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今年も来ました
WEITBLICK、超特価セール
セール初登場アイテム多数!
1CD\2300→\1290
〜12/15(日)


 いまや貴重ライヴ復刻レーベルとして大きな地位を獲得した日本発のレーベルWEITBLICK。
 そのアルバムから名盤をセレクション、超特価でお贈りします。
 セール初登場となる比較的最近のアルバムまで入っています!



SSS 0213/14
(2CD)
\4600→\2390
「エディト・パイネマンWDRリサイタル録音集」
 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調op.30-2
 (2)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第27番ト長調K.379
 (3)シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調D..408
 (4)ブラームス:FAEソナタよりスケルツォ ハ短調
 (5)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調Op12-2
 (6)シューベルト:幻想曲ハ長調D.934
エディト・パイネマン(ヴァイオリン)
(1)(2)ヘルムート・バース(ピアノ)
(3)-(5)イェルク・デムス(ピアノ)
(6)ロバート・アレクサンダー・ボーンク(ピアノ)
 美しすぎるヴァイオリニスト、エディト・パイネマン第2弾!WDRリサイタル録音集!パイネマンの高貴な芸術!

 録音:(1)(2)1967年10月4日、(3)1966年6月24日、(4)(5)1966年4月26日、(6)1957年6月23日
 ※日本語オビ・解説付/音源提供:WDRケルン放送(モノラル)

 空前のヒットとなった協奏曲ライヴ(SSS0204/05)に続いて、美貌の天才ヴァイオリニストとして高名なパイネマンの未発表放送用スタジオ録音が一気にリリース。
 その高名に比して録音は極めて少なく、DGへのCD1枚分が全てでしょうか。マニアは、ハウシルトとのレーガーのヴァイオリン協奏曲の録音を知ることでしょう(AMATI)。ここに登場するレパートリーも全曲初出レパートリーです。
 1937年にドイツ・マインツに生れたパイネマンは、4歳で同地のオケのコンサートマスターであった父からヴァイオリンを学びます。さらにハインツ・スタンシュケ、マックス・ロスタルに師事。19歳でドイツ放送局(ARD)主催のコンクールで第1位となり,国際的な活動を開始します。アメリカでは、特に大指揮者ジョージ・セルがパイネマンを高く評価したために、1965年のクリーヴランド管のニューヨーク・カーネギーホール公演にもソリストとして起用されます。以降、共演した指揮者にはミュンシュ、ショルティ、カラヤン、カイルベルト、クリップス、バルビローリ、クーベリック、テンシュテット、マルティノン等が挙げられます。1972年にはミュンヘンフィル初来日公演にソリストとして参加。
 1970年代以降は教育活動に重きを置いたために、演奏家として録音に恵まれなかったのかも知れません。それ故に協奏曲の名曲、名演を集めた当企画は長年の渇きを癒すリリースと申せましょう。
 芸風は典雅にして高潔。無駄な効果を狙った演奏とは無縁です。ベートーヴェンの高貴さには頭が下がるばかり。モーツァルトは深遠な思索に富んだ名演。ブラームスのFAEソナタの感受性の強さ。そしてシューベルトの「幻想曲」、この自由度の高い飛翔に心洗われる思いであります。
 伴奏ピアノの神様ともいえるデムスのバッキングが多いことも朗報。
 全てモノラルですが、ケルン放送の技術の高さは多くの見識あるファンが知るところ。期待を裏切りません。


WEITBLICK
SSS 0204/05
(2CD)
\4600→\2390
エディット・パイネマン、巨匠たちとの協奏曲名演集!
 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
 (2)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 (3)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
 (4)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
エディト・パイネマン(ヴァイオリン)
(1)ジョージ・セル(指揮)
 ケルン放送交響楽団
(2)ギュンター・ヴァント(指揮)
 ケルン放送交響楽団
(3)ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)
 ケルン放送交響楽団
(4)ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)
 ケルン放送交響楽団

 美しすぎるヴァイオリニスト、エディット・パイネマン、巨匠たちとの協奏曲名演集!(音源提供:ケルン放送)セル、カイルベルト、ヴァントが伴奏で登場!

 録音:(1)1964 年6 月11 日ビスマルクザール、モノラル、(2)1975 年10 月10 日ビスマルクザール、ステレオ、(3)1967 年10 月27 日ビスマルクザール、ステレオ、(4)1960 年5 月6 日ビスマルクザール、モノラル/日本語オビ・解説付/音源提供:WDR ケルン放送


 協奏曲の名曲、名演を集めた当企画は長年の渇きを癒す待望のリリース。

 プロコフィエフの第1 番は、何とヴァント共演。現代音楽にも鋭く切り込むヴァントならではの見事な伴奏との会話が聞きもの。
 カイルベルトとも縁が深かったようで、「プフィッツナーの協奏曲を勉強しろ」との指示に従い、パイネマンは、ベルリンフィル・デビューをこの曲で飾りました。
 当盤では、想像もつかないカイルベルトのシベリウスが聴けます。豪快で堂々とした見事な名演。メンデルスゾーンもドイツのリリシズムの極みといった感のある、感傷が懐かしくも感動的です。


SSS 0212
\2300→\1290
ヨアンナ・マルツィ、1976年のステレオ・スタジオ録音!
 バルトーク:ヴァイオリンとピアノのためのラプソディ第1番
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第24番ヘ長調K.376(374d)
 シューベルト:ヴァイオリンとピアノの二重奏曲D.574「デュオ・ソナタ」
ヨアンナ・マルツィ(Vn)
イシュトヴァン・ハイジュ(Pf)
 完全初出!!ヨアンナ・マルツィ。1976年のステレオ・スタジオ録音!スイス放送の優秀録音

 録音:1976年11月30日チューリヒ・放送スタジオ2、スタジオ録音(音源提供:スイス放送)

 もう何の言葉も必要ない!夢のような演奏が完全初出となります。
 イエネー・フバイ門下の名女流ヨアンナ・マルツィはハンガリー出身ですが、ジュネーヴ国際音楽コンクールに入賞した1947年以降はスイスに居を定めました。そして、世界各地で活躍しましたが、1970年以降の録音は極めて少なく、1972年のスイス録音のみです。
 ここに収録される1976年のリサイタルは、さらに後年で最も晩年の演奏ということになります。バルトークとモーツァルトは初出レパートリーという衝撃!スイス放送の録音は極めて優秀で音質は最高!
 演奏内容もバルトークにおける愉悦とアイディア。モーツァルトなど慈眼とも呼びたいぬくもり溢れる表現に心が洗われます。
 シューベルトの「デュオ・ソナタ」は、アントニエッティとのスタジオ録音が高名ですが、長年コンビを組んだイシュトヴァン・ハイジュとの息があった、それでいて丁々発止の駆け引きも面白い名演です。ヴァイオリンを愛する、または室内楽を愛する人々には垂涎のリリースであります。

※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付


SSS 0217
\2300→\1290
中古市場では法外な値段で取引されている
 Coup d'Archetで出ていた名演!
  ヨアンナ・マルツィ1972年


 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」
 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
ヨアンナ・マルツィ(Vn)
イシュトヴァン・ハイジュ(Pf)
 Coup d'Archetで出ていた名演!!ヨアンナ・マルツィ1972年のモノラル・スタジオ録音!スイス放送の優秀録音

 録音:1972年11月25日チューリヒ・放送スタジオ2、スタジオ録音(音源提供:スイス放送)

 この1972年の放送用スタジオ録音は、Coup d'Archetで初出となりベストセラーとなりましたが、廃盤になって久しく中古市場では法外な値段で取引されております。
 この度、WEITBLICKでは改めてスイス放送からライセンスを受けて、さらにマルツィ女史唯一の権利継承者である令嬢からの許可を得ての正規発売に漕ぎつけました。
 音質も改めてマスタリングがなされて、定評ある名演を聴く環境が初めて整った感があります。1972年というと当然ステレオ録音がなされている筈と必死の探索を行いましたが、やはり現存するのはモノラル・ヴァージョンのみということです。
 名コンビであるイシュトヴァン・ハイジュとの対話のような見事なバッキングもお見事。

 ヴァイオリンを愛する方、または室内楽を愛する人々には垂涎のリリースであります。

 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付





SSS 0210/11
(2CD)
\4600→\2390
「イダ・ヘンデル、ストックホルム・リサイタル」
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番
 バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004〜「シャコンヌ」
 オットー・オルソン:ヴァイオリン・ソナタ第2番
 サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ

 (以下アンコール)
 ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
 ラヴェル:ハバネラ形式の商品
 リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
クレイグ・シェパード(ピアノ)
 WEITBLICK至高の室内楽シリーズ。イダ・ヘンデル、ストックホルム・リサイタル。スウェーデン放送協会提供、高音質ステレオ録音!1984年12月9日

 録音:1984年12月9日ベルワルドホール・ライヴ(ステレオ)(音源提供:スウェーデン放送協会)

 これも衝撃的リリースです。名女流ヴァイオリニスト、イダ・ヘンデルのストックホルム・リサイタル。良好なステレオ録音。彼女とストックホルムとの縁は深く度々訪問し多くの名演を残しております(今後協奏曲ライヴがリリース予定です)。
 ベートーヴェンのソナタ第7番はスプラフォン盤がモノラルだったので大歓迎のリリース。確固たる自信に満ちた余裕の歩みを見せます。涙なくして聞けない「シャコンヌ」の真摯な魂の叫び。スウェーデンの作曲家オットー・オルソン(1879〜1964)は、オルガニストでもありました。作風は極めて後期ロマン派の影響の強いものです。ヘンデルもかなり陶酔的に演奏しており、地元の作曲家だけに拍手を盛んに浴びております。
 序奏とロンド・カプリチオーソも鮮血が迸るような情熱的な演奏。
 そして、色っぽい声で自ら曲目紹介するアンコール3曲、も魅力あふれる演奏です。「熊蜂の飛行」は音盤初レパートリーですから驚きです
 伴奏はクレイグ・シェパード(1947〜)で、最近は来日も多く、ソロ・アルバム(ROMEO RECORDSから多数発売になっています)も評価の高い名手です。


SSS 0220/22
(3CD)
\6900→\3390
「イダ・ヘンデル、ストックホルム協奏曲ライヴ録音集」
 (1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
 (2)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
 (3)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
 (4)ショーソン:詩曲
 (5)ブリテン:ヴァイオリン協奏曲
 (6)バッハ:ソナタ第2番ニ短調〜アンダンテ(アンコール)
 (7)ラヴェル:ツィガーヌ
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
(1)キリル・コンドラシン(指揮)
 スウェーデン放送交響楽団
(2)(4)(5)(7)ワルター・ヴェラー(指揮)
 スウェーデン放送交響楽団
(3)レイフ・セーゲルスタム(指揮)
 スウェーデン放送交響楽団

 完全初出!快挙!ファン垂涎のイダ・ヘンデル、未発表協奏曲ライヴ・イン・ストックホルム。
 全てステレオ録音。伴奏にコンドラシン、セーゲルスタムも登場!

 録音:
  (1)1977年10月16日ストックホルム・コンサートホール
  (2)1984年12月7日ベルワルドホール、(3)1975年9月21日ベルワルドホール
  (4)1982年9月25日ベルワルドホール、(5)(6)1982年9月24日ベルワルドホール
  (7)1982年11月15日ベルワルドホール  すべてライヴ・ステレオ録音

 またまた快挙です。実力、名声に比して極端に録音の少ない大女流ヴァイオリニスト、イダ・ヘンデル。虚飾を排しながらも奥深い情熱が随所に発揮される稀有の存在です。
 その極上の協奏曲ライヴ録音がしかもステレオで一気にリリース。共演指揮者も豪華そのもの。

 ブラームスは複数の録音が既出の得意レパートリーですが、ステレオ録音は初の登場。コンドラシンの恰幅の良い見事な伴奏が聴かせます!
 ベートーヴェンはクーベリックとのスタジオ録音、アンチェルとのライヴは共にモノラル録音だったので鬼才セーゲルスタム共演盤は大歓迎です。
 ブリテン、シベリウスはベルグルントとの名盤で知られる、これもお気に入りのレパートリーですが、ライヴならではの生命力が当盤には満ち溢れております。
 ブリテンの演奏の後に、例のセクシーな声で自ら紹介してバッハをアンコールで聞かせてくれるのも最高。
 ラヴェル、ショーソンともに情念というか熱い血の迸りが感じられる濃い演奏。スウェーデンは彼女にとってお馴染みの土地であり繰返し客演を繰り返しました。
 スウェーデン放送による優秀なステレオ録音であることは言うまでもありません。

 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付






WEITBLICK
SSS0021-2
\2300→\1290
存在していた、幻の日本ライヴ録音
 サンソン・フランソワ/日生劇場ライヴ1969

 フランク:前奏曲、コラールとフーガ
 フォーレ:
  夜想曲第6番嬰二長調/即興曲第2番ト短調
 ドビュッシー:
  前奏曲集第1巻〜
   「デルフィの舞姫」/「亜麻色の髪の乙女」/「沈める寺」
  前奏曲集第2巻〜「花火」/
  ピアノのために全曲(前奏曲、サラバンド、トッカータ)
サンソン・フランソワ(P)

1969年11月16日、日生劇場でのライヴ録音(モノラル)

 サンソン・フランソワが早世する前年の日生劇場ライヴ。何と記録用録音が現存していた!

 音質は残念ながらモノラルで、当時としても水準の高い録音とは言えないが、そのほの暗い、陰鬱な気配は充分収録されている。
 フランソワは録音を多く残しているが、ライヴ録音は極めて少なく、それは専属であったフランスEMIが、フランスEMIが録音していないレパートリーの商品化を固く禁じているからでもある。
 今回のリリースは日生劇場と発売元が協力し関係各所の了解を得、フランスEMI、子息マクシミリアン・フランソワの快諾も得た公式全世界発売。
 ライナーノートは、日英併記で、マクシミリアン・フランソワ責任監修、廻由美子氏、山崎浩太郎氏の執筆。





SSS 0209
\2300→\1290
フィルクシュニーのモーツァルト協奏曲集、
 マカールとセルが伴奏!

