≪第100号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その12 2019/2/12〜
2/15(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ALTUS
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ツァグロゼク(指揮)&ベルリン・コンツェルトハウス管
克明な描き分け、知的な筆使いのハイドン!
磨き上げた細部に濃密な表現力が宿るブルックナー!
(1)ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調
(2)ハイドン:交響曲第88番 ト長調『V 字』
Hob.I:88 |
ローター・ツァグロゼク(指揮)
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団 |
ツァグロゼク&コンツェルトハウス管、ライヴ・シリーズ第4弾、克明な描き分け、知的な筆使いのハイドン!磨き上げた細部に濃密な表現力が宿るブルックナー!
録音:(1)2009年9月4・5日、(2)2007年5月5・6
日/ベルリン、コンツェルトハウス/国内プレス、日本語帯・解説付
ブルックナーの交響曲第9番は、荘重なスケールを殺ぐことなく、ブルックナーが臆することなく使った執拗な不協和音を誠実に鳴らし、細部にわたってポリフォニカルに描き切った稀有な名演で、ブルックナーの交響曲第6番でも素晴らしい演奏を繰り広げた(ALT205)名コンビの本領がいかんなく発揮されている。
特に第2楽章のトリオにおいて対旋律を受け持つ木管楽器の蠢きが、次第に大蛇のようなうねりと化す移ろいは、迂闊に聴いていたら息することを忘れてしまうほどに表現が濃密だ。(坂入健司郎氏による解説より)
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ツァグロゼク(指揮)&ベルリン・コンツェルトハウス管
鮮やかな和声の移ろい、清廉の極みのシューベルト!
必然性に満ちた有機的な構築が頼もしいブラームス!
(1)ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68
(2)シューベルト:交響曲第3番 ニ長調 D.200 |
ローター・ツァグロゼク(指揮)
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団 |
ツァグロゼク&コンツェルトハウス管、ライヴ・シリーズ第5弾、鮮やかな和声の移ろい、清廉の極みのシューベルト!必然性に満ちた有機的な構築が頼もしいブラームス!
録音:(1)2010年2月25-27日、(2)2008年3月7・8日/ベルリン、コンツェルトハウス/国内プレス、日本語帯・解説付
ブラームスの交響曲第1番の演奏では、最終楽章の有名なコラールや弦楽合奏など、いわゆるこの作品の"
ヤマ場" を絞って部分的に聴くと少しこざっぱりし過ぎて、面喰らうかもしれない。
それほど第一楽章の最初から第四楽章の最終音まで、一つの淀みもなく、モティーフが緊密に噛み合ったまま演奏が構築されている。ケレン味は一切なく、全てのアゴーギクやデュナーミクに必然を感じさせ、各声部が有機的に息づいているので、20年もの推敲を重ねて作ったブラームスの労作があたかも一筆書きのようにいきいきと蘇ってくる。(坂入健司郎氏による解説より)
ローター・ツァグロゼク Lothar Zagrosek
(1942- )
ドイツ人の指揮者、ローター・ツァグロゼクは音楽的キャリアをレーゲンスブルク大聖堂聖歌隊のメンバーとして開始した。指揮をハンス・スワロフスキー、イシュトヴァン・ケルテス、ブルーノ・マデルナ、ヘルベルト・フォン・カラヤンに師事。ゾーリンゲン、クレーフェルト=メンヒェングラートバッハにおいて音楽監督として就任、その後ウィーン放送交響楽団の首席指揮者、パリ・オペラ座の音楽監督、BBC
交響楽団の首席客演指揮者、ライプツィヒ歌劇場の音楽監督、シュトゥットガルト州立歌劇場の音楽監督、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の首席指揮者を務めた。また、ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニーで首席客演指揮者として関わり、芸術顧問となる。
オペラ作品において世界的な賞賛を受けるとともに、彼はウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ゼンパー・オーパー、モネ劇場、ロイヤル・オペラ・ハウスといった数多くの名だたるオペラ・ハウスやグラインドボーン音楽祭に登壇し、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、バンベルク交響楽団、バイエルン放送交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、アトランタ交響楽団、NHK
交響楽団等、多くの世界的なオーケストラと共演した。また、ウィーン芸術週間、ベルリン音楽祭、BBC
プロムス、ミュンヘン・オペラ・フェスティバル、ザルツブルク音楽祭等に出演した。
彼は現代音楽の分野でも最も著名な指揮者である。これまでの録音において、エジソン賞、カンヌ・クラシカル・アウォード、ドイツ・シャルプラッテン賞を受賞、グラミー賞にもノミネートされた。 才能ある若い世代の音楽教育への支援も精力的に行い、ベルリンの「文化教育施策」の後援、ドイツ音楽評議会の指揮者フォーラム芸術委員会の顧問委員長及びドイツ指揮者賞の審査員も務めている。
2006年にヘッセン州文化賞を受賞、また、2009年に音楽の分野での優れた功績に対して授与される「2009年度批評家賞」を受賞した。2017年にドイツ連邦共和国功労勲章一等功労十字章を受章。
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CLAVES
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グリム童話を原作としたシェックの
劇的カンタータ「漁師と女房」
オトマール・シェック(1886-1957):
劇的カンタータ「漁師と女房」 Op.43 |
ラヘル・ハルニッシュ(女房/ソプラノ)
イェルク・ドゥルミュラー(漁師/テノール)
ジョルダン・シャナハン(ヒラメ/バス)
コレギウム・ムジクム・ヴィンタートゥール
マリオ・ヴェンツァーゴ(指揮) |
録音:2017年6月/ヴィンタートゥール/36'17"
スイスを代表する多作曲家オトマール・シェック(1886-1957)はライプツィヒでレーガーに師事したシェックは後期ロマン派音楽から出発し、非常に高められたリリシズムを特色とします。歌曲を中心に歌劇、合唱曲、室内楽曲などすぐれた作品を残しております。
1928年から30年にかけて作曲された「漁師と女房」はグリム童話を原作とした作品で、漁師とその女房そしてヒラメが演じる劇的カンタータです。
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HAENSSLER
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HC 18054
(2CD)
¥3200 →\2990
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ヘンスラー・レーベルのバッハ大全集にイザベル・ファウストも参加していた!
J.S.バッハのヴァイオリン協奏曲集
J.S.バッハ(1685-1750):
CD 1(42'54") ヴァイオリン協奏曲集
(1)ヴァイオリン協奏曲イ短調BWV1041
(2)ヴァイオリン協奏曲ホ長調BWV1042
(3)2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043
CD 2(51'40") 復元されたヴァイオリン協奏曲集
(4)シンフォニア ニ長調BWV1045
(5)ヴァイオリン協奏曲ニ短調BWV1052R
(6)ヴァイオリン協奏曲ト短調BWV1056R
(7)3つのヴァイオリンのためのニ長調BWV1064R |
(3)-(7)イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
(1)-(3)(7)クリストフ・ポッペン(ヴァイオリン)
(7)ミュリエル・カントレッジ(ヴァイオリン)
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
ヘルムート・リリング(指揮) |
雄弁に語りかけるJ.S.バッハのヴァイオリン協奏曲集
録音:(1)-(3)1999年5月/シュタートハレ・レオンベルク、(4)-(7)2000年1月/シュタートハレ・ジンデルフィンゲン/CD
1 42'54"、CD 2 51'40"
2000年に発売された独ヘンスラー・レーベルのバッハ大全集。当全集のヴァイオリン協奏曲でなんとイザベル・ファウストが参加していました!ヘルムート・リリング指揮シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムによる演奏のもと、名手ポッペンとのドッペル・コンチェルトに加え復元されたヴァイオリン協奏曲で雄弁に語りかける演奏を披露。貴重な記録の一つといえましょう。
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HC 19006
(2CD)
¥3200
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プレガルディエンのシューマン、
ヴォルフ、マーラー歌曲集 |
クリストフ・プレガルディエン(テノール)
ミヒャエル・ゲース(ピアノ) |
CD 1(63'20")
(1)シューマン:リーダークライスOp.39
(2)ヴォルフ:アイヒェンドルフの詩による歌曲より
【追悼の辞/異郷で I/異郷で Ⅱ/異郷で
Ⅵ/家路/夜/友人/音楽師/語らぬ愛/
セレナード/兵士 Ⅱ/郷愁/船乗りの別れ/学生/愛の喜び/夜の魔力】
CD 2(66'33")
マーラー:
(1)「子供の不思議な角笛」より
【魚に説教するパドゥアの聖アントニウス/だれがこの歌を作ったのだろう/高い知性への
賛歌/ラインの伝説/少年鼓手/トランペットが美しく鳴り響くところ/死せる鼓手/原光】
(2)「リュッケルトの詩による歌曲」より 【私はこの世に忘れられ/真夜中に】
(3)「さすらう若人の歌」 |
清く知的に歌い上げるプレガルディエンのシューマン、ヴォルフ、マーラー歌曲集
録音:2005年&2006年/ケルン・フンクハウス/CD
1 63'20"、CD 2 66'40"
テノールのクリストフ・プレガルディエンが2005年、2006年に録音したシューマン、ヴォルフ、マーラー歌曲集が2枚組セットになって登場です。録音時プレガルディエンは50歳を迎えその叙情性に磨きがかかった歌唱を披露しております。
シューマンの名曲リーダークライスでは、曲の美しさはもちろん、ドイツ語の発音の美しさも際立っています。また、ヴォルフの作品もリーダークライスの詩人と同じアイヒェンドルフの詩によるものを集めており、選曲も心憎いものばかりです。そして、マーラーの歌曲ではプレガルディエンの持ち味であるやわらかく清潔感あふれる歌唱で魅了。その美しさに陶然とさせられます。
プレガルディエンが絶大なる信頼を寄せるピアノのミヒャエル・ゲース(ギース)は1961年ハンブルクのスタインウェイ・コンクールおよびザルツブルク・モーツァルテウム給費コンペティションで第1位獲得。とりわけ声楽の伴奏で高い評価を得ておりプレガルディエンと描き出したドイツ・リートの世界は絶賛されております。2018年11月のプレガルディエンとの来日公演も評判を呼びました。
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LSO LIVE
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LSO 0809
(2SACD HYBRID)
¥4000 →\3690
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ラトル&LSO 最新盤
ベルリオーズ没後150年記念イヤーに送るファウストの劫罰
ベルリオーズ(1803-1869):ファウストの劫罰(全曲)(1845-46) |
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ロンドン交響楽団、
ロンドン交響楽団合唱団(サイモン・ホールジー:合唱指揮)
ティッフィン少年合唱団、ティッフィン少女合唱団、
ディッフィン児童合唱団
カレン・カーギル(メゾ・ソプラノ/マルグリート)
ブライアン・ハイメル(テノール/ファウスト)
クリストファー・パーブス(バス=バリトン/メフィストフェレス)
ガボール・ブレッツ(バス/ブランデル) |
ラトル&LSO 最新盤。ベルリオーズ没後150年記念イヤーに送るファウストの劫罰
録音:2017年9月、バービカン・センター(ロンドン)ライヴ/STEREO/5.1
multi-channel
ラトル& LSO による大編成声楽作品、「ファウストの劫罰」の登場。ラトル&
LSO の声楽作品といえば、ドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」が2018年度レコード・アカデミー賞銅賞受賞、その完成度の高い演奏が高く評価されました。今回ラトルが世に放つのは、ベルリオーズ没後150年イヤーに向けて2017年に演奏された「ファウストの劫罰」。魂を悪魔に売り、最後に救いを見つけるまで・・・ゲーテが遺した大作「ファウスト」にほれ込んだベルリオーズが書きあげた劇的な作品です。
ベルリオーズの「ファウストの劫罰」は、ゲーテの「ファウスト」へのベルリオーズの執着から生まれました。かつて正義の学者であったファウストは、悪魔に魂を売り、自分の周りの罪なき者までをも巻き込み彼らを絶望と死へと引きずり込んでいきます。この物語は悲劇でもありながら暗いコメディでもあり、賢さと卑劣さをあわせもった人物が中心となった、劇作品かつ叙事詩でもあります。
ラトルは次のように述べています:「これはオーケストラへの、そしてコリン・デイヴィスへのオマージュです。私の世代は皆コリン・デイヴィスとLSOの演奏でベルリオーズを学びました。そして私の姉が働いていた音楽図書館に入りびたっていた風変りな子供であった私にとって、ベルリオーズの論文はバイブルでした。
私達はどのようにしてファウストが早くから始まったかを忘れがちですが、ベートーヴェンは最初のスケッチを書いてすぐに亡くなっています。そのスケッチの独創性は今日なお非常に魅力的です。メフィストフェレスが歌う楽章では弦楽器が巨大なギターのように鳴りますが、誰もがその瞬間にまさにこの音を聴きたいと思うように音符が書かれており、他のページもすべてその調子で書かれています!これはどこからくるのでしょうか。どうして彼はオーケストラがこのようなことができるとわかっていたのでしょうか。これはもう映画を先取りしているとしか思えません。」

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LSO 0745
(SACD HYBRID)
¥2500 →\2290
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ハイティンク90歳、
2013年ピリスとのベートーヴェン
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調
op.19
〔マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)/録音:2013年2月〕
ベートーヴェン:三重協奏曲 ハ長調 op.56
〔ラルス・フォークト(ピアノ)、
ゴルダン・ニコリッチ(ヴァイオリン)、
ティム・ヒュー(チェロ)/録音:2005年〕
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ベルナルト・ハイティンク(指揮)
ロンドン交響楽団 |
祝!ハイティンク90歳、LSOが2013年ピリスとのベートーヴェンの名演で祝う
STEREO/5.1 multi-channel
1929年生まれの巨匠ハイティンクは今年3月で90歳になります。これを祝って、ロンドン交響楽団は2013年のピリスとのとっておきの名演をリリースします。
演目はベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番。この音源は配信では既に紹介されていましたが、このたびディスク初登場となります。当時の演奏会評でも「望みうる最高スタンダードの演奏」「ピリスの演奏は直接的で自信に満ちており、ハイティンクの指揮によってそれはより高められている」と絶賛された演奏です。カップリングの三重協奏曲は2005年の録音で、ベートーヴェンの全集にも収められているものと同じ演奏となります。

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SUPRAPHON
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ベネヴィッツ・クァルテットが
20世紀前半に活躍したチェコの作曲家の作品を録音。
(1)ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):
弦楽四重奏曲第3番 Op.46(1943)
(2)ハンス・クラーサ(1894-1942):
主題と変奏〜弦楽四重奏のための(1935/36)
(3)エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):
5つの小品〜弦楽四重奏のための(1923)
(4)パヴェル・ハース(1899-1944):
弦楽四重奏曲第2番 Op.7「猿山より」(打楽器つき版)(1925) |
ベネヴィッツ・クァルテット
【ヤクブ・フィッシャー(第1ヴァイオリン)、
シュチェパン・イェジェク(第2ヴァイオリン)、
イジー・ピンカス(ヴィオラ)、
シュチェパン・ドレジャール(チェロ)】
(4)パヴェル・レーベルガー(パーカッション) |
大阪国際室内楽コンクール&フェスタで優勝したベネヴィッツ・クァルテットが20世紀前半に活躍したチェコの作曲家の作品を録音。
録音:2018年10月5、23、24日& 11月1日/マルチーネク・スタジオ/66'01"
当ディスクは20世紀前半から中期にあたる第2次世界大戦時に活躍したチェコ(チェコスロバキア)の作曲家に焦点を当てたアルバムで、ヴィクトル・ウルマン、ハンス・クラーサ、エルヴィン・シュルホフ、パヴェル・ハースの作品を収録しました。
ユダヤ系の両親に生まれたヴィクトル・ウルマン。生前カトリックに改宗してはいたもののナチス・ドイツがプラハに侵入したことにより1942年テレジン収容所に送られました。弦楽四重奏曲第3番はその収容所で作曲された作品です。
パヴェル・ハース26歳の作「猿山より」は、チェコ=モラヴィア高地で過ごした夏の休日を回想して書かれたもの。師を思わせるメロディの魅力と、作品の特徴としてジャズのアドリブ語法の指示が強調されるように、実体は完全にハースの音楽となっています。
演奏のベネヴィッツ・クァルテットは1998年にプラハ音楽院にて結成。ソフィア王妃音楽大学にてR.
