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どうしようもなく哀しく、美しく、気高い
アッラ・パヴロワ作品特集



 アッラ・パヴロワ - Alla Pavlova (1952-)。

 人によってはあまりにロマンティックすぎるというかもしれない。でもいいと思う。胸を打つ作品は時代を超える。

 劇的でメロディアス、人の心に直接訴えかけてくるストレートな音楽。
 女流作曲家は案外照れ屋の人が多く、感情をそのまま作品に投影しない人が多い。その作品の中であまりの切なさに涙をそそるような旋律とか、息が詰まるような激しさとか、狂おしく身もだえするような焦燥感を呈示してくれることは少ない。その点男ははしたなく、恥も外聞もなく、自らの感性を作品にさらけだす。

 しかしパヴロワは、それができる。
 だがそれは彼女が男勝りだからではない。彼女が、傷ついた人々の心を本気で癒そうと思っているからである。
 マザー・テレサが着るものに頓着しなかったように、パヴロワも音楽で世界を救済するためには、恥も外聞も感じる必要がなかった。ただ人々の心に打ち響く音楽を書くことしか頭になかった。だからどうしようもなく哀しく、美しく、気高い、こんなすごい曲が出来上がった。



NAXOS
8.557566
\1600
パヴロワ:
 
交響曲 第2番「新世紀のために」(2002年改訂版)
       第4番*
ヴラディーミル・フェドセーエフ指揮
モスクワ放送チャイコフスキー交響楽団
ヤロスラフ・クラスニコフ(vn)*/ゲオルギー・ハチキャン(org)*
 交響曲第2番は「新世紀のために」と名づけられた人類救済の作品。
 作曲の1年前に起きた同時多発テロを追悼し、人類みんなで平和な世界を築いていこうという壮大な交響曲。そこでは何もためらうものはない。作曲している間彼女は間違いなく人類につかわされた使徒であり、救世主である。
録音: 2003年9月 モスクワ、ロシア国営TV&ラジオ・カンパニー「Kultura」、第5スタジオ

NAXOS
8.557674
\1600
パヴロワ:
 ヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのモノローグ
 組曲「 オールド・ニューヨーク・ノスタルジア」(2002年改訂)
 バレエ組曲「スラミス」
ロセン・ミラノフ指揮
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ヤロスラフ・クラスニコフ(vn)/レオニード・マカレヴィッチ(p)/
アルシオム・グリンコ(tp)/アンドレイ・チェルニショフ(perc)/
アレクセイ・ヴォルコフ(sax)/ミハイル・ポロシン(sax)/
ゲオルギー・プレスカッチ(tp)
 最初の「モノローグ」は、幼少の頃ヴァイオリンを弾いていた父親の印象を曲にした私小説的作品。期待にたがわぬロマンティックな音楽で、冒頭から店主の心をわしづかみにしてくれた。
 次の「 オールド・ニューヨーク・ノスタルジア」はもともと1990年代にピアノ用に作られていたが、これもまたあの同時多発テロをきっかけに再創造された。天気でジャジーないかにもニューヨークっぽい雰囲気の中に、けだるく切ないメロディーがあふれる。今回新たに加えられた4曲目「双子のためのララバイ」の双子(TWINS)がさすのはやはり「あれ」か。夕映えさすビルの屋上で年老いた独りの黒人が廃墟に向かってトランペットを吹く姿が思い浮かぶ。
 3つ目はソロモン王と貧しい召使の少女スラミスとの悲劇的な愛を描いたバレエ組曲。重厚でパワフルな曲と、耽美的でナイーヴな曲が交錯する45分にわたる大作。最近では日本でのコンサートでも取り上げられるようになっているらしい。
録音: 2004年6月、7月 モスクワ、ロシア国営TV&ラジオ・カンパニー「Kultura」、第5スタジオ

