≪第104号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その1 2019/9/24〜
9/27(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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AVIE
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レイチェル・バートン・パイン(ヴァイオリン)
ドヴォルザーク&ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲集
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調
Op.53
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 |
レイチェル・バートン・パイン(ヴァイオリン)
テディ・アブラムス(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団 |
レイチェル・バートン・パインAvie第5弾!ドヴォルザーク&ハチャトゥリアンの協奏曲!
☆ビルボート・チャートのトップ・ヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パイン!
☆ドヴォルザークとハチャトゥリアン、高尚な芸術へと昇華された民族的コンチェルト!
1995年の列車事故による大怪我から復帰を果たし、バロックからへヴィメタを自らのフィールドとしてジャンルにとらわれない活発な活動を展開してきたアメリカの女流ヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パイン。
モーツァルト、バッハ、パガニーニ、エルガー&ブルッフと偉大なヴァイオリン・レパートリーを録音し、ビルボードのトップ・チャートを賑わわせてきたバートン・パインのアヴィー(AVIE)・レコーディング第5弾は、チェコのドヴォルザークとアルメニアのハチャトゥリアン。東欧の偉大な作曲家が伝統音楽を高尚な芸術へと昇華させた濃密かつ洗練されたヴァイオリン協奏曲をバートン・パインの絢爛たるヴァイオリンが奏でます。
スコットランドの名門、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団を振るのは、ルイヴィル管弦楽団とブリット音楽祭の音楽監督を務める1987年アメリカ生まれの若き指揮者、テディ・アブラムス。
名プロデューサー、アンドルー・キーナーと名エンジニア、サイモン・イードンによる優秀録音にも注目。
※録音:2018年8月21日−22日、RSNOセンター(グラスゴー)

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ロシアン・アルバム
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.9
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調
Op.40
シチェドリン(クロワゼ編曲):アルベニスの様式で
プロコフィエフ(クロワゼ編曲):行進曲(《3つのオレンジへの恋》より)
ボーナス・トラック 〜
トマス・デメンガ(b.1954):ニューヨーク・ホンク |
クリストフ・クロワゼ(チェロ)
アレクサンドル・パンフィロフ(ピアノ) |
クリストフ・クロワゼ第2弾!ロシアン・チェロ・ソナタ!
☆スイス・アンバサダーズ・アウォード2017受賞!
☆ベルリン国際音楽コンクール2018ファースト・グランド・プライズ!
☆スイスの若きチェリスト、クリストフ・クロワゼ第2弾は、ロシアのチェロ・ソナタ&アレンジ作品!
クリストフ・クロワゼは1993年生まれ、17歳でニューヨークのカーネギー・ホール・デビューを果たし、国際的に活動するスイスの注目チェリスト。
オーストリアのブラームス国際コンクールやドイツのベルリン国際音楽コンクールを含む、アメリカ、中国、イタリア、スイスなど数々のコンクールで第1位を受賞しており、2017年にはスイス・アンバサダーズ・アウォード(スイス大使賞)も受賞しています。
ハイドン&ヴィヴァルディのチェロ協奏曲集(AV
2402)に続くクロワゼのAvie第2弾は、2019年6月に行われたノルウェー、トロムセーの国際ピアノ・コンクール「トップ・オヴ・ザ・ワールド」で優勝したばかりのロシアの気鋭ピアニスト、アレクサンドル・パンフィロフとのデュオで贈るロシアン・アルバム。ラフマニノフとショスタコーヴィチ、20世紀ロシアの2つの傑作チェロ・ソナタに、プロコフィエフとシチェドリンのアンコール・ピース(どちらもクロワゼによるトランスクリプション)を収録。
ボーナス・トラックには、同胞スイスのチェリスト&コンポーザーであるトマス・デメンガの小品(ニューヨークの喧騒を表現したユニークな作品)も加えています。
※録音:2017年10月23日ー25日、チューリッヒ放送スタジオ(スイス)

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マーガレット・ボンズ:
バラッド・オヴ・ザ・ブラウン・キング&歌曲選集
カンタータ《バラッド・オヴ・ザ・ブラウン・キング》
トゥ・ア・ブラウン・ガール・デッド
冬の月/
スリー・ドリーム・ポートレイト |
マルコム・J.メリウェザー(指揮、バリトン)
デソフ合唱団&管弦楽団
ラキータ・ミッチェル(ソプラノ)
ルチア・ブラッドフォード(メゾ・ソプラノ)
ノア・スチュワート(テノール)
アシュリー・ジャクソン(ハープ) |
20世紀のアフリカ系アメリカ人女性作曲家、マーガレット・ボンズ(1913−1972)の代表作、東方の三賢者の一人であり「黒人の王」バルタザールをテーマにしたクリスマス・カンタータ「The
Ballad of the Brown King」。
歌曲選集部分は、マーガレット・ボンズ研究の権威でもあるハーピスト、アシュリー・ジャクソン博士(ライナーノーツも執筆)がスペシャル・アレンジを施したハープ伴奏版をジャクソン自身の演奏とデソフ合唱団の音楽監督マルコム・メリウェザーのバリトン歌唱で収録。
※録音:2018年11月30日ー12月1日(カンタータ)、2019年2月16日(歌曲)
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CALLIOPE
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ジェラール・プーレ(ヴァイオリン)の名盤復刻
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49
ピアノ三重奏曲第2番ハ短調 Op.66 |
ジェラール・プーレ(ヴァイオリン)
ピエール・レアク(ピアノ)
クリストフ・ヘンケル(チェロ) |
フランスの巨匠ジェラール・プーレのメンデルスゾーン!
80歳を超えてなおフランス・ヴァイオリン界を代表する巨匠の1人として、絶大な存在感を発揮し続けているジェラール・プーレ(1938ᬢ)。
シェリングの愛弟子であり、ヴァイオリニストとしての功績はもちろんのこと、優れた教育者としてもその名を馳せており、その弟子の中には第一線で活躍する日本人奏者も数多く名を連ねるなど、ここ日本とも縁の深い音楽家としても有名な大ベテランです。
チェロのクリストフ・ヘンケル、ピアノのピエール・レアクとのメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲集は、約15年前にフランスの別レーベルに録音された録音であり、この名演を再び世に送り出すためカリオペ(Calliope)が復刻!特にフランス音楽の演奏に定評のあるプーレですが、ドイツ・ロマン派、メンデルスゾーンの傑作でも、その存在感は抜群です。
※録音:2004年12月29日-30日、サル・コルトー(フランス)
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ヴィヴァルディ:室内協奏曲集
協奏曲ヘ長調 RV.99/協奏曲イ短調 RV.108/
協奏曲ハ長調 RV.88/協奏曲ト短調 RV.104《夜》/
協奏曲ニ長調 RV.94/協奏曲ニ短調 RV.96/
協奏曲ト短調 RV.107 |
イル・デリリオ・ファンタスティコ
ヴァンサン・ベルナール
(指揮、オルガン&チェンバロ) |
フルート(リコーダー)を伴うヴィヴァルディの室内協奏曲7作品を演奏するイル・デリリオ・ファンタスティコは、フランスの古楽系鍵盤楽器奏者、ヴァンサン・ベルナールによって設立されたピリオド楽器使用の気鋭のアンサンブル。
パリ音楽院やリヨン国立高等音楽院、バーゼル・スコラ・カントルム、フライブルク音楽大学などで古楽奏法を学んだ若き実力者たちが集う要注目グループであり、イタリアとドイツのバロック音楽、中でもヴィヴァルディの音楽の探求に情熱を傾けています。
ヴァンサン・ベルナールは19歳でEUバロック・オーケストラに参加した後、ラ・チェトラ・バロック・オーケストラや、フライブルク・バロック・オーケストラ、アンサンブル・ジル・バンショワ、RIAS室内合唱団などと共演を重ね、2009年にはリヨン大聖堂のオルガニストに就任。ヴィヴァルディの音楽のスペシャリストとしても定評があります。
レコーディング・エンジニアはトリトナスのマーカス・ハイランドが担当しており、その優秀録音にも要注目です。
※録音:2015年10月30日-11月1日、リヨン(フランス)
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INDESENS!
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パリ管のスーパー・ソリスト!パスカル・モラゲス
ピアノはフランク・ブラレイ!
ブラームス:クラリネット・ソナタ&トリオ集
クラリネット三重奏曲イ短調 Op.114
クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2 |
パスカル・モラゲス(クラリネット)
フランク・ブラレイ(ピアノ)
クリスティアン・ポルテラ(チェロ) |
名門パリ管弦楽団のスーパー・ソリスト!パスカル・モラゲスのブラームス・アルバム!
14歳でパリ国立高等音楽院に入学を果たし、1981年に18歳という若さでダニエル・バレンボイムによってパリ管弦楽団の首席クラリネット奏者に任命され、現在は母校であるパリ国立高等音楽院の教授としても活躍するフランスを代表する世界的クラリネッティスト、パスカル・モラゲスが奏でる名作中の名作、ブラームスの2曲のクラリネット・ソナタとトリオ!
管楽器王国フランスにおいてもその存在感が際立つモラゲス。ドイツ・ロマン派の傑作たちを、その味わい深く美しくも芯のある音色、そして卓越した技巧を丁寧かつ情感豊かに奏でています。
またモラゲスを支える共演者陣も、フランク・ブラレイ、クリスティアン・ポルテラとフランスの名手揃い。ブラレイが奏でる名工クリス・マーネ製作のピアノと、モラゲスのクランポンのクラリネットのサウンドのブレンド感も聴きどころです!
※録音:2017年9月11日-13日、モンス(ベルギー)
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マリー=ピエール・ラングラメ(ハープ)
モーツァルト:ハープ協奏曲集
ハープ(ピアノ)協奏曲第13番ハ長調 K.415
(モーツァルト編曲、弦楽四重奏伴奏版)
ハープ(ピアノ)協奏曲第12番イ長調 K.414
(モーツァルト編曲、弦楽四重奏伴奏版)
2台のハープ(ピアノ)のための協奏曲第10番変ホ長調
K.365
(シルヴァン・ブラッセル、弦楽四重奏伴奏版)* |
マリー=ピエール・ラングラメ(ハープ)
ジョアン・ラファエル・キム(ハープ)*
ヴァリアン・フライ弦楽四重奏団
〔マレーネ・イトウ(ヴァイオリン)、
フィリップ・ボーネン(ヴァイオリン)、
マルティン・フォン・デル・ネーマー(ヴィオラ)、
レイチェル・ヘラー=シムコック(チェロ)〕 |
ベルリン・フィルのハーピスト、ラングラメ!モーツァルトの「"ハープ」協奏曲集!
ベルリン・フィルのハーピスト、マリー=ピエール・ラングラメと、同じくベルリン・フィルの若き名手たちによって2013年に結成されたアンサンブル、ヴァリアン・フライ弦楽四重奏団の豪華コンビによるレコーディングは、モーツァルトのピアノ協奏曲集の「ハープ・ヴァージョン」!
モーツァルト自身の編曲による弦楽四重奏伴奏ヴァージョンのソロをピアノからハープへと置き換えたラングラメ。第13番冒頭の弦楽四重奏の見事なアンサンブルによる導入部の後、華麗に登場するラングラメのハープ、また第12番での見事なまでの存在感は、まるでこの組み合わせがオリジナルであるかのように思わせるほどの美しさ。
愛弟子ジョアン・ラファエル・キムとのデュオによる「協奏曲第10番
K.365」での掛け合いでも絶妙なアンサンブルを繰り広げてくれています。ハープ関係者必携のモーツァルト・アルバムです!
※録音:2017年9月、ベルリン(ドイツ)
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INDE 090
(2CD/特別価格)
¥3800 →\3290
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パリ管弦楽団の首席奏者たちによる
サン=サーンス:管楽器を伴う室内楽作品全集 |
パリ管弦楽団の首席奏者たち
ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
パスカル・ゴダール(ピアノ) |
●CD1
・ピアノ、トランペットと弦楽五重奏のための七重奏曲変ホ長調
Op.65
フレデリック・メラルディ(トランペット)、千々岩英一(ヴァイオリン)、アンジェリク・ロワイエ(ヴァイオリン)、
アナ・ベラ・チャベス(ヴィオラ)、エマニュエル・ゴーゲ(チェロ)、ベルナール・カザウラン(コントラバス)
・ロマンス ヘ長調 Op.36
アンドレ・カザレ(ホルン)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・タランテラ イ短調 Op.6
オリヴィエ・デルベス(クラリネット)、ヴァンサン・リュカ(フルート)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・組曲《動物の謝肉祭》より 白鳥、象
イヴ・ドー(コントラバスーン)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・ロマンス変ニ長調 Op.37
ヴァンサン・リュカ(フルート)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・トロンボーンのためのカヴァティーヌ
Op.144
ギョーム・コテ・デュモーラン(トロンボーン)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・ロマンス ホ長調 Op.67
アンドレ・カザレ(ホルン)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・デンマークとロシアの旋律による奇想曲
アレクサンドル・ガテ(オーボエ)、ヴァンサン・リュカ(フルート)、
オリヴィエ・デルベス(クラリネット)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・あなたの声に心は開く
マルク・トレネル(バス—ン)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
●CD2
・クラリネット・ソナタ変ホ長調 Op.167
フィリップ・ベロー(クラリネット)、パスカル・ゴダール(ピアノ)
・祈り Op.158
マルク・トレネル(バス—ン)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・オーボエ・ソナタ ニ長調 Op.166
アレクサンドル・ガテ(オーボエ)、パスカル・ゴダール(ピアノ)
・抒情小曲 Op.162
ヴァンサン・リュカ(フルート)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・バスーン・ソナタ ト長調 Op.168
マルク・トレネル(バス—ン)、パスカル・ゴダール(ピアノ)
・幻想曲 変ホ短調
・白鳥
リック・オービエ(コルネット&フリューゲルホルン)、パスカル・ギャレ(ピアノ) |
パリ管弦楽団の首席たちによる極上のサン=サーンス!
「交響曲第3番《オルガン付き》」や「動物の謝肉祭」の代表作の知名度はもちろんのこと、管楽器界でも新古典派時代のフランスを代表する最重要作曲家として、絶大な存在感を保ち続けているサン=サーンスの管楽器を伴う室内楽作品全曲を集めたアンデサンス(Indesens)レーベルならではの好企画!
収録作品の充実度もさることながら、フランスの名門パリ管弦楽団の管楽器(+弦楽器)セクションを牽引する首席奏者たちによるエスプリの効いた演奏は絶品の一言!
サン=サーンスの管楽器のための作品を、最高峰の演奏で味わえる贅沢なセットです。
名エンジニア、ニコラス・サマルタノスによる録音も優秀です。
※録音:2010年、サン=マルセル教会(パリ)
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デュティユー 〜 若き日のページ
ピアノ・ソナタ Op.1
サラバンドとコルテージ
フルートとピアノのためのソナチネ
コラール、カデンツァとフーガ
オーボエ・ソナタ |
パスカル・ゴダール(ピアノ)
マルク・トレネル(バスーン)
ヴァンサン・リュカ(フルート)
ダニエル・ブレザンスキー(トロンボーン)
アレクサンドル・ガテ(オーボエ) |
20世紀〜21世紀初頭のフランスを代表する作曲家であり、その作風は前衛の古典とも称されるアンリ・デュティユー(1916-2013)。
管楽器のために優れた作品を遺したデュティユーの若き日の作曲家としての1ページ、20代から30代にかけて書かれたピアノと管楽器のための5作品を収録。
パリ管の名プレーヤーたち、パリ・オペラ座管の首席トロンボーン、ダニエル・ブレザンスキーの妙技が、デュティユー独特の世界観を紐解いています。
※録音:2007年3月-5月、スタジオ・ムードン(フランス)
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INDE 075
(2CD/特別価格)
¥3800 →\3290
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モーリス・アンドレ 〜 トランペットのマエストロ
●CD1
・フンメル:トランペット協奏曲ホ長調
ジャン=バティスト・マリ(指揮)、コンセール・ラムルー管弦楽団
録音:1963年
・ミヒャエル・ハイドン:トランペット協奏曲ニ長調
MH.60
ジャン=フランソワ・パイヤール(指揮)、パイヤール室内管弦楽団
録音:1963年
・シュテルツル:トランペット協奏曲ニ長調
カール・リステンパルト(指揮)、ザール放送管弦楽団
録音:1963年
・アルビノーニ:トランペット協奏曲ニ長調
Op.7-6
カール・リステンパルト(指揮)、ザール放送管弦楽団
録音:1964年
・アルビノーニ:トランペット協奏曲変ロ長調
Op.7-3
録音:1963年
・トレッリ:トランペット協奏曲ニ長調
フランス・ブリュッヘン(指揮)、コンチェルト・アムステルダム管弦楽団
録音:1964年
・トレッリ:トランペット協奏曲ニ長調
フランス・ブリュッヘン(指揮)、コンチェルト・アムステルダム管弦楽団
録音:1964年
・ヴィヴァルディ:2本のトランペットのための協奏曲イ長調
マルセル・ラゴルス(トランペット)、ジャン=フランソワ・パイヤール(指揮)、パイヤール室内管弦楽団
録音:1963年
●CD2
・ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調
Hob.VIIe.1
ジャン=バティスト・マリ(指揮)、パリ音楽院管弦楽団
録音:1961年、シャンゼリゼ劇場(パリ)
・J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調
BWV.1047より Allegro, Allegro assai
クルト・レーデル(指揮&フルート)、ミュンヘン・プロ・アルテ管弦楽団、
ピエール・ピエルロ(オーボエ)、ラインホルト・バルヒェット(ヴァイオリン)
録音:1962年
・アルチュニアン:トランペット協奏曲
モーリス・シュザン(指揮)、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
録音:1964年、パリ
・トマジ:トランペット協奏曲
ルイ・ド・フロマン(指揮)、ルクセンブルク放送管弦楽団
録音:1964年、パリ
・ジョリヴェ:トランペット協奏曲第2番
アンドレ・ジョリヴェ(指揮)、コンセール・ラムルー管弦楽団
録音:1964年
・ジョリヴェ:トランペット、ピアノと弦楽合奏のための小協奏曲
アンドレ・ジョリヴェ(指揮)、コンセール・ラムルー管弦楽団
録音:1964年 |
トランペット、金管楽器の世界にとどまらず、20世紀のフランスを代表する世界的音楽家としてその名とサウンドを轟かせたレジェンド、モーリス・アンドレ。
アンデサンス(Indesens)レーベルが世に送り出したのは、1960年台のアンドレが録音を行った14曲のトランペット協奏曲!
