
MR2085/89
(5CD)
\2400→\1990
完売 |
フルトヴェングラー指揮 ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番(SWR、1954年3月30日)、
交響曲第3番「英雄」(BPO、1950年6月20日)、
交響曲第2番(VPO、1948年10月3日)、
交響曲第5番「運命」(BPO、1954年5月4日)、
交響曲第4番(VPO、1953年9月4日)、
交響曲第7番(VPO、1954年8月30日)、
交響曲第8番(VPO、1954年8月30日)、
交響曲第6番「田園」(BPO、1954年5月23日)、
交響曲第9番
(VPO、ゼーフリード=S、アンダイ=A、
デルモータ=T、シェーファー=Br、1953年5月30日) |
当全集は、戦後、とくに巨匠の晩年の演奏に集中してセット化したもので、ますます深刻にデモーニッシュになっていった不世出の大指揮者フルトヴェングラー最晩年の最後の輝きが存分に味わえます。
シュトウットガルトとの第1番など正に傑作中の傑作。既出のCDよりも生々しい音で迫るMEMORIES入魂のリマスタリングです。 |

完売
MR2131/2135
(5CD)
<デジタル>
\2400→¥1990 |
カヒッゼ親子/ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番、交響曲第2番、
交響曲第4番、交響曲第8番
(以上、バハタン・カヒッゼ指揮トビリシ交響楽団
1998年5月〜6月スタジオ録音)
交響曲第3番「英雄」、交響曲第5番「運命」、
交響曲第9番「合唱」*
(以上、ジャンスク・カヒッゼ指揮トビリシ交響楽団、
1999年10月〜11月スタジオ録音)、
交響曲第6番「田園」
(アレクサンドル・ティトフ指揮
ロシア・ニューフィルハーモニア管、1999年12月スタジオ録音)、
交響曲第7番、「プロメテウス」序曲、
「コリオラン」序曲
(ジャン・イヴ・ゴディン指揮トビリシ交響楽団
1999年12月スタジオ録音) |
バハタン・カヒッゼ指揮
ジャンスク・カヒッゼ指揮
アレクサンドル・ティトフ指揮
ジャン・イヴ・ゴディン指揮
トビリシ交響楽団
ロシア・ニューフィルハーモニア管
Naira Nachkhatashvili (Soprano)*、
Natalia Nachkhatashvili (Alto)*、
Tamaz Tseriashvili (Tenor)*、
Giya Assatiani (Bass)*、
SIMI Studio Chor* |
HDCクラシックス復活第2弾はカヒッゼ親子+のベートーヴェン全集。
グルジア出身の巨匠ジャンスク・カヒッゼ(1936-2002)は、ソ連人民芸術家の称号も持つロシアで活動した名指揮者です。トビリシ交響楽団は、ジャンスク・カヒッゼ自ら創設した手兵であり、独特の音色と中々の合奏能力で、人気を得ましたがカヒッゼ没後は解散しております。カヒッゼの芸風は19世紀巨匠的なスケールの大きなもので、ドイツ往年の名指揮者を想わせる立派な佇まいの演奏を聴かせます。特に「英雄」は名演と呼ぶに差し支えない出来栄えです。
バハタン・カヒッゼはジャンスクの子息ですが、これまた古に先祖帰りしたような重厚な演奏でこの親子の緊密な芸術の継承が明らかです。第4番などクレンペラーもかくやというばかりの静謐な名演です。
ジャン・イヴ・ゴディンはピエール・デルヴォー門下でもあるフランス人指揮者ですが、ロシア語圏とも緊密。こちらは快活でスピード感ある演奏でパレーなどのベートーヴェンに通じる軽味が楽しい演奏です。
ティトフはロシア音楽のレパートリーでCDも少なくない人ですが、新生ロシア・ニューフィルハーモニア管の新鮮な音色で美しい「田園」を聴かせてくれます。
今回録音年月日も明らかになりました。マスタリングもし直しまして、音の厚みを増し、楽章間の妙なノイズも取り除かれております。 |

MR2145/2149
(5CD)
\1990 |
カール・シューリヒト/ベートーヴェン:交響曲全集
(カプリング順) 全て、モノラル録音
CD1
交響曲第1番(ベルリン市立管=現ベルリン・ドイツ・オペラ管、1941年スタジオ録音)、
交響曲第4番 (ベルリン市立管=現ベルリン・ドイツ・オペラ管、1942年スタジオ録音)
CD2
交響曲第2番(スイス・ロマンド管、1957年ライヴ)、
交響曲第5番「運命」(フランス国立放送響、1956年9月23日ライヴ)
