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ヤンソンス&ロイヤル・コンセルトヘボウo
年末特価セール その1
14アイテム
〜12/9(日)
(SACD Hybrid)\2500→\1690

 今から15年ほど前。
 EMIからもリストラ寸前となり、CDリリースはマイナー・レーベルからわずかに出るだけとなり、指揮者の人気投票でもその名を見ることがなくなっていたマリス・ヤンソンス。
 実は当時ヤンソンスは心臓病で倒れ、活動は極めて制限されていた。
 しかしその病気のせいでヤンソンスは「『生まれてきた意味』『この世での役割』などを深く考えるようになった」という。だから回復後のヤンソンスの音楽はその言葉を裏付けるかのように変化していった。それまでの機能的で快適で爽快な音楽から、明朗さはそのままに、どこか涅槃の美しさをかもし出すようになった。哲学的で深遠な音楽とは違う、ひとつ突き抜けた美しい音楽。そんなヤンソンスをヨーロッパの楽壇が放っておくはずもなく、2003年にバイエルン放送響、2004年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管という世界トップ・クラスの名門オケふたつの首席指揮者にあいついで就任。それからはほとんど毎年のように日本を訪れファンを喜ばせてきた。


Strauss, R: Ein Heldenleben, Op. 40
RCO 04005
(SACD Hybrid)
\2500→\1690
R.シュトラウス:「英雄の生涯」 マリス・ヤンソンス指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウ管
アレクサンダー・ケル(Solo Vn)
RCO 04103
(DVD-VIDEO)
¥4200→\3290
(1) R.シュトラウス:「英雄の生涯」
(2)ドキュメンタリー:6人目の首席指揮者、ヤンソンス

 R.シュトラウスの「英雄の生涯」は、かのメンゲルベルクが首席指揮者をつとめていたときにシュトラウス自身によってコンセルトヘボウに献呈されたという、まさに特別な曲。2004年9月4日、ヤンソンスの第6代コンセルトヘボウ首席指揮者就任記念コンサートという大イベントで演奏された。お祭のような熱気の中演奏される「英雄の生涯」、まるでヤンソンスにR.シュトラウスがのりうつったかのような激演。

 DVDとSACDに入っている演奏(音)は同じものだが、DVDには、オランダ現地で放送されたヤンソンスのドキュメンタリー番組まで入っている。もちろんNTSCでのリリース。

 ちなみにRCOレーベルのジャケット・イメージは、引き出しの奥から出てきたおもちゃからよみがえってくる「幼い頃の思い出」がテーマだそうだ。


DVD-Video:(NTSC) (1)DTS 5.0サラウンド ステレオ 16:9 6チャプター (2)ステレオ 16:9 11チャプター 字幕:英、仏、独、蘭 録音・撮影:2004年9月4日、ヤンソンス首席指揮者就任記念コンサートライブ(於:アムステルダム・コンセルトヘボウ)



Beethoven: Symphony No. 2 in D major, Op. 36, etc.
RCO 05002
(SACD Hybrid)
\2500→\1690
ベートーヴェンとブラームスの2番
ベートーヴェン:
  交響曲第2番 ニ長調 op. 36
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 op.73
マリス・ヤンソンス指揮
ロイヤル・コンセルトへボウ管
録音:2004年10月27 & 28日アムステルダム・コンセルトへボウ(ライヴ)

 首席指揮者就任まもなくのヤンソンスとコンセルトへボウ管が初の来日公演で大成功を収めた2004年11月。
 ベートーヴェンとブラームスの2番を用意して、まるで夢のような感銘で満たしてくれたが、これはその直前に本拠で行われた同一曲目によるライヴ。