  (1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番
    演奏タイミング [10:37] [5:02] [7:48]
  (3)モーツァルト:ピアノ協奏曲第18番
    演奏タイミング [12:00] [10:36] [7:20]
ルドルフ・フィルクシュニー(Pf)
(1)ズデニェク・マカール(指揮)
 ケルン放送交響楽団
(2)ジョージ・セル(指揮)
 ケルン放送交響楽団
 完全初出レパートリー!ケルン放送ステレオ録音!フィルクシュニーのモーツァルト協奏曲、マカールとセルが伴奏!

 録音:(1)1973年1月19日放送録音、(2)1966年6月24日放送録音(音源提供:WDRケルン放送)

 今なお忘れがたい名ピアニスト、ルドルフ・フィルクシュニーのモーツァルトの協奏曲が登場!我が国でもモーストリー・モーツァルト音楽祭でも妙技を披露し絶賛されたことがあります。これほどの適性を示したモーツァルトながら録音は極めて少なく、2曲とも音盤初レパートリーです。ドイツ屈指の実力を誇るケルン放送響との共演でステレオ録音高音質!
 第15番は、フィルクシュニーが高く評価したマカールとの共演。奇を衒った箇所が少しもないのに十分に愉悦に富んで、奇数番号の協奏曲らしく楽しく聴けるところがフィルクシュニーらしい美点です。
 そして聞き物は何といっても希代のモーツァルティアン、ジョージ・セルが伴奏する豪華共演の第18番は、かつてEMIから出ていたチャイコフスキーの交響曲第5番の前半プログラムです。
 自身が優れたピアニストであったセルは共演するピアニストに殊に厳しく、アニー・フィッシャーなどには、自ら弾いて見せた上で「こういう風に弾け」と強要し衝突した程です。
 フィルクシュニーとは非常に相性が良く、商業録音こそ遺さなかったものの共演を繰り返しております。粒だった美音と清潔そのものの気品溢れるフィルクシュニーの芸風はセルとも相通じるものがあります。

 ※フィルクシュニーご息女、ご子息からのメッセージ!
 イゴールと私の兄弟にとって、最近ドイツの放送局WDRのアーカイブで発見された父の歴史的録音がディスク化されることは大きな喜びです。ジョージ・セルもズデニェク・マカールも父が長年個人的に親密な結びつきを持っていた偉大な指揮者です。私たち兄弟はセルに会ったことはありませんが、彼の写真と眼鏡が、父が毎日練習していたピアノの後ろの本棚の上段に恭しく置かれていました。この並外れたアーティストに対して父がどのように思っていたかはその口調から明らかでした。どんなに深く尊敬していたか、そして愛していたか、共演の数々からいかに多くのことを学んだか。ここに収録されている1966年の録音は私たちが生まれる前のもので、この演奏を聴くことができたのは私たちにとってまさに思いがけない贈り物といえます。(ヴェロニク・フィルクシュニー)

 ズデニェク・マカールと父はプロフェッショナルな同僚でしたが、同時にお互い家族ぐるみで友人でした。父やマカールのような道徳的義務を負った人々が政治的な状況からチェコスロヴァキアからの亡命を余儀なくされたとき、この二人の同胞がともに音楽を演奏するどんな機会も極めて特別な意味を持っていたといえます。子供のころ夏の音楽フェスティヴァルでスイス、ルツェルンに滞在したときにはマカール家族をたびたび訪ねました。思い出してみると、私たち家族は家ではほとんどチェコ語のみを話していましたが、両親が他の人々とチェコ語で会話しているのを聞くのは稀なことでした。従ってマカールの湖畔の家を訪ねたことはとても意味深い鮮明な記憶として心に深く残っています。父はズデニェク・マカールを指揮者として、また音楽家としてこの上なく敬愛し、いつも芸術的な協力ができる場を楽しみにしていました。(イゴール・フィルクスニー)





SSS 0167/68
(2CD)
\4600→\2390
チェリビダッケ+スウェーデン放送響のチャイ4、チャイ5
  チャイコフスキー:
   (1)交響曲第4番
   (2)交響曲第5番
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 真冬に聴きたい!チャイコフスキー!チェリビダッケ+スウェーデン放送響のチャイ4、チャイ5

 (1)1970年9月13日サンドスタ音楽堂ライヴ (2)1968年11月16日エシュクリシュタナ小学校講堂ライヴ
 演奏タイミング:(1)[21:08][12:14][6:12][9:36] (2)[16:18][15:24][6:08][12:44]

 1960 年代から1970 年代のチェリビダッケ+スウェーデン放送響のライヴ名演集が正規リリース。
 大きな反響を呼んだベートーヴェン、「幻想」に続く新譜は、お得意のチャイコフスキー、それも第4 番と第5 番という強烈な演奏です。チェリビダッケはチャイコフスキーを愛し、生涯を通じて演奏を繰り返しました。
 壮絶な感情注入と、整然とした音色とアンサンブルの両立という一見二律背反する理想を見事に具現しています。
 演奏内容は、既に晩年の問答無用の遅いテンポに傾斜する部分が垣間見られます。しかし壮年期らしい豪快なドライヴも随所に併せ持っており、魅力豊かな名演ばかりです。スウェーデン放送響のひんやりとした音色もチャイコフスキーに相応しい高潔さと申せましょう。どんな時代でも「極めていた」巨匠ならではの完成度です。いずれの曲もミュンヘンフィルとの晩年の演奏しか正規盤はありませんから、これは必聴です。
 スウェーデン放送協会音源提供の良好なステレオ録音。
 ※セルジュ・イオアン・チェレビダーキ氏認可
 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付


SSS 0169/70
(2CD)
\4600→\2390
チェリビダッケ&スウェーデン放送響
 ラヴェル:管弦楽名演集

 (1)「マ・メール・ロワ」組曲
 (2)高雅で感傷的なワルツ〜
   第2曲の「十分にゆっくりと(Assez Lent)」
 (3)鏡より「道化師の朝の歌」
 (4)「ダフニスとクロエ」第2組曲
 (5)スペイン狂詩曲
 (6)クープランの墓
 (7)ラ・ヴァルス
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 精緻な彫琢と退廃的なロマン……チェリビダッケ+スウェーデンのラヴェル名演集

 (1)1969年9月10日、ナッカ・アウラ、(2)1969年6月29日ファルベルク・スポーツホール、(3)1967年12月1日エシュキルストゥナ・コンサートホール
 (4)1970年11月8日ストックホルム・コンサートホール、(5)1969年3月7日エシュキルストゥナ小学校ホール
 (6)1967年9月6日ナッカ・アウラ、(7)1969年1月26日ストックホルム・コンサートホール (全曲ライヴ・ステレオ録音)

 続々リリースのチェリビダッケの知られざる時代、スウェーデン時代の充実を今に伝えるライヴ録音集。今度の新譜は、ラヴェル名演集です。
 昨年フランス国立放送響時代の名演も発売されましたが、スウェーデンはそれよりも前なので、フェンシングの選手を思わせると聴衆を感動の坩堝にたたきこんだ、華麗で運動神経抜群なオーケストラ・ドライヴを堪能できます。
 驚異の弱音、美音を駆使した、「マ・メール・ロワ」、「クープランの墓」。結構俗っぽい魅力も兼ね備えた「ダフニス」、「ラ・ヴァルス」も必聴の名演です。

 セルジュ・イオアン・チェレビダーキ氏認可
  ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付


SSS 0164
\2300→\1290
チェリビダッケ+スウェーデン放送響の
 「幻想交響曲」と「魔法使いの弟子」

  (1)ベルリオーズ:幻想交響曲
  (2)デュカス:魔法使いの弟子
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 遂に登場!チェリビダッケ+スウェーデン放送響の「幻想交響曲」と「魔法使いの弟子」

 (1)1969 年11 月23 日ストックホルム・コンサートホール・ステレオ・ライヴ (2)1968年9月7日ヴェステラス・コンサート・ホールステレオ・ライヴ
 演奏タイミング:(1)[13:52][6:06][19:41][5:30][11:31] (2)[11:01]

 1960 年代から1970 年代のチェリビダッケ+スウェーデン放送響のライヴ名演集が正規リリース。大きな反響を呼んだベートーヴェンに続く新譜は、何と「幻想」と「魔法使いの弟子」というフランス音楽集。「幻想」は、トリノRAI 響とのモノラル録音くらいしか知られておらず、オーケストラの能力には非常に難点がありましたし、最後の手兵ミュンヘン・フィルとは観客の膝上録音しか残されていない模様なので、今後は当演奏がチェリビダッケの「幻想」のスタンダードとなることでしょう。この演奏を聴けばチェリビダッケは、「世俗を超越した芸術家」でも「正しい音楽を教えてくれる教師」でもなく、かなり山っ気のある天才芸術家という側面もあることが理解できるはずです。それだけ、お得意の「聴こえないほどの弱音」、「耳をつんざく大音響」を駆使して、かなり派手で効果を狙った仕掛けがたくさんあります。そして説得力は無類、オーケストラが表現可能な極限を示しております。ここが凡百の指揮者と異なるところです。カプリングの「魔法使いの弟子」も泣かせます。如何にもチェリ向けの繊細さと爆発が感じられる名演です。スウェーデン放送協会音源提供の良好なステレオ録音。
 ※セルジュ・イオアン・チェレビダーキ氏認可
 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付
SSS 0184
\2300→\1290
チェリビダッケ初出!スウェーデン時代の蜜月の記録
 (1)モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」
 (2)モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」
 (3)モーツァルト:六つのレンドラー風舞曲
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 チェリビダッケの初出レパートリーが続々!!スウェーデン時代の蜜月の記録

 録音:(1)1971 年3 月21 日ライヴ、(2)(3)1970年2月8日ライヴ

 CDで聴けるチェリビダッケのモーツァルトの交響曲と言うのは極めて少ない。
 交響曲第36 番「リンツ」は、初の公式発売のレパートリーである。この曲をチェリビダッケはミュンヘン時代にも演奏しているからレパートリーから外していた訳ではない。音の出だしが何時もながら独特だ。ラヴェルやドビュッシーのようだ。
 第38 番「プラハ」はモーツァルトが古典様式の交響曲に回帰したと言われる三楽章性の交響曲だが、この演奏は晩年のチェリビダッケが獲得した荘重な演奏様式を早くも獲得している。実にロマンティックな演奏と呼ぶほかない。

 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付
SSS 0185
\2300→\1290
チェリビダッケ、シューベルト「ザ・グレート」
 (1)シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」
 (2)シューベルト:交響曲第3番
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 録音:(1)1969年1月26日ライヴ、(2)1967年12月1日ライヴ

 音の始まりが柔らかで美しい故に、テンポはミュンヘン時代に比べて常識的(46 分)ながら、全体にゆったりした印象を受ける。ティンパニのアタックも鋭角的ではない。これは意図的である。第2 楽章が、まるでラヴェルのように鳴り響く。第3 楽章ではメロディの繰返しの執拗さをさらに強調している感がある。
 第4 楽章では、熱血漢チェリビダッケの顔が飛び出す。柔らかに美しくを目標にしていても、どうしても血の気が騒ぐのだろう。怒鳴り声、足音とともに音色のエッジが立ってくる。こういう箇所がチェリビダッケは面白い。血の通った芸術家なのである。
 第3 番について、チェリビダッケは第1 楽章から目いっぱい遅いテンポを採用し、「ザ・グレート」同様のエッジの柔らかい演奏を繰り広げている。こんな演奏は聴いたことがない。第4 楽章フィナーレのディミヌエンドなど、全く「ザ・グレート」のフィナーレと同様の解釈をしている。相似を意識していたのではないか?

 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付


SSS 0186
\2300→\1290
「チェリビダッケ&ニルソンによるワーグナー、ヴェルディ」
 (1)ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
 (2)ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集より3曲(天使、悩み、夢)
 (3)ヴェルディ:歌劇「マクベス」第2幕より「光は萎えて」
 (4)ヴェルディ:
  歌劇「仮面舞踏会」第2幕より「ここがかの恐ろしい場所」
 (5)ヴェルディ:歌劇「運命の力」第4幕より「神よ平和を与え給え」
 (ボーナス・トラック)
  ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
   リハーサル風景
ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 チェリビダッケVS.ニルソン、驚愕の共演アルバム!良好なステレオ録音

 録音:(1)(2)1967年9月8日、(3)-(5)1968年9月1日、ストックホルムコンサートホール(ステレオ)

 21 世紀になってチェリビダッケによるオペラが聴けるとは!
 決して経験がない訳ではないにも関わらず、やはり歌劇場とは疎遠だった巨匠チェリビダッケ。しかしコンサートではしばしばオペラの序曲などを好んで指揮しました。

 今回のアルバムは、圧倒的な声量を誇ったビルギット・ニルソンと正にがっぷり四つの名演集。ワーグナー作品についてはかつてGALA という海賊盤レーベルから出ていましたが、劣悪なモノラル音源で当盤とは比較になりません。
 特徴的な精緻を極めた弱音。繊細でいながら大きなうねりも生み出す巧みなオーケストラ・ドライヴ。熱い血を持つチェリビダッケが展開する官能美に余裕たっぷりのニルソンの堂々たる歌唱には深い感動とともに痺れる他ありません。
 この翌年の再共演が、イタリア・オペラのアリア3 曲です。チェリビダッケの音楽づくりはいつもの通り、ヴェルディも熟練の管弦楽作家として描き尽くします。しかしニルソンの顔を潰すような場面はなく、正に、龍虎相打つと言ったお互いの尊敬が音楽に込められております。ライナーノートは許光俊氏です。