ハイドン、フンメルからアルチュニアン、トマジ、ジョリヴェまで。トランペットの巨人のブリリアントなサウンドと正確無比のテクニックにただただ感嘆です。
※録音:1961年-1964年
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フランスのトランペット協奏曲集1948〜1956
デザンクロ:呪文、哀歌と踊り
ジョリヴェ:トランペット協奏曲第2番
トマジ:トランペット協奏曲
シェーヌ:トランペット協奏曲第1番
ジョリヴェ:トランペット、ピアノと弦楽合奏のための小協奏曲 |
エリック・オービエ(トランペット)
マリユス・コンスタン(指揮)
パリ国立歌劇場管弦楽団 |
14歳でパリ国立高等音楽院のモーリス・アンドレのクラスへの入学を果たし、現在はその師の系譜を継ぐフランス屈指のトランペット奏者としてその名を馳せるエリック・オービエ。
母国フランスのトランペット協奏曲集でオービエがスポットライトをあてたのは、1948年から1956年の約10年間に作曲されたトランペット奏者にとっての現代の古典5作品。
アンドレの後継者としての実力、存在感が遺憾なく発揮されたコンチェルト・アルバムです。
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LAWO CLASSICS
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ヴォスレフ:室内楽作品集 Vol.6
シェティル・ヴォスレフ(b.1939):
トロンボーン四重奏曲
スヴェッレ・リーセ(トロンボーン)、
ペッテル・ヴィンロート(トロンボーン)、
アウドゥン・ブレーン(トロンボーン)、クレア・ファー(トロンボーン)
クラリネット五重奏曲
ディエゴ・ルケージ(クラリネット)、リカルド・オドリオソーラ(ヴァイオリン)、
マーラ・ハウゲン(ヴァイオリン)、イルゼ・クラーヴァ(ヴィオラ)、ヨン・エーデ(チェロ)
ハリングフェレ三重奏曲第1番、第2番、第3番
ヒルデ・ハーラルセン・スヴェーン(ソプラノ)、ホーコン・アスハイム(ハリングフェレ)、
アイナル・ロッティンゲン(ピアノ)
13人のためのトリオ 《アコトラル》
カイア・ルッレスタ・タイゲン(ソプラノ)、クリスティーナ・ヨンシ(アルト)、
フレードリク・シェルヴェ(テノール)、アイリク・ヴァルデラン(バス)、
フリーダ・アンドレーアセン・レーレング(フルート)
、イサベル・マリーア・ベラスコ(オーボエ)、
アクセル・ホーヴダル(クラリネット)、ホーヴァル・ロクティング・ラーシェン(ファゴット)
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ヴラディミーラ・シュチグリンスカ(ヴァイオリン)、オッドヒル・ニューベルグ(ヴァイオリン)、
エウジェニオ・メネゲル(ヴィオラ)、カルメン・ボベダ(チェロ)、
シグヴァル・フェルスム(打楽器)、リカルド・オドリオソーラ(指揮) |
ベルゲンの作曲家シェティル・ヴォスレフの室内楽作品38曲をグリーグ・アカデミーで教える音楽家とベルゲン・フィルハーモニックのメンバーたちが演奏するプロジェクトのシリーズ第6集。
《トロンボーン四重奏曲》 は、同質の楽器のアンサンブルに対するヴォスレフの興味が示された音楽のひとつ。「聴き手がちょっとした儀式ないし考古学調査に誘われるような感じを抱くかもしれない」作品。
《クラリネット五重奏曲》 は、モーツァルト、ブラームス、レーガーの作品の伝統に沿いながら「個人的なタッチ」を加えた、ヴォスレフの「クラシカル」なスタイルによる音楽の一例です。
3曲の 《ハリングフェレ三重奏曲》 は、ソプラノ、ピアノ、ハリングフェレ(ハルダンゲルフィドル)が、それぞれ独立して演奏。一定の明確な拍を欠き、フィドルの弾く民謡を共通要素に永遠を思わせる音風景を創造してゆく趣の音楽。
ローマのバス会社に因む 《アコトラル》 の副題がつけられた「13人のためのトリオ」は、「4人の歌手」「4人の弦楽器奏者」「4人の木管楽器奏者」の3つのグループにまとめ役の打楽器奏者を加えて演奏される、ヴォスレフ一流のユーモアのセンスが発揮された作品です。
※録音:2017年6月4日、18日-19日、グンナル・セーヴィグ・ホール、グリーグ・アカデミー(ベルゲン、ノルウェー)、2018年12月12日、NRK(ノルウェー放送)コンサートホール(オスロ)(トロンボーン四重奏曲)/Recorded
in DXD 24bit/352.8kHz
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囚人仲間のための祈り |
ベーリト・ノルバッケン・ソールセット(ソプラノ)
グロー・ベルグラッブ(オルガン) |
クヌート・ニューステット(1915-2014):
囚人仲間のための祈り、朝の祈り、夕べの祈り、苦難の時の祈り
フリチョフ・アンデシェン(1876-1937):
フーガとコラール「主を主人とする者は誰であれ」
民謡(ビョルン・リーエン(b.1967)編曲):主を主人とする者は誰であれ
イーヴァル・ヤーレ・エリーアセン(b.1958):
夜が陸から広がってくる、主よ, 私たちの感謝を捧げます
ノールランのマヤヴァトンの民謡
(ビョルン・アンドル・ドラーゲ(b.1959)編曲):
昼がそっと目を閉じ |
ソプラノのベーリト・ノルバッケン・ソールセットとオルガンのグロー・ベルグラッブのコラボレーションによる北部ノルウェーの賛美歌と教会音楽。
ニューステットの 《囚人仲間のための祈り》
は、ナチスの思想に断固として反対し、ヒトラー暗殺計画に加わり逮捕、処刑された牧師ディートリヒ・ボンヘッファー
(1906-1945)の詩に作曲した「3つの祈り」の音楽です。
フリチョフ・アンデシェンは、作曲家、ボードー教会のオルガニスト、指揮者としてボードーで活動。ノールラン県でもっとも人気の音楽家だったと言われます。
フーガとコラール「主を主人とする者は誰であれ」は、伝承のコラールに基づいて作曲されました。
この作品につづき、元の伝承曲が、北部ノルウェー、ファウスケ出身の教会音楽家ビョルン・リーエンの編曲で歌われます。北部ノルウェーの教会音楽家、イーヴァル・ヤーレ・エリーアセンが新しく作曲した賛美歌が2曲。
ボードー大聖堂のオルガニストと聖歌隊指揮者を務めたビョルン・アンドル・ドラーゲが編曲したマヤヴァトンの民謡
《昼がそっと目を閉じ》 は、エリーアス・ブリクス(1836-1902)の詩をテクストとする、北部ノルウェーでもっとも親しまれている民謡のひとつです。
ソプラノのベーリト・ノルバッケン・ソールセットは、ノルウェー国立音楽大学を卒業後、主にオラトリオ、受難曲、ミサ曲のソリストとして活動しています。
グロー・ベルグラッブ(b.1979)は、2007年からボードー大聖堂のオルガニストと聖歌隊指揮者。
大聖堂のオルガニストを務めていたドラーゲからオルガンの手ほどきを受け、ノルウェー国立音楽大学とベルリン芸術大学で学びました。
録音セッションの行われたボードー大聖堂は、1940年5月27日のドイツ軍によるボードー市街地の爆撃で破壊されたボードー教会の跡地に戦後再建され「平和の大聖堂」と呼ばれています。
※録音:2017年1月3日-4日、ボードー大聖堂(ボードー、ノルウェー)/Recorded
in DXD 24bit/352.8kHz
[ボードー大聖堂のオイレオルガン]
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愛の詩 〜 カタリヌス・エリング:ピアノ作品集 |
ルネ・アルヴェル(ピアノ) |
カタリヌス・エリング(1858ᬢ1942):
ワルツOp.1/2つのピアノの小品 Op.2/無言歌
Op.3/ノルウェー民謡のピアノ編曲/
スンフィヨルドの2つの婚礼歌ᬢ教会への道行きで、教会からの帰路に/
スンフィヨルドのフォルデの子守歌/オプダールのフルドラの歌/スンフィヨルドの子守歌/
スンフィヨルドのフォルデのハリング/スンモーレの結婚行進曲/
ノールフィヨルドのブレイムの山羊呼びの声/スンフィヨルドのフォルデのハリング/4つのピアノの小品/
愛の詩ᬢ疑い。 彼:ゆっくりと、焦らしながら、答え。
彼女:なめらかな動きで、なだめるかのように/
ピアノ小曲集 《過ぎ去りし日々》 第1巻ᬢ朝のこと、冗談だろ!、憂鬱、このうえない幸せ/
ピアノ小曲集 《過ぎ去りし日々》 第2巻ᬢ少年たちの旗の行進、失楽園、山猫、牧歌/
ワルツ=カプリース/ピアノのためのスナップショット/ピアノのためのスケルツォ |
カタリヌス・エリングは、1858年、クリスチャニア(現
オスロ)生まれ。オスロ大学で哲学を学び、ライプツィヒとベルリンに留学。オーストリアの作曲家ハインリヒ・ヴォン・ヘルツォーゲンベルクを通じて知ったブラームス、シューマン、メンデルスゾーンのスタイルが背後に感じられる作品を管弦楽曲から声楽曲まで幅広いジャンルに作曲しました。
指揮者としても活動、音楽教師としてダーヴィド・モンラード・ヨハンセンやファッテイン・ヴァーレンといった重要な作曲家を育てたことで知られます。
彼の初期の歌曲を集めた『若きエリング』(LWC1072)につづく
LAWO Classics のエリング作品集『愛の詩』。彼の膨大な数のピアノ作品から《ノルウェー民謡のピアノ編曲》《愛の詩》、2巻の《過ぎ去りし日々》といった作品を選び、ダーヴィド・モンラード・ヨハンセンのピアノ作品全集『父の山』(LWC1101)を録音したルネ・アルヴェル(b.1957)が演奏。
エリングのピアノ曲の初めての録音です。
※録音:2018年3月5日-7日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded
in DXD 24bit/352.8kHz
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NIFC
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ポーランドの若き才能、ピオトル・アレクセヴィチ!リストの「ロ短調ソナタ」!
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ベートーヴェン:
ロンド・ア・カプリッチョ(失われた小銭への怒り)ト長調
Op.129
ショパン:スケルツォ第2番 ロ短調 Op.31
ラヴェル:夜のガスパール |
ピオトル・アレクセヴィチ
(ピアノ/スタインウェイ) |
フランスの権威あるガニー国際ピアノ・コンクールで優勝!ポーランドの若き才能、ピオトル・アレクセヴィチ!
☆ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)がポーランドの若き才能を発掘!
☆フランスの権威あるガニー国際ピアノ・コンクール2017でグランプリ受賞!
☆2000年生まれの注目株、ピオトル・アレクセヴィチが弾くリストの「ロ短調ソナタ」!
ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベル「NIFC」による、有望な若きアーティストを紹介する「デビュー(ヤング・タレント)」シリーズ。
第4弾は、2000年生まれ、現在カロル・シマノフスキ中等音楽学校で学んでいるピオトル・アレクセヴィチが登場。アレクセヴィチは、ダン・タイ・ソン、ジャック・ルヴィエ、ドミトリ・アレクセーエフらのマスター・クラスを受け、フランスの権威あるガニー国際ピアノ・コンクール2017ではグランプリと聴衆賞を見事獲得。
また、ポーランドのグダニスクで行われたナショナル・ショパン・ピアノ・コンクール2017で第1位と協奏曲賞、ポーランドのサノクで行われた第8回国際ピアノ・フォーラムで「ゴールデン・パルナッソス2018賞」なども受賞し、2018年と2019年の「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」にも出演しているというポーランドの若い世代のもっとも才能のあるピアニストの一人です。
※録音:2018年4月23日−26日、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター(ルスワビツェ、ポーランド)

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NIMBUS
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NI 5978
(CD-R)
¥2400 →\2190
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ハガイ・シャハム、ラファエル・ウォルフィッシュとアーノン・エレツ
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集Vol.1
ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 Op.97 「大公」
三重協奏曲 Op.56*
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トリオ・シャハム・エレツ・ウォルフィッシュ
〔ハガイ・シャハム(ヴァイオリン)、
アーノン・エレツ(ピアノ)、
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)〕
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン*
エッケハルト・シュティーア(指揮)*
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ハイペリオン(Hyperion)、シャンドス(Chandos)、ニンバス(Nimbus)などでそれぞれソリストとして活躍する世界的名手たち、ハガイ・シャハム、ラファエル・ウォルフィッシュとアーノン・エレツが2009年に結成したピアノ三重奏団によるベートーヴェン第1弾は、記念碑的な作品である「大公」に三重協奏曲をカップリング。
個々に高い技術と深い音楽性を持った3人によるアンサンブルは、英ストラッド誌からは、「百万ドル・トリオ(ミリオン・ダラー・トリオ)」と呼ばれたハイフェッツ、ルービンシュタイン、ピアティゴルスキーの3人に例えられています。
※録音:2018年4月23日-24日(大公)、モンマス(イギリス)/2018年5月25日(三重協奏曲)、チェルトナム・タウン・ホール(イギリス)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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NI 7108
(CD-R)
¥2000
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メディチ弦楽四重奏団
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲/フランク:ピアノ五重奏曲
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調
Op.20*
フランク:ピアノ五重奏曲へ短調$ |
メディチ弦楽四重奏団
〔ポール・ロバートソン(ヴァイオリン)、
デイヴィッド・マシューズ(ヴァイオリン)、
イヴォ・ヤン・ファン・デル・ヴェルフ(ヴィオラ)、
アンソニー・ルイス(チェロ)〕
アルバーニ弦楽四重奏団*
ジョン・ビンガム(ピアノ)‛> |
※録音:1988年1月&5月(イギリス)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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NI 7109
(CD-R)
¥2000
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メディチ弦楽四重奏団&アルバーニ弦楽四重奏団、
ショスタコーヴィチ
ショスタコーヴィチ:
弦楽八重奏のための2つの小品 Op.11*
弦楽四重奏のための2つの小品
ピアノ五重奏曲ト短調 Op.57
弦楽四重奏曲第8番ハ短調 Op.110 |
メディチ弦楽四重奏団
〔ポール・ロバートソン(ヴァイオリン)、
デイヴィッド・マシューズ(ヴァイオリン)、
イヴォ・ヤン・ファン・デル・ヴェルフ(ヴィオラ)、
アンソニー・ルイス(チェロ)〕
アルバーニ弦楽四重奏団*
ジョン・ビンガム(ピアノ)� |
1971年にポール・ロバートソンにより創設され、約40年に渡り英国を代表するアンサンブルの一つとして活動してきたメディチ弦楽四重奏団。
1980年代には、ベートーヴェンの弦楽作品全集や、ヤナーチェク、フォーレの作品をNimbusに残しています。本盤では、同じく英国を代表する弦楽四重奏団の一つである、アルバーニ弦楽四重奏団との共演による1980年代の録音が蘇ります。
※録音:1986年10月、1988年5月-6月(イギリス)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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GRAND PIANO
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GP626
\2300
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サン=サーンス(1835-1921):ピアノ作品全集
第5集
2つのバガテル(1858)…世界初録音
1.バガテル 第1番
2.バガテル 第2番
3.ANTWORT 答え…世界初録音
4.マイヤベーアの《北極星》の五重唱による幻想曲(1858)…世界初録音
5.マイヤベーアの《預言者》のワルツ(1857)…世界初録音
6.ワーグナーの《ローエングリン》による幻想曲(1859)…世界初録音
7.ベートーヴェンの「アテネの廃墟」の回教僧の合唱(1869)
8.グノーの「ガリア」によるパラフレーズ(1871)…世界初録音
9.ビゼーの《真珠採り》によるスケルツォ(1886)…世界初録音
10.マスネのオペラからの演奏会用パラフレーズ「タイスの死」(1895)
11.リストの「ベートーヴェン・カンタータ」による即興(1870)…世界初録音
12.アフリカ幻想曲 Op.89(ピアノ独奏版)(1891) |
ジェフリー・バールソン(ピアノ
…スタインウェイ、ハンブルク、モデルD) |
サン=サーンスのピアノ作品全集、第5集には8曲の世界初録音作品が含まれています。
どの曲もピアニスト、ジェフリー・バールソンがフランス国立図書館に収蔵されている未発表の原稿から発掘したもので、ほとんどの作品が他の作曲家の作品を元にしており、それぞれ、溢れる楽想と豊かなアイデアに満ちたサン=サーンスらしい華やかな作品に仕上がっています。
すでにピアニストのレパートリーとして愛奏されている「アフリカ幻想曲」で存分に駆使された超絶技巧も聴きどころ。
録音 2017年1月19,23,25日,2月15日、Patrych Sound Studios, New York, NY, USA
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GP811
\2300 |
バラキレフ(1837-1910):ピアノ作品全集 第5集
1.グリンカの歌劇《皇帝にささげた命》の回想(1899)
2.グリンカ(1804-1857):歌劇《ルスランとリュドミラ》-
チェルノモールの行進(バラキレフによるピアノ編)
(1860頃)…世界初録音
3.ショパン(1810-1849):ピアノ協奏曲 第1番
ホ短調 Op.11-
第2楽章「ロマンス」
(バラキレフによるピアノ独奏編)(1905)
4.即興曲(ショパンの前奏曲による)(1907)
5.ショパン:スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
(バラキレフによるカデンツァ)(1894)…世界初録音
6.リスト(1811-1886):華麗なマズルカ S221/R43(1850)
7.リスト:華麗なマズルカ S221/R43(バラキレフによるコーダ)(1898)…世界初録音
8.ベートーヴェン(1770-1827):
弦楽四重奏曲第8番 ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー」
-第3楽章 アレグレット(バラキレフ編)(1862)
9.ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調
Op.130-
第5楽章 カヴァティーナ(バラキレフ編)(1859)
10.舟歌 イ短調(1901)
11.タランテッラ(1901)
12.華麗なポロネーズ(1853-1854)…世界初録音 |
ニコラス・ウォーカー
(ピアノ…スタインウェイ、モデルD)
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バラキレフは尊敬する作曲家たちの作品をピアニスティックな独奏曲に編曲することで、彼らへの傾倒を表明していました。
このアルバムに収録されている世界初録音を含むほとんどの曲は、ショパンやリスト、ベートーヴェンらの作品のトランスクリプションであり、管弦楽作品や弦楽四重奏曲、歌劇からの曲をピアノに置き換えるだけではなく、時にはもともとある曲にコーダを付けたり、素材として新たな曲を書き起こしたりと、様々な手法が凝らされています。
これらを聴くことで彼がいかに先人たちをリスペクトしていたかが理解できるのではないでしょうか?
また、最後に置かれた「華麗ナポロネーズ」はバラキレフ16-17歳の作品。音楽に憧れる少年の熱き想いが結実しています。
録音 2018年6月11-14日、Saint Silas the
Martyr Church, Kentish Town, London, UK
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GP823
\2300 |
サティ(1866-1925):ピアノ作品全集 第4集
1897年から1906年の作品集
1.題名のない小品 別名「愛撫」(1897)
2.ジュ・トゥ・ヴー(あなたが欲しい)(1897頃)
3-5.ジャック・イン・ザ・ボックス(びっくり箱)(1899)…
サラベール版による世界初録音
第1曲:前奏曲/第2曲:間奏曲/第3曲:終曲
6.スケッチとクロッキーの手帖-前奏曲(1900)…
サラベール版による世界初録音
7.世俗的で豪華な唱句(1900)
8.夢見る魚(1901)
9.アンゴラの雄牛(ピアノ版)(1901)
10.金の粉(1901-1902)
11.優しく(1901-1902)…世界初録音
12.幻影(1902)…世界初録音
13.ピカデリー-行進曲(1904)
14.エンパイア劇場のプリマドンナ
-MARCHE CHANTEE DANS LA REVUE DEVIDONS
LA BOBINE!(1904)…世界初録音
15.エンパイア劇場のプリマドンナ-
INTERMEZZO AMERICAIN D’APRES
LA CELEBRE CHANSON DE BONNARD,
BLES ET SATIE(1904)…
サラベール版による世界初録音
16.J.S.バッハ:コラール「今すべての森、静かなり」
BWV 392
(E. サティによるピアノ編)…世界初録音
17.愛を呼び覚まして - アンダルシアの歌
別名「ガンバレス」(1905-1906)…
サラベール版による世界初録音
18.(練習曲)(弦楽四重奏のために)(1905-1906頃)…世界初録音
19.フーガ-ワルツ(1906)…世界初録音
20.パッサカリア(1906) |
ニコラス・ホルヴァート(ピアノ
…エラール:モデル90703、1905年製) |
「音楽界の異端児」エリック・サティのピアノ曲集
第4集。
フランスで100年以上もの歴史を持つ出版社サラベールの新版を用いてサティのスペシャリスト、ニコラス・ホルヴァートが演奏しています。
今作は1897年から1906年に作曲された曲を収録。この頃はモンマルトルからパリの郊外アルクイユに引っ越し、毎日、歩いてパリの酒場までシャンソン歌手のピアノ伴奏に通う傍ら、様々な芸術家たちとも交流を持ち、数々の歌曲が生まれるなど実りの多い時期でした。
アルバムにはいくつかの世界初録音を含む、劇やパントマイムのための音楽が散りばめられています。
また代表作「ジュ・トゥ・ヴー(あなたが欲しい)」も収録。サティの柔和な表情も楽しむことができます。
録音 2019年3月1-2日、La Fabrique des
Reves Recording Studio, Misy-sur-Yonne, France
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GP784
\2300 |
フェルディナント・プフォール(1862-1949):ピアノ作品集
組曲「海辺の絵」Op.8(1892)
1.海の光-波を狩る
2.砂丘で
3. 荒野-牧歌
4.名前のない墓地で
5.キスの谷
6.創作主題によるフリジアの踊りの情景
エレジー組曲-ピアノのための5つの小品 Op.11(1894)
7.前奏曲
8.エレジー
9.楽興の時
10.ボヘミア風スケルツォ
11.ロシア風幻想曲
12.エドヴァルト・グリーグの主題による北欧風狂詩曲「ハグバルト」(1882)
世界初録音 |
ヤミナ・ガール
(ピアノ…スタインウェイ、モデルD) |
ドイツを代表する“音楽評論家”の一人、フェルディナント・プフォールのピアノ曲集。
『ライプツィヒ王国時報』紙や『ライプツィヒ日報』紙に音楽評論を寄稿し、やがて『ハンブルク報知』紙の音楽評論を担当。彼の音楽批評は高く評価され、当時の音楽愛好家たちから重用されました。
彼自身の作品は、後期ロマン派の手法を採りながらも、しばしば印象派の作品を思わせる大胆なハーモニーが用いられており、ユニークな味わいを有しています。
またグリーグの旋律を用いた北欧風狂詩曲「ハグバルト」を作曲するなど、グリーグにはとりわけ強い憧れを抱いており、組曲「海の絵」にもグリーグ作品を思わせる神秘的な雰囲気が漂っています。
録音 2016年11月24-26日、DLF Kammermusiksaal,
Cologne, Germany
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GP795
\2300 |
チャイコフスキー(1840-1893):歌劇と歌曲のピアノ・トランスクリプション集
1-3.6つのロマンス Op.16より(ピアノ編)(1872-1873)
第1番:子守歌/
第4番:おお、その歌を歌ってくれ/第5番:なぜそんなに
4.6つのロマンス Op.6-
第5番:どうして(J.セヴェルスによるピアノ編)(1869)…世界初録音
5.6つのロマンス Op.28-
第3番:なぜに(V.ラウプによるピアノ編)(1875)…世界初録音
6.ただひとことに(J.セヴェルスによるピアノ編)(1875)…世界初録音
6つのロマンス Op.73より(1893)
7.第6番:再び、前のように、ただひとり
(J.セヴェルスによるピアノ編)…世界初録音
8.第1番:私はおまえと一緒に座っていた
(A.ベルナルドによるピアノ編)…世界初録音
9.7つのロマンス Op.47-第6番:昼の輝きが道、夜の静けさが広がっても
(J.セヴェルスによるピアノ編)(1880)…世界初録音
10.6つのロマンス Op.63-第5番:もう部屋の灯は消えた
(A.ベルナルドによるピアノ編)(1886-1887)…世界初録音
11.シャルル・フォス(1815-1882):
チャイコフスキーの
《鍛冶屋のヴァクーラ》による性格的幻想曲
Op.319(1878)…世界初録音
12.6つのロマンス Op.6-第3番:苦くも、また甘し
(J.ナーゲルによるピアノ編)(1869)…世界初録音
13.6つのロマンス Op.38-第1番:ドン・ファンのセレナード
(A.ベルナルドによるピアノ編)(1878)…世界初録音
14.6つのロマンス Op.27-第3番:私から離れないで
(V.ラウプによるピアノ編)(1875)…世界初録音
15.6つのロマンス Op.73-第2番:夜
(H.パチュルスキによるピアノ編)(1893)…世界初録音
16.6つのロマンス Op.6-第6番:ただ憧れを知るものだけが
(J.セヴェルスによるピアノ編)…世界初録音
17.12のロマンス Op.60-第1番:昨日の夜
(V.ラウプによるピアノ編)(1886)…世界初録音
18.6つのロマンス Op.63-第2番:私は窓を開けた
(A.ベルナルドによるピアノ編)(1886-1887)…世界初録音
12のロマンス Op.60(1886)…世界初録音
19.第6番:狂おしい夜(A.ベルナルドによるピアノ編)
20.第11番:偉業(J.セヴェルスによるピアノ編)
21.カール・フリューリンク(1868-1937):
《エウゲニ・オネーギン》による幻想曲(1912)…世界初録音 |
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チャイコフスキーは生涯100曲を越える“ロマンス”と呼ばれる抒情歌曲を作曲しました。
これらは幸福から絶望まで、様々な気分に彩られた「音による日記」であり、チャイコフスキーにとって大切な作品群でした。
自身の歌を愛していた彼と編集者たちはこれらをピアノ曲に編曲するように同時代の作曲家たちに依頼しましたが、どんな編曲でも全てチャイコフスキー自身が監修、満足の行くように仕上げています。
収録作品の中には2曲のチャイコフスキーの旋律を用いた幻想曲も含まれており、いかに彼の旋律が多くの人の心を捉えたかを知ることができます。
演奏者のセヴェルスは、ベルリン芸術大学とモスクワ・チャイコフスキー音楽院でミハイル・ヴォスクレセンスキーとレフ・ナウモフにピアノを師事。オーロラ・デュオ(カルテット)を設立し、ピアノ・アンサンブルの可能性を探っています。
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GP818
\2300 |
バーレーン王国生まれ
アフシン・ジャベリ(1973-):バラード集 第4番-第9番「英雄」
1.バラード 第4番「ブラック・ピット」
2.バラード 第5番「平和のすむところ」
3.バラード 第6番「オスマン帝国からの追放」
4.バラード 第7番「最も偉大な刑務所」
5.バラード 第8番「昇天」
6.バラード 第9番「契約の中心」
世界初録音 |
アフシン・ジャベリ(ピアノ…スタインウェイ、モデルD) |
バーレーン王国で生まれ、カタールで育ったイランのピアニスト、作曲家アフシン・ジャベリ。
18歳になるまで専門的な音楽教育を受けていませんでしたが、カザフスタンで学び始めてから進歩を遂げ、多くのピアノ曲を作曲しています。
このアルバムは第1集(GP694)に収録されていた「3つのバラード」の続編であり、全9曲が「英雄」というタイトルのもとにまとめられています。
東洋風の旋律と西洋音楽由来のハーモニーを組み合わせたこの連作では、19世紀半ばのイランでバハー・ウッラーが創始した「バハーイー教」のその成り立ちが紐解かれています。
録音 2018年8月6-9日、The Stoller Hall, Manchester, UK
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<国内盤>
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TESTAMENT(国内仕様盤)
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歴史的録音の復刻で有名なイギリスの名門レーベル、テスタメント。1990年にスチュアート・ブラウン氏により設立され、正規音源にもとづく、高品質の音質でファンから絶大な支持を集めてきました。
ここ数年日本への窓口が途絶えていましたが、このほど国内販売権をキングインターナショナルが獲得。
400に近いタイトルのなかから、歴史的名盤はもとより最近話題の新盤までえりすぐって、全20タイトル、国内仕様にして発売します。(キング・インターナショナル)
日本語解説=オリジナル・ライナーノーツの和訳+
曲目解説+ 歌詞対訳(声楽曲のみ)
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クレンペラーの、ステレオ・ライヴ盤「第九」!
