TOCCATA
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TOCC-463
\2300 |
パガニーニ・バイ・アレンジメント
パガニーニ(1782-1840):24のカプリース Op.1(M.スコリクによる管弦楽編)
1.第1番:ホ長調
2.第2番:ロ短調
3.第3番:ホ短調
4.第4番:ハ短調
5.第5番:イ短調
6.第6番:ト短調
7.第7番:イ短調
8.第8番:変ホ長調
9.第9番:ホ長調
10.第10番:ト短調
11.第11番:ハ長調
12.第12番:変イ長調
13.第13番:変ロ長調
14.第14番:変ホ長調
15.第15番:ホ短調
16.第16番:ト短調
17.第17番:変ホ長調
18.第18番:ハ長調
19.第19番:変ホ長調
20.第20番:ニ長調
21.第21番:イ長調
22.第22番:ヘ長調
23.第23番:変ホ長調
24.第24番:イ短調
※すべて世界初録音
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アレクサンドル・ゼムツォフ(指揮)
リヴィウ国際交響楽団 |
多くの作曲家たちにインスピレーションを与えたパガニーニの「独奏ヴァイオリンのための24のカプリース」。作品をテーマに変奏曲を書いた人もいれば、シューマン、シマノフスキ、エネスコのようにピアノ伴奏を加えるなど作品そのものに編曲を加えた人もいます。
そんな中、ウクライナの現代作曲家スコリクは、24曲すべてを管弦楽用に編曲、各曲は驚くほどに多彩な響きをまとい、時にはユーモアも交えながら展開され、聴き手に新たな可能性を示しています。
15歳からヴァイオリニストとして活動している指揮者のゼムツォフは、原曲を知り尽くしており、2015年から芸術監督を務めるリヴィウ国際交響楽団を自在に操り、作品の魅力を存分に伝えています。このアルバムは編曲者スコリク80歳の誕生日を記念するために企画されました。
録音 2018年2月23-25日、Philharmonic Hall,
Lviv, Ukraine
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TOCC-461
\2300→\2090 |
ウィーンの良き時代の甘い雰囲気
リヒャルト・シュテール(1874-1967):室内楽作品集
第3集
1-3.ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op.27(1911)
4-6.ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.62(1923)
※すべて世界初録音 |
ウルリケ=アニマ・マテ(ヴァイオリン)
スコット・ファイゲン(ピアノ) |
ウィーンで生まれ、ウィーン音楽院でローベルト・フックスに作曲を学んだシュテール。
合唱団のコレペティートルを務めたのち、フックスの後任として音楽院の音楽理論の教授に就任、数多くの学生を育てながら(学生の中にはカラヤンやゼルキンも含まれる)オーストリア軍の医師としてウィーン郊外の病院にも勤務しています。
しかしユダヤ系であったため、1939年にアメリカに亡命、カーティス音楽院の教授となり、ボッサールやバーンスタインを教えました。
シュテールの作風はコルンゴルトやマルクスのようにロマン派の味わいを強く残すもの。
Toccataレーベルからはこれまでにチェロとピアノのための作品集(TOCC-210)、ピアノ三重奏曲と歌曲(TOCC-446)の2枚がリリースされており、このヴァイオリン・ソナタ集は第3集となります。
彼は生涯に15曲のヴァイオリン・ソナタを作曲しており、アルバムに収録された第1番と第2番は、とりわけウィーンの良き時代の甘い雰囲気を湛えた美しい曲です。
録音 2017年7月14-15日、ドイツ ザンドバウゼン・バイ・ハイデルベルク、クララ=ヴィーク・アウディトリウム
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TOCC-243
\2300 |
ライヒャ(1770-1836):ピアノ作品全集 第3集
エチュード集またはエグゼルシス集 Op.30
他
1.ロンド 第2番 ヘ長調(1800頃)
エチュード集またはエグゼルシス集 Op.30-第1巻(1800頃)
2.第1番:12長音階 Allegro
3.第2番:12短音階、幻想曲 Un poco allegro
4.第3番:半音階 Allegro
5.第4番:トリル Allegretto
6.第5番:装飾 Largo
7.第6番:分散和音
8.第7番:三度 Allegro moderato
9.第8番:音部記号 Larghetto
10.第9番:オクターヴ Allegro
11.第10番:異名同音 Andante sostenuto
エチュード集またはエグゼルシス集 Op.30-第2巻(1800頃)
12.第1番:Adagio molto et Sostenuto
13.第2番:Allegro poco Vivace
14.第3番:Andante un poco Adagio
15.第4番:混合拍子の練習曲 Allegro un
poco vivace
16.第5番:Andante
17.第6番:同音連打の練習曲 Allegretto
18.第7番:ハーモニー ホ長調 Un poco Largo.
