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入手困難だったフランスの秀逸レーベル
TRANSART
少量ながら超特価在庫発掘!
1CD\2800→\1790

ダヴィド・グリマル、 パウル・バドゥラ=スコダ、ジョルジュ・プルーデルマッハー
 ロール・ファヴル=カーン、ネマーニャ・ラドゥロヴィチ。
 ブルーノ・フォンテーヌ、フィロメーナ・モレッティ、ゲルバー、ハイモヴィッツ

〜6/4(日)(ただし完売の際はご容赦を)


 実力派の人気ピアニストを多数擁し、一時期は国内盤装丁で発売され、一般CDショップでもよくみかけたフランスTRANSART。
 いかにもフランスという、おしゃれな装丁と雰囲気で一躍人気レーベルとなった。
 
 ・・・ただ最近新譜がない。
 最後の新譜は3年前までさかのぼる。
 ・・・おそらく、すでに活動していないと思われる。

 しかしこのレーベルが優秀だったことは、その演奏家の顔ぶれをみれば一目瞭然。

 いま店主が最も注目しているアーティストの一人ダヴィド・グリマル。
 パウル・バドゥラ=スコダ、ジョルジュ・プルーデルマッハー。

 このレーベルから大スターになったロール・ファヴル=カーン、ネマーニャ・ラドゥロヴィチ。
 鬼才、ブルーノ・フォンテーヌ、天才ギター奏者、フィロメーナ・モレッティ。
 そしていまとなっては懐かしいゲルバーやハイモヴィッツの録音もある。

 そうとうな力をもつレーベルだったわけである。
 だからいまだにファンは血眼になって探しているし、店主もその方のためにフランスから高値で取り寄せていた。
 

 そんなTRANSARTを早いうちに手に入れようということでいろいろ探索していたときに、とんでもない価格の在庫を発掘してしまった。
 こんな価格はなかなかない。

 というか、値段の問題じゃなく、今では入らないと思われていたアイテムまであるのだ。これまで店主が「もう入りません」とお断りしていたアイテムもゴロゴロしている。

 ただ・・・在庫は限られているようですのでどうかどうかどうかお早めに!

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いま店主が最も注目しているアーティストの一人ダヴィド・グリマル
そのグリマルが20年ほど前に残していたバッハ無伴奏ヴァイオリン全曲

店主など、これはもう手に入らないと思って高値で買っていた・・・


TR102*
(2CD)
\3600→\1990
ダヴィド・グリマル(ヴァイオリン)
 J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲
ダヴィド・グリマル(ヴァイオリン)
 1999年

 ダヴィド・グリマル。
 フランスの第一線で活躍するヴァイオリン奏者。

 天才。

 パリ国立高等音楽院にて、レジス・パスキエに師事、さらにシュロモ・ミンツやアイザック・スターン、さらにフィリップ・ヒルシュホーンらからも薫陶をうけた。
 ソロ・ヴァイオリン奏者として様々なオーケストラと共演するほか、様々な作曲家から作品を献呈されている(ダルバヴィー、エスケシュ、ジジェル、イヴァン・フェデーレ他)。
 長年にわたり名ピアニスト、プルーデルマッハーとコンビを組み室内楽の活動も展開。指揮者なしで演奏するオーケストラ「レ・ディソナンス」を結成。ソロ、室内楽、さらにオーケストラ活動を展開している。

 グリマルはもう一度全曲録音を果たしているが、この若いときの録音はよりグリマルの高い運動性を示す。



 もしよろしければこのシベリウスを。
 これはホラー映画かギリギリのアクション映画か。いやコメディかもしれない。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=T-OVNY4Qcas

 まちがいなく21世紀の天才がここにいる。










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パウル・バドゥラ=スコダの弾き振りによるモーツァルトのピアノ協奏曲集



TRAN 176*
\2800→\1790
パウル・バドゥラ=スコダ
 モーツァルト:ピアノ協奏曲集

 第24番 ハ短調 K491
  〔録音:2012年12月17-23日、スタジオ録音〕
 第25番 ハ長調 K503
  〔録音:2003年6月9-15 日、スタジオ録音〕
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ、指揮)
※ カデンツァ:スコダ(24,25番とも)
プラハ室内管弦楽団
 スコダによるモーツァルトのピアノ協奏曲、最新盤

 2014 年6 月に最後の来日を控えたスコダの最新盤は、モーツァルトのピアノ協奏曲2 曲。もちろん弾き振り、カデンツァも自作です。24 番についてスコダは、「フィガロの結婚」完成直前の時期に書かれたこの協奏曲には、モーツァルトがフィガロでは表現できなかった痛みや悲しみといったものがすべて込められている、と語ります。24 番は、当TRANSART レーベルで2001 年録音もリリースされておりますが、いっそう力の抜け切った、純粋なモーツァルトの世界が広がっています。25 番は約10 年前のレコーディングですが、どこまでも自然な音楽はこびです。第3 楽章の清らかさは絶品です。


パウル・バドゥラ=スコダ自らが選んだ/1965-83 ベスト・コンサート・ライヴ集

TRAN 160*
\2800→\1790
パウル・バドゥラ=スコダ自らが選んだ/1965-83 ベスト・コンサート・ライヴ集
 1. ラヴェル:水の戯れ (1974年3月)
 2. ラヴェル:ソナチネ (1970年10月)
 3. ラヴェル:夜のガスパール (1974年3月)
 4. ラヴェル:トッカータ(クープランの墓より)(1974 年3月)
 5. ベルク:ソナタop.1 (1983 年プラハの春音楽祭ライヴ)
 6. ショパン:ノクターン op.72-1 ホ短調 (1974年3月、フィラデルフィア)
 7. ショパン:練習曲ハ長調op.10-1 (1974年3月、フィラデルフィア)
 8. ショパン:練習曲イ短調op.10-2 (1974年3月、フィラデルフィア)
 9. ショパン:練習曲変イ長調op.10-10 (1974年3月、フィラデルフィア)
 10. ショパン:練習曲変ホ長調op.10-11 (1965年3月、マディソン郡)
 11. ショパン:練習曲ハ短調op.10-12「ハ短調」 (1965年3月、マディソン郡)
 12. ショパン:スケルツォ第3 番(1965年3月、マディソン郡)
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)

 ウィーンの巨匠バドゥラ=スコダ自身のセレクションによるベスト・コンサート・ライヴ録音集、典雅なテクニック、ベルク作品の熱と知性の絶妙なバランス

 バドゥラ=スコダが、1965 年から1983 年に行ったコンサートの中から自身で選んだ「ベスト」の演奏会のライヴ録音集。

 1927 年に生まれたスコダはラヴェル(1875-1937) と同時代に生きているわけですが、ラヴェルを知ったのは1946 年、ジュネーヴのコンクールの課題曲だったといいます。結局このコンクールでスコダは成果を上げることはできませんでしたが、その後ラヴェルを大切に演奏するようになったと自身語っています。気品溢れるラヴェル独特の世界が実に巧みに再現されています。ラヴェル、マルタンと並んでスコダが最も愛する20 世紀の作曲家が、アルバン・ベルク。無調と調性の間をさまようような情熱的な半音階に満ちたベルクのソナタを熱く高貴に響かせます。ショパンのスケルツォ第3 番の最後のコーダのもっていきかたは圧巻。

 ショパンの練習曲の典雅で軽やかな世界も見事。人間味溢れるテクニックに酔いしれる1 枚です。






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21世紀に伝えられる伝統の高雅さ
ジョルジュ・プルーデルマッハー

Ravel - Various Piano Pieces
TRAN 143*
(2CD)
\4600
→\1990
ラヴェル:ピアノのための作品集
 古風なメヌエット/
 亡き王女のためのパヴァーヌ/鏡/
 ソナチネ/夜のガスパール/
 HAYDN の名によるメヌエット/
 高雅にして感傷的なワルツ/
 シャブリエに倣って/
 ボロディンに倣って/プレリュード/
 クープランの墓/
 ラ・ヴァルス(作曲者によるピアノ独奏版) 
ジョルジュ・プルーデルマッハー
 (P/ステファン・パウリェーロ製作)

 生前のラヴェルと関わりの深かったジャック・フェヴリエに師事、引き継いだ“秘伝”を惜しみなく盛り込んだというプルーデルマッハー入魂の作品集2枚組!新たな境地で21世紀に伝えられる伝統の高雅さ。ピアノ版『ラ・ヴァルス』にも御注目!