 どちらもニ長調という調性で書かれた名曲は、まぶしいくらいの生命力が爆発していて、当コンビのこれからを予感させるにふさわしいプログラム。ヤンソンス初のベートーヴェンが初々しさにあふれているのはもちろん、なかでもオスロ・フィル(99年 / Simax)から5年ぶりのブラームス。さすがにオケのサウンド・カラーの違いか、うっとりするほどにどこまでも美しく磨き抜かれた弦の音色は、まさにビロードのよう。各パートが聴かせるソロがまた心憎いくらいの巧さでこちらも魅了される。
 ヤンソンスのもとオケが掲げるキャッチ・フレーズは「ライセンス・トゥ・スリル」。すなわちワクワクするような興奮をきっと届けますという看板に偽りなし。伝統ある名門オケに新しい息吹を感じさせる、まことにすがすがしい演奏である。


Stravinsky: Petrushka (1947 version), etc.
RCO 05004
(SACD Hybrid)
\2500→\1690
(1)ストラヴィンスキー:
  バレエ音楽「ぺトルーシュカ」(1947年版)

(2)ラフマニノフ:交響的舞曲Op.45(1940)
マリス・ヤンソンス指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウ管
録音:(1)2004年10月29 & 31日 (2)2004年12月22、23 & 25日 アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)5.0マルチチャンネル ステレオ

 前作のベートーヴェン&ブラームス(RCO.05002)同様に、来日公演直前に本拠で行われた同一曲目のライヴであるぺトルーシュカ。
 当オケではロスバウト(62年)、デイヴィス(77年)、シャイー(93年)以来4種目、ヤンソンスにとってはオスロ・フィル(92年 / EMI)以来の再録音となるが、ともにライヴとしては初めて。この顔合わせが生み出す音楽のきびきびとして、なんとフレッシュなこと!生まれたてのこの時期にしか聴くことの出来ないかけがえのなさとでも言えばよいだろうか。


Sibelius: Symphony No. 2 in D major, Op. 43
RCO 05005
(SACD HYBRID)
\2500→\1690
シベリウス:交響曲第2番ニ長調 マリス・ヤンソンス指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウ管
録音:2005年6月&8月アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ) 5.0マルチチャンネルステレオ

 全曲としては13年ぶりの再録音だが、昨年入手したピッツバーグ響自主制作盤には2001年録音の終楽章が入っていた。それがまたとんでもない演奏で、EMI録音の上品さが嘘のよう。13年前にEMI録音を聴いたときは店主はちょっと生意気に「50年後が楽しみな指揮者」と言ったが、ヤンソンスは15年で店主の想像をはるかに超える指揮者へと成長していた。そして昨年独SONYからリリースされたバイエルンとの1番はまた想像をはるかに上回る出来で、細部まで徹底的に磨き上げながら熱い勢いを全曲にわたって持続させるという離れ業。この調子で第2番全曲を聴きたいと思っていたらRCOがやってくれたわけである。


Mahler - Symphony No. 6
RCO 06001
(2SACD Hybrid)
¥3600→¥2290
(1)マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」
(2)ヘンツェ:夢みるセバスチャン(世界初録音)
マリス・ヤンソンス指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウ管
録音:(1)2005年9月7 & 8日、(2)2005年12月22日アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ) DSD5.0 マルチチャンネルステレオ

 ついに人気実力ともに絶頂に登りつめたマエストロ、マリス・ヤンソンス。
 今回のアルバムは、2005-6年シーズンのオープニングを飾ったプログラムであり、彼にとってロンドン響とのライヴ(2002年)以来の再録音となるマーラー「悲劇的」。

 1903年に作曲者自身の指揮で第3交響曲を演奏したことにさかのぼる、RCOとマーラーとの深いゆかり。
 この伝統はメンゲルベルク、ベイヌムと途切れることなく培われ、ハイティンクやシャイーが全集を完成させているように、マーラーはすっかり当オケの看板レパートリーとなっている。こうしたオケの背景を踏まえての今回の新たなるヤンソンスの「悲劇的」。2005年前半、ルツェルン、ザルツブルク、ベルリンそしてプロムスで演奏され大成功を収めたそののちに、この本拠地でのライヴ録音に臨んだもので、まさに集大成、万全の出来栄えといって差し支えない。そのあまりのできばえのすばらしさから、EMIからリリースされるはずだったがコンセルトヘボウ側からのたっての願いで自主制作盤としてリリースされることになった。長い長い年月をかけて全集までたどり着きたいとコンセルトヘボウの担当者は語っていた。

