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≪第106号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その10 2020/4/28〜



5/1(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

PRINTEMPS DES ARTS DE MONACO

PRI 020
¥2500→\2290
ロトも参加!超豪華メンバーによるモネの世界
 マルク・モネ:
  (1)動き、予見できない、そして
  (2)動きなく、世界なく〜チェロと管弦楽のための
(1)テディ・パパヴラミ(ヴァイオリン)、
 フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)、
 バーデン=バーデン&フライブルクSWR 交響楽団
(2)マルク・コッペイ(チェロ)、
 クリスティアン・アルミンク(指揮)、
 ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団

 61' 50"

①ライヴ録音:2013年9月20日/音楽会議センター(ストラスブール)
②ライヴ録音:2011年12月16日/フィルハーモニック・ホール(リエージュ)

 マルク・モネは1947年生まれのフランスの作曲家。マウリシオ・カーゲル門下で、作風は典型的な「ゲンダイオンガク」。2003年にモナコのカロリーヌ公女から「春の音楽祭」の監督に任命されています。

 このアルバムは同音楽祭レーベルで、公演のライヴ。なにより驚かされるのは豪華な演奏陣。ヴァイオリンの協奏作品「動き、予見できない、そして」はアルバニア出身の名手パパヴラミの独奏、フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮、バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団との共演。ロトは現代作品紹介にも非常に熱心で、ここでも緊張感に満ちた鋭い解釈を聴かせてくれます。

 チェロの協奏作品「動きなく、世界なく」は名手コッペイの独奏、クリスティアン・アルミンク指揮、ベルギー王立リエージュ・フィルとの共演。35分の大作で熱い演奏を聴かせてくれます。

 
 




PROFIL



PH 19069
¥2600
ヴィオラとハープ
 (1)バックス:幻想ソナタ (1927)
 (2)サン=サーンス:幻想曲Op.124
 (3)シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ D821
 (4)ブリテン:ラクリメOp.48〜ダウランドの歌曲の投影
ペイジュン・シュー(ヴィオラ)
ゴドリーヴ・シュラマ(ハープ)

 ヴィオラとハープが奏でる落着いたオトナの美しい世界

 録音:2019年7月29-31日/マリエンミュンスター・コンツェルトザール(ヘクスター)/75' 06"

 ヴィオラとハープという組合せは一見奇異のように思われますが、これにフルートを加えたトリオはドビュッシーの名作をはじめ玄妙な響きを作り出すことが示すように、相性の良いアンサンブルとなっています。
 ここではその両者のデュオを集めていますが、オリジナルはバックスの「幻想ソナタ」のみで、サン=サーンスはヴァイオリンとハープ、ブリテンはヴィオラとピアノのための作品。シューベルトの名作を含め、いすれも美しく説得力満点。

 ヴィオラのペイジュン・シューは1985年上海生まれ。今井信子らに学び、2010年にモスクワで行われたユーリ・バシュメト・ヴィオラ・コンクールで優勝。現在将来を嘱望されるヴィオラ奏者のひとり。
 ハープのゴドリーヴ・シュラマはオランダのベテラン女流。アスコ・シェーンベルク・アンサンブルのハープ奏者を長年務め、2001年からはデトモルト音楽大学の教授として後進の育成にも力を注いでいます。
 




REFERENCE RECORDINGS


FR 737
¥2300
主はあなたを選び祝福し ペーター・ジェルミホフ(指揮)
パトラム学院合唱団
 (1)アレクサンドル・ネフスキー聖堂(ニュージャージー州ハウェル)の鐘/
 (2)ボルトニャンスキー:今日、聖母が/
 (3)カスタリスキー:今日、聖母が/
 (4)チトフ:未婚の乙女が/
 (5)スヴィリドフ:神の御母を讃えて/
 (6)チェスノコフ:聖母よ、われらを救いたまえ/
 (7)ジェルトコフ:母よ、私のことで嘆くな/
 (8)ラフマニノフ:たゆまず祈る聖母/
 (9)ヴィクトル・カリンニコフ:神の御母よ喜べ/
 (10)ニコライ・チェレプニン:神の御母よ喜べ/
 (11)グレチャニノフ:常に福にして/
 (12)ニコライ・チェレプニン:常に福にして/
 (13)カスタリスキー:喜べ、女王よ/
 (14)ダニーリン:すべての創造は汝が喜び/
 (15)チェスノコフ:母よ、私のことで嘆くな/
 (16)レトコフスキー:天使は叫び/
 (17)イリャシェンコ:永遠なる神の神秘/
 (18)ルボフスキー:おお使徒たちよ、ここに来る者は/
 (19)マトヴェーエフ:すべての悲しみの喜び/
 (20)トルスチャコフ:アルハンゲリの声とともに/
 (21)ニコリスキー:汝、勝利の指導者へ/
 (22)トルスチャコフ:汝、勝利の指導者へ/
 (23)ボルトニャンスキー:汝を憐れみて/
 (24)肉において汝は眠りに落ちる/
 (25)チェスノコフ:永遠の記憶

 声による交響曲。Referenceレーベルならではの高音質録音が物凄い音厚で迫る!

 録音:2018年8月8-10日/アレクサンドル・ネフスキー聖堂(ニュージャージー州ハウェル)/78'

 ソ連時代、ロシア正教は活動に多くの制約があり、在外ロシア正教会が伝統を守ってきたともいえます。
 そのなかでワレリー・ルキヤノフ首司教はアメリカで長年活動し、ニュージャージー州ハウェルにアレクサンドル・ネフスキー聖堂を建立しました。2018年に亡くなり、その追悼として長年追い求めた聖母崇拝に基づく聖歌を、ゆかりのパトラム学院合唱が録音しました。

 ロシアの聖歌は宗教的な意味もありますが、同時に声の表現力と迫力を駆使した音響世界で、娯楽のなかった昔の農民たちなどはコンサートへ行く感覚で教会に通ったともいわれています。
 ここではまさに声による交響曲が繰り広げられ、Referenceレーベルならではの高音質録音で圧倒されます。オーディ・チェック用にも最適のディスク。
 
 

FR 736
(2CD)
¥2700
歌劇「役者王子」
 カーライル・フロイド:歌劇「役者王子」(2016)
フロレンティン・オペラ団
ウィリアム・ボッグス(指揮)
ミルウォーキー交響楽団

 絶世の美少年をめぐる17 世紀演劇界の人間模様

 録音:2018年10月12&14日/マーカス・センター、ウイエレイン・ホール(ミルウォーキー)

 1926年生まれ、現在93歳で現役のアメリカの作曲家カーライル・フロイド。2016年作の最新オペラが世界発録音されました。

 「役者王子」は17世紀王政復古期イギリスで絶大な人気を誇った最後の女形スター、エドワード・キナストン(1640‐1766)を主人公にしています。
 キナストンは絶世の美少年で、美しいソプラノで演じるシェイクスピア劇は理想的で、国王チャールズ二世もごひいきだったといわれています。演劇界の大物たちから調教され同性愛に目覚めるものの、女役は女優が演じるという価値観の変化とともに自己への疑問が生じ、協力者マーガレットへの愛で異性愛者となります。

 カーライル・フロイドは、17世紀の史実ながら、今日のアメリカ芸能界に巣食う病魔になぞらえ問題提起しています。音楽は王政復古時風な舞曲や民謡も採り入れ、叙情性と現代性をうまくミックスしています。
 




SIGNUM CLASSICS


SIGCD 632
¥2500
トビー・ヤングが新たに音楽を付けた「ベーオウルフ」
 トビー・ヤング:ベーオウルフ
クリストファー・モンクス(ディレクター)
アルモニコ・コンソート
ティモシー・ウェスト(ナレーター)
エリン・マナハン・トーマス(ソプラノ)
トビー・ヤング(キーボード)
ACアカデミー・ワーウィック&
 ACアカデミー・スカラーズ

 タリスの「40声のモテット」とストリッジョの「60声のミサ曲」を組み合わせたアルバム、「スーパーサイズ・ポリフォニー」(SIGCD 560)で大きな注目を集めた合唱団、アルモニコ・コンソート。
 「ベーオウルフ」とは、トールキンの「指輪物語」などにも影響を与えたとされているイギリス最古の物語の一つ。
 イギリスの作曲家トビー・ヤングが新たに音楽を付けた「ベーオウルフ」は、クラシック音楽にフォークやポピュラー・ミュージックの要素も融合させた音楽物語で、エリン・マナハン・トーマスの独唱や名優ティモシー・ウェストのナレーターなど豪華なアーティストが参加しています。

 ※録音:2019年7月8日−9日、セント・マーク教会(レミントン・スパ、イギリス)
 




MSR



MS 1759
¥2400
シューマンの交響曲第2番ピアノ独奏版!
 フェルディナンド・ヒラー(ラウ編):交響曲 ホ短調 Op.67
 シューマン(テオドル・キルヒナー編):交響曲第2番 ハ短調 Op.61
プイ・ヤン・ロナルド・ラウ(ピアノ)

 録音:2019年1月23-26,30,31日,2月1,18日 アイオワシティ/DDD,70'46

 ヒラーの交響曲 ホ短調(1849年作)は、おそらく本来の形では録音されたことがなく、しかもこの編曲はピアニストのラウが直々にアレンジしたもの。オリジナルを知らないままピアノ編曲を聞くのはまた面白いもの。この曲に入れ込んだラウの愛情と意欲が伝わってくる。
 もちろんシューマンの交響曲第2番も素晴らしい演奏。こちらはテオドール・キルヒナー(1823—1903)の編曲。
 
 

MS1659
¥2400
「トランペットとピアノ、打楽器のための新作集」
 (1)マイケル・ジャンプトロム(b.1980):パック(2008)
 (2)ザック・スタントン(b.1983):想像の対話(2017)
 (3)デイヴィッド・スターレット(b.1988):ラプソディ(2012)
 (4)ジョン・ウィリアムズ(b.1938):トランペット協奏曲(1996)
 (5)リビー・ラーセン(b.1950):リッジ=ランナー(2012)
ジェス・クック(トランペット)
エドワード・ニーマン(ピアノ)
(5)ライアン・スミス(打楽器)
(5)ジェイムズ・クロスマイヤー(打楽器)

 録音:2017年12月20-23日 米国 ジョージア州 コロンバス、DDD、70'14

 現代米国のトランペット曲集。御存知ジョン・ウィリアムズのトランペット協奏曲(1996年)を除いてすべて21世紀に入ってからの作品。作風はそれぞれ。打楽器の入るラーセンのリッジ=ランナーが楽しい。
 ジェス・クックは主として米国南部で活躍するトランペット奏者。明るく輝かしい音色が美しい。
 
 


MS 1708
¥2400
「アフリカ人と離散アフリカ人のピアノ音楽」 ウィリアム・チャップマン・ニャホ(ピアノ)
 イサク・ルー:クウェラ第1番/
 ウリッセス・ケイ:優しい考え/
 ヘイル・スミス:私のスカーフは黄色い/
 ヌケイル・オコエ:夕暮れ/
 ロバート・クワミ:ピアノ小品第2番/
 ハリム・エル=ダブ:スフィアヌ/
 ヘイル・スミス:オフ=ビート・ショーティ/
 フローレンス・プライス:ティックリン・トーズ/
 ヴァレリー・ケイパーズ:スウィート・ミスター・ジェリー・ロル/
 ヌケイル・オコエ:雨の中裸足で踊る/
 イサク・ルー:子守歌/
 ヴァレリー・ケイパーズ:修道僧/
 アンドレ・ベンガムブラ・ヴィンドゥ:子守歌/
 クワベナ・ンケティア:ブイルサの仕事歌/
 クリスチャン・オニェジ:ウフィエ第3番/
 ラウリンド・アルメイダ:トレモロ形式の悲歌/
 ウリッセス・ケイ:インヴェンション第2番/
 ロバート・ナサニエル・デット:蜂蜜/
 ジョシュア・ウゾイグウェ:ナイジェリア舞曲第1番/
 ウォレス・チータム:前奏曲第1番「ヨシュアはジェリコの戦いに相応しい」/
 ウォレス・チータム:前奏曲第2番「哀れな嘆く者は家に帰った」/
 クリスチャン・オニェジ:オガ/
 アマデオ・ロルダーン・イ・ガルデス:キューバ風前奏曲/
 フローレンス・プライス:シルクハットと歩行杖/
 ジョン・ウェスレー・ワーク3世:ある教会で/
 クワベナ・ニケティア:ボルタ川幻想曲/
 アキン・エウバ:イグバ・ケリン,イグバ・キニ/
 アラン=ピエール・プラデル:バンレイシ/
 ハリム・エル=ダブ:バセット,ニム・ナワクト/
 エレノア・アルベルガ:もし銀色の鳥が喋るなら

 録音:2018年 シアトル、DDD,58'17

 アフリカ生まれの作曲家および主として南北米のアフリカ系作曲家によるピアノ小品集。総じて素朴な力強さに溢れる曲が多く、32トラックそれぞれにじんわり楽しめる。
 ウィリアム・チャップマン・ニャホ自身アフリカ系の米国人ピアニストで、こうした音楽の紹介をライフワークにしている。
 
 

MS 1749
¥2400
「サニー・クナーブル(b.1983):ファゴット作品集」
 (1)アメリカ杉の木の歌
 (2)タンゴ・ブギ
 (3)「ダブル・リード」〜
  チャールズ・ワイアットの詩「世界のファゴット奏者たちに」による
 (4)大道芸をするバスーニスト(全3曲)
(1)ステファニー・イッツォ(ソプラノ)
スコット・プール(ファゴット)、深澤なつき(ピアノ)
(2)セラナ・デュオ:
 【アナ・ガルシア(アルト・サクソフォン)
  アレックス・デイヴィス(ファゴット)】
(3)ジーナ・カッファリ(ソプラノ,ファゴット)
サニー・クナーブル(アコーディオン)
(4)スコット・プール(ファゴット)、
 深澤なつき(ピアノ)

 録音:(1)2014年8月、(2)2018年10月、(3)2019年2月、(4)2018年6月、ニューヨーク州フラッシング、DDD、51'08

 米国の作曲家、サニー・クナーブルのファゴット作品集。サニー・クナーブルは1983年、カリフォルニア生まれで、ニューヨークを拠点に活動している。
 スコット・プールはヴァルドスタ交響楽団やオルバニー交響楽団の首席ファゴット奏者を務めている。
 ジーナ・カッファリは、2018年からオルフェウス室内管弦楽団の副主席ファゴット奏者を務めている。米国で長く活躍している深澤なつきがピアノで加わっている。
  
 


MS 1752
¥2400
「夏の地」〜アフリカ系作曲家のチェロ作品集
 スティル:夏の地,母と子
 スワンソン:チェロとピアノのための組曲
 トムソン:前奏曲第1番,前奏曲第5番
 ヘイルストーク:「聖なる円が近付く」に基づく主題と変奏
 ワイングラス:ピアノ組曲第2番 変ホ長調 「孤独の時代」
 ホーガン:
  深い川,一緒にパンを焼こう,
  私にイエスを与えよ,もし君があそこにいるなら
 エイブルズ:クリスとローズ
デュオ・ドルチェ:
 【クリスティン・ヨンジ・ユン(チェロ)
  フェニックス・パクキム(ピアノ)】

 録音:2019年 インディアナポリス、DDD,77'11

 米国の近現代のアフリカ系作曲家によるチェロとピアノの作品集。
 ウィリアム・グラント・スティル(1895-1978)、ハワード・スワンソン(1907-1978)、リチャード・トムソン(1960-)、アドルフ・ヘイルストーク(1941-)、ジョン・ワイングラス(1972-)、モウジズ・ホーガン(1957-2003)、マイケル・エイブルズ(1962-)の作品を収録。いずれもしみじみとした味わいがある。
 デュオ・ドルチェは、チェロのクリスティン・ヨンジ・ユンとピアノのフェニックス・パクキムのアジア系女性二人によるデュオ。
 
 

MS 1762
¥2400
キンドラ・シャリッチ、シューマンの「女の愛と生涯」
 シューマン:女の愛と生涯 Op.42
 ベートーヴェン:遥かなる恋人に Op.98
 シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
キンドラ・シャリッチ(メッゾソプラノ)
ジェフリー・ラドゥー(ピアノ)

 録音:2019年2月18—20日 米国 カリフォルニア州 ティブロン/DDD,74'10

 大物歌手の歌う歌曲はもちろん素晴らしいが、美声と豊かな感性を持つ若い歌手の歌う歌曲もまた魅力に溢れている。キンドラ・シャリッチ。
 あまり詳しい経歴が分からないが、ミシガン大学とニューヨークのイーストマン音楽学校を修了後、サンフランシスコ音楽院でさらに学び、この地を拠点に活動している様子。
 御存知シューマンの「女の愛と生涯」というと情感豊かに歌われるのが常だが、シャリッチはたいへん繊細かつ瑞々しく歌っていて、この名曲を新鮮に聞き直せる。
 伴奏のジェフリー・ラドゥーも素晴らしく、それは独奏の幻想曲でさらに存分に発揮されている。
 




NMC


NMC D239
¥2400
「新しい室内楽作品集」
 (1)アンナ・メレディス:トリポタージュ・ミニアチュアズ
 (2)アレクサンダー・ゲール(b.1932):アフター・ザ・ウェーキング
 (3)コリン・マシューズ(b.1946):ポストリュード
(1)オーロラ・オーケストラ
(2)マーティン・ブラビンズ(指揮)
 ナッシュ・アンサンブル
(3)ニコラス・ダニエル(Ob)
 ブリテン・シンフォニエッタ

 イギリス作曲界の重鎮、ゲールとマシューズの近作を収録!

 録音:2016/2017/2019年、52:14

 現代イギリスの作曲家による室内アンサンブルのための作品を収録。アンナ・メレディスは現代音楽にテクノ、アンビエント、ロック、サウンド・インスタレーションの要素を加えた作風で知られ、この作品もミニマル風のポップで小気味よい曲になっている。
 イギリス作曲界の重鎮ゲールは旋法的な12音技法を使う作曲家で、この作品は音感にメシアンの影響を感じさせつつ点描的で緊密なセリー音楽の空間を作り上げている。
 ゲールと同じくイギリスの重鎮マシューズの「ポストリュード」はオーボエと室内アンサンブルのための一種の協奏曲でオーボエの抒情的な旋律が美しい無調作品。
 
 

NMC D247
¥2400
サム・ヘイデン:作品集
 (1)「リレーティヴ・オートノミー(相対的自治)」
 (2)「トランジエンス(幽玄)」
 (3)「サブストレイタム(基層)」
(1)ステファン・アズバリー(指揮)
 アンサンブル・ムジーク・ファブリーク
(2)ディオティマ四重奏団
(3)デイヴィッド・ロバートソン(指揮)
 BBC交響楽団

 録音:2008/2016/2017年,70:27

 サム・ヘイデンの生年は公表されていないが、イギリスの中堅世代と思われる。作曲をマイケル・フィニシー、ジョナサン・ハーヴェイ、ルイ・アンドリーセン、ブライアン・ファーニホウというそれぞれ個性の著しく異なる作曲家に師事した。
 師匠の中で一番ヘイデンの作風に近いと思われるのはファーニホウで激しく複雑な音楽がこの人の持ち味と思われる。
 めまぐるしく動き回る複数の音の中から表れてくる緊張感あふれる音の分厚い塊が圧倒的な「リラティヴ・オウトナミー」、きらびやかな音と暴力的な音響の嵐が拮抗する大オーケストラのための「サブストレイタム」が聴きもの。
 
 

NMC D250
¥2400

「スパーク・キャッチャーズ」
 (1)エロリン・ウォーレン:コンチェルト・グロッソ
 (2)ジェームズ・ウィルソン:グリーン・フューズ
 (3)ダニエル・キダネ:ドリーム・ソング
 (4)ハンナー・ケンドール:スパーク・キャッチャーズ
 (5)フィリップ・ハーバート:エレジー
 (6)ジュリアン・ジョセフ:キャリー・ザット・サウンド

チネケ!・オーケストラ&コーラス
(1)-(3)(5)アンソニー・パーンサー(指揮)
(4)ケヴィン・ジョン・エデュセイ(指揮)
(6)ウェイン・マーシャル(指揮)
(1)テイ・マレイ(Vn)、
 チチ・ワノク(CB)、
 イサタ・カネー=メイソン(Pf)
(3)ロデリック・ウィリアムズ(Br)

 録音:2017/2018年,62:46]

 作曲家の生年が記載されていないが、ブックレットの写真から全員、若手から中堅世代と思われる。個性的な作品が揃っているが、このアルバムで統一されているのは、いずれの作曲家もヨーロッパをいまも席捲するドイツ、フランスの前衛楽派とは一線を画した独自の路線を歩んでいるということ。
 ウォーレンの「コンチェルト・グロッソ」はジャズやフュージョンの影響を感じさせ、ハーバートの「エレジー」は20世紀初頭のイギリスの何人かの作曲家を思い出させる牧歌的な美しい作品。
 ジョセフの「キャリー・ザット・サウンド」はウォルトンやホルストを思わせる色彩的な作品。
 前衛楽派に屈せず独自の路線を歩むユニークな作曲家たちの今を知る一枚。
 




ORF



CD 3236
(2CD)
¥4600
クアジ・ウナ・ファンタジア(幻想曲風に)
 (CD1)
  (1)クリストフ・エーレンフェルナー(b.1975):クアジ・ウナ・ファンタジア
  (2)トリスタン・シュルツェ(b.1964):ヴァイオリン協奏曲
  (3)ゴットフリート・フォン・アイネム(1918-19):
   セレナーデ〜二重弦楽オーケストラのための
 (CD2)
  (4)モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調KV.364
  (5)モーツァルト:交響曲第40番ト短調KV.550
ヴァヒド・カデム=ミサーク(指揮&(1)(2)(4)Vn)
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ
(1)ラースロー・フェニェー(Vc)
(4)トーマス・セルディツ(Va)

 アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ創立40周年、モーツァルトから最新作まで!

 録音:2018〜19年 CD1[57:46]CD2[64:49]

 ヴァイオリニスト、ヴァヒド・カデム・ミサークが音楽監督を勤めるアカデミア・アレグロ・ヴィーヴォは1979年の創立から40周年を迎えた室内オーケストラでバロックから現代まで幅広いレパートリーを持つ。
 このディスクではゴットフリート・フォン・アイネムの比較的初期の作品でストラヴィンスキーの新古典主義期の影響が感じられる美しい「セレナード」、モーツァルトの協奏交響曲と第40番の本場ウィーン情緒たっぷりの演奏が聴きもの。
 
 

CD 3225
¥2500
エリザベート・ハルニク(b.1970):作品集
 (1)《ローミング》〜ツィターと2つのオルゴールのための
 (2)《ノイジー・パール》〜チェンバロのための
 (3)《柔らかいボタン》〜アコーディオン・ソロのための
 (4)《カイネ・カイナー》〜ピアノ・ソロのための
 (5)《ゲルトルートのためのソロ》
  〜シュティンメ(語り歌い)・ソロのための
 (6)《幸福は中にある》〜プレーヤー・ピアノのための
 (7)《理解の輪》〜ヴァイオリン・ソロのための
(1)マルティン・マラウン(ツィター)
(2)ソニア・ライポルド(Cemb)
(3)クラシミール・シュテレフ(アコーディオン)
(4)エヴァ・バジッチ(Pf)
(5)ジーナ・マッティエッロ(語り歌い)
(6)ヴォルフガング・ハイジヒ(プレーヤー・ピアノ)
(7)アンネリー・ガール(Vn)

 オーストリアの中堅女性作曲家エリザベート・ハルニク作品集!

 録音:2011/2016/2018/2019年/69:62

 エリザベート・ハルニク(Elisabeth Harnik)はオーストリアを拠点に活動する作曲家、ピアニスト、インプロヴァイザー。作曲をベアト・フラーに師事。他にジョン・ケージ、ポーリン・オリヴェロスからも影響を受けているという。
 「幸福は中にある」はプレーヤー・ピアノすなわちピアノ・ロールのために書かれた作品で通常ピアノ奏者には演奏不可能なリズムや速度での演奏を実現する。
 明らかにその道の第一人者コンロン・ナンカロウの影響を受けた痛快な作品。「ゲルトルートのためのソロ」は一種の音響詩で言葉のリズムや音色で構成されている。
 オーストリアの伝統楽器ツィターのための「ローミング」では様々な特殊奏法を駆使してとてもツィターとは思えない不可思議な世界を作り出す。オーストリアの才能あふれる女性作曲家の登場である。
 




PIERRE VERANY



PV 719051
¥2600
「ウィーン」シャーマン・プレスナーのおしゃれなヴァイオリン小品集
 〜シュトラウス、シューベルト、マーラー、クライスラー、ブラームス〜

  J.シュトラウス:美しく青きドナウ Op.314〜前奏
  ゴドフスキー:トリアコンタメロン第11番 「懐かしのウィーン」
  ブラームス:ハンガリー舞曲第2番
  クライスラー:ウィーン奇想曲第2番
  ネブダル:悲しいワルツ
  シューベルト:楽興の時第3番 ヘ短調 D780
  ワーグナー:夢
  クライスラー:ウィーン風小行進曲
  マーラー:アダージェット
  クライスラー:愛の悲しみ,ロンディーノ
  R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調Op.18〜アンダンテ・カンタービレ
  J.シュトラウス:別れのワルツ
シャーマン・プレスナー(ヴァイオリン)
ダヴィド・レヴィ(ピアノ)

 
 録音:2016年5月,2019年9月 モンペリエ、DDD、53'19

 「ウィーン」と題されたヴァイオリン小曲集。つまりフリッツ・クライスラーが弾いていたような曲を集めている。オリジナル、編曲、どちらも素敵なものばかりでリラックスして楽しめる。
 シャーマン・プレスナーは米国、テキサス州ヒューストンの出身。カーティス音楽院を修了後、ヨーロッパに渡り、古楽ヴァイオリン奏者として様々な団体で活躍している。
 




DISCMEDI


BLAUCD 654
¥2900
ジャウマ・マス・プルセル (1909-1993) : シンフォニック・ポートレイト
 行ったら戻れない城 [El castell d'iras i no tornaras]
  (ミケル・アスタルリク編曲による管弦楽のための交響組曲) (1953/2006)
 ピアノと管弦楽のためのノクターン (1950)(*)
 Konitenci (管弦楽のための) (1955)
  序奏/バレエ (トッカータ)/行進曲/
  映画のための音楽/ワルツ/葬送の悲歌
 マヨルカ民謡組曲 (管弦楽のための) (1932)(+)
ミケル・アスタルリク (ピアノ(*))
バレアレス諸島音学合唱団(+)
ジュアン・クンパニ (合唱指揮(+))
バレアレス諸島交響楽団
アルバド・ブルトンス (指揮)

 録音 : データ記載無し (2014年以前)
 
 
BLAUCD 703
¥2900
ボエーム (ボヘミアン) ヴィオラとピアノのための音楽
 リスト (1811-1886) : 忘れられたロマンス S.132 (ヴィオラとピアノのための版)
 グラナドス (1867-1916)/イサベル・ビリャヌエバ編曲 :
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ H.127 (ヴィオラとピアノのための版)
 アーン (1874-1947) : 独奏とフォルラーヌ (ヴィオラとピアノのための)
マ ルチヌー (1890-1959) : ヴィオラとピアノのためのソナタ 第1番 H.355
 エネスコ (1881-1955) : ヴィオラとピアノのための演奏会用楽曲
 [ボーナス・トラック]
  ドビュッシー (1862-1918) : 美しい夕暮れ
イサベル・ビリャヌエバ (ヴィオラ)
フランソワ・デュモン (ピアノ)

 録音 : 2017年5月30-31月、ADDA (Auditorio de la Diputacion de Alicante)、アリカンテ、スペイン
 
 

BLAUCD 705
¥2900
ショパンへの24の前奏曲 (ピアノのための) バルトゥメウ・ジャウマ (ピアノ)
 ジュゼプ・スレ (1935-) : 前奏曲 第1番/ピラル・フラド (1968-) : 前奏曲/
 ボロ・ガルシア (1970-) : ショパンへの後奏曲/テレサ・カタラン (1951-) : パラフレーズ/
 ミゲル・ロイグ・フランコリ (1953-) : ショパンによる前奏曲 ニ長調/
 フランシスコ・ガルシア・アルバレス (1959-) : 前奏曲/
 レオナルド・バラダ (1933-) : ショパンの前奏曲第7番の透明性/
 バネト・カザブランカス・イ・ドミンゴ (1956-) : ショパンのためのひとつのページ/
 アルベルト・サルダ (1943-) : ショパン回想/
 ナルシス・ブネト (1933-) : ショパンの前奏曲第10番のパラフレーズ/
 アリシア・ディアス・デ・ラ・フエンテ (1967-) : ショパンに捧ぐ [Holdzie Chopinowi]/
 アントニ・パレラ・フォンス (1943-) : ショパンの前奏曲第12番のレプリカ/
 カルマ・ファルナンダス・ビダル (1970-) : 前奏曲 I/
 カルラス・ギヌバルト・イ・ルビエリャ (1941-) : バルデモサへの?前奏曲/
 トマス・マルコ (1942-) : 雨降りのショパン/エドゥアルド・ペレス・マセダ (1953-) : ZAL!/
 ジュゼプ・マリア・メストラス・クアドレニ (1929-) : ショパンへの前奏曲/
 カルロス・クルス・デ・カストロ (1941-) : 前奏曲 第18番「ショピニアーノ」/
 ミケル・ガルベス=タロンチェル (1974-) : 素描 (ショパンに)/
 ホセ・ルイス・トゥリナ (1952-) : コラージュ/ヘスス・レヒド (1943-) : パラフレーズ/
 セサル・カノ (1960-) : ショパンによる前奏曲 第22番/
 ダビド・デル・プエルト (1964-) : バルデモサの前奏曲/
 ホセ・マリア・ガルシア・ラボルダ (1946-) : 前奏曲 ニ短調

 録音 : 2016年8月28月、ライヴ、第36回バルデモサ・ショパン・フェスティヴァル、カルトジオ会修道院、バルデモサ、マヨルカ、スペイン
 
 

DM 1344-02
¥2900
聖と俗の間に
 アントニオ・デ・カベソン (1510-1566) : オルガン作品集
イグナシオ・リバス・タレンス (オルガン)
  【世俗の音楽】
   パヴァーヌとそのグロサ/「牛を見張れ」によるディフェレンシアス
   ミラノ風ガイヤルドによるディフェレンシアス
   イタリア風パヴァーヌ/「騎士の歌」によるディフェレンシアス
  【2つの歌とそのグロサ、5声】
   ある日夢みて (原曲 : フィリップ・ヴェルドロ)
   私は最も美しい声に愛されている (原曲 : クレキヨン)
  【教会の音楽】
   賛歌 第19番、パンジェ・リングァによる (4声)
   ミサ・ロム・アルメのオザンナ (原曲 : ジョスカン・デプレ、4声のグロサド)
   スターバト・マーテル・ドロローサ (原曲 : ジョスカン・デプレ、5声のグロサド)
   賛歌 第21番、アヴェ・マリス・ステラによる (4声)
  【2つのティエント】
   ティエント 第1旋法、サルヴェによる/ティエント 第6旋法とその続き

 録音 : 2011年12月、サンティスクラ & サンタ・ビクトリア教区教会、マサナ、アンドラ

 イグナシオ・リバス・タレンスは1963年スペインのバレンシアに生まれ、バルセロナ市立音楽院でムンサラト・トゥレン (モンセラート・トレント)に師事したオルガン奏者。
 
 

DM 1354-02
¥2900
クリスマス・パーティー
 フアン・J・コロメル編曲 (1966-) :
  御子に告げよ [Dime Nino]/
  伝統的なクリスマス (メドレー)[Navidad Tradicional]
  鐘が次々に [Campana sobre Campana]/川の魚 [Los Peces en el Rio]
  お婆さんがやって来る [Ya Viene la Vieja]/鼓手 [El Tamborilero]
  羊飼いたちよ来たれ [Pastores Venid]/神の御子は今宵しも [Adeste Fideles]
  羊飼いたちは行く [Ya Se Van los Pastores]/アヴェ・マリア [Ave Maria] (*)
  クリスマス・パーティー [Fiesta Navidena]
ソニア・デ・ムンク (ソプラノ(*))
スペイン国立放送合唱団 &
 スペイン国立放送管弦楽団
ミゲル・ゲラ (指揮)

 録音 : データ記載無し (2014年以前)
 
 

DM 5207-02
¥2700
アンリク・ムレラ (1865-1942)/
 アペラス・メストラス (1854-1936)台本 :
  「黄金のヴィオラとその他の歌」 (森の寓話、全3幕)
ジュゼプ・ラモン・ウリベ (バリトン : サラフィ)
アンナ・アラス・イ・ジュベ
 (メゾソプラノ : クラレタ)
ジュエル・バルドゥレト (ヴァイオリン)
アルスインノバ室内合唱団
ペラ・リュイス・ビオスカ (合唱指揮)
コブラ・マリナダ (合奏)
ディエゴ・マルティン・エチェバリア (指揮)

 録音 : 2015年8月2-4月、サリア劇場、バルセロナ、スペイン
 




PNEUMA



PN2 1530
(2CD)
¥3400
海の向こうのカンティガ
 アルフォンソ10世 (1221-1284)編纂 : 聖母マリアのカンティガ集 から

  [CD 1] コンスタンティノープル
   第405番「コンスタンティノープルのブランチェルナスの布」
   第342番「石の上のイコン」 (器楽)
   第231番「コンスタンティノープルの神殿のためにローマ帝国から大理石を」
   第25番「ビザンティンのユダヤ人」 (器楽)
   第138番「聖金口 (きんこう)イオアン」 (器楽)
   第196番「ビザンティンの異教の祭司」
   第131番「皇帝と総主教」 (器楽)
   第67番「ネロの時代、悪魔を召使いにした男」
   第28番「コンスタンティノープルの包囲」 (器楽)
  [CD 2] シリアとオリエント
   第15番「皇帝ユリアヌス、聖バシレイオスの奇跡」
   第46番「海を渡って来たモーロ人と母乳の聖母」 (器楽)
   第165(395)番「海の向こうのトゥルトザ」
   第115番「黒い山の少年と隠者」
ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア (指揮)

 録音 : 2015-2016年、アクシス・マドリード、マドリード、スペイン

 


PN-1540
¥2600
エルサレムのカンティガ
 アルフォンソ10世 (1221-1284)編纂 : 聖母マリアのカンティガ集 から

  第27番「ディオスポリスの教会かシナゴーグか」
  第187番「エルサレムの修道院」
  第383番「シグエンサからエルサレムへの巡礼者たち」 (器楽)
  第33番「アクレにおけるエルサレムへの巡礼者たち」
  第172番「アクレの商人の水晶の十字架」
  第29番「ゲッセマネ、母乳の聖母」 (器楽)
  第337番「海を渡って来たエルサレムの男」
  第287番「ジェノヴァのサンタ・マリア・デラ・スカラ」
ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア (指揮)

 録音 : 2016年10月-2017年9月、場所の記載無し
 
 


PN-1560
¥2600
ムルシアのカンティガ
 アルフォンソ10世 (1221-1284)編纂 : 聖母マリアのカンティガ集 から

  第299番「スペインの聖マリア騎士団」/第297番「聖像の徳」/
  第169番「ムルシアのアリシャカ」/第201番「約束された純潔」/
  第339番「カルタヘナの船」/第89番「ユダヤの女の出産」/
  第295番「王の幻視」/第99番「モーロの村」/第239番「誓い」
ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア (指揮)

 録音 : データ記載無し (2017年以前)
 
 

PN-1500
¥1700
シルヤブ ワインとバラ
 アル=アンダルス、9〜16世紀の音楽と詩−
  クリスティアネ・アセム制作のダンス・アクトのために
ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア (指揮) 他
   Vino y Rosas / Nostalgia de Cordoba / Perdidos de Amor / La Rosa Enflorece / Nana de Alarcos /
   Tres Morillas / Oi, Altas Undas / Vaise Meu Coracon, Habibi / La Noche Me Ha Quitado la Cordura /
   Los Siete Gozos / Amours Me Fait Comencier / Maria Unser Frowe / Estrella del Dia /
   El Rey Pescador / Danza del Ajedrez / Estoy Hecha Para la Gloria / Dame Paras Para el Bano /
   Ya Viene el Cativo / La Felicidad Cumplida /
   Sirvete y Sirveme. Zid Wa Sqini - Ten Piedad de Mi Corazon / Luz del Alma (Version)

 既発売音源編集盤。
 
 


PN-1550
¥1700
トレドのタイファ (イスラム君主)−アル・マムンとアサルキエル (11世紀)
 【アル・マムン王の宮殿】
  Todos los Amantes / Toledo de Al Mamun / Salon de los Perfumes /
  Nubes Ambar / Mirador del Rio Tajo / Palacios de Galiana /
  Arbol de Plata / Taifa de Toledo
 【アサルキエルの砂時計】
  Azafea de Azarquiel / Almuedano del Tajo / Orfebre y Herrero /
  Almanaque de Azarquiel / Astrolabio de Azarquiel /
  La Fortaleza / Clepsidra de Azarquiel / Estrellas Fijas
ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア (指揮) 他

 既発売音源編集盤。
 




SOLE RECORDINGS



SR 0004
¥2600
ロマンティック・パースペクティヴ
 シューベルト (1797-1828) :
  アルペッジョーネとピアノのためのソナタ イ短調 D 821
  (チェロとピアノによる演奏)
 ラフマニノフ (1873-1943) :
  チェロとピアノのためのソナタ ト短調 Op.19
ダビド・アペリャニス (チェロ)
カルロス・アペリャニス (ピアノ)

 録音 : 2014年11月23-24日、バレンシア音楽堂、バレンシア、スペイン

 ダビド・アペリャニスはフランス・ヘルメルソン他に師事したスペインのチェロ奏者。2018年以来2020年現在ムルシア音楽院教授。ソロの他、アリアガ・ピアノ・トリオのメンバーとしても活躍しています。
 
 


SR 0005
¥2600
イザイ (1858-1931) :6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27
 第6番 ホ長調/第2番 イ短調/
 第3番 ニ短調「バラード」/第1番 ト短調/
 第4番 ホ短調/第5番 ト長調
パブロ・スアレス (ヴァイオリン)

 録音 : 2015年7月、サン・アンドレスデ・ベドリニャナ教会、ビリャビシオサ、アストゥリアス州、スペイン

 パブロ・スアレスはニコラス・チュマチェンコ、サルヴァトーレ・アッカルド、オーギュスタン・デュメイに師事したスペインのヴァイオリン奏者。2020年現在アラゴン音楽院教授。
 
 
SR 0006
(2CD)
¥3400
ベートーヴェン (1770-1827) :チェロとピアノのためのソナタ
 チェロとピアノのためのソナタ 第1番 ヘ長調 Op.5 No.1
 チェロとピアノのためのソナタ 第2番 ト短調 Op.5 No.2
 チェロとピアノのためのソナタ 第3番 イ長調 Op.69
 チェロとピアノのためのソナタ 第4番 ハ長調 Op.102 No.1
 チェロとピアノのためのソナタ 第5番 ニ長調Op.102 No.2
アドルフォ・グティエレス・アレナス (チェロ)
クリストファー・パーク

 録音 : 2016年1月25-26日、フリードリヒ・エーベルト・ハレ、ハンブルク、ドイツ

 アドルフォ・グティエレス・アレナス (1974年生まれ)はフランス・ヘルメルソン、リュイス・クラレに師事したスペインのチェロ奏者。
 Verso レーベルにバッハの無伴奏チェロ組曲 (全曲)等の録音があります。
 
 

SR 0007
¥2600
ブラームス (1833-1897) :
 チェロとピアノのためのソナタ 第1番 ホ短調 Op.38

ユリウス・レントゲン (1855-1932) :
 チェロとピアノのための 第2番 イ短調 Op.41
アンパル・ラクルス (チェロ)
アンドレウ・リエラ (ピアノ)
 

SR 0009
¥2600
イグナジ・カンブラ ライヴ・イン・バルセロナ
 グリーグ (1843-1907) : ピアノのための組曲「ホルベアの時代より」Op.40
 ラフマニノフ (1873-1943) :
  ピアノのための前奏曲 嬰ト短調 Op.32 No.12
  ピアノのための前奏曲 ロ長調 Op.32 No.10
  ピアノのための前奏曲 ハ短調 Op.23 No.7
イグナジ・カンブラ (ピアノ)

 録音 : 2016年3月、ライヴ、カタルーニャ音楽堂、バルセロナ、スペイン

 1989年バルセロナ生まれのピアニスト、イグナジ・カンブラのデビューCD。
 外装表示は「SR 009」となっております。
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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CALA SIGNUM



SIGCD 2095
¥2500→\2290
Calaの名盤復刻!
 "ピアノ協奏曲版"の「展覧会の絵」!