シュミットに師事。2004年にはチェコ・フィルハーモニーのチェコ室内楽協会賞を受賞。同年、ARD
ミュンヘン国際コンクールでは本選に進出、セオドア・ログラー財団奨学金とベーレンライター原典版賞を獲得。2005年、第5回大阪国際室内楽コンクール&フェスタに優勝後、2008年にはイタリア、レッジョ・エミリアの第8回パオロ・ボルチアーニ国際クァルテットコンクールで優勝しております。
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木管四重奏によるゴルトベルク変奏曲!
アルンド四重奏団による圧巻の演奏!
J.S.バッハ(1685-1750):
(1)ゴルトベルク変奏曲 BWV988(木管四重奏版)(38'07")
(2)組曲第1番 ハ長調 BWV1066(木管四重奏版)(15'14") |
アルンド四重奏団
【ヤン・ソーチェク(オーボエ)、
ヤン・マフ(クラリネット)、
カレル・ドーナル(バセットホルン)、
ヴァーツラフ・ヴォナーシェク(ファゴット)】 |
なんとカラフルな響き。木管四重奏によるゴルトベルク変奏曲!名手揃いのアルンド四重奏団による圧巻の演奏!
セッション録音:2018年2月14-17日/マルチーネク・スタジオ(プラハ)/53'31"
言わずと知れたバッハの名ゴルトベルク変奏曲。さまざまな楽器編成による編曲版がリリースされておりますが、当録音はベルリン・フィル、チェコ・フィルで活躍する名手が揃ったアルンド四重奏団(オーボエ、クラリネット、バセットホルン、ファゴット)による演奏です。まるでオルガンのさまざまなストップを組み合わせたような色彩感豊かな響きを楽しむことができます。
また、組曲第1番も注目!快活なテンポと演奏し当作品の新たな魅力を引き出しております。
ファゴットのヴァーツラフ・ヴォナーシェク2004年のメルボルン国際ダブル・リード・ソサエティ国際コンクール、2005年のロッズの国際コンクールと相次いで優勝を飾ったことで一躍注目された屈指の実力派。現在ベルリン・フィルのファゴット奏者として活躍しております。
下記、当演奏のゴルトベルク変奏曲のトラック・タイムです。
アリア(2' 12")+第1変奏(1' 03")+第2変奏(0'
48")+第3変奏(1' 00")+第4変奏(0'
35")+第5変奏(0' 50")+第6変奏(0'32")+第7変奏(0'
55")+第8変奏(1' 01")+第9変奏(0'
43")+第10 変奏(0' 44")+第11変奏(0'
58")+第12変奏(0' 59")+第13変奏(2'
36")+第14変奏(1' 06")+第15
変奏(2' 09")+第16 変奏(1' 22")+第17
変奏(0' 59")+第18 変奏(0' 47")+第19変奏(0'
47")+第20変奏(1' 10")+第21変奏(0'
58")+第22変奏(0' 43")+第23変奏(1'
02")+第24変奏(0' 57")+第25変奏(3'
26")+第26変奏(1' 03")+第27変奏(0'
53")+第28変奏(1' 06")+第29変奏(1'
08")+第30変奏(1' 01")+アリア(ダ・カーポ)(2'
17")= 38' 07"
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SIGNUM CLASSIS
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イギリスの戴冠 1902-1953
エルガー:戴冠式行進曲/ハウエルズ:ヘラルド王/
ルター(和声:J.Sバッハ):賛美歌「リジョイス・トゥデイ・ウィズ・ワン・アコード」/
チャールズ・ウッド:おお慈悲深いお方/
タリス:連祷アイザック・ウォッツ(attrib.
ウィリアム・クロフト):賛美歌「主よ,わが助けよ」/
パリー:「主よ、わが助けよ」によるコラール幻想曲/
エルガー:行進曲「威風堂々」第1番/
アーネスト・ブロック:エントランス・ファンファーレ/パリー:私は歓喜した/
ブロック:プレゼンテーション, ファンファーレと朗唱、誓約書の管理と署名/
エルガー:入祭唱「主よ聞かせ給え」/
コレクト/ペトロの手紙 2:13-17/パーセル:昇階誦「わが祈りを聞き給え」/マタイによる福音書
22:15/
ヴォーン・ウィリアムズ:クレド(ミサ曲
ト短調より)/
ブロック編曲:賛美歌「来たれ聖霊よ」/
The Prayer over the Ampulla/ヘンデル:司祭ザドク/塗油と祝福/
ブロック:祈り, 朗唱と戴冠ファンファーレ/
ウォルター・パラット:Confortare「強く、男らしく」/王は聖書を受け取る/王と人々の祝福/お告げ/
作者不詳(attrib.ジョン・レッドフォード):常に主にありて喜べ/
バード:わたしはあなたがたを捨てて孤児とはしない/
ギボンズ:ともに手を打ち鳴らせ/
サミュエル・セバスチャン・ウェスレー:御身その者を守り給わん/
ブロック:オマージュ・ファンファーレと朗唱/
ヴォーン・ウィリアムズ:古い詩編第100番の旋律/
奉納祈願と戦う教会のための祈り/勧告, 一般の告白と赦罪/
ヴォーン・ウィリアムズ:サンクトゥス(ミサ曲
ト短調より)/
The Prayer of Humble Access and Prayer
of Consecration/
ヴォーン・ウィリアムズ:味わい知れ/
ジョン・マーベック:主の祈り/The Post-Communion
Prayer/
スタンフォード:グローリア 変ロ長調「戴冠」/祝福/
ギボンズ:スリーフォールド・アーメン/
デイヴィッド・マシューズ:退場と国歌/ウォルトン:戴冠行進曲「王冠」 |
ポール・マクリーシュ(指揮)、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ、
ガブリエリ・ロアー、サイモン・ラッセル・ビール(カンタベリー大主教) |
鬼才ポール・マクリーシュ!新たな戴冠式プロジェクトは「英国」!
☆古楽界の鬼才ポール・マクリーシュとガブリエリ・コンソート。
☆名盤「ヴェネツィアの戴冠1595」、「新・ヴェネツィアの戴冠1595」に続く戴冠式再現プロジェクト!
☆20世紀イギリス王室の盛大な戴冠式を再現!
名匠ポール・マクリーシュが1982年に創設したイギリスを代表する古楽アンサンブル&合唱団、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズ。
ヴェネツィアの第89代ドージェ(総督)マリーノ・グリマーニ(1532−1605)の戴冠式を音楽で再現し、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズの名声を決定付けた名盤『ヴェネツィアの戴冠1595』、結成30周年を迎えたガブリエリ・コンソートが、さらなる研究、時代考証を重ねて送り出した『新・ヴェネツィアの戴冠1595』の続編となる新たな戴冠式プロジェクト。今度は20世紀イギリスを舞台に、1902年エドワード7世、1911年ジョージ5世、1937年ジョージ6世、1953年エリザベス2世の戴冠式を再現。
これまでも、ベルリオーズ(SIGCD 280)、メンデルスゾーン(SIGCD
300)、ブリテン(SIGCD 340)、ハイドン(SIGCD
480)などで超巨大編成を見事にコントロールしてきたポール・マクリーシュが、ロンドン中から集められた300名超の合唱団、フルサイズ・オーケストラ、ブラスアンサンブルなどによるミュージシャンを指揮し、壮麗壮大なイギリスの戴冠式を表現します。
※録音:2018年7月23日−25日、イーリー大聖堂/2018年7月26日−27日、ロイヤル・マソニック・スクール礼拝堂(リックマンズワース)/2018年9月6日、殉教者聖サイラス教会(ロンドン)

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
APR
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APR 6028
(2CD/特別価格)
¥2500 →\2290
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フレンチ・ピアノ・スクール
ヴィクトル・スタウ&ラザール・レヴィ 〜
コンプリート・スタジオ・レコーディングス |
ヴィクトル・スタウ(ピアノ)
ラザール・レヴィ(ピアノ) |
◆ヴィクトル・スタウ
●ODEON録音/1927年ᬢ1929年
・ダカン:かっこう
・メンデルスゾーン:無言歌 Op.67-4
・ショパン:ワルツ第4番ヘ長調 Op.34-3《華麗なる大円舞曲》、ワルツ第11番変ト長調
Op.70-1
・シューマン:幻想小曲集より 夕べに
Op.12-1、飛翔 Op.12-2、気まぐれ Op.12-4
・シューマン(リスト編):春の夜 S.568
・モシュコフスキ:愛のワルツ Op.57-5
・シンディング:春のささやき
・ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク、ミンストレル
・ラヴェル:リゴードン
・ルネ=バトン:カランテク付近の糸紡ぎ女たち
・スタウ:木陰で
◆ラザール・レヴィ
●HMV France録音/1929年ᬢ1937年
・モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.475-17
・シャブリエ:木陰で、牧歌
・ドビュッシー:マスク
・デュカス:牧神のはるかな嘆き
・ルーセル:シシリエンヌ
・ラザール・レヴィ:前奏曲第1番、前奏曲第2番、前奏曲第5番
●日本ビクター録音/1950年
・ラザール・レヴィ:ワルツ
・クープラン:花開く百合、葦
・シューベルト:即興曲変イ長調 Op.142-2
・シューマン:夕べに、夢のもつれ
・ショパン:マズルカ第2番嬰ハ短調 Op.6-2、マズルカ第31番変イ長調
Op.50-2
●クラウン録音/1951年
・クープラン:葦
・ダカン:かっこう
・ドビュッシー:沈める寺
●Ducretet Thomson録音/1952年
・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調
K.330、ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331《トルコ行進曲付き》
●Pathe録音/1955年
・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調
K.310 |
フレンチ・ピアノ・スクール・シリーズ第2巻!ディエメ門下、ヴィクトル・スタウ&ラザール・レヴィ!
約150年間の歳月の中で、パリ音楽院の名教師たちによって育まれた独特のスタイルと名ピアニストたちの演奏を現代に蘇らせるAPRの新シリーズ「フレンチ・ピアノ・スクール」。
前作、「マリウス=フランソワ・ガイヤール&カルメン・ギルベール」(APR
6025)に続くシリーズ第2弾は、19世紀のパリ音楽院の名教師であり、古楽器協会の設立にも携わったルイ・ディエメ(1843ᬢ1919)の下で研鑽を積んだ2人のピアニスト、ラザール・レヴィ(1882ᬢ1964)とヴィクトル・スタウ(1872ᬢ1953)のスタジオ録音全集!
