≪第102号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その6 2019/6/4〜
6/7(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ARCANTUS
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「夜は何をしようか」〜ヴィルトゥオーゾ・リコーダー音楽集 |
アンネッテ・ジョン(リコーダー) |
(1)聖歌「主よ、平和を与えたまえ」(9世紀)
(2)作者不詳:「悦びのはじまり」(1400頃)
(3)ジョヴァンニ・バッサーノ(1550頃-1617):リチェルカーレ第4番
(4)アウレリオ・ヴィルジニアーノ(1600初頭-
中頃):リチェルカーレ第12番
(5)ヨンクヘール・ヤコブ・ファン・エイク(1590-1657):「夜は何をしようか」〜『笛の楽園』より
(6)ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):組曲
ト短調 Op.35-5
(7)エイク:「イギリスのナイチンゲール」〜『笛の楽園』より
(8)ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):ファンタジア第1番
ハ長調
(9)ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):無伴奏フルートのためのパルティータ
イ短調 BWV1013
(10)ヴィオレッタ・ディネスク(1953-):イーヴンソング(1985)【世界初録音】 |
リコーダー音楽、1100年の旅!9世紀から20世紀までのリコーダー作品を収めたアンネッテ・ジョンの初ソロ・ディスク!
セッション録音:2014年9月1-3日、2016年10月4日/ゼンデザール(ブレーメン)/51'08"
エグゼクティヴ・プロデューサー:ファビアン・フランク、マルティン・ナゴルニ
トーンマイスター:ファビアン・フランク
リコーダー界の期待の星、アンネッテ・ジョンが9世紀から20世紀までの作品を収録した注目アルバムをリリースしました。
9世紀に作曲されたとされる、聖歌「主よ、平和を与えたまえ」にはじまり、バッサーノ、ヴィルジニアーノのリチェルカーレ、エイクの『笛の楽園』より2曲、バロック時代のボワモルティエ、テレマン、J.S.バッハと続き、最後に現代作曲家ヴィオレッタ・ディネスクの世界初録音の作品で構成されております。
ジョンは時代を考慮し、それぞれの作品に合った楽器を用いて演奏。卓越した技術と優れた解釈でリコーダー音楽、1100年の旅に誘われます。
アンネッテ・ジョンはヴュルツブルクにてリコーダーを学び始め、その後ブレーメンの大学にて本格的に研鑽を積みました。その後、ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンスのメンバーとして各地の音楽祭に参加するなど活動の幅を広げてきました。現在、ソリストとしても数多くのコンサートを行いながらオルデンブルク大学で後進の育成にも力を入れております。
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BIS
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BIS SA 2444
(SACD HYBRID)
¥2700
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ペーテル・マッテイが満を持して「冬の旅」を録音!
フランツ・シューベルト(1797-1828):
「冬の旅」 D.911(全24曲) |
ペーテル・マッテイ(バリトン)
ラーシュ・ダーヴィド・ニルソン(ピアノ) |
スウェーデンを代表するバリトン、ペーテル・マッテイが満を持して「冬の旅」を録音!
セッション録音:2018年11月/スタジオ・アクースティクム(ピテオー、スウェーデン)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、69'07"
SACD ハイブリッド盤。
1965年スウェーデン生まれのバリトン歌手のペーテル・マッテイが満を持して「冬の旅」を録音しました。
オペラ作品を中心に幅広いレパートリーを誇るマッテイですが、50代半ばとなった今、ドイツ・リートの代表作にして最高傑作「冬の旅」を驚くほど美しい歌声で披露。マッテイの現在の充実ぶりを示した注目盤のリリースです。
ピアノのニルソンもマッテイにぴたりと合わせ好演を聴かせてくれます。録音はピテオーのスタジオ・アクースティクムで行われました。
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AYROS
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ベアトリーチェ・パルンボ 〜 ヘンデル:カンタータ集
Vol.3
カンタータ 《アルプスの山よ》 HWV.81
カンタータ 《心の平和を奪ったのは誰》 HWV.90
カンタータ 《フィッリの夜の思い》 HWV.134
カンタータ 《ああ、残念ながら本当だ》 HWV.77
カンタータ 《嘆かないで、泣かないで》 HWV.141
カンタータ 《高貴な望みの子》 HWV.113 |
ベアトリーチェ・パルンボ(ソプラノ)
マルコ・ヴィターレ(指揮&チェンバロ)
コントラスト・アルモニコ |
Ayrosが贈るヘンデルのカンタータ集!第3集のソリストはベアトリーチェ・パルンボ!
☆ ヴィターレ&コントラスト・アルモニコのヘンデル第3集。
☆ ベアトリーチェ・パルンボが歌う「片思いの愛」を題材とするカンタータ!
「Ayros」レーベルを立ち上げた気鋭のチェンバリスト、マルコ・ヴィターレが自身の古楽アンサンブル、コントラスト・アルモニコとのコンビで全集完結を目指すヘンデルのカンタータ・プロジェクト。
第1集「ロベルタ・マメリ」、第2集「ミッチェル・サンドラー」に続く第3集のソリストは、1987年生まれのソプラノ、ベアトリーチェ・パルンボ。
2003年のリッカルド・ムーティ指揮ミラノ・スカラ座の東京ツアー(マクベス)を含め、これまでホワイト・ヴォイスとしての長いキャリアの中で、「トスカ」、「マクベス」、「ラ・ボエーム」、「利口な女狐の物語」などのソリストに選ばれてきたベアトリーチェ・パルンボが、「片思いの愛」をテーマとする6曲の切なく美しいカンタータを歌います。
※録音:2017年10月28日−31日、コシェンチン・パレス(ポーランド)
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HYPERION
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ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ
Vol.79 〜
プフィッツナー&ブラウンフェルス:ピアノ協奏曲
ハンス・プフィッツナー(1869−1949):ピアノ協奏曲変ホ長調
Op.31
ヴァルター・ブラウンフェルス(1882−1954):
昼と夜の小品(ピアノ・オブリガートを伴う管弦楽のための)
Op.44 |
マルクス・ベッカー(ピアノ)
コンスタンティン・トリンクス(指揮)
ベルリン放送交響楽団 |
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト第79巻!舞台はドイツ!
プフィッツナー&ブラウンフェルス!
☆Hyperionの人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト」最新巻!
☆ドイツの鬼神マルクス・ベッカーが弾く、20世紀前半のドイツ・ロマンティシズム!
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」が、ついに第79集まで到達。
マックス・レーガーのピアノ作品全曲録音という偉業を成し遂げたことでその名を轟かせ、その後も"ピアノ王国ハイペリオン"で活躍するドイツの鬼神マルクス・ベッカーが、「ヤーダスゾーン&ドレーゼケ(CDA
67636)」、「ウィドール(CDA 67817)」以来となるRPCシリーズへ登壇。
シューマン、ブラームス、ワーグナーの精神的伝統に立つと自他共に認めるロマン主義者であったハンス・プフィッツナー。古典・ロマン主義の伝統を尊重し作品に反映してきたヴァルター・ブラウンフェルス。
20世紀前半、戦間期のドイツで活躍し、ドイツ・ロマンティシズムを継承してきた2人の作曲家によるピアノ協奏曲を、レーガーを始めとするドイツ音楽のスペシャリストでもあるマルクス・ベッカーが気高く描きます。
新国立劇場、東京フィルとの共演でもお馴染みのドイツの指揮者コンスタンティン・トリンクスとベルリン放送響のサポートも抜群です。
※録音:2018年2月12日−15日、放送局ホール(ベルリン、ドイツ)
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オルランド・コンソート、ギヨーム・ド・マショー第7弾!
マショー:ザ・シングル・ローズ |
オルランド・コンソート
〔マシュー・ヴェンナー(カウンターテナー)、
マーク・ドーベル(テノール)、
アンガス・スミス(テノール)、
ドナルド・グレイグ(バリトン)〕 |
☆ドナルド・グレイグが低声部を支える、中世・ルネサンスの男声ヴォーカル・アンサンブル。
☆オルランド・コンソートの中心プロジェクト、ギヨーム・ド・マショーの作品集第7弾!
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーを務めた名バリトン、ドナルド・グレイグが低声部を支え、ルネサンスと中世ポリフォニー音楽の最高峰として世界的な地位を獲得しています。
現在オルランド・コンソートがコンサートとレコーディングの中心プロジェクトとして演奏を続けているギヨーム・ド・マショー(c.1300−1377)。
第7弾では、愛と恋人の象徴であるバラをテーマに「ザ・シングル・ローズ(一輪のバラ)」のタイトルで愛の詩を歌います。
14世紀フランスの音楽様式 "アルス・ノーヴァ"
を代表するマショーの詩的でポリフォニックなシャンソンを、オルランド・コンソートの精緻で雄弁なア・カペラ・アンサンブルでお楽しみください。
※録音:2018年7月17日−19日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
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ブラームス:歌曲全集 Vol.8 |
ハリエット・バーンズ(ソプラノ)、
グレアム・ジョンソン(ピアノ)、
ロビン・トリッチュラー(テノール)* |
スペインの歌 Op.6-1/夜鳴きうぐいすは羽ばたく
Op.6-6/
6つの歌 Op.7〔まことの愛 Op.7-1、誓い Op.7-2、響き
Op.7-3、民謡 Op.7-4、悲しみに沈む娘 Op.7-5、帰郷
Op.7-6〕/
あこがれ Op.14-8/鍛冶屋 Op.19-4/秋の気配
Op.48-7/過ぎたこと Op.58-7/アグネス Op.59-5/
岸辺から Op.69-6/海を越えて Op.69-7/ひばりの歌
Op.70-2/春の歌 Op.85-5/軽率な誓い Op.95-5/別れ
Op.97-6/
49のドイツ民謡集 WoO.33より
〔第8曲「ああ、天使のような羊飼いの娘」*、第15曲「お姉さん、私たちはいつ家に帰るの」*、
第11曲「娘さん、いっしょに行こうか」*、第21曲「やさしい娘が歩いていった」、
第31曲「牧場に一軒の家が立っていた」、第34曲「どうやって門から入ろう」*、第42曲「静かな夜に」〕 |
英国の注目ソプラノ、ハリエット・バーンズHyperionのブラームス歌曲集でデビュー!
☆オックスフォード・リーダーの「ヤング・アーティスト・プラットフォーム」2018受賞!
☆注目のソプラノ、ハリエット・バーンズがHyperionのブラームス歌曲集でデビュー!
