≪第101号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 2019/2/26〜
3/1(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ATMA CLASSIQUE
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女流作曲家による美しいヴィオラ作品集
クララ・シューマン:3 つのロマンス
ブーランジェ:
チェロとピアノのための3つの小品(ヴィオラとピアノ編)
ファニー・メンデルスゾーン:黄昏が空から降り
レベッカ・クラーク:ヴィオラとピアノのためのソナタ
リリアン・フックス:田園風ソナタ
アンナ・ピドゴルナ:
その子、光をもたらす(ヴィオラ独奏のための) |
マリーナ・ティボー(ヴォオラ)
マリー=エヴァ・スカルフォン(ピアノ) |
録音:2018年4月
女流作曲家によるヴィオラ作品を集めたディスクです。
憂いのあるヴィオラの音色と美しいメロディが織りなす安らかな祈りのような音楽たち。味わい深い佳品が並んでいます。
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現代カナダの女流作曲家ソコロヴィチによる作品集
アナ・ソコロヴィッチ(1968-):
(1)Sirenes(アカペラ6声)
(2)Tanzer Lieder
(ソプラノ、フルート、ピッコロ、チェロ、ピアノ)
(3)Pesma
(メゾソプラノ、フルート、ピッコロ、クラリネット2、
ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
(4)Evta(ヴァイオリン独奏とアンサンブルのための協奏曲) |
クリスティーナ・スザボ(メゾソプラノ)
アンドレア・ティニエツ(ヴァイオリン)
フローリー・バリクエッテ(ソプラノ)
「プディングの女王」
音楽劇場声楽アンサンブル、
モントリオール現代アンサンブル
ヴェロニク・ラクロワ(指揮) |
録音:(2)2018 年1 月29 日、(3)(4)2018 年3
月3 日、(1)2018 年8 月31 日/67'57''
カナダの作曲家、アナ・ソコロヴィッチ(1968-)による作品集です。
(1)(2)(3)は声楽作品。ソコロヴィチは「人の声」を創作の中心に据えており、この作曲家を理解するにはうってつけの作品と言えます。
(4)はヴァイオリンとアンサンブルのための協奏的作品。どれもヴェールに包まれたような繊細な響きが印象的です。
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AUDITE
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AU 23443
(2CD)
¥4200 →\3790
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ストラディヴァリウスの銘器で奏でる
クレモナ四重奏団による極上のシューベルト!
フランツ・シューベルト(1797-1828):
(1)弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956
(2)弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D.810『
死と乙女』 |
クレモナ四重奏団
【クリスティアーノ・グァルコ(第1ヴァイオリン)、
パオロ・アンドレオーリ(第2ヴァイオリン)、
シモーネ・グラマリア(ヴィオラ)、
ジョヴァンニ・スカリオーネ(チェロ)】
(1)エッカート・ルンゲ(チェロ) |
この上なく美しい響き。ストラディヴァリウスの銘器「パガニーニ・クヮルテット」で奏でるクレモナ四重奏団による極上のシューベルト!
第1ヴァイオリン/ 1727年製ストラディヴァリウス「パガニーニ」
第2ヴァイオリン/ 1680年製ストラディヴァリウス「パガニーニ」
ヴィオラ/ 1731年製ストラディヴァリウス「パガニーニ」
チェロ/ 1736年製ストラディヴァリウス「パガニーニ」
(1)チェロ/ 1595年製ジローラモ・ヒエロニムス・アマティ&アントニオ・アマティ
セッション録音:2018 年9 月18-22 日/ライプニツ・ザール(ハノーファー・コングレス・セントラム)/CD
1 53'56"、CD 2 38'26"
現代イタリアを代表する弦楽四重奏団のクレモナ四重奏団。audite
レーベルからリリースされているベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集(KKC
5900/ AU 21454)、サン=サーンスのピアノ五重奏曲と弦楽四重奏曲第1番(KKC
5940 / AU 97728)でもその高い技術と豊かな音楽性で高く評価され、2018
年7 月の初来日公演も話題となりました。
2018年9月に録音した期待のアルバムはシューベルト。アルテミス・カルテットの創設メンバーとしても知られるエッカート・ルンゲをむかえての弦楽五重奏曲、そして弦楽四重奏曲第14番『死と乙女』です。
当録音では2017年9月より日本音楽財団に貸与されているストラディヴァリウスの銘器「パガニーニ・クヮルテット」を使用しての注目作。同セットはかつてハーゲン四重奏団や東京クヮルテットが使用した銘器です。四重奏のメンバー全員がクレモナ産の楽器を用いての録音は20年ほどのキャリアで初めだけにさらなる期待が高まります。シューベルト最晩年の室内楽、弦楽五重奏曲。
天国的な美しさを呈するこの傑作をクレモナ四重奏団とルンゲは全身全霊を傾けて演奏しております。また『死と乙女』では緊張感が途切れることなく鬼気迫る演奏を披露。長年のキャリアでしか築くことのできない阿吽の呼吸から生まれる演奏を聴かせてくれます。高水準の演奏に加えてaudite
レーベルの社主にしてトーン・マイスターのルトガー・ベッケンホーフ氏による高品位の録音であることも注目です。
イタリア四重奏団
イタリア四重奏団のファルーリ、アルバン・ベルク四重奏団のバイエルレの両氏に師事した2000
年結成のクレモナ四重奏団は、イタリアの伝統受け継ぐ実力派で世界から注目を集めております。
イタリアらしい明るく非常にクリアな発音が魅力の一つで、個々の音色が見事に溶け合った驚くべきアンサンブルを聴かせてくれます。作品によって表情を見事に変え、優美な音色に加えて抜群の音程感で現代最高の呼び声高い四重奏団といえます。

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AU 21454
(8SACD HYBRID)
\10000
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一度味わってみてほしい・・・確かに音がすごい
クレモナ四重奏団
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
Disc 1(67’52”)
(1)弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調Op.18-6(24’08”)
(2)弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調「セリオーソ」Op.95(20’01”)
(3)弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調Op.135(23’35”)
Disc 2(69’42”)
(4)弦楽四重奏曲第8番 ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー第2
番」(34’23”)
(5)弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 Op.127(35’14”)
Disc 3(78’39”)
(6)弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 Op.18-4(24’05”)
(7)「大フーガ」 変ロ長調 Op.133(15’13”)
(8)弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調 Op.59-1(39’13”)
Disc 4(67’45”)
(9)弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 Op.18-1(28’48”)
(10)弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op.131(38’55”)
Disc 5(80’47”)
(11)弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.29(35’06”)
(12)弦楽四重奏曲第15番 イ短調 Op.132(45’24”)
Disc 6(70’44”)
(13)弦楽四重奏第5番 イ長調 Op.18-5(27’44”)
(14)弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 Op.130(42’57”)
Disc 7(56’05”)
(15)弦楽四重奏第2番 ト長調 Op.18-2(24’34”)
(16)弦楽四重奏曲第9番 ハ長調 Op.59-3「ラズモフスキー第3番」(31’28”)
Disc 8(56’27”)
(17)弦楽四重奏第3番 ニ長調 Op.18-3(25’41”)
(18)弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op.74「ハープ」(30’41”)
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クレモナ四重奏団
クリスティアーノ・グアルコ(第1ヴァイオリン)
【使用楽器;
(1)-(8)グァルネリ・デル・ジェス(1733)/
(9)-(12)(15)-(18)ニコロ・アマティ(1640)/
(13)(14)ジョヴァンニ・バティスタ・グァダニーニ(1776)】
パオロ・アンドレオーニ(第2ヴァイオリン)
【使用楽器;(1)-(5)(7)ジョヴァンニ・バティスタ・グァダニーニ(1752)/
(6)(8)サルヴァトーレ・スカリア(2012)/(9)-(18)アントニオ・テストーレ(1750)】
シモーネ・グラマーリャ(ヴィオラ)
【使用楽器;(1)-(3)製作者不詳(1680頃)〜ピエモンテ学校所蔵/
(4)(5)(7)ピエトロ・ガルジーニ(2012)/(6)(8)アルベルト・ジョルダーノ(1995)/
(9)(10)アンサルド・ポッジ(1952)/(11)-(18)ジョアキーノ・トラッツィ(1680-1720)】
ジョヴァンニ・スカリオーネ(チェロ)
【使用楽器;(1)-(10)マリノ・カピッチオーニ(1974)/(11)-(18)ニコラ・アマティ(1712)】
(11)ローレンス・ダットン(第2ヴィオラ)【使用楽器;サミュエル・ジグムントヴィッツ(2003)】 |
SACDハイブリッド盤のままでセット化!のびやかなで優美な美音が魅力のイタリアのクレモナ四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集!
セッション録音:(1)-(5)2012 年9月3-5日、(6)-(8)2012年6月3-5日、(9)(10)2014年3月12-15日、⑪⑫
(11)(12)2014 年11月24-27日、(13)-(18)2015年11月27-30日/ポイリーノ(イタリア)/PCM
96 kHz / 24bit、5.0 Surround sound、548分
今やイタリアを代表するクァルテット、クレモナ四重奏団。2012
年から2015 年にかけて録音してきたベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲録音がこの度セットで登場します。
分売時と同じSACD ハイブリッド盤でのリリースです!
イタリア四重奏団のファルーリ、アルバン・ベルク四重奏団のバイエルレの両氏に師事した2000
年結成のクレモナ四重奏団は、イタリアの伝統受け継ぐ若手実力派で世界から注目を集めております。イタリアらしい明るく非常にクリアな発音が魅力の一つで、個々の音色が見事に溶け合った驚くべきアンサンブルを聴かせてくれます。作品によって表情を見事に変え、優美な音色に加えて抜群の音程感で現代最高の呼び声高い四重奏団といえます。
このベートーヴェンの録音では各集高い評価を集めましたが、中でも第7
& 8 集は2018 年ICMA 賞(国際クラシック音楽賞)の室内楽部門を受賞するなど注目を集めました。
当全集では作品に合わせて使用楽器を変えているところにも注目で、音色の違いを楽しむこともできます。第1
ヴァイオリンのクリスティアーノ・グアルコが奏でるグァルネリ、アマティ、グァダニーニの名器の優美な音色は絶品の一言に尽きます。
また大フーガの録音にて使用したヴィオラは1980
年生まれのピエトロ・ガルジーニ制作によるものです。ガルジーニは若い頃からマウロ・スカルタベッリの工房で弦楽器作りに親しむようになり、その後、ルイジ・エルコレやガブリエーレ・ナターリに師事した若手職人です。
2008 年3 月には『フォルムと音楽:ヴァイオリンのメカニズム』と題した論文により、フィレンツェ大学建築学修士号を取得。その後は修復や専門技術の分野で活躍し、特に過去の巨匠たちの傑作の複製の製造と、修復を仕事の二つの柱としているようです。名器と現代の新進気鋭の職人が制作した最新の優れた楽器も積極的に使用しています。
現代の楽器も歴史的な楽器と同様に素晴らしいことを証明するかのような魂のこもった演奏を聴くことができます。
audite レーベルの社主にしてトーン・マイスターのルトガー・ベッケンホーフ氏による高品位の録音をお楽しみいただけます。
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COVIELLO CLASSICS
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自然体で古楽と向き合った心地よい歌唱
ヴィヴァルディ:正しい怒りの激しさに RV626
(ソプラノ、2つのヴァイオリン、
ヴィオラと通奏低音のためのモテット)
ヘンデル:サルヴェ・レジーナ HWV241
(ソプラノ、弦楽とオルガンのためのカンタータ)
ヴィヴァルディ:褒め称えよ、神のしもべたちよ
RV600
(ソプラノ、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、
通奏低音のための詩篇第112篇)
ヘンデル:グローリア HWV deest
(ソプラノ、2つのヴァイオリンと通奏低音のためのモテット) |
レカ・クリストフ(ソプラノ)
ヨアヒム・チューイーデル(指揮)
アカデミア・ディ・モナコ |
66'39''
スロバキア生まれのソプラノ、レカ・クリストフによるデビュー盤。
古楽の声楽作品はときに人の声を器楽のように扱わねばなりませんが、彼女はここに収録された楽曲を「スピリチュアルで、快適で、うそ偽りのない形」と素直に受け止め、心地よい歌声で表現豊かに歌います。
技巧的な旋律も機械のようには歌わず、やわらかな風合いです。古楽アンサンブル、アカデミア・ディ・モナコの引き締まったサポートも光っています。
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天照らす太陽神、魅惑の秘教的プログラム
アンドレアス・N・タルクマン:
インカ・カンタータ『太陽の処女』
ホルスト:室内オペラ『サーヴィトリ』 Op.25 |
レナー・クッツナー(ソプラノ)
ベンジャミン・ブルンス(テノール)
リシャルト・カルース(バス)
グートルーン・シュレーフェル(指揮)
ハノーファー女声合唱団
アルテ・アンサンブル・ハノーファー |
80'52''
1956年ハノーファー生まれの作曲家、アンドレアス・N・タルクマンによる新作カンタータを収録。
1911年に発見された空中都市マチュ・ピチュについてのある映画が彼にアイデアを与えたそうで、インカ文化の「太陽の処女伝説」を題材にしています。
タルクマンの用いる響きは映画音楽のようにロマン派的な美しさで、難解な現代音楽とは一線を画した聴きやすいもの。インド神話の太陽神サーヴィトリを描いたホルスト作品との組み合わせという面白いプログラムで、とてもユニークな仕上がりのアルバムです。
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レーガー最後のヴァイオリン・ソナタ
レーガー:
ヴァイオリン・ソナタ第9番 ハ短調 Op.139
子守歌 Op.43
春の朝 Op.51-11
やすらぎ Op.62-3
シューベルト:
ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番
ニ長調 D384
ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第3番
ト短調 D408 |
アンナ・ゾフィー・ダウエンハウアー(ヴァイオリン)
ルーカス・マリア・クーエン(ピアノ) |
70'29''
9曲のヴァイオリン・ソナタを作曲したレーガー。その最後にあたる第9番を収録しています。全4楽章の充実した作品で、終楽章はレーガー必殺の変奏曲となっており聴き応えのある1曲です。
デュオとして活動するダウエンハウアーとクーエンによる演奏は揃った呼吸と確かな技術が見事。2人が編んだ歌曲からの美しい編曲版を挟み、清冽なシューベルトのソナチネ2曲へと流れるようにつながる構成も良い感じです。
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PREISER RECORDS
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ティモシー・ホーダー:ピアノ作品集
Quintessence A〜E
Episode 1〜5
Revelation 1〜5
Paragraph 1〜5
Manifestation 1〜5 |
フレデリック・ブルーム(ピアノ) |
64'22''
作曲家・画家として活躍しているティモシー・ホーダーのピアノ作品集。洗練された映画音楽のコラージュのように響くニューエイジ的音楽です。
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ENCELADE
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神話のクラヴサン |
アンネ・マリー・ドラゴジッツ(チェンバロ) |
ロワイエ:イマジネーション/
ラモー:ミューズたちの語らい/
クープラン:サティロス/
デュフリ:メーデイア、レ・グラース/
ラモー:キュクロプス/
ロワイエ:アルマンド、多感、スキタイ人の行進/クープラン:森の精/
リュリ(ダングルベール編曲):
アティスの楽しい夢、アルミードのパッサカリア、アルミードのスルディーヌ/
クープラン:さまよう亡霊/
アントワーヌ・フォルクレ/ジャン=バティスト・フォルクレ:ユピテル |
アンネ・マリー・ドラゴジッツは、ウィーン在住、オーストリアのリンツにあるアントン・ブルックナー私立大学でチェンバロを教え、歴史的楽器の名手としても活動してするチェンバリスト。
ハンブルク工芸博物館所蔵の歴史的チェンバロ、パスカル・タスカン1787年製(Andreas
Beurmannコレクション)から多彩な音色を引き出し、「神話」をテーマにしたフランス・バロックのクラブサン曲、オペラからのアレンジ作品を弾いています。
※録音:2016年9月2日ー3日、ハンブルク工芸博物館(ドイツ)
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ET’CETERA
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KTC 1634
(2CD/特別価格)
¥2500
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J.S.バッハ〜トランスクリプション |
ヤン・ルスト(ピアノ) |
ジロティ編曲:アダージョ(ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ短調より)/
リスト編曲:幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542/
ブゾーニ編曲:
G線上のアリア(管弦楽組曲第3番ニ長調より
エール)、
コラール「主なる神よ、いざ天のとびらを開きたまえ」BWV.617、
コラール「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」
BWV.645/
ジロティ編曲:コラール「われらが救い主、イエス・キリスト」
BWV.665/
J.Sバッハ編曲:アダージョ(協奏曲第3番
BWV.974より/
原曲:アレッサンドロ・マルチェッロのオーボエ協奏曲)/
ブゾーニ編曲:前奏曲とフーガ ニ長調 BWV.532/
ジロティ編曲:アンダンテ(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
イ短調より)/
エゴン・ペトリ編曲:羊は憩いて草を食み
BWV.208/
ブゾーニ編曲:
コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV.659、
シャコンヌ ニ短調(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番
BWV.1004より)/
ジロティ編曲:前奏曲ロ短調 BWV.855A/
ブゾーニ編曲:コラール「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」/
ダルベール編曲:パッサカリア ハ短調 BWV.582/
ヤンピーテル・ビーセマンス編曲:パッサカリア・ファンタジア
Op.171/
ジロティ編曲:オルガン前奏曲 ホ短調 BWV.555 |
バッハ・トランスクリプションの研究家によるリスト、ブゾーニ、ジロティらの名トラクリ集!