 ライナーノートより抜粋:
 「ヴェーゼンドンクの歌」では、曲の性格ゆえ「トリスタン」以上に室内楽的な、細やかな響きへの配慮がうかがえる。見通しがよい響きは、どこかラヴェルのようでもある。特に「夢」が絶品だ。夜の暗闇の中で若いふたりが抱き合う「トリスタン」第2幕を先取りした音楽だが、彼の棒によってまさに夜の空気が震えるような、色がにじむような繊細な音楽が生み出されたことが、この録音からはよくわかる。


 英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付



SSS00071
SSS 0071-2
\2300→\1290
オイゲン・ヨッフム指揮&ミュンヘン・フィル
 ブルックナー:交響曲第9番
  (1983年7月20日ヘルクレスザール・ライヴ)
 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲
  (1979年11月8日ヘルクレスザール・ライヴ)
オイゲン・ヨッフム指揮
ミュンヘン・フィル
全ステレオ録音 

 昔METEORから出て話題になっていたヨッフムのブルックナー9番。正規盤リリースということで、音楽誌やファンから絶賛された(宇野功芳氏はヴァント、シューリヒト、朝比奈に並ぶベスト4と語っている)。知人やすでに購入された方からまで「すばらしい!」という声が届いた。
 そこまで絶賛されると、ひねくれものの店主は「ほんまかいな」という疑いの耳を持って聴くことになる。

 で、聴いた。
 こ、これは・・・。

 終楽章アダージョの壮絶さ。これほどに宇宙的な第9番は聴いたことがない。これは店主の想像の範囲外。
 ブルックナーの交響曲は、第8番までどんどん拡散してスケールが広くなるが、第9番の第3楽章でついにこの世を越え次元を喪失してあの世に行ってしまって、だから作曲者もそれに引っ張られて逝ってしまった、と店主は勝手に解釈している。だから第9番は、第8番のような超巨大演奏ではなく、かえって素朴な小さめの演奏が好きだった。
 だから店主にとって、第8番は「宇宙的」が最高のほめ言葉であるが、第9番は「天国的」というのが最高のほめ言葉。
 だが、このヨッフムのような、店主の発想を完全にブチ負かしてしまうような「宇宙的」演奏、しかも極めて感動的な「宇宙的」演奏を聴かされると、また混乱してしまう。まだまだこの世で生きたいという、まだまだ元気いっぱいの生命エネルギーが、この華麗壮麗な演奏でそのパワーを増幅させられてしまった。この楽章を聴くときは天に昇るような気持ちを味わいたいのだけど、極めて肉体的、極めて三次元的な悦びと感動に浸ってしまった。
 困る。

 ちなみにその後で始まる「トリスタン」がこれまたすごい。
 人間の強力で貪欲なエネルギーを一気に集約してむりやり芸術に昇華したような、えげつないばかりの崇高さがある。
 この「トリスタン」には正直やられた。聴いた後しばらく声が出ないような演奏に出会ったのは久しぶりである。
SSS 0144
\2300→\1290
ヨッフム気力体力充実のスウェーデン・ライヴ
 ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
オイゲン・ヨッフム(指揮)
スウェーデン放送交響楽団

 録音:1975 年2 月23 日ストックホルム・コンサートホール,ライヴ
 演奏タイミング:[17:56][16:08][10:24][20:01]

 ヨッフム+スウェーデン放送響の初ディスクです。1975 年というと、座って指揮するようになった最晩年の枯淡と壮年期の馬力に満ちた動的アプローチの丁度中間期に当たります。しっとりとした味わいに加え、若き日の劇性をも兼ね備えた非の打ちどころのない演奏と申せましょう。ブルックナーの名作の中でも穏当に過ぎるとも見られるこの曲にはピッタリな表現方法とも言えましょう。勿論「ロマンティック」は巨匠の愛奏曲でしたが、ライヴとなるとコンセルトヘボウとの同年のものだけです。澄み切ったスウェーデン放送響の音色は、フランスともロシアともイギリスとも違いますが、どちらかというと機能美を誇るドイツの放送オーケストラに近い、明快さと機敏さに溢れた近代的なものと言えましょう。

 英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。


SSS 0097-2
\2300→\1290
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 アリシア・デ・ラローチャ(P)
オイゲン・ヨッフム指揮
ベルリン・ドイツ響(西ベルリン放送響)
録音:1981年6月7,8日 フィルハーモニー・ベルリン・ライヴ、ステレオ・ライヴ録音 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナー・ノート付。


 「例えば第1楽章の主題が長調から短調へと転じる一瞬、ラローチャの指先からは繊細の極みの弱音が生まれ、とてつもない寂寥感を漂わせるが、再び長調となれば、温かな母性が最大の慰めで淋しさを包み込む。対するヨッフムもラローチャの表現の万華鏡を心からめでつつ、的確な棒さばきで室内楽的な対話を繰り広げる。」 (池田卓夫氏のライナー・ノートより)

 巨匠オイゲン・ヨッフム+ベルリン・ドイツ響のブラームス・プロ第1弾発売。ソリストには全盛期のラローチャを迎えて南欧風のリラックスと濃厚なロマンを謳い上げる。楽曲初演から100年を記念してラローチャは、この年の5月には、日本で朝比奈隆指揮大阪フィル、山田一雄指揮日本フィルともこの曲を披露している。デッカ、RCAにも録音がなく、「ラローチャのドイツ物」の実力を知る好企画。
 ちなみに後半プロは第1交響曲!・・・で、これがこの下のアルバムです!



SSS0098-2
\2300→\1290
《ヨッフム&ベルリン・ドイツ響 1981ブラームス・プログラムVol.2》
  ブラームス:交響曲第1番
オイゲン・ヨッフム指揮
ベルリン・ドイツ響(西ベルリン放送響)
1981年6月7,8日 フィルハーモニー・ベルリン・ライヴ、ステレオ・ライヴ録音 英語、日本語、ドイツ語によるライナー・ノート付。


 ヨッフムの晩年の音楽には、こちらに「生きろ!」と向かってくる強さがある。
 そして同時に「それでいいよ」と許してくれる優しさがある。
 しかしその強さ、優しさが、他の偉大なる指揮者とはちょっと違う。

 たとえばブラームス。
 同じように元気百倍になるトスカニーニの演奏(PO '52年 TESTAMENT SBT3167)が、「まわりのすべてを蹴散らしてでも自分の思うように進め!」と傍若無人的な強さを植えつけてくるのに対し、ヨッフムの場合は他者というものを意識させないで、ひたすらこちらの内側のパワーを充実させてくれる。
 また同じように人間の弱さを包み込んでくれるワルターの演奏(VPO '37年 OPUS蔵 OPK 2022)が、あまりにも天国的過ぎてやや俗世間から逸脱しているのに対し、ヨッフムの演奏は、威厳ある親父が初めて抱きしめてくれたような胸に直接ジンとくる優しさを感じさせてくれる。

 ヨッフムのブラームス交響曲1番にはINAからリリースされている圧倒的な名演がある(IMV 033)。
 あの完成度の高い演奏に比較すると今回のライヴはやや荒っぽい。荒っぽすぎるところもある。
 ただその分、いま書いたようなヨッフムの叱咤激励と寛容の言葉が、より人間的によりあからさまに響いてくる。
 これまでどちらかというと仙人か聖人君子然としていたヨッフムが、老い先長くない、と本気でこちらの目を見据えて唾を飛ばして、肩を掴んで熱く語りかけてくる。それまでの好々爺の面相を捨てて、不動明王のごとき形相でこちらに対峙して来る。

 終楽章中盤のまさに荒っぽい洗礼の後、万感の思いを載せてコーダが終了したとき、へとへとになりながらもギラギラキラキラした眼をさせて、「じいさん・・・わかりました。もう一度がんばってみます・・・」、と力強く前を見据えている自分を発見すると思う。



SSS0089-2
\2300→\1290
ブルックナー:交響曲第7番(ノヴァーク版) オイゲン・ヨッフム指揮
ミュンヘン・フィル
録音:1979年11月8日ヘルクレスザール・ミュンヘン,ステレオ・ライヴ録音 英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。


 「ブル9」(SSS0071-2)の驚くべき名演でマニアの圧倒的支持を受けたヨッフム+ミュンヘン・フィルのブルックナー。今度は絶美のブル7が登場します。
 ヨッフムは多くの演奏をスタジオ・ライヴに問わず遺しておりますが、当演奏は枯れ切った来日公演(1986年)と元気いっぱいですが若干落ち着かない印象のある60年代のスタジオ録音との中間にして理想形とも言える見事な演奏です。
 ミュンヘン・フィルの演奏水準はチェリビダッケ着任早々ながら非常に高く、鄙びた味わいは南ドイツのオーケストラならではです。音色にうるさいブルックナー・マニアも唸らせる名演と言えましょう。
 本来熱しやすい音楽家であるヨッフムが動的なブルックナー解釈から静的なものに傾斜していくまさにその瞬間を捕らえたのが、この1979年11月にミュンヘン・フィルに登壇したこの「ブル7」なのです。






SSS0036-2
\2300→\1290
ケーゲル指揮&ライプツィヒ放送響
 ショスタコーヴィッチ:
  交響曲第9番(1978年5月、ライヴ ステレオ)
   同第5番(1986年10月、ライヴ ステレオ)
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団
エミリア・ペトレスク(S)*
フレッド・タシュラー(Bs)*

 熱狂的なファンを獲得、マニアからも高い支持を受けたケーゲルのショスタコーヴィッチ交響曲。
 許光俊氏は、この名演を「ケーゲルがショスタコーヴィチをワーグナー、ブルックナー、ブラームスといったドイツ音楽の延長線上、古典主義音楽からロマン主義音楽を経過して生まれてきたものと捉えていることを示している」と評した。
 


SSS 0052-2
\2300→\1290
ケーゲル指揮&ライプツィヒ放送響
 マーラー:交響曲「大地の歌」(1977年4月5日ライヴ)
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送響
ヴィエラ・ソウクポヴァ(A)
ライナー・ゴールドベルク(T)
ステレオ録音
 「大地の歌」は初出レパートリー。最晩年のどろどろは意識せず、彼岸的演奏に徹底している。
 それでもアルト・パートの歌わせ方と粘るテンポは強烈なものがある。
 特に終楽章の「告別」は30分を超える演奏時間でタイミング以上に濃密。
 ゴールドベルクの歌唱は軽めで、ワルター盤のパツァクで刷り込まれたファンも納得の出来。


SSS0114-2
\2300→\1290
ケーゲルの名盤、待望の再発売!
 ブルックナー:交響曲第3番「ワーグナー」
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団
ケーゲルの名盤、ブルックナー:交響曲集、待望の再発売!新リマスタリング!
録音:1978年6月6日ライヴ
演奏はリズム重視の極めて厳しいものです。細部まで神経がピリピリと尖っていますのでブルックナーに大らかさやのどかさを求める方には反感を買う恐れがあります。特にこの第3番はゲヴァントハウス管とのライヴ(1986年,SSS0042-2)が伝統を尊重した古典的演奏であるのに対し、こちらはイメージ通りのケーゲルとも言えるアジテーションたっぷりの過激演奏と言えましょう。

※演奏タイミング[19:39][13:51][7:02][11:45]


SSS0118-2
\2300→\1290
ヘルベルト・ケーゲル&ライプツィヒ放送響
 ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団

 録音:1971 年5 月17 日-28 日ステレオ・スタジオ録音

 旧東ドイツの放送オーケストラは日程に恵まれていたのか放送用のセッションもレコード録音なみに日数をかけております。ほかの曲目の演奏に比して比較的遅めのテンポが採用され抒情性満点。
 柔らかく細密な仕上がりを見せます。聴衆を前に盛り上がるイキの良いケーゲルとは別の一面を見せてくれます。

 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。



SSS0149
\2300→\1290
ヘルベルト・ケーゲル(指揮)&ライプツィヒ放送響
 リヒャルト・シュトラウス
  (1)交響詩「ドン・キホーテ」
  (2)交響詩「死と変容」
ヘルベルト・ケーゲル(指揮)
ライプツィヒ放送交響楽団
(1)モーリス・ジャンドロン(Vc)
 トーマス・ヴュンシュ(Va)
 ケーゲル初のリヒャルト・シュトラウス!名手モーリス・ジャンドロンとの「ドン・キホーテ」と「死と変容」

 録音:(1)1968年5月14日ライヴ、ステレオ (2)1968年4月9日,ライヴ、ステレオ

 ケーゲル+ライプツィヒ放送響の黄金コンビによる、リヒャルト・シュトラウス傑作集。
 ケーゲルはドレスデン生れですからリヒャルト・シュトラウスとは非常に縁が深い(ドレスデン・シュターツカペレの音楽学校にも学んでいます)筈ですが今まで録音が出たこともなく、さらには演奏機会もそれほど多くなかったようです。そこに初登場するのがフランスの名手モーリス・ジャンドロンと組んだ「ドン・キホーテ」です。瀟洒と呼ぶにふさわしいジャンドロンの明るく、美しい音色を物語の俳優の様に生かした見事な演奏。「ドン・キホーテ」は日本では極めて人気の低い作品ですが、巨匠指揮者、特にドイツの名指揮者には愛奏されることでも知られます。それだけストーリーが普遍的なのでしょう。こういう標題音楽らしい標題音楽をケーゲルが指揮することも稀であったと申せます。ジャンドロンにとっても初出レパートリーです。一転して、シリアスそのものいつものケーゲルらしい演奏が「死と変容」です。カミソリの刃のようにエッジの尖った演奏で、近寄りがたい風情を醸し出しています。オーケストラ・ドライヴの見事さには傾聴に値する名演奏です。

 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付






SSS0142
\2300→\1290
ジュリーニ活動最晩年期のスウェーデン・ライヴ
 ジリジリと止まる寸前の遅いテンポ

  フランク:交響曲ニ短調
  ドビュッシー:交響詩「海」
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団


