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MEMORIES

衝撃的特価!在庫限り!
〜9/23(日)

1CD\1,900→\990
→\890
2CD\3,800→\1980
→\990
3CD〜13CD \2400→\1990→\1290


 風前の灯と思われた歴史的録音レーベルMEMORIES、しかし一時期からレアでありながら超特価のシリーズをリリース、その後空前の快進撃を続けている。
 他レーベルがなかなか出してくれない音源をうまくまとめ、ファンが喜びそうな形で独自編集するセンスは悪くない。
 ここでしか出ていない秘蔵音源も多数ある。どうせまた他のレーベルから出るだろうとたかをくくっていると痛い目に遭う。


 今回の案内は期間限定セール。
 しかし、ほとんどのものは在庫限定。
 ・・・というか、おそらく在庫を処分したいのだと思う。なので完売したらなかなか再プレスということはない。

 期間内でも早い段階で完売になるものも出てくるだろう。
 どうかどうかご希望のものはお早めに。




MR 2014/15
(2CD)
\3,800→\1980→\990

フランツ・コンヴィチュニー
 まさかのフレンニコフ交響曲第2番!!


CD1
 (1)ブリテン:
  左手ピアノと管弦楽のための主題と変奏(Diversions)作品21
   (1951年10月21日)、
 (2)フレンニコフ:交響曲第2番
   (1955年4月21日)
ベルリン放送響
ジークフリート・ラップ(P)(1)
CD2
 オルフ:カルミナ・ブラーナ
  以上、:1957年5月31日ライヴ
プラハ放送響、
ミラヴ・スオルトヴァ(S)、
アントニン・ヴィタヴァ(T)、
テオドル・スルバス(Br)

 往年の大指揮者、フランツ・コンビチュニーによる希少なレパートリーを集めた好企画。
 特にフレンニコフ:交響曲第2番という、轟音、爆音好きには堪らない名曲が含まれる。スベトラーノフの演奏しか聴けない状態で長く続いていた。ファンにとっては、このリリースは大変歓迎されるだろう。
 MEMORIESによるとコンビチュニーらしいがっしりとした構成的な演奏で重みを持つが故にその迫力も無類とのこと。そして、「カルミナ・ブラーナ」という驚愕の初登場音源も含む。コンビチュニーといえばドイツ音楽の権威だが、無論オルフも紛れもないドイツ音楽であり、堂々たる演奏を聞かせてくれる。いずれも年代にしては良好な音質で音楽愛好家には充分に訴求する品質と言えるだろう。

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MR2057/58
(2CD)
\3,800→\1980→\990
出演者提供のテープコピー
 フルトヴェングラー

  ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」全曲
  (ザルツブルク音楽祭1948年8月3日ライヴ)
フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィル、
エルナ・シュリューター、
ユリウス・パツァーク、
ヘルベルト・アルセン、
オットー・エーデルマン、
フェルディナント・フランツ、
ルドルフ・ショック、
リザ・デラ・カーザ

 フルトヴェングラーが愛し、演奏を繰返したベートーヴェン唯一のオペラ「フィデリオ」その中でも最も珍しい演奏と言えるのが、当48年ザルツブルク音楽祭に於ける公演ライヴ。この前年に公職追放解除になったフルトヴェングラーが、復帰後初めてザルツブルク音楽祭で指揮したのがこの演奏。
 かつては、メロドラムの劣悪音質のCDが知られていたが、当演奏は、出演者提供のテープコピーからの復刻との事で、思いの外音質が優れている。
 残念なのは、第一幕から4曲が、録音上欠落していることで、その欠点を除けば有名なスタジオ録音をしのぐ出来栄えではないだろうか。
 レオノーレ序曲第3番のド迫力は、今聴いても圧倒されるが、当日の聴衆の拍手も鳴り止みません。
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MR2081/82
(2CD)
\3,800→\1980→\990

ディヌ・リパッティ・レア・レコーディングズ

CD1
 リスト:ピアノ協奏曲第1番(アンセルメ指揮ロマンド管1947年)、
 エネスコ:ピアノ・ソナタ、
 ブラームス:間奏曲作品117-2、以上、1936年パリの初レコーディング、
 バッハ:主よ人の望みの喜びを、
 スカルラッティ:ピアノ・ソナタト短調、
 ショパン:練習曲変ト長調作品10-5「黒鍵」、
 シューマン:交響的練習曲作品13-9、
 リスト:演奏会練習曲「小人の踊り」、
  以上、1941年のブカレストテスト録音、
 リスト:演奏会練習曲第2番「軽やかさ」(1947年9月BBC録音)、
 フォーレ:「夢の後に」、
 ラヴェル:ハバネラ形式の小品、
 R=コルサコフ:熊ん蜂の飛行、
  以上、ヤニグロ=Vcチューリヒ1947年5月、
 ショパン:練習曲変ト長調作品10-5「黒鍵」、練習曲作品25-3
  以上、1950年チューリヒ・ライヴ、
 バルトーク:ピアノ協奏曲第3番第2楽章
  (1948年5月、ザッヒャー指揮南西ドイツ放送響)
CD2 リパッティ作品集
 古典的コンチェルティーノ、
 ピアノと管弦楽のためのルーマニア舞曲
  (アンセルメ指揮ロマンド管、1945年)、
 2台ピアノと管弦楽の協奏交響曲
  (マドレーヌ・リパッティ、ベラ・シキ、アンセルメ指揮ロマンド管1951年)、
 ツィガーヌ(アンセルメ指揮ロマンド管、1951年?)
ディヌ・リパッティ(P)

 夭折の奇才リパッティの貴重録音集。
 現在では入手困難な演奏ばかり必携のアイテムと申せましょう。
 アンセルメとのリストの鬼気迫る展開や神経質ながら恐るべきファンタジーを感じさせるソロ録音。テスト録音とは到底信じられぬ完成度の演奏群も凄い出来です。そして作曲家としてのリパッティを知る唯一無二の資料も含まれております。全てモノですが、鑑賞に不足ありません。

<モノラル>
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MR2108/2109
(2CD)
\3,800→\1980→\990
フルトヴェングラー自作自演
 フルトヴェングラー:
  ピアノと管弦楽のための交響的協奏曲
   (ベルリンフィル、エドヴィン・フィッシャー(P)、
    1939年1月19日)、
  交響曲第2番(ハンブルク・フィル、1948年10月18日)
フルトヴェングラー指揮

 まるで世界の苦悩を一身に受け止めているかのような暗く深刻な作品……。交響的協奏曲は懊悩そのものという曲調で、聴いていて気が滅入る位です。しかしこの徹底振りは抗し難い魅力があります。当演奏の前年にドイツはオーストリアを併合、日本では東京オリンピックを返上。年明けには、日中戦争の泥沼化を招いた第一次近衛内閣が瓦解。こういう不穏な空気をフルトヴェングラーが肌で感じたに違いありません。厳寒のこの季節のベルリンで、オーケストラ、独奏のフィッシャー共々、救済を求める悲鳴のような強烈な演奏が展開されております。既出盤がエコー過多であったので、こちらのストレートな音像も喜ばしい限りです。

 交響曲第2番は、かつては駄作の一言で片付けられていた時代もありましたが、聴衆も成長し、今や着目すべき20世紀のシンフォニストとして復権を果たしたと言えそうです。フルトヴェングラー数種の録音の中で最も若い演奏です。

 一枚に収まっているのも歓迎されることでしょう。

モノラル
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MR2202/2203
(2CD)
\3,800→\1980→\990

アルトゥール・ルービンシュタイン第1弾


 ショパン:ピアノ協奏曲第1番
  (ワルター指揮NYP 1947年2月9日)、
 ショパン:ピアノ協奏曲第2番
  (ロヴィツキ指揮ワルシャワフィル、1960年2月22日ステレオ)、
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
  (クーセヴィツキー指揮ロサンジェルス・フィル、1949年9月3日)、
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
  (ロジンスキー指揮ニューヨークフィル、1946年3月24日)
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)

 巨匠ルービンシュタインが燃え上がった協奏曲ライヴ集第1弾!