 ドビュッシー作品集と前後して2003 年のランス夏季音楽祭でライヴ録音されたというこの「ほぼ全集」、注目はあの管弦楽の名作『ラ・ヴァルス』をラヴェル自身がピアノに編曲したヴァージョンも収録しているところでしょう…濃密かつ繊細な和声推移をみせるあの傑作を、管弦楽的なゴージャスさを失わぬままピアノ特有の響きで再現する手腕には脱帽です!

 ちなみにこの2枚組、各CD がそれぞれ師匠のひとりジャック・フェヴリエと、20 世紀を代表する舞踏家のひとりジョルジュ・バランシンに捧げられている(『ラ・ヴァルス』や『高雅にして…』の演奏はもちろん「バランシンに」のほうに収録)。そう、フェヴリエ。周到なファンならご存知のとおり、ラヴェル本人ともつきあいのあった名ピアニストこそがプルーデルマッハーの師匠なわけで(彼は他にもピュイグ=ロジェやジュヌヴィエーヴ・ジョワなどに師事しています)、彼特有の明晰なタッチのなかにも、フェヴリエから伝えられたというラヴェル自身の演奏秘儀が込められている、とのこと。

 玄妙そのものの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、絶妙のコントロールで跳ね回るスカルボ、ほんとうに鐘や蛾をまのあたりにするような「鏡」、そしてまさに巨匠然としたソナチネ...フランスの伝統を新世紀に息づかせた、どこをとっても聴き所だらけの大・推薦盤!


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Beethoven: Piano Concertos Nos. 1-5 (complete)
TRM137*
(3CD)
\7200→\2590
ジョルジュ・プルーデルマッハー/
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ジョルジュ・プルーデルマッハー(P)
モーシェ・アツモン指揮
ブルターニュ管

 名手プルーデルマッハー、おそろしいほどの求心力で迫る“フランス最先端のベートーヴェン”。

 4ペダル・ピアノからよどみなく溢れ出る雄弁なる音楽が、気鋭管弦楽団をぐいぐい引っ張る。プルーデルマッハー、満を持してのベートーヴェン・ピアノ協奏曲全集。
 批評家諸氏・愛好家諸氏から絶賛を博したベートーヴェンのソナタ全集で用いた4 ペダル・ピアノに再び向き合い、自発性高き気鋭団体へと躍進をとげたブルターニュ管、日本のコンサート・シーンでもお馴染みの仕事人アツモンというパートナーを得て、まさにプルーデルマッハー現代にあり!といった貫禄と威容も頼もしく鮮やかな協奏曲録音に仕上げている。

 爽快そのものの「第1 番」や意欲あふれる「第2 番」、静かに叙情をつのらせ深遠無比の音楽を描き出す「第4番」…デモーニッシュな短調の第3 番。そして「皇帝」でもことさらにリキむことなく、まるで指先がおのずから的確な音を連ねてゆくにまかせて…といった語り口なのに、その音の列に耳と心がどんどん引きずり込まれてしまう。さながら合気道的というか、魔術のような求心力を持つ正統派アプローチ。

 味わい深くも透明感ある美音と完璧なテクニックにはますます磨きがかかり、よどみないタッチで彫り上げられてゆく音楽には年々深まる芸術性とあいまって驚くべき雄弁性がみなぎっている。





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≪南仏生まれの美貌のピアニスト、ロール・ファヴル=カーン≫


TRAN 108*
\2800→\1790
ラフマニノフ:ピアノのための作品集
 ピアノ・ソナタ第2番 作品36/
 5つの幻想小品集 作品3/
 5つの前奏曲 作品23/3つの前奏曲 作品32
ロール・ファヴル=カーン(P)
 エレーヌ・グリモーにせよクレール・マリー・ル・ゲにせよ、フランスから登場する“才色兼備”の美しき女性ピアニストたちときたら、みな“絵”がなくともユニークさゆえに思わず惹きつけられてしまわずにはおれない独特の才能をはっきりと持っている人ばかり。
 このロール・ファヴル=カーン。
 彼女もまた名手がたまたま”ヴィジュアル面でも秀でていた、というだけのこと。
 ひたすら繊細なタッチに独特のニュアンスを孕ませつつ、さも何事でもないかのようにさりげなく音楽を連ねながら、しだいに心の奥底から湧き上がるものを絶妙のタイミングで滲ませ、ふっと匂い立つ色香にはっとさせられる。
 いまでは大スターとして知られる彼女が、その世界的名声を確立したのがこれら一連の愛すべき名盤。


TRAN 123*
\2800→\1790

ショパン:ワルツ集
 ワルツ第3番 イ短調 op.34-2
 ワルツ第4番 ヘ長調 op.34-3
 ワルツ第6番 変ニ長調「子犬のワルツ」
 ワルツ第7番 嬰ハ短調/ワルツ第8番 変イ長調
 ワルツ第9番 変イ長調」「告別」
 ワルツ第10番 ロ短調
 ワルツ第11番 変ト長調 op.70-1
 ワルツ第13番 変ニ長調 op.70-3
 ワルツ第14番 ホ短調 op.posth. (1830)
 ワルツ第2番 変イ長調 op.34-1「華麗なるワルツ」
 ワルツ第12番 ヘ短調 op.70-2
 ワルツ第1番 変ホ長調 op.18「華麗なる大ワルツ」
 ワルツ第19番 イ短調 op.posth.(1830)
ロール・ファヴル=カーン(P)

 PRO PIANOレーベルのレイナルド・アーン、TRANSARTのラフマニノフに続き、フランス新世代の実力派女性ピアニスト・ファヴル=カーンが世に問うCDはなんと、ピアノ音楽王道中の王道、ショパンのワルツ。
 TRANSARTはつねに良質のライヴ録音だけを提供するレーベルだが、こちらもラフマニノフ盤と同じく、2002年8月、フランス東北部のランスにおける「夏のフラヌリ音楽祭」でのライヴ録音。ラフマニノフ盤(TR108)の売れ行きぶりをみて、TRANSARTのプロデューサー陣が“ショパンもいける!”と踏んだであろうことは容易に想像がつく。
 呼吸のひとつひとつ、指先の動きひとつひとつに霊感の宿った、生硬くも艶やかなファヴル=カーンのショパン。このCDの登場で、耳の肥えていることにかけては日本人同様に手厳しい“フランスの音楽祭に来る聴衆”たちをうならせた彼女の瑞々しいピアニズムが、日本でも正当に評価される日が来た。