CD3
交響曲第8番(パリ音楽院管、1957年5月スタジオ録音)、
交響曲第3番「英雄」(シュトウットガルト放送響、1952年2月29日ライヴ)
CD4
交響曲第6番「田園」(シュトウットガルト放送響、1957年2月14日ライヴ)
交響曲第7番(VPO、1956年12月10日ライヴ)
CD5
交響曲第9番(フランス国立放送響、
マリア・シュターダー(S)、カタリナ・マルティ(A)、
ワルデマル・クメント(T)、ハインツ・レーフス(Bs)、
ラ・ツール・ド・ペリ合唱組合、シャイイ・スー・クララン合唱団、
1954年9月12日ライヴ) |
カール・シューリヒト指揮 |
発売1週間で完売となって、再発売はされるのか問い合わせが相次いでいたシューリヒトのベートーヴェン交響曲全集・・・よかった・・・再プレス決定。・・・でもすでに在庫僅少らしい・・・。
苛烈な在庫処分セールを行うなどすでに死に体状態で、まともな活動は不可能と思っていたMEMORIES。最後の最後の力を振り絞ったのか、すごいものを出してきた。
シューリヒトのベートーヴェン:交響曲全集。
かつて出ていて廃盤になっている
MR2061/2(第2、3、6、7番) と MR2035 (第5番)のライヴ集をベースに、
1,4,8番のスタジオ録音を足して(1,4番はPHILIPS、8番は全集にも入っているEMI録音)、さらに9番の壮絶ライヴをくっつけて全集にまとめたものである。
コンセプトは「できるかぎり生々しい演奏」、ということだろうが、とくに5、7、9番の荒れ方はすごい。
第5番はMEMORIESのMR2035でもベストセラーになっていたが両端楽章の突進力はすさまじい。
第7番は数年前にARCHIPHONでもリリースされて大ベストセラーとなった「ニューヨーク国連ライヴ」。ここでのベートーヴェンの7番は、同レーベルのチャイコフスキーの4番とともに、シューリヒトとしては珍しい爆演として知られていた。
第9番はモントルーでのライヴで、シューリヒト・ファンの間では別格的な名演としてとりわけ人気の高いもの。シューリヒトは荒れ狂うばかりに猛進し、多少の乱れがあろうがかまわず即興的なまでにテンポを揺らし、絶えず音楽を動かしつづける。それに必死になってオーケストラや合唱が応えていく様はまさにスリリング。
EMI,の由緒正しい全集録音ももちろん価値が高いが、こっちの裏全集も捨てがたい。 |

MR2150/2154
(5CD)
\2400→\1990 |
トスカニーニ&NBC響/ベートーヴェン・ツィクルス(全集)1939
ベートーヴェン:交響曲全集(カプリング順)
CD1
交響曲第1番、交響曲第3番「英雄」
1939年10月23日NBC8Hスタジオ
CD2
交響曲第2番、交響曲第4番、「レオノーレ」序曲第3番
1939年11月4日NBC8Hスタジオ
CD3
交響曲第6番「田園」、交響曲第5番「運命」
1939年11月11日NBC8Hスタジオ
CD4
「エグモント」序曲、交響曲第7番
1939年11月18日NBC8Hスタジオ、
「レオノーレ」序曲第1番、交響曲第8番
1939年11月25日NBC8Hスタジオ
CD5
交響曲第9番
1939年12月2日NBC8Hスタジオ |
アルトウーロ・トスカニーニ指揮
NBC交響楽団
ジャルミラ・ノヴォトナ(S)、
ケルステン・トルボルイ(MS),
ジャン・ピアース(T),
ニコラ・モスコナ(Bs)
ウェストミンスター合唱団(ジョン・フィンリー指揮) |
ライヴ モノラル録音
トスカニーニのベートーヴェン・ツィクルスの中でも最も評価の高いものが当1939年の連続演奏会ライヴです。ほぼ毎週のペースで繰り広げられた名演。
この時代トスカニーニは体力的に充実していた様子で、NBC響を完璧に掌握。自由自在なテンポ変化を見せるかと思えば、インテンポの部分では厳格さ強烈さも際立っております。巨匠も歌ったり、怒鳴ったりとかなり高揚しております。特に戦後の演奏に見られる老け込んだ感じが全くありません。
M&Aレーベルの音質も優れておりましたが、当盤の音質はそれを上回ります。具体的に申しますと、合成した拍手やデータ不完備もなく、ノイズの取りすぎもありません。それ故に生々しい息遣いが感じ取れるのです。 |

MR2155/2159
(5CD)
\2400→\1990 |
シューリヒト/
ブラームス:交響曲全集+協奏曲集+ドイツ・レクイエム他
CD1
交響曲第3番
(シュトウットガルト放送響、1954年12月2日ライヴ)、
交響曲第1番