「歌曲大国ハイペリオン」の礎を築いてきた、名伴奏者グレアム・ジョンソンによる歌曲シリーズ。録音史上に輝く金字塔となったシューベルト(CDS
44501/40)、シューマン(CDS 44441/50)に続いてスタートしたヨハネス・ブラームスの歌曲全集。
第8巻では、英国最大級の歌曲音楽祭「オックスフォード・リーダー・フェスティヴァル」を主催するオックスフォード・リーダー(Oxford
Lieder)より「ヤング・アーティスト・プラットフォーム」2018を受賞したイギリスの若き注目ソプラノ、ハリエット・バーンズが登場。
既に多くの音楽祭に出演し、2018年にはグレアム・ジョンソン伴奏によるシューベルトのリサイタルでウィグモア・ホール・デビューも果たしているハリエット・バーンズ。細やかな技巧と豊かな表現が認められ、Hyperionの重要シリーズがデビュー・アルバムに選ばれるという期待のソプラノにご注目ください!
※録音:2018年4月19日−21日、10月15日&17日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
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SIGNUM CLASSICS
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SIGCD 596
(8CD/特別価格)
¥9600
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8枚組
ウィドール:オルガン作品全集 |
ジョセフ・ノーラン(オルガン) |
オルガン交響曲第1番ハ短調 Op.13-1/オルガン交響曲第2番ニ長調
Op.13-2/
オルガン交響曲第3番ホ短調 Op.13-3/オルガン交響曲第4番ヘ短調
Op.13-4/
オルガン交響曲第5番ヘ短調 Op.42-1/オルガン交響曲第6番ト短調
Op.42-2/
オルガン交響曲第7番イ短調 Op.42-3/オルガン交響曲第8番ロ長調
Op.42-4/
オルガン交響曲第9番 Op.70 《ゴシック》/オルガン交響曲第10番
Op.73 《ローマ風》/
ラテン組曲 Op.86/3つの新しい小品 Op.87/バッハの思い出/
アメリカ行進曲/四月物語 第6曲:結婚行進曲 |
オルガン交響曲全10曲を含むウィドールのオルガン作品全集!
☆イギリス系オーストラリアの名オルガニスト、ジョセフ・ノーラン博士が築いた金字塔。
☆カヴァイエ=コルのヒストリカル・オルガンを弾き、ウィドールのオルガン・シンフォニー全曲と独奏作品を網羅したオルガン作品全集!
セント・ジェームズ宮殿チャペル・ロイヤル(ロンドン)のオルガニストやセント・ジョージ大聖堂(西オーストラリア、パース)のオルガニスト&楽長を務め、2016年4月には誉れ高きフランスの芸術文化勲章「シュヴァリエ(騎士)」を受勲したイギリス系オーストラリアの名オルガニスト&合唱指揮者、ジョセフ・ノーラン博士が築いた金字塔。
フランス・オルガン界の大家シャルル=マリー・ウィドール(1834−1937)のオルガン作品全集がBOXセットになってリリース!
全5巻(CD6枚)に及んだ「オルガン交響曲全集」に、CD2枚分の独奏オルガン作品集をセットにした8枚組。英グラモフォン誌、英BBCミュージック・マガジン、英ミュージック・ウェブ・インターナショナル、豪ライムライト誌、豪オーストラリアン紙等主要メディアで圧倒的な評価を獲得してきた記念碑的録音です。
かつてサン=サーンスやフォーレ、デュボワがオルガニストを務めた由緒あるパリのマドレーヌ寺院に設置された銘器、1846年に19世紀の名工アリスティッド・カヴァイエ=コルが製作したヒストリカル・オルガンを中心に、リヨン、サン・フランソワ・ド・サル教会のカヴァイエ=コル・オルガン(アメリカ行進曲、結婚行進曲)、トゥールーズ、サン=セルナン聖堂のカヴァイエ=コル・オルガン(オルガン交響曲第10番、その他の独奏作品)を使用しています。
※録音:2011年5月18日−24日(オルガン交響曲第1番〜第9番)、2013年4月29日−5月1日(アメリカ行進曲、結婚行進曲)、2014年5月25日−27日(オルガン交響曲第10番、その他の独奏作品)
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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DOREMI
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DHR 8081
(2CD)
¥4800 →\4390
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フランコ・グッリ録音集 第1集
モーツァルト:
(1)弦楽三重奏のためのディヴェルティメント
変ホ長調 K.563
(2)ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲
変ホ長調 K.364
(3)ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
(4)ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
(5)ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲
変ロ長調 K.424 |
フランコ・グッリ(ヴァイオリン(1)-(5)、指揮(3)(4))
ブルーノ・ジュランナ(ヴィオラ(1)(2)(5))
ジャチント・カラミア(チェロ(1))
アルチェオ・ガリエラ(指揮(2))
ミラノ・アンジェリクム管弦楽団((1)-(4)) |
イタリアの名手グッリのモーツァルト録音集!
録音:1965年頃
レジェンダリー・トレジャーズ・シリーズよりグッリの録音集が登場します。
フランコ・グッリ(1926-2001)はイタリア出身でシゲティらに学んだ名手。教育活動にも熱心で東京音楽大学でも教えていました。ジュランナ、カラミアと結成したトリオは「イタリア弦楽三重奏団」の名で知られています。このモーツァルト・アルバムではグッリ弾き振りの協奏曲から息の合った奏者たちとの室内楽まで収録しており、グッリのモーツァルト演奏の真髄がお聴き頂けます。
名手フランコ・グッリによる1960年代
絶美のイタリア・ヴァイオリン曲音源!
アルベルト・クルチ:ヴァイオリン協奏曲 |
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グッリ、絶美のイタリア・ヴァイオリン協奏曲音源発見!
アルベルト・クルチ:
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番 「コンチェルト・ロマンティコ」Op.21
(2)同第2番Op.30
(3)同第3番Op.33
(4)古風な様式によるイタリア組曲Op.34 |
フランコ・グッリ(ヴァイオリン)
フランコ・カプアーナ(指揮)
スタジオ・オーケストラ |
日本にも弟子の多いグッリのヴァイオリンによる、絶美のイタリア・ヴァイオリン協奏曲音源発見!
録音:1963年7月18日(1)、7月16日(2)、1964年7月4日(3)(4)/サン・エウフェミア教会/STEREO
ヴァイオリンの国際コンクールに名を残すアルベルト・クルチ(1886-1973)。
イタリアの名門楽譜出版社クルチの創業者の御曹司で、子供の頃にベルリンでヨアヒムの指導を受け世に知られるようになりました。
作曲家としては教則本が学習者に愛用されますが、ヴァイオリン協奏曲を3
篇残しています。
20 世紀の音楽ながら現代的要素はなく、イタリア的な美しいメロディと叙情性に満ちた魅力作となっています。
そして何より美しいのが「古風な様式によるイタリア組曲」。
優しく穏やかで、南欧の抒情がはちきれんばかりに詰め込まれた逸品。
この曲が聴けるというだけでもこのアルバムを手に入れる価値がある。
独奏は日本にも弟子の多いフランコ・グッリ。
大物ながら何と初のステレオCD 発売。美音と歌ごころでじっくり聴かせる。
この人の演奏だから胸を打つのかも。
オーケストラは名無しですが、スカラ座のオーケストラ団員であるとされます。
アルベルト・クルチ
ヴァイオリン協奏曲第1番 「コンチェルト・ロマンティコ」全曲が聴けます。15分ほどの作品です。
https://youtu.be/Ssjh2UGv6kI
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<映像>
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ARTHAUS MUSIK(映像)
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KKC 9457/67
(11DVD)
¥13636+税
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ウィーン国立歌劇場150周年記念DVDボックス(限定盤) |
ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』
プラシド・ドミンゴ(テノール:マンリーコ)、ライナ・カバイヴァンスカ(ソプラノ:レオノーラ)、
ピエロ・カプッチッリ(バリトン:ルナ伯爵)、
フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ:アズチェーナ)、
ジョゼ・ヴァン・ダム(バス:フェランド)、マリア・ヴェヌーティ(ソプラノ:イネス)、
ハインツ・ツェドニク(テノール:ルイス)、カール・カズラフスキー(バス:老ジプシー)、
エヴァルト・アイヒベルガー(テノール:使者)、
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
収録:1978年5月 ウィーン国立歌劇場/演出:ヘルベルト・フォン・カラヤン/
装置:テオ・オットー/衣裳:ジョルジュ・ヴァケヴィッチ/照明:ロバート・スタングル/
映像撮影:ギュンター・シュナイダー=ジームセン/収録時間:151分
ビゼー:歌劇『カルメン』
エレーナ・オブラスツォワ(カルメン)、プラシド・ドミンゴ(ドン・ホセ)、
ユーリ・マズロク(エスカミーリョ)、イソベル・ブキャナン(ミカエラ)、
チェリル・カンフシュ(フラスキータ)、アクセル・ガル(メルセデス)、クルト・リドル(スニーガ)、
ハンス・ヘルム(モラレス)、ハインツ・ツェドニク(レメンダード)、パウル・ヴォルフルム(ダンカイロ)、
ウィーン少年合唱団、ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団(合唱指揮:ノルベルト・バラチュ)、
カルロス・クライバー(指揮)
収録:1978年12月9日、ウィーン国立歌劇場/演出・装置・衣装:フランコ・ゼッフィレッリ/
収録時間:154分
モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』
カルロス・アルバレス(ドン・ジョヴァンニ)、フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(騎士長)、
アドリアンヌ・ピエチョンカ(ドンナ・アンナ)、ミヒャエル・シャーデ(ドン・オッターヴィオ)、
アンナ・カテリーナ・アントナッチ(ドンナ・エルヴィーラ)、イルデブランド・ダルカンジェロ(レポレッロ)、
アンゲリカ・キルヒシュラーガー(ゼルリーナ)、ロレンツォ・レガッツォ(マゼット)、
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団(合唱指揮:エルンスト・ドゥンシルン)、リッカルド・ムーティ(指揮)
演出:ロベルト・デ・シモーネ/装置:ニコラ・ルベルテッリ/照明:クルト・シェーニィ/
衣装:ザイーラ・デ・ヴィンチェンティース/振付:レナート・ザネッラ/映像監督:ブライアン・ラージ/
