≪第107号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その8 2020/6/23〜
6/26(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.
AVIE
|
|
1801年の10月にウィーンのアルンシュタイン宮殿で行われた音楽制作を再創造
ザロモン編曲フルートと弦楽版「驚愕」など
ウィーンのサロンのための音楽 〜
ハイドン、クラウス、ディッタースドルフ
ヨーゼフ・マルティン・クラウス:
フルートと弦楽のための五重奏曲ニ長調
VB 188
カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ:
ヴィオラとヴィオローネのための二重奏曲変ホ長調
Kr.219
ヨーゼフ・ハイドン:
交響曲第94番ト長調 Hob.I:94《驚愕》
(ザロモン編曲/フルートと弦楽版) |
ナイト・ミュージック
〔スティーヴン・ゾーン(フルート)、
レベッカ・ハリス(ヴァイオリン)、
マリカ・ホルムクヴィスト(ヴァイオリン)、
ダニエル・エルヤー(ヴィオラ)、
レベッカ・ハンフリー・ディーデリヒ(チェロ)、
ヘザー・ミラー・ラーディン(ヴィオローネ)〕 |
米古楽器アンサンブル 「ナイト・ミュージック」!19世紀ウィーンの華やかなサロンを再現!
☆フィラデルフィアのピリオド楽器アンサンブル、「ナイト・ミュージック」!
☆19世紀初頭のウィーンのサロンを再現!
アメリカ、フィラデルフィアを拠点とする「ナイト・ミュージック」は、1760年〜1825年頃の産業革命期の音楽を当時の楽器で演奏するために結成されたピリオド楽器アンサンブル。
フィラデルフィア・バッハ・コレギウムやNYSバロックの首席フルート奏者スティーヴン・ゾーンと、テンペスタ・ディ・マーレやフィラデルフィア・バッハ・コレギウム、ブランディワイン・バロックなどで演奏してきたコントラバス&ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ヘザー・ミラー・ラーディンが共同ディレクターを務め、レベッカ・ハリス、ダニエル・エルヤーなどアメリカの優れた古楽器奏者たちが参加しています。
デビュー・アルバムの「Music for a Viennese
Salon」は、1801年の10月にウィーンのアルンシュタイン宮殿で行われた音楽制作を再創造。クラウスの華やかなフルート五重奏曲、ヴィオラとヴィオローネという珍しい組み合わせによるディッタースドルフの二重奏曲、そしてヨハン・ペーター・ザロモン(「驚愕」を含む、ハイドンのロンドン交響曲集〔ザロモン・セット〕の作曲を依頼した興行主&ヴァイオリニスト)がクラウスの五重奏曲と同じ編成にアレンジしたハイドンのもっとも有名な交響曲の1つ「驚愕」で、煌びやかなウィーンのサロンを現代に再現しています。
※録音:2018年8月27日−29日、アメリカ

「驚愕」をあのザロモンがフルートと弦楽版に編曲したものだそうです。ちょっと興味あります。
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の映像がありました。
https://youtu.be/961uW7AcfoA

|
COLLEGIUM
|
CSCD 524
(2CD)
【新装再発売】
特別価格 ¥2200
|
スタンフォード&ハウエルズ・リメンバード
CD 1 〜
スタンフォード:
イヴニング・カンティクルズ ト長調(マニフィカトとヌンク・ディミッティス)/
マリアが庭を通ったとき/天からの声を聞いた/ラテン・マニフィカト
Op.164/
イヴニング・カンティクルズ 変ロ長調(マニフィカトとヌンク・ディミッティス)/
神の近くを歩くために/テ・デウム ハ長調/
CD 2 〜
ハウエルズ:
レクイエム/グロスター・サーヴィス(マニフィカトとヌンク・ディミッティス)/
主を恐れることは/鹿が谷川を慕いあえぐように/ロング・ロング・アゴー/すべての私の望みは |
ジョン・ラッター(指揮)、ケンブリッジ・シンガーズ、
ウェイン・マーシャル(オルガン) |
ラッターの「スタンフォード&ハウエルズ」、未収録音源を追加して!
☆ジョン・ラッター&ケンブリッジ・シンガーズのスタンフォードとハウエルズ!
☆未収録音源も追加した完全盤で新装再発売!
日本でも絶大な人気を誇る、イギリスを代表する合唱界の巨匠ジョン・ラッター(1945−)。ラッターの自主レーベル「Collegium(コレギウム)」の名盤から、ハウエルズの「レクイエム」などを収録した、スタンフォード&ハウエルズの宗教合唱作品集が新装リリース!
スタンフォードのヌンク・ディミッティス(ト長調)、ラテン・マニフィカト、ハウエルズのヌンク・ディミッティスの3曲は、オリジナル盤(COLCD
118)リリースの際にはCD1枚に収めるために未収録となっていましたが、今回の復刻盤では、CD2枚組にすることによってその3曲も収録した完全盤として復刻しています。
英国教会音楽レパートリーに多大な貢献を果たしたスタンフォードとハウエルズの聖なる響きを、ケンブリッジ・シンガーズの明瞭な歌声でお楽しみください。
※録音:1992年2月、イーリー大聖堂/リマスター:2020年5月

|
DELPHIAN
|
|
オーアヴルム
ベルターリ、メールラ、モンテヴェルディ:チャコンナ/
ヘンデル:私を泣かせてください(歌劇《リナルド》
HWV.7bより)/
カストルッチ:ソナタ ニ短調 Op.1-10/
A.マルチェッロ:協奏曲ニ短調より アダージョ(装飾はJ.S.バッハのBWV.974より)/
マレ:スペインのフォリアからのセレクション/
作者不詳:あなたの目は愛の瞳(ロバート・ダウラウンド編纂「音楽の饗宴」より)/
フレイヤ・ウェーリー=コーエン(b.1989):カフェイン/
アントニオ・ソレール:ファンダンゴ ニ短調
R.146/
コレッリ:コレッリの第5ソロによるフェイヴァリット・ジグ(ヴァレンティーニによるディヴィジョンを伴う)/
ファルコニエーリ:甘美な旋律とそのコレンテ/
作者不詳(16世紀):ラ・モニカ(若い娘)/
ピエール=フランシスク・カルーベル:スパニョレッタ/
作者不詳:ダフネが飛び立ったとき(ヤコブ・ファン・エイクによるディミニューション)/
パーセル:美しい島(歌劇《アーサー王》Z.628と《英国のオルフェウス》より)/
ジョン・ダウランド:エセックス伯のガリアード/
ヘンデル:ジグ(歌劇《ペルシャ王シロエ》
HWV.24より)/
ギャレス・ムーアクラフト(b.1990):ダイアリーズ・オヴ・ジ・アーリー・ワーム/
作者不詳(14世紀):トリスターノの嘆き
− ラ・ロッタ |
タベア・デブス(リコーダー)、
ジョナサン・リース(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
アレックス・マッカートニー(テオルボ&ギター) |
若き才能を発掘するYCATシリーズ第1弾!ドイツのリコーダー奏者、タベア・デブス!
☆若き才能を発掘するYCATシリーズ第1弾!
☆ドイツのカリスマ・リコーダー・ヴィルトゥオーゾ、タベア・デブス登場!
2020年で創設20周年を迎える、エジンバラを本拠とする初の本格的クラシック・レーベル、Delphian(デルフィアン)が、若き才能を支えるイギリスのアーティスト・マネジメント「YCAT(Young
Classical Artists Trust)」と提携!
YCATはこれまでもショーン・シベ、ピーター・ムーア、ドーリック弦楽四重奏団、ティモシー・リダウトなどの素晴らしき才能を発掘してきました。
今後3年間で9人のアルバムを予定しているDelphianとYCATとのコラボレーション・シリーズ。第1弾は、2019年にリコーダー奏者協会/MOECKコンクールで第1位受賞、メクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭でソロイスト賞受賞などを果たし、2020年にはラ・セレニッシマやイングリッシュ・コンサートと共演するドイツのリコーダー奏者、タベア・デブス。古楽から現代音楽まで、常にリコーダー音楽の新たな地平を見渡し、タイムズ紙からは「カリスマ的ヴィルトゥオーゾ」と称されたタベア・デブスが、ルネサンスとバロックの名品、そしてフレイヤ・ウェーリー=コーエンとギャレス・ムーアクラフトがタベア・デブスのために書いた現代の作品で、エレガントな技巧を披露します。
※録音:2020年2月12日−13日、セント・メアリー教区教会(エジンバラ)

|
.
CPO
|
|
生涯に13曲の交響曲を書いた
エクルンド(1927-1999):交響曲集
1.交響曲第3番「シンフォニア・ルスティカ」(1967-68)
2.交響曲第5番「クアドリ」(1978)
3.交響曲第11番「シンフォニア・ピッコラ」(1995) |
ヘルマン・ボイマー(指揮)
ノールショピング交響楽団 |
スウェーデン出身の作曲家ハンス・エクルンド(1927-1999)の交響曲集。
1947年から1952年まで、王立音楽院でラーシュ=エリク・ラーションに指導を受け、ベルリンとローマに留学し作曲家として活動を始めたエクルンド。ダルムシュタット夏季現代音楽講習会で、スウェーデン人として初めて作品が演奏され注目を集めましたが、最後まで無調を採用することはありませんでした。
彼は生涯に13曲の交響曲を書き、第4番を除く全ての作品にイタリア語のタイトルを付しています。
このアルバムには、バルト海周辺の風光明媚な「ゴットランド島」の風景と民謡に触発された豊かな響きをもつ第3番、破壊的な戦争を主題とし、全体的に暗い雰囲気が支配する、鋭いリズムが特徴的な第5番、「シンフォニア・ピッコラ(小さい交響曲)」と題されているものの、実質上、彼の最長の作品の一つであり、恩師ラーシュ=エリク・ラーションへの追悼の意も込められている第11番、この3つの交響曲が収録されています。
|
|
777708
(2CD)
¥4500
|
レハール(1870-1948): 喜歌劇《クロクロ》
3幕ベラ・イェンバッハ:台本/ジェニー W.グレゴールによる改訂版 |
口ひげのクロクロ:踊り子‛&ジークリンデ・フェルトホーファー(ソプラノ)、
セヴェラン・コルニション:市長‛&ゲルト・フォーゲル(バス)、メルジーネ:市長の妻‛&スザンナ・ヒルシュラー(ソプラノ)、
マキシム・デ・ラ・ヴァレ:クロクロの恋人‛&ダニエル・イェンツ(テノール)、
シャブリ:ピアノ教師・・・リカルド・フレンツェル・バウディシュ(歌)、ペティポフ:警官‛&マティアス・シュテルマー(歌) 他
マリウス・ブルケルト(指揮)、バート・イシュル・レハール音楽祭合唱団、フランツ・レハール管弦楽団 |
録音 2019年8月9-11日 ライヴ バート・イシュル・レハール音楽祭
物語は1920年代、若い女性たちが独立した存在を主張し、短い丈のドレスを着て闊歩するというヴィクトール・マルグリットの小説をモデルにした、レハールの喜歌劇《クロクロ》。
パリの踊り子クロクロと、彼女のパトロンである市長とその妻メルジーネ、クロクロの恋人マキシムが洒落た物語を紡ぎ出し、レハールが抒情的で美しい音楽を付けています。
現在ほとんど演奏されることはありませんが、1924年の初演時には、曲中のフォックストロット「Ich
habe La Garçonne gelesen」が大ヒットしました。
今回の"レハール音楽祭"の蘇演では、クロクロを歌うフェルトホーファーを始め、芸達者な歌手たちが素晴らしい歌と演技を次々と披露。また指揮のブルケルトはレハールの音楽を見事にまとめており、オーケストラも歌手も全てが楽しみながら演奏している様子が伝わります。
レハールの甘い旋律がたっぷり散りばめられた美しい作品をお楽しみください。
|
|
|
神聖ローマ皇帝レオポルド1世(1640-1705):宗教曲集
1.オラトリオ「Il Sagrifizio d'Abramo アブラハムの犠牲」
2.Miserere per la settimana santa 聖週間のミゼレーレ
(4声、オルガンを伴わない) |
マンフレ−ト・コルデス(指揮)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス |
録音 2016年4月22-24日 Kirche Sankt Damian
und Cosman
神聖ローマ皇帝、レオポルド1世(1640-1705)。三十年戦争で衰退した領土を受け継ぐも、持ち前の政治力で領土を拡大、ハプスブルク家の大国復興の足掛かりを築いた指導者です。
もともとは聖職者になるはずだったため高度な教育を受けており、作曲家としても優れた才能を開花させた皇帝は、生涯に150曲を超えるイタリア語のアリアを始め、80曲の教会音楽、17曲のバレエ音楽など、多数の作品を残しました。
このアルバムに収録されている「アブラハムの犠牲」では、愛する息子イサクを神に捧げることになったアブラハムの苦悩が劇的に描かれています。
またイサクがキリストの先駆的存在として扱われているため、同時代にウィーンで書かれた受難曲の中でも特別な存在として讃えられています。この作品が書かれた時、レオポルド1世はわずか20歳でしたが、彼の熟達した作曲技法が見て取れます。
この時期としては珍しくオルガン(通奏低音)を用いず、弦楽器と声楽のみによる「ミゼレーレ」も魅力的です。
優れた作曲家でもあり、バロック大帝とも呼ばれたレオポルト1世。彼は教会音楽にとどまらずバレエ音楽にまで作品を残している。
アントニオ・ベルターリ、ジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニ、ヨハン・カスパール・ケルル、ヨハン・ヨーゼフ・フックス、ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァーのパトロンとしても活動、ウィーンは音楽の都として発展していった。
1666年に最初の妻マルガレーテとの結婚式では壮大なパレード、花火大会を敢行、オペラ上演や豪華な展示物も催され、翌1667年に開かれたオペラでマルガレーテも共に主演を飾った。この一大イベントはバロック文化の粋を飾った行事として語り草になった。

|
|
555266
(2CD)
¥4500
|
カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759):
歌劇《ポリュドールス》(1726)
5幕 J.S.ミュラー:台本 |
ハンナ・ツムザンデ(ソプラノ)
サンタ・カルニーテ(ソプラノ)
アロン・ハラリ(アルト)
ミルコ・ルートヴィヒ(テノール)
ファビアン・クーネン(バス)
ラルフ・グローベ(バス)
アンドレアス・ハイネマイヤー(バス)
イラ・ホックマン(指揮)
バロックヴェルク・ハンブルク |
録音 2018年9月1-3日 Kirche St. Martin,
Raven
ドイツ古典派時代に活躍した作曲家、カール・ハインリヒ・グラウン。1歳年上の兄、ヨハン・ゴットリープ・グラウンと共にドレスデンの十字架教会合唱団で歌い音楽の才能を開花させました。その後兄はヴァイオリニスト、弟は歌手として名を成し、それぞれドイツ音楽界に大きな足跡を残しています。
カールはブラウンシュヴァイク=ヴォルフェンビュッテル公の宮廷音楽家に就任、歌い手としてだけではなく作曲も任され、歌劇の他数多くのオラトリオを書き上げて高い評価を得ます。そして1735年にはプロイセン王太子フリードリヒの宮廷に歌手として就任。その後は宮廷楽長の地位を得るとともに、歌劇作曲家として不動の地位を築きました。
この歌劇《ポリュドールス》はブラウンシュヴァイク=ヴォルフェンビュッテル公に仕えていた1726年から1728年頃に書かれた作品で、貪欲な王、血に飢えた復讐に燃える女王、そして先祖を軽蔑する王子たちがリアルに描かれた台本に、グラウンは力強く劇的な音楽を付けています。
1735年のハンブルクでの上演以降は全く演奏された記録がなく、今回の蘇演は作品の真価を問う貴重な機会となります。
|
|
|
ラモー(168-1764):歌劇からの組曲とアリア
歌劇《ピグマリオン》(1748)より
1. 序曲/2. エア「Fatal Amour」(Pigmalion)/
3. エア
Tres lent – Gavotte gracieuse
–Menuet – Gavotte gai –
Chaconne vive –Loure –
Passepied vif – Rigaudon vif
–Sarabande pour la Statue – Tambourin/4.