(スイス・ロマンド管、1953年12月28日ライヴ)
CD2
交響曲第2番
(ウィーンフィル、1953年6月スタジオ録音)、
交響曲第4番(北ドイツ放送響、1958年5月7日ライヴ)
CD3
ピアノ協奏曲第2番
(シュトウットガルト放送響、アンダ、1954年11月ライヴ)、
ヴァイオリンとチェロの二重協奏曲
(スイス・ロマンド管、クーレンカンプ=Vn、マイナルディ=Vc
1947年7月8日スタジオ録音)
CD4
ヴァイオリン協奏曲
(ウィーンフィル、フェラス=Vn 1954年4月スタジオ録音)、
運命の歌
(シュトウットガルト放送響、同合唱団、1954年1月26日ライヴ)、
ナニー(シュトウットガルト放送響、同合唱団1954年1月25日ライヴ)
CD5
ドイツ・レクイエム
(シュトウットガルト放送響、同合唱団、
マリア・シュターダー=S、
ヘルマン・プライ=Br他1959年11月ライヴ) |
カール・シューリヒト指揮 |
大ベストセラー、ベートーヴェン全集に続くブラームス:交響曲全集+協奏曲集、ドイツ・レクイエム
モノラル録音
大指揮者シューリヒトとブラームスの相性の良さは数々の名盤でファンは良く知るところですが、レーベルや録音年代もばらばらでブラームスを集中して聴けるセットものは今までありませんでした。
ここに長年の渇きを癒す好企画の登場です。交響曲全曲だけでなく、協奏曲、合唱曲までも集大成したお徳用で、これまた特価での販売となります。
シューリヒトの演奏は枯れ切ったなどという表現がされることも多いのですが一聴すればなかなか一筋縄ではいかない芸術家で、時折見せる急ブレーキのようなアゴーギグの大胆さには驚かされますし、オーケストラを鼓舞する能力にも優れたものがあります。「ドイツ・レクイエム」など相当早いテンポ設定がされておりますがむせ返る様な濃厚さもあり、長く聞き込むには最適の演奏と言えましょう。 |
MR2160/2164
(5CD)
\2400→¥1990 |
ブルーノ・ワルター、マーラー・ライヴ集
交響曲第1番「巨人」
(NBC交響楽団、1939年4月8日ライヴ)
交響曲第2番「復活」
(ウィーンフィル、チェボターリ、アンダイ独唱、
1948年5月15日ライヴ録音)
交響曲第4番
(ウィーンフィル、ヒルデ・ギューデン、1955年11月6日ライヴ)
交響曲第5番よりアダージェット
(ウィーンフィル、1938年1月15日ライヴ)
交響曲第9番
(ウィーンフィル、ヒルデ・ギューデン、1938年1月16日ライヴ)
交響曲「大地の歌」
(ニューヨークフィル、ルイス、フォレスター、1960年4月16日ライヴ) |
ワルター指揮
NBC響
ウィーン・フィル
ベルリン・フィル |
モノラル録音
元来ワルターは熱しやすく、自分をコントロールすらできなくなるほどの激情的な性格の持ち主でした。その心情は1939年新天地アメリカでのライヴである「巨人」によく表れております。荒れ狂うテンポと豪快なオーケストラ・ドライヴは名盤の誉れ高い晩年のコロンビア響との静謐な美しさとまた別の魅力があります。
またワルターがほぼ10年振りにウィーン・フィルと再会してまもない時期の「復活」。これなども大指揮者ワルターともあろう人が意外や神経質になっていることが手に取るようにわかります、しかしよよと泣き崩れんばかりの官能的な音色には抗し難い魅力があります。名歌手チェボターリは翌年夭折しております。
第5番アダージェット、第9番は命の危険すら迫っていたワルターがウィーンで成し遂げた奇跡の名演。緊張感みなぎるのは音楽家だけではなく客席からの息吹も同じです。
そして「大地の歌」はマーラー生誕100年祭のライヴで、マーラーとも縁の深いニューヨークフィルを指揮しての枯淡の境地です。独唱歌手はRCAにライナーとも録音しており、アメリカでの代表的なマーラー歌手でした。
いずれも聴きやすい音質で、至高の名演を楽しめます。 |
MR2165/2169
(5CD)
\2400→\1990 |
ミュンシュのベートーヴェン:交響曲全集
ベートーヴェン:交響曲全集(カプリング順)
CD1
交響曲第1番(ボストン響、1950年12月27日ライヴ録音)、
交響曲第4番(ボストン響、1961年4月18日ライヴ録音)
CD2
交響曲第2番(ボストン響、1953年10月17日ライヴ録音)、
交響曲第5番「運命」(ボストン響、1959年11月3日ライヴ録音)
CD3
交響曲第8番(パリ音楽院管、1947年9月スタジオ録音)、
交響曲第3番「英雄」(ボストン響、1957年11月30日ライヴ)