ムソルグスキー:展覧会の絵(ピアノ協奏曲版)

 組曲「展覧会の絵」(ローレンス・レナード編曲/ピアノ協奏曲版)
 歌劇 《ホヴァンシチーナ》 より
  「モスクワ川を下って」(リムスキー=コルサコフ編曲)、
  「ゴーリツィン公の旅」(ストコフスキー編曲)
 歌劇 《ソロチンスクの市》 より 「ゴパーク」(リャードフ編曲)
 クリミアの絵(ゲーア編曲)
 スケルツォ(リムスキー=コルサコフ編曲)
 一粒の涙(キンドラー編曲)
 交響詩「はげ山の一夜」(リムスキー=コルサコフ編曲)
タマーシュ・ウンガール(ピアノ)
ジェフリー・サイモン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団

 
 ☆Cala初期の名盤が復刻!
 ☆「ピアノ協奏曲版」世界初録音となった「展覧会の絵」!

 オーストラリアの指揮者ジェフリー・サイモンが設立し、その独創性溢れるプログラムとハイ・クオリティなサウンドで根強い人気を博してきたCala Recordsの名盤などをSignum Classicsとの共同製作で送る新レーベル「Cala Signum」。

 Calaの初期の名盤の中から、イギリスの指揮者ローレンス・レナードがピアノ協奏曲版へと編曲したムソルグスキーの「展覧会の絵」が新装登場! ハンガリー系アメリカの名ピアニスト、タマーシュ・ウンガールがソリストを務め、当時世界初録音として話題を呼んだ録音です。「展覧会の絵」以外にも、リムスキー=コルサコフやリャードフ、ストコフスキーらがオーケストレーションを施した作品も収録。

 ※録音:1992年&1986年
 



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DISCMEDI


消滅したスペインEnsayoの名盤が3タイトル復活!


DM 5262-02
¥2500→\2290
カルロ・ベルゴンツィ ナポリ民謡集 カルロ・ベルゴンツィ (テノール)
マドリード室内管弦楽団
エンリーコ・ペッシーナ (指揮)
 サルヴァトーレ・カルディッロ (1874-1947) : カタリ・カタリ (つれない心)[Core 'ngrato] (1911)
 エドゥアルド・ディ・カプア (1864-1917) : あなたのくちづけを [I' te vurria vasa!] (1900)
 ルフォ・ファルヴォ (1874-1936) : 君に告げてよ [Dicitencello vuie] (1930)
 エルネスト・デ・クルティス (1875-1937) : 夜の声 [Voce 'e notte] (1903)
 ニコラ・ヴァレンテ (1853-1939) & エルネスト・タリアフェッリ (1889-1937) : 情熱 [Passione] (1934)
 ガエターノ・エリコ・ペンニーノ (1892-1952) : なぜ? [Pecche?] (1919)
 ジュゼッペ・チョフィ (1907-1976) : 五月の一夜 ['Na sera 'e maggio] (1937)
 エヴェメーロ・ナルデッラ (1879-1950) : 雨 [Chiove] (1923)
 エルネスト・タリアフェッリ : プジレコの漁夫 [Piscatore 'e Pusilleco] (1925)
 エルネスト・デ・クルティス : 帰れソレントへ [Torna a Surriento] (1902)

 録音 : 1972年、スタジオ・フォノグラム、マドリード、スペイン
 原盤、ライセンサー、初出 : Ensayo, ENY-CD-9701 (レーベル終了、廃盤)
 リマスター : 2015年、Cezanne Producciones. Las Rozas
 
 


DM 5263-02
¥2500→\2290
ホルヘ・ボレット
チャイコフスキー (1840-1893) :
 ピアノ三重奏曲 イ短調「偉大な芸術家の思い出に」Op.50
ホルヘ・ボレット (ピアノ)
ビクトル・マルティン (ヴァイオリン)
マルコ・スカノ (チェロ)

 録音 : 1968年、カジヌ・ダ・ラリアンサ・ダル・ポブラ・ノウ、バルセロナ、スペイン
 原盤、ライセンサー、初出 : Ensayo, ENY-CD-9736 (レーベル終了、廃盤)
 リマスター : 2013年、Cezanne Producciones. Las Rozas
 
 


DM 5264-02
¥2500→\2290
テレサ・ベルガンサ ザルスエラ・コンサート
 フェデリコ・チュエカ (1846-1908) :
  サルスエラ「水、カルメラと焼酎」から 前奏曲
 パブロ・ルナ (1879-1942) : サルスエラ「ユダヤの子」から スペインの歌 (*)
 ルペルト・チャピ (1851-1909) :
  サルスエラ「巻きせんべい売り」から ソコロのロマンサ (*)
 フェデリコ・チュエカ : サルスエラ「大通り」から
   エルネメヒルダのタンゴ (*)/エリセオ・マドリレニョのショティシュ (*)
 ヘロニモ・ヒメネス (1854-1923) :
  サルスエラ「ソレアレス」から 間奏曲
  サルスエラ「ラ・テンプラニカ」から ロマンサ,サパテアド(*)
 ルペルト・チャピ :
  サルスエラ「若い娘」から ジプシーの歌 (*)
  サルスエラ「セベデオの娘たち」から カルセレラ (*)
テレサ・ベルガンサ (メゾソプラノ(*))
イギリス室内管弦楽団
エンリケ・ガルシア・アセンシオ (指揮)

 録音 : 1975年、アビーロード・スタジオ、ロンドン、イギリス
 原盤、ライセンサー、初出 : Ensayo, ENY-CD-9707 (レーベル終了、廃盤)
 リマスター : 2012年、Cezanne Producciones. Las Rozas
 



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PROFIL



PH 19014
(10CD)
¥5400→\4990
ヤッシャ・ホーレンシュタイン録音集
 Disc 1
  マーラー:交響曲第3番ニ短調より第1‐5楽章
 Disc 2
  (1)マーラー:交響曲第3番ニ短調より第6楽章(つづき)/
  (2)同:交響曲第1番ニ長調「巨人」
 Disc 3
  ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(1890年版)
 Disc 4
  (1)ヒンデミット:交響曲「画家マチス」/
  (2)リヒャルト・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」/
  (3)ブルッフ:スコットランド幻想曲Op.46
 Disc 5
  (1)ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)/
  (2)シェーンベルク:淨夜Op.4/(3)同:室内交響曲Op.9
 Disc 6
  (1)ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調/(2)同:左手のための協奏曲/
 (3)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
 Disc 7
  (1)ヤナーチェク:シンフォニエッタ/(2)同:タラス・ブーリバ(全3曲)/
  (3)ワーグナー:「ローエングリン」第1幕への前奏曲/
  (4)同:「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死
 Disc 8
  (1)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15/
  (2)マーラー:亡き子をしのぶ歌(全5曲)
 Disc 9
  (1)ワーグナー:ファウスト序曲/
  (2)リスト:ファウスト交響曲
 Disc 10
  (1)ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」/
  (2)リヒャルト・シュトラウス:交響詩「死と変容」Op.24
   ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指揮)
   Disc1, Disc2の(1);ヘレン・ワッツ(コントラルト)、ハイゲート・スクール児童合唱団、
    ロンドン交響楽団、同合唱団(1961年ライヴ)
   Disc2の(2);ウィーン交響楽団(1953年録音)
   Disc3;ウィーン・プロムジカ管弦楽団(1954年録音)
   Disc4;フランス国立放送交響楽団(1954年録音)(1)、バンベルク交響楽団(1954年録音)(2)、
    ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、ロンドン交響楽団(1962年ステレオ録音)(3)
   Disc5;バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団(1956年ステレオ録音)
   Disc6;ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)、コンセール・コロンヌ管弦楽団(1)(2)、
    イヴリー・ギトリス(ヴァイオリン)、ウィーン・プロムジカ管弦楽団(1955年録音)(3)
   Disc7;ウィーン・プロムジカ管弦楽団(1956年録音)(1)(2)、バンベルク交響楽団(1954年録音)(3)(4)
   Disc8;クラウディオ・アラウ(ピアノ)、フランス国立放送管弦楽団(1962年ライヴ)(1)、
    ハインリヒ・レーケンパー(バリトン)、ベルリン国立歌劇場管弦楽団(1928年録音)(2)
   Disc9;フェルディナンド・コッホ(テノール)(2)、
    バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団、合唱団(2)(1956年ステレオ録音)
   Disc10;ウィーン・プロムジカ管弦楽団(1955年録音)(1)、バンベルク交響楽団(1954年録音)(2)

 名盤の誉れ高いマーラーからリヒャルト・シュトラウス、シェーンベルクまでホーレンシュタイン入魂録音集

 1: 68' 21"、2: 78' 54"、3: 76' 43"、4: 77' 19"、5: 76' 38"、6: 75' 05"、7: 77' 52"、8: 78' 23"、9: 77' 42"、10: 77' 02"、STEREO、MONO

 ヤッシャ・ホーレンシュタイン(1898 ‐ 1973) はウクライナ出身の大指揮者。11 歳の時家族とウィーンに移り、長じてベルリンでフルトヴェングラーの助手となりました。1940 年にナチスの台頭を避けアメリカへ渡り、そこを拠点にして国際的な活躍をしました。

 ホーレンシュタインはマーラーやブルックナーの交響曲をブームになるはるか以前から積極的に採りあげ、それらの録音は今日でも決定盤とされています。
 また同時代作品にも熱心で、シェーンベルクやヒンデミット、バルトークにも鋭敏な感覚を示しています。今回ホーレンシュタインの名演を10 枚組で驚きの価格にてご提供致します。

 嬉しいのがオイストラフ、ペルルミュテール、ギトリス、アラウを独奏者に迎えての協奏曲。彼らの名人芸を発揮させながら、恰幅の良いオーケストラの響きで万全のバックを支えています。10 枚組で驚くべき価格。超お買い得です。
 


<映像>


EURO ARTS(映像)

20 13038
(4DVD)
¥4000
ワレリー・ゲルギエフ〜ロシア・オペラBOX
 ■プロコフィエフ:歌劇《 修道院での婚約》 (157分)
   アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)、ラリッサ・ディアドコヴァ(メゾソプラノ)、
   アレクサンダー・ゲルガロフ(バリトン)、マリアンナ・タラーソワ(メゾソプラノ)、
   キーロフ歌劇場管弦楽団&合唱団(合唱指揮:ヴァレリー・ボリソフ)、
   マリインスキー・バレエ、ヴァレリー・ゲルギエフ(指揮)
   演出:ヴラジスラフ・パージ/照明:ヴラジーミル・ルカセヴィッチ/装置:アッラ・コジェンコーヴァ/
   振付:ニコライ・リュトフ/
    収録:1998年、マリインスキー歌劇場(ライヴ)
 
 ■ボロディン:歌劇《 イーゴリ公》 (194分)
   ニコライ・プチーリン(イーゴリ公)、ガリーナ・ゴルチャコーワ(ヤロスラーヴナ)、
   エフゲニー・アキモフ(ヴラヂーミル)、セルゲイ・アレクサーシキン(ガーリチのヴラヂーミル)、
   ウラジーミル・ヴァネーエフ(コンチャーク)、オリガ・ボロディナ(コンチャーコヴナ)、
   キーロフ歌劇場管弦楽団&合唱団、マリインスキー・バレエ、ヴァレリー・ゲルギエフ(指揮)
   演出:エフゲニー・ソコフニン、イルキン・サビトフ/照明: セルゲイ・ルーキン/
   振付:ミハイル・フォーキン/
    収録:1998年、マリインスキー歌劇場(ライヴ)
 
 ■チャイコフスキー:歌劇≪マゼッパ≫(174分)
   イリーナ・ロスクトーワ(マリア)、ラリーサ・ジャジコーワ(リュボフィ)、
   ヴィクトル・ルツィウク(アンドレイ)、ニコライ・プチーリン(マゼッパ)、
   セルゲイ・アレクサーシキン(コチュベイ)、キーロフ歌劇場管弦楽団&合唱団、
   ヴァレリー・ゲルギエフ(指揮)
   舞台監督・演出:イリーナ・モロストヴァ/
    収録:1996年、マリインスキー歌劇場(ライヴ)/
     映像監督:ブライアン・ラージ

 若き日のネトレプコも登場!ゲルギエフ&マリインスキーのロシア・オペラDVDボックス

 画面:16:9 、 4:3、NTSC、音声:PCM Stereo、字幕:英独仏伊西中、原語:ロシア語、リージョン:All、525分

 ゲルギエフは、1988 年、35 歳の若さでキーロフ(現マリインスキー)劇場オペラ・カンパニーの芸術監督に就任。1996 年からはマリインスキー劇場(バレエ、オペラ、管弦楽団)の芸術総監督と総裁を兼任しています。
 そして、このマリインスキー劇場で多くの世界的名歌手を育て、世界の音楽界へ送り出してきました。今回リリースされるのは、1996、1998 年に同劇場で上演されたロシア・オペラ3 作品をまとめたDVDボックス。
 一つ目はプロコフィエフの≪修道院での婚約≫。この作品は、キーロフ劇場で1946 年に初演されたオペラ。なんと今や現代最高峰の歌姫と言われるアンナ・ネトレプコが出演しています。
 当時、ネトレプコはほとんど無名でしたが、ゲルギエフは彼女の才能を見出し、現在の活躍を予感させる見事な歌唱を聴かせてくれています。

 次はあの有名な「だったん人の踊り」が含まれるボロディンの歌劇≪イーゴリ公≫。色彩豊かな異国情緒を湛えた舞台、そして歌手陣、合唱、オーケストラ、そしてバレエが見事に集結した総合芸術として見ごたえのある上演です。
 最後には、チャイコフスキーの歌劇≪マゼッパ≫。17 世紀のウクライナを舞台とした作品で、政治的混沌を背景に、権力者マゼッパと親子ほど年の離れたマリアとの関係が描かれる劇的な内容。
 ゲルギエフの≪マゼッパ≫と言えば2019 年の来日公演(演奏会形式)での上演が記憶に新たしいですが、マゼッパ役のニコライ・プチーリンの荒々しさや、マリア役のロスクトーワのドラマテッィクな歌声など、歌手陣の質の高さに驚かされます。
 














4/30(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


CLAVES



50 1907
¥2800
「アイ・スペース」デビュー盤、
 マンチーニの6つのリコーダー・ソナタ!

  フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737):
   (1)リコーダー・ソナタ第11番 ト短調
   (2)リコーダー・ソナタ第12番 ト長調
   (3)リコーダー・ソナタ第2番 ホ短調
   (4)リコーダー・ソナタ第6番 変ロ長調
   (5)リコーダー・ソナタ第4番 イ短調
   (6)リコーダー・ソナタ第7番 ハ長調
アンサンブル・アイ・スペース
 【イーチャン・リャン(リコーダー)、
  須藤真地子(チェンバロ)、
  上田朝子(リュート、バロックギター)、
  ジャファ・ジャン(バロックチェロ)】

 第19回ピアジョ・マリーニ国際室内楽コンクールで第1位!新世代を担う古楽アンサンブル「アイ・スペース」堂々のデビュー盤はナポリ楽派マンチーニの6つのリコーダー・ソナタ!!

 セッション録音:2018年3月/ディーメン、オランダ/DDD、ディジパック仕様、56'58"

 新世代を担う古楽アンサンブル「アイ・スペース」堂々のデビュー盤はフランチェスコ・マンチーニの6 つのリコーダー・ソナタです!

 アンサンブル・アイ・スペース(Ensemble IJ SPACE)は2014 年リコーダー奏者のイーチャン・リャンとチェンバロ奏者の須藤真地子によって創設。
 2018 年には第19 回ピアジョ・マリーニ国際室内楽コンクールで第1 位、同年ファン・ヴァッセナール国際室内楽コンクールで第3 位を受賞するなど権威ある国際コンクールでの受賞歴を誇ります。

 古楽から現代、そして委嘱作品まで幅広いレパートリーを古楽器で演奏し、作品の魅力を伝える新世代の古楽アンサンブルとして注目されており、オランダ、ドイツ、イタリア、日本や台湾をはじめ各国で演奏活動を展開。確かな技術のもと感性豊かな表現で高い評価を受けております。

 フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737)はイタリア・ナポリで活躍した演奏家。器楽曲、歌劇、宗教曲などを残しましたが、今日ではここに収録されたリコーダーの作品が主に演奏されております。
 ナポリ楽派に属したマンチーニの豊かなメロディが魅力のソナタ集です。
 




SKARBO



DSK 4191
¥2500
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):
 6つのトリオ・ソナタ BWV525-530
  (ジャン・ジョフロワによるマリンバ三重奏版)

   (1)トリオ・ソナタ第1番 変ホ長調 BWV525
   (2)トリオ・ソナタ第2番 ハ短調 BWV526
   (3)トリオ・ソナタ第3番 ニ短調 BWV527
   (4)トリオ・ソナタ第4番 ホ短調 BWV528
   (5)トリオ・ソナタ第5番 ハ長調 BWV529
   (6)トリオ・ソナタ第6番 ト長調 BWV530
ジャン・ジョフロワ
ミン=ナム・グエン
ガルドリク・スビラナ(マリンバ)
KKC 6216
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2800+税

 これぞ三位一体の演奏!鬼才ジャン・ジョフロワがバッハのオルガンのためのトリオ・ソナタをマリンバ三重奏版で録音!

 セッション録音:2019年1月3-6日/シテ・ド・ラ・ヴォワ、ヴェズレー、ヨンヌ県(フランス)/DDD、ディジパック仕様、59'48"

 マリンバのみならずマルチパーカッショニストとして世界で活躍するジャン・ジョフロワ、待望の新録音は弟子ミン=ナム・グエン、ガルドリク・スビラナとの共演でバッハがオルガンのために作曲した6つのトリオ・ソナタをマリンバ三重奏版で録音しました!

 ジャン・ジョフロワ(ジャン・ジョフロイ)は1985年から2000年までフランス国立パリ室内管弦楽団の首席打楽器奏者をつとめた傍ら、1999年から2006年までジュネーヴ音楽院の教授を、1999年からフランス国立リヨン高等音楽院の教授をつとめ、さらに2005年からは国立パリ高等音楽院でも教鞭をとっております。
 日本には安倍圭子国際マリンバアカデミーの講師としてたびたび来日し、マスタークラスと演奏会を開いております。

 これまで35枚を超えるディスクをリリースし、なかでも仏スカルボ・レーベルからリリースしているジャン・ジョフロワのヨハン・セバスティアン・バッハ・プロジェクト「無伴奏チェロ組曲」、そして「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ」は話題となりました。また、「ゴルトベルク変奏曲」をマリンバ5台とヴィブラフォン1 台のためにジョフロワが編曲した録音(DSK 4147)では巧みなアンサンブルとともに音響効果も狙った録音で注目されております。

 6つのトリオ・ソナタ BWV 525-530 は1727年から1732年にかけて作曲されたと考えられており、右手、左手、ペダルが完全に独立した3つの声部で構成された独奏オルガンのための作品です。
 6つのソナタがそれぞれ違った個性を放ち、バッハのオルガン作品の中でも難曲としても知られますが、ジョフロワのマリンバ版ではこの楽器の特性を生かした巧みな編曲が聴きもの。
 三位一体ともいえる阿吽の呼吸から生み出される躍動感に満ちた演奏は一度聴いたら虜になってしまいます。鬼才ジョフロワが満を持して録音したバッハの新録音がここに完成しました!

 
 




CALLIOPE



CAL 1745
¥2600
国内盤で発売されたことがある
ピエール・レアクのベートーヴェン後期作品集
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106《ハンマークラヴィーア》
  6つのバガテル Op.126
ピエール・レアク(ピアノ)

 フランスのいぶし銀のベテラン・ピアニスト。ピエール・レアクのベートーヴェン後期作品集。

 一等賞を獲得したパリ音楽院でイヴォンヌ・ルフェビュール、イヴォンヌ・ロリオ、ジェルメーヌ・ドヴェーズ、ジャン・ユボー、マルセル・ボフィスといった錚々たるピアニストたちに師事し、パウル・バドゥラ=スコダやシェベーク・ジェルジ、ゲザ・アンダの下でも研鑽を積んだ知る人ぞ知るフランスのベテラン、ピエール・レアク(レアック)。
 オリヴィエ・メシアン国際ピアノ・コンクールで第1位を獲得し、フランス国立高等音楽院(CNSM)でイヴォンヌ・ロリオのアシスタントを務めた経歴を持つレアクのベートーヴェン・プログラムは「ハンマークラヴィーア」と「6つのバガテル」の2作品。

 楽聖ベートーヴェンがその創作活動の晩年に書き上げたピアノ芸術のための2つの傑作で巨匠レアクは、ベテランならではの説得力に長けた懐の深い演奏を聴かせてくれています。
 サウンド・エンジニアはニコラスサマルタノス。カツァリスの「ベートーヴェン・クロノロジカル・オデッセイ」でも重要な役割を果たした敏腕エンジニアです。

 ※録音:2006年2月、パリ(フランス)

  

 「テンペスト」弾いてます。
https://youtu.be/ELOkfH9Me1A

 
 
CAL 1631
¥2600
国内盤で発売されたことがある
ステファーヌ・ブレ
サティ:ピアノ作品集

 6つのグノシェンヌ/
 鬱陶しい気取り屋の素晴しいワルツ三様/
 3つのジムノペディ/最後から二番目の想い/
 愛撫/薔薇十字団の3つの調べ/
 貧者の夢想/ワルツ《ジュ・トゥ・ヴ》
ステファーヌ・ブレ(ピアノ)
ダニエル・プレヴォ(朗読)

 生まれ故郷のフランスからアメリカへと渡り、バイロン・ジャニスに弟子入りした後にリスト弾きとしてブレイク。その後、演奏活動を中断し作曲活動に専念するという雌伏の時を経て、再びステージへと戻りその圧倒的なピアニズムを披露し続けている奇才ステファーヌ・ブレ。
 フランスの雑誌「マリアンヌ」で「鍵盤の王様」とまで称賛されたステファーヌ・ブレのロシアン・プログラムは、ムソルグスキーの「展覧会の絵」をメイン・プログラムに据え、スクリャービンやラフマニノフなどを組み合わせた本格派プログラム。
 近代フランスの音楽史において他の作曲家たちとは一線を画す作風を貫くなど独自色を打ち出し続けたサティとブレの出会いはある意味必然。アンニュイで美しいサティの音楽とブレのピアノとのブレンド感も絶妙です。
 名エンジニア、ニコラス・サマルタノスがアーティスティック・ディレクターを務めています。

 ※録音:2006年7月、サン・マルセル寺院(パリ、フランス)


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 フランスからアメリカに渡り、名手バイロン・ジャニス門下で超絶技巧に磨きをかけ、1989年にリリースしたリスト作品集(デビュー録音)が点の辛いことで有名なフランスのDiapason誌で早々と1989年最高の1枚に選ばれた男。

 作曲家ブクレシリェフも、指揮者ジュリーニもその技量と痛快な音楽性に舌を巻き、とある批評家からは「彼が弾くのは単なるピアノじゃない、音楽そのものがそこにある」とまで絶賛されたという男。

 異才ステファーヌ・ブレ。

 しかしそれほどの腕を誇りながらもピアニストとして生きてゆく道は選ばず、1990年代からしばらく作曲家としての活動に専念。
 そして長きにわたる沈黙を破ってリリースしたサティ盤はすぐに廃盤。

 圧倒的に腕のたつピアニストであるにもかかわらず、まるで幻のように、その演奏を聞くことはできなかった。

 
 
CAL 1634
¥2600
国内盤で発売されたことがある
牧歌 〜 ボナル:フランス語の歌曲集
 バルベリーヌの唄/願い/松の木がうたうとき/森へ!/
 哀しいメヌエット*/砂丘の花/似ていること/小唄/
 夢みる子供の不満 */甘やかな不満/哀しい小唄/いいなづけ/
 王宮の執事さん */母は農婦だった/船乗りの子守唄/
 むなしい祈り/ニコルを寝かしつけるために/アヌティーヌの唄/
 夜啼鶯/蒼ざめた夜/おくればせのクリスマス */鐘塔に上ろう/
 矢と唄と/ポーランドの唄/ちいさな笛/ピレネーのクリスマス *
ロズリーヌ・マルテル=ボナル(ソプラノ)
デイヴィッド・モウ(ピアノ)

 パリ音楽院で作曲をフォーレに、オルガンをギルマンとヴィエルネに学び、サン=メダール教会やブローニュ=ビヤンクールのノートル=ダム教会、そして師の1人であるトゥルヌミールの後任としてサン=クロチルド教会のオルガニストとしても活躍したジョゼフ・エルマン・ボナル(1880−1944)。
 フランス6人組の時代の美しく優雅な知られざるフランスの歌曲にスポットライトをあてた好プログラムです。

 ※録音:2015年6月15日−18日、スタジオ・セクエンツァ(モントルイユ、フランス)
 




DELPHIAN


DCD 34239
¥2500
愛が語る時 〜
 オワイン・パーク:合唱作品集

  ルイーザ
  シング・トゥ・ミー、ウィンドチャイムズ
  天使たちのためのアンティフォン
  シェイクスピアの愛の歌
  ホーリー・イズ・ザ・トゥルー・ライト
  夜間のシェイクスピアの歌(全曲世界初録音)
エピフォニ・コンソート
ティム・リーダー(指揮)

 英国合唱界の若き天才、オワイン・パークの世俗合唱作品集!

 ☆合唱関係者注目!
 ☆英国合唱界の若き天才、オワイン・パークの合唱作品集!

 1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げ、英国合唱界から注目を浴びる天才ミュージシャン、オワイン・パークの世俗的合唱作品集。
 パークは、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団らによっても録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加、また自ら創設したヴォーカル・アンサンブル「ジェズアルド・シックス」はHyperionレーベルから3枚のアルバムをリリースしています。

 エピフォニ・コンソートは、ティム・リーダーによって2014年に設立され、2015年には、テネブレ合唱団が主催しナイジェル・ショートが審査した「Locus Iste Competition」で第1位に輝き、テネブレのコンサートでも共演、前作「デイヴィッド・ベドナルの合唱作品集(DCD 34189)」でレコーディング・デビューを果たした、イギリスの室内合唱団です。

 
 




GLOSSA



GCD 922520
(2CD)
特別価格 ¥3600
ホセ・デ・ネブラの知られざるオペラを録音!
 ホセ・デ・ネブラ(1702−1768):サルスエラ 《愛する人は目を閉ざしているが、盲目ではない》
  ロス・エレメントス、アルベルト・ミゲレス・ロウコ(ハープシコード&指揮)
  ジュリア・セメンツァート(ソプラノ):アンキセス(イダ山の羊飼い)
  ナタリー・ペレ(メゾ・ソプラノ):ヴィーナス(愛の女神)
  アリシア・アモ(ソプラノ):エウメネ(ディアナのお供のニンフ)
  エバ・マリア・ソレル・ボイクス(ソプラノ):ディアナ(狩猟の女神)
  アマリア・モンテロ・ネイラ(ソプラノ):ブルフラ(ティティロの婚約者)
  ヤニック・デブス(バリトン):ティティロ(アンキセスの召使い)
  ハビエル・ドトゥ:語り手

 スペインの若き音楽家が率いる古楽オケ!ホセ・デ・ネブラの知られざるオペラを録音!

 ☆スペインの若き音楽家が率いる古楽オーケストラ!
 ☆ホセ・デ・ネブラの知られざるオペラを録音!

 古楽教育、古楽研究の総本山として知られるスイスの古楽専門音楽大学、バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)。Glossaとバーゼル・スコラ・カントルムのコラボレーション企画 "Glossa SCB Series"の最新作。
 サルスエラ(スペインの抒情的オペラ)などスペイン舞台音楽の開祖的存在でもあるホセ・デ・ネブラ(1702−1768)の「愛する人は目を閉ざしているが、盲目ではない(Vendado es Amor, no es ciego)」は、18世紀前半スペインを代表する劇作家ホセ・デ・カニサレスが書いた脚本、ハンサムなアンキセスをめぐっての、ヴィーナス、ディアナ、エウメネの恋物語を描いた2幕のサルスエラ。

 ファンダンゴなども含むカラフルなオーケストラ、コミカルなキャラクターから情熱的な訴えまで、表情豊かで魅力的なアリアとコーラスを備えたネブラの重要作品です。
 アルベルト・ミゲレス・ロウコは、1994年スペイン生まれの将来性豊かなテノール歌手。バーゼル・スコラ・カントルム(バーゼル音楽院)で学びながら2018年にバロック・オーケストラ「ロス・エレメントス」を設立し、このネブラの「愛する人は目を閉ざしているが、盲目ではない」のヒストリカル楽器による現代初演を果たすなど、忘れられたスペイン・バロックの再発見を進めています。

 ※録音:2019年9月、リーエン(スイス)

 
 



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ACTE PREALABLE



ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)
ショパン (1810-1849) : 作品全集


 ポーランドACTE PREALABLEから、店主ごひいきのヨアンナ・ワヴリノヴィチ嬢によるショパン作品全集がいきなり登場・・・してしまった・・・。
 あまりにも唐突だが聴かずにすますわけにもいかない・・・

 


 このご本人のサイトの下のほうで音質の良いショパン演奏がいくつか聴ける。
http://english.lawrynowicz.info/index.php?option=com_content&task=view&id=192&Itemid=113

 とてもきれいな演奏。
 スケルツォ 第1番 Op.20は聞きもの。

AP 0301
¥2500→\2290
ショパン (1810-1849) : 作品全集 1−協奏曲 Vol.1
 ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11 (*)
 ポーランド民謡によるピアノと管弦楽のための
  大幻想曲 イ長調 Op.13 (+)
 ピアノと管弦楽のためのアンダンテ・スピアナートと
  華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 (+)
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)
ベラルーシ国立放送交響楽団
チェスワフ・グラボフスキ (指揮)

 録音 : 2011年4月4-9日(*)、10月31日-11月3日(+)、ベラルーシ・ラジオ & TV、ミンスク、ベラルーシ

 
AP 0302
¥2500→\2290

ショパン (1810-1849) : 作品全集 2−協奏曲 Vol.2
 ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21
 ピアノと管弦楽のための演奏会用大ロンド「クラコヴィアク」ヘ長調 Op.14
 モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による
  ピアノと管弦楽のための変奏曲 変ロ長調 Op.2

ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)
ベラルーシ国立放送交響楽団
チェスワフ・グラボフスキ (指揮)

 録音 : 2011年4月4-9日(*)、10月31日-11月3日(+)、ベラルーシ・ラジオ & TV、ミンスク、ベラルーシ

 
AP 0303
¥2500→\2290
ショパン (1810-1849) : 作品全集 3−ポロネーズ Vol.1
 ピアノとチェロのための序奏と華麗なポロネーズ ハ長調 Op.3 (*)
 ピアノのためのアンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
 ピアノのための2つのポロネーズ Op.26
  嬰ハ短調 No.1/変ホ短調 No.2
 ピアノのための2つのポロネーズ Op.40
  イ長調 No.1/ハ短調 No.2
 ピアノのためのポロネーズ 嬰ヘ短調 Op.44
ヤロスラフ・ドムジャウ (チェロ(*))
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)

 録音 : 2005-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド

 
AP 0304
¥2500→\2290
ショパン (1810-1849) : 作品全集 4−ポロネーズ Vol.2
 ピアノのためのポロネーズ 変イ長調 Op.53
 ピアノのための幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
 ピアノのための3つのポロネーズ Op.71
  ニ短調 No.1/変ロ長調 No.2/ヘ短調 No.3
 ピアノのためのポロネーズ 嬰ト短調 Op. posth. KKIVa/3
 ピアノのためのポロネーズ 変ロ長調 Op. posth. KKIVa/1
 ピアノのためのポロネーズ ト短調 Op. posth. KKIIa/1
 ピアノのためのポロネーズ 変イ長調 Op. posth. KKIVa/2
 ピアノのためのポロネーズ 変ロ短調 Op. posth. KKIVa/5
 ピアノのためのポロネーズ 変ト長調 Op. posth. KKIVa/8
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)

 録音 : 2005-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド

 
AP 0305
¥2500→\2290
ショパン (1810-1849) : 作品全集 5−マズルカ Vol.1 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)
 ピアノのための4つのマズルカ Op.6 嬰ヘ短調 No.1/嬰ハ短調 No.2/ホ長調 No.3/変ホ短調 No.4
 ピアノのための5つのマズルカ Op.7 変ロ長調 No.1/イ短調 No.2/ヘ短調 No.3/変イ長調 No.4/ハ長調 No.5
 ピアノのための4つのマズルカ Op.17 変ロ長調 No.1/ホ短調 No.2/変イ長調 No.3/イ短調 No.4
 ピアノのための4つのマズルカ Op.24 ト短調 No.1/ハ長調 No.2/変イ長調 No.3/変ロ短調 No.4
 ピアノのための4つのマズルカ Op.30 ハ短調 No.1/ロ短調 No.2/変ニ長調 No.3/嬰ハ短調 No.4
 ピアノのための4つのマズルカ Op.33 嬰ト短調 No.1/ニ長調 No.2/ハ長調 No.3/ロ短調 No.4
 ピアノのための4つのマズルカ Op.41 嬰ハ短調 No.1/ホ短調 No.2/ロ長調 No.3/変イ長調 No.4

 録音 : 2005-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド

 
AP 0306
¥2500→\2290
ショパン (1810-1849) : 作品全集 6−マズルカ Vol.2 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)
 ピアノのための3つのマズルカ Op.50 ト長調 No.1、変イ長調 No.2、嬰ハ短調 No.3
 ピアノのための3つのマズルカ Op.56 ロ長調 No.1、ハ長調 No.2、ハ短調 No.3
 ピアノのための3つのマズルカ Op.59 イ短調 No.1、変イ長調 No.2、嬰ヘ短調 No.3
 ピアノのための3つのマズルカ Op.63 ロ長調 No.1、ヘ短調 No.2、嬰ハ短調 No.3
 ピアノのための4つのマズルカ Op.67 ト長調 No.1、ト短調 No.2、ハ長調 No.3、イ短調 No.4
 ピアノのための4つのマズルカ Op.68 ハ長調 No.1、イ短調 No.2、ヘ長調 No.3、ヘ短調 No.4
 ピアノのためのマズルカ イ短調 Op. KKIIb/5/ピアノのためのマズルカ イ短調 Op. KKIIb/4/
 ピアノのためのマズルカ 変イ長調 Op.58/ピアノのためのマズルカ 変ロ長調 Op. KKIIa/3/
 ピアノのためのマズルカ 変ロ長調 Op. KKIVb/1/ピアノのためのマズルカ ハ長調 Op.57/
 ピアノのためのマズルカ ニ長調 Op.54/ピアノのためのマズルカ ト長調 Op. KKIIa/2

 録音 : 2005-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド

 
AP 0307
¥2500→\2290
ショパン (1810-1849) : 作品全集 7−エチュード ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)
 ピアノのための12のエチュード Op.10
  ハ長調 No.1/イ短調 No.2/ホ長調 No.3/嬰ハ短調 No.4/変ト長調 No.5/変ホ短調 No.6
  ハ長調 No.7/ヘ長調 No.8/ヘ短調 No.9/変イ長調 No.10/変ホ長調 No.11/ハ短調 No.12
 ピアノのための12のエチュード Op.25
  変イ長調 No.1/ヘ短調 No.2/ヘ長調 No.3/イ短調 No.4/ホ短調 No.5/嬰ト短調 No.6/
  嬰ハ短調 No.7/変ニ長調 No.8/変ト長調 No.9/ロ短調 No.10/イ短調 No.11/ハ短調 No.12
 ピアノのための3つの新しいエチュード KKIIb/3 ヘ短調 No.1/変ニ長調 No.2/変イ長調 No.3

 録音 : 2005-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド

 

AP 0308
¥2500→\2290
ショパン (1810-1849) : 作品全集 8−ソナタ Vol.1
 ピアノ・ソナタ 第1番 ハ短調 Op.4
 ピアノのためのロンド ハ短調 Op.1
 ピアノのためのマズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5
 ピアノのための序奏とロンド 変ホ長調 Op.16
 2台のピアノのためのロンド ハ長調 Op.73 (*)
 ピアノのための舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)
エルジビェタ・ステファンスカ (ピアノ(*))

 録音 : 2005-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド

 

AP 0309
¥2500→\2290
ショパン (1810-1849) : 作品全集 9−ソナタ Vol.2
 ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35
 ピアノのための即興曲 第1番 変イ長調 Op.29
 ピアノのための即興曲 第2番 嬰ヘ長調 Op.36
 ピアノのための即興曲 第3番 変ト長調 Op.51
 ピアノのための幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
 ピアノのための幻想曲 ヘ短調 Op.49
 ピアノのためのタランテッラ 変イ長調 Op.43
 ピアノのための変奏曲 イ長調「パガニーニの思い出」KKIVa/10
 ピアノのためのアレグレット 嬰ヘ長調 (レオポルディーネ・ブラヘトカに) WN 36
 ピアノのためのカンタービレ 変ロ長調 KKIVb/6
 ピアノのためのギャロップ 変イ長調「ギャロップ・マルキ」Op. posth.
 ピアノのためのアンダンティーノ ト短調「春」
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)

