的な曲目。シゲティはこれらの商業録音を残しているが、ライヴ録音というのが貴重。
 日本ではシゲティというとついバッハ、ベートーヴェン、ブラームスの印象が強いだろうが、彼はモダニストの顔もあり、それを実感できる。シューベルトの後に拍手が収められている。
 放送アナウンスメントに加え、シゲティの長めのインタビューが2種収録されている。
 日本人にとって嬉しいことに、シゲティはどちらのインタビューでも1953年3月の来日に言及しており、特に1955年のインタビューでは日本での活動について詳しく述べている。
 
 


MC 2041
(2CD)
¥3500→\2490
「ロマン・トーテンバーグ
 ドイツでのヴァイオリン・リサイタル 1958―1970」
ロマン・トーテンバーグ(ヴァイオリン)
 バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001
   1958年3月5日 ハンブルク 放送用スタジオ録音
 バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003
   1963年2月23日 シュトゥットガルト 放送用スタジオ録音
 シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 D574/シマノフスキ:アレトゥーザの泉 Op.30
   コンラート・リヒター(ピアノ) 1970年1月26日 ハンブルク 放送用スタジオ録音(ステレオ)
 ファリャ(コハンスキ編):スペイン民謡組曲
   リヒャルト・ベックマン(ピアノ) 1958年3月5日 ハンブルク 放送用スタジオ録音
 ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナティーナ ト長調 Op.100
   ノラ・クレンク(ピアノ) 1964年1月8日 シュトゥットガルト 放送用スタジオ録音
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108
 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調/バルトーク(セーケイ編):ルーマニア民俗舞曲
   コンラート・リヒター(ピアノ) 1968年5月31日 エットリンゲン ライヴ録音
 ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ第1番 ニ長調 Op.4
   マリア・ベルクマン(ピアノ) 1963年2月22日 バーデン=バーデン 放送用スタジオ録音

 151'20

 伝説的な名ヴァイオリニスト、ロマン・トーテンバーグ(1911-2012)の貴重な録音集。
 ロマン・トーテンバーグはポーランド中部のウッチ生まれのヴァイオリニスト。モスクワとワルシャワで育ち、ベルリンで高名なカール・フレッシュにヴァイオリンを学んだ。1938年に米国に移住、市民権を得て亡くなるまで70年以上を過ごした。彼は欧州でも米国でも同時代の作曲家の作品を積極的に紹介したことで知られる。また米国ではヴァイオリン教師としても高名だった。
 不思議なことにトーテンバーグは、商業録音を残しているにもかかわらず、長く録音が顧みられることがなく、フレッシュ門下の極めて優秀なヴァイオリニストにもかかわらず幻のヴァイオリニストになってしまっていた。
 トーテンバーグの素晴らしさは1958年のバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番の一つだけでもはっきり理解できる。音そのものに気が漲っており、しかも演奏に崩しがなく、圧倒的に立派なバッハが鳴り響く。
 一方シューベルトでは洒落た柔らかい歌いまわしが魅力的。若い頃に共演したことのあるシマノフスキでは、透明かつ温かみのある音色でじっくり聞かせる。
 ブラームスの第3番はロマン色の重みを脱ぎ捨てた近代感覚の演奏で新鮮な印象を与える。これらの録音を聞けば、なぜこれほどの立派なヴァイオリニストが長年録音で聞けずにいたのか不思議に思わざるを得ないだろう。
 ちなみにトーテンバーグの愛用のストラディヴァリウス(6億円の価値があるという)は1980年に盗難に遭い、彼の死後2015年になって発見されて遺族の元に戻り、ニュースで広く報道された。
 1970年のシューベルトとシマノフスキはステレオ録音。
 
 


MC 2042
(2CD)
¥3500→\2490
「クリスティアン・フェラス
 ドイツでの楽旅 1954-1961」
クリスティアン・フェラス(ヴァイオリン)
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
   ハンス・ミュラー=クライ(指揮)南ドイツ放送交響楽団
   1954年3月22日 シュトゥットガルト 放送用スタジオ録音
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
   ハンス・ミュラー=クライ(指揮)南ドイツ放送交響楽団
   1957年3月28日 シュトゥットガルト 放送用スタジオ録音
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
   ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)NDR交響楽団
   1959年2月9日 ハンブルク ライヴ録音
 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19
   ディーン・ディクソン(指揮)ヘッセン放送交響楽団
   1961年3月10日 フランクフルト・アム・マイン 放送用スタジオ録音

 139'04

 クリスティアン・フェラス(1933-1982)の20代の頃のヴァイオリン協奏曲が4曲。
 いずれも若きフェラスならではの瑞々しい美音と勢いのある弾きっぷりが堪能できる。
 カール・ベームやヘルベルト・フォン・カラヤンといった大御所からも重用されたフェラスたが、シュトゥットガルトの名匠ミュラー=クライとの相性がとても良い。
 1954年のベートーヴェンでも1957年でのチャイコフスキーでもフェラスは気持ちよく伸び伸びと演奏して本領を発揮している。
 ことにチャイコフスキーの第3楽章ではフェラスの自由自在なヴァイオリンをミュラー=クライが絶妙に受け止めスリリングにまとめている。
 
 一方1959年のハンブルクでのブラームスは、ハンブルクの巨匠シュミット=イッセルシュテットの指揮する端正なオーケストラに乗ってフェラスもじっくりとスケールの大きな演奏を繰り広げている。
 第2楽章でのフェラスの美音は絶品だ。フェラスはプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番は商業録音を残していないだろう。
 このフランクフルトでの演奏は海賊CDで1度出たことがあるだけで、フェラス・マニアにはお宝的録音である。
 パリ時代のプロコフィエフのモダニズムを鮮やかに引き立てつつ、フェラスの瑞々しい音色が作品に潤いを与えている。
 
