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ヘレヴェッヘ自主レーベルPHI(フィー)
期間限定特価セール
1CD\2600→\1890
2CD\4600→\2790
〜1/26(火)午前9時


 天才古楽指揮者フィリップ・ヘレヴェッヘの自主制作レーベル「PHI フィー」。
 久々の特価セール。

 
 なかでも人気が高いのはやはり

 ・古楽器演奏によるマーラー交響曲第4番(LPH001)
 ・モーツァルト3大交響曲(LPH011)

が、2大巨頭。

 店主のお気に入りはシューベルトの交響曲 第1・3・4番(LPH019 )。
 爽やかで屈託のないすっきり晴れた青空のようなシューベルト。これを聞くと悩みも吹き飛びます。

 古楽系では、新たな名盤として定着しつつある

 ・ビクトリア:レクイエム(LPH005)
 ・ジェズアルドの2枚のアルバム(LPH010/LPH024)

あたりが強力。



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 天才古楽指揮者フィリップ・ヘレヴェッヘ。

 故郷である古楽大国ベルギーとフランスをまたにかけて活躍、長年にわたり仏Harmonia Mundi でフランス古楽やネーデルラント楽派、バッハの傑作群、さらにメンデルスゾーンやブルックナー、ベルリオーズなどのロマン派作品と多方面にわたる名盤を連発。古楽演奏に対する通念を静かに覆してきたこの異能の指揮者は、いま、自ら自主制作レーベルを発足させ、独特のセンスそのまま、自らの活動経験の集大成をそこに注ぎ込んでいる。

 しかもリリースされるアルバムがどれも「これぞ!」という有名作品ばかり。
 ヘレヴェッヘにぴったりのものもあれば、意外、というものもあり、まったく興味が尽きない。





Mahler: Symphony No.  4 in G major
古楽器でマーラー
 マーラー:交響曲第4番
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
シャンゼリゼ管弦楽団(古楽器使用)

ローズマリー・ジョシュア(ソプラノ)
LPH001
\2600→\1890

 「古楽器演奏」が、ついにマーラーにまで...!よく見れば、ヘレヴェッヘと精鋭集団!!
 ヘレヴェッヘ自主レーベルPHI(フィー)、第1弾はマーラー。

 冒頭から桁違い、経験豊かな名歌手が盛り上げるフィナーレまで、終始聴きどころ満載!
 アーノンクール最後の来日が「あの巨匠の!」と盛り上がるこのご時勢、またアバドが古楽器オーケストラを率いる昨今、さらにガーディナーがブラームスの交響曲第4 番を脱・構築してみせる21 世紀。そんな中、独自の路線をじっくり煮詰めていたのが、harmonia mundi レーベルの黄金時代をウィリアム・クリスティやルネ・ヤーコプスと盛り上げてきた古楽合唱指揮者、フィリップ・ヘレヴェッヘ!
 古くはレオンハルトとアーノンクールのバッハ・カンタータ全集という、古楽史上の歴史的録音にも合唱指導で参加していたこの大御所、近年はharmonia mundi でブルックナーを古楽器録音、またPentatone やTalent といった地元ベネルクスの小規模レーベルで、王立フランデレン(ロイヤル・フランダース)管を率いて近代作品やベートーヴェンを録音してみたり、その合間にルネサンスの大家ラッススの本格派アルバムを制作してみたり…と、メジャーレーベルとは離れた場所で驚くべき快進撃を続けていました。
 この巨匠が、ついに自ら主宰する古楽器オーケストラ、シャンゼリゼ管弦楽団とともに自主レーべル「PHI(フィー)」を立ち上げました!
 シャンゼリゼ管弦楽団は、古楽器(作曲当時の状態にある楽器)でベートーヴェン以降のロマン派音楽を演奏するという挑戦を、前世紀からいち早く続けてきた充実団体。当初の録音にはメンデルスゾーンやベルリオーズら管弦楽法の改革者たちの作品が並び、近年では一連のブルックナー交響曲シリーズ、あるいは今年初頭にNaive から出たコパチンスカヤとのベートーヴェン・ヴァイオリン協奏曲など、折々に注目度の高いリリースを続けてきました。Harmonia mundi でマーラーの『少年の不思議な角笛』を古楽器録音したのが4年前――満を持して、この「第4番」から本格的に交響曲録音に乗り出します。
 1900年という時代の節目に完成をみた、終楽章に独唱が入るこの作品を最初に持ってきたのは、ある意味象徴的。
 ヘレヴェッヘはオペラこそ振らないものの、合唱畑出身ということもあり、声楽作品にあざやかな適性を示す人でもあります(独唱はヤーコプスやクリスティとの共演多数、ストラヴィンスキーやフンパーディンクなどでも確かな実績を残す名歌手ローズマリー・ジョシュア)。


古楽指揮者ヘレヴェッヘ、自主制作レーベルP`hiでの第3弾はまたしても「ドイツ・ロマン派」!
 ブラームス 管弦楽を伴う声楽作品集
  〜アルト・ラプソディ、運命の歌、葬送の歌...〜
 ヨハンネス・ブラームス(1833〜1897):
   ̄震燭硫 op.54 〜合唱と管弦楽のための
  狂詩曲 op.53 〜アルト、男声合唱と管弦楽のための(アルト・ラプソディ)
  モテット「どこで光は生まれたのか」op.74-1〜
   無伴奏混声合唱のための
  ち鯀の歌 op.13 〜混声合唱と管楽合奏のための
  ケ震燭僚神たちの歌 op.89
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
シャンゼリゼ管弦楽団(古楽器使用)、
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(合唱)
LPH003
\2600→\1890


 ヘレヴェッヘの自主制作レーベルPHI(フィー)の次なるアルバムは、なんとドイツ・ロマン派の真っ只中、ブラームスの注目作品群!
 もともとレオンハルト&アルノンクールによる「世界初の古楽器によるバッハ・カンタータ全曲録音」で合唱指揮者として起用され、そのまま古楽演奏の最前線をひた走ってきたヘレヴェッヘは、その後 “作曲当時の楽器と奏法で”古い音楽を演奏するピリオド解釈路線を誰よりも早く19 世紀以降のロマン派音楽に応用しはじめましたが、本人は交響曲などの管弦楽作品よりも、おそらく自分のルーツである合唱の世界に近い音楽のほうが活き活きしてくるのでしょう。そしてその精神こそが、19 世紀ドイツ・ロマン派音楽の真髄を理解するうえでも非常に大切なのです。なにしろ19 世紀のドイツ語圏では、市民オーケストラと同じくらい市民合唱団が多く結成され、文学性の高い名作詩などを歌詞にとる合唱曲が楽壇随一の大作曲家たちによって書かれ、それがロマン派音楽の進展に大きく寄与したのですから。
 「管弦楽伴奏つきの声楽作品ほど、19 世紀の人々にとって贅沢なものはなかった」とは、本盤に寄せられた解説の書き出しの言葉ですが、ベートーヴェンの「第九」や「ミサ・ソレムニス」をひとつの頂点として多くの作曲家がそうした大規模音楽を手がけ、バッハの受難曲やヘンデルのオラトリオがこの世紀にも連綿と演奏され続けたという事実もまた、そのことを裏書きするものでありましょう。
 本盤に集められているのは、古くからメゾ&アルト歌手の最重要レパートリーだったアルト・ラプソディを中心に、合唱にも精力を注いできたブラームスが生涯のさまざまな時点で作曲してきた、いずれ劣らぬ注目作ばかり。欧州各地の一流歌劇場でも18 世紀以前のレパートリーでも快進撃を続けてきたスウェーデンの多忙な実力派ハレンベルクを独唱に、合唱はもちろんヘレヴェッヘがデビュー当初から共演を続けてきた柔軟&緻密な室内合唱団コレギウム・ヴォカーレ・ヘント。二重合唱1パート6〜7名の拡大編成が、ヘレヴェッヘならではの精緻な指揮でこれらの名作の機微を比類ない演奏で引き出してくれるのかと思うと、一刻も早く音が聴きたくなってきます!
 弦編成は10/10/8/6/5、名手揃いの管打楽器勢も頼もしい顔ぶれ。透明なブラームスの美質の奥にひそむ滋味、ヘレヴェッヘならひたすら奥深く、何度も聴き深めたくなる解釈で浮かび上がらせてくれるでしょう。超・注目のアルバムです!



