≪第100号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2019/1/8〜
1/11(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ACCENTUS MUSIC
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クレーメル新録音、
ヴァインベルクの「24の前奏曲」!
ヴァインベルク(クレーメル編):
24の前奏曲Op.100(ヴァイオリン版) |
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン) |
クレーメル入魂の新録音、超謎めいたヴァインベルクの「24の前奏曲」!
録音:2017年12月/パリャシャウス・ドヴァラス(リトアニア)
クレーメルが待望のソロ新録音を行ないました。それも無伴奏というのが彼の自信と気合の表れと申せましょう。曲はクレーメルが数年来非常な熱意を燃やすヴァインベルク。なんとヴァイオリンのオリジナル曲ではなく、無伴奏チェロのための「24の前奏曲」をクレーメル自身がヴァイオリン用に編曲したものを全曲披露。
クレーメルは2017年9月に読売日本交響楽団とヴァインベルクのヴァイオリン協奏曲を演奏した際、アンコールにこのなかから2曲を弾き、さらに2018年2月にはサントリーホールで全曲を演奏して話題となりました。
ヴァインベルクの「24の前奏曲」は1968年の作で、大チェリストのロストロポーヴィチに捧げられました。長短24の調ではなく、異なる性格による作品を集めていて興味津々。ことにショスタコーヴィチやシュニトケに勝るとも劣らぬミステイアスな引用に終始していて、その点もクレーメルの関心を引き、チェリストだけの宝にしておきたくないと編曲の意欲を燃やしたと思われます。
たとえば第5番はシューマンのチェロ協奏曲から、第21番はショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番から露骨にして大胆な引用(というよりそっくりそのまま)しているのも衝撃。後者はもちろんロストロポーヴィチに捧げられていますが、前者もショスタコーヴィチがロストロポーヴィチのために1963年に再オーケストレーションしていることもあり、なにやら意味深。おそらくクレーメルは意味を理解して披露しているらしいのも、推理小説ばりの面白さ。
クレーメルの演奏もシャープで緊張感に満ち、この謎めいた作品にさまざまな光を当てています。リトアニアの写真家アンタナス・ストクス(1939
〜)の雰囲気あるモダンな写真が添付されているのもイマジネーションを広げさせられます。

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APARTE
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コレッリ進化系!
FBOのうまさと能力が炸裂した仰天演奏!
トランペット、オーボエ、バスーン、トロンボーンがヴァイオリンを増強
自由な即興部分まで付け加えられている
コレッリの合奏協奏曲、FBO迫力の初録音!
コレッリ(1653-1713):
・シンフォニア ニ短調 WoO1
(1689年にローマで演奏されたジョヴァンニ・ロレンツォ・ルリエルのオラトリオ
「Santa Beatrice d'Este」の序曲(シンフォニア))
・合奏協奏曲
ニ長調op.6-1、ヘ長調 op.6-2、ハ短調
op.6-3、
ニ長調 op.6-4、変ロ長調op.6-5、ニ長調
op.6-7 |
フライブルク・バロック・オーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(ヴァイオリン&指揮)
ペトラ・ミュレヤンス(ヴァイオリン)、
グイド・ラリッシュ(チェロ) |
FBOのうまさと能力が炸裂した仰天演奏!コレッリの合奏協奏曲、FBO迫力の初録音!オーボエ、バスーン、トランペットも参加!通奏低音陣もリュート、ハープまで!
録音:2017年11月、ドイツ
フライブルク・バロック・オーケストラが、コレッリの合奏協奏曲op.6
を録音しました!意外にもこれが初録音となります。
さらに、ここでは編成も演奏も非常に自由で華やか、トランペット、オーボエ、バスーン、トロンボーンがヴァイオリンを増強しているほか、時にはコンチェルティーノになりかわってメインで演奏、さらに自由な即興部分まで付け加えられているという、FBO
のうまさと能力が炸裂した仰天演奏!
通奏低音楽器もチェンバロ、オルガンにくわえ、リュート、ハープも参加しているという編成で、迫力あるサウンドの合奏協奏曲をおたのしみいただけます!なお、op.6
は全12曲から成りますが、ここでは、いわゆる「教会ソナタ」の形式をとる、緩楽章から始まるものを中心に収録されています。
コレッリは、器楽作品のみで名声を博した最初の作曲家といえるでしょう。声楽(宗教)作品全盛期の17
世紀後半において、これは非常に珍しい現象でした。コレッリは生涯にわたり、ほぼその全ての作品が「パーフェクト」ともいえるほど、どの作品に対しても勤勉な姿勢を保ち、生涯にわたってその名声が消えることはありませんでした。
合奏協奏曲op.6-6 の第3楽章ラルゴは、1689年にローマで演奏されたジョヴァンニ・ロレンツォ・ルリエルのオラトリオ「Santa
Beatrice d'Este」のための序曲(シンフォニア)として書かれたものが元になっています。
このディスクではその序曲をフルヴァージョンで演奏しているという、凝った内容となっています。

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AUDITE
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リストの歌劇!?
カラビツ率いるシュターツカペレ・ワイマール、
リスト未完の歌劇「サルダナパール」
フランツ・リスト(1811-1886):
(1)交響詩「マゼッパ」S.100
(2)歌劇「サルダナパール」 S.687(未完、4幕)
【補完&オーケストレーション:デヴィッド・トリペッド】 |
キリル・カラビツ(指揮)
シュターツカペレ・ワイマール
(2)ジョイス・エル=コーリー(ミラ/ソプラノ)
アイラム・エルナンデス
(サルダナパール/テノール)
オレクサンドル・プシニアク
(ベレーソ/バス−バリトン)
ワイマール国民劇場合唱団
マリアンナ・ヴォーザ(合唱指揮) |
カラビツ率いるシュターツカペレ・ワイマールがリスト未完の歌劇「サルダナパール」を初演&世界初録音!!
録音:2018年8月17-20日/ワイマール・ホール/ディジパック仕様、67'01"
キリル・カラビツ率いるシュターツカペレ・ワイマールが同団の本拠ワイマールにまつわる作品を演奏する好評のシリーズ。当アルバムはフランツ・リストの交響詩「マゼッパ」と未完の歌劇「サルダナパール(サルダナパロス)」を収録しました。
ヴィクトル=マリー・ユゴーの詩『マゼッパ』による、ピアノのための超絶技巧練習曲集第4
曲「マゼッパ」を拡大したこの交響詩は1854年にワイマールで作曲、初演されました。数奇な運命をたどったコサックの首領マゼッパが、ウクライナ解放の戦いに起ちあがる物語をダイナミックなオーケストラで表現します。
イギリスの詩人、ジョージ・ゴードン・バイロンの戯曲「サーダナパラス王」(1821年)を台本にした歌劇「サルダナパール」は、1846年より1851年までワイマールの地でスケッチのみ作曲されましたが(ちょうど亡命者ワーグナーを援助していた頃)、その後上演されることはありませんでした。
しかし、2017年にワイマールのゲーテ・シラー文書館に保管されているスケッチを作曲家デヴィッド・トリペッドが補完、オーケストレーションし170年たった今、日の目を見ることとなりました。
リストがワイマールに定住した時期に書かれたこの歌劇は生き生きとし、豪華絢爛でスリリングな展開が注目されます。
キリル・カラビツ指揮、シュターツカペレ・ワイマールによる録音はこれまでにプロコフィエフの革命20
周年のためのカンタータ(AU 97754)、R.シュトラウスの交響詩集(AU
97755)がリリースされており、いずれも好評を博しております。

壮絶!プロコフィエフの問題作!!!
カラビツ、こういうちょっと変わった作品を取り上げるのが好きみたいです |
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キリル・カラビツ(指揮)
演奏機会は極めて稀
プロコフィエフ幻の超問題作を若きカラビツが再現!
プロコフィエフ:革命20周年のためのカンタータOp.74 |
キリル・カラビツ(指揮)
エルンスト・ゼンフ合唱団
ワイマール・ドイツ国民劇場
エアフルト空軍音楽隊 |
録音:2017年8月23日/ワイマール・ホール(ライヴ)/DDD、41’
55”
プロコフィエフの作品中でも、前代未聞のキテレツな一篇「革命20
周年のためのカンタータ」。1937 年に作曲されましたが、あまりに大編成すぎるため記念年に初演されることもなく、今日でも演奏機会は極めて稀です。
4 管の大オーケストラに加え混声合唱、軍楽隊にアコーディオン合奏、さらにモスクワ放送の効果音部隊までを駆使し、さらに革命シーンでは機関銃の乱射まであり、祝祭音楽ながらプロコフィエフ本来のアヴァンギャルドな天才性を完全に発揮しています。
昨2016 年にゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団が日本初演を行い、一部で非常な話題となりましたが、完全な録音はヤルヴィ盤しかなく、このカラビツ盤の登場は大歓迎と申せましょう。
多数の出演者のみならず、カンタータとはいえ合唱の歌詞もカール・マルクスの「共産党宣言」冒頭から始まり、レーニン、スターリンの演説を聖書の詩句のように用いているのが時代の異常性を示しています。雪解け後はこのスターリンの詩が問題となり、上演の機会を失いました。しかし音楽自体はプロコフィエフならではの機知に富み、親しみやすいメロディと強烈な音響であきさせません。
1976 年生まれのカラビツはスターリンの暗黒時代を知らないため、作品をきわめて客観的に音楽的興味を前面に解釈して充実した世界を創り上げています。曲中、レーニンの演説をメガホンでがなり立てる指示がありますが、何とカラビツ自身がロシア語で行っているのも注目。全員が大真面目でこの珍作を力演しています。
audite ならではの高音質録音で、大編成の複雑な音の綾がクリアに再現されます。
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BIS
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BIS SA 2393
(SACD HYBRID)
¥2700 →\2490
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ヨゼフ・ミスリヴェチェク(1737-81):鍵盤のための作品全集
(1)鍵盤協奏曲第1番 変ロ長調
(2)6つのやさしいディヴェルティメント〜鍵盤のための
(3)鍵盤協奏曲第2 番 ヘ長調【世界初録音】
(4)6つのやさしいレッスン〜鍵盤のための |
クレア・ハモンド(ピアノ)
(1)(3)スウェーデン室内管弦楽団
ニコラス・マギーガン(指揮) |
チェコの音楽性とイタリアの影響を融合したミスリヴェチェクの鍵盤のための作品全集!
セッション録音:2018年3月/エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、76'38"
SACDハイブリッド盤。
プラハ近郊ホルニー・シャールカに生まれ、ローマで没したヨゼフ・ミスリヴェチェクの鍵盤のための作品全集がリリースされます。
ヴェネツィアでジョヴァンニ・ペシェッティに師事したミスリヴェチェクは軽快な声部書法と旋律面での豊かな創意によってイタリア歌劇の作曲家として名声を博したほか、古典派の交響曲、室内楽曲を多数作曲しました。
ここに収録された鍵盤のための作品集では、チェコの音楽性とイタリアの影響を融合した、独自の作曲様式を表しており、その形式上のバランス感覚と多彩な和声はウィーン古典派の巨匠たちの先駆けとなりました。
意外な大人物〜ヨゼフ・ミスリヴェチェク
プラハで父親から粉挽き職人となる訓練を受けた後、プラハ大学で哲学を学ぶが、学業を放棄して1760年代にヴェネツィアに留学。
その後はイタリアに定住して、「神々しきボヘミア人」と呼ばれて有名になった。
最初のオペラはベルガモにて1765年ごろに初演。その直後に、《ベレロフォンテ》がナポリで大成功を収め、イタリア中の劇場から委嘱が殺到。
1770年にボローニャで14歳のモーツァルト少年と出会う。モーツァルトがマルティーニ神父の教えを完璧にマスターして、当時イタリア音楽界最難関といわれていた「アカデミア・フィラルモニカ」入試に合格した頃。
モーツァルトはミスリヴェチェクについて称賛の念を送り続けたという。
ミスリヴェチェクの名声はイタリアの外にも広がり、1770年代にはミュンヘンでたくさんの作品が上演されている。
しかしながら最後のオペラは不成功に終わった。ローマで貧困の末に、梅毒により他界。
死の直前に、性病の治癒を見込んで鼻の整形手術を受けたが、失敗している。
ミスリヴェチェクは、国際的に有名になった最初のチェコ人作曲家ではあるのだが、あくまでイタリア音楽作曲家という認識のほうが正しい。
また現在、モーツァルト特有のリズムと考えられる数々の音楽語法は、そのほとんどがミスリヴィチェクの発案によるものと言われる。
ヨハン・シュターミッツ( 1717 - 1757)がボヘミアからマンハイムに行き音楽史を変革したように、このミスリヴェチェク(1737-81)もイタリアで密かに音楽の歴史を動かした。
モーツァルトがザルツブルクの外で大きな影響を受けた一人でもある。
この人、意外な大人物なわけである。
店主大絶賛の一枚
優雅だが流れすぎない
爽やかだが軽すぎない
優美だが生命感あふれる
このアルバムを聴いてミスリヴェチェクの魅力を知ってほしい・・・
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ACCENT
ACC 24336
\2600
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ミスリヴェチェク:
(1)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
(2)シンフォニア 変ホ長調
(3)ヴァイオリン協奏曲 ホ長調
(4)序曲第2番 イ長調
(5)ヴァイオリン協奏曲 イ長調 |
レイラ・シャイエ(ヴァイオリン)
ヴァーツラフ・ルクス(指揮)
コレギウム1704 |
録音:2017 年/72’59’’
ヨゼフ・ミスリヴェチェク(1737-1781)はチェコに生まれイタリアで活躍した作曲家で、20
歳ほど年下のモーツァルトにも大きな影響を与えたとされる人物。
古典派初期らしいすっきりと明るい響きが魅力です。
しかしシンプルな中にもいきいきとしたリズム感があり、奥深い味わいがあります。
チェコの腕利き古楽アンサンブル、コレギウム1704
のすばらしい演奏がこの作曲家の神髄を見せつけてくれます。
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さてこの度、協奏曲第2番が世界初録音されたことにより鍵盤のための作品全集が完成。
名手クレア・ハモンドが軽快に奏でます。

クレア・ハモンドはこれまでパヌフニク作品集やシマノフスキなどで鋭敏な感覚を聴かせてくれていますが、今回は母国イギリスの現代作品。貴重なイギリス・ピアニズムを聴かせてくれます。