 


MC 2043
(2CD)
¥3500→\2490
「クリスティアン・フェラス
 ハンブルクでのリサイタル1951-1964」
クリスティアン・フェラス(ヴァイオリン)
ピエール・バルビゼ(ピアノ)
 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ,ウィーン奇想曲
   1951年11月26日 ハンブルク 放送用スタジオ録音
 フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 Op.13
   1953年11月6日 ハンブルク 放送用スタジオ録音
 ミヨー:屋根の上の牛/ディニク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート
 クライスラー:ボッケリーニの様式によるアレグレット
 シャミナード(クライスラー編):スペインのセレナーデ
   1952年11月23日 ハンブルク 放送用スタジオ録音
 クライスラー:美しいロスマリン,愛の喜び
 サン=サーンス:導入とロンド・カプリチョーソ Op.28
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.454
   1955年3月16日 ハンブルク 放送用スタジオ録音
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調K.305/293d/サン=サーンス:ハバネラOp.83/
 ラヴェル:ツィガーヌ/サラサーテ:アンダルシアのロマンス Op 22-1/
 ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ第1番 ニ長調 Op.4
   1964年10月26日 ハンブルク 放送用スタジオ録音

 155'48

 クリスティアン・フェラス(1933―1982)が10代末から30代初頭にかけてハンブルクで放送のために録音したヴァイオリン演奏集。いずれも伴奏はピエール・バルビゼ(1922―1990)。
 1950年代の彼らの演奏は、フェラスの青年らしい溌溂とした生命力と向こう見ずなまでの自信を11歳年上のバルビゼがしっかり支えた名演ばかり、特に1951年、フェラスがまだ18歳のドビュッシーとフランクではフェラスの若く優秀だからこそ可能な飛び切りの新鮮さに聞き惚れるほかない。

 フェラスが弾いたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタは商業録音ではなかったかもしれない。美音を自在に繰り広げるフェラスはもちろんのこと、ピアノの比重が高いだけにバルビゼが一流のモーツァルト弾きであったこともよく分かる。
 1964年になるとフェラスの成熟が顕著で、落ち着いた風格が増している。もっともラヴェルのツィガーヌではバルビゼともども最後に猛烈な追い込みをしているが。
 ドイツの放送局でも録音の優秀さには定評あるNDRの録音だけにいずれもモノラルながら年代としては上々の音質を保っている。
 
 


MC 2044
¥2300→\1690
イ・ムジチのカルミレッリとは異なる素晴らしい魅力
「ピーナ・カルミレッリ
 協奏曲録音 1963-1967」

 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
   エーリヒ・シュミット(指揮)ベロミュンスター放送管弦楽団
   1963年1月27日 チューリヒ 放送用スタジオ録音
 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19
   エルネスト・ブール(指揮)
   バーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団
   1967年1月17―18日
    バーデン=バーデン 放送用スタジオ録音(ステレオ)
ピーナ・カルミレッリ(ヴァイオリン)

 62'45

 ピーナ(ジュゼッピーナ)・カルミレッリ(Pina (Giuseppina) Carmirelli, 1914年1月23日 - 1993年2月26日)は、イタリアのヴァイオリニスト。
 ヴァルツィの生まれ。ミラノ音楽院でミケランジェロ・アバドに師事し、1930年にディプロマを獲得。1936年には作曲においてもディプロマを獲得した。その後、1937年から演奏活動を開始しながら、ローマの聖チェチーリア音楽院でアリゴ・セラートに師事し、室内楽も学んだ。1940年にはパガニーニ賞を受賞。1941年からはローマ音楽院の教授となった。
 1949年にはボッケリーニ五重奏団、1954年にはカルミレッリ弦楽四重奏団を創設し、ヨーロッパ各地で演奏活動や録音を行った。ソリストとしても活動し、セルジオ・レンツィとデュオを組んで演奏活動を盛んに行った。1970年にはニューヨークのカーネギー・ホールやローマ各地を回り、ルドルフ・ゼルキンをパートナーにベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの全曲演奏を行った。
 1973年から1986年までは、イ・ムジチ合奏団のコンサートミストレスを務め、1979年からはフォーレ五重奏団のメンバーとして活躍していた。
 ローマにて没。



 イ・ムジチのトップだったことで知られるピーナ・カルミレッリ(1914-1993)のブラームスとプロコフィエフの協奏曲。
 2016年にMeloclasscが発売した2枚組CD(MC 2031)が、イ・ムジチのカルミレッリとは異なる彼女の素晴らしい魅力を明らかにしてヴァイオリン・マニアの話題になった。
 今回のCDでは彼女の協奏曲を聞くことができる。ブラームスでは細めながらニュアンス豊かなヴァイオリンが魅力的。そしてまさかのカルミレッリの弾くプロコフィエフの第1番。何と柔らかく温かいプロコフィエフだろうか。近現代音楽を得意にしたエルネスト・ブールの色彩豊かな伴奏も見事。しかもプロコフィエフはステレオ録音というのが嬉しい。

 


MC 2045
¥2300→\1690
「ミリアム・ソロヴィエフ
 フランスでのヴァイオリン・リサイタル 1959-1966」

 シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934
   ジュリアス・カッチェン(ピアノ)
   1959年9月27日 フランス,
    アニエール・シュール=オワーズ ライヴ録音
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100
 イザイ:
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.27-3 「バラード」
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 RV31
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.454
   クリスティアン・イヴァルディ(ピアノ)
   1966年10月20日 パリ ライヴ録音
ミリアム・ソロヴィエフ(ヴァイオリン)