ヘレヴェッヘ&コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
 ビクトリア:レクイエム

トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548〜1611):
 \造韻觴圓悗寮嗣各課(レクィエム)
  〜皇太后マリア・デ・アウストリアの逝去に寄せて(1605)
 △お、主イエス・キリスト(1585)
 主よ、わたしは取るに足らない者です(1583)
 い瓦げんよう、天の皇后(サルヴェ・レジーナ)(1576)
 イ錣燭靴藁ち上がり、かの町に行こう(1572)
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
ハナ・ブラジコヴァー、
ドミニク・フェルキンデレン(Sop1)
ジュリエット・フレイザー、
ズュジ・トート(Sop2)
アレックス・ポッター、
アレクサンダー・シュナイダー(C-T)
シュテファン・ゲーラー、
デイヴィッド・マンダロー(Ten1)
ヘルマン・オスヴァルト、
マヌエル・ヴァルヴィッツ(Ten2)
ペーター・コーイ、
マティアス・ルッツェ、
アドリアン・ピーコック(Bs)
LPH005
\2600→\1890

 『ロ短調ミサ』の興奮さめやらぬまま、名匠ヘレヴェッヘはいま「原点」へと立ち戻る――。極限まで絞られたルネサンス小規模編成で、歌い手は全員が精鋭ソリスト。
 峻厳・端正、スペイン・ルネサンスの最後を飾る大家ビクトリアの、あまりにも美しい世界へ...!

 アルノンクールとレオンハルトが古楽器によるバッハ・カンタータ全集を録音制作したプロジェクトで合唱指揮者として抜擢された天才古楽指揮者フィリップ・ヘレヴェッヘは、その後はフランスとベルギーを拠点にバロック・オペラやバッハ作品などの斬新な解釈を提案、さらに近年ではメンデルスゾーン、ベルリオーズ、ブルックナー...などロマン派以降のレパートリーを古楽器オーケストラで録音するかたわら、今やロイヤル・フランダース管のような現代楽器の交響楽団とも意欲的なプロジェクトを続々成功させている。そして2010 年に立ち上げた自主レーベルPHI(フィー)では、これまでの経験の集大成としてマーラーやブラームスの管弦楽を要する大作、バッハの重要作品などで他の追従を許さない名解釈を披露してきました。

 しかしそんなヘレヴェッヘにとっての変わらぬ原点は、つねに「合唱」であり「人の声」だった・・・。そのことはharmonia mundi france で録音された一連のブルックナー作品やフォーレ作品など、教会音楽に通じたロマン派の大家たちの傑作における一糸乱れぬ整然とした解釈などにも、とりわけよく示されているところでしょう。
 楽器さえ声の協和のように響かせ、各パート・各細部の独自性をきわだたせながら整然とした統一感を打ち出してみせる――故郷ベルギーのルネサンス期を彩ったファン・エイク兄弟やヘラルト・ダーフィトらの祭壇画をも思わせるその至芸をあざやかに示すべく、自主レーベルPHI の第5 弾リリースとしてヘレヴェッヘが世に問うのは、極少編成のア・カペラ編成による、スペイン・ルネサンス最後の巨匠ビクトリアの至高の傑作「レクィエム」!
 13 人に絞られた「合唱」の面々は、全員がそれぞれソリストとして活躍している欧州随一の実力派!バスのペーター・コーイ、ソプラノのハナ・ブラジコヴァーやズュジ・トートらはバッハ・コレギウム・ジャパンの公演でもおなじみの面子。
 強大なカトリック国家として世界に君臨していた頃のスペインで王室音楽家として活躍したビクトリアは、カトリックの総本山ローマで、あの巨匠パレストリーナに教えを受けた大家。峻厳なポリフォニーで、シンプルでありながら強烈な表現力の宿る傑作を残してきたこの巨匠が晩年に残した「レクィエム」の美質は、ヘレヴェッヘと、強固な信頼関係で結ばれた俊才歌手たちでなくてはなしえない透明感あふれる歌い口と抜群の相性。鮮やかな相乗効果で、この指揮者がたどりついた境地、さらなる未来をしみじみ感じさせてやみません。
 この1枚で、ルネサンス音楽の美に開眼させられさえするのでは。


JS Bach: ‘Sei Solo’
初めてのヘレヴェッヘ不在のアルバム!
 演目は・・・バッハの無伴奏ヴァイオリン!

J.S.バッハ:
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6編)
 1. ソナタ第1 番 ト短調 BWV1001
 2. パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
 3. ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
 4. パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
 5. ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
 6. パルティータ第3番 変ホ長調 BWV1006
クリスティーネ・ブッシュ(バロック・ヴァイオリン)
使用楽器:
 18世紀、南ドイツ
 またはチロル地方製オリジナル
LPH008
2CD

\4600→\2790

 今回のアルバムはなんと「ヘレヴェッヘ不在」!