☆ベルギー、ルーヴェン大学でバッハ・トランスクリプションを研究するピアニスト。
☆リスト、ブゾーニ、ジロティらによる名トランスクリプション集!
ヤン・ルストはヨーロッパ中でコンサート・ソリスト、室内楽奏者、伴奏者として活動し、ベルギーのゾッテゲム音楽アカデミーなどでピアノを教えながら、自身はルーヴェン大学のLUCA芸術学校で博士研究を行っているピアニスト。
研究内容は、「フランツ・リストやフェルッチョ・ブゾーニの伝統による、J.S.バッハのオルガン作品からの19世紀のピアノ・トランスクリプション」ということで、このアルバムはまさにその博士研究に基づいたレコーディング。ブゾーニ編曲のシャコンヌやG線上のアリアをはじめ、フランツ・リスト、オイゲン・ダルベール、アレクサンドル・ジロティ、エゴン・ペトリらによるバッハの名トランスクリプションを収録した充実の2枚組です。
プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=dRUNI5YII-Y
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ギータとピアノのための音楽
ドビュッシー(デュオ・アデントロ編曲):小組曲
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ファンタジア
Op.145
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ
D.821
ラヴェル(デュオ・アデントロ編曲):マ・メール・ロワ
M.60
モンポウ(デュオ・アデントロ編曲):嘆き第1部(内なる印象
より) |
デュオ・アデントロ
〔サスキア・ファン・ヘルゼーレ(ピアノ)、
マールテン・ファンデンベムデン(ギター)〕 |
ブリュッセル王立音楽院で結成されたギターとピアノの二重奏、デュオ・アデントロのファースト・レコーディング。カステルヌオーヴォ=テデスコのファンタジアを発見したことから始まったギターとピアノのための音楽の旅で、ギター版の「アルペッジョーネ・ソナタ」や、自ら編曲したドビュッシー、ラヴェルで新たな表現の可能性を広げています。
プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=gH5bKfqOke0
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エディス・ヘメンウェイ:歌曲&室内楽作品集
ドアーズ(ソプラノ、クラリネット、チェロ&ピアノ)
旅の質問(クラリネット、チェロ&ピアノ)
玉ねぎの楽園へ(クラリネット&ピアノ)
子供たちの園(ソプラノ、クラリネット&ピアノ)
アジアン・フィギュア(クラリネット&ピアノ)
ラングストン・ヒューズの4つの詩(2人のソプラノ&ピアノ) |
クラロン・マクファデン(ソプラノ)
ロバータ・アレクサンダー(ソプラノ)
ナンシー・ブレイスウェイト(クラリネット)
マイケル・スターリング(チェロ)
ヴォーン・シュレップ(ピアノ) |
1926年アメリカ生まれのベテラン作曲家、エディス・ヘメンウェイの声楽と器楽のための作品集。
サヴァンナ交響楽団の首席クラリネット奏者も務めたナンシー・ブレイスウェイトが、ヘメンウェイの功績を歴史に残すために資金や協力者を集めて実現したレコーディング・プロジェクト。
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LE CHANT DE LINOS
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ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(ピアノ六重奏版)
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
(ピアノと弦楽五重奏のための室内楽版)*
ピアノ四重奏曲 Op.16 |
ステファノス・トモプーロス(ピアノ)
ヴァレーズ弦楽四重奏団
エマヌエル・フランソワ(ヴィオラ)* |
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番、自筆譜から復元したピアノ六重奏版!
☆弦楽五重奏版が伴奏するベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番!
☆フランスで活動する次世代の有力アーティストたちによる新録音!
ベートーヴェン研究の第一人者、ハンス=ヴェルナー・キューテン博士が筆者譜を発見し復元した、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番のピアノ六重奏版。
クセナキスのスペシャリストとしても知られるギリシャ出身のピアニスト、ステファノス・トモプーロスと、2006年にリヨン国立音楽院で結成され、ドビュッシー弦楽四重奏団、ラヴェル弦楽四重奏団、ダネル弦楽四重奏団らから指導を受けた若手クヮルテット、ヴァレーズ弦楽四重奏団。フランスを中心に活動する次世代のアーティストたちによる新たな録音です。
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チェロとピアノのための音楽 〜
シューマン、ブラームス、ドホナーニ、マチェク
ドホナーニ:チェロ・ソナタ
イーヴォ・マチェク:チェロ・ソナタ
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
ブラームス:チェロとピアノのための6つの歌 |
カヤナ・パッコ(チェロ)
ダニエル・デトーニ(ピアノ) |
クロアチアの2人の若きミュージシャン、カヤナ・パッコとダニエル・デトーニのデュオ。
シューマン、ブラームス、ドホナーニのチェロ作品に加え、母国クロアチアの作曲家、イーヴォ・マチェク(1914−2002)のチェロ・ソナタも収録。
マチェクのチェロ・ソナタは、彼の初期の作風である後期ロマン主義と後期の作風である新古典主義が同居した、マチェクのもっとも有名な室内楽作品の1つ。
※録音:2016年5月、ドイツ
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J.S.バッハ:オブリガート・フルート付きのカンタータ集
カンタータ第82番「われは満ち足れり」 BWV.82
カンタータ第204番「私の心は満ちたりて」
BWV.204 よりアリア
カンタータ第212番「われらの新しいご領主に」
BWV.212 よりアリア
カンタータ第211番「お静かに、おしゃべりせずに」
BWV.211 よりアリア
カンタータ第36番「喜びて舞いあがれ」 BWV.36b
よりアリア
カンタータ第209番「悲しみのいかなるかを知らず」
BWV.209 |
アン=ヘレン・モーン(ソプラノ)
ジャン=ミシェル・タンギー(フルート)
ミクローシュ・シュパーニ(指揮)
コンチェルト・アルモニコ・ブダペスト |
ロッテルダム・フィルやベルギー国立管の首席奏者を務めた名フルーティスト、ジャン・=ミシェル・タンギーと、Chandosの好企画盤「ノルウェーのディーリアス」でアンドルー・デイヴィスと共演したノルウェーのソプラノ、アン=ヘレン・モーン。2人の豊かな才能が発揮される、バッハのフルート付きカンタータ集。
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エンリケ・ソロ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調(1903)
ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調(1914) |
ジェローム・シモン(ヴァイオリン)
シャルル・ラヴォー(ピアノ) |
チリ楽壇の歴史と発展、教育に功績を残したチリの作曲家、ピアニスト、教師、エンリケ・ソロ(1884−1954)が20世紀初頭に書いた2つのヴァイオリン・ソナタ。
2曲とも世界初録音。
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<国内盤>
299MUSIC
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多彩な活躍をみせる有吉亮治のファースト・アルバム!
シューベルト:4つの即興曲 作品90 D899
No.1 in C minor. Allegro molto moderato
....11'13
No.2 in E flat major. Allegro ....04'53
No.3 in G flat major. Andante ....06'49
No.4 in A flat major. Allegretto ....07'58
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 作品58
I. Allegro maestoso ....14'41
II. Scherzo. Molto vivace ....02'45
III. Largo ....09'50
IV. Finale. Presto, non tanto ....05'42 |
有吉亮治(ピアノ) |
ヨーロッパで研鑽を積み、現在は多彩な活躍をみせる有吉亮治のファースト・アルバム!
シューベルト:4つの即興曲 作品90/ショパン:ピアノ・ソナタ第3番
録音:2018年9月19-21日長野市芸術館「リサイタルホール」/64'02"
DSD Recoriding
ヨーロッパで研鑽を積み、現在はリサイタルや著名な演奏家との共演など、多彩な活躍をみせる有吉亮治のファースト・アルバム。繊細なタッチが紡ぎ出す彩り豊かな響きと、的確な表現力が導く時の移ろいは、シューベルトとショパンの詩的世界と感情の起伏をいっそう際立たせ、作品の持つ記憶や風景を呼び覚ます。
有吉亮治(ピアノ) Ryoji Ariyoshi, piano
宮崎県出身。東京藝術大学卒業後、文化庁新進芸術家海外研修員及びローム
ミュージック ファンデーション奨学生としてジュネーヴ高等音楽院に留学。日本音楽コンクール第1位、カントゥ国際ピアノコンクール第2位など国内外のコンクールで入賞。在学中より日本ショパン協会主催例会リサイタルをはじめヨーロッパ各地、中東ヨルダンなど国内外で演奏活動を行うほか、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京交響楽団などと共演。室内楽においてはラ・フォル・ジュルネ、ヴィオラスペースなどに出演し、今井信子、アントワン・タメスティなど著名な演奏家と共演。またHakuju
Hallにて師である迫昭嘉氏と二台ピアノによるベートーヴェン交響曲「第九」(リスト編曲)で共演し好評を博す。現在、桐朋学園大学、東京藝術大学にて後進の指導にあたっている。

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EDITION HST
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F.L.ガスマン(1729 -1774);交響曲集第5巻
(1)交響曲へ長調Hill 81 (1769)
(2)交響曲ニ長調Hill 82 (1769)
(3)交響曲ト長調Hill 84 (1769) |
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子(ヴァイオリン)
ほか |
ガスマン:交響曲集第5巻。ブルノ博物館所蔵、ホログラフ・スコアより復元!全曲世界初録音!
録音: 2016年 9月16日、埼玉県三芳町文化センターホール
にてライヴ収録 ※全曲世界初録音!