 75'05

 Meloclassicは過去2回ミリアム・ソロヴィエフ(1921-2004)のCDを発売し(MC 2007,MC 2030)、生前から忘れ去られてしまったこの名ヴァイオリニストを改めて世に知らしめた。
 ミリアム・ソロヴィエフはサンフランシスコ生まれのヴァイオリニスト。ニューヨークでルイス・パーシンガーに学び、さらにベルギーでカール・フレッシュにも学んでいる。
 順調に思えた彼女の人生だったが、1939年暮れ、妻と不仲になった彼女の父親が彼女を含めた家族を銃撃した末自殺、彼女の母と妹が死亡するという悲惨な事件に襲われた。
 それでも彼女は立ち直り、第二次世界大戦後は活動拠点を欧州に移し、ウィーン・フィルやベルリン・フィルなどの演奏会にも出演。だが1970年代に入ると早々に第一線を退き後進の育成に取り組んだ。
 ソロヴィエフのヴァイオリンは気品ある美音が魅力的で、歌い回しも洒落ている。シューベルトの幻想曲ではしばしば共演したジュリアス・カッチェンがピアノ。
 1966年のパリでの演奏会は彼女の本領がよく表れており、溌溂としたモーツァルト、ズバッとしたボーイングが清々しいヴィヴァルディ(有名な終楽章が素晴らしい)、抑えた情感で美しさが映えるブラームス、そして気合の入ったイザイと、どれも見事。
 
 


MC 2046
¥2300→\1690
「リリア・ダルボーレ
 ドイツでのヴァイオリン・リサイタル 1939-1955」
リリア・ダルボーレ(ヴァイオリン)
フーベルト・ギーゼン(ピアノ)
 シューベルト:ヴァイオリン・ソナタニ長調D384/
 コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.5-1
   1955年3月26日 シュトゥットガルト 放送用スタジオ録音
 シベリウス:ヴァイオリン・ソナティーナ ホ長調 Op.80/
 マデトーヤ:ヴァイオリン・ソナティーナ Op.19/
 パルムグレン:ロマンス
   1953年11月20日 シュトゥットガルト 放送用スタジオ録音
 タルティーニ:アダージョ/タルティーニ(ギーゼン編):コレッリの主題による7つの変奏曲
   1951年4月10日 シュトゥットガルト 放送用スタジオ録音
 ヴィヴァルディ(レスピーギ編):ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 RV10/
 パガニーニ:無窮動/
 フィオッコ:アレグロ ト長調/
 パラディス:シシリエンヌ/
 ラヴェル:ハバネラ形式の小品
   1939年4月1日 シュトゥットガルト 放送用スタジオ録音
 
(68'35)

 リリア・ダルボーレ(1911-1988)の貴重な録音集。
 リリア・ダルボーレ(リリアはエミーリアの愛称)はイタリア、ナポリの北に位置するサンタ・マリーア・カープア・ヴェーテの生まれ。ローマとペーザロで学んだ後、1929年から1932年までカール・フレッシュに学ぶ。
 以降彼女は祖国イタリアとドイツを中心に活動。第二次世界大戦直後が彼女が最も活発に演奏活動をした時期で、若き日のセルジウ・チェリビダッケとウィーン、ベルリン、ローマで共演した。
 また1959年にはローマ三重奏団を結成、室内楽でも高い評価を得た。
 彼女はローマのサンタ・チェチーリア音楽院で長く教職を務め、1982年にはイタリア政府から勲章を授与されている。
 ダルボーレのヴァイオリンはいかにもフレッシュ門下生らしい華美を戒めて作品の内側に踏み込もうとするもの。その美質はたとえばシベリウスと彼の弟子であるマデトーヤの二つのソナティーナやのようなしみじみした作品で顕著である。
 一方で1939年の若い頃の録音では難曲パガニーニの無窮動を鮮やかに弾き切っている。名伴奏者として知られるフーベルト・ギーゼンの伴奏も見事。
 
 


MC 2047
¥2300→\1690
「伝説のヴァイオリニストたち 演奏会ライヴ録音」
 グィラ・ブスターボ
 ミシェル・オークレール
 ローラ・ボベスコ

 パガニーニ(ヴィルヘルミ編):ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.6
   グィラ・ブスターボ(ヴァイオリン)
   オトマール・ヌッショ(指揮)ORTF室内管弦楽団
   1966年5月19日 パリ ライヴ録音
 サン=サーンス:導入とロンド・カプリチオーソ Op.28/ラヴェル:ツィガーヌ
   ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)
   ハインツ・レーグナー(指揮)ライプツィヒ放送交響楽団
   1960年1月31日 ライプツィヒ ライヴ録音
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219
   ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
   ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)NDR交響楽団
   1965年5月2日 ハンブルク ライヴ録音

 (68'35)

 伝説的女性ヴァイオリニスト3人のライヴ録音を収録。いずれもお宝録音である。
 
 このCDで一番注目すべきはミシェル・オークレール(1924-2005)。パリ生まれのオークレールのズバッとした気っ風のいいボーイングと妖しいまでに艶やかな音色の絡み合った音楽にはカリスマがあり、ことに日本では今でも根強い人気がある。
 彼女が弾いたサン=サーンスとラヴェルは、どちらの曲も録音は初めてではないだろうか。この1960年のライプツィヒでのライヴ録音は音がやや遠めなものの2曲とも素晴らしい演奏。
 導入とロンド・カプリチオーソは自信に漲り溢れた快演。しばしば技巧的にバリバリ弾かれるツィガーヌも彼女の手にかかるとクラクラするような香り高さに包まれる。指揮者は31歳になったばかりのハインツ・レークナーである。
 
