≪第104号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 2019/10/1〜
10/4(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ACCENTUS MUSIC
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ACC 30469CD
(2CD)
¥4200
※Blu-ray&DVD同時発売
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ライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団による
≪クリスマス・オラトリオ≫
J.S.バッハ:
≪クリスマス・オラトリオ≫BWV248(全曲) |
ライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ゴットホルト・シュヴァルツ( 指揮)
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)
エルヴィラ・ビル(アルト)
パトリック・グラール(福音史家/テノール)
マルクス・シェーファー(テノール)
クラウス・ヘーガー(バス)
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KKC 6110
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4000+税
※Blu-ray&DVD同時発売
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2018年12月ライヴ録音!ライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団による≪クリスマス・オラトリオ≫
収録:2018年12月、ライプツィヒ聖トーマス教会(ライヴ)
(Blu-ray/2DVD)画面:Full HD,16:9、音声:DTS
HD MA5.0,PCM ステレオ、150' 37、字幕:独英仏伊西韓日
1212年に創設された世界で最も歴史ある少年合唱団聖トーマス教会合唱団によるバッハの≪クリスマス・オラトリオ≫。バッハが1723年からカントル(音楽監督)を務めた聖トーマス教会でライヴ録音されたCD、ブルーレイ、DVDが発売されます。
1734年末頃に作曲された≪クリスマス・オラトリオ≫は、6つの部分で構成されており、現在では全6部まとめて演奏されることが多いですが、それぞれの部分は1734年のクリスマスから、1735年(1月6日)の顕現節に至る祝日に演奏される作品として書かれました。初演の際は、バッハ自身が聖トーマス教会と聖ニコライ教会を往復し演奏されたといいます。
作曲者、作品ともにゆかりの深いライプツィヒの街では、クリスマス・シーズンに太鼓の音とトランペットのファンファーレ(オラトリオ冒頭の原曲(BWV21)の歌詞「太鼓よとどろき、ラッパよ響け」による)を聴かないと新年は迎えられないと言われるほどです。
2018年12月に録音された当盤の指揮は、2016年より第17代トーマスカントルに就任したゴットホルト・シュヴァルツ。ソリストには、ドイツ・バロック音楽最高の名唱ドロテー・ミールズ、福音史家にはライプツィヒ出身で聖トーマス教会少年合唱団出身のパトリック・グラールなど、注目の歌手陣が名を連ねています。

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APARTE
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AP 213
(2CD)
¥3600
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ハイドン:弦楽四重奏曲集
[CD1]
・弦楽四重奏曲 ニ長調 op.50-6「蛙」
・弦楽四重奏曲 ニ短調 op.76-2「五度」
・弦楽四重奏曲 ハ長調 op.54-2
[CD2]
・弦楽四重奏曲 ト長調 op.33-5「ごきげんいかが」
・弦楽四重奏曲 ヘ短調 op.20-5
・弦楽四重奏曲 ヘ長調 op.77-2 |
ハンソン四重奏団
アントン・ハンソン、
ジュール・ドゥサップ(ヴァイオリン)
ガブリエル・ラフェ(ヴィオラ)
シモン・デュシャブル(チェロ) |
若手注目株、ハンソン四重奏団、デビュー!美しくみずみずしい音色
録音:2018年11月、2019年3月
2013年結成のハンソン四重奏団による初CD、ハイドンの登場です。
思わずはっとさせられるような美しくもみずみずしい音色、そして作品の神髄までを極めた者にしか為し得ない深みのある対話が魅力です。
ハンソン四重奏団は2013年に、ハット・ベイエルレ(ヨーロッパ室内音楽アカデミー)、エベーヌ四重奏団、そしてジャン・シュレムらのアドヴァイスによって結成されました。
ハイドンの弦楽四重奏曲を柱にしながら、細川俊夫、ヴォルフガング・リーム、マティアス・ピンチャーらといった現代の作曲家作品までをも演奏するマルチな才能を持つアンサンブルです。
2016年ジュネーヴ国際音楽コンクール第2 位、同年ヨーゼフ・ハイドン室内音楽コンクール第2
位(ハイドン・プライズ、聴衆賞、20 世紀作品のベスト演奏賞も同時受賞)するなど世界がその実力を認めています。
タイトルのALL SHALL NOT DIE は、すべてが死ぬというわけでもない、といった意味の、ハイドンも引用したことのあるラテン語です(Non
omnismoriar)。
まさにこれらのハイドンの作品が、今なお生き生きとした対話となって響きわたっています。ハンソン四重奏団、注目です!

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ARCANTUS
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ARC 19014
(2CD)
¥3400
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J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲(全曲)
Disc 1
第1番 ト長調BWV1007(19'42")
第2番 ニ短調BWV1008(20'59")
第3番 ハ長調BWV1009(23'02")
Disc 2
第4番 変ホ長調BWV1010(24'50")
第5番 ハ短調BWV1011(24'26")
第6番 ニ長調BWV1012(29'25") |
ミメ・ヤマヒロ・ブリンクマン
(バロック・チェロ) |
名手ミメ・ヤマヒロ・ブリンクマンが満を持してJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲全曲を録音!
セッション録音:2018年1月、6月、8月/レンナ教会(スウェーデン)
Disc 1 63'53"、Disc 2 78'51"、24
bit 96kHz
プロデューサー&サウンド・エンジニア:マリオン・シュヴェーベル(Take5
Music Production)
名手ミメ・ヤマヒロ・ブリンクマンがついにJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲全曲を録音しました!
ミメ・ヤマヒロ・ブリンクマンは桐朋学園大学でモダン・チェロを学んだ後、ハーグ王立音楽院でバロック・チェロとヴィオラ・ダ・ガンバを学びました。
ラ・プティット・バンド、バッハ・コレギウム・ジャパン、ターフェルムジーク・バロック・オーケストラなどと共演し、ソリストとしても活躍する才能あふれる古楽奏者で、BISレーベルより「チェロ・ライジング」(BISSA
2214)などをリリースしております。
2018年に収録された期待のバッハの無伴奏全曲録音。組曲第1番、第2番の前奏曲ではたっぷりとしたフレージングと豊かな響きを追求した演奏を展開。
一方、第3番の前奏曲では快活なテンポで演奏しており、曲ごとに違った表情をみせます。スウェーデンのレンナ教会に響き渡る大注目の録音です。
当録音のプロデューサーとサウンド・エンジニアはBIS
レーベルの数多くの名録音でも知られるマリオン・シュヴェーベルが担当しております。
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AUDITE
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ジミン・オウ=ハヴェニート、シューベルトとリストのソナタ
(1)シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番 ト長調「幻想」Op.78
D.894
(2)リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178 |
ジミン・オウ=ハヴェニート
(ピアノ;ベーゼンドルファー) |
名手ジミン・オウ=ハヴェニートがシューベルトとリストのソナタをベーゼンドルファーで録音!
セッション録音:2018年11月27-29日/ライプニツ・ザール(ハノーファー・コングレス・セントラム)/76'54"
レコーディング・プロデユーサー&エグゼクティヴ・プロデユーサー:ルトガー・ベッケンホーフ
韓国が誇る名ピアニスト、ジミン・オウ=ハヴェニートがシューベルトとリストのソナタを録音しました。
オウ=ハヴェニートは国立ソウル大学校卒業後、ケルン音楽舞踊大学にて研鑽を積み現在ドイツを拠点に活躍しております。
録音としてはのちの夫となるレイムンド・ハヴェニートとともに1990年代に録音したウルリヒ・レインデッカーのピアノ作品集などをリリースしております。
円熟を増したオウ=ハヴェニートの演奏は深みがありベーゼンドルファーを用いてシューベルト、リストの大曲を説得力のある演奏しております。
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EVIDENCE
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チョ・ジェ=ヒョクがマドレーヌ寺院のカヴァイエ・コル製作の大オルガンを演奏! |
チョ・ジェ=ヒョク(オルガン) |
(1)J.S.バッハ(1685-1750):トッカータとフーガ
ニ短調 BWV565
(2)ヴィドール(1844-1937):「シチリアーノ」〜『バッハの思い出』より第5曲
(3)ヴィドール:「トッカータ」〜交響曲第5番
ヘ短調 Op.42-1より第5楽章
(4)リスト(1811-1886):バッハの名による幻想曲とフーガ
(5)キム・テジュ(1980-):「Pahdo」【委嘱作品】
(6)リスト:コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ |
多才な鍵盤奏者チョ・ジェ=ヒョクがマドレーヌ寺院のカヴァイエ・コル製作の大オルガンを演奏!
オルガン;カヴァイエ・コル1849年製作の大オルガン
セッション録音:2018年8月27-30日/マドレーヌ寺院(パリ)/72'27"
韓国を代表するピアニスト、チョ・ジェ=ヒョクがなんとパイプオルガン演奏の録音をリリースします!
ジェ=ヒョクは中学生の頃には韓国で開かれたピアノ・コンクールで優勝するなど若くしてその才能を開花させた逸材。その後ジュリアード音楽院で学士、修士号を、またマンハッタン音楽院で博士号を取得しました。
ピアニストとしてのキャリアを着実に積むジェ=ヒョクはベートーヴェンのピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」、シューマンのピアノ・ソナタ第2番などをおさめたアルバムをリリースしておりますが、期待の新譜ではオルガンを演奏し、多才な鍵盤奏者としての顔を見せたアルバムを完成させました。
バッハ、リスト、ヴィドールの名曲に委嘱作品であるキム・テジュ作曲の「Pahdo」も収録。マドレーヌ寺院に据え付けられたカヴァイエ・コル1849年製作の大オルガンを使用した実に贅沢な内容のアルバムです。
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HMF
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Passions〜ヴェネツィア1600-1750 |
レ・クリ・ド・パリ(声、ヴィオール、コルネット、セルパン)
ジョフロワ・ジュルダン(指揮) |
メールラ:Hor ch'e tempo di dormire
(Canzonetta spirituale sopra alla
nanna)
モンテヴェルディ:
クルチフィクスス(4声)、シンフォニア(『オルフェオ』より)、カンターテ・ドミノSV
292、
アドラムス・テ・クリステ SV 289、リトルネッロ、E
questa vita un lampo SV 254
カヴァッリ:サルヴェ・レジーナ
レグレンツィ:アダージョ、Dialogo delle
due Marie "Quam amarum est Maria"
ロッティ:In una siepe ombrosa、クルチフィクスス(6声、8声、10声)、クルチフィクスス(8声)
カルダーラ:クルチフィクスス 6声
ジョヴァンニ・ガブリエーリ:Exaudi me Domine
マリーニ:Sinfonia sesto tuono、Balletto
secondo Pretirata、Balletto secondo Pretirata |
バロック期の作曲家たちが描く様々な"苦しみ"
「メランコリー」につづき、今回レ・クリ・ド・パリが挑むテーマは「Passion(受難・苦しみ)」。
クルチフィクスス(Crucifixus' 十字架につけられ')を中心に、ヴェネツィアのバロック音楽の中から受難をテーマにした珠玉の作品集です。
「レ・クリ・ド・パリ」は、ジョフロワ・ジュルダンによって結成された声楽と器楽から成るアンサンブルで、16世紀初頭から現代音楽までをレパートリーにしています。
演奏曲目によって、編成を3名から80名まで自在に変え、メンバーも作曲家、編曲家、俳優、舞台監督、楽器奏者、ダンサーからサウンド・デザイナーなど実に様々というユニークなグループです。
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IPPNW
(核戦争拡散防止国際医師会議)
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フィルハーモニア・ピアノトリオ・ベルリンによる
ベートーヴェンとブラームス
(1)ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調
Op.8
(2)ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番
ニ長調「幽霊」 Op.70-1 |
フィルハーモニア・ピアノトリオ・ベルリン
【細野京子(ピアノ)、
フィリップ・ボーネン(ヴァイオリン)、
ニコラウス・レーミッシュ(チェロ)】 |
IPPNW(核戦争拡散防止国際医師会議)慈善演奏会2016&2018
フィルハーモニア・ピアノトリオ・ベルリンによるベートーヴェンとブラームスの白熱ライヴ!
ライヴ録音:(1)2016年3月10日、(2)2018年6月17日/ベルリン・フィルハーモニー内室内楽ホール/59'01"
このCD はIPPNW(核戦争拡散防止国際医師会議)慈善演奏会よりフィルハーモニア・ピアノトリオ・ベルリンによるブラームスのピアノ三重奏曲第1番とベートーヴェンのピアノ三重奏曲第5番「幽霊」のライヴ録音です。
1990年代よりピアノの細野京子、チェロのニコラウス・レーミッシュがデュオ活動を続けてきましたが、その後2013年にフィリップ・ボーネンが加わり当団の活動を開始しました。
現在バーデン・バーデンをはじめ国内外で活躍、2019年11月には来日公演もございます。
当録音のうち2016年の演奏会では「相馬子どもオーケストラ」に捧げられました。IPPNW
では2012年9月ベルリンにて「相馬子どもオーケストラ」への支援としてベルリン・フィル12人のチェリストや若手実力派チェリスト石坂団十郎、ル・ムジケ・クァルテットなど、世界的アーティストが参加し、被災地の復興に向けた活動を行ってきました。
相馬子どもオーケストラ&コーラスへの支援、そして東日本大震災による犠牲者に捧げたコンサートを行っております。
演奏会情報
2019年11月16日(土)19:00 開演 ふじみ野市立勤労福祉センター
2019年11月17日(日)14:00 開演 所沢市立松井まちづくりセンターホール
2019年11月18日(月)19:00 開演 東京文化会館(小ホール)
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NAIVE
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NAIVEは活動状況が怪しく、新譜でも入ってこないことがありえます。お早めに。 |
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ドミトリー・シンコフスキ(ヴァイオリン)
ヴィルトゥオジッシモ
ロカテッリ:協奏曲第1番 ニ長調(ヴァイオリンの技法op.3より)
ピゼンデル(1687-1755):協奏曲 ト短調
junp I.1
ルクレール:協奏曲 ニ短調 op.7-2
タルティーニ:協奏曲 イ短調 'a lunardo
venier' D 115
テレマン:協奏曲 変ロ長調 TWV 51:B1 |
ドミトリー・シンコフスキ(ヴァイオリン)
イル・ポモ・ドーロ |
ヴァイオリン、作曲、そしてカウンターテナー歌手マルチの才能のシンコフスキ、バロック期のヴィルトゥオーゾ作品集!
録音:2016年9月1-6日
ヴァイオリン、作曲、カウンターテナー歌手とマルチな活躍をみせるシンコフスキ。最新盤は、18世紀初頭に書かれたヴァイオリンの技巧的作品集。
ロカテッリ、タルティーニ、ルクレール、といった当時のヴァイオリンの名手たちの作品などがならびます。
オーケストラとの丁々発止のやりとり、奇想天外なボウイングがもたらす効果、エッジの効いたリズムとアタック、そして独創性に満ちたカデンツァ・・・。マルチの活躍をするシンコフスキの真骨頂が発揮された演奏です。
そしてそれをささえる管弦楽の、2012年結成のアンサンブル、イル・ポモ・ドーロ(金のリンゴ)も鮮烈きわまりない音色でシンコフスキのソロを時に挑発、時に優しくサポートしております。
こんな人がいるのである
歌う天才ヴァイオリニスト、ドミトリー・シンコフスキ
ヴィヴァルディ/「四季」&アリア集
いいかげん刺激的な「四季」を追いかけるのはやめろよ、と言われそうな昨今ですが、それでも才能ある変人奇人がついつい挑戦してしまいたくなるのがこの曲。
さて今回登場するのは筋金入りの奇人、ドミトリー・シンコフスキの「四季」。
まずメインとなる「四季」。
これが、悔しいけどやっぱりイカしてて面白い。
聴いたことのない楽器がチャカポコチャラチャラ出てきてときおり別の曲になりそうになったり、ハープらしき楽器がまるでダンス・ミュージックさながら活躍するし、大体において異国のダンス・バンドみたいなのである。しかもそれが安っぽくなくて、ちょっとゴージャスで生意気な感じ。
もちろんそこで超絶技巧のシンコフスキが自由自在に暴れまくり戯れまくるのである。
やっぱり天才っているのだなあ、と感服してしまう。
しかしこの人の「奇人」たるゆえんは、やはりその「四季」の楽章間に登場するアリアにある。
シンコフスキ、実はカウンターテナーでもあるのだ。
パールマンがたわむれでオペラに登場したのは観たことがあるが、この人の場合は本格派。
ご存知のようにヴィヴァルディのオペラ・アリアは超絶技巧満載なのだが、この人はヴァイオリン以上の超絶コロラトゥーラをバリバリに決めてくれる。
くやしいがこれまたムチャクチャかっこいい。
こんな人がいるのである。
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NAIVE
OP 30559
\3000→\2590
海外在庫限り
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ドミトリー・シンコフスキ
この上なく刺戟的なヴィヴァルディの「四季」とアリア集
ヴィヴァルディ:
・『四季』より「春」 RV 269
・『四季』より「夏」 RV 315
・ 去れ、むごい思い出よ〜コントラルト、弦と通奏低音のためのカンタータ
RV 684
・『四季』より「秋」 RV 293
・ 身体中を凍った血液が流れ〜歌劇「ファルナーチェ」第2幕第5場より
・『四季』より「冬」 RV 297 |
ドミトリー・シンコフスキ
(指揮、ヴァイオリン、
カウンターテナー)
ラ・ヴォーチェ・ストゥルメンターレ |
マルチな鬼才シンコフスキによる、この上なく刺戟的なヴィヴァルディの「四季」とアリア集
録音:2014 年1 月
指揮、ヴァイオリン、カウンターテナーとマルチにこなす鬼才シンコフスキによる、なんとも刺戟的なヴィヴァルディの登場です。
シンコフスキはモスクワ音楽院出身でヴァイオリンを学び、卒業後バロック音楽にめざめ、2008
年のブルージュコンクールで第1 位、聴衆賞、批評家賞に輝くなど、数々の大きなコンクールで輝かしい成績をおさめています。
同時にカウンターテナーの才能も素晴らしく、豊かな倍音と力強い表現力を兼ね備えた歌声は世界が認めるところです。
弾むような「春」の第1 楽章、鳥のさえずりがこんなにも鮮やかに美しく響いたことがあるでしょうか、まるで本当に春の緑も美しい木立に迷い込んだような気分になります。
『四季』の合間に収録されているアリアでは、カウンターテナーの才を遺憾なく発揮。気持ちよく一本筋の通った、倍音ゆたかな歌声で表情豊かにあぶなげなく、音域も自在に行き来して聴かせます。鬼才シンコフスキの圧倒的な力を感じる1
枚です。
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WERGO
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自在な書法と強烈な表現力、
エトヴェシュの描く、現代という時代
ペーテル・エトヴェシュ(1944-):
(1)ハレルヤ - オラトリウム・バルブルム
〜
メゾソプラノ、テノール、ナレーター、
合唱と管弦楽のための(2015)
(2)名も無き犠牲者へ 〜管弦楽のための(2016)
※どちらも世界初録音 |
イリス・ヴァーミリオン((1)メゾソプラノ;天使)
トピ・レーティプー((1)テノール;預言者)
マティアス・ブラント((1)ナレーター)
ロベルト・ブランク((1)合唱指揮)
ケルン放送合唱団((1))
ペーテル・エトヴェシュ((1)指揮)
ケルンWDR交響楽団((1))
アントニオ・パッパーノ((2)指揮)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団((2)) |
自在な書法と強烈な表現力に脱帽!エトヴェシュの描く、現代という時代
録音:(1)2017年4月28・29日/ケルン(スタジオ)、(2)2017年10月14日/サンタ・チェチーリア・ホール(ライヴ)/74'38''
『ハレルヤ』は我々が生きているこの時代の肖像であるとエトヴェシュは言っています。破壊的なオーケストラのアタックに始まり、声楽が言葉を叩きつけ、のっけから強烈な緊張感。
ナレーションも切迫したもので、言葉の持つ力が表現の核となっています。
そこへグレゴリオ聖歌、モンテヴェルディ、シャイン、バッハ、ヘンデル、そしてムソルグスキーやゴスペル・ミュージックなどからの様々な引用が差し込まれ、宗教曲やオペラのような世界も出現し、複数の意識が同時進行するように進んでいきます。
エトヴェシュ本人の指揮が複雑な作品を見事に音響化、50分の大作を一気に聴かせます。
『名も無き犠牲者へ』は純粋器楽オーケストラの作品でありながら、こちらも言葉と同様に強く訴えかける力を持った音楽で、やはり現代の世界を描いたものと言えます。3つの楽章からなり、それぞれ救済を求める人々が旅を続けていくようなイメージ。
繊細なソロのパッセージがふんだんに使われ、各楽器の扱いの巧さ、色彩の作り方の巧さに舌を巻きます。パッパーノの細やかな指揮が素晴らしく、作品の綾を精妙に表現しています。
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WER 6430
(CD+DVD [PAL])
¥2500
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オクサナ・オメルチュクの作品集 |
ヨナタン・シュトックハンマー(指揮)
ザンクト・ペーター新音楽アンサンブル、他 |
オクサナ・オメルチュク(1975-)
[CD]
Sieben Intraden 〜アンサンブルのための
Intermezzo 1 〜エレキベースとパーカッションのための
Bohmisches Lied // 3. Versuch 〜ヴィオラ・ダモーレのための
Intermezzo 2 〜エレキベースとテルミンのための
Quodlibet 〜
フルート、クラリネット、ホルン、パーカッション、チェンバロ、
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための
Intermezzo 3 〜エレキベースとミュージックボックスのための
Intermezzo 4 〜エレキベースとシンセサイザーEMS
VCS-3のための
Wow and Flutter 〜2つのトロンボーンとアンサンブルのための
Postludium 〜エレキベースとシンセサイザーEMS
VCS-3のための
[DVD]
Ballare 〜パーカッション四重奏と映像のための
Staahaadler Aff 〜パーカッションとサンプルパッドのための |
ジャンルを超えた不思議な感覚のアンサンブル
CD 72'21''、DVD(PAL) 28'33''
ベラルーシ生まれの作曲家オクサナ・オメルチュクの作品集。中世音楽かチンドン屋かと思わせる不可思議音楽に電子音楽のスパイスを注入した、ジャンルを超えた作風です。
DVD はPAL のため日本ではパソコンでしか見れませんが、『Ballare』では何故かサッカーの映像に合わせてパーカッションをポコポコ鳴らし、『Staahaadler
Aff』では一体何の楽器なんだろうというパーカッションが出てきたりと非常に面白いです。
※DVDはPAL方式のため、日本国内で発売されているプレーヤーでは再生できません。
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GENUIN
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「3つのサクソフォン協奏曲」
(1)フリードリヒ・チェルハ:ソプラノ・サクソフォン協奏曲
(2)ゲオルク・カッツァー(1935-2019):
「ラ・メトリーIII」もしくは「機械の晩」
(3)クリスチャン・ロバ(b.1952):怒りの日 |
ヨハネス・エルンスト(サクソフォン)
(1)ミヒャエル・ギーレン(指揮)
ORF交響楽団
(2)ペーター・ヒルシュ(指揮)
MDR交響楽団
(3)ガブリエル・フェルツ(指揮)
MDR交響楽団 |
ギーレンも伴奏で登場!チェルハ、カッツァー、ロバ、20世紀のサクソフォン協奏曲集!
