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今回セール初登場のアイテム多数!

MEMORIES 特価セール その2
〜1/27(日)
2CD\3,800→\1980→\1290
3CD〜6CD \2400→\1990→\1490


 風前の灯と思われた歴史的録音レーベルMEMORIES、しかし一時期からレアでありながら超特価のシリーズをリリース、その後空前の快進撃を続けている。
 他レーベルがなかなか出してくれない音源をうまくまとめ、ファンが喜びそうな形で独自編集するセンスは悪くない。
 ここでしか出ていない秘蔵音源も多数ある。どうせまた他のレーベルから出るだろうとたかをくくっていると痛い目に遭う。


 今回の案内は期間限定セール。しかも薄青色に囲まれた24アイテムはセール初登場のアイテム。それ以外もここまで安くなるのは初めて。

 しかし、ほとんどのものは在庫限定。
 ・・・というか、おそらく在庫を処分したいのだと思う。なので完売したらなかなか再プレスということはない。

 期間内でも早い段階で完売になるものも出てくるだろう。
 どうかどうかご希望のものはお早めに。







MR2180/2184
(5CD)
\1990→\1490
チェリビダッケ指揮
 ブラームス:交響曲全集

  交響曲第1番、交響曲第2番、
  交響曲第3番、交響曲第4番
   (1959年3月、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院大ホールライヴ)
チェリビダッケ指揮
ミラノ・イタリア放送(RAI)交響楽団
ブラームス:交響曲第1番*
 1952年10月ライヴ
ブラームス:ドイツ・レクイエム+
 1957年10月ライヴ
チェリビダッケ指揮
ウィーン響*
ケルン放送響+
ホッター+、
ギーベル+

 当ブラームス全集は、チェリビダッケがミラノ・イタリア放送(RAI)交響楽団と一気に演奏した際のライヴ録音です。

 後年から晩年にかけての雲上人となったかのような静的アプローチとは正反対のアグレッシヴな演奏で、実に聴き応えがあります。フェンシングの選手のようだと評された若き日の演奏から脱皮し、フルトヴェングラー流の柔軟自在なテンポ変化も過度に表出することなく、見事な正統派ブラームスと申せましょう。当演奏は、チェリビダッケが幻の存在であった頃に、国内盤としても紹介されたことのある演奏で、レコード芸術誌でも推薦されました。音質の良さも評価され、人気のあるブラームス全集ということもあり、普遍的な価値を獲得しました。現在は統合されましたが、当時RAIは、ミラノ、トリノ、ローマなど各地に放送オケを所有し、その何れとも密接な関係を築いて演奏能力の向上につとめたのが他ならぬチェリビダッケでした。

 RAIオケというと薄っぺらな弦楽器やヘタレの金管など非難を浴びることが多かったのですが、そこはチェリの厳しい指導のもとドイツの名門のような重厚な響きを獲得、リズムの明確な快演となっております。さらに縁深い街とは言えなかった音楽の都ウィーンにおけるライヴの第一交響曲、これはフルトヴェングラー存命中の演奏です。凄い影響を感じさせます。

 そしてドイツ・レクイエムは晩年よりこちらの方がオーソドックスで正統派と思われる方もいらっしゃるんではないでしょうか。ホッターの英雄的なソロには感動を禁じ得ません。その崇高な響きには圧倒されます。<モノラル>





MR2356/2360
(5CD)
\1990→\1490
オットー・クレンペラー指揮
 ブルックナー:交響曲ライヴ名演集

  第4番「ロマンティック」
   (ケルン放送教、1954年4月5日ライヴ)、
  第6番
   (コンセルトヘボウ管、1961年6月22日ライヴ)、
  第7番
   (ベルリンフィル、1958年9月3日ルツェルンライヴ)、
  第8番(ケルン放送響、1957年6月7日ライヴ)、
  第9番(ニューヨークフィル、1934年10月14日ライヴ)
オットー・クレンペラー指揮
 巨人クレンペラーのレパートリーの中核をなすブルックナーの交響曲作品、それもライヴで集大成です。
 ご存知の通り幾多の病、艱難に打ち勝った巨匠は、1950年代半ばから不死鳥のように甦り、ヨーロッパ中の名門オケに客演し、その実力を強烈に世界中にアピールしました。同時にフィルハーモニア管との共同作業が開始しますが、その壮麗な凱歌の始まりともいえるライヴ名演集です。
 第6番は巨匠が偏愛した名曲ですが、コンセルトヘボウ管の音色を楽しむような逍遥が聞き物。
 第7番はベルリンフィルとの唯一のブルックナー演奏として知られるルツェルン音楽祭での明朗なライヴを採用。クレンペラーとしては異色の幸福感溢れる名演。
 第4番、第8番はことのほか相性が良かったケルン放送響との共演。特に第8番は、恐ろしいまでの快速演奏で、1924年の機械式SP時代に早くも第3楽章のみを録音する情熱を以て取り組んだ作品ですが、このケルン盤は、それに直結する過激な表現。後年のフィルハーモニア管とのスタジオとは別人のような解釈で凄みすら感じさせます。
 第9番は珍しいニューヨークフィル客演で最も古い演奏ですが、これも同様の即物的演奏で迫力十分。モノラル





MR2368/2373
(6CD)
\1990→\1490
フルトヴェングラー/ブルックナー名演集(全ライヴ録音)
 交響曲第4番「ロマンティック」
  (1951年10月29日ミュンヘン)、
 交響曲第5番
  (1951年8月19日ザルツブルク)、
 交響曲第6番(第2楽章から第4楽章)
  (1943年11月ベルリン)、
 交響曲第7番(1951年4月23日カイロ)、
 交響曲第8番(1949年3月15日ベルリン)、
 交響曲第9番(1944年10月7日ベルリン)
フルトヴェングラー指揮
 フルトヴェングラーのブルックナーと言えばその動的なアプローチが作品にそぐわないなどと実しやかに言われた時期もありましたが、多様な演奏が聴ける現代こそ傾聴すべき個性溢れる演奏であることが明らかです。
 当時のブルックナー擁護者の常として、如何にこの特異な作曲家を世間に知らしめるかという至上命題があり、クナッパーツブッシュはご存知のワーグナー的なアプローチをとり、フルトヴェングラーはベートーヴェン的な解釈を見せたものでしょう。
 手兵であるベルリンフィル、ウィーンフィルを駆使して、激烈な演奏を展開しております。第5番は今まで録音に問題ありとされておりましたが、今回の物は非常に聴きやすくなっており、戦中のベルリンフィルライヴの凄絶さと肩を並べる名演。いずれも高名な名演ばかりで、座右に置いて長く楽しめる名盤と申せましょう。
 モノラル




MR2431/2433
(3CD)
\1990→\1490
トスカニーニ&ウィーン国立歌劇場
 モーツァルト:歌劇「魔笛」(1937年7月30日)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
ヘルゲ・ロスウェンゲ(タミーノ)、
ドムグラフ・ファスベンダー(パパゲーノ)、
ジュリー・オスヴァート(夜の女王)、
ウィリアム・ウェルニク(モノスタトス)、
ジャルミラ・ノヴォトナ(パミーナ)、
アルフレッド・イェルガー(スピーカー)、
アレクサンダー・キプニス(ザラストロ)他、
 ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」第1幕(1936年7月25日)  ロッテ・レーマン(レオノーレ)、
ルイズ・ヘレツグリューバー(マルツェリーネ)、
ヘルマン・ガロス(ヤキーノ)、
アントン・バウマン(ロッコ)、
アルフレッド・イェルガー(ピツァロ)
ウィーンフィル、
ウィーン国立歌劇場合唱団

 トスカニーニ+ウィーンフィルの短い蜜月の記録がさらに登場。超豪華配役による1937年の「魔笛」は演奏の凄まじさも良く知られるところです。
 ただただ四角四面の厳格なトスカニーニを想像すると裏切られます。しなやかなフレージングとウィーンフィルの長閑さも存分に生かした奇跡的名演。音質も随分改善されました。
 チェレスタをショルティが弾いていることでも有名。この翌年にオーストリアはドイツに併合されたため、巨匠最後のザルツブルク音楽祭出演となりました。
 さらに1936年の「フィデリオ」第1幕も収録。こちらは劣悪な音質ですが、老け込む前の前のトスカニーニの素晴らしさを堪能できる名演です。
 ロッテ・レーマンのレオノーレに至っては文句の付けようがありません。マーラーが第4交響曲で引用した四重奏の部分など、夢見るような美しさです。
 如何にトスカニーニがベートーヴェンを愛していたかが痛いほど理解できる貴重な記録です。<モノラル>