 録音 : 2005-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド

 
AP 0310
¥2500→\2290
ショパン (1810-1849) : 作品全集 10−ソナタ Vol.3
 ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58
 ピアノのためのバラード 第1番 ト短調 Op.23
 ピアノのためのバラード 第2番 ヘ長調 Op.38
 ピアノのためのバラード 第3番 変イ長調 Op.47
 ピアノのためのバラード 第4番 ヘ短調 Op.52
 ピアノのための子守歌 変ニ長調 Op.57
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)

 録音 : 2005-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド

 
AP 0311
¥2500→\2290
ショパン (1810-1849) : 作品全集 11−ノクターン Vol.1
 ピアノのための3つのノクターン Op.9
  変ロ短調 No.1/変ホ長調 No.2/ロ長調 No.3
 ピアノのための3つのノクターン Op.15
  ヘ長調 No.1/嬰ヘ長調 No.2/ト短調 No.3
 ピアノのための2つのノクターン Op.27
  嬰ハ短調 No.1/変ニ長調 No.2
 ピアノのための2つのノクターン Op.32
  ロ長調 No.1/変イ長調 No.2
 ピアノのための2つのノクターン Op.37
  ト短調 No.1/ト長調 No.2
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)

 録音 : 2005-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド

 

AP 0312
¥2500→\2290
ショパン (1810-1849) : 作品全集 12−ノクターン Vol.2
 ピアノのための2つのノクターン Op.48 ハ短調 No.1/嬰ヘ長調 No.2
 ピアノのための2つのノクターン Op.55 ヘ短調 No.1/変ホ長調 No.2
 ピアノのための2つのノクターン Op.62 ロ長調 No.1/ホ長調 No.2
 ピアノのためのノクターン ホ短調 Op.72 No.1
 ピアノのためのノクターン 嬰ハ短調 Op. posth.
 ピアノのためのノクターン ハ短調 KKIVb/8
 ピアノのための葬送行進曲 ハ短調 Op.72 No.2
 ピアノのためのエコセーズ ニ長調 No.72 No.3
 ピアノのためのエコセーズ ト長調 Op.72 No.4
 ピアノのためのエコセーズ 変ニ長調 Op.72 No.5
 ピアノのためのラルゴ 変ホ長調 Op. posth. KKIVb/5
 ピアノのためのモデラート ホ長調「アルバムの綴り」
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)

 録音 : 2005-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド

 

AP 0313
¥2500→\2290
ショパン (1810-1849) : 作品全集 13−ワルツ ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)
 ピアノのための華麗な大ワルツ 変ホ長調 Op.18
 ピアノのための3つのワルツ Op.34 変イ長調 No.1、イ短調 No.2、ヘ長調 No.3/
 ピアノのためのワルツ 変イ長調 Op.42/
 ピアノのための3つのワルツ Op.64 変ニ長調 No.1、嬰ハ短調 No.2、変イ長調 No.3/
 ピアノのための2つのワルツ Op.69 変イ長調 No.1、ロ短調 No.2、
 ピアノのための3つのワルツ Op.70 変ト長調 No.1、ヘ短調 No.2、変ニ長調 No.3/
 ピアノのためのワルツ ホ長調 KKIVa/12/ピアノのためのワルツ 変イ長調 KKIVa/13/
 ピアノのためのワルツ ホ短調 KKIVa/15/ピアノのためのワルツ 変ホ長調 KKIVa/14/
 ピアノのためのワルツ イ短調 KKIVb/11/ピアノのためのソステヌート・ワルツ 変ホ長調 KKIVb/10/
 ピアノのためのフーガ イ短調 Op. posth. KKIVc/2/
 ピアノのためのヘクサメロン変奏曲 (リスト他との共作) から 第6変奏 (ラルゴ) KKIIb/2/
 ピアノのためのコントルダンス 変ト長調 KKAnh.Ia/4

 録音 : 2005-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド

 

AP 0314
¥2500→\2290
ショパン (1810-1849) : 作品全集 14−スケルツォ
 ピアノのためのスケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20
 ピアノのためのスケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31
 ピアノのためのスケルツォ 第3番 嬰ハ短調 Op.39
 ピアノのためのスケルツォ 第4番 ホ長調 Op.54
 エロルドの「リュドヴィク」の「私は聖衣を売る」による
  ピアノのための華麗な変奏曲 変ロ長調 Op.12
 ドイツ民謡「スイスの少年」によるピアノのための序奏と変奏曲 ホ長調 KKIVa/4
 ピアノ四手連弾のための序奏、主題と変奏曲 ニ長調 Op. posth (*)
 ロッシーニの「チェネレントラ (シンデレラ)」の「もう悲しくはない」による
  フルートとピアノのための変奏曲 ホ長調 KKAnh.Ia/5 (+)
エルジビェタ・ガイェフスカ (フルート(+))
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)
エルジビェタ・ステファンスカ (ピアノ(*))

 録音 : 2005-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド

 

AP 0315
¥2500→\2290
ショパン (1810-1849) : 作品全集 15−前奏曲
 ピアノのための24の前奏曲 Op.28
  ハ長調 No.1/イ短調 No.2/ト長調 No.3/ホ短調 No.4/
  ニ長調 No.5/ロ短調 No.6/イ長調 No.7/嬰ヘ短調 No.8/
  ホ長調 No.9/嬰ハ短調 No.10/ロ長調 No.11/
  嬰ト短調 No.12/嬰ヘ長調 No.13/変ホ短調 No.14/
  変ニ長調 No.15/変ロ短調 No.16/変イ長調 No.17/
  ヘ短調 No.18/変ホ長調 No.19/ハ短調 No.20/
  変ロ長調 No.21/ト短調 No.22/ヘ長調 No.23/ニ短調 No.24
 ピアノのための前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
 ピアノのための前奏曲 (第26番) 変イ長調
 ピアノのための演奏会用アレグロ イ長調 Op.46
 ピアノのためのボレロ イ短調 Op.19
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)

 録音 : 2005-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド

 
AP 0316
¥2500→\2290
ショパン (1810-1849) : 作品全集 16−室内楽曲
 ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ト短調 Op.8 (*)
 チェロとピアノのための大二重奏曲 ホ長調 Op.16 (#)
 チェロとピアノのためのソナタ ト短調 Op.65 (+)
アンジェイ・ゲンプスキ (ヴァイオリン(*))
ヤロスラフ・ドムジャウ (チェロ(*/+))
アダム・クシェショヴィエツ (チェロ(#))
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)

 録音 : 2005-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド

 
AP 0317
¥2500→\2290
ショパン (1810-1849) : 作品全集 17−歌曲
 17の歌曲 Op.74
  乙女の願い No.1/春 No.2/悲しみの川 No.3/酒宴の歌 No.4/
  彼女が愛するところで No.5/私の視界から消え失せて! No.6/
  使者 No.7/素敵な男の子 No.8/メロディー No.9/
  闘士 No.10/二つの死 No.11/ぼくのかわい子ちゃん No.12/
  求める物が何もない No.13/指輪 No.14/花婿 No.15/
  リトアニアの歌 No.16/枯葉は落ちる No.17
 魔法 KKIVa/11
 ドゥムカ (夢想) KKIVb/9
 何の花、何の花冠 (マズル ト長調) Op. posth.
 ユリアン・フォンタナ [Julian Fontana] (1810-1869) : 偶然/悲しい川/出発/恋して
 トマス・テレフセン [Thomas Tellefsen] (1823-1874) : アヴェ・マリア Op.4
カタジナ・ドンダルスカ (ソプラノ)
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ)

 録音 : 2019年10月18-20日、ゼノン・ブジェフスキ高等音楽学校、ワルシャワ、ポーランド

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AP 0300-17
(17CD)
¥30000→\26990
ショパン (1810-1849) : 作品全集 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ) 他

 AP 0301〜0317 をケースに収めたもの。シュリンクラップはされておりません。あらかじめご了承ください。




ヨアンナ・ワヴリノヴィチのヘンリク・メルツェル/ピアノ協奏曲集
前回、入荷までに半年以上かかったので、今度は入るかどうか微妙・・・



AP 0163
¥2500
ヘンリク・メルツェル(1869-1928):
  ピアノ協奏曲第1番ホ短調(1892-1894)
  ピアノ協奏曲第2番ハ短調(1898)

ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)
ルーベン・シルヴァ(指揮)
コシャリン・フィルハーモニー管弦楽団

メ録音:2007年11月19-21日、ポーランド、コシャリン

 メルツェルはポーランドのピアニスト・作曲家・指揮者・音楽教師。作風的には後期ロマン派に属している。ショパン後のポーランド・ロマン派音楽をお探しの方には見逃せないアイテム。
 ヨアンナ・ワヴリノヴィチはワルシャワのショパン音楽院を卒業後、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(1922-2001)に師事、彼女の最後の教え子の一人となったポーランドのピアニスト。
 ルーベン・シルバはボリビア出身・ポーランド在住の指揮者。


(かつてのコメント)

 ヘンリク・メルツェルは1869年ポーランド生まれ。ショパンが亡くなって20年後にポーランドに現れた人。ロシアからの独立を目指したが失敗に終わり、数百人のポーランド貴族が絞首刑にされた「一月蜂起」から5年後に生まれた。なので時代的にもこの作曲家の作品は、ショパンという大偉人の錦を背負い、ポーランドの文化的独立を目指すという位置にいるような気がした。
 ・・・ところが、このメルツェルのピアノ協奏曲、もう完全にロシア音楽なのである。
 どこにもショパンの音楽の繊細な感性は見受けられない。何となく我々が思うようなポーランドの民族性というものが感じられない。
 もっとポーランドの色を強く持った「お国!」的なコンチェルトを書いて、文化的独立を果たしたいものじゃないのか??
 いや、それは逆か。
 長年ロシアに虐げられたポーランドの作曲家だからこそ、「おれたちにだってお前らに負けないようなドデカいコンチェルトを作れるんだぞ!」というところを見せたかったのか?
 なるほど、そう思えばこのメルツェルの野心は達成されたといっていいかもしれない。
 これらのコンチェルト、ショパンの後継ではなく、まちがいなくルビンシテインやチャイコフスキーの末裔という感じなのである。いや、彼らの作品をさらにどろどろにしてスケールでかくしたような音楽。派手なオーケストレーションと映画音楽ばりのコテコテの甘い民謡旋律を思う存分使い、ラストではこれでもかこれでもかと盛り上げる。そこまで盛り上げなくても、というくらい盛り上げる。その品のなさはショパンではなく、やっぱりロシア系の作曲家。
 実は第1番はルビンシテイン作曲コンクールでなんと第1位を取った。ルビンシテインはその前年に死んでいるが、もし生きて聴くことがあったらまあ大喜びだったろう。
 そして続く第2番もパデレフスキ作曲コンクールでこれまた第1を獲得。第1番をさらにスケール・アップさせたこの曲は伝説的名手レシュテツキに捧げられているから、当時はそうとうな注目作品だったはず。
 その後ヘンリク・メルツェルは教育者としてワルシャワ音楽院の教授、院長を務めることになる。
 この2曲の作品は、そんな将来のポーランドの大偉人が青年時代に作り上げた、ちょっと恥ずかしいけれど立派過ぎるくらい立派な、「豪腕系一大叙事詩的協奏曲」。まったく聴いているだけで疲れてしまうような大サービス・コンチェルト。ロシアに真っ向から立ち向かって大爆発の自爆を遂げたといっていい。聴きながらいっしょにのたうちまわりましょう。こんなお馬鹿な大作、なかなか聴けない。

 ちなみにピアノのヨアンナ・ワヴリノヴィチはショパン音楽院を卒業した、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカの最後の弟子。その可憐でキュートな容姿にもかかわらず、この怪物コンチェルトを徹底的に弾き切っていて爽快。
 ブックレットにワヴリノヴィチ大写しのページがあって(上記写真参照)、それをジャケット表にすることもできたりします。






ARS HARMONICA


AH 251
¥2500
ジュアキン・ブグニャ : リュート独奏のための20の小品 (ビウエラによる演奏)
 リュートのための8つのファンタジア
  第3番/第6番/第7番/第10番/第18番/
  第20番/第14番/第21番
 リュートのためのスペイン舞曲 (カナリオス)
 リュートのための3つのガイヤルド
 リュートのためのバロック小組曲
  小シャコンヌ/フランス風メヌエット/ジーグ
 リュート独奏による4つの歌
  雨/秋の風景/セラフィム賛歌/おもちゃ遊び
 リュートのためのファイナル・ダンス (メドレー)
ジュアキン・ブグニャ (ビウエラ)

 録音 : 2017年11月17-19日、カルダデウ、バルセロナ県、スペイン

 

AH 256
¥2500
バロック・アリア
 アンドレ・カンプラ (1660-1744) :
  主よ、われらの主よ [Domine, Dominus noster] (モテット)
 ホセフ・デ・トレス (1670頃-1738) :
  聖体の秘跡のカンタータ「われを花で囲め」[Cercadme Florea]
 ヘンデル (1685-1759) : ドイツ語アリア
  甘い香りの花びらよ [Susser Blumen Ambraflocken] HWV 204
  甘い静けさ、優しい泉よ [Susse Stille, sanfte Quelle] HWV 205
  心地良い茂みの中で [In den angenehmen Buschen] HWV 209
  燃え咲くばら、大地の飾り [Flammende Rose, Zierde der Erden] HWV 210
 J・S・バッハ (1685-1750) : マタイ受難曲 BWV 244 から
   愛ゆえにわが救い主は死にたもう [Aus Liebe will mein Heiland sterben]
 テレマン (1681-1767) : 音楽による礼拝 [Harmonischer Gottesfienst] から
   汝の死は生とならん [Deine Toten werden leben]
   喜べ、汝ら祝福されし子らよ [Frohlocket, ihr seligen Kinder]
トリオ・シークレッツ:
 オルガ・ミラクル (ソプラノ)
 ジュアン・クディナ・ビラ
  (フラウト・トラヴェルソ、リコーダー)
 ジュアン・カスティリュ (オルガン)

 録音 : 2016年1月、サラ・ヴィヴィト、バルセロナ、スペイン





BASSUS EDICIONES



BED 008
¥2900
19世紀スペイン・ピアノ音楽の巨匠たち
 ニコラス・レデスマ (1791-1883) : ピアノ作品集

  ピアノのための大ソナタ 第3番
  ピアノのためのソナティナ 第6番
  ピアノのためのソナティナ 第1番
  ピアノのための大幻想曲と「黄金の紐」による変奏曲
アナ・ベナビデス (ピアノ)

 録音 : 2006、2008、2011年、マドリード、スペイン

 「19世紀スペインの未出版ピアノ音楽」シリーズのCDに収録されていた音源を集成したものです。
 ニコラス・レデスマはスペインのグリセル (現サラゴサ県)に生まれた作曲家。オルガン奏者としてスペイン国内各地で活躍し数多くの教会音楽を作曲。
 彼が書いたピアノのための12の練習曲はマドリード王立音楽院で使用されています。
 
 

BED 009
¥2900
サロン・ロメロ−
 アントニオ・ロメロ・イ・アンディアの周辺で
ペドロ・ルビオ (クラリネット)
アナ・ベナビデス (ピアノ)
  ヘスス・デ・モナステリオ (1836-1903) :
   アルハンブラへの別れ [Adios a la Alhambra] (クラリネットとピアノのための)(1855)
  イアサント・クローゼ (1808-1880) :
   ドン・アントニオ・ロメロへのおみやげ [Souvenir a Don Antonio Romero]
    (クラリネットとピアノのための)(1851頃)
  エルネスト・カヴァリーニ (1807-1874) : クラリネットとピアノのための3つの変奏曲 (1865頃)
  ラモン・カルニセル (1789-1855) : ピアノとクラリネットのオブリガートのための幻想曲 (1849)
  アントニオ・ロメロ (1815-1886) :
   ドニゼッティの「ルクレツィア・ボルジア」の主題によるクラリネットとピアノのための幻想曲 (1839)
   クラリネットとピアノのためのオリジナル独奏曲 第1番 (1856)
   クラリネットとピアノのための華麗な独奏曲 (1878)
   クラリネットのための24のエチュード (1845-1846)から 第2番,第5番 (*)

 録音 : 2007-2015年、マドリード、スペイン
 使用楽器 : 1880年頃、パリにて Lefevre 製、ロメロ・システムに拠るクラリネット(*)

 スペインのマドリードに生まれたクラリネットおよびオーボエ奏者・作曲家・出版者・批評家・興行師、アントニオ・ロメロ (・イ・アンディア)の生誕200年を記念して制作されたCD。
 彼がマドリードに創立したコンサートホール「サロン・ロメロ」で1886年、アルベニス (1860-1909)がデビューしました。
 
 

BED 003
【旧譜】
¥2900
27年世代周辺のクラリネット−
 20世紀前半のスペインのクラリネット音楽
ペドロ・ルビオ (クラリネット)
アナ・ベナビデス (ピアノ)
  アルトゥル・サク・ダル・バリャ (1869-1932) :
   クラリネット・コンクール曲 (クラリネットとピアノのための)(1918)
  ジュゼプ・マリア・ルエダ (1900-1988) : クラリネットとピアノのための瞑想曲 (1925)
  ルベルト・ジェラルト [ロバート・ジェラード] (1896-1970) :クラリネットとピアノのためのソナタ (1928)
  ミゲル・ユステ (1870-1947) :
   クラリネットとピアノのためのメロディー・エチュード Op.33 (1920頃)
  ヘスス・バル・イ・ガイ (1905-1993) : クラリネットとピアノのためのソナタ (1947)
  フリアン・バウティスタ (1901-1961) : スペイン幻想曲 (クラリネットとピアノのための) (1945)
  バルトロメ・ペレス・カサス (1873-1956) : クラリネットとピアノのためのアンダンティーノ (1915)

 録音 : 2009年9月28-30日、アウディトリオ、ボアディリャ・デル・モンテ、マドリード県、スペイン

 1927年、スペイン黄金世紀の詩人ゴンゴラ (1561-1627)の三百年忌に合わせグループ結成の旗あげ講演を催した、ガルシア・ロルカら伝統回帰・反ロマン主義一群の詩人たち。
 彼らは「27年世代」と呼ばれ、その思想は音楽など他の芸術にも影響を与えました。
 
 

AC 063
【旧譜】
¥2900
※ Anacrusi レーベルの商品ですが Bassus Ediciones から供給されます。
バルトロメ・ペレス・カサス (1873-1956) :
 クラリネットとピアノのための作品集
ペドロ・ルビオ
 (クラリネット、B♭管クラリネット(*)、
  バスクラリネット(+))
アナ・ベナビデス (ピアノ)
  クラリネットとピアノのためのアンダンティーノ (1915)
  クラリネットとピアノのための独奏曲 第1番 (1897)
  クラリネットとピアノのための独奏曲 第2番 (1901)
  クラリネットとピアノのためのロマンス (1917)
  バスクラリネットとピアノのための間奏曲 (1900頃)(*)
  シチリアの歌 (B♭管クラリネットとピアノのための)(1901)(+)

 録音 : 2007年3月22-23日、スタジオ・ラウディトリウム・ダ・アナクルジ、ジャフラ・ダ・テ、ジロナ県、スペイン

 バルトロメ・ペレス・カサスはスペイン、ムルシア地方のロルカに生まれた作曲家・指揮者。クラリネット奏者として吹奏楽団で活躍した後、マドリード王立音楽院の和声学教授に就任、またスペイン国立管弦楽団の初代指揮者 (1942-1947)を務めました。
 久々の再入荷!
 




COLUMUNA MUSICA



1CM 0343
【新装再発売】
¥2600
モーツァルト、レイハ、シュポア : クラリネット五重奏曲集
 アントニーン・レイハ [アントン・ライヒャ] (1770-1836) :
  クラリネットと弦楽のための五重奏曲 変ロ短調
 ルイ・シュポア (1784-1859) :
  ダンツィの主題によるクラリネットと
   弦楽のための幻想曲と変奏曲 Op.81
 モーツァルト (1756-1791) :
  クラリネットと弦楽のための五重奏曲 イ長調 K.581
ホセプ・フステル (クラリネット)
バルセロナ・グリンカ・カルテット (弦楽四重奏):
 アーラ・ヴォロンコヴァ、
 ゲラシム・ヴォロンコフ (ヴァイオリン)
 エリック・クーンツ (ヴィオラ)
 リュイス・サド (チェロ)

 録音 : 1999年11月、バルセロナ、スペイン/前出 : 1CM 0060

 

1CM 0353
¥2600
プロムナード
 アルベニス、グラナドス、モンポウ、モンサルバチェ :
  ピアノ・デュオ作品集
ネクサス・ピアノ・デュオ:
 ミレイア・フルネイス・ルザリョ、
 ジュアン・ミケル・アルナンダス・サグレラ (ピアノ)
 アルベニス (1860-1909) :スペイン組曲 Op.47 (1886)からの4曲 (ピアノ四手連弾のための版)
   セビリャ (セビリャーナ)/カディス (セレナータ)/アラゴン (幻想曲)/カスティリャ (セギディリャ)
 パヴァーヌ=カプリッチョ Op.12 (ピアノ四手連弾のための版) (1882)
 グラナドス (1867-1916) :村にて (ピアノ四手連弾のための) (1888)
  日の出/朝の祈り/求愛 (結婚い進曲)/祈り/帰還 (結婚行進曲)/叙唱/
  シエスタ/田園の踊り/フィナーレ/日没
  ピアノ四手連弾のための2つの軍隊行進曲 (1904)
 モンポウ (1893-1987) :ピアノ四?連弾のための3つの遊び歌 (1983)
  馬車の上にはお人形/かささぎのマルゴ/月のなかの三匹の子うさぎ
 モンサルバチェ (1912-2002) :
  3つのディヴェルティメント (2台のピアノまたはピアノ四手連弾のための版) (1942/1980)
  ビクトリア・デ・ロス・アンヘレスへのオマージュ (ピアノ四手連弾のための) (1997)

 録音 : 2016年2-6月、スタジオ・アルベルト・ムラレダ、バルセロナ、スペイン

 

1CM 0354
¥2600
マルセ・トゥレン (1930-)/マルセ・コレッジャ作詩 : 秘密の歌
 Vibracions / Et conec dintre meu / Amic vine /
 Quan siguis fum o boira / Canco del vent al rostre /
 Pren amb les mans / Es desperta una promesa d'estiu
 Vine pluja / M'endisno en la foscor de la nit / La nit /
 Tenien por de la nit / El sol que em desperta
マルタ・バレロ (メゾソプラノ)
マルタ・プジョル (ピアノ)

 録音 : 2016年7月12-13月、スタジオ・スディトリウム、ジャフラ、バイシュ・アンポルダ、スペイン

 

1CM 0356
¥2600
クリスマス カタルーニャとヨーロッパのクリスマス・キャロル
 カタルーニャ伝承のクリスマス・キャロル :
  御母の子 [El Noi de la Mare]/フム、フム、フム [Fum, fum, fum]
  十二時の鐘が鳴る [Les dotza van tocant]
  凍れる十二月 [El desembre congelat]/小さな男の子 [El petit vailet]
  田舎のクリスマス・キャロル [El rustec villancet]
  ご生誕のとき動物たちは [Les besties al naixement]/鳥の歌 [El cant dels ocells]
 スウェーデン伝承のクリスマス・キャロル :
  おお、どれほど大きな喜びが神からわれらに [O vad gladje ifran Gud]
 ヨーロッパの有名な7つのクリスマス・キャロル : (*)
  フランス伝承 : 神の御子がお生まれになった [Ha nascut el Deu infant]
  マヨルカ伝承 : ノ・ニ・ノ [No-ni-no]
  シチリア伝承 : 清澄なクリスマス・イヴ [Aclarida nit de Nadal]
  ベルギー伝承 : 眠れ、イエスよ、穏やかに [Dorm, Jesus, en pau]
  ドイツ伝承 : 眠れ、かわいいイエス [Dormiu, bon Jesuset]
  ザルツブルク伝承 : ノン・ノン [Non, Non]
  ブルターニュ伝承 : 今?はクリスマス [Som al dia de Nadal]
 ミヒャエル・プレトリウス (1571頃-1621)/ヤン・サンドストレム (1954-) :
  ひとつの若芽が萌え出でた (エサイの根より)[Det ar en ros utsprungen]
 メンデルスゾーン (1809-1847) : クリスマス [Weihnachten] Op.79 No.1
 英国讃美歌 : 神の御子は今宵しも [Adeste Fideles] (+)
  ウルファオ・カタラ [Orfeo Catala] (合唱)、マルセ・サンチス (ピアノ(*)、オルガン(+))
  ジュゼプ・ビラ・イ・カザニャス (指揮)

 録音 : 2004年9-10月、カタルーニャ音楽堂 & 小音楽堂、バルセロナ、スペイン

 

1CM 0357
¥2600
シューマン (1810-1856) :
 クラリネット、ヴィオラとピアノのための室内楽作品集

  ヴィオラとピアノのためのアダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
  クラリネットとピアノのための3つのロマンス Op.94
  おとぎの絵本 (ヴィオラとピアノのための)Op.113
  クラリネットとピアノのための幻想小曲集 Op.73
  おとぎ話 (クラリネット、ヴィオラとピアノのための)Op.132
トリオ・サルべリョ:
 ホセプ・フステル (クラリネット)
 アシャン・ピライ (ヴィオラ)
 エンリケ・バガリア (ピアノ)

 録音 : 2016年6月17月、アウディトリ・ジュゼプ・カレラス、ビラ=セカ、タラゴナ、スペイン

 

1CM 0359
¥2600

プーランク、ジョリヴェ、バル・イ・ガイ、ミヨー :
 管楽器のための室内楽作品集

  プーランク (1899-1963) : 管楽器とピアノのための六重奏曲
  ジョリヴェ (1905-1974) : フルートとクラリネットのためのソナティネ
  ヘスス・バル・イ・ガイ (1905-1993) :
   木管四重奏のためのディヴェルティメント
  ミヨー (1892-1974) : ルネ王の暖炉 (管楽五重奏のための)

アイラス・アンサンブル:
 フリア・エステベス (フルート)
 ロベルト・バルタル (オーボエ)
 ベアトリス・ロペス (クラリネット)
 アルフレド・バレラ (ホルン)
 サンティアゴ・ロベス (ファゴット)
武部はる奈 (ピアノ)

 録音 : 2013年4月、2014年9月、2016年2、6月、アウディトリオ・デ・ガリシア、サンティアゴ・デ・コンポステラ、スペイン

 

1CM 0360
¥2600
ペトロフ・デュオ、ペトロフ社のピアノを弾く デュオ・ペトロフ
 アナトリー・ザーチン、
 ヴラーダ・ヴァシリーエヴァ (ピアノ)
 J・S・バッハ (1685-1750)/デュオ・ペトロフ編曲 :
  羊は安らかに草を食み
   (カンタータ「楽しき狩こそわが喜び」BWV 208 より、ピアノ四手連弾のための版)
 ベートーヴェン (1770-1827) :
  ヴァルトシュタイン伯爵の主題によるピアノ四手連弾のための変奏曲 ハ長調 WoO 67
 シューベルト (1797-1828) : ピアノ四手連弾のための幻想曲 ヘ短調 D 940
 メンデルスゾーン (1809-1847) :ピアノ四手連弾のためのアンダンテと華麗なアレグロ イ長調 Op.92
 ラフマニノフ (1873-1943) : ピアノ四手連弾のための6つの小品 Op.11 から
  船歌 ト短調 No.1/スケルツォ ニ長調 No.2
 トマス・レオン (1826-1893)/デュオ・ペトロフ編曲 :
  ラウラ (ワルツ、ピアノ四手連弾のための版)

 録音 : 2017年1月、フラデツ・クラーロヴェー、チェコ
 使用楽器 : ANT.PETROF 275
 ペトロフ (Petrof)は1864年に創業したチェコの?舗ピアノ・メーカー。

 

1CM 0361
¥2600
ファビアン・パニセリョ (1963-) : 声楽作品集
 ゴシック・ソングズ [Gothic Songs] (バリトンとピアノのための)(*)
  夢の中の夢 [Dream within a dream]/
  川へ [To the river]/独り [Alone]/
  歌 [Song]/からす [The Raven]
 シルビアの歌 [Canciones de Sílvia] (ソプラノとピアノのための) (+)
  Asana / Deviche / Pregunta / Raiz original
 復活の聖務 [L'officina della resurrezione]
  (バリトン、エレクトロニクスと弦楽四重奏のための)(#)
レイ・メルローズ (バリトン(*))
ライア・ファルコン (ソプラノ(+))
ホルガー・ファルク (バリトン(#))
プルーラルアンサンブル:
 アルベルト・ロサド (ピアノ)
 アマ・アレクセーエヴァ (第1ヴァイオリン(#))
 エリカ・ラマリョ (第2ヴァイオリン(#))
 アナ・マリア・アロンソ (ヴィオラ(#))
 ミハウ・ドモホフスキ (チェロ(#))
ファビアン・パニセリョ (指揮)

 録音 : 2014年4月20月、「クエンカ宗教音楽週間」にて、クエンカ、スペイン(*/+)
 2014年12月14月、「コンポニステンポリフォニー」にて、セルバンテス文化センター、ブレーメン、ドイツ(#)
 ファビアン・パニセリョはアルゼンチンのブエノスアイレスに生まれたスペインの作曲家・指揮者。プルーラルアンサンブル主宰。
 
 
1CM 0362
(2CD)
¥3400
ガリシアと「聖母マリアのカンティガ」 アントニ・ルセイ &
 G・コートリー・ミュージック・コンソート
 アルフォンソ10世 (1221-1284)編纂 : 「聖母マリアのカンティガ集」から
  [CD 1]
   Santa Maria, Strela do dia (第100番)
   Da que Deus mamou o leite do seu peito (第77番)
   Mui gran razon e que sabia dereito (第26番)
   Quena Virgen ben servira a Parayso ira (第103番)
   A Madre de Deus tant' a en ssi gran vertude, (第184番)
   Aquela en que Deus carne / prendeu e nos deu por lume, (第340番)
   Fuga Mundi de Alfonso X: Non me posso pagar tanto
  [CD 2]
   Fremosos miragres mostra - a Madre da fremosura (第352番)
   Nunca ja pod' aa Virgen - ome tal pesar fazer, (第104番)
   Por dereito ten a Virgen, - a Sennor de lealdade, (第175番)
   Mui gran poder a a Madre de Deus (第22番)
   Mal ss'a end'achar - quen quiser desonrrar Santa Maria. (第317番)
   Ave, maris Stella (Himno mariano); De vergonna nos guardar punna todavia (第94番)
   Damas, cabaleiros e cortesia na corte del rey (Antoni Rossell)
    - Eras qan vei verdeiar (392,4) (Raimbaut de Vaqueiras)
    - Pois naci nunca vi Amor (106,14) (Nuno Fernandez)
    - Vayamos, irmana, vayamos dormir (38,8) (Fernand' Esquio)

 録音 : 時期の記載無し
 サンタ・マリア修道院、サンティアゴ・デ・コンポステラ、スペイン
 スタジオ・アルベルト・ムラレダ、バルセロナ、スペイン

 

1CM 0363
¥2600
クラリネット・ソロ 無伴奏クラリネットのための作品集 ホセプ・フステル (クラリネット)
 エルランド・フォン・コック (1910-2009) : モノローグ 3 [Monolog 3] (クラリネットのための)
 サルバド・ブルトンス (1959-) : クラル・イ・ネット [Clar i net] (クラリネットのための)
 ジャズス・ルドリゲス・ピコ (1953-) : 無邪気な歌 [Chansons innocentes] (クラリネットのための)
 ベーラ・コヴァーチ (1937-) :M・デ・ファリャへのオマージュ [Hommage a M. de Falla] (クラリネットのための)
 イーゴリ・ストラヴィンスキー (1882-1971) : クラリネットのための3つの小品
 ジェイムズ・ニブロック (1917-) : 飛翔 [Soaring] (クラリネットのための)
 マルセル・オルム (1932-) : クラリネットのためのページ [Pagina]
 マルコム・アーノルド (1921-2006) : クラリネットのための幻想曲
 アストル・ピアソラ (1921-1992) : クラリネットのためのタンゴ練習曲 第3番 [Tango-estudio no 3]
 フアン・B・メセゲル (1959-) : カラーズ [Colors] (クラリネットのための)
 ジャコモ・ミルッチョ (1928-1999) : クラリネットのためのラプソディ
 ウィルソン・オズボーン (1906-1979) : クラリネットのためのラプソディ
 ジュゼプ・パスクアル (1964-) : クラリネットのための前奏曲、レチタティーヴォとアリア
 ハインリヒ・ズーターマイスター (1910-1995) : クラリネットのためのカプリッチョ

 録音 : 2012年6月−2016年11月、リザ・デ・ヴァイ、バルセロナ県、スペイン

 

1CM 0364
¥2600
自然の印象 カタルーニャの歌曲集 ダヴィド・アラグレト (テノール)
ダニエル・ブランク (ピアノ)
 ジュアン・ラモド・ダ・グリニョン [ラモテ・デ・グリグノン] (1872-1949) :
  Violetes (1901-1904)から El rossinyol / Larira / Les aranyes / Cap al tard / Es Juny!
  Les roselles han partit (1897)
 フランセスク・ムンサラト (1849-1950) :
  Impressions de natura (1906-1907) La dansa de Les fulles / La torrentada / Paisatge nevat
  Les estacions (1904) Primavera / Estiu / Tardor / Hivern
 リカルド・ラモド・ダ・グリニョン [ラモテ・デ・グリグノン] (1899-1962) :
  Mira que es bell el mar! (1922) / Canco del capvespre (1928) / Plugeta lleu (1922)
 フウランセスク・プジョル (1878-1945) :
  Un clavell (1926)/Incuria d'agost/La ginesta (1924)/Tarda serena (1938)/Canco marinera (1939)/
   La canco del vailet (1938)/La fira de Sant Jordi (1928)
 エドゥアルド・トゥルドラ [トルドラ] (1895-1962) :
  Maig (1920)/L'hort (1920)/Vinyes verdes vora el mar (1924)/Canticel (1923)
  Canco de comiat (A l'ombra del lledoner, 1924)

 録音 : 2016年1月、カタルーニャ音楽堂の小音楽堂、バルセロナ、スペイン

 

1CM 0365
¥2600
ジュアン・ギンジュアン (1931-2019) : 希望のために−声楽作品集
 おお、海よ、神々とその姿はどこに在るのか
  [On son, oh mar, els deus i llurs imatges] (1993) (S/*)
 聖週間の三連祭壇画 [Triptic de Setmana Santa] (1973) (B/*)
 希望のために [Per l'esperanca] (1976) (S)
 オペラ「ガウディ」(1989-1992) から
  私はガウディ [Jo soc Gaudi] (アリア) (B/+)
 インドの宗教歌 [Cant espiritual indi] (1964) (S/#)
 オペラ「ガウディ」から モノローグ [Monoleg] (アリア)(B/+)
 新聞 [El diari] (1977) (S/B/**)
 物語は終わった [Acta est fabula] (1975) (++)
マリア・イヌジョザ (ソプラノ(S))
ジュアン・マリン・ロユ (バリトン(B))
アルフォンソ・カルデロン・デ・カストロ (ピアノ(*))
マリア・ロザ・リュレンス (ピアノ(+))
ジュアン・ギンジュアン (ピアノ(#))
カタルーニャ高等音楽学校器楽アンサンブル(**)
シャビエ・ピュチ (指揮(**))
アンナ・リッチ (メゾソプラノ(++))
ジャン・ピエール・ディピュイ
 (録音テープ、
  エレクトロアコースティク・エフェクト(++))
グループ・コアン(++)
ホセ・ラモン・エンシナル (指揮(++))

 録音 : 2011年11月28月、ライヴ、ジュアン・ギンジュアン生誕80年記念演奏会、
 ラジデンシア・ディンバスティガドルス、バルセロナ、スペイン(++以外)、1975年、イタリア(++)

 

1CM 0367
¥2600
ソノス 声とプサルテリウムとハーディ・ガーディのトリオ マラム・トリオ:
 マリオナ・サガラ (歌)
 マリア・アルベル [アルベロ] (プサルテリウム)
 マルク・アジェア [エジェア] (ハーディ・ガーディ)
 不詳 (14世紀カタルーニャ)/マラム・トリオ編曲 :
  処女を称えよ [Laudemus Virginem] (「モンセラートの朱い本」より)
 不詳 (14世紀カタルーニャ)/マリナ・アルベル編曲 :
  処女なる御母マリアを [Mariam matrem] (「モンセラートの朱い本」より)
 カタルーニャ伝承/マルク・アジェア編曲 : 春のナイチンゲール [El rossinyol de la primavera]
 マルク・アジェア (1973-) : ルマケッラ [Lumaquel-la]
 マリオナ・サガラ : そしてもしも・・・ [I si fos...]
 不詳 (14世紀カタルーニャ)/マリナ・アルベル編曲 :
  喜びの都の女王 [Imperayritz de la ciutat joyosa] (「モンセラートの朱い本」より)
 マラム・トリオ : シネ・マーレ・ニヒル [Sine mare nihil]
 ギヨーム・ド・マショー (1300頃-1377)/マルク・アジェア : Virolai Comment qu'a may
 ブラジル伝承/マルク・アジェア編曲 : アルヴォラディニャ [Alvoradinha]
 マルク・アジェア : ノーヴァ [Nova]

 録音 : 2012年10月15、17月、スタジオ・アラカイ、ヴァイゴルギナ、スペイン

 

1CM 0368
¥2600
ルイス・デ・パブロ (1930-) : 誠意ある対話−クラリネットのための室内楽作品集
 隠された [Oculto] (B♭管バスクラリネットのための) (1977-1978)(+)
 J.H.(A管クラリネットとチェロのための) (1983-1984)(*)
  奇木細工 [Taracea]/カプリッチョ/メロディー/タンゴ
 一日だけ [Un dia tan solo] (フルートとクラリネットのための) (1997) (++/*)
 ソロ=クンスト [Solo Kunst]、J・S・バッハの「フーガの技法」からの3つのフーガ
  (A管クラリネット、B♭管バスクラリネットのための) (2000)(*/+)
 Bok (B♭管バスクラリネットのための) (2007)(+)
 誠意ある対話 [Un dialogo cordial] (2つのB♭管クラリネットのための) (2010)(*/**)
 2つのB♭管クラリネットのための二重奏曲 (2014)(*/**)
  対話/メカニック/飾り/遠くに/遠くに/結合
 ニビルス [Nubilus] (フルート、A管クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノと打楽器のための)(2014)(*/#)
   カミロ・イリソ (クラリネット(*)、バスクラリネット(+))、ホセプ・フステル (クラリネット(**))、
   アンサンブル・タリェル・ソノロ
    ヘスス・サンチェス・バリャダレス (フルート(#/++))、
    アレハンドロ・トゥニョン (ヴァイオリン(#)、マリア・デル・カルメン・コロナド (チェロ(#))、
    イグナシオ・トルネル (ピアノ(#))、バルドメル・リュレンス (打楽器(#))、
    ハビエル・カンパニャ (エレクトロニクス)