録音:(1)2006年10月20日 ウィーン,(2)1999年3月18-22日
ライプツィヒ、(3)2000年11月13-14日 ライプツィヒ、66'25
クラシック・サクソフォンのための20世紀の作曲家の協奏曲を3曲収録。いずれも世界初録音と表記されている。
クリスチャン・ロバ(1952—)はチュニジア生まれのフランス人作曲家で、たしかに近代フランス音楽に北アフリカの音楽要素が加味されたような独特の面白さがある。
ヨハネス・エルンストは1963年、ドイツのヴァルブルク生まれのサクソフォン奏者。ソリストとして活躍すると同時に、ドイツで大人気の歌手マックス・ラーべ率いるパラスト・オーケストラの首席アルト・サクソフォン奏者を務めている。
チェルハはなんとミヒャエル・ギーレンの指揮。ギーレンらしいキレッキレの演奏。
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「ゲルンスハイム:歌曲集」
6つの歌 Op.14
5つの歌 Op.19から(4曲)
4つの歌 Op.34から(3曲)
ビールバウムによる5つの詩 Op.74
新しい歌曲集 Op.88から(3曲)
晩の歌 |
ゲルンスハイム・デュオ:
【アンナ・ガン(ソプラノ)
クリスト加藤尚子】 |
10〜11月に来日!ゲルンスハイム・デュオ!
録音:2019年3月4-7日 フランクフルト・アム・マイン、58'55
ドイツの作曲家、フリードリヒ・ゲルンスハイム(1839—1916)の歌曲集。南西ドイツ、ヴォルムスの生まれ。19世紀後半のドイツの重要な作曲家の一人で、晩年はベルリンで高い地位に就いたほどだったが、ナチの反ユダヤ政策で20世紀後半にはすっかり忘れ去られてしまった。近年になって再評価が急速に進んでおり、交響曲や室内楽曲のCDが世にでている。ゲルンスハイムの歌曲がまとまってCDになるのはこれが初めてと思われる。いずれもまさにドイツ・ロマン派のリートといった趣、ドイツ・リートのファンは逃せない。
アンナ・ガンはドイツのソプラノ。透明ですらっと伸びる声はたいへん美しい。クリスト加藤尚子は横浜出身のピアニスト。ドイツで活躍している。
なお2019年10月から11月にかけてゲルンスハイム・デュオの来日公演が予定されている。詳しくはゲルンスハイム・デュオの公式サイトを。
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「2018ドイツ音楽コンクール受賞者 エリオット四重奏団」
(1)シマノフスキ:
弦楽四重奏曲第2番Op.56
(2)ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調Op.18-1 |
エリオット四重奏団:
【マリャーナ・オジポヴァ(ヴァイオリン)
アレクサンダー・ザックス(ヴァイオリン)
ドミトリー・ハハリン(ヴィオラ)
ミヒャエル・プロイス(チェロ)】 |
録音:2019年1月24-26 フランクフルト・アム・マイン、49'06
GENUIN恒例のドイツ音楽コンクール受賞者によるCD。
エリオット四重奏団は2014年結成だからまだ活動し始めて5年ほどの若い弦楽四重奏団だが、シマノフスキの演奏を聞けば誰でも舌を巻くだろう。単に技術的に高度、アンサンブルが精密というレヴェルを超えて、シマノフスキ独特の暗く湿った美感も見事に表している。
一方ベートーヴェンは力こぶや気負いのない爽やかな演奏。若々しい美音が映えている。少なくともこのCDを聞けば、彼らが只者ではないということは十分分かるはず。
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「2018ドイツ音楽コンクール受賞者 マチェイ・フラキエヴィッチ」
シュニトケ:ゴーゴリ組曲〜チチコフの子供時代,官僚,ワルツ,ポルカ/
ベリオ:セクエンツァXIII/
ルトスワフスキ:牧歌集(全5曲)/
ラモー:ミューズたちの語らい,雌鶏/
マイクシャク:ディアド〜ラルゴ/
ピアソラ:レント/クラウゼ:ある恋人の肖像 |
マチェイ・フラキエヴィッチ(アコーディオン) |
録音:2018年11月28−30日 ケルン、65'54
GENUIN恒例のドイツ音楽コンクール受賞者によるCD。2018年の受賞者の一人が、ポーランドのアコーディオン奏者、マチェイ・フラキエヴィッチ。
日本ではまだ名が知られていないだろうが、ヨーロッパでは若き天才アコーディオン奏者として既に名声を得て、彼がコンクールの審査に回ることすらある。
このデビューCDでも20世紀の作曲家の作品を大きく取り入れて鮮やかな腕前と類稀な音楽性を披露している。
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「変容するヴィオラ」
バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番
BWV1004〜シャコンヌ
ビーバー:ロザリオのソナタ〜パッサカリア
ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ Op. 11-5〜第4楽章
ブリテン:チェロ組曲第2番 Op.80〜シャコンヌ
リゲティ:ヴィオラ・ソナタ〜半音階的シャコンヌ |
ディアン・メイ(梅第揚、ヴィオラ) |
録音:2019年4月15−17日 ライプツィヒ、46'35
ディアン・メイ Diyang Mei(梅第揚) は1994年生まれの中国の若いヴィオラ奏者。2014年以降ドイツで学んでいる。
2018年のARD国際音楽コンクール(ミュンヘン国際音楽コンクール)で1位受賞。そしてこのデビューCDでは編曲を含めた無伴奏ヴィオラ曲集という意欲的な内容。スター奏者のまだ多くないヴィオラの世界で非常に楽しみな逸材だ。
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「2018ドイツ音楽コンクール受賞者 イオアナ・クリスティーナ・ゴリチェア」
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調
Op.18
コルンゴルト:劇音楽「空騒ぎ」組曲 Op.
11
ゴレスタン:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 |
イオアナ・クリスティーナ・ゴリチェア(ヴァイオリン)
アンドレイ・バンチウ(ピアノ) |
録音:2019年1月11−12日 マルククレーブルク、68'32
2018年のドイツ音楽コンクールの受賞者、ヴァイオリニストのイオアナ・クリスティーナ・ゴリチェアのデビューCD。というよりもこの録音の直後に、2019年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で6位入賞したと言う方が通じるかもしれない。
1992年、ルーマニアのブカレストの生まれ。ルーマニアで学んだ後、ライプツィヒのメンデルスゾーン音楽院に留学。以降ドイツを拠点に活躍している。やや線の細い繊細で優しい美音が素晴らしい。
コルンゴルトの作品は、シェイクスピアの「空騒ぎ」のための付随音楽を組曲にしたものを、作曲者自身がヴァイオリンとピアノのために編曲したもの。スタン・ゴレスタイン(1875-1956)はルーマニアの作曲家。
世界初録音との表示がある。
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「チェコのヴァイオリン作品集」
ドヴォルザーク:ロマンティックな小品 Op.75(全4曲)
ヤナーチェク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
マルティヌー:インテルメッツォ H.261
ドヴォルザーク:マズレク ホ短調 Op.49
スーク:4つの小品 Op.17 |
デュオ・アニメ:
【レンカ・マティェヤーコヴァー(ヴァイオリン)
ダリヤ・フリンキフ(ピアノ)】 |
録音:2018年11月25—27日 ドイツ,ザクセン州
ランメナウ、65'53
デュオ・アニメは、チェコのヴァイオリニスト、レンカ・マティェヤーコヴァーと、ウクライナのピアニスト、ダリヤ・フリンキフによるデュオ。
レンカ・マティェヤーコヴァーはプラハで学んだ後、ウィーンやドレスデンでさらに学び、室内楽を中心に活動をしている。
ダリヤ・フリンキフは2009年からドイツを拠点として活動している。デュオつまり二重奏団と名前を掲げているように、ヴァイオリンとピアノがかなり対等な演奏になっている。
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「シューベルト:男声合唱曲全集 第6集」
〜歌曲の編曲や触発されて作られた作品集
シューベルト:音楽に寄せて D547/ジルヒャー:菩提樹/
ヤンソン:魔王/シュピース:晩の安らぎ/
シュローネン:明るく晴れた美しい日/クリスト:夕映えに/
ブラームス:愛の悲嘆はひたすらに Op.113-13/
カンポグランデ:愛/リスト:全能の神/
ヘルツォーク:毎夜/コーネリウス:埋葬の歌/
ターナウ:夜の歌/バントック:憩い,海辺で/
サーンハー:夢から残ったもの/アプト:朝のセレナード/
シェンク:酒の歌/ボルン:音楽に寄せて |
ヤン・シュマッハー(指揮)
カメラータ・ムジカ・リンブルク
ハンナ=エリーザベト・ミュラー(ソプラノ)
クリストフ・プレガルディエン(テノール)
アンドレアス・カラシアク(テノール)
アンドレアス・フレー(ピアノ)
クリストファー・ターナウ(ピアノ)
ワルター・ボルン(ピアノ) |
録音:2015年8月28日 フランクフルト・アム・マイン、2014年9月27−28日
ディエツ、2017年2月17−19日 ディエツ、2018年6月1−3日
ディエツ、2019年3月8日 ディエツ、67'13
ヤン・シュマッハー指揮カメラータ・ムジカ・リンブルクによるシューベルトの男声合唱曲全集、第6集は変り種で、シューベルトの歌曲を合唱用に編曲したものや、それに触発されて書かれた合唱作品を集めている。
原曲に忠実なものからリノヴェーションされたものまで多種多様。トラック1の「音楽に寄せて」だけはシューベルトの原曲をクリストフ・プレガルディエンが歌っている。
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ワインベルク/ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲
(1)ワインベルク:
ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.24
(2)ショスタコーヴィチ:
ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 Op.67 |
トリオ・マルヴィン:
【フィタ・カン(ピアノ)
マリーナ・グラウマン(ヴァイオリン)
マリウス・ウルバ(チェロ)】 |
録音:2019年3月8-10日 シュトゥットガルト、57'15
トリオ・マルヴィンは2016年にライプツィヒで結成したピアノ三重奏団。結成してすぐに2017年、ベルリンでのフェリックス・メンデルスゾーン・バルトホルディ音楽院のコンクールで第1位を受賞。
2018年にはオーストラリアのメルボルン国際室内楽コンクールでグランプリ。さらに数ヵ月後に2018年のARD国際音楽コンクール(ミュンヘン国際音楽コンクール)の受賞者となった。
ワインベルクとショスタコーヴィチという、20世紀の苦悩を描いた作品を2曲並べるところに、彼らの自信の程が伺える。
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QUERSTAND
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「レンブラント!」〜17世紀のオランダの音楽
アドリアエンセン:英国風の歌,もう一つの英国風の歌/
ファン・デン・ホヴ:クランテ/
ヴァレ:英国の運命/
シェンク:ソナタ第3番 ト短調/
スヴェーリンク/シャイト:大公の踊り/
ニコラウス・ア・ケンピス:2声のシンフォニア
Op.2-13/
ヴァン・エック:デ・フランス・クラント/
ハッカート:3声のソナタ第6番/
アドリアエンセン:英国風のサルタレッロ/
ルイ・ド・モワ:オーリックのパドゥアーナ/
ブル:スペインのパヴァン/
フィリップス:第5旋法のトリオ/
ルイ・ド・モワ:イタリア風の音楽&スパニョレット/
ベネディクトゥス・ア・ザンクト・ヨゼフォ:ソナタ第3番ニ短調/
ホイヘンス:アルマンド/
ヴァレリウス:涙のパヴァン/
ヴァン・エック:涙/
アドリアエンセン:フランスの輪乗り/
ヴァン・エック/アドリアエンセン:スラエペン・ガエン(アルマンド) |
アロン・サリエル&コンチェルト・フォスカリ:
【エリザベート・シャンポリオン(リコーダー)、フレデリック・ヒルデブラント(ヴィオール)、
クラウディウス・カンプ(リコーダー,ドゥルシアン)、パヴェル・ミチカ(ヴァイオリン,ヴィオラ)、
レオポルト・ニコラウス(ヴァイオリン)、アロン・サリエル(リュート)】 |
17世紀オランダのリュート音楽!