収録:1999年6月26、27日 アン・デア・ウィーン劇場におけるライヴ
プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』
エヴァ・マルトン(ソプラノ/トゥーランドット)、ホセ・カレーラス(テノール/カラフ)、
カーティア・リッチャレッリ(ソプラノ/リュー)、ヴァルデマール・クメント(テノール/
中国皇帝)、
ジョン・ポール・ボガート(バス/ティムール)、ロバート・カーンズ(テノール/ピン)、
ヘルムート・ヴィルトハーバー(テノール/
パン)、ハインツ・ツェドニク(テノール/ ポン)、
クルト・リドル(バス/ 役人)、ウィーン少年合唱団、
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、ロリン・マゼール(指揮)
演出:ハロルド・プリンス/収録:1983年ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
ヘンデル:歌劇『アルチーナ』
アニヤ・ハルテロス(ソプラノ:アルチーナ)、ヴェッセリーナ・カサロヴァ(メゾ・ソプラノ:ルッジェーロ)、
クリスティーナ・ハンマーシュトローム(アルト:ブラダマンテ)、
ヴェロニカ・カンゲミ(ソプラノ:モルガーナ)、
アロイス・ミュールバッヒャー(ボーイ・ソプラノ:オベルト)、
ベンジャミン・ブルンス(テノール:オロンテ)、アダム・プラチェトカ(バス:メリッソ)、
ウィーン国立歌劇場バレエ団、グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊、マルク・ミンコフスキ(指揮)
演出:エイドリアン・ノーブル/装置&衣装:アンソニー・ウォード/
演出、舞台装置、照明:マルコ・アルトゥーロ・マレッリ/衣装:ダグマール・ニーフィンド/
収録:2010年ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
R.シュトラウス:『エレクトラ』
エヴァ・マルトン(エレクトラ)、ブリギッテ・ファスベンダー(クリテムネストラ)、
シェリル・ステューダー(クリソテミス)、ジェームス・キング(エギスト)、
フランツ・グルントヘーバー(オレスト)、
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団(合唱指揮:ヘルムート・フロシャウアー)、クラウディオ・アバド(指揮)
演出:ハリー・クプファー/装置:ハンス・シャーファーノッホ/衣装・ラインハルト・ハインリヒ/
照明:ロベルト・シュタングル/撮影監督:ブライアン・ラージ/
収録:1989年6月ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
ワーグナー:『ローエングリン』
プラシド・ドミンゴ(ローエングリン)、シェリル・ステューダー(エルザ)、
ハルトムート・ヴェルカー(テルラムント)、ドゥニャ・ヴェイソヴィチ(オルトルート)、
ロバート・ロイド(国王ハインリヒ)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、
クラウディオ・アバド(指揮)
演出:ヴォルフガング・ヴェーバー/装置:ルドルフ・ハインリヒ、ラインホルト・ハインリヒ/
収録:1990年ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
R.シュトラウス:歌劇『ナクソス島のアリアドネ』
[序章]
ハンス・ペーター・カンメラー(執事長)、マルクス・アイヒェ(音楽教師)、
ソフィー・コッシュ(作曲家)、ヨハン・ボータ(テノール歌手/バッカス)、
ダニエラ・ファリー(ツェルビネッタ)、ソイレ・イソコスキ(プリマドンナ/アリアドネ)、
オレグ・ザリツキー(士官)、ノルベルト・エルンスト(舞踊教師)、ウォン・チョル・ソン(かつら師)、
マルクス・ペルツ(下僕)、アダム・プラチェトカ(ハーレキン)、カルロス・オスナ(スカラムーチョ)、
パク・ジョンミン(トラファルディン)、ベンヤミン・ブルンス(ブリゲッタ)
[オペラ]
ソイレ・イソコスキ(アリアドネ)、ヨハン・ボータ(バッカス)、
ヴァレンティナ・ナフォルニツァ(水の精)、ラヘル・フレンケル(木の精)、
オルガ・ベズメルトナ(エコー)、ダニエラ・ファリー(ツェルビネッタ)、
アダム・プラチェトカ(ハーレキン)、カルロス・オスナ(スカラムーチョ)、
パク・ジョンミン(トラファルディン)、ベンヤミン・ブルンス(ブリゲッタ)、
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、クリスティアン・ティーレマン(指揮)
演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ/美術:ロルフ・グリッテンベルク/
衣裳:マリアンネ・グリッテンベルク/照明:ユルゲン・ホフマン/
収録:2014年10月ウィーン国立歌劇場(ライヴ) |
500セット限定盤。ウィーン国立歌劇場150周年記念DVDボックス、150年の歴史を振り返る歴史的な上演
NTSC、日本限定・日本語字幕付、500限定セット、輸入盤・日本語帯・解説付
音楽の都ウィーンの象徴でもあるウィーン国立歌劇場が今年2019年5月25日に竣工150周年を迎えました。
このDVD ボックスは、歌劇場150年の歴史を振り返る歴史的な上演が収録されたボックスです。
ウィーン国立歌劇場は、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座と並ぶヨーロッパの三大歌劇場のひとつですが、ウィーンはその中でも一際華やかでクラシック愛好家の憧れの存在と言えるでしょう。
建設は1861年から始まり1869年に完成。ウィーンの建築家アウグスト・フォン・シッカーツブルクが基本設計し、エドゥアルト・ファン・デア・ニュルが内装を担当。1869年5月25日に行われたこけら落とし公演は、皇帝夫妻フランツ・ヨーゼフとエリザベートの臨席の下、モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』が上演されました。その後は戦火に見舞われるも1955年11月5日にベートーヴェンの『フィデリオ』で華々しく復活を遂げます。
これまでグスタフ・マーラー、リヒャルト・シュトラウス、クレメンス・クラウス、カール・ベーム、ヘルベルト・フォン・カラヤン、クラウディオ・アバド、そして小澤征爾など錚々たる世界的な指揮者たちと、一流の歌手らが集まり伝説的な公演が次々と行われています。
このDVD ボックスは、150年の歴史のハイライトともいえるもの。
まず、1978年、カラヤン指揮による『トロヴァトーレ』。主役マンリーコに最盛期のドミンゴ、レオノーラ役に演技派としても知られた美貌のソプラノ、カバイヴァンスカ、ルナ伯爵にはこのとき絶頂をきわめていた名バリトン、カプッチッリ、このオペラの要とされる重要なアズチェーナ役には、驚異的な集中力で怖ろしいほどの没入をみせたコッソットという、まさにドリーム・キャストを実現した貴重な映像です。
そして1978年12月に行われた世紀のカリスマ指揮者カルロス・クライバーの『カルメン』。クライバーの躍動感あふれる指揮姿、そしてクライバーの存在感に劣らぬオーラを放つドン・ホセ役のドミンゴの圧倒的な歌唱、生気に満ちた音楽に熱狂する聴衆の高まりは40
年以上経った現在でも色あせることはありません。
1999年のマエストロ・ムーティによる『ドン・ジョヴァンニ』。歌手陣は現在も第一線で活躍する名手たち。ピエチョンカ、アントナッチ、キルヒシュラーガーの女性3人と、ドン・ジョヴァンニ役のアルヴァレスの絶妙な掛け合い、そしてシャーデ、ダルカンジェロ、レガッツォ、ゼーリヒら男性陣との対照的な個性がぶつかり合う、ロベルト・デ・シモーネのユニークな演出は必見です。
1983年、マゼール指揮による『トゥーランドット』。圧倒的なマルトンのトゥーランドット、カレーラス渾身の歌唱、リュー役のリッチャレッリの見事な表現力。緊迫感あふれる高水準な舞台です。
そして手兵グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊を率いて上演されたミンコフスキの『アルチーナ』。ハルテロス、カサロヴァ、カンゲミらスターを揃え、その世界に引き込まれるような好演です。また気品ある演出、ミンコフスキの甘美かつ優美な演奏でバロック・オペラの魅力を味わうことができます。
1986年から1991年まで音楽監督を務めたクラウディオ・アバドによる『エレクトラ』。アバドにとってはじめてのリヒャルト・シュトラウスのオペラ上演であり、新演出にハリー・クプファーを起用、マルトン、ファスベンダー、そして日本を代表するシュトラウス歌手の佐々木典子という最高のキャストという非常に挑戦的で意欲的な上演です。
次に、アバドがウィーンではじめてワーグナーを振ったことで話題となった1990年の『ローエングリン』。タイトルロールにドミンゴを起用し、歌唱とオケのバランスを丁寧に作り上げた評判の公演。
最後に2014年の公演で未映像化のティーレマン指揮『ナクソス島のアリアドネ』2016年の来日公演でも上演された。ベヒトルフ演出。シュターツカペレ・ドレスデンとも録音がありますが、やはりティーレマンのリヒャルト・シュトラウスには脱帽。イソコスキ、コッシュ、ファリーも見事な歌唱を披露します。またバッカス役には2016年9月に急逝したヨハン・ボータ。輝かしい美声を持ち、ヘルデン・テノールとしても名をはせていました。2016年来日公演直前の死去だったため、惜しくも日本でこのバッカスを聴くことが出来なかったため、この映像は大変貴重なもの。
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<LP>
PENTATONE(LP)
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KKC 1133/4
(2LP)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥5500+税
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ユリア・フィッシャーの名盤、チャイコフスキー・アルバムがLPで登場!
チャイコフスキー(1840-1893):
[LP 1]
(1)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35(1878)
(A面:第1楽章、B面:第2・3楽章)
[LP 2]
(2)憂鬱なセレナード 作品26(1875)(A面)
(3)ワルツ=スケルツォ 作品34(1877)(A面)
(4)なつかしい土地の思い出 作品42(1878)(B面)
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ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)
ヤコフ・クライツベルク
((1)-(3)指揮、(4)ピアノ)
(1)-(3)ロシア・ナショナル管弦楽団 |
ユリア・フィッシャーの名盤、チャイコフスキー・アルバムがLPで登場!
セッション録音:2006年4月/(1)-(3)DZZ第5スタジオ(モスクワ)、(4)MCO1スタジオ5(ヒルフェルスム)/
180g重量盤、68'25"、輸入盤・日本語帯・解説付
エグゼクティヴ・プロデューサー:ヨブ・マールセ
レコーディング・プロデューサー:(1)-(3)ヨブ・マールセ、(4)セバスティアン・シュタイン
バランス・エンジニア:(1)-(3)エルド・グルート、(4)ジャン=マリー・ヘイセン
レコーディング・エンジニア&エディター:セバスティアン・シュタイン
ハイエンド、マルチチャンネル・サラウンド・レコーディングに特化したクラシック専門レーベルPENTATONE
からユリア・フィッシャーのチャイコフスキー・アルバムがLP
で登場します!