 特に40年代のライヴはホロヴィッツに対するライバル意識剥き出しの鬼気迫る演奏となっております。
 例えば、チャイコフスキーの第1番はホロヴィッツが大得意でしたが、ルービンシュタインも負けてはおりません。指が何十本もあるんじゃないかと思わせるテクニックと打鍵の強さは感動もの。ラフマニノフの第2番は、スタジオ録音がライナー、オーマンディという上品系の指揮者が伴奏でしたから華麗で派手好みのクーセヴィツキー共演の当ライヴは大歓迎です。
 まるでハリウッド映画音楽を聴くかのようなロマンティックで官能的な響きが、たまりません。生涯を通じて愛奏したショパンの協奏曲は、ワルターとの丁々発止で息があったところ見せる第1番。これはまるでベートーヴェンのようながっしりした演奏。そして1960年のショパンコンクールに名誉審査委員長として参加し、特別演奏会で披露した第2番の豪快にして流麗、耽溺的名演はステレオ収録です。

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MR2204/2205
(2CD)
\3,800→\1980→\990

アルトゥール・ルービンシュタイン第2弾


 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
  (1962年5月4日、クリュイタンス指揮トリノRAI響)、
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
  (1951年、ミトロプーロス指揮?よくフィル)、
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番、
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
  (1960年1月7日、パレー指揮デトロイト響)
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)

 巨匠ルービンシュタインがライヴ集第2弾!
 こちらはドイツ・オーストリア音楽がメインとなっており、品格豊かな名演を楽しめます。

 ブラームスは南欧的なリラックスムードに満ちた美演です。クリュイタンスが 伴奏だけにそのラテン的演奏傾向は顕著と申せましょう。
 ベートーヴェンは懐の広いミトロプーロスがバックをしっかり務めます。グラマラスですが古典的彫琢も見事と申せましょう。
 2枚目は昨今再評価著しいフランス→アメリカの巨匠ポール・パレーが伴奏。長命で、最晩年までエネルギッシュな活動を行った点はルービンシュタインとも共通しています。
 モーツァルトは端正で、緩徐楽章のしっとりした風情には心打たれます。
 十八番のチャイコフスキーは、蕩けるようなロマン派演奏とは一線を画し、パレーの規律正しい伴奏ともども辛口な表情も魅せるルービンシュタインとしては異色の名演と申せましょう。

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MR2245/2246
(2CD)
\3,800→\1980→\990
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮&ケルン放送響
 ブラームス:交響曲第3番、ハイドン変奏曲、
 ブルックナー:交響曲第7番
   (1962年、1963年)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
ケルン放送響

 巨匠クナッパーツブッシュはケルンにおいては、ギュルツェニヒ管と縁が深く、戦後結成されたケルン放送響との共演は2回に留まるようです。この頃、クナは大病を患い、演奏会のキャンセルも増えていた時期です。演奏スタイルも50年代のパワフルだが強引な印象が影をひそめ、意外とテンポ変化を抑制し(勿論、クナとしては)、しみじみとした情感を紡ぎだしています。
 ブラ3は愛奏曲で数多くのライヴも発掘されておりますが、当盤の枯れた味わいには抗しきれぬ魅力があります。
 クナのブル7は、当ケルン盤の他に1949年のウィーンフィル盤しか存在せず、希少極まりないものです。早めのテンポが採用された達人の域に達した名演。

モノラル
 

MR2247/2248
(2CD)
\3,800→\1980→\990
パウル・ヒンデミット指揮
 ブルックナー:交響曲第3番「ワーグナー」
  (マンハイム国立管、1963年5月)、
 ブルックナー:交響曲第7番
  (ニューヨークフィル、1960年2月)
パウル・ヒンデミット指揮

 指揮者ヒンデミット、しかもブルックナーの演奏を集成した好企画。指揮者ヒンデミットというと必ず語られるエピソードがあります。第一にウィーンフィル初来日は、ヒンデミットの指揮であったこと。1953年のバイロイト音楽祭の第9はヒンデミットが指揮したこと。しかもその演奏は凡演で凄まじい悪評を浴びたこと。クレンペラーはヒンデミットの指揮を見下していたこと。などです。しかし自作の指揮の評判は悪くなく真価は正に闇と伝説に包まれておりました。
 今回登場のブルックナーでは、第3番は確かに何というかギクシャクした、意図的なのか偶然なのか判然しない演奏です。ただし個性的という点では、評価されてしかるべきでしょう。
 ブル7はニューヨークフィル客演時のライヴ。当時のアメリカでブルックナーを携え客演したというのも自信の表れでしょうか。かなりの快速テンポでスイスイ進む異形のブルックナーです。

モノラル
  

MR2256/2257
(2CD)
\3,800→\1980→\990

カラヤン
 ケンプとハスキルでモーツァルトのピアノ協奏曲第20番
  しかもわずか1週間の間

モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第20番、
 交響曲第41番「ジュピター」
  1956年1月21日
   (ピアノ独奏:ヴィルヘルム・ケンプ、ベルリンフィル、ベルリン)
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第20番、
 交響曲第39番1956年1月28日
  (ピアノ独奏:クララ・ハスキル、フィルハーモニア管、ザルツブルク)
カラヤン指揮

 1956年のモーツァルト・イヤーのカラヤン・ライヴ。
 演奏日付にご注目下さい。カラヤンの超人的な才能、体力を物語るようなスケジュールです。この前年末はスカラ座で、「魔笛」を指揮、1月に入ると新たな手兵ベルリンフィルとベルリンで共演し、さらにウィーンに移動しもう一つの手兵、ウィーン響と共演、またベルリン・フィルに戻り当プログラムを指揮、さらにウィーンに戻り、ウィーン響と共演、そして、さらなる手兵フィルハーモニア管とヨーロッパ・ツアーを敢行します。
 その初日のライヴが当盤に収録されています。
 カラヤンは既にベルリン・フィルの首席指揮者に指名されており、1960年以降は、演奏をほぼベルリン・フィル、ウィーン・フィルとの共演に絞ってしまいますので、この時代が世界の名門オケを指揮する為に世界を飛び回った最後の時期と言えましょう。

 ケンプの質実剛健なピアノには、それに寄り添うように美音を奏で、ハスキルの瑞々しくもはかないモーツァルトには抜群のセンスで軽妙なバッキングを聴かせます。同じ曲、違うソリスト、違うオケでどれだけ違う音楽を作っているかが手に取るように理解できます。音質極上。

<モノラル>
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MR2264/2265
(2CD)
\3,800→\1980→\990
ルービンシュタイン協奏曲ライヴVol.3
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」、
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
  (ラインスドルフ指揮ボストン響1963年3月ステレオ・ライヴ)、
 ショパン:ピアノ協奏曲第2番
  (ジュリーニ指揮フィルハーモニア管1961年5月16日ライヴ)、
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番
  (ヌッシオ指揮ルガノ放送響、1955年5月12日ライヴ)
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)

 グラマラスな演奏で今なお根強いファンを誇るルービンシュタイン。
 派手なテクニックや表現を駆使し如何にもアメリカンな味わいに満ちております。ラインスドルフと共演したベートーヴェン、チャイコフスキーはスタジオ録音とほぼ同時期のライヴで脂が乗切っており、反射神経抜群のラインスドルフのサポートを得て自由自在に泳ぎまくっております。
 ステレオ録音であることもポイント。
 ジュリーニとのショパンはこの貴族的指揮者の上品さを嫌というほど堪能でき優雅なルービンシュタインの音色ともぴったりです。ルガーノに於けるモーツァルト、第23番は愛奏曲でしたがイタリア語圏らしい闊達な歌心のオケとの共演に心洗われる感があります。

 ステレオ・モノラル
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MR2266/2267
(2CD)
\3,800→\1980→\990
クレンペラー&バイエルン放送響、ベルリン放送響
 マーラー:交響曲第4番(1956年11月ライヴ)、
 ハイドン:交響曲第101番「時計」1956年10月ライヴ
  (以上、バイエルン放送響)、
 モーツァルト:交響曲第25番、セレナータ・ノットルナ、「ドン・ジョヴァンニ」序曲
  (以上、RIAS響、1950年12月ライヴ)
クレンペラー指揮
バイエルン放送響、
エリザベート・リンダ―マイヤー(S),
ベルリン放送響(RIAS響)

 クレンペラーがドイツのオーケストラで相性の良かったのがこのバイエルン放送響で度々客演を繰り返しております。
 お得意のマーラー第4は現在入手困難な演奏で久々の登場です。
 50年代ですから完全な晩年様式ではなく、時として大胆なアゴーギグも顔をだし、驚かされます。歌手も上々。ハイドン「時計」も立派の一言でその威厳は恐ろしいばかりです。
 ベルリン放送響とのモーツァルトも個性的で交響曲第25番はまるで聴き手を脅かすような強烈さ、「ドン・ジョヴァンニ」序曲も大柄で深淵、これぞデモーニッシュといった佇まいです。

モノラル
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MR2268/2269
(2CD)
\3,800→\1980→\990
アンセルメ、NBC響客演ライヴ
 バッハ:管弦楽組曲第3番、
 オネゲル:勝利のオーラス、
 ラヴェル:スペイン狂詩曲(1948年12月18日)、
 フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」序曲、
 シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」
 (1948年12月25日)以上全てNBC8Hスタジオ・ライヴ
アンセルメ指揮
NBC響

