アリアCD 新店舗へようこそ

新店舗トップページへ

お買い物の方法  

ページ内の商品チェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ



ドイツ・オペラの重鎮が指揮したきわめて珍しい交響曲録音
ロルフ・ロイター指揮
ベルリン・コーミッシェ・オーパー管
ベルリオーズ:幻想交響曲
Berlin Classics 18536-2BC 1CD\2000


Berlioz: Symphonie fantastique, Op. 14


.
 ジャケ買い・・・じゃない。ジャケは内容とまったく関係ない。

 このメジャーな曲で、しかもこのメジャーなレーベルで、知らない指揮者。
 聴かないわけにいかない。
 指揮者はロルフ・ロイター。
 ・・・しつこいようだが、知らない。
 録音は結構新しいから、最近の人か。
 オケはベルリン・コーミッシェ・オーパー管弦楽団。ご存知ベルリンの人気歌劇場。でもそこのオケが交響曲を録音するって、なんか珍しい。
 この指揮者が着任したか何かのときのお披露目コンサートとかか・・・。まあ、いろんな意味で変り種の演奏っぽいから楽しんでみようか。


 そうしたら・・・これがびっくりするほどしっかりした演奏だった。

 中盤までのテンポは驚くほど遅いのだが、ドロドロ系の魑魅魍魎型ではない。いや、まったく正反対。きわめて清明で清冽。テンポは確かに遅いはずなのに少しも「ハッタリ」めいたところがない。しかも丁寧でありながらどっしりとした重厚感すら感じさせる。だから第3楽章での雷鳴のシーンでも、独り荒野に取り残された寂寥感、恐怖感をいやというほど味あわせてくれる。正直、かなり怖い。
 そして終盤はさらにその重量感が増し、狂気や勢いではない、きわめて正攻法の迫力でこちらをガンガン追い込んでくる。
 この指揮者、ひとつひとつの情景についての確固たる意識があって、それをこのオペラ・オーケストラを使って完璧に描き切っているのである。
 すべての旋律、すべてのリズム、すべての抑揚、もちろんすべての楽器を完全に統制して、完璧に自分の音楽を作り上げている。間違ってもいい加減に弾き飛ばしたりする箇所はない。聴いているとまるで壮大なオペラを観ているような、そんな気持ちにさせてくれる。
 これまで聴いてきた「幻想」の名演は、どこかに「狂気」の匂いがあった。「この指揮者、気が狂ってるんじゃないか」というような感覚があった。・・・しかし、完全なる正攻法演奏で、ここまで聴く者に迫ってくる「幻想」、初めて聴いたような気がする。

 この指揮者、タダモノじゃない。誰なんだ・・・ロルフ・ロイター。

 1926年生まれ・・・ 2007年死去・・・。

 え・・・若手じゃない。
 テンシュテットやカール・リヒターと同い年・・・。

 ドイツの指揮者。ライプツィヒ生まれ。ドレスデン音楽大学に学び、1951年アイゼナハで指揮活動を開始。マイニンゲン、ワイマールなどの歌劇場の音楽監督を歴任した後、ライプツィヒ歌劇場の総監督を17年間務め、その後13年間ベルリンのコーミッシェ・オーパーで音楽監督・首席指揮者として活躍した。

 なんと・・・ものすごい経歴じゃないか・・・。
 こんなすごい人の名前も知らないで今までやってきていたのか。
 出ているCDをチェックしたが、リリース数は多くない。しかもオペラ界の人なので、有名管弦楽作品の録音は少ない。というか、この一曲かもしれない。録音に恵まれた人ではなかったようだ。

 その後いろいろ調べていたら、ドイツ宮廷歌手の称号を授与された日本人歌手、小森輝彦氏のブログにこのロイターのことが載っていた。http://www.teru.de/h/2007/09/post-700.html
 ドイツで活躍している小森氏が「まさにドイツオペラ界の重鎮」と話しているところからみても、やはりそうとうな実力者だったのだろう。
 ロイターは日本に愛着があったらしく、三島由紀夫の大ファンで、ベルリン・コーミッシェ・オーパーを引きつれ2度の来日公演も果たし、東京都交響楽団を指揮してブルックナーの交響曲第6番を披露したこともあったという。

 この「幻想」、そんなドイツ・オペラの重鎮が指揮したきわめて珍しい交響曲録音だったのだ。どおりで情景描写や心理描写が普通じゃないはずである。
.


Berlioz: Symphonie fantastique, Op. 14
Berlin Classics
18536-2BC
1CD¥2000
ベルリオーズ:幻想交響曲 ロルフ・ロイター指揮
ベルリン・コーミッシェ・オーパー管弦楽団
1988年録音


<ロイターの「レリオ」>
Berlioz: Lelio
Berlin Classics
02149-2BC
1CD¥3600
海外在庫のみ
ベルリオーズ:
 レリオ、または生への復帰 Op. 14bis (ドイツ語歌唱)
ロルフ・ロイター指揮
ベルリン・コーミッシュ・オーパー管弦楽団
Michael Rabsilber (テノール)
Bernd Grabowski (バス・バリトン)
Hans-Peter Minetti (ナレーター)
ベルリン放送合唱団
1988年録音。
 「幻想」の続編として作られた「レリオ」。ご存知のようにベルリオーズは両者をいっしょに演奏することを望んだが、この曲が現在演奏されることはほぼ皆無。CDも数えるほどしかない。
 しかしロイター、この「レリオ」と上記の「幻想」をどうやらセットで録音したような感じである。
 だとすると・・・この2つは一緒に聴かないといけないということになる。
 ・・・そして、そうなるといよいよ上記「幻想」は、交響曲的アプローチではないような気がしてきた。
 やはりあれは・・・オペラだったのだ。




ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD 新店舗トップページへ



Copyright(C) 2010 ARIA−CD.All rights reserved.