ミュンヘン生まれのユリア・フィッシャーは、3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめすぐにその才能を開花させ、ヴァイオリン、ピアノそれぞれで国際的なコンクールに複数回優勝している逸材。
確かな技術と情熱的な語り口が魅力のフィッシャーですが、このチャイコフスキーでも彼女の才が光ります。
協奏曲では、雄大に歌い上げる第1楽章、泣きの第2楽章、攻めの第3楽章と、溌剌とした演奏の中にも豊かなニュアンスで表現しております。
また、なつかしい土地の思い出では故ヤコフ・クライツベルクと息の合ったアンサンブルを披露しております。情熱に満ちた美音でチャイコフスキーの作品を歌い上げます。ドイツ、パラス社プレス。
※国内品番のみのご案内です。
J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲のLP(KKC
1080)、ハチャトゥリアン、プロコフィエフ(第1番)、グラズノフのヴァイオリン協奏曲のLP(KKC
1129)も好評発売中です。
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6/6(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ALTUS
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広上淳一(指揮)&京都市交響楽団
第46回サントリー音楽賞受賞記念コンサート
ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 Op.
27
ボーナストラック(アンコール)/
チャイコフスキー:
組曲第4番 ト長調『モーツァルティアーナ』
Op. 61 〜 第3曲 祈り |
広上淳一(指揮)
京都市交響楽団 |
第46回サントリー音楽賞受賞記念コンサートがCD化!
「彼らのラフマニノフは、意外なほどチャイコフスキーに似てくる。それが私にはめっぽうおもしろかった。」—許
光俊
録音:2017年9月18日/サントリーホール(ライヴ)/国内プレス、日本語帯・解説付
2008年から京都市交響楽団の常任指揮者を務め、2014年からミュージック・アドヴァイザーも兼任している広上淳一。両者の関係は頗る良好で、次々と好企画を打ち出し充実の活動を繰り広げ、2014年度に第46
回サントリー音楽賞を獲得しています。その受賞記念コンサートとして2017年に行われたサントリーホール・ライヴを収録したのがこのアルバム。
ラフマニノフの2番は広上が重要なコンサートのたびに取り上げてきたという勝負曲で意気込み十分、徹底した音楽作りで妥協のない演奏をじっくりと築き上げた稀有なる名演です。広上&京響、日本が誇る名コンビの素晴らしいサウンドをぜひお楽しみください。アンコールとして演奏された美しい『モーツァルティアーナ』をボーナス収録。
たとえば第1楽章からして明らかなのだが、広上は弦楽器に息が長くてなめらかな歌を歌わせる。その線は、まるで大仏ないし仏像のように丸っこくて、すべすべしていて、角がない。そして、歌うと言っても、情念が濃いわけではなく、清潔感があって、控えめである。といって冷たいわけでも無表情なわけでもなく、ただ控えめな範囲内でバランスが取られている。端的に言って、抑制の美である。(許
光俊氏による解説から)
広上淳一 Junichi Hirokami
東京生まれ。東京音大指揮科に学ぶ。1984年第1回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクールに優勝し、国際的な活動を開始。フランス国立管、ベルリン放響、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィル、ロンドン響、ウィーン響などメジャー・オーケストラへの客演を展開。91〜95年ノールショピング響首席指揮者、98〜2000年リンブルク響首席指揮者、97〜2001年
ロイヤル・リヴァプール・フィル首席客演指揮者、91〜2000年日本フィル正指揮者を歴任。近年では、ヴァンクーヴァー響、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、サンクトペテルブルク・フィル、ボルティモア響、シンシナティ響、スタヴァンゲル響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ポーランド放響、スロヴェニア・フィル、サン・パウロ響、バルセロナ響、ニュージーランド響等へ客演。06〜08年には米国コロンバス響音楽監督を務め数々の名演を残した。
国内では全国各地のオーケストラはもとより、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団からも招かれ、聴衆および批評家からともに絶賛されている。
オペラ指揮でもシドニー歌劇場におけるヴェルディの《仮面舞踏会》や《リゴレット》が高く評価されたのをはじめ、近年では日生劇場《アイナダマール》、《ドン・ジョヴァンニ》、新国立劇場《椿姫》、《アイーダ》等が記憶に新しい。15年京都市交響楽団とともにサントリー音楽賞受賞。16年第36回有馬賞受賞。
現在、京都市交響楽団常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー、札幌交響楽団友情客演指揮者。東京音楽大学指揮科教授。
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ARCANTUS
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「Just for Fun」
(1)ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):快い茂みの中で〜9つのドイツ語のアリア
HMW 209より
(2)ダニエル・シュニーダー(1961-):コラールとインテルルディウム〜トロンボーン四重奏のための
(3)ダーヴィト・ポッパー(1843-1913):レクイエム
Op.66
(4)ロベルト・シューマン(1810-1856):こどもの情景
Op.15より
【不思議なお話/満足/重大な出来事/トロイメライ/こわがらせ】
(5)クロード・ドビュッシー(1862-1918):月の光
(6)スティーヴン・フェルヘルスト(1981-):トロンボーン四重奏曲第1番
(7)アントーニオ・ロッティ(1667-1740):十字架にかけられ
(8)チャールズ・スモール(1927-2017):対話
(9)マーティン・フォンズ(1967):Aus Low
And Hifi〜トロンボーン四重奏のための組曲
(1)(2)(5)(5)=ワールド・トロンボーン・カルテットによる編曲 |
ワールド・トロンボーン・カルテット
【ヨルゲン・ファン・ライエン、ジョゼフ・アレッシ、
シュテファン・シュルツ、ミシェル・ベッケ】 |
ファン・ライエン、アレッシ、シュルツ、ベッケ。トロンボーンの最強メンバーが揃ったワールド・トロンボーン・カルテットによる注目アルバム!
セッション録音:2014年9月7-10日/ヨゼフ・ヨアヒム・コンツェルトザール(ベルリン)/60'15"
プロデューサー:インゴ・ペトリ(Take5 Music
Production)
各々がソリストとして、また世界最高峰のオーケストラのトロンボーン奏者として活躍する4人の最強メンバー、ヨルゲン・ファン・ライエン、ジョゼフ・アレッシ、シュテファン・シュルツ、ミシェル・ベッケによるワールド・トロンボーン・カルテットによる注目のアルバムの登場です。
長きに渡り共演を重ねてきた4人が2009年ロッテルダムで開催されたスライド・ファクトリー・トロンボーン・フェスティヴァルにてデビューし、全世界のトロンボーン・ファンからの注目を集めました。
アルバムタイトル「Just for Fun」からもわかる通り、聴き手に楽しんでもらいたいという思いから生まれたこのディスクにはバロック時代から現代まで幅広いレパートリーを披露し、阿吽の呼吸から生まれる圧巻の演奏を聴かせてくれます。
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HUNGAROTON
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"The Great Book of Flute Sonatas"Vol.5〜「旧ソビエト&ハンガリーの音楽」
(1)ライタ・ラースロー(1892-1963):演奏会用ソナタ
Op.64
(2)オタール・タクタキシヴィリ(1924-1989):フルート・ソナタ
(3)エディソン・デニソフ(1929-1996):フルート・ソナタ
(4)セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):フルート・ソナタ
ニ長調 Op.94 |
ゲルゲイ・イッツェーシュ(フルート)
(1)(4)ペーテル・ナジ(ピアノ)
(2)(3)ヨーゼフ・ガーボル(ピアノ) |
ハンガリーを代表するフルート奏者、イッツェーシュによる一大プロジェクト"The
Great Book of Flute Sonatas"第5集〜第7集、一挙リリース!
ハンガリーを代表するフルート奏者、イッツェーシュによる一大プロジェクト。"The
Great Book of Flute Sonatas"第5集は旧ソビエト&ハンガリーの音楽!
セッション録音:(1)(4)2008年9月19日&2010年6月19日、(2)(3)2008年1月20-21日/ペーテル・ホール(ジェール)/75'40"
ハンガリーを代表するフルート奏者、ゲルゲイ・イッツェーシュ(イッゼーシュ)による一大プロジェクト"The
Great Book of Flute Sonatas"。当シリーズはフルート・ソナタの必須レパートリーを網羅していく好企画で、年代を追いながらテーマ毎に全7集で構成されております。第5集は「旧ソビエトとハンガリー」に焦点を当て、ラースロー、タクタキシヴィリ、デニソフ、プロコフィエフのフルート・ソナタを収録しました。
ブダペスト出身のライタ・ラースローはパリでダンディに師事した作曲家で9つの交響曲をはじめ様々な演奏形態の作品を残しました。バルトーク、コダーイとともにハンガリー民謡の録音の写譜及び分析にあたったことでも知られます。
トビリシ出身の作曲家タクタキシヴィリは、トビリシ音楽院在学中にグルジア・ソビエト社会主義共和国の国歌を作曲したことでも知られます。フルート・ソナタはタクタキシヴィリの代表作です。
モスクワ音楽院でシェバリーンに学び、12音階技法による前衛作曲家として知られるデニソフのフルート・ソナタは1960年の作品。ちょうど西ヨーロッパでその名が知られることとなった時期の意欲作です。
プロコフィエフのフルート・ソナタはヴァイオリン・ソナタ第2番の原曲。フルート奏者の重要レパートリーの一つに数えられる名曲です。ゲルゲイ・イッツェーシュは圧倒的な技術で難曲を見事に演奏しております。
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"The Great Book of Flute Sonatas"Vol.6〜「チェコ&アメリカの音楽」
(1)エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):フルート・ソナタ
(2)ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959):フルート・ソナタ
H.306
(3)インドルジフ・フェルド(1925-2007):フルート・ソナタ
(4)ロバート・ムチンスキー(1929-2010):フルート・ソナタ
Op.14
(5)ロウェル・リーバーマン(1961-):フルート・ソナタ
Op.23 |
ゲルゲイ・イッツェーシュ(フルート)
ヨーゼフ・ガーボル(ピアノ) |
ハンガリーを代表するフルート奏者、イッツェーシュによる一大プロジェクト。"The
Great Book of Flute Sonatas"第6 集はチェコ&アメリカの音楽の音楽!