 やはり日本で根強い人気があるローラ・ボベスコ(1921―2003)はモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番を得意にして録音も数種残しているが、ここではモーツァルトで高い評価を得たハンブルクの巨匠シュミット=イッセルシュテットとの共演というのが嬉しい。
 ボベスコの優雅で気品のあるヴァイオリンと、シュミット=イッセルシュテットの指揮する折り目正しく格調高いオーケストラがピタリと合い、この上ない調和が生まれている。
 
 ブスターボ(1919-2002)は米国、ウィスコンシン州のマニトワックに生まれ。天才ヴァイオリン少女と注目を浴び、ニューヨークでも成功、欧州ではヴィレム・メンゲルベルクをはじめとする大指揮者たちと共演、さらにヴォルフ=フェラーリからはヴァイオリン協奏曲を献呈された。
 しかし第二次世界大戦後はナチへの協力の嫌疑で米国で活動できなくなり、欧州で活動を続けたものの、比較的早期に第一線を退いた。
 パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番はブスターボの十八番で、Meloclasscからは1959年ミュンヘンでの録音がCDになっていた(MC 2029)。
 この1966年パリでのライヴ録音も絶好調、彼女の可憐で繊細な魅力が楽しめる。
 






.

チェリスト編


MC-3000
\1690
エンリコ・マイナルディ
 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op102-1
 ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op38
 J.S.バッハ/グリュッツマッハー編:
  チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 BWV1028
エンリコ・マイナルディ(Vc)
カルロ・ゼッキ(P)
1956年3月17日、1956年4月3日、
 

MC-3001 \1690
ガスパール・カサド
 ベートーヴェン:
  魔笛の主題による7つの変奏曲
 J.S.バッハ/ジロティ編:アダージョ BWV564
 カサド:緑の悪魔の踊り
 グラナドス/カサド編:アンダルーサ
 モーツァルト/カサド編:
  「窓辺においで」(歌劇「ドンジョヴァンニ」より)
 シューマン/カサド編:夕べの歌
 ブラームス:
  ピアノ三重奏曲 ハ長調 Op87
 モーツァルト:
  ピアノ三重奏曲 ト長調 K564~第2&3楽章 
ガスパール・カサド(Vc)
ヴィリー・ハメル(P)
マックス・ストルブ(P)
1940年11-12月 1944年4月
 

MC-3002
\1690
ルートヴィヒ・ヘルシャー
 ドヴォルザーク:ロンド ト短調 Op94
 ヴァレンティーニ:チェロとピアノのための組曲
 J.S.バッハ:
  クーラント(無伴奏チェロ組曲第3番より)
  サラバンド(同)
  サラバンド(無伴奏チェロ組曲第6番より)
 グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調 Op36
 ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op65~第1&3楽章
ルートヴィヒ・ヘルシャー(Vc)
フェルディナント・ライトナー(P)
ミヒャエル・ラウハイゼン(P)
1943年4月17日、1944年10月30日、1944年11月24日
 

MC-3003
\1690
ピエール・フルニエ
 ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op99
 J.S.バッハ:
  無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008
 シューマン:幻想小曲集
 J.S.バッハ:
  無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007 
ピエール・フルニエ(Vc)
バベト・レオネ(P)
ヴォルフガング・ルドルフ(P)
1948年9月22日、1957年3月17日、27日
 

MC-3004
\1690
ポール・トルトゥリエ
 ロカテッリ/ピアッティ編:
  チェロ・ソナタ ニ長調
 マルタン:チェロとピアノのためのバラード
 ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op99
 C.P.E.バッハ:ラルゴ
 プロコフィエフ/ピアティゴルスキー編:
  行進曲 Op12
 ニン:グラナディナ
 サラサーテ/トルトゥリエ編:
  ザパテアードOp23-2
ポール・トルトゥリエ(Vc)
クリスティアーネ・ヴェルジュー(P)
1953年2月26日
 

MC-3005
\1690
モーリス・ジャンドロン
 ベートーヴェン:
  魔笛の主題による7つの変奏曲
 ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op65
 ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op99
 フォーレ:チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op117 
モーリス・ジャンドロン(Vc)
ジャン・フランセ(P)
1955年3月18日、1962年2月13日
 

MC-3006
\1690
モーリス・マレシャル
 ドビュッシー:
  チェロ・ソナタ ニ短調 L135
 タルティーニ:グラーヴェ(チェロ協奏曲 ニ長調より)
 サンマルティーニ:
  チェロ・ソナタ ト長調
 ベートーヴェン:
  チェロ・ソナタ 第2番 ト短調 Op5-2
 ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op38
モーリス・マレシャル(Vc)
リリー・ビエンヴェヌ(P)
オデット・ピゴールト(P)
セシル・ウーセ(P)
1948年11月7日、1957年4月25日、1958年4月9日、1959月10月13日
 

MC-3007
\1690
アンドレ・レヴィ
 R.シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 Op6
 ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op38
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009
アンドレ・レヴィ(Vc)
イナ・マリカ(P)
ポール・ロヨネ(P)
1960年2月11日、1961年1月5日
 