 カップリングは、演奏時間15分ほどのヘンツェの新作「夢みるセバスチャン」。べイヌム財団、チューリヒ・トーンハレ管、ニューヨーク・フィルそしてRCOとによる共同委嘱作品で、昨年12月世界初演時の録音になる。初期作品「アポロとヒュアキントゥス」(1948/49)からほぼ半世紀を経て、ザルツブルクの表現主義詩人ゲオルグ・トラクルの芸術に立ち返り、その同名の詩にもとづいて書かれたもの。


Shostakovich: Symphony No. 7 in C major, Op. 60 'Leningrad'
RCO 06002
(SACD Hybrid)
\2500→\1690
ショスタコーヴィチ:
 交響曲第7番ハ長調Op.60「レニングラード」
マリス・ヤンソンス指揮
ロイヤル・コンセルトへボウ管

 本拠アムステルダムを皮切りにロンドン、ブリュッセル、シカゴ、ニューヨークそのほかの都市で圧倒的な成功を収めた注目のプログラム。

 ショスタコーヴィチ:交響曲第7番ハ長調Op.60「レニングラード」。
 いわゆる戦争交響曲中でもとびきりの大作だけに、とかく演奏の出来もスケール感や大迫力の音響について語られがち。ここでは申し分なくパワフルでありながら、それにもまして磨き抜かれた美の表現に惹かれる。フィナーレも超弩級の輝きに溢れている。かつてヤンソンスではご当地レニングラード・フィル盤(88年)も話題となったが、コンセルトへボウ管の暖かく精緻な響きを活かし、ここに新たな魅力を提示してみせたといっても言い過ぎではないだろう。陶然とするまでの美しさに彩られたきわめて純音楽的な「レニングラード」。

 録音:2006年1月19&22日アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)


Poulenc: Gloria, etc.
RCO 06003
(SACD Hybrid)
\2500→\1690
(1)プーランク:グローリア
(2)オネゲル:交響曲第3番「典礼風」
マリス・ヤンソンス指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウ管
ルーバ・オルゴナゾヴァ(S)、
オランダ放送合唱団


 プーランクの大作「グローリア」とオネゲルの交響曲第3番です。プーランクの「グローリア」冒頭は、ぶ厚い弦の響きの上に鳴り響く管楽器パートの絢爛豪華で華やかな音色で聴くものの耳と心に直球で迫ってきます。5曲目のドミネ・デウスの冒頭、繊細な色彩で移ろいゆく管のかけあいも、名人集団コンセルトヘボウの本領発揮といったところです。1961年生まれのオルゴナゾヴァは、アーノンクールやメスト、ガーディナーらとの共演も多い、ブラチスラヴァ(グルベローヴァと同郷)出身。今最もあぶらののったソプラノ歌手として、ヨーロッパを中心に活躍しています。ケント・ナガノ指揮「ベートーヴェン:オリーブ山上のキリスト」(HMC 901802)の録音にも参加していました。

 オネゲルの交響曲第3番は、オネゲルの戦争に対する罪の意識と平和への希求をテーマとした作品で、ヤンソンスの得意演目のひとつです。2004年9月に開かれた、首席指揮者就任記念コンサートで「ドヴォルザーク:交響曲第9番(RCO 04002)」と一緒に演奏されており、かねてからファンの方々の間でもオネゲル待望論があったものです。第1楽章の冒頭からのただならぬ焦燥感、不安感からヤンソンスもオケもエネルギー全開、ものすごい迫力です。第3楽章の終結部の祈りの音楽の部分は、ヴァイオリン・ソロの美しさも際立った、神がかりともいえる演奏。

 録音:(1)2005年12月22,23,25日 (2)2004年9月4,6日



Dutilleux, Debussy & Ravel
RCO 08001
(SACD Hybrid)
\2500→\1690
フランス近現代音楽集
 ドビュッシー:交響詩「海」
 デュティユー:ヴァイオリン協奏曲「夢の樹」
 ラヴェル:ラ・ヴァルス
ドミトリー・シトコヴェツキー(Vn)
マリス・ヤンソンス(指)
ロイヤル・コンセルトへボウO.