セッション録音:(1)(4)(5)2008年1月28日-2月1日、(2)2008年9月20日、(3)2009年6月2日/ペーテル・ホール(ジェール)/77'05"
ハンガリーを代表するフルート奏者、ゲルゲイ・イッツェーシュ(イッゼーシュ)による一大プロジェクト"The
Great Book of Flute Sonatas"。当シリーズはフルート・ソナタの必須レパートリーを網羅していく好企画で、年代を追いながらテーマ毎に全7集で構成されております。第6集は「チェコとアメリカ」に焦点を当て、E.シュルホフ、マルティヌー、フェルド、ムチンスキー、リーバーマンのフルート・ソナタを収録しました。
チェコの作曲家エルヴィン・シュルホフは19世紀の大ピアニスト、ユリウス・シュルホフの甥っ子。第1次世界大戦後にドイツのダダイズム・グループに参加し、新ウィーン楽派の音楽を紹介したことで知られます。
生涯200曲をこえる作品を残したものの、ナチス・ドイツにより廃退音楽の烙印を押され、1942年にヴュルツブルク収容所で命を落としました。シカゴに生まれのムチンスキーは、チェレプニンの助言のもと作曲家としての道を選び、アリゾナ大学の作曲科の主任として長きに渡り教職を務めました。30代で発表したフルート・ソナタは彼の代表作に数えられます。
ニューヨーク生まれの現代作曲家リーバーマンは、16歳の時に自作のピアノ・ソナタ
作品1 をカーネギーホールで演奏し注目を集め、その後ジュリアード音楽院でD.ダイアモンド、V.パーシケッティに師事し研鑽を積みました。1987年作曲のフルート・ソナタは彼の代表作です。ゲルゲイ・イッツェーシュが卓越した技術と高い音楽性で聴き手を魅了します。
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"The Great Book of Flute Sonatas"Vol.7〜「20世紀西ヨーロッパの音楽」
(1)ヨーク・ボーエン(1884-1961):フルート・ソナタ
Op.120(1946)
(2)ピエール・マックス・デュボワ(1930-1995):フルート・ソナタ(1960)
(3)ルイ・アンドリーセン(1939-):フルート・ソナタ(1956)
(4)アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):フルート・ソナタ(1958)
(5)パウル・ヒンデミット(1895-1963)フルート・ソナタ(1936) |
ゲルゲイ・イッツェーシュ(フルート)
(1)(2)バラージュ・ヴィターリョス(ピアノ)
(3)(4)ヨーゼフ・ガーボル(ピアノ)
(5)ペーテル・ナジ |
ハンガリーを代表するフルート奏者、イッツェーシュによる一大プロジェクト。"The
Great Book of Flute Sonatas"第7集は20世紀西ヨーロッパの音楽!
セッション録音:(1)(2)2009年9月27日、(3)2009年6月2日、(4)2009年1月20日、(5)2010年6月19日/ペーテル・ホール(ジェール)/76'40"
ハンガリーを代表するフルート奏者、ゲルゲイ・イッツェーシュ(イッゼーシュ)による一大プロジェクト"The
Great Book of Flute Sonatas"。当シリーズはフルート・ソナタの必須レパートリーを網羅していく好企画で、年代を追いながらテーマ毎に全7集で構成されております。最終巻となる第7集は「20世紀西ヨーロッパ」に焦点を当て、ボーエン、P.M.デュボワ、アンドリーセン、ジョリヴェ、ヒンデミットのフルート・ソナタを収録しました。
ロンドンのクラウチ・エンド出身のボーエンは、王立音楽アカデミーに学び、後に母校の教授となった作曲家。後期ロマン派のスタイルが特徴でピアノ曲、室内楽曲を多く残しました。
20世紀フランスを代表する作曲家、ピエール・マックス・デュボワはパリ音楽院に学び、ミヨー、プロコフィエフらの音楽の影響を受けました。新古典主義的な作風、傾向の強い作品が多く、フルート・ソナタは彼の代表作の一つです。
ユトレヒトの音楽一家に生まれたオランダを代表する現代作曲家ルイ・アンドリーセン。オランダでもっとも歴史のある室内楽音楽祭「オーランド音楽祭」(1982年設立)の2018年メイン・コンポーザーとして特集されるなど、母国オランダを中心にヨーロッパで注目される作曲家です。
この他、ジョリヴェ、ヒンデミットのフルート・ソナタをゲルゲイ・イッツェーシュが作曲家ごとの個性を示した演奏を披露しております。
ゲルゲイ・イッツェーシュ(フルート)
1969年ハンガリー生まれ。リスト音楽院にてフルートを専攻し博士号を取得。卒業後は国際プラハ・モーツァルト・アカデミー、カナダのバンフ音楽祭に参加し好評を博す。フルート・ソナタの重要なレパートリーをテーマ毎にリリースしていく「The
GreatBook of Flute Sonatas」(全7集)がハンガリーのフンガロトン・レーベルよりリリースされ好評を博している。これまでに日本をはじめブラジル、アメリカ、カナダ、中国およびヨーロッパ各地で演奏、マスタークラスをおこなっている。また世界のフルート音楽祭に出演し好評を得ている。
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METIER
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MSV-28590
\2600 |
Une rencontre-出会い
ロベルト・シューマン(1810-1856)&トリスタン・ミュライユ(1947-):作品集
1-5.シューマン:民謡による5つの小品集 Op.102(1849)
6.ミュライユ:Attracteurs etranges(1992)
7.ミュライユ:Une lettre de Vincent(2018)
8-10.シューマン:幻想小曲集 Op.73(1849)
11.ミュライユ:C’est un jardin secret,
ma sSur, ma fiancee,une fontaine close,
une source scellee… (1976)
12-24.シューマン:子供の情景 Op.15(1838)
「出会い」トリスタン・ミュライユによるチェロとフルート、ピアノのための編曲 |
マリー・イティエ(チェロ)
マリー・ヴェルムラン(ピアノ)…8-10.12-24
サミュエル・ブリコール(フルート)…7.12-24 |
フランスの現代作曲家トリスタン・ミュライユ。イタリアの先人ジャチント・シェルシに影響を受け、ジェラール・グリゼーらとともに独自の方法論を展開し「スペクトル楽派」の一員としてユニークな作品を発表しています(彼自身はスペクトル楽派という名前を嫌っているとも)。
Metierレーベルでは2005年にピアニスト、マリリン・ノンケンによるミュライユ「ピアノ作品全集」(MSVCD92097)をリリース、ミュライユの音楽の普及に務めていますが、今作はミュライユの「抒情的な側面」に着目、シューマンの音楽とのコラボレーションという異色の組み合わせを試みています。
中でもミュライユ自身が編曲した「子供の情景」が聴きどころ。演奏しているイティエはどんな時代の作品でも柔軟に弾きこなし、作曲家の難しい要求に応えています。
プロモーション動画 https://youtu.be/ThI693Zne1o
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MSV-28576
\2600 |
IN ABSENTIA
フォウジエ・マイド(1938-)&アミール・マヤル・タフレシプール(1974-):作品集
1-2.マイド:Dreamland 夢の国-弦楽四重奏のための(1997/2006改訂)
3.タフレシプール:Pendar-独奏ヴァイオリンのための(2017)
4.タフレシプール:Broken Times 壊れた時-弦楽四重奏のための(2013)
5-6.マイド:Faraghi (In Absentia)-ヴァイオリンとチェロのための(2017) |
ダラー・モーガン(ヴァイオリン)
パトリック・サヴェージ(ヴァイオリン)…1-2.4
フィオナ・ウィニング(ヴィオラ)…1-2.4
デイードリー・クーパー(チェロ)…1-2.4-6 |
現代イランを代表する2人の作曲家の室内楽作品集。
タフレシプールはNAXOSレーベルからもアルバムをリリース(8.579023)、全編に漂うエキゾチックな響きが好評を博した作曲家です。
ここでは弦楽四重奏曲「Broken Times」と独奏ヴァイオリンのための「Pendar」の2曲を聴くことができます。革命後のイラン政権下で活躍する数少ない女性作曲家マイドは、民謡採集家としても知られており、ここに収録されたユニークな弦楽四重奏曲「Dreamland」と「Faraghi
」は彼女の直近の作品で、なかでも“不在、欠損”の意味を持つ「Faraghi」は愛する人との別れを歌った作品であり、マイドの想いをストレートに伝えています。
録音 2018年5月23-24日 St. Silas Church,
Kentish Town, London
プロモーション動画 https://youtu.be/ThmkJ3R5lZA
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MSV-28577
\2600 |
THE DREAM BRIDGE 夢のかけはし
チャールズ・アイヴズ(1874-1954)&ヘンリー・カウエル(1897-1965):歌曲集
チャールズ・アイヴズ:
1.ゆっくりとした行進曲
2.ワルツ
3.過ぎし日の炎
4.裏通りで
5.余興
6.古き家庭の日
7.セントラル・パークのロマンス
8.歩く
9.川のほとりで
10.番人
11.トムが船出する
12.メイプル・リーヴズ
13.アン・ストリート
14.サーカス・バンド
15.ウォルト・ホイットマン
16.夕映え
17.チャーリー・ラトレイジ
18.スイマー
19.天に召されたウィリアム・ブース将軍
ヘンリー・カウエル:
20.マナウナンの潮汐
21.聖アグネスの朝
22.夢のかけはし
23.四月
24.音楽は、優しい声が消えても
25.彼女が寝ているところ
26.この歌はどのくらい古いの?