ヴィーン宮廷歌劇場総監督に就任後、晩年のガスマンは業務の傍ら年にオペラを1、2作品、交響曲6曲1組を作曲した。
本CDには、ヴァンハルがローマ表敬訪問する(1770年)前年、1769年の曲集から3曲を収録。
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パウ・レーベル
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KIYO-101/3
(3CD)
¥4500+税
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「岡山 潔の軌跡」第1巻
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(2)シューマン:ヴァイオリン協奏曲
(3)バルトーク:2つのヴァイオリンのための44の二重奏曲
Sz.98 全曲
(4)モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲
(第1番ト長調 K.423 & 第2番 変ロ長調
K.424)
(5)ドヴォルジャーク:テルツェット ハ長調
Op.74 B.148
(6)コダーイ:セレナード ヘ長調 Op.12 |
岡山 潔(ヴァイオリン)
(1)ゲルハルト・ボッセ(指揮)
神戸市室内管弦楽団
(2)フォルカー・ヴァンゲンハイム(指揮)
ボン・ベートーヴェンハレ管弦楽団
(3)(5)(6)服部芳子(Vn)
(4)(5)(6)深井硯章(Va) |
昨年惜しくも世を去ったヴァイオリニスト岡山潔。自分の病の進行を知って過去の録音から自ら選曲!まさしく彼の音楽的遺言といえる作品集!
録音:(1)2002年10月27日東京藝術大学奏楽堂(ライヴ)/(2)1975年9月ベートーヴェンハレ、ボン/
(3)1989年10月2、3、7日バリオホール、東京/(4)1992年9月7〜10日府中の森芸術劇場/(5)(6)1990年11月22、23日バリオホール、東京
昨年(18年)10月に惜しくも世を去ったヴァイオリニスト岡山潔が自分の病の進行を知って生前から過去の録音から選曲に携わり完成させた。まさしく彼の音楽的遺言といえる作品集です。
[岡山 潔 略歴]
1942年 東京中野にうまれる。5歳より父、直躬の指導のもとヴァイオリンを始める。
61年 東京藝術大学に入学、兎束龍夫、H.ホルスト、
W.ハンケの各教授に学ぶ
更に大学院に進み、ここで、J. ヨアヒムからK.
フレッシュ、A. ブッシュにいたるヴァイオリンのドイツ的演奏様式の基礎をたっぷりと習得した。
更にのちに生涯の伴侶となる服部芳子と出会い、共に最優秀を競い合った。
このときハッケン教授のレッスンにドイツの名指揮者ヨゼフ・カイルベルトが訪れ、学生だった岡山の演奏に感激「君は才能がある。ドイツで勉強すれば、必ず活躍できる」と激賞された。
68年 西ドイツ政府給費生として夫婦でハンブルグ国立音楽大学に留学。再びヴァイオリンをハッケン教授に、室内楽をE.ハウプトマン教授に学ぶ。その間彼の演奏するW.サヴァリッシュから「しっかり修行すれば素晴らしコンサートマスターになる」と認められた。
70年 ベルリンでのメンデルスゾーン・コンクール弦楽四重奏部門で第1位となり、同年ブリュッセルで服部芳子とイザイの二つのヴァイオリンのための
ソナタを演奏してイザイ・メダルを授与された。
71年 ソリスト国家資格試験に最高位を得て大学を修了。当時西ドイツの首都であったボンにあるベートーヴェンハレ管弦楽団の第1コンサートマスターに就任。この地位に13年間の長きに渡ってこの勤めを果たした。
その間、急病で倒れたジノ・フランチェスカッティに代わりに当日の急遽代役にたち、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を見事に演奏。この演奏会に列席していた当時のW.シェール西ドイツ大統領が楽屋に駆け付け祝福を贈ったなど数々の逸話残した。またこの間、当時あまり演奏されなかったR.シュトラウ
ス、レスピーギ、ワイル、ブゾーニなどを数多く演奏している。
*本アルバムに納められたシューマンの協奏曲はこの時代の録音である。
84年 西ドイツ政府から一等功労十字勲章を授与された。
同年 帰国して、読売日本交響楽団のコンサートマスターに就任。7年間在籍。
90年 東京藝術大学教授に就任。活動の重点がオーケストラから教育と室内楽演奏に移行する。
93年 エレオノーレ弦楽四重奏団を結成、 数回のメンバーチェンを経て
2008年 岡山潔弦楽四重奏団を結成。室内楽演奏に心血を注いだ。
15年 岡山が「私のライフワーク」と言い続けてきたベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲を中心としたヨーロッパ演奏旅行の企画。すべての予定が整えたところで病に倒れ、演奏生命が絶たれた。
1990年代以降の岡山の活動は、弦楽四重奏の演奏と若手音楽家の育成に焦点を合わせ、それが演奏家に次ぐ第二の天職となった。同じ頃から長野県原村で、
音楽学生のための弦楽四重奏のための合宿セミナーを毎年開催。また92年からは小淵沢でのリゾナーレ音楽祭。
2013年からはG.ボッセの後任として神戸 市室内管弦楽団音楽監督に就任、2015年には札幌の室内楽専用ホール「ふきのとうホール」
の音楽監督に就任するなどプロデューサーとしての手腕も発揮した。
その集大成が、2011年に 立ち上げたNPO法人「TAMA音楽フォーラム」
である。自邸内に建てたスタ ジオ・コンチェルティーノでは岡山亡き後も毎月講師を招き、室内楽セミナーを行うとともに、有望な若手演奏家の紹介が続けられている。
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京都市交響楽団レーベル
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KSOL-1003
【取り扱い再開】
¥1500(税込)
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広上淳一(指揮)
「京都市交響楽団定期演奏会 名曲ライヴ・シリーズ2」
(1)ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」
(2)レスピーギ:交響詩「ローマの祭り」
(3)R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」 |
広上淳一(指揮)
京都市交響楽団
(3)上村昇(Vc)
店村眞積(Va) |
録音:2011年8月5日京都コンサートホール大ホール、ライヴ録音(第549回定期演奏会)
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KSOL-1004
【取り扱い再開】
¥1500(税込)
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広上淳一(指揮)
「京都市交響楽団定期演奏会 名曲ライヴ・シリーズ3」
(1)R.シュトラウス:13管楽器のためのセレナード 変ホ長調Op.7
(2)R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
(3)R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」組曲
(4)ハチャトゥリアン:組曲「仮面舞踏会」 |
広上淳一(指揮)
京都市交響楽団 |
録音:(1)〜(3)2012年7月20日京都コンサートホール大ホール、ライヴ収録(第559回定期演奏会)/(4)2013年3月24日京都コンサートホール大ホール、ライヴ収録(第566回定期演奏会)
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<映像>
EURO ARTS(映像)
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20 56559
(5DVD)
¥8000
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ブレンデル・プレイズ・シューベルト
シューベルト:後期ピアノ・ソナタ集
DVD1
幻想曲ハ短調 D.760『さすらい人』
ピアノ・ソナタ第14番 イ短調 D.784
ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 D.840『レリーク』
DVD2
ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D.845
ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 D.850
DVD3
ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 D.894『幻想』
4つの即興曲 D.899
4つの即興曲 D.935
DVD4
ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D.958
楽興の時 D.780
3つの小品 D.946
DVD5
ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960 |
アルフレート・ブレンデル(ピアノ) |
ブレンデルによるシューベルト後期ピアノ・ソナタ集DVD
ボックスが新装丁となって再登場!
収録:1976年6月、1977年6月、12月、ブレーメン、ホルフンクシュトゥディオ
DSD、画面:NTSC 4:3、音声:PCMステレオ、字幕:英独仏西、リージョン:All、564分
映像監督:ピーター・ハム
2008年12月の公演をもってピアニストとして引退した巨匠ピアニスト、アルフレート・ブレンデル。「シューベルト弾きブレンデル」によるシューベルトの後期ピアノ・ソナタ集の映像が再発売されます。
1970年代初頭にシューベルトのピアノ作品全集を録音して以降、シューベルト演奏に関する権威として高く評価されました。
この映像は、1976年と1977年にブレーメンの放送局で収録されたもの。40代半ばのブレンデルの充実した演奏とともに、各ディスクにはブレンデル自身によるイントロダクションが収録されており、ブレンデルのシューベルト観をたっぷりと堪能できます。
(20.56558 の旧セットは廃盤となります)
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20 54658
(DVD)
¥3400
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ベルリン・フィル/ベルリオーズ
エクトル・ベルリオーズ(1803-1869) |
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
1.『ファウストの劫罰』〜ハンガリー行進曲(ラコッツィ行進曲)
2.『ファウストの劫罰』〜広大な自然
ダニエル・バレンボイム(指揮)
収録:1992年ヨーロッパコンサートよりマドリッド
3. 序曲『ローマの謝肉祭』作品9
ジョルジュ・プレートル(指揮)
収録:1992年ヴァルトビューネより"フレンチ・ナイト"
4.『ファウストの劫罰』〜ハンガリー行進曲(ラコッツィ行進曲)
クラウディオ・アバド(指揮)
収録:1996年ジルヴェスターコンサートより"ダンスとジプシー音楽"
5. 序曲『ローマの謝肉祭』作品9
クラウディオ・アバド(指揮)
収録:1998年ジルヴェスターコンサートより"愛と憧れの歌"
6. 幻想交響曲作品14
マリス・ヤンソンス( 指揮)
収録:2001年ヨーロッパコンサートより"イスタンブール"
7. 序曲『海賊』作品21
サイモン・ラトル(指揮)
収録:2005年ヨーロッパコンサートより"ブダペスト" |
錚々たる指揮者とベルリン・フィルによるベルリオーズ没後150周年記念DVD
画面:NTSC 16:9、音声:PCMステレオ、リージョン:All、95分
2019年のベルリオーズ没後150周年を記念して、これまでのベルリン・フィルの演奏の中から、選りすぐりのベルリオーズの演奏を収録したベスト映像集。
まずはマドリッドで行われた1992年のヨーロッパコンサートよりバレンボイムの指揮で『ファウストの劫罰』〜ハンガリー行進曲と広大な自然。『ファウストの劫罰』は物語、音楽ともに魅力あふれる傑作であり大規模な作品であります。中でもハンガリーの伝統的な曲「ラコッツィ行進曲」を用いた「ハンガリー行進曲」は単独でも演奏される機会の多く、1996年のジルヴェスターコンサートではアバドも取り上げています。
そしてベルリオーズの管弦楽の手法を存分に活かした華麗な序曲『ローマの謝肉祭』は、プレートル指揮で1992
年ヴァルトビューネと1998年ジルヴェスターコンサートよりアバドの指揮で収録されています。失恋により絶望から自殺を図った若い音楽家の幻想と夢が描写されたベルリオーズ初期の作品でありながら、最もよく知られている「幻想交響曲」。2001年ヨーロッパコンサートでヤンソンス指揮が収められています。
最後は、2018年6月まで首席指揮者を務めたラトルによる2005年ブダペストで行われたヨーロッパコンサートから序曲『海賊』。
アニヴァーサリー・イヤーを楽しめる1枚となっております。
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2/28(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
HMF
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HMM 931781
(2CD)
【再発売】
¥2600
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J.S.バッハ:クリスマス・カンタータ集
BWV63「キリスト者よ、この日を銘記せよ」
BWV91「たたえられよ、イエス・キリスト」
BWV121「我らまさにキリストをたたえるべし」
BWV133「われは汝のうちにありて嬉し」
マニフィカトBWV243a(変ホ長調) |
ドロテー・ブロツキー=ミールズ(ソプラノ)
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
マーク・パドモア(テノール)
ペーター・コーイ(バス)
セバスティアン・ノアック(バス)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
コレギウム・ヴォカーレ・ゲント |
ヘレヴェッヘ絶美のクリスマス・カンタータ集
録音:2001&2002年
クリスマスはキリスト教にとって最も重要なイベントのひとつ。
バッハがクリスマスの時期のために書いたこれらの作品は、キリストの誕生を祝うと共に、キリストが生まれた意味についての沈思を促す優れた作品です。
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HMM 93734
【再発売】
¥1600
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ベッラ・チャオ〜イタリア庶民の歌 |
ガスパーレ・ディ・ラーマ(ギター)
グルッポ・パダーノ・ディ・ピアデーナ合唱団 |
〔労働歌〕
「ベッラ・チャオ」(オリジナル)/「ベッラ・チャオ」(パルチザン版)/
「オリーヴが落ちる」(アブルッツォ州)/「土運びたち」(エミーリア地方)他
〔日曜日の歌〕
「チョチャリーア地方のストルネッロ」(ラツィオ州)/
「荒野の聖アントニオ」(アブルッツォ州)/「ガエータの猟師」(アブルッツォ州)/
「ローマへの巡礼たち」(パドゥラ平原)/「主顕節の歌」(アブルッツォ州)他
〔愛の歌〕 「私の愛しい人よ、泣かないで」(エミーリア地方)他
〔囚人の歌〕 「美しいローマの門」(ミラノ)他
〔反戦歌〕 「ああ、ゴリーツィアよ、おまえは呪われている」(北部イタリア)
〔政治歌〕 「さらば、ルガーノよ」(北部イタリア)他 |
イタリア庶民の歌の貴重な記録
イタリアで庶民によって歌い継がれている歌を集めたもの。人々の笑顔やため息がメランコリーと共に歌いあげられます。普遍的にしてユニークなこの演奏は今日なお欠くことのできない重要なものといえるでしょう。
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MIRARE
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第38回ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティヴァル公式CD
1. J.S.バッハ:イタリア協奏曲 BWV 971よりアンダンテ/クレール・マリ=ル・ゲ
2. F.クープラン:子供の時代〜幼年期(クラヴサン曲集第2巻第7組曲)/イド・バル=シャイ
3. J.S.バッハ:イギリス組曲第2番 イ短調よりアルマンド/ユリアンナ・アヴデーエワ
4. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番
op.27-2「月光」より第1楽章/レミ・ジュニエ
5. シューベルト:フランスのモティーフによるディヴェルティメント
D823 ホ短調より変奏4/
クレール・デゼール&エマニュエル・シュトロッセ
6. シューベルト:16の舞曲と2つのエコセーズ
D783より第5番/シャニ・ディリュカ
7. アブデル・ラーマン・エル=バシャ:思春期/エル=バシャ
8. シューベルト:ワルツ第2番 op.18 D145/シャニ・ディリュカ
9. シューマン:森の情景op.82より寂しい花/クレール・デゼール
10. シューマン:ダヴィッド同盟舞曲より第14曲やさしく歌いながら/アダム・ラルーム
11. フランク:プレリュード、コラールとフーガ
FWV21よりプレリュード/マリー=アンジュ・グッチ
12. フォーレ:舟歌 第13番 ハ長調 op.116/ジャン=クロード・ペヌティエ
13. フランク:ゆるやかな舞曲/アンヌ・ケフェレック
14. モンポウ:歌と踊り第1曲/ルイス・フェルナンド・ペレス
15. リャプノフ:超絶技巧練習曲 op.11より子守歌/広瀬悦子
16. ワーグナー/リスト:ローエングリンよりエルザの夢/タンギ・ド・ヴィリアンクール
17. チャイコフスキー:四季より3月ひばりの歌/ジョナス・ヴィトー
18. ラフマニノフ:前奏曲op.23-10 変ト長調/ボリス・ベレゾフスキー
19. スクリャービン:練習曲 op.42-4/アンドレイ・コロベイニコフ
20. ヤナーチェク:霧の中でよりアンダンテ/ダヴィッド・カドゥシュ
21. スクリャービン:ソナタ第4番 op.30よりアンダンテ/マタン・ポラト
22. デュポン:砂丘の家より星の光/マリー=カトリーヌ・ジロー |
第38回ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティヴァル公式CD
毎年夏にラ・ロック・ダンテロンで行われているピアノの祭典の公式CD。
豪華な顔ぶれ、ヴァラエティ豊かな選曲で楽しめます。
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PENTATONE
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PTC 5186747
(SACD HYBRID)
¥2700 →\2490
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ベルリン・フィル元第1コンサートマスター
ガイ・ブラウンシュタイン
共演はキリル・カラビツ、BBC響
チャイコフスキー・トレジャーズ
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ガイ・ブラウンシュタイン(ヴァイオリン)
キリル・カラビツ(指揮)、BBC 交響楽団 |
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):
(1)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35(1878)
(I.17'59"+II.6'32"+III.10'00"=34'31")
(2)「パ・ド・ドゥ」〜バレエ音楽『白鳥の湖』より(1876)(6'54")
(3)「レンスキーのアリア」〜歌劇『エフゲニー・オネーギン』より(1877)(4'51")
(4)「手紙の場」〜歌劇『エフゲニー・オネーギン』より(1877)(11'02")
(5)憂鬱なセレナード Op.26(1875)(9'10")
(6)ワルツ・スケルツォ Op.34(1877)(5'54")
(2)(3)(4)=ガイ・ブラウンシュタイン編曲 |
『エフゲニー・オネーギン』の「レンスキーのアリア」「手紙の場」も収録。ガイ・ブラウンシュタインによる魅惑のチャイコフスキー・アルバム!!!