MR2449/2451
(3CD)
\1990→\1490
ハイフェッツ/協奏曲ライヴ録音集
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
  (ロジンスキ指揮ニューヨークフィル、1945年1月14日ライヴ)、
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
  (カンテルリ指揮ニューヨークフィル、1954年3月14日ライヴ)、
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
  (ミトロプーロス指揮ニューヨークフィル、1951年3月11日ライヴ)、
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
  (トスカニーニ指揮NBC響、1944年9月4日ライヴ)、
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
  (セル指揮ニューヨークフィル、1951年12月9日ライヴ)、
 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
  (クーセヴィツキ―指揮ボストン響、1949年4月2日ライヴ)、
 コルンゴルド:ヴァイオリン協奏曲
  (クルツ指揮ニューヨークフィル、1947年3月30日ライヴ)
ハイフェッツ(ヴァイオリン)
 伝説の名手、ハイフェッツの協奏曲ライヴ録音を集めた好企画、音質良好。
 天空を翔るかのようなどこまでも伸びやかな音色と超絶技巧。聴衆を前にした興奮が見事に収録されております。
 ベートーヴェンは音質、演奏ともに他を圧する名演として知られております。とんがった名指揮者ロジンスキとの対決模様も見ものです。
 メンデルスゾーンはトスカニーニ、カンテルリの2種類を収録。トスカニーニとは超快速テンポでトスカニーニ調とも言えますが、カンテルリでは少し遅めのテンポで歌い上げるスタイルで、ハイフェッツの表現の幅の広さにも脱帽です。
 ミトロプーロスに懐の深い伴奏を得たシベリウスはシリアスそのもの。セルがバックのブラームスは風格豊かで温かみのある名演。クーセヴィツキ―とのプロコフィエフは魑魅魍魎が跋扈するかのような薄気味悪さが絶妙。
 ハイフェッツが世界初演を果たしたコルンゴルドの協奏曲は、ベタベタなロマンティシズムとハリウッド映画的華麗さに溜息すらもれそうです。
 モノラル




MR2456/2460
(5CD)
\1990→\1490
サー・ジョン・バルビローリ/ マーラー:交響曲名演集
 交響曲第1番「巨人」
  (NYP,1959年1月10日)、
 交響曲第2番「復活」
  (BPO,ジャネット・ベイカー、マリア・シュターダー1965年6月3日)、
 交響曲第7番「夜の歌」
  (ハレ管、BBC北部響合同演奏1960年10月20日)、
 交響曲第9番(NYP,1962年12月8日)、
ボーナス:
 交響曲第1番「巨人」(チェコフィル、1960年5月24日)
サー・ジョン・バルビローリ指揮
 マーラー指揮者バルビローリの真骨頂、ライヴ名演集の第一巻が登場です。
 バルビローリがマーラーのスペシャリストであることは広く知られる処ですが、実際は長らく、「巨人」、第5番、第6番、第9番のみのスタジオ録音が伝説化していたに過ぎません。巨匠が如何に満遍なくマーラーを取上げていたかは、ライヴ録音の登場を待たねばなりませんでした。
 今回の新譜は1960年のマーラー生誕100年を基軸として、バルビローリが世界各地で繰り広げた凄絶なライヴを集成したものです。
 「夜の歌」は最も人気のない交響曲と言われながらもファナティックな表現で観客を熱狂の渦に叩き込んでおります。生来がラテン系のバルビローリは木管への偏愛、強調と歌心が顕著であり、一種のアクの強さがマーラーに最適な表現と申せましょう。
 ボーナスというにはあまりにも贅沢なチェコフィルとの「巨人」も嬉しい贈り物です。
 全てモノラル




MR2461/2463
(3CD)
\1990→\1490
ヨゼフ・クリップス指揮&ニューヨーク・フィル/
 ブルックナー:交響曲集

  交響曲第4番「ロマンティック」
   (1964年3月8日フィルハーモニックホール)、
  交響曲第8番
   (1961年12月2日カーネギーホール)、
  交響曲第9番
   (1965年2月カーネギーホール)
ヨゼフ・クリップス指揮
ニューヨーク・フィル
 巨匠ヨゼフ・クリップスと言うと、上品なウィーンの香りなどという色眼鏡と先入観で見られがちですが、戦後の主たる活躍の場所はアメリカとイギリスでした。
 特にアメリカではバッファローフィル、サンフランシスコ響の音楽監督となってアンサンブルを鍛え直し高い評価を得ております。芸風も実演ではゴツゴツとした荒々しさを持ち、リズム感抜群で推進力に富んでおります。
 ニューヨークフィルには1961年にデビュー(当盤に含まれるブル8)し、余程好評だったのか以後毎年のように客演しております。
 さて、今まで聴くことのできなかったクリップスのブルックナーは相性抜群のニューヨークフィルとの大作三曲。これが何と改訂版による演奏です。
 「ロマンティック」はかなり大袈裟な改訂がなされています。ブル8の終楽章は何と18分。ブル9も無理矢理素朴さを演出するかのようなあざとい書き足しがあります。こうなるともはや愉快としか言い様がありません。
 ひょっとするとクリップス自身のアレンジかもしれません。
 音質はヒスノイズが若干目立ちマアマアというレベルですが、久々に楽しく聴けるブルックナーとして一押しのセットと申せましょう。
  モノラル




MR2483/2485
(3CD)
\1990→\1490
トスカニーニ&NBC響/モーツァルト:交響曲集
モーツァルト:
 交響曲第29番(1944年9月3日)
 交響曲第35番「ハフナー」(1946年11月3日)
 交響曲第38番「プラハ」(1939年2月4日)
 交響曲第39番(1948年3月6日)
 交響曲第40番(1937年12月25日)
 交響曲第41番「ジュピター」(1940年4月20日)
リハーサル風景、交響曲第35番「ハフナー」(1946年11月2日)
トスカニーニ指揮
NBC響
 トスカニーニのモーツァルトをたっぷり収録した好企画。
 トスカニーニのモーツァルトと言うと一般的にはベートーヴェン、ブラームスに比して高い評価を得ているとは言えません。
 しかし、キビキビしたリズムと熱気を孕んだトスカニーニの芸風は見事にモーツァルトにマッチしております。
 珍しい第29番、第38番までも網羅。どの曲もすかっと爽やかな早いテンポで演奏されていますが、特に第29番は超快速。第40番は「トスカニーニ+NBC」のデビューコンサートとなったもので気合に凄いものがあります。
 「ハフナー」交響曲の貴重なリハーサル風景を収録しているのも有難い限りです。
 トスカニーニのリハーサル録音はあまり多くありません。トスカニーニは意外や歌手のような良い声です。怒声もなくイタリア語混じりの英語で丁寧に説明しますが、やはり手っ取り早く歌って見せて指導する点が実に微笑ましいものです。
 <ステレオ>




MR2486/2488
(3CD)
\1990→\1490
トスカニーニ/ハイドン:交響曲集
 交響曲第31番(1938年10月29日)、
 交響曲第88番「V字」(1938年2月19日)、
 交響曲第92番「オクスフォード」(1944年3月19日)、
 交響曲第94番「吃驚」(1953年1月26日)、
 交響曲第98番(1938年1月22日)、
 交響曲第99番(1941年2月1日)、
 交響曲第101番「時計」(1942年4月4日)、
 交響曲第104番「ロンドン」(1943年10月3日)、
 協奏交響曲(1939年10月14日)、
 弦楽四重奏曲第17番よりセレナード(1944年8月27日)
トスカニーニ指揮
NBC響

 巨匠指揮者はハイドンを愛し、必ず愛奏曲と言えるものを持ちますが、トスカニーニもその例に漏れません。しかし遺された録音が意外と少なく、レーベルもマチマチで、なかなか網羅して鑑賞できないのが現状です。
 今回の好企画はトスカニーニのハイドンで遺された楽曲を全て収録。この中では、交響曲第88番「V字」、交響曲第92番「オクスフォード」、交響曲第104番「ロンドン」は極めて珍しい録音で初めてお聞きになる方も多いと思います。
 ほとんどがライヴ録音故に自由自在のテンポ変化。トスカニーニのウィットとも言える愉悦とリラックスが聞きものです。愛奏した「セレナーデ」の絶美も涙が出る程です。

 全てモノラル

.