 録音:2002年8月、ランス、フラヌリ音楽祭音楽堂 録音・編集技師:アリーヌ・ブロンディオ & MUSICA NUMERIS

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TRAN 139*
\2800→\1790
ルイ・モロー・ゴットシャルク(ガッチョーク)(1829〜69):
 1, 演奏会用奇想曲
  「アンダルシアの思い出」作品22
 2.奇想曲「かわいい君、許しておくれ」作品44
 3. 華麗なる奇想曲「クリオーリョのまなざし」
            (キューバ舞曲)」作品37
 4. 演奏会用練習曲「マンチェガ」作品38
 5. 哀歌「彼女が死んだ!」作品60
 6. 奇想曲「ぼくだよ!」作品45
 7. 感傷的なマズルカ「ラ・シンティッラ」作品21
 8. 舞踏曲 作品33
 9. バラード 第6番 作品83
 10. 大スケルツォ 作品57
 11. 詩的なワルツ「ため息」作品24
 12. 演奏会用パラフレーズ「ユニオン」作品48
 13. トーナメント・ギャロップ
ロール・ファヴル=カーン(P)

 いきなり既存の決定盤群に比肩するクオリティ!来日公演で、席につくや何の前触れもなく火花を迸らせる超絶技巧的才気煥発なピアニズムで聴衆を圧倒したロール・ファヴル=カーン。
 PRO PIANOレーベルが目をつけただけあって、玄人リスナーも舌を巻く音楽性と技巧の持ち主なのは言うまでもないが、今回は巨匠名曲路線でお茶を濁したりせず、いきなりガッチョークの作品集だというからまた意外。
 と思いつつ、聴いてみれば彼女のピアニズムに作品がすごくハマっていて納得させられる。

 少し後のマクダウエルとともにアメリカン・クラシック草創期の巨匠ガッチョーク(はじめパリで名をあげたからか、仏語式にゴットシャルクと呼ぶことも)は、1840年代頃から頭角をあらわし、50年代にはリストやタールベルクらと並び賞されるほどの名声をヨーロッパで獲得、南米・北米の“異国情緒”を盛り込んだ作品群で祖国でも大いにもてはやされた名手。原盤ジャケット裏には「ショパンを忘却の淵に追いやれるのはゴットシャルクだけ」というカミーユ・プレイエルの言葉が引用されており、実際ファヴル=カーンの柔軟軽微な演奏を聴いていると、いかにも…と思えてくるのでは。

 ガッチョークは20世紀前半の“偉大なピアニズム”の時代にも折々弾かれ、体系的な録音もHyperionやNIMBUSにあるが、どれもだいぶ前の録音。彼を有名にした国・フランスからの瑞々しい新録音は、その意味でも要注目だ。

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TRAN 150*
\2800→\1790
ショパン:24 の前奏曲 +二つのポロネーズ、前奏曲op.45
 1. 24 の前奏曲作品 28(全曲)
 2. 二つのポロネーズ作品 26(第1&2番)
 3. 前奏曲第 25 番作品 45
ロール・ファヴル=カーン (ピアノ)

 完璧なコントロールとエスプリ、瞠目・絶品のショパン。
 ロール・ファヴル=カーン!
 競争激しきフランスのピアノ世界でめきめき頭角を現し、ほとんど来日もしていないのに日本のピアノ・ファンからも絶大な支持を受け、まさに自由自在のテクニックで、鮮やかな感性で、多くの人を魅了しつづける美しき才人。

 チャイコフスキーの協奏曲やラフマニノフのソナタのようなメジャー感漂う傑作を圧倒的な香気で演奏するかたわら、19世紀のガッチョークや20世紀のレナルド・アーンのような知名度の低いレパートリーにも適性をみせ、みごとなヴィルトゥオジティと絶妙のエスプリでその魅力を印象づけてみせる、そこに通底しているのは、完璧に磨き抜かれた技巧と、おのずから他者と異なる独特かつ魅惑的な音楽性...

 メジャー各社の推す巨星たちに何ら劣らぬ技量を持ち合わせながら、ある意味「知る人ぞ知る」的な立ち居地をキープして独特の存在感を放っているこの名手による、2004年リリース以来ずっとレギュラー売れ筋の座を譲らない「ワルツ集」(TR123)に続く、待望のショパン作品集。
 それも、あの「前奏曲集」全曲という纏まったレパートリーというから嬉しいではありませんか!

 わくわくするようなハ長調の歌い出しから匂い立つような香気が漂い、その後も才気迸る演奏時間30 秒の嬰ハ短調、繊細なロマン情緒で刻一刻と表情移ろう嬰ニ長調...と「小さきもの」への愛にあふれた濃密な音響空間が紡がれてゆく、1曲ごと聴いたなら、スピリッツか強烈ミントキャンディか、といった一瞬で痛快な気分転換だったり(プチプチ音の弾ける第3曲ト長調とか…)、いきなり1音1音のニュアンスに引きずり込まれてしまったり。
 全曲通して聴いたなら、最後にはその魔術のようなピアニズムにすっかり陶酔してしまうに違いありません!
 なにしろロール・ファヴル=カーン、折々に「?!」と思わすそのアプローチは、例によって?曲の通念を壊さない範囲でそこから少―しだけ角度を変えた解釈といいますか、何だか釣り込まれずにはいられない魅力がたっぷりなんです。

 で、24曲で壮大な音響体験をするのも良いですが、末尾には単独で出版された「第25番」と、あの長大なポロネーズが2曲も収録されているのがまた嬉しいポイント。単独曲の壮大さと静かな呼吸感で、この名手の曲作りを別の角度からじっくり愉しめます。侮れません。否、必聴のショパン解釈です!



TRAN 151**
\2800→\1790
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21
ロール・ファヴル=カーン(ピアノ)
グジェゴシュ・ノヴァク指揮
ブルターニュ管弦楽団

 破天荒なる技量をそなえたロール・ファヴル=カーン、ど真ん中の協奏曲レパートリーで、あのとんでもない実力をいかんなく発揮する!
 意気満々・気鋭奏者ぞろいのブルターニュ管とくりひろげる、熾烈にして華麗なる戦い!!
 ショパンのワルツ集(TR123)、他にもProPianoのアーン作品集が大好評の、グリモーに勝るとも劣らぬ才色兼備のフレンチ・ヴィルトゥオーゾが、ついにど真ん中ストレートな協奏曲を出してくれた!

 2005年4月の来日時にステージで取材を受けたとき、やおらピアノの前に座るや一切試し弾きなしにショパンのワルツを完璧な演奏でバリバリ弾き始めたファヴル=カーン。。次の新譜は「ゴットシャルク独奏作品集」とえらくニッチなところを突いてきましたが、今度は独奏者のピアニズムが全面に押し出される超有名曲!
 どちらの曲も、激烈さと香気あふれる歌心を兼ね備えた彼女の音楽性にぴったり。

 キャッチーなジャケも良いですが、指揮者とオーケストラにもご注目あれ。精力あふれるポーランドの実力派ノヴァクは来日経験もあり、CD AccordやDUXなど祖国レーベルに無数の録音があるほかASVやHansslerなどでも活躍、音盤ファンには精緻な指揮に知らず知らず魅了されている方も多いのでは。
 ブルターニュ管はフランスで最も若い気鋭オケのひとつですが、とにかく名手ぞろいで意気揚々、スポンテニアスな演奏を聴かせる侮れない奴らです。

 もう入らないと思っていたレア盤だけに入荷に期待がかかります。

TRAN 167*
\2800→\1790

ロール・ファヴル=カーン〜ダンス

 (1)バルトーク:6つのルーマニア舞曲
 (2)リスト:即興ワルツ
 (3)グラナドス:アンダルーサ
 (4)ブラームス:ハンガリー舞曲第11番ニ短調/第7番ヘ長調
 (5)ドビュッシー:ボヘミア舞曲
 (6)ハチャトゥリヤン:「仮面舞踏会」〜ワルツ
 (7)ヒナステラ:アルゼンチン舞曲第2番
 (8)ヘンデル:組曲第11番〜サラバンド
 (9)チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51の6
 (10)ピアソラ:さらばパリ/コントラバヘアンド
 (11)スクリャービン:ワルツ変イ長調Op.38
 (12)ショパン:
  マズルカ イ短調Op.14 の4 /ヘ短調Op.7 の3 /ヘ短調Op.68の4
 (13)ファリャ:「恋は魔術師」〜火祭の踊り
ロール・ファヴル=カーン(Pf)