セッション録音:2018年6月26&27日/ウォルサムストウ・アッセンブリー・ホール(ロンドン)
DSD、マルチチャンネル、70'23"、ディジパック仕様、輸入盤・日本語帯付
SACD ハイブリッド盤。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の元第1コンサートマスターで現在ソリストとして活躍するガイ・ブラウンシュタインが魅惑のチャイコフスキー・アルバムをリリースします!!
1971年イスラエルのテルアビブ生まれのブラウンシュタインは7歳よりヴァイオリンをはじめ、その後ニューヨークでピンカス・ズーカーマン、グレン・ディクテロウに師事。イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、フランクフルト放送交響楽団をはじめとする名門オーケストラとの共演を重ね世界にその名が知られる存在となりました。
また室内楽にも力を入れ、アイザック・スターン、アンドラーシュ・シフ、イェフィム・ブロンフマンなど名だたる演奏家との共演を果たしてきました。2000年よりベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターに就任し、2013年の退団まで数多くの演奏会に登場してきました。
2017/18年シーズンにはトロンハイム交響楽団のアーティスト・イン・レジデンスとなり指揮者としての才能も披露しております。演奏家としての長いキャリアの割にブラウンシュタイン自身の録音は極めて少なくファンならずとも期待が高まるリリースといえましょう!
ヴァイオリン協奏曲では雄弁に奏でるブラウンシュタインのソロが一際美しく光り輝き、憂鬱なセレナードでは涙腺を刺激する悲哀に満ちた繊細な情感にあふれ、ワルツ・スケルツォでは活発な主題をのびやかに演奏しております。
当録音ではブラウンシュタイン編曲の「パ・ド・ドゥ」(バレエ音楽『白鳥の湖』より)、「レンスキーのアリア」「手紙の場」(歌劇『エフゲニー・オネーギン』より)も収録。
これぞチャイコフスキー!!といえるゾクゾクするほど美しい旋律をブラウンシュタインが情感豊かに演奏しております!!
共演はキリル・カラビツ指揮、BBC 交響楽団です。カラビツはロシア作品での評価が圧倒的に高く、さらに協奏曲の録音でも定評があり、当演奏でも歌心あふれる魅惑的なチャイコフスキーを披露しています!
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CHANDOS
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RCHSA 5231
(SACD HYBRID)
【国内仕様盤】
¥3238+税
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トルトゥリエ(指揮)&アイスランド交響
グノー:交響曲集
交響曲第1番ニ長調
交響曲第2番変ホ長調
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ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指揮)
アイスランド交響楽団
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CHSA 5231
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
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ヤン・パスカル・トルトゥリエ新録音!グノーの交響曲!
☆フランスの名匠、ヤン・パスカル・トルトゥリエが降るシャルル・グノー!
☆グノーの隠れた名曲、2つの交響曲!
アルスター管弦楽団の首席指揮者(1989年〜1992年)、BBCフィルハーモニックの首席指揮者(1992年〜2003年)を務めた時代にChandosに多くの名盤を残したフランスの名匠、ヤン・パスカル・トルトゥリエ。Chandosでの最新録音は、現在トルトゥリエが首席指揮者を務めるアイスランド交響楽団とともに贈る、シャルル・グノーの交響曲集!
代表作「ファウスト」が完成する少し前、メンデルスゾーンにも影響を受けて作曲され、1855年、1856年に完成した2つの交響曲。古典的な様式をベースに優雅でロマンティックな魅力が散りばめられた佳作で、「ファウスト」などのオペラや「グノーのアヴェ・マリア」などの人気曲に隠れたグノーの忘れ難き作品です。
※録音:2018年4月30日ー5月4日、Eldborg(ハルパ、レイキャビク、アイスランド)

ちなみにグノーの交響曲はビゼーの交響曲にそっくりだが、真似たのはビゼーのほう。ビゼーは悪意なく、16歳のときに一生懸命グノーの曲を勉強して自作の交響曲を作り上げた。
ビゼーもまさか自分の作品のほうが有名になるとは思ってなかったし、ビゼーの交響曲は生前は演奏されてない。
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CHSA 5230
(SACD HYBRID)
¥2800
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リチャード・ロドニー・ベネット:管弦楽作品集
Vol.3
交響曲第1番/
メゾ・ソプラノと小管弦楽のための3つの歌《ダンスの歴史》*
(メゾ・ソプラノとピアノのための
オリジナル・ヴァージョンからの編曲)/
16世紀の旋律によるリフレクション/ゾディアック |
ジョン・ウィルソン(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)* |
ジョン・ウィルソンのR・R・ベネット第3弾!「交響曲第1番」&ウィルソンへの献呈曲!
☆ライト・ミュージックのスペシャリストとして活躍するジョン・ウィルソン!
☆イギリスの国民的作曲家、リチャード・ロドニー・ベネットの管弦楽作品集第3弾!
☆「交響曲第1番」、そしてジョン・ウィルソンに捧げられた「16世紀の旋律によるリフレクション」を収録!
指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックやアメリカ音楽のスペシャリストとして活躍するジョン・ウィルソン。大好評シリーズ、R・R・ベネットの管弦楽作品集第3弾!
リチャード・ロドニー・ベネット(1936−2012)は、『オリエント急行殺人事件』や『フォー・ウェディング』など映画音楽の作曲家として特に知られ、ジャズ(自ら演奏や歌も行った)、ダンス・ミュージック、TV音楽など多彩な才能を魅せたイギリスの国民的作曲家。
ベネットの長期のパートナーとなったガラス職人ダン・クラインに影響を受けた「交響曲第1番」。生涯の友人でもあったイギリスの作曲家エリザベス・ラッチェンスの70歳の誕生日を記念して作曲された「ゾディアック」。ベネットの姉である詩人メグ・ピーコックの詩に基づき、彼らの両親の思い出に作曲された「ダンスの歴史」。そして、ベネットと深い音楽的繋がりと長い友情を築いたジョン・ウィルソンへと捧げられた「16世紀の旋律によるリフレクション」。ベネットの人生における重要人物たちとつながりのある4作品を収録。
2017年にDBE(大英帝国二等勲爵士)を受け「デイム」の称号を授与されたイギリスを代表するメゾ、サラ・コノリーは、R・R・ベネットの「ダンスの歴史」を以前からレパートリーとしており、オリジナルのピアノ伴奏版は2011年にリリースした「イギリス歌曲集(CHAN
10691)」でも録音しています。
※録音:2018年6月25日ー27日、シティ・ホール(グラスゴー)

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CHAN 20124
(2CD/特別価格)
¥2400
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ブリテン:弦楽四重奏曲集&パーセル:4声のファンタジア集
ブリテン:
弦楽四重奏曲第1番ニ長調 Op.25、
3つのディヴェルティメント、弦楽四重奏曲第3番
Op.94
パーセル:4声のファンタジア集
〔第6番ヘ長調 Z.737、第7番ハ短調 Z.738、
第8番ニ短調 Z.739、第9番イ短調 Z.740、
第10番ホ短調 Z.741〕
ブリテン:弦楽四重奏曲第2番ハ長調 Op.36 |
ドーリック弦楽四重奏団
〔アレックス・レディントン(第1ヴァイオリン)、
ジョナサン・ストーン(第2ヴァイオリン)、
エレヌ・クレモン(ヴィオラ)、
ジョン・マイヤーズコフ(チェロ)〕 |
ドーリック弦楽四重奏団のブリテン&パーセル!2019年10月来日公演予定曲目収録!
☆世界最高峰の若手アンサンブル、ドーリック弦楽四重奏団!
☆2019年10月の来日公演予定曲目ともなっているブリテン!
☆ブリテンが実際に弾いていたヴィオラを使用!
1998年に結成、第6回大阪国際室内楽コンクール第1部門を制覇し、英グラモフォン誌では『最も優れた若手弦楽四重奏団の1つ』と絶賛され、シャンドスが次世代のメイン・アーティストとして期待を寄せるイギリスのアンサンブル、ドーリック弦楽四重奏団。
2018年の結成20周年の節目としてレコーディングされたのは、ベンジャミン・ブリテンの弦楽四重奏曲全3曲と、弦楽四重奏のための「ディヴェルティメント」。そして、ブリテンが愛した作曲家、ヘンリー・パーセルのヴィオール・コンソートのための音楽も収録。注目は、エレヌ・クレモンが弾くヴィオラ。1843年フランチェスコ・ジュッザーニ制作、ブリテン=ピアーズ財団より貸与されているこの楽器は、以前はフランク・ブリッジ、そしてベンジャミン・ブリテン自身が使用していた楽器です。
また、弦楽四重奏曲第3番は、2019年10月の来日公演予定曲目ともなっています。
※録音:2018年10月15日ー18日、コンサート・ホール、スネイプ・モルティングス(サフォーク)
☆来日公演予定!
・2019年10月31日(木) 紀尾井ホール
・2019年11月3日(日) ザ・フェニックスホール

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エッセンス 〜
リサ・フレンド・プレイズ・フォーレ&ドビュッシー
ドビュッシー(カール・レンスキ編曲):牧神の午後への前奏曲
フォーレ(アラン・マリオン編曲):夢のあとに
フォーレ:幻想曲 Op.79
ドビュッシー(ペテル・コルマン編曲):月の光
ドビュッシー(アーサー・ハートマン編曲):亜麻色の髪の乙女
フォーレ(ロバート・ストールマン編曲):ソナタ
イ長調 Op.13 |
リサ・フレンド(フルート)
ロハン・デ・シルヴァ(ピアノ) |
「月の光」、「亜麻色の髪の乙女」、「夢のあとに」!フルートで贈るフォーレ&ドビュッシー名曲集!
☆ロドニー・フレンドの愛娘でもあるイギリスの麗しきフルーティスト、リサ・フレンド。
☆Chandos第2弾は、フォーレ&ドビュッシーの魅惑のアレンジ集!
英国の大ヴァイオリニスト、ロドニー・フレンドの愛娘リサ・フレンドは、16歳からニューヨーク・フィルのフルート奏者ルネ・シーバートに師事し、英国王立音楽大学ではスーザン・ミランの下で学び、現在はソリストとして活躍中。
イギリスのSignum ClassicsやChamps Hill
Recordsなどからソロ録音を発売し人気を集めてきたリサ・フレンドのChandos第2弾は、フォーレ&ドビュッシー。
「牧神の午後への前奏曲」、「月の光」、「亜麻色の髪の乙女」、「夢のあとに」など、様々な作編曲家がフルートとピアノのためにアレンジ&トランスクリプションを施してきたフォーレとドビュッシーの永遠の名曲を、リサ・フレンドの麗しき音色でお贈りします。
※録音:2018年9月26日ー28日、ポットン・ホール(サフォーク)

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ONYX
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アンドルー・マンゼ(指揮)&ロイヤル・リヴァプール・フィル
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集 Vol.5
交響曲第7番 《南極交響曲》*
交響曲第9番ホ短調 |
アンドルー・マンゼ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー
管弦楽団&女声合唱団*
ローワン・ピアース(ソプラノ)*
ティモシー・ウェスト(ナレーター)* |
アンドルー・マンゼのRVW!「南極交響曲」&「第9番」で堂々の完結!