 後期ジュリーニの様式が手に取るように判る演奏です。
 フランクは1993 年のソニー盤より3 年も後のライヴ。
 ジリジリと止まる寸前の遅いテンポで微に入り細に渡り全てを描きつくします。
 不調時のジュリーニはリズム感が明瞭でないこともありましたが、こちらは遅いが故に強いられる緊張感とでも申しましょうか、強烈なインパクトを誇ります。
 特筆すべきはフィナーレのコーダで、凄い強調が見られます。明るい音色、陰鬱な風情、良く歌う表現は、ドイツ音楽とフランス音楽の融合を目指したフランクのそしてジュリーニの特徴と申せましょう。
 「海」も愛奏曲として名高いものですが、フランクと同日のライヴだけにその方向性は同一であり、スウェーデン放送響が巨匠の過酷な要求に見事につき従う様が感動的です。
 ジュリーニの伝記作者でフランス国立放送のディレクターも長年務めたジャン・イヴ・ブラ氏のライナーノートも価値あるものです。

 録音:1996年4月27日ベルワルドホール・ライヴ、デジタル・ライヴ録音
(演奏タイム:フランク[21:32][12:33][13:33]、ドビュッシー[10:01][7:53][9:13])
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付





SSS0074/75-2
(2CD)
\4600→\2390
ガリー・ベルティーニ指揮
 (1)マーラー:交響曲第4番
 (2)マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
ガリー・ベルティーニ指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団、
カミラ・ニルンド(S)

 最晩年までエネルギッシュな活動を繰り広げた巨匠ベルティーニのマーラー名演集。超名演としてCD化が熱望されていた第4番。マーラーを積極的に取り上げた初期の第6番「悲劇的」の刺激に満ちた名演を収録。いずれも高音質。


許光俊氏のライナーノートより:
 第4番について:第3楽章の14分あたりからを聴いてみるがいい。感覚的な美しさと内面性が見事に一体化している。ベルリン・ドイツ交響楽団は、決してベルティーニが特別親しかったオーケストラではない。にもかかわらず、完璧にベルティーニの音楽が鳴っている。そして16分過ぎ、弱音からのいきなりの爆発。それはあたかも、突然天国の扉が開かれるかのような荘厳な一瞬だが、ここでのすさまじい響きは筆舌に尽くしがたいものがあった。この録音でもその片鱗はうかがえよう。いったいオーケストラというものがどれほどものすごい音を出すことができるか、私は本当に久しぶりで感じ入った。仮にもしこの一瞬だけしか聴いていなかったとしても、私はこの指揮者を忘れることができないだろう。
 第6番について:この演奏は冒頭からして異常な緊張感と切迫感を持っている。まるで獲物を追い込んでいくようなテンポ。情け容赦なく刻まれるリズム。透明で明快な響き。潔癖なフレージング。それなのに単に外側を整えただけの醒めた演奏ではない。熱狂的なまでに心が高ぶっている。速めのテンポだが、旋律は窒息せず、ギリギリまで歌われている。

(1)2004年2月29日フィルハーモニー・ベルリン、デジタル・ライヴ録音(2)1973年4月30日フィルハーモニー・ベルリン、ステレオ・ライヴ録音





SSS0076-2
\2300→\1290
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮
 ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団
録音:2003年5月4日フィルハーモニー・ベルリン・ライヴ、デジタル録音

 巨匠スクロヴァチェフスキが、近年客演を繰返すドイツの名門ベルリン・ドイツ響(旧西ベルリン放送響)の優秀さを存分に活かし、稀に見る緊張感を孕んだ強烈な演奏。
 スクロヴァチェフスキは、当曲をマンチェスターのハレ管弦楽団とも録音しているが、オーケストラの能力には如何ともし難い部分があったのは事実。スクロヴァチェフスキは、オーケストラに対し非常に要求の厳しい指揮者であり、その指示命令を完璧にこなすには、相当の技量を持ったオーケストラでないと上手くいかないことは、ファンなら良く知る所。ムラヴィンスキーを想起させる辛口でキリリと引締った快速テンポが採用され、変幻自在な棒さばきにドイツ響が見事に反応する様子は魔術のよう。音量の強弱、大小のコントラストの強さは、凄絶を極める。

 英語、日本語、ドイツ語のライナーノート付。





SSS 0193/96
(4CD)
\9200→\4290
マラ4のソプラノはギーベル
 「カイルベルト最晩年の名演 大交響曲ぞろい
   ステレオ・ライヴ1966-67」

 (1)ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
 (2)ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
 (3)ブラームス:交響曲第1番
 (4)マーラー:交響曲第4番
 (5)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
 (6)モーツァルト:交響曲第33番
ヨゼフ・カイルベルト(指揮)
ケルン放送交響楽団
(4)アグネス・ギーベル(S)
 堂々!聳え立つドイツ音楽魂!!カイルベルト最晩年の名演!ケルン放送響(WDR響)とのステレオ・ライヴ録音集

 録音:(1)1967年10月27日、(2)(4)1967年12月8日、(3)1967年3月31日、(5)(6)1966年4月15日、ケルン放送ビスマルクザール

 ※〜ライナーノート〜より

 ○ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」、「コリオラン」序曲
  「田園」をカイルベルトは、ハンブルク・フィルとスタジオ録音している。中々評判の良い演奏である。が、今回の演奏は、それよりもずっと録音状態が良い。もちろん、ケルン放送交響楽団の妙技もハンブルク・フィルを上回る。「嵐」以降の迫力も凄まじい。カイルベルトは、フルトヴェングラーのような天才的なアッチェルランドを見せる人ではない。
 
 ○ブラームス:交響曲第1番
  ベルリン・フィルとのスタジオ録音は残念ながらモノラル録音であった。当盤のケルン放送響とのライヴは、やはりオーケストラの機能性が非常に高い。第3 楽章から第4 楽章へは、アタッカで奏される。よほど指揮者とオーケストラの意思疎通が良かったに違いない。奔流のようなフィナーレは、筋骨隆々のフォルムと相俟って、圧倒的である。
 
 ○マーラー:交響曲第4番 独唱:アグネス・ギーベル
  カイルベルトにとっての初出レパートリーである。カイルベルトとマーラーは縁が薄いようだが、決してそうではない。マーラー生誕100 年を祝う1960 年のウィーン芸術週間には、ウィーン交響楽団と第8 番「一千人の交響曲」を演奏している。そのほか、第1番、「大地の歌」の放送録音もCD化されている。音色も普段の重厚なカイルベルトと違って軽妙で明るい。さすがに第3 楽章では、18 分も掛けて情緒纏綿に噎せ返るほどに甘美に歌っている。非常に音質が良く、「カイルベルトのマーラー」の代表盤となった。
 
 ○ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」、モーツァルト:交響曲第33 番
  カイルベルトは「新世界」交響曲を好んで指揮した。バンベルク響とのスタジオ録音も名高い演奏である。ドヴォルザークは正にブラームスと肩を並べる、構成的な作曲家であることをカイルベルトの演奏は我々に教えてくれる。モーツァルトの交響曲第33 番は、現在では全く聴くことのできないスタイルの演奏である。カイルベルトは徹底的にリズムを厳格に刻んで、まるでベートーヴェンのようにモーツァルトを聴かせる。この頑なさ、これもカイルベルトの魅力である。
 
 ※英語・日本語・ドイツ語によるライナーノート付。舞台写真の大家、故丹野章氏による来日時の写真を使用。






SSS0082-2
\2300→\1290
アルヴィド・ヤンソンス指揮
 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
アルヴィド・ヤンソンス指揮
ベルリン放送交響楽団(旧東)
ベルリン放送合唱団、
デルフィナ・アンブロシアク(S)
ジゼラ・ポール(A)
ギュンター・ノイマン(T)
ジョゼフ・グレゴル(Bs)

 今をときめくマリス・ヤンソンスの偉大なる父アルヴィド・ヤンソンス(1914-1984)。レニングラードフィル黄金時代の指揮者を務め、我が国には手兵などと度々来日するのみならず、東京交響楽団にも名誉指揮者として客演を繰り返した。マリスがインターナショナル的な音楽を志向しているのと対照的に、19世紀にルーツをもつ巨匠らしく、個性的で重厚な表現には圧倒される。レコードが極端に少ない故に、没後20年少々なのに忘れられかけているのは残念。実際はレパートリーは非常に広く、優秀なオーケストラ・トレーナーとしても知られ、東京交響楽団初客演時には、「鉛を金に変えた」とまで絶賛された。

 第9の録音が残されていたとは驚きだが、旧東ベルリンの大晦日、普段はミュージカルやレビュー上演でお馴染みのフリードリヒシュタットパラストで開かれた祝祭的公演。内容はシリアスそのものでじっくりと遅いテンポが採用され、噛み締めるような一点一画を疎かにせぬ謹厳なリズム刻みには、頭が下がる。堂々たる威容は、ドイツ伝統的演奏を愛好するマニアも納得の名演と思われる。マリス・ヤンソンス氏もリリースを即決され、WEITBLICKでは、今後もアルヴィド・ヤンソンスの名演を紹介してゆく予定。

英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。録音:1973年12月31日、ベルリン・フリードリヒシュタットパラストに於けるステレオ・ライヴ録音


SSS0127-2
\2300→\1290
アルヴィド・ヤンソンス指揮&シュターツカペレ・ドレスデン 1984年&1971年
 (1)ブラームス:交響曲第4番
 (2)モーツァルト:フルート協奏曲第2番
アルヴィド・ヤンソンス指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
(2)オーレル・ニコレ(fl)


 マリスの偉大な父アルヴィド・ヤンソンス(1914〜1984)は、レニングラード・フィルとの共演に限られた感のあるムラヴィンスキーとは異なり、世界各国のオーケストラに客演を続けました。東ドイツに定期的(ほぼ毎年)に客演したことは容易に納得できますが、至宝シュターツカペレ・ドレスデンとの共演がステレオ録音で遺されていたことは極めて幸運と申せましょう。ゾンダーマン、ダムと言った黄金時代を担った名手が優れたオーケストラ・ビルダーとしても知られた名匠が厳しく手綱を締める様子がはっきりとわかります。
 ロマン主義に傾斜した情熱的な解釈で知られ、1914年生まれと言うとジュリーニと同年でもあります。日本の東京交響楽団との相性の良さも語り草で、1984年の最後の客演で評判を取った「悲愴」が今回のリリースに含まれることは歓迎されましょう。意外な事に全てアルヴィドにとって初の音盤レパートリーです。
父を敬愛するマリス氏が今回の企画に全面的に協力して下さいました。英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。

アルヴィド・ヤンソンスの全曲初出レパートリー!シュターツカペレ・ドレスデンとのステレオ・ライヴ!!

録音:(1)1984年10月7日、東ベルリン・シャウシュピール・ハウス(現コンツェルトハウス)、(2)1971年5月28日、ドレスデン・クルトゥア・パラスト、(1)(2)ともにステレオ、ライヴ録音

ブラームスは亡くなる一ヶ月前の演奏となります東ベルリン芸術週間ライヴ。この演奏を聴くとアルヴィドはムラヴィンスキーとは正反対の音楽性、誤解を承知で言えば、フルトヴェングラーのように情熱的にテンポを動かし、楽曲の悲劇性を強調、重要視した名指揮者であったことが判ります。もっと極論を言えば、アルヴィドは極めてドイツのロマン主義名指揮者に近い存在と言って過言ではありません。冒頭の美しさは如何にもSKDですし、第2楽章のホルンの妙技も身震いするほどです。当レーベルのヨッフムとの名盤にも引けを取りません。カプリングは豪華ソリスト、オーレル・ニコレをソロに迎えたモーツァルト。ニコレのライヴは極めて珍しく、アルヴィドのバッキング能力の高さも特筆されましょう。
※演奏タイミング、ブラームス:[13:06][10:57][6:08][10:54]/モーツァルト:[7:52][7:30][4:56]


WEITBLICK
SSS0147
\2300→\1290
アルヴィド・ヤンソンス&ベルリン放送響
 ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調 Op.65
アルヴィド・ヤンソンス(指揮)
ベルリン放送交響楽団
 アルヴィド・ヤンソンスの初出レパートリー!ショスタコーヴィチの交響曲第8番!

 録音:1981年11月11日ベルリン放送局大ホール1、ステレオ
 演奏タイミング:[28:11][6:33][6:32][11:18][13:44]

 マリスの父という敬称だけではあまりに惜しい名指揮者アルヴィド・ヤンソンス。ムラヴィンスキーの同僚にして盟友。同時代を生きたにもかかわらず録音に恵まれない巨匠。この第8 番も初登場レパートリーとなります。お相手は繰返し客演した旧東ベルリン放送響。一聴して極めて重厚なまるでドイツ人が指揮するショスタコーヴィチと言ったら形容が妙でしょうか。遅めのテンポでじっくりと歩みを進める大河的名演。マリス氏も快諾の待望のリリースです。
 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付


SSS 0150
\2300→\1290
アルヴィド・ヤンソンス&ドレスデン・フィル
 (1)ベルリオーズ:幻想交響曲

 (2)ベートーヴェン:序曲「コリオラン」
アルヴィド・ヤンソンス(指揮)
ドレスデン・フィルハーモニー
 アルヴィド・ヤンソンスが偏愛した幻想!ドレスデン・フィルとの80年ライヴ!

