クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ



これほど激しいラストは聴いたことがない
若きヴァントが縮み上がる
ギーゼキング、1951年
シューマン:ピアノ協奏曲
MEDICI ARTS \2600→\2290
〜2/17(日)






 先週から開催しているMEDICI MASTERSのアイテムの中で爆発的に売れている一枚をクローズアップ特集。
 すでに活動停止しているMEDICI MASTERS、在庫がなくなる前にどうぞ。完売の際はご容赦を。


 MEDICI MASTERS特集はこちらから。


2年ぶり!活動停止!在庫限り!
極上ヒストリカル・ライヴ録音レーベル
MEDICI MASTERS
1CD\2600→\2290

〜2/17(日)






 ギーゼキングvsヴァントという超弩級の組み合わせ。

 実はお客様がこの共演のときの裏話を教えてくださった。


*******


 この演奏のために、空港に降り立ったギーゼキング。
 手違いからか誰も彼を迎えに来ず、一人でホテルに向かったギーゼキングはかなりご立腹。
 そこに翌日のプローベの打ち合わせにヴァントがやってきた。しかしギーゼキングは機嫌が悪いので、「どのようなテンポにしましょうか?」というヴァントの慇懃な質問に対しても、「明日になってみないとわからん!」とけんもほろろ。
 そして翌日のプローベ。
 ギーゼキングの速いテンポについていけないヴァントは、恐る恐るギーゼキングに「少々テンポが速くないでしょうか?」と問いかけると、「なに?! 速いだと!……」。何かぶつぶつ言いながらも、しぶしぶヴァントの伴奏に合わせたそうです。
 そして本番。
 プローベと違って、ギーゼキングのテンポは速くなるばかり(このCDでも特に第3楽章の最後の2分あたりはかなりアッチェレしており、ヴァントが必死になってついていっているのが分かります)。
 終演後。
 舞台の袖に立っていたヴァントの肩に、巨漢ギーゼキングのこれまた大きな手が乗っかり、「上手くいっただろ」。
 決して大柄ではない若きヴァントの恐怖や、いかばかりだったかと思います(苦笑)。


*******


 いやはや、あのヴァントも30代ではそんな目に遭っていた。
 その後ケルンの帝王となり良くも悪くもケルンを牛耳ったヴァントも、まだケルンに赴いて数年。20歳近く年上のギーゼキングの前ではただの小僧だったのか。まあそういう経験を踏んで偉くなっていくわけだ。


 そういうことでここでは当然ギーゼキングが主役。
 上記のとおりシューマンの終楽章ラスト1分は大暴れ。
 鎖5本ぐらいでは、とてもつないでおけそうにない。
 「テンポが速い」と茶々を入れたヴァントに見せ付けるように、その剛速球スピードは止まらない。指揮もオケも必死の必死でくらいつき、会場は極度の激情と緊張状態だったはず。これほど激しいラストを迎えるシューマンは聴いたことがない。あのコルトーですら、ラストに関してはここまで無茶はしてなかった。
 おそるべきギーゼキング。まあ長生きはしないよな。・・・実際5年後にはもうこの世にはいない。


 昔から言っているが、EMIでの一見「即物的」なおとなしい演奏ばかり聴いている人はギーゼキングを「繊細でデリケートな・・・」と思っているが、ギーゼキングの本性は全然違うと思う。
 戦前の荒れ狂ったようなベートーヴェンを聴けば、誰もがこの人は激情派の狂ったようなピアニストだと思うはず。
 この演奏もその期待に応えてくれるわけである。


 話はそれるが、彼のフランスものは確かにいい。しかしこういうハチャメチャな人が弾くラヴェルであり、ドビュッシーだから面白い。ただの優等生がかしこまって弾いていたんじゃなく、こういう暴れはっちゃくが「即物主義」的な鎧をまとって弾いていたから、一連のフランスものやモーツァルトが生命感をもったのである。