CD4
交響曲第6番「田園」(ボストン響、1956年12月8日ライヴ)
交響曲第7番(ボストン響、1954年10月15日ライヴ)
CD5
交響曲第9番
(ボストン響、タングルウッド祝祭合唱団、
アデレ・アディソン(S),フローレンス・コプレフ(CA),
ブレイク・スターン(T),ドナルド・グラム(Bs)、
1958年8月10日タングルウッド音楽祭ライヴ) |
シャルル・ミュンシュ指揮 |
今回登場するのは、今までありそうでなかった、巨匠ミュンシュによる「ベートーヴェン:交響曲全集」。ボストン響着任からその黄金時代のライヴ録音を集成。
正に火の玉のように燃える熱いベートーヴェン。ミュンシュも怒鳴り、足踏みしまくり。基本的には快速のテンポ設定で、オーケストラを鼓舞し続ける。第8番だけはパリ音楽院管とのスタジオ録音で、この当時はまだローカルなフランス。オーケストラの味わいが色濃く残っていることも注目される。
ミュンシュはフルトヴェングラーからの影響を強く受けているとは良く言われる所だが、注意深く聴くとトスカニーニの影響、即ち一見イン・テンポに聴かせながら、実は自然で見事なウネリを大きくあげる自在さを感じることができると思う。
聴きやすく作為のないMEMORIES入魂のリマスタリング。モノラル録音 |

MR2170/2174
(5CD)
¥2300→\1990 |
メンゲルベルクのベートーヴェン:交響曲全集
ベートーヴェン:交響曲全集(カプリング順)
CD1
交響曲第1番、
交響曲第3番「英雄」
ニューヨークフィル 1930年1月スタジオ録音
CD2
交響曲第4番、
交響曲第5番「運命」
コンセルトヘボウ管、1940年4月25日、4月18日ライヴ録音
CD3
交響曲第8番、交響曲第6番「田園」
コンセルトヘボウ管、1940年4月18日、4月21日ライヴ録音
CD4
交響曲第2番、
コンセルトヘボウ管、1940年4月21日ライヴ録音
交響曲第7番、
ベルリン放送交響楽団 1942年1月28日ライヴ録音
CD5
交響曲第9番、
コンセルトヘボウ管、1938年5月31日ライヴ録音 |
ウィレム・メンゲルベルク指揮
CD5:
トー・ファン・スルーズ(S)、
スーゼ・ルーゼ(CA)、
ルイーズ・ファン・トゥルダー(T)、
ウィレム・ラヴェッリ(Bs)、
トーンクンスト合唱団 |
ニューヨークフィルとの「英雄」ベルリン放送響との第7番も含む、ファン必携のアイテム
1940年4月に行われたメンゲルベルク+コンセルトヘボウ管のベートーヴェン・ツィクルスは、何度も商品化されて親しまれておりますが、第3番「英雄」は第1楽章欠落のために、同年のスタジオ録音が転用されたり、第一楽章のみスタジオ録音を流用し、第2楽章以降はライヴだったりと混乱甚だしいものがあります。MEMORIESでは思い切って1940年から離れて、巨匠初の「エロイカ」録音となった、ニューヨークフィルとのスタジオ録音を採用しました。トスカニーニの前にアメリカの英雄だったメンゲルベルクらしいロマン色たっぷり、さらにニューヨークフィルの妙技、まるでヨーロッパのオケの様なコク、響きが堪能できます。第1番も同時期の演奏を採用しましたのでぜひお試し下さい。第7番は、1942年にベルリン放送交響楽団に客演したライヴ、楽章ごとにイライラと指揮台を指揮棒で叩く音がしっかり収録されており、盛り上がりも凄まじい名演です。第9も1938年の演奏が採用されており、通にはたまらないセットものと申せましょう。聴きやすく作為のないMEMORIES入魂のリマスタリングです。モノラル録音 |
MR2175/2179
(5CD)
\2300→¥1990
完売 |
ワインガルトナーのベートーヴェン:交響曲全集
ベートーヴェン:交響曲全集(カプリング順)
CD1
交響曲第1番、交響曲第3番「英雄」
ウィーンフィル 1937年10月、1936年5月スタジオ録音
CD2
交響曲第4番、交響曲第6番「田園」
ロンドンフィル、1933年11月スタジオ録音、ロイヤルフィル、1927年1月スタジオ録音
CD3
交響曲第8番、 交響曲第5番「運命」
ウィーンフィル、1936年スタジオ録音、ロンドンフィル、1933年スタジオ録音
CD4
交響曲第2番、交響曲第7番、
ロンドン響、1938年3月スタジオ録音、ウィーンフィル、1936年スタジオ録音
CD5
交響曲第9番、
ウィーンフィル、ウィーン国立歌劇場合唱団、
ゲオルグ・マイクル(T)、ロゼット・アンダイ(CA)、