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」 |
オットー・クレンペラー(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
(合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ)
オーセ・ノルモ=レーヴベリ(ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ヴァルデマール・クメント(テノール)
ハンス・ホッター(バス) |
クレンペラーの、ステレオ・ライヴ盤「第九」!名盤、国内盤で復活。
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」/クレンペラー&フィルハーモニア、ルートヴィヒ、クメント、ホッター、他(1957年ロンドン ステレオ・ライヴ)
録音:1957年11月15日 ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン(ライヴ)
(STEREO)
[TESTAMENT]SBT.1177、(P)1999、国内発売履歴:再発、輸入盤・日本語帯・解説付
同じく1957年に行われた有名なEMI へのスタジオ録音と全く同じメンバーによって行われた演奏会のライヴ録音。
フィルハーモニア管と良好な関係を築きつつある頃のクレンペラーのステレオ・ライヴ盤「第九」、待望の国内盤、再発売。
日本語解説書(オリジナル・ライナーノーツの和訳+
曲目解説+ 歌詞対訳)付。
『第9交響曲』のコンサートは10月11日からスタートするロンドンでは初のクレンペラーによるベートーヴェン交響曲チクルスのハイライトだった。それと同時にクレンペラーは残りの6つの交響曲を録音した。『第9交響曲』の録音はコンサート後の11月21日と25日に行なわれた。ベートーヴェン解釈者としてのクレンペラーの輝かしい名声が定着したのは、この大きな成功を収めたチクルスによってだった。・・・(中略)
コンサートは目覚ましい成功を収めた。一般の聴衆もメディアもフィルハーモニア合唱団の音の厚みと資質に深い感銘を受けた。歌手たちは特別な空気に触発された。交響曲の最初の3楽章が演奏されるあいだに興奮と期待が高まり、終楽章で仲間とともに力量を示すことができた、とロナルド・アーチャーは述懐する。(アラン・サンダース/川嶋文丸訳、ライナーノーツ/日本語解説書より)
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KKC 6075/6
(2CD)
¥3100+税
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シューリヒトの「ブル7」、決定的な名演盤が登場!
[CD1]
モーツァルト:交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
[CD2]
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 |
カール・シューリヒト(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
ついにシューリヒトの「ブル7」、決定的な名演盤が登場!国内初出!
ブルックナー:交響曲第7番、モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」/シューリヒト&ベルリン・フィル(1964年ザルツブルク
ライヴ)(2CD)
録音:1964年8月5日 祝祭大劇場、ザルツブルク(ライヴ)(MONO)
[TESTAMENT]SBT.21498、(P)2014、国内発売履歴:初出、輸入盤・日本語帯・解説付
カール・シューリヒト(1880-1967) とベルリン・フィル、64年のザルツブルク音楽祭ライヴ。当時ベルリン・フィルの首席指揮者であったカラヤンは、この公演の1カ月前にブルックナー7番をベルリン・フィルと演奏し、きたるシューリヒトとの演奏会のためにオーケストラを万全の状態に整えていました。
クリーヴランドのセル同様、カラヤンも一流のゲストを招く前に、自身のオーケストラを最高の状態に保つことに余念がなかったのです。
そうして迎えた本番では、特に弦楽パートにみられるレガートの見事さ、そして的確なテンポ、さらに壮麗な金管セクションと、何をとっても、ブルックナーがめざした演奏はこのような姿だったのではと思わせる完璧さです。
『もし、永遠が口をきいたとしたら、このように聴こえるに違いない』ブルックナーのこの曲に関する熱烈な賛辞をこのように記したものがあるが、シューリヒトの演奏はまさにそれを具現化している。」(リチャード・オズボーン、ライナーノーツより)
ブルックナーはシューリヒトの定番レパートリー。8,9番はウィーン・フィルとのEMI録音が有名ですが、7番はハーグ・フィルとの64年セッション録音(コンサートホール)しか有名なものがありませんでした。
こうしたなか、アルトゥスが63年フランス国立とのライヴを、エピタグラフが61年スイス・ロマンド管とのライヴを発売、話題になったのは記憶に新しいところです。
そして、このたび国内発売される64 年ベルリン・フィルとのライヴ。まさに決定盤と称しても過言ではないでしょう。
前半のプログラム「プラハ」もシューリヒトの十八番<おはこ>。前年のパリ・オペラ座管との録音(コンサートホール)が有名ですが、ここでも84歳とは思えない颯爽とした指揮に、晩年の特徴である透徹した抒情性・高貴な魂がみてとれ、感動を呼び起こしてくれます。
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コープランド、ベルリン・フィルを振る〜
クラリネット協奏曲&交響曲第3番
1. カーター:祭日序曲(1944)(1961年改訂)
2. アイヴズ:戦没将兵記念日(1912)
3. コープランド:クラリネット協奏曲(1947-48)
4. コープランド:交響曲第3番(1944-46) |
アーロン・コープランド(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・ライスター(クラリネット)(3)
フリッツ・ヘルミス(ハープ)(3)
ホルスト・ゲーベル(ピアノ)(3) |
あのベニー・グッドマンのために書かれた「クラリネット協奏曲」。作曲者自身がベルリン・フィルを指揮、カール・ライスターが名人芸を披露して圧巻!
コープランド、ベルリン・フィルを振る〜クラリネット協奏曲&交響曲第3番/コープランド&ベルリン・フィル、ライスター(1970年 ステレオ・ライヴ)
録音:1970年9月30日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)(STEREO)
[TESTAMENT]SBT.1516、(P)2017、国内発売履歴:初出、輸入盤・日本語帯・解説付
アメリカ作曲界の"長老" アーロン・コープランドが、1970年秋にベルリン・フィルを指揮したコンサートは、センセーションを巻き起こしました。
なかでも注目すべきは首席奏者カール・ライスターの至芸が示されているクラリネット協奏曲。コープランド自身が作曲したこの曲は、ベニー・グッドマンの依頼で書かれた協奏曲で、2つの楽章をつなぐブリッジ部分のカデンツァにはクラリネットのソロに高い技術が要求されています。オーケストラとクラリネットの対話、そしてコープランドならではのジャズ的イディオムも難なくこなすベルリン・フィルの実力もさすが。コープランド自身の指揮という意味でも、貴重な録音です。
「交響曲第3番」は1944 − 46年、クーセヴィツキーとボストン響のために書かれたコープランド最後の交響曲で、「ある種の抽象的なアメリカ風物録」(ジョン・ヘンケン)。4楽章からなり、40分を超える大作です。作曲者自身の指揮によるこの演奏では雄大なアメリカへの自信と憧憬が混じり合っています。プロコフィエフの影響を受けたという第2
楽章では打楽器・管楽器が怒涛の進撃ぶりで、録音の良さもあいまって、オケの妙技を堪能できます。
このほか、アメリカの行事に因んだ2曲。カーターの「祭日序曲」は娯楽感いっぱいに演奏されます。アイヴズの「戦没将兵記念日」は葬送ラッパの追悼の響きが胸を打って感動的です。
オリジナル・ライナーノーツは貴重な読み物で、訳付解説書が理解を深めてくれます。音もアナログ充実期のステレオ録音で、申し分ありません。
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KKC 6078/9
(2CD)
¥3100+税
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ロストロポーヴィチ&ブリテン/オールドバラ音楽祭ライヴ
[CD1]
1.シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ
イ短調 D.821
2.ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.65(世界初演)
3. 同上〜第5楽章:無窮動 プレスト(アンコール)
4.シューマン:民謡風の5つの小品集 Op.102
[CD2]
1.ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
2. [アンコール]
ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.65より第4楽章:行進曲
3. ロストロポーヴィチのスピーチ
4. J.S.バッハ:テノールのアリア「あなたがこの貴い平和を」
〜カンタータ第41番「イエスよ、いま讃美を受けたまえ」BWV41より
【歌詞対訳付】
5. [ボーナストラック]
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調
BWV.1009(全曲) |
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
(チェロ)
ベンジャミン・ブリテン(ピアノ)
ピーター・ピアーズ(テノール)(CD2-4) |
ロストロポーヴィチとブリテン、1961年オールドバラ音楽祭での貴重な共演!3日前に行なわれたバッハ「無伴奏組曲第3番」のおまけつき。
ロストロポーヴィチ&ブリテン/オールドバラ音楽祭ライヴ(2CD)
録音:1961年7月7日 ジュビリー・ホール、オールドバラ(ライヴ)(MONO)/(CD2-5)1961年7月4日
教区教会、オールドバラ(ライヴ)(MONO)
[TESTAMENT]SBT.21517、(P)2017、国内発売履歴:初出、輸入盤・日本語帯・解説付
ロストロポーヴィチ(1927-2007) とブリテン(1913-1976)、1961
年オールドバラ音楽祭での貴重な共演の記録。
ブリテンは1960 年9 月にショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1
番がロンドンで西側初演された折に立ち会い、ロストロポーヴィチを激賞、以後二人は親交をむすび、ブリテンはチェロのためのソナタや3
曲の無伴奏チェロ組曲など、現代のチェリストにとって欠かせない作品を生み出しました。
7月7日のリサイタルはロストロポーヴィチがブリテンからの要請で習得した「アルペジオーネ」で始まりました。68年にデッカに録音していて有名ですが、二人の"初演"
ライヴにはデッカ録音より自然な趣き、ライヴ感があります。ピアノのタッチはとても美しく、チェロトーンには心地よい光と影があります。
このシューベルトに備わるウィーンの伝統が端的に示された愛すべき作品は見事に演奏されています。
ブリテンのチェロ・ソナタはこれが世界初演で、決定的な名演が生まれたデッカの録音は2週間後のことです。シューマンの「民謡風の5つの小品集」とドビュッシーのチェロ・ソナタも、ブリテンのソナタと同じセッションでデッカに録音されました。
ブリテンはロストロポーヴィチの名人芸による挑戦を見事に受けて立っており、演奏は刺激に満ちています。
リサイタルの最後に、ブリテンの親友ピーター・ピアーズ(テノール)が参加、バッハのカンタータ BWV41
から「あなたがこの貴い平和を」を歌い、音楽祭の家族的な性格を際立たせています。
ボーナストラックには同年の音楽祭の別の機会に(3日前、教区教会で)演奏されたバッハの無伴奏チェロ組曲第3番が収録されています。
ロストロポーヴィチの解釈の核心はサラバンドにあり、彼は朗々と鳴り響くフレーズから奥深い感情を浮かび上がらせています。(タリー・ポッター、ライナーノーツより要旨)
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パガニーニ、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
1. パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ニ長調 Op.6
(カデンツァ:セヴシック)
2. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
Op.77
(カデンツァ:ヨアヒム) |
ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)
マルコム・サージェント(指揮)
BBC 交響楽団(1)
ポール・パレー(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック(2) |
パガニーニの直系フランチェスカッティによるライヴ「1番」があった!
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲/フランチェスカッティ、サージェント&パレー指揮(1951年、57年ライヴ)
録音: 1951年9月8日 ロイヤル・アルバートホール、ロンドン(ライヴ)(1)、/1957年4月6日
カーネギー・ホール、ニューヨーク(ライヴ)(2)(MONO)
[TESTAMENT]SBT.1518、(P)2017、国内発売履歴:初出、輸入盤・日本語帯・解説付
これは衝撃の未発表ライヴの登場。輝きのある美しい音色と思い切りのよいヴィブラートが魅力の「パガニーニの継承者」フランチェスカッティ(1902-1991)による、パガニーニとブラームスの協奏曲が国内盤でリリースされます。
フランチェスカッティの十八番パガニーニ。フランチェスカッティはマルセイユ生まれ。父フォルトナートはパガニーニ唯一の弟子といわれたカミッロ・シヴォリ(1815-1894)に学んでおり、また本人もパリでのコンサートデビュー曲にこの曲(1番の協奏曲)を選ぶなど、自他ともに認める「パガニーニの継承者」でした。
誉れ高き名盤として知られるオーマンディ指揮フィラデルフィア管の翌年にあたる1951年の当録音は、サージェント指揮BBC
交響楽団との「プロムス」の実況録音。冒頭のソロから吸引力の強い美音に引き込まれてしまいます。
ヴィロードのようになめらかでつやのある音色で、また多彩な技巧で抒情性が燃え上がる名演で、第1楽章演奏後に盛り上がった聴衆からの4分にもおよぶ熱い拍手も収録しております。(カデンツァはセヴシック)音はアセテート盤復刻のようで、ジリノイズが含まれていますが、明瞭です。
ブラームスもフランチェスカッティが最も得意とした協奏曲。当録音は1957年、パレー指揮ニューヨーク・フィルとのカーネギー・ホールでのライヴ録音。圧倒的なテクニックと情熱的な歌いまわしで唯一無二の存在感をしめしております。(カデンツァはヨアヒム)音はテープからの復刻のようで、小レベルのヒスノイズが含まれておりますが、鑑賞の妨げになることはありません。
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ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ&プルチネルラ
ストラヴィンスキー:
1. ペトルーシュカ(1947年版)
2. バレエ組曲「プルチネルラ」 |
オットー・クレンペラー(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1)
フィルハーモニア管弦楽団(2) |
これほど破天荒な「ペトルーシュカ」があった?広大な広がりに満ちた優秀録音!悠揚迫らぬ大迫力、クレンペラーの緊迫至芸!
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ&プルチネルラ/クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア、フィルハーモニア
録音:1967年3月28,30&31日アビーロード・スタジオ、ロンドン(1)、1963年2月18日&5月14,18日キングズウェイ・ホール、ロンドン(2)(STEREO)
[TESTAMENT]SBT.1156、(P)1999(1)&1965(2)、国内発売履歴:再発、輸入盤・日本語帯・解説付
そのユニークな解釈、スコアの洞察力に話題沸騰!テスタメントがEMI
のマスターテープから発掘、CD 化したクレンペラーの「ペトルーシュカ」、ベストセラー盤が国内盤で復活!
アラン・サンダースによるライナーノーツ(川嶋文丸訳)がこのいきさつを物語っています。
・1950年代後期、ステレオ技術への関心が高まり、EMI
は「ペトルーシュカ」の模範的なレコードを制作すべく、カラヤンとクレンペラーを検討していた。
・クレンペラーはストラヴィンスキーと14年パリでの公演の際に会い、その後親交を温めてきた。「ぺトルーシュカ」を22年ケルンで初めて指揮、プログラムにとりあげてきた。
・67年4月4日のクレツキとニュー・フィルハーモニアの公演は指揮者病気のためクレンペラーが代役をつとめたが、彼はプログラムの一部を「ペトルーシュカ」に差し替えた。
・EMI の対応は素早く、コンサートの前にこの作品を録音すべく、スタジオを押えた。セッションは3
日間行われた。
・EMI はテープの編集を完了したが、演奏に不備があり、発売できないと判断した。
・99年、テスタメントがクレンペラーの遺産を発掘すべく、テープをすべてチェックしたところ、EMI
が編集したテープはほとんど3日目のセッションから作られていた。テスタメントは新鮮な気分で取り組んだ最初の日のセッションをメインに選んだ。
アナログ録音最盛期の優秀録音。カップリングの「プルチネルラ」(EMI
でCD 既発)ともども、テスタメントのデジタル・リマスターでクレンペラーの"超絶"演奏をご堪能ください。
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KKC 6082/3
(2CD)
¥3100+税
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モントゥーが亡くなる前年、ワーグナー名演集
[CD1]
ワーグナー:
1. 歌劇《タンホイザー》序曲
2. ジークフリート牧歌
3. 楽劇《トリスタンとイゾルデ》より前奏曲と愛の死【歌詞対訳付】
[CD2]
楽劇《神々のたそがれ》より
4. ジークフリートのラインへの旅
5. ジークフリートの葬送行進曲
6. ブリュンヒルデの自己犠牲【歌詞対訳付】 |
ピエール・モントゥー(指揮)
コンセルトヘボウ管弦楽団
ビルギット・ニルソン(ソプラノ)(3,6) |
カルロス・クライバーも舌を巻いた指揮!モントゥーが亡くなる前年、ワーグナーを振っていた!オケはコンセルトヘボウ。ニルソンも参加した貴重・秘蔵ライヴ、国内初出。
ワーグナー名演集/モントゥー&コンセルトヘボウ、ニルソン(1963年ライヴ)(2CD)
録音:1963年7月1日 クルザール、スヘフェニンゲン(ライヴ)(MONO)
[TESTAMENT]SBT.21507、(P)2015、国内発売履歴:初出、輸入盤・日本語帯・解説付
モントゥー(1875-1964) はヴィオラ奏者としてキャリアをスタートさせ、ブラームス本人の前でブラームス作品を演奏したことを生涯誇りにしていました。ドイツ音楽に対してもなみなみならぬ敬愛を持っていたモントゥーのワーグナー録音ということで貴重な2枚組。全盛期のニルソン(ソプラノ)が参加。《トリスタンとイゾルデ》から「愛の死」、《神々のたそがれ》から「ブリュンヒルデの自己犠牲」−長大な2曲を歌って圧巻!歌詞対訳付。
「私のリヒャルト・ワーグナーへの愛情、ワーグナー作品への愛情がどれほどのものであるかは、決して誰にも理解されないであろう。その愛情は、常に私に付きまとい、時には、私自身が取りつかれてしまったかのように感じる。この状態はずっと続いている−私が15歳のころから。」〜ピエール・モントゥー〜生涯、ワーグナーを愛したモントゥーが最晩年に行なったワーグナー・プログラムのコンサート!モントゥーのワーグナー録音といえば、コンサートホールへ北ドイツ放送管弦楽団と64年に録音したLP「ワーグナー・フェスティヴァル」(愛の死、オランダ人序曲、タンホイザー序曲とバッカナーレ)しか知られていませんでしたが、2015年にテスタメントが63年オランダ音楽祭(ワーグナー生誕150周年記念音楽祭)でのライヴをCDで正規発売しました。
オケは燃え上がるような演奏をするコンセルトヘボウ。57年にアメリカからヨーロッパに帰還して専ら選択した二つのオーケストラのうちの一つ(もう一つはロンドン響)です。
すでに高齢であったモントゥーは、指揮台の上でほとんど動きませんでした。しかしながら、そこから紡ぎだされる音楽のテンポの確かさと指揮者の意図が楽団に伝達される様は、後に映像を見たカルロス・クライバーが舌を巻いたという逸話が残されているほどです。
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KKC 6084/5
(2CD)
¥2300+税
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クレンペラー・ラスト・コンサート(1971年ライヴ)
[CD1]
ベートーヴェン:
「シュテファン王」序曲 Op.117
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
[CD2]
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90 |
オットー・クレンペラー(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ダニエル・アドニ(ピアノ) |
巨匠最後の貴重な記録。国内初出。2CD =1枚分の特価。晩年になっても衰えない挑戦意欲はブラームス3番の名演に結実!
クレンペラー・ラスト・コンサート(1971年ライヴ)
録音:1971年9月26日 ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン(ライヴ)(MONO)
[TESTAMENT]SBT.21425、(P)2008、国内発売履歴:初出、輸入盤・日本語帯・解説付
1971年9月26日のコンサートは、クレンペラーが"ライヴ"
による音楽作りに別れを告げることを意図して行なわれたものではなかった。87歳にして、この指揮者はまだ現役の音楽家であり続けることを望んでいた。スウェーデン生まれのピアニスト兼作曲家で、クレンペラーの音楽活動を親身に手助けしたオットー・フロイデンタールによれば、「彼は録音には興味がなかったし、熱い感情をまったく抱いていなかった。彼にとって録音セッションはコンサートのためのリハーサルだった」。
ブラームスの後期のキャリアにより深い興味を抱いていたクレンペラーは、この作品(3番)の難しい管楽器のバランスに取り組むことを楽しんでいた。晩年になっても衰えないクレンペラーの"いつも新しいことに挑戦したい"
という意欲はリハーサルに表れている。
第1 楽章で、彼はブラームスの管楽器の書法をできるだけ鮮明にしようと努めており、ある時点でオーボエに"大声で歌わせ"、弦楽器の音量を下げている。また弦楽のパートのエスプレッシーヴォの記号を最大限に生かし、ホルンから重要なカウンターメロディを引き出し、しばしばpp
の記号をppp で演奏させようとしている。注意深い聴取、静かな考察、主に左手で演奏を導く技法によって、彼の意図はすべて達成された。
・・ブラームスの演奏は、ほとんどの新聞のコンサート評によれば、"壮大"
だった。翌朝、早く起きたクレンペラーはアビー・ロードで『セレナード』の録音を完了した。・・1972年1月、膀胱炎の発作に襲われて体調を崩した。・・1973年7月6日、チューリッヒで亡くなった。
(マイク・アシュマン/川嶋文丸訳、ライナーノーツ/日本語解説書より)
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KKC 6086/7
(2CD)
¥3100+税
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モントゥーがベルリン・フィルを振った戦後唯一の記録。
コンマス、シュヴァルベの貴重なサン=サーンス
[CD1]
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
Op.72a
R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュビーゲルの愉快ないたずら」Op.28
[CD2]
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3
番 ロ短調 Op.61*
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ(1911年版)
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ピエール・モントゥー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン)* |
モントゥーがベルリン・フィルを振った戦後唯一の記録。国内初出。コンマス、シュヴァルベの貴重なサン=サーンス。超絶技巧と高貴な音色で圧巻!