クレア・ハモンド、ただのカワイコちゃんと思ったら大間違い。かなり個性的で自己主張強い。しかも超絶技巧の持ち主。
ここではショパンとシベリウスをご紹介しましょうね。シベリウスがとくにすごいです。
ショパンと
https://youtu.be/Yzrb2Cjpmig
シベリウス
https://youtu.be/Ckma1fD_CZ0
そして下記アルバムでも登場するパヌフニク:12の小練習曲 Nos. 7-12 ウィグモア・ホールでのライヴ
暗譜なんですね・・・あんまり早くてときどき手が見えなくなります。
https://vimeo.com/25982259
ということでハモンドの個性的なアルバム2枚 |
BIS SA 2003
(SACD HYBRID)
\2700
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パヌフニク父娘
(1)アンジェイ・パヌフニク:12の小練習曲
(2)アンジェイ・パヌフニク(ロクサンナ・パヌフニク編):ショパン讃歌
(3曲)
(3)アンジェイ・パヌフニク:ペンタソナタ
(1984)
(4)アンジェイ&ロクサンナ・パヌフニク:祈り
(5)ロクサンナ・パヌフニク:第2の故郷
(6)ロクサンナ・パヌフニク:Glo (2002)
(7)アンジェイ・パヌフニク:リフレクションズ
(1968) |
クレア・ハモンド(ピアノ) |
パヌフニク父娘のピアノ曲をイギリス期待の若手が見事に披露
録音:2013 年9 月/ポットン・ホール、イギリス/DDD、5.0
Surround Sound、71’29”
SACD ハイブリッド盤。今年生誕百年を迎えるアンジェイ・パヌフニク(1914-1991)
は、ルトスワフスキ、セロツキと並ぶ20 世紀ポーランド音楽史の巨星。1954
年に英国へ亡命し、この地で音楽活動を行なったものの、終生故国とその文化への愛着を断ち切らずにいました。近年では美人作曲家ロクサンナ・パヌフニクの父としても知られています。パヌフニクのピアノ・アルバムは初登場で大歓迎。
パヌフニクはピアニストとして、ルトスワフスキの2
台のピアノのための「パガニーニの主題による変奏曲」を作曲者とともに世界初演したほどですが、ピアノ曲は意外に少なく、1947
年の「12 の小練習曲」、1968 年の「リフレクションズ」、1984
年の「ペンタソナタ」3 作しかありません。いずれも技巧的でダイナミック。
このアルバムでは、愛娘ロクサンナが、父の作品の編曲もしくは父の精神を受け継いで作ったピアノ曲も収められています。興味深いのは、パヌフニク初期1949
年の作で、もともと女声ヴォカリーズとピアノのために書かれ、後にフルートと弦楽オーケストラ用に編曲された「ショパン讃歌」全5
曲中3曲のピアノ独奏用編曲。ポーランド民謡に基づき、きびきびとしたマズルカの第4
曲などピアノ曲としても非常に魅力的。「祈り」はパヌフニクが未完で残した歌曲をロクサンナが完成させ、ピアノ曲にしたもの。死を前にしたパヌフニクの望郷の念と透明な思いが感動的。
さらに興味深いのは、ロクサンナが2003 年に作曲し、2006
年に改訂した彼女最初のピアノ曲「第2 の故郷」。タイトルはもちろんポーランドのことで、ポーランド民謡「森のすみれよ」を主題にした変奏曲となっています。
演奏は若きイギリスの女性ピアニスト、クレア・ハモンド。イギリスには独特なピアニズムの伝統があるにもかかわらず、若いピアニストがほとんど現れないので非常に貴重。高度な技巧を駆使したフレッシュな演奏を繰り広げています。要注目の逸材と申せましょう。
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BIS SA 2004
(SACD HYBRID)
\2700
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イギリス・ピアニズムの貴重な継承者ハモンドの超絶技巧に驚愕!
エチュード
(1)リャプノフ:超絶技巧練習曲集〜テレク川/夏の夜/嵐
(2)チン・ウンスク(陳銀淑):6つの練習曲
(1995-2003)
(3)シマノフスキ:12の練習曲Op.33
(4)カプースチン:異なる音程による5つの練習曲Op.68 |
クレア・ハモンド(ピアノ) |
録音:2013 年9 月/ポットン・ホール(イギリス)/5.0
Surround sound、67’ 22”
SACD ハイブリッド盤。
イギリス若手ピアニストを代表するクレア・ハモンドのBIS
第2 弾は、超絶技巧ぶりに唖然とさせられます。「エチュード」と題されたアルバムで、文字通り練習曲を集めていますが、創作は古今東西120
年にわたり、性別も多様なプログラミングは非常に計算されていて感心させられます。ピアノのための練習曲は、指の独立や運動性、難しい奏法の習熟を目的とし、ほとんどが難曲ですが、ここに収められた作曲家たちはそこに芸術性や個性を盛り込み、魅力的な世界を作り出しています。
リャプノフの3 曲は「超絶技巧練習曲」からのもので、師匠バラキレフ譲りのボルテージの高いダイナミックな世界。国民楽派らしいロシア色とメロディに魅かれます。現代韓国の女性作曲家チン・ウンスクの練習曲は大井浩明氏が日本で披露し、「(第3
曲は)アジアで最も難しいピアノ曲」と評しています。このハモンドの演奏には作曲者の絶賛の一文を寄せていて、とにかく凄いの一言に尽きます。続くポーランド近代のシマノフスキ作品は、彼が独自の美意識に目覚めた時期のもので、やたらと難しい技巧を要求しながらも、交響曲第3
番やヴァイオリン曲「神話」と共通するBL 趣味を示しています。
さらに日本にもファンの多いカプースチン。彼のピアノ曲はジャズ語法によるカッコ良さに満ちていますが、技巧的にはどれも難しく、とりわけ練習曲はその頂点に位置します。しかしハモンドは余裕の技術に加え、若さあふれるジャズの乗りで最高。要注目の若手ピアニストと申せましょう。
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BONGIOVANNI
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ファゴットで歌うヴィヴァルディのチェロ・ソナタ
ヴィヴァルディ:6つのソナタ Op.14
ヴィルジノ・ビアンキ(1926-1997):
ファゴットのための3つの練習曲 |
マウロ・モングッツィ(ファゴット)
ワルター・マッマレッラ・ジョルダーノ(ピアノ) |
意外と合う、ファゴットで歌うヴィヴァルディのチェロ・ソナタ
録音:2018 年6 月23・24 日/52'28''
ヴィヴァルディのチェロ・ソナタ6曲をファゴットで演奏。予想以上に楽器の良さが出ていて驚かされます。
様々な楽器のために大量の協奏曲を書いたヴィヴァルディはファゴット協奏曲についても先駆者で、すばらしい協奏曲を39曲残していますが、それを彷彿とさせる音楽になっています。
ボーナストラックとして収録されているビアンキの練習曲はファゴットの技巧を突き詰めた、高度な演奏技術を必要とする世界。歌い上げるヴィヴァルディとは対照的です。
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GB 2089
(2CD)
¥5000
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ロマン派全盛期のイタリア
力強い書法が魅惑の知られざる悲劇
ジュゼッペ・アポッローニ(1822-1889):
歌劇『レブレオ』 |
シモーネ・アライモ
フェルナンダ・コスタ
ディーノ・ディ・ドメニコ
アルマンド・カフォリオ
パオラ・ビディネッリ
フランチェスコ・ピッコリ
マッシモ・デ・ベルナルト(指揮)
サンレモ交響楽団
レッジョ・カラブリア・
フランチェスコ・チレア合唱団 |
録音:1989 年10 月29・31 日/55'38''、54'22''
ロマン派全盛期のイタリアで書かれた知られざる歌劇。タイトルは「ユダヤ人」の意で、「Melodramma
Tragico(悲劇)」となっていますが音楽の熱量が大変高く、歌手も合唱もオーケストラも迫力十分。クライマックスで必ず出てくるティンパニのロールなど一本調子感は否めませんが、それでも非常に力強く胸を打つ音楽が続きます。ラストは悲劇らしく短調ですがやはり力強いフォルテで幕を下ろします。
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GB 2019
(2CD)
【再発売】
¥2500
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序曲だけではありません。『魔法の竪琴』の全貌
知る人ぞ知る名盤が復活
シューベルト:付随音楽『魔法の竪琴』 |
トーマス・モーザー
ヨゼフ・ネーメト、他
ティート・ゴッティ(指揮)
セゲド国立劇場フィルハーモニー
管弦楽団、同合唱団 |
録音:1983 年/ボローニャ、コムナーレ劇場/43'38''、55'18''
序曲のみ『ロザムンデ』の序曲に転用されて有名な3
幕からなる付随音楽『魔法の竪琴』。貴重な全曲盤が再発売されます。シューベルト・マニアなら必携のアルバムです。
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CAVI MUSIC
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孤高のレーガー弾き、コンチェルトに挑む!
マルクス・ベッカー(ピアノ)
レーガー:
(1)ピアノ協奏曲 へ短調 Op.114
(2)エピソード集 Op.115より 第1〜5曲
(3)綴じていないページ Op.13より 第7曲「コラール」 |
マルクス・ベッカー(ピアノ)
ジョシュア・ウェイラーズテイン((1)指揮)
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管((1)) |
録音:(1)2017年1月(ライヴ)、(2)(3)2017年12月(スタジオ)/57'42''
知る人ぞ知るマルクス・ベッカーは、レーガーを集中的に弾き続けているドイツのピアニストです。若くしてピアノ作品全集を録音、以降も演奏会で頻繁にレーガーを取り上げており、ソロのみならず室内楽、歌曲など多作家レーガーの残したたくさんの楽曲を演奏してきました。いくつかのレーベルからCD
もリリースされています。
そんな生粋のレーガー弾きである彼が、ついに協奏曲を初録音。ベッカーは協奏曲について「ずっと勉強はしていたものの、作品に対して疑問も多かった」という発言をしており、考え抜いて辿りついたひとつの回答として、この録音が出来上がったとも言えるでしょう。
pppp やffff といった極端なダイナミクス、非常に多くの音符、凝縮された和音が独奏者に降りかかる大作コンチェルト。レーガーの真骨頂である「晦渋さ」もおおいに炸裂します。レーガーの音楽を極めたベッカーならではの大演奏をお聴きください。

