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今回も入りますように!1年ぶりの特集!
NORTHERN FLOWERS
「戦時の音楽1941-1945 Vol.1〜18」
St. Petersburg Musical Archive
1CD\2200
〜7/5(日)



 NORTHERN FLOWERSレーベルに、「戦時の音楽1941-1945」という人気シリーズがある。

 サンクトペテルブルク建都三百周年を記念して制作・発売されたのだが、さすがロシアというようなマニアック心をくすぐるレパートリー。
 ショスタコーヴィチやミヤスコフスキーの作品もあるが、基本的にはあまり耳慣れない知られざるソビエト作曲家の珍しい作品が並ぶ。

 これが・・・すごい。

 はまると抜けられなくなるくらいこちらの感情を煽ってくれる音楽。
 今の時代になってようやく正当に評価されるようになったソビエト作品たち。当然のことながらで、ロシア・ファン、オーケストラ・ファンに熱烈に支持を受けていた。

 ところがその人気シリーズがこの数年、入りづらくなっていた。
 海外直輸入も含めてまったく入らないアイテムもあった。どうだろう、半分以上のアイテムが「入手困難」だったように思う。

 そんな入手困難状態に陥っていたNORTHERN FLOWERS「戦時の音楽1941-1945」シリーズだが、久しぶりの特集でご紹介した昨年の注文分は無事入ってきた!

 ただ・・・輸入盤の世界、またいつどうなるか分からない。
 とくにこのレーベルはあまり楽観的にはならないほうがいいような気はする。完売の際はどうかご容赦を・・・。
 




NF/PMA9966
「戦時の音楽1941-1945 Vol.1」
 ミャスコフスキー:
  交響曲第22番《交響的バラード》(1941)
  交響曲第23番(1941)
アレクサンドル・ティトフ揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団

交響曲第22番は40分に及ぶ単一楽章の大作でロシア国民楽派風の素朴な旋律がワーグナー、後期ロマン派風にドラマティックに展開する。第23番は直接、戦時を思わせる音楽ではないが、親しみやすい旋律が随所に溢れており、悠々としたロシアの大地を感じさせる大作。

 録音:2008年6月

NF/PMA9970
「戦時の音楽1941-1945 Vol.2」
 ウラディミル・シチェルバチョフ(1889-1952):
  交響曲第5番(1940-1950)
  《たばこ船長》組曲(1942)
アレクサンドル・ティトフ指揮
 サンクト・ペテルブルク交響楽団

シチェルバチョフは1889年ワルシャワに生まれ、1952年レニングラードに没した作曲家。レニングラード音楽院で指導もしており、ムラヴィンスキーの作曲の師としても知られる。第5番は《ロシア人》という副題がつくこともあり、ショスタコーヴィチの第5交響曲を思わせる「勧善懲悪」「必ず最後に愛は勝つ」的なソビエト交響楽の王道を行くケッサク。が、前半からシンバルはバシャバシャ鳴るわ、タムタムはぐわんぐわん鳴るわ、半鐘は鳴るわ(これはウソ)、火消しは飛んで来るわ(そんなわけがない)、やたらやかましい。終楽章は戦争に勝利し社会主義の永遠の正当性を確信したのかなんなのか、とことん能天気な楽想が続く。《たばこ船長》はミュージカル・ショーための音楽でロシア情緒たっぷりの旋律が朗々と歌われ、なかなか楽しい。

 録音:2008年9月

NF/PMA9971
「戦時の音楽1941-1945 Vol.3」
 ミャスコフスキー:
  交響曲第24番(1943),
  交響曲第25番(1945-1946)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
ミャスコフスキーの脂の乗り切った後期交響曲が2つ。いずれも3楽章からなるが、こぶりなフォルムのなかに多くの要素が詰め込まれドラマティックな興奮に包まれている。ティトフ揮サンクト・ペテルブルク交響楽団が好演。
 録音:2008年6月