 録音 : 時期の記載無し (2017年以前)
 コリア・デル・リオ市立吹奏楽団練習ホール、コリア・デル・リオ、スペイン(#以外)
 マヌエル・カスティリョ高等音楽院第14講義室、セビリャ、スペイン(#)

 

1CM 0371
¥2600
アクセント サクソフォン・カルテットのための音楽
 ドビュッシー (1862-1918) : 亜麻色の髪の乙女(1909-1910)
 サルバド・ブルトンス (1959-) : 嘆き [Planyiment] Op.24 (1980)
  機械化 [Mecanitzacio]/抑圧された叫び [Clam opressiu]/
  大衆化 [Massificacio]
 ヴェーベルン (1883-1945) : 緩徐楽章 (1905)
 エクトゥル・パラ (1976-) : 縞模様の断片 [Fragments stries] (2004)
 バルトーク (1881-1945) : トランシルヴァニア舞曲集 (1915/1931)
  バグパイプ吹き/熊踊り/フィナーレ
 リゲティ (1923-2006) : 6つのバガテル (1953)
ケビアート・アンサンブル [Kebyart Ensemble]:
 ペラ・メンダス (ソプラノサクソフォン)
 ビクトゥル・セラ (アルトサクソフォン)
 ルベルト・セアラ (テナーサクソフォン)
 ダニエル・ミゲル (バリトンサクソフォン)

 録音 : 2017年7月10-13月、カタルーニャ高等音楽学校オーケストラ・ホール、バルセロナ、スペイン
 「Kebyart」の正確な発音はわかっておらず、暫定的にカタカナ化しています。
 
 

1CM 0373
¥2600
ライネッケ (1824-1910) :
 クラリネット、ヴィオラとピアノのための室内楽作品集

  クラリネットとピアノのための幻想小曲集 Op.22
  ヴィオラとピアノのための幻想小曲集 Op.43
  クラリネットとピアノのための序奏と
   アレグロ・アパッショナート ハ短調 Op.256
  ピアノ、クラリネットとピアノのための三重奏曲 イ長調 Op.264
トリオ・サルベリョ:
 ホセプ・フステル (クラリネット)
 アシャン・ピライ (ヴィオラ)
 エンリケ・バガリア (ピアノ)

 録音 : データ未詳
 




DISCOS ABADIA DE MONTSERRAT

DAM 5023
¥2900
バルナト・ビバンクス (1973-) :聖なる山で (合唱とオルガンのための)
 シューベルトのアヴェ・マリア/バッハのアヴェ・マリア/
 聖なる山に基を置き [Fundamenta eius]/サルヴェ・レジーナ [Salve Regina]/
 サルヴェ・モンセラティーナ「カンタンティブス・オルガニス」
  [Salve Montserratina ''Cantantibus Organis'']/
 ウェルカム [Welcome]/
 ひとつの若芽が萌え出でた (エサイの根より)[Es ist ein Ros entsprungen]/
 聖夜 [Santa Nit]
モンセラート修道院聖歌隊 (児童合唱)
カペリャ・デ・ムジカ・デ・モンセラート
 (男声合唱)
BCN・バルセロナ・メタル・クインテット
 (金管合奏)
マルセ・サンチス (オルガン)
バルナト・ビバンクス (指揮)

 録音 : 2003年10月、モンセラート修道院聖堂、カタルーニャ、スペイン
 




IMPEX SONYLEC


AUD 001
(2CD-R)
¥2100
サルスエラ名作選 Vol.1
 [CD-R 1] フアン・ベルト (1890-1931) : サルスエラ「口づけの伝説」
   ドロレス・ペレス (ソプラノ : アマポラ)、ルイサ・デ・コルドバ (ティプレ・コミカ : シメオナ)、
   アルベルト・アギラ (バリトン : マリオ)、ホセ・ピカソ (テノール : イバン)、
   サンティアゴ・ラマリェ (テノール : ゴロン)、ティノ・モロ (バリトン : グルコ)、
   アリシア・アラバリア (ソプラノ : コラル)、ホセ・ポロミンゴ (バス : エルネスト)、
   リリコス・デ・マドリード合唱団 & 管弦楽団、フェデリコ・モレノ・トロバ (指揮)
   録音 : データ記載無し
 [CD-R 2] ルペルト・チャピ (1851-1909) : サルスエラ「人騒がせな娘」
   マヌエル・アウセンシ (バリトン)、アナ・マリア・イリアルテ (ソプラノ)、
   イネス・リバデネイラ (メゾソプラノ)、リリコス・デ・マドリード合唱団 & 管弦楽団、
   フェデリコ・モレノ・トロバ (指揮)
   録音 : データ記載無し
 
 演奏者表示には疑問があり、もしも歌手の表示が正しいならば合唱・管弦楽・指揮者は以下と推測されます。(代理店)
  [CD-R 1] スペイン国立放送合唱団、マドリード室内管弦楽団、エンリケ・エステラ (指揮)
  [CD-R 2] マドリード・カントレス合唱団、マドリード室内管弦楽団、アタウルフォ・アルヘンタ (指揮)
 

AUD 002
(2CD-R)
¥2100
サルスエラ名作選 Vol.2
 [CD-R 1] アマデオ・ビベス (1876-1931) : サルスエラ「ドニャ・フランシスキタ」
   ドロレス・ペレス (ソプラノ)、アルフレド・クラウス (テノール)、
   アナ・マリア・オラリア (ソプラノ)、サンティアゴ・ラマリェ (テノール)、
   マドリード・リリカ合唱団 & 管弦楽団、フェデリコ・モレノ・トロバ (指揮)
   録音 : データ記載無し
 [CD-R 2] フェデリコ・モレノ・トロバ (1891-1982) : サルスエラ「ルイサ・フェルナンダ」
   ドロレス・ペレス (ソプラノ)、ルイス・サヒ=ベラ (バリトン)、ミゲル・シエラ (バリトン)、
   ナタリア・ボンバイ (?)、サンティアゴ・ラマリェ (テノール)、イサベラ・ペナゴス (ソプラノ)、
   アンヘリネス・カルチェナ (ソプラノ)、ティノ・モロ (バリトン)、ヘラルド・モンレアル (テノール)、
   ラファエル・マルドナド (バリトン)、マドリード・リリカ合唱団 & 管弦楽団、フェデリコ・モレノ・トロバ (指揮)
   録音 : データ記載無し
 
 演奏者表示には疑問があり、もしも歌手の表示が正しいならば合唱・管弦楽・指揮者は以下と推測されます。(代理店)
  スペイン国立放送合唱団、マドリード室内管弦楽団
  ダニエル・モントリオ (指揮 [CD-R 1])、リカルド・エステバレナ (指揮 [CD-R 2])
 

AUD 003
(2CD-R)
¥2100
サルスエラ名作選 Vol.3
 エミリオ・アリエタ (1823-1894) : サルスエラ「マリナ」
   マリア・カバリェル (ソプラノ)、ルイス・サヒ=ベラ (バリトン)、
   フェルナンド・バニョ (テノール)、ホアキン・デウス (バス)、フェデリコ・モレノ・トロバ (指揮)
   録音 : データ記載無し
 
 演奏者表示には疑問があり、もしも歌手の表示が正しいならば合唱・管弦楽・指揮者は以下と推測されます。(代理店)
  カントレス・リリコス・デ・マドリード (合唱)、マドリード室内管弦楽団、
  ダニエル・モントリオ、エンリケ・ナバロ、リカルド・エステバレナ (指揮)




LA MA DE GUIDO


LMG 2148
¥2500
モンポウ (1893-1987) : ひそやかな音楽 (ピアノのための)全4巻 アミリ・ブルガリャ (ピアノ)

 録音 : 2017年5月7日、望徳の聖母礼拝堂 (エスペランサ礼拝堂)、バルセロナ、スペイン

 アミリ・ブルガリャ (エミリー・ブルガーリャ)は20世紀カタルーニャのピアノ音楽のスペシャリスト。

 

LMG 2149
¥2500
L'ACTUEL (現在) サクソフォン・カルテット
 パトリック・バーガン (1960-) :
  サクソフォン・カルテットのためのミニアチュール [Miniatures] (1997)
   葬儀の [Funebre]/流動する [Fluide]/嘆きの [Plaintif]/激昂する [Fougueux]
   震える [Fremissant]/急激な [Precipite]
 ビクトル・バリェス・フォルネト (1984-) :
  解体 [De-Construccions] (サクソフォン・カルテットのための)(2015) (*)
 ハビエル・バスケス・ロドリゲス :
  騒乱 [Desordenes] (サクソフォン・カルテットのための)から
   メランコリー [Melancholia] (第3曲)(2015) (+)
 ヤコプ・テル・フェルトハイス (1951-) :
  ワイルドに推測せよ [Take a Wild Guess] (サクソフォン・カルテットのための)(2008)
 ハビエル・ウトラボ (1981-) :
  三連画 [Triptico] (サクソフォン・カルテットのための)(2015) (*)
 ジャン=ドニ・ミシャ : ザ・ダークサイド [The Dark Side] (2012)(#)
  モエビウス・カルテット
   エンリケ・ピエトロ (ソプラノサクソフォン、アルトサクソフォン)、イスラエル・バホ (アルトサクソフォン)、
   パブロ・デ・クーポー (テナーサクソフォン)、クレメンテ・ビセド (バリトンサクソフォン)
  マウリシオ・ゴメス (テナーサクソフォン即興)

 録音 : データ記載なし (2017年以前)
 モエビウス・カルテットは2008年に結成。(*)(+)は委嘱作品。(+)はワーグナーにインスパイアされた作品。

 

LMG 2150
¥2500
ギダーと伝承 カタルーニャ民謡によるギター曲集 ジュアン・カルラス・マルティネス・プラト(ギター)
 ミゲル・リョベート [ミケル・リュベト] (1878-1938) :
  アメリアの遺言 (ギターのための)/盗賊の歌 (ギターのための)/王子 (ギターのための)
  商人の娘 (ギターのための)/紡ぎ娘 (ギターのための)
 エミリオ・プジョール [アミリ・プジョル] (1886-1980) :
  三つの太鼓/魔女の集会 [Aquelarre] (魔女たちの踊り) (ギターのための)
 アントニ・ルイス・ピポ (1934-1997) : 歌と踊り 第1番 (ギターのための)
 アルベルト・リャナス (1957-) :
  リェイダの捕虜 (ギターのための)/跡取りのリエラ (ギターのための)
 ジュアン・カルラス・マルティネス・プラト (1959-) :ギターのためのカタルーニャ民謡組曲
  Nadala tortosina / Ja en baixen els pastors / Josep, busqueu-me posada
  El cant dels ocells [鳥の歌] / Els dos enamorats (パレト・ブラン作曲)

 録音 : 2017年2月24日、3月2日、10日、サン・ベルナト教会、ムンセニ、スペイン

 

LMG 2152
¥2500
ポンセ、トゥリーナ、ホセ、モレノ・トロバ : ギター・ソナタ集
 マヌエル・ポンセ (1882-1948) : ギター・ソナタ 第3番
 フェデリコ・モレノ・トロバ (1891-1982) : ギター・ソナティナ
 ホアキン・トゥリーナ (1882-1949) : ギター・ソナタ
 アントニオ・ホセ (1902-1936) : ギター・ソナタ
アルバド・ロドリゲス・F・J (ギター)

 録音 : 2014年6月30日、7月2日、ラ・トレ文化センター、グアダラマ、マドリード県、スペイン

 アルバド・ロドリゲス・F・Jはスペインのマドリートに生まれ、同地の王立音楽院でエウヘニオ・ゴンサロ、マヌエル・エステベス、リカルド・ガリェンに師事。2020年現在、フェデリコ・モレノ・トロバ専門音楽院クラシカル・ギター科教員。

 

LMG 2153
¥2500
フアン・マネン・コレクション CD 5−室内楽と歌曲
 フアン [ジュアン]・マネン (1883-1971) :
  対話 (ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルートとハープのための)
   Op.A-44 (+/#)
  3つの歌 (声とピアノのための)Op.A-9 (*)
   嘆き/ピツィカート/気まぐれな
  復活祭の歌 (朗唱とピアノのための)Op.15 (*)
  オペラ「ドン・ジュアン」Op.A-35 から 第2幕への序奏
   (ダニエル・ブランク編曲、フルートとピアノのための版)(+)
  ベルヴェデーレ Op.A-40 (フルートとピアノのための)(+)
ジュリア・ファレス=リュンゲラス (ソプラノ(*))
アリザベト・フランク (フルート(+))
アレナ・サトゥエ (ヴァイオリン(#))
アイーダ=カルメン・ソアネア (ヴィオラ(#))
ロマン・ガリウ (チェロ(#))
ホセ・アントン・ドメネ (ハープ(#))
ダニエル・ブランク (ピアノ(#以外))

 録音 : 2015年2月、カザル・ダ・ラ・フォン・ダン・ファルゲス劇場、バルセロナ、スペイン

 

LMG 2154
¥2500
メイド・イン・BCN バリトンサクソフォンのための作品集 ジュアン=マルティ・フラスキエル
 (バリトンサクソフォン)
 マルセ・カプダビラ (1946-) :
  チリダに [A Chillida] (バリトンサクソフォンとライヴ・モデュレイテッド &
   フィクスト・エレクトロニクスのための)(1997)
 ジュアン=マルティ・フラスキエル : 間奏曲 1 [Interlude 1] (バリトンサクソフォンのための)
 エクトゥル・パラ (1976-) :タイム・フィールズ I [Time Fields I] (バリトンサクソフォンのための)(2002)
 ジュアン=マルティ・フラスキエル : 間奏曲 2 [Interlude 2] (バリトンサクソフォンのための)
 アンリク・リウ (1968-) :サウンド・ポートレイト IVb [Sound Portrait IVb]
  (バリトンサクソフォンとライヴ・インプロヴァイズド・エレクトロニクスのための)(2016)
 ジュアン=マルティ・フラスキエル : 間奏曲 3 [Interlude 3] (バリトンサクソフォンのための)
 ジュアン・マグラネ (1988-) : 道 [Via] (バリトンサクソフォンのための)(2013)
 ジュアン=マルティ・フラスキエル : 間奏曲 4 [Interlude 4] (バリトンサクソフォンのための)
 ジュアン・バジャス・イ・ルビ (1977-) :ホロフォニー v1.1 [Holofonia v1.1]
  (バリトンサクソフォンとライヴ・エレクトロニクスのための)(2015)
 ジュアン=マルティ・フラスキエル : 間奏曲 5 [Interlude 5] (バリトンサクソフォンのための)
 アンリク・リウ :
  サウンド・ポートレイト IV [Sound Portrait IV] (バリトンサクソフォンのための)(2014)
 ジュアン=マルティ・フラスキエル : 間奏曲 6 [Interlude 6] (バリトンサクソフォンのための)
 ジュアン・アルナウ・パミアス (1988-) :
  18 (バリトンサクソフォンとフィクスト・エレクトロニクスのための)(2009)
 ジュアン=マルティ・フラスキエル : 後奏曲 [Postlude 6] (バリトンサクソフォンのための)

 録音 : 2018年1月、カラフェイ・サウンド・レコーディング・スタジオ、カラフェイ、スペイン

 


LMG 2155
¥2500
18歳でマリア・カナルス国際コンクール優勝
ミケル・ファレ タラサ文化センター演奏会の30年

 ショパン (1810-1849) :
  ピアノのためのノクターン ハ短調 Op.48 No.1
  ピアノのためのアンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
 モンポウ (1893-1987) : ショパンの主題によるピアノのための変奏曲
 ラヴェル (1875-1937) : 水の戯れ (ピアノのための)
 グラナドス (1867-1916) :
  ピアノのための演奏会用アレグロ 嬰ハ短調
  ピアノのための詩的ワルツ集
  アラゴン狂詩曲 (ピアノのための)
ミケル・ファレ (ピアノ)

 録音 : 1980−2010年、タラサ文化センター、タラサ、バルセロナ県、スペイン

 ミケル・ファレは1936年スペイン、カタルーニャのタサラに生まれたピアニスト。18歳でマリア・カナルス国際コンクール優勝。1968年から長年にわたりバルセロナ市立音楽院ピアノ科長を務めました。

 

LMG 2156
¥2500
ジュゼプ・マルティ・イ・クリスティア (1884-1918) :
 詩人の夢−ピアノ & 室内楽作品集

  春 (独唱とピアノのための) (*)/小舟の中のロマンス (ピアノのための)/
  蝶々 (ピアノのための)/悲しみの山で (独唱とピアノのための) (*)/
  祈願 (ピアノのための)/夢想 (ピアノのための)/
  春、またいつか (ピアノのための)/
  舟歌 (ピアノのための)/メロディー (ピアノのための)/
  モンセラートの山で (独唱とピアノのための) (*)/
  心地良い山 (ピアノのための)/夏の歌 (ピアノのための)/
  森の縁 (ピアノのための)/研ぎ師 (ピアノのための)/
  懐かしさ (ピアノのための)/オレンジの木々の間に (ピアノのための)/
  慰め (独唱とピアノのための) (*)/
  2つの小さな印象 (ピアノのための) 忘却 / 小さな村への別れ/
  秋に (ピアノのためのワルツ)/悲しい踊り (ピアノ四手連弾のための)(+)/
  湖への散歩 (ヴァイオリンとピアノのための)(#)/
  ジプシーの行進 (ヴァイオリン、チェロとピアノのための)(#/**)/
  ロンダリャ (ピアノのための)/詩人の夢 (ピアノのための)
ダニエル・ブランク (ピアノ)
ジュリア・ファレス=リュンゲラス
 (ソプラノ(*))
マルク・アレディア (ピアノ(+))
カリナ・マツタ (ヴァイオリン(#))
ギリャウマ・タライル (チェロ(**))

 録音 : 2018年1月13-15日、リナス・ダル・バリェス劇場ホール、リナス・ダル・バリェス、バルセロナ県、スペイン

 

LMG 2157
¥2500
マレンツィオ (1553?-1599) : マドリガーレ集
 Dissi a l'amata mia lucida stella / Non vidi mai dopo notturna pioggia
 Madonna, sua merce pur una sera / Zephiro torna - Ma per me, lasso
 Chi vuol dir i miei sospiri in rime / Ahi dispietata morte, ahi crudel vita!
 Veggo, dolce mio bene / Tutto'l di piango - Lasso, que pur da l'uno d'altro sole
 Or vedi, Amor, che giovinetta donna / Menando un giorno gli agni presso un fiume
 I lieti amanti e le fanciulle tenere / Vedi le valli e i campi che si smaltano
 Vezzosi augelli, in fra le verdi fronde
 チプリアーノ・デ・ローレ (?-1565) : Ancor che co'l partire
クインタ・エッセンシア:
 エリア・カザノヴァ (ソプラノ)
 ウーゴ・ボリバル (男性アルト)
 アルベルト・リエラ (テノール)
 パブロ・アコスタ (バス)

 録音 : 2018年8月23-26日、苦しみの礼拝堂、サン・ジョアン・ダ・ラ・ゼバデサス修道院、サン・ジョアン・ダ・ラ・ゼバデッサス、ジロナ県、スペイン

 

LMG 2160
¥2500
勝利のギター ラウル・ビエラ (ギター)
 ルイス・デ・ミラン (1500頃-1561頃)/エミリオ・プジョール編曲 :
  パヴァーヌ 第3番 (ギターのための版、1926)
 J・S・バッハ (1685-1750)/アンドレス・セゴビア (1893-1987) 編曲 :
  クーラント BWV 1009 (無伴奏チェロ組曲 第3番 より、ギターのための版、1927)
 フェルナンド [フェラン]・ソル (1778-1839) : ギターのためのメヌエット Op.11 No.8
 フランシシコ・ターレガ [フランセスク・タラガ] (1852-1909) :ギターのためのマズルカ ト長調 (1896)
 ミゲル・リョベート [ミケル・リュベト] (1878-1938) : ギターのためのスケルツォ・ワルツ (1909)
 エミリオ・プジョール [アミリ・プジョル] (1886-1980) : ギターのためのロマンス (1914)
 イサーク・アルベニス (1860-1909)/ラウル・ビエラ編曲 :
  前奏曲 Op.165 No.1 (ギターのための版、1893)
 マヌエル・デ・ファリャ (1876-1946)/ラウル・ビエラ編曲 :
  粉屋の女房の踊り (ギターのための版、1919)
 フアン [ジュアン]・マネン (1883-1971) : ギターのための幻想ソナタ Op.A-22 (1929)
 アントニオ・ホセ (1902-1936) : ギター・ソナタ (1933)

 録音 : 2018年4月29日、11月3日、教区教会、チミリャス、ウエスカ県、スペイン

 

LMG 2161
¥2500
ナルシザ・フレシャス (1859-1926) : ピアノ・インテグラル
 子供のピアノ 第1集 (ピアノのための、全8曲)
 子供のピアノ 第2集 (人形の巻)(ピアノのための、全6曲)
 踊りの巻 (ピアノのための、全12曲)
 ピアノのための性格的小品集 (全14曲)
アステル・ベラ (ピアノ)

 録音 : 2019年7月、スタジオ・アルベルト・ムラレダ、バルセロナ、スペイン

 

LMG 2162
¥2500
モンポウ (1893-1987) : 内なる印象
 内なる印象 (1911-1912/ベルナト・パドロザ編曲、ギターのための版)
 哀歌 I/哀歌 II/哀歌 III/哀歌 IV/悲しい鳥/小舟/秘めごと/ジプシー
 歌と踊り 第10番、賢王アルフォンソ10世の2つのカンティガ
  (ギターのための版)(1953)
   歌/踊り
 歌と踊り 第13番 (ギターのための)(1972)
  鳥の歌/踊り「良き狩人」
 コンポステラ組曲 (ギターのための)(1962)
ベルナト・パドロザ (ギター)

 録音 : 2019年5月24-26日、サン・ジュアン・デ・サナタ教会、サン・ジュアン・デ・サナタ、バルセロナ県、スペイン
 




SONOGRAFIC


SG 15007
¥2900
グスタボ・ベセラへのオマージュ
 マルセロ・デ・ラ・プエブラ (1966-) : ギターのための作品集

  ギターと打楽器アンサンブルのための協奏曲 (*)
  ギター・ソナタ 第4番
  3つの歌 (声とギターのための)(+)
   子守歌/労働者の手/汗と鞭
  ギター・ソナタ 第2番
  ギターとピアノのためのディヴェルティメント (#)
マルセロ・デ・ラ・プエブラ (ギター)
ドラマー・ドリーマー (打楽器アンサンブル(*))
イニャキ・マルティン (指揮(*))
カルメン・セラノ (ソプラノ(+))
イグナシオ・トルネル (ピアノ(#))

 録音 : データ記載無し (2015年以前)
 





<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


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キング・インターナショナル


すべて初出
山田一雄&NFC 交響楽団・貴重音源集


 ニッポン放送で1955 年から2005 年まで続き、音楽ファンから支持を受けていた「新日鉄コンサート」(1970年まではフジセイテツ・コンサート)。既成のレコードを放送するのでなく、内外の名演奏家の実演を公開収録する趣旨だったゆえ、貴重音源が多数作られました。
 今回は現在も根強いファンを持つ名指揮者山田一雄がNFC 交響楽団と共演した貴重な音源で、すべて初出。NFC 交響楽団はニッポン放送のN、フジセイテツのF、コンサートのC の頭文字から由来し、在京オーケストラから選抜した奏者による非常設団体。演奏技術は高く、60年以上前の日本とは思えぬ見事な演奏を繰り広げています。
 初出音源のみならず、山田一雄のディスコグラフィにない作品も多く含まれ、ファン狂喜の内容となっております。
 
 *古い音源を使用しているため、テープ劣化によるお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。
 


KKC 2517
¥2500→\2290
ニッポン放送開局65周年記念
 伝説の名演シリーズ 山田一雄NFC響幻の演奏

  ベートーヴェン:
   (1)交響曲第8番 ヘ長調 Op.93 (1957.6.1放送)
   (2)交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」〜第4楽章
    (1956.9.29産経ホール 1956年10.6放送)
山田一雄(指揮) NFC 交響楽団
三宅春恵(ソプラノ)
川崎静子(アルト)
柴田睦陸(テノール)
秋元雅一郎(バリトン)
玉川学園合唱団

 山田一雄の真骨頂、昭和30年代初頭の日本の音楽ファンを圧倒した第9が蘇る!

 モノラル、日本語帯・解説付

 フジセイテツコンサート放送1 周年記念として1956年9月29日に産経ホールで、ベートーヴェンの交響曲第9 番の終楽章が演奏されました。当時最高の独唱陣、オーケストラはもちろん山田一雄指揮NFC 交響楽団でした。

 山田一雄の第9は数種の録音が残されていますが、1956年当時はまだ第9を実演で頻繁に楽しめる時代でなかったこともあり満場の聴衆も熱狂、44歳の山田も後年には見られない強烈なエネルギーを発散させています。翌年の第8番も活き活きとした推進力にあふれ、山田一雄壮年期の芸術を明瞭に伝えてくれます。
 
 


KKC 2518
¥2500→\2290
山田一雄の壮麗な「ジュピター」とロマンティックなショパン
 (1)モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」 (1969.6.7放送)
 (2)ショパン(ダグラス編):レ・シルフィード
山田一雄(指揮)
NFC交響楽団

 モノラル、日本語帯・解説付

 山田一雄はモーツァルトの交響曲第40番「ジュピター」を得意とし、録音も数種残っていますが、さらなる名演が加わることとなりました。いずれの録音よりも若々しいはつらつさに満ち、大きな音楽性を聴かせてくれます。

 注目の珍品がショパン作品をオーケストレーションしたバレエ音楽「レ・シルフィード」。細かい記録が残っておらず。放送日から1950 年代後半の収録とされています。名ピアニストでもあった山田は、あたかもオーケストラを弾くかのようにロマンティックな情感たっぷりの世界を聴かせてくれます。
 
 


KKC 2519
¥2500→\2290
マーラーの先取りを思わせさえする、山田一雄のハイドン「軍隊」
 ハイドン:
  (1)交響曲第100番ト長調「軍隊」(1956.7.20放送)
  (2)ヴァイオリン協奏曲第1 番ハ長調(1961.9.30放送)
  (3)セレナード (1961.9.30放送)
山田一雄(指揮)
NFC交響楽団
巌本真理(ヴァイオリン)(2)

 モノラル、日本語帯・解説付

 明快で推進力あふれるハイドンの音楽は山田一雄の音楽性と合っているように思われます。しかし残念なことに交響曲第101番「時計」などしか録音が残されていませんでした。ここに3作が登場、その魅力を垣間見ることができます。

 「軍隊」は想像以上のきびきびした快演ですが、古典派ながらどこかマーラーの音楽さえ想像させるのが興味津々。
 ヴァイオリン協奏曲は巌本真理が独奏を務めているのに注目。説得力満点です。フィルアップは名曲「セレナード」で、山田一雄ならではのたっぷり歌いこんだ美演となっています。
 
 


KKC 2520
¥2500→\2290
ハウツィヒと潮田益子、山田一雄との貴重な共演
 (1)グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16
   (1956.12.29日本青年館 1957.1.19放送)
 (2)シベリウス:フィンランディアOp.26 (1961.12.16放送)
 (3)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82より第1部
   (1963.6.15放送)
山田一雄(指揮)
NFC交響楽団、
ワルター・ハウツィヒ(ピアノ)(1)
潮田益子(ヴァイオリン)(3)

 オーケストラも雄弁。ハウツィヒと潮田益子、山田一雄との貴重な共演が日の目を見る

 モノラル、日本語帯・解説付

 山田一雄は協奏曲の指揮でも定評があり、フジセイテツコンサートでも名人技を残していました。グリーグのピアノ協奏曲は懐かしの名手ワルター・ハウツィヒが独奏を務めています。ハウツィヒといえばピアノの名作集で知られており、本格的な協奏曲は珍しいと申せましょう。

 グラズノフのヴァイオリン協奏曲は同(1963) 年にエリザベート王妃国際コンクールに第5 位入賞を果たした潮田益子(1942—2013) の独奏。全曲でないのが残念ですが、新鮮かつ真摯な演奏。山田一雄のバックもグラズノフの色彩的なオーケストレーションを見事に再現しています。
 フィル・アップのシベリウスの「フィンランディア」は山田一雄ならではの爆演が聴きものです。
 
 


KKC 2521
¥2500→\2290
山田一雄(指揮)
子供から大人まで満足できる「ピーターと狼」と「管弦楽入門」

 (1)プロコフィエフ:ピーターと狼(1956年5.19放送)
 (2)ブリテン:青少年のための管弦楽入門(1961.12.16放送)
山田一雄(指揮)
NFC交響楽団
佐藤美子(1)
高岡?一郎(2)(語り)

 語りも見事。子供から大人まで満足できる「ピーターと狼」と「管弦楽入門」

 モノラル、日本語帯・解説付

 プロコフィエフの「ピーターと狼」とブリテンの「青少年のための管弦楽入門」はともに子供も親しめる名作ですが、プロコフィエフが歿したのは当コンサートの3年前、ブリテンは山田より1歳年少という、まさに同時代の音楽でした。

 両作品とも語りが重要ですが、「ピーターと狼」を佐藤美子、「青少年のための管弦楽入門」を高岡?一郎が務めているのも注目。
 佐藤美子(1903-1982)は往年の名ソプラノ歌手。「カルメン」が当たり役で「カルメンお美」と称されるほどでした。母はフランス人で海外生活も長かったにもかかわらず、古風な日本語の美しさに驚かされます。
 高岡?一郎はニッポン放送アナウンサーで長くフジセイテツコンサートのナレーションを務めましたが、1967年に開始された「オールナイトニッポン」の初代パーソナリティとしても人気を誇りました。
 山田一雄の音楽の語り口の巧さともどもプロの至芸を再認識させてくれます。
 


<メジャー・レーベル>
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スペインSONY



88875165072
【旧譜】
¥3200
アンヘル・イジャラメンディ [イリャラメンディ] (1958-) :
 交響曲 第4番「天真爛漫な」[Ingenua] (1996)(*)
 交響曲 第9番 (2011)
マイテ・アルアバレナ (メゾソプラノ(*))
エウスカディ交響楽団
 [バスク・ナショナル管弦楽団]
ホセ・ミゲル・ペレス=シエラ (指揮)

 録音 : 2015年3月、エウスカディ交響楽団ホール、サンセバスチャン、スペイン





この名盤も在庫は極めてあと僅か

karonte
KAR 7053
\3800
海外直輸入
海外ショップのCD-R製作盤の可能性もあり
アンヘル・イリャラメンディ(1958-):交響曲第7番(2007) ヴォイチェフ・ロデク(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管&合唱団
録音:2007年10月、ワルシャワ国立フィルハーモニー・コンサートホール

(かつてのコメントから)

 スペインの現代音楽は、熱くてロマンティックでメロディアスなものが多い。とくにバスク出身の作曲者は、時代に取り残されたようなアナクロな音楽を聴かせてくれる。
 このイリャラメンディは映画音楽も書くというから、その傾向がさらに強い。1回目聴いたときから、正体不明の激しくて熱い音楽の虜となった。この2,3ヶ月に最も聴いたCDのひとつである。
 作品は単一楽章、38分。大作、というほどでもないが、内容が非常に濃い(というか、押し付けがましいというか、くどいというか)ので、聴いて終わった後の充実感はすごいものがある。この過剰なサービス精神はベートーヴェン、マーラー並み。人の心を高揚させ、悲しませ、喜ばせ、喜怒哀楽をともにして涙を流させることを作品の最大のテーマにしているかのようである。イリャラメンデの師匠が、NAXOSで壮絶な「葬送オラトリオ」を聴かせてくれたエスクデロというのだから、このイリャラメンディの強烈さも納得が行く。いや、その強烈さでは師匠をも凌ぐ。これだけ甘ったるい曲想とわかりやすい構造で、ここまで強烈な音楽を作れるか。誰が聴いてもはっきりわかるようなフーガの形を取ることで単刀直入に聴くものの心を圧迫し、そうかと思うと一転してロマンス映画のような美しく物悲しい旋律で哀愁をそそる。この馬鹿馬鹿しいまでの単純な構成が、日々かたくなに閉ざしていた硬くこわばった心が、少しずつ少しずつほぐされて柔らかくなって、次第次第にこの音楽に取り込まれていくのがわかると思う。
 この夏一番の交響曲体験。何度も言うようだが思いっきり熱い音楽だが、この熱さが肉体的な暑さを吹き飛ばしてくれた。






 スペイン、バスク地方出身の作曲家イリャラメンディ。これは映画音楽の分野でも名高いイリャラメンディが50歳を前に書き上げた第7交響曲。
 単一楽章作品だが全体は3つの部分に分かれている。印象的なヴァイオリン・ソロに始まり、弦楽が奏でる物悲しく息の長いテーマ、それを発展させる形で金管中心に奏されるバッハのオルガン作品のようなフーガ風楽節、意味を持たない「Eneritza」という唯一の歌詞をテーマ旋律に乗せて繰り返し歌う合唱、映画のクライマックス・シーンを思わせる緊迫した終盤まで、一気に聴かされてしまう作品。収録時間が38分と短いため価格がわずかですがお安くなっております。




 まさかとおもってネットで検索したらこの録音がまるまるここで聴ける・・・何という時代だ・・・

https://youtu.be/VNBcJlYdNK4


 いいのか・・・といいつつ久しぶりに全部聴いてしまった。

  
 


88985441872
【旧譜】
¥3200
未来の遺産 ホセ・サラテ (1972-) : 管弦楽作品集
 アロンソ・デ・キハダ [Alonso de Quijada] (管弦楽のための) (2003)
 ヴィオラ協奏曲 [Viola Concerto] (2014) (*)
 管弦楽のための短い協奏曲 [Conciero breve para orquesta] (管弦楽のための) (2010)
 赤い水のノクターン [Nocturne of red water] (管弦楽のための) (2009)
イサベル・ビリャヌエバ (ヴィオラ(*))
エクストレマドゥラ管弦楽団
アルバロ・アルビアク (指揮)




スペインWARNER



5419792072
【旧譜】
¥3000
「赤」
 シャポーリン、E・アルフテル、ミャスコフスキー、カサド :
  チェロとピアノのための作品集

   
  ユーリ・シャポーリン (1887-1966) :
   チェロとピアノのためのワルツ、チェロとピアノのためのメロディー、
   チェロとピアノのための間奏曲、チェロとピアノのためのアリア
  エルネスト・アルフテル (1905-1989) :
   スペイン幻想曲 (チェロとピアノのための)
  ニコライ・ミャスコフスキー (1881-1950) :
   チェロとピアノのためのソナタ 第1番 Op.12
  ガスパル・カサド (1897-1966) : チェロとピアノのためのソナタ から サエタ
デュオ・カサド
 ダミアン・マルティネス・マルコ
  (チェロ)
 マルタ・モル・デ・アルバ (ピアノ)

 録音 : データ記載無し (2017年以前)
 




<映像>


EURO ARTS(映像)



20 72067
(DVD)
¥3100
チェロの巨人、ロストロポーヴィチのハイドン
 ハイドン:
  チェロ協奏曲第1番/チェロ協奏曲第2番
    ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ、指揮)、アカデミー室内管弦楽団
    収録:1975年11月17-19日 ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
  ピアノ協奏曲第11 番ニ長調
    オメロ・フランセシュ(ピアノ)、アカデミー室内管弦楽団、ネヴィル・マリナー(指揮)
    収録:1982年11月23-27日 バイロイト、辺境伯オペラハウス

 画面: 4:3 、NTSC、音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョンAll、52分 (Cello) &21分 (Piano)

 20-72068(廃盤)の再発売。ロストロポーヴィチの至芸を映像でじっくりと堪能できる貴重な映像。
 ピアノ協奏曲では壮年期のマリナーの溌溂とした指揮姿にも注目です。
 
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20 72027
(2DVD)
¥4700→\4290
ウォルデマール・ネルソン指揮
 ペーター・ホフマンのローエングリン
バイロイト史上屈指の傑作、
 フリードリヒ演出による≪ローエングリン≫

  ワーグナー:≪ローエングリン≫全曲
ローエングリン:ペーター・ホフマン
エルザ:カラン・アームストロング
オルトルート:エリザベス・コネル
テルラムント:レイフ・ロール
国王ハインリッヒ:ジークフリート・フォーゲル
軍令使:ベルント・ヴァイクル
合唱:バイロイト祝祭合唱団
合唱指揮:ノルベルト・バラチュ
管弦楽:バイロイト祝祭管弦楽団
指揮:ウォルデマール・ネルソン

 演出:ゲッツ・フリードリヒ/舞台美術:ギュンター・ユッカー/衣装:フリーダ・パルメジャーニ/収録:1982年、バイロイト祝祭劇場
 映像監督:ブライアン・ラージ
 画面: 4:3 、NTSC、音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョンAll、字幕:英独仏西、原語:ドイツ語、200分

 20-72028(廃盤)の再発売。1982年バイロイト音楽祭で上演されたゲッツ・フリードリヒの演出、ウォルデマール・ネルソンの指揮で行われた≪ローエングリン≫。
 バイロイト史上屈指の傑作との呼び声高い映像です。
 

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 17歳の店主はこれを聴いてローエングリンに目覚めた。
 


20 72007
(2DVD)
¥4700
バイロイト音楽祭1989、シノーポリ指揮
 ワーグナー:≪タンホイザー≫全曲
タンホイザー:リチャード・ヴァーサル
エリーザベト:シェリル・ステューダー
ヴェーヌス:ルートヒルト・エンゲルト=エリ
ヴォルフラム:ヴォルフガング・ブレンデル
領主ヘルマン:ハンス・ゾーティン
ヴァルター:ウィリアム・ペル
ハインリヒ:クレメンス・ビーバー
ビーテロルフ:ジークフリート・フォーゲル
ラインマル:シャンドール・ショーヨム・ナジ
牧童:ジョイ・ロビンソン
バイロイト祝祭合唱団
 (合唱指揮:ノルベルト・バラッチュ)
バイロイト祝祭管弦楽団
ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)

 バイロイト音楽祭1989、ワーグナー:≪タンホイザー≫、ヴォルフガング・ワーグナー演出、シノーポリ指揮

 演出・舞台装置:ヴォルフガング・ワーグナー/衣装:ラインハルト・ハインリヒ/収録時期:1989年、バイロイト祝祭劇場/映像監督:ブライアン・ラージ
 画面: 4:3 、NTSC、音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョンAll、字幕:英独仏西、原語:ドイツ語

 20-72008(廃盤)の再発売。ヴォルフガング・ワーグナーの演出、ジュゼッペ・シノーポリの指揮の≪タンホイザー≫。1985年に新演出で上演されたプロダクションで、本映像は1989年収録。
 わずかな装置と効果的な照明演出を特徴としていた1950年代、兄ヴィーラント・ワーグナーの演出へのノスタルジーを感じさせる手法が話題を呼びました。
 ヴォルフガングの光と影を対比させた美しい舞台を、映像監督のラージが見事に映像化しています。
 
 



20 72663
(4Bluray)
【再発売】
¥5100

ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲全集/ベルチャ四重奏団
 ● 弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
 ● 弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2
 ● 弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
 ● 弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
 ● 弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
 ● 弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
 ● 弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』
 ● 弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
 ● 弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』
 ● 弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』
 ● 弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95『セリオーソ』
 ● 弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
 ● 弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130「大フーガ付」
 ● 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
 ● 弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
 ● 弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
 ● 大フーガ
 ● 特典映像『ベートーヴェン弦楽四重奏曲への道筋』(字幕:英、独、仏)
ベルチャ四重奏団
コリーナ・ベルチャ(ヴァイオリン)
アクセル・シャハー(ヴァイオリン)
クシシュトフ・ホジェルスキー(ヴィオラ)
アントワーヌ・レデルラン(チェロ)

 ベルチャ四重奏団のベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集、ベートーヴェン・イヤーに再発売!