MR2583/2586
(4CD)
\1990→\1490

レオポルド・ストコフスキー/ベートーヴェン:交響曲集
 ベートーヴェン:
  交響曲第2番(シカゴ響、1962年10月7日モノ)、
  交響曲第8番(シカゴ響、1966年3月24日ステレオ)、
  交響曲第4番(アメリカ響、1966年10月モノ)、
  交響曲第6番「田園」(アメリカ響、1966年1月ステレオ)、
  交響曲第5番「運命」(ボルティモア響、1963年1月10日ステレオ)、
  交響曲第7番(BBC響、1963年7月23日ステレオ)、
  交響曲第9番「合唱」
   (ロンドン響、ロンドン響合唱団、
    ヘザー・ハーパー(ソプラノ)、
    ヘレン・ワッツ(アルト)、アレグザンダー・ヤング(テノール)、
    ドナルド・マッキンタイア(バス)
     1967年9月23日モノ)
レオポルド・ストコフスキー指揮

 鬼才、天才の名をほしいままにした巨匠ストコフスキーのベートーヴェン・ライヴを集大成した好企画。意外やストコフスキーのベートーヴェン録音は数少ないので大歓迎です。
 ストコフスキーと言えば効果的で派手なアレンジで有名ですが、ベートーヴェンに対しての改変は当時の巨匠指揮者がみんなやっていた範囲に収まるのではないでしょうか。実に上品で品格溢れる演奏です。
 シカゴ響との第2番は、フリッツ・ライナーのキャンセルを受けての代役。名技集団を駆使してオーソドックスな名演と言えましょう。
 第8番もシカゴ響客演時のライヴ。ストコフスキーのアイディアに満ちた面白演奏で、音質も良好。
 第4番、第6番は自ら組織し晩年の良きパートナーとなったアメリカ響とのライヴ。隅々まで計算された見事な演奏ばかり。
 第5番は珍しいボルティモア響客演時のライヴです。これも正統派の解釈。つくづくストコフスキーは全米オーケストラの父として敬愛されていたことがわかります。
 第7番はプロムスに登場したロンドン・ライヴ。オーケストラを煽りに煽って聴衆を盛上げます。
 「第九」は、デッカにスタジオ録音を行った直後のライヴ。歌手陣も全く同じですが、やはり精気が漲っております。随所で確認できるストコ流の改訂が効果的で特にフィナーレのコーダの壮麗さはまるでオルガンの響きを聞くかのようです。音質も随分と改善されております。


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MR2566/2569
(4CD)
\1990→\1490
カラヤン 1950〜1966年のブルックナー
 交響曲第5番
  (ウィーン交響楽団、1954年10月2日ライヴ)
 交響曲第7番
  (ウィーンフィル、1962年4月6日ロンドン・ライヴ)
 交響曲第8番
  (ベルリンフィル、1966年6月16日アムステルダム・ライヴ、オランダ音楽祭ステレオ)
カラヤン指揮
 これぞカラヤン!圧巻のブルックナー・ライヴ
 第8番のステレオ・ライヴが白眉の出来!
 
 カラヤンはオーストリア出身ですが、同郷の作曲家ブルックナーの作品を網羅的に取り上げていた訳ではありません。交響曲全集録音を遺してはおりますが、初期作品、第6番は実演では取上げていないと推測されております。それだけ作品ごとに愛着や理解の濃淡があったと見るのが当然です。当ライヴセットに収録の3曲はカラヤンがことあるごとに愛奏した十八番レパートリーです。

 交響曲第5番
  ウィーン響時代の充実を伝える白熱ライヴ。この演奏会の次のウィーン響演奏会が伝説の「カルメン」演奏会形式上演です(MR2437/2438)!フルトヴェングラーを意識し、挑発する格好で次々と意欲的なプログラムを世に問うていた時代。ブルックナーの第5番は、この時代ではやはり凝った選曲とカウントされます。
  後年の演奏を先取りしたような重厚でじっくりと遅めな歩み、壮麗な金管の咆哮。改訂版ではなく原典版で演奏していることも着目されます。この年の11月にフルトヴェングラー没。カラヤンはベルリンフィルの芸術監督として世界楽壇の帝王に登り詰めます。

 第7番
  ウィーンフィルを率いてのソビエト、ヨーロッパツアーの最終を飾るロンドン・ライヴ。モスクワを皮切りに僅か2週間ほどで10公演以上をこなしてしまうタフネスぶり。壮年期のカラヤンの面目躍如です。
   オーケストラ、指揮者ともに疲れは全く感じられず、第1楽章は流麗で快速、緩徐楽章は情緒纏綿にねっとりと歌い上げるカラヤン美学の象徴とも言える名演奏。後半2楽章は音楽的内容が前半に比べて落ちると指摘されることもありますが、カラヤン的スポーティな演奏だと爽やかな風が通り過ぎるかのような心地良さがあります。

 第8番
  オランダ音楽祭にベルリンフィルを率いて参加した公演。世界の名ホールとして知られるコンセルトヘボウの素晴しい音響、これをステレオ・ライヴで楽しめるのですからたまりません。
   この年の春カラヤンはベルリンフィルと大規模な日本公演を成功裏に終えてヨーロッパに帰還。極めてシリアスで、荘厳な演奏です。一部には顔を顰める人もいるカラヤン流レガート奏法も抑え気味でリズムを明確に強調した実直とも言える表現。
  フィナーレのカタルシスは正にこの世の終わりを感じさせるほどの圧倒的な存在感を誇ります。



MR2579/2582
(4CD)
\1990→\1490

クリュイタンス・シンフォニックレパートリーライヴ!!


 ハイドン:交響曲第96番「奇蹟」
  (ベルリンフィル、1958年3月12,13日)、
 サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付」
  (ベルリンフィル、1955年3月7日)
 ベートーヴェン:交響曲第7番
  (パリ音楽院管、1957年12月8日)、
 ブラームス:交響曲第4番
  (フランス国立放送響、1958年2月18日ジェノヴァ)
 シューマン:交響曲第4番
  (フランス国立放送響、1958年9月15日)、
 ハイドン:交響曲第96番「奇蹟」(トリノ・イタリア放送響)
 ベルリオーズ:幻想交響曲
  (チェコフィル、1955年5月30日プラハの春国際音楽祭)、
 バルトーク:ピアノ協奏曲第1番
  (ベルリンフィル、ヘルムート・ロロフ独奏、1952年9月5日)
アンドレ・クリュイタンス指揮

 そのエレガントな指揮ぶりで人気の高いクリュイタンスのライヴが登場。実演では焦燥感すら感じさせる大胆なギアチェンジを駆使した情熱的な演奏が今なおファンのハートを掴んで放しません。

 ハイドンの「奇蹟」は巨匠が偏愛したレパートリーで柔らかな開始は誠にノーブルでありながらも仕掛けだくさんの面白演奏。ベルリンフィルとトリノ・イタリア放送響との2種類のライヴをお楽しみください。

 パリ音楽院管とのベト7はこんなに悲しく憂いを含んだ第2楽章は他の誰にも真似できないでしょう。

 ベルリンフィルがドイツの野太い音色を隠そうともしないサン=サーンスの「オルガン付」も異形の名演。

 シューマン、ブラームスというドイツ・ロマン派の萌芽の名曲は、クリュイタンスの動的で活力に満ちたなアプローチが見事に決まります。

 18番レパートリーの「幻想」は、お相手がチェコフィルというのもそそられます。ミュンシュ顔負けの暴力的なアプローチでオケを煽りに煽って聞き手はのけ反ってしまいます。それにしてもこの当時は各国のオケのサウンドに違いと個性が明確ですね。

 ボーナスのバルトーク:ピアノ協奏曲第1番はクリュイタンスがベルリンフィルに初登場の際の記念すべきライヴです。ティーレマンの師でもあるドイツ往年の名手ヘルムート・ロロフ。反ナチスの闘士でもあり、バルトークを過激にバリバリ弾いています。




MR2570/2573
(4CD)
\1990→\1490

ダヴィッド・オイストラフ/協奏曲ライヴ録音集

 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
  (エルネスト・ブール指揮ストラスブール市立管1959年6月13日ライヴ)

 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
  (ヴィットリオ・グイ指揮ミラノRAI響、1960年4月5日ステレオ・ライヴ)