 しかし、あの異才古楽指揮者が自分の自主レーベルで、まさか義理や大人の事情などでこうした対応をするはずがない、必ず何かあるはず――と思い解説をひも解いてみたところ、疑問はたちどころに解消しました。“新譜が出れば必ず買う”というユーザー様も少なくないバッハ屈指の名曲集『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』をここで(当然、バロック楽器と弓を使って、古楽奏法で)録音してみせたのは、ヘレヴェッヘ率いるコレギウム・ヴォカーレ・ヘントの弦楽セクションでコンサートミストレスをつとめることも多いドイツ出身の経験豊かなバロック・ヴァイオリン奏者、クリスティーネ・ブッシュ――

 解説に寄せられたヘレヴェッヘ自身の紹介コメントによれば、彼女の存在がいかにコレギウム・ヴォカーレ・ヘントの演奏現場で大きな影響力を持っているか、どれだけ彼女の感性がアンサンブルにとって刺激となってきたかが綴られているのですが、実際に演奏を聴いてみれば、そこに圧倒的なまでに「ヘレヴェッヘのバンドならではのバッハ」が息づいているのがすぐにわかることでしょう。
 言葉で説明できるような特徴的なことを何かしているわけではない、けれども没個性的な王道的演奏というのとは根本的に何かが違う――音運びひとつひとつに、きわめて深い含蓄が感じられるのです!
 ことさら気負って弾いているようには聴こえないのに、この深み...なるほどヘレヴェッヘが大推薦で、自主レーベルの1タイトルとして紹介したがるだけのことはあります。
 凡百の『無伴奏』録音をはるかにしのぐ、この泰然自若の深いバッハ解釈...Phi というレーベルのブランド力はもはや確立されたも同然(というより、個々に素晴しいアルバムばかり出てくるのですから、これは当然といえば当然でしょう)。

 

ジェズアルド:聖週間のためのレスポンソリウム、
 およびその他の礼拝音楽(1611・全曲)

ヴェノーサ公カルロ・ジェズアルド(1566〜1613):
 1.聖水曜日のためのレスポンソリウム群
 2.聖木曜日のためのレスポンソリウム群
 3.聖金曜日のためのレスポンソリウム群
 4.ベネディクトゥス(祝福あれ)
 5.ミゼレーレ(憐れみください/詩編第50 編)
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(古楽室内合唱)
LPH010
2CD
\4600→\2790

 不協和音や驚くべき大胆な書法を稀有の高雅さへと昇華してしまう少数精鋭才人集団と、比類ないタクトの精緻さ、あざやかさ...!何が出てきても必ず痛快なヒット作となる、異才古楽指揮者フィリップ・ヘレヴェッヘ自主制作レーベルPhi(フィー)――これまで同レーベルでは、偶数番号品番のものが必ずバッハ作品で占められていたので(モテット集、ミサ曲ロ短調、ライプツィヒ就任初年度のカンタータ集、無伴奏ヴァイオリン曲集…)今度はさてどんなバッハが...?と思いきや、やおら登場したのは今年歿後400 周年を迎える16 世紀末の異才、ルネサンス末期のイタリア・マニエリスム音楽を代表する作曲家ジェズアルド最後の大作とは!!


 ジェズアルドはイタリアの貴族の出身で、かつて妻の不貞の現場を押えたさい、間男もろとも惨殺した(当時の貴族社会はジェズアルドに同情的で、罪には問われなかったようです)という経歴からか、その作風はきわめて不思議な、独特の不安感と隣り合わせのゾクゾクするような魅力に満ちており、和声言語の逸脱や極度なまでに精緻な作曲技法の追求といった技法が何かと愛されていた16 世紀末のイタリアにあって、他の追従を許さないユニークな音楽の数々がそのペンから生まれたのでした。

 6冊のマドリガーレ(俗世間向けの高度に文学的な詩に音楽をつけた重唱曲)集にはそういったジェズアルド随一の技量が示されていますが、ここに録音された『レスポンソリウム集』(復活祭の前の週、キリストの死について瞑想して暮らす聖週間に、夜明け前に唱えられていた礼拝音楽)は亡くなる2年前、最後の2冊のマドリガーレ集と同じ年に出版されており、かつての罪を悔いながら生きる芸術家の音楽的遺言と目される傑作。英国勢の名録音もさることながら、ヘレヴェッヘ自身も20 年前に別団体と録音しているルネサンスの最高峰ともいうべき傑作ですが、21 世紀に入ってからの彼が主兵コレギウム・ヴォカーレの精鋭ソリスト陣(各パート2〜3名)を率いて織り上げた本盤の、息をのむような美しさ、退廃の不協和音、それがまるで下品に響かない驚くべき高雅さは、どうでしょう...!
 こういう傑作こそ他の録音と聴き比べて認識を深めるべきだ...と、それぞれ個性的な他の録音を思いながら考えずにはおれません。
 

ヘレヴェッヘ指揮&シャンゼリゼ管
 モーツァルト(1756〜1791):3大交響曲

 1.交響曲 第39 番 変ホ長調 KV543
 2.交響曲 第40 番 ト短調 KV550
 3.交響曲 第41 番 ハ長調 KV551「ジュピター」
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
シャンゼリゼ管弦楽団(古楽器使用)
LPH011
(2CD)
\4600→\2790

 レオンハルト&アルノンクールのバッハ・カンタータ全曲録音に合唱指揮者として起用されたのも数十年前、古楽大国ベルギーの先端であらゆる演奏家たちを牽引する立場にあるフィリップ・ヘレヴェッヘの快進撃は今や、決して古楽にとどまらない広がりをみせています。
 自主制作レーベルPhi を立ち上げてから4年目に突入、カタログ全9タイトルは現在ほぼすべてが『レコード芸術』誌で特選。しかも2枚に1枚は必ずバッハの録音で、合唱畑から育ってきた技量をいかんなく発揮、彼との絶大な信頼感で結ばれている演奏者たちと、稀有の一体感で音楽をつむぎあげてゆくヘレヴェッヘの「呼吸」の泰然自若さは、たとえその演目がベートーヴェンやドヴォルザークの巨大な管弦楽付き合唱曲であろうと、いっさい変わることがないのです――
 最小限の微妙な表現差で、とてつもないスケール感を描き出してみせる、その音楽性の深まり。この6月の来日公演での期待感もいや増しに高まるところ、なんと来日公演曲目(モーツァルトの「ジュピター」と「レクィエム」)を意識したかのような、待望すぎるモーツァルト交響曲の録音が届いてまいりました。
 思えば、ヘレヴェッヘはこれまでベート―ヴェン(現代楽器)やブルックナー(古楽器)、マーラー(古楽器)...といった19世紀以降の交響曲の録音こそしてきたものの、古典派交響曲の録音はなんと、おそらくこれが初(ヘレヴェッヘでモーツァルトといえば、なによりもまずhmfの「レクィエム」と「ハ短調ミサ」が思い浮かぶところですが)。
 届いたサンプルの神々しさに恐る恐るかけてみれば、ひとつひとつ深い彫琢、凄腕の古楽奏者たちとともに細かなフレーズまでいっさいおろそかにしない丁寧な作品解釈がありながら、全体としてはなんと自然な、なんと作品そのものに歌わせるような、それこそ日常のことばで話しかけるようなモーツァルトの世界が広がっている..
 .ピリオド奏法をことさらに意識した団体がしばしばみせるエッジの効いた先鋭性とも違う、かといって現代楽器のスケール感ともまるで違う、ただひたすら濃やかな音楽愛で、いつくしむように紡がれてゆくモーツァルトの、なんという説得力..!

フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
 J.S.バッハ、聖歌隊監督として
  〜1723年から1724年へ、コラール・カンタータ形式の確立〜

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685〜1750):
 “椶靴輩のわたしを、誰が選びましょうか BWV48
  (1723.10.3初演/A,T,Cho,tp,2ob,2vn,va,bc)
 ⊆腓茵△望みのままにわたしのもとへ BWV73
  (1724.1.23初演/S,T,B,Cho,hr,2ob,2vn,va,bc)
 H爐蕕呂△覆燭鯆品するだろう BWV44
  (1724.5.21初演/S,A,T,B,Cho, 2ob,fg,2vn,va,bc)
 い錣燭靴録じます、主よどうか不信からお救いください BWV109
  (1723.10.17初演/A,T,Cho,2ob,2vn,va,bc)
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(古楽器使用)
ドロテー・ミールズ(S)
ダミアン・ギヨン(C-T)
トーマス・ホッブズ(T)
ペーター・コーイ(Bs)
LPH012
\2600→\1890

 めったに録音されない意外な秘曲カンタータも含め、暗中模索でカンタータを書きはじめた「音楽の父」、ライプツィヒ着任当初の多芸ぶりを、あまりにあざやかな演奏で聴ける喜び...!

 合唱畑から稀代の古楽指揮者へ、そして世界的なマエストロへ。快進撃はますます続くベルギーの名匠フィリップ・ヘレヴェッヘのプライベート・レーベルPhi は2013 年、ほんとうに豊作続きでした――2012 年末、迫力と崇高よりも人間的な連帯感がまるで生き物のような温もりを生む『ミサ・ソレムニス』がそのまま年明けまでセールスを記録しつづけ、初のヘレヴェッヘ不在によるバッハ無伴奏ヴァイオリン曲集(LPH008)、ベルギー王立フランダース・フィルとの驚くべきドヴォルザーク(LPH009)、来日と合わせての「ヘレヴェッヘ初の古典派交響曲」ことモーツァルト晩年の3大交響曲(LPH011)、そして最新の『レコード芸術』誌で特選に輝いたジェズアルド(LPH010)...否、ジェズアルドに限らずPhi レーベルの2013 年は、2012 年に続き、ほぼすべてのリリースが『レコ芸』特選という快進撃を破らず維持するかたちになったのです!
 そして、2014 年も――2012 年に「音楽の父」バッハがライプツィヒに着任した年のカンタータ4編をリリース(LPH006)、かねてから散発的に録音してきたこの大家のカンタータを、自分のレーベルでもあらためて連続録音してくれるのだ!という嬉しい先鞭を切ってくれたところ、今回はその翌年にかけての、バッハがコラール・カンタータの手法を確立してゆく過程での作品ばかりを集めた1枚に!
 オーボエ2本と弦楽合奏という「フランス流儀の」オーケストラ体制が定着していったのも、カンタータの最後をコラールで締めくくり、そのクライマックスへ向けてレチタティーヴォとアリアを交錯してゆく作法も、ここでは少しずつ確立されてゆくようすが窺えます。
 ギュンター・ラミンやカール・リヒターの名盤で知られるBWV44 やBWV73 もさることながら、なぜか全集以外では滅多に録音されないBWV109 まで、比較的小規模な編成の曲ばかりながら内容のヴァラエティは申し分ないところ――しかも研究めざましいコルノ・ダ・ティラルシ(スライドホルン)や無弁楽器の探求が進むトランペットなど、金管楽器を独奏で扱った作品が多いのも聴覚的に楽しいところ(アラン・ド・リュッデルの名演は乞うご期待)!オルガンやオーボエまで名手ぞろいで固められた、合唱と器楽が一体の生物のような団結をみせるアンサンブルの粋はもちろん今回も健在。

ヘレヴェッヘ/
 ハイドン(1732〜1809):
  オラトリオ『四季』Hob.XXI:3
   〜独唱、合唱と管弦楽のための
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
シャンゼリゼ管弦楽団(古楽器使用)
クリスティーナ・ランズハマー(S)
マクシミリアン・シュミット(T)
フローリアン・ベッシュ(Bs)
LPH013
2CD

\4600→\2790
 
 最大級の演奏編成を誇る「19世紀はじめのハイドン」の真相を、鮮烈にして泰然自若な一体感あふれる古楽器オーケストラ&合唱で...
 演劇性とオーセンティシティ、稀有のバランス!
 かつてレオンハルトとアルノンクールによる世界初の「古楽器によるバッハ・カンタータ全集」録音プロジェクトに合唱指揮で参加したのも今は昔、今やベルギーの文化大使としても活躍、王立フランダース・フィルの音楽監督としても活躍をみせるなど、多面的な芸術家としてユニークな存在感を放ち続けるフィリップ・ヘレヴェッヘ――

 2010 年より始動した自主制作レーベルPhi(フィー)も快調そのもの、すでに12 タイトルを数える既存アルバムの売れ行きも軒並み好調、バッハ新録音が大人気なのはいうまでもなく、モーツァルトの晩期交響曲やドヴォルザーク、ベートーヴェンらの大作が痛快な売れ行きをみせるかたわら、なんとビクトリアやジェズアルドなどルネサンス・ア・カペラものでさえ他にまるでひけをとらないセールスを記録する勢い...
 そうしたなか、2014 年最初の新録音として登場したのはなんと、“交響曲の父”ハイドンが晩年、ロンドンでの成功をうけてウィーン最大の巨匠となった頃に創意のすべてを注ぎ込んだ意欲的大作『四季』!

 合唱指揮者ヘレヴェッヘの本分があざやかに反映された一体感あふれる演奏解釈は、このコントラファゴットやトロンボーンまで駆使したハイドン最大編成のオーケストラが動員される大作でもいっさいブレることがありません(そのあたりはまさしく、ベートーヴェンの『ミサ・ソレムニス』(LPH007)でみせた稀有の名演の再来といえるでしょう)。
 ご存知のとおり、ハイドンの晩年にはウィーンの音楽文化は大いに発展し、たんなる娯楽を越えた、真摯な芸術的内容を誇る大作オラトリオというものにも需要が高まり、モーツァルトがヘンデルの『メサイア』を再編曲して上演したり、ベートーヴェンが『オリーヴ山でのキリスト』や大作ミサ曲を発表したり...といったことがなされる下地もできていたところ、当代きっての巨匠中の巨匠ハイドンの新作オラトリオにたいする期待はさぞ大きかったとみえ、彼はその期待に応えるべく創意をふりしぼった結果、その後企画していた弦楽四重奏曲も完成させられなくなるほど衰えてしまったそうです。
 まさに命を削って完成にこぎつけたこの大作、並居る現代楽器・古楽器の名録音をよそに、このヘレヴェッヘ&シャンゼリゼ管弦楽団による驚くべき一体感、躍動感あふれるコントラストは明らかに出色の存在感、確実に新名盤の地位を得るに違いありません。