 これは貴重!アンセルメがトスカニーニの招きでNBC響に客演したライヴ。曲目を見れば一目瞭然ですが、アンセルメは幅広いレパートリーを誇り決してフランス音楽の専門家ではありません。
 トスカニーニにしごかれたNBCとのコンビネーションも抜群で、こういう硬派なオーケストラとの共演だとアンセルメの表現も鋭角的で輪郭が明確になり、アンセルメの鋭い眼光を彷彿とさせます。
 バッハの透明感溢れる響き、擁護者として楽曲の紹介につとめたオネゲル作品などショーピースとして抜群の面白さ。「ザ・グレート」の古典的彫琢。いずれも一聴に値する名演です。
 年代並と言えますが鑑賞に支障はございません。

モノラル
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MR2276/2277
(2CD)
\3,800→\1980→\990
ヨッフム/ ブラームス:交響曲全集
 第1番 バイエルン放送響(1958年9月モントルー・ライヴ)、
 第2番 ベルリンフィル(1951年5月スタジオ)、
 第3番 ハンブルク国立フィル(1939年6月スタジオ)、
 第4番 ベルリンフィル (1951年7月ライヴ)
オイゲン・ヨッフム指揮

 最晩年は神格化されるまでの存在だったヨッフムですが、SP時代の1939年代から1950年代の演奏で全集が揃いました。
 ヨッフムに強い影響を与えたフルトヴェングラーの音楽ですが、ヨッフムはフルトヴェングラー以上のメンゲルベルク張りの癇癪のような熱気もあり、特に若き巨匠として売り出したハンブルクフィルとの第3番などの激情の奔流は凄まじいものがあります。
 1950年以降は、落着きを獲得しておりますが、やはり意識的なトランペットの強奏を多用したヨッフム節は随所に見られ、第4番は苛烈な名演となっております。
 全体として録音水準も高く、必携の名盤の登場です。

モノラル
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MR2293/2294
(2CD)
\3,800→\1980→\990
エーリヒ・クライバー
 ベルク:歌劇「ヴォツェック」英語版全曲

  (1953年5月25日ライヴ)
エーリヒ・クライバー指揮
コヴェントガーデン王立歌劇場管、
ジェス・ワルターズ(ヴォツェック)、
トルスタイン・ハネソン(鼓手長)、
エドガー・エヴァンズ(アンドレアス)、
マレア・ヴォルコフスキー(マリー)他

 1925年の舞台版初演に、137回のリハーサルを必要としたと伝説のみが独り歩きしていたエーリヒ・クライバーの「ヴォツェック」ついに全曲盤が登場です。巨匠がいよいよヨーロッパでの演奏を再開させた頃の意欲的な名演。
 刺々しい現代音楽の鋭い音響を想像すると意外にもそれは裏切られます。
 何といってもアルバン・ベルクはウィーンの作曲家、その抒情性は全編を覆い尽くしており、暗いテーマをリリカルに演奏するクライバーの手腕が光っています。
 いくつもの欠落(冒頭の特徴的な音の欠落はまことに惜しい!)、持続するノイズ、そして英語版というハンデはありますが、音自体は決しておかしくないため、聴きづらくはありません。

<MONO>
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MR2297/2298
(2CD)
\3,800→\1980→\990
ミラン・ホルバート指揮
 ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
 シューマン:交響曲第1番「春」
 ドヴォルザーク:交響曲第8番
  (1976年スタジオ録音)
ミラン・ホルバート指揮
オーストリア放送響

 追悼ミラン・ホルバートの名演、「ロマンティック」、「ドヴォ8」、「シューマン第1交響曲」

 去る1月1日にミラン・ホルバート(1919〜2014)がオーストリア、インスブルックにて亡くなりました。
 大変な高齢でもありここ数年は指揮台から遠ざかっていたとはいえ、悲しい出来事です。

 多くの名盤が廃盤となっておりますが、今回はEclipse Music Group原盤により大曲3曲が復活します。
 クロアチアに生を受け、ウィーンに学んだ経歴はマタチッチと共通し、その音楽ルーツも近いものがありますが、当然のことながらブルックナーは巨匠にとって極めて近しい存在でありました。
 「ロマンティック」は実に剛直な演奏で、些事に拘らぬ大人の風格、そこにウィーンの音色を加えるのはオーストリア放送響(ウィーン放送響)でたおやかな木管などなかなに聞かせます。
 シューマンの春も素朴で神経質を感じさせぬ大らかなもので、のどかな演奏と申せましょう。ヨーロッパを電車で移動しているかのような感銘新たです。
 ドヴォルザークはムンムンとむせ返るような歌謡性、メランコリックな激情さえも聴き手に与える痛快な演奏です。やはり個性豊かな巨匠らしい一聴に値する名演ばかりです。

ステレオ
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MR2350/2351
(2CD)
\3,800→\1980→\990
トスカニーニ/ブラームス名演集
 ブラームス:
  悲劇的序曲、交響曲第4番
   (1945年10月28日NBC8Hスタジオ・ライヴ)、
  ドイツ・レクイエム
   (英語歌唱、1943年1月24日NBC8Hスタジオ・ライヴ)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBC響、
ウェストミンスター合唱団、
ヴィヴィヴァン・デラ・キエザ(S)、
ヘルベルト・ジャンセン(Br)

 トスカニーニのブラームス名演集。
 交響曲第4番は巨匠の愛奏曲で、偏愛とも呼べる演奏記録が残っております。しかしながらこの1945年の演奏は極めて珍しく、今までは協会盤LPくらいでしか聞けないものでした。しかし、音質も素晴らしく何よりも巨匠が50年代に入ると失った覇気、強引な程の統率力がここではまざまざと体感できます。必聴です。
 そしてカプリングがこれまた珍しい巨匠唯一の現存する「ドイツ・レクイエム」。英語歌唱ということで長らく不当に軽視され続けてきました。こちらも音質が素晴らしく、当時アメリカ、ニューヨークでこの曲を得意としていたのはワルターですが、どこも聴き劣りしない立派さで、テンポもじっくりめ。合唱の扱いの巧みさには、心打たれること必定です。

  モノラル
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MR2437/2438
(2CD)
\3,800→\1980→\990
カラヤン指揮&ウィーン響
 シミオナート、ゲッダ、ギューデン
ビゼー:歌劇「カルメン」(1954年10月8日)
カラヤン指揮
ウィーン交響楽団
ジュリエッタ・シミオナート(カルメン)、
ニコライ・ゲッダ(ドン・ホセ)、
ミシェル・ルー(エスカミ−リョ)、
ヒルデ・ギューデン(ミカエラ)、
グラツィエッラ・シュッティ(フラスキータ)他

 フルトヴェングラーの意向で、ウィーンフィル、ベルリンフィルへの登壇を許されなかった時期のカラヤンが、当時のパートナーであるウィーン交響楽団と次々と大曲を取上げ、さらに演奏会形式でオペラを上演していった実力行使的演奏のライヴ録音。
 「カルメン」の配役を見ればわかるとおり既にカラヤンのインターナショナル指向が明らかです。無論原語上演。素晴らしい快速テンポと牽引力。熱狂をはらみ、圧倒的です。
 演奏会形式故にオーケストラのサウンドもはっきり聞き取れて、その凄みがダイレクトに楽しめます。フルトヴェングラーは、この「カルメン」の翌月に没し、ついにカラヤンがヨーロッパ楽壇の覇者となるのでした。

  <モノラル>
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MR2441/2442
(2CD)
\3,800→\1980→\990
シュナイダーハン/協奏曲録音集
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
  (1963年放送、ミュラー・クライ指揮シュトゥットガルト放送響)、
 バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番
  (1944年6月、クナッパーツブッシュ指揮ウィーンフィル)、
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
  (1960年5月放送、イッセルシュテット指揮北ドイツ放送響)、
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
  (1940年スタジオ、ターリヒ指揮チェコフィル)
ウォルフガング・シュナイダーハン(Vn)

 ウィーン出身にして最もウィーンらしいヴァイオリニストと称えられたヴォルフガング・シュナイダーハン(1915〜2002)。ウィーン響、ウィーンフィルのコンマスとしても知られております。どんな曲の演奏でも、何でこんなにも悲しくも懐かしい音色が聴こえてくるのか!と聴き手は、しみじみとした感傷の虜となってしまいます。
 ベートーヴェンの協奏曲は自信の勝負レパートリーで、ケンペン、フルトヴェングラー、ヨッフムとのスタジオ録音が高名ですが、ミュラー・クライは真の伴奏に徹しており、放送用スタジオ録音でもあり美音が伸びやかに収録されており、聞き物です。
 バッハは、巨魁クナッパーツブッシュの伴奏を得て「バッハはロマン派」を徹底させた名演。メンデルスゾーンは、イッセルシュテット指揮北ドイツ放送響のゴツゴツとした音色の伴奏にシュナイダーハンの叙情豊かなヴァイオリンがしなやかに舞います。
 チャイコフスキーはターリヒ指揮チェコフィルが伴奏という豪華版です。国際的なキャリアを踏み出した若き日のシュナイダーハンの瑞々しい感性が見事にとらえられております。
 CDはかつてシュナイダーハン75歳記念ボックスで出ただけというレア演奏です。

モノラル
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MR2454
\1,900→\990→\890
珍品 パウル・シュミッツ指揮
 ブルックナー 第0番 最初期の全曲録音

 ブルックナー:交響曲第0番(1961年スタジオ録音)
パウル・シュミッツ指揮
北ドイツ放送響

 指揮者パウル・シュミッツは、1898年にハンブルクに生れ、1992年にミュンヘンで没した名指揮者。
 作曲をトッホとフルトヴェングラーに学び、ワイマール・シュトウットガルトの歌劇場を皮切りにキャリアをスタートさせ、ワルターがゲヴァントハウスの楽長を務めていた際にはアシスタントを務め、同地で歌劇場、放送響とも密接な関係を構築しました。

 こうした大きな存在にも関わらず、日本での知名度が乏しいのは録音が極めて少ないせいでもありましょう。
 フォルデスの伴奏のモーツァルトでベルリンフィルを指揮している位でしょうか?