 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」、
 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
  (ディミトリ・ミトロプーロス指揮ニューヨークフィル、1956年1月1日ライヴ)

 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
  (ルドルフ・ケンペ指揮トリノRAI響、1963年4月26日ステレオ・ライヴ)

 ハチャトウリアン:ヴァイオリン協奏曲
  (ラファエル・クーベリック指揮プラハ響、1947年5月15日プラハの春音楽祭ライヴ)

 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
  (フリッツ・リーガー指揮ミュンヘンフィル、1955年4月24日ライヴ)

 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
  (ニルス=エーリク・フーグステッド指揮フィンランド放送響、1954年6月ライヴ)
ダヴィッド・オイストラフ
 (ヴァイオリン)

 ヴァイオリン一挺で、大編成のオーケストラと堂々渡り合える真の名手ダヴィッド・オイストラフ。
 太く温かみのある音色には心底酔わされますし、表現力の幅広さも特筆すべきことです。

 プロコフィエフの協奏曲は現代音楽の泰斗ブールが伴奏というマニアックな内容。ブール独特のギスギスした味わいはストラスブール市立管(現ストラスブールフィル)の持つ何ともアンニュイな(ルーズな)演奏で雰囲気満点の演奏となっており興味がつきません。

 ベートーヴェンはイタリア・オペラの巨匠グイがバッキングでしかもステレオ録音。グイのドイツ音楽は実は定評のあるもので、人間賛歌とも呼びたい大らかで包容力のあるベートーヴェンとオイストラフの温かみが見事にマッチしております。

 冷戦時代の1955年11月にカーネギーホールでアメリカ・デビューを飾ったオイストラフは、その後全米を巡演。演奏の素晴しさでアメリカ人の度肝を抜き、商業用録音も行いました。ここにはミトロプーロス指揮ニューヨークフィルと行った大晦日+元旦コンサートを収録。特にショスタコーヴィチはヴァイオリン付の一大交響曲の趣でシリアスであり情熱の迸りが感動的な超名演。

 典雅そのもののケンペの伴奏を得たチャイコフスキーもステレオで喜ばしい限り、こんなお洒落なチャイコも珍しい。

 クーベリック指揮プラハ響とのハチャトウリアンは演奏史上最速と思われる過激な演奏です。

 リーガーが指揮する古色蒼然たる音色のミュンヘンフィルとのブラームスは鄙びた風情が今や聴かれない大人の演奏。

 シベリウスはフィンランドの大物指揮者フーグステットの誠実な伴奏を得てオイストラフは自由に闊達に飛翔します



MR2556/2559
(4CD)
\1990→\1490
カイルベルト指揮/マーラー録音集
 マーラー:
  交響曲第1番「巨人」
   (シュターツカペレ・ドレスデン、1950年4月4日ライヴ)
  交響曲第4番
   (アグネス・ギーベル、ソプラノ独唱、
    ケルン放送響、1967年12月8日ライヴ)
  交響曲第8番「一千人の交響曲」
   (ウィーン響、1960年6月19日ウィーン芸術週間ライヴ)
  交響曲「大地の歌」
   (フリッツ・ヴンダーリヒ、テノール独唱、
    フィッシャー・ディスカウ、バリトン独唱)
    バンベルク響、1964年4月2日ライヴ)
カイルベルト指揮
「一千人の交響曲」のソリスト:
 メリッタ・ムゼリー(第1ソプラノ、罪深き女)、
 ゲルダ・シェイラー(第2ソプラノ、懺悔する女)、
 ヴィルマ・リップ(第3ソプラノ、栄光の聖母)、
 ヒルデ・ロッセル・マイダン(第1アルト、サマリアの女)、
 ウルズラ・ベーゼ(第2アルト、エジプトのマリア)、
 フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール、マリア崇敬の博士)、
 ヘルマン・プライ(バリトン、法悦の教父)、
 オットー・エーデルマン(バス、瞑想する教父)、
 フランツ・シュルツ(オルガン)、
 ウィーン楽友協会合唱団、
 ウィーン・ジングアカデミー、
 ウィーン少年合唱団
 意外に思われるかもしれませんが、カイルベルトはマーラー演奏にも熱心でした。今まで集成されることのなかった名演が楽しめます。

 第1番「巨人」
  当時の手兵、シュターツカペレ・ドレスデンを指揮した苛烈な演奏。相当なスピードで突っ走ります。若きマーラーの未熟さえも魅力に変えてしまうのがカイルベルトの手腕と言えましょう。

 第4番
  この演奏は、見事なステレオ収録。カイルベルトが重用したアグネス・ギーベルの艶やかな歌唱を得て聴きどころ満載です。徒に不気味さを強調することなく、素朴さを遺した好感を持てるマーラー像。推測するにカイルベルトはブルックナーとマーラーを同一の位置に考えていたのではないでしょうか?

 第8番「一千人の交響曲」
  1960年のウィーン芸術週間。その中核は、生誕100年を迎えるマーラーとベートーヴェン。マーラー直弟子のクレンペラーは一切マーラーを指揮せず、ロンドンからフィルハーモニア管を率いてベートーヴェン・ツィクルスを担当しました。
  その初日は5月29日で、同日昼のマチネーは、かの有名な「ブルーノ・ワルター+ウィーンフィル告別演奏会」でした。他のマーラー作品は、第2番「復活」をクリップス指揮ウィーン響、「大地の歌」をカラヤン指揮ウィーンフィル(この組合せのレコードなし!)が演奏。何ともファン垂涎の顔触れ。そして演奏が稀で、かつ至難な「一千人の交響曲」を担当したのが、カイルベルト指揮ウィーン響でした。ワーグナーをはじめとする大規模ロマン音楽の名解釈者として知られるカイルベルトは、ワーグナーではしばしば熱してくるとグイグイとオーケストラを煽るような面もありましたが、この「一千人」は正に壮大な叙事詩とも言える大河の流れのような悠然たる演奏で、心が刺々しくなるような緊張感は皆無。安心して身を任せられる、母なる大地のような包容力が魅力です。歌手陣も豪華そのもの。モノラルですが聞きやすくまとめられております。

 交響曲「大地の歌」
  この演奏はライヴ・マニアが古くから良く知る名演。「大地の歌」を男性二人で担当する名盤というと、バーンスタイン+ウィーンフィル盤が有名ですが、それより2年前の演奏。
 ディスカウはここでもバリトン独唱を担当しております。そしてヴンダーリヒのテノール独唱が絶唱そのもの!この二人は同じ年の6月にもクリップスとも演奏しておりますので、「男性2人による大地の歌」は当時この2人が独占していたのでしょう。 カイルベルトのマーラーは古典音楽とロマン音楽を行ったり来たりするシューベルト的リリシズムを重視したものと言えそうです。音質が若干籠る感じなのが残念ですが、内容の充実は明らかです。



MR2563/2565
(3CD)
\1990→\1490
トスカニーニ指揮NBC交響楽団
 ヴェルディ:レクイエム
  ロバート・ショー指揮ロバート・ショー合唱団、
  ヘルヴァ・ネルリ(ソプラノ)、フェードラ・バルビエリ(メゾ・ソプラノ)、
  ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(テノール)、チェーザレ・シエピ(バス)
   以上、1951年1月27日カーネギーホール・ライヴ
 ロッシーニ:歌劇「セヴィリャの理髪師」序曲、
 チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
  以上、1954年3月21日、ニューヨーク、カーネギー・ホール・ライヴ
 ファイナル・コンサート(ワーグナー・プロ)
  楽劇『ローエングリン』〜第1幕前奏曲
  楽劇『ジークフリート』〜森の囁き
  楽劇『神々の黄昏』〜ジークフリートのラインへの旅
  歌劇『タンホイザー』〜序曲とバッカナール
  楽劇『マイスタージンガー』〜第1幕前奏曲
   以上、1954年4月4日、ニューヨーク、カーネギー・ホール・ライヴ
 ヴェルディ:「レクイエム」
  トスカニーニ畢生の傑作と呼ばれる超有名録音、1951年の「ヴェルディ:レクイエム」にステレオ録音が存在しておりました!といっても初めからステレオ収録を行ったわけではなく、偶然にもマイクが二カ所に同時に立っていたという事情によります。
 右チャンネル、左チャンネルは異なるレコーダーにによる録音故に、もちろん合成による不安定な箇所もありますが、伸びやか、艶やかなNBC響の妙技、歌手の堂々たる歌唱が見事にとらえられております。どこを取っても感傷に不満はありません。
 トスカニーニが最後までこだわったヴァイオリン両翼、低弦左側のオーケストラ配置が存分に堪能できる貴重な一枚です。