 録音:1980年2月28日ドレスデン・クルトゥア・パラスト、ステレオ・ライヴ
 演奏タイミング:(1)[15:24][6:46][16:20][4:56][10:44]、(2)[9:00]

 日本とも並々ならぬ深い絆で結ばれた巨匠アルヴィド・ヤンソンス。最近の発掘によりドイツでの活動も明らかになりつつあります。今回のリリースは毎年のように客演した渋い音色で知られるドレスデン・フィルとの「幻想」です。レニングラード・フィルとのメロディア録音は良く知られるところですが、ドイツのオーケストラとも度々上演を繰り返した自信のレパートリー。複数存在する放送録音から最も新しい演奏が採用されました。一聴してフランス系指揮者の解釈とは真逆の視点で見つめていることがわかります。極端なことを言えばまるでドイツ音楽のようなベルリオーズ。じっくりとしたテンポで歌い上げられ、「田園の風景」は16 分以上かけて丹念に、おどろおどろしい世界を描き尽します。「コリオラン」も重厚極まる名演です。
 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付





SSS 0095-2
\2300→\1290
ジョルジュ・プレートル指揮
 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
ジョルジュ・プレートル指揮
ウィーン交響楽団、
ウィーン楽友協会合唱団
キム・ベグリー(T)、
ロベルト・ホル(Br)、
クラシミラ・ストヤノヴァ(S)、
キャサリン・ゲルドナー(Ms)

 ウィーンフィル、ニューイヤーコンサート出演を皮切りに、WEITBLICKからはマーラー第5、第6の凄演が登場し、音楽ファンを狂喜させた。一躍注目を集める存在となった最後の巨匠プレートル。最新盤は、何と第9の登場。お相手はもちろんウィーン交響楽団!2006年ウィーン芸術週間のハイライトとも言える名演。巨匠も盛り上がって怒鳴る、唸る、足踏みするわで、大変なノリの良さ。第1楽章、第2楽章の恐ろしい緊張感、第3楽章におけるしみじみとした、そして美しい音色が嬉しく、第4楽章は一撃突進の大迫力。巨匠プレートルの情熱のバトンが閃き、演奏会初日故の高揚が止まりません。まさに感性の芸術家プレートルの真骨頂です。来年早々には、何と「ブル8」が予定されている。英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。

録音:2006年5月30日ムジークフェラインザール・ウィーン デジタル・ライヴ録音


SSS 0096-2
\2300→\1290
ジョルジュ・プレートル指揮
 ブルックナー:交響曲第8番(ノヴァーク版)
ジョルジュ・プレートル指揮
ウィーン交響楽団

 ついに世界中の交響曲の中で聳え立つ傑作ブル8の登場です。
 プレートルはマーラーと同様にブルックナーについても並々ならぬ意欲を見せており、ウィーン響とは第1番、第4番、第5番、第9番を取り上げておりますがディスクは無論初登場です。ニューイヤーコンサートで沸かせに沸かせたムジークフェラインに一ヶ月をおいて戻ってきたプレートルが、頻々とテンポを動かし、ドラマを楽想に抽入しアグレッシヴなブルックナーを聴かせます。火の玉のようなプレートルの情熱には脱帽です。ウィーン響の献身的な演奏もこの名演の大きな魅力と申せましょう。

録音:2008年2月20,21日ムジークフェラインザール・ウィーン、デジタル・ライヴ録音 タイミング(14:58, 14:47, 27:26, 22:41) 英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。


SSS0102-2
\2300→\1290
ジョルジュ・プレートル指揮
 ブルックナー:交響曲第7番(ノヴァーク版)
ジョルジュ・プレートル指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団

 こういう巨匠が今も存命でしかも次々と名演を聴かせてくれる事にこそ感謝したい……と好事家をして唸らせる巨匠の中の巨匠プレートル。ウィーン響との第8番でも過激な演奏を聴かせた巨匠ですが、この第7番も一筋縄ではいかない演奏です。第1楽章は17分代という猛スピードでスイスイ進みます。第2楽章もその推進力を継続しながらも豊麗豊穣な音響でクライマックスにおいて聴き手に驚きと深い感動をもたらします。第3楽章、第4楽章は並みの指揮者だとどう終わって良いのか分からないような演奏も散見されますが、前2楽章に劣らぬ充実でちゃんと話の結末をつけてくれます。最も聞かせ上手な演奏と言えましょう。ベルリン・ドイツ響も巨匠の個性的な棒にしっかり食らい付いていて好感が持てます。

録音:2006年5月1日ベルリン・フィルハーモニーに於けるライヴ録音
※演奏タイミング:[17:51][21:44][9:19][11:07] ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。


SSS0111-2
\2300→\1290
プレートル&ベルリン・ドイツ響
 (1)ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
 (2)ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
 (3)ラヴェル:ボレロ
ジョルジュ・プレートル指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団、
ベルリン放送合唱団

巨匠プレートル&ベルリン・ドイツ響やりたい放題「展覧会」、「ダフニス」、「ボレロ」4月上旬発売予定
録音:(1)2008年10月27日、(2)2007年3月4日、(3)2001年10月15日、全曲フィルハーモニー・ベルリンにおけるライヴ・デジタル録音
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。

 一番の聴きものは「ボレロ」。
 ちょっと羽目を外してお茶目をやるときの、あのプレートル。2001年だから、10年も前からこういう好き勝手なことをやっていたわけである、プレートル。店主が知らなかっただけで。10年まえ、シュトゥットガルト放送響の団員が、「プレートルは本当にイマジネーションが豊か!素晴らしい指揮者!」と言っても「なんであのプレートルが?」という感じでピンと来なかったが、そんなこと、知っている人はみんな知っていたのだ・・・。
 さてそれはいいとしてこの「ボレロ」。おそらく「ボレロ」史上最も自由勝手気ままで、変態的な演奏。酔っ払った洒落者。道楽の過ぎた歌舞伎役者。なんにしても普通の演奏じゃない。これまでもいろいろな曲でプレートル・マジックを聴かされてきたが、今回の「ボレロ」も期待していいです。

 で店主は、プレートルは魔術師のような人で、その不思議な眼光と身振り手振りでオーケストラ団員を惹きこみ、あの一連の夢幻演奏を実現していると想像していた。
 今回の「ボレロ」も最初の個人のソロからしてへんてこりんなのだが、それはプレートルが細かく指示をしたというより、プレートルの魔法使い的オーラにみんながそそのかされて、そういうみょうちくりんな演奏をしてしまったのだろう、と思っていた。「はーい、もっともっと好き勝手やって〜!イーよ、イーよ、その調子!!」みたいな感じで自然と煽られて。
 でも先日どなたかのメールで、プレートル、練習ではけっこう「雷爺さん」のようにかなり厳しくいろいろ指導しているらしい、という話を聞いた。
 ・・・そうか、あの夢幻幻想のプレートル・マジックは、決してのっほほーんと自由勝手に出来上がったものではなかったのだ。
 とすると、この「ボレロ」でも、「そこ、管、もっとニョロニョロニョロリーンとピエロのように!」とか、「ここはもっとみんなでインドの蛇使いみたいにピーヒョロロと!」とか、額に青筋立てて真剣な顔して怒鳴っているのだろうか。
 ・・・知りたい。



SSS0112-2
\2300→\1290
プレートル&ベルリン・ドイツ響
 (1)フォーレ:レクイエム
 (2)ドビュッシー:夜想曲(女声合唱付)
ジョルジュ・プレートル指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団
ミヒャエル・グレイザー指揮
ベルリン放送合唱団、
オレシャ・ゴロヴネヴァ(S)
クレメンス・ザンダー(Br)
録音:2007年3月4日フィルハーモニー・ベルリン、ライヴ、全デジタル録音
英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。

 先日もFMでウィーン・フィルとの「英雄」をやっていて、またもやその自由自在な指揮ぶりに魅了されてしまったが、ここでまさに本命登場!巨匠プレートルの「フォーレ:レクイエム」!!
 プレートルは今も声楽付大曲を好んで指揮しているが、ようやく待ちわびていた「フォーレク」の登場。
 「フォーレク」の歴史的名盤といえばクリュイタンスだが、プレートルのアプローチはやっぱり華麗壮麗。何というかムーディな演奏。変に神妙に卑屈にならないところが巨匠らしいところで、思い切りの良い音の切り方など大胆で、かつ絶美。クリュイタンス以来の名盤と申せましょう。
 ドビュッシーも嬉しいカプリングで、神経質な部分などまるでなし、大らかで悠々とかつ上品に歌い上げます。


SSS 0198
\2300→\1290
シュトゥットガルト放送響を駆使し
 雄叫びのようなマーラーを展開

  (1)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
  (2)マーラー:交響詩「葬礼」
ジョルジュ・プレートル(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
 録音:(1)1996年10月14日〜28日リーダーハレ、(2)1998年6月28日リーダーハレ

 「新世界」は創設当初のパリ管ともスタジオ録音があり、十八番レパートリーです。やはり、円熟味と凄みも増した90 年以降のプレートルならではの自在なアプローチ、むしろやりたい放題の潔さに感動です。
 気合を入れる掛け声、足踏みに臨場感もバッチリ収録。熱狂的な拍手もむべなるかなです。
 マーラー演奏にも一家言のある巨匠ですが、「復活」のスケッチともいえる交響詩「葬礼」を度々コンサートの第一曲目に取上げます。マーラー演奏にも定評あるシュトゥットガルト放送響を駆使し雄叫びのようなマーラーを展開しております。


SSS 0199
\2300→\1290
プレートルの秘蔵レパートリーチャイ4、
 ビゼーの交響曲も度々コンサートで取上げる愛奏曲

  (1)チャイコフスキー:交響曲第4番
  (2)ビゼー:交響曲第1番
ジョルジュ・プレートル(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
 録音:1991年6月28日リーダーハレ

 チャイ4は、プレートルの秘蔵レパートリーです。ベルリン・フィルとの数少ない共演でも勝負演目として取り上げたものです。巨匠の派手な芸風にぴったり、そして泣けてくるほどの切ない歌、フェザータッチの繊細な弦楽器の刻みは色気たっぷり。もちろんフィナーレは豪快な爆発で締め括ります。
 ビゼーの交響曲も度々コンサートで取上げる愛奏曲です。こういう場合は徹頭徹尾チャーミングな演奏を繰り広げるのもプレートルならでは、シュトゥットガルト放送響も多彩な音色のパレットで魅了されます。




SSS0104-2
\2300→\1290
朝比奈隆(指揮)
 
ベートーヴェン: 交響曲第3番「英雄」
朝比奈隆指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団(旧西ベルリン放送響)

年内発売予定! ついに発見!朝比奈隆89’ベルリン芸術週間ライヴ ベルリン・ドイツ響との「エロイカ」!!デジタル録音 ヨーロッパ・ライヴ第1弾

録音:1989年9月24日ベルリン・フィルハーモニーに於けるライヴ録音 第39回ベルリン芸術週間ライヴ
演奏タイミング:[20:22][18:27][6:52][13:10]、英語・日本語・ドイツ語によるライナーノート付

「1994年、私が朝比奈隆をシカゴ交響楽団に招くことを決意したとき、当時私はオーケストラの総裁であったが、音楽監督バレンボイムを説得する要があった。彼は朝比奈がどんな指揮をするか全く知らなかったので。私が朝比奈のブルックナー交響曲第8番のレコードをかけると、バレンボイムは即座に承諾した。そして優れて観察力の鋭いコメントをした。朝比奈はフルトヴェングラーのリハーサルに立会い彼と話をしたことがあると私が言うと、バレンボイムは“実のところ、彼の指揮は私に同時期だけれど別のドイツの巨匠−クナッパーツブッシュをより強く思い起こさせる”と答えた。この言葉を私は常に覚えている。このディスクの「英雄」交響曲を聴くとき、この言葉こそまさに的を射たコメントである」
ヘンリー・フォーゲル(元シカゴ響総裁)のライナーノートより。

当演奏は日本でもFMで放送されたものです。そのアプローチは同年の新日本フィルとの名盤となんら変わるところはありませんが、ベルリン・ドイツ響(当時は西ベルリン放送響)のソリスティックな部分の妙技や音色の味わいの濃さには抗し難い魅力があります。朝比奈と同オケとの共演は放送収録を含めて複数回に及びますが、この演奏会が最後の共演となりました。新聞批評は真っ二つに割れたと言われておりますが、鳴りっぷり豊かで構えの大きい演奏は朝比奈ファンなら納得の名演であることは言うまでもありません。スケルツォ冒頭の極端な遅さなど朝比奈が自分の解釈を名門オケで試しているかのようです。この年ベルリン芸術週間は第39回目。7月に亡くなったカラヤンを偲ぶ追悼演奏会も含まれた豪華版でした。2ヵ月後には壁崩壊という劇的な変化の真っ只中のベルリンで、まだまだ元気一杯の巨匠朝比奈が渾身の力を込めて振った「エロイカ」の登場です。朝比奈ヨーロッパ・ライヴ第1弾。




SSS0106-2
\2300→\1290
(1)ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」
(2)ハイドン:交響曲第99番
(3)1975年渡独時のインタビュー
朝比奈隆(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団(旧西ベルリン放送響)

ディスク初レパートリーのハイドン名演集!

録音:(1)1971年2月8-11日スタジオ録音,(2)1974年2月18,19日スタジオ録音、全曲ステレオ録音
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。

 「我々はハイドンの時代にハイドンがどういう風に演奏されていたかを知る由もない。それにもし我々がその時代にタイムスリップして、その時代の演奏を聴けたとしてもベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー、マーラーを経験している我々が当時の聴衆と同じ感想を持つとは思えない。その意味で朝比奈のハイドンはロマン性に傾斜したものだが、テクスチャはクリア、リズムは活発で情熱的でもある。そして温かみと雅趣がそこにはある。試みに第99番のトリオを聴いていただきたい。音楽の微笑のみならず指揮者の微笑すら発見できるだろう」
〜ヘンリー・フォーゲル(元シカゴ響総裁)のライナーノートより

 ウーン。さすが元シカゴ響総裁、いいこという。
 これは朝比奈ヨーロッパ・ライヴ第2弾。朝比奈は晩年ハイドンを取上げることはほとんどなかったが、オーケストラの基本レパートリーであるハイドンにも造詣深く、全交響曲演奏を目論んだこともあるほど。
 今回の音盤初登場となる名曲2題は、ベルリン放送響(現ベルリン・ドイツ響)との共演という点がファンを狂喜させてくれる。演奏スタイルは現今主流であるピリオド・アプローチの対極にあり、予想通りアーベントロート、クナッパーツブッシュ、フルトヴェングラーを彷彿とさせる豊穣で大らかな名演。定期演奏会ではなく放送用のセッション録音であり、如何に朝比奈が放送局、オケから信頼されていたかを物語る。
 堪能なドイツ語で応対するインタビュー付。



SSS0113-2
\2300→\1290
朝比奈隆(指揮)
 スウェーデン放送交響楽団

(1)メンデルスゾーン:「フィンガルの洞窟」序曲
(2)芥川也寸志:
 弦楽のための3楽章(トリプティク)より第1楽章、第2楽章
(3)ベートーヴェン:交響曲第4番
朝比奈隆(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
朝比奈隆ヨーロッパ・ライヴ第3弾ヨーロッパでの活動最初期のスウェーデン・コンサート!