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番、ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ、他/モントゥー&ベルリン・フィル、シュヴァルベ(1960年ライヴ)(2CD)
録音(放送日):1960年10月6、7日 ベルリン音楽院(ライヴ)(MONO)
[TESTAMENT]SBT.21476、(P)2012、国内発売履歴:初出、輸入盤・日本語帯・解説付
モントゥー(1875-1964) はその偉大なキャリアの中で、ベルリン・フィルを指揮したのはたった2回でした。1933年と1960年の2度の共演の、後者の貴重な記録です。
ヴァイオリン協奏曲では、パリでかの有名なジョルジョ・エネスコに師事、モントゥーの指揮法のクラスにも参加したことのあるミシェル・シュヴァルベがソロを務めています。シュヴァルベは1957年にカラヤンの招きでコンサートマスターに就任した、大変に厳しい教師としても名高いヴァイオリン奏者で、ここでは圧巻の技巧と演奏を披露。
「名人サラサーテに献呈された最も高度な技術を要する作品を驚くほどの輝きと華麗さで表現した」(ハインツ・ヨアヒム、ディー・ヴェルト紙)
「驚くべき精密さと、深くみずみずしいG線の音色、細部まで微妙な表現で、非常に価値あるものとした」(ウェルナー・オールマン、タゲスピーゲル紙)
1911年にモントゥーが世界初演した「ペトルーシュカ」。当時誰よりもストラヴィンスキーを知り尽くしていたのはモントゥーだったと思わされる迫真の演奏。パワフルで、機能性も満点のベルリン・フィルを相手に色彩感にあふれた初演版で演奏しております。
「新鮮で熱意に満ちていた時代をここに再現してみせた」(ハインツ・ヨアヒム、ディー・ヴェルト紙)
「彼の音楽からほとばしる生命の磁力に抗える人はいない。・・ベルリン・フィルも最上の緊張感と配慮をもって演奏にあたった。・・心躍るような喜びを紡ぎだす傑作の音が満ちていた」(デル・ターグ紙)
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クレンペラー&ベルリン・フィルの
ベートーヴェン:交響曲第4番、第5番「運命」
ベートーヴェン:
交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」 |
オットー・クレンペラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
重量感たっぷりと緻密に響く、クレンペラー&ベルリン・フィルの「運命」!国内初出。
ベートーヴェン:交響曲第4番、第5番「運命」/クレンペラー&ベルリン・フィル(1966年ライヴ)
録音:1966年5月12日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)MONO
[TESTAMENT]SBT.1387、(P)2005、国内発売履歴:初出、輸入盤・日本語帯・解説付
ゆったりとしたテンポで重量感たっぷりの骨太な演奏。それでいて細部までバランスが保たれ、弱音の正確さなど特筆すべきクレンペラーの指揮!
音はモノラルながら、各パート、細部までしっかりと捉えられています。
クレンペラーにとって、ベルリン・フィルとのコンサートはそれほど定期的に行われていません。
・1948年に2回(マーラーの「2番」と「4番」)
・1954年に1回(「ハイドン変奏曲」「ペトルーシュカ」、ベートーヴェン「7番」)
・1958年に1回(ブルックナー「7番」)
・1964年に1回(バッハ「組曲第3番」、モーツァルト「29番」、「田園」)
音楽作品の構造を重視する指揮者、解釈が知的な側面に向かう指揮者は、"アンサンブルの比類ない精神"
や"崇高な美しいカンタービレ・トーンの表出"
とは相容れないことに気づいていました。
カラヤン指揮下の演奏とは明らかに異なる解釈を織り込もうとしてしていたのです。
「コンサート評は異口同音に"古老の巨人"
による"素晴らしい一夜" だったと褒め称えた。コンサートでは、ここに収められた2
つの交響曲の前に『レオノーレ序曲第3番』が演奏された(音源は残っていない)。ロッテ・クレンペラー(娘)が日記に書いているように、このときもクレンペラーはリハーサルで、彼のベートーヴェンの特質であるダイナミクス(とくに弱音)の正確さと木管楽器のバランスを確保するため、オーケストラの演奏を"しばしば"
中断した。彼は自分自身をも共演者たちをもけっして過度に褒めることはなかったが、チューリッヒの友人に宛てた手紙で、オーケストラは「よくまとまっており、じつに巧みに演奏した」と書いた。」(マイク・アシュマン/川嶋文丸訳、ライナーノーツ/日本語解説書より)
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KKC 6089/90
(2CD)
¥3100+税
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ルービンシュタインとオーマンディによる真の「皇帝」!
オーマンディの十八番「シベリウス2番」
[CD1]
プロコフィエフ:交響曲第1番 ニ長調
Op.25「 古典」
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調
Op.73「皇帝」
[CD2]
シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 Op.43 |
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
ユージン・オーマンディ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団 |
王者の風格!ルービンシュタインとオーマンディによる真の「皇帝」!オーマンディの十八番「シベリウス2番」では、壮大かつ豊饒なドラマを展開。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」、シベリウス:交響曲第2番、プロコフィエフ:交響曲第1番/オーマンディ&フィルハーモニア、ルービンシュタイン(1963年ライヴ)(2CD)
録音:1963年6月14日 ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン(ライヴ)(MONO)
[TESTAMENT]SBT.21503、(P)2014、国内発売履歴:初出、輸入盤・日本語帯・解説付
オーマンディ(1899-1985) とアルトゥール・ルービンシュタイン(1887-1982)
による共演の記録。アメリカで活躍していた両者はレコード会社の関係もあり、レコーディングでの共演はありませんでした*。
それだけに、ロンドンでのこの巨匠両名が顔をあわせての演奏会には大きな期待が寄せられ、チケットは即完売、街中がヒートアップしていました。
そして当日、実際の演奏はそれは見事なものでした。オーマンディのスケール巨大で雄渾な指揮をバックに、ピアニズムは冴えわたり、オリンポスの神々のごとく堂々とした演奏を聴くことができます。当時ルービンシュタインは76歳ですが、それを全く感じさせない圧巻の技巧、音色です。
「古典交響曲」では、たいがいの演奏には驚かないロンドンの聴衆を震撼させるほどの速いテンポ。「オーマンディはロンドンのオケを試しているのか?」とすら思わせるものでした。
シベリウスの交響曲ではオーマンディ独自の解釈で木管とトランペットの編成が倍となり、重厚なサウンドで、壮大かつ豊饒なドラマが展開。まさに「オーマンディ・サウンド」が炸裂しております。
*(注)ルービンシュタインはこの演奏会(1963年)の3か月前に、ラインスドルフ&ボストン響とRCA
に録音、さらに88歳のときに(1975年)バレンボイム&ロンドン・フィルとEMI
に録音しています。とりわけ後者は宇野功芳氏によって『クラシックCD
の名盤』(旧版・新版共通)(文春新書)にとりあげられなどして有名です。
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エルガー:チェロ協奏曲、バッハ:無伴奏チェロ組曲第1・2番
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲 第1番ト長調 BWV1007
無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008* |
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)
BBC交響楽団 |
魂の共演!デュ・プレとバルビローリ、エルガー協奏曲のプラハ・ライヴ!「65年盤を上まわる信じられない名演」(宇野功芳)
エルガー:チェロ協奏曲、バッハ:無伴奏チェロ組曲第1・2番/デュ・プレ、バルビローリ&BBC響(1967年ステレオ・ライヴ、62年ライヴ)
録音:1967年1月3日 プラハ(ライヴ)(STEREO)〈エルガー〉/1962年1月7日&*26日、BBCスタジオ、ロンドン(ライヴ)(MONO)〈バッハ〉
[TESTAMENT]SBT.1388、(P)2005〈エルガー〉&1989〈バッハ〉、国内発売履歴:再発、輸入盤・日本語帯・解説付
デュ・プレの短かった最盛期に行われたツアー、さらにその才能を早くから見抜き、エルガーの最も深い解釈者でもあるバルビローリとの感動ライヴ!!
ロストロポーヴィチはBBC ミュージック・マガジンでつぎのように語っている。
「彼女は、チェロを握りしめて生まれてきたかのようだった。楽器が、手足のように、彼女の身体の有機的な部分そのものだった。なので、演奏するにあたって、音楽の流れを邪魔するものがなにひとつない。感情がそのまま音楽となってダイレクトに聴衆に届くのだ。この天賦の才は、今日でも、彼女の録音を聴けば感じ取ることができる。」
1967年、BBC 交響楽団はブーレーズとバルビローリというふたりの指揮者に率いられ東欧ツアーを行った。
このCDに収められているエルガーは、このツアーの初日1月3日のもので、現存するBBC
レコーディングの中では、一番古いデュ・プレのエルガーとなる。
このツアーは、デュ・プレの人生で最も幸せだった期間と符号する。このツアーへ出発するほんの数日前に、デュ・プレはバレンボイムと出会い恋に落ちたのだった。
このツアーの間、ジャクリーヌはバレンボイムのことばかり幸せいっぱいに話していたと多くの証言が語る。その人生の中でも、本当に幸せだった短い短い時間を記録したこの録音は、まさに彼女が生きた証であり、なにか暖かい気持ちを運んでくれる。
フィルアップされているバッハの無伴奏は、コンサート自体は1番から3番までのプログラムだったが、残念ながら第3番のテープだけが保存されていなかった。この録音は2005年3月、BBC
によって放送され、多くのリスナーが「過去の2枚にもまさる最高の演奏」と評し大変に話題となった。
(エリザベート・ウィルソン、ライナーノーツより要旨)
故・宇野功芳は著『宇野功芳のクラシック名曲名盤総集版
(改訂新版)』(講談社2007年刊)で、このCD
をエルガー:チェロ協奏曲のベストに選んでおります。
「CD は65年のスタジオ録音(EMI クラシックス TOCE59053)が絶品だが、最近、2年後のプラハでのライヴ録音(テスタメント SBT1388)が発売され、これが65
年盤を上まわる信じられない名演なのだ。指揮はどちらも名匠バルビローリである。
それにしてもEMI 盤は20歳、BBC(テスタメント)盤は22歳という若さだ!後者の第1楽章を聴くと、「私は苦しい、苦しい」というジャッキーの慟哭が耳にとびこんでくる。天才に生まれた悲劇!本CD
のブックレットには彼女の手紙が印刷されているが、「どうぞ私を許して」と書かれ、ジャッキーの署名の下に×が5つも記されている。エックスではなくバツ。彼女はすでに狂気の世界に入りつつある(66年、21歳のときの手紙だ)。(以下略)」
この宇野功芳氏の文章は添付する日本語解説書に掲載。×印は輸入盤ブックレットでご確認ください。裏表紙の写真とともに大変貴重な資料となっております。
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世界初出音源!バルビローリのモーツァルト、ワーグナー
1.モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
ワーグナー:楽劇《神々のたそがれ》より
2. 夜明け‐ジークフリートのラインへの旅
3.ジークフリートの葬送行進曲
4.ブリュンヒルデの自己犠牲 【歌詞対訳付】 |
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)
ハレ管弦楽団
アニタ・ヴェルッキ(ソプラノ)(4) |
世界初出音源!バルビローリのモーツァルト、ワーグナーがあった!
モーツァルト:交響曲第40番、ワーグナー:ジークフリートのラインへの旅、ジークフリートの葬送行進曲、ブリュンヒルデの自己犠牲/バルビローリ&ハレ管、ヴェルッキ(1964年)
録音:1964年1月21日 タウン・ホール、マンチェスター(BBCによるコンサート本番前の録音)(MONO)
[TESTAMENT]SBT.1508、(P)2015、国内発売履歴:初出、輸入盤・日本語帯・解説付
バルビローリ(1899-1970) とハレ管弦楽団、1964年1月21日のコンサート。モーツァルト「40番」とワーグナー《神々のたそがれ》から(3曲)のプログラム。BBCによる、コンサート本番前の録音テープを使用。テスタメントが発掘した未公開、世界初出の音源です。
ハレ管弦楽団は1858年からの歴史をもちます。バルビローリはこの管弦楽団の音楽監督を1943年から亡くなるまで務め、当時存亡の危機だったともいるオーケストラを見事に立て直し、世界的なオーケストラへと成長させた存在です。
バルビローリにはモーツァルト「40番」の商業録音はありません、62年にBBC
のスタジオで行った放送録音がBBC からCD 発売されていたのみです。この64年録音では、持ち前の真摯な情熱のもと、快適なテンポで、柔らかなニュアンスもまじえ、雄弁な主張を展開。音のバランスにも配慮したじつにコクのある演奏になっております。
もう一方のワーグナー。バルビローリとワーグナーの関係は古く、指揮者として初めて演目にとりあげたのは1927年のことでした。管弦楽演奏によって培われたオーケストラ・コントロールは、ワーグナー演奏に必要不可欠な要素であり、バルビローリが元来もっているオペラティックな要素とあいまって、ここでも理想的な演奏が展開されています。
録音こそ少ないもの彼のワーグナーが高い評価を得てきたことが納得できましょう。コンサートの終曲「ブリュンヒルデの自己犠牲」には、ソプラノのアニタ・ヴェルッキ(1926-2011)
が登場。ヴェルッキはフィンランドのドラマティック・ソプラノとして活躍、1961年にロンドン・デビューをし、1963/64
にはバイロイトでブリュンヒルデを歌うなど、フラグスタート、ヴァルナイ、メードルの後釜はビルギット・ニルソンしかいないという世界中の悲観論のなか台頭してきた歌手です。
バルビローリのワーグナーに対する愛情と、ヴェルッキの素晴らしい歌唱があいまって、ワーグナー生誕150周年記念に相応しいイヴェントになっています。
「一貫して音楽的、情熱的、そして高貴な歌唱であった。・・オーケストラは驚くべきパワーと音響で、スリリングなほど壮大さを描き、それでいてスコアの精密さもよく引き出していた」(マイケル・ケネディ、デイリィ・テレグラフ紙マンチェスター版)
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クレンペラーとシェリングによる
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、バッハ:シャコンヌ
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
Op.61
J.S.バッハ:
シャコンヌ
〜無伴奏ヴァイオリンのための
パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より |
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
オットー・クレンペラー(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団 |
壮大、力強さ、崇高さ・・・クレンペラーとシェリングによる"理想の"ベートーヴェン。
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、バッハ:シャコンヌ/シェリング、クレンペラー&フィルハーモニア(1959年、67年ライヴ)
録音:1959年11月16日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン(ライヴ)〈ベートーヴェン〉/1967年10月29日BBCスタジオ、ロンドン(ライヴ放送)〈バッハ〉(MONO)
[TESTAMENT]SBT.1353、(P)1959〈ベートーヴェン〉&1967〈バッハ〉、国内発売履歴:初出、輸入盤・日本語帯・解説付
クレンペラーはベートーヴェンの種々の作品を指揮して成果を上げたが、『ヴァイオリン協奏曲』に関しては、不運に見舞われてきた。(1947年ロンドンでイダ・ヘンデルとのライヴ/
1957年ドイツでスピヴァコフスキーとのライヴ/
1966年メニューインとのセッション録音)
しかし1959年11月、彼は幸運に恵まれた。ポーランドの名手ヘンリク・シェリングは明らかに指揮者の独特のスコア解釈と密接に歩調を合わせる準備を整えていた。
その演奏は彼の他の演奏と著しく異なっていた。「この音楽に、これほどの力強さと輝かしさ、そしてこれほどの"男らしさ"
を込めて取り組むことができる現存のヴァイオリニストは、ほんの一握りしかいない」とデイリー・テレグラフ紙は評した。ソリストの「スタイル、誠実さ、イントネーション」を称賛し、彼の「本質的に逞しい、率直な」アプローチが「独自の勢いと激しさ」を生み出した、と論じる評もあった。
(マイク・アシュマン/川嶋文丸訳、ライナーノーツ/日本語解説書より)
雄大なスケール、堂々とした構成力、重厚でコシのある響きでサポートしたクレンペラー。持ち前の気品・艶やかな美音に加え、ここでは力強さ、たくましささえ感じられるシェリング。両者が満足したに違いない出来栄えとなっております。
併録のバッハ「シャコンヌ」はこれまで未発表だった、BBC
スタジオ・コンサートでの演奏。1967年、あのDG
への名盤と同年の録音です。ここでもシェリングのバッハに捧げる真摯な情熱は、ライヴならでは一層のこと、聴く者の胸を打ってやみません。
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カラヤン最後のロンドン公演
ブラームス:交響曲第1番、シェーンベルク:浄められた夜
シェーンベルク:浄められた夜 Op.4(弦楽合奏版)
(1917年編曲&1943年改訂)
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68 |
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
異様な緊張感の中で始まったカラヤン最後のロンドン公演は、奇蹟、感動の連続!2009年に『レコード芸術』誌で"特選"を獲得、大評判を呼んだ名演が国内盤で復活!
ブラームス:交響曲第1番、シェーンベルク:浄められた夜/カラヤン&ベルリン・フィル(1988年ロンドン ステレオ・ライヴ)
録音:1988年10月5日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン(ライヴ)(STEREO)
[TESTAMENT]SBT.1431、(P)2008、国内発売履歴:再発(「カラヤン/ロンドン・ラスト・コンサート1988」JSBT8431)、輸入盤・日本語帯・解説付
パリからの荷物が遅れて、開演は1時間後に、リハーサルもなしでぶっつけ本番となったコンサートは、なんと神がかりなことか!異様な緊張感の中で始まったカラヤン最後のロンドン公演は、最後の来日公演よりさらに5ヶ月後のことでした。
「浄められた夜」はベルリン・フィルの非常な音力と重厚な響きで、まさに音の洪水、音のハーモニー!その輝かしいまでに高潮していく瞬間は感動的です。
さらにすばらしいのはカラヤンの十八番「ブラ1」。冒頭から弦は鳴り切り、ティンパニは気迫の打ち込み、スケールは巨大に、パワー全開、凄み充満の大熱演を展開しております。これが楽壇の帝王死の9か月前の演奏とはとても思えません。
音も良好。88年アナログ円熟期のステレオ録音です。終演後観客からの猛烈な拍手、長い歓声とともに、感動の余韻を味わってください。
本盤は2008年国内盤で発売されたとき、『レコード芸術』誌(2009年1月号)で小石忠男・宇野功芳両氏から絶賛され、とくにブラームス1
番は『新編・名曲名盤300』(音楽之友社刊)でも同曲のベストディスクにとりあげられております(小石氏、宇野氏ともに2位に選出)。
「カラヤンのブラームスはかなり演奏回数が多いが、この演奏はその究極の成果とも感じられる」(小石氏、前述「レコ芸」誌より)
「カラヤンの同曲CDのベストであるばかりでなく、すべてのブラームスの第1番の中でも注目すべきものといえよう」(宇野氏、前述「レコ芸」誌より)
さらに宇野氏は『新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇』(文春新書 2009
年刊)のカラヤンの項で、つぎのように記述、本盤を推薦CDのトップに挙げています。
「ブラームスの『第1』は昔から得意にしていて、とくに最近発売されたベルリン・フィルとのロンドン・ライヴは、「これがあのカラヤン?」と疑いたくなるような、まさに信じられない名演である」
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MARCO CREATORS
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MARCO 001/2
(2CD)
¥4545+税
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マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
プラテーロとわたし(全28編)(波多野睦美による新訳版朗読) |
大萩康司(ギター/イグナシオ・フレタ I 世
1958)
波多野睦美(メゾソプラノ、朗読) |
Disc-1 (52'25)
1. プラテーロ(第1巻第1曲)/2. 白い蝶(第3巻第1曲)/3.
夕暮れの遊び(第2巻第3曲)/
4. エル・ロコ 狂った男(第2巻第5曲)/5.
お告げの鐘(第1巻第2曲)/6. つばめ(第4巻第2曲)/
7. 戻り道(第1巻第3曲)/8. 春(第1巻第4曲)/9.
四月の田園詩(第3巻第2曲)/
10. カナリアが飛んだ(第3巻第3曲)/11.
友情(第2巻第1曲)/12. 子守娘(第3巻第4曲)/
13. 結核の娘(第2巻第6曲)/14. ロンサール(第2巻第4曲)
Disc-2 (63'36)
1. 道端の花(第4巻第3曲)/2. 井戸(第1巻第5曲)/3.
すずめ(第1巻第6曲)/
4. 日曜日(第4巻第4曲)/5. 月(第2巻第2曲)/6.
カナリアが死んだ(第3巻第5曲)/
7. 十一月の田園詩(第3巻第6曲)/8.
ジプシーたち(第4巻第5曲)/9. 回復(第4巻第1曲)/
10. カーニバル(第4巻第6曲)/11. 死(第3巻第7曲)/12.
ノスタルジア(第2巻第7曲)/
13. メランコリー(第1巻第7曲)/14.