レーガーのピアノ協奏曲なんてきっと難解で晦渋にちがいない、と思っている方・・・
そのとおりです。
ちょっと聞いてみますか?
ゼルキン/オーマンディ&フィラデルフィアというすごいメンツで。
全曲入ってるみたいです。
https://youtu.be/XUbp4pRCclI
さて、今回の主役マルクス・ベッカー。
ベッカーといえばこの録音史上に残るこの金字塔ボックス。安すぎるのが欠点というくらいの超特価になってます。
ただ在庫限定なのでお早めに。完売の際はご容赦を。(2019/1/11)
現地在庫のみ!
マルクス・ベッカー/レーガー:ピアノ作品集ボックス
NCA 234239(12CD)\5000→\3990
ドイツのピアニスト、マルクス・ベッカーが5年の歳月をかけて2000年に完成させたレーガーのピアノ作品集。
マルクス・ベッカーは知る人ぞ知るドイツの実力派。
この難解で晦渋なレーガーの作品を驚くほどの集中力で弾き切ったことに絶賛の声が上がっていた。
ストイックな表現に終始していながら、なぜかぐいぐいと引き込まれる。30代後半という若さでこの充実した音楽性。
ドイツ・ピアノ界の貧困が嘆かれてきたこの数年だが、こんなとんでもない人がしっかり育っていたのだ。
さてそのレーガー・ボックス、かつてはThorofonから豪華木箱入りで発売され、一部のピアノ・マニアから珍重された。
そのレーガー・ピアノ・ボックスがNCAから再登場。しかもそうとうなプライス・ダウン。
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1963年生まれ。カール=ハインツ・ケマーリング
に師事し、アルフレッド・ブレンデルからもレッスンを受ける。
1987年、ブラームス国際コンクールで優勝。
1993年、ハノーファー音楽大学の教授に就任。
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NCA 234239
(12CD)
\5000→\3990
完売の際はご容赦を
(2019/1/11) |
マルクス・ベッカー(ピアノ)
マックス・レーガー:ピアノ作品全集
CD 1
「7つのワルツ」 op. 11 (1893)
1. I A-Dur Allegro ma non troppo
2. II cis-moll Semplice
3. III D-Dur Moderato
4. IV As-Dur Grazioso
5. V E-Dur Comodo
6. VI fis-moll Melancolique (Lento)
7. VII A-Dur Allegro vivace
「即興曲集」 op. 18 (1897)
8. I Allegretto con grazia
9. II Andantino
10. III Caprice (Allegro vivace)
11. IV Andante semplice
12. V Moderate ma marcato
13. VI Allegretto con grazia
14. VII Vivace assai
15. VIII Etude brillante (Allegro con brio)
「5つのユモレスク」 op. 20 (1898)
16. I Allegretto grazioso
17. II Andante
18. III Andante grazioso
19. IV Prestissimo assai
20. V Vivace assai
CD 2
「G.P.テレマンの主題による変奏曲」 op. 134
1. Thema: Tempo di Minuetto
2. I L‘istesso Tempo
3. II L‘istesso Tempo
4. III L‘istesso Tempo
5. IV L‘istesso Tempo
6. V Non troppo vivace
7. VI Non troppo vivace
8. VII Quasi Tempo primo
9. VIII Tempo primo
10. IX Non troppo vivace
11. X Quasi Adagio
12. XI Quasi Adagio
13. XII Poco Vivace
14. XIII Tempo primo
15. XIV Meno vivace
16. XV Andante
17. XVI Adagio
18. XVII Poco Andante
19. XVIII Tempo primo
20. XIX Poco vivace
21. XX Poco vivace
22. XXI Vivace
23. XXII Vivace
24. XXIII Poco Andante
Molto Adagio (Uberleitung)
25. Fuge: Vivace con spirit
「6つの小品」op. 24
26. Valse-lmpromptu
27. Menuet
28. Reverie fantastique
29. Un Moment musical
30. Chant de la nuit 4‘50
31. Rhapsodie e-Moll (Den Manen J. Brahms)
CD 3
「ソナチネ」ホ短調 op. 89, Nr. 1
1. Allegro moderate) e con espressione
2. Andantino con variazioni
3. Vivace
「ソナチネ」ニ長調 op. 89, Nr. 2
4. Allegretto grazioso
5. Andantino
6. Vivace
7. Allegro con spirito (ma non troppo vivace)
「ソナチネ」ヘ長調 op. 89, Nr. 3
8. Moderato
9. Poco vivace
10. Allegro commoclo
「ソナチネ」イ短調 op. 89, Nr. 4
11. Allegro
12. Andante(Thema mit 6 Variationen)
13. Allegretto con moto
14.「常動曲」(1905)
15.「スケルツォ」 嬰へ短調 (1906)
16.「とわに汝がもの」(1907)
17.「カプリース」 嬰へ短調 (1906)
CD 4
「10のピアノ小品集」 op. 79a
1. Humoreske - Lebhaft und grazios
2. Humoreske - Auserst lebhaft
3. Intermezzo - Assai vivace ed appassionato
4. Melodie - Andante espressivo
5. Romanze - Con passione
6. Impromptu - Sehr schnell
7. Impromptu (Studie) - Poco vivace
8. Caprice - Auserst lebhaft
9. Capriccio - Vivacissimo
10. Melodie - Etwas bewegt, ausdrucksvoll
「シルエット」 op. 53 (1900)
11. Auserst lebhaft
12. Ziemlich langsam
13. Sehr bewegt und ausdrucksvoll
14. Sehr schnell und anmutig
15. Ziemlich schnell
16. Langsam, schwermutig
17. Auserst lebhaft und mit viel Humor
「葉と花」
18. Albumblatt - Zart bewegt
19. Humoreske - Auserst lebhaft und leicht
20. Fruhlingslied - Langsam und zart
21. Elegie - Bewegt, sehr ausdrucksvoll
22. Jagdstuck - Auserst lebhaft
23. Melodie - Zart bewegt
24. Moment musical Nr. 1 - Sehr lebhaft und
aufgeregt
25. Moment musical Nr. 2 - Con moto
26. Gigue - Auserst lebhaft
27. Romanze Nr. 1 - Ziemlich langsam und
ausdrucksvoll
28. Romanze Nr.2 - nicht zu langsam
29. Scherzino - Auserst lebhaft
CD 5
「色とりどりの小品」 op.36
1. Humoreske - Vivace assai
2. Albumblatt- Andantino
3. Capriccietto - Vivace assai
4. Reigen - Allegretto grazioso
5. Gigue - Vivace assai
6. Elegie - Andantino sostenuto (ma non troppo)
7. Valse-lmproptu - Con moto
8. Capriccio - Vivace assai
9. Reverie - Andante con espressione
「7つの幻想的小品」 op. 26
10. Elegie - Andante sostenuto con espressione
11. Scherzo - Allegro grazioso
12. Barcarole - Andantino
13. Humoreske - Vivace (ma non troppo)
14. Resignation - Andante espressivo
15. Improptu - Presto agitato
16. Capriccio - Vivace assai
「10の演奏会用小品」op. 44 (1899)
17. Albumblatt - Mit Ausdruck, nicht zu langsam
18. Burletta - Sehr lebhaft, mit Humor
19. Es war einmal - Masig langsam und ausdrucksvoll
20. Capriccio - Sehr rasch
21. Moment musical - Anmutig, etwas lebhaft,
doch nicht zu sehr
22. Scherzo - Sehr schnell
23. Humoreske - Lebhaft
24. Fughette - Masig langsam
25. Gigue - So schnell als moglich
26. Capriccio - Sehr schnell, mit Humor
CD 6
「6つの前奏曲とフーガ」 op. 99
前奏曲とフーガ ホ短調 op. 99-1
1. Praludium: Andante
2. Fuge: Quasi Adagio
前奏曲とフーガ ニ長調 op. 99-2
3. Praludium: Vivace con grazia
4. Fuge: Allegro con grazia
前奏曲とフーガ イ短調 op. 99-3
5. Praludium: Allegro
6. Fuge: Andante
前奏曲とフーガ ロ短調 op. 99-4
7. Praludium: Largo
8. Fuge: Andante
前奏曲とフーガ ト長調 op. 99-5
9. Praludium: Allegretto
10. Fuge: Allegretto
前奏曲とフーガ ニ短調 op. 99-6
11. Praludium: Con moto
12. Fuge: Moderate
「エピソード」 op. 115
13. Andante
14. Andantino con moto
15. Allegretto
16. Andante sostenuto
17. Larghetto
18. Vivace
19. Vivace, quasi presto
20. Vivace
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CD 7
「6つの間奏曲」 op. 45
1. No .l: d-moll. Sehr aufgeregt und schnell
2. No. 2: Des-Dur. Auserst lebhaft, anmutig
3. No. 3: es-moll. Langsam, mit leidenschaftlichem,
durchaus phantastischem Ausdruck
4. No. 4: C-Dur. So schnell wie moglich,
mit Humor
5. No. 5: g-moll. Mit groser Leidenschaft
und Energie
6. No. 6: e-moll. So schnell wie nur irgend
moglich
「綴じてないページ」 op.13
7. 1. Petite Romance
8. 2. Valsette
9. 3. Scherzoso
10. 4. Moment musical
11. 5. Petite Caprice
12. 6. Prelude et Fugue
13. 6. Fuga
14. 7. Sarabande
15. 8. ?
16. 9. Danse des Paysans
17. 10. Chant sans paroles
18. 11. Appassionato
19. 12. Choral
20. 13. Marcia funebre
21. 14. A la hongroise
「水彩画」 op. 25
22. 1. Canzonetta
23. 2. Humoreske
24. 3. Impromptu
25. 4. Nordische Ballade
26. 5. Mazurka
抒情的アンダンテ「愛の夢」(ピアノ版) (1898)
27. Andante espressivo
CD 8
「私の日記より」第1巻 op. 82-1
1. 1. Vivace
2. 2. Adagio “
3. 3. Andante sostenuto
4. 4. Vivace
5. 5. Gavotte: Moderate
6. 6. Sostenuto
7. 7. Vivace
8. 8. Andantino
9. 9. Vivace
10. 10. Andante innocente
11. 11. Sostenuto ed espressivo “
12. 12. Larghetto
「私の日記より」第3巻 op. 82-3
13. 1. Lied: Andante sostenuto
14. 2. Albumblatt: Andante sostenuto
15. 3. Gavotte: Allegretto
16. 4. Romanze: Andante sostenuto (un poco
con moto)
17. 5. Melodie: Andante sostenuto
18. 6. Humoreske: Vivace
CD 9
「私の日記より」第2巻 op. 82-2
1. 1. Allegretto con grazia
2. 2. Andantino
3. 3. Andante espressivo
4. 4. Andantino
5. 5. Allegretto con grazia; sempre poco
agitato
6. 6. Andantino espressivo
7. 7. Larghetto
8. 8. Vivacissimo
9. 9. Andantino
10. 10. Scherzando e vivace
「私の日記より」第4巻 op. 82-4
11. 1. Praludium: Poco con moto
12. 2. Fuge: Sostenuto
13. 3. Intermezzo: Andante
14. 4. Arabeske: Allegretto
15. 5. Silhouette: Con moto
16. 6. Melodie: Molto sostenuto
17. 6. Humoreske: Poco vivace
CD 10
「7 つの性格的小品」 op. 32
1. 1. Improvisation
2. 2. Capriccio
3. 3. Burleske
4. 4. Intermezzo
5. 5. Intermezzo
6. 6. Humoreske
7. 7. Impromptu
「若き日の歌」 op. 17
8. 1. Frohsinn
9. 2. Hasche mich!
10. 3. Ein Spielchen
11. 4. Das tote Voglein
12. 5. Uber Stock und Stein
13. 6. Was die Grosmutter erzahlt
14. 7. Ein Tanzchen
15. 8. Bange Frage
16. 9. Weihnachtstraum
17. 10. Groses Fest
18. 11. Abendgesang
19. 12. Fast zu keck!
20. 13. Fruhlingslust
21. 14. Kleiner Trotzkopf
22. 15. Reigen
23. 16. Fast zu ernst
24. 17. A la Gigue
25. 18. Nordischer Tanz
26. 19. Erster Streit
27. 20. Versohnung
「3つのアルバムの綴り」
28. 1. Allegretto grazioso (1898)
29. 2. Miniatur-Gavotte (1898)
30. 3. Andante (1899)
31.「婦人慈善団体の行進曲」 (1914)
32.「ドイツの歌によるフゲッタ」 (1916)
CD 11
ワルツ「美しく青きドナウ」op. 314.
1. Improvisation uber den Walzer
「炉辺の夢」 op. 143
2. 1. Larghetto
3. 2. Con moto
4. 3. Molto adagio
5. 4. Allegretto grazioso
6. 5. Agitato
7. 6. Poco vivace
8. 7. Molto sostenuto
9. 8. Vivace
10. 9. Larghetto
11. 10. Vivace
12. 11. Andantino
13. 12. Larghetto
「青年への挨拶」 (1898)
14. 1. Fughette uber den Namen Edvard Grieg
15. 2. Caprice fantastique
(Danse macabre)
16. 3. Abenddammerung
17. 4. Albumblatt
18. 5. Scherzo
19. 6. Humoreske
20.
「素朴な歌」op. 76-第52曲「マリアの子守歌」(ピアノ編)
CD 12
「J.S.バッハの主題による変奏曲とフーガ」
ロ短調 op. 81
1. Thema: Andante
2. L‘istesso tempo
3. Sempre espress. ed assai legato
4. Grave assai
5. Vivace
6. Vivace
7. Allegro moderato
8. Adagio
9. Vivace
10. Crave e sempre molto espressivo
11. Poco vivace
12. Allegro agitato
13. Andante sostenuto
14. Vivace
15. Con moto
16. Fuge: Sostenuto
「左手のための4つの特別な練習曲」
17. 1. Scherzo
18. 2. Vivace
19. 3. Romanze
20. 4. Preludium: Crave
21. Fuge: Moderato
22.
「夜に」(1902)
「4つの小品」
23. 1. Improvisation
24. 2. Perpetuum mobile
25. 3. Nachtstuck
26. 4. Romanze |
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クラムシェル・ボックス仕様 |
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4260085534654
(4CD)
¥6200
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「フランス万歳!」〜ルール・ピアノ・フェスティヴァル
第37集
[CD1]
ドビュシー:
映像第1集&第2集(ピアノ:セルゲイ・レドキン)
喜びの島(ピアノ:ヤミナ・ガール)
版画(ピアノ:藤田真央)
2つのアラベスク(ピアノ:イグナ・フィオリア)
ピアノのために(ピアノ:藤田真央)
[CD2]
サン=サーンス:
6つのバガテル Op.3(ピアノ:ユアン・カルロス・フェルナンデス・ニエト)
アルバムOp.72(ピアノ:ヤミナ・ガール)
カナリアのワルツ Op.88、物憂げなワルツ
Op.120、愉快なワルツ Op.139
(ピアノ:ユアン・カルロス・フェルナンデス・ニエト)
ガボット Op.23(ピアノ:藤田真央)
アルバムのページ(ピアノ:セルゲイ・レドキン)
[CD3]
サン= サーンス:歌曲集(13曲)
(ソプラノ:グラハム・ジョンソン、ソラヤ・マフィ/バリトン:フランソワ・ル・ルー)
ドビュッシー:歌曲集(9曲)
(ソプラノ:グラハム・ジョンソン、サラ・フォックス/バリトン:フランソワ・ル・ルー)
[CD4]
ドビュッシー:ピアノ三重奏曲 ト長調
(ピアノ:テオ・フシュヌレ、ヴァイオリン:梁
美沙、チェロ:ビクター・ジュリアン・ラフェリア)
ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲
(ピアノ:ベンジャミン・モーザー、ヴァイオリン:リザ・フェルシュトマン、弦楽四重奏:デリアン四重奏団) |
ドビュッシー没後100年に沸いた音楽祭の記録
録音:2018年(ライヴ)/43'24''、74'46''、78'01''、65'08''
ルール地方で毎年行われるこのピアノ・フェスティヴァルはドイツでも最大級の音楽祭。世界各国からピアニストが集結、若手の逸材も参加し豊かな音楽が奏でられます。
シリーズ37集となる今作にはドビュッシー没後100年に沸いた2018年の演奏会を収録。ドビュッシーにサン=
サーンスやショーソンを組み合わせフランス音楽の粋を楽しむアルバムとなっています。
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SIN PALABRAS - Without Words
3つのタンゴ(アニバル・トロイロのスタイルによる)
コルティナ(Karel Bredenhorst:サンバによる)
3つのミロンガ
コルティナ
(J.S.バッハ:パルティータ第3番 ホ長調
BWV1006のジーグによる)
3つのタンゴ(オスバルド・プグリエーセのスタイルによる)
コルティナ(J.S.バッハ:シンフォニア ト長調
BWV796による)
3つのタンゴ(ルシオ・デマーレのスタイルによる)
コルティナ(Julie Rokseth/Andreas Rokseth:Noctilucas
による)
3つのタンゴ・ワルツ
コルティナ(ショパン:前奏曲 嬰ハ短調Op.28-10による)
3つのタンゴ(オラシオ・サルガンのスタイルによる) |
クアルテート・ソルタンゴ
[アンドレアス・ロクセス
(バンドネオン)、
マルティン・クレット(ピアノ)、
カレル・ブレデンホルスト
(チェロ)、
トマス・レイフ(ヴァイオリン)] |
伝統的空気感と現代的感性が混じり合うタンゴ・アルバム
59'34''
2008年に結成されたタンゴ四重奏団、クアルテート・ソロ・タンゴ。使用楽器はヴァイオリン、チェロ、バンドネオン、ピアノ。現代の室内楽を土台として伝統的なタンゴを奏でるスタイルが刺激に満ちた空間を作ります。1st
アルバム(品番:4260085533312)に続く2作目のタンゴ・アルバムです。
アルゼンチン・タンゴを踊る場のことを指す「ミロンガ」(単に踊りの形式を指すこともある)では、数曲セットになった「タンダ」と、ダンスに一区切りつけ踊り相手を替えるために様々なジャンルの音楽を流す「コルティナ」が交互に演奏されます。
このアルバムは伝統的なミロンガの雰囲気をそのまま伝える構成になっており、コルティナの部分ではメンバーによるソロや二重奏が繰り広げられます。
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CYBELE RECORDS
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CYBELE 361804S
(SACD HYBRID)
¥2500
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ヒンデミットの系譜は、ドイツからアメリカへ。
ヒンデミット(1895-1963):
3つの小品 Op.8(1917)、求婚にでかけた蛙(1941)
ベルンハルト・ハイデン(1910-2000):
チェロ・ソナタ(1958)、シエーナ(1961)
ウォルター・スコリック(1934-):
チェロ・ソナタ(2004)、4つのバガテル(1998) |
セシル・グルーブラー(チェロ)
タマーラ・チターゼ
(ピアノ; スタインウェイD) |
72'08''、Stereo、5.1ch Surround Sound、3D-Binaural-Stereo(ArtificialHead)、pure
DSD Recording
高音質レーベルCYBELE RECORDS ならではの名録音で味わうチェロ作品集。
SACD ハイブリッドで、SACD 層ではバイノーラル録音、サラウンド録音が楽しめます。
ベルンハルト・ハイデンはドイツに生まれベルリン音大でヒンデミットに作曲を学んだ人物です。後年アメリカに帰化し、作曲活動を続けながらインディアナ大学の作曲教授を務めました。
そしてこの大学でハイデンに教えを受けたのが、ニューヨーク生まれのウォルター・スコリック。ヒンデミットと弟子、そして孫弟子のチェロ作品が聴けるという面白いディスクなのです。
書法にも非常に似たものを感じるからまた面白い。バッハ的な折り目正しい調性音楽と思いきや、移ろうように変化音を交えトリッキーな転調を行い、軽妙なユーモアを感じさせる展開。
時には厳しくシリアスな曲調も。無調の音列主義とはまったく違う方向に深められた現代音楽の系譜をお楽しみください。
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ESTONIAN RECORDS PRODUCTIONS
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街をゆけば歌があふれる!自由に生き生きと、楽しく!
CANTO:)
16、17世紀のイタリア音楽
ジョルジョ・マイネリオ:Caro Ortolano /
Saltarello / Ballo Francese
フレスコバルディ:Se l'aura spira tutta
vezzosa
モンテヴェルディ:O mio bene, o mia vita
バンキエーリ:Canzona terza "La Galluppa
revista"
アウレリオ・ボネッリ:Canzona "Istrina"
モンテヴェルディ:Jubilet tota civitas
マリーニ:Aria "La Soranza"
モンテヴェルディ:Si dolce e 'l tormento
マリーニ:Sinfonia grave "La Zorzi"
モンテヴェルディ:Christe, redemptor omnium
ジョルジョ・マイネリオ:Tedescha / Saltarello
/ Ungarescha
モンテヴェルディ:Eri gia tutta mia
ザネッティ:Bassa Gioiosa / Gagliarda /
II Matacino
モンテヴェルディ:Non voglio amare
ザネッティ:II Spagnoletto / Gallaria d'Amor
/ Caccia Amorosa
モンテヴェルディ:Salve Regina
ザネッティ:
II Ballo Della Torchia / II Tortaglione/
II Ballo de Colla / II Bagaran
モンテヴェルディ:Zefiro torna e di soave |
ホルトゥス・ムジクス |
街をゆけば歌があふれる!自由に生き生きと、楽しく奏でるイタリア古楽
録音:2018年1 月12・13日/タリン、エストニア・コンサート・ホール/65'40''
笑顔の顔文字付きで「CANTO:)」と題されたこのアルバムは、棚の奥で埃にまみれて保管された音楽を学術的に再演するのではなく、当時イタリアの往来のあちこちにあふれていた「生きた音楽」をそのまま演じることに心を向けています。
管楽器、弦楽器、打楽器を自由に使い、ときには羽目を外したような演奏を繰り出し、楽しく歌を歌う。そして曲はモンテヴェルディの「Si
dolce e ' l tormento」など名曲揃い。街を歩けば次々に美しい音楽に出逢うことが出来る、そんなイメージで聴きたいアルバムです。
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FIRST HAND RECORDS
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クリスティーヌ・ド・ピザンの詩をテーマに選曲、あえて管楽器で演奏 |
ブロンデル |
デュファイ:Se le face ay pale / Or me
veult bien Esperance / Belle, veullies moy
retenir
ジョン・ベディンガム:O rosa bella
バンショワ:Les tres doulx ieux du viaire
ma dame
作曲者不詳:A Cheval, tout homme, a cheval
/ Reveillez vous piccars / Gardes le trait
della fenestre
バンショワ:Dueil angoisseus
ヨハンネス・チコーニア:A Le ray au solely
ボード・コルディエ:Tout par compas suy
composes
マショー:Aymi! dame de valour 1 ・ Je
vivroie liement 2
ソラージュ:Corps femenin par vertu de
nature tant noblemen
ロバート・モートン:Le Souvenir de vous
me tue mon seul bien
デュファイ:Le Serviteur hault guerdonne
ジョン・ベディンガム:Le Serviteur
作曲者不詳:De quan qu’on peut belle et
bonne estrener, Anxci bon youre
ランディーニ:Adiu, adiu dous dame
作曲者不詳:
La Spagna / Pues servicio vos desplaze
・ Cancion contrahecha Pues servicio vos
desplaze, letra y punto /
Allez a la fougere
ジョスカン・デ・プレ:Lomme arme
バンショワ:Files a marier ne vous mariez
ja |
録音:2015 年7 月24-27 日/イギリス
中世後期の音楽をショーム、スライドトランペット、リコーダー、サックバット、バグパイプ、パーカッションで演奏。ヴェネツィア出身の詩人、クリスティーヌ・ド・ピザンの詩がアルバムを貫くテーマとして選ばれています。
女性の視点から多くの文学表現を創造したド・ピザンを取り上げつつも、歌ではなく管楽器で演奏することで音楽に込められた力を立ち上らせます。
ブロンデルのメンバーはエンシェント室内管弦楽団、ガブリエリ・コンソート&
プレイヤーズ、イ・ファジョリーニ、ベルリン古楽アカデミー、フライブルク・バロックオーケストラなどで演奏する奏者たちで、技術面も申し分ありません。
<公式トレーラー動画> https://youtu.be/Th9gy-rGDGs
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HMF
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ベザイデンホウト、久々の独奏アルバム新録音
ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):ソナタ集 |
クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ) |
・ソナタ ハ短調 Hob. XVI:20 (1770頃)
・「神よ、皇帝フランツをまもりたまえ」の主題による変奏曲
Hob. i, 430
(弦楽四重奏曲第77番「皇帝」op.76-3 (1797)
の第2楽章のハイドン自身による鍵盤編曲版)
・パルティータ(ディヴェルティメント)
ト長調 Hob. XVI:6 (1760頃)
・ソナタ ハ長調 Hob. XVI:48 (1789)
・変奏曲(ソナタ、あるいは小さなディヴェルティメント)
ヘ短調 Hob. XVII:6 (1793) |
濃厚に漂う芳香、豊かな陰影・・・ベザイデンホウトがさらなる深みで魅せるハイドン
フォルテピアノ/2009年製ポール・マクナルティ、1805年ウィーン、アントン・ヴァルター&ゾーン・モデル.アレクサンダー・スキーピング・コレクションより
録音:2017年9月
フォルテピアノの申し子ベザイデンホウト。モーツァルトの全集(2014年完成)以降協奏曲や室内楽、歌曲での録音が続いており、どれも絶賛されましたが、ここで久々に独奏アルバム、ハイドンの登場です。
ハ短調ソナタの冒頭から、濃厚に漂う色、芳香、そして豊かな陰影に驚かれます。
弦楽四重奏曲「皇帝」第2楽章のハイドン自身による鍵盤編曲版もベザイデンホウトらしいインスピレーションに満ちた、幻想的な雰囲気のある演奏。
パルティータ(ディヴェルティメント)は、ひょっとしたらハイドンの最初のピアノ曲かもしれないとされているもので、1760年頃の作。既にハイドンが優雅でウィットに富んだ作風を確立していたことを感じさせると同時に、当時ウィーンで流行していたD.スカルラッティをも思わせる、長調と短調の歯切れの良い入れ替わりなどもみられます。
初期から後期にわたる幅広いプログラミング。どの作品も、ベザイデンホウトにしかできない優雅な雰囲気をまといつつ、美しく際だたされた陰影とともに、実に生き生きと響いてきます。
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LA DOLCE VOLTA
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ジャン=フィリップ・コラール、「展覧会の絵」を録音!
ラフマニノフ (1873-1943):≪6つの楽興の時≫
op.16
ムソルグスキー (1839-1881):展覧会の絵 |
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ) |
録音:2018年1月4-6日、メス音楽都市/輸入盤・日本語帯・解説付
フランスの名手、ジャン=フィリップ・コラールの最新録音の登場。
2013年録音のショパン(LDV 09)、2016年録音のシューマン(LDV
30) につづき、レパートリーの軸の一つであるラフマニノフです!
—《6つの楽興の時》を演奏している時、私は自分自身を上回り、超越したような感覚をおぼえるのですが、それは筆舌に尽くせない高次元の体験です。当然それは、ありとある技術的な課題を克服した先にある体験です!(ライナーノートより)—。
ラフマニノフが音符に込めたすべての思いが表出されたかのような、肉厚で熱い音楽に圧倒される演奏です。カップリングはムソルグスキーの展覧会の絵。プロムナードから、ひとつひとつのフレーズの細やかな語り口から、コラールがこの作品を完全に手中に収めていることを感じさせる、圧倒的な演奏です。
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「第1次世界大戦のチェロ」
ゲイリー・ホフマン(チェロ)
アルミンク(指揮)&ベルギー王立リエージュ・フィル
エルネスト・ブロッホ(1880-1959):チェロと管弦楽のための≪シェロモ≫
エドワード・エルガー(1857-1934):チェロ協奏曲
作品85 |
ゲイリー・ホフマン(チェロ)
クリステァイン・アルミンク(指揮)
ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管 |
チェロ/ 1662年製ニコラ・アマティ
録音:2017年4月4-8日/輸入盤・日本語帯・解説付
カナダ出身の中堅チェリスト、ゲイリー・ホフマンの新譜は、第1次世界大戦のさなかに書かれたヘブライ狂詩曲≪シェロモ≫と、大戦直後に書かれたエルガーのチェロ協奏曲というプログラムです。アルミンクと共演しているのも注目です。
≪シェロモ≫は大量殺人が繰り返される荒廃したヨーロッパを脱出し、亡命者としてアメリカに身を寄せていたブロッホのつらい境遇が映し出されているようでもある作品で、完全な否定と共に幕が閉じられる作品です。
そして、大戦で身も心も疲弊したエルガーの絶筆となった「チェロ協奏曲」。当時エルガーは、62歳。かつての大成功作ヴァイオリン協奏曲を振り返り、協奏曲の形式に再び向き合うことで、不幸を追い払おうとしたのでしょうか。ホフマンが、アルミンクと素晴らしいオーケストラという力強い共演者を得て、大きなスケールでチェロをうたわせています。
ホフマンはシュタルケルに師事した経歴をもちます。シュタルケルはバルビローリの指揮でエルガーのチェロ協奏曲を演奏したことがあり、その時にバルビローリから作品に秘められた表現について詳細に教えを受けたといいます。
ホフマンはシュタルケルからこの作品についてのヴィジョンを得ています。また、ホフマン自身ブロッホの娘に会ったことがあるなど、ブロッホについても並みならぬ感情を持っています。
ゲイリー・ホフマン(チェロ)
カナダ出身。15歳でウィグモア・ホールにデビュー。1986年ロストロポーヴィチ国際コンクールで優勝。1990年からパリ在住。2011年に、ブリュッセルの名門エリーザベト王妃音楽大学の教授に就任。
使用楽器は、レナード・ローズが所有していた1662年製のニコラ・アマティ。
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LDV 38
(4CD)
¥3800 →\3490
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1980年代のスタインウェイD型、不均等律による調律
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集(全48曲)
[CD1&2] 第1巻
[CD3&4] 第2巻 |
セドリック・ペシャ(ピアノ) |
セドリック・ペシャ、平均律全曲で登場!1980年代のスタインウェイD型、不均等律による調律
ピアノ/スタインウェイD 型、1980年代を使用。不均等律による調律
録音:2017年4月18-22日(第2巻/ヘンレ版使用)、2017年8月26-30日(第1巻/ベーレンライター版使用)/輸入盤・日本語帯・解説付
7歳か8歳の時に母から「平均律クラヴィーア曲集」の楽譜を送られて以降、時間をかけてバッハの鍵盤作品をまんべんなく習得、チェンバロやクラヴィコードでも弾いたというペシャ。アンドレアス・シュタイアーにも薫陶を受け、カンタータ全曲にも向きあい、バッハを崇拝してやまないといいます。
ペシャは、2002年、ジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクールで第1位に輝いた、スイスとフランスの国籍を持つローザンヌ出身のピアニストです。この録音にはすべて暗譜で臨んだといい、開放的なロマンティシズム漂うペシャならではのバッハとなっています。
楽器についてのペシャのコメント(ライナーノートより)
80年代のスタインウェイD 型です。アンドラーシュ・シフが定期的に録音で用いているピアノで、実に優れたカンタービレの効果を期待できます。楽器選びの際、私にとって音の持続は重要なポイントでした。ただし極めてピアノらしい楽器でしたので、不均等律による調律をリクエストしました。等分平均律が用いられていなかったバッハの時代には、それぞれの調性が特異な性格を有していたからです。
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LIMEN
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XIX Pop Dance XX
ファリャ:恋は魔術師より
「間奏曲」「悩ましい愛の歌」「火祭りの踊り」
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
ラフマニノフ:前奏曲 Op.2-1、東洋風舞曲
Op.2-2
シューマン:民謡風の5つの小品 Op.102
ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ Op.3 |
ルカ・ピンチーニ(チェロ)
ジルダ・ブッタ(ピアノ) |
チェロが躍り、歌う、ヴァリエーション豊かな1
枚
19世紀、20世紀のチェロ作品を集めたアルバムです。舞曲を軸に構成されていて、直接舞曲と謳っていない曲も含め、歌とリズムのヴァリエーションが豊か。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。
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CPLT065 C065
(2CD)
¥3500 →\3290
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レティシア・ミキエロン(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第3集
[CD1]
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
[CD2]
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調『月光』
Op.27-2 |
レティシア・ミキエロン(ピアノ) |
『月光ソナタ』を含む、イタリアの女流ミキエロンによる第3弾
イタリアを拠点に活躍する女流ピアニストで作曲家でもあるレティシア・ミキエロン。ベートーヴェンのピアノ・ソナタを番号順に録音しており、全集になる予定です。
今作には一時期『夫婦喧嘩』とあだ名された軽妙な第10番、変奏曲と葬送行進曲が印象的な第12番、高い人気を誇る有名な『月光』等を収録しています。
第1集(CDVD022-C022)には第1〜3番、第2集(CDVD041-C041)には第4〜8番が収録されています。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。
ここで悲愴の動画が見られます。
http://www.letiziamichielon.it/cd01beeth02v.htm
レティシア・ミキエロン(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.1&2
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CDVD022 C022
(1CD+
1DVD[NTSC])
\3000
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レティシア・ミキエロン(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.1
CD
(1)ピアノ・ソナタ第1番 へ短調 Op.2-1
(2)ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 Op.2-2
(3)ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2-
DVD
CDと同内容の映像+
今回の作品についてレティシア・ミキエロンが語る映像付き
(原語:イタリア語、字幕:英語) |
レティシア・ミキエロン(ピアノ) |
ミキエロン、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音を開始!特典のDVDでは指使いが見えるカメラワーク、ピアノを学ぶ方々にもおすすめの内容
録音:2013 年、リメン・ミュージック・スタジオ/71’02” |
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CDVD041 C041
(2CD+
1DVD[NTSC])
\3500
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レティシア・ミキエロン(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.2
Disc 1
(1)ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 Op.7
(I.7’58”+II.8’14”+III.5’00”+IV.7’00”)
(2)ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調「悲愴」Op.13
(I.8’51”+II.4’35”+III.4’20”)
Disc 2
(3)ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調 Op.10-1
(I.5’28”+II.7’15”+III.4’08”)
(4)ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調 Op.10-2
(I.5’32”+II.3’44”+III.2’43”)
(5)ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10-3
(I.7’35”+II.9’49”+III.2’46”+IV.4’00”)
DVD
CDと同内容の映像+今回の作品についてレティシア・ミキエロンが語る
映像付き(原語:イタリア語、字幕:英語) |
レティシア・ミキエロン(ピアノ) |
イタリア人女流ピアニスト、ミキエロンによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音第2
弾!ボーナスDVDでみる運指にも注目
セッション録音:2014年/リメン・ミュージック・スタジオ/DDD
イタリアを拠点に活躍する女流ピアニスト、レティシア・ミキエロンによるベートーヴェンのピアノ・ソナタの全曲録音。第2
弾は「悲愴」を含む第4番から第8 番です。確かな解釈と繊細なタッチでベートーヴェンに挑んでいるミキエロン。CD
と同内容のDVD には今回収録した作品について独自のベートーヴェン論を展開しております。
また、ミキエロンの運指も堪能でき、こちらも興味深く見ることができます。 |
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LSO LIVE
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LSO 0810
(SACD HYBRID)
¥2500 →\2290
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ノセダ(指揮)&ロンドン交響楽団
ドラマチックなチャイコフスキー4番!
LSO のうまさ際だつ「展覧会」
・チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調
op.36
〔録音:2017 年10月29日、11月1日〕
・ムソルグスキー:展覧会の絵(ラヴェルによる管弦楽編)
〔録音:2018年6月3日〕 |
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
ロンドン交響楽団 |
LSO 0810このうえなくドラマチックなチャイコフスキー4番!LSO
のうまさ際だつ「展覧会」
オペラを聴いているようなドラマチックなチャイ4。冒頭のファンファーレの沈痛な表情に驚かされて始まります。第2楽章の物悲しい旋律には思わず涙となってしまいそうです。終楽章ではノセダとLSO
が一丸となってエネルギー炸裂しています。
「展覧会の絵」ではLSO の管楽器セクションの活躍が見もの。冒頭のプロムナードから、高らかに響くトランペットに気持ちよく身をゆだねられます。各曲のキャラクターの違いも際だった、実に楽しめる演奏です。
ノセダはロンドン交響楽団の首席客演指揮者であるほか、2021/22
のシーズンからはチューリヒ歌劇場の音楽監督に就任予定で、ノセダにとって初となるリングのプロジェクトも予定されているなど、これからますますオペラシーンでの活躍もたのしみな状況となっていますが、この演奏もオペラのような劇場型アプローチで、エネルギーに満ちています。