 ファヴル=カーン待望の小品集。オシャレでダンサブルな世界の舞曲

 録音:2010 年7 月18 日/ランス大劇場(ライヴ)/DDD、57’53”

 かつてProPiano レーベルからレイナルド・アーンのピアノ曲集をリリースして大評判となったロール・ファヴル=カーン。すっかり人気ピアニストのひとりとなった感のある彼女、このアルバムはダンスと題された小品集。2010 年7 月18 日に行われた「ランスの夏音楽祭」のライヴ。
 彼女はこれまで同音楽祭ライヴのCD を4 枚リリースしましたが、いずれも高評を博しています。彼女はそのパリジェンヌ然としたクールな容姿から想像できない世話好きで人情あふれる「熱い」性格の持ち主。音楽にもその一本気さが表れています。人気のハチャトゥリヤンの「仮面舞踏会」のワルツをはじめ、オシャレの極みながら民族色の濃い作品は絶品の巧さです。


TRAN 173*
\2800→\1790
オシャレで艶やか。ファヴル=カーン待望のショパン
 ショパン:
  (1)ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」
  (2)4つのマズルカOp.33
  (3)即興曲第1番変イ長調Op.29
  (4)即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36
  (5)即興曲第3番変ト長調Op.51
  (6)幻想即興曲Op.66
ロール・ファヴル=カーン(Pf)
 録音:2010 年7 月/ランス大劇場(ライヴ)/DDD、60’ 09”

 2010 年7 月にランス大劇場で行われた「ランス夏の音楽祭」のライヴ。ロール・ファヴル=カーン。やはり彼女はアーンやショパンといったオシャレな音楽がピッタリで、真似のできぬ魅力的な演奏を聴かせてくれます。「ピアノ・ソナタ第2 番」は激しさを秘めた熱演で、聴衆の熱狂ぶりがリアルに伝わってきます。
 「幻想即興曲」もファッショナブルで、「オトナのショパン」を堪能できます。




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ハイモヴィッツ&ファヴル=カーン
シューマンのコンチェルト
Schumann Concerti
TRAN 158*
\2800→\1790
ハイモヴィッツ&ファヴル=カーン
 R. シューマン:
  チェロ協奏曲 イ短調 op.129
  ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
マット・ハイモヴィッツ(チェロ)
ロール・ファヴル=カーン(ピアノ)
グルツェゴルツ・ノヴァーク(指揮)
ブルターニュ管弦楽団

充実の若手2 人による怒涛のシューマン、チェロ&ピアノ協奏曲のカップリング!ハイモヴィッツのバネのある音色、ファヴル=カーンの熱のある表情

録音:2007 年7 月(ライヴ)

 ハイモヴィッツはイスラエル出身のチェロ奏者。1984 年、13 歳のときにデビューをかざって以来、CD やコンサートで世界的に活躍しています。バネのある音色と、時に甘く、時にさびしげな語り口の巧さが光ります。
 ファヴル=カーンは日本でも確実にファンを増やしている美貌のピアニスト。モデルとしての仕事の依頼も殺到するほどの彼女のピアノの腕前も物凄いものがあります。1976 年南仏生まれ、ブルーノ・リグットに師事し、17 歳でパリ音楽院をプルミエ・プリで卒業。12 歳でCD デビュー以来、コンサートに録音に大活躍です。ここに収録されたシューマンのピアノ協奏曲は深いタッチ、第1 楽章で再現部に戻る前のただならぬ間のとりかたの巧さ、第2 楽章での愛らしくも気品漂う歌心、フィナーレの迫力など、ファヴル=カーンの熱い魅力に満ちあふれた演奏です。
 ロンドン・フィルの首席アソシエイト・コンダクターもつとめるノヴァークとブルターニュ管のたしかなアンサンブルに支えられた、今充実の若手演奏家二人の魅力をご堪能下さい。

 


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≪名手、ゲルバーの怒涛のラフマニノフ 1997年≫


TRAN 127*
\2800→\1790

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番

ブルーノ・レオナルド・ゲルバー(P、スタンウェイ)
イサーク・カラプチェフスキ指揮
スイス・イタリア語放送管


 ゲルバーまさかのレパートリーが、堂々ライヴで登場!
 もはや説明不要の注目盤!
 ゲルバーのラフマニノフ、第3協奏曲―そもそもこれ以上、なにか説明する必要があるだろうか?
 ゲルバーはかつて来日公演でもこの大作をとりあげ目覚ましい成功を収めているが、録音となるとあまり見かけた気がしない...これがTRANSARTの優秀ライヴ録音で登場するという嬉しさ!

 ゲルバーの完璧なタッチ、揚々たる音楽性、隅々まで磨きぬかれた解釈を余すところなく味わえるうえ、ライヴならではの興奮もじかに伝わってくる。1997年、ルガーノ(スイス)でのライヴ。
 伴奏は“名脇役”スイス・イタリア語放送管。指揮のカラプチェフスキはブラジル出身、ヴェネツィアのフェニーチェ座などでオペラ指揮者として活躍し、現在フランスを中心に活動している若い名匠。同じラテンアメリカ出身のゲルバーの気持ちを汲んでの伴奏ということであれば、まさしくうってつけの指揮者。

録音:1997年11月14日、ルガーノ議事堂ホール(スイス)





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いまや大スター!ネマーニャ・ラドゥロヴィチ
入手困難だったものも入るかも?



TRAN 159**
\2800→\1790
メンデルスゾーン:
 1. ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
 2. ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(1822)
ネマーニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン)
プラハ室内管

 DGからデビュー。世界を代表する人気スターとなったネマーニャ・ラドゥロヴィチ。

 2007年のラ・ファ・フォル・ジュルネ音楽祭に初登場以来、数多くの来日公演を行い、圧倒的な演奏&強烈な存在感で大反響を呼び、日本における人気も急上昇。
 
 1985年セルビア(旧ユーゴスラビア)生まれ。7歳で音楽を始め、14歳で渡仏。15歳でパリ国立高等音楽院に入学、P.フォンタナローザに師事、さらにメニューイン、アッカルドの指導を受ける等、研鑽を積み、1995年ストレーザ国際コンクール(イタリア)、96年コチアン・ヴァイオリン・コンクール(チェコ)、2003年ハノーファー国際コンクール(ドイツ)、をはじめとする5つのコンクールで優勝。1997年ヴィエニャフスキ国際コンクール(ポーランド)および98年メニューイン国際ヴァイオリン・コンクールで審査員特別賞を受賞し、2001年ストラディヴァリウス・コンクール(クレモナ)では一位なしの第二位を獲得。

 
 チャイコフスキーの協奏曲のコンサートでは、第1楽章が終わった時点でもう大喝采が鳴り止まなかったほど。
 曲目はごらんのとおり「超王道」のメンデルスゾーン・ホ短調、さらにユーディ・メニューイン御大が再発見したことで知られる隠れ名曲、若書きのニ短調協奏曲も収録
 こちらも今やそれほど珍しい演目ではないが、これほどの名手が手がける例となれば俄然、注目せずにはおれません!

 オーケストラは“指揮者なし”コンサートマスター主導で半世紀やってきた実力派集団プラハ室内管。
 彼らが“指揮者なし”でロマン派を手がける、というのがまたさりげなくレア。どこを取っても、超強力盤!!