27.ネズミの哀歌
28.なぜならばネコだから
29.クレーン
30.私は夜に聴いた
31.夜の配りもの
32.エオリアン・ハープ |
ウィリアム・ダウドール(ピッコロ)…6
(フルート)…30
アイリッシュ・E・ケリガン(メゾ・ソプラノ)
ウラディーミル・ヴァルディヴィア(ピアノ) |
20世紀アメリカ音楽における“実験音楽”の先駆者となったアイヴズとカウエルの歌曲集。
アイヴズは生涯に100曲を越える歌曲を作曲、これらは民謡風の素朴な曲から、ジャズ風の曲、前衛的な曲まで、さまざまな色合いを持ち、どれも高く評価されています。
かたやカウエルはいくつかの歌曲を残しましたが、出版されることがなかったため、その存在は忘れられてしまいました。
このアルバムでは2人の歌曲の中から注目すべき曲を選択、メゾ・ソプラノのケリガンが歌っています。彼女はカウエルの作品を歌うにあたり、研究を重ね、作品の姿を捉えることに成功、心のこもった歌唱を披露しています。
録音 2016年9月5-10日,10月9日 Sonic Arts
Research Centre, Belfast, Ireland
プロモーション動画 https://youtu.be/TsVuGFJhHmM
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MSV-28585
\2600 |
Mountains
近代ピアノ作品集
1.スカルソープ(1929-2014):マウンテンズ
2.ヒスコックス(1963-):トッカータ
3.マスランカ(1943-2017):ピアノの歌
4.ドン・バンクス(1923-1980):ペッツォ・ドラマティコ
5.クーネ(1956-):トワイライト・レイン
6-10.ロックバーグ(1918-2005):カーニバル・ミュージック
11.バーニー・チャイルズ(1926-):Heaven
to Clear When Day Did Close |
ジョン・マッケイブ(ピアノ) |
イギリスのピアニスト兼作曲家、ジョン・マッケイヴ(1939-2015)。ピアニストとしてはハイドン演奏のスペシャリストであるとともに、同時代の作品にも精通しており、数多くの作品を紹介、録音してきました。
このアルバムは1985年に録音されたオーストラリアとアメリカの現代音楽を集めた1枚で、これを録音するためにマッケイヴはわざわざシドニーのEMIスタジオに出向いたのですが、出来上がったものは何故かリリースされることがありませんでした。
このマスターは、スタジオが閉鎖された際に紛失したと思われていましたが、2018年に奇跡的にカセットコピーが発見され、これをリマスタリング。今回CDとして蘇りました。
マッケイヴ自身が選んだ様々なスタイルによる作品は、どれもユニークで聴きごたえのあるものばかりです。
録音 1985年 EMI Studio 301, Sydney, Australia
プロモーション動画 https://youtu.be/UysW3IsVThs
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MSV-28589
\2600 |
Jaipur to Cairo ジャイプルからカイロへ
1.ケヴィン・ビショップ:朝の歌
2-4.レザ・ヴァリ:愛の歌
5-7.ビショップ:アフガン組曲 第2番
8-10.ヴァリ:カリグラフィー
11.サディ・ハリドン:世界で最も古い歌
12.ジラード・コーエン:オーボエ、ピアノと弦楽のための10の変奏曲
13.モハメド=アリ・ファラグ:ピアノと弦楽のためのラプソディ |
クァトロ・プントス・レジデント・ミュージシャンズ(アンサンブル) |
「クァトロ・プントス」は米国コネチカット州ハートフォードに拠点を置く多面的な組織で、異文化間との交流やパフォーマンスの上演、また地元の学校でのワークショップなどで目覚ましい成果をあげています。
このアルバムはトルコ南東部の音楽グループとのコラボレーションで生まれたもの。伝統的な作風によるイランの作曲家レザ・ヴァリの作品を皮切りに、タイトルが示すとおり、赤い城壁で囲まれ「ピンク・シティー」と呼ばれるインドの歴史ある都市ジャイプルからアラブを代表する都市カイロに至る各地の民族音楽を巡る旅が楽しめます。
アンサンブルでアフガニスタンの民族楽器ゼルバガリ(太鼓)とヴィオラを担当するケヴィン・ビショップの「アフガン組曲」はアラビア音楽の伝統を大切にしながら、現代的な要素も取り入れた楽しい作品です。
録音 2018年3月22-24日 The Hartt School,
University of Hartford
プロモーション動画 https://youtu.be/tnwChysvZmo
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<メジャー・レーベル>
<映像>
6/5(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CONTINUO CLASSICS
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KKC 4188
(国内仕様盤・日本語解説付)
【再発売】
¥2400
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再発売!
ジャン=ピエール・デュポール(1741-1818):
通奏低音付きチェロ・ソナタ Op.4
【(1)第4番 ヘ長調/(2)第6番 ニ長調/
(3)第5番 イ長調/(4)第3番 ハ長調/
(5)第2番 ホ短調/(6)第1番 ニ長調】 |
ラファエル・ピドゥー(チェロ)
パスカル・ジョパール(チェロ)
植山けい(チェンバロ) |
古楽ファン必聴!知る人ぞ知る名曲、デュポールのチェロ・ソナタ集
セッション録音:2010年9月/ポール・ロワイヤル・デ・シャン大修道院(フランス)/70'47"
ラファエル・ピドゥー、パスカル・ジョパール、植山けいのトリオによるジャン=ピエール・デュポール(1741-1818)のチェロ・ソナタ集!現在では殆ど演奏・録音されることのない埋もれた名曲を収録した注目の新譜です。
J.P. デュポールは1741年にパリに生まれ、ヨーロッパ各地で幅広く活躍したチェロの名手。かのロストロポーヴィチが用いたストラディヴァリ「デュポール」に名を残す、ジャン=ルイ・デュポールの兄にあたります。
弟と同じくヴィルトゥオーゾであったデュポールはヨーロッパ各地で公開演奏会を行い、1786
年からはフリードリヒ大王が治める宮廷楽団の首席チェリスト及び王のチェロ教師も務めました。
彼の作品は、技巧的かつ上品な装飾に富んだ優雅な旋律が魅力的。当録音では全6
曲からなるチェロ・ソナタが収録されており、歴史と共に埋もれてしまった珠玉の作品に触れる希少なアルバムといえましょう。
※国内品番のみのご案内となります。(再発売にともない旧盤INTEG
221189 は廃盤となります。)
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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PROFIL
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PH 19030
(4CD)
¥4800 →\4390
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アシュケナージ 初期録音集 |
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ) |
Disc 1 53' 18"
1955年第5回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
ショパン:
(1)バラード第2番ヘ長調Op.38/(2)マズルカ第21番嬰ハ短調Op.30の4/
(3)マズルカ第29番変イ長調Op.41の4/(4)ノクターン第3番ロ長調Op.9
の3/
(5)エチェード嬰ト短調Op.25の6/(6)エチュード
ハ長調Op.10の1/
(7)前奏曲嬰ハ短調Op.45/(8)ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」/
(9)エチュード ヘ長調Op.10の8/(10)エチュード
ヘ長調Op.25の3/
(11)スケルツォ第4番ホ長調Op.54/(12)舟歌Op.60
録音:1955年/ワルシャワ(ライヴ)(1)-(11)、61年(12)/モスクワ
Disc 2 61' 41"
ショパン:(1)12の練習曲Op.10/(2)12の練習曲Op.25
録音:1959年、60年/モスクワ
Disc 3 71' 53"
(1)リスト:メフィスト・ワルツ第1番/(2)鬼火〜超絶技巧練習曲集より/
(3)ショパン:マズルカ第35番ハ短調Op.56の3/(4)同:マズルカ第36番イ短調Op.59
の1/
(5)同:華麗なワルツ第2番変イ長調Op.34の1/(6)同:ワルツ第6番変ニ長調Op.69
の1「小犬」/
(7)同:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58/(8)ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲Op.42
録音:1957年(1)-(6)(8)/ベルリン、1961年(7)/モスクワ
Disc 4 60' 50"
(1)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」
(3)同:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
録音:1957年(1)、1959 年(2)(2)/ベルリン |
若き日のアシュケナージは本当に凄かった。伝説のショパン・コンクールを実体験できる稀有なBox
登場!
MONO
ヴラディーミル・アシュケナージといえば現役最高のピアニストのひとりですが、今から60年ほど前に彗星のように現れた際は世界のピアノ界に衝撃がはしりました。
まだ高校生だった1955年に第5回ショパン国際ピアノ・コンクールに出場、第2位という結果に審査員のミケランジェリが立腹してその任を辞したことがニュースとなりました。
まず何より鮮やかなテクニックと若々しい覇気に驚かされます。ショパン・コンクールの実況録音は「英雄ポロネーズ」などこれまでも聴くことができましたが、ディスク1枚分もあるのは壮観。Op25の6の三度のエチュードは、あまりに早く完璧に弾いたため聴衆や審査員を凍りつかせたと語り草になっていたものを、ここでついに実体験できます。
このほか20歳頃にベルリンで行なったライヴで強烈なリストとプロコフィエフ、さらには端正なベートーヴェンに聴き惚れてしまいます。
若きアシュケナージは不思議に輝く強音と透明な弱音、旧ソ連派ながらガンガン弾く超絶系ではなく詩的で自然な演奏が新鮮。ピアノ好きなら心から興奮させられる演奏です。
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<メジャー・レーベル>
第102号
6/4(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ARCANTUS
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「世界は(あなた)私たちのもの」
(1)アンナ・クライン(1980-):「Rest These
Hands」(2009/2014チェロ版)
(2)シベリウス(1865-1957):主題と変奏〜チェロのための(1887)
(3)藤倉大(1977-):「Eternal Escape」〜チェロのための(2001/2006)
(4)ラウタヴァーラ(1928-2016):無伴奏ソナタ(1969)
(5)ヨハン・ウレーン(1972-):「The Dark
Triad Psychological Tango Traits」(2017) |
カティ・ライチネン(チェロ) |
藤倉大の作品も収録!ライチネンが奏でる無伴奏チェロ作品5篇。
セッション録音:2018年3月、10月/ギレスタ教会(スウェーデン)/24
bit / 96 kHz、64'51"
プロデューサー&録音:インゴ・ペトリー(Take5
Music Production)
フィンランド出身のチェロ奏者カティ・ライチネンが5人の作曲家の無伴奏チェロ作品を録音しました。1980年生まれのイギリスの女性作曲家アンナ・クラインは現在最も注目されている現代作曲家で、リッカルド・ムーティがシカゴ交響楽団との演奏会で彼女の作品を取り上げるなど、近年ますます評価を上げています。
ここに収録した「Rest These Hands」は2009年にヴァイオリンのために作曲された作品を2014年にチェロ版として発表された無伴奏作品。エキゾチックな旋律と重音の持続音が何ともいえないインパクトがあります。
この他、シベリウスの主題と変奏、世界的に活躍する日本人作曲家、藤倉大の「EternalEscape」、ラウタヴァーラの無伴奏ソナタ、そしてカティ・ライチネンに捧げられたヨハン・ウレーンの「The
Dark Triad Psychological Tango Traits」が収録されております。それぞれの作曲家の個性を示した注目の無伴奏チェロ作品集です!
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ジャン=ジャック・カントロフが指揮!
パリで初演されたラロとルーセルの作品集
(1)エドゥアール・ラロ(1823-92):スペイン交響曲
ニ短調Op.21
(2)アルベール・ルーセル(1869-1937):小管弦楽のためのコンセール
Op.34
(3)ルーセル:ピアノ協奏曲 ト長調 Op.36 |
(1)スヴェトリン・ルセフ(ヴァイオリン)
(3)アラン・ラエ(ピアノ/スタインウェイD)
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
オルケストラ・ド・ドゥエ・
レジョン・オー=ド=フランス |
ジャン=ジャック・カントロフが指揮!パリで初演されたラロとルーセルの作品集。スヴェトリン・ルセフとアラン・ラエの独奏にも注目!