録音:2018年7月 フランス,プゾル、77'45
「レンブラント!」と題されている通り、17世紀オランダの音楽を集めたCD。
コンチェルト・フォスカリはリュート奏者のアロン・サリエルが中心となっている若い古楽団体。
サリエルはイスラエルの古都ベエルシェバの生まれ。様々な古楽団体でも活躍している。
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「ディアフェニア」〜3世紀に渡る英語の歌曲集
ブラウン:ディアフェニア/
ピルキントン:ディアフェニア/
作者不詳:この陽気で愉快な春は/
アージェント:春/
ウォーロック:ある婦人がいた/
フォード:ある婦人がいた/
コーキン:来て僕といっしょに暮らそう、そして僕の恋人になっておくれ/
モーリー:ああ私の愛する人よ/
モーリー:私の愛する人よ/
コーキン:来て僕といっしょに暮らそう、そして僕の恋人になっておくれ/
タルボット:私の愛する人よ/
パリー:ああ私の愛する人よ/
メーラン:来て僕といっしょに暮らそう、そして僕の恋人になっておくれ/
フィンジ:ああ私の愛する人よ/
ブリテン:ディアフェニア/
キャンピオン:あなたは美しくはない/
モーリー:恋する男とその彼女だった/
ラニアー:あなたは美しくはない/
ウォーロック:恋する男とその彼女だった/
タルボット:あなたは美しくはない/
クィルター:恋する男とその彼女だった
ピルキントン:憩いなさい、かわいいニンフたちよ/
ウォーロック:憩いなさい、かわいいニンフたちよ/
ブラウン:踊り歌うグラティーナに/アージェント:ディアフェニア |
マリー・ルイーゼ・ヴェルネブルク(ソプラノ)、エリザベート・シャンポリオン(リコーダー)、
フラウケ・ヘス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ミヒャエル・フライムート(リュート)、
クリスティアン・ペイクス(ピアノ) |
録音:2018年10月23-25日, 60'01
ルネサンスからバロック期の作曲家と、近現代の作曲家の英語の歌曲を混ぜ込んだ面白いCD。各曲名を見れば分かるとおり、同じ詩を基にした曲も多い。
こうして聞くと、英国の近代歌曲には英国バロック音楽の伝統が大いに活用されていることが良く分かる。
マリー・ルイーゼ・ヴェルネブルクはドイツの若いソプラノ。ルネサンスからバロックにかけての声楽曲のスペシャリストで、透明な声がとても美しい。
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「マニフィカト」 |
ヨハネス・ディッケルト(指揮,オルガン)、
ヴルツェン大聖堂ユーゲントカントライ、
ヴィリ・ヴァーグナー(オルガン) |
ロール:主よ、私の唇を開けてください/
ハンマーシュミット:私の魂は主を崇め HaWV
678/
シュッツ:私は真のブドウの木 SWV 389/
ハスラー:マリアは言った/
ブクステフーデ:第1旋法によるマニフィカト
BuxWV 203/
メンデルスゾーン:私の魂は主を崇め Op.69-3/
メンデルスゾーン:「エリアス」−あなたの目を山々の上のほうに上げなさい/
ラインベルガー:ミサ 変ホ長調 Op.109—キリエ,グローリア/
ラインターラー:主よ、誰があなたの小屋に住むのでしょうか/
バッハ:私の魂は主を崇め/
ヘアストン:アーメン/
ドーソン:すぐに私はなされるだろう/
スミス:馬車に乗って/
ミスキニス:栄光が語られた/
スフィーダー:マニフィカト/
フランク:3つの小品/
ヴェルマン:私たちの父よ Op.23-2/
レーガー/ツォベライ:マリアの子守歌/
スタンフォード:マニフィカト Op.115 |
録音:2018年11月10,11,24,25日 ドイツ,ヴルツェン、77'45
17世紀から現代に至るまでの様々な宗教曲を集めたCD。
ヴルツェン Wurzen(ヴュルツェンに非ず)はドイツ中東部、ザクセン州のライプツィヒ近郊の町。そこに長い歴史を誇るヴルツェン聖マリア大聖堂があり、その教会音楽監督を務めるヨハネス・ディッケルトが1986年に結成したのがヴルツェン大聖堂ユーゲントカントライ。混声合唱。
教会を拠点とする合唱団らしく、素朴な温かみを保っていて心安らかに聞ける。
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<国内盤>
<映像>

10/3(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ACCENT
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ACC 24365
(8CD)
¥4800 →\4390
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バッハ一族のフルート音楽集
〜アクサン録音集1978-2014 |
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ) |
J.S.バッハ:フルート・ソナタ集
[CD1]
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調
BWV1034
フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ
イ長調 BWV1032
フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調
BWV1033
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調
BWV1035
フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ
ロ短調 BWV1030
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)、エヴァルト・デマイヤー(チェンバロ)
録音:2002年2月
J.S.バッハ:フルートを伴う作品集
[CD2]
(1)無伴奏フルートのためのパルティータ
イ短調 BWV1013/
(2)フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ト長調(原曲:トリオ・ソナタ BWV525)/
(3)管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV1067/(4)ブランデンブルク協奏曲第5番
ニ長調 BWV1050
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)、シギスヴァルト・クイケン((2)ヴァイオリン)、
ヴィーラント・クイケン((2)チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ロベルト・コーネン((2)チェンバロ)、
シギスヴァルト・クイケン((3)(4)指揮)、ラ・プティット・バンド((3)(4))
録音:(1)2000年10月、(2)1984年4月、(3)2012年9月、(4)2009年
C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ集
[CD3]
ソナタ ト長調 Wq123 / H550、ソナタ
変ロ長調 Wq125 / H552、ソナタ ト長調 Wq134
/ H558、
ソナタ イ短調 Wq128 / H555、ソナタ
ニ長調 Wq131 / H561
[CD4]
ソナタ ホ短調 Wq124 / H551、ソナタ
ニ長調 Wq126 / H553、ソナタ ト長調 Wq127
/ H554、
ソナタ ニ長調 Wq129 / H556、ソナタ
変ロ長調 Wq130 / H560、ソナタ ト長調 Wq133
/ H564
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)、エヴァルト・デマイヤー(チェンバロ、フォルテピアノ)
録音:2006年1月
C.P.E.バッハ:チェンバロ、フルート、ヴィオラのための四重奏曲集
[CD5]
四重奏曲 ト長調 Wq95、四重奏曲 イ短調
Wq93、四重奏曲 ニ長調 Wq94
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)、
アン・クノップ(ヴィオラ)、エヴァルト・デマイヤー(チェンバロ)
録音:2014 年9月
W.F. バッハ:2つのフルートのための6つの二重奏曲集
[CD6]
二重奏曲 ヘ長調 Falck57、二重奏曲 ト長調
Falck59、二重奏曲 変ホ長調 Falck55、
二重奏曲 ホ短調 Falck54、二重奏曲 変ホ長調
Falck56、二重奏曲 ヘ短調 Falck58
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)、マルク・アンタイ(フラウト・トラヴェルソ)
録音:1990年4月
バッハの息子たちのフルート・ソナタ集
[CD7]
W.F.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ
ホ短調BR WFB B17
J.C.バッハ(?):フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ
H597
バッハ(?):フルートと通奏低音のためのソナタ
ヘ短調
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ:
フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ
ニ短調 HW VIII/3 Nr.1
W.F.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ
BR WFB B18
J.C.バッハ:フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ
ニ長調 Op.16/1,WB10
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)、エヴァルト・デマイヤー(チェンバロ)
録音:2008年10月
バッハの息子たちのフルートを伴う作品集
[CD8]
(1)C.P.E.バッハ:ソナタ イ短調 H562
/ W132
(2)C.P.E.バッハ:フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ
イ長調
(3)J.C.バッハ:フルート、オーボエ、ヴァイオリン、チェロとチェンバロのための五重奏曲
ニ長調
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)、シギスヴァルト・クイケン((2)ヴァイオリン)、
ヴィーラント・クイケン((2)チェロ)、ロベルト・コーネン((2)チェンバロ)、
ヤネッケ・ヴァン・デア・メーア((3)ヴァイオリン)、パウル・ドンブレヒト((3)オーボエ)、
リヒテ・ヴァン・デア・メーア((3)チェロ)、ヨハン・ヒュイス((3)チェンバロ)
録音:(1)2000年10月、(2)1984年4月、(3)1978年11月 |
バルトルド・クイケンの至芸を堪能するバッハ・ファミリー録音集成8枚組ボックス
[CD1]60'58''、[CD2]70'00''、[CD3]50'32''、[CD4]54'24''、[CD5]44'24''、[CD6]67'38"、[CD7]75'56"、[CD8]42'44"
クイケン3兄弟の一人として古楽復興に多大なる貢献をしてきた大御所バルトルド・クイケンがこれまでにACCENT
レーベルに録音した、バッハと息子たちのフルート作品集を集成した8枚組ボックス。
王道のソナタからマニアックな楽曲まで幅広く収録しており、バルトルドのトラヴェルソの妙技をたっぷりとご堪能いただけます。デマイヤーらおなじみの共演者たちとの見事なアンサンブルも大きな魅力です。
演奏会情報
11/09(土)上野学園石橋メモリアルホール(オーケストラ・リベラ・クラシカとの共演)
11/14(木)浜離宮朝日ホール(Cem:渡邊順生)
11/18(月)ワキタ コルディアホール(Cem:渡邊順生)
11/20(水)市民交流プラザ プラザおおむら(Cem:渡邊順生)
バッハ一族系のアルバムはいっぱいあるのだが、このなかのCD7はちょっと珍しい人がいる。
バッハの息子で有名なのはご存知3人。長男ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハと次男
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハと末っ子ヨハン・クリスティアン・バッハ.。
でもバッハの息子は4人が音楽家になった・・・
ではもう一人は誰か?
ヨハン・クリストフ・フリードリッヒ・バッハ
1732年生まれだからハイドンと同い年。
長男フリーデマンは、このヨハン・クリストフについて兄弟のうちでもっともクラヴィーア演奏に優れ、父のクラヴィーア曲を達者に演奏したと言っている。
ヨハン・クリストフはビュッケブルクというところの宮廷でチェンバロ奏者として雇われ、のちにコンサートマスターにまでなってるから、まあまあがんばっていた。
ただ音楽家になった息子たちの中ではもっとも平凡な人生で、音楽の新しい流れに乗り切れず、やや寂しい晩年であったといわれている。
でもそんなヨハン・クリストフ・フリードリヒの作品がここに入っている。これが悪くない。
フルートとチェンバロのためのソナタニ短調
分売でも出ているので紹介しておきますね。
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HUNGAROTON
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ジョルト・カッロー&カペラ・サヴァリア
J.S.バッハ:二重&三重協奏曲集
(1)3つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調
BWV1064R【復元版】
(2)2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調
BWV1043
(3)ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲
ハ短調 BWV1060
(4)フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲 イ短調(三重奏曲)
BWV1044 |
ジョルト・カッロー(指揮、ヴァイオリン)
カペラ・サヴァリア
(オリジナル楽器使用 a' =415Hz)
(1)(2)ラースロー・パウリク(ヴァイオリン)
(1)ダニエル・パップ(ヴァイオリン)
(3)ベッティーナ・シモン(オーボエ)
(4)アンドレア・ベルタラン(フルート)
(4)リタ・パップ(チェンバロ) |
歴史あるオリジナル楽器アンサンブル、カペラ・サヴァリアがJ.S.バッハの二重&三重協奏曲を録音!
セッション録音:2018年8月17-19日/バルトーク・コンサート・ホール、ソンバトヘイ(ハンガリー)/67'20"
ハンガリーを代表するオリジナル楽器のアンサンブル、カペラ・サヴァリア。J.S.バッハのヴァイオリン協奏曲集(HCD
32749)、ブランデンブルク協奏曲(HCD 32786)に続くJ.S.バッハの協奏曲第3弾は有名なドッペル・コンチェルトやヴァイオリンとオーボエのための協奏曲など全4篇を収録しております。
3つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調
BWV1064 は1713年から14年にヴァイマルで作曲された、ブランデンブルク協奏曲第3番の前提になったものです。ヴァイオリンの華麗な独奏が魅力です。
当団はハンガリー最古の都市ソンバトヘイに1981年に設立され、ハンガリーにおいて常設のオリジナル楽器アンサンブルとして最も歴史のある団体です。
これまでにフンガロトン・レーベルを中心に数多くのレコーディングをリリースし、幾度もハンガリーの「レコード・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、高水準の演奏には定評があります。
コンサートマスターをつとめるのはジョルト・カッローです。当団とともにモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集(HCD
32761)、ハイドンのヴァイオリン協奏曲集(HCD
32771)、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集(HCD
32729)などの録音でも高い評価を得ております。このバッハの録音でも非常に快活にそして見通しのよい演奏を聴かせます。
ハンガリーを代表するオリジナル楽器のアンサンブル、カペラ・サヴァリア。
独奏ヴァイオリンはジョルト・カッロー。
で、このひとがなかなかの人物。
息をするようにヴァイオリンを弾く。生まれたときからこの楽器を持っていたかのように。
そのカッロー、マギーガンのもとで自由自在にその才能をはばたかせつつ、最近では弾き振りによってさらにその異端さを垣間見せてくれるようになってきた。
間違いなく今後注目の演奏家の一人である。
顔つきからして常人離れしてる
ではカッロー&カペラ・サヴァリアの名盤をご紹介しておきましょう。
カッロー、自由自在
カペラ・サヴァリアが元気すぎてうるさくてそこが楽しい。
こういう賑やかなバッハもいい。 |
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カペラ・サヴァリアによるバッハのヴァイオリン協奏曲集
J.S.バッハ:
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041
(2)ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042
(3)ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV1052R
(4)ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV1056R |
ジョルト・カッロー(ヴァイオリン)
カペラ・サヴァリア
(オリジナル楽器使用 a' =415Hz) |
セッション録音:2014 年4 月19-20 日/バルトーク・コンサート・ホール、ソンバトヘイ(ハンガリー)/DDD、56’11”
ハンガリーを代表するオリジナル楽器のアンサンブル、カペラ・サヴァリア。前作『四季』を含むヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集(HCD32729)に続く最新アルバムはバッハのヴァイオリン協奏曲集です。
当団はハンガリー最古の都市ソンバトヘイに1981
年に設立され、ハンガリーにおいて常設のオリジナル楽器アンサンブルとして最も歴史のある団体です。
これまでにフンガロトン・レーベルを中心に数多くのレコーディングをリリースし、幾度もハンガリーの「レコード・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、高水準の演奏には定評があります。独奏ヴァイオリンは1999
年より当団の指揮も務めるジョルト・カッローです。
カッローは極めて端正で硬派な演奏スタイルで奇抜で過剰な演出は控え、アンサンブルと溶けあうような美しいソロを奏でます。
今回のバッハは付番されているヴァイオリン協奏曲に加え、消失してしまったとされるヴァイオリン協奏曲(BWV1052R
とBWV1056R)が収録されております。
全体的に速めのテンポ設定で非常に見通しのよいクリアな演奏です。
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HCD 32761/62
(2CD)
\4800 →\4390
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異才ジョルト・カッロー(ヴァイオリン)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲(全曲)
[Disc 1]
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調K.207(18’40”)
(2)ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211(18’32”)
(3)ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調K.216(20’33”)
[Disc 2]
(4)ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218(21’58”)
(5)ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219(29’21”)
(6)アダージョ ホ長調 K.261(6’34”)
(7)ロンド ハ長調 K.373(6’02”)
(8)ロンド 変ロ長調K.269(261a)(5’35”) |
ジョルト・カッロー(ヴァイオリン)
カペラ・サヴァリア
(オリジナル楽器使用 a'=430Hz)
ニコラス・マギーガン(指揮)
【カデンツァ;
(1)-(4)(6)(8)ジョルト・カッロー、
(5)ニコラス・マギーガン】 |
カッロー率いるカペラ・サヴァリアによる快活なテンポで奏でるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲!カッロー、マギーガン作曲のカデンツァにも注目。
セッション録音:(1)-(3)2016年9月17-19日、(4)-(8)2017年2月3-6日/バルトーク・コンサート・ホール(ソンバトヘイ、ハンガリー)/Disc
1: 58’04”、Disc 2: 69’45”
カッローは非常に見通しのよいクリアな演奏を披露。
空を舞うひばりのように自由きままで、その天衣無縫さは作曲家がそうであったかとさえ思わせる。
またカデンツァはカッロー、マギーガンによるもの。
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遂に登場!カッローの「四季」
ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」より「四季」
【(1)「春」RV269/(2)「夏」RV315/
(3)「秋」RV293/(4)「冬」RV297】
(5)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV222
(6)ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 RV237 |
ジョルト・カッロー(独奏ヴァイオリン)
カペラ・サヴァリア
(オリジナル楽器使用 a’=415Hz) |
遂に登場!ソンバトヘイの古楽器アンサンブル、カペラ・サヴァリア、満を持して「四季」を録音、ジョルト・カッローのつややかな独奏!
録音:2013 年5 月18-20 日、バルトーク・コンサート・ホール、ソンバトヘイ、ハンガリー/DDD、59’06”
マギーガンがいない分、カッローが好き放題やっている印象。しかし、くどくない悪趣味の一歩手前で止めるセンスのよさ。
カペラ・サヴァリアも自由闊達で粋なバックを聴かせてくれる。ときにどこかの民族音楽風になるのがまた心地いい。
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ニコラス・マギーガン(指揮)
ヨゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792):
交響曲集&ヴァイオリン協奏曲
・交響曲 ハ長調「ヴァイオリン・オブリガート」
VB138
・ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 VB151
・交響曲 嬰ハ短調 VB140 |
ジョルト・カッロー(独奏ヴァイオリン)
カペラ・サヴァリア
(オリジナル楽器使用 a’=430Hz)
ニコラス・マギーガン(指揮) |
“スウェーデンのモーツァルト”クラウスによる交響曲とヴァイオリン協奏曲を時代楽器で!
録音:2013 年9 月21-23 日、バルトーク・コンサート・ホール、ソンバトヘイ、ハンガリー/DDD、58’25”
前期古典派期最高の交響曲、JMKのハ短調VB140。
店主の愛するスンドクヴィスト盤ももちろんすばらしいが、さすがマギーガン、ツボを押さえた刺激的な音楽を展開。
このアルバムに関してはカッローよりマギーガンを聴くべきかも。
このアルバムはスウェーデンで活躍したドイツの作曲家、ヨゼフ・マルティン・クラウスによる交響曲と協奏曲です。
クラウスの特徴である豊かな和音は、マンハイム楽派からの影響によるもので、とりわけ交響曲では初期ロマン派の感覚を示しており「スウェーデンのモーツァルト」の異名をもちます。
ウィーンにてハイドン、グルックに会っており、両者ともその才能を高く評価したと言われております。
演奏はオリジナル楽器のアンサンブル、カペラ・サヴァリアによるもので、当時のスタイルを再現したような美しい演奏です。
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ニコラス・マギーガン(指揮)
カッローのヴァイオリンによる
快活なハイドンのヴァイオリン協奏曲
ハイドン:
(1)ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Hob.VIIa:1
(2)ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Hob.VIIa:3
(3)ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Hob.VIIs:4 |
ジョルト・カッロー(独奏ヴァイオリン)
カペラ・サヴァリア
(オリジナル楽器使用 a'=415Hz)
ニコラス・マギーガン(指揮) |
セッション録音:2015年4月18-19日/バルトーク・コンサート・ホール(ソンバトヘイ、ハンガリー)/DDD、60’18”
ハンガリーを代表するオリジナル楽器のアンサンブル、カペラ・サヴァリア。
精力的にリリースが続く中、期待のアルバムはハイドンのヴァイオリン協奏曲集。
これまた水の上をスイスイ泳ぐ水鳥のよう。
この快活さのすごさは漫然と聴いていたら分からない。
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隠れ名盤/珍盤
あまり知られていないがマギーガン&カペラ・サヴァリア/ジョルト・カッローはバロック系以外にこんな録音も残している。
そしてピリオド・オケのロマン派コンチェルトorシンフォニー録音がたいてい斬新で型破りなように、この録音もかなり変。
「版」が違うということで何度もずっこけそうになるが、「版」の違いだけじゃなく楽器のバランスが普通と違うので、聞いたこともないような旋律がどこからともなく聞こえてきたりする。
途中で何の曲を聴いていたかわからなくなることも。
刺激的な体験をしたい方に。退屈しません。 |
CENTAUR
CRC 3287
\2800
海外直輸入
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マギーガン(指揮)&カペラ・サヴァリア
メンデルスゾーン:
ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64(1844年、第1稿)
交響曲第4番イ長調 Op.90《イタリア》 (1834年、第2稿) |
ジョルト・カッロー(ヴァイオリン)
ニコラス・マギーガン(指揮)
カペラ・サヴァリア |
ハンガリーのピリオド・オケとメンデルスゾーンの第1稿!
メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」の1844年版、第1稿を弾くカッローは、シャンドール・ヴェーグ、エステル・ペレーニに師事し、薫陶を受けたハンガリーのヴァイオリニスト。
自身がコンサートマスター、音楽監督を務めるハンガリーのピリオド・オーケストラ、カペラ・サヴァリアには、フィルハーモニア・バロック管弦楽団の音楽監督ニコラス・マギーガンを指揮者に迎えるなど気合も十分!
東欧ハンガリーのピリオド・オーケストラとメンデルスゾーン。ヨーロッパ古楽界の台風の目となるか!?
※録音:2012年8月30日−31日&9月1日、バルトーク・コンサート・ホール(ソンバトヘイ、ハンガリー)
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リスト音楽院の首席メンバーにより創設されたアニマ・ムジケ室内管弦楽団
弦楽セレナード第1集
(1)ドホナーニ:セレナード ハ長調 Op.10
(D.シトコベツキーによる管弦楽版)
(2)チャイコフスキー:弦楽セレナード Op.48 |
アニマ・ムジケ室内管弦楽団 |
名人集団、アニマ・ムジケ室内管弦楽団がドホナーニとチャイコフスキーのセレナードを華麗に演奏!!