☆世界で絶大な評価を築いてきたアンドルー・マンゼのヴォーン・ウィリアムズ!
☆ついに最終巻は「南極交響曲(第7番)」&「交響曲第9番」!
2016年に新たにスタートしたシンフォニー・サイクル、名匠アンドルー・マンゼとイギリスの名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(RLPO)によるヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集。
ついに最終巻となる第5集は、 映画「南極のスコット」の音楽から交響曲へと生まれ変わった「南極交響曲(交響曲第7番)」と、最晩年のヴォーン・ウィリアムズが書き上げた最後の交響曲「交響曲第9番」を収録。
その繊細でバランス感覚に優れた好演が、レコード芸術、英グラモフォン誌、英BBCミュージック・マガジン等、世界の主要メディアで絶賛されてきた、アンドルー・マンゼのヴォーン・ウィリアムズ・サイクル。イギリス音楽ファン必聴、21世紀の新たなRVW全集決定盤が堂々の完結です!

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メルヴィン・タンONYX第2弾
鏡 〜 ラヴェル、リスト、ウェーバー
ウェーバー:舞踏への勧誘
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ、鏡
リスト:
超絶技巧練習曲第5番変ロ長調《鬼火》、
エステ荘の噴水、ジュネーヴの鐘
スカルラッティ:ソナタ K.141、ソナタ K.119 |
メルヴィン・タン(ピアノ) |
メルヴィン・タンONYX第2弾!「鏡」をテーマにした魅惑のプログラム
☆シンガポール出身の名鍵盤楽器奏者、メルヴィン・タン!
☆ONYX第2弾。スカルラッティからラヴェルまで3世紀にわたる鍵盤作品の革新を辿る!
ノリントン&LMPとのベートーヴェンに代表される斬新な演奏を世に送り出し、フォルテピアノ、ピリオド奏法の第1人者としての地位を確立させたシンガポール出身の名匠、メルヴィン・タンのオニックス(ONYX)第2弾!
前作(ONYX 4156)では「師と弟子」をテーマに、ベートーヴェンからツェルニー、そしてリストへと受け継がれていったピアノ音楽の歴史をプログラムし更なる一面を見せてくれました。
第2弾となる今作は「鏡(MIROIRS)」をテーマに、スカルラッティからウェーバー、リスト、ラヴェルまで、3世紀にわたる鍵盤音楽の革新とインスピレーションを辿ります。18世紀のフォルテピアノでも現代のコンサート・グランド・ピアノでも最大限のパフォーマンスを発揮してきたメルヴィン・タンならではとも言える、奥深いプログラムです。
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<メジャー・レーベル>
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DECCA
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4834781
(2CD)
\2600→\2390 |
《イルジー・ビエロフラーヴェク〜
ヨセフ・スク:『アスラエル』交響曲/組曲『おとぎ話』》
ヨセフ・スク:
1) 『アスラエル』交響曲ハ短調Op.27
2) 組曲『おとぎ話』Op.16 |
イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 |
生誕145周年記念、チェコの作曲家ヨセフ・スクの最高傑作2作の新録音
●チェコの作曲家ヨセフ・スクの生誕145周年を記念し、誰もがその最高傑作と認める2つの作品、『アスラエル』交響曲と組曲『おとぎ話』の新録音がデッカよりリリースされます。チェコの名匠イルジー・ビエロフラーヴェクがチェコ・フィルハーモニー管弦楽団を指揮し、これらの作品を知り尽くした見事な演奏を披露しています。
●『アスラエル』交響曲は、スクがプラハ音楽院で学んだドヴォルザークと、彼の妻でもあるドヴォルザーク娘オティーリエを偲んで作曲されました。
●指揮者のイルジー・ビエロフラーヴェクは惜しくも2017年に71歳で他界しました。
録音:2014年10月2−3日(1)、2015年10月1−2日(2)、プラハ
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4834862
\2300 |
《ジェス・ギラム〜RISE》
1) ペトロ・イトゥラルデ:小さなチャルダッシュ、
2) ケイト・ブッシュ:This Woman’s Work、
3) マルチェッロ:アダージョ(オーボエ協奏曲ニ短調より)、
4) ミヨー:ブラジレイラ(組曲『スカラムーシュ』Op.165cより)、
5) ジョン・ウィリアムズ:Escapades−1.
Closing in
(映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』より)、
6) マイケル・ナイマン:イフ(映画『アンネの日記』より)、
7) ジョン・ハール:RANT!、
8) デヴィッド・ボウイ:Where are we now?、
9) クルト・ヴァイル:あんたなんか愛してないわ、
10) ダウランド:流れよ、わが涙、
11) ルディ・ヴィードフ:Valse Vanit?、
12) ショスタコーヴィチ:ワルツ第2番(『ジャズ組曲』より)、
13) 伝承曲:黒い瞳、[ボーナス・トラック]
14) フランシス・レイ:映画『ある愛の詩』のテーマ |
ジェス・ギラム(サクソフォーン)、
ミロシュ(ギター)(10)、Zeynep ?zsuca(ピアノ)(1,
4, 9, 11, 13)、
Ben Dawson(ピアノ)(8, 12, 14)、
Tippett Quartet(1, 4, 13)、
リチャード・バルコム(2, 3, 8)、
ジェシカ・コティス(5-7)(指揮)
BBCコンサート・オーケストラ 他 |
サクソフォーン奏者の新星ジェス・ギラムのデビュー・アルバム
英国出身のサクソフォーン奏者ジェス・ギラムは2016年、17歳でBBCヤング・ミュジシャンのファイナリストに、19歳でBBCプロムス・デビューを果たしました。
昨年デッカと契約し、これがデビュー・アルバムとなります。ジェスの変化に富んだ音楽の趣向を反映した、魅力あふれる選曲となっています。
ジェスが尊敬するケイト・ブッシュとデヴィッド・ボウイの美しいカヴァー曲、ジョン・ウィリアムズとマイケル・ナイマンの大ヒット映画音楽、そしてクラシック・ギタリスト、ミロシュとの二重奏も収録されています。
【録音】2018年1月(1, 4, 13)、11月(2,
3, 8)、12月(9-11)、2019年1月(12, 14)、ロンドン、2018年7月(5-7)、ワトフォード
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<LP>

2/27(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
APARTE
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F.クープラン(1668-1733):王宮のコンセール(1722)
第1組曲 ト長調、第2組曲 ニ長調、
第3組曲 イ長調、第4組曲 ホ短調 |
クリストフ・ルセ(指揮)
レ・タラン・リリク
ステファニー=マリー・ドゥガン(ヴァイオリン)
ジョルジュ・バルテル(フルート)
パトリック・ボージロー(オーボエ)
酒井淳(ヴィオラ・ダ・ガンバ) |
ルセ&酒井淳ら充実のメンバーによる王宮のコンセール
録音:2015年12月
ルセのクープラン、王宮のコンセールの登場。王宮のコンセールは、クラヴサン曲集第3巻の第2部として1722年に出版された4つの組曲から成る作品集。
この組曲には楽器の指定はありませんが、様々な種類の楽器を組み合わせたアンサンブルの編成で、1714-15年にヴェルサイユ宮殿で日曜に行われていた演奏会でも、クープラン自身がチェンバロを弾いて、他にヴァイオリン、オーボエ、フルートのメンバーたちと演奏されていました。
ルセとレ・タラン・リリクのメンバーが、フランス一流のエレガンスとヴィルトゥオジティでこれらの作品を演奏しています。酒井淳も参加しており、充実のアンサンブルを楽しむことができます。
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NAIVE
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V 5457
(2CD)
¥3600 →\3290
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ヘルツォーク(指揮)
アンサンブル・アッパッショナート
モーツァルト:最後の3つの交響曲集
[CD1]
交響曲第39番 変ホ長調 K.543
交響曲第40番 ト短調 K.550
[CD2]
交響曲第41番 ハ長調「ジュピター」K.551 |
マチュー・ヘルツォーク(指揮)
アンサンブル・アッパッショナート |
マルチな指揮者マチュー・ヘルツォーク&アンサンブル・アッパッショナートによるモーツァルトの最後の3つの交響曲集
録音:2018年7月16-20日
マチュー・ヘルツォークは、オール・アラウンドの音楽家。指揮者、ヴィオラ奏者、作曲家、オーケストレーター、そしてエベーヌ弦楽四重奏団の創設メンバー(ヴィオラ)でもありました(2014年退団)。
アンサンブル・アッパッショナートを結成し、精緻な指揮でアンサンブルを率いて、楽譜を常に新鮮な響きで蘇らせています。
アンサンブルはウェブでの活動にも力を入れていて、「音楽の感情(L'
Emotion musicale)」と題したウェブ・コンサートなども展開しています。ビゼーの人生についてのオペラ作品のリブレットも手がけるなど、マルチな才能はとどまるところを知りません。
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PROFIL
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PH 18030
(2CD)
¥4800 →\4390
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シャラー(指揮)&フィルハーモニー・フェスティヴァ
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
(ゲルト・シャラーによる完全版の改訂稿) |
ゲルト・シャラー(指揮)
フィルハーモニー・フェスティヴァ |
Time |
小節 |
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序奏部 |
(1-50) |
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中間部 |
(219-269) |
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再現部 |
(470-513) |
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0:00 |
1-16 |
始動経過 |
|
第1展開部 |
|
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16:40 |
470-481 |
開始部 |
0:37 |
17-20 |
ブルックナーの刻印 |
|
7:12 |
219-236 |
盛り上がり |
|
17:00 |
482-497 |
拡大 |
0:45 |
21-50 |
主題提示の準備 |
|
7:43 |
237-252 |
頂点と降下 |
|
17:27 |
498-513 |
主要発想 |
|
|
|
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8:11 |
253-260 |
経過句 |
|
17:55 |
514-531 |
間奏 |
主題 |
(51-82) |
|
|
8:25 |
216-286 |
第2展開句 |
|
|
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1:39 |
51-62 |
主要発想 |
|
|
|
|
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18:26 |
532-619 |
終始句コラール |
2:00 |
63-74 |
経過句 |
|
9:12 |
287-306 |
ラプソディック |
|
|
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の再現 |
2:16 |
75-82 |
エピローグ |
|
|
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なフレーズ |
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コーダ |
(620-734) |
|
主題の歌謡エピソード (83-136) |
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フーガ |
(307-363) |
|
|
21:07 |
620-673 |
盛り上がりと高潮 |
2:40 |
83-100 |
叙情的発想 |
|
10:11 |
307-326 |
提示部 |
|
22:56 |
674-717 |
拡大 |
3:19 |
101-130 |
嬰ヘ長調のトリオ |
|
10:56 |
327-335 |
間奏 |
|
24:25 |
718-734 |
終結 |
4:40 |
131-136 |
経過句 |
|
11:16 |
336-363 |
展開部 |
|
|
|
|
|
|
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|
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|
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|
|
終止句 |
(137-218) |
|
|
12:14 |
364-415 |
間奏 |
|
|
|
|
4:50 |
137-162 |
盛り上がり |
|
|
|
|
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|
5:33 |
163-198 |
提示部終りのコラール |
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13:54 |
416-469 |
歌謡エピソード |
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6:37 |
199-218 |
経過句 |
|
|
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の再現 |
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衝撃の全曲版から2年、シャラー、ブルックナーの9番を改訂初演!
録音:2018年7月/エーブラハ大修道院付属教会(ライヴ)/36'
56"、47' 46"
2016年にブルックナーの交響曲第9番のフィナーレを完成させ、世に問うた指揮者ゲルト・シャラー。ブルックナーの音楽を愛し、作品を熟知する彼ならではの説得力で話題となりましたが、その後も推敲を重ね、満を持してスコアをRies
& Erler 社から刊行しました。その披露による2018年7月のコンサートのライヴが登場します。
交響曲第9番の草稿はいろいろ残されていますが、最大の問題はどう作品を終結させるかで、それはブルックナー本人しか知り得なかったこと。ワーグナーから強い影響を受けたブルックナーの音楽は、聴覚以上に大胆な和声と絶え間ない転調に満ちているうえ、19世紀末の作でもあり、かなり時代を先取りした感覚が見受けられます。さらに先に行くにしたがい希薄になっていくスケッチを尊重して、ほとんど神の世界へ至るようなコーダを導き出しました。
約25分の新フィナーレ(全734小節)。
すべてのブルックナー・ファン必聴の新譜と申せましょう。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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EPITAGRAPH
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「最晩年のフルトヴェングラーが到達した究極の《第9》の姿」(宇野功芳) フルトヴェングラー初出の《第九》として、2009年にドリームライフ(エピタフォーン・レーベル)から発売され、『レコード芸術』誌で"特選"を獲得、大評判を呼んだこの名盤がキングインターナショナルから復活します!しかも高音質CD"UHQCD"で!!