TRAN 136*
\2800→\1790
無伴奏ヴァイオリン傑作集
 1. 無伴奏ヴァイオリンのための舞曲
  (ミロスラフ・ミレティチ 1925〜)
 2. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2 番
  (ウジェーヌ・イザイ 1858〜1931)
 3. 二つのカプリース 第1 番・第13 番
  (パガニーニ 1782〜1840)
 4. 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2 番
  (J.S.バッハ)
 5. 無伴奏ヴァイオリンソナタ 第3 番(イザイ)
ネマーニャ・ラドゥロヴィチ(Vn)

 シゲティばりの無骨さと迫力、しかもテクニックは完璧!
 荒削りなサウンドにもかかわらず技巧的に全く文句のない弾きっぷり、今時めずらしいくらい主情的にもかかわらず音楽構成は完璧、ちょっと耳を疑うほど。
 このラドゥロヴィチ、ベオグラード音楽院を出た後まずザールブリュッケンに移ってヨシュア・エプシタインに師事。次いでパリ国立高等音楽院に入学してP.フォンタナローザの門下に入り研鑽に磨きをかけ、1995 年ストレーザと2003 年ブカレスト(エネスコ・コンクール)で優勝するなど次々とコンクールを制覇。エプシタインやメニューインといったユダヤ系の“名教師”たちの薫陶を受けただけあって、パガニーニだろうとイザイだろうと完璧な超絶技巧で仕上げつつも今時の若手にしては?珍しいくらいギザギザと勢いの良いシゲティ流儀のフィドラー的サウンドで押してくる。

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TRANSART
TRAN 174**
\2800→\1790
ネマニャ・ラドゥロヴィチ
 濃厚なる名曲集

ショパン:ノクターン 嬰ハ短調 (遺作)
カール・オーベルチュール:子守歌 op.299、ル・シルフィー*
チャイコフスキー:ポーリーヌのロマンス(「スペードの女王」より)
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
 (ヴァイオリンとハープ/マリエル・ノルトマン編)
ラヴェル:ハバネラ形式による小品
マスネ:タイスの瞑想曲
マンゴレ:演奏会用エチュード*(ノルトマン編)
サン=サーンス:幻想曲 op.124 (ハープとヴァイオリンのための)
フォーレ:夢のあとに op.7-1(原曲:歌曲/ヴァイオリンとハープ版)
ネマニャ・ラドゥロヴィチ
 (ヴァイオリン/
  1843年ヴィヨーム製ヴァイオリン)
マリエル・ノルトマン
 (ハープ/ライオン&ヒリー)
 濃厚に甘く、輝かしく響く音色、一度聴いたら忘れられないヴァイオリニスト、ネマニャ・ラドゥロヴィチ、名曲ばかりを豪華に勢ぞろいした1枚!

 2011 年6 月20-23 日、ティトン寺院(パリ)* ハープ・ソロ

 一度聴いたら誰もが虜になってしまう、熱く甘い音色のラドゥロヴィチ、注目のアルバム。
 クラシックの名曲をハープの名手マリエル・ノルトマンとのデュオでたっぷり収録したぜいたくな1 枚です。
 ショパンの名曲などラドゥロヴィチの甘く濃厚な音色のために書かれたかと思うほど。タイスの瞑想曲は絶品。バルトークでのボルテージ全開の演奏など、ラドゥロヴィチの魅力が120% 味わえる1 枚です。

 マリエル・ノルトマンは、10 歳でリリー・ラスキーヌに出会って、ハープ奏者として生きることを決意。その後の活躍は国境を越え、日本のオーケストラでも客演奏者なども務めています。リリー・ラスキーヌ国際ハープコンクールの創設者でもあり、ハープ界のまさに大御所的存在です。彼女のソロによるマンゴレの演奏会用エチュードはもともとはギターのための曲ですが、ノルトマンの技術と音楽性の高さに圧倒される出来栄えです!

ARTACT
AR 001**
\2800→\1790
ネマニャ・ラドゥロヴィチ
 DEVIL’ S TRILLS〜悪魔のトリル

 (1)クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
 (2)ヴィエニャフスキ:レジェンドop.17
 (3)ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
 (4)シューベルト:ロンド イ短調 D438
 (5)チャイコフスキー:メロディ、スケルツォ、瞑想曲
  (なつかしい土地の思い出op.42より)
 (6)タルティーニ:悪魔のトリルop.1-4
 (7)サラサーテ:アンダルシアのロマンスop.22
 (8)クライスラー:愛の悲しみ、美しきロスマリン
ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン/1843年J.B.Vuillaume)
レ・トリーユ・ドゥ・ディアブル


 ボルテージ全開の「悪魔のトリル」アンサンブルの仲間たち「レ・トリーユ・ドゥ・ディアブル」を率いて大暴れ!

 一度聴いたら誰もが虜になってしまう、繊細さと線の太さが共存した音楽性、タテ乗りのリズム、美しい音色のラドゥロヴィチ。聴衆の心をたちどころに鷲掴みにし、聴衆を自分の世界へとぐいぐいと引き込みます。

 1曲目の「プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ」は、冒頭からのけぞるような迫力。
 続くヴィエニャフスキの「伝説」は、ヴィエニャフスキが愛した英国女性にあてて書いたラブレター的作品。この女性は、ヴィエニャフスキがこの曲を演奏しているのを聴いて、彼の熱い思いを知り、ヴィエニャフスキと結婚することを決めたといいます。
 ディスクのタイトルにもなっている「悪魔のトリル」は、震えるような繊細な始まりから、後半のものすごいボルテージの昂揚まで一気に聴かせます。まさに憑かれたように弾くラドゥロヴィチの演奏姿が眼に浮かぶようです。
 ラドゥロヴィチの魅力を味わいつくせる名曲ぞろいの魅力的なプログラム。
 アンサンブルも、オケに室内楽にソロにと活躍する若手たちで、瑞々しさに満ちています。一部拍手入り。

録音:2007年7月(ライヴ録音)、76’21

 「フォル・ジュルネ」他度重なる来日公演でどんどんファンを増やし、今年はプレ公演でのヴィヴァルディ「四季」で素人・玄人を問わず聴衆を圧倒的に魅了、即売のCD在庫はその場であっという間にすべて売り切れ…という好調なスタートを切って、公演後も続々オーダーが止まらない。
 そんな折、Transartのサブディヴィジョンともいえる新規レーベル「ArtAct」の看板をひっさげ、ネマーニャが自ら率いる室内アンサンブル「トリーユ・デュ・ディアブル(悪魔のトリル・の意)」とともに世に問うたのは、タイトル曲であるタルティーニの名品をはじめとする、ヴァイオリンの演奏技巧が最もあざやかに引きたつ歴史的傑作を集めたアルバム!
 夢に出てきた悪魔に魂を売って教わった秘儀を、目ざめてすぐ大急ぎで書きとめた…という逸話のあるタルティーニの名品や、偽作ゆえにかこちらも録音の少ないヴィターリのシャコンヌなどのバロック作品群から、ヴィエニャフスキだのクライスラーだのサラサーテだの…と「ネマーニャのうっとりするような技巧で聴いたら、どうなってしまうのだろう?」とわくわくするような曲目ばかり!

 しかも、演奏は19 世紀のある種のスタイルに忠実でもある「弦楽アンサンブル編曲版」。玄人にも自信をもって進められる企画な上、この曲目ならクラシック初心者へのヴァイオリン入門盤としても最適!