イスラエル、テル・アヴィヴの「シエナのピアノ(Siena
pianoforte)」で1951年に録音されたラザール・レヴィのクラウン盤(7インチレコード)からの復刻はもちろんのこと、ペルー出身のヴィクトル・スタウの録音は極めて珍しく、今回のシリーズ第2弾はフレンチ・ピアノ・スクールの全容を知る上でも、非常に貴重なリリースとなることでしょう。
フレンチ・ピアノ・スクールの洗練されたピアニズムを、定評あるAPRの復刻でお楽しみください。
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WEITBLICK
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フルニエのドヴォルザーク後年のステレオ・ライヴ!
シュナイダーハンとのドッペル・コンチェルト!
(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調Op.104
(2)ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲Op.102
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ピエール・フルニエ(チェロ)
(2)ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
(1)ズデニェク・マーカル(指揮)
ケルン放送交響楽団
(2)クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)
ケルン放送交響楽団 |
ついに発見!フルニエのドヴォルザーク後年のステレオ・ライヴ!カップリングは極めつけ!シュナイダーハンとのドッペル・コンチェルト!!
録音:(1)1972年10月13日ステレオ録音、(2)1964年9月18日モノラル録音
何れもクラウス・フォン・ビスマルク・ザール,ケルンにおけるライヴ録音
演奏タイミング:(1)[14:40][11:26][11:48]/(2)[16:45][7:32][8:36]
チェロの貴公子、今なお人気の高い巨匠ピエール・フルニエ(1906-1986)の蔵出しライヴ。
決定盤の誉れ高いセル+ベルリン・フィルとのスタジオ録音(1962年)から10年が経過。円熟味と風格をさらに増したフルニエが語り尽くします。究極の名曲、究極の名演。華やかな香りの漂うフルニエの音色。どこまでも上品さを失わず、同時に熱く燃え上がる理想的なフォルム。若き日の巨匠マーカルが三歩下がって師の影を踏まずを実践する謙譲の美徳で伴奏していて頭が下がります。
ブラームスの二重協奏曲は、フルニエの愛奏曲。何とフランチェスカッティ+ワルターとの共演盤よりもこちらの方が後年の演奏となります。ウィーンのヴァイオリニスト、切ないほどに感じまくるシュナイダーハンとのコンビネーションが聞き物。血沸き肉躍る名演に仕上がっております。ドホナーニのエッジの鋭い辛口なバトンは若き日から見事なものです。2019年現在、90歳を超えても元気に指揮台にあがる巨匠もCD化を快諾。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付
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<国内盤>
シャッツグレーバー
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「浅田真弥子 ドビュッシー 前奏曲集 第1巻
第2巻」 |
浅田 真弥子(ピアノ) |
C. ドビュッシー:前奏曲集 第1巻
(I. デルフィの舞姫たち/II. 帆(ヴェール)/III.
野の風/IV. 音と香りは夕べの空にめぐり来る/
V. アナカプリの丘/VI. 雪の上の歩み/VII.
西風の見たもの/VIII. 亜麻色の髪の乙女/
IX. 邪魔の入ったセレナード/X. 沈める寺/XI.
パックの踊り/XII. ミンストレル)
C. ドビュッシー:前奏曲集 第2巻
(I. 霧/II. 枯葉/III. ヴィーノの門/IV.
妖精たちはえもいわれぬ踊り手/
V. ヒースの荒地/VI. ラヴィヌ将軍 —おかしな奴—/VII.
月の光のあらわれるテラス/
VIII. オンディーヌ/IX. ピクウィック氏賛/Ⅹ.
カノープ/XI. 交互3度/XII. 花火) |
2018年10月30日金沢市アートホールでのライヴ録音!浅田真弥子のドビュッシー:前奏曲集!
録音:2018年10月30日金沢市アートホール(ライヴ録音)、66'35
浅田真弥子の当レーベルへの第2弾CD、2018年10月30日金沢市アートホールでのライヴ収録CDが発売されます。曲目はドビュッシーの前奏曲集
第1巻 第2巻になります。
浅田 真弥子(ピアノ) Mayako ASADA, piano
母の手ほどきにより3才からピアノを始め、7才より武蔵野音楽大学客員教授クラウス・カウフマン氏に師事。10才より桐朋学園大学教授 竹内啓子氏に師事。桐朋学園女子高等学校音楽科に在学中、中部ショパン学生ピアノコンクール優勝。中日新聞社賞受賞。竹内啓子氏の薦めにより桐朋学園大学音楽学部演奏学科在学中、フランスに留学。パリのエコール・ノルマル音楽院にて、ピアノ及び室内楽の高等演奏課程卒業。更に同音楽院最高課程修了、高等演奏家資格を取得。
パリにて、コンクール"FLAME"入賞。同コンクール審査員長、セルジオ・ペルティカローリ氏に招かれ、奨学生としてモーツァルテウム音楽院夏期講習(ザルツブルク)受講。盛岡青少年国際ピアノコンクール第1位。スペインのマリア・カナルス国際ピアノコンクール第3位。イタリアのマルサラ国際ピアノコンクール第3位、及びセニガリア国際ピアノコンクール入賞。パリのユーハム国際コンクール室内楽部門第1位等、国内外のコンクールに多数入賞。
さらにアルトゥール・ルービンシュタインの弟子であるユージン・インジック氏のもとで研鑽を重ね、インジック氏から驚嘆すべき演奏家であると高く評価される。これまでに、故・井上直幸、ヤンシン・アン、ピエール・レアック、ジュヌヴィエーヴ・マルティニ(室内楽)、故・レオニード・ブルンベルグ、故・ヴェラ・ゴルノスタエヴァの各氏に師事。
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2/14(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
BIS
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『報告(Reports)−ペルットゥ・ハーパネンの合唱作品集』
ペルットゥ・ハーパネン(1972–):
(1)Kullervo Clusters〜混声合唱のための(2010/16)
(2)Strophes〜混声室内合唱のための(2006
rev.2010)
(3)Readymade Alice〜混声合唱のための(2011)
(4)Report〜室内合唱、打楽器とギターのための(2012
rev.2016)
(5)Taxidermic Peter〜室内合唱と「オブジェ」のための(2014
rev.2016)
(6)Strophes II〜混声合唱のための(2007
rev.2009)
(7)・・sino phonia, paranonomasia. 〜16声のための(2005
rev.2006/16) |
ヘルシンキ室内合唱団
ニルス・シュヴェケンディーク(指揮)
ペトリ・クメラ(ギター)
ヘイッキ・パルヴィアイネン(打楽器) |
北欧諸国で活躍する声楽作品作曲の鬼才ペルットゥ・ハーパネンの合唱作品集
録音:2016年2月、4月/セッロホール(エスポー)、2016年11月/オラリ教会(エスポー、フィンランド)/65'06"
制作:マルック・ヴェイヨンスオ、セッポ・シーララ
録音:マルック・ヴェイヨンスオ、アヌ・カハコネン
ペルットゥ・ハーパネンは、遊び心と人間の声のあらゆる可能性に対する鋭い耳を持ち、北欧諸国で活躍する、もっとも探索的、知的興味をそそるヴォーカルミュージックの作曲家として存在感を確立した音楽家です。1972年、フィンランド生まれ。
シベリウス・アカデミーとパリのIRCAM で学び、「合唱」がどう響き、どう聞こえるかについのて深い知識と理解をモダニズムの多種の技法と厳格な構造とポストモダン的なテクストの「脱構築」と結びつけ、洗練された、個性的な表現の作品を発表してきました。「私にとって作曲することは、既存の解答を組み立てて作品に作り上げるだけでなく、ファウスト的情熱で探求し世界観を広げることでもある」(ハーパネン)。
大公国時代のフィンランド合唱曲集『春がやってくる』(BIS
2442)をはじめ、ユニークなコンセプトのアルバムを制作してきたヘルシンキ室内合唱団と芸術監督のシュヴェケンディークの新しいアルバムでは、ハーパネンが21世紀になって作曲した作品を7曲演奏しています。
『カレヴァラ』と「古代エジプト、現代の中東、西洋の映画優位文化のニュースフラッシュ(など)」をハーパネンが自由に編集したテクストによる《Kullervo
Clusters(クッレルヴォ・クラスター)》。
水の事故で死んだ愛娘を悼んで作曲されたヨウン・レイフスの「哀歌」《レクイエム》を「音素材」にした《Strophes(歌章)》と、その素材をさらに展開させた《Strophes
II(歌章 II》は、ハーパネンのもっとも実験的な手法の作品です。
ルイス・キャロルの『アリス』の「サイバースペース」でのさまざまな「定義」をテクストにした《Readymade
Alice(レディメイドのアリス)》。
出所不明の「医学報告(medical report)」から採った単語や短文を「エコー」の素材にした《Report(報告)》。
J・M・バリーの『ピーター・パン』を「解剖」したテクストによる《Taxidermic
Peter(剥製のピーター)》。
フィンランドの詩人マルック・パーソネンの『Boujaafar
Beach II(ボウジョワール・ビーチ Ii)』による《‛&sino
phonia, paranonomasia.》。
多才なギタリスト、『変化はやってくる』(Alba
ABCD 313)『不思議な仲間がいて』(ABCD 366)などのアルバムを録音したペトリ・クメラが《Report(報告)》のギターを担当しています。
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ALBANY
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マスランカ&ロイ・マグヌソンの
サックスと吹奏楽のための協奏曲集!
(1)マグヌソン:
サキソフォン協奏曲「死の本」〜
ソプラノ・サキソフォン,吹奏楽と打楽器のための協奏曲
(2)マスランカ:
サキソフォン四重奏と
ウィンド・アンサンブルのための協奏曲 |
スティーヴン・K・スティール(指揮)
イリノイ州立大学ウィンド・シンフォニー
(1)ポール・ノレン(ソプラノsax)
(2)イリディウム四重奏団:
【ポール・ノレン(ソプラノsax)
マーコス・コロン(アルトsax)
ポール・フォーサイス(テナーsax)
エリック・ロー(バリトンsax)】
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録音:2012年11月16−17日 イリノイ州立大学、DDD、57'03
ロイ・マグヌソン(1983-)とデイヴィッド・マスランカ(1943-2017)によるタイプの異なるサキソフォン協奏曲を収録。マグヌソンの「死の本」は荒々しい音楽。マスランカの協奏曲は幻想的。
ポール・ノレンは現在イリノイ州立大学のサキソフォン准教授を務めている。
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「バイロン・リチャード・オキーフ:管弦楽作品集」
(1)牧草地の歌
(2)交響曲第3番—アレグロ・ノン・トロッポ
(3)広大なミズーリ川
(4)アダージョ・ソステヌート
(5)マデイラ諸島のベンジャミン・フランクリン
(6)オハイオ川牧歌 |
ナザル・ヤコベンチュク(指揮)
キエフ室内管弦楽団 |
録音:2017〜18年ウクライナ放送、DDD、74'24
バイロン・リチャード・オキーフの管弦楽作品6曲収録。作曲者についての情報は乏しいが、作風は完全にロマンティックで、おそらくアメリカの民謡を活用していると思われる。
なお裏ジャケットに Total Time = 58:38 と示されているが間違い。
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「クルジウィキ:室内楽作品集」
(1)「光を受ける」
〜フルート,クラリネット,ヴァイオリン、
チェロ,ピアノと打楽器のための
(2)二つの悲歌
(3)ピアノ四重奏曲
(4)リュート音楽 |
(1)アンサンブル・エシャッペ
(2)(4)ポール・ラーディン(指揮)
テンプル大学コンサート合唱団
(3)クラローザ四重奏団
(4)マリアンヌ・マイヤー(ハープ)
(4)スーザン・ノヴィツキ(ピアノ,チェレスタ)
(4)ジャスパー四重奏団 |
DDD、62'57
米国の作曲家、ジャン・クルジウィキ(1948—)の室内楽作品集。
室内楽作品といっても二つの悲歌と「リュート音楽」は合唱曲。ジャン・クルジウィキはテンプル大学で音楽理論、作曲の教授を務めている。作風は神秘的なものあり、やや前衛的なものあり。
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「アメリカのヴィオラ曲」
ブランシュ・ブラッド(1882-1933):舟歌
ベンジャミン・カッター(1857-1910):愛の物語(5曲)
ピストン(1894-1976):ヴィオラとピアノのための間奏曲
エドナ・フリーダ・ピーチュ(1894-1982):アンダンテ・カンタービレ
ジュリア・クランプキー(1870-1961):子守歌
C.E.ジョーンズ(1988-):
ヴィオラ協奏曲「モノンガヘラ」(ピアノ伴奏) |
アンドレア・ウド(ヴィオラ)
イ・ソンジョン(ピアノ) |
録音:2017年12月13−15日 ウェスト・バージニア大学、DDD、42'58
近現代の米国の作曲家によるヴィオラ作品集。ブランシュ・ブラッド(1882-1933)、ベンジャミン・カッター(1857-1910)、ウォルター・ピストン(1894-1976)、エドナ・フリーダ・ピーチュ(1894-1982)、ジュリア・クランプキー(1870-1961)、C.E.ジョーンズ(1988-)の作品を収録。これらのうち、カッターの「愛の物語」、ピストンの間奏曲、ジョーンズの「モノンガヘラ」はこれが世界初録音とある。
アンドレア・ウドは、ウェスト・バージニア大学のヴィオラの助教を務めている。
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「フロスト交響楽団ライヴ!」
(1)ツウィリッチ:悲歌(4曲)
(2)クレストン:
アルト・サキソフォンと管弦楽のための協奏曲
Op.26
(3)マックロスキー:弦楽のための歌
(4)ヒンドマン:セッティング・センチュリー
(5)スティンソン:シュラフェの兄弟 |
フロスト交響楽団
(1)-(3)(5)トーマス・スリーパー(指揮)
(4)アレグザンダー・マガロング(指揮)
(1)トラディ・ケイン(フルート)
(2)デイル・アンダーウッド
(アルト・サキソフォン) |
録音:(1)2015年4月18日、(2)2014年9月10日、(3)2012年9月4日、(4)2015年10月15日、(5)1999年2月5日/DDD、71'18
フロスト交響楽団は、米国マイアミ州のフロスト音楽大学のオーケストラ。その秋の公演のライヴ録音が収録されている。
エレン・ターフェ・ツゥイリッチ、ポール・クレストン(1906-1985)、ランシング・マックロスキー、ドロシー・ヒンドマン、スコット・スティンソンの作品を収録。独奏者のトラディ・ケインとデイル・アンダーウッドは共にフロスト音楽大学の教授。
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「破片を集めて」
プリシェパ:破片を集めて
ラヴェル:ツィガーヌ
マンフォード:2つの短い舞曲
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番 |
デュオ・メンディ(Duo MemDi):
【イゴール・カルディン(ヴァイオリン)
ロシェル・セーネット(ピアノ)】 |
録音:2018年 イリノイ大学、DDD、60'13
デュオ・メンディによる近現代のヴァイオリンとピアノのための作品集。メンディ
MemDi とは 記憶と多様性 Memory and Diversity
の略。
アントン・プリシェパ(1983—)はロシア出身のクラリネット奏者、作曲家。「破片を集めて」は2017年の作。ジェフリー・マンフォード(1955—)は米国で精力的に活躍する作曲家。2つの短い舞曲も2017年の作。
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<メジャー・レーベル>

2/13(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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BIS
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BIS SA 2290
(SACD HYBRID)
¥2700 →\2490
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ペッテション晩年の壮絶な世界をあらわした
ヴァイオリン協奏曲第2番、交響曲第17番!