モゲールの空にいるプラテーロへ(第4巻第7曲) |
大萩康司セルフレーベル第1弾!名作『プラテーロとわたし』を波多野睦美と録音、ジャケットを飾る銅版画家の山本容子の作品にも注目
原作:フアン・ラモン・ヒメネス
録音:2018年4月18〜25日、12月18〜21日、軽井沢/Produced
by Yasuji Ohagi/エンジニア:櫻井卓/
ディレクター:野田智子/スペイン語監修:濱田吾愛/Art
(Etching) :山本容子(銅版画家)
抜群のテクニックと深い表現力、多彩な音楽性で国内外の聴衆を魅了するギタリスト大萩康司。2020年にデビュー20周年を控え、遂に自身のレーベル「MARCO
CREATORS」を立ち上げることとなりました。
その第1弾アルバムとなるのが『プラテーロとわたし』。スペインが生んだノーベル文学賞を受賞した詩人フアン・ラモン・ヒメネスの代表作『プラテーロとわたし』にイタリアの作曲家マリオ・カステルヌオーヴォ=
テデスコが作曲した、ギターと朗読のための傑作です。
若くして文壇デビューしたヒメネスが、心を休めるため故郷モゲールに戻った際に書いたこの作品は、故郷の自然と素朴な日常のなかにある美しさ、人生の喜びと哀しみをロバのプラテーロに語りかけるかたちで綴られた138編からなる散文詩。その中からテデスコは28編を選び、ギターと朗読のための作品を作曲しました。
大萩は、2016年から同作を波多野睦美とコンサートで取り上げており、当盤でも波多野睦美自身による新訳版朗読で全曲録音されました。ヒメネスの温かいまなざしで語られる詩を、波多野が丁寧に日本語訳し、ときにアンダルシア地方の方言を宮崎弁(二人の出身地)とするなど、機知に富んだ表現で、物語に新たな命を吹き込んでいます。そして"ギターの詩人、響の画家"と呼ばれる大萩のギターは、豊かな歌心をもって詩の情景を創り出しています。また、ジャケット・デザインには、銅版画家の山本容子氏による作品を使用し、作品の持つ世界観を具現化しています。
『詩画集 プラテーロとわたし』(山本容子=絵、波多野睦美=訳)も理論社より同時発売予定。
(プロフィール)
大萩康司(ギター)
パリのエコール・ノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院で学ぶ。これまでにギターを萩原博、中野義久、福田進一、C.アルムス、A.ポンセ、O.シャッサンの各氏に、ソルフェージュを山田順之介、リュート、テオルボ、バロック・ギターをE.ベロックの各氏に、室内楽をL.
アダディ氏に師事。1998年ハバナ国際ギター・コンクール第2位、合わせて審査員特別賞「L.ブローウェル賞」を受賞。その後4年間イタリアのキジアーナ音楽院にてO.ギリアに師事し、4年連続最優秀ディプロマを取得。
国内外に活躍の幅を広げ、各地で確かな支持を得ている。ルネサンスから現代まで、ソロ、室内楽、協奏曲と多彩なレパートリーを持つ。
2000年のデビューからこれまでに16枚のCD
および2枚のDVD をリリース。2014年、モスクワのチャイコフスキー・ホールで開催されたギター・ヴィルトゥオーゾ・フェスティバル、台湾国際ギターフェスティバル、コロンビアのボゴタで開催されたコンペンサール・ギターフェスティバル、日本・キューバ国交400年記念事業として行われたハバナ市のホセ・マルティ劇場での公演などにソリストとして招かれた。2015年セイジ・オザワ松本フェスティバルではサイトウ・キネン・オーケストラに参加し、ベルリオーズのオペラ「ベアトリスとベネディクト」を演奏するなど国内外の音楽祭でもその個性を発揮している。
2015年から3年にわたってハクジュホールで行ったセルフプロデュース「ギターと声」で波多野睦美との共演によるカステルヌォヴォ=テデスコ「プラテーロとわたし」全曲演奏(2016)や権代敦彦作曲「愛と死」のヴォーカルアンサンブル"
ヴォクスマーナ" との共演による世界初演(2017)などギターの可能性の拡張にも力を注いでいる。
第6回ホテルオークラ音楽賞、第1 回出光音楽賞受賞。洗足学園音楽大学客員教授。
波多野睦美(メゾソプラノ・朗読)
英国ロンドンのトリニティ音楽大学声楽専攻科修了。シェイクスピア時代のイギリスのリュートソングでデビュー。その知られざる魅力を紹介して話題を呼び、英国の専門誌でも高く評価される。以来レパートリーと活躍の場を広げ、国内外でのコンサート、音楽祭に出演して独自の存在感を放つ。バッハ「マタイ受難曲」、ヘンデル「メサイア」などの宗教作品、オラトリをのソリストとして寺神戸亮、鈴木雅明、C.ホグウッド指揮他の多くのバロックオーケストラと共演。
オペラではモンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」の孤独な王妃オッターヴィア、パーセル「ダイドーとエネアス」の悲劇の女王ダイドー、モーツァルト「イドメネオ」の苦悩する王子イダマンテなどを演じ、深い表現力で注目される。現代音楽の分野では、間宮芳生作品のアメリカ初演、オペラ「ポポイ」、サイトウキネン武満徹メモリアル、水戸芸術館「高橋悠治の肖像」、サントリーホール「作曲家の個展2013
権代敦彦」、サマーフェスティヴァル2016「ジャック・ボディ/死と欲望の歌とダンス」他に出演し、広い世代の作曲家から厚い信頼を得ている。
また「歌曲の変容」と題したシリーズを2005年から王子ホールで続け、古楽から現代に至る独自の歌曲プログラムを開拓。放送では「NHK
ニューイヤーオペラコンサート」「名曲アルバム」「BS
クラシック倶楽部」「日本の叙情歌」「題名のない音楽会」などに出演。CDは「パーセル歌曲集/ソリチュード」など古楽器との共演による数多くの作品の他、2008年以来共演を続けている高橋悠治(作曲家/ピアニスト)とのシューベルト「冬の旅」「ゆめのよる」「猫の歌」、栃尾克樹とのトリオによる「風ぐるま」を発表。大萩康司(ギター)とのデュオでは「コーリング・ユー:追憶のスクリーンミュージック」を発表。
様々なジャンルの奏者とのコラボレーションを活発に続けている。

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<映像>
<LP>
ANALOGPHONIC(LP)
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LP 43126
(3LP)
限定盤
¥19200
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J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ(全曲)
LP1-A ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001
LP1-B パルティータ第1番 ロ短調 BWV 1002
LP2-A ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003
LP2-B パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004
LP3-A ソナタ第3番 ハ長調 BWV 1005
LP3-B パルティータ第3番 ホ長調 BWV 1006 |
テルマーニー・エミル
(ヴァイオリン/
弓:VEGAバッハ・ボウ) |
テルマーニー・エミル、バッハ弓を用いた貴重な録音!
録音:LP1/1953年11月19,20,25,27日(プロデューサー:ジョン・カルショー)、LP2/1953年9月24,25,28,29日(プロデューサー:ジョン・カルショー)、
LP3/1954年4月1,2&5-7日(プロデューサー:ジョン・カルショー)、マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180gLP盤プレス:パラス(ドイツ)
いわゆる'バッハ弓'、湾曲弓、毛がゆるめに張られた弓を用いてのバッハ録音。このスタイルの弓を用いた録音としては初めてのものと考えられます。奏者のテルマーニー・エミル(1899-1991)は、ハンガリーのヴァイオリン奏者で、フバイらに薫陶を受け、バロック演奏法の研究にも熱心な人物でした。この録音が行われたのは1953年。レオンハルト(1928-2012)、アーノンクール(1929-2016)らが活躍し、アーノンクールがウィーン・コンツェントゥス・ムジクスを設立した年でもあります。
シュヴァイツァーはバッハについての評伝を遺していますが、その中でもヴァイオリンの弓について言及しており、この'バッハ弓'(シュヴァイツァーによる命名)を用いたソナタとパルティータの演奏を聴いたものは誰でも、バッハの作品中でその素晴らしい素材の喜びがいかに失われてしまったか、ということに気づくだろう、と述べています。4つの弦を同時に奏することが難しいため和音はすばやいアルペジオのように演奏されるので、緊張感が削がれてしまうという意見もありますが、しかしながら、バッハの当時の演奏スタイルを知る上で、得るものは大きかったといえるでしょう。オリジナルの姿を求めて熱き議論を活発に交わしながら音楽に携わっていた人々の熱き思いまでもが刻み込まれた、貴重なバッハ録音です。
個々のスリーブにもデザインが印刷されている、なんとも凝った作りとなっています。
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LP 43136
(LP)
限定盤
¥5600
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メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
Side A
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
Side B
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 |
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
アカデミー室内管弦楽団 |
ムローヴァ、1990 年のメンデルスゾーン超絶名演!
マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)/180gLP盤プレス:パラス(ドイツ)
録音:1990年1月、ロンドン
ムローヴァ、1990年のメンデルスゾーンの録音。知性と情熱、完璧なテクニック、すべてを備えた完璧な演奏、として高く評価されたものです。ホ短調の協奏曲はもちろんのこと、ニ短調の方も非常な名演。オリジナル盤にはプレミアがついていますが、このたびアナログフォニックの気合十分のリマスタリングで登場します。
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GREAT COMBINATIONS
Side A
(1)ジェームス・ブランド:懐かしきヴァージニア
(2)ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
(3)ブラーガ:天使のセレナード
(4)チャイコフスキー:ただ憧れを知る人だけが
(5)オッフェンバック:ホフマンの舟歌
Side B
(6)マスネ:エレジー
(7)カール・ベーム:夜のように静かに
(8)テレサ・デル・リエゴ:O Dry Those
Tears
(9)ラフマニノフ:夜の静けさ
(10)フォスター:ケンタッキーの我が家 |
(1)(10)マリアン・アンダーソン(A)&
グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)
(2)(9)ロバート・メリル(Br)&
ユーディ・メニューイン(Vn)
(3)(8)ヤン(ジャン)・ピアース(T)&
ミッシャ・エルマン(Vn)
(4)(7)エツィオ・ピンツァ(Bs)&
ナタン・ミルシテイン(Vn)
(5)(6)リーゼ・スティーヴンス(Ms)&
ミッシャ・エルマン(Vn) |
超豪華なデュオ演奏集
録音時期:記載なし(不明)
マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)/180gLP盤プレス:オプティマル(ドイツ)
20世紀アメリカ屈指の歌手マリアン・アンダーソン、20代からメトロポリタン歌劇場の舞台に立ったロバート・メリル、トスカニーニのお気に入りとしても知られるヤン(ジャン)・ピアース、両大戦間期におけるもっとも偉大なバス歌手といわれるエツィオ・ピンツァ、20世紀最高のカルメン歌手の一人リーゼ・スティーヴンスと、往年の名歌手たちと、超豪華器楽奏者によるデュオをおたのしみ頂ける1枚です。
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DD 41018
(LP)
限定盤
【再プレス】
¥5600
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チョン・キョンファ/『愛の喜び〜コン・アモーレ』
・クライスラー:ジプシーの女/・クライスラー:愛の悲しみ/
・ポルディーニ:踊る人形/
・ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ(フランチェスカッティ版)/
・エルガー:愛の挨拶/・エルガー:気まぐれな女/
・チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51-6/
・クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ/
・ノヴァチェク:無窮動 Op.5-4(ギンゴールド版)/
・ドビュッシー:美しい夕暮れ/・ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調/
・ヴィエニャフスキ:エチュード・カプリース
イ短調 Op.18-4/
・ゴセック:ガヴォット/・クライスラー:愛の喜び/
・シャミナード:スペインのセレナード/
・サン=サーンス:カプリース Op.52-6/・ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 |
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
フィリップ・モル(ピアノ) |
録音:1985年10月
マスタリング:マールテン・デ・ベール/180gLP盤プレス:パラス(ドイツ)
迸る情熱とテクニック。チョン・キョンファが奏でる名曲集。ピアノのフィリップ・モルはシカゴ出身、ベルリン・ドイツ・オペラのピアノ伴奏者として活躍したほか、ゴールウェイ、諏訪内晶子らとの共演CD
でもおなじみの名手です。
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DD 41019
(LP)
限定盤
【再プレス】
¥5600
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無伴奏ヴァイオリン作品集
・J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調
BWV.1002
・バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
Sz.117, BB124
・パガニーニ:パイジェッロの『水車屋の娘』より
『うつろな心』による序奏と変奏曲 Op.38,
MS44 |
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン) |
録音:1987年6月
マスタリング:マールテン・デ・ベール/180gLP盤プレス:パラス(ドイツ)
1982年にチャイコフスキーコンクールで優勝して5年後の録音。バッハでの知的な演奏、そして完璧な技巧。20歳代のムローヴァの驚異的な充実度と音楽を堪能できます。
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LP 43030
(2LP)
限定盤
【再プレス】
¥10000
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ジョアッキーノ・ロッシーニ:弦楽のためのソナタ集(全6曲)
LP1-A
ソナタ 第1番 ト長調、ソナタ 第2番 イ長調、
LP1-B
ソナタ 第3番 ハ長調、ソナタ 第4番 変ロ長調
LP2-A
ソナタ 第5番 変ホ長調、ソナタ 第6番 ニ長調
LP2-B
二重奏曲 ニ長調(チェロとコントラバスのための)
パガニーニによせてひと言(ヴァイオリンとピアノのための)
涙(コントラバスとピアノのための) |
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
(ソナタ1-6番、パガニーニよせてひと言)
シルビー・ガゾー(ヴァイオリン)
(ソナタ1-6番)
アラン・ムニエ(チェロ)
(ソナタ1-6番、二重奏曲)
フランコ・ペトラッキ(コントラバス)
(ソナタ1-6番、二重奏曲、涙)
ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
(パガニーニによせてひと言、涙)
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録音:1978年
マスタリング:ハンス=イェルク・マウクシュ(パウラー・アコースティクス)/180gLP盤プレス:パラス(ドイツ)
「パガニーニの再来」とも言われるイタリアの名手、アッカルドによるロッシーニ。アッカルドが友人らと組んでオリジナル編成で演奏した名盤です。
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SUPRAPHON(LP)
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SU 4172LP
(LP)
¥3200
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パヴェル・ハース四重奏団によるスメタナの弦楽四重奏曲
スメタナ(1824ー1884):
A 面 弦楽四重奏曲第1番 ホ短調「わが生涯より」(1876)(28:32)
B 面 弦楽四重奏曲第2番 ニ短調(1882ー83)(19:03) |
パヴェル・ハース四重奏団
【ヴェロニカ・ヤルツコヴァ(1stヴァイオリン)、
マレク・ツヴィーベル(2ndヴァイオリン)、
パヴェル・ニクル(ヴィオラ)、
ペテル・ヤルシェク(チェロ)】 |
世界が注目するパヴェル・ハース四重奏団によるスメタナの弦楽四重奏曲がついにLP
で登場!
セッション録音:2014年11月29&30日、12月6&7日/ドモヴィナ・スタジオ、プラハ
180g 重量盤、DMM cutting、ステレオ、プレス:独パラス社、47'47"
チェコを代表する実力派クァルテット、パヴェル・ハース四重奏団。当団6枚目となる最新アルバムとしてリリースされたスメタナが遂にLP
でリリースされます!
スメタナの代表作のひとつに数えられる弦楽四重奏曲第1番「わが生涯より」は聴力を失った1876年10月頃から作曲を開始し同年末頃に完成されるも、技術的難などにより初演の引き受け手がすぐにはみつからず、完成から約2年後1879年3月26日に友人のスルブ=デブルノフの家でようやく試演、その3日後に公開初演されました(試演のみドヴォルザークがヴィオラを担当)。
感情と主観のロマン派音楽の特徴を表したスメタナの傑作に数えられます。一方、1882年から翌83年に作曲された弦楽四重奏曲第2番は自由な形式の中に激しい衝動と悲愴感に満ちたドラマチックな作品です。
なお、これら2作品はスメタナ四重奏団が、今回の録音場所と同一のドモヴィナ・スタジオにて1962年に3月にセッション録音した名盤がSupraphonレーベルよりリリースされていますが、半世紀を過ぎた今、新時代を担うパヴェル・ハース四重奏団によって新たな名盤が誕生したと言えましょう!
プレスは独パラス社です。
当録音の24bit 192kHz のHi-Res ダウンロードができるバウチャーが封入されております。
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9/26(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ALBA
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『トイヴォ・クーラ ピアノ作品全集』 |
ヤンネ・オクサネン(ピアノ) |
トイヴォ・クーラ(1883-1918):
ピアノのための3つの小品 Op.3b
【悲歌(1908)、結婚行進曲(1908)、小さなガヴォット(1906)】/
ピアノのための2つの小品(歌曲の編曲)
Op.37
【流れを漂う舟(1907)、舟歌(1912)】/
フィンランドの歌による変奏曲 ホ短調(c.1900)/インヴェンション(c.1905)/
昔の秋の歌Op.24 no.3(1917)/ショッティーシュ(c.1904)/祝祭行進曲Op.13b(1910)/
ピアノのための組曲 Op.26
【ピーリレイッキ(輪踊り)(1914)、羊飼いの想い(1914)、即興的な踊り(1914)、夜想曲(1914)、
平安(アダージョ(Adagio))(1914)、葬送行進曲(1915)、羊のポルスカ(1915)】/
3つの童話の情景Op.19(1912)
【童話の情景第1番、童話の情景第2番、童話の情景第3
番】 |
ナショナル・ロマンティシズムの作曲家トイヴォ・クーラのピアノ作品全集をフィンランドの若手ヤンネ・オクサネンが録音!
80'03
ナショナル・ロマンティシズムの作曲家トイヴォ・クーラ(1883-1918)は、1907年のホ短調のヴァイオリンソナタと1908年のピアノ三重奏曲イ長調で注目され、歌曲を中心とする声楽曲とピアノ曲で当時、オスカル・メリカントと同じように人気を集めました。
フィンランド内戦中の1918年、白軍の勝利を祝う会場での口論による発砲事件の傷が元で亡くなってからも、「短調」で書かれた《結婚行進曲》をはじめとする「哀愁と感傷の音楽」は、広く愛され、演奏されています。
将来を期待される若いピアニストのひとり、フィンランドのヤンネ・オクサネンは、クーラが作曲したピアノのための全作品を弾いたこのディスクがデビュー・アルバムです。
シベリウス・アカデミーのフェスティヴァル「Sibafest
2018」でクーラの作品を弾き、ラジオ放送などのメディアを通じて好評だったことから、今回の録音が実現しました。
シベリウスの家があることでも知られるヤルヴェンパーのホールでセッション録音。詳細なプログラム・ノート(英語・フィンランド語)もオクサネンが執筆しました。
オクサネンは、9月19日、ヘルシンキのテンペリアウキオ教会で行われたアルバム・リリース・コンサートの後、2020年2月2日のヤルヴェンパーまで、30都市をまわる「クーラ:ピアノ作品−ツアー」を計画しています。
[プロフィール]
ヤンネ・オクサネン Janne Oksanen(1994-):
ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーとパリ音楽院でテッポ・コイヴィスト、レベッカ・アンゲルヴォ、ドニ・パスカルに学び、リスト=マッティ・マリンの修士課程で研究。ヨルマ・パヌラのクラスで指揮を学び、作曲家として25曲を超す歌曲などを作り、《フィンランディア》を2台ピアノ用に編曲。
ポップミュージックとジャズも学び、ロックバンド「Aurora
Lights」を創設、グループを解散するまで歌手とギタリストを務めた。
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ABCD 446
(SACD HYBRID)
¥2300
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『隠れた宝物』
リカルド・ファルティン(1835–1918):
創作主題による変奏曲(1861)
イルマリ・ハンニカイネン(1892–1955):ピアノソナタ
ハ短調 Op.1(1912)
マルティン・ヴェゲリウス(1846–1906):
3つの幻想的小品《ザクセン・スイスの一日の思い出》(1872)
シルッカ・ハルユンマー(1926–2018):
結婚行進曲(1948), 練習曲(1947)
エイナリ・マルヴィア(1915–1997):
ピアノソナタ 変ニ長調 Op.16(1945),
オストロボスニア民謡による変奏曲Op.10(1935) |
リスト=マッティ・マリン(ピアノ) |
知性派ピアニスト、リスト=マッティ・マリンによるフィンランドの秘曲を集めたアルバム
Multichannel/stereo/82'14
シベリウス・アカデミーの博士課程で「ピアノ・トランスクリプション」を研究、『ピアノ・トランスクリプションの芸術』の2枚(ABCD240,ABCD305)を録音したリスト=マッティ・マリン(1976–)の
Alba レーベルのアルバム第8作。
フィンランドのロマンティックなピアノ音楽の「忘れられてしまっていた珠玉の作品」を7
曲弾いています。ドイツに生まれ、パーシウスにつづいてフィンランド音楽に貢献したリカルド・フレデリク・ファルティン(1835–1918)のシューマンやメンデルスゾーンの影響を反映する《創作主題による変奏曲》。《初雪》《泉のほとりで》といった小品で知られるイルマリ・ハンニカイネン(1892–1955)が書いた2つの大曲のひとつ《ピアノソナタ
ハ短調》。
ヘルシンキ音楽学校(現 ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミー)を設立、シベリウスも教わったマルティン・ヴェゲリウス(1846-1906)が、ドイツ、ザクセン州の国立公園「ザクセン・スイス(ゼジッシェ・シュヴァイツ)」をインスピレーションに作曲した〈ラルゴ−アレグロ・ヴィヴァーチェ〉〈アンダンテ・クワジ・アレグレット〉〈ポコ・アダージョ、マ・ルバート〉の「3つの幻想的小品」。
イルマリ・ハンニカイネンの生徒だった女性作曲家シルッカ・ハルユンマー(1926–2018)の2つの小品。エイナリ・マルヴィア(1915-1997)は、彼が師事したエルッキ・メラルティンの影響を受けた音楽に印象主義と表現主義の要素を加えた、100を超す数の歌曲を作曲。《ピアノソナタ
変ニ長調》は、代表作とされる作品です。すべて初めての商用録音です。
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ABCD 444
(2CD)
¥4400
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『J・S・バッハ 無伴奏チェロ組曲』
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750):
[Disc 1]
無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV.1011
無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV.1009
無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV.1008
[Disc 2]
無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV.1007
無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV.1010
無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV.1012 |
マルコ・ユロネン(チェロ) |
実力派チェリスト、マルコ・ユロネンが遂に無伴奏を録音!
[楽器 バルトロメオ・クリストフォリのチェロ(1720年代)]
録音:2016年11月、2017年5月、カウスティネン教会/143'07
マルコ・ユロネン(1966.)は、シベリウス・アカデミーでエルッキ・ラウティオとヘイッキ・ラウタサロ、バーゼルでハインリヒ・シフに学び、ソリスト、室内楽奏者、音楽祭の芸術監督、教師として国際的に活動してきました。
ユロネンは、CD 録音も積極的に行い、ラウタヴァーラ、コッコネン、ヴァスクス、シチェドリン、C・P・E・バッハのチェロ協奏曲、シベリウスの弦楽四重奏曲などのアルバムをリリース。
オスモ・ヴァンスカ指揮ラハティ交響楽団と共演したシベリウスの《2
つの荘重な旋律》(BIS.1485)やヤーコ・クーシストたちと共演したピアノ三重奏曲(BIS-1282,
BIS-1292)は、BIS レーベルの『シベリウス全作品』に収められました。
重要なレパートリーのひとつ、J・S・バッハの『6
つの無伴奏チェロ組曲』のユロネンにとって初めての録音。彼は、それぞれの組曲の「対話」の中での異なる性格を際立たせるため、第5
番の「情熱の世界」から第6 番の「喜びあふれる音調」まで、6
つの組曲を番号にとらわれない順序で演奏しています。
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SIMAX
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PSC 1272
(2CD)
¥2600 →\2390
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マリス・ヤンソンス、2001年のマーラー
マーラー:交響曲第3番 |
マリス・ヤンソンス(指揮)
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団・合唱団
ランディ・スティーン(メゾソプラノ)
ソルヴグッテネ少年合唱団 |
オスロ・フィル創立100周年。黄金時代を築いたマリス・ヤンソンスとのマーラー交響曲第3番をリリース!