 収録:2012年、ウィーン、コンツェルトハウス(ライヴ)
 画面:1080/60i Full、HD – 16:9、音声:PCM Stereo,DTSH-HD Master、Audio 5.1、字幕:英、独、仏(特典)、リージョン:All"、522分 + 45分 (特典)

 20-72664(廃盤)の再発売。ベルチャ四重奏団の「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集」が装丁を新たに(Bluray用Polybox仕様)ベートーヴェン・イヤーに再発されます。
 ベルチャ四重奏団は、2008年に解散したアルバン・ベルク四重奏団の伝統を継承する世界トップクラスの弦楽四重奏団。1994年にロンドン王立音楽院に在学中のメンバーによって結成されました。
 2度のメンバーチェンジを行い、現在は第1ヴァイオリンにコリーナ・ベルチャ(ルーマニア)、第2ヴァイオリンにアクセル・シャッハー(スイス)、ヴィオラにはクシシュトフ・ホジェルスキー(ポーランド)、そしてチェロはアントワーヌ・ルデルラン(フランス)という国際色ゆたかなメンバーで活動を行っています。
 このメンバーで2011〜12年に別にセッション録音でもベートーヴェンの全集を完成させており、その切れ味鋭いダイナミックな表現力で高い評価を受けていました。この演奏会は、それを受けて実現した全曲演奏会です。

 演奏は、高い技術と凄まじい集中力と緊迫感、研ぎ澄まされた感性、息の合ったアンサンブルと、まさに現代を代表するベートーヴェンの弦楽四重奏曲といってよいでしょう。
 さらにこの演奏会は、第13番を、『大フーガ』を最終楽章にした初演版と、ベートーヴェンが死の直前に作曲した新たな最終楽章による出版社版の両方を弾いていることも特徴。
 特典映像には、45分間の「ベートーヴェン弦楽四重奏曲への道筋」と題されたドキュメンタリーが収録されています。
 

<LP>

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ベルリン・フィル・自主制作盤
BERLINER PHILHARMONIKER RECORDINGS(LP)



KKC 1167/8
(2LP)
¥30000+税
※世界1884セット限定製造
本当か・・・「当録音は、他のフォーマットでのリリース予定はありません」
 ハイティンクのベルリン・フィルでの最後の演奏会
  ブルックナー:交響曲第7番

 LP1
  A 面
   第1楽章:アレグロ・モデラート(22'10)
  B 面
   第2楽章:アダージョ(22'06)
 LP2
  A 面
   第3楽章:スケルツォ(11'06)
   第4楽章:フィナーレ(13'41)
  B 面
   ハイティンクとベルリン・フィル団員によるサイン

  封入特典:
   (1)コンサート・チケット&コンサート・プログラム(当日分再現)
   (2)ハイティンクの手書きコメントの入ったスコアの抜粋(リプリント)
   (3)レコーディング・プロデューサーのライナー・マイヤール氏の証明サイン
   (4)コンサート録音時の生写真(1枚)
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 ベルリン・フィル・レコーディングスのダイレクトカットLP 第2弾!ハイティンクのベルリン・フィルでの最後の演奏会が登場!

 「当録音は、他のフォーマットでのリリース予定はありません」とのこと・・・ほんとかな。だとしたら買っておかないと・・・。


 録音:2019年5月11日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 180g、カッティングマシン:ノイマンVMS80、プロデュース:エミール・ベルリナー・スタジオ、AAアナログ録音・アナログ・マスター、世界1884セット限定製造/シリアル・ナンバー入り、輸入盤・日本語帯・解説付

 2019年5月に行われたベルナルド・ハイティンクのベルリン・フィルにおける最後の演奏会、ブルックナー「交響曲第7番」がダイレクトカットLPで発売されます。
 即完売した2016年発売のラトル指揮「ブラームス交響曲全集」に続くベルリン・フィル・レコーディングスのダイレクトカットLP 第2弾。
 ワンポイント録音だったブラームスに対し、今回はメインマイク3 本とサブマイク2 本の5本構成され、コンサート空間の雰囲気を忠実に再現したマイクセッティング。
 ディスクの最終面(LP2‐B 面)にはハイティンクとベルリン・フィル団員のサインが刻み込まれています。そして製造数は、作品の初演年にちなみ、1884 セットの限定盤です。

 2019年3月、90歳を祝ったハイティンクは、同年6月に現役引退を表明。ブルックナー解釈の第一人者として知られるハイティンクは、その後、ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭、ロンドンのプロムス、そして最後にルツェルン音楽祭で本盤と同じくブルックナーの交響曲第7番を演奏しました。
 ブルックナーの第7番も、ハイティンクにとってコンサート、録音と何度となく取り上げてきた作品です。ハイティンクの第7番の録音はコンセルトヘボウ管(1966年、72年、78年)、シカゴ交響楽団(2007年)の4種類あります。
 このベルリン・フィルとの演奏も、切々とした美しさにあふれ、中でもブルックナーがワーグナーの訃報を受ける中で書き上げたとされる第2楽章は、万感の思いが込められた演奏になっています。

 ※当録音は、他のフォーマットでのリリース予定はありません。
 写真クレジット_ (c)Stephan Rabold

 
 
 














4/29(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


HMF



HMM 932414
(2CD)
\4200→\3790
国内盤紹介ずみ
輸入盤初回盤完売
輸入盤初回盤完売のため新装丁発売
 ルネ・ヤーコプス(指揮)
  ベートーヴェン:歌劇『レオノーレ』op.72a, 1805年版(第1稿)
  〜1805年11月20日、アン・デア・ウィーン劇場にて初演/
   3幕から成るオペラ(『フィデリオ』の第1稿)

  台本:ヨーゼフ・ゾンライトナー(ジャン=ニコラ・ブイイのフランス語台本"レオノール、あるいは夫婦の愛"による)
  ダイアログ:ルネ・ヤーコプス監修
   ルネ・ヤーコプス(指揮)
   フライブルク・バロック・オーケストラ≪コンサートミストレス:アンネ・カタリーナ・シュライバー≫
   チューリヒ・ジング・アカデミー≪合唱指揮:フロリアン・ヘルガート≫
   マルリス・ペーターセン(レオノーレ(フィデリオ)/ソプラノ)
   マキリミリアン・シュミット(フロレスタン/テノール)
   ディミトリ・イヴァシュチェンコ(ロッコ/バス)
   ロビン・ヨハンセン(マルツェリーネ/ソプラノ)
   ヨハネス・ヴァイサー(ドン・ピツァロ/バリトン)
   タレク・ナズミ(ドン・フェルナンド/バス)
   ヨハンネス・チュム(ヤキーノ/テノール)

 ベートーヴェン・イヤー最大の注目盤、ヤーコプスの「レオノーレ」新装版で登場!

初回仕様盤(HMM 902414)が終了となりましたので、今後はこちらの品番で流通します。
こちらは日本語帯・解説は付属しません。
歌詞対訳つきの国内仕様盤(KKC 6133(2CD)(国内仕様盤・日本語解説付)\6000+税)も、こちらの商品に帯・解説等が付属するかたちとなります。



 ベートーヴェン・イヤー2020。ベートーヴェン唯一のオペラ『フィデリオ』、そのオリジナルの姿、『レオノーレ』(第1 稿)をヤーコプスが録音!台詞部分も徹底検証 緊迫かつ充実の演奏!『フィデリオ』の真の姿を世に問う!

 録音:2017年11月7日、フィルハーモニー・ド・パリ、ライヴ録音/輸入盤・日本語帯・解説付

 ベートーヴェン・イヤーに注目のリリースの登場です!ヤーコプスが『レオノーレ』(第1稿)を録音しました!ベートーヴェン唯一のオペラ『フィデリオ』(1814)には、3つの稿が存在していますが、現在では、1814年の最終形ともいえる『フィデリオ』がレパートリーとなっています。これに逆らうように、ヤーコプスが『フィデリオ』の原型ともいえる『レオノーレ』第1稿を録音しました!

 1805年に完成された第1稿は、初演時の様々な不運な状況もあり、失敗に終わりました。その後2度改訂され、1814年の稿が現在でも演奏されています。1805年の初稿と、第2稿以降で大きく違う点は、第1稿が3幕構成なのに対し、第2 稿以降は2 幕構成になっていること。また、第1稿で重要なウェイトを占めた台詞部分も、第2稿以降ではかなり縮小されています。ヤーコプスはこの第1稿の大きな魅力である台詞部分にも注目し、ゾンライトナーの台本を尊重しつつ、原作のフランス語の小説にあたるなどして、多少の編集を施しながら、言葉づかいを現代に近づけています。たとえば冒頭序曲の次も、この第1 稿ではセリフ劇から始まります(現行の『フィデリオ』では二重唱)。この「レオノーレ」第1稿は、音楽的にもストーリー的にも比類なきクオリティを持っており、オーケストラと歌唱陣の両者に高度な技術を要求します。ヤーコプスと彼が選んだメンバーたちだからこそ実現できた、素晴らしい録音の登場です!

 

 =「フィデリオ」と「レオノーレ」のタイトルについて】=
 ベートーヴェンは1805年第1稿初演当初から「レオノーレ」というタイトルでの上演を希望していましたが、興業主側が他の作曲家による前作と区別するために「フィデリオ」というタイトルで上演するよう要求しました。1806年のベートーヴェンの自費出版による台本、および1810年出版のヴォーカル・スコアにはタイトルは「レオノーレ」をあり、現在では一般に最初の2つの稿を「レオノーレ」、そして第3稿にあたる現行の稿を「フィデリオ」と呼んでいます。

 【『レオノーレ』から『フィデリオ』へ】
 ■「レオノーレ」第1稿(1805)
 ベートーヴェンは、1803年1月にアン・デア・ウィーン劇場とオペラ創作の契約を結びます(当時の劇場支配人はシカネーダー)。この台本は既に何名かの作曲家によってオペラ化されていましたが、ベートーヴェンはぜひこの台本で、と意気込み、原語のフランス語からの翻案を、友人で法律家にして、宮廷秘書官として宮廷劇場支配人をしていたゾンライトナーに依頼しました。1804年初め頃にはドイツ語版の台本が完成し、早くも作曲に着手、1805年夏頃までに完成します。同年10月30日に初演をすべく申請をしたところ許可が下りず、ゾンライトナーはあらためて上演禁止の解除を求める申請を提出。10月5日に許可がおり、準備の都合もあり、初演日時は11月20日に改めて設定されました。当時、ナポレオン率いるフランス軍がオーストリア各地に転戦、首都ウィーンに向けて侵攻しており、ウィーンのオペラの聴衆はほとんどが疎開していました。初演当日は、ドイツ語のオペラにも関わらず、ドイツ語のわからないフランス軍人たちが上演開始後も入場してきて客席を埋めていったといいます。そうした状況もあり、上演は失敗に終わります。

 ■「レオノーレ」第2稿(1806)
 ベートーヴェンは周囲のすすめもあり改訂を決意、第1幕が長大すぎたなどと結論づけ、台本の改訂をシュテファン・フォン・ブロイニングに依頼します。これにより、マルツェリーネ、ヤキーノとロッコによる三重唱や、台詞部分が大幅にカットされ、第1稿が持ち合わせていたジングシュピール的要素がかなり薄まりました。この第2稿は1806年3月29日にアン・デア・ウィーン劇場で上演されました。この第2稿は1810年にヴォーカル・スコアが出版されています。

 ■『フィデリオ』(「レオノーレ」第3稿)(1814)
 その後、ベートーヴェンの評価が高まるにつれ、複数の劇場がもういちどこの「レオノーレ」を改訂して上演するようベートーヴェンに提案、ベートーヴェンは台本などをさらに大幅に改訂することを条件に第3 稿(現在の『フィデリオ』)を1814年春先に完成させ、5月23日に初演されています。この第3稿の楽譜は、1814年8月にヴォーカル・スコアが出版、1826年にはフランス語版のスコア版が出版されたことから、ひろく受け入れられたことがうかがわれます。

 【なぜ今『レオノーレ』初稿か?ヤーコプスが挙げる4つの理由】
 ヤーコプスはこの『レオノーレ』第1稿を選んで録音したことについて、(1)カット(2)序曲(3)ドラマトゥルギー(4)フィナーレの4つの理由を述べています。(1)初演の失敗から、いくつかの曲を削除したり、ひとつの楽曲内でも150小節にわたるカットが行われている。しかし、ベートーヴェンが満を持して用意したヴァージョンは第1稿であることは間違いない(2)序曲をみると、現在4つの『レオノーレ』序曲が存在しているが、1805 年の初演時に用いられた稿(「レオノーレ」序曲第2番 op.72)が、一番優れている(3)ドラマトゥルギー 第1 幕はマルツェリーンが重要な役割を果たすジングシュピール、第2幕はレオノーレが主人公となるメロドマラ、第3幕はフロレスタンが主役となる悲劇、と各幕のキャラクターが立っており、無駄な要素などない(4)フィナーレ ヒッチコック映画のようなサスペンス性と、未解決部分が多数残された、開かれた終わりとなっている。
 これらの理由から、この『レオノーレ』第1 稿を録音したといいます。

 【『レオノーレ』(第1稿)あらすじ】
 序奏〜フロレスタンは、総督ドン・ピツァロの最大の政敵であり、大臣のドン・フェルナンドの友人であった。牢獄にとらわれの身となっている。フロレスタンは、ピツァロの悪事を知り、政府に告発文を出す。ピツァロはフロレスタンを牢獄に入れ、徐々に弱らせて死に至らしめようとする。2年後、フロレスタンは死亡したと発表されるが、その妻レオノーレだけは、夫がまだ生きていると信じていた。レオノーレは男装して「フィデリオ」と名乗り、看守ロッコの部下として働き、機をうかがってフロレスタンを脱走させようと考えている。
 第1幕・・・ロッコの一人娘、マルツェリーネは「フィデリオ」に恋心を抱き、ヤキーノからの結婚の申し出を断る。ロッコも彼に結婚はあきらめるよううながす。
 第2幕・・・軍楽がドン・ピツァロの到着を告げる。ドン・フェルナンドは、いわれなき理由で囚われている者が牢獄を抜き打ちで視察しにやってきた。
 マルツェリーネはフィデリオに言い寄り続ける。ロッコはフィデリオに、自分の娘と結婚するか、牢獄に入るかだ、と迫る。
 第3幕・・・フィデリオは牢獄内のフロレスタンを一目見てするにそれが自分の夫だと気づく。大臣はフロレスタンの鎖を解くようフィデリオに命じ、二人は見事結ばれて皆の祝福の中、幕となる。




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PENTATONE



PTC 5186746
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
アラベラ・美歩・シュタインバッハー新譜
 ヴィヴァルディ×ピアソラの『四季』


 ●アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
  ヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』Op.8 よりヴァイオリン協奏曲第1番〜第4番『四季』
 ●アストル・ピアソラ(1921-1992):『ブエノスアイレスの四季』(ペーター・フォン・ヴィーンハルト編曲)
  (1)ピアソラ:「ブエノスアイレスの春」
  (2)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ホ長調 Op.8-1 RV 269「春」
  (3)ピアソラ:「ブエノスアイレスの夏」
  (4)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.8-2 RV 315「夏」
  (5)ピアソラ:「ブエノスアイレスの秋」
  (6)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第3番 ヘ長調 Op.8-3 RV 293「秋」
  (7)ピアソラ:「ブエノスアイレスの冬」
  (8)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第4番 ヘ短調 Op.8-4 RV 297「冬」
   アラベラ・美歩・シュタインバッハー
    (ヴァイオリン;1716年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与))
   ミュンヘン室内管弦楽団、ジェラルダス・ビドヴァ(コンサートマスター)
KKC 6215
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3000+税

 情熱と官能。麗しきシュタインバッハーが銘器「ブース」で気高く奏でるヴィヴァルディ×ピアソラの『四季』!!

 セッション:2018 年7 月/昇天教会、ミュンヘン- ゼンドリンク(ドイツ)
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(PENTATONE)
 A&R マネージャー:ケイト・ロケット(PENTATONE)
 レコーディング・プロデューサー、バランシング、エディティング:エルド・グルート(ポリヒムニア・インターナショナル)
 バランス&レコーディング・エンジニア:ジャン=マリー・ヘイセン(ポリヒムニア・インターナショナル)
 DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、ディジパック仕様、64'38"、輸入盤・日本語帯付

 SACD ハイブリッド盤。
 人気と実力を兼ね備えた麗しきヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。ニューヨーク・タイムズは、「叙情と情熱のバランスのよさ—彼女の長所は、とりわけ磨き抜かれたテクニックと美しく多彩な音色にある」と評しています。

 2018年7月録音の最新アルバムはミュンヘン室内管楽団との共演でヴィヴァルディとピアソラの『四季』を録音、「春・夏・秋・冬」それぞれの作品を交互に収録しております。

 いわずと知れたヴィヴァルディの『四季』は、優美に輝く「春」、うだるような暑さと天候の変化を見事に表現した「夏」、収穫を祝う「秋」、凍てつく「冬」と標題音楽の醍醐味を堪能できる最高傑作。シュタインバッハーの艶やかで凛としたヴァイオリンの音色で聴き手を四季の移ろいに誘います。

 20世紀アルゼンチンを代表する作曲家、バンドネオン奏者のアストル・ピアソラ(1921-1992)。1969 年に書かれた『ブエノスアイレスの四季』は "タンゴの革命児" としてピアソラならではの官能的で陰影のあるグルーヴ感に満ちた作品です。
 シュタインバッハーはラテン音楽も得意とし、豪快で意志の強さを感じさせる演奏を披露しております。
 なお、もともとバンドネオン、ヴァイオリン、ギター、ピアノ、コントラバスという編成による作品ですが、当録音ではペーター・フォン・ヴィーンハルト編曲によるヴァイオリンと室内オーケストラ版で収録されております。
 情熱と官能で迫るシュタインバッハーがストラディヴァリウスの銘器「ブース」で気高く奏でる渾身のアルバムが完成しました。

 演奏の素晴らしさはもちろんのこと、ジャン=マリー・ヘイセン、エルド・グルートなどPENTATONE レーベルが誇る技術陣による録音で、DSD レコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。

 
 





CENTAUR



CRC 3701
¥2500
アート・オヴ・リバーマンVol.1 〜
 バロック・ヴァイオリン
キャロル・リーバーマン(バロック・ヴァイオリン)
マーク・クロール(ハープシコード)
  J.S.バッハ:
   ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ第1番ロ短調BWV.1014
    (原盤録音:Titanic Records/1978年)、
   ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ第3番ホ長調BWV.1016
    (原盤録音:Titanic Records/1978年)、
   シモン・ル・デュク:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調Op.1,No.1
    (原盤録音:AFKA/1975年)
  C.P.E.バッハ:
   ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ ハ長調
    (原盤録音:AFKA/1975年)、
   ヴァイオリンとオブリガート・ハープシコードのためのソナタ ロ長調
    (原盤録音:Titanic Records/1980年)
  ハインリヒ・ビーバー:ヴァイオリン・ソナタ第6番
    (原盤録音:Centaur Records/2000年)

 バロック・ヴァイオリン演奏の第一線で活躍してきたアメリカの名女流ヴァイオリニスト、キャロル・リーバーマン!

 キャロル・リーバーマンは、リーバーマン=クロール・デュオやボストン・アーリー・ミュージック・アンサンブルのヴァイオリニスト、トマジーニ弦楽四重奏団の創設者兼第1ヴァイオリニストを務め、30年間バロック・ヴァイオリン演奏の第一線で活躍してきたアメリカの女流ヴァイオリニスト。

 アメリカのTitanic RecordsやAFKA、Centaurなどに録音してきたリーバーマンの芸術を集成した新シリーズ「アート・オヴ・キャロル・リーバーマン」。第1巻は「バロック・ヴァイオリン」と題し、J.S.バッハ、C.P.E.バッハ、ビーバー、そして当時世界初録音となったシモン・ル・デュク(1742−1777)のヴァイオリン・ソナタを収録。共演のマーク・クロールは、リーバーマンと共にボストン大学で音楽を教えてきた名手です。
 
 

CRC 3712
¥2500
リリア・ボヤディエヴァが弾くゴルトベルク変奏曲
 J.S.バッハ:
  ゴルトベルク変奏曲BWV.98、
  カンタータ第147番より
   コラール「主よ人の望みの喜びよ」(編曲:マイラ・ヘス)
リリア・ボヤディエヴァ(ピアノ)

 ブルガリアのソフィア出身、モスクワ音楽院で学び、セニガッリア(イタリア/1979年)、ヴィアンナ・ダ・モッタ(ポルトガル/1983年)、マリア・カラス(ギリシャ/1985年)などの国際コンクールで入賞してきたピアニスト、リリア・ボヤディエヴァが弾くゴルトベルク変奏曲。指導者としても評価が高く、アテネのソフィア音楽アカデミーやパリの地方音楽院、パリ・スコラ・カントルムなどで教え、ギリシャ、フランス、アメリカで多くのマスタークラスを開催するボヤディエヴァの真摯なバッハです。

 ※録音:2017年7月19-20日、アテネ・コンサート・ホール、ディミトリス・ミトロプーロス・ホール(アテネ)
 
 

CRC 3706
¥2500
カートン・ヘスター:クァンタム・エルダーズ・バレエ
 サムナムブリズム・セルフ=ヒプノシス
 ネザーワールド・コンテンプレイション
 クァンタム・ブーガルー
 フォゴフ・フォー・NFH
 リチュアル・トランスモグラフィー
 クァンタム・エルダース・チャ・チャ・フォーKWH
 ジェリ・クァンタム・エルダース
 エクセントリック・ストーム
カートン・ヘスター
 (ソプラノサックス、
  テナーサックス、ピッコロ、
  フルート、シンセサイザー)
ユンシャン・ガオ(ピーパ)
トモコ・ホンダ(ピアノ)
デイビット・スミス(ベース)

 ジャズを中心にクラシック、電子音楽、ダンス・ミュージック、民族音楽など、多彩な音楽を取り入れて活動する作曲家、サクソフォン&フルート奏者、カールトン・ヘスターのアルバム。
 自身が演奏する管楽器&シンセサイザーに、エレクトリック&アコースティックのピアノとベース、そしてピーパ(中国琵琶)を加えた編成で独自の音楽を作っています。

 ※録音:2018年8月15-16日(カリフォルニア州)
 
 

CRC 3699/3700
(2CD)
¥4500
エンパワーリング・サイレンスト・ヴォイス
 マイケル・ロバート・スミス、
 トマス・シュッテンヘルム、
 アンドルー・ロドリゲス、C.G.ウォルデンⅢ、
 スティーブン・セルパ、他(アメリカの合唱作品集)
コーロシンセシズ・シンガーズ
ウェンディ・K・モイ(ソプラノ・指揮、プロデューサー)
ジェレマイア・セルヴィ(バス・指揮、プロデューサー)

 新しい音楽への並外れた取り組みが評価され、アメリカ賞(The American Prize)などを受賞してきたプロフェッショナルの合唱団、コーロシンセシズ・シンガーズ(chorosynthesis singers)。
 「Empowering Silenced Voices」は、コーロシンセシズ・シンガーズがまとめた、あらゆる技術レベルや年齢に対応した新しい合唱作品のオンライン・データベースの名前でもあり、このアルバムはそのデータベース内の作品を収録しています。

 ※録音:2017年1月15-16日ニッカーソン・スタジオ、 シアトル・パシフィック大学(ワシントン州 シアトル)
 




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ATHENE(DIVINE ART)



ATH-23208
¥2700→\2490
歴史的ヴァイオリン研究者スケアヴェズ
シューベルト(1797-1828):3つのヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)Op.137

 ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第1番 ニ長調 Op137 D.384
  1. I.Allegro Molto/2. II.Andante/3. III.Allegro vivace
 ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第2番 イ短調 Op.137 D.385
  4. I.Allegro moderato/5. II.Andante/6. III.Allgro/7. IV.Allegro
 ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第3番 ト短調 Op.137 D.408
  8. I.Allegrogiusto/9. II.Andante/10. III.Allegro vivace/11. IV.Allegro modedato
   ピーター・シェパード・スケアヴェズ(ヴァイオリン - MARTIN LEOPOLD WIDHALM II )(弓 - FRANCOIS XAVIER TOURTE)
   ジュリアン・パーキンス(スクエア・ピアノ - Square piano by Clementi & Co.,London, 1812 )

 録音 2015年 イギリス

 世界的に知られるイギリスのヴァイオリニスト、スケアヴェズは、歴史的な楽器の優れた研究者でもあり、ヴィオッティやパガニーニ、ヨアヒムにクライスラー、そしてオーレ・ブルらが愛奏したヴァイオリンを弾いたことのある唯一の演奏家です。
 歴史的楽器に関する豊富な知識を活かし、ワシントンの博物館で演奏したり、ロンドンの大英博物館やヴィクトリア&アルバート博物館などとのコラボレーションでも活躍しています。
 この録音ではドイツのヴァイオリン製作者、マルティン・レオポルト・ヴィトハルム2世が1782年に制作した楽器に、フランソワ・トゥルトの1775年製の弓を使用しています。
 シューベルトの3つのソナタ(ソナチネ)の美しい旋律を共に奏でるのは、19世紀に普及した長方形の「スクエア・ピアノ」を演奏する古楽のスペシャリスト、ジュリアン・パーキンスです。




こんなのも出ているんです
ペーター・シェパード・スケーヴの「クロイツェル」
まじめそうに見えてちょっぴり遊んでます

METIER
CD2004
\2800
ペーター・シェパード・スケーヴ(Vn)
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調Op.47 《クロイツェル》
 ベートーヴェン:6つのドイツ舞曲WoO42
 ヨゼフ・マイセダー:ソナタ 変ホ長調
ペーター・シェパード・スケーヴ(Vn)
アーロン・ショール(Pf)
ヴァイオリンのペーター・シェパード・スケーヴは現代音楽の演奏に定評があり、ヘンツェ、デヴィッド・マシューズら多くの現代作曲家から絶大な信頼を得、既に200曲以上の作品を献呈されている。
ベートーヴェの6つのドイツ舞曲は愛らしい小品集。


 




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DB PRODUCTIONS



DBCD195
¥2700→\2490
ピセシリア・シリアクス(ヴァイオリン)
 スウェーデン・ヴァイオリン音楽の至宝
ピセシリア・シリアクス(ヴァイオリン)
ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
 ヘレナ・ムンクテル(1852-1919): ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調
  1. 第1楽章: Allegro non tant,vigoroso/
  2. 第2楽章: Scherzo brusco.Moderato energico(オリジナル・ヴァージョン)/
  3. 第3楽章: Andante quasi Adagio/
  4. 第4楽章: Finale.Allegro con brio
 
 アルゴート・ハクヴィニウス(1886-1966): ヴァイオリンとピアノのための組曲
  5. 第1楽章: Andante moderato/
  6. 第2楽章: Andante espressivo/7. 第3楽章: Allegro moderato
 
 ハラルド・フリュクレフ(1882-1919): ソナタ・ア・ラ・レジェンダ
  8. Allegro moderato/9. Andante/
  10. Scherzo ma discrezione/11. Allegro commodo e giocoso
 
 イカ・ペイロン(1845-1922): 2つのキャラクター・ピースOp.19
  12. ロマンス: Andante cantabile/13. ユーモレスク: Allegro con spirito
 
 トラック8-11以外は世界初録音

 録音 2020年1月2-4日 Ingesund School of Music(Grand Concert Hall)、Arvika,Sweeden

 スウェーデンの数多くの賞を受賞した音楽家、ヴァイオリンのシリアクスとピアノのフォシュベリがデュオとして再びタッグを組み、スウェーデンの至宝であるヴァイオリン作品を紹介するアルバムをリリース。
 シリアクスは1972年生まれで1997年にスウェーデン王立音楽アカデミーのコンクールで成功を収め、国際的なキャリアを開始。フォシュベリは1952年生まれで、教会オルガニストやカントルを務めた後、リサイタルの伴奏ピアニストとして、声楽のフォン・オッターなどと舞台や録音で共演するなど、認められた存在です。
 ここではスウェーデンの知られざる才能あふれる作曲家たちに焦点をあてています。とりあげた4人のうち、ムンクテル(1852-1919)とペイロン(1845-1922)の二人は女性作曲家で、女性がキャリアをもつのに困難な時代の中でも、優れた作品を残しています。
 ここに収録されているフリュクレフ(1882-1919)のソナタ・ア・ラ・レジェンダは上演の機会も多い人気作品ですが、それ以外は今回が世界初録音。アルバム・タイトルの通り貴重な知られざる作品です。




<シリアクスの旧譜から>

PHONO SUECIA
PSCD 705
\2600
スウェーデンのヴァイオリン・ソナタ集
  シーグルド・フォン・コック:ヴァイオリン・ソナタ
  ルーセンベリ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
  メルケルス:ヴァイオリン・ソナタ
セシリア・シリアクス(Vn)
ベント=オーケ・ルンディン(P)

 シリアクスの10年前のアルバム。
 2000年度スウェーデン・グラミー賞でクラシックとしては初のアウォーズを受賞した。
 しかし内容はかなりの本格派でかなり聴きごたえあるアルバム。
 シーグルドの作品は熱く激情的。最近注目されてきたルーセンベリの曲は、北欧ロマンを脱却しようとした彼にしては珍しく抒情的
な作品。メルケルス の作品はフランス的。・・・といずれもなかなかの傑作。

CAPRICE
CAP 21695
(SACD Hybrid)
¥2800
シリアクスの代表作
 スウェーデン・グラミー賞受賞

  J.S.バッハ/ドミトリー・シトコヴェツキー編:
   ゴルトベルク変奏曲(弦楽三重奏版)
トリオ・シリアクス=ペーション=ライティネン
〔セシリア・シリアクス(Vn)、
ヨハンナ・ペーション(Va)、
カティ・ライティネン(Vc)
2002年2月17日−19日、スウェーデン放送第3スタジオ(ストックホルム)での収録。

 北欧の3人の女神が弦で奏でる優美なる《ゴルトベルク》。
 演奏する「トリオ・シリアクス=ペーション=ライティネン」は、“スウェーデンのヴァイオリン・ソナタ”(Phono Suecia PSCD-705) によりスウェーデン・グラミー賞を受けたセシリア・シリアクスが、ヨハンナ・ペーション、カティ・ライティネンと結成したトリオ。彼女たちは各地の室内楽フェスティヴァルに参加して人気を集めているが、2001年6月、スウェーデンのボースタード室内音楽祭でシトコヴェツキー編曲版《ゴルトベルク変奏曲》を演奏、それが大きな話題となり今回のCDが実現したという。
 3年前に初めて聴いたシリアクスの演奏は印象的だった。それはスウェーデンの未知の作曲家のヴァイオリン・ソナタを集めたアルバムで、そこでのシリアクスのヴァイオリンは繊細でありながら優美、そして一種言いがたい崇高さを帯びていた。そのアルバムが、その年のスウェーデン・グラミー賞でクラシックとしては初のアウォーズを受賞したと聴いて驚き、そして納得した。
 そしてその後彼女が実は可憐な美女だったことを知ってさらに驚いた。
 彼女は1972年生まれ。7歳からヴァイオリンをはじめ、ロイヤル・ユニヴァーシティ・カレッジ・オヴ・ミュージック(スウェーデン)に入学し、音楽の研鑚を積んだという。


 





DIVINE ART



DDA-25201
¥2700
Reminiscences of Brazil
 ブラジルの想い出ブラジル近代のピアノ曲集
ジャスティン・バジェロウ(ピアノ)
  1-6. ミニョーネ(1897-1986):6つのプレリュード/
  7-10. ヴィラ=ロボス(1887-1959):ブラジル風バッハ 第4番/
  11-12. ヴィラ=ロボス:ブラジルの詩/
  13-16. ミヨー(1892-1974):ブラジルへの郷愁/
  17.ミニョーネ:エレガントなワルツ/コンガダ /
  18. ゴンジン(1934-):ジンガード(よたよた歩き)/
  19. ゴンジン:夢想/20. ゴンジン:いたずら/
  21. ゴンジン:わがまま/
  22. ゴンジン:アマルゴーサの夕べ/
  23. グアルニエーリ(1907-1993):ブラジルの踊り/
  24. ミニョーネ:コンガーダ

 録音 2019年7月,10月 Leffler Chapel and Performance Center, Elizabethtown College, PA,USA

 アメリカのピアニスト、バジェロウのDivine Artデビュー盤は、彼の得意とするブラジル音楽を収録したアルバム。
 どの曲もエキゾティックなダンスのリズム、官能的なテクスチュアと溢れる色彩感が特徴的です。アルバムにはブラジルのみならず20世紀を代表する作曲家のヴィラ=ロボスから、ヴィラ=ロボス以後の重要な作曲家ミニョーネ、ブラジル国民楽派の確立に貢献したグアルニエーリから、あまり知られていないゴンジンといった作曲家のピアノ曲が並びます。
 また、ブラジル出身ではないですが、ミヨーの「ブラジルへの郷愁」も収録されています。
 演奏のバジェロウは、コロラドやテキサスで学んだ後、熱心なラテン=アメリカ音楽の推進者として、ソリスト及び伴奏者、室内楽奏者としてアメリカ、ブラジルと南アフリカで演奏する他、ペンシルベニアの音楽大学で教えるなど幅広く活動しています。
 
 

DDA-25205
¥2700
Invocazione brillante
 インヴォカツィオーネ・ブリランテ-輝ける祈りクーマン(1982-):オルガン作品集
フィリップ・ハルトマン(オルガン)
 1. Musica da processione ムジカ・ダ・プロチェッシオーネ(行列の音楽)Op.1305 (2018)/
 2. Arioso アリオーソ Op.1040 (2013)/
 3-5. Cortege, Intermezzo and Litany on the Joseph-Hymnus
  ヨセフへの賛歌によるコルテージュ、インテルメッツォ&リタニー Op.1241(2017)/
 6. Romanza ロマンツァ Op.186 (2000)/
 7. Praeludium in festo S. Philippi apostoli 使徒フィリポ祭のプレルーディウム Op.1243 (2017)/
 8-9. Diptych for New Life ディップティック・フォー・ニュー・ライフ Op.1205 (2017)/
 10. Arioso Cantabile アリオーソ・カンタービレ Op.1301 (2018)/
 11-13. Suite in F 組曲 へ長調 Op.1246 (2017)/
 14. Prelude on 'Das ist kostlich' プレリュード 「それは美味しい」(讃歌第92番) Op.1271 (2018)/
 15. Invocazione brillante インヴォカツィオーネ・ブリランテ (輝ける祈り)Op.1217 (2017)/
 16-17. Two Nantucket Sketches 2つのナンタケットのスケッチ Op.1298 (2018)/
 18. Lullaby 子守歌 Op.1303 (2018)/
 19-21.Sonatina No. 4 ソナティナ 第4番 Op.1234 (2017)

 録音 2019年6月19-21日 Pauluskirche,ドイツ・ウルム

 アメリカのオルガニストで作曲家のクーマンのオルガン作品集。
 クーマンはハーヴァード大学記念教会のコンポーザー・イン・レジデンスを務め、批評家やコンサルタントとしても、マルチに活躍する音楽家です。
 彼のオルガン曲は繊細で神秘的な趣の小品や、典礼や祈祷のための音楽、3曲のオルガン交響曲を含むダイナミックなコンサート用の楽曲など多岐に渡っています。
 このアルバムには、主に世俗曲を収録していますが、アルバム・タイトル曲などの宗教的な主題をもつ楽曲も含まれています。
 演奏は、ドイツのトップ・オルガン奏者で、ウルム地区のカントル(教会音楽家)を務めるハルトマン。今回の録音もウルムで行われました。
 これまでにヨーロッパで600回のリサイタルを行い、アメリカとイギリス音楽を得意としており、40曲を献呈されています。アルバムには初録音音源も収録されています。
 





DIVOX


CDX-21701
¥2400
シャリーノ(1947-)&ノーノ(1924-1990)「パローレ・エ・テスティ (言葉とテキスト)」
 1-4. シャリーノ: L'alibi della parola ラリービ・デッラ・パローラ 4声 ヒリヤード・アンサンブルに(1994)
 5-7. ノーノ: Polifonica - Monodia - Ritmica (Originalversion)
  ポリフォニカ・モノディア・リトミカ(オリジナル・ヴァージョン) 6楽器とパーカッションのために(1951) -
   エウニーチェ・カトゥンダに(省略なし新構築版 - 世界初録音)
 8. ノーノ:
   Sara dolce tacere サラ・ドルチェ・タチェーレ(それは優しい沈黙)
   チェザーレ・パヴェーゼによる「地球と死」-8部合唱 ブルーノ・マデルナに(1960.4.20)
 9-11. シャリーノ: Tre canti senza pietre トレ・カンティ・センツァ・ピエトレ 7声(1999)
 
 【ボーナス・トラック】
  12-14. ノーノ: Polifonica - Monodia – Ritmica ポリフォニカ・モノディア・リトミカ
   (ヘルマン・シェルヘンによる室内アンサンブル編)-エウニーチェ・カトゥンダに
 ヴァルター・ヌスバウム(指揮) - 1-11、
 スコラ・ハイデルベルク - 1-11、アンサンブル・アイステーシス - 1-11、
 ヘルマン・シェルヘン(指揮) - 12-14、ダルムシュタット連邦劇場管弦楽団のメンバー - 12-14

 録音 2007年6月26-26日 HR Frankfurt, Sende saal - 1-42005年2月5-7日、7-9日 Frankfurt, Sendesaal - 5-72003年5月8,9-11,24,27日 Schlosskirche
 Bad Durkheim (Pfalz) 1951年7月17日 Darmstadter Ferienkursefur Neue Musik - 12-14