AR 002*
\2800→\1790
ベートーヴェン:
 ヴァイオリン・ソナタ第 5番「春」ヘ長調 op.24

 ヴァイオリン・ソナタ第 7番 ハ短調 op.30-2
 ヴァイオリン・ソナタ第 8番 ト長調 op.30-3
ネマニャ・ラドゥロヴィッチ(ヴァイオリン)
スーザン・マノフ(ピアノ)
録音:2008 年 7 月(ライヴ)、70'28

 パワフルな表現と、決して乱れることのないテクニック、そして甘い音色でファンを虜にしているラドゥロヴィッチの最ベートーヴェン。
 耳に吸いついてくるような少しコケティッシュで美しい音色、躍動感と瑞々しさに満ちた歌がなんとも魅力的です。ピアニストを務めるのはスーザン・マノフ。室内楽の分野で活躍めざましく世界中のアーティストから篤い信頼を寄せられているマノフのサポートが光ります。ライヴ録音ならではの熱に満ち、それでいて驚異的なまでに完璧な仕上がりに、ラドゥロヴィッチの底知れぬ才能と実力を感じます。



AR 004*
\2800→\1790
現代に甦ったパガニーニ
 セルビア生まれのヴァイオリン奏者、ネマニャ・ラドゥロヴィチ
「The 5 seasons」

 (1)ヴィヴァルディ:四季
 (2)アレクサンダル・セドラー:スプリング・イン・ジャパン
ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン、指揮)
ドゥーブル・サンス(1)
悪魔のトリル(2)
ネマニャ・ラドゥロヴィチ!鮮やかなコントラストと、音楽することの喜びに満ちた「四季」。日本を主題とした「スプリング・イン・ジャパン」の大迫力演奏

録音:2011 年5 月(セッション録音)

 現代に甦ったパガニーニ。セルビア生まれのヴァイオリン奏者、ネマニャ・ラドゥロヴィチのヴィヴァルディの「四季」。
 ネマニャ独特の物凄い推進力と、少し甘さを帯びた音楽作りは、「四季」をきわめてヴィヴィッドに響かせます。

 音楽することの喜びが、ネマニャとアンサンブルメンバーとの息遣いの間、ひとつひとつのフレーズの間に満ちあふれている、実に瑞々しい演奏。
 「春」の第3 楽章は、通常速めのテンポで演奏されることが多いですが、ネマニャは「春」に関して、第1 楽章は日の出、第3 楽章は一日の終り( 日没) と語っていますが、まさに太陽が地平線に美しく輝くさまが目に浮かぶような雄大な演奏となっています。
 「夏」の嵐の楽章のエッジの効いた表現は、若いメンバーたちによる演奏ならではのエネルギーに満ちています。

 「四季」のアンサンブル、ドゥーブル・サンスは、セルビアとフランス、2 つの国の音楽家によって結成された若手グループ。ネマニャ初のセッション録音ということでも注目の、期待を裏切らない出来栄えとなっています。
 カップリングは、同じくセルビア出身のアレクサンダー・セドラーの作品。震災のニュースを見て「日本のために何かしたい」と強く思ったネマニャが、セドラーに委嘱したものです。日本の印象にインスピレーションを得て書かれたもので、日本風な旋律の愛の歌から始まり、嵐のような激しい部分を経て、スキヤキ・ソングも遠くに聴こえる雰囲気の中、最後は輝かしい超絶技巧で華々しく幕となる、ネマニャの魅力が大炸裂する作品です。









フローラン・エオー(クラリネット)
モーツァルト:協奏交響曲

Mozart - Concertos & Concertantes
TRAN 146**
\2800→\1790
極上、まさに極上です!
 モーツァルト:

  1. 協奏交響曲 変ホ長調 KV.297b 〜
  オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンと管弦楽のための
  2. クラリネット協奏曲 イ長調 KV.622
フローラン・エオー(クラリネット)
ジルベール・オーダン(バソン)
ノラ・シスモンディ(オーボエ)
ミシャ・クリケノワ(ホルン)
プラハ室内管弦楽団

 フランスのZigZagTerritoires(インマゼールの名盤群で知られる、あの極上レーベル)から、珍しく現代楽器で霊妙な録音を続けていた異才クラリネット奏者がおりまして。自由自在、余裕綽々のブレスコントロールであざやかに室内楽美を織り上げるこの異才こそ、本盤のフローラン・エオーにほかなりません!

 古典派ロマン派からストラヴィンスキーまで、何でもさりげなくワクワクする響きにしてしまう彼、ここ10 年来ソリストとしてフランス内外で幅広く活躍しヨーロッパでは第一線にいる気鋭のひとりで、Transartが今更モーツァルト盤など出して来たのはむしろ「遅すぎる!」というくらい。いや、「満を持して」って言い方もあるかもしれませんが…本盤を少し聴いていただければ、このもどかしい説明が何を言わんとしていたのか、ただちにご理解いただけるはず!

 パリ音楽院を卒業、まごうことなきフランス派の伝統を受け継ぐ香ばしいサウンドで織りなされるモーツァルトは、往年のジャック・ランスロやユリス・ドレクリューズその他がEMI やERATO に残した、あのフランス随一の名盤たちの香気を彷彿とさせます。
 歌い口は全然ちがうのですが、なんとも薫り高く繊細な息遣いには「ああ、“おフランス”だ」と思わせずにはおかない快さが。
 とくに中間楽章冒頭のソロは、ただただ絶美、繊細そのものです。

 「いつになっても精力抜群」プラハ室内管も、はやる気持ちを抑えて?歯切れよくも急ぎすぎないテンポで品格を感じさせてくれます。

 そして注目すべきは協奏交響曲!
 共演陣が豪華そのもの、なにしろ他の3人とも、オペラ座やフランス国立フィル、パリ管といったフランスの伝統を担う名門の錚々たるソロ奏者ばかり。つとに知られたオーダンのフランス型バソンが奏でる雅びな高音域、驚異的になめらかなメロディを連ねるホルン、オーボエのやわらかさ、アンサンブルの精妙さ…「管の国」の最前線のうまみと香りが、ここに凝縮されています。

 極上、まさに極上です!



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≪鬼才、ブルーノ・フォンテーヌの2タイトル≫



TRAN 142**
\2800→\1790
J.S.バッハ:
 パルティータ 第6番 ホ短調 BWV830
 トッカータ ニ長調 BWV912
 パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV825
 トッカータ ホ短調 BWV914
 教会カンタータ 第147番より コラール
  「主よ、人の望みの喜びよ」(フォンテーヌ編)
ブリュノ・フォンテーヌ(P)

 フォーレ、モーツァルト、スピリチュアル...楽曲の通念をくつがえし続けてきた フランスの異端児が「意外なセンス」で「真正面から」取り組んだ清らかなバッハ。!

 O.ガイヤール(vc)のフォーレ作品集では1968年製のスタインウェイによって軽妙にして深遠な独特のピアニズムを展開、モーツァルトの独奏曲集では“やりすぎず絶妙”のはじけっぷりでみごとなバランス感覚を示し、W.フェルナンデスの黒人霊歌集では楽曲への深いリスペクトそのままにスピリチュアルを高雅なパフォーマンスへと昇華してみせた、しかし同時に映画音楽編曲も手がけるフランス随一のピアニスト、ブリュノ・フォンテーヌ。

 その彼が世に問うアルバムは常にみずみずしい驚異と心地よい鑑賞体験にあふれているが、今回がっちり“正面から”取り組んだバッハ・アルバム!!

 これもまたこちらの期待を軽く上回る会心の一作!


TRAN 155**
\2800→\1790
ガーシュウィン(1898〜1937):
 1. ラプソディ・イン・ブルー
 2. ピアノ協奏曲ヘ長調
 3. 『ポーギーとベス』による交響的絵画
ブリュノ・フォンテーヌ(ピアノ)
デイヴィッド・ロウ指揮
リル国立管弦楽団

 生粋のエンターテイナー!ブリュノ・フォンテーヌ、待望のレパートリー!
 クラシック・ファンには、こういう解釈の方が断然いいように思います。フランス気鋭陣が、極上のシックさとエスプリで描き出す、「ラヴェルの子」ガーシュウィン!