録音:2001年8月、オスロ・コンサート・ホール(ライヴ)
マリス・ヤンソンスは、1979〜2002年の23年間オスロ・フィルの首席指揮者を務め、世界各地での公演(日本には同コンビで1988年11月初来日)、そして数々のレコーディングを行い、世界トップレベルのオーケストラへと育て上げました。
オスロ・フィルは、2019年に創立100周年を迎えます。この記念すべき年に、ヤンソンスとオーケストラの総決算ともいえる、2001年8月に録音されたマーラー第3交響曲をリリースします。
また、この時期のヤンソンスは、バイエルン放送交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者への就任が控えており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでありました。
これまでに同コンビで、マーラーの第7番(PSC.1271)、第1&9番(PSC.1270)、ブラームスの第1番(PSC.1206)、第4番(PSC.1205)、第2&3番(PSC.1204)
をリリースしており、その成果はすでに実証済ではあります。
マーラーについては、かつてヤンソンス自身も「ぼくの作曲家だ」と語っているように作曲家への思いは強く、特に3番については格別の思い入れのある作品であるだけに、待望のリリースと言えるでしょう。

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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VENIAS
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エリー・ナイ・コレクション 〜1922-1963 Recordings
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VN037
(18CD)
\8800 |
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*収録曲ならびに収録曲順が変更になる場合がありますがご了承ください。 |
CD1
ベートーヴェン
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調, op.19*
1.Ⅰ Allegro con brio
2.Ⅱ Adagio
3.Ⅲ Rondo(Molto Allego)
ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調,op.27 no.2「月光」
4.Ⅰ Adagio sostenuto
5.Ⅱ Allegretto & Trio -Ⅲ Presto agitato
ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調,op.7
6.Ⅰ Allegro molto e con brio
7.Ⅱ Largo con gran espressione
8.Ⅲ Allegro
9.Ⅳ Rondo:Poco allegretto e grazioso
録音:1937年11月23日(1-3),1956年(4-5),1938年(6-9)
ベルリン州立管弦楽団(*)
フリッツ・ツァウン(指揮)(*) |
CD2
ベートーヴェン
ピアノ協奏曲第3番 ハ短調,op.37
1.Ⅰ Allegro con brio
2.Ⅱ Largo
3.Ⅲ Rondo:Allegro
ピアノ協奏曲第4番 ト長調,op.58
4.Ⅰ Allegro moderato
5.Ⅱ Andante con moto
6.Ⅲ Rondo:Vivace
録音:1961年
ニュルンベルク交響楽団
ヴィレム・ファン・ホーフストラーテン(指揮) |
CD3
フリーデマン・バッハ(1710-1784)
1.Kein Halmlein wachst auf Erden
ベートーヴェン/ダルベルト
2.エコセーズ WoO83
ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調,op.73「皇帝」*
3.Ⅰ Allegro
4.Ⅱ Adagio un poco mosso
5.Ⅲ Rondo
ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調,op.111
6Ⅰ Maestoso-Allegro con brio ed appassionato
7.Ⅱ Arietta:Adatio molto,semplice e cantabile
録音:1963年(1),1922月11月(2),1944年(3-5),1936年(6-7)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
カール・ベーム(指揮)(*) |
CD4
ベートーヴェン
ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調,op.73「皇帝」*
1.Ⅰ Allegro
2.Ⅱ Adagio un poco mosso
3.Ⅲ Rondo
ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調,op.53「ワルトシュタイン」
4.Ⅰ Allegro con brio
5.Ⅱ Introduzione:Molto adagio
6.Ⅲ Rondo:Allegretto moderato-Prestissimo
録音:1960年
ニュルンベルク交響楽団(*)
ヴィレム・ファン・ホーフストラーテン(指揮者)(*) |
CD5
ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調,op.13「悲愴」
1.Ⅱ Adagio cantabile
ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調,op.57「熱情」
2.Ⅰ Allegro assai
3.Ⅱ Andante con moto
.Ⅲ Allegro ma non troppo
ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調op.73「皇帝」*
4.Ⅰ Allegro
5.Ⅱ Adagio un poco mosso
6.Ⅲ Rondo
録音:1936年10月(1),1952年10月28日(2-3),1944年10月13日(4-6)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ヘルマン・アーベントロート(指揮) (*) |
CD6
ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調,op.53「ワルトシュタイン」
1.Ⅰ Allegro con brio
2.Ⅱ Introduzione:Molto adagio
3.Ⅲ Rondo:Allegretto moderato-Prestissimo
ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調,op.90
4.Ⅰ Mit Lebhaftigkeit und durchaus mit Empfindung
und Ausdruck
5.Ⅱ Nicht zu geschwind und sehr singbar
vorzutragen
ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調,op.111
6.Ⅰ Maestoso-Allegro con brio ed appassionato
7.Ⅱ Arietta:Adatio molto,semplice e cantabile
録音:1951年(1-3),1952年2月(4-7) |
CD7
ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調,op.57「熱情」
1.Ⅰ Allegro assai
2.Ⅱ Andante con moto
3.Ⅲ Allegro ma non troppo
ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調,op.109
4.Ⅰ Vivace,ma non troppo-Adagio espressivo
5.Ⅱ Prestissimo
6.Ⅲ Andante,molto cantabile ed espressivo
ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調,op.70-1「幽霊」*
7.Ⅰ Allegro vivace con brio
8.Ⅱ Allegro assai et espressivo
9.Ⅲ Presto
録音:1956年(1-3),1962年(4-6),1938年(7-9)
エリー・ナイ(ピアノ)
マックス・シュトループ(ヴァイオリン)(*)
ルートヴィヒ・ヘルシャー(チェロ)(*) |
CD8
ベートーヴェン
1.アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO 57
2.パイジェルロの歌劇「水車屋の娘」の主題による6つの変奏曲WoO.70
3.モーツァルトの歌劇「魔笛」の「娘か女か」の主題による12の変奏曲op.66*
4.モーツァルトの歌劇「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲WoO.46*
5.変奏曲 ヘ長調,op.34
6.32の変奏曲 ハ短調,WoO 80
7.ロンド・ア・カプリッチョ ト長調op.129(なくした小銭への怒り)
8.6つのエコセーズ
Rec:1937年(1),1936年(2),1955-56年(3-4),1960年(5-8)
ルートヴィヒ・ヘルシャー(チェロ)(*)
エリー・ナイ(ピアノ) |
CD9
ベートーヴェン
チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調,op.5-1
1.Ⅰ Adagio sostenuto
2.Ⅱ Allegro vivace
チェロ・ソナタ第2盤 ト短調,op.5-2
3.Ⅰ Adagio sostenuto et espressivo
4.Ⅱ Adagio molto piu tosto presto
5.Ⅲ Rondo:Allegro
チェロ・ソナタ第4番 ハ長調,op.102-1
6.Ⅰ Andante-Allegro vivace
7.Ⅱ Adagio-Andante-Allegro vivace
録音:1955-56年
ルートヴィヒ・ヘルシャー(チェロ)
エリー・ナイ(ピアノ) |
CD10
ベートーヴェン
チェロ・ソナタ第3番 イ長調,op.69
1.Ⅰ Allegro,ma non tanto
2.Ⅱ Scherzo:Allegro molto
3.Ⅲ Adagio cantabile-Allegro vivace
チェロ・ソナタ第5番 ニ長調,op.102-2
4.Ⅰ Allegro con brio
5.Ⅱ Adagio con molto sentiment d’affetto
6.Ⅲ Allegro
録音:1955-56年
ルートヴィヒ・ヘルシャー(チェロ)
エリー・ナイ(ピアノ)
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CD11
ブラームス
1.間奏曲 変ホ長調,op.117-1
2.ロマンス ヘ長調 op.118-5
3.狂詩曲 変ホ長調 op.119-4
4.間奏曲 変イ長調,op.79-3
5.ワルツ 変イ長調,op.39-5
6.ハンガリー舞曲第2番 ニ短調 WoO1
7.眠りの精
8.グーテン・アーベント,グーテ・ナハト
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調,op.83*
9.Ⅰ Allegro non troppo
10.Ⅱ Allegro appassionato
11.Ⅲ Andante
12.Ⅳ Allegro grazioso
録音:1934年2月26日(1&3),1937年9月20日(2,4&,5),1922年1月(6),1963年(7-8),1939年(9-12)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
マックス・フィードラー(指揮)(*)
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CD12
モーツァルト
ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調,K.450*
1.Ⅰ Allegro
2.Ⅱ Andante
3.Ⅲ Allegro
ブラームス
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調,op.83**
4.Ⅰ Allegro non troppo
5.Ⅱ Allegro appassionato
6.Ⅲ Andante
7.Ⅳ Allegro grazioso
録音:1935年(1-3),1955年3月3日(4-7)
室内管弦楽団(*)
ヴィレム・ファン・ホーフストラーテン(指揮)(*)
ライプツィッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(**)
フランツ・コンヴィチュニー(指揮)(**) |
CD13
モーツァルト
ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調,K.330
1.Ⅰ Allegro moderato
2.Ⅱ Andante cantabile
3.Ⅲ Allegretto
4.アニュス・デイ
5.アンダンティーノ
ハイドン
6.Rondo All’ongaresco
ブラームス
ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調,op.5
7.Ⅰ Allegro maestoso
8.Ⅱ Andante:Andante espressivo
9.Ⅲ Scherzo:Allegro energico
10.Ⅳ Intermezzo(Ruckblick):Andante molto
11.Ⅴ Finale:Allegro moderato ma rubato
録音:1962年(1-3),1963年(4-5),1935年(6),1961年(7-11) |
CD14
モーツァルト
1.ロンド イ短調 K.511
2.ロンド イ短調 K.511
リスト
3.ハンガリー狂詩曲 第8番
シューベルト
4.Hark,Hark! The Lark
5.ワルツ・カプリース 第7番 イ長調
ショパン
6.練習曲 ホ長調 op.10-3
7.夜想曲 嬰へ長調 po.15-2
8.夜想曲 ハ短調 op.48-1
9.夜想曲 ト長調op.32-7
10.夜想曲 嬰へ長調 op.15-2
11.幻想曲 ヘ短調 op.49
12.バラード 変イ長調 op.47
録音:1938年(1),1961年(2&8-12),1923年(3&6),1922年(4-5&7) |
CD15
シューベルト
1.即興曲 ヘ短調 D935 No.4
2.楽興の時 ヘ短調 D780 No.3
3.楽興の時 嬰ハ短調 D780 No.4
ピアノ五重奏曲 イ長調,D667「ます」*
4.Ⅰ Allegro vivace
5.Ⅱ Andante
6.Ⅲ Scherzo:Presto
7.Ⅳ Thema mit Variationen:Andantino
8.Ⅴ Finale:Allegro giusto
幻想曲 ハ長調 D760「さすらい人」
9.ⅠAllegro con fuoco ma non troppo
10.Ⅱ Adagio
11.ⅢPresto
12.ⅣAllegro
録音:1934年(1),1922年11月(2),1934年2月(3),1937年(4-8),1941年(9-12)
エリー・ナイ(ピアノ)
シュトループ弦楽四重奏団のメンバー(*)
マックス・シュトループ(ヴァイオリン)
ワルター・トランプラー(ヴィオラ)
ルートヴィヒ・ヘルシャー(チェロ)
ヘルマン・シューベルト(ダブル・ベース)
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CD16
ブラームス
ピアノ三重奏曲 op.8*
1.Ⅰ Allegro con brio
2.Ⅱ Scherzo
3.Ⅲ Adagio
4.Ⅳ Allegro
シューベルト
5.子守歌
6.春の想い
7.お空にはお星さまがいくつあるのかな?
8.黄金色の夕陽
シューマン
5つの変奏曲Op.posth.
9.Variation Ⅰ
10.Variation Ⅱ
11.Variation Ⅲ
12.Variation Ⅳ
13.Variation Ⅴ
録音:1939年(1-4),1963年(5-8),1962年(9-13)
エリー・ナイ(ピアノ)
ヴィルヘルム・シュトロス(ヴァイオリン)(*)
ルートヴィヒ・ヘルシャー(チェロ)(*)
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CD17
シューマン
四重奏曲 変ホ長調,op.47*
1.Ⅰ Allegro ma non troppo
2.Ⅱ Scherzo
3.Ⅲ Andante cantabile
4.Ⅳ Finale:Vivace
交響的練習曲,op.13
5.Thema
6.Variation Ⅰ
7.Variation Ⅱ
8.Variation Ⅲ
9.Variation Ⅳ
10.Variation Ⅴ
11.Variation Ⅵ
12.Variation Ⅶ
13.Variation Ⅷ
14.Variation Ⅸ
15.Variation Ⅹ
16.Variation ?
17. Finale
録音:1935年(1-4),1962年(5-17)
エリー・ナイ(ピアノ)
フローリツェル・フォン・ロイター(ヴァイオリン)(*)
ワルター・トランプラー(ヴィオラ)(*)
ルートヴィヒ・ヘルシャー(チェロ)(*)
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CD18
シューマン
1.子守歌
2. Kind erwacht
3.トロイメライ
4.子守歌(op.68から)
5.ノヴェレッテop.21-1 ヘ長調
6.幻想小曲集op.12-3「なぜ?」
子供の情景,op.15
7.ⅠVon fremden Landern und Menschen
8.ⅡKuriose Geschichte
9.ⅢHasche-Mann
10.ⅣBittendes Kind
11.ⅤGluckes genug
12.ⅥWichtige Begebenheit
13.ⅦTraumerei
14.Ⅷ Am Kamin
15.Ⅸ Ritter vom Steckenpferd
16.Ⅹ Fast zu ernst
17. Furchtenmachen
18. Kind im Einschlummern
19.XⅢDer Dichter spricht |
メンデルスゾーン
20.無言歌集「紡ぎ歌」op.67-4
21.アンダンテ・ソステヌート
リヒャルト・シュトラウス
22.ブルレスケ ニ短調*
テレサ・カレーニョ(1853-1917)
23.小さなワルツ
ドビュッシー
24.花火(前奏曲第2集-第12曲)
グルック
25.ガヴォット
録音:1963年(1-3&21),1962年(4-6),1937年3月12日(7-19),1922年(20),1932年(22),1924年10月22日(23-24),1961年(25)
シュターツカペレ・ベルリン(*)
ヴィレム・ファン・ホーフストラーテン(指揮)(*)
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<国内盤>
SONARE
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ヴォルフガング・ダヴィッド&梯 剛之 / デュオ・リサイタル2018
(1)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番
ト長調 Op.78「雨の歌」
(2)ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第4番
イ短調 Op.23
(3)R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ
変ホ長調 Op.18(TrV 151) |
ヴォルフガング・ダヴィッド(ヴァイオリン)
梯剛之(ピアノ) |
奇跡のデュオ、ヴォルフガング・ダヴィッド&梯剛之の2018
年ライヴ、「雨の歌」を含む充実の演奏!
ライヴ録音:2018年12月8日/ JT アートホール アフィニス/69'58"
精力的な活動を展開するピアニスト梯剛之とウィーンでともに学んだヴォルフガング・ダヴィッドによる奇跡のデュオ。2013年からJT
ホールで毎年行っているリサイタル・シリーズではライヴ録音も行っており好評を博しております。
当ディスクは2018年のリサイタルからブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第4番、そして大曲リヒャルト・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタを収録しております。
このデュオを持ち味である、一音一音に敬愛をこめこの上なくエレガントに奏でる演奏は年々磨きがかかっており、当演奏では一際輝きを持った演奏を聴かせてくれます。阿吽の呼吸から紡ぎだされる名演をお楽しみくさい。
「互いが互いを信頼している証でもある両者の一体感と、それが生み出す音楽的な相乗効果——デュオならではの醍醐味(?松佑介 ライナーノーツより)
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9/25(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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NORTHERN FLOWERS
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NF/PMA 98010
(10CD)
\6400 →\5990
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タネーエフ (1856-1915):室内楽作品全集
[CD 1]
弦楽四重奏曲 第1番 変ホ短調 Op.4 (1890)
弦楽四重奏曲 第4番 イ短調 Op.11 (1900)
[CD 2]
弦楽四重奏曲 第5番 イ長調 Op.13 (1903)
弦楽四重奏曲 第7番 変ホ長調 (1880)
[CD 3]
弦楽四重奏曲 第3番 ニ短調 Op.7 (1896)
弦楽四重奏曲 第8番 ハ長調 (1883)
[CD 4]
弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 Op.19 (1905)
弦楽四重奏曲 第9番 イ長調 (1883)
[CD 5]
弦楽四重奏曲 第2番 ハ長調 Op.5 (1895)
タネーエフ弦楽四重奏団
ヴラディーミル・オフチャレク、グリゴリー・ルツキー
(ヴァイオリン)
ヴィサリオン・ソロヴィヨフ (ヴィオラ)
ヨシフ・レヴィンゾン (チェロ)
録音:1977-1979年、レニングラード (サンクトペテルブルク)、ロシア、ソヴィエト
[CD 6]
弦楽五重奏曲 (2つのヴァイオリン、ヴィオラ、2つのチェロのための)
ト長調 Op.14 (1901) (*)
弦楽五重奏曲 (2つのヴァイオリン、2つのヴィオラとチェロのための)
ハ長調 Op.16 (1904) (+)
[CD7]
ピアノ、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための五重奏曲
ト短調 Op.30 (1911) (#)
タネーエフ弦楽四重奏団
ヴラディーミル・オフチャレク、グリゴリー・ルツキー
(ヴァイオリン)
ヴィサリオン・ソロヴィヨフ (ヴィオラ)
ヨシフ・レヴィンゾン (チェロ)
ベイヌス (ベニアミン)・モロゾフ (チェロ(*))
ユーリー・クラマロフ (ヴィオラ(+))
タマーラ・フィドレル (ピアノ(#))
録音:1980-1981年(*/+)/1968年(#)
[CD8]
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための三重奏曲
ニ長調
2つのヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲
ニ長調 Op.21
[CD 9]
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲
ニ長調 Op.22 (*)
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための三重奏曲
変ホ長調 Op.31
タネーエフ弦楽四重奏団員
タマーラ・フィドレル (ピアノ(*))
録音:1969年/1978年
[CD 10]
ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための四重奏曲
ホ長調 Op.20 (*)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調
(+)
エリソ・ヴィルサラーゼ (ピアノ(*))
タネーエフ弦楽四重奏団員
ヴラディーミル・オフチャレク (ヴァイオリン)
ヴィラディーミル・ストピチェフ (ヴィオラ(*))
ヨシフ・レヴィンゾン (チェロ(*))
タマーラ・フィドレル (ピアノ(+))
録音:1987年(*)/1980年(+)
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既発売盤のボックス・セット化。 |
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ミェチスワフ・ヴァインベルク (1919-1996):
無伴奏チェロ・ソナタ全集
無伴奏チェロ・ソナタ 第1番 Op.72
無伴奏チェロ・ソナタ 第2番 Op.86
無伴奏チェロ・ソナタ 第3番 Op.106
無伴奏チェロ・ソナタ 第4番 Op.140bis |
マリーナ・タラソヴァ (チェロ) |
録音:2017-2019年 |
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レニングラードの合唱コンチェルト集
ヴァディム・サルマノフ (1912-1978):
白鳥の乙女 (ロシア民謡による合唱のためのコンチェルト;1967)
(*)
セルゲイ・スロニムスキー (1932-):
静かなドン (コサック古謡による混声合唱のためのコンチェルト;1977)
(+)
リュツィアン・プリゴージン (1926-1994):
儀式のシンフォニー (無伴奏合唱とオーボエのための;1978)
(#)
ユーリー・ファリク (1936-2009):
イーゴリ・セヴェリャーニンの詩集 (混声合唱のための;1979)
(+) |
レニングラード放送合唱団(*)
グリゴリー・サンドレル (指揮(*))
レニングラード国立カペラ合唱団(+)
ヴラディスラフ・チェルヌシェンコ (指揮(*))
声楽アンサンブル(#)
ハニャフィ・チナカエフ (オーボエ(#))
ヴァレンティーナ・コピロヴァ (指揮(#)) |
録音:1985年(*)、1982年(+)、1981年(#)、レニングラード国立カペラ、レニングラード
(サンクトペテルブルク)、ロシア、ソヴィエト |
<国内盤>
<映像>

9/24(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ALTUS
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ALT 415/6
(2CD)
¥4000 →\3690
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有田正広がテレマンの無伴奏を30年ぶりに再録音
テレマン:無伴奏フルートのための12のファンタジー
TWV 40:2-13
(古楽器演奏&現代楽器演奏)
[CD1]
(1)古楽器による全曲演奏
(2)【ボーナストラック】
クヴァンツ:メヌエットと変奏
ホ短調
[CD2]
(3)現代楽器による全曲演奏
(4)【ボーナストラック】
クヴァンツ:アルマンド ホ短調 |
有田正広
((1)(4)フラウト・トラヴェルソ、
(2)(3)フルート) |
音楽の本質を捉えた必聴のディスク、前代未聞の試み!モダン楽器とピリオド楽器の垣根を超えた真実の演奏がここに。
有田正広がテレマンの無伴奏を30年ぶりに再録音!!
セッション録音:(1)(2)2019年4月27日〜30日、(3)(4)2019年5月3日〜5日/水戸奏楽堂/国内プレス、日本語帯・解説付
2019年に古希を迎え、今なおフルート界の第一線で活躍を続ける名手・有田正広氏が放つ大注目の最新録音。何とモダン楽器とピリオド楽器、それぞれでテレマンの無伴奏を全曲演奏!