 20世紀後半の実験音楽の声楽及び器楽作品は、イタリアの詩と思想と深く結びついており、このアルバムでは、1924年生まれで第二次大戦後の前衛音楽を盛り上げたノーノと、現代イタリアの巨匠、シャリーノという二人の作曲家の哲学と作曲技法を印象的に伝えています。
 16世紀・17世紀と20世紀・21世紀の音楽を得意とする声楽アンサンブルのスコラ・ハイデルベルクが、創設者で指揮者のヌスバウムの指揮の下、イタリア・ネオレアリズモの作家、チェーザレ・パヴェーゼの詩によるノーノ:「サラ・ドルチェ・タチェーレ」と、シャリーノのアンサンブル作品2作を歌い上げています。
 複雑ながらも美しい旋律で定評のあったノーノの「ポリフォニカ・モノディア・リトミカ」は6つの楽器とパーカッションのための初期の作品で、ここではアンサンブル・アイステーシスがオリジナル・ヴァージョンの世界初録音を行いました。
 さらに、1951年のダルムシュタット夏季現代音楽講習会にてシェルヘン指揮で初演された室内楽版(短縮版)がボーナス・トラックとして収録されています。
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


HMF



HAF 8901498
(2CD)
¥2800
2019年10月の来日公演
 クリスティによる大名盤、「メサイア」新装丁

 ヘンデル(1685-1759):メサイア(全曲)
ウィリアム・クリスティ(指揮)
レザール・フロリサン
バーバラ・シュリック(S1)
サンドリーヌ・ピオー(S2)
アンドレアス・ショル(A)
マーク・パドモア(T)
ネイサン・バーグ(Bs)

 2019年10月の来日公演感動を再び!クリスティによる大名盤、「メサイア」新装丁

 録音:1993年12月/2h22'40

 クリスティによる絶美のメサイア。2019年10月の来日公演でもこの「メサイア」を演奏し、聴衆を感動の渦に巻き込みました。
 レザール・フロリサンのレパートリーの中でも定評ある「メサイア」は、序曲から非常に美しい端正な高貴さに満ちており、音楽への喜びに満ちています。
 悲しみや様々な悩みをかかえた人類に向けて書かれた傑作が持つ、シンプルなメッセージ(救い、安心)が、やわらかな響きと純粋な美しさで歌い上げられています。パドモアにピオー、そしてアンドレアス・ショルら、非常に豪華な歌唱陣にも注目の名盤です。
 
  


HMM 931634
(2CD)
¥2800
ベルリン古楽アカデミー
 J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)

 [CD1]
  第1番 ヘ長調 BWV 1046、第3番 ト長調 BWV 1048、
  第5番 ニ長調 BWV 1050 
 [CD2]
  第2番 ヘ長調 BWV 1047、第6番 変ロ長調 BWV 1051、
  第4番 ト長調 BWV 1049
ベルリン古楽アカデミー

 ベルリン古楽アカデミーの超名盤、ブランデンブルク協奏曲、新装丁

 録音:1997年5,10月

 名手ぞろいのベルリン古楽アカデミーによる名盤、ブランデンブルク協奏曲。何度聴いても、エッジが効いていながらも、ひとつひとつのフレーズにまで息吹を感じる実にふくよかな演奏で、感嘆しきり。
 心地よいテンポ感、第2番第1楽章のトランペットの超絶技巧や、アルパーマンによるチェンバロの鮮やかなソロと、ほかの楽器とのかけあいも印象的な第5番など、どの楽章も聴きどころに満ちています。
 




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PROFIL



PH 20017
(4CD)
¥4500→\4090
あの名演ももちろん収録
 チェルニー=ステファンスカ ショパン作品集

 Disc 1
  (1)アンダンテ・スピアナートと華麗なポロネーズOp.22(独奏版)/
  (2)ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26の1/(3)ポロネーズ第2番変ホ短調Op.26の2/
  (4)ポロネーズ第3番イ長調Op.40の1「軍隊」/(5)ポロネーズ第4番ハ短調Op.40の2/
  (6)ポロネーズ第5番嬰ヘ短調Op.44/(7)ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」/
  (8)ポロネーズ第8番ニ短調Op.71の1/(9)ポロネーズ第9番変ロ長調Op.71の2
 Disc 2
  (1)マズルカ第2番嬰ハ短調Op.6の2/(2)マズルカ第13番イ短調Op.17の4/
  (3)マズルカ第23番ニ長調Op.33の2/(4)マズルカ第41番嬰ハ短調Op.63の3/
  (5)マズルカ第47番イ短調Op.67の4/(6)マズルカ第49番イ短調Op.68の2/
  (7)24の前奏曲Op.28
 Disc 3
  (1)華麗な大ワルツ変ホ長調Op.18/(2)幻想即興曲Op.66/(3)バラード第1番ト短調Op.23/
  (4)バラード第4番ヘ短調Op.52/(5)ノクターン第13番ハ短調Op.48の1/(6)ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
 Disc 4
  (1)アンダンテ・スピアナートと華麗なポロネーズOp.22/(2)ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
   ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(ピアノ)
   ヴァーツラフ・スメターチェク(指揮)チェコ・フィル(Disc3の(6))
   ヴィトルド・ロヴィツキ(指揮)ワルシャワ・フィル(Disc4)

 かつてリパッティ演奏と言われていたピアノ協奏曲第1 番も収録。チェルニー=ステファンスカ至高のショパン集

 録音:Disc1:1960年(1)-(6)(8)(9))/南ドイツ放送、1956年(7)/Disc2:1949年(1)-(6)、1955年(7)/Disc3:1955-9年頃(1)-(5)、1955年(6)/Disc4:1959/60
 モノラル、72' 22"、57' 35"、74' 24"、53' 53"

 ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(1922-2001) はポーランドの名女流ピアニスト。1949年に行なわれた第4回ショパン国際コンクールで優勝、ショパンのスペシャリストとして日本でも人気があります。
 彼女が1955年にスメターチェク指揮チェコ・フィルと録音したショパンのピアノ協奏曲第1番は、長くリパッティの演奏とされベストセラーになっていました。しかし1981年にチェルニー=ステファンスカのものと判明したという逸話があります。今回はその名演中の名演も収録。

 そのほかにも、英雄ポロネーズや幻想即興曲、バラード第1番などももれなく収められているのが嬉しい限り。ポロネーズやマズルカの説得力は今日でも誰も真似の出来ぬ至芸となっています。
 



<メジャー・レーベル>

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DHM



19439743812
\2700→\2490
「天使の歌姫」ヌリア・リアル (ソプラノ)
 ヴェネツィアの香り
   マンドリン・アンサンブル伴奏によるバロック・オペラからの美しいアリア

 1. トマゾ・トラエッタ:歌劇「イメネーオの祝祭」より
   「Bella armonia vieni」
 2. ヴィヴァルディ:2つのマンドリンのための協奏曲ト長調 RV.532
 3. バルダッサーレ・ガルッピ:歌劇「ジャエル」より
   「Rosa e Lilio」
 4. ジェンナーロ・マンナ:歌劇「シーロのアキッレ」より
   「Se un core annodi」
 5. フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ:
    歌劇「友情と愛の勝利」より「Dei colli nostri」
 6. カルロ・アッリゴーニ:ヴァイオリン、マンドリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調
 7. フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ:歌劇「アスタロト」より
    「Finche spera che le rieda」
 8. アントニオ・ロッティ:歌劇「テオファーネ」より
    「Lascia che nel suo viso」
 9. 作者不詳:「フォリア」
 10. ヴィヴァルディ:マンドリン協奏曲ハ長調 RV.425
ヌリア・リアル (ソプラノ)
アルテマンドリン(バロック・マンドリン・アンサンブル)
ジローラモ・ボッティリエーリ(ヴァイオリン)
録音:2018年8月20-23日、フランス、Eglise romane de Mont-Saint-Martin

 エコー・クラシック受賞などを誇る美しきソプラノ、ヌリア・リアル。
 天真爛漫な純真さを感じさせてくれるその素晴らしい表現は絶品。今回も「天使の歌姫」らしく、バロック・オペラからの美しいアリアが選曲され、しかもマンドリンのアンサンブルによる伴奏という趣向が極めて新鮮です。

 18世紀のヴェネツィアでは、マンドリンでの演奏が完全に完成されており、オペラ、オラトリオ、カンタータのバロック・アンサンブルの不可欠なものとされていました。特に、1690年から1799年の間には、約200のアリアがマンドリン伴奏のために書かれました。その中には超絶技巧が必要とされる作品もあります。このアルバムでは、ソプラノ、マンドリン、弦楽器のためのこれらの貴重なアリアを、私たちの耳に新鮮なものとして届けてくれます。

 サポートは、古典マンドリン・アンサンブルである「アルテマンドリン」が務めています。3人の古典マンドリン、バロック・ギター、ヴィオローネ、鍵盤楽器の計6人のアンサンブルは、バロック〜古典派時代のマンドリンの演奏スタイルなどを研究し、当時のマンドリンの「栄光の時代」を現代によみがえらせます。当時行われていたであろう、宮廷や家庭などで楽しむ小編成のためのオペラ・アリアのように、マンドリン・アンサンブル用に編曲し、新たなる再現を試みています。その創意工夫、洗練、そして何よりも魅力的なメロディーで魅了されることでしょう。

 ヌリア・リアルとインスピレーションに満ちたマンドリンが、美しく独創的なアイデアを私たちに提示します。





こっそり・・・旧譜
ほとんど知られていないヌリア・リアルの隠れ名盤



 まだ入ってくるといいのですが・・・BERLIN CLASSICSなので不安定です。入ってきますように。


 あまり知られていないアルバムをひとりひっそり愛でるのが好き。ですが・・・紹介しちゃいましょう。
 ヌリア・リアルが独ベルリン・クラシックスで録音していた初期・中期バロック秘曲集。バロック弦楽作品とリアルの歌う声楽作品がいい按配で配置されてます。
 とてつもない名曲があるわけではないのだけれど、リアルの清楚な歌と、初期バロックのストイックな楽想が切ないほどマッチ。何度聴いても、というか何度でも何度でも聴きたくなる愛らしいアルバム。
 どうぞ。


BERLIN CLASSICS
0016412BC
\2700→\2490
アヴェ・マリア
 ステファノ・ベルナルディ (1585-1636):シンフォニー第5番 「使徒書簡」
 アルベリク・マザーク (1609-1661):アヴェ・マリア
 ルペルト・イグナーツ・マイヤー (1646-1712):サンクタ・マリア、マーテル・デイ
 アントニオ・カルダーラ (1671-1736):救い主のうるわしき母
 アレッサンドロ・グランディ (1586-1630):「めでたし、世の希望なるマリア」
 ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー (1644-1704):5声のソナタ第8番 ト長調
 タルクィニオ・メールラ (1595-1665):ペガソ Op. 11 - 「すべての者よ、主に向かいて喜ばん」
 アレッサンドロ・ポリエッティ (1600-1683):「幸いなるかな天の女王」
 アルカンジェロ・クロッティ:「聖なるマリア」によるソナタ
 フランチェスコ・カヴァッリ (1602-1676):オ・カム・スアビス・エスト
 パル・エステルハージ (1635-1713) / クリストフォロ・カレザーナ (1640-1709):
  アヴェ・マリス・ステラ(めでたし、海の星よ)
 Rudolph de Lassus (1563-1625):「天の女王、喜びませ」
 アレッサンドロ・ポリエッティ(1600-1683):アド・マトレム・ヴェニーテ
 不詳 :ソナタ 「わが愛する者よ、立ちて急げ」
 Adalbert Grunde :「主の御保護のもとに」
 Christoph Leuttner (1644-1703):サルヴェ・レジーナ
ザルツブルク・ベラルテ
アンネクレット・シーデル (指揮)
ヌリア・リアル (ソプラノ)

ヌリア・リアル





旧譜
ヌリア・リアルの愛情豊かな歌声が聴ける

独HM
088697 388672
\2700→\2490

ハイドン:オペラのための挿入アリア集
 シンフォニア ト長調(交響曲第81番Hob.I-81 より第1楽章)
 アリア「言いたい人は言うがよい」Hob.XXIVb-8
  〔アンフォッシの「試練に遭うやきもち」への挿入曲〕
 アリア「ばらに刺がなくなったら」Hob.XXIVb-3
  〔アンフォッシの「メティルデの再会」への挿入曲〕
 アリア「あなたはご存じでいらっしゃる」Hob.XXIVb-7
  〔アンフォッシの「偽りの結婚」への挿入曲〕
 アリア「私の一番いいところは」Hob.XXIVb-17
  〔チマローザの「金詰まりの興行師」への挿入曲〕*
 アリア「女房の機嫌がいい時は」Hob.XXIVb-18
  〔チマローザの「ジャンニーナとベルナルドーネ」への挿入曲〕*
 アリア「お嬢さん、ゆっくりお行きなさい」Hob.XXIVb-12
  〔P.グリエルミの「機知に富むクェーカー教徒の女」への挿入曲〕
 アリア「アルチーナよ」Hob.XXIVb-9(1786)
  〔G.ガッザニーガの「アルチーナの島」への挿入曲〕
 アリア「おお神よ、わが平安は失われました」Hob.XXIVb-19
  〔ガスマンの「職人の恋」への挿入曲〕
 アリア「私は運命に見放された不幸な女」Hob.XXIVb-15
  〔チマローザの「2人の偽伯爵」への挿入曲〕
 アリア「さあ、いい子にして」Hob.XXIVb-23*
 アリア「情け深い人は」Hob.XXIVb-13
  〔F.ビアンキの「インドのアレクサンドロス大王」への挿入曲〕
 アリア「薄幸な花嫁」Hob.XXIVb-2
  〔パイジェッロの「フラスカーティの女」への挿入曲〕
 アリア「Son pietosa, son bonina」Hob.XXXII-1b*
ヌリア・リアル(Sp)
マルゴット・オイツィンガー(Ms)*
ミヒ・ガイック(指揮)
オルフェオ・バロック・オーケストラ
録音:2008年9月9〜11日 ベルゲンランド、リスト・センター・コンサートホール

 彼女のアルバムでも3本の指に入る人気アルバム「ハイドンのアリア集」が超特価で入ったのでお知らせします。数量限定ですが・・・

 ハイドンの中でも大変珍しいアリア集。これらの作品は、ハイドンが他の作曲家のオペラに追加挿入したものです。エステルハージ家の大宮廷で他の人気オペラを上演するときに、ハイドンは適宜自作のアリアを挿入して上演していたということなのでしょう。

 ・・・なんですが、実際はこれらのアリアは、エステルハージ家お抱えの歌手、ルイジャ・ポルツェッリのためにハイドンが作曲した作品と言われてます。
 ルイジャ・ポルツェッリ。
 このアルバムのタイトルは・・・ Arie Per Un'amante ・・・「恋人のためのアリア」。
 そう、鋭い。ハイドンはルイジャ・ポルツェッリを愛してたんですね。
 30歳も年下で容姿端麗のポルツェッリ(ハイドン40代後半、ポルツェッリはまだ10代・・・)。ハイドンには有名な悪妻が、ポルツェッリにはお爺さんの旦那がいましたが、二人は深く愛し合ったみたいです。

 とするとヌリア・リアルは当然そのことを知っていたでしょうから、彼女はこれらの歌をハイドンのために歌っているのでしょうか。それとも現実に気になる誰かのために歌っているのでしょうか。それとも・・・。

 ・・・あなたのためかもしれません。






店主イチオシだったリアルの名盤
廃盤になって1万円前後で取引されていた
いや、というかいまはいくら出しても手に入らないか
GLOSSA
GCD P10001
(2CD)
廃盤
ヌリア・リアル 〜 スパニッシュ・アルバム
 ルネサンス時代の音楽 〜
  ムダーラ、ピサドール、フエンリャーナ、ダサ、バスケス、
  フレチャ、モラレス、バルデラーバノ
 ルネサンス&初期バロック時代の音楽 〜
  オルティス、フエンリャーナ、フレチャ、ナルバエス、
  アルカデルト、バスケス、デ・ミラン、アラニェス
 後期バロック時代の音楽 〜 コルセッリ







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RCA



19439752432
\2700→\2490
ヨゼフ・ブルヴァ(ピアノ)/
 ベートーヴェン:

  ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78
  ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
 スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調 Op.23
 マルチヌー:ピアノ・ソナタ第1番 H.350
ヨゼフ・ブルヴァ(ピアノ)
 録音:2019年12月8-12日、アウグスブルク、バナッカー、ヘーレンハウス

 2014年と2015年に「RCA Red Seal」からソロ・アルバムを発売し、その滋味溢れる演奏で驚きと感動を与えてくれたヨゼフ・ブルヴァ。5年ぶりのニュー・アルバムの登場です。

 ブルヴァは1943年ブルノ生まれ。
 生地の音楽学校で学び、そこで最初に師事したヴァーツラフ・ランカは彼の才能を見抜き、これを大切に育て上げました。ブルヴァは13歳でデビューを飾り、その才能はチェコ内外で認められました。しかし1971年に事故に逢い、1年間の活動休止を余儀なくされたことで自らの芸術への思いを見直し、その翌年にルクセンブルクに亡命します。
 数多くの録音を行い世界中で認められ始めた頃、彼を再度の悲劇が襲います。1996年3月、凍った道で滑って転んだ彼は左手を負傷、一度は引退を決意しますが、音楽への思いは絶ち難く、手術とリハビリを繰り返し2009年に復帰しています。

 彼の最新録音となる2019年に録音されたこのアルバムでは、まさに「音楽への愛」溢れた3人の作曲家のソナタを聴くことができます。
 2020年に生誕250年を迎えるベートーヴェンの2曲のソナタは、どちらも2楽章からなる比較的規模の小さい作品ですが、ベートーヴェンの穏やかな面が垣間見える旋律的な曲で、とりわけ第27番はシューベルトに影響を与えたといわれるほどに「歌」に溢れたソナタ。ブルヴァの演奏はまさに旋律を慈しむかのような味わい深いものです。

 続くスクリャービンでは、淡々と曲を進めながらも、第3楽章ではスクリャービンの求める官能性をじっくり描きだしています。

 そして最後に置かれたのはマルチヌーのソナタ。1954年、彼の晩年に書かれたこの作品は、親友ルドルフ・ゼルキンに捧げられた曲で、祖国チェコを離れ、結局帰郷することができなかったマルチヌーの望郷の念が込められているという力作ですが、ブルヴァは同郷の作曲家の意を汲み取り、刻々と移り変わる楽想を丹念に紡ぎあげていきます。
 その朴訥とした歌い口は、現代のピアニストたちとは全く違う魅力を放つものです。



ブルヴァのアルバム

「月光」のアルバムもリストのアルバムも廃盤になってしまった。
このアルバムもいつまで在庫があるか、非常に心もとない


8884304506-2
\2700→\2490
ジョセフ・ブルヴァ/ベートーヴェン, ショパン,シマノフスキ
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」/
 ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35/
 シマノフスキ:「仮面劇」Op.34
ジョセフ・ブルヴァ(P)

 1943年ブルノ生まれのピアニスト、ジョセフ・ブルヴァ。生地であるナパイェドラの音楽学校で学びました。そこで最初に師事したヴァーツラフ・ランカは彼の才能を見抜き、これを大切に育て上げました。
 ブルヴァは13歳でデビューを飾り、その才能はチェコ内外で認められました。しかし、1971年に事故に逢い、1年間の活動を余儀なくされたことが元で、自らの芸術への思いを見直し、その翌年にルクセンブルクに亡命します。数多くの録音を行い、世界中で認められ始めた頃、彼を再度の悲劇が襲います。1996年3月、凍った道で滑って転んだ彼は左手を負傷し、一度は引退を決意しますが、音楽への思いは絶ち難く、手術とリハビリを繰り返し2009年に復帰。特製のスタインウェイを用いて(ペダルが工夫されている)、驚異の音楽を奏でています。
 今回の新録音は、ベートーヴェンの「熱情」、ショパンの「葬送」という二大ソナタに、シマノフスキの難曲「仮面劇」をカップリングした大曲3曲を収録。もともと彼の得意曲であったベートーヴェンの「熱情」が、幾多の経験を経て、どのように練り上げられているかを実際に聴いてみてください。ショパン、シマノフスキの幻想的な音楽も、現在の彼の表現にぴったり合うものです。

 【録音】2013年1月&11月, アウグスブルク、グット・バンナッカー[デジタル]






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SONY



19439717182
(7CD)
\4800→\4490

知られざるアメリカの大家
 ウィリアム・マセロス/
  コンプリートRCA&コロンビア・アルバム・コレクション


Disc1
  アイヴズ:ピアノ・ソナタ第1番
  ウィリアム・マセロス(ピアノ)
   録音:1950年12月1日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

Disc2
 1. ポール・ボウルズ:道化芝居のための音楽
  ウィリアム・マセロス(ピアノ)
  デイヴィッド・グレイザー(クラリネット)
  ハーバート・C・ミュラー(トランペット)
  エルデン・C・ベイリー(パーカッション)
   録音:1952年5月27-30日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
 2. ポール・ボウルズ:「遠征」の諸場面
  ウィリアム・マセロス(ピアノ)
  ウィリアム・ヘス(テノール)
  ジョゼフ・マークス(オーボエ)
   録音:1952年5月27-30日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
 3. ノーマン・デロ=ジョイオ:ヴァイオリンとピアノのための主題と6つの変奏
 4. ノーマン・デロ=ジョイオ:ヴァイオリンとピアノのためのカプリッチョ
  パトリシア・トラヴァース(ヴァイオリン)
  ノーマン・デロ=ジョイオ(ピアノ)
   録音:1952年6月2日

Disc3
 ベン・ウェバー:
  1. ピアノのためのファンタジア(変奏曲)Op.25
   ウィリアム・マセロス(ピアノ)
    録音:1958年2月18日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
  2. フルート、オーボエ、クラリネット、弦楽四重奏のための協奏曲 Op.45
   ジュリアス・ベイカー(フルート)
   ハリー・シュルマン(オーボエ)
   アレクサンダー・ウィリアムズ(クラリネット)
   ガリミール弦楽四重奏団
    録音:1958年頃、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
  3. 弦楽のためのセレナード Op.46
   ガリミール弦楽四重奏団
   デイヴィッド・ワルター(コントラバス)
    録音:1958年2月18日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

Disc4
 コープランド:
  1. ピアノ変奏曲
  2. ピアノ幻想曲
   ウィリアム・マセロス(ピアノ)
    録音:1960年5月27日(1)、1958年11月19日(2)

Disc5
  アイヴズ:ピアノ・ソナタ第1番
  ウィリアム・マセロス(ピアノ)
   録音:1966年2月18日

Disc6
 1. シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
 2. ブラームス:ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 Op.1
  ウィリアム・マセロス(ピアノ)
   録音:1971年7月20-21日、ニューヨーク

Disc7
 サティ:
  1. スポーツと気晴らし
  2. ジムノペディ第1〜3番
  3. あらゆる意味にでっちあげられた数章
  4. 夜想曲 第3番
  5. 鎧をつけた踊り
  6. メデューサの罠
  7. 最初のメヌエット
  8. グノシエンヌ第1〜3番
  9. 犬のための本当にぶよぶよした前奏曲
  10. エスパニャーニャ
  11. ひからびた胎児
   ウィリアム・マセロス(ピアノ)
    録音:1968年12月18日、ニューヨーク、ウエブスター・ホール
 
 完全生産限定。

 アメリカのピアニスト、ウィリアム・マセロス(1920年8月11日ニューヨーク州ナイアガラフォールズ生、1992年10月23日ニューヨーク没)は、彼の世代の中でも最も個性的な演奏活動を行ったアーティストの1人で、その名はディープなピアノ・ファンの間に深く刻み込まれています。
 当ボックスは、1950年から1971年にかけてマセロスがコロンビアとRCAのためにレコーディングした全てのソロ録音を、初出時のカップリングとジャケット・デザインで蘇らせるものです。このうち日本で発売されたのは1971年RCA録音のシューマン『ダヴィッド同盟舞曲集』とブラームスのソナタ第1番を収めた1枚のみで、江藤俊哉と録音したブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集(珍しいF.A.E.ソナタを収録)での見事な共演ぶりの方がよく知られているくらいでした。

 マセロスの名前がピアノ・マニアの間だけにとどまっているのは、幅広いレパートリーを持ち、コンサートではミトロプーロスの指揮によるブラームスのピアノ協奏曲第1番でニューヨーク・フィル・デビューを飾り、その後バーンスタイン、モントゥー、クレンペラー、ストコフスキー、ハイティンク、オーマンディなどの名指揮者と共演した人気ピアニストであったにもかかわらず、レコード録音の数が少なく、しかも現代曲が多かったせいでもあります。

 マセロスのピアニストとしての活動と分かち難い存在となった作品は、アイヴズが1902年から1910年にかけて書き上げた巨大なピアノ・ソナタ第1番でしょう。
 アイヴズが友人に送った自筆譜は行方不明となり、ほぼ40年後に作曲家ルー・ハリソンによって、残されていたスケッチからアイヴズの承認を得て再構成され、1949年にマセロスが初演したのです。翌年、当時のコロンビア・レコードの社長ゴッダード・リーバーソンの肝いりで、初演者マセロスによる初録音が行われました。
 賛美歌からラグタイムのメロディまで、アイヴズはこのソナタにさまざまな音楽素材を盛り込んでおり、「壮大で強烈なアメリカ的精神に満ち、演奏するたびに新しい発見がある」と、マセロスは語っています。
 このソナタはマセロスのトレードマークとなり、1966年にRCAにステレオで再録音しているほどです。

 マセロスは、コープランドのあらゆる作品の中で最も野心的な『ピアノ幻想曲』の初演と初録音も果たしています。
 1960年にはコープランドの野心的な『ピアノ変奏曲』を録音し、「巧妙さと全体を通して途方もない強さを維持する本当に驚異的に演奏」と高く評価されました。

 さらに、アメリカの作曲家ベン・ウェバーの変奏曲(これもマセロスが初演)、ポール・ボウルズ(映画「シェルタリング・スカイ」の原作「極地の空」でも有名)による1950年代初頭の声楽・室内楽作品も録音しています。

 よりクラシカルな作品では、日本で発売された唯一のソロ・アルバムである1971年のシューマンとブラームス、そして1968年のサティ・アルバムがあります。


 各ディスクはLP時のレーベル・デザインで、アメリカ初出盤のデザインによる紙ジャケットに封入され、クラムシェルボックス(サイズL 13 cm x W 13 cm x H 2.9 cm)に収納されます。
 オールカラーの別冊解説書には詳細な録音データとトラックリスティング、ジェッド・デイストラーのライナーノーツ(英・独・仏)が珪砂入れています。

 今回新たにオリジナルのアナログマスターから24ビット/192kHzリミックス&リマスターが行われています。


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SONY
グレン・グールド/ザ・バッハ・ボックス〜
リマスタード・コロンビア・レコーディングズ(30CD)


19439753902
(30CD)
\13000→\11990
グレン・グールド/ザ・バッハ・ボックス〜リマスタード・コロンビア・レコーディングズ

CD1
  J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(1955年モノラル録音)

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1955年6月10日、14日〜16日 ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

CD2
1. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
2. J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052

グレン・グールド(ピアノ)
レナード・バーンスタイン指揮、コロンビア交響楽団
録音:1957年4月9日&10日(1)1957年4月11日(2) ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

CD3
J.S.バッハ:
1. パルティータ第5番ト長調 BWV.829
2. 平均律クラヴィーア曲集 第2巻〜前奏曲とフーガ第14番嬰ヘ短調 BWV.883よりフーガ
3. 平均律クラヴィーア曲集 第2巻〜前奏曲とフーガ第9番ホ長調 BWV.878よりフーガ
4. パルティータ第6番ホ短調 BWV.830*

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1957年7月29日〜31日、8月1日(1/4)、1957年7月30日(2)、1957年8月1日(3)、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

CD4
1. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15(第1楽章と第3楽章のカデンツァ:グールド)
2. J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056

グレン・グールド(ピアノ)
ヴラディーミル・ゴルシュマン指揮、コロンビア交響楽団
録音:1958年4月29日&30日(1)1958年5月1日(2) ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

CD5
J.S.バッハ:
1. イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
2. パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
3. パルティータ第2番ハ短調 BWV.826

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1959年6月23日〜26日(1)1959年5月1日、8日、9月22日(2)1959年6月22日&23日(3) ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

CD6
  J.S.バッハ:フーガの技法 BWV.1080よりコントラプンクトゥスI-IX

グレン・グールド(オルガン)
録音:1962年1月31日、2月1日、2日、4日、21日 トロント、オール・セインツ・アングリカン教会および1962年2月21日、ニューヨーク、シオロジカル・カレッジ礼拝堂

CD7
  J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻より前奏曲とフーガ 第1-8番 BWV.846-853

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1962年7月〜9月 ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

CD8
J.S.バッハ:
1. パルティータ第4番ニ長調 BWV.828
2. パルティータ第3番イ短調 BWV.827
3. トッカータ ホ短調 BWV.914

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1962年12月11日&12日、3月19日&20日(1)1962年10月18日&19日(2)1963年4月8日(3) ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

CD9
  J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻より前奏曲とフーガ 第9〜16番 BWV.854-861

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1963年6月〜8月 ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

CD10
  J.S.バッハ:2声のインヴェンションと3声のシンフォニア BWV.772-801

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1963年12月6日、11日、19日、1964年1月2日、3月18日&19日 ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

CD11
  J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻より前奏曲とフーガ 第17-24番 変イ長調 BWV.862-869

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1965年2月〜8月 ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

CD12
J.S.バッハ:
1. ピアノ協奏曲第3番ニ長調 BWV.1054
2. ピアノ協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056
3. ピアノ協奏曲第7番ト短調 BWV.1058

グレン・グールド(ピアノ)
ヴラディーミル・ゴルシュマン指揮、コロンビア交響楽団
録音:1967年5月2日(1)、1958年5月1日(2)、1967年5月4日(3) ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

CD13
  J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻より前奏曲とフーガ 第1-8番 BWV.870-877

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1966年8月〜1967年2月 ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

CD14
  J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(疑似ステレオ盤)

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1955年6月10日、14日〜16日 ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

CD15
J.S.バッハ:
1. ピアノ協奏曲第2番ホ長調 BWV.1053
2. ピアノ協奏曲第4番イ長調 BWV.1055

グレン・グールド(ピアノ)
ヴラディーミル・ゴルシュマン指揮、コロンビア交響楽団
録音:1969年2月10〜12日(1)1969年2月11日(2) ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

CD16
  J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻より前奏曲とフーガ 第9-16番 BWV.878-885

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1969年9月〜12月 ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

CD17
  J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻より前奏曲とフーガ 第17-24番 BWV.886-893

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1971年1月 トロント、イートン・オーディトリアム

CD18
J.S.バッハ:
1. フランス組曲第1番ニ短調 BWV.812
2. フランス組曲第2番ハ短調 BWV.813
3. フランス組曲第3番ロ短調 BWV.814
4. フランス組曲第4番変ホ長調 BWV.815

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1972年11月15日&16日(1)1972年11月5日(2)1972年12月12日、1973年2月17日(3)1973年2月17日(4) トロント、イートン・オーディトリアム

CD19
J.S.バッハ:
1. フランス組曲第5番ト長調 BWV.816
2. フランス組曲第6番ホ短調 BWV.817
3. フランス風序曲ロ短調 BWV.831

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1971年2月27日、28日、3月23日、1973年2月17日(1)1971年3月14日&5月23日(2)1971年1月31日、2月27日&28日、1973年11月5日(3) トロント、イートン・オーディトリアム

CD20
J.S.バッハ
1. チェロ・ソナタ第1番ト長調 BWV.1027
2. チェロ・ソナタ第2番ニ長調 BWV.1028
3. チェロ・ソナタ第3番ト短調 BWV.1029

レナード・ローズ(チェロ)
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1974年5月28日&29日(1)1973年12月16日&17日(2,3) トロント、イートン・オーディトリアム

CD21
J.S.バッハ:
1. ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調 BWV.1014
2. ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 BWV.1015
3. ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調 BWV.1016

ハイメ・ラレード(ヴァイオリン)
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1975年2月1日〜3日(1、2)1975年11月24日&25日、1976年1月9日〜11日(3) トロント、イートン・オーディトリアム

CD22
J.S.バッハ:
1. ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調 BWV.1017
2. ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ短調 BWV.1018
3. ヴァイオリン・ソナタ第6番ト長調 BWV.1019

ハイメ・ラレード(ヴァイオリン)
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1975年11月23日&24日(1)1976年1月9日〜11日(2,3) トロント、イートン・オーディトリアム

CD23
J.S.バッハ:
1. イギリス組曲第1番イ長調 BWV.806
2. イギリス組曲第4番ヘ長調 BWV.809
3. イギリス組曲第5番ホ短調 BWV.810

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1973年3月11日、11月4日、5日(1)1974年12月14日、15日、1975年5月23日、24日(2,3) トロント、イートン・オーディトリアム

CD24
J.S.バッハ:
1. イギリス組曲第2番イ短調 BWV.807
2. イギリス組曲第3番ト短調 BWV.808
3. イギリス組曲第6番ニ短調 BWV.811

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1971年5月23日(1)1974年6月21日&22日(2)1975年10月10日、11日、1976年5月23日、24日(3) トロント、イートン・オーディトリアム

CD25
J.S.バッハ:
1. トッカータ ニ長調 BWV.912
2. トッカータ 嬰ヘ短調 BWV.910
3. トッカータ ニ短調 BWV.913

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1976年10月16日、17日、31日、11月1日(1)1976年10月31日、11月1日(2)1976年16日&17日(3) トロント、イートン・オーディトリアム

CD26
J.S.バッハ:
1. トッカータ ハ短調 BWV.911
2. トッカータ ト短調 BWV.915
3. トッカータ ト長調 BWV.916
4. トッカータ ホ短調 BWV.914

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1979年5月15日&16日(1)1979年6月12日(2)1979年5月15日(3) トロント、イートン・オーディトリアム、1963年4月8日 ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ(4)

CD27
J.S.バッハ:
1. 6つの小前奏曲 BWV.933-938
2. 前奏曲とフゲッタ BWV.899
3. 前奏曲とフゲッタ BWV.902
4. 9つの小前奏曲より
第1番ハ長調 BWV.924
第4番ヘ長調 BWV.927
第3番ニ長調 BWV.926
第2番ニ長調 BWV.925
第5番ヘ長調 BWV.928
第7番ト短調 BWV.930
5. フーガ ハ長調 BWV.952
6. フゲッタ ハ短調 BWV.961
7. フーガ ハ長調 BWV.953
8. 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.895
9. 前奏曲とフゲッタ ホ短調 BWV.900

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1979年10月10日(1-3)1980年1月10日、11日、2月2日(4-9) トロント、イートン・オーディトリアム

CD28
  J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(1981年録音:アナログ・マスターより編集)

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1981年4月22日〜25日、5月15日、19日、29日 ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

CD29:リトル・バッハ・ブック
J.S.バッハ:
1. ゴルトベルク変奏曲 BWV.988よりアリア(1955年録音)
2. 小プレリュード ハ長調 BWV.933
3. 小プレリュード ハ短調 BWV.934
4. 2声のインヴェンション第1番ハ長調 BWV.772
5. 2声のインヴェンション第8番ヘ長調 BWV.779
6. 2声のインヴェンション第4番ニ短調 BWV.775
7. 2声のインヴェンション第14番変ロ長調 BWV.785
8. パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825より メヌエットI&II&ジーグ
9. イギリス組曲第3番ト短調 BWV.808より ガヴォットI&II
10. 平均律クラヴィーア曲集 第1巻よりプレリュードとフーガ第21番変ロ長調 BWV.866
11. 平均律クラヴィーア曲集 第1巻よりプレリュードとフーガ第5番ニ長調 BWV.850
12. フランス組曲第5番ト長調 BWV.816より ガヴォット、ブーレ&ジーグ
13. 平均律クラヴィーア曲集 第1巻よりプレリュードとフーガ第1番ハ長調 BWV.846
14. フゲッタ ハ短調 BWV.961
15. 小プレリュード ハ長調 BWV.924
16. 2声のインヴェンション第10番ト長調 BWV.781
17. 2声のインヴェンション第3番ニ長調 BWV.774
18. 2声のインヴェンション第13番イ短調 BWV.784
19. 2声のインヴェンション第6番ホ長調 BWV.777
20. 2声のインヴェンション第15番ロ短調 BWV.786
21. フランス組曲第3番ロ短調 BWV.814よりメヌエット&トリオ
22. フランス組曲第6番ホ長調 BWV.817よりメヌエット、ブーレ&ジーグ
23. イギリス組曲第2番イ短調 BWV.807よりブーレI,II&ジーグ

グレン・グールド(ピアノ)
録音:1955〜1980年 ニューヨーク&トロント

CD30
  グレン・グールド、ゴルトベルク変奏曲を語る〜ティム・ペイジとの対話
録音:1982年1月1日 ニューヨーク

 グールドの録音の中でも最も大きな割合を占めるバッハの作品。録音史におけるバッハ演奏の金字塔として、没後30年が経った今もその独自性と魅力を失っていません。

 この30枚組のボックス・セットは、グールドの生前にソニー・クラシカル(コロンビア〜CBS)からLP発売されたバッハ作品の全アルバムを、ほぼ発売年順に、初出LPのカップリングおよびデザインによる紙ジャケット仕様で発売するものです(ディスク30のティム・ペイジによるインタビュー盤のみ没後の1984年に発売されました)。

 グールドのソニー・クラシカルへの録音は、文字通りバッハに始まり、バッハに終わったと言っても過言ではありません。
 それは1955年6月、ニューヨークのコロンビア30丁目スタジオで4日間をかけて録音されたゴルトベルク変奏曲で開始され、翌年1月に発売されたそのデビューLPはグールドという個性あふれる鬼才ピアニストの名を世界中に広め、20世紀後半のバッハ演奏の一つの潮流を成すことにもなりました。
 一方グールドの生涯最後のバッハ録音はそれから26年後のことで、1981年4月から5月にかけて、デビュー盤と同じゴルトベルク変奏曲を、デビュー盤と同じ30丁目スタジオで収録したのでした。この録音は間もなく取り壊されることになる同スタジオにおける最後の録音の一つとなり、またこのアルバムが翌1982年9月に発売されたその1カ月後に、グールドはこの世を去ったのでした。いわばグールドのソニー・クラシカルにおける録音歴の円環はバッハとゴルトベルクと切っても切れぬ因縁を持っているともいえるでしょう。

 この2つのゴルトベルクの間にグールドが録音したバッハ作品は、平均律クラヴィーア曲集全2巻、パルティータ、イギリス&フランス組曲という6曲セットの曲集の全て、インヴェンションとシンフォニア、トッカータ7曲、フランス風序曲、イタリア協奏曲という鍵盤独奏曲の主要作品。さらに複数のプレリュード、フゲッタ、室内楽ではヴァイオリン・ソナタ全6曲とヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ全3曲、鍵盤協奏曲6曲も含まれています。また1968年に発売された55年のゴルトベルク変奏曲の疑似ステ盤、グールドがオルガンを弾いて録音した唯一の録音である『フーガの技法』からの9曲、またグールドの生前に発売された唯一のコンピレーション盤『リトル・バッハ・ブック』も、そのユニークな遺産の一つと言えるでしょう。
 なお1981年のゴルトベルク変奏曲は、アナログ編集マスターから2002年DSDリマスターされた『A State of Wonder』の音源が使用されています。