Air gai/
5. パントマイム niaise/6. 第2パントマイム
tres vive/7. アリエット 「Regne Amour」(Pigmalion)/
8. Air pour les Graces, Jeux et Ris/9.
ロンド・コントルダンス
歌劇《ダルダニュス》(1739/1744/1760改訂)より
10. 序曲/11. 第1場へのプロローグ: Air
pour les [Jeux etles] Plaisirs [et la Jalousie
et sa Suite]/
12. Air pour les [Jeux et les] Plaisirs/
13. 第2場へのプロローグ: Air gracieux
[pour lesPeuples de differentes nations]/14.
リゴードン/
15. 第1幕 第3場: Air vif/16. リゴードン
1と2/17. 第2幕 第1場: Ritournelle vive/
18. 第4幕 第1場 [1744]:エア Lieuxfunestes'
(Dardanus)/19. 第3幕 第3場: Loure/
20. Air gai en rondeau/21. メヌエット1と2とロンド/22.
タンブーラン 1と2/
23. 第4幕 第2場: Sommeil. RondeautendreAir
tres vifCalme des sens. Air tendreGavotte
vive/
24. 第4幕 第3場: アリエット「Hatons-nous,
courons a la gloire 」(Dardanus)/25. 第5幕
第3場: シャコンヌ |
アンドレス J.ダーリン(オート=コントル)‛&2,7,18,24、ミヒ・ガイック(指揮)、オルフェオ・バロック管弦楽団 |
録音 2017年4月28-30日 Landesmusikschule
Ried(Innkreis)
40代になって作曲家としての地位を獲得したラモーは、フランス音楽界の指導的立場となり、歌劇の作曲に没頭し始めます。彼が書いたフランス語の歌劇はイタリア歌劇愛好家たちから反感を買い、とりわけ思想家ジャン=ジャック・ルソーによる攻撃は激しく、「ブフォン論争」と呼ばれる諍いが起こりました。
しかし、しっかりとした音楽理論に裏打ちされたラモーの作品は、騒動によって評価を落とすことなく、現代でも最高の名声を享受し続けています。
このアルバムにはラモーの2つの代表作から組曲とアリアを収録。闊達で楽しい舞曲とともに、アリアで美しい声を披露するのは、スウェーデン出身のオートコントル(裏声を使わずに高音を出すことができるテノール)アンドレス
J.ダーリン。フランス・バロック歌劇には欠かせない特別な声を存分に楽しむことができます。
|
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GRAND SLAM
|
|
シュトゥットガルトでのブルックナー:「ロマンティック」
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」(改訂版) |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
フルトヴェングラー& VPO、シュトゥットガルトでのブルックナー:「ロマンティック」、2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻
録音:1951年10月22日/シュトゥットガルト、ヴァルトハイム・デガーロッホ/モノラル、日本語帯・解説付
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)/録音方式:モノラル(放送用ライヴ録音)
■制作者より
フルトヴェングラーとウィーン・フィルによるブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」はシュトゥットガルト(1951年10月22日)とミュンヘン(同年10月29日)でのそれぞれ2種のライヴが知られています。
先に世に公開されたのは29日の公演ですが、のちに発売された22日のそれは音質がいっそう明瞭であり、どちらかを選択するならば22日公演と言われています。
今回、2トラック、38センチ、オープンリール・テープより復刻、望みうる最上の鮮度で蘇りました。それにしても、これだけ変化に富み、ダイナミックにしてロマンティックな演奏は、まさにフルトヴェングラーならではです。(平林直哉)
|
<メジャー・レーベル>
.
DG
|


4840868
(8CD)
\5800→\5390 |
《シュザンヌ・ダンコ〜デッカ・リサイタル》
《CD 1》[オペラ・アリア&歌曲集]
1) モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より「岩のように動かず」、
2) モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より「恋とはどんなものかしら」、
3) シャルパンティエ:歌劇『ルイーズ』より「その日から」、
4) ヴェルディ:歌劇『椿姫』より「ああ、そはかの人か?花から花へ」、
5) マスネ:歌劇『マノン』より「さようなら、私たちの小さなテーブルよ」、
6) ビゼー:歌劇『カルメン』より「何を恐れることがありましょう」[ミカエラのアリア]、
7) グルック:歌劇『アルセスト』より「あの世の神々よ」、8)
パーセル:歌劇『ディドとエネアス』より「ベリンダ、あなたの手を〜私が土の中に横たわるとき」、
9-11) ラヴェル:歌曲集『シェエラザード』、12)
ボノンチーニ:姿を隠さないでほしい*、
13) カッチーニ:麗しのアマリッリ*、
14) シューベルト:歌曲集『美しき水車小屋の娘』より第2曲:どこへ?(Take
1)*、
15) シューベルト:歌曲集『美しき水車小屋の娘』より第2曲:どこへ?(Take
2)*、
16) シューベルト:ますD550*
【演奏】イオネル・ペルネア(指揮)ミラノ・スカラ座管弦楽団(1,
2)、アルベルト・エレーデ(指揮)スイス・ロマンド管弦楽団(3-8)、
エルネスト・アンセルメ(指揮)パリ音楽院管弦楽団(9-11)、フィリス・スパー(ピアノ)(12,
13)、グイド・アゴスティ(ピアノ)(14-16)
【録音】1947年7月、ミラノ(1, 2)、1950年4月、ジュネーヴ(3-8)、1948年5月、パリ(9-11)、1947年10月(12,
13)、1949年4月(14-16)、ロンドン/
《CD 2》
シューマン:
1-16) 歌曲集『詩人の恋』Op.48*、17-28)
歌曲集『リーダークライス』Op.39*、
シューベルト:29) 岩の上の羊飼いD965、30)
ますD550、31) 糸をつむぐグレートヒェンD118、32)
あなたは安らぎD776、33) ミューズの子D764
【演奏】ジェルヴァース・ドゥ・ペイエ(クラリネット)(29)、グイド・アゴスティ(ピアノ)
【録音】1949年4月(1-16)、1956年1月(29-33)、ロンドン、1952年4月、ジュネーヴ(17-28)/
《CD 3》
ブラームス:
1) 五月の夜Op.43 No.2*、2) 子守歌Op.49
No.4*、3) セレナードOp.106 No.1*、
4) われらはさまよい歩いたOp.96 No.2*、5)
わたしの恋は緑にもえOp.63 No.5*、
ヴォルフ:6) 隠棲*、7) 花のあいさつ*、8)
似た者どうし*、9) 四季すべて春*、10) アナクレオンの墓*、11)
妖精の歌**、
モーツァルト:12) すみれK.476*、13) 夕べの想いK.523*、14)
寂しい森の中でK.308*、15) クローエに寄すK.524*、
R.シュトラウス:16) 明日!Op.27 No.4、17)
セレナードOp.17 No.2、18) たそがれの夢Op.29
No.1、19) 献呈Op.10 No.1、20) したわしき幻Op.48
No.1、
21) グルック:歌劇『パリーデとエレーナ』より「ああ、私のやさしい熱情が」*、
22) スカルラッティ:歌劇『女も誠実』より「もしフロリンデが誠実なら」*、
23) カルダーラ:陽の光が*、
24) ドゥランテ:踊れ、優しい娘よ*、
25) カッチーニ:麗しのアマリッリ*【演奏】グイド・アゴスティ(ピアノ)
【録音】1950年12月、ロンドン(1-11)、1952年10月、ジュネーヴ(12-20)、1952年7月、ローマ(21-25)/
《CD 4》
ドビュッシー:1-3) ビリティスの3つの歌*、4-6)
2人の恋人たちの散歩道*、7-12) 忘れられたアリエッタ、
13-21) フォーレ:歌曲集『優しい歌』Op.61*、
ドビュッシー:22-24)『艶やかな宴』第1集*、25-27)
フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード*
【演奏】グイド・アゴスティ(ピアノ)
【録音】1950年12月、ロンドン(1-12)、1952年4月(13-21)、1954年5月(22-27)、ジュネーヴ/
《CD 5》
ラヴェル:1-3) 歌曲集『シェエラザード』、4-5)
2つのヘブライの歌、6-8) マラルメの3つの詩、
ベッリーニ:9) 激しい希求*、10) 私のフィッリデの悲しげな姿*、11)
お行き、幸せなバラよ*、12) 優雅な月よ*、
グノー:13)『6つのメロディ』より「ヴェニス」*、14)
ナイチンゲールに*、15) おいで、芝生は緑*、
16) グノー/J.S.バッハ:アヴェ・マリア*、17)
メンデルスゾーン:歌の翼にOp.34 No.2*、
18) ブラームス:子守歌Op.49 No.4*、
19) グノー:セレナード*、
20) フォーレ:夢のあとに*、
21) シューベルト:アヴェ・マリア*
【演奏】グイド・アゴスティ(ピアノ)
【録音】1954年10月&11月(1-8)、5月(9-15)、ジュネーヴ、1955年8月、フィレンツェ(16-21)/
《CD 6》[G.ロッシーニよりルイーズ・キャルリエに捧げられた歌のアルバム]
1) ロッシーニ:何も言わずに、
2) ベッリーニ:私のフィッリデの悲しげな姿、
3) パエール:優しい声の天使、4) ブリュギエール:春の訪れ、
5) パンセロン:彼が町から帰ってくる前に、
6) タドリーニ:心になんと甘いことか、
7) コスタ:私の美しいクローリよ、誰か一人の男でも見つけなさい、
8) マルリアーニ:ゴンドラでの散策、
9) メルカダンテ:親しき風よ、どうか吹かないで、
10) モルラッキ:情熱の薔薇、
11) マイアベーア:一瞬のうちに甘く、
12) ベルトン:3つの音の歌、
13) ベルタン:愛しい子よ、安らかに眠れ、
14) ケルビーニ:哀れな嘘、
15) スポンティーニ:別れ、
16) オンスロウ:楽園のダンテ、
17) ゴルディジャーニ:皆が彼の水車小屋に水を引く、18)
バッツィーニ:誰が好き?、19-24) 歌曲集『夏の夜』Op.7
【演奏】Ester Orel(メッゾ・ソプラノ)(4)、フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(ピアノ)(1-18)、ソーア・ジョンソン(指揮)シンシナティ交響楽団(19-24)
【録音】1956年10月、フィレンツェ(1-18)、1951年4月、シンシナティ(19-24)/
《CD 7》
J.S.バッハ:1-5) カンタータ『全地よ、神に向かいて歓呼せよ』BWV51、6-14)
カンタータ『しりぞけ、もの悲しき影』BWV202、
15) シュッツ:Eile mich, Gott, zu erretten,
SWV282*、
J.S.バッハ:16) 御身が共にいるならばBWV508*、17)
何ゆえ悲しむやBWV516*、18) 来たれ、甘き死よBWV478*
【演奏】カール・ミュンヒンガー(指揮)シュトゥットガルト室内管弦楽団(1-14)、ジャンヌ・ドゥメッシュー(オルガン)(15-18)
【録音】1953年9月(1-14)、1952年10月(15-18)、ジュネーヴ/
《CD 8》[アリア集]
モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』K.492より1)「自分で自分がわからない」、2)「恋とはどんなものかしら」、
グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』(フランス語版)より
3)「Viens, viens, Eurydice, suis-moi」、4)「Viens,
suis un epoux qui t’adore」、
5)「Mais d’ou vient qu’il persiste
a garder le silence!」、6)「Fortune ennemie」、
モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527より
7)「何と痛ましいことでしょう」、8)「ドン・オッターヴィオ…私、死んでしまう—今こそお分かりでしょう」、9)「おっしゃらないで、私の敬愛する人よ」、
ドビュッシー:歌劇『ペレアスとメリザンド』より
10)「Vous ne savez pas...C’est au bord
d’une fortune」、11)「Mes longs cheveux
descendent」、12)「Je les tiens dans les
mains」、
ラヴェル:
13) 歌劇『子供と魔法』より「ああ、あの娘だ!あの娘だ!—薔薇の芯よ」、
14) 歌劇『スペインの時』より「情けない運命」、
15) オネゲル:交響的詩篇『ダヴィデ王』より「ああ、私に鳩のつばさがあれば」、
16) ドビュッシー:神秘劇『聖セバスティアンの殉教』第2幕:魔法の部屋より「Je
fauchais l’epi de froment, oublieuse de
l’asphodele」、
17) フォーレ:レクイエムOp.48より第4曲:ピエ・イエス
エーリヒ・クライバー(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1,
2)、レオポルト・シモノー(テノール)(3,
4, 6)、
ハンス・ロスバウト(指揮)コンセール・ラムルー管弦楽団(3-6)、
アントン・デルモータ(テノール)(7,
8)、
ヨーゼフ・クリップス(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(7-9)、
ピエール・モレ(バリトン)(10-12)、フローレ・ウェンド(メッゾ・ソプラノ)(13)、
エルネスト・アンセルメ(指揮)スイス・ロマンド管弦楽団(10-17) |
【演奏】シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ) |
没後20周年記念、20世紀の名ソプラノ歌手の偉業を集大成、CD8枚組BOX限定盤
ベルギー生まれのスイスのソプラノ歌手シュザンヌ・ダンコ(1911-2000)が今年8月10日に没後20周年を迎えます。それを記念して、オペラと歌曲のデッカ・リサイタルすべてと、オペラ録音からの抜粋を収めたCD8枚組BOXが発売されます。
20世紀における最高のモーツァルト・ソプラノ歌手と称えられたシュザンヌ・ダンコは、1941年イタリア、ジェノバで行われたモーツァルトの『コジ・ファン・トゥッテ』の公演でフィオルディリージ役でオペラ・デビュー、そして1947年7月ミラノでモーツァルトのアリア集をデッカに初めて録音しました。最初のオペラ録音は1952年4月、エルネスト・アンセルメとスイス・ロマンド管弦楽団とのドビュッシーの『ペレアスとメリザンド』でした。アンセルメはダンコを理想のメリザンドとし、彼女の才能を見出したエーリヒ・クライバーと同じく、ダンコの芸術性を高く評価していました。
ダンコの録音はそれほど多くはありませんが、モーツァルト作品とフランス歌曲に特にその才能を現しています。フランス歌曲の歌唱においては彼女の右に出るものはいないと言っても過言ではありません。とりわけ、ドビュッシーの『艶やかな宴』、フォーレの『優しい歌』、ラヴェルの『シェエラザード』では心に残る正確な解釈を伝えています。
長年のリサイタルのパートナー、グイド・アゴスティと録音したデッカ・アルバムのシリーズの中でもドビュッシーとフォーレは特に注目に値するものです。