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CORO
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ザ・シックスティーン
不朽の声 〜 チューダー朝と20世紀&21世紀の名曲 |
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指揮) |
単旋聖歌:ようこそ天の女王/
ジョン・タヴナー(1944−2013):神の御母への賛歌
ジョン・シェパード(c.1515−1558/9):グローリア(ミサ・カンターテより)
エリック・ウィテカー(b.1970):サント・シャペル
ロバート・ウィルキンソン(c.1450−1515):ようこそ天の女王
ジョン・タヴナー:神の御母の永眠への讃歌
ロバート・フェアファックス(1464−1521):永遠の称賛にふさわしいユリ
ガブリエル・ジャクソン(b.1962):アヴェ・マリア
ジェームズ・マクミラン(b.1959):おお、いと聡明なる乙女
ジョン・シェパード:アニュス・デイ(ミサ・カンターテより)
ボーナス・トラック 〜
ジョン・タヴナー:アテネのための歌 |
創設40周年を迎えるザ・シックスティーン!過去と現代の栄光なる合唱芸術!
☆創設40周年を迎えたザ・シックスティーン!
☆チューダー朝と現代の素晴らしき合唱芸術!
☆ウィテカーのタリス・スコラーズ委嘱曲「サント・シャペル」収録!
1979年にハリー・クリストファーズが創設し、2019年に40周年を迎えたザ・シックスティーン。記念すべき創設40周年の年の"合唱巡礼"(ザ・シックスティーンの中心的行事の一つであるイギリス・ツアー)のプログラムでもある「不朽の声(An
Enduring Voice)」は、過去と現代のもっとも栄光的な音楽のいくつかを組み合わせたプログラム。
イングランドのチューダー朝の音楽(特にイートン・クワイアブック)と20世紀の合唱遺産の擁護者として、また21世紀の作曲家との共同作業によって長い間認められてきたザ・シックスティーンの功績を祝います。
ジェームズ・マクミランの「おお、いと聡明なる乙女(O
virgo prudentissima)」は、ジェネシス財団による新たな委嘱作。また、タリス・スコラーズの創設40周年記念のために作曲されたエリック・ウィテカーの「サント・シャペル」の収録もポイントです。
ボーナス・トラックには、ダイアナ妃の葬儀で歌われ有名になったジョン・タヴナーの「アテネのための歌」も収録。
※録音:2018年11月12日−14日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)

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NIFC
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NIFCCD 082-083
(2CD/特別価格)
¥5100 →\4590
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ビオンディ(指揮)、エウローパ・ガランテ
生誕200周年記念、モニューシュコ復権!
モニューシュコ:歌劇 《ハルカ》
(イタリア語版/演奏会形式/ピリオド楽器による世界初録音) |
ファビオ・ビオンディ(指揮)、
エウローパ・ガランテ、
ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニック合唱団、
ティナ・ゴリナ(ハルカ/ソプラノ)、モニカ・レジオン=ポルシンスカ(ソフィア/ソプラノ)、
マテウス・ポンペウ(ヨンテック/テノール)、ロベルト・ギェルラフ(ジャンニ/バリトン)、
ラファウ・シヴェク(アルベルト/バス)、カロル・コズウォフスキ(ジョヴァノット/テノール)、
コーラス・ソリスト 〜 マテウシュ・スタフラ(ジェンバ/バリトン)、
キリル・レパイ(コンタディーノ、ザンポニャーロ/テノール)、
パヴェウ・チホンスキ(コンタディーノ/テノール) |
NIFCが祝うモニューシュコ生誕200周年記念!ファビオ・ビオンディが振る「ハルカ」!
☆「ポーランド・オペラの父」、スタニスワフ・モニューシュコ生誕200周年記念!
☆ビオンディ&エウローパ・ガランテによるモニューシュコの代表作「ハルカ」!
☆イタリア語版で行われた「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」2018ライヴ!
☆ピリオド楽器による世界初録音!
ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルより、ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテの録音が登場!
NIFCはショパンの音楽とともに、ショパン以外のポーランドの音楽の振興にも力を入れており、今年は生誕200周年となるスタニスワフ・モニューシュコ(1819−1872)のアルバムをリリース。
歌劇「ハルカ」は、1848年に全2幕の初版が上演され、全4幕に作り直された改訂版(ワルシャワ版)は1858年に上演。ポーランド国内にとどまらず、プラハ、モスクワ、サンクトペテルブルクなどでも上演されるなど熱狂的な人気を博したモニューシュコの代表作です。
これによって、モニューシュコはポーランドのオペラ作曲家の第一人者としての名声を高め、「ポーランド・オペラの父(the
father of Polish national opera)」と呼ばれるようになりました。
イタリア古楽界の巨匠ファビオ・ビオンディと手兵エウローパ・ガランテによって、2018年の「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」で上演された「ハルカ」は、イタリア語による演奏会形式で行われ、ピリオド楽器による世界初録音ともなっています。248ページに及ぶカラー・ブックレットには、イタリア語、ポーランド語、英語によるリブレットも掲載。