LPH014
\2600→\1890
バード『5声のミサ曲』、およびその他のモテトゥスさまざま
 ウィリアム・バード(1542 頃〜1623):
  。祇爾離潺偽 さまざまなモテトゥス
  △錣燭靴燭舛蓮△茲蠅茲ぜ分になれるよう
  わたしは不幸せです
  い瓦げんよう、マリアさま(アヴェ・マリア)
  サ濱ぜ腓茵光であらせられるかたよ
 アルフォンゾ・フェラボスコ1世(1543〜1588):
  Δ錣燭靴脇々、罪を犯しています
 フィリップス・デ・モンテ(1521頃〜1603):
  Ъ腓茵△錣燭靴鯲れんでください(ミゼレーレ)
   ※曲順は↓きΝ´キ
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(古楽声楽集団)

 絶好調が続くヘレヴェッヘの活躍は、ルネサンスから近現代まで軽やかにまたいでゆく――
 故レオンハルト含め、古楽復興の大物たちも愛した英国最大級の「世界的巨匠」バードの音楽世界を、あらためてじっくり解き明かす――

 コレギウム・ヴォカーレ・ヘント、真の躍進へひ2010 年末にPhi レーベルを発足させて以来、フィリップ・ヘレヴェッヘと彼のアンサンブルの活躍はますます充実をきわめています。
 古楽器演奏でロマン派以降の作品をとりあげてきたシャンゼリゼ管弦楽団もついに古典派交響曲の録音を成功させたり(モーツァルトの交響曲)、ヘレヴェッヘにとって初のハイドン録音も高い評価を受け(『四季』、発売中の「レコード芸術」で特選)、そのかたわら古楽合唱の精度を年々さらに高めているコレギウム・ヴォカーレ・ヘントは、ルネサンス系の作品でも痛快なまでの売れ行きを記録中...
 およそクラシック界広しといえど、ベートーヴェンとドヴォルザークとビクトリアとジェズアルドとが、ほぼ同じ速さでどんどん売れる音盤が作れるアンサンブルなど、いったいどれほどいましょうか?

 レオンハルトとアルノンクールによる古楽器でのバッハ・カンタータ全集の録音プロジェクトに合唱指揮者として携わって以来、40 年近くにわたる指揮活動を通じて異才ヘレヴェッヘが培ってきた音楽知、つねに仲間同士の確かな結束があり「家族のようなアンサンブル」とメンバーたちも胸を張る彼らが、独自レーベルPhi(フィー)で新たに世に問うてみせるのは...あらためてルネサンス、それも英国随一の巨匠バードひ16 世紀のエリザベス朝時代、何かにつけてカトリック信徒が迫害をうけまくっていた英国国教会の躍進期にあって、バードは自身カトリック教徒でありながら女王の絶大な信頼を得、師のタリスとともに王室礼拝堂に数多くの多声音楽を提供、時代を代表する巨匠として尊敬を集めた人物――
 英国の作曲家というと、何かと同じ英国人たちこそ真の魅力を追求できる...と思われもするようですが、16 世紀といえば英語そのものも現代のそれとは違い、むしろフランス語に近い部分があるとも言われるところ。
 さらに言うなら、バードの教会音楽はカトリック教徒の常どおりラテン語の歌詞を使っていて、その意味では国際的なメンバーが集い、カトリック大国であるベルギーで充実した活躍を続けてきたコレギウム・ヴォカーレ・ヘントの面々は、そうした音楽世界を少し違った角度から意識させてくれる重要な存在なのかもしれません(実際、チェンバロの世界では(やはりバードを愛してやまないと常々標榜していた)グスタフ・レオンハルトがこの作曲家の鍵盤作品をAlpha レーベルに録音、世界的に高い評価を勝ち得ています)。



LPH015
\2600→\1890
ヘレヴェッヘ不在でもすごいです
 シューベルト:
  1. 八重奏曲 変ロ長調 D.803
  2. 四重奏曲断章 ハ短調 D.703
エッディング四重奏団&
Ens.ノーザンライト(古楽器使用)
バティステ・ロペス,カロリーヌ・バイエ(vn)
デアドル・ダウリング(va)
アヘート・ズヴェイストラ(vc)
ダミアン・ギュフロワ(cb)
ニコラ・ボウド(cl) ジュリアン・ドボルド(fg)
ニコラ・シェドマイユ(hr)
 古楽器で解明されてゆく、シューベルト芸術の粋!
 巨匠ヘレヴェッヘの仲間たちによる艶やか・緊密室内楽。

 30年以上にわたり合唱団コレギウム・ヴォカーレ・ヘントとともに活躍、古楽復興の勢いのなか独特の指揮者として快進撃を続けるヘレヴェッヘ。ロマン派〜近代まで視野に入れた古楽器集団シャンゼリゼo.との活躍でも名演を紡ぎ、2010年末の創設以来プライヴェート・レーベルPhiも絶好調。
 同レーベルで一昨年「本人不在」のバッハ無伴奏盤(LPH008)で首席奏者Ch.ブッシュが絶賛を博して以来のヘレヴェッヘ不在Phi新譜は、シャンゼリゼ管弦楽団でも主要メンバーとして活躍する実力派たちによるエッディングSQ&拡大編成で送るシューベルト盤!
 ナチュラルホルンの勇壮&闊達さも生きる八重奏曲では、ゼフィーロやシャンゼリゼ管の名匠ニコラ・ボウドのクラリネットも美麗ですし、Phiの自然派録音あればこその古楽器コントラバスの響きがまた絶妙(終楽章のトレモロ!)。清らかガット弦陣も見事、「四重奏曲断章」も味わい深く。さすがPhiクオリティです。



LPH016
(2CD)
\4600→\2790
ヘレヴェッヘ/フランダース・フィル
 ドヴォルザーク:死者のためのミサ曲(レクィエム)作品89
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
ベルギー王立フランダース・フィルハーモニー管弦楽団、
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
イルセ・エーレンス(S)
ベルナルダ・フィンク(Ms)
マクシミリアン・シュミット(T)
ナタン・ベルク(Bs)


 古楽方面はもちろん、モダン系でも快進撃は止まらない才人ヘレヴェッヘ、ドヴォルザークの新たなる大作へ!
 ヘレヴェッヘの快進撃が止まりません。レオンハルト指揮のバッハ・カンタータ全曲録音での合唱指揮時代から数十年、コレギウム・ヴォカーレ・ヘントを率いてのルネサンスから近現代にいたる広範なレパートリーでの比類ない名演の数々のかたわら、基本的に現代楽器オーケストラである名門フランダース・フィルとも数々の銘録音を残すようになったこの名匠、ハイドン『四季』でレコード・アカデミーを受賞したばかり。
 ぬくもりあふれる解釈で楽団全体を驚くべき一体感にまとめあげ、息を飲む名演の数々を毎年Phiに刻むようになってから、たっぷり4年が過ぎたいま...

 新たに登場する新録音は、2013年の来日公演すこし前にリリースされ、『レコード芸術』に特選を持って迎えられた『スターバト・マーテル』に続くプロジェクトともいうべき大作録音!
 レクィエム・ファンも黙ってはいない、あのドヴォルザーク晩年の傑作がいま、この素晴しい名匠のタクトで甦る...どうして注目せずにおれましょう!


