クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ




やってやろうという気になる
カラヤン、愛と怒りの1953年「フィンランディア」



 やってやろうという気になる。

 あのカラヤンがこんなにはいつくばってがんばっていたんなら。



//////


 若い頃のカラヤンが好きだ。
 その演奏には音楽に対する無条件の愛情と、怒りに近い情熱を感じることができる。

 この1953年の「フィンランディア」。

 冒頭部分から異常なくらいのヘタクソさでオケの悲惨さを思い知らされる。
 カラヤンがどんな思いでこのトリノのオケを振っていたか想像がつく。

 「なんでおれがこんなところにいるんだよ!」。

 憎きフルトヴェングラーのあからさまな妨害によってベルリン・フィルから遠ざけられたカラヤン、しかし、復帰への地盤は着々と整いつつあった、そんな時期。

 しかしカラヤンがすごいのはそんな状況でも一切手を抜かないこと。
 手抜きどころか、・・・・ここまでするかというくらい、すごい。

 だからここでの「フィンランディア」も、途方もなくヘタクソな瞬間がある一方で、その巻き上がる旋風、吹きすさぶ血潮の爆裂さ加減は半端ない。
 とくに凱歌のカンタービレ!
 これはヴェルディか!
 ここまで燦然とここまで高らかにこの曲を歌い上げた指揮者がいたか!?
 カラヤンにはまもなく自分のところに降りてくるミューズの姿が見えていたのか。

 ベルリン・フィル復帰まであと半年。
 当時カラヤンの心の中にいかに多くの、いかにすさまじい感情が渦巻いていたかわかる。

 この頃のカラヤンはいい。やる気と勇気をくれる。



Dynamic
CDS 712
\2200
イタリアのカラヤン、第3 集!
 チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64
 シベリウス:交響詩「フィンランディア」 Op.26
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
RAIトリノ管弦楽団
イタリアのカラヤン、第3 集!トリノでのチャイコフスキーとシベリウス

録音:1953 年3 月1 日(チャイコフスキー),1953 年4 月11 日(シベリウス)、トリノ/ADD、55'21

 イタリアのカラヤンのシリーズ、第3 集は1953 年春のトリノでの演奏。チャイコフスキーの交響曲第5 番とシベリウスの「フィンランディア」という、どちらもカラヤンが生涯得意にした曲です。
 若き日のカラヤンの颯爽とした音楽が、イタリアのノリの良いオーケストラでさらに際立っています。
 チャイコフスキーの交響曲第5 番は過去にLP やCD で発売されたことがありますが、フィンランディアはあるいはこれが初出かもしれません。



ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2012 ARIA−CD.All rights reserved.44.45.46