アラン・ペッテション(1911-80):
(1)ヴァイオリン協奏曲第2番(1977 /
改訂版)
(2)交響曲第17番(断章)(1980)
【マルクス・ブリルカ&クリスチャン・リンドベルイによる補完】 |
(1)ウルフ・ヴァリーン(ヴァイオリン)
クリスチャン・リンドベルイ(指揮)
ノールショピング交響楽団 |
交響曲第17番を補完。ペッテション晩年の壮絶な世界をあらわしたヴァイオリン協奏曲第2番、交響曲第17番!
セッション録音:(2)2017年1月、(1)2018年1月/ルイス・デ・ギア・コンサートホール(ノールショピング)
DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、61'06"
SACD ハイブリッド盤。
クリスチャン・リンドベルイがノールショピング交響楽団と録音を続けている現代スウェーデンの作曲家アラン・ペッテションの交響曲シリーズ。当ディスクには交響曲第17番(断章)とヴァイオリン協奏曲第2番を収録しました。
ヴァイオリン協奏曲第2番は、ヴァイオリン独奏と大編成のオーケストラのために書かれた演奏時間50分をこえる作品。独奏パートはほぼ弾きっぱなしといえるハードにしてパワフルな作品。緊迫した空気とテンション高い作風はペッテションならではといえましょう。BISレーベルでおなじみのウルフ・ヴァリーンが鬼気迫る演奏を披露しております。なお、当作品の初稿版は1980年1月25日、イダ・ヘンデルが初演したことでも知られます。
ペッテション未完の交響曲第17番。この度、ドイツの作曲家マルクス・ブリルカとリンドベルイによる補筆完成版が録音されました。晩年の作風の特徴であり、ペッテションの人生をあらわしたかのような暗黒で暴力的なパッセージが随所にあらわれますが、一方で澄みきった弦の響きや天国を夢見ているかのような美しい旋律も印象的です。強烈なインパクトの中に祈りも感じられる唯一無二の世界が広がります。
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CAVI MUSIC
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アヴァンギャルド作曲家・アンタイル、
刺激に満ち満ちたヴァイオリン・ソナタ集!
ジョージ・アンタイル(1900-1959):
ヴァイオリン作品全集 第1集
ヴァイオリン・ソナタ 第1番〜第4 番 |
アレッサンドロ・ファジュオーリ(ヴァイオリン)
アレッシア・トッファニン(ピアノ) |
これはハマる。アヴァンギャルド作曲家・アンタイル、刺激に満ち満ちたヴァイオリン・ソナタ集!
78'50''
2019年に没後70年を迎えるジョージ・アンタイルは『バレエ・メカニック』『飛行機ソナタ』などのアヴァンギャルドな作風で有名ですが、後年は伝統的な書法に回帰したり、映画音楽も多く手掛けていたりと様々な表情を持っています。
ヴァイオリン・ソナタは4曲残されていて、調性をギリギリのところで保持しつつも新しい表現に果敢に挑んでいく作風が何ともかっこよく刺激的。冷たい機械的な動きとそれを連続させる熱いエネルギー、変拍子でスリルにあふれたスピード感などアンタイルの面白さがぎっしりと詰まっています。
打楽器的な第1番(1923年)、ダダイズム・キュビスムの表現を推し進めた第2番(1923年)、そして新古典派に姿を変えた第3番(1924年)はストラヴィンスキーからの影響を思わせます。戦後に書かれた第4番(1948年)は前3曲と約25年の隔たりがあり、プロコフィエフやショスタコーヴィチに近い音楽となっています。
それぞれに特色があり、他では聴けない感触を持ったユニークな作品たち。まとめて聴けるのがありがたい、貴重な録音です。
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ピアノ四重奏によるラヴェル、フォーレ、シャンソン
ラヴェル:マ・メール・ロワ(サカベ・シンタロウ編曲、ピアノ四重奏版)
「シャンソン・プロジェクト」
ヨハネス・ショールホーン:plus blanche(クロード・ル・ジュヌの作品に基づく)
セバスティアン・コールホーフェン:Au
Suivan(t ジャック・ブレルの作品に基づく)
ゴードン・ウィリアムソン:Chanson Ruee
ジェラール・ペソン:Rentrez soupirs(M.A.シャルパンティエの作品に基づく)
コンスタンティノス・ラプティス:Fambee
Montalbanaise(ギュス・ヴィズールの作品に基づく)
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番 ハ短調
Op.15 |
フレックス・アンサンブル
[エンドリ・ニニ(ピアノ)、杉村香奈(ヴァイオリン)、
アンナ・スルツ=カパラ(ヴィオラ)、マルタ・ビルスマ(チェロ)] |
古典的な美質を持つフォーレに現代的センスで味付けされた世界をカップリング
62'33''
ピアノ四重奏で奏でるフランス音楽。後期ロマン派の伝統を受け継ぎ書かれたフォーレのカルテットはそのまま演奏していますが、他はひとひねりふたひねりあるプログラム。
ピアノ連弾と管弦楽で残されているラヴェルの『マ・メール・ロワ』のピアノ四重奏編曲版に、フランスのシャンソンを集めて複数の作曲家が現代的アレンジを施した『シャンソン・プロジェクト』。
ラヴェルは原曲の魅力そのままに楽器を移し替えたアレンジですが、シャンソンはかなり前衛的書法によっていて、完全な現代音楽として再創造されています。
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HAENSSLER
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「SAITENWECHSEL」ハープ独奏のための作品集 |
ヘレーネ・シュッツ(ハープ) |
(1)J.S.バッハ(1685-1750):パルティータ第1番
変ロ長調 BWV825
(2)スカルラッティ(1685-1757):ソナタ
ロ短調 K.27「アレグロ」
(3)ドビュッシー(1862-1918):『子供の領分』より「小さい羊飼い」
(4)スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.208「アンダンテ・エ・カンタービレ」
(5)ドビュッシー:前奏曲第1巻より「亜麻色の髪の乙女」
(6)リスト(1811-1886):「ジュネーヴの鐘」「夜想曲」
(7)スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.380「アンダンテ・コンモード」
(8)ラモー(1683-1764):組曲 ホ短調より「村娘」
(9)ラモー:組曲 ハ短調「エジプトの女」
(10)ドビュッシー:『ベルガマスク組曲』より「月の光」 |
なんと柔らかく繊細な音色。新進気鋭のハープ奏者、シュッツが鍵盤のための作品をハープで演奏。
セッション録音:2018年6月7-9日/マリーエンミュンスター/55'11"
弦を張り替えるという意味をもつ「SAITENWECHSEL」と題された当アルバムはデトモルト音楽大学にてゴドリーヴ・シュラマに師事し、現在ドイツを中心に活躍する新進気鋭のハープ奏者ヘレーネ・シュッツが選曲したJ.S.バッハ、スカルラッティ、ドビュッシー、リスト、ラモーの作品集で、もともと鍵盤のための作品をハープで演奏する好企画です。
選曲もハープに合った珠玉の作品ばかりを集め、ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」や「月の光」などハープの柔らかな音色が相性のよさをあらわしております。それぞれの作品の新たな魅力に気づかされるアルバムです。
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鬼才天才ハイオウ・チャンによるモーツァルトの
ピアノ協奏曲第12&13番!室内楽版
モーツァルト(1756-1791):
(1)ピアノ協奏曲第12番 イ長調 KV.414【室内楽版】
(2)ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 KV.415【室内楽版】 |
ハイオウ・チャン(張海鴎)(ピアノ)
NDR フィルハーモニック弦楽プレイヤーズ
【フリデリケ・スタークロフ(ヴァイオリン)、
ゾフィー・ペンツィア(ヴァイオリン)、
オリバー・マスカレナス(チェロ)、
アンナ・ルイス(ヴィオラ)、
ウンソン・チャン(コントラバス)】 |
きらめく才能!ハイオウ・チャンによるモーツァルトのピアノ協奏曲第2弾は室内楽版による第12&13番!
セッション録音:2018年11月4&5日/クライナー・ゼンデザール/50'34"
若手期待の星ハイオウ・チャン(張海鴎)によるモーツァルトのピアノ協奏曲第2弾は弦楽五重奏による室内楽版の第12番と第13番です。
ハイオウ・チャンは、北京中央音楽学院に学び、2002年からはハノーファー高等音楽学校でベルント・ゲツケに就いて研鑽を積みました。
キエフで行われたウラジーミル・ホロヴィッツ国際ピアノコンクールで銀メダル、中国国立ピアノデュオ・コンクール金メダルなど輝かしい受賞歴を誇ります。
ヘンスラー・レーベルよりリリースされているリスト・アルバム(98
625)では圧倒的なテクニックを披露し話題となり、ファイと共演したモーツァルトのピアノ協奏曲第20番&21番(HC
16037)でも好演を聴かせてくれています。
当アルバムでも大家を予感させる豊かな音楽性を余すところなく堪能することができます。
チャンがファイと組んだ鬼才対決となったモーツァルト
ファイもすごいがチャンもすごい
衝撃的です |
HAENSSLER
HC 16037
\2600
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激烈!醜悪!
ファイ&ハイオウ・チャン
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 KV.466
(2)ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 KV.467 |
ハイオウ・チャン(張海鴎)(ピアノ)
トーマス・ファイ(指揮)
ハイデルベルク交響楽団 |
鬼才ファイによるアグレッシブなモーツァルト!期待の星、ハイオウ・チャンを迎えた協奏曲アルバム
セッション録音:(1)2012年5月21日、(2)2010年7月7日/ルドルフ・ヴィルト・ハレ(エッペルハイム)/58’30”
「ひどい!」とか言ってCDをたたきつける人もいるだろうか。
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20,21番。
おそらく過去に聴いたすべての同曲の演奏でもっとも過激で激烈。
人によっては狂喜乱舞、人によっては激昂昇天するかもしれない。
しかしここまでやってこそのファイ。
聴いたことのない旋律やテンポで聴くものを惑乱させ躊躇させ楽しませる。
オケの連中もそのあたりはよく分かっていて、というかやつらも間違いなく同じ穴のムジナで、ファイ同様の華麗で下品な技をソロ部分でも次々と繰り出してきて聴いてるこっちを仰天させる。
こいつらは田舎のチンドン屋か。最高の。
しかしピアノがまたすごい。
HAENSSLERからものすごいリストのソナタをリリースしていたハイオウ・チャン。
ホロヴィッツ・コンクールで銀メダル獲ったのは伊達じゃない。
しかもテクニックも桁外れだが、ファイ&ハイデルベルク響に一歩も引けを取らない存在感。
たとえば第20番終楽章でファイ&ハイデルベルク響が「さーーー!!!いけよーーーー!」と煽りに煽ってピアノにバトンを渡すのに、チャンは「何勝手にやってんの、テンポはオレが決める」とでも言わんばかりにそれまでのテンポを無理やり変えてしまう。
まさに鬼才対決。
いいじゃないですか。
79号大型更新の目玉の中で最高に楽しませてもらった1枚。これは買いです。
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PENTATONE
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PTC 5186758
(SACD HYBRID)
¥2700
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『Dido & Aeneazz』
(1)Overture(5'18")/(2)Peace and
I are strangers grown(6'44")/
(3)Fear no danger; Cupid has thrown the
dart(1'30")/(4)A splendid time together(5'53")/
(5)The triumphs of love(3'00")/(6)Love
dance(6'22")/(7)The witches(3'57")/
(8)Ritornel(5'48")/(9)The sailors(5'07")/(10)Horizon(4'50")/
(11)Sailors & witches(9'13")/(12)Triumphant
witches(5'13")/
(13)Crazy witches(6'42")/(14)Great
minds against themselves conspire(0'54")/
(15)Dido's lament (6'21")/(16)With
drooping wings(4'11") |
カレファックス・リード五重奏団
【オリヴァー・ボエクホールン(オーボエ)、イヴァー・ベリックス(クラリネット)、
ラーフ・ヘッケマ(サクソフォーン)、イェルテ・アルトゥイス(バス・クラリネット)、
アルバン・ウェスリー(バスーン)】、
エリック・フロイマンス(トランペット) |
トランぺット奏者エリック・フロイマンスも参加!カレファックス・リード五重奏団のPENTATONE
第2弾は『ディドとエネアス』をテーマにしたアルバム!