Harmonie
19.第8番:16分音符による無窮動 Allegro
20.第9番:フーガ
21.第10番:Adagio molto
22.ジローラモ・フレスコバルディの主題による幻想曲(1800頃)
※すべて世界初録音 |
ヘンリク・レーヴェンマルク
(ピアノ…Steinway D) |
チェコ生まれの作曲家ライヒャ(レイハとも)。24曲の木管五重奏をはじめとした数多くの「管楽器のための作品」など、管楽器作品のパイオニアとして知られますが、実はピアノ曲でも「フーガ」や「変奏の技法」など趣向を凝らした興味深い作品を残しています。
この「エチュード集またはエグゼルシス集
Op.30」はピアノを演奏する上で要求されるさまざまな技術を克服するために作曲された曲集。
音階やトリル、三度重音などの基本的な練習に加え、ト音記号、ハ音記号などが入り組んだ「音部記号」の読み方、異名同音の読み方の練習などさまざまな仕掛けが施されています。
ライヒャの独創性と魅力的な旋律を味わうことができる1枚です。
録音 2016年11月3日,2018年1月5日Studio 2,
Radiohuset,Ostermalm,Stockholm
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TOCC-331
\2300 |
ペルト・ウースベルグ(1986-):合唱作品集 第1集
1.ダヴィデ詩篇 第121篇 第1部(2009-2010)
2.ムジカ(2008)
3.ミゼレーレ(2008)
4.美しくないのは(2009)
5-8.ミサ・ブレヴィス(2008)
9.冬の夕べ(2013)…世界初録音
10.アヴェ・マリア(2013)…世界初録音
11.冬の夜(2015)…世界初録音
12.主の祈り(2015)…世界初録音
13.楽園にて(20168)…世界初録音
14.別れ(2008)
15.ダヴィデ詩篇 第121篇 第2部(2010) |
エンドリク・ウクスヴァラフ(指揮)
コレギウム・ムジカーレ室内合唱団 |
エストニア出身のウースベルグ。2004年にエストニア音楽院の指揮科を卒業し、作曲家、指揮者としてだけでなく、映画俳優としても活躍しているマルチな才能を持った人です。
このアルバムに収録された合唱曲は、最近のバルト合唱音楽の特徴を示すもので、広大なベースラインの上で静かに紡がれる旋律に、ときおり差し込まれるわずかな不協和音がスパイスとなり、これが絶妙な美しさをもたらします。
2010年に設立されたコレギウム・ムジカーレ室内合唱団はエストニア屈指の室内合唱団。ルネサンスから現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、エストニアの作曲家、ペルトやトゥールらの作品を積極的に紹介し、エストニアの音楽大使としての役割も担っています。
録音 2016年3月2.3日、6月10.11日,2017年3月6.7日 エストニア
ヴィームシ,聖ヤコブ教会
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TOCC-437
\2300 |
ニコラ・ファーゴ(1677-1745):独唱と通奏低音のためのカンタータとアリエッタ
第2集
1.ファーゴ:Che vuoi, mio cor, che vuoi?
何をしたいの?わが心よ、何をしたいの?