多数のCD化となる曲、さらにテープの中から発見され初めて収録されたフーゴ・ヴォルフの『妖精の歌』が含まれています。
新規リマスタリング。オリジナル・ジャケット仕様。限定盤。
【録音】1955年6月(1, 2, 7-9)、ウィーン、1956年4月、パリ(3-6)、1952年4月(10-12)、1954年10月&11月(13)、1953年5月&6月(14)、1956年10月(15)、1954年5月(16)、1955年10月(17)、ジュネーヴ
*DECCA初CD化
**初発売

|
. |


4841256
(19CD)
\13000→\11990 |
《アンドール・フォルデシュ〜ドイツ・グラモフォン録音全集》
《CD 1》
プロコフィエフ:1-3) ピアノ協奏曲第1番変ニ長調Op.10、4-7)
年老いた祖母の物語Op.31、8-11) 4つの小品Op.32、
バルトーク:12-14) ピアノ・ソナタSz.80、15-17)
ピアノ協奏曲第2番Sz.95
【演奏】ジャン・マルティノン(1-3)、ウジェーヌ・ビゴー(12-17)(指揮)ラムルー管弦楽団
【録音】1950年10月(1-11)、1949年6月(12-17)、パリ/
《CD 2》
シューマン:1-11) クララ・シューマンの主題による10の即興曲Op.5、12-17)
アベッグ変奏曲Op.1、18-30) 蝶々Op.2、31)
トッカータ ハ長調Op.7、
32-47) グリーグ:ノルウェーの農民舞曲(スレッター)Op.72
【録音】1953年?(1-11)、1950年&1951年(12-48)/
《CD 3》
バルトーク:
1-17)『子どものために』Sz.42第1&2巻(抜粋)、18-20)
ソナチネSz.55、21-26)『ミクロコスモス』Sz.107第4巻(抜粋)、27-33)『ミクロコスモス』Sz.107第5巻(抜粋)、
34-44)『ミクロコスモス』Sz.107第6巻(抜粋)、45-50)『子どものために』Sz.42第3巻(抜粋)、
51-54)『子どものために』第4巻(抜粋)、55-56)
2つのエレジーSz.41
【録音】1955年5月(1-54)、1月(55-56)、ハノーファー/
《CD 4》
バルトーク:
1-6) ルーマニア民俗舞曲Sz.56、7) 幻想曲第2番(『4つのピアノ小品』Sz.22より第3曲)、8-14)
スケッチ集Sz.44、15) ハンガリー農民の歌による即興曲Sz.74、
16) 15のハンガリー農民歌Sz.71、17-19)
ピアノ・ソナタSz.80、20-22) ハンガリー民謡の旋律による3つのロンドSz.84、23-24)
ルーマニアのクリスマスの歌Sz.57
【録音】1955年5月(1-6, 8-14,)、1月(15-19,
23-24)、1954年4月&5月(7, 20-22)、ハノーファー/
《CD 5》
バルトーク:
1-4) ピアノのための組曲Sz.62、5-9) 戸外にてSz.81、10-15)
9つのピアノ小品Sz.82、
16-26) 10の易しい小品Sz.39、27-29) 3つのブルレスクSz.47、30)
アレグロ・バルバロSz.49
【録音】1954年4月&5月(1-4)、1955年6月(5-30)、ハノーファー/
《CD 6》
コダーイ:1-3) 組曲『ハーリ・ヤノシュ』(抜粋)(フォルデシュ編)、4)
子供の踊り、5) マロシュセーク舞曲、6-10)
7つのピアノ小品Op.11(抜粋)
【録音】1957年1月、ニューヨーク/
《CD 7》
1-4) バーバー:遠足Op.20、
5-7) コープランド:ピアノ・ソナタ、
ストラヴィンスキー:8-10) ピアノ・ソナタ(1924)、11)
サーカス・ポルカ、
12) トムソン:ラグタイム・バス 嬰ハ長調、13)
アルベニス:タンゴOp.165 No.2
【録音】1955年7月(1-10)、1951年9月(11-13)、ハノーファー/
《CD 8》
モーツァルト:
1-3) 2台のピアノのための協奏曲第10番変ホ長調K.365、
4-6) ピアノ協奏曲第15番変ロ長調K.450、7-9)
ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467、
【演奏】カール・ゼーマン(ピアノ)(1-3)、フリッツ・レーマン(1-3)、レオポルト・ルートヴィヒ(4?6)、パウル・シュミッツ(7-9)(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1955年4月(1-3)、1963年2月(4-6)、1957年10月(7-9)、ベルリン/
《CD 9》
モーツァルト:1-3) ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453、4-6)
ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503、
7) ベートーヴェン:合唱幻想曲ハ短調Op.80
【演奏】ベルリンRIAS室内合唱団(7)、ベルリン・モテット合唱団(7)、フリッツ・レーマン(1-3,
7)、
レオポルト・ルートヴィヒ(4-6)(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1954年2月(1-3)、1963年2月(4-6)、1955年4月(7)、ベルリン/
《CD 10》
ベートーヴェン:1-3) ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15、4-6)
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73『皇帝』
【演奏】フェルディナント・ライトナー(指揮)バンベルク交響楽団(1-3)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(4-6)
【録音】1960年4月、バンベルク(1-3)、1958年11月、ベルリン(4-6)/
《CD 11》
ベートーヴェン:
1-3) ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13『悲愴』、4-7)
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28『田園』、
8-10) ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31 No.2『テンペスト』、11-13)
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53『ワルトシュタイン』
【録音】1961年11月(1-7)、1960年8月(8-10)、1958年7月(11-13)、ハノーファー/
《CD 12》
ベートーヴェン:
1-3) ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57『熱情』、4-6)
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a『告別』、
7-10) ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101、11-13)
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
【録音】1958年12月(1-3)、1961年11月(4-6)、ハノーファー、1960年5月(7-10)、2月(11-13)、ベルリン/
《CD 13》
ベートーヴェン:
1-4) ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調Op.7、5-7)
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14 No.1、
8-9) ピアノ・ソナタ第19番ト短調Op.49
No.1、10-12) ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
【録音】1960年8月(1-7)、ハノーファー、1960年2月、ベルリン(8-9)、1960年4月、バンベルク(10-12)/
《CD 14》
ベートーヴェン:
1-2) ピアノ・ソナタ第24番嬰へ長調Op.78『テレーゼ』、
3-5) ピアノ・ソナタ第25番ト長調Op.79、6)
バガテル イ短調WoO59『エリーゼのために』、
7-12) 6つのバガテルOp.126、13) エコセーズ
変ホ長調WoO86、
14) アンダンテ・ファヴォリ へ長調WoO57、15)
創作主題による32の変奏曲WoO80、16-17) 2つのロンドOp.51
【録音】1960年2月、ベルリン(1-2)、1958年12月(3-5)、1957年6月&7月(15)、1959年1月(16-17)、ハノーファー、1957年5月、ハンブルク(6-14)/
《CD 15》
ブラームス:
1-12) 創作主題による変奏曲ニ長調Op.21
No.1、
13-29) シューマンの主題による変奏曲嬰ヘ短調Op.9、
33-44) パガニーニの主題による変奏曲Op.35第1巻、45-59)
パガニーニの主題による変奏曲Op.35第2巻
【録音】1952年5月(1-29)、1951年9月(33-59)、ハノーファー/
《CD 16》
シューマン:1-21) 謝肉祭Op.9、22-24) 幻想曲ハ長調Op.17
【録音】1954年4月(1-21)、1953年1月(22-24)、ハノーファー/
《CD 17》
リスト:
1-3) ピアノ・ソナタ ロ短調S.178、4) 巡礼の年第2年「イタリア」S.161より第6曲:ペトラルカのソネット第123番、
5) 巡礼の年第1年「スイス」S.160より第2曲:ヴァレンシュタットの湖で、ウィーンの夜会S.427より6)
第4番、7) 第7番、8) 忘れられたワルツ第1番S.215
No.1
【録音】1951年9月(1-3)、1953年1月(4-8)、ハノーファー/
《CD 18》
リスト:1-3) ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124、4-9)
ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125、
10-12) ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
【演奏】レオポルト・ルートヴィヒ(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1953年2月(1-9)、1954年4月(10-12)、ベルリン/
《CD 19》[ピアノの夕べ]
1-2) J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ
ニ短調BWV903、
3-5) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10
No.2、
ブラームス:『16のワルツ』Op.39より6) 第1番ロ長調、7)
第2番ホ長調、8) 第3番嬰ト短調、9) 第15番変イ長調、
10) ファリャ:火祭りの踊り(バレエ『恋は魔術師』より/ファリャ編)、
11) プーランク:夜想曲第4番ハ短調、
12) ドビュッシー:前奏曲第1巻より第8曲:亜麻色の髪の乙女、
ショパン:13) マズルカ ホ短調Op.41 No.1、14)
夜想曲ハ短調Op.48 No.1、
15) リスト:メフィスト・ワルツ第1番S.514
【録音】1957年11月(1-9, 11, 13)、1958年3月(10,
14, 15)、ハノーファー
初CD化(CD 1, CD 2, CD 15, CD 16, CD 17) |
アンドール・フォルデシュ(ピアノ) |
ハンガリーのピアニスト、初の録音全集、CD19枚組BOX限定盤
磨き上げられた控えめなスタイルで知られるハンガリーのピアニスト、アンドール・フォルデシュ(1913-1992)の、かつてないほど広範囲にわたり集められた録音の全集がドイツ・グラモフォンよりCD19枚組BOXで発売されます。
初CD化の録音も多数含まれています。
リスト、シューマン、ブラームスのLPもすべて初めてCD化されました。
1949年パリでフランス・ポリドールに行われたバルトークとプロコフィエフの録音から始まります。ドイツ・グラモフォンとの録音が始まる前にマーキュリー・クラシックに行われたグリーグとシューマンの録音は注目を集め、その後のドイツ・グラモフォンの1950年代のモノラル・サウンドはフォルデシュの音にぴったり合っていました。
また帰化したアメリカでは現代音楽のスペシャリストとして評価されるようになり、戦後のアメリカで華々しく活躍していた世代の作曲家たちのピアノ音楽を録音し、ドイツ・グラモフォンのカタログに趣を添えました。
モーツァルトとベートーヴェンの見識ある誠実な協奏曲集はモノラルからステレオの移行期に録音され、その後1960年代にベートーヴェン・ソナタの名演集が生まれました。
けれどもフォルデシュは小品のアルバムにも熱心で、バッハからプーランクの小品が収録された「ピアノの夕べ」(CD
19)では彼がレパートリーのスコアすべてに驚くほどの純粋な表現と愛情を注ぎ続けたことがわかります。
ブックレットにはドイツ・グラモフォン資料からの貴重な写真が多数掲載されています。
新規リマスタリング。オリジナル・ジャケット仕様。限定盤。

|

6/25(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
HARMONIAMUNDI
|
HMM 902669/70
(1CD+
ボーナス1DVD[NTSC])
¥2800
|
われ汝のほかに望みなし |
スージー・ディグビー(指揮)
ORAシンガーズ |
(1)トーマス・タリス:われ汝のほかに望みなし(40声のモテット)/
(2)デリック・ジェラルド:おお主よ、羊飼いにして/
(3)フェッラボスコ1世:オリーヴ山で/
(4)ウィリアム・バード:主よ、われらを救いたまえ/
(5)作者不詳:救いの果実/
(6)デリック・ジェラルド:汝は力なり/
(7)フィリップ・ファン・ヴィルダー:われらの父よ/
(8)トーマス・タリス:断食し、泣きつつ/
(9)フェッラボスコ1世:イスラエルの民は歌いぬ/
(10)作者不詳:あなたの祭壇から/
(11)フェッラボスコ1世:主よ、われを裁きたまえ/
(12)ウィリアム・バード:あなたのしもべに/
(13)トーマス・タリス:世の救い主よ/
(14)フィリップ・ファン・ヴィルダー:町を見たり/
(15)ジェイムズ・マクミラン:流れ出る水を見た
+ DVD「われ汝のほかに望みなし:450周年」(日本語字幕なし)
(1)当CD 録音風景/(2)トーマス・タリス:「われ汝のほかに望みなし」録音/
(3)ジェイムズ・マクミラン:「流れ出る水を見た」録音/
(4)スージー・ディグビーとジェイムズ・マクミランの対談 |
祝 450周年。澄みきった声、心洗われるひととき
録音:2019年7、12月/オールハローズ教会(ゴスペルオーク。ロンドン)/70'24"(CD)、35'
(DVD)
16世紀イギリスの作曲家トーマス・タリスの名を不朽のものにした40声のモテット「われ汝のほかに望みなし」が作られて450年を記念して作られたアルバム。それに呼応する形で、現代イギリスの作曲家ジェイムズ・マクミランの委嘱作「流れ出る水を見た」を最後に置く充実した内容も魅力。
16世紀イギリスは合唱文化が栄え、聖俗さまざまな作品が産み出されました。当アルバムは聖歌を集めていますが、いずれも清澄で透明、心洗われるような世界を繰り広げています。
演奏はスージー・ディグビー率いるORAシンガーズ。2014年創立でルネサンスと現代の合唱作品を専門とする団体。実演よりもレコーディングに力を入れるのも異色と申せましょう。彼らの凄さは、どれほど複雑で大規模な作品でも常に明快で、他の団体では見落としがちなことを再発見させてくれます。
CDに加え約35分のDVD付き。アルバム・タイトルにもなっているタリスの「われ汝のほかに望みなし」などの録音風景が興味津々。またスージ・ディグビーとジェイムズ・マクミランの対談も貴重。
日本語字幕はありません。
|
.