NF/PMA9972
「戦時の音楽1941-1945 Vol.4」
 ガヴリール・ポポフ(1904-1972):
  仝魘繕並茖拡屐埀冤催》(1939-1946)〜
   大編成の弦楽オーケストラのための
  交響的アリア(1945)〜チェロと弦楽のための
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
▲疋潺肇蝓次Ε侫螢船腑奸Vc)

 大胆な交響曲第1番が一部ファンに人気のポポフ。交響曲第3番はCD初登場。ポポフは初期にはシェーンベルクなど新ウィーン楽派の影響を受けていたものの、ショスタコーヴィチと同じようにソビエト当局の批判の対象となったため、その後、方向を転向、明朗な形式と民族性を持った音楽を手がけるようになる。交響曲第3番は「英雄的」という、ベートーヴェンを意識させるような大胆な標題がつけられているが、ロシア民謡を思わせる歌謡性とロマン的で濃厚な和声を持った骨太な音楽。ショスタコーヴィチの斬新なハーモニーと攻撃性を持つ一方でグラズノフやチャイコフスキーを思わせるまでの甘くとろけるような抒情を見せるなど、近代ロシア音楽のさまざまなエッセンスを全て含んでいる。独走チェロと弦楽のための交響的アリアはロシアの冬を思わせる沈鬱な弦楽合奏にのせられて歌われるチェロの朗々とした旋律は鳥肌もの。これぞロシアの浪花節、嘆き節。泣けます!

 録音:2008年12月、DDD

NF/PMA9973
「戦時の音楽1941-1945 Vol.5」
 ミエチスワフ(モイセイ)・ワインベルク(1919-1996):
  仝魘繕並1番Op.10(1942)
  ▲船Д躑奏曲Op.43(1945-1948)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
▲疋潺肇蝓次Ε侫螢船腑奸Vc)

 ポーランド系ロシア人ワインベルクはCPOやCHANDOS、BISなどから作品がまとまった形で紹介され日本でも徐々にファンが増えている作曲家。ショスタコーヴィチと親交が深く、またショスタコーヴィチからの影響が非常に強い。この交響曲第1番はショスタコの第5番の影響が明らかに感じられて面白い。スネア・ドラムのたんたか・たんたん、というリズムはショスタコのトレード・マークのはずだが、随所にそれが聴こえて笑える。ショスタコ・マニアは必聴です。4楽章からなる大作チェロ協奏曲もショスタコの同名作品を思わせるが、独奏チェロによって奏されるロシア民謡に起源を持つと思われる野太い旋律は、この人独自のものであろう、暗い河の流れのように幾様にもうねり、くねり、うめくメロディに、思わず涙せずにはいられない。

 録音:2008年12月、DDD

NF/PMA9975
「戦時の音楽1941-1945 Vol.6」
 レフ・クニッペル(1898-1974):
  .凜.ぅリン協奏曲第1番(1943)
  交響曲第8番(1942)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
.潺魯ぅ襦Ε侫螢船腑奸Vc)

 クニッペルはチフリス(現グルジアの首都トビリシ)出身。ほとんどロシア民謡と化している「ポーリシュカ・ポーレ」(元々は交響曲第4番「コムソモール戦士の詩」の一部)の作者として知られています。父親は工事技師で、チャイコフスキーの交響曲第6番を聴いて衝撃を受け、作曲を志したという。ヴァイオリン協奏曲第1番はワーグナーや後期ロマン派とプロコフィエフらのロシアの民族性を折衷したような美しい作品。交響曲第8番はハリウッド映画のオープニングを思わせるような派手な始まりで思わず赤面してしまうほどロマンティックな音楽。他のソビエトの作曲家と明らかに違うところは、同時代のショスタコーヴィチの影響は全くなく、むしろ後期ロマン派、特にコルンゴルトを思わせる。コルンゴルトとラフマニノフを足して2で割ったような曲、と言ったら聴かずにはいられなくなるのではないでしょうか!?実に美しい音楽ですぞ。