 快進撃を続ける当コンビによるRCO Liveアルバムは、すべてヤンソンスにとって初のレパートリーとなるフランス近現代音楽集。とにかくオケを華麗に鳴らすことにかけては当代並ぶもののない手腕をみせるヤンソンス。

 たとえばドビュッシーの「海」。第1楽章、夜明けからやがて正午を迎えるまでの、やわらかく繊細な弦から紡ぎだされるグラデーションの妙。さらにダイナミックにうごめく音響が圧巻の第3楽章“風と海の対話”。それにしても驚かされるのは鮮やかに色彩を描き分けるパレットのなんともふんだんなこと。これにはドビュッシー、ラヴェルとも50年代にはベイヌム、70年代のハイティンクと録音のみならず、RCOがこれまでに幾度となく実演で取り上げてきたゆかりの演目ということもあるのでしょう。

 公演曲目にも組まれているラ・ヴァルスもまた、酔っ払ったようなリズムのうねりと溜めがなんともおどろどろしくなまなましいかぎり。ヤンソンスによる聴かせどころを心得たドラマづくりのうまさもますます堂に入って、いつものように興奮度満点の出来栄えです。
 そして目を引くユニークなカップリングはフランス現代の大御所デュティユーの傑作「夢の樹」。フランス国立放送の委嘱作で、被献呈者アイザック・スターンによって初演されたこのヴァイオリン協奏曲は全体が大きく4つの部分からなり、それらを間奏がつないで切れ目なく演奏されます。ドライで幻想的な無調作品からなんともいえない色気を漂わせるのは、黄金のひびきを誇るこのコンビならではのなせるわざ。作曲者とのつながりも深い名手シトコヴェツキーのソロも冴えています。

 2004年以来、一年おきのお約束としてすっかり定着したジャパン・ツアーを控え、美とスリルがぎっしり詰まったフランス・アルバムは回を重ねるごとに確実にパワーアップして帰ってくるかれらのいまを知るまたとない内容といえるでしょう。

録音:(1)(3)2007年2月1、2 & 4日(2)2007年6月7、8日 アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)DSD 5.0 マルチチャンネルステレオ 64'27"


Stravinsky - L'Oiseau de feu & Le sacre du printemps
RCO 08002
(SACD Hybrid)
\2500→\1690
ストラヴィンスキー:
 (1)バレエ「火の鳥」組曲(1919年版)
 (2)バレエ「春の祭典」
マリス・ヤンソンス(指)
ロイヤル・コンセルトへボウO.

 ヤンソンス&RCOによるストラヴィンスキー3大バレエがついに完結。
 「火の鳥」(バイエルン放送響 / 2004年ライヴ)、「春の祭典」(オスロ・フィル / 1992年)とも再録にあたるヤンソンス。
 いっぽうRCOにとっては、前任のシェフ、シャイーが「火の鳥」(1945年版 / 1995年)と「ペトルーシュカ」(1947年版 / 1993年)を録音しているものの(ほかに2002年収録の「春の祭典」と1993年収録の「火の鳥」のライヴ映像あり)、やはり3作すべてとなると単独の指揮者としてはコリン・デイヴィス(76?78年)以来の快挙となる。