 今回登場の「ブル0」は、如何にも放送オーケストラの義務としての録音にも感じられますが、ライプツィヒで重きをなしたシュミッツにとってブルックナーは馴染みの作曲家であり、ブルックナーとしては技巧に走った作品ですが危なげのない進行を聞かせます。

 当時の重々しい北ドイツ放送響の響きと音色もヴァント以降の洗練とはまるで別物の魅力に溢れております。

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MR2469/2470
(2CD)
\3,800→\1980→\990
シューリヒト指揮/シューマン・ライヴ名演集
 交響曲第2番、「マンフレッド」序曲
  (北ドイツ放送響、1957年4月スタジオ録音)、
 交響曲第3番「ライン」
  (シュトウットガルト放送響1960年9月15日ライヴ)、
 ピアノ協奏曲
  (ハスキル=P,シュトラスブール市立管、1955年6月15日)、
 序曲、スケルツォとフィナーレ
  (シュトウットガルト放送響、1954年9月21日ライヴ)

 その名演が余りにも名高い故に、シューリヒトのシューマンと言うと数多くの録音があるようでいて、遺っているレパートリーは当盤収録の楽曲が全てです。
 北ドイツ放送響の野太い音を生かした豪快、剛直な第2番と「マンフレッド」。普段の小粋なシューリヒトとちょっと違います。第3番は、スイスイ進むいつもの巨匠らしい名演。
 ハスキルとの協奏曲はもたつくというかたどたどしいほどの歩みで繰り広げられる不思議な世界を持っております。いずれも音質良好です。

モノラル










ここからはすべて
3CD/4CD/5CD/6CD/13CD \2400→\1990→\1290

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MR2085/89
(5CD)
\2400→\1990→\1290

晩年の演奏に集中してセット化
 フルトヴェングラー指揮 ベートーヴェン:交響曲全集


 交響曲第1番(SWR、1954年3月30日)、
 交響曲第3番「英雄」(BPO、1950年6月20日)、
 交響曲第2番(VPO、1948年10月3日)、
 交響曲第5番「運命」(BPO、1954年5月4日)、
 交響曲第4番(VPO、1953年9月4日)、
 交響曲第7番(VPO、1954年8月30日)、
 交響曲第8番(VPO、1954年8月30日)、
 交響曲第6番「田園」(BPO、1954年5月23日)、
 交響曲第9番
  (VPO、ゼーフリード=S、アンダイ=A、
  デルモータ=T、シェーファー=Br、1953年5月30日)

 当全集は、戦後、とくに巨匠の晩年の演奏に集中してセット化したもので、ますます深刻にデモーニッシュになっていった不世出の大指揮者フルトヴェングラー最晩年の最後の輝きが存分に味わえます。
 シュトウットガルトとの第1番など正に傑作中の傑作。既出のCDよりも生々しい音で迫るMEMORIES入魂のリマスタリングです。



MR2194/2197
(4CD)
\2400→\1990→\1290
トスカニーニ+ウィーンフィルの「マイスタージンガー」!!
 1937年8月5日ザルツブルク音楽祭ライヴ
 ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」全曲
トスカニーニ指揮
ウィーンフィル、
ウィーン国立歌劇場合唱団
主なる配役:
ザックス:ハンス・ヘルマン・ニッセン(Bs-Br)、
ポーグナー:ヘルベルト・アルセン(Bs)、
エヴァ:マリア・ライニング(S)、
マグダレーネ:ケルスティン・トルボルク(Ms)、
ワルター:ヘンク・ノールト(T)、
ダーヴィト:リヒャルト・サラバ(T)、
フォーゲルゲザング:ゲオルク・マイクル(T)、
ナハティガル:ロルフ・テラスコ(Bs)

 トスカニーニとウィーンフィルの共演は1933年に始まり、この1937年に終わってしまいますが、短い蜜月ともいえる濃厚な関係を築きました。特にこの「マイスタージンガー」は決定的ともいえる成功を収め、トスカニーニにとっても忘れられない演奏だったそうです。音質も当時としては驚異的にすぐれております。冒頭からして、結構鄙びた味わいで、きつく厳しいトスカニーニとは思えない柔らかな表現も多々見られます。リズムがキビキビしていて元気がよく、自由なテンポ変化は絶好調のトスカニーニならでは。歌手の豪華さには言葉もありません。国際的な音楽祭でありながらローカルな匂いも充満する聴いていて楽しくなるような、それでいて思わず背筋を伸ばしてしまう超名演と申せましょう。しかし世界はこの一週間後には第二次上海事変が勃発、第二次世界大戦へと暗黒の時代へまっしぐらだったのです。

1937年8月5日ザルツブルク音楽祭ライヴ<MONO>




MR2198/2201
(4CD)
\2400→\1990→\1290

ウィルヘルム・バックハウス協奏曲6番勝負
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番
 (ベーム指揮ウィーンフィル、1956年1月ライヴと1960年8月ライヴ)、

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
 (クナッパーツブッシュ指揮ウィーンフィル1957年1月ライヴ)
 (カンテルリ指揮ニューヨークフィル、1956年3月ライヴ)

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
 (カイルベルト指揮シュトウットガルト放送響、1953年3月ライヴ)、
 (シューリヒト指揮ルガノ放送響、1961年4月27日ライヴ)
 (コンヴィチュニー指揮ゲヴァントハウス管、1960年4月20日ライヴ)
ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ)

 まさに壮観という他ないバックハウスの協奏曲ライヴ集。
 モーツァルトは第27番を2種。ベートーヴェンでは、第4番を2種、「皇帝」を3種も味わえます。

 バックハウスが如何にレパートリーを絞り、繰返し、その演奏内容の向上に傾注していたかが判ります。それに加え、当時の大指揮者が協奏曲の伴奏をどのように考えていたかも手に取るように判る好企画です。なぜかと言うとピアノ協奏曲はオーケストラ部分の重要性が高いジャンルだからです。第4番で言えば、カンテルリは言うなれば押し付けがましい感じの伴奏で、主役は俺だと言わんばかりです。クナもマイペース。カイルベルトはソリストと競うかのように煽りを加えて対抗心がむき出し。シューリヒトは天衣無縫なようで、ソリストの見せ場をちゃんと守っている様子。ベームはいつでも高水準で模範的。コンヴィチュニーがやはり古式ゆかし立派な伴奏で、風格も五分五分と言ったところです。

<MONO>



MR2206/2210
(5CD)
\2400→\1990→\1290

1960年ウィーン楽友協会
 クレンペラー+フィルハーモニア/ベートーヴェン・ツィクルス・イン・ウィーン


 交響曲第1番ハ長調 op.21(1960年6月7日)、
 交響曲第3番変ホ長調 op.55「英雄」(1960年5月29日)、
 交響曲第2番ニ長調 op.36(1960年5月29日)、
 交響曲第7番イ長調 op.92(1960年6月2日)、
 交響曲第4番変ロ長調 op.60(1960年5月31日)、
 交響曲第8番ヘ長調 op.93(1960年6月4日)、
 「エグモント」序曲 op.84(1960年5月31日)、
 バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲 op.43(1960年6月2日)、
 交響曲第5番ハ短調 op.67「運命」(1960年5月31日)、
 交響曲第6番ヘ長調 op.68「田園」(1960年6月2日)、
 交響曲第9番二短調 op.125「合唱」(1960年6月7日)、
 序曲「コリオラン」 op.62(1960年6月4日)
クレンペラー指揮
フィルハーモニア管、
ウィーン楽友協会合唱団、
ヴィルマ・リップ(ソプラノ)、
ウルズラ・ベーゼ(アルト)、
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)、
フランツ・クラス(バス)