 録音:2009年4月、DDD

NF/PMA9976
「戦時の音楽1941-1945 Vol.7」
 ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  仝魘繕並9番Op.70(1945)
  劇場用音楽「ロシアの川」Op.66(1944)
  声楽交響組曲「レニングラード生まれ」
   (劇場用音楽「祖国」Op.63より)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
↓スモルニー聖堂室内合唱団

 真打ちショスタコーヴィチの登場。戦争交響曲シリーズの最後となる交響曲第9番に、カップリングとして非常に珍しい劇場用の2作品を収録。
戦勝を記念して書かれた軽妙な交響曲第9番は当局の批判の的となった作品。そして、これだけではすまないのがこのシリーズ。ふたつの劇場用作品は一般受けを意識した作品だが、さすがショスタコーヴィチは職人中の職人だけあって、どんなスタイルの音楽でも書けた。それがまたショスタコーヴィチ以外の誰のでもない音楽になっている。

 録音:2008年6月、DDD

NF/PMA9977
「戦時の音楽1941-1945 Vol.8」
 ガヴリール・ポポフ(1904-1972):
  仝魘繕並2番「母国」Op.39(1943)
  映画「転機」への音楽Op.44(1945)
  8魘租ポスター「赤軍運動」(1941)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
スモルニー聖堂室内男声合唱団

 第4集(交響曲第3番、他)に続いて再びポポフ。ポポフは全部で6曲の交響曲を書いている。モダニズム全快の第1番から一転した社会主義リアリズム的な交響曲第2番「母国」を収録。第1楽章の弦楽による悠々とした音楽に続き、第2楽章はペトルーシュカを思わせる軽快で楽しい音楽。第3楽章は再び悠々とした音楽となり終楽章は勝利の大クライマックスへと続く。映画「転機」は戦争映画。「赤軍運動」はいかにも戦時中の勇ましい行進曲。

 録音:2008年、2009年、DDD

NF/PMA9978
「戦時の音楽1941-1945 Vol.9」
 アレクサンドル・モソロフ(1900-1973):
  .船Д躑奏曲第2番(1937-1945)
  交響曲ホ長調(1944)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
.疋潺肇蝓次ΕぅД譽潺(Vc)

録音:2009年

 大好評のロシア戦時の音楽シリーズ追撃の一枚は交響的エピソード「鉄工場」で知られるロシア・アヴァンギャルドのモソロフ。
 彼は初期に前衛的な作風で一世を風靡したものの、ほどなくしてソビエト当局に睨まれ転向を余儀なくされる。それでもなお反抗を続けたモソロフはついに運河建設の強制労働に送り込まれるが、師匠のグリエール、ミヤスコフスキーの尽力により作曲活動に辛うじて復帰。これらの作品はその復帰後の作品だが、ロシア民謡を素材とした骨太でドラマティックな音楽で、強制労働で著しく健康を害したとはとても思えないほどエネルギッシュ。
 チェロ協奏曲第2番のエレジーと題された第一楽章の冒頭から悲劇的なオーケストラの前奏に導かれてチェロのすすり泣くソロはモソロフの人生への恨み辛みか絶望か?第二楽章は「森の歌」にも似た平易で楽しげな旋律があふれ、終楽章では華やかな勝利への大行進。
 交響曲の重々しく荘厳な出だしは鳥肌もの。全四楽章あるうちの最初の三つの楽章がラルゴというのも変わっているが、悲劇の大波がこれでもか、これでもかとばかりに寄せては返し、聴き手の忍耐ももはや限界かというときになって終楽章のパワー全開の大爆発がやってくる。戦時中の戦意高揚、愛国心発露の創作を、という当局の思惑があったとしても、これは傑作といえよう。終盤はブラスがバリバリ、打楽器がドンジャカ、アドレナリン大放出の大団円。クライマックスではショスタコーヴィチの第7番を思わせるところもあって楽しめる。 
 毎回ロシア・ファンから感涙でもって迎えられるこのシリーズ、今回も期待をはるかに超える最高のリリース!