LPH018
(2CD)
\4600→\2790
ヘレヴェッヘ指揮&シャンゼリゼ管
 ハイドン:オラトリオ『天地創造』Hob.XXI:2

 〜独唱、合唱と管弦楽のための
 台本:ゴットフリート・ファン・スヴィーテン
     (ジョン・ミルトン『失楽園』にもとづく)
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
シャンゼリゼ管弦楽団(古楽器使用)
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
クリスティナ・ランツハマー(S)
マクシミリアン・シュミット(T)
ルドルフ・ローゼン(B)
 『四季』の成功を受け、その前の重要作へ!
 シャンゼリゼ管の新境地、ハイドン晩年の超・意欲作!
 19世紀の管弦楽つき声楽作品の大作を中心に、時代を踏み込んだ古楽器演奏を続けてきたシャンゼリゼ管弦楽団&コレギウム・ヴォカーレ・ヘント。異才ヘレヴェッヘの快進撃はますます続きますが、今回は昨年度『レコード芸術』レコードアカデミー賞を受賞したハイドン最晩期の『四季』(LPH013)から少し遡り、その前にロンドン帰りのハイドンの名声をウィーンであらためて強烈に印象づけた大作『天地創造』に迫ります!
 独唱陣は『四季』の精鋭陣ふたりとバスのルドルフ・ローゼンという申し分ない布陣、フルートには独奏者&指揮者としても活動するA.コセンコ、オーボエのポンセールやトロンボーンのヴィム・ベキュ...など、例によって管弦楽にはソリスト続々!
 弦は9/8/5/6/3とまさにハイドンの頃の大規模楽団そのまま、初演時にサリエリが弾いたとおりフォルテピアノを通奏低音楽器に配した編成で、初めてこの作品が世界に鳴り響いたときの興奮そのままの、確かな作品解釈での演奏を届けてくれるに違いありません。
 しかも、いかなる大編成でも確かな一体感をもって鳴るヘレヴェッヘ指揮下のアンサンブルの求心力は、年々勢いを増しているところ――数年前からステージでは演奏しつづけてきた演目の、満を持しての録音。
 


LPH019
(2CD)
\4600→\2790
ヘレヴェッヘ指揮
ベルギー王立フランダース・フランダース・フィル
 シューベルト:
  1.交響曲 第1番 ニ長調 D82
  2.交響曲 第3番 ニ長調 D200
  3.交響曲 第4番 ハ短調「悲劇的」D417
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
ベルギー王立フランダース・フランダース・フィル管

 PENTATONEで中断していたヘレヴェッヘ&ロイヤル・フランダース・フィルのシューベルト交響曲全集が、新たにPHIレーベルから登場。
 実は傑作ぞろいの初期交響曲。指揮者の才覚で思わぬ名曲に変身するこれらの作品、ヘレヴェッヘならではの才気あふれる演奏を期待したい!


 フィリップ・ヘレヴェッヘの快進撃が止まりません。つい先日、レコード・アカデミー賞受賞の『四季』のあとを受けてのハイドン最晩期の大作『天地創造』全曲録音リリースを発表したかと思いきや、時代的にほとんど違わないレパートリーとはいえ、今度はシンフォニック路線に大きく舵を切ってきました!
 巨匠レオンハルトのバッハ録音で合唱指揮をつとめて以来、稀代の古楽系合唱指揮者として培ってきたそのカリスマ的統率力は、演奏陣と同じ目線で「仲間」として音楽を作ってゆく合唱人ならではの共感性がベースに感じられるもの――そしてそのことは、バッハでもブルックナーでもブラームスでもメンデルスゾーンでも、合唱を大切にしてきた作曲家の作品では決して声楽曲にとどまらない応用力がきくことなのだ...と、ヘレヴェッヘのこれまでの録音は私たちに教えてきてくれたのですが、それが今度はシューベルト!
 古楽器集団シャンゼリゼ管ではなく、ベートーヴェンの交響曲全曲録音(Pentatone)と同じ王立フランダース・フィルという、現代楽器オーケストラながらもこの指揮者との相性抜群な名門楽団との仕事といわれれば、俄然興味が湧くではありませんか!



LPH020
\2600→\1890
ヘレヴェッヘ指揮
 ベルギー王立フランダース・フィル/コレギウム・ヴォカーレ・ヘント

 ストラヴィンスキー:『トレニ』、
  『レクィエム・カンティクル』および
          その他の晩期合唱作品

 〇床痢崘鯣靴、雲間を割って降(くだ)り」
         〜無伴奏合唱のための(1962)
 ▲肇譽法預言者イェレミアの哀歌に等しく
     〜独唱、合唱と管弦楽のための(1958)
 レクィエム・カンティクル
     〜独唱、合唱と管弦楽のための(1965〜66)
 な唇造髻⊃世 〜無伴奏合唱のための(1957)
  (カルロ・ジェズアルド(1566〜1613)の
     作品による『三つの聖唱歌』より)
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
ベルギー王立フランダース・フィルハーモニー管
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(合唱)
クリスティーナ・ランズハマー(S)
エヴァ・ヴォラク(A)
マクシミリアン・シュミット、
マグヌス・スタヴラン(T)
フローリアン・ベッシュ、
デイヴィッド・ソアー(Bs)

 なんとヘレヴェッヘ、ストラヴィンスキー晩期へ向かう!
 愛してやまぬ世界、古楽器奏者も多い精鋭演奏陣と。
 かつて巨匠レオンハルトがアルノンクールとともに制作した、音楽史上初の古楽器によるバッハ教会カンタータ全曲録音で、レオンハルトの楽団の合唱指揮者に抜擢され頭角をあらわし、パリではフランス古楽界の大躍進を支え、今や現代楽器のオーケストラとの共演でも独自の名演を紡いでいる異才指揮者、フィリップ・ヘレヴェッヘ。
 独自レーベルPhi(フィー)を立ち上げてから早くも5年が過ぎ、自ら愛してやまない作曲家たちの傑作を続々刻んできたこの名匠、20タイトル目でなんとストラヴィンスキーの世界へ...
 かねてからこの作曲家には深い思い入れをみせてきたところ、今回は「詩編交響曲」などよりもさらに新しい晩期の作品に焦点を定め、最前線のセリー理論やルネサンス様式へのあざやかな適性のもと繰り出されてきた重要作品3編を、きわめて明晰なタクトで名手たちとともに解き明かす...などと書くといかにも陳腐ではありますが、論より証拠!
 アンチ近現代の方にさえ後期ストラヴィンスキー愛を植え付けそうな、この明瞭・充実の響き...先日ド・レーウ指揮でAlphaからリリースされたヤナーチェク盤の人気を横目に、精鋭合唱団コレギウム・ヴォカーレが音楽監督とともにみせる一体感はさらなる伝説を刻んでくれることでしょう。