※録音:2018年8月21日−24日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
モニューシュコって誰?
スタニスワフ・モニューシュコ(1819年5月5日
- 1872年6月4日 )はポーランド人指揮者・作曲家。
19世紀ポーランドを代表するオペラ作曲家であり、ポーランド・オペラの父と称されている。
ただ一般的認知度は低い。
めちゃくちゃ低い。
ポーランドといえばショパンであり、モニューシュコについては「ショパン以外にポーランドに作曲家はいたか?」という問いに対して「モニューシュコというひと「も」いたらしい」という程度に語られるに過ぎない。
あるいは「ショパンとシマノフスキーの間隙を埋める人」か。
だから残念ながらいまではわずかに歌劇《ハルカ》が知られている程度・・・ずっと後の世代のカルウォーヴィチのように大管弦楽曲作品を書いていたらもっと有名になれたかもしれないのに。

後にシマノフスキは、「モニューシュコのような田舎くさい音楽書いてたらアカン」というようなことを言っていたようだが、ロマン派全盛期に生きた人なのでポーランド・ロマンたっぷりの音楽書くのは当然だったかと。
というか、それの何が悪いのか、と。
そのモニューシュコに素晴らしい曲がある。
ほとんど知られていない、密かな名曲。
CDも一つしか出てない。
「ラテン・ミサ曲 変ニ長調」。
とくにそのなかのオッフェルトリウム。
モーツァルトとポーランド音楽の奇跡的な融合。
もしよろしければどうぞ。
https://youtu.be/B51FvPvlVyo
これを聴けば、モニューシュコは、ポーランドに根付いた偉大な、そして魅力的な作曲家だったことを理解していただけるかと。
NIFCがようやくこの祖国の偉大な作曲家の作品を真剣に取り上げ始めたというのは本当に嬉しい。
そして歌劇「ハルカ」も、ショパンとヴェリズモ・オペラを一緒にしたようななかなかダイナミックでかっこいい傑作なのにこれまで決定盤的録音がなかった。そこにこんなとんでもない大物録音が現れたというのは本当に本当に嬉しい。
いつか、いつか紹介しようと思っていた曲
モニューシュコ:ラテン・ミサ曲 変ニ長調
演奏も非常に水準が高い |
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スタニスワフ・モニューシュコ(1819-1872):
ラテン・ミサ曲 変ニ長調(1870)
葬送ミサ ト短調(1871)
聖ペテロのミサ 変ロ長調(1872) |
マルタ・ボベルスカ(ソプラノ)
アグニェシュカ・レフリス(アルト)
ラファウ・バルトミンスキ(テノール)
ヤロスワフ・ブレンク(バス)
ワルシャワ・フィルハーモニー合唱団
アンジェイ・ビャウコ(オルガン)
ヘンリク・ヴォイナロフスキ(指揮) |
録音:2008年5-8月、ワルシャワ国立フィルハーモニー・コンサートホール |
ということでモニューシュコのほかの珍しい作品もいくつかご紹介しましょう。
まずは弦楽四重奏曲集。
20歳前後の作品ですが意外にしっかりしていて、そして情感たっぷり。
楽しめると思います。
10年前のアルバム。
おまけに東欧系レーベルなのでお早めに・・・ |
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イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867):
弦楽四重奏曲第1番ホ短調 Op.7(1827-1828)
スタニスラフ・モニュシュコ(1819-1872):
弦楽四重奏曲第2番ヘ長調(1840)/
弦楽四重奏曲第1番ニ短調(1839) |
カメラータ弦楽四重奏団
ウウォジミェシュ・プロミンスキ
アンジェイ・コルディキェヴィチ
ピオトル・レイヘルト(ヴィオラ)
ロマン・ホフマン(チェロ) |
録音:1994年11月、1995年3月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1 |
そして昨年発売されてスマッシュ・ヒットとなったこの管弦楽作品集もとても親しみやすくいていいです。
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RUBICON
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ロシアン・バレエ・ピアノ・トランスクリプションズ
チャイコフスキー:
組曲 《くるみ割り人形》 Op.71a(プレトニョフ編曲)
ストラヴィンスキー:
《ペトルーシュカ》からの3楽章、
組曲 《火の鳥》(アゴスティ編曲)
プロコフィエフ:《シンデレラ》からの6つの小品
Op.102 |
アレグザンダー・ウルマン(ピアノ) |
リスト国際コンクール2017優勝!!アレグザンダー・ウルマンのデビュー・アルバム!
☆ブダペストとユトレヒト、2つのリスト・コンクールで優勝したイギリスの注目ピアニスト、アレグザンダー・ウルマンのデビュー・アルバム!
☆並外れたテクニックと音楽性が発揮される、ロシアのバレエ音楽トラクリ集!
次代を担う才能あふれる若きアーティストたちのための"クリエイティヴ・ホーム"
「Rubicon」 から、アレグザンダー・ウルマンのデビュー・アルバムが登場。
アレグザンダー・ウルマンは、1991年ロンドン生まれ。2011年ブダペストで行われたフランツ・リスト国際ピアノ・コンクール(ブダペスト国際音楽コンクール)で優勝し国際的な注目を集め、2014年から2017年までヤング・クラシカル・アーティスツ・トラスト(YCAT)の代表として活動。2017年にはオランダ、ユトレヒトで行われたフランツ・リスト国際ピアノ・コンクールでも見事優勝を勝ち取り、ヨーロッパ、アメリカ、韓国、中国の各地で演奏。2020年には日本、中国、北米でのリサイタル・ツアーも計画されています。
デビュー・アルバムでは、「くるみ割り人形」、「ペトルーシュカ」、「シンデレラ」、「火の鳥」といった、世界で愛されるロシアのバレエ音楽の華麗なピアノ・トランスクリプションを収録。ウルマンの並外れたテクニックと音楽性が発揮される魅惑のプログラムをお楽しみください。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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HUNGAROTON
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HCD 32814/6
(3CD)
¥4800 →\4390
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シフラ、出獄してから出国するまでの2年間のハンガリー録音
ディスク3 枚全てが難曲
ザ・マスターズ・コレクション〜ジョルジュ・シフラ
Disc 1
(1)リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
(2)同:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
(3)同:ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調
(4)同:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調
(5)ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
(6)リスト:オーベールの「ポルティチの唖娘」による幻想曲
(7)ブラームス(シフラ編):ハンガリー舞曲第5番嬰ヘ短調
Disc 2
(8)ヨハン・シュトラウス(シフラ編):美しき青きドナウ
(9)ヨハン・シュトラウス(シフラ編):トリッチ・トラッチ・ポルカ
(10)ヨハン・シュトラウス(シフラ編):こうもり
(11)ヨハン・シュトラウス(シフラ編):ジプシー男爵
(12)ワーグナー(リスト編):「タンホイザー」序曲
(13)リスト:リゴレット・パラフレーズ
(14)ヴェルディ(シフラ編):イル・トロヴァトーレ
(15)リスト:ハンガリー狂詩曲第15番イ短調「ラコッツィ行進曲」
(16)同:ハンガリー狂詩曲第19番ニ短調
Disc 3
(17)リスト:超絶技巧練習曲(第1曲〜11曲)
(18)メンデルスゾーン(リスト編):「真夏の夜の夢」〜結婚行進曲と妖精の踊り |
ジョルジュ・シフラ(ピアノ)
ジェルジー・レヘル(指揮)ブダペスト交響楽団(1)
ゾルターン・ロジュナイ(指揮)ハンガリー国立管弦楽団(5) |
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HUNGAROTONが歴史的録音をリリースしてくるときは要注意。
人間業とは思えぬテクニック!元祖超絶系シフラの凄すぎる至芸集大成
録音 : 1954-56年 ブダペスト/MONO、73'
49"、75' 22"、74' 26"
昨今、アムランやヴォロドス、ユジャ・ワンなど驚異的なテクニックを誇るピアニストが人気ですが、元祖超絶系の王といえばジョルジュ・シフラ。その誰をも凌ぐ指回りに加え、19世紀風なアクの強さでこれでもかと責める体育会的芸風は、真似の出来ない個性と申せましょう。
シフラは国外脱出に失敗したかどで1950年から53年まで収監され、56年のハンガリー動乱の際に出国、その後の活躍で世界的なスターとなりました。
ここに収められたものは、彼が出獄してから出国するまでの2年間に祖国ハンガリーで録音したもので、ディスク3
枚全てが難曲というシフラならではのアルバムとなっています。
リストのピアノ協奏曲第1番とガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」も独特の大時代的な濃さが魅力ですが、シフラ自身によるシュトラウスやヴェルディのとてつもなく難しい編曲で、まさに本人にしかできないすさまじさを発揮しています。ただただ唖然とするしかない凄さ、ピアノ好きなら血沸き肉踊ること間違いなしです。
リストの「超絶技巧練習曲」も曲芸ばりの妙技で、当時の頭の固い評論家から攻撃されましたが、今日ならば聴衆を熱狂させたはず。50年早く生まれすぎたシフラの先見的芸術をお楽しみください。
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<メジャー・レーベル>
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オーストラリアELOQUENCE
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4826158
\1200 |
《エルネスト・アンセルメ〜アンセルメ・アンコール集》
フランス&ロシア作曲家の珠玉の小品集
『アンセルメ・アンコール集』
1) ベルリオーズ:『ファウストの劫罰』より「ハンガリー行進曲」、
シャブリエ:2) 狂詩曲『スペイン』、3) ハバネラ、
4) ラヴェル:道化師の朝の歌、
ドビュッシー:
5) 月の光(カプレ編)、6) スコットランド風行進曲、
7) ラロ:管弦楽のためのスケルツォ、
8) オネゲル:パシフィック231、
9) J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番より「アリア」、
10) ウェーバー:歌劇『アブ・ハッサン』より序曲、
11) ファリャ:歌劇『はかなき人生』よりスペイン舞曲第1番、
12) バルトーク:ルーマニア民俗舞曲第1番「棒踊り」、
13) ストラヴィンスキー:ロシア風スケルツォ、
14) プロコフィエフ:『3つのオレンジへの恋』より行進曲、
ムソルグスキー:
15) 歌劇『ホヴァンシチナ』より「ペルシャの女奴隷たちの踊り」
(リムスキー=コルサコフ編)、
16) 歌劇『ソロチンスクの市』よりゴパック(リャードフ編)、
17) チャイコフスキー:『くるみ割り人形』より「花のワルツ」 |
エルネスト・アンセルメ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団 |
アンセルメによるフランス&ロシア作曲家の珠玉の小品集
個別に録音された作品や、エルネスト・アンセルメのデッカ録音からの抜粋など、小品が惜しげなく収録されたコンピレーション・アルバムです。
『Orchestral Favourites』と題された10インチLPのアンコール集全曲に、ファリャ、シャブリエ、ムソルグスキー、ドビュッシーの曲が加えられています。
録音はデッカのステレオ・カタログが始まった頃の1955年10月から、ラロの『スケルツォ』が録音された1968年9月まで。その録音の翌年にアンセルメは亡くなり、特にフランスとスイスの作曲家による莫大な録音カタログが残されました。
個人的にも親交があった多くの作曲家の中には、ドビュッシー、ラヴェル、オネゲルがいました。
加えて、このアルバムではストラヴィンスキー、プロコフィエフ、ムソルグスキー、チャイコフスキーといった作曲家によるロシア音楽の躍動感をスイス・ロマンド管弦楽団から引き出した魅力的な演奏がお楽しみいただけます。
【録音】1955年10月(3, 5, 6, 11, 16)、1958年10月−11月(10,
17)、1960年10月−11月(4)、1961年3月(14)、9月−11月(9)、1963年4月(8)、1964年4月−5月(12,
15)、11月(13)、12月(1, 2)、1968年9月(7)、ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
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4826913
(3CD)
\3000 |
《クレシミル・バラノヴィッチ〜リムスキー=コルサコフ:歌劇『雪娘』》
リムスキー=コルサコフ:歌劇『雪娘』
DECCA初CD化 |
春の精………Biserka Cveji?(メッゾ・ソプラノ)
氷の翁………Miroslav ?angalovi?(バス)
雪娘(スネグローチカ)………Sifija Jankovi?(ソプラノ)
森の精…………Drago Dimitrijevi?(テノール)
レル………Milica Miladinovi?(メッゾ・ソプラノ)
クーパワ………ヴァレリア・ヘイバローヴァ(ソプラノ)
ベレンディ皇帝……Stepan Andrashevich(テノール)
Bermyata…………Ilija Gligorijevi?(バス)
ミスギール…ドゥシャン・ポポヴィチ(バリトン)
Bobil……ニコラ・ヤンチッチ(テノール)
Bobilikha………Ljubica Versaykova(メッゾ・ソプラノ)
Shrovetide Straw-Dummy………Ivan Murga?ki(バス)
First Herald………ボゴルブ・グルブヒ(バス)
Second Herald……Krsta Krstich(テノール)
Page………Anita Yelinek(メッゾ・ソプラノ)
クレシミル・バラノヴィッチ(指揮)
ベオグラード国立歌劇場合唱団・管弦楽団 |
「ベオグラード・オペラ・シリーズ」最終作はR.=コルサコフの最高傑作
リムスキー=コルサコフによる魅惑的な青春のラヴストーリー、歌劇『雪娘』の初ステレオ録音の初CD化です。既発売の6作にこの作品を加え、ベオグラード・オペラとのデッカによる1955年録音のロシア・オペラ7作品すべてがエロクァンスから初CD化されました。
1955年のベオグラード・オペラは、前年にスイスで『ボリス・ゴドゥノフ』のツアーで成功し、世界の聴衆に強い印象を与えていました。
1882年に作曲された『雪娘』はリムスキー=コルサコフの3作目のオペラで、それ以外に12の作品を遺しましたが、晩年に彼はこの『雪娘』を自身の一番の傑作としていました。
『雪娘』はモノラルとステレオの両方で録音されましたが、オリジナルはモノラルのみで発売され、ステレオ盤は1960年代に入ってやっと世に出ました。その時はすでにベオグラード・オペラは世界で大好評を博していました。オリジナルのステレオ・テープは初めてリマスタリングされ、名声を博した初期のデッカ・サウンドのクォリティーの高さを証明しています。
【録音】1955年9月26−30日、10月1、2&4日、ベオグラード
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4840193
(5CD)
\4500→\3990 |
《エドゥアルド・デル・プエヨ〜フィリップス録音全集》
《CD 1*》
1) フランク:前奏曲、コラールとフーガ、
J.S.バッハ:
2) イタリア協奏曲ヘ長調BWV971、
3) パルティータ第1番変ロ長調BWV825、
4) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53『ワルトシュタイン』/
《CD 2*》
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
1) 第8番ハ短調Op.13『悲愴』、
2) 第23番ヘ短調Op.57『熱情』、
3) 第18番変ホ長調Op.31 No.3『狩』/
《CD 3*》
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
1) 第14番嬰ハ短調Op.27 No.2『月光』、
2) 第26番変ホ長調Op.81『告別』、
3) 第29番変ロ長調Op.106『ハンマークラヴィーア』/
《CD 4》
グラナドス:スペイン舞曲集Op.37、/
《CD 5》
1)グラナドス:ゴイェスカス、
2) ファリャ:スペインの庭の夜
*DECCA初CD化 |
エドゥアルド・デル・プエヨ(ピアノ)、
ジャン・マルティノン(指揮)
コンセール・ラムルー管弦楽団(CD 5: 2) |
スペイン生まれのベートーヴェン弾きが1950年代後期の絶頂期に録音した演奏を新規リマスタリング。
1905年サラゴサ生まれのエドゥアルド・デル・プエヨは、1920年にスペインを離れ、パリ音楽院に入学。その後、ベートーヴェン弾きとしての才能が認められ、マリー・ジャエル門下のジャンヌ・ボスキ・ヴァン・ス・グラーヴェンムーアーに学び、リストの孫弟子となりました。その力強さと音階をとらえるセンスで、ここに録音されたデル・プエヨの演奏は、彼がジャエルの教えの継承者であることを証明しています。これはまさしく価値あるベートーヴェン演奏です。
【録音】1955年11月(CD 5: 2)、1956年8月(CD
4, CD 5:1)、パリ、1958年5月(CD 2: 1, 2,
CD 3)、1959年9月(CD 1: 4, CD 2: 3)、10月(CD
1: 1-3)、アムステルダム
プエヨといえばやはり2年前に発売になったこの画期的なベートーヴェン。
もしまだ未体験の方がいらっしゃいましたら。限定盤なので完売する前に。今回は超特価で。