 まさに聳え立つ巨峰!
 クレンペラー+フィルハーモニア管による、1960年ウィーン楽友協会に於けるベートーヴェン・ツィクルス。有名なライヴ録音です。

 様々なレーベルから出ているとはいえ、M&AからのCDはこのレーベルらしい拍手の合成や編集の甘さ、ステレオ感付加があり、かつてのチェトラ版が最も高音質と言われております。
 当盤は最もチェトラに近い音質で、例えるならばコンサートホール最前列で聴くかのような臨場感。故に残響は抑え目で、強烈な音響でヘビーなベートーヴェンを体現できます。厳しいリズム感、木管に対しての自由な飛翔は聴いていて姿勢を正したくなるほどです。

 短期間で一気に演奏されたこのツィクルスは巨匠も余程体調が良かったのか、怒鳴り声も至る所ではっきり聴かれます。ウィーン芸術週間の聴衆も納得の名演として語り継がれている超名演です。(メーカーより)



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MR2211/2214
(4CD)
\2400→\1990→\1290

ホロヴィッツ協奏曲ライヴ名演集
 
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 トスカニーニ指揮 ニューヨークフィル、
   1935年3月17日ライヴ
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 セル指揮 ニューヨークフィル
   1953年1月12日ライヴ
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 スタインバーグ指揮 ハリウッド・ボウル管
   1949年8月ライヴ
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 クーセヴィツキー指揮 ハリウッド・ボウル管
   1950年8月ライヴ
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 バルビローリ指揮 ニューヨークフィル
   1940年3月31日ライヴ
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 バルビローリ指揮 ニューヨークフィル
   1941年5月4日ライヴ
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 ワルター指揮 ニューヨークフィル
   1948年4月11日ライヴ
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ワルター指揮 コンセルトヘボウ管
   1936年2月20日ライヴ

  
ウラディミール・ホロヴィッツ(P)

 ジャケット写真を見れば判るように、ホロヴィッツは正しく「ヤバイ人」です。
 ホロヴィッツの全盛期とも言える1930年代から1950年に掛けて、いずれも「活動の中心をアメリカにおいたヨーロッパの巨匠指揮者」とがぶり四つに組んだ狂気の協奏曲ライヴ集。いずれも入手困難な演奏ばかりです。ここでは一瞬たりとも「普通の音楽」は聞こえません。そこに常軌を逸した芸術家の姿。常軌を逸さなければ芸術家ではないとでも言いたげな激情の奔流が繰り広げられます。
 ワルター、トスカニーニ、バルビローリ、セル、スタインバーグ、クーセヴィツキーもそれぞれ挑発的な音楽で真っ向勝負に挑みます。
 つくづくこうした演奏を生で聴きたいものです。モノラル






MR2215/2218
(4CD)
\2400→\1990→\1290

ウィーンフィルとの演奏を中心に
 フルトヴェングラー指揮 ブラームス作品集

 交響曲第1番(ウィーンフィル、1952年1月27日ライヴ)、
 ハンガリー舞曲第1,3,10番
  (ウィーンフィル、1949年4月スタジオ)
 交響曲第2番(ウィーンフィル、1945年1月28日ライヴ)、
 二重協奏曲
  (ウィーンフィル、ボスコフスキー、ブラベッツ、
   1952年1月27日ライヴ)
 交響曲第3番(ベルリンフィル、1954年4月27日ライヴ)、
 ヴァイオリン協奏曲
  (メニューイン、ルツェルン祝祭管、1949年8月ライヴ)
 交響曲第4番(ウィーンフィル、1950年8月ザルツブルクライヴ)、
 ハイドン変奏曲(ベルリンフィル、1950年6月ライヴ)

 今回のブラームス:交響曲全集はウィーンフィルとの演奏が中心となっていることが注目で、この時代は世界に冠たるヴィルトゥオーゾ・オーケストラというより地域性の高い音色の個性で酔わせてくれます。

 第2番は戦中にスイス脱出直前という異様な雰囲気の中で奏でられる不思議な安息が心を打ちます(この演奏の音質の改善が目覚しいです)。
 そして戦後の1950年ザルツブルクに於ける第4番の強烈な演奏。
 1952年の豊饒この上ない第1番。
 最晩年の1954年の第3番はベルリンフィルを使ってスケール極大の深遠さで、この辺をチェリビダッケは目指していたのではないかと妄想もたくましくなります。

 二重協奏曲は、勝手知ったるウィーンフィルメンバーをソリストに据えた温かな名演。
 ヴァイオリン協奏曲はメニューインの非凡が余すところなく伝わります。






MR2251/2255
(5CD)
\2400→\1990→\1290
アーベントロート指揮
 ブルックナー:交響曲集

  交響曲第4番「ロマンティック」(1949年11月16日)、
  交響曲第5番(1949年5月27日)、
  交響曲第7番(1956年2月)、
  交響曲第8番(1949年9月28日)、
  交響曲第9番(1951年10月29日)
アーベントロート指揮
ライプツィヒ放送響、
ベルリン放送響(第7番のみ)

 爆演、奇演系の指揮者と見られがちなアーベントロートですが、ブルックナーの使徒であるフェリックス・モットル門下であることからもブルックナーの正統的解釈者としてもっと賞賛されてしかるべきでしょう。
 古典楽曲の解釈でも見られる大胆なテンポ変化、強弱の意図的な強調は随所にみられ、全体的傾向として早めのテンポが採用されております。極めてアグレッシヴなブルックナーを聞かせます。
 フルトヴェングラーやヨッフムもそうした傾向にあり、元来ブルックナーはそういう捉え方をされていたのかもしれません。何よりも、「もう一つのブルックナーの都」であるライプツィヒのサウンドであることが嬉しく、懐かしくもあります。
 既出のCDでは第5番、第7番、第8番についてピッチの不正確が指摘されておりましたが、当MEMORIES盤では正確に修正されていることも購入の大きなポイントとなり得ましょう。

スタジオ、ライヴ録音 モノラル




MR2301/2313
(13CD)
\2400→\1990→\1290
コンヴィチュニー指揮&コヴェントガーデン
 ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」(全曲)
  1959年秋
コンヴィチュニー指揮
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
<主な配役>
序夜「ラインの黄金」(1959年9月18日):
 ハンス・ホッター(ヴォータン)、
 リヒャルト・ホルム(ローゲ)、
 マルガ・ヘフゲン(エルダ)、
 クルト・ベーメ(ファゾルト)、
第1夜「ワルキューレ」(1959年9月23日):
 ラモン・ヴィナイ(ジークムント)
 アストリド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)、
 ハンス・ホッター(ヴォータン)、
 クルト・ベーム(フンディング)
第2夜「ジークフリード」(1959年9月28日):
 ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリート)、
 ペーター・クライン(ミーメ)、
 ハンス・ホッター(さすらい人)、
 ペーター・ロート=エーラング(ファフナー)、
 アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)、
 マルガ・ヘフゲン(エルダ)
第3夜「神々の黄昏」(1959年10月2日):
 ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリート)、
 ヘルマン・ウーデ(グンター)、
 ゴットロープ・フリック(ハーゲン)、
 アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)

 コンヴィチュニー渾身の「指環」がついに美麗ボックス入りでリリース!
 この音源はかなり昔から知られており、オープンリールで出回り、カセットテープでも出回った時期がありました。
 放送音源ながらマイクセッティングの制約か、音質がどうも籠りがちだったことはいずれも同じでした。
 今回は音質改善のために複数の音源を比較試聴し、最も良好なものを採用したとアナウンスがあります。
 特に聴きものの「ワルキューレ」は傷や音揺れの頻発するものでしたが、今回はかなり改善されていると言います。
 死の3年前という時期のコンヴィチュニーですが、傑作ベートーヴェン全集の録音を開始した時期で体調も優れていたのかドッシリ、ガッシリの正統ドイツ的ワーグナーを堪能させてくれます。
 ゲヴァントハウス管はライプツィヒ国立歌劇場のオケでもありますからコンヴィチュニーがオペラに長じていたことは疑う余地はありません。
 驚くべきはコヴェントガーデン王立歌劇場管(ロイヤルオペラ)がまるでドイツの、あえて言えばゲヴァントハウス管のような重厚で渋い音を出せていることで、これはコンヴィチュニーの功績に他なりません。
 歌手はロンドンという土地ならではの豪華版で東西ドイツの大歌手が揃います。黄金期のベルリンを彷彿とさせる素晴らしさです。