MC-3008
\1690
アントニオ・ヤニグロ
 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op102-2
 J.S.バッハ/ヤニグロ編:
  アンダンテ(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番BWV1003より)
 ベートーヴェン:魔笛の主題による7つの変奏曲
 ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op38
 ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調 L135  
アントニオ・ヤニグロ(Vc)
ギュンター・ルートヴィヒ(P)
アントニオ・ベルトラミ(P)
1958年10月16日、1962年2月28日
 

MC-3009
\1690
ヤーノシュ・シュタルケル
 コダーイ:チェロ・ソナタ Op4
 ベートーヴェン:
  チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op5-2
  同第3番 イ長調  Op69
 バルトーク:ラプソディ第1番 Sz88
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
ギュンター・ルートヴィヒ(P)
ジェルジ・シェベック(P)
1959年1月16日、1962年4月10日
 

MC 3010
\2300→\1690
「ピエール・フルニエVol.2」
 バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV1012/
 ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99/
 マレ(ジャンドロン編):ラ・フォリア/
 ドビュッシー:チェロ・ソナタ/フォーレ:エレジー Op.24/
 グラナドス:トナディージャ/ラヴェル:ハバネラ形式の小品/
 バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV1012~前奏曲
ピエール・フルニエ(チェロ)
フランツ・ホレチェク(ピアノ)
 録音:1957 年3 月9 日、ルートヴィヒスベルク、77'55

 フランスの偉大なチェリスト、ピエール・フルニエ(1906-1986)の50 代初頭のリサイタルのライヴ録音。グラナドスが珍しい。
 

MC 3011
\2300→\1690
「モーリス・ジャンドロンVol.2」
 (1)ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 イ短調 Op.102
 (2)プロコフィエフ:チェロ協奏曲 ホ短調Op.58
 (3)フォーレ:エレジー Op.24
モーリス・ジャンドロン(チェロ)
(1)アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
 ハンス・ミュラー=クレイ(指揮)
 南ドイツ放送交響楽団
(2)オットー・マツェラート(指揮)
 ヘッセン放送交響楽団
(3)シクステン・エールリンク(指揮)
 ヘッセン放送交響楽団
 録音:(1)1956 年1 月17 日、シュトゥットガルト (2)1956 年2 月23 日、フランクフルト (3)1962 年10 月26 日、フランクフルト/69'03

 南仏ニース生まれのフランスのチェリスト、モーリス・ジャンドロン(1920-1990)のチェロ協奏曲を集めている。ベルギーの名ヴァイオリニスト、ベルギーのヴァイオリニスト、アルテュール・グリュミオーと共演したブラームスの二重協奏曲が豪華である。
.


MC 3012
\2300→\1690
「ダニール・シャフラン」
 シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821
 ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99
 ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
 ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
 グラナドス: スペイン舞曲第5番 ホ短調 Op.37
ダニール・シャフラン(チェロ)
ヴァルター・ボーレ(ピアノ)
 1959 年11 月6 日 カールスルーエ 南ドイツ放送によるライヴ録音、79'50

 ソ連の偉大なチェリスト、ダニール・シャフラン(1923-1997)の素晴らしい録音が登場。
 シャフランの名前がまだ西側にはよく知られていなかった頃の西ドイツのカールスルーエでの録音。CD にはライヴ録音とあるが拍手や会場からの雑音などは皆無。36 歳のシャフランは既に彼一流の練り込んだ演奏が際立っており、加えて若さみずみずしさも残っている。
 シャフランの得意中の得意曲であるシューベルトのアルペジョーネ・ソナタ、作曲者自身の伴奏でも弾いたショスタコーヴィチのチェロ・ソナタなど、いずれも充実した演奏である。
 


MC 3013
\2300→\1690
「エンリコ・マイナルディ」
 (1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 Op.104
 (2)シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129
 (3)ショパン:夜想曲 嬰ハ短調
 (4)ウェーバー:ソナティーナ イ長調
エンリコ・マイナルディ(チェロ)
(1)アルトゥール・ローター(指揮)
 ベルリン放送交響楽団
(2)ヘルムート・シュナッケンブルク(指揮)
 ブレーメン・フィル
(3)(4)セルジョ・ロレンツィ(ピアノ)
 (1)1949 年10 月11 日 ベルリン ベルリン放送による放送用スタジオ録音 (2)1949 年11 月19 日 ブレーメン ブレーメン放送によるライヴ録音 (3)(4)1942 年12 月4 日 ベルリン 国営放送による放送用スタジオ録音/78'01

 今日でも人気の高い名チェリスト、エンリコ・マイナルディ(1897―1976)の1949 年のドイツの放送録音を収録。
 マイナルディはミラノ生まれのイタリア人チェリストだが、ドイツでたいへん人気が高く、ベルリン音楽大学でチェロの指導をしていたこともあるほど。シューマンの協奏曲はブレーメンでのライヴ録音。
 非常にロマンティシズム豊かな演奏で、この曲の魅力を十分引き出している。ドヴォルザークのチェロ協奏曲は東ベルリンでの録音。ボーナスとして第二次世界大戦中、1942 年のベルリンでの2 曲を収録。

MC 3014
\2300→\1690

「ティボール・デ・マヒュラ ドイツでの放送録音 1944-1952年」
 (1)ボッケリーニ:チェロ協奏曲第9番 変ロ長調 G 482
 (2)シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129
 (3)サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 イ短調 Op.33
 (4)チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲 Op.33

ティボール・デ・マヒュラ(チェロ)
(1)ピエール・ライナーズ(指揮)
 放送交響楽団
(2)カール・ベーム(指揮)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(3)ハンス・ロスバウト(指揮)
 バーデン=バーデンSWF交響楽団
(4)ハンス・ミュラー=クライ(指揮)
 南ドイツ放送交響楽団