エドゥアルド・デル・プエヨ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
PAVANE (9CD/特別価格)
¥10800→¥4990
5セットのみ!完売の際はご容赦を

在庫3本限りの在庫セール。
*********************
生きているのか死んでいるのか、少なくともあまり元気ではないベルギーのPAVANEレーベルがいきなりすごいことをやってのけた。
スペインの伝説的巨人、エドゥアルド・デル・プエヨのベートーヴェン:ピアノ・ソナタ録音をリマスタリングして一気の全集リリース。
ひょっとするとPAVANE、このリリースに社運を賭けているのか?
知る人ぞ知る存在とはいえ、ベルギーで活躍した名匠プエヨの名前はピアノ・ファンなら耳にしたことがあると思う。
そのプエヨが生涯最高の演奏として世に送り出したのがこのベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集録音。
実は今回のリリースのうわさはすでにピアノ・ファンの間では広まっており、質問も来ていた。
そしてようやく登場したプエヨのベートーヴェン・・・その演奏は普通ではない。
たとえばこれは「ワルトシュタイン」。
https://youtu.be/g8vIVUZuPF4
目の覚めるような超絶技巧ということはない。
独特の奏法とでもいうのか、あまり他の人では聴いたことのないようなベートーヴェン。
朴訥さや素朴さ、そしてひたむきな強靭さ。
華やかさやきらびやかさとは違う世界の、もっと汗臭い、人間くさい演奏。
無骨でぶっきらぼうだが、こちらの目の奥をジロリとにらんでくるような演奏。
まるで、「うまく弾くんじゃない、お前という人間を出せ」と言っているような、どこか絶海の修道士のような演奏。
もっといえば、「そのままでいいのか?その生き方でいいのか?」となにかを突きつけてくるような演奏。
聴けば聴くほど、これまで聴いてきたベートーヴェンが薄っぺらな戯言のようにさえ思えてくる。
長年かけてプエヨだけが身につけることができた、プエヨだけが弾くことを許されたかのような、特別なベートーヴェン。
これが最高最良のベートーヴェンとは言わない。
しかし唯一無二のベートーヴェンであることは間違いない。
*************************
スペインのサラゴサで生まれ、ベルギーを活躍の場とした20世紀の知られざるベートーヴェン弾き、エドゥアルド・デル・プエヨ(1905−1986)。
2016年で没後30周年を迎えたデル・プエヨの遺産、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音が入念なリマスターを施されて堂々の復活!
母国スペインの音楽も得意とし、ベルギーでは名教師として数多くのピアニストを育てたデル・プエヨ。
20世紀のスペイン、アラゴン地方が生んだ名ピアニストの至芸「ベートーヴェン」がここに蘇ります。
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PAVANE
ADW 707381
(9CD/特別価格)
¥10800 →¥4990
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このセットはもっておいたほうがいい。
エドゥアルド・デル・プエヨ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(全32曲)
CD1
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1/ピアノ・ソナタ第2番イ長調
Op.2-2/
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3
CD2
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1/ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調
Op.10-2/
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3/ピアノ・ソナタ第19番ト短調
Op.49-1/
ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2
CD3
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7/ピアノ・ソナタ第8番ハ短調
Op.13《悲愴》/
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1/ピアノ・ソナタ第10番ト長調
Op.14-2
CD4
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22/
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26《葬送》/
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28《田園》
CD5
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1/
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2《月光》/
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53《ワルトシュタイン》/
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
CD6
ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1/
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2《テンペスト》/
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3
CD7
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57《熱情》/
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78《テレーゼ》/
ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79/
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a《告別》/
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
CD8
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101/
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106《ハンマークラヴィーア》
CD9
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109/
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110/
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111 |
エドゥアルド・デル・プエヨ(ピアノ) |
※録音:1976年−1977年、2016年新リマスター(Equus,
Brussels)
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4827223
(2CD)
\1800 |
フィストゥラーリのチャイコフスキー交響曲録音!
チャイコフスキー:眠りの森の美女/交響曲第4番
チャイコフスキー:
1) バレエ『眠りの森の美女』Op.66、
2) 交響曲第4番ヘ短調Op.36
DECCA初CD化 |
アナトール・フィストゥラーリ(指揮)
パリ音楽院管弦楽団(1)、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(2) |
バレエ音楽のスペシャリスト、フィストゥラーリの珍しい交響曲をカップリング
ウクライナ生まれの指揮者アナトール・フィストゥラーリによるチャイコフスキーのバレエ曲録音は、「かつてなかった素晴らしい録音」(『グラモフォン』誌)と賞賛されました。すでにエロクァンスより発売されている『白鳥の湖』と『くるみ割り人形』組曲のカップリングに続くこのアルバムは、新規リマスタリングされ、CD初発売となります。曲目は1952年パリで録音されたバレエ『眠りの森の美女』(モノラル録音)と4回目のステレオ録音となる1971年の交響曲第4番です。
コンサート指揮者、バレエ監督としてデッカで活躍したフィストゥラーリですが、交響曲の指揮者としての録音は大変珍しく、この交響曲第4番は貴重な記録です。
【録音】1952年6月、パリ(1)、1971年1月、ロンドン(2)
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4825063
(2CD)
\1800 |
《ベンジャミン・ブリテン&アンソニー・ルイス〜
パーセル:歌劇『妖精の女王』&劇音楽集》
パーセル:
1) 歌劇『妖精の女王』
[劇音楽集]
2) 歌劇『テンペスト』(抜粋)*、
3) トランペットと弦楽のためのソナタ*、
4) 劇音楽『貞淑な妻』*、
5) 劇音楽『ディオクレシアン』よりアリア「What
shall I do?」*、
6) シャコンヌ ト短調*
*DECCA初CD化 |
[妖精の女王]
ジェニファー・ヴィヴィアン、
メアリー・ウェルズ、
ノーマ・バロウズ(ソプラノ)、
アルフレーダ・ホジソン(メッゾ・ソプラノ)、
ジェイムズ・ボウマン、
チャールズ・ブレット(カウンターテノール)、
ピーター・ピアーズ、
イアン・パートリッジ(テノール)、
ジョン・シャーリー=カーク、
オーウェン・ブラニガン(バス)、
アンブロジアン・シンガーズ、
ベンジャミン・ブリテン(指揮)
イギリス室内管弦楽団
[劇音楽集]
ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)、
ウィリアム・ハーバート(テノール)、
ハーヴェイ・アラン(バス)、
デニス・イーガン(トランペット)、
アンソニー・ルイス(指揮)
フィロムジカ・オブ・ロンドン |
ソプラノ歌手ジェニファー・ヴィヴィアンの圧巻の歌唱によるパーセル・アルバム
イギリスのソプラノ歌手ジェニファー・ヴィヴィアンの澄んだ歌声、鮮やかな役作りは、すでにエロクァンスから発売されているいくつかのアルバムで高い評価を得ています。
1953年のリサイタル・アルバム『イギリスの歌』は、「宝の宝庫」(『BBCミュージック・マガジン』)と評されました。4年後、ヴィヴィアンはパーセルの歌劇『妖精の女王』を初めて全曲録音し(アンソニー・ルイス指揮)、その均整の取れたフレージングと明確に刻み付けられた音の彩色で再び賞賛されました。その後ベンジャミン・ブリテンのお気に入りのソプラノとしていろいろな役をこなし、1970年9月に録音されたのがこの『妖精の女王』です。
1958年のオワゾリール・アルバム(モノラル)からの新規リマスタリングによるパーセルの劇音楽集が初CD化でカップリングされています。ヴィヴィアンはテノール歌手ウィリアム・ハーバートとともに『テンペスト』への劇音楽からの曲を歌っています。
【録音】1970年9月、オールドバラ(1)、1958年、ロンドン、(2-6)
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<映像>

1/10(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ANTARCTICA
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コントラスツ
(1)マルティヌー:チェロ・ソナタ第2番
(2)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38
(3)シュニトケ:チャロ・ソナタ |
カツペル・ノヴァーク(チェロ)
フリスチャ・フージイ(ピアノ) |
21世紀チェロ期待の若手、ノヴァーク・デビュー
録音:2017年11月22、23、30日、12月1日/メヘレン・モーター・スタジオ・ドヴァラス(ベルギー)/67'
03"
ポーランド出身の若手チェロ奏者ノヴァークとウクライナ出身の若手ピアニスト、フージイ。ともにベルギーのエリザベート王妃音楽院で学び、そこで知り合いデュオを組みました。
「コントラスツ」というタイトルを持つ彼らのデビュー・アルバムは、3篇のチェロ・ソナタが集められています。18世紀半ばに作曲されたブラームスに20世紀半ばのマルティヌーとシュニトケ、さらに中欧で作曲されたブラームスと、アメリカでチェコを思いながら作られたマルティヌー、暗黒の旧ソ連で作られたシュニトケとさまざまな意味のコントラストを成しています。
ノヴァークはジェラール・コセ、ゴーチエ・カプソン、ジャン=ギアン・ケラスの薫陶を受けた期待の新星。みずみずしく、正確かつ清潔な演奏を聴かせてくれる注目株です。
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ANTAR 009
(2CD)
¥3000
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「ブエノスアイレスのマリア」〜ピアソラ(1921-1992)作曲/オラシオ・フェレル(1933-2014)詩
[CD1]
アレヴァーレ - Alevare
マリアのテーマ - Tema de Maria
狂ったストリートオルガンのバラード -
Balada Renga para un Organito Loco
わたしはマリア - Yo soy Maria
(少女マリアに捧げる)カリエーゴのミロンガ
- Milonga Carrieguera por Maria la Nina
フーガと神秘 - Fuga y Misterio
ワルツになった詩 - Poema Valseado
[CD2]
罪深きトッカータ - Tocata Rea para Bandoneon,
Recitante y Percusion
下水道の古い盗賊たちの場末の懺悔の歌
- Miserere Canyengue de los Ladrones Antiguos
en las alcantarillas
マリアの最初の死のための葬儀のコントラミロンガ
- Contramilonga a la funerala por la primera
muerte de Maria
夜明けのタンガータ - Tangate del Alba
街路樹と煙突に寄せる手紙 - Carta a Los
Arboles Y a Las Chimeneas
精神分析医たちのアリア - Aria de los
Analistas
詩人で酔った小悪魔のロマンサ - Romanza
del Duende Poeta y Curda
アレグロ・タンガービレ - Andante a la
Sordina para mi Buenos Aires tan querido
(Allegro Tangabile)
受胎告知のミロンガ - Milonguita de la
Anunciacion
タングス・ディ- Tangus Dei |
ラファエル・グリーン(ヴォーカル) アレハンドロ・フォンテ(ヴォーカル)
アンネミー・ファンデーレ(ヴォーカル) スヴェスドリキ・アンサンブル |
臨場感のある音も魅力、オーセンティックな編成によるピアソラのタンゴ・オペレッタ「ブエノスアイレスのマリア」全曲録音
録音:2018年2月3,4日/スタジオにおけるライヴ録音(聴衆あり)
「ブエノスアイレスのマリア」はピアソラ作曲、フェレール作詞によるタンゴ・オペレッタ。この録音は14名の器楽奏者と歌手たちによるオーセンティックな演奏です。臨場感のある録音も魅力です。
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ウィム・ヘンドリックス(b.1962):作品集「Nostalgia」
(1)4 つの小品〔1.フリオーソ 2.ミステリオーソ 3.コモド
4.デチーゾ〕
(2)2 つのノクターン
(3)イン・ディープ・サイレンス
(4)Makyo
(5)ノスタルジア |
デイヴィッド・ラメル(指揮、すべて)
Boho ストリングス(すべて)
ルーラント・ヘンドリックス(クラリネット(1)(5))
ヴァレリー・ドゥベーレ(フルート(5))
リン・チン・チェン(マリンバ(4)) |
オランダの作曲家ウィム・ヘンドリクッス作品集
オランダの作曲家、ウィム・ヘンドリックスの作品集。弦楽アンサンブルBoho
ストリングスによる演奏で、アジア(日本)を思わせる作品から、モダニズムの極北のような作品まで、ヘンドリックスの幅広さを味わえる1
枚です。
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BALSAM〜ヒルデガルト・フォン・ビンゲン、ギョーム・デュファイらの作品集
1. O Spectabiles Viri/ 2. La Rosee des
Larmes/
3. Sous le Noyer/ 4. Les Roses de Saadi/
5. A un Lilas/ 6. Yggdrasil / Fossegangar/
7. Balsamus et Munda Cera/ 8.Sous le Figuier
I/
9. Purior in Vicis/ 10. Sous le Figuier
II/
11. Ou Rien ne Bouge/ 12.Le Doux Desir
Douloureux/
13. Meninas Vamos a Murta/
14. Artemisia Absinthium(polska) / 15.
To Yasemi |
ゼフィーロ・トルナ |
ビンゲンらによる作品集
ヒルデガルト・フォン・ビンゲンや、ギョーム・デュファイらによる作品集。
ベルギーのアンサンブル、ゼフィーロ・トルナが、歌とバッグパイプなどの音色によって、聴き手を古の世界へといざないます。
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EVIL PENGUIN RECORDS
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名盤の予感・・・
レ・メタモルフォーゼス〜ハイドン、リパッティ、モーツァルト
「Lignes Paralleles(平行の線)」
ハイドン:交響曲 第49番 ヘ短調
ディヌ・リパッティ:古典様式によるピアノ・コンチェルティーノ
op.3
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調
KV 595 |
ジュリアン・リベール(ピアノ)
レ・メタモルフォーゼス(管弦楽)
ラファエル・ファイユ(指揮) |
ベルギーのピアノの神童ジュリアン・リベール
録音:2018年6月
ベルギーのピアノの神童ジュリアン・リベールによる、「18世紀」を象徴する作品集。モーツァルトのピアノ協奏曲第27番のほか、リパッティの古典スタイルによるピアノ・コンチェルティーノ、そしてハイドンの交響曲「受難」という興味深いプログラムです。
リパッティ(1917-1950)の古典様式によるピアノ・コンチェルティーノは、1936年、まだリパッティが10代で、コルトーの下で学んでいた頃の作品。1938年にミュンシュの指揮でリパッティ自身のピアノで初演されています。4楽章からなり、ピアノと管弦楽のからみが美しい古典派を思わせる作品です。
レ・メタモルフォーゼスは新設のアンサンブルで、彼らの実力を知らしめるハイドンの交響曲第49
番も見事です。リパッティ作品での繊細な管弦楽も聞きものです。
この選曲がなんともすごい。選曲だけでうならされるアルバムも久しぶり。才能の塊のような二人が競う、高水準アルバムになりそうな予感。
プロモーション動画見つけた!!
https://youtu.be/5d0jh_OwM_o