このディスク、演奏・録音ともに全曲盤が13種存在するフルトヴェングラーの《第九》の中で最高ランクの評価!限定発売となりますので、この機会にお忘れなきようお求めください。 |
EPITA 001
(UHQCD)
¥2500 →\2290
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フルトヴェングラーの第九
(1953.5.30ウィーン・ニコライ演奏会のライヴ)
ベートーヴェン:
交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱」 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン・ジングアカデミー
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ロゼッテ・アンダイ(アルト)
アントン・デルモータ(テノール)
パウル・シェフラー(バス) |
フルトヴェングラーの第九(1953.5.30ウィーン・ニコライ演奏会のライヴ)【UHQCD】限定発売
録音:1953年5月30日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)【オットー・ニコライ演奏会(同年1月23日の繰り延べ演奏会)】
MONO、78' 39、国内製造品、日本語帯・解説付
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
この演奏、録音の要点としては、次の六点があげられる−(1)演奏全体に、目立ったミスがなく、最後まで充実している事。(2)演奏全体の印象を低下させる様な録音時のテープ、経時変化などに特別大きな不調がなく、終楽章でも音量不足や音質の劣化がない事。(3)第1楽章の展開部フーガ部分の充実、再現部冒頭の壮絶な表現によって迫力が増し、各楽章の表現に理想的なバランスが出ている事。(4)第3楽章の表現が深い上にさわやかで、自然な流れが見事である事。(5)最初から熱気があり、指揮者、オーケストラ、ソリスト、合唱団、及び聴衆全体に、曲、演奏に打ち込む一体感が出ている事。(6)全体を通じてフルトヴェングラーの個性が最大限発揮されているが、それを超越してベートーヴェン「第9交響曲」の内容が直截に伝わってくる点で、最高の賛辞が与えられる事。
(日本フルトヴェングラー協会 平田治義)【2019
年2 月追記のライナー・ノーツより】
「すでに翌31日のライヴがグラモフォン・レーベルで出ており、バイロイト盤を大人しくしたような解釈がなかなかすばらしく、録音もバイロイト盤を凌ぐほどであるが、今回の30日盤は演奏、録音ともにいっそう見事で、最晩年のフルトヴェングラーが到達した究極の《第9》の姿を示している。」
(宇野功芳 『レコード芸術』2009年4月号「新譜月評」より)
(エピタグラフ)・・・歴史的価値ある音源の発掘・蒐集・復刻を目的に2019年に立ち上げた国内の自主制作レーベル。
旧エピタフォーン・レーベル。
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EPITA-002/3
(2UHQCD)
¥2800 →\2590
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ブラームス:交響曲第3番/
クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィル(1958)
1. ハイドン:交響曲 第88番 ト長調
2. R・シュトラウス:死と変容
3. ブラームス:交響曲 第3番 ヘ長調
4. ワーグナー:ジークフリート牧歌 |
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
「ブラームスの3番は十分に音質が良いこの58年盤を第一に選ぶべき」(宇野功芳)
クナの超絶演奏ライヴ、音質も極上の名盤が、キングインターナショナルからUHQCDとなって復活!
ブラームス:交響曲第3番/クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィル(1958)【2UHQCD】限定発売
録音:1958年11月8、9日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)(1-3)、1949
年8 月30 日 祝祭劇場、ザルツブルク(ライヴ)(4)
MONO、44' 08 / 60' 57、国内製造品、日本語帯・解説付
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
2009 年にドリームライフ(エピタフォーン・レーベル)から発売されたクナッパーツブッシュ&ウィーン・フィルの「ブラームス:交響曲第3番」が、キングインターナショナルに契約発売先を変えて、リリースされます。しかも、高品質CD
"UHQCD" で!限定発売となっておりますので、この機会にお早めにお求めください。
旧CD は2009年の発売当時『レコード芸術』4月号の「新譜月評」で宇野功芳氏から以下のように、"
推薦"を受けるなど、その録音ともども大きな評判を集めました。
「まず《ジークフリート牧歌》について書きたい。この曲には62年のミュンヘンでのスタジオ録音があるが、それに負けない感動をおぼえたからだ。曲の美しさと魅力が豊かに迫って来て、あふれる歌はミュンヘン盤にはないものである。
・・・ブラームスの第3番には50年のベルリン盤があり、巨大な凄絶さではやはりベストだが、音が終始割れ気味で、ずいぶん聴き辛い。表現は多少大人しくなっているが、今となっては十分に音質が良いこの58年盤を第一に選ぶべきであろう。
・・・ハイドンの第88番にも62年にヘッセン盤という名演があり、これがベストであることには変わりがないが、4種のCDはどれも味わい深く、とくにこの58年盤は第2位だ。
・・・(《死と変容》は)主部もすばらしい。どんな錯綜した部分もすべての楽器が分離良く聴こえ、意味を持ち、楽器の抉りは生々しさのかぎり、力奏ではあるが決してうるさくならないのはさすがだと思う。トロンボーンの凄みは言語に絶し、クライマックスは阿鼻叫喚、コーダのヴァイオリンは艶麗。クナの名演の一つだ」
【お断り】旧CD に収録されていた《ジークフリート牧歌》は調査の結果、EAS(電気的ステレオ化)録音ということが判明しましたので、キング関口台スタジオでのリマスタリングで、オリジナルのモノラル録音に戻しています。
(エピタグラフ)・・・歴史的価値ある音源の発掘・蒐集・復刻を目的に2019年に立ち上げた国内の自主制作レーベル。旧エピタフォーン・レーベル。
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<国内盤>
<LP>
ALTUS(LP)
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ALTLP 141/2
(2LP)
¥14000+税
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ストコフスキー初来日1965年読響ステレオ・ライヴ
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92
[LP1-A] 第1楽章
[LP1-B] 第2楽章
[LP2-A] 第3楽章
[LP2-B] 第4楽章 |
レオポルト・ストコフスキー(指揮)
読売日本交響楽団 |
45回転盤に成るべくして成った!ストコフスキーと読響、貴重な唯一の共演が初LP
化。若林駿介氏による鮮烈なワンポイント・ステレオ録音!
若林駿介氏によるワンポイント・ステレオ録音:1965年7月10日/東京文化会館(ライヴ)
国内プレス、完全限定生産盤、ステレオ、日本語帯・解説付
1965年に初来日したストコフスキーと読響の唯一の共演を初LP
化。木管は倍管で4人ずつとなり右側、金管は中央、弦はヴァイオリンとヴィオラが左から右に向かって並びチェロとコントラバスは最後尾の雛壇の上にそれぞれ横1
列、という独自の楽器配置による強烈な演奏を33回転盤よりずっと生々しくダイレクトな「45回転盤」でご堪能いただけます。
大きな振幅と深く太い音で巨大な音楽を練り上げながら、繰り返しを省きどんどん先へ驀進していく聴き応え十分の演奏。録音界の巨匠・若林駿介氏による完全ワンポイント録音も素晴らしく、各楽器の定位感が眼前に飛び込んでくるよう。各楽章はどれも12分以下で、演奏・録音・収録時間すべてに理想的な45回転盤の条件が揃ったお宝音源と言えます。LP用のマスタリングを施した上でアナログのマスターテープを作り、丁寧にカッティングし製品化しております。これぞ贅沢の極み、まさにレコードの楽しみそのもの!
ブックレットには演奏会当日の楽器配置図や、読響と日フィルの二重契約騒動について語る藤田由之氏のインタビュー、演奏会プログラムに載せられた文章も掲載しており、資料としてもたいへん充実しています。
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ALTLP 143/5
(3LP)
¥19800+税
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アントン・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
[LP-1A] 第1楽章
[LP-1B] 第2楽章
[LP-2A] 第3楽章
[LP-2B] 第3楽章(続き、練習番号Kから)
[LP-3A] 第4楽章
[LP-3B] 第4楽章(続き、練習番号U から) |
セルジユ・チェリビダッケ
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 |
あの名演が前代未聞の3枚組で登場!
新リマスター・新カッティングで生まれ変わる来日公演。常軌を逸した神秘の名演、非日常の時間感覚がもたらす究極の美。
NHKによるライヴ録音:1990年10月20日/サントリーホール/国内プレス、完全限定生産盤、ステレオ、日本語帯・解説付
名演の誉れ高いチェリビダッケの来日ライヴが新リマスター・新カッティングで復活。以前ALTLP-073
として2枚組LP で発売されていましたがこちらは廃盤。そしてこのたび、前代未聞、初の「3枚組」として再リリース。新たなアナログのマスターテープを作った上で製品化しております。
当演奏は長大な収録時間のため、レコードの片面にひとつの楽章をすべて入れ、かつ効果的に再生させるのが難しく、特に30分を超える第3楽章がネックとなります。そこで今回はあえて、楽章途中で面を変えて3
枚組として収録。この手法により全面20分以内に収め、レコード内周部のひずみを避け、また最後までマスターの音量を下げることなく、残された演奏をそのまま刻印できるようにいたしました。フィナーレのクライマックスも通常よりダイレクトな音圧感で、力強い再生が可能になっています。
この異形の名演を味わい尽くすにふさわしい至高のアナログと言えるでしょう。第3、第4
楽章で盤を返す箇所については慎重に吟味し、音楽の流れを損なわずに、より深みのある世界へ一段踏み込めるようなポイントを選んでいます。
ここに収録されている第8 交響曲は、チェリビダッケ晩年のブルックナー演奏の端的な例だろう。常識を超えたゆったりしたテンポを取り、音をしっかり響かせる。もちろん、それぞれの音の関係性は明快である。ここではまったく非日常的な時間が流れている。アレグロだろうが、アダージョだろうが、基本的には関係ない。速いだの遅いだのという一般的な感覚や観念が消失してしまったかのようだ。
私たちは普通音楽を聴くとき、長調の快速な部分では心地よさを期待し、短調の遅い部分では感傷性や悲哀の表現を求める。ところが、そうした一般的な音楽観はここでは通じない。もっと抽象的な、音色やリズムやさまざまな要素の複雑な組み合わせの美が示されているからだ。(音楽評論家/許
光俊)
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RCO LIVE(LP)
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KKC 1131
(LP)
¥3333+税
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ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調「新世界より」作品95
Side A
第1楽章:アダージョ〜アレグロ・モルト 9'26
第2楽章:ラルゴ 11'57
Side B
第3楽章:スケルツォ(モルト・ヴィヴァーチェ) 8'01
第4楽章:アレグロ・コン・フォーコ 11'54 |
マリス・ヤンソンス(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 |
ヤンソンス&コンセルトヘボウ、躍進劇の幕開けとなった「新世界より」がLP
となって登場!!
録音:2003年6月6日、オランダ、アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライブ)/stereo,
33 1/3 rpm, 180 g、41' 20、日本語帯・解説付
RCO Live レーベルの第1 弾を飾ったマリス・ヤンソンス指揮のドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」がLP
となってリリースされます。
2004年シーズンよりロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任したヤンソンスは、その前年にバイエルン放送交響楽団の首席指揮者にも就任しており、名門オーケストラを手中にして波に乗っていた時期。作品の隅々にまで精気がみなぎり、自在なテンポ、雄弁な音楽、そして快い疾走感という、まさに上昇気運を象徴するかのような痛快な演奏です。飛ぶ鳥を落とす勢いの顔合わせによる熱演が繰り広げられています。「新世界より」はヤンソンスの得意曲でオスロ・フィル(1988)、ウィーン・フィル(1998)、バイエルン放送響(2014)との録音が残されています。
レーベル最高のスタートを切った本録音がLP
で登場するのはオーディオ・ファイルとしても喜ばれるリリースとなるでしょう。

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2/26(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CLAVES
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ブリュノ・フィリップも参加!
フランス人作曲家ザヴァロの作品集
パスカル・ザヴァロ(1959-):
(1)サン・ロマーノの戦い(2012)
(2)イントゥ・ザ・ワイルド(2016)
(3)パストラーレ(2010)
(4)トゥルーロのマシーン(2015) |
(2)ブリュノ・フィリップ(チェロ)
(3)マティユー・ペティジョン(オーボエ)
(3)フランク・ラヴォジェ(ファゴット)
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
ジュリアン・マスモンデ(指揮) |
フランスの注目チェリスト、ブリュノ・フィリップも参加!フランス人作曲家ザヴァロの作品集
セッション録音:2017年6月27日-7月1日/ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)/72'07"、ディジパック仕様
フランスの作曲家兼打楽器奏者パスカル・ザヴァロ(1959-)。少年時代よりロック・バンドでドラムスを担当し、その後打楽器奏者として活躍してきました。
打楽器奏者ならではといえる独特なビート感とリズム感に包まれた作品は近年フランス、スイスを中心に評価を高めてきています。当アルバムでは4篇を収録。いずれも効果的な打楽器と魅惑的な旋律が魅力です。
「イントゥ・ザ・ワイルド」では新進気鋭のチェロ奏者ブリュノ・フィリップが独奏をつとめております。フィリップは1993年ペルピニャン生まれのチェロ奏者。2011年11月、アンドレ・ナヴァラ国際コンクールで第3位とベスト・リサイタル賞を受賞、そして2014年には難関ミュンヘン国際音楽コンクールで第3位と聴衆賞を受賞、世界のオーケストラと共演、また、クレーメルやタベア・ツィンマーマンらと共演するなど、その実力が注目されている存在です。
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50 1902/04
(3CD)
¥7000
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オトマール・シェックの歌劇「デューランデ城」
オトマール・シェック(1886-1957):
歌劇「デューランデ城」 Op.53(全4幕) |
ロビン・アダムズ(バリトン)
ソフィー・ゴルデラッヅェ(ソプラノ)
ウーヴェ・スティッカート(テノール)
ヒルケ・アンデルセン(メゾ・ソプラノ)
ジョルダン・シャナハン(バス)
ルドヴィカ・ベッロ(ソプラノ)、他
マリオ・ヴェンツァーゴ(指揮)
ベルン交響楽団、ベルン市立劇場合唱団 |
スイスの作曲家オトマール・シェックの歌劇「デューランデ城」世界初録音!
