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奇跡的な名演
ボールト&ロンドン・フィル
シューマン:交響曲全集
FIRST HAND RECORDS FHR 07 (3CD) ¥3900→¥3490

 イギリスの往年の大指揮者というとまず名が挙がるのが変人大富豪のビーチャム、そして愛と情熱の紳士バルビローリ。・・・しかし次にボールトの名が出てくるまでには少し時間がかかる。
 ボールトというと、「3大B」というよりは「2大B+b」みたいな感覚で捉えられている節がある。人気もそれほどあるとは思えない。間違いなく巨匠だとは思うが、その演奏を聴く機会はなかなかない。
 それは本国イギリスでも同様だったみたいで、ビーチャムが1961年に、サージェントが1967年に、そしてバルビローリが1970年に相次いで亡くなり、忘れられていた老匠ボールトが担ぎ出されたというのが本当のところらしい。
 ただボールトで思い出すのは、今から10年前。彼のブラームスの交響曲全集(1970−72年録音。ボールト80代前半の録音)が日本のショップ&代理店のプロデュースで復刻リリースされたとき、その演奏のすごさはあっという間に日本のクラシック・ファンの間に知れ渡り、そのボックスは大ベストセラーを記録した。「ボールトって実はすごいんだ」というクチコミがあらゆるところで聞かれたが・・・やがて時が経ってそのボックスが廃盤となり、またボールトの名を耳にする機会はなくなった。

 そのボールトの、これはシューマンの交響曲全集。
 新興復刻レーベルFIRST HAND RECORDSが突如リリースしてきたものである。恥ずかしながら今回のCD化まで聴いたことがなかった。
 ボールトは77歳でEMIと録音を開始したとき「おいおい、もうちょっと早く、せめてあと10年早く録音させてくれてりゃねえ」というようなことを言っていたらしいが、このシューマンは、まさにその「10年前」1956年67歳のときの録音。間違いなくボールトの全盛期。そしてオケはボールトが1950年から1957年まで首席指揮者を務めたロンドン・フィル。
 そう聞かされると、なんだかすごい演奏のような気になってくるでしょう?

 で、実際にすごかった。

 この決然たる潔い音楽。そして次元の高いエネルギーを身にまとった音楽。
 世界最大の音楽消費都市だったロンドンのゆるぎない貫禄を思わせる、あるいは輝かしい大英帝国の象徴であるかのような圧倒的な存在感。
 ここまで男らしくエネルギッシュで熱いシューマンにはなかなかお目にかかれない。第4番だけなら、第3番だけなら、・・・しかし全曲通じてこれだけのボルテージを貫徹させる指揮者というのはなかなかいない。
 いかにシューマンの交響曲の弱点をあげつらおうが、この演奏を聴かされたらぐうの音も出ない。
 「オーケストレーションがどうのこうのというより前に、まずこのくらいガッチリシャッキリ演奏してみろ。話はそれから聞こうじゃないか。」・・・カイゼル髭にはげ頭の爺様に眼光鋭くそう言われたら、黙ってうなずくしかない。
 勇壮で豪快。すさまじい推進力、突進力。・・・しかし勢いだけじゃない。
 ボールトの演奏を軍隊っぽいと評する人もいるが(顔が軍人っぽいし)、そんな味気ないものじゃない。あえて誤解を恐れず言うならば、これはサーカス・パレードの軍楽隊。でも道化の行列ではない。われわれが子供時代に憧れと畏怖心を持って見た、あの軍楽隊。甘美でちょっと恐れ多くて、しかも何か・・・すごくかっこいい。
 このシューマンには深い味わいがある。歌には喜びが、旋律には涙が、リズムには勇気がある。
 しびれるようなロマンを感じさせるのだが、しかし決してナヨナヨと聴くものに媚を売ったり、スリスリと擦り寄ってきたりすることはない。その音楽は何になびくこともなく、ズン、とそこに「居る」。
 この強烈な音楽の前では、先日リリースされ、「シューマン・イヤー最大の成果」と店主が褒め称えた天才ルイジの演奏さえ、子供の戯れに思えてくる。

 一途でまっすぐ前だけを見据えてヨーロッパの音楽界を生きぬいた男が、その全盛期に残していた奇跡的な名演といっていい。



FHR 07
(3CD)
\3900→¥3490
ニクサ-ウエストミンスター1956年ステレオ録音集Vol.2
 サー・エイドリアン・ボールト&ロンドン・フィル
  シューマン:交響曲全集、
  ベルリオーズの序曲集
  [CD 1] 59’37”
   シューマン:交響曲第 1 番変ロ長調 Op.38「春」
    録音:1956 年 8 月 21 - 24 日 ( セッション・ステレオ )
   シューマン:交響曲第4番ニ短調Op.120
    録音:1956年8月21-24日(セッション・ステレオ)
  [CD 2] 70’18”
   シューマン:交響曲第2番ハ長調Op.61
    録音:1956年8月21-24日(セッション・ステレオ)
   シューマン:交響曲第 3 番変ホ長調 Op.97「ライン」
    録音:1956 年 8 月 21 - 24 日 ( セッション・ステレオ )
   ベルリオーズ:序曲「ウェイヴァリー」Op.1 #
    録音:1956 年 8 月 28 - 29 日 ( セッション・ステレオ )
  [CD 3] 76’51”
   ベルリオーズ:
    序曲「海賊」Op.21 * #、序曲「リア王」Op.4 * #、
    「ベアトリスとベネディクト」序曲 * #、序曲「ロブ・ロイ」 *、
    「ベンヴェヌート・チェッリーニ」序曲 #、
    序曲「宗教裁判官」Op.3 #、序曲「ローマの謝肉祭」Op.9 #
     録音:1956 年 8 月 28 - 29 日、8 月 24 日
      [ベンヴェヌート・チェッリーニのみ](セッション・ステレオ)
サー・エイドリアン・ボールト(指)
ロンドン・フィル
オリジナル・アナログ盤のカラー・ジャケ写や録音風景の写真も収めた別冊 12 ページのライナー・ノートつき、コンパクトな 8 面折たたみ紙ジャケット仕様。

 アナログの風合いを感じさせる驚異の高音質リマスタリング、ボールト & ロンドン・フィル第 2 弾シューマンの交響曲全集、ベルリオーズの序曲集

録音場所:ロンドン、ウォルサムストウ・アッセンブリー・ホール ( セッション )/プロデューサー:カート・リスト/プリンシパル・バランス・エンジニア:ヘルベルト・ツァイトハマー/リマスタリング:2010 年アビー・ロード・スタジオ/リマスタリング・エンジニア:イアン・ジョーンズ/*オリジナル・ウェストミンスター・マスター音源のステレオ初出リリース/# 初ステレオ CD 化/ADD、206’46”

このたびの CD 化に際して、ドイツのギュータースローにあるユニヴァーサル・アーカイヴと、ロンドンの EMI アーカイヴとに保管されているオリジナル・マスターテープを取り寄せ、エンジニアには定評あるイアン・ジョーンズを起用、2010 年にアビー・ロード・スタジオにおいて全曲のリマスタリングを施しています。アナログの風合いを大切にした丁寧なリマスタリングによる音づくりはまさしく感涙ものです。






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