 ロッシーニ:歌劇「セヴィリャの理髪師」序曲、チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
  世界の覇者であったアメリカは当然のことながら、技術水準が高く、多くの試験的ステレオ録音を行っていました。幸いにも遺されたのがトスカニーニ最晩年の「悲愴」です。
  前回の録音が1947年だけに、その演奏スタイルの変遷がステレオ録音で検証できるのも嬉しい限りです。演奏活動最晩年だけに、清澄な心境が魅力であり、一抹の寂しさすら感じさせてくれるのは思い込みでしょうか。第3楽章の最後の箇所が欠落していたため長らく陽の目を見ませんでしたが、この欠損は適宜修正が図られております。

 ファイナル・コンサート(ワーグナー・プログラム)
  巨匠の「白鳥の歌」演奏途中で記憶障害を起こして、「タンホイザー」の演奏が中断(当盤では補正されております)。再開するものの、トスカニーニは自信を失い引退に繋がりました。
  そのファイナル・コンサートがステレオ録音が遺されておりました。録音を聴く限りは、弱弱しさよりも、キラキラと煌くようなNBC響の弦楽器の美しさや木管の巧さが瑞々しく捉えられております。
  トスカニーニ晩年の名演の一つとして長く記憶に留めておきたい名盤と申せましょう。



MR2551/2553
(3CD)
\1990→\1490
カイルベルト/ブラームス交響曲全集+ピアノ協奏曲第1番(カーゾン)
 ブラームス:
  交響曲第1番(フランス国立放送響、1962年9月25日ライヴ)、
  交響曲第2番(バイエルン放送響、1966年12月8日ステレオ・ライヴ)、
  交響曲第3番(ウィーン響、1955年5月4日ライヴ)、
  交響曲第4番(フランス国立放送響、1959年8月9日ライヴ)、
  ピアノ協奏曲第1番(カーゾン=ピアノ、ケルン放送響、1965年4月23日ライヴ)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮

 カイルベルトは、レコード会社単独で契約を結ばなかったようで、スタジオ録音は様々な会社にまたがっております。それが、カイルベルトで聞きたい!ベートーヴェン、ブルックナー、シューベルトのレパートリーが中々まとまりにくい理由となっております。

 今回のブラームス全集は全てライヴ録音。
 徹底した現場主義者カイルベルトならではの堂々たるオーケストラ・ドライヴを堪能できる好企画となっております。

 交響曲第1番と第4番のお相手はフランス国立放送響という最もフランスらしい音色を持ったオーケストラです。大伽藍のような立派な構築はいつものカイルベルトです。
 第1番は、巨匠必殺の十八番レパートリーです。複数の録音がありますが、聴きものはやはりフィナーレです。コーダもフルトヴェングラーやヨッフムのように軟体動物のような自由極まるテンポアップとは正反対。音圧がどんどん増してくるような迫力が如何にもカイルベルトです。
 第4番はセンチメンタリズムを排しながらも時として、腹の底からの慟哭を思わせる絶唱が胸に響く名演。
 第2番は定評あるバイエルン放送響とのステレオ・ライヴ。指揮者を映す鏡とも称される素直な反応を見せるバイエルン放送響。妙技の数々は当時からドイツ随一の放送オーケストラであったことの証拠です。カイルベルトといえば、ご当地ミュンヘンでは、バイエル国立歌劇場の総監督でありました、放送響とも関係は良好で、巌のようなゴツゴツとしたスタイルと放送響の柔軟な音色のマッチングが見事です。
 第3番はウィーン響客演時のライヴで、カイルベルトはドイツのオーケストラとは異なるアプローチを見せます。一言で言えばソフトなブラームスで、ウィーン楽器の蠱惑的な音色を尊重し、矯めることがなく普段とはまるで違う感覚的な快感をも重視した演奏となっております。


カーゾンのブラームス:ピアノ協奏曲第1番について
 カーゾンはイギリスのピアニストですが、本領はドイツ音楽にあったと言って過言ではありません。特にブラームスに対する適性と愛着は並々ならぬものがあります。
 ピアノ協奏曲第1番は、デッカに三種類もスタジオ録音を遺しております。理想主義者、完璧主義者として、録音しながらも発売許可を出さなかった多くのオクラ入り音源を発生させた名ピアニストですが、リリースされた、ピアノ協奏曲第1番(第一回録音:ホルダ指揮ナショナル響=1946年1月、第二回録音:ベイヌム指揮コンセルトヘボウ管=1953年5月、第三回録音=1962年5月セル指揮ロンドン響)の演奏は何れも素晴らしく、明晰な頭脳と並外れた情熱を炸裂させた名演です。
 今回、セルとの名盤の3年後のライヴであたるカイルベルト共演盤が初登場します。セルの引締ったスレンダーなブラームスに対して、カイルベルトのブラームス像は温かみのあるサウンドと恰幅の良さで魅力的。心落ち着く演奏となております、高音質であることもマルです。ライヴだと強烈に燃えるカーゾンとカイルベルトのがっぷり四つの凄演と申せましょう。
 この内容で3枚に収まったお得版。ドイツ音楽、ドイツ演奏様式を愛するファンは必携と申せましょう。




MR2538/2540
(3CD)
\1990→\1490
チェリビダッケ/プロコフィエフ録音集
 プロコフィエフ:
  交響曲第1番「古典」
   (1961年10月22日、スカルラッティ・ナポリRAIk響)、
  交響曲第5番
   (1960年1月29日、ミラノRAI響ステレオ!)、
  ピアノ協奏曲第3番
   (アレクシス・ワイセンベルク、1962年1月5日、トリノRAI響)、
  ピアノ協奏曲第5番
   (セルジオ・ペルティカローリ、1967年2月17日、ミラノRAI響)、
  ヴァイオリン協奏曲第1番
   (フランコ・グリ、1957年12月22日、スカルラッティ・ナポリRAI響)、
  「ロメオとジュリエット」よりカプレのモンターギュ、タイボルトの死
   (1960年4月4日、トリノRAI響ステレオ!)、
  スキタイ組曲
   (1966年1月14日、シュターツカペレ・ベルリン、ステレオ!)
チェリビダッケ指揮

 高度な作曲技術、色彩の豊かさ、迫力満点のオーケストレーション、そしてシニカルな視点。とプロコフィエフ作品こそ、チェリビダッケの解析的名解釈が奏功するレパートリーと思われますが、意外に音盤に恵まれておりません。
 交響曲第1番は生前に許可した数少ない録音が2種(ベルリンフィル、ミュンヘンフィルのLD)もリリースされるなど、偏愛が伺えます。ここでは、極めて珍しいスカルラッティ・ナポリRAIとのライヴ。交響曲第5番も晩年程ではないものの腰の据わった堂々とした構え。輝かしい音色。そして運動神経抜群のオーケストラ操縦がこの時期ならではです、良好なステレオ録音。
 非情緒系ピアニスト、ワイセンベルクのクールで完璧なピアノに併せた協奏曲第3番。カラリと明るい音色のペルティカローリとの第5番も聞きものです。何とも言えない退廃的音色が魅力的なヴァイオリン協奏曲。
 そして迫力満点の「ロメオとジュリエット」より。そして珍しく東ベルリンのシュターツカペレに客演した「スキタイ組曲」も豪華な演奏です。
 チェリビダッケのファンにこそ聴いて頂きたい名演集。



MR2541/2544
(4CD)
\1990→\1490
ストコフスキー/ショスタコーヴィチ交響曲集+前奏曲第14番
 ショスタコーヴィチ:
  交響曲第1番(NYP,1960年3月5日)、
  交響曲第5番「革命」(ロンドン響、1964年9月17日)、
  交響曲第6番(フィラデルフィア管、1942年12月)、
  交響曲第7番「レニングラード」(NBC響、1942年12月13日)、
  交響曲第11番「1905年」(全ソ放送響、1958年6月7日)、
  前奏曲第14番(NYP,1947年10月)
ストコフスキー指揮