ヴァイオリン/ストラディヴァリウス1710年製「カンポセリーチェ」
セッション録音:2016年3月26-28日/アンリ・デュティユー・ホール(ドゥエ)/62'08"
プロデューサー:イェンス・ブラウン(Take5
Music Production)
指揮者ジャン=ジャック・カントロフがオルケストラ・ド・ドゥエ・レジョン・オー=
ド=フランスを振った注目盤はパリで初演されたラロとルーセルの作品集です。
スペイン系の血を引くエドゥアール・ラロはパリ音楽院に学び、その後ヴァイオリニスト、ヴィオラ奏者として活躍しました。異国情緒に富む華麗な作品が多く、その中でもサラサーテが初演したスペイン交響曲はラロの名を一躍有名にした傑作で、情熱的なメロディ、技巧的なアルペッジョ、左手による連続ピツィカート奏法など、ヴァイオリンの特性が生かした名曲です。
ヴァイオリン独奏のスヴェトリン・ルセフ1976年ブルガリア生まれ。パリ国立高等音楽院及びパリ・エコール・ノルマルでジェラール・プーレ、ドゥヴィー・エルリー、ジャン=
ジャック・カントロフ等に師事。第1 回仙台国際音楽コンクール(2001年)で優勝したことにより日本でも人気のヴァイオリニストとして活躍しております。師カントロフの指揮のもと、雄弁に語りかえる演奏を披露しております。
25歳まで海軍軍人でその後、スコラ・カントルムでダンディに師事したアルベール・ルーセルは、印象主義の影響から出発し、ストラヴィンスキーのバーバリズムを経て新古典主義に達した作曲家。小管弦楽のためのコンセールとピアノ協奏曲は、ともに1927年に作曲されパリで初演されました。
ピアノ独奏を務めるアラン・ラエは1947年フランス生まれ。フランス音楽のエキスパートとして知られ、ルーセルをはじめアルテュール・オネゲル、フローラン・シュミットなど数多くの録音を発表してきました。フランスの巨匠の最新録音が聴けるのも嬉しいところです。
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APARTE
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BACH & CO〜バッハと仲間たち
・ヨハン・ダヴィド・ハイニヒェン(1683-1729):ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲
ハ短調 S240〜ヴィヴァーチェ
・テレマン:ヴァイオリンとトラヴェルソ(フルート)のための協奏曲
ホ短調 TWV 52:e3
・J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 ト短調
BWV 1056R
・グラウン(1703-1771):ヴァイオリンとリコーダーのための協奏曲
ハ長調 Cv:XIII:96
・フェルステル(1693-1745):ヴァイオリン協奏曲
ト短調*
・ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲
ニ短調 WV L:d4
・J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調
BWV 1041
・テレマン:2つのヴァイオリンのための協奏曲
ハ長調
* 世界初録音 |
ティボー・ノアリ(指揮&ヴァイオリン)、クレール・ソットヴィア(ヴァイオリン)、
ジャン・ブレニャック(トラヴェルソ)、エマニュエル・ラポルト(オーボエ)、
セバスティアン・マルク(リコーダー)、レ・ザクサン |
レ・ザクサンの軽やかなアンサンブルで聴くバッハと同時代人たちの作品群
録音:2017年11月1-3日、ボン・セクール教会
ヴァイオリン奏者のティボー・ノアリ率いるアンサンブル、レ・ザクサンの新譜はバッハに啓発された作曲家たちによる作品をめぐる旅。西洋音楽の父ともよべるバッハの作品とあわせて、同時代のテレマン、ファッシュやフェルステルや、グラウン、ハイニヒェンらの作品を収録しており、バッハ当時の音楽シーンを俯瞰できるようです。
ノアリの歌うようなヴァイオリンと、二重協奏曲でみせるリコーダーやフルートの名手たちとの掛け合いも非常にたのしめます。
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HAENSSLER
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ラドゥティウによるハイドン(第2番)、
アンリ・カサドシュ(J.C.バッハ)、ジャンソン!
(1)ハイドン(1735-1809):チェロ協奏曲第2番
ニ長調 Hob.VIIb:2
(2)アンリ・カサドシュ(1879-1947):チェロ協奏曲
ハ短調
(J.C.バッハ:チェロ協奏曲 ハ短調 W.C77)
(3)ジャン=バティスト・ジャンソン(1742-1803):
チェロ協奏曲 ニ長調 |
ファレンティン・ラドゥティウ(チェロ)
ルーベン・ガザリアン(指揮)
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団 |
ドイツの俊英チェリスト、ラドゥティウによる協奏曲録音第2弾は、ハイドン(第2番)、アンリ・カサドシュ(J.C.バッハ)、ジャンソン!
録音:2016年6月27-19日/オッフェナウ/59'50"
ドイツの俊英チェリスト、ファレンティン・ラドゥティウがハイドン(第2番)、アンリ・カサドシュ(J.C.
バッハ)、そしてジャン=バティスト・ジャンソンのチェロ協奏曲を録音しました。
ラドゥティウは1986年ミュンヘン生まれ。6歳よりチェロを始め、これまでにC.ハーゲン、H.
シフ、D.ゲリンガスら名手に師事。2008年にはカール・ダヴィドフ国際コンクールで第1位と特別賞を同時受賞したほか、国内外問わず数々のコンクールで輝かしい受賞歴を誇り、名実ともにドイツ屈指の実力派として注目を集めています。
これまでヘンスラー・レーベルより「エネスコのチェロとピアノのための作品全集」(98
021)、「ラロ、マニャール、ラヴェルのチェロ作品集」(98654)、「ハイドンのチェロ協奏曲第1
番、C.P.E.バッハのチェロ協奏曲」(HC 16038)をリリース。雄弁な語り口でこれらの名作を演奏しております!
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PASSACAILLE RECORDS
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PAS 1053
(2CD)
¥3600
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イル・ガルデリーノが奏でる名品オラトリオ
ミスリヴェチェク:オラトリオ『アダムとイヴ』 |
ロベルタ・マメリ(ソプラノ:正義の天使)
アリーチェ・ロッシ(ソプラノ:慈悲の天使)
ルチアーナ・マンチーニ(メゾソプラノ:イヴ)
ヴァレリオ・コンタルド(テノール:アダム)
ピーター・ファン・ヘイゲン(指揮)
イル・ガルデリーノ |
モーツァルトにも影響を与えた上質の音運び名古楽団体イル・ガルデリーノが奏でる名品オラトリオ
録音:2018年8月7-10日/60'34''、68'34''
プラハに生まれイタリアで活躍した作曲家ミスリヴェチェク(1737-1781)は、若きモーツァルトと面識を持ち作曲語法も近いものがあり、モーツァルトに大きな影響を与えた人物として知られています。
オペラを得意とした彼のオラトリオ『アダムとイヴ』は1771年にフィレンツェで初演されました。序曲からして颯爽とした疾走感ある音楽の流れが気持ちよく、モーツァルトが高く評価した作曲家というのも頷けます。
声楽の扱いもイタリア・オペラ界を賑わせただけあって非常に巧く、伸び伸びとしたメロディに酔いしれる名品です。
古楽器による透明感ある演奏は音楽との相性が非常によく、全2部2枚組で描かれるアダムとイヴの物語がすいすいと耳に入ってきて一気に聴き進めることが出来ます。
古楽の本場ベルギーが誇る名団体イル・ガルデリーノと、マメリら名歌手たちによる超一流の演奏でとくとお楽しみください。
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ALBION RECORDS
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カム・バック・トゥ・ミー 〜
名作映画からのピアノ・アレンジメント集 |
ジェーン・チー(ピアノ) |
バリー(ロング編):《ある日どこかで》より
メイン・テーマ/
ロータ:《ロミオとジュリエット》より
愛のテーマ/
スタイナー(デューロ編):《風と共に去りぬ》より
タラのテーマ/
ホーナー:《タイタニック》より 愛のテーマ/
バリー:《愛と哀しみの果て》より 愛のテーマ/
ジョーンズ(ロング編):《ラスト・オブ・モヒカン》より
メイン・テーマ/
譚盾:《グリーン・デスティニー》より
永遠の誓い/
ジマー:《グラディエーター》より オナー・ヒム/ナウ・ウィー・ア・フリー/
坂本龍一:戦場のメリークリスマス/
ホーナー:《ブレイブハート》より/ショア:《ロード・オブ・ザ・リング》より/
ジョン・ウィリアムズ:《E.T. ジ・エクストラ・テレストリアル》より
メイン・テーマ/
ジャール:《アラビアのロレンス》より
メイン・テーマ/
ヴァンゲリス:《炎のランナー》より メインテーマ/
モリコーネ(ハリス編):《ミッション》より
ガブリエルのオーボエ/
モリコーネ:《夕陽のギャングたち》より
メイン・タイトル/
モリコーネ:《ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ》より
オープニング・ラルゴ/
モリコーネ:《ウエスタン》より/
チャールズ・ウィリアムズ:《ホワイル・アイ・ライヴ》より
オルウェンの夢/
アディンセル:《危険な月光》より ワルソー・コンチェルト |
ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion
Records)」としては珍しい、ヴォーン・ウィリアムズの作品以外の音楽によるプログラムは、名作映画の名旋律のピアノ・アレンジメント集!
「タイタニック」や「戦場のメリークリスマス」、「ミッション」などの美メロとして有名な名旋律をピアノ・アレンジメントで存分に味わえるピアノ・ファン、サウンドトラック・ファン要チェックのプログラムです。
ジェーン・チーはマレーシア出身の女流奏者。2009年にロンドンのサウスバンク・センターへのデビューを飾り、現在はイギリスを活動の中心とするピアニストです。
※録音:2014年6月2日ᬢ3日、ポットン・ホール(サフォーク)
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ヴォーン・ウィリアムズが作曲した大作ミサ曲
ヴォーン・ウィリアムズ:
ケンブリッジ・ミサ(世界初録音)
パリー:恵みを受けし二人のセイレーン |
アラン・タング(指揮)
ニュー・クイーンズ・ホール管弦楽団
バッハ合唱団
マーティン・エニス(オルガン)
オリヴィア・ロビンソン(ソプラノ)
レベッカ・ロッジ(アルト)
クリストファー・ボーウェン(テノール)
エドワード・プライス(バリトン) |
1897年にケンブリッジ大学の学士号を取得するために取り組みを始めたヴォーン・ウィリアムズ。1899年1月に完成し、1901年の正式な学位授与へと導く作品となったのがこの「ケンブリッジ・ミサ」。
20代のヴォーン・ウィリアムズがソリスト、二重合唱、オーケストラとのために作曲したこの大作ミサ曲は、アラン・タングの校訂を経て2011年3月3日に初演が行われました。
※録音:2011年3月3日、フェアフィールド・ホール(クロイドン)
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ALBCD 021/022
(2CD)
¥3800
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ヴォーン・ウィリアムズ:オルガン作品&編曲集 |
デイヴィッド・ブリッグス(オルガン) |
前奏曲《コモンウェルス》/《すずめばち》序曲/ウェールズ民謡による2つのオルガン前奏曲/
ヴィオラと小管弦楽のための2つの楽章/アン女王のためのウェディング・チューン/
ナンシーのためのウェディング・カノン/アベリストウィス幻想曲/《海の交響曲》より
ラルゴ・ソステヌート/
前奏曲とフーガ ハ短調/ウェールズ民謡による3つのオルガン前奏曲/トマス・タリスの主題による幻想曲/
フィディリのための挽歌/BGC上のパッサカリア/グリーンスリーヴズによる幻想曲/
ランド・オヴ・アワー・バース/サラバンド風に/《ロンドン交響曲》より
緩徐楽章/アンティフォン |
ヴォーン・ウィリアムズのオルガン作品全集には、2曲の未出版作品、3曲の世界初録音、そして他のジャンルからの編曲作品を収録!