セッション録音:2018年6月28-27日/ルター派教会(ハーレム)/PCM
HI-RES、ディジパック仕様、81'11"、輸入盤・日本語帯付
SACD ハイブリッド盤。
カレファックス・リード五重奏団(カレファックス・リード・クインテット・アムステルダム)のPENTATONE
レーベル第2弾"Dido&Aeneazz"
が登場。
このアルバムはヘンリー・パーセル作曲の歌劇「ディドとエネアス」を当団のラーフ・ヘッケマが再編成し、さらにトランぺット奏者エリック・フロイマンスがコンセプトに合ったアレンジをしている実に興味深い内容で、ディドとエネアス(Dido
and Aeneas)にジャズ、カリプソ、クレズマーの要素をふんだんに取り入れたという意味を込めた造語Dido&Aeneazz
というタイトルが付けられました。
カレファックス・リード五重奏団は「ポップスのメンタリティを備えたアンサンブル」と評され、圧倒的なテクニックから奏でられる見事なアンサンブルで結成時より高い評価を得ており、独MDG
レーベルなどから多くのディスクがリリースされています。
リード五重奏は18世紀以降の作品が多いため、当団はオリジナル作品以外も積極的に編曲また委嘱をし、レパートリーを広げてきました。また、ジャズ、ポップスも演奏し国際的な音楽シーンから熱烈な支持を受けています。
PENATATONE レーベル第1弾『隠された秘宝』(PTC
5186696)では、ジョスカン・デ・プレの「森のニンフ」、コレッリの「ラ・フォリア」、オルガンのために書かれたフランクの前奏曲、フーガと変奏曲など、カレファックスの真の実力を示した名演を聴かせてくれました。
オランダを代表するトランぺット奏者エリック・フロイマンスは2018年の東京JAZZ
にも出演し多くの観客を魅了したことも記憶に新しいところです。V-Flow
レーベルより『Viento Zonda』(VF 03)、『Levanter』(VF
02)、『Act 2』(VF 01)をリリース。ジャズ、クラシック、ワールド・ミュージックの境界線を自由に行き来する変幻自在のトランペットの音色が魅力です。
カレファックス・リード五重奏団 来日公演情報
■ 3 月17 日(日)14:00 会場:宗次ホール
■ 3 月19 日(火)18:30 会場:広島県民文化センター
■ 3 月20 日(水)14:00 会場:横浜市栄区民文化センター リリス
■ 3 月21 日(木・祝)14:00 会場:京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ
■ 3 月23 日(土)16:00 会場:松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
■ 3 月24 日(日)15:00 会場:東京文化会館 小ホール
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ALTO
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ガスパール・カサド(1897-1966):チェロのための作品&編曲集
ガスパール・カサド:無伴奏チェロ組曲(+)
前奏曲=幻想曲/サルダーナ/間奏曲と舞曲
リスト(1811-1886)/ガスパール・カサド編曲:愛の歌
第3番(チェロとピアノのための)(+)
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643)/ガスパール・カサド編曲:
トッカータ(チェロとピアノのための)
ガスパール・カサド:古いスペインの様式によるソナタ(チェロとピアノのための)(*)
シューベルト(1797-1828)/ガスパール・カサド編曲:
アレグレット・グラツィオーソ(チェロとピアノのための)(*)
フランソワ・クープラン(1668-1733)/ガスパール・カサド編曲:
パストラル(チェロとピアノのための)(*)
ガスパール・カサド:緑の悪魔の踊り(チェロとピアノのための)(+)
グラナドス(1867-1916)/ガスパール・カサド編曲:
間奏曲(オペラ「ゴイェスカス」より、チェロとピアノのための)(*)
ガスパール・カサド:愛の言葉(チェロとピアノのための)(*)
ゲオルク・ムッファト(1645-1704)/ガスパール・カサド編曲:
アリオーソ(チェロとピアノのための)
ダーヴィト・ポッパー(1843-1913):エルフの踊り(チェロとピアノのための)(+)
ショパン(1810-1849)/ガスパール・カサド編曲:
メヌエット=ワルツ(チェロとピアノのための)(+) |
マリーナ・タラソヴァ(チェロ)
アルセニー・アリストフ(ピアノ(+))
タチアナ・サドフスカヤ(ピアノ(*)) |
録音:2012年/2018年 初出音源
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セイリング・バイ 英国ライト・クラシック25選
エリック・コーツ(1886-1957):暁の出撃
[The Dambusters]
ヴィヴィアン・エリス(1903-1996):コロネーション・スコット
[Coronation Scot]
ロナルド・ビンジ(1910-1979):セイリング・バイ
[Sailing By]
チャールズ・ウィリアムズ(1893-1978):悪魔のギャロップ
[Devil's Galop]
トレヴァー・ダンカン(1924-2005):小組曲
から 行進曲 [March from "A Little Suite"]
エリック・コーツ:スリーピー・ラグーン
[By the Sleepy Lagoon]
チャールズ・ウィリアムズ:年老いた時計職人
[The Old Clockmaker]
パーシー・グレインジャー(1882-1961):カントリー・ガーデン
[Country Gardens]
アンソニー・コリンズ(1893-1963):虚栄の市
[Vanity Fair]
パーシー・グレインジャー:羊飼いの呼び声
[Shepherd's Hey]
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):スピットファイア序曲
[Spitfire Prelude]
エドワード・エルガー(1857-1394):朝の歌
[Chanson de Matin]
アイルランド伝承/ピーター・ホープ(1930-)編曲:リリーブレロ
[Lilliburlero]
パーシー・グレインジャー:丘を越えて彼方へ
[Over the Hills and Far Away]
フランク・ブリッジ(1879-1941):ローズマリー
[Rosemary]
ロナルド・ビンジ:ヴェネツィアの謝肉祭
[Venetian Carnival]
エドワード・ジャーマン(1862-1936):
ハーレックの男たち [Men of Harlech] (マーチ・パラフレーズ)
ロン・グッドウィン(1925-2003): 首なし騎士
[Headless Horseman]
マルコム・アーノルド(1921-2006):コーンウォル舞曲第1番
[Cornish Dance No.1]
アイルランド伝承/ピーター・ホープ編曲:澄みわたる空のひばり
[The Lark in the Clear Air]
ウィルフレッド・ジョゼフス(1927-1997):栄光行進曲
[March Glorious]
エドワード・ジャーマン:田舎の踊りとジグ
[Rustic Dance and Jig]
ハミルトン・ハーティ(1879-1941):
アイルランド交響曲 から 定期市の日 [The
Fair Day from "Irish Symphony"]
ハインツ・プロフォスト(1890/1891-1959)/レグ・ティスリー(1926-1987)編曲:
間奏曲 [Intermezzo]
アーサー・ベンジャミン(1893-1960):ジャマイカン・ルンバ
[Jamaican Rumba] |
イアン・サザーランド・コンサート・オーケストラ
イアン・サザーランド(指揮) |
録音:1983-1988年
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ALC 1605
(2CD)
\2100
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J・S・バッハ(1685-1750):ブランデンブルク協奏曲
[CD 1]
ブランデンブルク協奏曲第1番 BWV 1046
ブランデンブルク協奏曲第2番 BWV 1047
ブランデンブルク協奏曲第3番 BWV 1048
[CD 2]
ブランデンブルク協奏曲第4番 BWV 1049
ブランデンブルク協奏曲第5番 BWV 1050
ブランデンブルク協奏曲第6番 BWV 1051 |
イギリス室内管弦楽団
フィリップ・レッジャー(指揮) |
録音:1986-1987年、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン、イギリス 原盤:IMP
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ALTO
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ボロディン(1833-1887):
弦楽四重奏曲第1番イ長調(1877-1879)
弦楽四重奏曲第2番ニ長調(1881) |
ボロディン四重奏団
ロスチスラフ・ドゥビンスキー、
ヤロスラフ・アレクサンドロフ(ヴァイオリン)
ドミトリー・シェバーリン(ヴィオラ)
ヴァレンチン・ベルリンスキー(チェロ) |
録音:1964年、モスクワ放送スタジオ1、モスクワ、ロシア、ソヴィエト ADD
原盤:Melodiya
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ラフマニノフ、プロコフィエフ:チェロ・ソナタ&アンコール
ラフマニノフ(1873-1943):
チェロとピアノのためのソナタ ト短調 Op.19(a)
ヴォカリーズ Op.35 No.14(ロストロポーヴィチ編曲;チェロとピアノのための)(b)
オリエンタル舞曲 Op.2 No.2(チェロとピアノのための)(c)
プロコフィエフ(1891-1953):
チェロとピアノのためのソナタ ハ長調 Op.119(d)
バレエ「シンデレラ」Op.97A から アダージョ(チェロとピアノのための)(e)
ダーヴィト・ポッパー(1843-1913):エルフの踊り(チェロとピアノのための)(f) |
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ(d))
アレクサンドル・デデューヒン(ピアノ(b/c/e))
レフ・オボーリン(ピアノ(a))
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ(f)) |
録音:1950年(d)/1958年(b/e/f)/1959年(c)/1961年(a) ADD
原盤:Polskie Nagrania(a)/Melodiya(b/c/d)/Westminster(e/f)
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珠玉のフランス・バレエ音楽
オッフェンバック(1819-1880)/マニュエル・ロザンタル(1904-2003)編曲:
バレエ「パリの喜び」から(*)
序曲(オペレッタ「パリの生活」より)
アレグロ・ブリランテ(オペレッタ「市場の女商人たち」より)
ポルカ(オペレッタ「月世界旅行」より)
ワルツ(オペレッタ「パリの生活」より)
ポルカ(オペレッタ「美しきエレーヌ」より)
ゆるやかなワルツ(オペレッタ「天国と地獄[地獄のオルフェ]」より)
行進曲のテンポで(オペレッタ「アルカザールの竜巻」より)
中庸の速さのワルツ(オペレッタ「美しきエレーヌ」より)
ワルツ(オペレッタ「ラ・ペリコール」より)
カン=カン(オペレッタ「ロビンソン・クルーソー」より)
ヴィーヴォ(オペレッタ「天国と地獄[地獄のオルフェ]」より)−
舟歌(オペラ「ホフマン物語」より)
グノー(1818-1893):オペラ「ファウスト」から
バレエ(*)
アレグレット(ワルツのテンポで)/アレグレット
モデラート・コン・モート/アレグロ・ヴィーヴォ
エロルド(1791-1833)/ジョン・ランチベリー(1923-2003)編曲:
バレエ「ラ・フォユ・マル・ガルデ」から
クロッグ・ダンス(+)
アダン(1803-1856):バレエ「ジゼル」から(#)
ワルツ/グラン・パ・ド・ドゥ/ヴァリアシオン
ドリーブ(1836-1891):バレエ「コッペリア」から(**)
前奏曲−マズルカ/情景−スワニルダのワルツ/チャルダーシュ
ショパン(1810-1849)/ロイ・ダグラス(1907-2015)編曲:
バレエ「レ・シルフィールド」から(**)
前奏曲 Op.28 No.7/ワルツ Op.70 No.1/マズルカ
Op.67 No.3
ワルツ Op.64 No.2/華麗な大ワルツ Op.18 |
コヴェントガーデン王立オペラハウス管弦楽団(*/+)
ゲオルク・ショルティ(指揮(*))
ジョン・ランチベリー(指揮(+))
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(#)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(**)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮(#/**)) |
録音:1960年(*)/1961年(#/**)/1962年(+) ADD
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レスピーギ(1879-1936):
交響詩「ローマの松」(1924)(*)
交響詩「ローマの噴水」(1916)(*)
交響詩「ローマの祭り」(1928)(+)
教会のステンドグラス(管弦楽のための;1926)から(#)
聖クララの朝の祈り(第3楽章)/偉大なる聖グレゴリウス(第4楽章) |
シカゴ交響楽団(*)
フリッツ・ライナー(指揮(*))
フィラデルフィア管弦楽団(+)
ユージン・オーマンディ(指揮(+))
ミネアポリス交響楽団(#)
アンタル・ドラティ(指揮(#)) |
録音、原盤:1959年、RCA(*)/1961年、Columbia(*)/1954年、Mercury(#) ADD
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PROFIL
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PH 18063
(10CD)
¥5700 →\5290
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入手困難な音源が山盛り
ミケランジェリ超貴重Box が驚きの価格で登場!