セッション録音:2017年11月12-13日、24-26日/フンガロトン・スタジオ(ハンガリー)/53'15"
リスト音楽院の首席メンバーにより2010年に創設されたアニマ・ムジケ室内管弦楽団。当ディスクでは弦楽セレナードの第1集としてドホナーニとチャイコフスキーに挑みました。
当団は古楽から現代まで、ジャンルはハンガリーの伝統音楽からクラシックの室内楽の主要なレパートリーを網羅し、定期演奏会をはじめ各地での音楽祭に参加し国内では定評のある若手アンサンブルとして注目されています。
デビュー録音となったモーツァルトの名曲ディヴェルティメント集(HCD32752)でも抜群のアンサンブル力で高く評価されました。当演奏でもさらに磨きのかかった演奏を聴かせます。
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LSO LIVE
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LSO 0832
(SACD HYBRID)
¥2500 →\2290
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ノセダ&LSO第3弾!ショスタコーヴィチの交響曲第4番!
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番 ハ短調 |
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
ロンドン交響楽団 |
ノセダ&LSO第3弾!ショスタコーヴィチの大作、交響曲第4番!
録音:2018年11月、バービカン・ホール、ロンドン/Multi-channel、64'38
ノセダ&LSOの第3弾リリース。ショスタコーヴィチはこの交響曲第4番を自身の傑作としていました。奇抜でありながら挑発的で、大規模なパーカッション・セクションとブラス・セクションを要する100人以上の奏者によって演奏される超大作です。
1936年の革命記念日を目標に初演のための総練習に入ったものの、政治的理由で中止。その後封印されていたものの、1961年についに日の目をみました。
その時、これは作曲家のまぎれもない傑作の一つである、と大絶賛され、ショスタコーヴィチの交響曲作曲家としてのおそるべき底力をあらためて世に見せつけた作品です。
この演奏でもロンドン交響楽団の誇る打楽器セクションとブラス・セクションの活躍が著しいことは言うまでもなく、オペラ指揮者としても活躍するノセダの本領発揮ともいえる知と情熱の稀有なバランスが光る統率ぶりは圧巻。
この大規模な作品がものすごい迫力で響きわたっています。

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LSO 0842
(SACD HYBRID)
¥2500 →\2290
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ラトルが導くブルックナー6番像をLSOが忠実に再現
ブルックナー:交響曲第6番 イ長調 WAB.106
〔ベンヤミン=グンナー・コールス版(2015年)〕 |
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ロンドン交響楽団 |
ラトル&LSOブルックナー6番!ラトルが導く6番像をLSOが忠実に再現
録音:2019年1月、バービカン・ホール(ロンドン)/5.1multi-channel
ラトルとLSOによる2019年1月録音の、ブルックナー第6番の登場。ベンヤミン=グンナー・コールス(1965年生まれ)原典版を使用しています。
コールスは、1995年から2011年までMWV ブルックナー全集の副編集者を務めブルックナーの第9番のフィナーレ(2012年出版)の校訂を担当、さらに現在はショット社より出版進行中のブルックナー全集の監修者を2013年より務めており、7番(2015年/ラトル指揮ベルリン・フィルにより初演)、第6番(2016年)、ミサ・ソレムニス(2017年)、第5番(2018年)、レクイエム
ニ短調(2018年)が出版されているほか、モーツァルトのレクイエムの校訂を手がけ、さらには指揮活動も行っています。
このコールス版を用いてラトルは2016年にエイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団とレコーディングを行っています(2016年にパリで行われた世界初演公演も同じ組み合わせ)が、約3年の時を経て、再びこの版に、今回は手兵LSOと取り組みました。ブルックナーの交響曲第6番は、彼の残した一連の交響曲の中でも最もブルックナー'らしい'
作品ともいえるでしょう。
コントラストに飛んだ空気、暗闇から光へと至る息の長い旋律、19世紀の交響曲作品の中でも最も謎めいた終末を迎える作品のひとつといえるでしょう。
LSOは、ラトルが導く6番像をこれ以上なく忠実に響かせているよう。ラトルとLSOの一体感が印象的なブルックナーとなっております。

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NAIVE
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NAIVEは活動状況が不明で、新譜でも入ってこないことがあります。
できればご注文はお早めに(2019/10/3) |
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クリストフ・コワン
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集 Ⅲ
協奏曲 ハ長調 RV 400/協奏曲 イ短調 RV
420/
協奏曲 ニ長調 RV 404/協奏曲 変ロ長調 RV
423/
協奏曲 ニ短調 RV 407/協奏曲 ト長調 RV
415
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クリストフ・コワン(チェロ/ピッコロ・チェロ)
ロンダ・アルモニカ
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バロック・チェロの帝王、コワン登場!ヴィヴァルディ・エディション第61弾はチェロ協奏曲集!
チェロ:Alessandro Gagliano, Napoli, circa
1720, per gentile concessione del Fonds Instrumental
Francais (FIF)/
ピッコロ・チェロ:Joannis Zacher (Giovanni
Sellas), Venice, 1757 [16-18]
録音:2018年9月
ヴィヴァルディ・エディション第61弾は、チェロ協奏曲集。
ソロを務めるのはモザイク四重奏団などでもおなじみの、バロック・チェロの帝王とも賞されるコワン、そしてアンサンブルは天才ファゴット奏者セルジョ・アッゾリーニによって結成された、ロンダ・アルモニカという顔合わせです。
コワンはチェロとピッコロ・チェロを自在に持ち替えながら、楽器の響きをフルに活かすために、立ってチェロを奏しています。
ヴィヴァルディは、チェロに、バス声部を奏でるだけでなく、テノール歌手のような役割も与えており、奏者に高い技術を要求します。
コワンの冴えわたる名演を楽しむもよし、2つの楽器の音色の違いを楽しむもよし、そして愉悦のリズムに身をどっぷり浸からせて楽しむもよし、様々に楽しめる1枚です。
バロック・チェロの帝王、コワンが生み出したLABORIEレーベル。
店主も一時期はまりにはまっていたが、今は残念ながら活動停止。ほとんど廃盤。
・・・しかしこの名盤はまだ少しだけ海外に在庫があるという! |
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「ロマンチックなバラード」
ヨハン・ベンヤミン・グロス(1809〜1848):作品集(全曲世界初録音)
(1)チェロ・ソナタ ロ短調 op.7
(2)薬屋の主人は恋がたき(詩:グルッペ)op.35-3
(3)フリードリッヒ・バルバロッサ(詩:リュッケルト)op.35-5
(4)バラード op.26-4
(5)愛のかなしみ(詩:ハイネ)op.35-4
(6)ヘブライの歌より(詩:バイロン)op.35-6
(7)チェロとピアノのためのセレナーデ ハ長調
op.32
(8)第3 集より(詩:リュッケルト)op.35-1
(9)弦楽四重奏曲 ヘ短調 op.37-3 |
金子陽子
(ピアノ/ウィーン製1838年頃の
フォルテピアノ”グロス”)
ミヒャエル・ダーメン(バリトン)
クリストフ・コワン
(チェロ/ 1720 年頃製
アレッサンドロ・ガリアーノ製のチェロ)
モザイク弦楽四重奏団
(エーリヒ・ヘーバルト、
アンドレア・ビショッフ、
アニタ・ミッテラー、
クリストフ・コワン) |
忘れ去られた作曲家、ヨハン・ベンヤミン・グロス世界初録音による作品集。コワンと金子陽子の魅力のデュオ充実の弦楽四重奏曲!
録音:2009 年9 月
チェリスト、そして作曲家として19 世紀の重要な人物、ベンヤミン・グロスの作品集。音楽史や事典で彼のことが扱われることはほとんどありませんが、43
の主にチェロのための作品(4 つのチェロ協奏曲、ソナタ1
曲ほか)、4 つの弦楽四重奏曲や何曲かの歌曲をのこしています。ベルリン、そしてライプツィヒでチェロ奏者として活躍しながら、メンデルスゾーン、シューマン、クララ・シューマンらと一緒にロマン派の渦の中心点にいました。クララ・シューマンとは自作のソナタを共演したことがあるといいます。1848
年に教師・チェロ奏者として活躍したサンクト・ペテルブクルクの地でコレラにかかり客死しました。
作品はどれもロマン派ならではの抒情と情熱に満ちたもの。チェロ・ソナタ
ロ短調ではコワンが渋く滋味あふれる音色で旋律をうたい、金子のピアノが熱く華麗にコワンの奏でる旋律を彩ります。歌曲でも、詩の魅力が存分に活きた曲作りが見事。弦楽四重奏曲では濃厚メロディと熱を帯びた和声、ロマンの魅力に溢れています。モザイク・クヮルテットの熟練のアンサンブルが光ります。
金子さんのサイトではこのアルバムが生まれたいきさつが楽しく紹介されてます。ぜひご覧ください。こちら。
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アッカデミア・ヴィザンティナ
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 Ⅶ
協奏曲 ロ短調 RV389/協奏曲 変ホ長調 RV
257/
協奏曲 変ロ長調 RV 371/協奏曲ホ短調 RV
273/
協奏曲 変ロ長調 RV 367/協奏曲 ロ短調 RV
390
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アレッサンドロ・タンピエーリ(ヴァイオリン)
オッターヴィオ・ダントーネ(指揮、チェンバロ)
アッカデミア・ヴィザンティナ |
鬼才タンピエーリのソロが冴えわたる!ヴィヴァルディ・エディション第62弾はヴァイオリン協奏曲
録音:2019年4月15-18日、イタリア
ヴィヴァルディ・エディション第62弾は、ヴァイオリン協奏曲集。ヴァイオリン協奏曲としては第7弾にあたります。
ヴァイオリン・ソロを務めるのは鬼才タンピエーリ。15歳からアッカデミア・ヴィザンティナのメンバーとして活躍し、2011年より第1ヴァイオリン奏者を務めています。
ヴィヴァルディ・エディションにはOP 30570でも登場、ヴィオラ・ダモーレも演奏し、その超絶技巧と音楽性、そして多才ぶりも話題となりました。
タンピエーリは他にもミラノ・スカラ座歌劇場管弦楽団のメンバーを務めたほか、ルチアーノ・ベリオ(1925-2003)といった作曲家ともコラボレーションをしていました。次第にHIP(Historically
Informed musical Performance) に特に興味を持ち、イル・ジャルディーノ・アルモニコやラルペッジャータでも活躍していました。
指揮のダントーネは1985年パリの国際コンクールで通奏低音の賞を受賞、そして1986年には難関ブルージュ古楽コンクールでイタリア人として初めて3位に入賞、これによりダントーネは一気に世界的存在となりました。
1996年からアッカデミア・ヴィザンティナの音楽監督を務め、ショル、ムローヴァ、カルミニョーラらとも共演しています。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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ALTO
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ALC 3141
(14CD)
\8500 →\7990
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ついに廉価盤ボックス化!
スヴェトラーノフ (指揮)&ロシア国立交響楽団
ミャスコフスキー (1881-1950) : 交響曲全集
[CD 1]
交響曲 第1番 ハ短調 Op.3 (1908/1921)
交響曲 第25番 変ニ長調 Op.69 (1946/1949)
[CD 2]
交響曲 第2番 嬰ハ短調 Op.11 (1911)
交響曲 第18番 ハ長調 Op.42 (1937)
[CD 3]
交響曲 第3番 イ短調 Op.15 (1914) (*)
交響曲 第13番 変ロ短調 Op.36 (単一楽章)
(1933)
[CD 4]
交響曲 第4番 ホ短調 Op. 17 (1918)
交響曲 第11番 変ロ短調 Op.34 (1931)
[CD 5]
交響曲 第5番 ニ長調 Op.18 (1918)
交響曲 第12番 ト短調 Op.35 (1931-1932)
[CD 6]
悲劇的序曲 (管弦楽のための) ハ短調 Op.76
(1947)
交響曲 第6番 変ホ短調 Op.23 (1921-1923/1947)
[CD 7]
交響曲 第7番 ロ短調 Op.24 (1921-1922)
交響曲 第26番 ハ長調 Op.79 (1948)
[CD 8]
交響曲 第8番 イ長調 Op.26 (1924-1925)
交響曲 第10番 ヘ短調 Op.30 (1927)
[CD 9]
交響曲 第9番 ホ短調 Op.28 (1926-1927)
交響曲 第20番 ホ長調 Op.50 (1940)
[CD 10]
交響曲 第14番 ハ長調 Op.37 (1935)
交響曲 第22番 ロ短調 Op.54 (1941)
[CD 11]
交響曲 第15番 ニ短調 Op.38 (1933-1934)
交響曲 第27番 ハ短調 Op.85 (1949)
[CD 12]
交響曲 第16番 ヘ長調 Op.39 (1935-1936)
交響曲 第19番 (吹奏楽のための) 変ホ長調
Op.46 (1938-1939)
[CD 13]
祝賀会序曲 (管弦楽のための) ハ長調 Op.48
(1939)
交響曲 第17番 嬰ハ短調 Op.41 (1936-1937)
交響曲 第21番 嬰ヘ短調 Op.51 (1940) (*)
[CD 14]
交響曲 第23番 イ短調 Op.56 (1941)
交響曲 第24番 ヘ短調 Op.63 (1943) |
ロシア国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ (指揮) |
録音 : 1991-1993年 (*以外)、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア
原盤 : Olympia
かつてとんでもない高値でも在庫が争奪戦となっていたスヴェトラーノフのミャスコフスキー:
交響曲全集。その後ALTOで分売されていたが、ついに超廉価盤ボックスで登場。
今後100年これに勝る全集が出てくるとは思えないので、すぐに廃盤になってしまうALTO盤のこと、お早めにどうぞ。
こちらもよろしく!