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<国内盤>
<映像>

1/9(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
BIS
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BIS SA 2073
(SACD HYBRID)
¥2700
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ケラスと18人のトップ音楽家たちによる壮大な旅物語
『遊牧の民(Nomaden)』
ヨエル・ボンス(1952-):
遊牧の民(Nomaden)〜チェロと異文化交流大アンサンブルのための(2015-16)
「チェロと異文化交流大アンサンブルのための38楽章のバラエティ豊かなモザイク」 |
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)、アトラス・アンサンブル、エド・スパンヤード(指揮)
アトラス・アンサンブル
【管楽器】
ドゥドゥク(アルメニア)/ラファエラ・ダンクサグミュラー、シェン(笙)(中国)/
ウー・ウェイ、笙(日本)/佐藤尚美、尺八(日本)/ハリー・スターレヴェルド
【撥弦楽器】
セタール(ペルシャ)/キヤ・タバッシアン、タール(コーカサスから中東)/
エルシン・ナギジェフ
【擦弦楽器】
二胡(中国)/シャオ・ユアンチュン、ケマンチェ(イラン、コーカサス)/
エルシャン・マンスロフ(ヴァイオリン)/アンゲル・ヒメノ、ケメンチェ(トルコ)/
ネヴァ・オズゲンサーランギー(インド、ヒンドゥスターニー音楽)/
ドゥルバ・ゴーシュ、コントラバス/ダリオ・カルデローヌ |
録音:2016年10月28日、11月5日/アムステルダム・ムジークヘボウ
制作:ヨエル・ボンス、グイド・ティヘルマン
録音:グイド・ティヘルマン
DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS
ecopak、61'35"
SACDハイブリッド盤。
もはや押しも押されぬ世界的チェリスト、ジャン=ギアン・ケラス。バロックから現代作品、さらには「トラキアの音楽」プロジェクトでの異文化奏者たちとのコラボレーションと、おそるべき精確さと知性で圧巻の演奏で世界を魅了しています。
このたびBIS から登場するのは、『遊牧の民(Nomaden)』と題した、ケラスと18人の音楽家による異文化交流アルバム。
主人公(ケラス)が、様々な土地で、様々なバックグラウンドを持つ18人の音楽家と「出会い」、彼らと対話をする、という旅の物語です。
チェロとアンサンブルの協奏曲なのではなく、むしろチェロと、異文化のソリストたちのためのコンチェルタンテ(複数の楽器が<対抗>的に用いられる)的作品です。序奏につづき、11のパサージュと様々な土地の音楽を思わせる25
の楽曲が並び、エピローグで幕となる全38楽章から成ります。この「遊牧の民」は、アムステルダム・チェロ・ビエンナーレの委嘱を受け、ジャン=ギアン・ケラスとアトラス・アンサンブルのために作曲されたものです。2016年10月28日に初演され、この初演時の録音(および11月5日のセッション録音)をディス化したのが当盤。
チェロと二胡によるミニマル・ミュージック的なパッセージの丁々発止のかけあい、インドの擦弦楽器サーランギーとチェロの微分音合戦など、ケラスと様々な楽器の世界的奏者たちによる演奏は実に刺激的。これらの高難度の楽曲はケラスだからこそ実現可能だったのだろうと思わずにはいられません。
アトラス・アンサンブルは、中国、日本、インド、イラン、アゼルバイジャン、アルメニア、トルコとヨーロッパ各地で、その土地特有の楽器を演奏している奏者たちによって結成されています。
全篇を通じてボンスによる書き下ろし作品から成り、伝統音楽は挿入されません。ボンスはアトラス・アンサンブルと実に14年にわたりコラボレーションしており、この作品はいわばその総決算といえるもの。
アンサンブルの中には西洋音楽の楽譜はまったく読めないが素晴らしい即興をする奏者もいれば、西洋音楽の楽譜はどんなに難しいものでも演奏するが即興はあまりしない、という奏者もいます。
こうした彼ら一人一人の可能性を超越した領域で、すべてのメンバーが音楽を展開する、というのがボンスのねらいです。ケラスと世界トップ奏者たちによる丁々発止のアンサンブル、聴き逃せません!
BIS ecopak パッケージについて
BIS レーベルの社主、ロベルト・フォン・バール氏が環境に配慮した『BIS
ecopak パッケージ』を採用。こちらのパッケージは、森林認証制度のFSC
及びPEFC を取得している素材、また環境に配慮された接着剤や大豆油インク、水性ニスを使用しリサイクル性に優れており、プラスチックは使用されておりません。今後、当レーベルではこちらのパッケージでのリリースが増えていく予定です。

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BIS SA 2406
(SACD HYBRID)
¥2700
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エルビョルク・ヘムシングが奏でるタン・ドゥンのヴァイオリン協奏曲!
タン・ドゥン(1957-):
(1)ヴァイオリン協奏曲『ラプソディとファンタジア』(2009、2018改訂)
【I.ロック・ザ・ヴァイオリン・イン・ラプソディ+II.京劇の夢】
(2)ヴァイオリン協奏曲『火の儀式』(2018) |
エルビョルグ・ヘムシング(ヴァイオリン)
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
タン・ドゥン(指揮) |
タン・ドゥンが最も信頼を寄せるエルビョルク・ヘムシングが奏でる注目のヴァイオリン協奏曲!!
ヴァイオリン;G.B.グァダニーニ1754年(ミラノ)
録音:2018年9月/オスロ・コンサートホール(ノルウェー)
DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、62'37"
SACDハイブリッド盤。
ノルウェーの期待の星、エルビョルグ・ヘムシング。BISレーベルからリリースされたショスタコーヴィチ&ボルグストレムのヴァイオリン協奏曲(BIS
SA 2366)、ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲、スークの幻想曲、愛の歌(BIS
SA 2246)で注目を浴びておりますが、期待の第3
弾では中国を代表する作曲家タン・ドゥンのヴァイオリン協奏曲を収録しました。
母、姉(ラグンヒル・ヘムシングは2L レーベルからリリースしています)、弟がヴァイオリニストという音楽一家に生まれたエルビョルグは、11歳でベルゲン・フィルとの共演でデビュー。ジュリアン・ラクリンやニコライ・スナイダーを育てたことでも知られるボリス・クシュニールに師事し、その才能を開花させました。優雅な音色にしてスケールの大きな演奏が魅力のヘムシングは、今最も期待のされるヴァイオリニストの一人として注目されており、欧州を中心に積極的な演奏活動を展開しております。
ヘムシングとタン・ドゥンとの出合いは2010年。上海国際博覧会で共演したことがきっかけですぐに意気投合し、その後頻繁に共演を重ねてきました。
ヴァイオリン協奏曲『ラプソディとファンタジア』は2009年にチョー・リャン・リンの独奏、ジュリアード管弦楽団により初演された2部構成の作品。この度ヘムシングとともに改訂した版を採用しております。
1楽章にあたる「ロック・ザ・ヴァイオリン・イン・ラプソディ」はヒップホップ—マリンコニーア—ヒップホップから成り、パワフルかつ強烈なインパクトを与えます。2楽章にあたる「京劇の夢」はドルチェ・モルト—アンダンテ—アダージョ−アレグロと続く作品で、タイトル通り北京オペラから旋律を用い流麗な旋律が印象的です。
一方、ヴァイオリン協奏曲『火の儀式』はオスロ・フィルとの共演で2018年9月に初演された作品です。モデラート—アンダンテ—モデラート—モデラート—モデラートの5部で構成されています。
罪なく戦争で亡くなった人々に捧げる思いで書かれたこの作品は作曲家と演奏者の思いが強く込められており、悲痛な叫びや生きようとする強い魂を感じる渾身の作品です。
管楽器の一部をステージ外で演奏させるなど、音響にもこだわりを持って配置されております。
両作とも作曲家タン・ドゥン作曲家のシャーマニズムとスピリチュアルな世界を北京オペラの要素をふんだんに取り入れた注目作といえます。