MDG
|
MDG 90118856
(2SACD HYBRID)
¥4600 →\4290
|
イタリアの名古楽団体アルモニオーサ
ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲集『ラ・ストラヴァガンツァ』Op.4
CD1
第1番 変ロ長調 RV383a/第2番 ホ短調
RV279/
第3番 ト長調 RV301/第4番 イ短調 RV357/
第5番 イ長調 RV347/第6番 ト短調 RV316a
CD2
第7番 ハ長調 RV185/第8番 ニ短調 RV249/
第9番 ヘ長調 RV284/第10番 ハ短調 RV196/
第11番 ニ長調 RV204/第12番 ト長調
RV298 |
フランチェスコ・チェッラート(ヴァイオリン独奏、指揮)
ミケーレ・バルキ(チェンバロ)
アルモニオーサ |
KKC 6255/6
(2SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4727+税
|
知らぬは惜しすぎるイタリアの名古楽団体アルモニオーサによる演奏・録音ともに文句なしの貴重な『ラ・ストラヴァガンツァ』全曲盤!
録音:2014年11月11-14日/マリーエンミュンスター/2.0,5,1,2+2+2、[CD1]54'42''、[CD2]47'17''
「アルモニオーサ」はフランチェスコとステファノのチェッラート兄弟らが中心となって2012年に結成されたイタリアの古楽器グループ。名盤イル・ジャルディーノ・アルモニコの『ブランデンブルク協奏曲』の録音にも参加している卓越したチェンバロ奏者、ミケーレ・バルキが在籍しているのも見逃せないポイントです。
この『ラ・ストラヴァガンツァ』はアルモニオーサによるMDGレーベル1枚目のアルバムで、競合盤の少ない当曲集にあってハイレベルな演奏と高音質録音の双方からヴィヴァルディの協奏曲の神髄が味わえる貴重なもの。
鋭い迫力がありながらも必要以上に過激な表情付けをせず、曲本来の持ち味を活かして勝負した演奏解釈に好感が持て、それゆえに『ラ・ストラヴァガンツァ』が完成度の高い非凡な曲集であることにも気付かせてくれます。チェンバロのリアリゼーションまでくっきり捉えた高品質録音も素晴らしく、ヴィヴァルディを聴く醍醐味が詰まった秀逸なアルバムと言えるでしょう。
『調和の霊感』Op.3で合奏協奏曲と独奏協奏曲を織り交ぜながらリトルネッロ形式による新しい構造原理を開拓したヴィヴァルディは、『ラ・ストラヴァガンツァ』Op.4で独奏協奏曲のさらなる純化と、作風の先鋭化を同時に図りました。
紋切り型の形式を効果的に用いつつ、不釣り合いな小節数を持ち出したり、ヴァイオリン独奏に大胆な技巧やあっと驚く節回しを与え、「風変り」「狂態」「奇抜」といった意味を持つ「ストラヴァガンツァ」を音楽で巧みに表現しています。
華やかな重音が楽しい第5番、ゆがみ捻じ曲げられた歌が疾走する第8番、輝かしい演奏効果を持つ第11番など、1曲1曲が聴き込むほどに個性的。また後年の『四季』を含むOp.8などと比べると、合奏部分の書法も非常に充実しているのがこの曲集の特徴。トゥッティでの対位法的な掛け合い、内声やバスの気の利いた動きを交えたダイナミックな音響は、ソロのパッセージと見事な対比をなして音楽に劇的な推進力を生んでいます。
|
|
MDG 90319786
(SACD HYBRID)
¥2500
|
アルモニオーサ
プラッティ(1697-1763):6つのトリオ・ソナタ
ソナタ ト短調 WD691
ソナタ 変ロ長調 WD689
ソナタ ホ短調 WD678
ソナタ ニ長調 WD680
ソナタ ハ短調 WD694
ソナタ イ長調 WD683 |
アルモニオーサ
[フランチェスコ・チェッラート(ヴァイオリン)、
ステファノ・チェッラート(チェロ)、
マルコ・ダメリア(通奏低音チェロ)、
ミケーレ・バルキ(チェンバロ)、
ダニエレ・フェレッティ(オルガン)] |
チェロの旨味が生かされた珍しい編成のトリオ・ソナタ集
録音:2016年/2.0,5,1,2+2+2、64'40''
2つのヴァイオリンと通奏低音が基本編成のトリオ・ソナタですが、プラッティのトリオ・ソナタはヴァイオリンとチェロ、そして通奏低音という面白い編成を取っています。
通奏低音もチェロ+チェンバロ、オルガンで演奏されているため「チェロ寄り」なサウンドになっていて、旋律も伴奏も幅広くこなすチェロ特有の魅力が大いに生かされている作品と言えます。
イタリア気鋭の古楽団体アルモニオーサによる演奏でお楽しみください。
|
. |
MDG 91721746
(SACD HYBRID)
¥2500 →\2290
|
ブルックナー:初期管弦楽作品集(オルガン編曲版)
・序曲(WAB98) ト短調
・行進曲(WAB96)ニ短調
・管弦楽のための3つの小品(WAB 97)
・交響曲(WAB 99) ヘ短調 |
ルドルフ・インニヒ(オルガン)
マルクト教会、Goll Organ |
スペシャリスト、ルドルフ・インニヒによるブルックナー初期オーケストラ作品オルガン編曲盤
2.0,5,1,2+2+2、70'24、輸入盤・日本語帯付
ブルックナーのオルガニストとして名声は、当時ヨーロッパ中に知れ渡っており、交響曲作曲家として成功を手にした後でも、生涯オルガニストとして活動しました。
本作は、ブルックナーの初期のオーケストラ作品をオルガンによる編曲で録音したもの。ブルックナーの交響曲がオルガン的発想に基づいているということを再認識させられるディスクです。
演奏は、MDGレーベルで数多くのオルガン・レパートリーを録音してきたドイツのオルガニストで、ロマン派時代のオルガン音楽のスペシャリストでもあるルドルフ・インニヒ。
|
|
MDG 90421806
(SACD HYBRID)
¥2500
|
2017年ミュンヘン国際ピアノ・コンクール「年間最優秀技巧賞」
ユリア・ヘルマンスキー(ピアノ)
リスト:ピアノ作品集
・ワーグナー(リスト編):
歌劇「タンホイザー」序曲による演奏会用パラフレーズ
・ワーグナー(リスト編):歌劇「タンホイザー」から
レチタティーヴォとロマンス「優しい夕星よ」
・6つのコンソレーション
・バラード第2番ロ短調
・シューベルト(リスト編):セレナード「白鳥の歌」 |
ユリア・ヘルマンスキー(ピアノ) |
台湾出身ドイツ育ちのピアニスト、ユリア・ヘルマンスキーのデビュー盤!
2.0,5,1,2+2+2、65'16、輸入盤・日本語帯付
台湾出身ドイツ育ちのピアニスト、ユリア・ヘルマンスキーのデビュー盤。彼女は、2017年ミュンヘン国際ピアノ・コンクールで「年間最優秀技巧賞」を獲得、その後もローマ、ウィーン、ストックホルムの国際コンクールで優勝するなどの実績をもちます。
デビュー盤となる本作は、19世紀の音楽界でとりわけ異彩を放つ存在、フランツ・リストのピアノ作品集。リストは1848年から1885年にかけて、15のワーグナー作品のピアノ編曲を行いました。今回は歌劇「タンホイザー」からの編曲2作品を収録。
10本の指では演奏不可能と思えるほどの超絶技巧を用いており、高いテクニックを誇る彼女らしい選曲です。
また、1901年製のスタインウェイ「Manfred
Burki」を用いた美しい音色で奏でられる「6つのコンソレーション」も、彼女の豊かな音楽表現の幅を聴かせる演奏です。
|
. |
MDG 30121792
(4CD)
¥6900 →\6490
|
アントン・ライヒャ(1770-1836):五重奏、弦楽四重奏、管弦楽作品集
CD1(62'33)
・フルート五重奏曲 イ長調Op.105/・オーボエ五重奏曲
ヘ長調Op.107
CD2(64'29)
・クラリネット五重奏曲 変ロ長調/・ファゴット五重奏曲
変ロ長調
CD3(65'02)
・ホルン五重奏曲 ホ長調/・グランド四重協奏曲
変ホ長調Op104
CD4(63'21)
・シンフォニア・コンチェルタンテ/
・序曲 ニ長調/・交響曲 変ホ長調Op.41 |
コンソルティウム・クラシクム
ヴッパータール交響楽団
ペーター・ギュルケ(指揮) |
「木管五重奏の父」生誕250周年アントン・ライヒャ
輸入盤・日本語帯付
アントン・ライヒャは、ベートーヴェンと同年生まれですので、今年生誕250年を迎えます。
ライヒャ(レイハ)は、プラハで生まれ、ボン、ハンブルグ、ウイーン、パリなどで活動し最後はフランスに帰化しています。
15歳の頃ボンでベートーヴェンと出会い、その後も親交があったといいます。また、パリ音楽院の作曲法教授として、リスト、ベルリオーズ、グノー、フランクなどを教え、論家、教育者としての大きな功績を残しています。
そして作曲の中心は、木管五重奏曲などの室内楽作品で、自身もフルートを演奏することから、「木管五重奏の父」とも言われるほど、多くの木管楽器をいかした曲を残し、木管アンサンブルというジャンルを確立しています。
本作は、ライヒャを再発見できる4枚組のアルバムです。
|
.
MIRARE
|
|
リチェルカール・コンソート最新盤
ムッシュ・ド・サント=コロンブと息子たち
ニ調作品
(1)サント=コロンブ:コンセール第41番「再会」
(2)同:コンセール第25番「カリジエ」
(3)ルイ・クープラン:3本のヴィオールのための組曲
(4)サント=コロンブ:コンセール第27番「気まぐれ」
ト調作品
(5)サント=コロンブ:コンセール第48番「親愛」
(6)シャンボニエール:パヴァーヌ「神々の話」
(7)サント=コロンブ:コンセール第44番「悲しみのトンボー」
(8)シャンボニエール:サラバンド「若きゼフィールたち」
ハ調作品
(9)サント=コロンブ:コンセール第66番「不貞」
(10)ロベール・ド・ヴィゼ:ヴィゼ嬢たちのトンボー
(11)サント=コロンブ:コンセール第54番「デュボワ」 |
リチェルカール・コンソート
【フィリップ・ピエルロ(トレブル&バス・ヴィオール)、
リュシル・ブーランジェ、
ミリアム・リニョル(バス・ヴィオール)、
ロルフ・リスレヴァン(テオルボ)】 |
ヴィオラ・ダ・ガンバの滋味あふれる響きを満喫できるリチェルカール・コンソート最新盤
録音:2016年12月7-10日/無原罪御宿り礼拝堂(ナント)/75'
日本でもおなじみのリチェルカール・コンソートの最新盤。リーダーのフィリップ・ピエルロ以外は曲に応じてメンバーと編成を変えますが、一貫したスタイルと音楽性の深さでリリースするディスクすべてが高い評価を受けています。
今回はサント=コロンブとその後継者たちのヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)合奏曲を集めたアルバム。ジャン・ド・サント=コロンブは17世紀フランス・バロックのヴィオール奏者で作曲家。マラン・マレの恩師ということのほか、生涯は今日謎とされています。
彼は2本のヴィオールのためのコンセールを67曲残しているとされ、ここでは7篇をフィリップ・ピエルロとリュシル・ブーランジェが絶妙に奏しています。
彼には「サント=コロンブの息子」と称される作曲家の息子がいましたが、このアルバムには彼ではなく、同時代のルイ・クープランやシャンボニエールらのヴィオール合奏曲が収められているのも魅力。名手ロルフ・リスレヴァンのテオルボの響きも加わり、古雅な美しさを存分に味わせてくれます。
|
DANACORD
|
|
全曲世界初録音!
J.P.E.ハートマン:ピアノ作品集 第1集 |
トマス・トロンイェム(ピアノ) |
H.C.アンデルセンの詩をもつ6つの小品のノヴェレッテ(1852)
〔「Det er en Hojtidsfest(祝いの時だ)」へ長調、「Se,
nu er alt istand(ごらん、準備がすべて整い)」ニ長調、
「Den Sang jo klinger, som en Menuet!(メヌエットのような歌が響いている)」イ短調、
「Ja bamle Minder!(そうだ、古い記憶だ!)」ト長調、「"Idag
er Friday!"(「今日は休日だ!」)イ長調、
「De storme bort!(ひどい嵐だ!)」ホ短調〕/
幻想的小品 ト長調(1871)/幻想的小品 ハ長調(1875)/
アルバムのページ へ長調(1871)/アルバムのページ
嬰ハ短調(1854)/
H.C.アンデルセンとカール・アンデルセンの詩をもつ4つのピアノの小品(1864)
〔「Gudfa'er fortæller(おじいさんの話)」ト長調、「Vikingefruens
Drom(ヴァイキング女の夢)」ホ短調、
「TYS!」へ長調、「Juletrost(クリスマスの慰め)」ホ長調〕/
シェランのリールダンス ニ長調(1860)/ハンブルクのショッティーシュ
へ長調(1841)/
9つの習作とノヴェレッテ Op.65/夕べの気分
ハ長調(1869)/無言歌「郷愁」 嬰へ短調(1847)/
カンツォネッタ ホ長調(1840)/2つのピアノの小品(1866)/冬
ホ短調(1847)/春に イ長調(1847) |
☆全曲世界初録音!
☆シューマンやグリーグのスタイルで書かれた、デンマークのロマンティックなピアノ小品集!
フィニ・ヘンリケスのピアノ音楽(DACOCD840)を録音したデンマークのピアニスト、トマス・トロンイェム(1954−)の新しいアルバム。デンマーク文化の黄金時代を代表する作曲家のひとり、J.P.E.ハートマンが、シューマンやグリーグのスタイルで書いた小品と小品集。第1集の32曲はすべて世界初録音です。
※録音:2019年8月−9月、ホルステブロー音楽学校・音楽大学コンサートホール(ホルステブロー、デンマーク)
|
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
.
DANACORD
|
DACOCD 881
(2CD-R)
特別価格 ¥2700 →\2490
|
引退するまでに289回の公開コンサートと
5528回の放送スタジオ演奏を行ったという伝説の指揮者
ラウニ・グランデールの遺産 第1集
[Disc 1]
・ニルセン:交響曲第2番 ロ短調 FS29(Op.16)《四つの気質》
[録音:1956年6月7日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)]
・ニルセン:交響曲第4番 FS76(Op.29)《消しがたきもの(不滅)》
[録音:1951年8月17日−19日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)][HMV
DB 20156−60]
[Disc 2]
・ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調
Op.60
・ハイドン:協奏交響曲 変ロ長調 Hob.I/105(Op.84)*
[録音:1956年6月7日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ録音)]
・ニルセン:若き芸術家の棺のかたわらで
FS58
[録音:1947年9月28日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)][HMV
Z 294]
・ニルセン:歌劇《仮面舞踏会》 FS39より
− 若い雄鶏たちの踊り
[録音:1951年8月19日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)][HMV
DB 20156]
・ニルセン:交響曲第3番 FS60(Op.27)《シンフォニア・エスパンシーヴァ》(抜粋)**
〔第1楽章「アレグロ・エスパンシーヴォ」(第385小節−第661小節)、第
2楽章「アンダンテ・パストラーレ」(第101小節−第126小節)、
第4楽章「終曲.アレグロ」(第151小節−第301小節)〕
[録音:1931年10月19日、ステアカセン(コペンハーゲン)(「カール・ニルセン追悼コンサート」ライヴ録音)] |
ラウニ・グランデール(指揮)、
デンマーク放送交響楽団、レーオ・ハンセン(ヴァイオリン)*、
アルベルト・メディチ(チェロ)*、ヴァルデマ・ヴォルシング(オーボエ)*、カール・ブロク(ファゴット)*、
ヨハネ・カーステンス(ソプラノ)**、ホルガー・ブルースゴー(バリトン)** |
デンマークの巨匠、ラウニ・グランデールの遺産!