モダン楽器奏者として日本音楽コンクールの覇者となり、ピリオド楽器奏者として古楽演奏のパイオニアとなり、片方にとらわれることなく自らの音楽を追求してきた有田氏ならではの名企画、世界初・前代未聞の1
人の奏者による2 種のテレマン。平成の終わりから令和の始まりにかけて行われた、記念碑的なセッション録音です。
有田氏は1989年にトラヴェルソを用いて同曲の全曲録音を行っており、今回実に30年ぶりの再録音となります。当時はピリオド楽器で演奏してこそ提示できる新しい世界がありましたが、30年を経た今ピリオド楽器演奏は世に浸透し、モダン楽器奏者もピリオド奏法を取り入れるまでになりました。
では、詰まるところ目指すべき演奏の本質とは何なのか?—そこで有田氏は2
つの楽器を通して、同じテレマンの核心に迫る圧倒的な演奏を繰り出します。非常に挑戦的で、音楽界に一石を投じる前人未到の試みとも言えるアルバムです。
2種の演奏を聴き比べると、基本的に同じ解釈で貫かれタイムもほぼ同一。木製と金属製という材質の違いや操作性からくる音色・残響、またピッチなどの差はあれど、表現しようとしている音楽は同じであり、モダンでもピリオドでも同じ音楽を伝えることが出来るのだと驚かされます。確かな技術はもちろんのこと、有田氏の考える「テレマンかくあるべし」、「音楽かくあるべし」が力強く刻印された非常に稀有な演奏です。とは言え楽器の個性を消しているのではなく、逆にそれぞれの楽器のソノリティを大いに生かし、細かい装飾やフレージングでは即興的な変化も持たせ、あくまで自然な演奏として聴かせている点も注目です。
使用楽譜は有田正広氏校訂による音楽之友社版(2018年)。テレマン自身の出版譜も参照し研究を重ねて作られた版であり、校訂者本人の演奏ゆえに豊かな説得力を持っています。
有田正広 プロフィール
1972年、桐朋学園大学を首席で卒業。同年、第40回NHK・毎日音楽コンクール(現・日本音楽コンクール)で第1位を獲得。 翌年、ベルギーのブリュッセル王立音楽院に留学。74年からはコレギウム・アウレウムのメンバーとして、ヨーロッパ、日本などで活動。75年、王立音楽院をプルミエ・プリで卒業。同年、ブルージュ国際音楽コンクールのフラウト・トラヴェルソ部門で第1位となる。77年、オランダのデン・ハーグ王立音楽院に入学、半年で最高栄誉賞つきソリスト・ディプロマを得て、卒業。
帰国後も、フランス・ブリュッヘン指揮「18世紀オーケストラ」、クイケン兄弟、トレヴァー・ピノック指揮「イングリッシュ・コンサート」など、内外の名手たちとも盛んに共演。ルネサンスから現代に至る400年間に変遷を遂げたさまざまなフルートを駆使する演奏は、有田ならではのもので、さまざまな時代の作品に輝かしい光を与え、人々を魅了しつづけるアーティストとして高い評価を得ている。
89年には「東京バッハ・モーツアルト・オーケストラ」を結成。指揮者として結成記念公演を行い、絶賛された。2006年にはモーツァルト生誕250年を記念し、モーツァルトのフルートとオーケストラのための作品全5曲を自身の指揮と演奏により一晩で演奏するという快挙を成し遂げ、話題を呼んだ。
09年には同オーケストラを更に発展させ、ロマン派をレパートリーとする日本初のオリジナル楽器によるオーケストラ「クラシカル・プレイヤーズ東京」を結成。古楽器と現代楽器の枠を超えた新たな音楽的創造の領域へとさらに活動の場を広げている。
録音は「ドイツ・バロックのフルート」(レコード・アカデミー賞2部門と文化庁芸術作品賞)などアルヒーフ、DENONアリアーレ、avex-CLASSICSからリリース多数。
第21回サントリー音楽賞受賞。現在、昭和音楽大学客員教授、桐朋学園大学特任教授。
2018年には第30回ミュージック・ペンクラブ音楽賞クラシック部門特別賞を受賞した。

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COVIELLO CLASSICS
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マジック・オブ・ムービー 第1集
ジョン・ウィリアムズ:「ジュラシック・パーク」のテーマ
エルマー・バーンスタイン:「マグニフィセント・セブン」
ジョン・ウィリアムズ:「インディ・ジョーンズ」より
レイダース・マーチ
ヘンリー・マンシーニ:「ティファニーで朝食を」より
ムーンリバー
ジョン・ウィリアムズ:「スーパーマン」より
スーパーマン・マーチ
ジェームズ・ホーナー:「タイタニック」組曲
アラン・シルヴェストリ:「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
ジョン・ウィリアムズ:「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」
(レジスタンス・マーチ、レイのテーマ、Xウイングのスケルツォ、
ザ・ジェダイ・ステップス・アンド・フィナーレ)
ジョン・ウィリアムズ:「フック」より ネバーランドへの飛行
クラウス・バデルト:「パイレーツ・オブ・カリビアン」メドレー
[ボーナス・トラック]
ピエトロ・マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より
間奏曲 |
ジェイソン・ウィーヴァー(指揮)
ドイツ・フィルハーモニー・メルク |
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マジック・オブ・ムービー 第2集
アラン・メンケン:「美女と野獣」より序曲
マイケル・ジアッキーノ:「ジュラシック・ワールド」
ジョン・ウィリアムズ:「ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」より
おとぎ話
ジョン・ウィリアムズ:「ハリー・ポッターと賢者の石」
(ヘドウィグのフライト、ニンバス2000、ハリーの不思議な世界)
ハンス・ジマー:「グラディエーター」
マイケル・ジアッキーノ:「スター・トレック」より
メイン・タイトル
ジョン・ウィリアムズ:「やさしい本泥棒」
マイケル・ジアッキーノ:「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」
(ジン・アーソと希望の組曲、インペリアル・スイート、ウィルズの守護者の組曲)
ジョン・ウィリアムズ:「スター・ウォーズ」
(メイン・タイトル、インペリアル・マーチ)
[ボーナス・トラック]
ベン・パーマー:ジャーニー・スルー・タイム |
ベン・パーマー(指揮)
ドイツ・フィルハーモニー・メルク |
74'41''/80'18''
クラシカルな交響的作品だけでなく映画音楽とも密接に関わり活動しているオーケストラ、ドイツ・フィルハーモニー・メルクによるライヴ音源が2タイトル発売されます。
映画音楽に特化したコンサートで、いずれも馴染みのある作品ばかり。贅沢なオーケストラ・サウンドが堪能できる楽しいアルバムです。
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FARAO
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B 108110
(5CD)
¥4200
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J.S.バッハ:オルガン作品全集 第1集 |
ペーター・コフラー(オルガン) |
[CD1]
前奏曲とフーガ 変ホ長調『聖アン』 BWV552/前奏曲とフーガ
イ短調 BWV543/
コラール前奏曲『装いせよ、わが魂よ』
BWV654/
コラール・パルティータ『ようこそ、慈しみ深きイエスよ』
BWV768/
パストラーレ ヘ長調 BWV590/トッカータとフーガ
ニ短調 BWV565
[CD2]
前奏曲とフーガ イ長調 BWV536/前奏曲とフーガ
ト長調 BWV550/
トリオ・ソナタ第5番 ハ長調 BWV529/18のライプツィヒ・コラールより
BWV659-661/
コラール前奏曲『われら皆一なる神を信ず』
BWV740/
オルガン協奏曲 ニ短調 BWV596(原曲:ヴィヴァルディRV565)/
カノン風変奏曲『高き御空よりわれは来たれり』
BWV769
[CD3]
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV545/ノイマイスター・コラール集
BWV1112-1116/
アラ・ブレーヴェ ニ長調 BWV589/トリオ・ソナタ第4番
ホ短調 BWV528/
コレッリの主題によるフーガ ロ短調 BWV579/フーガ
ハ短調 BWV575/
フーガ ト長調 BWV577/シュープラー・コラール集
BWV645-650/
キルンベルガー・コラール集 BWV699, 738,
722, 704, 729/カンツォーナ BWV588
[CD4]
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548/前奏曲とフーガ
ト長調 BWV541/
コラール・パルティータ『おお神、汝義なる神よ』
BWV767/
コラール・パルティータ『キリストよ、汝真昼の光』
BWV766/
トリオ ニ短調 BWV583/幻想曲とフーガ
ハ短調 BWV537/
ノイマイスター・コラール集 BWV1117-1120,
957
[CD5]
オルガン協奏曲 ハ長調 BWV594(原曲:ヴィヴァルディRV208)/
キルンベルガー・コラール集 BWV730, 731,
741, 714, 717, 711, 715/
前奏曲とフーガ ニ短調 BWV539/18のライプツィヒ・コラールより
BWV657, 658/
幻想曲 ハ長調 BWV573/幻想曲 ハ長調 BWV570/
幻想曲 ト長調 BWV572/オルガン小曲集
BWV639-644 |
注目のバッハ全集録音プロジェクト第1弾。高性能の現代オルガンが溢れんばかりに鳴り響く!
2017年3月よりバッハのオルガン作品全曲録音を開始したペーター・コフラーによる全集シリーズ第1弾。全3集で発売される予定です。4段鍵盤と75個のストップを持つモダン・オルガンをあえて使った壮麗な響きが特徴で、オルガン音楽の革新者でもあったバッハの作品を存分に鳴らしてくれます。
チェンバロ、オルガン奏者として活躍するペーター・コフラーは1979年ボルツァーノ生まれ。地元のモンテヴェルディ音楽院で学んだ後、ミュンヘンにわたりハラルド・フェラーとクリスティーネ・ショルンスハイムに師事しました。
ドロテー・オーバーリンガーやドミトリー・シンコフスキーといった古楽の名手と共演し、また2008年よりミュンヘン、聖ミヒャエル教会のオルガニストを務めています。
この録音についてコフラーは「現代オルガンの性能や高度な録音技術ではなく"バッハの音楽"
こそがこのプロジェクトの中心である」と力強く語っており、並々ならぬ意気込みを感じさせます。
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PENTATONE
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PTC 5186827
(8CD)
¥6000 →\5690
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ミロ・クァルテット
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
CD 1(76'31")
(1)弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 Op.18-1/
(2)弦楽四重奏曲第2番 ト長調 Op.18-2/
(3)弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.18-3
CD 2(75'05")
(4)弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 Op.18-4/
(5)弦楽四重奏曲第5番 イ長調 Op.18-5/
(6)弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 Op.18-6
CD 3(39'36")
(7)弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調 Op.59-1「ラズモフスキー第1番」
CD 4(65'55")
(8)弦楽四重奏曲第8番 ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー第2番」
(9)弦楽四重奏曲第9番 ハ長調 Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
CD 5(51'32")
(10)弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op.74「ハープ」/
(11)弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 Op.95 セリオーソ」
CD 6(74'23")
(12)弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 Op.127/
(13)弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op.131
CD 7(59'30")
(14)弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 Op.130/
(15)「大フーガ」 変ロ長調 Op.133
CD 8(71'14")
(16)弦楽四重奏曲第15番 イ短調 Op.132/
(17)弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 Op.135 |
ミロ・クァルテット
【ダニエル・チン(第1ヴァイオリン)、
(1)-(6)山本サンディー智子(第2ヴァイオリン)、
(7)-(17)ウィリアム・フェドケンホイヤー(第2ヴァイオリン)、
ジョン・ラジェス(ヴィオラ)、
ジョシュア・ジンデル(チェロ)】 |
ベートーヴェン生誕250周年&ミロ・クァルテット設立25周年記念。アメリカを代表する弦楽四重奏団、ミロ・クァルテットが遂に全集をリリース!
録音:(1)-(6)2004 年10月7-22日/アメリカン・アカデミー・オブ・アーツ&レターズ(ニューヨーク)
(7)-(9)2012 年5月14-25日/テキサス大学オースティン校内イエッセン講堂(テキサス)
(10)(11)2015 年3月15-19日/ベナロヤ・ホール内イルズリー・ボール・ノードストローム・リサイタル・ホール(シアトル)
(14)(15)(17)2016 年9月28日-10月6日、(13)2017
年9月26-29日、(16)2018 年10月8-12日、 (12)2019
年2月17-20日/バスタ大学内バスタ・チャペル(ケンモア)
クラムシェル・ボックス仕様、輸入盤・日本語帯付
現代アメリカを代表する弦楽四重奏団、ミロ・クァルテットが2020年のベートーヴェン生誕250
周年と団設立25周年を記念してベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲を完成させました!
ミロ・クァルテットは1995年にオーバリン音楽院の学生4人で結成。翌年4月には第50回コールマン室内楽コンクールで第1位を受賞、さらにフィショフ全国室内楽コンクールで第1位および大賞を受賞するなど、若き才能が集結した注目の団として結成時より注目されていました。創設メンバーの山本サンディー智子が脱退したのちウィリアム・フェドケンホイヤーが加わり、以後現在まで同メンバーで活動しています。
ミロ・クァルテットのベートーヴェンといえば2015年6月にサントリーホール チェンバーミュジック・ガーデン2015にて5日間をかけて全曲演奏を披露。メンバー独自の研究をもとに非常に刺激的なまさに唯一無二の演奏を聴かせてくれました。
録音は2004年より2019年まで15年の歳月をかけ完成させました。2004年に録音された第1-6番
Op.18 は米ヴァンガードから、以降はミロ・クァルテット・メディアより順次リリースしてきましたが、第12番
Op.127は2019年2月録音の初出音源が揃い、PENTATONE
レーベルより全集の形でリリースする運びとなりました。
気心の知れたメンバーが織りなすベートーヴェンはまさに刺激的。精緻なアンサンブルとともに歌心にあふれた演奏を展開しております。団にとっての2019/2020
シーズンにふさわしい注目のリリースです。
 
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REFERENCE RECORDINGS
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FR 733SACD
(SACD HYBRID)
¥2600 →\2390
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ホーネック(指揮)&ピッツバーグ交響楽団
ブルックナー:交響曲第9番(1896年未完/ノヴァーク版)
第1楽章:荘重に〜とても静かに(25'04)
第2楽章:スケルツォ. 軽く、快活に〜トリオ.急速に(10'20)
第3楽章:アダージョ.とても遅く、荘重に(27'46) |
マンフレート・ホーネック(指揮)
ピッツバーグ交響楽団 |
ホーネック&ピッツバーグ響によるブルックナー第9番
録音:2018年2月23-25日/SACD 5.0&Stereo/CD
Stereo/、HDCD、63'12
ピッツバーグ、ハインツ・ホール(ライヴ)
プロデューサー&編集:ディルク・ソボトカ(sound
mirror)
バランス・エンジニア&マスタリング:マーク・ドナヒュー(sound
mirror)
長年高音質レーベルとして高い評価を得ているREFERENCE
RECORDINGS。そしてREFERENCE RECORDINGS はもちろん、PENTATONE,BIS,など録音に定評のある数々のレーベルの録音を40年以上に渡って担当しているsound
mirror 社がタッグを組んだ大好評「ピッツバーグ・ライヴ!」シリーズ。
シリーズ第9弾は、ブルックナー最後の未完の交響曲第9番。
ブルックナーは、第8番の第1稿が完成した1887年に第9番の作曲を開始します。しかし、第8番の大幅な改訂、さらに第3番、第1番の旧作の交響曲の改訂も行い、再び第9番に着手したのが、1891年のこと。第3楽章まで完成させた1894年の終わりには、ブルックナーの体力はかなり衰え、1896年10月11日に第4楽章を完成させることなく、亡くなってしまいます。
最後に完成させた第3 楽章アダージョは、ブルックナーも自身が作曲した最も美しい緩徐楽章であると語っている通り、息をのむような美しさがあります。
ホーネックは、ウィーン・フィルでヴィオラ奏者として様々な指揮者と共演していますが、このブルックナーの交響曲第9番をバーンスタインの指揮で演奏したときのことをこう振り返っています。
「以前、バーンスタインのスピーチで、"我々芸術家は、経済・政治・名誉とどう関係しているのだろうか?
政治家たちの外交ゲーム、経済学者のつまらない口論、それらでは真実は明らかにならない。結局のところ、芸術家だけが、物事の神秘と真理を調和させることができ、人々の心に神の存在を示し続けることが出来るのだ。"
と聞いたことがありました。このブルックナーの第9番を幸運にもバーンスタインのもとで演奏したときに、この言葉の意味が腑に落ちました。」
解説書には、当シリーズの名物ともなっている、ホーネック自身による楽曲解説が掲載。明晰な演奏同様、深い洞察力で楽曲を掘り下げています。
そして解説書の最後には、ブルックナーの伝記の作者マックス・アウアーの言葉を引用し、次のように述べています
「"このブルックナーの白鳥の歌である第9交響曲は、豊かに構築された冒頭から、大聖堂にさす光に囲まれているように感じます。これは現世の重荷と疲労から解放され死後の世界へと道にかれる気分です。"
アウアーがこう述べるように感じられたなら、それは本当に素晴らしい旅立ちとなるでしょう。」
ホーネックの緻密な解釈と音楽への深い理解、ピッツバーグ響と追求してきた音楽のすべてが詰まった演奏。そしてサウンド・ミラー・チームによるオーディオファイルとしても存分に楽しむことのできるアルバムです。
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WERGO
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古典的な構成原理を全く持たないフェルドマンの世界
モートン・フェルドマン(1926-1987):
パターンズ・イン・ア・クロマティック・フィールド
〜
チェロとピアノのための(1981) |
マティス・マイヤー(チェロ)
アントニス・アニセゴス(ピアノ) |
聴き続けるほどに心地よい、古典的な構成原理を全く持たないフェルドマンの世界
79'42''
フェルドマンの主要作品であり人気も高い「パターンズ・イン・ア・クロマティック・フィールド」。フェルドマンならではの書法で瞑想的に変容していく淡い世界が味わえる80
分です。
マイヤーとアニセゴスは優れた技術を持つ演奏家でありながら、電子音楽の音響にも慣れ親しむ現代的感性を持った名手。ドラマティックな音楽とは一線を画した静かで有機的な音の流れを自然と作り出しています。
聴き続けるほどに心地よい不思議な1枚です。
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エンヨット・シュナイダー。過去と現代、東洋と西洋の対比
エンヨット・シュナイダー(1950-):
(1)歓喜、ベートーヴェンの自由〜管弦楽のための(2017)
(2)舞い上がるモーツァルト
[未完のオーボエ協奏曲K.293についての考察]
〜
オーボエと管弦楽のための(2015)
(3)陰と陽 〜笙と管弦楽のための(2017)
(4)内なる世界 〜管弦楽のための(2002
/03, rev. 2018) |
ユリアナ・コッホ((2)オーボエ)
ウー・ウェイ((3)笙)
ジモン・ガウデンツ(指揮)
イェーナ・フィルハーモニー管弦楽団 |
録音:2019年3月11-14日/イェーナ/79'55''
1950年ドイツ生まれ、ロマンティックな響きを用いて大管弦楽のための作品を書き、映画音楽も多く手がけているエンヨット・シュナイダー。WERGOレーベルが継続してリリースを重ねている作曲家です。
今回のアルバムには古典音楽と現代音楽、西洋音楽と東洋音楽といった2つの世界を組み合わせてイマジネーションを拡げ作曲された音楽を収録しています。
各曲もベートーヴェンを題材に用いた(1)では若いころの力強い書法と晩年の難解な書法を対比させ、笙をソロに用いた(3)は曲名の通り「陰と陽」の対比を描くなど、対比がテーマとなっています。
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ABC CLASSICS
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アラン・ザヴォッドの最後の主要作品となった環境交響曲
アラン・ザヴォッド:環境交響曲
(エンヴァイロメンタル・シンフォニー) |
ベンジャミン・ノーシー(指揮)
メルボルン交響楽団
リチャード・ブランソン(ナレーター) |
アラン・ザヴォッド(1945−2016)はオーストラリア出身のピアニスト、作曲家、ジャズ・ミュージシャン。クラシックと即興ジャズを独自に融合した作風でも知られ、アメリカとオーストラリアの数々の映画音楽を書いています。
ザヴォッドの最後の主要作品となった環境交響曲(The
Environmental Symphony)は、地球温暖化や環境破壊をテーマとした作品で、5楽章にわたって地球の誕生から現代の荒廃までを描いた野心的で壮大な交響曲。
オーストラリアの偉大な科学者アラン・フィンケル博士が書いたテキストを、ヴァージン・グループの創設者リチャード・ブランソンが朗読してます。
※録音:2018年10月11日−12日、オーストラリア
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ワン・ハンドレッド・デイズ・アウェイ 〜
オーストラリアのスコティッシュ・ミュージック |
エヴァーグリーン・アンサンブル |
広がる海藻 〜
故国よさらば/タスマニアン・セット/Gloomy
Winter's Noo Awa/
スコティッシュ・エアによる二重奏/
ミス・アン・クロッカーのワルツ 〜
海の向こうの友人/「乞食オペラ」組曲より/グリーグのパイプ/
Thou Ling'ring Star / Baillie Strathspey/
ヴィクトリア・スコティッスy 〜 ピクニック・ポルカ/オールド・ラング・サイン |
18世紀の植民地時代にオーストラリアに持ち込まれたスコットランドの音楽を、オーストラリア国立図書館の資料から復元するというABC
Classicsならではのユニークなアルバム。
ソプラノ、ケルティック・ハープ、ピアノ、バロック・ヴァイオリン、クラシカル・ヴァイオリン、ヴァイオリン・ダモーレ、バロック・ヴィオラ、チェロ、アコーディオンなどの編成。クラシック、フォーク、スコティッシュ、オーストラリア音楽のファンは要チェックです。
※録音:2019年、オーストラリア国立図書館
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DUX
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インフィニティ 〜 フルートのための作品集
パガニーニ:常動曲 Op.11/
ヴィターリ:シャコンヌ ト短調/
アルナウツ:風変わりな鳥/
ショパン:練習曲ヘ短調 Op.25-2、練習曲イ短調
Op.10-2/
アンデルセン:練習曲第3番/
ミューレマン:吐息のように/
チィルジィンスキ:俳句第3番/
尹伊桑:練習曲第5番/
ペルト:鏡の中の鏡/
クラーク:グレート・トレイン・レース |
ナタリア・ヤルザベク
(フルート&アルト・フルート)
エミー・ウィルス(ピアノ) |
循環呼吸をテーマとした圧巻のフルート・アルバム!
『循環呼吸(演奏中に息継ぎをせずに鼻から息を吸い込み演奏を持続する特殊奏法)』をテーマとした何ともユニークかつ驚異的な内容のフルート・アルバム!