リヒャルト・マイル(Bs)、ルイゼ・ヘレツグリューバー(S) |
フェリックス・ワインガルトナー指揮 |
史上初のベートーヴェン:交響曲全曲録音を果たした巨匠ワインガルトナー、ベートーヴェン探求の結論!
ベートーヴェンの交響曲全曲を史上初めて録音したのは、フルトヴェングラーでもトスカニーニでもワルターでもメンゲルベルクでもなく、巨匠ワインガルトナーです。その熱意は、複数の曲を複数回スタジオ録音していることでも容易に窺い知れます。それだけワインガルトナーは人気があり、市場の要求も高かった表れとも言えます。ワインガルトナーの演奏スタイルは、力まず、張らずのスマートで洗練されたもので、その高貴な芸風とウィーンフィルの美音の相性は抜群で、第8番は今もって、この曲のベストとされています。「英雄」の流線型の名演、第4番の神秘的な響きなど、いずれも傾聴に値する好企画です。MR2028の音源を見直しマスタリング・エンジニアを変更し聴きやすく作為のないMEMORIES入魂のリマスタリングです。モノラル録音 |

MR2180/2184
(5CD)
\2300→¥1990 |
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番、交響曲第2番、
交響曲第3番、交響曲第4番
(1959年3月、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院大ホールライヴ) |
チェリビダッケ指揮
ミラノ・イタリア放送(RAI)交響楽団 |
ブラームス:交響曲第1番*
1952年10月ライヴ
ブラームス:ドイツ・レクイエム+
1957年10月ライヴ |
チェリビダッケ指揮
ウィーン響*
ケルン放送響+
ホッター+、
ギーベル+ |
当ブラームス全集は、チェリビダッケがミラノ・イタリア放送(RAI)交響楽団と一気に演奏した際のライヴ録音です。
後年から晩年にかけての雲上人となったかのような静的アプローチとは正反対のアグレッシヴな演奏で、実に聴き応えがあります。フェンシングの選手のようだと評された若き日の演奏から脱皮し、フルトヴェングラー流の柔軟自在なテンポ変化も過度に表出することなく、見事な正統派ブラームスと申せましょう。当演奏は、チェリビダッケが幻の存在であった頃に、国内盤としても紹介されたことのある演奏で、レコード芸術誌でも推薦されました。音質の良さも評価され、人気のあるブラームス全集ということもあり、普遍的な価値を獲得しました。現在は統合されましたが、当時RAIは、ミラノ、トリノ、ローマなど各地に放送オケを所有し、その何れとも密接な関係を築いて演奏能力の向上につとめたのが他ならぬチェリビダッケでした。
RAIオケというと薄っぺらな弦楽器やヘタレの金管など非難を浴びることが多かったのですが、そこはチェリの厳しい指導のもとドイツの名門のような重厚な響きを獲得、リズムの明確な快演となっております。さらに縁深い街とは言えなかった音楽の都ウィーンにおけるライヴの第一交響曲、これはフルトヴェングラー存命中の演奏です。凄い影響を感じさせます。
そしてドイツ・レクイエムは晩年よりこちらの方がオーソドックスで正統派と思われる方もいらっしゃるんではないでしょうか。ホッターの英雄的なソロには感動を禁じ得ません。その崇高な響きには圧倒されます。<モノラル> |

MR2189/2193
(5CD)
\2300→¥1990 |
シューリヒト/モーツァルト名演集(全てモノラル)
交響曲第23番 ドレスデンフィル
1943年5月18日スタジオ録音
交響曲第34番 ドレスデンフィル
1943年5月18日スタジオ録音
交響曲第35番「ハフナー」
ウィーンフィル 1956年12月10日ニューヨーク・ライヴ
交響曲第38番「プラハ」
ウィーンフィル 1960年8月14日ザルツブルク・ライヴ
交響曲第40番
スイス・イタリア語放送響 1961年4月27日ルガノ・ライヴ
交響曲第41番「ジュピター」
ウィーンフィル 1960年8月14日ザルツブルク・ライヴ
ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」
ハスキル独奏、シュトウットガルト放送響 1952年5月23日ライヴ
ピアノ協奏曲第17番
アスケナーゼ独奏、シュトウットガルト放送響 1954年9月24日ライヴ
ピアノ協奏曲第19番
ゼーマン独奏、シュトウットガルト放送響 1961年5月19日ライヴ
ピアノ協奏曲第19番