NF/PMA9980
「戦時の音楽1941-1945 Vol.10」
プロコフィエフ:
 (1)《セミョーン・コトコ》組曲Op.81bis(1941)
  (1.導入 2.セミョーンと彼の母親 3.婚約 4.南国の夜
   5.処刑 6.燃える村 7.葬儀 8.仲間は来た)
 (2)ワルツ組曲Op.110(1940-1946)
  (1.あなたに会って以来 2.城の中のシンデレラ
   3.メフィスト・ワルツ 4.おとぎばなしの終わり
   5.ニューイヤー・イブの晩餐会、幸せに向かって)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団

プロコフィエフ登場!戦時にあっても貴族の気品!

録音:2009年9月、DDD

 ますます好調の戦時の音楽シリーズ、ついにプロコフィエフの登場です!この《セミョーン・コトコ》組曲は同名の歌劇からの演奏会用交響組曲。話は1918年ウクライナ内戦中、前線から村へ戻った若者セミョーン・コトコが恋人のソフィアと結婚式を挙げようとしているところへドイツ兵が侵入し、一家を捕らえるが、セミョーンは既に逃れてパルチザンとなり、やがてソフィアが父親によって地主に嫁がせられようとしていることを知ったセミョーンは、教会を焼き打ちしてソフィアを助け出すが、セミョーンは敵に捕らえられ、死刑執行の寸前に同志たちに救われる、という内容です。ハリウッド映画を彷彿とさせる甘い導入からやがてドイツ軍の魔の手が忍び寄り戦火の嵐となるが、仲間の助けもあって、やがて勝利へと導かれる、という物語自体は絵に描いたような社会主義リアリズムですが、プロコフィエフの音楽の天才性はストーリー以上の域に達しています。冒頭の甘く半音階的な音楽は後期ロマン派の香りがし、戦闘シーンは「アレクサンドル・ネフスキー」を思わせて、ぞくぞくします。ワルツ組曲は過去の作品から作曲者自身が新たに編曲構成したもので、2、4、6曲は「シンデレラ」、1、5曲は「戦争と平和」、3曲は映画音楽「レールモントフ」から取られており、いわばプロコ版「優雅で感傷的なワルツ」。その華麗で退廃的な雰囲気にソビエト当局が演奏禁止にしなかったのが不思議な位、美しい組曲です。


NF/PMA9981
「戦時の音楽1941-1945 Vol.11」
 ユーリ・ウラディミロヴィチ・コチュロフ(1907-1951):
  (1)マクベス交響曲(1940-48)/ (2)スヴォロフ序曲(1944)/
  (3)荘厳な行進曲(1945)/ (4)英雄的アリア(1942)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
(4)オレシャ・ペトロワ(MS)

ソビエトのリヒャルト・シュトラウス?!ユーリ・コチュロフ

録音:2009年9月、DDD

 コチュロフはオペラ座専属の俳優の家に生まれ、レニングラード音楽院でシチェルバチョフやシテインベルグに作曲を学びました。彼の作風は当時のソビエトにあっては非常に西ヨーロッパ的で、30分近くかかる大作《マクベス》交響曲は驚くほどリヒャルト・シュトラウスの諸・交響詩(特に英雄の生涯など)を思わせます、また時にブルックナーも耳元をかすめます。戦時中に敵国の作曲家(しかもシュトラウスとは)の影響をもろに受けているのはいかがなものか?当局に批判されなかったのは戦時中の幸い(?)でしょう。とは云え、スネア・ドラムの”たかたん!”にショスタコを感じ、ぐわんぐわんと鳴る銅鑼にはやはり作曲者のロシアの血を感じずにはいられません。大カタストロフの後の虚脱状態における弦楽パートの恍惚とした響きは後期ロマン派特有の官能的なカタルシスがあふれています。


NF/PMA9988
「戦時の音楽1941-1945 Vol.12」
 オレスト・イェヴラホフ(1912-1973):
  (1)交響曲第1番Op.14(1944-1946)
  (2)《夜警》〜劇的バラードOp.12(1942-1944)
  (3)交響楽のための協奏組曲Op.8(1941-1942)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルグ交響楽団
(2)オレシア・ペトロワ(M.Sop)
録音:2009年