プログラム最初のパガニーニの「常動曲」ですでに「循環呼吸法」が全開!ショパンの「練習曲」、ペルトの「鏡の中の鏡」から、電車が走り抜ける様子を様々な特殊奏法を駆使して繰り広げるイアン・クラークの「グレート・トレイン・レース」などのフルートのオリジナル作品など、まさに聴き手が息つく暇もないバラエティ豊かなプログラムは、フルート関係者でなくとも圧倒されること請け合いです。
「循環呼吸」をはじめとした超絶技巧満載のプログラムを吹き切ったナタリア・ヤルザベクは、ポーランドのクラクフ音楽院、フランツ・リスト・ヴァイマル音楽大学で研鑽を積んだ女流フルーティスト。現在は、クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者として活躍しています。
※録音:2018年10月29日ᬢ31日、ルスワビツェ(ポーランド)
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ゾフィア・アンテス、アレクサンドラ・バトグの
デュオによるブラームス・プログラム
ブラームス:
6つのピアノ小品 Op.118
ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1 |
ゾフィア・アンテス(ピアノ)
アレクサンドラ・バトグ(ヴィオラ) |
共にポーランドのカトヴィツェのカロル・シマノフスキ音楽院で研鑽を積んだピアノのゾフィア・アンテス、ヴィオラのアレクサンドラ・バトグのデュオによるブラームス・プログラム。
晩年のブラームスが書いた傑作2作品の持つ陰影を、ポーランドの女流デュオが丁寧に、そして深く掘り下げた好演奏です。
※録音:2018年7月、ルスワビツェ(ポーランド)
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クラム:声楽&室内楽作品集
3つの初期の歌
鯨の声
マクロコスモス第4集《天界の力学》 |
マウゴジャタ・ザレビンスカ(ピアノ)
カタジナ・オレシ=ブラハ(ソプラノ)
ヤン・クシェショヴィエツ(フルート)
マルチン・ミシャク(チェロ)
ピオトル・グロデツキ(ピアノ) |
ポーランド勢のアーティストたちによる、アメリカ現代音楽界の大御所ジョージ・クラム(1929-)の作品集。
バッハの前奏曲的な構成、ドビュッシーやバルトークの独特の調性、リズム感など、様々なスタイルを感じさせるクラムのスタイルが異なる3作品は、この作曲家の作風の幅広さを示しています。
アンプリファイド・ピアノの4手連弾のための「マクロコスモス第4集」では、ザレビンスカとグロデツキのデュオが見事なコンビを披露してくれています。
※録音:2018年11月、ジェシュフ(ポーランド)
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子供のためのショパン Vol.3
・ポロネーズ イ長調 Op.40-1
【ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)】
・マズルカ ハ長調 Op.33-2、マズルカ ニ長調
Op.33-3
【タチアナ・シェバノワ(ピアノ)】
・乙女の願い Op.74-1
【ヘンリカ・ヤヌシェフスカ(ソプラノ)、マレク・ドレヴノフスキ(ピアノ)】
・夜想曲変ニ長調 Op.27-2
【ケヴィン・ケナー(ピアノ)】
・ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲
ト短調 Op.8より 第4楽章
【コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(ヴァイオリン)、トマシュ・ストラール(チェロ)、
アグニエシュカ・プシェミク=ブリラ(ピアノ)】
・練習曲ヘ長調 Op.25-3、練習曲変イ長調
Op.10-10
【ルーカス・ゲニューシャス(ピアノ)
・ワルツ変ホ長調 Op.18
【タチアナ・シェバノワ(ピアノ)】
・前奏曲変ホ長調 Op.29-19、前奏曲ハ短調
Op.28-20
【ケヴィン・ケナー(ピアノ)】
・チェロ・ソナタ ト短調 Op.65より 第3楽章
【トマシュ・ストラール(チェロ)、アグニエシュカ・プシェミク=ブリラ(ピアノ)】
・マズルカ ト長調 Op.67-1、マズルカ ト短調
Op.67-2
【タチアナ・シェバノワ(ピアノ)
・美しき若者 Op.74-8
【マレク・ドレヴノフスキ(ピアノ)】
・即興曲変イ長調 Op.29
【ダニール・トリフォノフ(ピアノ)】
・ピアノ協奏曲第1番 Op.11より 第2楽章
【シモン・ネーリング(ピアノ)】 |
DUXレーベルが贈る子供向けのショパン・プログラム・シリーズの第3巻。しかし単純な子供向けコンピレーションと侮ると実に勿体ない内容!
オレイニチャク、シェバノワ、ケナー、トリフォノフ、ゲニューシャス、ネーリングなど、超一流のショパン弾きたちの演奏を惜しげもなく投入した充実のプログラムです。
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PRIMA FACIE
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ケネス・ハミルトン・プレイズ・ロナルド・スティーヴンソン
Vol.2 |
ケネス・ハミルトン(ピアノ) |
スティーヴンソン:
キーニング・ソング・フォー・ア・メイカー(フランシス・ジョージ・スコットの思い出に)、
エラ・ニューゴールのための北欧のエレジー、ソーリー・マクリーンのためのコラール・ピブロホ、
トッカータ・リール:ハイ・ロード・トゥ・リントン」/
スティーヴンソン:バッラ・フライング・トッカータ/
メリック/スティーヴンソン:ヘブリディーン・シースケイプ/
スティーヴンソン:
パーセルの「新しいスコットランドの旋律」による小ジャズ変奏曲、
三文ソナティナ(クルト・ヴァイルの「三文オペラ」より/世界初録音)、
DSCHによるレチタティーヴォとアリア、
J.S.バッハ/スティーヴンソン:甘き死よ来たれ/
パーセル/スティーヴンソン:ホーンパイプ、3つのグラウンド、トッカータ、女王の嘆き |
ケネス・ハミルトンのスティーヴンソン第2弾!
ウェールズのカーディフ音楽大学でピアノ科教授として教鞭を執るコンサート・ピアニスト、ケネス・ハミルトンが自身の師であるコンポーザー=ピアニスト、ロナルド・スティーヴンソン(1928−2015)の作品をレコーディングしたプロジェクトの第2弾。
ロナルド・スティーヴンソンとローレンス・グローヴァーにピアノを師事したケネス・ハミルトンは、スティーヴンソンのピアノ作品のスペシャリストとして英国内外で高い評価を受けており、第1弾(PFCD
050)はドイツのKlassik HeuteでCD of the Weekに選ばれるなど、欧米各誌で称賛を得ています。
第2弾でもバッハやパーセルのアレンジ、ヴァイルの「三文オペラ」やDSCHに基づく作品、パーセルのテーマによるジャズ・ヴァリエーションズなど注目のプログラムが並びます。
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PFCD 110/111
(2CD/特別価格)
¥3800
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ポール・コーフィールド・ゴドフリー(1950−)。
未発表作品の出版で話題となった「ベレンとルーシエン」
コーフィールド・ゴドフリー:ベレンとルーシエン |
ウェールズ・ナショナル・オペラの歌手たち |
ウェールズを活動の拠点とし、J.R.R.トールキンの神話物語を題材とした大作「シルマリルの物語」が代表作として知られるイギリスの作曲家、ポール・コーフィールド・ゴドフリー(1950−)。
「シルマリルの物語」からのエピック・シーン集第2弾は、2017年に未発表作品の出版で話題となった「ベレンとルーシエン」。
(この音楽自体は、その出版前に作られており出版作品とは関連ありません)
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
CYBELE RECORDS
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CYBELE 061805S
(SACD HYBRID)
¥2500
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ヴォルフガング・リームによるオルガン即興演奏
インプロヴィゼーション1/前奏曲とフーガ
第2番/
インプロヴィゼーション2/O Du mein Volk,
was tat ich Dir/
インプロヴィゼーション5/インプロヴィゼーション3/
バロックの主題に基づく変奏曲/インプロヴィゼーション6/
BACHの名によるトッカータ |
ヴォルフガング・リーム(オルガン) |
高音質SACDでリームの演奏が聴ける
録音:1970年頃(モノラル)/70'22''
貴重なリーム自作自演録音を高音質で知られるCYBELE
レーベルが丁寧にリマスタリング、美しい音質のSACD
に仕上げました。
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GRAND SLAM
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オイストラフ&オボーリンの名盤、
ベートーヴェン「クロイツェル」&第10番
ベートーヴェン:
(1)ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調
Op.47「クロイツェル」
(2)ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調
Op.96 |
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
レフ・オボーリン(ピアノ) |
A
オイストラフ&オボーリンの名盤、ベートーヴェン「クロイツェル」&第10番。2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ
セッション録音:1962年5月18〜6月19日/シャン・デュ・モンド(パリ)/61'34"、ステレオ
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
旧ソ連の2大巨匠、ダヴィッド・オイストラフとレフ・オボーリンが1962年にパリで録音したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集は、今もなお画期的事件として記憶されています。
今回はその全集から第9番「クロイツェル」と第10番をCD化しました。復刻に使用したのは2トラック、38センチのオープンリール・テープで、マスタリングの際には必要以上に操作せず、結果として柔らかく豊かな広がりのある音質が得られました。なお、次回CD
は第5番「春」と第7番を予定しています。(平林 直哉)
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PROFIL
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PH 19000
(10CD)
¥5700 →\5290
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PROFIL アーベントロート・ボックス
(10CD)¥5700→\5290 |
ヘルマン・アーベントロート(指揮) |
CD1 63' 38"
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
ライプツィヒ放送交響楽団/録音:1951年
CD2 76' 10"
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
ライプツィヒ放送交響楽団/録音:1949年
CD3 61' 08"
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
ベルリン放送交響楽団/録音:1956年2月(ライヴ)
CD4 54' 10"
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
ライプツィヒ放送交響楽団/録音:1951年
CD5 63' 50"
(1)ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68/
(2)同:ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
ライプツィヒ放送交響楽団/録音:1949
年
CD6 47' 42"
(1)ブラームス:悲劇的序曲Op.81/(2)同:交響曲第3
番ヘ長調Op.90
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(1)、チェコ・フィル(2)
録音:1945年3月26日(1)、1951年(プラハの春音楽祭ライヴ)(2)
CD7 49' 17"
(1)ベートーヴェン:ロマンス ト長調Op.40/(2)同:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、ベルリン放送交響楽団
録音:1952年3月31日(ライヴ)
CD8 46' 52"
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」Op.55
ワルシャワ・フィル/録音:1953年10月22日
※除去しきれないハムノイズがございます。予め御了承下さい。
CD9 76' 55"
(1)ベートーヴェン:交響曲第6 番ヘ長調「田園」Op.68/(2)同:交響曲第7
番イ長調Op.92
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(1)、ワルシャワ・フィル(2)
録音:1945年3月12日(1)、1954年5月16日(2)
CD10 67' 59"
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱」Op.125
ティッラ・ブリーム(ソプラノ)、ディアナ・オイストラリ(コントラルト)、
ルートヴィヒ・ズートハウス(テノール)、カール・パウル(バス)、
ベルリン放送交響楽団&合唱団/録音:1950年1月20日 |
もうひとつのドイツの伝説、アーベントロートBox
がお買い得価格で登場!
MONO
Profil レーベルの名音源発掘シリーズ、今回はドイツの大指揮者アーベントロート。
ヘルマン・アーベントロート(1883-1956) は、フルトヴェングラーより3歳年長で2年早く亡くなった、全くの同時代人。
ともにドイツの伝統を担いながら、歴史のいたずらによりフルトヴェングラーは西ベルリン、アーベントロートはライプツィヒで別の国としてそれぞれが最高の指揮者となりました。
そのアーベントロートが残した独墺作品を10枚組Box
化。定評のあるベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーの交響曲を中心としたラインナップが魅力的。
当然ながら1940〜50年代のモノラル録音ですが、アーベントロート円熟期の至芸を堪能できます。
大半はターラ、シャルプラッテンと同一音源ですが、ベートーヴェンの第9交響曲など宇野功芳氏絶賛のディスクと歌手陣は同じながらも月日が異なっているので興味津々。
またオイストラフを独奏者としたベートーヴェンの協奏曲とロマンスでは、ツルツルとしたヴァイオリンの美音に酔わされます。
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<国内盤>
キング・インターナショナル(HMF)
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HMSA 0039
(2SACDシングルレイヤー)
日本限定発売
限定生産
¥5000+税
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モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
[CD1]
・ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調K207
・ロンド 変ロ長調K269(261a)
・ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K211
・ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K216 a
[CD2]
・ロンド ハ長調 K373
・ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K218
・アダージョ ホ長調 K261
・ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K219
【※カデンツァ/すべてアンドレアス・シュタイアー作】 |
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮) |
世界中で絶賛されたイザベル・ファウストのモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集日本限定、SACDシングルレイヤーとLPで発売!
録音:2015年3月21-23日、2016年2月4-8日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/STEREO、日本語帯・解説付
イザベル・ファウストのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集のSACDシングルレイヤー盤。角田郁雄氏の技術監修、日本限定発売、限定生産です。
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<映像>
ARTHAUS MUSIK(映像)
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ミヒャエル・シュルツ演出の≪ニーベルングの指輪≫がDVD&BDで再発売!
ワーグナーとゆかりの深いワイマールの国民劇場で2008年に上演されたミヒャエル・シュルツ演出の≪ニーベルングの指輪≫。
鬼才ミヒャエル・シュルツの奇抜な舞台で話題となりました。また今や日本を代表するバス歌手の妻屋秀和による迫真の演技と歌唱にも注目です。
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10 9408BD
(Blu-ray)
¥5700
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ワーグナー:楽劇≪ラインの黄金≫
(舞台祝典劇≪ニーベルングの指輪≫序夜) |
シュターツカペレ・ワイマール、カール・セント・クレア(指揮)、マリオ・ホフ(バリトン/ヴォータン)、
アレクサンダー・ギュンター(バス・バリトン/ドンナー)、ジャン=ノエル・ブリエント(テノール/フロー)、
エリン・カーヴス(テノール/ローゲ)、トーマス・メーヴェス(バリトン/アルベリヒ)、
フリーデル・アウリッヒ(テノール/ミーメ)、レナトゥス・メツァール(バス/ファーゾルト)、
妻屋秀和(バス/ファフナー)、クリスティーネ・ハンスマン(メゾ・ソプラノ/フリッカ)、
マリエッタ・ツムビュルト(ソプラノ/フライア)、ナディーネ・ヴァイスマン(アルト/エルダ)、
シロナ・ミチェル(ソプラノ/ヴォークリンデ)、他 |
画面:1080i/16:9/Full HD、音声:PCMステレオ、DTS-HD
MA5.1、字幕:伊英独仏西日、166分、リージョン:All
演出:ミヒャエル・シュルツ/装置: ディルク・ベッカー/衣装:
ルネ・リスターダル/
ドラマトゥルギー:ヴォルフガンク・ヴィラシェック/
収録:2008年ドイツ、ワイマール国民劇場(ライヴ)/映像監督:ブルックス・ライリー
DVD も好評発売中(10.9404DVD)。
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10 9409BD
(Blu-ray)
¥5700
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ワーグナー:楽劇≪ワルキューレ≫
(舞台祝典劇≪ニーベルングの指輪≫第1夜) |
シュターツカペレ・ワイマール、カール・セント・クレア(指揮)、
エリン・カーヴス(テノール/ジークムント)、妻屋秀和(バス/フンディング)、
レナトゥス・メツァール(バリトン/ヴォータン)、キルステン・ブランク(ソプラノ/ジークリンデ)、
カテリーネ・フォスター(ソプラノ/ブリュンヒルデ)、クリスティーネ・ハンスマン(メゾ・ソプラノ/フリッカ)、
シロナ・ミチェル(ソプラノ/ヘルムヴィーゲ)、ヨアナ・キャスパー(ソプラノ/オルトリンデ)、
マリー=ヘレン・ヨエル(メゾ・ソプラノ/ヴァルトラウテ)、
キャロラ・グーバー(メゾ・ソプラノ/ジークルーネ)、
クリスティアーネ・バッセク(メゾ・ソプラノ/ロスヴァイセ)、ケルスティン・クヴァント(アルト/グリムゲルデ)、
ナディーネ・ヴァイスマン(アルト/シュヴェルツライテ)、エリカ・クレーメル(グラーネ)、他 |
画面:1080i/16:9/Full HD、音声:PCMステレオ、DTS-HD
MA5.1、字幕:伊英独仏西日、237分、リージョン:All
演出:ミヒャエル・シュルツ/装置: ディルク・ベッカー/衣装:
ルネ・リスターダル/
ドラマトゥルギー:ヴォルフガンク・ヴィラシェック/
収録:2008年ドイツ、ワイマール国民劇場(ライヴ)/映像監督:ブルックス・ライリー
DVD も好評発売中(10.9405DVD)。
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10 9410BD
(Blu-ray)
¥5700
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ワーグナー:楽劇≪ジークフリート≫全曲
(舞台祝典劇≪ニーベルングの指輪≫第2夜)
シュターツカペレ・ワイマール、カール・セント・クレア(指揮)、
ジョニー・ファン・ハル(テノール/ジークフリート)、フリーダー・アウリッヒ(テノール/ミーメ)、
トーマス・メーヴェス(バリトン/ヴォータンまたの名をさすらい人)、マリオ・ホフ(バリトン/アルベリヒ)、
妻屋秀和(バス/ファフナー)、キャスリーン・フォスター(ソプラノ/ブリュンヒルデ)、
ハイケ・ポルシュタイン(ソプラノ/ 森の小鳥)、ナディーネ・ヴァイスマン(アルト/エルダ)、
エリカ・クレーメル(グラーネ) 、ほか
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10 9406DVD
(2DVD)
発売中止
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(Blu ray)画面:1080i/16:9/Full HD、音声:PCMステレオ、DTS-HD
MA5.1、字幕:伊英独仏西日、251分、リージョン:All
(2DVD)画面:16:9/NTSC、音声:PCMステレオ、DD5.1、字幕:伊英独仏西日、251分、リージョン:All
演出:ミヒャエル・シュルツ/装置: ディルク・ベッカー/衣装:
ルネ・リスターダル/
ドラマトゥルギー:ヴォルフガンク・ヴィラシェック/
収録:2008年ドイツ、ワイマール国民劇場(ライヴ)/映像監督:ブルックス・ライリー
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10 9411BD
(Blu-ray)
発売中止
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ワーグナー:楽劇≪神々の黄昏≫全曲
(舞台祝典劇≪ニーベルングの指輪≫第3夜)
シュターツカペレ・ワイマール、カール・セント・クレア(指揮)、
ノルベルト・シュミットベルク(テノール/ジークフリート)、マリオ・ホフ(バリトン/グンター)、
トーマス・メーヴェス( バリトン/アルベリヒ)、レナトゥス・メツァール(バス/ハーゲン)、
キャスリーン・フォスター(ソプラノ/ブリュンヒルデ)、マリエッタ・ツムビュルト(ソプラノ/グートルーネ)、
ナディーネ・ヴァイスマン(アルト/ヴァルトラウデ/エルダ)、
クリスティーネ・ハンスマン(メゾ・ソプラノ/
第1のノルン)、
ナディーネ・ヴァイスマン(アルト/第2のノルン)、ヴォークリンデ‛&ジロナ・ミヒェル(ソプラノ第3のノルン)、
スーザン・ギュンター=ディスマイヤー(ソプラノ/ヴェルグンデ/ワルキューレ)、
クリスティアーネ・バッセク(メゾ・ソプラノ/フロスヒルデ/ワルキューレ)、
エリカ・クレーメル(グラーネ) 、ほか
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10 9407DVD
(2DVD)
¥5700
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(Blu ray)画面:1080i/16:9/Full HD、音声:PCMステレオ、DTS-HD
MA5.1、字幕:伊英独仏西日、277分、リージョン:All
(2DVD)画面:16:9/NTSC、音声:PCMステレオ、DD5.1、字幕:伊英独仏西日、277分、リージョン:All
演出:ミヒャエル・シュルツ/装置: ディルク・ベッカー/衣装:
ルネ・リスターダル/
ドラマトゥルギー:ヴォルフガンク・ヴィラシェック/
収録:2008年ドイツ、ワイマール国民劇場(ライヴ)/映像監督:ブルックス・ライリー
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WERGO(映像)
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WER 2076
(DVD)
¥2500
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FLICKER TONE PULSE カーティス・ローズ:電子音楽集2001-2016
Always/Eleventh vortex/Pictor alpha/Never,
part 1-3/
Touche pas, part 1-2/Then */Epicurus/
映像:ブライアン・オライリー
(* はオーディオのみ) |
前衛的電子音響+映像
NTSC, 4:3、リージョン:0、言語:独英
2016年ギガ・ヘルツ・アワードの受賞者、カーティス・ローズの作品集です。
かなり前衛的な電子音響とそのパルスを視覚化した電波的映像を収めています(『Then』のみ映像なし)。
非常にWERGO らしいマニアックなDVD がNTSC
で登場。
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<LP>
キング・インターナショナル(HMF)(LP)
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KKC 1136
(3LP)
日本語帯・解説付
日本限定発売
限定生産
¥20000+税
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モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
[LP 1]
Side A
ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K207
ロンド 変ロ長調 K269(261ª)
Side B
ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K211
[LP 2]
Side A
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K216
Side B
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K218
[LP 3]
Side A
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K219(第1,2楽章)
Side B
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K219(第3楽章)
ロンド ハ長調 K373
アダージョ ホ長調 K261
【※カデンツァ/すべてアンドレアス・シュタイアー作】 |
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮) |
録音:2015年3月21-23日、2016年2月4-8日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
ヴァイオリン/ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」(ガット弦使用)
イザベル・ファウストのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集のLP盤。日本限定発売、限定生産です。LP化により、よりみずみずしい弦の音をお楽しみいただけます。
管弦楽はイル・ジャルディーノ・アルモニコ、さらに、カデンツァは鍵盤楽器奏者のアンドレアス・シュタイアーの筆によるもの、という大注目の2
枚組で、2017年グラモフォン・アワードの"レコーディング・オブ・ザ・イヤー"と"協奏曲"を受賞した名盤です。
ファウストは、愛器スリーピング・ビューティにガット弦を張って録音に臨んでいます。アレグロ楽章でのファウストならではのまっすぐな音色、緩徐楽章でのえもいわれぬ弱音の美しさ。
刻々と変化する魅力の表情。そして管弦楽とのアンサンブルの妙!ファウストの音色と、イル・ジャルディーノ・アルモニコのとろみがありつつエッジの効いた音色が実によく合っています。弦の美しさが最高の状態でとらえられた録音も見事。すべてが想像を越えた素晴らしさです。
ファウストは、シュタイアーがピアノ協奏曲で素晴らしいカデンツァを自作で演奏していることに注目し、シュタイアーにヴァイオリン協奏曲のカデンツァを作ってほしいと依頼したということ。
シュタイアーは最初は躊躇したものの、最後は覚悟を決めて引き受けたそう。様々な研究を重ねた上でのシュタイアーのカデンツァ、こちらも大注目です!
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