M2
2.スチプリアーニ(1678-1753):12のトッカータより
第10番
3.ファーゴ:Doppo mille martiri 1000人の殉教者の後に
M5
4.スチプリアーニ:12のトッカータより 第5番
5.ファーゴ:Ingegni curiosi かしこい思考
M7
6.スチプリアーニ:12のトッカータより 第1番
7.ファーゴ:Non credo che vi sia, Tormento
私はそこにいるとは思わない、愛の苦痛よ
M10
8.スチプリアーニ:12のトッカータより 第9番
9.ファーゴ:E ben chiara ragione その理由ははっきりしている
M6
10.スチプリアーニ:12のトッカータより 第7番
11.ファーゴ:Destati omai dal sonno あなたは今、目を覚ます
M4 |
リッカルド・アンジェロ・ストラーノ(カウンター・テナー)…1.3.5.7.9.11
クラウディオ・マストランジェロ(バロック・チェロ)…2.4.6.8.10
ジュゼッペ・ペトレッラ(テオルボ&バロックギター)…3.5
ダヴィデ・ミラノ(ヴァイオリン)…3.5.9
サビーノ・マンツォ(チェンバロ&指揮)
サンタ・テレサ・デイ・マスキ(アンサンブル)
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イタリア・バロックの作曲家、ニコラ・ファーゴのカンタータ集第2集。第1集(TOCC-367)と同じくストラーノのカウンターテナーとマンツォ率いる「サンタ・テレサ・ディ・マスキ」による溌剌とした演奏です。
イタリアのターラントに生まれ、"イル・タランティーノ"と呼ばれたファーゴは、この時代に発展した「室内カンタータ」(声楽とアンサンブルのための一種のミニオペラ)の第一人者として知られ、その作品は劇的であり、どれも魅力的な旋律が溢れています。第1集と同じく、曲間には器楽曲を挟み(このアルバムではスチプリアーニのトッカータ)全体が一つの作品として構成されているところにも注目です。
録音 2017年4月28-30日 イタリア バーリ、セント・テレサ・デイ・マスキ教会
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TOCC-491
\2300 |
ハンス・ヴィンターベルク(1901-1991):室内楽作品集
第1集
1-3.フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットとチェンバロのための組曲(1959)
4-6.クラリネットとピアノのための組曲 変ロ長調(1944)
7-9.チェロとピアノのためのソナタ(1951)
10-12.木管五重奏曲(1957)
13-15.フルート、オーボエ、クラリネット、
ファゴットとピアノのための組曲(1959)(異稿版)
※すべて世界初録音 |
アリゾナ管楽五重奏団
【メンバー】
ブライアン・ルーチェ(フルート)…1-3.10-15/
サラ・フレーカー(オーボエ)…1-3.10-15
ジャッキー・グラツィアー(クラリネット)…1-6.10-15/
ダニエル・カッツェン(ホルン)…10-12
ウィリアム・ディーツ(ファゴット)…1-3.10-15
テオドーレ・ブフホルツ(チェロ)…7-9/
レックス・ウッズ(チェンバロ…1-3),(ピアノ…13-15)
タニス・ギブソン(ピアノ)…4-6/
アレクサンダー・テンツァー(ピアノ)…7-6 |
プラハ出身の作曲家ヴィンターベルクは、同世代の多くのユダヤ系作曲家たちと同じくナチス政権の迫害を受け、一時はテレージエンシュタットで拘禁されましたが、幸運にも生き延びることができ、ほぼ90年という長寿を全うしました。
十二音技法にはあまり関心がなく、基本的に新古典派の作風を守ったヴィンターベルクの作品は、どれも親しみやすく、マルティヌーやプーランク風の味わいも感じさせます。
このアルバムでは彼の数多い室内楽作品の中から4曲を選曲。どれもリズミカルでユーモラスな曲調をもっています。
なかでも1959年に作曲された「フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットとチェンバロのための組曲」は、チェンバロ・ヴァージョンとピアノ・ヴァージョンの2種類が演奏されており、その響きの違いを楽しむことができます。
録音 アリゾナ、アリゾナ大学 ハスケル・レコーディング・スタジオ 2017年4月17-18日…7-9 2017年5月22-23日…4-6 2017年11月16-17日…10-12 2017年11月20-21日…13-15 2018年4月23-25日…1-3
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TOCC-460
\2300 |
アーノルド・グリラー(1937-):管弦楽作品集
第2集
1.スケルツォイド(2017)
2-8.交響曲(2003/2010改訂)
9-11.序奏、ケークウォークとアレグロ(2011/2016改訂)
12-16.協奏的ラプソディ(2004)
※すべて世界初録音 |
アレクサンダー・ウォーカー(指揮)
ムジカ・ヴィーヴァ管弦楽団 |
イギリスの作曲家アーノルド・グリラー。著名なヴァイオリニストを父に持ち、世界的に有名な音楽家たちに囲まれて幼少期を過ごした彼は、その経験を生かした個性的な作品を数多く作曲しています。