NORTHERN FLOWERS (5CD)\5400→\4990 |
NF/PMA 98005
(5CD)
\5400 →\4990
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ミャスコフスキー(1881-1950):弦楽四重奏曲全集
[CD 1]
弦楽四重奏曲第1番 イ短調 Op.33 No.1(1929-1930)
弦楽四重奏曲第2番 ハ短調 Op.33 No.2(1930)
弦楽四重奏曲第3番 ニ短調 Op.33 No.3(1911-1926)
[CD 2]
弦楽四重奏曲第4番 ヘ短調 Op.33 No.4(1909-1937)
弦楽四重奏曲第5番 ホ短調 Op.47(1938-1939)
弦楽四重奏曲第6番 ト短調 Op.49(1939-1940)
[CD 3]
弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調 Op.55(1941)
弦楽四重奏曲第8番 嬰ヘ短調 Op.59(1942)
[CD 4]
弦楽四重奏曲第9番 ニ短調 Op.62(1943)
弦楽四重奏曲第10番 ヘ長調 Op.67 No.1(1907-1945)
弦楽四重奏曲第11番 変ホ長調 Op.67 No.2(1945)
[CD 5]
弦楽四重奏曲第12番 ト長調 Op.77
弦楽四重奏曲第13番 イ短調 Op.86 |
タネーエフ弦楽四重奏団
ヴラディーミル・オフチャレク、
グリゴリー・ルツキー(ヴァイオリン)
ヴィサリオン・ソロヴィヨフ(ヴィオラ)
ヨシフ・レヴィンゾン(チェロ) |
録音:1981-1984年 ADD
既発売盤(NF/PMA 9950〜9954)のセット化。
この全集は以前RUSSIAN DISCから発売されていた名盤。交響曲、ピアノ・ソナタと並んでぜひ聴いておきたいロシアの傑作。
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ベートーヴェン (1770-1827):
交響曲第9番 ニ短調「合唱」 (独唱、合唱と管弦楽のための)
Op.125 |
トワイラ・ロビンソン (ソプラノ)
カレン・カーギル (アルト)
ジョン・マクマスター (テノール)
ジェラルド・フィンリー (バス)
ロンドン交響合唱団&交響楽団
ベルナルト・ハイティンク (指揮) |
録音 : 2006年、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤、ライセンサー、前出 : LSO Live, LSO
0592 |
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コダーイ (1882-1967) :
ガランタ舞曲集 (管弦楽のための) (+)
組曲「ハーリ・ヤーノシュ」 (管弦楽のための)
(*)
「孔雀」の主題による変奏曲 (管弦楽のための)
(#)
マロシュセーク舞曲集 (管弦楽のための)
(+) |
ミネアポリス管弦楽団(*)
フィルハーモニア・フンガリカ(+)
シカゴ交響楽団(#)
アンタル・ドラティ (指揮) |
録音 : 1956-1959年 ADD 原盤 : Mercury |
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キングズ・カレッジの賛歌・パートソングと復活祭の朝課の歌
〔賛歌〕 (*)
There is a Green Hill Far Away / When
I Survey the Wondrous Cross
Hark! A Thrilling Voice is Sounding /
According to Thy Gracious Word
Drop, Drop, Slow Tears / Glory Be to
Jesus / Up! Awake! From Highest Steeple
Break Forth O Beauteous Heavenly Light
/ On Jordan's Bank, the Baptist's Cry
Holy Father, Cheer Our Way / Glory to
Thee My God, This Night
O Come, O Come, Emmanuel / Abide with
Me / The Day Thou Gavest, Lord, is Ended
〔パートソング〕 (+)
ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958) :
シェークスピアの3つの歌
Full Fathom Five / The Cloud Capp'd
Towers / Over Hill, Over Dale
The Turtle Dove (民謡;1924)
エリザベス朝の2つのパートソング (1913)
The Willow Song (Othello) / O Mistress
Mine (Twelfth Night)
〔復活祭の朝課の音楽〕 (#)
This Joyful Eastertide / Te Deum / Jubilate
/ Our Father / Haec Dies / Jesus Lives |
ケンブリッジ・キングス・カレッジ聖歌隊
サイモン・プレストン (オルガン(*))
デイヴィッド・ウィルコックス (指揮(*/+))
エリック・フレッチャー (オルガン(#))
ボリス・オード (指揮(#)) |
録音 : 1958-1962年 ADD 原盤 : Argo |
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ジョプリン (1868-1917) : 珠玉のピアノ・ラグタイム
Original Rags / Fig Leaf Rag / Maple
Leaf Rag / Eugenia / The Entertainer
Nonpareil / Elite Syncopations / Country
Club / Sugar Cane / Bethena
The Ragtime Dance / Solace / Searchlight
Rag / Euphonic Sounds / Gladiolus Rag
Magnetic Rag |
ウィリアム・ボルコム (ピアノ) |
録音 : 1988年 原盤 : Vanguard |
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シベリウス (1865-1957) : 劇付随音楽集
組曲 「ペレアスとメリザンド」 (管弦楽のための)
Op.46 (*)
カレリア序曲 (管弦楽のための) Op.10 (+)
カレリア組曲 (管弦楽のための) Op.27 (*)
組曲 「クリスチャン2世」 Op.27 (+) |
フィルハーモニア管弦楽団(*)
エンリケ・バティス (指揮(*))
ロンドン交響楽団(+)
ロリス・チェクナヴォリアン (指揮(+)) |
録音 : 1989、1995年 原盤 : IMP 前出
: Regis, RRC 1272 |
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ドヴォルジャーク (1841-1904) : 序曲「謝肉祭」
(管弦楽のための) Op.92 (*)
ブラームス (1833-1897) : ハイドンの主題による変奏曲
(管弦楽のための) Op.56a (+)
ドヴォルジャーク : 交響曲 第9番 ホ短調 「新世界より」
Op.95 (#) |
ロンドン交響楽団
バリー・タックウェル (指揮(*))
ヴァレリー・ゲルギエフ (指揮(+))
コリン・デイヴィス (指揮(#)) |
録音 : 1986年、ヘンリー・ウッド・ホール、ライヴ、ロンドン、イギリス(*)
1999年9月(#)、2012年(+)、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
(#)
原盤、ライセンサー、前出 : LSO Live, LSO
0001(#), LSO 0733(+)/IMP(*) |
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ALC 1606
(2CD)
\2100
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エルガー : オラトリオ 「ゲロンティアスの夢」
Op.38 |
デイヴィッド・レンダル (テノール : ゲロンティアス)
アンネ・ソフィー・フォン・オッター (メゾソプラノ
: 天使)
アラステア・マイルズ (バス : 司祭)
ロンドン交響合唱団
ロンドン交響楽団
コリン・デイヴィス (指揮) |
録音 : 2005年12月11、13日、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤、ライセンサー、前出 : LSO Live, LSO
0083 |
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BIDDULPH
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LAB 8101
(10CD)
\8000 →\7590
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BIDDULPHが贈る
20世紀の10人の偉大なヴァイオリニストたち
[CD 1]
ミッシャ・エルマン ビクター・レコーディングズ
1917-19
トーメ (1850-1909) : 飾らぬ告白 (*)
リスランド (1872-1960) : ヴァルス・カプリス
(*)
ドルドラ (1868-1944) : 思い出 (*)
ベートーヴェン (1770-1827)/エルマン (1891-1967)編曲
: トルコ行進曲
アルベニス (1860-1909)/エルマン編曲 :
タンゴ
リムスキー=コルサコフ (1844-1908)/フランコ
(1857-1938)編曲 : 太陽への賛歌
ショパン (1810-1849)/ヴィルヘルミ (1845-1908)編曲
: 夜想曲 ニ長調 Op.27 No.2
フンメル (1778-1837) : ワルツ イ長調
ドリゴ (1846-1930)/アウアー (1845-1930)編曲
:
セレナード (バレエ 「百万長者の道化師」
より)
チャイコフスキー (1840-1893)/エルマン編曲
: ただ憧れを知る者だけが
サラサーテ (1844-1908) : バスク奇想曲 (エルマンの2度目の録音)
ブルッフ (1838-1920) : コル・ニドライ
グリーグ (1843-1907)/エルマン編曲 : 夜想曲
Op.54 No.4
メンデルスゾーン (1809-1847)/エルマン編曲
: 子守歌 Op.67 No.6
ルビンシテイン (1829-1894)/エルマン編曲
: 露は輝く Op.72 No.1
ゼンガー (1865-1935) : スコットランドの田舎にて
チャイコフスキー : メロディー (エルマンの2度目の録音)
マスネ (1842-1912)/マルシック (1847-1924)
: タイスの瞑想曲 (エルマンの2度目の録音)
J・S・バッハ (1685-1750)/ヴィルヘルミ編曲
: G線上のアリア (エルマンの2度目の録音)
ドヴォルジャーク (1841-1904)/エルマン編曲
: ユモレスク (エルマンの4度目の録音)
ヴィエニャフスキ (1835-1880) : グノーの
「ファウスト」 の庭の場面 (エルマンの2度目の録音)
シューマン (1810-1856)/ヒュルヴェック
(1824-1887)編曲 :
トロイメライ (エルマンの2度目の録音)
ドリーブ (1836-1891)/エルマン編曲 : パスピエ
(オペラ 「王の楽しみ」 より)
ミッシャ・エルマン (ヴァイオリン)
フィリップ・ゴードン (ピアノ(*))
ジョゼフ・ボニーム (ピアノ(無印))
録音 : 1917-1919年 前出 : Biddulph, LAB
037 (廃盤)
[CD 2]
アルテュール・グリュミオー
メンデルスゾーン (1809-1847) : ヴァイオリン協奏曲
ホ短調 Op.64 (*)
ブラームス (1833-1897) : ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 Op.77 (+)
コレッリ (1653-1713) : ヴァオリン・ソナタ
ニ短調 「ラ・フォリア」 Op.5 No.12 (#)
アルテュール・グリュミオー (ヴァイオリン)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(*/+)
ベルナルト・ハイティンク (指揮(*))
エドゥアルト・ファン・ベイヌム (指揮(+))
リッカルド・カスタニョーネ (ピアノ(#))
原盤 : Philips 初出 : 1960年(*)/1958年(+)/1957年(#)
[CD 3]
ヤッシャ・ハイフェッツ・プレイズ・モーツァルト
モーツァルト (1756-1791) :
ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219
(*)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第10番
変ロ長調 K.378 (+)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第15番
変ロ長調 K.454 (#)
ヤッシャ・ハイフェッツ (ヴァイオリン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ジョン・バルビローリ (指揮(*))
エマニュエル・ベイ (ピアノ(+/#)
録音 : 1934年2月23日(*)/1936年2月3日(+)/1936年2月10日(#)
原盤, 初出 :
HMV, DB 2199/202 (matrices 2B 5801/8)(*)
Victor, 14526/7 [M-343] (matrices CS 99523/6)(+)
Victor, 14328/30 [M-343] (matrices CS 99559/64)(#)
前出 : Biddulph, LAB 012 (廃盤)
[CD 4]
フリッツ・クライスラー 愛奏小品集 1926-38
【1926、1928年録音】(*)
フリムル (1879-1972)/クライスラー (1875-1962)編曲
: インディアンの愛の呼び声
ルメア (1865-1934)/センジャー (1865-1935)編曲
: 月光とばら (アンダンティーノ)
レハール (1870-1948) : クライスラー・セレナード
チャイコフスキー (1840-1893)/クライスラー編曲
: ユモレスク
レハール/クライスラー編曲 : フランシスキータのセレナード
フリムル/クライスラー編曲 : 娘たちの踊り
クライスラー : 羊飼いのマドリガル
アルベニス (1860-1909)/クライスラー編曲
: マラゲーニャ
ドホナーニ (1877-1960)/クライスラー編曲
: ハンガリー牧歌
ドルドラ (1868-1944) : 思い出
マスネ (1842-1912)/マルシック (1847-1924)編曲
: タイスの瞑想曲
フォスター (1826-1864)/クライスラー編曲
: 故郷の人々
ファリャ (1876-1946)/クライスラー編曲
: スペイン舞曲
アルベニス/クライスラー編曲 : タンゴ
ヴィンターニッツ (1892-1948)操り人形の踊り
クライスラー : ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
【1938年録音】(+)
J・S・バッハ (1685-1750)/クライスラー編曲
:
ガヴォット (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番
より)
ブラームス (1833-1897)/ホックスタイン
(1892-1918)編曲 : ワルツ Op.39 No.15
ドヴォルジャーク (1841-1904)/クライスラー編曲
: ユモレスク
チャイコフスキー/クライスラー編曲 : アンダンテ・カンタービレ
クライスラー : ウィーン奇想曲/愛の喜び/愛の悲しみ/美しきロスマリン
アイルランド民謡/クライスラー編曲 : ロンドンデリーの歌
フリッツ・クライスラー (ヴァイオリン)
カール・ラムソン (ピアノ(*))
フランツ・ルップ (ピアノ(+))
前出 : Biddulph, LAB 1023
[CD 5]
ユーディ・メニューイン・プレイズ・パガニーニ
パガニーニ (1782-1840) :
ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 Op.6
(*)
録音, 原盤, 初出 : 1934年5月18-19日,
HMV, DB 2279/83 (matrices 2PG1592/1600)
無伴奏ヴァイオリンのための24の奇想曲
Op.1 から
第9曲 ホ長調
録音, 原盤, 初出 : 1936年2月3日,
Victor, 14228 (matrix 2LA 864)
第13曲 変ロ長調 (クライスラー編曲によるピアノ伴奏版)
(+)
録音, 原盤, 初出 : 1936年1月21日,
HMV, DA 1500 (matrix 0LA 841)
第20曲 ニ長調 (クライスラー編曲によるピアノ伴奏版)
(+)
録音, 原盤, 初出 : 1936年1月21日,
HMV DA, 1500 (matrix 0LA 840)
第23番 変ホ長調
録音, 原盤, 初出 : 1936年2月3日,
Victor, 78rpm discs (matrix 2LA 858)
第24番 イ短調 (クライスラーとアウアー編曲による変奏曲)
録音, 原盤, 初出 : 1931年11月26日,
HMV DA 1281 (matrices 21, 318, 320)
ロッシーニの 「汝の星をちりばめた玉座に」
による序奏と変奏曲 (#)
録音, 原盤, 初出 : 1938年3月21日,
HMV, DB 3499 (matrices 2EA 6147/8)
パイジェッロの 「うつろな心」 による序奏と変奏曲
録音, 原盤, 初出 : 1945年7月15日,
未発売品 (matrices 2EA 10537/9)
ユーディ・メニューイン (ヴァイオリン)
パリ交響楽団 (*)
ピエール・モントゥー (指揮(*))
マルセル・ガゼル (ピアノ(+))
ファーガソン・ウェブスター (ピアノ(#))
前出 : Bidduiph, LAB 102 (廃盤)
[CD 6]
ナタン・ミルシテイン
ブルッフ (1838-1920) : ヴァイオリン協奏曲
第1番 ト短調 Op.26 (*)
録音, 原盤, 初出 : 1942年4月12日,
Columbia, 11855/7 D (matrices XCO 32668/73)
ショパン (1810-1849)/ミルシテイン (1903-1992)編曲
: 夜想曲 嬰ハ短調
録音, 原盤, 初出 : 1935年12月30日,
Columbia, 68480 D (matrix XCO 18463)
リスト (1811-1886)/ミルシテイン編曲 :
慰め (コンソレーション)第3番
録音, 原盤, 初出 : 1936年1月4日,
Columbia, 68479 D (matrix XCO 18476)
ヴィエニャフスキ (1835-1880) : ポロネーズ
ニ長調 Op.4
録音, 原盤, 初出 : 1936年2月21日,
Columbia, 69032 D (matrix XCO 18706)
ヴィエニャフスキ : ロマンス (ヴァイオリン協奏曲
第2番 ニ短調 より)
録音, 原盤, 初出 : 1937年4月29日,
Columbia, 69032 D ( matrix XCO 20898)
シマノフスキ (1882-1937) : タランテッラ
録音, 原盤, 初出 : 1938年4月25日,
Columbia, 69398 D (matrix XCO 22803)
スメタナ (1824-1884) : わが故郷より 第2曲
録音, 原盤, 初出 : 1936年1月4日,
Columbia, 68480 D (matrix XCO 18478)
コダーイ (1882-1967)/ミルシテイン編曲
: 巷に雨が降るように Op.ll No.3
録音, 原盤, 初出 : 1938年4月25日,
Columbia, 17111 D (matrix XCO 22802)
ニューヨーク・フィイルハーモニー交響楽団(*)
ジョン・バルビローリ (指揮(*))
レオポルド・ミットマン (ピアノ(無印))
前出 : Biddulph, LAB 096 (廃盤)
[CD7]
ダヴィド・オイストラフ ヴァイオリン・アンコール
ドビュッシー (1862-1918) : 月の光
ファリャ (1876-1946)/パウル・コハンスキ
(1887-1934)編曲 :
ホタ (7つのスペイン民謡 から、ヴァイオリンとピアノのための版)
イザイ (1858-1931) : 恍惚 (ヴァイオリンとピアノのための)Op.21
チャイコフスキー (1840-1893) :
ヴァイオリンとピアノのためのワルツ・スケルツォ
ハ長調 Op.34
スク (1874-1935)/ヤロスラフ・コチアン
(1883-1950)編曲 :
愛の歌 Op.7 No.1 (ヴァイオリンとピアノのための版)
コダーイ (1882-1967)/グリゴリー・フェイギン
(1937-2018)編曲 :
3つのハンガリー民俗舞曲 (ヴァイオリンとピアノのための版)
ヘンリク・ヘンリク・ヴィエニャフスキ (1835-1880)
:
伝説 ト短調 (ヴァイオリンとピアノのための)Op.17
アレクサンデル・ザジツキ (1834-1895) :
ヴァイオリンとピアノのためのマズルカ ト長調
Op.26
バルトーク (1881-1945) : ルーマニア民俗舞曲
(ヴァイオリンとピアノのための)
シマノフスキ (1882-1937) : アレトゥーザの泉
(ヴァイオリンとピアノのための)
パンチョ・ヴラディゲロフ (1899-1978) :
ブルガリア組曲 (ヴァイオリンとピアノのための)Op.21
から 歌 (No.2)
プロコフィエフ (1891-1953) :
オペラ 「三つのオレンジへの恋」 から
行進曲 (ヴァイオリンとピアノのための版)
ラフマニノフ (1873-1943) : ヴォカリーズ
Op.34 No.14 (ヴァイオリンとピアノのための版)
ハチャトゥリアン (1903-1978) : ヴァイオリンとピアノのための舞曲
変ロ長調
ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)
ヴラディーミル・ヤンポリスキー (ピアノ)
原盤 : EMI(HMV)/Supraphon/Vanguard
前出 : Alto, ALC 1357
[CD 8]
ヘンリク・シェリング イン・リサイタル−ヴァイオリン・アンコール
ヴィターリ (1663-1745)/レオポルド・シャルリエ
(1867-1936)編曲 :
シャコンヌ ト短調 (ヴァイオリンとピアノのための)
タルティーニ (1692-1770)/クライスラー編曲
: 悪魔のトリル (ヴァイオリンとピアノのための)
タルティーニ/ジノ・フランチェスカッティ
(1902-1991)編曲 :
コレッリの主題による変奏曲 (ヴァイオリンとピアノのための)
グルック (1714-1787)/クライスラー編曲
: 精霊の踊り (ヴァイオリンとピアノのための)
クライスラー (1875-1962) :
ウィーン奇想曲 (ヴァイオリンとピアノのための)
ボッケリーニの様式によるアレグレット
(ヴァイオリンとピアノのための)
美しきロスマリン (ヴァイオリンとピアノのための)
シューマン (1810-1856)/ヤッシャ・ハイフェッツ
(1901-1987)編曲 :
予言の鳥 (ヴァイオリンとピアノのための)
クライスラー :
愛の悲しみ (ヴァイオリンとピアノのための)/愛の喜び
(ヴァイオリンとピアノのための)
エルネスト・ハルフテル (1905-1989)/ヤッシャ・ハイフェッツ編曲
:
ジプシーの踊り (ヴァイオリンとピアノのための)
クライスラー : プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
(ヴァイオリンとピアノのための)
クライスラー : 中国の太鼓 (ヴァイオリンとピアノのための)
ヴィエニャフスキ (1835-1880) : ヴァイオリンとピアノのためのスケルツォ=タランテラ
Op.16
ヘンリク・シェリング (ヴァイオリン)
チャールズ・ライナー (ピアノ)
録音 : 1959-1962年 原盤, 起こし盤 : RCA,
SB 2109 他 リマスター : 2018年
前出 : Biddulph, LAW 022
[CD 9]
ヨゼフ・シゲティ
ブラームス (1833-1897) : ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
第3番 ニ短調 Op.108 (*)
エルガー (1857-1394) : セレナード/さようなら
ウォーロック (1894-1930) : カプリオール組曲
リー (1871-1904) : 雪
シャブリエ (1841-1894) : スケルツォ=ワルツ
ラヴェル (1875-1937) : ハバネラ形式の小品
ファリャ (1876-1946) : スペイン舞曲
リムスキー=コルサコフ (1844-1908) : くまばちの飛行
スクリャービン (1872-1915) : 三度練習曲
プロコフィエフ (1891-1953) : ガヴォット
ストラヴィンスキー (1882-1971) : 牧歌/ロシア舞曲
シマノフスキ (1882-1937) : アレトゥーザの泉
フバイ (1858-1937) : チャルダーシュの情景
バルトーク (1881-1945) : ルーマニア民俗舞曲集
(+)/ハンガリー民謡集 (+)
ヨゼフ・シゲティ (ヴァイオリン)
エゴン・ペトリ (ピアノ(*))
ニキータ・マガロフ (ピアノ(無印))
ベラ・バルトーク (ピアノ(+))
録音 : 1937年(*)/1933-1937年(無印)/1930年(+)
前出 : Biddulph, LAB 007 (廃盤) (*)/LAB
008 (廃盤) (無印/+)
[CD 10]
マキシム・ヴェンゲーロフ デビューCD
シューベルト (1797-1828) : ヴァイオリンとピアノのための幻想曲
ハ長調 D 934 (*)
チャイコフスキー (1840-1893) :
ヴァイオリンとピアノのためのワルツ=スケルツォ
Op.34 (*)
ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト (1814-1865)
:
「夏の名残のばら」 による無伴奏ヴァイオリンのための演奏会用変奏曲
イザイ (1858-1931) : 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
第3番 ニ短調 「バラード」
ラヴェル(1875-1937) : ツィガーヌ (ヴァイオリンとピアノのための)(*)
ドビュッシー (1862-1918)/ヤッシャ・ハイフェッツ
(1901-1987)編曲 :
牧神の午後への前奏曲 (ヴァイオリンとピアノのための版)
(*)
フランツ・ワックスマン (1906-1967) : ビゼーの
「カルメン」 の主題による幻想曲 (*)
マキシム・ヴェンゲーロフ (ヴァイオリン)
イリーナ・ヴィノグラードヴァ (ピアノ)
録音 : 1989年7月3-4日、ロンドン、イギリス DDD
前出 : Buddlph, LAW 001
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すでに廃盤になっているものも含め、名盤の誉れ高いヴァイオリン・アルバムをBIDDULPHが復刻。装丁などは不明。
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10/2(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CLAVES
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ヴィンタートゥール・ムジークコレギウムによる
C.P.E.バッハのシンフォニアとフルート協奏曲!
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
(1)4つの管弦楽のためのシンフォニア Wq.183より第1番
ニ長調(1776)
(2)フルート協奏曲 イ長調 Wq.168(1753)
(3)フルート協奏曲 ニ短調 Wq.22(1747)
(4)4つの管弦楽のためのシンフォニア Wq.183より第4番
ト長調(1776) |
ロベルト・ゴンザレス=モンハス(指揮)
(2)(3)ノルウェン・ヴァルジン(フルート)
ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム |
スイス最古のオーケストラ、ヴィンタートゥール・ムジークコレギウムによるC.P.E.バッハのシンフォニアとフルート協奏曲!