 オレスト・アレクサンドロヴィチ・イェヴラホフ(1912-1973)はワルシャワ出身でレニングラード音楽院でリャザノフに師事した。この時の同級生にはスヴィリドフがいた。ショスタコーヴィチには師事こそしなかったが親しく付き合い、その親交はイェブラコフの音楽に大きく影響を与えている。聴き応え充分の交響曲第1番、メゾ・ソプラノ独唱のための《夜警》の悠然とした威厳、プロコフィエフを思わせるユーモラスな交響楽のための演奏会用組曲と聴き所満載。

NF/PMA9989
「戦時の音楽1941-1945 Vol.13」
 レインゴリト・グリエール(1875-1956):
  (1)チェロ協奏曲ニ短調Op.87(1945-1946)
  (2)コロラトゥーラ・ソプラノと管弦楽のための協奏曲へ短調Op.82(1943)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルグ交響楽団
(1)ディミトリ・フリチョフ(Vc)
(2)オルガ・トリフォノワ(S)
録音:2009年

 スクリャービンとラフマニノフと同世代でありながら、19世紀型のロマンティシズムを貫いたグリエールの大作チェロ協奏曲と、もうひとつ変り種のコロラトゥーラ協奏曲(要はコロラトゥーラの為のアリアとカデンツァなのですが)の組み合わせ。チェロ協奏曲はロシア民謡に基づく悠々としたチェロの旋律のうねり、華麗な管弦楽に思わずうっとりさせられてしまいます。

NF/PMA9994
「戦時の音楽1941-1945 Vol.14」
 レオニード・アレクセーヴィチ・ポロヴィンキン(1894-1946):
  交響曲第9番(1944)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルグ交響楽団

録音:2010年9月、DDD、49:29

 ポロヴィンキンは西シベリアのタボルスクの鉄道員の家に生まれ、10才の時、一家でモスクワに移住、20才でモスクワ音楽院に入学してグリエールらに作曲を学びました。世代的にはショスタコーヴィチより一回り年上になります。
交響曲第9番は1929年から1944年にかけて実に15年という長きに渡って作曲された大作。全曲時間およそ50分のうち第1楽章だけで20分もかかることからも作曲家の「第9」にかける意気込みが感じられます。悲しげで静かな序奏に続きロシアの大地を彷彿とさせる逞しい民謡風の第1主題が提示され、やがてショスタコーヴィチばりのスネア・ドラムの「たか・たん・たん・たん」も入って盛り上がります。機知にとんだスケルツォ、ロシアの荒野の夕暮れを思わせるアンダンテ、そして力強いフィナーレといった、ソヴィエト交響楽の典型的な作品でロシア・ソヴィエト音楽ファンの期待を裏切りません。

NF/PMA9998
「戦時の音楽1941-1945 Vol.16」
 レオニード・ポロヴィンキン(1894-1946):
  (1)交響曲第7番(1942)
  (2)英雄的序曲(1942)
  (3)映画《陽気な種族》(1944)
   (自然への賛歌、霧と太陽、雷雨、蜂の踊り、霧、宮殿、蜂の戦い)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルグ交響楽団
録音:2010年11月、DDD、59:16

 第14集に続きポロヴィンキンの作品集。戦時中に書かれた交響曲第7番というと直ちにショスタコーヴィチのそれを思い出しますが、予想に反してポロヴィンキンの第7番は初期チャイコフスキーの交響曲を思わせる歌謡性に富んだ素朴な旋律と師匠グリエールの影響を感じさせる華麗な管弦楽法が融合したチャーミングな交響曲。英雄的序曲は疎開先のタシケントで書かれたロシア民謡に基づく骨太な作品。映画《陽気な種族》からの音楽は蜂の生態を描いた自然科学ドキュメンタリー映画のためのサウンド・トラック。