第1集(TOCC-424)に続くこの管弦楽作品集第2集には、唯一の「交響曲」を含む4作品を、NAXOSにも興味深い録音がある指揮者ウォーカーの演奏で収録。混沌の響きで幕を開ける交響曲は、楽章が進むに従いさまざまな楽想が交錯し聴き手を飽きさせることがありません。
他には力強くユーモラスな「スケルツォイド」、ジャズ風な味わいを持つ「序奏、ケークウォークとアレグロ」、タイトル通り激しさと熱狂溢れる「協奏的ラプソディ」が収録されています。
録音 2017年6月11-14日…2-8.12-16 2017年11月28日…1.9-11 モスクワ
ロシア国営TV&ラジオ・カンパニー 「Kultura」、第5スタジオ
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TOCC-513
\2300 |
ゲオルギー・コニュス(1862-1933):ピアノ作品集
3つの小品 Op.1より
1.第1番:Reverie 夢想
2.第3番:Caleidoscope カレイドスコープ
3.夢想 Op.7
アルバムの綴り Op.13
4.第1番-
5.第2番-
6.無言歌 Op.17(1900)
情景画 Op.19
7.第1番-
8.第2番-
9.第3番-
10.子守歌 Op.24(1901)
8つの小品 Op.25 (1900年代初頭)より
11.第1番:Prelude 前奏曲
12.第3番:Melodie メロディ
13.第4番:Regret 後悔
14.第6番:Consolation 慰め
15.第7番:Printemps 春
8つの小品 Op.31より
16.第1番:Harpe eolienne エオリアン・ハープ
17.第2番:Compassion 共感
18.第3番:En reve 夢
19.第4番:Feuillet d'album アルバムの一葉
20.第5番:Berceuse 子守歌
21.第8番:Regret 後悔
22.前奏曲 Op.33(1910)
8つの小品 Op.34より
23.第2番:Crepuscule 夕暮れ
24.第3番:Scherzino スケルツィーノ
25.第4番:Romance ロマンス
26.第7番:Capriccioso カプリチョーソ
3つの小品 Op.36(1907)
27.第1番:Air de danse エア・ダンス
28.第2番:Moment douloureux
痛みの時
29.第3番:Etude 練習曲
30.ラルゴ Op.39
※すべて世界初録音 |
ジョナサン・パウエル(ピアノ) |
ロシアの作曲家ゲオルギー・コニュス。すぐ下の弟ユーリ(ジュール)はハイフェッツが愛奏した「ヴァイオリン協奏曲」を作曲、またその下の弟レフも、やはり作曲家、教育者として音楽に携わり、3人あわせて"コニュス3兄弟"として名を馳せています。
3兄弟の長兄ゲオルギーは、モスクワ音楽院でタネーエフとアレンスキーに師事、チャイコフスキーから前途有望として賞賛されたものの、結局は作曲家としてよりも楽曲分析に力を入れたためか、数多く残された作品のほとんどは忘れ去られてしまいました。
しかし、彼の作品はどれも調和が取れており、晩年にはスクリャービンを思わせる神秘的な作風も用いるなど聴きどころが多く、このアルバムに収録された小品は彼の特徴を端的に表すもの。スクリャービンを得意とするピアニスト、ジョナサン・パウエルの演奏はコニュスの魅力を存分に引き出しています。
録音 2017年2月13.14日 Jacqueline du Pre
Music Building,St Hilda's College, Oxford
ハイフェッツの盤は廃盤・・・ |

8.111359 |
グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ/ハイフェッツ
チャイコフスキー・コニュス・コルンゴルト:
ヴァイオリン協奏曲
1-3.チャイコフスキー(1840-1893):
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
(録音 1950 年7 月19-20 日ロンドン EMI
アビー・ロード・第1 スタジオ)/
4-6.コニュス(1869-1942):
ヴァイオリン協奏曲ホ短調
(録音 1952 年12 月3 日ハリウッド ユナイテッド・アーティスツ・スタジオ)/
7.サラサーテ(1844-1908):ツィゴイネルワイゼン
Op.20-1
(録音 1951 年6 月16 日ハリウッドサウンド・ステージ9)/
8-10.コルンゴルト(1897-1957):ヴァイオリン協奏曲ニ長調
Op.35
(録音 1953 年1 月10 日ハリウッドサウンド・ステージ
9)
マーク・オーバート=ソーン復刻 |
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)/
フィルハーモニア管弦楽団/
ワルター・ジュスキント(指揮)…1-3/
RCA ビクター交響楽団/
イズラー・ソロモン(指揮)…4-6/
RCA ビクター交響楽団/
ウィリアム・スタインバーグ(指揮)…7/
ロスアンジェルス・・フィルハーモニー管弦楽団/
アルフレード・ワレンシュタイン(指揮)…8-10 |
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