 絶好調のこのコンビ、いつ聴いても驚くほど新鮮なのが一貫して変わらぬ魅力。前作デュティユー(RCO.8001)と同日の公演を中心とする「火の鳥」。バリバリの無調現代曲「夢の樹」がえもいわれぬ幻想的な美に彩られグッと身近に感じられたほどだから、同じ流れで演奏された「火の鳥」がどのようなものであるかは容易に想像できるだろう。フルート首席のバイノンがたちどころにそれと分かるように魅了する「王女たちのロンド」や「フィナーレ」でのホルン、「子守唄」でのファゴット・ソロと、木管はなにげないフレーズに至るまでしっかりと個性を主張している。いっぽうで「魔王カスチェイたちの凶悪な踊り」や「春の祭典」はあざやかなコントラストを形作り、荒々しいパワーにも不足していない。ティンパニとバスドラが地獄の地鳴りのように迫り、これにブラス・セクションが応酬してすさまじい大音響。それでもささくれ立ったどぎつさが強調されないのがRCOを特徴づける美点といえるでしょう。

 かつてヤンソンスがRCO首席指揮者就任直後の「ペトルーシュカ」(2004年 / RCO.05004)は、コンビの輝かしい未来を予感させるフレッシュな魅力にあふれた内容だった。そしていま、当アルバムはその予感がまぎれもなく現実のものとなったことを証明するとてつもない充実ぶり。それぞれにとって得意のレパートリーということもあるのだろうが、たっぷりとした響きのなかで比類なき美観が繰り広げられてゆくあたりはかれらのまさに真骨頂。名曲を理屈抜きに楽しませてくれる。なお、春祭の終演後には拍手が入ります。


録音:(1)2007年6月7、8日&12月14日 (2)2006年11月15、16日&2007年6月25日 アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ) DSD5.0マルチ チャンネルステレオ 55'27"


Strauss - Don Juan & Eine Alpensinfonie
RCO 08006
(SACD Hybrid)
\2500→\1690
R.シュトラウス:
 (1)交響詩「ドン・ファン」Op.20
 (2)アルプス交響曲Op.64
マリス・ヤンソンス(指)
ロイヤル・コンセルトへボウ管

 記念すべき2004年9月4日首席指揮者就任記念コンサートの「英雄の生涯」以来となる、ヤンソンス&RCOによるシュトラウス第2弾。

 組み合わせは、大管弦楽のための最後の大曲「アルプス交響曲」と交響詩第1作目の「ドン・ファン」。
 これまでRCOとはレパートリーの再録を重ねてきたヤンソンスですが、ともに初録音となる。シュトラウスもまた、長い伝統を誇るRCOとはたいへんゆかりの深い作曲家。1897年から翌98年にかけて作曲された「英雄の生涯」がRCO第2代首席指揮者メンゲルベルクと当楽団に捧げられたことも少なからず関係してのことでしょうか。1915年10月の作曲者指揮による世界初演の翌年には、早くもメンゲルベルクの指揮で当RCOによるオランダ初演が行なわれた「アルプス交響曲」。さらにこの成功を受けて、一週間後には作曲者の指揮でもRCO再演が果たされています。こうした歴史的背景にも拘わらず、ここに至るまで録音といえばわずかにハイティンクによるただ一度きり(1985年)。作品の内容から考えて、天性の語り口のうまさで鳴らすヤンソンスによる新録となれば、これは期待しないわけにはゆきません。

 眼下に拡がる壮大なる音のパノラマ。日の出を迎えてのまばゆいばかりの輝きや、刻一刻と姿を変えゆく山の姿を、陰影ゆたかに、かつ破格のスケールで描いてゆきます。ヤンソンス自身は「アルプス交響曲」をウィーン・フィルとの実演などでも幾度となく取り上げてはいますが、こと録音に関して、ほかならぬRCOを起用したことは演奏の伝統を踏まえての納得の選択といえるでしょう。そして「ドン・ファン」。こちらもたくみなドラマづくりでライセンス・トゥー・スリルの異名をとるヤンソンスの独壇場。匂い立つような弦に、甘美なオーボエ・ソロ。ホルンによって力強く歌われるテーマ。その魅力を挙げてゆけばきりがありませんが、どんな場面においても磨き抜かれたRCOのひびきは雄弁このうえなく、たっぷりと酔わせてくれます。先ごろ一時は体調不良が伝えられたヤンソンスですが、その懸念を吹き飛ばすように手兵RCOとともに絶好調にあることを示すシュトラウス。