 これまた好企画。ストコフスキーのショスタコーヴィチ演奏を集大成。
 早くから並々ならぬ意欲でショスタコーヴィチ作品の紹介に努めた巨匠の華麗な解釈が存分に楽しめます。
 第1番からして天才の萌芽と既に完成がみられる楽想。第5番の外面的パフォーマンスに割切った潔さ。第6番の豪快なオーケストラ・ドライヴ。
 トスカニーニと激しく全米初演を争った「レニングラード」、同じNBC響でもまるで音楽作りが違います。
 作曲家臨席のもとモスクワで現地の全ソ放送響と行った「1905年」のシリアスなライヴ。聞きどころ満載の決定盤です。




MR2535/2537
(3CD)
\1990→\1490
セル+クリーヴランド/
 シンフォニックレパートリー・ライヴ第1弾(ステレオ高音質)

  ハイドン:
   交響曲第92番「オクスフォード」(1966年1月27日)、
   交響曲第99番(1966年2月16日)、
  シューベルト:交響曲第8番「未完成」(1966年1月27日)、
  ブラームス:交響曲第1番(1966年10月8日)、
  モーツァルト:交響曲第40番(1966年10月15日)、
  ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(1966年9月22日)
ジョージ・セル指揮
クリーヴランド管

 黄金コンビとして名高いセル+クリーヴランド。レパートリーの中核をなす独墺音楽をライヴで、しかもステレオ高音質でお楽しみいただける必携盤の登場です。
 冷徹な頭脳を持ちながらも熱しやすい性格をもったセルは、聴衆と対峙したライヴでは時として理性をかなぐり捨てた激しい演奏を繰り広げることも広くしられております。
 ハイドンは巨匠が愛したレパートリー。「オクスフォード」のひんやりとした開始から、引込まれてしまいます。「未完成」も研ぎ澄まされたセンスの光る快演。
 ブラ1の威容の立派さ。モーツァルトの疾走感、ベートーヴェンの厳粛……。どこを取っても非の打ちどころのない演奏群です。<ステレオ>





MR2530/2532
(3CD)
\1990→\1490

ミュンシュ指揮ボストン響/
 リヒャルト・シュトラウス名演ライヴ集


 交響詩「英雄の生涯」
  (1957年2月15日、リチャード・バージン:ヴァイオリン独奏)、
 交響詩「ドン・ファン」(1955年9月30日)、
 家庭交響曲(1959年2月28日ステレオ!)、
 交響詩「死と変容」(1951年6月10日)、
 交響詩「ドン・キホーテ」
  (1953年8月9日タングルウッド、
    ピアティゴルスキー:チェロ独奏、
    ド・パスカル:ヴィオラ独奏)、
 管弦楽伴奏による四つの歌曲
  (1954年11月12日、ゼーフリード:ソプラノ独唱)
ミュンシュ指揮
ボストン響
 リヒャルト・シュトラウスの指揮の下でもヴァイオリニストとして演奏経験のあるミュンシュ。ボストン響黄金時代の輝かしいサウンドとパワーを最大に生かした華麗なライヴがセット化。
 「英雄の生涯」は指揮者がオケを鼓舞し、大声を上げて緊張感を高めるミュンシュらしい豪快な演奏、正しく英雄的。
 「家庭」はミュンシュがスタジオ録音を遺さなかったレパートリーで、しかもステレオ録音という有難さ。何故にシュトラウスがオペラの情景のような交響曲を作ったかが判るドラマティックな内容です。
 ボストン響首席のド・パスカルがヴィオラ独奏、ピアティゴルスキーがチェロ独奏を務める「ドン・キホーテ」も素晴らしい出来栄え。この直後にスタジオ録音しておりますが、聴衆の熱い視線を浴びた演奏の迫力には凄いものがあります。
 ゼーフリードとのしみじみ感たっぷりの歌曲集も感銘深いものです。

 <モノラル・ステレオ>




MR2521/2523
(3CD)
\1990→\1490

クレンペラー指揮/ マーラー録音集

 交響曲第2番「復活」
  (1965年1月29日、バイエルン放送響、
   ヒーザー・ハーパー、ジャネット・ベイカー)、
 交響曲第4番
  (1956年11月19日、
   バイエルン放送響、エリザベート・リンダーマイヤー)、
 亡き子を偲ぶ歌
  (1951年7月12日、コンセルトヘボウ管、キャスリーン・フェリアー)、
 大地の歌
  (1948年11月2日、ハンガリー放送響、
    ジュディット・シャーンドル、エンドレ・レスラー)、
 さすらう若人の歌
  (1947年12月4日、コンセルトヘボウ管、ヘルマン・シェイ)
クレンペラー指揮
 かつて初出時に驚天動地の演奏内容で、マニアを熱狂させたクレンペラー+バイエルンの「復活」が久々の登場。極上ステレオで甦ります。クレンペラーの「復活」は演奏時間が多岐に渡りますが、こちらは比較的早い方ですが、ヘビーな演奏です。
 第4番は録音状態に恵まれたバイエルンとのライヴ。そして「大地の歌」はクレンペラーのヨーロッパ復活の足掛かりとなったハンガリーに於ける珍しいライヴ。ハンガリーはドイツとは複雑な経緯がありましたが歌唱はドイツ語です。オケの音色も何となくウィーン的な蠱惑美を兼備えたものです。
 フェリアー、シェイの絶唱に合わせた歌曲集も沈鬱な表現が見事な出来栄えです。必携のマーラー・セットです。

<モノラル・ステレオ>




MR2516/2520
(5CD)
\1990→\1490
ロスバウト指揮 南西ドイツ放送響/ブルックナー:交響曲集
 交響曲第2番(1956年12月)、
 交響曲第3番(1960年12月)、
 交響曲第5番(1953年10月)、
 交響曲第7番(1957年12月)、
 交響曲第8番(1955年11月)
   *放送用スタジオ録音 <モノラル>
ロスバウト指揮
南西ドイツ放送響

 今なおカルト的な人気を誇るオーストリア、グラーツ出身の鬼才指揮者ロスバウトのブルックナーを集大成。
 予想通り快速テンポが採用され、第2番、第3番などぶっきらぼうな程です。
 しかし、いずれも「ソリッド」という表現が相応しい、硬質で知的なアプローチが成功しております。放送用のスタジオ録音なだけに南西ドイツ放送響も巨匠の手足とも言える恭順ぶりを示しております。
 ブルックナーに神秘やファンタジーを求める方にはむかないかもしれませんが、ブルックナーを聞き込んだ方にはご納得いただける名解釈と言えます。
 そうは言っても第8番の緩徐楽章は、26分を掛けてじっくりと演奏していますが、やはり歌い上げや詠嘆はございません。
 オーストリア・グラーツ出身のロスバウトには、ブルックナーとマーラーは等距離に位置したことの証明。ブルックナーとマーラーを同じ水準で演奏できる指揮者はいないなどという妙な迷信を覆す出来栄えと申せましょう。
 
.

MR2509/2512
(4CD)
\1990→\1490
ロスバウト指揮/マーラー録音集 1
 交響曲第1番「巨人」
  (ベルリンフィル、1954年11月8日)、
 交響曲第4番
  (南西ドイツ放送響、エヴァ・マリア・ログナー、1959年5月14日)、
 交響曲第5番
  (ケルン放送響、1951年10月22日)、
 交響曲第6番「悲劇的」
  (南西ドイツ放送響1961年4月7日)
ロスバウト指揮
 今なおカルト的な人気を誇るオーストリア、グラーツ出身の鬼才指揮者ロスバウトのマーラーを集大成、その第1弾。
 フルトヴェングラー時代のベルリンフィルを指揮した「巨人」のスイスイ進める個性的な名演。第4番は、第3楽章を殊更にネバネバと拘泥した不気味な演奏でこれも唯一無二。
 独唱に現代音楽に適性を示したログナーを独唱に迎えているのも意図的な配慮です。
 第5番は抒情性を否定するかのようなウルトラ・ドライな演奏。
 第6番「悲劇的」は第4楽章に異常なこだわりを見せて33分を超えて描き尽くす壮絶なライヴ。50年代から60年代にかけて、ドイツから発信された超個性的マーラーの筆頭です。
  <モノラル>
 