 録音:(1)1944年4月3日 オランダ,ヒルフェルスム 放送用スタジオ録音、(2)1945年1月27日 ドイツ,ベルリン 放送用スタジオ録音、(3)1952年9月21日 西ドイツ,バーデン=バーデン、(4)1952年9月27日 西ドイツ,シュトゥットガルト 放送用スタジオ録音  (77'57)

 ティボール・デ・マヒュラ(1912-1982)は、ハンガリーのコロジュヴァール(現在のルーマニアのクルジュ=ナポカ)生まれのチェリスト。
 当時の欧州の音楽家には珍しく米国に留学し、フィラデルフィアのカーティス音楽院で学んでいる。既にソリストとして高い名声を得ていた1936年、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーのたっての要請でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席チェロ奏者に就任。1942年、フルトヴェングラーの指揮によるシューマンのチェロ協奏曲の録音が有名。1947年にアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席チェロ奏者に転じ、1977年まで務めた。
 彼は独奏チェリストとしても素晴らしい技術と音楽性を備えており、ソリストとしてもっと注目されるべきだ。
 このCDに収録された4曲では特にハンス・ロスバウトと共演したサン=サーンスがとても冴えた演奏で素晴らしい。カール・ベームの指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演したシューマンもデ・マヒュラの味が良く出ている。
 


MC 3015
(2CD)
¥3500→\2490
「ダニール・シャフラン
 ドイツでの楽旅 1957-1973」
ダニール・シャフラン(チェロ)
 フランク(デルサール編):ソナタ イ長調(原曲 ヴァイオリン・ソナタ イ長調)
 プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
 ストラヴィンスキー(ピアティゴルスキー編):イタリア組曲/ブリテン:チェロ・ソナタOp.65
   アントン・ギンスブルグ(ピアノ)
   1973年5月24日ドイツ,シュヴェツィンゲン ライヴ録音
 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
   カール・フォン・ガラグリ(指揮)ベルリン放送交響楽団
   1957年11月10日 (東)ベルリン 放送用スタジオ録音
 カバレフスキー:チェロ協奏曲第1番 ト短調 Op.49
   ディミトリ・カバレフスキー(指揮)ベルリン放送交響楽団
   1963年3月16日 (東)ベルリン 放送用スタジオ録音

 (138'54)

 繊細で洗練された美しさと高度な技術で今なお人気の高いソ連の名チェリスト、ダニール・シャフラン(1923―1997)のドイツでの録音。
 目玉はブリテンのチェロ・ソナタ。この作品はブリテンと交流の深いムスティスラフ・ロストロポーヴィチのために書かれ彼が初演したもので、シャフランの演奏した録音は今回初めて世に出るだろう。
 シャフランの美学に貫かれたブリテンはこれまた絶品。その他はシャフランの得意とする作品ばかりで、いずれもロシアでの録音もあるが、ドイツの放送局の優秀な録音で聞くシャフランは彼の美質がより明瞭に聞いてとれる。
 協奏曲2曲は東ベルリンでの放送用録音。シャフランの弾くドヴォルザークのチェロ協奏曲は1978年の録音が出ているが、ここでの30代のシャフランの演奏は颯爽とスマートで気品に満ちている。
 ハンガリー生まれの指揮者カール・フォン・ガラグリの伴奏とも相性が良く、名盤あまたのドヴォルザークのチェロ協奏曲の中でも傑出した演奏だろう。
 カバレフスキーのチェロ協奏曲第1番は作曲者自身の指揮。シャフランとカバレフスキーは1954年にこの曲を録音(最初の録音だった)しており、後にカバレフスキーは協奏曲第2番をシャフランのために書き、彼が初演した。
 






.

クァルテット編

MC-4000
\1690
ブッシュ四重奏団
 ブラームス:弦楽四重奏曲第1番 ハ短調 Op.51-1
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op.131
ブッシュ四重奏団
(アドルフ・ブッシュ(Vn)、
 ブルーノ・シュトラウマン(Vn)、
 フーゴー・ゴッテスマン(Va)、
 ヘルマン、ブッシュ(Vc))
1951年1月25日、フランクフルト
   

MC-4001
\1690
シュナイダーハン四重奏団
 ハイドン:弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.76-3
 ブラームス:弦楽四重奏曲第1番 ハ短調 Op.51-1
 シューマン:弦楽四重奏曲 イ長調 Op.41-3
シュナイダーハン四重奏団
(ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)、
 オットー・シュトラッサー(Vn)、
 エルンスト・モラヴェク(Va)、
 リヒャルト・クロチャク(Vc))
1944年
   

MC-4002
\1690
シュトループ弦楽四重奏団
 シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956*
 ゲルハルト・フォン・ヴェスターマン:
  弦楽四重奏曲 Op.8-2
シュトループ弦楽四重奏団
(マックス・シュトループ(Vn)、
 ヘルマン・フービ(Vn)、
 ヘルマン・ヒルシュフェルダー(Va)、
 ハンス・ミュンヒ=ホランド(Vc))
ハンス・シュレーダー(Vc)*
1941年 1943年
.