ベネデッティ=ミケランジェリ・エディション |
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(ピアノ) |
Disc 1 67' 07"
(1)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(1)、マリオ・ロッシ(2)(指揮)
ローマ・イタリア放送交響楽団
1962 年4月28日(1)、1960年4月28日(2)/ヴァチカン
Disc 2 75' 31"
(1)グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2
の3
(3)シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化芝居Op.26
アルチェオ・ガリエラ(指揮)ミラノ・スカラ座管弦楽団(1)
1942 年2月9日(1)、1941年6月(2)/ミラノ・スカラ座、1957
年5月12日(3)/ロンドン
Disc 3 58' 55"
(1)ラヴェル:夜のガスパール/(2)同:優雅で感傷的なワルツ/(3)同:ピアノ協奏曲ト長調
エットーレ・グラチス(指揮)フィルハーモニア管弦楽団(3)
1960年5月22日(1)/ロンドン、1952年(ライヴ)(2)、1957年(3)
Disc 4 58' 21"
(1)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35(抜粋)
(2)J.S.バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
(3)J.S.バッハ:イタリア協奏曲BWV971
(4)ガルッピ:ピアノ・ソナタ第5番ハ長調
1948 年10月26 / 27(1)(2)/ロンドン、1943
年(3)、1962 年(4)
Disc 5 59' 15"
(1)ドビュッシー:子供の領分/(2)ショパン:ワルツ第2番変イ長調Op.34
の1/
(3)同:ワルツ第9番変イ長調Op.69の1「告別」/(4)同:マズルカ
イ短調Op.68 の2/
(5)同:子守歌Op.57/(6)同:スケルツォ第2番変ロ短調Op.31/
(7)同:ワルツ 変ホ長調(遺作)/(8)フランク:交響変奏曲
アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮)ロサンゼルス・フィル(8)
1960 年6月3日(1)/プラハ、1962年(2)-(7)、1949年1月16日(8)
Disc 6 43' 05"
(1)リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
(2)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40
ラファエル・クーベリック(指揮)トリノ・イタリア放送交響楽団(1)、
エットーレ・グラチス(指揮)フィルハーモニア管弦楽団(2)
1961年4月28日(1)、1957年(2)
Disc 7 67' 42"
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番変ロ長調K.450
(2)同:ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415
(3)ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調
ヘルマン・シェルヘン(指揮)スイス・イタリア語放送管弦楽団(1)、
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)ローマ・イタリア放送交響楽団(2)、
マリオ・ロッシ(指揮)トリノ・イタリア放送交響楽団(3)
1956 年6月21日(1)/ルガーノ、1951
年12月15日(2)/ローマ、1959年12月18日(3)/トリノ
Disc 8 56' 27"
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
(2)同:ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)ローマ・イタリア放送交響楽団
1951年12月15日/ローマ
Disc 9 73' 45"
(1)リスト:死の舞踏/(2)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54/
(3)ショパン:マズルカ イ短調Op.68の2/(4)同:マズルカ
ロ短調Op.33 の4/
(5)同:アンダンテ・スピアナートと華麗なポロネーズOp.22/
(6)グリーグ:ゆりかごの歌Op.68の5/
(7)ガルッピ:ピアノ・ソナタ第5番ハ長調〜フィナーレ
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)ローマ・イタリア放送交響楽団(1)、
アントニオ・ペドロッティ(指揮)ミラノ・スカラ座管弦楽団(2)
1962年4月28日(1)/ヴァチカン、1942年4月9日(2)/ミラノ・スカラ座、
1949年7月21日(3)-(7)/テアトロ・コロン(ブエノスアイレス)
Disc 10 69' 44"
(1)スカルラッティ:ソナタ ハ短調L352/(2)同:ソナタ
ニ短調L413/
(3)同:ソナタ イ長調L322/(4)同:ソナタ
ロ短調L449/
(5)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2の3/
(6)ショパン:ワルツ 変ホ長調(遺作)/
(7)シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化芝居Op.26/
(8)ドビュッシー:ラモーを讃えて/(9)モンポウ:歌と踊り第1番
1955年2月27日/ワルシャワ(ライヴ) |
MONO
Profil レーベルの音源発掘シリーズ、今回はなんとミケランジェリ。現在流通されていない秘宝がまたまた目白押しで、興奮させられます。
EMI からリリースされているラヴェルやラフマニノフの協奏曲などは名盤の誉れ高いものですが、チェトラ音源のジュリーニ指揮ローマ・イタリア放送交響楽団とのモーツァルトの協奏曲や、クーベリック指揮トリノ・イタリア放送交響楽団とのリストの1番、シェルヘン指揮スイス・イタリア語放送管弦楽団とのモーツァルトなど、文字で見るだけでも期待できるタイトルが続きます。
また、バッハのイタリア協奏曲やショパンのワルツ第2番、フランクの交響変奏曲はミケランジェリ唯一の録音で貴重。
さらに興味津々なのがDisc10。1955年2月27日ワルシャワの演奏会ライヴですが、ちょうど第5回ショパン国際コンクール開催中で、その審査員としてポーランドを訪れていました。このコンサートの後、アシュケナージを2位とすることに異議を唱え、審査員を降りたことは有名なエピソードとなっていますが、同時期の記録として感慨深いものがあります。
驚きなのが1940年代の演奏。スカラ座でのグリーグのピアノ協奏曲、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第3番とシューマンのピアノ協奏曲や、ブエノスアイレスのテアトロ・コロンでのショパンなどで、正確無比さはミケランジェリならではですが、推進力、表情、色彩感など信じ難い神業を披露しています。ミケランジェリ凄すぎる! ピアノ好き必携のBox
と申せましょう。
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<国内盤>
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東武レコーディングズ
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TBRCD 0065/67
(3CD)
¥3000+税
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エドゥアルド・チバス(指揮)&ベネズエラ交響楽団
「ブルックナー後期三大交響曲集」
交響曲第7番(録音:2004年5月27日)
交響曲第8番(録音:2005年11月10日)
交響曲第9番(録音:2007年6月7日) |
エドゥアルド・チバス(指揮)
ベネズエラ交響楽団 |
ベネズエラのフルトヴェングラーが降臨!HOLA
BRUCKNER!エドゥアルド・チバス指揮ベネズエラ交響楽団ブルックナー:交響曲第7番、第8番、第9番!3枚組特別価格¥3,000+税!
録音:2004〜2007年ホセ・フェニックス・リバス ホールにおけるデジタル・ライヴ録音
ベートーヴェン全集が絶賛発売中の「ベネズエラのフルトヴェングラー」ことエドウアルド・チバスのブルックナーが登場!
第7番は、ベネズエラ交響楽団にとっての初演。繊細なストーリー展開が意外ながら、谷間に咲く白百合のような美しい佇まい。弦楽器のささやきはいじらしいまでの異色の名演。第8番もベネズエラ初演という歴史的な演奏会の記録です。
高揚を隠そうともしない展開。それでいて第3楽章の目一杯遅いテンポでしみじみした味わいを出すなど、極めて人間臭い土の香りのするブルックナーと申せましょう。
第9番は、チバスのブルックナー愛、音楽愛の吐露とでも言うべき私小説的演奏。テンポは中庸より早めであり、シューリヒトを思わせる軽快な疾走すらも感じ取れます。
いずれの演奏も臨場感あふれるライヴ。ヴァイオリンを両翼に配置した古典配置で対位法を強調したもの。ベネズエラ交響楽団は創立70周年を超えた名門でフルトヴェングラーも客演したことで知られます。
今年はさらにブラームス、シューベルト、ワーグナーが予定されております。
エドゥアルド・チバス:
エドゥアルド・チバスは、1992年にベネズエラ交響楽団でワーグナー「マイスタージンガー」を指揮して以降、国際的なオーケストラ指揮者としての道を着実に歩んでいる。
その好個の例は、ベネズエラで制作されたベートーヴェンの交響曲全集の最初のCDセットであり、全てカラボボ【ベネズエラ中心部の州】交響楽団を指揮してライヴ録音されたものだ。カメラータ・ザルツブルクの音楽監督で、カラカスを2度訪れたシャーンドル・ヴェーグは、彼を次のように評している。「エドゥアルド・チバスは、ベートーヴェンに対する強い親和性と、彼独自のメッセージ性をそなえている」
後に、カメラータ・ザルツブルクに客演指揮者として招かれ、1999年、ポルトガル北部のオーケストラにも招かれた。2005年、ベートーヴェンの5曲のピアノ協奏曲を、ブラジルのピアニスト、ルイツ・デ・ムーラ・カストロとベネズエラ交響楽団との共演でライヴ録音した。
2007年11月、ドイツに招かれ、バイエルン州、レーゲンスブルクでベートーヴェンの第4、第7交響曲を指揮し、地元紙で絶賛された。《ドナウポスト》紙は、「エドゥアルドは、オーケストラから強烈なエネルギーを発散させた」と書いた。
エドゥアルド・チバスは自身が指揮したベートーヴェンの交響曲集、およびピアノ協奏曲集で知られている一方、もうひとりの偉大な交響曲作曲家——アントン・ブルックナー——とも結び付けられている。2004年5月、エドゥアルド・チバスはベネズエラ交響楽団で、同団では初演となるブルックナーの第7交響曲を指揮した。2005年、第8交響曲を同団で指揮し、ベネズエラでこの大作の初演として話題を呼んだ。2007年、ブルックナーの第9番が、これもベネズエラでの初演として取り上げられた。
第7、第8番のライヴ録音は、《ファンファーレ・マガジン》のような国際音楽情報誌で称えられた。同誌の2007年1/2月号で、次のように書かれた。「エドゥアルド・チバスはアントン・ブルックナー作品の極めて好意的で強力な解釈者であることを証明している。彼のビジョンは明らかに彼独自のものだ、しかしそのビジョンは、ブルックナーの偉大な解釈者としてよく知られる巨匠たち・・・フルトヴェングラー、ヨッフム、カラヤン、クレンペラー、クナッパーツブッシュ、ヴァントらと本質的に引けをとらないものだ」
エドゥアルド・チバスは1948年11月27日キューバのハバナで生まれた。幼い内に家族と共にアメリカに亡命しアメリカ国籍を得る。ニューヨーク、コロンビア大学の応用数学科とオペレーションズ・リサーチ科で理学士、理学修士の学位を得た。1971年以降ベネズエラに在住。実業家としても高名であり、1976年には、広告代理店、AWナスカ・サーチアンドサーチを設立し、代表を務めている。ベネズエラのワーグナー協会の会長でもある。

注文殺到!
ベートーヴェン:交響曲全集 |
TBRCD 0060/0064
(5CD)
\3000+税
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南米の暴れん坊エドゥアルド・チバス&ベネズエラ交響楽団
「ベートーヴェン:交響曲全集」
交響曲第1番、第3番「英雄」(録音:2007年7月1日)
交響曲第2番、第4番(録音:2018年3月17日)
交響曲第6番、第8番(録音:2017年3月22日)
交響曲第5番(録音:2005年3月16日)
交響曲第7番(録音:2005年2月3日)
交響曲第9番(録音:2008年4月24日) |
エドゥアルド・チバス(指揮)
ベネズエラ交響楽団
第9ソリスト:
カローラ・グレーザー(S),
カティウスカ・ロドリゲス(Ms)、
イドヴェル・アルヴァレス(T),
アンドレアス・ダウム(Br)
合唱団:
テレサ・カレーノ・オペラ・コーラス、
エミール・フリードマン合唱団、
UCV合唱団、
ホセ・アンゲル・ラマス合唱団 |
ベネズエラのフルトヴェングラーが降臨!エドゥアルド・チバス指揮ベネズエラ交響楽団ベートーヴェン:交響曲全集!5枚組特別価格¥3,000+税!
録音:2005〜2018年ホセ・フェニックス・リバス ホールにおけるデジタル・ライヴ録音

アリアCDの会員さんにはおなじみのチバス、このたびベートーヴェンの交響曲全集が東武レコーディングの製作で登場。
これまでご紹介してきたベネズエラ交響楽団自主制作CDの分売をまとめたものです。
いままで聴いてなかった方、何曲かだけお持ちの方、ぜひ超特価の全集セットでどうぞ。楽しませてくれます。
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2/12(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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DANACORD
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アッテルベリ:ヴァイオリン、チェロと弦楽のための協奏曲
組曲第5番 《バロッコ組曲》 Op.23
ヴァイオリン、チェロと弦楽のための協奏曲
Op.57
(世界初録音)*
弦楽のためのシンフォニア(弦楽五重奏曲)
Op.53 |
トルド・スヴェードルンド(指揮)
オレブルー室内管弦楽団
アムス・シェシュティン・アンデション(ヴァイオリン)*
マッツ・レヴィン(チェロ)* |
アッテルベリの弦楽オーケストラ作品集!二重協奏曲世界初録音!
☆オレブルー室内管弦楽団(スウェーデン室内管弦楽団)が演奏するクット・アッテルベリ!
☆ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲は世界初録音!