MR2513/2515
(3CD)
\1990→\1490
ロスバウト指揮/マーラー録音集 2
 交響曲第7番「夜の歌」
  (南西ドイツ放送響、1957年スタジオ)、
 交響曲第9番
  (南西ドイツ放送響、1954年1月7日)、
 交響曲「大地の歌」
  (ケルン放送響、グレース・ホフマン、エルンスト・ヘフリガー、1955年4月18日)
ロスバウト指揮
 今なおカルト的な人気を誇るオーストリア、グラーツ出身の鬼才指揮者ロスバウトのマーラーを集大成、その第2弾。
 ロスバウトは第7番「夜の歌」を偏愛し、二回もスタジオ録音を遺している程です。演奏スタイルは、停滞、拘泥の一切ない見通しすっきりのハイスピード演奏で、感情注入もなし。
 第9番は、予測通りの古典的な彫琢美の光るスタイリッシュな名演。
 「大地の歌」は、予想を裏切る抒情を感じさせる意外な名演。
 ロスバウトはモーツァルトも得意でしたが、瑞々しさ溢れるモーツァルト的マーラーと呼べるかもしれません。こんな凄いマーラー指揮者が50年代、60年代にもいたのです。
  <モノラル>








MR2272/2274
(2CD)
\1,980→\1290
R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」全曲(1955年11月ライヴ) ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
ウィーンフィル、
ライニング、
ベーメ、
ユリナッチ、
ポエル、ギューデン他
 戦災で破壊されたウィーン国立歌劇場の再開場を祝い、歌劇場所縁の大御所が指揮を執る中、「ばらの騎士」を担当したのが巨匠クナッパーツブッシュでした。クライバーのような御洒落でスマートな演奏との対極にあります。まるで恰幅の良い御主人、奥様方のむせ返るような香水の匂いが立ち込めるかのような濃厚な演奏で、いつも通り拍手を無視して豪快に演奏を始めるクナ、極端な間を作って極限までの緊張をオーケストラに強いる超個性的な名演として知られております。
 音質も改善されてオペラ指揮者クナの代表盤とも呼べる必携のセットです。 モノラル




MR2347/2349
(3CD)
\1990→\1490
クナッパーツブッシュ/ベートーヴェン:ライヴ名演集
 交響曲第2番
  (ウィーンフィル、1953年4月25日)、
 交響曲第3番
  (ウィーンフィル、1962年2月17日)、
 レオノーレ序曲第3番
  (ウィーンフィル、1962年5月31日)、
 交響曲第5番
  (フランクフルト放送響、1962年3月2日)、
 交響曲第7番、コリオラン序曲
  (ウィーンフィル、1954年1月17日)、
 交響曲第8番
  (ミュンヘンフィル、1956年10月18日アスコーナ)
クナッパーツブッシュ指揮
クナッパーツブッシュ、異形のベートーヴェン!!
他社のボックスと重複音源なし!!
 大好評のブルックナー・ライヴ集に続く、巨匠クナッパーツブッシュのベートーヴェン・ライヴ名演集です。
 ブルックナー同様に、若き日のクナとは、表現方法に別人のような違いがあります。
 一例を挙げれば、第7番の1929年のSP録音と当録音などまるっきり違うと断言できます。さらにお得意の「英雄」にしても1943年のスタジオ録音の大人しさと当盤におけるやりたい放題の差も歴然です。
 当セットはウィーンフィルとの共演が多いのも嬉しい限りで、第2番など戦前に戻ったようなポルタメントが随所に聴かれます。特濃こってりの「コリオラン」序曲、「レオノーレ序曲第3番」も含まれていることも有難いです。
 さてお楽しみの曲頭ですが、第2番、「英雄」、第7番が拍手の終わらぬ内に開始します。これも名物だったのでしょう。
 「運命」は非常に音が良く、結成間もないフランクフルト放送響のストレートな反応を得て、ますますの独立独歩振りが冴え渡ります。
 第8番は、第4楽章の恐ろしい休止など他の時期の演奏とも共通しておりますので、場当たりのようで、実はそうではない「ぶれない男」クナの面目躍如です。
 モノラル

MR2374/2376
(3CD)
\1990→\1490
クナッパーツブッシュ/
 ベートーヴェン:交響曲名演集(全ライヴ録音)

  第1番(ミュンヘンフィル、1948年9月11日)、
  第2番(ブレーメンフィル、1952年12月12日)、
  第3番「英雄」(ミュンヘンフィル、1953年12月17日)、
  第5番「運命」(ベルリンフィル、1956年4月9日)、
  第7番(ミュンヘンフィル、1948年12月25日)、
  第8番(ベルリンフィル、1952年1月27日)、
  第9番「合唱」(一部、1943年4月18日)
クナッパーツブッシュ指揮
 先に発売されたクナッパーツブッシュのベートーヴェン:交響曲名演集(MR2347/2349)と一切の演奏の重複なし!
 さらに世界初出となる、第1番の怪演も含む必携盤が登場!
 ミュンヘンフィルとの第1番の凄まじさは、第2番、第8番の衝撃と並ぶものです。「エロイカ」はミュンヘンフィルとの腹芸が楽しい演奏。「運命」はベルリンフィルとの上手くいかない立合いのような緊張感が抜群に面白いものです。
 第7番も珍しいミュンヘンフィルとの共演ですが相性は抜群。第2番の巨大さ、第8番も常に変わらぬ休止に呆れるやら感動するやら。さらに貴重な「第9」の第4楽章より抜粋も嬉しいファン垂涎のセットものです。
 モノラル

MR2471/2473
(3CD)
\1990→\1490
ミュンシュ指揮ボストン交響楽団/
 モーツァルト:交響曲集+レクイエム

  交響曲第31番「パリ」(1954年4月2日)、
  交響曲第35番「ハフナー」(1962年7月22日)、
  交響曲第36番「リンツ」(1962年7月21日)、
  交響曲第39番(1955年4月9日)、
  交響曲第40番(1959年7月11日)、
  交響曲第41番「ジュピター」(1962年7月21日)、
  レクイエム(1962年7月22日)
ミュンシュ指揮
ボストン交響楽団、
レクイエム:
 フィリス・カーティン(ソプラノ)、
 フローレンス・コプレフ(アルト)、
 ブレーク・スターン(テノール)、
 マック・モーガン(バス)、
 タングルウッド合唱団
 第31番、第39番のみモノ、他はステレオ!
 RCAには協奏曲録音しか残さなかったなかったミュンシュのモーツァルト。幻のレパートリーがまとめて聴けます!正に「疾走するモーツァルト」!猛スピードで駆け抜けます。
 いずれもミュンシュらしい溌剌とした、そしてドラマティックな名演ばかり。即興的なテンポアップ、テンポダウン、急ブレーキ、急発進。「リンツ」など第2楽章の終りに拍手が起こりますが構わず、次に進みます。
 ボストン響の黄金時代故にキラキラとした音色の輝かしさが豪華絢爛のハリウッド映画のようです。
 かの吉田秀和氏はミュンシュのバッハ「ブランデンブルク」を「現代的に割切った演奏で面白い」と高く評価していますが、「ミュンシュのモーツァルト」にも全く同じ感想を持たれることでしょう。







MR2423/2426
(4CD)
\1990→\1490
クナッパーツブッシュ/ブラームス録音集
 ブラームス:
  交響曲第2番(シュターツカペレ・ドレスデン、1959年11月27日ライヴ)、
  ハイドン変奏曲(ケルン放送響、1963年5月10日ライヴ)、
  交響曲第3番、悲劇的序曲(ウィーンフィル、1955年7月26日ライヴ)、
  大学祝典序曲(ウィーンフィル、1957年6月スタジオ)、
  交響曲第4番(ブレーメンフィル、1952年12月12日)、
  二重協奏曲(ミュンヘンフィル、ゾンライトナーVn,キスカルトVc1959年1月6日ライヴ)、
  ピアノ協奏曲第2番(カーゾン、ピアノ、ウィーンフィル、1955年7月26日ライヴ)、
  アルト・ラプソディ
   (ルクレツィア・ウェスト(コントラルト)ウィーンフィル、1957年6月スタジオ)
クナッパーツブッシュ指揮
 導入から物凄い遅いテンポをとったり、ワーグナー的な金管の咆哮を聴かせたりと異形のブラームス像で知られる「クナのブラームス」。しかし根本は懐かしい響きを呼び起こす素朴な味わいに満ちた心温まる名演です。
 第2番のパウゼの効果をこれでもかと駆使する名演。ブラームスのロマン的な性格を強調した第3番。吃驚するほど遅いテンポで、逞しいアゴーギグでオケを引張る第4番など聴きどころ満載。
 ハイドン変奏曲など最晩年故に、スケールの大きさが尋常ではなくまるで交響曲を聴くかのような充実です。
 ちなみに、クナによるブラームス:交響曲第1番は録音が遺されていないとされております。よって録音が遺された楽曲が当盤には網羅されております。モノラル