☆デンマークの巨匠、ラウニ・グランデールの遺産を残す新シリーズ!
☆第1巻は、ニルセンを中心とした貴重な録音。ベートーヴェンとハイドンは初CD化!
ラウニ・ヴァルデマ・グランデール(グレンダール)
Launy Valdemar Grøndahl(1886−1960)は、世紀の変わり目のデンマーク音楽界でヴァイオリニストとしてキャリアをスタート。コペンハーゲン管弦楽協会の奨学金を得てパリ、ローマ、ミラノ、ウィーンで学びました。
1925年、デンマーク放送局に新たに設立されたオーケストラの指揮者に就任、10月28日に初めてのラジオ放送のために指揮。11人程度から始まったアンサンブルを「交響楽団」の規模に育てあげ、1956年に引退するまでに289回の公開コンサートと5528回の放送のためのスタジオ演奏を行ったと伝えられます。
彼の「遺産」をドキュメントとして残すシリーズ。第1集に収録されるのは、彼が親しかったカール・ニルセンの交響曲第2番と、HMV
がリリースした第4番の「古典的録音」。ニルセンの第2番と同じ日にライヴ録音されたベートーヴェンの交響曲第4番とデンマーク放送交響楽団のメンバーをソリストとするハイドンの協奏交響曲は、初めてのディスク化です。
※録音:1931年−1956年
※復刻:クラウス・ビューリト
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
|
<LP>
ALTUS(LP)
|
TALTLP 066/7
(2LP)
¥14000+税
|
ベルリン・フィル伝説のコンサートマスター
第3集
ゲルハルト・タシュナー ベルリン・フィルとの協奏曲編
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
Op.61
[LP1-A]第1楽章 [LP1-B]第2・3 楽章
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調
Op.53
[LP2-A]第1楽章 [LP2-B]第2・3 楽章 |
ゲルハルト・タシュナー(ヴァイオリン)
[LP1]ゲオルク・ショルティ(指揮)
[LP2]ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
アーベントロート、フルトヴェングラーに認められた逸材、タシュナーがベルリン・フィルをバックに弾いた協奏曲2題
録音:[LP1]1952年3月24日/ベルリン、[LP2]1942年11月26日/ベルリン/国内プレス、完全限定生産盤、モノラル、初LP
化、日本語帯・解説付
MELOLP-017/8、MELOLP-019/20 に続くベルリン・フィルのコンサートマスターに焦点を当てたシリーズ、今回はTAHRA
レーベルから、ゲルハルト・タシュナーの音源を初LP
化!
LP 用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で
LP 化しております。
第3集はショルティ指揮のベートーヴェン、マタチッチ指揮のドヴォルザークを収録した協奏曲アルバム。ベルリン・フィルをバックにタシュナーの力強いソロが飛翔します。
マタチッチとのドヴォルザークは、放送局の資料が混乱し演奏者不明となっていたりフルトヴェングラー指揮となっていたりしていた音源のようで、TAHRA
社主のトレミーヌ氏が演奏会記録と付け合わせタシュナー、マタチッチの演奏と判断し発売したもの。その過程も解説書で日本語訳されていて興味深い内容です。
ゲルハルト・タシュナーはチェコスロヴァキアとポーランドの国境に位置するイェーゲルンドルフ(現クルノフ)生まれ。母親は卓越したヴァイオリニストでした。1929年プラハで弱冠7
歳にしてデビュー。イェネー・フバイ、ブロニスラフ・フーベルマンらに師事。
若き才能を見出したアーベントロートに紹介されてフルトヴェングラーと出会い認められ、1941年から1945年までベルリン・フィルのコンサートマスターを務めます。
1944年にはドイツ軍の護送付きでヘルシンキに渡り、作曲家の御前でシベリウスの協奏曲を演奏。戦後も協奏曲に室内楽にと活躍を続け、ピアニストではファルナディやギーゼキングと共演を多く重ねました。
|
|
TALTLP 068/9
(2LP)
¥14000+税
|
ベルリン・フィル伝説のコンサートマスター
第4集
ゲルハルト・タシュナーとギーゼキング、ファルナディの伴奏によるベートーヴェン
ベートーヴェン:
(1)ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調
Op.47《クロイツェル》
[LP1-A]第1楽章 [LP1-B]第2・3 楽章
(2)ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調
Op.24《春》
[LP2-A]全楽章
(3)ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調
Op.12-3
[LP2-B]全楽章 |
ゲルハルト・タシュナー(ヴァイオリン)
ワルター・ギーゼキング((1)ピアノ)
エディト・ファルナディ((2)(3)ピアノ) |
ギーゼキングとの『クロイツェル』が圧巻!タシュナーの実力が十二分に発揮されたベートーヴェンのソナタ集
録音:(1)1951年7月14日/バーデン・バーデン、(2)(3)1955年11月7日/ベルリン・リアス・スタジオ7/国内プレス、完全限定生産盤、モノラル、初LP
化、日本語帯・解説付
MELOLP-017/8、MELOLP-019/20 に続くベルリン・フィルのコンサートマスターに焦点を当てたシリーズ、今回はTAHRA
レーベルから、ゲルハルト・タシュナーの音源を初LP化!
LP用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で
LP 化しております。
第4集はファルナディとギーゼキング伴奏によるベートーヴェンのソナタ集。ギーゼキングとの『クロイツェル』は圧巻の演奏。重厚で熱量たっぷりのピアノと強靭な張りのあるヴァイオリンが火花を散らします。
ファルナディとの初期ソナタも軽やかな古典的均整と気の利いたアンサンブルが大いに魅力的です。
ゲルハルト・タシュナーはチェコスロヴァキアとポーランドの国境に位置するイェーゲルンドルフ(現クルノフ)生まれ。母親は卓越したヴァイオリニストでした。1929年プラハで弱冠7歳にしてデビュー。イェネー・フバイ、ブロニスラフ・フーベルマンらに師事。
若き才能を見出したアーベントロートに紹介されてフルトヴェングラーと出会い認められ、1941年から1945年までベルリン・フィルのコンサートマスターを務めます。
1944年にはドイツ軍の護送付きでヘルシンキに渡り、作曲家の御前でシベリウスの協奏曲を演奏。戦後も協奏曲に室内楽にと活躍を続け、ピアニストではファルナディやギーゼキングと共演を多く重ねました。
|

6/24(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CENTAUR
|
|
エリオット・フィスクの奥さん、サイラ・メネセス(ギター)
ヴンダー・バッハ 〜 J.S.バッハ:ギター・トランスクリプション集
J.S.バッハ:
前奏曲, フーガとアレグロ 変ホ長調BWV.998(ギター編曲版)
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番
ニ短調 BWV.1004
(サイラ・メネセスによるギター編曲版) |
サイラ・メネセス(ギター) |
言わずと知れたクラシックギター界の巨匠、エリオット・フィスクの妻が、独特の感性とスタイルで奏でるバッハのギター・トランスクリプション集!
メキシコ出身のギタリスト、サイラ・メネセスは、17歳の時にメキシコで開催された国際ギター協奏曲コンクールにおいて、当時最年少で1位に輝いた天才。
彼女の温かみのあるサウンド、テクニック、素晴らしい音楽性は国際的に高い評価を得ており、ボストンのジョーダン・ホール、ニューヨークのアリス・タリー・ホール、カーネギー・ホール、ザルツブルクのウィーン・ホールなど、世界の多くの素晴らしいコンサートホールで演奏している。
夫であるエリオット・フィスクからも高い評価を得ているこのアルバムは、バッハ・ファン、ギター関係者注目!
録音:2015年1月&2017年2月、ニューイングランド音楽院ジョーダン・ホール(ボストン、アメリカ)
YouTubeでパルティータ第2番(シャコンヌ)の演奏をご覧いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=eOMjHmfwF10
|
|
|
ブラームス:ヴァイオリンとピアノのための3つのソナタ集
ブラームス:
ソナタ第1番ト長調 《雨の歌》Op.78
ソナタ第2番イ長調 Op.100
ソナタ第3番ニ短調 Op.108 |
ウェンレイ・グ(ヴァイオリン)
キャサリン・カウツキー(ピアノ) |
ソリスト、リサイタリスト、室内楽の演奏家として活躍し、ユーディ・メニューイン国際コンクール第2位など、国内外のコンクールで多くの賞を受賞しているヴァイオリニスト、ウェンレイ・グが奏でるブラームスのソナタ集。
録音:2017年6月12日-14日、ローレンス大学、ローレンス・メモリアル・チャペル(アップルトン、アメリカ)
|
|
|
レオノーラ・ドゥアルテ(1610-1678):作品全集
アルフォンソ・フェッラボスコII世:アルマン
ヘ長調/
テジュ・コール:Great Contentment: An Evening
at Huis De Succa/
レオノーラ・ドゥアルテ:シンフォニア第4番/
ジョン・ブル:イン・ノミネ第9番イ短調 MB28、5声のイン・ノミネ/
ドゥアルテ:シンフォニア第5番、シンフォニア第6番/
ブル:パヴァン イ短調 MB88a/ドゥアルテ:シンフォニア第3番/
ジョン・ジェンキンス:パヴァンイ短調 VdGS45/
ドゥアルテ:シンフォニア第2番、シンフォニア第1番/
ブル:ガリアード イ短調MB88b/
ドゥアルテ:シンフォニア第7番/
ジョン・ブロウ:シャコンヌ ト長調/
フアン・デル・エンシーナ:決してあなたを忘れることができないから |
ソンナンブラ
〔ジュード・ジリャク(ヴァイオリン)、トマ・イリーエフ(ヴァイオリン)、
エリザベス・ウェインフィールド(テノール・ヴィオール、ディレクター)、
エイミー・ドミンゲス(テノール・ヴィオール)、シャーリー・ハント(バス・ヴィオール)、
ジェイムズ・ケナーリー(ハープシコード、テノール)〕 |
2016年から2017年のシーズンにメトロポリタン美術館のMetLiveArtsシリーズでデビューしたアンサンブル、ソンナンブラ。
ニューヨーカー誌から「注目に値する」と称賛され、古楽器とヴィオールの豊かなサウンドを中心にしたさまざまな組み合わせで未知の音楽を探求している。
デビュー盤となる今作では、レオノーラ・ドゥアルテ(1610-1678)の全作品に加え、同時代に活躍した作曲家たちの作品を組み合わせた意欲作。
録音:2016年12月22日ᬢ23日、ドルー大学(アメリカ)
|
|
|
ロベルト&クララ・シューマン、エネスク:ヴィオラとピアノのための作品集
ロベルト・シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調
Op.105
(E.ゴールドスタイン編曲によるヴィオラ版)
クララ・シューマン:ヴァイオリンとピアノのための3つのロマンス
Op.22
(E.ゴールドスタイン編曲によるヴィオラ版)
エネスク:ヴァイオリン・ソナタ第3番 イ短調「ルーマニア民俗風で」Op.25
(E.ゴールドスタイン編曲によるヴィオラ版) |
エリアス・ゴールドスタイン(ヴァイオリン)
アンジェラ・ドラギチェスク(ピアノ) |
エリアス・ゴールドスタインは、プリムローズ、バシュメット、ライオネル・ターティス国際ヴィオラ・コンクールの各コンクールでの上位入賞の経歴を持つヴィオリスト。
カーネギーホールでパガニーニの「24のカプリース」のヴィオラ・ヴァージョンのリサイタルを開いた初のヴィオラ奏者として注目されるゴールドスタインが今作で取り組んだのは、全曲自身の編曲によるヴィオラ版のシューマン夫婦、エネスクの作品集!
録音:2018年2月12日-14日、LSUリサイタルホール(ルイジアナ、アメリカ)
|
.