 自分の録音を「レコード芸術」と考えていたグールドは、演奏面のみならず、ジャケット・デザインやライナーノーツにも細かく気配りをしていました。当ボックスではその点を尊重し、基本的にアメリカ初出盤のカップリングとジャケット・デザインを採用し、ディスクのレーベルにも初出盤のデザインを再現しています。また1981年のゴルトベルク変奏曲のジャケットに使われたドン・ハンスタイン撮影のグールドのポートレイトは、オリジナル・カラーポジから再度スキャンされた結果、従来の黒く沈んだ色調ではなく、明るみを増し、グールドのジャケットやシャツも濃紺であったことがわかりました。今回の紙ジャケットではその写真が使われているほか、アメリカ盤に貼られていた「CBS RECORD MASTERWORKS」という文字とロゴがエンボス加工された金のステッカーまでが再現されているという凝りようです。

 238ページというヴォリュームのあるハードカバーのオールカラー別冊解説書には、詳細な録音データを完備したトラックリスト、各ジャケット、さまざまな写真、ミヒャエル・シュテーゲマンによる「グレン・グールド〜21世紀のバッハ」(英・独・仏文)のほか、アメリカ初出盤のライナーノーツ(英文のみ)をすべて掲載し、グールドのバッハ録音を巡る基本資料としての体裁が完璧に整えられており、これだけでも大きな価値を有するというものです。

 リマスターは2012年から2015年にかけて元ソニー・クラシカルのエンジニア、アンドレアス・マイヤーがリマスターを手掛けた「グレン・グールド・リマスタード・ボックス〜ザ・コンプリート・ソニークラシカル・アルバム・コレクション」のDSDリマスター音源が使用されています。ソニー・クラシカルのマスターテープ・アーカイヴに厳重に保管されているオリジナル・アナログ・マスターを使用し、オリジナルが3チャンネル以上のマルチ・マスターの場合はリミックスした上でリマスターされたものです。

 ディスクの収納ボックスはリフトオフ・キャップボックス(Size: L 133 mm x W 133 mm x H 133 mm)になります。


<LP>


ALTUS(LP)


MELOLP 017/8
(2LP)
¥14000+税
ベルリン・フィル 伝説のコンサートマスター 第1集
 レーンを中心にコルベルクとシュヴァルベ編

  エーリッヒ・レーン(ヴァイオリン)
   [LP1-A]
    (1)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.26
   [LP1-B]
    (2)ベートーヴェン:ロマンス第2番 Op.50
    (3)シューベルト:ロンド イ長調 D.438
    (4)ベートーヴェン:ロンド ト長調 WoO.41
 
  フーゴー・コルベルク(ヴァイオリン)
   [LP2-A]
    (5)スーク:ウン・ポコ・トリステ Op.17-3、ブルレスケ Op.17-4
    (6)クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリチョーソ
    (7)ブロッホ:ニーグン第2番 〜《バール・シェム》より
 
  ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン)
   [LP2-B]
    (8)プニャーニ:ラルゴ・エスプレシーヴォ
    (9)ドビュッシー(ハルトマン編):亜麻色の髪の乙女
    (10)ヴィエニャフスキ:伝説 Op.17
    (11)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
(1)(2)ハンス・シュタインコップ(指揮)
 ベルリン帝国放送管弦楽団
(3)ベルリン・フィルハーモニー団員
(4)ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ)
(5)(6)(7)ヒューバート・ギーゼン(ピアノ)
(8)(9)(10)クルト・ヘールリンガー(ピアノ)
(11)ヴァルター・カンパー(ピアノ)

 LP完全初出・貴重音源!伝説のコンマスが遺した歴史的名演の数々、3人の名手による語り口の違いを聴き比べ

 録音:(1)1942年4月9日ベルリン帝国放送第1ホール・スタジオ録音/(2)1942年4月13日ベルリン帝国放送第1ホール・スタジオ録音/(3)1943年6月29日ベルリン帝国放送第3 ホール・スタジオ録音/
 (4)1944年 ベルリン帝国放送第1ホール・スタジオ録音/(5)(6)(7)1956年12月6日シュトゥットガルト放送・スタジオ録音/(8)(9)(10)1952年10月11日ケルン放送・スタジオ録音/(11)1959年12月10日ベルリン・ゼンデザール・スタジオ録音
 国内プレス、完全限定生産盤、モノラル、初LP 化、日本語帯・解説付

 Meloclassic レーベルからリリースされた貴重音源を初 LP 化。LP 用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP 化しております。

 室内楽も得意とし、退団後はイッセルシュテットに認められ北ドイツ放送響でコンマスを務めたレーン。ゴールドベルクの後任としてフルトヴェングラー時代を生き、セルにも物怖じしない信念で自身の音楽を貫いたコルベルク。カラヤンに抜擢され帝王の右腕として数々の名演を彩ったシュヴァルベ。ベルリン・フィルの伝説的コンサートマスターたちによる超貴重なソロ録音を初LP 化。

 レーンの協奏曲は聴きごたえたっぷり。コルベルク、シュヴァルベの室内楽と合わせて、3 者の語り口の妙が味わえるのも興味深いLP です。
 
 

MELOLP 019/20
(2LP)
¥14000+税
ベルリン・フィル 伝説のコンサートマスター
 第2集シュヴァルベとコルベルク 協奏曲編

  ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン)
   [LP1-A]
    (1)ラロ:スペイン交響曲 Op.21
   [LP1-B]
    (2)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 Op.82
   [LP2-A]
    (3)サン= サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番 Op.61
 
  フーゴー・コルベルク(ヴァイオリン)
   [LP2-B]
    (4)シュポア:ヴァイオリン協奏曲第9番「劇唱形式で」 Op.55
(1)ルドルフ・ミヘル(指揮)
 ザールブリュッケン放送交響楽団
(2)マリオ・ロッシ(指揮)
 ケルン放送交響楽団
(3)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
 ハンブルク北ドイツ放送交響楽団
(4)カール・シューリヒト(指揮)
 シュトゥットガルト放送交響楽団

 LP 完全初出・貴重音源!伝説のコンマスが遺した歴史的名演の数々、シュヴァルベとコルベルクの協奏曲録音!

 録音:(1)1964年5月23日ザールブリュッケン/ ハールベルク放送会館・スタジオ録音/(2)1962年2月19日ケルン放送ゼンデザール・スタジオ録音/
 (3)1965年10月20日ハノーヴァー / 北ドイツ放送ゼンデザール・ライヴ録音/(4)1958年4月11日シュトゥットガルト / ヴィラ・ベルク・スタジオ録音
 国内プレス、完全限定生産盤、モノラル、初LP 化、日本語帯・解説付

 Meloclassic レーベルからリリースされた貴重音源を初 LP 化。LP 用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP 化しております。

 カラヤンに抜擢され帝王の右腕として数々の名演を彩ったシュヴァルベ。ゴールドベルクの後任としてフルトヴェングラー時代を生き、セルにも物怖じしない信念で自身の音楽を貫いたコルベルク。ベルリン・フィルの伝説的コンサートマスターであるふたりの超貴重な協奏曲録音を初LP 化。

 シュヴァルベの輝かしい音が堪能できる3曲の協奏曲はどれも絶品。シューリヒトの伴奏に乗ったコルベルクの薫り高い音色も魅力的です。
 














4/28(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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HARMONIAMUNDI



HMM 902377
(3CD)
¥4200→\3890

ベルトラン・キュイエ(チェンバロ)
 〜錬金術師クープラン〜
  F.クープラン(1668-1733):作品集vol.2〜若き日の作品集


  [CD1]
   第1組曲(クラヴサン曲集第1巻、1713年)、
   修道院のためのミサ曲(キリエ、グローリア、奉献唱)
  [CD2]
   修道院のためのミサ曲
    ([CD1]の続き〜サンクトゥス、ベネディクトゥス、
     エレヴァシオン、アニュス・デイ)、
    第2組曲(クラヴサン曲集第1巻、1813年)
  [CD3]
   教区のためのミサ曲

ベルトラン・キュイエ(チェンバロ)
ジャン=リュック・ホー(オルガン)
レ・メランジェ
 〔ヴァンサン・リエーヴル=ピカール(テノール)、
  トーマス・ファン・エッセン(バリトン)、
  ニコラ・ルオー(バリトン)、
  フロラン・バッフィ(バリトン)、
  ヴォルニー・オスティウ(セルパン)〕


 ベルトラン・キュイエによるF. クープラン作品集第2 弾。天才の才能の軌跡をたどるオルガン・ミサを含む若き日の作品集

 録音:2018年4-6月

 フランスの名手、ベルトンラ・キュイエによるフランソワ・クープラン:クラヴサン曲集全曲録音プロジェクトの第2弾、若き日の作品集の登場(第1弾はHMM902375)。
 クープランは17歳でパリのサン=ジェルヴェ教会のオルガニストになり、ここから宮廷礼拝堂のオルガニストと王族の子どもたちのチェンバロ教師へと飛躍することになります。
 この第2弾では、クラヴサン曲集のほか、オルガン・ミサなど、この若い時期のクープランの作品を収録しています。若きクープランの才気にみなぎった作品群となります。ベルトラン・キュイエの深い洞察に満ちた解釈と、併録されているゲストのオルガン奏者を招いてのオルガン・ミサなどにより、クープランの創造力の源となった音楽の場の豊かな響きがよみがえったようです。

 ベルトラン・キュイエは、1978年ナントで音楽一家に生まれました。パリ国立高等音楽院でクリストフ・ルセにチェンバロを師事、その後ピエール・アンタイのもとでも研鑽を積んでいます。ブリュノ・コセ率いるレ・バス・レユニやラ・レヴーズなど様々なアンサンブル、そしてレザール・フロリサン、コンCするサラブレッドです。
 アルファ、ナイーブ、MIRARE などからアンサンブル、ソロのCD を多数リリースしております。2014 年にはMIRARE でラモーのチェンバロ作品全曲をリリースしています(MIR 266)。

 
 




PENTATONE



PTC 5186740
¥2500
アルブレヒト&オランダ・フィル
 アレクサンダー・ツェムリンスキー(1871-1942):
  管弦楽のための幻想曲『人魚姫』(アントニー・ボーモント、2013年校訂版)

  (1)第1楽章:非常に重々しく
  (2)第2楽章:大きく動いて、ざわめくように
  (3)第3楽章:苦悩に満ちた表現で、広大に
マルク・アルブレヒト(指揮)
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団

 マルク・アルブレヒト率いるオランダ・フィルが多彩な響きで魅了!ツェムリンスキーの交響詩『人魚姫』をアントニー・ボーモント2013 年校訂版で録音!

 セッション録音:2018年11月10-12日/アムステルダム、コンセルトヘボウ/DDD、ディジパック仕様、47'30、輸入盤・日本語帯付
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(PENTATONE)

 管弦楽のための幻想曲『人魚姫』は、ツェムリンスキーが1902年から1903年にかけて作曲し、1905年、ウィーン音楽芸術創造家協会主催のコンサートで初演されたアンデルセンの童話『人魚姫』を基にした3楽章からなる交響詩。
 初演は評価されたものの、同コンサートで演奏されたシェーンベルクの『ペレアスとメリザンド』により多くの注目が集まり、また一部『人魚姫』に対しての酷評もあったためか、その後演奏されることはなく、楽譜の出版もされませんでした。
 死後、ツェムリンスキーに対する再評価が進み、この作品は1980年代に復活蘇演されました。その後シャイーやダウスゴーなどが録音したことにより現在ではツェムリンスキーの代表作として評価されております。
 当録音ではツェムリンスキーを含む20世紀前半のドイツ、オーストリア、イギリスの作品をレパートリーとし、また音楽学者としてツェムリンスキー、マーラーに関する本も出版している指揮者アントニー・ボーモント(1949-)が2013 年に校訂した版を採用しております。

 作品は暗い海底の描写ではじまり、その後ヴァイオリンのソロで人魚姫の主題が現れる第1楽章、海の魔女の家を訪れる人魚姫から王子の結婚式を描いた第2楽章、そして人魚姫の自殺、天国への救済までを描いた第3楽章で構成。ブラームス派から離れ、新ドイツ楽派に急接近した時期の作品です。

 当演奏の指揮はマルク・アルブレヒトです。マルク・アルブレヒトは指揮者ゲオルゲ・アレクサンダー・アルブレヒトの子息としてハノーファーに生まれ、クラウディオ・アバドのアシスタントを経てドイツ各地の歌劇場で研鑽を積みました。
 2011年よりオランダ・フィルハーモニー管弦楽団、同室内管弦楽団およびネーデルラント・オペラの音楽監督を務め、その後、ネーデルラント・オペラは「オペラハウス・オブ・ザ・イヤー2016」を受賞し、2020年まで契約を延長することが決定しております。
 PENTATONE レーベルからは同団との共演でマーラー・シリーズ【『大地の歌』(PTC 5186502)、交響曲第4番(PTC 5186487)、マーラー・ソング・サイクルズ(PTC 5186576)】、R.シュトラウスの『英雄の生涯』& ブルレスケ(PTC 5186617)など多くのディスクをリリースしており、いずれも高い評価を得ております。

 
 




AYROS

AYCD 04
¥2600
コリーナ・マルティ、西山まりえ
 ウィンター 〜 15世紀後半南ドイツ周辺の器楽音楽


 作曲者不詳:
  Portigaler、アヴェ・ステラ・マリス、私の顔が蒼ざめているのは、
  へ調のレデウンテス、ハ調のレデウンテス、
  マニフィカト・オクターニ・トーニ、ヘ調によるプレアンブルム、
  アンナヴァサンナ、冬は去って、キリストは蘇り、
  Ich sah ein bild in blauwer weyt、イ調のレデウンテス、
  ト調によるプレアンブルム
 ヤコブス・ヴィレッティ:Ein buer gein holtze
 アントーワヌ・ビュノワ:
  あなたの不満を認めながら、A vous sans aultre
 他、全25トラック
コリーナ・マルティ
 (リコーダー、クラヴィシンバルム、
  オルガネット)
西山まりえ(ハープ)
ロヘル・エロウ(オルガネット)

 コリーナ・マルティ、西山まりえ!15世紀の器楽作品集!

 ☆15世紀の重要なマニュスクリプトからの知られざる器楽作品!

 スイスのバーゼル・スコラ・カントルムで教え、バーゼルの古楽アンサンブル、ラ・モッラを創設した鍵盤楽器&リコーダー奏者、コリーナ・マルティ。中世後期からルネサンス初期の知られざる鍵盤楽器とリコーダーのための音楽を発掘してきたコリーナ・マルティが、日本を代表するヒストリカル・ハーピストの西山まりえ、ブエノスアイレス出身でバーゼル・スコラ・カントルムでバロックと中世のオルガンを学び、アルゼンチン・タンゴやフォークロアの分野でも活動するロヘル・エロウと贈る新録音。
 15世紀後半南ドイツの3つの重要なマニュスクリプト(手書き譜)からの作品を中心とした、これまでほとんど取り上げられていないレパートリーを探求していきます。

 ※録音:2016年11月、ドイツ
 



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GLOBE



GLO 5275
¥2600→\2390
アマリリス・ディールティエンス(ソプラノ)
 オールウェイズ・アバウト・ラヴ 〜 古今のラヴ・ソング
  ア・コレクション・オヴ・ラヴ・ソングス


  ジャン・ジャパール/バルトロメオ・トロンボンチーノ/
  クローダン・ド・セルミジ/ティールマン・スザート/
  クレメンス・ノン・パパ/アンドレア・ガブリエリ/
  オルランドゥス・ラッスス/ウィリアム・バード/
  ハンス・レオ・ハスラー/ジョン・ベネット/
  リチャード・ニコルソン/トマス・シンプソン/
  セシル・シャープ/ベンジャミン・ブリテン/
  ハンス・コールメース/ヴァルター・シュトゥールマッハー/
  マックス・クニッゲの作品
アマリリス・ディールティエンス(ソプラノ)
アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団

 リチャード・エガー、ヨス・ファン・フェルトホーフェン、エリク・ファン・ネーヴェルらの巨匠たちと共演を行い、オペラ、オラトリオの両面で活躍するベルギーの古楽系ソプラノ、アマリリス・ディールティエンスと、1986年にアムステルダムで結成されたベネルクス随一のリコーダー・アンサンブル、アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団(BRISK Recorder Quartet Amsterdam)による愛らしきコンセプト・アルバム。
 15世紀のジャン・ジャパールからラッススやバード、そしてブリテンなどを挟み、現代のハンス・コールメース、ヴァルター・シュトゥールマッハー、マックス・クニッゲまで、古今のラヴ・ソングを集めています。

 ※録音:2019年12月、オランダ




アマリリス・ディールティエンス&カプリオーラ・ディ・ジョイア




AEOLUS
AE-10063
(SACD HYBRID)
\2900→\2690

実は隠れた傑作・・
 アマリリス・ディールティエンスによる
  ボッケリーニのスターバト・マーテル原典版!

ボッケリーニ:
 スターバト・マーテル(1781年原典版)
 チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ第1番
 あなたのそばで死ねないのなら
 ああ、私は息をすることが

アマリリス・ディールティエンス(ソプラノ)
カプリオーラ・ディ・ジョイア

 ソプラノはアマリリス・ディールティエンス。
 ボッケリーニのスターバト・マーテル原典版!

 古楽大国ベルギーの名花アマリリス・ディールティエンスが、自身が創設したピリオド・アンサンブルのカプリオーラ・ディ・ジョイアとの共演で歌うボッケリーニの「スターバト・マーテル」。
 ディールティエンスのボッケリーニの「スターバト・マーテル」では、ソプラノと弦楽五重奏という編成のために作曲された1781年の原典版を採用。
 透明感あふれる美麗な歌声とカプリオーラ・ディ・ジョイアの洗練されたアンサンブルが、イタリアの室内楽王ボッケリーニの「スターバト・マーテル」が持つ"美"を見事に表現してくれている。2011年8月、ブルージュでの録音。

 AE-10043もよろしく。

Love, Passion & Mystery in Baroque Italy
AEOLUS
AE-10043
(SACD HYBRID)
\2.900→\2690
歌姫アマリリス・ディールティエンス!
 ああ! 〜 イタリア・バロックの世俗歌曲集
 モンテヴェルディ:
  憎むべきあの面影、かくも甘い苦悩、私を憎むならなぜに、
  かつてあなたは私のすべてだった、あの蔑みの眼差し、
  これまで武装し続けた私、ああ, 私は傷つき倒れる
 フレスコバルディ:不協和音のカプリッチョ
 カプスベルガー:
  ヴィヴァ・スペランツァ、行けわがため息、
  わがアヴリッラ、トッカータ/他
カプリオーラ・ディ・ジョイア
アマリリス・ディールティエンス
 古楽大国ベルギーの若き名ソプラノ、アマリリス・ディールティエンスを擁する古楽アンサンブル、カプリオーラ・ディ・ジョイアのデビュー・レコーディング。
 イタリアのバロック音楽に込められた愛情、情熱、ミステリーを奏でるディールティエンスの感情豊かな歌声と、力強く安定感のある通奏低音は実に見事。今後の古楽シーンに清新な風を吹き込む存在になりそうだ。2010年2月の録音。

 アマリリス・ディールティエンスはすぐ下のフランダース・リコーダー四重奏団のアルバムにも登場してます。




 
 

GLO 5269
¥2600
流木 〜 ア・ギフト・オヴ・タイム
 ジッパー/尺八/プルス/エスタンピー/ケイジ/
 ゴング/Recercare Vader Onser/スコーピオン/
 ヴィルゴ/ドゥムテク・プレリュード/
 Snuffelbourree/Snurksarabande
サスキア・コーレン(リコーダー)

 アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団を主宰するオランダの名リコーダー奏者、サスキア・コーレン。これまで通常のクラシック・プログラムでの即興演奏を何年も行ってきたサスキア・コーレンが、完全なる即興のみで構成する初めてのアルバム。
 尺八、ビートボックス、ミニマル・ミュージック、自然など様々なアイディアからインスパイアされたコンテンポラリー・リコーダーです。
 上下左右に開く特殊パッケージや中に封入された複数のミニ冊子には、オランダの画家、マルフリート・オーメン(Margriet Oomen)がサスキア・コーレンの即興演奏に触発されて描いた作品が掲載。

 ※録音:2019年春、オランダ
 




CALLIOPE



CAL 1639
¥2600
〔旧譜〕
ピエール・レアク
ベルリオーズ(リスト編):幻想交響曲

 リスト:イデー・フィクス 〜
  ベルリオーズの旋律によるアンダンテ・アモローソ
ピエール・レアク
 (ピアノ/スタインウェイ)

 以前国内盤で発売されていた。

 リスト編ピアノ版「幻想交響曲」!フランスの隠れた巨匠ピエール・レアクの名演!

 ピエール・レアク(レアック)は、一等賞を獲得したパリ音楽院でイヴォンヌ・ルフェビュール、イヴォンヌ・ロリオ、ジェルメーヌ・ドヴェーズ、ジャン・ユボー、マルセル・ボフィスといった錚々たるピアニストたちに師事し、パウル・バドゥラ=スコダやシェベーク・ジェルジ、ゲザ・アンダの下でも研鑽を積んだ知る人ぞ知るフランスの巨匠ピアニスト。
 オリヴィエ・メシアン国際ピアノ・コンクールで第1位を獲得し、フランス国立高等音楽院(CNSM)でイヴォンヌ・ロリオのアシスタントを務め、特にフランスではバッハの「ゴルトベルク変奏曲」のスペシャリストとして名を馳せています。

 ピエール・レアクが取り組んだリスト編曲のピアノ版「幻想交響曲」。ピアノ1台による「イデー・フィクス(固定楽想)」、大編成のオーケストレーションの表現は並大抵のことではないが、流石は隠れた巨匠ピエール・レアク。各声部を明瞭に響かせ、ピアノ1台で「幻想交響曲」の壮大な世界を描き切っています。

 ※録音:1993年/リマスタリング:2016年(サイモン・ランスロット、スタジオ・オディマト)
 
 


 


CAL 1636
¥2600
〔旧譜〕
ステファーヌ・ブレ
ロシアのピアノ芸術

 ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
 スクリャービン:
  前奏曲 Op.22-3、練習曲 Op.2-1、練習曲 Op.8-12
 ラフマニノフ:
  楽興の時第3番ロ短調 Op.16-3、
  楽興の時第4番ホ短調 Op.16-4、前奏曲ハ短調Op.23-7、
  練習曲《音の絵》Op.39より 第1曲ハ短調 Op.39-1
 リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編):熊蜂の飛行
 ストラヴィンスキー:練習曲 Op.7-4
ステファーヌ・ブレ
 (ピアノ/スタインウェイ)

 以前国内盤で発売されていた。

 生まれ故郷のフランスからアメリカへと渡り、バイロン・ジャニスに弟子入りした後にリスト弾きとしてブレイク。その後、演奏活動を中断し作曲活動に専念するという雌伏の時を経て、再びステージへと戻りその圧倒的なピアニズムを披露し続けている奇才ステファーヌ・ブレ。
 フランスの雑誌「マリアンヌ」で「鍵盤の王様」とまで称賛されたステファーヌ・ブレのロシアン・プログラムは、ムソルグスキーの「展覧会の絵」をメイン・プログラムに据え、スクリャービンやラフマニノフなどを組み合わせた本格派プログラム。
 輪郭のはっきりとした硬質のタッチ、煌びやかな高音、変幻自在のデュナーミクとアゴーギグによって展開される"ロシアのピアノ芸術"は、そのフランス国内での圧倒的な評価の高さを証明してくれています。

 ※録音:2005年−2009年、サン・マルセル寺院(パリ、フランス)
 
 


CAL 1637
(1CD+Bonus DVD/PAL)
¥2600
〔旧譜〕
ミハイル・ルディ
ショパン:ピアノ作品集

 ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35《葬送》
 夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2
 夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1
 24の前奏曲 Op.28
ミハイル・ルディ(ピアノ)

 旧譜だがアリアCDでは初紹介。

 ウズベキスタンのタシケントに生まれ、モスクワ音楽院でヤコフ・フリエールに師事したミハイル・ルディ。
 ロシアン・ピアノ・スクールの系譜に連なる存在であると同時、活躍の場をフランスへと移し、西欧のピアニズムを採り入れ独自のスタイルを築き上げた名ピアニストが奏でるショパンの世界。
 ルディと言えばヤンソンス&レニングラード・フィルとのラフマニノフやチャイコフスキーが非常に有名だが、フランスに腰を落ち着けて取り組んだショパンの演奏も、詩情に溢れた好演奏です。

 ※録音:2005年8月22日−27日、オペラ・バスティーユ(パリ、フランス)
 ※ボーナスDVDはPAL方式のため、同方式に対応したプレーヤーでのみ再生可能です。予めご了承下さい。
 




GWK

GWK 141
¥2600
DICHTERLIEBE2 - シューマンと10人の作曲家による《詩人の恋》
 アレグロ 「人生の嵐」イ短調 Op.144/
 2つの性格的な行進曲 Op.121/
 葬送行進曲 ハ短調 Op.55/幻想曲 へ短調 Op.103/
 華麗なるロンド ホ短調 Op.84-2/ロンド イ長調 Op.107
ザミュエル・ハッセルホルン(バリトン)
ボリス・クスネツォフ(ピアノ)

 シューマンの《詩人の恋》全曲に加え、同時代〜後世の作曲家10人が同じ詩に音楽をつけたものを、シューマンの作品と同じ曲順で聞かせる興味深いプログラム。
 10人の作曲家による《詩人の恋》は、ロベルト・フランツ(第1曲、第3曲、第5曲、第12曲)の「美しき五月に」始まり、ムソルグスキー(第2曲)、フーゴー・ヴォルフ(第4曲)、リスト(第6曲)、チャールズ・アイヴズ (第7曲)、ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(第8曲)、シュテファン・ホイケ(1959-)(第9曲、第11曲、第15曲、第16曲)、グリーグ(第10曲)、カール・レーヴェ(第13曲)、メンデルスゾーン(第14曲)という構成になっています。ホイケを除き基本的にロマンティックな曲調で、シューマンとの曲想の違い、解釈の違いを比較しながら楽しむことが可能です。

 1990年ドイツ生まれのザミュエル・ハッセルホルンは、2018年のエリザベート王妃国際音楽コンクールや2017年のハイデルベルク国際歌唱コンクール「Das Lied」で1位を獲得し、国際的な活躍を行っているバリトン歌手。
 2018/19シーズン以降はウィーン国立歌劇場アンサンブルの常任メンバーとなり、さまざまな公演に参加しています。1985年ロシア生まれのピアニスト、ボリス・クスネツォフもハンブルクとベルリンでのスタインウェイ・コンクール第1位をはじめ数々の受賞歴を持つ実力派です。

 ※録音:2018年1月&6月、 Tessmar Tonstudio Hannover(ドイツ)
 
 
GWK 142
¥2600
DE PROFUNDIS(深き淵より)
 バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(1944)
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004より
   第5曲 シャコンヌ
 バルトーク:
  ルーマニア民俗舞曲 (演奏者によるヴァイオリンとハープ編)
ニーナ・レディッヒ(ヴァイオリン)
ミリアム・オフェルラッハ(ハープ)

 バルトークとバッハの無伴奏作品を並べ、両者の音楽的な関係性に焦点を当てたコンセプト・アルバム。バッハをバルトークの視点から捉えることで、両作品の繋がりが明らかになってゆきます。
 ニーナ・レディッヒはエッセン、パリ(ジャン=ジャック・カントロフに師事)、ケルンで学んだ後、エッセンとブレーメンでヴァイオリンのクラスを担当、23歳でアーヘン交響楽団のコンサートマスターに就任。その翌年にはヨーロッパ室内管弦楽団に招かれるなど、ソリスト、コンサートマスター、室内楽奏者としての幅広い経験を持つヴァイオリニストです。

 ※録音:2018年4月&7月、ボルベック城(ドイツ、エッセン)
 
 
GWK 143
¥2600
CUENTOS DE OPERA(オペラの物語)
 サラサーテ:カルメン幻想曲(演奏者によるフルートとギター編)
 アラン・トーマス(1967-):「こうもり」の主題による幻想曲
  (世界初録音)
 マウロ・ジュリアーニ:グラン・ポプリ Op.126
 ペドロ・ロドリゲス・キリノス(1981-):
  Estructuras sobre "El Condor Pasa"
   (演奏者によるフルートとギター編)(世界初録音)
 フランソワ・ボルヌ:「カルメン」による華麗な幻想曲
アリー・デュオ -
 アニタ・ファルカス(フルート)
カルロス・ナバロ(ギター)

 オペラ、オペレッタ、サルスエラからの有名な旋律に基づく、フルートとギターのための幻想曲集です。サラサーテとボルヌの作品はビゼーの《カルメン》、イギリスのギタリスト、アラン・トーマスの作品(世界初録音)はシュトラウス2世の《こうもり》、ジュリアーニの作品はロッシーニとドニゼッティのオペラ、そしてペルーの作曲家ペドロ・ロドリゲス・キリノスの作品(世界初録音)は「コンドルは飛んで行く」の旋律に基づいています。

 「コンドルは飛んで行く」はサイモン&ガーファンクルのカバーが有名ですが、もともとはペルーのサルスエラで用いられていた旋律。ペルー出身のカルロス・ナバロが奏するギターとともに、アニタ・ファルカスの素朴なフルートがアンデス風の彩りを添えています。

 ※録音:2018年2月、Haus Villigst(ドイツ、シュヴェルテ)
 
 
GWK 144
¥2600

AMORS SPIEL(キューピッドの戯れ)
 ボルコム、ヴォルフ、シューベルト、
  ハイドン、モーツァルト、プフィッツナー、
   シェーンベルクらによる歌曲集

エスター・バレンティン(メゾ・ソプラノ)
アナスタシア・グリシュティナ(ピアノ)


 2018年のドルトムント国際シューベルト・コンクールで共演し第1位と聴衆賞を受賞した、エスター・バレンティン(メゾ・ソプラノ)とアナスタシア・グリシュティナ(ピアノ)のデュオによるデビュー盤。「AMORS SPIEL(キューピッドの戯れ)」のタイトル通り、シューベルトの有名な愛の歌を中心に、モーツァルト、ハイドン、ヴォルフらの歌曲やウィリアム・ボルコムのキャバレー・ソングなどを組み合わせ、喜び、嘆き、笑いなど愛の持つさまざまな側面を表現しています。バレンティンの深みがありながらも若々しい、軽やかな歌声が印象的です。

 ※録音:2019年3月、 ハンス・ロスバウト・スタジオ(ドイツ、バーデン=バーデン)
 




INDESENS!

INDE 079
¥2600
 〔旧譜〕
トロンボーンの芸術 〜 偉大なるトロンボーン協奏曲の数々
 グレンダール:トロンボーン協奏曲
 マルタン:バラード
 トマジ:トロンボーン協奏曲
 ダヴィッド:コンチェルティーノ変ホ長調 Op.4
ジャック・モージェ(トロンボーン)
ローラン・プチジラール(指揮)
フランス交響楽団

 
 以前国内盤で発売されていた。

 フランスTrb界の旗手ジャック・モージェ!トロンボーン協奏曲の傑作選!

 母国フランスだけでなく、現在の世界のトロンボーン界における屈指のスタープレーヤーの1人、ジャック・モージェが1994年に収録した4曲のトロンボーンのための協奏曲、協奏的作品を集めたコンチェルト・プログラム!
 デンマークのグレンダール、トロンボーン奏者にとってのバイブル、ダヴィッドでのスケールの大きな演奏はもちろんのこと、祖国フランスの近現代レパートリーの代表格であるマルタンとトマジでのパフォーマンスはやはり別格!
 アンリ・トマジの息子クロード・トマジもモージェの演奏を絶賛しています。
 師であるミシェル・ベッケ譲りの解釈とアントワーヌ・クルトワのサウンドなど、特にトロンボーンには必ずチェックしていただきたいアルバムに仕上がっています!

 ※録音:1994年7月4日−8日、スタジオ49(ヴァンヴ、フランス)
 
 
INDE 073
¥2600
 〔旧譜〕
ラプソディ
 ガーシュウィン(ドクシツェル編):ラプソディ・イン・ブルー
 トマジ:トランペット協奏曲(吹奏楽伴奏版世界初録音)
 アルチュニアン:トランペット協奏曲変イ長調
  (レネ・カストラン編曲、吹奏楽伴奏版)
 プーランク:2本のトランペットのための《将軍の話》
  (トランペット版世界初録音)
 ファイユノ:トランペットのためのコンチェルティーノ*
エリック・オービエ(トランペット)
パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団
フランソワ・ブーランジェ(指揮)
ロジェ・ブトリ(指揮)*


 旧譜だがアリアCDでは初紹介。

 トランペット界の伝説的プレーヤー、モーリス・アンドレの高弟であり、その流派を受け継ぐフランスの名手エリック・オービエが、世界有数の吹奏楽団であるパリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団をバックに奏でるトランペット協奏曲の数々。
 かの有名なドクシツェル・ヴァージョンの「ラプソディ・イン・ブルー」などプログラムの充実ぶりもさることながら、ここでの最大の聴きどころは珍しい「吹奏楽伴奏」のヴァージョンが多数収録されているところでしょう!
 アルチュニアンのトランペット協奏曲も吹奏楽伴奏版であり、さらにトマジのトランペット協奏曲の吹奏楽伴奏版は世界初録音!
 耳にすることの多い「ピアノ伴奏版」や「オーケストラ伴奏版」とは一味違う「吹奏楽伴奏版」を、オービエの説得力満点の演奏でお楽しみください。

 ※録音:2013年5月、ギャルド・レピュブリケーヌ・ホール(パリ、フランス)
 
 
INDE 074
¥2600
 〔旧譜〕
フルートとピアノのための作品集
 ライネッケ:フルートとピアノのソナタ《ウンディーネ》Op.167
 プロコフィエフ:フルート・ソナタ 二長調 Op.94
 エネスク:フルートとピアノのための《カンタービレとプレスト》
 ヒンデミット:フルートとピアノのためのソナタ
 ドホナーニ:フルートとピアノのための《アリア》Op.48-1

ダニエラ・コッホ (フルート)
オリヴァー・トリーンドル(ピアノ)

 
 以前国内盤で発売されていた。

 ダニエラ・コッホ(1989−)は、2009年神戸国際フルートコンクール第1位、そして難関として有名な第59回ミュンヘン国際音楽コンクールのフルート部門第2位と特別賞を受賞し、2011年からはドイツのバンベルク交響楽団で首席フルート奏者として活躍中のオーストリアの才女。
 19世紀後期から20世紀中期にかけてのヨーロッパのレパートリーをバランスよく組み合わせたプログラムでの磨き抜かれた音色、細部まで行き届いたコントロールは、数々の実績を重ねてきたコッホのレベルの高さを物語っています。
 中でもエネスクの「カンタービレ」での中低音は、これぞ笛の音!と思わず膝を打ちたくなる美しさです。

 ※録音:2013年4月2日−4日、BRスタジオ2(ミュンヘン、ドイツ)
 




LYRITA



SRCD.386
(CD-R)
¥2600
オルウィン:初期弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲第7番イ長調
 弦楽四重奏曲第6番ホ短調
 弦楽四重奏曲第8番ニ短調
 弦楽四重奏のための7つのアイルランドの旋律
 弦楽四重奏曲第9番
ヴィリアーズ弦楽四重奏団

 鹿児島の出身のヴァイオリニスト、東 環樹が参加し、イギリスの室内楽シーンで注目を浴びてきたヴィリアーズ弦楽四重奏団によるウィリアム・オルウィンの弦楽四重奏曲集。
 全16曲作られた弦楽四重奏曲のうち第6番〜第9番とアイルランド民謡に基づく音楽、いずれも18歳から25歳までの若きオルウィンによって書かれた作品で、ところどころ現代性が顔を出しながらも、調性を保ちロマンティックに紡がれた親密な室内楽です。
 ウィリアム・オルウィン財団のサポートにより実現したレコーディングで、全曲世界初録音となります。

 ※録音:2019年6月18日−19日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond SilverDiscs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 




NIMBUS


NI 5983
(CD-R)
¥2500
シャーロット・ド・ロスチャイルド(ソプラノ)
クィルター:歌曲集 Vol.3

 3つの牧歌 Op.22〔父と共に耕す、さくらの谷、私は望んで望んで〕/
 朝のつぼみ Op.25-6/音楽と月光/バラの時 Op.24-5/
 ハイランドにて Op.26-1/愛の哲学 Op.3-1/別れの歌/
 陽気な踊り Op.18-3/深紅の花びらが眠る Op.3-2/
 「古い歌のアーノルド・ブック」より
  〔君が眼にて酒を汲めよ、私の妻の庭、チャーリーは私のダーリン、
   美しいドゥーン川の岸辺、信じておくれ、
   私の妻のグリーンスリーヴス、山を越えて、バーバラ・アレン、
   羊を追って、ジョリー・ミラー、とねりこの木立〕/
  ベツレヘムの揺りかご/汚された言葉/6月/あなたの夢から生まれる
シャーロット・ド・ロスチャイルド(ソプラノ)
ネイサン・ヴェイル(テノール)
エイドリアン・ファーマー(ピアノ)

 シャーロット・ド・ロスチャイルド新録音、ロジャー・クィルターの歌曲集第3巻

 ☆ニンバスのロジャー・クィルター第3弾。
 ☆シャーロット・ド・ロスチャイルドが再び登場!