ライヴ録音:2018年6月2日/ベルン市立劇場(スイス)/2h29'01"、ディジパック仕様
オトマール・シェック(1886-1957)はライプツィヒでレーガーに師事したスイス人の作曲家。後期ロマン派音楽から出発し、非常に高められたリリシズムを特色とします。歌曲を中心に歌劇、合唱曲、室内楽曲などすぐれた作品を残しております。
歌劇「デューランデ城」は、アイヒェンドルフの小説を元にした全4幕の大作。オトマール・シェック作品の研究と録音に力を注いでいる指揮者マリオ・ヴェンツァーゴ渾身のライヴでこの度世界初録音が実現しました。
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HMF
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HMM 902354
(CD)
¥2700 →\2490
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シャルリエとパリ管、
フランスの名優たちによる兵士の物語
ストラヴィンスキー:兵士の物語 |
オリヴィエ・シャルリエ(ヴァイオリン)
フィリップ・ベロー(クラリネット)
ベルナール・カゾラン(コントラバス)
ジョルジョ・マンドレージ(ファゴット)
ブリュノ・トンバ(コルネット)
ギョーム・コテ=デュムラン(トロンボーン)
エリック・サミュ(パーカッション)
ディディエ・サンドル(語り)
デュニ・ポダリデ(兵士)
ミシェル・ヴイエルモ(悪魔)
ジャン=クリストフ・ガヨ(指揮) |
シャルリエとパリ管の豪華名手たち、そしてフランスの名優たちによる兵士の物語
録音:2017年4月
フランスの名手オリヴィエ・シャルリエと、パリ管弦楽団首席クラリネット奏者、首席ファゴット奏者、首席トロンボーン奏者、そしてパリ管設立時からのコントラバス奏者と、パリ管メンバーのコルネットという超豪華メンバーによる兵士の物語。
フランスの演劇シーンや舞台を中心に活躍する名優3人がテキストを朗読します。デジパックの縦長ケースに収められております。
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HMM 902280
(2CD+
ボーナスDVD[NTSC])
¥3500
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シャルパンティエ(1643-1704):宗教作品集
[CD1]
・処女にして殉教者なるチェチーリア H.397
・死者たちのためのミサ8声 H.311
・マグダレーナ・マリアとイエスの間の対話
H.423
・ユディト、または解放されたベトゥーリア
H.391
[CD2]
・サウルとヨナタンの死 H.403
・キリストと罪人たちとの対話 H.425&425a
・キリストと人との対話 H.417
・昇天 H.408
・ミラノの疫病 H.398&398a
[ボーナスDVD]
おお、信心の奥義 H. 274
ユディト、または解放されたベトゥーリア
H.391
涙を流すマグダレーナ H. 343
処女にして殉教者なるチェチーリア H.397
主の御保護のもとに, H. 28 |
[CD1][CD2]
セバスティアン・ドセ
(指揮、オルガン、チェンバロ)
アンサンブル・コレスポンダンス
[ボーナスDVD]
セバスティアン・ドセ
(指揮、オルガン、チェンバロ)
アンサンブル・コレスポンダンス |
絶美のシャルパンティエ宗教作品集
[CD1][CD2]録音:2016年10月&12月
[ボーナスDVD]収録:2016年12月、ヴェルサイユ宮殿王立礼拝堂でのライヴ/演出:ヴァンサン・ユゲ
ドセ率いるアンサンブル・コレスポンダンス。毎度コンセプトの明確なプログラムで、フランスの古楽界を牽引する存在となりつつあります。
今回彼らが取り上げたのはシャルパンティエ。シャルパンティエはルイ14世の時代に宗教音楽のジャンルで重要な作品をのこした数少ない作曲家の一人といえるでしょう。
シャルパンティエは、30以上の宗教作品を、イタリアに居住した後に書きました。シャルパンティエは1660年代にローマの地で、オラトリオの巨匠カリッシミに学んだとされています。その成果が最も直接的に表れているのがここに収録された作品群です。
フランスの典雅さと厳格さをあわせもった美しさに満ちています。ボーナスDVD
には、ヴェルサイユ宮殿で行われた2016年の公演のライヴが収録されています。
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DESIRES〜雅歌コレクション |
ORA
スージー・ディグビー(芸術監督・指揮) |
1. ブリュメル(c.1460-1512/13):Sicut lilium
inter spinas
2. クレメンス・ノン・パパ(c.1510/15-c.
1555/56):Ego flos campi
3. ガブリエル・ジャクソン (b.1962):I am
the Rose of Sharon
4. ロドリーゴ・デ・ケバロス (c.1525/30-c.
1581):Hortus conclusus
5. 聖歌 Tota pulchra es
6. ロバート・ホワイト(c.1538-1574):Tota
pulchra es
7. フランシス・グリアー (b.1955):Dilectus
meus mihi
8. ニコラ・ゴンベール (c.1495-c. 1560):Quam
pulchra es
9. トマス・ルイス・デ・ヴィクトリア (1548-1611):Vadam
et circuibo civitatem
10. ジョナサン・ドーヴ (b.1959):Vadam
et circuibo civitatem*
11. セバスティアン・ド・ヴィヴァンコ (c.
1551-1622):Veni, dilecte mi
12. パレストリーナ (1525/26-1594):Duo
ubera tua
13. ホアン・エスキヴェル (c.1560-c. 1624):Surge
propera amica mea
14. ジョン・バーバー (b.1980):Sicut lilium*
(*はORA委嘱作品、世界初録音) |
イギリスの合唱グループORAによる雅歌をテキストにもつ作品集
録音:2016年2月
2014年に設立された声楽アンサンブルグループ、ORA。現代は、ルネッサンス時代に匹敵する合唱音楽の黄金期である、と考える彼らは、ルネッサンス、および現代の合唱作品を演奏・録音しています。
今回彼らがとりあげたのは、雅歌をテキストにもつ作品。透明なアンサンブルがきわめて美しい演奏となっています。
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鮮烈きわまりない!
アンサンブル・レゾナンツ
ハイドン:
十字架上のキリストの最後の7つの言葉
Hob.XX:1A |
リッカルド・ミナージ(指揮)
アンサンブル・レゾナンツ |
・導入部
・ソナタ第1番「父よ、彼らをお赦し下さい」(ルカ福音書第23章第34節)
・ソナタ第2番「あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」(ルカ福音書第23章第43節)
・ソナタ第3番「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」(ヨハネ福音書第19章第26節)
・ソナタ第4番「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」(マタイ福音書第27章第46節)
・ソナタ第5番「渇く」(ヨハネ福音書第19章第28節)
・ソナタ第6番「成し遂げられた!」(ヨハネ福音書第19章第30節)
・ソナタ第7番「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます」(ルカ福音書第23章第46節)
・終曲「地震」 |
アンサンブル・レゾナンツによるハイドンの十字架上のキリストの最後の7つの言葉、鮮烈きわまりない演奏!
録音:2018年7月、ハンブルク
アンサンブル・レゾナンツの新譜は、ハイドンのきわめつけの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」。ケラスとの超刺激的なC.P.E.バッハ(HMM902331/
KKC 5913)に続いて18世紀の音楽をプログラムしました。
冒頭の序曲から「ニ短調」という調性の不吉さが全開。管楽器群の炸裂ぶりにも驚かされます。当時この作品を初めて聴いた人々の衝撃を追体験するような、壮絶の内容です。
ハイドンのこの作品は、スペイン、カディスのサンタ・クエバ教会での聖金曜日の礼拝の際に「キリストの最後の7つの言葉」の一つ一つについて説教をする司教が、会衆を黙想させるための効果的な楽曲を希望したことに由来します。1786年に、サンタ・クエバ教会で初演されたこの版以外に、1787年に弦楽四重奏曲版が、1796年にオラトリオ版が作られています。
レクイエムの調性であるニ短調の序章で始まり、昇天の際の地震を描く曲で終わりますが、どの楽曲もその場面を鮮烈極まりなく描いています。
先日の鮮烈なC.P.E.バッハ/チェロ協奏曲集がアンサンブル・レゾナンツだった! |
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モダン楽器で聞くエマニュエル・バッハ
ケラス&アンサンブル・レゾナンツ
C.P.E.バッハ(1714-1788):チェロ協奏曲集
・チェロ協奏曲 イ短調 H.432 (Wq 170)
・交響曲 ト長調 H.648 (Wq 173)
・チェロ協奏曲 イ長調 H.439 (Wq 172) |
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
リッカルド・ミナージ(指揮)
アンサンブル・レゾナンツ |
ケラスのソロの超絶技巧とカデンツァの圧巻の説得力!とてつもなくエレガントにして刺激的なC.P.E.バッハの作品集
録音:2017年6月27-29日、聖ニコライ教会、パリー・オーディオ・ハンブルク
ケラスによる、この上なくエレガントなC.P.E.
バッハの登場。音楽への真摯な姿勢に貫かれた活動を展開しているチェリスト、ジャン=ギアン・ケラス。明晰であいまいなところのない譜面の読み込みに裏打ちされたその音楽は、ますます冴えわたる精度と透明度を増し、ケラスがさらなる高みへと登っていることを感じさせます。
共演は、アンサンブル・レゾナンツ。過去の偉大な作品から現代音楽まで、切れのある解釈で聴き手を魅了する18
人の名手よる弦楽アンサンブルで、まさにケラスと絶好の相性の良さといえるでしょう。ケラスは2010-13
年、アーティスト・イン・レジデンスを務めています(指揮のミナージは、2018-20
年のアーティスト・イン・レジデンス)。
ここに収録された作品は、C.P.E. バッハのベルリン時代、もっとも充実していた頃に書かれたもの。特にチェロ協奏曲は、ソロ楽器は名手のために書かれた華々しいヴィルトゥオジティで、ソロ楽器とオーケストラが対等のものとして扱われ、両者間の対話も魅力です。イ短調の協奏曲は、第1
楽章冒頭せきたてられたようなオーケストラの前奏の後、ケラスの奏でるチェロの入りがなんとも繊細かつエレガントで、きわめて印象的。その後のオーケストラとソロの美しいかけあいにぐいぐいと引き込まれます。終盤のカデンツァはケラスの真骨頂で、現代音楽かと思うような瞬間と超絶技巧にくぎ付けです。イ長調の協奏曲はC.P.E.
バッハの作品の中でも名曲と名高いものですが、終楽章のジーグに倣った急速な楽章は、アンサンブル・レゾナンツの巧さとケラスの超絶技巧を堪能できます。2
曲の協奏曲の間にはさまれた交響曲は、まさに疾風怒涛のきわみ。モーツァルト以前の交響曲はピリオド楽器で、というのがなんとなく定着している中、モダン楽器によるこのなんとも鮮やかな演奏は、C.P.E.
バッハの音楽そのものの楽しさをあらためて存分に味わうことのできるものとなっています。
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セイレーン〜ベルリオーズ、リスト、ワーグナー歌曲集
リスト:
ローレライ
喜びに満ち、悲しみに満ち(1844年版&1860年改訂版)
昔テューレに王がいた
ラインの美しき流れのほとり
山々に憩いあり
ベルリオーズ:夏の夜/オフィーリアの死
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集(女声のための5つの詩) |
ステファニー・ドゥストラック(ソプラノ)
パスカル・ジュルダン(ピアノ) |
ドゥストゥラックの引き込まれる歌声
録音:2018年9月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ステファニー・ドゥストラックは、ウィリアム・クリスティの下でも研鑽を積んだフランスのメゾ・ソプラノです。幅広いレパートリーを誇りオペラと歌曲シーンで活躍しています。
彼女の新譜は、神話上の歌声で航夫たちをとりこにした海の怪物「セイレーン」(フランス語でシレーヌ)と題し、リスト、ベルリオーズ、ワーグナーのロマン派歌曲を集めました。リストの「ローレライ」はラインのセイレーン伝説を歌った作品で、リストはこの歌曲のほかピアノ独奏曲など様々な版をのこしています。ワーグナーを思わせる和声も印象的な名曲です。
ベルリオーズのオフィーリアの死は最初にこの独唱曲として書かれ、のちに女声合唱にも編曲されています。ワーグナーのヴェーゼンドンク歌曲の深遠な世界も見事。水にまつわる内容の歌曲での、ピアノでの水の表現も作曲家によって様々で楽しめます。
ピアニストのジュルダンは、ハイドシェックやロジェ・ムラロに師事、室内楽を中心に活躍する名手です。
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PENTATONE
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PTC 5186718
(SACD HYBRID)
¥2700
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カルダー四重奏団、ベートーヴェンとヒルボリ!
1.-4. ベートーヴェン(1770-1827):
弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.18-3(1798-1800)
(I.8'15"+II.8'10"+III.2'58"+IV.7'02"=26'25")
5.アンデシュ・ヒルボリ(1954-):コングスガード変奏曲(2006)(13'58")
6.-12.ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番
嬰ハ短調 Op.131(1826)
(I.6'15"+II.3'14"+III.0'47"+IV.13'20"+
V.5'48"+VI.2'03"+VII.7'03"=38'30") |
カルダー四重奏団
【ベンジャミン・ジェイコブソン
(ヴァイオリン)、
アンドリュー・バルブルック
(ヴァイオリン)、
ジョナサン・モーシェル(ヴィオラ)、
エリック・バイヤーズ(チェロ)】 |
カルダー四重奏団、PENTATONEレーベル第1弾はベートーヴェンとヒルボリ!
セッション録音:2018年5月22-25日/コルバーン音楽学校、ジッパー・ホール(ロサンゼルス)
DSD、マルチチャンネル、79'11"、ディジパック仕様、輸入盤・日本語帯付
SACD ハイブリッド盤。
高い技術と芸術性が評価されているアメリカの実力派クァルテット、カルダー四重奏団がPENTATONE
レーベルと専属契約しました!