オレブルー室内管弦楽団(スウェーデン室内管弦楽団)の演奏するアッテルベリの弦楽オーケストラの音楽。
クット・アッテルベリは、1887年、スウェーデンのヨーテボリ生まれ。ほとんど独学で作曲を身につけ、電気技師として特許局で働きながら音楽活動をづつけました。
シューベルト没後100年の作曲コンペティションで第1位に選ばれた第6番など9曲の交響曲、劇付随音楽による組曲、協奏曲といった管弦楽曲を主に作曲。交響曲第3番《西海岸の描画》(Chandos
CHAN10894)、組曲第3番(CHAN5116)、チェロ協奏曲が代表的作品に挙げられます。
《ヴァイオリン、チェロ(またはヴィオラ)と弦楽のための協奏曲》は、1960年の作品です。「天候が荒れ模様になった。8月14日、雨が雷をともない、雹が地面を白く覆う。おかげで二重協奏曲の作曲がはかどった‛&‛&」。ト短調とハ長調が交代する単一楽章の作品。初録音。
組曲第5番《バロッコ組曲》は、王立ドラマ劇場で上演するシェイクスピアの『冬物語』のために作曲した付随音楽のバロック舞曲6曲による組曲。
《弦楽のためのシンフォニア》は、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、2つのチェロの編成による《弦楽五重奏曲》として作曲され、コントラバスを加えた弦楽オーケストラで演奏する際にこの名称が使われます。「コン・モート」「アレグロ・モルト」「トランクィッロ」「アレグロ・モルト・エ・リトミコ」の4楽章。
1955年、ドレスデン音楽大学で弦楽五重奏により初演されました。
トルド・スヴェードルンドは、スウェーデンの指揮者。ヨーテボリ交響楽団とヘルシングボリ交響楽団を指揮してヴァインベルクの交響曲と協奏曲を
Chandos レーベルに録音しています。
二重協奏曲のソロを弾くアムス・シェシュティン・アンデションは、オレブルー室内管弦楽団の客演コンサートマスター、王立ストックホルム・フィルハーモニックのヴァイオリン奏者。
マッツ・レヴィンは、オレブルー室内管弦楽団のソロ・チェロ奏者です。
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奪われた時間〜ブラームス:ソロ・ピアノ作品集 |
リケ・サンベア(ピアノ/ファツィオリ) |
シャコンヌ(左手のピアノのための編曲)
(J.S.バッハ《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番
ニ短調 BWV.1004》より)/
ハンガリーの歌の主題による変奏曲 ニ長調
Op.21-2/
2つのハンガリー舞曲(ピアノ・ソロのための編曲)〔第1番
ト短調、第4番 嬰へ短調〕/
8つの小品 Op.76/間奏曲 イ短調 Op.116-2 |
ファツィオリで弾く「左手のためのシャコンヌ」!
☆デンマークのリーディング・ピアニスト、リケ・サンベア!
☆ファツィオリで弾く、バッハ=ブラームスの「左手のためのシャコンヌ」!
デンマークのピアニスト、リケ・サンベアは、王立デンマーク音楽アカデミーで学び、2002年のリサイタルでデビューしました。
デンマークと北欧の音楽シーンで活動、コペンハーゲンとオーゼンセのアカデミーで教え、ティスヴィレとラングヴァズのフェスティヴェルの芸術監督を務めています。彼女のレパートリーは、モーツァルトやベートーヴェンといった古典的作品のほか、カール・ニルセンやコペル父子、ラフマニノフの作品。
『奪われた時間(Stolen Moments)』と題した新しいアルバムは、特別の思い入れのあるというブラームスの作品集です。
「省察。ブラームスのピアノ音楽を弾いたり聴いたりしていて、まっさきに浮かんでくる言葉です。とりわけ、彼の間奏曲。それは、小休止だったり、前や後や中間といった『時』。未来に過去にあるいは単純に今に考えをめぐらす時。希望、期待、後悔、悲しみ、喜び、愛にあふれた時、そして、何がやってくるだろうとわくわくする時・・・・・」。
彼女はこのアルバムを、最後に会ったとき彼女のために《8つの小品》の第1曲の〈カプリッチョ〉を弾き、そのあと急逝した友人、エベ・タアイングに捧げています。
※録音:2018年6月25日ー28日、ヌゼボー・クロー(ヌゼボー、デンマーク)
※使用楽器:ファツィオリ F278
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SKANI
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カルニンシュの「ロック・シンフォニー」!
自由の響き〜
イマンツ・カルニンシュ:
交響曲第4番*/チェロ協奏曲** |
リエパーヤ交響楽団
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮)
マルタ・スドラバ(チェロ)**
アイヴァルス・メイイェルス(ベースギター)*
ヴィルニス・クリエヴィンシュ(ドラム)* |
ラトビアのSKANI新譜、カルニンシュの「ロック・シンフォニー」!
イマンツ・カルニンシュは、ラトビアの作曲家、音楽家、政治家。交響曲、ソ連時代初の「ロック・オペラ」を含む歌劇、オラトリオ、合唱曲、映画と劇場のための音楽を作曲。
1960年代には、率直な歌とヒッピー風ライフスタイルが人気のロックバンド「2xBBM」のリーダーを務め、当局の演奏禁止の措置に抵抗したといわれます。
交響曲第4番は、彼が管弦楽作品を再び手がけるようになった1973年に作曲された、「東欧圏」で初めての「ロック・シンフォニー」とみなされている、ベースギターとドラムをともなう作品です。
チェロ協奏曲は、カルニンシュが音楽アカデミーで学んでいた1963年に作曲されました。チェロとオーケストラの「哀歌調の茶色がかった灰色の色彩」が当時のラトビアの荒廃した街並みや人々の翳りのある表情を映したとされる一楽章の音楽。彼の最初の管弦楽作品です。
※録音:2014年10月、リエパーヤ・ラトビア協会ハウス(リエパーヤ、ラトビア)
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響と余韻〜ダッツェ・アペラネ:ピアノ作品集
サラバンド/
3つの俳句〔かすみの中の鐘、女神の歌、静寂
− 白い雪〕/
アレゲニーのメロディ/ツィンバロム/2つの夢/
間違って入った/クークレの歌/夜想曲集/モザイク/
赤い風船/バレエ《エディーテ》の音楽/
ミュージカル《エディーテ》のロマンス |
ディアーナ・ザンドベルガ(ピアノ) |
ダッツェ・アペラネは、1953年、カナダのウィニペグに住むラトビア系の家庭に生まれ、モントリオールのマギル大学でチャールズ・パーマー、ブルース・マザー、ブライアン・チャーニーに作曲を学びました。
在学中、モントリオールにラトビア系の青少年合唱団を設立。作曲家、音楽イベント・オーガナイザー、音楽教師、指揮者、批評家として活動しています。ラトビア作曲家連盟の会員。
このアルバムのピアニスト、ディアーナ・ザンドベルガの委嘱によるピアノ曲のほか、歌曲、合唱曲、器楽曲、室内楽曲の作曲を主に手がけています。
※録音:2015年7月、ラトビア
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E (GO) 〜 アンドリス・ジェニーティス:作品集
前奏曲《光》
〔ドイツ放送フィルハーモニー・ザールブリュッケン=カイザースラウテルン、
カレル・マーク・チチョン(指揮)〕
弦楽四重奏曲第1番《トラータカ》〔シレジア弦楽四重奏団〕
Om, Lux Aeterna
〔ラトビア放送合唱団、アガーテ・ブルキナ(ソプラノ)、
グンダルズ・ジリュムス(バス)、カスパルス・プトニンシュ(指揮)〕
サクソフォーンと管弦楽のための協奏曲《E
(GO) 》
〔アルヴィーズ・カズラウスクス(サクソフォーン)、
ラトビア国立交響楽団、ノルムンズ・シュネー(指揮)〕
後奏曲《氷》〔ラトビア国立交響楽団、カレル・マーク・チチョン(指揮)〕 |
アルヴィーズ・カズラウスクス(サクソフォーン)、
ラトビア国立交響楽団、
ノルムンズ・シュネー(指揮)、他 |
「コラボレーションを始めてすぐ、アンドリス・ジェニーティスこそ、同時代の作曲家が、今、どういう姿勢で作曲するべきかという最良の手本だと知った。・・・・鋭く感情に訴える、芸術的メッセージをもつ・・・聴衆の心をとらえ、音楽体験の共有を可能にする・・・」(カレル・マーク・チチョン)。
ラトビアのジェニーティスの音楽世界を、管弦楽、協奏曲、室内楽、合唱と様々なジャンルの作品で俯瞰する作品集。
※録音:2009年−2014年(ライヴ)
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沈黙の果実〜現代ラトビアの合唱作品集
クリスタプス・ペーテルソンス:しつこい嫉妬(2012)
マイヤ・エインフェルデ:ルクス・エテルナ(永遠の光)(2014)
ユリス・カルルソンス魂の涙(2013)*
サンタ・ラトニエチェ:天の火(2011)**
エーリクス・エシェンヴァルズ:大海の一滴(2006)
マールティンシュ・ヴィリュムス:時はきらめき‛&(2003)
ペーテリス・ヴァスクス:沈黙の果実(2013)* |
ラトビア放送合唱団
シグヴァルズ・クリャヴァ(指揮)
ヴェスタルズ・シムクス(ピアノ)*
グナ・シュネー(チェロ)** |
バルト三国の1つであるラトビアが世界に誇るハーモニー、ラトビア放送合唱団。ラトビア放送合唱団と首席指揮者シグヴァルズ・クリャヴァに献呈された「息をのむ響きの美しさ」という糸で繋がるラトビアの新作。すべて初録音。
※録音:2014年10月、聖ヨハネ教会(リガ、ラトビア)
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SKANI 065
(2CD/特別価格)
¥3800
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リエパーヤ協奏曲集II |
リエパーヤ交響楽団
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮) |
[Disc 1]
クリスタプス・ペーテルソンス(1982−):リエパーヤ協奏曲第2番(2012)(チェロと管弦楽のための)
〔クリスティーネ・ブラウマネ(チェロ)〕
アンドリス・ジェニーティス(1978−):リエパーヤ協奏曲第1番《二元性》(2010)(ピアノと管弦楽のための)
〔ヴェスタルズ・シムクス(ピアノ)〕
[Disc 2]
アルトゥルス・マスカッツ(1957−):
リエパーヤ協奏曲第12番(2017)(ピアノと管弦楽のための)
〔レイニス・ザリンシュ(ピアノ)〕
アンドリス・ヴェツムニエクス(1964−):
リエパーヤ協奏曲第5番《Concertino Art-i-Schock》(2013)
〔グナ・シュネー(チェロ)、エリーナ・エンジェレ(打楽器)、アグネセ・エグリニャ(ピアノ)〕
プラトンス・ブラヴィツキス(1989−):
リエパーヤ協奏曲第11番(2016)(声と管弦楽のための)
〔ユリアンナ・バヴァルスカ(ソプラノ)〕 |
ラトビアのSKANI新譜、リエパーヤ市委嘱の様々な協奏曲集
バルト海に面したラトビアの都市、リエパーヤ市がラトビアの作曲家12人に委嘱した「リエパーヤ協奏曲」から、第1番、第2番、第5番、第11番、第12番のライヴ録音を収録。
すべて世界初録音。
※録音:2011年−2017年(ライヴ)
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琥珀色の真珠〜クラリネットとピアノのための音楽
イェーカブス・メディンシュ(1885−1971):ロマンス
ロベルト・シューマン(1810−1856):幻想小曲集
Op.73
サンタ・ラトニエチェ(1977−):トンボ*
クロード・ドビュッシー(1862−1918):第1ラプソディ
ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913−1994):舞踏前奏曲
ヤーニス・メディンシュ(1890−1966):ダイナ(Daina)第6番
嬰ヘ長調 |
エギールス・シェーフェルス(クラリネット)
トムス・オストロフスキス(ピアノ)
エーリクス・キルシュフェルズ(チェロ)* |
エギールス・シェーフェルスは、リガ生まれ、ユールマラ音楽学校と特別音楽学校のエミールス・ダールズィンシュに学び、ヤーゼプス・ヴィートリス・ラトビア音楽アカデミーのギルツ・パージェのクラリネット科を卒業しました。
2001年、ユリアーヌ・アンドレヤ国際管楽器コンペティションで第1位。ラトビア国立交響楽団やラトビア室内管弦楽団などのオーケストラを経て、ソリスト、室内楽奏者として活動。デンマークの木管五重奏団「カリオン」のメンバー。
※録音:2009年&2011年、ラトビア
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塩水〜サンタ・ラトニエチェ:合唱作品集
塩水(2006)(混声合唱のための)
心のツバメ(2007)(混声合唱と室内管弦楽のための)
Horo horo hata hara(2008)(12声の合唱のための)
静かな水(2008)(混声合唱のための) |
ラトビア放送合唱団
シンフォニエッタ・リガ
シグヴァルズ・クリャヴァ(指揮)
ノルムンズ・シュネー(指揮)
カスパルス・プトニンシュ(指揮) |
ラトビアのサンタ・ラトニエチェ(1977−)は、2004年、UNESCO
の主宰する作曲賞「International Rostrum of
Composers」の30歳未満部門で第1位を獲得した、アンサンブルのための《sens
nacre》で国際的に知られるようになりました。「真珠のような、くぐもった、ほのかな」と形容される響きが彼女の音楽の大きな魅力と言われています。
※録音:2006年&2010年
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KAIROS
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0015031KAI
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Noch sind wir ein Wort…
エーファ・ライター(1976-):作品集
1.Noch sind wir ein Wort…(2016)
コントラバスリコーダー、コントラバス、奏者たちの合唱とエレクトロニクス
commissioned by the Klangforum Wien
(realized through the Erste Bank Kompositionspreis
2016)
2.Masque de Fer (2017)
声、フルート、ダン・バウ、ヴィオラとパーカッションのための
3.Allemande multiplee (2017)
ヴァイオリンとペダル・ボードのための
4.Irrlicht (2012)
フルート、トランペット、トロンボーン、パーカッション、ヴァイオリン、ヴィオラ、
チェロ、コントラバスとエレクトロニクスのための
5.In groben Zugen(2014)
弦楽四重奏とトランスデューサのための
6.Konter(2009)
コントラバスフルートとエレクトロニクスのための |
クラングフォルム・ウィーン(アンサンブル) |
2016年、ドイツの権威ある賞“Erste Bank