(録音:1956年12月1日ライヴ,モノラル)

巨匠朝比奈は1953年にヘルシンキ・フィルへ初客演して以降、ヨーロッパでの指揮活動を活発化させていきます。1956年6月にはベルリン・フィルに初登場、その年の12月にスウェーデン放送交響楽団に出演したライヴがここに登場します。曲目もベルリン・フィル・デビューで取り上げた十八番のベートーヴェンの第4番です。当コンサートは、日本とスウェーデンの指揮者交換という試みで、仲介役はあのクルト・ヴェス。スウェーデンからは、ステン・フリクベリが来日、朝比奈はスウェーデン放送響、エーテボリ響に客演しました。
「フィンガルの洞窟」からしてエキサイティングな演奏で、当時の朝比奈の情熱の迸りには圧倒されます。そして後年はほとんど指揮しなかった芥川作品(クルト・ヴェスが委嘱・初演)もスウェーデンに紹介、極めて遅いテンポによるユニークな演奏です。そしてベートーヴェン、これは朝比奈がフルトヴェングラーの影響下にあったことの証明とも言える演奏です。ただし、朝比奈は既に晩年に見せたインテンポを基調とした悠然としたベートーヴェンを確立していることも事実です。重厚な低弦は朝比奈ならではで、朝比奈はこの頃から十分に大指揮者の資質があったのではないでしょうか?
このコンサートは長らく1956年11月27日の演奏とされてきましたが、新たな調査の結果当時の出演料支払い明細までもが見つかり、12月1日と判明しました。
注目の音質ですが、保存状態が極めて良好で、当時のレコード用スタジオ録音と比較しても遜色のないもので十分に観賞用として楽しめます。
※英語、日本語、独語によるライナーノート付(ヘンリー・フォーゲル,元シカゴ響総裁)。


SSS 0174
(2CD 1枚価格)
\2300→\1290
朝比奈隆(指揮)ベルリン放送交響楽団、
 R.シュトラウス生誕100年記念演奏会!

  (1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482
  (2)リヒャルト・シュトラウス:アルプス交響曲

朝比奈隆(指揮)
ベルリン放送交響楽団
 (旧西、現ベルリン・ドイツ響)
(1)リリアン・カリール(ピアノ)

 朝比奈隆(指揮)ベルリン放送交響楽団、R.シュトラウス生誕100年記念演奏会!
 アルプス交響曲&モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番、ステレオ録音!2枚組1枚価格!

 録音:1964 年3 月6 日SFB ザール、ライヴ・ステレオ(R.シュトラウス生誕100年記念演奏会)

 朝比奈隆が度々自ら話題にした、1964 年リヒャルト・シュトラウス生誕100 周年記念にドイツで演奏した「アルプス交響曲」。ドイツの放送局がシュトラウス作品を特集して演奏・録音した一環で、「家庭交響曲」はカール・ベームが担当したという正に歴史的に重要なコンサート。
 この時、朝比奈はまだ56 歳という壮年期。もちろん「アルプス交響曲」はこの時が初振り!「やってみたらそんなに難しい曲じゃない」ということで大のお気に入りとなり、数年後には自らの還暦記念で大フィル、京都市響との合同演奏を行います。その後も80歳記念、大フィル創立50年でも演奏します。特筆すべきは、1990 年の北ドイツ放送響客演時にもこれを取上げて、現地で聴衆からの熱狂の拍手を浴びております(EMI 盤は、これをカット。制作者の無関心が偲ばれます)。
 1991 年に日本で合同オーケストラ「オール・ジャパン・シンフォニー・オーケストラ」を指揮した際は、体調の不全を押しての凄絶な演奏を聴かせ、客席にいたシカゴ響総裁ヘンリー・フォーゲルを感激させ、1996 年のシカゴ響出演に繋がります。いわばブルックナー以上の勝負レパートリーであったのです。
 後年よりテンポは速めですが、頂上から降りてからの威厳と風格は既に確立しており、「日没」、「終結」、「夜」の心に沁みわたる演奏には感動を禁じ得ません。前半プロのモーツァルト:ピアノ協奏曲第22 番も珍しいレパートリー。アメリカの名女流リリアン・カリール(パメラ・フランクの母、クロード・フランクの妻)と紡ぐ、陰鬱、深深とした抒情がこれまたたまりません。
 演奏と近い時期の若い頃の写真が見つかりジャケ写に使用しています。良好なステレオ録音。

 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付





SSS 0176/78
(3CD)
\6900→\3390
「カール・ベーム&ケルン放送交響楽団
 ステレオ・ライヴ録音集1976〜1980」
 CD1)
  (1)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
    (13:16/10:11/8:55/8:04)
  (2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」
    (10:07/11:02/9:19)
 CD2)
  (3)ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
    (10:04/12:21/8:30/8:04)
 CD3)
  (4)ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
    (13:24/10:01/4:36/17:15)
  (5)モーツァルト:交響曲第29番イ長調K.201
    (6:50/5:47/3:41/4:53)
カール・ベーム(指揮)
ケルン放送交響楽団
(2)クリスチャン・アルテンブルガー
 (ヴァイオリン)
 カール・ベーム+ケルン放送響。最晩年の大熱演3 枚組!もちろんステレオ!!ドイツの古式ゆかしいホールのサウンドも注目!
 ヨーロッパを知る愛好家は御存知のヴッパータル市立劇場とデュッセルドルフ・トーンハレ!

 録音:(1)(2)1978 年6 月23 日ヴッパータル市立劇場 (3)1980年11月9日デュッセルドルフ・トーンハレ (4)(5)1976 年9 月21 日ヴッパータル市立劇場 全てライヴ録音

 〜ライナーノート〜より
 ベームはカラヤンと同等の地位にある20 世紀の指揮者の中の覇者であるが、カラヤンと最も異なる点は、カラヤンがベルリンフィルとウィーンフィルの指揮台にのみ活動を限定したのに対し、ベームは最晩年まで世界中の多岐にわたるオーケストラを指揮し続けたことである。
 ドイツ国内の放送オーケストラ(そのいずれもが優秀であることは言うまでもない)に繰返し客演したベームの演奏は、最も密接な関係を保つと言われたウィーンフィルとの演奏と全く異なる表現を取ることもあり、興味が尽きない。
 ベートーヴェンの交響曲第7 番を例に取ってみよう。この曲などベームは生涯で何度指揮したかわからない程であろう。当ケルン盤(1978 年6 月23 日ライヴ)では、隅々まで血が通っている。正しく人間が奏でる音楽である。
 そして何よりも、オーケストラの反応がベームに対して実に素直なのである。聴衆を前にしたベームの高揚、推進力、気迫。ゴツゴツとした無骨さ。そうした長所だけでなく、時折見せる微かな造形の乱れや迷いといったものも全て白日のもとにさらされるような演奏である。
 カプリングのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5 番「トルコ風」も、艶やかな音色で知られるアルテンブルガーのソロに、モーツァルトの泰斗、ベームの伴奏という贅沢な一品で、モーツァルトの天才を聴き手に余すところなく伝えている。
 ドヴォルザークの交響曲第9 番は、ベームが指揮した唯一のドヴォルザークの
 交響曲である。しかし、この曲をベームは度々愛奏した。
 やはりウィーンフィルと1978 年にスタジオ録音しているが何だか元気のない演奏である。当CDの演奏は、1980 年の11 月である。実にベームの死の9 か月前である。しかし、そのエネルギッシュさに聴き手は圧倒されるだろう。
 唸るような低弦、ティンパニの強打、金管の意識的な強調など、聴衆を意識してエンターテインメント志向すら感じるではないか。フィナーレのテンポアップも凄絶なもので鳥肌をもよおす。これはデュッセルドルフにオーケストラを率いての客演で、ここのトーンハレも名ホールとして名高い。
 ブラームスの第1 交響曲もベームが生涯愛した曲である。
 冒頭から晩年のベームらしい威容を誇り、遠くの山から聞こえるこだまのようなティンパニの静謐な音色も心打たれる。
 ベームはフルトヴェングラーのように、これ見よがしなアッチェルランドは禁忌にしている指揮者である。しかし、より繊細に自然に行われるテンポアップ、テンポダウンの妙にこの指揮者の腕というものがある。その腕に実演ならではの活力の注入があり、まるで力瘤が浮き上がるような逞しさを兼ね備えるのである。
 モーツァルトの交響曲第29 番もベームが偏愛した曲である。
 綺麗ごとで終わらない現実的というか、手で触れるリアルな鑑賞物のような逞しさがある。
 この2 曲が演奏されたのも前述のヴッパータルの市立劇場(1976 年9 月21 日の演奏)である。温かみのある響きが心地よいのも全く同じである。

 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付





SSS 0219
\2300→\1290
バルビローリ、意外と録音が少なかったモーツァルト作品ばかり
 「弦楽のための組曲」「リンツ」交響曲
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)
ベロミュンスター放送管弦楽団
(2)イヴリン・バルビローリ(Ob)
  モーツァルト:
   (1)弦楽のための組曲(バルビローリ編、全4楽章)
    第1楽章:ジングシュピール「バスティアンとバスティエンヌ」前奏曲
    第2楽章:交響曲第2番K.17(現在はレオポルド作と目される)の第2楽章アンダンテ
    第3楽章:ディヴェルティメント第11番の第4楽章メヌエット
    第4楽章:ディヴェルティメント第11番の第1楽章アレグロ・モルト
     [3'24"][4'29"][3'54"][3'24"]
   (2)オーボエ協奏曲ハ長調K.314 [8'15"][8'45"][6'41"]
   (3)交響曲第36番「リンツ」ハ長調K.425 [8'16"][8'27"][3'47"][5'39"]
 完全初出!バルビローリ至福のモーツァルト!自ら編集した「弦楽のための組曲」夫人とのオーボエ協奏曲、「リンツ」交響曲、スイス放送の優秀録音!

 録音:1956年12月19日チューリヒ放送第1ホール、スタジオ録音・モノラル

 バルビローリの未発表録音が登場。意外と録音が少なかったモーツァルト作品ばかりというところも興味津々。
 聞き物はバルビローリがモーツァルト作品を編集して4楽章の曲としてまとめた「弦楽のための組曲」。第1楽章はジングシュピール「バスティアンとバスティエンヌ」から前奏曲、第2楽章は、交響曲第2番K.17(現在はレオポルド作と目される)の第2楽章アンダンテ、第3楽章、第4楽章はディヴェルティメント第11番の第4楽章メヌエットと第1楽章アレグロ・モルトを採用しております。元々こういう曲があったんじゃないかと思えるほど自然で楽しい曲になっております。
 オーボエ協奏曲のソリストは2008年に亡くなったバルビローリ夫人(イヴリン・バルビローリ=ロスウェル)。この夫妻はハレ管と1959年にスタジオ録音していますが、こちらはその三年前。交響曲第36番「リンツ」はハレ管とのライヴも知られますが、愛奏曲らしく手の内に入ったホットな名演。フィナーレの回想シーンなどゆったりと胸の熱くなるような音楽。全体として遅めのテンポが採用されており、存分に歌わせて、ベロミュンスター放送管も人数の少なさを感じさせない立派な響きで応えます。
 モノラルですがスイス放送の優秀録音。どうやら一発収録らしく、オン・マイクで生々しいライヴ感がうずまく大熱演です。






SSS0121-2
\2300→\1290
スヴェトラーノフ&スウェーデン放送響
 ブルックナー:交響曲第9番
エフゲニ・スヴェトラーノフ指揮
スウェーデン放送交響楽団
ついに発表となります!スヴェトラーノフが最も客演した国はスウェーデンであり、最も客演したオーケストラはスウェーデン放送響なのです。共演回数実に147回!特別なタイトルこそ持たなかったものの、如何にこのオケを愛していたか判ります。スウェーデンでのレパートリーは実に多岐に渡り興味深いものですが、この優秀なオーケストラとの数多くの名演が優秀な録音で現存することが確認されました。特に晩年の名演が多く遺されていることは有難い限りです。ここに発表される第1回リリースは全曲演奏は初出となる「ブル9」の凄演、ロシア国立響とのライヴより徹底的にスヴェトラ節全開「ローマ三部作」です。いずれも、はやしひろし氏による詳細な解説付。

スヴェトラーノフ&スウェーデン放送響、待望の発売!第1弾はブルックナーとレスピーギ!!

録音:1999年3月6日、ベルワルド・ホール,ライヴ録音(デジタル)

スヴェトラーノフとブルックナーと意外に思われるかも知れませんが、第8番の名演はマニアなら知るところでしょう。第9番は、ロシア国立響との第3楽章のみが正規発売されています。当盤の登場で巨匠の名解釈が初めて世に問われることになります。演奏分数の通り、正に大河的名演奏。ミュンヘン・フィルとの共演(ワーグナー、SSS0094)でみせた静謐な心境で取り組んだ美演と申せましょう。その細密画のような描写は遥か対極にあるかのように思われたチェリビダッケの演奏にも通じるものがあります。
※演奏タイミング[28:46][11:40][25:25]
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。


SSS0122-2
\2300→\1290
スヴェトラーノフ&スウェーデン放送響
レスピーギ:ローマ三部作

 ローマの噴水/ローマの祭り/ローマの松
エフゲニ・スヴェトラーノフ指揮
スウェーデン放送交響楽団
スヴェトラーノフ&スウェーデン放送響、待望の発売!第1弾はブルックナーとレスピーギ!!