 ブリュノ・フォンテーヌ!
 フランスきってのエンターテイナー、まわりすぎるくらいまわる十指で、圧巻の音楽センスで、すべてのパフォーマンスを薫り高く、エスプリあざやかに仕上げてしまう鬼才ピアニスト。
 室内楽や歌曲伴奏でも異能を発揮、チェロのオフェリー・ガイヤールや「ディーヴァ」ウィルヘルメニア・フェルナンデス(S)らの天才パートナーとして名盤を連発してきただけでなく、ソロや協奏曲は他の追従を許さない仕上がりをみせ、時折ふらっと来日しては音楽堂を熱狂の渦へといざなう、マエストロ佐渡裕の小憎い共演者...とくに関西方面では「忘れられない夜」を体験された方もさぞや多いに違いありません(うらやましい!)。

 そのブリュノ・フォンテーヌが、来日時にその才能をいかんなく示したレパートリーをついに録音してくれました!

 国際的なパフォーマンス精神をしっかり持ち合わせながら、どこまでもフランスらしい「伝統」と「粋」を忘れない、北フランスのリル国立管弦楽団との共演による、ガーシュウィンの傑作ばかりを集めたシックなアルバム!

 しかも指揮台に立っているのは、英国からアメリカに移り、オペラ指揮者としての経験を活かしてヴァーサタイルな快進撃を続けている新世代の気鋭指揮者、デイヴィッド・ロウ!
 この人、時代が時代ならグスターボ・ドゥダメルと並び称されてもいいくらいのパフォーマーでは? と、本盤を聴きながら痛感いたしました。
 オーケストラ全体の色彩感のみならず、腕利きソロ奏者たちの持ち味を自発性たっぷり引き出してゆくセンスといい、折々ショスタコーヴィチばりの迫力をガーシュウィンのスコアから引き出してみせる本格派っぷりといい、キャラが立ちすぎるほど立ったフォンテーヌのピアノにまったく負けず、極上の協奏的空間を描きあげる才能には、誰しも魅了されずにはおれないはず!
 リル国立管がこれまた意気揚々で、ソロはうまいし弦は熱いしビシッと揃ってるし、金管・木管の匂い立つような美音をMusica Mumerais の天才技師ふたり(Alpha やAmbroisie の自然派サウンドを作ってきたアリーヌ・ブロンディオとフレデリク・ブリアン!)がきれーいに拾い、ほんとうに夢のようなオーケストラ空間を現出させてくれます。

 “クラシック側のガーシュウィン”は、やはりこうした「ヨーロッパ勢の粋を集めた」快演でこそ生きるもの。
 傑作ピアノ協奏曲も「ラプソディ・イン・ブルー」も、ラヴェルに憧れパリに出てきた前後の曲。
 マルティヌーがチェコからパリに来たのと同じく、彼もフランス近代の影響を受けた「ラ・ヴァルスとボレロの子」世代だった…と、この上ない痛快演奏で実感させてくれます!




≪新進気鋭のカドゥシュによる勝負のショスタコーヴィチ≫



TRAN 162**
\2800→\1790
ダヴィド・カドゥーシュ(ピアノ)
 ショスタコーヴィチ(1906-74):

 1. 24 の前奏曲 作品34
 2. ピアノ五重奏曲 作品57
ダヴィド・カドゥーシュ(ピアノ)
ショスタコーヴィチ アルデオ四重奏団

 
 ダヴィド・カドゥーシュ。ニース生まれのロシア系フランス人、師匠はジャック・ルヴィエ(パリ音楽院)とドミトリー・バシキーロフ(マドリード王立ソフィア王妃音楽院)。さらにペライア、ポリーニ、ピリス…といった世界的スーパープレイヤーたちの薫陶も受け...なんて修業状況は、本盤を聞けばたちまちどうでもよくなるでしょう。
 弱冠20代半ばにして、デビュー盤がショスタコーヴィチ、しかも室内楽の大作まで収録!という向こう見ずなアルバム制作を試みたのは、ダテじゃないどころの騒ぎではありません。
 「アーティストの売り込み」ということを熟知している音楽事務所レーベルTransart がわざわざこんな試みを自信ありげに押してくるだけのことはあります。なにしろ「24の前奏曲」では、ショスタコーヴィチの難渋さなどどこ吹く風、バッハ直系の対位法のみならず、シックな往年映画音楽ふうのサウンドも、ショパン譲りのポエジーあふれる超絶技巧も、この難曲集のあらゆる美質の側面を、いっさい気負わぬ自然体で1曲、また1曲…とあらわにしてゆくのですから!
 対するピアノ五重奏曲では、これもパリ音楽院出身の4人の女性奏者による曲者カルテット・アルデオSQ(彼女たちも彼女たちで、Ar-Re-Se レーベルからのデビュー盤はケクランの四重奏曲集(!)というあざとさでした)とともに、時に協奏曲的、時に親密、インテンスをきわめる至高の室内楽世界を易々と描きあげてしまうのです。
 新録音が出ているようで意外に出ていない曲だけに、本作のこの突き抜けたトラックを聴くためだけでも、本盤を手にとる価値はあろうというもの。

 バレンボイムがペライアの代役に指名、すでにフランスのみならずアメリカでも人気沸騰真っ最中のこの才能、じっくり聴き究めるには絶好ではありませんか。
 たった1枚で、絶美・超充実のソロと、室内楽まで聴けるのですから!



気鋭のチェロ奏者アントワーヌ・ピエルロ渾身のブリテン無伴奏組曲ライヴ!

TRAN 169
\2800→\1790
アントワーヌ・ピエルロ
 ブリテン(1913-1976):無伴奏チェロ組曲(全曲)

  第1番 作品72(1964)
  第2番 作品80(1967)
  第3番 作品87(1972)
アントワーヌ・ピエルロ
 (チェロ/Bernardel Father(1849年))
 

 録音:2010 年7 月(フラヌリ音楽祭/ライヴ録音)

 アントワーヌ・ピエルロは1981 年パリ生まれのフランスを中心に活躍する若手チェリスト。
 2008 年からは、クラシック名曲やジャズ、タンゴなどをアレンジして演奏する団体アンサンブル・コントラストのメンバーとして、クラシックにとらわれない活動も展開しています。
 ここに登場するのは2010 年のフラヌリ音楽祭でのブリテン無伴奏作品のライヴ録音。楽器が気持ちよく響きます。
 新しいチェロの聖典とされる3 作品に、臆することなく、しかし真摯に真正面から向き合った演奏にはさわやかな感動をおぼえます。

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現代を代表する名ギタリスト、フィロメーナ・モレッティによる4タイトル
驚くほど力強く豊満なギターの音色に身をゆだねる感動。
時に官能的に、時に独白のように奏でられる名曲を聴く喜び。何度でも聴きたい名盤揃いです



TRAN 168**
\2800→\1790
禁じられた遊び 〜至高のギター・アンコール作品集
 フランチェスコ・タレガ(1852〜1909):
  .▲襯魯鵐屮蕕料曚そ
  ▲凜Д襯妊の歌劇『椿姫』による幻想曲
  アラブ奇想曲
 アグスティン・バリオス(1885〜1944):
  ぅ錺襯 作品8-4 タ世琉Δ吠ぐもの β臉仔
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685〜1750)/
  シャルル・グノー(1818〜1893):
  Д▲凜АΕ泪螢◆淵皀譽奪謄J圈
 ジューリオ・レゴンディ(1822〜1872):
  ┘譽凜Д蝓瓮離奪肇ゥ襯痢別漢曄震訌曄忘酩19
 フランツ・シューベルト(1797〜1828):
  アヴェ・マリア(モレッティ編)
 エンリケ・グラナドス(1867〜1916):
  アンダルシア風
 イサーク・アルベニス(1860〜1909):
  マヨルカ 作品202(バルエコ編)
  朱色の塔(セゴビア編)
  グラナダ(バルエコ編)
 ヴィットーリオ・モンティ(1868〜1922):
  チャルダーシュ(モレッティ編)
 フェルナンド・ソル(1778〜1839):
  禁じられた遊び(イェペス編)
フィロメーナ・モレッティ(ギター)