NAXOS
8.557157
\1600
パヴロワ:
 交響曲 第1番「さようならロシア」*
      第3番+
コンスタンティン・D・クリメッツ指揮*
アレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮+
ロシア・フィルハーモニア管弦楽団
オリガ・ヴェデルニコワ(vn)*/レオニード・レベデフ(fl)*
ニコライ・ロタコフ(Piccolo)*/ミハイル・シェスタコフ(vn)*/
ヴァレリー・ブリル(vc)*/ミハイル・アダモヴィチ(p)*
 第1番は「さよならロシア」というタイトル。
 ちなみにパヴロワの経歴を簡単に話しておくと、モスクワで作曲を学び、1983年からブルガリアでオペラの作曲を中心に活躍、1986年から1990年まではロシアに戻っていたが、1990年ニューヨークに拠点を移している。この交響曲第1番は1994年に作曲された。ニューヨークにきて3年、彼女はそこで故国への惜別の思いを曲に託したことになる。
 曲は祖国への哀惜の念を綴った哀しく美しい作品かと思ったが、終始一貫、透明で不思議な浮遊感を漂わせて終わる。わずか11人の奏者のための室内交響曲。驚くほどクリアで静謐な作品なのだが、作曲家の意図を積極的に展開して見せた第2,4番のような明確なメッセージはここにはなかった。彼女がロシアという国に何を思い何を期待していたのか、それはわからないまま曲は幕を閉じる。空から舞い降りたマリア様が光を放つかごとき強烈な第2番のような音楽を期待していた店主には、少し肩透かしだったかもしれない。
 ところがその身勝手な失望感は第3番で一気に回復する。第3番は、ニューヨークにあるジャンヌ・ダルクのモニュメントにインスパイアされたという作品。ある評では「まるでロマン派」、というような形容がされているが、こんな甘ったるい曲はロマン派でも存在しない。全編エレジー。今の時代だからこそ書けるロマン、か。進歩や未来への希望、というものを安易に信じることができない現代だからこそ書ける哀しく美しい抒情。
 だがパヴロワのすごいところは、ダサいムード音楽に堕ちることなく気品高いクラシック作品としての高い水準を常にクリアしていること。甘々系の作品を聴いてて時々感じる背筋の寒さはない。そしてすべての雰囲気をぶっ壊すようなチンドン屋みたいなブザマな楽想を持ち込むことは一切ない。南欧風の情熱的な場面はあっても、全編気高く尊い雰囲気で貫かれる。
 だからパヴロワは、ジャンヌを哀しき人生をたどった美しき殉教者としてとらえ、戦場を駆ける場面を描写したりすることはない。
録音: 1995年6月(第1番)、2001年12月(第3番) ロシア、モスクワ、ロシア放送スタジオ

NAXOS
8.570369
\1600
パヴロワ:
 交響曲第5番
 エレジー
ミハイル・シェスタコフ(Vn)
アンドレイ・コロベイニコフ(P)
ウラディミル・ジヴァ指揮
モスクワ放送SO
 さらに2007年に発売された「交響曲第5番」と「エレジー」。
 第5番はこれまで以上にロマンティック。なにせ全5楽章のうち最初の3楽章がアダージョで開始され、続く第4楽章もラルゴ。とにかく全編切々と歌い続ける哀歓シンフォニー。第5楽章ラストは弦の絶唱で終わる。そしてそのあとの5分足らずの小品「エレジー」たるや・・・。

NAXOS
8.579003
¥1800
パヴロワ:
 1-4.交響曲第6 番/
 5-9.サンベリーナ組曲
  <序曲(主題「サンベリーナの放浪」)/
   ワルツ-幻覚/タンゴ/悲しみの歌/王子との出会い>
ミハイル・シェスタコフ(ヴァイオリン)…1-4/
モスクワ・チャイコフスキー交響楽団/
パトリック・ベイトン(指揮)
 そして実に3年ぶりの新作。
 今回の作品は、大画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホに捧げられた「交響曲第6 番」と、北欧の童話作家アンデルセンのおとぎ話「おやゆび姫」に基づいたバレエ「サンベリーナ」からの組曲。
 苦渋の生涯を送ったゴッホの代表作「星月夜」からインスピレーションを受けたという交響曲は、哀しみを表す「ト短調」の調性を得て、臆面もなく身悶えする姿を晒す。
 対して、サンベリーナはもっと快活な作品。彷徨うサンベリーナが優しい王子と出会い、幸せをつかむまでが描かれる。
 同時代の作曲家の最新作の最新録音に心躍らせる・・・またこういう時代が復活してきた。幸せなことである。







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