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
BIDDULPH RECORDINGS
|
|
アーロン・ロザンド・プレイズ・ブルッフ
マックス・ブルッフ (1838-1920) :
ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 Op.26
(*)
ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ短調 Op.44
(+)
スコットランド幻想曲 (ヴァイオリンと管弦楽のための)
Op.46 (*)
|
アーロン・ロザンド (ヴァイオリン)
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
(*)
クリストフ・ヴィネケン (指揮 (*))
バイエルン放送交響楽団 (+)
ペーター・リヒター・ランゲニアー (指揮 (+)) |
録音 : 1970年 ADD (*) / 2000年 DDD (+)/原盤
: Vox/前出 : LAB 8102, CD 7
アーロン・ロザンド (1927-2019)。
|
. |
|
ブロニスラフ・フーベルマン
コロンビア & ブランズウィック・マスターズ |
ブロニスラフ・フーベルマン (ヴァイオリン)
イグナツィ・フリードマン (ピアノ (*)) 他 |
ベートーヴェン (1770-1827) : ヴァイオリン・ソナタ
第9番 イ長調「クロイツェル」Op.47 (*)
J・S・バッハ (1685-1750) : いざ来たれ、異教徒の救い主よ
/ G線上のアリア
シューベルト (1797-1828) : 楽興の時
第3番 / アヴェ・マリア
ブラームス (1833-1897) : ハンガリー舞曲
第1番 ト短調
チャイコフスキー (1840-1893) : メロディ
変ホ長調
ブルッフ (1838-1920) : コル・ニドライ
エルガー (1857-1394) : 気まぐれな女
サラサーテ (1844-1908) : アンダルシアのロマンス
アレクサンデル・ザジツキ (1834-1895)
: マズルカ ト長調
ビゼー (1838-1875)/サラサーテ : カルメン幻想曲 |
録音 : 1923−1946年 AAD/前出 : LAB
8102, CD 4
ブロニスラフ・フーベルマン (1882-1947)。
|
. |
LAB 138
【再発売】
¥1900
|
トーシャ・ザイデルの芸術 RCA ビクター録音集とフランクのソナタ
モーツァルト (1756-1791)/レオポルト・アウアー
(1845-1930) 編曲 :ガヴォット ト長調 (オペラ「イドメネオ」より)
録音 : 1938年12月11日 原盤 : RCA
Victor 4536 (matrix PBS042262)
モーツァルト/ヴィリー・ブルメスター (1869-1933)
編曲 :
メヌエット ニ長調 (ディヴェルティメント
第17番 ニ長調 K.334 より)
録音 : 1938年12月11日 原盤 : RCA
Victor 4536 (matrix PBS042261)
ワーグナー (1813-1883)/アウグスト・ヴィルヘルミ
(1845-1908) 編曲 : アルバムの綴り (*)
録音 : 1938年12月11日 原盤 : RCA
Victor 4458 (matrix PCS055460)
ブラームス (1833-1897)/ヨゼフ・ヨアヒム
(1831-1907) 編曲 : ハンガリー舞曲 第1番
ト短調
録音 : 1941年2月27日 原盤 : RCA
Victor 4458 (matrix PCS055460)
ニコライ・バカレイニコフ (1881-1957) :
ブラームシアーナ (*)
録音 : 1941年2月27日 原盤 : RCA
18014 (matrix PCS055459)
ハインツ・プロフォスト (1890-1959) : 間奏曲
(映画音楽「幸福への逃走」より)
録音 : 1938年12月11日 原盤 : RCA
Victor 4458 (matrix PBS042259)
コルンゴルト (1897-1957) : 劇音楽「空騒ぎ」組曲
(ヴァイオリンとピアノのための) (+)
婚礼の朝 / ドグベリーとヴァージス (番兵の行進)
/ 間奏曲 (庭の場面)
仮面舞踏会 (ホーンパイプ)
録音 : 1941年7月31日 原盤 : 未発売
(Matrices PBS 061507/10)
ヨハン・シュトラウス II (1825-1899) 原曲/ディミトリー・ティオムキン
(1895-1979) :
映画音楽「グレート・ワルツ」から (#)
One Day When We Were Young / There'll
Come a Time / Voices of Spring [春の声]
録音 : 1938年12月11日
原盤 : RCA Victor 4411 (matrix PBS026294
Tr.11 / PBS026293 Tr.12 / PBS026291/2 Tr.13)
フランク (1822-1890) : ヴァイオリン・ソナタ
イ長調 (**)
録音 : 1950年代前半 原盤 : Impressario
Records 101 |
トーシャ・ザイデル (ヴァイオリン)、ユージン・クスミャク
(ピアノ (無印))、
マックス・ラビノヴィチ (ピアノ (*))、エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト
(ピアノ (+))、
ミリザ・コルジャス (ソプラノ (#))、MGM
スタジオ・オーケストラ (#)、
ナット・W・フィンストン (指揮 (#))、ハリー・カウフマン
(ピアノ (**)) |
録音、原盤 : 各曲データ上記 AAD/前出
: LAB 8102, CD 9
トーシャ・ザイデル (1899-1962)。
|
GRIFFIN
|
GCCD 4087
【新装再発売】
¥1900
|
テューダー朝の音楽—ハンプトン・コート宮殿より |
イ・ファジョリーニ
フォーベリー・コンソート
スティーヴン・プレイヤー (指揮) |
ヘンリー8世 (1491-1547) : Pastyme with
good companye/
不詳 : Madame d'amours/
ティルマン・スザート (1500頃-1562頃) :
Dont vient cela/
不詳 : And I war a maydyn/
ウィリアム・コーニッシュ (1465頃-1523)
: A robyn, gentyl robyn/
不詳 : Danse de Cleves/ウィリアム・コーニッシュ
: Trolly lolly/
フィリップ・ファン・ウィルダー (1500頃-1554)
: Je fille quant Dieu / Un jeune moyne/
ヘンリー8世 : Departure is my chief payne
/ Grene growith the holly/
アントワーヌ・ブリュメル (1460頃-1512/1513)
: Je despite tous/
フィリップ・ファン・ウィルダー : De vous
servir/
不詳 : Angelus ad Virginem/
アントワーヌ・ビュノワ (1430頃-1492) :
Fortuna desperata/
不詳 : Padoana / Englond be glad/ヘンリー8世
: En vray amour/
不詳 : Greensleeves/
フィリップ・ファン・ウィルダー : Une nonnain
refaite/
不詳 : Hey troly loly lo/
フランシスコ・デ・ラ・トレ (1460頃-1504以後)
: Bassa Danza "Alta"/
不詳 : Gentil Princep/
エーヌ・ヴァン・ギゼゲム (1445頃-1472以後)
: De tous bien plane/
ピエール・ファレーズ (1510頃-1575頃) :
Galliarde Ferrareze/
ヘンリー8世 : Helas Madam/
不詳 : Instrumental consort / Hoyda jolly
rutterkin |
録音 : 1992年6月、ハンプトン・コート宮殿、ロンドン、イギリス
前出 : CRCD 2365
|
.
NORTHERN FLOWERS
|
|
レニングラードのバレエ音楽集
ボリス・アルヒマンドリトフ (1932-2009)
:
舞踏詩「トゥールーズ=ロートレック」(管弦楽のための)
(1970) (*)
セルゲイ・スロニムスキー (1932-2020) :
バレエ音楽「イカルス」(管弦楽のための)
(1971) (#)
イカルスの夢 / 翼を造る / 孤独 / 飛行
ゲルマン・オークネフ (1931-1973)/
ヴラジーミル・サポジュニコフ (1945-)
補筆完成 :
バレエ音楽「外套」(管弦楽のための)
(1973) (*) |
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
(*)
エドヴァルト・チヴジェリ(指揮 (*))
マリインスキー劇場管弦楽団
(録音当時 : キーロフ劇場管弦楽団) (+)
ユーリー・ガマレイ(指揮 (+)) |
録音 : 1984年、レニングラード・カペラ・ホール、レニングラード、ロシア、ソヴィエト
ADD (*) 1976年 (#)、1977年 (+)、ライヴ、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、レニングラード、ロシア、ソヴィエト
ADD (#/+)
ボリス・アルヒマンドリトフはレニングラード音楽院でボリス・アラポフ
(1905-1992) に師事したソヴィエト・ロシアの作曲家。
ゲルマン・オークネフはレニングラード音楽院でショスタコーヴィチに師事したソヴィエト・ロシアの作曲家。
|
. |
|
レニングラードの交響曲集 Vol.2
ヴラジーミル・ツウィトヴィチ (1931-2012)
:
交響曲 第2番 (室内管弦楽のための) (1974)
(*)
セルゲイ・スロニムスキー (1932-2020) :
交響曲 第8番 (弦楽、トランペットと鐘のための)
(1985) (#)
交響曲 第9番 (管弦楽のための) (1987)
(+) |
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
(*/+)
アルカジー・シテインルフト (指揮 (*))
チムール・ムインバーエフ (指揮 (+))
リトアニア室内管弦楽団 (#)
サウリュス・ソンデツキス (指揮 (#)) |
録音 : 1980年 (+)、1986年 (#)、1989年
(+)、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、レニングラード、ロシア、ソヴィエト
ADD
ヴラジーミル・ツウィトヴィチはレニングラード音楽院でボリス・アラポフ
(1905-1992) に作曲を、イサイ・ブラウド(1896-1970)
にピアノを師事したベラルーシ系ロシア・ソヴィエトの作曲家・ピアニスト・音楽学者。
|
.
PARNASSUS
|
|
マルセル・モイーズ「直伝」
1953年ライヴ録音 & 78回転盤珍音源集
1952年 コンサート・ライヴ録音
J・S・バッハ (1685-1750) :
フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ
ト長調 BWV 1038 (+/**)
ヨハン・クリストフ・シュルツェ (1733-1813)
:
2つのフルートのための二重奏曲 (かつてヘンデル作とされていた楽曲)
(*)
ヨゼフ・ハイドン (1732-1809) :
2つのフルートとチェロのための三重奏曲
第1番 ハ長調 (2つのフルートとヴィオラで演奏)
(*/++)
ジャック・イベール (1890-1962) :劇付随音楽「色事師」[Le
Burlador] 組曲
(作曲者によるフルート、ヴァイオリンとピアノの三重奏のための編曲版)
(1946) (+/**)
クロード・ドビュッシー (1862-1918) :
シリンクス (無伴奏フルートのための)
マルセル・ジェナーロ : 2つのフルートとヴィオラのための歌
[La Chanson] (*/++)
ルイ・モイーズ (1912-2007) : 2つのフルートとヴィオラのためのセレナード
(*/++)
アンリ・ラボー (1873-1949) :
フルート、ヴァイオリンとピアノのためのアンダンテとスケルツォ
から スケルツォ (+/**)
未再発売商業録音 (78回転盤)
ドメニコ・チマローザ (1749-1801) : 2つのフルートと管弦楽のための協奏曲
(改訂版)
マルセル・モイーズ、ルイ・モイーズ
(フルート) ラムルー管弦楽団 ウジェーヌ・ビゴ
(指揮)
録音 : 1948年 原盤 : HMV SL-131/2;
matrices 2LA 5482-1, 5483-1, 5484-1, 5485-1
ジャック・イベール : フルート協奏曲
(1913)
マルセル・モイーズ (フルート) 管弦楽団 ウジェーヌ・ビゴ
(指揮)
録音 : 1935年11月後半 原盤 : HMV
DB 5062/3, matrices 2LA 738-1, 739-1, 740-1,
741-3
ジャック・イベール : 無伴奏フルートのための小品
マルセル・モイーズ (フルート)
録音 : 1935年2-3月 原盤 : Columbia
17066-D, matrix CL 5246-1
ジャック・イベール : フルートとギターのための間奏曲
マルセル・モイーズ (フルート) ジャン・ラフォン
(ギター)
録音 : 1938年 原盤 : Chant du
Monde 518, matrix 11005-2 HPP |
マルセル・モイーズ (フルート)、ルイ・モイーズ
(フルート(*)、ピアノ(**))
ブランシュ・オネゲル=モイーズ (ヴァイオリン
(+)、ヴィオラ (++)) |
録音 : 1952年2月22日、ライヴ、ハーヴァード音楽協会ミュージック・ルーム、ボストン、アメリカ合衆国
20世紀フルート界最大の存在マルセル・モイーズ
(1889-1984) のレア音源集。
※「1953年」と「1952年」の表記に矛盾があるのでメーカーに問い合わせ、結果をお知らせします。(代理店)
|
. |
PACD 96070/2
(3CD)
¥3300 →\2990
|
アマール=ヒンデミット・カルテット
全録音 1925-1928
[CD 1]
モーツァルト (1756-1791) : 弦楽四重奏曲
第16番 変ホ長調 K.428
録音 : 1927年 原盤 : Matrix nos.:
138/43 bi 初出 : Polydor 66568/70
モーツァルト : 弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調
K.428 から 第4楽章
録音 : 1926年 原盤 : Matrix no.:
414 bg 初出 : Polydor 66418
モーツァルト : 弦楽四重奏曲 第23番 ヘ長調
K.590
録音 : 1926年 原盤 : Matrix nos.:
409/13 bg 初出 : Polydor 66416/8
ベートーヴェン (1770-1827) :
ヴィオラとチェロのための二重奏曲 変ホ長調「二つのオブリガート眼鏡付き」WoO
32 (+)
録音 : 1925年 原盤 : Matrix no.:
1256 av 初出 : Polydor 66193
ベートーヴェン : 弦楽四重奏曲 第11番
ヘ短調「セリオーソ」Op.95
録音 : 1927年 原盤 : Matrix nos.:
144/8 bi 初出 : Polydor 66571/3
ドヴォルジャーク (1841-1904) : 弦楽四重奏曲
第12番 ヘ長調「アメリカ」Op.96 から 第4楽章
録音 : 1926年 原盤 : Matrix no.:
428 bg 初出 : Polydor 66421
[CD 2]
ヴェルディ (1813-1901) : 弦楽四重奏曲
ホ短調
録音 : 1926年 原盤 : Matrix nos.:
423/7 bg 初出 : Polydor 66419/21
レーガー (1873-1916) : 弦楽三重奏曲
第1番 イ短調 Op.77b (*)
録音 : 1927年 原盤 : Matrix nos.:
71/6 bo 初出 : Polydor 66575/7
ヒンデミット (1895-1963) : 弦楽三重奏曲
第1番 Op.34 (1924) (*)
録音 : 1927年 原盤 : Matrix nos.:
77/9 bo 初出 : Polydor 66573/4
ヒンデミット : 弦楽四重奏曲 第4番 Op.22
(1921) (エレクトリック・ヴァージョン)
録音 : 1926年 原盤 : Matrix nos.:
429/34 bg 初出 : Polydor 66422/4
[CD 3]
ヒンデミット : 弦楽四重奏曲 第4番 Op.22
(1921) (アコースティック・ヴァージョン)
録音 : 1925年 原盤 : Matrix nos.:
905/10 az 初出 : Polydor 66198/200
ヒンデミット : セレナード Op.35 (1924)
から 第5楽章 ヴィオラとチェロのためのデュエット
(+)
録音 : 1925年 原盤 : Matrix no.:
1257 av 初出 : Polydor 66193
バルトーク (1881-1945) : 弦楽四重奏曲
第2番 Sz.67 (1915-1917)
録音 : 1926年 原盤 : Matrix nos.:
415/22 bg 初出 : Polydor 66425/8
クシェネク (1900-1991) : 弦楽四重奏曲
第3番 Op.20 (1923) から 第4楽章 ワルツのテンポで
録音 : 1925年 原盤 : Matrix nos.:
912 az 初出 : Polydor 66201
ストラヴィンスキー (1882-1971) : 弦楽四重奏のための協奏曲
(1920)
録音 : 1925年 原盤 : Matrix no.:
911 az 初出 : Polydor 66201
アマール=ヒンデミット・カルテット (無印)
リッコ・アマール (第1ヴァイオリン)、ヴァルター・カスパール
(第2ヴァイオリン)、
パウル・ヒンデミット (1895-1963)
(ヴィオラ)、ルドルフ・ヒンデミット (チェロ)、
アマール・トリオ (*)
リッコ・アマール (ヴァイオリン)、パウル・ヒンデミット
(ヴィオラ)、ルドルフ・ヒンデミット (チェロ)、
ヒンデミット・デュオ (+)、パウル・ヒンデミット
(ヴィオラ)、ルドルフ・ヒンデミット (チェロ)
[CD 2] (付録)
モーツァルト (1756-1791) : 弦楽四重奏曲
第15番 ニ短調 K.421 から 第3楽章
録音 : 1928年10月24日 原盤 : Matrix
no.: 2-21021 初出 : Parlophon P-9351
モーツァルト : 弦楽四重奏曲 第21番 ニ長調
K.575 から 第3楽章
録音 : 1928年10月24日 原盤 : Matrix
no.: 2-21022 初出 : Parlophon P-9351
アマール=ヒンデミット・カルテット、
リッコ・アマール (第1ヴァイオリン)、ヴァルター・カスパール
(第2ヴァイオリン)、
パウル・ヒンデミット (ヴィオラ)、マウリッツ・フランク
(チェロ) |
アマール・カルテット は1921年ドイツのドナウエッシンゲン音楽祭におけるヒンデミットの弦楽四重奏曲演奏会を機に結成された弦楽四重奏団。
リーダーはハンガリーのヴァイオリニストでベルリン・フィルのコンサートマスターを務めたリッコ・アマール
(1891-1959)。同時代音楽を積極的に演奏するカルテットとして大いに人気を博しました。
1929年にパウル・ヒンデミットが脱退するまではアマール=ヒンデミット・カルテットとも称され、当アルバムはその時期の全録音にパウル・ヒンデミットを含むデュオやトリオの録音を加えた集成となっています。
アマール・カルテットは1933年まで活動を続けました。チェロ奏者のルドルフ・ヒンデミット
(1900-1974、在籍 : 1921, 1927-1933) はパウルの弟です。
|
.