録音:1999年9月10日、ベルワルド・ホール,ライヴ録音(デジタル)

1980年のロシア国立交響楽団との名演が長らく愛されてきましたが、ほぼ20年後のこの演奏もとにかく凄まじいです。オーケストラが優秀でセンスがあり音色も美しいのですが、さすがスヴェトラーノフ、それだけでは終わらせません。コンサートはこの曲順に行われましたが、「噴水」は結構ノーマルな名演。晩年は精緻繊細に傾斜したのかと誤解してしまいます。ところが「祭り」は狂乱の宴で、時々聴いていて恥ずかしくなる瞬間すらあります。そして極めつけは「松」の「アッピア街道の松」でしょう。ロシア国立盤でも気が遠くなるようなエンディングでしたが、それを超えます。スウェーデン放送響が素直に生真面目に言うとおりにしているのも、感慨深いものがあります。
※作品別演奏タイミング[18:21][30:04][25:29]
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。


SSS 0126-2
\2300→\1290
スヴェトラーノフ&スウェーデン放送響
 未完成&グレート

(1)シューベルト:交響曲第8番「未完成」
(2)シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」
エフゲニ・スヴェトラーノフ指揮
スウェーデン放送交響楽団
演奏タイミング:未完成[14:00][10:15]、ザ・グレート[14:14][16:11][9:03][11:44]
(1)1986 年9 月8 日ベルワルドホール・ライヴ(ステレオ)/(2)1990 年9 月18 日ベルワルドホール・ライヴ(ステレオ)

「未完成」は、ロシア国立響とのLPがあるのみ。「ザ・グレート」は完全初出レパートリー!
「未完成」の繊細さは、スウェーデン放送響とのコンビネーション故に生まれたしみじみ感たっぷりの秀演。そこはかとなく、寂しく、荒涼とした風情の漂う美演です。「ザ・グレート」は巨匠と呼ばれる指揮者は漏れなくレパートリーに持っていますが、スヴェトラーノフの演奏は、じっくりとしたテンポ設定ながら胃もたれすることのない快活さも十分です。ホルンの朗々たる響きも清清しいばかりです。こういう正統派の演奏を聴くと実はドイツ・オーストリア音楽のスペシャリストと賞賛されてもおかしくなかったのではないかと、うたた感慨に堪えません。なお、この「ザ・グレート」には演奏終了後にオーケストラが奏でるファンファーレも収録されております。演奏が素晴らしかった時、拍手が鳴り終わらなかった時現地ではこうして指揮者を賞賛すべく、こうした習慣があります。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。


SSS0148
\2300→\1290
 スヴェトラーノフ、最高の「惑星」
   スウェーデン放送響&合唱団とのライヴ!
 ホルスト:組曲「惑星」
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
スウェーデン放送合唱団
 
 録音:1994年9月3日、ベルワルドホール・デジタル・ライヴ
 演奏タイミング:[8:48][8:38][4:11][8:47][9:08][6:00][8:47]

 ついに登場!スヴェトラーノフの「惑星」です。スヴェトラーノフは1991 年にフィルハーモニア管とCollins にスタジオ録音していますが、スヴェトラーノフの演奏とは思えない微温調の大人しい演奏で、ファンの欲求不満は高まるばかりでした。ついに登場する手兵スウェーデン放送響とのライヴ。優秀なオーケストラ、優秀な録音でまるでブルックナーやマーラーを聴くかのような重量級のハーモニーが存分に楽しめます。スヴェトラーノフの凄さはただ大きな音でがなり立てるだけでなく、そこに気品が伴うところです。合唱団は名高きスウェーデン放送合唱団で、あらゆる点で「惑星」の頂点に君臨する演奏と申せましょう。
 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付

SSS 0145
(2CD 1枚価格)
\2300→\1290
スヴェトラーノフ 最晩年のマーラー9番、凄絶なライヴ!!
 マーラー:交響曲第9番 ニ長調
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団

 録音:2000 年1 月21 日ベルワルド・ホール,ライヴ(デジタル録音) ※演奏タイミング:[29:19][18:08][12:37][24:45]

 (ライナーノートより)この第9 交響曲は、作曲家マーラーの最後の作品である。間もなくその演奏活動を終える偉大な指揮者(偉大な作曲家であることもマーラーと共通している)スヴェトラーノフがこの作品を取上げるということも示唆に富んでいるし、暗示的である。巨匠は、スウェーデン放送響と本拠地ストックホルムのみならず、直後のロンドンへの楽旅でもこの曲を指揮している。

 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。
 


SSS 0162
\2300→\1290
スヴェトラーノフ 巨大で深淵なモーツァルト!!
 (1)モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
 (2)モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団

 録音:(1)1988 年9 月10 日ライヴ・ステレオ (2)1993 年9 月18 日ライヴ・デジタル *ベルワルド・ホール
 演奏タイミング:(1)[9:19][12:11][5:06][10:36] (2)[11:24][9:03][4:12][9:26]

 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付


SSS 0181/82
(2CD)
\4600→\2390
スヴェトラーノフ+スウェーデン放送響
 「リヒャルト・シュトラウス傑作集」

 (1)交響詩「英雄の生涯」
 (2)アルプス交響曲
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 録音:(1)1998 年3 月1 日、(2)1993 年9 月18 日、(1)-(2)ベルワルド・ホール

 正にスヴェトラV.S.シュトラウスという感じの肉弾戦!スヴェトラーノフはシュトラウスを好み、メロディアにも複数の録音があります。
 交響曲の破壊者と呼び得るシュトラウス独特の異形の様式、テーマの突飛さ、意表を突く楽器の活用などは、フル編成のオーケストラを意のままに操る専制君主、スヴェトラーノフにとっては食指の動く作品群だったと言えるでしょう。しかし音質の良い演奏に恵まれず、その解釈を堪能するには隔靴掻痒の感がありました。
 ついに登場した初出レパートリー「英雄の生涯」は、じっくり感の凄い遅めのテンポによる巨像の歩みのような個性的な名演。音色のパレットも豊富で、シュトラウス解釈者としての並々ならぬ実力を誇ります。
 スヴェトラーノフの「アルペン」はロシア国立とのメロディア盤はLPのみ。ハーグフィルとのライヴはオケが非力なため優秀なスウェーデン放送響とのライヴは歓迎すべきでしょう。物語性、神秘性の創出。類まれなるロマンティスト、スヴェトラーノフの超名演です。
 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付


WEITBLICK
SSS 0218
\2300→\1290
スヴェトラーノフ(指揮)&スウェーデン放送響
正に美女と野獣の組合せ!マルコヴィッチとの協奏曲ライヴ

 (1)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
 (2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
シルビア・マルコヴィッチ(ヴァイオリン)
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団

 録音:(1)1981年9月17日、ヴェステラス、コンサートホール、ライヴ、(2)1981年9月18日ストックホルム・ベルワルドホール、ライヴ
 すべてライヴ・ステレオ録音/(1)[8:40][8:20][7:32]、(2)[24:08][9:04][8:30]

 ルーマニア出身の美しすぎるヴァイオリニスト、シルヴィア・マルコヴィッチが巨匠スヴェトラーノフと共演した協奏曲ライヴ。
 マルコヴィッチのCDは極めて少ないために、ヴァイオリン愛好家には垂涎の商品となりましょう。スヴェトラーノフはマルコヴィッチの才能を認め、度々共演しました。

 マルコヴィッチのヴァイオリンは、まるで人の泣き声のような、感情的な発露を隠そうともしないものです。そのうえ、時として奔放で野放図なまでの奔放さを見せることもあり、正に気まぐれな美少女といった趣があります。
 スヴェトラーノフの伴奏は威風堂々、一点一画を疎かに竹刀堂々たる横綱相撲。この大きな構えの中で、マルコヴィッチのヴァイオリンは歌い、踊ります。まるで峩々と聳え立つアルプス山脈に咲く清楚なエーデルワイスを想わせる名演。

 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付






SSS0103-2
\2300→\1290
エーリヒ・ラインスドルフ指揮
 ベートーヴェン: 交響曲第9番「合唱」

エーリヒ・ラインスドルフ指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団
 (旧西ベルリン放送響)、
聖ヘドヴィヒ教会合唱団
ルーシー・ピーコック(S),
ジークリンデ・ワグナー(CA),
マンフレッド・ユング(T),
ハラルド・スタム(B)、


録音:1978年9月18日ベルリン・フィルハーモニーに於けるライヴ録音
演奏タイミング:[15:37][12:30][14:29][23:37]  英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付

 「私はラインスドルフに尋ねたことがある。ボストン響常任時代に残したスタジオ録音と同時期に放送された同じ曲目のライヴ演奏の違いがなぜここまであからさまなのかと。彼は雄弁に答えた。演奏家が後世に残る記録としてスタジオ録音する場合に求められることとは『演奏を一回だけ聴く場合には効果的だし輝かしくも聴こえる解釈上の盛上げや強調は、レコードとして繰り返し聴く場合には聴き手を疲れさせる場合もあるのですよ。だからスタジオ録音の時はそういうルバートの量とか、音量の変化、テンポの伸縮なんかを抑えているのです』と」ヘンリー・フォーゲル(元シカゴ響総裁)のライナーノートより。

 この回答が表すとおり、巨匠エーリヒ・ラインスドルフ(1912〜1993)は演奏会と録音を別に考えていたことが明らかです。それ故に多くのスタジオ録音が覇気に欠け、真っ当だけれども面白くないという結果になったのでしょう。多くのレパートリーがこうして録音されたために、ラインスドルフの評価は日本では高いとはいえません。おまけに若い頃は凄かったが、年を取ってから駄目になったなど謂れのない誹謗もあります。ここに聴くベルリン・ドイツ響(ベルリン放送響)との「第9」は、首席指揮者就任早々(就任記念?)の演奏で厳しい練習が想像できる見事なアンサンブル、タイミングが示すとおりの快速でトスカニーニの歴史的解釈を思わせる緊張感溢れる爽快な名演です。ドミンゴ参加というだけで知られるRCAへのスタジオ録音とは別人のような生命力です。変幻自在なテンポも面白く飽きません。こういう演奏を多く遺して欲しかったと心から思います。各楽章開始を告げる指揮棒で指揮台を叩く音はラインスドルフの怖い視線を感じさせます。第4楽章で独唱、合唱がうねりを上げる所はオペラに長じた名指揮者ならではだなあと感慨あらたです。聖ヘドヴィヒ教会合唱団は、ベルリンフィルとの唯一の録音であるシューベルトのミサ曲でも採用されているのでお気に入りだったのでしょう。
 余談ですが厳しすぎたのか2年しかドイツ響首席を維持できませんでした。オケと何らかのトラブル(喧嘩?)があったと思われます(ドイツ響のプロフィールでもあまりラインスドルフ時代に触れておりません)。ラインスドルフに疑問を持っている方にこそ聴いて頂きたい「第9」です。








SSS0092-2
\2300→\1290
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
 
ブラームス:交響曲第1番
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
シュターツカペレ・ドレスデン

 我が国でも実演を何度と無く繰り返している十八番レパートリーですが、何とCDは初登場のレパートリーとなります。シュターツカペレ・ドレスデンのブラ1というのも、意外と少なくザンデルリングだけではないでしょうか。演奏は誠実そのもののブロムシュテット流。はったりこけおどし一切無しでここまで説得力がある名演はそうそうありません。ブロムシュテット先生も「いずれも現在の私の解釈とは全く異なるものの、ドレスデンとの美しい想い出の記録」とリリースを許されました。嬉しいのは先生ご本人のライナーノートという点、期待できます!
 英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。

録音:1991年6月7日クルトゥア・パラスト・ドレスデン、ステレオ・ライヴ録音



SSS00056
SSS 0056-2
\2300→\1290
「テンシュテットのベートーヴェン」
 (1)交響曲第1番/
 (2)同第5番「運命」、エグモント序曲
クラウス・テンシュテット指揮
(1)メクレンブルク・シュターツカペレ・シュヴェーリン
(2)キール・フィルハーモニー管

 テンシュテットは旧東独出身の巨匠ながら、出身地での活躍はほとんど知られていない。若い頃から、録音時のトラブルが多かったため、テンシュテットとは録音の仕事をするなというのが放送業界では不文律になっていたそうで、旧東独放送録音ではごく初期のオペラ・アリアの伴奏、東独現代音楽が少々しか現存しない。1962年から音楽総監督を務めた古都シュベーリン州の歌劇場管=メクレンブルク・シュターツカペレとのベートーヴェンは、奇跡的な存在ともいえるもので、立派な演奏である上に、一点一画を疎かにせず、しかも十分な高揚がある。この時代から、すでに巨匠的風格を備えていた。
 「運命」と「エグモント」は、すでに東独から亡命し、アメリカ、イギリスでの活躍で名を挙げてからの演奏。1972年から音楽総監督を務めたキール歌劇場管=キール・フィルとの凄絶な名演奏。ピリピリとした緊張感とド迫力が共存。マニアからはプライヴェート盤他でテンシュテット最高のベートーヴェンとして知られるものです。

(1)1968年4月19日 ステレオ・スタジオ録音 (2)1980年3月20日 ステレオ・ライヴ録音


SSS 0070-2
\2300→\1290
テンシュテット・イン・ベルリン
 (1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番
 (2)ハイドン:交響曲第57番
テンシュテット指揮
ベルリン・ドイツ響
(1)カール・エンゲル(P)
1973年9月11日スタジオ・ステレオ録音
 テンシュテットとドイツ名門オケの共演。
 現在のベルリン・ドイツ響、当時のベルリン放送響に客演した放送用スタジオ録音。こういうものが現存していたことにまず驚かされる。両曲ともに初出レパートリー。
 まずは昨年9月に亡くなった(CD化の快諾を貰ったばかりだった)モーツァルトのスペシャリスト、スイス出身カール・エンゲルの洒脱なモーツァルトが素晴らしい出来。ハスキルをもっと芯のある音色にしたような、デリカシーに事欠かない美しい音色。そして、そのピアノを豊かに抱擁するかのようなテンシュテットの織り成すオーケストラの立派で優しい佇まいには感激。
 次がハイドン。大指揮者は必ずハイドンの有名でない交響曲を取って置きのレパートリーとして持っているものだが、テンシュテットもその例に漏れず、第57番という珍しい曲をモーツァルトの伴奏同様の風格とセンス溢れる澄んだ音色で聴かせてくれる。こういうハイドンなら大歓迎。
 ベルリン・ドイツ響とは、その後共演はない様子で、何があったのか?トラブル・メーカー、テンシュテットの横顔がふと頭をよぎる。