オルガンは、作曲者の存命当時の1912年に建造されたウィンブルドンのセイクレッド・ハート教会に設置されているウォーカー・オルガンです。
※録音:2014年10月8日&13日、セイクレッド・ハート教会(ウィンブルドン)
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ALBION RECORDS
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ALBCD 023/024
(2CD)
¥3800
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ボールト&BBC響
天路歴程
バントック:2つの合唱曲(録音:1929年1月1日)*
ヴォーン・ウィリアムズ:劇音楽《天路歴程》
(《ラジオ・プレイ》への付随音楽)
(BBC放送:1943年9月5日) |
エイドリアン・ボールト(指揮)
BBC交響楽団&合唱団
スタンフォード・ロビンソン(指揮)*
BBCワイヤレス交響楽団*
ナショナル合唱団* |
イギリスのジョン・バニヤンの寓話物語「天路歴程」を題材としたヴォーン・ウィリアムズの劇音楽。
1943年9月5日にBBCで放送された演奏の初となる商業用リリースは、エイドリアン・ボールト&BBC交響楽団のコンビによる貴重な音源です。
バニヤンの300周年を記念して作曲されたバントックの2つの合唱曲も1929年に収録されたレア音源です。
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キング・インターナショナル(TAHRA)
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KKC 4182/7
(6CD)
¥7200 →\6590
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フルトヴェングラー&ベルリン・フィル/
伝説のコンサート(1949-54)(ターラ編)【6CD】 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
【CD 1】
1.モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調
K.550
2.ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 作品98
録音:1949 年6月10日 ヴィースバーデン国立劇場(ライヴ)
原盤:Tahra (from Furt 1021/2)
(P)1998
【CD 2】
ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調(改訂版)
録音:1951年5月1日 フォロ・イタリコ・オーディトリウム、ローマ(ライヴ)
原盤:Tahra (Furt 1098) (P)2005
【CD 3】
1.ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
2.ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」−序曲
3.R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」作品20
録音:1953 年5月18日(1)、52 年12月8日(2)、54
年4月27日(3)
ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)
原盤:Tahra (from Furt 1019,1026)
(P)1999,2000
【CD 4】
シューベルト:
1. 交響曲 第8番 ロ短調 D.759「未完成」
2. 交響曲 第9番 ハ長調 D.944「グレイト」
録音:1953年9月15日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)
原盤:Tahra (Furt 1017) (P)1997
【CD 5】
1.シューベルト:交響曲 第8番 ロ短調
D.759「未完成」
2.ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調
作品67「運命」
録音:1954年5月4日 パリ・オペラ座(ライヴ)
原盤:Tahra (from Furt 1023/4)
(P)1998
【CD 6】
1.ブラームス:交響曲 第3番 ヘ長調 作品90
2.R・シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」作品28
3.ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」−前奏曲と愛の死
録音:1954年5月14日 トリノ放送局オーディトリウム(ライヴ)
原盤:Tahra (from Furt 1041/2)
(P)1999 |
フルトヴェングラーとベルリン・フィル、戦後の伝説ライヴをターラ原盤から集成!
モノラル、国内製造品、日本語帯・解説付
フルトヴェングラーとベルリン・フィルが、1949
− 54年、本拠地ベルリンのほか、ヴィースバーデン、ローマ、パリ、トリノでおこなった伝説ライヴをターラ原盤よりCD6枚に集成。キング関口台スタジオでの最新リマスタリングで蘇る、超絶名演・爆演の数々。ターラならではの鮮明な音質にさらに磨きをかけた今回の6CD、永久保存盤としての価値あるCD
と申せましょう。
【CD 1】フルトヴェングラーが戦後ベルリン・フィル(BPO)に復帰して、初めての楽旅が1949年の初夏に行なわれた。本CDはツアーの途上ヴィースバーデンでのライヴからメインプログラムの2曲を収録。「40番」はBPOとの唯一の録音で、EMI録音にはない濃厚な表現。ブラームスの「4番」は音質も加味すれば、巨匠のベスト盤といえるもの。
【CD 2】巨匠の「7番」は、1949年放送用録音(EMI)と、1951年カイロでのライヴ(DG)しかなかったところ、2005年にターラが、5月1日ローマでのライヴをRAI
の放送局に遺されていたアセテート盤から復刻、正規CD
化。音質は盤質ノイズこそ残っているものの驚くほど鮮明!巨匠ならではの劇的な凄演には鳥肌が立つほど。
【CD 3】ブラームスは1951年北ドイツ放送盤に匹敵するぐらいのテンション高い名演として知られているもの。冒頭から引き込まれていくような吸引力の高い演奏。スケールの大きさ、説得力の強さは無類である。99年に正規盤化したターラ盤の音質はよく、それまでの評価を覆すほど。余白には同じティタニア・パラストでの定期から、「魔弾の射手」序曲(52)、「ドン・ファン」(54)を収録。
【CD 4】オール・シューベルト・プログラムで行なわれた定期演奏会(ベルリン音楽祭)の記録。巨匠の遺した「グレイト」は42年BPO
盤をはじめ、6種を数えるが、表現はすこし控えめながら、スケールの雄大さ・壮麗さではこれが一番。文字通り「グレイト」である。「未完成」においても、抑制的ながら入魂の演奏。「厳しくも凝縮されたリズムとひびきが際立ち、入魂の演奏が随所に聴かれる。」(宇野功芳著『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社α文庫)
【CD 5】オペラ座(ガルニエ宮)のホールは劇場用のためデッドではあるが、RTF(
フランス・ラジオ・テレビ放送) による76cm/
秒の磁気テープ収録の効果は十分。きわめて明瞭な音質で、パリの聴衆を前にしたフルトヴェングラーの感興の高まりが味わえる。ベルリン・フィルも心底から共感した反応を示しており、とりわけ「未完成」では感動的。「運命」でもリアル・タイムで聴いているかのように、盛大な名演を臨場感たっぷりと堪能できる。
【CD 6】 巨匠がなくなる半年前のコンサートではあるが、それを感じさせないほど躍動的、劇的、感動的、官能的、陶酔型の演奏。会場の熱気・盛り上がりもすごい。ブラームス「3番」は49年12月18日盤、54年4月27日盤(ともに会場はティタニア・パラスト)と並んで「ベスト3」(宇野功芳氏)と評された名演。
・1949年6月10日 ヴィースバーデン(モーツァルト「40番」、ブラームス「4番」)
・1951年5月 1 日 ローマ(ブルックナー「7番」)
・1953年5月18日 ベルリン(ブラームス「1番」)/ほか2曲
・1953年9月15日 ベルリン(「未完成」、「グレイト」)
・1954年5月 4 日 パリ(「未完成」、「運命」)
・1954年5月14日 トリノ(ブラームス「3番」、「ティル」、「前奏曲と愛の死」)
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PROFIL
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PH 18091
(4CD)
¥4800 →\4390
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カザルスの指揮、ジャン・フランセの伴奏
40年代、60年代のモーリス・ジャンドロン 〜 チャームとチェロ |
モーリス・ジャンドロン(チェロ) |
Disc 1 45' 24"
(1)シューマン:チェロ協奏曲イ短調Op.129
(2)シューベルト:アルペジオーネ・ソナタD821
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)ウィーン交響楽団(1)、ジャン・フランセ(ピアノ)(2)
録音:1962年(1)(ステレオ)、52年(2)(モノラル)
Disc 2 60' 48"
(1)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5の1
(2)同:チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102の2
(3)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38
ジャン・フランセ(ピアノ)
録音:1954年(1)(2)、52年(3)(モノラル)
Disc 3 55' 16"
(1)チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲Op.33
(2)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)ウィーン交響楽団(1)、カール・ランクル(指揮)ロンドン・フィル(2)
録音:1962年(1)(ステレオ)、1946年(2)(モノラル)
Disc 4 48' 37"
(1)ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調HobⅦ
b:2
(2)ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調G.482
パブロ・カザルス(指揮)コンセール・ラムルー管弦楽団
録音:1960年(ステレオ) |
ジャンドロン最盛期の美演がお買い得Boxで!
STEREO、MONO
20世紀フランスを代表するチェロの名手モーリス・ジャンドロン(1920-1990)
は、草津夏季国際音楽アカデミー&フェスティヴァルにもたびたび来講したので日本でもおなじみの存在でしょう。
現在聴くことのできるジャンドロンの録音の多くは老年期のもの。端正で品の良いスタイルの印象がありますが、若い頃はたいへん煽情的な演奏をしたとされます。このBox
はまさに若きジャンドロンの凄さを堪能できます。
当Box 中もっとも古いものが、1946年のドヴォルザークの協奏曲。1944年のメンゲルゲルク&パリ放送大管弦楽団との録音より2年後ですが、ボルテージの高さと美しい歌い回しが最高。古い録音ながら引き込まれます。
興味深いのが恩師カザルスの指揮でハイドンとボッケリーニの協奏曲を共演したもの。ジャンドロンの独奏はもちろんですが、カザルスの人間味あふれる伴奏も聴きものです。両曲のカデンツァはジャンドロン自作のものです。
さらに興味深いのは、作曲家ジャン・フランセが伴奏者として名手ぶりを発揮していること。それも自作ではなく、シューベルト、ベートーヴェン、ブラームスのソナタといった難物なのが聴きもの。ジャンドロンの独奏にぴったり添いながらも強い存在感を示しています。まさに貴重な記録と申せましょう。
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