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その作風は保守的だがなかなか知的でエキゾチック。
できればこれからはカッコよくテュイユと呼びたい。



 



 ルートヴィヒ・ヴィルヘルム・アンドレアス・マリア・トゥイレ(Ludwig Wilhelm Andreas Maria Thuille, 1861年 -1907年)はオーストリア出身のドイツの音楽教育家・作曲家。
 テュイレの表記もあるが、本来はフランス系のユグノーの家系でテュイユと読む。これからはかっこよくテュイユと呼びたいところである。

 ブラウンフェルスやシリングスらと共に、若き日のR.シュトラウスやプフィッツナーもその一員とされた「ミュンヘン楽派」の代表者とされる。

 幼児期に両親を喪い、おじを頼ってオーストリアに出る。インスブルックで学問を修め、1877年に終世の友リヒャルト・シュトラウスと知り合う。
 その後ミュンヘンでヨーゼフ・ラインベルガーらに作曲を師事。その後ミュンヘン音楽アカデミーの楽理科ならびに作曲科の教授に就任し、数多くの門弟を育成した。

 トゥイレは室内楽に献身した多作な作曲家であり、こんにちではピアノと管楽器のための《六重奏曲》作品6(1886〜1888年)や《チェロ・ソナタ》作品22の作曲家として辛うじて知られているにすぎないが、《交響曲ヘ長調》や《ピアノ協奏曲》のような大作のほか、数々のリートや、3つの歌劇も作曲している。
 このうち最初の《トイアーダンク Theuerdank》(1897年完成)は、1897年に、バイエルン王国摂政主催の歌劇作曲コンクールにおいて、ツェムリンスキー作曲の《ザレマ》を抑えて首席に輝いた。

 なかなかCDがないのが悲しいところだが近年少しずつ増えつつある。

 そんなテュイユのお洒落で優雅で才能あふれる作品集、どうぞ。




NAXOS
8.570790
\1500
テュイレ:六重奏曲・ピアノ五重奏曲
 1-4.六重奏曲変ロ長調 Op.6/
 5-8.ピアノ五重奏曲変ホ長調 Op.20
シャンティリー五重奏団
<メンバー>
ピルミン・グレール(フルート)/
フロリアン・グルーベ(オーボエ)/
ヨハネス・ツール(クラリネット)/
ドミトリィ・ババノフ(ホルン)/
ベンチェ・ボガーニ(バスーン)…1-4/
ジーリ四重奏団
<メンバー>
マルコ・ロリアーノ(ヴァイオリン)/
ユディス・ハムツァ(ヴァイオリン)/
ルカ・サンツォ(ヴィオラ)/
ザビーネ・クラムス(チェロ)…5-8/
ジャンルカ・ルイジ(ピアノ)

 オーストリア出身の音楽教育家、作曲家テュイレ(本来はフランス系の家系なのでテュイユが正しい)はR.シュトラウスの親友として知られています。
 ミュンヘン楽派の一人として数えられることもありますが、作風はかなり保守的で、日本ではルドルフ・ルーイとの共著である音楽理論書『和声学』の方が知られているかもしれません。ここに収録された2 曲の室内楽作品は比較的知られているもので、確かに六重奏曲はラインベルガーやリスト、ワーグナーの影響を受けていることは間違いありませんが、その後に書かれたピアノ五重奏曲はなかなか雄大で劇的な展開を有しています。

THUILLE, L.: Violin and Piano Works (Complete) (Rogliano, G. Luisi)
NAXOS
8.572870
\1500
その類いまれな才能にすぐ気づくはずである
 テュイユ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集

 1-3.ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ホ短調 Op.30/
 4-7.ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ短調 Op.1/
 8.アレグロ・ジュスト Op.39
マルコ・ロリャーノ(ヴァイオリン)/
ジャンルカ・ルイージ(ピアノ)
録音 2011年9月19-21日 イタリア オシモ、テアトロ・ラ・ヌオヴァ・フェニーチェ

 第2番など、始まった瞬間その美しく冷たい響きに「うっ」とのけぞることだろう。
 そして最初の1分でこの作曲家が思った以上の才能を有していることにすぐ気づくはずである。



 オーストリア出身のドイツの作曲家テュイレ(1861-1907 トゥイレとも)のヴァイオリン・ソナタを中心とした1枚です。1880年に作曲された第1番のソナタは、彼の師であったラインベルガーに捧げられた作品ですが、暗さの中に溢れるような情熱の発露が素晴らしく、とりわけ第1楽章のメロディの動きは、おそらく後のR.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタに大きな影響を与えているのではと推測したくなるような素晴らしさです。テュイレとR.シュトラウスは親友同士でしたが、現在ではどうしてもテュイレの存在は影に隠れてしまいがち。しかしこのヴァイオリン・ソナタを聴く限りでは、甲乙付けがたい才能を有していたことは間違いないでしょう。1904年に出版された第2番は、フランスのヴァイオリニスト、アンリ・マルトーに捧げられたもので、一層自由な表現力を備えた力作です。
 なお、本当のところは「テュイレ」も「トゥイレ」も呼び方としては間違いで、フランス風の「テュイユ」と読むのが正しいのだそうです。


TELOS
TLS 132
\2600
ルートヴィヒ・テュイユ:ピアノ作品全集
 3つの小品 Op.3/3つの小品 Op.33/
 3つの小品 Op.34/2つの小品 Op.37
ウルリッヒ・ウルバン(ピアノ)
「ミュンヘン楽派」の一員に数えられたこともあるトゥイレのピアノ小品集

録音:2011 年、Telos スタジオ

 オーストリアの作曲家、ルートヴィヒ・トゥイレ。その名は多くは知られていませんが、「ミュンヘン楽派」の一員に数えられたこともあります。交響曲ヘ長調、ピアノ協奏曲、チェロ・ソナタなどは知られていますが、その他の作品はそう多くは知られていません。ここに収録されているのは、ピアノの作品全集です。
 いずれも小品集で初期の作品Op.3 と作品番号30 以降の晩年の作品から成ります。いずれもシンプルながらロマンティックなメロディが印象的です。演奏はドイツのウルリッヒ・ウルバン。バロックから現代までを弾き、多くのCD をリリースしており、誠実な演奏には定評があります。
CHAMPS HILL RECORDS
CHRCD 077
\2600
テュイユ:弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲第1番イ長調
 四重奏断章
 弦楽四重奏曲第2番ト長調
アレグリ弦楽四重奏団
 〔オフェル・ファルク(第1ヴァイオリン)、
  ラファエル・トーデス(第2ヴァイオリン)、
  ドロテア・フォーゲル(ヴィオラ)、
  ヴァネッサ・ルーカス=スミス(チェロ)〕
 南チロル地方のボルツァーノ出身でドイツで活躍した19世紀の作曲家ルートヴィヒ・トゥイレ(1861−1907)。
 現在ではピアノと木管五重奏のための「六重奏曲」の作曲者としてその名を残すトゥイレの「弦楽四重奏曲」は、知られざる後期ロマン派の秀作である。
 結成60周年を迎えたアレグリ弦楽四重奏団の充実の演奏が、トゥイレの旋律美を際立たせている。

 2012年5月の録音。





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