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幻の名女流ピアニスト
イレーナ・ヴェレッド、新発見のアルバム
COUGAR CC 1009 1CD-R\2700


 もう何年前だろう。

 「ILANA VERED/イレーナ・ヴェレッド」という聞き慣れない名前のピアニストのラフマニノフの2番の協奏曲を聴いてびっくり仰天したのは。

 リリースしたのはユニバーサルの超廉価盤レーベルBELART。
 だからかつてはDGやDECCAで活躍していたはず。しかし当時ユニバーサル系からは1枚もCDが出ていなかった。
 
 しかしそのラフマニノフはすごかった。
 女性とは思えない壮大なスケール。そして一音もおろそかにしない歌心。
 この大曲、難曲を前にすると、演奏することだけに汲々とするピアニストが多い中で、彼女の技巧や音楽性は軽々とこの曲を凌駕している。
 凡人じゃない。

 そこで調べてみた。イレーナ・ヴェレッド。



 ポーランド人の父親とロシア人の母親を持ち、イスラエルで生まれる。

 幼少の頃から厳格な音楽教育を受け、13歳でイスラエル政府の給費留学生としてパリ音楽院に入学、ペルルミュテールに師事、わずか2年で卒業(!)、15歳でピアニストとしてデビューする。
 しかし19歳で、今までの自分の音楽生活に疑問を感じ、ピアニストとしてのキャリアを捨てて画家を目指す。

 その後6年間パリで絵の勉強を続けるが、その間に結婚した医者の夫からの強い説得で1969年、ニューヨークで再デビューを果たす。
 そのコンサートが地元で大絶賛を受けストコフスキーにの目にとまり、1973年ロンドンでのラフマニノフ生誕100周年記念コンサートに誘われて出演、そこでも大成功を収め、今度はDECCAの目にとまり、レコード・デビューを果たすことになる。
 それが店主が聴いたラフマニノフだったわけである。

 その後もヴェレッドはチャイコフスキー、ショパン、リストなどをDECCAのフェイズ4で録音、数枚のレコードを発表し、80年代には日本にも来たらしい。

 しかしこれだけの人が今ではすっかり忘れ去られている。

 諦め切れなかった店主は上京したおり東京文化会館の資料室を訪れて、昔国内でリリースされていた彼女の3枚のアルバムを聴いた。
 チャイコフスキーのコンチェルト、ショパンの小品集、ポピュラー・ピアノ小品集。
 
 そうしたらやっぱりすごかった。

 しかもすごかったのはドビュッシーの「月の光」、サティの「ジムノペディ」、シューマンの「トロイメライ」・・・。

 ポピュラーな通俗曲をこんなにも大事に大事に情感たっぷりに演奏するピアニストはちょっと見たことが無い。
 その最弱音での深い色合い。
 派手系のバリバリ・テクニシャンと思っていたのに全然違う。
 「トロイメライ」なんて通常3分に満たないのに3分20秒もかけて歌い切る。
 その弱音の寂しさ、孤独なかげり、ほの暗い情感・・・これは普通の人では絶対に表現できない特殊なものである。

 こんなふうに小品を弾くことができる人だから、ラフマニノフのこの大曲、一歩間違えると空虚なハリウッド音楽に隋するこの曲をここまで聴かせることができたのだ。
 
 しかしその後、ヴェレッドはまたCD業界から姿を消した。
 次に登場するのはConnoisseur Societyという日本にはほとんど流通しなかったレーベルでのアルバム。・・・しかしその存在を知ったときはすでに廃盤で、残念ながら入手することはできなかった。
 ただその録音は1970年代初頭で、DECCA録音よりも前だった。

 結局DECCA録音後の彼女のCDというのは存在していないようだった。

 そんなヴェレッドの名前を久しぶりに聞いたのは今年に入って。
 なんと昨年2015年に東京音大のマスタークラスに来ていたらしいのである。しかもちょっとしたリサイタルも開催したらしい。
 なんとも残念な機会を逃してしまった。

 そんなこともあって、消沈しつつ、ひょっとして昔のDECCA録音が再プレスされていないかなどとネットでいろいろ検索していたら・・・・

 彼女の新録音らしきアルバムを発見したのである。
 おそらく自主製作に近いCD-Rアルバム。
 録音年も書いてないし、詳細は不明。ただジャケットの写真が最近のヴェレッドのものなので、最近の録音だと思うのだが・・・。

 しかしその鮮烈さ、同時にため息が出るような繊細さ、そしてときに聴かせてくれる烈しさ・・・これはヴェレッドのものに間違いない。

 これまで聴けなかった彼女の新たなレパートリーに接することができたのが、そしてなにより彼女がまだ現役バリバリで活躍してくれていたことが何より嬉しい。





COUGAR CC 1009
(884501921947)
\2700
モーツァルト:「きらきら星変奏曲」ハ長調 K. 265
ハイドン:アンダンテと変奏曲ヘ短調 Hob.XVII-6
フォーレ:フォーレ:主題と変奏 Op. 73
ラヴェル:水の戯れ
      ラ・ヴァルス(2台ピアノ用)
イレーナ・ヴェレッド(P)
 エンリケ・グラフ(P)






 彼女のCDは現在もほとんど出ていない。
 ユニバーサルの巨大ボックスのなかに収録されているが、単売はない。

 これは ETERNITIES のライヴCD-R。マニア向けのアルバムである。
 全盛期の彼女の十八番だったらしいブラームスが聴ける。
ETERNITIES
ETCD 074/5-S
(2CD−R)
\3980
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
ベルリオーズ:幻想交響曲
コンドラシン指揮
ロス・フィル
イレーナ・ヴェレッド(P)
1979年7月12日、ロサンゼルスでのライヴ





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