NF/PMA9995
「戦時の音楽1941-1945 Vol.15」
 イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):
  (1)3楽章の交響曲(1945)
  (2)ロシア風スケルツォ(1944)
  (3)ダンス・コンチェルタント(1942)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルグ交響楽団
録音:2010年11月、DDD、47:21

 1914年の第1次世界大戦以降ストラヴィンスキーはパリに居を構え、1939年にはナチスを嫌ってアメリカへ亡命したため、故国ロシアとは縁遠くなってしまったストラヴィンスキーがアメリカで戦時中に書いた作品集。3楽章の交響曲は戦時中のニュース映画を見て霊感を受けて作曲されたとされる、新古典主義期最後の作品。複調、ジャズの影響が聴き取れる傑作でニューヨークで初演。ロシア風スケルツォはロシアの祭りを描いたゴキゲンで精妙な小品でティトフ指揮サンクト・ペテルスブルク交響楽団は文字通りゴキゲンな演奏を繰り広げています。

NF/PMA99101
「1941-1945戦時の音楽Vol.17」
 戦時の歌曲集(全14曲)
  カチューシャ(ブランテル)/最前線の森にて(ブランテル)/
  夜鳴きうぐいす(ソロヴョフ=セドイ)/
  砲兵の行進曲(フレンニコフ)/
  スモール・ライト(ブランテル)/
  モスクワ警護の歌(モクロウソフ)/わが愛(ブランテル)/
  おお、これらの道(ノヴィコフ)/
  チャンスのワルツ(フラドキン)/防空壕にて(リストフ)/
  聖なる石(モクロウソフ)/
  ちいさなアコーディオン(ソロヴョフ=セドイ)/
  暗い夜(ボゴスロフスキー)/ベルリンへの道(フラドキン)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
スモルニー聖堂合唱団
ボリス・ピンハソヴィチ(Br)
ミハイル・ルコニン(Br)
ボリス・ステパノフ(T)
オルガ・コンディナ(S)
ヴィタリ・プサリョフ(Br)
セルゲイ・ムラヴョフ(T)
戦時の音楽Vol.17はちょっと箸休め(?)ソヴィエト戦時歌曲集。歌声喫茶でみんなで歌おう!

録音:2008-2010年

 戦時中にソヴィエト国内で盛んに流行した歌曲をオーケストラ伴奏で聴くアルバム。大衆歌曲作曲家の第一人者ソロヴョフ=セドイから作曲家同盟議長フレンニコフまで興味深いラインナップ。、有名な「カチューシャ」から戦意高揚のための勇ましい歌、銃後を守る母や妻が戦地の息子、夫を思う切ない歌など様々。日本の戦時の歌と言えば軍歌だが、ソヴィエト・ロシアの戦時の歌がいかに音楽的、詩的素養にあふれ、豊かであったかということを思い知らされる。敵ながらあっぱれな一枚。独唱陣もオペラ的で聴き応え充分。

NF/PMA99108
\2200
「戦時の音楽1941-1945シリーズVol.18」
 セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
  (1)交響組曲「1941年」Op.90(1941)
   (1.戦闘 2.夜に 3.祖国の兄弟)
  (2)交響曲第5番Op.100(1944)
アレクサンドル・ティトフ指揮
サンクト・ペテルブルグ交響楽団

 録音:2012年9月4-7日福音ルーテル聖カタリナ教会,サンクト・ペテルブルグ

 プロコフィエフの交響曲中、最も人気のある第5 番は戦時下、祖国愛に燃える作曲者が2ヶ月ほどで一気呵成に書き上げた傑作。交響組曲《1941 年》はいかにも戦時プロバガンダ色の濃い作品だが、急・緩・急からなる三つの楽章を小交響曲なみの構成力、緊張力を持って聴き手をひきつけるのはさすが。因みに1941 年はドイツが独ソ不可侵条約を破ってソ連に侵攻した年であり、プロコフィエフはこの事に怒り、祖国愛に目覚めてこの曲を書いたと伝えられる。ティトフ指揮サンクト・ペテルブルク交響楽団は持てる力をフル稼働しての迫真の熱演を聴かせる。








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