MR2314/2319
(6CD)
\2400→\1990→\1290

コンヴィチュニー/ブルックナー:交響曲名演集
 交響曲第2番
  (ゲヴァントハウス管、1960年11月24日ライヴ)、
 交響曲第4番「ロマンチック」*
  (ウィーン響、1961年スタジオ)、
 交響曲第5番*
  (ゲヴァントハウス管、1961年スタジオ)、
 交響曲第7番*
  (ゲヴァントハウス管、1961年スタジオ)、
 交響曲第8番
  (ベルリン放送響、1959年12月スタジオ録音)、
 交響曲第9番
  (ライプツィヒ放送響、1962年5月ライヴ)
コンヴィチュニー指揮

 コンヴィチュニーが録音を遺したブルックナーの交響曲、全ての番号をまとめた好企画です。
 コンヴィチュニーのブルックナーは洗練から程遠い田舎臭く、重量感のある解釈で好きな人にはたまらない解釈で人気があります。
 第2番は、完全初出のゲヴァントハウス管とのライヴ。如何にこの曲を愛していたかが解ります。活き活きとした名演。
 第4番「ロマンティック」はウィーン響との珍しい組合せです。この時代のウィーン響は正にウィーンの楽団らしい独自の音色で素晴らしいです。
 第5番は、今なおこの曲のベスト演奏と推す人も多い名演、今回新たなマスタリングが施され一言で云えば元気な音に蘇り、さらに1枚に収まっているためこれは必携です。
 第7番も比較的珍しい録音で、これは一つ一つのメロディに拘泥する一種のくどい演奏で個性的です。こちらも音のブラッシュアップがなされております。
 第8番は放送用スタジオセッション録音で、商業用レコード録音同様の細心の注意が払われた安定感。
 第9番はコンヴィチュニーが亡くなる2か月前の正に白鳥の歌、第9番と言うのも象徴的で、枯れる寸前の輝きが心を打ちます。
 いずれも音質良好!

<ステレオ*・モノ>





MR2334/2338
(5CD)
\2400→\1990→\1290

トスカニーニ/
ベートーヴェン:交響曲全集ライヴ(第4番のみスタジオ録音)

 第1番(スカラ座管、1946年6月24日)、
 第2番(NBC、1944年12月3日)、
 第3番「英雄」(NBC、1938年12月3日)、
 第4番(BBC、1939年6月1日)、
 第5番「運命」(NYP、1933年4月9日)、
 第6番「田園」(NBC、1938年1月8日)、
 第7番(BBC、1935年6月14日)、
 第8番(NYP,1936年3月8日)、
 第9番「合唱」(テアトロ・コロン管、合唱団 1941年7月24日)
トスカニーニ指揮
第9番:
ユディト・ヘドヴィヒ(S)
リディヤ・キンダーマン(A)
ルネ・ メゾン(T)
アレクサンダー・キプニス(Bs)

 巨匠トスカニーニのレパートリーの中核をなすベートーヴェン:交響曲全集。他の多くの巨匠と同様に、全曲演奏会を何度となく、各地で展開しております。
 当ベートーヴェン全集は、極めて珍しい演奏ばかりを集めたもので、当盤でしか聞けない演奏も少なくありません。
 第1番は、戦後スカラ座に復帰した際のライヴ。素晴らしい高揚と歌に満ちた再会の喜びが全曲を貫きます。
 第2番は極めて珍しい1944年のツィクルスから採用、キビキビしたテンポリズム感が最高です。
 第3番「英雄」、第6番「田園」は伝説的な1939年のツィクルスの前年である1938年の演奏で、結成間もなくのNBC響らしいパワーが炸裂。
 第5番「運命」、第8番は、もう一つのアメリカにおける手兵、ニューヨークフィルとのライヴで大柄な構えを見せ、まるでヨーロッパのオーケストラのような渋い音色がはっきり聴き取れます。
 第4番、第7番は、相性の良かったイギリスのBBC響との名演。柔らかい音色も心地よいです。
 第9は、知る人ぞ知る、ブエノス・アイレスのテアトロ・コロン管に客演した壮絶なライヴで、オケ、歌手、そして聴衆を扇動する恐ろしい名演です。このセットも必携盤と申せましょう。

 モノラル




MR2388/2391
(4CD)
\2400→\1990→\1290
ビーチャム/ベートーヴェン:交響曲名演集
 第2番(1957年12月23日ライヴ)、
 第3番(1952年8月スタジオ)、
 第4番(1957年1月23日ライヴ)、
 第6番「田園」(1951年12月、1952年5月スタジオ)、
 第7番(1959年11月8日ライヴ)、
 第8番(1951年11月スタジオ)、
 第9番(1956年8月19日ライヴ)、
 「コリオラン」序曲
  (1953年12月スタジオ)
サー・トーマス・ビーチャム指揮
ロイヤルフィル、シンフォニー・オヴ・ジ・エアー(第4番のみ)、
エジンバラ音楽祭合唱団、
シルヴィア・フィッシャー(S),
ナン・メリマン(Ms),
リチャード・ルイス(T)、
キム・ボルイ(Bs)

 ありそうでなかったビーチャムのベートーヴェン集大成。とかく軽い評価をされがちなビーチャムのドイツ音楽ですが、ニキシュに強い影響を受けただけに、軽やかに踊るような飛翔とユーモアのセンス溢れた素晴らしい演奏ばかりです。
 特にロイヤルフィルの演奏は音色の明るさと木管を強調した歌謡性に見るものがあり、まるでフランスの楽団のような愉悦に満ち溢れております。出来としてはやはりライヴに指を屈することになりましょうが、「第9」などは立派な佇まいで思わず襟元を正したくなる荘厳な名演。
 第4番は、極めて珍しいシンフォニー・オヴ・ジ・エアー(旧NBC響)との共演。日付にご注目下さい。これはトスカニーニ追悼で行われた一連のコンサートにビーチャムが招かれたもので、2月にはかの有名なワルター、モントゥ―、ミュンシュの演奏会が持たれております。これは追悼に相応しい深々とした切なさが心に迫ってまいります。

 モノラル。




MR2392/2394
(3CD)
\2400→\1990→\1290
フルトヴェングラー指揮/ リヒャルト・シュトラウス
 交響詩「ドン・ファン」(ベルリンフィル、1942年2月15日)、
 家庭交響曲(ベルリンフィル、1944年1月9日)、
 4つの歌曲(ペーター・アンデルス、テノール、ベルリンフィル、1942年2月15日)、
 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲル」(ベルリンフィル、1953年4月14日)、
 交響詩「死と変容」(ハンブルクフィル、1947年6月9日)、
 交響詩「ドン・ファン」(ベルリンフィル、1947年9月16日)、
 メタモルフォーゼン(ベルリンフィル、1947年9月16日)、
 4つの最後の歌
  (キルステン・フラグスタート、フィルハーモニア管、1950年5月22日)

 フルトヴェングラーが遺したシュトラウス作品全てを網羅。指揮者としても作曲家としても先輩であったリヒャルト・シュトラウスの作品をフルトヴェングラーは愛し、演奏を繰返しました。シュトラウス自身は、フルトヴェングラーの指揮する自作を「全く違う考えで書いたが、あれはあれで素晴らしい」と評価しました。
 フルトヴェングラーと言えば楽曲に注入するドラマの凄さが鳥肌ものですが、元々劇場性の高いシュトラウス作品にはもちろんのこと、凄絶な感情没入振りを示し、特に戦争中のライヴ、「家庭交響曲」、「ドン・ファン」では崖っぷちから突き落とされるような迫力で聴き手に迫ります。
 さらに、ドイツが敗戦国となってからのシュトラウス最晩年の作品、「メタモルフォーゼン」、「四つの最後の歌」ではしみじみとした悲しさと作曲家自らが現世との別れを告げるかのようなドキュメンタリー的な描写も心打たれる名演ばかりです。

 モノラル。


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MR2395/2398
(4CD)
\2400→\1990→\1290

ディミトリ・ミトロプーロス指揮/マーラー名演集 第1集


 交響曲第1番「巨人」(ミネアポリス響、1940年11月4日スタジオ)、
 同第3番
  (ケルン放送響、同合唱団、ルクレツィア・ウェストMs、1960年10月31日ライヴ)、
 同第8番
  (ウィーンフィル、ウィーン国立歌劇場合唱団、
   ミミ・ケルツェ、ヒルデ・ツァデク以上S、
   ルクレツィア・ウェスト、イラ・マラニウク、以上A、
   ジュゼッペ・ザンピエリT、ヘルマン・プライBr、
   オットー・エーデルマンBS他
    1960年8月28日)、
 同第10番アダージョ
  (ニューヨークフィル、1960年1月17日ライヴ)