MR2165/2169
(5CD)
\1990→\1490
ミュンシュ指揮/ベートーヴェン:交響曲全集
<CD1>
 交響曲第1番(ボストン響、1950年12月27日ライヴ録音)、
 交響曲第4番(ボストン響、1961年4月18日ライヴ録音)
<CD2>
 交響曲第2番(ボストン響、1953年10月17日ライヴ録音)、
 交響曲第5番「運命」(ボストン響、1959年11月3日ライヴ録音)
<CD3>
 交響曲第8番(パリ音楽院管、1947年9月スタジオ録音)、
 交響曲第3番「英雄」(ボストン響、1957年11月30日ライヴ)
<CD4>
 交響曲第6番「田園」(ボストン響、1956年12月8日ライヴ)、
 交響曲第7番(ボストン響、1954年10月15日ライヴ)
<CD5>
 交響曲第9番
  (ボストン響、タングルウッド祝祭合唱団、
   アデレ・アディソン(S),フローレンス・コプレフ(CA),
   ブレイク・スターン(T),ドナルド・グラム(Bs)、
   1958年8月10日タングルウッド音楽祭ライヴ)
ミュンシュ指揮
 今までありそうでなかった、巨匠ミュンシュによる「ベートーヴェン:交響曲全集」の登場です。
 ボストン響着任からその黄金時代のライヴ録音を集成しました。正に火の玉のように燃える熱いベートーヴェン。ミュンシュも怒鳴り、足踏みしまくります。基本的には快速のテンポ設定で、オーケストラを鼓舞し続けます。
 第8番のみはパリ音楽院管とのスタジオ録音で、この当時はまだローカルなフランス。オーケストラの味わいが色濃く残っていることも注目されます。
 ミュンシュはフルトヴェングラーからの影響を強く受けているとは良く言われる所ですが、注意深く聴くとトスカニーニの影響、即ち一見イン・テンポに聴かせながら、実は自然で見事なウネリを大きくあげる自在さを感じることができると思います。  聴きやすく作為のないMEMORIES入魂のリマスタリングです。モノラル

MR2278/2282
(5CD)
\1990→\1490
ヨッフムのベートーヴェン:交響曲全集
 ベートーヴェン:
  第1番 ハンブルク国立フィル(1942年3月スタジオ)、
  第2番 ベルリンフィル(1958年1月スタジオ・ステレオ)、
  第3番「英雄」 ベルリンフィル (1937年6月スタジオ)、
  第4番 ベルリンフィル(1961年1月スタジオ・ステレオ)、
  第5番「運命」 ベルリンフィル (1945年1月ライヴ)、
  第6番「田園」 ハンブルク国立フィル (1943年6月ライヴ)、
  第7番 ベルリンフィル (1938年9月スタジオ)、
  第8番 ベルリンフィル (1958年4月スタジオ・ステレオ)、
  第9番 ハンブルク国立フィル (1938年6月スタジオ)
オイゲン・ヨッフム指揮
エレーヌ・ファルニ(S),
グスタ・ハマー(A),
ワルター・ルードヴィヒ(T)、
ルドルフ・ヴァツケ(Bs)、
ハンブルク国立歌劇場合唱団
 ドイツが国を挙げて売り出そうとしていた巨匠ヨッフムは、若き頃から録音の機会に恵まれて多数の録音があります。何しろ活動期間の長い指揮者故にその最晩年の演奏のみ注視されますが、これらの30代からの演奏を聴いても既に解釈の成熟、骨格の確かさは明確です。
 特にドイツが難しい時代に差し掛かったいた1930年代後半から40年代に掛けての演奏内容の充実は目を見張るばかりで、どれもが納得の名演と申せましょう。第9に至っては独唱者の立派さは当時の名盤、ワインガルトナー盤に勝るとも劣らぬもので、この機会にぜひお聞きになってください。モノラル ステレオ

MR2477/2481
(5CD)
\1990→\1490
ミュンシュ/ブラームス・ライヴ
 ブラームス:
  交響曲第1番(1961年11月7日ステレオ)、
  交響曲第2番(1955年9月30日)、
  交響曲第4番(1966年2月3日ステレオ)、
  ヴァイオリン協奏曲(シゲティ、1954年12月31日)、
  二重協奏曲(フランチェスカッティ、メイエス1956年4月13日)、
  ピアノ協奏曲第1番(ゼルキン、1956年1月20日)、
  ピアノ協奏曲第2番(1960年11月1日)、
  ハイドン変奏曲(1953年11月21日)、
  大学祝典序曲(1957年12月6日)
ミュンシュ指揮
ボストン響、
ロスアンジェルスフィル(ブラームス第4番のみ)
 全てライヴ。ドイツ系の名指揮者ミュンシュにとって重要なレパートリーだったブラームス。特に第1番と第2番の交響曲は偏愛と言っても良いほど、演奏を繰返しました。
 第1番は、ステレオ録音でもあり、音の出が威圧的とも言える迫力満点のもので、聴き疲れするほどの充実。
 第2番はお得意のもので、濃厚なロマン的表現、トランペットの強奏はワーグナーのようです。ミュンシュと言えば必殺のフェルマータ延ばしですが、ここでも楽しめます。
 第4番は珍しくロスフィルに客演したもので、これもステレオ収録。フルトヴェングラー張りのテンポ変化、逆上的な感情の迸りが聴きものです。第1楽章終了時に盛大な拍手が起きています。
 シゲティとのヴァイオリン協奏曲は、有名な演奏です。ここではミュンシュは落ち着いた品格ある伴奏を聴かせてくれます。
 二重協奏曲のソリストは感傷的なヴァイオリンの音色がたまらないフランチェスカッティ、さらにチェロのメイエスはフィラデルフィア管、ボストン響の首席を務めた名手です。
 メイエスのチェロは今現在ヨーヨー・マが愛奏していることでも知られます。しかし当演奏の主役はやはりミュンシュで、ピアノ三重奏曲におけるピアニストの役割として豪快な演奏スタイルで聞き手を圧倒します。
 如何にも熱してカッとなった感のあるゼルキンとのピアノ協奏曲第1番も楽章ごとに拍手が起こる名演。
 リヒテル初のアメリカ演奏旅行でタッグを組んだ第2協奏曲では、お互いが肉を切らせて骨を断つかのようです。凄まじい対抗心を隠そうともせず、芸術家としてのプライドを競います。
 いやはやこの時代のアメリカは音楽家も聴衆も熱かったと申せましょう。聴きやすく作為のないMEMORIES入魂のリマスタリングです。モノラル



MR2326/2331
(6CD)
\1990→\1490
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
 ブルックナー:交響曲集

  交響曲第3番「ワーグナー」
   ミュンヘンフィル、1964年1月16日
  交響曲第4番「ロマンティック」
   ウィーンフィル、1964年4月12日
  交響曲第5番
   ミュンヘンフィル、1959年3月19日
  交響曲第7番
   ウィーンフィル、1949年8月30日
  交響曲第8番
   ミュンヘンフィル、1963年1月24日
  交響曲第9番
   ベルリンフィル、1950年1月30日
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
 クナッパーツブッシュと言えばその芸術を代表するのがワーグナーと並んでブルックナー演奏です。
 とても人間業とは思えない巨大な音楽作りは他の追随を許しません。若き日は颯爽とした早いテンポの指揮者だったとも伝えられますが、ブルックナー演奏についても1950年代前半までの演奏には、荒々しいばかり推進力、スピード感、焦燥感があり、当盤で言えば、第7番、第9番にはその傾向が見られます。
 しかし芸術が凄みを増し、頂点を迎えたのは病後の1960年以降ではないでしょうか。
 当セットは最晩年の輝かしい結実が多く含まれているのが特徴で、第3番は相思相愛であったミュンヘンフィルとのしみじみ感溢れるラストコンサートです。
 艶のあるウィーンフィルとぶっきらぼうなクナの組合せの妙とも言える、第4番「ロマンティック」も止まりそうな位の遅いテンポに心打たれる演奏で、これがウィーンに於けるラストコンサートとなりました。
 第5番は名演怪演の誉れ高い改訂版使用のライヴで高音質に定評あるもの。第8番もこの世の終わりのような恐ろしい休止の後に堂々と鳴り響き、聳え立つ音楽の立派さに思わず襟元を正したくなります。<MONO>





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