1629年結成のスイス最古のオーケストラ、ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム。2016/17
シーズンより首席指揮者を務めるトーマス・ツェートマイアーとのブラームスの交響曲全集(50
1916)でも注目されております。
当ディスクは新進気鋭のロベルト・ゴンザレス=モンハス指揮がカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの作品に挑戦。
4つの管弦楽のためのシンフォニアから2篇、そしてノルウェン・ヴァルジンを独奏に迎えてフルート協奏曲2篇を収録しております。
当オーケストラの魅力である密なアンサンブルと自由自在な表現で煌めく演奏を披露しております。
セッション録音:2019年3月/ヴィンタートゥール・シュタットハウス(スイス)/ディジパック仕様、63'34"
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チェロのためのヴィルトゥオーソ音楽
(1)オーギュスト=ジョゼフ・フランショーム(1808-1884):
ロシアとスコットランドの主題による変奏曲
Op.6(1835)
(2)アドリエン・フランソワ・セルヴェ(1807-1866):
幻想曲「スパでの思い出」Op.2(1844)
(3)ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):
チェロ協奏曲 ニ長調 G.479(1770)
(4)ジョアキーノ・ロッシーニ(1792-1868):
「一滴の涙」による主題と変奏曲(1858)
(5)フランショーム:幻想曲「 告別の歌」
Op.9(1836) |
コンスタンチン・マシェレル(チェロ)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
セバスチャン・コンベルティ(指揮) |
新進気鋭のチェリスト、マシェレルがロンドン・モーツァルト・プレーヤーズとの共演で堂々デビュー!19世紀のチェロのためのヴィルトゥオーソ音楽を収録
セッション録音:2018年6月19-22日/セント・ジョン福音伝道者教会(ロンドン)/ディジパック仕様、65'05"
1991年ローザンヌ生まれの新進気鋭のチェリスト、コンスタンチン・マシェレルが19世紀に活躍した作曲家によるチェロのためのヴィルトゥオーソ音楽を録音しました。
フランショームのロシアとスコットランドの主題による変奏曲ではアイルランド民謡「夏の名残のばら」などロシアとスコットランドにまつわる民謡が主旋律で登場する作品。
セルヴェの幻想曲「スパでの思い出」は技巧的なパッセージが随所に散りばめられた作品。チェロと弦楽サンブルの丁々発止のやりとりが刺激的です。
この他、ロッシーニの豊かな旋律が魅力の「一滴の涙」による主題と変奏曲など、実に表情豊かな演奏を聴かせます。
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CONTINUO CLASSICS
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スペインのバロック音楽の素晴らしさ
・ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):
「サルスエラ」、「Amor aumenta el valor」より
・セバスチャン・デュロン(1660-1716):「悪賢いキューピッド」
・フアン・イダルゴ(1614-1685):
「待つ、感じる、死ぬ」、「ay que si
ay que no」 |
エレオノーラ・ドゥヴェーズ(ソプラノ)
ムジカ・アンティクヮ・メディテラネア
クリスティアン・マンドーズ(指揮) |
名華エレオノーラ・ドゥヴェーズがスペインのバロック音楽を歌う!
セッション録音:2018年9月/サン=マルティアル教会/ディジパック仕様、46'10"
ソプラノ歌手エレオノーラ・ドゥヴェーズがクリスティアン・マンドーズ率いるムジカ・アンティクヮ・メディテラネアとともにスペインのバロック音楽を収録しました。
バロック時代の素晴らしい作品を歌い上げます。
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HAENSSLER
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シューマン:ピアノ独奏曲全集Vol.13
(1)蝶々 ニ長調【世界初録音】
(2)アルバムの綴り Op.124より
Ⅱ.「苦痛の予感」/Ⅷ.「終わりのない苦痛」/ⅩⅨ.「幻想的小曲」
(3)4つのマーチ Op.76
(4)色とりどりの小品 Op.99よりⅩⅣ.「速いマーチ」/Ⅹ.「プレリュード」
(5)森の情景 Op.82
(6)3つの幻想的小曲 Op.111 |
フローリアン・ウーリヒ
(ピアノ;Steinway D) |
ウーリヒによるシューマン独奏曲全集第13弾は「森の情景」を収録!
セッション録音:2017年12月20-22日/メニューイン・ホール(イギリス)/73'59"
ドイツ期待の若手ピアニスト、フローリアン・ウーリヒ。シューマン生誕200年の2010年に開始したピアノ独奏曲全曲録音は屈指の実力派ウーリヒの録音ということだけでなく、世界初録音の作品を多く有した"
真の全集" ということでも好評のシリーズです。
第13集には森の情景が収録されております。森の情景は9曲からなる後期の作品。自然を描写したこの作品集は全体的に暗い思い雰囲気で、標題とともにやがて迫り来る破局を予感させます。
この他世界初録音となった蝶々 ニ長調も収録しているのも嬉しいかぎり。フローリアン・ウーリヒの卓越した技術と表現力でこの名曲を奏でます。
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HC 19032
(16CD)
¥6400 →\5990
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巨匠マルティーノ・ティリモ
ベートーヴェンのピアノ独奏曲全曲録音
ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集
CD 1(79’25”)
・ドレスラーの行進曲による9 つの変奏曲
WoO 63
・選帝侯ソナタ WoO 47【第1 番 変ホ長調/第2
番 ヘ短調/第3 番 ニ長調】
・ロンド ニ長調 WoO 48
・ロンド イ長調 WoO 49
・2 つのソナチネ Kinsky-Halm Anh.5
・メヌエット ヘ長調 WoO 217
・アンダンテ ハ長調 WoO 211
・ソナチネの2 楽章 ヘ長調 WoO 50
・2 つのプレリュード ハ長調 Op.39
CD 2(76’02”)
・スイス歌曲の主題による6 つの変奏曲 ヘ長調
WoO 64
・リギーニのアリエッタ「恋人よ来たれ」による24
の変奏曲 ニ長調 WoO 65
・12 のコントルダンス WoO 14
・「昔ひとりの老人がいたとさ」による13
の変奏曲 イ長調 WoO 66
・12 のドイツ舞曲 WoO 13
・ヴィンターの歌劇『中止された奉献祭』の
「子よ、静かにおやすみ」による7 つの変奏曲
ヘ長調 WoO 75
・アルマンド イ長調 WoO 81
CD 3(80’16”)
・ピアノ・ソナタ第1 番 ヘ短調 Op.2-1
・ピアノ・ソナタ第2 番 イ長調 Op.2-2
・ピアノ・ソナタ第3 番 ハ長調 Op.2-3
・パイジェルロの歌劇『水車屋の娘』の
アリア「田舎者の恋は何と美しく」による9つの変奏曲
イ長調 WoO 69
CD 4(79’04”)
・12 のメヌエット WoO 7
・ハイベルのバレエ『妨げられた結婚』の
「ヴィガノのメヌエット」の主題による12
の変奏曲 ハ長調 WoO 68
・12 のドイツ舞曲 WoO 8
・パイジェロの歌劇『水車小屋の娘』の
二重唱「うつろな心」の主題による6 つの変奏曲
ト長調 WoO 70
・ロンド・ア・カプリッチョ「なくした小銭への怒り」
ト長調 Op.129
・プレスト(バガテル) WoO 52 ハ短調/
・ロンド 変ロ長調 Kinsky-Halm Anh.6
CD 5(79’09”)
・ピアノ・ソナタ第20 番 ト長調 Op.49-2
・グレトリの歌劇『獅子心王リチャード』の
ロマンス「燃える情熱」の主題による8つの変奏曲
ハ長調 WoO 72
・ピアノ・ソナタ第5 番 ハ短調 Op.10-1
・ヴラニツキーのバレエ『森のおとめ』の
ロシア舞曲の主題による12 の変奏曲 イ長調
WoO 71
・ピアノ・ソナタ第6 番 ヘ長調 Op.10-2
CD 6(79’59”)
・ロンド ハ長調 Op.51-1
・ピアノ・ソナタ第4 番 変ホ長調 Op.7
・アレグレット ハ短調 WoO 53
・やさしいソナタ ハ長調 WoO 51
・ピアノ・ソナタ第7 番 ニ長調 Op.10-3
・ピアノ・ソナタ第19 番 ト短調 Op.49-1
CD 7(81’21”)
・ピアノ・ソナタ第8 番 ハ短調 Op.13『悲愴』
・ロンド ト長調 Op.51-2
・ピアノ・ソナタ第9 番 ホ長調 Op.14-1
・ピアノ・ソナタ第10 番 ト長調 Op.14-2
・サリエリの歌劇『ファルスタッフ』の
二重唱「まったく同じだわ」の主題による10の変奏曲
変ロ長調 WoO 73
・ジュスマイアーの歌劇『スレイマン2世、または3人のサルタン妃』の
三重唱「ふざけとたわむれ」による8 つの変奏曲
ヘ長調 WoO 76
CD 8(78’14”)
・7 つのレントラー WoO 11
・ピアノ・ソナタ第11 番 変ロ長調 Op.22
・創作主題による6 つのやさしい変奏曲 ト長調
WoO 77
・ピアノ・ソナタ第12 番 変イ長調 Op.26『葬送』
・ピアノ・ソナタ第13 番 変ホ長調 Op.27-1
CD 9(71’42”)
・ピアノ・ソナタ第14 番 嬰ハ短調 Op.27-2『月光』
・ピアノ・ソナタ第15 番 ニ長調 Op.28『田園』
・7 つのバガテル Op.33
・バガテル「楽しい 悲しい」ハ長調 WoO 54
・6 つのレントラー WoO 15
CD 10(75’52”)
・創作主題による6 つの変奏曲 ヘ長調 Op.34
・「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲とフーガ
変ホ長調 Op.35
・ピアノ・ソナタ第16 番 ト長調 Op.31-1
・「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による7
つの変奏曲 ハ長調 WoO 78
CD 11(79’23”)
・ピアノ・ソナタ第17 番 ニ短調 Op.31-2『テンペスト』
・ピアノ・ソナタ第18 番 変ホ長調 Op.31-3『狩』
・ピアノ・ソナタ第21 番 ハ長調 Op.53『ワルトシュタイン』
CD 12(79’33”)
・「ルール・ブリタニア」による5 つの変奏曲
ニ長調 WoO
・メヌエット 変ホ長調 WoO 82
・プレリュード ヘ短調 WoO 55
・アンダンテ ヘ長調 WoO 57
・バガテル ハ長調 WoO 56
・ピアノ・ソナタ第22 番 ヘ長調 Op.54
・ピアノ・ソナタ第23 番 ヘ短調 Op.57『熱情』
・6 つのエコセーズ WoO 83
・創作主題による32 の変奏曲 ハ短調 WoO
80
・バガテル「エリーゼのために」 イ短調 WoO
59
CD 13(76’15”)
・幻想曲 ト短調 Op.77
・ピアノ・ソナタ第24 番 嬰ヘ長調 Op.78『テレーゼ』
・「アテネの廃虚」からのトルコ行進曲による6
つの変奏曲 ニ長調 Op.76
・ピアノ・ソナタ第25 番 ト長調 Op.79
・ピアノ・ソナタ第26 番 変ホ長調 Op.81a『告別』
・ポロネーズ ハ長調 Op.89
・ピアノ・ソナタ第27 番 ホ短調 Op.90
CD 14(81’03”)
・ピアノ・ソナタ第28 番 イ長調 Op.101
・ピアノ・ソナタ第29 番 変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』
・11 のバガテル Op.119
CD 15(71’27”)
・ピアノ小品(かなり生き生きと)バガテル
変ロ長調 WoO 60
・ピアノ・ソナタ第30 番 ホ長調 Op.109
・ピアノ・ソナタ第31 番 変イ長調 Op.110
・ピアノ・ソナタ第32 番 ハ短調 Op.111
・ピアノ小品(アレグレット) ロ短調 WoO
61
CD 16(78’29”)
・ディアベッリのワルツの主題による33 の変奏曲
Op.120
・6 つのバガテル Op.126
・ワルツ 変ホ長調 WoO 84
・ピアノ小曲 ト長調 WoO 61a
・ワルツ ニ長調 WoO 85
・エコセーズ 変ホ長調 WoO 86 |
マルティーノ・ティリモ
(ピアノ;スタインウェイD) |
ベートーヴェン生誕250周年記念。音楽学者、ピアニストのマルティーノ・ティリモがベートーヴェンのピアノ独奏曲全曲録音をリリース!
セッション録音:2008-2018年/メンデルスゾーン・ザール(ライプツィヒ)
2020年のベートーヴェン生誕250周年を前に待たしても注目盤の登場。1942年キプロス出身の音楽学者でピアニストのマルティーノ・ティリモがベートーヴェンのピアノ独奏曲全集をリリースします。
2008年から2018年までライプツィヒのメンデルスゾーン・ザールにて10年の歳月をかけて全曲録音を完成しました。
ティリモといえばモーツァルト、シューベルト、ヤナーチェクなどのピアノ・ソナタ全集でも知られ、シューベルトでは音楽学者として原典版に基づく全集をリリースしたことでも高く評価されております。
このベートーヴェンでも長年の研究をもとに磨かれた感性で質の高い全集を完成させました。
学者としてまた演奏家としての集大成ともいえるこの当録音集はティリモの代表盤としてだけではなく、ベートーヴェンのピアノ作品を知るうえで不可欠な名録音登場といえましょう!

すでに入手困難で海外在庫分限りだが、こんなに知的で味わい深いショパンはなかなかお目にかかれない
知られざる名盤のひとつである
在庫が残っているうちにどうぞ |
alto
ALC 1096
\2000
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ショパン(1810-1849):
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.22
録音:1994年 初出:Conifer 前出:Regis,
RRC 1096(廃盤) |
マルティーノ・ティリモ(ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団
フョードル・グルシチェンコ(指揮) |
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TYXART
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TXA 17091
(5CD)
¥6400 →\5990
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聴きごたえはありますがお気をつけて
ハインツ・ヴィンベック(1946-2019):交響曲全集
[CD1] 交響曲第1番『Tu Solus』
[CD2] 交響曲第2番
[CD3] 交響曲第3番『Grodek』 〜ゲオルク・トラークルのテキストによる
[CD4] 交響曲第4番『De Profundis』 〜レクイエム、ゲオルク・トラークルのテキスト及び19世紀のとあるテキストによる
[CD5] 交響曲第5番『Jetzt und in der Stunde
des Todes』 〜ブルックナーの第9交響曲終楽章のモティーフによる3つの断片 |
[CD1] ブルース・ワインバーガー(テナーサクソフォン)、ムハイ・タン(指揮)、バイエルン放送交響楽団
[CD2] デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)、ウィーン放送交響楽団
[CD3] クリステル・ボルヒャース(アルト)、ウド・サメル(朗読)、
マティアス・フスマン(指揮)、ベルリン・ドイツ交響楽団
[CD4] ヴォルフガング・ゼーリガー(合唱指揮)、ダルムシュタット・コンサート合唱団、
クリステル・ボルヒャース(アルト)、ギュンター・ビンゲ(バリトン)、
ヴェルナー・ブーヒン(カウンターテナー)、ヴォルフ・エウバ(朗読)、
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)、ボン・ベートーヴェン管弦楽団
[CD5] デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)、ベルリン・ドイツ交響楽団 |
現代ドイツで大規模な交響曲を書いたヴィンベック初の交響曲全集がリリース!
録音:[CD1]1985年4月(ライヴ)、[CD2]2001年10(ライヴ)、[CD3]1991年8月(スタジオ)、[CD4]1993年9月(ライヴ)、[CD5]2017年1月(ライヴ)
39'00''、57'00"、53'45"、81'05"、61'00"
2019年3月26日に世を去ったドイツの作曲家、ハインツ・ヴィンベックの初リリースとなる交響曲全集です。80年代以降に書かれた5つの交響曲はどれも大規模な音楽。マーラーのような声楽つきの作品や、ブルックナーの9番を素材とした作品など、伝統的な交響曲と現代書法の強烈なせめぎあいを感じます。演奏者も一流ぞろいで聴きごたえあり。

交響曲第1番が全曲聴けます。かなりぶっとんでます。
聴いていると気が狂いそうになりますが超難解前衛とはちょっと違います。
残酷な曲です。お気をつけて。
https://youtu.be/Ucc8icWTMrU
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作曲家・ピアニストとして活躍、コロンタイの協奏曲
ミハイル・コロンタイ(1952-)
(1)ヴィオラ協奏曲 Op.8(1980)
(2)ピアノ協奏曲第1番(1984;2010) |
張乃月(Nai-Yueh Chang)((1)ヴィオラ)
アレクセイ・コルニエンコ((1)指揮、(2)ピアノ)
ミハイル・コロンタイ((2I)指揮)
RTV管弦楽団モスクワ |
作曲家・ピアニストとして台湾で活躍するコロンタイの協奏曲
録音:(1)2015年9月、2018年6月/61'55''
モスクワ生まれで台湾在住の作曲家ミハイル・コロンタイによる協奏曲2題。
ヴィオラ協奏曲はバシュメットに献呈された作品です。また自身がピアニストでもあるので、ピアノ協奏曲では楽器の扱いも注目です。
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若きドイツのピアニストによる1枚
J.S.バッハ/リスト編:前奏曲とフーガ イ短調
BWV543
リスト:ペトラルカのソネット 第47番、104番、123番
シューマン:ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.11
リスト:ソナタ風幻想曲『ダンテを読んで』 |
ヤミナ・ゲール(ピアノ) |
録音:2018年9月/80'52''
ドイツのボン生まれの若きピアニストによる1枚。バッハやイタリアから影響をうけたリストを軸に、イマジネーション豊かな世界が広がります。
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<メジャー・レーベル>
<LP>
ALTUS(LP)
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TALTLP 062/3
(2LP)
¥14000+税
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ヨッフム&コンセルトヘボウ/ブルックナー・ライヴシリーズ
ブルックナー:交響曲第6番 イ長調
[LP1] A面:第1楽章、B面:第2楽章
[LP2] A面:第3楽章、B面:第4楽章
録音:1980年11月2日 |
オイゲン・ヨッフム(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 |
TALTLP 064/5
(2LP)
¥14000+税
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ヨッフム&コンセルトヘボウ/ブルックナー・ライヴシリーズ
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調
[LP1] A面:第1楽章、B面:第2楽章
[LP2] A面:第3楽章、B面:第4楽章
録音:1984年9月26日 |
オイゲン・ヨッフム(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 |
待望の分売LPで登場!「黄金に輝く金管、ベルベットのごとき弦」と評されたコンセルトヘボウとヨッフム円熟の壮絶ステレオ・ライヴ。
国内プレス、ステレオ、完全限定生産盤、日本語帯・解説付
これがヨッフム翁のブルックナーの結論!高音質録音の限定生産ブルックナー交響曲選集LPからの分売がついに登場。
第2期は晩年ヨッフムの音楽的境地が味わえる1980年録音の第6番と1984年録音の第8番。コンセルトヘボウの素晴らしき響きを活かしきったヨッフム無類の崇高なる音響に酔いしれます。
ステレオ録音によるヨッフムの大名演をじっくりとお楽しみください。
第1 期発売:第4番(TALTLP-058/9)、第7番(TALTLP-060/1)
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10/1(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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BIS
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BIS SA 2356
(SACD Hybrid)
¥2700 →\2490
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ヴァンスカ&ミネソタ管、
キャロリン・サンプソンを迎えたマーラーの交響曲第4番!
