パーヴォ・ヤルヴィ
マーラー「半端楽章」アルバム
でも内容はハンパない
9年前にリリースされたパーヴォ・ヤルヴィのちょっと変わったマーラー・アルバム。
「葬礼」や「花の章」、第10番の「アダージョ」といったマーラーの交響曲の半端楽章だけを無理やり詰め込んだもの。
そのころちょうどパーヴォが大ブレイク目前という状況で、「おいおい、この大切な時期にこの内容はないだろ、もっとポピュラーなのを頼むよ・・・!」と思ったのですが、聴いてみたらその繊細な感性や粋なセンスや演歌的な泣きに「やっぱすごいわ、この人。」と感心した一枚でもあります。
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