注目の第1弾はベートーヴェンの弦楽四重奏曲第3番と14番にはさみ、アンデシュ・ヒルボリのコングスガード変奏曲を収録しました。当団のこれまでの録音では近現代が中心だっただけにベートーヴェンは新境地といえ期待が高まります。
1798年から1800年にかけて作曲されたベートーヴェンの弦楽四重奏曲第3番は7度の跳躍が印象的な第1楽章、平和な雰囲気の主題を軸にした第2楽章、明るく生気に溢れた第3楽章、そして爽やかな緊張感に満ちながらも最後は静かに終わる全4
楽章構成です。一方、1825年末から翌年夏にかけて作曲された第14番は全7
楽章という特異な構成をとる後期の傑作の一つです。
1954年ストックホルム生まれのヒルボリは、合唱と即興音楽を経験した後に1976年にストックホルムの王立音楽大学に入学。グンナル・ブクト、ラーシュ=エーリク・ロセル、アルネ・メルネス、ペール・リンドグレーンの下で対位法と作曲法と電子音楽を学び、ブライアン・ファーニホウのクラスにも参加しました。合唱作品を中心に協奏曲や室内楽作品でも高い評価を集めています。コングスガード変奏曲は2006年の作品。ベートーヴェンとの相性もよくベートーヴェンの変奏曲を思わせる構成で、生き生きとしたこの上なく美しい響きが印象的です。

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BRIDGE
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「オールド・ファッションド」
ダルドロ:ビコーズ/
スピークス:マンダレーへの道,シルヴィア/
ハーマティ:幸福の青い鳥/
トゥアズ:私の母/
ラスバック:木々/
W.チャールズ:緑色の目の竜/
オハラ:そこに死はない/
キャロル:一本松の小道/
コーツ:夕方の鳥の歌/
ウッド:ピカーディの薔薇/
ロンバーグ:私が夢を見るには育ち過ぎた時/
スタルツ:これまで語られた中で最も甘い物語/
ジェイコブズ=ボンド:私はあなたを本当に愛している,ある完璧な日/
サリヴァン:失われた和音/
マロット:主の祈り/
ドヴォルザーク:家路/
ユーマンズ:歌なしに/
E.チャールズ:私が歌を歌った時/
カワード:私はあなたに再び会うでしょう |
ブライアン・マリガン(バリトン)
クレイグ・リュテンバーグ(ピアノ) |
これはたいへん素敵なCD!1877年から1935年までの英語の当時のヒット曲を収録
録音: 2017年2月6、7、9日 ニューヨーク州
ニューロシェル、DDD、66'07
これはたいへん素敵なCD。1877年から1935年までの英語の当時のヒット曲を収録している。これらは20世紀後半にはオールド・ファッションド、つまり古臭いとみなされクラシックの世界ではあまり顧みられて来なかったが、いずれもヒット曲ならではの魅力が詰まっている。
バリトンのブライアン・マリガンはそうした曲を愛好し、自ら発掘してCD1枚にまとめたのである。各曲に真正面から誠実に取り組みつつ愛情を注いだ歌は、しばしば軽く扱われてきたこれらの曲の真価を明らかにしてたいへん好ましい。
ブライアン・マリガンは米国のバリトン。サンフランシスコ歌劇場など米国の歌劇場や、フランクフルト、チューリヒ、ロンドンなどヨーロッパでも活躍している。
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MUSIC&ARTS
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「カルロ・グランテ・プレイズ・シューベルト」
シューベルト:
ハンガリー風のメロディ ロ短調 D817
楽興の時 D780(全6曲)
アレグレット ハ短調 D915
3つの小品 D946
行進曲 ホ長調 D606 |
カルロ・グランテ(ピアノ) |
M&Aレーベルの看板アーティスト、カルロ・グランテの新譜!シューベルトの「楽興の時」他!
録音 : 2013年12月 ウィーン、71'53
MUSIC & ARTSの看板アーティスト、イタリアのピアニスト、カルロ・グランテの新譜はシューベルト。
技巧派ピアニストとして鳴らしたグランテだが、ここでのシューベルトはいずれも抑えたタッチで深々とした味わいを広げており、むしろ派手なシューベルトが苦手な人にこそ向いている。
バドゥラ=スコダ夫妻から提供された1923年製ベーゼンドルファー・インペリアルを用いている。
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カルロ・グランテ(ピアノ)
ブゾーニ:ピアノ作品集
エレジー集
(転機のあとで/イタリアに!/
私の魂は畏れつつ待ち望む/
トゥーランドットの部屋/夜/幻影/子守歌)
青春に(全4曲) |
カルロ・グランテ(ピアノ) |
イタリアの技巧派ピアニスト、カルロ・グランテの弾くブゾーニ!
録音 : 2013年12月 ウィーン、61'43
イタリアの技巧派ピアニスト、カルロ・グランテの弾くブゾーニのピアノ曲集。エレジー集はブゾーニのピアノ曲の中でも人気が高いもの。中でも子守歌がよく知られている。青春に
は1909年出版。2曲目のジーグ、ボレロと変奏が比較的知られているが、4曲全部の録音は少ない。
カルロ・グランデはイタリア生まれのピアニスト。彼はブゾーニ復興に極めて力を入れており、ここでもスペシャリストならではの高い見識が窺える演奏が聞ける。
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ODRADEK RECORDS
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ジャマイカ生まれの英国人指揮者アンドルー・グーレイ
スペイン北部のオーケストラ、カスティーリャ・イ・レオン響
ラフマニノフ:交響曲第2番!
ラフマニノフ:
(1)死の島 Op.29
(2)交響曲第2番 ホ短調 Op.27 |
アンドルー・グーレイ(指揮)
カスティーリャ・イ・レオン交響楽団 |
新シリーズ「junta de Castilla y Leon」、アンドルー・グーレイ&カスティーリャ・イ・レオン交響楽団のラフマニノフ:交響曲第2番!
録音:(1)2017年5月9日,(2)2018年1月28-30日、ヴァリャドリッド/DDD、75'17
スペイン北部のカスティーリャ・イ・レオン州のオーケストラ、カスティーリャ・イ・レオン交響楽団は1991年創立、ヴァリャドリッドを拠点に活動している。
ジャマイカ生まれの英国人指揮者、アンドルー・グーレイが2016年から音楽監督を務めている。この組み合わせでの録音は初めてと思われる。
スペインのオーケストラということで想起される色彩感はいくらかあるものの、それ以上にグーレイの知的な音楽作りとオーケストラの能力の高さが実感できる演奏になっている。

両者のチャイコフスキーの交響曲第5番が少し観られる。
https://youtu.be/7hyfGiT6yXk
どんな田舎オケかと思ったら結構洗練された都会的演奏。
で、このグーレイ Andrew Gourlay という人がなかなかの器とみました。
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「REVOLUCIONARIO」
ピアソラ:
乾杯(チンチン)/革命家/ラ・カモーラ1/
五重奏のための協奏曲/ミロンガ・ロカ/
悪魔のロマンス/やがて来るもの/
フラカナーパ/ある街へのタンゴ/
アルフレード・ゴッビへの肖像/
3人のためのミロンガとフィナーレ/
ミルトンの肖像 |
キンテート・アストル・ピアソラ
(アストル・ピアソラ五重奏団):
【ラウタロ・グレコ(バンドネオン)
セバスティアン・プルザク(ヴァイオリン)
クリスティアン・サラテ(ピアノ)
セルジオ・リヴァス(ダブルベース)
ジェルマン・マルティネス(ギター)】 |
新シリーズ「Quinteto Astor Piazzolla」、真のピアソラ演奏を伝える「キンテート・アストル・ピアソラ」
DDD、66'39
アストル・ピアソラ(1921-1992)は、タンゴにクラシックとジャズの要素を強く盛り込んだ独自の作風のため、様々な演奏が可能だが、ピアソラの死後、アストル・ピアソラ財団の総裁ラウラ・エスカラダ・ピアソラは、五重奏こそピアソラ演奏の理想と考え、クインテト・アストル・ピアソラを立ち上げた。20年以上活躍しているこの団体による演奏は、今日最も正統なピアソラ演奏であり、ピアソラの真の魅力を伝えるものとなった。
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マリアン・マルツィの弾くシューベルトとシューマン
シューベルト:
楽興の時 D780,Op.94(全6曲)
アンセルム・ヒュッテンブレンナーの主題による
13の変奏曲 イ短調 D576
12のグラーツのワルツ D924,Op.91
シューマン:森の情景 Op.82(全9曲) |
マリアン・マルツィ(ピアノ) |
録音 : 2018年7月22-24日 イタリア ペスカーラ、DDD、78'19 ※日本語オビ・解説付き
ハンガリーのピアニスト、マリアン・マルツィの弾くシューベルトとシューマン。マリアン・マルツィはブダペストのフランツ・リスト音楽院のピアノ部門の教授で、ハンガリーの中堅ピアニストの中でも特に活躍している一人である。
詩情豊かでみずみずしい演奏がすばらしい。
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「アンドレア・カサルビオスの音楽」
カサルビオス:
「歩く人」〜チェロと合唱のための
「言葉もなく」〜
チェロ、ヴィブラフォン、シンバルとマリンバのための
「クリソル」ハイドンの主題による即興曲〜ピアノのための
「マクトゥブ」〜3つのチェロのための
「自由が泣きながら起き上がる」〜
ヴァイオリン、チェロと事前録音された声による
ハイドン:ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI24〜第3楽章 |
アンドレア・カサルビオス(チェロ,ピアノ)
リチャード・ジャルッソ(指揮)
ヴォーチェ・チェンバー・シンガーズ
エミリー・ダジェット・スミス(ヴァイオリン)
トーマス・メーサ(チェロ)
イスマー・ゴメス(チェロ)
ギャレット・アーニー(打楽器) |
録音 : 2017年10月-2018年8月 ニューヨーク、DDD、48'01 ※日本語オビ・解説はありません
スペインのチェリスト、アンドレア・カサルビオスの作品集。彼女はチェリストとして活躍しながら、作曲活動にも熱心である。
ここに収録されている作品はいずれもここ5、6年の新作。チェロが活躍する作品が多いのは当然だが、ピアノ曲も彼女が演奏している。
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ROMEO RECORDS
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クレイグ・シェパード(ピアノ)
バッハ:フーガの技法 BWV1080
(未完のフーガ:ケヴィン・コーシン補筆) |
クレイグ・シェパード(ピアノ) |
クレイグ・シェパードのバッハ・シリーズの新刊は「フーガの技法」
録音 : 2018年2月22,23日 シアトル(ライヴ録音)、76'20
米国のベテラン・ピアニスト、クレイグ・シェパードのバッハ・シリーズの新刊は「フーガの技法」。
既発売は「インヴェンションとシンフォニアBWV.772-801(RON7255)」「平均律クラヴィーア曲集第1集(RON7258/59)」「平均律クラヴィーア曲集第2集(RON7269/70)」
今回もシアトルのミーニ劇場でのライヴ録音。速めのテンポでサラリと弾いているようで、実は細部にまでこだわり抜いた演奏はたいへん充実したものである。なお未完のフーガはケヴィン・コーシンの補筆による。
旧譜から、人気の高い
クレイグ・シェパード、ショパン:ソナタ集 |
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クレイグ・シェパード、ショパン:ソナタ集
ショパン:
幻想曲Op.49
ピアノ・ソナタ第2番「葬送」 変ロ短調Op.35
3つのマズルカOp.59
ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調Op.58 |
クレイグ・シェパード(ピアノ) |
度々の来日でお馴染のクレイグ・シェパード、ショパン:ソナタ集
録音:2017年2月22日、23日、72’49
アメリカ、フィラデルフィア出身のピアニスト、クレイグ・デイヴィッド。カーティス音楽院でエリノア・ソコロフに学び、その後ニューヨークのジュリアード音楽院にてサーシャ・ゴロドニツキに師事。1972
年のリーズ国際ピアノコンクールで銀賞を獲得。1973
年にロンドンに拠点を移し、英国を中心に世界的に活躍している。来日公演も度々行っています。
最新録音はショパンのピアノ作品集。確かなテクニックを駆使した堅実な演奏で、ショパン特有の陰影の濃い抒情を情感豊かに表出させています。
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<国内盤>
<映像>
HMF(映像)
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HMD 9809053
(1DVD[NTSC]
+1Blu-Ray)
¥3500
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ゲルネ圧巻の歌唱、
ユロフスキの冷静な物語の進行、
ケントリッジ演出の映像と装置の巧みな融合
アルバン・ベルク(1885-1935):歌劇「ヴォツェック」 |
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ザルツブルク音楽祭劇場児童合唱団
マティアス・ゲルネ(バリトン/ヴォツェック)
ジョン・ダスザック(テノール/鼓手長)
マウロ・ペーター(テノール/アンドレス)
ゲルハルト・ジーゲル(テノール/大尉)
イェンス・ラーセン(バス/医者)
フランチェス・パッパス(メゾ・ソプラノ/マルグレート) |
2017年ザルツブルク音楽祭ヴォツェックの映像、ゲルネ圧巻の歌唱、ユロフスキの冷静な物語の進行も見事、ケントリッジ演出の映像と装置の巧みな融合の舞台にも注目
演出:ウィリアム・ケントリッジ
収録:2017年8月、ザルツブルク音楽祭、モーツァルト・ハウス/字幕:独英仏、16/9、PCM
ステレオ、リージョン: all、1h41'
ユロフスキによるヴォツェック、2017年ザルツブルク音楽祭の映像。ユロフスキは管弦楽を見事に率いて物語を冷静に展開している印象。ゲルネのヴォツェックがとにかく素晴らしい。
舞台装置と映像が巧みに融合されている演出も見事で、ところどころにケントリッジのドローイング・アニメも映写されています。
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