MC 4004
\2300→\1690
「ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団」
 (1)シューベルト:
  弦楽四重奏曲第14番 ニ短調D810 「死と乙女」
 (2)シューベルト:
  弦楽四重奏曲第8番 変ロ長調D112
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団:
 【アントン・カンパー
   (ヴァイオリン)
  カール・マリア・ティッツェ(ヴァイオリン)
  エーリヒ・ヴァイス(ヴィオラ)
  フランツ・クヴァルダ(チェロ)】
 (1)1943 年9 月16 日 ウィーン ウィーン国営放送によるライヴ録音 (2)1953 年2 月23 日 パリ フランス・ラジオ・テレビ放送による放送用スタジオ録音/67'20

 ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団といえば1950 年代初頭のWestminster 社への録音で知られており、中でもシューベルトの弦楽四重奏曲全集は彼らの代表的録音である。
 このCD に収録されているのはそれとは別の放送録音。ことに「死と乙女」は第二次世界大戦真っ只中の1943 年のウィーンでの録音で、Westminster 社の録音より前の時代の演奏が聞ける貴重な録音。第8 番は全集録音と同時期のパリでの放送録音。いずれもアントン・カンパーの情緒たっぷりのヴァイオリンを中心としたウィーン風の演奏が楽しめる。
 


MC 4005
\2300→\1690
「カルヴェ四重奏団」
 (1)ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調
 (2)ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調
 (3)ミヨー:弦楽四重奏曲第12番 ハ長調 Op.252
 (4)サマズイユ:
  弦楽四重奏のためのカンタービレとカプリッチョ
 (5)ジョセフ・カルヴェが語るラヴェルの思い出
カルヴェ四重奏団:
 【ジョセフ・カルヴェ(ヴァイオリン)
  ジャン・アンドレ・シャンペイユ
   (ヴァイオリン)
  モーリス・ユソン(ヴィオラ)
  マニュエル・アメデ・ルカサン
   (チェロ)】
 (1)(2)1946 年8 月2 日 シュトゥットガルト 南ドイツ放送によるライヴ録音 (3)(4)1948 年11 月29 日 パリ フランス放送による放送用スタジオ録音 (5)1972 年9 月21 日、パリ/79'43

 カルヴェ四重奏団は、フランスのヴァイオリニスト、ジョセフ・カルヴェ(1897-1984)が1919 年に創設した弦楽四重奏団。1950 年代まで活動し、20 世紀前半のフランスを代表する名四重奏団だったが、残された録音はさほど多くない。
 ドビュッシーとラヴェルは1930 年代の商業録音が存在するが、このCDに収録されているのは団体として末期の1946 年のシュトゥットガルトでの放送録音。ミヨーの弦楽四重奏曲第12 番とサマズイユのカンタービレとカプリッチョはいずれも当時の最新作。ボーナスにジョセフ・カルヴェがラヴェルとの出会いを語る短い録音も収録。






.

指揮者編


MC 5000
\2300→\1690
「エフゲニー・ムラヴィンスキー」
 (1)モーツァルト:交響曲第33番変ロ長調K.319
 (2)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.77
 (3)チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハ
(2)ダヴィド・オイストラフ(Vn)
 録音:1956 年5 月25 日、東ベルリン/78'13

 ムラヴィンスキー(1903-88)は手兵レニングラード・フィルを率いて1956 年に西欧楽旅を挙行、その際に東ベルリンで催された演奏会のライヴ録音。いずれも初出音源とのこと。ドイツの放送局の録音なので鮮明とは言えないまでも年代にしては悪くない音質である。
 オイストラフ、ムラヴィンスキー、レニングラード・フィルは前年1955 年10 月29 日にレニングラードでショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1 番を初演、1956 年11 月に録音をしており、これはちょうど中間の時期のライヴ録音である。
 

MC 5001
\2300→\1690
「キリル・コンドラシン」
 (1)ワーグナー:ジークフリート牧歌
 (2)ラヴェル:マ・メール・ロワ
 (3)チャイコフスキー:弦楽のためのセレナード ハ長調Op.48
キリル・コンドラシン(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
 録音:(1)1955 年10 月9 日、東ベルリン (2)1960 年6 月15 日、ドレスデン (3)1960 年6 月17 日、ドレスデン/65'24

 キリル・コンドラシン(1914-1981)が度々客演していたシュターツカペレ・ドレスデンとの演奏会のライヴ録音。ジークフリート牧歌とマ・メール・ロワは、コンドラシンが指揮した演奏の記録自体が初めてかもしれない。
 

MC 5002
\2300→\1690
「イーゴリ・マルケヴィッチ」
 ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92
 ドビュッシー:交響詩「海」
 ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
イーゴリ・マルケヴィッチ(指揮)
シュターツカペレ・ベルリン
 録音:1970 年2 月13 日、東ベルリン、75'22

 イーゴリ・マルケヴィチ(1912-1983)が1970 年2 月13 日に東ベルリンのシュターツカペレ・ベルリンを指揮した演奏会のライヴ録音。マルケヴィチはラムルー管弦楽団とシンフォニー・オブ・ジ・エアとを指揮してベートーヴェンの1、3、5、6、8、9 番の交響曲を録音していたが、7 番はライヴ録音でもこれが初めてかもしれない。「ダフニスとクロエ」第2 組曲では合唱が用いらている。モノラル録音。
 

MC 5003
(2CD)
\3500→\2490
「ラファエル・クーベリック」
 (1)ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調
 (2)バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
 (3)モーツァルト:交響曲第38 番K.504 「プラハ」
 (4)ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
ラファエル・クーベリック(指揮)
(1)(2)アムステルダム・コンセルトヘボウ管
(3)(4)ヘッセン放送交響楽団
 録音:(1)(2)1959 年10 月20 日 (3)(4)1960年2 月5 日、何れもフランクフルト/134'01