 世界中にその歌声を響かせるソプラノ歌手であり、イギリスの歴史ある名門ロスチャイルド家の長女でもあるシャーロット・ド・ロスチャイルド。ザルツブルク音楽学校、英国王立音楽大学、同大学院を卒業し、音楽の才を発揮。18ヶ国語の歌をレパートリーとするなど、世界各地で音楽活動を行っています。

 第1巻をシャーロット・ド・ロスチャイルドが歌い、英国声楽界のニュースター、ネイサン・ヴェイルが引き継いだ、ニンバス(Nimbus)によるロジャー・クィルター(1877−1953)の歌曲録音プロジェクト。第3巻ではシャーロット・ド・ロスチャイルドが再び参加し、ネイサン・ヴェイル、そしてNimbus Recordsの代表兼アーティスティック・ディレクターも務めるエイドリアン・ファーマーのピアノ伴奏とともに、愉しく、儚く、メランコリックで豊かなストーリー性を持つクィルターの歌曲を歌います。

 ※録音:2018年3月19日−20日&2019年8月1日−2日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

 
 




PASCHEN RECORDS

PR 130014
¥2600
 〔旧譜〕
タンゴ.ミロンガ.バルス
 Milonguero viejo/El entrerriano/Desde el alma/
 Bahia blanca/Organito de la tarde/A media luz/
 Taquito militar/Nido gaucho/Meditacion/
 El diia que me quieras/Rosamel/A fuego lento/
 Pan caliente/Un dia llegara/El ultimo cafe/
 Hablando francamente/Ciquilin de Bachin/
 El aguante/Abran cancha/Romance de barrio/
 En algun lugar de mi/Aquellos tangos camperos
エミリオ・ペローニ(ピアノ)

 1977年アルゼンチン生まれのピアニスト、エミリオ・ペローニが得意のタンゴ、ミロンガ、バルスを存分に聞かせる1枚。ペローニは母国の音楽の即興演奏のほか、バッハ、ショパン、ドビュッシー、ブーレーズなど非常に幅広いレパートリーを持ち、国内外のピアノ・室内楽コンクールで数々の賞を受賞しています。
 ペローニの大叔父にあたるアルゼンチン・タンゴの巨匠、カルロス・ディ・サルリの作品(《バイア・ブランカ》《ミロンゲーロ・ビエホ》など)が収録されているのにも注目。

 ※録音:2013年2月、ロストック音楽・演劇大学(ドイツ)
 
 
PR 130018
¥2600
 〔旧譜〕
DANZIGER BAROCK I - グダニスクのバロック 1
 テオフィル・アンドレアス・フォルクマール、
  ダニエル・マグヌス・グロナウ、
   フリードリヒ・クリスティアン・モールハイムのオルガン作品集
マルティン・ロスト(オルガン)

 ポーランドのグダニスク(ダンツィヒ)におけるバロック・オルガン音楽が、当時どのように響いていたのかを明らかにするプロジェクトの第1巻。
 演奏は北ドイツやバルト三国の歴史的オルガンの録音で有名なドイツのオルガニスト、マルティン・ロストが担当しています。
 収録されているのはヴォルクマール、グロナウ、モールハイムらの作品で、みなグダニスクに所縁のある作曲家です。
 使用された楽器は、ポーランドのパスウェンクにある聖バーソロミュー教会のヒルデブラント・オルガンで、1719年に製作され、2013年に修復されたばかりのものです。(オルガンの仕様、各曲のレジストレーションについてはブックレットに記載されています。)

 ※録音:2013年9月、聖バーソロミュー教会(ポーランド、パスウェンク)
 
 
PR 140020
¥2600
 〔旧譜〕
DANZIGER BAROCK II - グダニスクのバロック 2
 テオフィル・アンドレアス・フォルクマール、
  ダニエル・マグヌス・グロナウ、
   フリードリヒ・クリスティアン・モールハイムのオルガン作品集
クシシュトフ・ウルバニアク(オルガン)

 ポーランドのグダニスク(ダンツィヒ)におけるバロック・オルガン音楽が、当時どのように響いていたのかを明らかにするプロジェクトの第2巻。
 演奏はポーランド文化・国家遺産省のオルガン専門家でもあるクシシュトフ・ウルバニアクが担当し、グダニスクに所縁のあるヴォルクマール、グロナウ、モールハイムらの作品を、即興的な装飾を加えつつ魅力的に紹介します。
 使用された楽器はポーランドのパスウェンクにある聖バーソロミュー教会のヒルデブラント・オルガンで、1719年に製作され、2013年に修復されたばかりのものです。(オルガンの仕様、各曲のレジストレーションについてはブックレットに記載されています。)

 ※録音:2013年9月、聖バーソロミュー教会(ポーランド、パスウェンク)
 
 

PR 100002
¥2600
幻想と人生の嵐 - シューベルト:ピアノ・デュオ作品集
 アレグロ 「人生の嵐」イ短調 Op.144
 2つの性格的な行進曲 Op.121
 葬送行進曲 ハ短調 Op.55
 幻想曲 へ短調 Op.103
 華麗なるロンド ホ短調 Op.84-2
 ロンド イ長調 Op.107
マティアス・ヴァイト&
 ヘニング・ルチウス(ピアノ)

 国際シューベルトコンクールでの受賞歴を持つマティアス・ヴァイトと、リューベック音楽大学やハンブルク音楽院で教鞭をとるヘニング・ルチウスのデュオによる、シューベルト作品集。
 「人生の嵐」によるドラマティックな幕開けに続き、ロシア皇帝の逝去に寄せた葬送行進曲、そして最晩年の傑作である幻想曲(Op.103/D940)とロンド(Op.107/D951)を通して、シューベルトの起伏に富んだ音楽世界を表現しています。

 ※録音:2010年3月、ロストック音楽・演劇大学(ドイツ)
 
 
PR 110008
¥2600
リスト生誕200年記念オルガン作品集
 バッハの名による前奏曲とフーガ/オルガン・ミサ/
 アルカデルトのアヴェ・マリア/
 バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」と
  ロ短調ミサ曲の「十字架につけられ」の通奏低音による変奏曲
デニー・Ph・ヴィルケ(オルガン)

 フランツ・リストの生誕200年に捧げられたオルガン作品集。メルゼブルク大聖堂の第2オルガニスト、デニー・Ph・ヴィルケによる演奏で、リストの多彩なオルガン曲がプログラムされています。(リストの大規模なオルガン曲はメルゼブルク大聖堂のオルガンのために書かれているため、デニー・Ph・ヴィルケはリストとの関係が深いオルガニストだと言えるでしょう。)

 本アルバムでの使用楽器は1819年から1821年にかけて建造された、ドイツのバースにある聖マリア教会のブッフホルツ・オルガン。
 大作《バッハの名による前奏曲とフーガ》では、この楽器のもつ力強い音色を活かした迫力の演奏が繰り広げられています。
 一方《アルカデルトのアヴェマリア》や《オルガン・ミサ》の静謐な場面では、リストのまったく別の一面を見ることができます。

 ※録音:2011年9月、聖マリア教会(ドイツ、バース)
 
 
PR 110010
¥2600
エスタドス・デ・ラ・マテリア
 Bajo el sol/La nueva literatura/
 Dentro de la palabra que desaparece/
 Sistema nervioso central/Muerte por disparo/
 Ya sabes/Estados de la materia/
 Rochester, 23 de Febrero/Cueca/
 Invierno/La nube/Pausa
ニコラス・ロドリゴ・ミケア
 (ヴォーカル、ギター)

 クラシックとポピュラー両方の分野で活躍するチリ出身のシンガーソングライター/クラシック・ギタリスト、ニコラス・ロドリゴ・ミケアのPASCHENrecordsデビュー・アルバム。
 歌詞や曲の雰囲気と完全にマッチした声、そしてヴィルトゥオジックで情熱的なギタープレイが聞き手を惹きつけ、言葉の壁を超えたメッセージを届けます。

 ※録音:2011年7月、ロストック音楽・演劇大学(ドイツ)
 
 
PR 130016
¥2600
エル・アリエント
 Transbordo/Discusion con un europeo/
 Guantanamo y spot publicitario/
 Cuando el imperio habla de paz/Te veo/
 Muestra de una incitacion a un poema/
 El aliento/Desde Alemania/Viajero/
 Muneca de Invierno/La herida/Setenta y tres anos
ニコラス・ロドリゴ・ミケア
 (ヴォーカル、ギター)

 クラシックとポピュラー両方の分野で活躍するチリ出身のシンガーソングライター/クラシック・ギタリスト、ニコラス・ロドリゴ・ミケアが、ドイツ・ビエストウにある小さな村の教会で録音した歌とギターの弾き語りアルバムです。
 PASCHENrecordsからリリースされているほかのアルバム同様、爽快なギタープレイと深遠な歌詞、情熱的な歌唱が組み合わされた、心に訴えかける音楽が特徴です。

 ※録音:2013年7月、ビエストウ・ドルフキルヒェ(ドイツ)
 




CANTUS



C 9615
\2500
1600年頃イタリアのチェンバロ作品集
 ヴァレンテ:
  ファンタジア、テノーレ・デル・パッソ・エ・メッツォとラ・ロマネスカ
   (ヌニェス編)
 デ・マック:カプリッチェート
 ルッツァスキ:第2旋法によるリチェルカーレ
 エルコーレ・パスクィーニ:ルッジェーリ、別れの時は
 トラバーチ:コンソナンツェ・ストラヴァガンティ
 デ・マック:ストラヴァガンツェ第2番
 フレスコバルディ:カプリッチョ・ディ・ ドゥレッツェ
 トラバーチ:5声のガリアルダ第4番《スペイン風》
 マヨーネ:トッカータ第5番
 トラバーチ:私は若い
 ジョヴァンニ・サルヴァトーレ:
  自然的第9旋法によるフランス風カンツォーネ第2番
 ストロッツィ&ヌニェス:
  チェンバロ、ハープ、リュートのための独奏通奏低音ソナタ
 ストラーチェ&作曲家不詳(17世紀イタリア):モニカ(ヌニェス編)
 作曲家不詳(17世紀イタリア):コラショーネ(ヌニェス編)
ハビエル・ヌニェス(チェンバロ)
ファミ・アルカイ(コラショーネ)
サラ・アゲダ(ダブル・ハープ)
ペドロ・エステバン(パーカッション)
 ファミ・アルカイ・プロデュース!ハビエル・ヌニェス 本格始動!

 ファミ・アルカイのアンサンブル"アカデミア・デル・ピアチェーレ"や、"イ・フェデーリ"、"モーレ・イスパーノ"などのメンバーとして活躍、ファミ・アルカイと共演してきたスペイン、セビーリャ生まれの鍵盤奏者、ハビエル・ヌニェスのファースト・ソロ・アルバムが登場! 憂いを帯びた美しいチェンバロ独奏から、アルカイのコラショーネ(リュート属の古楽器)、サラ・アゲダのルネサンス・ハープ(アルパ・ドッピオ)、そしておなじみ"髭のパーカッショニスト"、ペドロ・エステバンの打楽器が加わったリズミカルな舞曲まで。ファミ・アルカイのプロデュースで造り出される、16世紀から17世紀、1600年頃のナポリ、フェラーラ、ローマのチェンバロ作品集です。


C 9623
\2500
獅子のギター 〜 バルセロナ音楽博物館のヒストリカル・ギター
 アルベニス:《スペイン組曲》 Op.47より
  アストゥーリアス(セゴビア編)、カディス(バルエコ編)
 サンス:《スペイン・ギターの音楽指南》 より
  ハカラス、カナリオ、第4旋法と大即興によるパセオス、タランテラと即興
 ソル:
  モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9、
  序奏とマルボローの主題による変奏曲 Op.28
 ムルシア:《サルディバル写本》 より ザラムベケ、クンベス
 ゲラウ:《調和の詩》 より マリオナ
ハビエル・ディアス=ラトーレ(ギター)
ペドロ・エステバン(パーカッション)
 ギターとパーカッションのデュオ、"ラベリントス・インヘニオソス"としても活動する、ハビエル・ディアス=ラトーレとペドロ・エステバン。雄々しいライオンの彫刻が施されている「獅子のギター(La Guitarra dels Lleons)」など、バルセロナ音楽博物館所蔵の4本の貴重なヒストリカル・ギターによって演奏される、アルベニス、サンス、ソルらスペイン・ギターの名曲たち。

C 9630
\2500
ガスパール・サンス:
 「スペイン・ギターの音楽指南」 からの音楽 〜
  5コースのスペイン・バロック・ギターのための音楽
ラベリントス・インヘニオソス
 〔ハビエル・ディアス・ラトーレ(ギター)、
  ペドロ・エステバン(パーカッション)〕
 "ラ・ヴェネクシアーナ”やドミニク・ヴェラール率いる”アンサンブル・ジルバンショワ”、ホセチュ・オブレゴン率いる”ラ・リティラータ"なども参加する「Cantus」は、ホセ・カルロス・カベーリョによって、1996年に創設されたスペインの古楽レーベル。
 1674年にサラゴサで出版された著書「スペイン・ギターによる音楽指南」の大成功が、スペインのギター音楽をさらに発展させるという大きな役割を果たしたガスパール・サンス(c.1640−c.1710)。情熱的なバロック・ギターと軽快なパーカッションのデュオ、ラベリントス・インヘニオソスが、サンスの指南書から選りすぐった19曲を生き生きと演奏する。


C9642
(2CD)¥3000
バッハ:フランス組曲
 1. 組曲第1番 ニ短調 BWV812
 2. 組曲第2番 ハ短調 BWV813
 3. 組曲第3番 ロ短調 BWV814
 4. 組曲第4番 変ホ長調 BWV815
 5. 組曲第5番 ト長調 BWV816
 6. 組曲第6番 ホ長調 BWV817
イグナシオ・プレーゴ(チェンバロ)
使用楽器:キース・ヒル2011年製作
リュッケルス&タスカン・モデル
 (フランス18世紀型)

 涼しげな南国風ジャケットも絶妙、解釈もまた格別!
 新たなる古楽の聖地スペイン発、新たな絶品バッハ。
 Cantusレーベルの魅力は、徹底した演奏者選出眼の確かさや録音技術にみられる音楽愛にもひしひしと感じられますが、企画の充実度を裏切らないジャケット製作の見事さにも表れているのではないでしょうか。そのことは、最新盤としてここにご紹介する2作のチェンバロ・アルバムのどちらにも言えること——
 暑さの残る季節を涼しく彩ってくれそうなヴァカンス風のジャケットが美しい本盤は、ヒロ・クロサキやダニエル・ザピコら超実力派たちが参加するスペイン随一の古楽アンサンブル「ラ・リティラータ」の通奏低音奏者としても活発な活躍をみせている気鋭のスペイン人奏者イグナシオ・プレーゴによる、磨き抜かれた洗練と、ほどよい力の抜け具合があまりにも美しい『フランス組曲』全曲録音!
 アントヴェルペンのリュッケルス一族が作った楽器を18世紀のフランス人たちの好みに合わせて改良したチェンバロをもとに、欧州にも愛用者が多い米国随一のチェンバロ奏者=製作家キース・ヒルが手がけた素晴しい歴史的モデルの楽器の美音にも惚れ惚れします(プレーゴはジュリアード音楽院の古楽科で、K.ワイスやR.エガーら世界的プレイヤーたちの門下に学んできた人。その流れでヒルの銘器にたどりついたのでしょう)。見過ごせないチェンバロ新名盤です!



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTUS(PROFIL)

 ALTUS大注目シリーズ〈ギュンター・ヴァント 不滅の名盤〉第2回発売、ベルリン・ドイツ響とのベートーヴェン2タイトル!
 1タイトルずつ丁寧に最新リマスタリングを施しSACD ハイブリッド化。


PALTSA 005/6
(2SACD HYBRID)
¥5200
ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[3]
 ベルリン・ドイツ交響楽団編

  ベートーヴェン:
   [disc1]
    (1)交響曲第1番 ハ長調 作品21
    (2)交響曲第3番 変ホ長調《英雄》 作品55
   [disc2]
    (3)交響曲第4番 変ロ長調 作品60
    (4)序曲《コリオラン》 作品62
    (5)序曲《エグモント》 作品84
ギュンター・ヴァント(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団

 Profilの名盤を丁寧にSACDハイブリッド化!
 1作ずつじっくりと向き合って味わいたい〈ヴァント 不滅の名盤〉強靭な響きで奏で築き上げるベートーヴェンの世界《英雄》は同曲全録音中のベストに推したい圧巻の大演奏!

 録音:1994年2月15日((1)(2))、1996年4月9日((3))、1994年11月28日((4)(5))/ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)/ステレオ、国内プレス、日本語帯・解説付

 Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!
 Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品化しました。

 ヴァントを語る上で外せない至高のベートーヴェンを収録。第1・3番は同日のライヴで、1番から実に力強く引き締まった彫刻のような響き。
 《英雄》ではその音作りが更なる深化を生み、圧倒的な音の建造物となって聴き手の前に立ち現れます。葬送行進曲でのティンパニの淀みない強打は崇高すぎて恐ろしいほど。
 完成された確固たる解釈を軸としながらもライヴならではの感興を活かし、より大きな次元に進み行く姿勢も感じられる、ヴァント90年代を代表する偉大な演奏です。

 まさしく、これだ、と思った。ギュンター・ヴァントが1996 年にベルリン・ドイツ響を振った、ベートーヴェンの交響曲第4番を聴いたときのことである。
 ドイツでのライヴ演奏を紹介するFM 番組で、その演奏は放送された。その繊細さ極まる音楽に、すっかり心を奪われてしまった。(中略)このベルリン・ドイツ響とのベートーヴェンには、「完璧」なチクルスにはない、自然な呼吸感がある。風通しの良さがある。
 オーケストラが過剰に反応し、よりスタティックなまでに立体的な響きを作り出したかと思えば、アンサンブルからおのずと湧き出る高揚感をそのまま伝えるところもある。そうしたムラのようなものまで、とても心地良く感じられる懐の深さがある。(音楽評論家 鈴木淳史)
  
 


PALTSA 007/8
(2SACD HYBRID)
¥5200
ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[4]
 ベルリン・ドイツ交響楽団編

  ベートーヴェン:
   [disc1]
    (1)交響曲第6番 ヘ長調《田園》 作品68
    (2)交響曲第5番 ハ短調《運命》 作品67
   [disc2]
    (3)交響曲第6番 ヘ長調《田園》 作品68
    (4)交響曲第5番 ハ短調《運命》 作品67
ギュンター・ヴァント(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団

 Profil の名盤を丁寧にSACDハイブリッド化!1 作ずつじっくりと向き合って味わいたい〈ヴァント 不滅の名盤〉、似て非なる2種の《田園》《運命》を聴き比べ、完璧な「縦」から流麗な「横」へ、演奏の変化を目の当たりに!

 録音:1992年10月26日((1))、1992年11月2日((2))、1994年11月1・2日((3)(4))/ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ) /ステレオ、国内プレス、日本語帯・解説付

 Profilレーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化!
 Altusレーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品化しました。

 ヴァントを語る上で外せない至高のベートーヴェンを収録。92年と94年、2種類の《田園》《運命》ライヴが聴けます。
 基本的に同じ解釈ですが92年はコントロールされた演奏の完成形と言え、突き詰めた厳しさが支配しています。
 一方94年は自由度が増し、おおらかな演奏へとシフトしつつあるヴァントの音楽性の変化が感じられます。その違いは小さくとも重大なポイントで聴き比べると興味が尽きません。
 完璧な造形美を持った92年の《運命》、しなやかな流麗さがたまらない94年の《田園》。いずれの年も甲乙つけがたい魅力があり、ヴァントならではの極意が詰まった名演と言えるでしょう。

 1992年の「運命」は、冒頭楽章から縦の線がぴしっと整えられ、精緻かつ剛毅な印象を与える。フィナーレでも、踏みしめるようなリズムが前面に出てくる。これが1994年の演奏になると、より細部は精密さを増しているにも関らず、縦に加えて横への流れの意識が強くなる。
 フィナーレでも、デュナーミクの幅が広くなり、より自然な高揚感を導く。1994年録音の横への意識は、第6番「田園」でよりクリアになる。その一方、第4楽章の嵐の場面は、1992年版よりもテンポが速く、さらに立体的なバランスを実現している。アンサンブルも成熟しているのだ。また、終楽章のコーダ直前、第1主題がピアニシモで弦楽器に登場する部分では、より情感が込められた表情をみせる。(音楽評論家 鈴木淳史)
 



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Scribendum Argento



SC 822
(13CD)
\4800→\4390

フェリックス・スラットキンの芸術

1915年生まれの巨匠フェリックス・スラットキン。
レナード・スラットキンの父親である。

セントルイスの生まれ。
ジンバリストにヴァイオリン、フリッツ・ライナーに指揮法を学び、17歳の時に
はセントルイス交響楽団の副首席奏者となった。

24歳の時に20世紀フォックス社のオーケストラのコンサートマスターに転出して
ハリウッド弦楽四重奏団を立ち上げ、第二次世界大戦中はアメリカ空軍オーケス
トラの指揮者を務めた。

1947年よりハリウッド弦楽四重奏団での活動を再開する一方で、コンサート・アー
ツ管弦楽団を組織したり、ハリウッド・ボウル交響楽団の指揮者を務めたりして、
数多くの録音に携わることとなった。

戦中・戦後アメリカを代表する指揮者である。

こういうセットの登場は初めてだと思う。

CD1
ヨハン・シュトラウス II
 1.ワルツ「芸術家の生涯」op.316 06:57
 2.ワルツ「ウィーン気質」op.354 05:27

3 .ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ 07:19
4.リヒャルト・シュトラウス: 歌劇「ばらの騎士」〜ワルツ 09:53
5.チャイコフスキー:組曲「眠れる森の美女」〜ワルツ 04:28
6カバレフスキー:組曲「道化師」〜ギャロップ 01:36
7.ヤロミール・ヴァインベルゲル:歌劇「バグパイプ吹きシュヴァンダ」〜ポルカ 02:26
8.ドリーブ:組曲「シルヴィア」〜ピッツィカート・ポルカ 01:40

ヨハン・シュトラウス II
 9. ワルツ 「ウィーンの森の物語」 Op. 325 06:11
 10. 喜歌劇「こうもり」〜仲良しのワルツop.367 06:28
 11. ワルツ 「美しく青きドナウ」 Op. 314 06:56
 12. 皇帝円舞曲 Op. 437 06:52
 13. 春の声 op.410 06:51


録音:
1957年10月17-18日(1,2)
1958年6月30日,7月1-2日(3,4)
1956年9月22&28,10月6&10日(5-8)
1957年10月17-18日(9-12)
1958年6月30日,7月1-2日(13)

ハリウッド・ボウル交響楽団


CD2
1.アルベニス:「イベリア」〜トゥリアーナ 04:43
2.ビゼー:「アルルの女」第2組曲〜ファランドール 03:17
3.マスネ:歌劇「ル・シッド」〜ナヴァラの踊り 03:08
4.ハチャトゥリアン :バレエ音楽「ガイーヌ」〜剣の舞 02:32
5.サン・サーンス :歌劇「サムソンとデリラ」 06:58
6.サラ・サーテ :ツィゴイネルワイゼン 09:22
7.レインゴリト・グリエール:バレエ音楽「赤いけしの花」組曲 Op. 70〜ロシア水兵の踊り 03:37
8.エミール・ワルトトイフェル:ワルツ 「スペイン」 Op. 236 05:53
9.リムスキー・コルサコフ:スペイン奇想曲 Op. 34 14:47
10.チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ 07:03
11.サン・サーンス :序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 Op. 28 09:39
12.リムスキー・コルサコフ:歌劇「皇帝サルタンの物語」 Op. 57〜熊蜂の飛行(J. ハイフェッツによるヴァイオリンとピアノ編曲版) 01:18
13.マスネ:歌劇「タイス」〜 瞑想曲 05:23

録音:
1956年10月5-6日(1,9)
1956年9月22&28日,10月6&10日(2-5,7)
1959年9月10-11日(6,11-13)
1958年6月30日,7月1-2日(8)
1958年5月10-11日(10)

マイケル・レビン(ヴァイオリン)(6.11-13)
ハリウッド・ボウル交響楽団


CD3
1.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ 06:16
2.J. S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068〜アリア 06:06
3.ラヴェル:ボレロ 14:30
4.チャイコフスキー:祝典序曲「1812年」 Op. 49 14:57
5.フランツ・スッペ:「軽騎兵」序曲 06:47
6.ロッシーニ:「ウィリアムテル」序曲 11:24

J.S.バッハ(編曲.ヴィラ・ロボス)
 7.前奏曲第8番, BWV 853 05:45
 8.フーガ第8番, BWV 853 05:28

録音:
1956年9月22&28日,10月6&10日 (1)
1958年5月10-11日(2)
1956年10月5-6日(3)
1957年4月25-27日(4-6)
1959年1月10-11日(7,8)

ハリウッド・ボウル交響楽団(1-6)
コンサート・アーツ・チェロ・アンサンブル(7,8)
Capitol Tower, Studio B



CD4
1.エルンスト・フォン・ドホナーニ ?:童謡の主題による変奏曲Op.25 25:09

メンデルスゾーン:組曲「真夏の夜の夢」
 2.Overture 11:48
 3.Scherzo 04:27
 4.Wedding March 05:02

ミハイル・イッポリトフ=イワノフ:組曲「コーカサスの風景」, Op.10
 5.I. In a Mountain Pass 10:00
 6.II. In a Village 04:50
 7.III. In a Mosque 04:06
 8.IV. Procession of the Sardar 03:41

9.グリーグ:ノルウェー舞曲第2番 02:26

録音:
1956年9月29日 - Samuel Goldwyn Studios, Stage 7(1)
1957年4月25-27日(2-4)
1955年12月16-18日 - Samuel Goldwyn Studios, Stage 7(5-8)
1956年9月22&28日,10月6&10日(9)

ビクター・アラー(ピアノ); コンサート・アーツ交響楽団(1)
ハリウッド・ボウル交響楽団(2-9)



CD5
グリーグ
ペール・ギュント 組曲 第1番 Op. 46
 1.1. Morning Mood 03:50
 2.2. Aase's Death 04:51
 3.3. Anitra's Dance 03:17
 4.4. In the Hall of the Mountain King 02:18

ペール・ギュント 組曲 第2番 Op. 55
 5.1. The Abduction of the Bride ? Ingrid's Lament 04:30
 6.2. Arabian Dance 04:28
 7.3. Peer Gynt's Homecoming (Stormy Evening on the Sea) 02:42
 8.4. Solveig's Song 04:45

サン・サーンス:組曲「動物の謝肉祭」
 9.Introduction et marche royale du lion(Introduction and Royal March of the Lion) 01:49
 10.Poules et coqs (Hens and Roosters) 00:42
 11.Hemiones (animaux veloces) (Wild Donkeys Swift Animals) 00:36
 12.Tortues (Tortoises) 02:06
 13.L'Elephant (The Elephant) 01:14
 14.Kangourous (Kangaroos) 01:08
 15.Aquarium 02:18
 16.Personnages a longues oreilles (Characters with Long Ears) 00:45
 17.Le Coucou au fond des bois(The Cuckoo in the Depths of the Woods) 02:44
 18.Voliere (Aviary) 01:07
 19.Pianistes (Pianists) 01:05
 20.Fossiles (Fossils) 01:19
 21.Le cygne (The Swan) 03:03
 22.Final (Finale) 01:49

チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」Op. 71a
 23.Miniature Overture 03:02
 24.March 02:09
 25.Dance of the Sugar Plum Fairy 01:42
 26.Russian Dance (Trepak) 01:04
 27.Arabian Dance 03:23
 28.Chinese Dance 01:03
 29.Dance of the Reed Flutes (Les Mirlitons) 02:03
 30.Waltz of the Flowers 06:09

 31.弦楽のためのセレナーデから 03:50

録音:
1955年12月4-5日 - Stage 7 of the Samuel Goldwyn Studios, Hollywood(1-8)
1954年4月11日(9-22)
1957年4月25-27日(23-30)
1958年5月10-11日(31)

ハリウッド・ボウル交響楽団(1-8, 23-31)
クター・アラー, ハリー・スクマン(ピアノ); コンサート・アーツ管弦楽団(9-22)



CD6
ドビュッシー : 小組曲(編曲:H. ビュッセル)
 1.I. En bateau 04:48
 2.II. Cortege 03:05
 3.III. Menuet 03:21
 4.IV. Ballet 03:11

オッフェンバック :バレエ音楽「パリの喜び」(編曲. マニュエル・ロザンタール)
 5.Ouverture (from: La vie parisienne) 02:07
 6.Allegro moderato (from: Mesdames de la Halle) 01:03
 7.Polka (from: Le voyage dans la lune) 01:32
 8.Landler (from: Lieschen et Fritzchen) 01:34
 9.Mazurka (from: Vert-Vert) 02:13
 10.Valse (from: La vie parisienne) 02:08
 11.Entree du Bresilien (from: La vie parisienne) 01:07
 12.Polka (from: La belle Helene) 01:24
 13.Valse (from: Orpheus in the Underworld) 03:21
 14.Marche (from: Tromb-al-Cazar) 01:21
 15.Valse (from: La vie parisienne) 01:48
 16.Entree du Bresilien (from: La vie parisienne) 00:13
 17.Valse (from: Les contes d'Hoffman) 01:59
 18.Duel (from: Le voyage dans la lune) 02:18
 19.Valse (from: La Perichole) 02:37
 20.Prelude au Can-Can (from: Orpheus in the Underworld) 00:24
 21.Can-Can Scene 1 (from: Orpheus in the Underworld, Robinson Crusoe) 01:55
 22.Can-Can Scene 2 - Polka (from: Orpheus in the Underworld) 01:47
 23.Can-Can Scene 3 (potpourri) 02:04
 24.Can-Can Scene 4(Orpheus in the Underworld, La vie parisienne, Les contes d'Hoffman) 05:28

25.ブリテン:青少年のための管弦楽入門, Op. 34 16:53

録音:
1952年9月11日 - Capitol Melrose Studios, Hollywood(1-4)
1956年9月22&28日&10月6&10日(5-24)
1956年8月18&20日 - Samuel Goldwyn Studios, Stage 7(25)

コンサート・アーツ管弦楽団(1-4,25)
ハリウッド・ボウル交響楽団(5-24)



CD7
グローフェ
組曲「グランド・キャニオン」
 1.I. Sunrise 05:28
 2.II. Painted Desert 06:19
 3.III. On the Trail 07:21
 4.IV. Sunset 05:11
 5.V. Cloudburst 08:14

ミシシッピ組曲
 6.I. Father of the Waters 03:14
 7.II. Huckleberry Finn 02:27
 8.III. Old Creole Days 02:38
 9.IV. Mardi Gras 04:53

イベール :ディヴェルティスマン
 10.Introduction 01:09
 11.Cortege 04:38
 12.Nocturne 02:51
 13.Valse 03:03
 14.Parade 01:53
 15.Finale 01:47

録音:
1956年3月5&12日(1-9)
1953年11月23日(10-15)

ハリウッド・ボウル交響楽団(1-9)
コンサート・アーツ管弦楽団(10-15)



CD8
アメリゴ・マリーノ (1925-1988)(編曲)
 1.Arkansas traveler (Traditional) 02:21
 2.Orange blossoms special (Traditional) 02:45
 3.Listen to the mockingbird (Traditional) 01:57
 4.Faded love (B. Wills) 03:16
 5.Fisher's horn pipe (Traditional) 01:35
 6.Chicken reel (J.M. Daly) 01:52
 7.Devil's dream (Traditional) 01:42
 8.Turkey in the straw (Traditional) 01:52
 9.Back up and push (Traditional) 01:37
 10.Maiden's prayer (Traditional) 03:09
 11.Golden slippers (Traditional) 02:38
 12.Fire on the mountain (Traditional) 01:48

フェリックス・スラットキン- アメリゴ・マリーノ (1925-1988)
 13.チャイコフスキー交響曲第4番から 01:47
 14.ベートーヴェン:交響曲第4番から 01:57
 15.ベートーヴェン:エリーゼのために 02:41
 16.ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調から   02:49
 17.ビゼー:カルメンから 02:17
 18.ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」から 03:09
 19.モーツァルト:ロンドニ長調から 01:52
 20.チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲から 03:45
 21.サラサーテ:サパテアドから 02:01
 22.サン・サーンス:ハバネラから 04:21
 23.チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」から 02:44
 24.オッフェンバック:「天国と地獄」から 01:38

録音:
1962年 The Fantastic Fiddles (1-12)
1963年 The Fantastic Strings(13-24)



CD9
 1.リヴェリー (民謡) 00:21
 2.アメリカ野砲隊 (スーザ) 02:33
 3.錨を上げて (ツィンマーマン) 02:48
 4.U.S.マリーンズ・オン・パレード(マンシーニ) 02:38
 5.空軍の歌 (クロフォード) 03:04
 6.センパー・パラタス(ヴァン・ボスケルク) 02:03
 7.星条旗よ永遠なれ(スーザ) 03:33
 8.忠誠 (スーザ) 02:35
 9.ナショナル・エンブレム(バグレイ) 02:56
 10.喜歌劇「エル・カピタン」(スーザ) 02:17
 11.ワシントン・ポスト(スーザ) 02:30
 12.雷神(スーザ) 02:09
 13.双頭の鷲の旗の下に Op. 159 (J.F. ワーグナー) 02:28
 14.アメリカン・パトロール(ミーチャム) 04:06
 15.アメリカ合衆国国歌 「星条旗」(スミス) 01:48
 16.タップス(バターフィールド) 00:48
 17.チャージ! (アーノルド) 05:11
 18.ドラマー・ボーイズ (アーノルド) 04:15
 19.ラッパ吹きの夢 (アーノルド) 06:48

 21.バグパイプとドラム (アーノルド) 05:20
 22.ジョニーが凱旋するとき(アーノルド) 04:02

録音:
1958年 Concert - Arts Symphonic Band(1-16)
1959年 The Light Brigade(17-22)



CD10
ガーシュウィン
 1.歌劇「ポーギーとベス」 - シンフォニック・ピクチャーズ 16:59
 2.ラプソディ・イン・ブルー 18:04
 3.パリのアメリカ人 23:30

ミヨー: 打楽器と小管弦楽のための協奏曲
 4.Rude et dramatique 02:40
 5.Moderee 04:47

録音:
1959年 (1-3)
1955年1月10日 (4,5)

レナード・ペナリオ(ピアノ); ハリウッド・ボウル交響楽団(1-3)
Hal Reese(打楽器); コンサート・アーツ管弦楽団(4,5)



CD11
ヴィラ・ロボス:ブラジル風バッハ 第1番, W.246
 1.Embolada 06:16
 2.Modinha 07:51
 3.Conversa 04:10

モートン・グールド:シンフォネット 第4番 「ラテン・アメリカ・シンフォネット」
 4.Rhumba 05:34
 5.Tango 06:32
 6.Guaracha 03:12
 7.Conga 05:40

ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲変ニ長調 op.38
 8.Allegro, ma non troppo e maestoso 15:21
 9.Andante con anima 11:34
 10.Allegro brillante 09:51

録音:
1959年1月10-11日 - Capitol Tower, Studio B(1-3)
1959年 (4-7)
1956年10月5-6日 (8-10)

コンサート・アーツ・チェロ・アンサンブル(1-3)
ハリウッド・ボウル交響楽団(4-7)
レナード・ペナリオ(ピアノ); コンサート・アーツ交響楽団(8-10)



CD12
ディーリアス
 1.On Hearing the First Cuckoo in Spring 06:16
 2.Summer Night on the River 05:36
 3.Intermezzo from 'Hassan' 02:02
 4.Serenade from 'Hassan' 01:56
 5.Caprice for Cello and Orchestra 02:51
 6.Elegy for Cello and Orchestra 04:38
 7.Prelude to 'Irmelin' 04:08

ハール・マクドナルド(1899-1955):ハープと管弦楽のための組曲「幼年時代より」
 8.Allegro moderato 07:10
 9.Molto moderato 07:28
 10.Allegro moderato, ma vigorosamente 06:32

11.アンドレ・カプレ(1878-1925):幻想的な物語 16:55

カルロス・チャベス(1899-1978):打楽器のためのトッカータ
 12.Allegro sempre giusto 04:49
 13.Largo 03:30
 14.Allegro, un poco marziale 03:24

録音:
1952年9月8&11日(1-7)
1953年12月7日 - Capitol Records Studios, Hollywood(8-10)
1953年11月17日(11)
1954年10月17日(12-14)

ポール・シュレ(ソロ・ヴァイオリン) -エレナー・オーラー(ソロ・チェロ)(1-7)
アン・メイソン・ストックトン(ハープ)(8-10)
コンサート・アーツ管弦楽団



CD13
1.ボナンザ(リヴィングストン&エヴァンズ) 02:23
2.Golden Earrings (Livingston; Evans; Young) 02:26
3.Spellbound (David; Rozsa) 02:37
4.Terry’s Theme from Limelight (Chaplin) 02:30
5.Theme from A Summer Place (Steiner) 02:13
6.Peter Gunn (Mancini) 01:35
7.Love Is A Many Splendored Thing (Webster; Fain) 01:59
8.Three Coins in The Fountain (Styne; Cahn) 02:23
9.Mr. Lucky (Mancini) 02:39
10.Gigi (Lerner; Vian; Loewe) 02:18
11.Green Leaves of Summer (Tiomkin; Webster) 02:13
12.Around the World (Adamson; Young) 01:54
13.Unchained Melody (A. North; H. Zaret) 02:43
14.The Magnificent 7 (E. Bernstein) 01:56
15.My Own True Love “Tara's Theme” (M. David; M. Steiner) 02:46
16.Last Date (F. Cramer) 02:50
17.Song from Moulin Rouge “Where Is Your Heart” (Auric; Engvick) 02:26
18.Theme from The Sundowners (Tiomkin) 02:20
19.Laura (D. Raskin; J. Mercer) 02:52
20.Never on Sunday (B. Towne; M. Hadjidakis) 02:02
21.Exodus (M. Gould) 03:21
22.Night Theme (R. Peterson; W. Cogswell) 02:25
23.Smile (Chaplin; Parsons; Turner) 02:48
24.It's Not Forever (D. Marks; D. Duran) 02:16

録音:1961年 ? The Fantastic Strings
*クラムシェル・ボックス仕様。



<国内盤>
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FONTEC


FONTEC
FOCD9834
SACD Hybrid
\2800+税
ベートーヴェン 生誕250周年
 伊藤 恵/ベートーヴェン ピアノ作品集 2

ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
 ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1『幻想曲風ソナタ』
 ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『幻想曲風ソナタ』(月光)
 6つの変奏曲ヘ長調 Op.34
伊藤 恵(ピアノ/ファツィオリ)

 偉大な楽聖の影響下にありながら、ロマン派ピアノ音楽への道を拓いたシューベルト、そしてシューマン。彼らの主要作品録音を経て臨む、伊藤 恵「ベートーヴェン ピアノ作品集 2」。
 今回の第2集には、後期三大ソナタへ踏み入れる『第30番』、『幻想曲風ソナタ』として現在の耳にも新鮮な書法を駆使した作品27の連作、佳作ヴァリエーションの4曲を収録。
 3曲のソナタは、共通する構造と密接な調性で結ばれています。そして、ベートーヴェン自ら「全く新しい手法」による作品とした『6つの変奏曲』は、第30番終楽章変奏の先駆けと称すべき作品です。
 前作に続き、本盤でも伊藤が選んだ楽器はファツィオリです。豊潤な低音を基に、大理石のような質感の響きが空間に拡がります。すべての瞬間に細やかなニュアンスを聴かせる伊藤の演奏は、ベートーヴェンの音楽に新たな光を見出します。
 2020年はベートーヴェン生誕250周年のメモリアル・イヤーです。人類史上に燦然とその名を刻む偉大な作曲家へ思いを馳せるにふさわしい1枚となりました。ぜひお聴きください。

2019年8月27-29日
岩手県北上市文化交流センター さくらホール

 


















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