 ところがこの暴れはっちゃくがさらにその2年後にケルンでカイルベルトと共演したベートーヴェンの4番。
 ・・・これがまたこっちの意に反した演奏ですごかった。
 まあこの曲でひどい暴れようはないとは思ったが、あのフー・ツォンやハンゼンをも凌ぐような天国的な演奏。
 この第2楽章を聴いてほしい。
 ベームはいうまでもなく、ガリエラ、カラヤンとの有名な演奏を含めても、ここまで思索的で沈潜した趣きは感じさせなかった。
 何かに埋没してそこから出てこられなくなったかのような迷宮と黙想の音楽。バックでオーケストラは鳴っているのだが、まるでソロを聴いているような、誰も寄せつけないおそろしほど孤立した音楽。

 ギーゼキングには、確かにこうしたおそろしくナイーヴで瞑想的な部分もあるのだ。

 ・・・この男、やはり怪物である。



MM 017 (1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
(2)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
(3)ドビュッシー:レントよりおそく
(4)同:舞曲(スティリー風のタランテラ)
(5)ラヴェル:水の戯れ
(6)バッハ:パルティータ第1番変ロ長調BWV.825
ワルター・ギーゼキング(P)
(1)ヨゼフ・カイルベルト(指)
(2)ギュンター・ヴァント(指)
ケルン放送SO.

 今もってドビュッシーとラヴェル、モーツァルトの演奏で別格ともいえる扱いを受けるドイツの名ピアニスト、ギーゼキング。
 レパートリーはたいへん幅広く、ここに聴く2つの協奏曲もベートーヴェンがこののちのガリエラ盤(55年)を含めて4種、シューマンではフルトヴェングラー指揮による42年ライヴなど2種の別演奏を数えます。晩年を迎えたライヴはともにかねてより知られていた内容とはいえ、気になる音質がこれまでとは比較を超えた次元のすばらしさで演奏の印象さえ変えてしまうほど。

 いっぽう、余白のリサイタル・パートはナチへの戦争協力を問われてからの演奏禁止が明けた1948年のもので初出と思われます。いっそうの傾倒を深めていたドビュッシーとラヴェルが聴けるのは幸い。

 ベートーヴェンとシューマンがWDR、スウェーデン放送のアーカイヴの正規音源よりの復刻。

録音:(1)1953年9月14日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ) (2)1951年1月8日エッセン(ライヴ) (3)(4)(5)(6)1948年10月23日スウェーデン、ストックホルム・コンサート・ホールモノラル








久しぶりにかけたら、終わったとたんにスタッフが、「台風みたい」と言った。
ギーゼキング、1939年の「熱情」
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第20番, 第21番, 第23番, 第28番, 第30番(ギーゼキング)(1938-1940)
NAXOS
8.112063
\1800
 ギーゼキング、1939年の「熱情」
 グレート・ピアニスト・シリーズ/ギーゼキング ベートーヴェン:ピアノソナタ集

  1-2.ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2
   (録音1940年ベルリン)/
  3-5.ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53
   (録音1938年8月11日ベルリン)/
  6-8.ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 「熱情」Op.57
   (録音1939年2月27日 ニューヨーク)/
  9-12.ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
   (録音1939年2月24日ニューヨーク)/
  13-15.ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
   (録音1940年春ベルリン) ウォード・マーストン復刻
 ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)
  
 ギーゼキング、戦前のベートーヴェン「熱情」。
 過剰な感情表現を避けた「新即物主義」的演奏がギーゼキングの真骨頂と信じ込んでいた店主が偶然めぐり合った演奏。

 ぶっとんだ。

 これがあのラヴェルやモーツァルトを弾いたあのギーゼキングか!?
 「過剰な感情表現を避け」主観を排するギーゼキングが、まるで過剰な表現と自己中心的な主観こそが芸術とばかりに血と汗を飛び散らせ、肉と骨を食み、肉体派ピアニストとして降臨する。

 ・・・こんな男だったのかギーゼキング。

 そこにフランス音楽で聴かせてくれたあの繊細で清澄な雰囲気などは微塵もなく、ズドンと腹の底に鍵盤が打ち込まれるようなドイツ的響きがあるのみ。
 ’ドイツ人’ギーゼキングの本当の姿をこのベートーヴェンを聴いて初めて感動し、納得した。

 知的で清楚なピアニスト?
 ふふ。
 そんなことを言うのはこの「熱情」を聴いてからにしてほしい。そのぶっ飛び具合・ぶち切れ度に関してはまちがいなく史上最高。




ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2018 ARIA−CD.All rights reserved.08