マーラー:交響曲第4番 ト長調
(I.17'01"+II .9'28"+III
.23'00"+IV.9'09"=59'25") |
オスモ・ヴァンスカ(指揮)
ミネソタ管弦楽団
キャロリン・サンプソン(ソプラノ) |
細部に至るまでの表現力が見事な演奏!ヴァンスカ&ミネソタ管によるマーラーの交響曲全曲録音シリーズ。キャロリン・サンプソンを迎えた交響曲第4番!
録音:2018年6月/オーケストラ・ホール(ミネアポリス)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、59'25"
SACD ハイブリッド盤。
好評を博しているオスモ・ヴァンスカ率いるミネソタ管弦楽団によるマーラー・シリーズ。
第5弾は名唱キャロリン・サンプソンを迎えた交響曲第4番です。当演奏でもヴァンスカならではの緻密な構成と、細部にまで注意が払われた圧巻の仕上がり。繊細かつ丁寧な音楽づくりが魅力です。
BISレーベルで数多くの録音を残してきたヴァンスカが最上級の演奏に達した大注目のマーラー・シリーズです。
マーラーの交響曲は第1番「巨人」(KKC6034
/ BIS SA 2346)、第2番「復活」(KKC 5995
/ BIS SA 2296)、第5番(KKC 5831 / BIS SA
2226)、第6番(BIS SA 2266)がリリースされております。
2003年にミネソタ管の音楽監督に就任したヴァンスカは、ベートーヴェンの交響曲全集などで評価を高めました。
しかし、当団では経営悪化に伴う労使対立が激しさを増し、2012年10月に経営側はロックアウトを決行。その後の2012/13年のシーズンは全てキャンセルとなり、当団の存続そのものも危ぶまれる状況となりました。
ヴァンスカは、労使の合意が成立した2014年1月に首席指揮者に復帰し、以後、団結力の増したミネソタ管の演奏は一層密度の濃いものとなっております。

何度でもご紹介します
パーセル歌曲集
キャロリン・サンプソン
BIS SA 1536 (SACD Hybrid)\2700→\2490
パーセルの歌曲集なんて珍しいな、と思って聴き始めたこのアルバム・・・。そうしたらソプラノのキャロリン・サンプソンにハートを射抜かれた。
もともと店主はバトルやコトルバシュといった「小鳥系(勝手に名づけてる)」ソプラノが好き。いつもは爽やかな青空を健やかに朗らかに飛びまわっているんだけど、雨雲や大きい鳥が出てきたらすぐに木の葉の間に隠れてしまうような。
このキャロリン・サンプソン。その二人とはちょっと違うかもしれないが、その声の美しさは二人に勝る。
鈴木雅明&BCJのシリーズでおなじみの人だったのだが、これまで情けない話だがあまり注目していなかった。それがここでこんなパーセルを聴かせてくれるとは・・・。
歌になんというか、優しさとか真心とか、そういったものを感じるのである。しかも朗らかで素直で優雅な透明感!・・・安心してずっとその世界に浸りたくなる。
まわりをかためる古楽器演奏陣もうまい。でしゃばりすぎてサンプソンの歌を殺すようなことをせず、しかしところどころで自由に歌って場を盛り上げる。
心温まる素敵なアルバムだった。
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BIS SA 2419
(SACD Hybrid)
¥2700
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「ヴァイオリンとピアノための5つのソナタ第2集」
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
(1)ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.120-2
(原曲:クラリネット・ソナタ第2番)
(2)ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100
(3)ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108 |
ウルフ・ヴァリーン(ヴァイオリン)
ローランド・ペンティネン(ピアノ) |
ヴァリーン&ペンティネンの最強コンビによるブラームスの"5つ"のヴァイオリンとピアノためのソナタ集第2弾!
ヴァイオリン:1746年製ドメニコ・モンタニャーナ/ピアノ:スタインウェイD
セッション録音:2017年5月/スタジオ・アクースティクム(ピテオー/スウェーデン)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、67'12"
SACD ハイブリッド盤。
ウルフ・ヴァリーンとローランド・ペンティネンの最強コンビによるブラームスの録音シリーズ第2弾の登場です。
ヴァイオリンとピアノための"5つ"
のソナタと題された当シリーズ。オリジナルのヴァイオリン・ソナタは3篇とF.A.E.ソナタですが、ここではクラリネット・ソナタ第2番のヴァイオリン版とヴァイオリン・ソナタ第2番、第3番を収録しております。
ヴァリーンが奏でるイタリアの名器1746年製のドメニコ・モンタニャーナの艶やかな音色とペンティネンの細やかなピアノが絶妙にマッチした一際美しい演奏です。第1集(BIS
SA 2369)も併せてお楽しみください。
スウェーデンを代表するヴァイオリニスト、ウルフ・ヴァリーンはストックホルム音楽大学にてスヴェン・カルペに、ウィーン国立音楽大学にてヴォルフガング・シュナイダーハンにそれぞれ師事。その後ソリストとしてパーヴォ・ヤルヴィ、エサ=ペッカ・サロネン、フランツ・ウェルザー=メストといった著名な指揮者との共演を果たし国内外で幅広く活躍するヴァイオリニストです。
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BIS SA 2491
(10SACD HYBRID)
特別価格¥9600 →\8990
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鈴木雅明(指揮)、
バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ:世俗カンタータ全集 |
鈴木雅明(指揮)、
バッハ・コレギウム・ジャパン |
Disc 1 第1集(62'05")【初SACD ハイブリッド化】
(1)結婚カンタータ《おお、やさしき日、待ち望みし時》BWV210(35'39")
(2)コーヒー・カンタータ《そっと黙って、お喋りなさるな》BWV211(25'46")
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)、櫻田亮(テノール)、シュテファン・シュレッケンベルガー(バス)
セッション録音:2003年7月/彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール
★結婚カンタータ《おお、やさしき日、待ち望みし時》BWV210
はソプラノ独唱用で音楽に深い理解をもつ
裕福な家族の婚礼用と考えられている作品。各アリアの曲想は非常に魅力的で、変化に富んでいる。
★コーヒー・カンタータ《そっと黙って、お喋りなさるな》BWV211
はコレギウム・ムジクムにより、
ツィンマーマンのコーヒー店、または庭園で演奏された音楽劇。ピカンダーの原詩は第8曲までで、
残りの2曲のテクストはバッハ自身による付加と思われています。
Disc 2 第2集(74'40")
(1)シンフォニア ヘ長調BWV1046a/1(4'00")
(2)狩のカンタータ《わが楽しみは、元気な狩のみ》BWV208(34'52")
(3)セレナータ《時は日と年をつくりて》BWV134a(34'56")
ディアナ:ソフィー・ユンカー(ソプラノ)、パラス:ジョアン・ラン(ソプラノ)、
エンデュミオン、時:櫻田亮(テノール)、パン:ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)、
時の摂理:ダミアン・ギヨン(アルト)
セッション録音:2011年7月/しらかわホール(名古屋)
★狩のカンタータ《わが楽しみは、元気な狩のみ》BWV208は、狩を趣味とした
ザクセン=ヴァイセンフェルス公クリスティアンのために1712年に作曲されたもので、
ローマ神話の狩猟の女神ディアナと、その恋人エンデュミオンを主人公としています。
オペラを残さなかったバッハの作品中、最もオペラ的な内容を持ち、バロック・オペラ・ファンも必聴です。
また、このカンタータ初演の際に序曲として用いられたとされる
シンフォニア ヘ長調BWV1046a/1 も収録しているのも注目です。
Disc 3 第3集(77'26")
(1)カンタータ《いとも尊きレーオポルト殿下よ》BWV173a(18'35")
(2)カンタータ《しりぞけ、もの悲しき影》BWV202(19'53")
(3)カンタータ《喜び勇みて羽ばたき昇れ》BWV36c(27'35")
(4)クォドリベット(断片)BWV524(10'46")
ジョアン・ラン(ソプラノ)、青木洋也(アルト)、櫻田亮(テノール)、ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
セッション録音:2012年7月/しらかわホール(名古屋)
★《いとも尊きレーオポルト殿下よ》BWV173aはケーテン侯レーオポルトの誕生日祝賀用の作品です。
バッハのカンタータの中で横型フルートが用いられるのは、この作品が初めてとされています。
★《しりぞけ、もの悲しき影》BWV202 はソプラノ独唱のための結婚カンタータです。
ジョアン・ランの透き通るような声とそれを包み込むようなBCJ
の演奏には脱帽です。
★《喜び勇みて羽ばたき昇れ》BWV36c はBWV36関連作品の第1稿で、年配の大学教授の誕生日を
祝うための作品と考えられており、1725年ライプツィヒで書かれた作品とされております。
★クォドリベットBWV524は複数の俗謡を同時に歌って、即興的なハーモニーを作り出す曲で、
誰かの結婚祝いの際に歌われたと推測されています。偽作説もありますがそれぞれの声部のかけ合いが美しい曲です。
Disc 4 第4集(73'06")
(1)カンタータ《破れ、砕け、うち壊て》(鎮まりしアイオロス)
BWV205(39'00")
(2)カンタータ《鳴り交わす絃の相和せる競いよ》BWV207(33'16")
ジョアン・ラン(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、
ヴォルフラム・ラトゥケ(テノール)、ロデリック・ウィリアムズ(バス)
セッション録音:2013 年7月/しらかわホール(名古屋)
★《破れ、砕け、うち壊て》BWV205 はライプツィヒ大学の哲学講師、
アウグスト・フリードリヒ・ミュラーの命名日を祝って書かれた作品で初演は1725年8月3日です。
学芸の女神パラス、果樹の女神ポモナ、西風の神ゼピュロス、風の神アイオルス、そして「風ども」の演ずる
「音楽劇」です。編成から見て戸外で演奏されたものと考えられています。
★《鳴り交わす絃の相和せる競いよ》BWV207
はライプツィヒ大学の法学博士、
ゴットリープ・コルテの教授就任祝賀用として作曲され初演は1726年12月とされています。
歌詞の内容から察して、コルテを慕う、裕福な学生の依頼で作曲されたと言われております。
曲は「幸福」「感謝」「勤勉」「名誉」という寓意的人物を中心に繰り広げられる音楽劇です。
曲中にはブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調の第3楽章の改作も含まれており
華麗な協奏楽章が含まれるのも当作品の魅力のひとつといえましょう。
Disc 5 第5集(73'17")
(1)カンタータ《われら心を配り、しかと見守らん》(岐路にたつヘラクレス)BWV
213(47'14")
(2)カンタータ《とどろけ太鼓、高鳴れラッパ》BWV
214(25'20")
ジョアン・ラン(ソプラノ)、 ロビン・ブレイズ(アルト)、櫻田亮(テノール)、ドミニク・ヴェルナー(バス)
セッション録音:2014 年9 月&10 月/彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール
★《われら心を配り、しかと見守らん》BWV213
はザクセン皇太子、フリードリヒ・クリスティアンの
誕生日祝賀用の作品です。音楽は、のちのクリスマス・オラトリオの母体のひとつとなっています。
★《とどろけ太鼓、高鳴れラッパ》BWV214
はザクセン選帝侯妃(兼ポーランド妃)
マリーア・ヨーゼファの誕生日を祝って上演された音楽劇で、戦いの女神ベローナ、
学芸の女神ファーマが登場し、それぞれ王妃を讃える作品です。当作品も主要部分である合唱とアリアは、
ほとんどすべてクリスマス・オラトリオに転用されています。
Disc 6 第6集(78'55")
(1)カンタータ《公妃よ、さらに一条の光を》BWV198(33'25")
(2)カンタータ《いざ打てかし、願わしき時の鐘よ》BWV
53(偽作)(7'00")
(3)「詩篇51番」BWV1083(原曲:ペルゴレージの「スターバト・マーテル」)(37'39")
(1)ジョアン・ラン(ソプラノ)、(1)-(3)ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、
(1)ゲルト・テュルク(テノール)、(1)ドミニク・ヴェルナー(バス)、
(3)キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
セッション録音:(1)(2)2015年2月、(3)2005年9月/神戸松蔭女子学院大学チャペル
★《公妃よ、さらに一条の光を》BWV198はザクセン選帝侯アウグスト1世の夫人である
クリスティアーネ・エーバーハルディーネのための追悼音楽で、バッハ自身が
通奏低音パートを弾きながら指揮をとったと伝えられている作品です。後に失われた
「マルコ受難曲」BWV247やレーオポルト侯のための葬送音楽BWV244aへ転用されております。
★《いざ打てかし、願わしき時の鐘よ》BWV
53 は偽作で、真の作曲者は
ゲオルク・メルヒオル・ホフマンと考えられております。アルト独唱の葬儀用作品です。
★バッハの「詩篇51番」(原曲:ペルゴレージの『スターバト・マーテル』)はBCJ
が
2005年9月にセッション録音されながら、未発表のままになっていた秘蔵音源です。
Disc 7 第7集(63'25")
(1)カンタータ《おいらの今度の殿様は》(農民カンタータ)BWV
212(29'14")
(2)カンタータ《悲しみを知らぬ人》BWV
209(21'35")
(3)カンタータ《裏切り者なる愛よ》BWV203(11'57")
モイツァ・エルトマン(ソプラノ)、ドミニク・ヴェルナー(バス)
セッション録音:2015 年9 月/HAKUJU
HALL(東京)
★「農民カンタータ」として知られる《おいらの今度の殿様は》BWV212
はライプツィヒ近郊の村の
新領主カール・ハインリヒ・フォン・ディースカウの就任を祝って作曲された作品。
さまざまな舞曲が登場、俗謡もふんだんに盛り込まれ新鮮な様式を呈しています。
★《悲しみを知らぬ人》BWV209 はイタリア語の歌詞によるソプラノ独唱用カンタータで、
歌詞内容から、アンスバッハに帰郷する若い知識人のために書かれたものと言われています。
音楽的にもイタリア様式の影響が強い作品です。
★《裏切り者なる愛よ》BWV203 は歌詞がイタリア語のバス独唱用カンタータで、
愛の苦しみを知り、愛から逃れようとしながらも逃げられない若者の心を歌った作品です。
Disc 8 第8集(70'23")
(1)カンタータ《汝の果報を称えよ、祝福されしザクセンよ》BWV215(37'38")
(2)カンタータ《静かに流れよ、たわむれる波よ》BWV206(47'32")
ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)、青木洋也(アルト)、チャールズ・ダニエルズ(テノール)、
ロデリック・ウィリアムズ(バス)
セッション録音:2016年2月/彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール
★《汝の果報を称えよ、祝福されしザクセンよ》BWV215
は、ザクセン選帝侯
フリードリヒ・アウグスト2世のライプツィヒ訪問に際して、同地の学生の依頼により書かれた作品です。
テクストには当時の政治情勢の反映が見られます。
★《静かに流れよ、たわむれる波よ》BWV206
は1734 年の侯の誕生日に上演されるべく
書かれましたが、侯のライプツィヒ訪問が早まったため、36年に延期され上演された作品です。
ポーランド、ザクセン、オーストリア、ライプツィヒのそれぞれの流れる4
河川をヴァイクセル河(バス)、
エルベ河(テノール)、ドナウ河(アルト)、プライセ河(ソプラノ)が擬人化されて登場する音楽劇です。
Disc 9 第9集(80'53")
(1)カンタータ《急げ、渦巻く風よ》〈フェーブス(ポイボス=アポロン)とパンの争い〉BWV201(47'32")
(2)カンタータ《さあ、晴れやかなトランペットの高らかな音よ》BWV207(32'30")
ジョアン・ラン(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ(アルト)、ニコラス・パン(テノール)、
ドミニク・ヴェルナー(バス)、(1)中嶋克彦(テノール)、(1)クリスティアン・イムラー(バス)
セッション録音:2016年9月/神戸松蔭女子学院大学チャペル
★《急げ、渦巻く風よ》BWV201 は1729 年秋のライプツィヒ見本市期間中に作曲されたとされる
コレギウム・ムジクムのための劇音楽で、台本は牧神パンとフェーブス(ポイボス=アポロン)が
リディアのトモルス山で歌を競い合ったという、ギリシャ神話に基づく作品です。
パンとフェーブスのパートは対立的な様式でくっきりと書き分けられており、単純で民衆的な
パンのアリアに対して、フェーブスのアリアは、精密な筆致による格調の高いものとなっております。
★《さあ、晴れやかなトランペットの高らかな音よ》BWV207a
はザクセン選帝侯
フリードリヒ・アウグスト2世の命名日祝賀用作品。3つのレチタティーヴォ以外はBWV207の
音楽がほぼそのまま転用されています。当日付けの『ライプツィヒ新聞』によれば、
コレギウム・ムジクムにより、ツィンマーマンの庭園で上演したとされております。
Disc 10 第10集(66'11")
(1)カンタータ《たのしきヴィーダーアウよ》BWV30a(35'35")
(2)カンタータ《わたしは自分に満ち足りている》BWV204(29'54")
(1)(2)キャロリン・サンプソン(ソプラノ)、(1)ロビン・ブレイズ(アルト)、
(1)櫻田亮(テノール)、(1)ドミニク・ヴェルナー(バス)
セッション録音:2017年7月/彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール
★《たのしきヴィーダーアウよ》BWV30a
は、ヴィーダーアウの荘園領主に就任した
ザクセン選帝侯国宰相ブリュールの家臣であるヘニッケを表敬するために作曲された音楽劇で、
《農民カンタータ》BWV212の姉妹作です。
★ソプラノ独唱と小オーケストラのためのカンタータである《わたしは自分に満ち足りている》BWV204は
現世の富に心惑わされず、おのれの内に平安を求めよという内容で、終始この命題に寄り添って進みます。 |
限定盤。第1集もSACD ハイブリッド化!
BCJ によるJ.S.バッハの世俗カンタータ全集の限定ボックスが登場!
セッション録音:2003年-2017年/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、限定ボックス、12h0'21"
SACDハイブリッド盤。
2003年から2017年にかけて収録した鈴木雅明指揮、バッハ・コレギウム・ジャパンによるJ.S.バッハの世俗カンタータ全集がついにセットになって登場しました。
キャロリン・サンプソン、ジョアン・ラン、ハナ・ブラシコヴァ、ソフィー・ユンカー、ロデリック・ウィリアムズ、モイツァ・エルトマン、ドミニク・ヴェルナーなど豪華なソリスト陣を迎えた充実の録音はレコード芸術誌特選盤をはじめ国内外で高い評価を得ました。教会カンタータと併せてBCJ
の大偉業を堪能することができる注目のリリースです!
なお、第1集リリース時は通常CDでしたが、今回の限定ボックスではSACDハイブリッド化しているのも嬉しいところ。全10集がSACDハイブリッド盤となっております。
教会カンタータ全集(完売)同様、今回の世俗カンタータ全集も限定ボックスとしてのリリースです。この機会をお見逃しなく!