LPH021
\2600→\1890
バッハ 後期オルガン作品さまざま
  〜ジルバーマン・オルガンによる〜

 〜袷婉覆肇奸璽 変ホ長調 BWV552
 ▲灰蕁璽襦屬お、神の仔羊」BWV656
 オルガン独奏のためのトリオ・ソナタ第4番 ホ短調 BWV528
 ぅノン形式による変奏曲「高き天より」BWV769
 ゼ蠍鞍廚里燭瓩離妊絅┘奪 第1番 BWV802
 Ε灰蕁璽襦屮ぅ┘后Εリスト、我らが救い主」BWV665
 Д灰蕁璽襦嶌ぞ来たれ、異教徒の救い主」BWV659
 ┘灰蕁璽襦峭發天より我来たり」BWV668
 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
モード・グラットン(オルガン)
 使用楽器:ポーニッツ平安教会
  (ドイツ中部チューリンゲン地方)
  ゴットフリート・ジルバーマン1737年建造

 ヘレヴェッヘ自主制作レーベルから送り出されるバッハ『無伴奏』と同じ快挙を期待させてやまない俊才の技芸

 かつてレオンハルト&アルノンクールのバッハ録音に合唱指揮者として参加し、頭角をあらわした…異才古楽指揮者ヘレヴェッヘとバッハが切っても切り離せない関係にあったとすれば、彼が2010年からスタートさせた自主制作レーベルPhi(フィー)から送り出される、ヘレヴェッヘ自身が演奏に加わっていないバッハものには、古楽ファンとしてはおのずと注目しないわけにはゆかない。

 事実、同レーベル初のヘレヴェッヘ不在アルバムとしてリリースされたバッハの『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』は、彼の楽団コレギウム・ヴォカーレの首席奏者C.ブッシュがみごとな作品解釈を披露、圧倒的な名演として日本でも絶賛され、いまだに好調な売れ行きを記録しているところ。

 合唱と表裏一体ともいえる教会の楽器・オルガンを使った本盤でも、ヘレヴェッヘが同レーベルで重点的にとりあげてきたライプツィヒ時代に焦点を当て、彼の楽団のみならず欧州中で活躍する俊才モード・グラットンのあざやかな演奏が縦横無尽に…あえて「○○全曲」でない選曲から、バッハ独自のオルガン芸術が浮かび上がる新たな名演…どうぞお見逃しなく!


LPH023
\2600→\1890
後期四重奏曲の古楽器録音
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第13番&大フーガ

  仝抗攣予伝婉並13番 変ロ長調 op.130
  弦楽四重奏のための大フーガ op.133
  ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ホ長調 op.16
エディング四重奏団&ノーザンライト
          (古楽器使用)
バティスト・ロペ、
カロリーヌ・バイエ(vn)
パブロ・デ・ペドロ(va)
アヘート・ズヴェイストラ(vc)
マルセル・ポンセール(ob)
ニコラ・ボウド(cl)
ジュリアン・ドボルド(fg)
ニコラ・シェドマイユ(hr)
モード・グラットン(fp)

 ついに!「大フーガ」など後期四重奏曲の古楽器録音。

 ヘレヴェッヘの楽団のトップ奏者たちによる精巧な小宇宙…

 ベートーヴェンの作品を「当時の楽器と奏法で」解釈する流れもすっかり一般化、現代楽器のオーケストラさえ古楽器奏法をふまえたピリオド解釈を意識せずにはおれない時代ですが、意外にもこの作曲家の傑作群のすべてが古楽器で録音されているわけではない…ということは、明敏なファンの方々もよくお気づきのはず。

 とくに大きな「未踏領域」のひとつが、意外にも弦楽四重奏曲群…
 ピアノ・ソナタや交響曲の古楽器による(全曲)録音は続々あらわれど、弦楽四重奏曲はめったに古楽器で録音されない!というエアポケットのような状態。
 そこを埋めるに、フィリップ・ヘレヴェッヘ率いる古楽器集団シャンゼリゼ管弦楽団の精鋭たちほどの適任者が考えられるでしょうか...!

 しかも彼らは、あえて最も難曲であると言っても差し支えないであろう「大フーガ」と、この異色作をもともと終楽章に配してあった第13番によって、後期ベートーヴェンの脳裏に響いたであろう19世紀流儀の音響世界に迫ってみせるのです!

 併録には初期の管楽器を使った五重奏曲で、シャンゼリゼ管の管楽セクションの猛者たちの演奏もたっぷり味わえる嬉しさ…
 古楽器で演奏するということを多角的に考えながら楽聖の音楽世界に浸れる1枚、どうぞお見逃しなく!


LPH024
\2600→\1890
ヘレヴェッヘ指揮&コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
 ジェズアルド:マドリガーレ集 第6巻
  〜作曲家にして殺人者、最後の曲集〜

 5声のマドリガーレ集 第6巻
  (全23曲/1611年編纂・1613年刊行)
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
       (古楽声楽集団)
ハナ・ブラジコヴァー、
バルボラ・カバートコヴァー(S)
マルニクス・ド・カット(A)
トーマス・ホッブズ、
デイヴィッド・マンデロー(T)
ペーター・コーイ(Bs)
トーマス・ダンフォード(リュート)

 確かな進展をみせる自主制作レーベルPhiでの冒険、あえて2作目のジェズアルドを、この凄腕古楽人たちと。

 レオンハルトのバッハ録音における合唱指揮者としてスタートしながら、今やフランダース・フィルとともにドヴォルザークやストラヴィンスキーでも成功を収めている新世代型大指揮者ヘレヴェッヘが、その原点に立ち返るべく、自主制作レーベルPhiで折々立ち返る。

 ルネサンスものとしては、これまでビクトリア、バード、そしてジェズアルドの伝説的宗教曲集がリリースされてきましたが…さらなる1枚として、かの晩年の宗教曲集と双璧をなす「最後にして究極の世俗曲集」を、極小編成(演奏者覧を参照…これで全員です)による全員が超・猛者のソリスト集団と描き上げる。これを、ヘレヴェッヘは自主制作レーベルでぜひともやらなくてはならなかった、その強い思いがひしひしと、演奏陣の驚くべき自発性と圧倒的な一体感から、強く感じられることでしょう。

 なにしろジェズアルドといえば、若き日に先妻を不貞の現場で相手もろとも惨殺、その後はひとり被害妄想にさいなまれながら居城にこもり作曲を続け、不協和音ぶくみの異色作ばかりを残した天才。その偉業が単なる「傾奇者」でなかったことを、ヘレヴェッヘは正面からこれ以上ない説得力で立証してみせるのです!