 南国イタリアの西に浮かぶ、サルデーニャ島出身の完全無比なるギタリスト。
 その至芸で紡ぎ出される、磨き抜かれた傑作小品の数々!
 もはや巨匠の風格さえ漂う、圧倒的な余裕、隅々までぬかりのない技量、比類ない情感。

 イタリア領でも西の島嶼部、シチリア島の北に浮かぶ謎の大島サルデーニャから世界にその名を轟かせるカリスマ的スーパープレイヤー、フィロメーナ・モレッティ!
 Transart では2枚のバッハ盤(TR133・147)があまりに見事な仕上がりを誇っているため、いまだに連綿とセールスが止まらないばかりか、エモーショナルな魅惑の響き満載なヴィラ・ロボス作品集(TR138)もじわりじわりと浸透しているようです。

 Transart は“ライヴ録音専門”を標榜しているレーベルですが、このフィロメーナ・モレッティほどそのレーベルポリシーをみごとに体現しているアーティストはいないのではないでしょうか?
 何しろクラシック・ギターというのはライヴではあまりに危険要素が多く、きれいな音を紡ぎ続けるだけでも至難の業というのに、彼女はそれをどんな環境でも難なく決めてみせ、しかもその場の空気をすっと自分に引き寄せる痛烈な求心力を持った演奏を聴かせる、その求心力は、いつも“聴衆がいる”という緊張感から生まれたものにほかならず。

 しかし本盤では、そんな張り詰めた空気をものともしないフィロメーナ・モレッティが、くつろいだ聴衆との対話の時間でもあるアンコールでよく取り上げてきたナンバーを集めた1枚。
 『アルハンブラの想い出』に始まり『禁じられた遊び』で終わる、途中アルベニスやグラナドスの傑作に2曲の超有名『アヴェ・マリア』…と、ギター入門盤にも最適・などとヌルい薦め方だってできてしまうプログラムですが、とにかくこれが飛び切りに、巧いのです!
 通俗名曲と思っていた曲が信じがたい威容とともに「場」に息づき、すっかり吸い寄せられてしまった心に、しみじみ、余裕綽々のギターの美音が沁みわたる…1音1音、かっこよすぎます。なんでしょうこの格の違い?
 「モンティのチャルダーシュ」(!)さえこんなに高雅・霊妙に弾ける人なんて、あらゆる楽器奏者のなかでも彼女一人だけでは?
 じっくり傾聴し続けたい傑作盤が、またひとつ生まれました。



TRAN 138**
\2800→\1790
ヴィラ=ロボス:ギターのための作品集
 1. ギターのための五つの前奏曲
 2. ギターのための12の練習曲
 3. ブラジル民謡組曲
フィロメーナ・モレッティ(G)

 2005年春にリリースしたバッハアルバム(TR133)で、ライヴにもかかわらず全くひるむことなく圧倒的な技量と音楽性を印象づけてくれた超絶名手フィロメーナ・モレッティ。
 コルシカの南、イタリアの西に浮かぶサルデーニャ島から颯爽と現れた彼女が夏へ向けてリリースしてくれたのが、ブラジルの誇る大家ヴィラ=ロボスの傑作集。
 ギターのための近代音楽レパートリーではポンセと並んで王道中の王道レパートリーとなる「五つの前奏曲」「ブラジル民謡組曲」に「12の練習曲」を加えた体系的なプログラム。なのに、なんと今回も当然のようにライヴでの収録!
 レファレンス的・教科書的な解釈とは違う、おそろしいまでの集中力で繰り広げられる演奏には快くも熱気あふれるパッションが渦まき、急速部ではものすごい求心力で、緩徐部では濃密な静謐感(こういうあたりがいかにも“夏”っぽい!)で、聴き手をぐいぐいと音楽に引き込んでゆく。近めのマイク・セッティングも効果抜群、演奏がすぐ間近で行われているかのような迫力あふれるサウンドに仕上げられているのがまた良い。
 暑さの残る夏の夜、タブラオのような小さな演奏会場につめかけた聴衆がモレッティの情熱にあおられて、会場全体がむわりと濃密な音楽空間となる…といった感じか。


TRAN 133*
\2800→\1790
J.S.バッハ:ギターによるリュート組曲集
 組曲 BWV1006a
  (≒無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番)
 組曲 BWV995(≒無伴奏チェロ組曲 第5番)
 組曲 BWV996(編曲・監修:R.キエーザ)
フィロメーナ・モレッティ(G)
使用楽器:製作,COCLEA2000

 サルデーニャ生まれのイタリア人ギタリスト、フィロメーナ・モレッティ。
 きわめてインテンスで精確なテクニックを誇り、はげしい情熱を内面にたぎらせながらも音楽の進行はあくまで確固たる構成感覚につらぬかれている。
 その音楽性を強く印象づけられていたところ、今度はギタリストたちにとっての金字塔ともいえるバッハの組曲を集めた新譜が登場した。これが実に見事な仕上がり!


TRAN 147
\2800→\1790
バッハ:ギターのための作品集Vol.2
 1. リュートのためのプレリュード ハ短調 BWV999
  (ルッジェーロ・キエーザ編)
 2. リュートのための組曲 第3番 ハ短調BWV997
  (ルッジェーロ・キエーザ編)
 3. 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト短調 BWV1001
  (フィロメーナ・モレッティ編)
 4. 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
 (フィロメーナ・モレッティ編)
フィロメーナ・モレッティ (ギター)
使用楽器:
コクレア・モデル、アンドレア・タッキ2000年製

 すっかり21世紀クラシカル・ギター界に確たる立ち位置をしめるようになってきた天才ギター奏者フィロメーナ・モレッティの、大好評のバッハ・アルバム(TR133)に続く第2のバッハ作品集!
 前作では無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番の編曲で始まる「明」の側面をきれいに打ち出したアルバムだったが、今回は短調作品ばかり、しかもあの長大なフーガを含む無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番と、圧巻のシャコンヌが魅力のパルティータ第2番を自らギター編曲、みごと弾き切ってしまうという荒業を完璧にこなし、バッハ作品のうつくしい陰影をあでやかに描き上げてみせます。

 Transartといえば「ライヴ録音至上主義」を標榜するレーベル、これも例によって“ラザニアの本場”レッジョ・エミーリアでのライヴ録音なのですが(拍手は最後まで全カット)、急速パッセージでの指まわりは信じられぬほど。ごく自然なエモーションのうねりに、今そこに息づく音楽ならではの美質が宿っている。しかも以前は「圧倒的なテクニック」が全面に際立ったのに対し、最近の彼女はぐぐっと「しっとり感」が増して、長大な「シャコンヌ」や「フーガ」でも楽想の切れ目でふっと弱音に落とすあたりなど、思わずため息がもれるくらい美しく深い音楽性が魅力的!
 いたずらにアクロバティックに攻めない、深いバッハ解釈。古楽器か否か、なんて問題を超越した名演なのは、いうまでもありません!



うそかほんとか・・・BWV 997が少し聴けるのでどうぞ・・・
https://youtu.be/FvkTxVbh1OE








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