<メジャー・レーベル>

6/23(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
MDG
|
MDG 90321496
(SACD HYBRID)
¥2500
|
ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス(1772-1847):
フルートとピアノのためのソナタOp.15 Vol.1
・ソナタ第1 番イ長調
・ソナタ第2番ヘ長調
・ソナタ第3番ハ長調
(世界初録音) |
ヘレン・ダブリングハウス(フルート)
セバスティアン・ベラクダル(ピアノ) |
世界初録音、ベートーヴェンと同時代作曲家、オランダ国歌も作ったヴィルムスのフルート・ソナタ
2.0,5,1,2+2+2、60'19、輸入盤・日本語帯付
ベートーヴェンと同時代を生きた作曲家ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムスによるフルートとピアノのためのソナタ集(世界初録音)。
ヴィルムスは、ライン川中流部右岸のベルギッシェスラント地方の小さな村にに生まれ、父や兄からピアノと作曲の手ほどきを受け、フルートを独学で学びます。
1791年19歳のときにアムステルダムに渡り、そこでフルート奏者、ピアニスト、オルガニスト、そして興行師としても活躍。その後、アムステルダムの裕福な美術収集家の娘と結婚し、彼も大きな恩恵を受けます。そして暇を見つけては、作曲をするという生活をしていましたが、それでも彼の作曲家としての評判は高く、ライプツィヒのゲヴァントハウスでも演奏され、その演奏にはE.T.A.ホフマンも肯定的な批評を書いたとされています。
ヴィルムスは、1815年オランダ王国が成立をきっかけに行われた、新たな国歌のコンテストを受け、見事に採用されます(1932年まで)。
「外国人」であった彼の音楽が採用されたというのは、彼の才能がオランダで広く認められていたということでしょう。
交響曲、協奏曲、ピアノ曲、室内楽作品を残し、彼の作風は、「非常にのどかで心地よい」と評されるように、優しく優雅な音楽。このフルートとピアノのためのソナタも、モーツァルトとメンデルスゾーンの間の歴史を埋める、ピースとなるような、重要な作品です。
|
|
MDG 90621576
(SACD HYBRID)
¥2500
|
グダニスクのオルガンの風景 Vol.1 |
アンドレイ・ニコライ・シャデイコ(オルガン)
グダニスク、フランシスカン・ホーリー・トリニティ教会 |
・グダンスクのタブラチュア(1591):ファンタジー第1旋法
・ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):ポーランドの踊りによる変奏曲
・ジローラモ・フレスコバルディ(1586-1643):第5声部を伴うリチェルカーレ
・ヨハン・フローベルガー(1616-1667):トッカータ
ト長調、カプリッチョ ト長調
・ヨハン・カスパール・ケルル(1627-1693):トッカータ第5番「
Tutta de Salti」
・ゲオルク・ムッファト(1635-1704):トッカータ第5番
・ゲオルク・ベーム(1661-1733):パルティータ「ああ、如何にはかなき、如何にむなしき」
・J.S.バッハ(1685-1750):幻想曲とフーガ イ短調BWV561
・ブクステフーデ(1637-1707):
アダムの堕落によりてすべては朽ちぬ
BuxWV 183、 第1旋法によるマニフィカト BuxWV
203
・アンドレアス・ニコラウス・シャーデー(1674-17??):パッサカリア
ニ短調 |
高品位の録音で聴くポーランド、グダニスクの再建された歴史的オルガン
2.0,5,1,2+2+2、68'07、輸入盤・日本語帯付
オルガン奏者でもあり指揮者でもあるアンドレイ・ニコライ・シャデイコ。2018年に再建されたグダニスのクフランシスカン・ホーリー・トリニティ教会のオルガンを用いて、17世紀初頭から18世紀半ばまでのバルト海沿岸諸国のオルガン建築の壮麗な響きを再現した「バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ」で高い評価を得ています。
このオルガンは、1616年頃に創られ、1943年には第二次世界大戦により解体、2008年から歴史的オルガンの再建プロジェクトが立ち上がり10年かけて再びその響きを取り戻しました。以後、このオルガンを中心に展開する音楽祭をアンドレイ・ニコライ・シャデイコが主催しています。
今回は、15世紀、16世紀の作曲家たちによる作品を収録しています。スウェーリンク、フローベルガー、ブクステフーデ、ベームからバッハへと続く、北ドイツ・オルガン音楽の黄金時代の作品を収録しています。
|
|
MDG 90421776
(SACD HYBRID)
¥2500
|
バーバー:ピアノ作品集
・遠足Op.20
・ピアノ・ソナタOp.26
・バラードOp.46
・思い出(4手)Op.28*
・ノクターンOp.33 |
イェスル・ムーン(ピアノ)
ハーディ・リットナー(ピアノ)* |
韓国の若手ピアニストのデビュー盤バーバーのピアノ作品集
2.0,5,1,2+2+2、66'42、輸入盤・日本語帯付
韓国出身の若手ピアニスト、イェスル・ムーンによる「バーバーのピアノ作品集」。
バーバーはカーティス音楽院で作曲を学び、最優秀で卒業。その後、ローマに留学、この時期に彼の代表作『弦楽のためのアダージョ』が書かれています。トスカニーニによって初演され、広く知られるようになります。
バーバーの作品は、当時主流のモダニズムではなく、クラシックの伝統的な和声や様式に従って作曲されており、「最後のロマンティスト」と言われる所以です。
「ピアノ・ソナタ」は、巨匠ホロヴィッツによって初演され、大成功をおさめた作品。そして4曲からなる「遠足」は、明るく開放的、旋律的な小品で、アメリカのフォークソングのような雰囲気をもっています。
連弾曲として人気のある「思い出」。自身の編曲によるピアノ・ソロ版、管弦楽版もあり、バーバーが幼少期に旅したニューヨークの思い出をもとに書かれ、1920年代のアメリカを思わせるスタイル。
ジョン・フィールドを讃えてという副題がつく「ノクターン」。ミステリアスな雰囲気をもつ「バラード」とバーバーらしい知的で洗練された曲集です。
|
|
|
アイヴズ:歌曲と室内楽曲集
1.ストックブリッジのフーサトニック河/2.ラルゴ/
3. 檻の中/4. サイドショー/5. 古き家庭の日/
6. 記憶/7. 今生の別れ/8-10.3つの即興/11.霧/
12.自然のやり方/13.春の歌/14.我が母の教え給いし歌/
15-16. 思い出/17.裏通りで/18.日の出/19.
無言歌/
20. サーカス・バンド/21.記憶(V, Pno)/
22.病んだ鷲のように/23.鷲はどこに/24.ラルゴ/
25.野辺の寂しさ/26.イルメナウ/27.記憶 |
ユリア・ゾフィー・ワグナー(ソプラノ)
シュテッフェン・シュライエルマッヒャー(ピアノ)
アンサンブル・アヴァンギャルド
【アンドレアス・ザイデル(ヴァイオリン/2,6,24,27)、
マティアス・クレール(クラリネット/2)、
ラルフ・ミールケ(フルート/5,6)、
ヨッヘン・プレス(ホルン/6)】 |
多彩なアイヴズの作品録で重要な位置をしめる歌曲をユリア・ゾフィー・ワグナーが歌う
71'17、輸入盤・日本語帯付
アメリカ現代音楽の父といわれるチャールズ・アイヴズ。生命保険会社の仕事で成功し、膨大な量の作曲をこなした、不可解で謎の多い作曲家です。
夥しい数の作品を生み出し、その作風も多岐に渡ります。彼の幅広いレパートリーにおいて、歌曲は生涯にわたって書き続けられていました。
アイヴズの交響曲や管弦楽曲に登場する旋律は、歌曲をもとにしたものも多いのもそのせいでしょう。
ソプラノのユリア・ゾフィー・ワグナーと室内アンサンブル、アンサンブル・アヴァンギャルドは、多様なアイヴズの魅力に迫っています。
|
.
ARS PRODUKTION
|
ARS 38238
(SACD HYBRID)
¥2700 →\2490
|
J.S.バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ(マンドリン版)Vol.1
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV.1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調
BWV.1002
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV.1003 |
フロリアン・クラウス・ルンプ(マンドリン) |
マンドリン版無伴奏バッハ!
マンドリン版! バッハの無伴奏ソナタ&パルティータ!
7歳からマンドリンを始め、ケルンの音楽舞踊アカデミーで学んだドイツのマンドリン奏者、フロリアン・クラウス・ルンプ。モダン・マンドリンからヒストリカル楽器(バロック・マンドリン、マンドラ、リュート・カンタービレ等)まで操るクラウス・ルンプによる興味深い新シリーズ。
様々な楽器の編曲版でも演奏されているバッハの聖典「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」ですが、マンドリンでの演奏は意外と少なく、ギター版ともまた違うマンドリンの素朴な趣に癒されます。
※録音:2017年7月24日−28日、Ergin Music(ハンブルク)
|
|
ARS 38264
(SACD HYBRID)
¥2700
|
コルンゴルト&ツェムリンスキー:ピアノ三重奏曲集
コルンゴルト:ピアノ三重奏曲ニ長調 Op.1
ツェムリンスキー:ピアノ三重奏曲ニ短調
Op.3 |
シュテファン・ツヴァイク・トリオ
〔シビラ・コンスタンティノワ(ピアノ)、
白井 圭(ヴァイオリン)、
トリスタン・コルヌ(チェロ)〕 |
日本音楽コンクールで第2位及び増沢賞を受賞し、神戸市室内合奏団(旧称)のコンサートマスターを務めた白井圭が参加するピアノ三重奏団"シュテファン・ツヴァイク・トリオ"。
オーストリアの作家シュテファン・ツヴァイクの名を冠し、ARDミュンヘン国際コンクールで第2位、ハイドン国際室内楽コンクールで第1位及び聴衆賞を獲得してきたトリオが弾く、オーストリアの作曲家による2つのピアノ三重奏曲。
※録音:2018年5月
|
|
ARS 38753
(SACD HYBRID)
¥2700
|
ピリス絶賛!
ザラ・クラヴォス 〜 デビュー
ブラームス:4つのバラード Op.10
リスト:バラード第2番ロ短調 S.171
ショパン:4つの即興曲
〔第1番変イ長調 Op.29、第2番嬰ヘ長調
Op.36、
第3番変ト長調 Op.51、幻想即興曲嬰ハ短調
Op.66〕
アルベナ・ペトロヴィチ=ヴラチャンスカ:クリスタル・ドリーム
|
ザラ・クラヴォス(ピアノ) |
ピリスが「One of the best talents I have
ever seen.」と称賛の声を寄せる新世代ピアニスト、ザラ・クラヴォスが14歳でレコーディングしたデビュー・アルバム。
2002年にスロヴェニアで生まれ、ルクセンブルクで育ち、ルクセンブルク市音楽院ではマリア・ジョアン・ピリスとルイ・ロルティに学び、このアルバムのレコーディングの後にはロンドンの王立音楽カレッジでも研鑽を積んでいます。
フランス語、英語、スロヴェニア語、中国語を話し、ドイツ語、イタリア語、スペイン語も勉強中という才女が、ブラームス、リスト、ショパンのお気に入りのレパートリーに、ルクセンブルクの作曲家アルベナ・ペトロヴィチ=ヴラチャンスカ(b.1965)が11歳のザラ・クラヴォスのために書いた作品をカップリング。
※録音:2017年6月、ドイツ
※使用楽器:Steinway D 274
|
|
ARS 38754
(1SACD HYBRID)
¥2700
|
美しい夢 〜 オペラ・アリア集 |
カロリーナ・ロペス・モレーノ(ソプラノ)
ドリアナ・チャカロヴァ(ピアノ) |
G.シャルパンティエ:「ルイーズ」より Depuis
le jour/
プッチーニ:「トゥーランドット」より Signore,
ascolta!/
ヴェルディ:「椿姫」より E tardi... Addio,
del passato bei sogni ridenti/
グノー:「ロメオとジュリエット」より Dieu!
Quel frisson... Amour, ranime mon courage/
プッチーニ:「つばめ」より Chi il bel sogno
di Doretta/
モーツァルト:「イドメーネオ」より Se il
padre perdei/
ブリテン:「ピーター・グライムズ」より
Embroidery in childhood was a luxury of idleness/
プレヴィン:「欲望という名の電車」より
I can smell the sea air/
レハール:「メリー・ウィドウ」より Es lebt
eine Vilja/
ロベルト・シュトルツ:「お気に入りの家来」より
Du sollst der Kaiser meiner Seele sein |
ボリビアとアルバニアの両親の下ドイツで育ち、バイエルン・シアター・アカデミーでミュージカルを、シュトゥットガルト音楽芸術大学でクラシックの声楽を学び、2018年にはSWR放送のテレビ番組「ヤング・オペラ・スターズ2018(Junge
Opernstars 2018)」に出演したソプラノ歌手カロリーナ・ロペス・モレーノが歌うオペラ・アリア集。モーツァルトからアンドレ・プレヴィンまでの選曲も見事。
※録音:2017年11月、ドイツ
|
DANACORD
|
|
デンマークの気鋭チェリスト、カール=オスカ・ウスタリン!
ブラームス:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ第2番 へ長調 Op.99
チェロ・ソナタ 変ホ長調 Op.120-2
(カール=オスカ・ウスタリン(1984−)による
クラリネット・ソナタ第2番からの編曲) |
カール=オスカ・ウスタリン(チェロ)
エミール・グリューステン(ピアノ) |
☆デンマークの気鋭チェリスト、カール=オスカ・ウスタリン!
☆自身の編曲版を含む、ブラームスのチェロ・ソナタ集!