SSS00055
SSS 0055-2
\2300→\1290
クルト・ザンデルリンク指揮
 ベートーヴェン:「エグモント」序曲(1969年1月スタジオ)
 ヘンデル:合奏協奏曲作品6−3(1972年9月ライヴ)
 R・シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」(1972年2月ライヴ)
クルト・ザンデルリンク指揮
ライプツィヒ放送響
全ステレオ録音

 レコード・ビジネスそのものに否定的な巨匠故に、CD化を許さないケースが非常に多く交渉は困難を極めたが、ようやく発売にこぎつけた1枚。
 「英雄の生涯」は活動最後期にはレパートリーから外してしまったが、音色のブレンドに抜群の能力を持つ巨匠だけに色彩も申し分なく、推進力に富んだ快演。
 ヘンデルの合奏協奏曲の荘重な響きは思わず襟元を正してしまうほど。「エグモント」の立派さは言葉の説明は必要ない。
 いずれも高音質ステレオ録音。
 


SSS0083-2
\2300→\1290
クルト・ザンデルリンク指揮
 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
クルト・ザンデルリング指揮
ベルリン交響楽団(旧東)、
ベルリン放送合唱団、
ベルリン国立歌劇場合唱団、
ベルリン・コミッシェ・オパー合唱団、
エヴァ・マリア・ブンドシュー(S)、
ウタ・プリエフ(Ms)、
ペーター・シュライアー(T)、
テオ・アダム(Bs)
 巨匠ザンデルリンクの第9ライヴ。

 ベルリン市制750周年を記念した祝賀演奏会。東ドイツ(DDR=ドイツ民主共和国)では最大の音楽イベント。独唱歌手も東独系の超大物が用意された。手兵ベルリン交響楽団を存分に駆使し、強靭な造型を堅持しつつ、ザンデルリンクとしては、かなり音量、テンポの変化を与えたドラマティックな演奏。フィルハーモニア管とのベタッとしたはっきりしない演奏とは正反対の緊張感に満ちた、そして気迫の籠もった怖ろしいまでの威容を誇る超名演。
 ザンデルリンクがお孫さん達へのクリスマス・プレゼントにしたいと仰ったためにリリース可能となった。

 録音:1987年10月23日ベルリン・ドイツ民主共和国会館、ステレオ・ライヴ英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。


SSS0087-2
\2300→\1290
クルト・ザンデルリンク指揮 
 (1)ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
 (2)ブラームス:交響曲第3番
クルト・ザンデルリング指揮
ウィーン交響楽団
録音:(1)1998年12月17日、(2)1997年10月4日 いずれもウィーン・コンツェルトハウス大ホール デジタル・ライヴ録音

巨匠お得意のブラ3では普段の渋みにウィーン響の華やかさが加味され絶妙。カプリングの「驚愕」はあるようでなかったディスク初登場レパートリー。ハイドンを面白く聴かせる第一人者の巨匠ゆえに、堅苦しさや優等生的な融通の利かなさはまるでなく、愉悦と大胆な遊び心に満ちた快演。やはり第2楽章の豪快な「バシンっ」には痺れる。


SSS0088-2
\2300→\1290
クルト・ザンデルリンク指揮
 
(1)チャイコフスキー:交響曲第4番
 (2)ムソルグスキー(ショスタコーヴィチ版):
 「ホヴァンシチナ」序曲
クルト・ザンデルリング指揮
ウィーン交響楽団
録音:(1)1998年12月17日、(2)1997年10月4日 いずれもウィーン・コンツェルトハウス大ホール デジタル・ライヴ録音 

チャイ4も十八番で活動最後期まで手放さなかった愛想曲。華麗で荘重。ベルリン響とのスタジオ録音から20年を経た気品あふれる名演。スケールは極大だが、そこはかとない寂寥感が如何にもザンデルリンクらしいところ。音色のブレンドに凄腕を持つ巨匠に対し、オーケストラの機能美にも打たれる。「ホヴァンシチナ」序曲も初出演目。しみじみとした憂愁、鄙びたビターな味わいには感服。


SSS0101-2
\2300→\1290
ザンデルリング追悼盤!
 生前にリリースを快諾したモーツァルト39 番&「田園」

モーツァルト:交響曲第39番
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
クルト・ザンデルリング指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団
録音:1991 年12 月2 日シャウシュピールハウス、ベルリン(現コンツェルトハウス),ライヴ録音

 巨匠ザンデルリング追悼盤。
 引退してほぼ10 年とは言え、亡くなられてみると寂しいものがあります。巨匠の生前に許諾を得ていた、モーツァルトの第39番と「田園」の登場です。
 ザンデルリングはコンサートの前半にハイドンを演奏することが多く、その演奏はいつも活き活きとして、絶品でした。今回は珍しくモーツァルトの第39 番(初出レパートリー)を聴かせてくれます。随分とロマンティックな演奏で、ザンデルリングらしい恰幅良く、豊かなスケールを誇ります。どこまでも柔らかく旋律美を強調した名演です。
 「田園」は巨匠の愛奏曲といって差し支えありません。とにかくスタイリッシュな演奏で、音色はとても美しく、ザンデルリングならではの思い切りの良さも楽しめドラマティックでもあります。ベルリン・ドイツ響とは、ほぼ毎年客演し良好な関係でした。
 「田園」は1997 年にも再度取上げており、よほど気に入っていたと言えるでしょう。
 御承知の通り、ベルリン・ドイツ響の普段の演奏会場はフィルハーモニーですが、この当時はアスベスト除去改修で旧東ベルリンに位置しザンデルリングに馴染み深いシャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)での美しい一夜となりました(同様の理由でアバドのブラームス全集も一部がシャウシュピールハウスでライヴ収録です)。そんなことを思い出すのも感慨深いものがあります。

※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。



SSS0135-2
\2300→\1290
クルト・ザンデルリング/スウェーデン放送響ライヴ
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
クルト・ザンデルリング指揮
スウェーデン放送交響楽団
録音:1994 年10 月21 日ベルワルドホール・ライヴ

 ザンデルリンクのショスタコ8番はベルリン交響楽団とのスタジオ録音が唯一で、この曲を遅いテンポで透徹したユニークな演奏として名高いものでした。第8 番は、巨匠が活動最晩年までレパートリーから外さなかった愛奏曲ながら、ライヴ録音の登場は今までありませんでした。ムラヴィンスキーなら、快速で進めるであろう箇所はザンデルリングはこれでもかとばかりに執拗に遅いテンポで、このシリアスな作品をまるで点描画のように聴衆に開示して行きます。
 余程好調だったのか、足踏みや第3 楽章から第4 楽章にかけての掛け声を発したり、冷静沈着に見えるザンデルリングの燃える姿が記録されています。

 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。
 ※演奏タイミング [27:31][7:11][7:24][9:52][17:39]


SSS0143
\2300→\1290
クルト・ザンデルリング指揮&スウェーデン放送響
 (1)シューマン:交響曲第4番
 (2)ベートーヴェン:交響曲第2番
クルト・ザンデルリング(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 ザンデルリング+スウェーデン・ライヴの続編!ドイツ音楽、ドイツ的演奏の神髄、シューマン:交響曲第4 番、ベートーヴェン:交響曲第2番

 録音:(1)1990 年5 月4 日デジタル (2)1997 年11 月28 日デジタル いずれも、ベルワルドホールに於けるライヴ
 演奏タイミング:シューマン[12:22][4:55][5:54][10:17]、 ベートーヴェン[14:46][12:22][4:37][7:10]

 名人集団としてすっかり認知度を増したスウェーデン放送響。どんな曲者指揮者が現れてもびくともしない練達のアンサンブルを聴かせてくれます。
 濃厚な表情付がますます顕著となった90 年代ザンデルリングのヘビーな表現。シューマンの交響曲第4 番は自身の引退コンサートでも取上げた、最愛のレパートリーです。
 思い切りの良い開始から、ベートーヴェンの交響曲第2 番は指揮者にとっての難曲として知られております。エーリヒ・クライバーは、この曲はベートーヴェンがまだベートーヴェンに脱皮し切れていない作品と称しておりますが、そのクライバーのアシスタントも務めたことのあるザンデルリングは、この曲を好みました。活動最後期まで繰返し演奏し、そのロマン派的解釈は恰幅豊かな美演として知られております。第2 楽章の入りなどはまるでブルックナーの緩徐楽章!

 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。




SSS 0192
\2300→\1290
完全初出!
一期一会、極めて珍しいドイツ・オケとの共演!
 「ミュンシュ&ケルン放送響、1966年ステレオ・ライヴ」

  (1)フォーレ:「ペレアスとメリザンド」組曲
  (2)リスト:ピアノ協奏曲第1番
  (3)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
  (4)ルーセル:交響曲第3番
シャルル・ミュンシュ(指揮)
ケルン放送交響楽団
(2)ニコル・アンリオ・シュヴァイツァー(Pf)
(3)ハンス・ユルゲン・メーリング(fl)
 ミュンシュ+ケルン放送響との一期一会の共演!完全初出!!
 高音質ステレオ録音!フルートが凄い!

 演奏タイミング:(1)[5:55][2:27][3:50][4:57]/(2)[5:40][4:53][4:25][4:23]/(3)[9:51]/(4)[5:34][9:34][3:11][6:27]
 録音:1966年9月30日ケルン放送 ビスマルク・ザール

 1966 年の9 月、即ち1966/1967 シーズンの開始の月、ミュンシュは多忙を極めていた。
 9 月上旬には、フランス国立放送響を率いて、ブザンソン国際音楽祭に参加、さらに各地へ客演。9 月30 日には、ケルン放送響に初客演(そして最後の)、当CDに収録のコンサートを行う。
 10 月にはフランス国立放送響を率いて日本ツアーを行っている。
 正にミュンシュの音楽的壮時と言える時期だった。

 当CDにおけるケルン放送響との演奏は、ミュンシュとドイツのオーケストラによる初のディスク。
 良好なステレオ録音で現存していたことが有難い。
 ケルン放送響は現在に至るまで、ドイツで屈指の優秀な放送オーケストラだ。プログラムはミュンシュお馴染みの曲ばかりだが、「フルーティスト」を意識的に重用した曲目となっている。そのフルーティストは、ハンス・ユルゲン・メーリング。ケルン放送響の首席フルートを長く務めた名手である。
 ジャケットには辻修氏による来日時の写真を使用。(ライナー・ノートより)

 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付




SSS 0200
\2300→\1290
スイス放送からの蔵出し音源、正規盤完全初出。
 初出レパートリーを含むクレンペラーの遺産!

  (1)クレンペラー(自作自演):フガート
  (2)シェーンベルク:室内交響曲第1番
  (3)ベートーヴェン:交響曲第8番
  (4)モーツァルト:セレナータ・ノットゥルナ
オットー・クレンペラー(指揮)
ベロミュンスター放送管弦楽団(チューリヒ)
 スイス放送からの蔵出音源、正規盤完全初出。初出レパートリーを含むクレンペラーの遺産!!

 演奏タイミング(1)4:36、(2)8:40/7:09/3:41、(3)10:14/4:24/5:17/8:29、(4)3:03/3:33/4:55
 録音:(1)-(3)1960 年4 月24 日放送用セッション録音(モノラル)、(4)1951 年1 月28 日放送用セッション録音(モノラル)

 スイス放送からお宝発掘!クレンペラーのスイス録音。
 クレンペラー自作自演による、フガートは19世紀後半の退廃的ロマンを湛えた佳曲。
 そして重量級のシェーンベルク「室内交響曲第1番」が聞きもの。音色の不健康さや厳しいリズム感は巨匠ならではです。この曲の最高峰の演奏と言っても過言ではない程です。
 さらにお得意のベートーヴェン交響曲第8番、モーツァルトのセレナータ・ノットゥルナも楔を打ち込む様な強烈な演奏です。

 音質も時代としては良好中の良好。

 なお、オーケストラ名の表記について、オーケストラの歴史を見ますと、1947 年にチューリヒにおいてベロミュンスター放送管弦楽団として創設、1970 年にバーゼルに移転してバーゼル放送響と改組、1997 年にはバーゼル交響楽団と合併し現在に至っております。
 クレンペラーの録音当時はベロミュンスター放送管弦楽団のみならず、チューリヒ・スタジオ管の表記も見受けられますが、今回のリリース表記は、バーゼル響とも相談の上に全てベロミュンスター放送管弦楽団に統一しております。



SSS0010
SSS 0010
\2300→\1290
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
 (録音1959年1月2124日)
ロッシーニ:「絹のはしご」序曲(録音1951年1月28日)
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
 (録音1951年9月22日) MONOスタジオ録音
コンヴィチュニー指揮
ベルリン放送響(旧東)

SSS0011
SSS 0011
\2300→\1290
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス
 (1956年5月14日 MONOスタジオ録音)
フランツ・コンヴィチュニー指揮
ベルリン放送響(旧東)
ゲヴァントハウスO.との交響曲全集を補填する一枚。


SSS0001
SSS 0001
\2300→\1290
ベルリオーズ:幻想交響曲、序曲「ローマの謝肉祭」
 (1990、1989年ライヴ録音)
ヴァンデルノート指揮
ベルギー・フランス語放送響(RTBF響)
SSS0003
SSS 0003
\2300→\1290
マーラー:交響曲第1番「巨人」
 (1988年9月10日ライヴ録音)
ヴァンデルノート指揮
ベルギー・フランス語放送響(RTBF響)









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