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フェドトフ、そういう男だったのである。
マキシム・フェドトフ/ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
紛れもなく超一流演奏家でありながらあまり認知されていないロシアの名ヴァイオリニスト、マキシム・フェドトフ。
CDもあまりない。
今回、久々にNAXSOのブルッフをきいたらやっぱりよかったので紹介。
<「このNAXOSを聴け!」より>
これほどヴァイオリンが前面に出て、歌いに歌った録音を聴いたことがない。
NAXOSは、中堅実力派、それも正真正銘超一級のヴァイオリニストを見つけてきては有名ヴァイオリン協奏曲を録音させているが、このブルッフで連れてきたのはロシアの大御所フェドトフ。父親も大指揮者だが、本人も一流ヴァイオリニストになった。ちなみにチャイコフスキー・コンクールでカーラーが1位だったときの2位である。日本ではそれほど有名ではないが、チャイコフスキー・コンクールの審査委員長を務めるほどの御仁。いろいろ仕事も忙しいのか、CD録音の話しもあまり聴かない。そんな彼にブルッフを録音させるのだからNAXOSの政治力もたいしたもの。
実はフェドトフはこのアルバムの2年ほど前にも、NAXOSからブルッフの「スコットランド幻想曲」をリリースしていて、そこでもたっぷりどっぷりずっしりの貫禄ヴァイオリンを聴かせてくれて、気の早いファンはヴァイオリン協奏曲はいつ出るかと噂していた。・・・で、ようやく期待にこたえてリリースされたのが今回のアルバムだったわけである。
それが本当にまあ、なんともベルカント!
いや演歌の大スターのオンステージ!
個性の強い「俺が俺が」の演奏じゃないけれど、徹頭徹尾フェドトフの色。
美音というより野太いヴァイオリンの音色が、ホールいっぱいに鳴り響く。この曲の第1楽章が凱歌のように聴こえたのはあとにも先にもフェドトフだけである。
・・・しかしフェドトフのヴァイオリンは決して強い音ではない。怖い音ではない。人をひれ伏させるような高圧的な音楽ではない。包容力があって優しくてあったかい。聴く人の心をじんわりあたためてくれる。高らかに聴こえたヴァイオリンの凱歌は、「戦え」と猛々しく人を鼓舞するのではなく、「それでいい」と未来への希望を与えてくれる。
いやはや、こんなにもスケールの大きなブルッフに会ったのは初めてである。
「若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール」が倉敷で開かれたとき、閉会式後の特別コンクールで歌うはずだった歌手が風邪で突如ダウン。急遽審査委員長として出席していたフェドトフがあわてず騒がず登場。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の1楽章を完璧に演奏したという。
終演後、客席からの歓声が鳴り止まなかったのはいうまでもない。
フェドトフ、やはりそういう男だったのである。
NAXOS
¥1800
海外直輸入/日本語帯なし
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 Op.26/
コンツェルトシュテュック 嬰ヘ短調 Op.84/
ロマンス イ短調 Op.42
マキシム・フェドトフ(vn)
ドミトリ・ヤブロンスキー指揮
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
録音: 2004年11〜12月 モスクワ、ロシア国営TV&ラジオ・カンパニー「Kultura」、第5スタジオ
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