ハスキル独奏、シュトウットガルト放送響 1956年7月4日ライヴ
ピアノ協奏曲第22番
ニコライエワ独奏、ウィーンフィル 1956年1月26日ライヴ
ピアノ協奏曲第27番
カサドシュス独奏、ウィーンフィル 1961年8月23日ザルツブルクライヴ
協奏交響曲K.297
シュトウットガルト放送響 1952年2月29日ライヴ |
|
シューリヒト指揮 |
年内入荷決定!シューリヒトのモーツァルト・ライヴBOX。交響曲とピアノ協奏曲を中心に……,超特価でご奉仕!
正に壮観という他はないシューリヒトのモーツァルト・ライヴ集。交響曲もライヴで燃上るシューリヒトならではの豪快な名演揃い。「ハフナー」はニューヨークの国連本部に於けるライヴで凄い迫力。疾走するモーツァルトを堪能したいなら、第40番のルガノ・ライヴ、「ジュピター」なども聴き逃せません。若き日のドレスデンフィルとのスタジオ録音の方が落ち着きがあって、巨匠風の重みすらあるのが面白い処。ピアノ協奏曲への造詣も深く、多岐に渡るソリストとの丁々発止のやりとりも素晴らしいです。ハスキルの遠慮がちなリリシズムにはそれをサポートし、ゼーマン、アスケナーゼのキリリとした辛口の演奏には、そのように対応。ニコライエワのスケール極大のモーツァルトに対してはやはり大柄な伴奏を心がける。そして相性のよかったカサドシュスとの名演には言葉もありません。ヘンスラーのボックスにも含まれていない、アスケナーゼ、ゼーマンとの共演、協奏交響曲が含まれているのも有難い限りです。 |
MR2194/2197
(4CD)
\2300→¥1990 |
トスカニーニ+ウィーンフィルの「マイスタージンガー」!!
1937年8月5日ザルツブルク音楽祭ライヴ
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」全曲 |
トスカニーニ指揮
ウィーンフィル、
ウィーン国立歌劇場合唱団
主なる配役:
ザックス:ハンス・ヘルマン・ニッセン(Bs-Br)、
ポーグナー:ヘルベルト・アルセン(Bs)、
エヴァ:マリア・ライニング(S)、
マグダレーネ:ケルスティン・トルボルク(Ms)、
ワルター:ヘンク・ノールト(T)、
ダーヴィト:リヒャルト・サラバ(T)、
フォーゲルゲザング:ゲオルク・マイクル(T)、
ナハティガル:ロルフ・テラスコ(Bs) |
トスカニーニとウィーンフィルの共演は1933年に始まり、この1937年に終わってしまいますが、短い蜜月ともいえる濃厚な関係を築きました。特にこの「マイスタージンガー」は決定的ともいえる成功を収め、トスカニーニにとっても忘れられない演奏だったそうです。音質も当時としては驚異的にすぐれております。冒頭からして、結構鄙びた味わいで、きつく厳しいトスカニーニとは思えない柔らかな表現も多々見られます。リズムがキビキビしていて元気がよく、自由なテンポ変化は絶好調のトスカニーニならでは。歌手の豪華さには言葉もありません。国際的な音楽祭でありながらローカルな匂いも充満する聴いていて楽しくなるような、それでいて思わず背筋を伸ばしてしまう超名演と申せましょう。しかし世界はこの一週間後には第二次上海事変が勃発、第二次世界大戦へと暗黒の時代へまっしぐらだったのです。1937年8月5日ザルツブルク音楽祭ライヴ<MONO> |

完売
MR2198/2201
(4CD)
\2300→¥1990 |
ウィルヘルム・バックハウス協奏曲6番勝負
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番
(ベーム指揮ウィーンフィル、1956年1月ライヴと1960年8月ライヴ)、
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
(クナッパーツブッシュ指揮ウィーンフィル1957年1月ライヴ)
(カンテルリ指揮ニューヨークフィル、1956年3月ライヴ)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
(カイルベルト指揮シュトウットガルト放送響、1953年3月ライヴ)、
(シューリヒト指揮ルガノ放送響、1961年4月27日ライヴ)
(コンヴィチュニー指揮ゲヴァントハウス管、1960年4月20日ライヴ) |
|
ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ) |