Kompositionspreis”を受賞したエーファ・ライターのポートレート・アルバム。
彼女はウィーンで生まれウィーン国立音楽大学で古楽演奏(リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバ)を学んだ後、オランダで更に研鑽を積み、さまざまなバロック・オーケストラでソリストとして活躍しています。
その傍ら、現代音楽にも興味を抱き、アンサンブルでパフォーマンスを行いながら独創的な作品も発表。作曲家としても注目を集めています。彼女は音楽を形成する要素を徹底的に分析し、新しい音楽を創り上げることを得意としており、J.S.バッハの無伴奏パルティータを素材に用いたトラック3「Allemande
multiplee」はとりわけ高く評価されています。
録音:2016年11月 Mozartsaal, Wiener Konzerthaus,
Austria…1 2017年8月 Studio Multiple Me,
Vienna, Austria…2 2017年6月 Ulrichskirchen…3 2012年12月
Studio Multiple Me, Vienna, Austria…4 2017年11月
Festival Rainy Days, Luxemburg…5 2017年11月
Studio Alex Fostier, Brussels, Belgium…6
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0015036KAI
\2700 |
ドミニク・シェーファー(1967-):作品集
1.Vers une presence reelle… (2014)
アンサンブルのための
2.Cendre (2008/2015改訂)
バス・フルートと8チャンネルのライヴ・エレクトロニクスのための(stereo
mix)
3.Anima (2012)
クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノによる五重奏のための
4.Fluchtpunkte (2002)
フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、パーカッションとピアノによる六重奏のための
5.Ringwood (2018)
クラリネットとライヴ・エレクロニクスのための
6.INFR-A-KTION (2018)
ルポフォン、コントラフォルテと6楽器のための |
アンサンブル・プロトン・ベルン
【メンバー】
ベッティーナ・ベルガー(バス・フルート)…2
ジュリー・ブルネット=ジャイリー(フルート、アルト・フルート、ピッコロ)…1.4.6
マルティン・ブリッゲンストルファー(オーボエ、ルポフォン)…1.6
リチャード・ヘインズ(クラリネット、バス・クラリネット)…1.3.4.5.6
エリーゼ・ヤコベルガー(コントラフォルテ)…6
アレシュ・クランチャール(トランペット)…1
ヴェラ・シュニーダー(ハープ)…1.6
サムエル・フリート(ピアノ)…1.3.4.6
バスティアン・プフェフェルリ(パーカッション)…4
マキシミリアン・ハフト(ヴァイオリン)…1.3.4.6
ローラン・カマッテ(ヴィオラ)…1.3
ジャン=フィリプ・トゥーパ(チェロ)…1.3.4.6
マティアス・クーン(指揮)…1.3.4.6
レアンドロ・ジアニーニ(エレクトロニクス)…2
ドミニク・シェーファー(エレクトロニクス)…5 |
スイス出身のドミニク・シェーファー。2004年にIRCAM(フランス国立音響音楽研究所)でエレクトロニック・ミュージックを学んだ彼はアコースティック楽器と電子楽器の双方から幅広い表現を生み出すことで知られる作曲家です。
彼の作品は主としてヨーロッパ、アメリカ、ラテン・アメリカ、アジアで著名な演奏家によって演奏され好評を博しています。
このアルバムでは、彼が探求する「音楽の定義」についての一つの結論を表現したという6つの作品を収録。さまざまな楽器による“音楽による対話”から紡ぎだされる物語を楽しむことができます。
演奏しているのは2010年に設立された「アンサンブル・プロトン・ベルン」。聴き手を新しい音楽に近づけることを目標に、動画配信などを積極的に行うアンサンブルです。https://ensembleproton.ch/
録音 :2018年5月4日…1/2018年2月13日…2 2018年5月29日…3-4/2018年5月28日…5 2018年5月3日…6 SRF
Radiostudio Zurich (Studio 1), Zurich, Switzerland
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0015052KAI
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マウリツィオ・ピサティ(1959-):Set7
1.ALP
2.EY DE NET
3.HABERGEISS
4.SAMBLANA
5.YEMELES
6.ODOLGHES
7.DERSCIALET
8-14.Sette Studi
1-7…世界初録音 |
ルーベン・マッティア・サントルサ(クラシカル・ギター)…1-14
マリー・デルプラート(ペッツォルト・リコーダー)…1
ジョアン・カルロス・パチェコ(パーカッション)…2
フーゴ・クエイロス(バス・クラリネット)…3
ケヴィン・ジュイエラ(テナー・サクソフォン)…4
セリーヌ・ヴァスマー(声)…5
リーノ・メンドーサ(コントラバス)…6
アンネ=ラウレ・ドットレンス(ヴィオラ)…7 |
ギタリスト、ルーベン・マッティア・サントルサが初めてピサティの「Sette
Studi 7つの練習曲」を聴いた19歳の時、この新しいギター曲に完全に魅了され、現代音楽の演奏家になりたいと思ったといいます。
楽器のあらゆる可能性を追求し、豊富なアイデアが盛り込まれたこの作品は確かに若き演奏家の心を刺激するものであったことでしょう。以来、彼は何度もこの曲を演奏することになりました。
今回サントルサがこの曲を録音するにあたって、彼はピサティに新作を依頼、出来上がったのは、様々な楽器とのコラボレーションから生まれる全く違う音楽でした。こちらではサントルサは各楽器との音色を融合を図り、見事な演奏を繰り広げています。
録音 2017年1月30-31日 Studio of the University
of the Arts,Bern, Switzerland
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ニルマリ・フェン(1979-):The Clash of Icicles
室内楽作品集
1.The Clash of Icicles Against the Stars
フルート、アコーディオンと笙のための
2.A Highwire Act
ヴァイオリン、チェロとピアノのための
3.Scratches of the Wind
独奏アルト・フルートのための
4.Through a Glass Darkly
クラリネット、トランペットとアコーディオンのための
5.The Ground of Being
フルートとアルト・フルートのための
6.A Reaction in Force
独奏オーボエのための |
香港ニュー・ミュージック・アンサンブル
【メンバー】
チェリル・リム(フルート)…1
ダニエル・ハヴェル(フルート)…3
ホー・クヮン・ケヴィン・チェン(笙)…1
マルゴルツァータ・フラウサ(アルト・フルート)…5
チュー・シン・レオン(クラリネット)…4
ジャン・ソウチェク(オーボエ)…6
カスパー・ビリングトン(トランペット)…4
シュー・シャオナン(アコーディオン)…4
コンラッド・ハリス(ヴァイオリン)…2
アレクサンドル・スターリー(ピアノ)…2
アンドレイ・ガル(チェロ)…2 |
スリランカ=オーストラリアの女性作曲家、ニルマリ・フェンの作品集。
家庭の事情で、幼児期に孤児院で生活していたという彼女、オーストラリア、シドニーの養父母のもとで新しい生活を始めるも、肌の色や生活習慣の違いなどからなかなか周囲に溶け込むことができず、その複雑な生い立ちは成長してからも彼女を悩ませるとともに、作品の形成に大きな影響を与えることになりました。
彼女がいう「放浪者が聴いた音を具現化した」部分は様々な作品の端々に現れ、内面的な深みを与えています。
録音:2016年6月1日 Sonus Records, Czech
Republic…1.3 2016年6月1日場所不明…4 2012年11月11日Mad
Music Entertainment Studios, Hong Kong…5 2015年1月24日
Yale-NUS College, Singapore…2 トラック6は日時、場所不明
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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SKANI
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ヤーニス・イヴァノフス:交響曲第14番&第20番
ピアノと管弦楽のための協奏曲(1959)*
交響曲第14番《室内交響曲》(1971)**
交響曲第20番(1981)*** |
イーゴリ・ジューコフ(ピアノ)*
ラトビア国立交響楽団 */***
ヴァシーリー・シナイスキー(指揮)*/***
ラトヴィア・フィルハーモニック室内管弦楽団
**
トヴィイス・リフシツ(指揮)** |
ラトヴィアの音楽史にその名を刻み、21曲の交響曲を遺した同国最大のシンフォニスト、ヤーニス・イヴァノフス(1906−1983)。
晩年の1981年に作曲された「交響曲第20番」と、弦楽オーケストラのために1971年に作曲され"室内交響曲"の副題を持つ「交響曲第14番」をカップリング。
1959年の作品「ピアノ協奏曲」のソリストは、スクリャービンのスペシャリストとしても高名なロシアのピアニスト、イーゴリ・ジューコフが務めています。
※録音:1971年**、1977年*、1982年***、ラトビア
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ヤニス・イヴァノフス(Janis Ivanovs、1906年10月9日
- 1983年3月27日)。以前はMARCO POLOから何枚か交響曲のCDが出ていた。
イヴァノフスは、ラトビアの人口1万人に満たない街プレイリ出身。
1931年までリガ音楽院でピアノと作曲を学んだ後、1931年よりラトビア放送のラジオ交響楽団で指揮。1963年まで芸術監督を務めた。
また教育活動にも熱心で、1944年よりリガ音楽院の作曲科の講師となり、1955年には作曲と楽器法の教授となった。
当然ラトビア音楽界の偉人であり、2度にわたるラトビア共和国 国家賞を受賞のほか、1950年にソビエト連邦国家賞を受賞し、1965年にはソ連人民芸術家の称号も得た。
このイヴァノフスの音楽は民俗的でロマンティック。
なのでラトビアの作曲家のなかでは一般的な人気が高い。
今回の交響曲第20番はイヴァノフスが完成した最後の交響曲。
昔ラトビアの超マイナー・レーベルを入手して聴いたとき、そのあまりの素晴らしさに感激したことがある。ただ現地在庫はすぐに完売。悔しい思いをした。
第1、2楽章の重厚さ、深刻さというのは、最晩年に彼がたどり着いた境地か。どこかシベリウスを思わせる箇所がある。
また、彼は自分の交響曲にラトヴィア東部のラトガーレ地方の民族音楽を高度な水準で引用しているらしいが、ここでの第3楽章の美しさはチャイコフスキーなみ。無防備なまでに美しい。
そして終楽章での破壊力は、彼の作曲に対する潰えることのないパワーを思い知らされる。
探せば世界にはこんなすごい人がまだいるわけか・・・
新録音シリーズも大ヒット中!
イヴァノフス:交響曲第5番/第20番
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ヤーニス・イヴァノフス「交響曲第5番」、
ユリス・カールソンスの「1945年」
イヴァノフス:交響曲第5番
カールソンス:
シンフォニー・オーケストラのための音楽《1945年》 |
ラトビア国立交響楽団
アンドリス・ポーガ(指揮) |
ラトビア建国以来、最大のシンフォニストであり、同国で最も重要な作曲家の1人と称されているヤーニス・イヴァノフス(1906−1983)。
1945年に作曲された"力強い油絵"のような「交響曲第5番」は、1985年4月14日にユリス・カールソンスの「1945年」と共に、ワシリー・シナイスキーが指揮するラトビア国立響によって初演されています。
※録音:2017年5月29日−6月2日、グレート・ギルド・コンサート・ホール(リガ、ラトビア) |
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SKANI 048
\ 3290
海外直輸入
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世界にはこんなすごい人がまだいるわけか・・・
ヤニス・イヴァノフスの代表作登場!!!
ダルツィンス:ピアノ協奏曲第2番
イヴァノフス:交響曲第20番 |
レイニス・ザリンシュ(ピアノ)
アンドリス・ポーガ(指揮)
ラトビア国立交響楽団 |
「1906年生まれ」という共通点を持ち、共にラトビア音楽院で音楽を学んだ2人のラトビア人作曲家、ヴォルフガング・ダルツィンス(1906−1962)とヤニス・イヴァノフス(1906−1983)。
ラトビアの高名な作曲家であり重要な音楽評論家でもあった父エミルス・ダルツィンスからモーツァルトに因んで「ヴォルフガング」と名付けられたものの、後に「ラトビアのバルトーク」と称されたダルツィンスの「ピアノ協奏曲第2番」、ラトビアを代表するシンフォニスト、イヴァノフス晩年の作品である「交響曲第20番」がカップリングされています。
※録音:2015年、リガ(ラトビア)
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ラトビア音楽界の偉人
ヤーニス・イヴァノフス:弦楽のための交響曲
シンフォニエッタ
ポエマ・ルットゥオーソ(嘆きの詩)
交響曲第14番(室内交響曲) |
シュネー・ノルムンズ(指揮)
リガ・シンフォニエッタ |
ラトビアのSKANI新譜、ヤーニス・イヴァノフスの室内交響曲!
☆ラトビアの偉大なシンフォニスト、イヴァノフスの室内交響曲!
ラトビア建国以来、最大のシンフォニストであり、同国で最も重要な作曲家の1人と称されているヤーニス・イヴァノフス(1906−1983)。
豊かな内面世界からインスピレーションを得て作曲したとされる、弦楽のための作品集。
1971年に作曲された室内交響曲(Sinfonia
da camera)である「交響曲第14番」、若者と若きミュージシャンのために書かれた「シンフォニエッタ」、ナチスのサラスピリス強制収容所の犠牲者に捧げられた交響詩「ポエマ・ルットゥオーソ(嘆きの詩)」。
※録音:2018年1月&4月、ラトビア放送スタジオ
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<国内盤>

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