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SWRセールから
「ギーレン、死なないでくれ!」
こんなにすごいことになっていたのか・・・
2013年マーラー「悲劇的」
(3CD)\2500→\1790
〜8/18(火)午前9時






 店主が昨年大きく取り上げたギーレン2013年のマーラー「悲劇的」。
 5月のSWRの超特価セールの対象になっていたので第107号大型特集のために10本だけ在庫を取った。
 改めてお贈りします。
 応募多数の場合は8/18(火)午前9時までのご注文から抽選で。


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 ギーレン。

 鬼才として生き、最晩年はHANSSLERを中心に続々CDをリリースし、ノリントンなどとともにクラシック市場を盛り上げてくれた。
 「切れ味の鋭い」「現代的センス」で「作品の本質」を「えぐりだす」。
 最晩年まで活動を続けていたが、2014年10月、視覚障害を理由に引退を発表。
 その後はとくに目立ったCDリリースはなかったが、数年前から90歳記念を見越して未発表録音を含む「ボックス・シリーズ」が発売になり、ちょっとだけ話題になった。

 ちょっとだけ、である。

 とくにバカ売れすることもなく、大きな騒ぎになることもなく、「ああ、そうなんだ」という感じだった。

 そうしたら今年3月に亡くなったという知らせが。
 91歳だった。

 しかし・・・それでもやはりそれほど大きな話題にはならなかった。「ああ、そうなんだ」という感じだった。
 レコード芸術でも特集は組まれなかった。小さな訃報記事が載っただけである。大々的な追悼特集となったプレヴィンとは大きな違いである。
 クールで知的で、でもちょっと猟奇的な指揮者、そんなイメージを抱いたまま、改めて聴くということもなかった。


 ところが、今度新たなマーラーの録音が出るという。
 交響曲第6番。
 全集ボックスに入っていたのは1999年の録音だが、今度のアルバムには1971年と2013年の2つの未発表録音が入っているという。

 ・・・で、一足早く聴くことができた。

 1971年の録音のほうは「まさにギーレン」というイメージで、颯爽と爽快に飛ばしてくれて、「ああ、そうなんだ」という感じだった。

 まあそこでやめてもよかったのだが、せっかくなので2013年の演奏もかけた。


 そうしたらすごかった。
 いきなりすごかった。

 びっくりして年代を確かめた。「そうか、2013年・・・か・・・」。

 死の6年前。引退の前の年。

 遅いのである。別に遅いのなんていくらでもあるかもしれないが、第6番で2枚組CD。時間にして94分。そうとうに遅い。
 しかし遅いだけならそう驚かない。
 驚いたのは演奏である。
 遅くても爽快・痛快な演奏というのはあまり興味ないのだが、このギーレンのマーラーはどろどろと情念的で暗い。怨念的と言ってもいい。ぬかるみに足を取られながら死線をさまよっている兵士のような演奏。
 これまで聴いてきた「悲劇的」はちょっとした悩み相談だったが、これは人類誕生の苦悩であり、人間が持って生まれた原罪のような、そんな「悲劇」。

 重いのだ。

 しかもその重さに豊かで濃密な響きが充満している。
 ただ弾かれてますというのではなく、ひとつひとつの音が、それぞれの演奏者のそれぞれの人生が反映・放射されているかのように濃く、重い。

 ひょっとしたら再編を目の前に控えた南西ドイツ放送交響楽団の現実的苦悩が関係しているのかもしれないが、こんなにも深く濃く重いマーラーは久しぶりではないか。

 というか、ギーレン・・・ひょっとしたら最後の最後に大進化を遂げていたのではないか。
 これまでの自分はなんだったのかというような、あるいはそれらの過去はすべてこの今のためにあるかというようなおそるべき大深化を。
 
 知らなかった。見過ごしていた。


 ・・・とするとまだ出てくるかもしれない。
 最晩年のギーレンのすさまじい演奏が。


 もしそうでなかったらあまりに惜しい。惜しすぎる。

 そう思うと、無理を承知で、その墓にすがってこう願わずにはいられなくなった。

 「頼む、頼むから、ギーレン、死なないでくれ!もっと生きてくれ!」
 


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 比べるまでもないがそれ以前の録音との時間比較。
マーラー:交響曲 第6番 12-14 May 1971

21:04
12:02
13:15
27:36

73:57
7-10 September 1999

24:54
14:31
14:46
30:42

84:53
21 August 2013

27:45
15:31
16:09
34:40

94:05







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SWR CLASSIC



SWR19080CD
(3CD)
\2500→\1790
ミヒャエル・ギーレン追悼アルバム
 既出のものとは別、1971年&2013年の2種類の録音
  マーラー(1860-1911):交響曲 第6番…
【CD1】
 交響曲 第6番 イ短調
【CD2】【CD3】
 交響曲 第6番 イ短調
 マーラーは宗教を信じていましたか?
  2001年11月13日、
   パウル・フィービヒのギーレンへのインタヴューより抜粋
    (1分43秒)
ミヒャエル・ギーレン(指揮)
南西ドイツ放送交響楽団

 2019年3月8日にこの世を去った大指揮者ミヒャエル・ギーレン。近現代作品を中心とした幅広いレパートリーを、研ぎ澄まされた解釈で演奏。その切れ味の鋭い表現が高く評価されました。
 なかでもマーラーの演奏には定評があり、南西ドイツ放送交響楽団との全集はギーレンの代表作として、現在でも変わることのない人気を誇っています。

 今回登場のメモリアル・アルバムは、1971年と2013年に収録された2種類の「マーラー:交響曲第6番」の演奏が収録されており、ギーレンの解釈の熟成を目の当たりにすることができます。
 どちらもギーレンEdition 第6集「マーラー交響曲全集」(SWR19042CD)に収録された1999年9月録音の音源とは違う貴重なもので、ギーレンファンにとってまたとない贈り物となります。

 この2種類の演奏は、第2楽章と第3楽章の順序が1971年(1999年録音も)においてScherzo,Andanteの順になっているのに対し、2013年の演奏は「マーラーの最初の構想に近い」とされるAndante,Scerzoの順になっています。
 そして何といっても際立つのは演奏時間の違いでしょう。2013年の演奏は、1971年はもちろん、1999年の演奏よりも更に遅く、1枚のCDに収録できないほどの長さ(約94分!)、まさにギーレン熟考の末のマーラーが展開されています。
 2001年のインタビューの抜粋も、短いながら、ギーレンが考える「マーラーと宗教の関係」が、第6交響曲のハンマーの用い方を例に示されるなどとても興味深い内容となっています。
 3枚組ですが、1枚分の特別価格です。
 
 
録音:1971年5月12日-14日 バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ、2013年8月21日 ライヴ  ザルツブルク、祝祭劇場 大ホール








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