まさに壮観という他ないバックハウスの協奏曲ライヴ集。モーツァルトは第27番を2種。ベートーヴェンでは、第4番を2種、「皇帝」を3種も味わえます。バックハウスが如何にレパートリーを絞り、繰返し、その演奏内容の向上に傾注していたかが判ります。それに加え、当時の大指揮者が協奏曲の伴奏をどのように考えていたかも手に取るように判る好企画です。なぜかと言うとピアノ協奏曲はオーケストラ部分の重要性が高いジャンルだからです。第4番で言えば、カンテルリは言うなれば押し付けがましい感じの伴奏で、主役は俺だと言わんばかりです。クナもマイペース。カイルベルトはソリストと競うかのように煽りを加えて対抗心がむき出し。シューリヒトは天衣無縫なようで、ソリストの見せ場をちゃんと守っている様子。ベームはいつでも高水準で模範的。コンヴィチュニーがやはり古式ゆかし立派な伴奏で、風格も五分五分と言ったところです。<MONO> |

MR2206/2210
(5CD)
\2400→¥1990 |
クレンペラー+フィルハーモニア/ベートーヴェン・ツィクルス・イン・ウィーン
交響曲第1番ハ長調 op.21(1960年6月7日)、
交響曲第3番変ホ長調 op.55「英雄」(1960年5月29日)、
交響曲第2番ニ長調 op.36(1960年5月29日)、
交響曲第7番イ長調 op.92(1960年6月2日)、
交響曲第4番変ロ長調 op.60(1960年5月31日)、
交響曲第8番ヘ長調 op.93(1960年6月4日)、
「エグモント」序曲 op.84(1960年5月31日)、
バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲
op.43(1960年6月2日)、
交響曲第5番ハ短調 op.67「運命」(1960年5月31日)、
交響曲第6番ヘ長調 op.68「田園」(1960年6月2日)、
交響曲第9番二短調 op.125「合唱」(1960年6月7日)、
序曲「コリオラン」 op.62(1960年6月4日) |
クレンペラー指揮
フィルハーモニア管、
ウィーン楽友協会合唱団、
ヴィルマ・リップ(ソプラノ)、
ウルズラ・ベーゼ(アルト)、
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)、
フランツ・クラス(バス) |
まさに聳え立つ巨峰!クレンペラー+フィルハーモニア管による、1960年ウィーン楽友協会に於けるベートーヴェン・ツィクルス。有名なライヴ録音です。
様々なレーベルから出ているとはいえ、M&AからのCDはこのレーベルらしい拍手の合成や編集の甘さ、ステレオ感付加があり、かつてのチェトラ版が最も高音質と言われております。
当盤は最もチェトラに近い音質で、例えるならばコンサートホール最前列で聴くかのような臨場感。故に残響は抑え目で、強烈な音響でヘビーなベートーヴェンを体現できます。厳しいリズム感、木管に対しての自由な飛翔は聴いていて姿勢を正したくなるほどです。
短期間で一気に演奏されたこのツィクルスは巨匠も余程体調が良かったのか、怒鳴り声も至る所ではっきり聴かれます。ウィーン芸術週間の聴衆も納得の名演として語り継がれている超名演です。(メーカーより) |

MR2211/2214
(4CD)
\2400→¥1990 |
ホロヴィッツ協奏曲ライヴ名演集
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 |
トスカニーニ指揮 ニューヨークフィル、
1935年3月17日ライヴ |
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 |
セル指揮 ニューヨークフィル
1953年1月12日ライヴ |
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 |
スタインバーグ指揮 ハリウッド・ボウル管
1949年8月ライヴ |
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 |
クーセヴィツキー指揮 ハリウッド・ボウル管
1950年8月ライヴ |
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 |
バルビローリ指揮 ニューヨークフィル
1940年3月31日ライヴ |
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 |
バルビローリ指揮 ニューヨークフィル