 マーラー演奏についてワルターとバーンスタインを繋ぐ指揮者というばかりでなく、もっと尊敬されてしかるべき存在の巨匠ミトロプーロス。その深みある名演が甦ります。
 ミトロプーロスのマーラー演奏は、その柔軟なフレージングによる、深呼吸のような息の長さに特徴があります。
 初期のワルターが気ぜわしい演奏を心掛けたのと対照的で、バーンスタインのデフォルメ的な解釈ともことなります。
 こちらに収録の「巨人」はまだまだ熟し切れない青臭さの残る演奏でこれはミトロプーロスとしては異質。
 1960年はマーラー生誕100年に当たり、ミトロプーロスは世界中でマーラーを演奏。第3番は、巨匠死の二日前の白鳥の歌。そんなことは微塵も感じさせない迫力、そしてフィナーレの遠大さはヒューマンな温かみにも満ちております。
 第8番も死の年にザルツブルク音楽祭に出演した超名演。野外劇場で条件の悪いライヴながら、ウィーンフィルをはじめとする演奏者「千人」を容易く統率する気力、そして難解と敬遠されるこの曲を壮麗な叙事詩的に歌い上げます。

 モノラル。
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MR2399/2402
(4CD)
\2400→\1990→\1290
ディミトリ・ミトロプーロス指揮/マーラー名演集 第2集
 交響曲第1番「巨人」(ニューヨークフィル、1960年1月9日ライヴ)、
 同 第5番(ニューヨークフィル、1960年1月2日ライヴ)、
 同 第6番(ニューヨークフィル、1955年4月10日ライヴ)、
 同 第9番(ウィーンフィル、1960年10月2日ライヴ)

 マーラー演奏についてワルターとバーンスタインを繋ぐ指揮者というばかりでなく、もっと尊敬されてしかるべき存在の巨匠ミトロプーロス。その深みある名演が甦ります。
 当セットには、ニューヨークフィルとの「巨人」を収録。これはミトロプーロスらしい深い呼吸の名演で、マーラー後期の傑作にも見劣りしない威厳すら感じます。
 第5番は、第4楽章から第5楽章の静かな部分でノイズが発生するのが惜しいものの、ニューヨークフィルから鈍色の響きを紡ぎ出し、お祭り騒ぎに堕さないシリアスな解釈。
 第6番は、この時代には珍しくスケルツォを第2楽章においた演奏。地の底から響くようなド迫力です。第9番は、入手困難なウィーンフィルとの演奏が採用されております。山の彼方から聴こえてくるような、人間業とは思えない神々しさを持つ演奏で、ウィーンフィルも尋常ならざる緊迫感で応えます。
 この後1カ月も経たずに巨匠は黄泉の世界に旅立ってしまうのです。

 モノラル。




MR2403/7
(5CD)
\2400→\1990→\1290
ヘルマン・シェルヘン指揮 マーラー名演集 第1集
 交響曲第1番(ロイヤルフィル、1954年9月スタジオ)、
 交響曲第2番「復活」
  (ウィーン国立歌劇場管、ウィーンアカデミー合唱団、
  ミミ・ケルツェ、ルクレツィア・ウェスト、1958年6月スタジオ)、
 交響曲第3番(ライプツィヒ放送響、ソナ・チェルヴェナ、1960年10月ライヴ)、
 交響曲第5番(フィラデルフィア管、1964年10月ライヴ)
シェルヘン指揮

 鬼才シェルヘンのマーラー・セット第1弾。第3番などは、どっしりと構えて格調の高さ品格すらも漂う名演です。合唱指揮者がケーゲルであることは通なら良く知るところ、影響も計り知れないものがあります。第1番、第2番は、スタジオ録音だけに、大人しく感じられるかも知れませんが、「巨人」のスケルツォのアクの強さ、「復活」原光の抉りの効いたド迫力も最高です。
 第5番に於けるシェルヘン改訂版の編集に至っては賛否両論真っ二つの問題作として知られております。第2番、第5番はステレオで、音質条件も抜群です。

MR2418/22
(5CD)
\2400→\1990→\1290
ヘルマン・シェルヘン指揮 マーラー名演集第2集
 交響曲第6番「悲劇的」(ライプツィヒ放送響、1960年10月ライヴ)、
 交響曲第7番「夜の歌」(ウィーン響、1950年6月ライヴ)、
 交響曲第8番(ウィーン響、1951年6月ライヴ)、
 交響曲第9番(ウィーン響、1950年6月ライヴ)、
 交響曲第10番「アダージョ」(ライプツィヒ放送響、1960年10月ライヴ)
シェルヘン指揮

 鬼才シェルヘンのマーラー・セット第2弾。シェルヘンをやりたい放題の奇人指揮者と見做す向きもありましょうが、基本的には学究肌の名指揮者であります。しかし表現意欲の豊かさは隠せず、第6番「悲劇的」は当時で言えばセルのような、規律正しい新古典主義の演奏とは対極にある極限まで肥大させた演奏で、エキセントリックとも言えます。第7番は、物凄い快速で駆抜ける異形の名演。
 第8番は、たっぷりと歌わせたオラトリオのような演奏。第9番のシリアスさと殺伐としたクールさも他では味わえないタイプの名演。
 第10番「アダージョ」は、憧れに満ちた魔力的な美演となっております。




MR2428/2430
(3CD)
\2400→\1990→\1290

ブルーノ・ワルター指揮 モーツァルト:交響曲名演集


 交響曲第25番(NYP,1956年3月11日)、
 交響曲第28番(CSO、1957年1月3日)、
 交響曲第29番(NYP、1956年3月4日)、
 交響曲第35番「ハフナー」(NYP、1953年1月4日)、
 交響曲第36番「リンツ」(フランス国立放送響、1956年6月14日)、
 交響曲第38番「プラハ」(フランス国立放送響、1955年5月5日)、
 交響曲第39番(NYP,1945年12月23日)、
 交響曲第40番(BPO、1950年9月25日)、
 交響曲第41番「ジュピター」(VPO,1938年1月11日)
  *全ライヴ録音、「ジュピター」のみスタジオ録音
ワルター指揮

 巨匠ワルターのモーツァルトと言えば、定番中の定番です。それもライヴ録音ばかりを集めた名演集ですから、堪えられません。
 特に入手しづらい演奏が多い1950年代のニューヨークフィルとのライヴが多く含まれることが嬉しく、オーケストラはまるで重戦車のような突進力と分厚いハーモニーを兼ね備えており、宇野功芳先生も御著書で再三激賞しておられます。
 珍しいシカゴ響との共演の第28番はまるでハイドンを聴くかのような造形美と彫琢美に圧倒されます。フランス国立放送響の明るく軽やかな音色を全面に押し出した「リンツ」、「プラハ」。ベルリンフィルと戦後唯一にして最後の共演となった第40番の風格溢れる名演。と聴きどころ満載です。

<モノラル>




MR2434/2436
(3CD)
\2400→\1990→\1290

エーリヒ・クライバー/モーツァルト:名演集


 交響曲第33番(ケルン放送響、1953年11月23日)、
 交響曲第36番「リンツ」(シュターツカペレ・ベルリン、1954年11月12日)、
 交響曲第38番「プラハ」(ウィーンフィル、1929年2月)、
 交響曲第39番(ケルン放送響、1956年1月20日)、
 交響曲第40番(ロンドンフィル、1949年4月)、
 オーボエ協奏曲(ケルン放送響、ローター・ファーバー、1956年1月20日)、
 ドイツ舞曲より4曲(ケルン放送響、1956年1月20日)、
 アイネ・クライネ・ナハトムジーク(ベルリンフィル、1934年5月)
  (*全ライヴ録音、「アイネ・クライネ」、「プラハ」、「第40番」はスタジオ録音
エーリヒ・クライバー指揮

 その盛名に比して録音が極端に少ないエーリヒ・クライバーのモーツァルトを集成した好企画盤。
 門下でもあった近衛秀麿は、「フルトヴェングラーのモーツァルトは額縁に入っている感じ、クライバーのモーツァルトは生き生きしてまことに素晴らしいものだった」と評しております。
 戦後ヨーロッパに復帰してからの演奏がほとんどなのも嬉しい限りで、フレージングの自由さ、自在なテンポ変化、特に効果的な加速は瑞々しい色気に満ちております。
 第33番、第36番など、やはりカルロスとそっくりです(カルロスがそっくり)。

  <モノラル>




MR2445/2448
(4CD)
\2400→\1990→\1290
メンゲルベルク/ブラームス録音集
 ブラームス:
  交響曲全集第1番(1940年10月13日ライヴ)、
  第2番(1940年4月9〜11日スタジオ録音、
  第3番(1931年5月10日スタジオ録音)、
  第4番(1938年11月29〜30日スタジオ録音)、
  ヴァイオリン協奏曲(クレバース、Vn、1943年4月13日ライヴ)、
  大学祝典序曲(1930年5月スタジオ録音)、
  悲劇的序曲(1942年4月スタジオ録音)、
  ドイツ・レクイエム
   (1940年11月7日ライヴ、
   ヴィンセント、クロース、トーンクンスト合唱団)
メンゲルベルク指揮
コンセルトヘボウ管