 ラファエル・クーベリック(1914-1996)が1958年にロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督を辞して後、1961 年にバイエルン放送交響楽団の音楽監督に就任するまでの間の二つの演奏会のライヴ録音。ブルックナーの交響曲第3 番は、他の録音同様、エーザー版での演奏と思われる。
 

MC 5004
\2300→\1690
「ヨーゼフ・カイルベルト」
 (1)モーツァルト:交響曲第33番 変ロ長調 K.319
 (2)ハイドン:交響曲第55番 変ホ長調「校長先生」 Hob.I:55
 (3)モーツァルト:
  セレナード第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
 (4)ドヴォルザーク:スケルツォ・カプリチョーソ 変ニ長調 Op.66
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)
プラハ・ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:(1)1942 年9 月3 日、ウィーン (2)1943 年7 月7 日、プラハ (3)1944年7 月3 日、プラハ (4)1945 年1 月8 日、プラハ/79'02

 ヨーゼフ・カイルベルト(1908-1968)はバンベルク交響楽団の首席指揮者として知られているが、プラハ・ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団はそのバンベルク交響楽団の前身団体(プラハでドイツ人によるオーケストラとして1940 年に創立)。カイルベルトはそこでも首席指揮者を務めており、これはその時期の録音。
.

MC 5005
\2300→\1690
カラヤン初の録音レパートリー!「バッハのフーガの技法」
 バッハ:フーガの技法 BWV.1080
  (弦楽合奏による縮小演奏)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
大ドイツ放送国営ブルックナー管弦楽団
 ヒストリカル・ファン待望のMELOCLASSIC 新譜!日本語・オビ解説付き!

 何とカラヤン初の録音レパートリー!「バッハのフーガの技法」1944 年のスタジオ録音!

 1944 年12 月14 日 リンツ 国営放送協会による放送用スタジオ録音、45'19

 melo classic が飛び切りの音源を発掘した。第二次世界大戦末期に録音されたカラヤン指揮のバッハのフーガの技法である。これは芸術の点のみならず歴史的にも極めて意義が高い。
 第一に、カラヤンの指揮したバッハのフーガの技法の録音はこれが初めてである。カラヤンについての情報において権威あるwww.karajan.org で検索しても、カラヤンがフーガの技法を演奏した記録はこの録音を含めて見当たらない。
 第二にリンツの大ドイツ放送国営ブルックナー管弦楽団の演奏録音であること。このオーケストラは第二次世界大戦末期、ブルックナーを熱愛するヒトラーの意向でリンツに1943 年に創設され、ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム(オイゲンの弟)に指導され、多数の一級指揮者を客演に迎えた。しかし戦局悪化のため1945 年3月で活動が停止、解散。政治色が濃かったがゆえにごく短命の幻のオーケストラになった。このオーケストラを頻繁に指揮したのがカラヤンだった。
 実はカラヤンがこのオーケストラを指揮してフーガの技法を録音したことは団員だったゲルハルト・ボッセの証言が残されていたのだが、前述のように存在が確認されていなかった。幻の録音がついに日の目を見たのである。しかも偶然にもフルトヴェングラーの有名な「ウラニアのエロイカ」の僅か5 日前の録音だ。演奏自体もたいへん素晴らしい。響きは厚いものの、流麗でバランスの取れた美的感覚は、後の帝王カラヤンを十分思い起こさせるものだ。
 録音状態はいかにも第二次世界大戦中のドイツ国営放送の磁気テープ録音といった水準で、やや歪っぽいが弦楽オーケストラであればさほど気にならない程度だろう。なお未完のフーガは未完のまま演奏している。
 

MC 5006
\2300→\1690
カール・ベーム大戦中のベートーヴェン第9!
 ベートーヴェン:
  交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱つき」
カール・ベーム(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
アントン・デルモータ(テノール)
マティウ・アーラースマイヤー(バス)
 録音:1944 年4 月18 日 ウィーン ウィーン国営放送によるライヴ録音、71'18

 カール・ベーム(1894-1981)は第二次世界大戦の末期、1943 年から1944 年に彼の一度目のウィーン国立歌劇場の音楽総監督を務めた。
 この時期のベームのウィーン録音は、オペラの放送録音がいくつかあるものの、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮した管弦楽曲の録音は放送用録音を含めても少なく、ことにベートーヴェンはほとんどない。
 今回登場するベートーヴェンの第9 交響曲は1944 年4 月18 日、大ムジークフェラインザールでの録音(CD にはライヴ録音とあるが拍手は皆無、物音などの雑音も僅か)。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の公式サイトでの記録によると放送演奏会 Rundfunk Konzert とある。
 まったく同じ面々で2 日後の4 月20 日、ヒトラーの誕生日を祝う演奏会を催している。演奏は第二次世界大戦期のベームの特徴、つまり後年と比べて速いところは速く遅いところは遅くしかも動きの大きい演奏。
 たとえば第3 楽章は19 分弱とだいぶ遅めの歩みでじっくり演奏している。オーケストラはベームの指揮にしっかり応え、ベームが見出したゼーフリートをはじめ、ヘンゲン、デルモータ、アーラースマイヤー、いずれもベームお気に入りの歌手が起用され、水準の高い演奏だ。とはいえ合唱の男声が弱いあたりに大戦末期の陰が窺える。様々な意味で手応えのある演奏録音だ。

 ※第4 楽章の二重フーガの直前に録音がだいぶ不安定になっている箇所があります。70 年以上前の古い録音ですので、ご理解くださいませ。


.





ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2014 ARIA-CD.All rights reserved.