1941年5月4日ライヴ |
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 |
ワルター指揮 ニューヨークフィル
1948年4月11日ライヴ |
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 |
ワルター指揮 コンセルトヘボウ管
1936年2月20日ライヴ |
|
ウラディミール・ホロヴィッツ(P) |
ジャケット写真を見れば判るように、ホロヴィッツは正しく「ヤバイ人」です。ホロヴィッツの全盛期とも言える1930年代から1950年に掛けて、いずれも「活動の中心をアメリカにおいたヨーロッパの巨匠指揮者」とがぶり四つに組んだ狂気の協奏曲ライヴ集。いずれも入手困難な演奏ばかりです。ここでは一瞬たりとも「普通の音楽」は聞こえません。そこに常軌を逸した芸術家の姿。常軌を逸さなければ芸術家ではないとでも言いたげな激情の奔流が繰り広げられます。ワルター、トスカニーニ、バルビローリ、セル、スタインバーグ、クーセヴィツキーもそれぞれ挑発的な音楽で真っ向勝負に挑みます。つくづくこうした演奏を生で聴きたいものです。モノラル |

MR2215/2218
(4CD)
\2400→¥1990 |
フルトヴェングラー指揮 ブラームス作品集
交響曲第1番(ウィーンフィル、1952年1月27日ライヴ)、
ハンガリー舞曲第1,3,10番
(ウィーンフィル、1949年4月スタジオ)
交響曲第2番(ウィーンフィル、1945年1月28日ライヴ)、
二重協奏曲
(ウィーンフィル、ボスコフスキー、ブラベッツ、
1952年1月27日ライヴ)
交響曲第3番(ベルリンフィル、1954年4月27日ライヴ)、
ヴァイオリン協奏曲
(メニューイン、ルツェルン祝祭管、1949年8月ライヴ)
交響曲第4番(ウィーンフィル、1950年8月ザルツブルクライヴ)、
ハイドン変奏曲(ベルリンフィル、1950年6月ライヴ) |
|
MEMORIESからは既にMR2071/2074として、フルトヴェングラーのブラームス:交響曲全集が出ておりますが、今回のリリースは全て違う演奏です。ウィーンフィルとの演奏が中心となっていることが注目でこの時代は世界に冠たるヴィルトゥオーゾ・オーケストラというより地域性の高い音色の個性で酔わせてくれます。
第2番は戦中にスイス脱出直前という異様な雰囲気の中で奏でられる不思議な安息が心を打ちます(この演奏の音質の改善が目覚しいです)。そして戦後の1950年ザルツブルクに於ける第4番の強烈な演奏。1952年の豊饒この上ない第1番。最晩年の1954年の第3番はベルリンフィルを使ってスケール極大の深遠さで、この辺をチェリビダッケは目指していたのではないかと妄想もたくましくなります。
二重協奏曲は、勝手知ったるウィーンフィルメンバーをソリストに据えた温かな名演。ヴァイオリン協奏曲はメニューインの非凡が余すところなく伝わります。 |

MR2090/94
(5CD)
\2400→\1990 |
クレンペラー指揮 ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番(ケルン放送響、1954年10月25日)、
交響曲第3番「英雄」(ベルリン放送響、1958年3月29日)、
交響曲第2番(ベルリン放送響、1958年3月29日)、
交響曲第5番「運命」(LAP、1934年1月1日)、
交響曲第4番(COA、1956年5月9日)、
交響曲第7番(NDR、1955年9月28日)、
交響曲第8番(ケルン放送響、1955年5月28日)、
交響曲第6番「田園」(ベルリン放送響、1954年2月15日)
交響曲第9番
(COA、ブロウエンシュタイン=S、ヘルメス=A、
ヘフリガー=T、ウィルブリンク=Br、1956年5月17日) |
クレンペラーの“ライヴ”によるベートーヴェン全集セレクション。
「運命」だけは34年の演奏ですが他は病を乗り越えヨーロッパで尊敬を一身に集めた時期である50年代中盤から後半の名演です。
リズム重視でずしりと手ごたえのあるのはいつものことですが、クレンペラーといえども人の子。聴衆を前に存分に熱しています。クレンペラーはフィルハーモニア管とも優れたベートーヴェンを遺していますが、ヨーロッパ強豪オケの重厚なサウンドはクレンペラーのヘビーな解釈にぴったりと申せましょう。
既出のCDよりも生々しい音で迫るMEMORIES入魂のリマスタリングでどうぞ。 |