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EVIL PENGUIN RECORDS
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エルヴェ・ニケ(指揮)&ブリュッセル・フィル
プーランク、オルガンと合唱の繊細なハーモニーのデザンクロ
フランシス・プーランク(1899-1963):スターバト・マーテル
アルフレッド・デザンクロ(1912-1971):レクイエム(オルガン版) |
エルヴェ・ニケ(指揮)
ブリュッセル・フィルハーモニック
フランダース放送合唱団
マリオン・タッスー(ソプラノ/プーランク)
フランソワ・サン=ティヴ(オルガン/デザンクロ) |
ニケのレクイエム・シリーズ。刻々と移り変わる美しいハーモニーに包まれるプーランク、オルガンと合唱の繊細なハーモニーのデザンクロ
録音:2018年4月3-5日(プーランク)/2019年4月24-26日(デザンクロ)
ニケとフランダース放送合唱団によるレクイエム・シリーズの掉尾を飾るのはプーランクとデザンクロ、20世紀の作品です。フランス的で、繊細でありながら壮大な作品を、知と感情のバランスのとれたニケの指揮がこの上なく優しく天国的な美しさで響かせます。
プーランクの『スターバト・マーテル』は、1950年に作曲されました。1949年に亡くなった友人クリスチャン・ベラール(画家・演出家)の死を悼んでのものでしたが、スターバト・マーテルのかたちをとっています。ソプラノ独唱と混声5
部合唱、三管編成の管弦楽によって演奏される大規模な作品です。複雑な合唱が織りなす刻々と移ろう美しいハーモニー、そしてそれを包み込むような管弦楽が魅力。
デザンクロはサックスの作品でとりわけその名が知られていますが、宗教作品も残していました。もともとこの「レクイエム」(1953年頃完成、1963年初演)はオーケストラのために書かれたものですが、オルガン版が残されています。
デザンクロの息子であるフレデリク・デザンクロが奏者を務めた録音もありますが、このたびのニケが鍛え上げたフランダース放送合唱団の素晴らしい合唱による演奏は、貴重かつ決定盤の登場といえるでしょう。
エルヴェ・ニケ(プロフィール)
マルグリット・ロンとラヴェルに師事していたマリ=セシル・モランに音楽を学ぶ。作曲家の意図に忠実に、常にオリジナルにさかのぼって音楽に向かい合うという姿勢が若い頃から骨の髄までしみ込んだニケは、その後チェンバロ、オルガン、ピアノ、歌、作曲、合唱指揮、そして指揮と実に幅広く学ぶ。
クリスティのもとでも研鑽を積んだあと、パリ・オペラ座の声楽コーチを務める。同時にオペラ座でヌレエフら振付家とも親交を結び、伝統的な解釈、という手あかにまみれてしまった音楽作品を洗い直してその真の姿を描き出すことに特化していく。
1987年にフランスのモテットなどを演奏するためにコンセール・スピリチュエルを設立。宗教作品から交響曲、そしてオペラまでをも手がけるようになる。
現在ではフランダース放送合唱団の音楽監督を務めるほか、ブリュッセル・フィルハーモニックの首席客演指揮者を務める。また、スコラ・カントルム、リヨン音楽院などでも後進の指導にあたっている。
フランス芸術文化勲章受章。2019年にはドイツ・レコード批評家賞(Deutsche
Schallplattenkritik)受賞。

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MD+G
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MDG 90321356
(SACD HYBRID)
¥2400
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若き日のベートーヴェン〜フルートとピアノのための作品集 |
ヘレン・ダブリングハウス(フルート)
フィル・リオティス(ピアノ)
ヴカン・ミリン(フルート、12,13) |
1-4. フルートとピアノのためのソナタ 変ロ長調
Anhang 4 (1906/1951) 22'33
5.ピアノ協奏曲第1 番Op.15〜第2 楽章アダージョ 9'08
(テオバルト・ベーム編曲によるフルートとピアノ版(1794-1881))
6-11.フルート, ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナード
Op. 25(1802)
(フルートとピアノのためのベートーヴェン自身による編曲版Op.41) 23'52
12-13フルート二重奏曲ト長調WoO26(1792/1901) 6'00
14.ピアノとホルンのためのソナタ ヘ長調Op.17(1801) 13'56
(フルートとピアノ版(1830)) |
若き日のベートーヴェンの生気溢れるフルート作品集
75'29、Stereo/5.1/2+2+2
近年目覚ましい活躍をみせるフルーティスト、ヘレン・ダブリングハウスとドイツで活躍中のギリシャ出身ピアニスト、フィル・リオティスによる、若き日のベートーヴェンのフルートとピアノのための作品集。
フルートは19世紀に楽器改良が進み、その中でも多大な功績をあげたのはテオバルト・ベーム。ベームは、フルート奏者、作曲家として才能を発揮するだけでなく、楽器製作者として円筒管による「ベーム式フルート」(1847年)発明。現在では、「フルートの父」と呼ばれています。
ベームの目覚ましい活躍によってフルートの可能性は一気に拡大、多くのヴィルトゥオーゾたちが活躍しました。
このアルバムではベーム編曲による、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番第2楽章の編曲版が収録されています。
フルートの名手らしい技巧をちりばめられ、華麗な音階進行を聴かせるも、単に技巧的ではなく緩徐楽章の美しい旋律も生かした名編曲を、ダブリングハウスとリオティスによるウィットに富んだ演奏で楽しむことができます。
その他に、20代前半の作品でベートーヴェン唯一のフルートソナタ。これはベートーヴェンの遺産のなかから発見された写稿譜でありますが、真作であるかどうかについては異論のある作品。「ベーム式フルート」の出現前の昨品なので、当時の他の作品と同様にピアノ・パートが活躍する楽曲。
セレナーデOp.41は、ベートーヴェンがボンからウィーンに移り住んだ1795〜1796年に作曲された「フルート、ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナーデOp25」からの、フルートとピアノの編曲版として出版されました。
そしてウィーンに移り住む前、ハイドンに認められウィーン行きを決意した希望に満ち溢れた時期に作曲されたアレグロとメヌエットからなるフルート二重奏曲。最後に当時ホルンの名手として知られていたジョヴァンニ・プントのために作曲したホルン・ソナタのフルート編曲版。その作品も若き日のベートーヴェンの生気溢れる音楽です。
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ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):弦楽四重奏曲集Vol.11
1-4. 弦楽四重奏曲 変ホ長調 第27番 Op.17,3(Hob.
III:27) 19'39
5-8. 弦楽四重奏曲 ト長調 第29番 Op.17,5
(Hob III:29) 21'47
9-12. 弦楽四重奏曲 ホ長調 第25番 Op.17,1
(Hob. III:25) 24'25 |
ライプツィヒ弦楽四重奏団
【シュテファン・アルツベルガー(第1ヴァイオリン)、
ティルマン・ビュニング(第2ヴァイオリン)、
イーヴォ・バウアー(ヴィオラ)、
マティアス・モースドルフ(チェロ)】 |
名門ライプツィヒ弦楽四重奏団によるハイドン弦楽四重奏曲集第11弾
65'51
メンバーが名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席奏者を務めるなど、30年以上に渡って目覚ましい活躍を続けているライプツィヒ弦楽四重奏団によるハイドンの弦楽四重奏曲集の第11巻。
今回は、エステルハージ家の楽長時代(1771年)に作曲され、全6曲で構成されている作品17から第25,27,29
番の3曲を収録しています。
ライプツィヒ弦楽四重奏団はハイドン時代の弓コピー弓を使用し、ハイドンらしい明るい輝きに満ち溢れた演奏を聴かせています。
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ゴードン・ケンペによるドイツの人気絵本の朗読劇
『WUM und BUM und die Damen DING DONG』
ゴードン・ケンペ(1976-):
朗読劇『WUM und BUM und die Damen DING
DONG』 |
ボン・ベートーヴェン管弦楽団
ディルク・カフタン(指揮)
サニー・メルズ(朗読) |
ドイツ現代作曲家ゴードン・ケンペによるドイツの人気絵本の朗読劇
42'30
ドイツの現代作曲家ゴードン・ケンペが、ドイツの人気絵本作家ブリギッテ・ヴェルナーのベストセラー本『WUM
und BUM und die Damen DINGDONG』をディルク・カフタン指揮ボン・ベートーヴェン管弦楽団による演奏、女優サニー・メルズの語りにより、老いも若きも楽しめる朗読劇として録音しました。
ゴードン・ケンペのスコアは、3歳の子供たちが繰り広げる大騒ぎを、打楽器に、空き缶、木片、ボトル、風船、のこぎりなどを用い、巧みな表現力で描いています。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ALTUS
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「TAHRA 復活シリーズ」
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≪ALTUS の「TAHRA 復活シリーズ」について≫
「TAHRA(ターラ)」はルネ・トレミヌ氏と、その夫人ミリアム・シェルヘン女史が立ち上げたフランスのレーベルです。ミリアム夫人は指揮者ヘルマン・シェルヘンの娘であり、大指揮者たちとの家族ぐるみのつながりも強い人物。1992年に初のCD
をリリース、その後も精力的に活動を続けますが、2014年に主宰者トレミヌ氏が惜しくも急逝。レーベルは活動縮小を余儀なくされ、現在多くのタイトルが入手困難の状態にあります。歴史的音源を正規かつオリジナルの形で音盤化することを特徴とし、ヒストリカル・ファンに大いに愛されたレーベルでした。
そんなTAHRA の残した遺産の素晴らしさを世に問うべく、国内レーベル「ALTUS(アルトゥス)」はミリアム夫人の承認のもと正式に音源のライセンスを受けた上で、新たなリマスタリングを施し発売するターラ復活シリーズを進めています。
ここに聴ける音は貴重なTAHRA オリジナルに基づくもので、他レーベルの同演奏とは一味もふた味も違う、なまなましい音像がお聴き頂けることと思います。
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チェリビダッケ、若き日の名演 1945/46年
(1)ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲 第3番
作品72a
(2)ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98 |
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
フルトヴェングラーの後継者チェリビダッケの貴重な記録!情熱を内に秘めた若きカリスマがベルリン・フィルを熱く響かせる!
録音:(1)1946年11月10日/ベルリン、RIAS放送局、(2)1945年11月18日/ベルリン、米軍放送局/モノラル、国内プレス、日本語帯・解説付
戦後まもなくチェリビダッケがベルリン・フィルを振った貴重音源。長らく廃盤だったTAHRA
レーベルの名盤をALTUS レーベルがライセンスし、リマスター復刻しました。
フルトヴェングラーの後継者と目されていた若きチェリビダッケの、覇気にあふれた力強い演奏が音質も新たに復活します。
フルトヴェングラーがナチスと協力関係にあったとして演奏活動停止処分を受け、後任のボルヒャルトが米軍の誤射で亡くなってしまうという、ベルリン・フィル激動期に30代の若さで指揮台に上がることとなったチェリビダッケ。
1947年にフルトヴェングラーが復帰するまで、代理首席指揮者のような地位につき実質上の後継者として認識されていました。
ここに収録された演奏は晩年のものに比べれば荒削りな所はあるものの、ゆったりと荘重なアダージョから強烈な推進力にあふれるアレグロまで、テンポとテンションを大胆にコントロールし白熱した音楽を構築しています。
じっくり耐えに耐えて最後に爆発するレオノーレ3番、暗い情念渦巻く濃厚なブラームス4番。それらの鮮烈なイメージに向かい、もがきながら何とかして表現し伝えようとする壮絶さ。
明らかにカリスマの片鱗を感じさせつつも、未だ整理しきれていないドロドロとした何かを内に秘めた、この時代のチェリビダッケならではの演奏です。
如実にフルトヴェングラー色のあるベルリン・フィルの響きも当盤の魅力をより一層深めています。
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キング・インターナショナル
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ニッポン放送開局65周年記念。復刻!歴史的名盤、ベルリン・ドイツ・オペラ 日生劇場1963
日生劇場は、1963年に日本生命保険が日比谷に設した音楽劇場。記念すべきそのこけら落し公演は、同年10月20日にカール・ベーム指揮ベルリン・ドイツ・オペラの「フィデリオ」でした。彼らも初来日なうえ、海外名門オペラ団の初の日本引越公演にもなりました。
ベームのみならず、フィッシャー=ディースカウやルードヴィヒ、マティス、ナイトリンガーといったスター歌手に加え、若き日のマゼールも来日、10月20日から11月8日までほぼ連日18公演を行いました。チケットは非常に高額ながら完売し、当時の聴衆は本場のオペラに酔いしれたとされます。
日本演奏史に残るこの公演を、ニッポン放送はステレオでライヴ録音していました。「フィガロの結婚」」「フィデリオ」「ヴォツェック」とベートーヴェンの第9は1988年にポニーキャニオン社よりCD
化され話題となりましたが、すでに入手不能となって長く、多くの人に再発を熱望されていました。今回は初出の「トリスタンとイゾルデ」を加え、最新リマスタリングを施し2ヵ月に分けて発売いたします。伝説のエンジニア半田健一氏の名録音が半世紀を経て新たに蘇ります。
*古い音源を使用しているため、テープ劣化によるお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。
*このシリーズには歌詞対訳が付いておりません。ブックレット中のパスワードで弊社ホームページにてPDF
をダウンロードできます。
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KKC 2505/7
(3CD)
¥5600 →\5190
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伝説の日生劇場ライヴ
ベームとベルリン・ドイツ・オペラ1963年東京の「フィガロ」
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」(全曲) |
アルマヴィーヴァ伯爵:ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、
伯爵夫人:エリザベート・グリュンマー(ソプラノ)、スザンナ:エリカ・ケート(ソプラノ)、
フィガロ:ワルター・ベリー(バス)、ケルビーノ:エディット・マティス(ソプラノ)、
マルチェリーナ:パトリシア・ジョンソン(メゾソプラノ)、
バジリオ:ユーリウス・カトナ(テノール)、ドン・クルツィオ:マーチン・ヴァンチン(テノール)、
バルトロ:ペーター・ラッガー(バス)、アントニオ:ワルター・ディックス(バス)、
バルバリーナ:バルバラ・フォーゲル(ソプラノ)
カール・ベーム(指揮)ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団・合唱団 |
復活、ベームとベルリン・ドイツ・オペラ1963年東京の「フィガロ」
録音:1963年10月23日/日生劇場(ライヴ)/STEREO
グスタフ・ルドルフ・ゼルナー演出。まず何より、伯爵役のフィッシャー=ディースカウの圧倒的な存在感に驚かされます。
またマティスのケルビーノの可憐さ、フルトヴェングラーお気に入りのグリュンマーの伯爵夫人も好演。当時69歳のベームもテンポが速く、モーツァルトの生き生きした世界を見事に再現。
全体に燃焼度の高い、一期一会の公演の貴重な記録となっています。
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KKC 2511/12
(2CD)
¥3600 →\3290
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伝説の日生劇場こけら落としライヴ
56年前の日本の聴衆を驚愕させたベートーヴェンの「フィデリオ」
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」(全曲) |
レオノーレ:クリスタ・ルートヴィッヒ(ソプラノ)、ロッコ:ヨーゼフ・グラインドル(バス)、
フロレスタン:ジェームス・キング(テノール)、ピツァロ:グスタフ・ナイトリンガー(バス)、
マルツェリーネ:リザ・オットー(ソプラノ)、ヤキーノ:ドナルド・グローブ(テノール)、
ドン・フェルナンド:ウィリアム・ドゥリー(バス)、囚人1:バリー・マックダニエル(テノール)、
囚人2:マンフレット・ロエル(バス)
カール・ベーム(指揮)ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団・合唱団 |
56年前の日本の聴衆を驚愕させた「フィデリオ」、日生劇場こけら落し公演
収録:1963年10月29日/日生劇場(ライヴ)/STEREO
グスタフ・ルドルフ・ゼルナー演出。日生劇場の記念すべきこけら落し公演はベルリン・ドイツ・オペラによるベートーヴェンの「フィデリオ」でした。
この公演は日本の聴衆に価値観がひっくり返る衝撃を与えたとされます。まっくらな舞台からフロレスタンの悲痛な叫びが聞こえてきた時や、第一幕で囚人の群れがうごめき呻ぐのをみた時、オペラとは美しい歌声で飾られた見世物だという観念が一挙に吹き飛ばされるのを経験したとされ、またそれを味わえる感性をゼルナー監督をはじめとするドイツのスタッフが感心させました。
そのすさまじい爆演ぶりは56 年を経た今日でも鮮烈に伝わってきます。
まさに日本オペラ上演史に残る名演、永久保存盤です。
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<映像>
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EURO ARTS(映像)
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20 72034
(Blu-ray)
¥5000 →\4690
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1989年12月25日、ベルリンの壁崩壊記念
バーンスタイン指揮によるベートーヴェンの「第9」
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」 |
ジューン・アンダーソン(ソプラノ)
サラ・ウォーカー(メゾ・ソプラノ)
クラウス・ケーニヒ(テノール)
ヤン=ヘンドリンク・ローテリング(バス)
バイエルン放送合唱団
ベルリン放送合唱団のメンバー
ドレスデン・フィルハーモニー児童合唱団
バイエルン放送交響楽団
シュターツカペレ・ドレスデンのメンバー
ニューヨーク・フィルハーモニックのメンバー
ロンドン交響楽団のメンバー
レニングラード・キーロフ劇場(現マリインスキー劇場)
管弦楽団のメンバー
パリ管弦楽団のメンバー
レナード・バーンスタイン(指揮) |
ベルリンの壁開放30周年記念、バーンスタインの記念碑的演奏会『自由への讃歌』がブルーレイ・ディスクで登場!
収録:1989年12月25日、旧東ベルリン、シャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)/ライヴ
画面:1080i/Full HD/4:3、音声:PCM ステレオ、DTS-HD
MA5.1、字幕:英独仏西韓日、94分、リージョン:All
1989年11月9日、ベルリンの壁が崩壊されました。2019年は30周年に当たります。
この映像は、1989年12月25日、ベルリンの壁が崩壊したことを記念した一大イベント、バーンスタイン指揮によるベートーヴェンの「第9」の演奏会が収録されています。
すでに映像としてはリリースされていたものですが、30周年を記念してブルーレイ・ディスクで再登場します。
バーンスタインは、バイエルン放送交響楽団をメインに、合計6つの楽団(西ドイツ・東ドイツ、ドイツの東西分離のきっかけとなったアメリカとソ連、それに第二次大戦時のドイツの敵国イギリスとフランス)のメンバーにより特別に編成されたオーケストラを指揮し、これに東西ドイツの合唱団と東西ドイツ&英米のソリストが加わった豪華な布陣によるアンサンブルを指揮しています。
さらにバーンスタインはここで、ベルリンの壁が崩壊したという歴史的事実を祝うために第4楽章の歌詞の"Freude(歓喜)"
を"Freiheit(自由)" に変更して歌わせています。
ベルリンの壁開放は、現在では誤解がもとで実現したと言われています。東独の政府側が、市民の出国許可緩和を予定よりも早く発表してしまい、それがもとで国境が開放。壁のすぐ東側にあったブランデンブルク門には大勢の人々が押し寄せたといいます。
現在ではドイツ統一と平和・友愛の象徴として広く認知されているそのブランデンブルク門の前で、2019年8月ベルリン・フィルの新首席指揮者キリル・ペトレンコが「第9」を演奏。30年前の歴史的な出来事に思いをはせ、平和へのメッセ—ジを新たにするものとなるでしょう。
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