録音:(1)2007年10月18&21日、2008年1月16&17日 (2)2007年9月19, 20, 21 & 23日 アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)DSD5.0 マルチチャンネルステレオ 70'22


Mahler: Symphony No. 5 in C sharp minor
RCO 08007
(SACD Hybrid)
\2500→\1690
マーラー:交響曲第5 番嬰ハ短調 マリス・ヤンソンス(指)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管

 2008 年11 月、第6 代首席指揮者として就任5 年目に突入したヤンソンスとともに、RCO は楽団創立120 周年の節目を迎えた。

 これを飾るRCO Live アルバムはマーラーの第5 番。
 マーラーこそは第2 代首席指揮者メンゲルベルクの時代より受け継がれてきた当オケの看板であり、アニヴァーサリーにあたりこれをおいてほかにないプログラムといえるだろう。
 ますます絶好調にあるヤンソンス初のマーラー第5。
 トランペット・ソロが高らかに鳴り渡ったあと、葬送行進曲はいたずらにドロドロと重く引きずるでもなく、未だ比較的淡々と進む。けれども第2 楽章になると全体が大きなうねりを形作り、つづくスケルツォや、さらにロンド・フィナーレでは、動と静、テンポが終始交替する内容がこの指揮者の本能を呼び覚ますのでしょうか、まぶしいくらいの躍動感が特徴的。それでもやはり白眉はアダージェット。開始はじんわりと染み出すように、やがて豊潤に押し寄せる、マーラー畢生というべき妖艶なる美の表現が閉じ込められた音楽では、ディナーミクにアゴーギク、そして弦のポルタメントが絶妙なバランス。大詰めではぐっとテンポを落としてきて、幾重にもビロードの弦が織り重なり、爛熟の美を咲かせます。どことなく、かつてその指揮ぶりで作曲者をも唸らせ、信頼も厚かったメンゲルベルクによる世界初録音を彷彿とさせるようでもあり、もはや、どこまでも溺れてみたいという衝動をおさえきれません。
 いまあらためて、マーラーを取り上げるときにRCO が奏でる音色のこのうえない適性といったらどうでしょう。
 その証しとして、これまでにハイティンク、シャイーと、歴代の首席指揮者たちとそれぞれ完成させてきた全集録音、ヤンソンスでは第6 番(RCO.6001)、第1 番(RCO.7001)が最高の評価を獲得してきた。ヤンソンスによる新たな第5番もまた、RCOの誇る輝かしいマーラー演奏の系譜がこれからもけっして揺るぎないことを物語る破格の出来栄えとなっている。



DSD5.0 マルチ チャンネルステレオ 71’49=トラックタイム= .12'24 + .15'01 + .18'40 + .9'16 + .15'45(+拍手 0'30)= TT.71'49
録音:2007 年10 月18 & 21 日、2008 年1 月16 & 17 日  アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)


Bruckner - Symphonies Nos. 3 & 4
RCO 09002
(2SACD Hybrid)
\2500→\1690

ブルックナーの交響曲第3番と第4番


[SACD 1] 56’43”
 ブルックナー:交響曲第3番ニ短調WAB103
  (1889年第3稿ノヴァーク版)

[SACD 2] 67’09”
 ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」WAB104
  (1878-80年第2稿ノヴァーク版)
マリス・ヤンソンス(指)
ロイヤル・コンセルトへボウ管

 2009年秋に首席指揮者就任5周年の節目を迎えたヤンソンス率いるRCOのアルバムは、ブルックナーの交響曲第3番と第4番「ロマンティック」。
 レーベルの特色として、実演でひんぱんに取り上げ準備を重ねてきたプログラムであることはもちろん、このたびは2作同時にリリースというのもユニークで、ファンに必ず驚きと興奮を約束するヤンソンスならではのこころみとしても注目されます。