LPH025
\2600→\1890
ヘレヴェッヘ、古楽器でブラームスを!
 ブラームス:

   交響曲 第4番 ホ短調 Op.98(1885)
   運命の歌 Op.54(1871)
   アルト・ラプソディ Op.53(1869)

アン・ハレンベルィ(Ms)
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(合唱)
シャンゼリゼ管弦楽団(古楽器使用)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)

 ヘレヴェッヘ、満を持して古楽器でブラームスを!
 バロック以前に通じた作曲家の世界、古楽指揮者は?!
 そしてAlphaレーベルを横目に、新年早々間違いなく注目を集めそうな逸品がベルギーPhiレーベルから…古楽の世界からシンフォニックなレパートリーに進んだフィリップ・ヘレヴェッヘが、なんと古楽器集団シャンゼリゼ管を率い、ブラームスの交響曲の世界へ!
 これまでヘレヴェッヘは、シャンゼリゼ管との古楽器録音では声楽作品を中心にとりあげ、交響曲など純粋管弦楽作品はあえてフランダース・フィル(基本的に現代楽器の楽団)で録音することも多かったのですが(ベートーヴェンや、一昨年のシューベルト(LPH019)や...)今度は(初出当初大いに話題を呼んだブルックナーの交響曲のときと同様)19世紀後半のレパートリーに当時の楽器と奏法で臨むことに...!
 ブルックナー同様、当人も17世紀以前の音楽をよく知っていたブラームスの交響曲、それもバロック語法からの影響も指摘できる交響曲第4番を含む演目で...というところに、古楽系合唱指揮者でもあるヘレヴェッヘ独自の目線を感じます!
 確実に新たな時代を迎えつつあるロマン派後期の管弦楽解釈の世界、その最先端でどんな演奏解釈を聴かせてくれるか…乞うご期待!

 「運命の歌」「アルト・ラプソディ」の二作は、2011年発売盤(LPH003)からの再録となります。


LPH026
(5CD+BOOK)
\9200→\4990
フィリップ・ヘレヴェッヘとの対話
 〜写真満載CD-BOOK

 バッハ:カンタータBWV48・BWV105
 ジェズアルド:第6マドリガーレ集(全)
 ベートーヴェン:荘厳ミサ曲
 ベルリオーズ:夏の夜 〜入江にて/墓地で
 ドヴォルザーク:レクィエム
 マーラー:交響曲 第4番
 ストラヴィンスキー:レクィエム・カンティクル/トレニ

  ※2段組30ページに及ぶヘレヴェッヘのインタビュー
    聞き手:カミーユ・ド・レイク(ForumOpera)
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント、
シャンゼリゼ管弦楽団(古楽器使用)
ベルギー王立フランダース・フィルハーモニー管

 これはある意味、現代クラシックの「必読書」のひとつ!?
 齢70の碩学ヘレヴェッヘの思考、充実音源と言葉で!

 昨年に齢70を迎えたインマゼールに次いで、かつてG.レオンハルトが(アルノンクールと)古楽器使用によるバッハ教会カンタータを全曲録音したさい、合唱指揮者として抜擢され世に出、今や押しも押されぬ欧州古楽界の大御所となったフィリップ・ヘレヴェッヘも70歳に――
 その節目を飾るべく、ヘレヴェッヘ自身のプライヴェート・レーベルPhi(こちらも創設7年!)では30ページにおよぶ充実したインタビューを中心とする写真満載のカラー書籍仕様ブックレットを添え、Phiレーベルでリリースされてきた、ルネサンスから20世紀世紀におよぶ大作曲家たちの傑作の録音を5枚のCDで添付、20世紀以来の古楽復興ノ歴史をたどるうえで見過ごせない充実アルバムとして発売することに!
 録音は(抜粋収録されているベルリオーズ『夏の夜』以外)すべて全曲録音をそっくり収録...しかしなにより注目すべきは、この機会に同じベルギーのクラシック番組コメンテータとして活躍している才人カミーユ・ド・レイク(実はかつてCypresレーベルのディレクターでもあった人物!)が、これまでのヘレヴェッヘの活躍をふりかえりながら、さまざまな時点での彼の考えについてことばを引き出したロングインタビュー!
 古楽復興の足跡を多角的に見据えるうえで、歴史的奏法を踏まえたアプローチで20世紀の音楽まで手掛けるヘレヴェッヘ…ピリオド解釈の存在が通念のなかに入ってきた21世紀、クラシック音楽の演奏を考えるうえでの必読書にもなりそうです。お見逃しなく!



LPH027
\2600→\1890
ヘレヴェッヘ指揮&コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
 J.S.バッハ、聖歌隊監督の仕事
 〜1724年から1725年へ、コラール・カンタータの確立

 1. 教会カンタータ BWV 101
  「わたしたちからお取りください、頼れる神よ」
   (1724年8月13日、聖三位一体後第9主日のための)
 2. 教会カンタータ BWV 115
  「備えてあれ、わが魂よ」
   (1724年11月5日、聖三位一体後第22主日のための)
 3. 教会カンタータ BWV 103
  「涙にくれ、泣き叫ぶこともあるだろう」
   (1725年4月22日、歓喜の主日のための)
ドロテー・ミールズ (ソプラノ)
ダミアン・ギヨン(カウンターテナー)
トーマス・ホッブズ(テノール)
ペーター・コーイ(バス)
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
           (古楽器使用)

 昨今だけでもジェズアルドのマドリガーレ集、ブラームス交響曲…と多様をきわめる新録音がリリースされていますが、やはりバッハが出てくると嬉しいものですね!
 古楽器使用による世界初のバッハ教会カンタータ全集が数十年前に録音されたさい、名匠レオンハルトの片腕たる合唱指揮者として世に出てきて以来、頼れる共演者たちとのバッハ録音はヘレヴェッヘにとって、やはり格別な存在であるようです。
 Phiではバッハのライプツィヒ聖歌隊監督就任から1年ずつ年を追いながら新録音が出てきているところ、今度は初の大作オラトリオ『ヨハネ受難曲』の改作と前後しての、1724年から1725年へ至る3曲が!
 いずれ劣らぬ充実作、引き締まった編成でのコラール・カンタータ確立期の魅力が十全に味わえるはず!



LPH028
\2600→\1890
ヘレヴェッヘ指揮&アントウェルペン交響
 シューベルト : 交響曲 第2・5番

  1-4. 交響曲 第2番 変ロ長調 D 125(1815)
  5-8. 交響曲 第5番 変ロ長調 D 485(1816)
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
アントウェルペン交響楽団
 (旧称:ベルギー王立フランダース・
    フィルハーモニー管弦楽団)

 齢70を迎えてなお勢いづくヘレヴェッヘの快進撃。
 ブラームスやベルリオーズ、マーラーなどの大作まで古楽器オーケストラで演奏解釈してみせる彼が、19世紀初頭のシューベルトの交響曲はあえて現代楽器のオーケストラで録音を進めています。
 古楽の方法論を現代楽器のオーケストラに応用することにかけては、誰よりも早くから独自の方法論を確立してきたヘレヴェッヘだけに、自主制作レーベルからの先行盤(LPH019・2枚組)でもメリハリの利いた、かつ一体感あふれる充実の名演を聴かせてくれました。オーケストラはアントウェルペン交響楽団。
 これは彼と長くタッグを組んできたフランダース・フィルの新しい呼称。家族のような信頼関係に裏打ちされた演奏に期待が大きく膨らみます。
 古典派様式が整然ときわだつ第2番、ティンパニ抜きの傑作・第5番…ヘレヴェッヘ流の解釈にご注目を!







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