 超個性的解釈で知られるメンゲルベルク+コンセルトヘボウの名コンビ。ブラームス演奏を録音が残っている楽曲全てを網羅したお徳盤。
 交響曲全集は、強烈なアゴーギグを駆使したド迫力演奏で、録音も当時としては大変優れていて、並の演奏では物足りない方には今なおもっともお勧めできる演奏と申せましょう。
 ヴァイオリン協奏曲はコンセルトヘボウ管のコンマスを長く務めたクレバースをソリストに迎えておりますが、フレージングをメンゲルベルク流儀の演奏で徹底させられております。
 ドイツ・レクイエムは荘重そのもので、物々しい威圧感が実に快い演奏です。
 ライヴ録音では曲頭、楽章間で指揮台を指揮棒でコツコツと叩いて演奏を促す独裁者メンゲルベルクの性格を象徴する音が刻まれております。

 モノラル




MR2492/2494
(3CD)
\2400→\1990→\1290
クレンペラー/モーツァルト:交響曲集

 交響曲第25番(1951年1月18日、コンセルトヘボウ管)
 交響曲第29番(1950年12月20日RIAS響)
 交響曲第35番「ハフナー」(ロサンジェルスフィル1938年1月1日)
 交響曲第38番「プラハ」(1950年12月、RIAS響)
 交響曲第39番(1949年4月17日、ハンガリー放送響)
 交響曲第40番(1957年1月21日、RIAS響)
 交響曲第41番「ジュピター」(1956年9月9日、ギュルツェニヒ管)
 「ドン・ジョヴァンニ」序曲(1950年12月19日、RIAS響)
クレンペラー指揮

 クレンペラーのヨーロッパ復帰後のライヴを中心に構成されたモーツァルト・セット。
 クレンペラーのモーツァルトは一見取っ付き難さがありますが、聴き込むと生涯の友となり得る奥の深さがあります。切り立つ様な鋭さで聴く者の心胆を寒からしめる第25番の凄絶さ。偏愛した第29番のまるで彫像のような立体感。この時代で信じられない程高音質であるロス時代の大晦日、新年コンサートにおける「ハフナー」。鑑賞を排除してひたすらフォルムを追及するRIAS響との第40番。ウルトラ・ドライにまで感じられる疾走感に満ちたギュルツェニヒとの「ジュピター」等々。
 聴衆と対峙した巨匠の真剣勝負。聞きどころ満載の好企画です。

 全てモノラル



.

MR2495/2499
(5CD)
\2400→\1990→\1290
コンヴィチュニー/ベートーヴェン名演集

 ベートーヴェン:交響曲第3番
  (シュターツカペレ・ドレスデン、1955年スタジオ録音)、
 大フーガ(ゲヴァントハウス管、1962年6月19日ライヴ)、
 交響曲第4番(ライプツィヒ放送響、1958年6月21日スタジオ録音)、
 交響曲第5番「運命」(ライプツィヒ放送響、1951年12月17日)、
 交響曲第6番「田園」(ゲヴァントハウス管、1958年10月30日ライヴ)、
 交響曲第7番(ゲヴァントハウス管、1958年10月30日ライヴ)、
 交響曲第9番
  (ライプツィヒ放送響、1960年4月23日、1961年1月24日スタジオ録音)、
 ミサ・ソレムニス(ベルリン放送響、1956年5月12日スタジオ録音)
コンヴィチュニー指揮
第九のソリスト
(ハンネ=ローレ・クーゼ(ソプラノ),
エヴァ・フライシャー(コントラルト),
ロルフ・アブレック(テノール),
ハンス・クラーマー(バス),
ライプツィヒ放送合唱団、
ライプツィヒ歌劇場合唱団)、
ミサ・ソレムニスのソリスト
(クララ・エーベルス(ソプラノ)、
ゲルトラウト・プレンズロフ(アルト)、
ヴェルナー・リエブリング(テノール)、
ルドルフ・ワツケ (バス)、
ベルリン放送合唱団)

 ベートーヴェン演奏において、正に「ドイツ的」な定番を刻印したコンヴィチュニー。
 スタジオ録音の全集は、今もって評価の高い演奏です。ここに集大成したベートーヴェン名演集は、それと全く異なる貴重な演奏ばかりです。
 「エロイカ」は高名なシュターツカペレ・ドレスデンとの名盤を収録。第4番、「運命」、「第九」は、ライプツィヒ放送響との名演で今や入手困難なものです。しかも今までの録音データは誤りであり、テープ提供者によると今回の日付が正解とのことです。
 大フーガは最後の演奏会と目されるものです。既出盤が疑似ステレオでしたが、こちらは真正モノラルです。陰鬱な渋い響きに魅力が溢れます。
 「田園」、第7番は同じ日のコンサートです。実に豪快な男性的名演。ミサ・ソレムニスもスケール雄大でかつ神秘的な名演。

 すべてモノラル




MR2500/2504
(5CD)
\2400→\1990→\1290

クレンペラー指揮/コンセルトヘボウ管を中心に
 ベートーヴェン:交響曲全集


 交響曲第1番(1956年12月17日)、
 交響曲第2番(1956年5月2日)、
 交響曲第3番「英雄」(1954年2月8日)、
 交響曲第4番(1956年5月9日)、
 交響曲第5番「運命」(1956年5月9日)、
 交響曲第6番「田園」(1955年7月7日)、
 交響曲第7番(1956年5月13日)、
 交響曲第8番(1956年5月17日)、
 交響曲第9番「合唱」(1964年7月9日)
クレンペラー指揮
コンセルトヘボウ管、
トリノRAI管(第1番)、
ケルン放送響(英雄)
第九のソリスト:
 アムステルダム・トーンクンスト合唱団、
 アムステルダム・コレギウム・ムジクム、
 アグネス・ギーベル(S),
 アーフィエ・ヘイニス(A),
 エルンスト・ヘフリガー(T),
 ヘルマン・シェイ(Br)

 クレンペラーとコンセルトヘボウ管とのご縁の始まりは、メンゲルベルク時代に遡ります。残念ながら戦中はナチ禍によって客演が中断されます。戦後ヨーロッパ楽壇に復帰したクレンペラーは好んでコンセルトヘボウ管と共演し相性も抜群。マーラーの「復活」等凄絶なライヴ録音を遺していることはマニアならご存知の通りです。
 巨匠の中核レパートリーたるベートーヴェンも全曲を数回に渡って演奏しております。実演であること、体調が良い時期の演奏でもあり、とにかく流れの良さが目立ちます。大曲もさることながら、第2番、第4番、第8番のほとんど啓示的ともいえる個性には感動すること必至。
 「第9」はかなりアグレッシヴな演奏で音質の良さも有難い限り。コンセルトヘボウ管は、音色に強い特徴のあるオーケストラであり、ホルン、木管の独特の艶やかさは、ドイツのオーケストラと明らかな違いがあります。

 第1番がトリノRAI管ですが、これも瑞々しい名演。既出盤が妙なピッチだったので、当盤の正しい音源が歓迎です。
 ケルン放送響との「英雄」もウルトラモダンなスタイリッシュな演奏です。

全てモノラル


.

MR2505/2508
(4CD)
\2400→\1990→\1290
コンヴィチュニー/ブラームス録音集
 ブラームス:
  交響曲第1番(GOL、1960年4月20日ライヴ)、
  交響曲第4番(SKB、1960年10月28日ライヴ)、
  ヴァイオリン協奏曲
   (ダヴィット・オイストラフ、SKB,1955年9月17日ライヴ)、
  ピアノ協奏曲第1番
   (ジュリウス・カッチェン、GOL,1960年11月24日ライヴ)、
  ピアノ協奏曲第2番
   (エリー・ナイ、GOL,1955年3月3日ライヴ)
コンヴィチュニー指揮

 巨匠コンヴィチュニーのブラームス演奏を集大成した好企画。がっしり、どっしりした構築を誇るコンヴィチュニーの音楽はブラームスに最適とも思われますが意外と遺された録音が少なく、レーベルもまたがり総括して聴けないのが現状です。
 交響曲第1番は、Ars Vivendi等で知られる1962年のラスト・コンサートとは別演奏で初出となります。
 バックハウスとの「皇帝」が前半プログラムでした(こちらはMR2198としてCD化)。
 交響曲第4番は、コンヴィチュニーの慟哭ともいえる感情注入が凄い演奏。
 オイストラフとのヴァイオリン協奏曲は、スタジオ録音でもコンビを組んだ息の合った名演。超絶技巧のカッチェンとの第1番の神経がピリピリ張り詰めた名演。
 この曲の至高の名演とも目される長老女流ピアニスト、エリー・ナイとの渋さ溢れる第2協奏曲。と駄演知らずの演奏群。

 いずれもモノラルですが高音質です。

<モノラル>






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