 みずみずしさを決して失わない音楽づくりで幾度となくわたしたちを魅了してきたヤンソンスですが、ブルックナーでも、スケルツォ楽章でのダイナミックなリズムの躍動といい、緩徐楽章の馥郁たる美しさといい、とにかくその表情のゆたかなこと。マエストロが送り込む新鮮な息吹と、世界屈指の名門オケの熟成された薫り高い響きとはどこまでも、そして何にも替えがたい魅力で、このあたり英国グラモフォン誌2008年12月号の「世界の偉大なオーケストラ2008」と題するランキングでRCOが堂々の第1位に輝いたのも頷けるというものです。
 ヤンソンスによるブルックナー・アルバムは、オーディオ・ファイルの圧倒的な支持を集める高品位のSACDフォーマットというポイントも相俟って、第3代首席指揮者ベイヌムに遡るRCOの栄光のブルックナー演奏史に価値ある1ページを刻む内容といえるでしょう。

録音:[SACD 1] 2007年2月7、8日&2008年8月28日[SACD 2] 2008年9月17、18、19&21日 アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ) DSD5.0マルチチャンネル ステレオ

=トラックタイム=
・交響曲第3番   22’56”+13’58”+6’56”+12’48”=TT.56’38”
・交響曲第4番   19’19”+16’20”+10’46”+20’26”=TT.66’51”


Mussorgsky: Pictures at an Exhibition
RCO 09004
(SACD Hybrid)
\1700→¥1390

超特価!
 ムソルグスキー=ラヴェル編:組曲「展覧会の絵」

マリス・ヤンソンス(指)
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団


 RCOとバイエルン放送響とふたつの世界有数のオケに君臨する、時代の帝王ヤンソンスの放つRCO Liveアルバムは、2008年秋の来日公演曲目にも組まれていたムソルグスキーの「展覧会の絵」。
 その3度目の来日に先がけて、楽団創立120周年を迎えた同じ年に本拠地コンセルトへボウで収録されたもので、このたびは特別にグーンとお求め易い価格でのリリース。

  “管弦楽法の天才”ラヴェル編曲による「展覧会の絵」はコンサートの花形ともいえる人気のレパートリーだけに、さすがに名門RCOともなればレコーディングも豊富な点数を誇ります。
 ステレオ期に限定しても、RCOは1962年9月にハイティンクとセッション録音、1979年11月にはコリン・デイヴィスとセッション録音、さらに1986年8月にシャイーとセッション録音という具合に、なかでも過去2代に渡る首席指揮者ハイティンクとシャイーはいずれも就任前後の早い段階で録音をおこなっています。
 それでも気がつくと、RCOによる「展覧会の絵」の新録音としては、前回より23年もの歳月が経過している事実には驚かされます。いっぽうのヤンソンスも、ポスト就任より5年、いまここに首席指揮者たる勲章とでもいうべき手兵RCOとの「展覧会の絵」によって、1988年8月のオスロ・フィルとのセッション録音以来、じつに20年ぶりの再録音を果たしたことになります。ここでのヤンソンスの語り口のうまさは言うに及ばず、なにしろRCOといえば、華麗、繊細、陰影といかなる色彩の表現にかけても天下一品で知られるとおり、このようにオーケストラ・サウンドの醍醐味が満点の「展覧会の絵」ほどの作品ではなおのこと、その違いは歴然。黄金のブラスを象徴する冒頭の輝かしいトランペットから、首席奏者たちの名人芸が光るさまざまな性格的なナンバーを経て、やがてキエフの大門に至るまで、まばゆいばかりの大音響絵巻が繰り広げられているとみて間違いないものとおもわれます。さらに、シリーズを通じてすでに高い評価を獲得している優秀録音もまた、あらためておおきなポイントとして挙げられます。


録音:2008年5月22、23日&8月29日 アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ) DSD5.0マルチチャンネル ステレオ 33’02”

=RCOの「展覧会の絵」トータル・タイム=
[ヤンソンス / 2008年ライヴ](33’02”) [シャイー / 1986年](32’53”) [デイヴィス / 1979年](33’36”) [ハイティンク / 1962年](31’28”)
*[ヤンソンス&オスロ・フィル / 1988年](32’52”)






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