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1/8(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
SOMM
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ARIADNE5002
\2300 |
バーンスタイン(1918-1990):ブロードウェイからハリウッドまで
1.歌劇《キャンディード》序曲
2.交響組曲「波止場」
3.バレエ「ファンシー・フリー」
4.交響舞曲「ウェスト・サイド・ストーリー」
ダンス・エピソード「オン・ザ・タウン」
5.ロンリー・タウン
6.グレート・ラヴァー |
イアイン・サザーランド(指揮)
ハノーヴァー・フィルハーモニー管弦楽団 |
SOMMレーベルは2018年のバーンスタイン生誕100年を記念し、1993年、ハノーヴァー・フィルハーモニーによるのライヴ録音(未発表音源)をリリースします。
このコンサートでは、「キャンディード」や「ウェスト・サイド・ストーリー」などブロードウェイを魅了したバーンスタインの5つの名作から選ばれた曲が演奏されており、イアイン・サザーランドの指揮は躍動的、かつ刺激的。作品の魅力を存分に引き出しています。
イギリスの名プロデューサー、マシュー・ウォーカーによる詳細な作品紹介(ブックレット…英語のみ)が付属しています。
録音 1993年 ライヴ NDR Radiophilharmonie,
Hanover
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SOMMCD0186
\2400 |
ペルト&J.S.バッハ:ピアノ作品集
1.ペルト(1935-):アンナ・マリアのために(2006)
2-16.J.S.バッハ(1685-1750):2声のインヴェンション
BWV772-786
17.アリーナのために(1976)
18-32.3声のインヴェンション(シンフォニア)
BWV787-801
33.ペルト:アリヌシュカの癒しによる変奏曲(1977)
34.J.S.バッハ:前奏曲 ハ長調 BWV924 |
コーデリア・ウィリアムズ(ピアノ) |
J.S.バッハとアルヴォ・ペルト。250年の時を違えて生まれた2人の作品から共通項を見出すのは、イギリスの女性ピアニスト、コーデリア・ウィリアムズです。
「ティンティナブリ(鐘)様式」で知られるペルトは、限りなく切り詰めた音で構成された静謐な作品を書くことで知られており、このアルバムの冒頭に置かれた「アンナ・マリアのために」はまるで小さな子供のおけいこ用の練習曲を思わせるかわいらしい分散和音のみで書かれた作品。そのままバッハのインヴェンションやシンフォニアに移行しても全く違和感がありません。
「アリーナのために」も同じように音の少ない静かな作品。「アリヌシュカの癒しに基づく変奏曲」ではこだまのように音と音が対話を繰り広げます。最後はバッハの小さな前奏曲で締めくくられます。
録音 2018年1月13-14日 Turner Sims,Southampiom
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SOMMCD272
\2400 |
パリー(1848-1918):英語詩による歌曲集 第3集
1.My heart is like a singing bird 私の心は歌う小鳥のように
2.The Blackbird 黒鳥
3.If I might ride on puissant wing 私がポザッサンの翼に乗るのなら
4.A moment of farewell 告別の時
5.The sound of hidden music 隠された音楽の響き
6.Through the Ivory Gate 象牙の門を通って
7.Nightfall in Winter 冬の夜明け
8.Sleep 眠り
9.When the dew is falling 露が落ちるとき
10.Thine eyes still shined for me わが瞳は輝いていた
11.When lovers meet again 恋人に再び会ったとき
12.A Lover's garland 恋人たちの花輪
13.The Faithful Lover 真実の愛
14.A stray nymph of Dian ダイアンの飛び回る妖精
15.A girl to her glass
16.When the Sun's Great Orb 太陽の偉大なオーブ
17.One golden thread 金の糸
18.Whence 深淵
19.At the hour the long day ends 長い一日の終わりの時
20.Looking backward 過去を振り返る
21.She is my love beyond all thought 彼女はすべてを超えた私の愛
22.From a city window 街の窓から
23.The Spirit of the Spring 春の精霊
24.The child and the twilight 子供と夕暮れ
25.Grapes 葡萄 |
サラ・フォックス(ソプラノ)…1.4.5.9.10.11.14.15.16.22.24
ロードリック・ウィリアムズ (バリトン)…2.3.6.7.8.12.13.17-21.23.25
アンドリュー・ウェスト(ピアノ) |
合唱作品「イェルサレム」で知られる英国20世紀初頭の作曲家パリー。このアルバムは「英国抒情歌曲集」シリーズの第3集であり、12巻で構成された歌曲集の追尾を飾るものです。
どの曲もパリーが大切にしている詩が用いられており、その時の気分によって明るい曲、暗い曲と書き分けられています。
同時代のドイツ、フランス歌曲とはまた違う郷愁を含んだ繊細な曲調は、日本人の感性にも寄り添うことでしょう。流麗なピアノ・パートも聴きどころです。
録音 2016年4月8日,2017年4月19-21日 Turner
Sims, University of Southampton
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SOMMCD0187
\2400 |
思い出に
イギリスの合唱作品集
1.アイアランド(1879-1962):至上の愛
2.パリー(1848-1918):イェルサレム
3.ゲスト(1916-1966):For the Fallen
4.エルガー(1857-1934):彼ら安息の地に
5.チャールズ.K.ハリス(1867-1930):おお、勇ましい心
6.パリー:告別の歌-第4曲「There is an old
belief」
7.ホルスト(1874-1934):祖国よ、われは汝に誓う
8.スタンフォード(1852-1924):3つのラテン語のモテット
Op.38
-第1曲「Justorum animae 正しき人の魂は」
9.ホルスト:死への頌歌 Op.38
10-16.フォーレ(1845-1924):レクイエム Op.48(I.ファリントン編)
17.ヴェナブルス(1955-):レクイエム・エテルナム |
ケイティ・ヒル(ソプラノ)…1.10-16
リア・ジャクソン(ソプラノ)…1
ギャレス・ブリンモア・ジョン(バリトン)…1.10-16
ジェームズ・オーフォード(オルガン)…1.10-16
ヒュー・ローランズ(オルガン)…1.2.5.7.9.10-16.17
チェルシー・ペンショナーズ(合唱団)…1.2.5.7
ロイヤル・ホスピタル・チェルシー・チャペル合唱団
ウィリアム・ヴァン(指揮) |
「思い出に」と題された美しいイギリスの合唱作品集。第一次世界大戦終結100周年と第二次世界大戦開始80周年を記念し、戦いに敗れた人々に敬意を表して2018年に制作された1枚です。
「安息」「魂」などの言葉をキーワードに作曲年代として130年に及ぶ作品が収録されており、どの曲も慈愛溢れる演奏で死者の心だけでなく、今を生きる人の心をも慰めてくれます。
イギリスの合唱曲らしくオルガン伴奏が荘厳な雰囲気をかもしだしており、まるで教会の中でそのまま聴いているような臨場感も素晴らしいアルバムです。
録音 2018年1月13-14日 Temple Church,
London, UK
プロモーション動画 https://youtu.be/-Ba7qwlt_lk
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SOMMCD0189
\2400 |
THE DARKEST MIDNIGHT
冬とクリスマスの歌集
1.伝承曲:Don oiche ud i mBeithil(S.ヴァンゴ編)…世界初録音
2.伝承曲:マリアはいばらの道を通って(P.ローソン編)…世界初録音
3.15世紀英国民謡:Nowell, tidings true
there be come new
4.伝承曲:O Jesulein zart(V.ブルックナー編)
5.タヴナー(1944-2013):A Nativity
6.ウクライナ民謡:キャロル・オブ・ザ・ベル(E.ドルリー編)…世界初録音
7.ウェダーバム兄弟/ヴァンゴ:バルラロウ…世界初録音
8.ジョニ・ミッチェル:The River(J.クレメンツ編)
9.ラヴェル(1875-1937):子供と魔法-Toi,
le coeur de la rose(C.ゴットヴァルド編)
10.13世紀:Angelus ad Virginem
11.作者不詳:Sancta Mater Graciae/Dou way
Robin
12.作者不詳:Gaudete(S.ヴァンゴ編)…世界初録音
13.アイルランド民謡:The Darkest Midnight
夜明け前の真夜中(D.Muirithe編)
14.クィンノールト/ターネイ(1970-):The
Waiting Sky…世界初録音
15.ノルウェイ民謡/クローン(1960-):幼子
16.伝承曲:In dulci Jubilo(M.クロトン編)
17.ドイツ民謡:Es ist ein Ros entsprungen
(M.プレトニウス/S.テナント=フラワーズ編)…世界初録音
18.マクドナルド(1966-):When the Earth
Stands Still
19.マクドナルド:フュージョン |
パパゲーナ(ヴォーカル・アンサンブル)
エリザベス・ドルリー(ソプラノ)
アビー・テンプル(ソプラノ)
スッジー・ヴァンゴ(ソプラノ)
スージー・プルキス(アルト)
サラ・テナント=フラワーズ(アルト) |
AMAZON UKのデジタル・チャートで第1位を獲得したクリスマス・アルバム。
ヴォーカル・アンサンブル「パパゲーナ」は女声5人で結成されており、曲によっては各々のメンバー自身がユニークなアレンジを加えているため、ほとんどが世界初録音となります。
賑やかな歌だけでなく、アイルランドやスコットランドの魅力的な子守歌や、ノルウェーやドイツ、時にはラヴェルの「子供と魔法」からの曲など選曲はバラエティに富み、聴き手の耳をひきつけます。英国では“女声のヒリアード・アンサンブル”と称される「パパゲーナ」の美しいハーモニーを心行くまでお楽しみください。
録音 2018年4月14-15日 Challow Park Studios,
Wantage on April
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SOMMCD271
(2CD)
\3800 |
エルガー:管弦楽伴奏歌曲集
【CD1】
連作歌曲集 Op.59
1.O soft was the song
2. Was it some golden star?
3.Twilight
4.The Wind at Dawn
5.The Pipes of Pan
6.トーチ Op.60-1
7.河 Op.60-2
8.弁解 Op.48
9.Follow the Colours
10.王の道(声楽と管弦楽版)
11-13.劇音楽「グラーニアとディアーミッド」Op.42
録音 2017年3月21-23日 Watford Colosseum,
Watford, UK |
ヘンク・ネヴェン(バス)…9/
ナタリー・デ・モントモリン(ソプラノ)…11-13
バリー・コレット(ピアノ)…11-13
BBCコンサート・オーケストラ/
バリー・ワーズワース(指揮) |
【CD2】
1.ダマスクローズが如く
2.羊飼いの歌 Op.16-1
3.Dry those fair, those crystal eyes
4.粉ひき(冬)
5.Muleteers' Song
6.As I laye a-thynkynge
7.メアリー女王の歌
8.トーチ Op.60-1
9.河 Op.60-2
10.夜明けに Op.41-1
11.語り、音楽 Op.41-2
録音 2016年11月27日 Turner Sims, Southampton,
UK |
ナタリー・デ・モントモリン(ソプラノ)/
バリー・コレット(ピアノ) |
このエルガーの2枚の歌曲集にはあまり耳にすることのない、しかしまさに英国の至宝とも言える美しい作品が詰まっています。
CD1にはオーケストラ伴奏による歌曲の数々を収録、静かな郷愁に満たされたOp.59の連作歌曲集、「威風堂々第4番」の旋律を用いた「王の道」、バリトンで歌われる勇壮な「Follow
the Colours」などエルガーの愛国精神が示された曲、古代アイルランドの神話の中の愛の物語を題材にした劇音楽「グラーニアとディアーミッド」などを聴くことができます。
CD2はピアノ伴奏による歌曲集。「河」や「トーチ」は管弦楽版との聴き比べも楽しめます。ソプラノのモントモリンの美しい声が耳に残ります。
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ARIADNE5001
\2400 |
キャロル・ファーリー(ソプラノ)&ホセ・セレブリエール(指揮)
グリーグ(1843-1907):歌曲集
1.ソルヴェイグのゆりかごの歌
2.吟遊詩人 Op.25-1
3.白鳥 Op.25-3
4.小句集 Op.25-3
5.睡蓮とともに Op.25-4
6.亡き人 Op.25-5
7.鳥の歌 Op.25-6
8.山の精にとらわれた人 Op.32
9.まぼろし Op.33-6
10.モンテ・ピンチョより Op.39-1
11.挨拶 Op.48-1
12.いつの日か、わが思いは Op.48-2
13.世のなりゆき Op.48-3
14.沈黙したナイチンゲール Op.48-4
15.青春時代に Op.48-5
16.夢 Op.48-6
17.ノルウェーへ(祖国に寄す) Op.58-2
18.王女 EG133
19.小さなヒルステン Op.60-1
20.母の悲歌 Op.60-2
21.水の上で待ちながら Op.60-3
22.鳥の嘆き Op.60-4
23.エロス Op.70-1 |
キャロル・ファーリー(ソプラノ)
ホセ・セレブリエール(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
フィルハーモニア管弦楽団…1.3. |
アメリカのソプラノ歌手キャロル・ファーリーが歌うグリーグの歌曲集。メトロポリタン歌劇場で活躍し、現代作品を得意とするファーリーは、指揮者セレブリエールの妻でもあり、2人は協力して現代作品の演奏を行っていることで知られます。
ここではセレブリエールが伴奏部を色彩豊かなオーケストラ版に編曲、息のあった演奏を繰り広げています。1990年代に発売されていたアルバムの復刻盤。
録音 1997年7月3.29日、11月28日、1998年1月24日 Henry
Wood Hall and St. Jude’s Church, London
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SOMMCD203
\2400
〔旧譜〕 |
ハイドン(1732-1809):
オラトリオ「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」Hob.XX:2
1.序曲1:Maestoso ed adagio
2.第1ソナタ「父よ!彼らの罪を赦したまえ」
3.第2ソナタ「おまえは今日、私と共に楽園にいる」
4.第3ソナタ「女性よ、これがあなたの息子です」
5.第4ソナタ「わが神よ!何故私を見捨てたのですか?」
6.序曲2:Largo e Cantabile
7.第5ソナタ「渇く!」
8.第6ソナタ「果たされた!」
9.第7ソナタ「父よ!あなたの手に私の霊を委ねます」
10.地震 |
モスクワ交響楽団 |
ピアノ版、弦楽四重奏版、管弦楽版など様々な形態が知られるハイドンの「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」。
このアルバムでは最も編成の大きな管弦楽と独唱、合唱による演奏を聴くことができます。要所要所で用いられるティンパニやトランペットの鋭い響き、オーケストラの強烈な色彩は作品の持つ劇的な性格を強調しています。
ロシアの合唱団の力強いハーモニーは本当に大地を揺るがすが如くのパワーを備えています。
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SOMMCD226
\2400
〔旧譜〕 |
エマ・カークビー(ソプラノ)
ヘンデル(1685-1759):特別な機会のための作品集
1-7.7つのフランス語歌曲 HWV155
8-9.2つの異なる言語の歌
10.Der Mund spricht zwar gezwungen Nein
へつらう舌よ、もうおまえの言うことは
11.カンタータ「決して心変わりしない」HWV140−
アリア「Dicente mis ojos 私の目を」
12.陰なす柳の下で−夢
13.美しいクローリ
14.喜びの希望を持ち HWV228-7
15.おお、残酷で横暴なる愛よ!HWV228-14
16.メヌエット ト長調 HWV530
17.メヌエット ト短調 HWV543
18.コリンの不平への回答 HWV228-23
19.貧しい羊飼いHWV228-2
20.メヌエット ニ長調 HWV506
21.メヌエット イ長調 HWV15-7
22.ええ、私は恋におちる HWV228-24
23.不幸せな恋人たち HWV228-1
24.私のおじは言う HWV228-15
25.憂鬱なニンフ HWV228-19
26.愛らしい青春 HWV228-11
27.愛ははかない思いに過ぎず HWV218
28.朝はすばらしく(狩りの歌) HWV226
29.雄々しく立て、勇気ある若者たちよ HWV28-18
30.行進曲 ト長調 HWV418
31.奔流の反乱から
全て世界初録音 |
エマ・カークビー(ソプラノ)
…1-11.14.18.19.23.25-27
チャールズ・ダニエルズ(テノール)
…1-7.12-13.15.22.24.28.29.31
ウィリアム・ソープ(ヴァイオリン)
…16.17.20.21.30
キャスリーン・シャーマン(チェロ)
デイヴィッド・ミラー
(テオルボ&アーチリュート)
ポール・ニコルソン(チェンバロ)
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1707年から1740年に書かれたヘンデルの秘曲を集めた1枚。各々の曲はどれも様々な用途があって作曲されましたが、基本的には「使い捨て」であったり、音楽劇のための歌であったりと、一度上演されれば、以降再演されることもなく眠っているものがほとんど。
このアルバムに収録されている歌曲も全て世界初録音。とても貴重な1枚です。エマ・カークビーやチャールズ・ダニエルといった名手たちによる軽やかな歌声でお楽しみいただけます。
録音 2000年1月13-14日、7月20日
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<メジャー・レーベル>
.
DG
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4836484
(50CD)
\18000→\16990 |
《小澤征爾〜ドイツ・グラモフォン録音全集》
《CD 1》
1) チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』、
2) プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲(抜粋)、
3) ベルリオーズ:ロメオとジュリエット
【録音】1972年 /
《CD 2》
1) ルッソ:ブルース・バンドとシンフォニー・オーケストラのための3つの小品、
2) バーンスタイン:『ウェスト・サイド・ストーリー』より「シンフォニック・ダンス」
【録音】1972年 /
《CD 3》
ベルリオーズ:幻想交響曲 【録音】1973年
/
《CD 4-5》
ベルリオーズ:ファウストの劫罰
【演奏】スチュアート・バロウズ(テノール)、
ドナルド・マッキンタイア(バリトン)、トマス・ポール(バス)、タングルウッド祝祭合唱団
【録音】1973年 /
《CD 6》
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
【演奏】クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
【録音】1973年 /
《CD 7》
1) バルトーク:『中国の不思議な役人』組曲、
アイヴズ:2) 交響曲第4番、3) 宵闇のセントラル・パーク
【録音】1975年(1)、1976年(2, 3)/
《CD 8》
ラヴェル:
1) ボレロ、2) 『鏡』より「海原の小舟」、3)
古風なメヌエット、
4) 道化師の朝の歌、5) 亡き王女のためのパヴァーヌ、6)
ラ・ヴァルス
【録音】1974年(1, 3-6)、1975年(2)/
《CD 9》
ラヴェル:1) クープランの墓、2) マ・メール・ロワ、3)
スペイン狂詩曲 【録音】1974年 /
《CD 10》
ラヴェル:1) ダフニスとクロエ、2) 高雅で感傷的なワルツ
【録音】1974年(1)、1975年(2)/
《CD 11》
1) ブラームス:交響曲第2番、
2) ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』序曲、
3) パガニーニ:常動曲
【録音】1975年(1)、1976年(2)、1978年(3)/
《CD 12-13》ベルリオーズ:ロメオとジュリエット
【演奏】ユリア・ハマリ(アルト)、ジャン・デュプイ(テノール)、
ニュー・イングランド音楽院合唱団
【録音】1975年 /
《CD 14》
1) ルッソ:ストリート・ミュージック、
2) ガーシュウィン:パリのアメリカ人
【演奏】コーキー・シーゲル(ハーモニカ)(1)【録音】1976年
/
《CD 15》
1) グラズノフ:吟遊詩人の歌、
2) ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番、
3) デ・ファリャ:三角帽子
【演奏】ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)(1,
2)、
テレサ・ベルガンサ(メッゾ・ソプラノ)(3)
【録音】1975年(1, 2)、1976年(3)/
《CD 16》
1) リムスキー=コルサコフ:シェエラザード、
2) バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
【演奏】ジョセフ・シルヴァースタイン(ヴァイオリン)(1)
【録音】1976年(2)、1977年(1)/
《CD 17》
チャイコフスキー:交響曲第5番 【録音】1977年
/
《CD 18》
モーツァルト:1) クラリネット協奏曲K.622、2)
ファゴット協奏曲K.191、
武満徹:3) カトレーン、4) 鳥は星形の庭に降りる
【演奏】ハロルド・ライト(クラリネット)(1)、シャーマン・ウォルト(ファゴット)(2)
【録音】1977年(3)、1978年(1, 2, 4)/
《CD 19》
ブラームス:交響曲第1番 【録音】1977年
/
《CD 20》
レスピーギ:1) ローマの松、2) ローマの祭り、3)
ローマの噴水 【録音】1977年 /
《CD 21》
マーラー:交響曲第1番 【録音】1977年 /
《CD 22》
1) ベルグ:ヴァイオリン協奏曲『ある天使の思い出』、
2) ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ調
【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)【録音】1978年
/
《CD 23》
レスピーギ:古風な舞曲とアリア(第1−3組曲)【録音】1978年
/
《CD 24-25》
チャイコフスキー:白鳥の湖 【録音】1978年
/
《CD 26-27》オッフェンバック:ホフマン物語
【演奏】プラシド・ドミンゴ(テノール)、
エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)、フランス放送合唱団
他 【録音】1986年 /
《CD 28-29》
プロコフィエフ:ロメオとジュリエット 【録音】1986年
/
《CD 30》
フォーレ:
1) ペレアスとメリザンド、2) 夢のあとに、
3) パヴァーヌ、4) エレジー、5) 『ドリー』組曲
【演奏】
ロレイン・ハント・リーバーソン(ソプラノ)(1)、
ジュールズ・エスキン(チェロ)(2, 4)、タングルウッド祝祭合唱団(3)
【録音】1986年 /
《CD 31》
1) シャブリエ:スペイン、
2) グノー:ファウスト、
3) トーマス:ミニョン、
4) オッフェンバック:パリの喜び
【録音】1986年(1, 2)、1987年(3, 4)
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《CD 32》
リスト:ピアノ協奏曲1) 第1番、2) 第2番、3)
死の舞踏
【演奏】クリスティアン・ツィメルマン(ピアノ)
【録音】1987年 /
《CD 33》
プーランク:1) グローリア、2) スターバト・マーテル
【演奏】キャスリーン・バトル(ソプラノ)、タングルウッド祝祭合唱団
【録音】1987年 /
《CD 34》
チャイコフスキー:1) 交響曲第4番、2) イタリア奇想曲
【録音】1988年 /
《CD 35》
チャイコフスキー:1) 交響曲第5番、2) 大序曲『1812年』
【録音】1989年(1)、1992年(2)/
《CD 36》
バルトーク:1) ヴィオラ協奏曲、2) 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
【演奏】ヴォルフラム・クリスト(ヴィオラ)
【録音】1989年(1)、1992年(2)/
《CD 37》
プロコフィエフ:交響曲1) 第1番『古典』、2)
第6番
【録音】1989年(1)、1991年(2)/
《CD 38》
プロコフィエフ:交響曲1) 第2番、2) 第7番
【録音】1989年(2)、1990年(1)/
《CD 39》
プロコフィエフ:交響曲1) 第3番、2) 第4番
【録音】1992年 /
《CD 40》
プロコフィエフ:交響曲1) 第5番、2) 交響組曲『キージェ中尉』
【録音】1990年 /
《CD 41》
オネゲル:1) 火刑台上のジャンヌ・ダルク、2)
交響曲第3番
【演奏】マルト・ケラー(語り手)、
ジョルジュ・ウィルソン(語り手)、フランス放送合唱団
【録音】1989年 /
《CD 42-43》
チャイコフスキー:1) くるみ割り人形、2)
『眠りの森の美女』組曲
【録音】1990年 /
《CD 44》
1) バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番、2)
モレ:夢の中へ
【演奏】アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)【録音】1991年
/
《CD 45》
1) フランク:交響曲ニ短調、2) プーランク:オルガン協奏曲
【演奏】サイモン・プレストン(オルガン)(2)、エヴェレット・ファース(ティンパニ)(2)
【録音】1991年(ライヴ)/
《CD 46》
プーランク:田園のコンセール
【演奏】トレヴァー・ピノック(チェンバロ)【録音】1991年(ライヴ)/
《CD 47》
1) ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第2番、
2) シューマン:チェロ協奏曲(ヴァイオリン編)
【演奏】ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)【録音】1992年
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《CD 48》
メンデルスゾーン:夏の夜の夢
【演奏】キャスリーン・バトル(ソプラノ)、
フレデリカ・フォン・シュターデ(メッゾ・ソプラノ)、
ジュディ・デンチ(語り手)、タングルウッド祝祭合唱団
【録音】1992年 /
《CD 49》
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲1) 第1番、2)
第2番
【演奏】クリスティアン・ツィメルマン(ピアノ)
【録音】1997年(1)、2000年(2)/
《CD 50》
1) プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番、
2) ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
【演奏】ユンディ・リ(ピアノ)【録音】2007年 |
小澤征爾(指揮)
ボストン交響楽団
(CD 1, CD 3-13, CD 15-25, CD 28-33, CD
42-50)、
サンフランシスコ交響楽団(CD 2, CD 14)、
フランス国立管弦楽団(CD 26, CD 27, CD 41)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(CD 34-40) |
ドイツ・グラモフォン創立120周年記念
●アジアの指揮者から世界の指揮者となった小澤征爾は、日本人で初めてウィーンの「ニューイヤー・コンサート」の指揮も行いました。ドイツ・グラモフォンは創立120周年を記念して、絶大な人気を誇る伝説的な指揮者の中から小澤征爾を取り上げ、ドイツ・グラモフォンに行われた全録音を50枚組のCDで発売します。オリジナル・ジャケット付き。
●2019年に没後150年となるベルリオーズの『幻想交響曲』『ファウストの劫罰』『ロメオとジュリエット』、そしてプロコフィエフの交響曲全曲も収録。
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<LP>

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