スカンディナヴィアの彼の世代を代表する音楽家のひとり、チェロのカール=オスカ・ウスタリン
Carl-Oscar Osterlind(1984−)のソリストとしての初めてのアルバム。
ブラームスの作品が3曲。
J.S.バッハからメロディのインスピレーションを得て作曲、《フーガの技法》の第4と第13の〈コントラプンクトゥス〉を主題に使った「J.S.バッハへのオマージュ」の《チェロ・ソナタ第1番
ホ短調》。
約20年後に書かれ、第1番の人気を高めることに貢献したとされるロベルト・ハウスマンに献呈された《チェロ・ソナタ第2番
へ長調》。
ウスタリンがチェロとピアノのために編曲、ピアノを担当するグリューステンが「チェロにより素晴らしい温もりがもたらされた」と語る、まろやかで親密な気分の漂う《クラリネット・ソナタ第2番》。
ウスタリンは、王立ストックホルム音楽大学エツベリ・キャンパスのトゥールレイフ・テデーン、王立デンマーク音楽アカデミーのモーテン・ソイテン、南カリフォルニア大学のラルフ・カーシュボームに学び、ピテオーのフランス・ヘルメションとシカゴのハンス=ヤーアン・イェンセンにも師事しました。デンマーク・アーツカウンシルの「ヤング・エリート」奨学金を獲得。
デンマーク、スウェーデン、アメリカをはじめとする各国のコンペティションやフェスティヴァルに参加、高い評価を得てきました。
コペンハーゲンのメシアン四重奏団のチェリスト。デンマーク・チェンバー・プレーヤーズ、アンサンブル・ミトヴェスト、エスビェア・アンサンブルのソロ奏者、コペンハーゲン・フィルハーモニック、ヘルシングボリ交響楽団、アイスランド交響楽団の首席客演チェロ奏者を務めています。
現在の楽器は、アウグスティヌス・ファウンデーションから貸与された1703年製の「ジョヴァンニ・グランチノ」です。
シューベルトの《ピアノソナタ ハ短調》と《楽興の時》(DACOCD769)とリストの《ピアノソナタ
ロ短調》や〈オーベルマンの谷〉(DACOCD772)を録音したデンマークのエミール・グリューステン
Emil Gryesten(1985−)の共演。
デンマーク、ユラン半島にあるキアステン・ケーア美術館
Kirsten Kjær Museet のコンサートホールでセッション録音されました。
※録音:2018年12月1日–2日、28日–29日、2019年2月9日–10日、キアステン・ケーア美術館ジョンズ・ホール(フレストロプ、ヴィボー、デンマーク)
|
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
.
DANACORD
|
DACOCD 872-873
(2CD-R)
¥5100 →\4790
|
デンマークの偉大なピアニスト、ヴィクト・シューラー
第5集
[Disc 1]〜
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調
Op.23*[録音:1961年9月23日、ライヴ]/
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16 録音:1962年、ライヴ]/
ショパン:
夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2、
練習曲 ハ短調 Op.10-12 《革命》、練習曲
ハ長調 Op.10-7[録音:1925年]/
エドゥアルド・ゲルトナー/イグナツ・フリードマン:ウィーン舞曲第1番[録音:1925年]/
グリーグ:ハリング Op.71-5[録音:1953年]/
シンディング:春のささやき Op.32-3[録音:1953年]/
[Disc 2]〜
ハイドン:ピアノ三重奏曲第39番ト長調
Hob.XV:25§[録音年不詳]/
モーツァルト:ピアノ三重奏曲第4番ホ長調
K.542§[録音:1952年]/
ショパン:
夜想曲第5番嬰ヘ短調 Op.15-2、夜想曲第19番ホ短調
Op.72[録音:1952年]/
即興曲第1番変異町長 Op.29/
子守歌変ニ長調 Op.57、練習曲ホ長調
Op.10-3 《別れの曲》、練習曲嬰ハ短調 Op.10-4、
練習曲変ト長調 Op.10-5 《黒鍵》[録音:1954年]、
バラード第1番ト短調 Op.23[録音:1942年]/
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ
ホ長調 Op.14[録音:1947年]/
ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2[録音:1947年] |
ヴィクト・シューラー(ピアノ)、カール・フォン・ガラグリ(指揮)*、トマス・イェンセン(指揮)₁A
デンマーク放送交響楽団、チャーレス・センデローヴィツ(ヴァイオリン)§、
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)§ |
20世紀中期を代表するデンマークのピアニストのひとり、ヴィクト・シューラー(1899−1967)の録音を復刻するシリーズ。
第5集では、チャイコフスキーとグリーグの名コンチェルト、ショパンを中心としたヴィルトゥオーゾ・ピアノ・ピース、そしてセンデローヴィツ、ベンクトソンと共演したモーツァルトとハイドンのピアノ三重奏曲を収録。HMVとTONOレーベルからLPリリースされていた音源(ショパンの一部は1925年録音というレア音源)からのCD化と、2つのライヴ音源です。
ベストセラーとなった第2弾のトゥクセン指揮のチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番。10年後の演奏が今回のアルバムに入ってます。指揮はカール・フォン・ガラグリ!
※録音:1925年−1962年/MONO ADD
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
ヴィクト・シューラーのシリーズならやはりこの第2弾!
なんと豪華な! |
DACOCD 781-782
(2CD-R)
¥5100 →\4790
|
デンマークの偉大なピアニスト、ヴィクト・シューラー
Vol.2
チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23*(録音:1950年)
シューマン:謝肉祭 Op.9(録音:1956年)
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117(録音:1956年)
モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.396(録音:1955年)
ベートーヴェン:
ヴァイオリンソナタ第9番イ長調 Op.47《クロイツェル》
(録音:1942年)**
シューベルト:
ピアノ三重奏曲変ロ長調 Op.99(録音:1955年)***、
即興曲ト長調 Op.90-3(録音:1957年) |
ヴィクト・シューラー(ピアノ)
エーリク・トゥクセン(指揮)*
デンマーク国立放送交響楽団*
エミール・テルマーニ(ヴァイオリン)**
ヘンリー・ホルスト(ヴァイオリン)***
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)*** |
デンマークの偉大なピアニスト、ヴィクト・シューラーの貴重な録音を現代に復刻するシリーズ第2弾(第1弾はDACOCD
491-492)。
ヴィクト・シューラー(1899−1967)は、コペンハーゲン生まれのピアニスト。父は作曲家のヴィクト・ベンディクス。母アウゴスタ・シューラーからピアノの手ほどきを受け、イグナーツ・フリードマン、アルトゥール・シュナーベルに師事しました。
1914年にピアニストとしてデビュー。1919年からヨーロッパの演奏旅行。第2次世界大戦後の1948年−1949年にかけて初めてのアメリカ演奏旅行を行いました。
新しい音楽のスペシャリストとしても知られ、ランゴーやニルス・ヴィゴ・ベンソンのピアノ作品を初演。指揮者としても活動しました。
録音:1942年〜1957年/MONO ADD
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
クロイツェルでのテルマニ、シューベルトでのホルストのヴァイオリンも聴きもの。いい味出してます!
|
|
. |
DACOCD 871
(2CD-R)
特別価格
¥2700 →\2490
|
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物
〜
ヨーロッパ放送局録音(1978年−1986年) |
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)、他 |
[Disc 1]
エルンスト・トッホ(1887−1964):即興曲
Op.90c(チェロ独奏のための)
[エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)/録音:1978年10月9日、WDR
Saal 2]/
モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調
K.563(弦楽三重奏のための)
[イゴール・オジム(ヴァイオリン)、ライナー・モーク(ヴィオラ)、
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)/録音:1980年1月14日、WDR
Saal 2]/
オッフェンバック:2つのチェロのための二重奏の演奏法
Op.51(第2巻 ト短調)
[エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)、ボリス・ペルガメンシコフ(チェロ)]/
ゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイル(1715−1777):ソナタ第3番
ハ長調 WWW.445《小品の組曲》
[エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)、ボリス・ペルガメンシコフ(チェロ)、
ゲオルク・ファウスト(チェロ)、ヴァルター・モイター(コントラバス)/
録音:1979年11月26日、WDR Saal
2]/
[Disc 2]
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第1番
変ロ長調 Op.45
[エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)、マリア・ベルクマン(ピアノ)/
録音:1982年12月25日、SWR]/
アラン・ロースソーン(1905−1971):チェロ・ソナタ
ハ長調
[エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)、マリア・ベルクマン(ピアノ)/
録音:1982年11月15日、SWR]/
ウォルトン:パッサカリア(チェロ独奏のための)[エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)]/
ヘアマン・D・コペル(1908−1998):チェロ・ソナタ
Op.62
[エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)、ポール・ハンバーガー(ピアノ)/
録音:1985年1月6日、BBC Radio 3] |
デンマークのチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(1932−2013)の「トリビュート」シリーズの第12作。
WDR(西部ドイツ放送)、SWR(南西ドイツ放送)、イギリスの
BBC Radio のアーカイヴ録音が、2枚のディスクでリリースされます。
[Disc 1]は、ケルンの WDR Saal 2 での録音が4曲。ベンクトソンがカーティス音楽院で学んだピアティゴルスキーのために作曲されたトッホの《即興曲》。
スロヴェニア出身のヴァイオリニスト、イゴール・オジム
Igor Ozim(1931−)とケルン出身のヴァイオラ奏者、ライナー・モーク
Rainer Moog(1941−)と共演した、モーツァルトの傑作のひとつ、弦楽三重奏のための《ディヴェルティメント変ホ長調》。
オッフェンバックの《2つのチェロのための二重奏の演奏法(Cours
methodique de duos pour deux violoncelles)》は、自身チェロのヴィルトゥオーゾだったオッフェンバックが1847年にパリで出版した「革新的」といわれる二重曲集です。
この曲集のト短調の作品と、オーストリアの宮廷作曲家ヴァーゲンザイルの《ソナタ第3番》は、レニングラード生まれのチェリスト、ボリス・ペルガメンシコフ
Boris Pergamenschikov(1948−2004)とのデュオによる演奏です。
[Disc 2]のメンデルスゾーンの古典的スタイルによる《チェロ・ソナタ
変ロ長調》と、ロースソーンの独自の思考に基づく個人的な音世界をもった《チェロ・ソナタ
ハ長調》は、SWR が創設された1946年、最初の放送ピアニストに採用されたドイツのマリア・ベルクマン
Maria Bermann(1918−2002)が共演した演奏です。
BBC Radio 3 の録音も2曲。
ウォルトンの憂いをおびた主題と10の変奏の《パッサカリア》。
コペルの《チェロ・ソナタ》は、ハイセ、ロウシング・オールセン、ルイ・グラスたちのソナタとも比べられる、デンマークのこのジャンルを代表するとされています。
ベンクトソンが同行したコペルの1956年のソ連ツアーの直前にコペンハーゲンで初演、ツアー中に再演されました。
ウィーンで生まれ、1941年にイギリスに移住したポール・ハンバーガー
Paul Hamburger(1920−2004)の共演。
ベンクトソンとコペルの共演した1959年の演奏もリリースされています(DACOCD565−566)。
このアルバムの8曲はすべて、初めてディスクとしてリリースされる、それぞれの放送局の正規ライセンスによる「ステレオ」録音です。
※録音:1978年−1986年/STEREO ADD
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
コペンハーゲン生まれのチェリスト、エールリング・ブレンダール・ベンクトソンは1932年生まれ。2013年の6月6日に亡くなった。
わずか4歳で最初の公演を行い、7才にしてオーケストラと初共演するなどその非凡さを発揮。16才でアメリカに渡り、翌年カーティス音楽院であのピアティゴルスキーのアシスタントを務め、さらに翌年にはピアティゴルスキーの後任に指名された。
5年後にデンマークに渡り、コペンハーゲンのデンマーク王立音楽アカデミーの教授を務めていたが、1990年にアメリカに戻り、ミシガン大学で教職に就いていた。
そんなわけで演奏家としてよりも教育者として知名度が高かったベンクトソンだが、祖国DANACORDはこの偉人を讃えるアルバムをシリーズでリリースしてきた。
ベングトソンの演奏は甘くなりすぎず、しかし渋くなりすぎず、さりげなくさらりと流しながらそこに確実な余韻を残す。
シベリウスの「悲しいワルツ」
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=HlEeHLLUy_c
を聴いてもらえれば分かると思う。
間違いなくロマンティストのはずなのに、それをあえて押し隠して抑えた演奏を聴かせるのである。
それが通にはたまらない。
しかしCDを熱心にリリースしてきたのが北欧マイナー・レーベルDANACORDだけに、残念ながらそのCDは簡単に手に入るというわけにはいかない。
気づいたら20年前にリリースされて当時の東京のショップでベストセラーとなったシューマンとドヴォルザークのチェロ協奏曲集も、猛女カフタラージェとの傑作ショパンとグリーグのチェロ・ソナタ集も、ベンクトソンの最高傑作ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集も、入手しづらくなっていた。
ということで今回はその北欧の偉人、ベングトソンの代表的アルバムをご紹介してみましょう。
******************************
これは1950年から1961年にHMVに録音したチェロとピアノ、チェロと室内管弦楽のための作品集。
ニルス・ヴィゴ・ベンソンの作品を初演したことでも知られるピアニスト、ヴィクト・シューラなど、デンマークを代表するアーティストが終結。
往年のデンマーク音楽界のすばらしさを堪能できる2枚組。
大作が並んで威容を見せ付ける1枚目、一転してはかなく抒情的な2枚目・・・
店主には2枚目のけれんみのない美しさがとくに印象的だった。
この人、くどいようだが絶対に生来のロマンティストで、そして同時にすごくシャイだったはず。
DACOCD 738
(2CD-R/特別価格)
\3000
|
レコード音源による
エールリング・ブレンダール・ベンクトソンへのトリビュート・アルバム
ベートーヴェン:
チェロソナタ第3番 イ長調 Op.69、
モーツァルトの《魔笛》からの「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲
WoO.46/
ブラームス:
チェロソナタ第2番 ヘ長調 Op.99、
チェロソナタ第1番 ホ短調 Op.38/
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ホ短調 RV.409/
ボッケリーニ:チェロソナタ イ長調 G.13、ロンド/
ポッパー(カサド編):妖精の踊り Op.39/
ストラヴィンスキー(ピアティゴルスキー編):イタリア組曲/
グリーグ(ベンクトソン/コペル 編):春に寄す/
シベリウス(ベンクトソン 編):悲しいワルツ
Op.44-1/
ルビンシテイン:ロマンス/サン=サーンス:白鳥/
ミヨー:エレジー/コペル:テルニオ Op.53B |
エールリング・ブロンダール・ベングトソン(チェロ)
ヴィクト・シューラー(ピアノ)
ゲーオウ・ヴァーシャーヘリ(ピアノ)
ヘアマン・D・コペル(ピアノ)
ヘンリク・サクセンスキョル(指揮)
コペンハーゲン・プロムシカ室内管弦楽団
|
※当タイトルは、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
そして20年前にリリースされて巨匠的アプローチにチェロ・ファンが騒然となった協奏曲集。
世界にはこんな魅力的な人がまだいるのだと多くの人をうならせた。
残念ながらこのアルバムもきわめて入手困難。海外在庫のみ。
さらにDANACORDを代表するピアニスト、猛女ニナ・カフタラージェとの熱いソナタ集。
聴きごたえあります。
ベングトソン の代表作であり金字塔でもあるベートーヴェン「チェロとピアノのための作品全集」。
抑えたロマンと深い味わいが全編を覆う。
これはまだ若干在庫があると思われるが、早めの確保をお奨めします。

そしてもうひとつの金字塔といえばやはりこれになる。
リラックスした優しく穏やかな雰囲気がベングトソンらしい。
学究的だったり、哲学的だったり、緊張感に満ちた厳しい演奏ではないところがこの人の持ち味なのだろう。
|
<メジャー・レーベル>

|